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平成30年決算審査特別委員会第3分科会( 9月13日)
平成30年決算審査特別委員会第2分科会( 9月13日)

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  1. 長岡京市議会 2018-09-13
    平成30年決算審査特別委員会第2分科会( 9月13日)


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    最終取得日: 2021-07-11
    平成30年決算審査特別委員会第2分科会( 9月13日)            平成30年決算審査特別委員会(第2分科会) 1、開催日時   平成30年9月13日(木) 午前10時00分 開会                 午後 4時45分 延会 1、場所   第2委員会室 1、出席委員(7人)   ◎主査   〇副主査       ◎武 山 彩 子    〇冨 田 達 也        三 木 常 照     進 藤 裕 之        浜 野 利 夫     八 木   浩        山 本   智 1、欠席委員(0人) 1、市から出席した者
      佐々谷副市長  澤田統括官  八島広報発信課長   末永建設交通部長  大西建設交通部参事兼交通政策課長   八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監   宮本建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹   志水建設交通部次長兼公園緑地課長   鈴木(秀)まちづくり政策室街路整備担当主幹  井上(健)都市計画課長   下澤都市計画課主幹  廣都市計画課空き家政策担当主幹   浜川住宅営繕課長  岩田住宅営繕課主幹  森本道路・河川課長   日高道路・河川課主幹  柳沢交通政策課交通政策担当主幹   滝川上下水道部長  鵜野下水道施設課長 1、議会事務局   関議会事務局次長  川ノ上議会事務局次長補佐兼議事調査係長  塩谷書記 1、傍聴者   〔議  員〕(1人)  西條利洋   〔新聞社等〕(0人)   〔市  民〕(0人)              (午前10時00分 開会) ○武山彩子主査  おはようございます。ただいまから決算審査特別委員会第2分科会を開会します。  それぞれ発言される際には、マイクを使っていただきますようお願いいたします。  また、議案の説明が長い場合は座って説明をしていただいても結構です。  それでは、本分科会に送付を受けました議案につきまして審査に入ります。  議案審査の順番につきましては、第51号議案 一般会計歳入歳出決算、次に、第63号議案 駐車場事業特別会計歳入歳出決算、次に、第65号議案 水道事業会計決算、最後に、第66号議案 公共下水道事業会計決算、この順番で進めさせていただきます。よろしいですか。               (「はい」と言う者あり) ○武山彩子主査  それでは、そのように決定します。  それでは、第51号議案 平成29年度長岡京市一般会計歳入歳出決算の認定について、歳入第11款分担金及び負担金から第19款諸収入までのうち、本分科会の所管に関係する部分について説明をお願いいたします。 ○末永建設交通部長  おはようございます。本日もよろしくお願いをいたします。  それでは、第51号議案 平成29年度長岡京市一般会計歳入歳出決算の認定について、歳入のうち第11款分担金及び負担金から第19款諸収入までのうち、本分科会で御審議いただく部分について御説明をいたします。失礼して着座にて説明をさせていただきます。  それでは、決算書の17、18ページをお開き願います。  款11分担金及び負担金、項1負担金の目4土木費負担金でございますが、公園・緑地費負担金は6,373万4,100円で、対前年度比4,298万50円の減額、率にしまして40.3%の減となっております。これは宅地開発された総面積の減少に伴う減額であります。  次に、21、22ページをお開き願います。  款12使用料及び手数料、項1使用料の目5土木使用料は2億6,365万9,310円で、対前年度比188万1,467円の減額、率にして0.7%の減であります。  まず、道路使用料は8,750万6,325円で、対前年度比128万4,499円の増額、率にして1.5%の増であります。主な内容は、関西電力、NTTの占用件数の増加による道路使用料の増であります。  次の里道・水路占用料は252万4,963円で、対前年度比14万2,129円の減額、率にして5.3%の減であります。主な原因は、水路に係る通路橋等の占用料でありますが、占用件数の減によるものであります。  次に、駐車場使用料は、自転車等駐車場使用料1億1,229万7,499円で、対前年度比14万3,734円の減額であります。これは長岡天神駅東、長岡京駅東、西山天王山駅東、中央、西における市営自転車駐車場の使用料の合計でございます。  次に、公園使用料は1,145万9,603円で、対前年度比129万2,103円の減額、率にして10.1%の減でございます。減額の主な要因は、長岡公園テニスコート改修工事に伴う使用料の減によるものであります。  次に、住宅使用料は4,987万920円で、対前年度比158万8,000円の減額、率にして3.1%減でございます。これは市営住宅の家賃収入、駐車場収入、住宅内に設置されている電柱の目的外使用料でございます。  次に、23、24ページをお開き願います。  項2手数料の目3土木手数料は、屋外広告物許可手数料としまして60万1,250円で、対前年度比1万2,750円の減額、2.1%の減となっております。  次に、27、28ページをお開き願います。  款13国庫支出金、項2国庫補助金の目4土木費補助金は2億979万9,000円で、対前年度比2,067万6,000円の増額、率にして10.9%の増でございます。  まず、道路橋りょう費補助金は1,760万円で、対前年度比643万5,000円の減額、率にして26.8%の減で、橋梁長寿命化計画に基づく橋梁補修や、通学路に係る交通安全施設整備事業の減によるものであります。  次に、都市計画費補助金は1億7,033万3,000円で、対前年度比3,994万5,000円の増額、率にして30.6%の増であります。増額の主な要因は、街路事業の国庫交付金について、平成30年度分を平成29年度に前倒し計上したことによるものであります。街路事業の国庫交付金は、長岡京駅前線整備事業に充当する1億6,745万3,000円、旧まちづくり交付金事業は48万円、街路交通調査費国庫補助金は、交通拠点ゾーン整備事業で阪急西山天王山駅周辺整備運営支援業務委託に充当する240万円であります。住宅費補助金は2,186万6,000円で、対前年度比1,283万4,000円の減額、率にして37.0%の減でございます。これは長岡京市営住宅等長寿命化計画に基づき、計画的に市営住宅の長寿命化を図っていくものでございます。  次に、37、38ページをお開き願います。  款14府支出金、項2府補助金の目7土木費補助金の都市計画費補助金は、国土利用計画法に係る届け出事務に対する交付金であり、前年度と同額の6万8,000円となっております。  次に、39、40ページをお開き願います。  項3府委託金、目5土木費委託金の都市計画費委託金は2万8,600円となっております。これは屋外広告物等事務処理等に係る京都府からの交付金であります。  次に、43、44ページをお開き願います。  款16寄附金、項1寄附金の目4土木費寄附金は、前年度と同額の都市計画費寄附金10万円でございます。これはみどりのサポーター制度促進事業に対する指定寄附金であります。  次に、45、46ページをお開き願います。  款17繰入金、項2基金繰入金の目7公園・緑地整備基金繰入金は、公園・緑地整備基金取り崩しとして4,061万5,200円で、対前年度比827万6,950円の増額、率にして25.6%の増であります。これは神足公園や長岡公園のテニスコートなどの改修費に充当するものであります。  次に、47、48ページをお開き願います。  款19諸収入、項3貸付金元利収入の目4土木費貸付金元利収入は、バンビオ保留床取得資金貸付金元金収入として2,000万円としております。これは長岡京都市開発株式会社に貸し付けた3億円を平成41年9月までに半年ごとに1,000万円の返済を受けるもので、平成29年度末における貸付残額は2億3,000万円となっております。  次に、55、56ページをお開き願います。  項4雑入の目3雑入は、土木費雑入265万9,800円で、前年比25万6,565円の減額、率にして8.8%減となっております。これは放置自転車等撤去保管料徴収金高速バス停施設管理負担金でございます。  以上、平成29年度長岡京市一般会計歳入歳出決算の認定について、本分科会で御審議いただく歳入の部分についての説明とさせていただきます。 ○武山彩子主査  次に、歳出第8款土木費、西山公園体育館費以外の部分について説明をお願いいたします。 ○末永建設交通部長  それでは、歳出第8款土木費、西山公園体育館費以外の部分の本分科会で所管をいたしております歳出の主な概要につきまして御説明を申し上げます。失礼して着座にて説明をさせていただきます。  まず、決算書の7、8ページをお開き願います。  土木費全体では27億130万5,098円で、対前年度比3億9,448万7,396円の減額で、率にいたしまして12.7%の減となっておりますが、西山公園体育館費の1億3,831万1,060円を除きますと、対前年度比9,255万1,156円の減額で、率にいたしまして3.5%の減となっております。その主な要因は、JR長岡京駅西口エスカレーターの改修工事等の繰り越しによるものであります。  それでは、各項、目ごとに説明をさせていただきます。  まず、211、212ページをお開き願います。  項1土木管理費、目1土木総務費は、対前年度13.2%減の1億2,968万1,774円を執行いたしております。減額の主な要因は職員人件費であり、人事異動や配置がえによるものであります。  次に、項2道路橋りょう費は、対前年度比33.1%減の3億9,211万5,325円を執行しております。減額の主な要因は、2億3,862万4,000円の繰り越しによるものであります。  目1道路橋りょう総務費は、対前年度比7.2%減の6,053万5,943円であります。減額の主な要因は職員人件費であり、人事異動等によるものであります。道路空間の整備の道路管理事業は、対前年度比12.9%増の496万6,659円であります。増額の主な要因は、道路台帳補正委託料及びポンプ等保守点検委託料の増であります。  213、214ページをお開き願います。  法定外公共物管理事業は、対前年度比20.6%増の401万4,179円であります。増額の要因は、修繕料、手数料の増によるものであります。  目2道路維持費は、対前年度比43.2%減の2億1,119万9,235円を執行しております。減額の主な要因は、JR長岡京駅関連整備事業で西口エスカレーターの改修工事費並びに工事管理委託料の繰り越し、及び舗装復旧・側溝改良事業における工事の繰り越しによるものであります。  まず、中心市街地整備の推進のJR長岡京駅関連整備事業では、先ほども述べましたように、西口エスカレーターの改修工事費並びに工事管理委託料の繰り越しにより、対前年度比92.7%減の1,206万8,877円を執行しております。  215、216ページをお開き願います。  調和のとれた都市形成の西山天王山駅前広場管理事業は、ほぼ例年度並みに執行しております。  次に、道路空間の整備の道路維持整備事業は、対前年度比17.0%増の5,522万6,419円を執行しておりますが、主な要因は、修繕料、手数料及び工事費の増によるものであります。  橋りょう点検業務委託料は1,041万6,600円を執行し、舗装改良工事は、西国街道の石畳舗装補修工事や、市内一円における舗装維持補修工事を合わせて、1,291万5,720円を執行しております。  次に、舗装復旧・側溝改良事業は、対前年度比20.5%減の9,050万1,682円を執行しております。減額の主な要因は、繰越工事によるものであります。なお、工事箇所として、昭和63年以前で3カ所、昭和63年以降で3カ所の実施をしております。  次に、217、218ページをお開き願います。  良好な景観の保全として西国街道整備事業は、対前年度比23.8%増の4,473万2,520円を執行しております。増額の主な要因は、施工延長の増によるものであります。  次に、目3交通安全対策費では、対前年度比19.5%減の1億2,038万147円を執行しております。減額の主な要因は、交通安全施設整備事業に伴う測量設計調査委託料や、繰り越しによる工事費の減によるものであります。  まず、交通ネットワークの充実の放置自転車防止事業は、対前年度比3.9%増の864万4,229円を執行しておりますが、内容につきましては、ほぼ例年どおりとなっております。駐輪場管理運営事業は、対前年度比1.6%増、6,684万8,195円を執行しております。主な内容としまして、西山天王山駅及び長岡京駅東と長岡天神駅東の駐輪場の管理運営費として5,568万4,208円を執行しております。委託料につきましては、ほぼ例年どおりでございます。  次に、道路空間の整備の交通安全施設整備事業は、対前年度比41.1%減、4,377万6,366円を執行しております。  219、220ページをお開き願います。  主な内容としまして、測量設計調査委託料は長岡京交番の移転に伴う道路拡幅のための設計費224万3,160円を執行しております。また、工事では、通学路や生活道路の安全対策である交通安全施設等整備工事の第1種では、平成26年度から継続して実施してまいりました神足小学校西側の犬川の暗渠化による市道第4056号線の自歩道整備工事が繰り越しとなったことにより、対前年度比50.1%減の3,045万6,320円を執行しております。  同じく、2種におきましては、138万240円の執行となっておりますが、これは白線やカーブミラー等の交通安全施設の工事箇所等が増になったことによるものであります。  また、解体工事負担金として、市道第4037号線の道路拡幅事業において、支障となる長岡京交番の解体工事に529万2,000円を執行しております。  次に、安全・安心な地域づくりの交通安全普及事業では、ほぼ例年並みの111万1,357円を執行しております。その主な内容は、交通安全啓発のための看板や配布物等でございます。  次に、項3河川費では、対前年度比14.5%増の1,945万8,631円を執行しております。増額の主な内容は、河川・水路維持工事の実施によるものであります。  まず、目1河川維持費、都市緑化と水辺環境整備の河川・水路の維持整備事業は、対前年度比13.3%増の1,791万1,458円を執行しております。増額の主な要因は、河川・水路維持工事として、2地区の水路補修工事の実施によるものであります。  目2河川改良費につきましては、29.7%増の154万7,173円を執行しております。増額の理由は、職員人件費の増によるものであります。  221、222ページをお開き願います。  項4都市計画費でありますが、前年度より1億6,661万169円の減額、率にして7.6%減の20億1,691万9,730円の執行となっておりますが、西山公園体育館費を除きますと1億3,532万6,071円の増額、率にして7.8%増の執行であります。  まず、目1の都市計画総務費は、対前年度比42.3%増の4億1,070万9,877円を執行しております。まず、中心市街地整備の推進の阪急長岡天神駅周辺整備事業では、対前年度比1,028.7%の増額で、1億911万6,634円を執行しております。主な内容は、阪急長岡天神駅周辺整備検討業務委託料として1,452万6,000円を執行しております。これは、長岡天神駅周辺まちづくり基本計画策定業務委託として、長岡天神駅周辺まちづくり協議会の検討会議や、基本計画策定委員会の開催、また、鉄道の立体化方法の検討や、三次元空間作成を行ったものであります。  測量設計委託料447万7,680円は、市庁舎西地区における市道新設整備のための物件調査業務委託を実施したものであります。庁舎西地区市道新設事業用地購入費は5,576万9,000円、また、庁舎西地区物件移転等補償費は3,366万8,000円を執行しております。これは協議が整った地権者との契約に基づき、前払金に相当する金額を執行したものであり、残額は建物の除却後にお支払いするため、平成30年度に繰り越しさせていただいております。  調和のとれた都市形成の開発指導事業は、対前年度比9.4%増の755万3,166円を執行しており、主な要因は、公園・緑地負担金返還金の増額によるものであります。  223、224ページをお開き願います。  都市計画の維持推進事業では、対前年度比50.4%増額の620万7,461円となっております。主な内容といたしましては、都市計画変更業務委託料として用途地域の変更に伴う業務を平成28年度から繰り越して執行したものであります。  次に、都市機能の再創造の立地適正化計画事業では、439万2,149円を執行し、誘導施設を中心とするまちづくりを推進するため、市南部地区を対象とする都市再生整備計画策定業務委託を実施しております。  また、交流拠点ゾーン整備事業費は1,391万315円を執行しております。主な内容といたしまして、阪急西山天王山駅周辺整備運営支援業務委託料として810万4,320円を執行しております。これは下海印寺下内田土地区画整理事業の計画づくりや、準備組合の運営支援業務を実施したものであります。  また、高速長岡京バスストップ機能向上検討会議運営支援業務委託料として552万8,520円を執行しており、機能や利便性の向上を行う検討を行ったものであります。  次に、空き家対策事業は542万2,530円を執行し、4回の空家等対策協議会を開催し、長岡京市空き家等対策計画の策定を行ったものであります。
     次に、225、226ページをお開き願います。  交通ネットワークの充実の公共交通基盤整備事業は、対前年度比5.1%増の3,357万8,201円を執行しております。主な内容といたしましては、社会実験バスの効果計測等の地域公共交通検討業務を433万800円、高齢者運転免許自主返納支援事業177万8,000円、路線バス運行助成金300万円、社会実験バス運行助成金2,390万6,368円などを執行したものでございます。  コミュニティバス運行事業は1,564万7,473円で、主に運行委託料として1,562万7,230円を執行しております。  次に、良好な景観の保全の都市景観形成事業は487万6,526円を執行しております。主な内容としまして、景観計画改訂に伴う委託料として執行したものでございます。  次に、227、228ページをお開き願います。  目2街路事業費は、対前年度比132.2%増の3億6,751万2,024円の執行となっております。  まず、中心市街地整備の推進の長岡京駅前線整備事業は、対前年度比206.1%増の3億6,227万1,206円を執行しております。その主な内容としまして、測量設計委託料は第4工区の詳細設計業務委託の770万9,040円、埋蔵文化財発掘調査委託料は第3工区で1,418万4,720円、都市計画街路整備工事は第3工区で2,721万1,800円、用地購入費は372万6,680円で、これにより第3工区の用地買収は全て完了いたしております。  公社からの買い戻しである債務負担行為の予算化としましては、第3工区の長岡京駅前線事業用地購入費(その13)、(その19)、(その20)、(その21)で、総額1億7,465万6,294円、物件移転等補償費は第3工区でガス管の移設補償費等として113万4,720円を執行しております。物件移転等補償費分の公社からの買い戻しである債務負担行為の予算化として、第3工区の長岡京駅線事業用地物件移転等補償費(その13)、(その19)、(その20)、(その21)で、総額1億3,332万5,597円を執行しております。  次に、229、230ページをお開き願います。  交通ネットワークの充実の都市計画道路関連整備事業は、対前年度比96.7%減の113万6,818円を執行しております。主な内容は、代替地の売却を行うため、不動産鑑定及び施設測量図の作成を実施したものであります。  次に、道路空間の整備の府施行街路整備事業は、対前年度比30.4%減の410万4,000円を執行しております。府施行街路整備事業の負担金として御陵山崎線第3工区の用地買収に係る建物調査費等の事業負担金でございます。  次に、目3公共下水道費は、対前年度比8.9%減の8億9,522万9,154円の執行となっております。下水の適正処理の下水道事業会計負担事業としまして、後ほど御審議をいただきます公共下水道事業特別会計へ雨水事業負担金及び汚水事業補助金並びに下水道事業会計出資金として執行したものでございます。  次に、目4公園費でありますが、西代里山公園の供用開始に伴い、対前年度比34.8%の減で2億235万7,571円の執行となっております。  まず、良好な景観の保全の都市公園等の維持管理事業は、対前年度比3.6%増の1億220万1,638円を執行しております。増額の主な理由は、西山公園ジャブジャブ池の有料化に伴う駐車場管理の施設管理委託料の増加であります。  次に、231、232ページをお開き願います。  都市緑化と水辺環境整備の公園緑地整備事業としまして、対前年度比67.4%の減額で5,457万9,317円を執行しております。減額の主な内容は、西代里山公園の供用開始に伴い、委託料工事費の減額となったものであります。  公園緑地整備等工事といたしましては、5,128万4,400円を執行いたしており、その主な内容は、神足公園の改修工事や長岡公園テニスコートの改修工事であります。  次に、緑化推進・啓発事業としまして、対前年度比1.1%減の941万1,280円を執行しております。減額の主な内容は、植樹場所や植樹の本数が減少したことにより、身近なみどりの創出関連工事費が減額となったものであります。  次に、233、234ページをお開き願います。  みどりのサポーター制度促進事業といたしまして、対前年度比9.5%増の1,142万1,000円を執行しております。みどりのサポーターの新規登録により、緑の協会への補助金を増額したものであります。  次に、緑の協会支援事業としまして、対前年度比73.2%増の311万8,000円を執行しております。緑の協会の嘱託職員の給料額の改定により、緑の協会への補助金を増額したものであります。  次に、目5の駐車場費は、後ほど御審議いただきます駐車場事業特別会計への繰出金であり、償還金利息に対応しているものでございます。対前年度比10.8%減の280万44円でございます。  次に、項5住宅費でありますが、対前年度比10.1%減の1億4,312万9,638円でございます。235、236ページをお開き願います。主な内容としましては、市営住宅の維持管理に係る経費や、民間賃貸住宅の家賃補助制度による補助金、市営住宅長寿命化計画に基づく支援住宅の改修等による支出でございます。  目1の住宅管理費における市営住宅の管理事業では、前年度と比べまして1.2%の減で1,602万8,715円の執行でございます。事業内容としましては、市営住宅内の貯水槽清掃、排水管洗浄作業などの維持管理業務や空き家改修でございます。  次に、市営住宅の計画修繕事業でありますが、平成22年度に策定をいたしました市営住宅等長寿命化計画に基づき実施する市営住宅の改修費としまして、対前年度比13.1%減の1億1,014万9,200円を執行しております。事業内容としましては、市営野添住宅A棟の改修工事費とその工事監理委託料であります。  以上、款8土木費決算の概要の説明とさせていただきます。御審議のほどをよろしくお願いいたします。 ○武山彩子主査  説明は終わりました。  質疑に入ります。  歳出について、ある程度区切って進めていきたいと思います。  なお、歳出の部分で関連がある歳入についての質疑もあわせて受けたいと思います。  まず、項1土木管理費について御質疑を受けたいと思います。ページは211ページから212ページです。よろしいですか。               (「なし」と言う者あり) ○武山彩子主査  なければ、項1を閉じます。  次に、項2道路橋りょう費について御質疑を受けたいと思います。ページ数は211ページから220ページです。 ○浜野利夫委員  212ページの道路パトロール業務委託の関係なんですけど、例年、このかかわりので毎回聞いてはいることなんですけども、道路パトロールというのは、この年度もシルバーに委託して、年4回のパターンは変わってないんですかね。状態確認をまずお伺いします。 ○森本道路・河川課長  平成29年度もシルバー人材センターにお願いし、4回実施しております。 ○浜野利夫委員  それで、特に今年度を振り返ると、いろんな災害が起こったり、危険状態になったり、いろんな事件も起こっていますわね。そういう関係で、この道路パトロールそのものは大事で、その部門としては大事な分野やと思うんですけど、何といいますか、PTAが毎年、その新年度の役員さんを中心に、通学路はずっと安全点検、いろんな意味で総合的にやってはりますわね。道路上とか、いろんな信号機、歩道含め云々やっているんで、要望も毎回教育委員会が出されるというのを聞いているんですね。それで一応手があるのと、それから、シルバーのほうに委託されて、月2回か広報の全戸配布してますわね。全ての道路をある意味では通っていることになるんですね。一番安定的に、定期的に、目視の範囲かもしれないけど、いろんな様子が一番よくわかっているの違うかなと思うんですよね。それとの関係で、何といいますか、シルバーさんのこの年4回、目視で行く分で、いろんな確かに道路のでこぼこは一定わかるかと思うんですけど、そこをうまく統合できないかなと。シルバーの広報を配布している人との関係で、どのようにうまく調整できるかわかりませんけど、これもシルバーに委託している。広報もシルバーに委託している。ここを調整して、要するに、全域の道路状況を含めて、周辺のいわゆる目視でも危険性があることのチェックと、PTAの人が主体的にやってはる通学路の点検と、両方がうまく統一できたら、物すごく安全上、子供にとってだけじゃなくて、通学路以外の市民の日常生活についても安心安全をつくる大きな基盤になるかなと思う。そういう調整をこのシルバーの年4回、要らんというんじゃないんですけど、それをうまいこと、同じシルバー委託の関係で、学校でのそういう通学路の点検、安全点検含めて、うまく調整というのは不可能なのかなというのを、毎年これは思うんですけど、この決算の段階で、せめて年4回の絶対これはもうこのままやらないとだめだという、何かそういうこの1年間で、この決算段階で特徴があったら教えてほしいですし、今言ったような方向で検討は可能なのかどうかも、ちょっと今の状態で思いを聞かせてほしいんですけど。 ○森本道路・河川課長  このパトロールにつきましては、御存じのように、平成30年度からは4回で行っておったものが2回になります。といいますのが、あとの2回分につきましては、道路管理者であります私どもがパトロールをするということになりました。それで、このパトロールにつきましては、見たときに穴があいておるとか、カーブミラーが方向が悪くなっておるとかと、そういった形のことを見ていただいております。  それで、委員言っていただきましたように、交通安全ですね、通学路、それにつきましては、先日もPTA関係、教育委員会と、そして市の交通担当、そして道路管理者で把握をさせてもらっております。それについても、これからは対応していくわけでございますので、これからのパトロールにつきましては、平成30年度、まだ道路・河川課のほうでやる分については実行しておりません。1回はシルバーのほうは終わっておりますけれども、それのやり方を、今、吟味しております。それも含めて、そういった中で、今までのパトロール以上のそういったものができるんじゃないかなと、かように思っております。 ○浜野利夫委員  言っていました広報を配布してもらっているシルバーの人との関係、同じシルバーに委託なので、うまく2つを組み合わせたやり方というのは、もう平成30年度半ばに来ていますので、新年度以降、そういう見通しをもって検討というのは可能なんかどうか。 ○森本道路・河川課長  まだ半年以上ございますので、検討はできると思います。 ○浜野利夫委員  ぜひそれは新年度、もう予算編成が始まると思うので、それを含めて、そういううまいこと組み合わせるのがどこまで可能かでありますけど、ぜひ検討してほしいなというお願いをしたいと思います。  次、214ページ、JR長岡京駅関連整備事業の関係、まとめてになるんですけども、これJRの駅前広場管理委託はシルバーに委託をしてて、特に散水とか、いろんな点検とか、要するに、安全指導は委託はされてないというふうに前回まで確認、それは間違いないですね。 ○森本道路・河川課長  安全管理まではしていただいておりません。 ○浜野利夫委員  という同じような条件で、前年比で10万幾らふえているんですけども、これは何がふえた要因なのかというのを教えてほしいんですけど。 ○森本道路・河川課長  内容としましては、そう変わっておりませんけれども、人件費の内容での増額という内容でございます。 ○浜野利夫委員  人件費の増ということで理解しました。  次なんですけども、前年度のその決算のときに、たしか課長が言ってはったんですかね、東西とも駅広の安全管理というのは、安全確保は大事だけども、交通政策課のほうが軸とならざるを得ないというような、たしかそういうような趣旨のことがあったかと思うんですね。今の駅広管理、それはシルバーにお願いしているけども、そういう安全管理というのは入ってないということなんで、結局、交通政策課が一応中心になってということで、去年、ちょっと見てたんですけども、整備センターも連絡することで、いろんな交通政策課が行う啓発なんかには整備センターも参加しているというのがあったかと思うんです。それはこの1年間で、それ同じように何か、整備センターもかかわってもらえたんかどうかというのを、様子がわかったら教えてほしいんですけども。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  啓発ですね、春と秋の交通安全のときに、整備センターのほうには参加をしていただいております。私どもも、交通安全の啓発につきましては、できるだけ幅広い方に参加していただきたいというふうに思っておりますので、そういう行事につきましては、極力声のほうはかけさせていただくんですが、相手さんの当然都合もございますし、ちょっとそのタイミング等もありますので、その辺は変わらずにといいますか、昨年よりことし、ことしより来年のほうを充実させていけたらなというふうに思っております。 ○浜野利夫委員  同じように、整備センター、そういう一歩前へ出たのかなという気がするんですけども、JRのほうも同じように連絡して、一緒に参加しているという状態があるのかないのか、どうなんでしょうか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  JRのほうにも、当然参加をしていただけるようにということは、同様にお願いのほうをしております。 ○浜野利夫委員  参加もしている。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  はい。していただいております。 ○浜野利夫委員  また、この関連なんですけども、JRのその駅広の基本計画策定委託があって、これはもう大体東口中心で、西口は駐輪場の入り口付近、交差しているところを軸と、そういうふうに言ったんですけど、これから、まだ完成はしてないかと思うんですけど、大体これを委託というか、お願いする市の側から見たら、どんなようなイメージで実施設計なんかをしてほしいというような思いを持っているのか、今の範囲であるものがあったら、ちょっと聞きたいんですけど。 ○森本道路・河川課長  この基本計画策定につきましては終了しております。その基本計画の図面といいますか、そういったものに基づきまして、公安協議、警察との協議が必要でございますので、そこで当然またいろいろな意見を言われると思います。そこで、またそれも踏まえた中でのもう一度考え直しも必要かと思います。そういった形で、今、進んでおります。 ○浜野利夫委員  今まだこういうふうにしたいというのは、思いとしては固まっていないという段階なんですかね。 ○森本道路・河川課長  こういうような形でしたいという絵といいますか、それはできております。それに伴って、それをもとに公安委員会のほうに協議をしますので、ただ、それが変わる可能性というのは非常に多い部分もございますので、その辺はこれからの協議の内容によって変わっていくという形でございます。 ○浜野利夫委員  警察とのその話で、思いを変更せんなんのがあるというのはわかったんですけども、一応それができているんでしたら、一番ずっとここで気になっているのは、東西の歩行者と、人と自転車、バイクのこの危険な状態が、一番ここでは何とかできればというんですけど、その辺が、今の大体、警察との関係がどうなるかは別にして、一応固まっているんでしたら、その辺の東西の駅広のところの人と自転車、バイクの危ない接触ぎみのこれは、大体これでいけるという状態のものができるということなんでしょうか。 ○森本道路・河川課長  西口につきましては、今言っていただきましたように、横断歩道のところでふくそうする、錯綜するところにつきましては、大体協議のほうも進み、また、実施もしていけると思うんですけれども、東口につきましては、歩道の中を自転車が走っておられると。そして、歩行者とのふくそうが非常に危険でございますので、自転車と歩行者、そこを分けたいなと。いわゆる自転車通行帯というものを設けたいなというような形での絵を描かせていただいております。 ○浜野利夫委員  東はそうやって分ければ、比較的に安全確保できるかなと。西口のほうで入り口のところ、一番確かに交差しやすい危険があるんですけども、ずっとバンビオのほうへ行く、結構広い歩道になっていますから、結構これは一応法的にも乗ってもええ、東口は一応あかんけど、西口は構へん状態になっているというふうに聞いてたんですけども、入り口付近の交差がそれで解消できる方法があったとしても、そこへ行くまでの広い、バンビオまでの駅の入り口までのこの辺の広い道、結構自転車、バイク、バイクはこっちから来るのが多いかもしれないです。自転車と人との関係では、結構走っているのをよう見るんですけど、これも危ないなとありますけど、それは今のお話では、何というか、実際、解決というか、こういうふうにするというような構想というのはあるんでしょうか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今、浜野委員指摘をいただいている件なんですけども、実は、結果から言いますと、必ず錯綜しないといいますか、クロスしないところという組み合わせはあり得ない話なんですね。そうなったときに、自転車、人、バイクも含めてそうなんですけども、いかに安全に流すかということをちょっと考えていかないといけない。それと、常々指摘のほうをされていると思うんですけども、駐輪場に行く人が大半ですので、ちょっとその辺で、今の流れと、実際に安全にするためにはどういうふうな形で流していったらいいかということも踏まえて、今、検討のほうをさせていただいているということでございます。  ただ、それにつきましては、当然公安協議、先ほど森本課長が申しましたように、協議も伴いますので、こちらとしては、基本的なベースといいますか、絵というのは考えておりますけども、その辺、調整をした上で、最終的には決定していくことになるというふうに思っております。 ○末永建設交通部長  公安委員会との協議なんですけれども、東口につきましては、まず、その道路構造そのものが変わってくる。交差点にも接続はしているんですけれども、この今のロータリーの車道の部分と歩道の境を変えていくことによって、先ほど課長が申し上げたような、自転車が通れるスペースを設けていきたいという思いはございます。やはり、今、問題になっておりますのは駐輪場への入り口の部分、これの交差等が問題になっておりますので、その辺は公安委員会の意見を十分に聞きたいと思っております。  あと、西口のほうにつきましては、これは道路構造の変化ではなくて、区画線の協議を行っております。区画線の変更、今、バスがおりるところ、北側の部分あるんですけれどもロータリーの、ここと、その北につながる市道との交差点が非常に問題となっております。ですので、その区画線を、カーブをちょっときつくするというか、区画線を南側のほうにずらしまして、車、バイクを減速させるような、そういう協議を行っているところであります。標識等の移設も含めまして、車が北側の市道に行くときにできるだけ減速するような、こういった案を現在持っているところであります。  あと1点、自転車と歩行者との交錯については出てまいりますけれども、これ、道路標示というか、公安委員会による標示ではないんですけれども、横断歩道の横に青い色のものをつけておりまして、これによって誘導を図っていくということで、一定の効果は出ているものと考えております。  以上です。 ○浜野利夫委員  東口のほうは大体イメージわいたんですが、西口のほうも、今言われたこと、プラス、法的にはちょっとわかりませんけど、駐輪場からバンビオへ向かうと、結構幅が広い歩道になっているのに、東と同じように分離することは法的には不可能なんですかね、方法としては。こっち側のほうはわかったんですけど、反対側だから、バンビオへ行く側の広い歩道をそういう活用は法的に不可能なんかな、ちょっとよくわかりませんけど。 ○末永建設交通部長  法律上からいきますと、自転車歩行者道、公安委員会に行きますと、自転車通行可の規制標識となります。この規制の場合は、車道に近いほうを自転車は通らなくてはいけないということになっております。ところが、現状はバスバース等がございまして、そちらのほうは通れないという状況になっておりますので、なかなか通行区分というか、その色分けというのがあるんですが、こういったものができない状況となっております。この辺については、やっぱり自転車に対する啓発とか、こういったものを進めていきたいと考えております。 ○浜野利夫委員  なかなか西口は難しそうな感じがする。今、わかりました。到達はそのことを理解しておきます。  あと、そういう状態が仮に東西とも実施設計されて、実際、工事が始まって、完了するまでの間、一定期間かかりますよね。その間、前回も課長言っていたと思うんですけど、定期的な啓発をやわらかくというか、ソフト面でもやりながら指導というのがあったんですけど、それをさっき、ずっと流れで戻しますけども、できるまでの、東西の、までの間、期間というのは、実際はいつになるかわかりませんけど、そこまでの間に、例えば、場合によっては交通政策課だけでとは言いませんので、例えば、シルバーに委託するとか含めて、道路巡回パトロールで結構違法駐輪とか、そういうのは結構なくなったという効果も出てきているのは聞いていますので、そういうような方法で、何か定期、不定期で、特に朝ですわね、結果、危ないのは。そこにそういう配置しながら啓蒙するみたいなことは、新年度に向けて考えられないかなと。何か起こってからでは遅いので、なかなか難しいとありましたけど、やわらかくという、こっちの民家裏ですか、あの地下のあそこも結構やっぱり指導が行き届いてきて、乗る人が、乗ったまま動く人がかなり減ったと思うんで、しょっちゅう見てませんけど、一時、誰もおりている人がいなかった状態もあったんですけど、逆に、乗っている人のほうが少ないなという感じしますので、そういう効果もあるので、パトロールというのはそういう形で、例えばシルバーが全てとは言いませんけど、どこかそういう委託をしながら、そういう啓蒙をある程度間隔とりながら、定期的やれないかなと来年以降そういうことは考えられないんですか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今現在も、実はJRの東口につきましては、月2回ぐらいのペースで、警察さんの実は都合といいますか。 ○浜野利夫委員  警察の。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  はい。警察のほうの協力を得たほうが効果的なものがあると。これは何でかと申しますと、当然規制が伴う話なんですね。だから、東口、自転車上がれないので、歩道へ上がれませんので、基本的には、例えばですけども、市の職員とか、例えばシルバーの方にお願いをしたとしても、それじゃあ実際に体当たりでとめるんですかという話も実際にはあります。ですから、そういうふうな形で、やはり割とはっきりとした形でやっていこうとしますと、やはり警察さんの御協力を得たほうが効果的だと私どもも思っております。  当然東口につきましては、今、浜野委員がおっしゃったように、朝、いっときに人、自転車が集まってくる、危険な状態やでということにつきましては、警察のほうも認識はしていただいている部分がありますので、結構な頻度で私どもも朝行かせていただいて、啓発のほうを実はさせていただいている次第でございます。確かに、シルバーさんに委託して回数をふやしてやるという方法も確かにあるのかもしれませんけども、現時点では今のやり方で、できる限り回数と効率的なやり方というのを検討した上で続けていったほうが、私どもは効果的かなというふうに考えておりますので、どうぞ御理解のほうをよろしくお願いします。 ○浜野利夫委員  警察の取り締まりじゃなくて、安全指導としているんですね。これが確かにもっと要請してふえれば、それはそれで大きな効果があると思いますので、それを含めて、現状を見ながら、今挙げた東西の安全確保が一応完了するまでの間を見通して、ぜひ前向きにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  さっき、ちょっと出てた話なんですけど、要するに、今の警察も含めて、東口はそういうことがあるんですけど、整備センターも平成31年から西口も移譲されると、かかわりがなくなりますよね。整備センターの西口駐輪場が戻ってくればね。だから、今でしか言えないので、積極的に役割的にもお願いして、JRも、これ、らち内、らち外問題が基本になって、なかなか難しい面が基本的にあるのはわかっているんですけども、そういう意味では、整備センターがだんだん、もう東はこっちへ移ってますし、あと西だけが、もう平成31年で戻ってきたら、縁が切れるというたら語弊ありますけど、かかわりが薄くなるので、JRを重視しながら、JRはもうとにかくずっと、駅の関係がずっとある限りはかかわるので、積極的に、ぜひJRもつつきながら、そういう安全指導に、駅を利用するお客が基本的に多いわけですから、そういう立場で遠慮せんと言ってほしいなという要請をしておきますので、お願いします。  216ページですけど、舗装復旧・側溝改良工事、改良事業の関係なんですけど、先ほど部長からの報告もあったんですけど、何か以前は、前年度、その前までか、昭和63年以前とかいう表現もあった時期があったんですが、今、もう完全に消えて、バリアフリーという、意味としてはそういう意味でやっていくよというような説明があったかと思うんですけど、だから、経過を知らない人がどんどんふえていくなと思いながら、わかりにくい表現になってきたなと思っているんですけども、旧まち交の関係というのは、平成29年度でこれ終わって、新たな財源を確保する方法が要るというのも聞いてますので、それはそれで、なかなかこれは大変だなというふうに思うんですけど、南部都市再整備計画で400ヘクタールか、かなり広い地域を指定して、いろんなそこから側溝改修も含めて、その中で旧まち交をやってきたという経過も理解しているつもりなんですけど、この分がすぽっとなくなると、なかなか63以降自身も大分年数がたってきますから、なかなかそれが側溝改修というふうにしにくくなるし、それが63以前の分も影響するのかなという気がするんですけども、そういう意味で、要するに平成29年で終了して、新たな財源確保はどんな方法でというのは、もう特にこれが新年度に向けてなると思うんですけど、何かそういう財源確保はこんな一応見通しでというのはあるんでしょうか。 ○日高道路・河川課主幹  新たな財源という形で、今、ちょっと考えておりますのは、通学路と、あと側溝復旧ができていない箇所、ここを組み合わせて、何とか補助金が出ないか、今、京都府とは相談をさせていただいております。簡単に言いますと、例えば、ふたのかかってない側溝、通学路、こういう場合は補助金が出る可能性がありますので、ここは、今、検討をしております。 ○浜野利夫委員  それは国庫からという意味ですか。 ○日高道路・河川課主幹  そのとおりでございます。 ○浜野利夫委員  わかりました。いろんな方法で、できたら行くだけは行ってみたら、もう補助金もらえるならでいいと思うんですけど、それはそれで、ぜひお願いしたいと思うんですけど。  基本認識として確認しておきたいんですけど、もともと下水管が布設されたときに、合わせて道路も改修してきれいにするという、いわゆる長岡方式が始まったのが昭和63年ですね。それで、それも半年、1年で、スタートはすぐにそれくらいになってたのがだんだんあって、5年、10年と待たないと、だんだんできなくなるという経過で、その63以降にできた下水が布設されたところも期間がたって、早くしてほしいというのはずっとこれもちろんありましたし、その63以前のところ、私が住んでいるところもそうなんですが、長岡で20地域ぐらいあったと思うんですけど、そういうのがずっとならへんのか、いや、それだということで、そこも一緒に始まって、ずっと両方来ている状態ですわね。という意味で、新年度以降、さっき言った財源のことも新たな方法でというような方向がわかったんですけども、要するに、63以前、以降を含めて、全体でそういう側溝改修しながら、安全確保とか住環境を整えという意味では大事な課題やと思うんですけど、今の財源確保がどういうふうにうまくいくかはわかりませんけど、それはそれとしながらも、要するに、63以前と以降の関係、こういうふうにめどをもって完了したいというのを、この時点でどこまで考え、見通しが立つのかという、副市長、ぜひ、市長いませんので、お願いします。 ○佐々谷副市長  まず、63以前と63以降の復旧の考え方は、63以前というのは、今の下水道工事は完了した後、道路部分については復旧をしようということで、舗装復旧工事は全てやってきております。ただ、やはり63以前のところで、市街地の中では道路幅員そのものが狭いという状況も踏まえて、側溝のふたまでの工事は補助金もつかないということで、財源が確保できないということで、舗装復旧だけをやってきた部分が63以前、63以降、先ほど委員のほうから御紹介ありましたように、側溝復旧も含めて道路を有効に使えればということで、ふたをすることでバリアフリー化にもなるだろうということでやってきたのが63以降の事業でございます。  その2つの事業を両方で進めながら、これまでやってまいりましたけど、先ほども言いましたように、財源の確保が今現在では難しくなってきた。にそと、新駅周辺の整備事業の中で、都市再生整備計画の中で補助金が得られるということで、大分進めさせていただいた状況ではございますが、やはりこれからの部分については、まだまだ63以降の部分が大きく残っております。63以前の部分については、一定単費で事業をさせていただいてきた関係もありますので、一定進んできておる状況ではございますが、63以降については、まだまだ距離的なものというのは進んできてはおりません。  ただ、63以降の部分については、63以前のものと大きく変わっておりますのは、やはり側溝の強度といいますか、構造といいますか、そういったものがしっかりしているところが非常に多いということで、側溝改修までする必要があるかどうかというところが、今までと同じ構造物でやる必要があるかどうかという構造的なものも含めて、検討していくべきというふうに考えておりますので、今後の財源確保もあわせて、63以前、63以降の内容については、並行して進めていきたいというふうには考えております。  ただ、今、63以降の部分についても、六、七年分はおくれておりますので、その分を一気に取り返すというのは、市の財源だけでやるというのは非常に難しい状況ですので、財源確保が可能になれば、少しでも延長は延ばしていけるかというふうに思っておりますので、いつまでという答えは少し難しい状況ではございますが、財源確保に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○浜野利夫委員  この部分だから、副市長が言われて、気になっているのは、確かに必要な63以前、以降を含めて、単年度で一気にやるというのはどだい無理な話なんで、計画にならんのは当然理解するんですけども、自分が住んでいるところだから、よく見えてなかったんですけど、例えば、前、計画的にやるにしていって、前年度に例えば側溝改修を一定延長やったときに、たまたまですけども、うちの家の前の道路も、去年測量をやって、来年度ですよというので、近所にもそうやって、やっと来年できますよ、大分宣伝したんですけど、結局、没になったんですよね、半分だけで。こういうのはたまたま自分の住んでいる家の前だからよくわかったんですけど、こういう形で一旦前年度に測量までやったような、次の間、没にするというのは、市民の生活環境、安心安全、住環境を守る、期待もされて、よしといったときに没という、こういう形で、違うところに予算がどんどん行って、一番日常で大事なところにやるいうてやめるって、こういう話というのは、今後もあるのかなというので、その辺の様子を、今後を含めて、こんな繰り返しになったら大変なんで、その辺の状態を聞かせておいてほしいんですけど。 ○佐々谷副市長  やはり予算を組む段階で、全体のバランスも考えた中での復旧費というのを計上させていただいております。当然次年度以降の工事というのは、事前に測量にまず入らせていただいて設計をします。その段階で、ある程度のストックをしながら事業を進めていく予算枠の中の工事範囲というのは、最終、予算の確定の段階まで確定してこないと、63以前のところ、実は単費の部分ですので、単費の中で融通をし合った中での総枠を減らさないように努力はさせていただいておりますが、やはり緊急性の高いところからさせていただくというのが、今、我々の考えでございまして、できるだけそういう事前に予告をしながら工事を流すというようなことのないような形は、ちゃんと計画的に対応してまいりたいというふうに考えております。 ○浜野利夫委員  そんなことがあったんで、住んでいる家の周囲でよくわかったんで、そういう形を繰り返さないよう、ぜひくれぐれもお願いしておきたいと思います。  もう一つ、ここの関係があるかなと思うんですけど、さっき言いました都市再整備計画を平成31年以降になるんですね。立地適正化計画に基づいて、都市再整備計画に基づいて、新たな方向を考えていくみたいなんがあったんですけど、これまであった南部都市再整備計画ですか、それも平成27年度で終わって、新たなこの南部の地域だけでそれを考えて、今のバリアフリーとか、旧まち交の関係を何かそこで当てはめようとするのか、全然違う地域も含めて全域的なことで、その都市再整備計画を新たに考えていこうとしているのか、その辺のつながりが見えにくいんですけど、この時点でわかる範囲でちょっと教えてほしいんですけど。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  都市再生整備計画の御質問なんですけれども、今現在。 ○武山彩子主査  ちょっと待ってください。都市計画、もうがっつり行かはります。関連して聞いてはるだけですか。 ○浜野利夫委員  そのバリアフリーと旧まち交の側溝整備、それでやってきてたからずっと。 ○武山彩子主査  参考までに、今。 ○浜野利夫委員  その関係で、この経過そのものが、確かにあっちの分に載ってないけど、この関係でこれが継続されているかという位置関係を知りたいってだけで、この中身で、それ以上言うつもりはないので。 ○武山彩子主査  参考程度ですね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  今現在、進めておりますのは西山天王山駅周辺の計画ということで、現在の第2期の整備計画のほうは400ヘクタールほどあるんですけど、恐らくその半分ちょっと減るかなというぐらいの面積になります。エリアとしてはその中になりますので、例えば、道路の改良工事などがありましても、そのエリアの中での対象ということになります。 ○浜野利夫委員  わかりました。今まで旧まち交で当てはめてやってきた分の続きを改めて計画を立てるという、面積を半分に区切ってということですね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  現在、国交省と京都府などと協議させていただいている中身では、面積のほうは、ちょっと今の面積になるわけでございます。側溝の対象工事につきましても、今現在、先ほど日高主幹も申しましたとおり、国のほうのメニューのほうも変わっておりまして、全てが側溝工事が対象になるというわけでもなくて、若干内容は縮小しております。 ○浜野利夫委員  わかりました。
     218ページですけども、良好な景観の保全、西国街道の整備工事、整備事業の関係なんですけども、この年度は前年度比でふえているんですけど、結局、これは立命館から調子八角の前までのところですね。そこまで完了したということで、これで一旦区切るということの理解でいいんでしょうか。 ○森本道路・河川課長  西国街道につきましては、立命館のところからずっと南へ行きまして調子八角のところまで、その延長でございますけれども、平成29年度に447メートル実施させていただきました。ただ、しかし、一部残っております。65メートルが残っておる状態でございます。 ○浜野利夫委員  その部分というのは、どういう工法というか、仕上げ方なんでしょうか。その西国街道の入り口とは違いますわね。 ○森本道路・河川課長  平成29年度にも実施させてもらった内容と同じで、道路の両サイドには石畳風、要は、石畳じゃなくて、ペイントをさせていただいておるかと思うんですけれども、あのような形で、そしてまた、道路の一部、真ん中にはちょっと変化をつけるというような形で、本当の石畳はさせていただいておりますけれども、そういった内容、同じ形態の内容で継続をしていきたいと思っております。 ○浜野利夫委員  それは何か工法として、こんな工法というような名称があるんでしょうか、そのやられた工事については。 ○森本道路・河川課長  工法という、そこまでのあれはあれですけれども、ペイント、塗るというような形と、本来、普通の舗装ですね。そういった形の内容で、これが何とか工法というのは、ちょっとそのペイント、塗るということについての名前があるぐらいだと思っております。 ○浜野利夫委員  わかりました。そのかかわり含めてこの西国街道の工事の関係なんですけども、馬場1丁目の信号から神足2丁目、八木さんのところ、3丁目ですか、2丁目。だから、あそこまでずどんと最初行きましたよね。その分でいろいろ見てるし、言われていることがたくさんあるんですけども、一時、がたがたと石が割れている状態が繰り返しあって、人によっては、がたがた街道や、早く何とかせえとよう言われるんですけど、それは一応現状あるんですけど、それを何とかするために、ちょうど馬場1丁目の信号付近ですか、あれ、何か実験的に安定する工事方法でというのがあったか、うまくいっているような話も聞いたことがあったんですけど、それは何か安定したあれを確定する方法というのは、もうこれというのはあると言える状態なんでしょうか。 ○森本道路・河川課長  委員おっしゃられましたように、試験的にやった部分がございます。その部分につきましても、やはり時間がたてばがたがたとするという、そういう状態は、解消というのはなかなか難しゅうございます。 ○浜野利夫委員  これ、ここで出てたんだと思うんですが、いわゆるインジェクト工法というのが、一番自動車用で安定した工法だというふうに言われてたんですけど、その方法というのでもあかんかったということですか、ここでは。 ○森本道路・河川課長  先ほどの試験的なところは、そのインジェクト工法ではございませんけれども、毎年、20平米、30平米というような形で、固まったところで悪いところを直させていただいておるのはそのインジェクト工法でございますけれども、その部分につきましては、がたつきのほうはもう起こっていないというような、いい工法だと思っております。 ○浜野利夫委員  結構世間で言われている、その自動車専用の何か舗装方式でインジェクト工法というのは、必ずしもこれで大丈夫ということが言えないということですね。 ○森本道路・河川課長  インジェクト工法は金額もかなり高くなるんですけれども、お勧めの工法になると思います。 ○浜野利夫委員  そしたら、一遍にはできないにしましても、馬場1丁目の入り口から神足2丁目の八木さんの家のあちらまでずっと行く、結構な距離ありますけど、これ一遍にできなくても、例えば1年2年かけてでも、インジェクト工法できれいに安定したものにするというお勧めの方法をとってということは、計画的には考えられるわけですか、今後。 ○森本道路・河川課長  今もお話しさせてもらいましたように、20平米ぐらいいたしまして、金額で300万円、それぐらいの費用になります。 ○浜野利夫委員  距離から、幅からいったら、何メートルぐらい。 ○森本道路・河川課長  5メートル掛ける4メートルぐらいの、それぐらいの平米数で約300万円かかると。そういうような内容の工法でございますので、北から南。 ○浜野利夫委員  20平米で300万。 ○森本道路・河川課長  はい。それぐらいの工法でございますので、ただ、それがさせていただいておりますのは毎年20平米ぐらい、要は、小口というような形で、それが一気に全部やればということになれば、若干金額のほうは安くはなろうかとは思いますけれども、それぐらいの高額な内容でございます。 ○浜野利夫委員  結局、部分的に割れていっている感じで、なかなか難しいかなと思うんです。だから、一定のかなり延長幅で2回か3回に分けてどっと直さんかったら、結局、あかんのかなという気もするんですけど、今のお勧めのその工法なんですが、何か特許の関係で、もう今年度いっぱいか、使えなくなるみたいなのもちらっと聞いた、そんなことは関係ないんですか。 ○森本道路・河川課長  特許につきましては、ちょっと月はあれですけども、前年で切れておりますので、一般的にできるんじゃないかと思っております。 ○浜野利夫委員  わかりました。計画的に早くお願いしたいと思います。 ○佐々谷副市長  西国街道の今の石畳につきましては、我々も非常にいろんな工法を検討しながら、先ほども試験的にやらせていただいたのも、五、六年前に試させていただいたんですけど、やはり構造的に課題があるというのは、やはり石畳そのもの石の厚さの選定が、当初の交通量から考えますと、あの厚さで大丈夫ということで施工させていただいたんですけど、上に車が乗って走るだけであれば問題ないんですが、やはり道路そのものが周辺の沿道の住宅開発、そういったもので水道や下水道の掘り返しがございます。一旦掘り返しますと、今、インジェクションで固めてある周囲が一旦緩んでしまいますと、この石が動いてしまうんです。コンクリートのように固めてしまえば、この石そのものは非常に強固なものになるんですが、これそのものが壊れてしまうと、全部やりかえなきゃならない。今のインジェクト工法であれば、軟性のあれを入れますので、それが非常に柔軟性があるので割れにくかったり、構造的に柔軟な対応ができるという構造でございますんで、そういったものをちゃんと使った工法で、非常に特許も取った高価な工法でございましたけど、今、やはり住宅がどんどん掘り返されていきますと、その掘って直した、20メートルずつでも直していこうということで予算をとらせていただいているんですけど、それをやっていっても、その尻から開発が進むと掘り起こされてしまうと。そうすると緩んでしまう。また時間がたつと石が動いてしまうという、ちょっと工法的というよりも、構造的な課題があるのかなというふうに考えております。  友岡から調子までの間は、そういうことも考えて、あそこは一方通行ではございませんので、両方向の走行がございますので、こっちよりも多いということで、石畳ではなくて、排水性の舗装でやらせていただいたと。ただ、西国街道ということで、その風情を残すためにカラー舗装で、石畳風のカラーを残していこうということでやらせていただいた状況でございます。  西国街道のその石畳の部分については、十分これから、そこらの構造等も、今後かかる経費も見合わせた中で、やはり見直していく必要があるのかなというふうには考えておりますが、やはり石畳の風情も非常にいいものがあるというふうに評価もいただいているところもございます。割れてしまったところについては、非常にあれなんですけど、そういったこともございますんで、今の工法を、今の構造を残しながらということも、非常に我々としては残していきたいと思っているんですけど、非常に難しい検討をこれからしていかなきゃならないかなと。事業費との問題というのを十分考えて慎重に対応していきたいというふうに考えております。 ○浜野利夫委員  今、副市長も言われましたように、一遍にできないけど、一定の距離ずつやるにしても、尻から後で開発になっていって、そういうことも実際に起こるし、ここの当時、委員会で言ったんか、高い中国の石で、いい石ですと言って、導入のときも、何というか、会派関係なく、各議員から出てたんですよ。そんなんで開発いうのは、出てくるので大丈夫かと。そんな全部中国から取り寄せて、それでちゃんと補修しますみたいにあったけど、結局、現状はこんなんで、なかなかできないんで、それこそ、大事にしながらも、できるだけ早く、がたがたと音もしないような歩道になることが一番求められることなんですけども、さっき言われました、その石畳風とか含めて、もうちょっと繰り返さんでもええような方法というのをぜひ長期展望で考えてほしいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  このことの関係でこれも以前に聞いてたことがあったんですけど、確かに西国街道で電柱に通学路標示はあります。でも、学校に聞いたら、行きも帰りも同じ方向に通れと。一方通行の場所ですけど、行きと帰りで普通は違うんですけど、同じ側を通れという指導をしていますという話やったんですね。ところが、あそこは別に、何というか、車なんていうのは全国どこからでも来る可能性あって、本来、こっちを歩かなあかんのに、こっち側でとか、そういうことが起こり得ると思うんですね。だから、そういう意味で、行きも帰りも同じというのは、電柱に張ってあるここしか通れないよというんだったら、それを通る車のほうもしっかりわかるような何かが要るだろうし、歴史街道という特徴から、地面に標示はなかなか難しいですという話があったことはあったんですよ。それは、ここの道路を何とかしていきながら、もう後になりますけど、歴史的建造物の関係を含めて、子供たちの通学路としてのほんまの安全確保をするための方法として、道路に何か標示をするか、通る車、どの車が通ったって、ああ、ここは子供の通学路やなとわかって、気をつけんなんなというふうに一層意識できるような、そういう方法というのは必要だと思うんですけど、その辺のことは余り考えられていないでしょうか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  西国街道の石畳の話で、実は、その外側線とか、そういう白線の話も踏まえてそうなんですけども、もともとあの街道は、そういうふうな風合いを出すためにということで、もともとつくらさせてもらったというふうに私どもは聞いております。その関係で、公安委員会絡みの話とか、あと、ちょっと通学路の標示を路面標示するということになりますと、その辺、本来の歴史的な街道の目的とちょっと合わない部分が出てくるということもございます。  ただ、全然道路管理者として工夫をしていないわけではなくて、それに似たような形で、西国街道を歩かれたらわかると思うんですけども、こういう石の線的な感じで、実は、それっぽい形でつくらさせてもらっている部分があります。そこを要は歩行者は歩いてくださいねという意味合いで、実は道路管理者としては書かせていただいている。書かせてというか、そういうふうな整備をさせていただいている部分はあるんですけども、ただ、外側線を引くとか、そういうふうな話になりますと、やっぱり公安との絡みが出てくるので、どうしてもそういうふうなもどき的なものというのは基本的にだめだとか、そういうふうな話も出てきますので、道路管理者の立場としては非常に難しい部分ではあると思います。  ただ、浜野委員がおっしゃいますように、ここも通学路だということをわかっていただけるようにということで、たしか電柱に青いものを巻いて、ここ通学路ですよということは一応標示もさせていただいておりますし、私どもとしましても啓発のときにも、そういうふうな形で啓発を実はさせていただいていることもありますので、今、考えられる手法の中で、広報としましてはとらさせていただいているつもりなんですけども、それでも、どうしても危ないということであるんではあれば、根本的にこの道路のあり方というものについては考えていかなあかん部分ではあるのかなと思います。  ただ、今、先ほど申し上げましたように、歴史的なその風合いのある街道というものを生かしながら、実はそういうものも、交通安全対策も考えていくということであるのであれば、今とれる対策については、こちらのほうとしては一応考えていっているつもりではいます。 ○浜野利夫委員  歴史的な建造物はないですけども、その道路、歴史街道との関係で、そこに通学路としてのわかりやすい標示なり方法というのは、なかなか苦慮されているのはわかるんですけども、歴史的な街道だから、そっちを重視して、子供の通学路は二の次に、当然なってないと思いますけど、そこの組み合わせはやっぱり検討を、ぜひ常に考えてほしいなという、やっぱり安全第一の通学路といつも言われていると思いますので、お願いしておきたいと思います。 ○八木 浩委員  関連で、例えば西国街道ばっかし、さっきから浜野さんが言うてはるので、通学路の関係なんやけども、どうしても行きも帰りも同じ場所を歩きましょういうのは、西側に停車する車が朝夕を含めて多いわけなんです。宅配便とか、また、いろんな形で、出たり入ったりしなあかんさかいに、そのときに子供が車の陰から出ていったりしますさかいにということも踏まえて、行きも帰りも同じコースで行きましょうと。停車がないほうに行きましょうということをしているから、立命も多分同じコースで歩いていると思うんです。  特に、言うてはるように、一方通行の道だけで33本の電柱全部、通学路のあれ張ってますし、本来なら知ってもらわなあかんわけやし、歩いて楽しいまちづくりということで、歩行者優先的なことを考えて白線も色を変えて、本来なら歩いてたら見えるんやね、白線も、路面標示も。車の部分が、営業車を含めて、信号機を3つ待たんでええから、プロの方を含めて回り込まはる人が非常にふえてるのも確かなんですわ。ちょうど千春会の前、神足小学校の前、それと昔の旧万代の前、あの3つを待たんで最短コース行けるから、みんな下手な人も含めて通らはるから非常に問題が起こる。最もそういうなんを防ごう思ったら、天神通りのちょうど平和堂の入り口のところから、昔でいう進入路、神足小学校の前のあの間を逆の一通にしてしもたら、それで地域の理解が必要やけども、不便をかけると、必要な人しか入ってきいひんということも可能やけど、多くの理解が要るかなということはあるんやけども、歩いて楽しいまちのほうを選ぶのか、安全を選ぶのか、利便性を選ぶのか、地域の理解が得られるのかということも踏まえて、多くを巻き込んで考えていくことも必要かなということは常々考えてきた課題もあるし、また、ともに考えていって、そういうことができるのであれば、歩いて楽しいまちづくりにしていくのもいいんかなと思いますし、細い道が多いですやん。馬場から神足まで、飛び出しが多いから、そこにあんまりそういう営業車含めたものが通ると、やっぱり出会い頭というのは非常に怖いから、本来、通行規制をかけるか、必要がない人が通っているものが非常に多いと思うんですわ。  石畳のほうは、いろいろと整備手法を含めて、一番初めは、こういう、よう参道であるかまぼこ的なやつでやらはったから、夜走ってもうたらよくわかるんやけども、こういう形で両流れでいきはって、2年目からは、あかんもんやさかい、片流しでいかはりましたわね。最後の平和堂の区間の残ったところは、光明寺とか、要するに、そういうふうなところがやらはる、京都ようやってはる、今、特許等の施工法でやられましたわね。交通量がまず違いますので、南と真ん中と北では。特にまだ再開発が進行しているときに、南の約300メートルはできてたので、やっぱり関連の工事車両が、ルールは守ってはるものの、その時間を過ぎても、過ぎてからのほうが通らはったから、やっぱりその段階で工事中に傷んでいるというのも初期からあったんやと思うんですわ。それも踏まえて、少しずつでも整備することを望みますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○浜野利夫委員  いろんな分野から考える課題も多い部分も含めて、また検討をお願いしたいと思います。  次に、もう一ついいですか。218ページの自転車管理運営事業、一まとめなんですけど、担当課のほうへお聞きしまして、それぞれ3つありますので、JRと長天と西天のそれぞれ、委託料を内訳もお聞きしてたんですけど、トータルが5,500万円台で委託で、去年よりも200万円ぐらいですか、増額、増になっているんですね。まず、何といいますか、前年度決算より225万円かふえた分のその分析というか、理由といいますか、内訳といいますか、というあたりをまずお聞きしたいんですけど。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  5,568万の委託料につきましては、先ほどありましたように、シルバーのほうに委託のほうをしているものなんですけども、実は、シルバーの時間単価が、これが平成28年から平成29年にかけて30円、810円から840円に上がっております。その関係で、そんなに上がるんかって思われるかもわからないんですけども、結局、いろんな方にたくさんローテーションを組んで来てもらっている関係がありますから、延べ時間とかにしますと、かなりの時間来ていただいて、簡単に言いますと、駐輪場があいている時間が朝の6時半から晩の8時までですから、結構な時間あいております。当然その時間帯、その今言うている時間帯は無人の時間はありませんので、基本的に有人で対応しているということです。だから、単純に人件費が上がりましたよという説明で済んでしまうのかもわからないにしても、事情としては一応そういうふうな形になっています。 ○浜野利夫委員  それでわかりました。  あと、中身なんですけども、委託総額が、今言っていましたように、五千五、六百万円、使用料収入というのが、こっち、入のほうでさっきありましたけど、1億何ぼやったか、と今の委託総額との差ですね、要は。駐輪場を利用して入ってくる利用料収入と、今の委託料で払っている。委託料で、だから、必要な管理運営経費の総額になるわけですね。そこの差額というのが実際は事業収益になると。それが5,661万円になるという単純計算なんですけども、間違いないですね。計算間違いですかね。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  そのとおりでございます。 ○浜野利夫委員  この中身、今の決算資料なんかを見てましたら、長天東がもうほんまとんとんですよね。来年から多分赤字になるんかなという気がするんですけど、ただ、来年度から、逆にJR西が返ってきますよね。それを含めたら、むしろ今の事業収益になっている5,600万よりも大幅に収益がふえるだろうということはかなりはっきりしていると思うんですけど、ただ、そのことで、何といいますか、行政、公の仕事がどこまで収益ふえるかは今わかりませんけど、とにかくこの5,600万から2,000万以上か、ちょっとわかりませんけど、上積みされるので、長天東が仮に赤字になったとしたところで、乗り越えてかなり大幅に収益が上がるだろうという、その思いはあるんですけども、予想するんですけども、民間の場合は、何というか、営業でやっていますから、使用料の設定というのは自由といいますか、まさに営業が成り立たんとあかんので、それは構わへんと思うんですけど、ただ、行政がいろんな経過上、それを何というか、迷惑かけたらあかんというか、妨害したらあかんというので、同じ値段の上昇というのは、結果的にこういう到達があってですけども、要するに、この収益の上がった分、どう使うかという問題なんですよね。引き下げることは、単純に今、経過上できにくいことがあるので、あとはその使い方はいろんな交通安全行政で、その他いろいろ使っているのは十分理解はしているんです。ただ、特別会計でもないので、料金、何といいますか、利用収入というか、利用料金がどれだけ入った分が、どういうふうに全部おさまったか、要するに、収支会計というのは見えない状態があるんですけども、これは特別会計ということも検討で、このままでずっといくような予定なのかというのを、副市長、済みません、どうでしょう。特別会計も含めてですけど、このパターンでずっといくような、この時点では方向なんでしょうか。 ○佐々谷副市長  今、お話をいただきましたように、駐車場の料金で、駐車場の経営だけではなくて、当然周辺の道路環境を整備する、また、放置自転車等の対策費、また、当然、今、自転車の交通事故も多い状況の中で、交通安全対策事業にこれ充当させていただいております。当然、入については使用料ということで、しっかりと上げさせていただいておりますし、補填する事業そのものもしっかりと財源の内訳の中に、この駐輪場の収入から充填させていただいているということも明記させていただいております。経営的にやるものじゃないので、特会での移行というのは、今現在は考えておりません。 ○浜野利夫委員  わかりました。今は考えてないと。ただ、後で出てくる駐車場会計も、結局、指定管理にしているから、会計だけを見ても、収支要素が見えないんですよね。これ逆に、何といいますか、入で入れても、それの出がはっきりないから、見えへんから、いろんなことで使って活用しているのはわかっているんですが、それが固まって見えないというか、これだけ入ったものをこういう使い方、そういうのがもう少し見えるか、わかりやすいような何かできたら欲しいなという気はするんですけども、いや、いいです。単純にすっとできにくいとは思いますけど、その利用料の使い方というので、見える形がいいなという思いは持っていますけど、また検討してみてください。  それからあと、さっきの民間との関係で、単純に料金をさわりにくい事情も、現状ではええと思いませんけど、ある現状なんで、単純に引き下げというふうにしにくい面あるのかもしれないですけども、ただ、公共交通ビジョンで車社会から公共交通にということを打ち出して、快適に移動できるまちをと打ち出してて、自転車というか、バイクも含めて、あらゆる交通手段で公共交通の枠をつくろうというのが、今、考えておられることですわね。それに向かっていったら、バイクなり自転車を、その駐輪場をもっともっと使うように、民間であれ、公であれ、とにかく自転車、バイクもたくさん使って、駐輪場を活用するようなこういう流れが、車から切りかえていくような流れが要るんかなと思うんですけども、そういう方向では何か、この決算打った段階で、要するに、別に東駐輪場だけじゃないですよ。民間も含めて、駐輪でもっともっとバイク、自転車が活用できるような、そういう生活スタイルをということで、何かその分野から考えてはることってありましたら聞きたいんですけど。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今、浜野委員がおっしゃいましたように、実は、車からの転換の話の中で、公共交通へというのを一つのビジョン的なもので、一つは出させていただいておるんですけども、移動手段もいろいろ多岐にわたっておる関係もありますので、歩きの人もいらっしゃるでしょうし、自転車の人もいらっしゃる。当然、今までマイカー一辺倒で使うてはった人が、週1回、例えばバスに乗っていただくとか、天気がよければ歩いていただくとか、自転車に乗っていただくとかというのは、当然ありかなというふうには思っております。  ですから、今、浜野委員がまさにおっしゃいましたように、何が何でも全部が全部、そのバスに乗れとか、そういうことを言っているわけでは当然なくて、自分にあったライフスタイルによって移動手段を選択していただければ、私どもとしてはいいわけです。もっといいのは、環境に配慮したものにということで移動してもらえればいいのかなというふうに思っておりますので、実は、自転車に関しましては、6月の議会でも冨田委員からの質問があって、ネットワーク化の話も出てきたかと記憶しておりますけども、それも踏まえて、移動手段の一つとしては、当然自転車は一つとして当然考えていくべきだというふうには思っております。 ○浜野利夫委員  そういう面からも、バイクとか自転車なんかをもっと活用する啓蒙なんかもぜひお願いしたいなと思うんですけど、スタートした経過上からいって、長岡京市の駐輪場が先あって、後で民間ができたんじゃないですね、駐輪場。それも含めて、いろんな経過は理解しているつもりなんですけど、逆に、これだけ民間と同じように、結果として事業収益が上がった状態が、非常に万々歳というわけにはいかないところがありまして、今後の検討としてどうかなと思うんですけど、いろんな各種の割引、サービスというのをどんどんやって、民間が周り、各駅に周辺、西天はないんですかね。民間の駐輪場があると。なりわいとしてやってますので、それを公が潰すこともよくないと思いますけど、行政として本来やれる学生割引とか、高齢者割引とか、いろんな割引制度、あるいは定期で長期の一定割引というのはありますよね。民間ではない割引率もしてますけど、そういうやり得る、あり得るいろんな割引制度をつくって、それが長岡京市の直営の委託している駐輪場だけやなくて、駅周辺の民間のなりわいとしている駐輪場にも、それ何かを確認したらオーケーになる。それを行政がもつという、そういう形でいけば、かなり駐輪の利用というのはぐっとふえる条件になるん違うかなと。例えば高齢者なんかは確認をして、民間にしても、それ見せたら何か判こもらって、行政に来たらその分が支払われるとか、何かそういう方法というのはいろいろ可能だと思うんですけど、そういう各種、この段階で、来年以降か、西がもっと収益が出ますから、それをできるだけ市民に還元する。公共交通の広がりにも活用できるような、そういう駐輪、自転車、バイクを活用できるような広がりとして、活用できる条件が広がれば、まだまだあり得ると思うんですけど、そういうことは考えられないんですか。行政がやった分を民間持っていったら、それが同じ割引が通用できるように、市のほうが公的に補償するという方法としては、ふえる方法の一つかなと思うんですけど、民間が、行政であったように、そういう考えなくても同じように利用者の人は利用できる状況ができるのでね。無謀な考えですか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  無謀な考えかって質問ですけど、全然無謀とか、そういうことではなくて、今のちょっと状況を考えてみますと、先ほど浜野委員がおっしゃったように、まず、西山天王山とJRの付近につきましてはもうほとんど、JRの付近は少し駐輪場、民間の駐輪場ありますけど、ほとんど公営でといいますか、市営の駐輪場で賄っている状況になっています。  じゃあ、長岡天神の付近をちょっと考えてみますと、今、浜野委員からも案内ありましたように、長岡天神の今の市営の駐輪場は、大体3割程度ぐらいしか入ってないんですよね。その中で、例えば民間を利用されたからということで、市のほうが補填するという施策をとるのであれば、逆に、市営の駐輪場にとめていただくという形を推奨したほうが、逆に普通にややこしくなくていいのかなという感じはしますね。何でかというと、そのお金のやりとりも含めて、そういうことになると思います。  ただ、浜野委員がおっしゃったようなやり方をもしするという事態をもし想定できるパターンは何なのかというのを、今、ちょっと考えてみますと、もう公的なところで賄い切れないから、だから、民間のところも活用して、そういうふうな形で価格差もつけずに、皆さんに平等に利用していただくというふうな感じで、もしそういうふうな状況になるのであれば、検討の余地は当然あるのかもわからないですけども、今の長岡天神のあの状況で、今言っておられるようなことというのは、なかなか難しいのかなといいますか、それより普通に市営駐輪場を使っていただければ、全然今3割しか稼働率がありませんので、使っていただければいいのかなと。それを推奨したほうがいいのかなというふうには思っております。 ○浜野利夫委員  もうこれはやめときますけど、これ要は、民間であれ、公であれ、とにかく利用者にとって、より使いやすいようにすべきじゃないかという趣旨なんで、また今後、議論したいと思いますので、一応とめておきます。  もう一つ、ここの分野で、今のところ、自転車管理運営事業ということで、項目で取り上げて、今、聞いたんですね。具体的に、今の実際、駐輪のところで言ったんですけど、その中に、この駐輪場管理運営にバンビオが含まれてないのは何でなんでしょうかね。バンビオの関係の駐輪という問題が、この項目には一切出てこないんですけど、バンビオは指定管理してますね、全体。意味わかりますかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  バンビオは入ってないというのは、バンビオの地下の駐輪場の話をされているんですか。 ○浜野利夫委員  いいえ、もう全部、1号館は本体でも駐輪場はないですやん。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  ないですよ。 ○浜野利夫委員  あわせて2号館の地下にってなったけど、という意味で、この項目にバンビオ周辺の駐輪場の関係、駐輪場管理として、一切触れられないのは何でかなと思って聞いたんですけど。 ○武山彩子主査  どなたか。 ○末永建設交通部長  まず、バンビオの駐輪場、バンビオ2番館の地下につきましては、2番館の管理組合が全体共有部分として持っておるところであります。それから、あと1階地上部分の店の横に西側にとめる駐輪場があるんですけど、あれについては、店舗部分の専用部分としてなっております。 ○浜野利夫委員  趣旨がうまく伝わってない感じがするんで、いや、まちづくり条例で言ったら、いろんな対応するときに、マンションとか構造物でこの広さだったり規模だったら、これだけ駐車場や駐輪場は要りますよとはっきりありますやん。そういう意味で、JRの再開発のとき、もう議員になってて、一緒に議論してて、今さら何言っているかと言われかねないんですけど、あれだけの建物として見合う駐輪場、駐車場、本来、スペースでとるべきやったんですね、今言っても遅いんですけど。1号館は全くないと、駐輪場ね。2号館の地下にあるけども、こっちが実際、西の駐輪場もあったり、それは有料、こっちは無料と。そんなんも違いがあるかもしれませんけど、とにかくあれだけの建物に対し駐輪場のスペースがないということ自身が、やっぱりあわせて地下だけではちょっとまずいなと改めて思いまして、ここでは、もう今後、取り上げていかないのかなというのもあって、ちょっと聞いたんですけど。  逆に言うたら、じゃあ1号館の公共物、あれだけ大きい、まちづくり条例で言ったら、当然あの規模でやったら台数が、ある程度、この台数というのはあるんですけども、1号館でないことについて、どうしていくのかという、2号館は一応曲がりなりにあって、1号館と兼ねてになっているかもしれませんけど、現状では1号館、公共施設もたくさん入ってますやん。それに対する駐輪場がないということで、駐輪問題というのは考えていくのはこちらじゃないかなと。建物全体は長岡京都市開発株式会社、いろんな管理委託してますけど、その問題とは別ですよ、管理とは。建物本体に対する駐輪場スペースをどうするかというのは、やっぱり行政が考えているべき大きな課題じゃないかなと思って聞いたんですけど。 ○佐々谷副市長  都市開発、再開発事業の中で、建物は1番館、2番館で分かれておりますが、再開発事業としての必要な駐車場、駐輪場、それについては計算上、2番館の地下のスペースを活用するという、基本的な計画の中の全体計画の駐輪場は計画されているもので、建物一つ一つに計画をしているわけではございません。ですから、1番館にないのではなくて、1番館、2番館をあわせて駐輪場の整備をさせていただいたということでございます。 ○浜野利夫委員  だから、当時、私も言ってたんで、天唾になるなと思いながら言ってたんですけども、でも、この時点で利用市民が公共施設もいろいろ、中央生涯学習センターにたくさん来はったときに、やっぱり駐輪スペースがあそこは混雑して、いろいろ課題出てましたよね、あの2号館の地下、それで、上の一部のところね。それは、だから、今後は、今ないのはもう現状なんですけど、そういう予定で考えたんではないと。まちづくり条例でいうのは当てはまらないというのやったら、それはそれで、そういう理解になるかもしれないですけども、どこが考えていくのかというのは、今後、この問題をね。 ○佐々谷副市長  駐輪場が足らないということではなくて、全体計画の中で、必要な駐輪場のエリアを設定されているということがまず前提に一つと、今、課題になっておるのは、1番館の分が足らなくて駐輪場が足らないのではなくて、違法駐輪、あの1番館、2番館に来られる方がとめられるのではなくて、駅利用をされている方たちの自転車、それとバイク、これはもう今の管理組合からの報告を受けておりますのは、そういった状況があることから、開館、駐輪場をあける時間をずらしてみたり、いろんなことを対策としてやってきておりますが、それでも、例えば大学生の方でしたら、朝早くじゃなくて朝遅めに出てきて、閉まるまでに帰るという形になれば、そこが無料で使えるということになりますので、そういった使い方が非常に多いということが大きな課題やというふうに我々は感じておりますので、駐輪場が足らないということではないというふうに、その課題と、今、台数とでは、我々の考えている課題というふうにはとっておりませんので、御理解いただきたいと思います。 ○武山彩子主査  浜野さん、済みません、バンビオの建物の駐輪場ということで聞かれているのであれば、ちょっと総産のほうになっていくのかなと思うので、放置自転車の問題でということだったり、駅前の駐輪場のということの関連で聞いてはるのですかね。 ○浜野利夫委員  実際、ここ、項目が駐輪場管理運営事業ということでありますやん。交通ネットワークが大前提でしょう。それで、実際、所管ではバンビオ関係というのは総産かもしれないけど、駅前だけじゃなくて、長岡京市のその交通ネットワーク充実、この視点から言ったら、そういう現実問題でいろんな矛盾を起こしているバンビオでの地下駐車場問題を含めて、ここで考えんかったら、そういう視点から考える場所というのはないん違うかなと思って聞いたんで、実際、駐輪があるところも考えなあかんけど、バンビオだけだったら総産で出たもので、それを含めて、長岡京市としてのこの交通ネットワーク充実の意味から、この問題、どこが考えるのかいうので聞いてたつもりなんですけど、そういうまとめて考えるところってないんですかね、この交通ネットワーク充実という視点から見て。この視点からは総産じゃないですよね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  今、全国的に駐輪場の配置というのは、国の中でも考えられていることで、最近では、放置禁止条例の分についても、いろいろなことを議論もされております。ですので、今、議論されていることはちょっとあれなんですけども、バンビオのほうは、1番館、2番館の来客者用ということで500台程度、その地下に用意するということで設置されておりますので、そのことと、放置自転車の問題とはちょっと違うかもしれないなとは思っているんですが。 ○浜野利夫委員  放置自転車もそうですけど、要するに、この項全体が交通ネットワークの充実の中に駐輪問題、いろんな問題がいろいろあるという中で、ここで考えんかったら、考える場所というのはないわけでしょう。文厚や総産でこの交通ネットワークの充実のための放置自転車も含めて、そういう自転車問題とか駐輪問題を考えるかいうたら、ほかでは考えようがないなと思って、そういう逆に聞いてたんですけどね。 ○末永建設交通部長  補足になるんですけれども、再開発事業で再開発組合が施工したものでありますけれども、これ当然、法律の範囲内、法律の適用を受ける事業でありますので、駐車場については、法令による駐車場の設置台数、それから自転車については、全体として公共施設、それから商業施設、住宅等ありますけれども、1番館、2番館含めて、駐輪場の台数を設定しております。その中で、2番館の地下に駐輪場として設置しているものと理解はしております。 ○武山彩子委員  多分浜野さんがお聞きになりたいのは、本来の2番館の駐輪場の使い方じゃない自転車がたくさん置かれていて、そのためにあふれたりとかということもしてるから、言うたら、2番館に、今、本当だったら駅前の駐輪場にとめてもらわなあかん駅利用者の方がいっぱいとめてはりますよね、無料やから。土日はがらがらみたいなことになっているので、いわば、あそこに放置をしてはる自転車というふうには見なされないのかなっていうのは私も思うんです。バンビオ1番館、2番館の利用者の方のための駐輪場やのに、そうではない方が平日すごくとめられてて、結局、1番館、2番館の利用者さんが脇にとめなあかんとかということになってしもてるのは問題ちゃうかなと。 ○佐々谷副市長  今おっしゃる内容というのは、我々も十分理解しております。今の違法駐輪というふうに捉まえるかどうかというのは、1番館、2番館を御利用の方がとめられないというのは、違法駐輪というふうに捉まえる方向性もあるんかもしれないですけど、今、いろいろその対策について、先ほども申しましたように、シャッター、駐輪場をあける時間とか、そういったものを調整しながら、様子を見ながら、今、対応を考え、検討しているところです。  最終的には、強制的に撤去するという方法もありますし、また、有料化ということも検討の中の視野には入っております。そういった形で、1番館、2番館を御利用いただいた方には、当然無料で駐輪場を利用していただけるような形が明確にできれば、利用者の方にとっては一番有効な方法であるということは十分認識した中で、今、バンビオの管理組合のほうでそれは検討いただいております。当然その中身として、今、市のほうは交通政策のほうとも協議をしながら、対応については検討しているということですので、そこはほったらかしとか、そういうことではないというふうに考えておりますし、当然施設の管理者がそこの部分について、市の駐輪場であれば、当然我々が検討していくべきでしょうけど、そこは再開発事業でやった駐輪場ということですので、市と一緒に検討していくという形は、我々は十分とっていくつもりでございます。 ○浜野利夫委員  もう昼になるので、要するに、長岡京都市開発株式会社か、そこが実際はいろいろ検討もしたり、手は打とうとしているというのは、それはいいんですけど、現実問題、そこにかかわって、駅利用者が使ってて、いろんな問題あるにしても、とにかく駐輪ということについて、公共交通ネットの充実で、ここが考える以外、考えるのじゃないのではないかなというふうに思って言ってたんですけども、まだ解決でき切れない課題がいろいろあるんですけど、今後とも、そういう意味で、今、到達はそういうふうに踏まえながらですけど、どこがそういう問題、バンビオの関係は駐輪という視点、放置自転車の関係も含めて、全然関係ないという、じゃあ所管的にどこでするのかとなったら、ここしかないかなと思って、今後のことがあるので、今後、そういう問題として視点でいけば、ここでええのかあかんのかだけ、ちょっと方向性がはっきりすれば、これで終わりたいと思うんですけど、もう一切、触れたらあかんということになったらね。 ○冨田達也委員  聞き方の問題と思います。 ○武山彩子主査  放置自転車の対策をどうするかという視点で聞いていただくんやったら大丈夫です。 ○浜野利夫委員  交通ネットワークの充実というのは、その視点から全部入ってくるのでね。立ち入ってしまうと、またバンビオ館の自身の問題にもなってくるので。 ○冨田達也委員  バンビオのことについてはそんなに聞けないですけど。 ○浜野利夫委員  そこは十分視点を気をつけながら聞いていくということで、終わります。 ○武山彩子主査  そしたら、どうしましょうか。まだ220ページまでのところで質問ある方はありますか。ありますね。そしたら、私もちょっと聞きたいこともありますので、一旦ここで休憩に入ります。  午後1時から再開をいたします。              (午前11時59分 休憩)              (午後 1時01分 再開) ○武山彩子主査  休憩を閉じ、再開をいたします。 ○進藤裕之委員  214ページのJR長岡京駅関連整備事業なんですけれども、先ほど浜野委員のほうからもるる質疑があった状況なんですが、その中にも、自転車通行帯、東口のほうにというふうな答弁があったかと思うんですけども、あと、成果等説明書の中でも、加えて、ロータリーの配置とかの検討をされるという意味では、これ、今の東口の形状をかなり大きく変えるという形の内容になっているんでしょうか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今、委員がおっしゃいましたように、東口につきましては、先ほども申し上げましたように、ちょっと自転車は歩道に上がれないという状況になっている中で、やっぱり自転車の通行禁止とか、通行の空間をつくるべきやというふうに考えておりまして、そうなりますと、やはり形状等を決めた上で、ちょっと見直しを考えなくてはいけないと思っております。 ○進藤裕之委員  ということは、その自転車通行帯を設けるという意味では、やはり今、アゼリアみたいな形、車道上に設けるというイメージですか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今ちょっと考えておりますのは、当然車道の中で走ってもらうというのが、車両ですので原則にはなると思います。ただ、先ほどもちょっと西側のほうの説明でもあったように、ちょっとバスの寄りつきとか、タクシーの寄りつきの話がありますね。ちょっとその辺の乗降場の話も含めて、最終的にはどうするかということは当然あるんですけども、イメージとしてはそういうふうな形で考えてはいますけども、ただ、やはりバスを使われる方についても、安全に待てる場所という形も危惧しないといけませんので、その辺は検討をちゃんとしていきたいと思います。 ○進藤裕之委員  歩道上にその通行区分を設けた自転車帯をつくる可能性もあるという意味ですか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  イメージですけども、イメージとしては歩道がありまして、自転車の通行空間をとって、待てる場所を、要は交通島みたいな形で例えばつくるという方法もありますよね。要は、サンドイッチするようなイメージになるのかもわからないんですけども、自転車の通るところ。ですから、ちょっとその辺はいろんな規制等の兼ね合いもございますので、ちょっとその辺は公安委員会と当然協議をした上での形にはなると思いますけども、一応イメージとしてはそういうふうな感じのパターンも考えております。 ○進藤裕之委員  そういった意味で、公安との協議の後ということになりますけど、確定した段階では、東西同じような形で、歩道上に自転車はこいだまま乗り入れる形になるということですね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  実は、今、全国的な傾向で申し上げますと、歩道に自転車を上げるというのは、警察さんとかは余り方向的にはよしとはしておりません。ですから、済みません、僕の説明があれだったんですけども、歩道上に上げるということではなくて、要は、自転車を、簡単に言いますと、歩道があって、自転車が通るところがあって、交通島みたいなイメージでつくるということになると、その間を自転車が通るとかという、その外といいますか、内側にバスを持ってくるという方法もちょっと考えられるかなというふうには思っておりますので、どちらにしても、歩道上に自転車を上げるというのは、今、全国的な方向性としては、できるだけやめるというか、その方向では行かないようにということで、警察のほうはそういうふうな考え方でいらっしゃいますね。 ○進藤裕之委員  そういった意味で、今の西口もかなり朝の通勤時間帯のラッシュ時では、まあまあ、ようよう朝、あそこへ立つ機会があるんですけど、結構やっぱり東口もそうなんですけど、やっぱり接触間際の状況というのをよくよく見るんです。という意味で言うと、西口もやっぱり何らかの対策は必要になる中で、基本的にこの駅前広場の基本計画、まずは東口という話で進んでいただいていますけれども、西口も将来的に、今、何らかの形で、やっぱり自転車を少なくともロータリ場のところからは車道のほうへというふうなんは、将来的にやっぱり考えていかなあかんのかなと思うんですけど、どうでしょうか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  御指摘のとおりで、実は、JRの東西で確かに自転車のルール的なもの、歩道に上がれるか、上がれないかということでいきますと、ルール的なものの違いが出てきておりますので、やはり当然同じような形でしたほうが使われる方の混乱もないというふうに思っておりますので、ただ、それにつきましては、今、自歩道での要は規制といいますか、そういうふうな形になっておりますので、その辺は公安委員会とも当然協議をしていかないといけないんですが、ちょっと今までつくってきた経過もございますので、あと連続性の話もありますので、ちょっとその辺も検討した上でということになると思います。 ○進藤裕之委員  そういった意味で、我々も建設水道常任委員会で自転車の安全利用に関する条例というものも、パブリックコメントも終わって、12月議会の上程へ向けてという形で動かせていただいておるんですけれども、そういったタイミングしかり、また、この東口の計画が確定した段階でしかり、また、そういった段階でのいろんな広報媒体でPRしていくと思うんですけども、やはり自転車の利用に関するマナー向上へ向けた取り組みというのは、本当にこれから十分もっと必要になってくるのかなと思いますので、そういった啓発に関しては、ぜひともまた力を入れていただければと思いますので、要望させていただきます。  あともう1点、これに関連してJRの西口のエスカレーター工事なんですけれども、去年、事故等は今までまだ発生は何もしてない状況ですよね。 ○浜川住宅営繕課長  はい。事故等、今回は聞いておりません。 ○進藤裕之委員  一応12月の計画どおりに、成果等のほうにも予定どおりというふうに書いていただいていますので、ぜひ年内まで3カ月半というような状況ですけども、安全確保を十分していただいて、計画どおりに工事が終わるように要望させていただきますので、よろしくお願いします。 ○武山彩子主査  ほかございませんか。 ○冨田達也委員  確認だけさせていただきたいんですけど、216ページの橋りょう点検業務委託料なんですけれども、これ39橋を点検したということでお伺いしたんですけど、これ長寿命化と関係しているものなんですか。 ○森本道路・河川課長  平成29年度、39橋を一括点検いたしました。それで、長岡京市にございます101橋のうち全てではございません。100橋までが全て点検できたような内容になります。そして、今年度、1橋させていただくんですけれども、その判定結果を見まして、4段階の判定がございます。その中で、3段階、判定3というのが、やはり今後やっていかないかんよというような、そういう位置づけになる判定になるんですけれども、今の段階で見ておりますと、判定の2、経過を見ればいいという、ほとんどそういう判定でございますので、今後、どのような形でこの橋りょうを直していこうか、補修しようかという、そういう長寿命化については、今のところは必要ないというように考えております。
    ○冨田達也委員  わかりました。橋りょうについてはわかりました。  あと、済みません、細かいんですけども、西山天王山駅、同じページの緑化壁面管理なんですけれども、これ、もうこれからもずっとこの金額がかかってくると。昨年であれば90万円ぐらいなんですけども、ことしも88万円とかかっているんですけど、これはもう永年的にかかってくるというふうに考えたらいいんですかね。 ○森本道路・河川課長  この金額につきましては、人件費の増減といいますか、高くなるのが常でございますけれども、これぐらいの金額というのは必要かと思っております。 ○冨田達也委員  そこで、これ、まさにもう個人的な意見なんですけど、ここで壁面での90万円を毎年かけるというのはどうなのかなと正直思っていまして、金額的には予算としては少ないですけれども、ただ、毎年90万円というところで、ほかに代替的にそういう緑を配置するとか、景観を考えるということはできないのかなということを要望しておきたいなと思います。  以上です。 ○武山彩子主査  ほかにございませんか。  なければ、私、よろしいですか。 ○冨田達也副主査  かわります。どうぞ。 ○武山彩子委員  道路のことなどでお聞きをしたいんですが、ページ数で言うと216ページの舗装改良工事のあたりなのかなと思うんですけれども、午前中も質疑がありましたが、計画よりも野添の道なんかが六、七年おくれていてということもおっしゃってて、こういうふうに予算が上がっても、まだそのやろうと思ってた年度に工事ができなくてなどといういろんなことがある中で、もう長岡京市の中でまちがばっと栄え出してから大分たちますから、古くなってきた市道たくさんあって、もう歩道も、本当にもう人が通れないぐらい、例えば、みずは北川から長岡中学校まで行く間の道のあそこなんかは、もう歩道ががたがた過ぎて、中学生たちの通学路にもなってますけど、ほとんどもうみんな、車道におりて通行しているという状態だったり、あと、文化センター通りも木の根っこがすごく大きくなってしまって、もうぐにゃぐにゃしているという状態で、ああいう本当にもう長く古くからある市道をきれいに直していくというのは、計画立てていかなあかんのやろうなと思っていつも見ているんですが、ああいう道に対しては、先ほどからあった財源の問題で言うと、国からとかの補助金というのはないんですかね。 ○森本道路・河川課長  交付金、そういったものがあれば、延長のほうも延びていくんですけれども、午前中にお話をさせていただきましたように、そういったものを模索させてもうておると。交付金のそういったもの、いただけるもの、そういうことでございます。 ○武山彩子委員  国とかからの交付金が出る出ないというのって、何が判断材料になるんですか。交通量とかなんですか。 ○末永建設交通部長  先ほども出ました舗装復旧・側溝改良事業につきましては、今、道路があって、側溝があると。道路排水のための側溝があるんですが、これはふたがかかっていない状況とかいう場合があります。その場合は道路としての空間が広がるということで、安全性につながるということで、補助の対象としては考えられます。  ただ、通常の維持管理につきましては、なかなか今のところ、対象となる事業がないというのが現状であります。今後も模索は続けていきますけれども、やはり維持管理というのはこれからどんどん出てまいりますので、それはもう国の動きとか注視していきたいと考えております。 ○武山彩子委員  私なんかが気づく以上に、職員さん、もうこの道もあの道もってわかってらっしゃるだろうなと思うんですけど、そういう財源がなく、単にって国からは言われてしまうのかもしれないけど、その歩道が歩道の体をなしてないからもう通れないみたいなのって、歩行空間を、まあ言うたら、整備が滞っているために狭めていることになりますから、国のそういう道路の空間が広がるので補助という視点で言えば、こういう生活に密着した道路のうちの道路幅が広がるという意味ではなくて、歩道が歩道としてきちんと機能をなすというのも補助の対象にしてもらうべきやなっていうふうにも思うんですが、大体市全体で言うと、何か市として総延長のどのくらいが、もうこの例えば5年とか10年とかで直していかなあかん道だろうなとか、そういうのっていうのは把握してはったりするんですかね。 ○森本道路・河川課長  延長につきましては、主要施策で道路リフレッシュ事業というような形で、5カ年におけます延長、それはどういったところをやっていくかというような中で延長を決めさせていただきまして、各年度で何%できておるかと、そういうような形ではさせてもらっておるんですけれども、先ほどの歩道につきましては、御存じのように、交通安全プログラムというものにのせますと交付金事業になります。ただ、どうしても狭いところを広くするということになりますと、今の現況の中ですれば道路が今度は狭うなります。それじゃあ、用地買収でありますとか歩道を広げるほうの方向に行かないかんということで、なかなかその辺も難しいかなというのは思います。 ○武山彩子委員  そしたら、今、私の質問のお答えとしては、この127ページに載っている道路延長2,270メートルというのが、市として普通の生活道路の中でリフレッシュしていかなあかんなという道だというふうに思っといたら。 ○森本道路・河川課長  昭和63年以前、以後というようなお話の中で、舗装復旧・側溝改良事業をさせていただいております。その内容の5年間のこの延長というような形の中で進めたいと、そういうことでございます。 ○武山彩子委員  だから、さっき私がちょっと例に出したような、歩道がもうがたがたでとかというのはここの中には含まれてないということ。 ○森本道路・河川課長  同じく主要施策の中で、交通安全施設整備事業というのも上げさせていただいております。それにつきましても、5カ年で2,300メートルの歩道の復旧をしていきたいというような形で思っております。 ○武山彩子委員  例えば、さっき私が言ってた長中に行くまでの道とかというのは、こちらの交通安全施設整備事業というのに入れていける可能性はあるということなんですかね。 ○森本道路・河川課長  交付金事業になりますと、交通安全プログラムにその該当路線をのせていくというような形になっております。この交通安全プログラムというのは小学校というのを基準にはしておるんですけれども、等という言い方をさせてもうおるのが中学校やなんかも入れさせてもらうと。ただ、中学校の通学路というのは定かじゃないということで、なかなかどう判断するかと。小学校ですと、学校のほうからちゃんといただきまして、そこの路線であるかということを確認しながら選定をしておるんですけれども、ちょっとそういったところで、中学生の方の通学路というのがなかなか把握できないということで、今の交通安全プログラムには中学校関係の歩道の整備については入れておりません。 ○武山彩子委員  例えば、どこの中学校もそうなんですけど、長二中の前の道も歩道が本当に狭かったりするし、等という中に含めるとすれば、例えば中学校の周辺何メートルは必ず中学生が通る道やからこういうプログラムにのせるという、考え方としてはそういう考え方もできるということなんですかね。 ○森本道路・河川課長  交通安全プログラムをつくるとき、当然国のほうからこういうものをつくらないかんよということで、つくらせてもらったんですけれども、そのときにはそのような内容で該当、これから上げていくことはできるということは聞いております。 ○武山彩子委員  わかりました。長五小の次は長六小でというふうにも、去年も予算のときにおっしゃってましたので、そこがちょっとどのくらいの時期にできるかは、地元との調整もありますし、わからないんですけども、本当に見渡せば、10年後、この道はどんなるんやろうみたいな道がいっぱいあるので、職員さんのほうで、この事業やったら使えるん違うかみたいなのを本当に努力していただいていると思うんですが、ちょっと中学校の周りもというのも頭に入れといていただいて、予算組めるようによろしくお願いしたいなというふうに思います。  それと、この間の台風でカーブミラーが本当にたくさん倒れてしまって、まずは撤去というふうに、撤去していただいて、ただ、それがもとどおりに立てられるめどが本当に立ってないんですというふうにもおっしゃってたんですけれども、この間の台風のときに、カーブミラーとか、あと道路そのものも傷んでしもてるとこもあるんじゃないかなと思うんですが、被害状況とか大変な中で、どの程度つかんでらっしゃるのかということと、今回のその台風被害での復旧ということに対しては、国とか京都府からの支援を受けて、できるだけもとの形に復旧できるようにということは見通しがついているんでしょうか。 ○森本道路・河川課長  台風21号でございますけれども、被害のほうの情報といいますか、数字のほうは把握しております。今、委員長言われましたように、カーブミラーの破損も23件ございました。そのうち、本当に倒れ切っているものと、あと、方向ですね、風が強うございましたので、鏡の位置が全然違う方向を向いていると。そういったものを含めての23件でございます。そして、倒木が59件、ブロック塀、そういったものの破損というのが14件、そしてあと、道路上へ飛んできたトタンとか、そういったものが散乱しておるというようなものも含めまして161件、計257件のこちらのほうにはお願いといいますか、連絡のほうが来ております。そして、カーブミラーにつきましては、方向が違うのについては、もうほとんど直しておるというような状態で、あと、倒れ切っているものをもう一度つくり直すと、そういったことについては、今、業者のほうにさせていただくというような形でございます。  そして、道路のほうにつきましては、倒木におきまして、通行どめというような形を浄土谷のほうでさせてもらっておる経過がございます。ただ、浄土谷のほうは、御存じのように、島本町へ抜ける道につきましては、倒木だけではなく、山ののり面ですね、あちらのほうも本当に危険な状態でございますので、そういったものにつきましては、やはり交付金とか、そういったもので対処できるような要望といいますか、そういったものはさせていただいておる段階でございます。 ○武山彩子委員  ありがとうございます。もう本当に規模の大きなものについては、交付金を使いながらということですが、さっきのカーブミラー、倒れているものが何件かという、倒れているものって何本なんですか。 ○日高道路・河川課主幹  現在把握しておるのは9件です。 ○武山彩子委員  そしたら、9本立てるというので言うたら、その新設のやつを立てるのに予算限られているのでというふうに、要望でも待ってもらっていただいているところも何カ所もあると思うんですが、そこへの影響とかというのはあるんですかね。9件発注されているというので。 ○日高道路・河川課主幹  確かに、待っておられる方、要望されているところには、少しは影響あると思いますけども、まずは倒れているところ、優先的に9件、大体費用も把握していますんで、先に直させていただこうと思っております。 ○武山彩子委員  できれば、やっぱり今度、こういう災害があって、不測の事態で倒れてしまったものをもとに修復するという意味で、新たに予算組まなあかんということと、もともとカーブミラーの新設のために組まれている予算というのは、別で進めなあかんやろうなというふうに思うので、これは市として災害のためにかかるものについては、もともと予定してたものが、業者さんが間に合わなくてということはあるにしても、市のほうの予算の都合でおくれてしまうということがないようにしといていただきたいなと思うんですけれども、いかがですかね。 ○日高道路・河川課主幹  その件に関しましては、財政当局も動いてくれてまして、今の予算でいけるのか、補正でかけないといけないのかというのを、今、検討されておると思いますので、まとまり次第、また報告なりはあると思います。 ○武山彩子委員  わかりました。  それと、ちょっと今、決算で上がっているのは、市が管理されているものについて上がってますよね。いろいろ要望とかもさせてもらっているんですけども、私道やったりというところで、もうほぼ何か市道と変わらないぐらい人が行き交っているような私道で、例えば地下に民家の木の根っこが張り出してしまっていて、ぼこぼこなっているとかというものについて、きのうもちょっと空き家対策のところでお話ししてましたけれど、とか、あと私道の舗装であったり、何であったりとかっていうことに対して、これはたしか何か、舗装する場合には補助金がついているんですよね。そうではなくて、そういう何か市道やったら木の根っこが隆起しているのでといったら、すぐにその対応できるときにはぱっと動いていただいて、直していただいたりとかいうこともあるんですが、私道の場合はあくまでも所有者さんがお金を出さないといけないということで、ずっとそのままになっていたりとかするんですけれども、ここはやっぱり今までどおりのやり方でしか、私道については市は関与していただくことはできないんでしょうかね。 ○森本道路・河川課長  今、委員おっしゃられましたように、舗装につきましては、助成というような形であるんですけれども、あくまでも私道につきましては、個人さん所有のものでございますので、行政のほうがちょっと手を加えるということはなかなか難しゅうはございます。 ○武山彩子委員  あれって、その私道を結構もう普通に市民さんが通ってはる、そこのお家の持ち主さんだけじゃなくて、本当にもう通り抜けの道として使われているというような道路の場合は、市の道にしようと思ったら、道路幅が一定数ないとできないんですか。何か基準があるんですよね。 ○森本道路・河川課長  基準がございまして、それに合致いたしますれば、また認定というような形のことになって、市のほうもやっていけると、そういう形です。 ○武山彩子委員  じゃあ、この道はどうなんやろうみたいなことを、例えば全員の所有者さんに合意とってとかということですから、自治会としては大変な事業になると思うんですけども、もう管理が本当に大変でというような道については、市のほうに自治会とか地域の方が相談に行かれてもよいということなんですね。 ○森本道路・河川課長  一度来ていただきまして、お話もさせてもらいまして、基準のほうが満たしておればというようなことになろうかと思います。 ○武山彩子委員  わかりました。 ○佐々谷副市長  私道につきましては、非常に住民さんにとっては、そういう道路の構造であるというのは大きな課題やと我々も思います。その上で、舗装については、昔は私道の場合、舗装のない道路が多かったので、そういったものは補助して行政も支援をしていこうということで取り組んできた状況がございますが、私道の道路のつくってくる過程が違う。例えば行きどまりの道路であれば、市が行きどまりの道路をする場合には、ちゃんと転回広場をつくらないと市道に認定しませんよと。その転回広場をつくるのは、行政サイドでは負担になるので、1軒でも家が建てばいいというような、それで行きどまりのままでやる位置指定道路とかで、家は建てられるけど、市の認定道路にはしないという、自分らが負担が多い分を道路にかけないというような構造でつくられたものを市がやっていくというのは少し課題があるので、そこだけ違う、道路のもともとのつくる段階での構造が違うというように御理解いただければというふうに思います。 ○冨田達也副主査  かわります。 ○武山彩子主査  ほかにございませんか。 ○山本 智委員  放置自転車なんですけど、年々、今、減ってきている状態で、それはシルバーさんがついて見てて、駐輪場へ案内したりとか、そういうことをされてた結果、だんだんだんだん少なくなってきたいう状況の中で、違法駐車が少なくなって、本当に歩きやすい道になってきてるとは思うんですけど、そういう形で人員をかけてやった結果、放置自転車が少なくなったいうことで、例えばセブン通りの駐車の渋滞ですよね。あれも年に何回かはやられていると思うんですけど、人を置いて注意してとめんようにいうようなことをやってたら、減っていったいうような事実もあるわけで、その放置自転車につけてたシルバーの人員を混む時間にそういうセブン通りのところに配置して、渋滞せえへんようにするようなこというのは考えてはるかどうかお聞きします。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  まず、巡回パトロールの話なんですけども、これは大体1日2時間ぐらい立っていただいている関係があります。実は、朝方、放置されるケースが結構多いと思われる時間帯に立っていただいているんですね。今、委員がおっしゃいましたように、例えばセブン通りのあの駐車対策といいますか、駐停車対策についてということになりますと、大体御存じかと思いますけども、夕方の迎えですよね。要は、何が問題かといいますと、長時間とまらはるということというのは、やっぱり道をふさいでしまいますし、そこは安全面の問題、要は、歩行者の歩行空間もなくなってしまいますしということで、問題が出てくる部分ではあるんですね。そうしますと、結構な、何というんですか、夕方のその時間帯の幅というのもありますし、天候とかにもすごく左右される部分がありますので、なかなかそのピンポイントでつけて効果があるかどうかという問題がまず1点と、実は、あそこ、当然駐停車禁止箇所と駐車禁止箇所があるんですけど、そういうことを厳密にやっていきますと、例えば、じゃあ人が普通におりるだけでもあかんのかと言われると、駐停車のところは基本的にとまれないので、そこに乗りおりさせることはできないんですけども、駐車禁止のところについては、ぱっと車とめておろすということ自体は何も違反ということではありません。ですから、そう考えたときに、その辺で注意ということはできても、何というたらいいんですか、規制とか、そういうふうな強烈な形での、要は、自転車、放置自転車のように、効果がといいますか、それがトラブルなく、実はできるかということなんですね。  実は、セブン通りにつきましては、大体2カ月に一遍ぐらい、警察の協力を得て、実はさせてもらっています。これは私どもの市の職員だけ立っていても、要は、実は余り僕らがこうやって駐停車だめですよって看板持って立ってても、普通にとめて平気で行かはる人も、正直言うて、いらっしゃる部分があるんですよ。それが、やっぱり制服を着てはる人が近くにいらっしゃいますと、やはりその辺は、正直な話、効果的かなというふうに思っておりまして、それと、そういう意味でのトラブルですね。何でここでおりたらあかんねんって、いやいやいや、そんなん、駐車、交差点のところはだめですよねっていうのは、普通、皆さん免許を持っておられる方やったら誰でも知ってる話なのに、それをさも自分のは、何かまあまあええやんみたいな感じでとめて、普通にそういうふうなことをしはる人がいらっしゃいますので、やはりちょっと自転車と車については、一定ある程度、何というたらいいんですか、そういう取り締まる権限を持っているといいますか、そういうふうな形で、ある程度、そういうふうな形をとらないことには、最初のうちはですよ。とらないことにはやっぱりなかなか効果的なものというのはあらわれないんですね。  ちょっとつけ加えて申し上げますと、私どもがセブン通りで立って、駐停車の対策のやつを2時間ほどやらせてもらった後、すぐ、終わった後、すぐにもうぱっととめに来はる人というのも、よく知っておられるので、その辺はすごくもう顕著にそれがあらわれるかなと思います。ですから、全然やらないとか、考えてないというわけではないんですけども、なかなか自転車のようにはうまいこといかないかなと思っております。 ○山本 智委員  自転車でも長年かけてやってきた結果、当たり前のように駅前に置いてた自転車が、今、ほとんどもうないというような状態になったんで、それをあそこ、セブン通りを何か当たり前のようにとめたらあかんというふうにしていくには、やっぱり粘り強くちょっと回数もふやしていって、ほんで市民にあかんのやいうのを植えつけていくようなことをしていかな、もういつまでたっても直らないん違うかなと思うんですけど。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  まさに、委員がおっしゃるとおり、実は、もうそんな一朝一夕にできるわけでは当然ありません。ですから、あそこ、セブン通りの舗装を直してもらったときにも、スピードは出さないように要請してもらうようにということで、道路・河川課のほうにやってもらいましたし、御存じのように、あの交差点のところも赤くカラー舗装もさせていただいて、地味かもわかりませんけども、できることについては、こつこつと実はさせていただいているつもりです。  今おっしゃっていただきますように、続ける継続が力なりじゃないですけども、そういうふうな形では、私ども続けていこうかなというふうには当然思っておりますので、その当然市民さんの意識も上がっていかないと、なかなか難しいところではあるんですが、その辺はもっと効果的な方法がほかにないかということは考えていきたいなと実は思っておりますけども、なかなかあそこ、商店街とのちょっといろんな絡みもございますので、なかなか難しいところもございます。その辺も踏まえてやっていきたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○山本 智委員  例えばですけど、その商店街、特に長スポのところからセブン通りへ入って北へ上っていくほうの左側がいつも駐車しているいうことで、あの辺の道のとこに、例えば何カ所かポールを置くとか、ほんで、それでお店の方が買いに来られた人がとめられへんから困るいうのやったら、お客さんが来られたときだけ、そのポール外すとか、その辺はちょっと商店街の方と相談しながらいう形で、何らかの見えるような形で、ここにとめたらあかんのやいうようなことをやっていかへんかったら、ほんま何年たってもちょっと直らへんの違うかなと思いますので、ちょっとまた御検討のほうをよろしくお願いします。 ○冨田達也副主査  かわります。 ○武山彩子委員  今のその話で、駐輪場があるので、放置自転車あかんよと言われたら、駐輪場にとめていけるけど、そことめたらあかんよだけでは、やっぱりなくならへんのやろうなと。とめる場所あらへんやんけという話で、前から少しいろんな議員からも話出てます、例えば新田保育所が来年の4月から移転するので、そこの跡地を一旦更地にして、種地として使っていけることも検討してみたいなことを市長おっしゃってたので、解体して更地にしたところを、ちょっと送迎で来られた方については、そこにとめてもらってみたいなんで、30分たったら有料になるよみたいな、そういう仕掛けつくるとか、何かそういう感じで、どこにほんならとめさすかという誘導もきちんとできるような施策が必要なんかなと思うんですけれども、どうですか、検討されているとは思うんですけど。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  確かに、駐車場の位置が、仮の駐車場でもないというのはそのとおりやと思います。現在は民間の駐車場のところへとめていただくような形になっていると思うんですけれども、先ほど出ました新田保育所のところも、僕なんかは有益な場所やなというふうに思っているんですけど、ただ、それは公共施設再編全体の中で、あそこの活用については検討するということになっておりますので、今のところについては、まだ方向性が決まったわけではありませんが、まちづくり政策室の立場としては、何とかあそこも活用できたらなというふうにはちょっと思っております。 ○武山彩子委員  わかりました。 ○冨田達也副主査  かわります。 ○武山彩子主査  ほかございませんでしょうか。               (「なし」と言う者あり) ○武山彩子主査  なければ、項2を閉じます。  次に、項3河川費について御質疑を受けたいと思います。ページ数は219ページから222ページです。ございませんか。よろしいですか。 ○浜野利夫委員  219ページのこの河川費なんですけど、河川維持費と河川改良費が含まれて河川費という設定になっていますけども、トータル的には2,061万円が当初予算で、支出が1,945万円か、不用額が出てますね、要は。その不用額というのは、何でこういう場合、河川費全体で出るのかなというのがちょっとわからんかったんで、様子を知りたいんですけど。 ○日高道路・河川課主幹  その大きなところは、工事の請負残額かなと思っております。手数料、修繕費が少なくなったので、修繕料、手数料、工事の請負残額によって不用額が出ました。 ○浜野利夫委員  極めて単純な理由ですね。ことし、いっぱいいろいろあったんで。これは去年度の決算か。そういうのと結びついた思ったんです、これ。  あと、今はこの前年度の決算ですけど、今年度は半分終わって、特にこの時点では、もういろんな地震から始まって台風まで、いろいろ災害がたくさん続いている状態あるんですけども、当初予算から2,000万円は少ない設定ですよね、このもともと河川費全体がね。こんな事態を考えたら、だから、もうこの決算は次に新年度予算につながっていくんですけど、新年度予算に、そういう意味で、一定予備費的にプールして予算を確保するなんてことは必要かなと思うんですが、あんまりこの時点から予算考えてということは、まだ考えられないでしょうか。 ○佐々谷副市長  河川の改良工事、水路維持工事というのは、やはり渇水期をめどに事業をやっていく方向もありますので、当初予算で上げさせていただいて、補助をするのが一番ベストであるというふうには考えておりますが、今回も2カ所、補正のほうで水路工事は上げさせていただいておりまして、今年度、継続して河川工事ができるような形で、補正予算で今回上げさせていただいている工事もございます。ですから、1年間通して工事がスムーズにできるのであれば、当初予算でずっとすることも可能なんですけど、できるだけ状況も見ながらしていくということで、補正予算も活用させていただいて計上させていただいている状況でございます。 ○浜野利夫委員  小畑川関連、これも今回のこういう一連の関係が出てたんですけど、管轄は小畑川だから京都府いうのはわかってるんですよ。こっちの土木のほうにも一応お願いしたんですが、写真撮って持っていったんですよね。新河端病院へ行くまでの間、この井ノ内橋からずっと小畑川を言われて歩いたんですが、小畑川の土手とかのり面じゃなくて、川底にいっぱい樹木が生えているんですね。これ何とかせんかったら、全国でニュースに出てるんで、こんなんやったら何か起こるやないかってえらい言われて、一応持っていって、管轄違うのはわかってるけど、府にお願いしたんですけど、そういう関係もここじゃなくて、あっちですか、下水。 ○武山彩子主査  いや、ここでできますけど。 ○日高道路・河川課主幹  確かに、小畑川の件に関しましては、その井ノ内橋に限らず、勝竜寺のほうからもたくさん問い合わせがあります。管轄は京都府ということもありますんで、地元のほうから京都府さんに対して要望書も出ている地域もありますし、個人的におっしゃっているところもあります。そういうのをまとめまして、一度、市のほうから府民公募という形で出させていただこうかなと思っております。 ○佐々谷副市長  少し補足をさせていただきますと、当然川の中の樹木というのは、我々もずっと監視もさせていただきながら、京都府にも要望をこれまでずっと行ってきております。ここ五、六年ほど前から、京都市境から今の阪急の高架のところまでの間で、京都府のほうは伐採の事業を実施をしていただきまして、その間、いろいろやはり地元の住民さんで、自分が植えた木やというようなことの主張もあって、京都府さんのほうは非常に苦労もされてきた状況もございます。例えば樹木になれば、桜の木であれば、残してほしいという要望も非常に強い状況もございまして、それを堤防敷の一部の空地に移植をしたりしながら対応もしていただいている状況というのはお聞きしております。  それから、下流については、少しやはり河川の担当者がかわりますと、なかなか事業がスムーズに進まないという状況もございますので、その点については、今、主幹のほうが申しましたように、我々も京都府のほうへ要望は継続してしていきたいというふうに思っておりますし、その府民公募という手法も使いながら続けていきたいというふうに思っています。 ○浜野利夫委員  もう一つ、こんなことが可能かどうかの話としてお聞きしたいんですけど、京都府は金があっても人がないということであれば、そういう府の管轄のところで、これだけの工事を市に委託して、市が受け取って、その費用でやると。こんなことはあり得るんですか。契約とか、委託というか、本来、府なんですけど、これだけのことが、金あるけど手が回らん、人がいないんで、ほんなら市のほうにお願いして、関係する自治体に依頼するということはあり得るんですかね。 ○佐々谷副市長  市のほうも、やはりその事業を受けるだけの体力が、お金だけじゃなしに、河川管理する、市の河川の管理でもやはりかなりいっぱいのところがございますので、市のほうから受けてというのはなかなか難しいと。それプラスアルファの人件費も足していただくようなことになれば可能かもしれないですが、今の現状では、そういう手法というのは、今のところは考えておりません。 ○浜野利夫委員  わかりました。大きくなる、より上位という、上のほうが、府とかは管轄が多いので、ぜひ積極的に、繰り返さないように、行ってから、完成してからでは遅いんですね。お願いしておきたいと思います。 ○八木 浩委員  少し関連で、河川の件なんですけども、これ、府のみならず、民間も含めてですけれども、昔は小畑川はずっと、6月、7月ぐらいに、30年近く前にはしゅんせつしてはったわね。それやめてからは、野鳥が戻ってくるとか、自然を大事にしなあかんとかいう方向のことを言われながら、木が生えてても、それも自然やみたいな形でほっとかはったまま、大きくなって問題になってきたように思うんですけれども、これは刈ったほうがええんかな、生やしといていいもんなんかな、河川管理上。 ○武山彩子主査  どなたか。 ○佐々谷副市長  第一義的には、やはり河川の通水断面をまずは確保することが、一番の管理上の課題だというふうに考えています。 ○八木 浩委員  のり面にも斜め向けに生えているような部分が、例えば犬川の神足3丁目のマンションの辺、大分大きくなってきたんですわ。下に生えているわけじゃないけど、のり面に生えてる。先ほど小畑川言いはったけども、勝竜寺に続いて、のり面に生えている木も大分大きくなってきてるから、のり面のほうが、えぐられたほうが怖いん違うかなっていうのも感じるんですけど、そういうふうな対処は、例えば犬川、府道西京高槻線以北の管理としては、どうこれからお考えなんか、ちょっとお答えいただけますか。 ○佐々谷副市長  先ほども通水断面だけのお話をさせていただきましたが、当然河川というのは堤防両サイドの堤があって河川の構造になっておりますので、河川の堤の中での上下断面を侵す構造については、構造というか、そういった樹木については、排除をしていくことがまず第一義だというふうに考えております。 ○武山彩子主査  ほかございますか。               (「なし」と言う者あり) ○武山彩子主査  なければ、項3を閉じます。  次に、項4都市計画費のうち、西山公園体育館費以外の部分について御質疑を受けたいと思います。ページ数は221ページから234ページです。 ○浜野利夫委員  222ページの長天周辺整備事業の関係なんですけど、今年度半ばまで過ぎたんですけど、決算は前年度ですよね。ただ、現実、この前も予算審査常任委員会かで、この前、第7回、第8回の駅周辺の策定委員会の報告もあったばかりなんで、ダブったやつが、それを無視して、このとき、前年度だけの決算でというふうにならないとかって、決算だけでも、今のこの前、予算審査常任委員会であったような到達点を踏まえながら、来年以降の新年度の見通し、予算上を含めて、計画がどうなっていくのかというふうに思いは行かざるを得ないので、そういう中身的に少しなっててもいいですかね。 ○武山彩子主査  はい。 ○浜野利夫委員  結局、そんなんで、今は前年度の決算なんですけども、1,452万円、この決算でも検討、業務委託がされて、それがずっと今、現実は、つい先日みたいに、ここまて済んだ状態がある、この決算を踏まえて新年度は組んでいっているんですけども、だから、第7回、8回で、一番新しい状態で、策定委員会の資料も出されて報告されたんですけど、今年度中に基本計画策定、流れはそうですよね。それがことしじゅうの今年度中に、どういう時期、どういう形で基本計画がされて、新年度からどういう流れになっていくのかという、もうちょっと時系列的にというか、見える形で、この段階で言えることを教えてほしいなと思ったんですけど、いかがでしょうか。 ○宮本建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  今年度につきましては、12月議会にまた基本計画の内容を書きまして、それを経て、パブリックコメントを通じて、3月末の基本計画策定に向けて進んでいきたいと考えております。この基本計画が策定できましたら、来年度、新年度については、具体的にどういう整備をしていくかという検討業務に入っていき、地元のまちづくり協議会、引き続き含めながら、どういうふうに進めていくかというのを具体的に進めていきたいというふうに考えております。 ○浜野利夫委員  わかりました、その流れね。何といいますか、最終的に年度、3月までですか、策定までいくということで、この前、ちょうどあれ、シンポジウムが長天をどうするというテーマですか、あって、3回に分けて、同じテーマですか、市民意見交換会がありました。1回出たんですけど、あれはあれで、市民の意見を取り入れながらするというのは大事なことやと思うんです。思ったんですけど、そういうこの決算を踏まえて、ここまで今年度来て、市民の意見、あと、さっき言いました策定委員会を次やって、パブコメやって、3月末、あとはこの前やったような、ああいう市民と直接意見を広く聞くという、交換するみたいなことがもうないのかなと思ったり、議会の中でも長天についての基本計画策定というのは議決事項じゃないので、4次総合では全体と基本計画というのは議決になってますけど、個別の基本計画は一切議決じゃないので、ずっと流れてということになってしまいかねないなと思って、そういう意味で、ちょうど所管的にここで言えば、閉会中のそれだけのテーマにしたら、建設水道常任委員会であってもいいのかなという気もせんでもなかったんですけど、それは私が判断することやないですので、そういうことは行政の側から見たら、そういう市民とのこの前やったような意見交換会みたいな、そういう形が市民の意見を広く聞く場が、基本計画最終策定確定するまでに予定があるのかいうのと、議会が求めれば、そういう別個、閉会中の審査案件で長天周辺、議会の建水の検討委員会とか、そういう場をつくることが受けて立てる条件があるかどうかというような、その2つ、どうでしょうか。 ○宮本建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  まず最初に、市民とのそういう意見交換会のような場をまた今後も持つのかという御質問なんですけれども、それについては、今後、10月にはオープンハウスということで、駅前で直接、市民の方と対話できるような形で計画説明等をして、御意見をいただくような場を考えております。  また、市民イベント、緑化フェアとかを通じて、そういうところにブースを出したりして、そこでまた市民の方に意見を聞くということも、今、考えております。  あと、市民というか、関係団体ですね。商工会とか、その辺の関係団体ですね。商工会と、障がい者関係とか、あと、観光協会とか、その辺、関係するような団体の方々等にも説明して、そういった御意見を聞くといったことで、あと、最終的にはパブリックコメントで人々の意見を聞くということで考えております。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  あともう一つ、議会でのということであったと思うんですけど、ぜひ、そういう意見をいただくというのは、私たちはいただきたいというところではございます。 ○浜野利夫委員  わかりました。そういう流れを受けて、ここまで進んできた、あともう基本計画策定まで見えてきてる段階だと思うんですけど、スタートで軸になってたまち協ですね。今回のこれ、補助金は下海印寺が30万円で、こっちが10万円ということで聞いたんですけど、今後、このまち協の役割がどういう位置を占めていくんでしょうか。あと、策定委員会全体で基本計画入ってますわね、あのまち協の方も。あと、もうそれだけずっといくのか、まち協自身が基本計画策定まで、あるいはそれ以降含めて、こんな役割を持ってほしいと思っているみたいなことはあるんでしょうか。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  まちづくり協議会のほうは地元の方で構成されておりまして、今度、いよいよ来年からは実現化に向けた動きということで、この前、まちづくり協議会の中の総会を開かれた中でも、今度は実現化に向けた、まちを知って、まちを変えて、今度はまちを実現化していくという活動に移っていくんだということで決定されておりますので、今後は実現化に向けた活動に入っていかれます。 ○浜野利夫委員  まちづくり条例で、要するに、このまちづくり協議会、つくるための条例や要綱とか見てたんですけど、この規定に当てはまれば、前ちょっと言ったことあるんですけど、2つ目、3つ目の同じエリアの中でまち協というのは、申請をすればオーケーになるんですね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  まちづくり協議会の認定要綱というのがございまして、その中で要件があるんですけれども、もちろんその地域に住んでいる者でありますとか、その自分が持っている土地を利用改善するとか、公共施設の整備にかかわるものを協議したり、かつ、地域の住環境の向上につながるということを踏まえた上で、地域の住民の多数の支持を得ているということが条件になっておりますので、この3つの要件に合致するということで、長岡天神駅周辺まちづくり協議会も、また、下海印寺まちづくり協議会も認定されているという状況でございます。 ○浜野利夫委員  ですから、その条件に当てはまれば、同じ地域に同じ目的で、2つ目、3つ目、4つ目できても、認定はされるということですね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  実際言いまして、2つ、3つ、4つという形は、私たち想定していないで、1つの地域で1つであろうというのを私は思っております。 ○浜野利夫委員  私の意見じゃなくて、条例上の解釈で、可能かどうかというのをちょっと確認だけしたいんですけど。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  ルール上、そのことを想定しているわけではないんですけれども、この要綱の中、地域住民の大多数の支持を得ていることという条件でいきますと、2つ、3つ、4つという形というのは違うのではないかというふうに考えております。
    ○浜野利夫委員  実際にそんな無数にできるというのはあり得んと思うんですけど、条例上で言ったら、2つ目、仮に申請されたら、1つしかだめですよということが条例上でうたってたら絶対だめですけど、それがない限りは、条件さえ整えば別にいけるというふうに解釈上は、そういうのはちょっと確かめたかったんですけど。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  いや、実際、ルール上の話をしておりますが、その市民活動でたくさんの思いを持った方が動かれるというのは、私は望ましいところでありますし、そういうふうな要綱でなければならないと実は思っております。ですので、例えばテーマ性が違うとか、地域が違うとかいう形で活動される分はあるのではないかと思います。 ○浜野利夫委員  だから、あり得るという、一応理解でいいんですね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  全く同じテーマで複数あるというのは想定はしていないということでございまして、例えば、違うテーマ、違う着眼点、違う視点でその市民活動をされるということは、私は望ましい姿かなとは思います。 ○浜野利夫委員  解釈ではなくて、解釈で受けとめじゃなくて、思いじゃなくて、そういう条例上ということで言えば、いけるんですねという。 ○八木 浩委員  イエスか、ノーか、望ましいでなくて、イエスか、ノーかを聞いてはるねんから。 ○浜野利夫委員  そういうことです。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  実は、その要綱の中に、複数あることを想定してないので、なかなか言いづらいところではございます。 ○浜野利夫委員  わかりました。規制はしてないけど、あかんという規定もないので、出れば条例に従ってとなるのかなという気がしますので。 ○佐々谷副市長  基本的には、一番大きなところは地域の皆さんの合意といいますか、地縁といいますか、そういったところがないと、認定はできないというところが一番大きなポイントです。  今おっしゃるように、この地域で同じテーマで、同じ中で、反対派の方と賛成の方がまちづくりをつくられるのはあり得ると思うんですけど、我々としては、認定する中身として、やはり審査をさせていただくので、今、望ましい方向性というのは、今、室長が答えたとおりでございます。  以上です。 ○浜野利夫委員  わかりました。そういう解釈、あかんことはない、望ましくはないと、そういう理解をとりあえずしておきますけど、ただ、その関係で、この前か、ちょっと言ってたことに関係するんですけど、条件の中に、言われたように、地域住民の多数の支持を得ているというのが条件になっていますよね。ところが、まち協のメンバーというのは、人がいいか悪いかのものじゃなくて、個人資格でみんなやってますからね。多数の支持を得ているかどうか、それはわからへんのですよ。仮に、どこかの団体の役員してたって、その団体に諮って出てきたんやったらわかりますけど、あくまで、これ、規定上は個人の資格なんで、一切そういう多数支持がどうかわからへんまま、個人で行っているから、だから、何といいますか、どの人が、この人が、まち協の委員ですよということすら知らないケースも多いんですよ。当然ですよね。団体代表で出てきて、承認されて出てきたら、当然その団体はみんな知ってはりますけど、あくまで個人の資格なんでね。それを含めて、だから、地域住民の多数の支持を得ているという、この基準そのものが矛盾してしまうんですよ。個人の資格で行っているからね。それは違うんですか。 ○佐々谷副市長  今回の長岡天神駅周辺のまちづくり協議会につきましては、開田の自治会の中で協議会をつくるということで、ただし、そのメンバーは有志でつくられるということは自治会の中で報告もされておりますし、自治会からの補助金も出ておりますので、多数の支持が得られているものと市のほうは判断しておるものでございます。済みません、補助金は出てないということですけど、自治会の中で了解を得られたということはお聞きしております。 ○浜野利夫委員  6人かメンバーいられますけど、それぞれの団体がそういう形で了解されて出てきているというのは初めて聞きました。全部そういうような個人の資格じゃなく、団体の代表になってしまいますやん。そんな構成のパターンじゃないんでしょう。この下海印寺もそうですけど、あくまで個人の資格で何人かで集まって、まちづくり協議会を構成するというのは、条例上はそうなっているので、素直にそう聞いているだけなんですけど。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  そうです。個人の資格で会費を払って会員になられております。 ○浜野利夫委員  だから、何回か過去に聞いてきてたんですけど、地元の地権者とか、お店やっている人に聞いたら、全然聞いてないと。向こうでも何でですかって聞いてたら、それは個人の資格で出てて、まち協でまとまってないから、まとまってないものを勝手に聞けへんということで、ずっとこの前のシンポジウムであったり、いろんなある程度素案がまとまってじゃないと聞けないというので、それも聞けてないという状態がずっと続いた状態が大分長いことあったんですよね。そういういろんな不安要素が地域住民の人からも出てたんで、そういうことを聞いてたということで、今の仕上げじゃないですけど、まち協の構成そのものがそういう形で、個人の資格で出てて、誰がなっているかも知らない状態というふうにずっと、いい悪い別にして思ってたら、いや、各団体の推薦を受けて出てきてるのは、初めてさっき出たんですけどね。 ○佐々谷副市長  各団体の代表ということではございません。有志でということです。メンバーは各団体の代表で集まられているということではございません。そういうお答えをしています。 ○浜野利夫委員  構成のその認定条件ではなく、そういう意味では、団体代表、推薦で出るという規定はないですからね、全く個人の。だから、まとまったものがなければ、地権者であっても、店をしている人でも聞きようがないと。個人的ということだったんで、ただ、ある程度団体の合意があって出てきたので、その団体に、実はこんなんがあったけども、この関係がどうですか、意見をまた持ってきますのでと言えると思うんですけど、そういう仕組みにもう一つなってないなというので、これも、さっきも非常に不安要素があって、さっき、まち協の今後の役割はどこにあるんですかというのを聞いたのはそういうとこやったんですよ。まあいいです。  もう一つ、その状態から、さっき、この先の予定を聞いてたんですけど、先を見た場合に、例えば地域公共交通会議で路線バス、いわゆるコミュニティバス部会、同じ目的でパターンの違う2つの部会を設けて、そこの意見を吸い上げながら、公共交通検討会議か、大きなやつにかけてくる。こういう流れだったんですね。ここだって、いろんな分野で長天周辺の課題がありますから、策定委員会だけでもぼんぼんぼんと決めていくんじゃなくて、そこに参加している諸団体の関係で一番分野の大きい必要なテーマごとで、公共交通会議みたいに部会を幾つかを持って、積み上げていって、意見を吸い上げるというパターンが、小委員会というか、小部会というか、それで、基本計画策定委員会でずっと仕上げていくみたいな、そういうやり方のほうが幅広く意見がより細かくというか、専門的に意見が集約できるん違うかなと思うんで、そういうことは今後は考えてないんですかね。 ○末永建設交通部長  まちづくり協議会ですけれども、下海印寺のまちづくり協議会でもそうなんですが、やはり部会というものを分けて、そこでの部会としての活動というのは行われております。 ○浜野利夫委員  あるんですか。 ○末永建設交通部長  下海印寺まちづくり協議会においてはあります。  長岡天神駅周辺のまちづくり協議会においても、将来的にはそういったことは考えられます。現在は、そのまちづくり協議会というのは、長岡天神駅周辺のまちづくりについて、どういうまちにしていくかということをテーマにしてやっております。それに基本構想という形で出ましたけれども、その基本構想をまずつくっていこうというのがテーマでありましたので、それをつくるに当たりましては、やはりメンバー、構成員だけではなくて、アンケート調査を行い、そしてまた、新規の会員も入れながらやってきた経過がございます。ですので、このこういった協議会というのは、漠然と最初のところは見えますけれども、初動期、非常に重要なところでありまして、このまちを一体どうしていくかというそのグランドデザイン、これを決めていく、そのための協議会で集まっていただいている状況であります。  今後、部会に移行する、それはもう協議会としての判断もあるかとは思いますけれども、委員おっしゃるような、その部会制にして、委員からの意見を吸い上げる、部会からの意見を吸い上げるという方法もあると思います。 ○浜野利夫委員  わかりました。ある意味、だから、公共交通の会議みたいに全体を決めるときに、その各専門分野とか、幅広く意見を吸い上げたり、より専門的に、具体的に、ぜひ考えてもらえたらなと思います。  226ページの交通ネットワーク充実のところですけど、この中での高齢者の運転免許自主返納支援補助というのが、前年対比を見たら8万円ぐらいちょっと減ってて、242人だったのが210何人に減ったと聞いたので、これは人数の関係とかなんか、何が違ってこういう減ったのかというのをちょっと様子を教えてほしいんです。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  委員おっしゃいますように、人数が減ったことが大きな要因です。 ○浜野利夫委員  単純にそれが全てですね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  はい。実は、自主返納していただいた方には、ICOCA、それから、阪急バスのプリペイドカード、コミュニティバスの回数券ということで、その3種類、全部選択してもらってもいいと形をとっておるんですが、中には、これが要らないという方も当然いらっしゃいますので、ちょっとその辺のどれを選択したかという、ちょっと細かいところの集計といいますか、そこはできておりませんけど、基本的には、来られた方については、大体3種類選択をされておられますので、大体もう人数の減がそのまま実績となったというふうに考えていただいて結構だと思います。 ○浜野利夫委員  わかりました。  それと、路線バスの運行助成、この決算、今回だけやなくて、ずっと300万円で来てますわね。1路線だけという話ですけど、これっていろいろ経過はあったんですけど、この決算段階でこの300万円のバス路線、阪急バスへの運行補助の関係で、市の思いとか、阪急の思いで、方向性、この段階ではこうですと言えることってあったら、ちょっと聞きたいんです。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  内容的にも大きな変更もございませんので、大きな思いといいますか、これにつきましては、実際にこの補助対象になっている路線につきましては、やはり実績というのは余り伸びてないというふうに聞いております。ですが、市民さんの足にもなります路線バスでございますので、その辺、サービスとしてキープしていかないといけないということで、させてもらっていることには変わりはございません。 ○浜野利夫委員  あと、社会実験バスとコミバスの関係なんですけども、社会実験バスの助成額が減ってて、コミバスは増になっているんですね。これは運行経費との関係での増減なのか、中身をちょっと教えてほしいんですけど。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  まず、実験バスでございますけども、実験バスにつきましては、当初、目標値、確かに1便当たり10人という目標を上げておりますけども、予算はその辺、現実的なところといいますか、少し余裕を見た形で予算を実はとらさせていただきました。私どもが、当初、予定といいますか、予想をしておりました人数よりも、乗っていただいた、要は収入がふえたことによって、実験バスの助成金については下がったというふうに解釈していただければいいかなと思っています。  次に、コミュニティバスのお話なんですけども、コミュニティバスにつきましては、ほぼ乗っていただいている方は同じといいますか、1便当たり13.6人ということで、変わってはいないんですけども、総数的な話をしますと、少し利用者が減った分、収入も減ったかなというふうに思っております。 ○浜野利夫委員  今のコミバス、利用減の分がその持ち出し増になったという。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  そうです。 ○浜野利夫委員  利用料の減の分ね。わかりました。  もう一つ、さっき、ちらっと言うてはったんですが、アンケートなんですけど、速報値がいつごろになるのかということと、阪急のバス路線、それから、社会実験バス、コミバス、3つのパターンがあるんですけど、新年度の方向性は、この決算段階ではまだ何とも言えへんのか、こんなこと考えてますがあれば、ちょっと聞きたいんですけど。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  まず、アンケートなんですけども、今、速報値でお伝えできるのは、一般質問でも答弁させていただいた部分かなと思っております。これにつきましては、実は10月に地域公共交通会議を予定しております。そこでアンケート結果についてお話をした上で、先ほど申し上げていただきましたように、路線バス、当然、まずは東部の社会実験バスをどういうふうにするのかというお話をさせてもらった上で、市のバス運行に関しても、そこで話をちょっとさせていただこうかなというふうに思っております。ですから、地域公共交通会議での意見を踏まえた上で、あくまでも大きな方針というのは決めていくという形で考えております。 ○浜野利夫委員  ということは、今段階ではまだ何とも言える段階まで固まっていないということでよろしいんですね、とりあえずね。結構です。 ○武山彩子主査  ほかにございませんか。 ○山本 智委員  はっぴぃバスなんですけど、開始以来伸びてたのが、今回、ちょっと今、横ばいやいうことで、理由としては、もう団塊の世代の方が減ってきたいうようなこともあったりするんですけど、また、車両の今度買いかえとかなんかも含めて、ほんで多いときには結構満員で乗っておられることも見たりするんですけど、それに伴って、車両の乗客がたくさん乗れるようなバスにかえていけれるとか、そういう御検討は今の時点でされてますかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  実は、このはっぴぃバス、ルートを決めさせていただくときに、当然交通空白地の解消ということですので、委員も御存じのように、滝ノ町の辺とかは、狭い道を通っておりまして、今の通っているルートで申しますと、バスの大きさを大きくするというのはちょっと不可能だと思っております。その中で、要は同じようなサイズで、じゃあいっぱい乗れるバスはないのかというお話なんですけども、実は市役所の前もちょっと通っているのを見はったことがあるかもわからないんですけども、向日市に行っているバスで、77番と78番か、ちょっとポンチョで、ちょっと背の高い箱みたいなバスが多分あると思うんですけど、あれも実は導入できないかなということで検討はしてみたんですけど、実はあれも席数で言いますと、今、三菱ローザを使っているんですけども、それより座る席数が減るんです、まず。それとあと、背が高いのと、実は車高が低い関係がありますので、長岡、山のほうも実ははっぴぃバスは走っておりますので、ちょっと高低差をクリアできないところがあって、実は以前にも、バスのどうせ買いかえが来るというのはわかっている話なので、その時点で新しいそういう規格的なものというのを踏まえて、検討を実はしてみたんですけども、なかなか合致するものがないということで、今、引き続き検討はしていくんですけども、同じような形のバスにどうしてもならざるを得んのかなという、例えばですけど、そのルートを全然変えてしまってという話にもしなって、全然つくりかえるという話であるんであれば、そういうこともあり得るのかなというふうには思いますけども、ただ、今の地形とか、道幅、幅員のことを考えますと、なかなか難しいかなというふうに思っております。 ○山本 智委員  わかりました。ありがとうございます。 ○武山彩子主査  ほかにございませんか。 ○冨田達也委員  222ページの庁舎の西地区市道新設事業なんですけれども、これの進捗って、今、どうなっているんですか。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  市庁舎西地区の進捗状況ですけども、現在、土地の所有者の方と用地交渉のほうをさせていただいている状況でございます。 ○冨田達也委員  それは、一部について、それとも、この市道新設に係る全てのところに用地交渉しているということですか。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  そのとおりでございます。 ○冨田達也委員  それと、224ページの高速バスなんですけども、資料の410ページを見てると、利用者数がどんどん減ってきているという状況なんですけれども、これについて御見解をお聞かせください。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  だんだん減ってきているということで、何か対応を打たなくちゃいけないということで、ここ2年間ほど対応してきておりまして、ここに委託で上げております検討会議というものを持って検討しているわけでございます。なかなかこれという決め手がないということで、今、頭を悩ませているところではございます。アンケート調査などいろいろさせていただいた結果、待合機能の向上が必要ではないかとか、あと最近では、新規路線の開拓も必要じゃないかというような議論もなっておるところでございますが、今のところ、まだ決め手を欠くようなところでございます。 ○冨田達也委員  路線数はそこまで減っていることではないんですよね、これを見る限りは。発着便数自体はそこまで減ってないけれども、やっぱり利用者数が減っているというところで、やっぱり利用しにくいというところになるんですかね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  一応平成30年5月の段階、便数のほうは減っているんですけど、これ季節によって便数が変わるということで、なかなか捕捉しづらいところではございますが、人数のほうも減ってきておるというのが現状でございます。 ○冨田達也委員  先ほども多分ちょっとお話してたと思うんですけど、バス停の、これは毎年聞いているやつなんですけど、バス待ち環境の進捗状況を伺います。ベンチの設置可能数とかがあるんですけれども、なかなか設置できてないということがあると思いますので。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  高速バスじゃなくて。 ○冨田達也委員  ごめんなさい。普通の路線バスであったりとか、阪急バスであったりとか、資料で言うと419ページですね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  419ページのバス停のベンチと屋根の進捗状況のお話なんですけれども、これにつきましては、実は、正直、進捗は進んでおりません。前も申し上げましたように、これ、済みません、寸法的なもので私どもが設置可能なということで上げさせてもらっております。実は、厳密な話をしますと、いろんな地形の関係とかがあって、実際にそこに取りつけることが難しいこと。それから、実際にそのバス停を置くとなりますと、やっぱり隣接の方の同意を得ないと、勝手にまたバス停をつくったということになりますと、そこでマナーの悪い方ですとポイ捨てとか、ちょっとそういう環境面の話もございますので、なかなかそういう条件が整って、なおかつ、ルートのところでそういうふうな利用者がいらっしゃるということが見込めないと、なかなか難しい部分はあるのかなというふうに思っております。 ○武山彩子主査  ほかにございませんか。 ○冨田達也副主査  かわります。 ○武山彩子委員  まず、長天の周辺整備のことなんですけど、これも基本計画の策定委員会ずっと続いているので、今年度にもかかわっての御質問になるんですけど、ずっと議論が去年から進んできて、人が歩いてにぎわいをつくれるまちづくりというのが前面に出て、このほど、より具体的な中身、図であったり、考え方であったりとかというのか出てきた中で、私も長天の周辺は歩いてにぎわいをつくれるとか、歩きやすさが最優先にされるというのが、今の長天の駅らしくていいなというふうに思っていて、そのコンセプト自身は賛同してたんですが、一番直近の基本計画策定委員会のまとめ、報告書でしたっけ、資料を見させていただくと、イメージ図、ひとり歩きさせたらあかんとは言いながら、補助幹線道路のところだったり、天神通り、駅前線のほうに大きな建物が建っていくような、そういう構想になっていたりとかで、もちろんアンケートで市民さんに聞けば、何が欲しいって聞いたら、大型の商業施設欲しいと答えはる人も一定数いはると思うんで、上位に入ってきていましたけど、果たして、アゼリア通りとか、セブン通りの商店、駅前の商店の皆さんが願っておられるような駅前周辺整備になるのかなというと、ちょっと私、第8回の検討委員会の資料を見て、ほかの大きなまちの駅のような形にしようとされているのかなというのをちょっと心配してたんですけど、あの図とか、あの委員会でつくられたものは、私が思っているようなイメージなんですかね。何か大きなまちの、ビルがぼんぼんって建っているような、その駅前のようなイメージで考えてらっしゃるんでしょうか。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  イメージ図があるので、ちょっとややこしくなっているんですけど、あれはあそこにそういう挿絵を入れるというイメージでちょっとつけさせていただいたつもりやったんです。駅前周辺については、高度に高さを積んでいくような利用が望ましいんではないかというのがある一方、いろんなここまでの意見交換会ですとか、シンポジウムとかの意見、皆さんの意見を聞きますと、駅の西側につきましては、それほど高いのはどうなのかという意見もやはり一方あります。その点はちょっと考えていかなくちゃいけないのかなというふうに思っているのと、あと、大規模な商業施設云々につきましては、この前のアンケート、3,000人に対するアンケートに、結果、実は大規模な商業施設が欲しいなという方が36%で、一方、個性的な商店街が欲しいという方も36%、拮抗しているような形でしたので、ここについては、この前の意見交換会、まだちょっと3日間やった中での集計ができておりませんが、意見を聞くと、どっちかいうと、やや個性的な商店街のほうなのかなというふうに僕は受け取ってはおったんです。その辺で、まだもうちょっと議論をして、まちの雰囲気を決めていきたいなというふうには思っております。 ○武山彩子委員  長岡京らしさというような、そういう抽象的な質問を投げかければ、もう本当に十人十様の答えが返ってくるかとは思うんですけども、ただ、やっぱり私も直接行けてないんですけど、意見交換会で出た御意見とかを又聞きで会派の中でお聞きしてると、やはり今のその、何というか、小ぢんまりとした、駅からおりたらすぐに何か身近な本当に生活感あふれるようなまちがあるというようなのが、長岡京としては愛着があるという思いを持ってらっしゃる方が結構多数いはるんだろうなと思っていて、だから、個性的なお店が欲しいというのもそういう答えの一つなのかなというふうにも思うんですが、何年か前に都市計画の決定で、たしか大型店舗はもう長岡京市にはつくらないというふうに、都市計画決定か何かで変更ありましたよね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  大規模店舗の関係につきましては、市内全部じゃなくて、一部近隣商業地域では可能な場所はございます。 ○武山彩子委員  ほな長天の駅前の、今、計画つくられているエリアの中は大型店舗は入ってこれるということなんですか。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  エリアで言いますと、ちょうどイズミヤさんから駅の西側の部分、それから、西友さんとかリバティさんとかある、あの辺の部分につきましては、大規模店舗の規制のエリア外になっております。 ○武山彩子委員  何か新たなものはもうつくりませんというように説明をお聞きしてた記憶があるんですが、もちろん今建っているんで、そういうエリアではあるんでしょうけど。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  ちょっと私、そこについては存じ上げないんですが、土地からして、ちょっと大規模なやつをつくるスペースがあるかというと、ちょっとやや難しいかもしれません。 ○末永建設交通部長  多分委員おっしゃっているのが、都市計画でいう特別用途地区のことかと思います。近隣商業地域に設定しておりますが、先ほど室長申し上げたように、全域にはなっておりません。これ具体的には、店舗面積、いわゆる売り場面積ですけれども、これが1万平方メートル以下でなくてはいけない。1万平方メートル以上のものは建たないと、そういう規制でございます。これはあくまで都市計画の規制でありまして、そもそもロードサイド、いっときロードサイドにかなりの大型店舗が出店した時期がございます。それを抑える意味で、中心市街地にということなんですけれども、それで全部近隣商業地域に大きなものが建ってはいけないという趣旨で、こういった都市計画を定めまして、1万平方メートル以上はだめですよということで定めた経緯がございます。これは都市計画の規制ですので、実際に建つ建たないはまた別の話になりますし、これからの土地利用計画においても、こういった大型商業店舗を必要とするかどうかというのは、また別の話になってくると理解しています。 ○武山彩子委員  てことは、済みません、ちょっと余り理解ができなくて、今の都市計画の決定と、例えば市民アンケートで大型商業施設が欲しいという結果が出て、そこをちょっと周辺整備計画にのせましょかというようなことが仮にあったとしたら、そこは矛盾はしないということなんですか。 ○末永建設交通部長  店舗面積が1万平方メートル以下となっても、やっぱりかなり大きい商業施設には変わりがございません。ただ、店舗を出店する場合に、やはり周辺の交通環境、道路問題ですね、これが耐えられるのかどうか。そして、必要な大規模店舗立地法に基づきます、その駐車場がどの程度とれるかって、こういうことも総合的に勘案していかなくてはならないと考えております。そもそも長岡京市は大規模店舗の比率が多うございますので、その辺、御意見を聞きながら、方向性を決めていかなくてはならないと考えております。 ○武山彩子委員  はい、わかりました。ちょっと地元の方が危惧されているのは、つくるとすればアゼリア通りではなくて、広がっていく駅前線のほうに、例えば、仮に大型商業施設の資本のほうが、例えば長岡でやるならこっちだなとか選ぶとすれば、アゼリア通りのほうじゃなくて、今、いっぱいちゃんとビルが建って、道路が広がるほうに何らか大きい店舗建てようかなみたいなことがある可能性はあると思うんですよ。それが市の計画にのるかのらないかは別にして。それをやっても構わへんでとか、積極的に誘致しようみたいな計画になってしまうと、今のその駅の西の北側にだっと広がっている商店の皆さん、商業者の皆さんにしたら、こっちの歩いて商店街のほうに誘導していくという計画だったんじゃないのというふうに感じられるだろうし、私もそういうふうに感じてしまうので、本当に結果見て、もうちょっと市民の皆さんの意見もしっかり見きわめていかなあかんって、さっき室長おっしゃってましたけど、本当に広がる道の周りに何を置くのかによっては、本当に人の流れが一気に変わってしまうので、そこの絵が、ちょっとイメージ図が出てしまったので、すごい不安になっているということなので、次に出すときには、本当に長岡京の西側、今、西側の話ばっかりしてますけど、駅前おりたときにほっこりするようなというのが、多分長岡京市のらしさなんじゃないかなと思うので、そこが描けるようにはしていただきたいなというふうに思いますが。 ○末永建設交通部長  その点は、基本計画策定委員会第7回の委員会資料、今回も資料出させていただいておりますけれども、この中で、駅周辺エリアにおける土地利用について記載をさせていただいております。申し上げますと、天神通り、長岡京駅前線沿いのこの北側につきましては、線路を挟んで東側のほうについては都市機能集積エリアということにはなっておりますが、低層部に回遊性を高め、休憩所となる広場を有する商業施設を有するオフィス、宿泊施設等ということで提案がなされております。これ、オフィスと入れましたのは、小売の拡大につながるということで入れさせていただいておるものであります。それから、線路よりも西側のほうですけれども、これはやはり天満宮に近くなるということでありますので、観光商業エリアとはなってはおりますけれども、低層部に主に来訪者を対象として回遊性を高める商業施設となっておりますので、現在のところ、そういった大型の商業施設等の記載はしておらないところであります。 ○武山彩子委員  わかりました。商業施設だけではなくて、大きな建物が建つことによって、何となく中心はそっちだなというふうになるというのも、何かちょっと抽象的な言い方で申しわけないんですけど、まちの姿として、やっぱり立派な大きなものが建っていくと、そこは中心というふうになっていくので、人の流れも当然その1階のテナントのところも人がようけいてはる、上がマンションであれば、その下はちょっと小売がいっぱい入ったりとかということによって、そのアゼリア通りの商店街に流れている人の流れがそちらに行くんじゃないかという心配をしてしまうので、どういうふうに線路から西側のアゼリア通りから駅前通りまでのまちのにぎわいを面の中でどうやって、どこもちゃんと通るようにするのがいいのか、流れるのがいいのか、もう天神駅前のほうはこういう形、ほんでアゼリア通りがあくまでも商店としてにぎわうように、駅前通りはこういうふうにしようみたいなふうに、何か既存の方がやっぱりよくなったなというふうに思われないといけないなと思いますので、そこを、またもう次、また会議も開かれますし、これから意見たくさん聞かれるということですので、私たちも意見言いながら考えていきたいと思います。  222ページのまちづくり条例のところなんですが、成果等説明書にまちづくり条例の施行規則の見直しということで、ワンルームマンションの定義、公園緑地負担の減免規定というようなことを考えて、誘導居住区域の緩和というのがあったんですが、ほんであと、市全体の高さ規制のあり方についても、あわせて検討する必要がありますというところで課題で締めくくられているんですが、ここのその検討されている中身、私、委員会に入るの初めてなので、ちょっと議論の中身を知らないので、済みません、教えていただければと思うんですが。 ○下澤都市計画課主幹  今、御質問のありました成果等説明書のまちづくり条例の検討過程という部分につきましては、ちょっと幾つかございまして。 ○冨田達也副主査  済みません、できればページ数を教えてもらったら。 ○下澤都市計画課主幹  117ページですね。117ページ、まず真ん中のところの取り組みというところで、平成29年度は、前年度までの検討過程に加えて、ワンルームマンションの定義でありますとか、公園緑地負担の減免規定のあり方などについて、改正の方向を取りまとめたというところで、今、武山委員からありましたように、そのワンルームマンションの定義はとか、減免規定のあり方というのはどういうことかというようなことについて、まずお答えをさせていただきますけれども、このワンルームマンションの定義というのは、今現状、まちづくり条例の中では、住居専用面積、要するに部屋の面積、これが37平方メートル未満で、かつ2以上の独立した居室を有しないものという規定がございます。つまり、37平方メートル未満のいわゆるワンルーム形状、ドアをあけたら部屋が1つというものしか認められないというものになってまして、委員の皆さんも御承知のとおり、最近のそのワンルームというのは単身者向けのマンションの部屋のあり方というのが、ドアをあけて部屋だけというのは、ちょっと住宅事情に余りそぐわないんじゃないかというようなことがありまして、そういったところを少し見直していく方向もあっていいんじゃないか。これはある種、単身者の定住促進にもつながっていくような一つのきっかけになるんじゃないかということを考えて、今現状、見直しをちょっと考えているところというものでございます。  次に、公園緑地負担の減免規定のあり方の部分につきましては、条例上は既存の建物が建っているところの建てかえ分相当については、公園緑地の負担を減免しますという規定が規則の中でうたわれているんですけども、それ以外にも、公共施設の道路の後退をされて、その道路寄附等のそういった公共施設の寄附の面積相当分についても、減免の規定としてきちんと規則の中に位置づけていくべきじゃないかというようなところがございまして、そういったところの改正をしていこうということで、取りまとめたというものでございます。  それと、一番最初に、もともとの誘導居住水準の緩和のあり方というところにつきましては、これは平成28年度のまちづくり審議会での議論の中で、耐震強度不足のマンションの建てかえをするに当たりまして、今、誘導居住水準というのが、分譲のマンションですと75平方メートルの部屋の広さというのを確保していただかないといけないんですけれども、建てかえのマンションというと、それが今、年数がたっている、つまり、住んでいる方がそれなりに高齢化をなさっているという現状の中で、75平方メートルもの広さが要らない。でも、それを確保してしまうと、部屋数が十分確保できないために、その建てかえの費用を捻出するためのそういったいろんな間取りの規制といいますか、そういった部分で、資金計画の面でなかなか難しい面があるということなので、そういった部分の建てかえに相当する部分については一定緩和をする。今現状、賃貸マンションでは55平方メートルという部屋の基準がありますので、それに見合ったようなぐらいの形で、緩和をしていく方向でいってはどうかというのが、一定まちづくり審議会の中での方向性の結論を得たというところではあるんですけれども、一方で、その緩和をしますと、今度、部屋数がふえる。当然建てかえをするとなると、事業資金をそれなりに確保しないといけないと。部屋数をふやさないといけません。そうしますと、高さ規制のないようなところですと、細長いマンション、タワー型のマンションといったようなところもありまして、その高さ規制もあわせて、緩和だけじゃなくて、一定アクセルだけじゃなくて、ブレーキもあわせてちょっと考えていく必要があるんじゃないかというところになりましたので、今現状、ここに書かせていただいておる課題のとおり、市内全体のその高さ規制のあり方というものも、あわせて検討していく必要があろうということで、今、検討を進めているところというものでございます。  以上です。 ○武山彩子委員  ありがとうございます。前向きなことをしようと思ったら、ちょっとここに課題が出てきて、その高さ規制のあり方を見直すと、普通に住宅地のところに15メーターを超えるようなものを建てていくということになれば、近隣の皆さんの理解得られにくいだろうし、私も嫌やなと思いますし、ということなどで、結果、ちょっと条例、施行規則の改正までには至らなかったという理解でよろしいですか。 ○下澤都市計画課主幹  はい、そのとおりです。 ○武山彩子委員  わかりました。  ほかに、済みません、もう1点、あと226ページの公共交通のところで、これも成果等説明書の123ページにも書かれてますけれども、平成34年度に済生会京都府病院が下海印寺のところで供用が開始できるようにということで、一般質問でもバスの路線ルートのことをお聞きしたら、当然済生会病院が移転すれば、そちらのほうにルートをつくっていかなあかんと思ってますというふうにお答えになったんですけれども、ここには、概要のところに西山天王山駅と西代里山公園のところにも新たにはっぴぃバスを乗り入れできないかなと、目指すというふうに書かれてありますので、ちょっとここの西のほうのルートのところで、はっぴぃバスとか、阪急バスのルートの検討内容を、今現状、平成29年度から平成30年度にかけて、どんな形で検討されてきているのかというのをお聞かせください。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今の御質問の内容につきましては、阪急バスのまず路線バスをベースに多分考えていかないといけないと思うんですよね。コミュニティバスの成り立ちも、御存じのように、できる限り路線競合しないようにということで考えていった経過があります。ですから、確かにコミュニティバスの運行については、西山天王山駅、西代里山公園、新たな公共施設への乗り入れということで書かさせてはいただいておりますが、当然まず路線バスがあって、当然そこで空白地の解消、それから高齢者の外出支援に当たるもの、それから、皆さんの意見、声とかというのも当然あると思いますので、その辺を踏まえて検討していかないかんなというふうには思っておりますが、具体的に、今、そのコミュニティバスのルートが描けているかといいますと、今、具体的なものとしては描けてはおりません、現時点では。ですが、当然今申し上げましたことについて、検討材料に入れていった上で、具体的にお示しをできるようなタイミングになったときには、お示しをさせていただくということでよろしくお願いします。 ○武山彩子委員  大体、まあ言うたら、済生会病院ができているときには、阪急バスもそこを補完する形でのはっぴぃバスのルートもきちんと整っている状態になることを目指されているんですかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今おっしゃっていただいていますように、当然病院の施設ができますので、スケジュール的にはそれを逆算した形でというふうには考えております。 ○武山彩子委員  逆算すると、はっぴぃバス、路線バスのルートが決まらなければ議論できないとは思うんですが、はっぴぃバスのルートを決定しようと思ったら、遅くともどこら辺までには議論を始めてないといけないとかって、見通しってありますか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  まさに御指摘のとおりでして、じゃあ来年、例えば来ますというて、じゃあ今、決まってなかったらどないもできないので、その辺、実はルートはバス停の設置の話も当然出てきますので、ルート変更の話も踏まえると、やっぱり確かに、それなりに時間は当然かかってくるもんだというふうには思っております。時間的なもので申しますと、当然その前の年度には、ある程度、形といいますか、そういうふうな手続がもうとれるような状況にしておかないと、手続的なものについても当然時間がかかってまいりますので、その辺は踏まえて、済みません、スケジュールのほうは、またわかり次第、お知らせのほうはさせていただこうかなというふうに思います。 ○武山彩子委員  その一方で、新しくつくるほうと、もう一方で、今、済生会を大事なポイントとして走られている、そのルートがどうなるかなという不安を地元の方は持っていらっしゃって、まあ言うたら、地元の方は、今のバスがなくなると当然不便になるわけですから、存続していただきたいというふうにも考えていらっしゃって、そのあたりは阪急バスの普通の路線バスは、まだ何も結論とか見解とかは示してらっしゃらないんですかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今、御質問していただいている内容につきましては、あれですかね、東台のバス停とか、あのあたりのお話ですよね。今のところ、私どもも、先ほども申し上げましたように、具体的なルートというのがまだ描けているわけでは当然ありませんので、今後の話にはなってくるかなと思いますけども、阪急バスから何かこういうふうな形でという情報は、今のところはいただいておりません。 ○武山彩子委員  わかりました。こういう情報がかなり、やっぱり病院が移転することも、行くほうも来るほうも関心持ってらっしゃるし、同じように、バスの路線がどうなるのやろうというのも、行くほうも来るほうも関心持ってらっしゃるので、来るほうは充実するのはわかってますからあれなんですけど、済生会が行ってしまう側の天神3丁目、東台のバス停のあの付近の方々に対しては、なるべく阪急バスがこういう方針出さはりましたというのを早いこと自治会さんとかに提示もしていただいて、そしたら、阪急に申し入れをするのか、それとも、もうはっぴぃバスのほうで充実とか維持を要望、市にしていくのかということを決めはらないといけないので、早いこと情報を自治会さんとかには提供していただきたいなと思うんですけれども、それは可能ですかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  当然情報については、ここだけを優先して出すとかということでは当然ありませんので、西山天王山のルートの運行計画につきましても、地域公共交通会議のほうでお示しのほうをさせていただいたということをとらさせていただきました。ですから、基本的には、情報については、どこが早いとか遅いとか、そういうことではなくて、そのタイミングというのは当然はかった上で、皆様、平等にといいますか、そういうふうな形でさせていただこうかなと思っております。 ○武山彩子委員  わかりました。以上です。 ○冨田達也副主査  かわります。 ○武山彩子主査  ほかございませんか。 ○冨田達也委員  1点だけ、立地適正化計画のところで、土地再生整備計画をほかの地区でする予定とかって、今のところはないんですよね。 ○八木(篤)まちづくり政策室長兼都市政策監  ほかのところでいうことですけども、できたらほかの場所でもやりたいとは思っているんですけど、コアとなる施設が必要になってまいりますので、それをまず決めてからということになるんですけれども、今、新しくそういう部分、例えばこの市庁舎の周りとかいうのも、そういうことできひんかなというのは検討に入っているところではございます。
    ○冨田達也委員  わかりました。以上です。 ○武山彩子主査  ほかございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○武山彩子主査  なければ、項4を閉じます。  ここで休憩に入りまして、あの時計で午後3時30分から再開をいたします。               (午後3時00分 休憩)               (午後3時30分 再開) ○武山彩子主査  休憩を閉じ、再開いたします。  次に、項5住宅費について御質疑を受けたいと思います。ページ数は233ページから236ページです。 ○浜野利夫委員  住宅費のとこなんですけど、236ページですね。民間賃貸住宅家賃補助の関係なんですけども、前年決算比で16万5,000円減という結果になっているんですけど、これ、3年間で20世帯できてますよね。16万5,000円減額になったのは、補助額が違うのかどうか、収入によってね。一定市営住宅入れる枠の中の条件、大枠あったと思うんですけど、それがこれだけ同じ世帯数で16万5,000円減っているのは何でなのかというのを素直に教えてほしいんですけど。 ○浜川住宅営繕課長  補助を受けられている方が引っ越しされたという理由です。 ○浜野利夫委員  途中で。 ○浜川住宅営繕課長  はい。2件ほど引っ越しされました。 ○浜野利夫委員  単純な結果なんですね。そういうときは、途中で枠があいたら、追加でということはあるんですかね。 ○浜川住宅営繕課長  次点の方、抽せんされて次点の方がおられますので、優先順位の順番どおり、1件1件、続き受けられるかどうかの確認をしております。前回3年目でしたので、もう残り半年とかそんなあれですので、それぞれの方は辞退されて、次の3期目の抽せんに望まれたということでございます。 ○浜野利夫委員  わかりました。それから、同じ項目のところなんですけども、この前の予算審査常任委員会のときに、野添と深田で一般公募に踏み出したことは歓迎しますいうて評価なりを言ったんですけど、これ前のときかな、長寿命化計画の中で再検討で、中開田住宅は政策空き家としてというのは、これ前年度の決算のときにそういう到達やった思うんですけど、この1年間でその辺は何か進展というか、どういうふうに変わったかというのを教えてほしいんですけど。 ○浜川住宅営繕課長  今現在、まだ中開田1件お住まいですので、前回報告した内容とは変わりはございません。 ○浜野利夫委員  現状は変わってないということですが、要するに、住宅がというか、行政側の思いとしては、中開田住宅は政策空き家で続けていって、全部追い出すつもりはないということやと思うんですね。かわりを見つけて紹介しながら移ってもらうという、それで完全にあいた状態になって、それは建て直すとか、そういうことは一切方向性はないという確定だというふうに理解したらいいんですかね。 ○浜川住宅営繕課長  都市計画道路かかっている関係で、建て直す方向には、今、行ってないところですけども、それ以外の使い道、用途については、これから内部で検討してまいりたいと思います。 ○浜野利夫委員  平成32年度までに長寿命化計画の中で、とにかく検討し直すとなってたと思うんですけど、どういう方向で検討するのかにかかわるんですけど、その前提となるのは、今、市営住宅が173戸でいいんですかね。 ○浜川住宅営繕課長  171戸です。 ○浜野利夫委員  171戸か。という中で、これ、もし変わってたら、これもちょっと言ってほしいんですけども、潜在需要で249戸というのは、これ変わってますか。 ○浜川住宅営繕課長  現在のところ、変わっておりません。前半が249戸で、後半286戸だったと思います。 ○浜野利夫委員  もっとふえてる。必要数はふえてるんですね。わかりました。その286戸として、現在は171戸と。中開田はそんなんで政策空き家とするんで、あとどうするかは考えてないけど、長寿命化計画で考えるんですよね。大前提になっている行政がはじき出した潜在需要、今、286戸と言ったんですけど、その分というのは、基本的に絶対要るというあれやと思うんですね。長寿命化とかなんかで検討するのはいいんですけども、この171戸との差、286戸引く171戸、結構な数になるんですけど、この分は長寿命化計画の中でどういうふうに確保しようかという、この時点で見通されている範囲をちょっと知りたいんですけど。 ○浜川住宅営繕課長  286戸の内訳、市営住宅じゃなくて、需要ですので、府営住宅であったりとか、老人ホームにこれから入られる方がおられますので、そういうようないろんな関係施設とか含めた中で、市営住宅の持ち分といいますか、割り当てというのを考えた中の数字でございます。286戸と171戸の差が全て市営住宅というわけではございません。 ○浜野利夫委員  だから、今の仮にその老人施設だとか府営住宅が、いろんなパターンがあるとしたら、それを差し引いて、長岡京市が本来潜在需要でこれくらいは何とかせんなんという、その戸数というのははじき出たのはないんでしょうか。 ○浜川住宅営繕課長  長寿命化計画の中では60戸、それの20戸の、従来どおり3年のワンスパンの掛ける3ということでございます。60戸でございます。 ○浜野利夫委員  その長岡京市が何とかせんなんというその部分を60戸と割り出して、それをトータルでいくように、20世帯ずつ3年間でこれを順繰りにいくというのが、今、やっていることなんですよね。 ○浜川住宅営繕課長  そのとおりでございます。 ○浜野利夫委員  この潜在需要との関係で、今、民間賃貸住宅の家賃補助の関係を聞こう思ったんですけど、その理屈はわかりました。それが自分らからもやめるというか、出ていくので要らないとなったらいいんですけど、結局、3年でせっかくそういうのができても、3年終わったら、全くそれが消えてしまうので、結局、60戸にはならずに、結局、継続してこちらから見てたら、結局、毎年20世帯を賃貸補助で何とか補助しようということはわかりますけど、残り40世帯分というのは、結局、そのままになってしまうので、今すぐにはどうにかならんにしても、ちょうどこの決算のは新年度予算に生きてきますので、残り40世帯を1期3年間、20世帯、これを40世帯にふやすなり、何か、本来何とかしようと言っている60世帯分を、市営住宅建てるなんていうのはすぐにできないでしょうし、家賃補助とか、今、出てきている空き家利活用も含めですけど、要するに、60世帯分は市営住宅にかわる分というので、何とか確保していく方向を新年度以降、打ち出す方向は要るかなと思うんですけど、市長いませんので、副市長、重要な部分なんで、方向性とか聞かせてください。 ○佐々谷副市長  基本的には、この平成32年までの住宅の長寿命化計画の中で対応する戸数ということで、今、お答えをさせていただいております。20戸ずつの形は、今の中開田住宅を建てかえるということで、今、補助金をいただいておりますので、その中での不足数を1年間の補助金としていただけるということで、60戸をうまく当てはめた形で対応させていただいております。これについては、この今の期間が終わりますと、補助金等は出てこないということになります。その中で、次の長寿命化計画の中で、中開田の住宅をどうするかという方針を定めていこうということで、この間からお答えさせていただいている内容でございます。  ただ、中開田住宅は、今、都市計画道路がかかっておりますので、建てかえるとしても、やはり簡易なもの、除却が可能なものということでなってきますので、必要な戸数というのは確保できるものが建てられるということではないということになります。そうしますと、他方、違うところでの計画ということにはなるかと思うんですが、今、やはり先ほども委員のほうからお話がありましたように、今、空き家の対策も検討しております。今後のその空き家対策の中で、利活用する中で、そういった民間住宅を活用する、また、空き家のそういう共同住宅、そういったものの空き家等も検討する中で対応していく必要があるのかなというふうには考えておりますが、基本的に、今、市営住宅そのものは、やはり一番最初からの整備というのはファミリータイプで、若い人たちが住まれる場合に、住宅困窮されている方に対応していこうということで、かなり大きい住宅で建ててきております。今、大分住まい方が変わってきておりますし、やっぱり高齢化も含めて、核家族化、また、お一人で住まわれる高齢者の方、そういう方たちに今の市営住宅を全て住まっていただくという形になりますと、非常にロスといいますか、管理費はかかるのに、住んでおられる方はお一人というのは、やはり今の実態にそぐわないのではないかということも含めて、今後の長寿命化計画というのは立てていく必要があるだろうと。そうすると、やはりお一人でお住まいの高齢者の方に対しての住宅というのは、やはり民間住宅、ワンルームマンションであるとか、そういったところのあっせんというか、そういう形にはなるのかなとも考えますと、やはりそこを市営住宅で建てていくというのは少し形が違うだろうと。そうしますと、やはり民間住宅への家賃補助という制度が、今後も補助制度が拡充されれば、我々も普通にやりやすいんですが、まだそこまでの国のほうの方針も出ておりませんので、今の財源を確保しながら継続できる間は、今の形で対応していきたいというふうに思っておりますが、今後の方向性というのは、そういうことをトータル的に見て、判断をしていく必要があるだろうというふうに考えております。 ○浜野利夫委員  今、これは平成29年度決算で、平成30年度半ば来てて、平成32年以降の長寿命化計画を立てよう思っても、来年度くらいにはそれを大体方向性つくらなあかんのですね、新年度、平成31年度中には、流れ的にはね。 ○佐々谷副市長  はい。 ○浜野利夫委員  もう一つ、ちょっと確かめたいんですけど、さっき言ってました老人施設だとか、あるいは府営住宅、府営住宅いうのは大山崎町と向日市はあるけど、長岡京市はないですよね。計画では建てるはずだったのが、消えた経過はあるんですけど、とりあえず現状は長岡京市の敷地にはないと。そのときに言わはった向日市とか大山崎町の府営住宅で、老人施設の関係もそうなんですけど、今言われたようなことで考えるとしたら、そういう長岡京市の優先枠というのが、府営住宅でも、いろんな特養にもいいんですけど、そういう枠というのはあるものなんでしょうか。 ○浜川住宅営繕課長  優先枠というのはございません。応募されて、あくまで抽せんという形でやられています。うちと同じやり方でやられています。 ○浜野利夫委員  そしたら、言わはったことの理屈は合うんですけど、何も市営住宅だけが全部じゃなくて、潜在需要の分はそういう割り振った上で考えるといった、その分は保証がないけど、一応思いとしてはこうだというだけの話なんですね。保証はないと。 ○浜川住宅営繕課長  あくまで理論上の話でございます。 ○浜野利夫委員  わかりました。  さっき、副市長から聞きましたように、平成32年以降からの長寿命化に向けて、今の枠をできるだけ広げるように、潜在需要から言うたら、当然市のほうではじいているように、市民生活的には何とかという思いの人がいるということのあかしでもありますので、できるだけ前倒ししながら広めてもらうようにお願いしておきたいと思います。  もう一つ、前年度の決算のときに出て、その後、どうなったかなということをちょっとお聞きしたいんですけど、調査が多分既にされたと思うんで、市営住宅の空き駐車場の一般貸し出しの問題とか、それから、何か駐車場の悪質長期滞納者の関係とか、いろいろ考えるみたいに、前年度のこの場で多分あったと思うんですけど、それはこの1年間で何か進んだというか、打ち出しが出てきたんかどうか、それを含めちょっと教えてほしいんですけど。 ○浜川住宅営繕課長  駐車場の有効活用、神足住宅のことでよろしいですか。 ○浜野利夫委員  だけですかね。 ○浜川住宅営繕課長  そうですね。今、稼働率の低いのが神足住宅でございます。50%、たしか切っている形で、去年も申し上げたと思うんですけども、市営住宅の附帯駐車場ということでございまして、あくまで住民さんが、入居者さんが使うという形で、国庫補助金が当たっている形になっています。今現在、京都府通じて国土交通省のほうに、駐車場の目的外使用いうことで協議を重ねているところで、今、ちょっと行ったり来たりしているような状況でございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○浜野利夫委員  前年度よりも新たな進んだ状態でもないということですね。 ○浜川住宅営繕課長  そうですね。まだ結論は出てませんけども、目的外使用に向けて、一般のほうへ貸し出しできるよう、やりとりはしておりますので。  あと、悪質。 ○浜野利夫委員  家賃と駐車場の悪質的滞納で出た話がどうなったか。 ○浜川住宅営繕課長  去年の決算のときに出た続きでよろしいんですかね。わかりました。  たしか2件あるってお話ししてたかと、2件あったかと思うんですけども、1件の方については、もう完納されています。もう1件については、現年とは別枠で、順次お支払いのほうをやっていただいているところでございます。  以上です。 ○浜野利夫委員  もう考えられてよくなったいうことですね、取り立てて。 ○浜川住宅営繕課長  引き続きやっておりますので、減っておりますので、済みません。 ○浜野利夫委員  わかりました。結構です。 ○武山彩子主査  ほかございますか。よろしいですか。               (「なし」と言う者あり) ○武山彩子主査  なければ、項5を閉じます。  以上で歳出を閉じます。  次に、歳入のうち、本分科会の所管に関する部分について、ほかに質疑があれば受けたいと思います。なお、質疑をされる場合は、なるべくページ番号を指定してからお願いいたします。ございますか。 ○浜野利夫委員  22ページ、2つありますけど、1つは22ページです。駐車場使用料の関係のところなんですけど、この入のほうでは1億1,229万7,090円というのが決算額になってます。前年決算対比で見たら14万円減になっているんですね。中身的に、JR東は利用率が76%で6,735万円、内訳になりますけどね。長天東が23%の利用率で1,857万円、西天のほうが59%の利用率で2,638万円というのがあって、JR西はまだこっちへ来てませんから、一応それを外した中でトータル的に、言ってましたように、前年決算対比で14万円減と。これの分析について聞きたいんですけど。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  分析についてでございますが、JR長岡京の東が、ここ数年、ずっと大きく減ってきております。これにつきましては、平成25年度の西山天王山駅開業によりまして、JR利用者の方が阪急へ流れたものと考えております。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  阪急に流れた結果。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  例えば、JRの桂川でしたら、阪急洛西口が御利用いただけます。また、JR大阪駅につきましては阪急梅田駅が御利用いただけます。数字で申し上げますと、西山天王山駅開業前の平成24年度では、長岡天神東の入が約3,600万円でございます。このときにJR長岡京東は7,900万円でございます。それが平成29年度、JR長岡京については7,900万円が6,700万円に減っております。一方、阪急の長岡天神東と西山天王山を加えた額につきましては4,500万円になっておりますので、平成24年度の長岡天神東3,600万円から、平成29年度は両駅を加えたところ、4,500万円というところで、阪急の駐輪場利用者がふえているということでございます。  以上です。 ○浜野利夫委員  今の入のほうで、そんなんをちょっとお聞きしてたんですけども、長岡京市も駐輪場を設置して、民間も当然あるんですけども、さっきの一般会計のところの交通行政の関係とちょっとダブってくるかもしれないですけども、そういう中で、市民の駐輪利用の傾向、今後に向けて、今、ちょっと阪急に結構移っている話があったんですけど、どういうふうに向けて、どうしようとしているというのは、この入の関係を見て、何か分析したことがあったら聞きたいんですけど。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今の利用の状況を見てますと、もともと西山天王山の西については、利用率が最初、スタートしたときはかなり低かったんですね。今現状でいきますと、簡単に言いますと、1階はほとんど埋まっている状態、2階はもう半分以上、もう3分の1ぐらいしかあいてないかなという、ぱっと見の感じではそういうふうな感じになっております。  理想的な話をしますと、当然西山天王山の西のところにもう少し移っていただくという方法、西山天王山に関しては、東と中央がもう満杯状態なんですよ。その比率というか、バランス的なものを言うと、考えますと、そちらのほうに移ってもらうというのがいいのかもわからないんですけど、それはやっぱり皆さんの需要等の関係がありますので、この今の入の動きを見て、どうするこうするとかということではなくて、できる限り駅前に私どもは放置自転車がふえないようにということを第一目標として考えておりますので、そこの数字と考えた上で、どういうふうに対応していくかということであって、要は、ここの3場の駐輪場のバランスがどうというのは、やっぱり移動の仕方もいろいろ個人によっては変わってはくると思います。今まで、実は阪急使ってた人が、転勤でJR使わなあかんようになったとかということも当然考えられますし、いろんな要素が多分入ってくるとは思いますので、そこは市としてどうこうということは、今のところは考えておりません。 ○浜野利夫委員  民間はどうしているかわかりませんし、聞きませんけど、要するに、委託してても市営駐輪場になっている部分でやっているその割引って、どんなん、この平成29年度決算の中で、これとこれがあるというのを具体的にちょっと教えてほしいんですけど。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  割引につきましては、定期利用者の方の3カ月ですとか、6カ月、あとは障がい者割引というものがございます。  以上です。 ○浜野利夫委員  あるのはその3つですね、種類、項目で言えば。3カ月、6カ月、障がい者割引。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  学割と、あと回数券がございます。 ○浜野利夫委員  わかりました。結局、使う側は使いやすい状態になったら、その値段もそうですけど、諸条件がよくなれば使おうかなという気もふえるので、そういう意味での啓蒙はぜひお願いしたいと思いますし、もう一つ、今の22ページのここのところで、これ毎年か、毎回言っているんですけど、不納欠損と収入未済額がゼロでまたいっているんですね。この問題は、やっぱりちょっと確認しておきたいんですけども、シルバーのほうに、駐輪場は私もよう利用しますので、直接もう何回か聞いたんですけども、シルバーの方は毎日、その会計報告で出しているんですよね。私も利用する関係でよく目にするんですけども、未納という札がよう張ってありますわ。それは、結局、入ってない。毎日ですから、そのとき入った分は市に報告されるけど、入ってない分は当然報告しようがない。そのまま、何というか、積み残していくというか、先送りになりますよね。それも当然なんですね。それが毎日と月単位とか、年単位とか、ずっと続いてますからね。切れ目がないといえばないのは確かなんですね。でも、会計そのものは単年度決算収入をしますから、それを区切ったときに、そこまでに本来未納って、車と違いますから、ナンバーから誰というのはわからへんのですよね。防犯登録があったら、その番号だけではわかりませんし、プライバシーの問題があるから、それでどうのこうのできにくいので、でも、誰がわからなくても、どれだけの額が滞納しているかというのはわかる状態はあるんですね。それをシルバーの人が毎日、日々そうやって会計報告してて、受け取った市の側が、その分で単年度決算からいったら年度末とか、区切りでどこかで、何というか、未済額というのは本来出ると思うんですね。これくらい入る分が、誰かわからんけど未済額がある。最終的に年度を越える決算を打つときは、これも不納欠損で、これだけの額があるけど、これは不納欠損で落とそうとか、そういうことも当然会計処理上はやらんとあかんと思うんです。そうやないと、シルバーの人が何もしてないのかと思われかねないような誤解も与えかねんなと思ってね。一切責任はシルバーじゃなくて、受け取った市の側やと思うんですけど、そういう意味での今言った不納欠損、どこかで落としていく。毎年、年度がわりは決算段階で収入未済額をこれだけと記載していくとか、こういうことは必要ないんでしょうかね。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  シルバー人材センターのほうからは、未済、いわゆる未収ですね。こちらの台数は毎月御報告を受けております。ただ、御指摘の不納欠損につきましては、会計規則上、相手方を特定しないと調定が打てないということになっておりますので、会計規則上は不納欠損という処理はございません。  以上です。 ○浜野利夫委員  理論としても、相手を特定できないからというのはわからんではないんですけど、実際、会計処理上、そうやってここで記載できるような、実際、日々、報告、チェックしてはるから、それをお願いしたいなと。検討してほしいです。お願いしておきます。  もう一つ、追加資料編の246ページにあった、月別の放置台数というのがあるんですけど、これはJR、阪急とか、駅ごとになって、これは駐輪場の中じゃなくて、駅周辺という意味なんですよね。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  そのとおりでございます。 ○浜野利夫委員  それはそのまま、それが駐輪場に預けて、払わなかった理由ではないから、イコールにはならないと思うんですけど、そんなんで、その分の積み上がっているのがあるのかなという想像だけしてたんですけど、それは区別をされておりますね。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  はい。 ○浜野利夫委員  ほなさっきので、ぜひお願いしたいと思います。  もう一つ、同じ22ページの公園使用料の関係なんですけど、この内訳を見てましたら、公園使用料で目的外使用もあるので、実際、公園使用料の中で入っているのが1,113万7,603円ですよね。この目的外じゃないほうの本来使用と言っていいのか、言葉はわかりません。要するに、目的外使用をのけた分で、その部分だけを前年度対比で入を比較すると120万くらい減っているんですね、公園使用料そのものがね。これはどういう要素なのかと、まずちょっと知りたいんですけど。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  平成29年度はテニスコートもこれは料金が入っているんです。使用料料金入っているんですけども、修繕を行っておりますので、1カ月半運営をやめておりましたので、減になっております。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  わかりました。これ、去年からか、ジャブジャブ池の臨時駐車場で条例をつくってスタートしましたね。去年か、155万円か何か、たしかあったと思うんですけど、今の公園使用料の中に入っていると思うんですけど、これで言うたら、1,113万7,603円の中のこの決算を打つ段階で、ジャブジャブ池の臨時駐車場での使用料というのは幾らありました。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  駐車場の料金なんですけども、155万5,000円。 ○浜野利夫委員  あれ、夏場に言ったのと同じ額ですね。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  ここで報告させてもらったときも、この時期になって、9月は料金を取っておりませんので、8月分でここで御報告させていただいて。  以上です。 ○浜野利夫委員  わかりました。155万円くらい。この入で入った分はどこに行っているんですかね。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  基本的には、公園の維持管理経費のほうに回させていただいております。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  あれ、駐輪場のさっきの使用料と同じで、一般会計全体でいろんな使い方はあるにしても、どこに使われたかと明確にわかる記載、パターンではないと。今のもジャブジャブ池の臨時駐車場もここで入って、公園の分で入ってて使われているだろうと。一応流れはそういうことですよね。  決算ということで、確認しておきたいなと思ったんですけど、直接は使われた、市民の方ばっかりじゃないと思うんですけど、駐車場をこの年度のときは155万円、トータルで使わはったと。その分が、その使用料そのものはこの一般会計全体でいろんな公園で使われている。それはそれでよろしいですわね、一応。払う側、お寺か、何か無償というところがあったと思うんです。有償なのは財産区、自治会と、どういう単位のところがあるんですかね。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  駐車場の場所をお聞きされていると思うんですけども、駐車場有料日のほうは全ていただいております。有料日は全てです。 ○浜野利夫委員  いや、ごめんなさい。払わんと、無償で借りてとかいうんですけど、有償でその分払わんなんところというのは、自治会なり、財産区なり、対象はどういうところが。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  財産区です。 ○浜野利夫委員  財産区ばっかりですか。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  はい。
    ○浜野利夫委員  自治会も無料なんですか。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  はい。 ○浜野利夫委員  そしたら、済みません、その財産区に払うべき分は、多分緑の協会が払っているだろうと思うんですけど、これ実は、あれ見てたんですね。6月の、緑の協会じゃないんですけど、経営状況の説明、6月にいつも出ますよね。これ見てたら、これは決算ですけど、平成29年度分というのは決算出てないんですね。前年度の決算出てて、平成29年度は予算予定で予算書でしかないんですね。項目見ててわからなかったんですけど、緑の協会がどういう項目で、この財産区で155万円か使った分を払うようにしてるのかなというのは、記載が見えないんですよね。それはどういうふうに払われておるんですかね。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  ちょっと今、整理をしますと、6月議会で報告したものは、あくまでも平成29年度決算で、155万円は市のほうに入は入りますので、それを維持管理費に回して、そこから緑の協会も含めて、1億円ほど使っておりますが、そこに充当しているだけですので、この中でいきますと、西山公園の管理運営事業の中から支出をさせていただいて、財産区に支払っていると。 ○浜野利夫委員  だから、済みません、緑の協会へ市のほうから払ってないですね。収入は使ったところから市のほうに入るけれども、もらった分を直接緑の協会へ払っているわけじゃなくて、緑の協会自身が、公園委託料が1,739万円ですね、今年度ね。協会補助金が311万円ですね。一体どちらに市としては込みで入れているのかなというのがちょっと見えないので、それを含んで、この公園委託費とか、あるいは協会補助金の中にその分を見込んでやっているんだったら、こちらにとかというのがはっきりしているんだったら、ちょっと教えてほしいんですけど。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  これは決算書の234ページで、ここに上から緑の協会支援事業、長岡京市緑の協会補助という、事業運営の補助に充てております。そこから払っていただいております。234ページです、決算書の。そこの上から04の。 ○浜野利夫委員  協会補助の分ですか。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  済みません、間違えました。申しわけないです。その前の232ページの西山公園管理委託料、これは、今、全体の合計ですけど、1,700万円入っているんですけど、そのうちの中の約700万円の管理運営やっていただいている中で、ジャブジャブ池の財産区のほうの内池のほうの支払いをしていただいていると。 ○浜野利夫委員  ほんなら、最初に2つ聞きましたけど、公園委託料に入っているのか、協会補助金の中からかやったら、公園委託料の1,739万円の中の管理費として700万円の中にそれを含んでいるという、そういう扱いなわけですね。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  はい、そうです。 ○浜野利夫委員  わかりました。それは出入りの道筋はそれでわかりましたし、公金の流れとして、こういう形が適切なのかなというちょっと疑問も感じたんですけど、それは問題なく、このパターンでずっといくことになるんですかね、今後とも。 ○志水建設交通部次長兼公園緑地課長  済みません、公園のほうの維持管理経費というのは、大体見ていただいたとおり、1億円使っておりますので、1億円全部入があればいいんですけども、どうしても足らない分は一般財源のほうからいただいておりますので、そこに直接充当はしてないんですけども、維持管理経費の中に収入が入って、その分やらせていただいているという状況です。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  もうきょう、これ以上言いませんけど、市民が一旦駐車場として市に納めれば公金になってしまいますよね。その公金が、緑の協会という財団法人で、ここが直接そこの借りたところに払うという公金の扱い、流れとして、これでええのかなという疑問を率直に感じたものですから、決算のときに確認しとかんなんと思って、今、聞いたんです。それは私もちょっと調べ、考えますので、今後に向けて、こういう公金の会計上の処理の流れとして適切かどうかで、検討しといてほしいと思います。  ここで終わります。 ○武山彩子主査  ほかございますか。               (「なし」と言う者あり) ○武山彩子主査  なければ、歳入を閉じます。  以上で、第51号議案を閉じます。  次に、第63号議案 平成29年度長岡京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、説明をお願いいたします。 ○末永建設交通部長  それでは、第63号議案 平成29年度長岡京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。失礼して座って説明をさせていただきます。  最初に、平成29年度の長岡京市営駐車場の利用状況につきまして御説明を申し上げます。  まず、長岡京駅西駐車場でありますが、一時利用、定期利用、終日駐車利用を合わせた総利用台数は、普通自動車等と自動二輪等合わせて38万6,592台で、前年度37万6,660台と比べ2.6%の増となっております。  次に、西山天王山駅東駐車場の利用状況は、一時利用のみでありますが、普通自動車等と自動二輪を合わせて2万4,659台で、前年度2万3,031台と比べ7.1%の増となっております。  それでは、決算の概要につきまして御説明を申し上げます。391ページ、392ページをお開き願います。  決算の規模といたしまして、歳入総額は7,738万2,041円で、前年度の6,898万320円と比べ12.2%増であります。  次に、393、394ページをお開き願います。  歳出総額は6,639万5,141円で、前年度の5,893万8,341円と比べ12.7%増であります。歳入歳出差引残額としては1,098万6,900円で、前年度の1,004万1,979円と比べ9.4%増となっております。  次に、395、396ページをお開き願います。  まず、歳入の主なものでありますが、款1財産収入では、駐車場事業基金利子として27万6,058円、次に、款2繰入金では、国の繰出基準に基づく一般会計からの繰入金が280万44円、駐車場事業基金取り崩し743万7,960円であります。  次に、款3繰越金でありますが、1,004万1,979円で、これは平成28年度の黒字分でございます。  次に、款4諸収入でありますが、駐車場納付金としまして5,682万6,000円、そのうち長岡京駅西駐車場分が4,946万2,000円、西山天王山駅東駐車場分が736万4,000円となっており、これらは指定管理者との協定に基づく納付金であります。  次に、397、398ページをお開きください。  歳出の主なものでありますが、款1事業費、項1事業費が3,438万8,751円であり、目1駐車場管理費におけるシステム変更として修繕料4万3,200円、発券機及び精算機等の器具費743万7,960円、修繕積立負担金1,235万4,360円、確定申告による消費税及び地方消費税419万1,700円、また、目2財産管理費における前年度からの繰越金と基金利子等を合わせた駐車場事業基金積立金1,031万8,037円であります。  款2公債費につきましては、目1元金償還金が2,850万6,335円、これは建設費の償還金でございます。  最後に、目2利子償還金として350万55円となっております。  今後とも駐車場事業につきましては、市民サービスの向上と健全な運営のため、より一層の努力をしてまいりたいと存じます。  以上、平成29年度長岡京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○武山彩子主査  説明が終わりました。それでは、歳入歳出一括で質疑を受けたいと思います。 ○山本 智委員  1点だけ、398ページの18節、備品購入費、ちょっと説明受けたときには、当初の機械メーカーさんの見積もりが2,194万6,000円ということやったんですけど、最終的に支出743万7,960円ということで、これはバンビオの発券機を含めての説明を受けたんですけど、ちょっと普通で考えたら、この約3分の1ぐらいに安くなるいうことが、最初の段階でそのメーカーさんとちょっとどういう値段の交渉をされてたんかなというのをお伺いしたいと思います。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  予算では2,100万円ほど計上させていただいておりますけれども、実は、入札前に業者さんと仕様の変更を協議いたしました。具体的には、当初2,100万円の見積もり段階ではループコイル式というものを考えておったんですけれども、これ赤外線に変更したとか、そういった仕様の精査をいたしまして、予定価格自体は2,100万円から数百万円大きく下がっております。その上で入札を執行いたしました。それでもなお、落札額で言いますと約半分ほどの率になっております。これは特に備品の場合、業者さんは参考見積もりを出される際に、ほとんど定価ベースで出されることが多いということです。一方、入札になりますと、やはり競争原理が働きますので、半額近くになるということは、決して珍しいことではないというふうに考えております。 ○山本 智委員  まあ電化製品と同じような感じであれですね、オープン価格と、ほんで、実際、値段が下がっていくいうような中で、そのループコイルいうのから赤外線に変えたいうことと、ほんで落札で競合していった結果、こんだけ値段が下がったいうことですね。わかりました。終わります。 ○浜野利夫委員  前提条件でお聞きしたいと思うんですけども、歳入は8,900万円で、諸収入が雑入で駐車場納付金には5,600万円ということで入っていると。これ自身、全体の駐車場会計の63%なんですね。このうち、前年度からの繰越金が1,000万円ほどありますから、これをのけると、その72%が会計全体の納付金で成り立っている。そういう特殊な会計とかいうことが基本にあるということを前提にしたいと思うんですけど、結局、指定管理者、中身は、これを見ててほんまにわからないので、指定管理者から年度末、30日以内か、市長に収支報告、事業報告を出さないといけないという条例に基づいて出された分で、その収支報告、事業報告書を見ないと、実際はどんな事業が行われて、どうだったかというのが見えにくい、判断できないという前提が質問する立場だということを一応理解をしていただきたいなと思います。その上で、西山天王山もあるんですけど、さっき言っておりましたが、ほとんどが長岡京駅西駐車場が中心で、規模的にもそうなので、これだけに絞ってお聞きしたいということが前提です。  先に、ちょっと切り離したことを聞きたいんですけども、前年度の決算で公債費の長期元利償還が平成36年までに6年あったんで、きょうのこの決算で言うたら、あと5年でこれは元利償還終わるということでよろしいんでしょうか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  平成36年で完済する予定です。 ○浜野利夫委員  あと5年ですね。去年は6年だったのが、あと5年で。わかりました。  駐車場事業の管理運営額というのは、支出総額1億1,488万5,017円というのが支出総額になってます、一応決算上は。それで、もう最低納付金という4,700万円を除いたら、6,757万1,097円というのが駐車場事業での必要管理経費というか、運営管理経費というふうに、こういうこれはこれで間違いないですね。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  間違いございません。 ○浜野利夫委員  というのをどう見るかという問題なんですけど、最終的には追加納付金が214万8,000円あります。納付金総額が、だから、4,946万2,000円ですか、トータルの追加を含めてこれだけが納付金額になったと。事業収入というのは、いわば使用料収入ですから、これが1億3,637万4,090円から、先ほど言ってました管理運営必要経費が6,757万1,097円というのを引くと、残りが6,880万2,993円というのが残る額なんですね。これ自身が実際の日々の駐車場事業の管理運営を通して出てきた収益ということで、単純に計算上こうなる。これはこれでよろしいですか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  違います。 ○浜野利夫委員  違います。床の償還は誰が払うかは別問題で、日々の事業の中で、その建設費とかが当然ありますけど、実際の利用料収入と、日々の年間通しての管理運営に必要な諸経費がもう出たら、これだけ残るのは間違いないんですよね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今の説明の差し引きについては間違いはございませんけども、浜野委員がおっしゃっておられる収益の考え方というのでは、私どもが設定しておりますのとは違います。 ○浜野利夫委員  そこは多分、要するに、建設費いうか、床の償還というのは当然要りますけど、それは誰がもつかという問題なんですね。結局、今、質問しようと思ったのは、そういうふうに、というふうに違いますって、捉え方が違いますとあったんですけど、結局、基本になっている20分100円というのが使う側に負担がかかっているから、これだけたくさん利用料収入が1億円超えて出てくるんだと。要するに、利用者に全部これを出してやということで、結果的になっているからというふうに見るんで、それは違うんですかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  もともと駐車場のこの指定管理の考え方なんですけども、利用料金でやっていくということを前提に考えておりますので、当然、じゃあこの駐車場の運営は何をもってやっていくんだというと、駐車場料金のその収入に当たるものになります。 ○浜野利夫委員  そこはもう多分平行線になる可能性あると思うんですけど、例えばいろんな公共施設の使用料金にしても、最初は光熱水費の一部だけだってスタートして、どんどんふえていって、日ごろの修繕料、あるいは、将来、建てかえも含めて、修繕料を全部使用料に入れるべきだという流れが一つにはあるんですよね。それを一番どんと開設からやっているのがここの会計の仕組みというかね。それが全部利用者にかぶせて、要するに、建設費、床償還含めて、それでやっていったらいいとは思ってないので、そこがちょっと違うところがあると思うんですけど、それが20分100円の高さになった一つの根拠、いい悪いは別にして、根拠だと思っているんで、違うんですかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  もともとの料金設定に関しましては、その20分100円が適正かどうかというのは、当時、恐らく近傍の駐車場とか、同じような条件をもとにして基本料金というのは多分決められてたんじゃないかな、済みません、そのときに私はいませんでしたんですけども、そういうふうな、普通、駐車料金を考えるときはそういうふうな組み立てで考えていきます。 ○浜野利夫委員  流れとしてそうなんですけども、追加納付金という214万8,000円入れてて、合計4,900万円が納付総額になっています。先ほど課長が言われた、それで仮にいったとしても、要するに、これ全部、開発株式会社が、指定管理を受けた側からは全部必要経費に落としているんですね、必要経費というか。それを全部そういうふうに仮にそうだとして、それで計算して、差し引き2,148万8,993円というのが純粋ないわば収益、これは多分不一致じゃないと思うんですね。もっとあると私は思っているんで、とりあえずこの会計上出てきている収支でいったら2,100万くらいが収益で、事業収益で出てると。指定管理はしてますけど、駐輪場も違う要素ありますけど、駐車場でこれだけ2,100万円台の収益が出てるのは、指定管理してるけど、市営駐車場としては妥当な収益というふうに考えてはりますか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  この駐車料金の収入の決算といいますか、収支に関しましては、当然御利用が多ければそれだけ収入が多いわけなんですよね。これを適正と考えているかどうかという話なんですけども、そもそものお話をさせていただきますと、先ほどから4,700万円ほどの納付金の話をずっとされておられると思うんですけど、これに関しては、もともと設定するに当たっては、確かに床の話とかも出てきて、御説明もさせていただいたこともあるんですけども、これは、今、将来的に駐車場が修繕が必要になる。要は長期修繕ですね。そういうものを見据えた上で、今後の料金については決めていくべきというふうに私どもも考えております。それについても、当然、例えばその計画によって、何年後には例えば舗装修繕しないといけないとか、照明をLED化にしないといけないとか、壁がちょっとひび割れているところについては補修しないといけないとかということを当然計画立ててやっていくわけなので、必要経費的なものといいますか、将来的に発生するであろう、そういうことも踏まえた上で、この駐車場の納付金というのを定めさせていただいているということでございます。 ○浜野利夫委員  さっき、一般会計のときにちょっと触れたんですけど、バンビオ、西口再開発のときに一緒に委員会で議論してた関係がありますので、ですけど、当時は黒字よりも赤字というのを前提にして議論が盛んだったんですね。むしろ黒字というのは、当初は想定外、三セクはほとんど全国は赤字が多かった中で、多分赤字出るだろうと。そのときに市の負担はどれくらいもつべきかで、そういう議論が結構ようけ出てたんですね。これをあけてみると、実際、予定外というか、いい意味での黒字みたいにずっときてたんでという、そういう経過があったんですね。  今回は、指定管理側が決算終了後、30日以内に市長に提出、その収支報告と事業報告が直接情報公開を求め、とれてませんので、決算のこの資料集だけしか見てないんですけど、ちょっと聞いておきたいのが、それを見た中で、年度末協議というのが特になしという表現だけなんですね。これは年度末協定が、やったけれども、議題がなかったいう意味なのか、年度末協定そのものがなしということで終わっているのかという、これ、両方とれたんで、その事実経過だけちょっと確認しておきたいんですけども。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  年度末の協定につきましては、変更がなければ改めて結ぶことはいたしません。ですから、そのまま更新、同じ内容で更新するということになります。 ○浜野利夫委員  年度ごとに、その条例上、30日以内に市長に提出になってますよね。それで基づいて、指定管理、依頼した側と受けた側で、年度末の会計をもとに協議して、いろいろ決めていくことはあるんですけど、この駐車場の表現で言うたら、年度末協議で特になしというのは、協議そのものを行ってないのか、行ったけども、特に問題なしですっといったのか、この中身が質的にちょっとはっきりしておきたいな思ったんですけども。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  実は、指定管理者とは定期的に駐車場会議をやっております。それで情報交換をやっておりますので、今、浜野委員がおっしゃったようなことも含めて、要は改正しない、改定していかないけない部分とか、変更していかないけない部分については、随時話し合っております。 ○浜野利夫委員  ということは、定期的に必要もあって連絡をとり合ったり協議しているので、その条例上、30日以内に市長に云々という、それをもとに協議と、こういうパターンは、特に改めてやってはいないという理解でいいんですかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  もともと変更がありましたら、事前で調整のほうはさせていただいておりますので、その年度協定に間に合うような形では考えております。もし変更があるのであればということですけども。 ○浜野利夫委員  これ、協議上は双方で話できる条件がありますから、どちらかが言えば協議は成立するんですね、中身はどうなるかは別にして。そういう意味で、今回も最低納付金の後に追加納付金というのが発生しました。結局、2,000万円台、収益として出たわけですけども、最低納付金以外のところで掛ける10%ですかね、するというふうになったままなんで、これを妥当と見るかどうかいう、2,100万円になると思うんですけど、そういう意味で、ずっと何ぼふえていっても、この10%というこれ自身も協議しないのか、あるいは、最低納付金というのを昔から見たら額が変わってきてるんですね。もっと低かったんです。大分上がってきてます。この最低納付額と、その上で出てくる追加納付金に当たる事業収益の分で、例えば10%、20%にするとか、5%に下げるとか含めて、こういうことは検討の余地は全然今のところ考えていないのか、検討の余地があると思ってる、この決算の時点で結構ですので、とりあえず聞きたいんですけど。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  実は、収益に関しましては、一定今、浜野委員がおっしゃったように、10%というのがもともとやっておった話なんですけども、やはり今おっしゃったように、もっともうかってる。要は、利益率が例えば2割以上ありますとか、4割以上ありますとかという場合については、その超えた部分のところについて、追加納付の割合を上げていくという形を条件に募集要項を実はつくっております。ですから、今、たまたま10%の枠内に入っているという、そういうふうな御理解をいただければいいかなというふうに思っています。 ○浜野利夫委員  比率によってそれも変えていくということで、もともと協定になっているということですけど、スタートから見たら、最低納付金自身も、それ協議しながら変わってきたんですね、もっと低かったので。今の後の追加納付金のはそれでわかりました、そういう割合で。  最低納付金そのものは、どれくらいになったらどうかわかりませんけど、そのことは何か、そういうこれくらいいったら最低納付金はもっと検討せんなんかなという、そういう基準みたいなのはあるんですか。市の側で思っている段階で。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  当然先ほど申し上げましたように、施設のその管理とかもしていかないといけませんので、当然そこの費用額等々を見定めた上でといいますか、ちゃんと計算をした上でやっていくべきものかなというふうに思っております。そうですね、今おっしゃっていただいているのは、決してむちゃくちゃなことをしているとは当然思っておりませんので。 ○浜野利夫委員  むちゃくちゃしてるかしてないかじゃなくて、そういう最低納付金というのを過去から見て、スタートから見たら変わってきて、ふえていっているんですね、ある意味で。それだけ予想以上に使ってる人が多くなっているというのも当然あると思うんですけど、そういう意味で、多分5年後、今、5年ですよね。基本協定と毎年の年度協定を結びながら、そこは変化に応じてるというのはあると思うんですけど、そんなんで、今、追加納付金のことはわかりましたし、基本になる最低納付金については、これくらいになったら検討しようか、そういうものがあるのかというのだけを聞きたかったんですけど。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  今考えております金額というのは、ベースとして考えていこうと思っておりますけども、来年の10月、また消費税も上がりますよね。その関係で、そこについては少し見直しといいますか、当然消費税が上がれば、特別会計ですので、こちらのほうも消費税納めておりますので、その辺は考慮していただくということは考えております。 ○浜野利夫委員  消費税、全国的にあれですけど、それで合わせて見直し、上がっていくのか、とめれば実質値下げになりますからね。ということもちょっと含めて、今後の課題と思うんですけど、やめておきますけど。  あともう一つの駐車場との関係なんですけど、これ市長がいはるときに、これまで何か話あったんですけど、この駐車場というのは多目的だということで、それは別にいいんですね。多目的、使用目的でも多目的でも市営駐車場があって、いろんな人が利用したらいいと思うんですけど、そのことと、バンビオの公共施設を使う場合にどうするかという問題とは、市長いはりませんので、市長はごっちゃにしてはるの違うんかな思ってね。多目的は多目的で、設置目的とか、実際の使い方、フリーでいいと思うんですね。  それと、あれだけ、もうこれ結果論ですけども、中央生涯学習センターを初めいろんな公共施設を強引に、ある意味でたくさんそこへ持ってきた経過があるんですね。マイカルが飛んだ関係があって、公共施設がたくさんふえたんですね、あのバンビオは。公共施設を利用する者にとって、駐車場の、即、無料化になるか、とにかくそれ、手だてするというのは大事なことやと思うんですけど、駐車場が多目的とは別の要素で考えるべきだと思うんですけど、市長は、これ、ごっちゃにした言われ方しているように受け取れたんですけど、きょうはおられませんので、副市長のほう、どうでしょうか。公共施設の利用者にどうするか考えんなん問題と、駐車場そのものの設置目的と切り離して考えるというのが必要だと思うんですけど、そうじゃないんでしょうか。 ○佐々谷副市長  その点に関しましては、もう前回からお答えさせていただいていますように、当然駐車場は駅周辺や駅利用、また、公共施設の利用、両方を兼ねた駐車場として設置させていただいております。各公共施設の利用者に関しましては、各施設でその対応を考えていただくということで、これまでもお答えをさせていただいてきておりますので、基本的には、その公共施設と駐車場の経営とは別々に考えていくということで理解をしております。 ○浜野利夫委員  各公共施設で考えれば、ここを使った人は無料でしますよといったら、その公共施設のところで考えられ、ばらばらになっても構わへんわけですね。 ○佐々谷副市長  今、公共施設側で、それぞれの施設で、今、利用された方への対応というのはしていただいているということで、我々の駐車場側からこれにしなさいということでやっているわけではございませんので、そこの点は、ばらばらというより、そういう形で、公共施設側で対応していただいているということで認識をしております。 ○浜野利夫委員  ちょっと食い違いが、現状はわかりました。それはやっぱり設置目的は別に、公共施設を使う人に、公民館とか産文とかのように駐車があって、施設利用というのが、実際、それはセットですから、あそこだけがそういう意味では異質な保障になって、逆に、高い駐車料がないと、そこの施設が使えないという現状ですから、歩いてくれば別ですけどね。そこはやっぱり共通して、ばらばらに施設ごとというのは現状としても、共通してそれは考えていくべきではないかなと思いますので、とりあえず要望にしておきますので。  もう一つ、これは大きな問題にならないんですけど、毎回言っていることなんですけど、いまだに直ってないんですけど、コスパの宣伝、我が駐車場400台完備って、自分とこがつくっているような表現ね。直接コスパに申し入れて、改善させるべきだと思うんですけど、どういうふうに受けとめてはりますか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  浜野委員から御指摘をいただきまして、コスパのほうに申し入れをしました。このチラシにも右下のところに書いております。「長岡京市営長岡京駅西駐車場」というふうな表記を入れていただいております。 ○浜野利夫委員  それはいつのですか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  最近のやつですけどね。 ○浜野利夫委員  最近ですか。それは、済みません。見てないです。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  もういただいておりますので、その御指摘をいただいたときに、申し入れを実はさせていただいて、一度は、その浜野委員がおっしゃるように、そのままスルーしはったこともあったのかもしれないですけど、私どもも再三申し入れを実は都市開を通じてしていただきまして、結果的にはこういうふうな形になっております。よろしくお願いします。 ○浜野利夫委員  ありがとうございます。知りませんでして、その最新のを手に入れてませんので、わかりました。結構です。 ○武山彩子主査  ほかにありますか。               (「なし」と言う者あり) ○冨田達也副主査  かわります。 ○武山彩子委員  1点だけ、西山天王山駅のほうの東駐車場のことなんですけれども、指定管理者制度で運営されてるわけですが、ここ、基本的には無人で、メンテナンスとか、料金箱に入ったお金を取りにきはるので、少し人が来られるぐらいで、基本的には無人の駐車場ということでよろしいんですよね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  はい、無人の駐車場なんですけども、精算機のところに電話機みたいなんがありまして、一応それでオペレーターが対応をしていただいて、ゲート等については遠隔操作で、例えば、もしトラブルがあったときにはそれで対応できるようにということでしております、24時間。 ○武山彩子委員  人件費のところが、西山天王山駅の駐車場のところ、資料で見ましたら、配置人数は0.1人だけど、月収が23.5だったっけ、25万円というのは、そのオペレーターの方のことなんですよね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  実際には、担当の方もいらっしゃるのはいらっしゃるんですけど、いろんなところをかけ持ちされてるということもありますので、済みません、1人という書き方ができないのは、そういうことだと御理解いただければいいと思います。 ○武山彩子委員  この公共施設の管理運営の考え方で、いろんな手法がある中で、こういう基本的にはそこの場所に人はいなくて、幾つかの施設をかけ持ちで管理運営されているというところに委託をする形として、指定管理者がベストなのか、業務委託としてやったほうがいいのか、ちょっと何かどちらがベストなんだろうなというふうに思ってたんです。ちょっと改めてここを指定管理者にされた理由についてお聞かせいただけますか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  もともと指定管理制度というのは、民間のノウハウを利用した形でということで、要は、普通に市といいますか、公のところが直営でやりますと、こんなコストでは当然できませんよということなので、そういうふうにさせていただいております。  普通の業務委託と指定管理の違いは何なのかという話なんですけども、管理権限を渡しているか、渡してないかの話なんですね。細かい話をしますと、何かあったときには、全部こちらのほうに指示を仰いでから動くという話に、結局、委託ですとなります、勝手なことはできませんので。ただ、指定管理者は管理権限を持ってますので、トラブルについては、全てといいますか、ほとんど指定管理者のほうで解決のほうをしていただいた上で、後で駐車場会議等、それから個別の連絡も含めて連絡をいただくような形になっております。 ○武山彩子委員  じゃあ、この無人だけど、遠隔のところで、障がいのある方に対してのインターフォンでの割引のサービスやったりというとこら辺が、その利用促進策ということで、何かインターネットによる満空情報の確認サービスというのは、スマートフォンとかで、西天、今、何台あいてますよとかというのが見れるサービスということですかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  アマノのホームページを見ていただきまして、そこのQRコードで当たってもらいますと、西山天王山の満空がわかるようになっております。で、実は、今までなんですけども、障がい者の方と、開業当初は、やはり皆さんなれてないこともあったので、いろんな電話もかかってきたこともあったみたいですけども、最近、その件で何か不都合なことがあったという報告は一切受けてはおりません。 ○武山彩子委員  じゃあ、そういうここの指定管理者独自のシステムとかでされている利用者の方の利便性が上がるサービスをやっておられるということと、ほんで、もう丸ごとそういうサービスも含めてメンテナンスとかもいろいろ考えたら、一部その料金の徴収とかを業務委託するよりも、どんとお任せしたほうが、市の効率としてもよいという判断でということですかね。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  そのとおりです。
    ○武山彩子委員  わかりました。 ○冨田達也副主査  そしたら、かわります。 ○冨田達也委員  1点だけ、駐車場の基金についてなんですけれども、大規模修繕に向けて基金積み立てているということなんですけれども、大体いつごろまでに幾ら積み立てなければならないのかいう、そういう計画はあるんですか。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  先ほども申し上げましたように、実は詳細なお金をはじけているわけでは当然ありませんので、この時期には、ほぼこれが要るだろうというお金も、ほぼほぼ想定のほうはさせていただいております。ただ、先ほど、ことしのようなちょっと思わぬ天災とかが来ますと、その時期が早まったりとか、また逆に、思っている以上に、耐用年数以上にもったりとかということも当然ありますので、その辺は変動はするのですが、こちらのほうとしては、メニュー的なものと時期的なものについては、一定把握のほうはしているつもりです。 ○冨田達也委員  大体のそういう大まかなことが知りたいんですけれども。 ○大西建設交通部参事兼交通政策課長  何年後に何をするかとかっていうことを、実はきっちり整理をしていきたいなというふうには思っておりますので、ただ、メニュー的な話をしますと、簡単に言いますと、例えばバンビオですと、御存じかどうかあれなんですけども、舗装とかがかなり傷んでたりします。実は、2階、3階、4階、5階とありますが、一番傷むのは当然2階なんですね。全部の車が2階を通るわけですから、最後出ていくのに。そういうことを考えたときに、優先順位とかもつけていって、じゃあどのタイミングで、どんだけのことをしないといけないのかというのは、あと細かくそこは積み重ねていかないとわかりませんので、大きな話をしますと、とりあえずやっていかないといけないのは舗装と、あとLED化ですね。ちょっとやっぱりそういうのもあるかなというふうには思っております。 ○武山彩子主査  それでは、第63号議案を閉じます。  本日は、ここまでとし、あす9月14日は第65号議案から再開したいと思います。  本日は、これで延会いたします。お疲れさまでした。               (午後4時45分 延会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        決算審査特別委員会(第2分科会)                             委員長  山 本   智                             主 査  武 山 彩 子...