中小路市長 土家副市長
城田対話推進部次長兼
秘書課長
八島広報発信課長 井ノ上環境経済部長 尾崎環境政策室長兼
環境政策監
山本(達)
環境経済部次長兼
環境業務課長 池田健康福祉部長
天寅福祉事務所長
能勢健康医療推進室長兼
医療政策監兼保健センター所長兼乙訓休日
応急診療所長
杉原健康医療推進室保健活動担当主幹 田端社会福祉課長
名和子育て支援課長 村田子育て支援課主幹 中島子育て支援課主幹
鍋島障がい
福祉課長
藤田高齢介護課長兼
老人福祉センター所長兼あったかふれあい
センター館長
岩岸高齢介護課主幹 髙橋(む)
国民健康保険課長 福岡医療年金課長
山本(和)
教育長 木村(靖)
教育部長 大木教育部次長兼
学校教育課長
川上文化・
スポーツ振興室長 新開文化・
スポーツ振興室青少年育成担当主幹
迫田教育総務課長 大江学校教育課主幹 大柳学校教育課総括指導主事
荻久保生涯
学習課長兼
埋蔵文化財調査センター所長 鯉田生涯
学習課主幹
林中央公民館長 井木図書館長 岡花教育支援センター所長
岡本(勝)
北開田児童館長
1、
議会事務局
関議会事務局次長 川ノ上議会事務局次長補佐兼
議事調査係長
本夛主査
三ツ島書記
1、
傍聴者
〔議 員〕(1人)
白石多津子
〔
新聞社等〕(0人)
〔市 民〕(2人)
(午前10時28分 開会)
○
上村真造主査 それでは、引き続いて
予算審査常任委員会第3
分科会を開会します。
それでは、本
分科会に送付を受けております議案につきまして、
議案番号順に
審査を行いたいと思いますがよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
○
上村真造主査 まず、報告第5号について
説明をお願いいたします。
○木村(靖)
教育部長 それでは、報告第5号 専決第3号
平成29年度
長岡京市
一般会計補正予算(第7号)第1条第1項及び第2項の
歳入歳出予算の
補正のうち、
教育部所管分並びに第2条の
繰越明許費の
補正について御
説明いたします。
まずは、
歳入補正予算であります。
10ページ、11ページをお願いいたします。款16の
寄附金の項1
寄附金、目5
教育費寄附金において、
保健体育費寄附金の
スポーツ振興事業に対する
指定寄附金6万3,000円の増額は、
乙訓高校甲子園出場応援事業として、
スポーツ振興事業に対する
指定寄附金をいただいた3件分の計上であります。
次に、
歳出補正予算であります。
12ページ、13ページをお願いいたします。
款10
教育費であります。項5
保健体育費、目1
保健体育総務費の
補正額は385万2,000円の増額で、その内容につきましては、
右側説明欄をごらんください。
スポーツ交流推進事業費では、
乙訓高校春の
選抜大会甲子園出場に際しての
応援事業交付金として、385万2,000円を交付したものです。本
事業の財源につきましては、
乙訓高校の
甲子園出場応援に係る
スポーツ振興事業に対する
指定寄附金の6万3,000円と同じく、
ふるさと納税を活用した
ふるさと振興事業に対する
指定寄附金379万6,000円のうち、
コンビニ収納手数料7,000円を除いた378万9,000円を充当いたします。
次に、第2条
繰越明許費の
補正について御
説明いたします。
4ページの第2表をお願いいたします。款10
教育費、項1
教育総務費であります。いずれも
学校給食事業に伴う
小学校給食室等拡張整備工事基本実施設計委託料4,429万1,000円及び
中学校給食室等整備工事基本実施設計委託料1,211万2,000円についてですが、いずれも
平成29
年度内に
確認申請の
審査を終了する予定で進めておりましたが、
建築審査期間の検査が
年度内に完了しなかったため、
平成30年度にその
予算を繰り越した
事業2件の追加の設定をお願いするものでございます。
また、項2
小学校費では、
小学校施設安全快適整備事業で
公的小学校外構等整備工事実施設計委託料316万7,000円は、
地元協議が予定より時間を要したことと、また
建築審査期間の
審査が
年度内に完了しなかったため、
平成30年度にその
予算の繰り越しの設定をお願いするものでございます。
第2表
繰越明許費の
補正の
説明は、以上でございます。
教育部の所管に係る
平成29年度
一般会計補正予算(第7号)の
説明とさせていただきます。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
上村真造主査 以上で
説明は終わりました。
何か御質疑ございますか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造主査 なければ、報告第5号についての質疑は閉じます。
次に、報告第6号について
説明をお願いいたします。
○
池田健康福祉部長 それでは、報告第6号
専決処分の承認を求めることについて専決第4号
平成29年度
長岡京市乙訓休日
応急診療所特別会計補正予算(第4号)につきまして御
説明申し上げます。
今回、専決しました
補正予算は、乙訓休日
応急診療所の運営において、年度末に執行上必要な経費につき、所要の措置を講じたものであります。
補正規模は、既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ555万8,000円を追加し、
予算総額を7,389万5,000円とするものでございます。
それでは、10ページ、11ページをお願いいたします。
初めに歳出でございます。款1
総務費、項1
施設管理費、目1
一般管理費で
補正額88万4,000円を増額しております。これは、インフルエンザの流行に伴い、12月中旬から2月末までの
受診者数が1日当たり100人を超えたため、長期にわたり
診療体制を1診追加し、3
診療体制で
受診者への対応をしたことにより、医師及び薬剤師の
医師業務謝礼が増加したものでございます。
款4
予備費につきましては、収支の
財源調整により467万4,000円を増額するものでございます。
続きまして
歳入でございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
款1
診療収入につきましては、先ほど御
説明しました
受診者数の増加に伴いまして、現在確定している窓口での
外来収入及び各
保険者からの
診療報酬として555万8,000円を増額しております。
以上、
専決処分の
説明とさせていただきます。
御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
上村真造主査 説明は終わりました。一括して御質疑を受けたいと思います。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造主査 ないようです。以上で、報告第6号についての質疑を閉じます。
次に、第43
号議案について
説明をお願いいたします。
○
池田健康福祉部長 第43
号議案 平成30年度
長岡京市
一般会計補正予算(第1号)につきまして御
説明申し上げます。
まず、
健康福祉部の所管の
歳入から御
説明いたします。
8ページ、9ページをお願いいたします。
款14府
支出金、項2府
補助金、目2
民生費補助金で
補正額13万2,000円でございますが、これは
歳出事業の充当となるもので、
老人福祉費補助金において
老人医療助成事業執行事務費府
補助金の増額となっております。
それから、続きまして款19諸収入、項4雑入で目3雑入でございます。
民生費の雑入におきまして、320万円増額をさせていただいております。これも
歳出事業の充当となるものでございますが、
一般財団法人自治総合センターコミュニティ助成事業による
助成金で、共生の
地域づくりコミュニティ助成金として320万円を
歳入として受け入れるものでございます。
引き続き、
歳出予算について御
説明申し上げます。
10ページ、11ページをお願いいたします。
款3
民生費、項1
社会福祉費、目2
老人福祉費で
補正額26万5,000円であります。
説明欄をお願いいたします。
老人医療助成事業におきまして、
高額療養費制度の見直しに伴い、この運用に対応するため、また
国保連合会からの
提供電子調書の
仕様変更に伴う
システム変更を行うための経費として、26万5,000円を計上しております。
続きまして、目10障がい
者福祉費、
補正額320万円でございます。障がい
理解合理的配慮提供促進事業であります。
平成30年4月から、誰もが共に自分らしく暮らす
長岡京市障がい
者基本条例の施行に伴いまして、市内における
合理的配慮の提供を促進するため、
コミュニティ助成事業助成金を活用しまして
事業実施するものであります。具体的には、聴覚障がい、知的障がい、発達障がいのある人、
高齢者等音声言語や難しい言葉による対話や
コミュニケーションが難しい場合であっても、
ボードを活用することでスムーズに
コミュニケーションが可能となることから、4月に市の窓口に設置した
ボードの
簡易板を
金融機関、商店、
医療機関等に配布するための
作製経費を
印刷製本費として65万8,000円を計上しております。
また、市役所と
公共施設等をつなぐ既存の
インターネット回線を活用し、
公共施設窓口で手話を必要とする聴覚障がい者に向け、市の
手話通訳職員が通訳を実施する
遠隔手話通訳サービスを実施するための経費として、必要な機器の整備、
システムの構築のため、
委託料として254万2,000円を計上しております。
次に、項2
児童福祉費、目1
児童福祉総務費で74万1,000円の
補正額であります。
子ども・
子育て支援システム等変更委託料ですが、
子ども・
子育て支援制度の改正に伴いまして、74万1,000円計上しております。
目4
児童福祉費、
補正額108万1,000円であります。これも
システムの
改修経費になりますが、
児童扶養手当システム変更委託料については、
児童扶養手当の制度の改正に伴うもので、114万7,000円を計上しております。
また、
児童手当における
所得額の
計算方法の変更に伴いまして、
児童手当システム変更委託料を65万4,000円計上しております。
健康福祉部は以上でございます。
○木村(靖)
教育部長 続きまして、
教育部の
所管分を御
説明いたします。
まずは、
歳入補正予算であります。
8ページ、9ページをお願いいたします。
款14府
支出金、項3
府委託金、目6
教育費委託金で、
補正額291万9,000円の増額は、三つの
受託事業に係る府の
委託金を計上したものです。なお、いずれも後ほど
説明する
歳出予算と連動いたしております。
右側、
説明欄をお願いいたします。
教育総務費委託金、不
登校児童生徒への
支援事業府委託金207万円では、
教育支援センターが
教育相談の拡充を、また
小学校費委託金OASIS校事業府委託金3万円では、長岡第十
小学校が算数の
学力向上のための
取り組みを進めます。そして、
中学校費委託金人権教育総合推進地域事業府委託金81万9,000円では、
長岡中学校が
学校、家庭、
地域社会が一体となって
人権教育の総合的な
取り組みの充実を図ります。
以上、
歳入の
予算の
説明とさせていただきます。
次に、
歳出補正予算であります。
12ページ、13ページをお願いいたします。款10
教育費、項1
教育総務費、目6
教育支援センター費であります。
補正額は105万9,000円の増額でございます。内容につきましては、
右側説明欄にありますように、
教育相談事業費の増によるもので、これは
文部科学省の
委託事業の
いじめ対策不
登校支援等推進事業の内定を受け、それに伴い
教育支援センターの
教育相談事業を拡充するものであります。
平成28年度、29年度にも同
事業を受託しており、その
事業成果を踏まえ、
小学校の不登校に焦点を当てた
教育相談及び
教育支援を行いたいと考えております。具体的には、
教育相談謝礼や
学習教材などの
消耗品費、及び
啓発用のリーフレットなどの印刷などの
必要経費を計上させていただいております。
臨床心理関係の有
資格者を
教育センターに
教育相談員や
支援員として配置し、専門的な視点から
学校や
教職員へのサポートの実施をいたします。また、
学校や家庭に出向くなどして、
児童生徒を含めた
支援をさらに前進させます。あわせて、
大学教授等の
学識者を
スーパーバイザーとして活用し、授業の総合的な監修や
困難事例への対応を進めてまいります。なお、本
事業の財源につきましては、
歳入予算に計上いたしました
府委託金の10分の10を充てます。
歳入との差101万1,000円につきましては、
職員人件費として経費を充当いたします。
項が変わりまして、項2
小学校費、目1
小学校管理費であります。
補正額は3万円の増額でございます。内容につきましては、右側の
説明欄にありますように、
小学校施設環境の
充実事業費の増によるもので、これは
府乙訓教育局から府の
学力向上実践研究事業である
OASIS校授業の
指定校として指定を受けた長岡第十
小学校が自校の
学力課題に関する分析とそれに基づいた
学力向上の
実践研究を行うものであります。この
事業推進に必要な経費として、
研修旅費として
特別旅費を計上させていただきました。財源は、
歳入予算に計上いたしました
府委託金10分の10でございます。
項が変わりまして、項3
中学校費、目1
中学校管理費であります。
補正額は81万9,000円の増額でございます。内容につきましては、
右側説明欄にありますように、
中学校施設環境の
充実事業費の増によるもので、これは
文部科学省の
人権教育総合推進地域事業の
指定校として指定を受けた
長岡中学校が、
学校、家庭、
地域社会が一体となって
人権教育の総合的な
取り組みを地域全体で
人権意識を培う
教育の充実を図るものであります。この
事業の推進に必要な経費として、
講師等謝礼、
特別旅費、
消耗品費等を計上させていただきました。財源は、
歳入予算に計上いたしました
府委託金10分の10でございます。
以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
上村真造主査 説明は終わりました。一括で御質疑を受けたいと思います。
御質疑ございませんか。
○
西條利洋委員 款3の
民生費の目10、ページでいうと10ページの障がい
者福祉の
説明欄見ると、
遠隔手話通訳サービス構築業務委託料についてちょっとお伺いしたいんですけれども、これは
長岡京市がことしの4月1日に施行されました、
長岡京市障がい
者基本条例に基づいてこれは行われた
事業なのかどうか、ちょっと確認なんですけれども、いかがでしょうか。
○鍋島障がい
福祉課長 条例には直接の
事業を規定しているものではございませんので、条例に基づく
事業ということではありませんが、条例の趣旨を具現化するために考えた
事業というふうに御理解いただきたいと思います。
以上です。
○
西條利洋委員 ありがとうございます。
私がちょっとこの質問をさせていただきました意図としましては、
長岡京市障がい
者基本条例が施行されたに従って、私が
一般質問させていただきました
長岡京市の
公共用トイレ、こちらの
バリアフリー化率は今のところは73%しかないというところで、これを今11個あるうちの8個がバリアフリー化できていて、三つができていないということで、車椅子の方が利用できないという現状ですけれども、それを踏まえてこれは100%に私はするべきだと思いますが、市長の見解はいかがでしょうか。
○
中小路市長 将来的にそういうものを目指していくべきだとは考えてはおります。
以上でございます。
○
西條利洋委員 具体的にいつごろでしょうか。例えば、市長の任期中にそれを実現させるということも、市長次第ではできると思うんですけれども、そのところはいかがお考えでしょうか。
○
中小路市長 すいません。ちょっと計画の概要の所管の担当が今おりませんもので、そこはちょっと確認をさせていただけたらと思います。
○
上村真造主査 西條委員、質問の趣旨がちょっと飛び過ぎてるんで、今おっしゃっている質問とまた違う話になってるんで、ちょっとそこは注意してください。
○
西條利洋委員 わかりました。すいません。ありがとうございます。失礼しました。
○
上村真造主査 ほかございますか。
○
住田初恵委員 予算では
民生費、障がい
福祉費か
児童措置費かに当たると思うんですけれども、私も
一般質問で
AEDの件をお願いしたんですけれども、やっぱり心臓に疾患を抱えているお子さんが現に
保育園に入園されていまして、今は危険だからということで半日保育しか保障されてないんですね。
AEDがあれば一日保育ができるということですし、市長は民間の
保育園やからそういうことはできへんてたしかおっしゃったと思うんですけれども、いろいろ工夫をして、例えば市が一つ余分に
AEDを持っていて、そこが用意できるまでちょっと貸し出すとか、その一つの余っている分で、例えば
イベントのときに
イベント会場に持っていって、
AEDが必要なときにそれが使えるようにするとか、そういうふうな活用もできると思うので、ぜひ本当に命にかかわっている問題なので、
AEDの設置については考えていただきたいなと思うんですけれども、まずその1点お伺いします。
○
池田健康福祉部長 御指摘いただいた内容については、今後の
研究課題にさせていただきたいと思いますので、御理解願いたいと思います。
○
住田初恵委員 では、早急によろしくお願いします。
では、引き続き。
教育のところで、
教育支援センター費のことでちょっとお伺いしたいと思います。
レクチャーのときに、
相談件数が年間200件というふうにお伺いしたんですけれども、私たちも
教育支援センターを訪問させていただいていろいろお話を伺ったんですけれども、そのときに伺った件では、
相談件数は大体横ばいで58件ぐらいなんですと、
延べ件数もちょっと減少してきて、
平成28年度は698件とおっしゃっていたんですけれども、200件と伺ったので、急に伸びたんかなと思ったのが1点と、それから、かなり
相談も平日は
保護者の方は働いておられるので、土曜日の
相談が平日と同じくらいにあって、今後も
ニーズはふえていくんだろうなというふうな予測がされていましたので、
相談員をふやされたということでこの
ニーズにきちんと対応していこうと思ってふやされたのかというのを、まず二つお伺いします。
○
岡花教育支援センター所長 1点目の
相談件数ですけども、今、
補正で御審議いただいているものとは別で、
センター全体としての
教育相談件数は数が大きいものですけれども、今この
事業の中身でしょうか、それとも
センター全体の
教育相談の
件数のことをおっしゃっている。
○
住田初恵委員 私が
教育支援センターに行って伺ったのは、
相談の
延べ件数じゃなくて実
件数が
平成28年度は58件ですとおっしゃってたんです。
レクチャーのとき、たしか200件と聞いたので、急にふえたんかなというふうに思ったので。
○
岡花教育支援センター所長 今おっしゃっていただいています、
平成28年度58件というのは実
件数ですけども、これは
センターの
教育相談業務全体の
心理相談についての実
件数ですね。昨年度は70件に上がっています。
それとあと、
就学相談の
件数もありますので、今言っていただいた58件と比べてというのは、
心理相談の
件数です。
それから、もう一点の土曜日の
相談件数の関係ですけれども、
補正で今御審議いただいている話とは別で、先ほどの全体の
教育相談業務としての土曜日の
件数としてはふえてきています。
○
住田初恵委員 今度の、今上がっている
教育相談事業増というのが、
臨床心理士さんをふやしていくということで今お聞きしたと思うんですけれども、
教育支援センターに伺ったときにも、やっぱり
相談内容としては不登校のことが多いということで、
延べ相談件数の半数ぐらい占めてるということをお聞きしました。
小学校では、急に切れたりパニックになったり、不安になったりとかいう情緒不安定に関する
相談が多くて、こういう
子供たちが
中学校に上がったときに不登校につながっていくんだということを聞きましたので、やっぱり
小学校時代に対応というのが大変重要なんだなというのを痛感いたしました。
このたびのそういう
教育支援相談員をふやすということは大いに賛成するものなんですけれども、以前は、
学校から
相談支援センターへ紹介される人が5割ぐらい占めてたんだけども、今は何か3割に減少しているということもお聞きしました。前は、
学校に
保護者が悩みを言ってきはったら受けとめて、
教育支援相談センターにつなぐ、そういう先生がいてはってんけども、そういう3割に減ったということは、そういう役割を果たす先生が少なくなったというか、そうなってるのかなと疑問を思ったのと、それから、せっかく
スクールカウンセラーが午前
中学校に行っても、対応できる
教職員がいなくて、うまく活用されてないんじゃないかなというふうな印象を持ったんですけれども、それはどうなっているのかということをお聞きいたします。
それと、
学校に入っている
文科省の
委託事業の
相談員は、一つの
学校で年間12時間のそういうお仕事をされているということを聞きましたけれども、今度入る人は、それとは別に
プラスでされるということなんでしょうか。
○
岡花教育支援センター所長 最後の12時間の件ですけど、この12時間というのは、京都府が
平成29年度から始めた
小学校への
スクールカウンセラーの
派遣事業です。今年度は、それに
プラス4時間の16時間になっていると思いますが、
センターの
補正で言うている
相談員派遣とはまた別でして、
相談、今度
補正で上げさせていただいているのは、週に1日、2人入るという形で、7月この
補正、審議のいただいた後、了承いただければ7月1日から週に2回入れるということになっています。
それからもう一点ですけれども、
教職員の昼までの対応ということですけれども、
相談員なり
支援員が入らせていただいたときに、
学校の
相談窓口としてはどなたがいいですかということでやっていまして、
小学校の
教育相談体制の窓口として、
養護教諭の先生であったりとか、教務の先生であったりとか、
教頭先生であったりとかというふうな形で対応しています。
それから、もう一つ、一番初め何でしたかいね。
センターへの
相談件数のルートが少なくなっているんじゃないかということですけども、不登校の子供さんのいろいろさまざまな要因は、一概にこれということはできないので、
学校の
先生方の多様な目で見ていただいていまして、心理としての見方としての
相談という形では少し少なくなってて、この子、発達障がいを持ってて、そのことが影響してて少し
学校に来づらいのかなとか、そうなると
就学相談という形の
件数として上がってきます。
学校からの依頼が、最近は
就学相談の
件数として増加しておりまして、どちらかというと
学校の先生の見立てとしては、そっちのほうから
センターへの
相談が来ている。
それから、
学校そのものも、はあと・ふるといいまして、
通級指導教室の
学校の中で設けていたりしてて、そこにつなぐことで一定の
相談としての
安心感を得ているというケースもあるので、非常に多様な
複線化の形で
今来てるかなというふうには思っています。
以上です。
○
住田初恵委員 そしたら、
小学校の
スクールカウンセラーは、ちゃんと先生、どなたかが対応しているという認識でいいということですね。
○
岡花教育支援センター所長 そのとおりです。
○
住田初恵委員 わかりました。
引き続きまして、
小学校費のOASIS校のことでお伺いします。今年度は長十小の算数
教育について取り組むというふうにお伺いをいたしました。先日、
教育についての話し合いというのがちょっと開かれて、そこに参加させてもらったところ、今の
小学校とか
中学校の様子をお聞きすることができたんですけれども、その中で
保護者も児童も困っていることとして、ゆとり
教育の反省からか、すごく教えられる内容がふえて、授業のスピードが速くてついて行かれへんて。宿題も低学年でも多くて、二、三時間かかって友達と遊ぶ時間もとれへんとかいうお話もお聞きしましたけれども、やっぱり子供は勉強も大切ですけども、友達との遊びを通していろんなことを学んでますし、宿題に追われて遊びもできへんというふうなのでは困るかなと思うんですけれども、この実態についての御見解をお伺いいたします。
○
大柳学校教育課総括指導主事 小学校、
中学校とも、
教育課程におきましては、学習指導要領というものに準じて各校行っております。その中で当然、ゆとり
教育という手本で言われている部分もあるとは思うんですけれども、バランスのよい、過度にならない程度ということは教員のほうは配慮しながら進めていくというふうに理解をしております。
ただ、受けとめ方というのはさまざまがあるので、その声は
学校のほうへお聞きしながら、また善後、対応できる分については対応していきたいというふうに思っております。
○
住田初恵委員 ぜひ、どういうふうに子供さんもお母さんたちも思っておられるのかということを聞いていっていただきたいと思います。
算数
教育では、やっぱり今そういうついて行かれへんという実態があるわけですから、やっぱり多くの子供がわかる、ついて行ける算数
教育がどうあるべきなのかということを研究してほしいなと、個人的には思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○
大木教育部次長兼
学校教育課長 学校教育においては、集団として行う、クラスの中で行う授業というものと、それから個別の対応の必要な部分との二つのことを考えていかねばならないと思っています。
このOASIS校では、全体授業としてどのようにやっていくことが
子供たちなら思考を深め、みずから学ぶ態度を進めていくかということを中心に研究をしていきます。その一方で、さまざまなその子たちの発達の状況の差もありますので、個別にはどのように対応していくかということはまた別の形で研究をしていくものだと考えております。
以上です。
○
住田初恵委員 では、しっかりと個別の対応もして、みんながついて行ける、そういう授業にしていただきたいなと要望しておきます。
もう一つ、
中学校費についてなんですけれども、これは
人権教育総合推進地域事業府委託金を使って、今度は
長岡中学校で
人権意識を高める
取り組みをしていくということで、それはすごく大事なことだと思います。やっぱり一人一人の
人権意識というのは、一人一人の人権を尊重するということは憲法の基本でもありますし、すごく重要なことだなというふうに思ってるんですけれども、これもこの前の
教育についての話し合いの場の中で、長岡の
中学校ではゼロ・トレランス方式という指導がされてるんじゃないかというふうなことをお伺いいたしました。このゼロ・トレランス方式というのは、不寛容を是として、細部まで罰則を定めて、違反した場合は厳密に処分を行う方式のことをゼロ・トレランス方式と言うそうですけれども、そういうのがされているんじゃないかということで、例えば校則ファーストで、校則にちょっと違反したら、何でそんな行動をとったのかということを聞かずに、少しでも反抗的な態度をとったら反省文を書かせるということもちょっとお聞きしましたので、これはちょっと行き過ぎなんじゃないかなというふうに思います。
こういう校則、校則、罰則、罰則、規律、規律ということは、やっぱり子供にとって
学校が窮屈な場になって、自分を出せない場所になってるんじゃないかしらと思うので、やっぱりゼロ・トレランスということと一人一人の人権を尊重するということにちょっと乖離があるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺の御見解をお聞かせください。
○
大木教育部次長兼
学校教育課長 個別のことを言っていただかないとちょっとわからないんですけれども、私たちが理解している
学校教育は、今おっしゃったような形ではやっていないというつもりでおりますけれども。
○
住田初恵委員 私は、
教育の場でそういうことを、話し合いの場でそういうことがあるということもお聞きしましたので、また
学校のほうで実態とかつかんでいっていただきたいなと思います。
それで、やっぱり一人一人の生徒に寄り添ったそういう
教育をしていただきたいなと要望しておきます。
○
上村真造主査 ほかございますでしょうか。
○
中小路貴司委員 11ページの障がい
者福祉の関係において質問をさせていただきたいと思います。
障がい
理解合理的配慮提供促進事業の増という部分でございます。320万円という大きなお金のほうを10分の10でいただかれたということで、非常に頑張っていただいたなと思っています。
なお、その中で
遠隔手話通訳サービス構築業務委託料というのが259万2,000円ということで上げていただいています。先日の
レクチャーのほうでは、タブレットを6台程度購入するんだというふうなことを聞いていて、具体的にテレビ電話のような形でいろんなサービスを提供いただけると思うんですけど、もう少し詳しい
説明のほうをお願いいたします。
○鍋島障がい
福祉課長 6台のタブレットなんですけれども、まだ
予算が通っておりませんので具体的な交渉ができているわけではありませんが、情報
システムと現在協議している中では、まず障がい福祉課のほうに発信側として2台のタブレットを置きまして、残りの4台を公民館、図書館、バンビオ、それから本庁舎に置いて、窓口にお越しになった方と窓口職員との
コミュニケーションを分庁舎3におります手話通訳士から
支援しようというふうに考えております。
以上です。
○
中小路貴司委員 ありがとうございます。
本当に、これからそういう形のいろんな合理的なサービスをする必要があると思うんです。ただ、
予算が通ってないというのは聞きましたけれども、一応スケジュール感として、どのような形で、いつごろ、うまくいけば実現できるのかということをお聞かせください。
○鍋島障がい
福祉課長 3月には運用開始をしたいと、本年度中に運用開始をしたいと考えております。
○
中小路貴司委員 ありがとうございます。
しっかりと検討いただいて、またうまく決まりましたら、もっと市民のほうにもしっかりとした啓蒙活動のほうもよろしくお願いします。要望でございます。
以上です。
○
上村真造主査 ほかございますでしょうか。ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造主査 なければ、以上で第43
号議案についての質疑を閉じます。
以上で、本
分科会に送付を受けました議案の
審査は全て終わりました。
これにて
予算審査常任委員会第3
分科会を閉会します。
御苦労さまでした。
(午前11時06分 閉会)
長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
予算審査常任委員会(第3
分科会)
委員長 三 木 常 照
主 査 上 村 真 造...