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平成30年予算審査常任委員会第3分科会( 3月13日)
平成30年予算審査常任委員会第1分科会( 3月13日)

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  1. 長岡京市議会 2018-03-13
    平成30年予算審査常任委員会第1分科会( 3月13日)


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    平成30年予算審査常任委員会第1分科会( 3月13日)            平成30年予算審査常任委員会(第1分科会) 1、開催日時   平成30年3月13日(火)  午前10時00分 開会                  午後 0時00分 閉会 1、場所   第1委員会室 1、出席委員(7人)   ◎主査  〇副主査       ◎冨 岡 浩 史    〇小 原 明 大        広 垣 栄 治     小 谷 宗太郎        宮小路 康 文     白 石 多津子        綿 谷 正 已 1、欠席委員(0人) 1、市から出席した者
      中小路市長  佐々谷副市長  澤田統括官  喜多対話推進部長   城田対話推進部次長秘書課長  八島広報発信課長   松岡(裕)総合調整法務課長  鍋島男女共同参画推進課長   村上北開田開館長  仁科総合政策部長検査指導課長   舟岡公共施設再編推進室長   鈴木(忠)公共施設再編推進室公共施設検討担当主幹  硲総合計画推進課長   庄財政課財政係長  秦谷情報システム課長  井上(浩)契約課長   堤市民協働部長  井上(晃)市民協働部参事危機管理監   井上(靖)自治振興室長市民協働政策監  中尾市民協働部次長   田中(浩)市民協働部次長税務課長  河北防災安全推進室長   上田防災安全推進室防災危機管理担当主幹   川上総務課長消費生活センター長  嶋本市民課長   石田総合交流センター館長  嶋谷多世代交流ふれあいセンター館長   滝川環境経済部長  井ノ上環境経済部参事農林振興課長   中小路(孝)農林振興課主幹  木村(知)商工観光課長   永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  末永建設交通部長   井上(健)都市計画課長  浜川住宅営繕課長  岩田住宅営繕課主幹   山田会計管理者  坪内会計課長  中野監査委員事務局長 1、議会事務局   岡本(明)議会事務局長  川ノ上議会事務局次長補佐議事調査係長   福島主査 1、傍聴者   〔議  員〕(0人)   〔新聞社等〕(1人) 京都新聞社   〔市  民〕(0人)              (午前10時00分 開会) ○冨岡浩史主査  おはようございます。  ただいまから、予算審査常任委員会第1分科会を再開します。傍聴がありますので報告します。  それぞれ発言される際には、マイクを使っていただきますよう、よろしくお願いいたします。  また、議案の説明が長い場合は座って説明していただいても結構です。  本日は、第6款農林水産業費から始めます。  それでは、説明をお願いいたします。 ○滝川環境経済部長  それでは、第6款について、前年度より比較し変更のあったところを中心に説明をさせていただきます。  着席にて失礼いたします。  それでは、192ページをお願いいたします。  まず、第6款農林水産業費、項1農業費、目1農業委員会費でありますが、予算額469万1,000円で、前年度に比べ80万9,000円の減でありますが、昨年度、委員改選時実施しました視察研修旅費に係る経費及び費用弁償の減が主な要因であります。  続きまして、目2農業総務費でありますが、予算額8,646万5,000円で、前年度に比べて541万8,000円の増でありますが、事業費に大きな変更等はございません。  次に、目3農業振興費では、予算額961万6,000円で、前年度に比べ209万7,000円の減となっております。  説明欄432の01、特産物育成事業費において、平成29年度農作業受託組合が配備する農作業用機械バックフォーの購入に対する補助金200万円が減となったことが主な要因であります。  196ページをお願いいたします。  02地産地消推進事業においては、平成29年度から開始したベジ食べる講座が好評であったことから、その必要経費を計上し、引き続き地産地消を推進してまいります。  次に、目4農地費であります。予算額462万9,000円で、前年度に比べ17万4,000円の減であります。  199ページをお願いいたします。  432の02、市単土地改良事業で、井ノ内地区での農道改修事業に係る地元農家組合の補助として18万9,000円を計上いたしておりますが、平成29年度と比較し、事業費の規模が縮小したことが減の主な要因であります。  最後に、項2林業費、目1林業費では、予算額1,861万6,000円、前年度に比べ303万6,000円の減であります。  511の02、西山における森林整備推進事業においては、201ページの説明欄をお願いいたします。環境費整備事業府補助金を活用し、里山林再生事業委託料として873万3,000円を計上し、西山森林整備構想に基づき、環境林としての機能を維持・回復させるため、間伐及び天然林改良に取り組んでまいります。  また、豊かな森を育てる府民税市町村交付金を活用した竹林整備委託料及び危険木伐倒等処理委託料を計上し、拡大竹林重点的整備と危険木伐倒に継続して取り組んでまいります。  さらに、京都西山再生プロジェクト委託料67万円は、平成29年度に頂戴いたしましたふるさと納税の事業化として予算化するものであり、植樹によりカブトムシの森、オオムラサキの森の環境づくりを図り、多様な生き物が生息する森づくりを進めてまいりたいと存じます。  農林水産業費は以上でございます。御審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  御質疑を受けたいと思います。ページ数は192ページから201ページです。  それでは、御質疑ございませんか。 ○小谷宗太郎委員  農業費のこれは総務費になるのかな。聞きたい内容は、資料要求した内容で102ページ、市内農作物の収穫量、過去10年の推移ということで出していただいたこの資料の内容をお聞きしたいんですけれども、ざっと見まして、タケノコは不作、豊作の時期で、変動があって、まあまあそれなりに推移はしているのかなというふうに思いますけれども、花菜とナス、平成19年、平成28年、だんだんだんだん比べると減ってきているのが明らかに見えますね。まず、この要因についてのお考えをお聞きしたいんですけど。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  花菜とナスについてでありますけれども、この10年間の推移をごらんいただきますと、若干平成28年でふえたりというような部分はあるんですけれども、全体的な分析といたしましては、やはり花菜農家ナス農家、これは高齢化と担い手不足ということになるかとは思いますけれども、農家推移が徐々に減少していること。それから、作付の面積についても減少していると。このような状況が収穫量という数字のほうに反映してきているのではないかと考えております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  ナスビとかだったら4分の1ぐらい減ってるのかな。違う、5分の1か。で、花菜も大分減ってますね。6万5,000円から5万3,000円で大分減ってます。これまでの原因、分析等について聞きましたけれども、今後、花菜とナス、どのように収穫量はなっていくのかと。さらにどうしていきたいのかという2点についてお聞きします。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  先ほど申しましたように、農家数のほうも減少していっているというような状況の中で、これを右肩上がりような回復ということは、現状を考えますとなかなか難しいのではないかというふうには思っております。そのような中でも、やはり特産となっております花菜とナスについては、予算の中でも堆肥の補助というようなこともさせていただいておりますが、市といたしましても、この特産物の育成のために、少しでも農家の方への側面的支援というようなことで、この農業を維持、発展していただけるような形で進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  例えばJAでしたら、今度、タケノコの加工工場を持っていたのを閉めて、民間に委託するというふうな流れになってますね。それは、恐らく、今後、タケノコに関しても生産量が減っていくゆえに採算がとれないのであろうという考えからなんでしょうけれども、花菜とナスにしても、出荷量から見ても、例えば長岡京市に、8万人に対して地産地消を勧めて、何割の人が何日間市内の農作物を食して、それらの考えについて考えていただけるのかと考えた場合、圧倒的に生産量が足りないような気がするんです。その点、ちょっとお考えをお聞きしたいんですけれども。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  生産量のほうは、非常に市民の方全員といいますか、多くの方に食していただくということになれば、当然、今委員おっしゃられたように、非常に量的な部分というのは、厳しい部分があるのかなとは思いますけれども、これまでから地産地消の取り組みというようなことで、小学校のほうでも親子料理教室を初め、給食食材地元野菜をできるだけ多くというようなことで取り入れていただいて、子供さんにも召し上がっていただいたり、それから、市内のスーパーのインショップとかいろんな直売所の中においても、市内の野菜のほうを販売をされておられます。昨年、農林振興課のほうでも、直売所マップというようなことを作成させていただいて、軒先販売をやられておられる農家さんの宣伝等もさせていただいて、ひいては、販売アップにつながるようなということで、地元の野菜の魅力アップというようなことをいろんな側面からやることができないかなというようなことで、ベジ食べる講座もそうですけれども、やらせていただいてるというような中で、少しずつではありますけれども、広く地元産のお野菜の魅力アップといいますか、おいしさ、よさ、そして新鮮で安全なそういう部分をさらにまたPRを図っていけたらなというふうに考えております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  ぜひね、市民皆さんに潤沢に生産量でというようなことを考えた場合、僕は2桁ほど足りないのかなとは思ってましたし、その少ない収穫量でいかに市民の人に対して認知をしてもらって、特に、僕は、子供たちに知ってもらうということが大事かと思って、以前、学童農園について、大分、違う委員会ですけどね、議論したことがあったんですけども、最近の子供たちは土をさわるのも嫌な子が多くて、農業に関する理解が大分乏しいのではないかというふうな思いがあるゆえになんですけれども、やはり、今後、先ほど部長や課長も言っておられたように、後継者問題が一番のネックになるかと思いますし、それに対しての対策、僕はもう一歩踏み込んでもいいと思いますわ。それは市内だけで小さくじゃなくて、市外に向けても長岡京市の例えば農業について、ちょっとやりたいと思われる方いませんかぐらいの募集をかけたり、それで手を挙げた人に長岡に住んでもらって、高齢化された農家の方のところで修業をしてもらって、農業を継いでもらうみたいなね。そこまで踏み込んでもいいと思いますし、ぜひそのあたりの取り組み等も考えていただけたらという要望をいたしまして、以上とします。 ○広垣栄治委員  ページ数で197ページです。地産地消の推進事業についてです。  いよいよ中学校給食が始まりますけども、中学校でも地産地消を進めていくのかどうかお聞かせください。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  中学校給食につきましては、平成30年度2学期から長二中をスタートとして、順次、中学校給食が進んでいくわけでございますけれども、地産地消推進協議会の事務局をさせていただいております農林振興課のほうとしましても、地産地消推進協議会給食食育会というのがあるんですけれども、そちらのほうを中心に中学校給食に向けて学校教育課さんとも協議等々を連携させていただきながら、小学校と同様に行くかどうかは、また品目の関係もありますけれども、教育委員会のほうも地産地消というようなことで地元産野菜を取り入れていきたいというような御意向はお聞きをしておりますので、今現在、そのような中で、中学校給食に納品、参画していただける農家さんの募集のほうを、今、まさにさせていただいているような状況でございまして、この月末には、その募集案内で応募をされました農家さんを対象に、説明会等もやらさせていただきながら、中学校給食へ向けての対応をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○広垣栄治委員  小学校と中学校給食と2つ合わさるわけですから、量的にはやっぱりふえていくと思うんです。それで、要求資料の中の252ページには、12品目の納品があって、それぞれの量は書いてあるんですけども、総量的にどのぐらいが地産地消で賄えるのかなというのがわかれば教えてもらいたいなと思います。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  中学校給食の合わせた総量的にということになりますと、ちょっとまだ数字としてはなかなか今の時点でお示ししにくい部分があろうかと思います。ただ、明らかに喫食数、それから材料の量というようなことを勘案いたしましても、当然、小学生の皆さんよりも中学生の皆さんのほうがたくさん食べられるということも明らかですので、喫食数というようなことを考えますと、非常に今のこの小学校給食の納品体制というような中で、そのまま中学校給食にうまく行けるようにということでは考えてはおりますけれども、現実的な部分も考えますと、なかなか苦しい部分もあるのではないかという危惧もしておりますので、やはり、今後また農家さんとの協力等々を含めまして、できる限りの中での対応をしていきたいというふうには考えておりますので、絶対量につきましては、そのようなことで、何キロ要るとかというようなことはまだわからないというようなことで、よろしくお願いしたいと思います。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小原明大委員  今の地産地消にかかわってですけれども、先ほど説明でもベジ食べる講座が好評だったということもお聞きしましたけれども、新年度に向けてのさらなる展開というのがありましたら教えてください。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  平成29年度、ベジ食べる講座というものを初めて開催をさせていただきまして、午前、午後というような二部制で約五十五、六名の方の御参加をいただいて、大変野菜愛を感じたとか、地元の取れたての新鮮な野菜を生で食べること、実は、時期的には夏だったので、ナスを生で食べていただいたんですけれども、ナスがこんなに生で食べられるのを知らなかったというぐらい、大変おっしゃっていただいて、好評を得たところであります。  平成30年度につきましても、ちょっと趣向を変えまして、事業としては引き続きなんですけれども、やはり小学生ぐらいの子供さんをお持ちの、いわゆる30代、40代の世代の方を対象にさせてもらおうかなということをまず考えておりまして、前回は、デモンストレーションで試食をしていただくだけだったんですけれども、親子で調理もしていただいて、それをまた味わっていただくと同時にレシピをお持ち帰りいただいたり、それから、また同じように合わせてですけれども、直売所マップのほうも充実を図らせていただいて、それもお配りをさせていただいてということで、地元野菜の魅力をさらに広げていただきたいという思いであります。そのような中で、これからまた募集案内をさせていただくような状況ではあるんですけれども、30代、40代のお母さん、お父さんを対象にさせていただくということで、例えば、今後、地元の野菜の魅力を拡散といいますか、発進といいますか、そのようなこともお手伝いいただける方というようなことも合わせて募集したいなと思っておりまして、例えばインスタグラムとか、ツイッターとか、フェイスブックとかにおいても、地元の野菜の魅力をベジ食べる講座を通じて、レポート的に上げていただいたりとか、何かそういうようなことで、広くまたPRを図っていただけるようなことになれば、ひいてはまた農家の方への販売力アップとか意欲向上にもつながるのではないかというようなことも含めまして、現在、考えながら進めさせていただいてるようなところであります。  以上です。 ○小原明大委員  今のお話を聞かせていただいて、非常によくわかって、昨日の論議でもシティープロモーションで、それが長岡京市のそれぞれやられている事業をどのように発進していくのかという点で、シティープロモーションのところの予算がついたところで、各課のことが目が向けられるようになったということを伺ったんですけども、素敵なお店とかそういうのは、これまでも発進されてきてますけども、野菜というようなことでもその点が広がったらいいなというのもぜひ期待したいと思っておるんですが、あと、最近のことで言えば、農業委員会の法改正もありましたので、また新しいメンバーでスタートされてることと思うんですけれども、その点で変わった点とか充実した点とかありましたら教えてください。 ○中小路(孝)農林振興課主幹  農業委員会は、昨年の7月に改正を迎えました。そして、法改正がございまして、委員さんの数が22名から14名になったということがございます。そのままですと、人数が8名減となっているところなんですけども、新たに農地利用最適化推進委員さんの方が3名、各農業支店の管内に、農地の利用最適化を推進を進めるためについていただいたところでございます。  農地利用最適化推進委員といいますのは、先ほどからもいろんなお話が出ておりましたが、農地の利用集積、いわゆる担い手農家ですね。担い手農家に農地を集積する。そして、遊休農地を解消する活動をすると。そして、新規就農者の手助けといいますか、そういったことをすると。そういったことが農地利用最適化推進ということとされております。  そして、人数が減りましたが、農業委員さん、そして農地利用最適化推進委員さん、17名の方によりまして、新たに農業委員会活動を進めていくということになっておりますので、また、組織的にも見直して、より地域に根差した、いわゆるJAの3支店管内にまで支店を広げて活動していくということになっておりますので、今後とも御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 ○小原明大委員  ありがとうございます。  地産地消にかかわってなんですけれども、地産地消推進事業というのが171万円の予算の中で、農業祭の部分が大半ということになってまして、推進協議会の補助というのは7万円のままでずっときているのかなと。今のベジ食べる講座も、この謝礼の6万円のところでやれてるのかなと思ったんですが、これまでのインショップ中学校給食の展開というか、さらに道の駅的の検討というのもある中で、地産地消を進めていく協議というのも役割は非常に重要性が増してるのかなというふうに思ってるんですけども、その点で農業祭というのもイベントではありますので、継続的にやっていく予算として、この分でよいのかというのをもう少し充実することも必要なのかなと思ったりしてるんですけどね。その点はいかがですか。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  地産地消の協議会の補助金というのは、市のほうから7万円支出をさせていただいて、協議会事業として運営させていただいてるんですけれども、協議会のほうも給食の関係の検討をこれまでやらせていただいてきている部分、それから販路とか販売拠点の拡大というような部分の2つの両部会のほうを機能させながらということで進めてまいりました。ただ、啓発とかPR的なことが主な内容、取り組みというようなことで協議会としてはやっているというような状況でもありますので、今後において、先ほどおっしゃられましたように、地産地消ということは、いろんな部分でかかわりがあるというふうには考えておりますので、今後いろんな展開の中において、この協議会の意義や重要性というのがさらにふえてくるというようなこともあろうかと思いますので、そのような中においては、この協議会としてできる役割、事業というようなものをまた考えながら協議会の会員の皆さんとともに進めていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○小原明大委員  ありがとうございます。  199ページの洛西湛水防除協議会負担金についてですけども、毎年言うてあれなんですが、大下津ポンプ場の今後のあり方等も含めまして、平成29年度に国費ももらって、調査がされて、平成30年度以降にそれを受けてどうするのかという検討になると思うんですけども、現状について教えてもらえますか。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  平成29年度、御案内のとおりですけれども、洛西湛水防除協議会のほうで国の補助金をいただきまして、大下津の配水場の流域でありますとか治水の活用についての調査、検討業務というようなことでさせていただいております。3月末の予定で、調査業務委託のほうも進んでおるというような状況で、間もなく報告のほうも上がるというような予定でございまして、進展というようなところにおいては、そのようなことで、この報告書のほうがまた出てきてから、平成30年度以降になりますけれども、大下津を流域とする五間堀川とか七間堀川の流域、それから水路網の状況とか、氾濫解析とか、いろんな部分のデータがまた出てくると思いますので、この報告書のデータをもとに、今後の治水というような部分もあわせながら、そのデータを活用して検討していきたいと。いろは呑龍トンネルの関係も当然ありますので、いろんな上位計画のこととも整合性を図りながらというようなことにはなろうかと思いますけれども、大下津のポンプ場の操作員さんが4名、高齢で頑張られておられるというような現状も含めて、ポンプ場のあり方とかもあわせて、今後また平成30年度以降、検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○小原明大委員  ありがとうございます。  同じページ林業費なんですけども、細かい話なんですが、財源の内訳になっている野生鳥獣被害総合対策事業府補助金というのが、平成29年度は1頭当たり8,000円のところが、平成30年度は1頭当たり7,000円になったということで減額になってると思うんですけども、その点で実際にやる事業のほうでは影響はないんですかね。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  単価のほうなんですけれども、まだ平成30年度以降の予定の中で資料の中には書かせていただいておる状況でございますが、8,000円から7,000円ということで単価が下がるということになりますので、当然、捕獲事業において、積極的に活動していただいております猟友会さんへの奨励金というような部分において、ちょっと減ってしまうというような結果になるわけであります。これについては、今現在、国のほうでジビエ料理のほうに活用ができるというような場合においては、単価のほうが逆に9,000円でやったりとかというようなことも考えられているような状況でありまして、こちらの長岡京市域におきましては、なかなかジビエ料理への結びつきということは非常に現実難しい部分がある中で、結果としては、単価が下がったことの影響を受けてしまうだけというようなことになってしまうんですけれども、そのような中でも、鳥獣被害を少しでも軽減するようにということで、猟友会の皆さんも一生懸命頑張っていただいてるというような中で、市のほうとしても、今後、支援的なことは考えていきたいなというふうには思っております。  以上です。 ○小原明大委員  わかりました。  猟友会さんの活動拠点ができたことで、非常に活動も充実してというのもおききしておりましたので、よく協議をしていただきながら進めていただけたらと思っておるんですけど、あと、同様に、財源のところで、豊かな森を育てる府民税ということで600万円ほど入っていますけれども、その分森林予算が純増になっていると理解してよろしいですか。ほかのところに回ったのでは、わざわざ税つくった意味が余りないと思いますので、その点確認したい。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  豊かな森を育てる府民税につきましては、基本枠とプロジェクト枠というような二本立てがあるんですけれども、基本枠のほうにつきましては、この制度が平成28年からスタートいたしましたけれども、うちの特色であります竹林整備、それからカシナガとか松枯れとかの被害を受けた危険木の処理、それから西山森林整備推進協議会への補助金、こういうような財源に豊かな森を育てる府民税を充てさせていただいて、活用させていただいてるというような状況でございます。  以上です。 ○小原明大委員  それと、ふるさと納税の関係で、西山再生プロジェクト委託料が67万円ということになっていますけれども、たしか目標を立てて、それに満たないような金額だったら事業がおくれていかざるを得ないと。より入ったらもっと前倒しとか充実を考えていけるということだったと思うんですけども、平成29年度の状況と平成30年度に向けての見解を教えてください。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  西山のプロジェクトにつきましては、当初10年間で800万円をふるさと納税でいただくということを目標に事業をスタートさせていただきました。平成29年度におきましては、予定どおりの事業のほうを、予算額で188万円ぐらいだったと思いますが、執行させていただいて進めさせていただいております。この中におきましては、植樹というようなこともやらさせていただきまして、納税いただいた方のネームプレートというようなこともあったんですけれども、11月に植樹体験イベントというようなことをさせていただいて、納税をいただいた方に御案内をさせていただいたところ、5組10名の方に御参加をいただきました。キャンプ場周辺での植樹地にはなってるんですけれども、当日、西代里山公園のほうからキャンプ場までを歩いていただきながら西山の状況を観察するとともに見ていただく。それから実際植樹もしていただくということで、御自身の納税がどのような形で生かされてるかということは、じかに感じていただけたのではないかなというふうには考えております。  平成30年度におきましては、予算額は、67万円余りの予算額で計画をさせていただいておるんですけれども、納税をいただいている金額としましては、今年度の西山プロジェクトの目標でいきますと150万円なんですが、それにほぼほぼ近い金額を納税いただいてるような状況でございます。平成30年度の事業執行においては、67万円余りということで上げさせていただいてるんですけれども、これはやはり事業の内容といいますか、例えばオオムラサキの森の部分を考えた場合に、去年の段階とことしの段階の違いを述べさせていただきますと、去年予定していたときには、平成30年度、もう少し事業量は予定していたんですけれども、ことし進めさせていただいてる中で、事業地の条件、傾斜地であったりとか事業地の条件によって事業費というのが当初の予定よりもかなり費用がかかるということが判明をいたしまして、そのような中で、ちょっと1年、オオムラサキの森の部分については、少しずらさせていただいてというようなことで、金額に見合うというような部分ではないんですけれども、次年度にそれを活用させていただくというような形でとらさせていただいた結果、平成30年度については、去年、植樹等と整備をさせていただいたカブトムシの森の整備でありますとか、それからオオムラサキの森の草刈りということで、いわゆる維持管理的な部分と、それから新たな部分での鉢伏林道沿いの楓の植樹、こういうような事業内容で平成30年度のほうはやらさせていただくというような予定で考えておりまして、あわせてまた納税いただいた方への植樹体験も同様に開催をさせていただくというようなことでございます。
     長くなりましたが、以上でございます。 ○小原明大委員  1点、同じところで、総計の後期実施計画のところでは、竹チップの活用が毎年着実に伸ばしていくという計画となっていますけれども、伸ばしていこうと思ったら活用先が見つからないといけないということだと思いますので、その点をどのように広げていくことを検討されているのかということと、実際に発生する竹材とのかかわりで言えば、竹チップの活用がされると本来は望ましいのかなということを含めて少し教えてください。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  竹チップの活用につきましては、市のほうでもこれまで産業文化会館の周りであったりとか、水道の施設の中であるとかということで、いわゆる防草効果というようなことで活用させていただいてきておりまして、今後においても、また市内の公共施設、さまざまなところで活用をというようなことで進めていきたいというふうには考えているところであります。これについては、若干ですけれども、既にひかせていただいたところでキノコが生えてきたりというような現象がございまして、その辺の状況と対応も含めて考えていかないといけない部分はあるんですけれども、竹チップについては、毎年、竹林から親竹の更新に出てくる、いわゆる竹のドンボのほうをJAさんのほうが一定期間集材をされて、それをチップ化した上で、竹粉であったり、竹炭であったり、竹チップというような製品で事業化をされてるわけなんですけれども、竹チップの量もまだまだ活用できる量はいっぱいあります。そのような中で市行政といたしましても、また、これまで2市1町で6次産業化のことはみんなで検討してきているというようなこともあわせて、何とか竹チップの利用活用の促進をいろんな形で進めていけたらなというふうには考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○冨岡浩史主査  ほかございませんか。広垣委員。 ○広垣栄治委員  鳥獣対策費のことです。鹿がすごい捕獲がふえているというのをお聞きしています。先ほどもお話でありましたけど、なかなかジビエにするには、施設をつくったりするのはすごい大変だというのはお聞きしているんですけども、ペットフードの安全法とかで詳しく調べて言ってるわけではないんですけども、ペットのおやつとかこれでつくっていったらいいなと思ったりするんですけども、検討の余地はないでしょうか。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  先ほども申しましたけれども、現状、長岡京市の中において、年間、有害鳥獣捕獲、それから通常料金、そのような中において捕獲をしていただいてる頭数も本当に少ない数字なんです。ジビエであるとか、ペットフード的な加工品であるとか、そういう形への利用ということになりますと、何千頭単位で現状とれるような状況じゃないと、なかなか事業としても回らないというような現状がございますので、長岡京市のほうにおいては、御提案いただいたペットフードへの利用というようなことは厳しいのではないかなというふうには考えております。  以上です。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第6款を閉じます。  次に、第7款商工費について説明をお願いします。 ○滝川環境経済部長  それでは、第7款の説明をいたします。着席にて失礼いたします。  それでは、200ページをお願いいたします。  まず、款7商工費、項1商工費、目1商工総務費であります。予算額7,135万6,000円、前年度に比べ881万8,000円の増でありますが、需用費に大きな変更はございません。  次に、目2、商工振興費では、予算額9,173万8,000円、前年度に比べ247万9,000円の増となっております。  203ページをお願いいたします。  説明欄431の03商工会支援事業では、商工会への補助金を計上いたしておりますが、平成30年度は、女性と高齢者に焦点を当てた創業育成事業や好評であった商品券発行事業も継続する中で、地域商工業の発展を図ってまいります。  また、05企業立地促進助成事業では、平成29年度に引き続き、事業所1社に対し助成を行うもので、平成30年度は4年目に当たり、地元雇用促進助成金として620万円を計上いたしております。  次に、目3産業文化会館費では、予算額2,103万3,000円で、前年度に比べ146万9,000円の増でありますが、会館維持管理に係る経費であり、事業内容に大きな変更はございません。  204ページをお願いいたします。  目4観光費では、予算額3,519万8,000円で、前年度に比べ1,917万3,000円の減となっております。  431の01観光戦略プラン管理事業では、観光戦略プランに基づき観光周遊商品の造成やプレーヤーの発掘・育成、観光創造部会の着実な運営等に係る事業費として323万円を計上いたしております。  また、02観光誘客のための観光整備事業の長岡京周遊事業コンサルティング委託料344万8,000円は、平成29年度に引き続き、周遊観光基盤を活用した商品開発や販売促進などを行うものであります。道の駅的施設設置検討コンサルティング委託料は、平成29年度に引き続き、基本計画策定に向け農業関係者専門部会の運営に係る経費167万4,000円の計上であります。  206ページをお願いいたします。  目5消費生活費につきましては、予算額18万4,000円で、前年度に比べ2万7,000円の減でありますが、事業内容に大きな変更はございません。  最後に、目6観光案内施設費では、予算額1,518万2,000円で、前年度に比べ2万1,000円の減であり、変わりのないところであります。観光案内所、観光情報センター及び西山天王山駅観光案内所の3カ所において、平成29年度に引き続き、本市を訪れる観光客へのおもてなし体制を整えてまいります。  商工費は、以上でございます。御審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  御質疑を受けたいと思います。  ページ数は200ページから207ページです。 ○小谷宗太郎委員  企業立地促進助成事業のところで、十何年長い間、企業立地促進条例というものでやってきて、実際それに該当したのが4社か5社ぐらいだったと思うんですけれども、はてさてそれで促進されてきたのかと考えた場合、全体的に長岡京市に条件に見合う土地がなく、さらに企業からアンケートをとった場合、企業が長岡京市に来た大きな要因というのは、やっぱり京都市と大阪のちょうどその間にあるという条件が重立ったというふうなことで、はてさてこの条例というものについて、今後考えていかなければいけないなというふうな話で、今回1年延長ということで議会に提案されて、考える意味合いも含めて1年延長はありかなと思って私は賛成させていただいたんですけれども、でも、今後の展開を考えた場合、はてさてこの企業立地促進というふうな方向性がいいのか。それとも、以前から私ちょっと言わせていただいてるんですけれども、企業の流出防止に向けた取り組みのほうがいいのか。いろんな方向性があるとは思うんですけれども、それらについて市長の考えをお聞きしたいんですけれども。 ○中小路市長  企業立地についてのお尋ねでありますけれども、今、委員のほうから御指摘いただいた流出防止というのは、多分、これまでも実態的にはそういう役割を果たしてきたのではないかというふうに思っております。今まで、6社創設以来投資をしてまいりましたけれども、その中には、本市の中に事業活動を続けてきていただいたところが新たな生産設備の投資等に使われることで、地元の雇用確保につながったりしている部分というのがありますので、ある意味、これまでも決して流出防止をおろそかにしてきたわけではなく、むしろ流出防止の観点での自治体の具体的な案件が多かったのではないかと考えてるところであります。そういう中におきまして、今回の条例改正の提案でも申し上げましたように、これまではどちらかと言えば、工業地域における生産業、あるいは物流業等の誘致というのをメーンに図ってきておりましたけれども、これから今取り組んでおります長岡天神周辺等のまちづくりを考えますと、さらにその対象業種、エリアというものを拡大をしていく。そのことでものづくり産業等以外の分野にも何とか広げていけないかと。そのことで新たな成果を生み出していけないかというふうに考えているところでございまして、このあたりをこの1年かけながら議論してまいりたいなと考えております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  ありがとうございます。  以前提案させていただいたのは、多分、下水道料金の業者に対する値下げであったり、そういうふうなことは市単独でできるし、また業種に限らずに広く行き渡るものではないかというふうな形で提案させていただいたこともありました。ぜひそれらについて御検討いただければと。さらなる企業立地の、流出防止に向けた取り組みをぜひ闊達にしていただきたいという旨の要望をいたしたいと思います。  続いてなんですけれども、産業文化会館費のところになるのかな。産文はいずれ取り壊して市役所と同じ機能を持たせるというふうな形でやっていきたいというふうな旨の流れだったと思うんですけども、この産文、大体いつぐらいまでをめどに考えておられるのかというのをお聞かせ願いますか。まだ決まってませんか。取り壊しというか、運営をやるという。 ○滝川環境経済部長  産業文化会館につきましては、こちらの庁舎と複合ということになりますので、こちらのほうが完成しまして、そちらに移転ができた後、取り壊しになろうかと考えております。今、現段階で考えられるのはそういったことでございます。  以上でございます。 ○小谷宗太郎委員  そういう流れになる。はい、わかりました。 ○冨岡浩史主査  ほかございませんか。 ○白石多津子委員  205ページの観光費のところの02の道の駅的施設の設置検討コンサルティング委託料のところでお伺いしたいんですけれども、今回、167万円拡充というところになってると思うんですね。これが農業関係者専門部会での課題整理ということになってると思いますけれども、どういった課題が出ているのか教えていただきたいと思います。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  平成29年度におきまして、農業関係者専門部会のほうを6回開催をさせていただいて、中間報告書ということで、資料としても御提出させていただいたところでありますけれども、検討、議論いただいた中で、いろんな施設のあり方とか、導入機能とかというようなこともあわせて御検討いただいたわけなんですけれども、そのような中で、やはり、今後、安定した生産物の納品というようなことを考えた場合に、やはり生産組織というようなものが必要になってくるのではないかというような議論も後半においてはございました。そのような中で、また平成30年度におきましても、さらに今後のあり方でありますとか、生産組織の立ち上げに向けた課題とかというようなこともあわせて、さらに議論を深めていくというようなことで、平成30年度の予算のほうを計上させていただいてるというようなことが主な内容でございます。  以上です。 ○白石多津子委員  だとすれば、それは今までの基本構想の中で議論していくのか。それとも、また新たな議論が生まれるのか。そこのところについてはどうですか。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  基本構想のほうについては、いろんなアンケート調査、マーケティング、ニーズ調査等々で、その可能性の中でつくられた構想ということであるわけなんですけれども、これをたたき台とした形で、農業関係者専門部会においてはこの1年検討をいただいたということでありますので、そのような中でのさらなる農業者関係部会での検討議論というようなことになってまいります。  以上です。 ○白石多津子委員  それは大体わかりましたけども、今おっしゃった組織というものも新たに立ち上げていかないとだめなわけですから、そのところで市のほうが主導していくというのは、どういうところを主導していくんでしょうか。例えば農産物が十分じゃないという、物なのか、場所的なものなのか、どのようなものを本市としては主導して今後議論していかれるんでしょうか。わかる範囲で、今のところで。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  生産体制というのは、非常に大きな問題であろうかと思いますけれども、やはり検討の中においても、今年度の議論の中においても、やっぱり市内産だけではなかなか十分な量の確保はできないねというような議論もいただいております。そのような中で、当然、近隣自治体であったりとか、JAグループのネットワークを通じた納品体制というようなことも非常に重要になってくるのではないかというような御議論もいただいております。そのような中で、市のほうといたしましても、関係部会の中での検討を大切にしながら、ネットワークといいますか関係者、専門部会の中でもJAさんも入っていただいておりますけれども、いろんなつながりのネットワークをさらに深めていって、実現性に向けての課題を、またさらに整理をしていくというようなことで役割を果たしていきたいと考えております。 ○白石多津子委員  ということは、例えば組織とか近隣市町とのネットワークというのは、市が主導してやっていくということですか。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  イメージといたしましては、事業化ということになりますと、もともと民設民営を考えているというような部分の中で、事業者さんのほうが主体的になるのかというようなこともあると思いますので、全て市のほうがというようなことは、今後のまた展開といいますか動きの中で、いろんなことも生まれてくると思いますので、そういうようなことをまた考えていきたいというふうに思います。 ○白石多津子委員  大体、私も理解するところなんですけれども、結局、民でやると。PFI方式、今のところはそういうふうになってるわけですけれども、そうしたときに、市がどういうものを提供していくのかということになると、やはりネットワークとか、物なのか、場所なのか、そういうことが非常に気になるわけですけども、今の段階ではどういうようなものを提供しながら話をしていくんですか。そういうPFIだということを大前提として。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  関係者部会の議論をさらに深めていただく中で、市としてできる部分ということ、これはまた適地選定等の関係もありますけれども、そのような中で、いろんな部分を非常に動いて行かないといけないということは認識をしておりますけれども、やはり市の果たせる役割というような部分については、行政としての特色ある部分、それを生かすような役割を果たしつつというようなことになろうかと思いますので、みずからが事業者ということにはなれないのかなというふうには思いますので、当然、採算性というようなことも大事になってまいりますので、農家の皆さんにとっても、やはりそれが採算にならないとというようなこともあわせてという中で、市のほうとしては総合的な部分においての役割を果たせるようなことになるのかなというふうには思います。  以上です。 ○白石多津子委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○宮小路康文委員  私も同じく204ページ、205ページ、観光費なんですけれども、01番の観光戦略プランなんですが、済みません、予算説明資料の18ページの観光戦略プランを筆頭に担い手の自立化というところがあるんですが、これ何をされるか具体的に教えていただけますか。 ○木村(知)商工観光課長  担い手の育成なんですけれども、実際、稼ぐ力というような観光戦略プランの中にあるんですけれども、そこに、皆様、事業者が参加していただきまして、実際コースづくりをしていただいたりとか、実際集まっていただいて、観光創造部会というのをことし立ち上げたんですけれども、観光創造部会の中のメンバーとしても入っていただいて、その中でいろいろコースづくりをしていただいたりとか、稼ぐ力をみずからでつくっていただくような、そういった取り組みをするような担い手のプレーヤーを発掘していただくという作業をしていただいております。  以上です。 ○宮小路康文委員  はい、わかりました。  観光創造部会というのは、次いつお話し合いをひらくとかはもう決まっているんでしょうか。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  観光創造部会につきましては、ついせんだって3月5日に第1回目を開催をさせていただいております。  次年度以降につきましては、今、担い手になり得る団体が3団体ほどでき上がりつつあって、順次、内容を確認しながら、年3回程度開催できればなというところで、開催日時について具体的に決めているものではないんですが、情報共有するためのメーリングリストであったりとか、そういったものをせんだって御参加いただいた団体さんには御了解をいただいて、情報共有を進めつつ開催日を決めていくという形で予定をしております。  以上でございます。 ○宮小路康文委員  はい、ありがとうございます。続きよろしいでしょうか。  下の02番なんですが、やはりこれも予算説明資料の中にレストランバスなどの事業化検討をといったところがあるんですが、レストランバスなんですが、例えば他市がどういう成果を上がっているかとか、もしおわかりでしたら教えていただければと思いますが。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  このレストランバス自体につきましては、今、委託をしておりますウィラートラベルさんのほうが事業実施をされておりまして、新潟県であったりとか北海道のほうでDMOと連携したような形で事業実施されて、採算は実際は合ってないという状況でございます。DMOがかなりの負担をした中で、レストランバスを走らせておるんですが、本市において、今年度、検討していく中で、地域特性であったりとかお客さんのニーズなんかもお聞きをしながら、最終的に独立して運行できる方法がないのかということで検討を進めております。せんだって実際に走らせていただいて、アンケートの中では、1万5,000円ぐらいまでであれば十分お金を出す価値があるよねとか、そういったお声も片一方でもありますので、長岡単独でというのは片一方で厳しいのではないかというお声もありまして、実は、レストランバスを走らす段階で、2市1町、それから京都府にもお声かけをして体験乗車をいただいております。平成30年度につきましては、実際に具体的にバスを走らすのではなくて、そういったものの採算ベースに乗せられるものを連携して共同開発していかないかというところに重点を置いた研究を進めてまいりたいというところでございます。  以上でございます。 ○宮小路康文委員  ありがとうございます。  検討というようなところですので、引き続き考えていただければというふうに思います。  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○広垣栄治委員  201ページの商業活動の支援事業についてです。  中小企業振興条例というのが今検討されて、策定に向けて商工会と協議していくということなんですけども、現在の進捗状況を教えてください。 ○木村(知)商工観光課長  今、何か動いてるということはないんですけれども、今後、商工会のほうと協議してまいりたいというふうに、商工会のほうでも計画というか、商工会としてどうしたいのかというような計画も、今作成されてるような感じなので、そこと共有しながら一緒に考えていきたいというふうな感じでおります。  以上です。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。  203ページで、産業文化会館の移転というところがあると思います。産業文化会館には、今、商工会とJCとか入ってると思うんですけども、現在と同じ規模で新庁舎のほうに移るのかとか、そんな検討はされてますか。 ○木村(知)商工観光課長  今現在は、移行のお話は、希望は聞いてるんですけれども、実際、どういうふうな形で移るかというところまではまだお話は行っておりません。  以上です。 ○広垣栄治委員  まだ全然ということなんですけども、商工会さんとかは、新庁舎のほうに入りたいと思ってはりますか。 ○木村(知)商工観光課長  意向のほうは聞いております。行きたいという意向は聞いてるんですけれど、それ以後はまだ検討のところになっております。  以上です。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。  205ページの観光のところです。  観光イベント事業で、レトロモダンをやらはったと思うんですけども、市内各所でプロジェクションマッピングとかやらはって、市内はどんな様子やったんですか。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  プロジェクションマッピング自体は、4日間の投影をさせていただいております。4日間で約9,000人が市内を歩いていただいていると。ただ、各箇所箇所でカウントしておりますので、それが実数というよりは延べ人数での9,000人という形になっておりまして、お店さんによってはチラシを見て、冊子を見て来店したよというお店もあれば、全く来なかったよといったようなお店もありましたので、今後、さらに検討を進めていきたい。この部分につきましては、自主独立採算に向けた動き、観光戦略プランそのものがそれぞれの事業者、かかわる団体が稼ぐ力を育てていってという部分もございますので、本年度以降も自立に向けた検討をあわせてしながら、よき方法をというところで検討を進めてまいりたいというところでございます。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。  先ほども出てましたレストランバスというのを検討されてると思うんですけども、今、レストランバスが走ってるのは大きい観光地だと思うんです。長岡京市では難しいと思うんですよ。実際、これを走らせるのかどうかというのを検討するのも、長岡京市の財源を使ってするのもどうかなと思うんですけども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  レストランバスについては、先ほどもお伝えしましたように、京都府、2市1町連携した中で検討は進めてまいりたいと。この事業主体については、市が主導するものではなくて、最終的に民でやっていただきたいというところがございます。観光協会等々にお話していく中で、こういったものが観光協会事業になるのもいいかもしれないと。要は、自主財源を獲得していくための手段になり得るのであれば、検討をしていきたいといった意向も片一方でお聞きはしておりますので、そういった連携の仕方なんかも含めて検討していく中で、どこが主体になってやっていけるのかというところですね。  あと、長岡の観光地というのは点在しておりますので、そういったレストランバスを活用することで、点在している観光地を周遊していただく。二次交通の役割もあわせてやっていこうとするならば、うちが十分検討していく課題の1つではないかというふうに認識をしております。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  同じページで道の駅的施設構想についてです。  農業部会の取りまとめが出ていますけども、中間報告の13ページで、農業部会のまとめというのがあります。農産物の直売所のあり方についてというところがあって、その中で、生産体制のところで、長岡京市の特産物をメーンとしつつも、海の幸と山の幸など京都府内の多彩な食を提供できる体制を整える必要があるとなっています。これが農業部会さんの取りまとめということだったら、長岡京市だけの特産物ではしんどいということのあらわれだと思うんですけども、市内の食品を集めてきて売るとなると、これは直売所ではないと思うんですけど、これはどのように考えておられますか。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  農業関係者専門部会の中では、このまとめに書かせていただいておりますように、いろんな御意見をいただいているところであります。先ほども申しましたけれども、やはり市内の農産物等だけでは、棚を埋めるということは非常に厳しいねということは農業者の皆さんも非常に危惧を、また、御自身それぞれの皆さんが自分たちがこれからますます年をとっていく中で、本当にどうしたらいいものかというようなこともあわせて心配をされておられる中で、やはり市内ではなかなか大変なので、先ほどの近隣自治体とJAさんのネットワークもそうですけれども、京都縦貫道、こういう交通の利便性とかも活用しながら、京都の北からもいろんな海産物とかをあわせ持つような、そんな直売所であってもいいのではないかというような御意見等も出されている中で、これは関係者部会としてのまとめではありますけれども、これが全て最終決定というわけでは当然ありませんし、このような専門部会での御意見とか議論を今後においては大切にしていきながら、今後検討を進めていかないといけないなというふうには考えております。  以上です。 ○広垣栄治委員  今、農家さんの家の前でやってはる直売所とかのマップを作らはって、あれはすごいいいなと思ってるんです。朝市とかもやってはって、これもなかなか評判いいと聞いてるんですけども、この辺はどのように評価されてますか。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  先ほどの利用関係でもお答えさせていただきましたけれども、直売所マップ、非常に好評でございました。約700部ほど刷らせていただいて、それが市内の公共施設を初め、また観光案内所のほうにも配架させていただいて、もう品切れというような状況とともに、実際そのマップを持って販売所のほうを探して回られて、たどり着かれて野菜を購入されたというようなことも農家の皆さんから聞き取りの中でいただいたりということで、大変好評をいただいておりますし、朝市も、若干会員さんは減少傾向という状況にはあるんですけども、市民広場であったり、それからバンビオ広場であったり、また勝竜寺城公園ということで、毎週開催をさせていただいております中で、毎週買いに来ていただける固定客の皆さんといいますか、それを求めて買っていただけるというお客さんもいらっしゃいますし、また、バンビオ広場においては、やはり駅の乗降客の皆さんも目の前で販売をされているというような中で、そちらはどちらかというと、固定客というよりも通られる方が購入していただいてるというようなことで、農家の直売に携わっていただいてる皆さんも、先日の福祉まつりとか、それからガラシャ街道軽トラ市もそうですけれども、農家の方がそうやって販売できる機会というのは、非常にありがたいというふうに喜んでいただいておりますので、そういう中でもやはり道の駅的施設というのも1つの方策なのかなというふうに考えております。  以上です。
    ○広垣栄治委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小原明大委員  先ほどからの議論のありました企業立地にかかわってなんですけども、立地していただくための土地をどうするかということで、昨日、副市長からも答弁がありましたが、連絡会議を庁内でもって、どういう形で土地が用意できているかという議論をしておられるということなんですけど、その連絡会議をつくられて具体的にどのような仕組みづくりがされているのかというのを教えてください。 ○佐々谷副市長  企業立地の条例を実行するためだけではなしに、長岡京市のそういった土地活用というものを全体的にどうかということも捉えることと。やはり企業さんに来ていただくためには、それなりの土地がどのような規制になっているのか。どのような状態になっているのかということと。長岡京市の大きな土地の課題というのは、特に大規模な土地を見ますと、やはり土地そのものはあるんですが、そこへアクセスする道路の整備が整っていないとか、そういった課題もほかにもございます。そういったものを条件を一度それぞれの土地に関して情報を共有していこうということ。それと、やはりそれに企業さんのほうからの問い合わせがあったときに、即座に対応できるような形で、情報提供できるような形をとっていこうということで、庁内の建設、農業関係、商工、そういった関係部署の皆さんに集まっていただいての情報共有を図っております。それで、その結果をまとめた中で、企業さんの求められる情報提供ができればということで対応させていただいてところでございます。 ○小原明大委員  観光戦略プランについての議論があったところなんですが、担い手づくりということがまず第一の課題なんだろなと思っておるんですが、総計の後期実施計画では、平成30年度には取り組む店舗を事業者を40まで引き上げようと。31、32で60、80と伸ばしていくこともあるんですが、先ほど報告された3団体ほどというのは、既存の団体が入っていただいたのか、何か新たなグループをつくっていただいたものがあるのかというところではいかがですか。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  既存の団体ではなく、新たな団体として組織をしていただいてる3団体でございます。かかわってくる事業所さんとしましては、17事業所であったりとか、お寺さんなんかも入ったりはしてますけども、17の関係事業者等々で組織されているという形になってございます。  以上でございます。 ○小原明大委員  それは新たな団体がつくられたというのは非常にいいことだと思いますし、長岡の地元からそういう動きができてこそだと思いますので、ぜひ今後期待したいと思います。  一方で、今、レストランバスなどの話もあったんですけど、長岡京周遊事業コンサルティング、INGRESSも終わってるのかなということですし、続いていってるのかなというのが気になってるところなんですけど、レンタサイクルとか、観光商品の開発とかがをやられてきて、それが定着しているものというのはどんなものがあるんですか。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  体験プログラムで14種類ほどつくっております。これはスマートトラベルというサイトがございまして、そちらで案内を全国に向けて発進をしているというものでございまして、こちらの部分については、昨年度から引き続き安定して動いておると。  片や、先ほど議員後案内ありましたレンタサイクルなんかにつきましては、イベントを打てば一時的な利用はふえるんですが、常態的に利用があるかというと、西山天王山駅に関しましては、非常に少ない状況でございますので、来年度についてはちょっと手法を見合わせたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○小原明大委員  やっぱりWILLERさんとの協力でということですけど、市内の下からというたらあれですけど、興っているのと違って、コンサルが入ってということでいうと、なかなか長岡にあった状態でなくて、うまく行かんということもあるのかなということも理解したので、地元が活発になっていくというのは課題だなと思ったんですけど、レトロモダンですね、たしか去年の予算審議のときは、最初、ウオーターアートというふうに言ってたらレトロモダンになったと。それが発展的に改善として進められたと思うんですけど、ちょっと唐突やったのかなという印象も持ったんですが、余り周知が市民的に十分され切らんうちになってしまったので、もったいなかったなというふうに思ったんですけど、去年やったときに、来年度はスポンサーも最初から募集して、自走するようにやっていくというようなことも書かれていましたけど、予算額の中身としては、平成29年度と平成30年度とでは、どういうふうに変わってきているんですか。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  予算としましては、昨年度も委託しましたプロジェクションマッピングのみの委託料で昨年度もやらせていただいております。チラシであったりとか、冊子であったりとか、折り込みであったりとかというのは、昨年度の予算にも入ってございませんでしたので、今年度も同じ状態で進めていきたいというふうには考えてございます。ただ、その中で、さらに資金が入ってくるような状況を模索していくというのが今年度の課題かなというふうに考えてございますので、御理解いただければと思います。  以上でございます。 ○小原明大委員  既存の商店街でも、最近、独自の取り組みをやられるところもあったりして、ちょっとイベントが連続したりして、ばたばたしたような印象も受けましたので、そういう市民発のものと行政主導のものがうまく組み合わさって、相乗効果になったらいいなと思ってるんですが、肝心なのは、イベントを打って、それで地元の継続的なお客さんの増加につながってるかということと。イベントにそもそも協力していこうという方がふえていってるかというのが肝心だと思うんですけれども、レトロモダンの平成30年に向けて、そういう参加が広がってるかということと。あと、レトロモダン以前からヴァリエッタとかいろいろありましたけど、継続的に地元の参加というのは広がってるのかというのを教えてもらえますか。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  参加店舗につきましては、まだ具体的に実際の募集を始めておりませんので、今、仮募集というような状況で動いているというのが現状でございます。ですので、実数としては、今つかめないというところでございますので、広がりについては、ちょっと今のところ不明というところでございます。  この事業自体につきましては、うちのほうの思いとしては、動線をつくりますよと。そういったものに戦略プランで掲げておりますとおり、主体的に各事業所さんが観光にかかわることで、稼ぐ力をつけていただくと。当然、地元のお客さんを引っ張っていただくというのも1つでございますが、観光事業の予算でやらせていただいている以上、観光で人を呼んでくるという視点も忘れてはいけない部分かなというふうに思っておりますので、両方の視点での動きをとっていきたいなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○小原明大委員  わかりました。また注目していきたいと思いますが、あと、道の駅的にかかわってなんですけども、先ほど、民設民営というお話があったんですけど、民設民営のPFIというのはあるんですか。 ○永田(雅)商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  民設民営でというので、システムの中としてはございます。ちょっと今すぐに具体的事例が思い出せないんですが、取り組み事例もあるように報告を受けたように覚えておりますので、全くゼロではないのかなというところでございます。  以上でございます。 ○小原明大委員  先ほど農業関係者専門部会のことについても御報告があったところなんですけど、中間報告を見てましても、要は、実際どこにするのかということとか、農業関係者以外の多様な意見も把握した上で、機能とか規模について改めて見直して、具体化していく必要があるということを書かれてまして、今、その辺がどうなるのかわからないままに議論をすることの苦しさも見えるなというのを思ってまして、要は、出荷体制とか生産組織について、平成30年度、議論されていくのはいいんですけど、そもそも場所をどこでするのとか、実際に誰が経営するのかというところを、もうちょっとそれも見えていかないと、農業者の議論も苦しい部分があるのかなと思うんですけど、そっち側は進むことはないんですか。 ○井ノ上環境経済部参事農林振興課長  農業関係者の部会のほうの中でも、やはり計画地が決定していない中で、なかなかやっぱり具体的なイメージというのが沸いてこないと。その施設の導入機能であったり、イメージであったりというのは、非常に検討する上においても難しいというような御意見もいただいております。そのような中で、やはり適地選定ということをさらに進めていかなければならないということは、市のほうとしても考えておりますし、構想の中においても、北エリア、南エリアということで絞り込みをさせていただいてるんですけれども、そのような中で、さらに詳細な評価と絞り込みということを今後やっていく必要は当然認識しておりますし、でないと、そういう施設のあり方とか規模ということにもつながっていきませんし、当然、また事業者の募集というようなこともあわせて、適地選定、用地の関係というのは非常に重要なことだというふうには認識しております。  以上です。 ○小原明大委員  レストランバスもそうなんですけど、最終的に民間でやっていただくのでというのもあるんですが、とことん行政のほうで検討した上で、最後にどなたかやってくれませんかというのでは、なかなかしんどい部分があるのかなという、検討の段階からやりそうな方をどう巻き込むかということが肝心なのかなというのを思いまして、中野家住宅なんかでしたら、かなり自由な形で提案をいただいて、それで借りてもらって、向こうで運営していただくというような、割と市も狙っていたような形がとれたのかなというのを感想は持ってるんですけども、その点では、検討段階からの本当にやってくれそうな人の巻き込みというのが大事かなと思いますので、その点はぜひ考えていただきたいと要望しておきます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小谷宗太郎委員  観光費のところ、観光戦略プランになるのかな。ちょっと議論したいなと思うんですけれども、ようやく中心市街地整備、具体的に言うと、阪急の鉄道、上を高架にするのか。それとも半地下化にするのかというふうな話、まちづくり協議会が始まってるわけなんですけれども、まずちょっと確認したいのは、そのまちづくり協議会のほうに環境経済部長は御参加されてますか。 ○滝川環境経済部長  まちづくり協議会には参加しておりません。 ○小谷宗太郎委員  私考えるに、その中心市街地整備と観光戦略というのは、非常に密接しているのではないかというふうに思うんです。それゆえに、これから進んでいくであろう話し合いの中に参加していくべきではないのかという思いがあります。その大きな要因というのは、例えば、今、バスターミナルを東西に分けるみたいな話の議論がされてるわけなんですけども、観光バスそのバスターミナルに来てもらって、観光客の方をおろしていただく。歩いて例えば長岡天満宮、そこから向かってもらうとなると、JR駅前線の通りとかに観光客の方が歩かれて、そこに関係するお店とか、観光客相手に、今までにはなかったような形で展開、観光戦略をしていけるのではないかと。つまり、その開発、もちろん駅周辺の整備、例えば色をつけるというか、食品街にしたり、大阪の一部でしたら電気街みたいな形でされてます。色をつけるというのも1つの観光なんでしょう。観光戦略になっていくとは思うんですけれども、そういうような形で、いろいろ形をつくっていけると思うんですよ。となると、そういう協議会が始まっているわけですから、観光と密接に関係するのではないかと思ので、ぜひその議論の中に環境経済部としても入っていって、まちづくりに対して新たな観光創設を考えていく中では重要なんではないかと思うんですけれども、これ、ちょっと市長に聞いたほうがいいんですかね。どうですか。そのあたりの現在の御判断。 ○中小路市長  おっしゃるとおりだと思っております。今回、まちづくり協議会で、もう近々基本構想について、今月中にはまとまるという状況で、素案に対しては今回の委員会でもお示しをさせていただいてると思いますけれども、その中で、どういうまちにしていくのかというベースで申し上げると、やっぱり地元のまちづくり協議会のほうにおきましても、もちろん暮らしている我々自身にとって利便性の高いものであると同時に、やはり交流の拡大に寄与していく。これは、今おっしゃってる観光の側面もそうでありますし、例えば先ほどの企業立地等の促進によって、ほかのまちから長岡京市に働きに来ていただく、こういうことも含めて交流の拡大につながるようなまちをつくっていきましょうというのが、今回のまちづくり協議会として最終的にまとめていただく構想のベースになってる考え方だというふうに思います。そういう意味で申し上げると、まさにこれから、それを具体的に実行に移していく上で、どういう機能であったり、どういう形のものをつくっていくのかというのをまさに絞り込んでいく段階でありますけれども、その意味で申し上げると、多分、まちづくり協議会そのものに商工観光の担当者が入るというよりも、今、まちづくり協議会は、あくまで地元の地権者の皆様方が中心になって、自分たちのまちをどうしていきたいかというのを考えていただいてる場で、それ受けて市全体としてどういう事業化をしていくかということについては、長岡天神駅の基本計画策定委員会のほうで総合的な議論もこれから進んでいくわけでありますので、ここは市として全体的に受けていかなければなりませんが、今の段階はどちらかというと、中のコンテンツをどうするかというよりも、やはり周辺のハードの形をどうするかという議論が中心で今議論が進んでいるのではないかなというふうには思っておりますので、おっしゃるように、適切に情報共有というのは常に庁内でも図っておりますので、引き続きそうした観点で取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ○小谷宗太郎委員  ありがとうございます。  非常に似たお考えを持っていただいてると非常に光栄なんですけども、ぜひそういう側面も考えての取り組みをしていただければと思います。  以上です。 ○冨岡浩史主査  ほかございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第7款を閉じます。  次に、第9款消防費について説明をお願いいたします。 ○堤市民協働部長   それでは、款9消防費でございます。232、233ページをお願いいたします。  9款消防費全体では、9億4,791万円、前年度予算比3,580万7,000円、3.6%の減でございます。  項1消防費、目1常備消防費では、前年度比較1,380万8,000円の減額となっております。  右の説明欄をお願いいたします。  01広域消防事業乙訓消防組合負担金であります。平成29年度は、大山崎署の改修経費、救急車の購入整備等がございました。平成30年度は、水槽車、警防支援車、Jアラートの受信機器の更新等がございます。その差し引きの結果、前年度から1,380万8,000円の減額となっております。  続きまして、目2非常備消防費は、2,214万8,000円の減額でございます。主な理由は、次のページをお願いいたします。平成29年度は、器具費で第3分団のポンプ車両の更新経費2,528万円がございましたが、それが減額になったことと。平成30年度は、2年に1回開催されますポンプ車操法大会の実施年でございますので、費用弁償等で関連経費として358万4,000円を計上させていただいたところでございます。  次に、目3消防施設費につきまして、次の目4水防費につきましては大きな変動はございませんが、水防費におきましては、桂川・小畑川水防事務組合の負担金が12万2,000円増額となっております。  以上でございます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  御質疑を受けたいと思います。  ページ数は232ページから237ページです。  それでは、御質疑ございませんか。 ○小原明大委員  今、御報告もありました桂川・小畑川水防事務組合負担金、十何万円ふえてるということなんですけど、この事務組合で年3回団長会議があって、年2回議会も開かれてるということなんですけども、これまでも手当が低いということとか、一部事務組合ということで連携の難しさなどを議論をしてきたところですけど、社会情勢の変化もある中で、今後のこの一部事務組合のあり方について、こういう議会とかの場で議論されていることはあるんですか。 ○上田防災安全推進室防災危機管理担当主幹  ただいまの御質問にお答えいたします。  年2回の議会と年3回の水防団長会議におかれましても、そのような意見等は別段出ておりません。  以上です。 ○小原明大委員  議会はそういうこと。去年も聞いたような気がするんですけど、構成治体として、今後、例えば手当をもっと上げないと担っていく人がおらへんでとか、そういう議論をしていくことはできないんですか。 ○上田防災安全推進室防災危機管理担当主幹  ただいまの質問にお答えいたします。  手当の問題については、現段階では出ておりませんですけども、京都市のほうから水防団の活性化のためにユニフォーム的な作業服等の改良とか、そういう点につきましては、この前の議会のほうで少し提案がございました。  以上です。 ○小原明大委員  はい、わかりました。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第9款を閉じます。  次に、第11款公債費及び第12款予備費について説明をお願いします。 ○仁科総合政策部長検査指導課長  それでは、288ページをお願いいたします。  款11の公債費、項1公債費でありますが、目1元金においては、比較欄1億2,840万円の増、率にいたしますと6.3%。  一方で、目2利子では、2,414万7,000円の減となっております。率にいたしますとマイナス8.9%でございます。こういった状況であります。  最後に、款12予備費につきましては、前年度と同額の3,200万円を計上いたしました。  以上、説明といたします。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明は終わりました。  御質疑を受けたいと思います。  ページ数は288ページから289ページです。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第11款及び第12款を閉じます。  次に、歳入、第11款分担金及び負担金から第19款諸収入までのうち、本分科会の所管に関する部分及び第20款市債について、御質疑を受けたいと思います。  御質疑をされる場合は、ページ番号をよろしくお願いいたします。  それでは、質疑ございませんか。  ページ数は24ページから61ページです。 ○小原明大委員  45ページの市有地等貸付料についてなんですけれども、中野家住宅の貸し付けもここに入ってるのかなと思ってるんですけども、どのぐらいの貸付料になるんでしょうか。 ○舟岡公共施設再編推進室長  中野家住宅の貸付料は、この中に入ってございます。金額につきましては、96万9,000円入っております。  以上です。 ○小原明大委員  4月からじゃないので、1月そのぐらいの額だと受けとめたんですけども、その計算はどのような根拠でされてるんでしょうか。 ○舟岡公共施設再編推進室長  積算につきましては、基本的に普通財産ですけども、適正な額で貸し付けは行うという規則に基づきまして、行政財産の貸し付けの条例の土地と単価の積算をベースにいたしまして、算出したものにつきまして、必要な面積で算出しております。  以上です。 ○小原明大委員  わかりました。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○白石多津子委員  47ページの寄附金のところのふるさと振興事業に対するふるさと納税、現時点でどれぐらいあるんですか。 ○川上総務課長消費生活センター長  乙訓高校も含めました現在の金額見込みですけれども、昨日の時点で全体を通しまして703万3,000円、見込額として集まっております。 ○白石多津子委員  乙訓高校のふるさと納税の指定寄附金というのが、すごく盛り上がってるということは非常にありがたいことなんですけども、3つの事業に対する目標値と寄附金というのがどれぐらいなってるんでしょうか。 ○川上総務課長消費生活センター長  まず、3つの事業で、西山森林整備には、今年度、150万円の目標額を定めておりましたけれども、147万4,000円の寄附がございます。  また、バンビオについては、100万円の目標額を定めておりましたけれども76万9,000円。  そして、子供たちに本を送ろうプロジェクトでは、210万円の目標額を定めておりましたが、現在、202万2,000円寄附をいただいております。 ○白石多津子委員  ありがとうございます。  微妙にちょっとずつということだと思うんですけれども、微妙にちょっとずつ、まだこれからの進捗はわかりませんけど、ここでちょっと私が聞きたいのは、資料要求書のほうの35ページの過去5年間に職員提案制度の中の平成28年度のところで、市外在住職員の協力によるふるさと納税制度を活用した財源確保策というのがあるんですけれども、長岡京市に在住じゃない市職員のふるさと納税の割合はわかるんですか。 ○川上総務課長消費生活センター長  これは強制ではないレベルで、いわゆる長岡の事業として職員もこういう事業を進めるということで、誇りに持つという趣旨のもとから協力を求めております。今、資料としては、ちょっと手元にないのでわからないんですけれども、中身を見ると、どれぐらいの方が寄附をしてくれてるかというのは確認することができます。今ちょっと手元に資料がございませんので、申しわけございません。 ○白石多津子委員  もちろんこんなものは強制でないことは私も十分認知しておりますけれども、平成28年にも自由提案で、職員提案制度のほうからそういうのも上がっておりますし、やはり自分たちが取り組んでいるふるさと納税事業に対して、こういうことが市としてある程度は協力体制というのをとっておられるのかなということをちょっとお伺いしたかったんです。  以上です。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小谷宗太郎委員  僕、60、61ページの臨財債についてでございます。  出も入も含めてお聞きしたい。今、臨時財政対策債、おおむね140億円ぐらいになってるのかな。年大体12億円から15億円幅がありますけれども、借り続けてきた。これ、平成13年度だったかな。5年度だったかな。ぐらいから始まってるのかな。何度も何度も国が法律を延長し続けていって、現在があるわけで、一般会計の半分以上に臨時財産達しているわけなんですけども、総額でね。これ、返済計画とかがあるのかなとか物すごく心配とかなってるんですけど、今は利息が安いので、どうにか耐えているわけですけど、本来、交付金でもらうのが本来やったん違うかなとか思いますから、それについて、例えば市としての御判断、例えば大阪とかだったら、国に対してこの制度については見直してもらいたいという旨の声を挙げておられるというのは、話とかよく聞くんですけれども、ちょっとその件についてお聞きしたいんですけどね。
    仁科総合政策部長検査指導課長  臨時財政対策債についての御心配ということでございますけども、もちろんこの返済部分については交付税の需要額算定に工面をされてますので、国のほうからも一定の担保を受けておるという状態で今認識をしております。借金に振り替えるのではなくて、現実の交付税交付金としてのほうがもちろん好ましいわけでございますが、交付税自体も原資に限りがございますので、今の状態では国が責任を持ってこの制度のもとに地方を支えているのかなと。そういう認識をしております。 ○小谷宗太郎委員  僕は、これはやはり地方からこの制度について改めていってもらうように消費増税のタイミングとかにあわせて、声を挙げていったほうがいいのではないかなと思っているんですけれども、かなり政治的な要因が大きい内容ですし、ちょっと市長の考えをできたらこの点についてお聞きしたいです。 ○中小路市長  御指摘のように、私自身もかねてからこの臨時財政対策債という仕組みについては、やはり課題があるものだと認識をしております。当然、先ほど部長からもお答えしましたように、今年度の交付税算入がされるという仕組みにはなってはおるわけでありますけれども、やはり責任の所在というのを国にあるのか、それとも各自治体にあるのかというところも、非常に曖昧になってきている制度でありますし、簡単に言えば、やはり赤字国債的な運用の現状になっているという部分もあろうかと思います。その意味では、御指摘のように、やはり国に対して臨時財政対策債という制度については、もう少し恒久的な交付税措置としてちょうだいできるように、さまざまな機会を見つけながら要望をしてまいりたいというふうに思っておりますが、一方で、今の本市の財政運営をしていく上では、やはり1つの財源としてこれを活用をしていくということは、やはり本市のさまざまな施策の推進に当たっては、必要な部分でもありますので、そこはぜひ御理解をいただけたらというふうに思っております。  以上でございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○広垣栄治委員  46ページのところです。  普通財産の売却というところがあって、1件という売却と聞いたんですけども、補正予算のときは2件売却だったのが1件になった理由は何かあるんですか。また別なんですか。 ○末永建設交通部長  補正予算のときは、2件上げておったんですけれども、そこにつきましては、希望者の方が代がわりされて、意向が全く変わったということで減とさせていただいたものであります。その後、特に進展がないものですから、2件のうち1件を上げさせていただいてるところでございます。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、歳入を閉じます。  以上で、第1条第1項及び第2項を閉じます。  次に、第2条債務負担行為のうち本分科会の所管に関する部分並びに第3条地方債、第4条一時借入金及び第5条歳出予算の流用について説明をお願いいたします。 ○仁科総合政策部長検査指導課長  それでは、10ページをお願いいたします。  第2条で定めます第2条債務負担行為のうち本分科会に係る事項につきましては、ページ下の3つ目、4つ目の2件でございます。  まず、3つ目にあります市庁舎建替等基本・実施設計委託料につきましては、2カ年をかけて基本設計、実施設計に取り組むための設定でございます。限度額を1億9,658万9,000円といたしております。  次に、4つ目、見守り機能付防犯カメラ設置事業につきましては、これも同様、2カ年をかけまして市内全域を対象に約200台のカメラの設置を進めるための設定でございます。限度額は9,500万円と定めております。  続きまして、おめくりをいただき、13ページをお願いいたします。  13ページ、第3条で規定の第3表地方債では、歳入予算で計上いたしました11件の起債について歳入予算と同額を限度額といたし、起債の方法等を定めるものでございます。  それでは、議案かがみにお戻りをいただきまして、かがみにあります第4条で一時借入金の最高額を20億円と定めるものでございます。  最後に、第5条におきましては、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めております。内容は、2節、3節、4節に計上の、いわゆる人件費についての適用でございます。  以上、説明といたします。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。  御質疑ございませんか。 ○小原明大委員  債務負担行為の防犯カメラですけども、200台、1億円近くということで決して安い買い物ではないなと思ってるんですが、ランニングコストがどのぐらいになるのかと。あと、何年ぐらいで更新をしないといけないものかというのを教えてもらえますか。 ○河北防災安全推進室長  ランニングコストにつきましては、現時点での試算でございますけれど、大体、1,200万円から1,300万円程度かなという試算はしております。ただ、これにつきましては、今後、事業者選定のプロポーザルをする際に、ランニングコストの低減の方策につきましても募集の中身としたいと考えております。  もう1つ、更新は、機械のつけております場所の設置ぐあいにもよりますけれど、大体、5年、6年程度かなということは業者のほうからお聞きしております。  以上でございます。 ○小原明大委員  もう1点ですけど、市庁舎の建て替えの基本設計、実施設計ですけれども、庁舎の基本構想とか、今、基本計画のパブコメもされてますけど、その中で結構細かい提案とか市民の意見があったときに、設計になってからという、今構想で言われてもというようなことだったと思うんですけど、基本設計、実施設計の細かいことをやっている段階で、そういう市民の意見の取り入れというのをどのような形でやられるんでしょうか。 ○鈴木(忠)公共施設再編推進室公共施設検討担当主幹  基本設計に当たっての市民の意見の取り入れの話なんですけれども、今予定しておりますのは、今、パブコメをしておる意見であるとか、今ここで議論している議会の意見を取り入れて、まず基本計画を策定した後に、基本設計では、プロポーザルで進めた業者と話を進めた後に、一旦基本設計の案としてまとめたものをパブコメで市民から意見を取り入れたもので策定をするという流れで今考えております。  以上です。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第2条、第3条、第4条及び第5条を閉じます。  以上で、第20号議案に対する質疑を閉じます。  次に、第23号議案 平成30年度長岡京市馬場財産区特別会計予算から第30号議案 平成30年度長岡京市粟生財産区特別会計予算まで一括して説明をお願いいたします。 ○仁科総合政策部長検査指導課長  それでは、第23号議案から第30号議案まで、平成30年度各財産区特別会計予算の全8件につきまして、一括して御説明申し上げます。  まず、各会計の歳入歳出予算総額につきましては、第23号議案 平成30年度長岡京市馬場財産区特別会計予算においては、予算総額を339万8,000円と定め、次の第24号議案 平成30年度長岡京市神足財産区特別会計予算では3,125万5,000円、第25号議案 平成30年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算では476万1,000円、第26号議案 平成30年度長岡京市調子財産区特別会計予算では2,509万5,000円といたしております。  続いて、第27号議案 平成30年度長岡京市友岡財産区特別会計予算では2,364万5,000円、第28号議案 平成30年度長岡京市開田財産区特別会計予算では4億1,043万7,000円、第29号議案 平成30年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算では5,246万6,000円、最後に第30号議案 平成30年度長岡京市粟生財産区特別会計予算では予算総額を130万3,000円と定めております。  いずれの会計も歳入として前年度繰越金などを主な収入とし、歳出では、神足財産区、勝竜寺財産区、調子財産区、友岡財産区、粟生財産区の5財産区につきましては、歳入総額の全額を予備費として歳出計上をいたしております。  残る3つの財産区におきましても、草刈り業務にかかる手数料や維持管理助成金など、いずれも財産区財産の維持管理に要する所要の経費を計上いたしており、その内容については大きく変わりのないところでございます。  以上、簡単ではございますが、平成30年度全8財産区特別会計予算の概要説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第23号議案から第30号議案までを閉じます。  以上で、本分科会に送付を受けました議案の審査は終わりました。  これにて、予算審査常任委員会第1分科会を閉会します。  御苦労さまでした。               (午後0時00分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        予算審査常任委員会(第1分科会)                             委員長  三 木 常 照                             主 査  冨 岡 浩 史...