長岡京市議会 > 2018-02-22 >
平成30年第1回定例会(第1号 2月22日)

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  1. 長岡京市議会 2018-02-22
    平成30年第1回定例会(第1号 2月22日)


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    平成30年第1回定例会(第1号 2月22日)                平成30年           長岡京市第1回議会定例会会議録                 第1号              2月22日(木曜日)          平成30年長岡京市第1回議会定例会-第1号-         平成30年2月22日(木曜日)午前10時00分開議
    〇出席議員(24名)          広 垣 栄 治  議員                     二階堂 恵 子  議員                     小 谷 宗太郎  議員                     西 條 利 洋  議員                     寺 嶋 智 美  議員                     冨 田 達 也  議員                     宮小路 康 文  議員                     住 田 初 恵  議員                     小 原 明 大  議員                     中小路 貴 司  議員                     白 石 多津子  議員                     田 村 直 義  議員                     三 木 常 照  議員                     綿 谷 正 已  議員                     進 藤 裕 之  議員                     武 山 彩 子  議員                     浜 野 利 夫  議員                     上 村 真 造  議員                     冨 岡 浩 史  議員                     八 木   浩  議員                     山 本   智  議員                     石 井 啓 子  議員                     大 伴 雅 章  議員                     福 島 和 人  議員 ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇欠  員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。           中小路 健 吾  市長           土 家   篤  副市長           佐々谷 明 光  副市長           山 本 和 紀  教育長           澤 田 洋 一  統括官           喜 多 利 和  対話推進部長           仁 科 正 身  総合政策部長           堤   忠 司  市民協働部長           滝 川 和 宏  環境経済部長           池 田 裕 子  健康福祉部長           末 永 靖 弘  建設交通部長           山 田 常 雄  会計管理者           上 村   茂  上下水道部長           髙 田 登美男  教育部長           原 田 正 雄  監査委員           中 野 雅 憲  監査委員事務局長           城 田 賢 二  秘書課長           松 岡 裕 司  総合調整法務課長 ───────────────────────────────────────── 〇議会事務局    岡 本 明 彦  事務局長           田 中   厚  事務局次長           川ノ上   秋  事務局次長補佐兼議事調査係長 ───────────────────────────────────────── 〇議事日程(第1号)平成30年長岡京市第1回議会定例会           2月22日(木曜日)午前10時開議   1.会議録署名議員の指名   2.会期の決定   3.議長諸報告   4.市長諸報告   5.定期監査及び例月現金出納検査の結果報告   6.諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について   7.第 1号議案 長岡京市監査委員の選任について   8.第 2号議案 長岡京市教育委員会教育長の任命について   9.報告第 1号 専決処分の報告について            〔専決第1号 長岡第十小学校給食室・放課後児童クラブ等建設             工事請負契約の変更について〕  10.報告第 2号 専決処分の報告について            〔専決第2号 長岡第九小学校トイレ・外壁等改修工事請負契約             の変更について〕  11.第 3号議案 民事調停の申立て等について  12.第 4号議案 長岡京市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等            を定める条例の制定について  13.第 5号議案 長岡京市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部            改正について  14.第 6号議案 長岡京市における法令遵守の推進に関する条例の一部改正について  15.第 7号議案 長岡京市企業立地促進条例の一部改正について  16.第 8号議案 長岡京市介護保険条例の一部改正について  17.第 9号議案 長岡京市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関            する基準を定める条例の一部改正について  18.第10号議案 長岡京市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び            運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のため            の効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正につい            て  19.第11号議案 長岡京市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護            予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基            準等を定める条例の一部改正について  20.第12号議案 長岡京市国民健康保険条例の一部改正について  21.第13号議案 長岡京市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について  22.第14号議案 長岡京市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部            改正について  23.第15号議案 長岡京市都市公園条例の一部改正について  24.第16号議案 長岡京市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用            等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に            関する条例の一部改正について  25.第17号議案 平成29年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)  26.第18号議案 平成29年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算            (第4号)  27.第19号議案 平成29年度長岡京市公共下水道事業会計補正予算(第4号)  28.第20号議案 平成30年度長岡京市一般会計予算  29.第21号議案 平成30年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算
     30.第22号議案 平成30年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算  31.第23号議案 平成30年度長岡京市馬場財産区特別会計予算  32.第24号議案 平成30年度長岡京市神足財産区特別会計予算  33.第25号議案 平成30年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算  34.第26号議案 平成30年度長岡京市調子財産区特別会計予算  35.第27号議案 平成30年度長岡京市友岡財産区特別会計予算  36.第28号議案 平成30年度長岡京市開田財産区特別会計予算  37.第29号議案 平成30年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算  38.第30号議案 平成30年度長岡京市粟生財産区特別会計予算  39.第31号議案 平成30年度長岡京市介護保険事業特別会計予算  40.第32号議案 平成30年度長岡京市駐車場事業特別会計予算  41.第33号議案 平成30年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算  42.第34号議案 平成30年度長岡京市水道事業会計予算  43.第35号議案 平成30年度長岡京市公共下水道事業会計予算 ───────────────────────────────────────── ○(福島和人議長) おはようございます。  これより平成30年長岡京市第1回議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、小原明大議員、八木 浩議員を指名します。  次に、日程2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  この定例会の会期は、本日から3月23日までの30日間とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、会期は30日間と決定します。  次に、日程3、議長諸報告であります。  まず、12月定例会以降の議会活動につきましては、お手元に配布しました議会活動概要報告のとおりであります。  次に、意見書の処理報告であります。12月定例会で可決されました、精神障がい者に対する公共交通機関の運賃割引制度適用を求める意見書、受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求める意見書、原子力発電の再稼働に対する周辺自治体の同意権の法制化を求める意見書及び障がい福祉サービスでの食事提供体制の継続を求める意見書については、12月20日付で国会及び政府関係機関へ送付しました。  次に、要望書等が1件提出されています。お手元に配布のとおりであります。  次に、12月定例会以降の乙訓環境衛生組合議会乙訓福祉施設事務組合議会及び乙訓消防組合議会の会議の報告書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。  次に、議員の派遣についての報告であります。  会議規則第164条第1項ただし書きの規定により、議員を派遣しましたので報告します。お手元に配布のとおりであります。  以上で議長諸報告を終わります。  次に、日程4、市長諸報告であります。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) 皆さん、おはようございます。3月定例会、お世話になりますがどうぞよろしくお願い申し上げます。  本日、ここに平成30年長岡京市第1回議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、公私とも大変お忙しいところ御出席いただきまして、厚くお礼申し上げます。  それでは、去る12月議会定例会以降の主な事務事業につきまして、御報告申し上げます。  まず初めに、乙訓高等学校の第90回記念選抜高等学校野球大会への出場について、御報告申し上げます。  乙訓高校硬式野球部は、秋季京都府高等学校野球大会において優勝し、秋季近畿高等学校野球大会においてもベスト4に進出するというすばらしい成績をおさめたことが評価され、去る1月26日に選抜大会への出場が決まりました。地元の高校が出場することは大変喜ばしく、市としても誇らしいことであります。  第90回記念選抜高等学校野球大会は来る3月23日に開幕し、対戦の組み合わせ抽せんは3月16日に行われる予定であります。  乙訓地域内の高校では、春夏を通じて初の甲子園出場であり、長岡京市を挙げて応援していきたいと考えておりまして、市では早速、市役所庁舎やJR長岡京駅前に懸垂幕・横断幕を設置いたしました。  また、先ごろ発行した広報長岡京2月15日号でも、その快挙を報じ、市民の皆さんの関心を高めているところであります。乙訓高校の甲子園出場を契機に、野球だけでなくあらゆるスポーツへの興味・関心が高まり、本市のスポーツ振興につながっていくことを期待いたしております。  次に、防災に関する協定の締結について、御報告申し上げます。  去る2月19日に、医療法人社団千春会及び社会福祉法人和楽会と、災害発生時における収容避難所開設に関する協定を締結いたしました。  この協定の締結により、災害が発生した場合に、介護等が必要な市民の生命・身体の安全を確保するために、法人が設置管理いたします介護老人保健施設春風介護複合施設今里、小規模多機能型居宅介護あさつゆ、デイサービスセンター友岡・滝ノ町・風車の3カ所、保育高齢複合施設ともおかの7つの施設を福祉避難所として開設することが可能となりました。  日ごろから各施設と顔の見える関係づくりを行い、災害等が発生した際には円滑な連携が図れるように努めるとともに、今後とも、この協定を生かしながら、防災・減災の取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、長岡第四小学校創立50周年記念式典について、御報告申し上げます。  長岡第四小学校では、今年度に50周年を迎えたことを記念して、PTAの歴代会長や役員などで組織いたします実行委員会の主催により、去る1月26日、同校体育館で式典が行われました。  第1部は、6年生の演奏隊による伴奏のもと、卒業生、歴代校長、地域の方々が校歌を斉唱し、記念式典が始まりました。校歌は初代校長の作曲によるもので、出席者や在校生代表の5・6年生は、50年の歴史に思いをはせながら斉唱いたしました。  また、初代卒業生である実行委員長、現学校長、来賓の挨拶には、50年間地域の学校として支えられ今に至っていることへの感謝の思いが込められておりました。  児童代表も地域の方々に見守られてきた学校であることに感謝の思いを伝えるとともに、よい伝統を下級生に引き継いでいきたいとの決意を述べてくれました。  第2部では、チベット出身のバイマーヤンジン氏による国際理解教育や人権教育にかかわる講演を全校児童で聞きました。  長岡第四小学校が50周年を契機に、先人の御尽力を改めて振り返り、地域に誇れる学校としてさらに発展し、児童たちがますますたくましく成長することを心から願いますとともに、卒業生の皆様の一層の御活躍を念願するものであります。  次に、乙訓古墳群の国史跡追加指定について、御報告申し上げます。  市内に現存しております長法寺南原古墳と今里大塚古墳の一部が、乙訓古墳群として平成30年2月13日付で、国史跡として追加指定を受けました。  乙訓古墳群とは、京都市を含む桂川右岸に位置する古墳時代の大型古墳の総称で、古墳時代初頭から終末期までの首長墓の古墳群であり、その盛衰は畿内中枢部の大王級の古墳の動向を反映した、まさに古墳時代の縮図といえます。  既に平成28年3月1日に、乙訓古墳群として特に重要性が認められ、規模や構造、埋葬施設や出土品が特にすぐれている首長墓11基が、京都府、京都市を初め乙訓2市1町の連携により史跡指定されておりますが、今回、新たに条件の整った長法寺南原古墳と今里大塚古墳の一部が、乙訓古墳群へ追加指定されたところであります。  平成26年に史跡公園として開園いたしました恵解山古墳は、地域の子供たちでにぎわっており、今回指定を受けました古墳も含めまして、地域に愛される宝として大切に守り続けていきたいと考えております。  次に、子育て支援施策のさらなる充実のため、去る2月5日に新たに開設いたしました、千春会病児・病後児保育あすなろについて、御報告申し上げます。  この病児保育事業は、子供が病気のときや回復期で、保育施設などに通えないときに、就労等により家庭内で保育ができない保護者にかわって保育することにより、保護者の子育てと就労の両立を支援するものであります。  済生会京都府病院に次いで、本市2カ所目となる千春会病児・病後児保育あすなろは、今年度は、定員3名、月曜日から金曜日、午前8時から午後6時までの開設で、生後3カ月からおおむね小学3年生までの子供を対象として、病児・病後児保育を実施していただいております。  なお、利用状況は、1日当たり平均2名程度の御利用となっているところであります。今後も子育て世代のニーズ等を踏まえながら、子育て支援施策の充実を図ってまいりたいと存じます。  次に、国登録有形文化財、旧中野家住宅の活用方法が決定いたしましたので、御報告申し上げます。  調子地区の西国街道沿いにある旧中野家住宅は、国土の歴史的景観に寄与しているもので、国登録有形文化財として登録され、平成26年9月に市に御寄附いただいたものであります。  市ではその後、住宅の適切な維持管理に努めながら、普通財産の有効活用及び市の南部地域の魅力の向上やにぎわい創出を図るため、昨年の8月、その活用案について広く募集を行ったところであります。  応募のあった企画提案書を審査した結果、障がい者の就労支援事業などを実施している一般社団法人暮らしランプを事業候補者として選定し、現在、活用に向け協議を進めているところでございます。  活用内容といたしましては、観光と福祉が共存する新しい場所の創出を目指し、ハンドドリップのお茶が楽しめ、夜はお酒やおばんざいを提供する茶房なかのとして事業を展開し、その働き手として、障がいのある人を雇用することとしており、事業の概要は既に近隣の皆様に御説明させていただいているところであります。  今後、4月から住宅を貸し付け、暮らしランプにおいて建物の改修などを行った上で、秋ごろにオープンする見込みでございます。市といたしましても、この事業を通じて、旧中野家住宅の文化財の活用・保存、南部地域のにぎわい創出、障がい者雇用の促進を図ってまいりたいと存じております。  最後に、KES(京都・環境マネジメントシステム・スタンダード)ステップ2の確認審査について、御報告申し上げます。  KESについては、これまでのISO14001にかわり、昨年度からはKESのステップ2の規格に変更し、認証取得する中、それぞれ点検・評価を行ってまいりました。  KES移行2年目となります平成29年度においては、長岡京市地球温暖化防止実行計画に基づきまして、中央公民館や図書館、保健センターなど出先機関8カ所を新たなKES対象施設としてサイトの拡大を行う中、現場審査を含む確認審査を経て、去る1月31日付で審査合格となりました。  今後も、環境方針の重点項目であるコピー用紙の削減や温室効果ガスの排出抑制はもとより、昨年度から新たに実施しております固形燃料化によるごみの分別につきましても、周知と実践を徹底し、廃棄物発生量の削減を図ってまいります。  また、このような全庁的な取り組みのほか、各部門での個別具体的な環境影響項目の点検・評価を行うなど、総合的な目標達成に向けた進捗管理を継続してまいります。  以上、御報告とさせていただきます。 ○(福島和人議長) 以上で市長諸報告を終わります。  次に、日程5、定期監査及び例月現金出納検査の結果報告であります。  監査委員の報告を求めます。  原田監査委員。               (原田正雄監査委員登壇) ○(原田正雄監査委員) おはようございます。  それでは、定期監査及び例月現金出納検査の結果について御報告いたします。  地方自治法第199条第4項の規定によりまして定期監査を、また、同法第235条の2第1項の規定によりまして例月現金出納検査をそれぞれ実施いたしました。その監査対象並びに結果と同法第199条第12項による通知がありましたことを、あわせてここに御報告させていただきます。  なお、その内容の詳細は、お手元にお配りいたしました報告書のとおりでございます。  以上、監査報告とさせていただきます。 ○(福島和人議長) 以上で監査報告を終わります。  次に、日程6、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、日程6、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを御説明申し上げます。  現人権擁護委員の林 俊子氏が、平成30年6月30日で任期満了となりますことから、後任の委員候補として武田久幸氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会に同意を求めるものでございます。御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上、提案説明といたします。 ○(福島和人議長) 説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本件について、武田久幸さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。
                  (賛 成 者 起 立) ○(福島和人議長) 全員起立。  したがって、武田久幸さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、日程7、第1号議案 長岡京市監査委員の選任についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、日程7、第1号議案 長岡京市監査委員の選任について、御説明申し上げます。  現監査委員であります原田正雄氏は、平成30年3月31日をもちまして任期満了となります。その後任の委員として、田中恭介氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  御同意賜りますようよろしくお願いいたします。  以上、提案説明といたします。 ○(福島和人議長) 説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本件について、田中恭介さんを選任することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(福島和人議長) 全員起立。  したがって、田中恭介さんを選任することに同意するものと決定しました。  次に、日程8、第2号議案 長岡京市教育委員会教育長の任命についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、日程8、第2号議案 長岡京市教育委員会教育長の任命について、御説明申し上げます。  現教育長であります山本和紀氏は、平成30年3月31日をもちまして任期満了となります。その後任の教育長を任命する必要がありますが、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  御同意賜りますようよろしくお願いいたします。  以上、提案説明とさせていただきます。 ○(福島和人議長) 説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本件について、山本和紀さんを任命することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(福島和人議長) 全員起立。  したがって、山本和紀さんを任命することに同意するものと決定しました。  次に、日程9、報告第1号 専決処分の報告についてから、日程27、第19号議案 平成29年度長岡京市公共下水道事業会計補正予算(第4号)までの19件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、私からは、日程11、第3号議案、日程12、第4号議案及び日程25、第17号議案につきまして御説明申し上げ、その他の議案につきましては、副市長及び関係部長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、日程11、第3号議案 民事調停の申し立て等につきまして、御説明申し上げます。  風呂川排水区雨水貯留施設設置工事中止に伴います損害賠償請求等訴訟の判決確定により、支払った損害賠償金につきまして、その原因者である相手方と任意協議を行ってまいりましたが、解決に至らなかったことから、賠償額の確定及びその支払いを求める民事調停を裁判所に申し立てたいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。  次に、日程12、第4号議案 長岡京市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定につきまして、御説明申し上げます。  この条例は、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の公布に伴い、介護保険法の一部が改正されて、指定居宅介護支援等の事業所の指定権限が都道府県から市町村に移譲されることになり、介護保険法及び厚生労働省令で定められた指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を市町村の条例で定めることとされたことから、新たに制定するものであります。  この条例の内容は、国の基準を引用することを基本とし、暴力団の排除、記録の整備等について一部本市の独自基準を設定することといたしました。  なお、この条例は一部の規定を除き、平成30年4月1日から施行するものでございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。  次に、日程25、第17号議案 平成29年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)につきまして、御説明申し上げます。  既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ17億863万7,000円を追加し、平成29年度長岡京市一般会計歳入歳出予算の総額を297億1,516万6,000円とするものであります。  今回の補正の主たる内容は、年度末に向けての執行見込みに対応した追加措置とともに、国の平成29年度補正予算による交付金を活用し、平成30年度に予定していた事業を前倒しで予算化を図るものであります。  それでは、歳出予算の概要から御説明申し上げます。  初めに、款2総務費では、項3目1の戸籍住民基本台帳費において、今年度予定しておりましたコンビニ交付システムの改修経費を減額いたしております。これは、旧姓表記に係る改修費でありますが、国の制度設計の遅延から年度内執行を見合わせ、改めて平成30年度に対応するための減額であります。  次に、款3民生費であります。総額で1億4,930万円の増額であります。項1社会福祉費、目1社会福祉総務費では、後期高齢者医療事業特別会計への繰出金について、保険基盤安定制度負担金額の確定に伴い、693万円を増額いたしました。  目10障がい者福祉費では、執行見込みに伴い、障がい者サービス利用支援事業費を1億1,715万3,000円増額いたしております。  項2児童福祉費においても、執行見込みに伴い、目1児童福祉総務費において、子育て支援医療費を増額するとともに、目2保育所費でも所要の経費を増額いたすものであります。  次の款4衛生費では、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費において、不採算になりがちな救急医療、周産期医療、小児医療等を行う公的病院の運営助成に対する特別交付税措置を活用し、済生会京都府病院に対する運営助成金7,424万8,000円を予算化いたしております。  次の、款6農林水産業費の項1農業費の目4農地費では、機械揚水事業に対する土地改良事業補助金1件分を追加いたしております。  次に、款8土木費でありますが、総額で3億7,776万円を増額いたしました。項4の都市計画費、目2街路事業費におきまして、国の補正予算による交付金を活用して、長岡京駅前線整備事業に3億632万7,000円を追加いたしました。平成30年度施行予定の電線共同溝整備の前倒しや、乙訓土地開発公社が先行取得していた用地の買い戻しを図るものであります。  また、府施行街路整備事業の増額は、御陵山崎線の今年度の執行見込みに伴う本市の負担金の増額であります。  目3公共下水道費では、流域下水道維持管理負担金等の増加や、下水道使用料の減収見込み等を補填するため、下水道事業会計負担事業に7,097万4,000円を追加するものであります。  続きまして、款9消防費では、乙訓消防組合の補正予算可決に伴い負担金を減額いたしております。  次に、款10教育費でありますが、総額で10億9,622万7,000円を増額いたしております。項1教育総務費の目2事務局費では、新学期の準備として図書費を増額いたしております。  項2小学校費では、小学校施設安全・快適整備事業において、執行見込みを精査の上、国の補正予算を活用して、中学校給食実施に向けた長岡第八小学校給食室等整備に係る事業費を前倒しとして追加し、5億4,781万2,000円を増額いたしました。  その他の事業では、執行見込みに伴う光熱水費の増額や新年度に向けた教科書等の購入のため消耗品費を増額いたしております。  項3中学校費でも同様に、執行見込みに伴う光熱水費の増額や新年度に向けた教科書等の購入のため消耗品費を増額するとともに、中学校施設安全・快適整備事業において、国の補正予算を活用した長岡第四中学校給食室等整備事業の前倒し事業費を追加し、5億3,449万4,000円を増額いたしました。  項4の目3図書館費の増額は、執行見込みに伴う光熱水費の増額であります。  最後の款12予備費では、今回の補正予算の収支調整を図っております。  以上が歳出予算の概要であります。  続きまして、歳入予算の概要について御説明申し上げます。  まず、款1市税では、総額で5,130万円を増額いたしました。これは項2固定資産税、項5都市計画税の上振れ見込みによるものであります。  次に、款13国庫支出金であります。総額で3億6,935万2,000円を増額しておりますが、歳出補正による事業費の増減や今年度交付額の確定等に伴い、所要の費目で増減計上したところであります。  国の補正予算を活用した歳入としては、目4土木費補助金の節2都市計画費補助金の1億6,682万9,000円や、目5教育費補助金1億5,176万1,000円を増額いたしております。  次に款14府支出金でありますが、歳出補正による事業費の追加に伴う増額であります。款15財産収入では、今年度の売却の見込みがなくなったことにより減額といたしました。  次に、款19諸収入でありますが、乙訓消防組合の補正予算可決に伴い、過年度分精算であります、乙訓消防組合分担金返還金を計上しました。  最後に、款20市債でありますが、対象事業費の補正及び財源移動によりそれぞれ増減するとともに、臨時財政対策債を増額いたしました。  以上が、歳入予算の概要であります。  次に、第2表、継続費補正について御説明申し上げます。  変更といたしまして、新田保育所改築事業、長岡第六小複合化施設建設事業を含め5つの事業について、総額を減額し、年割額を変更するものであります。  なお、長岡第八小給食室・プール等整備事業、長岡第四中給食室等整備事業につきましては、国の補正予算を活用した事業費の前倒しを行うため、平成29年度の年割額を増額いたしております。  次に、第3表、繰越明許費であります。  今回、総務費、民生費、土木費及び教育費において、11件の事業について設定するものであります。いずれも年度内執行の見込みが困難な事業として、繰越明許費の設定をお願いするものであります。  最後に、第4表、地方債補正についてであります。  変更として、既定の8件の限度額の変更をお願いするものであります。  以上、平成29年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 土家副市長。               (土家 篤副市長登壇) ○(土家 篤副市長) おはようございます。  私からは、日程9、報告第1号、日程10、報告第2号及び日程24、第16号議案の3件につきまして御説明申し上げます。  まず、日程9、報告第1号 専決処分の報告について御説明申し上げます。  内容は、長岡第十小学校給食室・放課後児童クラブ等建設工事請負契約の変更であります。  当該工事請負契約につきましては、平成30年1月30日付で、専決第1号として専決処分し、変更契約を締結しましたので御報告いたします。  今回の変更内容は、埋蔵文化財遺構面保護等に係る看板・モニュメント設置及びグラウンド仮設通路設置等に係る仮設計画の変更などによりまして、318万8,160円の増額となることから、請負契約の変更を行ったものでございます。  次に、日程10、報告第2号 専決処分の報告について御説明申し上げます。  内容は、長岡第九小学校トイレ・外壁等改修工事請負契約の変更であります。  当該工事請負契約につきましては、平成30年2月1日付で専決第2号として専決処分し、変更契約を締結しましたので御報告いたします。  今回の変更内容は、設計時点で想定していた以上に経年劣化が進行していた外壁面の改修及び既設埋設管迂回による排水・舗装範囲の変更などによりまして、1,496万8,800円の増額となることから、請負契約の変更を行ったものであります。  以上、地方自治法第180条第2項の規定により御報告申し上げます。  次に、日程24、第16号議案 長岡京市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。
     今回の改正は、平成30年度の組織改正により、教育委員会が所管している、私立幼稚園等就園奨励費補助金の交付に関する事務等を、市長部局へ移管することに伴い、また、長岡京市特別支援教育就学奨励費の支弁に関する事務において、連携を行うため、別表の個人番号を利用できる機関や、特定個人情報の提供に関する規定等について、改める必要が生じたことから、条例の一部を改正しようとするものであります。  なお、この一部改正条例は、平成30年4月1日から施行することといたしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 喜多対話推進部長。              (喜多利和対話推進部長登壇) ○(喜多利和対話推進部長) 私からは、日程13、第5号議案及び日程14、第6号議案につきまして御説明申し上げます。  まず、日程13、第5号議案 長岡京市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございますが、地方公共団体等における適正な事務処理等の確保並びに組織及び運営の合理化を図るため、平成29年6月に地方自治法等の一部を改正する法律が公布され、その一つとして監査制度の充実強化を図るため、監査専門委員を非常勤の職として置くことができることとなりました。  監査専門委員は、代表監査委員が選任し、監査委員の委託を受け、その権限に属する事務に関して必要な事項を調査することとされており、本市におきましても監査専門委員を設置することが必要であると考えられることから、同委員に関する報酬の規定の整備を行うため、条例の一部を改正するものでございます。  なお、本条例の施行日は、平成30年4月1日といたします。  次に、日程14、第6号議案 長岡京市における法令遵守の推進に関する条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、公益通報の主体の拡大等、公益通報制度の整備を行うためのものでございます。  改正の主な内容は、公益通報を行う職員の範囲に、非常勤特別職を含めること及び本市職員以外の公益通報を行う者の範囲に、下請事業者の職員等が含まれていることを明記するとともに、所要の改正及び用語の整理等を行うものでございます。  なお、本条例の施行日も平成30年4月1日といたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 滝川環境経済部長。              (滝川和宏環境経済部長登壇) ○(滝川和宏環境経済部長) 日程15、第7号議案 長岡京市企業立地促進条例の一部改正について御説明申し上げます。  本条例につきましては、平成15年に5年間の時限立法として制定し、平成20年及び平成25年に、それぞれ5年間の延長措置を行ってまいりましたが、本年3月31日をもって失効時期を迎えることから、1年間の期限を延長するものであります。  これまで、15年間で6事業所に、事業規模拡大や、新規事業参入等に対し助成を行い、地域経済の活性化及び雇用機会の創出に寄与することに、一定の効果を上げてきたものと評価いたしております。  また、法人市民税、固定資産税等の税収入が継続的に期待できることや、企業誘致における都市間競争に対応していくためにも、有効な制度であることを鑑み、引き続き期限延長を行うものでありますが、条例施行後15年が経過し、近年の経済・社会状況等も大きく変化する中、本市のまちづくりにふさわしい企業誘致のあり方を考えていくべき時期に来ております。  平成30年度には、阪急長岡天神駅周辺整備基本計画が策定予定であり、駅周辺のまちづくりの方向性が示される等のことから、1年間の延長の中で、中心市街地を含む新たな対象業種やエリアの見直しなど、多様化する立地案件に対応した条例案を検討してまいりたいと考えております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○(福島和人議長) 池田健康福祉部長。              (池田裕子健康福祉部長登壇) ○(池田裕子健康福祉部長) 日程16、第8号議案から日程21、第13号議案までの計6件の議案につきまして、御説明申し上げます。  まず初めに、日程16、第8号議案 長岡京市介護保険条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  今回の改正は、長岡京市第7期介護保険事業計画に基づき、介護保険事業の適正な運営を図るため、平成30年度から32年度までの3カ年における、第1号被保険者の保険料及び所得段階区分の見直しにより、条例の一部を改正する必要が生じたため、提案するものでございます。  主な改正内容は、まず、保険料でございますが、第7期介護保険事業計画における介護サービスの見込み量などから算出いたしますと、次期保険料の基準額は、現行の月額5,996円から184円増額の6,180円となるものでございます。  次に、所得段階区分の見直しでありますが、介護保険法施行規則改正に基づき、課税層の基準所得金額を変更しております。保険料率につきましては、低所得者の負担の軽減を図るための措置として、引き続き第1段階の保険料率を0.05引き下げるものでございます。  また、罰則につきましては、法改正により、被保険者等の調査の対象が拡大されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。  なお、この条例の改正は、平成30年4月1日から施行するものでございます。  次に、日程17、第9号議案、日程18、第10号議案、日程19、第11号議案について御説明申し上げます。  第9号から第11号議案の条例改正は、いずれも厚生労働省の基準省令の一部改正が行われたことにより、同規定を引用しているそれぞれの条例の一部を改正するものであります。  まず、第9号議案 長岡京市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  改正内容は、指定地域密着型サービスのうち、要介護認定をお持ちの方を対象としたサービスにおきまして、配置基準や定員数の見直しなどを基準省令の一部改正の内容をもとに改正するものであります。  次に、第10号議案 長岡京市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  改正内容は、指定地域密着型サービスのうち、要支援認定をお持ちの方を対象としたサービスにおきまして、配置基準や定員数の見直しなどを、基準省令の一部改正の内容をもとに改正するものであります。  次に、第11号議案 長岡京市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  改正内容は、介護保険法に規定されておりますサービスのうち、介護予防支援におきまして、障がい福祉制度の特定相談支援事業者との連携、医療と介護の連携の強化などについて、基準省令の一部改正の内容をもとに改正するものであります。  なお、これらの条例の改正は、平成30年4月1日から施行するものでございます。  次に、日程20、第12号議案 長岡京市国民健康保険条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の改正の1点目は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、国民健康保険法施行令の一部が改正されたため、所要の規定を整備するものでございます。  内容は、平成30年度から、都道府県が国民健康保険の財政運営の責任主体となり、市町村ごとの国民健康保険事業費納付金を決定するとともに、市町村は、保険料を賦課・徴収し、都道府県に納付金を納め、都道府県が、給付に必要な費用を全額市町村に支払う仕組みへ見直されることとなります。  これに伴い、保険料の賦課に関する基準及び一部の表記について改正するものでございます。  2点目は、国民健康保険運営協議会の委員定数の見直しでございます。  3点目は、保険料賦課限度額の改定でございます。  国民健康保険法施行令において、平成30年度の基礎賦課額保険料、医療分の限度額が54万円から58万円に引き上げられることになり、本市においても、中間所得者層の保険料負担の軽減を図る観点から、国基準に合わせて賦課限度額の引き上げを行うものであります。  なお、後期高齢者支援金等分保険料及び介護保険第2号被保険者の介護納付金分保険料の限度額については、変更はございません。  4点目は、国民健康保険料の軽減の所得判定基準を改正するもので、国民健康保険法施行令が改正され、平成30年度の被保険者均等割額及び世帯別平等割額を軽減する所得の判定基準が、5割軽減と2割軽減について、それぞれ引き上げられたことから、本市においても、中間所得者層の保険料負担の軽減を図る観点から、国の基準に合わせて軽減の所得判定基準の引き上げを行うものであります。  なお、この条例の改正は、平成30年4月1日から施行するものでございます。  最後に、日程21、第13号議案 長岡京市後期高齢者医療に関する条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  今回の改正は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行により、国民健康保険において、他市町村所在の病院・介護施設等に入院・入所され、当該地に住所を変更されたことにより、住所地特例の適用対象となられている方が、75歳到達等により後期高齢者医療制度の被保険者となられた際にも、引き続き住所地特例が適用されるよう制度改正が行われたため、本条例においても所要の改正を行うものであります。  なお、この条例の改正は、平成30年4月1日から施行するものでございます。  以上、第8号議案から第13号議案まで、計6件の議案の提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 末永建設交通部長。              (末永靖弘建設交通部長登壇) ○(末永靖弘建設交通部長) 私からは、日程22、第14号議案と日程23、第15号議案について御説明申し上げます。  まず、日程22、第14号議案 長岡京市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  今回の改正は、都市計画法の一部改正により、住居系用途地域の一類型として、田園住居地域が創設され、それに伴う建築基準法の一部が改正されたことから、本条例の一部を改正するものでございます。  改正内容は、各用途地域内での建築物の制限を規定した建築基準法において、新たな用途地域として、田園住居地域が追加され、これ以降の項を繰り下げることに伴い、市内に5カ所ある地区計画のうち、東神足地区において、区域内に建築してはならない建築物の内容について、項の繰り下げを行うものであります。  なお、この条例の改正は、都市計画法の施行に合わせまして、平成30年4月1日から施行するものでございます。  次に、日程23、第15号議案 長岡京市都市公園条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  今回の改正は、西山公園ジャブジャブ池駐車場の有料化の検証結果から、臨時駐車場を新たに規定するものでございます。  西山公園ジャブジャブ池駐車場は、交通渋滞対策などを目的として、平成28、29年の2年間、検証を行いましたが、渋滞の減少効果が見られたことから、今回、臨時駐車場として有料期間、日時及び駐車料金1日1回につき500円を規定するものであります。  また、都市公園法施行令により、都市公園の運動施設率は100分の50を上限と規定されておりましたが、各地方公共団体が条例で定めることに改正されたため、本市においても運動施設率の基準については100分の50を超えてはならないものと規定するものであります。  なお、この条例の改正は、平成30年4月1日から施行するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 池田健康福祉部長。              (池田裕子健康福祉部長登壇) ○(池田裕子健康福祉部長) 日程26、第18号議案 平成29年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ4,699万3,000円を追加し、予算総額を12億2,488万3,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、後期高齢者医療広域連合納付金で4,699万3,000円を増額いたしております。これは保険料等負担金で4,006万3,000円を、保険基盤安定制度負担金で693万円をそれぞれ増額するものでございます。  次に、歳入でございますが、後期高齢者医療保険料で4,006万3,000円を増額いたしております。これは現年度分保険料について、京都府広域連合の算定による保険料負担金額が当初の見込額を上回ることにより増額するものでございます。  次に、繰入金で一般会計繰入金を693万円増額いたしております。これは保険料軽減措置の対象者数の増加に伴い、広域連合の当初の見込額より負担金額が増加することから、保険基盤安定制度繰入金を増額するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 上村上下水道部長。              (上村 茂上下水道部長登壇) ○(上村 茂上下水道部長) 日程27、第19号議案 平成29年度長岡京市公共下水道事業会計補正予算(第4号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正の主な内容は、決算見込みに伴います使用料の補正と、京都府からの流域下水道維持管理負担金の増、また、国費の追加補正に伴い、今里ポンプ場長寿命化工事を前倒しして実施することが可能となったため補正を行うものでございます。  本補正予算第2条の収益的収入及び支出では、下水道事業収益を6,142万6,000円増額の31億4,802万5,000円とするものでございます。  この内訳は、営業収益で、下水道使用料を1,004万9,000円減額、雨水処理負担金を96万5,000円増額、営業外収益で、他会計補助金を7,051万円増額するものでございます。  一方、下水道事業費用では、6,276万5,000円増額の31億3,435万4,000円とするものでございます。この主な内訳は、汚水の流域下水道維持管理費の負担金を7,721万5,000円の増額、消費税及び地方消費税は1,388万6,000円減額するものなどでございます。  次に、第3条の資本的収入及び支出では、資本的収入を1億3,969万9,000円増額の14億6,593万7,000円とするものでございます。  この内訳は、企業債を1億20万円増額、国庫補助金を4,000万円増額、他会計補助金を50万1,000円減額するものでございます。  一方、資本的支出では、1億4,025万1,000円増額の20億6,706万1,000円とするものでございます。この内訳は、雨水築造費の工事請負費を9,730万円増額、雨水の流域下水道建設費の負担金を4,295万1,000円増額するものでございます。  次に、第4条の企業債は、限度額を1億20万円増額の9億4,590万円とするものでございます。  次に、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費を56万4,000円減額の1億4,774万4,000円とするものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 説明は終わりました。  次に、日程28、第20号議案 平成30年度長岡京市一般会計予算から、日程43、第35号議案 平成30年度長岡京市公共下水道事業会計予算までの16件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、平成30年度当初予算の各議案につきまして御説明申し上げます。  私からは、日程28、第20号議案 平成30年度長岡京市一般会計予算につきまして御説明申し上げ、その他の予算議案につきましては、関係部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  初めに、議案の説明に先立ちまして、貴重なお時間を拝借し、私の平成30年度市政運営の基本的な考え方につきまして、その所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力をお願いいたしたいと存じます。  平成30年度の予算は、私の今任期、最終年度の予算であります。振り返りますと、私が平成27年1月に市長に就任してから、早いもので3年が経過いたしました。この間の行政運営については、各施策のバランスや財政的な問題に対し、多くの皆様から御意見をいただき、職員はもとより、議員の皆様、市民の皆様との対話を大切にしながら進めてまいったところであります。  その運営の中では、就任前に思っていたほど、物事が簡単に進むものではないなといった場面もございましたが、一方で、私がまちづくりの戦略目標として掲げております、ワンランク上の子育てや、介護基盤の強化など、安心安全の構築による定住の促進、本市の魅力の発信等による交流の拡大、公共施設等の老朽化によるインフラの更新といった、まちの新陳代謝、この方向性、ベクトルは決して間違っていないと確信しているところでございます。  私の就任時は、まさにこれからの本市のまちづくりの方向性を打ち出す第4次の総合計画の策定途中でありました。市民の皆様との議論も積み重ねながら計画案が構築されつつある中、私としましても計画立案に向けまして、これまでの本市の計画行政を尊重するとともに、みずからの公約の実現とのすり合わせ等にも意を砕きながら、精力的に取り組んだところであります。  そうして掲げました本市の将来像、住みたい 住みつづけたい 悠久の都 長岡京を目指し、将来のまちの活性化のため、この3年余り、全力で取り組んできた思いであります。皆様のお力をお借りしながら、何とかここまで来られたものと、改めて感謝を申し上げる次第であります。  そのような思いの中で、今回の予算編成に当たっては、平成30年度が、第4次総合計画第1期基本計画、前期実施計画の最終年度でありますと同時に、後期実施計画の初年度となることを踏まえ、これまで皆様とともに取り組み、種をまいてきた施策が、花を咲かせ結実する、形として具現化する一つの区切りであり、躍進の年度といたしたいと考えているところであります。
     これまで進めてきた事業の具体化の結果、市民の皆様に、かしこ暮らしっくな長岡京市の暮らしを実感していただくことが重要でありますし、その結果として、市民の皆様からの評価をいただくことにもつながってくるものとも考えており、以上のことを念頭に、平成30年度予算編成に臨んだところであります。  全国的な傾向であります人口減少、そして少子高齢化の中でも、本市は人口8万人を維持し、また、わずかではありますが増加の傾向にもあります。  私は本市のポテンシャルは相当高いものがあり、これからもまだまだ伸びゆく希望があると思っております。今後の市政運営に当たりましても、私の信念であります対話を重視しながら、誠実に、また、前例にとらわれず果敢に取り組んでまいりたい、その思いを、いま一度、皆様にお伝えさせていただきたいと存じます。  以上、私の所信の一端を申し述べ、重ねて、市議会並びに市民の皆様方の御支援と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第であります。  それでは、平成30年度一般会計当初予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、予算編成の背景でございます。国によると、世界の景気は緩やかに回復しており、各国の経済の先行きや政策に関する不確実性、金融資本市場の変動等の影響には留意が必要ではあるものの、緩やかな回復がさらに続くことが期待されております。  また、我が国経済においても、海外の経済が回復する中、輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費や民間の設備投資も持ち直すなど、民需が改善し、経済の好循環が見込まれております。  先般、国が公表した平成30年度の地方財政計画においては、景気が持続的に上昇しており、地方税収入も伸びると期待されております。しかしながら、地方の一般財源総額は前年度0.1%増にとどまっており、地方交付税総額についても前年度比2.0%の減とされております。  団塊の世代が後期高齢者となる、いわゆる2025年問題を初めとする少子高齢化の進展により、医療や介護の需要など、社会保障費の自然増を考慮いたしますと、地方財政においては依然として厳しい状況が続くものと推察いたしております。  本市においては、全国的に児童数が減少傾向にある中、おおむね児童数を維持している状況であります。しかし、高齢化率も全国平均よりは低いものの、上昇傾向にあり、今後も子育てや教育の環境整備、介護基盤の安定において、多くの財政需要が見込まれているところであります。  本市の財政状況としては、財政健全化法に基づく4指標の推移は、まだまだ良好な水準であります。ただし、平成28年度の決算状況では、法人市民税の減収等により、平成21年度以来7年ぶりに財政調整基金からの繰り入れにより収支の均衡を図ったところであり、実質的な財政運営は厳しさを増している状況であります。  平成29年度は、平成28年度と比べ、法人市民税や普通交付税が増加する見込みではありますが、法人市民税等は決して安定的な財源であるとは限らず、また、地方債の償還費用が義務的経費となりますことから、堅実な財政運営の必要性はますます高まっている状況でもあります。  一方で、先ほども申し上げました、躍進の年度として、後期実施計画の開始に向け、これまでの施策を結実させるよう踏み出していかなくてはなりません。今回の予算編成においては、このような状況を背景に、平成29年度の補正予算と平成30年度の当初予算の両面を見定めながら、編成に努めてきたところでございます。  また、これらに対応するため、可能な限り一般財源の歳入を見込み、また、経常経費の圧縮はもとより、第4次行財政改革大綱アクションプランに基づく財源確保に努めるとともに、国の補正予算による交付金や有利な起債を活用することにより、必要な財源を措置することといたしました。  それでは、平成30年度長岡京市一般会計予算案につきまして、その概要についての御説明を申し上げます。  一般会計の総額は272億円、予算規模としては過去最大規模となりました。前年度当初予算額との比較では、2億4,630万円、率にして約0.9%増であります。  まず、歳入でありますが、その根幹をなします市税につきましては、個人市民税において、対前年度比2,589万5,000円増の50億622万2,000円、率にして0.5%の増収を見込んでおります。  法人市民税につきましても、緩やかな景気回復による状況を踏まえまして、対前年度比約3,000万円増の8億9,193万9,000円、率にいたしまして3.5%の増収見込みといたしました。  一方で、固定資産税につきましては、評価がえの年度となるため、前年度比4,460万1,000円減の49億6,394万2,000円、率にいたしまして0.9%の減収見込みといたしました。  款1市税の総額では、その他の税目と合わせ123億1,071万7,000円を計上し、前年度に比べ2,563万3,000円、率にして0.2%の増となっております。  款2地方譲与税から款8地方特例交付金及び款10交通安全対策特別交付金の8つの歳入につきましては、地方財政計画、経済状況等を勘案して、それぞれ見込まれる額を計上いたしております。8つの歳入の総額は、前年度と比べ5,399万9,000円の増額計上となっております。  款9地方交付税につきましては、国の出口ベースの総額において、対前年度比3,200億円減の約16兆85億円となりました。本市の平成29年度の算定内容をべースに、国の示した平成30年度の地方財政計画を参考に、基準財政需要額及び収入額を見込んだ結果、特別交付税と合わせて、前年度対比1,400万円、率にして0.7%増の19億6,400万円を計上いたしました。  その他の収入では、国、府の補助金や財産収入など、最大限の財源確保に努めました。  一方、実質的な交付税として措置されております臨時財政対策債につきましても、先ほどの交付税算定に伴い算出されました発行可能額として13億5,400万円、対前年度比2億1,200万円増の計上といたしております。  以上のような歳入見込みと合わせ、予算編成作業において全ての事業の精査に努めた結果、財政調整基金からの補填額を3億5,000万円として収支の均衡を図ったところでございます。  続きまして、歳出予算の概要でございます。  第4次総合計画の体系順に、主な事業についてその内容を御説明申し上げます。  まず、一つ目の柱、こどもであります。  冒頭申し上げました、総合計画を推進するための戦略目標の一つ、定住促進のための魅力を高める施策としても、子育て支援の充実や教育環境の整備については、鋭意精力的に取り組んでまいります。  産み育てる環境の分野では、親の育児不安や悩みの解消、親や子供同士のふれあいと交流を促進するため、4カ所の地域子育て支援センターにおいて、新たに親子の絆づくりプログラムを実施し、機能の拡充を図ります。  また、引き続き、待機児童対策と私立幼稚園の利用促進を図るための市独自の制度によります補助金の支給を行うほか、現行の制度を見直し、保護者助成金の対象者を拡充いたします。  また、妊娠・出産期の支援を強化するとともに、医療費や保育料の支援を通して子育て世帯の経済的な負担の軽減を図るなど、安心して子供を産み育てられる環境を充実させてまいります。  就学前教育・保育の分野では、待機児童の解消に向けまして、新田保育所改築事業費5億8,656万円を計上するとともに、地域の多様な保育ニーズにきめ細かく対応するために、5カ所から7カ所にふえます小規模保育施設への給付費負担金や運営補助、3億384万円を計上いたしました。  また、民間保育園・認定こども園等の施設型保育事業としては、11億4,400万円を計上しております。また、2カ所となりました病児・病後児保育事業については、法人への運営補助やこれを利用する保護者に対する費用負担軽減のための助成など1,701万円を計上いたしております。  学校教育の分野では、子供たちの育ちを支える等の観点から、これまで進めてまいりました中学校給食をいよいよ長二中で2学期から、長四中で3学期からスタートさせます。あわせて、教職員の負担軽減、働き方改革も見据え、中学校給食費の公会計化も導入いたします。  また、グローバルな人材の育成を目指した英語教育の充実のため、小学校の外国語活動指導員の配置時間数をふやしますとともに、引き続き、中学3年生を対象とした英語技能検定試験への取り組みを支援してまいります。  地域子育て支援の分野においては、地域の子育て支援活動の充実を図ります。放課後児童クラブ育成事業では、新たに長五小放課後児童クラブの運営の民間委託、また、児童数の増加や老朽化に伴う長三小放課後児童クラブの施設建設関連事業など、3億2,953万円を計上し、児童の健全な育成を図るとともに、保護者の仕事・子育ての両立を支援してまいります。  2つ目の柱、くらしであります。  保健・医療の分野では、長岡京市域の医療資源を有効に活用し、効果的な医療体制の充実を図るため、長岡京市版の地域医療ビジョンの策定に引き続き取り組んでまいります。あわせて、公的病院である済生会京都府病院の新病院計画が、本市の求める機能強化につながるかということを含めまして、支援のあり方を検討してまいります。  また、生活習慣病や要介護状態を予防するため、新たに簡単エクササイズセミナーを開催するなど、健康づくりの活動を支援・促進します。さらに、食育推進事業の一環として、ご当地ごはんコンテストを誘致し、チームとして参加してまいります。  高齢福祉・障がい福祉の分野では、この2月に策定いたしました、長岡京市健幸長寿プラン2025により、元気に齢を重ねられる環境づくりと、いざというときの安心・安全の基盤づくりを推進してまいります。  障がいのある人への支援の充実については、新しく施行されます条例の趣旨を踏まえ、障がいのある人が、その人らしく生活できる環境を充実させるため、地域相談支援や社会参加促進、雇用・就労促進等の事業に引き続き取り組んでまいります。  地域福祉・生活の安定の分野であります。自助・互助・共助と公助の適切な連携を重視した地域づくりを進めるため、総合生活支援センター管理運営事業に8,957万円を計上いたします。  障がい者や高齢者等に対するサービス利用の援助や情報提供、その他福祉全般に係る相談に応じ、総合的な生活支援を引き続き行ってまいります。  また、従来取り組んできました、きずなと安心の地域づくり応援事業を、国が進めております、「我が事・丸ごと」の地域づくり推進事業に位置づけて、地域共生社会の実現に向けた地域支援体制へ発展的に移行してまいります。  また、共生型福祉施設構想の策定のため230万円を計上しております。向日が丘支援学校周辺をエリアとした、教育と福祉の連携を密にした複合的な施設整備となるよう、京都府と協議を進めてまいります。  社会保障の分野では、生活困窮にある人が早期に自立できるよう、関係機関と連携を強化しつつ支援してまいります。自立相談支援、住居確保給付金の支給、学習支援、就労準備支援、一時生活支援等を行う経費として467万円を計上しております。  また、生活の保護・自立促進事業として1,264万円を計上し、自立と社会参加を促します。  次に3つ目の柱、かがやきであります。  地域活動・市民活動の分野では、多様な市民活動の中で生まれるふれあいと交流、協働によってまちが元気になっていくことを目指します。引き続き、自治会活動の支援や自治会未組織地域における住民活動の支援、地域コミュニティ活性化等自治活動の促進に努めますとともに、市民活動応援補助金の対象をより広く募集してまいります。  人権の分野では、誰もが共に自分らしく暮らす長岡京市障がい者基本条例を、本年4月1日に施行することに合わせまして、障がい者差別の解消や理解促進の取り組みを図るため、関連経費として350万円を計上しております。  条例制定記念シンポジウムの開催や新たに人工内耳等の扶助の創設、また、障がいの特性を理解し、障がいの有無にかかわらず誰もが暮らしやすい社会の実現を目指します、あいサポート運動を行ってまいります。  また、平和を考える市民フォーラムでは、平和の日制定30年目を記念し、インターネットを活用した、(仮称)平和博物館の開設や記念講演会も開催してまいります。  男女共同参画の分野においては、DV相談機能を充実させ、相談件数の増加に対応いたします。また、男性支援の一つであります、男性の電話相談も引き続き実施してまいります。  また、中国寧波市との友好都市盟約締結35周年を記念しての訪問に係る経費等507万円も計上しております。  生涯学習・文化・スポーツの分野では、公民館定期講座開設事業として126万円を計上いたしました。市民の力を生かし、より市民ニーズに合った講座を開設するため、講座の内容や企画を幅広く市民から募る、市民企画講座を実施してまいります。  文化・芸術の振興においては、長岡京芸術劇場や乙訓文化芸術祭への支援、また、弟国宮遷都1500年に当たることを記念し、年間を通じた啓発活動に取り組みます。  スポーツの振興においては、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、世界各国の子供たちとの交流と国際理解を深めるなど、バドミントン競技によるスポーツ交流事業、長岡京市未来への種まきプロジェクトも支援してまいります。  次に、4つ目の柱、まちであります。  市街地の分野では、阪急長岡天神駅周辺整備事業に1,436万円を計上いたしました。地域住民や関係機関との協議・検討、基本計画策定委員会での専門的な検討やシンポジウムなどを通じて市民の合意形成を図り、阪急長岡天神駅周辺整備基本計画の策定を行ってまいります。  長岡京駅前線整備事業では、第3工区の整備推進に向けて、電線共同溝工事や歩道整備等を実施し、また、踏切付近の第4工区については、用地取得に向けた協議を進めてまいります。  市庁舎建てかえとその周辺整備については、今年度策定の基本計画をもとに基本設計へと進めてまいります。その事業者選定のための経費を計上するとともに、委託料の債務負担行為を設定いたしております。  空き家対策では、計画に基づき、空き家バンクの構築などの枠組みづくりや空き家等対策条例を制定してまいります。  道路・交通の分野では、地域公共交通ビジョンに基づき、地域の実情に応じた適切な公共交通を検討してまいります。引き続き、東部社会実験バスの運行や低床式バス導入への補助、コミュニティバスの運行等を行ってまいります。  産業の分野では、商工業の振興のため、引き続き、創業希望者への支援や市内商工業者の事業活動の支援を行ってまいります。また、観光振興については、観光戦略プランを実行に移すため、担い手の自立化に向けた支援を主軸に、観光資源の発掘や商品化、レストランバス等の事業化の検討などの、長岡京周遊事業を引き続き展開するほか、道の駅的施設の設置につきまして、農業関係者等との具体的な検討を行ってまいります。  防災・安全の分野では、安全・安心な地域づくりのため、平成30年度から2カ年をかけて、子供や高齢者の見守り機能つき防犯カメラを全小学校区に設置し、安全安心の地域見守りネットワークの構築に取り組みます。その事業費9,500万円の債務負担行為を設定しております。  また、全国瞬時警報システム、いわゆるJアラートの情報量増大に対応するため、機器を高性能なものへ更新する経費として240万円を計上しました。  住宅・建築物耐震改修等事業につきましては、国の制度が拡充したことを受け、本格改修の補助率と補助制度を拡充いたします。  また、災害時に生きるネットワークづくりのため、防災訓練等実施事業として127万円を計上しております。支援対象校区の拡大に努め、平成32年度までに全小学校区で一斉に防災訓練が実施できるよう進めてまいります。  次に、5つ目の柱、みどりであります。  環境共生の分野では、“環境の都”長岡京の実現のため、114万円を計上しております。環境都市宣言10周年に当たりますことから、これまでの取り組みを振り返りますとともに、改めて同宣言の周知を図ります。  循環型社会の分野では、引き続き市域の温室効果ガス排出量削減のための取り組みや環境意識の向上を推進いたします。  また、保育所に加えまして学校でも、給食調理くずの再資源化の取り組みを進めるなど、ごみ減量の方策にも取り組んでまいります。  都市景観の分野では、長岡京らしい景観を維持し、創り出すため、重点地区の指定や地域特性に応じた基準を追加した景観計画の改訂を行う費用397万円を計上いたしました。  また、市内公園の整備・改修等の都市緑化と水辺環境整備のため5,628万円を計上しており、公園施設長寿命化計画の策定や、長岡公園テニスコート、西山公園ジャブジャブ池などの改修に取り組んでまいります。  最後に、6つ目の柱、けいえいであります。  魅力発信の分野では、かしこ暮らしっくをコンセプトに、市内外へのシティプロモーションを行ってまいります。  「キラリと光る長岡京の逸賓」と銘打ち、先導的な役割を果たすリーディング事業に専門家の助言も取り入れながら、適切なプロモーションを行うことで最大の事業効果を得るとともに、本市の魅力を具体的に発信してまいります。  都市経営の分野においては、市政情報や市民活動情報等、誰もが発信者として参加できるプラットフォームになり得ます民間法人によるコミュニティFMの開局支援として1,763万円を計上いたしました。今後、その情報発信力を活用して、シティプロモーシヨンや災害対応の面でも連携の強化を図っていきます。  以上、総合計画の6つの柱で、特筆すべき項目について説明いたしました。このほかにも、さまざまな施策におきまして、きめ細やかに財源を配分したところでございます。  冒頭にも申し上げましたが、平成30年度は、第4次総合計画第1期基本計画の施策の目標達成をより確かなものとするために策定いたしました後期実施計画のスタートの年であります。  多様化・高度化する行政需要や複雑に絡み合う課題に果敢に取り組み、総合計画の基本構想に掲げました、住みたい 住みつづけたい 悠久の都 長岡京を目指すため、第1期基本計画の着実な推進に向けた予算編成をいたしました。  以上、平成30年度の一般会計予算の概要説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 池田健康福祉部長。              (池田裕子健康福祉部長登壇) ○(池田裕子健康福祉部長) 日程29、第21号議案及び日程30、第22号議案について御説明申し上げます。  初めに、日程29、第21号議案 平成30年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ74億1,540万円で、前年度当初予算と比較しますと20.1%の減となっております。  平成30年度の国民健康保険の加入見込数は、世帯数9,968世帯、前年度比3.0%の減、被保険者数は1万5,431人で、前年度比3.9%の減と見込んでおります。  平成30年度予算は、4月からの国民健康保険制度の改正、いわゆる広域化によりまして、京都府が財政の責任主体として保険者に加わることになったため、財政の仕組みが大きく変更となっておりますが、市町村保険者に求められる役割として、今後とも国保事業の適正な運営管理に努めてまいりたいと考えております。  初めに歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。  総務費で、1億4,468万2,000円を計上しております。これは、事務費及び職員給与費等でございます。  次に、保険給付費は52億4,837万4,000円で、前年度と比較して10.9%の減となっております。主な内容は、療養諸費で46億991万6,000円、高額療養費で6億500万3,000円を計上し、その他出産育児諸費などの任意給付を含めた保険給付費総額は、歳出総額に対して70.8%の割合を占めております。  第3款の国保事業費納付金は、広域化に伴い新たに設けられたもので、18億9,579万9,000円を計上しております。これは、京都府が、府下市町村全体の保険給付費等から必要な納付金額を算出し、医療費水準と所得水準、被保険者数等により各市町村に対して割り当てるもので、内訳として、医療給付費分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分があります。  共同事業拠出金は、広域化により2つの共同事業が廃止されたことにより1万円の計上となり、前年度に比べて大幅な減額となっております。  保健事業費は9,202万円を計上しております。前年度に計上しておりました後期高齢者支援金等及び前期高齢者納付金等並びに介護納付金につきましては、広域化に伴い京都府の歳出となるため、また、老人保健拠出金については、制度が終了したため、予算措置が不要となりました。  続きまして、歳入について御説明申し上げます。  歳入の主なものは、国民健康保険料で、総額15億1,554万1,000円を計上し、歳入総額に占める割合は20.4%となっております。  国庫支出金は、広域化に伴い、国庫負担金及び国庫補助金の大半が京都府の歳入となるため、災害臨時特例交付金の費目設置のための1,000円のみを計上しております。  次に、府支出金は、52億9,162万5,000円で、広域化に伴い内容を普通交付金と特別交付金に変更し、審査支払手数料及び任意給付分を除いた歳出、第2款保険給付費の10分の10の財源として、普通交付金で51億9,936万6,000円を、保険者努力や特定健康診査等の市町村の取り組み状況等に応じて交付される特別交付金として9,225万9,000円を計上しております。
     最後に、繰入金につきましては5億9,478万5,000円を計上しております。内訳は、国ルール分、法定分として5億7,875万2,000円を計上しており、その内容は、保険基盤安定制度、出産育児一時金、財政安定化支援事業及び職員給与費・事務費の繰入金でございます。  また、その他一般繰入金は、市が負担すべき分として1,603万3,000円を計上しております。なお、前年度に計上しておりました、療養給付費等交付金及び前期高齢者交付金につきましては、広域化に伴い京都府の歳入となるため、また、共同事業交付金については、制度が終了したため、予算措置が不要となりました。  平成30年度は、国の激変緩和のための公費が、本市に対して約1億2,000万円が措置されることから、保険加入者の保険料負担の増加抑制に努めたところでございます。第21号議案の説明は以上でございます。  次に、日程30、第22号議案 平成30年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ6,333万9,000円で、前年度当初予算と比較しますと62万8,000円の増額となっております。  初めに歳出でございますが、総務費で5,389万8,000円を計上いたしております。主なものは、医師・薬剤師・看護師などの人件費、医療機器の保守、診療報酬請求に伴う医療業務などの運営に要する経費でございます。  次に、医業費で654万8,000円を計上しており、これは診療業務に伴う医薬材料などの購入費でございます。  次に、公債費は平成26年度に行った乙訓休日応急診療所の改修工事に伴い、診療所事業債を発行しましたので、その償還金の支払いに239万3,000円を計上しております。  続きまして、歳入でございます。診療収入は開所予定日数を前年度より1日多い72日間として、5,063万8,000円を見込んでおります。  次に、分担金及び負担金は、共同運営者であります向日市と大山崎町からの運営費分担金として383万9,000円を計上いたしております。  使用料及び手数料は、診療所使用料207万9,000円、診療所手数料1万5,000円を計上いたしております。  次に、財産収入でございますが、乙訓休日応急診療所整備基金の利子としまして、2万2,000円を計上いたしております。  最後に、一般会計からの繰入金として373万8,000円を計上し、これは診療所運営に係る経費のうち、長岡京市の負担分でございます。  以上、第22号議案の提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 仁科総合政策部長。              (仁科正身総合政策部長登壇) ○(仁科正身総合政策部長) 日程31、第23号議案から日程38、第30号議案まで、平成30年度各財産区特別会計予算の全8件につきまして、一括して御説明申し上げます。  まず、日程31、第23号議案 平成30年度長岡京市馬場財産区特別会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ339万8,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金337万9,000円、主な歳出予算は、手数料14万4,000円で、残額は予備費といたしております。  次に、日程32、第24号議案 平成30年度長岡京市神足財産区特別会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ3,125万5,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金3,124万4,000円、歳出予算は、全額を予備費といたしております。  次に、日程33、第25号議案 平成30年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ476万1,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金476万円、歳出予算は、全額を予備費といたしております。  次に、日程34、第26号議案 平成30年度長岡京市調子財産区特別会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ2,509万5,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金2,507万7,000円、歳出予算は、全額を予備費といたしております。  次に、日程35、第27号議案 平成30年度長岡京市友岡財産区特別会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ2,364万5,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金2,363万9,000円、歳出予算は全額を予備費といたしております。  次に、日程36、第28号議案 平成30年度長岡京市開田財産区特別会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ4億1,043万7,000円で、主な歳入予算は、財産区財産貸付料45万円、前年度繰越金4億950万1,000円、預金利子46万円、歳出予算は、手数料75万8,000円、財産区財産維持管理助成金300万円、一般会計繰出金45万円、残額は予備費といたしております。  次に、日程37、第29号議案 平成30年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ5,246万6,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金5,240万6,000円、主な歳出予算では、手数料100万円のほか、土地価格鑑定料9万8,000円、財産区財産維持管理助成金150万円、残額は予備費といたしております。  最後に、日程38、第30号議案 平成30年度長岡京市粟生財産区特別会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ130万3,000円で、主な歳入予算は、前年度繰越金130万円、歳出予算は、全額を予備費といたしております。  以上、平成30年度の8財産区特別会計予算の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 池田健康福祉部長。              (池田裕子健康福祉部長登壇) ○(池田裕子健康福祉部長) 日程39、第31号議案 平成30年度長岡京市介護保険事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ66億6,940万円で、前年度当初予算と比較しますと、1.7%の減となっております。  初めに、歳出の主な内容でございます。総務費で1億2,601万3,000円を計上いたしております。主な内容は、総務管理費で6,855万8,000円、介護認定審査会費が5,344万5,000円となっております。  次に、保険給付費で62億738万1,000円を計上いたしております。前年度比1.8%の減を見込んでおり、主な内容は、介護サービス等諸費で57億4,784万2,000円、介護予防サービス等諸費で1億5,600万4,000円となっており、その他の高額介護サービス等費、特定入所者介護サービス等費などを含めた、歳出総額に占める保険給付費総額の割合は93.1%となっております。  次に、地域支援事業費でございますが、総額で3億2,400万3,000円を計上しており、前年度比17.8%の増となっております。  主な内容は、介護予防・生活支援サービス事業費で1億3,609万円、一般介護予防事業費で2,141万7,000円、地域支援の総合相談や介護予防マネジメントの中心的な役割を担う、地域包括ケアシステム運営事業費で1億2,258万2,000円、認知症施策総合推進事業、高齢者在宅生活支援事業、高齢者成年後見制度利用支援事業などの任意事業費で4,349万6,000円を計上いたしております。  続きまして、歳入の主な内容でございますが、介護保険料は15億3,463万9,000円を計上いたしております。  次に、国庫支出金は14億1,351万7,000円を計上しており、内訳は、国庫負担金が11億1,841万円、調整交付金と地域支援事業交付金を合わせた国庫補助金が2億9,510万7,000円となっております。  次に、支払基金交付金は17億1,800万3,000円を計上し、交付金の大半を介護給付費交付金が占めております。  府支出金は9億5,065万9,000円を計上しており、内訳は、府負担金が8億9,825万4,000円、府補助金が5,240万5,000円となっております。  次に、財産収入ですが、介護保険給付費基金利子として29万6,000円を計上いたしております。  最後に、繰入金は10億5,209万1,000円を計上しており、内訳は、法定給付割合による一般会計繰入金として9億6,739万1,000円、介護保険給付費基金から基金繰入金として8,470万円を計上いたしております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 末永建設交通部長。               (末永靖弘建設交通部長登壇) ○(末永靖弘建設交通部長) 日程40、第32号議案 平成30年度長岡京市駐車場事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算の説明の前に、平成29年度の市営駐車場の利用状況につきまして、簡単に御報告させていただきます。  長岡京駅西駐車場は、平成30年1月末現在、駐車場利用台数は、二輪車を含めまして延べ32万2,343台、前年比2.3%増、利用料収入は1億1,351万1,600円、前年比0.8%の微増となっております。主な要因といたしましては、定期利用、終日駐車、スポーツ施設の利用の増加で、全体として利用台数はふえておりますが、終日駐車料金の引き下げもあり、利用料収入は微増になったものと考えております。  また、京都高島屋、JR京都伊勢丹及び大丸京都店のパーク&ライド駐車場としての一時利用につきましては、前年比9.0%増となっております。  次に、西山天王山駅東駐車場につきましては、平成30年1月末現在、利用台数は、二輪車を含めまして延べ2万575台、前年比8.6%増、利用料収入は1,261万750円、前年比4.7%増となっております。主な要因といたしましては、平成28年度からピタパ対応の電子マネーの利用が可能となったこと、プリペイドカードや回数券の販売が好調で、利用台数、利用料収入の増加につながったものと考えております。  それでは、平成30年度予算の概要について、御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ5,725万5,000円で、前年比2,231万1,000円の減額、率にして28.0%減となっております。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。款1財産収入として、駐車場事業基金利子18万3,000円、款2一般会計からの繰入金245万7,000円、款3前年度からの繰越金10万円と款4諸収入の預金利子1,000円のほかに、雑入として5,451万4,000円を計上いたしております。これは駐車場納付金として指定管理者から納付されるものでございます。  次に、歳出予算について御説明いたします。款1事業費として1,895万5,000円を計上しておりますが、目1駐車場管理費として1,867万2,000円、その主なものは、長岡京駅西駐車場長期修繕計画書作成業務委託料として22万7,000円、器具費として49万円、これは西山天王山駅東駐車場満空表示灯の設置を行うものでございます。管理組合に納入いたします修繕積立負担金1,235万5,000円と、消費税及び地方消費税450万円、次に、目2財産管理費として、駐車場事業基金へ繰り入れます積立金28万3,000円を計上いたしております。  次に、款2公債費の3,200万7,000円でありますが、長期債元金償還金として2,893万6,000円、長期債利子償還金として307万1,000円、款3予備費として629万3,000円を計上いたしております。  以上が長岡京駅西駐車場及び西山天王山駅東駐車場の平成30年度長岡京市駐車場事業特別会計予算の概要であります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) ただいま、提案説明の途中ですが、午後1時まで休憩します。               午前11時56分 休憩              ─────────────               午後 1時01分 再開 ○(福島和人議長) 休憩を閉じ続会します。  引き続き、提案理由の説明を求めます。  池田健康福祉部長。              (池田裕子健康福祉部長登壇) ○(池田裕子健康福祉部長) 日程41、第33号議案 平成30年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億9,411万9,000円で、前年度当初予算と比べますと5.2%の増加となっております。  まず、歳出の概要でございます。総務費は3,118万4,000円を計上いたしております。内容は、人件費及び事務費等で、前年度比2.9%の減でございます。  次に、後期高齢者医療広域連合納付金で11億6,137万2,000円を計上いたしております。その内容は、広域連合事務費負担金、後期高齢者医療保険料等負担金及び基盤安定制度負担金で、前年度比で5.5%の増でございます。  続きまして歳入でございます。後期高齢者医療保険料で9億9,931万4,000円を計上しております。前年度比5.1%の増でございます。  次に、国庫支出金として33万6,000円を計上しております。これは保険料軽減特例措置の見直しに係る基幹業務支援システム改修費に対する補助でございます。  最後に、一般会計からの繰入金として1億9,285万6,000円を計上しております。内容は、保険基盤安定制度繰入金、広域連合事務費負担金繰入金及び職員給与費・事務費繰入金でございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 上村上下水道部長。              (上村 茂上下水道部長登壇) ○(上村 茂上下水道部長) 日程42、第34号議案並びに日程43、第35号議案につきまして御説明申し上げます。  まず、日程42、第34号議案 平成30年度長岡京市水道事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。  平成30年度は中期経営計画後期計画の4年目であり、計画の総括に向け、より一層進行管理が求められる年であります。収益的収支につきまして、給水量は、計画を下回りますものの前年度見込み同様と予測し、一定の給水収益を確保し、税抜きで8,571万4,000円の当年度純利益を計上した予算となります。  一方、資本勘定における建設改良では、引き続き老朽化した水道管の更新や耐震化を計画的に進めてまいりますとともに、将来にわたり安心安全な水道水を供給していくための予算といたしております。  それでは、予算の内容を各条に沿いまして御説明させていただきます。  まず、第2条の業務の予定量であります。予算に関する説明書の15ページにお示ししておりますように、年間総給水量につきまして、平成29年度当初予算より約1%減の939万4,000立方メートル、また、有収水量につきましても約0.8%減の873万6,000立方メートルと見込んでおります。  次に、第3条の収益的収入及び支出であります。それぞれ平成29年度決算見込みと比較いたしまして、まず、収入である事業収益は1,208万7,000円増の23億566万3,000円を計上いたしております。  その主なものは、営業収益で、給水収益は95万4,000円増の18億7,003万6,000円を計上いたしております。受託工事収益は、申込件数増の見込みから3,402万7,000円増の1億5,450万8,000円を計上いたしております。  また、営業外収益で、他会計補助金は、水源費対策補助金を1,100万円減の3,330万円といたしましたことから3,390万円、京都府の補助金は132万7,000円減の487万4,000円を計上いたしております。長期前受金戻入は252万9,000円減の1億6,464万1,000円を計上いたしております。  一方、支出である事業費用につきましては、5,744万6,000円増の21億8,125万円を計上いたしております。  その主なものは、営業費用のうち、原水及び浄水費の委託料は、966万7,000円増の1億202万9,000円、動力費は、関西電力との契約を見直したことなどにより786万3,000円減の1億87万円、配水及び給水費の修繕費は、747万1,000円増の8,679万1,000円、受託工事費の工事請負費は、申込件数が増加する見込みから、2,362万3,000円増の9,990万4,000円、業務費の委託料は413万8,000円減の4,791万4,000円、減価償却費は1,204万6,000円増の4億8,662万4,000円を計上いたしております。  これらの結果、収益的収支は1億2,441万3,000円、消費税を除きます実質収支では8,571万4,000円の当年度純利益となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出であります。平成29年度決算見込みと比較いたしまして、収入では、総額で9,111万1,000円増の4億811万5,000円を計上いたしております。  その主なものは、企業債が7,000万円増の3億2,000万円、加入金は970万円増の7,471万2,000円を計上いたしております。  一方、支出につきましては、総額で6,275万8,000円増の8億1,864万6,000円を計上いたしております。  その主なものは、施設整備事業費で7,058万2,000円増の4億393万8,000円を計上いたしております。内容といたしましては、天神3丁目他地内で配水管布設替工事、奥ノ院系の送水管布設替工事、また、東第2浄水場でろ過機盤の取替工事などを実施する予定といたしております。  施設事業費は557万1,000円増の4,728万8,000円、固定資産取得費は945万4,000円減の638万2,000円、企業債償還金は1,271万1,000円増の2億4,517万8,000円を計上いたしております。  これらの結果、資本的収支は4億1,053万1,000円の不足となる見込みでありますが、この不足額は、損益勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。  なお、補填財源の年度末残高につきましては、平成29年度末見込みより3,341万5,000円増の11億822万5,000円となる見込みでございます。  次に、第5条の債務負担行為でございますが、営業業務委託の契約更新のため、営業業務委託料の債務負担行為を平成31年度から33年度まで設定しております。  次に、第6条の企業債でありますが、表のとおり第5次拡張計画変更事業におきまして限度額を3億2,000万円といたしております。  以上、平成30年度水道事業会計予算の提案説明とさせていただきます。  続きまして、日程43、第35号議案 平成30年度長岡京市公共下水道事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。  平成30年度は、下水道事業に地方公営企業法を適用しました2年目の予算となっております。収益的収支につきまして、有収水量をほぼ昨年同様と予測し、できる限り支出の抑制に努めましたが、税抜きで5,868万5,000円の当年度純損失を計上した予算となっております。  一方、資本的収支における建設改良費では、長寿命化計画に基づく下水道施設の改築更新事業、雨水貯留浸透施設設置工事などを継続的に進めてまいりますとともに、未普及解消工事や京都府いろは呑龍トンネル南幹線の事業進捗に合わせた浸水対策事業に取り組んでまいります。  それでは、予算の内容を各条に沿いまして御説明させていただきます。  まず、第2条の業務の予定量であります。排水戸数は微増が見込まれますが、年間有収水量につきましては、おおむね昨年同様と予測し、平成29年度予算とほぼ同量の974万1,000立方メートルと見込んでおります。  次に、第3条の収益的収入及び支出であります。予算に関する説明書14ページにお示ししておりますように、平成29年度決算見込みと比較いたしまして、まず、収入である事業収益は、1億1,266万円減の30億3,536万5,000円を計上いたしております。
     この内訳ですが、営業収益で、下水道使用料は4万5,000円減の13億2,216万3,000円、一般会計からの雨水処理負担金は96万3,000円減の1億8,710万6,000円、その他営業収益は16万8,000円増の330万2,000円を計上いたしております。  また、営業外収益で、一般会計からの他会計補助金は9,240万8,000円減の2億8,267万8,000円、長期前受金戻入は111万2,000円減の12億3,861万2,000円を計上しております。なお、今年度は特別利益の計上はございません。  一方、支出である事業費用につきましては、5,418万6,000円減の30億8,016万8,000円を計上いたしております。  この内訳ですが、営業費用で、管渠等汚水維持管理費は222万3,000円減の6,732万9,000円、ポンプ場等雨水維持管理費は440万7,000円減の3,335万7,000円、下水道普及費は37万1,000円増の695万1,000円、業務費は、委託料の減などから1,087万6,000円減の6,789万7,000円、総係費は、貸倒引当金繰入額などの減から1,113万9,000円減の6,544万円、流域下水道維持管理費は、負担金の減から7,002万2,000円減の4億9,719万9,000円、減価償却費は1,655万8,000円増の18億2,329万6,000円、資産減耗費は、固定資産更新に伴う除却から9,501万7,000円を計上いたしております。  また、営業外費用で、支払利息は、企業債利息の減などから3,137万2,000円減の4億2,215万2,000円を計上いたしております。特別損失は、移行初年度に発生いたしました経費が不要となりますことから3,609万3,000円減の3万円を計上いたしております。  これらの結果、収益的収支は4,480万3,000円、消費税を除く実質収支では5,868万5,000円の当年度純損失となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出であります。平成29年度決算見込みと比較いたしまして、収入では、2億3,554万1,000円減の12億3,039万6,000円を計上いたしております。  その主なものは、企業債は1億5,100万円減の7億9,490万円、補助金は8,439万円減の4,451万円、一般会計からの他会計補助金は953万1,000円減の1億429万2,000円、同じく一般会計からの他会計出資金は1,338万円増の2億8,669万4,000円を計上いたしております。  一方、支出につきましては、2億380万3,000円減の18億6,325万8,000円を計上いたしております。  その主なものは、建設改良費で、汚水築造費は2,779万1,000円減の1億3,779万円、雨水築造費は1億9,431万3,000円減の4,556万9,000円、流域下水道建設費の雨水分は1,881万1,000円減の1億439万5,000円を計上いたしております。また、企業債償還金は4,110万円増の15億2,303万9,000円を計上いたしております。  これらの結果、資本的収支は6億3,286万2,000円の不足となる見込みでありますが、この不足額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、損益勘定留保資金で補填することとしております。  なお、補填財源の年度末残高は203万7,000円増の3,798万3,000円になる見込みでございます。  次に、第5条の債務負担行為ですが、水洗便所改造資金融資に伴います損失補償でございます。  次に、第6条の企業債ですが、表のとおり限度額を7億9,490万円といたしております。  最後に、第7条の一時借入金ですが、借り入れの限度額を10億円と定めるものでございます。  以上が平成30年度予算の概要でございます。下水道の事業運営につきましては、長期的な視野に立った経営計画が必要であり、上下水道ビジョンに基づく経営戦略の策定作業を進める予定で、将来にわたり安心・安全で快適に御利用いただける下水道事業となるよう努めてまいります。  以上、提案説明とさせていただきます。附属書類や関係資料も御参照の上、御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 説明は終わりました。  次に、原田監査委員から発言の申し出がありますので、この際これを許可します。  原田監査委員。               (原田正雄監査委員登壇) ○(原田正雄監査委員) 私も、監査委員に任命されてから、この3月で丸4年経過します。そんなことで、本当はもう1期、もう4年ということを頼まれてはいたんですけれども、いろいろ公私の事情があって、やめざるを得なくなりましたので、この3月をもって退任させていただきたいと思っております。市長さんも随分理解していただきまして。  そのかわりと言ったらおかしいのですけれども、次の監査委員については、とてもすばらしい人ですので、前に裁判官もやっておられて、長年裁判官という職業柄、いろいろ書類をいつも拝見してきた、そういう方で、本当にまじめな方なんです。  だから、彼が僕のかわりに、4月からお見えになると思います。ますます監査委員事務局のメンバーと一緒になって頑張っていただいたら、監査事務も将来の発展、充実がされていくと思います。  市長さんから、何とかということで、前から言われてたんですけれども、やむを得ずやめることになりましたので。思えば、4年間ですけど、あっという間に過ぎ去りました。その間、議会のほうからは、最初は八木議員でした、その次に議長の福島議員、今は田村議員と、3人の議員の方と一緒にやってきたわけです。  僕は外部の者なんですけれども、監査委員事務局に月に二、三回は必ず出てたんですけれども、中野局長初めとして、事務局員というのがなかなか優秀です。すばらしい女性です。僕もいろいろ仕事柄対人関係というのは結構多いんですけれども、見てると、監査事務局というのは本当に安心して任せられる、そういうところだと思います。ですから、私も随分助かりました。助けてもらったんです。私たちが云々というよりは。そういう監査事務局の皆さんに助けてもらって、何とか4年間過ごしてきたということです。  そういう非常に有能な事務局員がそろってますから、これからも新しい、田中先生でも、仲よく、楽しく、お仕事ですから、難しい、非常に、数字ですから、どちらかというとかたいところなんですけれども、やっぱり、それはそれとして、その職務を離れたらみんなでにこやかに過ごすと、これが大事なことだと思っています。  実際、事務局員もそういうことで随分協力していただきました。そんなことで、私、3月をもってやめるんですが、これから、中小路市長さんを初めまして、議員の皆さんが、また市の職員の方も、ますます御自分の健康に留意されて、市の発展にぜひとも貢献してほしいと思っています。  ほんの1分だけですけれども、私はふるさとが群馬県なんです。この間、白根山があった、割と近いところなんです。そこで生まれて育ちました。それから京都へ来てからもう、半世紀、50年なりまして、もうこちらの方が第二のふるさとという感じで、親近感を持っています。たくさんの友人や先輩方に恵まれて育ちましたので、この長岡京市の発展ということが、ぜひとも、私にとったら誇りになるんです。先ほどの春の選抜じゃないですけれども、何かにつけて長岡京市というのが出てくると、そのたびに私もぴんとアンテナが立ちます。そういう誇りのあるまちなんです。長岡京市はもう平安のもっと昔から、長岡は都でしたから、そういう、例えわずか10年ぐらいでも、伝統を持った立派なまちですし、これからもそういうのを支えるのはやっぱり先生方、市長さんはもちろんですけれども、皆さんの御協力があって、全てますます充実していただけたらと思っております。  簡単ですが、これをもちまして私の退任の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○(福島和人議長) 以上で本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  明23日から27日までは議案熟読のため休会とし、2月28日午前10時に再開することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本日はこれをもって散会します。  御苦労さまでした。                午後1時29分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              長岡京市議会議長  福 島 和 人              会議録署名議員   小 原 明 大              会議録署名議員   八 木   浩...