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平成27年予算審査特別委員会第1分科会( 3月11日)
平成27年予算審査特別委員会第2分科会( 3月11日)

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  1. 長岡京市議会 2015-03-11
    平成27年予算審査特別委員会第2分科会( 3月11日)


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    平成27年予算審査特別委員会第2分科会( 3月11日)             平成27年予算審査特別委員会(第2分科会) 1、開催日時   平成27年3月11日(水) 午前10時00分 開会                 午前11時28分 閉会 1、場所   第2委員会室 1、出席委員(8人)   ◎主査  〇副主査       ◎藤 本 秀 延   〇三 木 常 照        綿 谷 正 已    冨 田 達 也        小 原 明 大    住 田 初 恵        山 本   智    岩 城 一 夫 1、欠席委員(0人) 1、市から出席した者
      戸田副市長  下平理事  嶋谷総務部参事危機管理監   佐々谷建設交通部長  大西交通対策課長  河村水道事業管理者   上村上下水道部長  板杦上下水道部次長  尾崎上下水道部総務課長   中路お客様窓口課長  長田水道施設課長  中北水道施設課主幹   北村下水道施設課長 1、議会事務局   河北議会事務局次長 1、傍聴者(0人)             (午前10時00分 開会) ○藤本秀延主査  おはようございます。ただいまから予算審査特別委員会第2分科会を再開します。  きょうは傍聴はありません。御報告しておきます。  始める前に、理事者側からの発言の申し出がありますので、この際許可をいたします。 ○嶋谷総務部参事危機管理監  委員会の貴重なお時間をいただきまして、まことに申しわけございません。過日、総務部環境経済部から提出をさせていただきました予算審査特別委員会資料に一部誤りがございましたので、訂正とおわびを申し上げます。  各委員の皆様に訂正後の資料を本日御配付をさせていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。  まず初めに、資料の162ページの、時間給及び時間外手当グラフ留守家庭児童会指導員の時間給及び時間外手当単価で最低と最高の数値が逆になっておりますので、御訂正をお願いいたします。  次に、資料192ページの平成26年度商工観光課長岡京市商工会との共同事業の実績、事業ごと予算執行状況プレミアム商品券の実績でございますが、その中段のプレミアム商品券の実績外の販売相談が770万円と記載しておりますが、7,700万円の間違いでございますので、御訂正をよろしくお願いいたします。  以降、このようなことがないよう十分注意いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○藤本秀延主査  お手元に資料が御配付されていると思いますので、各自訂正のほうをよろしくお願いいたします。  引き続き、理事者側からの発言の申し出がありますので、どうぞ。 ○佐々谷建設交通部長  おはようございます。貴重なお時間をいただきまして、申しわけございません。昨日の駐車場事業特別会計の審議の中で、民間会社との契約における部分で一部不適切な発言がございましたので、大変申しわけございませんが、発言の取り消しお願いをしたいと思います。どうかよろしくお願いをするものでございます。 ○大西交通対策課長  どうも済みませんでした。 ○藤本秀延主査  ただいま申し出があった発言について、取り消すことをよろしいでしょうか。             (「はい」の声あり) ○藤本秀延主査  じゃあ、分科会として取り消すことを確認いたしました。異議なしということで、発言の取り消しを行います。なお、要録の字句補正については、主査、副主査に一任をお願いしたいと思いますけど、よろしいですか。よろしくお願いをいたします。  それでは、分科会の審議に入っていきます。本日は、第36号議案、平成27年度長岡京公共下水道事業特別会計予算についてから始めたいと思います。  それでは、説明をお願いをいたします。 ○上村上下水道部長  おはようございます。きょうもよろしくお願いいたします。  それでは、第36議案、平成27年度長岡京公共下水道事業特別会計予算について、御説明申し上げます。  初めに、重点事業の概要を説明させていただきます。  まず、汚水でございますが、平成26年度末時点での整備済み区域面積は、971.0ヘクタールで、計画面積1,166ヘクタールに対し、83.3%。人口普及率では、99.6%となる見込みで、おおむね計画的面整備は完了しております。このため今後は、公共下水道長寿命化基本計画に基づき、策定した実施計画により維持管理、更新を進めてまいります。  また、雨水でございますが、浸水被害の軽減を図るため、京都府流域下水道いろは呑龍トンネル南幹線整備事業に伴います基本計画策定業務委託等を実施するものでございます。  それでは、平成27年度予算について御説明申し上げます。  歳入・歳出予算の総額を31億4,328万6,000円といたしておりまして、前年度当初予算と比較いたしますと、1億9,439万5,000円、率にして6.6%の増となっております。  恐れ入りますが8ページ、9ページをお開きください。  歳入予算から御説明申し上げます。まず、款1の使用料及び手数料の公共下水道使用料でありますが、第16号議案長岡京水道給水条例及び長岡京公共下水道使用料徴収条例の一部改正についての内容のとおり、平成27年10月1日以後に確定する使用料から改訂を行い、前年度当初予算と比べまして5.2%増の12億4,241万5,000円を見込んでおります。次に、款2の国庫支出金下水道費補助金につきましては、87.2%増の4,990万円を。また、款3の繰入金の一般会計繰入金につきましては、使用料の増収等に伴い6.7%減の9億2,700万円を。そして、款4の繰越金につきましては、前年同額の10万円をそれぞれ計上いたしております。款5の諸収入につきましては、項1預金利子。次の10ページ、11ページに記載しております、項2貸付金元利収入はともに前年同額で、項3雑入につきましては、19.6%増の347万円を計上いたしております。款6の市債の下水道債につきましては、対象となります公共下水道工事の増に伴い、23.8%増の9億1,640万円を計上しております。  続きまして、歳出予算について御説明申し上げます。  12ページ、13ページをごらんください。  まず、款1事業費、項1事業費、目1の一般管理費は16.8%増の8億7,451万9,000円となっております。主な内容といたしましては、一般管理費事業として下水道公営企業会計法適化業務委託料や消費税及び地方消費税などを計上いたしております。その他、使用料徴収事務に係る経費、汚水処理経費である流域下水道維持管理負担金、次の14ページ、15ぺージにかけまして長寿命化計画に基づく下水道管幹線工事や修繕、マンホールポンプ改築工事今里雨水貯留施設アメニティ下水道維持管理費用及び下水道事業全般に係る計上的な事務経費等を計上しております。  次に、16ページ、17ページをごらんください。  目2の下水道築造費汚水分)でございますが、9.8%増の1億5,490万1,000円を計上いたしております。主な内容でございますが、流域下水道汚水建設負担事業桂川右岸流域下水道事業負担金につきましては、ほぼ前年同様となっておりますが、公共下水道工事費につきましては未普及地の設計及び整備に伴い増額となったものでございます。次に、目3の下水道築造費雨水分)でございますが、30.7%増の1億4,181万1,000円を計上しております。主な内容でございますが、流域下水道雨水建設負担事業桂川右岸流域下水道事業負担金の他、雨水の築造事業といたしまして、いろは呑龍トンネル南幹線整備事業に合わせました基本計画策定業務委託、また、風呂川排水区の接続水路工事などを実施するものでございます。この他、犬川排水区の雨水排除能力向上のための基本計画策定水循環再生プラン事業に伴います雨水貯留浸透施設整備工事を行うものでございます。  続きまして、18ページ、19ページをごらんください。  款2の公債費につきましては、目1元金償還金が4.3%増の14億3,834万2,000円。目2利子償還金は6.6%減の5億3,075万1,000円となっております。  款3予備費につきましては、296万2,000円を計上いたしております。  次に、第2条の地方債でございますが、4ページへお戻りください。  記載しております第2表のとおり、下水道事業につきまして限度額を9億1,640万円としております。  最後に、第3条の一時借入金でございますが、借り入れの限度額を10億円とするものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○藤本秀延主査  説明は終わりました。第36号議案につきましては、全体についての歳出歳入全般についての御質疑を受けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、御質疑どうぞ。どうぞ。 ○小原明大委員  13ページの桂川右岸流域下水道維持管理負担金というのがありまして、築造費のほうでは建設負担金というのがあるわけですけれども、この桂川右岸流域下水道長寿命化計画をもって、一遍に投資が集中しないように平準化して今後の負担を平準化していくというふうになっているんでしょうかね。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○尾崎上下水道部総務課長  桂川右岸事業につきましては、京都府を主体にやっておる事業でございます。今後は維持管理更新施設に関しましては更新していくと、それに係る建設の負担の費用となってございます。こちらにつきましては、5年ごとに計画のほうを提示をいただきまして、その中で市長と協議した中でこれを結論づけていくという形になってございます。京都府さんのほうも計画的に事業の方の長寿命化みたいな形の御説明があるかと思いますので、突出して単年度で費用が上がるといったような状況はないとは思います。ただ、建設負担金につきましては事業の進捗によりまして、費用の増加が見込めまして増加になる可能性はありますけれども、それにつきましてはほぼ起債につきまして100%でやってする内容でございますので、対応は可能かなと思っております。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  わかりました。15ページのアメニティ下水道維持管理事業で、処理施設できれいになった水を勝竜寺城のお堀に戻して環境面でも貢献してもらっているというあれですけど、アメニティ下水道って年間で水量どのぐらいになるんですかね。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○尾崎上下水道部総務課長  年間、日量で1,450立米を送水しております。それを送水することによりまして、お堀が大体1回半、2回半ぐらい変わるぐらいの水量を送水いただいております。年間はちょっと。 ○小原明大委員  結構です。済みません、急に聞いてお答えいただいてありがとうございます。  15ページでこの下水道施設改修工事で1億ほどあるわけですけれども、地図を見せていただいたらサントリー通りの改修ということになっているかと思うんですが、以前にありましたサントリー前の損壊事故とのかかわりがあるんでしょうかということと、もしその損壊事故の後の関係何か変化がありましたら教えてください。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○尾崎上下水道部総務課長  まず、今回サントリー前で計上させていただいておりますのは、陶管、焼き物管がちょっとクラックが入ったりとか、非常に陥没のおそれがあるということで修繕をさせていただくという内容で300メートルほど上げさせていただいております。これは、一応枝管になりまして府道には入っておるんですが250の小さい管でございますから、幹線道路ですので影響が大きいということで対応をするという状況でございますので、平成十何でした、サントリー前のいわゆる硫化水素によるマンホール陥没事故との関連は、今回は特に陶管ですのでございません。その後、毎年気相調査というのを計上させていただいて、空気の状況、特に硫化水素が出ているかどうかというのを点検してございますが、現時点では一応サントリーさん前のマンホールに関しては特に異常値は出ておりませんので、まだ見守っている状態でございます。  以上でございます。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  ありがとうございます。そして、今里ポンプ場長寿命化計画策定ということで、アクションプランにも27年度からの事業ということで新たに入ったわけですけれども、下水道施設全体としては長寿命化計画というのは確か立ててましたよね。ですから、これまで長寿命化計画をしていたのは管路のことが長寿命化計画が立てられていて、ポンプ場は別なので今回新たにということでよろしいですか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○北村下水道施設課長  そのとおりでして、いわゆる雨水と汚水と違うということと、それから非常に近隣関係バッテリーを使っているポンプ施設でございますので、もう8年たちまして鉛バッテリーの寿命が来ておると。総がえしていくには相当費用がかかりますので、やはり特定財源を得たいということで、基本計画を立ててそれで国に採択をいただいて、できるだけ特定財源を得ていこうということで今回上げさせていただいた内容でございます。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  なるほどよくわかりました。ちなみに、その雨水の管路のほうというのは、その長寿命化計画というのはあるんですか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○北村下水道施設課長  特に現時点では、下水道施設課で担当しておりますのは、都市下水路という人工的な雨水路になっておりますが、現時点で特に下水道で所管する部分の老朽化というのは出ておりませんので、まだ今里も入って管路は8年程度ですので、まだ逆にどんどん流域を伸ばしていくようなことが必要ですので、現時点では特に考えておりません。 ○小原明大委員  雨水ですね。 ○北村下水道施設課長  雨水です。 ○小原明大委員  汚水はやっておるんですよね。 ○北村下水道施設課長  はい。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  よくわかりました。めくって築造費のほうで、呑龍に接続する管路がつないでいかないかんわけですけど、そのうち一つが向日市と負担割合を協議をせんなんのがあるということを聞いておりましたけれども、その協議というのはどのようになっていますか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○北村下水道施設課長  恐らく一番北側の五間堀川、三菱電機の工場内を流れている水路からつなぐところの投入口のことかと思うんですが、ほとんど実際には向日市域の雨が流れてくるような状況でございます。地形的に見て、我々も向日市さんの水を処理するのに長岡のお金でやるのかというふうな御質問が多々あるんですが、通常やはり下流原則と言いますか、逆にこっちが下流にいく場合は下流で対応いただく面がありますので、その辺ルールづくりは難しい面があるんですが、ある一定窓口等は対応しております。滝ノ町で和井川という川があるんですが、そちらは逆に向日市さんのほうに長岡の水を流させてもらっているということもございますので、いろいろ過去の例を見ても簡単にはいかないような状況であるんですが、窓口としては一応協議はさせてもらっているというような状況です。  以上です。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  わかりました。そしてこの呑龍にかかわってなんですけども、この呑龍に落とし込む水量に応じてそれぞれ市町村の負担割合が決まっているということなんですけれども、きのうもありましたけど、その犬川の関係で5年確立のものを10年確立に計画をやりかえているという中で、呑龍に落とし込む水量がふえると負担の割合がふえるというようなこともあるんですかね。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○上村上下水道部長  流入量につきましては、10年確立の61ミリで整備されておりますので、それに応じた負担割合ということになります。それの変更はございません。  以上でございます。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  わかりました。この呑龍が起工式も行われて進んでいっているとこですけれども、これができることでその五間堀川にいっている今の水が呑龍である程度とってもらえるというようなことになってきますと、この五間堀川から桂川に最終送り出している洛西土地改良区のポンプ場、この負担がかなり軽減されるというふうに考えていいものか、操作員の農家組合の方が3、4人の方がいつも夜通し雨が降ったらポンプの守りをされていて、大きな負担やというのも言ってきたんですけれども、この負担が軽減されるというふうに考えてよろしいもんでしょうか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○北村下水道施設課長  また、折々計画詳細決まりましたらお知らせしたいと思うんですけど、現時点では4カ所投入口ができるというお話で、そこにこう向かってくる水路が南北、特に国道の東側でございまして相当分がそこへ受け入れてもらうようになるんですが、全てを呑龍でのむということではありませんので、委員おっしゃいますように軽減ということには恐らくなりますが、全く解消されるのか、あるいはまた別途のルートで今度場内にも貯留槽をつくられますのでそこで処理できるのかというのは、また土地改良区さん入れての協議になるかというふうに考えております。ただ、おっしゃるように軽くなるのは間違いございませんので、早い完成を願っておるところでございます。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  よくわかりました。それと、今度の料金値上げにかかわってなんですけれども、値上げの広報は「水だより」の特別号で行うということを先日お聞きをしましたけれども、ここにはそういう予算というのはないので、これまでもそうだったと思うんですけどこの上下水道部の広報として発行されている「水だより」の財政的な措置というのは、全部その水道事業会計のほうでやっているという理解でよろしいですか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○尾崎上下水道部総務課長  予算上は「水だより」は水道会計のほうで一括して計上させていただいております。そういった上下水にかかるものに関しましては、下水のほうからその検針の費用とかあらゆるそういった計上的な経費も含めまして、調定件数で按分させていただいて、後日に精算するという方法をとっておりますので、予算上は広報的な形にのっとって予算は水道でとっといて、後日精算していく形になっております。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  そしたら、この広報に係っている費用も下水道の部分の内容がどのぐらい含まれるかというのに応じて、それなりに精算をされているということなんですかね。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○尾崎上下水道部総務課長  「水だより」の中に、紙面のボリュームはまちまちではございますけれども、決算内容であるとか予算内容であるとか接続のお願いであるとか、工事箇所であるとか。そういった内容も下水道は「水だより」のほうに入れさせていただいております。その年間かかっている費用を決算が出ましたらその決算値をもとに実年度に精算の中の費用として、償却徴収還付金の中で費用を払って下水道側では払っています。 ○藤本秀延主査  どうぞ。
    小原明大委員  わかりました。あと1点なんですけれど、ちょっとしつこいんですけども料金も値上げになるというときに、その値上げされた分が何のために使われるというのを広報してほしいということを繰り返し言っているんですけれども、この「水だより」で行う広報としては、負担割合適正化をするためにこれまで一般会計からの繰り入れが適正よりも多かったので、値上げをしますという理屈しか言えないのだとすると、「広報ながおかきょう」のほうででも、この今度の下水道料金値上げによってこのぐらいの財源が一般会計に返ってきましたので、一般会計のほうでこういった新たな事業が皆さんの値上げのおかげでできるんですというようなことがお知らせされるというのが、すごい大事やと思ってまして、よく言われる適正な負担というものが住民にとっても理解ができるためには、何に使われるというのは物すごく大事やと思うんです。もちろん一般会計に返した分が1対1でこの事業になりますというふうには言えないわけですけれども、それでも一般会計で新たに取り組んでいる事業をお知らせをしていく、そこに皆さんが負担していただいた下水道料金値上げの分が寄与していますということを伝えていただきたいというの、これ値上げに反対やから言ってるんじゃなくて、そういう立場抜きで大事じゃないかなということを思ってまして、これがないと今回その水道料金府営水道のほうがうまいこと下がるので、ちょうどとんとんでいったようなものですけど、今後水道どうなるかわかりませんので、下水道だけ値上げをせないかんという場合も出てきますので、そのときに負担割合適正化しましたというだけではなかなか理解も得られにくいと思いますし、隣の町でも下水道料金値上げを出したら議会も含めて反発をくらって1回取らなかったというようなこともありましたんで、この広報の仕方というのはぜひ、市民にわかりやすいものをお願いしたいと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  今まで「水だより」を何回かごらんになって御理解いただけてると思うんですけれども、毎回決算時におきまして、実際量1立方メートル当たりで水を処理するのに幾らかかって、使用料で幾らいただいている。逆財がこんなに出てますよという、それとまた別に一般のサラリーマンの家庭に置きかえて、下水道会計はこういう状況になっています、それ足りない分は逆財の部分あるいは一般家庭に置きかえて、足りない収入は他から一般会計繰入金で補っています。そのお金は、本来ですとまちづくりであったりとか、福祉や教育で使われるお金がいってるんですということ、これまでも毎計算ごとにそういうような内容で広報させていただいております、したがいまして、今回につきましても委員がおっしゃったように、そうしたお金本来の形になれば、まちづくりであるとか教育、福祉、もちろん雨水利用ですね。これも洪水対策雨水事業に使われるとか、そういう形の広報は今後もしていきたいと説明しておりますし、今までもしておりますのでよろしくお願いします。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  雨水対策というのは税でやっているわけですから、料金じゃないと思うんですよ。その下水道のほうのサイドから言いますと、そういう話になるわけですけれども、広報長岡京を読みましてもそういう話にはならんわけで、要は一般会計で新たにさまざまな料金が上がったことによってこういうことが取り組めますというのを、そちらがサイドできちんと広報していただくということは、副市長できないでしょうか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○戸田副市長  会計上の処理のやり方として、財源の生み出したそうした出先によって生み出した財源を、色をつけてどこに回すかというようなことは、会計上の処理としてないんですよね。だけど、そういうものとして生み出された一般財源を全体として今管理者から申し上げたのは、全体としてどういうふうになるのかという状況の中でしか説明できないというふうになりますので、その辺はここで生み出された特定の部分の立場、こういうものに移りましたということは会計処理できないいうことが前提にあるので、我々としてはお答えができない。  ただ、収入の中で特定寄附何かしますと、その寄附のお金がどのように使われるかとか。それから基金の目的がありますので、基金で設置目的からしてその使途が縛られるとか。そういうものはありますけれども、今のメカニズムに耐えれる状況で出てきた財源を特定のものにどうだということは、ちょっと説明し切れませんので御了解いただきたい。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  そういう話ではなくて、納めている市民から見て、それはわかりやすいですか。 ○河村水道事業管理者  先ほども申し上げましたが、「水だより」だけではなくて今回料金改定に当たりましては、委員がおっしゃるとおり市民新聞におきましても同様にそうしたことによる是正によって、本来使われるべきところ、すなわちそのまちづくりであったり、教育、福祉。副市長申し上げましたとおり、どの、そのお金を特定この事業ということは会計上できませんから、そういった表現にならざるを得ませんが、「水だより」と連動して市民新聞のほうでも同じような形の広報はさせていただきたいと考えております。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  この事業といえないのは、理屈の上で言うとそうなんですけど、例えばとつけたらいい話だと思いますんで、わかりやすい広報をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  結構です。 ○藤本秀延主査  他ございませんか。             (「なし」の声あり) ○藤本秀延主査  よろしいですか。なければ36号議案について閉じていきたいと思います。  次に、第40号議案、平成27年度長岡京水道事業会計予算について説明をお願いします。  どうぞ。 ○上村上下水道部長  それでは、第40号議案、平成27年度長岡京水道事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。平成27年度は、先週、建設水道常任委員会で御説明させていただきました水道ビジョンに基づきます平成26年度までの5年間の中期経営計画を総括した上で、新たに策定いたします平成31年度までの中期経営計画の初年度になります。収益的収支につきましては、第16号議案で御審議いただいております水道料金の引き下げにより減収となりますものの、新地方公営企業会計基準に基づき、長期前受け金戻し入れを計上したことなどから、消費税を除いた実質収支は2億413万5,000円の黒字予算となります。  一方、資本勘定における建設改良では、引き続き給水区域の統合に向けまして関連事業を重点的に取り組みますとともに、老朽化した水道管の更新や耐震化を継続的に進めてまいります。また、将来にわたって地下水を活用していくために、浄水処理機能の向上を図ってまいります。  それでは、予算の内容を各条に沿って進めさせていただきます。  まず、第2条の業務の予定量でございます。恐れ入りますが、16ページをごらんください。  給水件数は微増が見込まれますが、年間総給水量につきましては節水等の普及等を背景に水量が引き続き減少していきますことから、平成26年度当初予算より約2.4%減、ほぼ前年度決算見込み水量並みの961万1,000立方メートル。また、有収水量につきましても当初予算よりも約0.8%減、決算見込み水量並みの890万9,000立方メートルと見込んでおります。なお、有収率は92.7%と見込んでおります。  次に、17、18ページをごらんください。第3条の収益的収入及び支出であります。それぞれ、平成26年度決算見込みと比較いたしまして、御説明申し上げます。  まず、収入である款1事業収益につきましては、2,237万7,000円減の24億1,908万5,000円を見込んでおります。この内訳でございますが、項1営業収益、目1給水収益の水道料金は、水道料金の改定に伴い7,197万6,000円減の20億1,185万9,000円と見込んでいます。目2受託工事収益は、86万4,000円増の7,515万4,000円を見込んでおります。  次に、項2営業外収益は、5,044万2,000円増の2億5,966万1,000円を見込んでおります。目2他会計補助金は、水源費対策補助金等として2,410万円増の5,609万2,000円、目3経営健全化に対する京都府の補助金は、14万5,000円減の697万7,000円を計上いたしております。また、目4長期前受金戻入は、1億6,912万5,000円を計上しています。  項3特別利益では、固定資産売却益として新幹線東側約165平方メートルの水道用地を売却予定しております。  次に、支出でございますが、18ページをごらんください。款1事業費用につきましては、4億287万6,000円減の21億6,572万1,000円を見込んでおります。  まず、項1営業費用、目1原水及び浄水費は、9,547万7,000円減の11億2,412万4,000円を計上しております。その主なものとして、府営水道の受水量は、東5-2号井戸取水停止の関係から、1日当たり本年度決算見込みより約771立方メートル増の平均1万4,160立方メートルの受水量を見込んでおりますが、供給料金単価引き下げの関係から1億3,813万8,000円減の7億9,024万5,000円を見込んでおります。また、動力費につきましては、763万7,000円増の1億2,576万6,000円を見込んでおります。  次の19ページ、20ページをごらんください。目2の配水及び給水費につきましては、3,634万9,000円増の1億9,469万7,000円を計上いたしております。その主なものは、浄水器取りかえや漏水修理などの修繕費、修繕後の復旧費などでございます。目3受託工事費につきましては、1,944万6,000増の8,840万2,000円を計上しております。給水申し込みによる分岐工事費などが主な内容でございます。次に、目4業務費は、3,464万6,000円増の9,044万7,000円を計上しております。料金改定に伴います料金システム改修費用として、OA業務委託料が増額となったものでございます。目5総係費は、4,276万5,000円減の1億4,774万3,000円を見込んでおります。  次の、21、22ページをごらんください。貸倒引当金繰入額は新改訂基準適用時に貸倒懸念債権を一括提示をした前年に比べ、3,380万円減の1,021万7,000円の計上となっております。次に、目6減価償却費は、412万7,000円減の4億1,135万3,000円を、また、目7資産減耗費は、146万4,000円減の429万4,000円の計上となっております。  次に、項2営業外費用につきましては、2,588万3,000円減の9,239万4,000円を計上しております。減額となった主な内容は、施設整備事業が増となったことなどにより、消費税や納付から還付となったためでございます。  項3特別損失は、目2その他特別損失で職員の退職に備えるため、退職給付引当金並びに賞与引当金を計上いたしました前年度に比べまして、3億2,361万6,000円減の918万7,000円を計上いたしております。  これらの結果、収益的収支は2億5,336万4,000円、消費税を戻す実質収支につきましては、26ページをごらんください。損益決算書の下から3行目にお示ししておりますとおり、2億413万5,000円の当年度純利益となる見込みでございます。  続きまして、第4条の資本的収入及び支出でございます。23ページ、24ページをごらんください。平成26年度決算見込みに対し、収入では総額で1億8,582万4,000円増の5億1,706万3,000円を見込んでおります。その主なものは、項1企業債が起債充当率を70%から50%に抑えましたものの、対象工事の増加によりまして1億7,200万円増の4億6,000万円となっております。  また、項3分担金は対象工事発生に伴い、917万5,000円増の1,090万3,000円となっております。  一方、資本的支出につきましては、総額で5億5,012万9,000円増の12億4,960万5,000円を見込んでおります。  項1建設改良費は、5億3,814万5,000円増の10億3,457万7,000円を計上しております。目1事務費は、2,945万4,000円増の7,140万円を見込んでおりますが、その主な要因は設計委託料の増によるものでございます。目2の企業債借入金の対象となる施設整備事業費は、4億9,238万4,000円増の9億1,492万9,000円で、給水区域統合に向けました北配水地ポンプ場関連工事や、浄水施設関連の紫外線設備整備等、また配水管布設工事などを予定しております。目3の分担金や自己財源によります施設事業費は、579万2,000円増の2,776万6,000円を計上しております。目4のリース資産購入費は、335万1,000円増の907万8,000円を計上しております。目5固定資産取得費は716万4,000円増の1,132万4,000円で車両購入費を含んだものとなっております。  項2企業債償還金は、1,198万4,000円増の2億1,502万8,000円を見込んでおります。  これらの結果、次の25ページの補填財源計算書の摘要欄にお示しいたしておりますとおり、資本的収支は7億3,254万2,000円の不足となる見込みですが、この不足額は損益勘定を融合して消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することとしております。なお、補填財源の年度末残高は、現金収入を伴わない長期前受金戻入額などを内部留保資金から考慮いたしましたため、平成26年度末見込みより2億1,383万8,000円減少し、6億6,037万8,000円になる見込みであります。  それでは、議案書の2枚目に戻っていただきまして、第5条の継続費でございますが、表にお示ししておりますとおり継続年度を1年延長し、年割額の補正を行うものでございます。浄水処理機能向上事業として総額3億2,000万円。内訳といたしまして、平成26年度が1億2,000万円、平成27年度が1億円、平成28年度が1億円と定めるものでございます。  次に、第6条の債務負担行為ですが、平成27年9月で窓口・検針等に係る窓口業務が契約期間満了となりますことから、平成28年度から平成30年9月までの債務負担行為を設定するものであります。  次に、第7条の企業債ですが、表のとおり第5次拡張計画変更事業につきまして限度額を4億6,000万円としております。  最後に、第8条の一時借入金ですが、借り入れの限度額を1億円と定めるものでございます。  以上が平成27年度予算の概要でございますが、将来にわたって安全で安心できる水の安定供給の確保に全力で取り組んでまいります。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○藤本秀延主査  説明は終わりました。御質疑を受けたいと思います。どなたからでも結構です。  どうぞ。 ○小原明大委員  まず、管理者がおられなくなるということにかかわってなんですけど、職員の人数はこの表を見ましたが同じということで、どのような職員の役割分担といいますか体制になるのか教えていただきたいんですけれど。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  予算につきましては、前年を踏襲する形になっております。ただ、実際上これから内示があって人事異動があるわけなんですけれども、一応私の分については一般的な技術職員あるいは経理の職員を充てる形でそういう調整を今させていただいているというところです。それについては、いずれ後日人件費の調整をさせていただくときに明らかになりますけれども、とりあえず今年度につきましては、これは毎年度なんですけれども一応前年度を踏襲する形で人件費は計上させていただく。ただ、私の分につきましては、管理者の分としては1名減しております。その穴埋めは1名で、一応総数としては同じ形で受け入れをさせていただく。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  その管理者の仕事を部長が職務代理者として行うんですか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  これ建設水道で申し上げましたとおり、一応管理者はそのままであれば置くのが普通になっております。置かないという条例を出さない限り置く形になりますので、今回の場合その管理者という任命をしないということになりますので、条例上その場合職務代理者を順番に決めておりますので、第一順位としまして上下水道部長がこれに当たると思っておりますので、職務代理者として上下水道部長がその職に当たるという形になります。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  了解しました。あと、話が全然変わりますけど、大口の使用料が若干増になるということを説明資料の中で読ませていただいたんですけれども、今度の料金改定で逓増度を下げるというような、水を使ってもらうために単価を下げるということがやられたわけですけれども、そのかかわりというのはあるんでしょうか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  審議会の答申の中では、限度額を下げるようにということだったんですが、結果的にはそれはできませんでした。といいますのは、単価そのものは下げることはできたんですけれども、一番使用料の少ないところも下げましたので逓増度そのものは縮小はしてないんですけども、この答申の中でも新たな財源を見出せればそれをやりなさいというふうになったんですが、そこに至るまでの財が要らなかったので、どちらかと言うと高齢世帯であるとかひとり暮らし世帯のほうの要件を下げるほうにウエートがいってしまったので、大量使用者といいますか上のほうの単価そのものを下げてますが、逓増度そのものは下がっておりません。そのことによって、直ちにその小口の使用水量が変わるかというのは、私どもこれ予算編成に当たりまして各企業に当たらせていただいてるんですけれども、そういった単価の問題というよりも、むしろその個々の企業を取り巻く社会経済情勢というほうがウエートが大きいということですので、そういった情報をもとにおおむね26年度決算書よりも若干上向くだろうという判断をさせていただきましたという内容でございます。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  逓増度というのは一番少ない水量の価格との比較で何倍だということですよね。物すごく小口の零細な一般家庭の料金が安くなったのと比べて何倍というその数字よりも、正味その大口の事業者さんどことどことというのはイメージできると思いますので、そこの事業者さんにとって負担が軽減されているのかどうかというのが肝心やと思うんですけど、準備料金は上がりましたし、個々のが幾つか想定イメージされる具体的な企業としては、負担は下がっていると見てもいいんでしょうかね。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  水道だけを見ますとそういう形という大口事業者だけになるんで、全体的にそれは下がっております。ただ、上下水道料金として見た場合については、個々のその企業さんが水道と下水の比率といいますか、その地下水、敷地内でくみ上げられてどのように使われてどのように下水に流されているか、その状況によって大きく異なってまいります。だから、ある企業さんにとってみれば要するに水道の比率が高いところについては、今回の水道料金引き下がる受益を受けるという形になりますが、地下水をくみ上げられてそれを下水に流されているところについては、逆の効果といいますか。だから個々によって異なりますので、一概にどっちかというよりも個々の事業者さんのその地下水と水道水の比率によって変わってくるという形になります。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  企業からしたら、当然最も少ないコストでやれる努力を常にされておるわけですので、水をどんどん使ってくださいという話をしていくのも、それに矛盾をすることですから難しいことだと思いますが、なるべく歴史的な経過も踏まえながら、また粘り強く訴えていただけたらと思うんですけれども、また話変わりまして予算審査資料で、毎年各受水市町の基本水量266ページなんですけども、基本水量を出していただいているんですが、木津浄水場系で基本水量が25年度は4年前のものに戻ってますね。それまで3つの自治体で調整されて動いていたのが、もとに戻ってると思うんですけど、これはどういう調整がされとったんでしょうか。京田辺と木津川と精華との。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  確か、ちょっと年度まではわからないんですけれども、木津川市でふえておりますのは、この間木津川市で浄水場の更新工事が行われておった関係で、その分を府営水で補わなくてはならないということになったときに、例えば同じ水系ですと単価等全て一緒ですので、市町間の合意があればそれを京都府が認めた、そういう形ですね。それがその後、浄水場が完成したことによって表に出されているんだという経過があるように聞いております。 ○藤本秀延主査  京田辺市さんから回したはずですね。  どうぞ。 ○小原明大委員  わかりました。基本水量についてなんですけれど、京都府が今度の値下げの関係で条例改正をするわけなんですけど、値下げにかかわって基本水量建設負担水量という呼び方に変えたりとかするわけなんですけど、毎年受水している市町の長が知事に水量を申請するという、その条項についてはなくなるんでしょうか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  それは今回条例改正でも、それは同じ形、要するに従来どおりそれは残ります。一応形の手続上はそういう形をとります。それを知事が承認するという、そういう形。知事が承認しての決定ですね。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  わかりました。そしたら、市町村に申請権というのは引き続きあるということを理解をしたんですけれども、平成26年度は、この受水している10の市町で要望書を知事に出されて画期的なことをやっているのを、去年の決算の審議でも非常に理解したんですけれども、2市1町で従来やってきたのは市町会という枠組みがもうあるわけですから、そこで話をしたら済むわけですけど、この10の市町で新たな枠組みをつくってというのは非常に大変やったと思うんです。もちろんオフレコというのもあるんだと思うんですけども、どういう流れでこの10の市町の同意をつくることができたんでしょうか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  私が管理者を拝命したときから、既に乙訓2市1町あるいは市町それぞれ個別に京都府に要望するという形を取っておりました。私自身もそれを踏襲してやってきました。その後、全く効果がなかったというか、何回かそれなりの効果はありました。ただし私が見る限り、乙訓系がそういうことにそういうことをして、京都府からある程度譲歩して引き出すということに対して木津系の2市1町、あるいは宇治系の3市1町については、非常に不快な思いを持っていましたし、いわゆる自分たちが割を食っているということですね。そういうことを感じてましたし、京都府は逆に言うと、その宇治系・木津系のそういった気配を感じながらのいわばさじかげんですね。ということですので、根本的な解決にはこれはならないなと途中で判断いたしました。それであえて府営水道、3浄水場施設をされたのを機に、私の判断なんですけれども、これはかえってその利害が対立するところ、木津系と宇治系の各市町長に直接言えば供給被害で話し合おうという働きかけをしました。それぞれの市町あるいはその水系で経常何が問題になっているのか。あるいは京都府の府営水道に対して、今後どういうことを要望していくのかということをそれぞれお互いに胸襟を開いて、それこそフランクに話し合い、それで、いろいろなそれなりの事情というものがわかってまいりましたので、それを従来のようにその水系でする問題あるいは個々の市町の問題ということではなくて、利害が対立する内容であったとしてもそれは10市町全体の問題にしていこうというふうにしたわけじゃないです。それで10市町ともにそれに賛同してくれましたので、だからそれを全体の府営水を受水する地域の全体の課題なんだということで、京都府にこの問題について受けとめてください、何らかの対処をお願いしますという形でもっていきました。  それに基づいて京都府は、それならば10市町全部の意見を聞いて情報共有し、意見を聞いた上で府営水道の将来ビジョンをつくろうという形になったわけなんですね。私は今回京都府営水道ビジョンというのは非常によく市町との連携で非常によくできてきたプランだと評価しております。今回それに基づいて、乙訓系については大きく値下げになったわけなんですが、一方ではこのことに対して宇治系は平常化することによって上がりますから、当然それは不満になります。そのことを我々乙訓系も理解して、そのかわり乙訓系も一緒にその宇治系を何とか考えてください、京都府でできることはある程度とってくださいいう形に置きかえたわけです。  だから、今までは京都から見てみんな利害が対立するところがあるので、それぞれに対応しなくてはならないし顔色もみんな見なくてはならない、そういうことではなくて、府営水を受水している10市町がいろんな利害を超えて一つとして、京都府と折衝する、そういう形で問題を全て解決していこうという、そういういわば従来のロジックを変えたんですね。この考え方も何回交渉したとか何回要望言ったとか、何々要望突きつけたとか、そういうんじゃなくて、結論はどういうことかと言えば、府営水が望ましい形になって料金が安くしかも平準化されることですので、だからそれに向かって我々はどうすべきか、京都府はどうすべきか、そこに何が弊害があるのか、そういう形でのロジックを変えていったということですね。そういう全体的な長いスパンとして視野を広げた取り組みをしていこうということから始めたことです。それに他の9市町が賛同してくれた、そういうことです。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  改めて、管理者の果たしてこられた役割の大きさが、非常に本当に、冗談抜きでわかったんですが、その10市町のその話し合いのできる土壌というのは、今後も引き継がれていけるもんなんでしょうか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  私の役割から言えば、そこまで京都府がそれを認めて京都府の府営水の将来のビジョンとしてそれを明記しています。だから、その歩みをとめないということです。ですので、ここでまたその乙訓系だとか長岡京市だけがメリットがあるようなということにすると、またそれぞればらばらになりますので、できればお互いにその目指すべきところを一緒で、いろんな弊害関係があったとしても、その枠を崩さないという、これやっぱり努力が必要だと思います。ほっといたら、またやっぱりそういう方向にどうしても、近視眼的に自分とこさえよければという視点になってしまいますので、そこは少し今は不利かもわからんけど、長い目で見れば有利になるとか、やっぱり共通のメリットがあるとかそこを理解していかないと、それはほっといたらいけないので、互いにやっぱりそういうのはお互いを尊重する。京都府も含めてですけど、お互い尊重し合ってやっていかないと、ですのでやっぱり維持することにも努力が要るかというものです。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  そういう音頭取りをしてこられたのが、市長にかわって水道事業の全権を任されている管理者の仕事だったんだなというのを改めて思ったんですけれども、今おっしゃったようにその歩みをとめない、努力をやめないという。この要望の中身でも京都府に対して受水の市町の自己水施設のことも含めて、効率的な水運用を図ってくださいという内容がありますので、まさにこれを京都府にも実行していってもらうというのがこれから課題としてありますんで、ほんまにこれからのことだなというふうに思います。  府営水道ビジョンにそれぞれの市町の意見を聞いて、その状況も理解した上でビジョンをつくったというのは画期的ではあるんですけれども、京都府さんがそれぞれの市町のことをよくわかっているけど、そのそれぞれの市町が余りお互いのことがわからんということでしたら、やっぱり京都府の手のひらに乗ってしまうと言ったら言い方すごく悪いんですけども、そういうことにも。京都府としては、私たち長岡京市のほうが企業に水を買ってほしいのと同じようにそれぞれの市町に水をとってほしいというそういうのがあるわけですので、この10市町のお互いに横の連絡をとって一致して協力して京都府と緊張感もある関係をもっていくという、そういうことで言いますと管理者が抜けられることでこの音頭取りを引き続いてやっていくことというのは、どういうふうに長岡京市が呼びかけなかったら、またよそがやってくれるとはならんと思いますんでね、こういう音頭取りを続けていくことは大丈夫なんでしょうか。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○河村水道事業管理者  隣に部長が座られているからなんとも言えないですが、全面的に信頼してますし、要は私がやってきた経過というのは彼は一番よくそばで見てましたし、どういう方策をとっていくべきか、言葉で言うのは非常に簡単なんですけど、その間にいろいろとそれぞれのやっぱり思惑がありますので、譲るべきところは譲るみたいな形をとらないとなかなか難しい問題です。  一例を挙げればこんなことがあったんですけれども、宇治が2、3年前でしたか水害がありました。その水害復旧のために大量に水が要りました。そのときに、宇治市は府営水から水を買っているんです、京都府から水を買っています。私はすぐに京都府に連絡をして、その災害復旧のやつについては他の9市町は文句を言わないから、その分についてお金とらないようにしてあげてください、復旧第一にしてくださいという連絡をしたんです。  宇治市にも京都府にそういうふうにお願いしたからねというふうに連絡したんです。で、宇治市さんから物すごい感謝されまして、そういったことからお互いの信頼関係をふだんからそういう信頼関係をつくていかないと、そのときだけ乙訓の要望をのんでくれとか、利害対立しているのに話合わせてくれとか、それはちょっと無理ですので。またあるときには大山崎町にかわって、木津系との懇談の場で前も御紹介しましたけども、木津系で水が足りないのであれば水系を超えてでも大山崎町のこの窮状を理解して大山崎町の水を買ってもらえないだろうかということを提案しました。そのときも大山崎町から非常に感謝されましたけど、そういう個々のふだんからのいわば外交と言いますか市町村レベルでの外交みたいなものが必要かなというふうに思います。その場で要望だけしても、それはなかなか難しいことです。京都府に対してもそうですし、お互いに尊重し合ってお互いにメリットのあることをともに考えていかないと難しいと思います。その辺については部長はずっと見てくれてましたんで、私は全然心配しておりません。 ○藤本秀延主査  どうぞ。 ○小原明大委員  済みません。部長やったら不安やみたいなふうに聞こえたんでしたら、大変申しわけないです。そういうことではなくて、2市1町だって市長全員かわられますし、向日市もかわられるわけですので、そういう意味ではこういう努力の歴史的経過も含めて知っているこの現場のほうで新たな市長を支えて、こういう経過があったしということも理解してもらって、こういう外交が続けていけるということが非常に大事だと思いますので、という意味ですので引き続いてよろしくお願いしたいと思います。もう、これだけにしておきます。 ○藤本秀延主査  他ございませんか。 ○三木常照副主査  それじゃあ、どうぞ。 ○藤本秀延委員  総論的な話しか僕はしないんですが、水道事業管理者におかれましては今度で御勇退をされるということで個人的に長いつき合いをさせていただいて、本当にありがとうございました。  京都府に対する姿勢というよりも、私とこのこの町の自治体としての本来の住民福祉の増進を進めている立場から相手が京都府であってもどこであっても言うべきことは言うというので、その姿勢を示していただいたのが住宅新築資金の焦げつきを京都府が、金回収できる部分は京都府がやるけど、回収できひん部分はおまえとこが抱けよというのを突破し崩して、京都府そのものが本来同和対策事業としての住宅普及にかかわる事業内容が、一部特定団体による不合理な使い方をされた中身を市町村にそのことを押しつけるなということを長岡京市の担当者だったんですか、当時はね。これをもう切り崩してあるべき姿に突破させたということに僕は、それじゃあ長岡京市という自治体職員が、長岡京市という町の住民のいわゆる予算執行を含めて、あるべき姿についてはたとえ相手が京都府であろうがどこであろうが、はっきり物を言うという姿勢については、私は関心も感服も評価もさせてもらってたんですが、そこからのつき合いで意見の違うところもいっぱいあるんですけど、今後の京都府との関係で府内の受水10市町が今度のこの先ほど小原委員が言われたんですが、一定の方個性と今度の京都府のビジョンは、私どもから言いますと、若干物足りないとかいうのか方向性については、それは一足飛びに行かないなという気持ちをもってますから、大いに高く評価をしています。  まだ道半ばの段階で勇退をされるということに、僕は非常に残念だという気持ちを持ってますので、ぜひこの場で御確認もさせていただきたいし、ぜひ後身のために伝えていただきたいなと思うのは、背景にこの10市が私自身の感想から先に言わさせてもらいますけど、10市が背景として統一的に京都府に対して府営水道の受水にかかわる意見・要望をまとめていくということができた背景には、それぞれの府内の地方自治体である府営水受水市町がそれぞれの設立経過ありますね、水道の。設立経過と京都府の木津系、宇治系を含めて京都府営水道が設置をされ、その水を受水した経過も違うんですね。そのために個別受水3水系のまちが、その水系をつくった経過を盾に、盾っておかしいですが、経過があるがゆえに、それぞれのその京都府に対する意見が違う。  ところが、それぞれの京都府との関係は、京都府営水道の設置条件が違いますから困難が発生しておるところ、将来困難は宇治系ですね。ダム設置を新しくしなあかんとか、管路そのものが物すごく古くなるだとか、これの新しく切りかえるための予算がどうなるんだろうかとか、今すぐの問題じゃなくて将来のことに関して言えば、それぞれが京都府に対して困難を抱えるという状況もあるし、京都府もこれから先、府営水道の3水源が一本化された上では、そのばらばらですよということが言えなくなるという背景からの歩み寄りも含めて、僕は今の成果到達があるんだろうと非常に思います。ぜひこれは新たな水道事業管理者の代行される所属長、もう業務これ、水道は抱えるは下水道は抱えるは、現場が何かあったら一番経験豊かで地図も見ないでその場に走っていけるような人なんですね。体壊さんといて欲しいなと思うんですが、共通確認できたら一番いいなと思うのは、京都府に対して初めて受水10市町が一緒の立場に立つことができました。共通する利害の関係でいくと、京都府も3水源の水源をこれからどう管理運営していくかというのは、何にもっていくかだと思うんですね。  効率化を京都府も求めてないわけではないと思うんです。そうなりますと、京都府にもメリットが。受水自治体にもメリットがあるという方向性をどう見つけるのかということが僕は一番大事だろうというふうに思います。京都府が今のいわゆる私どものような受水、つまり受水量契約単価ですね、契約料です。前から言っている僕たちの、私たちはそう言っているんですけど、いわゆる過度の利用を長岡京市含めて府内の市町に買っていただかなきゃならないのは、要はそこに係る経費、かけてきた経費の採算性がとれないからそれだけの量を押しつけなきゃならないという実態であるわけなんですね、京都府の目線から見れば。  今後の投資を長岡京市が行っているのに効果的な府営水道の投資が行っていければ、要は単価も下がりますし、不要な水をどんどん買っていかなきゃならんということもなくなっていくわけなんです。そこを僕は今度の水道事業管理者が府内でまとめたい件というのは、要は利害関係も確かに個別それぞれあるにしても、京都府と受水自治体がお互いにメリットは何であるんだろうかという論議が僕できる平場ができたなというのが、僕の最大の評価なんです。
     京都府といのは、時々わけのわからんこと言うので困ったなというのは思うんですが、しかし京都府にとって利害関係でいうのは受水市町と一緒なんで、要はここに係る経費が効果的に運用でいれば一番いいわけですから、これから先の京都府の水源対策、これについても受水自治体から将来の府営水こうあるべきであったほうのがいいと思いますという論議ができる場所を、次のステップはそこに入っていけるとお互いが利害関係をきちっと共通項として見直される状況が出るんじゃないかなと。京都府ってともすれば京都市との対立関係きつ過ぎまして、乙訓浄水場かってそうでしょう。最初京都市手を挙げているけど京都市が手を下げることを京都府は認めざるを得ないという非常に苦しいところから出発して、いわゆる都市用水という変な名前を使って、日吉でつくった水を全部受け取ってもらわなきゃならないという市町村に対して苦しい状態があったということは、目線を変えればそういう見方ができるわけですから、この上で乙訓浄水場というのは施設利用というのは100%使ってない水源に対してね、今後設備投資をしているときに、新たなダムが必要なのかというよりも、ここを例えばもっと有効活用して60を85まで上げるとか、新しい施設をつくって。管路全部できてますから、浄水施設だけでしょう。つながった3水系で送ることはできるわけで、先ほど部長が言わはったいざというときに山崎の水を木津系で使ってほしいだとかいう話もそうなんですが、背景で言えば京都府の水は一本なんだというときに、今度は京都府の経営もそこでどう効率化をするかという提案が地べたから対等平等の立場で言えていけるかどうかというのが、僕はこれからの府営水道と受水自治体との関係でいきますと、よりどう効果的な方向性を我々側から提案できるのかなということが、受けの立場から共同体としての対等平等で提案する側の立場になっていくだろうと思うんです。そこのところをぜひ、僕はその目線で多分水道事業管理者は話をしたからこそ、宇治系も木津系も考え方をこちらとともに共同ができ、京都府も認めざるを得ないという状況が生まれたんだろうという、僕の勝手な解釈なんですが、その立場をやっぱり小原委員が言われたように首長が歴史的経過を知らなくなるんです。  きのう僕ちょっと申しわけなかったのは、長くなってごめんさないね。指定管理者の問題ちょっとくどく言いました。前に座っている役職の方わかると思いますが、新しい首長さんそんなこと意味わからないと思うんですよ。積み上げてきているからこそ、このことが提案したときに論議が成り立つわけですね。今度積み上がってない方がトップになるわけですから、いわゆる支えるというか事業を実施する側の人間がそのことをやっぱり強く言っていけることをきちっと明確化する明文化するということは僕は大事だと思うので、これまで非常にお世話になったわけですが水道事業管理者には。  僕最後、そのことはきちっと方向性を示す方向だけは、信頼はされていると思いますけど、その目指す中身は到達点は何なのかということが明らかにしておかないと、やっぱり府内受水自治体の中でのこれから先のリード役は、やっぱり長岡京市がせざるを得ないだろうと僕は思ってます。なぜならば、それほど苦しいことを理事者側も議会側もけんけんごうごうの論議をしながら積み上げてきたという経過があるわけですね。僕は議会での論議が必ずしも全てだとは言いませんが、非常に大きな役割をお互いにしたというふうに思うんです、市民の目線から水道というものを見る場合に。ぜひそういうところを方向性もわかっていると思いますが、ただ僕は原則はそこのところが今度突破をできたと、これから先に向けてというふうに思いますので、勝手な僕の感想なんですが、そういうこともいわゆる今後後任として頑張る現場に、ぜひ伝えていっていただきたいなというのが、一つの私の意見であります。  もう一つは、ぜひ理事者をつくってください。そういう最後、意見を言っておいてください、市長に対して。水道ってやっぱり積み上げた人間でないとできない仕事だと僕は思うんです。新たに入ってきた人がやれないとは言いませんが、地べたの中の技術職として管理ができる能力を持った方がトップになっていかないと、現場の話がきちっと押さえがきかないという状況が起こると思うんです。僕は長岡京市の一文橋で、水道管の破裂でガス管に被害が及ぶという事態の処理の仕方と、京都市でガス管が同じような事態が起こったときに処理の仕方が長岡のほうが数段早かったし、数段最小限。規模の問題あるにしても、処理の仕方の日程の押さえ方って物すごい早かったでしょう。京都市何日かかりましたか。僕ところもう風呂使えないの2週間も3週間も風呂が使えへんような状態が起こっても、知らん顔しよるでしょう。これ技術者がいわゆる現場の技術能力を持っているかどうか、経験持っているかどうかの僕は差だと思ってるんです。これは、長岡の場合は、その蓄積をした人間が現場にいたということが一番大きなことだと思います。いざというときにいるのが技術者だと思います。そういう方をつくるということを、ぜひ最後水道事業管理者がそのことについては権限として言える中身だろうと思いますので、次年度以降の水道職員の体制ですね。この時は意見を挙げていただきたいということも申し上げたいと思いますけど、もし感想がありましたらよろしくお願いします。 ○河村水道事業管理者  私もその歴史的経過が継承していけるのかというのが一番、委員も指摘されているように私も非常に気がかりになっております、正直なところ。といいますのも、市長もどんどん最近は多選のところが少なくなってきていますのでかわられていかれますし、職員も管理者もどんどんかわっていきます、配置されるところもあります。それに上水道部の部長ぐらいでも他市でも2、3年でかわるとこもふえてきていますので、こういった今までの一連の流れというのが正しく継承されないと、またそれぞれ短期的な自分の在任中だけでよかったらいいというふうな近視眼的な目で見てしまうと、またそれぞれ市町単位あるいは水系単位の争いになってくるので、そこはちょっと私も非常に懸念しておりますので、退任までは各市町周ってそういうことを今、委員から御指摘いただいたような内容につきましてはしっかり受けとめて伝えていきたいというふうに思います。  それと今回、うまくいったと言いますか、たまたまそういうふうに10市町が束ねられて京都府とできたというような御指摘のとおりタイミングもあったかというふうに思います。以前でしたらこういう話をしても全然なかなかできなかったんですね。といいますのは、それぞれの府営水のできた歴史的経過、それから条件が全く異なります。ですので、そういう話をしてもすぐにそういう料金の差の話になってしまう。話題はすぐに矮小化されて、その料金の話に集約されてしまって、なかなか議論が進まなかったということがありました。ですので、今回の3浄水場が接続されて料金が平準化していくという方向性と合わせて、こういう両者の権限だと思うんです。今回10市町の要望の中にもありますように、これからはその10市町京都府も同じテーブルの上でそれぞれの自分たちの事業をどういうふうに今後していくのか、そのときに自分たちの水源はどうするのか、施設構想どうするのかというのは、それぞれがみんな自分の問題点を出し合う、その上で全体としてそうすれば一番いい方向性はどうなるのか、単にどこどこが今、府営水、水道水がどうやとか、京都府がこうやとかじゃなくて全体的に見て一番望ましい形はどうすべきがいいのか、そういう議論がようやくそこが私の一つの狙いでもありました。具体的な問題解決できるにはそういう議論が必要だと、そのテーブルにつけるとこまできましたので、それをやっぱり利用しないとまた後退するようなことがあってはいけないと思いますので、その辺は私もしっかりと退任までの期間徹底していきたいということで、本市だけではなくて他の市町にもそういう働きかけをしていきたいと思っております。 ○藤本秀延委員  ぜひ、よろしくお願いします。なかなか口で言うのは易しい、実際にこの仕事をするのは大変だということは理解していますので、無責任な言い方をしてはいけないと思うんですが、やっぱりタイミングの問題も確かにあったんですけど、多戦略的にきちっとそこを見据えながら声かけをしていってるんだろうというふうに僕は思っています。  京都府の今度の府営水道のやり方が、いろいろ他府県も勉強しました。富山市、それから県営水に統合された岐阜県、大体の県がいきますと全部県が踏襲してしまうんですね。自己水も県が買い取るというふうな形、受け取るという形なんですけど、この京都府のやり方、僕は一定のメリットがあるのは自治体の住民に対する地方自治に基づく自己責任というのを保障をしながら京都府がそのことを補完をするという、補完が補完でなくなっているから問題が起こるだけであって、この水系のあり方というのは一つの僕は新たな方策で言うと、自治を保障しながら全体がいざというときには京都府がフォローしますよという、ただその原発の話何かしますと、京都府の水がいざというときに補完になるかどうかという心配ももう現実の問題としてはあるような問題ですから、ですからそういうような現実的に迫っている危機も明らかにしながら、ぜひ今後とも対応を後継者ができるように最後もうのんびりしてもいいんですよと言いたいんですが、のんびりしないで一つよろしくお願いしたいと思います。  終わります。 ○藤本秀延主査  済みません、長くなりました。皆さんから他ございますか。             (「なし」の声あり) ○藤本秀延主査  なければ第40号議案を閉じます。  以上で、本分科会に付託を受けました議案の審査を終わりました。  これで予算審査特別委員会第2分科会を閉会します。どうも御苦労さまでした。ありがとうございました。            (午前11時28分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        予算審査特別委員会(第2分科会)                              委 員 長  綿 谷 正 已                              主   査  藤 本 秀 延...