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平成21年予算審査特別委員会第3分科会( 3月11日)
平成21年予算審査特別委員会第1分科会( 3月11日)

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  1. 長岡京市議会 2009-03-11
    平成21年予算審査特別委員会第3分科会( 3月11日)


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    平成21年予算審査特別委員会第3分科会( 3月11日)             平成21年予算審査特別委員会(第3分科会) 1、開催日時   平成21年3月11日(水) 午前10時00分 開会                 午後 5時05分 閉会 1、場所   第2委員会室 1、出席委員(8人)   ◎主査  〇副主査       ◎福 島 和 人   〇瀬 川 光 子        大 伴 雅 章    梶 原 宗 典        能 勢 昌 博    冨 岡 浩 史        野 坂 京 子    西 村 厚 子 1、欠席委員(0人) 1、市から出席した者
      小田市長  岩﨑健康福祉部長  林健康福祉部参事兼福祉事務所長   山根障害福祉課長  谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長   増田高齢介護課主幹  池田健康推進課長兼保健センター所長   井上国民健康保険課長  中野医療年金課長   芦田教育長  角田教育次長  石田(哲)教育次長補佐兼教育総務課長   大八木教育次長補佐兼学校教育課長  松岡教育委員会事務局政策主幹   河村(彰)学校教育課総括指導主事   大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長   中尾生涯学習課主幹  滝川青少年スポーツ課長   高田青少年スポーツ課留守家庭児童担当兼放課後全児童担当主幹   谷川(肇)中央公民館長  西村(千)図書館長  伴野(貢)北開田児童館長   田村教育支援センター副所長 1、議会事務局 1、傍聴者   〔議  員〕(2人) 尾﨑百合子 浜野利夫   〔新聞社等〕(0社)   〔市  民〕(0人)               (午前10時00分 開会) ○福島和人主査  おはようございます。  それでは、ただいまより第3分科会を再開いたします。 ○山根障害福祉課長  済みません、3月9日の第3分科会におきまして、瀬川委員の方から御質問をいただきました内容につきまして、御報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  瀬川委員の方から、障害者自立支援法になって新たに費用負担が発生した件数は何件ほどかという御質問をいただいたところでございます。平成18年に自立支援法が創設されまして、確認いたしましたところ、一応145件の費用負担の発生という形になっております。率にいたしますと39.8%の率で費用負担が発生をいたしたという数字でございます。  御報告がおくれまして、申しわけございませんでした。 ○福島和人主査  それでは、説明に入る前に、午前中は、福祉行政所管の方は最小限の方だけ残っていただき、あとの方は業務の方へお戻りください。  それでは、土木費、教育費、すべて一括で説明を受けたいと思います。  それでは、第8款土木費、西山公園体育館に関する部分、第10款教育費の説明をお願いいたします。 ○角田教育次長  おはようございます。  21年度予算案を説明させていただきます。大きく予算の増減した分と、事業内容の変更、また、新規の事業を重点的に御説明させていただきます。  それでは、お手元の予算資料の228ページ、229ページをお開きいただきたいと思います。  目6西山公園体育館費でございます。前年と比べて832万8,000円の減となっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  西山公園体育館維持管理事業費、新たに組んでおります。その内容につきましては、まず、消耗品費につきまして、ブロック芝100枚を購入する予定をしております。  それと、手数料です。これは大体育室の天上のはりのアスベストの分析手数料を組まさせていただいております。  それと、その下の特殊建物定期調査報告委託料につきましては、3年に一度、報告する義務がありますので、計上させていただきまして、この新たな事業項目を計上させていただいております。  02番、西山公園体育館改修事業につきましては、21年度は西山体育館の屋上防水工事を計上させていただいております。大屋根の部分と違いまして、とゆ周りのアスファルト舗装の分になります。その経費を計上させていただいたものでございます。  次に、236ページ、237ページをお開きいただきたいと思います。  款10教育費でございますが、全体としまして28億7,385万3,000円を計上させていただいております。昨年と比べて7,892万9,000円の増になっております。  まず、教育総務費の教育委員会費でございます。前年と比べまして37万9,000円の増となっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  01番、教育委員会議事務事業につきましては、38万9,000円の増となっております。これは費用弁償の欄が増えているものでございます。教育委員さんの視察が2年に一度の視察になっておりますが、その年度に当たっておりますのと、アーリントンが、今度、25周年になりますので、それで委員を1人、アーリントンの方に行く費用弁償が上がっているものでございます。  その下の児童生徒等見舞事業につきましては、昨年と大きな変化はございません。  目2事務局費でございます。前年と比べまして2,746万5,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  01番、教育委員会連絡調整事業でございます。新規事業といたしまして、その下でございます。教育振興基本計画検討委員の謝礼24万円を計上させていただいているものでございます。これは教育基本法における地方自治体の国の教育振興計画をかんがみまして計画を定めるよう、定められているものでございます。これまで内部職員におきまして調査研究をしておりましたが、外部委員を交えて策定に入りたいと思いますので、委員の謝礼を計上したものでございます。  次の02番、情報教育指導者配置事業につきましては、前年と同じ金額を計上させていただいております。  次のページをお願いしたいと思います。  01番、幼児教育助成事業につきましては、前年に比べまして463万4,000円の減になっております。  まず、私立幼稚園保護者助成金でございます。入園児童数が減が見込まれますので、290万円ほど減しております。  それと、その3つ下でございます。私立幼稚園設備費補助金でございます。これは12月議会で陳情を採択していただきまして、設備補助金を1園当たり15万円から18万円に上げたものでございます。計12万円ほど増になっております。  その下の01番、外国青年招致事業でございます。47万4,000円ほど減になっております。内容につきましては、英語指導助手報酬の2人分と書いております。そこが130万円ほど減になっております。今現在、JETがおりませんので、その分が減になっているものでございます。  それと、アーリントンが、今、1名来ております。9月以降、2名になる予定をしています。その2名の方の来られる経費に対しまして、施設借上料を新たに80万円設けておりますし、器具費に20万円を設けております。これが内容でございます。  02番、就学時健康診断事業につきましては、大きな変化はございません。  03番、学校施設管理運営事業でございます。709万円ほど減になっております。これは、昨年、20年度におきまして、PFI空調のアドバイザリー委託料を組んでおりましたが、今年度はそれを計上しておりませんので、その分が減になっております。  次に、04番、学校教育管理事業でございます。215万1,000円ほど増になっております。この内容につきましては、次のページをごらんいただきたいと思います。上から5行目でございます。外国語活動支援員謝礼を238万9,000円組んでおります。これは新学習指導要領に基づきまして、小学6年生の英語を中心とした活動をしていただく謝礼でございます。週に14時間、2人分、41週分を見込んでおります。  次に、05番、通学区域適正化事業でございます。38万6,000円の減になっております。昨年度、八小校区の教育システムの変更委託料といたしまして11万円を組んでおりました。それが今年度はございません。それと、学校選択制のパンフレット、これ、実際の単価に置きかえますと減が生じました。それをあわせまして38万6,000円の減になったものでございます。  次に、06番、国際理解教育推進事業でございます。これは昨年と同じ金額でございます。  人件費につきましては、20年度33人でございましたが、今年度は31人ということで、マイナスの1,745万6,000円の減でございます。  次に、目3同和教育費でございます。前年と比べまして42万7,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  01番、子供会育成事業につきましては、昨年と大きな変更はございません。  その下の02番、市民啓発推進事業でございます。34万8,000円ほど増になっております。これは一番下の欄の方になりますけども、人権啓発推進協議会補助金でございます。ここで40万円ほど増になっております。これは、次の03番の社会同和教育推進事業費、この欄に昨年までは地域学習活動補助金といたしまして75万円を組んでおりました。それを減にいたしまして、人権推進協議会の補助金として40万円を積んだものでございます。これは北開田の北同権の補助金として組んでいたものでございます。北同権につきましては、20年度をもちまして解散ということでございますので、合同作業分につきまして40万円をのせさせていただいたものでございます。  次に、目4生涯学習推進費でございます。前年に比べて29万4,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  推進組織支援事業でございます。30万9,000円ほど減になっております。これは、昨年まで、パソコンの初期設定料といたしまして29万円を計上しておりました。21年度につきましては、庁内でリースアップしたパソコンを入れるため、初期設定料が要らなくなった分で、減になったものでございます。  02番の学校開放推進事業でございます。前年と大きな変更はございません。  目5中央生涯学習センター費でございます。前年に比べまして179万6,000円の減でございます。これは、施設利用料が増によりまして、指定管理料を減したものでございます。  目6教育支援センター費でございます。前年と比べまして128万4,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  まず、01番、教職員の研修事業につきましては、大きな変化はございません。  次のページです。247ページをごらんいただきたいと思います。  教育研究部門補助金事業につきましても、昨年と大きな変更はございません。  その下の01番、適応指導教室事業でございます。昨年に比べまして137万円減になっております。これは、不登校児童生徒のIT活用家庭学習支援調査研究が廃止になりましたので、その事業に使っておりました学習ソフト配信サービス使用料60万円を減したものが主な原因でございます。  次に、02番、就学指導委員会運営事業でございます。それと、03番の教育相談時、04番の教育支援センター管理運営事業につきましては、特に大きな変化はございません。  次のページをごらんいただきたいと思います。  職員人件費でございますが、同じ人数でございまして、86万2,000円の増ということでございます。  次に、項2小学校費、目1小学校管理費でございます。前年と比べまして1億6,991万7,000円の増になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  まず、小学校の適正な運営方針の確保事業、02番、小学校教職員等の健康管理事業、次のページをごらんいただきたいと思います。開かれた学校づくり事業、02番、心の教育推進事業につきましては、前年と大きな変化はございません。  次、03番、読書活動推進事業でございます。昨年と比べまして50万円ほど増になっております。  2つ下になりますけども、教材用備品費、これは学校の図書費の購入費でございます。ここで50万円増になっております。国の定めている充足率の低い学校に充てていきたいと思っています。ほぼ、小学校につきましては、70%近い数字になるものと思っております。  次に、04番、学校給食事業でございます。昨年に比べましてプラス692万2,000円の増になっております。これは、学校給食の調理委託業務が1校増になったものでございます。  それと、その欄の下の方でございますけど、長岡第五小給食調理従事者休憩室の借上料を40万円上げさせていただいております。これにつきましては、長岡第五小学校の普通教室の余裕教室を休憩室に当てておりました。第五小学校につきましては、学級増でございましたので、その部分を普通教室に戻しまして、給食調理員さんの休憩室を新たに外に設けるものでございます。  また、庁用備品費といたしまして、356万円ほど減にしております。  次に、05番、健康安全教育事業でございます。前年と大きな変化はございません。  次のページ、253ページをごらんいただきたいと思います。  06番、小学校施設整備事業でございます。昨年に比べて1,023万8,000円の減になっております。この大きな内容につきましては、空調調和環境提供等事業の財産購入費が昨年に比べて1,420万円ほど減になっているものでございます。  その真ん中のところにあります各小学校改修工事につきましては、長法寺小学校の擁壁工事に係る経費を計上させていただいたものでございます。  次に、07番、学校施設維持管理事業でございます。昨年に比べて136万1,000円の減になっております。  まず、2つ目の修繕費を220万円ほど減させていただいております。  それと、その2つ下です。電気保安業務委託料につきましては、空調設備の設置によりまして、電気使用量が増えておりますので、71万2,000円ほど増になっている内容でございます。  次に、09番、小学校施設環境の充実事業でございます。これは各10小学校における維持管理経費でございます。昨年と大きな変化はございません。  次に、255ページでございます。  10番、小学校教育用コンピュータ等管理事業でございます。昨年に比べまして219万9,000円の減になっております。これは、コンピュータ、長岡第六小学校の借り上げ分が8月で終了するためでございます。  次に、12番、小学校施設耐震化事業でございます。5つの委託料を上げております。  まず、耐震判定委託料でございます。これは神足小学校南西棟の2階建ての部分のIs判定をもらうための経費を上げております。  その下の各小学校耐震化工事実施設計委託料につきましては、長岡第三小学校の体育館、長岡第四小学校の東棟、長岡第四小学校の体育館、長岡第十小学校の体育館、長岡第七小学校の、これは校舎と体育館、すべての設計料でございます。  その下の各小学校耐震工事監理委託料でございます。長岡第五小学校の北棟、長岡第六小学校の西棟、長岡第七小学校、これは、附属棟とプール解体の管理料、それと、長岡第八小学校の管理料でございます。
     その下の各小学校耐震化工事埋文調査委託料でございます。これは七小分でございます。  その下の各小学校耐震化工事につきましては、監理料とほぼ一緒なんですけども、長岡第五小学校の北棟、長岡第六小学校の西棟、長岡第七小学校の附属とプールの解体、それと、長岡第八小の体育館の分でございます。あわせて、昨年より6億5,645万7,000円の増という金額を計上させていただいております。  人件費につきましては、昨年が14人ということで、2人ほど減った計算になっておりまして、1,475万円ほど減になっております。  次のページをごらんいただきたいと思います。  目2教育振興費でございます。前年に比べまして138万8,000円の増になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  通学路安全対策事業につきましては、前年と大きな変更はございません。  02番、就学援助支援事業につきましては135万2,000円ほど増になっております。これは、下から3段目の学校給食費扶助、それと、その2つ下の医療費扶助、特別支援教育の就学の扶助関係が増になったものでございます。  次に、目1中学校管理費でございます。昨年に比べまして2,138万1,000円の減になっております。  説明欄でございます。  中学校の適切な運営方針の確保事業、その次のページ、259ページでございます。  02番、中学校教職員等の健康管理事業、その下の開かれた学校づくり事業につきましては、大きな変更はございません。  03番、読書活動推進事業でございます。昨年に比べて20万円増になっております。これも小学校費と同じでございます。教材用備品の図書費の購入の金額でございますが、ここが20万円増えたものでございます。  次の04番、健康安全教育事業につきましては、昨年と大きな変更はございません。  次に、05番、中学校施設整備事業でございます。昨年に比べまして2,364万9,000円の減になっております。  次のページをごらんいただきたいと思います。  これも空調機器の購入費が、昨年に比べて2,565万円ほど減になったものでございます。  次に、06番、中学校施設維持管理事業でございます。昨年に比べて293万3,000円増になっております。この内容につきましては、この事業費の下から3つ目になります土地借上料と施設借上料をそれぞれ計上しております。これは学校建設費の使用料のところに昨年まで計上しておりましたが、ここの中学校管理事業費の方に組みかえさせていただいたものでございます。その経費が増になったものでございます。  次に、08番、中学校施設環境の充実事業でございます。各中学校における維持管理費でございますので、大きな変更はございません。  次に、263ページでございます。  10番、中学校施設耐震化事業でございます。この経費は、長岡中学校の南西棟、南東棟の耐震化の委託料を上げている経費でございます。それと、長岡第三中学校の工事時期が1年ずれておりますので、単価の入れかえの経費をのせたものでございます。  次に、目2教育振興費でございます。昨年に比べて19万6,000円でございます。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  中学校の就学の援助支援事業でございます。昨年と大きな変更はございません。  その下の学校建設費でございます。299万、今年度計上しておりませんのは、先ほど説明させていただきました予算の組み替えによるものでございます。  次のページをごらんいただきたいと思います。  項社会教育費、目1社会教育総務費でございます。前年に比べまして1,791万7,000円の減になっております。主なものは人件費で、事業は前年と大きな変更はございません。人件費の方が、説明欄の方でございますが、昨年は16名ということで、今年15名です。金額的に1,788万4,000円の減ということでございます。  目2公民館費でございます。前年と比べまして462万6,000円の増になっております。主なものは人件費でございます。  次のページをごらんいただきたいと思います。267ページでございます。  01番の定期講座開設事業、地域づくり事業、公民館運営事業につきましては、特に大きな変更はございません。  04番、各種団体・サークル等活動支援事業でございます。ここは昨年に比べて113万2,000円の増になっております。これは、公民館サークル連絡協議会が創立20周年を迎えることに当たりまして、手数料の欄で36万9,000円、施設借り上げのところで76万3,000円増になっております。これは文化会館の使用料と借上料を計上させていただいたものでございます。  05番、学習ボランティア養成・支援事業につきましては、前年と同じ金額を計上させていただいております。  06番、公民館維持管理事業につきましては、52万9,000円の増になっております。  次のページをごらんいただきたいと思います。  西山公園体育館と同じでございまして、この事業費の下から5行目になります。特殊建物定期報告業務委託料58万8,000円を新たに予算計上させていただいたものが増になっているものでございます。  人件費につきましては、同じ人数で334万1,000円の増ということでございます。  次に、目3図書館費でございます。前年と比べまして509万7,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  文庫連絡会補助事業でございます。昨年と同額を計上させていただいております。  02番、図書・資料等の購入整備事業でございます。これも昨年とほぼ同じ金額でございますが、今現在の図書の冊数でございます。21万7,018冊が今現在の冊数でございまして、20年4月と比べましたら5,581冊の増冊になっております。  次に、03番、カウンターサービス事業でございます。前年に比べまして230万2,000円ほど減になっております。これは図書館システムの借上料が減になっております。システム借上料を再リースすることによりまして、経費減になったものでございます。  次に、04番、図書館行事推進事業につきましては、前年とほぼ同じ内容でございます。  05番、図書館維持管理事業につきましては、前年より84万3,000円の減になっております。この内容につきましては、20年度におきまして、1階の図書館の閲覧室にいす等を購入した備品費がございました。それが29万円ございました。今年度は計上がありませんので、減でございます。それと、清掃と設備点検の委託料でございますが、仕様書等を見直しいたしまして、その分が30万円ほど減になったものでございます。  次に、06番、図書館運営事業でございます。前年と大きな変更はございません。  次のページをごらんいただきたいと思います。  人件費につきましては、同じ人数でございまして、74万9,000円ほど増ということでございます。  次に、目4留守家庭児童会育成費でございます。前年に比べまして618万7,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  01番、留守家庭児童会育成事業につきましては、昨年に比べまして618万7,000円の減になっております。  まず、指導員謝礼が300万円ほど減になっております。これは退職等の入れかえ分でございますので、人数等は変わりません。  次のページをごらんいただきたいと思います。  上から4つ目でございます。新規でございます。長法寺小留守家庭児童会施設撤去工事設計監理委託料といたしまして、30万円を計上させていただいております。  また、その4つ下でございますが、長岡第九小留守家庭児童会施設借上料でございます。これは借り上げ期間が20年の8月までですので、5カ月分ということで、昨年に比べまして524万8,000円の減になっております。  また、その下の長岡第八小留守家庭児童会施設借上料につきましても、平成22年2月までですので、11カ月分ということで、70万3,000円減になったものでございます。  その下の2つ下になりますか、新規といたしまして、留守家庭児童会施設撤去工事費といたしまして、120万円を計上しているものでございます。  次に、目5文化財保護費でございます。前年に比べまして374万5,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  01番、文化財啓発事業につきましては、前年と大きな変更はございません。  02番、文化財調査事業につきましては、前年より215万円増になっております。内容につきましては、下から2つ目でございます。埋蔵文化財出土遺物保存処理事業の委託料といたしまして、35万5,000円ほど増になっております。これは恵解山古墳等で出土しました矢じり等の保護処理をするものでございます。  次のページをごらんいただきたいと思います。  ふるさとの記憶記録業務委託料でございます。88万円を計上しております。これは、昨年、下海印寺の聞き取り等をしておりましたので、今度、報告書を作成するための経費でございます。  その下でございます。伝統的建物の調査委託料でございます。これは調子の中野家住宅の測量調査委託料でございます。大変立派なお茶室等ございまして、文化財的な価値もかなりあるものと思っております。  次に、03番、歴史資料活用・保存事業でございます。前年に比べまして399万3,000円の減になっております。これは、昨年、展示用備品といたしまして、プロジェクター等の備品購入の経費を上げておりました。その経費が440万円ほどございました。その経費が今年度ございませんので、減ということでございます。  04番、史跡等の整備・活用事業につきましては、昨年より207万4,000円の減になっております。これは、20年度におきまして、恵解山古墳の整備調査委託料といたしまして197万円ほどございました。それが今年度は計上する必要がございませんので、減でございます。  05番、文化財保存・活動事業、06番、記念館管理運営事業、次のページでございます。07番、(財)長岡京市埋蔵文化財センター支援事業、09番、(仮称)長岡京市ふるさと資料館検討事業につきましては、前年と大きな変更はございません。  職員人件費といたしまして、同人数でございます。金額といたしまして20万3,000円ほど増になっているものでございます。  次、目6青少年教育費でございます。昨年と比べまして307万4,000円の増になっております。  説明欄でございます。  まず、01番、西山キャンプ場管理運営事業でございます。昨年より342万5,000円の増になっております。これは、次のページをごらんいただきたいと思います。器具費でございます。ここで350万円ほど増になっております。これは、西山キャンプ場におきまして簡易水洗トイレを置くものでございます。  次に、02番、学校週5日制推進事業でございます。昨年より21万2,000円の減になっております。ここで、今まで、中学校の方も土曜日の午前中に開放しておりましたが、それの開放する活用状況を見てますと、開放する必要もないという結論に達しましたので、その分をなくしまして、小学校費のみという形で計上させていただきました。  次に、03番、指導者育成事業でございます。それと、04番、青少年健全育成推進協議会事業、05番、少年補導委員会事業につきましては、昨年と大きな変更はございません。  次に、06番、成人式事業でございます。昨年と比べまして36万円ほど減になっております。消耗品で36万円ほど減しております。これは、今年もあったんですけども、図書券を記念品で渡しておりました。500円のものです。それをなくしたものでございます。また、成人式の運営につきましては、いろんな各方面から、もう少し充実したらどうかということもございまして、今、検討中でございます。こういう記念品をなくしても、去年でも親への手紙とか、ああいうコーナーを設けております。そういうなんで、成人式の充実を図っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。  次に、07番、放課後子ども教室推進事業でございます。これは前年と大きな変更はございません。  次に、目7埋蔵文化財調査センター費でございます。昨年に比べて521万4,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  01番、埋蔵文化財調査センターの充実事業につきましては、昨年と比べまして521万4,000円の減になっております。減になっている内容は、昨年、20年度、改修事業費といたしまして、B棟の軒の撤去、高圧ケーブルの取りかえ、エアコン購入等がございました。それの経費は21年度は計上しておりません。それと、プラスの要因といたしまして、手数料の欄を新規に設けております。これはA棟エントランスの天上のアスベストの含有量分析の手数料を11万3,000円組んでいるものでございます。  次に、目8文化振興費でございます。昨年に比べて5万8,000円の減でございます。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  まず、文化啓発事業、次のページの自主活動団体育成・支援事業、03番の文化会館運営支援事業につきましては、昨年と大きな変更はございません。  その下の04番、国民文化祭開催事業につきましては、新たに設けた項目でございます。平成23年度に開催予定されています国民文化祭に当たりまして、経費を計上させていただいているものでございます。一応開催予定は、23年10月末か、11月の初旬になると思います。まだはっきりと決まっておりませんが、長岡の担当はオーケストラとクラシックバレエの2種目を担当することになると思います。  次に、目9神足ふれあい町家費でございます。  説明欄でございます。  神足ふれあい町家管理運営事業でございます。昨年と比べて32万6,000円の増になっております。新規といたしまして印刷製本費、これは旧石田家住宅のリーフレットを3万枚、印刷するものでございます。また、修繕費も新たに上げさせていただいています。網戸の取りかえの経費を上げさせていただいております。  運営管理料につきましては、昨年と同額を上げさせていただきました。  次に、項の保健体育費、目の保健体育総務費でございます。前年と比べまして712万2,000円の減になっております。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  まず、02番、市民スポーツフェスティバル開催事業につきましては、前年と大きな変更はございません。  03番、体育施設開放事業、昨年に比べまして146万6,000円の減になっております。これは、昨年まで、学校開放事業補助金といたしまして117万8,000円を計上していたものでございます。これを次の2つ目の事業にありますけども、総合型地域スポーツクラブ推進事業費に組みかえさせていただいているものでございます。  287ページの説明欄をごらんいただきたいと思います。  スポーツ賞の顕彰事業につきましては、昨年と同額の金額を上げております。  05番、総合型地域スポーツクラブ推進事業費でございます。前年に比べまして758万2,000円の増になっております。これは、先ほどの学校開放分等もあります。  順番に説明させていただきます。  まず、上から10行目ぐらいですか、学校開放使用料事務委託料を新たに設けさせていただいております。これが10万円の計上をさせていただいております。10校分でございます。  それと、1つに上に戻らさせていただいて、総合型地域スポーツクラブ推進事業委託料が、昨年に比べて470万円増になっております。この中に市民大運動会の経費450万円を、この委託料の中に含んでおりますので、その分が増になっております。  それと、4行下ですか、新たにスポーツでつくる地域コミュニティ醸成事業補助金を305万8,000円を設けさせていただいております。これは各校で補助金を有効的に使っていただこうということで、補助金を組みかえたものでございます。  次に、06番、スポーツ振興審議会事業でございます。昨年に比べまして40万8,000円増になっております。これはスポーツ振興計画の見直しの年度に当たりますので、審議会の回数を2回から5回に上げさせていただいたものでございます。  次に、07番、体育指導委員活動事業でございます。前年と大きな変更はございません。  次のページをごらんいただきたいと思います。  08番、若葉カップ全国小学生バドミントン大会支援事業でございます。昨年と比べまして20万円の増になっております。  2つ下になります。若葉カップ全国小学生バドミントン大会実行委員会特別補助金といたしまして、20万円を組まさせていただきました。これは若葉カップが25回目の記念大会になりますので、その経費を計上させていただきました。今、実行委員会で検討しておるんですけども、開会式に、できれば模範試合的なものを計画しております。ただ、相手さんがありますので、とれるかどうかわからないですけども、その経費に充てる20万円でございます。
     次に、09番、体育協会の支援事業でございます。昨年より53万7,000円増になっております。事業内容は昨年と同じでございます。ただ、人件費が一部増をしたものでございます。  11番の社会体育施設改修事業でございます。昨年より622万9,000円の減になっております。今年度上げさせていただいている工事内容につきましては、公共下水道の接続の設計の委託料を上げさせていただいたものでございます。また、その上の手数料につきましては、浄化槽機械室のアスベストの含有量の分析の手数料を上げさせていただいております。  人件費につきましては、昨年が7名ということで、2人減ということでございますが、351万6,000円の減ということでございます。  次のページ、290ページ、291ページをごらんいただきたいと思います。  目の社会体育施設費でございます。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  社会体育施設管理運営事業につきましては、昨年と同じ金額を計上させていただき、これは西山公園体育館、スポーツセンター、テニスコートの指定管理料でございます。  以上、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○福島和人主査  説明は終わりました。  それでは、第8款土木費、4項都市計画費、6目西山公園体育館費の御質問を受けたいと思います。  ページは、228、229ページです。 ○大伴雅章委員  教えていただきたいんですが、先ほどの説明で、消耗品費、ブロック芝100枚、4万2,000円、単価というのは、これを100で割ったら420円いうことで理解したらいいんですね。そういうことですね。 ○滝川青少年スポーツ課長  そういうことでございます。 ○大伴雅章委員  これ、どのぐらいの大きさですか、一辺。40センチとか、50センチぐらいですか。 ○滝川青少年スポーツ課長  30センチ四方ぐらいでございます。組み合わせるものでございます。 ○大伴雅章委員  30、30で420円やね。チフトンは1平米100円、管理が難しいのでね。結構です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、第8款土木費を閉じます。  それでは、次に、第10款教育費、1項教育総務費の1目教育委員会費から6目教育支援センター費までの質問を受けたいと思います。  ページ数は、236ページから249ページまでです。 ○梶原宗典委員  細かい話は、もう後で聞きますし、数字的にもあれですが、基本的なことだけ質問をいたします。  これは、教育総務費、それぞれの目にかかわってきます。いわゆる費用弁償、社会通念上で費用弁償はいかがなものかということが論議をされています。この中で見ますと、それぞれの目に費用弁償がすべて上がっています。それについての教育委員会としての対応の考え方、基本的な考え方をまずどうとらえているのかということを含めて、その論議はあったのかどうかということを含めながら、質問をいたします。 ○石田(哲)教育次長補佐兼教育総務課長  教育総務費で上げております費用弁償につきましては、教育委員さん、これは非常勤特別職員ですけども、2人、公務上の出張あるいは視察等の関係で費用が出てきます。やはり職員での普通旅費のところ、それから、非常勤特別職員の旅費的な要素の部分ということで、一応事務的には振り分けは行っております。この教育総務費の中では、その当該の委員さんがおられますので、計上をさせていただいているという状況でございます。 ○梶原宗典委員  そのことについて、要は、教育委員会として、市民の皆さんから、そういう視点でどうですかと言われたときに、そのことに対応でき得る、その考え方なり、その辺はしっかりと持っているのかどうかということなんですよ。中身の問題もあるけど、考え方としてね。 ○角田教育次長  費用弁償の件につきましては、今、石田次長の方から言った内容でございます。こちらに上げております費用弁償につきましては、本来、委員の報償費で組んでいる方とかにつきましては旅費等が出ませんので、それは実費に合わせた費用弁償でございますので、これは市民の方が言われても説明は十分できます。 ○梶原宗典委員  そのことを確認したかったんですよ。やっぱりこういう理由で、こういう内容だから、費用弁償というのは発生をし、その補償をしてますという形は、やっぱりそのことを持っとかないと、強いて言えば、私ども議員も含めて、もう費用弁償なくしましたよと。社会通念上は、だんだんそういう費用弁償をなくしていきましょうという考え方に変わっていってますから、そのことについて、教育委員会はどうなんだという説明責任を含めながら、ちゃんと持っておかないと、対応ができませんよということを私が言いたかったわけですから、その確認の質問だったわけです。そういう面で、それぞれの皆さん、教育委員会としての考え方を統一して持っていてほしいなということも含めながら、質問にかえたいと思います。  私の方からは以上です。 ○西村厚子委員  241ページに通学区域適正化事業ってあるんですけど、これは中学校の選択制のことも含めてですか。 ○角田教育次長  そうでございます。 ○西村厚子委員  そしたら、私、資料請求をしたんですけども、213ページに、4つの中学校の選択の一覧にしてくれてはるんですけど、非常に偏りがあるというのか、長岡中学校にはたくさんの方が、この3年間ですけれども、2けた、そして、二、三、四は1けたで、特にちょっと心配なのは、私は二中校区なんですけども、小学校6年生のお母さんの間で、メールで、やっぱり二中は大変荒れているとか、いろんな問題が多いとか、そういうやりとりがすごくあると聞いたんですけど、そういうことが耳に入ってはって、対処してはるのかどうかをお聞きしたいんですけども。 ○角田教育次長  学校選択制につきましては、資料要求の数字のとおりでございます。  今、御指摘がございました長岡第二中学校の件でございますが、当然教育委員会、学校、すべて挙げまして、学校は適正に教育が受けられるように努力しておりますんで、一部のそういううわさもございますけども、本来の中学校としての教育の姿に戻すように鋭意努力しています。今現在も教職員の方も取り組んでおられますので、以前よりも少しはましになってきておりますので、次の選択制につきましては、ある程度、増えるものとは思っております。 ○西村厚子委員  この理由のところで、一番下が、結局、そういうことだと思うんですけれども、これは、54名中、どれぐらいのパーセントになるんか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  その率もあるんですけども、学校選択制につきましては、18年4月から実施をさせていただいている内容でございまして、指定された中学校区から他の校区に選択ができるという形の制度でございまして、その1つの学校で、他の学校から他の学校に希望される、1つの学校の枠としましては20名を限度とさせていただいておりまして、この資料を見ていただきましたら、その20年の入学者の場合であれば、1つの学校で、長岡中学校なんですが、最大15ということで、ほかの学校から20名の枠は超えてない状況でございます。  今、御質問いただいております長岡第二中学校の方の選択というのが、他の学校に行かれている、実際、長岡中学校が多いわけなんですけども、卒業生からしますと、やはり20名の枠というのは、1つの小学校のエリアでしますと、やはり100何人かの卒業生、200人弱ぐらいの卒業生が3つぐらいの小学校から卒業するんですけども、私学へ行く場合ございますけども、1割には達してないという内容を持っておりますので、やはり一定の割合は出ているかなと思っております。  ただ、そこ、先ほど御質問いただいております指定校に入学したくなかったという項目の中で、友人関係とか、生徒指導、兄弟関係、それぞれ率的にはそんなに回答というのが、選択された数というのが20人余りですので、率にしましても何名かというのは出てるんですけども、20人の対象の率でしか出ていませんので、率的に、選ばれた率というのはかなりの率になるかなとは思います。でも、最大20人という枠を決めさせていただいておりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 ○西村厚子委員  地理的なこともいろいろあるでしょうけれども、そういうメールとかでいろんなやりとりのこと、また掌握して、対処していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  それにつきましては、学校公開でありますとか、部活の公開でありますとか、そういったあたりで、やはり学校を知っていただくということで、その学校、それぞれ特色ある学校づくりをさせていただいておりますので、そういった中身を、やはり保護者の方も学校を見ていただいて、決めていただければと思っておりますので。 ○野坂京子委員  今回、2009年度からですかね、教員免許更新制度が4月から導入されるに当たって、長岡京市というか、乙訓圏内で対象となる方がどれぐらいおられるのかということと、時期的なもので、学校、授業、業務に支障は多分来さないようにされるんだろうと思うんですけれども、その辺、わかっている範囲で結構ですし、教えていただけたらと思います。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  先般、乙訓教育局なり、京都府の方から通知が来まして、該当者が各学校どのぐらいいるということが知らされております。また、それに基づいて、各学校の方で、校長先生なりから、あなたは更新に当たってますよというあたりで指導していただいています。実際に研修を受けていただくということで、夏季休業中を中心にしまして、近隣の大学等に出向きまして研修を受けると。また、先取りで、今年当たっているんだけど、前もって受けるという制度も実はございまして、計画的に更新できるように進めているところであります。  以上です。 ○野坂京子委員  わかりましたけれども、例えば、前もって受けることもできるということで、若干柔軟性があるかなと思うんですけれども、あなたは、今回、この対象に当たってますよというとこら辺で、各学校の校長先生なりが受けてくださいよということで指導されると思うんですけれども、その辺で拒否をされた場合というか、いや、もう今回はだめですということで、履行されなかったということがあり得るかもしれないというとこら辺での対処とか、一定の考えとかは、柔軟をもって、例えば、じゃあ来年でも結構ですよとかいうような考えとかは、具体的にはあるんでしょうかね。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  任命権者であります京都府教育委員会の方と調整が必要かとは思いますけれども、原則、有効期間が免許決まっておりますので、受けていただくというのが本筋でございまして、育児休業に当たっている方であるとか、休職をしておられる方、そういう正当な理由のない方以外については、原則、受けていただくということで、校長先生の方から指導していただくということになっております。  以上です。 ○野坂京子委員  引き続いてなんですけど、241ページの、先ほど、通学区域の適正化のところで御質問あったんですけれども、私は、ちょっと長五校区のとこら辺でお聞きしたいと思うんですけども、昨年、八小校区が通学区の変更をされたいうとこら辺で、今回、いろいろと資料というか、ちょっと他党さんが資料をとられたのとか見てまして、長五小学校の方の見込み児童数が857人ということでお聞きもしているんですけれども、本当にクラスも多くなりまして、先ほど、次長から御説明がありましたように、給食調理員さんの休憩場所であるところを確保できないというか、そういうことで、プレハブ教室をまた建てなければならないというとこら辺で、ともすれば、30人学級が、できるだけ目標に置きながらも、少人数学級で調整しつつも、その教室が取れない状況であったりとか、例えば、もう本当に40人のクラスが幾つか出てくるというような状況があるわけなんですよね。その中で、長五地域を見た場合に、南梅が丘の話は、去年、一昨年あたりから出ていると思うんですけども、全般的には、やっぱりあちらこちらで小さな開発なんですけれども、結構あるんですよね。そういうとこら辺からも、若い世帯の方が購入しやすい金額であったりもするものですから、これからの動向も含めて、やはりすごく長五の通学区の問題は大変深刻な問題だと思うんですけれども、その辺の動向も含めて、見通しはどのように立てておられるのか、お尋ねしたいと思います。 ○角田教育次長  確かに、五小も、また、八小も、かなり人数的には増えていっております。先ほど、予算の説明させていただいた中に、事務局費の中に学校振興基本計画検討の委員さん謝礼ということで、検討会を立ち上げる予定をしております。この中身につきましては、ハード面、ソフト面を含めたあらゆる面で検討をしていただく中身でございます。そこにおきまして、今の10校、4校体制、また、小中一貫等も検討課題に入ります。ここで、ある程度線が、検討案を出していただく予定をしております。その中で、一昨年は八小の校区を一部さわらせていただいてますけども、市全体としてどういう、例えば4校、10校体制であれば、どういう校区がいいのかということも課題にのせたいと思いますので、それを受けまして、全体的に校区の編制ということで提示がいただければ、実際の具体的な作業に入らせていただきたいと思っております。  先ほどの、言いおくれましたけども、振興基本計画につきましては、2年間で策定を予定しております。21年度につきましては、また中間答申もありますので、そこで早ければそういう形でお示しいただければ、通学校区の検討会議の方もございますので、そこで立ち上げて審議の課題にのせていきたいと思っております。  この五小につきましては、まだクラス数はほぼ維持できると、ここ一、二年は維持できるというふうに私ども見込んでおりますので、全体的なのを見て校区を考えていきたいと思っております。 ○野坂京子委員  検討委員会を立ち上げられて、2年間経過を見て策定されるということなんですけれども、この委員会を立ち上げるに当たってのその検討委員会は、例えばどういう方が委員に上がっておられるのか、済みません、ちょっとお聞きできますでしょうか。 ○角田教育次長  まだ予算が通っておりませんので、具体的にどなたとは考えておりませんけども、大きな枠でいきますと、学識経験者、学校関係者、それと市民の公募も予定しております。人数的には12名枠で予算を計上しておりますので、その枠の範囲内で委員さんを決めたいと思っております。 ○野坂京子委員  わかりました。市民公募されるいうことで、その辺は、ぜひとも住民の方のもう本当に率直な意見聞きながら、その大きな、かなり問題かなと思いますので、10校、4校にかかわる、全体に修正するような形にもなりそうな気配が、ちょっと聞いてて感じますので、この検討委員会がしっかりと中間報告も含めて煮詰められることを希望しますので、よろしくお願いします。 ○大伴雅章委員  私も質問しようと思っとったんです。教育振興基本計画委員謝礼に関してですけれど、福祉の部分でも健康福祉計画で聞いた質問と趣旨はよく似てるんですけれど、このやっぱり基本計画を策定するときに、今、その中の1つとして、4中、10校体制というのが、ハードもソフトも含めていかがなものかというのは、その中で検討してもらう。これは非常によくわかります。そのほかにも、やっぱり長岡の教育にかかわって、基本的な課題をそこで恐らくやられるんだろうというふうに思っております。まず、今、想定される主要な課題について、ばくっとですが、ちょっと御紹介願えますでしょうか。 ○松岡教育委員会事務局政策主幹  この教育振興基本計画ですけども、さきに国で策定されまして、その中に現在の教育をめぐる現状の課題ということで、少子高齢化、環境問題、グローバル化、また、いじめ、不登校、また、最近言われています、家庭、地域力の教育の低下や倫理観、社会的使命感の希薄化というのが挙げられております。それを踏まえまして、あと考えていきますと、今現在でちょっと考えておりますのは、本市におきましては、学校教育法も改正されて、また、学習指導要領の改訂もありまして、「生きる力」の育成、また、生涯学習社会の実現、文化、スポーツの振興を目指すべき教育の姿と考えていて、具体的には、さきに次長からの話にもありましたように、小中一貫教育の推進、質の高い教育環境の整備、人権教育の推進、それと、今現在、地域コミュニティの活力がありますので、普通教室や学校支援地域本部事業なども考えていきたいと思います。  先ほど申し上げました質の高い教育環境の整備につきましては、学校施設と社会教育施設の民営化など複合化とか、どこまで入っていけるかわかりませんけども、そのお話もちょっとしていただきたいと思っております。  以上です。 ○大伴雅章委員  国から示したやつのひな形、大体わかるんですけれど、その中で長岡の特徴、特性といいますか、そのあたりで非常に具体的に言うていただいて、よくわかりまして安心したんですが、例えば、外部委員さんというのはどういう人なんかというふうに私も質問しようと思ったんですが、先ほど、学識経験者と学校関係者と、ばくっと説明をされたんですが、学校関係者はわかりますね、学校教育。今の御説明ですと、やっぱり長岡の特性の中から、いわゆる外部委員さん、合計12名ですから、もう少しその辺、長岡の特色を持った委員さん、特色の課題を検討できる委員さんというのを、ぜひお考えになっていただきたいなというふうなことは要望しておきたいんですが、実は、これは基本的に教育委員会の予算ですから、いわゆる教育の中身の問題ですから、教育委員会が主体的にやられるべきだというふうに思いますが、市長、実は、いわゆる市長部局といいますか、先ほど、ちょっと説明にあったように、例えばわかりやすい話で言うたら、コミュニティの問題とか、なかなか教育部局だけでは包含できない問題もあるわけですよね。その辺で、市としての主体性というのが問われていくというふうに思うんですよ。ですから、これは教育委員会の予算やと、教育委員会が頑張ってやってくれというふうな、少なくとも、スタンスでは、市長、そういうところではおられないというふうに思いますんで、ちょっとその辺、この計画にかかわっての市長のその辺の所見などを伺わせていただいたらありがたいです。 ○小田市長  私は、基本的には、教育現場は教育委員会含めて、学校の校長先生をはじめ先生方にお任せをすると。そのことについては全くどうのこうのという余地は私はないというふうに思っております。ただ、教育環境の整備をやっていくのは、これは私の仕事だと、このように思っています。例えば、昨年も空調設備を入れさせてもらいました。大きな判断が要りました。その中で、幸いにして、予定どおりにやらせていただいた。あるいは、耐震化でお世話になると。教育関係の施設をどのように整備していくか、要は、子どもたちがどのようにしっかりと勉強しながら、クラブ活動にも、勉強にと、こういう頑張ってくれる環境整備をやっぱり整えていくのが私の仕事ではないかと、こういう考え方を基本的にいたしております。その考え方に立ちまして、私は7万9,000の市民の皆さん方が、小さい義務教育の小学生や子どもたち、中学生を含めた、これも市民として、そして、お年寄りの方々等々含めて、そういった方々にやっぱり住みやすい長岡京市を求めていきたい。  今、日本全体、どちらかいいますと、非常に暗い、殺伐とした状況がきている。そのことを落ちついた何とかまちづくりにしていきたい。そのためにどうしていったらいいのか、その中に当然子どもたちも対象となります。そういったことを、ひとつ地域力の向上という中で、それぞれの校区に合わせて展開をどのようにしていったらいいのかということで、昨年来より努力もさせていただいた中で、やはりモデル的に対応していこうと、こういう取り組みをこの4月からさせていただく予定をしておりますので、何とかひとつそのことを足がかりにして、各市内の校区にできれば広げていきたい、こういう状況をいたしておりまして、各地域で、具体的に申し上げたら、防災、空き巣がはいった防犯の問題、あるいは、お年寄りの人たちの独居老人の皆さん方、あるいは、子どもたちのそういった1つの状況を、やっぱりひとつ行政とパイプ役をしていただきます。そして、それを即、対応していく、課題解決に向けてやっていくと、こういうことが必要でございます。特に福祉の面では、そういう傾向がこれからますます高齢化が出てきて対応をしなくてはならん問題が出てくるんではないかと。そういったことを総合的に勘案した中で、とりあえず対応をひとつさせていただくという考え方をいたしております。その中にたまたま小学生、中学生の子どもたちが、教育委員会のそれぞれの学校現場に実はお世話になっているということですので、それを含め、市としてどう対応するのかということが、今、問われているんではないかというふうに思っております。  以上でございます。 ○大伴雅章委員  本当に力強いすばらしい御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  今の市長の思いを受けて、教育委員会として、委員さんの選定ほか、やっていただきたいと思うんですが、実際、事務レベルの作業部会とか、そういうのはつくらはる予定はないんですか。 ○角田教育次長  今回、計上させていただく前に、内部の職員によって検討を重ねてまいりました。それは事前にしております。その検討した内容につきましてたたき台をつくったということで、今回、委員会を立ち上げるものでございます。 ○大伴雅章委員  その内部のたたき台をつくるときの職員の部局構成は。 ○角田教育次長  教育委員会の中で決めさせていただいております。 ○大伴雅章委員  この委員会が、例えば動いていきますよね。そのときには、そこも並行してやられるわけですか。 ○松岡教育委員会事務局政策主幹  この教育振興基本計画につきましては、教育委員会で作成することになりますので、まず、教育委員さんの教育委員会会議、それに諮って、懇話会の内容とか進め方などは、今、申し上げました内部の委員の方で調整しまして、この実際の外部委員さんが入られるのは検討会議の中で諮っていこうと思っております。 ○大伴雅章委員  先ほど、市長がおっしゃいましたね、いろんな部分ございますよ。そういう部分を実際に、委員さん、もちろん論議になるでしょうけど、いろいろそれを支えていく事務レベルの会合が本当に教育委員会の組織だけで対応できるんでしょうかね。今、市長の話聞いてたら、もう少し市長部局からも必要なとこを何らかの格好で、それぞれ役職、立場おありでしょうけれど、そういうふうな構造にした方が、市長の思いはより伝わるんではないかなというふうな気がするんですが。 ○角田教育次長  当然教育関係といいましても、当然社会教育関係もすべて含みます。先ほど松岡主幹の方から出ておりましたけども、社会教育施設の民営化等もございますので、当然関係部署の職員につきましても、事務局の中に入れたいとは思っております。 ○大伴雅章委員  社会教育の関係部局という意味ですか、今のは。 ○角田教育次長  全体的に見るということで、今、はっきり決まったわけではございませんけども。 ○大伴雅章委員  まだ決まってへんねんやね。 ○角田教育次長  当然企画部門とかいうのも、事務内部の職員の中の委員の中には入れる予定はすべきだと思っております。 ○大伴雅章委員  ありがとうございます。確認しときたいんですが、内部の者というのは、市全体の内部の者という解釈でいいわけですね。 ○角田教育次長  それで結構でございます。 ○大伴雅章委員  という教育委員会の答弁がございましたが、市長の今のお言葉の実現のために、市長もよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○小田市長  学校の敷地の中は、すべて教育委員会が、学校長の管理、教育委員会の管理でできるもんやないんですよ。やっぱりその地域に開かれた学校というのやったら、地域の人たちのおらが学校という展開をやっぱりしてもらう。そのための助言を、提言を、御意見をいただくということは、僕は必要な視点ではないかというふうに思います。そういう意味合いで、とりあえず内部会議委員の者を全市的に、全庁的な対応でひとつお互いに議論をしながら、意見を交換しながら、よりよいものが、計画ができればと、こういうふうに思います。期待しています。 ○大伴雅章委員  大変ありがとうございます。  以上です。 ○西村厚子委員  241ページの、先ほどとちょっと関連するんですけど、2行目にいじめ対策も書かれています。資料請求して、204ページ、205ページ、例年、これ、されていますけれども、いじめの実態で、携帯メールでのいじめが、今、非常に問題になってて、昨年聞いたときは4件やったとおっしゃってたんですね。今年、これ、具体的に書いてくださっている中身もありますけれども、12件に増えてて、その対策として4つのことが書かれているんですけども、私も何回かのそういう実態の講演会みたいなのを聞きにいったら、本当にすさまじいものがあるなという実感がするんですけれども、このウとエの生徒に対するモラル教育、具体的にそういう実態を子どもたちが認識するような形でされているのかどうか、ちょっとどういうふうにされているのかということと、今度は、保護者や教職員が、エのところですけども、同じように、それをどんな形で認識をしているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  まず、資料の205ページのいじめメールの状況と対策の(1)の問題事象なんですけど、これはいじめに発展したものもありますし、ほかの事象に発展したものもございます。すべて、だから、いじめメールのことに関連したものではなくて、携帯電話のメールを通じて発生した事象ということでございます。  それと、あと、御質問の、まず、児童生徒への情報モラル教育なんですけれども、これにつきましては、総合的な学習の時間、あるいはまた、技術の時間、そういうところで時間をとりまして、各学年、発達段階に応じた形で指導をしております。ただ、子どもたちのスピードが非常に速いものでございまして、教師向けの研修というものが欠かせない状況になってございます。そういうことも含めて、教育委員会で指導主事が資料をつくりまして、現場の先生方に活用できる内容で提示したもの、あるいはまた、文科省なり、府教委が出しているもの、そういうものもお配りしながら、各学校で先生方の研修に役立てていただいているところです。  また、家庭でのそういう携帯電話についてのマナーやルール、これの指導というものが極めて大切になってございますので、PTAの研修会の場で、学校の先生、あるいはまた、指導主事も出向きまして、具体的な対策なり指導をさせていただいているところでございます。  以上です。 ○福島和人主査  今、指導委員の質問やね、241ページ。今の内容で言うと、ちょっと小中学校にかかってくるんで、次にちょっとしていただけますか。  ほか、ございますか。 ○冨岡浩史委員  中学校費になるのか、この教育総務費になるのか、私もちょっとわからないんですけども、総論的に教えてほしいんですけども、以前、一般質問とか、総括等々で私も質問させていただいた経過もあるんですが、中学校の教科書について、その検定、採択等々は4年に一度行われることは御存じのとおりだと思います。また、中学校の教科書は、今年の3月ごろに文部科学省の検定の後、4月より、各自治体の教育委員会にて選定作業が行われて、採択決定され、来年度からの使用という運びになるのは御承知のことかと存じます。また、特に、今回、新教育基本法ができた経過から、それに従って学習指導要領や解説書も改訂されております。それに対して各自治体の採択権者の認識がどこまで深まっているのか、また、4年前との状況の変化と、認識と、その対応はいかがかについて、ちょっと教えてほしいと思います。 ○芦田教育長  委員御指摘のとおり、小学校においては来年、教科書が新しくなります。しかし、本当の新学習指導要領の実施は平成23年、中学校は24年ということになっております。したがいまして、今回の改訂につきましては、今までの教科書をそのまま使うということで、大きな改訂がないということでございます。したがって、新たに例えば英語活動が増えたとか、あるいは、履修科が時間数が増えて内容が充実していくとかいうような場合には、これは文部科学省なり、教科書会社の方から資料が提供されます。その資料を使って増えた分についてはやっていくということでございますので、中学校も24年から実施になりますから、同様な考えで、今回の採択については、今までの教科書を使用するということでございます。 ○瀬川光子委員  まず、237ページの、先ほど、委員の皆さんの方からも出ていますが、教育振興基本計画検討委員ですか、これは本当に非常に大事な検討会議になるのではないかと思うんですが、先ほど以外のことで、年に何回ぐらい予定をされる、まだはっきりわかりませんか、予定として。 ○角田教育次長  予算を組ませていただいているのは年4回でございます。 ○瀬川光子委員  それと、1つは要望なんですけれども、長岡の特色と出ていましたけれども、本当に現場の実態、状況を本当にくみしながら、これは進めていっていただきたいというのを1つ要望しておきます。  それから、この計画と、先ほど、241ページの通学区域適正化事業、この辺の関係がはまってくるんですね。結局、通学区域適正化事業は中学区だけぐらいになるわけですか、この項目で事業というのは。ちょっとこの辺の関係が。 ○角田教育次長  今回、予算項目的に言いまして、通学区域適正化事業で上げておりますのが、学校選択制のパンフレットの印刷料とかを上げておりますし、特に八小等の校区編制しました、その点検とか、そういう内容でございますので、全体的なものは上げておりません。前の事務局費の教育振興基本計画につきましては、全体的なものを、一応長岡としてどうかという大枠を決めていただいて、その後、通学校区に関しましては、それぞれの運営委員会がございますので、立ち上げる必要がありましたら、また補足か何かで対応させていただきたいと思っております。 ○瀬川光子委員  そうすれば、今後もこういう形で置いておくという形になるんですね、中身的に、今後のことですけど。 ○角田教育次長  そのとおりでございます。 ○瀬川光子委員  次にまいります。245ページですけれども、中央生涯学習センターの管理運営委託料というところです。これ、指定管理なんですけれども、ここの中央生涯学習センターの資料をいただきましたが、23ページと21ページですね。ここの場合は、きちっと20年度の予算と、それから23ページには21年度の予算がきちっと出ておりまして、この予算書とこの資料の指定管理料がぴたっと合うんですね。これですきっと私はしたんですけれども、ほかのところはあんまり出てないというのがありまして、きちっと出せるんやなというふうな1つ思いと、確かに、平成19年度の決算では、返納金が180万円ぐらいありましたですね。先ほどおっしゃったように、これは利用料の増のためと。その分が今度はマイナスになっていると、よくわかります。ただ、このとき、前に問題になっていたのは修繕料の辺で、ちょっとごたっと問題がありましたですが、今度は修繕料見てみましたら、少し上がってますね。25万円でしたか、上がってますね。ちょっと増やされておりますが、前みたいなことがないのか、また、これ、しんならんのかというところをちょっとお聞きしておきたいんですが、修繕を。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  修繕料につきましては、当然建物もだんだん古くなってきますし、例えば特別展示室といいますか、新ギャラリーとか、ああいうつりものの重たい壁的なものもございますので、そういったものはどんどん修繕が出てくると思います。前年度のようなことのないような形で、ちょっと修繕料を上げさせていただいております。 ○瀬川光子委員  ホールの床はどうですか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  ホールの床につきましては、昨年度、修繕させていただきましたけども、やはり傷みます。
    ○瀬川光子委員  また修繕されるんですか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  いや、今のところはまだ予算には組んでないです。 ○瀬川光子委員  途中でまたややこしいことにならないでしょうね。ちょっとそこだけ確かめておきたいんですが。ちょっとそこが気になりましてね。 ○角田教育次長  19年度の執行に当たりましては、修繕料を年度途中で収益的にプラスということで使わせていただきました。協定書に基づいて使わせていただいておるんですけども、20年度以降につきましては、大きな修繕につきましては、市の予備費から使わせていただこうと考えております。指定管理料で、例えば大きくプラスが出た場合は、そこで決算を打っていただいて、その時点で、これは5月になるんですけども、戻入されるなら戻入します、市に入れます。その中で、例えば指定管理者の方の瑕疵によりまして、もう絶対的に指定管理者の方の原因やというものであれば、指定管理料以外のところで管理者から経費はいただく予定をしております。 ○瀬川光子委員  ちょっと1つ、気になるんですが、修繕費が25万円ほど上がっているんですけれども、この修繕費、指定管理の予算を見ましたら195万円ですね。これまでだったら、これ以上になると大変なんですけれども、これまでだったら、これを使わんで直さんとことか、そういうのはないでしょうね。大丈夫ですね。何かほかにそういうとこがあったみたいで。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  当然そういう予算というものがございますので、その予算の範囲内でおさまるような形にはやっぱり努力はしていかんなんと思っております。 ○瀬川光子委員  いろいろ協定違反などならないように、今後、進めていただきたいと確認しておきますので。  次です。少し細かくなって申しわけございませんが、241ページの新しく外国語活動指導員謝礼、これ、2名とおっしゃいましたが、どういうふうな方で、これ、10校でどんなふうな2名の配置にされるのかなって、あんまりこういう教育に立ち入らない方がいいのかなと思いは、ちょっと気になりましたもので。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  小学校6年生の英語活動を担当する非常勤講師さんなんですけれども、市には、それ以外にもAETの先生だとか、あるいは、民間から来られているAETの方がおられます。また、中学校の教員で小学校の英語活動を担当する教員も来年度は予定をしています。そういう方々と協力をしながら、10校を分担しながら回らせていただくということで、こういう形で予算を計上させていただいているところでございます。  以上です。 ○瀬川光子委員  そしたら、この2名は、もうそこの学校にとどまることなく、あっちこっち回られるわけですか。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  何校か担当していただくと。1人の方が大体5校ですね、2人ですので、担当していただくという形で、今、進んでおります。 ○瀬川光子委員  なかなか大変だと思うんですけれど、スムーズにいきますことを願っております。  次、もう1つ、247ページなんですけれども、就学指導委員会運営事業です。これは本当に子どもの将来にかかわる大変な委員会になると思うんですけれども、どのようなことを特に大事にされているのかをちょっとお聞かせください。 ○田村教育支援センター副所長  近年、対象、市に見解を出さなければならない児童生徒、拡大傾向がありまして、やっぱり就学指導委員会の事務局になりとしては、一番気をつけているのは、保護者との対応ですけど、理解をどう得るかということで、きめ細かな手続等、書類審査も入れていますけれども、専門の臨床心理士とか、医師とか、多様な委員も入れて慎重審議して、就学前期間も訪問をして、延べ回数、30何回か、35回か、何回かの小さな部会も入れまして、大変丁寧に年々やっているんではないかなと思います。一部、なかなか理解を得られないということもございますけれども、最終的には保護者の意向を尊重して、粘り強く話し合いをして進めていっているというふうに理解しております。  以上でございます。 ○瀬川光子委員  ありがとうございます。37回、きめ細やかにやってられるということで、大変努力をされているなと思うんですけれども、日ごろの子どもさんの様子、そういうなのはやっぱりきちっと把握をしながら一番かなと思うんですけど、なかなか親御さんの思いと違うとこら辺が、非常に後々になって、二十歳ぐらいになって、あのときこうしといたらよかったとか思うのがいっぱいありまして、非常に御苦労なさっているかなと思うんですけれども、もうすぐこういう時期が来ますので、ぜひとも、本当にきめ細やかな保護者の意向をある程度尊重しながらの専門職の方の意見を加えながらという難しいところですが、頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、1項教育総務費を閉じます。  続きまして、2項小学校費の1目小学校管理費から2目教育振興費までの質問を受けたいと思います。  ページ数は、248ページから257ページです。 ○梶原宗典委員  これは小学校費、中学校費にも絡んでくるんですが、まず、小学校費、251ページを見ていただきますと、小学校管理費ですね、教職員結核検診業務委託料、それから教職員胃部・血液心電図等健診委託料、教職員B型肝炎予防接種委託料、これ、あわせますと約110万円ぐらいになりますかね、トータルで。これは教員の先生も含まれているわけですかね。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  この費目につきましては、府費負担の教職員という形の内容のものでございます。京都府の教職員という内容のものでございます。 ○梶原宗典委員  それを確認したかったんですよ。要は、先生の方は、人事権も人件費も、それから配属も京都府なんですよ。施設管理は当然長岡京市です。京都市を除くそれぞれの市町村は、要は、教職員は、その人事権を持っているのは京都府なんですよね。これは、京都府はその負担は全然ないんですか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  府費教職員は、全体を100としましたら、市で負担させていただいている、これは結果なんですが、京都府の福利厚生事業の中で人間ドックというそういう健康管理制度がございまして、そちらの方に教職員が希望して受診する場合もございます。市の方で予定させていただくのは、その人間ドックを希望されない方の分を市で持たせていただいているという形のものでございます。健康診断につきましては、年1回受診という形で学校保健法等で定められておりますので、市の方で受診いただくか、人間ドックで受診いただくかという形の内容のものでございます。 ○梶原宗典委員  これは法的に決まっていることですか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  健康診断そのものは決まっております。学校保健法で決まっておりまして、それの市費の負担の区分というのは……。 ○梶原宗典委員  要は、市がそれぞれ、京都市を除くところの市町村が払わな、こういった対応をしなきゃならないという、法的に決まっているんですかと聞きたかったんです。それだけ、はいか、いいえで、どちらかで。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  定期健康診断については、給料そのものは任命権者がお支払いするんですけども、それら以外の健康管理については、市の方で負担という形で負担をさせていただいている内容のものでございます。 ○梶原宗典委員  法律で決まっているかどうかをお聞きしたかったんですよ。 ○角田教育次長  地方教育行政法のところに、市町村は教職員の服務、福利厚生をしなければならないというふうに法律で決まっております。ですから、福利の方ということで健康診断の方を上げさせていただいております。 ○梶原宗典委員  だから、まだ納得しがたいのは、それぞれに対して京都府が、さっき言った人事権も人件費も配属も持っているのは京都府なんですよ。教員をやっぱりきちっと管理するのは、企業だってそうですよ。やっぱり雇った以上は対応するというのが民間は全部そうですよ。そうなれば、そのときに、そういう市町村から声が出ないのって。京都府がこれは払ってくださいよと。やっぱり雇ったところがきちっと対応すべきじゃないのって、なぜ今まで声出なかったんですか、そういうのが。教育委員会としておかしく思いません。 ○芦田教育長  先ほど申し上げましたように、この教職員の服務、監督につきましては、それぞれの市町村、自治体に任されておるわけでございます。したがって、学校保健法とか、あるいは、地教行法におきまして、現場の教職員、府費負担の教職員につきましても、そういった分については負担するということになっておるというのが現状でございます。 ○梶原宗典委員  だから、かみ合わないんですよ、そこが。かみ合わないんですよ。教員の方を健康管理していくのは、私は全然問題ないと思ってるんですよ。それ、当然と思っとるんですよ。その負担はどこがするのかということが明らかになってないところが、そのところに声出していって、その部分の半額だけでも、あるいは、その2分の1対応だけでも京都府見てくださいよということがなぜ出てこないのかなというのは不思議でならなかったんですよ。やっぱりそれぞれ京都府として雇って、それを健康も保障していこうということなんですから、なぜ、皆さん、そういう疑問に思わないんですか。 ○小田市長  この問題は古くて新しい課題でございます。実は、全国市長会の中でも、地方分権の時代やから、それぞれの市町村で任命権者として対応すべきという意見もございます。ところが、規模等々によって、そのことは現実には無理であろうというような状況の市町村もございまして、なかなか統一がとれてないということが事実でございます。そのことを、今、きっちりせえという話は、これは意見として出ておりますけれども、現実は、基本的に先ほど申し上げた府教委としての役割と、それぞれの市町村の役割と、こういうことが現実にはあると、こういうことでございまして、そういった部類の経費の1つだと、こういう認識をいたしております。さあ、私がどうせえという、任命権持ってやったら、それもよしとするなと。しかし、長岡京市で教員の採用していくと、枠の中でどこまで対応できるのか、こういう1つの課題もございまして、悩ましいところが正直なところでございます。そういった状況がある。  ただ、私は長岡京市の子どもたち、府費であろうが、市の経費であろうが、お世話になっていることは事実です。だから、そのことについて、できることは対応させていただくということは、ある程度、私は気持ちの上ではある意味では必要ではないかと。ただ、大きな意味合いでの役割分担ということは、今、問題提起された内容かというふうに、私はある意味では思っておるようなところでございます。 ○梶原宗典委員  その思いとしてはわからないでもないんですけども、それをあえて声を、やっぱりそれは先生方、非常に頑張っていただいているわけですから、当然長岡京市だけ、京都市みたいに政令指定都市やったら対応できるかもしれないけども、だけども、いろんな面では京都府でやって、こういうところについては、福利厚生と、その健康管理と見たときには、あんたとこやってというのも、その辺の疑問視を持つのは事実なんですよ。  今、先ほど市長がおっしゃったみたいに、その声も上がっていると、いかがなものかなと。民間は、そういう面では、雇った以上は、その人事権含めて、あるいは福利厚生も含めて、健康管理を含めながらやっているわけです、責任持って雇い入れたところがね。そうなると、そこもちゃんとやってえなと、京都府、都道府県やってえなという思いは物すごくあることを、ぜひわかっててほしい。こんな厳しい、財源厳しい厳しい言うておるわけですよ。やっぱり健康管理はやらないかんと思うんですが、そのことを含めて、ぜひ、問題意識だけは持ってほしいと要望しときます。  次いきます。同じページなんですが、251ページの学校給食事業のところで少し気になりましたので、長岡第五小の給食調理従事者の休憩室の借上料って書いてある。これ、休憩室というのはないのか、ほかの五小以外のところ、そういう調理員の休憩所はあるのかどうか、それはどれぐらいのスペースなのか、教えていただきたいんですが。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  各小学校それぞれ調理従事者の休憩室というのは、一定設備上、施設はございます。  それと、今回上げさせていただいております第五小学校のプレハブ借り上げの分につきましては、今現在は普通教室を間仕切りをいたしまして、相談室と休憩室を兼用させていただいているスペースで対応いただいているんですけども、児童数の増加という状況がございます。新1年生と新3年生について、先ほども出てましたように、155人以上の児童数の推移が状況として出ております。そういったあたりを、その増えたときに1学級増という状況が発生しますので、2学年ございますので、1つの教室をやはり普通教室を確保していかなければならないという状況のもとに、今、使用しているものを普通教室にかえていくという状況を考えた内容で、今現在、使っておるものをプレハブに移していこうという状況の内容のものでございます。 ○梶原宗典委員  それはわかるんですけども、例えば、4畳半ぐらいのスペースやとか、具体的にその人数によって違うかもしれませんが、これは福利厚生ですよ、職員の皆さんの。片方は3畳しかないとか、休憩するところも、それぞれ環境は違うとか、細かいですけど、それは福利厚生なんですよ、ある面では。そのスペースは、例えば1人に対してどれぐらいの、そういう部分での対応をされているのかどうか、それを教えてほしんですよ。 ○石田(哲)教育次長補佐兼教育総務課長  各小学校10校のうち、給食室の休憩室いうのはすべて設置をしております。大体定数で4人体制で給食実施をしてきました。五小と八小についてはちょっと例外ですけれども、おおむね4人で体制をしてきましたので、やはりその大きさといいますと、4畳半から6畳までの大きさのスペースをとっております。 ○梶原宗典委員  済みません、ちょっときついこと申し上げて。時間がちょっともったいないもんですから、端的に答えがほしかったもんですから、ありがとうございます。  以上です、私からは。 ○冨岡浩史委員  257ページの通学安全整理員業務委託料なんですけども、これは前年度並みということで理解してよろしいでしょうか。 ○角田教育次長  ここに経費上げておりますのは、前年並みの経費を上げております。これのほかに、緊急雇用のところで、そちらの方で2カ所の分を計上させていただいています。 ○冨岡浩史委員  それ、次、お尋ねしようかな思うたんですけども、この緊急雇用創出事業の中で、児童見守りサポート事業で3カ年、予算が上がって、第四の中で児童の通学安全確保も含め、保護者等にも協力を得ながら、交差点2カ所にということなんですけれども、この2カ所というのはどこになるんでしょうか。 ○角田教育次長  まず、1カ所は乙高の南側にコンビニがございますね。あの交差点です。あそこ、友岡の方から渡ってくるときに、歩道がかなり狭いんですよ。あそこで子どもが信号待ちするとき、かなり危険がありますので、そこにつけさせていただきました。もう1カ所につきましては、小畑川の落合橋の信号ありますね。あの信号のとこはどうもないんですけども、あの西町一の子どもたち、結構100人近くいますんで、それが橋を渡って土手を歩けばいいんですけど、また住宅の方へおりてから通学になってますので、その間、車等が交差する場所がありますので、そこにつけております。そこでまた保護者の方は指導もしていただくという形で聞いております。 ○冨岡浩史委員  よくわかりました。そういうところにこの3カ年で見守りサポート事業ということで、見られているわけなんですけども、長年、この地域の地域委員さんを中心にして取り組まれているところもあるんですね。ボランティアでいつも交代で毎日出ていただいている地域もあるんですけども、そういったところの部分の助成と言うたらおかしいけど。こういうふうな部分案を打ってきはると、そこだけ出て、私らはどうなるのということも、今後、出てくると思うねんけど、そこらあたり、どういうふうに対応されていくのか。 ○角田教育次長  今回つけさせていただいた2カ所中の1カ所なんですけども、行く行くは保護者の方でしていただくというふうには、私ども、期待しております。実際に、保護者が出られるというふうに聞いておりますんで、ですから、そういう体制がとれれば、こういう経費も予算を計上することはなくなってくるとも思っております。 ○福島和人主査  西村委員、先ほどのいじめの続きを。 ○西村厚子委員  この204ページ、205ページの資料のところの、先ほど、各教科でいろいろ子どもさんに教えているとおっしゃってましたけれども、例えば、警察署から見えて、子どもの前に、非常に私は聞いたんですけど、非常に赤裸々なというんか、実態を聞かせていただいて、本当にこの携帯メールのいじめというのは悲惨な状況を生んでいるなというふうに実感したんですけれども、そういう外部の人を呼んでのこの情操、モラル教育というんでしょうか、ネットいじめという意味で、そういうのの場を持っているようなことはないんですか。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  中学校中心に非行防止教室というものを開催しておりまして、そこに向日町署の方が来られてお話しされると。ネットいじめのこと、あるいはまた、薬物防止といった観点から指導されている例はございます。 ○西村厚子委員  中学校各4校、それぞれそういう実施の経過があったんでしょうか。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  ちょっと手元に資料はないのですけれども、長岡第二中におきましてはあったという報告を受けております。 ○西村厚子委員  ぜひ、そういう外部の方のというか、そういうのをまた、子どもに聞かせてあげてほしいなと思いますので、要望します。  続きで、違うことですけど、257ページの先ほどおっしゃった見守り隊のことですけど、今、この予算についているわけじゃなくて、本当にボランティアでしてくださっている見守り隊のことを資料要求しまして、214ページに、直接書いてないんですけれども、見守り隊のメンバーの数と、その子どもたちとの交流状況をちょっと一覧お願いしましたら、こういうふうに詳しく書いてくださったんですけども、掌握の仕方もいろいろあると思いますけれども、見守り隊のメンバーが、これ、今、ここで聞いていいんでしょうか。多いところでは350人ぐらい、それから、少ないところでは第三小学校は10人、多分、掌握の仕方がいろいろだとは思いますけれども、余りにも差があるこの実態と、やっぱり子どもたち、この第十小学校のように、この見守り隊の人に感謝を伝える機会を持たれているところと、何もそういう交流がないのか、あるのか、ここには表現されてないところがあるんですけれども、前にもどこかでお願いしたんですけど、みどりのサポーターが1年に1回、調査の中心に、バンビオのあそこで交流会をして、お互いに活動報告みたいなんをされてますけれども、私も知っている方なんかは、本当に雨の日も風の日も、ここへ来たら元気もらえるんやいうて続けていらっしゃるんですね。だから、そういう方たちのやっぱり交流が大いに励みになるんじゃないかと思うんです。  1つは、老人会の市老連の方からお聞きしたんですけども、老人会をやってはる方たち、ここで見守り隊やっているけれども、だんだん少なくなってきたんですわというて、そういう声を聞いたもんやから、やっぱり何でも継続していこうと思えば、これも3年でやめになりますけども、そういう励みというか、そういう状況をつくっていただきたいなと思うので、そういう状況、教育委員会になると思いますけども、そういう場を設定していただくということはお考えになってないですかとお聞きしたいんですけど。 ○芦田教育長  交流の場、子どもたちとの交流あるいは教職員との交流、地域との交流、これは各学校の方に、先ほど、十小の方でおっしゃっておりました感謝状とかいうものは、見守り隊だけでなく、学校に陰で支えていただいている方々に対して、学校として、あるいは児童として、中学校の方も、精いっぱいして感謝の意を表しなさいということで、校長会の方にも申しておりますので、多分ここに出ていない学校もやっていると思います。  それと、あわせて、交流につきましては、見守り隊自身、皆さん方の交流につきましては、今年の3月の終わりの日ぐらいに一応集まっていただいて、市長とのまちかどトークを予定しておったんですが、市長の都合がちょっと悪いので、ちょっと日延べをするということで、学校の方には連絡したところでございます。近々にまた予定を組んでやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○小田市長  教育長と以前から、本当にボランティアで各校区、私もその見守り隊の皆さんの後ろ姿を見てますので、ぜひ、やっぱりお礼といいますか、激励といいますか、そういうことをぜひしたいということは相通じまして、実は近々、何とかやると、こういうことでございます。いずれにしても、今月は無理でしょうけど、平成21年度のかかりぐらいには、ぜひそれは私も実現をしたいというふうに思っております。 ○西村厚子委員  ありがとうございます。また、本当に早急によろしくお願いします。できるだけそこに大勢、まちかどトーク、そしたら、代表者かになるわけですね。 ○芦田教育長  各五、六名になると思います。 ○西村厚子委員  希望すればどなたでもできるように、よろしくお願いします。 ○野坂京子委員  255ページの庁用備品と教材用備品で、ちょっと要望も含めてなんですけれども、前回もちょっとお尋ねしてたんですけれども、机とか、いすとか、いろいろと子どもにとって、これは危険だなという備品関係とか、いつ、どこで、点検をされているのか、だれがというとこら辺をお聞きしたいんですけれども。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  予算編成の時期になれば、各学校の方から要求を毎年上げていただいております。そういう時期に、こちらの方から要求をいただくときに、その備品の耐用年数でありますとか、今、御質問いただいてます、そういう机脚類の点検であるとか、そういう内容によって要望を上げていただいて、要求をしていくという作業工程をとっております。 ○野坂京子委員  時期的には、予算編成にかかわることですから、2月、3月では多分遅いとは思うんですけれども。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  予算要求の段階ということになりますので、9月の末ぐらいから10月の上旬ぐらいにかけて、学校の方で準備をいただくという形を例年とっております。 ○野坂京子委員  そういう意味では、教職員とか、教員の先生方が小まめにチェックをされて、校長先生に上げて、そこから上がってくるというシステムになってるんですかね。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  通知はそういう形で出させていただいて、上がってきた内容を確認をさせていただきながら計上していくという形でございます。ただ、財政状況が厳しい状況の中で、一定の内容の計上になろうかと思いますけども、そういう部分については、やはり通常、使えるものは使っていくということで、補修をかけて、直せるものは直していくという、日々、そういう点検をしていただきながら、修繕の方で対応させていただいたり、教育総務と連携をとらせていただいて、貴重な備品を使っていくという形ではさせていただいております。 ○野坂京子委員  実際には、そういう点検も含めて、確認作業も含めてされているということなんですけれども、実質的には、例えば教育総務と相談しながらということも含めてなんですけども、なかなか実際には本当に確認されているのかなというのが、ちょっと正直なところ、結構教員の先生からは、なかなかやっぱり点検も含めてされてないようなことがちょっと上がってきたのと、ただ、今回、教材備品の方では、理科の実験用具であるとか、増やしていただいているというとこら辺では結構かと思うんですけれども、その辺で、もう少しきめ細かい、学校任せというか、教員任せだけじゃなくて、事細かく確認作業というのが、学校同士が調整つくものは、ぜひとも、そのむだ遣いはしなくていいとは思うんですよね。その辺の調整も含めて、もう少し積極的にされてはどうかなと思うんですけども。 ○石田(哲)教育次長補佐兼教育総務課長  教育総務の方では、一応学校現場の方のそう机脚類、あるいは備品、あるいは施設関係の作業のたびに、長岡第三小学校の作業棟に2名の職員がおります。学校で、やはり危険だ、あるいは板だけを、上をかえましょう、あるいは危険な金具がついておるというようなことにつきましては、一応作業ができるスタッフがおりますので、それでもって対応をさせていただいております。ですから、ブルーカードというのを学校現場からお出しいただいて、そして、それを直近で回収する。あるいは、給食備品等につきましては、ちょうど夏場の休みのときに実際には溶接をしたりもしております。対応をしておるものです。 ○野坂京子委員  わかりました。三小の施設が2名おられるということで、結構積極的にあっちこっち回っておられるだろうなという、ちょっと思いはしているんですけども、事細かな、本当にその机とか、いすのささくれがとか、例えば、できたら、体育館の長いすなんかは特に、本当に皆さん、これから入学、卒業時期になると思うんですけれども、ささくれがすごくて、並べる方も一苦労されるみたいですけれども、特に女性、男性でもそうですけれども、座るときにちょっとひっかけて、せっかくもう子どものためにと思って高級なお洋服を購入し、その日のために台なしにしてしまったという話も、やっぱり現実な話で聞くんですよね。だから、そのささくれぐらいって思うかもしれないけれども、その辺の点検なんか、多分されてないというのが正直なところです。ですから、あれも結構とげが刺さって、もう痛い思いをされたという話も聞きますし、その辺のきめ細かな点検業務の項目的なものが何かチェックシート的なものがあればいいかなと思うんですけど、その辺はあるんでしょうか。 ○石田(哲)教育次長補佐兼教育総務課長  具体的なチェックシートはございません。建物の日常保守点検的な対応のリストはございますけれども、今、おっしゃっている、例えば体育館の下の長机、長いす等の部分だと思うんですけれども、状況によって、実態としてはそういう部分があろうと思います。しかしながら、具体的な1つの例ですが、長岡第五小学校においては、体育いすのこの筒の足の部分、あそこに硬式テニスのボールをちょっとえぐって、それをつけることによって、子どもたちの教育環境を守っていくというんですか、音がしない、そして、危険性が薄くなるというような実態もございますんで、学校現場で、やはりその実態というのは十分掌握はしていただくと。それによって、お知らせをいただくことによって的確に対応をしていくという流れは必要かと思います。 ○野坂京子委員  わかりました。そういうことで、現実的な実態把握的なものも含めて、ちょっと細かくしていただけたらうれしいかなということで、要望しておきます。 ○角田教育次長  学校には、毎月、学校安全点検というのを指示しております。それに基づきまして、今の机脚とかのそのささくれとか、本来でしたら、学校の安全点検の中で出てくるものでございます。今、私ども予算化するときに当たりましては、その積み上げが何脚かというのが出てきます。その確認には職員が行きますけども、学校においてそこまで確認できませんので、学校の方に安全点検をもっと徹底するように、また教頭会等で働きかけたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○福島和人主査  それでは、審議の途中ですけど、1時まで休憩いたします。               (午後0時01分 休憩)               (午後1時01分 再開) ○福島和人主査  それでは、休憩を閉じ続会いたします。  どうぞ、質問のある方。 ○野坂京子委員  255ページの続きで、学校施設の耐震化事業のところで、今回、第七小学校の複合型施設の関係もあって、校舎、体育館とかの設計料も計上されているわけですけれども、今回の一般質問でも、福島議員からも、浜野議員からも、質問がありましたけれども、各施設の配置に関してや、例えば近隣との問題をあげておられたように思うんですけれども、例えば、そのような現場の先生の声なんかは、実際にはその中でやっぱり含まれていたのかというとこら辺をちょっとお尋ねしたいと思います。 ○角田教育次長  第七小学校、今現在、基本計画を作成中でございます。学校の配置、また、中の校舎の教室のとり方とか、当然学校の先生方にも見ていただいて、協議いたしまして、その上で決めております。また、プールも解体いたしまして、その横に体育館を建てるということも学校とも協議しておりまして、了解を得ております。また、プールの位置が、今度、北東の方に動きます。それにつきましても、当然配置につきまして、学校の方と協議の上で決めさせていただいております。また、以前の校舎の位置でございますが、これも地元の住民の方と、一応説明会をいたしまして、学校の配置の位置につきましては、ほぼ了解をいただいたものと考えております。 ○野坂京子委員  今、そのようにお伺いしたわけですけれども、実際には、本当に現場で働く、子どもと接しておられる先生たちが、なかなか知らなかったという、そのこともおっしゃっている声が聞こえてきてるんです。その辺では、一転二転したとこら辺の配置図であったというふうに、私たちはちょっと理解しているんですけれども、もう少し、例えば多く、広く考えて、子どもに夢が持てるような、例えばちょっと子どもに夢を描かしてあげられるような、そういうふうな、ちょっと何か取り組み、企画的なものの要素もちょっと入れながら、ぜひ、この設計に具体的に入るまでに、もう少し何か現場の先生の声、生の声とか、子どもたちの夢とかがもう少しプラスアルファされるような、せっかくつくる複合型の施設ですから、もちろん学校だけじゃなくて、保育所であるとか、留守家庭児童会であるとか、説明で近隣の方の地域の説明をある一定合意を得ているようなことですけれども、もう少し綿密に、ちょっと夢のあるようなと言ったらおかしいですけれども、長岡で初めて取り組む複合型施設になるわけですから、その辺をちょっと意見として要望しておきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○角田教育次長  今現在、先ほど申しましたように、基本計画でございまして、これはあくまでも、大きい例えば配置とか、何階建てにするとか、それをどの位置に決めるとかは、これが基本計画でございます。新年度に上げさせていただいたものは基本設計、実施設計になります。その中身でございます。例えば、校舎の中身につきましては、使っていただくのは当然教職員の方、それと児童でございます。ですから、その意見を十分加味して、今年度、予算通りましたら、基本設計、実施設計に取り組んでいきたいと思います。また、夢のある施設ということでございます。今回の校舎の設計に当たりましては、当然、今でしたら環境問題も含めた、例えば太陽光発電、全面に取り入れるかどうか、それは予算的なものはあります。制約がございます。そういうようなんも子どもたちの目に触れるような位置で、そういう施設等も考えていきたいと考えております。 ○野坂京子委員  よろしくお願いします。  引き続き、ページでいきますと、251ページになります。ちょっと戻ります。  04番の学校給食のところで、幾つかお尋ねしたいと思います。  これも一般質問の方で浜野議員も取り上げていたわけですけれども、今回、十小も含めて委託方式になって、9校が直営から委託方式いうことで、あと残り、長法寺校のみとなったわけですけれども、正直、直営方式を願っておりますので、今回はちょっと残念な思いはしているんですけれども、委託先の調理員さんの、例えば正規であるとか、パートである割合とか、ちょっと資料としていただきました。その辺で、例えば学校給食の調理業務に対して委託仕様書の中に、いろいろと取り交わされている事項があると思うんですけれども、例えば2年以上の勤務の経験者が2名以上配置するであるとか、例えば正規は契約規定の中では半数を守らなければならないだとか、いろんな項目があると思うんです。その業務や変更、配置や、例えばその勤務状態が変わったときに、速やかに連絡をしなければならないことも含めて、実際、浜野議員は契約違反だということを言いましたけれども、実際のところの人数配置、配分なんかも含めて、今の現状をちょっとお聞かせ願いたいんですけれども。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  人数につきましては、一定既職数に基づきまして配置をさせていただいているというのが実情でございます。毎年、定期的に3年に1回見直しをかけて、させていただいているんですけれども、その改正に基づいて、若干先ほどおっしゃられました正規職員であるとか、パート職員というのを変更させていただいているというのがございまして、今回、契約をさせていただいている内容につきましても、責任者、副責任者は社員であるという明記をさせていただいております。もう1人、常勤者、7時間以上の勤務を要するという方が1人ということで、普通、5人ないし6人の勤務形態の中で、半数というのが7時間以上の勤務を要するという形で明記をさせていただいている状況でございます。 ○野坂京子委員  実際には、それは守られているということで把握されているわけですね。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  これも御指摘いただいておりますように、やはり7時間以上というのは常勤者ということで、一定業者の方には指導をさせていただきながら、遵守はさせていただいております。 ○野坂京子委員  指導はわかるんですけども、相手方の、要するに、委託業者は守られているということで。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  守っていただいているという認識をしております。 ○野坂京子委員  わかりました。引き続きの項目、学校給食に関してなんですけれども、学校給食は、御答弁にもありましたように、教育の一環だというとこら辺での認識も当然されているわけなんですけれども、すごく形態としては、先ほども言いましたように、自校形式が本当にふさわしいかなと思っているんです。食の体験とか通じて、子どもが、すごくやっぱり大切なものであるというふうに私も認識していますし、例えば、私たちの小さいときの学校給食も含めずっと流れを見てきた、我が子のときの給食の流れも見てきたら、例えば学校行事のときのメニューであるとか、工夫をしていただいているとか、季節的なメニューの工夫であるとか、例えば調理員さんがどんな現場で働いているかとか、いろいろ教育の一環としての内容があったと思うんですね。その辺で、例えば調理員さんや栄養士さんとか学校の先生たちがどのような形で、委託方式に変わったともいえ、どのような形で子どもも含めてかかわっておられるのか、その辺、ちょっとお聞かせください。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  一般質問の方でも答弁の方させていただいておりますけども、学校行事には参加していただくという形とか、ワゴンの受け渡し、各階でワゴンの受け渡しをするときに、当然児童の方に渡すときにも、笑顔で接するという形もとっております。また、ランチルームを利用した給食においても、調理業務を従事していただいている方との交流という形でさせていただいている部分もございます。また、いろんなそのメニューの中で、バイキング方式のメニューによっては、そういう交流も含めた交流を児童とさせていただいているというのが実情でございます。
    ○野坂京子委員  わかりました。幾つか、また質問させていただくんですけど、あと、例えば衛生管理面で、その長期のお休みに入られる、春休みは長期ではないですけども、例えば夏休みであるとか、冬休みであるとかの間は、当然研修に行っておられたりとか、メニューの工夫をされていたりとか、その実践的なものも含めて、あと、衛生面でいくと、かなりなその現場の調理室の清掃も含めてやっておられたと思うんですけれども、その辺は、委託方式に変わってからはどうなんでしょうか。その春休み、夏休みの間の委託業者さんの勤務状況というのは。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  委託業者の勤務形態というのは、委託料の試算につきましては、11カ月分という形で算出はさせていただいております。その1カ月分の差というのは、各休みというのを除かせていただいた11カ月という形での試算はさせていただいております。今、御質問の夏休みの期間においての勤務形態というのは、市なり、府の研修は当然受講いただく、そういった対応と、衛生管理につきましては、給食終了後については、それぞれの清掃業務に当たっていただいたり、従事はいただいております。また、給食開始前になれば、そういう清掃業務に入っていただいて、スタートからきちっと対応できるような体制で勤務はいただいております。  以上でございます。 ○野坂京子委員  わかりました。しかしながら、なかなか日常的に、衛生管理面に注意していただくいうことは当然のことなんですけれども、私自身が見る中で、自校式のときはかなり綿密な、長期休みのときに一斉にもう外に干せるものは干したりとか、何回も繰り返して衛生面に注意払っておられたように思いますし、かなりの大掃除も含めて給食室をやっておられたように私は記憶しているんですね。その辺がやはり大きな事故につながらないというか、特にO-157とかの関係も含めて、結局はその学校給食とか保育所とかの現場で、やっぱり不衛生だから起こるというわけだけではないんですけれども、実際には、今まで見てきた中で、そういう現場で起こっているというのも実際にありますから、その辺は、委託されて、11カ月分の契約だということなんですけれども、それも含めての本当は調理業務じゃないかなって私は理解しているんですけれども、その辺、大きな事故につながらないように、特に衛生管理面を、当然一日の後片づけも含めた衛生は大切なんですけれども、大きな事故につながらないようにだけお願いしたいなっていうふうに思いますね。  それと、また引き続きなんですけど、次は、これは私も一般質問でもさせていただいたんですけども、給食費の会計監査についてなんです。それぞれの学校の校長先生の会計報告が出ているんですけれども、やはり監査がないというとこら辺で、今のこの時代になって、かなりの2,000万円とか、もう五小なんかやったら4,000万円近いお金を年間扱っているとこら辺では、監査がないというのに、やはりこの質問したときに、ある保護者の方からも、何も思わんと監査をというか、見てなかって、報告だけで、それもやっぱりもう大ざっぱやなというぐらいにしか感じてなかったということの声をお聞きする中で、一般質問でもさせていただいたけど、当然やっぱり疑問の声も上がってきてますし、監査という体制をとるべきじゃないかと思うんですけども、その辺のお考えはどうでしょう。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  今の件につきましては、教育委員会としては、先ほどおっしゃられてますように、各学校から各保護者あてに決算報告が出ておる内容について、教育委員会から各学校、10校それぞれ回らせていただきまして、報告に基づくチェックというのは、通帳も含めましてチェックはさせていただいて、回らせていただいているというのは、毎年、実施はさせていただいております。ただ、今おっしゃっていただいておりますように、第三者的なそういう見方の中で、監査が必要ではないかという御指摘でございます。これについては、形としては検討をしてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○野坂京子委員  実際には、この学校給食費の問題で、かなりのやっぱり額を扱いますから、本当に事件って、この世の中、横領とか着服とか結構あるもんで、調べてみたところ、やっぱりあるんですよね、ほかの他市町村でね。そういう意味からも、そういう事件があってから、その第三者の監査も含めて、監査委員会というのを立ち上げておられるところもありますし、年に1回じゃなくて、定期的にということで監査を行っておられるところもあります。だから、そういう意味では、第三者というとこら辺では、PTAの協力も得ながらというところもあるみたいですし、ぜひ、検討していただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。  あと、学校給食の値上げが4月からされるわけですけれども、給食費が値上げに伴って滞納者が増えるということはないだろうなという思いはしているんですけれども、実際には、もうこの滞納者問題というのは、いろんな意味で、どういうか、問題になってますよね、全国では。その辺で、この滞納した人に対しての配慮も含めた徴収の仕方というのがあると思うんですけれども、若干人数おられるみたいなんですけれども、その辺の今の状況をお聞かせ願いえますか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  未納に関しましては、やはりそれぞれ、学校の方から未納者に対して督促状を再三再四出して、徴収をしているというのが実情でございます。少しずつでも納入されているというのが実情かと思います。できる限り、そういう督促をしていく中で徴収を図っていきたいという形で考えてはおります。 ○野坂京子委員  給食費は払わへん、もう払ってやらないというような状況の方はおられないということで、少しずつでも納入していただいているということで理解します。  あと、給食費の値上げに関して、説明会はどのようにされましたか、以降、説明会、保護者へ向けてというとこら辺でお聞きしてたと思うんですけれども、その辺は、以降、どうなりましたかね。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  説明会につきましては、一応それぞれ12月以降、3月までにかけまして、説明会ないし給食だよりとか、学校だよりによって保護者の方にお知らせをしていくということで、各学校の対応はしております。 ○野坂京子委員  特に、それで問題とかは上がってきてなかったでしょうか。 ○大伴雅章委員  特にお聞きはしておりません。保護者からの直接教育委員会への問い合わせ等も、現在ではございません。 ○野坂京子委員  わかりました。あと、地産地消というとこら辺で、学校給食に積極的に取り組んでおられるいうとこら辺で、一定地産地消とかも含めた、どこから購入しているかという表を出していただいたんですけれども、その辺で、やはり各校、ばらつきがあるなっていうことで、かなり10月にそういう農政課関係とも協力して、JAさんの協力も得て、積極的に行っておられるわけですけれども、この辺の、一定やっぱり本市の子どもたちが同じような形で学校給食がおいしく食べられるという方向で、ちょっとJAさんの協力も、かなりしていただいているとは聞いているんですけれども、ばらつきができるだけないように取り組んでいただきたいなということで、これは要望しておきますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。 ○大伴雅章委員  同じく、学校給食事業についてです。まず、冒頭に申し上げます。いろいろ野坂委員からの質疑を聞いておりましても、ここ10年ほど、継続してやっていただいて、チェックのおかげかどうか知りませんけれど、非常に運営状況も良好だというふうなことで、私はこの施策は大いに評価するところであります。  ということで、実は、中学校費にこの科目がないんで、委員長、ここで言うてもよろしいでしょうか。中学校の給食について、中学校費でいいんでしょうか。関連するんでね。よろしいですか。  今までから、一般質問であるとか、委員会で、各委員さんの中から質疑がありまして、教育長の方から考え方等聞いているんですけれど、やはりこの10年前から小学校は民間を導入されて、費用対効果も含めて非常に効果が出ているというふうなこと、市民の皆さんも大いに評価してはるということは、私、よく聞いております。そこで、私、たまたま毎週、高学年の小学生の保護者としょっちゅう話しする中での、ずっとここ二、三年、聞かれるんです。私なりに教育長の弁をかりて説明をしておるんですけれど、いつやったか忘れたんですが、やっぱり検討はするというふうなこともおっしゃってたんですが、中学校の給食が、イコール、この小学校方式がいいのか、これは別にしまして、基本的な考え方なんかは以前と変わりませんか。検討とかしはった結果をちょっと教えていただきたいんですが。 ○芦田教育長  前にもこの中学校給食については、再三、質疑が出ております。確かに、食も教育の1つでございますので、中学校での給食というあたりは検討はしておるわけですけども、中学校ぐらいになりますと、やはり自分で弁当をつくっていくというのも1つの教育の一環ではなかろうかと思いますし、また、親子の愛情をどこで、ほんなら、感じるのかという部分がございます。何でもかんでも他人に任せてしまうというのよりは、我が子の昼弁当は親がつくるというようなことで、親子のつながりをつけるのも1つの家庭教育の一環ではなかろうかというふうな思いがいたします。  しかし、いずれにしましても、どうしても弁当がつくれない、あるいは、朝御飯も抜いてくるという子どもはいますので、そういった子どもに対しては、お金はかかりますけども、学校でパンとかおにぎりの昼食の販売をさせていただいているという状況でございます。  いずれにしましても、全国的に中学校の給食も進んでおりますんで、今後、検討はしていかんなんと思いますけども、基本的には、そういった親子のつながりであったり、あるいは、自分で弁当をつくれるという年ごろでもございますので、今のところは現状のままというあたりでお許しをいただきたいと思います。 ○大伴雅章委員  許す、許せへんの問題とともかといたしまして、あんまり以前と変わらへんなというのが正直なところです。私もこの説明は憂慮をしているんですけれども、やっぱりわかるんやけれどというのが正直なところなんですね。やっぱり親と子の愛情のきずなが、1つ、弁当を通してあるというのは非常によくわかりますし、また、一方で、やっぱり中学生になったら自分でもつくれるやないかと、これは教育の一環やと、これもわからんとは言われへんのですよ。そやけど、今、教育長がおっしゃいましたように、どうしてもなかなか弁当がつくりにくい状況の子というのは現実に存在するわけですから、例えばそういう人たちが本当にどのぐらいおられるのかとか、そういう具体的な数字とかはおつかみになったことはございますか。 ○芦田教育長  各学校でパンを販売させていただいておりますが、大体1割弱ぐらいで。 ○大伴雅章委員  パンはそうでしょうね。パンを通じて調査をなされるというのも、なかなかいい方法だとは思うんですけど、もう少しその辺のニーズというか、表面だけやったら、やっぱり欲しいだけで終わりますやん。欲しくない。じゃなくて、なぜ欲しいのか、どういう状況で、だから、欲しいのかとか、そこまで、できたらちょっと検討をせえとはなかなか言い切れない問題があるんですが、そのやっぱり調査をして、ある程度、長岡京方式といいますか、市長ね、よう長岡京方式っておっしゃいますんで、中学生の給食というのは、小学校みたいにすべての児童に同じものをきちんと提供していくというふうなことやなかっても、必ずしもいいと思うんですよ。これはもう知恵と工夫と、やっぱり財源の問題もあるし、保護者の理解もありますし、その辺を得られるようなちょっと調査研究を何とかしていただけるという答弁をいただきましたら、少し説明がしやすいかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○芦田教育長  確かに、るる検討はさせていただきますけど、1つの方法として、今、京都市方式がやってますように、民間の弁当会社の弁当を希望によってメニューを選択して、子どもたちがそれを使って食事するという方法もございます。これは保管庫とか、あるいは、受け渡しに要する費用がかかりますけども、1つの方法としてはいいと思いますんで、そういうあたりも、あるいは、北陸の方で全校一斉にやっているシステムを見に行きましたし、いろんな方法があると思うんですけども、本市に合ったようなものを将来は考えていかんなんかもわかりませんので、今のところは現状のままで。 ○大伴雅章委員  京都市方式なんかは、よく私も聞くんですけど、子どもの正味の話で言うと、うち、パン売ってはりますよね。またパンかなんですね。親もつらいんですって、お金渡すのね。それもよくわかりますし、教育長の答弁はわからんことないんですけど、将来じゃなくて、せめて近い将来ぐらいに何とか、本当に実態をある程度把握していただきまして、それに合わせた、それが京都市方式なのか何なのか、また、長岡京方式なのか、この教育基本計画の中で検討しますというふうな答弁じゃなくて、もう少しフレキシブルにできる話じゃないかというふうに思いますので、ちょっとこれは要望にしときますけれど、ぜひ、前向きに考えていただけたらありだいというふうに思います。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。 ○瀬川光子委員  251ページの学校給食のことなんですけれども、重複しないように、これは、今回はとらせていただいてないんですけど、20年9月やけど、19年度の決算があると思うんですけれども、その1ページのところに、それぞれ学校給食の小学校に上がっている労働人数って書いてあります。それと、平均時給がありますけれども、かなり、これ、労働が厳しい割には、重労働の割には、この時点でですよ、低いなと思うんですよ。最賃が720円ぐらいでしたかね、今。720円ですね。これを見てたら、733円とか、740円とか、最賃には達しているんですけれども、やっぱり重労働の辺からはどうかなと。パートの方ですね、思うんですが、これで結構やめてられたり、かわってられるということはありませんか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  中には、今、御指摘いただいてますように、いろんな事情、条件の中で、おかわりになるというのはございますけども、やはり先ほども出てましたように、今年、仕様の中で責任者並びに副責任者、それと7時間以上の常勤者という、そういう指定をさせていただく中で、そういう指定の方については、かわることのないような勤務体制で体制を組んでいただきたいという形でお願いはしております。  ただ、今おっしゃってますように、パートの方も、できる限り、先ほど教育の一環で給食を提供しているという面からすれば、当然そのパートの方であっても、かわりをされないような体制を会社の方には組んでいただきたいという旨はお伝えしています。それと、学期ごとに反省会を持っておりますので、そういう変更については、再三再四、今申しましたように、体制としてかわりをされないような形で、会社の方も努力をしていただきたいという旨はお伝えをしております。 ○瀬川光子委員  今度、9校目に民間委託はなるんですが、そういう賃金の低さと、その契約ですね、その辺の金額の関係とか、ぐっと余り低く抑えると、こっちに響いてきたりとかしますので、そういう辺はどんなもんなんですかね。ちょっと私、よくわからないんですけど。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  この金額を算定させていただくときについては、それぞれの規模、体制に応じた常勤者、副責任者、そういったあたりのパートも含んでなんですが、一定の算出をさせていただく中で上限額を決めさせていただいて、契約というか、そういう業者の選定をさせていただいております。 ○瀬川光子委員  そしたら、この契約には無理がないということですね。契約された金額、この人件費なんかに比べて無理はないという、大丈夫だということですね、いけると。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  9校、民間委託を実施をさせていただく中で、やはり9校とも、算出根拠については、一定の基準でその積算をしておりますので、今おっしゃられている、そういう無理はないという形で考えてはおります。 ○瀬川光子委員  というのは、やっぱりこういう給食が子どもたちにどのような影響を及ぼしているかというとこら辺の実態はつかまれてますか。私が聞いているのでは、割ところころかわられているところなんかは、給食のでき上がりが遅かったりとか、食器の枚数、常に間違っていたりとか、チームワークがとれてないとか、いろいろ聞くんですよ、このところ。だから、そういう実態はつかわれているのかなと。そういうことがこういう子どもたちに影響してきてないのかなと、ちょっとそれが心配なんですけど、どうですか、実態つかまれてますか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  先ほども申しましたように、実態そのものは、毎日の日々の実態というのは、よほど大きなトラブルがない限りはつかんでおりませんけども、学期ごとに反省会を業者と持たせていただいております。その業者からの報告、学校からの報告によって、今、御指摘いただいている内容というのは把握をさせていただいております。そういうチェックによって、その次の学期からはそういうことがないような形で、指導させていただいたり、どう改善すればいいかというのも、反省会で話を持ち出させていただいて、改善に努めているところでございます。 ○瀬川光子委員  このように、民間委託にずっとなって、そら、でき上がりはそれでいいかもしれないけど、ずっとその過程でいろいろ子どもたちに影響を及ぼすようなことがあっては、すごく心配なんですね。もちろん給食は教育の一環でもあるし、一番大事な部分ですよね。やっぱりそういうふうな実態をつかまれているんだったら、やっぱり何が原因なのか、やめはる原因。私は、1つ、今、平均時給のパートさんが労働条件が厳しい割には、労働過重の割には安いんやないかなと、私が個人的に思うんですよ。そういうこととか、そういう改善をどのようにされるのかと、されたのかとか、また、そういうのを聞かせていただきたいと思うんです。改善されているなら、実態つかまれているなら、すごくこれ、大きな問題になってきたら大変ですので、事故とか起こってきたらね。今はないですけどね。よろしくお願いしたいと思います。  次、その上の学校図書館司書ですけれども、司書の基準というのか、待遇は変わってませんか、これまでと。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  変わっておりません。 ○瀬川光子委員  ここでは、また、いつでも言わせていただいているんですが、今は、これ、図書の購入をされて充実されていますけれども、そしたら、やっぱり図書の司書の充実という面では、月、これ、8回ですよね。やっぱりその8階というよりも、図書館司書にしても、生活がやっぱり成り立っていくような、それで、また、図書の購入の充実とともに司書がいつもいはるという、そういう充実も含めてしていただきたいなと思うんですが、今後、どのように考えてられますか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  今おっしゃっていただいていますように、週2回、月8回と、夏休みが5日、小学校、中学校は2日ということで、決めさせていただいているんですけども、確かに、日数を増やしていくという中身も、充実する中でやはり必要な事項ではあろうかとは思うんですけども、そういった中身というのは、今後は検討させていただきたいなとは思っております。 ○瀬川光子委員  図書というのは、非常に充実されると、子どもたちにとっていいなと思うんですが、図書室もよくなってきましたね、みんな、どこも。市長さん、その辺で、こういう図書の司書さんのやっぱりもう少し回数を多くとか、正規に近づけるとか、何かそういう思いはございませんか。 ○小田市長  たまたま先日、長法寺小学校が改築が一段落としたと、こういうことで、実は、私、見学に寄せていただきました。そのとき、たまたま低学年の図書で勉強をされているというところを見ました。しっかりと本を読んでいただいて、そこには司書もおられましたし、当然担任の先生もおられたんではないかというふうに思います。そういう意味では、本の大切さというものは、もう本当に私も痛感をいたしておりますし、小さいときから本に親しむ、読んでいただく、これは本当に基礎学力をつける源だということを思っています。その思いを、できるだけそういうことも踏まえて、今後のひとつ検討の事項にはさせていただきたいというふうに思いますが、今日のところは、本の大切さということを申し上げて、お答えにさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○瀬川光子委員  この事業は、本当に国に先立ってだったと思うんですけれども、長岡は率先して始められたと思って、その後で国の補助がついたか何かだったと思うんですが、本当にすばらしい、これ、長岡として早いこと取り組んでくれはった事業だと思いますので、これを継続とともに、本当に図書の司書の充実を、今後、考えていただきたいとお願いをしておきます。  もう1点だけ、済みません。この款で最後ですが、257ページです。  就学援助支援事業ですが、非常に今、不況で、いろいろ御両親なんかも、リストラはどうかわかりませんが、賃金の目減りとか、大変になってきているのではないかと思いますが、この扶助、学校給食費扶助、医療費扶助、その他ですけれども、ここで確認をさせていただきますが、要保護と準要保護の基準、これは変わりませんか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  変わりません。 ○瀬川光子委員  これは生保の何倍でしたかね。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  生保の1.3倍、ほかにも認定基準はございますけれども。 ○瀬川光子委員  それで、周知は、毎年、入学式のときにされていると言われておりますが、今、特に、これから入学式もありますが、その間にでも、もう一度、こういう周知徹底をこの時期、特にしていただきたいと思うんですが、何かこれまでされてましたか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  4月に入学される新1年生の方については、学校の入学説明会のときにそういったお知らせのチラシをお配りをさせていただく内容と、在学生につきましては、同じ時期に、4月からの継続認定をさせていただく、そういう時期にも在学生の方にお知らせをさせていただいて、今、認定されてない方も、そういう経済状況が変化することによって、申請をされるという場合がございますので、そういったあたりのお知らせという意味で、並行してお知らせをさせていただいているところでございます。 ○福島和人主査  ほか。 ○西村厚子委員  251ページの、先ほどの読書活動推進事業ですけれども、充足率が70%ですかね、何か図書館のおっしゃって、ちょっと常から考えているんですけど、読書運動とか、読み聞かせとかが、とってもこのごろ充実しているので、小学校の図書の何冊かの交流というので、子どもたちに目新しい本を小学校の図書室に置いてあげるというような、そんなことはお考えになったことありませんか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  市立図書館から本をお借りしまして、学校にない図書を学校の方で読んでいただくという形も、市の市立図書館とはやっております。それと、府立図書館の方でも、一定の時期に、一定の期間、お借りできる御案内がございます。そういう御案内のときに、学校の方に照会をさせていただいて、借りるという場合もございます。市内の小学校では、1校ですか、希望があって、借りられた学校がございます。 ○西村厚子委員  学校間同士というのは。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  学校間同士というのは、特にしておりません。ただ、そういう読み聞かせであるとか、そういう児童への催しについては、ボランティアの方が各学校おいでになられまして、そのボランティアの方が違う学校へ行ったり、かけ持ちで行ったり、また、市立図書館の方でそういう打ち合わせなり、会議とか、そういうボランティアさんの交流をされておるというのは把握はしております。 ○西村厚子委員  また、ちょっとその検討の中に加えていただきたいと思います。 ○能勢昌博委員  副委員長さんが御質疑された後に、ちょっとルール違反で申しわけないんですけれども、学校給食なんですけど、もう私の考え方をちょっと述べさせていただきたいと思うんですけども、この民間委託、私は大変これは評価できると思っております。実際、子どもを、そういう小学校に私の息子も通っておりますけれども、その周りの市民の方からも好評ですし、私は大変評価をしたいと思っております。  ただ、教育長さんに1点だけ、見解をお聞かせ願いたいんですけれども、この業務委託に関しては、私は、食育の大切さやとかそういうのは、今、問われてますけれども、そういう食育等については、これはこの業務委託しているこの民間がやるんではなくて、学校の担任の先生、学校の教職員の方が一緒に児童や子どもと食べて、一緒に食べる中で、例えばその栄養素の問題やとか、地産地消やとか、そういう食育の部分は学校の先生がやるべきであって、この業務委託しているところにそこまで、果たして問えるのかというのが私は非常に疑問なんです。ここの業務委託に関しては、やはり安心・安全、そして、おいしい給食をつくっていただくのが第1の目標であって、食育のことをここまで、この業務委託に教育をここまでぶつけていくのは、私は少々疑問じゃないんかなと感じているんですけど、そのことについて、ちょっと御見解を。 ○芦田教育長  給食にしろ、家庭の食事にしろ、食事をつくってくれる人、それから、それをいただくというあたりのそのふれあいというんですか、これは大事だと思うんです。ただ、おっしゃっているように、業務委託の内容は調理業務と後の洗浄ということでございますから、そういう部分については、十分その役目を果たしていただいているというふうに思っております。したがって、御指摘のとおり、学校における給食の安全とか、あるいは食の大切さとかいうあたり、いわゆる食に関する教育については、学校が、あるいは栄養士が行うというのが通常だと思っております。 ○能勢昌博委員  ありがとうございます。教育長と私も同じ見解ですんで、安心しました。  それと、あと、もう1点、先ほど、大伴委員さんからおっしゃった中学校の給食なんですけれども、同僚の冨岡委員も、ずっともう昔からそのことをおっしゃってたんですけど、やはり今、公立で100%、中学校の完全給食は、愛知県、富山県、沖縄県の3県、100%ですね、中学校の給食が。全国的に見ても80.5%かな、今年。中学校で、中学校の公立ですよ。やっぱり市民の声は本当に、大伴委員もおっしゃいましたけど、今、まさにそういう給食という声が、本当に私たち議員をしてても多いんですよ。いろんな財政面も含め、いろいろ問題はあると思うんですけれども、やはり小学校でこれだけ実績を上げて、評価をいただいている事業ですんで、ぜひとも、やっぱりもうちょっと一歩、先ほどもおっしゃったけど、もう一歩、ちょっと検討段階をちょっともう一歩だけ上げていただくように要望しときます。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございませんか。 ○福島和人委員  済みません、1点だけ、携帯の持ち込みの問題なんですけど、基本的に小学校はどういう考えですか。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  携帯の持ち込みについては、学習に不必要なものということで、学校には持ち込まない指導をさせていただいております。 ○福島和人委員  現状はどうですか。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  特に、携帯を持ち込んで困るというようなことで、小学校から聞いておりません。 ○福島和人委員  ある新聞報道では、もう小学校は25%、中学校は48%、50%近くなるということで、これ、中学校とも絡んでくるんですが、多分高学年ですよね。塾等々行き出すと携帯を持つ、安全面でですよ、持ち出すという形で、持つと、どうしても持ち歩きたくなるのが子どもですんで、それが小学校の段階で、そういう不必要というか、安全対策としては必要かわかりませんけど、学校、勉強の場で必要ないという考えのそこら辺が、小学校の時代、しっかり教育としてやっとけば、中学校で半分の人間が持ち出すという状況もありますんで、そこら辺で、今のところは長岡の場合はそういうふうに見当たらないと言いつつも、全国的にはもう4人に1人は持ってきている。だんだんこれが小年齢化しているという現状がありますんで、そこら辺をどう食いとめるか、そういう形でどういうふうに取り組むか、あと、PTAとか、親御さんの会合で、そういう子どもたちの携帯に関してのとらまえ方、要は、持ち込まない、そういう話し合いいうのはどうですか。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  今、大事な御指摘をいただいておりますということで認識しているんですけれども、やはり、先ほど、西村委員さんのときにも申し上げたんですけれども、PTAといいますか、家庭の協力を得ないと、この問題については、やはり解決していくことはできないという観点から、やはり学校としっかり家庭が連携できるような取り組みなり、あるいは研修なり、そういうものをセットしていきながら、啓発に努めていきたいというふうなことは思っております。 ○福島和人主査  ほか、ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、第2項小学校費を閉じます。  続きまして、3項中学校費の1目中学校管理費から2目教育振興費までの質疑を受けたいと思います。 ○能勢昌博委員  これ、小学校も中学校も重なることなんですけど、ちょっとどこで聞いたらいいのかわからないんで、この中学校の方で聞かせていただきたいと思うんですけれども、中学校も小学校も含めて職員の方の自家用車での通勤は、もう大ざっぱでいいです、ざくっといいですから、大体何割ぐらいか、お聞かせ願えませんか。 ○角田教育次長  8割強の方が乗ってこられています。 ○能勢昌博委員  その方は駐車場はどこにおとめになっているんでしょうか。 ○角田教育次長  学校の敷地内にとめておられます。 ○能勢昌博委員  それは無料ですか。 ○角田教育次長  無料でございます。 ○能勢昌博委員  これは、本当にこれからいよいよ、ちょっと長岡京市だけでは考えられない問題だとは思います。ただ、やはりこういう御時世になってきました。公的なそういう土地のところに、普通のところであれば、今はもう有料化されてますね。やはり学校という、そういう現場、聖域と呼ばれる現場でのそういう名残かもわかりませんけれども、やはりそういう自家用車、例えば、市長、この長岡京市は環境都市宣言を策定して、しかも地球温暖化の、今度、推進事業を新しい事業として取り組まれましたね。といったあたりで、この長岡京市から、やはりそういう乗ってこられた車に対して、やっぱり公的な場所をずっと継続的に所有するというあたりの、一般市民の目から見ましても、やはりちょっと疑問がわいてくるなと思うんですけれども、そのあたりで、その有料化する、しないは別にして、長岡京市がそういう環境都市宣言をする、例えば車でのCO2排出を抑えると。それを宣言する本市から、やっぱりちょっと上の府教委ですか、その辺にでもアピールというか、こういう話題が上がってきているんやけれどもという、そういう検討する何か機会を与えるような発信はできないでしょうか。 ○小田市長  公用車はともかくとしまして、私用で通勤をされる、こういうことであろうと思います。その必要性ということも、少なからず私はわからんでもないなというふうには思いながら、本市として、長岡京市内外のそういった環境ということで、特に自動車の場合はCO2の排出ということでもございますので、そういったことは、今後、ひとつ府教委の方に私自らがその辺の、1回、話をさせていただいた中で、問題提起として出していけたらと、こういう考え方をいたしておりますし、また、多くの市民の皆さん方には御協力をいただきたい、ひとつそういう視点で展開をしていくということは重要なことだというふうに思っております。  以上でございます。 ○能勢昌博委員  やはり、ぜひとも、そういう市民の方が疑問に思われている部分ですんで、教育委員会の方としても、ぜひとも、そういう意見が上がってきているということは、最低、上というか、府教委の方にお伝え願い、今後、検討をしていただきたいと要望しておきますんで、よろしくお願いします。 ○野坂京子委員  263ページの610の01の中の中学校就学援助支援事業の中で、遠距離通学の補助金、1万円なんですけれども上がっているんです。実際に、これを補助していただいている方は、多分過疎地と言われる浄土谷や柳谷の方かなと思うんですけれども、何人、今、おられますか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  実際に、予算計上、対象人数が2人とか上がっておるんですけども、自治会の方に補助をするという形で予算計上はさせていただいているんですけども、実際にタクシーを利用されて、補助をさせていただいた状況というのはございません。ただ、予算計上については、対象生徒なり、小学校の場合、対象児童が五小でおいでになる以上、予算計上はさせていただくという形で計上をしている内容でございます。 ○野坂京子委員  実際には、本当にタクシーは利用されてないそうです。私も、浄土谷の方によく上がるようになりまして、お聞きしてたら、ただ、やはりお子さんの時間に合わせて送り迎えは、上がったり下がったりされているようで、実際には、この補助というそのものがもらえてない状況というか、使い切れてないというか、状況にあるので、ちょっと補助の仕方というのを検討していただけないかなっていうふうに思うんですけど、いかがでしょうか。 ○大八木教育次長補佐兼学校教育課長  今、御指摘いただいてますように、計上させていただいている以上、やはり利用していただくというのが原則かとは思います。そういったあたり、学校を通じてなり、利用いただくような形態で環境整備を図っていけばと思います。  以上でございます。 ○野坂京子委員  ちょっと実際には自家用車で上がったり下がったりということで、お子さんの時間に合わせてというのはよくわかりますし、タクシーをわざわざ呼んでというよりも、先ほどじゃないですけど、携帯電話をしてとか、今、終わるし、来てっていうような状況で、2人のお子さんが同時に一緒に帰れる時間だったらいいんですけれど、その辺、いろいろと親御さんの複雑など思いはあるようで、できたら、できるだけ、この1万円ですけれども、もう少し有効に金額もアップして補助できるような、ちょっと検討をしていただきたいなと思いますので、要望しときます。 ○福島和人主査  ほか。 ○西村厚子委員  中学校の学校支援地域本部について、お聞きしたいんですけれども、資料要求をいたしましたら、225ページ、226ページにわたって詳しく書いてくださっているんで、この中からのことでも、ちょっとお聞きしたいなと思うんですけど、現在、長岡中学と長岡第四中学でされてて、特に四中が学習援助というんですか、英語が非常に好評で、最初の参加者より今はとても増えているという、そのちょっと実態というか、まず聞かせていただけますか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  御承知のとおり、第四中学校の方で英語を、7校時目に英語の授業といいますか、英語教育をされております。だんだん生徒数も増えてまいりまして、今ではかなりの方が学んでいただいていると。今度、4月の初めなんですけども、またボランティア募集等の関係で、また全戸配布で、学校の様子なり、ボランティア等の募集等を含めまして、またチラシを配らせていただこうと思っております。 ○西村厚子委員  現在、そしたら、どれぐらいの生徒さんの数というのはわからないですかね。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  この前、聞いたんでは100名は超えております。
    ○西村厚子委員  ということは、クラス、2クラスに分かれているんですか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  中学校のクラスは、ちょっと何クラスあるか、わからんのですけども、それぞれで集まられて授業をされておりますので、ボランティアの方もだんだん増えてまいりまして、クラス数も増えているようでございます。 ○西村厚子委員  とても中学校での学習というのが、勉強がよくわからないで時間を過ごすというのは、とても子どもさんにとってもつらいことやから、これはとてもよいことだなと思うんですけれども、あと、ここの名称のところで、長岡中学校は中学校区学校支援地域本部、そして、四中が長岡京市立中学校支援地域本部と、名称を何か2つに分けてはる理由というのは、なぜなのでしょうか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  当初、20年度では、各それぞれの学校で地域本部というのを設けることができました。第四中学校では、その学校単独という形で地域本部を設けられましたし、長岡中学校は、中学校区の六小、神足、長法寺、その3校を1つの学校として地域本部を設けられましたんで、名称がこういう形で変わってきておられます。 ○西村厚子委員  文科省からでは、中学校区に1つという、そういう方針というんか、じゃなかったんですかね。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  もちろんそうなんですけども、その中学校で1つ、その長中では小学校も含めて、例えば小学校1年生から中学3年生までを長中校区としてとらえて、支援本部をつくられました。 ○西村厚子委員  だから、四中にも四中校区で1つ、二中校区で1つ、三中校区で1つというふうに、4つの地域本部ができるのかなと、こう思ってたんですけれども。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  そのとおりでございます。ただ、これも学校からの要望に応じてうちがつくっておりますので、二中、三中は、20年度では申請がございませんでした。申請がありましたのは、第1番に第四中学校、2番目に長岡中学校ということで、学校から申請に基づいて、京都府通じて文部科学省の方へ申請して、認可といいますか、許可が出たというところでございます。 ○西村厚子委員  そしたら、長二中にできて、三中にできたら、それぞれの長岡第二中学校区学校支援地域本部と、こういう形になるんですか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  それが、今まで20年度は、学校のこの予算といいますか、地域本部の予算が文部科学省の10割負担でございました、20年度は。それが、この21年度は3分の1補助という形になりまして、満額出なくなりまして、第四中学校の中に二中、三中、全部ひっくるめて、10割補助をもらうような形で、今、申請してございます。 ○西村厚子委員  ここの名称がそれぞれになってないのが不思議な気がしましたので、質問したんですけれども、今の事情がよくわかりました。現在のところ、二中も、三中も、地域本部の立ち上げの計画は今年あるわけですね。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  資料の方の次のページ見ていただきたいと思います。226ページでございます。そこに今後の展開という形の中で、長岡中学校では長岡中学校支援地域本部事業、2つ目は、長岡京市立中学校支援本部というような形で、名称2つで、2つの地域本部を計画して、名称変更してやっていく予定でございます。当然、二中、三中も立ち上げたいという要望がございましたので、その中に含めて、今、立ち上げの要請がございます。 ○西村厚子委員  そしたら、学校側からの要請で中身は変わってくるわけですか。なぜかというと、四中のこの英語の参加者が非常に多くて、喜んではる声を聞くもんで、二中や三中も同じような形態の学習補助のボランティアというか、そういうものが取り組めないのかなと思ったんですけども。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  今のところでは、ここにも書いてますとおり、二中、三中では、登校のあいさつ運動とか、学校の環境の整備とか、そういったところをまずやられていくというような形でございます。先ほど言いましたように、当然ボランティアを募集しますので、その中で教科といいますか、そういう学習補助ができるようなボランティアさんが集まっていただければ、またおいおい、そういう四中と同じような教科に特化した形の事業といいますか、始まっていこうかなとは思っております。 ○西村厚子委員  よくわかりました。ありがとうございます。 ○福島和人主査  ほか。 ○冨岡浩史委員  ちょっと教えてほしいんですけど、中学校の制服について、ちょっと教えてほしいんですけど、詰め襟のとこと、ブレザーのとこと、その制服を着ている子が、仮にブレザーでカッターシャツを出していたり、詰め襟のあれを外してたら、指導が入ってくると聞いてたから、そしたら、最近、よう目にするのが、私らの中学校のときに朝練とかそういうなのはなかったんですわ。今、中学校のクラブであるとか、中体連のそういう競技的なものが発展してきて、各それぞれのクラブに所属している子は朝練で、はよから行きますわ、学校へ。それ以外の子でも、ジャージで来る子が、朝一、特に目立つんですね。それ、やっぱり各中学校の校長の裁量権でオーケー出してはるのか、登下校時、ほんまに制服で行っている子というのは、特に三中の子やら、僕、毎日見てると、やっぱり年々、ジャージで行く子が多くなってきて、そら、3年生ぐらいになってくると、制服がもう合わへんやろうし、カーディガンとかいろんな形で来る子がおるんですよね。これ、教育委員会としてどんな指導してはるのか、ちょっと教えてください。登下校時、ほとんどジャージで来てますのでね。 ○芦田教育長  一応基準服というんですか、各学校は基準服を設けております。5年ほど前でしたか、市内の全域について、長P連でアンケートをとらはったということがございます。そのときに、現状のままでいいという学校と、ブレザーがいいということで変えた学校と、もうちょっと5年より前でしたかね。三中がそのときに変えはって、その後、学校の基準服の取り扱いにつきましては、これは学校長の権限で、あるいは、PTAとの連携のもとでやっていただいているのが現状でございますので、多分、今、3年生はもうクラブ終わっていますから、多分基準服で通学しているはずなんですよ。大体90%から95%ぐらいがクラブに入っておりますので、交代に朝練をやったりしておりますから、ジャージで登校して、そして、着がえると、カッターに着がえるというのが普通のパターンだと思うんですけど、ちょっと調べさせていただいて、対応させていただきたいと思います。 ○冨岡浩史委員  ありがとうございました。そういう意味で、やっぱり登下校時、普通のこういうジャージやったら、ふだん着みたいな形でありますし、何ら、事故等々あった場合、どういうような対応がとられるか、また、どこの学校の子か、わからへんというような関係もありますので、一遍またちょっと調べていただきたいと思います。  最後に、小学校費のところで、学校給食について、るる議論がありました。私も一般質問、また、総括等々でお話もさせていただいた経過もありますので、ぜひとも、早期実現に向けて頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。 ○福島和人委員  1点だけ、先ほどの続きですけど、中学校は携帯の持ち込みはどうですか。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  中学校も、もちろん学習に関係のないものは持ち込み禁止ということで、指導の方をしておる現状ですが、指導になかなか従わない子どもも若干見受けられます。そういったときには、個別に保護者に協力求めながら、指導しているのが現状でございます。 ○福島和人委員  授業始まる前に先生が預かったりとか。 ○河村(彰)学校教育課総括指導主事  授業をしておるときに、例えば携帯の呼び出し音が鳴ったりとか、そういうものを現認をしましたら、出しなさい、一時預かるというような指導もさせていただいている状況ではございますが、なかなか素直に渡さない、そういう生徒も中にはございます。  以上です。 ○福島和人委員  高校になれば、また、これが8割、9割になってくるんですけど、やっぱり中学校の若年層でここら辺の指導、また、親御さんが一番指導する立場に僕はあると思うんですが、僕の経験で、僕の子どもは高校になるまで一切持たせませんでしたけども、それは生活の環境、さっきも言ったように、安全面という面で使われている面もあるんで、授業中には要らないというものと僕は認識しますんで、これは、また、しっかり親御さんの方にも、あと、P連、そういう話し合いですね。どうしていこうとか、そういうのもまめにやっていただいて、そういう方向でしっかり取り組んでいただきたいと要望しときますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。 ○福島和人主査  ほか、なければ、3項中学校費を閉じさせていただきます。  続いて、4項社会教育費、1目社会教育総務費から3目図書館費までの質問を受けたいと思います。  ページ数は、264ページから273ページでお願いいたします。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、次、4項の社会教育費、4目留守家庭児童会育成費から9目神足ふれあい町家費まで、ページ数は、272ページから285ページ。 ○冨岡浩史委員  留守家庭児童会育成費なんですけども、昨今、児童を取り巻くいろんな事件とか事故とか等々あった場合に、教育委員会の方から各クラブの方へファクスで通信されているということもお聞きしました。また、そのファクスの台数は、やっぱり庁内、数も限られておりますし、一斉に送信しても、やっぱり時間のずれというのがいろいろ出てくる中で、指定管理を受けられている団体ですら、長岡京市の備品としてパソコンを配置されている中で、留守家庭児童会の各クラブに、そういった緊急性も含めて、また、以前、連絡網等々で質問をさせていただいたこともあって、行き違いとか、いろんな部分での連絡漏れとか耳にする中で、今後、その留守家庭児童会の各クラブにパソコンの配置というか、そういうなんはお考えないか、ちょっと1点だけ。 ○高田青少年スポーツ課留守家庭児童担当兼放課後全児童担当主幹  こういうあらゆる通信機器の普及が進んでいる時代ですので、研究はしていかなければならないと思っております。ただ、この間、ちょっと保護者会の方とお話しする機会がございまして、保護者会の方もおっしゃってたんですけども、今、委員おっしゃいましたファクスで流して、その情報を保護者の方々に指導員が電話でお知らせするという方法だけでは、即時性の部分とか問題ございますんで、保護者の携帯の連絡網等、保護者会の中で整備されているところもございますので、そういった部分で、保護者が協力できることは協力したいというお申し出をちょうだいしておりまして、保護者の方々とも御相談しながら、よりよい方法を一緒に探っていきたいと思っております。 ○冨岡浩史委員  ありがとうございます。そうですよね。また、せっかくセコムも入れて、危機管理体制も学童の各クラブできている中、また、お便りは手書きで書かれる指導員の先生もおられますでしょうし、また、会計とか帳簿とか、また、いろんな部分での報告書とか、家でパソコンを打たれて、じゃあ、いざ、それをプリントアウトして、クラブで会議にかけたら、またそこのところ訂正やったら、また家へ帰ってやってというような煩雑さもあるさかいに、できたらそういうセコムもせっかく入ったことやし、危機管理もできていることやし、また、指定管理も、そうやってパソコン、長岡京市の備品として入っている以上、ちょっと考えていただきたいと思いますので、前向きに。 ○福島和人主査  ほか。 ○野坂京子委員  同じく、留守家庭児童会のところでお聞きしたいと思いますけれども、資料をお願いしまして、これは12月18日時点での申請者数が出ているわけですけども、もう決定通知を出そうかという時期になっておりますので、人数がかなり変わっているのではないかなっていうふうに思うわけですけども、できたら、教えていただけるならお願いしたいんです。 ○高田青少年スポーツ課留守家庭児童担当兼放課後全児童担当主幹  昨日時点でつかんでおります数値を申し上げさせていただきます。入所の希望の申請数ですけれども、その後、増えまして、児童会順に、順次数字を申し上げます。神足小学校が70人、それから、長法寺小学校が58人、長岡第三小学校が81人、長岡第四小学校が74人、長岡第五小学校のAが70人、同じく五小のBが55人、長岡第六小学校が52人、長岡第七小学校が40人、長岡第八小学校のAが49人、長岡第八小学校Bが64人、長岡第九小学校が54人、長岡第十小学校が42人、昨日時点で拾い上げました数値でございます。 ○野坂京子委員  そういう意味では、やはり第三小学校が80名を超えたということで、一般質問させていただいたときに、大規模クラブの方を減らしていくという国の方針で、分割化が要求されるわけですけれども、実際の御答弁では、分割化、今後の動向も含めて見たときには、分割化をする予定がないっておっしゃってたんですけれども、今、やはり幼児期の子どもも含めてなんですけれども、すごく問題行動を起こす子が、いろんな意味で増えているというとこら辺でお聞きしていますし、私もちょっと現場に踏み込んだときには、それは、まさしく、本当に10年一昔と言われてたのが、もう5年、毎年ころころ変わるぐらいに、小学校1年生のお子さんでもかなり落ちつきがなくって、集団行動がなかなかとれないというとこら辺のお子さんもお見受けするわけなんです。その辺で、留守家庭児童会は放課後の子どもを守るいうとこら辺で、学校授業を受けて、帰ってきたときのすごく開放感に満ちあふれた生活の場所でもありますから、開放的になってもらうというのが、1つはいいかなと思うものの、一定やっぱり集団生活ができないと、なかなかうまいこと運営できないというのもお聞きしますし、その辺で、指導員体制というのはとても御苦労されているとはお聞きするものの、65名以上からの大規模加配であるとか、基準をやはりもう少し下げるべきではないかなというふうに思うわけですけれども、その辺のお考えはどうですか。 ○角田教育次長  今現在、64名以上でしたら、1人増やすという形をとっております。確かに、指導員の数から言いましたら、大変きついところがあるかもわかりませんけども、ただ、障害児の方がおられれば、当然加配もつけますし、面接におきまして、そういう支援のいる方がおられましたら、面接におきまして、必要であればその分はアルバイト対応で人を増やすようにしておりますので、今の体制のままでいかせていただきたいと考えております。 ○野坂京子委員  例えば、かなり各留守家庭児童会で、新学期、特に大変な状況が生まれると思うんですけれども、その辺で、現場の意見を聞きながら、すごく去年なんかでも配慮をされてて、急遽、アルバイトの加配をされたりということで対応されていると思うんですけども、その辺を充実して、現場の声を、特に新学期、大変だということで、そういう去年的な配慮をより充実していただきたいなということで、まず、要望をしときます。  それと、あと、建てかえの関係では、長法寺がやっと、長法寺はこの後ろのグラウンドのあそこをきれいにされるいうことで、あと、長法寺小学校の留守家庭児童会の施設の建設に入っていかれると思うんですけども、その辺の流れ、計画的な施工されるあたり、流れをちょっとお聞かせ願えませんか。 ○石田(哲)教育次長補佐兼教育総務課長  先ほど出ました擁壁の件ですが、この20年度に設計が終わりまして、次年度、契約行為を行いまして、業者決定次第、擁壁をするんですが、ちょうどグラウンドの延長線上に擁壁をつくるものですから、その場所が当該建物に当たります。ですから、順序としては、建物を解体して、そして、擁壁をつくり、その後に新しい建築物を建てるという運びになります。ただ、新しい建築物の予算については、今度の当初予算では計上しておりませんので、今後の考え方になってこようと思います。 ○野坂京子委員  時期的には長くかかりそうですねということで、ちょっと認識しといたらいいんですかね。もう年数的にはかなり、子どもたちの児童数の変動は、ここ、あんまりなくて、もうぎゅうぎゅう詰めで本当に生活というか、保育されている状況なんですよ。見に行かれたら本当わかると思うんですけれども、おやつの時間なんかも正座でみんなして、精いっぱいで、お行儀がいいなというぐらい動けない状態なんです。その辺での本当に早くの新しい施設を望んでおられるんですけれども、具体的にもう少し、何月とか、そういうことが保護者に返せたらと思うんですけど。 ○石田(哲)教育次長補佐兼教育総務課長  現在の予算に計上させておる範囲でございますけれども、一応契約行為が済めば、現場の方の工事の方を6月ごろには入れるかと思います。解体をいたしまして、擁壁の方の工事にかかるというところまで、予算措置の今回お願いする内容でございます。そこまでは一応、おおむね夏休みを意識しながら、工事ができるんじゃないかというふうに思っております。 ○野坂京子委員  じゃあ、子どもたちはどこに、保育の場所はなるんでしょうか。 ○角田教育次長  今、学校とも調整中でございますけども、留守家庭児童会がある位置の非常に近い校舎ございますね。ちょうどあそこは真ん中の2階になりますけども、開放している施設があります。シャッターで閉められるところあります。あそこを一応借りる予定をしております。 ○野坂京子委員  わかりました。それと、あと、古くなった神足であるとか、四小であるとか、また、神足については、一度、建てかえはされていると思うんですけども、ここも長法寺と同じように、1人当たりの面積を出してくださいということで資料要求はしてたんですけれども、もう1平米には絶対にならないですよね、いつも。その辺では、神足とか四小というのは、子どもたちの保育人数も変動が余りないような推移をずっと続けている状況なので、随時、ぜひとも、もう少し1人当たりの面積が、保育面積が大きくなるように、ちょっと今後、検討していただきたいなということで、要望しておきます。 ○福島和人委員  ほか、ございますか。 ○大伴雅章委員  市長にお伺いしたいと思います。281ページの成人式事業料です。これは、私、違う切り口で総括でやる予定をしておりますけれど、現状として、この予算ですから、36万円、1人当たり500円の図書券を配布したということでございます。それはそれとして、現状の成人式について、市長としての思いを聞かせていただきたいと思います。 ○小田市長  締まりがないというのか、緊張感のないというのか、同窓会の延長のような感じをいたしております。もう少し、二十歳になるんですから、やっぱりぴりっとしたところが欲しいなというふうに思います。今の時代を反映しているのかな、そういう感じを正直なところいたしております。まともに話は聞いてくれない、かつ、それぞれの校長先生含めて、大体出席をいただいています。議員さん方もしかりでございます。その中で少し、どういうんですか、会場の中へ入ればもう少し整然としてほしいというのが素直なところでございます。まともに話しても、だれも聞いてないということで、私も大体、随所パフォーマンスも多少しながら、そのときは急に静まり返ってこっちへ向いてくれるんですけど、目でわかりますから、ところが、それもというようなことで、ある意味では、若い人は若い人の、我々とは少し感覚も違いましす、偉そうに言えることではないんですが、しかし、1つのけじめとして、もう少し整然としてほしい、そういう思いをしております。そのためにどないしたらええんやろうかと思っておるところです。 ○大伴雅章委員  ありがとうございます。ほとんどの参加者の方が似たような思いをされているというふうに思います。最後に言われましたように、そのためにはどうしたらええのかというようなんを、また違う視点から、ちょっと提案を総括で違う切り口で迫ろうと思いますんで、またそのときに答弁を期待しております。  以上です。 ○福島和人委員  ほか、ございますか。 ○梶原宗典委員  285ページですが、文化会館運営支援事業なんですけども、今の利用率、平成19年度で、予算の資料要求するつもりだったんですが、利用率は横ばいなのか、下降ぎみなのか、上昇ぎみなのか、まず、ざくっとでいいです。その状況を教えてください。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  文化会館の大ホールの使用率につきましては、19年度、ちょっと低かったんですけども、若干伸びてきております。 ○梶原宗典委員  この前の事業運営ですが、補助金なんですけども、これは京都府からの補助はないのですか、いかがですか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  京都府からの事業補助は、狂言というのがございまして、狂言には事業補助がついておりました。今年度についてはついておりません。ですから、もう京都府からは一切、補助金がなくて、長岡京市単費での補助という形になっております。 ○梶原宗典委員  これ、要するに、修繕費なんかは、これも単費なんですか、市の。それとも、京都府から、財産も京都府ですね。その辺のあれはどうなんでしょう。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  それこそ、大規模補修といいますか、大規模修繕等は京都府が出してくれております。今度でも照明器のコントロールといいますか、そういったのは京都府が支援いただいております。 ○梶原宗典委員  最後にしますけど、そのときの負担割合といいますか、修繕費用は長岡京市の持ち分はあるんですか、持ち出し分というのは。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  その照明の、それはございません。もうすべて京都府が持ってくれております。 ○梶原宗典委員  市長、確かに、土地は長岡京市が出して、上物は京都府が出していただいた。それは利用料含めて、これはありがたいことですし、今度は移管されても、財産が市になっても、そのお金も今度は市が出さないかんし、京都府の婦人会館も同じですけども、それはそれで、皆さん、市民含めて利用者が多いわけですかたら、とはいっても、さっきの論議やないですけど、財政厳しいわけですよね。いずれまた、京都府さんから修繕費、当然これ、老朽化してくるわけですから、もう京都府さんから、長岡京市さん持ってよと、単費で出してよと。いずれ、その辺がくるんじゃないかという危惧をするんですが、その辺は、市長、何とかガードしてもらって、その辺の考え、そういう傾向というのはないのかどうか、あるいは、このときの場合の市長として、本市の対応をどうしていくのかという基本的な部分をちょっと教えていただけたら、ありがたいんですが。 ○小田市長  今、申し上げましたように、改修工事は21年度で3,300万円というような20年度ですと、屋上の漏水工事をやってくれました。その前は冷暖房等々含めた大規模な改修工事は、ここ数年やって、遅延なく、京都府でやっていただいております。本市は移管、こういうことで現在きております。今のところ、文化会館に対する移管の話は全くございません。当面、これは京都南部広域に文化芸術活動の拠点を持つ、こういうことで、長岡京記念文化会館は設置をされたというふうに思っております。それのかわるものが近々できるようであれば、そういう話もなきにしもあらずかと思いますけれども、今のところ、そんなことは全く聞いておりません。私が聞いてますのは、丹後の方に文化会館、それから、綾部の中丹の文化会館、それから南部にもございます。そういう1つの拠点の文化活動のかなめと、こういう考え方で設置された経過で、そういう代替案かなという、そういうことは、今のところ、私も考えていない。京都府からも全くその話はございません。  以上でございます。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。 ○冨岡浩史委員  恵解山古墳について、ちょっとお尋ねしたいんですけども、今回、21年度予算、恵解山の整備計画の予算、1年先送りということを耳にした中で、今、入り口の北側の発掘調査が行われておりますね。発掘調査、財産区はじめ、また、墓地管理委員会、また、地元檀家の方々からよく耳にするんですけど、思わぬ伐採して丸見えでむき出しやと。あれ、仮に終わったときに、今後、どういう形で、これ、予算先送りの中で始末をつけていかはるのか。どういう、財産区はじめ墓地管理委員会と、どんな話し合いを今後していかはるのか、お答えください。 ○中尾生涯学習課主幹  お答えします。まず、発掘調査に伴う木の伐採の関係なんですけども、現在、古墳の北側、お墓の入り口のところで発掘調査をさせていただいております。木を切った経過につきましては、文化財の方で切ったのと、もう1つは、地元の方の両方で切られて、現状になっております。文化財の方は、計画では、この二、三年後に工事にかかるということで計画しております、見えないところ。そういうことで、安全に現場を管理していく、また、地元の墓地の方に御協力いただいて、それまで維持管理をどうするかということを具体的に相談しながら、植栽計画は考えていきたいなというふうに考えております。  その後の整備に伴う計画の協議につきましては、これまで教育の方と2回ほど語る会を開催させていただいて、植栽等につきましても、教育委員会の方で全体の件について考えて、そのお墓の中につきましては、地元の方に協議していただいて、そして、教育委員会と、それから地元の方と相談する中で、今後の方向性を出していきたいという基本的なスタンスでございます。大ざっぱなところで言えば、墓地の部分は聖地でございますので、外から見えないような形で保護を図っていきたいという基本的なスタンスでおります。  以上です。 ○冨岡浩史委員  ありがとうございます。あれだけ掘られて、むき出しになっているところも崩れてきいひんかということを物すごく心配しておられる方もおられますんで、ぜひとも、対処の方だけ、またよろしくお願いしたいのと、それと、以前かな、これ、恵解山の基本構想が出ました。見直しという部分の答弁もいただいておりますけども、見直しについては空欄なんで、今、おっしゃられた二、三年後、やっぱり基本構想から見直していかれるということですか。 ○中尾生涯学習課主幹  見直しにつきましては、基本計画を具体化する上で、どういうふうな形で具体化していくのかという点での見直しという言葉で、いわゆるある計画がありますと、それを完全に変えるというんじゃなしに、基本計画がありまして、それをどう実現を図っていくかという考え方でございます。約2万平米の国の史跡の土地がありますので、その部分、まず整備をしまして、その周辺につきましては、整備の中で、また、整備後に検討する中で活用を図っていきたいと、そういう考えでおります。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。 ○瀬川光子委員  277ページですけれども、これ、新しく伝統的建造物調査委託料というのが出ていますが、その上もそうですけれども、本当にこの調子の中野家、私もすごく気になってまして、すごく歴史ある立派な建物だなと。おうちの方にもお話を聞いて、見せていただいて、すごいなと思ってたんですが、大体こういう委託調査をこういうふうにされるという基準みたいなものはあるんですか、何か、建造物に。 ○角田教育次長  木造の建物ですと、おおむね50年以上で歴史的に価値のあるものということで考えております。 ○瀬川光子委員  次、その下にアルバイト賃金ってありますが、これは何人ですか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  ちょっとお待ちください。 ○瀬川光子委員  何人で、どういう仕事をなさるのかなということをお聞きしたいんで、お願いします。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  今、ちょっと人数は調べております。仕事の内容につきましては、民家の古文書の調査でありますとか、今、既に継続中の長岡天満宮の古い古文書の調査、それと、今年度、20年度から始めました企画展、こういった形の中でのアルバイトの要員でございます。人数はちょっとお待ちください。申しわけございません。 ○瀬川光子委員  その古文書というのは、私も一度、見学させていただいて、すごく緻密なことをやってられるなと思うんですが、この方は何か資格とか、何かそういう学校を出てられるとか、専門的な方なんですか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  もちろん専門家の方もおいでになりますし、特に長岡天満宮等につきましては、大学のそういった先生をお呼びして、アルバイトというんじゃないんですけども、調査の指導員的な形で御意見賜ったり、そういった大学の先生もおいでになりますし、今、現役の大学生で、そういった専門家の卵といいますか、そういう勉強中の方もおいでになります。特に長岡天満宮等につきましては、たくさん書類等がございますので、夏休みに入った期間、そういったときに集中的に撮影いただいたりしております。 ○中尾生涯学習課主幹  人数の方ですけども、全体で200人です。 ○瀬川光子委員  たくさんいらっしゃるんですね。たくさんいはって、このお値段、割ったらわかりませんけれども。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  これは、あくまでも延べでございまして、よろしくお願いします。 ○瀬川光子委員  非常に目立たないというのか、けれども、すごい長岡の歴史にとっては貴重なところの方だと思うんですよ。こういう方は、本当に貴重な存在の方、ずっと長くしてられる方ってあるんですか、このアルバイトとして。そういう方は期間的にとか、何年とか。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  主に大学生ですので、長い方でも三、四年ぐらいですかね。 ○瀬川光子委員  そういうのがアルバイトでいいんですかね。何かそういう方、1人か何かよくわかりませんが、そういう専門的な人が長岡にもいはったらなと思うんですけれどもね。 ○大江生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長兼中山修一記念館長  今、専門職1人、正規の職員がいます。あと、嘱託職員が2名ということで、専門職3名が、その辺のアルバイトを使いながら調査に励んでくれております。 ○瀬川光子委員  最後に、もう1つだけお願いします。285ページなんですが、神足ふれあい町家管理運営委託料、また、これ、指定管理として上がっているんですけれども、金額、委託料は同じということです。私、ちょっとこの21年度の資料の指定管理者のところをずっと見ましたら、その一番下に、21年度の収入、支出が上がってない部分、上がっている部分がありますわね。上がってない部分見ましたら、下のところに、例えば21年度については、理事会、総会で決定されていませんので、提出できませんとか書かれているんですが、これ、何か全体的に出てないのを見れば、外郭とか、補助団体、そういうので出てないんですか。何か、そこは分かれているのかなと思って。 ○角田教育次長  神足ふれあい町家につきましては、御承知のとおり、NPO法人が受けてくれております。ここでの評議委員会とか、理事会とか、そういったところで承認をいただかないと、公表できないということで、他の指定管理者も出してないと思います。ただ、当然予算を組む必要がございますので、予算書等は概算といいますか、そういったものをいただいて、予算はこういう形で組ませていただいております。 ○瀬川光子委員  特にそういう補助団体とか、外郭とか、NPOとか、分けて出てないとかいうんではないんですね、特に。 ○角田教育次長  今回、この指定管理者で21年度が出ておりますのは、中央生涯学習センターの分です。これはもう会社ですので、もう即、その決裁を得てますので、今回、21年度出させていただきました。ほかの団体につきましては、理事会等、役員会等にかけて正式なものとなるんですけども、この予算を組むときにはこの内容はすべて見ております。反対に、向こうの理事会が拒否しているかもわかりませんけども、それに基づいて予算を組んでおります。 ○福島和人主査  ほか、ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、4項社会教育費を閉じます。  次、5項保健体育費の1目保健体育総務費と2目社会体育施設費までの質問を受けたいと思います。  ページは、284ページから291ページです。
    ○大伴雅章委員  287ページの05の一番下で、新しい補助金、スポーツでつくる地域コミュニティ醸成事業補助金、事前に説明受けました。ある程度、理解しました。それによりますと、各小学校区で有効活用していただく事業補助だということですが、終始、大いに賛成なんですが、受け皿は具体的にどこになるんですか。どこの団体が受ける、補助金ですから。 ○角田教育次長  各校区ごとに活動されている団体がございます。その団体から申請が出た分につきましては、出すということでございます。 ○大伴雅章委員  いわゆる小学校区単位で活動されている、例えば体振であるとか、何々スポーツクラブであるとか、そういうところで、それの要項なんかに合致して事業したら、それを申請したら、そこがもらえると、こういう理解したらいいんですか。 ○角田教育次長  そうでございます。ただ、今回、モデル的に長岡第七小学校の方に地域コミュニティのところを設けております。ここにつきましては、そこが窓口にしていただこうというふうには考えております。 ○大伴雅章委員  将来的にはそうなんですよね。この積算根拠、305万8,000円、10で割ってもなかなかしんどいなと。ちょっとばらつきあるんやと思うんですが、大ざっぱな積算みたいなんは。 ○角田教育次長  予算作成に当たりましては、ここは総合型地域スポーツクラブの定着の支援助成金とかございまして、それに基づきまして、ある程度、それは積算しております。それプラス、学校開放運営の事業がございました。それもプラス、加味しまして、あと、地域連携事業といたしまして各校8万円程度とか、そういうなんを組んでおりまして、300万円でございます。ですから、この中で、例えば総合型地域スポーツクラブに関する経費につきましては、例えば四小、九小なんかは各15万円とか、それと、創設準備につきましては、五小につきましては150万円とか、長法寺につきましては8万円というふうな経費も入っております。 ○大伴雅章委員  これは、我々、予算書見て、ここまでの話はわかるんですけれど、やっぱり1つは、目新しくつくられた、創設された意義の深い補助金ですから、やっぱり校区でこういうことを活性化していただくという意味でも、こんだけやったら、市もこんだけ援助してくれるよというふうなことを、これは、ある程度、明らかに、もうちょっと詳細を、今のようなこと、じゃあ、うち、やろうかなと。迷ってはるところありますやんか。そういうことをぜひ工夫をしていただきたいと思います。御計画ございますか。 ○滝川青少年スポーツ課長  本当にスポーツにはいろいろな可能性というふうな、そういったものを持っておるというふうに思っております。今回、この新しい形での補助金を組みましたけれども、従来の総合型に出ておった補助金と、学校開放団体に出ておった補助金、こういったものをうまく統合しまして、使いやすいようにということで、ある意味では、地域でその校区にはなりますけれども、同じ学校を、小学校を起点として活動している団体が合同で何かをやるということも可能なようにということで、統合したということでございます。  そういったことで、今、委員おっしゃいますように、各それぞれ校区でのいろんな団体へのこうした新しい補助制度を変えていった、枠組みに該当していったということは、十分またPRもせんならんというふうに思っておりますし、早速こういう方向で動いているということについては、校区の体振でありますとか、総合型の方には既に話はしております。 ○大伴雅章委員  市長、これ、目玉ですよね。物すごく僕は前向きにとらえています。今、御答弁あったように、おろしていただくというのは物すごくいいんですが、これ、委員会として、その辺の積算資料を出していただきたいということはできませんか。ちょっと我々も知りたい、私が知りたい。あるいは、できたら、委員会として。 ○滝川青少年スポーツ課長  出させていただきます。 ○大伴雅章委員  校区ごとぐらいで。詳細は結構ですんで。  もう1点、多分、この中では総務費にコーディネーターの人件費が上がってたんですが、総務費やと思うんです。そういう中で、いわゆる、今度、七小でやらはりますよね。そこで、関連で07体育指導委員活動事業、体育指導委員さんについてなんですけれども、例えば、地域福祉進めていく中核は、唯一、国の法律、民生委員法で規定される民生委員さんというのが非常勤公務員でやっています。同じく、この社会体育も振興していくのが、これはスポーツ振興法の定めですよね。きちんと法律上に定めがあって、身分上も、いわゆる非常勤の公務員として、こんだけの報酬を組んでおられるわけですよね。これは16名、大体おわかりやというふうに思うんですよね。民生委員もこれぐらいお金出てるんですよ。ということは、かなり身分的にもしっかりと守られた、ただ、実態的にはなかなかやっていただく人もないというのは存じ上げております。が、やはり法で規定されているというのは、普通の例えば、報酬を若干もうてはる、我々が知っている部分あるんですけれど、社会教育関係団体といいますか、例えば自治会単位で言いますと、少年補導委員さんやとか、生涯学習委員さんとか、いろいろ、いわゆる市政教育委員さん的な人いはりましたね。我々、いわゆる地域レベルでは、そういう人と民生児童委員さんも、体育指導委員さんも、同じ役なんです、見方としてはね。ただ、法的に言うたら、市長、やっぱりちょっと重たいんですよね。やっぱり民生委員、体育指導委員さん。だから、今度、僕は、1つは、ある意味では、地域福祉の視点で進めていくのは、僕は民生委員さんがキーパーソンだと思うし、あるいは、スポーツを1つの切り口として進めていくとき、僕は体育指導委員さんの役割というのは物すごく重要やと思うんですよ。そのあたり、例えば体育指導委員さんというのは、体育指導委員会、多分やってはると思うんですけど、その辺で、行政側からもそういう多分提示をされていると思うんですが、実態としてはどういう反応でしょうかね。体育指導委員さん自らの声として、例えば総合型であるとか、今度、七でモデルやられるとか、そういうこと、多分話題になっていると思うんですよ。 ○滝川青少年スポーツ課長  委員おっしゃいますように、スポーツ振興法の中で体育指導委員を置くというようなことで、義務づけられております。長岡京市の条例におきましても、定員24名以内ということで、実は定員も設けられておりますけれども、実際、現在、定員をはるか今、割っておるような状況でございます。地域から、特に各校区からの社会体育振興会からの推薦を受けて、体育指導委員さんをお願いしているというような状況もございまして、なかなか推薦が出てこないというようなことも含めて、なり手が少ないのは現実でございます。どういうふうに体育指導委員さんが、どこで活躍していただけるような場所をつくっていくのは我々の責任だというふうには思っておりますけれども、いろいろ模索しながらやっているところでございます。  ただ、いろいろな、今、総合型も含めまして、地域に新しい形のニュースポーツの普及でありますとか、そういう場所も出てきておりますので、体育指導委員さんにも、特に総合型の設立に向けては、体育指導委員自らも、やはり何かそういうお手伝いもできないかという話も出てきておりますので、体育指導委員協議会としても、積極的にそういうものにもっと取り組んでいこうという流れで考えていただいております。 ○大伴雅章委員  ありがとうございます。多分御苦労なさっていると思うんですよ。そこで、市長、先ほど言いました、市長が今度、ここの予算科目やないですけれど、目玉として、1つは、コーディネーターの配置されますよね。非常に僕は一歩、ぐっと前へ出られたなというふうな感じを持っているんですが、やっぱり1人ではなかなかなんですよね。そのスタッフをどう校区の中でつくっていくかという中心人物に、多分体育指導委員さんとか、民生児童委員さんというのは法の規定のある方ですから、なられると思うんですよ。本市も含めて、いろんな条件整備をやっぱり行政としてはしていくことによって、今、課長おっしゃってますように、なかなかなり手ないんですよね。しんどい割に何にも報われへんとか、難しいことばっかり上から言うてきはるとか、これは本音ですよね。その辺の実態は、もう担当課長さん、非常によく御存じなんで、どうしたら体育指導委員さん、それぐらいやったら、ほんまに奉仕の精神でやってもええわと、うんと言うていただけるような、具体的な体育指導委員さんに対する、民生児童委員もそうなんですけども、やっぱりそういう報酬だけではないと思いますが、条件整備を、市長が進められる政策、あなた方は中核なんやと、スタッフなんやということで、一歩前進していただけたらありがたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○小田市長  まさに、そのとおりでございます。福祉の分野で、昨年も災害とか要配慮者、あれはもう精力的に3,500世帯の家庭訪問、戸別訪問やっていただいて、ああして約半分ちょっと、1,000人少しの登録をいただいたと。そこまでにかかるのに相当なエネルギーをいただいたと、こういうことでございますし、あるいは、日々の暮らしの中でいろんな支援もいただいている。また、体育指導も、そらもうわずかなことで制約をおかけしているんでしょうが、また、それだけ熱心な中で、指導員としてお世話になっていると、こういう自負もあると思います。まあ毎晩、毎晩、会合、会合、校区でさえ、中央大会ではまたそのサポートをしていただく、こういうことで、非常に私は御足労をおかけをいたしているというふうに思っています。そういうところから、そういった人たちを1つのかなめとして展開をどのようにしていくのかということを、やっぱり1つずつ着実に歩んでいかないたし方ない。私はモデル的にやるわけですが、近い将来、スピードアップを図ってまいる、各校が、それが1つ、そして、その地域、地域、どのようにサポートしながら展開をしていくのかということを、既存の団体も含めて新たなそういった今のメンバーの人たちをどうネットワークを図って対応していくのか、こういう考え方、それが、ひいては1つの目標に向かって、その校区がみんなでやっぱり歩んでいこう、こういうことがある意味では地域力の向上につながっていくものと、こういう考え方をいたしました。とりあえずこの4月から、暗中模索でさせていただく、こういうことです。  そういう意味で言いますと、先ほど議論をしていただいています地域コミュニティ醸成事業補助金、3つの補助金を統合してもらうと。これは教育委員会の所管の方で、自らそういうことをやっていただいて、実はやっていただいたと。私は非常にありがたいなというふうに、そういうことが少しずつ、それぞれの福祉の分野でも、ほかの分野でも芽生えていって、全体に上がっていくと、こういう考え方をこれからしていけたら、私としては非常にありがたいし、そういう意味では、期待をいたしております。 ○大伴雅章委員  確かに、もう市長、そのとおりでして、私たちのいわゆる地域の方から見たら、目に見えてきましたよ。市長のやっぱりやりたいこと、思っておられることが、これで具体的にね。  今、答弁されたように、スピードアップしていきたいという市長の思いでございますので、そのスピードアップしていくには、もちろん行政のいろんな条件整備も必要ですけれど、やっぱり協働していくわけですから、地域のやっぱり旗振り役というのが絶対要るんですよね。それは、1つはコーディネーターの賃金つけられたけれど、もう少し、そんないわゆる常時雇用じゃなくて、本当に民生委員さんとか体育指導委員さんに代表される、だけではないと思いますけれど、そういうふうなリーダーになっていただける方、やっぱり人材を大事にしていく、育てていくというふうなあたりで、私はこの予算科目というのは、ほんまにわずかなんですよね。もっともっと、そういう意味で、例えばこれを倍に増やしても知れてるんですよね。コーディネーターさんの賃金に届かへんのですよ。そういうことによって、非常に市長の今おっしゃっていることがもっと目に見えるんではないかというふうに思いますんで、来年度、ぜひ期待してますんで、一歩一歩進めていっていただけたらというふうに思います。非常に心強い、力強い御答弁ありがとうございます。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。 ○野坂京子委員  289ページの09体育協会の支援事業というところで、長岡京市の体育協会の補助金を置いているわけですけれども、この中で、浜野議員も一般質問してたんですけども、長岡公園のテニスコートの管理いうとこら辺で、実際に緑の協会の方がかぎをあけているとかいう問題も含めて、どう改善されていくのか、一応業務委託の中にテニスコートの管理も含めてあると思うんですけども。 ○角田教育次長  ここの体育協会の補助金の中には入っておりません。指定管理の方でございますので、次のページの方になりますけど、よろしいでしょうか。もともとテニスコートにつきましては、公園緑地係の方が公園と一体管理しておりました。もう10何年前の話ですかね。そこで、体育施設ということで、体育協会がそのときは指定管理と違いました。業務の一部を、予約業務を含めまして体協でしたらというお話がございまして、そのときに、原則的にはテニスコートのかぎの開け閉めは体育協会がするという形になっております。指定管理出しております指定管理の中にも、当然テニスコートの予約、そういう管理につきましては、指定管理の中で行うと。本来、かぎの開け閉めも指定管理の中というふうに決めております。  指摘された内容でございます。当然人件費が、公園の管理の方、シルバーの方が実際にはお手伝いしていただいているというのが現状でございますが、今現在、そのテニスコートの中の工事も一部あります。管理の中も、公園の中の管理ということで、ふくそうしているところがございます。それを工事が完全に完了しましたら、明確に分けまして、当然そのテニスコートの中のかぎの開け閉めとかに関しました経費につきましては、指定管理の中の経費で賄う予定をしておりますし、緑の協会の経費からも抜く考えでおります。 ○野坂京子委員  わかりました。明確に、せっかくテニスコートを使用されている住民の方は、変な話、緑の協会であろうとも、体育協会であろうとも、だれがどうのこうの、多分関係ないと思うんですよね。ただ、やっぱり委託している以上、その業務をちゃんと遂行していただくというとこら辺が基本だと思うんで、その辺をお願いしたいと思います。 ○瀬川光子委員  1点だけ、今の291ページの社会体育施設管理運営委託料、これ、また指定管理なんですけれども、19年度の決算書、これを見ましたところが、収支決算で173万4,765円の黒字が出ているというとこら辺が見えましたが、これは特には返納がされていないと。今度、また、平成20年度の予算と、この今の平成21年度の予算は同じということなんですけれども、そうすれば、まだ21年度の指定管理者の収入、支出は出てませんけれども、この事業内容、そういうものが充実していく見通しがあるのか、その残った分はどうされるのか、ちょっとそこがわからないんですけど。 ○角田教育次長  たしか19年度に170万円ほどプラスが出たということで、20年度の予算に、たしか積みかえております。たしかそのように確認しております。  西山体育館スポーツセンターの指定管理料につきましては、収益が出ても、これは返していただかないと。これは指定管理者の努力であるということで、指定管理者の収益という形にしております。といいますのも、西山体育館スポーツセンター、長岡公園テニスコートにつきましては、稼働率がもう既に安定しております。高い水準で稼働率で利用されておりますので、よほど努力しないと、私どもの積算しております指定管理料より上へいくとはまず考えられません。これは努力されたというものでございますので、返還を求めておらない内容でございます。 ○瀬川光子委員  その返還をするとか、せんとかいうのは、特に何かそういう基準みたいなものはどこか書いてましたか。何もないんですね。 ○角田教育次長  契約書の中に、協定書の中にも書いております。協議しますということを書いております。 ○福島和人主査  ほか、ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、10款教育費を閉じます。  審議の途中ですが、3時30分まで休憩いたします。               (午後3時03分 休憩)               (午後3時30分 再開) ○福島和人主査  それでは、休憩を閉じ続会いたします。  次、特別会計予算審議を行いたいと思います。  まず、第20号議案の説明の方、お願いいたします。 ○岩﨑健康福祉部長  それでは、第20号議案 平成21年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  平成21年度の予算総額は70億8,874万3,000円、前年度比7.2%の増となっております。  それでは、まず、歳出の方、22、23ページの方から説明させていただきます。  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で、1億2,961万6,000円を計上しております。21年度は、2年に一度の被保険者証の一斉更新の年に当たっており、消耗品、印刷製本費、通信運搬費に必要経費を計上しております。また、委託料につきましては、21年度は大きな制度改正が予定されていませんので、国保事業等システム変更委託料が減少し、器具保守委託料と合わせて、前年度比66.8%減の282万9,000円を計上させていただきました。  その下の目2連合会負担金につきましては、256万1,000円を計上しております。これは、これまでの国保連合会の運営負担金に加えて、連合会の電算処理業務機器更改積立金計画に基づき、平成21年度から、府内の各保険者に対して基金積み立ての新たな負担金が創設されたことに伴いまして、この経費を計上したことによります増でございます。  次に、24、25ページになります。  目3財産管理費は66万2,000円を計上しております。国保財政調整基金の利子積立金でございます。  その下の項2徴収費、項3運営協議会費につきましては、大きな変化はございません。  26ページ、27ページになります。  款2保険給付費、項1療養諸費、目1一般被保険者療養給付費でございます。39億6,036万5,000円を計上しております。この主な要因といたしましては、1つは、医療保険制度改革により、保険給付費につきましても大きく内容が変更したところですが、20年度は一部旧制度が混在していたものが、21年度は通年化するということにより、給付費が増加すること、並びに20年度の保険給付費が前年度比約10%の伸びを示しており、その伸びをベースに21年度の給付費を見込んだものでございます。  一方、目2退職被保険者等療養給付費につきましては、3億4,052万9,000円を計上しております。これも医療保険制度改革による制度改正の通年化により、退職者の給付費が大幅に減少したものでございます。  次に、目3一般被保険者療養費は8,195万9,000円を、次のページになりますけども、目4退職被保険者等療養費は1,414万6,000円をそれぞれ計上しております。いずれも制度改正後の20年度の実績を勘案し、給付費を見込んだところでございます。  次に、項2高額療養費、目1一般被保険者高額療養費に4億1,738万5,000円を計上し、目2退職被保険者等高額療養費に6,933万6,000円を計上しております。いずれも制度改正後の20年度の実績から21年度の給付費を見込んでおります。  次に、新しい項目として、目3一般被保険者高額介護合算療養費、及び次のページの目4退職被保険者高額介護合算療養費に、それぞれ10万円を計上しております。これらは平成20年度の制度改正で創設された制度でございますが、内容は医療費が高額になった世帯に介護保険受給者がいる場合、国民健康保険と介護保険の自己負担の1年間の合計が一定額を超えた場合、この一定額を例えば70歳以上の一般取得者で年額56万円になりますが、一定額を超えた場合、申請に基づき、その超えた額が給付される制度でございます。その1年といいますのは、8月から翌年の7月までの1年間の自己負担額が対象になるため、20年度から創設された制度ですか、給付は21年度から始まりますので、今回、新設科目として予算計上したものでございます。  次に、項3移送費は、前年と同額でございます。  その下の項4出産育児一時金、目1出産育児一時金でございます。3,040万円を計上しております。  次の32、33ページをお開きください。  項5葬祭諸費、目1葬祭費及び項6精神・結核医療付加金、目1精神・結核医療付加金は、前年度と大差ございません。  次に、款3後期高齢者支援金等、項1後期高齢者支援金等でございます。目1後期高齢者支援金に8億303万8,000円を計上しております。制度の通年化による増でございます。  次に、34、35ページになります。  款4前期高齢者納付金等、項1前期高齢者納付金等、目1前期高齢者納付金に246万8,000円を計上しております。これも制度の通年化による増でございます。  次に、款5老人保健拠出金、項1老人保健拠出金、目1老人保健医療費拠出金でございます。1億170万2,000円を計上しております。これは20年4月から老人保健制度が後期高齢者医療制度へ移行したことにより、21年度の概算分が廃止され、19年度分の精算分のみとなったことにより、大幅に減少したものでございます。  次に、36ページ、37ページでございます。  款6介護納付金、項1介護納付金、目1介護納付金で、介護保険2号被保険者負担分として2億9,417万9,000円を計上しております。  次に、款7共同事業拠出金、項1共同事業拠出金、目1高額医療費拠出金でございます。これはレセプト1件当たり80万円以上の高額分につきまして、国保連合会が共同処理を行う事業に対する拠出金でございますが、前年度比9.7%減の1億1,279万2,000円を計上させていただいております。  その下の目2保険財政共同安定化事業拠出金でございます。これはレセプト1件当たり30万を超える高額分について、国保連合会の共同処理を行う場合の拠出金でございます。5億7,608万3,000円を計上させていただいております。  以下、目3から、次のページの目5につきましては、前年度と大差ございません。  次に、款8保健費、項1特定健康診査等事業費でございます。前年度比25.0%の増、6,588万6,000円を計上しております。20年3月に策定しました特定健康診査等実施計画に基づき、21年度の事業費を計上したものでございます。  次に、項2保健費、目1保健事業費でございます。1,786万9,000円を計上させていただいております。主な内容は、年6回の医療費通知と人間ドック、脳ドック検診委託料でございます。  次のページの款9諸支出金及び款10予備費につきましては、前年度とほぼ同様の内容となっております。  次に、ただいまの歳出の財源となります歳入の部分を説明させていただきます。  戻りまして、10ページ、11ページをお開きください。  款1国民健康保険料、項2国民健康保険料、目1一般被保険者国民健康保険料でございます。15億7,524万7,000円を計上しております。これは一般被保険者の保険料給付費の増が主な要因でございます。  目2退職被保険者等保険料は1億9,736万5,000円を計上いたしました。医療保険制度改革後の退職被保険者等保険料の実績見込みを勘案し、計上したところでございます。  次に、12、13ページになります。  款2使用料及び手数料は、前年度と同額でございます。  款3国庫支出金、項1国庫負担金、目1療養給付費等負担金で、11億5,817万3,000円を計上させていただいております。  次に、目2高額医療費共同事業負担金でございます。2,819万7,000円を計上しておりますが、高額医療費共同事業拠出金の4分の1を国が負担するものでございます。  その下の目3特定健康診査等負担金では1,456万2,000円を計上しております。これは特定健康診査等実施計画に基づく対象事業費の増に対応したものでございます。  14、15ページになります。  款3国庫支出金、項2国庫補助金で、目1財政調整交付金でございます。これは市町村におきます財政負担能力を考慮して配分される交付金でございまして、2億407万9,000円を計上しております。  次に、款4療養給付費等交付金、項1療養給付費等交付金でございます。これは退職被保険者の給付費の財源となる交付金でございますが、4億4,264万6,000円を計上しております。  次に、款5前期高齢者交付金、項1前期高齢者交付金でございます。これは65歳から74歳の前期高齢者の加入割合による各保険者間の負担の不均衡を調整するため、20年度から創設された交付金でございますが、制度の通年化及び前期高齢者の保険給付費の増加により、前年度比45.8%増の19億3,640万2,000円を計上させていただいております。  次に、款6府支出金でございます。  項1府負担金、目1高額医療費共同事業負担金では2,819万7,000円を計上しております。高額療養費共同事業拠出金の4分の1を府が負担するものでございます。  目2特定健康診査等負担金は1,456万2,000円を計上しております。特定の健康診査等事業に係る対象経費の3分の1を府が負担するものでございます。  16、17ページになります。  款6府支出金、項2府補助金、目1財政調整交付金で、これは昨年比0.9%増の2億2,379万5,000円を計上しております。  次に、款7共同事業交付金、項1共同事業交付金で、目1高額医療費共同事業交付金でございます。これはレセプト1件当たり80万円の医療費を対象とした国保連合会の共同事業による交付金でございます。20年度の実績から前年度比76%増の1億5,796万6,000円を計上しております。  その下の目2保険財政共同安定化事業交付金でございます。これはレセプト30万円以上の医療費を対象とした国保連合会の共同事業による交付金でございます。これも実績から前年度比16%増の6億3,882万7,000円を計上しております。  その下の款8財産収入、項1財産運用収入、目1利子及び配当金は、国民健康保険財政調整基金の利子と出産一時金貸付金の利子でございます。67万6,000円の計上をしております。  次に、款9繰入金でございます。項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金では、前年度比7.0%増の4億6,070万3,000円を計上しております。  右側の節ですけども、節1保健基盤安定制度繰入金から、次のページの節4職員給与費・事務費繰入金は、前年度と大差はございません。  節5その他一般繰入金では、前年度比147%増の4,939万8,000円を計上しております。これまで地方単独事業影響分と精神結核賦課給付分を市ルールとして繰り入れを行っておりましたが、21年度は、それに加えて、保険料激変緩和分として3,000万円を計上いたしました。一般被保険者の保険給付費の増加に伴い、一般被保険者に係る保険料負担の大幅な増加が避けられない状況となっておりますので、今回、昨今の社会経済状況を勘案し、一般会計からの繰り入れを行い、保険料負担の急激な増加に対する緩和を図るものでございます。  次に、項2基金繰入金で、20年度末基金残高が大幅に減少することが見込まれることから、21年度は1,000円のみの計上としております。  以降、款、項、目につきましては、前年と大差ありませんので、説明を省略させていただきます。  次に、お手元の資料、予算審査特別委員会資料でございます。先ほど、歳入歳出の説明をさせていただきましたけども、簡単にその資料をごらんになっていただきたいと思います。補足する意味で説明させていただきます。  まず、1ページですけども、年間の被保険者数を載せております。平成21年度は、一般と退職はあわせまして、21年度ですけども、1万8,686人でございます。世帯数としましては、その下の表で、平成21年度は1万776世帯で、1世帯当たりの被保険者数は1.73人となっております。それと、3番目の保険給付費の状況で、49億4,188万2,000円を上げています。これは保険料と国のいろんな補助金、府の補助金をあわせた額で、保険の給付を賄う必要があるといった額でございます。これは昨年と比べまして12.2%の増でございます。  次のページ、2ページになります。  賦課限度額が、定例会で条例で一部改正させていただきましたように、介護納付金分が9万円から10万円と、限度額が変わっております。ですので、医療給付費分と後期高齢者支援金等の分と介護納付金をあわせまして69万円、これが国民健康保険の賦課限度額となっております。21年度は69万円がすべての限度額となっております。
     その下の賦課割合ですけども、国民健康保険料を算出するに当たり、一定原則がございまして、応能割と応益割が50対50の必要があるということを示しております。  次のページに移ります。3ページでございます。  各表の一番上の表ですけども、医療給付費分で、21年度の見込みという形で、ちょっとゴシックで書いております。いろいろ歳入で説明させていただきました。その根拠となってますのが、今現在の長岡京市民の方の所得をもとにコンピュータを回しまして計算しております。所得割が6%、去年よりは0.1%の増、均等割が2万7,100円、昨年度よりは1,600円の増、平等割が2万100円、昨年度よりは1,400円増となっております。介護納付金分につきましては、限度額が上がったことによりまして、若干所得割が1.92から1.85で、0.1%の減となっております。あと、均等割、平等割は一緒でございます。  次に、後期高齢者支援金分ですけども、これは昨年度と変わりございません。  次に、3-1の表があります。これは所得区分ごとの年間保険料試算額を示しております。夫婦2人世帯で、その方が40歳から64歳で、世帯主の所得を想定して、その家に介護保険があるというのを前提で示しております。例えば、21年度、下の方の表ですけども、まず、7割、5割、2割とあります。その横に平均所得世帯というのがあります。長岡京市で国民健康保険の加入者の方の平均総所得金額が152万円を例に挙げますと、率の改定をしまして、医療分では14万5,700円、後期高齢者支援金分では4万4,700円、介護分では年間4万4,300円、合計あわせますと年間23万4,700円と。上の表の20年度ですけども、その年間、3つのこの給付費の分をあわせますと23万100円ですので、その一番下の2行、表があります。合計保険料の比較としましては、4,600円、平均、この所得層の方で2%が保険料の上昇となるということを示させていただいております。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○福島和人主査  説明は終わりました。  それでは、質疑に入りたいと思います。  歳入歳出一括で質疑を受けたいと思います。 ○大伴雅章委員  もう中の細かい数字、ちょっと省略しまして、市長、大きな話から入りたいんですが、私も前からなんですけど、やっぱりこれ、市町村ではもう限界に来てるなというのが正直なところでございます。  今年、市長の英断でもって繰入金を去年より、率で7.6%か、額で約3,000万円ほど、一般財源から投入されまして、何とか予算の帳じりを合わせられたという努力の跡は大いに評価するところですけれど、実際問題、全国の市町村どこでもそうなんですが、うちがどの辺なのかということもあるんですけど、例えば京都府下の市長会あるいは市町村会あるいは全国の同じようなところでき動きみたいなところ、それぞれ皆さん言うてはると思うんですけど、直近のところはどうでございますか。やっぱりこれは基本的に国制度の行き詰まりですよね。そういうところで、それぞれの自治体の首長さん、御苦労なさっているもう最たるものやと思うんですけれど、例えば小田市長さんはどういう思いで、そこで発言されて、あるいは、京都府さんが全国に向かってというあたりを、ちょっと御紹介願えたらありがたいです。 ○小田市長  今の社会情勢から言いましても、医療費も、このお手元の資料のとおり、12%、給料が上がらへんわ、株価も下がっとるわ、土地も上がってへん、そういう時代の中で、医療費だけは12%、2けた台、実は上昇しておる、こういうふうなことです。それに対応するのは、基本的には個人の補助金あるいは保険料、こういうことでございます。そういった今の医療状況そのものが急上昇している、こういう状況下でございます。それに対して給付、長岡京市は介護保険も結構いらっしゃると。済生会を中心にした公的中核病院もございます。それは対応をきちっとしている、こういうことでございます。全国的に見ますと、負担と給付の問題ということが逆に議論をされていると。新聞紙上で端的に出ているような事態は、ひとつきていると。医療の課題、深刻な課題が出てきている。それは、本市の場合、幸いに保障をされている状況ではないかというふうに思っておるところでございます。何せやはりそれだけの負担を保険料という形でお世話になる、こういうことで、本市としては、不十分ではありますでしょうけども、私としましては、最大限、そういった形の激変緩和ということで、投入をさせていただいたところでございます。  この医療政策、福祉政策を含め、全国市長会等含め、非常に大きい声が出ております。京都府で言いますと、ちょうど文教部会、ちょうど私、部会長もさせていただいていますが、南部と北部では全く医療事情が違うというような、病院そのものが、特に自治体病院はもう全国的に、もうにっちもさっちもいかんと、こういうことで、まだ維持できているならともかくとして、本来の病院そのものの存続が危ぶまれると、こういう事態が出ているところでございます。そういった声が全国の各市町村ともに出ている、こういうことも事実でございます。本市も国保制度の充実につきましては、市長会等通じて、毎年、要望も出させていただいている、こういう状況でございます。  以上でございます。 ○大伴雅章委員  当事者である市長さん、京都府行っても、仮に全国行ったとしても、無力感を感じて、お帰りになってこられるんではないかというふうに思うんですけれど、やはりそれはそれで、一定協力して叫び続けていただきたいと思いますし、やっぱり制度の変革を求めていくというのは、一方でやっていかなあかんと。その中で、市町村のさまざまな事業の違いがありますけれど、本市の場合は、繰入金も含めて努力されているというふうに評価をしております。  以上です。 ○福島和人主査  ほか。 ○野坂京子委員  国保料の、今回、激変緩和で3,000万円投入されたことは、すごく評価できるものだし、今後とも、今、大伴委員が言われて、いろいろと問題はありますけれども、1つは、やっぱり短期証でも発行がされてない長岡京市というとこら辺では、これに努力をまた重ねていただきたいということが1点、要望しておきたいんですけれども、あと、資料として、85ページなんですけれども、各課別の年間時間外勤務時間数ということで、及び時間外勤務手当額ということで、資料請求させていただきました。  この中で、見させていただきまして、非常に健康福祉部というとこら辺では、時間数もさることながら、結局、手当が当然時間外ですから、超過勤務ですから、率がアップしますし、当然金額も相当なものになってくるんですけれども、毎年、比較だけではなくて、非常に大きい手当に、とれすれば、3,000万円近いですから、何人もの人が雇えるなっていう思いを持ったわけです。  例えば、健康福祉部のずっと見てる中で、国民健康保険課なんかは、私は、第2駐車場をよく使わせてもらうもんで、裏から入ってくることが多いんですけれども、非常に時期的に6月前後、当然今から忙しくなるわけですけども、対応に追われているんだろうなという思いは物すごくします。いつも横をちらちら見ながら、状況をうかがったりしているわけですけども、その中で、時期的状況はすごくわかりますし、この87ページでも、本当に時間外としても、月45時間以上とか、80時間以上の時間外勤務をされている方がおられるというとこら辺で、医療年金も含めて大変なのはわかるんですけれども、この辺、どうにか、その職員さんの健康も含めて、すごく気になるところなんですけれども、職員さんが足らなくてこういう時間外勤務がすごく増えているのか、その辺、ちょっとお尋ねしたいなと思うんですけども。 ○井上国民健康保険課長  ただいま、時間外につきまして質問があったわけでございますけれども、平成19年、20年度、このあたりにつきましては、医療保険制度の大きな改革がございました。あの対応につきまして、やはり非常に国民健康保険課の職員につきましても苦慮したところでございます。それプラス年度末、年度始めにつきましては、やっぱり市民の方の異動も非常に多ございます。そういった部分で、通常でもそこそこの時間外が発生しておった時期でございますけれども、今申し上げましたような医療保険制度改革への対応が重なりまして、ちょっとこういうような状況になっております。委員が今おっしゃいましたように、当然職員の健康管理、そういうものはやっぱり最優先で考えていくべき問題かというふうに考えておりますので、時間外につきましては、今後、縮減できるような形で、内部で努力していきたいというふうに考えております。 ○野坂京子委員  本当に、これはもう外からでしか何とも言えない状況なんで、中の実務的なこととか、例えば、電算システムに上がられる姿なんかもよくお見受けしますし、逆に、帰ろうかなと、こちらが5時15分過ぎて、遅くなったかな、5時半回ったなというとこでも、何かカードですか、差して、何か答えをもらって入ってはる姿とか、よく見るんですよね。その辺で、例えば電算処理がその勤務時間中にできないものなのか、ちょっと素人なんでわからないんですけれども、もしかできるのなら、当然職員を増やしていただいて、それか、再任用で人を増やしていただくなりして、そういう対応をされたらいいかなとは思いますし、また、例えば、業務を遂行してから、以降、電算処理をしなければならないというような業務内容であれば、時間をちょっとずらして、その業務に当たっていただく方を職員として採用するとか、いろんな工夫ができるのかなって、というのは、やっぱり今言いましたように、1人の職員の方が、例えばすごい超過勤務をされて、それなりの当然見返りの、超過勤務ですから、お金は、給料はついてくるわけですからいいんですけれども、逆に考えたら、超過勤務せんでも、その範囲内で、勤務時間内でできることなら、逆に職員を増やして対処した方がいいのかなとか、この金額を見てますと、すごく感じるものがあるんですけれども、その辺はいかがでしょう。 ○井上国民健康保険課長  確かに、おっしゃいますように時間外に電算処理、非常に多ございました。これも先ほど申し上げましたように、医療保険制度改革に伴いまして、いろいろなシステム変更があったわけでございます。それがなかなかうまく動かない、こちらの思ったとおり動かないというような状況もございまして、そういう電算処理業務につきまして、非常に時間外で職員が対応せざるを得なかったという状況が発生したわけでございます。  それで、この87ページの表を見ていただいてもわかりますように、夏以降は、一定そういう制度改革に対応することが軌道に乗りましたので、時間外につきましては、一定落ちついたというふうに見ていただいていいかというふうに思います。ただ、また今後、この年度末から、また来年の年始にかけまして、また被保険者の異動等ございます。それと、昨今の経済状況、こういうものを見てますと、やはりリストラ、倒産、こういった形の加入者の相談もございます。そういったものの対応もございますんで、それは現行の職員の体制の中で何とか対応していきたいというふうに考えております。 ○野坂京子委員  課長のおっしゃることはよくわかりますし、努力されているんだろうなとは思うものの、本当に忙しくなってきから、いらいらとするもので、何となく職場の雰囲気もばたばたと、お客様に対する接客態度も、荒々しくはならないだろうと思うんですけれども、例えばお客さんが立っておられるのに、こちらで何かばたばたされてて、何や、あんた出てえよ、出てくれたらいいのにみたいな、ちょっと光景が見受けられたりしたんです。そういう細かなところなんですけれども、いろんな意味で、その超過勤務が次に響くという、この期間だけでも、例えば臨時的に職員を投入するとか、本当に現場が大変なら、そういう声を課から出していくとか、市長、どうでしょうかね。その辺も職員さんの健康管理も含めてね。 ○小田市長  その辺は、昨年、医療制度改革が本格的に始まると、スタッフも送り込みました。体制は整えたつもりでございます。しかし、とはいえ、現実に、そういうことは御理解いただきたい。そして、夏場以降、一定の落ちつきを見せてきたと、こういうことでございまして、我々は今の制度やシステムが大きくさま変わりいたしますと、それに対するやっぱり不測の事態をとるべく、できるだけ、不十分ではありますでしょうけども、対応するものは、私はさせていただいたつもりをしておりますので、おかげをもちまして、一連のシステムの大きな変更の中で、本市は幸いにいたしまして、これといった一連の全国で駆け込みでしたようなことは、幸いなかったと、こういうことで、実は安堵をいたしているところでございますので、今年はそういったことは、4月以降も、ただ、時期的な季節的な状況で多少の変動はありますでしょうけども、今、課長が申し上げた状況の中で対応をしてきたという、私はさせていただいたつもりはしております。  以上でございます。 ○野坂京子委員  よくわかりましたけれども、この80時間以上という超過勤務の方がおられるというとこら辺で、ほかの課も当然そうなんですけれども、非常に健康福祉部のところで目立っておりますので、職員さんの健康も考えながら、また、そういう声をぜひとも、職員同士がお互いにかばい合うというか、努力することも大切でしょうけれども、健康を害してまで、結局は長期休みになっては何もならないというとこら辺で、要望も含めてしておきます。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。 ○瀬川光子委員  もうポイントだけ言わせていただきますけれども、今回も保険料が上がるということで、この2人世帯のところを見せていただきましたが、この賦課割合、料率の辺も考えられたんでしょうけれども、これ見ますと、所得の低い人から、ずっとカーブで上がるのではなくて、真ん中の層ですか、平均所得層から少し上、そのあたりを引き下げるという形で組まれているんですね。普通は下からすっと上がるようなカーブというのか、なぜ、このようにされたのかなと、まずお聞きしたいと思います。 ○井上国民健康保険課長  今回、この資料で配布させていただきました3-1のページの内容かと思いますけれども、下から順々に上がるというのは、この上昇率のことでございますか。 ○瀬川光子委員  そうですね。 ○井上国民健康保険課長  一応、上昇率といいますか、引き上げる金額の方だけ見ていただきますと、下から上に徐々に上がっていくというようなカーブになっているかというふうに思います。  ただ、所得層の低い方につきましては、年間の保険料額そのものが非常に低うございますので、上昇率という部分だけで見ますと、高く出ておりますけれども、金額的には下から上へ徐々に上がっていくというようなカーブになっているかというふうに思います。 ○瀬川光子委員  とにかく、もう保険料が上がるということで、いろいろ苦慮されたとは思うんです、本当に。国の仕組みが問題とはいえ、やっぱり上がっていることは上がってまして、今回、一般会計から3,000万円を繰り出していただいたと。この辺で、もしも、この保険料が上がらずに抑えられるとしたら、この特別会計への繰り入れ、どれぐらいあったら抑えられるのでしょうかね。 ○井上国民健康保険課長  今回、3,000万円繰り入れさせていただきまして、この保険料率になりました。これをもし上げないということであれば、さらに4,000万円繰り入れをすれば、20年度の料率でいけるというふうになったというふうに予測しております。 ○瀬川光子委員  市長さんにお聞きしますが、18年か、17年でしたか、7,000万円余り入れていただいたことがありましたですね。今、特に経済的な大変な中で、そういう手だてというのはできないんですかね。 ○小田市長  国保の関係につきましては、延べ4回、4次削減までさせていただいて、最後の最後にさせていただいたのと国保です。その中で、最大繰り出しをすべく、私にすれば、激変緩和は3,000万円で浮いてしまってますけども、国保会計に対して4億6,000万円、ルール分であろうが何であろうが、4億6,000万円という莫大なお金を出しているんですよ、実は。その中の激変緩和として3,000万円が、今、議論をしていただいている、こういう中ですから、そのことを何とか、府下の近隣の市町村の動向も見ました。長岡京市、決して料率では高くございません。低い方です。1%から違うんです。見ていただいたらわかります。そこまで、今まで努力をしてきた経過の中で、来年度、じゃあどうするんかと。一方では、12%医療費が伸びる。12%分、保険料負担していただきましょう、そういうわけにもいかない。だから、その辺で、できるだけ保険料の引き上げをせずに、その辺の形で最終的に詰めをさせていただいた数字の最大として、3,000万円という数字が、今、議論をいただいているところでございます。それにつきましては、ひとつ御理解いただきたい。私にすれば市民の御負担を少しでも安くしたい。できるだけ、本当やったら据え置きをしたい。しかし、一方では4,000万円から打ち込まないかん。  一方では、平成20年度の現在、予算そのものが、先般、補正で議論をしていただいた基金から1億円、当座積まんことには収支が合わん、赤字決算になる、こういう事態です。さらに、それを受けた21年度と、こういう1つの議論を、補正と、この当初予算とあわせて、何回も議論に議論を重ねさせていただいて、お世話になりました。私にすれば、今の時代でございます。少しでもという気持ちの中で、こういう判断をさせていただいて、私としては最大の努力をさせていただいたということを御理解いただきたいなというふうに思います。 ○瀬川光子委員  もう一努力していただきたいなと思うんですけれども、同じ気持ちです。市民の負担を少しでも少なくという思いで、私も話させていただいているんですけれども、この前いただいた、昨年の5月31日の滞納者1,878件と。短期証が373世帯あると。この辺が、やっぱり少し上がることによって、どういうふうにまたなるのかなと、非常にこの辺心配なんですね。それは何とか努力も、もう一度考えていただきたいということを御要望しまして、ほかに、例えば保険料の減免ありますね。これはちょっと今年じゃなくて、昨年、平成19年度の決算資料なんですけれども、減免の方が239人いらっしゃいます。それで、減免基準がいろいろあるんですけれども、今、課長がおっしゃった、そのリストラとか、倒産とか、そういうのがまたこれから多くなるか、ならないか、わかりませんが、そういうとこら辺で、1つの努力として、この減免基準を何とかもう少し緩和できないかなと。この2番のところに、廃業、失業等により、所得が著しく減少した場合とあるんですけれども、この辺のところとか、あるいは、4つしかないんですが、5番目に、その他、市長が認めるところとか、何かそういう減免基準を少し緩和できるような手だてが1つ思うのと、それから、もう1つは、医療費の一部減免、一部負担の減免、藤本議員が一般質問でも取り上げたと思いますけど、今までにも申し上げていますが、この医療費の一部負担の減免、これは平成19年度から今まで、何か申請とかありましたですか。 ○井上国民健康保険課長  申請はございません。相談は年間に数件、電話、窓口等でございますけれども、実際に申請に至った件数というのはございません。 ○瀬川光子委員  こういうとこら辺も、やっぱり1つは、受けたいけれども受けられない、高くて、お金がなくて。そういう人が一番大変だと思いますので、やっぱりこの制度がもっともっと周知できるような手だてがないのかなと思うことと、実効性のある基準にしていただきたいなと。その辺をまた考えていただきたいと思うんです。少しでも、こうして大変なときに必要な医療が受けられる、もうこの辺が一番もとですので、市としてもすごい努力はしてくださっているんですけども、市民の立場からしたら、ほんまに命にかかわりますので、このあたりをもう一度、ちょっと考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○井上国民健康保険課長  保険料の減免につきましては、一応考え方としまして、災害や失業等、特別な非常に収入が急激に減少した方につきましては、保険料の減免対象にしようという、そういった制度でございます。それで、経常的にもう収入の低い、所得の低い方につきましては、もともと保険料の制度の中で、7割、5割、2割の軽減の制度がございます。そちらの方を使っていただくというのが制度の趣旨かというふうに思います。  それで、減免基準を緩和するという話でございますけれども、減免対象者を増やしていきますと、やはりその財源をどこに求めるかということになってまいります。現行の制度の中では、やはりそれはほかの被保険者の保険料の負担にかかるか、もしくは、一般会計、一般財源、そちらの方にかかるかということで、いずれにしましても、新たな負担が発生するということでございますので、保険料の減免基準の緩和という部分につきましては、やはり慎重な姿勢で対応していく必要があるかというふうに考えております。  それと、窓口の一部負担金の減免でございますけれども、これにつきましても、委員がおっしゃいますように、これまで、長岡京市では申請がなかったというような状況でございます。ただ、今、国の方で、この窓口の一部負担金の減免の運用につきまして、全国的に統一的な基準でやっていこうというようなことで、この4月が予定でございますけれども、新しいそういう運用基準を国の方が示すというふうに申しております。現時点では、その内容をまた見させていただいて、今後について対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○瀬川光子委員  確かに、財源も必要なんですけれども、やっぱり憲法で保障されている生存権の保障という立場から考えれば、何をもってでも、やっぱりここは助けんならん部分ではないかなと思いますので、ぜひとも、その辺で、もう多くは、何回も言ってますので申しませんが、もう一度、いろいろ検討していただきたいと。よろしくお願いをいたします。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、本件に対する質疑を終わります。  次に、第21号議案の説明をお願いいたします。 ○岩﨑健康福祉部長  第21号議案 平成21年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算について、御説明申し上げます。  乙訓休日応急診療所は、昭和57年4月の開所以来、28年目を迎えております。平成21年1月末現在で、延べ1,839日、9万1,669人、一日平均49.8人の受診者を受け入れ、乙訓地域におけます休日医療の確保という重要な役割を果たしてきております。  平成21年度予算につきましては、総額で歳入歳出それぞれ6,418万1,000円を計上しております。  8ページ、9ページをごらんください。  まず、歳入でございますが、款1診療収入につきまして、開所71日間で3,640万9,000円を見込んでおります。  款2分担金及び負担金は、向日市及び大山崎町からの診療所運営に伴う経費の分担金として、851万7,000円を計上しております。  款3使用料及び手数料は、駐車場使用料を含む施設使用料155万3,000円、項2手数料では、文書料4,000円を計上しております。  款4繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金は1,463万8,000円を計上しております。これは、診療所運営にかかわる経費の長岡京市の負担分でございます。  10ページ、11ページをごらんください。  その他繰越金といたしまして300万円、款6諸収入、預金利子と雑入を合わせて6万円を計上しております。  次に、歳出でございます。  12、13ページをごらんください。  款1総務費におきまして、5,168万8,000円を計上しております。主なものにつきましては、医師をはじめ薬剤師、看護師及び事務職員の人件費と、乙訓休日応急診療所の運営等に要します経費及び診療報酬請求のオンライン化請求の義務化によりますレセプトコンピュータの導入に伴う債務負担行為の予算化、並びに医事システム機器保守委託料を計上しております。  14ページ、15ページになります。  款2医業費は340万4,000円を計上しております。内容は、医薬品の購入費等でございます。  款3公債費は858万9,000円を計上しております。これは診療所建物と土地にかかわる地方債の繰上償還に伴う借換債の元利償還金でございます。  16ページ、17ページをごらんください。  予備費としまして50万円を計上しております。  以上、平成21年度乙訓休日応急診療所特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○福島和人主査  説明は終わりました。  それでは、歳入歳出一括で質疑を受けたいと思います。  ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、本件に対する質問を終わります。  次に、第31号議案の説明をお願いいたします。 ○岩﨑健康福祉部長  第31号議案 平成21年度長岡京市老人保健医療事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  昨年1月から後期高齢者医療制度が始まりましたので、平成21年度の老人保健医療事業特別会計は、20年3月診療分以前の月おくれ請求分について、診療額を計上いたしております。その総額は歳入歳出それぞれ3,098万円で、前年度当初予算比94.5%の減少となっております。  まず、歳出の方から説明させていただきます。  12、13ページになります。  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で、40万4,000円を計上しております。減額の主な理由としましては、昨年までは職員人件費を計上しておりましたが、21年度からは計上しておりません。あわせて、需用費等の事務費も計上しておりません。  次に、款2医療諸費でございます。項1医療諸費、目1医療給付費でございますが、これは現物支給に対するものでございます。昨年よりは95.1%の減で、2,400万円を計上いたしております。これも制度改革によりまして、20年3月以前の医療給付になるということでの減額でございます。  目2医療費支給費でございます。これは現金支給に該当するもので、600万円の計上でございます。減額の理由につきましては、同じく20年3月以前の医療費の支給でございます。  目3の審査支払手数料でございます。これは6万7,000円を計上しております。同様に、件数の減によります減額でございます。  諸支出金以下につきましては、昨年と大差ありませんので、略させていただきます。  次に、歳入でございます。  8ページ、9ページをお開きください。  歳入は、基本的に医療給付にかかわる公費等の負担割合に基づく額の計上ということになります。  款1の支払基金交付金、項1支払基金交付金の目1医療費交付金では、昨年度比94.5%減の1,641万円を計上しております。これも20年3月以前の請求の分の交付ということで、公費割合の分のうち、負担割合は12分の6でございます。  その下の審査支払手数料交付金で6万1,000円を計上しております。これも昨年度比96.4%の減でございます。  款2国庫支出金、項1国庫負担金で906万1,000円を計上しております。医療給付の12分の4になっております。  款3府支出金、項1府負担金で226万6,000円を計上しております。医療給付の12分の1になっております。  款4繰入金でございます。一般会計からの繰入金で、これにつきましては、庶務管理事業の経費及び医療給付に係る市の負担分でございます。医療給付の負担割合は12分の1で、267万6,000円を計上しております。  繰越金以降につきましては、大差ございませんので、略させていただきます。  以上、説明とさせていただきますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○福島和人主査  説明は終わりました。  歳入歳出一括での質疑を受けたいと思います。  質疑ございますか。               (「なし」と言う者あり)
    ○福島和人主査  なければ、本件に対する質疑を終わります。  次に、第32号議案の説明をお願いいたします。 ○岩﨑健康福祉部長  第32号議案 平成21年度長岡京市介護保険事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  まず、このたび、介護保険給付等対象サービスを提供する体制の確保及び地域支援事業の取り組みをより一層推進すべく策定いたしました、平成21年度から23年度にわたる第4期介護保険事業計画に基づき計上したものでございます。この計画期間中は、新たな施設整備によるサービス量の増加や、介護報酬の増額改定等により、保険料基準額が現在の第3期計画の4.7%アップの4,395円となっております。  歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ41億2,961万2,000円で、昨年度当初予算比で約10%の増となっております。  介護認定者につきましては、1月現在で2,631人、高齢者人口に対す出現率は16.6%でございます。  まず、歳出の方から説明させていただきます。  18ページ、19ページをごらんください。  まず、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で8,068万8,000円を計上しております。昨年と比べて減額しておりますけども、減の主な理由は、第4期介護保険事業計画の作成が完了しましたので、その分、作成委託料の減額ということになります。  次に、目2財産管理費で10万3,000円を計上しております。これは介護保険給付費基金と、今度、新たに設置されました介護従事者処遇改善臨時特例基金の積立利子でございます。介護給付費の積立金につきましては、20年度末の見込みでは9,561万8,000円を見込んでおります。  次に、20ページ、項2徴収費でございますが、290万6,000円を計上しております。この中には介護従事者処遇改善臨時特例基金を取り崩して財源としまして、特別対策の周知をする印刷製本費、通信運搬費の一部として129万円を組んでおります。  次の項3介護認定審査会費、目1介護認定調査費も、昨年度と大差ございません。  目2認定審査会共同設置負担金につきましては、認定調査会を運営されています乙訓福祉施設事務組合への負担金として4,027万2,000円を計上しております。  項4趣旨普及費で236万3,000円を計上しております。これは介護保険制度の各種パンフレットの購入費でございます。  22ページ、23ページをごらんください。  款2保険給付費、項1介護サービス等諸費で、目1居宅介護サービス給付費で16億5,247万円を計上しております。これは介護認定1以上の方に給付されるもので、第4期介護保険事業計画におけます平成21年度の要介護認定者の見込み数が2,200人という中で、前年度対比は約7%増となっております。給付費におきましては、特に訪問介護、通所介護及び特定施設入居者生活介護などの増加見込みによる増でございます。  次に、目3地域密着型介護サービス給付費でございます。平成18年度から開始されましたサービスで、前年度対比で46.4%の大幅増の3億3,182万8,000円を計上しております。これは認知症対応型共同生活介護の整備によります給付費を見込むものでございます。  続きまして、24、25ページをごらんください。  目5施設介護サービス給付費で13億3,207万4,000円を計上しております。これは第4期介護保険事業計画におきまして、平成21年度に特別養護老人ホーム並びに介護老人保健施設の整備により、利用者の増を見込んでおります。  ただ、一方では、平成24年3月の介護療養型医療施設の廃止が近づき、早期に転換による利用者の減によりまして、給付が減っているものでございます。差し引きで前年度対比2.1%の減となっております。  次に、目7居宅介護福祉用具購入費で875万7,000円を計上しております。これは第4期介護保険事業計画に基づくサービス見込み量を計上いたしております。  次に、目8居宅介護住宅改修費でございます。2,242万9,000円を計上しております。これにつきましても、計画に基づくサービス見込み量としております。  次に、目9居宅介護サービス計画給付費で1億9,435万円を計上しております。これは認定者数の伸びに比例して、サービス利用者数の増加を見込むものでございます。  26ページ、27ページをごらんください。  項2介護予防サービス等諸費でございます。  目1介護予防サービス給付費で1億36万2,000円を計上しております。これは介護予防ということで、要支援1及び要支援2の方に給付されるもので、第4期介護保険事業計画におきます21年度の要支援1、2の認定者の見込み者数が559人で、前年度比5.5%の増となっております。給付費におきましても、特に介護予防訪問介護、介護予防通所介護及び介護予防通所リハビリテーションなどにおいて給付増を見込んでおります。  次に、目3地域密着型介護予防サービス給付費で409万9,000円を計上しております。これは給付費の実績を勘案して推計したものでございます。  28、29ページをごらんください。  目5介護予防福祉用具購入費で109万5,000円を計上しております。これにつきましても、実績から見込んでおります。  次に、目6介護予防住宅改修費で、これにつきましては、前年度比115.5%と大幅な増で、894万6,000円を計上しております。これも給付実績等から給付見込みの計上といたしております。  次に、目7介護予防サービス計画給付費で1,609万6,000円を計上しております。これにつきましても、18年度及び19年度の給付実績と20年度の給付見込みをもとに推計したものでございます。  30、31ページをごらんください。  項3その他諸費で、目1審査支払手数料で646万円を計上しております。これも、18年度並びに19年度の件数をもとに20年度の見込みを勘案して、計上したものでございます。  次に、項4高額介護サービス等費でございます。  まず、目1高額介護サービス費で4,878万6,000円を計上しております。これも実績によります推計で、高額介護サービスでございますので、きめの細かな申請の勧奨の実施によりまして、申請件数の増を見込んでいるものでございます。  続きまして、32、33ページをごらんください。  項5高額医療合算介護サービス等費で20万円を計上しております。これは新たに支給されるもので、国民健康保険の特別会計でも説明させていただきましたように、1年間、8月から翌年の7月までの自己負担額を国民健康保険と合算しまして、年額の限度を超えた分につきましては、申請により、その超えた分の額について償還するものでございます。今年8月は最初の申請時期が始まりますので、当該給付費について精査してまいりたいと考えております。  次に、34、35ページをお開きください。  項6特定入所者介護サービス費で1億3,750万円を計上しております。これも実績に伴います推計でございます。  目3特定入所者介護予防サービス費につきましても、見込みで50万円を計上しております。  次に、一番下の款3地域支援事業費、目1介護予防特定高齢者施策事業費でございます。5,483万6,000円でございます。これにつきましては、平成20年度に特定高齢者把握事業におきまして、特定健康診査と同時に実施しておりました生活機能評価を、平成21年度は特定健康診査と切り離して、単独で生活機能の評価を行う実施方法に変更しましたので、生活機能評価委託料分の減額をするものでございます。  続きまして、36、37ページになります。  項2包括的支援事業・任意事業費でございます。  目1地域包括ケアシステム運営事業費で5,949万9,000円を計上しております。これは地域包括支援センターの運営事業の委託費でございます。地域包括支援センターは継続しまして、市の社協に委託しまして、2チーム体制で実施していく予定でございます。人件費相当分の経費でございます。  次に、目2任意事業費で150万7,000円を計上しています。主な理由としましては、37ページの下の説明欄にありますけども、新たに成年後見制度利用支援事業45万円を計上しております。成年後見人制度の申し立てに要する経費や、後見人等の報酬を助成するための経費を地域支援事業費枠で計上するものでございます。  38ページ、39ページになります。  公債費以降につきましては、大差ございませんので、略させていただきます。  40ページの一番下の財政安定化基金拠出金につきましては、今年度、額は入ってませんけども、京都府の方が基金を持っているわけですけども、制度開始以来、基金として約60億円あると聞いております。しただいまして、第4期の3カ年につきましては、拠出する必要はないという通知をいただいてますので、平成21年度はございません。  次に、戻りまして、歳入でございます。  10ページ、11ページをごらんください。  款1介護保険料、項1介護保険料、目1第1号被保険者保険料でございます。9億234万7,000円を計上しております。これは、いわゆる第1号被保険者の負担金でございまして、第1号被保険者の計画上の人数が1万6,456人で、制度の負担割合は、第3期計画の19%から20%に上がっております。  右の説明欄につきましては、そのうちの特別徴収が90%、普通徴収が10%という割合になっております。  次に、款3国庫支出金、項1国庫負担金、目1介護給付費負担金で6億2,970万5,000円を計上しております。これは公費負担分50%のうち、本来、国の負担分25%から調整交付金5%の30%と、さらに、施設分については15%で、残り分5%を府の負担金としてシフトされているといった仕組みになっております。  次に、項2国庫補助金、目1調整交付金で6,726万9,000円の計上でございます。本市の場合、本来、国が負担すべき5%分から年々減少しておりまして、第3期介護保険事業計画の最終年度であります平成20年度当初予算では2.42%と見込んでおりましたけども、第4期介護保険事業計画の保険料の国が示しておりますワークシートの数値から、平成21年度の交付率1.74%で見込んでおります。  次に、目2地域支援事業交付金の介護予防事業分でございますが、1,326万4,000円を計上しております。国の負担割合が25%で、内容的には、介護予防デイサービスや、特定高齢者把握事業等に係る経費でございます。  次の目3地域支援事業交付金の包括的支援事業・任意事業でございますが、国の負担割合が40%になったことによりまして、対前年比2.5%増の2,437万3,000円を計上しております。内容的には、地域包括支援センター運営にかかわる経費や、認知症高齢者等やすらぎ支援に対する経費に充当するものでございます。  続きまして、12、13ページになります。  款4支払基金交付金、項1支払基金交付金で、介護給付費交付費と地域支援事業支援交付金をあわせて、合計で11億7,573万円を計上しております。これにつきましては、40歳から64歳までの、いわゆる第2号被保険者の負担分のことで、負担割合は、平成20年度までの31%から30%に改定されております。  次に、款5府支出金、項1府負担金で5億5,675万8,000円を計上しております。充当する事業につきましては、国庫負担金と同じ事業でございますけども、負担割合が12.5%ですけども、施設分にかかわる国庫負担金5%が府に移行するために、17.5%の負担割合となっております。  次に、項2府補助金で1,881万8,000円を計上しております。負担割合は、介護予防事業分が12.5%、包括的支援事業・任意事業分は10%となっております。  次の款6財産収入は、介護保険給付費の基金の利子分でございます。新たに介護従事者処遇改善臨時特例基金の利子につきましても計上しております。  一番下の款7繰入金でございます。市が負担する分で、目1の介護給付費繰入金と、次のページの目2地域支援事業の介護予防事業分の負担割合は、ともに12.5%で、それぞれ4億7,325万5,000円と、次のページの地域支援事業介護予防事業では663万2,000円を計上しております。介護予防事業の大幅な減となっているわけですけども、それにつきましては、平成20年度に特定高齢者把握事業におきまして、特定健康診査と同時に実施しておりました生活機能評価を、今度、分離することによりまして、生活機能評価の委託料を減にしているものでございます。地域支援事業費の3%の枠内にはまることが可能になりましたので、繰入金が減になるものでございます。  14ページ、15ページになります。  目3地域支援事業の包括的支援事業・任意事業につきましては、負担割合が20%で、1,218万6,000円を計上しております。  目4事業費等繰入金は1億3,531万2,000円の計上となっております。  次に、款7繰入金、項2基金繰入金で、目1介護保険給付費基金繰入金でございますけども、2,338万2,000円で、前年度よりも大幅な減となっております。これは第4期の介護保険料の上昇による第1号被保険者の負担を低減するために、第3期介護保険事業計画期間までの介護保険給付費基金を取り崩すものでございます。  次の目2介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金につきましても、新しく設置したものでございますけども、第1号保険料の上昇を抑制するための交付金の取り崩しでございます。第1号保険料の軽減分としまして、1,718万2,000円の計上をしております。並びに国の特別対策についての周知等、2,000円の計上をしております。それと、国の特別対策についての周知等、他経費分129万円を計上するものでございます。  次の款8繰越金以下、16ページにかけましては、大差はございません。  最後の款9諸収入、項3雑入、目3雑入は、昨年度比231万5,000円という大幅な減額になっております。これにつきましては、前年度、計画策定に伴いますアンケート調査費用にかかわる長寿社会づくりソフト事業費交付金がございましたけども、21年度はなくなりましたので、その分の減額でございます。  次に、本日の資料でございますけども、簡単にポイントだけ、時間の関係もありますので、説明させていただきます。  第4期介護保険事業計画にかかわるサービス料の見込み、第1号被保険者保険料についてという見出しの資料でございます。  高齢者人口が書いております。平成21年度の欄をごらんになってください。65歳以上が、中間年で推計しております。65歳以上は1万6,456人、高齢化率は20.6%、要認定者数の推移でございますけども、合計が2,759人、65歳以上に占めます出現率は16.8%でございます。  次に、介護保険のサービスの推移でございますけども、21年度は、各介護保険の認定いうのがあるんですけども、合計1,790人の方が利用されるであろうという見込みでございます。  次の2ページでございます。  先ほど、予算の説明の冒頭で、介護保険料が4,395円で、上昇率4.7%という説明させていただきました。といいますのは、その下の方に表が載っております。現行では、第1段階から第3段階までの所得区分で保険料を設定しております。今回、なるべく低所得者の方に負担がかからないように、その改定をいたしました。第4段階で2つに細分化しています。第5段階でも2つ、第6段階で3つに細分化、第8段階で2つに細分化しております。それによりまして、料率の欄、1.0、この欄の該当する人が4,197円ということを示しております。  次の4ページになります。4ページの表がありますけども、第5段階で、改定後は4,395円掛ける12ということで、年間5万2,740円の介護保険料金になります。それを示しております。各層ごとに示させていただいております。  その4,395円という根拠ですけども、ページが5ページになります。国が示していますワークシートというのがありまして、標準給付見込額が、3年間ですけども、平成21年度から23年、3年間で125億1,718万1,880円という金額が必要です。それらを各項目によって算出しまして、高齢者数等で割り戻すということです。それと、あと、被保険者数の負担割合の20%、2号者保険者数の負担割合30%、それと国の調整交付金等をしますと、保険料で必要な額は27億7,351万1,011円になります。それによりまして、4,395円という額が出たということを示させていただいております。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願いします。 ○福島和人主査  説明は終わりました。  歳入歳出一括で質疑を受けたいと思います。 ○大伴雅章委員  これも国保と同じで国制度ですから、細かい数字はともかくとして、市としての大きな話から入りたいんですが、実は、これ、この数字見ててびっくりしたんですが、市長、10年ほど前、私も皆さん方と同じ席で、似たような仕事しておったんですが、そのとき、たしか老人措置費でこれに当たるものとして、全体的に13から14億円ぐらいで、持ち出しが4分の1ですから、3億ちょっとやったんですね、市の。今、これ、40億円超えましたよね。10年後、介護保険が入ってどうなるやろと思ったら、こんないくとは正直思ってませんでしたね。25ぐらいかなと思ったんですけど、制度もいろいろ変革やとか、もちろん人口も大きくなって、これはもう仕方がないなというのが正直なところです。  今年度の場合、3回目の見直しということで、その中で、そのように納得する部分があるんで、1つの市としての気になるところがあるんですが、組織変更なされますね。要は、認定される、あれは管理係が部課長級か、認定の方が保険係ですか、それを一緒に統合するというふうな提案できたんですが、その辺の見直しでやられたと思うんですが、主たる理由というのは何ですか。 ○岩﨑健康福祉部長  まず、今、係が2つに分かれております。実態としまして、結構お客さんが来られる中で、やはりその2つの係が、係別の仕事なり、事務分掌あるんですけども、もう実態はほぼ同じような仕事をしているというのを聞いておりました。それと、もう1つ、やはり同じような内容の中で、資格喪失の関係とかあるんですけども、それと、そういった介護認定の関係もありますけども、やはり総じて知っておく必要の中で、やっぱり接客をする必要があるというのがありまして、1つにしたわけでございます。やはりシーズンによって、1つの課が閑散としたときもあれば、1つは忙しいという面もありますし、そういったことを総合的に考えまして、係名も保険料係だったんですけども、もう国保と紛らわしいですので、介護保険係という形にさせていただいております。そういったところが主な理由でございます。 ○大伴雅章委員  後者の方、非常に納得しますね。片一方がちょっと閑散として、片一方が物すごく、これは協力する、これはもう組織として当然だと思いますが、今の実態として、もちろん、例えば、片一方は賦課で、片一方は認定ですから、またがる内容が当然あるんですよね。ということで、かなり不都合が実態としてあったんですか、窓口で。こっち、私は知らんし、こっちやとかいうことで、御迷惑かけた実態というのはあったんですか。というような説明に聞こえたからね。 ○増田高齢介護課主幹  先般も出ておりました滞納者への総体的な支援のあり方として、今現在、給付の関係の方は保険係の方でしておったんですけども、管理係の方で徴収業務をしておったと。そういうような連携が、やはり徴収業務にデータだけが回っていって、滞納者への支援、かかわりだけではなしに、その方がサービスをどういうような状態で受けておられるかということを、背景をやっぱり持った上で滞納の方々への徴収業務を細かくしていくことによって、そういう給付制限に至らないような形の支援がかなりできるんじゃないかと。それと、どうしてもシステムの改修業務で、連携がなかなか1つの業務が、当初、スタートの段階からも、サービスの給付の方からシステムが開発された関係がありまして、どうしてもそういう保険料との連携がなかなかうまいこと、システム上もいけてない状態がありまして、どうしても簡易ベースでのやりとりというような形でしていくと、なかなか出力の関係もありますので、タイミングが合わないということになりますので、やはりそういう給付と徴収と、やはり業務分担を正副みたいな形で、常に分担を、1つの課、係の中ではそういう制度の分担ができますので、そういう形での内容的な濃さが業務的にもできるんじゃないかなということも含めて、そういう管理面との統合をという形で提案させてもらいました。 ○大伴雅章委員  現場が上げられたことですから、私ら、現場、直接は知りませんので、とやかく言うあれはないんですけれど、少し機能が違うんじゃないかなというあたりと、一緒に助け合いというのも、これはわかる気がするし、今、御説明聞いてても、決して納得しないということではないです、現場の話ですから。ただ、やっぱり今まで認定がきちんとできてた、あるいは、賦課徴収がきちんとできてたというふうに僕は思うんですよ。さらによくなるというふうなことでの組織改革であれば、これはもう賛成しますけれど、実際、人数はどうなんですか。両方合わせて、例えば今、何人か、ちょっと僕も把握してないんですけど、例えば10人やったら、9人になるとか、11人になるとか、一緒ですか。 ○増田高齢介護課主幹  人員的には現有のままの人数で、人数を減らすとかいうようなことではない状態での現有勢力のままで展開したいと思っております。 ○大伴雅章委員  ということは、高齢福祉課の中に、今まで3係やったかな、それが2係になるということですよね。だから、課長さん、今、たまたま上の方におられますよね。これ、予算から見ても、かなりこっちのボリュームが大きいですよね。ですから、その辺、たまたま向こうの場所だけで、統括はしてられるというふうに思うんですけれど、僕は結構、この係が統合するしばらくの間、その辺、やっぱり課長さんが統率なされてやっていかなあかん場面がある、御苦労があると思いますんで、ぜひ、今の現場の声で改革するなら、うまくいくようにお願いをしたいなというふうに思います。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。 ○瀬川光子委員  基本的なことを1つ、教えていただきたいんですけれども、4ページ、歳出のとこなんですけれども、この4ページの歳出のところに、済みません、間違ってたらごめんなさい。平成20年度に款3というところに財政安定化基金拠出金348万円があったんですけど、これはどないなったんかなと思って。 ○増田高齢介護課主幹  先ほど、部長も説明してたんですけど、40ページの方の最終ページに、予算の科目がなくなっているということで、最終、40ページのところに、款で財政安定化基金拠出金という形で表記されています。 ○瀬川光子委員  わかりました。ありがとうございます。  そしたら、経済的理由で介護が受けられないというところが一番大変な部分なんですが、そのためには、保険料、利用料の減免が必要やということになるんですけれども、もう一般質問でいつも言ってますから、多くは申しませんけれども、この見直しがされるたびに保険料は上がっていくと。そら、保険制度やからとおっしゃるかもしれませんけれども、今度、現行の4段階というところ、今度、改定されて、第4と第5のところになるんですけれども、これよりも前、1、2、3、4、この辺が本人非課税なんですよね。その辺がもう何とも大変だなと思うんですけれども、一応統計的な面からいけば、低所得な人ほど、一般的ですけども、介護を受ける率が多いというのがいろいろ出てるんですけれども、そういうとこら辺では、この辺の保険料あるいは利用料が払えなくて受けられない人があったらかなんと。現行の第4段階が半分に分かれまして、4と5にね、今度。片やは2,900円下がるけれども、片やは2,370円引き上がると、こういうとこら辺はいかがなものなのかなと。そら、引き下がるのはありがたいんですけど、同じその段階で、所得の少し違いとはいえ、どんと下がるところと、がっと上がる人がいてて、市民の方は何かどうなんかなと、どういうふうに思わはるかなと、ちょっとふっと気がついたんで、特に非課税者ですからね、ここ。この辺がどんなふうに考えられたんかなと思いますが、そこだけちょっと教えてください。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  今、旧の第4段階の部分なんですけども、まず、2,370円がアップする理由につきましては、今回の基準額が月で198円が全体として上がりますので、その分で、率的には1という形で、保険料率につきましては一緒でございます。  ただ、その80万円以下の今回のことにつきましては、前回と同じ、いわゆる基本的な1という形やったんですけども、今回、0.9というような形で、その分が、片や、全体的な基本額は上がりますけども、その率によって、この2,900円下がるということでございます。  確かに、1、2、3段階、また、4段階までは、確かに生活保護者とか、低所得層の保険率の内容でございまして、これが、今、何とか現行にその料率を据え置いたわけでございますけども、先ほど申し上げましたように、今、全体的なパイが上がって、保険料も皆さんの中で負担していくというようなことがあるようでございますので、その中でどういう形でそれをそれぞれの層が賄っていくかということも、かなりうちの方も内部的な、また、シートですので、京都府含めて、また、他市の京都府下の状況も全体的につかむ中で考えさせていただきまして、できる限り、少なくともその4段階までの以下の方につきましては、なるべくその保険料率を維持しようというような形でさせていただいております。どちらにしても、基本額が全体として、先ほど申し上げましたように、上がりますので、その分の上昇ということがありますけども、率につきましては、そういう形で考えて、現在の状況でございますので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○瀬川光子委員  理解はできないんですけれども、もうこれ以上、上げてもらったら、本当に今でも大変ということでございますので、多くは申し上げませんが、いろいろ事情はあるとはいえ、ほんまにこういうところを上げてもらうと、介護が受けられないと、こういうことになりますので、減免なり、そういうとこら辺をまた考えていただきたいと、利用料、特にね。受けられないという、この間も聞きましたですね。滞納の中でサービスを利用されている方、1割とおっしゃいましたが、そういう方が本当にどうなるのかなと、いろいろ思いますので、もう何とも言えない気持ちでいっぱいなんですけれども、時間もとりますので。  ただ、1つだけ聞きたいんですけれども、先ほど、26ページでおっしゃってました要支援と、要支援1と2の方、559人で5.5%増えそうということで見込みがされているんですけれども、地域包括支援センターに、これは全部委託されるわけですか、そのプランとか。 ○福島和人主査  審議の途中ですが、延長したいと思いますが、よろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と言う者あり) ○増田高齢介護課主幹  要支援、介護予防の関係ですので、地域包括の方で委託させてもらって、支援していただいていると。 ○瀬川光子委員  これ、全部、そこに委託、そこに又委託とかさせないで、地域包括支援センターで全部いけるんですか、この人数。 ○増田高齢介護課主幹  一応地域包括支援センターで一括受け入れ、委託させてもらって、そこから業務的なそのスタッフの状態によりまして、どうしてもほかの方の在宅の方へ、居宅の方へ、組ませていただいて、向こうの方で、先方で委託しているというような状態で、最終的にまた包括の方から、結果、支援等の書類はすべて回ってくるという形でございます。 ○瀬川光子委員  今度、その認定のシステム変更が4月からされると思うんですけれども、それで、多分要支援1とか2がまた増えるのではないかなという気がする中で、その地域包括支援センターで、それだけじゃないですよね、地域包括支援センターが。ほかにも大変なお仕事をいっぱい持ってられる中で、どうかなというのが心配されますので、また、その辺のところ、これだけの仕事じゃないというとこら辺で、ほかもきちっとできるような体制というのか、そういうとこら辺を見ていっていただきたいと思います。  それと、もう1点ですけれども、資料請求の中で156ページで、在宅施設サービスの利用状況であります。利用状況が限度額に対して約50%ぐらいということですけれども、この辺でも、やはり必要な人が必要なだけ使えるように、そういう意味でも、やっぱり利用料がどうなのかということにかかってきますので、その辺、できるだけ介護が必要な人はすべて受けられるような体制を見ていっていただきたいと。この保険料の値上げには、もういろいろ苦慮されたけれども、もうこれ以上は上げてもらいたくないというので、大変これは許せない思いでございます。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、本件に対する質疑を終わります。  次、第34号議案の説明をお願いいたします。 ○岩﨑健康福祉部長  第34号議案 平成21年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ8億2,258万2,000円で、前年度当初比2.3%の増加となっております。  まず、被保険者の状況ですが、平成21年1月末現在で6,482人でございます。  それでは、歳出の方から説明させていただきます。  12ページ、13ページをごらんください。  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で4,092万4,000円、昨年度比70.6%の増でございます。庶務管理事業費につきましては493万9,000円で、昨年度比91.4%の増でございます。これにつきましては、8月に被保険者証の一斉更新を行うために、通信運搬費等が大幅に増えたためでございます。  次に、職員人件費で3,598万5,000円、昨年度比で68.1%の増でございます。昨年度と比べまして、1人増の4人分の人件費となっております。  次に、目2の徴収費でございます。541万1,000円で、昨年度比4.3%の減でございます。  14ページ、15ページをごらんください。  款2、項1、目1後期高齢者医療広域連合納付金でございます。7億7,413万9,000円で、昨年度比0.1%減でございます。  説明欄にありますように、3種類の負担金がございます。まず、広域連合の事務費負担金として2,403万9,000円を計上しております。次に、保険料等負担金で6億7,598万8,000円でございます。これは徴収しました保険料を一たん特別会計に入れた後、負担金として広域連合に支払うというシステムでございます。3番目の保険基盤安定制度負担金でございます。一般会計から繰り出されました保険料軽減分の公費負担分で、7,411万2,000円を計上しております。  款3諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目1保険料還付金で201万円を計上しております。過年度の保険料還付金分として、新たに200万円を増額計上しております。  次の項2繰出金、目1一般会計繰出金を新たに計上したものでございます。前年度の繰入金を精算して、一般会計へ返還するもので、枠取りとして1,000円を計上しております。  予備費では、収支の調整分として9万7,000円を計上しております。  次に、歳入でございます。  8ページ、9ページになります。  款1、項1、目1後期高齢者医療保険料で6億7,799万6,000円で、昨年度比1.3%減でございます。被保険者数は増加しておりますけども、21年度に引き続き、保険料の軽減特別対策が実施されますので、減額を見込んでおります。  款2使用料及び手数料は、督促手数料による収入でございます。  款3繰入金につきましては、一般会計からの繰入金で1億4,448万6,000円、昨年度比22.9%増でございます。  目1、目2につきましては、歳出の広域連合納付金の各負担金と同額の計上となっております。  目3職員給与費事務費繰入金が、昨年度と比べ増加しておりますけども、主に人件費の増によるものでございます。  款4繰越金は、新たに計上したものでございます。前年度の繰越金を収入とするもので、枠取りとして1,000円を計上しております。  次のページの諸収入としましては、延滞金、還付金、預金利子、雑入をそれぞれ1,000円ずつ計上しております。  以上、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○福島和人主査  説明は終わりました。  歳入歳出一括で質疑を受けたいと思います。 ○瀬川光子委員  一言だけ、9ページですけれども、督促手数料9万4,000円というのがちゃんと入っておりますけれども、もう既に昨年の12月で112件の滞納者が出ていると。もうこれ、どうなっていくのかなと思いますが、本当に申し上げていますように、一たん廃止をしていただきたいと申し上げておきます。  以上です。 ○福島和人主査  ほか、ございますか。               (「なし」と言う者あり) ○福島和人主査  なければ、本件に対する質疑を終わります。  以上で第3分科会に付託を受けております議案の審査を終わりました。  これをもって、第3分科会を終了いたします。  大変御苦労さまでした。               (午後5時05分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        予算審査特別委員会(第3分科会)                             主 査  福 島 和 人...