以上でございます。
○
坪内正人委員 つまり、その御辞退され、推測かもわかりませんけれど、
工期の関係でという御認識ですね。そうですね。そしたら、今回、落札された、この議案に載っている
業者については、同じ
条件でやられているわけですか。
○
森本教育次長補佐兼(教)
総務課長 今、申し上げたように、随契と、それから、今回、7月10日に落札したとき、そのときの
指名業者の
説明においても同
条件でございます。
○
坪内正人委員 わかりました。私は素人で
一般論ですけれど、
公共事業をいわゆる発注されて、辞退されるいうのは、普通では考えられないという
一般論ですけど、やっぱりその心情的にはあるわけですね。例えばその
公共工事で、要は、仕事をやりたいいうのが世の常やと思うんですけれど、結果としてそういうことがあったいうのは、普通ではやっぱり考えられないということね。例えば、そのときに
工期だけで問題があるんであれば、もう少し柔軟な姿勢をいうことの話し合いができひんかったんとかいうことが、やっぱり
懸念材料としてあるわけですね。要は、大事なことは、ちゃんと仕上げて、それから
子供たちの安全に寄与して、それから地域の住民も理解できて、それから、何回も言いますけれども、最小な経費で最大の効果を期待するいうのがその旨でありますので、それはわかりますけれども、例えば、今後、
小谷委員もおっしゃったように、これからほかの
小学校もこれをやっていかれるわけですね。そのときに、要は、大きな意味かわかりませんけれど、いわゆる
公共工事というものの、どう言いますか、質といいますか、それ自体が、例えば、どう言いますか、もうこの
工期ではもう無理やと、あるいは、この価格では無理やと。これなら最初から身を引こうかというようなことがなりかねんような事態だけは避けるべきやと思いますので、その辺、今後の展望をどのように、
総務部長来ておられますので、その辺もぜひお聞かせいただければなというふうに思うんですけれど。
○
大角総務部長 確かに、御指摘のように、今回、こういう全社辞退というのはまずめったにないところでございます。たまたま指名外によって、たまたまといいますか、
一定の確信を持った上でのその指名ではあったわけですけれども、ただ、その落札者が京都であったからといって、その6社自体がもう不問に付すということにはならないというふうに思っております。当然そういう辞退に至った
内容については、今後とも十分検証を、
業者さんからも何社かからも御意見をお聞きして、また実情を把握した上で、今後のその発注政策には生かしていきたいというふうに考えております。
○
坪内正人委員 よくわかりました。
最後に、少し細かい質問で閉じたいと思うんですけども、数年前から
予定価格が事前公表になっておりますね。この
予定価格いうのは、あくまでも価格だけの公表ですか。
○
大角総務部長 価格だけというのはどういう。
○
坪内正人委員 例えば、
図面で、ここは、要は、金額以外の公表はないわけですか。
○
大角総務部長 だから、指名をして、あるいは、呼んだ段階で、すべてどういう仕事をするかという
内容を提示すると同時に、これだけの仕事をこの
予定価格の範囲内でやってくださいよという、そういう
入札のやり方です。ですから、仕事の中身と
予定価格を両方オープンにしているという中身で。
○
小田市長 いろいろ
契約での問題で、ある意味では非常に不調に終わったということで、私も残念な思いはしております。今後、こういった検証も含めてやっていく必要があろうというふうに思いますけれども、今までもそうでございますが、地元の
小学校、中
学校、こういう一連の件につきましては、
地元業者育成という観点からお世話になっているところでございます。その基本的な考え方は、今後、当然そういうお願いする全体の中で引き続きやってまいりたいというふうに思っておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。
○
瀬川光子委員長 ほかに御質疑ございませんですか。
○岩城一夫
委員 ある意味で、今回の
工事というのは、
入札の経過も含めていろんな人が注目をされていると思うんですが、ですから、最初に示された
工期の遵守といいますか、それと、やっぱり
工事の質を落とさないということと、それから、追加
工事というんですか、それはやっぱり慎重にしていただきたいと思うんですけれども、その辺の御決意をお願いしたいと思います。
○小林(松)
教育次長 今、
委員おっしゃいましたとおり、我々についても、こういう経過を踏まえた
入札ですので、十分請負
業者と綿密に調整しまして、期限をきちっと守った形での実施をしていきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思っています。
○岩城一夫
委員 やはり、どういうんですか、公共的な建物の中でも、あるいは、
小中学校ですから、地域の公民館とか、やっぱり皆が何らかの形でよりどころにしている建物とかについては、
入札の経過もありましたけれども、結果がすべてかわからないんですけども、やっぱり地域というんですか、地元の
業者さんにやっぱりやっていただきたいなというのが私の願いでありますので、これからもよろしくお願いしたいというふうに思います。
○
瀬川光子委員長 ほかにございませんか。
○瀬川光子
委員 済みません、私も基本的なところをお聞きしたいと思います。余りこのことはプロではございませんので、議事問の幹事さんの方からも、いろいろこの指名
入札が不調に終わったということは聞いていて、今まで
説明を受けたわけですけれども、この
予定価格1億7,300万円余り、これは選定
委員の方も関与されるわけなんでしょうか。
○
大角総務部長 工事の規模と発注部局によって
予定価格を入れる人を内規で決めております。少ない場合は2名、1名、最大で3名の
予定価格を入れる方がおられまして、それらをトータルをして平均値を出した値が
予定価格として、
入札に際して参考とする値であります。
○瀬川光子
委員 この選定
委員さんというのは助役が長でしたね。
○
大角総務部長 指名選定委員会は助役が長でございまして、その
予定価格を入れる方は、必ずしも選定
委員のメンバーが入れるとは限っておりません。
内容によって担当課長とかそういった人が入れる場合もございますし、さまざまその
契約の部局、種類、規模等によって定められております。もちろん選定
委員さんが
予定価格を入れるケースもございます。
○瀬川光子
委員 この件に関しましては、どういう方が関与されたわけですか。
○石田(哲)
管財課長 今回の場合につきましては、建設
工事の2,000万円以上ということに相なりますので、助役、財政担当
部長、事業主管
部長がなることにルール上はなります。
○瀬川光子
委員 なかなかこのあたりが私らには見えてこないので、非常に難しいところなんですけれども、そうですね、この前の平成18年度の予算のときの、ちょっと私、よく調べてないんですけれども、この
長法寺小学校の大
規模改造工事に関しての予算は1億9,000万円余りでしたかね。
○
森本教育次長補佐兼(教)
総務課長 1億8,900万円です。
○瀬川光子
委員 そうしますと、この
予定価格からしますと、かなり低くなっていますが、この辺については、どうしてこういうふうになったのか、本当に私は基本的なことで申しわけないんですけど、ちょっとお聞かせ願えたら。随分違いますけれども。
○
森本教育次長補佐兼(教)
総務課長 当然私ども、1億8,900万円を基本に設計いたします。そして、その後において、いろんな形で、
先ほど総務部長からございましたように、
予定価格の関係で3者が入れると。その中での平均化という中で
予定価格が決定されたということになります。
○瀬川光子
委員 次なんですけれども、
先ほどの
小谷委員の御質問で、今後も地元の
業者を検討していきたいとおっしゃっていますが、その中で、今、この間は地元の
業者2社に当たってられたわけですよね。
○小林(松)
教育次長 今回、市内
業者6社さんについては、同じような形で、不調で終わってからも再度お呼びかけしておりますので、一応6社さんは並行してやっております。
○瀬川光子
委員 それで、
工事期間内でできない、難しいということでしたが、その中で技術者がないとか、そういうことはなかったわけですか。
○
森本教育次長補佐兼(教)
総務課長 ちょっとその辺の状況については、私ども、ちょっとどういう状況だったのか、わかりかねますけれども。
○瀬川光子
委員 先ほどから聞いてまして、1カ月おくれるとか、10月に引き渡しということになりますと、本当に安全面が非常に心配されるわけですけれども、その辺で本当にこれは大丈夫という確信を持てるんでしょうかね。
○
森本教育次長補佐兼(教)
総務課長 当然これにつきましては、私ども
教育委員会、それから請負
業者、それから管理
業者もおりますので、その辺で連携をとりまして、いろんな管理等も行いまして、その
期間に完了することを基本に頑張ってまいりたいと思っております。
○瀬川光子
委員 先ほど、地元の
業者さん6社ておっしゃってましたが、それは長岡京市だけですね。乙訓全体ではなかったですね。
○
大角総務部長 すべて長岡京市に本社を置く
業者さんです。
○瀬川光子
委員 京都市内の方にされたわけですけれども、この乙訓地域、例えば向日市とか、そういうところには
業者はなかったんでしょうか。
○
大角総務部長 当然そういう
業者も、受注可能なといいますか、たくさんあるわけですけれども、何回も言いますけれども、日程的な問題がありまして、確実にやはり落としていただくといいますか、受注可能なそういう
業者を選定
委員会の中で精査をして、結果的にこの5社に決めさせていただいたということでございます。ですから、ほかの
業者がどうのというのは、実際、やってみないとわからないわけですけれども、今回は選定
委員会でこの5社に絞らせていただいたということであります。
○瀬川光子
委員 できるだけ地元、そして、せめて乙訓地域とかが当然ではないかなと思うんですけれども、
先ほど、議場で浜野議員も聞いてましたが、
京都市内の5社に決めたところ、
京都市内だったらたくさんあると思うんですが、やっぱりこの辺では、
先ほどからおっしゃってますように、
工事の
期間、その辺でのことだったんですか。ほかは全く働いてなかったんですかね。
○
大角総務部長 当然そういう不調に6社辞退で、その後、随契も不調に終わったということで、
期間的な問題が一番切迫してたということで、選択肢としては、当然もう一度やり直す形ですから、ゼロベースでもう1回、いろいろ
入札方法は考えられるわけですね。一般競争
入札も考えられますし、そういう
指名競争入札も考えられますし、随意
契約もある意味では可能として選択肢としてはあるわけですけども、その中で
期間的な問題、そして、より確実な、また透明性を担保しながらということで、
指名競争入札で
業者を選ばしていただいたというのが選定
委員会の中での審議の結果でございます。
○瀬川光子
委員 工事期間の問題が大きく取り上げられてますが、なぜこんなに不調にずっと終わっているのかというのが、非常にまだもう一つ、私には見えない
部分というのか、そういう
部分はどういうふうに質問さしてもらったらええのかわかりませんが、ちょっとそういう気持ちがまだ残っておりますので、今後きちんと、そういう辺はできるだけ透明性、公平性の見えるような形でしていただけないかなと、
要望しておきます。
○
瀬川光子委員長 ほかにございませんですか。
(「なし」と言う者あり)
○
瀬川光子委員長 それでは、質疑も尽きたようですので、質疑を閉じまして、本
委員会に付託を受けました議案について、採決をとらせていただきます。
それでは、第49
号議案 長法寺小学校大
規模改造工事請負契約について、賛成の
委員の方、挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○
瀬川光子委員長 全員賛成。
よって、第49
号議案は原案どおり可決をされました。
当
委員会に付託を受けました議案の採決は終わりました。
以上で
文教厚生常任委員会に付託を受けました案件については、すべて終了いたしましたが、なお、本
委員会でたくさん
委員の皆様から御意見が出ました。そのことにつきましては、市長として、後々、遺恨を残さず、
工事がきちっと進められますように強く
要望しておきます。
以上で
文教厚生常任委員会を閉会いたします。
御苦労さまでございました。
(午前11時15分 閉会)
長岡京市議会委員会条例第27条の規定により署名する。
文教厚生常任委員会
委 員 長 瀬 川 光 子...