長岡京市議会 > 2005-06-09 >
平成17年第2回定例会(第1号 6月 9日)

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  1. 長岡京市議会 2005-06-09
    平成17年第2回定例会(第1号 6月 9日)


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    平成17年第2回定例会(第1号 6月 9日)               平成17年           長岡京市第2回議会定例会会議録                 第1号               6月9日(木曜日)          平成17年長岡京市第2回議会定例会-第1号-         平成17年6月9日(木曜日)午前10時01分開議
    〇出席議員(26名)          尾 﨑 百合子  議員                     小 谷 宗太郎  議員                     能 勢 昌 博  議員                     坪 内 正 人  議員                     岩 城 一 夫  議員                     浜 野 利 夫  議員                     武 山 彩 子  議員                     梶 原 宗 典  議員                     進 藤 裕 之  議員                     大 畑 京 子  議員                     中小路 幸 男  議員                     冨 岡 浩 史  議員                     八 木   浩  議員                     橋 本 順 造  議員                     藤 本 秀 延  議員                     瀬 川 光 子  議員                     平 山   功  議員                     宮小路 正 次  議員                     大 伴 雅 章  議員                     上 田 正 雄  議員                     藤 井 俊 一  議員                     安 井 幸 治  議員                     福 島 和 人  議員                     山 方 久 蔵  議員                     北 野 眞 次  議員                     田 村 義 明  議員 ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇欠  員(0名) 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。           小 田   豊  市 長           小 林 眞 一  助 役           島 田 忠 一  収入役           橋 本 喜代治  教育委員長           芦 田 富 男  教育長           河 村   豊  水道事業管理者           山 本 和 紀  企画部長           蓑 島   潔  総務部長           大 角 俊 雄  環境経済部長           尼 子 政 孝  健康福祉部長           井 上 政 明  建設部長           山 本   昇  再開発部長           中 田 貞 之  上下水道局長           小 幡 浩 也  教育次長           前 田   進  監査委員           村 上 健 三  監査委員事務局長           山 本 豊 彦  秘書課長           鈴木田   栄  総務部次長兼総務課長 ───────────────────────────────────────── 〇議会事務局           岩 岸 秀 幸  事務局長           山 根 達 也  事務局次長           工 藤 有 司  事務局次長補佐議事調査係長 ───────────────────────────────────────── 〇議事日程(第1号)平成17年長岡京市第2回議会定例会           6月9日(木曜日)午前10時開議   1.会議録署名議員の指名   2.会期の決定   3.議長諸報告   4.市長諸報告   5.定期監査、随時監査(工事監査)及び例月出納検査の結果報告   6.諮問第3号  人権擁護委員の推薦について   7.報告第5号  専決処分の報告について            〔専決第8号 長岡京駅西口ペデストリアンデッキ上部工工事請負            契約の変更について〕   8.報告第6号  専決処分の報告について            〔専決第10号 損害賠償の額の決定について〕   9.報告第7号  専決処分の承認を求めることについて            〔専決第6号 長岡京市税条例等の一部改正について〕  10.報告第8号  専決処分の承認を求めることについて            〔専決第7号 長岡京市都市計画税条例の一部改正について〕  11.報告第9号  専決処分の承認を求めることについて            〔専決第9号 長岡京市国民健康保険条例の一部改正について〕  12.報告第10号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第4号 平成16年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)〕  13.報告第11号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第5号 平成16年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補            正予算(第3号)〕  14.報告第12号 財団法人長岡京水資源対策基金に係る経営状況を説明する書類の提            出について  15.報告第13号 乙訓土地開発公社に係る経営状況を説明する書類の提出について  16.報告第14号 財団法人長岡京埋蔵文化財センターに係る経営状況を説明する書            類の提出について  17.報告第15号 財団法人長岡京市緑の協会に係る経営状況を説明する書類の提出に            ついて  18.報告第16号 平成16年度長岡京市一般会計予算繰越明許費繰越計算報告につい            て  19.報告第17号 平成16年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越            計算報告について  20.報告第18号 平成16年度長岡京市駐車場事業特別会計予算繰越明許費繰越計算            報告について  21.第40号議案 市道の認定について  22.第41号議案 長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  23.第42号議案 長岡京市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一            部改正について  24.第43号議案 平成16年度長岡京市水道事業会計決算の認定について  25.第44号議案 平成17年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)  26.第45号議案 平成17年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
    ───────────────────────────────────────── ○(田村義明議長) おはようございます。  これより平成17年長岡京市第2回議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程に入る前に、表彰状の伝達式を行います。  去る5月25日に開催されました全国市議会議長会第81回定期総会におきまして、現在、15年以上、市議会議員として在職されております橋本順造議員の功績に対し表彰状の贈呈がありました。  それでは、表彰状の伝達を行います。               (表彰状授与 拍手) ○(田村義明議長) 本日、表彰状を受けられました橋本順造議員におかれましては、まことにおめでとうございます。  以上で、表彰状の伝達式を終わります。  次に、小田市長から発言の申し出がありますので、この際、これを許可します。  小田市長。               (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) おはようございます。  ただいまは、全国市議会議長会からの表彰を受けられ、お祝いを申し上げます。おめでとうございます。  それでは、貴重なお時間をいただきまして、まことに恐縮でございますが、ただいま議長のお許しを得ましたので、去る4月1日付の人事異動によります議会出席の部長級職員の異動につきまして御報告を申し上げ、あわせて、御紹介をさせていただきます。  健康福祉部長に昇任いたしました尼子政孝でございます。前任は健康福祉部参事福祉事務所長でございます。  以上、紹介とさせていただきます。今後ともよろしくお願いを申し上げます。 ○(田村義明議長) これより日程に入ります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、尾﨑百合子議員宮小路正次議員を指名します。  次に、日程2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  この定例会の会期は、本日から23日までの15日間とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(田村義明議長) 異議なしと認め、会期は15日間と決定します。  次に、日程3、議長諸報告であります。  まず、3月定例会以後の議会活動につきましては、お手元に配布しました議会活動概要報告のとおりであります。  次に、ひまわり会、あらぐさ保護者会、乙訓手をつなぐ親の会及び2005年原水爆禁止国民平和大行進京都実行委員会から要望書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。  次に、尾﨑百合子議員及び上田正雄議員から、第1回定例会本会議における発言について、会議規則第65条の規定により、発言訂正の申し出がありましたので、これを許可しました。  なお、発言訂正一覧表につきましては、お手元に配布のとおりであります。  次に、3月定例会以後の乙訓環境衛生組合議会乙訓福祉施設事務組合議会乙訓消防組合議会及び京都南部都市広域行政圏推進協議会審議会の会議の報告書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。  以上で、議長諸報告を終わります。  次に、日程4、市長諸報告であります。  小田市長。               (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) 本日、ここに平成17年長岡京市第2回議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、公私とも大変お忙しいところ、御出席をいただきまして厚く御礼申し上げます。  それでは、去る3月定例議会以降の事務事業の主なものにつきまして御報告を申し上げます。  まず、はじめに、JR長岡京駅西口地区第1種市街地再開発事業の主要な施設建築物関連公共施設の完成を祝う竣工式が、去る4月19日に、再開発組合の主催によりまして、総合交流センター3階メインホールにおいて、京都府知事をはじめ、国土交通省及び京都府の関係者、並びにお世話になりました地元の皆様方など、多数の方々の御出席のもとに、厳粛に、かつ盛大に挙行されましたことを御報告いたしますとともに、御出席をいただきました市会議員の皆様に厚くお礼申し上げます。  翌4月20日には、商業棟の核店舗であります平和堂フレンドマート長岡店が開店し、5月1日には、健康増進施設でありますフィットネスクラブ コスパもグランドオープンしまして、地元商業者等の専門店舗とともに、今後、長岡京市における地域商業の発展に寄与していただけるものと、大いに期待をいたしております。  これに先立ち、4月11日には、公共公益棟バンビオ1番館の長岡京市立総合交流センター、及び商業棟バンビオ2番館内の市営駐車場の引き渡しを受け、その後、順次各施設の供用を開始して、多くの市民の皆様に御利用いただいておりますことも、あわせて御報告を申し上げます。  再開発事業の完成によりまして、東の玄関口にふさわしい新たなまちが誕生いたしました。駅前という立地条件を生かした東部の生活と商業の拠点、市民交流と地域福祉の拠点として、市民の期待にこたえるさまざまなサービスを提供しますとともに、今後の長岡京市のまちづくりの起爆剤ともなり、さらなる市の発展に寄与するものと確信いたしております。  次に、再開発事業の完成を祝って、各方面から御寄附をいただいておりますが、まず、去る4月18日に、国際ソロプチミスト京都西山様から、来年の認証20周年を記念し、観光などで訪れた人たちの役に立てていただきたいと、ペデストリアンデッキの中央部に設置された方位盤を御寄贈いただきました。  次に、去る5月27日に、京都乙訓ロータリークラブ様から、国際ロータリークラブ創立100周年並びに京都乙訓ロータリークラブ創立35周年を記念し、JR長岡京駅前広場中央部分に設置されました記念モニュメント「やわらぎ(平和)・むつび(親睦)の塔」を御寄贈いただきました。このモニュメントは、「いにしえの都 長岡京」を彷彿させるケヤキの巨大古木と、それを囲むシンボルフレームがそびえ立っており、「未来に羽ばたく躍進都市 長岡京市」の姿を力強く表現するものと言われております。  再開発事業によって新しく生まれ変わった駅前のシンボルとなり、長岡京市を訪れる人々の注目を引くとともに、観光振興にも結びつくものと大いに期待をし、大切に管理をしてまいりたいと考えております。  なお、再開発事業につきましては、現在、残っております広場公園が工事中であり、御迷惑をおかけしておりますが、新しいまちの誕生を市民の皆様とともに祝うまち開きフェスティバルを、市主催によりまして、来る6月25日に開催さしていただく予定にいたしておりますので、議員の皆様方の御出席をよろしくお願いをいたします。  また、このたび、国土交通省から、長岡京駅西口地区市街地開発組合からのこれまでの活動や取り組みに功績があったとして評価され、来る6月24日、第23回まちづくり月間中央行事の中で、まちづくり功労者として、国土交通大臣表彰の受賞が決定されております。今回の受賞は、まちづくりを推進する者といたしまして、まことに大きな名誉で励みにもなります。この大きな喜びを胸に刻み、今後のまちづくりに生かしていきたく思っております。  次に、西山森林整備推進協議会の設立について、御報告申し上げます。  長岡京市民憲章の前文にうたわれていますように、西山の豊かな緑は、市民の明日への英気を養ってくれます。この緑豊かな西山は、市民みんなで守るべき大切な自然であり、同時に、水源の涵養、災害防止、生物多様性の確保、景観形成、大気の浄化など、市民生活にとって有益な多くの機能を有している貴重な資源であります。  また、今年2月に京都議定書が発効いたしましたが、地域温暖化防止という、非常にグローバルな課題に対しまして、この小さい長岡京市ができることは何かという視点に立った場合、市域の4割を占める西山の保全ということが、これからの大変重要な政策課題であると考えております。  ところが、近年、木材価格の低下や生活様式の変化等により、里山林の活用がされなくなったことで、森の持つ本来の機能が十分発揮できていないのではないかと懸念されています。  そこで、このたび、西山の森林を保全しようと、京都府の御指導をいただき、森林所有者、地域住民、環境団体、企業、学識経験者、行政等、関係者が協働連携して、かけがえのない西山の森を守るため、西山整備推進協議会が去る6月2日に設立されたところであります。  本協議会は、学識経験者をはじめ、森林組合、財産区、社寺、環境団体の代表者等、14名の委員で組織され、第1回の協議会において、京都大学フィールド科学教育研究センター徳地助教授が会長に選任されました。今後、本協議会では、森林の所有者、その他の森林関係者森林ボランティア、行政等が役割を明確にした中で、連携して森林整備構想の策定及び森林整備の推進等の事業を実施することとされており、年内には整備構想を策定し、平成18年から本格的な森林整備に着手される予定となっております。  本市といたしましても、長年の課題であった西山の保全を推進するために、環境経済部を中心に、関係部局が横断的に取り組み、昨年3月に策定をいたしました緑の基本計画にうたわれております緑の財産の次世代への継承として、美しい森、楽しい森、恵みの森の実現を目指す立場から、本事業に積極的に参画してまいりたいと考えております。議員各位並びに市民の皆様方の御理解、御支援をいただきますようお願いいたします。  次に、第2期基本計画策定に係る取り組み状況について、御報告いたします。  平成18年度からスタートいたします第2期基本計画につきましては、昨年9月に総合計画審議会を設置の上、第2期基本計画の策定について諮問し、現在、答申に向けて御審議をいただいているところであります。計画策定への取り組みといたしましては、市の現状に対する認識や市政の方向性に対する評価など、情報を収集するため、市民アンケート調査を実施いたしました。集計結果につきましては、審議会での審議のための基礎データ、計画体系の見直しの基礎データとして活用いたします。  また、計画に市民の皆さんの御意見を反映するため、まちづくり市民会議を今年3月から5月にかけて3回実施するとともに、去る6月4日には、中央公民館市民ホールで、市民に御参加をいただいて、まちづくり市民フォーラムを開催し、市民の立場から建設的な御意見や有益な御提案をいただいておりますので、それらにつきましては、第2期基本計画を審議する際の資料として活用させていただきたいと考えております。  また、第1期基本計画の追跡調査として、計画で定めた事業の進捗状況や課題について、庁内アンケートを実施をして情報を収集しております。市民アンケート調査の結果やまちづくり市民会議まちづくり市民フォーラムの議論の内容、さらに、第1期基本計画の追跡調査結果などを基礎資料といたしまして、現在、第2期基本計画の政策の方向性を示す骨子の策定や、第3次総合計画から導入いたしております行政評価システムの評価指標についての検討作業を進めているところであり、今年秋ごろには第2期基本計画案の取りまとめを行いたいと考えております。  次に、静岡県伊豆長岡町との姉妹都市盟約の取り扱いについて、御報告申し上げます。  御承知のとおり、伊豆長岡町では、隣接の韮山町、大仁町と今年の4月1日付で合併をして、伊豆の国市が新たに誕生し、去る4月24日には、新市長及び市議会議員の選出がなされたところでございます。その後、新市長に就任されました望月市長から私あてに書簡が届けられまして、長岡京市と伊豆の国市との姉妹都市関係については、旧伊豆長岡町との盟約締結、及び、その後、20年余りにわたる交流の経過を尊重することを基本として、今後、両市間の市民レベルでの交流を積み重ねる中で、新市の市議会議員をはじめ、旧韮山町や旧大仁町の市民の理解と友好意識の醸成を図り、機を見て市議会の議決を経て、改めて両市間の交流の盟約を締結していきたいとの意向が示されたところであります。私といたしましても、基本的な方向については異存がございませんので、今後の進め方については、事務担当者レベルでの調整を行いますとともに、両市間の議員の皆様や市民レベルでの交流が進みますよう取り組んでまいりたいと存じますので、市議会におかれましても、御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  次に、長岡京市における法令遵守の推進に関する条例を昨年4月に施行し、1年が経過しましたので、平成16年度法令遵守推進状況の概要について、御報告いたします。  まず、法令遵守条例を効果的に運用していくために、法令遵守委員会法令遵守マネージャー法令遵守推進リーダー等の体制を整備し、公益通報制度不当要求行為等への対処を組織的に行ってまいりました。平成16年度の法令遵守委員会への公益通報及び不当要求行為等の報告は、ともに0件でありましたが、法令遵守マネージャーへの相談件数が延べ22件あり、日常業務の中で発生をする不当要求類似行為等について、職員に適切な指導助言をしていただいたところであります。  また、不当要求行為等防止対策に関するマニュアルを作成して、各課に配布し、窓口等での対処の仕方について徹底を図ったところであります。また、法令遵守の推進に当たっては、法令遵守を自らの課題として認識することが不可欠であることから、全職員あるいは管理職員を対象に、具体的な事例も取り上げて、法令遵守に関する研修を実施し、あわせて、議員の皆様にも、管理職との合同研修会に御参加いただいたところであります。  一方、市民の皆様に対しましては、啓発パンフレットを配布して、法令遵守の推進について、御理解と御協力をお願いしたところであります。  今後とも、条例の適切な運用を通じて、市の組織全体に法令遵守の精神をしっかりと根づかせるよう、効果的な取り組みを行ってまいりたいと存じます。  以上、平成16年度の法令遵守推進状況についての御報告とさせていただきます。  次に、京都第二外環状道路整備事業の現在の状況について、御報告をいたします。  昨年6月の設計説明会開催以降、各地区の要請を受けて、順次地元懇談会を開催してまいりました。それらを通じて御了承いただいた地区からの幅ぐいの設置が行われ、その後、下海印寺地区、友岡地区、調子地区におきましては、用地地権者に対する説明会及び用地測量も実施をされ、現在、各地区とも、その確定作業中でございます。  なお、奥海印寺地区の一部におきましても、幅ぐいの設置が行われております。  平成17年度におきましては、用地測量の経過も考慮し、対象地域の南部から計画買収に着手される予定となっております。  また、下海印寺地区におきましては、平成11年に設置されましたまちづくり協議会が中心となり、京都第二外環状道路買収対象地域の方々の集団移転に取り組むこととされ、そのための土地区画整理組合設立準備会を昨年5月に立ち上げられ、今年秋以降の本組合設立に向けて作業が進められております。  さらに、先般、仮称ではありますが、長岡京インターから大山崎町内の一般国道171号までの側道部分1.7キロメートルが、府道大山崎大枝線として事業決定され、平成17年度では、用地費など9億3,000万円の予算化がされたところであり、長岡京市南部の幹線道路整備として早期完成を期待をいたしております。  次に、京都第二外環状道路「にそと情報館みちしるべ」が、施設も整い、去る4月18日に正式オープンいたしました。1階には小学生向け学習コーナーの開設や、2階には展示室と会議スペースが設けられ、完成予想模型図や走行体験ができる走行シミュレーション、航空写真など、わかりやすく配置されております。開館後は多くの皆様が見学・体験されており、会議スペースでは、地域の住民活動にも活用されております。開館時間の延長や土曜日、日曜日の開館など、「にそと」に関する進捗や情報が発信できる施設として、今後も、市民の皆様の意見交換、情報収集の場として、多くの皆様に親しまれ、活用されることを期待しているところであります。  次に、阪急新駅の問題につきましては、第2回の公共交通活性化協議会が去る3月29日に開催され、総合的な交通体系の整備に関する諸課題の整理と検討が行われましたが、新駅構想についての具体的な進展はありませんでしたが、この協議会は、17年度も引き続き開催されることとなっております。長岡京市としても、京都第二外環状道路事業との整合性に十分留意しながら、近畿運輸局をはじめ、国、府及び阪急電鉄と協議していく中で、新駅構想について、引き続き検討してまいりたいと考えております。  次に、長岡第三中学校生徒の姉妹都市アーリントン訪問について、御報告申し上げます。  長岡第三中学校2年生12名と3年生8名、及び役員、引率者6名、合計26名の友好訪問団は、昨日、アメリカアーリントンへ向けて出発いたしました。この友好団は、長岡京市立中学校とアーリントンの中学校との親善交流を通して国際理解教育を推進し、世界に生きる生徒の育成を図ることを目的に、今年度発足した長岡京市立中学校交流推進協議会が派遣するものであります。  今回の訪問に先立って、今年2月には、長岡京市美術展におきまして、アーリントン並びに寧波市の中学生が製作した絵画作品の展示による交流も行われております。今回は、長岡第三中学校創立30周年事業の一環として実施されるものですが、来年度以降は、市内4中学校の生徒によって訪問団を編成し、親善と交流を通して、市内全体の国際理解教育の推進を図ることが計画されております。  昨日、出発いたしました友好団は、アーリントン オトソン中学校やアーリントン高校での学校体験を含めた9日間の友好交流事業を行い、今月17日、帰国の予定であります。  また、来月6日には、アーリントン オトソン中学生徒訪日団の一行14名が、11日間、長岡京市を訪れる予定になっており、このような相互交流を重ねることによって、長岡京市で育った生徒たちが異文化と触れ合い、国際人として羽ばたくきっかけになることを大いに期待をいたしております。  次に、図書館における貸出図書の返却・回収業務について、御報告申し上げます。  去る5月20日から、新しい図書館サービスとして、JR長岡京駅西口公共公益棟総合交流センター1階の行政サービスコーナーで、貸出図書をお預かりする業務を実施いたしております。図書館の開館日には、午前、午後の2回、月曜日の休館日には午後の1回、回収をしておりますが、5月の12日間における回収冊数は129冊でした。これからも多くの市民に御利用していただけるよう、図書館ホームページ、館内掲示等で新しい図書館サービスについてお知らせをしてまいりたいと考えております。  今後におきましても、図書館が市民のさまざまな活動を支援するとともに、多様な市民ニーズにこたえ、なお一層利用者の利便性の向上を図れるよう努力してまいりたいと考えておりますので、御理解と御指導をお願い申し上げます。  以上、市長諸報告といたします。 ○(田村義明議長) 以上で市長諸報告を終わります。  次に、日程5、定期監査、随時監査及び例月出納検査の結果報告であります。  監査委員の報告を求めます。  前田監査委員。              (前田 進監査委員登壇) ○(前田 進監査委員) 定期監査、随時監査及び例月出納検査の結果を報告申し上げます。  地方自治法第199条第4項、第5項の規定によりまして定期監査、随時監査を、また、同法第235条の2第1項の規定によりまして例月出納検査をそれぞれ実施いたしました。その監査対象並びに結果と地方自治法第199条第12項による通知がありましたことをあわせて報告いたします。  なお、その内容の詳細は、お手元にお配りいたしました報告書のとおりでございます。  以上、監査報告といたします。 ○(田村義明議長) 以上で監査報告を終わります。  次に、日程6、諮問第3号 人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。               (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) 日程6、諮問第3号 人権擁護委員の推薦について、御説明申し上げます。  現人権擁護委員の藤田好子氏が、平成17年9月30日に任期満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会に同意を求めるものでございます。  御同意賜りますようお願い申し上げます。  以上、説明といたします。
    ○(田村義明議長) 本件の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(田村義明議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  諮問第3号 人権擁護委員の推薦について、藤田好子さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(田村義明議長) 全員起立。  したがって、諮問第3号については、藤田好子さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、日程7、報告第5号 専決処分の報告についてから日程26、第45号議案 平成17年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)までの20件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。               (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) それでは、私からは、日程12、報告第10号及び日程25、第44号議案の御説明を申し上げ、その他の議案につきましては、助役、関係部長から説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、日程12、報告第10号 専決処分の承認を求めることについて、御説明申し上げます。  その内容は、平成16年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)であります。  それでは、今回、専決いたしました補正予算の概要につきまして、御説明申し上げます。  補正規模といたしましては、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1億1,781万6,000円を追加し、平成16年度長岡京市一般会計歳入歳出予算の総額を289億3,441万9,000円とするものであります。  まず、歳出予算の概要から申し上げます。  款2総務費におきましては、総額で8,415万4,000円の増額となっております。  項1総務管理費では、目1一般管理費におきまして、職員の退職の増加により、退職手当371万9,000円を増額いたしました。  目5財産管理費では、8,172万5,000円を増額いたしておりますが、その内容は各基金の積立金の補正であります。  まず、社会福祉事業基金積立金が、指定寄附2件分として12万円、公共施設整備基金積立金が、開発行為に伴う寄附金と利子収入の増により800万円、公園緑地整備基金積立金が、負担金収入の増により914万円、庁舎建設基金積立金は、利子収入の増により3万7,000円、職員退職基金積立金については、職員給料総額の精算により442万8,000円をそれぞれ増額いたしました。  さらに、今回の補正における歳入歳出調整の結果、財政調整基金に6,000万円の積み立てを行っております。  目13公共公益施設建設費につきましては、歳入の補正に伴い、財源の組み替えを行ったものであります。  項4選挙費でありますが、奥海印寺、今里、井ノ内の財産区議会議員選挙が無投票であったため、目4、目5、目6のそれぞれの財産区選挙費におきまして、報酬等、一連の経費を減額いたしました。  次に、款3民生費であります。総額で4,422万4,000円の増額となっております。  項1社会福祉費の目1社会福祉総務費では、民間社会福祉活動振興助成事業で26万7,000円を減額いたしました。これは地域福祉振興基金の果実運用であります民間社会福祉活動振興助成金につきまして、実績額の確定に伴い、歳入の基金取り崩しと連動させて減額いたしたものであります。  目2老人福祉費における4,449万1,000円は、老人保健医療事業特別会計における歳入不足に対する補てんのために繰出金を増額するものであります。  項2児童福祉費の目2保育所費につきましては、歳入の補正による財源の組み替えを行っております。  次に、款8土木費でありますが、総額で1,216万5,000円の減額となっております。  項2道路橋りょう費の目2道路維持費と目4交通安全対策費におきましては、歳入の補正による財源の組み替えを行っております。  項4都市計画費における目2市街地開発費と目5公園費、目6西山公園体育館費につきましても、同じく財源の組み替えであります。  目3街路事業費の都市計画街路整備関連事業では、用地購入費1,216万5,000円を減額いたしました。これは土地開発公社からの再取得による買い戻し面積の減によるものであります。  款10の教育費でありますが、項2小学校費、項3中学校費、項4社会教育費、そして、項5保健体育費のそれぞれの目におきまして、歳入の補正により、財源の組み替えを行っております。  最後に、款12予備費につきましては、今回の補正における歳入歳出の調整の結果、160万3,000円を増額いたしました。  以上が歳出予算の概要であります。  続きまして、今回の補正における歳入予算について、御説明申し上げます。  まず、款1市税であります。総額で8,685万3,000円の減額となっております。  法人市民税につきましては、さきの3月補正において2億4,000万円余りの減額を行っておりますが、さらに、最終的な収入見込みに基づきまして、今回、個人市民税の所得割を5,502万6,000円、固定資産税の償却資産3,182万7,000円減額いたしました。  個人市民税につきましては、当初の見込みを上回る個人所得の落ち込みがあったことにより、また、固定資産税は1号法人の設備投資が減となったことによるものであります。  次に、款2から款11までの各譲与税及び交付金につきましては、それぞれ3月期の交付額の確定によりまして所要額の補正を行っております。所得譲与税29万5,000円、地方道路譲与税201万8,000円、株式等譲渡所得割交付金859万4,000円、地方消費税交付金6,044万5,000円、自動車取得税交付金187万5,000円、地方交付税のうち、特別交付税7,620万9,000円、交通安全対策特別交付金29万3,000円をそれぞれ増額するとともに、自動車重量譲与税22万円、利子割交付金9万8,000円、配当割交付金506万3,000円、特別地方消費税交付金5万円につきましては減額をいたしております。  次に、款12分担金及び負担金でありますが、開発件数の増により、公園緑地費負担金913万9,000円を増額いたしました。  次に、款15府支出金でありますが、総額で2,205万円の増額となっております。  項2府補助金につきまして、土木費補助金における市街地再開発事業交付金2,000万円と教育費補助金の文化啓発事業交付金205万円は、いずれも平成16年度に新しく創設されました京都府未来づくり交付金の交付決定に伴うものであります。  次に、款16財産収入であります。総額で3,884万8,000円の減額となっております。  項1財産運用収入の55万円につきましては、基金利子の増額によるものであります。  項2財産売払収入でありますが、街路整備関連事業用地の売却単価及び面積の減により、3,939万8,000円を減額いたしております。  次に、款17寄附金につきましては、開発行為に伴う寄附金795万3,000円、社会福祉事業に対する2件分の指定寄附金12万円をあわせまして、総額で807万3,000円の増額となっております。  次に、款18繰入金でありますが、総額で4,853万1,000円の減額となっております。  項2基金繰入金につきまして、充当事業の確定や起債の充当等により、文化スポーツ振興基金取り崩し469万3,000円、地域福祉振興基金取り崩し2,626万7,000円、公園緑地整備基金取り崩し2,000万円をそれぞれ減額いたしております。逆に、職員退職基金については、退職者の増により、取り崩しを371万9,000円増額いたしました。  項3財産区繰入金における129万円の減額につきましては、奥海印寺、今里、井ノ内の財産区議会議員選挙がいずれも無投票であったことによるものであります。  次に、款20諸収入であります。  市街地再開発事業に係る電線共同溝整備に対する電線管理者からの負担収入として758万8,000円を計上いたしております。  最後に、款21市債であります。  いずれも許可額の決定等により、所要の補正を行ったもので、全体で1億90万円の増額となっております。その内訳は、土木債で1億620万円増額する一方、民生債240万円、教育債290万円につきましては、減額いたしております。  以上が歳入予算の概要であります。  次に、第2表、地方債の補正であります。  今回、長岡京都市開発株式会社出資債を新たに追加するとともに、既定の13件の地方債について変更をいたしております。いずれも許可額の決定等に伴い、限度額及び起債の方法等について、所要の補正を行ったものであります。  以上が、平成17年3月30日に専決いたしました平成16年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。  御承認のほどよろしくお願いを申し上げます。  次に、日程25、第44号議案 平成17年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、年度が始まったばかりで、日時も経過していない段階でありますので、最小限必要な補正にとどめたところであります。  補正の規模といたしましては、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1,931万7,000円を追加し、平成17年度長岡京市一般会計歳入歳出予算の総額を242億4,121万7,000円とするものであります。  それでは、まず、歳出予算の概要から御説明申し上げます。  最初に、款4衛生費であります。総額で929万9,000円の増額となっております。  項1保健衛生費の目1保健衛生総務費におきましては、職員の退職及び産休、育休による補充として、アルバイト賃金332万4,000円を計上いたしました。一方、目5保健センター費におけるアルバイト賃金106万8,000円は、職員の病気休暇によるものであります。  項2清掃費の目1清掃総務費では、一般廃棄物処理基本計画策定に係る乙訓環境衛生組合への負担金490万7,000円を増額いたしております。  次に、款9消防費であります。  項1消防費、目2非常備消防費の消防団事業におきまして、117万6,000円の増額となっております。平成16年度退団の消防団員4名分の退職報償金を計上いたしたものであります。  次に、款10教育費であります。  項1教育総務費の目2事務局費でありますが、外国青年招致事業を68万円減額いたしました。これは現外国青年英語指導助手の契約が更新されたことによりまして、交代の場合を想定して見込んでいた経費につきまして減額を行うものであります。  最後に、款12予備費につきましては、今回の補正におきまして、歳入歳出を全体調整いたしました結果、952万2,000円を増額いたしました。  以上が歳出予算の概要であります。  続きまして、今回の補正における歳入予算について、御説明申し上げます。  まず、款18繰入金であります。総額で1,814万1,000円の増額となっております。  項1特別会計繰入金では、老人保健医療事業特別会計繰入金につきまして、平成16年度の医療諸費に係る法定負担金の確定等による精算の結果、4,814万1,000円を増額いたしました。  項2基金繰入金におきましては、今回の補正における歳入歳出調整の結果、財政調整基金の取り崩しを3,000万円減額いたしております。  次に、款20諸収入でありますが、平成16年度に退団いたしました消防団員4名分の退職報償金として117万6,000円を、消防団員等公務災害補償等共済基金から受け入れるものであります。  以上が、平成17年度長岡京市一般会計補正予算(第1号)の概要でございます。  よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○(田村義明議長) 小林助役。               (小林眞一助役登壇) ○(小林眞一助役) おはようございます。  私からは、日程7、報告第5号につきまして、御説明申し上げます。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分の報告でございます。  内容としましては、市街地再開発事業の関連工事で、市がJR長岡京駅前広場において施行いたしました長岡京駅西口ペデストリアンデッキ上部工の工事につきまして、工事箇所に隣接するJR西日本や阪急バスとの間で、施工方法や施工時間等について、事前協議を重ねてきました結果、一部工法等の変更が必要となり、工事費が若干増額となりましたので、昨年の6月定例会において御議決いただきました工事請負契約の変更を本年3月31日付で専決処分いたしたものであります。  具体的には、駅前広場における円滑な交通の維持及び歩行者の通行の安全確保を図るため、当初、駅舎部分のけた架設工事だけを夜間工事としておりましたものを、すべてのけたの架設工事を昼間工事から夜間工事に変更いたしました。  また、駅前広場の車両通行が安全かつ円滑に行えるよう、架設工法を変更したことや、エレベーター入り口及び階段に照明灯5台を追加設置し、市民の安全な歩行確保を図りました。  このような一部工法等の変更によりまして、工事費が640万2,900円増額となりましたので、請負契約の変更を行ったところであります。  以上、専決処分の報告とさせていただきます。 ○(田村義明議長) 芦田教育長。               (芦田富男教育長登壇) ○(芦田富男教育長) おはようございます。  私からは、日程16、報告第14号 財団法人長岡京埋蔵文化財センターにかかわる経営状況を説明する書類の提出について、御説明申し上げます。  この書類は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、政令で定める書類として提出いたしたものでございます。  まず、はじめに、平成16年度事業報告でございますが、長岡京などの遺跡内で行われました開発工事に伴う埋蔵文化財の保護のための発掘調査事業を34件、及び国庫補助による発掘調査事業を2件実施しております。  その他、これらの発掘調査以外の立ち会い調査委託は4件で、319カ所の立ち会い調査事業を実施しております。  発掘の成果といたしましては、恵解山古墳の調査では、古墳の規模確認のため設けました、幅、わずか6メートル余りの調査区から墳丘テラス状に並ぶ埴輪列が検出され、また、墳丘西側のつくり出し及び前方部南西コーナー部分の検出により、過去の調査とあわせ、前方部の幅が約76メートル前後と判明いたしました。  そのほか、JR長岡京駅前開発事業に関連する調査が完了し、長岡京駅西側に広がる弥生時代の墓域、お墓の区域でございますが、そして、長岡京の4丁にわたる町並み、さらに、江戸時代の近世勝竜寺城絵図による屋敷割に合致する遺構群が確認されました。
     今後、これらの調査で得られました大量の遺物等、資料の整理、保存、さらに活用を進めてまいりたいと考えております。  普及啓発事業といたしましては、センターがより身近な施設となるよう、募集いたしました愛称、キャラクターを決定いたしました。  また、長岡京発掘50年記念フォーラムをはじめ、調査成果速報展、現地説明会、歴史教室など開催して、市民啓発に努めたところでございます。  次に、平成16年度収支決算書でございますが、まず、収入の部といたしまして、当期収入合計は総額1億8,885万7,961円でございます。その主なものは、事業収入1億2,476万7,687円、市補助金収入5,460万円、積立預金取崩収入948万4,000円、基本財産収入及び雑収入6,274円でございます。前期繰越収支差額は679万4,906円、以上、収入合計は1億9,565万2,867円となっております。  これに対する支出の部といたしましては、当期支出合計は総額1億8,894万2,350円でございます。その主なものといたしましては、管理費の総額が6,779万7,038円で、その内訳は、人件費6,391万128円、運営費388万6,910円でございます。  また、事業費の総額は9,323万3,312円で、その内訳は、発掘調査事業費6,443万4,973円、遺物整理調査事業費2,013万5,562円、啓発研究事業費43万4,125円、センター管理事業費822万8,652円でございます。他に積立金2,264万9,000円等がございます。次期繰越収支差額は671万517円となっております。  次に、貸借対照表でございますが、貸方、借方とも、それぞれ1億3,454万6,199円となっております。  続きまして、財産目録でございますが、資産の部では、流動資産と固定資産の合計が1億3,454万6,199円となっており、負債の部では、流動負債が6,303万8,618円、固定負債が976万6,000円であり、あわせて負債合計は7,280万4,618円でございます。正味財産は6,117万1,581円となっております。  次に、平成17年度事業計画でございますが、本市の各遺跡内で行われます開発行為や土木工事等に伴う発掘調査事業、また、発掘調査事業実施に伴い出土した遺物の整理、調査事業等で得られた成果は、広く市民に周知を図るため、埋蔵文化財発掘調査報告書やセンター年報に掲載し、刊行する予定でございます。  文化財保護のための啓発事業といたしまして、JR長岡京駅前開発事業を中心とした大規模な発掘調査で明らかになりました長岡京跡や神足遺跡、勝龍寺城跡での埋蔵文化財等を活用した講演や展示の開催を計画しております。  また、市内小中学校の総合的な学習における職員の講師派遣や歴史教室など、積極的な啓発事業を計画しております。  そのほか、市立埋蔵文化財調査センターの管理運営受託事業がございます。  次に、平成17年度予算でございますが、収入、支出とも、それぞれ1億7,566万8,000円となっております。  収入の部の主なものといたしましては、事業収入1億900万円、市補助金収入5,460万円、積立預金取崩収入404万6,000円等であり、その他に、基本財産収入、雑収入、繰越金収入等がございます。  これに対する支出といたしましては、管理費が7,064万円でございます。その内訳は、人件費として6,675万5,000円、運営費として388万5,000円となっております。  また、事業費は1億133万9,000円でございます。その内訳は、発掘調査事業費7,284万7,000円、遺物整理調査事業費1,960万円、啓発研究事業費46万4,000円、センター管理事業費842万8,000円が主なものでございます。  以上、財団法人長岡京埋蔵文化財センターに係ります経営状況の報告といたします。  なお、平成17年度事業計画及び予算等につきましては、去る3月28日開催の理事会におきまして、また、平成16年度事業報告並びに決算につきましては、去る5月24日の監査を経て、5月30日開催の理事会におきまして、それぞれ議決承認、認定されたものでございます。  以上、報告とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 河村水道事業管理者。               (河村 豊水道事業管理者登壇) ○(河村 豊水道事業管理者) 日程24、第43号議案 平成16年度長岡京市水道事業会計決算の認定について、御説明申し上げます。  平成16年度は、経営改善に向けまして、平成15年度までの全料金算定期間の経営状況を総括し、水道事業懇談会から提出いただいた今後の水道事業のあり方についての提言書や、昨年12月議会における御意見をもとに、中期の経営計画である、新たな経営改善計画とふれっしゅ水道計画第4期実施計画を策定いたしました。同時に、上下水道部門を統合して業務の効率化を図るとともに、水道原水検査結果虚偽報告の再発防止策として、水道技術管理者の役割と責任の明確化による内部チェック体制の強化を図りました。  それでは、平成16年度の決算の概要を説明させていただきます。  はじめに、平成16年度の主な業務量ですが、まず、給水人口は、昨年度末より217人多い7万8,037人となりました。  次に、水需要ですが、年間給水量は1,138万476立方メートルと、前年度より8万364立方メートル、率にして0.7%の増となりました。有収水量も、1,030万8,901立方メートルとなり、前年度と比べ6万7,012立方メートル、率にして0.7%の増となりました。この結果、有収率は、前年度と同じく90.6%を確保することができました。  用途別では、全体の約69%を占める家庭用は、前年度とほぼ同じ水量でしたが、大口事業所分を含む会社・工場用は約6万立方メートル、3.4%の増となりました。また、日最大給水量は、7月8日に前年度より518立方メートル多い3万6,953立方メートルを記録いたしました。  なお、府営水の受水量は、昨年6月に一部の井戸から大腸菌などが検出されたために、地下水の取水を停止したこともありまして、前年度と比べ58万5,231立方メートル増の581万8,814立方メートルとなりました。その結果、市民向けの府営水のブレンド率は約43%となりました。  次に、経営収支につきまして、消費税抜きの額で前年度と比較して説明させていただきます。  まず、収益でありますが、給水収益では、先ほど申し上げましたように、有収水量が増加したことにより、1,858万4,000円増の21億1,265万2,000円となりました。その他といたしましては、宅地開発に係る受託給水工事収益の増や、遊休井戸用地の売却による特別利益等があり、一般会計からの繰入金が7,000万円減となりましたが、事業収益全体では6,434万8,000円増の25億3,172万5,000円となりました。  一方、費用におきましては、給水原価部門の人件費で1,589万5,000円の減、動力費が480万5,000円の減、資産減耗費で2,561万3,000円の減、支払利息が1,945万6,000円の減等となりましたが、逆に、府営水の受水量の増などにより、受水費が1,586万1,000円増の10億3,578万3,000円、修繕費全体で5,087万円増の1億4,935万6,000円、減価償却費が償却対象の固定資産の増加により、3,698万7,000円増の4億1,611万7,000円、受託工事費が4,169万7,000円増の1億3,349万8,000円等となり、事業費用全体では7,093万1,000円増の25億7,456万6,000円となりました。  これらの結果、収支は、当初予算時の見込みよりかなり良化しましたが、4,284万1,000円の赤字となりました。これに前年度からの未処理欠損金5,727万7,000円を加えた1億11万8,000円が、平成16年度末の累積欠損金となっています。  次に、資本的収支について、消費税込みの金額で説明させていただきます。  企業債の対象となる施設整備事業として、井ノ内橋・新川向橋橋梁添架配管改修工事、府道大山崎大枝線及び西京高槻線拡幅工事に伴う配水管布設工事等で9,316万8,000円、一般開発に係る配水管布設工事や、長法寺浄水場奥の院系送水流量計取りかえ工事などの施設事業で1億869万9,000円のほか、人件費、固定資産取得費、企業債の償還金などをあわせた支出総額は5億8,668万円となりました。これに対して、その財源として、企業債の借り入れや加入金、工事分担金、固定資産売払代金等、収入総額は2億5,339万5,000円となり、資本的収支の不足額は3億3,328万5,000円となりました。この不足額は損益勘定留保資金等の財源で補てんした結果、年度末の補てん財源の残高は、前年度末より7,460万6,000円増加し、3億4,331万円となりました。  今後は、冒頭に申し上げました2つの計画に基づき、安全な水の安定供給の確保と、そのための財務の健全化による経営基盤の強化、さらに、お客様の視点での信頼されるサービスに努めてまいります。  以上、平成16年度決算の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 大角環境経済部長。               (大角俊雄環境経済部長登壇) ○(大角俊雄環境経済部長) 日程8、報告第6号 専決処分の報告について、御説明申し上げます。  専決事項は、損害賠償の額の決定であり、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分を行ったものでございます。  事故の概要は、平成17年3月22日午前8時50分ごろ、用務にて柳谷方面へ向け公用車を運転中、府道伏見柳谷高槻線、奥海印寺原田付近の上り坂のカーブを曲がろうとしたとき、直進してきた4トントラックを直前に発見したが、避け切ず、相手方右前方側面と当方公用車、右前部が接触したものでございます。その修理費用として6万9,369円を支払うことで、相手方と示談が成立し、平成17年5月26日に専決したものでございます。  今後とも、なお一層、交通安全に留意をいたしまして、事故のないよう努めてまいりますことを申し添えまして、報告といたします。 ○(田村義明議長) 蓑島総務部長。               (蓑島 潔総務部長登壇) ○(蓑島 潔総務部長) 日程9、報告第7号及び日程10、報告第8号の2件の専決処分の承認を求めることについて、御説明申し上げます。  まず、日程9、報告第7号の専決処分の承認を求めることについて、御説明申し上げます。  専決処分の内容は、平成17年3月31日に専決第6号として処理いたしました長岡京市税条例等の一部改正であります。  専決処分を行った理由といたしましては、定率減税の縮減、人的非課税範囲の見直し等を主な内容とする、地方税法等の一部改正法が平成17年3月18日に国会で可決、成立、3月25日に公布され、原則として4月1日から施行することとされましたので、これに伴い、長岡京市税条例等の一部を改正し、同じく4月1日から施行する必要があるため、専決処分を行ったものでございます。  次に、条例改正の要旨としましては、まず、個人住民税につきまして、65歳以上の者に係る非課税措置の廃止等を行っております。また、固定資産税につきまして、災害対応関係の特例措置の充実として、長期避難に係る被災住宅用地に対する特例措置を創設しております。  引き続きまして、日程10、報告第8号 専決処分の承認を求めることについて、御説明申し上げます。  専決処分の内容は、平成17年3月31日に専決第7号として処理いたしました長岡京市都市計画税条例の一部改正であります。  専決処分を行いました理由は、長岡京市税条例の一部改正の場合と同様であり、また、条例改正の要旨としましては、今回の地方税法の一部改正による都市計画税の課税標準に係る特例措置の整理等に伴い、条例の関連の規定を整理したものでございます。  以上、2件の専決処分についての説明といたします。  御承認方よろしくお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 尼子健康福祉部長。               (尼子政孝健康福祉部長登壇) ○(尼子政孝健康福祉部長) おはようございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、日程11、報告第9号 国民健康保険条例の一部改正に係る専決処分の承認を求めることについて、御説明申し上げます。  今回の条例改正は、国の三位一体の改革に伴い、都道府県調整交付金が新設されたことによるものであり、改正規定を平成17年4月1日付で施行する必要があるため、専決処分を行ったものであります。  改正内容といたしましては、新たに設置されました都道府県調整交付金に係る規定の挿入と、賦課総額の算定の特例に関する規定の整備等であります。  御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。  引き続きまして、日程13、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて、専決第5号として処理いたしました平成16年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  本件は、地方自治法第179条第1項の規定により、平成17年3月30日付をもちまして専決処分いたしましたものでございます。  この補正予算は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ6,123万1,000円を減額し、予算総額を53億557万5,000円としたものでございます。  まず、歳出でございますが、医療諸費で6,123万1,000円の減額でございます。  次に、歳入でありますが、支払基金交付金で5,838万9,000円、国庫支出金で4,716万9,000円及び府支出金で16万4,000円の減額、繰入金で4,449万1,000円の増額でございます。  補正要素につきましては、それぞれ平成16年度医療諸費の法定負担額精算によるものでございます。  以上、説明とさせていただきます。  御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 山本企画部長。               (山本和紀企画部長登壇) ○(山本和紀企画部長) 日程14、報告第12号 財団法人長岡京水資源対策基金に係る経営状況を説明する書類の提出について、御説明申し上げます。  はじめに、平成16年度の事業報告でございます。  主な事業といたしまして、地下水の利用適正化追跡調査、及び地域で取り組まれる地下水保全や涵養を支援するための助成金交付の実施などでございます。  また、当財団が、これまで、保有、管理されてこられました情報を広く提供することを目的といたしまして、昨年9月にホームページを開設されました。これは、当財団の諸活動に対しまして市民の皆さんへの理解を得るとともに、説明責任にもこたえていかれるものでございます。  次に、収支決算でございます。  収入総額は、前期繰越収支差額を含めまして1,062万8,610円、主な内訳といたしましては、地下水利用事業所からの水資源対策負担金が468万7,480円、基本基金積立金の運用によります利息収入が16万9,598円、市補助金が82万9,000円などでございます。  支出総額は432万9,254円で、主な内訳といたしましては、管理費が102万3,213円、地下水調査ホームページ作成委託や地下水保全活動に対する助成金を含めた事業費が330万6,041円をそれぞれ支出し、収支差引剰余金629万9,356円は次年度繰越金として処理されました。  次に、資産の保有状況でございますが、16年度は、基本基金への新たな積み立ては実施されておりません。また、負債額はゼロでございますので、正味財産は1億1,059万9,356円となっております。  なお、資産は、普通預金が約629万円、未収金が6,000円のほかは、すべて定期預金として管理されております。  次に、平成17年度事業計画及び収支予算について、御報告いたします。  おおむね前年度と同様、引き続き、健全経営に取り組まれるところでございます。また、当財団のこれからの事業運営のあり方につきましても議論されていく予定でおられます。  なお、収支予算につきましては、それぞれ総額を1,194万5,000円とし、会計機器の購入費を計上されているほかは、ほぼ前年度並みの当初予算でございます。  なお、添付いたしております資料のうち、平成16年度事業報告書及び決算書は、財団法人長岡京水資源対策基金の関係諸規定によります決算監査を経まして、去る5月18日の理事会で、また、平成17年度事業計画及び予算書につきましては、去る3月17日の理事会で、それぞれ議決認定されたものでございます。  以上、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、財団法人長岡京水資源対策基金に係ります経営状況の報告といたします。  引き続きまして、日程15、報告第13号 乙訓土地開発公社に係る経営状況を説明する書類の提出について、御説明申し上げます。  はじめに、平成16年度の事業報告でございます。  業務といたしましては、土地の取得及び処分でございますが、二市一町あわせまして、用地2,188.87平方メートルを取得するとともに、4,265.14平方メートルを処分いたしております。  本市の分といたしましては、平成16年度市道0207号線整備事業用地685.42平方メートルを取得し、平成11年度都市計画街路今里長法寺線、これは市道0103号線でございます。整備事業用地をはじめ、平成12年度西山公園第2期整備、子どもの森の事業用地でございます。平成13年度西山公園第2期整備、これも同じく子どもの森の事業用地、平成16年度市道0207号線整備事業用地、あわせまして2,918.51平方メートルを処分いたしております。  次に、損益計算書でございますが、収益の部は、事業収益、事業外収益をあわせまして5億5,049万3,365円、費用の部は、事業原価、販売費及び一般管理費をあわせまして5億5,043万1,435円となっております。  次に、貸借対照表でございます。  資産の部、負債及び資本の部、それぞれ31億947万3,906円となっております。  次に、財産目録でございます。  資産の部で31億947万3,906円、負債の部で30億9,059万8,112円となっており、差し引き正味財産は1,887万5,794円であります。  次に、平成17年度の事業計画でございます。  土地の取得計画といたしましては、取得面積5,000平方メートル、予定金額は9億円となっております。うち、本市の分といたしましては、全体面積537平方メートル、予定金額3億6,000万円でございます。  次に、土地の売却計画といたしましては、全体面積で6,248.44平方メートル、予定金額は9億1,932万8,000円でございます。うち、本市の分といたしましては、全体計画で3,542.56平方メートル、予定金額は4億9,516万3,000円でございます。その内訳は、スポーツ施設用地が2,349.29平方メートルで、予定金額2億5,950万9,000円、都市施設整備事業等用地が129.66平方メートルで、予定金額5,636万9,000円、都市計画街路今里長法寺線整備事業用地が364.87平方メートルで、予定金額5,898万1,000円、保健センター及び乙訓休日応急診療所駐車場用地が87.74平方メートルで、予定金額2,134万円、西山公園第2期整備事業用地が391平方メートルで、予定金額4,873万5,000円、市道第0207号線整備事業用地が220平方メートルで、予定金額4,392万4,000円などとなっております。  次に、平成17年度予算でございます。  まず、収益的収支でございます。  収入といたしましては、事業収益で土地の売却収益、二市一町の事業運営費負担金をあわせまして9億3,758万8,000円、事業外収益は受取利息で1万円、合計9億3,759万8,000円となっております。
     支出といたしましては、事業原価が土地の売却原価で9億1,932万8,000円、販売費及び一般管理費が人件費等で1,817万円、予備費が10万円、あわせまして9億3,759万8,000円となっております。  次に、資本的収支でございます。  収入といたしましては、借入金で土地取得に要します長期借入金9億612万円、支出といたしましては、土地取得事業費、借入金償還金をあわせまして18億2,544万8,000円となっております。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足をいたします9億1,932万8,000円は、当年度分損益勘定留保資金で補てんするものといたしております。  最後に、資金計画でございます。  受入資金は、事業収益、事業外収益、借入金、前年度繰越金をあわせまして18億5,601万6,000円、支払資金は、販売費及び一般管理費、予備費、土地取得事業費、借入金償還金をあわせまして18億4,294万4,000円で、差し引き残高は1,307万2,000円となっております。  なお、添付いたしております資料のうち、平成16年度事業報告及び決算等につきましては、決算監査を経まして、去る5月19日の理事会におきまして、また、平成17年度事業計画及び予算等につきましては、去る3月29日の理事会におきまして、それぞれ認定議決されたものでございます。  以上、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づきます乙訓土地開発公社に係る経営状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○(田村義明議長) 井上建設部長。               (井上政明建設部長登壇) ○(井上政明建設部長) 日程17、報告第15号 財団法人長岡京市緑の協会に係る経営状況を説明する書類の提出について、御説明申し上げます。  この書類は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、政令で定める書類として提出するものであります。  はじめに、平成16年度の事業について、御説明申し上げます。  財団法人長岡京市緑の協会の設立趣旨に基づき、協会だよりや広報ながおかきょうの発行を通して、広く緑化意識の推進に努めました。また、民有地の緑化や都市緑化を推進するため、市民、団体、企業等に対して協力を呼びかけ、都市緑化基金の充実に努めました。  具体的な緑化事業につきましては、ガラシャ祭に合わせて緑化フェア等を実施いたしました。そのほかに、自治会、学校、保育所等の公的な施設にキリシマツツジ等の苗木を配布し、また、保存樹木の管理助成などを実施いたしました。  緑化啓発事業といたしましては、市民の皆様に緑化の意義と効果について理解を深めていただくため、協会だよりの発行や緑の講習会、月例として開催をしております緑の相談日を実施いたしました。また、緑を大切にする心を醸成するとともに、未来を担う子供たちの成長を願う誕生記念樹の配布、また、緑に対する意識の高揚を図るため、公園、街路、学校等の樹木に名称標識を設置いたしました。  受託事業に関しましては、新たに緑のサポーター制度促進事業を加えまして、長岡公園維持管理事業、勝竜寺城公園管理、街路樹等の維持管理、JR長岡京駅前広場管理、市内公園の維持管理業務、八条ヶ池周辺環境の維持管理等を実施いたしました。  緑の募金につきましては、16年度は43万6,518円の御協力をいただきました。  次に、平成16年度の一般会計、特別会計収支計算について、御説明申し上げます。  収入につきましては、総額9,144万1,558円で、その内訳は、一般会計9,141万630円、特別会計3万928円となっております。その主なものは、事業収入6,568万4,000円、補助金等収入2,252万8,000円、基本財産利息収入1万31円、寄附金収入2万8,000円、雑収入61万571円であります。  支出に関しましては、総額9,045万8,626円となっております。その主な内訳は、都市緑化基本財産積立金3万928円、緑化推進普及啓発事業費171万6,688円、受託事業費6,407万9,498円、一般管理費2,413万8,512円、積立金、減価償却積立預金支出49万3,000円であります。したがいまして、次期繰越収支差額は98万2,932円となっております。  次に、貸借対照表について、御説明いたします。  資産の部として、流動資産、固定資産をあわせまして5,135万2,148円、負債の部は、流動負債の1,479万5,055円となっております。  次に、財産目録でありますが、資産の部で5,135万2,148円、負債の部は1,479万5,055円で、差し引き正味財産は3,655万7,093円であります。  次に、平成17年度の事業について、御説明いたします。  都市緑化を推進し、地球環境問題の改善に寄与するため、緑化基金の一層の充実について、市民や企業等、引き続き呼びかけをしてまいります。  緑化推進事業及び普及啓発事業といたしましては、緑化フェアの開催、保存樹木の管理助成、誕生記念樹木の配布、市内公園等での樹木名標識の設置など、継続して実施をするとともに、緑化に関する相談、花づくり等の講習会を開催し、普及啓発に努めます。  また、受託事業に関しましては、ほぼ昨年度と同様の事業の予定でございますが、新たに、身近な緑の創出事業を実施する予定でございます。  次に、平成17年度収支予算について、御説明いたします。  収入の部では、一般会計、特別会計をあわせまして、総額1億1,126万3,000円であります。その内訳は、一般会計1億1,123万2,000円、特別会計3万1,000円となっております。  2つの会計をまとめました収入の部での内訳は、事業収入8,748万8,000円、補助金等収入2,324万3,000円、寄附金収入3万1,000円、雑収入49万1,000円が主なものであります。  支出に関しましては、総額1億1,126万3,000円となっております。その主な内訳は、都市緑化を推進するため、基金造成推進事業費3万1,000円、緑化推進普及啓発事業費202万円、受託事業費8,546万8,000円、一般管理費2,328万7,000円、特定預金支出40万7,000円が主なものであります。この予算の支出項目は、本市の事業別予算方式と合わせた組み立てとなっております。  なお、平成17年度事業計画及び予算につきましては、去る3月30日開催されました評議員会及び理事会におきまして、また、平成16年度の事業報告及び決算につきましては、5月19日の監査を経て、5月30日開催されました評議員会及び理事会におきまして、それぞれ議決承認されたものであります。  以上、財団法人長岡京市緑の協会に係る経営状況を説明する書類の提出についての御説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 山本企画部長。               (山本和紀企画部長登壇) ○(山本和紀企画部長) 日程18、報告第16号 平成16年度長岡京市一般会計予算繰越明許費繰越計算報告について、御説明申し上げます。  繰越明許費設定事業は、本年の3月定例議会においてお願いをいたしております7件でございます。それぞれ平成17年度へ繰り越しいたします金額は、公共公益施設総合交流センターでございます、整備事業9,558万2,000円、長岡京駅西口地区市街地開発事業2億1,412万円、長岡京駅西口地区市街地再開発関連事業1億220万円、まちづくり総合支援事業3億4,110万円、都市計画街路長岡京駅前線整備事業3,224万5,000円、都市計画街路今里長法寺線整備事業220万4,000円、農業用施設災害復旧事業200万円でありまして、その財源内訳等につきましては、繰越明許費繰越計算書に記載させていただいていますとおりでございます。  以上、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきます、平成16年度長岡京市一般会計予算繰越明許費繰越計算でございます。よろしくお願いを申し上げます。 ○(田村義明議長) 中田上下水道局長。               (中田貞之上下水道局長登壇) ○(中田貞之上下水道局長) 日程19、報告第17号 平成16年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算報告について、御説明申し上げます。  繰り越しいたします事業は、下水道汚水築造事業及び今里雨水ポンプ場整備事業でございます。  下水道汚水築造事業につきましては、長岡京市神足地内におきます西淀第1号汚水幹線工事その5でございます。  今里雨水ポンプ場整備事業につきましては、日本下水道事業団に委託しておりますポンプ場建設工事及び機械・電気設備工事で、どちらも平成17年3月定例議会におきまして繰越明許費の設定を認めていただいたものでございます。  繰越明許費繰越計算書における平成17年度への繰越額及びその財源内訳等は、記載のとおりでございます。  以上、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきまして、平成16年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書を調製し、御報告申し上げます。よろしくお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 井上建設部長。               (井上政明建設部長登壇) ○(井上政明建設部長) 日程20、報告第18号 平成16年度長岡京市駐車場事業特別会計予算繰越明許費繰越計算報告について、及び日程21、第40号議案 市道の認定についての2件について、御説明を申し上げます。  まず、日程20、報告第18号 平成16年度長岡京市駐車場事業特別会計予算繰越明許費繰越計算報告について、御説明申し上げます。  繰越明許費設定事業は、さきの3月議会定例会においてお願いをいたしました駐車場施設整備事業であり、平成17年度へ繰り越しする金額は4億7,870万3,000円、その財源内訳等につきましては、繰越明許費繰越計算書に記載をさしていただいているとおりでございます。  以上、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、平成16年度長岡京市駐車場事業繰越明許費繰越計算書を調製し、ここに御報告申し上げます。よろしくお願いを申し上げます。  次に、日程21、第40号議案 市道の認定について、御説明申し上げます。  今回、道路法第8条第1項の規定に基づき、新たに市道として認定したい路線は、添付の認定調書及び位置図、平面図にあります路線で、神足二丁目地内の長岡京駅西口地区第1種市街地再開発事業により新たに設置されました路線番号4128号線であります。道路幅員は6メーターから8メートルで、総延長は333メートルでございます。このたび、市道路線として認定し、管理していく必要がありますので、提案するものであります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 蓑島総務部長。               (蓑島 潔総務部長登壇) ○(蓑島 潔総務部長) 日程22、第41号議案及び日程23、第42号議案の2件の議案について、御説明申し上げます。  日程22、第41号議案 長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、条例改正を行うもので、改正の内容は、近年の医学技術の進展等を背景に、障害等級の改定及び用語の整備をするものであります。  なお、改正条例は公布の日から施行し、平成16年7月1日以降に負傷もしくは障害を負った消防団員及び民間協力者に遡及適用するものでございます。  引き続きまして、日程23、第42号議案 長岡京市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律、施行令の一部改正に伴い、条例改正を行うもので、改正の内容は、消防団員の退職報償金の支給額について、分団長、副分団長及び班長で、勤続年数10年以上15年未満、15年以上20年未満、及び20年以上25年未満の支給額をそれぞれ2,000円引き上げ、中堅消防団員の処遇の改善を図ろうとするものでございます。  なお、改正条例は公布の日から施行し、平成17年4月1日以降に退職した消防団員に遡及適用するものでございます。  以上、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 尼子健康福祉部長。               (尼子政孝健康福祉部長登壇) ○(尼子政孝健康福祉部長) 日程26、第45号議案 平成17年度長岡京市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  この補正予算は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ5,143万円を増額し、予算総額を53億8,960万9,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、諸支出金で5,094万2,000円及び予備費で48万8,000円の増額でございます。  次に、歳入でありますが、支払基金交付金で1,152万円、国庫支出金で3,529万5,000円及び繰越金で461万5,000円の増額でございます。  補正要素につきましては、それぞれ平成16年度医療諸費の法定負担額精算によるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(田村義明議長) 報告第5号から第45号議案までの20件の説明は終わりました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  明10日から13日までは議案熟読のため休会とし、14日午前10時に再開することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(田村義明議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本日はこれをもって散会します。  御苦労さまでした。                午前11時45分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            長岡京市議会議長  田 村 義 明            会議録署名議員   尾 﨑 百合子            会議録署名議員   宮小路 正 次...