向日市議会 > 2020-03-17 >
令和 2年第1回定例会(第4号 3月17日)

  • 選挙管理委員の選挙(/)
ツイート シェア
  1. 向日市議会 2020-03-17
    令和 2年第1回定例会(第4号 3月17日)


    取得元: 向日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-07
    令和 2年第1回定例会(第4号 3月17日)   〇出席議員(20名)    1番  丹 野 直 次         2番  北 林 智 子    3番  山 田 千枝子         5番  常 盤 ゆかり    6番  佐 藤 新 一         7番  米 重 健 男    8番  杉 谷 伸 夫        10番  太 田 秀 明   11番  和 島 一 行        12番  飛鳥井 佳 子   13番  村 田 光 隆        14番  福 田 正 人   15番  冨 安 輝 雄        16番  長 尾 美矢子   17番  上 田   雅        18番  小 野   哲   19番  天 野 俊 宏        20番  松 本 美由紀   21番  石 田 眞由美        22番  永 井 照 人 〇欠席議員(なし) 〇事務局職員出席者  事務局長  野 田 真 里        次  長  細 川 隆 司  副課長   松 本   司        議事係長  麻 野 元 嗣 〇地方自治法第121条規定により説明ため出席した者
     市     長 安 田   守     副  市  長 五十棲 敏 浩  教  育  長 永 野 憲 男     ふるさと創生推進部長                              清 水 広 行  総 務 部 長 鈴 木 英 之     環境経済部長  山 田 栄 次  市民サービス部長          水 上 信 之     建 設 部 長 福 岡 弘一朗  教 育 部 長 小賀野 孝 人     上下水道部長  厳 嶋 敏 之 〇議事日程(本会議 第4日)  日程第 1         ・会議録署名議員指名  日程第 2(議案第29号) ・監査委員の選任について                 (大野 勘一郎 氏)  日程第 3(議案第 9号) ・向日市森林整備等基金条例制定について  日程第 4(議案第10号) ・向日市観光交流センター設置及び管理に関する条                 例制定について  日程第 5(議案第11号) ・向日市営駐車場設置条例制定について  日程第 6(議案第12号) ・向日市生産緑地地区区域規模に関する条例制                 定について  日程第 7(議案第13号) ・向日市印鑑条例一部改正について  日程第 8(議案第14号) ・議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に                 関する条例一部改正について  日程第 9(議案第15号) ・災害弔慰金支給等に関する条例一部改正につい                 て  日程第10(議案第16号) ・向日市営住宅管理条例一部改正について  日程第11(議案第17号) ・向日市国民健康保険条例一部改正について  日程第12(議案第18号) ・向日市道構造技術的基準を定める条例一部改                 正について  日程第13(議案第19号) ・向日市公共下水道条例一部改正について  日程第14(議案第20号) ・向日市上下水道企業職員給与種類及び基準に関                 する条例一部改正について  日程第15(議案第21号) ・向日市水道事業給水管理条例一部改正について  日程第16(議案第22号) ・向日市民会館設置及び管理に関する条例廃止に                 ついて  日程第17(議案第23号) ・令和元年度向日市一般会計補正予算(第6号)  日程第18(議案第24号) ・令和元年度向日市下水道事業特別会計補正予算                 (第2号)  日程第19(議案第25号) ・令和元年度大字寺戸財産特別会計補正予算                 (第1号)  日程第20(議案第27号) ・財産(史跡乙訓古墳群取得について  日程第21(議案第28号) ・財産(大字寺戸財産区有財産)処分について  日程第22(議案第 1号) ・令和2年度向日市一般会計予算  日程第23(議案第 2号) ・令和2年度向日市国民健康保険事業特別会計予算  日程第24(議案第 3号) ・令和2年度向日市後期高齢者医療特別会計予算  日程第25(議案第 4号) ・令和2年度向日市介護保険事業特別会計予算  日程第26(議案第 5号) ・令和2年度大字寺戸財産特別会計予算  日程第27(議案第 6号) ・令和2年度物集女財産区特別会計予算  日程第28(議案第 7号) ・令和2年度向日市水道事業会計予算  日程第29(議案第 8号) ・令和2年度向日市公共下水道事業会計予算  日程第30(議案第26号) ・市道路線認定について  日程第31(意見書案第1号)・中高年ひきこもりに対する実効性ある支援と対策                 を求める意見書  日程第32(決議案第 1号)・新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急決議 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――      午前10時00分  開    議 ○(天野俊宏議長)  おはようございます。  定刻であります。  ただいま出席議員数は、20名であります。  地方自治法第113条規定による定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。  よって、開会中定例会第4日目会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第1、会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第130条規定により、7番・米重健男議員、18番・小野 哲議員両議員を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第2、議案第29号監査委員の選任についてを議題といたします。  提出者説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  おはようございます。  ただいま議題となりました議案第29号監査委員の選任について、ご説明を申し上げます。  本案は、平成16年4月から16年長きにわたり本市行政執行監査にご尽力いただき、代表監査委員として多大なご貢献をいただきました谷 明憲氏任期が、来る3月31日をもちまして満了いたしますので、その後任として大野勘一郎氏を監査委員として選任いたしたく、地方自治法第196条第1項規定によりまして議会同意を求めるものであります。  大野氏は、昭和53年4月から平成31年3月まで、本市職員として勤務されており、地方自治財務管理や行政運営に関しすぐれた識見を有しておられることから、本市監査委員として適任であると存じております。  なお、同氏経歴につきましては、議案参考に記載しているとおりでございます。  よろしくご審議上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○(天野俊宏議長)  ただいま提案理由説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結し、直ちに採決いたします。  議案第29号について、同意することに賛成方は起立願います。      (賛 成 者 起 立) ○(天野俊宏議長)  起立多数であります。  よって、議案第29号は、同意することに決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第3、議案第9号向日市森林整備等基金条例制定についてを議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  おはようございます。  議案第9号について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、この条例目的、充当事業について質疑があり、放置竹林対策を進めていきたい。まずは竹径周辺から効率的に進めていきたいと答弁がありました。  関連して、一委員より、この条例は個人所有土地についても適用されるかと質疑があり、私有森林、竹林が対象であると答弁がありました。  採決結果、挙手全員により、議案第9号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長
     ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第9号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第9号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第4、議案第10号向日市観光交流センター設置及び管理に関する条例制定についてを議題といたします。  本案は、総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  おはようございます。  それでは、議案第10号について、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、本事業目的について質疑があり、(仮称)向日市観光交流センターは、地元産野菜や特産品等を通じて地域活性化を図ることと、市民皆様と、観光で本市を訪れた方々とさまざまな催しを通じて交流していただくこと、そして、この施設を拠点として市内を周遊していただくことなどを目的としていると答弁がありました。  一委員より、来訪者にお金を使ってもらうため工夫について質疑があり、観光交流センターはよい立地条件であるので、今後、指定管理者と協議して考えていきたい。イベント等をセンターで行うことも有効であると考えており、これらを含めて進めていきたいと答弁がありました。  一委員より、管理運営について質疑があり、管理運営については指定管理者制度を予定している。指定管理料は、本年9月から7か月分として約194万円を見込んでいる。施設50万円を超えるような修繕等については市負担となる。その他、指定管理の詳細については今後検討して決めていくと答弁がありました。  一委員より、どのような事業者から問い合わせがあるかと質疑があり、大阪府と愛知県類似施設を運営している2社から問い合わせを受けていると答弁がありました。  一委員より、いつ指定管理者を決めるかと質疑があり、本年10月オープンを予定しており、8月から9月にはプレイベントを計画しているため。5月には事業者を選定したいと答弁がありました。  一委員より、センターで販売する特産物等は指定管理者が選定するかと質疑があり、センター趣旨として、地元産品などを販売するよう依頼をしていきたい。地元野菜については、委託販売を考えていると答弁がありました。  その他、活発な質疑があり、採決結果、挙手多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を行います。  まず、反対討論を求めます。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  3番、山田千枝子議員。(拍手) ○3番(山田千枝子議員)(登壇)  おはようございます。  日本共産党議員団山田千枝子でございます。党議員団を代表して、議案第10号向日市観光交流センター設置及び管理に関する条例制定について、反対討論を行わせていただきます。  この条例設置目的は、地域観光資源を活用した観光拠点施設として観光振興を図るとともに、地域活性化及び市民と来訪者と交流を促進するため、向日市観光交流センターを設置するとあります。市設置に関する説明では、以前にも関係者から土産品を買えるところが欲しい、また、観光バスが駐車できるところとトイレ休憩できるところが欲しいなどとして、大阪と京都市間にとして、JR向日町駅北側に建てられる予定となっています。観光に力を注いでいる竹径や上田家、また、歴史ある向日神社にも数十分かかります。お土産だけを買い求める人がどれだけおられるでしょうか。トイレだけがたくさんあり、観光中トイレ休憩場所にもなりかねません。  この建設については、1年前3月に1回目、2回目は12月、3回目は今年1月と、3回にわたって地域住民説明会が行われるほど、地域皆さん疑問と意見が続出しております。地域説明会や総務文教常任委員会でも、観光案内機能、市内特産品展示・販売スペース交流スペース等上に地域健康塾もすると行政説明がありました。施設運営ノウハウある事業者を指定管理者にして、運営してもらうとも言われています。  まず、市は建物建設ありき、土産品特色ある産品なども事業者任せ、農産物販売と言われていますが、農地をどんどん減らしていく状況で確保できるか。1本100円くらい大根を買いに来る人が駐車料金を払わなければならないか、この問題も指定管理者が決まってから相談するとしています。市方針がわかりません。常勤2名と、その他2名くらいに、ここ指定管理者にいていただくという、そういったことも言われましたが、人件費はどうなるか。飲食物提供も毎日するか、予算は秋からなので、来年度は194万円組まれていますが、例えば9月から3月末までを単純に7か月で割りますと、月約28万円補助となります。それで済むでしょうか。  水道料金、光熱費、電話代は指定管理料として194万円に入っています。指定管理収益は、自動車、バイク、自転車、月1回から2回観光バス駐車料、この駐車場代金、こういったものや、農産物や物品売り上げのみとなっています。数年後から、最終的には指定管理者で賄ってもらうんだと、そのようにも言われています。市地域説明会でも、建物ありき、この規模では市民しか来ない。なぜそこまでやらなければならないか、賭けをするような施設とまで言う市民声がありました。  また、総務文教常任委員会では、条例に賛成された与党議員からも、強い懸念があるなど不安面がこもごも言われました。理事者は「しっかりやります。しっかりやります。」繰り返しでした。その言葉だけでは、大切な市税を投入する市民納得も合意も得られておりません。長岡京市では、民間事業者聞き取り調査で、市意向に合致する提案がないことや、財政的リスクを回避して道駅的施設を断念しました。本市にも言えることではないでしょうか。どう考えても、観光交流センター財政的リスクを伴い、市民から市責任が大きく問われることに間違いないでしょう。  よって、日本共産党議員団は本条例については反対するものです。(拍手) ○(天野俊宏議長)  次に、賛成討論を求めます。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  12番、飛鳥井佳子議員。 ○12番(飛鳥井佳子議員)(登壇)  おはようございます。  社民党飛鳥井佳子でございます。議案第10号向日市観光交流センター設置及び管理に関する条例制定につきまして、賛成討論を行います。  実は私、長年、深田川公園真裏ところ山縄手に住まいさせていただいておりまして、子ども会がんばるくらぶ、今で言う放課後デイサービスを自宅でやっておりました。当時は呑龍もなくて、大水害で、第4向陽小学校子どもたちが、大人膝までつかる、まるでもう川ようになる道路に流されそうになって、大変危険でした。  それなのに、あのとき向日市は山を壊して、より大水害が下流域阪急東向日駅からJR向日町駅方面で起こることをとめようともなさいませんでした。  そのときは、まだ外環道路計画が推進されておりまして、はりこ山破壊に反対してくれたが社会党のみで、私は、この道路建設を食いとめるために市議となり、大牧地区に引っ越して、外環道路建設反対住民連絡会議森安弘之事務局長さんや、はり湖周辺自然を守る会会長故上田泰弘さんらとともに、40年近く、この反対運動を現地現場主義でやってまいりましたので、今日、国がはりこ山前方後円墳、五塚原古墳を史跡指定されたことで、ようやく心安らかに生活できるようになりました。  ですから、山縄手や瓜生地域駅前町内会では役員もしておりまして、一緒に暮らした40年前、子育て仲間友人たちと今も仲よく交流をいたしております。ですから、この観光交流センターについて問いますと、彼女たちが、近くにできることをとても喜び、待ちわびておられることをよく存じ上げております。  と申しますも、皆さん、お孫さんができまして、お正月とかに遠方から向日市に来られても、何も目立った楽しい施設がなく、お土産品にも困るとことであります。でも、今後は、向日市に行くと楽しい場所がある、大きな観光交流センターがあるとリピーターがふえ、大極殿や竹径へと足を伸ばしてくださるきっかけとなります。私は、東日本大震災復興支援活動を続けておりまして、東北から多数方が、お土産を持って向日市にお越しくださいますが、こちらからお返しする向日市お土産があまりなく、京都市デパートで買いそろえねばならないということになって、本当に不便いたしております。  ところで、夜、JR向日町駅から阪急東向日駅まで、毎月平和行進をしておりますと、えきえきストリートには、あちこち明かりがともり、それなりににぎわっております。お店に入りますと、意外と伏見区や南区から来られる常連客が多くて、東口が開けば、より向日市お店が活性化する可能性が出てまいりました。心配しました向日町競輪場も指定管理者制度が成功し、千葉競輪を視察したときように経営が持ち直し、あと5年は続けていただけるということで、この収益をいただいている向日市は、とても助かっていると思います。  このセンターには、例えば、「めざせヒーロー、向日町競輪」選手皆さんグッズとか、大きな体育館がそばにありますので、体操やサッカー、バスケットボールなど各種スポーツ選手グッズとか、鉄道愛好者に喜ばれるグッズとか、展示販売するものは地元物産品のみならず、いっぱいありますし、近くにすぐれた絵本ショップもありまして、多く絵本作家方々が向日市で講演をされており、私友人画家田島征三さんや田島征彦さんも講演会や本展示販売をされていますし、向日市で、これまで国際的に活躍されてきた寺戸町和紙造形作家伊部京子先生や、沖縄四半世紀型絵染で有名な物集女町長尾紀壽先生や、西向日この向日町ことを愛してくださっている染色家渋谷和子先生ら、すぐれた芸術家がいらっしゃいます。この方々ご協力を仰ぎまして、世界中からお客様が来られて恥ない、立派な、そして市民手づくりもたくさん並べて、見ごたえある装飾を検討していただきたく存じます。  また、お土産物を発案することも重要です。大阪通天閣金運神様ビリケンさんは、とがった頭とつり上がった目が特徴、子ども姿をした幸運像ですが、実は、これはアメリカ人フローレンス・プレッツさんが考えました。ビリケン人形焼カステラ、ビリケン開運鈴とか、金色ビリケン置物、ぬいぐるみ、何でもあります。ところが、向日市は、まだ、なかなかそういうグッズができておりませんが、しかし「たけ・のこ・りん」がおります。このグッズをつくり、向日神社ご利益があるとかで頑張ってほしいと思います。  池田市は、ビリケン人気に非常に憧れて、観光協会が本町通ポケットパークにビリケンさん像をつくりましたが、別に大阪市から怒られたという話は聞きません。向日市も、ももじろう跡地とかに「たけ・のこ・りん」像をつくり、ビリケンさんように像足をかいてあげるとすごく商売繁盛するとかでやってほしいと思います。あまり難しく考えないで、邪馬台国女王卑弥呼里は、一番古い3世紀五塚原古墳説がありますよとか、下克上斎藤道三/利政ゆかり地かもとか、きっと他市でもこういうものはありましても、別にパート2、パート3でも、楽しいことをいろいろやってみる、そんなNPOがいっぱい育ったら、観光交流センターも日本中話題的となると思います。  大体、本当は、水戸黄門は水戸から一歩も出たことがなかったそうですし、天照大神が岩戸隠れした伝説は、向日市と逆字、日向市でございますし、大変有名ですし、以前、観光協会会議で、私も会員で、そのときに何かいいアイデアはないかなと言われまして、向日市は森本に人面土器がございます。人面土器お面をかぶって古代衣装パレードをしたら、インパクトがあって、ベルギーあのジル祭りように無形文化遺産になると提案しましたところ、向日神社宮司さんが賛成してくださって、大変うれしかったです。  で、いろんなアイデアがあると思います。とにかく向日市が国際的な文化・芸術メッカとなるよう、巨大なJR向日町駅でどんどん夢を広げていきましょう。物集女街道拡幅代替地の利活用を研究され、実現された市職員さんよさに感服いたしております。近くで民泊をはじめた向日市民もおられまして、きっと大喜びされることでしょう。向日市で育つ子どもたちに、ふるさと楽しい思い出センターとして、いついつまでも愛されますように、期待を込めて、賛成をさせていただきます。  以上です。 ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  それでは、討論を終結して採決いたします。  議案第10号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手多数であります。  よって、議案第10号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第5、議案第11号向日市営駐車場設置条例制定についてを議題といたします。  本案は、総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  議案第11号について、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要として、一委員より、駐車台数や管理方法について質疑があり、駐車場面積は約540平方メートルで、駐車台数は20台、駐輪については15台ぐらいスペースである。駐車場システムはロック式を予定している。維持管理については、業務委託で、月6万円委託料を見込んでいる。また、「あすもあ」利用者には1時間無料時間を設ける予定にしていると答弁がありました。  一委員より、競輪場利用者等が多く駐車して、「あすもあ」利用者が駐車場できないことが想定されるが、その対応は考えているかと質疑があり、市直営で運用するので、万一そういった状況になるようであれば、一定スペースを「あすもあ」利用者ため、あらかじめ確保することも可能であると答弁がありました。  その他、若干質疑があり、採決結果、挙手多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第11号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手多数であります。
     よって、議案第11号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第6、議案第12号向日市生産緑地地区区域規模に関する条例制定についてを議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第12号について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、生産緑地減少量について質疑があり、平成4年度、約22ヘクタールから、現在は約13ヘクタールに減少していると答弁がありました。  関連して、一委員より、条件が500平方メートルから300平方メートルになった理由について質疑があり、緑地保全に寄与するためであると答弁がありました。  関連して、一委員より、条例制定による生産緑地増加について質疑があり、この条例による制度は、既存生産緑地面積が減っても延長できるようにするためものであり、新規で指定される生産緑地は少ないと考えていると答弁がありました。  関連して、一委員より、新規生産緑地営農義務期間について質疑があり、従来どおり30年営農義務などがあると答弁がありました。  採決結果、挙手全員により、議案第12号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第12号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第12号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第7、議案第13号向日市印鑑条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、厚生常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。長尾厚生常任委員長。 ○(長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)  おはようございます。  議案第13号につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。  一委員より、意思能力を有しない者とはと質疑があり、一例として、成年被後見人方が、後見人と一緒に印鑑登録に来られない場合を想定していると答弁がありました。  採決前に、一委員より、まだまだ成年後見人制度についてご存じない方も多いので、周知啓発に努めていただくことを要望し、賛成すると意見が述べられました。  採決結果、挙手全員により、議案第13号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第13号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第13号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第8、議案第14号議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  議案第14号について、その審査経過と結果についてご報告いたします。  一委員より、改正内容について質疑があり、2点改正している。一つ目は、公務災害時に給与を支払う会計年度任用職員補償ができるようになったこと、二つ目は、会計年度任用職員は会計年度ごと任用となっていることから、次年度も継続して任用する場合には、服務宣誓を省略できるようになると答弁がありました。  一委員より、正規職員をふやすべきだと質疑があり、計画的に採用していきたいと答弁がありました。  その他、特に質疑なく、採決結果、挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第14号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第14号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第9、議案第15号災害弔慰金支給等に関する条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、厚生常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。長尾厚生常任委員長。 ○(長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)  議案第15号につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。  一委員より、審査委員会が常設されるかと質疑があり、支給案件が発生した場合、審査委員会が設置されると答弁がありました。  採決結果、挙手全員により、議案第15号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第15号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第15号は、原案どおり可決いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    ○(天野俊宏議長)  日程第10、議案第16号向日市営住宅管理条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第16号について審査経過と結果をご報告いたします。  特に質疑なく、採決結果、挙手全員により、議案第16号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第16号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第16号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第11、議案第17号向日市国民健康保険条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、厚生常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。長尾厚生常任委員長。 ○(長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)  議案第17号につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要として、一委員より、物価上昇影響で軽減世帯軽減が減少しないため一部改正であるとお聞きしたが、実際軽減影響について質疑があり、令和元年情報をもとに試算したところ、2割軽減が45世帯、5割軽減が44世帯、合計99世帯増で142万円減少である。賦課限度額見直しが253万円増であり、差し引きすると111万円増である。賦課限度額見直しでは、高所得負担がふえ、中間所得負担が抑えられると答弁がありました。  一委員より、中間所得層に負担がかかっているように思うが、国保料が毎年引き上げられることについて、運営協議会で何か意見はなかったかと質疑があり、1件質問があったが、特に意見はなかったと答弁がありました。  採決前に、一委員より、国保料は上限額が国基準で上がっており、3年連続保険料値上げをしていて、一般会計繰り入れをするなどして市民に安心制度にするべきと考えるので反対すると意見が述べられました。  また、一委員より、国民健康保険加入者は非正規や高齢者が多く、ルール外一般会計繰り入れなどをして保険料を引き下げてほしいので反対であると意見が述べられました。  そのほか、一委員より、賛成である。乙訓は医療機関も多く、多重診療や薬チェックも必要であると考える。保健センター充実する取り組みや、長野県塩分を控える取り組みように自衛をしていく必要を感じると意見がありました。  採決結果、可否同数となり、よって、向日市議会委員会条例第13条第1項規定により委員長採決を行い、議案第17号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第17号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手多数であります。  よって、議案第17号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第12、議案第18号向日市道構造技術的基準を定める条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第18号について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、自転車道設置要件について質疑があり、これまで、自転車道設置要件を定めていなかったため、道路構造令に倣い、設置要件として、設計速度が1時間につき60キロメートル以上であるものを追加すると答弁がありました。  関連して、一委員より、自転車道と自転車通行帯内容について質疑があり、自転車道については、向日市道現状では存在しない。自転車通行帯については根拠が明確になったものであると答弁がありました。  関連して、一委員より、物集女街道などへ影響について質疑があり、自転車通行帯が必要となるかは、道路管理者である京都府と交通管理者である警察が判断される。市民体育館前道路については整備済みであり、今後は牛ケ瀬勝竜寺線北伸道でも自転車通行帯を設置する予定であると答弁がありました。  関連して、一委員より、自転車通行帯は、路側帯を含めて1.5メートル幅があれば設置できるかと質疑があり、十分な車道幅があれば設置できると答弁がありました。  採決結果、挙手全員により、議案第18号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第18号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第18号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第13、議案第19号向日市公共下水道条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第19号について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、近隣市町村排水設備確認審査等手数料状況について質疑があり、長岡京市と大山崎町については令和2年4月から施行される。京都市、久御山町、八幡市、京田辺市、城陽市、亀岡市などが徴収されていると答弁がありました。  関連して、一委員より、手数料考え方について質疑があり、検査に係る職員人件費として考えていると答弁がありました。  関連して、一委員より、手数料年間収入見込みについて質疑があり、130万円を見込んでいると答弁がありました。  関連して、一委員より、手数料を徴収するに際して審査にふぐあいがあった場合損害賠償責任は発生しないかと質疑があり、以前から市が責任を持って審査しており、損害賠償請求されたことはないと答弁がありました。  関連して、一委員より、一戸建てと集合住宅手数料算定方法について質疑があり、本市では一戸建てが多いこと、また、他市町村条例を参考に手数料を定めるものであると答弁がありました。  その他、手数料公平性や根拠に関することなど活発な質疑・意見がありました。  採決結果、挙手多数により、議案第19号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第19号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長
     挙手多数であります。  よって、議案第19号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第14、議案第20号向日市上下水道企業職員給与種類及び基準に関する条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第20号について審査経過と結果をご報告いたします。  特に質疑なく、採決結果、挙手全員により、議案第20号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第20号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第20号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第15、議案第21号向日市水道事業給水管理条例一部改正についてを議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  続きますが、よろしくお願いいたします。  議案第21号について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、給水管口径が13ミリメートルを使用している住宅について質疑があり、以前住宅に使用していたが、現在、新しく申請される際は、口径が最低20ミリメートル以上となっていると答弁がありました。  関連して、一委員より、給水管口径が75ミリメートルを使用している建物について質疑があり、個人住宅には使用されておらず、福祉施設や学校などが多いと答弁がありました。  一委員より、水道料金滞納による停水状況について質疑があり、何度か問い合わせてもお支払いいただけない場合、滞納者ご本人とお会いした後に停水していると答弁がありました。  一委員より、事業所が節水した場合影響について質疑があり、収入は減るが、企業誘致により賄っていけると考えていると答弁がありました。  一委員より、本市で使用されている給水管口径比率について質疑があり、2018年実績では、13ミリメートルが約30%、20ミリメートルが64%、25ミリメートルが5%、40ミリメートルが1%、50ミリメートルが0.2%、75ミリメートル以上が0.1%であると答弁がありました。  一委員より、水道料金を安くする方法について質疑があり、複数水源確保や浄水場設備費用に関することなどがあり、さまざまなパターン試算は困難であるが、将来に向けて準備をお示しすることが必要と考えていると答弁がありました。  一委員より、水道事業については、値段だけでなく、地下水も大切にして進めてほしいと意見がありました。  採決結果、挙手全員により、議案第21号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を行います。  まず、反対討論を求めます。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  次に、賛成討論を求めます。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  20番、松本美由紀議員。(拍手) ○20番(松本美由紀議員)(登壇)  おはようございます。  私は令和自民クラブ松本美由紀でございます。ただいま上程議題となっております議案第21号向日市水道事業給水管理条例一部改正について、令和自民クラブを代表いたしまして、賛成立場から討論をいたします。  私たち市民が、日々当たり前ように使用している、蛇口から供給されている水道水は、皆さんがご存じとおり、京都府営水道から供給された水と、地下水をくみ上げて浄化した水をブレンドし、私たち市民に供給されているところでございます。水は、私たちが生きていく上で欠くことできないものであり、市民生活にとって大変重要なライフラインであることは市民誰もがわかっておりますが、これまで、大きなトラブルもなく水道水を供給されていることは、安田市長を先頭に、水道事業にかかわる職員皆様たゆまぬ努力結果であると感じており、ここに市民を代表して感謝申し上げます。  ところで、今回、府は、京都府知事から、持続可能な府営水道事業あり方を諮問された京都府営水道事業経営審議会が昨年12月に提出された答申に基づき、府営水道料金改定案を、現在開かれている京都府議会定例会に提出されているところでございます。その内容は、市長ご答弁にもありましたとおり、建設負担料金を令和2年度と3年度については、経過措置として、現在料金から9円下げた57円に、そして、令和4年度からは、さらに2円下げた55円として統一し、使用料金については、乙訓、宇治、木津3水系とも1立方メートルあたり28円とされるとお伺いをいたしました。経過措置が設けられたことは、向日市民としては残念な面もありますが、今回料金改定は、安田市長が府議会議員時代に取り組んでこられた、府営水道料金統一に向けて意見をしてこられた成果あらわれであると考えております。  今回府営水道料金改定によって、令和2年度と3年度については、本市負担が確かに減少いたしますが、今回条例案は、令和4年度以降値下げを見据えた上で、多くご家庭では、大幅な水道料金値下げとなる内容水道料金改正案を提出されたものであると理解をしております。  このたび安田市長ご英断によって、給水管口径が20ミリメートルで、2か月あたり40立方メートル水を利用されるご家庭では、従来料金と比較し、約20%も下がり、その結果、府内市においては、高いほうから数えて7番目になるとお伺いをしており、大変喜ばしいことであると感じております。このように市民立場に立って、今回水道料金見直しをご英断されたことに対し、市長を支える私たち令和自民クラブといたしましては、高く評価するものでございます。  先ほども申しましたとおり、水道は市民生活にとって大変重要なライフラインでありますことから、今後も引き続き、老朽した水道管耐震化にも努めていただくことも要望して、私賛成討論といたします。(拍手) ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  8番、杉谷伸夫議員。 ○8番(杉谷伸夫議員)(登壇)  杉谷伸夫です。足ほうも大分治りました。議案第21号向日市水道事業給水管理条例一部改正案に対して、賛成討論を行います。  本条例改正背景は、先ほども述べられていますように、府営水道受水費が引き下げられることから、本市水道料金改定を行うものでありますが、改定ポイントとして、一つ目は、水道料金を受水費原価減少、値下げを上回る平均7.7%値下げを実施することであります。二つ目は、従量料金体系に、口径25ミリ以下と40ミリ以上二つ系統口径別料金体系を導入し、口径25ミリ以下は値下げ、口径40ミリ以上は値上げとなるような料金体系としたことだと思います。三つ目は、そして口径25ミリ以下においては、水量別料金単価変更によって、一般家庭平均的使用水量としている2か月40立方メートル付近値下げ幅が最も大きくなるようにしたこと。その結果、口径25ミリ、2か月40立方メートル平均的使用水量ご家庭においては、20%強大幅な値下げとなることであります。  私は、評価できることとして、このように受水費値下げを上回る大きな料金値下げを行うことについてであります。ここ数年来、水道事業会計は単年度黒字を続けており、この黒字を料金値下げによって市民に還元し、府内で最も高い水準水道料金値下げをしてほしいと市民要求に応えるものであると思います。これによって、平均的な使用量水道料金は、京都市現行水道料金に近い水準にまで下がります。この大幅な値下げを実現するために、口径別料金体系導入により、口径25ミリ以下は主に一般家庭生活用水、口径40ミリ以上は主に業務用と考えられることから、この二つ料金体系を分けて、一般ご家庭用生活用水料金を低く設定するようにしたことは、私は合理的であり、評価をしたいと思います。  その上でありますが、一方、少し残念な点がありますので、発言させていただきます。  一つは、少量使用世帯割高な料金是正に踏み込まなかった点は残念であります。本市水道料金は、水を使っても使わなくてもかかる基本料金が高いため、少量使用世帯料金がとても割高になっています。今回料金改定は、その構造是正に大きく踏み込むことはせず、少量使用世帯にとっては、相対的に恩恵少ない改定となっています。  例えば、2か月使用量40立方メートル平均的世帯では、2か月で7,766円現行料金が、改定により6,193円と1,573円、約20%値下げとなります。京都市は6,028円なので、京都市とほぼ同レベルです。一方、口径20ミリ、2か月使用量10立方メートル少量使用世帯では、2か月で3,586円が、今回改定で3,069円に、517円、約14%値下げです。改定によって3,069円になるわけですが、京都市では2,024円でありますので、値下げによりましても、京都市1.5倍料金であります。また、口径13ミリ世帯では基本料金は据え置かれたままですので、料金改定恩恵はわずかになっております。  今回、京都府営水受水費が下がったことから料金改定をするわけですが、府営水値下げは、使っても使わなくても支払わなければならない建設負担料金単価が大きく下がったことによるもので、従量単価は逆に上がっています。水道料金うち基本料金は、使用量にかかわらず必要となる固定費を賄うというが基本的な考えであります。府営水建設負担料金は使用量にかかわらず発生する費用ですので、この部分が大きく下がったでありますから、当然、本市水道料金基本料金値下げにこそ大きく反映させるべきではないかと私は考えております。いずれにしろ、府営水道値下げは、高過ぎる基本料金値下げ機会であったと思うですが、この点が十分検討していただいたかどうか不明ですが、残念な点ではあります。  次に、私がるる述べましたけれども、この条例改正提案にあたって、条例改正意図、すなわち、今回改定がどのような考え方、目的で提案しているかをしっかり説明していただきたかったと思うことであります。先に私意見を述べましたように、一方、口径25ミリ以下では一般家庭生活用水であり、40ミリ以上は主に業務用という、これは私がこのように考えていることを述べたわけですけれども、生活用途と業務用途で料金体系を分けるという目的だと推察されますが、その考え方に私も賛成ですが、そうした意図をするところを市民にはっきり説明していただきたいということです。  特に今回改定では、府営水道受水費が安くなることが広く報道されている中で、市民も事業者も、当然、水道料金が下がることを期待していらっしゃると思います。ところが、口径40ミリ以上主に事業者さんには値上げに、結構な値上げになるわけで、何でやねんという説明が必要であります。使用水量だけでなく、口径で大きな差をつけるところ行政考え方について、やっぱり提案ときに説明が必要ではなかったかなと思います。  最後に、改めて、少量使用世帯料金割高感を解消することを引き続き求めたいと思います。この間、府営水道受水費値下げに伴って、向日市水道料金値下げが行われてきましたが、乙訓、宇治、木津3水系料金が統一され、今後、これ以上値下げがあるかどうか不透明な中で、少量使用世帯料金割高感を解消する機会があるか心配ですが、ぜひ前向きに検討をお願いしたいということを要望いたしまして、討論といたします。 ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  16番、長尾美矢子議員。(拍手) ○16番(長尾美矢子議員)(登壇)  公明党議員団長尾美矢子でございます。ただいま上程議題となっております議案第21号向日市水道事業給水管理条例一部改正について、公明党議員団を代表いたしまして、賛成立場から簡潔に討論をいたします。  水は、生きるために絶対に必要なものであり、水が安全に飲める環境は、私たちにとって何よりも大切であります。本市水道水は、京都府営水道と地下水をブレンドされており、安全に、また不足なく供給されていることは、日々現場皆様大変なご努力であり、心より感謝を申し上げます。  今、京都府議会において、京都府営水道事業経営審議会が提出された答申に基づき、府営水道料金改定案が提出されているところであります。審議会答申内容は、宇治系、木津系、乙訓系3水系で格差あった料金を、2020年度から統一するとことで、固定費である建設負担料金を、令和2年度と3年度は経過措置として、現在料金66円から9円下げた57円に、そして、令和4年度からはさらに2円を下げた55円として統一する。使用料金についても、3水系とも1立方メートルあたり20円から28円とされる内容であります。これにより、木津・乙訓系は値下げとなります。  それを受けて今回条例改正案は、私ども公明党も、予算要望などさまざまな場面で要望してきた水道料金値下げであり、多くご家庭で大幅な水道料金値下げとなります。府営水道値下げ分を市民に還元する思い切った内容水道料金改正案を提出されたものと感じております。具体的には、給水管口径が20ミリメートルで、2か月あたり40立方メートル水を利用されるご家庭では、7,766円から6,193円に、従来より20%も下がり、市民皆様にとって大変喜ばしいことであると感じております。  このような市民立場に立って安田市長今回水道料金見直しに対し、公明党議員団といたしまして、高く評価するものであります。今後も、引き続き、老朽化した水道管耐震化にも努めていただき、安心・安全な水を、市民皆様に変わらず届けていただきますよう要望し、私賛成討論といたします。(拍手) ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  それでは、討論を終結して採決いたします。  議案第21号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第21号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長
     ここで議事都合により、暫時休憩いたします。             (休         憩)    (午前11時09分) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)                    (午前11時16分)  定刻であります。  ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。  よって、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第16、議案第22号向日市民会館設置及び管理に関する条例廃止についてを議題といたします。  本案は、総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  議案第22号について、その審査経過と結果についてご報告いたします。  特に質疑なく、採決結果、挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第22号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第22号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第17、議案第23号令和元年度向日市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  本案は、3常任委員会に分割して付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。はじめに、長尾厚生常任委員長。 ○(長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)  議案第23号、本委員会所管分につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要として、一委員より、民間保育園措置児委託料8,366万円内訳について質疑があり、去年より0から2歳児童が270人多く、5,400万円、障がい児加算等が2,900万円であると答弁がありました。  関連して、一委員より、令和2年措置児人数について質疑があり、現時点において、全体で1,384人、公立510人、私立814人、小規模に60人となっていると答弁がありました。  一委員より、老人福祉各種団体補助金、民間保育所各種団体補助金中身について質疑があり、民間保育所団体補助金は、さくらキッズ保育園職員健康診断費用に該当しており、高齢介護分は認知症カフェ補助費用などに該当されていると答弁がありました。  その他、若干質疑があり、採決結果、挙手全員により、議案第23号、本委員会所管分については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(天野俊宏議長)  次に、上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第23号、本委員会所管分について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、歳入費目農業費補助金から、林業費補助金へ振りかえについて質疑があり、財源組みかえ補正を行ったものであり、創設予定向日市森林整備等基金に積み立てるため、歳出についても林業振興費に計上したと答弁がありました。  一委員より、物集女街道拡幅について質疑があり、整備済み区間歩道幅で北伸予定であると答弁がありました。  採決結果、挙手全員により、議案第23号、本委員会所管分については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  次に、丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  議案第23号、本委員会所管分について、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、校内ネットワーク整備事業について質疑があり、国からは令和2年度から端末導入が示されているが、どのような整備をするか調査して考えているところであるので、いつから運用するかは未定であると答弁がありました。  関連して、一委員より、新型コロナウイルス感染症影響で学校が休業となり、児童生徒教育機会が失われていることから、在宅など校外でも学べるよう、教育インフラ整備に取り組んでいただきたいと意見がありました。  一委員より、学校老朽化に対する整備計画と英語資格を持つ教員配置について質疑があり、市内学校施設は老朽化が目立っており、一度に直せないので、現在、将来的に改修ができるよう計画を立てている。英語専科教員については2名配置して、小学校高学年と中学年英語授業を担当していると答弁がありました。  その他、若干質疑があり、採決結果、挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第23号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第23号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第18、議案第24号令和元年度向日市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第24号について審査経過と結果をご報告いたします。  特に質疑なく、採決結果、挙手全員により、議案第24号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第24号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第24号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第19、議案第25号令和元年度大字寺戸財産特別会計補正予算(第1号)、日程第20、議案第27号財産(史跡乙訓古墳群取得について、日程第21、議案第28号財産(大字寺戸財産区有財産)処分について、以上3議案を一括議題といたします。  3議案は、総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  議案第25号、第27号、及び第28号について、その審査経過と結果についてご報告いたします。  まず、議案第25号について主な質疑概要として、一委員より、今後財産区基金活用について質疑があり、財産区基金使途については、現時点では特に決まってはいないが、基金条例趣旨に沿って、まずは財産区財産維持管理費用に充てていくことになると答弁がありました。  次に、議案第27号について主な質疑概要として、一委員より、史跡乙訓古墳群今後活用について質疑があり、今後活用形態としては、まずは適切な保全管理を図り、整備活用については元稲荷古墳、物集女車塚古墳などとあわせて、どのように整備していくかを考えていきたいと答弁がありました。  一委員より、当初予算見込みより減額したことについて質疑があり、土地については、寺戸財産区駐車場部分一部や、古城12番土地一部が取得できなかったことにより、当初予算から減額となっていると答弁があり、その他、若干質疑がありました。
     次に、議案第28号については、特に質疑なく、以上3議案については、採決結果、挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  まず、はじめに、議案第25号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第25号は、原案どおり可決いたしました。  次に、議案第27号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第27号は、原案どおり可決いたしました。  次に、議案第28号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第28号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第22、議案第1号令和2年度向日市一般会計予算を議題といたします。  本案は、3常任委員会に分割して付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。はじめに、長尾厚生常任委員長。 ○(長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)  議案第1号、本委員会所管分につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要として、一委員より、児童発達支援、放課後等デイサービス予算伸びと、児童発達支援状況について質疑があり、両サービスで1億539万円、放課後等デイサービスにおいては63%増になっている。以前に比べると児童発達支援事業所数は増加しているが、ポニー学校については現在も満杯状況である。児童発達支援利用については、サービス担当者会議にて関係者で確認し、利用者状況に応じて柔軟に対応していると答弁がありました。  一委員より、障がいをお持ち施設ができるときに反対が起きることがあり、旧ポニー学校跡地建設にも反対運動をされている方がおられる。一刻も早く建設できるようご協力をお願いしたいと要望がありました。  一委員より、保育士配置基準拡充について質疑があり、国基準以上にすると、公定価格に含まれていないことから市独自負担になる。京都市は市独自に拡充されている。国基準を上げてもらえるよう、市長会でも要望を上げていると答弁がありました。  一委員より、かおりはなほいくえん安全対策について質疑があり、かおりはなほいくえんは駅にも近く、徒歩や自転車で通園を伝えている。安全面配慮を園にも求めていくと答弁がありました。  一委員より、ロタウイルスワクチンについて、同じ学年でも接種助成を受けられる人と受けられない人がいて、不公平感がある。この同じ学年に不公平ないよう考えてほしいと要望があり、ロタウイルスワクチンは予防接種法A類ワクチンになり、設定以外月齢方に接種した場合、副反応へ補償ができないことになると答弁がありました。  一委員より、生活保護について、条件があてはまる人ならどなたでも支給を受けられるよう広報することについて質疑があり、住民方から暮らし相談があれば、どなたに対しても公平公正な対応をしている。必要な方に届くよう広報していくと答弁がありました。  一委員より、主要事業高齢者保健事業と介護予防一体的実施事業詳細について質疑があり、介護予防を目的に、高齢介護課、健康推進課、医療保険課と連携して取り組みである。企画調整をする専任保健師を配置し、生活習慣病が重症化しやすい方や、転倒による骨折など介護に至る要因を、国保データベースシステムを活用して分析し、共有しながら介護予防につなげていくもので、高齢者集まるところで啓発につなげていくことなどを考えていると答弁がありました。  一委員より、保育所ごみ収集単独の管理について質疑があり、特殊事情がないか確認し、検討すると答弁がありました。  その他、活発な質疑があり、採決前に、一委員より、今回予算については評価するところも多くある。公立保育所改修や、向日が丘支援学校卒業生活介護ため予算など盛り込まれている。子ども医療費制度拡充は、この4月から予算に入らなかったは残念だが、できるだけ早く進めてほしいことを願っている。反対理由は、保育料値上げが昨年行われていて、幼保無償化中で0から1歳に高い負担がかかっていること、生活保護ケースワーカー事件に関連して、不当要求対応について条例やマニュアルを早くつくってほしかったこと、国民健康保険へ一般会計から繰り入れがされていない、この3点により、この予算には反対であると意見がありました。  採決結果、可否同数となりました。  よって、向日市議会委員会条例第13条第1項規定により委員長採決を行い、議案第1号本委員会所管分については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(天野俊宏議長)  次に、上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第1号、本委員会所管分について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、新庁舎最上階に計画されているレストラン運営について質疑があり、運営事業者を公募型プロポーザルで募集している。事業者から提案を受けて、市にとってふさわしい事業者に運営をお願いすると答弁がありました。  関連して、一委員より、レストラン備品について質疑があり、厨房機器として約1,200万円予算を計上していると答弁がありました。  一委員より、防犯カメラ設置事業進捗状況について質疑があり、令和元年度予算分として36台が稼働しており、これまで合計では68台稼働している。現在、64台設置に向けて準備を進めている。関電柱へ設置許可を得るに時間を要するため、今後は商工会等私有ポールに設置できないかを検討し、令和元年度補正分については、予算繰り越しも考えていると答弁がありました。  関連して、一委員より、防犯カメラ電気代について質疑があり、1台当たり月額二、三百円程度であると答弁がありました。  一委員より、新庁舎レストランを成功させることについて質疑があり、早期に撤退することがないよう、条件をつけて運営事業者を募集していると答弁がありました。  一委員より、水洗化されていない件数と理由、今後対策について質疑があり、未水洗化家屋は95件程度である。所有者費用負担が理由であるが、引き続き、上下水道部と協力して所有者にお願いしていきたいと答弁がありました。  一委員より、分別ステーション前日出し指導業務内容について質疑があり、シルバー人材センターに委託し、前日夜に2人体制で周知・啓発していただくと答弁がありました。  関連して、一委員より、分別ステーションにおける指導業務シルバー人材センターと契約形態について質疑があり、契約は委託業者とシルバー人材センターが契約している。来年度から、必要な箇所について応援にあたっていただく予定であり、その分については、市とシルバー人材センターが直接契約することになると答弁がありました。  一委員より、コロナウイルス影響で農家が減収した場合、本市独自補償を検討しているかと質疑があり、そのような場合農家所得補償などについては国が対応すべきと考えており、各市長会を通じて要望することも考えていきたいと答弁がありました。  関連して、一委員より、向日市商工会におけるコロナウイルス影響について質疑があり、製造業については、原材料調達や営業に影響が出ており、サービス業については、物が売れないことや客減少といった情報を聞いていると答弁がありました。  一委員より、新庁舎レストランにおけるケータリング事業について質疑があり、市民会館完成後に会議室へ飲食物を運んでいただくことを想定しており、市民会館のみを対象として考えていると答弁がありました。  関連して、一委員より、新庁舎レストラン運営について、サウンディング調査を行ったかと質疑があり、複数業者にヒアリングを行い、公募実施要領を作成した。サウンディング調査は行っていないが、同様業態で事業運営している業者にもヒアリングを行っていると答弁がありました。  一委員より、本市危険ブロック塀等撤去事業補助説明について質疑があり、補助対象について、わかりやすく広報していきたいと答弁がありました。  一委員より、竹林ボランティア予算について質疑があり、ボランティア保険と竹粉砕機点検管理費用を計上していると答弁がありました。  関連して、一委員より、竹粉砕機運用方法について質疑があり、主に市職員とボランティアが使用し、竹林を整備する予定であるが、市内農業者へ貸し出しも検討していると答弁がありました。  一委員より、公園維持管理計画について質疑があり、剪定や除草計画を3か月ごとにホームページで広報していると答弁がありました。  一委員より、マスク災害備蓄に対する考え方について質疑があり、市民へ飛沫感染防止ために職員が活用させていただいている。市民にお渡しする分も含めて備蓄を考えていきたいと答弁がありました。  一委員より、自治体として、古紙も回収すべきではないかと質疑があり、市民ために、広い観点から仕組みを考えていきたいと答弁がありました。  一委員より、農業おうえん講座成果と農業振興計画について質疑があり、農業おうえん講座については、令和元年度10名参加があり、農業をはじめられるきっかけにするため、長い目で進めていきたい。農業振興計画については、京都府京力農場プランも参考にしながら検討していきたいと答弁がありました。  一委員より、乙訓医師会からマスク提供要請有無と杭州市へマスク提供要請について質疑があり、乙訓医師会から情報は入手できていない。マスクについては、国内よりも入手しやすいであれば検討したいと答弁がありました。  一委員より、市民農園拡充予定について質疑があり、上植野に約10区画空きがあり、拡充は考えていないと答弁がありました。  一委員より、大型事業執行に対する職員体制と契約事務など改善について質疑があり、技術職募集をしても受験者が少なく、大変苦慮しているが、毎年採用しており、これからもしっかりと採用していきたい。また、工事内容に変更が生じた場合報告体制も整えており、工事内訳書等公開についても準備を進めていると答弁がありました。  一委員より、道路新設改良費詳細について質疑があり、都市計画道路牛ケ瀬勝竜寺線整備に5億5,200万円、幹線市道整備に1億570万円、生活道路・細街路整備に5,840万円、交通安全対策推進に1億70万円であると答弁がありました。  一委員より、創業支援事業補助金について質疑があり、市内で創業することを条件として、1事業者当たり20万円補助と中小企業診断士による経営指導を3回行い、令和2年度は5件支援を予定していると答弁がありました。  一委員より、スマートインターチェンジ必要性と実現性について質疑があり、本市利便性、産業誘致、防災、観光において必要である。京都市と合意形成に向け協議しているが、無理をして行う事業ではなく、効果と費用を考えて進めていきたいと答弁がありました。  一委員より、JR向日町駅東口開設にかかる関係者合意形成状況と容積率緩和について質疑があり、JR西日本と令和2年度当初合意に向けて協議を進めている。まちづくり協議会においては、市街地再開発事業にご理解をいただいている。財源確保に向けて、京都府と国と交渉を行った結果、令和2年度当初予算案に当該事業補助金を計上していただいた。容積率緩和については、現在、策定中マスタープランに基づいて、用途地域変更、駅前高度利用を誘導する地区計画、都市計画変更を考えており、今後、都市計画審議会に諮り、ご意見を伺う予定であると答弁がありました。  関連して、一委員より、JR向日町駅東口開設にかかるこれまで調査結果について質疑があり、市街地再開発事業は専門性高い事業であり、関係者と合意形成を図るため、専門コンサルティング業者と調整しながら、関連機関と合意形成に向け、協議を進めている。今段階で協議事項にかかわる内容を市民皆様にお知らせすることは難しいと答弁がありました。  関連して、一委員より、駅ビル情報出し方について質疑があり、用途地域変更、駅前高度利用を誘導する地区計画、都市計画について、京都府・地権者とぎりぎりまで協議していたが、日程的なことから京都府発表が少し早かった。市民に不信に思われないようにしていきたいと答弁がありました。  一委員より、長期避難にかかる避難所整備について質疑があり、京都府基準に合わせて、9,000人方が1週間程度避難できる環境を整備している。今後は、市ほか事業とバランスを見ながら整備を進めていきたいと答弁がありました。  一委員より、危険ブロック塀等撤去事業進捗状況について質疑があり、令和元年度は12件、平成30年度は15件実績であり、今後も補助事業をわかりやすく広報していきたいと答弁がありました。  一委員より、前田地下道整備と番田地下道信号設置について質疑があり、前田地下道は京都府において大規模整備計画はないが、都市計画道路として計画はある。番田地下道信号設置については、交通量が少ないため、設置は難しいと警察から聞いていると答弁がありました。  その他、活発な質疑があり、採決前に、一委員より、JR向日町駅東口開設をはじめとする大型公共事業や、新庁舎レストラン運営について不透明な部分が多い。もっと市民生活を支える工事に費用を割くべきであると考えるため、この予算については反対であると意見がありました。  また、一委員より、まだまだ説明不足ではあるが、慎重に執行していただきたいことを申し上げて賛成すると意見がありました。  採決結果、挙手多数により、議案第1号、本委員会所管分については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  次に、丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  議案第1号令和2年度向日市一般会計予算、本委員会所管分について、その審査経過と結果をご報告いたします。  まず、文教関係分主な質疑概要といたしまして、一委員より、パラリンピック聖火フェスティバル開催事業について質疑があり、内容としては、採火式を行い、京都府集火式にて集火を行うイメージであるが、実施場所も調整中であり、その他詳細は未定であると答弁がありました。  一委員より、和紙特別展・国際シンポジウム開催事業について質疑があり、英文学者故寿岳文章氏住居であった向日庵を拠点として、和紙文化特別展開催、国内外手すき紙研究者を招いて紙関連国際シンポジウム開催、専門家を招いて講演会等を実施すると答弁がありました。  一委員より、旧上田家住宅整備後運用・活用について質疑があり、令和2年度中に、運営形態や管理体制など使用料を含め検討し、条例に定める予定であり、市外方にも広く活用していただけるよう考えていると答弁がありました。  関連して、一委員より、整備工事入札状況と耐震性について質疑があり、整備工事事業者入札は昨年10月と2月に実施し、2回とも不落となっている。不落原因としては、諸物価高騰や文化財関係実績ある業者を条件としたことなどが考えられる。現在、事業内容洗い直しを行っているところである。耐震性計測は実施しており、大規模な補修等は必要なく、見えない部分補修により耐震性は得られると報告を受けていると答弁がありました。  一委員より、多く民具が市に寄贈されているが、その保管状況について質疑があり、文化資料館で保管しており、毎年1月から3月に、「くらし道具展」において活用している。保管場所スペースは限られているため、破損激しいものは処分するなどし、有効活用に努めていると答弁がありました。  一委員より、防災関係整備事業防災備蓄物資を活用した教育について質疑があり、家庭科教材として、授業でアルファ化米を活用することを想定していると答弁がありました。  一委員より、留守家庭児童会対応について質疑があり、8時30分から午前も対応しており、早朝利用として8時から利用もある。3月5日から1日対応を行っている。春休みまで支援員確保はできており、非常勤教員や学生方などに指導員として登録をしていただいていると答弁がありました。  一委員より、図書館で勉強をしてもよいかと質疑があり、3月5日から閉館中だが、開館時には来館者は全て受け入れている。自習室はないが、来館されることは歓迎していると答弁がありました。  一委員より、留守家庭児童会における新型コロナウイルス感染症予防工夫と、学校登校日について質疑があり、手洗い徹底、マスク着用など、できる限りことは実施している。現時点では、4月1日離任式までは登校日を設定していないと答弁がありました。  一委員より、給食費返還について質疑があり、臨時休業に伴い、3月3日から給食を停止している。学校により、3月分給食費引き落とし時期がまちまちであり、引き落とし前に差額分計算ができ、減額した額を引き落とすことができた学校もあった。3月分給食費を徴収した学校については、小学校はおおむね3月中に、中学校は4月に入ってからになると思われるが、それぞれ返還手続を進めていると答弁がありました。  一委員より、新学期から英語教育とプログラミング教育取り組みについて質疑があり、英語教育については、小学校では外国語活動として、3年生、4年生で年間35時間、担任を中心に実施し、5年生、6年生は英語科がはじまり、年間70時間、ALT等を活用して進める。プログラミング教育については、各教科中にプログラミング的思考を養う内容が盛り込まれており、教科書に沿って全教育活動を通じて行い、パソコンを使用した活動も行うと答弁がありました。  一委員より、第2・第4留守家庭児童会及び第4向陽小学校増築工事進捗状況について質疑があり、第4留守家庭児童会は1学期から供用開始を目指しており、進捗率約90%、予定どおり進んでいる。第2留守家庭児童会については、夏休み待機児童解消対策として、夏休みまでに供用開始ができるように準備を進めている状況である。第4向陽小学校増築工事についても、第4留守家庭児童会工事と並行して進めており、予定どおり1学期から供用開始ができるよう進めていると答弁がありました。  次に、総務関係分主な質疑概要といたしまして、一委員より、新型コロナウイルス感染症税収へ影響について質疑があり、どのように歳入に影響してくるかについてはまだわからないが、税収が下がることが想定されると答弁がありました。
     一委員より、竹径整備事業について質疑があり、令和元年度を含めて整備費用は約7,500万円であり、令和2年度は竹林道舗装改修や案内看板整備など予算を計上していると答弁がありました。  一委員より、ふるさと納税状況について質疑があり、累計件数は、令和元年12月末時点で690件、累計額は約3,900万円であり、今年度返礼品はタケノコと日本酒希望が多かったと答弁がありました。  一委員より、地方交付税について、4.1%伸び率で想定していることについて質疑があり、今年度決算見込みを加味して予算計上をしていると答弁がありました。  一委員より、新基盤システム整備事業について質疑があり、庁内で運用するペーパーレス化ため電子決裁システムを整備する事業であると答弁がありました。  一委員より、新しい市民会館に中央公民館は併設されるかと質疑があり、まだ未定であり、今後、検討したいと答弁がありました。  一委員より、市職員異動希望等自己申告書について質疑があり、本市自己申告書は職員適性等を見るためものであり、公平性を保つため、個々経歴や異動希望などを活用していると答弁がありました。  一委員より、市職員に対する不当要求に対応するため条例制定について質疑があり、条例制定については検討を行っていない。職員が不当要求を受けた場合には、職員倫理規程で上司に報告することが規定されている。現在、不当要求に対応するため職員向けマニュアルを作成中であると答弁がありました。  一委員より、組織体制見直しについて質疑があり、生活保護業務上職員逮捕事案に係る検証委員検証結果報告書を3月中に提出していただく予定である。検証委員結果を受けて、今後、組織体制見直しも含めて検討したいと答弁がありました。  一委員より、新庁舎に計画されている展望レストランは、市職員も利用できるかと質疑があり、まだレストランについては内容等が決まっていないため、今後、レストラン運用形態等が決まってから、市職員利用についても検討していきたいと答弁がありました。  その他、活発な質疑があり、採決前に、一委員より、主要事業うち、和紙特別展・国際シンポジウム開催事業や、旧上田家住宅整備事業には期待をしているが、(仮称)向日市観光交流センター事業については納得いかない点が多々ある。この議案については反対すると意見が述べられました。  採決結果、挙手多数により、本委員会所管分については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  ここで議事都合により、暫時休憩いたします。             (休         憩)    (午前11時59分) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)                    (午後 0時58分)  定刻であります。  ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。  よって、休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を行います。  まず、反対討論を求めます。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  3番、山田千枝子議員。(拍手) ○3番(山田千枝子議員)(登壇)  日本共産党議員団山田千枝子でございます。ただいま上程議題となりました議案第1号令和2年度向日市一般会計歳入歳出予算221億1,000万円について、議員団を代表し、若干要望と意見を申し上げ、反対討論をいたします。  第1に、市民や党議員団が要望し続け、実現したものについてです。さらなる要望も申し添えます。  1番目に、5年ぶり水道料金値下げは市民強い要望であり、党議員団は、松山前市議など議員団を挙げて、このことを強く求めてきたものです。後ほど詳しく、水道予算案で討論を行いますが、さらなる水道料金値下げ、また、残された課題、そして水道管路耐震化事業などもきちんと計画し、進めていただきたい。  2番目は、生活道路整備推進事業や通学路交通安全対策一層推進予算が組まれていることです。暮らし道路整備にもっと予算を組んでいただきたい。  3番目に、子育て環境整備事業として、待機児童解消ため、民間園ではありますが、4月から100名定員保育所が開設することや、病児・病後児保育事業です。かおりはなほいくえん周辺は交通量多い地域です。特に交通安全強化を行っていただきたい。待機児童をゼロにし、育児休業中兄弟保育所退所をやめ、保育継続を行っていただきたい。  4番目には、乳児ロタウイルス予防接種事業794万1,000円や、多胎妊婦健康診査支援事業35万4,000円です。さらに、子ども命を守るため施策充実を求めるものです。  5番目に、幼児教育・保育無償化により補填しきれない入園料相当分として、私立幼稚園入園補助金事業が組まれていることです。なお、無償化によって市が独自に補助してきた幼稚園教材費補助を廃止したこと、これをやめていただきたい。  6番目に、自宅から施設へ通所できない、困難な方に社会的な日中活動機会を提供する訪問生活介護事業11万1,000円は、はじめて事業です。また、地域共生社会実現サポート事業は地域包括センターへ補助するものです。市と連携して、子ども貧困対策などに力を注いでいただきたい。  7番目に、危険ブロック塀等撤去補助事業が継続されております。防災関係整備事業として、備蓄物資中に今回教訓にあるようにマスクや消毒液も補充していただきたい。また、市として、災害被害者に対する補助金創設を求めます。  8番目に、和井川1号幹線整備事業が浸水対策下水道事業として組まれ、整備が完了しようとしてきたことは非常に喜ばれる予算です。  9番目に、寿岳文章さん向日庵を拠点として、妻しづさんと和紙文化研究道を開かれ、実績を紹介する特別展や、国際シンポジウムなど開催事業です。  10番目に、防犯カメラ整備事業4,212万8,000円については、個人プライバシーがしっかり守られること、これを強く要望いたします。  11番目に、学校施設環境整備事業6,653万円では、トイレ改修が計画的に進められ、来年度予算に組まれています。また、第4向陽小学校増築も行われ、4月から利用できることです。今後も、公立小中学校施設改修基本計画をつくり、第6向陽小学校雨漏り改修や、各校体育館トイレ改修、各校改修要求早期実現を求めるものです。  12番目に、第2・第4留守家庭児童会へ入会児童数が増加し、第4留守家庭児童会増築は新年度に間に合いましたが、第2留守家庭児童会建設は夏休みに間に合うようにとことです。できるだけ早く、3階教室を利用しないで済むようにしていただきたい。  13番目に、昨年10月から始まった「ぐるっとむこうバス」利用がふえるため無料バス券を広報に添付するなどに力を注ぐ予算が組まれていることです。市民がもっと利用できるよう、安価なバス料金やルートなどを市民声を聞き、改善していただきたい。  14番目に、男女共同参画プラン策定事業119万6,000円です。第3次向日市男女共同参画プラン策定が行われます。向日市女性活躍推進計画、また、配偶者から暴力防止及び被害者保護等に関する基本計画を一体として策定するとあります。ジェンダー平等を中心にしながら、市民声を反映して、計画がつくられるよう求めます。  15番目に、新庁舎整備事業では省エネルギーに努めるとしています。今年度は17億1,438万5,000円事業費が組まれ、地方債が12億6,670万円で、市一般財源は1億1,073万7,000円としています。今年12月末には完成とこと、市民が利用しやすく、職員が働きやすい市役所となるように願います。  次に、本予算に反対する理由について述べます。  2020年度予算案221億円は、過去最大予算となっています。その主なものは、市役所新庁舎建て替えに17億円余り、JR向日町駅東口開設に2億円余り、また、民間保育所新設・拡充に3億円余り、都市計画道路、市道整備に8億円余りなどです。  反対利用第1は、JR向日町駅東口開設推進事業です。突然36階建て100メートル、300戸マンションが私たちにも知らされました。府議会へ提案が最初で、府予算案新聞報道でわかりました。そして、まちづくり特別委員会で詳細を聞きました。建設環境常任委員会、この質疑では、理事者はこの計画はぎりぎりまで地権者と話し合ったとこと。しかし、市民には寝耳に水です。JR向日町駅東側開発には、これまでも平成29年調査費や、また平成30年や、そういった調査費を、かなり金額をかけております。国や京都府予算を当てにしているとはいえ、今後、32億円という市税投入がされる予定となっています。市民は国民でもあり、府民でもあり、結局、自分ら税金が使われます。しかも、現在日本電産と同じぐらい100メートル高さビル、これが建てられる条件をつくろうというですから、あまりにも急ぎ過ぎた、市民そっちのけ大型開発と言わざるを得ません。都市計画審議会でも何議論もされてない、議会や市民にも知らせない、このような市行政では、市民信頼を得ることはできません。  反対利用2番目は、向日市観光交流センター事業建設です、1年以上もかけ調査しながら、収支予測がいまだに明らかにされないなど、条例で討論とおりで反対です。  反対利用3番目は、新庁舎建設計画時から何度も問題にしてきた展望レストランです。今回、建設環境常任委員会でも、以前社会福祉協議会で食堂撤退から教訓が質問されていました。社会福祉協議会レストランときも、一時的には食事に来られる方もおられました。しかし、早期に撤退されました。以前市民会館「なかむら屋」さんも撤退、その後に入られた業者も短期間で撤退でした。長岡京市食堂も、かなり前になくなりました。いろんな自治体事例調査などが不明であるのに、3月4日からレストラン運営事業者を、もう公募されているとことですが、条例も何も提案されず、議会や市民には市と契約内容も明らかにせず、レストランありきで進めていることは大問題です。日常利用人数見込みや、運営方法や、収支予測なども不透明です。費用対効果や場所賃貸、また料理値段、赤字補填はどうするか、職員向けレストラン利用アンケートとか、こういったこともせず、職員福利厚生として提供する、そういった食事に補助するかもわからない、食事値段、メニューも市求めるものも全くわかりません。市役所内レストランであれば、もっと鮮明にし、利用者シミュレーションなども明らかにすべきです。レストラン利用見通しも明らかにされず、賛成することはできません。  反対理由4番目は、指定ごみ袋啓発事業です、家庭ごみ有料指定袋導入ために市民へ周知指定ごみ袋サンプルを作製し、各戸配布を行うというものです。確かに市民ごみ出しマナーには目に余るものがあることも事実です。その防止ため違反対策事業が組まれていますが、家庭ごみ中に資源ごみが3割も入っていることによる排出量削減が必要です。長岡京市ように、前日からずっと資源ごみ排出容器を置かれている、市民生活に合った、そういった資源ごみ排出ができます。ぜひとも回収ステーション時間など改善を行い、古紙や雑紙回収を検討されているようですので、これにつきましても提案していただきたい。そして、有料指定袋導入はやめていただきたい。  反対理由5番目は、3年連続値上げで高過ぎる国保料なのに、ルール分以外一般会計から繰り入れを全くしていないことです。  反対理由6番目はスマートインターチェンジです。必要性に賛成できません。調査に時間をかけ、京都市に頼み込んで、何が何でもつないでいく、そういったことに賛成できません。今後財政面から見ても納得できません。  反対理由7番目は、幼・保無償化と言われているのに、本市乳児保育料は昨年度途中で国基準へと値上げされ、今年度も値上げされた保育料が提案されていることです。子育て支援ためにも、保育料引き下げを求めるものです。  反対理由8番目は、「日の丸・君が代」の管理教育や、また、乙訓人権擁護負担金や、山城人権ネットワークなどによるトンネル団体部落解放同盟へ負担金です。  次に、先ほど申し上げたほかで、市に対して要望を申し上げます。  1番目に、生活保護ケースワーカー事件は全国に衝撃を与えました。本市組織として多く問題が非常に重要です。人事異動申告あり方については、私一般質問再質問で今後あり方を検討する必要があると答弁がありました。ぜひこれは改善していただきたい。  2番目に、市職員長時間労働や教職員労働につながる変形労働制導入をやめていただきたい。  3番目に、子ども医療費中学校卒業まで窓口200円拡充は、請願も採択され、新年度4月から行われると考えておりました。子育て世代多く方々が期待されていました。昨年12月議会請願に賛成されていなかった議員さんからも要求が出されるほど切実です。長岡京市では、昨年10月からなのに、向日市はなぜしないとそういった声です。令和2年度中と答弁ですが、速やかに拡充していただくよう強く要望します。  4番目に、救護施設建設断念と決まりました。市民声、とりわけ第5向陽小学校地域皆さん声に真摯に向き合わなかったことが、このような結果になったと考えます。救護施設必要性は申すまでもありません。このことを教訓に、いろんな開発や建物建設などは、早くから周辺住民にきちんと説明することが必要だということです。そのことを強く求めておきます。  5番目に、阪急東向日駅周辺整備を行っていただきたい。  そして、最後に申し入れ、強い要望でもある申し入れを市長にお願いします。  今朝、党議員団は、市長に緊急申し入れを行いました。その中身は、市長タイ・チェンマイ私的観光旅行について、昨夕に知り、驚きました。一昨年タイ訪問時は公的訪問でしたが、これも議会や市民に公表せず行かれました。市民から通報で、訪問後に知りました。そして、党議員団は申し入れを行い、市長は慌てて訪問時写真などを配付されました。そして、3人写っていたのに公費訪問2人、私費訪問1人と奇妙な報告でした。留守中は副市長がおられるからとか、海外といってもすぐ連絡がとれるなど説明がされました。私どもは、海外視察事前に議会や市民に報告すべきと申しました。  そして、1か月半前今年1月末には、またまた私的なタイ・チェンマイ観光旅行を、市民に知らせておくべきなのに、このことをされたということです。市長が、いろんなところに個人的にプライベートで行かれることは、私も気分転換をしていただくことは大事だと考えます。しかし海外は別です。最近新型コロナでは、一日状況変化で入国・出国規制が出たり、向日市でも何が起こるかわかりません。市長危機管理意識が市民から大きく問われ、市長が、私的であっても海外に行かれたことを知らないような議会では、議会危機管理意識も問われます。予算で職員は多忙な1月末、また、市長はサラトガ市訪問後間もない、そういった時期でもあり、市職員事件問題もある、そういった時期でした。なぜタイ・チェンマイ訪問を、公的・私的に、この数年、3年になりますが、続けて行かれるか。また、訪問先チェンマイは向日市長として対応されているではないかと疑問もあります。また、今後、公的・私的にかかわらず、海外に行く前に、議会や市民にこのことを知らせるよう強く要望し、申し入れます。  国に対して要望です。  1番目は、課題山積新型コロナウイルス対策予算を大幅に組み、1点目に感染防止対策と医療体制整備、2点目に、一律休校に伴って生じる課題へ対応、3点目には、事業活動縮小や雇用へ対応、4点目には、事態変化に即応した緊急措置4点を国に必ず働きかけていただきたい。安倍内閣新型インフルエンザ対策特別措置法改定は異常なスピードで成立させました。改定は緊急事態もとで、都道府県知事による外出自粛要請、土地建物強制収用など広範な人権制限を可能とするもので、民主主義と立憲主義を脅かす危険があります。拙速な決め方は許されないと働きかけていただきたい。  2番目は、核廃絶市長平和首長会議、この参加、また、広島記念式典参加には市長に敬意を表します。そういったもとで、核兵器が使用された、その大きな原因は戦争です。安倍首相改憲発議に反対していただきたい。  3番目に、消費税をせめて5%に戻すよう要望していただきたい。  4番目に、原発再稼働をやめるよう働きかけていただきたい。  5番目に、国社会保障改悪に反対していただきたい。  6番目に、子ども医療費無料化、この国制度を策定するよう働きかけていただきたい。  令和2年度一般会計この予算案には、賛成できるものも幾つかあります。しかし、一括採決ため、日本共産党議員団は反対させていただきます。  以上です。(拍手) ○(天野俊宏議長)  次に、賛成討論を求めます。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  21番、石田眞由美議員。(拍手) ○21番(石田眞由美議員)(登壇)  皆さん、こんにちは。  令和自民クラブ石田眞由美でございます。ただいま議題となりました議案第1号令和2年度向日市一般会計予算に対しまして、令和自民クラブを代表し、賛成立場から討論させていただきます。  令和2年度は、安田市長2期目が本格的にスタートする年であり、本市が実際に大きく変化していく姿が目に見える年であります。安田市政2期目スタートも、市役所一丸となり、力強い成長を感じているところであります。  さて、令和2年度向日市一般会計当初予算(案)は、歳入歳出総額それぞれ221億1,000万円、前年度6月補正後と比較すると12億9,960万円増と、過去最大を更新することとなり、また、伸び率も6.2%と大幅な増加となっております。北部開発や駅前マンション開発による人口増加も一定落ちつきが見えてきてはおりますが、社会保障関連経費が増加し、保育所入所児童や留守家庭児童会入会児童、小中学校児童生徒増加も見込まれております。  また、安田市長からご説明にもありましたように、国から有利な特定財源が確保できたため、当初予算に計上する予定であった事業を、今年度補正予算に計上したことなど、厳しい財政状況中、向日市が未来に向け飛躍できるよう、これまで検討、計画してきた事業を着実に実行に移すとともに、今後、進めていく事案についてもしっかりと検討を重ね、一定道筋を示すため予算を編成されたものと考えております。  それでは、令和2年度向日市一般会計予算について、主要事業中から、特に評価できる点を簡潔に述べさせていただきます。  まず、はじめに、「歴史を活かし、活力と魅力あるまちづくり」JR向日町駅東口開設推進事業であります。JR向日町駅東口開設をはじめとする駅周辺整備事業化に向け、国及び府補助金を活用し、鉄道事業者、地権者、再開発準備組合と合意形成を図り、事業計画作成支援をしっかりと行っていくことで、誰もが安心・安全で、より快適に駅を利用できるようになるものと考えております。  二つ目は、「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」中から子育て環境整備事業であります。向日市域では、特に桂川洛西口新市街地や、阪急東向日駅前マンション建設に伴う人口増加などに伴い、保育需要が高まっています。それに対応し、民間保育所や小規模保育所新設、既存民間保育所認定こども園へ移行などを通じ、平成27年度保育所定員1,050人から、令和2年度には1,374人へと324人保育所定員を拡大されました。これは、市長就任から待機児童解消に向けた施策を積極的に展開された結果であると評価しております。また、私立幼稚園入園補助金事業につきましては、経済的な理由により私立幼稚園に入園が困難な幼児保護者に対し、私立幼稚園入園補助金を交付することにより保護者負担軽減を図ることができるものと考えております。  三つ目は、「信頼と協働で市民声が届くまちづくり」、新庁舎等整備事業であります。新庁舎を、室内外環境品質を低下させることなく、消費エネルギー量大幅削減を可能にする建築物(ZEB:ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とすることによって、持続可能な社会に向けて環境配慮を行っておられます。また、その財源一部として、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を確保されるなど、市財政負担を減らす方策も講じられております。現在も、令和2年内完成に向けて、ご尽力いただいていることと存じますが、現在、進めております市役所本館建て替えについて、引き続き事業進捗を図り、市民皆様利便性向上に努めていただきたいと考えております。  以上、特に評価できる点を3点述べさせていただきました。  安田市長におかれましては、今期定例会では、当令和自民クラブより出させていただきました要望に対してご留意と、市政運営上、行財政改革による職員削減影響が見受けられます。業務に支障ないよう体制を組まれますよう考慮されるとともに、特別職も含め、人員充実についても図っていただきますよう望むものであります。  加えて、現在計画にある大型事業等実施と、また、新型コロナウイルス感染症に対する市民生活へ緊急対策が予想されますので、十分なご配慮をお願い申し上げます。  最後になりましたが、この3月をもって退職されます職員皆様には、これまでにわたるご活躍とご苦労に心から感謝を申し上げますとともに、これから向日市発展を温かく見守っていただきますようお願いいたします。今後におきましては、健康に十分ご留意をいただき、ますますご活躍とご多幸をお祈り申し上げます。  以上、本議案に対する令和自民クラブを代表して賛成討論とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「議長」と言う者あり)
    ○(天野俊宏議長)  8番、杉谷伸夫議員。 ○8番(杉谷伸夫議員)(登壇)  杉谷伸夫でございます。  議案第1号向日市一般会計予算に対して、反対討論を行います。  反対理由から述べます。  市長は、私一般質問に答えて、子育て支援が本市最優先課題であるとご答弁されましたが、その基本姿勢に沿った予算になっていないことです。  昨年秋には、国が幼児教育・保育無償化を実施し、京都府が子ども医療費助成拡充を行いました。国や京都府子育て支援施策を生かし、市民から市町村に対し、より一層子育て支援施策拡充が期待されているし、向日市はそれに応えていくべきものであります。国も、「今般無償化が地方独自取り組みと相まって、子育て支援充実につながるようにすることが求められている。」「各地方公共団体におかれては、特に今般無償化実施に伴って、当該軽減される財源負担分を活用して、さらなる子育て支援充実等に配慮することが望まれる。」と通知をしています。しかし、予算には、こうした姿勢が反映されているとは言いがたく、消極的な姿勢が目立ちます。  中学校卒業まで医療費無償化については、市民請願が議会で採択されていたにもかかわらず、その財源はあるにもかかわらず、予算化されませんでした。市長は一般質問に答えて、今年度、できれば秋にも実施したいと表明されましたが、早急な実施を求めたいと思います。  保育所待機児童は、新年度は10人と昨年より半減する見通しでありますが、この数字は、入所選考に通らないと諦めた方、指定保育所では行けないと辞退された方などを除外した数字であり、保育所入所を希望しながら入所できなかった実質的な待機児童は84人に上ります。ふるさと向日市創生計画では、2021年度に待機児童ゼロを目指すとしていますが、このままでは実質的な待機児童ゼロが無理なは言うに及ばず、国基準待機児童ゼロすら難しいではないかと心配をしております。  待機児童解消には保育士確保が何年も前から大きな課題となっておりましたが、来年度は、特段新たな施策を行う予定はないようです。この1月に、厚生常任委員会で待機児童解消に取り組む明石市を視察してまいりました。保育士処遇改善助成金制度ほか、最大150万円保育士定着支援金制度や、保育士就職、復職を支援する保育士総合サポートセンター事業など、本当に保育士確保ために考え得る数多く施策を実施しておられました。その結果、この4年間に保育所入所児童数は5,000人から9,000人に、大幅な拡大を実現しています。やればできるわけで、来年度も施策を行わずに、結果として待機児童解消できませんでしたでは済まないと思います。  幼稚園については、全て保護者に年間4万2,000円助成されていた教材費補助を廃止する方針です。幼児教育無償化で保育料が必要なくなるので、負担はふえないからいいだろうではありません。幼児教育に必要な保護者負担は保育料だけではありません。特に、所得低い世帯では無償化恩恵はほとんどないため、本市独自支援策は重要であります。また、保護者へ直接補助でなくても、無償化で生み出された幼児教育ため財源は、他用途にではなく、幼児教育充実に使うが本筋であり、国が通知しているものであります。国制度拡充機会に、地域では幼児教育何をどう充実するか、幼稚園関係者皆さんと協議し、ぜひ前向きに、今後、取り組みを求めたいと思います。  また、この問題については、議会姿勢も問われていると私は考えます。議会は、昨年末、幼児教育助成を削減しないことを求める請願を全会一致で採択しました。私は、この請願採択責任を議会は果たさなければならないと思います。  次に、本市が当面する最大事業であるJR向日町駅東口開設事業について、市として責任を持てる内容説明がなされないまま、事業計画推進予算化を行うことは問題であると考えます。市担当部局が誠実に、全力で取り組んでいただいていることは痛いほどよくわかります。しかし、さまざまな事情から、議会へ説明はいつも、あくまで現段階考えに基づけばという「市思い」を聞いている段階を出ていません。はっきりした約束ができないまま、市思いだけで事業を進める予算を認めることはできません。合意ができた段階で、改めて提出すべきであると考えます。  この事業に対する本市財政負担は、いつの間にか構想段階2倍となっています。しかし、この負担で済むかどうかすら不明です。全体最大事業額となる駅ビルに至っては、内容はわかりません。一体どの段階で議会がチェック機能を果たせるか、現実的にその機能を果たせるは予算を承認するとき、今しかありません。しっかり市民に説明できる事業内容を示していただいた段階で、予算承認するべきであると考えます。  次に、(仮称)向日市観光交流センターについてであります。これまで、さまざまな機会に事業内容について質問、説明が繰り返されてきましたが、この予算議会でも質疑が行われ、需要見通しや業務委託経営見通しなどに、多く疑問と不安が出されております。この事業を向日市へ観光需要取り込みにつなげる一つ施策として期待する声がある一方で、よほどことをしない限り、今ままでは投資に見合う効果どころか、経営継続性自体が危ぶまれると不安声が出ています。向日市内に観光バスが乗り入れられる観光拠点を、と思いは理解できても、突然この場所に決めて突き進んできたものの、掲げていた目的に沿った観光拠点となるとは私には思えません。既に工事に着手し、夏に完成するわけですが、その利用状況を議会に報告していただき、活用方法については市民意見を聞いて、柔軟に対応していくことを求めたいと思います。  次に、国民健康保険事業についてであります。この後に特別会計予算議論もあるわけでありますが、それに対する意見表明もあわせて行います。  本市国民健康保険料は、この3年間大幅な値上げによって、府内でも最も高い水準保険料となりました。市作成した資料によりましても、夫婦2人、夫のみ年間所得200万円世帯保険料は、2020年度には36万円となります。所得2割近くを保険料として納めなければならず、低所得世帯にとって、税金よりもはるかに重い負担となって生活を圧迫しています。1人あたり平均所得がふえず、むしろ減り続けている状況中で、国保保険料負担増が進んできました。この国保構造的問題は、本市努力で何とかなるものではなく、制度をつくっている国責任が厳しく問われなければなりませんが、地域住民実情に応じた運営工夫は自治体裁量余地があります。私は、一貫してそうした努力を求め続けてきましたが、一顧だにされず、大変残念です。  国保加入者に一般市民税金を投入することは、一般市民理解を得られないと市長はおっしゃいますが、そもそも国制度として国保には一般納税者税金を投入しています。私が求めているは、市判断に基づき、必要な支援制度をつくり、市施策として行うことです。社会保障とはそういうものです。市長が主張しているは、国が決めたことはやるが、市独自ではしないと言っているだけであり、市民税金を国保に使うこと問題ではありません。国保問題に限りませんが、自治体行政に求められているは、市民実情に即し、市民に寄り添う姿勢だと思います。  次に、生活保護ケースワーカー事件解明を通じ、向日市行政改革に今後取り組んでいただきたいことについてです。昨年6月に起きた、生活保護ケースワーカーがかかわった遺体遺棄事件については、今月末に検証委員報告が予定されています。検証委員会報告には、この事件が起きた向日市行政組織的課題解明が期待されますが、それから先が本番であります。この報告書をたたき台に、二度とこのような事件を起こさないよう、向日市行政改革に取り組んでいただきたいと存じます。  私がこの問題を重要視している理由は、普通、考えて信じられないような事態が向日市役所中で起きていたには、行政組織上重大な問題がひそんでいると思うこと、そして、その問題は必ず市民サービスにも大きな悪影響を及ぼしていると考えるからです。若手ケースワーカーは、過去に2人も傷害致死で死なせたことある元暴力団員男から、毎日2時間以上も電話で不当要求などを繰り返しされていました。そうした異常な状態は、当然、職場関係者は日々目撃し、知っているはずです。なのに、半年以上にわたって、なぜ放置されたか。同じ職場で、日々一緒に働く部下や同僚が、このような異常な状態で苦しんでいても助けることができない職場環境で、果たして市民に寄り添った仕事ができるでしょうか。また、これは個々職員問題ではなく、職場組織問題として捉えるべきだと思います。  若手職員は、昨年1月に向日市人事課に提出した自己申告書において、利用者から個人的な関係構築を強要されていること、不眠が何日も続くなど精神的に異常があること、専門医に診断を受けて休職にでもなったら職場が崩壊するから、受診自体ができないでいることなどを訴えています。こうした切羽詰まった具体的な訴えが行われていたにもかかわらず、向日市は、この職員にヒアリングもせず、対応しませんでした。自分が潰れそうだと訴えている職員に手を差し伸べない職場に、職員は安心・信頼を持って働けるでしょうか。事件は生活保護業務にかかわって起きましたが、生活保護行政だけでなく、向日市行政全体が問われていると思います。  次に、評価し、期待する事業、その他、来年度に実施する事業幾つかについて、若干意見を述べさせていただきます。  市役所庁舎は今年中完成が目指されています。庁舎はZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)仕様で設計、建築されます。完全な100%省エネでなく、50%省エネを達成するものでありますが、地球温暖化防止に向けた本市先進的な取り組みとして評価したいと思います。そして、このZEB仕様市役所建設は、市が、行政が先頭に立って、地球温暖化防止を進める姿勢を示す象徴として活動してこそ意味があります。この市役所を大いに宣伝するとともに、次期環境基本計画策定に向けて、市民委員を加えた温暖化対策をぜひ進めていただきたいと存じます。  市役所庁舎展望レストランについてですが、先ほど議員も述べられましたが、本市では、これまで公共施設に附属する飲食施設については、事業継続できずに撤退する事例が続いています。多く市職員が働き、市民も来訪される一方で、近隣に飲食店がない立地条件から、市役所にレストランが併設されることは大変望ましいと考えますが、委員会で指摘があったように、過去撤退事例調査を踏まえ、教訓を生かした運用を行っていただきたいと思います。  水道料金値下げについては、先ほど、給水管理条例改正案に対する賛成討論で述べたとおり評価するとともに、今後、基本料金値下げにより、少量使用者にとって割高な料金体系を改善するよう求めたいと思います。また、この間、水道事業については、数年にわたり黒字経営を続けてこられた職員皆さんに感謝するとともに、下水道事業をめぐっては、あの雨水貯留槽裁判で全面勝訴を勝ち取られた、そういうことについて、この間ご努力に感謝をしたいと思います。  ごみ削減問題であります。この数年、1人当たり家庭ごみ量が増加に転じております。非常に危惧しています。ごみ削減ためには、根本的には、ごみとなるもとをつくらせない社会全体仕組みが重要ですが、その一方で、やはり市民一人一人ごみ削減努力積み重ねが大切です。その一つ試みとして、私は、透明ごみ袋指定は一定期待をしております。効果を測定し、市民意見を聞きながら、前向きに取り組んでいただきたいと思います。一方で、資源ごみ分別出しをしやすくする対策、これもあわせて行うことが必要であり、そのことも求めたいと思います。また、ごみ袋ステップとして、私が、従来より訴え続けている古紙類回収、特に住民団体による集団回収へ支援策具体化を進めていただきたいと存じます。  防災・浸水対策についてです。地球温暖化影響で、毎年ように異常気象となり、今年も豪雨、台風その他大災害が向日市を襲う可能性があります。いろは呑龍トンネル南幹線に接続する和井川1号幹線整備が今年度完了する予定で進められています。向日市南部住民にとって、浸水被害危険が大きく減少することに期待をしております。また、被災した市民へ支援策が貧弱であることが、毎回、指摘されています。本市被災者支援策検討を、ぜひとも進めていただきたいと存じます。  コミュニティバス「ぐるっとむこうバス」についてです。開始後この数か月間は非常に厳しいスタートとなりました。走らせたからには何としても市民に活用されるバスにしていかなければなりません。市民皆様から、さまざまに提案されている利用促進策を積極的に採用し、市民へ広報を行っていただきたいと存じます。また、長岡京方面をつなぐ、阪急路線バス77・78号系統は向日市南部住民にとって極めて重要な路線です。採算がとれないから廃止では済みません。何としても守り抜いていただきたいと思います。  新型コロナウイルス対策についてですが、この件は多く議員方から述べられると思いますので、一言だけ要望します。今後どのような事態が起こるか予想できませんが、さまざまな事態において、決して威勢がよいだけトップダウン指示命令でなく、市民生活実情を踏まえた対応に心がけていただきたいと思います。また、国に対して、人権を制限する非常事態宣言を行わないよう求めていただきたいと存じます。  最後に、市長政治姿勢について一言述べさせていただきます。  一昨年、市長は、議会に何も知らせず、タイを訪問されていたことが事後にわかり、議会でも何度も大きな問題となりました。ところが昨日、私は、市長が今年1月末に再びタイを訪問されたということを知りました。数人議員に聞きましたが、議長ほかは誰も初耳だと、議長も公式には何も聞いていないとことです。市長に確認と説明を求めましたが、今回訪問は公費ではなく、プライベート訪問であるとして説明必要はないと見解でした。問題は幾つかあると思いますが、私は、市長姿勢について、議会と関係で意見を述べたいと思います。  2年前に最も問題となったは、議会に知らせず海外訪問したことです。そのとき、市長は、「今回、このようなご心配があることを経験し、私としても理解をいたしましたので、今後、今回ような場合がありましたら、事前に必ず議会に報告させていただきたいと考えております。」と議会で答弁をされています。今年はプライベートで公費を使っていないからというは関係ありません。向日市職員服務規程第10条には、休日及び週休日を除き2日以上にわたり私事ため旅行しようとするときは、その事由、期間及び行先を記した旅行届を所属長を経由して人事課長に提出しなければならないと規定されています。私は、この存在を知ったとき、全職員に、一泊二日プライベートな旅行も報告させるかと、ちょっと逆意味でびっくりしたんですけれども、しかし、部下職員に対しては、このわずか二日国内旅行についても届け提出を義務づけておいて、ご自分はどうなか。市長をチェックするは議会しかありません。今後、議会へ報告をルールとすることを求めます。  また、プライベート旅行だとおっしゃいますが、家族や友達とではなく、一昨年、一緒に公式訪問した部下職員と一緒に訪問して、プライベート旅行だと言えるでしょうか。また、1月末は予算編成大詰め時期、新型コロナウイルス問題が大きくなりつつあった時期でもあります。2年前に、あれだけ問題にされていながら、信じられない思いであります。本市職員からどう思われるでしょうか。公明正大に疑念を持たれることないよう、襟を正していただきたいと思います。市長反論機会がない中で、こういう形で言うはちょっと恐縮ではありますが、ぜひ今後、あらゆる機会を通して弁明していただけたらと思います。  以上です。 ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  15番、冨安輝雄議員。(拍手) ○15番(冨安輝雄議員)(登壇)  公明党議員団冨安輝雄でございます。  討論に入らせていただく前に、このたび新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになった方々ご冥福をお祈りするとともに、ご遺族皆様にお悔やみを申し上げます。また、感染により罹患された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。そして、一日も早い回復と感染終息を願うものでございます。  それでは、ただいま議題となっております議案第1号令和2年度向日市一般会計予算について、公明党議員団を代表し、賛成立場から簡潔に討論をさせていただきます。  今や人生100年時代を迎え、全て世代が安心できる全世代型社会保障制度構築は急務であり、そのためには、多様な市民ニーズに即し、地域さまざまな声を受けとめた課題解決が重要でございます。我々公明党議員団は、市民安心・安全確立、市民福祉向上、均衡ある市域発展、共生社会実現、そして何よりも、誰ひとり取り残さない向日市構築を目指し、かねてから定例会一般質問や各常任委員会で質疑、さらには、昨年12月に議員団から提出いたしました予算編成に対する要望書などを通しまして、さまざまな提案や要望をお伝えしておりますが、それらがどのような形で反映されているかという観点から、本議案について精査をさせていただきました。  令和2年度予算中には、議員団が重要視している観点から評価できる事業が多数ございますが、その主なものについて、安田市長が掲げられている施策三つ柱に沿って挙げさせていただきます。  まず、「歴史を活かし、活力と魅力あるまちづくり」では、本市魅力を国内外に発信するとともに、地域資源を活かした産業活性化など予算が計上されております。和紙特別展や、手すき紙に関する国際シンポジウム開催、向日市観光交流センターオープン、竹保全整備などを実施し、また、向日市いいとこPR隊「たけ・のこ・りん」を活用したグッズ作製やイベントなどを開催することで、地域振興、地域活性化に努めるとともに、本市魅力を改めて市民皆様にお知らせするはもとより、国内外にも発信していただくことを期待いたします。また、都市計画道路や幹線道路整備、通学路歩道整備や自転車利用環境改善、JR向日町駅東口開設に向けた取り組みを進めることで、将来を見据えた都市基盤整備を図ることも評価するものでございます。  次に、「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」では、誰もが安心・安全、健康に暮らすことできるまちづくりを推進するため予算が計上されております。少子化対策、子育て支援施策として、保育園新設等による定員拡大や、市内2か所目病児・病後児保育施設開設、乳児ロタウイルス予防接種開始、多胎妊婦方に対する妊婦健康診査回数拡大など、安心して産み育てることできる環境づくりに取り組む姿勢がうかがえます。高齢者や障がい者などへ福祉サービスとしては、高齢者を対象とした保健事業と介護予防事業一体的実施事業や、障がい者を対象者とした訪問生活介護事業などが挙げられます。家庭系資源ごみについては、不法投棄対策や、前日出しに対する注意、啓発強化ほか、指定ごみ袋サンプル作製、資源ごみ回収拠点拡大など予算が計上されております。  防災、防犯対策といたしましては、備蓄物資充実や特設公衆電話整備、和井川1号幹線整備を進められ、防犯カメラについては、新たに100台を追加して設置する予算が計上されております。今年度は、当初予算と補正予算を合わせまして160台予定に対しまして、先ほど、建設環境常任委員の委員長報告にもありましたが、電柱使用許可課題などによりまして、設置に時間がかかっているということでございます。今後は設置方法に工夫をするということでございますので、犯罪未然防止に、より本市防犯力強化に期待をしております。  次に、「信頼と協働で市民声が届くまちづくり」では、効率的で健全な行政運営を推進するため予算が計上されております。今年12月末完成を目指して、現在、進めておられる市役所本館建て替えにつきましては、年間に消費するエネルギー量が大幅に削減される最先端建築物となるというふうにお聞きをしております。また、市民皆様利便性向上に努めるため、公金収納機導入、市役所本館新庁舎においても、住民票写しなど発行を行うといった窓口サービス充実を図るとされております。市民ため市役所という原点を基本とした、市民に親しまれる庁舎となることを大いに期待しております。  そのほかにも、市民皆様ため大切な事業が数多く盛り込まれた予算でございまして、これら事業を円滑に進めていただくために、今後も安田市長を先頭に、理事者並びに市職員皆さんが、全庁一丸となって鋭意努力し続けられることを期待申し上げまして、公明党議員団といたしまして、本議案に賛成とさせていただきます。(拍手) ○(天野俊宏議長)  他に討論ありませんか。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  18番、小野 哲議員。 ○18番(小野 哲議員)(登壇)  お疲れさまでございます。  令和新政クラブ小野 哲でございます。  討論に入ります前に、新型コロナウイルスにより、日本国内のみならず、全世界においてパンデミック状態に入っております。本市においても、感染防止ためマスクが入手しがたい状況であると伺っております。そのような中、先日、ワークアップ株式会社様から1万枚という多くマスクをご寄附いただきました。本当にありがたいことだと思っております。心より感謝申し上げたいと思います。一日も早く、この状況が収束されますよう、我々も冷静沈着に行動、対応していくべきだと思っております。罹患された方々にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた方へ、お悔やみ申し上げたいと思います。  まだまだ先が見えてこない状況でありますが、間もなく新年度を迎える上で、小中学校再開時期や、行事予定開催判断、また、地域経済へ影響対応、生活弱者へ支援対策など、多く課題を抱えて新年度を迎えていかなければなりませんが、理事者皆様にも、しっかり対応をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  さて、討論に入らせていただきます。  議案第1号令和2年度向日市一般会計予算につきまして、令和新政クラブを代表して、賛成立場から討論を行ってまいります。  安田市政2期目通年予算となる令和2年度向日市一般会計当初予算(案)は、歳入歳出総額それぞれ221億1,000万円と、過去最大予算案となっております。これは、本市を飛躍させるべく、スピード感をもって計画から実行へと移されるとともに、今後事業について一定道筋を示すため予算が計上されたためであると思っております。そのようなことを念頭に置きながら、このたび予算案につきまして、特に令和新政クラブが評価している点について、要望事項とともに、主要施策に沿って申し上げてまいりたいと思います。  一つ目施策柱、「歴史を活かし、活力と魅力あるまちづくり」についてであります。  まず、和紙特別展と国際シンポジウム開催についてであります。本市とゆかりある著名な英文学者寿岳文章氏と、妻であるしづさんが残した業績を紹介する特別展が開催されます。海外手すき紙研究者を招き、紙関連国際シンポジウムを、文化資料館を中心に開催するものであると伺っておりますが、国内外に本市魅力を発信することにつながると考えております。大変楽しみにしたいと思っております。このシンポジウムが、今後も何らかの形で継承されていくような取り組みとなるよう期待しておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  継続事業についてでありますが、JR向日町駅東口開設事業について、再開発組合合意形成が進められていきます。国、府、そして関係企業と十分な協議により、同時に進行する森本東部地区土地区画整理事業及び周辺道路整備事業とともに、引き続きしっかりと取り組んでいただきますようお願い申し上げます。  別議案で条例提案がございました(仮称)向日市観光交流センター事業について、いよいよ令和2年度オープン予定であります。指定管理事業者選任や、実際運営具体化には、まだ多く点が未定であるというところ説明がございました。事業目的を明確にして、しっかりと所期目的が達成されるように取り組んでいただきたいと思います。また、財政面におきましては、過度な財政負担が生じることがないように、慎重に進めていただきたい思います。  旧上田家住宅整備事業においては、再々度施設整備工事入札を検討中という説明がございました。運営手法について、こちらほうもまだ未定という説明がありましたが、同じく財政負担と事業効果を勘案して、しっかり取り組んでいただきますことをお願いしておきます。  二つ目「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」でありますが、小中学校における学校施設環境整備事業において、最終年度として小中学校トイレ改修が、児童生徒安心・安全な衛生環境整備ため、国予算を活用して進められてきたことを評価しております。しっかり最終年度、取り組んでいただきたいと思います。  また、校内通信ネットワーク整備事業についてでありますが、多額予算が計上されていることを評価させていただきますが、この事業につきましては、まだ具体的な形で内容がきまっていないという趣旨説明でございました。日本においては、他先進諸国に比べて教育現場でICT技術活用におくれているという現状がございます。このネットワークをどのように使っていくかという点が非常に大事な点であると私は考えております。質高い教育を本市児童生徒に提供できるように、府としっかり連携をとった形で進めていただきますよう、強く要望しておきます。  子育て環境整備事業におきましては、かおりはなほいくえんが定員100名で開設予定であります。また、もずめこども園も認定園へ移行時に定員を拡大される予定でございます。安田市政になって、300名以上も定員増がなされてきたことを高く評価しております。引き続き、待機児童解消に向けて、しっかり取り組んでいただきたいと思います。幼児保育、幼児教育は、最も重要な行政課題であります。「子育て環境日本一」を目指す京都府、西脇府政とともに、本市子育て環境整備に、市として、しっかりと進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  二つ目柱では、もう1点、水道料金値下げが、料金見直しが提案されております。府営水道料金改定に合わせて、多く市民皆様負担軽減になる水道料金見直しを提案されたことを高く評価いたします。水道事業におきましては、今後も引き続き、災害時や緊急時でも、安全な、良質な水を安定供給できるように、耐震化事業とあわせて、引き続き取り組みをお願いしたいと思います。  そして、最後三つ目「信頼と協働で市民声が届くまちづくり」では、令和2年中完成に向けて、引き続き新庁舎建設費用が計上されております。庁舎は、災害が発生した際拠点となるべき施設でありますことから、着実に事業を進めていただくとともに、新庁舎が完成した後には、新庁舎でも住民票写しや印鑑登録証明書発行を取り扱うと伺っております。これまで、東向日別館だけでなく、市役所本館でも住民票写しをとれるようにしてほしいという市民皆様から声をいただいておりましたが、そのような声に、しっかり要望を実現していただいて、取り組んでいただくことに評価をしております。  しっかりと、十分に検討して進めていただきたい事柄として、債務負担行為に計上されております新庁舎等建設に伴う電算機器移転事業、及び新基盤システム整備事業債務負担行為、合わせて4億500万円について申し上げたいと思います。ペーパーレス化等を進めるネットワーク整備という説明でございました。業務効率化等、所期目的が十分達成されるよう、しっかりと検討した上で、効率的な予算執行をお願いしたいと思います。  また、新年度からは会計年度任用職員制度が導入されます。非正規という立場で働いてこられた職員状況を大きく改善する制度であると評価いたしますが、一方では、市財政面には多く負担が生じます。こうした職員さんにも十分に力を発揮してもらえるよう、情報インフラ整備や人員配置、そして、その運用をお願いしたいと思います。  以上が、令和2年度当初予算主な主要事業に対する、我々令和新政クラブ評価及び要望でございます。  最後に、まとめとして、懸案事項を簡潔に2点、申し上げます。  JR向日町駅東口開設事業枠組みが固まってきたと理解しております。中長期的な本市財政見通しをお示しいただきたいと思います。また、予算執行に当たっては、事業目的を明確に、効率的な執行をしていただきますよう、重ねてお願いしておきます。  令和2年度は、新庁舎が完成し、市民皆様だけでなく、職員皆様にとっても環境が大きく変化する1年になると思います。安田市長を筆頭に、職員一丸となって、引き続き積極的に多く新事業、継続事業に取り組まれようとする姿勢を評価いたしまして、賛成討論とさせていただきます。  最後になりますが、長年、本市代表監査委員としてご尽力いただきました谷監査委員に心より感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。  そして、今年度をもって退職される職員皆様にお礼ご挨拶を申し上げます。ありがとうございました。長年にわたり、向日市発展ためにご精励いただきましたこと、本当にありがとうございます。これからも、健康に留意していただき、それぞれお立場でご活躍をお祈り申し上げたいと思います。  以上、令和新政クラブ賛成討論です。ありがとうございました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  ここで議事都合により、暫時休憩いたします。             (休         憩)    (午後 2時07分) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)                    (午後 2時14分)  定刻であります。  ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。  よって、休憩前に引き続き会議を開きます。  他に討論はありませんか。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  11番、和島一行議員。 ○11番(和島一行議員)(登壇)  MUKOクラブ和島一行でございます。討論に入ります前に、今回、新型コロナウイルスでお亡くなりになりました方に哀悼意を表したいと思います。そして、罹患され、苦しんでおられる方にはお見舞いを申し上げたいと思います。  そして昨日ですね、六つ小学校をちょっと回りまして、校長先生と何人かおしゃべりさせてもらったんですが、やっぱり、子どもが大きな被害者だと言っておられる校長先生もおられました。で、先ほど電話かかってきましてね、もう子どもたちが体力をもてあまして大変だと、それで和島さんところにちょっと預かってほしいという電話も、ほかスポーツ団体から2件ありまして、そうしたら早朝7時にどこどこという感じで言わせていただきました。一緒に走ってくださる方、おられましたら、いつでも募集しております。  それでは本題に入ります。
     ただいま上程されました議案第1号令和2年度一般会計予算に対して賛成討論、MUKOクラブを代表して、和島一行が述べさせていただきたいと思います。すぐ終わります。  令和2年度向日市一般会計歳入歳出予算、総額が年々伸び続け、221億と、過去最高額となります。そして、これから大型事業が遂行される中、子育て世代や、これから母親になられる方に寄り添った、手厚い事業計画や、障がい者、生活保護世帯方々、いわゆる生活弱者へ予算も増額となっております。そういうことに対しては評価をさせていただきます。  そして、現在、コロナウイルスで低迷が続く全国、いや世界観光振興でありますが、もちろん本市もその影響を受けることは否めない事実として受けとめなければなりません。まだまだ観光上では発展途上にある本市でございます。その上で、観光交流センター船出には、市だけでなく、そこを請け負う指定管理業者、5月に選定と言うてますが、その希望されている業者も、ちょっと二の足を踏んでしまうかもしれません。そういうことに関して、我々議員、そして市民もアイデアを出し合い、安全に航海してもらいたいものでございます。  JR向日町駅東口開設に向けて、日夜会議や、相手側と折衝を続けている建設部職員方々には頭が下がる思いでございます。洛西口新市街地や、現在進行中事業もあって大変だと思いますが、しかし、成功に向けて頑張っていただきたいものでございます。  そして、子どもたちを取り巻く環境一つとして教育が一番大事でございます。社会サイクルに合わせて、新学習指導要領もデジタル化されていくことは間違いございません。子どもたち一生がかかっているだから、1人でも取り残さないよう、学校環境整備にはスピード感をもって実行することが望ましいでございます。  子どもたち教育という面では、防災関係整備事業防災備蓄物資を活用した教育は、私としては大きく評価したい。なぜなら、大人に教育するというは簡単そうで難しいです。そして、子ども時期に覚えたことは、そう簡単には忘れません。子どもから教わることはたくさんあるということであります。  人生100年時代に突入しております。健康寿命を延ばし、介護状態にならないことが、医療費、介護費を抑える一番政策であると同時に、自治体として生き残れるか、生き残れないかは、これにかかっていると言っても過言ではございません。社会参加している高齢者は、いつまでも元気であるが、一部人に偏りが見られるが常でございます。そういう意味でも、高齢者保健事業と介護予防一体的実施事業は、しっかりと徹底した普及活動が望まれます。  それから、発展しているまちは、大概、駅前がにぎわっていることは確かでございます。この先ですね、駅だけがビル化されて、その対面側がそのままでは、やはりバランスはとれない。それなりに都市計画を行う必要性が出てくることは必至でございます。他市に比べると、毎度言いますが、歴史的建造物がない向日市には、旧上田家住宅がありますが、国有形文化財に登録されたからには、しっかりと整備、保存し、市外人に来てもらえるよう、観光ポイントになるように努めていただきたいと思います。  これから大きく変わっていくであろう本市でございますが、その分、大きくお金が動きます。今コロナショックで、情勢が悪くなっていくことは予想できております。しかし、市民皆さん大事な税金を預かっている限りは、市民に寄り添ったサービス向上に努めなければいけない。いいまちづくりがいい人をつくっていく、いい人づくりがいいまちをつくっていくだと思います。そういう意味でも、この予算編成は偏りがなく、バランスがとれているではないかと評価いたします、  最後に、10月オープンを迎える観光交流センターが無事開業し、市民や観光客が楽しく集える場所になるよう祈念して、議案第1号令和2年度向日市一般会計予算には賛成とさせていただきます。  以上でございます。 ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  12番、飛鳥井佳子議員。 ○12番(飛鳥井佳子議員)(登壇)  社民党飛鳥井佳子でございます。令和2年度向日市一般会計予算賛成討論を行います。  少し前になりますが、アメリカに蔓延する自己責任論を否定したアメリカ大手金融経済メディア「Bloomberg」に掲載されたオピニオン記事が日本国内で大きな注目を集めました。タイトルは“StopBlamingAmerica'sPoorforTheirPoverty”つまりアメリカ貧困を自己責任にするなという論文で、執筆したはニューヨーク州立大学ストーニーブルック校准教授ノア・スミス氏でした。アメリカ保守派は、人々が一生懸命働き、薬物や暴力に依存しなければ貧困にはならないと自己責任論を展開しましたが、スミス氏は、この意見に、日本を例に挙げて異論を唱えました。日本人はまじめであるにもかかわらず、日本は貧困な人であふれていると訴えました。スミス氏は、まず、「世界各国10万人当たり殺人件数を比較し、アメリカは5.3%である一方、日本は0.3%、日本は暴力から縁遠い国であるということがわかる。就業率も77%であり、アメリカを上回っている。まじめな国民性日本は貧困率が低いと保守派は考えているかもしれないが、実際は真逆である。」とスミス氏。日本は国民所得中央値半分未満しか稼げない人割合、つまり、相対的貧困率が15.7%もあると指摘。この数字は、アメリカ17.8%より多少低いものの、カナダ12.4%、オーストラリア12.1%、ドイツ10.4%と比較すると、かなり高い水準だ。だからスミス氏は、日本貧困は静かな問題と明かしています。まちを見ると、一見清潔だが、貧困で苦しんでいる人が大勢存在していて、全体約14%に当たる350万人子どもが貧困状態にあると述べています。  また、社会福祉に充てる国内総生産割合を世界で比較すると、日本は、ほぼ中央にランクインしているものの、その多くは健康保険制度によるもので、福祉に関して、日本はヨーロッパに大きくおくれをとっている。そしてスミス氏は、アメリカ高い貧困率に対する解決策は、自己責任や道徳的な誠実さとは関係ないでしょうと、アメリカは解決策アイデアをヨーロッパやオーストラリア、カナダに求めるべきで、強力なセーフティネットにかわるものはありませんと結論づけました。この記事は日本でも大きな反響があり、SNSには、「貧困は自己責任じゃない。」「日本は一部富裕層を除いて貧困国に入りつつあると思い知らされた。」などなど、世界第3位経済大国である日本にとって貧困問題は、とどのつまり、格差社会問題です。大企業や高所得者優遇政策は問題をさらに深刻化させるだろうし、貧困問題は政治が真っ先に対策を講じなければならない問題だと思います。  日本という国を俯瞰的に見ると、東北大震災から9年、何と日本はけなげで、我慢強いか、日本人は。しかし、もうそろそろ限界が近づいていると実感する日々です。格差社会中、多く人々がキラーストレス、つまりストレスが血管や脳を破壊したり、がんを悪化させて医療費もうなぎ登りとなります。考えてみれば、やさしかった日本人も、今日あおり運転や荒々しい事件に見るように、もうアンガーコントロールができない、危険な国になってきた上、このコロナウイルス広がりは深刻で、戒厳令前夜感がありますが、自治体仕事は、この身近な市民生活を思いやり、誰ひとり取り残さず、皆が幸せに生きられるためセーフティーネットをしっかりつくることだと思います。  今後も、会社倒産や失業、重い病気、借金、愛する人と死別などなどが原因ホームレス方を見て、ある市民方は、若い時に貯金しとかへんかったから自業自得だなどとあざけり、さげすむ、そんないい年をした大人に対して、私は、あなたはたまたまラッキーな人生であっただけで、人間、誰しも、どうしようもない不幸に突然遭遇して、ホームレスや、精神病気や、何らかの事件加害者になってしまう可能性があると言いたいです。明日は我が身と知るべきであります。  北欧充実している福祉国家に比べ、どんどん日本経済が沈んでいく中、今後、これまでにない貧困が弱者に追い打ちをかけていく時代です。安田市政が、ますますきめ細かな福祉施策を強化していただきたいと願いつつ、本予算中身について賛成理由を述べます。  この予算を一言で申しますと、財源不足解消に英知を結集した予算であり、やる気、本気、頑張る気がひしひしと伝わってまいります。以前、申し上げたことがありますが、選挙応援に来てくれた他市議員たちが、駅前に立つと、口をそろえて、昔懐かしい風景ですねとか、「ALWAYS三丁目夕日」みたいなまちですねと言います。これは、私に気を遣って言ってくださっているわけで、要するに何とうら悲しい、閑散とした駅前だという意味だと思います。未来を見据えて先行投資を怠り、ただ、なすがままに任せてきた結果姿であります。将来ビジョンをしっかり設計し、慢性的な逼迫財政改善ができるように、今日ような行き詰まった、よどんだ空気を一掃して、明日へ活路を見出す戦略が必要です。  日本経済が消費税増税による失敗や、新型コロナウイルスパンデミック、世界的大流行あおりで、どんどん悪化していく中、国庫補助が受けられるうちに何とか大急ぎで手を打たねばなりません。「箱物」は財政が苦しいからやめようと言う方もいらっしゃいますが、以前羽ぶりよかった時代温水プールや体育館建設は、今や市民にとって生活一部ように、大事な向日市財産でありますように、もっと早くから駅橋上化や周辺整備こそやっておくべきでありました。どこまちでも、どこ家でも、玄関口はきちんとしていないと、向日市という表札が泣きます。  また、三方を京都市に囲まれている向日市が、南区とつながる東口開設を行うことや、この土地を高度利用して、橋上化や駅ビルを実現していくことは、老舗向日町駅として当然ことであり、遅きに失した感じがありますが、それゆえに、市民皆様期待も大きく、わくわくしておられるこのごろであります。幸い、物集女街道拡幅代替用地があり、これを利活用して、近々観光交流センターができることは、駅付近活性化に大きく寄与いたします。  JR貨物方にお聞きしますと、JRアパート跡地に大きな飲食店ができるとことで、とてもうれしい話です。近く向日町操車場を検索いたしますと、駅前商店街シンボル「からっキー」像とか、京都鉄道博物館とも、JR西日本皆さんとも、大いに仲よく連携できるすぐれた立地条件にあり、今後、日本電産ビルも近くにできますと、労働者方々も日々この地に集まってくださるので、駅前人口もふえ、洛西口ようににぎわいを創出できることでしょう。イオンモール桂川ができ、桂川駅や洛西口駅周辺はとても活気があり、開発当時、反対していた方々も、今はすっかりまちなみに溶け込んで、楽しく、生き生きと過ごしておられ、本当によかったと思います。今回、大事業であるのに比較的安価であるJR向日町駅再生計画を見せていただいて、ここまで持ってきた職員皆様努力結晶であり、これを無にしてはならず、府と協議を進め、何としても立派な駅にしていただきたいと願っております。  また、将来的には、災害時救助で川を渡らずに済むスマートインターチェンジを京都市とタイアップして、実現していただきたいと思います。  全国に誇れる「かぐや夕べ」「竹結びフェスタ」には、京都市長、副市長、議員方々が多数ご出席くださいまして、ステージには京都市「たけにょん」と向日市「たけ・のこ・りん」ちゃんが上がってくれていますが、向日市は三つもゆるキャラがいて、いいなと皆さん喜んでくださっています。向日市まつりや、イオン桂川イベント「あなた向日市がここにあるここむこ向日市」などで、この職員さんがデザインされたゆるキャラ「たけ・のこ・りん」体操は、これまた市職員さんが先頭に立って、楽しく音楽に合わせて踊ってくださって、これは、もう本当に見ごたえがあり、すごいエンターテイナーだと感心いたします。小中学校や老人会等でもどんどん広げて、向日市いいとこPR隊、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  いろんなイベントを京都市とも協力し合い、世界に誇れる文化財メッカである観光都市として、向日市がウインウインまちおこしをどんどん進めていってほしいと思います。今回予算でうれしかったは、これまで文化的な行事が少なかった向日市ですので、世界に名だたる英文学者寿岳文章さん向日庵をクローズアップしてくださいまして、和紙特別展や国際シンポジウムを開催されることです。文化や芸術に精通しておられる安田市長ならではこうした予算には、心から敬服いたします。  また、保育需要に応え、今後、あと10人程度待機児童となるということで、新設保育園が2か所、この子育て環境整備事業や、病児・病後児保育事業、また第1・第5保育所改修工事に感謝申し上げます。私立幼稚園入園補助金事業や、多胎妊婦健康診査支援事業は、双子さん、三つ子さんご両親を応援していただき、ありがたいことですので、無事に出産されてからも、しっかりとフォローをよろしくお願いします。  次に、指定ごみ袋サンプルを配布していただけるということで、地球温暖化に怒りを込めて立ち上がってくれた環境活動家学生、グレタ・トゥーンベリさん行動を思い起こして、大変うれしく存じます。以前、町内会長をしていますと、ごみ出しや瓶・缶に敏感になりまして、早朝ステーションに行ってみますと、イカ塩辛が半分残ったまま瓶や、油残っている瓶を平気で出す人もあったり、夜中にこっそり、いろんな物を捨てていく人があって困りましたが、このごろは、皆さん、きれいに洗って出してくださって、ほっとしています。根気よく普及啓発を繰り返してくださった行政ご努力おかげです。  SF小説で、星新一さん「ボッコちゃん」中に、たしかこんな話がありました。神社裏に大きな穴ぼこがあって、何を投げ捨てても地下へ底なしように落ちていってくれるので、いろんな人が、ありとあらゆる物をじゃんじゃん捨てていたら、とうとうある日、大空から全てごみが降り落ちてきて、まちがごみだらけになったという話ですが、一人一人が気をつけて、ごみ減量に協力するために、これまで、乙訓地域以外では当たり前中身見えるごみ袋が必要です。市民ウォーキングで左京区修学院ほうに参りますと、さすが観光都市、透明袋がきれいに並んでおりました。  次に、向日市自治体外交、杭州市35周年記念事業、これは本当にすばらしいことで、今も時々、大牧地区長谷川悦子さんが、ご生前、中国にはこんなにいいものがあったよと、美しい座椅子を見せてくださったことを思い出します。どのまちにも一つや二つ姉妹都市はございます。今後、国際化流れに乗って、もっとふやしていく必要があると思います。また、私は、当初から、サラトガ友好協会皆様と、会員として、訪問団方々と手紙交換をしたり、とても仲よくさせていただいて、宝ヶ池でボートに乗ってキャンプをしたり、空港に出迎えに行ったりしておりまして、レセプションときは必ず参加をし、歓迎会舞台では、ピート・シーガー「虹民」を英語で歌わせていただいたりしました。近くサンタクララやアサートンに行ったとき話もさせていただきました。  ところが、あるとき、突然、夕方5時にファクスが自宅に入りまして、明日は副議長あなたが市民会館舞台壇上に、サラトガ市長と並んで座ってくださいと議会事務局から、座る位置まで絵に描いて送ってきました。そして当日、私後ろで「日の丸」が揚がり、「君が代」曲が流れましたので、いつもように着席しておりましたところ、女性市民方々数名が、舞台をおりてきた私を取り囲み、「何と非礼なことをする。」と、怒り、なじられました。そのとき、50名を超える市民会館内アメリカ市民が、この光景を不思議そうにじっと見ておられて、その恐ろしい顔や、そのけんまくに驚かれていました。そのときです。サラトガ市会議員日系人レイコ・ジェイムスさんが、私が何を言われているか察知してくださいまして、その向日市女性たちに向かって大きな声で、「いじめられても負けないで。」と叫んでくださいました。彼女は名刺を私にくれて、「困ったら私が助けます。」とおっしゃってくださって、そこから私は、すばらしい友人をカリフォルニアに得ることができました。アメリカは個尊厳を大事にいたしますので、金メダルオリンピック選手モーリスさんも国歌を歌いませんけれども、誰も問題にはしないというすばらしい民主主義国です。  この前、アン・ウォルトンスミス市長が向日市に来られたときに、「レイコは元気ですか。」と言いますと、「少し体を壊していらっしゃるが、元気です。」とお答えいただきました。こういうふうに、自治体外交というは、国と国ではなくて、人と人交流がだいご味だと思います。ぜひ観光交流センターには、こうした姉妹都市物産を並べていただいたら楽しいかなと思います。「井蛙大海を知らず」では情けないことですから、市民一人一人が諸外国方々と親しく交流し、世界平和に寄与してほしいと願います。  私友達同志社先生は、よくインドに行かれていますし、韓国にも行きたいし、いろんな国に行きたい、世界中見たい、そして、特に北欧なんかは行きたいですね。スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、そういう国々を見て勉強したいというは、市民も皆さんも同じお考えだと思います。国際交流、どんどん広げていっていただけたらありがたいと思います。  さて、本予算すぐれたところは数々ありますが、特に評価することとして、1、資源ごみ回収ステーションを多くしていただけること、2、和井川1号幹線整備をしていただけること、3、防犯カメラを100台設置してくださること、4、市役所新庁舎が今年中に完成します。これは、もうとってもうれしくて、待望展望レストラン、市職員さんも喜んでおられると思います。市民も心待ちにしていらっしゃいます。これは長岡京市役所も高槻市役所も、大変にぎわっていることを見ますと、本当に待ち遠しいなと思います。また、5、男女共同参画プラン策定にDV防止を強化していただくこと、6、私一般質問に応えて水道料金を値下げしていただいたこと、この予算計上に当たり、並々ならぬ努力をされた全て職員皆様に、心から感謝いたします。  少し、先ほど討論を聞いておりまして、ケースワーカー事件について、何度も何度も繰り返し行政批判が行われておりますが、私は真逆でございます。そして私は、自分が辞職勧告決議を出した前市長について、ただ一つ、偉いと思ったことがございまして、それは、水道部で滞納金をごまかしてしまった市職員に対して、彼は厳しく怒り、逮捕された日を反省記念日として指定し、二度と職員不祥事が起こらぬよう徹底指導をされました。  しかし今回、殺された女性死体を運ぶ大罪が繰り返されてしまい、市職員が隠蔽工作を手伝うという不祥事がございました。市民とうとい税金で仕事をしておきながら、何ということでしょうか。全て職員に公務員として自覚を持っていただいて、今後はコンプライアンス、法令遵守を徹底するよう指導強化を要請したいと思います。この議員皆様も、もし脅されたら、同じようなことをなさるでしょうか。絶対しないと思います。きっと警察に通報されていると思います。そういう市民声もしっかりと受けながら、私たちは、特におのれに厳しく、倫理を守りながら、仕事をしていかねばならないと思っております。  最後に、新型コロナウイルスに便乗して、世間ではマスク不足や、デマによるトイレットペーパー不足が大騒ぎになりましたが、寺田東公園では、子どもたちが楽しく遊んでいたり、車椅子方がトイレを使用したりされていて、トイレットペーパーがしっかり二つずつ、きれいに入っているを見まして、向日市方々は優しいな、偉いなとつくづく思いました。子どもたちやハンディある方々が幸せに暮らす、この向日市にふさわしい本予算に、社民党は、自信と責任を持って賛成といたします。  以上です。 ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  13番、村田光隆議員。 ○13番(村田光隆議員)(登壇)  日本維新村田光隆でございます。順番は最後なので、先にしゃべられた方と丸かぶりになりますけれども、お許しいただきたいと思います。  一般質問でも取り上げましたが、武漢肺炎、武漢ウイルス感染は拡大一途をたどり、初期段階で中国から渡航者をとめようとしない無能な安倍晋三内閣総理大臣により、国民命を危険にさらしたことは取り返しつかない事態にまで来てしまいました。特定野党は、武漢ウイルス対策よりも「桜を見る会」追求で国益を損なう行為に明け暮れるばかりでありました。  中共へ配慮あまり、感染拡大放置を続ける安倍政権を見透かしたかように、中共は世界へ感染拡大は、あたかも日本責任であるかような論調を張り、我が国をおとしめようとする行為に何ら手を打とうとしませんでした。最近では、米軍がウイルスをばらまいたと中共報道官が述べている始末です。3月5日になって近平来日が延期になった途端、ようやく中国、韓国から入国を制限する腰抜けぶりであります。入国制限は一月遅い。我が国政府に危機管理能力がないことはわかりました。  官僚・役人は、前例がないことはしないし、できない。だからこそ政治家が指導力を発揮しないといけない。本市でも、これから訪れるであろう、経験したことない危機を乗り越えるために、安田市長には、しっかりと、毅然とした態度で指導力を発揮していただきたいと思います。私たち議会も、市民生命を守るために協力を惜しむことはありません。本市では、職員による不祥事が多く、緩んでいるではないですか。本市危機管理体制では、解決できる能力があるとは思えない。徹底的な意識改革が必要であると思います。民間ご出身安田市長にだからこそできる改革を期待いたします。  JR向日町駅東口開設に関しては、福岡部長を先頭に、建設部関係者皆様には、地権者と折衝に苦労されていることに感謝申し上げます。利益を追求しなければならない民間企業は、役所相手だと、足元を見てくるものであります。言うまでもありませんが、交渉には十分ご注意いただきたいと思います。  今後、起こり得る大不況により、サプライチェーンが滞り、新庁舎建設におくれが出ることも予想されます。また、中国と依存度が高い日本電産森本町へ誘致も心配されます。総務文教常任委員会でも述べましたが、税収が著しく落ち込むことも十分考えられます。市は、想定外だったということがないよう、最悪事態を想定して対応していただくことを要請いたします。  (仮称)向日市観光交流センターは、現時点で市が考えている運営では失敗するという不安を拭うことはできません。しっかりと企画・立案ができる民間事業者に運営していただけるよう希望いたします。  姉妹都市と友好関係は、これまでどおり築いていけばいいですが、時代に即して、民間でできるものは民間に任せ、市長ご自身視察は廃止していただくことを要請いたします。繰り返し申しますが、この未曾有危機を乗り越えられるは、民間出身安田市長をおいてほかにおられません。長い道のりではありますが、危機を乗り越えた暁には、新庁舎最上階、展望レストランで、議場におられる皆さん一同で会食したいものであります。  と、ここまで、僕が書いた原稿は以上なんですけれども、共産党議員団は、レストラン建設は反対ですよね。そうしますと、これ、最後、一同で会食したいものですと書いてしまったんですけれども、ご希望であればということで、皆さんで会食したいなと思います。  それから、安倍総理に関してなんですけれども、無能だとか、腰抜けだとか言いましたけれども、だからといってほかにかわる人がいない、安倍総理ほかに誰かやると、もっとひどくなると思います。自民党以外党が政権取ると、恐らくこの日本、沈没してしまうと思うんで、飛鳥井議員は違うと言われていますが、いずれにしましても、安倍晋三総理しか、この国難を乗り切ることはできない、もう託すしかない、そういうふうに思っておりますので、もう皆さん、どうか安倍晋三を、よろしくお願いしたいと思います。本当に安倍さんしか、もう乗り切ることはできないと思いますので、それだけは申しておきたいと思います。  以上です。 ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  それでは、討論を終結して採決いたします。  議案第1号について、原案どおり決することに賛成方は、起立願います。      (賛 成 者 起 立) ○(天野俊宏議長)  起立多数であります。  よって、議案第1号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第23、議案第2号令和2年度向日市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。  本案は、厚生常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。長尾厚生常任委員長。 ○(長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)  議案第2号につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要として、一委員より、1人当たり平均保険料値上げ幅について質疑があり、令和元年度で11万4,000円、令和2年度で11万7,000円で、3,000円引き上げとなっていると答弁がありました。  一委員より、短期証発行状況について質疑があり、平成30年度で255枚発行し、分納相談に来られていない67世帯に渡せていないと答弁がありました。  その他、活発な質疑があり、採決前に、一委員より、昨年度1億9,000万円一般会計から繰り入れがあったが、今年はなく、保険料は3年連続で値上げしたが、命と健康ために一般会計繰り入れをしてほしい。均等割については、子ども分は軽減するよう検討してほしい。値上げについても納得できないので、この議案に反対すると意見がありました。  一委員より、本年は3年計画値上げ最終年であり、低所得方に対して負担多い国民健康保険料であるので反対すると意見がありました。  採決結果、可否同数となりました。  よって、向日市議会委員会条例第13条第1項規定により委員長採決を行い、議案第2号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を行います。  まず、反対討論を求めます。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  6番、佐藤新一議員。(拍手) ○6番(佐藤新一議員)(登壇)  日本共産党議員団佐藤新一でございます。ただいま上程されました、令和2年第1回定例会議案第2号向日市国民健康保険事業特別会計予算について、議員団を代表しまして、反対立場で討論をさせていただきます。  政府は、高過ぎて、払いたくても払えない国民健康保険制度を見直そうともしていません。全国知事会は、国保制度を真に持続可能にするには、公費負担増による国保料抜本的軽減が必要だとして、定率国庫負担割合引き上げ、子ども均等割保険料軽減などを要求しています。窓口負担についても、自治体軽減に対する国ペナルティー全面中止、子ども医療費無料化などを要望しておられます。全国市長会も、全く同趣旨提言を掲げています。これら提言は、国保に対する1兆円公費投入増を行い、均等割、平等割を廃止して、国保料を協会けんぽ保険料並みに引き下げるという日本共産党政策と基本方向を同じくするものです。  後期高齢者医療制度についても、同じように全国後期高齢者医療広域連合協議会は、75歳以上窓口負担「現状維持」を求める要望書を厚労相宛に提出されました。その要望書は、負担増中止にとどまらず、被保険者負担を将来にわたって抑えるため、後期高齢者医療制度に対する国庫負担引き上げも要望しています。  ところが、政府は、国保「都道府県化」による国民健康保険料値上げ押しつけ動きを強化しようとしています。その内容をご紹介します。  厚労省は、国保軽減ため、一般会計から国保会計に公費独自繰り入れ、いわゆる法定外繰り入れを行う市町村に対し、国から予算を削減していく新たなペナルティー仕組みを2020年度から導入することを決めました。安倍政権は、2018年国保都道府県化に際し、自治体国保行政を採点し、成績がよい自治体には予算を重点的に配分する保険者努力支援制度という仕組みを導入しました。都道府県に500億円、市町村には300から400億円を投入し、予算増というあめを配ることで繰り入れ解消、収納率向上、医療費削減など自治体を駆り立てる仕組みをつくり、この保険者努力支援制度を悪用し、2018年度や2019年度は露骨な自治体へ締めつけはできませんでした。  法定外繰り入れについては、繰り入れ解消を指導する都道府県には加点するというだけで、個々市町村繰り入れを直接対象としないで運用していました。ところが厚労省は、この点数つけ方を2020年度から改変し、法定外繰り入れをやめた市町村には加点をし、繰り入れを続ける市町村には減点をして、予算を削減していくというあからさまなペナルティー仕掛けを導入しました。都道府県についても、繰り入れ解消指導努力を加点するだけでなく、繰り入れを続ける市町村比率が多い都道府県は減点していくという方針です。このままでは、国保料を軽減している自治体は兵糧攻めにさらされ、値上げ実行を強力に迫られます。今でも高過ぎる国保料値上げは、低所得者層を中心とする加入者暮らしと健康を壊し、命を危険にさらすものです。  このような国悪政から市民暮らしを守る向日市国保行政になっているでしょうか。新日本婦人会など市民運動により請願が採択され、市長は、令和2年度中に中学校卒業まで子ども医療費無償化拡充を確約される前進面がありました。しかし、保険料は平成29年度から3年連続値上げをされました。議員調査資料によりますと、平成30年度国保加入世帯は7,167世帯、そのうち滞納世帯は944世帯、13.1%、短期証発行世帯は255世帯で3.5%ありました。未交付は67世帯という状況です。法定外繰り入れも、平成28年度から3年間はゼロでした。向日市は、保険者努力支援制度から見れば優等生ですが、市民暮らしに寄り添うということになっていません。令和2年度納付金は、令和元年度より1億9,304万円減額になりました。1人当たり保険料も前年度比7.78%減です。市民暮らしを守る国保にするためには、大幅な値下げが必要です。
     安倍政治は、軍事予算をふやす一方、国保をはじめ社会保障は改悪に次ぐ改悪をしています。市長は、全国市長会に要望していますように、国費増額を強く求めているということですが、市民暮らしを守るという予算にはなっていないと思っています。  反対理由を述べます。  反対理由第1は、本予算は、国保「都道府県化」に伴う国保財政健全化を理由に、内実は国社会保障制度改革による社会保障費削減負担を、市民4分の1を占める国保加入者へと押しつけることにほかなりません。3年連続保険料値上げにより、苦しい生活中で家計をやりくりする市民負担は増加するばかりです。  反対理由第2に、本予算は、国保加入世帯市民に対して、負担能力を超えた過大な国民健康保険料支払いを求めているからです。議員調査資料で提出されました平成30年度保険料試算によりますと、先ほど杉谷さんも言われましたが、年間所得200万円夫婦2人世帯で、国民健康保険料年額は36万100円で、昨年よりも3万2,000円値上げであります。実に年間所得18%を超える額を保険料として支払わなければなりません。  反対理由第3に、国国民健康保険政策へ姿勢であります。国民健康保険法は、第1条で、社会保障と国民保健向上に寄与することを明示し、同法第4条では、国民健康保険健全な運営へ努力を定めています。しかしながら、昨今国保運営は、1984年以降、一貫して引き下げられている国庫負担割合をさらに引き下げ、さらに、広域化推進による国保安定化名目で市民負担増を各都道府県、ひいては市町村へと押しつけようとしています。この間、市長は、全国市長会などを通じて国庫負担増額を要求されています。その一方、市民に対しては、本市国保財政赤字を解消しなければと訴えておられましたが、赤字原因は、本質的に国政策による弊害であることを説明しておられません。国保都道府県化についても、これにより、国保料値上げが行われる可能性については言及しておられません。これら国保問題点に対して、市長態度は甚だ不誠実と言わざるを得ません。  反対理由第4に、市長一般会計繰り入れに対する姿勢であります。本市は、国保加入世帯は8割強低所得者層市民が加入している実態を承知していながら、市長は、一部市民へこれ以上税金を投じることは、公平性点から市民理解が得られないとされ、国保加入者以外市民二重負担に言及されていますが、この論点は、社会保障制度所得再配分機能を考慮しないものです。公平性観点で見れば、保険者間加入者所得格差も考慮されるべきです。また、国保本旨は社会保障確保です。国が国民健康保険制度を改悪し、国庫負担を削減する以上、市町村国保会計が悪化することは当然です。これに対する一般会計から繰り入れを減らすことは、国保以外に頼るものがない市民から医療を取り上げることになります。赤字解消ため保険料値上げを続ければ、実質的に医療給付を受けることは不可能となり、住民福祉向上を目的とする地方自治体として責務を放棄することになります。こうした対応は、市民から理解を得ることはできません。  最後に、今後要望を述べ、討論を締めくくらせていただきます。  一つ、国民健康保険国庫負担割合大幅な増額を求めること。  二つ目に、国民健康保険都道府県単位で一元化、広域化中止を求めること。  三つ目に、国保加入者に正規被保険者証を交付すること。引き続き資格証明書発行は絶対に行わないこと。  四つ目に、保険料滞納整理を京都税機構に移管しないこと。減免や徴収猶予など制度拡充を図り、支払い困難な市民暮らしを支えるため相談を受け付けること。  五つ目に、市減免制度は、前年度所得を条件とせず、当年度生活実態で判断する制度に改善を図ること。  六つ目に、保険料応能応益負担割合を55対45に戻すこと。  七つ目に、国保加入者に、保険料法定軽減制度について、次年度保険料算定に影響する確定申告ときまでに制度周知徹底を図ること。  八つ目に、健康増進取り組みを推進し、予防、早期診断、早期治療を図ること。  九つ目に、市国民健康保険運営協議会委員15名うち、被保険者を代表する5名全員を公募委員として選任すること。その際、非正規労働者、専業農業者、中小零細企業者、無収入者等を選任し、休日・夜間協議会開催を図り、国保加入者実情が反映できるようにすること。  以上理由により、令和2年第1回定例会議案第2号向日市国民健康保険事業特別会計予算について、反対をさせていただきます。(拍手) ○(天野俊宏議長)  次に、賛成討論を求めます。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  それでは、討論を終結して採決いたします。  議案第2号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手多数であります。  よって、議案第2号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第24、議案第3号令和2年度向日市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  本案は、厚生常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。長尾厚生常任委員長。 ○(長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)  議案第3号につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要として、一委員より、今後後期高齢者医療保険推移見込みについて質疑があり、令和元年7,465人、令和2年7,788人を見込んでおり、今後、団塊世代が後期高齢者になることで、さらに増加を見込んでいる。1人当たり保険料は、平成30年・31年第6期で、1人平均7万6,358円、令和2年・3年第7期で8万5,951円、約9,500円値上げとなっていると答弁がありました。  採決前に、一委員より、後期高齢者保険は、本来、国でやるべきことをやれていないので、自治体が大変な思いをしていると意見がありました。  一委員より、1人当たり9,500円値上げがあり、負担が大きい。制度そのものに反対であるので、この議案に反対すると意見がありました。  一委員より、10%値上げは酷であると思う。財源は国が半分、若い人たちが4割、保険料1割負担で、国責任なのに、このままでいいかと思うが、市町村には決められないので、この件に限って賛成とすると意見がありました。  採決結果、挙手多数となり、議案第3号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第3号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手多数であります。  よって、議案第3号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第25、議案第4号令和2年度向日市介護保険事業特別会計予算を議題といたします。  本案は、厚生常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。長尾厚生常任委員長。 ○(長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)  議案第4号につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。  主な質疑概要として、一委員より、派遣型地域健康塾状況について質疑があり、現在、3団体で行っていただいているが、これは自主活動へ移行されていく予定で、今後、8団体に増加することになっており、講師派遣場合、補助が年間6万円出ることになっていると答弁がありました。  一委員より、地域包括支援センター運営協議会について質疑があり、運営協議会は年に2回開催されている。それ以外は地域ケア会議や個別対応など、さまざま連携をとっていると答弁がありました。  一委員より、在宅でデイサービスなど喜んで利用されている高齢方とふれあうことが多い。今後も、笑いが出るような講座をふやしてほしいと要望がありました。  その他、活発な質疑があり、採決前に、一委員より、介護保険ができたときはバラ色だったが、今は、お金がないと介護を受けられない状況になってきている。要支援1・2方が外されたり、変わってきている。保険料値上げもされ、特養待機もふえてくる。この制度に賛成できないと意見がありました。  一委員より、介護にかかわる方々ご努力に感謝する。この制度は、所得ない方からも保険料を取ることになっており、さらに、介護を受けるときにも支払いが発生することになっている。もっと工夫できると思い、今回は反対すると意見がありました。  採決結果、可否同数となりました。  よって、向日市議会委員会条例第13条第1項規定により委員長採決を行い、議案第4号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を行います。  まず、反対討論を求めます。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  5番、常盤ゆかり議員。(拍手) ○5番(常盤ゆかり議員)(登壇)  日本共産党議員団常盤ゆかりです。令和2年度向日市介護保険事業特別会計予算について、議員団を代表して反対討論を行います。  介護保険事業が開始され20年がたちました。導入時には、バラ色制度ようにうたわれておりましたが、制度改悪を繰り返し、現在、「国家的詐欺」と言われるほど、保険あって介護なし状況になっています。向日市では、第6期介護保険事業計画際で基準額は5,177円でしたが、第7期改定で5,471円と大幅に引き上げられ、市民負担はさらにふえました。改定されるたびに市民は負担を強いられています。  安倍首相は、2019年9月に、みずからを議長とする全世代型社会保障検討会議を立ち上げて、社会保障全般にわたる改革議論を急ピッチで進めています。検討委員会では、年金大幅削減、医療・介護負担増と給付削減、病床淘汰推進、保育予算削減など、全世代にわたり制度改悪痛みを押しつける内容となっています。  全世代型社会保障この重点は、医療・介護負担増です。介護サービス利用料について、財務省財政制度等審議会(財政審議会)では、原則1割を2割に引き上げることを念頭に、段階的な負担増を行うよう提案をしています。ケアプラン作成有料化、介護施設食費・居住費軽減措置対象絞り込みなど、利用者へ負担増も盛り込まれてきています。そして、要支援1・2に続いて、要介護1・2生活援助(ホームヘルプ)を保険給付から外して地域支援事業に移行を進めています。  こうした負担増による受診抑制やサービス利用控えは病気早期発見を妨げ、さらに重症化させ、要介護状態悪化にもつながるなど、かえって給付費増大を招くことになります。介護サービス利用料負担増や保険給付縮小には、ホームヘルパー協会や認知症人と家族会など、サービスを提供する側と利用する側どちらからも見直しを求める要望が上がっています。  昨年10月には消費税10%へ引き上げられ、後期高齢者医療窓口負担も1割から2割へ引き上げが狙われる中で、これ以上負担増は、高齢者、また家族生活を二重、三重に追い詰めることになります。特別養護老人ホームへ入居を希望し、待機されている方が本市では137人おられるということが厚生常任委員質疑中で明らかにされました。特別養護老人ホーム絶対数が足りていません。国・府に対して、特別養護老人ホーム早急な新設を、拡充を求めていただくことを要望いたします。  要支援1・2訪問通所介護保険給付外しや、特別養護老人ホーム入所を、要介護3以上に限定するなど、現在介護保険制度では、希望する介護を受けることができません。社会問題となっている「老々介護」「介護離職」、また、介護者による虐待、そして「8050問題」など、事態はますます深刻化しています。本人と家族が望む介護サービスが受けられ、人間らしく暮らせる地域社会へ、また、介護現場で働く職員処遇改善を最重要課題として取り組み、早急な基盤整備へ進めていただくことを強く要望し、私反対討論といたします。(拍手) ○(天野俊宏議長)  次に、賛成討論を求めます。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  それでは、討論を終結して採決いたします。  議案第4号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手多数であります。
     よって、議案第4号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  ここで議事都合により、暫時休憩いたします。             (休         憩)    (午後 3時19分) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)                    (午後 3時27分)  定刻であります。  ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。  よって、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第26、議案第5号令和2年度大字寺戸財産特別会計予算を議題といたします。  本案は、総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  議案第5号について、その審査経過と結果について報告いたします。  特に質疑なく、採決結果、挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第5号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第5号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第27、議案第6号令和2年度物集女財産区特別会計予算を議題といたします。  本案は、総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。丹野総務文教常任委員長。 ○(丹野直次総務文教常任委員長)(登壇)  議案第6号について、その審査経過と結果についてご報告します。  特に質疑なく、採決結果、挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第6号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第6号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第28、議案第7号令和2年度向日市水道事業会計予算を議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第7号について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、道路舗装工事と配水管工事調整について質疑があり、工事重複範囲が最小限となるよう建設部と調整していると答弁がありました。  採決結果、挙手全員により、議案第7号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を行います。  まず、反対討論を求めます。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  次に、賛成討論を求めます。      (「議長」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  7番、米重健男議員。(拍手) ○7番(米重健男議員)(登壇)  お疲れさまでございます。  日本共産党米重健男でございます。ただいま上程されました議案第7号令和2年度  向日市水道事業会計予算について、党議員団を代表し、賛成討論をいたします。  まず、はじめに、本予算案は、先ほど本会議におきまして上程、可決いたしました向日市水道事業給水管理条例一部改正に伴う水道料金引き下げを予定された予算でもあります。新料金体系では、20ミリ口径2か月40立方メートルで契約で、現行料金より20.3%引き下げとなり、多く市民にとって値下げとなるものの、福祉施設や学校などで値上げとなるものであります。こうした社会的施設において水道料金は、負担増とならないよう配慮を求めるものであります。  さて、本市水道行政へ市民関心が非常に強いことが、今年に市が行われた向日市まちづくりに関する市民アンケートからも明らかになっております。これまで本市では、災害対策へ2水源化や、水道水品質管理に努めてこられましたが、2水源一つである府営水道導入は、市民に高額な水道料金負担をもたらしたであります。京都府は、府営水道導入に際して、総工費約1,800億円をかけ、日吉ダム建設負担を、受益者負担もとに、受水契約中で建設負担金や建設負担水量などとして、向日市を含む受水市町に転嫁してまいりました。  平成14年には、建設負担金により水道料金は25%値上げが行われ、並行して、受水量が、平成12年導入時には6,350トン、平成15年には1万1,000トン、建設負担水量導入がなされた平成18年には1万2,500トンと、年を追うごとに増加してまいりました。この間、水道需要伸びはほぼなく、既に安定供給が達成されていたにもかかわらず、建設負担水量時代には、いわゆるカラ水料として、実際に使用している倍水を買わされてきたわけであります。  私ども日本共産党は、この高額な水道料金負担に対して、市民とともに水道料金値下げと、地下水によるおいしい水供給を今日に至るまで求め続けてきたところであります。府営水道は工業用水に、飲料水は地下水でと要望してまいりました。日吉ダム建設負担金も、このダムが工業用水と治水ためダムであり、この建設費を市町村負担とすることは府責任放棄であり、災害対策は府で責任を持って行うべきであることを訴えてまいったところであります。  本市においては、今後建設負担金推移など、市民負担はいつまでかかるかなど、財政や管路更新計画などとあわせて市民に明らかにし、水道行政へ市民期待に応えるべきでもあります。さらに、おいしい西山水系地下水記憶を市民が共有し、社会的なものとして保存するためにも、飲料水地下水利用をふやされるべきであります。  現在、国水道法改正から、水道行政は大きな転機を迎えようとしております。水道を企業営利手段へと変える民営化が、水道事業公共性を大きくゆがめております。民営化布石として、企業参入を安易にならしめんとした広域化によるインフラ整備が国内各所で進められており、日本安心・安全な水が危機を迎えていると言えるであります。本市水道行政におかれては、こうした民営化、広域化濁流に押し流されることなく、市民に安心・安全水供給を継続していただくことを強く求めるものであります。  また、水道はまさに市民生命線であり、市民命を守り、健康で文化的な生活を確保する上で欠かせない極めて重要な施策であります。生活苦による料金滞納から閉栓へとつながることがないよう、お願いするものであります。そして、現下消費税増税市民生活へ影響を最大限に考慮し、平成元年消費税導入時ように、水道料金へ消費税転嫁はぜひとも取りやめていただきたいであります。  新型コロナウイルスによる経済的影響がささやかれている中で、我が党は、消費税5%軽減を訴えておりますし、自民党内部でも、消費税ゼロ提言がなされていると報道されております。本市が国動きを前に、負担軽減さきがけとなることを期待するところであります。  最後に、今回引き下げが行われても、全国的にはいまだ高額な負担となる水道料金引き下げを目指し、今後においても、府営水道受水量、建設負担金見直し、料金引き下げを府に対して求めていただきたく存じます。  市民とともに闘った長年粘り強い運動や、日本共産党府議会議員団と緊密な連携などで、5年ぶりに水道料金が値下げとなったところであります。市民思いが、府政、市政を動かし、府営水道料金引き下げが実現したものでありますことから、高い水道料金引き下げを強く求めてきた市民要求に沿い、本予算に賛成するものであります。  以上をもちまして、私賛成討論とさせていただきます。(拍手) ○(天野俊宏議長)  他に討論はありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  それでは、討論を終結して採決いたします。  議案第7号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第7号は、原案どおり可決いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    ○(天野俊宏議長)  日程第29、議案第8号令和2年度向日市公共下水道事業会計予算を議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第8号について審査経過と結果をご報告いたします。  主な質疑概要といたしまして、一委員より、いろは呑龍トンネル南幹線令和2年度暫定供用開始予定に伴う費用負担について質疑があり、令和3年度から、維持管理負担金が発生するものと考えていると答弁がありました。  一委員より、下水道使用料改定について質疑があり、認定汚水量正確な把握と、和井川1号幹線をいろは呑龍トンネル南幹線に接続した後に考えたいと答弁がありました。  一委員より、和井川1号幹線工事については、通学路でもあるので、事故がないようお願いしたいと意見がありました。  採決結果、挙手全員により、議案第8号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第8号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第8号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第30、議案第26号市道路線認定についてを議題といたします。  本案は、建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。上田建設環境常任委員長。 ○(上田 雅建設環境常任委員長)(登壇)  議案第26号について審査経過と結果をご報告いたします。  特に質疑なく、採決結果、挙手全員により、議案第26号については、原案どおり可決すべきものと決しました。  なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○(天野俊宏議長)  ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  議案第26号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、議案第26号は、原案どおり可決いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第31、長尾美矢子議員ほか2名から提出意見書案第1号中高年ひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書を議題といたします。  お諮りいたします。  意見書案提出者説明については、会議規則第38条第2項規定により省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、提出者説明は省略することに決定いたしました。  次に、質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  意見書案第1号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、意見書案第1号は、原案どおり可決いたしました。  本意見書は関係者に送付することにいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  日程第32、和島一行議員ほか5名から提出決議案第1号新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急決議を議題といたします。  提出者説明を求めます。和島一行議員。 ○11番(和島一行議員)(登壇)  MUKOクラブ和島一行でございます。ただいま上程議題となりました決議案第1号新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急決議について、決議案朗読により説明にかえさせていただきます。  議会運営委員申し合わせにより、提出者は私、和島一行。賛成者、上田 雅議員、丹野直次議員、永井照人議員、長尾美矢子議員、山田千枝子議員でございます。  新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急決議。中華人民共和国湖北省武漢市において発生した新型コロナウイルスによる感染症(COVID−19)は、世界各地に拡大し、多く死者・感染者が発生しており、世界保健機関(WHO)が、「国際的に懸念される公衆衛生上緊急事態」を宣言するなど、国際的な脅威となっている。  我が国においては、2月25日に、政府が、「新型コロナウイルス感染症対策基本方針」を取りまとめるなど、対策を強化しているところではあるが、感染拡大防止には厳しい局面が続いており、国民暮らしに深刻な影響を及ぼしている。  こうした中、本市においては、安田市長を本部長とする「向日市新型コロナウイルス感染症対策本部」を本年2月4日に設置し、感染防止に全力を挙げて取り組んでいただいているところである。  しかしながら、乙訓保健所管内でも感染者が確認されるなど、予断を許さない状況にある。  よって、本市においては、市民安心・安全を確保するため、迅速かつ適切な情報提供を行って市民不安解消に努めるとともに、感染拡大防止に向けて徹底した対策を講ずるなど全力を挙げて取り組むよう強く求める。また、本市議会としても、行政と連携・協力して感染拡大防止に全力を挙げて取り組むものである。  以上、決議する。  令和2年3月17日、京都府向日市議会。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(天野俊宏議長)  ただいま提案理由説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(天野俊宏議長)  ご異議なしと認め、採決いたします。  決議案第1号について、原案どおり決することに賛成方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(天野俊宏議長)  挙手全員であります。  よって、決議案第1号は、原案どおり可決いたしました。  本決議は、関係者に送付することといたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長
     以上で、今期定例会に付議されました事件審議は、全部終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)(登壇)  令和2年第1回定例会閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  まず、新型コロナウイルスによる感染症が世界各地に拡大し、先週11日には、WHO(世界保健機関)から、パンデミック、世界的大流行と表現できると判断に至ったと表明されたところであります。また、国内においても、感染拡大防止には厳しい局面が続いており、国民暮らしに深刻な影響を及ぼしております。  こうした中、迅速に感染拡大防止へ対応を講じていただきました安田市長をはじめ職員皆様に、心から感謝を申し上げます。理事者各位におかれましては、感染防止に全力を挙げて取り組まれる中、今期定例会運営にご協力をいただきましたことに、重ねて厚くお礼申し上げます。市議会といたしましても、本日可決いたしました緊急決議とおり、行政と連携・協力して、感染拡大防止に全力を挙げて取り組んでまいりたく存じております。  さて、今期定例会は、去る2月21日開会以来、本日まで26日間にわたり、市長から提出されました令和2年度一般会計予算ほか各特別会計予算、条例制定や一部改正、令和元年度一般会計ほか補正予算、監査委員の選任、さらには、議員から発議した意見書や決議など重要案件を、慎重かつ熱心にご審議賜り、本日ここに無事閉会することができたところでございます。これも、ひとえに議員各位ご協力によるものと厚くお礼を申し上げます。  また、安田市長をはじめ理事者及び職員皆様におかれましても、本会議や常任委員会で審議間、常に真摯な態度で説明をいただいたところであり、深く感謝を申し上げます。特に今議会におきましては、市民皆様にとって最も重要となります令和2年度当初予算審議に当たっては、住民福祉向上をいかに図るか、活発な議論が交わされたところであります。今期定例会を通じて、各議員から述べられました意見なり要望につきましては、十分にご賢察をいただき、今後市政執行に反映されますようお願いをいたします。  安田市長におかれましては、厳しい財政状況中ではありますが、全庁一丸となって英知を結集していただき、市民生活維持向上と確かな向日市発展を目指した市政運営に努めていただくことをお願いするものであります。市議会といたしましても、果たすべき役割をいま一度認識し、常に行政と緊張感を持ちながら、市政チェック機能を十分に果たすとともに、市民皆様声を市政に反映できるよう、一層努力してまいりたく存じております。  ところで、この3月末をもって退職されます職員方も多数おられるとお聞きしております。今日まで長きにわたり、本市発展ためにご尽力をいただきましたご精励に対しましては、議会を代表し感謝を申し上げます。今後におきましても、健康には十分にご留意をいただき、ますますご活躍を祈念いたしますとともに、これからも大所高所から見守っていただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。  結びに当たり、議員各位をはじめ理事者並びに職員皆様におかれましても、健康には十分ご留意いただき、ご活躍されますことをご祈念申し上げまして、令和2年第1回定例会閉会に際しましてご挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(天野俊宏議長)  次に、市長からご挨拶がございます。 ○(安田 守市長)(登壇)  定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  去る2月21日に開会されました令和2年第1回定例会におきましては、令和2年度予算案をはじめ、令和元年度一般会計補正予算案や、水道事業給水管理条例一部改正など重要案件につきまして、慎重なご審議を賜り、本日ここに、全議案につきましてご可決いただきましたことに厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。  さて、本年度をもちまして、平成27年度に策定いたしましたふるさと向日市創生計画が、5か年計画期間を終了いたします。これまで、計画に基づき、市民皆様はもちろんこと、本市を訪れる方々にとっても魅力的なまちとなるよう、まちづくりを進めてまいりましたが、ふるさと向日市さらなる発展ためには、取り組んでいかなければならない施策はまだまだ多くございます。  こうした状況を踏まえ、新たに第2次ふるさと向日市創生計画を策定し、令和2年度からスタートさせてまいります。とりわけ、来年度におきましては、(仮称)向日市観光交流センターや市役所新庁舎完成を予定するなど、新たな一歩を踏み出す1年となりますことから、議員皆様や市民皆様をはじめ関係各位には、今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  最後になりましたが、新型コロナウイルス影響が各地で出ておりますが、本市といたしましても、本日、この後に対策本部会議を行いますとともに、今後も万全体制をもって対応し、状況に変化がございましたら、議会及び市民皆様にしっかりとお伝えしてまいります。  また、季節変わり目でもございます。議員皆様におかれましては、体調管理と健康には十分ご留意いただきまして、なお一層ご活躍されますことをお祈りいたしまして、定例会閉会ご挨拶とさせていただきます。 ○(天野俊宏議長)  これをもって、向日市議会令和2年第1回定例会を閉会いたします。               午後 3時59分 閉  会 地方自治法第123条第2項規定により署名する。              向日市議会議長  天  野  俊  宏              会議録署名議員  米  重  健  男              会議録署名議員  小  野     哲...