向日市議会 2019-06-21
令和元年第2回定例会(第5号 6月21日)
令和元年第2回定例会(第5号 6月21日)
〇出席議員(19名)
1番 松 山 幸 次 2番 常 盤 ゆかり
3番 丹 野 直 次 6番 米 重 健 男
7番 山 田 千枝子 8番 杉 谷 伸 夫
9番 飛鳥井 佳 子 10番 村 田 光 隆
11番 長 尾 美矢子 12番 福 田 正 人
13番 冨 安 輝 雄 14番 清 水 敏 行
15番 上 田 雅 16番 永 井 照 人
17番 天 野 俊 宏 18番 小 野 哲
19番 近 藤 宏 和 20番 和 島 一 行
21番 太 田 秀 明
〇欠席議員(なし)
〇
事務局職員出席者
事務局長 野 田 真 里 次 長 細 川 隆 司
副課長 松 本 司 議事係長 麻 野 元 嗣
〇
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
特に質疑なく、採決の結果、
挙手全員により、承認することに決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第27号について、承認することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第27号は、承認することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第3、議案第28
号専決処分の承認を求めることについて(平成30年度向日市
下水道事業特別会計補正予算(第4号))を議題といたします。
本案は、
建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
丹野建設環境常任委員長。
○(
丹野直次建設環境常任委員長)(登壇)
議案第28号についての審査経過と結果をご報告いたします。
特に質疑なく、採決の結果、
挙手全員により、議案第28号については承認すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第28号について、承認することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第28号は、承認することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第4、議案第29
号専決処分の承認を求めることについて(平成31年度向日市
一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。
本案は、
総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
天野総務文教常任委員長。
○(
天野俊宏総務文教常任委員長)(登壇)
議案第29号について、その審査経過と結果についてご報告をいたします。
一委員より、
プレミアム商品券についての質疑があり、販売は商工会に委託する。対象者は、業務委託で専用のシステムを構築して抽出する。担当職員は、
プロジェクトチーム員5名で、全庁的に取り組むため、関連部署から併任しており、時間
外勤務手当は国の補助金の対象であるとの答弁がありました。
一委員より、職員の負担になることや、税率の軽減の措置というのは一律に適用されるものであると思うが、国に対して申し入れはしていないのかとの質疑があり、常々、申し入れているとの答弁がありました。
採決の結果、
挙手全員により、承認することに決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いをいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第29号について、承認することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第29号は、承認することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第5、議案第30号向日市税条例等の一部改正についてを議題といたします。
本案は、
総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
天野総務文教常任委員長。
○(
天野俊宏総務文教常任委員長)(登壇)
議案第30号について、その審査経過と結果についてご報告をいたします。
特に質疑なく、採決の結果、
挙手全員により、原案どおり可決することに決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いをいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第30号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第30号は、原案どおり可決いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第6、議案第31
号災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は、
厚生常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
長尾厚生常任委員長。
○(
長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)
議案第31号につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。
主な質疑の概要といたしましては、一委員より、今まで、保証人がいなくて貸し付けを受けられずに困った人はいなかったかとの質疑があり、今まで、
災害弔慰金の対象になるような災害が本市ではなかったとの答弁がありました。
一委員より、申請されてから貸付金の交付までの期間はどのくらいかとの質疑があり、大体1から3カ月かかるとの答弁がありました。緊急を要することであるので、少しでも早く貸付金が届くよう、改善を望みたいとの要望がありました。
一委員より、保証人がいない場合、金利が高いと思えるが、近隣との比較はどうかとの質疑があり、近隣の長岡京市や京都市も同じ1.5%であるとの答弁がありました。
採決の前に、一委員より、保証人を立てる場合は無利子だが、立てられない場合は1.5%の金利になる。どちらも無利子になるよう要望して賛成するとの意見がありました。
採決の結果、
挙手全員により、議案第31号については、原案どおり可決すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第31号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第31号は、原案どおり可決いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第7、議案第32号向日市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は、
建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
丹野建設環境常任委員長。
○(
丹野直次建設環境常任委員長)(登壇)
議案第32号についての審査経過と結果をご報告いたします。
主な質疑の概要といたしまして、一委員より、
下水道事業に
地方公営企業法を適用することに伴い、一般会計からの繰入金がへるのかとの質疑があり、財政課とも協議し、繰入額については検討していくとの答弁がありました。
関連して、一委員より、
下水道使用料の値上げについて質疑があり、経営状況を勘案していくとの答弁がありました。
関連して、一委員より、本条例の改正に伴って、
下水道使用料の値上げはないと理解してよいのかとの質疑があり、そのように考えていただいて構わないとの答弁がありました。
採決の結果、
挙手全員により、議案第32号については、原案どおり可決すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第32号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第32号は、原案どおり可決いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第8、議案第38
号向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
本案は、
総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
天野総務文教常任委員長。
○(
天野俊宏総務文教常任委員長)(登壇)
議案第38号について、その審査経過と結果についてご報告いたします。
特に質疑なく、採決の前に、一委員より、多数の意見を反映するには、議員の定数は多いほうがよく、削減自体に反対であり、選挙を控えているこの時期の提案は誠実ではない。時間をかける必要があるため、反対であるとの意見がありました。
一委員より、時間をかける必要があり、議員全員の合意が理想である。定数については慎重に考えていかなければならない問題であり、改選後に
特別委員会等で時間をかけて検討することが望ましいとの意見がありました。
一委員より、
地方自治法の改正により、議員定数はそれぞれの地方議会で決定できることになった。議会の力は強くする必要があるし、基本的には、削減の方向が時代の流れではあるが、前回の削減は1年以上の期間を経て、
委員会付託ではなく、順番を踏んで一定合意した結果での提案であったと思う。2名減についてもふさわしいのか、一定の時間をかけて議論をする必要があり、今回は選挙前の時期で、拙速な提案につき賛成できないとの意見がありました。
一委員より、突然の提案であり、違和感がある。賛成はするが、議会が円滑に進むようにする必要があるとの意見がありました。
採決の結果、挙手少数により、否決することに決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いをいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を行います。
まず、賛成討論を求めます。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
20番、
和島一行議員。
○20番(
和島一行議員)(登壇)
おはようございます。
MUKOクラブの和島一行です。議案第38
号向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、賛成の立場から討論いたします。
まず、この提案に対しましては、急に降って湧いた話ではなく、前々から、会派の中では話していた経緯もありますので、この2名減の提案には、今までの議員定数の減の経緯を聞かずに、ただ単に他市と比べたデータがありましたので、それを見て即賛成者にならせていただきました。
昨今、議員の
政務活動費をめぐり、さまざまな不祥事があることに、議員報酬の話、
政務活動費の話、各政党・各議員の話、議員の活動状況、もちろん議員の数などを話す機会がございます。市民が、国民が、政治に関して、とても関心がある事案は、やはり自分たちの生活に直結するお金の話でもあります。私たちは一生懸命働いているのに、議員は、議員報酬をたくさんもらっている。
政務活動費をごまかしては自分たちの小遣いにしているなどの話を言われることがあります。なかなか政治家のイメージはよくなっていないのが現状でございます。
でも、ありがたいことに、中には、インターネットを利用して、本市の議員報酬のことを調べて、少ないのに大変やなとねぎらいの言葉をかけていただくこともあります。この議員定数に関しては、実際問題、議員の我々の身にかかってくる大きな問題でございます。しかし、市民が思っている一番の議会の改革、それは
議会報告会もありますが、議員の定数がまさっていると私は感じました。なぜなら、署名活動で、こちらから署名してくださいとお願いしているのでもなく、看板をぶら下げているだけで、向こうから駆け寄ってきて、書きます。で、書きながら、この件について話をするんですね。そこまで関心が高いということがうかがえます。
今までの経緯で、平成11年、26名から24名に削減、平成22年に24名から20名に4名削減されましたが、当時、私は存在しておりません。そのときに、議員削減の会議が何年間で何回行われたのか、どのような反対理由があったのか、最後、どのような合意で決着がついたのか、その後、困ったことが起きたのか、わかりませんが、この2名減で、果たして議会にどれだけのダメージがあるのか、市民にどれだけのダメージがあるのか、2名減ったら、市民の声が届かなくなってしまうのか、2名減ったら
チェック機能がぐんと下がってしまうのか、私にはわかりません。
ただ、この署名していただいた794名の方に当たっては、近所や知り合いの方にお願いをして署名をしていただいたのではなく、まぎれもない本心で書いてくださったものでございます。この794名の署名をくださった市民の方々が私の背中におられる以上、この議案には賛成する立場として、これからも頑張っていきたいと思います。
以上です。ありがとうございました。
○(
永井照人議長)
次に、反対討論を求めます。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
6番、米重健男議員。(拍手)
○6番(米重健男議員)(登壇)
皆様、おはようございます。
日本共産党の米重健男でございます。ただいま上程されております議案第38
号向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、党議員団を代表しまして、反対の立場で討論をさせていただきます。
本条例でございますが、改正の内容は、現在の議員定数を20人から18人に改め、公布の日から施行し、この条例による改正後の
向日市議会議員の定数を定める、この条例による改正後の施行の日以後、その期日を告示される
向日市議会議員の一般選挙から適用することとあります。この議案第38号
向日市議会議員の議員定数を定める条例の一部を改正する条例についてでございますが、この提案は、向日市の今後、将来を決める上でも非常に大切な議案であるということは存じております。また、市民及び行政の皆様におかれましても、同じ考えであることかと思います。
さて、反対の理由でございますが、まず、第1点目といたしまして、平成29年12月の全国市長会の調査であります。この調査によりますと、議員の定数、全国平均では、単純な平均ですと23.8名、人口が5万人から10万人、向日市と同程度の規模の市区であれば21.1人であるということでございます。本市議会は、この平均は満たしておりません。以前、
地方自治法によれば、議員の上限定数は30名となっておりました、本市自治体の規模においてでございますが、目安として、おおむねその上限の範囲内ということでございました。
一方、本市では、平成24年に20人まで定員を減らしてございます。その中で、現在において、当時よりも人口がふえており、市民の数を代表するというものであれば、この議員定数は増員も検討されてしかるべきものではないかと考えます。単純な定数減の問題においても、二元代表制の機能を損なうことになるものと考えております。行政への監視や請願の紹介など、広範な市民の声を市政に反映させる機会を市民から奪うものであります。
一例といたしまして、前回、24名から20名に定数減になりましたとき、我が党派は8名の議員が6名となりました。我が党派の問題だけではございません。これは実質的に8人でいろいろと聞いていたことが6人分になるという、物理的な減少ということもあります。当然、質問の数もへりますし、もう単純に考えまして、市民の声を紹介させていただく機会というのが非常にへっているわけでございます。
それで、もう一つ、このまま議員定数を削減していくとどうなのかということでございますが、今、この議場におられる議員の方々、会派にして、無所属の方も含めて8の所属、または、その会派の中でも立場の異なられることを含めれば10以上の所属がございます。そうした中で、さまざまな市民の意見を代表されて、この場へおこしになっているわけでございます。定数の削減を進めていくということは、その意見をこの議会で紹介していただく、市民の声を議会へ反映させて、市政に反映させていただくという機会そのものを奪うことになってしまうと考えております。非常に、民主主義として危険な状態ではないかと思います。議員定数の削減というのは、そうであるからして非常に、慎重に考えなければならない問題であると考えております。
反対理由の二つ目でございますが、この提案が非常に拙速であったことでございます。この議案による施行の日以後、その期日を告示される
向日市議会議員選挙でございますが、現在、8月4日に予定されている市会議員選挙からの適用ということになります。さて、そうなりますと、既に6月15日には、この立候補者向けの説明会というものが、選挙管理委員会において行われております。こうした中で、その説明会の以後において、議員定数の削減を決定する、定数について変更を行う、これが議会として責任がある態度ということであるかということでございます。私は、これは少し無責任に過ぎるのではないかと考えております。
反対理由の3にも含まれることでございますが、また、非常に拙速であると、これ、議員定数というのは、やはり市民の参政権にかかわる問題でございます。非常に慎重に決してしかるべきものであります。本議会の構成される議員の方々、4年前の選挙で当選され、この場に来ておられますが、その4年前の時点で、議会活性化特別委員会というものがありました。議会の活性化について審議するということでございますが、当然、議員定数の問題についても、その場で扱えたことかと存じます。この提出されている議員の方においても、議会活性化特別委員会の委員であられましたし、当然、その場で提案をされることもできたはずでございます。しかし、この4年で一度も提案はございませんでした。その議論を尽くすことも可能であった場での提案がなかったのに、この選挙直前になって、急にこの提案がなされたということでございます。市民の代表の数をどうするかという問題でもあり、広範な市民の意見を取り入れるべき課題でもございます。議会活性化委員会などの、それにふさわしい委員会の場で徹底した審議が尽くされるべきであったかと考えております。
そう考えますと、この提案、そうした審議を経ないままに、現在、提出されております。我が党といたしましては、定数の削減そのものには反対ではございますが、それでも議会での審議、委員会でのしっかりとした審議というものが必要ではなかったかと考えております。そうした手順を経ていない条例でございます、提案でございます。このような理由で、我が党といたしましては反対するものでございます。
最後に述べさせていただきます。決して議員の提案権を阻害するものではございません。でありますからして、条例の提出そのものについて云々ということは、我が党では意見を持ち合わせておりませんが、しかし、それでも議会の民主主義という点を考えれば、各議会で、各会派の間でそれぞれ意見を持ち寄って議事の運営も決めておられることと思われます。そうした中で、やはり、拙速な提案というものがいかがなものであったかというふうに考えるわけでございます。我が会派、議員定数削減には反対ではございますが、それでも提案されるのであれば、やはり慎重な議論を尽くしていかれるべきかと思います。
以上をもちまして、私の討論を終わらせていただきます。(拍手)
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
13番、冨安輝雄議員。(拍手)
○13番(冨安輝雄議員)(登壇)
公明党議員団の冨安輝雄でございます。ただいま上程議題となっております議案第38
号向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、公明党議員団を代表し、反対の立場から討論をさせていただきます。
平成22年第4回定例会におきまして、
向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正が、当時、賛成多数で可決をされ、その後、平成23年の
向日市議会議員選挙において、条例が適用され、それまでの議員定数24名から4名削減し、現在の定数20名となりました。そこに至るまでには、平成21年12月21日の本会議におきまして、市民の代表8名から提出された議員定数の削減を求める請願が採択されましたことを受けて、全議員による議員定数削減検討会議を設置し、さまざまな角度から意見を出し合い、賛成、反対の両意見からの真剣な議論が、約1年間かけて行われ、公明党議員団も賛成をさせていただき、条例改正に至った経緯がございます。
議員定数については、我が会派といたしましても、真摯に議論を尽くす姿勢でございます。しかしながら、今回の改正案については、8月4日に市議選を控えた直前の提案であり、議員定数についての本質的な議論を尽くすために十分な時間があるとは思えません。これまでに議会活性化特別委員会などで、議会におけるさまざまな課題について、各会派から検討項目を出し合い、議論を重ねてまいりましたが、議員定数削減については、議会活性化特別委員会での検討項目としても上がっておらず、また、議会運営委員会や会派代表者会議でも検討をすることはされておりませんでした。
また、議員定数の変更につきましては、各
常任委員会の構成にも影響するため、
常任委員会の名称や委員の定数及びその所管の変更など、委員会条例の改正も含め検討しなければなりません。
議員定数のあり方については、各議員が、市民のご意見もしっかりとお聞きし、議員全員の意見を出し合い、議論を重ねた上で合意を目指すべき課題であり、十分な議論を尽くす時間がないこの時期に拙速に結論を出すべきではないと考えますことから、現時点では、本議案に賛成できないことを申し上げまして、会派を代表しての討論とさせていただきます。
以上でございます。(拍手)
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
8番、杉谷伸夫議員。
○8番(杉谷伸夫議員)(登壇)
杉谷伸夫でございます。
向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正に対して、反対討論を行います。
本条例改正は、
向日市議会の議員の定数を20から18に削減する内容ですが、私は、今回、この改正を行うことに反対し、以下、反対理由を述べます。
提案者による理由は、1、近隣市と比較して人口当たり、あるいは面積当たりの議員定数が多いこと。2、過去に議員定数を26から24へ、さらに20へ削減してきたが、何ら問題なく、削減することによる市民の不利益はないこと。3、この状況を放置することは財政面で市民の不利益になること、主に以上ではないかと思います。この提案理由からは、本条例提案の主な目的は財政支出の削減にあり、2名削減しても何ら議会の機能には問題はないとの見解だと考えます。
市民代表としての議会の果たすべき機能が、議員の数を2名減らしても問題ないかどうかというのは大変検証のしにくい問題です。提案者は、過去の定数削減でも、何ら問題なかったし、今回も問題はないと主張されますが、果たしてそうでしょうか。この間、自治体議会をめぐっては、全国で市民の方々からさまざまな厳しい批判の声を受け、議会の改革が叫ばれてきました。そして、多くの議会で、議会改革と称して、議員定数の削減ばかりが進められてきたわけであります。ばかりと言うと言い過ぎではありますが。しかし、私の見るところ、議員定数を削減すれば、それだけ議会の機能が弱まり、その結果、さらに議会に対する市民の期待が薄れ、投票率が低下し、議員定数削減の圧力が強まり、議員の数を減らす。それがさらに議会の機能を低下させるという悪循環になってるのではないかと思います。
はっきりしていることは、議員定数の削減が議会の機能の強化、少なくとも市民の皆様の信頼を高めることにはつながっていないということであります。提案者は、常日ごろ、自由闊達な議論を求め、議会が本来の議事機関としての役割を発揮するよう、議会の改革を主張され、実践してこられたことに、私は常日ごろより学ばせていただいております。であるからこそ、本条例改正が議会の機能強化を進めるためのものとして提案されなかったことを大変残念に思っています。
もちろん、財政支出の削減は重要なテーマであり、少しでも無駄の削減に努力することは当然です。しかし今、自治体の議会に突きつけられている最大の課題は、地方自治体の住民代表として、議会に求められている機能、役割をいかに発揮するかであると思います。市長と違い、議会は、市民の多様な意見を、さまざまな議員が代弁することで市政に反映させていく機能や、市民にかわって行政をチェックしていく機能を持っていますが、単に議員の数をへらすだけでは、その機能が、提案者の主張されるように何ら問題ないはずはなく、へらせば、へらすだけ機能が低下し、弱体化するのは当然のことであります。議会の機能強化のための改革の一環として取り組まれない限り、議員定数の削減だけでは議会の機能の弱体化にしかならないと私は考えます。
後の議題となる市民オンブズマン設置を求める請願が出されていますが、これは議会の機能を補完し、強化する一つの提案であると私は考えます。こうした市民の皆様の提案も積極的に取り入れ、市民の皆様が求める議会の役割を果たせるよう、私も議会の抜本的な改革を進めていくために努力したいという意思を表明しつつ、本条例改正に対しては反対させていただきます。
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
18番、小野 哲議員。(拍手)
○18番(小野 哲議員)(登壇)
おはようございます。
新政クラブの小野 哲でございます。議案第38
号向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、新政クラブを代表して、反対の立場から討論を行います。
平成23年に行われました選挙に向けて、定数24から4名定数を削減し、20名とした改革が行われました。その際、約9カ月間、10カ月間だったでしょうか、議員定数削減検討会議を通して討論を行いました。結果として、一つの会派は反対ということでありましたが、私は、一定の必要な合意を経て、賛成多数で議員定数の削減が行われたと理解しております。それ以後、執行されました
向日市議会議員選挙において、定数名で実施され、現在に至っているわけであります。
我々は、この期におきましても、議会活性化特別委員会を設置し、私の言葉で言えば、議会力の向上と開かれた議会を目指して、それぞれの会派の立場から、それぞれの課題を出し合い、取り組んできたと思っています。まだまだ道半ばでありますが、徐々にではありますが、少しずつ改革が進んできている状況であると理解しています。特に、私の考えでは、今後、本市が委員会審議主義をとっていることから、委員会審議が充実したものとなるよう、特に委員会運営のあり方の検討が必要、非常に大切であると思っています。執行部への監視機能強化をする上で大切な取り組みであり、しっかり検討を行っていかなければならないと思っています。
また、一方では、常に効率的な議会活動ができるような努力もしなければなりませんし、その取り組みの一つとして、議員定数削減の検討も避けて通れない課題であると存じていますが、この間、この定数削減については、当該活性化特別委員会で取り上げることはなかったように理解をしております。残念ながら、議会や議員の活動に対する不信感から、議員を減らせという議論は常に存在し、また、選挙や政争の道具に使われることもあります。私たちは常に、あるべき市議会や議員の仕事を意識して、公務・政務活動に当たらなければならないと、また改めて思うわけであります。
市長と議会は、直接選挙で選ばれた、市民の信託を受けた代表機関であり、議会は多人数による合議制により、市長及び執行部と切磋琢磨しつつ、市民の意思を市政に反映させ、向日市のために最良の意思決定を行うのが使命であると考えております。私は、特に大切なのは、議会における合議制ということであると考えます。合議のために、いたずらに時間をかけることは好ましくありませんが、一定の時間、重要案件においては、時間を費やさなければならないと思います。議会の多様な意見を尊重しながら議論し、合議に導こうとする進め方は、私は地方議会の根幹であると思います。
そういった視点で、今回の議案第38号の提案は、これまで本市議会において積み上げられてきた議会運営のあり方からは、やや逸脱するものであると考えております。議員定数削減イコール市の支出削減という考えが先行した議員定数の削減は、議会力の劣化につながることを懸念いたします。議員定数の削減を取り上げる以上、少なくとも議員定数削減後の
常任委員会のあり方についても、当然、議論する必要があります。本市においても、
常任委員会の構成を十分に考慮しつつ、定数削減の数の議論から行う必要があると考えます。
今回の議案第38号の提案においては、任期直前の本定例会で、1週間前の議会運営委員会で提案がなされましたが、市民の代表たる議員の定数を減らすために必要な合議を行う期間が、あまりにも短すぎると言わざるを得ません。新政クラブといたしましては、議案第38号の提案については、次の任期の議員に、議会力向上とあわせて議員定数削減についてもしっかりと議論していただき、一定の合議が得られるよう進めていただくことを申し送りさせていただきまして、本議案については反対とさせていただきます。(拍手)
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
9番、飛鳥井佳子議員。
○9番(飛鳥井佳子議員)(登壇)
社民党の飛鳥井佳子でございます。
向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正につきまして、賛成討論を行います。
私は、32年前の初当選時、26名であったころから、定数削減に賛成してまいりました。24人から20人に改めました直近の削減時にも、唯一賛成討論をいたしました。その当時の私の賛成理由は、1、財政難。2、面積が向日市はとても狭い。3、一人一役の役職すら、議員が多過ぎて当たっていない人もいる。4、他市に比べて議員数の比率が高い。5、議会を通さなくても、市民個々のニーズは行政が解決してくださいますので、本来の仕事は条例や制度をつくるのが本業であるからなどです。反対者の方のご意見は、夕張みたいに人口が減っていないじゃないか、何が根拠になっているのかとか、向日市のために働いてきた、へらせば手柄みたいだとか、一部の人が請願を出してきて、民意ではないとか、削減ありきでなく、議員も生活して食べていかなあかんとか、明治時代と比べて少ない、昔は人口100人に1人やった、つまり550人いるということなどでした。
このときは、12月の本会議で、市民8名から削減への請願が提出されており、翌年3月の議員全員協議会で議員定数削減検討会議が設置され、この会議を3回も開催し、さまざまな角度から検討の後、平行線であったため、11月5日に本会議で決定することを決めました。そして、11月25日の会議において真摯な議論を重ね、24名から20名に削減する条例改正案を提出することになりました。丸1年かけて、全議員が考え抜いた結果であります。
このときの議事録を読みますと、提出者の説明をされた市議の方は、このようにおっしゃっていました。『これは賛成している議員全員の結論でありまして、私が提出者となっておりますけれども、提出者、賛成者の区別なく、全員の総意であることを申し添えます。今回の議員定数削減に当たり、議員全員のご参加のもと、賛成派も反対派もオープンな場で真剣に議論ができましたことは、開かれた議会を目指す本市議会の今後の議会運営にとりまして、大きな収穫となりました。』とおっしゃっていました。それでも、当時は、「正論が通ったからといって従う必要はない。」というご意見もあり、「市職員の方々が、よく勉強しておられるので、議員を減らすと職員の方々についていけない。」というとんでもない話もあって、そんな不勉強な議員が、市民の命にかかわる予算・決算を審議していることぐらい、恐ろしいことはありません。
また、その前の平成11年6月に26人から24人に改正したときにも、私は、3人の女性会派、市民ネットワークの代表として3名削減を要請いたしましたが、1名でなければ一切応じられないとおっしゃる会派もあり、会議の末、市役所で両者が議論し合い、譲り合って2名減で議長が取りまとめ、統一する、このようにやることが普通だと私は思ってきました。そして、この問題は議会全体にかかわることですので、今回のように1会派だけで、こんなに選挙直前に持ち出すことは大変乱暴だと思います。
26名から、今回の20名へと、これまで削減に協力してきた私でございますから、もちろんこれからも削減を主張してはまいりますが、しかし、今回の太田議員が紹介議員として突然提出された請願とか、このような行動には、怒り心頭であります。なぜなら、こんな提出のやり方で、こんなに改選直前でございますから、通るはずがないからであります。採択されないことを十分ご存じであるはずです。でも、さも市民には削減案が通るかのように言って署名をいただくというのは、実に無責任なパフォーマンスでありますから、滑稽です。これは太田議員らしい、いつもの巧妙で、老獪なやり方が見てとれます。
太田議員は、3人の
MUKOクラブの代表で、この会派から、議会運営委員会に和島議員を会派から送り出しておられます。その和島議員は、4月23日の議会運営委員会での永井議長や、山田委員長さんや、各会派の委員が同席されている会議の中で、改選直前であるから、今から全員で何名減にするとか、話し合いをするいとま、時間がないので、この件は改選後の新しい議員で決めてもらいましょうという合意、結論であったことを会派代表の太田議員に伝えられたはずです。にもかかわらず、5月20日になりまして、6月定例議会直前の1週間前の議会運営委員会があった日に、太田議員の、全員に説明をさせてほしいということで、私も参加いたしました折には、自分には提案する権利があるという勝手なものでしたが、それなら、一体、
MUKOクラブという会派は、この件について、3人で何の話し合いもせずに、会派代表の意思を知らぬまま、和島議員を委員会に送り出しておられたということになります。議会運営委員会の存在意義は、これでは全くなくなってしまいます。わかりますか。
和島議員は、4月23日には、全く反論もされず、今度は抜き打ち的に太田議員に従い、やりたいようにおやりになっていることになりまして、民主的な議会ルールをご存じないことになり、批判の的となり、気の毒であります。7月の選挙の事前説明会が6月15日にありまして、そのことを、日付を知っていながら、この件の本会議最終日の本日まで、議員定数も決定しないままで、出馬をお考えの新人議員には本当に申しわけないことだと思います。私は、この席上、太田議員が共産党さんだけには言わなかった、誘わなかったとおっしゃったのには、本当に驚きました。20名のうち最大会派の6名おられた方々を排除するのは民主的ではありません。そして、いつも削減を本会議でも言ってきた私を差しおいて、電話一本で提出後に賛同人になってくれとおっしゃる。私は、何で太田議員に従わされ、彼の下に、その他大勢で名前を書かねばならないのか、みんなで共同提案はできないのでしょうか。何で今なんですか、何で2人削減なのですか。全くよくわかりませんで、もっと早く、それなら4年前から相談をかけて、みんなと同じ話し合いのテーブルにのせて、正々堂々と主張し、実行されないのかと大変残念に思いました。
太田議員は、会派代表者会議にも出られるし、もちろん、議会運営委員会でも、いつだって提案できたのに、なぜ、よりによってあと選挙まで1カ月そこそこの今日6月21日か、全くわけがわかりません。このやり方では、この削減案は通らないことを百もご承知ですから、太田議員1人の人気取りのメリットがあるのかもしれませんが、あまりにも天上天下唯我独尊、つまり、この世で自分ほど偉いものはいないという、うぬぼれている人がよくやるやり方ですけれども、削減にはなりませんので、今回、真面目に署名された市民の方々が、どれほど悲しまれていることでしょう。
紹介議員というものは、請願を通す責任があります。結果を知りつつ署名をお願いして、その方々にどの面下げて負けのご報告に行かれるのでしょうか。こんな無礼なことをして、反対した議員の方々を悪者にしてはいけません。とにかく勝てないとわかっている勝負に、数を読みもしないで市民を巻き込み、自分だけがヒーローになろうという保身の浅ましさがチラチラ、見え見えでは、私は、よくこんな恥ずかしいことを大の大人がするものだと哀れに思います。こういうことを、我々業界用語ではありませんが、ためにする請願と申しまして、例えば、表題にはいいことが書かれていても、内容をよく読めば、議会に責任を持つ議員には挙手できない文言が練りこまれていて、負けてもいいやと考えなしに提出されるのが自己中心の、おのれのためにする請願でありますが、今、どこの議会もですが、議員のなり手がなかなかないご時世に、今度の選挙に出馬準備をしてくれている新しい議員候補もおられ、多くが女性らしいというので、特にうれしいです。
以前、太田議員は、この件について、新人を出しにくくさせましょうと冗談めかしておっしゃっていましたが、私は、何党に限らず、女性がもっとふえるべきだとふだんから思っていますので、唯一女性センター設立予算に反対された太田議員とは相入れません。しかし、私は早くから、この私のリーフレット3万枚を公約として全市民に配布しておりまして、これに議員定数削減を明記しておりますので、反対することもできませんので、賛成はいたしますが、どうか市民の皆様には、我々議員が、この4年間、一生懸命頑張って働いてきたこと、つらいこともいっぱいあったけれど、お互い励まし合って、党派を超えて真面目に市民の幸せを考え、議会をつつがなく務めてきたことをご理解いただきたいと存じます。
そして、この請願の結果のみで判断せず、来るべき8月4日には、どの議員候補が本当に向日市にとって必要な議員であるかを冷静にご判断いただきますよう心から願いまして、賛成討論とさせていただきます。
以上です。
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
21番、太田秀明議員。
○21番(太田秀明議員)(登壇)
ありがとうございます。討論ではございません。議会で何を言ってもいいということにはなりません。私は、今の飛鳥井議員の発言に対して、全く不愉快であり、怒り心頭でございます。内容については、全てがうそではありませんが、ほとんど脚色されている。全く話にならない。そこで、
地方自治法第133条、「普通地方公共団体の議会の会議又は委員会において、侮辱を受けた議員は、これを議会に訴えて処分を求めることができる。」と、この法律にのっとって、私は名指しで非難をされましたので、議長に対して、処分を求めるものであります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
ここで議事の都合により、暫時休憩いたします。
(休 憩) (午前11時10分)
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長) (午後 1時58分)
定刻であります。
ただいまの
出席議員数は定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。
よって、休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩前の太田議員からの
地方自治法第133条の申し出については、休憩中に太田議員から、今後の各議員の発言は十分慎重に調整の上、発言いただくことをご確認いただきたいとの趣旨であったとのことでした。
そこで、休憩前中に議会運営委員会を開催し、各議員の発言は十分慎重に調整してから発言することについて、一般選挙後の議員に申し送ることを確認いたしました。
よって、日程第8の議事を継続いたします。
議案第38号について、討論はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
それでは、討論を終結して採決いたします。
議案第38号について、原案どおり決することに賛成の方は、起立願います。
(賛 成 者 起 立)
○(
永井照人議長)
起立少数であります。
よって、議案第38号は、否決することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第9、議案第33号令和元年度向日市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案は、3
常任委員会に分割して付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。はじめに、
長尾厚生常任委員長。
○(
長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)
議案第33号、本
委員会所管分につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。
主な質疑の概要として、一委員より、子育て支援医療について、中学生も小学生並みの自己負担200円にできない理由について質疑があり、京都乙訓医療圏は医療機関が非常に多く、前回の制度改正においても、予測を上回る医療費の増加につながった例もあることから、将来的な財政負担も考慮し、また、京都市や大山崎町での実施状況を踏まえ、府の基準どおりで実施したいとの答弁がありました。
一委員より、中学生の外来自己負担額を200円にしたとしても、今回の府の制度拡充による補助金の増加分と差し引きすれば市の負担はなく、実施できるのではないかとの質疑があり、子育て環境の充実について総合的に判断した結果、本市で2カ所目となる病児・病後児保育施設の建設等に財源を活用させていただいたとの答弁がありました。
一委員より、骨髄移植後の任意予防接種再接種費助成事業について質疑があり、現在、該当者はいないが、1年分を予算としている。全ての予防接種を一度に受けることはできず、1年間では受け切れないので、二、三年かけて接種していただくことになるとの答弁がありました。
一委員より、手話言語条例推進事業についての質疑があり、聴覚障がい者用情報受信装置「アイドラゴン」は、災害時に避難された、聞こえない方が手話で情報を取得できるよう、保健センターや市民体育館で使うものである。手話講座のステップアップ講座は、入門と基礎講座に間隔があかないよう実施し、円滑な基礎講座への移行を図るものであるとの答弁がありました。
一委員より、子どもの学習支援について質疑があり、平成30年度は延べ192人、実人数12人に支援しており、担当のケースワーカーから困窮世帯の対象者に声かけを行っているとの答弁がありました。
その他、活発な質疑があり、採決の前に、一委員より、子育て支援医療費助成の、より一層の拡充を早期に実施されること、東田中瀬の保育所と病児・病後児保育施設は安全にかかわるので、大至急に説明会を実施されることを要望し、賛成するとの意見が述べられました。
一委員より、2歳児の幼稚園型一時預かり事業は以前から要望していたことで、実現されることについて評価する。市民の皆さんに利用していただけるように、しっかりと広報していただくことを要望し、賛成するとの意見が述べられました。
採決の結果、
挙手全員により、議案第33号、本
委員会所管分については、原案どおり可決すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○(
永井照人議長)
次に、
丹野建設環境常任委員長。
○(
丹野直次建設環境常任委員長)(登壇)
議案第33号、本
委員会所管分についての審査経過と結果をご報告いたします。
主な質疑の概要といたしまして、一委員より、道路整備を推進するに当たっての新しい安全対策について質疑があり、主に歩行空間の確保や自転車走行レーン整備、通学路の安全対策であるが、新しい安全対策として、大津市の事故があったことから、保育所と現場で立ち会いを行い、その場に適した安全対策を検討していくとの答弁がありました。
一委員より、「ぐるっとむこうバス」の北ルートにおいて、ジャンボタクシーの定員を超える乗員がいた場合の対応、長岡京駅阪急バスの減便について質疑があり、北ルートの追加配車については、運行事業者のタクシー業者と調整し、しっかり準備していきたい。長岡京駅阪急バスについては、運転手不足や乗客が少ないため減便案が提案され、地域公共交通会議で承認されていた。いずれにしても、「ぐるっとむこうバス」だけでなく、既存路線についても認知度向上に努めていきたいとの答弁がありました。
一委員より、資源ごみ回収拠点で、その他プラスチック、蛍光灯なども回収できないかとの質疑があり、その他プラスチックは軽いため風で飛びやすく、蛍光灯については水銀が含まれているため危険である。庁舎の建て替えの際、現庁舎で行っている回収場所を大きくする予定をしており、実施できるか検討していきたいとの答弁がありました。
一委員より、JR向日町駅東口開設推進事業の進捗状況と、議会に対する報告について質疑があり、市の負担を少なくするため、事業費の削減や費用配分について、ぎりぎりの交渉を行っている。JRにとっても重要な事業であり、社内でも協議に相当時間がかかっている。大変厳しい交渉を行っている最中であり、現時点で明確に報告できる状況ではないとの答弁がありました。
一委員より、自治会が電柱に防犯カメラを設置した場合の費用について質疑があり、占用料が自治会に請求される可能性があるとの答弁がありました。
その他、個々の道路・水路整備、公共工事に関することなど活発な質疑・意見がありました。
採決の結果、挙手多数により、議案第33号、本
委員会所管分については、原案どおり可決すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。
○(
永井照人議長)
次に、
天野総務文教常任委員長。
○(
天野俊宏総務文教常任委員長)(登壇)
議案第33号、本
委員会所管分について、その審査経過と結果についてご報告いたします。
一委員より、文化遺産の活用についての質疑があり、都市部で、これほどまでに文化遺産を所有しているところはないので、この資産を市内外に活かしていきたい。また、子どもたちにも、ふるさと向日市を誇りに思ってもらえるように市を挙げて取り組みたいとの答弁がありました。
一委員より、特別支援教育支援員配置事業の拡充についての質疑があり、時間数をふやすものであるとの答弁がありました。
一委員より、乙訓古墳群についての質疑があり、古墳群としての連携がないわけではないが、各自治体が中心となる事業であり、まず、公有化を目指しているところは足並みがそろっているところである。また、乙訓古墳群は、古墳時代の盛衰が教科書的に見られるものであり、観光振興にも役立てていきたいとの答弁がありました。
一委員より、乙訓古墳群の整備についての質疑があり、用地買い上げの財源は地方債であり、8割の国庫補助、1割の府交付金、本市負担は1割である。整備に関する財源は、国庫補助が50%、残り50%のうち90%が起債対象である。整備の規制は、掘削や既存の遊具等や外来木などの植栽は規制されているとの答弁がありました。
一委員より、上田家住宅についての質疑があり、事業費は1億3,000万円で、土地は史跡長岡宮、建物は国登録有形文化財である。内裏の内外の塀を整備し、都市近郊の農家住宅として現況有姿を大切にしながら、観光拠点として整備する。運営については、現在、庁内の関係部局の職員でプロジェクトチームを結成して、先進地事例を参考に検討している。8月から9月に工事着手し、年度内の完成を目指している。内装は令和2年度着手、令和3年度に開所予定であるとの答弁がありました。
一委員より、乙訓古墳群の整備期間についての質疑があり、それぞれの古墳に合わせた整備活用方針を検討する必要があり、5年から10年の期間で考えていきたいとの答弁がありました。
一委員より、堺市と同様に、古墳群の活用と物集女城跡などの活用も未来に向けて検討してほしいとの要望がありました。
一委員より、図書館開館35周年事業についての質疑があり、特別展は開催するが、式典等は考えていない。改修については2月実施予定であるとの答弁がありました。
一委員より、サラトガ市との友好交流が深まるように、また、タイ王国との交流もお願いしたいとの要望がありました。
一委員より、マスコットキャラクターについての質疑があり、タケノコのキャラクターが全国に多くあるので、今後の活用を考え、商標登録を行っているとの答弁がありました。
一委員より、女性活躍推進事業についての質疑があり、女性活躍センターは利用料の必要な施設として運営しているが、市民の皆様にとって利用しやすい施設となるよう、工夫していきたいとの答弁がありました。
一委員より、女性活躍センターの利用について、女性活躍の推進を中心に、丁寧に説明して、利用をふやしてほしいとの要望がありました。
その他、活発な質疑があり、一委員より、採決の前に、観光による歳入がどうなっているのかわからない。もっと福祉に向けてほしいとの意見がありました。
採決の結果、
挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いをいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を行います。
まず、反対討論を求めます。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
次に、賛成討論を求めます。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
18番、小野 哲議員。(拍手)
○18番(小野 哲議員)(登壇)
新政クラブの小野 哲でございます。ただいま上程議題となっております議案第33号令和元年度向日市
一般会計補正予算(第2号)に対しまして、賛成の立場から、新政クラブを代表し、討論を行います。
討論の前に、6月18日夜に、新潟・山形で発生いたしました最大震度6強の地震で被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。一日も早く通常の生活に戻られますことをお祈り申し上げます。
さて、安田市長におかれましては、本年4月の市長選挙におきまして、見事に2期目の選挙戦を勝ち抜かれ、再任されました。選挙戦を通じて訴えられましたことを中心に、2期目の市政運営を着実に進めていただくようお願い申し上げます。
所信表明で述べておられましたが、1期目は、まず着手してみることが何よりも重要ということで、実に多岐にわたる事業に取り組んでこられました。多くの重要事業が継続進行中であり、2期目においても、そういった事業に対して引き続き取り組まれることになります。2期目の安田市長のもと編成された令和元年度向日市
一般会計補正予算では、予算規模は、補正予算額で10億3,095万円、補正後の一般会計予算は208億1,039万円と、200億円を超える過去最大の積極的な予算となっております。
それでは、まず、この令和元年度
一般会計補正予算(第2号)におきまして、評価できる点から述べさせていただきます。市長選挙で公約として掲げられました三つの主要施策に沿って述べさせていただきます。
まず、1点目の「歴史を活かした活力と魅力あるまちづくり」において、歴史・文化資源の整備として、五塚原古墳及び寺戸大塚古墳の史跡指定地を、国の補助金を活用し、買い上げを行い、歴史の魅力あふれるまちづくりを進められることを挙げたいと思います。整備完了までにはかなりの時間を要することと存じますが、市民の憩いの場となるよう、着実に進めていただくようにお願いしたいと思います。
さらに、快適で便利のまちづくりとして、第3次向日市都市計画マスタープランの策定を挙げられていることを述べたいと思います。中・長期的な視点に立って、令和の時代の向日市の骨格を示す計画となるよう進めていただくようお願い申し上げます。
次に、鉄道関連事業として、JR向日町駅東口開設推進事業にかかわる調査及び支援にかかる予算についてであります。本市のこれからの活力の源となる事業であります。安田市長の市政の2期目の中核事業になると存じますので、国、府、そして民間事業者と連携をとりながら、着実に進めていただくようお願い申し上げます。我々議員団も、国、京都府、そして京都市の議員さんたちと議員連盟を通じて、しっかりと応援してまいります。
次に、2点目の「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」におきましては、少子化対策、子育て支援として、保育所施設の改修や民間保育所への建設補助、病児・病後児保育施設の新設、中学生への医療費助成の拡充をはじめとするさまざまな福祉施策、防災力・防犯力の強化のための150台に及ぶ防犯カメラの設置に対する助成事業など、市民の方の声を政策に反映されている点を評価いたします。
3点目の「信頼と協働で市民の声が届くまちづくり」におきましては、35周年を迎えるサラトガ市との姉妹都市交流事業を評価したいと思います。長年、培ってこられた2都市間交流事業ですが、次世代への継承を見据えた有意義な交流の機会となるよう念願しております。
以上、簡潔に評価できる点を述べさせていただきましたが、改めてこの場で、慎重にお願いしたい事柄について述べさせていただきます。3点ございます。
1点目が、安田市長におかれましては、1期目から実に多岐にわたる事業の調査及び着手をしてこられました。一部の市民の方からは、財政の持続可能性について心配する声が上がっているのも事実であります。JR向日町駅東口の関連事業の事業スキームを早急に固められ、市の長期財政見通しを提示していただくよう強く要望しておきます。
2点目は、公共施設総合管理の観点からですが、この間、女性活躍センターの新設、また、計画中の二つの観光交流拠点が進んでいます。基本的には、公共施設管理の方向は床面積の縮減や施設の統合化であります。稼働した施設や新設される拠点におきまして、管理運営について、民間活力やノウハウを十二分に活用され、向日市が魅力あるまちとして発信できる場となるよう、十分にご検討いただきたいと思います。
そして、3点目が、信頼と協働という三つ目の施策方針にかかわることであります。市役所内部の組織管理に対する懸念を一つ述べさせていただきます。6月11日に発覚した、本市職員が関与した上植野町での死体遺棄事件は、なぜケースワーカーが、報道された内容に至るような行為をするような結果となったかが非常に不可解であります。ただ、市民のみならず、多くの方々に行政に対する不信を与えたのは事実です。今回の事案を担当課の問題としてとどめることなく、再発防止に向けた対策をしっかりととっていただくようお願いしたいと思います。
以上、3点、2期目の安田市政を進めるに当たり、特に対応をお願いしたい点を述べさせていただきました。2期目におきましては、大きな事業が佳境に差しかかってまいります。着実な取り組みをお願いし、新政クラブの賛成討論とさせていただきます。
以上です。(拍手)
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
11番、長尾美矢子議員。
○11番(長尾美矢子議員)
公明党議員団長尾美矢子でございます。ただいま上程議題となっております議案第33号令和元年度向日市
一般会計補正予算(第2号)について、公明党議員団を代表し、賛成の立場から簡潔に討論をさせていただきます。
安田市長におかれましては、4月の選挙で、見事、市民の皆様の信任を得られ、今後4年間の向日市のかじとりについて信託を受けられたものと存じます。全力で務め上げられた1期目に引き続き、2期目につきましても、市民の信託に全力でお応えいただき、本市をさらに魅力ある、住み続けたくなるまちにしていっていただきたいと願うものであります。
それでは、本題に入ります。今議会上程の補正予算(第2号)は、当初予算が骨格予算であったことから、安田市政2期目の船出となる肉づけ補正予算であり、補正額10億3,039万6,000円、令和元年度一般会計予算の総額は208億1,039万円5,000円となります。肉づけ補正後の予算額が200億円を超えるのは、市制施行以来はじめてのことであり、近年の扶助費の増や人口増に伴う行政需要の増により、歳出予算が増加している面も否めませんが、先送りになっていた課題解決、そして、人口増や企業進出による新たなまちづくりなど、今後の向日市を見据え、市民にとって必要な施策に対して必要な予算を計上されていると存じます。
一般会計補正予算(第2号)は、政策的経費を計上した肉づけ補正予算となっており、公明党議員団がかねてから重要視している観点から、評価できる事業が計上されておりますので、その主なものについて、安田市長が掲げられている施策の三つの柱に沿って挙げさせていただきます。
まず、「歴史を活かし、活力と魅力あるまちづくり」では、都市再生まちづくり推進事業として、長岡宮観光交流センターの整備や、将来の向日市の発展に大きく影響するJR向日町駅周辺の基盤整備にかかる予算が計上されておりますが、これらは、歴史・文化・伝統の向日市らしい美しいまちをつくり、かつ、将来的な本市の発展に資する事業と評価しており、大いに期待をしております。
また、道路整備推進事業として、幹線道路の整備のほか、通学路の歩道や自転車通行レーンの整備にかかる予算を計上されましたことにつきましても、しっかりと推進をしていただきたいと存じます。
「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」では、子育て支援に関するものとして、保育所改修や民間保育所整備補助、病児・病後児保育施設の建設補助など、働く子育て世帯への支援、保育の充実に関する予算のほか、京都子育て支援医療制度の拡充として、中学生への医療費助成額の拡大に必要な予算が挙げられます。また、高齢者の方々への生活の安全への取り組みとして、あんしんホットライン事業の拡大や、高齢者に限らず、疾病等、運転に支障のある方の運転免許自主返納に対する支援事業があり、運行開始に向けて鋭意準備を進められている「ぐるっとむこうバス」については、早期の運行開始とともに、利用促進も含め、ほかの事業との連携を望むものであります。
次に、防犯・防災の観点から、犯罪防止への抑止力として、市内全域に設置場所を繰り広げられる防犯カメラの整備事業、そして、近年の豪雨被害や地震に対する備えとして、避難所施設の整備、水道管路や物集女西浄水場の耐震化事業などは、市民の安心・安全のため、引き続き着実に整備に努めていただくことを願うものであります。
また、完成を間近に控えた防災マップにつきましては、非常によいものができたと伺っております。その防災マップを活用し、災害に対する備え、また、子どもたちの災害への関心を深め、被災時に、より多くの方に役立つよう、出前講座や出前授業を通じて普及・啓発に取り組まれますことを特に評価したいと存じます。
次に、「信頼と協働で市民の声が届くまちづくり」につきましては、女性活躍推進事業と次期ふるさと向日市創生計画策定事業についての予算があげられます。市民のためのまちづくりを根幹として、新しい時代に対応した、さらに魅力あふれるまちづくりを進めるためにも、ふるさと向日市創生計画の次期計画の策定について取り組んでいただくとともに、女性活躍推進事業を通じて、市民の間で幅広いネットワークが形成され、女性がそれぞれの分野で活躍されることを願うものであります。
安田市政2期目の始まりとなる今回の補正予算につきまして、向日市のさらなる飛躍に向けて必要な予算が計上されており、これらの事業を円滑に進めていただくよう、公明党議員団といたしまして、本議案に賛成とさせていただきます。(拍手)
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
9番、飛鳥井佳子議員。
○9番(飛鳥井佳子議員)(登壇)
社民党の飛鳥井佳子でございます。議案第33号令和元年度向日市
一般会計補正予算の賛成討論を行います。
一言で言えば、無駄のない、堅実な予算であります。市民のニーズとのマッチングが絶妙なこの予算書を、隅々チェックさせていただきまして、実によく考えられており、取り残しもなく、きめ細やかに配慮されている予算であると安堵いたしました。市民の方々の小さなつぶやき、声をよく聞き、対応してくださって、防犯カメラの設置や、ゆるキャラ「たけ」「のこ」「りん」や、資源ごみ終日回収ボックスの増設やら、とても感謝されると思います。また、他市に先駆けて実現されました手話言語条例も、ますます、具体的なステップアップ講座や、災害時に役立つ「アイドラゴン」の更新も行われることや、医療的ケア児(者)、重症心身障がい者(児)福祉サービスによる共生社会の実現への取り組み、そして、すばらしい女性活躍推進事業としての「あすもあフェスティバル」は、どんどん若い方々が参加される有意義なものになりそうで、今からとても楽しみにしております。
また、私は、32年間、議員をさせていただいておりますが、その前は5社ぐらいの会社で、主に正職で働かせていただいておりまして、2人の子どもを保育所、学童保育でお世話になってまいりました。その折は、子どもの病気やけがなどの場合、本当に困りました。ですから、今回、病児・病後児保育施設建設補助事業を、JR向日町駅と阪急東向日駅の間の便利な場所の保育所で行ってくださることは大きな安心であります。産休明け2カ月から小学4年生までとのことで、働く女性にとって力強い支援であります。国では、このほど2016年4月に施行された女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案が実現されそうになっております。向日市でも、ようやく女性活躍センターができ、これからが大事なときですので、ますますのバックアップをお願いいたします。
一般質問でも、何回も体罰の禁止を要請してまいりましたので、この19日、体罰禁止改正法が成立して、虐待防止へ児童相談所の体制強化が明文化されて、ほっとしております。特にDV、ドメスティック・バイオレンスの暴力防止について、しっかり対策を立て、子どもへの被害を食いとめてほしいと思います。19日の京都新聞の「読者の声」に、大津市の児童福祉施設職員の方の「小学校の職員や学童保育の職員による児童の呼び捨て、許せない」という投稿がありましたが、私も常々感じていたことなので、共感いたしました。呼び捨ては本当に心理的虐待であると私も思います。彼は、その原因について、「能力主義に裏打ちされた固定的な障がい観や貧しい人間観がある。また、人間として、どこまで対等に向き合えるのかという人権問題、同時に文化の問題。」と指摘をされておりまして、なぜ、いまだ教育現場で、時代錯誤な呼び捨てが横行しているのかと怒りを込めておっしゃっておりまして、児童を教え、導く立場の大人であっても、児童一人一人とは人間として対等なはずであることを社会に訴えてくださいました。
私は、何度も向日市で、大声で命令されたり、呼び捨てにされたり、小突かれたりする子どもたちを見てまいりまして、これは40年以上前から直っていないことにショックを受けてきました。私も夫も、子どもたちには「さんづけ」で呼んでいますので、親でもない他人から呼び捨てられて、本当に軍隊に入れられたようで、ひどいなと思ってきました。他市から、向日市に多くの方々が転入してこられるのですから、大人は、きちんと会話をする常識が育ってほしいと思います。特にこの時代は、格差と貧困の問題がクローズアップされており、誰もが孤立させられないよう、憲法13条、25条、26条の生きる向日市へと変わっていってほしいものです。ですから、今回も向日市が、子育て支援に本気で取り組んでいただいていることに敬意を表したいと思います。
ところで、これまで故民秋徳夫市長さんや岡崎誠之市長さんの時代には、よく議会からの箱物批判とソフト重視の声がはやっていたのですけれども、それでも、黙々と他市に負けない施設をつくってくださっておりました。でっかい体育館や温水プール、ゆめパレア、琴の橋や桜の径など、建設当時は大変なご苦労があったものと思いますし、私も、それをつぶさに見てまいりまして、「本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。」と申し上げたいと思います。特に故民秋市長は、用地取得に頑張ってくださった老人福祉センター、西向日の桜の径は、今や高齢者の楽園となっております。赤字なのに、この財産を守ってくださって、カラオケの機械やら、お風呂やら、きちんと整備をしてくださって、大変快適です。
先日、たまたま、私の家のお風呂の給湯器が潰れて困っていたこともあって、皆さんのお勧めで、はじめて桜の径のお風呂に入らせていただいて、広いし、きれいし、無料だし、向日市は何と高齢者にやさしいまちかと、つくづく再認識をいたしました。また、岡崎市長のころには、私、一般質問をさせていただいて、他市の小学校の空き教室を活用した老人センターを要請いたしましたところ、市教委の皆さんが、わざわざ東京の晴海まで視察に行ったくださって、第4向陽小学校にすばらしい琴の橋をつくってくださいました。核家族化の中で高齢者との交流ができる子どもたちは、自分の将来の人生をトータルで学ぶことができ、高齢者にやさしい、親切な人格を身につけることができ、教育的効果も高い、とても有意義な施設です。
今回、この琴の橋の自転車置き場で、風の強い日は自転車が倒れてしまい、とても困っておられることをお伝えいたしましたところ、屋根をつけてくださるという予算が出ておりまして、このやさしさは、向日市ならではのきめ細やかな思いやりの福祉策だと感動いたしております。ダンスやコーラス、俳句や、卓球や、絵画や、パソコンや、陶芸やヨガ、囲碁、将棋、生け花、茶道、男の料理、詩吟、太極拳、気功など、皆さん、すばらしい趣味を楽しんでおられて、このように高齢者が大事にされていることを目の当たりに見て育つ子どもたちは、高齢者を虐待することは絶対になく、尊敬のまなざしをもって見守ってくれる大人に育つことでしょう。本当によい事業であると存じます。
ところで私は、この4年間、一度も再質問をすることがありませんで、一般質問で、きちんとかみ合うご答弁に、全くストレスのない8期目を楽しく務めさせていただきました。毎議会ごとに市長の肝いりで、予算・決算について、全ての議員にわざわざ担当部長さんや担当課の皆様が、ずらりと並んで懇切丁寧に説明してくださいました。私は長くやっているから、予算書を見とくからいいですよと申し上げても、必ず、お忙しい時間を割いて説明をしてくださる。こんなに待遇のよいことは、いまだかつてありませんでした。説明責任を果たし過ぎるほど、膝を突き合わせて、委員会の前にしっかり資料もつけて教えてくださいました。
これは議会や市民と協力して、もっともっとよいまちにしたいという行政サイドの姿勢が、ありありとわかる貴重な取り組みであります。これでわからない人は、わかりたくないだけで、立場上、反対しなくてはならないだけで、本当はよくわかっておられると思います。それが証拠に、中学校給食やコミュニティバスなどの予算に反対されたのに、みずからのニュースには評価をして書いておられます。何事もうつむいて、ナーバスになって、ネガティブ思考に陥るのは全市民にとって不幸なことですので、前向きなプラス思考で、ポジティブにとらまえて、希望の星を見上げるほうがまちづくりには必要だと私は思います。これからは、国の政治を超えるパワーを、我々地方議会が持たねば、国を当てにしていてはろくなことがないと、私は常々思っていますので、西日本一小さな向日市ですけれども、どこよりも立派なまちにしていくためのたくさんのアイデアやチャンスがいっぱいあると思います。
今回の乙訓古墳群の整備や、物集女城や、JR向日町駅東口開設と長岡宮内裏観光交流センターなど、他市にはない向日市の歴史的・文化的資源を活用するビッグな計画を、夢物語ではなく、早期に実現していただく努力を、市民とともに行政が手を携えて進めていただきたく存じます。
今回の補正予算は、どれをとっても必要で、急務であると思います。私は、社会民主党といたしましても、未来に羽ばたく向日市をしっかり応援していく所存であることを申し述べまして、賛成といたします。
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
8番、杉谷伸夫議員。
○8番(杉谷伸夫議員)(登壇)
杉谷伸夫でございます。2019年度
一般会計補正予算に対し、賛成討論を行います。
賛成理由を簡潔に述べます。改善していただきたい課題はあり、それについては後に述べますが、本補正予算には保育所の整備・改修、2歳児の幼稚園型一時預かり事業、病児・病後児保育施設建設補助事業など、子育て支援の重要な事業がたくさん含まれております。また、水道管路の耐震化事業、物集女西浄水場耐震化事業など、インフラの耐震化整備を計画的に推進する事業など重要な事業がたくさんあり、着実に実施していただきたいと考え、賛成いたします。幾つかの事業について、意見を述べさせていただきます。
第3次都市計画マスタープラン策定事業についてです。昨年度、第2次都市計画マスタープランが改訂され、本年度は次の第3次都市計画マスタープランの策定に着手することになります。阪急洛西口駅東側に続き、現在、JR向日町駅東側、洛西口駅西側などの土地利用の転換が進められつつありますが、都市計画が現実の後追いになっている感があります。本市のまちづくりの方向を定める都市計画マスタープランの新たな策定に当たっては、広く市民の参画が必要です。形式的なパブリックコメントなどで済ませることなく、例えば、まちづくりシンポジウムを各地で開催していくなど、まちづくりの方向を定める議論に多くの市民がかかわれるよう検討し、今から計画的な取り組みを行っていただきたいと思います。
保育所改修事業についてです。公立保育所利用者をはじめ関係者の皆さんが求めてきた各種設備の改修が行われることになり、歓迎をいたします。新しくできてきた民間保育所と比べて、古くからある公立保育所の設備は、さまざまな点で修理・改善が必要な点が多いと思います。今後、施設・設備の改修予算を毎年計画的に組み、園児が快適な環境で過ごせるよう取り組んでいただきたいと要望いたします。
民間保育所整備補助事業についてです。寺戸町東田中瀬に建設される新しい民間保育所は、待機児童の解消に大いに期待されています。一方、大津市で起きた、近くの公園に移動中の保育園児が交通事故に巻き込まれた不幸な事故は、地上園庭を持たない保育所ゆえの事故でした。今回の新保育所も地上園庭がなく、近くの公園への移動が欠かせません。くれぐれも安全対策に万全を期していただくようお願いをいたします。
ぐるっとむこうバス利用促進事業についてです。本市のコミュニティバスは、路線バス事業をめぐる、極めて厳しい環境でのスタートを余儀なくされましたが、関係者の皆様のご努力で、何とか数カ月後にスタートできることとなりました。かわりに、阪急の既存バス路線が減便されるなど、向日市南部の住民の方々にとっては痛みを伴うスタートであり、多くの苦情やご意見もお聞きをしております。また、反時計回りしか運行されないなど、さまざまな課題があるのも事実です。しかし、まず走らせて育てるという方針を決めてスタートしたのですから、利用促進に全力で取り組み、走らせてよかったと言えるバスにし、次のステップに進めていかなければなりません。そのための利用促進事業は大変重要です。コミュニティバス事業は、これからが本番であります。
一方、本議会審議を通じて、改善していただきたい課題がありました。二つ述べます。
一つは、JR向日町駅東口開設事業に関連してです。JR向日町駅の東口開設に向け、東西自由通路や駅前広場等の駅関連施設と駅ビルなどを一体的に整備する民間事業者に対して、事業計画作成等の支援を行うための予算として1,950万円が計上されています。JR向日町駅の東口開設は、本市の将来を左右する重要な事業ですが、これまで2年間にわたって本事業計画作成に向けた調査が行われてきましたが、いまだ何らの報告書も、事業費総額も、本市の負担の見通しも示されていません。市民負担をできる限り縮小する約束が守られる見通しがはっきり立たないままに、次のステップに進むことはできません。当初構想段階で示された駅関連事業費34億円が、いつの間にか、今、同じ事業を行えば2倍かかるなどの答弁もありましたが、事業費の増加が当然視されてはなりません。本補正予算の承認に当たっては、改めてそのことを主張しておきたいと思います。
最後に、京都子育て支援医療費助成制度拡充事業についてです。京都府子育て支援医療費助成制度が拡充されたことを受け、本補正予算によって中学3年まで、通院の自己負担額の上限が月3,000円から月1,500円に下がり、また、申請なしでできることになります。しかし、向日市では、京都府の制度拡充の財源を活用し、現在、小学生までとなっている通院1医療機関当たり月200円の自己負担上限を、中学3年生まで拡充することが期待されていました。長岡京市では、当初予算段階で、その拡充を決定しており、本市も、この補正予算で実施されるものと期待していましたので、大変残念です。
厚生常任委員会審議を通じて明らかになったことは、財政見通しに不確定な要素があるものの、中学3年までの制度拡充は、京都府が拡充する補助金の財源で可能だということです。なぜできないのかとの質問に、当初は財政負担増が大きいとの答弁でしたが、具体的な数字を求めていくと、実は財政的な負担なしで可能だということがわかりました。それに対し市長は、府の財源拡充は子育て支援医療費を下げるためだけの支援ではないと考える。今は病児・病後児保育事業に力を入れるなどの考えを述べられました。ここには、今後、改善していただきたい問題があります。政策を決定した理由、根拠、議員がしつこく追求して、はじめて答えるのではなく、最初にはっきり説明するべきだということです。財政負担増が大きいからではなく、京都府の財源の拡充を他の子育て支援施策に充てたいということです。それなら、最初にそう説明すべきです。そして、他の使い方をしようとするならば、なぜそうするのかの説明責任が問われます。私は、医療費助成の拡充を行うべきであると考え、市の説明に納得はしませんが、少なくとも、この点でも、市の説明責任を積極的に果たしていただきたいと思います。今後の改善を求めます。
補正予算の全体としては賛成するとともに、以上、述べた二つの点について、今後、改善していただきたいことを申し述べて、本補正予算に対する賛成討論といたします。
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
7番、山田千枝子議員。(拍手)
○7番(山田千枝子議員)
日本共産党議員団の山田千枝子でございます。日本共産党議員団を代表して、議案第33号令和元年度向日市一般会計予算(第2号)の賛成討論を行います。
討論の前に、先日の死体遺棄にかかわる市職員の問題について、現在、捜査が行われているとのことですが、市職員の仕事による負担や長時間労働もあるかと考えます。これまでもしておられるところですが、こういった問題が発生したのですから、担当部局が集団で問題解決をしていく職員体制と、仕組みをつくることが大事です。以前、自死かと思われる、2階から飛びおりて亡くなられたこともありました。仕事の過重負担などで、職員の超過勤務やストレスもあるかと思います。この間、職員の健康診断で、心のケアにも力を注いでいただいていると思いますが、過重負担の低減に努めていただき、二度とこのような問題が起こらないよう、行政もさらに力を注いでいただきたい。私ども議員も、力を注がねばと考えております。
さて、本補正は10億3,039万6,000円を追加し、今年度の歳入歳出予算総額を208億1,039万5,000円にするものです。幾つかの要望と意見、及び市長の説明責任について申し上げます。
補正の内容では、骨髄移植後の任意予防接種再接種費助成事業や医療的ケア児(者)、重症心身障がい者福祉サービス医療促進事業や、運転免許証自主返納支援事業、避難所環境整備事業、土のうステーション整備事業、物集女西浄水場耐震化事業、特別支援教育支援員配置充実事業、水道管路の耐震化事業、市民利用の多い図書館開館35周年事業、防災出前講座、出前授業充実事業、資源ごみ終日回収拠点を拡充する事業、豊かな心のサポート充実事業の開設日の拡充などの予算が組まれており、市民要望がかなったものです。
次に、要望はかなったものの、まだまだ問題点があるものを述べます。
ぐるっとむこうバス利用促進事業も今秋運行予定となっておりますが、上植野地域から、長岡京市へ行くバスの本数が減便となり、以前より不便との声が出ております。阪急とのさらなる交渉を行い、以前より利便性がよくなったというようにしていただきたい。
次に、京都子育て支援医療費助成制度拡充事業の820万5,000円は、昨年の知事選挙で福山和人知事候補が府民要求の中から公約されていたものです。ようやく今年9月1日から予算化され、本市は中学生の通院が、これまで月3,000円以上の分は償還するというものでしたが、今回、9月1日から1,500円以上は払わなくてもいいというものです。長岡京市では、この府の制度に上乗せし、9月1日から、中学生の通院は無料にするという拡充が3月議会で予算化されております。隣まちと歩調を合わせて、中学生も通院は無料にしていただきたかった。そのための予算は、あと1,000万円弱もあればできるということです。ぜひ9月補正で組んでいただくよう強く要望します。
また、子育て支援課の担当ですが、国保などの医療費の関係者が仕事に携わっておられ、人員確保と支援課との連携も強めていただきたい。
公立保育所第1、第5、第6保育所の改修事業720万円が組まれており、各園からの要望が実現しております。今後は、公立保育所の3年間とかの整備計画も策定していただくよう要望します。
また、待機児童解消や、病児・病後児保育のため、東田中瀬地域に建設し、来年4月開設となっております。この地域は交通量が非常に多く、ほかの地域と比べても、周辺状況が危険です。横の保育所建設工事が行われ、今、埋文調査が行われております。現在、その調査中ですが、この保育所工事と並行して建設される病児・病後児保育は同じ事業者です。2階に病児・病後児保育の部屋で、1階がクリニックとの説明が委員会でされました。市の補助金1,890万円が予算化されております。保育所の事業者の説明会のときは、病児・病後児保育の建設はまだ予算化されていないから、説明会をすると言われませんでした。しかし、同時期の建設で二つの建物工事ですから、地域住民説明会を事業者に行うよう、市として強く強く指導していただきたい。市民の税金が使われ、地域住民の安全対策にかかわるからです。
また、補正予算の多くを占める史跡乙訓古墳群史跡等買い上げ事業に3億5,079万円です。五塚原古墳、また、寺戸大塚古墳を保存するための史跡用地の買い上げをするものです。整備には相当な時間を要するとのこと。昨年の地震、台風、大雨などによる被害箇所である、はり湖池の周辺の整備を急いでいただきたい。
次に、補正に占める割合の多い道路整備事業に2億3,174万円は通学路の歩道整備など道路利用者の安全対策を強化するものです。大津市での園児の死亡事故をはじめ、全国で痛ましい交通事故が発生しており、道路の安全対策が非常に大切です。
第3次向日市都市計画マスタープラン策定事業については、市民の意見を十分に聞くため、説明会などを行っていただくこと。
次に、JR向日町駅観光交流センターにかかわる府道の整備についてです。この観光交流センターについても、必要性や収支予測などの疑問があります。対象の64世帯中16世帯にしか説明や話をしていないのは、市の説明不足ではないでしょうか。市長の説明責任が不十分という声が市民の中から出ておりますし、議会でも、与野党を問わず、出ております。観光交流センターの残された48世帯の意見は何も聞かないのでは、市民参画のまちづくりとは言えません。ぜひ再度の説明会を開いていただきたい。
次に、賛成できないものを述べます。
JR向日町駅東口開設推進事業費1,950万円は、東西自由通路や駅前広場などの駅関連施設と、都市拠点にふさわしい駅ビルを一体的に整備する民間事業者に対して、事業計画作成などの支援を行うための予算などです。2年3カ月前に、JR向日町駅東西自由通路や官民連携事業とした東口駅ビル計画などの調査を行うと報告され、2年間余り、調査費用を1億円以上かけて行ってきました。しかし、いまだに事業費などが明らかにされておりません。市民負担を軽減するという言葉ばかりで、市民に全く説明できない状況です。駅の自由通路である橋上化による全国の自治体例を調べても、JRは、橋上化事業費のわずか5%ぐらいしか負担しないというのが実態です。3月に事業費を公表すると担当部局から言われていたにもかかわらず、4月の市長選挙までは総事業費はだんまりでした。しかし、いつまでもJR向日町駅東口整備事業費を明らかにしないのでは済まされません。早期に事業費用を明らかにしていただくと同時に、市民の大切な税金が使われます。地方自治の本旨は、住民福祉の向上です。これこそが住み続けたい、住みたいまちです。膨大な市税を投入することには賛成できません。
今、市民の暮らしは、国保料や介護保険料、市税や府民税、固定資産税などの負担増をはじめ、物価の値上がり、さらに、10月からの消費税10%増税で、非常に厳しくなっております。そんな時だからこそ、市民生活を支援することが本市に求められております。また、全国知事会も要求している、市長会も要求している、国保料引き下げへ1兆円の公費を出すことには、日本共産党も大賛成です。市の高過ぎる国保料も、このことによって引き下げることができます。そして、国保の一元化が始まりまして、これにより実態に見合った、被保険者数に合わない上納金を徴収している問題なども出てきております。改善を求めます。
なお、専決処分で、いろんな施策や、プレミアム券や、保育などの無償化などが提案されておりました。私ども日本共産党は、約3カ月後の10月から実施の消費税10%増税を当て込んだ予算で実施するのは反対です。世論調査でも、6割近い人が増税反対です。日本共産党は、消費税に頼らない別の道での財源、7.5兆円の三つのプランを示しております。
1番目には、大企業に、中小企業並みの法人課税にする、これで4兆円です。2番目に、大株主優遇を正し、最高税率を上げる、これで3.1兆円です。3番目に、米軍への思いやり予算など廃止する、これで4,000億円です。合計で7.5兆円になります。今、国政では、年金問題が国民の大きな怒りになっております。現役時代から、毎月投資や貯蓄をせよ、人生100年時代に合わせて2,000万円用意しなさいと金融庁が発表しました。しかし、麻生副総理は、この公文書を受け取らないと言っております。ホームページにも掲載されているのに、麻生副総理は認めておりません。これも前代未聞です。100年安心年金と言ってきた公明党や自民党は、何を根拠にこんなことが言えたのでしょうか。参議院議員選挙前だから、金融庁の2,000万円の報告書は隠してしまおうという麻生副総理の考えは見え見えです。消費税増税の姑息なプレミアム券などと同じです。
また、安倍政権は、来年にも改憲の動きを一気に進めようとしております。これについても、世論調査で改憲反対が過半数を超えております。安倍首相は、9条の2項を変えても以前と変わらないと、そう言っていますが、変わらないなら今のままでいい、自衛隊員のためにと言っていますが、9条は自衛隊員の命を守る大切な大切なものです。
働き方改革とは名ばかりで、地方自治体では、この実行にさまざまな問題があります。国は公費を投入せず改革と言っています。この問題も、もっと国に要求していただきたい。日本共産党は、8時間働けば当たり前の暮らしができる、来る参議院選挙でそういった政治を実現しようと、市民と野党の共闘で13の政策を一致させることができました。自民・公明安倍政権は、口を開けば、民主党政権はだめだったと言います。市民と野党の共闘で、32の選挙区で候補者が決まりました。その政権で希望の持てる政治をしようではありませんか。
今、多くの国民が、安倍首相がテレビに出てくると、スイッチを切るという人の声もたくさん聞いております。ぜひこの機会に、安倍政治に「さよなら」をしましょう。そして、国の悪政をそのまま持ち込む向日市にしないよう要望するものです。
今回の補正予算は、市長2期目がスタートしたところですが、先ほども申しましたように、与野党を問わず市長の説明責任の不足は指摘されております。今後、市民や議会に対して、十分な説明責任を果たしていただくことも要望いたします。
今補正予算の採決は一括であり、賛成できないものもありますが、市民や党議員団が要望してきた予算も予算化されているものがたくさんあり、今補正予算のみについては賛成するものです。
以上で私の討論を終わらせていただきます。(拍手)
○(
永井照人議長)
他に討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
それでは、討論を終結して採決いたします。
議案第33号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第33号は、原案どおり可決いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
ここで議事の都合により、暫時休憩いたします。
(休 憩) (午後 3時01分)
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長) (午後 3時14分)
定刻であります。
ただいまの
出席議員数は定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。
よって、休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第10、議案第34号令和元年度向日市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本案は、
厚生常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
長尾厚生常任委員長。
○(
長尾美矢子厚生常任委員長)(登壇)
議案第34号につきまして、その審査経過と結果についてご報告いたします。
主な質疑の概要といたしましては、一委員より、地域支援事業について、どのような事業があるかとの質疑があり、補正に関連する事業として、平成30年度からスポーツ文化協会に委託して、派遣型の地域健康塾を行っているとの答弁がありました。
一委員より、あんしんホットラインについて、今回、体調不良時の相談ボタンがつくことになり、どのように変わるのかとの質疑があり、今までの緊急通報に加えて、相談ボタンが専用のコールセンターにつながり、相談することになり、不安を解消してもらえるようにしていくとの答弁がありました。
一委員より、緊急の場合はすぐに消防につながるほうがいいのではないかとの質疑があり、消防への誤報も多く、コールセンターで受け、状況に応じて救急車を要請する方法を提案しているとの答弁がありました。
一委員より、あんしんホットラインの利用は何人いるかとの質疑があり、3月末で234台利用されているとの答弁がありました。
一委員より、地元で派遣型地域健康塾がされていたが、住民はずっと続くと思っていたのだが、期間が決められていて、その後は、自分たちで行うことが住民参加者に伝わっていなかったようだが、今後どうしていくのかとの質疑があり、住民主体の事業として継続していきたいと思っているので、今後、半年くらいかけて、自主グループとして、継続していけるよう丁寧に対応していきたいと思っているとの答弁がありました。
その他、活発な質疑があり、採決の結果、
挙手全員により、議案第34号については、原案どおり可決すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第34号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第34号は、原案どおり可決いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第11、議案第35号令和元年度向日市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本案は、
建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
丹野建設環境常任委員長。
○(
丹野直次建設環境常任委員長)(登壇)
議案第35号についての審査経過と結果をご報告いたします。
主な質疑の概要といたしまして、一委員より、土のうステーションの配備場所をふやす予定について質疑があり、今後は、気象状況や必要に応じて対応していきたいとの答弁がありました。
関連して、一委員より、土のうステーションの利用方法について質疑があり、土のうを必要に応じて使っていただき、不要になれば土のうステーションに返却していただくとの答弁がありました。
関連して、一委員より、高齢者などへの土のう配備について質疑があり、各戸配布はしていないとの答弁がありました。
採決の結果、
挙手全員により、議案第35号については、原案どおり可決すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第35号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第35号は、原案どおり可決いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第12、議案第36号令和元年度向日市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本案は、
建設環境常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
丹野建設環境常任委員長。
○(
丹野直次建設環境常任委員長)(登壇)
議案第36号についての審査経過と結果をご報告いたします。
主な質疑の概要といたしまして、一委員より、本補正予算で予定されている工事の期間について質疑があり、本補正予算成立後、順次発注し、今年度末に事業が完了するように計画しているとの答弁がありました。
一委員より、長期にわたり配水管更新工事を行うことによる、管のメーカーや性能の変化が耐久性などに影響はないのかとの質疑があり、管の性能も進化しているため、新たな製品が開発されれば臨機応変に対応していくが、現在、使用している管は耐震管であり、今後も同様に工事を進めていきたいとの答弁がありました。
採決の結果、
挙手全員により、議案第36号については、原案どおり可決すべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第36号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、議案第36号は、原案どおり可決いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第13、議案第37号
京都地方税機構規約の変更についてを議題といたします。
本案は、
総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
天野総務文教常任委員長。
○(
天野俊宏総務文教常任委員長)(登壇)
議案第37号について、その審査経過と結果についてご報告いたします。
特に質疑なく、採決の前に、一委員より、課税実務が集約化されることにより、職員の負担軽減になるが、税金を取り立てる行政へと変質させることになるので反対するとの意見がありました。
採決の結果、挙手多数により、原案どおり可決することに決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
議案第37号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手多数であります。
よって、議案第37号は、原案どおり可決いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(五十棲副市長 自主的に退場)
○(
永井照人議長)
日程第14、議案第39号副市長の選任についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。安田市長。
○(安田 守市長)(登壇)
ただいま議題となりました議案第39号副市長の選任について、ご説明を申し上げます。
本案は、副市長の五十棲敏浩氏の任期が、来る6月30日をもちまして満了いたしますので、引き続き同氏を副市長として選任いたしたく、
地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものであります。
五十棲氏は、平成27年7月から、副市長として本市行政の円滑な推進にご尽力をいただいており、経歴につきましては、議案の参考に記載しているとおりであります。勤勉実直な人柄であり、豊富な行政経験を通じて、地方自治について深い知識を持たれておりますことから、副市長として適任であると存じております。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。
○(
永井照人議長)
ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
それでは、質疑を終結いたします。
直ちに採決いたします。
議案第39号について、同意することに賛成の方は、起立願います。
(賛 成 者 起 立)
○(
永井照人議長)
起立全員であります。
よって、議案第39号は、同意することに決定いたしました。
(五十棲副市長 入場)
○(
永井照人議長)
五十棲副市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。
○(五十棲敏浩副市長)
議長のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいまは、私の副市長選任に対しまして、ご同意いただきましてまことにありがとうございます。市民の皆様の声をしっかりと受けとめ、ふるさと向日市の発展のため、また、市民の皆様の信頼回復に向け、職員と一体となりまして、誠心誠意務めてまいりますので、議員の皆様にはより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
最後に、松山議員におかれましては、今期限りで引退されるということで、大変に長い間、向日市のためご尽力いただき、ありがとうございました。これからもご支援いただきますことをお願いしまして、簡単ではございますけれども、ごあいさつの言葉にかえさせていただきます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第15、請願第1号
公的市民オンブズマン設置を求める請願を議題といたします。
本請願は、
総務文教常任委員会に付託しておりましたので、その審査結果報告を求めます。
天野総務文教常任委員長。
○(
天野俊宏総務文教常任委員長)(登壇)
公的市民オンブズマン設置を求める請願について、その審査経過と結果についてご報告いたします。
特に質疑なく、採決の前に、一委員より、いろいろな目で見てチェックすることが、よりよい市役所と議会になると思うので賛成するとの意見がありました。
採決の結果、挙手少数により、本請願については、不採択とすべきものと決しました。
なおよく、本会議におきましてご審議いただきますよう、お願いをいたします。
○(
永井照人議長)
ただいま
委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を行います。
まず、賛成討論を求めます。
(「議長」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
21番、太田秀明議員。
○21番(太田秀明議員)
ありがとうございます。
ただいま上程議題となりました請願第1号
公的市民オンブズマン設置を求める請願について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
このオンブズマン制度、オンブズマンというのはスウェーデン語でございまして、代理人という意味らしいです。ですから、オンブズマンですから、男性ではないんですね。オンブズパーソンと言う場合もあるんですが、それはアメリカのほうでそういうふうに、日本でもそういう言葉を使っておりますが、オンブズマン、これは両性語ということでございます。
1809年、スウェーデンで、議会が行政府を監視する手段として、議会の補完的な役割を担うものとして設置をされました。そこで、これらは市民の意見を吸収し、市民の権利・利益の保護を図り、開かれた市政の進展に寄与するものでございます。先ほど、議員定数削減の議案、議員提案で意見吸収が、もし削減されたら意見吸収ができないとの意見がございました。そういう方々は、本請願には賛成されるものと信じております。で、これを拒否されるということは、市民の意見を吸収しない方向性を見出しているというふうに私は理解をさせていただくわけでございます。
定数削減の議案では、市民にとってどうかとの本質的な議論がなされず、意見としては、提出者は議会活性化で削減を提案されなかったとか、選管の説明会が6月15日にあるのに無責任だとか、拙速ではないかなどなど、人の行為を批判するのも結構ではございますが、本会議や委員会など公開の場で一切の議論がなされなかったことは、議事機関として、本市の議会のあり方に大きな問題を残したものと考えております。一切の議論がなされなかったこと、公開の場ですね、何回も言うようですが、議事機関としての本市の議会のあり方に大きな問題を残したものと私は考えております。
今後、さらに議会改革の必要性とともに、本請願は確実に市民の利益になるものと確信し、賛成をさせていただくものであります。
以上、賛成討論とさせていただきます。
○(
永井照人議長)
次に、反対討論を求めます。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
他に討論はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
それでは、討論を終結して採決いたします。
請願第1号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手少数であります。
よって、請願第1号は、不採択とすることに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第16、意見書案第5号から、日程第18、意見書案第7号まで、以上3意見書案を一括議題といたします。
お諮りいたします。
意見書案の提案理由の説明については、会議規則第38条第2項の規定により省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、提案理由の説明は省略することに決定いたしました。
まず、はじめに、米重健男議員から提出の意見書案第5号LGBTの理解増進と差別解消を目的とした法制度の策定を求める意見書に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
意見書案第5号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手多数であります。
よって、意見書案第5号は、原案どおり可決いたしました。
本意見書は関係者に送付することにいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
次に、
福田正人議員から提出の意見書案第6号信頼される政府統計を目指してさらなる統計改革を求める意見書に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
意見書案第6号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、意見書案第6号は、原案どおり可決いたしました。
本意見書は関係者に送付することにいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
次に、長尾美矢子議員から提出の意見書案第7号
児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
ご異議なしと認め、採決いたします。
意見書案第7号について、原案どおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛 成 者 挙 手)
○(
永井照人議長)
挙手全員であります。
よって、意見書案第7号は、原案どおり可決いたしました。
本意見書は関係者に送付することにいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
以上で、今期定例会に付議されました事件の審議は、全部終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)(登壇)
第2回定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、5月27日開会以来、本日までの26日間にわたり、4月の市長選挙で2期目の当選をされた市長から提出されました大字寺戸財産区管理委員の選任や、副市長の任命についての人事案件をはじめ、平成30年度一般会計ほか特別会計補正予算、及び市税条例等や
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正、さらには、令和元年度一般会計及び特別会計補正予算案、また、議員から発議のあった市議会の議員の定数を定める条例の一部改正や意見書など重要案件を、慎重かつ熱心にご審議を賜り、本日ここに無事閉会することができたところでございます。これも、ひとえに議員各位のご協力によるものと厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
また、安田市長をはじめ理事者各位、幹部職員の皆様におかれましては、本会議や各
常任委員会での審議におきましても、真摯な態度でご説明をいただいたところであり、深く感謝を申し上げます。ありがとうございます。
令和元年度補正予算は、安田市長当選後の補正予算でありますとともに、市民生活にとって大変重要な肉づけ予算でもございます。今期定例会を通じて、各議員から述べられました意見なり要望等につきまして、十分にご賢察をいただき、今後の市政執行に反映されますようお願いをいたします。安田市長におかれましては、引き続き5万7,000市民の幸せのため、職員と一丸となって施策推進にご尽力賜りますようお願いを申し上げます。
さて、本定例会が我々議員任期の最後の定例会となり、皆様とこうして議場でお会いするのも最後かと存じます。私ごととなり、まことに恐縮でございますが、私の議長任期2年間、議員の皆様には、議会運営をはじめ多岐にわたる議会活動につきまして、温かいご理解とご協力を賜り、大過なく任期を満了できますことを心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。どうもありがとうございました。
来る7月28日告示の市議会議員一般選挙において、引き続き出馬される議員の各位にはご健闘いただき、当選の栄誉を得られますようお祈りを申し上げます。
また、今期でご勇退される松山副議長におかれましては、市政施行以来から12期48年の長きにわたり、議員として市民福祉の向上と市政の発展にご尽力賜りましたことに深く敬意を表しますとともに、今後ともご健康に留意され、向日市発展のため、温かいご協力とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
結びに当たり、議員各位をはじめ理事者並びに職員の皆様には、気候不順な梅雨時でもあり、また、暑さも一段と厳しくなってまいりますが、健康には十分ご留意をいただき、ご活躍いただきますことをご祈念申し上げ、第2回定例会の閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
まことにありがとうございました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
次に、市長からご挨拶がございます。
○(安田 守市長)(登壇)
定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
去る5月27日に開会されました令和元年第2回定例会におきましては、先ほどご同意をいただきました副市長選任にかかる人事案件をはじめ、令和元年度
一般会計補正予算案、平成30年度各会計補正予算の専決処分などにつきまして、慎重なご審議を賜り、本日ここに、全議案につきましてご可決いただきましたことに厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
また、今議会で提案いたしましたJR向日町駅東口開設推進事業をはじめ、市役所新庁舎の建設や、(仮称)JR向日町駅観光交流センターの整備などは、将来の向日市の発展に欠かすことのできない重要な施策や事業であります。職員と一丸になり、それぞれの施策、事業に対し、しっかりと向き合いながら、議会の皆様、市民の皆様と情報を共有し、取り組んでまいりたいと考えております。
さて、7月には市議会議員選挙が控えております。今期限りでご勇退されます松山幸次副議長におかれましては、本当に長い間、市民の皆様の福祉向上はもちろんのこと、向日市の発展のためにご尽力を賜りましたことに、市民を代表し心から敬意と感謝を申し上げますとともに、私自身も松山議員の発言や行動から、さまざまな勉強をさせていただきましたことに心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
議員を勇退されましても、今後も向日市政に対しまして大所高所から、変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
また、引き続き市議会選挙に挑まれる皆様におかれましては、今までのご経験を十分に生かされまして健闘されますことをお祈りいたしますとともに、また、この議場で皆様にお目にかかれ、本市の発展に向けた議論ができますことを願っております。
最後に、今年は梅雨入りが遅く、不安定な天候ではありますが、これからは暑さが増す季節を迎えます。体調管理と健康には十分にご留意をいただきまして、なお一層活躍をされますことを心からお祈りいたしまして、定例会閉会のご挨拶とさせていただきます。
今議会もお世話になりまして、ありがとうございました。
○(
永井照人議長)
これをもって、
向日市議会令和元年度第2回定例会を閉会いたします。
午後 3時46分 閉 会