向日市議会 > 2019-05-27 >
令和元年第2回定例会(第1号 5月27日)

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  1. 向日市議会 2019-05-27
    令和元年第2回定例会(第1号 5月27日)


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    最終取得日: 2021-09-07
    令和元年第2回定例会(第1 5月27日)   〇出席議員(19名)    1番  松 山 幸 次         2番  常 盤 ゆかり    3番  丹 野 直 次         6番  米 重 健 男    7番  山 田 千枝子         8番  杉 谷 伸 夫    9番  飛鳥井 佳 子        10番  村 田 光 隆   11番  長 尾 美矢子        12番  福 田 正 人   13番  冨 安 輝 雄        14番  清 水 敏 行   15番  上 田   雅        16番  永 井 照 人   17番  天 野 俊 宏        18番  小 野   哲   19番  近 藤 宏 和        20番  和 島 一 行   21番  太 田 秀 明 〇欠席議員(なし) 〇事務局職員出席者  事務局長  野 田 真 里        次  長  細 川 隆 司  副課長   松 本   司        議事係長  麻 野 元 嗣 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
     市     長 安 田   守     副  市  長 五十棲 敏 浩  教  育  長 永 野 憲 男     監 査 委 員 谷   明 憲  ふるさと創生推進部長          清 水 広 行     総 務 部 長 鈴 木 英 之  環境経済部長  山 田 栄 次     市民サービス部長                              水 上 信 之  建 設 部 長 福 岡 弘一朗     教 育 部 長 小賀野 孝 人  上下水道部長  厳 嶋 敏 之 〇議事日程(本会議 第1日)  日程第 1         ・会議録署名議員の指名  日程第 2         ・会期の決定  日程第 3 監査委員の報告       (監査報告第3例月出納検査結果の報告について       (監査報告第4定期監査等の結果報告について  日程第 4 市長の報告       (報告第 1) 専決処分の報告について                 (損害賠償の額の決定)  日程第 5(議案第24) 大字寺戸財産管理委員の選任について                 (梶 毅氏・立口 利治氏・築坂 晃氏                  長谷川 新一氏・長谷川 秀和氏・元部  滿氏                  山本  實氏)  日程第 6(議案第25) 専決処分の承認を求めることについて                 (向日市税条例等の一部を改正する条例)  日程第 7(議案第26) 専決処分の承認を求めることについて                 (向日市介護保険条例の一部を改正する条例)  日程第 8(議案第27) 専決処分の承認を求めることについて                 (平成30年度向日一般会計補正予算(第7))  日程第 9(議案第28) 専決処分の承認を求めることについて                 (平成30年度向日下水道事業特別会計補正予算                 (第4))  日程第10 市長の報告       (報告第 2) 繰越明許費繰越計算書について                 (一般会計補正予算)       (報告第 3) 繰越明許費繰越計算書について                 (介護保険事業特別会計補正予算)       (報告第 4) 繰越明許費繰越計算書について                 (下水道事業特別会計補正予算)       (報告第 5) 建設改良費繰越計算書について  日程第11(議案第29) 専決処分の承認を求めることについて                 (平成31年度向日一般会計補正予算(第1))  日程第12(議案第30) ・向日市税条例等の一部改正について  日程第13(議案第31) 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正につい                 て  日程第14(議案第32) ・向日市水道事業の設置等に関する条例の一部改正に                 ついて  日程第15(議案第33) ・令和元年度向日一般会計補正予算(第2  日程第16(議案第34) ・令和元年度向日介護保険事業特別会計補正予算                 (第1  日程第17(議案第35) ・令和元年度向日下水道事業特別会計補正予算(第                 1))  日程第18(議案第36) ・令和元年度向日水道事業会計補正予算(第1  日程第19(議案第37) 京都地方税機構規約の変更について  日程第20(議案第38) 向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正に                 ついて  日程第21(選挙第 1) 乙訓環境衛生組合議会議員の選挙について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――      午前10時00分  開    会 ○(永井照人議長)  おはようございます。  定刻であります。  ただいまの出席議員数は、19名であります。  地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。  ただいまから、向日市議会令和元年第2回定例会を開会いたします。  本日の会議を開きます。  日程に入ります前にご報告いたします。  去る3月29日、北林重男議員京都府議会議員一般選挙に立候補されたことに伴い、公職選挙法第90条の規定により、立候補届け出の日に市議会議員を失職されました。  したがって、本市議会の議員数は19名であります。  なお、北林重男議員が就任されていたまちづくり競輪対策特別委員会委員長につきましては、さきの5月20日に、まちづくり競輪対策特別委員会が開催され、互選により、新しく委員長に近藤宏和議員が、副委員長に米重健男議員が選任されました。  また、乙訓環境衛生組合議会議員につきましては、本日の議事日程第21で、乙訓環境衛生組合議会議員の選挙を行う予定であります。  以上で報告を終わります。  次に、去る4月21日執行の向日市長選挙に当選され、4月30日付をもって就任されました安田市長からご挨拶の申し出がありますので、これを許可いたします。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  向日市議会第2回定例会の開会に当たり、議長から発言のお許しをいただきましたので、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げたいと存じます。  去る4月21日執行の向日市長選挙におきましては、議員の皆様方をはじめ多くの市民の皆様にお支えいただき、引き続き向日市長を務めさせていただくこととなりました。市長初当選から今日までの4年間は、社会情勢の変化や市民生活の多様化が急速に進む中、市政を推進するために、まずは着手してみることが何よりも重要と認識し、諸々の課題に対してスピード感をもって、しなやかに対応すべく懸命に取り組んでまいりました。これからの4年間におきましても、本市を取り巻く状況の変化を素早く察知し、市民の皆様からの声をしっかりと受けとめ、ふるさと向日市の発展に全身全霊をささげたいと存じておりますので、引き続きご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。  それでは、私の市政運営における三つの施策の柱について、説明させていただきます。  まず、一つ目の「歴史を活かし、活力と魅力あるまちづくり」についてですが、我が国経済の情勢に目を向けますと、先ごろ内閣府が発表した今年3月の景気動向指数の基調判断が、6年2カ月ぶりに悪化に転じたことが報道でも大きく取り上げられておりました。また、中長期的に見て、今後は人口減少社会の中で、いかに都市を維持していくかという課題もあり、地域間の生存競争が起きてしまうおそれすらあります。このように社会情勢が厳しく、かつ将来を見通すことが非常に困難ではありますが、私は、先人たちによって連綿と受け継がれてきた歴史・文化を有するふるさと向日市を、今後も活力と魅力のあるまちとして次の世代に残さなければならないと考えております。  そこで、まずは(仮称)JR向日町駅観光交流センターの整備を皮切りに、竹の径の観光施設整備や宿泊施設の誘致など、市内の経済活性化につながる観光振興に順次取り組んでまいります。また、交通利便性が高いという本市の魅力をさらに向上させるとともに、まちの活性化につながるように土地利用の転換による新たなまちづくりや、JR向日駅東口開設などに引き続き取り組んでまいります。  次に、二つ目の「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」につきましては、誰もが住みなれた地域で、安心して暮らすことができるように、さまざまな環境を整えることが重要だと考えております。  そこで、まずは災害や犯罪の被害から市民の皆様の暮らしを守るために、市内全域で防犯カメラを設置いたします。加えて、浸水等各種災害に対する備えを充実させることにより、日常生活での安心確保に努めます。また、少子高齢化が急速に進展する中で、高齢者の方々に健康を維持していただくことや認知症を予防すること、あるいは、仮に認知症になったとしても、住みなれた地域で、安心して暮らせることが重要であります。そのためには、自発的に健康維持に取り組んでいただける環境づくりや、生活習慣病予防と介護予防を兼ねた健康づくりの推進、さらには、配慮が必要な方々や認知症高齢者を地域で見守ることができる仕組みづくりなどを重点的に進めてまいります。  さらに、安心して子育てができる環境を確保するための子育て支援策につきましては、待機児童の解消を目指すのはもちろんですが、保護者の方の職場までの距離や就労状況など、それぞれの状況にできる限り対応できるように、病児・病後児保育を拡充いたします。また、幼稚園等と連携をして、子育てニーズ提供サービスベストマッチを推進いたします。そして、学校教育環境の充実や留守家庭児童会施設の整備、民間の放課後児童クラブの誘致なども進めてまいります。  最後に、三つ目は、「信頼と協働で市民の皆様の声が届くまちづくり」についてであります。  まちづくりを進める上で市民の皆様の信頼と協働は不可欠であります。そこで、市民参画の機会や場の創設など、市民の皆様の声が届くようなまちづくりを進めてまいります。また、多様性を認め合う社会を実現するために、積極的に平和・人権・男女共同参画の取り組みを推進いたしますとともに、本市が将来にわたって安定・自立した財政運営ができるように、効率的で健全な行財政運営を推進してまいります。  以上、私が掲げました各種の公約につきましては、今後、速やかにふるさと向日市創生計画に反映させ、より詳しい全体像をお示ししたいと存じております。また、市政の推進に当たりましては、これまでと同様に、市議会の皆様のご意見を十分に踏まえ、行政の執行に当たってまいる所存でございますので、議員各位におかれましては、今後ともご指導・ご支援を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。  以上、簡単で意を尽くせませんが、所信の一端を申し述べましてご挨拶とさせていただきます。 ○(永井照人議長)  これより日程に入ります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第130条の規定により、6番・米重健男議員、19番・近藤宏和議員の両議員を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期及び会議予定は、お手元に配付しております日程表のとおりといたしたく、議会運営委員会において決定しておりますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり)
    ○(永井照人議長)  ご異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日から6月21日までの26日間と決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第3、監査委員の報告を行います。  例月出納検査結果の報告及び定期監査等の結果報告を求めます。谷代表監査委員。 ○(谷 明憲監査委員)(登壇)  皆さん、おはようございます。  例月出納検査の結果を報告させていただきます。  この例月出納検査は、地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、一般会計、各特別会計水道事業会計及び基金運用状況について実施するものであり、今回は、平成31年1月分から3月分の検査を行い、同条第3項の規定により、その結果を提出いたしましたので、報告させていただきます。  また、会計管理者等から提出されました出納検査調書や関係諸帳簿に基づき、各月における現金収入や支出等の事務処理現金保管状況等に関する検査を実施いたしましたところ、適正かつ正確に処理されていたことを確認いたしました。  なお、検査概要及び結果につきましては、お手元に配付させていただいた報告書のとおりでございます。  以上をもちまして、例月出納検査の結果報告とさせていただきます。  続きまして、地方自治法第199条第1項、第4項及び第7項の規定に基づき、平成31年2月から3月に実施いたしました定期監査及び財政援助団体監査の結果を、同条第9項の規定により報告させていただきます。  今回の定期監査は、ふるさと創生推進部秘書課建設部まちづくり推進課市民サービス部第5保育所、教育部文化財調査事務所を、また、財政援助団体監査は、公益財団法人向日埋蔵文化財センターを対象に、それぞれ実施いたしました。  また、監査の実施に当たりましては、各部局から、あらかじめ監査資料の提出を求め、財務及び事業に関する所管事務の執行について、関係法令の定めるところに従い、公正で合理的かつ効率的な事務運営が行われているか否かを主眼として実施いたしました。  その結果、財務及び事業の行政運営全般に関する事務処理は適正に執行されていることを確認いたしました。  なお、監査の結果につきましては、お手元の報告書のとおりでございます。  以上をもちまして、定期監査報告を終了させていただきます。 ○(永井照人議長)  以上で、監査委員の報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第4、市長の報告を行います。  報告第1専決処分の報告(損害賠償の額の決定)を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました報告第1専決処分の報告について、ご説明を申し上げます。  この報告は、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、損害賠償の額の決定について専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。  専決処分の内容についてでありますが、本市道路において、舗装が沈下したことにより下水マンホールが突起してしまっていた箇所を車両が通行したことから、車両が損傷したもので、被害者との話し合いの結果、損害賠償額167万3,188円で解決を見たところであります。  なお、この損害賠償金につきましては、本市が加入する道路賠償責任保険が適用され、全額支払われるものであります。  以上が報告第1の説明であります。 ○(永井照人議長)  以上で、市長の報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第5、議案第24大字寺戸財産管理委員の選任についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました議案第24大字寺戸財産管理委員の選任について、ご説明を申し上げます。  本案は、大字寺戸財産管理委員の岡﨑弘二氏、岡﨑信夫氏、立口利治氏、長谷川一博氏、長谷川勤氏、元部 滿氏、山本 實氏、以上7名の方々の任期が、来る6月30日をもちまして満了となりますことから、立口利治氏、元部 滿氏、山本 實氏の3名の方々につきましては引き続いて、また、新たに梶  毅氏、築坂 晃氏、長谷川新一氏、長谷川秀和氏の4名の方々を大字寺戸財産管理委員として選任をいたしたく、財産区管理会条例第3条の規定により議会の同意を求めるものであります。  いずれの方々も、大字寺戸財産区の状況を的確に把握され、管理事務には適任者であると存じております。  よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  直ちに採決いたします。  議案第24について、同意することに賛成の方は、起立願います。      (賛 成 者 起 立) ○(永井照人議長)  起立全員であります。  よって、議案第24は、同意することに決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第6、議案第25向日市税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました議案第25専決処分の承認を求めることについて(向日市税条例等の一部を改正する条例)につきまして、ご説明を申し上げます。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律が、去る3月27日に可決成立し、3月29日に公布されたため、向日市税条例及び向日市都市計画税条例の一部改正が必要になりましたことから、地方自治法第179条第1項の規定により、3月29日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認をお願いするものであります。  主な改正内容についてでありますが、まず、個人市民税で、ふるさと納税について、対象となる寄附金を、基準に適合するものとして総務大臣が指定した都道府県等に対する寄附金とされたことから、関係する規定を整備したものであります。  また、住宅借入金等特別税額控除について、消費税率10%への引き上げの際の駆け込み、反動減の対策として、消費税率10%が適用される住宅取得等につきましては、控除期間を3年間延長するよう改正を行ったものであります。  次に、法人市民税で、令和2年1月1日に義務化される大法人の電子申告について、災害等により電子的提出が困難と認められる場合は、書面による申告書の提出を可能としたものであります。  これらのほか、地方税法等の改正に伴う引用条文の項番号のずれなどの整理を行ったものであります。  なお、この条例は、ふるさと納税の規定については令和元年6月1日から施行し、その他の規定につきましては、平成31年4月1日から施行しております。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論はありますか。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  それでは、討論を終結して採決いたします。  議案第25について、承認することに賛成の方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(永井照人議長)  挙手全員であります。  よって、議案第25は、承認することに決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第7、議案第26向日市介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました議案第26専決処分の承認を求めることについて(向日市介護保険条例の一部を改正する条例)につきまして、ご説明を申し上げます。  本案は、介護保険法施行令及び介護保険国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が、去る3月29日に公布され、4月1日から施行されたことに伴い、本市条例の一部改正が必要になりましたことから、地方自治法第179条第1項の規定により、3月29日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認をお願いするものであります。  改定の内容についてでありますが、平成27年度から実施しております低所得者に対する介護保険料の軽減につきまして、本年10月の消費税率改定に合わせて、第1段階及び第2段階における保険料をさらに軽減するものであります。  なお、この条例は、平成31年4月1日から施行しております。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論を行います。  はじめに、反対討論を求めます。ありませんか。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長
     次に、賛成討論を求めます。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  それでは、討論を終結して採決いたします。  議案第26について、承認することに賛成の方は、挙手願います。      (賛 成 者 挙 手) ○(永井照人議長)  挙手全員であります。  よって、議案第26は、承認することに決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第8、議案第27平成30年度向日一般会計補正予算(第7)、及び日程第9、議案第28平成30年度向日下水道事業特別会計補正予算(第4専決処分の承認を求めることについて、以上2議案を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま一括議題となりました議案第27及び議案第28専決処分の承認を求めることについて、ご説明を申し上げます。  これら2議案は、平成30年度の一般会計及び特別会計の最終の補正予算となるもので、地方交付税などの交付金や、国・府補助金の額が確定したもの、また、財源の確保ができたことなどにより、それぞれの科目において精査の上、増額または減額の補正をいたしましたことから、地方自治法第179条第1項の規定により、3月29日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認をお願いするものであります。  まず、議案第27平成30年度向日一般会計補正予算(第7につきまして、ご説明申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1,943万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ198億9,660万6,000円とするものであります。  それでは、歳出の主なものにつきましてご説明いたします。  まず、総務費では、ふるさと向日市応援基金積立金612万円を増額いたしました。  次に、民生費では、社会福祉基金積立金184万円を増額いたしました。  次に、商工費では、観光情報誌の作成につきまして、国の補助金が確保できたことにより、一般財源を抑制し、有利に事業執行できることから、観光推進費におきまして490万円を増額いたしました。  次に、土木費では、社会資本整備総合交付金の事業計画変更に伴い、道路新設改良費及び街路整備事業費におきまして、工事費について、それぞれ2,682万円を、増額及び減額したものであります。  次に、消防費では、防災マップの作成につきまして、国の財源が確保でき、一般財源の支出を抑制し、有利に事業執行できることから、災害対策事業費におきまして397万円を増額いたしました。  次に、歳入の主なものについてでありますが、人口増や桂川・洛西口新市街地の開発等に伴う税収の増により、市税で2億円を、国からの交付金の額の確定により、地方交付税2億9,979万円、地方消費税交付金2,230万円、自動車取得税交付金1,391万円、地方特例交付金1,118万円などを増額したほか、配当割交付金1,266万円、交通安全対策特別交付金201万円、利子割交付金153万円を、それぞれ減額いたしております。  国庫支出金では、社会資本整備総合交付金292万円、歴史的風致活用国際観光支援事業費国庫補助金238万円を計上いたしております。  寄附金につきましては、ふるさと向日市応援寄附金612万円、社会福祉事業指定寄附金184万円、保健体育振興寄附金40万円を、それぞれ増額いたしました。  繰入金では、財政調整基金からの繰入金を全額減額いたしております。  この結果、本補正後の平成30年度末財政調整基金残高は19億7,674万円となる見込みであります。  繰越金につきましては、平成29年度決算剰余金のうち、平成30年度において財源充当しなかった3億9,906万円を計上いたしております。  市債につきましては、利子割交付金及び法人市民税の減収に伴い、減収補填債870万円を計上するとともに、臨時財政対策債1,810万円、都市再生整備事業債660万円、史跡長岡宮跡保全整備事業債120万円を、それぞれ増額いたしました。  なお、繰越明許費として、都市再生整備計画事業や、市道路改良事業など18事業、合わせて7億9,949万円を次年度に繰り越したものであります。  次に、議案第28平成30年度向日下水道事業特別会計補正予算(第4につきまして、ご説明を申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出予算の補正はなく、繰越明許費を設定するものであります。  その内容ですが、和井川1幹線築造工事1億1,320万円が年度内に完了しないことから、繰越明許費を設定し、翌年度に繰り越したものであります。  以上、専決処分いたしました2件の補正予算につきまして、ご説明を申し上げました。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、2議案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  よって、議案第27は、3常任委員会に所管分を分割して付託し、議案第28は建設環境常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第10、市長の報告を行います。  報告第2から第5までの繰越明許費など、繰越計算書4件の報告を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま一括議題となりました報告第2から報告第4までの繰越明許費繰越計算書について、及び報告第5建設改良費繰越計算書について、ご説明を申し上げます。  報告第2から報告第4までは、各会計におきまして、年度内に事業が完了せず、翌年度へ繰り越すことといたしました事業につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越明許費繰越計算書を調製し、議会に報告するものであります。  まず、報告第2につきましては、一般会計にかかるものであり、平成30年度向日一般会計補正予算(第7で、令和元年度に繰り越すことといたしました18事業、総額7億9,949万円につきまして報告するものであります。  その主なものは、総務費で、新庁舎等整備事業1億9,380万円、土木費で、市道路改良事業2億4,540万円、JR向日駅東口開設推進事業1億2,740万円などを繰り越したものであります。  次に、報告第3につきましては、介護保険事業特別会計にかかるものであり、平成30年度向日介護保険事業特別会計補正予算(第2で、令和元年度に繰り越すことといたしました、介護保険制度改正に伴う市町村基幹業務支援システム改修事業27万円につきまして報告するものであります。  次に、報告第4につきましては、下水道事業特別会計にかかるものであり、平成30年度向日下水道事業特別会計補正予算(第4で、令和元年度に繰り越すことといたしました和井川1幹線整備事業1億1,332万円につきまして報告するものであります。  次に、報告第5は、地方公営企業法第26条第1項の規定により、平成30年度向日水道事業会計予算の建設改良費のうち、支払い義務が生じなかった1億9,195万円を、令和元年度に繰り越すことといたしましたので、同法第26条第3項の規定により、議会に報告するものであります。  繰り越しの内容といたしましては、元号の改正及び消費税率の引き上げに対応するため、水道事業料金及び会計システム更新業務の期間を延長するものであります。  また、物集女西浄水場耐震化事業につきましては、当初、物集女西浄水場の高架水槽の耐震化工事を実施する予定でありましたが、入札不調のため、令和元年度に改めて実施するものであります。  その他、道路管理者関連工事、流域下水道関連工事につきましては、関連する工事の遅延によるものであります。  以上、報告第2から報告第5までのご説明といたします。 ○(永井照人議長)  以上で、市長の報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第11、議案第29平成31年度向日一般会計補正予算(第1専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました議案第29専決処分の承認を求めることについて、ご説明を申し上げます。  本案は、平成31年度一般会計補正予算(第1専決処分であります。  ご承知のとおり、消費税率の10%への引き上げに際し、所得の少ない方や、0歳から2歳の小さな乳幼児のいる子育て世帯に対して、税率引き上げ直後に生じる負担増などによる消費への影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えすることを目的として、国がプレミアム付商品券事業を実施すると決定したことから、本市におきましても、その準備に取りかかるため、補正予算を計上したものであります。  国から事業の詳細やスケジュール等を公表された後、直ちに予算措置をする必要が生じましたことから、地方自治法第179条第1項の規定により、去る4月10日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認をお願いするものであります。  今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1億999万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ197億7,999万9,000円としたものであります。  まず、歳出につきましては、商工費において、商品券の販売額に上乗せするプレミアム部分の補助金や、商品券販売業務にかかる経費等として1億999万円を計上いたしました。  次に、歳入につきましては、プレミアム付商品券事業費国庫補助金など国庫支出金を歳出と同額計上いたしております。  以上、平成31年度向日一般会計補正予算(第1専決処分につきましてのご説明とさせていただきます。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  よって、議案第29は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  日程第12、議案第30向日市税条例等の一部改正についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました議案第30向日市税条例等の一部改正について、ご説明を申し上げます。  本案は、地方税法の一部改正に伴い、向日市税条例及び向日市都市計画税条例の一部を改正するものであります。  主な改正内容についてでありますが、まず、個人市民税では、非課税措置の対象に単身児童扶養者を追加するもの、また、年末調整の適用を受けた給与所得者が個人市民税の申告をする際に申告書記載事項を簡素化するものであります。  次に、軽自動車税の環境性能割では、臨時的な措置として、令和元年10月1日から令和2年9月30日までに取得した自家用乗用車に限り、税率を1%分軽減するものであります。  次に、軽自動車税の種別割では、環境性能割の導入を契機として、自家用乗用車にかかる軽課を電気自動車及び天然ガス自動車に限定するよう見直しを行うものであります。  そのほか、元号が平成から令和に改められたことに伴い、元号を変更するものであります。  なお、この条例は、元号の変更については公布の日から、環境性能割の臨時的軽減については令和元年10月1日から、種別割の軽課の見直しについては令和元年10月1日及び令和3年4月1日から、個人市民税の非課税措置の対象の拡大については令和2年1月1日及び令和3年1月1日から、個人市民税の申告書記載事項の簡素化については令和2年1月1日から、それぞれ施行するものであります。  よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  よって、議案第30は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    ○(永井照人議長)  日程第13、議案第31災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました議案第31災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、ご説明を申し上げます。  本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正等に伴い、本市の災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正するものであります。  改正の内容についてでありますが、災害援護資金の貸し付けにかかる運用を改善し、被災者支援の充実を図る観点から、災害援護資金の貸付利率を、保証人を立てる場合は無利子、保証人を立てない場合は年1.5%に引き下げるものであります。また、災害援護資金の償還方法に月賦償還を追加し、保証人がいない場合も貸し付けを可能とするものであります。  なお、この条例は、公布の日から施行するものでありますが、災害援護資金の貸し付けについては、平成31年4月1日以後に生じた災害に対し適用するものであります。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  よって、議案第31は、厚生常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第14、議案第32向日市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました議案第32向日市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、ご説明を申し上げます。  本案は、下水道事業における経営状況の的確な把握等を目的として、令和2年4月1日から本市公共下水道事業に地方公営企業法を適用し、公営企業会計へ移行することに伴い、向日市水道事業の設置等に関する条例につきまして、所要の改正を行うものであります。  主な改正内容といたしましては、題名を「向日市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例」に改め、水道事業と同様に下水道事業につきましても、管理者を置かない旨を規定し、「水道事業の管理者の権限を行う市長」を「水道事業及び下水道事業の管理者の権限を行う市長」に改めることなどでございます。  また、附則におきまして、向日市下水道事業特別会計設置条例を廃止するとともに、文言修正が必要となる向日市公共下水道条例など6件の条例を改正するものであります。  なお、この条例は、令和2年4月1日から施行するものであります。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  よって、議案第32は、建設環境常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第15、議案第33令和元年度向日一般会計補正予算(第2)、日程第16、議案第34令和元年度向日介護保険事業特別会計補正予算(第1)、日程第17、議案第35令和元年度向日下水道事業特別会計補正予算(第1)、日程第18、議案第36令和元年度向日水道事業会計補正予算(第1)、以上4議案を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま一括議題となりました議案第33から議案第36までの4議案につきまして、ご審議いただくに当たり、その概要を、私が市民の皆様に公約いたしました三つの施策の柱に沿ってご説明させていただきます。  まず、一つ目の「歴史を活かし、活力と魅力あるまちづくり」についてでありますが、歴史・文化資源の整備として、史跡指定されております五塚原古墳及び寺戸大塚古墳の史跡指定地の買い上げを行い、歴史あふれるまちづくりの推進を図ってまいります。  また、物集女城を中心に、戦国時代の西岡・乙訓地域を題材とした企画展を開催し、本市の歴史の事実を発信し、本市の魅力の再発見を促してまいります。  次に、戦略的広報事業として、本市の魅力をPRする体験型イベントを実施し、市民の皆様のふるさと向日市に対する愛着を深めるとともに、「向日市いいとこPR隊 たけ のこ りん」を市内外のイベントで活用し、市の認知度向上を図り、観光誘客を推進いたします。  また、観光振興の推進として、観光冊子を改訂し、さらなる本市のPRと観光客の利便性向上を図ります。  次に、都市基盤の整備でありますが、道路整備につきましては、幹線市道や生活道路等の道路整備を推進するとともに、通学路や自転車通行レーンの整備を行い、より一層の交通安全対策の推進に努めてまいります。  また、快適で安全便利なまちづくりとして、本年度で計画期間満了を迎えます向日市都市計画マスタープランの次期計画の策定を行い、地域特性を生かしたまちづくりを進めてまいります。  次に、都市再生まちづくり推進事業として、国の交付金を活用し、史跡指定された家屋を活用しての市内観光拠点の整備や、向日町駅周辺の道路整備を行い、賑わいと活力あふれるまちづくりを推進いたします。  次に、鉄道関連事業として、JR向日町駅の東口開設に向けて、実施に必要となる調査及び支援を行い、引き続き、よりよい実施方法について検討をしてまいります。  以上、「歴史を活かし、活力と魅力あるまちづくり」に必要な予算として、8億5,774万円を計上いたしました。  続いて、二つ目の「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」におきましては、少子化対策・子育て支援として、一時保育の需要増に対応するため、保育室やトイレの改修など、公立保育所の施設改修を行い、保育環境等の整備を行うとともに、民間保育所の新設に対して行う建設補助について、国の基準額改定に合わせて増額し、円滑な建設への支援を行います。  また、幼稚園において実施されます、保育の必要性がある2歳児の一時預かり事業に対して補助を行いますとともに、病児・病後児保育施設の新設に対して、その建設費の一部を補助いたします。  さらには、現在、実施しております中学生への医療費助成につきましては、自己負担額を引き下げ、医療費に対する助成を拡充いたしますとともに、従来の申請による償還払いの手続を変更し、医療機関窓口での支払いで完結する、いわゆる現物給付化することで、より制度を利用しやすくするなど、一層の子育て支援の充実を図ります。  また、子どもの学習支援事業については、講師の増員を図るとともに、長期休暇中に開催するなど、生活困窮世帯の子どもに対する学習支援の充実を図るとともに、未婚の児童扶養手当受給者に対し、臨時・特別に給付金を支給いたします。  次に、健康づくりの推進として、骨髄移植等の医療行為により接種済みの予防接種の効果が期待できないと医師に判断され、任意で再接種された20歳までの接種者に対し、接種費用を助成いたします。  次に、高齢者が安心して暮らせる体制の充実については、あんしんホットライン事業につきまして、ひとり暮らしの高齢者が住みなれた自宅で安心して暮らせるよう、新たに看護師等の専門スタッフが対応する相談機能を追加し、事業の充実強化を図ります。  また、老人福祉センター琴の橋の駐輪場に屋根を設置し、来館される方の環境を整備いたします。  次に、障がい者福祉の充実として、医療的ケアが必要な障がい児・者等を受け入れる施設等に対して費用を一部を助成し、受け入れ環境を整備いたします。  また、手話言語条例の推進として、手話教室の受講者が、より効果的に理解を深められるよう、ステップアップ講座を実施いたします。  次に、ごみ減量化の推進として、ごみの減量とリサイクル率の向上、加えて、市民の皆様の利便性向上を目指し、家庭系資源ごみの終日回収拠点につきまして、新たに1カ所追加いたします。  次に、生活の安心・安全の確保につきましては、交通ネットワークの整備として、既に運行に向けて準備を進めております「ぐるっとむこうバス」が、市民の皆様に快適にご利用いただき、また、親しまれるように、運行の周知に必要な経費などの予算を計上いたしております。  また、運転免許を自主返納された方には、コミュニティバス等の公共交通利用券を交付いたします。  次に、防災力・防犯力の強化についてでありますが、従来から、犯罪の未然防止を目的として、防犯カメラの設置に努めてまいりましたが、防犯カメラが持つ犯罪抑止力の効果を市全域に広げ、市民の皆様のさらなる安心、安全な生活環境を確保するため、公園、通学路、分別収集ステーションなど市内全域に新たに150台の防犯カメラを設置いたします。  また、防災・防犯に対する知識の普及啓発を目的に実施している出前講座、出前授業で使用いたします機材の更新を行い、より積極的に実施してまいります。  また、東部防災センターのトイレを和式から洋式に変更するなどの改修を実施いたします。  さらに、避難所として指定されている中学校の体育館に、スポットクーラーを導入いたします。  次に、浸水対策として、下水道事業特別会計では、近年の豪雨に対する浸水被害への備えとして、土のうステーションを設置いたします。  また、ライフラインの強化として、水道事業会計において、引き続き水道管路の耐震化を実施いたしますとともに、将来の水需要も視野に入れながら、物集女西浄水場の施設改修と設備更新を行ってまいります。  次に、学校教育の充実については、豊かな心のサポート充実事業として、適応指導教室の開催日数を拡大し、不登校の未然防止と早期対応・解決を図ってまいります。  また、特別な支援が必要な児童生徒への支援として、各小中学校の普通学級に配置いたしております特別支援教育支援員の配置時間を拡充し、生活面・学習面での支援の充実を図ります。  次に、生涯学習環境の充実として、向日市立図書館及び向日市文化資料館がともに開館35周年を迎えますことから、向日市立図書館において、向日市に育まれた昭和の文化・芸術を紹介する特別展を文化資料館と共催で実施するとともに、1階の利用者用トイレの改修など施設の整備を行います。  以上、「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」に必要な予算として、3億7,922万円を計上いたしました。  最後に、三つ目の「信頼と協働で市民の皆様の声が届くまちづくり」であります。  まず、国際交流事業についてですが、本市とサラトガ市との間で締結いたしております姉妹都市盟約が、35年という記念すべき年を迎え、サラトガ市において開催されます記念事業に出席し、友好的な国際交流の推進を図ります。  次に、男女共同参画社会の実現として、今後ますます必要とされてまいります女性が活躍する社会の実現に向け、女性活躍に必要なセミナーの開催や、多様な場で活躍している参加者同士のネットワーク化を促進し、情報を発信してまいります。  また、平成27年度に策定いたしましたふるさと向日市創生計画につきまして、ふるさと向日市創生へ向けた施策の継続及び一層の拡充のため、次期計画の策定を行います。  以上、「信頼と協働で市民の皆様の声が届くまちづくり」に必要な予算として、967万円を計上いたしております。  続いて、これら事業の財源となります主な歳入についてでありますが、国庫支出金では、道路整備事業や都市再生まちづくり推進事業に社会資本整備総合交付金として2億2,251万円など、総額2億4,069万円を、府支出金では、京都子育て支援医療助成事業費府補助金1,133万円をはじめ、総額2,743万円を受け入れることとしております。  次に、繰入金では、財政調整基金から1億3,361万円、文化振興基金から105万円を繰り入れいたしました。  次に、市債では、教育債3億5,330万円、土木債2億3,020万円、総務債3,480万円など、合わせて6億2,400万円を計上いたしております。  なお、今回の補正予算後の財政調整基金残高は11億3,601万円となる見込みであります。  このように編成いたしました令和元年度の一般会計補正予算案は10億3,039万円となり、補正後の予算額は、208億1,039万円となったところでございます。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、4議案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  よって、議案第33は、3常任委員会に所管分を分割して付託し、議案第34は厚生常任委員会に、議案第35及び36は建設環境常任委員会に、それぞれ付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第19、議案第37京都地方税機構規約の変更についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。安田市長。 ○(安田 守市長)(登壇)  ただいま議題となりました議案第37京都地方税機構規約の変更について、ご説明を申し上げます。  本案は、納税者の利便性の向上及び適正課税の推進を図るため、固定資産税の償却資産の課税にかかる申告書の受け付け及びデータ化、評価額及び課税標準額の算定などの課税事務並びに調査事務を京都地方税機構が共同して処理すること、また、平成28年度及び平成31年度の税制改正において、法人関係税及び自動車関係税が見直されることに伴い、規約の一部を変更することについて、地方自治法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものであります。  変更の内容につきましては、広域連合が処理する事務に「固定資産税の償却資産に係る事務」を追加するとともに、既に共同処理している「自動車取得税、自動車税及び軽自動車税」を「自動車税並びに軽自動車税の環境性能割及び種別割」に、「地方法人特別税」を「特別法人事業税」に改めるものであります。  なお、固定資産税の償却資産にかかる規定については総務大臣の許可の日から、税制改正対応にかかる規定につきましては令和元年10月1日から施行するものであります。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(永井照人議長)  ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長
     質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  よって、議案第37は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第20、議案第38向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。21番、太田秀明議員。 ○21番(太田秀明議員)(登壇)  おはようございます。  ただいま上程議題となりました議案第38向日市議会の議員の定数を定める条例の一部改正についての提案説明をさせていただきます。  本議案の提出者は太田秀明。賛成者は、和島一行議員、近藤宏和議員、村田光隆各議員でございます。  本議案は、現在、定数20名のところを、2名減の18名とする議案でございます。  本市の議員定数は、平成11年に24名、そして、平成23年に20名となっています。当初、26名だった人数が、6名減で20名となりましたが、今日まで何ら問題なく議会が運営されていると考えております。議員数の適正を求めることは非常に難しいことですが、近隣市との多寡を比較することも重要な適正根拠となるのではないかと考えております。  そこで、まず、人口比で見ますと、隣の長岡京市と比較しますと3人から4人議員数が多く、八幡市と比較しても、やはり3人から4人議員数が多い。亀岡市とは5人も多く、城陽市とは5人から6人、向日市のほうが議員が多くなります。京田辺市とは4人、そして、木津川市とは、本年3月に2名減の改定をされました木津川市と比べても、6人も議員数が多くなりました。そして、宇治市と比較しますと、本市は12人も多い勘定になるのが現状でございます。  また、面積比では、先ほど申し上げました全ての市より10人以上、最高で20人も議員が多くなってしまいます。  他市との比較も重要な定数減の根拠となりますが、議会の内容を一番よく認識されている議員の方々が、定数削減での重大な不利益は何か、もちろん自分にとっての不利益ではなく、市民にとっての不利益ですが、それを求めることが大変重要なことではないかと考えております。私も随分、市民の方々と議員定数削減の利益について議論をしてまいりました。しかしながら、過去2回の定数削減で反対をされた議員の方々の心配事は、全くなかったのではないかと考えています。本提案も同様に、市民の方々に対する不利益は思いつかない状況でございます。2名減で不利益がない以上、近隣市と比較して、人口比でも、面積費でも、理由もなく多い状態を放置することは、それこそ市民にとって最大の不利益ではないかと考えます。そのことが本提案理由の最大の根拠となっています。  議員は、多くの事務作業を多数で消化するといった物理的な面での負担はほとんどなく、むしろ議員個々の知識、経験、判断力、洞察力といった個々の資質の面が重要視されるものと考えられます。もちろん、人数の必要性も無視はできませんが、先ほども申し上げましたとおり、本提案の人数減ぐらいでは問題点を探すほうが無理ではないかと思っております。  議員の方々におかれては、当然、本議案に反対される方もおられ、それらの方々には、近隣市より議員定数が多い現状を肯定するための本市独自の特殊事情があるものと思います。ぜひ教えていただきたいと思いますが、もし、そういうこともなく、反対理由に相当なる根拠がないとしたら、考えられる今後4年間以上の、一つの例でございますが、財政損失だけをとらまえても、それは大きな不利益を市民の方々に与えることになるのではないかと思います。そういったことも含め、大いに議論することが肝要であります。議会運営上、あるいは市民にとって、どのような不利益があるのか、もしあれば、浮き彫りにしていただければありがたいと思います。  この後、議員全員協議会でも本件を日程に上げていただき、大いに議論できますことに感謝申し上げますが、時間を惜しむことなく議論をさせていただき、可能なれば、議会開会中に議会運営委員会の協議会等をも開会していただき、委員外議員も参加していただき、全面公開で議論をさせていただければありがたいと思います。  本提案は2名減とさせていただきましたが、皆様方の提案で、賛成者の同意を得た上での修正は可能だと考えておりますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。  以上でございます。 ○(永井照人議長)  ただいま、提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。      (「なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  質疑ありませんか。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  よって、議案第38は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  日程第21、選挙第1乙訓環境衛生組合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選により行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選とすることに決定いたしました。  お諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定いたしました。  それでは、乙訓環境衛生組合議会議員に、山田千枝子議員を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名いたしました山田千枝子議員を、乙訓環境衛生組合議会議員の当選人と定めることに、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) ○(永井照人議長)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました山田千枝子議員が、乙訓環境衛生組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました山田千枝子議員が議場におられますので、会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(永井照人議長)  以上で、本日の議事日程は、全部終了いたしました。  本日の会議は、これをもって散会いたします。               午前11時04分 散  会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。               向日市議会議長  永  井  照  人               会議録署名議員  米  重  健  男               会議録署名議員  近  藤  宏  和...