向日市議会 2018-08-27
平成30年第3回定例会(第1号 8月27日)
平成30年第3回定例会(第1号 8月27日)
〇
出席議員(20名)
1番 松 山 幸 次 2番 常 盤 ゆかり
3番 丹 野 直 次 5番 北 林 重 男
6番 米 重 健 男 7番 山 田 千枝子
8番 杉 谷 伸 夫 9番 飛鳥井 佳 子
10番 村 田 光 隆 11番 長 尾 美矢子
12番 福 田 正 人 13番 冨 安 輝 雄
14番 清 水 敏 行 15番 上 田 雅
16番 永 井 照 人 17番 天 野 俊 宏
18番 小 野 哲 19番 近 藤 宏 和
20番 和 島 一 行 21番 太 田 秀 明
〇
欠席議員(なし)
〇
事務局職員出席者
事務局長 野 田 真 里 次 長 細 川 隆 司
副課長 松 本 司
議事係長 麻 野 元 嗣
〇
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
また、災害時や緊急時に支援や特別な配慮を必要とする障がいのある方が、必要な支援等を受けやすくなるよう、障がいのある人のための
防災手帳を作成いたしました。
また、
乙訓福祉施設事務組合負担金として8,051万円を支出いたしております。
次に、
特別会計への繰出金についてでありますが、
国民健康保険事業に3億9,485万円を、
介護保険事業に5億6,055万円を繰り出しいたしました。また、
後期高齢者医療につきましては、京都府
後期高齢者医療広域連合への
療養給付費負担金として5億1,147万円を、
後期高齢者医療特別会計への繰出金として1億3,378万円を支出いたしました。
これらの費用として、民生費で84億9,503万円を支出いたしました。
次に、環境・
資源循環の推進におきましては、
北部防災拠点に
資源ごみの終日
回収場所を新たに1カ所設け、市内3カ所で
資源ごみの終日回収を行い、市民の皆様の
利便性向上と
資源循環の推進に努めました。
また、
家庭向けの
太陽光発電及び蓄電池に対して補助を行うなど、
再生可能エネルギーの普及、
利用促進を図り、
循環型社会の形成、
地球温暖化防止対策の推進に取り組みました。
なお、
乙訓環境衛生組合負担金として、4億2,615万円を支出いたしました。
これらの費用として、衛生費で14億6,731万円を支出いたしました。
次に、生活の安心・
安全確保といたしまして、
地区公民館などに
防犯カメラを11台設置し、
子どもたちの
安全確保と犯罪の
未然防止等に努めたところでございます。
また、
消費生活センターの
窓口開設時間を拡大し、市民の皆様からの
事業者に対する苦情など、
消費生活に関する
相談体制の充実を図りました。
なお、
乙訓消防組合負担金として、6億9,618万円を支出し、消防費で7億5,112万円を支出いたしました。
次に、
下水道事業では、局地化、激甚化する降雨に対応するため、和井川1
号幹線整備の測量や
土質調査、
詳細設計に着手するとともに、市民の皆様の安心・安全につなげる
防災情報を発信するため、石田川1号幹線の
水位情報等をリアルタイムに提供できるよう
システムを整備いたしました。
また、
下水道施設について、
管口カメラ等による調査を実施するとともに、管の補修を行い、施設の
長寿命化を図りました。
これらの
事業実施と経営の安定を図るため、
下水道事業特別会計へ7億7,879万円を繰り出しました。
水道事業では、災害時や緊急時でも、安全で良質な水を安定供給できるよう、
物集女西浄水場の
急速ろ過池及び酸化池の
耐震補強工事を行うとともに、
水道管路の耐震化を実施いたしました。
次に、
学校教育の充実といたしまして、平成32年度に小学校で英語が教科化されることに備え、
外国語指導助手の配置時間数を拡充し、
ふるさと向日市から世界に羽ばたく子どもの育成に努めました。また、
通級指導教室を全小学校に設置して
通級指導の充実を図り、児童一人一人の発達の状況に合わせた、きめ細やかな支援を行いました。
次に、
教育環境の整備として、
児童生徒が快適な
教育環境のもとで
学校生活が送れるよう、校舎内の
トイレ改修を実施いたしました。また、
中学校給食の導入では、平成30年度中の給食開始に向けて、学校給食センターの建設に着手するとともに、導入自治体の現地視察や調理業務の委託について検討を行いました。
次に、生涯学習の推進として、図書館及び文化資料館について、身近で、より利用しやすい環境の構築を目指し、祝日・休日開館に伴う振りかえ休館日を開館することで開館日数を増加し、市民サービスの向上、生涯学習環境の充実に努めました。
これらの費用として、教育費で18億7,169万円を支出いたしました。
三つ目の、「信頼と協働で市民の声が届く
まちづくり」についてでありますが、まず、市民協働の推進について、情報発信のツールとしてLINEの提供を開始し、市民の皆様の
ふるさと向日市に対する愛着を高めるとともに、市外の方にも向日市の魅力を知っていただけるよう、情報発信の充実を図りました。
また、一般公開の審議会等をインターネットで配信できるよう、大会議室に録画機器を整備いたしました。
次に、男女共同参画の推進として、女性が今よりもっと活躍できる社会を目指し、国の交付金を活用して、向日市女性活躍センター、愛称「あすもあ」を整備いたしました。
次に、急激に変化する時代や環境にスピード感をもって、しなやかに対応していくため、本市の最上位計画である
ふるさと向日市創生計画の見直しを実施いたしました。
また、耐震強度の不足のため、現在閉館中の市民会館及び中央公民館と市役所本館の今後のあり方を検討するための
基本計画を策定いたしました。
これらの費用として、総務費で、26億4,311万円を支出いたしました。
続いて、
一般会計における歳入の主なものにつきまして、その概要をご説明申し上げます。
まず、市税では、市民税、固定資産税などの増収により、76億3,819万円、
地方交付税は26億3,137万円となりました。
次に、国庫支出金では、障がい者自立支援給付や学校施設環境改善交付金などで増額となったものの、保育所等整備交付金や社会資本整備総合交付金などで減額となったことから、32億2,533万円となりました。
また、府支出金は、障がい者自立支援給付費負担金が増額となったことにより、13億1,602万円となりました。
次に、財産収入は、市有地売払い収入が減となったことから、3,927万円となりました。
次に、寄附金でありますが、ヒブ等の予防接種事業や、各小中学校の図書の更新に活用させていただきましたご厚志、さらには、ふるさと納税などを含め、多くの方々からご寄附をいただき、総額は5,596万円でありました。この場をおかりいたしまして、ご寄附をいただきました全ての方に、改めまして心から厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
次に、繰入金でありますが、財政調整基金や公園整備基金など基金からの繰り入れや、平成28年度決算の精算に伴う各
特別会計からの繰り入れなどを合わせまして2億6,925万円となりました。
なお、平成29年度末の財政調整基金残高は、平成28年度末と比べ1億9,551万円減の19億7,411万円となりました。
次に、市債でありますが、東向日別館の
区分所有権の取得や、
道路整備事業、学校給食センター、小中学校のトイレ整備などに伴う市債に加え、
地方交付税からの振替措置である臨時財政対策債など合わせて13億8,312万円を発行し、年度末の地方債現在高は153億97万円となったところであります。
この結果、平成29年度
一般会計歳入歳出差引額は、7億2,294万円となり、翌年度へ繰り越すべき財源である2億1,151万円を差し引いた実質収支は5億1,143万円となったところであります。
以上が
一般会計の収支の状況であります。
その他、平成29年度の
国民健康保険事業特別会計、
後期高齢者医療特別会計、
介護保険事業特別会計、
下水道事業特別会計、
大字寺戸財産区
特別会計、及び
物集女財産区
特別会計の5
特別会計、並びに
水道事業会計の各決算は、いずれも収入が支出を上回る状況となっておりますが、
国民健康保険事業特別会計につきましては、新たに広域化等支援基金貸付金2億5,840万円を借り入れての結果であります。
以上、議題となりました8会計の決算の概要につきまして、ただいまご説明を申し上げたが、前年度以前からの累積黒字である実質収支は5億円を超え、また、財政調整基金も19億円を超えておりますことから、一見すると良好な財政状況のように見えております。しかしながら、単年度収支では2億2,131万円の赤字となっており、平成29年度においては、当該年度の歳入で当該年度の歳出を賄うことができないという状況であります。また、5億円という前年度以前からの累積黒字は、
地方交付税の振替措置である臨時財政対策債を毎年借り入れしての結果であります。さらに、
経常収支比率は前年度よりさらに悪化をしており、財政の硬直化が進むなど、本市の財政状況は決して楽観できるものではなく、厳しい状況であると考えております。
このように、財政状況が大変厳しい中ではあるものの、市民の皆様のため、幅広く事業を執行できましたのも、議員の皆様方をはじめ市民の皆様の温かいご理解とご協力のたまものと心から感謝を申し上げまして、平成29年度決算についての説明とさせていただきます。
よろしくご審議の上、認定を賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、決算と関連いたします報告第7
号健全化判断比率及び
資金不足比率について、ご説明を申し上げます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項、及び同法第22条第1項の規定により、財政状況を見きわめる四つの
健全化判断比率及び地方公営企業にかかる
資金不足比率を報告するものであります。
本市の平成29年度の各指標についてでありますが、まず、「実質赤字比率」は、いずれの会計も該当いたしておりません。
次に、「実質公債費比率」についてでありますが、平成29年度に支出いたしました実質公債費は20億2,300万円であり、そのうち、特定財源及び
地方交付税により措置されております額は18億8,300万円で、実質的な公債費負担は1億4,000万円となり、その結果、平成29年度単年度の実質公債費比率は1.4%で、昨年度から0.7ポイント改善いたしております。
なお、報告数値は3カ年平均の比率によるものとされており、昨年度より0.5ポイント改善し、1.8%となっております。
次に、「将来負担比率」についてでありますが、平成29年度末時点における地方債現在高などの将来負担額270億1,700万円に対して、充当可能な特定歳入や、
地方交付税により措置されます額は271億8,700万円であり、充当可能財源等が将来負担額を上回ったことから、将来負担比率は該当がなく、昨年度の1.7%から改善いたしております。これは、地方債現在高が増加しているものの、財政措置のある地方債を優先して活用していることや、公共施設整備基金への積み立てにより、充当可能な特定歳入が増加したことなどによるものであります。
なお、地方公営企業にかかる
資金不足比率につきましても、上
水道事業、
下水道事業ともに該当いたしておりません。
以上で、
健全化判断比率及び
資金不足比率につきましての報告とさせていただきます。
○(
永井照人議長)
次に、
監査委員の審査意見を求めます。
谷代表監査委員。
○(谷
明憲監査委員)(登壇)
平成29年向日市
一般会計及び各
特別会計決算並びに
水道事業会計決算につきまして、検査審査意見書を提出いたしましたので、その概要をご報告申し上げます。
まず、決算審査につきましては、
地方自治法第233条第2項の規定に基づき、平成30年7月24日から27日までの間、冨安
監査委員とともに、予算執行の適正性や審査に附された書類の正確性、事業の目的及び成果など、主な評価項目を重点とした所管事務事業について、担当部長及び関係職員に質疑を行い、慎重に審査を実施いたしました。その結果、審査に附された各会計決算書及び附属書類、並びに
基金運用状況調査等につきましては、いずれも関係法令に基づき、適正に作成されており、その計数は関係諸帳簿等と符合していることから正確であると認めるものであります。
なお、審査の詳細につきましては、お手元の決算審査意見書のとおりでございます。
以上をもちまして、平成29年度
一般会計及び各
特別会計決算並びに
水道事業会計決算に関する審査概要の報告とさせていただきます。
引き続きまして、平成29年度
一般会計等の決算に関する財政健全化審査意見書、
水道事業会計及び
下水道事業特別会計に関する経営健全化審査意見書をそれぞれ提出いたしましたので、その概要を説明させていただきます。
この審査につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、
健全化判断比率及び
資金不足比率、並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について審査を実施したものであります。その結果、いずれの書類も関係法令に基づき適正に作成されていることが認められました。
なお、審査の詳細につきましては、お手元にお配りしております意見書のとおりでございます。
以上で、財政健全化等についての意見書に関する説明とさせていただきます。
○(
永井照人議長)
ただいま、
提案理由の説明、並びに審査意見がありましたので、8議案に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
よって、議案第50号は、3常任委員会に所管分を分割して付託し、議案第51号、第52号、及び第53号は厚生常任委員会に、議案第54号、及び第57号は建設環境常任委員会に、議案第55号、及び第56号は総務文教常任委員会にそれぞれ付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第20、市長の報告を行います。
報告第8号
建設改良費繰越計算書についての報告を求めます。
安田市長。
○(安田 守市長)(登壇)
ただいま議題となりました報告第8号
建設改良費繰越計算書について、ご説明を申し上げます。
この報告は、地方公営企業法第26条第1項の規定により、平成29年度向日市
水道事業会計予算の建設改良費の一部を平成30年度に繰り越すことといたしましたので、同法第26条第3項の規定により、議会に報告するものであります。
繰り越しの内容といたしましては、平成29年9月から平成31年1月末までの工期で契約しております
物集女西浄水場中央監視制御設備更新工事につきまして、平成29年度には部分払いに見合う成果品の納品がなく、未執行額が生じましたことから、工事請負費4,443万円を平成30年度に繰り越すことといたしたものであります。
以上が報告第8号の説明でございます。
○(
永井照人議長)
以上で、市長の報告を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第21、議案第58号向日市
学校給食センター設置条例の制定についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
安田市長。
○(安田 守市長)(登壇)
ただいま議題となりました議案第58号向日市
学校給食センター設置条例の制定について、ご説明を申し上げます。
本案は、3中学校で給食を実施するための学校給食センターを設置いたしたく、地方教育行政の及び運営に関する法律第30条の規定により、向日市
学校給食センター設置条例を制定するものであります。
学校給食センターは、向日市物集女町吉田1番地の西ノ岡中学校内で、現在、建設を進めており、検収室や調理室のほか、炊飯室、洗浄室などを設けるものであります。
本条例に規定する内容についてでありますが、センターの名称及び位置のほか、職員につきまして定めるものであります。
なお、本施設は、本年10月末に完成予定でありますが、条例の施行期日につきましては、施設の引き渡し後となりますことから、規則に委任するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○(
永井照人議長)
ただいま
提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
よって、議案第58号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第22、議案第59号向日市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
安田市長。
○(安田 守市長)(登壇)
ただいま議題となりました議案第59号向日市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、ご説明を申し上げます。
本案は、厚生労働省令の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものであります。
改正の内容についてでありますが、まず、代替保育の提供先につきまして、新たに小規模保育事業A型及びB型、並びに事業所内保育事業を行う者を加えるものであります。
次に、家庭的保育事業における食事の提供体制につきまして、まず、給食の外部搬入をする場合の搬入先について、新たに保育所等から調理業務を受託している
事業者のうち、アレルギー対応等の配慮を行うことができると市が認める者を加えるものであります。
また、給食の自園調理について、経過措置により、既存
事業者には平成31年度末までの5年間、猶予がなされておりますが、これを平成36年度末までの10年間に延長するものであります。
なお、この条例は公布の日から施行するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○(
永井照人議長)
ただいま、
提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
よって、議案第59号は、厚生常任委員会に付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
日程第23、議案第60
号平成30年度向日市
一般会計補正予算(第2号)、日程第24、議案第61
号平成30年度向日市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、日程第25、議案第62
号平成30年度向日市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、日程第26、議案第63
号平成30年度向日市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上4議案を
一括議題といたします。
提出者の説明を求めます。
安田市長。
○(安田 守市長)(登壇)
ただいま
一括議題となりました議案第60号から、議案第63号までの4議案につきまして、ご説明を申し上げます。
まず、議案第60
号平成30年度向日市
一般会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ9,394万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ196億484万4,000円とするものであります。
それでは、まず、歳出の主なものにつきましてご説明を申し上げます。
議会費では、西別館への移転に伴う備品購入費450万円を計上いたしております。
総務費では、平成29年度の国・府支出金の精算に伴う返還金1,645万円を計上いたしております。
次に、民生費では、民間
事業者が設置されます小規模保育所2カ所の整備費に対して交付する補助金として3,105万円を、また、国の制度改正に伴う
システム改修費として193万円を計上いたしております。
次に、消防費では、さきの大阪府北部地震での教訓を生かし、道路に面した危険なコンクリートブロック塀の撤去を促進するため、その撤去費用に対する補助に要する予算として300万円を計上いたしました。
次に、教育費では、小中学校のプール壁やブロック塀の改修に要する費用として3,700万円を計上いたしております。
次に、歳入についてでありますが、国庫支出金では、小規模保育所の整備にかかる補助金2,760万円や、
システム改修にかかる補助金及び委託金112万円を計上いたしております。
寄附金では、平成22年度から9年連続でご寄附をいただいております日東薬品工業株式会社様からの寄附金800万円を計上し、当初予算に計上いたしておりますヒブワクチン接種事業や、ブックスタート事業の財源として活用させていただくこととし、財源内訳補正をいたしております。
繰入金では、平成29年度の各
特別会計の決算確定に伴う精算といたしまして、
後期高齢者医療特別会計繰入金8万円、
介護保険事業特別会計繰入金1,832万円を、それぞれ増額補正いたしております。
市債では、学校施設の改修工事の財源として、小中学校を合わせまして2,760万円を計上いたしております。
このほか、今回の補正予算の一般財源として必要となる1,120万円につきましては、繰越金を同額計上いたしました。
なお、本補正後の財政調整基金残高は11億948万円となっております。
次に、第2表の地方債補正についてでありますが、小学校及び中学校の施設環境改善債をそれぞれ増額したものであります。
次に、議案第61
号平成30年度向日市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明を申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ6,078万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ58億3,345万8,000円とするものであります。
まず、歳出についてでありますが、諸支出金で療養給付費等負担金にかかる前年度精算償還金を6,051万円計上いたしております。
次に、歳入についてでありますが、前年度からの繰越金を、歳出予算と同額の6,051万円計上いたしております。
次に、議案第62
号平成30年度向日市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明を申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ2,690万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ7億6,042万9,000円とするものであります。
まず、歳出についてでありますが、納付額が確定いたしましたことから、京都府
後期高齢者医療広域連合納付金2,682万円を、
一般会計繰出金8万円をそれぞれ計上いたしております。
次に、歳入についてでありますが、平成29年度の決算が確定いたしましたことから、前年度繰越金として2,690万円を計上いたしております。
最後に、議案第63
号平成30年度向日市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明を申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ2億890万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ44億5,779万4,000円とするものであります。
まず、歳出についてでありますが、介護保険給付費基金積立金で1億2,691万円を、諸支出金で、平成29年度介護給付費の確定に伴い、国・府などへの返還金6,366万円を、
一般会計繰出金1,832万円を、それぞれ計上いたしております。
次に、歳入についてでありますが、平成29年度介護給付費の確定に伴い、追加交付となります支払基金交付金464万円、前年度繰越金2億425万円を、それぞれ計上いたしております。
以上、補正予算4議案につきましてご説明を申し上げました。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○(
永井照人議長)
ただいま、
提案理由の説明がありましたので、4議案に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(
永井照人議長)
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
よって、議案第60号は、3常任委員会に所管分を分割して付託し、議案第61号、第62号、及び第63号は厚生常任委員会に、それぞれ付託いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○(
永井照人議長)
以上で、本日の
議事日程は、全部終了いたしました。
本日の会議は、これをもって散会いたします。
午前10時47分 散 会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
向日市議会議長 永 井 照 人
会議録署名議員 飛 鳥 井 佳 子
会議録署名議員 冨 安 輝 雄...