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  1. 城陽市議会 2024-03-28
    令和 6年第1回定例会(第6号 3月28日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 6年第1回定例会(第6号 3月28日) 令和6年         城陽市議会定例会会議録第6号 第1回      令和6年3月28日(木曜)午前10時30分開議   〇出席議員(19名)      平  松     亮  議 員      田  中  智  之  議 員      善  利     誠  議 員      並  木  英  仁  議 員      宮  園  智  子  議 員      澤  田  扶 美 子  議 員      西     良  倫  議 員      藤  田  千 佐 子  議 員      土  居  一  豊  議 員      谷     直  樹  議 員      奥  村  文  浩  議 員      一  瀬  裕  子  議 員
         小 松 原  一  哉  議 員      乾     秀  子  議 員      上  原     敏  議 員      相  原  佳 代 子  議 員      若  山  憲  子  議 員      語  堂  辰  文  議 員      本  城  隆  志  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局      長  村  和  則  局長      高  田  哲  志  次長      井  上  悠  佑  課長補佐                  議事調査係長事務取扱      葛  原  さ  な  主事      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      本  城  秋  男  副市長      村  田  正  明  副市長      北  澤  義  之  教育長      森  島  正  泰  理事                  都市整備部長事務取扱      下  岡  大  輔  危機管理監      吉  川  保  也  企画管理部長      綱  井  孝  司  総務部長      森  田  清  逸  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      大  石  雅  文  まちづくり活性部長      森  本  都 士 男  まちづくり活性部参事      南  郷  孝  之  消防長      竹  内  章  二  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      富  田  耕  平  企画管理部次長                  政策企画課長事務取扱      上  羽  雅  洋  総務部次長      渡  邉  博  幸  総務部次長                  総務課長事務取扱                  選挙管理委員会事務局主幹      堤     靖  雄  市民環境部次長      森     哲  也  市民環境部次長                  市民活動支援課長事務取扱      堀  岡  宣  之  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  福祉課長事務取扱      浜  崎  哲  也  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  健康推進課長事務取扱      長 谷 川  雅  俊  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  子育て支援課長事務取扱      辰  已  幸  司  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  国保医療課長事務取扱      木  村     敬  まちづくり活性部新都市政策監      岩  佐  良  造  まちづくり活性部次長                  東部丘陵整備課長事務取扱      中  村  雅  彦  まちづくり活性部産業政策監                  まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱      立  木  克  也  都市整備部次長                  都市政策課長事務取扱      辻  村  一  哉  都市整備部次長                  管理課長事務取扱      上  田  直  紀  消防署長      藤  林  孝  幸  教育部次長                  教育総務課長事務取扱      野  村  弘  樹  教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱 〇議事日程(第6号) 令和6年3月28日(木曜)午前10時00分開議     (総務常任委員会付託分)  第1 議案第 9号 城陽市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用            等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供            に関する条例の一部改正について     議案第10号 城陽市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について     議案第11号 城陽市水道事業給水条例及び城陽市公共下水道使用料条例の一部            改正について     議案第12号 城陽市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部            改正について     議案第13号 城陽市監査委員条例の一部改正について     (福祉常任委員会付託分)  第2 議案第14号 城陽市介護保険条例の一部改正について     議案第15号 城陽市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基            準等に関する条例の一部改正について     議案第16号 城陽市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び            運営の基準等に関する条例の一部改正について     議案第17号 城陽市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等            を定める条例の一部改正について     議案第18号 城陽市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護            予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する            基準等を定める条例の一部改正について     議案第19号 城陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す            る基準を定める条例の一部改正について
        議案第20号 城陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に            関する条例の一部改正について     議案第21号 城陽市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条            例の一部改正について     議案第22号 城陽市子ども・子育て会議条例の一部改正について     議案第23号 城陽市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定            める条例の一部改正について     議案第24号 城陽市国民健康保険条例の一部改正について     議案第25号 城陽市福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について     (予算特別委員会付託分)  第3 議案第 1号 令和6年度(2024年度)城陽市一般会計予算     議案第 2号 令和6年度(2024年度)城陽市国民健康保険事業特別会計予算     議案第 3号 令和6年度(2024年度)城陽市寺田財産区特別会計予算     議案第 4号 令和6年度(2024年度)城陽市介護保険事業特別会計予算     議案第 5号 令和6年度(2024年度)城陽市後期高齢者医療特別会計予算     議案第 6号 令和6年度(2024年度)城陽市水道事業会計予算     議案第 7号 令和6年度(2024年度)城陽市公共下水道事業会計予算  第4 議案第34号 固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについて            (市長提出)  第5 議案第29号 令和5年度(2023年度)城陽市一般会計補正予算(第9号)(市            長提出)  第6 議案第30号 令和5年度(2023年度)城陽市国民健康保険事業特別会計補正予            算(第1号)(市長提出)  第7 議案第31号 令和5年度(2023年度)城陽市寺田財産区特別会計補正予算(第            1号)(市長提出)  第8 議案第32号 令和5年度(2023年度)城陽市介護保険事業特別会計補正予算            (第1号)(市長提出)  第9 議案第33号 令和5年度(2023年度)城陽市後期高齢者医療特別会計補正予算            (第1号)(市長提出)  第10 決議案第1号 イスラエル・ハマス間の武力衝突の即時人道的停戦を求める決議            (議員提出)     (建設常任委員会付託分)  第11 請願第6−1号 スケートボードパーク建設を求める請願書  第12         常任委員会並びに議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続す             ることについて 〇会議に付した事件  議事日程に同じ           ────────────────────── ○小松原一哉議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は19名でございます。  これより令和6年第1回城陽市議会定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第1、議案第9号から議案第13号までの5議案を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第9号から議案第13号までの5議案については、去る2月22日の本会議において総務常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  土居一豊総務常任委員長。 ○土居一豊総務常任委員長  〔登壇〕 今期定例会において、本委員会に付託されました5議案について、2月27日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  まず議案第9号、城陽市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について報告いたします。  本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の公布による行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うべく、提案されております。  市は、改正内容について、 o 行政運営の効率化と迅速化を図るため、法律の別表第2が削除され、主務省令で規定されることに伴い、市条例も同様に削除し、規則において新たに定める o 今回の改正において、新たな情報連携の事務等の追加はなく、法律の改正に合わせて引用する文言を改めるのみである と説明しました。  質疑において、委員は、この条例改正とマイナンバーとの関係を尋ね、市は、マイナンバーと連携する事務は別表第1に規定しており、今回、別表第1は改正しないため、変わらないと答えました。  採決の結果、議案第9号は、全員で可決しました。  次に、議案第10号、城陽市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について報告いたします。  本案は、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律により、法律の別表である公安職俸給表が改定されることに伴い、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令について改正され、補償基礎額の改定が行われたことから、所要の改正を行うべく、提案されております。  審査に当たり、市は、改正内容について、 o 第5条第2項第2号の補償基礎額を、8,900円から9,100円に o 同項第1号の別表補償基礎額についてもそれぞれ引き上げる とし、元消防団員のご遺族1名が対象であると説明しました。  質疑において、委員は、対象者の階級及び在職期間について尋ね、市は、部長、班長及び団員の位に該当し、在職期間は10年以上20年未満であると答えました。  このほか質疑等なく、採決の結果、議案第10号は、全員で可決しました。  次に、議案第11号及び議案第12号について、一括して審査を行いましたので、一括して報告いたします。  市は、2議案の改正概要について、議案第11号は、 o 水道料金の基本料金、従量料金とも平均22.9%の改定を行う o 水道開栓時に預かっていた予納金を廃止し、既に預かっている予納金は順次返還する o 漏水及び非常災害があった場合の減免の取扱いを明文化する o 水道行政の所管が厚生労働省から国土交通省及び環境省に移管されることとなったため、引用する省令の変更を行う  また、議案第12号は、地方自治法の一部が改正されたことに伴い、本条例に引用している地方自治法の引用条項の条ずれ改正を行うと説明しました。  質疑において、委員は、物価等が上がる中、前回の値上げから、5年後に再度値上げを行うことの説明を求め、市は、燃料費等、様々な経費が上がっており、水道事業を持続させるためには改定は必要と答えました。  また、他の委員からの、自己水と府営水の関係の問いに、市は、自己水を取水した上で、不足分を府営水で賄っていると答えました。  さらに、他の委員から、水道行政の所管が変わることの市民生活への影響との問いに、市は、影響は全くないと答えました。  そのほか、国からの補助金などを活用し、水道料金等の減免をと要望がありました。  討論において、一部委員は、議案第11号について、 o 値上げが東部丘陵地の開発と関係があるのではないかという疑問を払拭できない o 東部丘陵地の管路の布設には企業に負担を求めるべき o 府営水道の契約水量の削減を先にするべき  以上から、値上げは見直すべきと反対の意見を述べました。  採決の結果、議案第11号は賛成多数で可決、議案第12号は全員で可決しました。  次に、議案第13号、城陽市監査委員条例の一部改正について報告いたします。  本案は、地方自治法の一部が改正されたことに伴い、本条例に引用している地方自治法の引用条項の条ずれ改正等を行うべく、提案されております。  冒頭、市は、条例の内容について実質的な変更はないと説明しました。  委員から特段の質疑等なく、採決の結果、議案第13号は、全員で可決しました。  以上、本委員会に付託を受けました5議案の審査経過と結果の報告を終わります。  令和6年3月28日 総務常任委員長 土居一豊                              (報告書は巻末に掲載) ○小松原一哉議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  議案第11号、城陽市水道事業給水条例及び城陽市公共下水道使用料条例の一部改正について、反対の立場で討論いたします。
     本条例改正により、1期分の平均水道料金5,940円を7,304円へと22.9%引き上げることになります。城陽市は、5年前、市内人口の減少、節水意識の向上による水需要の低下、管路の老朽化対策などの理由で、23.4%の値上げが強行されました。当時から過大な府営水の契約水量について見直しをすることを要望してきましたが、手つかずの状態であります。府営水道の受水量1日3,500立方メートルにもかかわらず、契約水量は1万4,100立方メートルと建設負担分だけでも毎日58万3,000円を余計に払っていることになります。契約水量を2分の1にするだけで年間1億円以上の節約となります。  城陽市は、前回の値上げ時には水道事業のシミュレーションも示して、以後、当分の間は据え置くとしていました。ところが、今回は、水余りにもかかわらず第2分水などとして木津浄水場からの受水や東部丘陵地への新中区配水池、青谷配水池の建設をはじめ、管路の新設などで水道事業の予算額に匹敵する支出が計画されております。進出企業には上下水道整備などへの応分の負担を求めるべきであり、市民の水道料金への反映は到底納得できるものではありません。  城陽市は、豊富で良質な地下水が85%利用されており、これまで水道料金も低く押さえてきました。市民の命の水、水道水の料金は据え置くべきであります。現在の厳しい家計への負担軽減のためにも、今回の水道料金の引上げの本議案に反対し、討論といたします。 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  これをもって討論を終わります。  これより議案別に採決いたします。  まず議案第9号を採決いたします。  議案第9号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第9号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号を採決いたします。  議案第10号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第10号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号を採決いたします。  議案第11号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第11号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号を採決いたします。  議案第12号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第12号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号を採決いたします。  議案第13号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第13号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第2、議案第14号から議案第25号までの12議案を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第14号から議案第25号までの12議案については、去る2月22日の本会議において福祉常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  西良倫福祉常任委員長。 ○西良倫福祉常任委員長  〔登壇〕 今期定例会において、本委員会に付託されました議案第14号から議案第25号までの12議案について、2月28日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  初めに、議案第14号、城陽市介護保険条例の一部改正について報告いたします。  本件は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うべく、提案されております。  冒頭、市は、介護保険料について、 o 第5段階の保険料額を6万1,180円から6万5,730円に改める o 第5段階を基準の1.0とし、全ての段階において、料率をそれぞれ乗じた額に保険料額を改める o 第1段階から第3段階の低所得の階層においては、料率を軽減し保険料額を引き下げる o 第17段階と第18段階の高所得の階層において料率を引き上げる と説明しました。  質疑において、委員の、保険料の調整に活用された基金の額と残高の関係はとの問いに対し、市は、7億8,000万円を投入し、残高は5億円程度となる予定と答えました。  また委員は、4段階の料率を前年度と同程度に引き下げるため必要な額を問いましたが、市は、第1から第3段階については国においても特に力を入れて低減を図っているところだが、第4段階についても調整が必要であるかは今後の検討課題の一つとしました。  討論において、本議案に反対の立場の委員は、第1から第3段階の低所得者層については負担軽減が図られているが、それに次ぐ第4段階の保険料率は、対象者の生活実態に見合ったものではなく、さらなる配慮があってしかるべきと述べました。  採決の結果、議案第14号は、賛成多数で可決しました。  次に、議案第15号及び議案第16号の2議案について、一括して審査を行いましたので、一括して報告いたします。  これら2議案は、共に地域密着型サービスに係る基準を定めるもので、第15号は要介護認定者に対するサービスに関して、第16号は要支援認定者に対するサービスに関して、いずれも厚生労働省令の一部改正に伴い、それぞれ大きく5項目所要の改正を行うべく、提案されております。  質疑において、委員からの、努力義務となっている箇所のチェック方法はとの問いに、市は、運営指導という形で事業所に直接訪問し、確認を行うと答えました。  また他の委員は、身体的拘束等について強調すると介護者の行動制限につながるのではと尋ね、市は、身体拘束に当たらない場合を明文化することによって、介護の適正化につながるとの考えだが、事業所にはその旨周知するとしました。  さらに、管理者の兼務がサービスの質の低下を招かないかとの懸念に対し、市は、あくまで業務に支障のない範囲でということが前提。許可するに当たり、市としても確認を行うと理解を求めました。  採決の結果、議案第15号及び議案第16号の2議案は、いずれも全員で可決しました。  次に、議案第17号及び議案第18号について、一括して審査を行いましたので、一括して報告いたします。  これら2議案は、居宅介護支援、介護予防支援の事業の基準をそれぞれ定めるもので、議案第17号は要介護認定者に対し、議案第18号は要支援認定者に対し、厚生労働省令どおり所要の改正を行うべく、提案されております。  質疑において、委員は、テレビ電話装置でのモニタリングが可能となることによる影響を問い、市は、事業所とも相談した上で、利用者の希望が多ければ導入も検討するが、質が低下することのないように留意すると答えました。  また、他の委員は、取扱件数の拡大によりケアマネジャーの負担が増えるのではないかとの懸念を示しましたが、市は、動向を注視し、市としてもできることがあれば支援していくとしました。  討論において、議案第17号に反対の立場の委員は、介護の要であるケアマネジャーの負担軽減につながらないため反対と述べる一方で、2議案に賛成の委員は、時間短縮によって取扱件数の拡大が可能となり、事業者の報酬増につながるとしました。  採決の結果、議案第17号及び議案第18号の2議案は、いずれも賛成多数で可決しました。  次に、議案第19号から議案第22号の4議案について、一括して審査を行いましたので、一括して報告いたします。  市は、議案第19号は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準が改正されたことに伴うもので、 o インターネットによる、特定教育・保育施設の運営規程等の重要事項等の公衆への閲覧を義務づける等の改正を行う。   また、議案第20号及び議案第22号は、子ども・子育て支援法、議案第21号は家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、それぞれ所要の改正を行う と説明しました。  委員は、インターネットによる情報公開の義務化について詳細を問い、市は、必ずしも各園のホームページ上での公開を求めるものでなく、国の総合情報サイトや市のホームページでの掲示も可能と答えました。  そのほか、委員から、 o 各園の掲示に不備がないか、市としてもチェックの徹底を との要望がありました。  採決の結果、議案第19号から議案第22号までの4議案は、いずれも全員で可決しました。  次に、議案第23号、城陽市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について報告いたします。  本案は、放課後児童健全育成事業実施要綱の一部改正に伴い、所要の改正を行うべく、提案されております。  冒頭、市は、改正の概要について、 o 放課後児童支援員の要件である研修受講について、研修計画を定めることを条件に、放課後児童支援員の業務に従事することになった日から2年以内に研修を修了することを予定している者を、研修を修了した者に含めると規定する と説明しました。  質疑において、委員は、学童支援員の資格要件を尋ね、市は、教員免許等の資格保有者であり、府が実施する研修を修了した者と答えました。  また、他の委員は、研修修了予定者も修了者に含めるとした理由を問いましたが、市は、今後、支援員の確保が困難となった場合を想定した緊急避難的な措置であり、実際に適用する予定はないとしました。  採決の結果、議案第23号は、全員で可決しました。  次に、議案第24号、城陽市国民健康保険条例の一部改正について報告いたします。  本案は、国民健康保険法施行令等の一部改正に伴い、所要の改正を行うべく、提案されております。  冒頭、市は、改正の概要について、国民健康保険料に係る賦課限度額のうち後期高齢者支援金等賦課限度額を現行22万円から24万円に改めると説明しました。  質疑において、委員は、改正により影響を受ける世帯数と影響額を尋ね、市は、108世帯が影響を受け、対する影響額は約200万円と答えました。  また、他の委員からの、賦課限度額の引上げは保険料の引上げを意味するのかとの問いに対し、市は、一部の被保険者については限度額に応じた保険料引上げとなるが、中間世帯についてはむしろ影響が緩和されるものとしました。  討論において、反対の立場の委員は、国保料の仕組みは理解するが、限度額の引上げには賛成しかねるとの意見を述べましたが、他の委員は、市民への丁寧な説明を心がけるなど、十分に配慮した運用をとした上で、本件に賛成の意見を述べました。  採決の結果、議案第24号は、賛成多数で可決しました。  次に、議案第25号、城陽市福祉医療費の支給に関する条例の一部改正について報告いたします。  本件は、府の福祉医療助成事業の見直しに伴い、受給資格に関する規定等を改正するもので、冒頭、市は、  重度心身障がい者に係る助成対象について、 o 精神障害者保健福祉手帳1級に該当する者 o 精神障害者保健福祉手帳2級に該当する者で、  ・身体障害者手帳3級に該当する者  ・児童相談所または知的障害者更生相談所において知能指数がおおむね50以下と判定された者のいずれかに該当する者を追加するとし、   市独自で、精神障害者保健福祉手帳2級に該当し、かつ18歳未満の者にも制度を拡充する と説明しました。  質疑において委員は、拡充分の予算と対象人数を尋ね、市は、障がいに係る福祉医療費全体で約1.4億円の予算を計上しており、そのうち今回の拡充に関するものは約400万円となっている。対象人数は令和6年度で45人と答えました。  そのほか委員から、 o 市独自の制度について、市民への十分な広報を との要望がありました。  採決の結果、議案第25号は、全員で可決しました。  以上、本委員会に付託を受けました議案第14号から議案第25号までの12議案についての審査経過と結果について、報告を終わります。  令和6年3月28日 福祉常任委員長 西良倫                              (報告書は巻末に掲載) ○小松原一哉議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
            (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  議案第17号、城陽市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、反対の立場で討論します。  この条例の改正は、介護支援専門員、ケアマネ1人当たりのケアプラン作成件数の上限を35件から44件に改めるものです。さらに、指定居宅サービス事業所とのケアプランデータ連携システムを活用の場合は49件に拡大をするものです。今でも大変なケアマネの仕事量をさらに拡大するもので反対です。  令和6年はケアプランの有料化は見送られましたが、プラン作成の枠の拡大にはケアプランの有料化等が見え隠れしています。ケアプランの人員不足が今、大きな問題になっています。城陽市でも、包括支援センターの体制強化として、令和6年度包括支援センターのケアマネ3名募集を非正規枠から正規枠募集に変更の予算が提案されています。またこの条例では、事業者や家族へのケアプランの説明も義務から努力義務に変更されます。ケアプランは、介護が必要な利用者にとっては、自身の状況や家族、経済的な事情等を考慮して作られたもので、意向確認が義務から努力義務への変更もケアマネの負担軽減とはいえ、介護利用者のサービスの幅を狭めるもので反対をいたします。 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。  西議員。 ○西良倫議員  議案第14号、城陽市介護保険条例の一部改正について、反対の立場で討論します。  先ほどの委員長報告でも意見の紹介がありましたが、第1から第3段階の低所得者層については負担軽減が図られている反面、第4段階でプラス3,870円、基準としている第5段階でプラス4,550円など、ここ5年、10年の国民の生活困窮の状況、対象者の生活実態に見合ったものとは言い難く、大きな保険料アップであり、国民の苦難軽減になり得ていないものとして反対します。  続いて議案第24号、城陽市国民健康保険条例の一部改正について、反対の立場で討論します。  議案は、国民健康保険料に係る賦課限度額について、後期高齢者支援等負荷限度額の現行22万円を24万円に改めるとの改正内容でした。反対の1つ目の理由は、国保加入世帯は自営業、非正規雇用など、経済的には厳しく、より医療を必要としている人です。高過ぎる保険料にさらに拍車をかけるからです。第2の理由は、国保料を引き上げない努力や軽減策の拡充、全国知事会などでも要望している国庫負担引上げなど、議会挙げて保険料アップではなく、国庫負担アップこそ呼びかけて、本議案に反対するものです。 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  これをもって討論を終わります。  これより議案別に採決いたします。  まず議案第14号を採決いたします。  議案第14号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第14号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号を採決いたします。  議案第15号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第15号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号を採決いたします。  議案第16号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第16号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号を採決いたします。  議案第17号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第17号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号を採決いたします。  議案第18号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第18号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号を採決いたします。  議案第19号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第19号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号を採決いたします。  議案第20号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第20号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号を採決いたします。  議案第21号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第21号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号を採決いたします。  議案第22号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第22号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号を採決いたします。  議案第23号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第23号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号を採決いたします。  議案第24号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第24号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号を採決いたします。  議案第25号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第25号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第3、議案第1号から議案第7号までの7議案を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第1号から議案第7号までの7議案については、去る2月22日の本会議において予算特別委員会を設置し、これに付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  本城隆志予算特別委員長。 ○本城隆志予算特別委員長  〔登壇〕 去る2月22日の本会議におきまして、本委員会に付託を受けました、議案第1号から議案第7号までの令和6年度予算関係7議案について、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本委員会は、付託当日に正副委員長を互選し、3月12日から延べ7日間にわたって審査を行いました。  委員会は、審査の冒頭、衛生センター庁舎及び市道5号線の工事箇所を視察しました。  その後、8つの区分に分けて質疑を行い、総括質疑でさらに審査を深めたところでございます。  その過程では、各委員から様々な質疑、要望が出されましたが、詳細は後刻、委員会記録によりご承知いただきますようお願い申し上げ、採決に先立った討論の概要を報告いたします。  初めに、反対討論の概要を報告いたします。  一般会計については、 o 東部丘陵地におけるモニタリング井戸の検査再開を急ぐべき o 保育士や学童保育所指導員の正規職員採用率を高めるべき o 国庫委託金で自衛隊へ名簿が提供されている o 部落解放を冠した集会や実行委員会に係る負担金、助成金、補助金は不要 o 中学校のプールは改修するべきであり、民間利用をさらに拡大する在り方は疑問  議案第2号、第4号、第5号の各特別会計については、 o 物価高騰、厳しい生活の中での保険料引上げである  水道事業会計については、 o 水道料金の値上げ及び必要度の低い府営水の第2分水新設工事につながる予算である  以上が反対討論の概要であります。  次に、7会計に賛成の討論の概要を報告いたします。 o 山城青谷駅の周辺整備、産科医院の誘致、おたふく風邪ワクチンへの助成といった、魅力的なまちづくりや福祉先進都市としての取組が進められているほか、自治体DXの推進、放課後子ども教室の拡充、不登校児童対策に向けた新たな取組など、バランスを考えられた予算編成となっている o 東部丘陵地整備に傾注される中においても、市民体育館の大規模改修などの防災対策、おたふく風邪ワクチンへの助成や学校給食に係る支援などの子育て施策、課税証明のコンビニ交付といったDX対策など、多岐にわたる分野に配分すべく努力されている o 新名神開通時期の見直しが発表されたものの、中間エリアの整備に向けた検討が進められており、積極的な施策展開につながることに期待する。また、介護人材の確保対策や妊婦歯科治療の助成を創設するなど、厳しい財政状況にあっても工夫された予算案となっている  以上が賛成討論の概要でございます。  採決の結果、一般会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、水道事業会計の5会計は賛成多数で可決し、その他2会計は全員一致で可決されました。  以上が、本委員会における審査経過と結果の概要であります。  審査の中で出された指摘・要望は、速やかにご検討いただき、市民生活の安定と福祉向上のため、一層努力されますよう切望し、予算特別委員会の報告といたします。  令和6年3月28日 予算特別委員長 本城隆志                              (報告書は巻末に掲載) ○小松原一哉議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  質疑なしと認めます。
     これより討論に入ります。討論はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  議案第1号、2024年度城陽市一般会計予算に反対の立場で討論いたします。  城陽市は、今、大きな曲がり角に来ているのではないでしょうか。大規模開発を促進させるのか、それとも市民の暮らしや教育・福祉の充実かの分岐であります。ベッドタウンからの脱却、新名神に乗り遅れるな、企業誘致最優先などの掛け声で、大規模開発へと暴走しているのではないでしょうか。  東部丘陵線の予算が65億円から97億円に、またアウトレットの外周道路建設、スマートインター周辺の整備などに多額の予算が投入をされております。その一方で、防災や教育などにしわ寄せが来ているのではないでしょうか。1月の能登半島地震でも、避難所のエアコン設置が二次災害防止に必要と指摘がされ、政府も小・中学校の体育館へのエアコン設置補助に動いているにもかかわらず、本市では設置の計画もありません。また近隣の市町では、全ての特別教室にエアコンが設置されていますが、本市では一部の特別教室のエアコンの設置となっているところでございます。  また、本来義務ではないにもかかわらず、市民の反対を押しきって自衛隊への名簿提出は中止すべきであります。  また、解放同盟などの運動団体に関わる山城人権ネットワークから脱退し、部落解放城陽市実行委員会の解散と負担金、補助金、助成金などは削除すべきであります。  新名神、東部丘陵地開発などの外部頼みではなく、市民生活の安全、子供の教育や福祉の充実、地元の中小企業の手厚い支援など、特色あるまちづくりこそ必要であり、市民に負担を押しつける本予算に反対をいたします。  2号議案、国民健康保険事業特別会計、4号議案、介護保険事業特別会計、5号議案、後期高齢者医療特別会計については、基金の取崩しや一般会計からの繰入れにより、保険料の負担軽減を図るべきであり、各予算に反対します。6号議案については、開発に伴う整備費は進出企業にも応分の負担を求めるべきであり、また府営水道への依存についての見直しも必要であります。諸物価高騰の中、安易な市民負担増には反対をいたします。  残りの3号議案、7号議案には賛成し、討論とします。 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。  並木議員。 ○並木英仁議員  議案第1号から議案第7号の令和6年度各会計予算につきまして、賛成の立場から討論をいたします。  新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類へ下げられたことで市民の生活様式も以前に戻りつつあるものの、原油価格、物価高騰の影響を受け、家計や市内経済が厳しい状況にあるのと同様に、市の財政においても厳しい状況にあるものと拝察をいたします。  そのような状況の中、令和6年度当初予算においても、魅力的なまちづくりに向け、新名神高速道路の開通に合わせた各種事業のほか、少子化対策として産科医院の誘致に向けた取組が進められております。また、自治体DXの推進、放課後子ども教室の拡充、不登校児対策に向けた新たな取組など、バランスを考えられた構成になっていると評価しております。  さて、能登半島地震に際し、自然の猛威を改めて感じさせられるとともに、日頃からの防災・減災対策の必要性も改めて認識したところでございます。安全で安心して暮らしていけるまちづくりに向け、今後もきめ細やかな事業に目を向けていただき、各議員や市民の皆様のご意見、ご要望を今後の市政運営に生かしていただくことをお願いいたしまして、令和6年度の各会計予算に対する賛成の討論といたします。  以上です。 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。  宮園議員。 ○宮園智子議員  失礼いたします。議案第1号から議案第7号の令和6年度各会計予算につきまして、賛成の立場から討論いたします。  今回、予算委員会では出席メンバーではございませんでしたが、ネット中継のフル活用や予算書を慎重に拝見させていただき、さらには同じ会派で予算委員会に参加された上原議員のお話もお聞きした上で、お話しさせていただきます。  国内において、急激なペースで人口減少・少子高齢化が進んでいる中、原油価格や物価の高騰、それに伴う人件費、社会保障費の増加などにより、市が直面する課題は大きく、対応は簡単なことではないと考えます。そのような中で、令和6年度誰もが輝き、希望あふれる予算を編成され、最優先事項とされている東部丘陵地整備に力を注がれている中、市民体育館の大規模改修などの防災対策、おたふく風邪ワクチン接種に対する助成や学校給食における食材価格高騰に対する支援などの子育て施策、課税証明のコンビニ交付の開始といったDX対策など、厳しい財政状況の中でも多岐にわたる分野に配分されていることと考えます。  財政状況に余裕ができるのはまだ先になるかもしれませんが、今後もきめ細やかな事業に心配りしていただき、希望あふれる予算が実現されることをお願いいたしまして、令和6年度の各会計予算に対する賛成討論とさせていただきます。 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。  谷議員。 ○谷直樹議員  失礼いたします。議案第1号、令和6年度城陽市一般会計予算から議案第7号、令和6年度城陽市公共下水道事業会計予算までの7議案について、賛成の立場から討論いたします。  我が国においては人口減少が続く中で、地方の過疎化や地域産業の衰退、さらには大規模災害への対応等が大きな課題となっております。財政面を見ますと、ウクライナ情勢の長期化や円安等を要因として原油価格や物価の高騰が続いており、また物価上昇に合わせた構造的な賃上げが進められていることから、国内においてはあらゆるコストが急激に上昇しております。しかしながら、我が国の経済は、コロナ禍の3年間を乗り越え、引き続く物価高騰の波にもまれながらも着実に成長を遂げているところでございます。  本市においても、まちのさらなる成長に向け、物価高騰に直面している状況においても全力でまちづくりに取り組まれているところでございます。新名神高速道路大津・城陽間の開通時期の見直しが発表されたものの、市では東部丘陵地中間エリアの整備に向けた検討も進められており、新名神高速道路の開通に合わせた積極的な施策展開につなげられていることを期待するところでございます。また、高齢化の進展に伴い、介護人材のニーズが高まる中、介護人材に対しての対策を講じられていることや、子育て支援対策の充実、少子化対策として妊婦歯科治療の助成を創設、産業振興の充実、市民に寄り添った施策の展開など、厳しい財政状況にあっても工夫された予算案であると感じております。  今後とも、新名神高速道路の全線開通を踏まえ、継続して取り組んでいる大規模な事業を実現させること、防災・減災への取組や少子高齢化への対策、DXの推進やふるさと納税の進展に期待するとともに、より一層の行財政改革の推進、そして将来にわたって健全な財政運営が可能となるような強固な財政基盤を作り上げて、財政の健全化に向けた取組を期待し、また本委員会において寄せられた各委員からの意見なども市政運営に取り入れていただきますようお願いいたしまして、令和6年度の各会計予算に対します賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  今回、予算特別委員会委員長ということで、皆さんのご協力ありがとうございました。  私は、委員長というのは賛否どちらも出せないという形で、皆さんの賛否を見させてもらいましたけれども、賛成するところ、反対するところ、いろいろございますので、今回、予算第1号から予算第7号、全て退席して意思表明をしたいと思います。ありがとうございました。         〔本城隆志議員退場〕 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  これをもって討論を終わります。  これより議案別に採決いたします。  まず議案第1号を採決いたします。  議案第1号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第1号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号を採決いたします。  議案第2号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第2号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号を採決いたします。  議案第3号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号を採決いたします。  議案第4号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第4号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号を採決いたします。  議案第5号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第5号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号を採決いたします。  議案第6号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  挙手多数。よって議案第6号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号を採決いたします。  議案第7号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第7号は、原案のとおり可決されました。         〔本城隆志議員入場〕           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第4、議案第34号、固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第34号、固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてご説明申し上げます。  本件は、現在、固定資産評価審査委員会委員でございます秋山達氏の任期が令和6年3月31日で満了となりますが、引き続き同氏を選任いたしたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○小松原一哉議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第34号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  ご異議なしと認めます。よって議案第34号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  これより議案第34号を採決いたします。  議案第34号は、同意することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第34号は、同意することに決しました。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第5、議案第29号、令和5年度城陽市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第29号、令和5年度城陽市一般会計補正予算第9号につきましてご説明申し上げます。  予算書の2ページ、3ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額351億9,404万4,000円に、歳入歳出それぞれ4億250万8,000円を追加し、予算の総額を355億9,655万2,000円とするものでございます。  歳出予算の主なものといたしましては、総務費で、減債基金積立金8,333万4,000円、未来まちづくり基金積立金4,622万7,000円、戸籍等の記載事項追加に係る経費266万2,000円。民生費で、国民健康保険事業に係る経費1,632万4,000円、障がい者の自立支援に係る経費5,322万円、介護保険事業に係る経費1,702万1,000円、高齢者福祉施設の支援に係る経費1,490万円、後期高齢者医療事業に係る経費5,041万円、民間保育所等に係る経費4,062万9,000円、公設民営保育所の管理運営に係る経費1,855万9,000円。衛生費で、新型コロナウイルスワクチン接種国庫支出金の返還に係る経費4,573万4,000円。土木費で、市道3201号線の整備に係る経費減額で1億8,895万円、東部丘陵地の整備に係る経費減額で2億6,817万4,000円、東部丘陵線の整備に係る経費4億3,800万円。その他正職人件費として退職者増による退職手当により4,063万3,000円などを計上いたしております。  歳入予算の主なものといたしましては、地方消費税交付金減額で6,810万4,000円。地方交付税で、普通交付税3億2,375万2,000円。国庫支出金で、子どものための保育給付交付金2,282万7,000円、社会保障・税番号制度システム整備費補助金266万2,000円、地域生活支援事業費補助金減額で3,292万7,000円、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金1,490万円、道路交通安全施設等整備事業費補助金減額で2,432万7,000円、街路事業費補助金2億4,090万円。府支出金で、保険基盤安定制度負担金1,462万8,000円、障がい者総合支援事業費補助金1,822万1,000円、地域生活支援事業費補助金減額で1,648万2,000円。繰入金で、財政調整基金繰入金1億9,925万2,000円、山砂利採取跡地及び周辺公共施設整備基金繰入金減額で2億9,148万4,000円、職員退職手当基金繰入金4,150万7,000円、未来まちづくり基金繰入金1億5,000万円。諸収入で、公営企業退職手当収入206万円。市債で、東部コミュニティセンター外1館整備事業債減額で1,120万円、衛生センター整備事業債減額で1,110万円、道路整備事業債減額で2億1,540万円、準用河川今池川改修事業債減額で1,940万円、東部丘陵線整備事業債1億9,710万円、学校トイレ整備事業債減額で3,560万円、学校屋上防水等整備事業債減額で3,750万円、学校空調設備整備事業債1,040万円、臨時財政対策債減額で8,824万7,000円などを計上いたしております。  その他、債務負担行為で市道3201号線整備事業で限度額減額で9,000万円を設定いたしております。  ただいま申し上げましたように、今回の補正につきましては、国の補正予算を活用しての高齢者福祉施設の支援に係る経費や東部丘陵線の整備に係る経費の増額などのほか、歳入歳出の決算見込み額により予算整理を行うものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
    ○小松原一哉議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  ただいま市長の説明の中で退職金のお話がございましたけれども、ちょっと出ているということで退職制度について伺いたいと思いますけれども。先日、管理職の人事異動の発表がされましたけれども、あまり退職される方が管理職ではなかったんですけれども、聞くところによりますと、一般職の退職まで行くまでのこれからという職員が多数辞めているといううわさも聞くんですけれども、誰と誰が辞めたかどうかというのはなかなか私らには直接個人のお名前は分からないんですけれども。人材を育てるという意味では、途中で退職されるよりもやっぱり定年退職というその年代まで全うしてもらうことが大きな財産を得ることになると思うんですが、いろんな施策をする以上に、職員を大事にしながら育てていく、あるいは最後まで管理職になって頑張っていただけるという姿勢が私は必要だろうと思うんですが、このうわさは本当なんでしょうかどうか教えてください。 ○小松原一哉議長  吉川部長。 ○吉川保也企画管理部長  今回、3月補正で退職手当の補正をさせていただきます。もともと当初予算では、普通退職1名分ということで2,000万を計上させていただいていましたが、その後、年度途中での退職、それからこの3月末での退職予定が出てきまして、その分の補正をさせていただいております。最終的に今年度末までの退職見込みで、早期退職で1名、それから普通退職で20名ということで、21名の退職見込みでございます。その中身、個々の名前はここの場では申し上げることはできませんが、退職者の平均年齢が38歳、平均勤続年数が9年ということで、先ほど議員のほうからご質問がありましたように、中堅職員のところの退職が今回、多かったというような状況でございます。  以上です。 ○小松原一哉議長  本城議員。 ○本城隆志議員  こういういい年齢、これからという年齢で退職されるということは、予算で欠損が出る以上に大きな問題がこれから出てくるかな。育て方がどうのこうのということが言われると思うんです。そのあたりをこれからしっかり人事の問題で、やっぱり長いことそこにおっていい職場もあれば、そうでない職場で転換させながら仕事の仕方を覚えていく、その中で一番やってもらわないけない年齢層が辞めていくということは、本当に大きな損失になると私は思います。  そう言いながら、この人たちが次の仕事でまたしっかりこの城陽市で養ってもらった度量というか、仕事の仕方、これをまた民間企業に行かれるか、またほかの公務員に行かれるか分かりませんけれども、しっかり役立てていただけることを願うしかないなと、このように思っていますけれども。  これからそういう意味では、雇うときに、採用するときにこの人は続くか続かないか、そんなのなかなか分からない。意欲だけそのとき見て入れているんでしょうけれども、そういうことを鑑みながら、ちょっと職員採用をしっかり頑張っていただくしかないな。それと職員の指導を管理職の皆さんができるように。それから上が定年退職になったら、辞めてもらわないと下のほうから上がれない、これもありますので、そのあたりをしっかり見計らってやっていただきたいということを思いますので、よろしくお願いします。 ○小松原一哉議長  ほかに質疑はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  4点お聞きします。  1点目ですが、今の人事の問題もそうでありますけれども、城陽市の職員体制、正規と非正規の率が異常になっているのではないかと思います。この点で、将来どのように考えていただいているのか、先ほどの退職の話もありましたけれども、恐らくこれは正規の方の退職じゃないかと思いますけれども、そうなってきますと、その穴埋めは非正規とかそういうことになってきますと、会計年度職員とか、そういう形で大変待遇面でもそういう状況の方が入ってこられるということであります。それで、やはり市の職員が率先してこういういわゆる臨時雇用とか、非正規雇用とかを増やしていくのではなく、正規雇用を増やしていくということが大事だと思うんですけど、この点についての考え。それから、市長がいつも言っておられますけれども、城陽市の将来人口は何名を目標にされているのか、その件も含めて1点目です。  2つ目、支出のところで上から2段目、まちづくり基金の積立て、今回4,600万ですか、上がっていますけれども、トータルで幾らになるのか。  3点目、左のほうですけれども、繰入金のところで山砂利採取跡地及び周辺公共施設整備基金繰入金、ここから今回、2億9,000万の支出が止まったということでありますけれども、現在幾らになっているのか、お聞きをいたします。よろしくお願いします。 ○小松原一哉議長  吉川部長。 ○吉川保也企画管理部長  職員の関係について、私のほうからご答弁を申し上げます。  先ほど退職手当の関係で退職者の数を申し上げましたが、この部分については定員管理計画に基づきまして、正規職員で補充なりをしていくということで考えておりますので、ここを退職の後、会計年度任用職員や非正規職員で振り替えていくという考えはございません。  以上です。 ○小松原一哉議長  上羽次長。 ○上羽雅洋総務部次長  未来まちづくり基金の関係ですけども、まず今回、積み立てているという議案歳出の予算、そして歳入のほうで繰り入れるという形の予算でございますけども、それを含めた上で、令和5年度末予算ベースにつきましては繰替運用を含まない場合は約20.5億円という形になっています。ただ、今回、積立てとなっていますけども、この積立てというのはあくまで新規に積み立てるというものではなくて、基本的には一旦繰り入れた事業がそこまで使わなかったということで繰り戻す形になっていますので、新規の積立てではないということだけはお伝えさせてもらいたいと思います。  以上です。 ○小松原一哉議長  岩佐次長。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、私のほうから山砂利採取跡地及び周辺公共施設整備基金の基金残高についてご答弁申し上げます。  令和5年度末決算見込みで約9.6億円でございます。  以上でございます。 ○小松原一哉議長  富田次長。 ○富田耕平企画管理部次長  私のほうから、将来人口のお尋ねがございましたので、ご答弁申し上げます。  将来人口につきましては、第2次創生総合戦略におきまして、2060年度に7万人を確保すると、そういった目標を現在、定めているところでございます。  以上です。 ○小松原一哉議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  まちづくり基金の積立金について、20億5,000万という積立額ということでありますけれども、後のほうでややこしいというか、分かりにくい説明でありました。これはそのまま5年度の決算予定というか、20億5,000万がまちづくり基金に積み立てるのか、後のほうのややこしいところはもう少し詳しくお願いしたいと思います。  それから、人口の関係でありますけれども、現在、限りなく目標人口に近づいているんじゃないかと思います。以前に第4次総、その中では29年度を目標に7万5,000人、そういう目標が出されておりました。これが今現在、7万人目標ということでございます。市長のNEW城陽とかの説明の中では、交流人口が増えて、城陽市は若い人たちが増えていくということでありますけれども、現在、7万2,000ちょっとですか、それをどんどん減らして7万人目標と、そのあたりについてどういうあれでそういうふうにされるのか。  それから、職員について正規で補充されるということは分かりました。それ以外、今回の退職とはまた別になるか分かりませんけれども、非正規の方が圧倒的に正規の職員よりも多いという中で、今後、どのようにされるのかお聞きします。  山砂利のほうは分かりました。よろしくお願いします。 ○小松原一哉議長  富田次長。 ○富田耕平企画管理部次長  それでは、私のほうから、将来人口についてご答弁申し上げます。  今、議員がおっしゃったのは、恐らく第4次総合計画策定の際の目標人口7万5,000人、こちらは当時策定した際に平成38年度に7万5,000人を目標と、そのように定めたものでございます。その後、第2次の創生総合戦略において2060年度に7万人という形で再度目標を定めているところでございます。  いずれにいたしましても、語堂議員がおっしゃるとおり、人口については現在、減少が進んでいるところもございますし、時点時点で当然、見直しが必要であると思います。来年度、創生総合戦略第3次の策定に取りかかりますので、その際に将来人口については再度検討させていただきたい、そのように考えております。 ○小松原一哉議長  上羽次長。 ○上羽雅洋総務部次長  そういたしましたら、未来まちづくり基金、端的に言いまして令和5年度末の決算書上で今、想定している予算ベースでの想定額にいたしますと17.8億円でして、それともう一つ、今現在、城陽市の未来まちづくり基金から繰替運用している部分がございます。そうした意味も含めまして、繰替運用を考えない場合ですと20.5億円になりますけれども、決算書上ですと17.8億円という形が、今、想定している予算ベースでの決算見込み額という形になります。  以上です。 ○小松原一哉議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  もう質問できませんので要望ですけれども、まず今の数字が2つ出てきましたけれども、分かりやすく1つにしていただけたらうれしいと思いますけれども。今の説明でよく分かった方もおられるか分かりませんが、そのあたりはこれから、もう質問できませんので、よろしくお願いいたします。  あと私が聞きましたいわゆる非正規の方については、ご答弁がありませんでしたけれども、また別の機会に尋ねていきたいと思いますけれども。やはりそういう城陽市で働いておられる市の職員の方々が安心して安定した雇用にしていただきたいと思います。  それから、人口の関係でありますけれども、なぜ7万5,000が7万人にされたのか、そのあたりも含めて、来年度というか、6年度に見直しということではありますけれども、やはり市長がおっしゃっているNEW城陽を7万人に下げるのかということでは問題だと思いますので、この点についてもきちっとこれから市民の皆さんに納得がいくように、よろしくお願いしたいと思います。終わります。 ○小松原一哉議長  ほかに質疑はありませんか。  相原議員。 ○相原佳代子議員  それでは、私のほうから2点聞かせていただきたいと思います。  3ページなんですけれども、歳出の民生費、障がい者の自立支援に係る経費と高齢者福祉施設の支援に係る経費についてでございます。  障がい者の自立支援に係る経費が5,322万円、たしか12月の補正にも、こちらは2億4,708万9,000円というのが出ていたかと思うんですけれども、今回この5,322万、この中身について教えてください。  そしてもう一つは、今回、新規の高齢者福祉施設の支援に係る経費1,490万円、この中身についても聞かせてください。お願いします。 ○小松原一哉議長  堀岡次長。 ○堀岡宣之福祉保健部次長  失礼いたします。障がい者の自立支援に係る経費の12月補正の増額、さらに3月補正でさらに増額となっていることにつきまして、ご説明申し上げます。  こちらのほうにつきましては、12月に見込んでいたよりもさらに特に居宅介護のほう、自宅のほうで生活される方を介護する、そういった方の需要が大きく増えまして、そういった部分につきまして3,031万7,000円増額が必要という形になりましたので、今回、要求させていただいたものでございます。その他にも人数が当初12月補正で見込んでいたよりも各サービスの利用人数のほうも増がありましたので、それ以外の自立訓練給付費等につきましても伸びがありましたので、今回、3月補正で増額のほうをお願いさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○小松原一哉議長  辰已次長。 ○辰已幸司福祉保健部次長  私のほうから、高齢者福祉施設の支援に係る経費についてご答弁させていただきます。  こちらは市内介護事業施設の整備を行う法人に対して、国制度であります地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金における認知症高齢者グループホーム等防災改修等支援事業を活用するもので、利用者の安全確保等の観点から、老朽化に伴う大規模な修繕等を実施する事業に全額国庫補助で補助するものとなっております。今回、対象としております施設ですが、認知症対応型通所介護事業所のデイサービスセンターリエゾン萌木の村と小規模多機能型居宅介護事業所の小規模多機能ホームリエゾン萌木の村でございまして、その工事内容ですが、両施設が共用で使用している浴室について、その浴室の床の張り替えであったり、壁の張り替えであったり、浴室のヒーターの取り換えなどの改修を行うものとなっております。 ○小松原一哉議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  障がい者の自立支援に係る経費、今、次長のほうから利用人数が大幅に増えたということでございますが、人数はどれぐらい増えたのかということをお聞きしたいと思います。  それとあと、高齢者の福祉施設、これは全額国庫補助ということだったんですけれども、老朽化によるもので、それについては2事業所が手を挙げられたということだと思います。これについては、国庫補助がついたことによって手を挙げられたということで、これはよいことだと思いますし、ここをずっと見ていたら新規で出ているのがこれかなと思ったので、今、聞かせてもらいました。これについては、もちろん施設の方々が書類をそろえて出されることになるかと思いますけれども、そういったところで漏れのないように、また市としてもそういった施設の方々とも日頃から話もしていただきたいと思います。これについては結構です。  障がい者のほうの自立支援に係る経費について教えてください。 ○小松原一哉議長  堀岡次長。 ○堀岡宣之福祉保健部次長  失礼いたします。そうしましたら障がい者の自立支援に係る経費の利用人数の増の関係ですけれども、特に増加しております居宅介護に係る部分ですけれども、12月補正時と比べまして87人、金額ですと利用人数の増の部分で1,164万1,000円の分が増加という形で、またそれ以外に1人当たりの利用料の増加という部分で1,800万程度の増という形になっております。  説明としては以上でございます。 ○小松原一哉議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  人数が多くなっているということで、この方々は障がいの程度によって、これは重度ということだと思うので、お1人につき介助される方がお2人いらっしゃったりとか、それを24時間ということになるとこういう数字が出てくるのだと思います。やはりこれについては、国が2分の1で、京都府・城陽市で4分の1ずつだと思うんですけれども、やはりそういった障がいがある方々のお困りになっておられる方が困ることのないように、こういった経費についてはなかなか算出するのが難しいと思いますけれども、お困りになることがないように、城陽としても丁寧に見ていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。結構です。 ○小松原一哉議長  ほかに質疑はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  歳出の総務費、基金についてお尋ねいたします。  余剰金が出た場合の原則は、財政調整基金に2分の1を積むという基準があると思います。未来まちづくり基金の積立てについては18ページを見れば過年度の積算分ということでありますが、減債基金に積み立てることにつきましては、財政調整基金に積むという2分の1との基準においてどのようになっていますか。  2つ目、土木費、市道3201号線の整備に係る経費減額1億8,895万円となっていますが、これはどのような状況でここが減額になるんでしょうか。併せて債務負担行為の9,000万円も減額になっていますが、これはどのようなことでしょうか。  あと土木費の2番目、東部丘陵地整備に係る経費減額で2億6,817万4,000円となっていますが、これはどのような事情で減額になっているんですか。  以上、お願いします。 ○小松原一哉議長  上羽次長。 ○上羽雅洋総務部次長  まず財政調整基金に先ほど2分の1積むという形になりますのは、これは法律上、繰越金が生じましたときに、繰越金につきましては2分の1財政調整基金に積みますという規定がございます。そして今、申されました、そうじゃなくて今回、減債基金の積立金のほうに積んでいる部分がありますということですけれども、これ自体、剰余が出たから積んだという形ではなしに、歳入のほうなんですけれども、歳入のほうで今回、普通交付税のほうを3億2,000万ほど増額しております。そこのところの要因といたしまして、国の補正予算におきまして新たな普通交付税の算定項目の中に、後年度に係ります臨時財政対策債に係る公債費の分の経費を本年度新たに参入して普通交付税として交付しますよというのがございました。そういたしますと、後年度の公債費に充てるための交付税ということでもらっているものがありますので、後年度の臨時財政対策債の公債費に充てるべく、今回はその相当分、含まれている普通交付税で算定された8,333万4,000円、そのまま同額を減債基金に積み立てたという形になります。  以上です。 ○小松原一哉議長  岩佐次長。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、私のほうから、東部丘陵地関連で2点ご質問いただきましたので、答弁させていただきます。  まず市道3201号線整備に係る経費の1億8,895万円でありますが、スマートインターチェンジにアクセスする道路として、アウトレットに隣接する箇所に整備する市道3201号線の道路構造物などの整備に係る経費であります。新名神高速道路の延期を受けまして、工程を見直した結果、令和5年度末頃契約を予定していた路床盛土などを構築する工事を令和6年度下半期から令和7年度にかけて実施することとなったため、全額補正するものであります。債務負担の廃止につきましても同様の理由でございます。  続きまして、東部丘陵地の整備に係る経費の2億6,817万4,000円でありますけれども、こちらは(仮称)長池地区イベント広場の整備に係る経費でございます。イベント広場の整備でありますけれども、令和4年度から令和5年度に債務負担行為により表土処理として整備工事その1が既に完了しております。その後、造成工事を実施する予定でありましたが、令和5年2月から新名神高速道路並びに東部丘陵線の工事のためのパイロット道路として使用されており、道路工事を優先する観点から、令和5年度につきましては大規模な造成工事を実施せず、雨水排水路などの境界構造物を設置する最低限必要な工事にとどめたため、不要額を減額するものでございます。  以上でございます。 ○小松原一哉議長  土居議員。 ○土居一豊議員  それでは、減債積立基金につきましては、後年度分を前倒しして積んでおきますよということで理解すればよろしゅうございますか。  2つ目、3201号線と東部丘陵地の整備に関しては、それでは新名神工事もしくはスマートインターチェンジ周辺、とにかく3201号線はスマートインターチェンジにつながるところ、東部丘陵地の整備がイベント広場となれば、工事が進んでいくことによって令和6年度から7年度にかけて、この経費はもう一度計上される経費ですということで理解すればよろしゅうございますか。 ○小松原一哉議長  岩佐次長。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  すみません。市道3201号線の整備に係る経費につきましては、令和6年度当初予算で計上しております。イベント広場の整備に係る経費でございますけれども、令和6年度中につきましてもNEXCOのほうがパイロット道路として使用したいという旨の申出を受けておりますので、工事を優先するために、令和6年度には予算を計上しておりません。  以上でございます。 ○小松原一哉議長  上羽次長。 ○上羽雅洋総務部次長  議員がおっしゃるように、後年度でもらう交付税を今回出してもらいましたので、後年度のための公債に充てるために減債基金に積み立てたという形になります。  以上です。 ○小松原一哉議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第29号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり)
    ○小松原一哉議長  ご異議なしと認めます。よって議案第29号については、委員会付託を省略することに決しました。 ○小松原一哉議長  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  討論なしと認めます。  これより議案第29号を採決いたします。  議案第29号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第29号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第6、議案第30号から日程第9、議案第33号までの4議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第30号から議案第33号までの4議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第30号、令和5年度城陽市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号につきましてご説明申し上げます。  29ページ、30ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額86億2,553万9,000円に、歳入歳出それぞれ6,907万4,000円を追加し、予算の総額を86億9,461万3,000円とするものでございます。  歳出予算では、予備費で6,907万4,000円を計上いたしております。  歳入予算では、国民健康保険料で、一般被保険者保険料減額で1億1,886万2,000円。繰入金で、一般会計繰入金1,632万4,000円、国民健康保険財政調整基金繰入金1億1,886万2,000円。繰越金で5,275万円を計上いたしております。  続きまして議案第31号、令和5年度城陽市寺田財産区特別会計補正予算第1号につきましてご説明申し上げます。  38ページ、39ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額3,828万9,000円に、歳入歳出それぞれ288万4,000円を追加し、予算の総額を4,117万3,000円とするものでございます。  歳出予算では、総務費で、寺田財産区基金積立金288万4,000円を計上いたしております。  歳入予算では、繰越金で288万4,000円を計上いたしております。  続きまして議案第32号、令和5年度城陽市介護保険事業特別会計補正予算第1号につきましてご説明申し上げます。  46ページ、47ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額67億138万5,000円に、歳入歳出それぞれ2億4,212万3,000円を追加し、予算の総額を69億4,350万8,000円とするものでございます。  歳出予算では、保険給付費で、居宅介護等サービス給付費に係る経費1億3,617万1,000円。基金積立金で、介護給付費準備基金積立金1億595万2,000円を計上いたしております。  歳入予算では、国庫支出金で、介護給付費負担金2,723万4,000円、調整交付金減額で1億3,345万2,000円。支払基金交付金で、介護給付費交付金3,676万6,000円。府支出金で、介護給付費負担金1,702万1,000円。繰入金で、一般会計繰入金1,702万1,000円、介護給付費準備基金繰入金3,330万7,000円。繰越金で2億4,422万6,000円を計上いたしております。  続きまして議案第33号、令和5年度城陽市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号につきましてご説明申し上げます。  55ページ、56ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額16億2,475万7,000円に、歳入歳出それぞれ4,938万2,000円を追加し、予算の総額を16億7,413万9,000円とするものでございます。  歳出予算では、後期高齢者医療広域連合納付金で、保険料の納付に係る経費4,938万2,000円を計上いたしております。  歳入予算では、繰入金で、一般会計繰入金1,160万2,000円。繰越金で3,778万円を計上いたしております。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○小松原一哉議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  議案第33号についてお尋ねいたします。  議案第33号で、60ページ、繰入金が1,160万2,000円となっています。先ほど採決した一般会計のほうでの後期高齢者医療についてはトータル5,014万円出てきます。この差額といいますか、3,880万8,000円、後期高齢者医療給付金負担分過年度分とありますが、この過年度分の3,880万8,000円というのは、予算書の中でどこに出てくるのかな。説明いただきたいと思います。 ○小松原一哉議長  辰已次長。 ○辰已幸司福祉保健部次長  一般会計のほうで後期高齢者医療療養給付費負担金過年度分3,880万8,000円ですが、これは直接一般会計から後期高齢者医療広域連合のほうに支出するものとなっておりまして、この特別会計のほうに繰り入れるとか、そういった形にはなっておりません。 ○土居一豊議員  分かりました。 ○小松原一哉議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第30号から議案第33号までの4事案については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  ご異議なしと認めます。よって議案第30号から議案第33号までの4事案については、委員会付託を省略することに決しました。 ○小松原一哉議長  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  討論なしと認めます。  これより議案別に採決いたします。  まず議案第30号を採決いたします。  議案第30号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第30号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号を採決いたします。  議案第31号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第31号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号を採決いたします。  議案第32号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第32号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号を採決いたします。  議案第33号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって議案第33号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第10、決議案第1号、イスラエル・ハマス間の武力衝突の即時人道的停戦を求める決議を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  一瀬裕子議員。 ○一瀬裕子議員  〔登壇〕 失礼いたします。それでは、イスラエル・ハマス間の武力衝突の即時人道的停戦を求める決議につきまして、案文の朗読をもちまして提案理由とさせていただきます。  イスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模な軍事行動に端を発した、ハマスとイスラエル軍の戦闘において、子どもを含む多くの人々が犠牲になっている。  特にパレスチナ暫定自治区ガザ地区においては、人の移動や物資の供給が大きく制限される中、食料や電力、医療品等の不足が深刻な状況にある。また、大半の病院で機能が損なわれ、負傷者のみならず、病人や新生児、幼い子どもまでもが尊い命を落としてしまう状況にある。  こうした中、昨年12月12日に開かれた国連総会の緊急特別会合は、ガザの破局的事態を回避するため即時の人道的停戦を要求する決議を、日本政府を含む国連加盟国の8割に当たる153か国の賛成多数で採択した。  よって、本市議会は、同国連総会決議の早急かつ完全な履行を強く求めるものである。  以上、決議いたします。                              (決議案は巻末に掲載) ○小松原一哉議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております決議案第1号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  ご異議なしと認めます。よって決議案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。 ○小松原一哉議長  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  討論なしと認めます。  これより決議案第1号を採決いたします。  決議案第1号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって決議案第1号は、原案のとおり可決されました。  ただいま議決されました決議の字句及び取扱いについては、議長にご一任願います。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第11、請願第6−1号、スケートボードパーク建設を求める請願書を議題といたします。  ただいま議題となっております請願第6−1号については、去る2月22日の本会議において建設常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の請願審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
     乾秀子建設常任委員長。 ○乾秀子建設常任委員長  〔登壇〕 2月22日の本会議において、本委員会に付託されました請願第6の1号につきまして、2月29日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本件は、新名神高速道路高架下の活用と青少年健全育成のため、スケートボードパークを建設することを求めて、請願されております。  委員会は、審査に当たり、請願者に出席を求めることを決めました。  冒頭、請願者は、 o 身近な世代の声を聞く中で、アーバンスポーツを取り入れた次世代の公園の建設が必要と考え、活動を始めた o アーバンスポーツの中でも、特にスケートボードパークは利用者人口に対して施設数が大幅に足りない状況にある o 正式なオリンピック競技になったことで、需要はどんどん高まっている o スケートボードに関して、邪魔だ、迷惑だと考えている人もいるかもしれないが、スケートボードパークがあれば、周りに迷惑をかけずに打ち込める o 新名神高速道路の高架下を利用することで、天候に左右されにくい、アーバンスポーツ施設としての価値を創出できる。 と述べました。  続いて委員会は、請願者への質疑を行いました。  委員は、市内でどれぐらいの人がスケートボードをしているか、また、どこでやっているかを問い、請願者は、子供たちに聞いたところ、小・中学生で400人ほどがやっている。場所は公園をよく利用されていると答えました。  また、他の委員からの、高架下よりも他の場所でということになるかもしれないが、どう思うかとの問いに対し、請願者は、高架下が一番いいと考えたが、高架下が駄目なら造らないということではなく、まずは造らないと始まらないと思っていると答えました。  市への質疑において、委員は、必要な手続や課題、建設までの期間について問いましたが、市は、道路占用許可が必要なほか、まちづくりの観点から適正かつ合理的な土地利用であること、交通安全上、警察の了解が得られること、地元住民の了解が得られることといった条件がある。また、道路管理者による日常点検等が困難になるため、占用者が橋脚等の管理能力を有する必要がある。こうした環境が整った前提で、使用料や駐車場等、考慮すべきことは様々ある。時期としては、新名神高速道路の供用開始後、残工事が半年から1年程度かかり、その後、占用許可を受け、施設整備を行うといった流れになると答えました。  討論において、賛成の立場の委員から、 o 人を集めることや、若者に活力を与えるために有効で、空間の活用としても有効であり、子供たち、保護者を含めた多くの市民の声の結実である o スポーツのまち城陽として意義のある請願 といった意見がありました。  一方、一部委員は、すばらしい内容の請願であるが、高架下にこだわらずに造ってほしい。管理の問題や駐車場、水道等も必要なことを考慮すると、100%賛成はできないと述べ、採決には加わらず、退席しました。  採決の結果、請願第6の1号は、全員で採択と決しました。  その後、委員会は、本請願について執行機関に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することとしました。  以上、本委員会に付託を受けました請願第6の1号の審査経過と結果の報告を終わります。  令和6年3月28日 建設常任委員長 乾秀子                              (報告書は巻末に掲載) ○小松原一哉議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  委員会において退席したのは私です。委員長報告にあったとおり、高架下にこだわる請願については必ずしも賛成はできない。ただし、私は造ることについては大賛成だと申し上げました。その後、請願者は新聞記者の取材に対して、必ずしも高架下にはこだわらない、造ってもらうことが第一だということが当日の委員会結果と合わせて新聞報道がありました。まさに私の考えていることと同じであります。理事者以下の皆さんも造るとすれば高架下も1つの案ですけど、市内にはほかにも適地があると思います。そのように理解していただけると思い、私はこの案に賛成をいたします。  以上です。 ○小松原一哉議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  これをもって討論を終わります。  これより請願第6−1号を採決いたします。  請願第6−1号は、委員長の報告どおり採択することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉議長  全員挙手。よって請願第6−1号は採択されました。  お諮りいたします。  ただいま採択した請願につきましては、執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告の請求をいたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  ご異議なしと認めます。  なお、請求の取扱いは議長にご一任願います。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  日程第12、常任委員会並びに議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続することについてを議題といたします。  各委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出がございます。  お諮りいたします。  本件については、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉議長  ご異議なしと認めます。よって本件については、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。                              (申出書は巻末に掲載)           ────────────────────── ○小松原一哉議長  今期定例会の会議に付された案件の審議は全て終了いたしました。よって令和6年第1回城陽市議会定例会は、これをもって閉会いたします。           ────────────────────── ○小松原一哉議長  市長から発言の申出がありますので、お受けいたします。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  令和6年第1回城陽市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  今期定例会は、去る2月22日に開会いただき、本日までの36日間にわたりまして、議員各位にはご多用の中ご出席を賜り、慎重かつ熱心なご審議をいただき、誠にありがとうございました。  この間、令和6年度当初予算も含めて提案いたしました全ての議案につきましてご可決、ご同意を賜り、心から厚く御礼申し上げます。審議を通じ賜りました数々のご意見、ご要望等につきましては、今後の市政執行に当たり、心してまいる所存でございます。  それでは、この場をお借りいたしまして、数点ご報告させていただきます。  まず、城陽市ポイ捨て禁止条例の施行についてであります。城陽市ポイ捨て禁止条例につきましては、市民の皆様だけでなく、今後ますます増加することが見込まれる本市を訪れる方々にもきれいなまち、美しいまち城陽を積極的に発信し、また体現していただくため、来る4月1日に施行するものでございます。本条例では、市内全体におきましてのごみポイ捨てを禁止し、快適な生活環境の確保に資するとともに、海洋汚染の原因となるプラスチックごみ等を削減することを目的としており、市といたしましては、同じく4月1日より衛生センターが新庁舎での業務を開始することに合わせて、美しいまちづくりの推進に向けた取組を今後一層進めてまいりたいと考えております。  続きまして、城陽市子育て支援サイト・JOYOKIDSの開設についてであります。JOYOKIDSにつきましては、給付金や手当に関すること、保育施設の空き状況、イベントのお知らせや子育て支援施設の紹介など、子育て世代の皆様を中心にお知らせしたい情報を効果的に発信するWEBサイトとして、来る4月1日に開設するものでございます。名称につきましても、昨年10月に公募を行い、数多く頂いた案の中から決定したものであり、今後、多くの方々に親しまれるWEBサイトとなるよう、情報発信に取り組んでまいりますので、ご活用いただければ幸いに存じます。  次に、人事異動についてであります。このたび4月1日付での人事異動を発令いたします。今回の異動でございますが、異動人数は126人で、実質異動率は25.6%であります。4月からは公共施設の営繕業務の効率化を図るため、教育委員会事務局に施設管理課を設置するなど、新たな人事体制の下でさらなるまちの発展に向け、職員一丸となって全力を傾注してまいる所存でございます。  結びに当たり、議員各位におかれましては、この間の市政運営に対するご指導、ご協力に対しまして改めて御礼を申し上げますとともに、ますますのご活躍をご祈念申し上げまして、定例会の閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。         午後0時26分     閉 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   小松原 一 哉                    会議録署名議員   藤 田 千佐子                       同      土 居 一 豊...