城陽市議会 2023-12-25
令和 5年第4回定例会(第6号12月25日)
令和 5年第4回定例会(第6号12月25日) 令和5年
城陽市議会定例会会議録第6号
第4回
令和5年12月25日(月曜)午前10時45分開議
〇出席議員(19名)
平 松 亮 議 員
田 中 智 之 議 員
善 利 誠 議 員
並 木 英 仁 議 員
宮 園 智 子 議 員
澤 田 扶 美 子 議 員
西 良 倫 議 員
藤 田 千 佐 子 議 員
土 居 一 豊 議 員
谷 直 樹 議 員
奥 村 文 浩 議 員
一 瀬 裕 子 議 員
きかける意見書の提出を求める請願
(
文教常任委員会付託分)
第11 請願第5−4号 すべての子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願
第12 議員の派遣について
第13
常任委員会並びに
議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継
続することについて
〇会議に付した事件
議事日程に同じ
──────────────────────
○
小松原一哉議長 おはようございます。
ただいまの出席議員数は19名でございます。
これより令和5年第4回
城陽市議会定例会を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第1、議案第58号から議案第61号及び議案第71号から議案第74号までの8議案を一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案第58号から議案第61号の4議案については去る12月5日の本会議において、議案第71号から議案第74号までの4議案については去る12月18日の本会議において、
総務常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
土居一豊総務常任委員長。
○
土居一豊総務常任委員長 〔登壇〕 今期定例会において、本委員会に付託されました8議案について、12月7日及び19日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
まず議案第58号、城陽市組織条例の一部改正について報告いたします。
本案は、社会情勢の変化や重要な行政課題に対応できる行政組織とするため、提案されております。
市は、組織の改編内容について、
o 営繕課を廃止、営繕課の分掌事務を
教育委員会事務局施設管理課営繕係に移管
o 教育総務課を施設管理課に改め、施設整備係を廃止、
学校環境整備係及び営繕係を新設
o
教育総務課教育総務係を学校教育課へ移管する
としました。
質疑において、委員は、
教育委員会に営繕が移管する影響を尋ね、市は、公共施設はその施設所管課が責任を持ち、日々の点検・修繕を行い、技術的な課題等が発生した場合、営繕課に依頼して対応していたが、それが
教育委員会に移っても特段問題はなく、技師を集中配置することで市全体として効率的に業務遂行が可能と答えました。
また、他の委員からの、人員体制はとの問いに、市は、総数として現在の人数を維持すると答えました。
採決の結果、議案第58号は、全員で可決しました。
次に、議案第59号、城陽市
コミュニティセンター条例の一部改正について報告いたします。
本案は、
東部コミュニティセンター及び
青谷コミュニティセンターについて、土地の分筆に伴い、所在地番が変更になったことから、所要の改正を行うべく、提案されております。
審査に当たり、市は、所在地番について、
o
東部コミュニティセンターは寺田正道152番地から寺田正道152番地の1に
o
青谷コミュニティセンターは市辺五島7番地の1から市辺五島7番地の82に
変更するとしました。
質疑において、委員は、地番変更の経緯を尋ね、市は、
東部コミュニティセンターは、平成2年の建設後、平成3年に敷地の所有者による土地の分筆により地番を変更されていたが、今年度の改修工事において異なることが判明、
青谷コミュニティセンターは、山城青谷駅橋上化に伴う土地の購入により変更となったと答えました。
このほか、質疑等なく、採決の結果、議案第59号は、全員で可決しました。
次に、議案第60号、城陽市
ポイ捨て禁止条例の制定について報告いたします。
本案は、市、市民等、市民団体及び事業者が一体となって美しいまちづくりを推進するため、ごみの
ポイ捨て防止について必要な事項を定めるべく、提案されております。
冒頭、市は、何人も、
ペットボトル等、
プラスチック製の袋等又は吸い殻等をみだりに捨て又は放置してはならないと定め、違反した場合は市が指導等を行い、従わない場合は2万円以下の過料に処すると説明しました。
質疑において、委員は、過料にした経過を尋ね、市は、対象者は滞在者や通過者等、市民だけではないことから、勧告・命令等に従わない場合にその場で市が秩序罰として行使できるように定めたと答えました。
また、他の委員からの、民間の空き地や駐車場へのポイ捨ての相談対応はとの問いに、市は、法に基づく所有者責務としての対応が必要であるが、市も相談に乗り、できる範囲で協力したいと答えました。
このほか委員から、市民等への周知は多言語でとの要望がありました。
採決の結果、議案第60号は、全員で可決しました。
次に、議案第61号、城陽市手数料条例の一部改正について報告いたします。
本案は、戸籍法の一部が改正されたことに伴い、城陽市手数料条例について、
戸籍電子証明書提供用識別符号の項目を追加するなど、所要の改正を行うべく、提案されております。
市は、改正内容について、
o
戸籍電子証明書提供用識別符号の発行に係る手数料を徴収する事務及び金額を新たに定めるなど、所要の規定の整備を行う
o 戸籍に関する手数料に係る事項について、平易な文言に整理する
と説明しました。
質疑において、委員は、符号の発行によるメリットを尋ね、市は、申請者が提出する書類の簡略化と申請費用の軽減と答えました。
また、他の委員の、
マイナンバーカードとの関係の問いに、国の
戸籍情報連携システムを使用するものであるため直接の関係はないと答えました。
採決の結果、議案第61号は、全員で可決しました。
続いて追加提案されました議案第71号から議案第74号までの4議案について、一括して審査を行いましたので、一括して報告いたします。
議案第71号から議案第73号の3議案は、いずれも令和5年の人事院勧告に鑑み、国家公務員及び近隣市町の給与改定の動向を考慮し、それぞれの期末手当等を改定、議案第74号については、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例の整備に関する条例を制定すべく提案されております。
冒頭、市は、4議案の改正概要について、議案第71号及び議案第72号は、
o 議員及び常勤の特別職の職員の年間の期末手当の支給率を100分の10加算するとし、影響額は、議員は99万2,000円、常勤の特別職は40万7,000円である
また議案第73号は、
o 期末手当及び勤勉手当の支給率を再任用職員以外の職員はそれぞれ年間100分の5、再任用職員はそれぞれ年間100分の2.5加算
o
会計年度任用職員の期末手当を年間100分の5を来年度から加算
o 一般職員の給与を令和5年4月1日に遡及して平均1.19%引き上げる
o 一般職員の給与表を準拠している
会計年度任用職員の給与を来年度から引き上げる
とし、影響額は、正規職員は5,276万5,000円である。
続いて議案第74号は、
o フルタイム及び
パートタイム会計年度任用職員に新たに勤勉手当を支給するため、所要の改正を行う。なお、支給率は正規職員に準じる
o
期末勤勉手当支給基準日において育児休業している
パートタイム会計年度任用職員について、
期末勤勉手当の支給対象とする
と説明しました。
質疑において、委員は、議案第73号及び議案第74号の対象者数を問い、市は、一般職員は496名、
フルタイム会計年度任用職員は0名、
パートタイム会計年度職員は387名、
育児休業対象者は4名程度と答えました。
また他の委員から、議案第74号は来年4月1日施行としているが、今回提案した理由との問いに、市は、議案第73号と別々に提案することは可能であるが、既に法律は改正されており、共に
会計年度任用職員の給与に関係するためと答えました。
討論において、一部委員は、議案第71号について、人事院勧告は尊重されるべきだが、我々議員の分については、市民の生活が厳しい状況にある中、引上げを見送るべきと反対の意見を述べました。
採決の結果、議案第71号は、賛成多数で可決、議案第72号から議案第74号までの3議案は、全員で可決しました。
以上、本委員会に付託を受けました8議案の審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年12月25日
総務常任委員長 土居一豊
(報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
西議員。
○西良倫議員 議案第71号、
議員期末手当への反対討論をします。
今回の議員の期末手当の増額は、議員自身のことであり、反対をします。いかに人事院勧告に基づくものとはいえ、とどまることのない物価高騰、労働条件の不安定など、厳しい国民生活を思えば、増額に反対し、先送りを主張するものです。
以上です。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより議案別に採決いたします。
まず議案第58号を採決いたします。
議案第58号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第58号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第59号を採決いたします。
議案第59号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第59号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第60号を採決いたします。
議案第60号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第60号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第61号を採決いたします。
議案第61号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第61号は、原案のとおり可決されました。
〔
本城隆志議員退場〕
○
小松原一哉議長 次に、議案第71号を採決いたします。
議案第71号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手多数。よって議案第71号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第72号を採決いたします。
議案第72号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手多数。よって議案第72号は、原案のとおり可決されました。
〔
本城隆志議員入場〕
○
小松原一哉議長 次に、議案第73号を採決いたします。
議案第73号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第73号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第74号を採決いたします。
議案第74号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第74号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第2、議案第62号、議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理に係る部分及び議案第75号を一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案第62号及び議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理に係る部分については去る12月5日の本会議において、議案第75号については去る12月18日の本会議において、
福祉常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
西良倫福祉常任委員長。
○
西良倫福祉常任委員長 〔登壇〕 今期定例会において、本委員会に付託されました議案第62号については12月8日に、また議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理に係る部分及び議案第75号については12月19日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
まず議案第62号、城陽市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、報告いたします。
本案は、
マイナンバーカードを用いた
オンライン資格確認の導入に伴い、生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置に関する事務に
マイナンバーを利用できるようにするため、所要の改正を行うべく、提案されております。
市は、改正内容について、
o
マイナンバーの利用範囲に生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置に関する事務を追加
o 市が保有する該当の外国人の個人情報を外国人に対する生活保護の措置に関する事務に利用できるよう
特定個人情報として追加
o 外国人の保護措置の際、必要に応じて
教育委員会に対し
特定個人情報の提供を求めることができるよう追加
するとしました。
質疑において、委員は、
マイナンバーカードを持たない外国人の
生活保護措置や医療機関の受診について尋ね、市は、
マイナンバーカードがないことで生活保護を受けられない、また医療機関を受診できないといったことはないと答えました。
また、他の委員からの、城陽市在住の外国人とそのうち
生活困窮者の人数はとの問いに、市は、城陽市在住の外国人は令和5年10月時点でおよそ800人、そのうち
生活困窮者は42人と答えました。
討論において、賛成の立場の委員から、
マイナンバーを利用することでより便利になるものと考えるとの意見がありました。
採決の結果、議案第62号は、全員で可決しました。
次に、議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理について、報告いたします。
本案は、
城陽市立東部デイサービスセンターの管理について、
指定管理者を指定するため、提案されております。
審査に当たり、市は、
社会福祉法人京都悠仁福祉会を
指定管理者として指定するもので、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間を指定期間とすると説明しました。
特段の質疑等なく、採決の結果、議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理については、全員で可決しました。
続いて、議案第75号、城陽市
国民健康保険条例の一部改正について、報告いたします。
本案は、
国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、
国民健康保険料のうち出産する被保険者に係る産前産後期間相当分の所得割額及び被
保険者均等割額を減額するなどの改正を行うべく、提案されております。
市は、改正概要について、
o
国民健康保険料のうち出産する被保険者の所得割額及び被
保険者均等割額について、産前産後期間相当分を減額する
o 産前産後期間相当分は、単胎妊娠の場合、
出産予定月の前月から
出産予定月の翌々月までの4か月、多胎妊娠の場合、
出産予定月の3か月前から
出産予定月の翌々月までの6か月相当分とする
o その他所要の文言整備等を行う
としました。
質疑において、委員は、今回の減額の背景と考え方を問い、市は、子育て世帯の負担軽減と
次世代育成支援の観点から行い、産前産後期間は収入がないという考え方の下、減額を行うと答えました。
また、他の委員からの、減額の対象期間はとの問いに対し、市は、令和6年1月以降の産前産後期間と答えました。
採決の結果、議案第75号は、全員で可決しました。
以上、本委員会に付託を受けました議案第62号、議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理に係る部分及び議案第75号の審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年12月25日
福祉常任委員長 西良倫
(報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 討論なしと認めます。
これより議案別に採決いたします。
まず議案第62号を採決いたします。
議案第62号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第62号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理に係る部分を採決いたします。
議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理に係る部分は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第65号の
城陽市立東部デイサービスセンターの指定管理に係る部分は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第75号を採決いたします。
議案第75号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第75号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
〔平松亮議員退場〕
○
小松原一哉議長 日程第3、議案第63号、議案第64号及び議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理に係る部分を一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案第63号、議案第64号及び議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理に係る部分については、去る12月5日の本会議において
福祉常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
西良倫福祉常任委員長。
○
西良倫福祉常任委員長 〔登壇〕 今期定例会において、本委員会に付託されました議案第63号及び議案第64号については12月8日に、また議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理に係る部分については12月19日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
まず議案第63号、
城陽市立福祉センターの
指定管理者の指定について、報告いたします。
本案は、
城陽市立福祉センターの管理について、
指定管理者を指定するため、提案されております。
審査に当たり、市は、社会福祉法人城陽市社会福祉協議会を
指定管理者として指定するもので、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間を指定期間とすると説明しました。
特段の質疑等なく、採決の結果、議案第63号は、全員で可決しました。
次に、議案第64号、
城陽市立老人福祉センターの
指定管理者の指定について、報告いたします。
本案は、
城陽市立老人福祉センターの管理について
指定管理者を指定するため、提案されております。
審査に当たり、市は、社会福祉法人城陽市社会福祉協議会を
指定管理者として指定するもので、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間を指定期間とすると説明しました。
特段の質疑等なく、採決の結果、議案第64号は、全員で可決しました。
次に、議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理について、報告いたします。
本案は、
城陽市立西部デイサービスセンターの管理について、
指定管理者を指定するため、提案されております。
審査に当たり、市は、社会福祉法人城陽市社会福祉協議会を
指定管理者として指定するもので、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間を指定期間とすると説明しました。
特段の質疑等なく、採決の結果、議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理については、賛成多数で可決しました。
以上、本委員会に付託を受けました議案第63号、議案第64号及び議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理に係る部分の審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年12月25日
福祉常任委員長 西良倫
(報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
本城議員。
○本城隆志議員 ただいま西委員長から説明を受けました議案第63号、64号、65号、これは12月の議会の中の一般質問の前の委員会でございまして、ちょっと不審なところがありましたけれども、社協が請負するというところで私は退席をいたしましたので、同委員会に参加していますが、私が退席しているところで全員賛成だということでありますけれども。その後、請負の問題、それから議員の3親等までの請負の問題とか、いろんな問題を議会で質問させていただきまして、今回はそういう関係に十分当たる。私たち議員の倫理問題も私たちは決議しておりますので、今回それに当たるだろうと私は思いますので、反対という立場で討論だけさせていただきます。
以上です。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより議案別に採決いたします。
まず議案第63号を採決いたします。
議案第63号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手多数。よって議案第63号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第64号を採決いたします。
議案第64号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手多数。よって議案第64号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理に係る部分を採決いたします。
議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理に係る部分は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手多数。よって議案第65号の
城陽市立西部デイサービスセンターの指定管理に係る部分は、原案のとおり可決されました。
〔平松亮議員入場〕
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第4、議案第66号、城陽市産業会館の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
ただいま議題となっております議案第66号については、去る12月5日の本会議において建設
常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
乾秀子建設常任委員長。
○乾秀子建設常任委員長 〔登壇〕 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案第66号、城陽市産業会館の
指定管理者の指定について、12月12日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
本件は、城陽市産業会館について、
指定管理者を指定するべく提案されております。
審査に当たり、市は、城陽商工会議所を
指定管理者として指定するもので、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間を指定期間とすると説明しました。
特段の質疑等なく、採決の結果、議案第66号は、全員で可決しました。
以上、本委員会に付託を受けました議案第66号の審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年12月25日 建設常任委員長 乾秀子
(報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
本城議員。
○本城隆志議員 委員長報告で特段の質疑がなかったということで、私は反対に委員長には質問できないような感じになりましたけれども、討論の中で申し上げておくのは、産業会館というか、商工会議所はもともと自前の施設を造りたいということを当初から申しておられましたので、この5年間で自前の施設を造るということで努力目標を掲げて、産業会館を自ら造っていただくということをお願いしながら、賛成としたいと思います。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより議案第66号を採決いたします。
議案第66号は、委員長の
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第66号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第5、議案第67号及び議案第68号を一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案第67号及び議案第68号については、去る12月5日の本会議において文教
常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
奥村文浩文教常任委員長。
○奥村文浩文教常任委員長 〔登壇〕 12月5日の本会議において、本委員会に付託されました議案第67号及び議案第68号の2議案について、12月13日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
議案第67号及び議案第68号は、一括して審査を行いましたので、一括して報告いたします。
議案第67号は、
文化パルク城陽及び城陽市
総合運動公園等スポーツ施設について、公益財団法人城陽市民余暇活動センターを
指定管理者として指定するべく、議案第68号は、城陽市
総合運動公園レクリエーションゾーン・
宿泊施設アイリスイン城陽・
宿泊施設プラムイン城陽等について、株式会社ロゴスコーポレーションを
指定管理者として指定するべく、提案されております。
審査の冒頭、市は、
o 指定期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間
o
指定管理者の選考については、企画提案方式、いわゆるプロポーザル方式を採用し、専門的な知識、識見を有する7人の委員で構成する選定委員会において審査を行った
と説明しました。
また、主に評価されたポイントとして、
文化パルク城陽及び城陽市
総合運動公園等スポーツ施設については、
o eスポーツ大会の開催に向け、今年度に体験会を実施する等、新たな事業展開を検討する姿勢が見られる
o 体育館休館中は、トレーニングルームの機器の一部を
文化パルク城陽に移転するなど、文化・スポーツの両施設を一括管理するメリットを生かし、市民のスポーツ離れを防ぐ取組が期待できる
城陽市
総合運動公園レクリエーションゾーン・
宿泊施設アイリスイン城陽・
宿泊施設プラムイン城陽等については、
o レクリエーションゾーン、宿泊施設の3施設を一体的に総称したロゴスランドとして、市の知名度向上が図られている
o 総合運動公園のスポーツゾーンとコラボした事業が実施されており、継続的な開催が期待できる
といった選定の評価があったと報告しました。
質疑において、委員は、選定委員会の構成と配点基準を問い、市は、選定委員の構成は市の社会教育や社会体育、経営管理に精通した者、及び市の職員を交えた7人で構成。配点基準は、基本方針、実施計画、運営体制、経済性、法人等の状況、価格点があり、その中でも、実施計画、運営体制、経済性といった応募者が企画立案をする項目の配点比率を高めていると説明しました。
また他の委員の、公益財団法人城陽市民余暇活動センターの提案にある施設の新たな利用活用方法の導入について具体的に決まっていることはとの問いに、市は、茶室について茶室体験会の開催を実施。また、現在、市民プラザのあたりで使用できるWi−Fi環境を拡大する方向と答えました。
さらに委員は、株式会社ロゴスコーポレーションから提案のあった店舗型ふるさと
納税の仕組みを問い、市は、訪れた土地の店舗や施設のその場で直接寄附ができ、すぐに返礼品を受け取れるサービスであり、例えばロゴスランド利用者にロゴスランドで使える宿泊やバーベキューの利用券を返礼品として出すことで、リピーターの増加や追加の購入につながり、収益の増加が期待できると答えました。
そのほか委員から、
o 公益財団法人城陽市民余暇活動センターの提案にある車椅子でも利用できるトレーニング器具の新規購入を市のほうでも強く後押しを
との要望がありました。
討論において、賛成の立場の委員から、今回の選定は現実的かつ独自性のある提案を期待できるプロポーザル方式を採用し、有識者で構成される選定委員会による審査を経て候補者が選定されており、候補者からの提案は市民の満足度を上げるものと考えるとの意見がありました。
採決の結果、議案第67号は全員で、議案第68号は賛成多数で可決しました。
以上、本委員会に付託を受けました、議案第67号及び議案第68号の2議案について、審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年12月25日 文教常任委員長 奥村文浩
(報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 討論なしと認めます。
これより議案別に採決いたします。
まず議案第67号を採決いたします。
議案第67号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第67号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第68号を採決いたします。
議案第68号は、ただいまの
報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手多数。よって議案第68号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第6、議案第76号、令和5年度城陽市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
若山議員。
○若山憲子議員 すみません、確認のために。民生費のいわゆる物価高騰対応臨時給付金の支給に関わる経費についてですけれど、いわゆる1万世帯に7万円をということで、前回3万円の給付を受けられた方と同じような対象ということでご説明を頂いているわけですけれど、この支給の時期ですよね、市民の方から大変待たれているお声をお聞きするんですけれど、実際には年内に支給ができるのかどうか教えてください。
○
小松原一哉議長 堀岡次長。
○堀岡宣之
福祉保健部次長 失礼いたします。物価高騰対応臨時給付金のほうですけれども、こちらのほうにつきまして支給時期について明確にはお答えはできませんが、システム構築等、また印刷等が必要となりますので、一定時間がかかるということになっております。できるだけ早期に支給できるよう事務のほうを進めさせていただきたいと考えておりますが、12月末までの支給というのはちょっとできないということになっております。
以上でございます。
○
小松原一哉議長 若山議員。
○若山憲子議員 システム構築ということでお聞きをしていたんですけれど、市民の皆さん方からはやはり現金を大変希望しておられるという方がたくさんおいでになって、この支給を1日も早いようにという要望をお聞きしていますので、本来なら年内に支給していただけたら一番市民の方が喜ばれると思うんですけれど、いわゆるシステム構築ということで大体どの程度かかるのか、もしその目安を教えていただけるのであれば教えてください。
○
小松原一哉議長 堀岡次長。
○堀岡宣之
福祉保健部次長 失礼いたします。まだ今、業者と調整中でございますので、目安の時期につきましては今現在ではお示しできませんので、ご理解いただけたらと思います。できるだけ早期に支給できますよう努力してまいります。
以上でございます。
○
小松原一哉議長 若山議員。
○若山憲子議員 システムの構築ということで、それなりの時間がかかるというように理解はしますけれど、市民の方は本当に待っておられますので、ぜひ1日も早い支給に努めていただきますように要望しておきます。
以上です。
○
小松原一哉議長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第76号については、委員会付託を省略いたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって議案第76号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
若山議員。
○若山憲子議員 この補正予算については、市民要望が大変高い。今、言った給付金の支給に関わる経費やプレミアム商品券の発行に関わる経費などが入っています。ただ、これには先ほどの議案のところで反対をしました議員人件費も入っているところですけれど、いわゆる市民要求が大変高い要望がたくさん入っているということで、これには賛成をさせていただきたいと思います。
以上です。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより議案第76号を採決いたします。
議案第76号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第76号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
〔乾秀子議員退場〕
○
小松原一哉議長 日程第7、議案第77号、城陽市寺田財産区
管理委員選任の同意を求めることについてを議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○奥田敏晴市長 〔登壇〕 議案第77号、寺田財産区
管理委員選任の同意を求めることについてご説明申し上げます。
本件は、現在、寺田財産区管理委員でございます池垣義孝氏の令和5年12月31日付での辞任に伴いまして、後任者として乾茂樹氏を選任いたしたいので、提案するものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
(議案は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第77号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって議案第77号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより議案第77号を採決いたします。
議案第77号は、同意することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第77号は、同意することに決しました。
〔乾秀子議員入場〕
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第8、議案第78号、
教育委員会委員任命の同意を求めることについてを議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○奥田敏晴市長 〔登壇〕 議案第78号、
教育委員会委員任命の同意を求めることについて、ご説明申し上げます。
本件は、現在、
教育委員会委員でございます小森弥生氏の任期が令和5年12月24日に満了となりましたことから、後任者として木村有美子氏を任命いたしたいので、提案するものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
(議案は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第78号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって議案第78号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより議案第78号を採決いたします。
議案第78号は、同意することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって議案第78号は、同意することに決しました。
ただいま同意されました木村有美子さんから挨拶をお受けいたします。
〔木村有美子氏入場〕
○木村有美子氏 〔登壇〕 皆様、失礼いたします。ただいまご紹介いただきました私が木村有美子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
このたび城陽市教育委員に奥田市長様よりご推挙いただきました。また、ただいま市議会議員の皆様方にご同意いただきましたことを大変光栄に思っております。今、改めて責任の重さを痛感するとともに、城陽市の教育のために微力ながら努力していく決意を新たにしたところでございます。
どうぞ今後とも皆様のご指導、ご鞭撻を頂きますことをお願いいたしまして、私のご挨拶とさせていただきます。本日は、誠にありがとうございました。(拍手)
〔木村有美子氏退場〕
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第9、請願第5−6号、中等度以上の難聴者の補聴器購入に対する
公的補助制度の実施を求める意見書提出の請願書を議題といたします。
ただいま議題となっております請願第5−6号については、去る12月5日の本会議において
福祉常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の請願審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
西良倫福祉常任委員長。
○
西良倫福祉常任委員長 〔登壇〕 12月5日の本会議において本委員会に付託されました、請願第5の6号について、12月8日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
本件は、中等度難聴者の補聴器購入に対する公的支援補助制度を創設するよう、国に意見書を提出することを求めて請願されております。
委員会は、審査に当たり、請願者に出席を求めることに決めました。
審査の冒頭、請願者は、趣旨について、
o 聴力の回復には、軽・中等度の段階から治療を開始することが重要
o 補聴器がなじむまでには数か月から半年程度の期間を要するため、早期の装用開始が望ましい
o 他市町村の助成制度は、対象を住民税非課税世帯に限るなどの条件があり、いまだ広く利用できる状況にない
とし、国における中等度難聴者の補聴器購入に対する
公的補助制度創設の重要性を述べました。
これを受け、委員から、請願者に対し、助成制度が実現している府内自治体の数を問い、請願者は、京丹後市と精華町の2市町村と答えました。
また他の委員は、今回請願を提出するに当たり、当事者団体との意見交換は行ったのかと問い、請願者は、勉強会も兼ねた意見交換を行い、請願の内容についても賛同をいただいていると述べました。
さらに他の委員から、請願を提出するに至った経過を問い、請願者は、金銭的余裕のなさから補聴器の購入を諦めざるを得ない高齢者がよりよい生活を送ることができるようにという思いからとし、制度の創設に伴って補聴器の利用が広がることにより、価格が下がり、より多くの人が利用しやすくなるのではと述べました。
続いて、市に対する質疑の中で、委員は、市内の軽・中等度の難聴者の人数はと問いましたが、市は、障害者手帳の交付は重度の方のみ対象となっているため、軽・中等度の人数は把握していないと答えました。
また他の委員は、補助制度に対する市の考えを問い、市は、補聴器は身体の一部となり、暮らしを豊かにしてくれるものであることから、国で一律の基準を設け運用していくべきとの考えと答えました。
さらに他の委員からの、加齢性難聴が国民的課題であるとの認識はとの問いに、市は、聞こえづらさによりコミュニケーションが困難になるなど、高齢者の方々にとって課題となっているとの認識を示しました。
また、このほかにも委員から、
o 健康診断の項目を見直すなど、軽・中等度の段階から治療を開始できるよう対策を
との意見がありました。
討論において、本請願に賛成の委員は、高齢者の生活改善のため採択をとの意見を述べました。
採決の結果、請願第5の6号は、賛成少数により不採択に決しました。
以上、本委員会に付託を受けました請願第5の6号の審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年12月25日
福祉常任委員長 西良倫
(報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
本城議員。
○本城隆志議員 私たちも人の声がだんだんと聞こえにくくなってくるという年齢に達しましたけれども、幸いにまだ小さい声、ひそひそ話も聞こえるかなと思っているんですけれども。周りを見ますと、やっぱり目の悪くなってくる人、耳の悪くなってくる人、足腰の悪くなってくる人、高齢化社会というのは皆さんそういう体験をするんだなということはよくわかっているんですけれども、一番大事なことは目が見えること、耳が聞こえること、お話ができること、その1つの耳というのは大切な、重要な、生きる部分では一番大事なことかなと思っているんですけれども、障害者手帳がないということで、その手前の人をどう助けていくか、そういう人たちをどう医療で、あるいは機器で補助していくかということは大事かなというふうに私は思っております。
そういう意味では、この請願、ぜひとも皆さんで採択していただきたいなと思っております。委員会では不採択になりましたけれども、やっぱり本番というか、この本会議ではダブルスタンダードな意見を述べるんじゃなしに、ぜひとも皆さんの親切なる心をお待ち申し上げて、賛成討論としたいと思います。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
若山議員。
○若山憲子議員 請願5の6、中等度以上の難聴者の補聴器購入に対する
公的補助制度の実施を求める意見書を提出の請願に賛成の立場で討論します。
令和2年度に老人保健増進等事業で、自治体における難聴高齢者の社会参加に向けた適切な補聴器利用とその効果に関する研究が採択をされています。65歳以上の高齢者の約30%が難聴、85歳以上では70%と言われています。全国難聴有病者数推計から、加齢性難聴が日本の国民的課題であることが再確認をされています。委員会の議論では、請願については当事者団体からの提出が望ましいとの声がありました。今回の請願は、以前議員が求められた当事者とされる2団体、視聴覚者協議会、城陽市高齢者クラブ連合会の賛同を得られての請願です。
難聴者協会は、加齢性聴覚障がい者の中等度難聴への支援については、同じ聴覚障がい者としての立場から賛同をされています。城陽市高齢者クラブ連合会と全日本年金者組合城陽支部の違いは、行政からの支援があるかないかです。城陽市高齢者クラブ連合会も全日本年金者組合城陽支部も市内在住の高齢者の団体で、中等度の難聴者の方も加入されている組織であり、当事者とすれば同じ立場です。今回、請願を出された2団体、全日本年金者組合城陽支部と城陽生活と健康を守る会は、中等度難聴者の方も会員に存在することは同じ立場です。当事者団体という意味では、当事者だと私は思います。
中等度難聴についての支援の必要性は、多くの議員も認めておられるところです。課題は支援の財源です。この請願は、公的支援の補助制度実施を国に求める意見書の提出を求めるものです。高齢者の暮らしをよくすることや高齢者の介護予防の立場からも、この請願の
公的補助制度を創設するよう国に意見書の提出を求める請願については賛成をさせていただきます。
以上です。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより請願第5−6号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。
請願第5−6号は、採択することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手少数。よって請願第5−6号は、不採択とすることに決しました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第10、請願第5−5号、
建設アスベスト被害者の救済と
アスベスト対策の拡充を国に働きかける意見書の提出を求める請願を議題といたします。
ただいま議題となっております請願第5−5号については、去る12月5日の本会議において建設
常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の請願審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
乾秀子建設常任委員長。
○乾秀子建設常任委員長 〔登壇〕 12月5日の本会議において本委員会に付託されました請願第5の5号につきまして、12月12日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
本件は、
建設アスベスト被害者の救済及び事前調査・除去費用の助成制度拡充に係る意見書の提出を求めて請願されております。
委員会は、審査に当たり、請願者に出席を求めることを決めました。
冒頭、請願者は、
o アスベストを原因とする病気の潜伏期間は長く、何十年も前に吸ったアスベストが原因で健康被害が出る人が今後も出てくることは間違いない
o 被害者の苦しみを少しでも小さくするために治療法の研究開発を進めるための予算確保を国主導でお願いしたい
o アスベストが全面禁止になる以前に建てられた建築物の解体は2030年頃にピークを迎えるとされており、解体・改修工事をする際の事前調査が義務づけられたが、調査や除去費用は原則、工事の注文者または請負業者が負担することとなっている
o 経済的負担を避けるために適切な対策がなされない工事が横行すれば、建設従事者だけでなく、周辺住民にも健康被害を及ぼしかねない
o 以上のことから、アスベストによる健康被害や各種制度の周知徹底を図るとともに、
アスベスト対策の拡充を国に求めてもらいたい
と述べました。
続いて委員会は、請願者への質疑を行いました。
委員は、解体工事の際、どういったところに注意が必要かを問い、請願者は、古い住宅では天井板や壁等、いろいろなところに使われており、めくろうとするときれいにめくれず飛散してしまい、掃除機をかけてもなかなか取り切ることができないと答えました。
また、他の委員からは、京都府議会で可決された意見書のうち一部の項目のみを請願されている理由を問いましたが、請願者は、特に訴えたかった項目を挙げた。ただ、意見書を作成する際には他の項目も盛り込んでいただければと考えていると答えました。
市への質疑において、委員の、建築物の解体工事やアスベストを含むことが疑われる建材廃棄物に対し、市として管理・監督の権限等はあるかとの問いに対し、市は、公共建築物の解体等については適正に処理しているが、民間の工事等に対して、市として管理等の権限はないと答えました。
また他の委員は、事前調査の義務化に係る市民への周知について問いましたが、市は、法改正によって有資格者による事前調査が義務づけられたところであり、たとえ一般市民が知らなくても、専門業者はそうした知識を持っているため、適正に処理されていくものと考えている。また、窓口において啓発チラシを配架していると答えました。
討論において、本請願に賛成の委員からは、
o アスベスト被害の全面救済に向け、残る課題解決と建設現場の安全・安心のため、賛成する
o 調査せずに解体工事が行われれば、周辺住民にも影響が出る。調査・除去費用に対する助成を行い、確実に行っていくため、国に要望するべき
といった意見がありました。
一方、反対の立場の委員は、
o 京都府議会で可決された意見書の項目を全て網羅した内容の意見書とするべきと考えるため、今回の請願内容では反対
と述べました。
採決の結果、請願第5の5号は賛成少数により、不採択と決しました。
以上、本委員会に付託を受けました請願第5の5号の審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年12月25日 建設常任委員長 乾秀子
(報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
語堂議員。
○語堂辰文議員 ただいま報告がありました、政府に対して
建設アスベスト被害者の救済と
アスベスト対策の拡充の意見書の提出を求める請願に賛成の立場から討論いたします。
アスベストは耐熱性、耐摩耗性、絶縁性などにより、建築資材や電気器具などに多用されてきました。日本の総輸入量は約1,000万トンに上っていると言われております。アスベスト製造従事者や建設業従事者が長期にわたり吸入することで、石綿肺や中皮腫、肺がんになることが明らかとなり、世界保健機関WHOや国際労働機関ILOの指摘で、欧米では1900年代に使用禁止となっています。アメリカでは1980年から輸入量が激減し、1990年にはほぼゼロとなっていますが、日本では1995年頃から輸入量が減り、製造や使用が禁止になったのは2006年と大変遅れているところでございます。そのために、アスベスト被害者が増え続け、現在も肺がんなどの死亡者数は2009年の1,554人と毎年1,000人を超える事態となっているところでございます。
被害者への救済は、一昨年の最高裁判決が国と大手のアスベスト建材メーカーの責任を認めて賠償責任を命じ、建設アスベスト給付金法の制定により、昨年の1月から給付金制度がスタートいたしました。しかし、給付金の対象は室内での従事者や製造事業所周辺の一部住民に適用されているだけで、室外の建設業従事者、例えば屋根工事、上下水工事、解体業等には適用がされておりません。また、調査、そして工事についても建築物80平米以上が条件となっているところでございます。多くの建設業従事者の健康を守り、アスベスト除去の工事費補助については、国や製造業者をはじめ、大手の建材メーカーの責任が重く問われているところであります。
本請願は、国に対して
建設アスベスト被害者の救済範囲の拡大、周辺住民や建設業従事者の健康被害を防止し、アスベストの事前調査と除去費用の助成制度拡充の意見書提出を求める請願でありますので、ぜひ皆さんのご賛成をお願いしたいと思います。賛成するべきと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
本城議員。
○本城隆志議員 以前もアスベストの問題で請願が出てきておりましたけれども、当時も賛成しましたけども。一番大事なことは、私たちここの議員のOBがアスベストの被害に遭って亡くなっております。仕事を辞めてすぐなるんじゃなしに、時間がかかって中皮腫になるという、そのような本当に危険な鉱物であるというふうに思っております。そのときは、彼はビルのメンテナンス、ビルの細いところへ入っていくという仕事をされた後、議会に来られたということでありますけれども、大変苦しんでお亡くなりになったということもあります。
京都府がこのような
アスベスト対策をされていますけど、まだまだそれが不十分だということでありますから、やっぱり全国津々浦々の地方議会もこの問題をもっと取り上げながら、こういう請願を出しながら、国に働きかけるということが大事なことだと思いますので、私はこの
建設アスベスト被害者の救済と対策の拡充を国に働きかける意見書の提出を求める請願に対して賛成をしたいと思います。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより請願第5−5号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。
請願第5−5号は、採択することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手少数。よって請願第5−5号は、不採択とすることに決しました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第11、請願第5−4号、すべての子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願を議題といたします。
ただいま議題となっております請願5−4号については、去る12月5日の本会議において文教
常任委員会に委託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の請願審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
奥村文浩文教常任委員長。
○奥村文浩文教常任委員長 〔登壇〕 12月5日の本会議において本委員会に付託されました請願第5の4号について、12月13日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
本件は、すべての子どもたちにゆきとどいた教育を保障するために、給食費の無償化を請願されております。
委員会は、審査に当たり、紹介議員の出席を求めることに決めました。
審査の冒頭、紹介議員は、
o 少子化への対応策として、福祉や教育が十分に整えられ、安心して子育てができる環境はどの家庭にも必要かつ必須
o 2年以上続く新型コロナウイルス感染症の流行と急激な物価高騰は、多くの世帯の家計を直撃している
o 教育や福祉にはお金がかかるが、未来を担う子供たちが安心して育てる環境を整えるためには必要
o 地方から声を上げることによって、国による給食費の無償化が早くなることを願っている
と説明しました。
これを受け、委員は、請願は市に給食費の無償化を求めているが、紹介議員は国に無償化を求めているのかとの問いに、紹介議員は、国が当然措置する問題と考えるが、給食費の無償化は切実な要求である。市民が請願をすることと紹介議員が趣旨に沿って賛同することに矛盾はないと述べました。
続いて、市に対する質疑の中で、他の委員は、学校給食費の無償化に向けた課題の整理について国の動向を問い、市は、令和5年度に入り、課題を整理する基礎的なデータを収集する調査が市に複数回来ていると答えました。
また、他の委員は、給食費の滞納状況を問いましたが、市は、徴収率は99.8%から99.9%で毎年推移している。経済的に厳しい保護者に対しては就学援助で補助する仕組みが制度化されている。経済的に厳しいのであれば、学校のほうに申出ていただければ手続をさせていただくと答えました。
討論において、本請願に反対の立場の委員は、地方自治体が給食費無償化を行い、その声によって国による給食費無償化を後押しする請願と判断したが、財政的な面も含め、今この請願に取り組める状況か判断が必要と述べる一方で、賛成の委員は、請願には無償化の開始期限がなく、国と地方自治体一体とした請願である。急激な物価高騰と格差と貧困の拡大が暮らしや子育てを困難にしているときに、給食費の無償化は急務となっているとの意見を述べました。
採決の結果、請願第5の4号は、賛成少数により不採択に決しました。
以上、本委員会に付託を受けました、請願第5の4号の審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年12月25日 文教常任委員長 奥村文浩
(報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
藤田議員。
○藤田千佐子議員 ただいまの請願につきまして、賛成の立場から討論させていただきます。
本請願におきましては、文教
常任委員会では反対をいたしましたが、それには理由がございます。請願の趣旨におきまして、2023年9月時点で545自治体が小・中学校いずれか、また両方で既に無償化、あるいは今年度中に無償化の予定と記載されています。しかし、これは新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した一時的な給食の無償化の自治体が含まれており、恒久的な完全無償化ではない自治体が多いことや、趣旨の中に賛同し難い内容もあり、疑念を抱き、本件請願に反対をいたしました。
本市においては、令和5年度
一般会計補正予算にて新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の中から1,157万2,000円を給食費の食材価格高騰対策に係る経費に充当されていることや、某企業からございました企業版ふるさと
納税2億円の中から1億5,300万円を学校給食設備の更新に係る経費に充当されています。それにより保護者負担の軽減及び老朽化した設備更新は途切れることのない給食提供をするためであり、市長をはじめ執行部として尽力されていると考えます。しかし、少子高齢化が進んでいる城陽市におきましても、将来を担う若い世代が子育てしやすいまちとして城陽市に定住していただけるように、安心して出産や子育てができる環境を整えることが必要であると思うところでございます。
したがいまして、給食の無償化を行う上で財源が確保されていることが必要であり、無理に無償化を進めれば、高齢者の方々に手厚い支援の財源確保ができなくなるおそれがございます。時期やタイミングを見計らいながら、給食の無償化や学費の無償化等々していくことは望ましいと考える次第です。
また、日本維新の会としましては、食に関する指導を効果的に進めるための重要な教材である学校給食の食材費についても、義務教育段階においては教科書と同様に無償化することが望ましいと考えており、2023年3月には、子育て支援や貧困対策として公立小・中学校の給食を無償化するための法律の改正案を国会に提出しております。日本維新の会党員議員としましては、やはり将来的に恒久的な無償化を実現させていくことは必要であると考え、教育の無償化の1つとして本請願に賛成といたします。
以上です。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
西議員。
○西良倫議員 請願第5−4号、すべての子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願に賛成の立場で討論します。
本請願は、給食費の無償化を請願事項としています。請願の趣旨に、憲法では義務教育はこれを無償とすると定められています。ですが、実際には教材費、制服、体操服、給食費、学用品、修学旅行積立金など、多くが保護者負担となっており、中でも給食費は全国平均で1人当たり小学生が年間約5万円、中学生で約5万5,000円、これは教育費の中でも最も大きな負担になっていますと説明があります。過日の文教
常任委員会の討論の中で、文科省が給食費を無償にしている自治体を調査した全国状況の経年比較が示されました。それによると、今から6年前の2017年、全国で76自治体、割合にして4.4%、それが今、545自治体、31.3%へと実施が広がっています。7倍以上の進展です。コロナ禍、原油価格・物価の高騰、なかなか上がらない賃金など、厳しい国民生活の影響が拍車をかけています。
東京都では23区全てが独自に給食無償化に踏み出し、島嶼部都立の学校などでの格差是正に取組中です。京都では、お隣の井手町、丹後の伊根町、山城地域で笠置町、和束町、南山城村など、実施自治体が増えています。最近、町長選挙があった精華町などで無償化への動きが起ころうとしています。
政府は、子ども・子育て政策の強化についてを発表し、学校給食の無償化を課題の1つとして挙げました。食育基本法、学校給食法と学校では給食を通じた食育が大切にされ、学校教育の大きな柱の1つです。食育を学校の重点教育の研究テーマとして取り組むこともあります。子育て支援、少子化対策としての支援です。特に給食がない冬休み、夏休みには、子供がいる困窮家庭にとっては一層つらい、そうした保護者も待ち望んでいます。福祉先進を目指しているまちとして、子供たちが給食費の心配をしないで豊かに育てられるよう、本請願に対して議員各位のご賛同をお願いをして、賛成討論とします。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより請願第5−4号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。
請願第5−4号は、採択することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手少数。よって請願第5−4号は、不採択とすることに決しました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第12、議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
地方自治法第100条及び会議規則第166条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣いたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よってお手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。
(議案は巻末に掲載)
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第13、
常任委員会並びに
議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続することについてを議題といたします。
各委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出がございます。
お諮りいたします。
本件については、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって本件については、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。
(申出書は巻末に掲載)
──────────────────────
○
小松原一哉議長 今期定例会の会議に付されました案件の審議は全て終了いたしました。よって令和5年第4回
城陽市議会定例会は、これをもって閉会いたします。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 市長から発言の申出がありますので、お受けいたします。
奥田市長。
○奥田敏晴市長 令和5年第4回
城陽市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
今期定例会は、去る12月5日に開会をいただき、本日までの21日間にわたりまして、議員各位にはご多用の中ご出席を賜り、慎重かつ熱心なご審議を頂き、誠にありがとうございました。またこの間、提案いたしました諸議案につきましては、全ての議案にご可決、ご認定、ご同意を頂き、厚く御礼申し上げます。審議を通じ賜りました数々のご意見、ご要望につきましては、今後の市政執行に当たり心してまいる所存でございます。
それでは、この場をお借りいたしまして、数点ご報告させていただきます。
まず南城陽中学校駅伝部の皆さんの活躍についてであります。南城陽中学校駅伝部が男女そろって京都府大会で優勝の快挙を成し遂げ、近畿大会を経て、去る12月17日に開催された全国大会に出場され、チーム一丸となってたすきをつなぎ、女子が4位入賞、男子も14位と大健闘されたところであります。南城陽中学校のOBには、現在、全国の舞台で活躍されている選手もおられ、現役部員の皆さんにおかれましても、今後一層の活躍をご期待申し上げます。
次に、年末年始の日程についてであります。令和5年の年末の市役所の業務でございますが、12月28日午後5時15分で終了し、令和6年の年始は1月4日から行ってまいります。
消防につきましては、12月1日から特別年末警戒を実施しており、28日から30日までは年末警戒の体制といたします。
休日急病診療所につきましては、31日から1月3日まで開設してまいります。
文化パルク城陽につきましては、28日から1月4日まで休館いたします。また、寺田コミセン以外の各コミセンにつきましては、29日から1月3日までそれぞれ休館いたします。
ごみ収集につきましては、年末は29日まで、年始は1月4日から行ってまいります。
次に、年始における各種事業につきましてご案内申し上げます。まず令和6年城陽新春名刺交換会につきましては、1月5日午後2時から
文化パルク城陽の大会議室にて開催いたします。
二十歳の集いにつきましては、1月8日午後1時30分から
文化パルク城陽で記念式典を開催いたします。
消防出初式につきましては、1月14日午前10時から鴻ノ巣山運動公園多目的広場にて実施いたします。
議員におかれましては、ご多用中とは存じますが、お繰り合わせの上、ご出席賜りますようお願いいたします。
さて、本年も残すところあとわずかとなりました。議員の皆様方にはこの1年間市政運営に格別のご理解、ご協力を頂いただきましたことに改めまして心から厚く御礼申し上げます。本年を振り返りますと、長らく猛威を振るいました新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられ、ウィズコロナへの移行が加速するとともに、自粛傾向にありました各種イベントなども再開され、日本中でコロナ禍前の活気を取り戻し始めてまいりました。
そうした中、まちづくりの転換期にある本市といたしましても、市が持つ魅力をさらに高めつつ、各種施策を一歩ずつ着実に進めているところであり、新年におきましても引き続きさらなる飛躍を目指し、市民の皆様の笑顔が輝き、活気にあふれ、夢や希望が明るい未来へとつながるよう、新たな城陽、NEW城陽の実現に向け、まちづくりに全力を傾注してまいる所存でございます。
結びに当たりまして、新しく迎えます令和6年が皆様方にとりましても幸多き年でありますことをお祈りいたしますとともに、さらなるご活躍をご祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。
午後0時23分 閉 会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
城陽市議会議長 小松原 一 哉
会議録署名議員 澤 田 扶美子
同 西 良 倫...