城陽市議会 2023-06-28
令和 5年第2回定例会(第6号 6月28日)
令和 5年第2回
定例会(第6号 6月28日) 令和5年
城陽市議会定例会会議録第6号
第2回
令和5年6月28日(水曜)午前10時00分開議
〇
出席議員(20名)
谷 村 浩 志 議 員
平 松 亮 議 員
田 中 智 之 議 員
善 利 誠 議 員
並 木 英 仁 議 員
宮 園 智 子 議 員
澤 田 扶 美 子 議 員
西 良 倫 議 員
藤 田 千 佐 子 議 員
土 居 一 豊 議 員
谷 直 樹 議 員
小 松 原 一 哉 議 員
○
奥田敏晴市長 〔登壇〕
議案第40号、副
市長選任の同意を求めることについてご説明申し上げます。
本件は、現在、副市長でございます
今西仲雄氏の任期が令和5年6月30日で満了となりますことから、
後任者として
村田正明氏を選任いたしたいので、提案するものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
(
議案は巻末に掲載)
〔
西良倫議員、
若山憲子議員、
語堂辰文議員退場〕
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第40号については、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって
議案第40号については、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより
議案第40号を採決いたします。
議案第40号は、同意することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって
議案第40号は、同意することに決しました。
〔
西良倫議員、
若山憲子議員、
語堂辰文議員入場〕
〔
村田正明理事入場〕
○
小松原一哉議長 ただいま同意されました
村田理事から挨拶をお受けいたします。
○
村田正明理事 〔登壇〕 村田でございます。まずは副
市長選任のご同意を賜りまして、誠にありがとうございます。
今、城陽市は、
まちづくりの大きな転換期を迎えている重要な時期にございます。この時期に大役を仰せつかりましたことは、本当に身に余る光栄でございます。その職責の重さを痛感させていただいております。
奥田市政の
基本姿勢でございますスピーディー、対話、信頼、さらに新たな城陽、
NEW城陽の実現、そして城陽市の発展に向けまして、もとより大変微力ではございますが、市長の補佐として全力で頑張ってまいる所存でございます。
どうか議員の
皆様方の温かいご指導、そしてご鞭撻を心からお願い申し上げまして、私からの挨拶、御礼とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第4、
議案第41号、
公平委員会委員選任の同意を求めることについてを議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○
奥田敏晴市長 〔登壇〕
議案第41号、
公平委員会委員選任の同意を求めることについてご説明申し上げます。
本件は、
公平委員会委員の
福田誠氏の任期が令和5年7月8日で満了となりますが、引き続き同氏を選任いたしたいので、提案するものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
(
議案は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
本城議員。
○
本城隆志議員 ご本人というよりも、
公平委員会はどれぐらいの形で開催されているのか、ちょっと教えてください。
○
小松原一哉議長 吉川部長。
○
吉川保也企画管理部長 失礼いたします。令和4年度、昨年度の実績でございますが、3人の
委員合計で13日の出勤というふうになってございます。昨年度まで
コロナの関係で
研修等が中止になったり、そういった状況もございまして、令和4年度についてはそういう状況になってございます。
以上です。
○
小松原一哉議長 本城議員。
○
本城隆志議員 昨年度は少ないということは、平年、
コロナに関係なかった年度ぐらいだったら、どれぐらいの出勤になっているのか、それも参考に教えていただけたら結構かと思います。
それから、案件がどういうふうな形で城陽市の中ではあったのか、参考に教えてください。
○
小松原一哉議長 吉川部長。
○
吉川保也企画管理部長 コロナ前の29年度から元年度、3か年の平均でございますが、3か年の平均でいきますと、年間で27日というふうになってございます。
それから、案件についてでございますが、昨年度につきましては、何か
不服申立て等の特別な事案があったわけではございません。
定例会の中で今の市の
状況等をご報告させていただいているという状況でございます。
以上です。
○
小松原一哉議長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第41号については、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって
議案第41号については、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより
議案第41号を採決いたします。
議案第41号は、同意することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって
議案第41号は、同意することに決しました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第5、
議案第42号、
農業委員会委員任命の同意を求めることについてを議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○
奥田敏晴市長 〔登壇〕
議案第42号、
農業委員会委員任命の同意を求めることについてご説明申し上げます。
本件は、
農業委員会委員の任期が令和5年8月7日で満了となることから、
後任者といたしまして、田村勝美氏、岡本三枝子氏、中村安秀氏、稲田正文氏、新井泉次氏、森島孝司氏、阪部幸弘氏、森澤明氏、谷則夫氏、木村正樹氏、奥哲郎氏、中村貴子氏、吉田真己氏、北澤良祐氏を任命いたしたいので、提案するものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
(
議案は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第42号については、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって
議案第42号については、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより
議案第42号を採決いたします。
議案第42号は、同意することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 全員挙手。よって
議案第42号は、同意することに決しました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第6、城陽市
選挙管理委員及び同
補充員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選により行います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって選挙の方法は、指名推選により行うことに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにいたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって指名の方法は、議長において指名することに決しました。
なお、指名は、
選挙管理委員及び
補充員の2回に分けて行います。
まず
選挙管理委員に八木良明さん、並川和央さん、臼井千恵美さん、奥久範さんを指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました4人の方々を
選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました4人の方々が
選挙管理委員に当選されました。
次に、
選挙管理委員補充員に森西俊夫さん、安村みどりさん、中村康信さん、中島好美さんを指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました4人の方々を
選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました4人の方々が
選挙管理委員補充員に当選されました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第7、請願第5−3号、「
消費税の
インボイス制度の
実施延期を求める
意見書」を政府に送付することを求める
請願書を議題といたします。
ただいま議題となっております請願第5−3号については、去る6月8日の本会議において
総務常任委員会に付託しておりましたが、
委員長から
審査終了の旨の請願審査
報告書が提出されました。
それでは、これより
委員会における
審査経過と結果について、
委員長から報告を求めます。
谷村浩志総務常任委員長。
○
谷村浩志総務常任委員長 〔登壇〕 6月8日の本会議において、本
委員会に付託されました請願第5の3号につきまして、6月12日に
委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その
審査経過と結果を報告いたします。
本件は、
消費税の
インボイス制度の
実施延期を求める
意見書を政府へ提出することを求めて請願されております。
委員会は、審査に当たり、請願者に出席を求めることを決めました。
審査の冒頭、請願者は、趣旨について、10月に開始される
インボイス制度の個人事業主の登録率は、今年3月末日においても約43.2%と低迷しており、制度が十分に理解されていないことや、登録による負担増に耐えられないとの理由から、申請を見合わせる事業者の多さを示している。
o インボイス登録をしない場合、取引先から仕事を切られる、または、商品代や工賃などから
消費税相当分の値引きを強いられるのいずれかを余儀なくされる
o
コロナ禍や物価高騰などの影響で事業経営が圧迫されている状況下での制度開始は,小規模事業者にとって大きな足かせとなり、地域経済全体の疲弊を招く
としています。
続いて、請願者への質疑を行い、
委員は、制度導入のメリットを問いました。これに対し、請願者は、国は複数税率を事業者が正しく管理できるようにと答えているが、小規模事業者にとってメリットはないと答えました。
また、他の
委員から、制度に登録しないことにより取引を断られた件数はという問いに、件数は把握していないが、自動車を扱う企業から未登録事業者はオークションへの参加を認めないという文書が出された例があると答えました。
一方、市に対する質疑において、
委員は、市への問合せ件数を問い、市は、これまで実績はないと答えました。
討論において、本請願に反対の立場の
委員は、請願の理由には延期の条件がなく趣旨と一致しないと述べる一方で、賛成の
委員は、
消費税の価格への転嫁が予想され、景気回復への悪影響や小規模事業者の廃業につながるとの意見を述べました。
採決の結果、請願第5の3号は、賛成少数で不採択に決しました。
以上、本
委員会に付託を受けました請願第5の3号の
審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年6月28日
総務常任委員長 谷村浩志
(
報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
西議員。
○
西良倫議員 消費税の
インボイス制度の
実施延期を求める
意見書を採択し、政府に送付することを求める請願に賛成の立場で討論します。
消費税の
インボイス制度が多くの小規模事業者やフリーランスの方々の強い反対の中、強行されようとしています。
総務常任委員会で請願者のお2人が述べたとおり、
消費税免税事業者は次の3つのうち、いずれかを余儀なくされます。1つは、インボイスの登録を行う場合は、その担税能力、事務処理能力の有無にかかわらず、
消費税の申告・納税の義務を負うという点、2つ目は、インボイスの登録をしない場合は取引先から仕事を打ち切られる、または商品代や工賃から
消費税相当分の値引きを強いられるという点、3つ目に、事実として起こっている取引先から送付された登録状況確認書に対し、インボイスを登録しないと回答したら、今年の3月末で契約が打ち切られたという事例が発生をしています。このように免税事業者が仕事を続けるためには、意に反してインボイスの登録をせざるを得ないのが実情です。
過日、城陽市シルバー人材センターの総会に参加する機会がありました。センターは、令和5年度の事業計画の基本方針の中で、
インボイス制度が施行されますと、免税事業者である会員と取引関係にあるシルバー人材センターには相当額の新たな税負担が発生します。公益法人であるシルバー人材センターは収支相償が原則であり、新たな税負担はまさに死活問題となるためと記載され、方策検討など懸念を述べています。
6月22日にはアニメーターや声優、プロデューサーが日本外国特派員協会で会見をし、海外メディアに向けて訴えました。実施されれば、2割から3割が廃業を検討、その多くが若手だという告発です。機動戦士ガンダム、シティーハンターなど、世界の誰もが知っている有名な作品も無名の新人が作ってきた。制度の
問題点すら周知されないまま、インボイスが導入されようとしている、この状況を打破したい。大半が個人事業主で、年商300万円以下。正解のないボタンを押せと言われています。そうなれば、私たちはそっと消えていくだけです。どうか助けてくださいと訴えています。インボイスによって若手が未来に希望を持てなくなると訴えています。
去る14日には、国会正門前の1,500人の集会をはじめ、全国一斉のインボイス全国一揆が行われました。集会では、課税業者になればとんでもない増税、免税業者のままだと取引排除や大幅値下げ、不況の下、絶対に許すわけにはいかない。映画業界は8割近くがフリーランス。文化や芸術の多様性がなくなると怒りの訴えがありました。
1人でも多くの賛同を呼びかけ、政府への
実施延期の
意見書送付に賛成をするものです。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより請願第5−3号を採決いたします。
本請願に対する
委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。
請願第5−3号は、採択することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手少数。よって請願第5−3号は、不採択とすることに決しました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第8、請願第5−2号、
路線バス運行の請願を議題といたします。
ただいま議題となっております請願第5−2号については、去る6月8日の本会議において
建設常任委員会に付託しておりましたが、
委員長から
審査終了の旨の請願審査
報告書が提出されました。
それでは、これより
委員会における
審査経過と結果について、
委員長から報告を求めます。
乾秀子建設常任委員長。
○
乾秀子建設常任委員長 〔登壇〕 6月8日の本会議において、本
委員会に付託されました請願第5の2号につきまして、6月15日に
委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その
審査経過と結果を報告いたします。
本件は、多くの住民の移動手段として路線バスの運行を求めて請願されております。
委員会は、審査に当たり、請願者に出席を求めることを決めました。
冒頭、請願者は、
o 6年前に久津川・古川校区においてバスを運行するよう求める署名を市に提出したもの
の、塚本深谷線の開通により、久津川駅前の交通量がどの程度減少するか見極めたいなどの見解にとどまっており、改めて請願を行うこととした
o 請願の内容としては、寺田地区にある公共施設・総合病院の利用、各地から利用のある陽和苑、商業施設の利用、久津川駅周辺の整備、城陽駅での城陽さんさんバス寺田線、長池線との接続を求める
と述べました。
続いて
委員会は、請願者への質疑を行いました。
委員は、請願されている項目の中で最も求めたいことを問い、請願者は、地元では寺田地区の各公共施設と総合病院の利用が不便との声をよく聞くと答えました。
また、他の
委員からの、多くの要望が項目として挙げられており、全ての項目についての検討が必要となる。城陽駅への
路線バス運行によりこれらのことが解決されるといったことを明確にすればよかったのではないかとの問いに対し、請願者は、改めて検討したいと答えました。
そのほか、路線バス以外の手段についての検討はとの問いに対しては、バスにも大小あるが、マイクロバスぐらいの大きさでの
路線バス運行を希望すると述べました。
市への質疑において、
委員の、6年前に要望を市に出されたときの状況はとの問いに対し、市は要望の内容について、
o 地域住民の3分の1の方が高齢者で、駅から遠いところでは歩いて30分ほどかかり、大変
o 塚本深谷線が開通すれば久津川駅前の府道の交通量が減るので、バスの運行がしやすくなるのではないか
o 新市街地のスーパーやアウトレット等にも行きたい
といったものであったとし、市の回答としては、
o 新たな路線の開設には車両の購入が必要になり、1台当たり約1,800万円必要である
o 京都きづ川病院及び老人福祉センターの送迎バスの空席利用を始めた
o まちが大きく動いていくところであり、状況を見極めていきたい、思いは受け止めている
と伝えたと述べました。
さらに、京都きづ川病院及び老人福祉センターの送迎バスの空席利用について、知っている人が少ないとの話もあったことから、その場では時刻表を配布し、現在では交通ガイドマップを作成して周知を図っているとの報告もありました。
以上が審査の中で出されました主な
質疑等の内容ですが、請願者に対する質疑の中で、内容を整理する意向を示されたとして、継続審査を求める意見があったことから、継続審査について諮ったところ、賛成少数で否決されたため、討論に入りました。
討論において、本請願に反対する複数の
委員から、
o 路線バスに限定された内容となっており現実的でない。また、路線バスに絡めて多くの要望がされていることから、内容の整理が必要と考え、今回の請願内容では反対
といった意見がありました。
一方、賛成の立場の
委員は、
o 全市的に捉えて地域のニーズに沿って要望が述べられており、積極的な公共交通政策が実施されることを期待する
と述べました。
採決の結果、請願第5の2号は、賛成少数により不採択と決しました。
以上、本
委員会に付託を受けました請願第5の2号の
審査経過と結果の報告を終わります。
令和5年6月28日
建設常任委員長 乾秀子
(
報告書は巻末に掲載)
○
小松原一哉議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
澤田議員。
○澤田扶美子議員 今回、地域の多くの方々がさんさんバスをはじめ路線バスに乗りたいとの思いを受け止めて、本請願を紹介いたしました。
今回は不採択となりましたが、今後の全市的な公共交通計画に希望を託して、賛成討論といたします。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
語堂議員。
○語堂辰文議員 請願第5の2号、
路線バス運行の請願に賛成の立場で討論いたします。
本請願では、多くの住民の移動手段としての路線バスの運行が求められています。市は検討するというのが答弁でありますが、路線バスについては路線バス等の多様な移動手段の充実が求められています。高齢化の進行の中で市役所や保健センターへの移動が困難になり、路線バスなどの公共交通を求める久津川校区の皆さんの切実な声が今回の請願に込められています。
今、自家用車を手放し、免許証を返上した多くの高齢者をはじめ、最寄りの駅やかなり遠くても歩いておられた方が歩行が困難となり、公共施設などへの外出が大変になっているのが実態であります。そのような市民の移動の自由、公共交通などを保障することは行政の責務であります。国土交通省も高齢者や子供など交通弱者に対して、通学、通院、買い物などに必要な移動手段を提供することは、自治体の最低限度の条件だとしています。その整備を求めています。
請願者は、外出や移動の自由が保障されれば、高齢者が元気になる、このように訴えられているところであります。その願いの実現である路線バスなど運行を求める本請願を採択されることを議員各位にお願いし、賛成討論といたします。
○
小松原一哉議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 これをもって討論を終わります。
これより請願第5−2号を採決いたします。
本請願に対する
委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。
請願第5−2号は、採択することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
小松原一哉議長 挙手少数。よって請願第5−2号は、不採択とすることに決しました。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 日程第9、
常任委員会並びに
議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続することについてを議題といたします。
各
委員長から、目下
委員会において審査及び調査中の事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出がございます。
お諮りいたします。
本件については、各
委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
小松原一哉議長 ご異議なしと認めます。よって本件については、各
委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。
(申出書は巻末に掲載)
──────────────────────
○
小松原一哉議長 今期定例会の会議に付されました案件の審議は全て終了いたしました。よって令和5年第2回
城陽市議会定例会は、これをもって閉会いたします。
──────────────────────
○
小松原一哉議長 それではここで、6月30日に任期を満了されます今西副市長から挨拶をお受けいたします。
今西副市長。
○
今西仲雄副市長 〔登壇〕 議長のお許しを頂きましたので、一言ご挨拶申し上げたいというふうに思います。
本当に
奥田市長、そして小松原議長はじめ皆さん方にはこの2期8年にわたって大変お世話になりましたこと、心からお礼を申し上げたいというふうに思います。本当にありがとうございました。
こうして8年間を振り返ってみまして、やはり
奥田市長の掲げておられる
NEW城陽、この
まちづくりということに、微力ではありましたんですけれども、携われたということについて、本当にうれしく思っておるところでございます。とはいえ、8年前に近鉄の寺田駅に降り立ったとき、ちょうど大きな廃墟となった大型店があったあの驚きでありますとか、その後、最初に、ちょうど平成27年でございますので、地方創生の総合戦略、これに携わったわけでございますんですけれども、その際に、やはり城陽の抱えております人口動態、これの分析ということを行う中で、その前年、平成26年にいわゆる地方消滅、いわゆる増田レポートですね。これが出され、消滅可能性都市というような位置づけということでございましたんですけれども、その本当に厳しい現状というものが私のある意味ではスタートであったかなというふうには思っておるところでございます。
最初は、前任の出野さんのお仕事を引き継ぎまして、企画とか総務とか、あるいは福祉、環境、そういったところでございましたんですけれども、ちょうど1年を過ぎた頃に、同僚の有川副市長が病気になられて、悲しくも亡くなられるということがございました。その際は全般的に担当させていただいたわけでございますけれども、その後、本城副市長が就任をされたということで、私は有川さんの仕事を中心に
まちづくりを、あるいは水道、企画を担当させていただいて、今に至ってきたということでございます。
そういう
まちづくりの視点で、やはり今、申し上げました地方創生の総合戦略、このテーマが新名神と市民力、これで開く京都城陽というものを掲げておりました。やはり若い皆さんがかなり流出をしておりましたので、その歯止めをしっかりかけていくということ、それから地域の活力、これをしっかり取り戻していく、これが重要なことであろうということで、ベッドタウンとしての住中心の単一機能都市ということじゃなくて、やはりよく言われる職住遊学という多面的な複合的な機能都市というんでしょうか、そうした自立都市、これを目指していこうということで議論をさせていただきました。
特に職の関係については、やはり地場の農業、産業、こうした振興をしっかりしていく。それから城陽はどうしてもそれまで産業の集積が薄かったということがございますので、新しい産業をしっかり導入していく。そのことによって若者が魅力を感じる雇用の場が生まれてくるということ、そして地域の活力が生まれるというようなことでございました。
住環境、住につきましてはベッドタウンでございますので、当然、一定の基盤整備というものがございます。そこで、城陽には6つの駅がございますので、やはり高齢者の方とかが買い物とか、あるいは病院に行きやすいような、そういった駅周辺の再構築、これをしっかりしていこうというようなこと、それから城陽にはどうしても中心的な核というんでしょうか、都市核がないので、都市核をどうしていくのだという議論も中でさせていただいたように思っております。
遊ですね。いわゆる遊びとか楽しみ、これは若者にとっては非常に重要な部門でございますので、ちょうど京都府立の木津川運動公園、これの北側ゾーン20ヘクタールございますけれども、これを整備していこうという話で
委員会を持たれることになりましたので、当時の商工会議所の堀井会長とともに私もこれに参加させていただいて、やはり誰もが訪れたくなるような、そういったオンリーワンの公園をぜひともお願いしたいというようなことを意見として述べさせていただいたというふうに記憶しております。この後もアウトレットでありますとか、次世代型の基幹物流、こういったものが整備されるわけでありますけれども、やっぱり地域の皆さんにとってこういう施設が来てよかったなというふうに思ってもらえるような、特に次世代型のいわゆる自動運転隊列トラックというのは、これは日本で最初ということでございますので、地元の子供たちが一番にこういったものが視察できるとか、あるいは学べるとか、そういった工夫をぜひしてくださいねというようなことも事業者の皆さんにお願いもしたことがあるところでございます。
そして、最後が学でございます。やっぱり学び、これは非常に大切です。そこで、そうはいいましても大学とか高等教育機関、18歳人口が減少する中で、簡単なものではないということで、まずは大学との連携、これをしっかりしていこうねということで、ちょうどめぐみ寮が寺田のところにありましたので、まず同志社女子大学、ここに伺いまして、城陽のPRをさせていただきました。おかげでその後7年間、今も続いておりますんですけれども、20名ほどの大倉ゼミの学生さんたちが城陽の
まちづくりとか、DXとか、そういったことについてプレゼンを今もしていただいたり、あるいは
奥田市長とふれあいトークに参加していただいたりということで、現在もにぎやかに続いておるということでございますし、それから、元同僚が実は龍谷大学におりまして、それが持ってきたんですけれども、いわゆる人材育成の関係で、学生をインターンシップで受け入れてもらったら、夜間ですけれども、職員を無償で大学院のほうの受入れをしていくというようなお話もございました。そこで、やはり今、リカレントとかリスキリングとか、本当に学び直しというものが非常に重要な時期でございますので、これはいい機会だというようなことで、私もそうなんですけれども、職員を派遣することによって1つの学び直しの議会が生まれたのかなというふうにも思っております。
そして最近では、いわゆる京都府立大学でございます。これは長い間、ITとか数学のかなりの権威が実は城陽に大変関心を持っていただいていまして、3年ぐらいにわたって産業とか農業に関わりますポータルサイト、現在もJoInTという形で動いておりますけれども、そういったものを整備していただいたり、あるいは特産物の城州白、これも4年ぐらいいわゆる機能性成分、例えば抗がん作用とか、あるいは老化にどういう効果があるかとか、そういう成分分析なんかも現在も続けていただいておりますし、あるいは花しょうぶの病気についても携わっていただいているということで、これも正直、府立大学のアクターという科研費、これを持参していただいてお手伝いをいただいているということで、非常にありがたい形かなと。
そういったこともございましたので、昨年の10月に、ダチョウの研究で有名な塚本学長さんもここにおいでいただきまして、
奥田市長と調印を結んでいただいて、12月だったと思いますけれども、特に特産関係、市長もパネラーで出られたんですけれども、そういったシンポジウムも開催させていただいたということでございます。
たくさん申し上げましたんですけれども、こうした職住遊学、まだまだ本当に緒に就いた段階ということで、そういう意味ではまだ十分でない、忸怩たる思いを私自身、今も持っておるわけでございますんですけれども、今日、選任同意いただきました村田新副市長はじめ、職員の皆さんがまた新しい視点できっとこういったことを進めていただけるということを期待もいたしておりますし、確信もしておるところでございます。
あと2年後になりますと、新名神の大津・城陽間25キロの整備でありますとか、それからアウトレットの開業であるとか、そしてちょうど同じ年に大阪関西万博が開催をされるということでございます。中京圏からの多くの方、あるいはインバウンドの多くの方がぜひこの城陽に来場されまして、本当に
NEW城陽の大きく花開く年になりますことを心から祈念を申し上げまして、本当にこの2期8年間大変お世話になりましたことに対し、心からの御礼と、またお別れの言葉ということにさせていただきたいと思います。
本当にこの2期8年間大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
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小松原一哉議長 次に、市長から発言の申出がありますので、お受けいたします。
奥田市長。
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奥田敏晴市長 令和5年第2回
城陽市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
今期定例会は、去る6月8日に開会いただき、本日までの21日間にわたりまして、議員各位にはご多用の中ご出席を賜り、慎重かつ熱心なご審議をいただき、誠にありがとうございました。この間、提案いたしました全ての
議案につきましてご可決、ご認定、ご同意をいただき、心から厚く御礼を申し上げます。なお、審議を通じ賜りました数々のご意見、ご要望等につきましては、今後の市政執行に当たり、心してまいる所存でございます。
それでは、この場をお借りいたしまして、数点ご報告させていただきます。
まず公用車へのドライブレコーダーの設置についてであります。現在、市が使用している公用車へのドライブレコーダーの設置を順次進めており、来る7月11日までに原則全ての車両への設置が完了する予定となっております。本市といたしましては、こうした取組により公用車での事故原因の究明や運転者の安全意識の向上に加え、ながら見守りによる地域貢献に役立ててまいりたいと考えております。
次に、第29回城陽市平和のつどいについてであります。来る7月1日正午から文化パルク城陽市民プラザにおきまして、第29回城陽市平和のつどいを開催いたします。会場では、戦争や原爆に関するパネル展示やビデオ放映のほか、13時からは被爆体験者の方の講話を予定しておりますので、多くの方々にご来場いただき、平和への意識を高めていただく機会としていただければと考えております。また、来る7月27日から28日にかけましては、平和のための小・中学生広島派遣団の派遣も予定しており、参加していただく36名の子供たちには、広島平和記念資料館や広島平和記念公園の見学等を通して、原爆や戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを学んでいただきたいと考えております。今年で戦後78年を迎え、ロシアによるウクライナ侵攻や先月開催されましたG7広島サミットを契機に、改めて世界平和への関心が高まりを見せる中、本市といたしましても、平和都市宣言の趣旨に基づき、引き続きこうした平和事業の推進に取り組んでまいります。
さて、先ほど今西副市長より退任の挨拶をされましたが、平成27年7月1日から2期8年の長きにわたりまして、本市の
まちづくりが大きな転換期を迎え、大規模な事業が進行し、明るい未来に向かって大きく飛躍をしようとする大変重要な時期に、新たな城陽、
NEW城陽の実現に向け多くの行政課題に取り組んでいただき、そして大きな成果を上げていただきました。任期は明後日、6月30日まででございますが、私からもこの場をお借りして、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
結びに当たりまして、これからさらに暑さが増してまいります。議員各位におかれましてはお体ご自愛の上、ますますのご活躍をご祈念申し上げまして、
定例会閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございます。
午前11時40分 閉 会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
城陽市議会議長 小松原 一 哉
会議録署名議員 田 中 智 之
同 善 利 誠...