城陽市議会 > 2023-06-16 >
令和 5年文教常任委員会( 6月16日)

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  1. 城陽市議会 2023-06-16
    令和 5年文教常任委員会( 6月16日)


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    令和 5年文教常任委員会( 6月16日)             文教常任委員会記録 〇日 時  令和5年6月16日(金曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        田 中 智 之   委 員        善 利   誠   委 員        宮 園 智 子   委 員        澤 田 扶美子   委 員        藤 田 千佐子   委 員        小松原 一 哉   委 員        奥 村 文 浩   委 員        乾   秀 子   委 員        語 堂 辰 文   委 員        本 城 隆 志   委 員 〇欠席委員(0名)
    〇議会事務局        長 村 和 則   局長        井 上 悠 佑   課長補佐                  議事調査係長事務取扱城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        北 澤 義 之   教育長       教育委員会事務局        薮 内 孝 次   教育部長        藤 林 孝 幸   教育部次長                  教育総務課長事務取扱        野 村 弘 樹   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        木 村 光 仁   教育総務課教育総務係長        成 田 昌 司   学校教育課長        松 尾 貴 仁   学校教育課主幹        岸 本 匡 史   学校教育課主幹        松 下 信 介   学校教育課主幹        徳 永 博 昭   学校教育課主幹        本 田 一 美   学校教育課主幹                  教育係長事務取扱        山 本 和 彦   学校教育課学務係長        加 田   恵   富野幼稚園長        薗 田   豊   学校給食センター所長        福 田 哲 史   文化・スポーツ推進課主幹        川 俣 友 博   文化・スポーツ推進課生涯学習係長        今 井 康 平   文化・スポーツ推進課生涯学習係主任        樋 口 友 彦   文化・スポーツ推進課スポーツ推進係長        木 崎 俊 幸   図書館長        大 岩 洋 一   歴史民俗資料館長 〇委員会日程        1.報告事項          (1)学校生活の状況について          (2)城陽市文化・スポーツ施設等次期指定管理者の募集につ             いて 〇審査及び調査順序        報告事項         (教育委員会関係)           ◎報告事項            (1)学校生活の状況について            (2)城陽市文化・スポーツ施設等次期指定管理者の募               集について ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  おはようございます。  ただいまから文教委員会を開会いたします。 ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付しております本日の議事の進め方のとおり行います。 ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  理事者から挨拶をお受けいたします。 ○北澤義之教育長  おはようございます。  奥村委員長、善利副委員長をはじめ、委員の皆様方には日頃より教育行政はもとより、市政全般におきましてご指導、ご協力賜っておりますこと、まずはお礼を申し上げます。  さて、本日は、私どもより報告案件といたしまして、学校生活の状況など2件についてご報告を予定をしているところでございます。  それでは、今回につきましては年度当初ということでございますので、担当部長より課長級以上の職員並びに所掌事務につきましてご紹介をさせていただきます。  どうか本日よろしくお願いします。 ○薮内孝次教育部長  おはようございます。  それでは、私のほうから教育委員会の所掌事務並びに管理職職員につきまして紹介をさせていただきます。  お手元の資料のとおり、教育委員会には3つの課1センター2館1園を所掌しております。  まず、教育総務課は、教育委員会の会議、事務局等の人事、規則等の制定・廃止、奨学金、学校施設の建設計画・取得・処分・管理・改修・維持補修、通学路等を所管いたしております。次に、学校教育課は、府費負担教職員の人事・研修、児童・生徒の就学、学校、幼稚園の運営、就学援助等を所管いたしております。富野幼稚園は、園の管理・運営でございます。学校給食センターは、学校給食に係る施設・設備の管理、物資の購入、献立作成等を所管いたしております。次に、文化・スポーツ推進課は、生涯学習事業の実施、人権教育の推進、青少年健全育成文化パルク城陽、市民のスポーツ・レクリエーションの事業の実施、京都サンガF.C.支援、文化財の保護・活用、文化財調査等を所管いたしております。次に、歴史民俗資料館並びに図書館につきましては、それぞれの館の管理・運営等を所管いたしております。  それでは、次に、職員についてでございます。まず、教育部次長、藤林孝幸でございます。藤林次長は、教育総務課長を兼務いたしておりまして、所管として学校教育課学校給食センターを担当いたしております。  同じく教育部次長、野村弘樹でございます。野村次長につきましては、文化・スポーツ推進課長を兼務いたしまして、歴史民俗資料館、図書館等を担当しております。  すみません、訂正でございます。先ほど藤林次長の際に富野幼稚園が抜けております。富野幼稚園も所管をいたしております。申し訳ございません。  続きまして、各課の課長級の職員でございます。  まず、学校教育課長の成田昌司でございます。  次に、学校教育課主幹学校教育指導主事の松尾貴仁でございます。松尾主幹は主に府費負担教職員の人事・服務等に関する業務と指導主事の総括を担当いたします。  次に、主幹の岸本匡史でございます。岸本主幹は主に市内の小・中学校の生徒指導に関する業務並びに英語教育の推進と英語指導助手の管理指導を担当いたします。  同じく主幹の松下信介でございます。松下主幹は、主に学校の教育内容の充実と創造に係る教職員の指導・助言及び教職員の研修に関する業務等を担当いたします。  同じく主幹の徳永博昭でございます。徳永主幹は生徒指導に係る指導・助言、いじめ防止対策及びICT教育の推進業務を担当いたします。  同じく主幹の本田一美でございます。本田主幹は、教育係長も兼務しておりまして、幼稚園及び学校の運営に関する業務を担当いたします。  次に、富野幼稚園長の加田恵でございます。  次に、学校給食センター所長の薗田豊でございます。  次に、文化・スポーツ推進課主幹の福田哲史でございます。福田主幹につきましては、主に青少年健全育成青少年問題等の事業に関する業務を担当いたします。  次に、歴史民俗資料館長の大岩洋一でございます。  最後になりましたが、図書館長の木崎俊幸でございます。  ありがとうございました。 ○奥村文浩委員長  暫時休憩いたします。説明員の交代をお願いします。           〔説明員一部交代〕           午前10時05分 休憩         ─────────────           午前10時07分 再開 ○奥村文浩委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  これより審査に入ります。  報告事項に入ります。  (1)学校生活の状況についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。それでは、学校生活の状況につきまして報告をさせていただきます。  初めに、昨年度、令和4年度の生徒指導のまとめについて、その概要等を報告させていただきます。  まず、お手元の資料7ページをご覧ください。令和4年度の城陽市小・中学校における問題行動の指導件数と指導人数をまとめたものになっております。表の左側が小学校、右側が中学校の数値となっており、括弧内は令和3年度の数値を表しております。  小学校におきましては、令和3年度と比べますと、指導件数は81件と3年度と比べると約半数の減少となっており、指導人数については260人から123人と137人の減少となっております。事象の内容を見てみますと、前年度と比べ万引きや火遊び事象が増加している状況でございます。その他の事象は全体の66.7%を占めており、その主な内容は、児童間トラブル、これはけんかやからかい等です、が多く、危険な行為や教師反抗も起こっております。  中学校につきましては、令和3年度に比べますと指導件数は118件から141件と23件の増加、指導人数は189人から295人と106人の増加となっております。3年度より全体の生徒指導の件数、人数とも増加している状況でございます。その他の事象は全体の約91.5%を占めており、主な内容は生徒間トラブル、こちらは先ほども申しました、けんかやからかい等が多く、スマートフォン等の不要物の持込みや使用、またテストの改ざんといったルール違反や教師反抗もございます。  続きまして、8ページをご覧ください。8ページは、その他の事象を除いた各事象を発生件数の多い順に示したものですが、小学校では、生徒間暴力、器物損壊、万引き、金銭の持ち出しの順に多く、中学校では生徒間暴力、対教師暴力、器物破損の順に指導件数が多くなっております。  9ページをご覧ください。9ページは、過去17年間の生徒指導、指導件数と指導人数の推移をグラフで表したものでございます。前年度と比べ、令和4年度での小学校での指導件数、また、指導人数は減少しております。中学校におきましては指導件数、人数ともに増加している状況でございます。  続きまして、10ページのほうをご覧ください。10ページにつきましては、学年別、男女別の指導人数を示したものでございます。小学校では6年生、そして4年生の順で増加をしているという状況です。中学校では1年生の指導人数が多くなっております。こちらにつきましては、からかいや嫌がらせ事象での多くの生徒が関わっていたというものでございます。  続きまして、11ページのほうをご覧ください。11ページにつきましては、月別の指導件数と指導人数を示しております。指導件数を見ますと、小学校では5月、続いて1月、中学校では2月と5月が多くなっております。特に中学校の2月につきましては、多人数が関わる事象が起こっております。  そして、1ページ飛ばしていただいて13ページのほうをご覧いただけますでしょうか。13ページは不登校児童・生徒数を示しております。小学校では、前年度に比べ11人減少をいたしております。例年に比べ6年生の人数が少なくなっております。中学校では、前年度に比べ23名減少をいたしました。中学校の2年生の人数が多くなっております。近年では不登校の児童・生徒について、特別支援を要する児童・生徒が増えている傾向もありますので、個々の状況につきましてしっかりと把握して、スクールカウンセラースクールソーシャルワーカー等、専門家の有効的な活用、適応指導教室の活用も含めたより丁寧な指導、支援を保護者と共に考え、連携する中で、児童・生徒をしっかりと支援していく必要がございます。
     先ほど説明のほうを飛ばしましたが、3ページのほうをご覧いただけますでしょうか。3ページからの資料の前半には、今ご説明いたしました問題行動の概要であったり傾向について記述いたしております。  また、4ページめくっていただいて、後段のほうからですけども、本市の生徒指導における指導課題として、幾つか書かせていただいております。1つ目が生徒指導の3機能、自己有用感、また共感的人間関係、自己決定というものをあらゆる教育活動の場に生かすことで、生徒指導の狙いである自己指導能力の育成を図ることを目指しております。また、児童・生徒の規範意識の醸成をするために、学校や社会の決まり、またルールを守ることの意義や重要性などの規範意識の醸成については、学級活動や道徳、また警察の方とも協力して行っている非行防止教室などを積極的に活用して、日々の教育活動全体を通じて繰り返し粘り強く指導を行っていきたいというふうに思っております。また、指導体制の確立と組織的、計画的な指導の推進をするために、これら生徒指導において全ての教育活動を通して全教職員が協力して進める必要があり、そのためには全教職員についての取組であったり、そういったものを共通理解し、協働体制を築いていくということを重点にしております。また、いじめの問題についても、いじめの未然防止、早期発見、早期対応できる体制づくり、こちらも重点にしております。いじめはどの子供にもどの学校でも起こり得るものであり、また極めて深刻な事態となる危険性があるため、このことを教職員一人一人が常に意識して、先ほど申しました未然防止、早期発見、早期対応に向けて学校全体として組織的に取り組むことを共通認識としております。また、教育相談の充実と不登校児童・生徒への対応でございます。教職員は児童・生徒との日常的な何げない会話も教育相談の一つと捉えて、子供の心の葛藤や不満、また悩みや不安といった内面の理解に努めることが必要であり、教師自身がカウンセリングマインドを身につけ子供に接するということは大切であります。これらを重点としていって不登校の対策とさせていただきます。また、家庭、地域、関係機関とのさらなる連携強化。児童・生徒の健全な育成を図るためには、学校、家庭や地域、関係機関等が相互のネットワークを形成し、連携を深めていくことが重要となっております。以上の今お伝えさせていただきました6点については、書いてある内容になっております。また、最後に緊急問題が生じた場合の対応方法の一例を示しております。内容につきましては、後ほどご覧いただきたいと思っております。 ○徳永博昭学校教育課主幹  すみません、続きまして、児童・生徒の登下校における安全対策について報告させていただきます。  資料14ページをご覧ください。近年、登下校中に子供が被害に遭う交通事故や犯罪が社会問題になっており、本市においても昨年度、下校中の児童が被害に遭う未成年者略取事件が発生しました。これらの児童・生徒の命に関わる事件、事故を重く受け止め、児童・生徒の安全確保について、いま一度新たな対策を講じるなど、引き続き多くの目で子供たちを見守り、犯罪の抑止を目指してまいります。  そこで、教育委員会といたしましても、従前より行っている安全対策と新たな取組をご説明させていただきます。  1つ目は、防犯教育の推進です。各校では毎年、不審者対応に係る訓練や登下校時に防犯指導を行っております。加えて年度当初に小学校1年生を対象として、城陽署員の指導による登下校時の放課後に危険を感じたときの対応についての安全教育を実施しております。  2つ目は、ながら見守りの呼びかけです。ながら見守りとは、通勤や散歩、買物など、ふだんの生活をしながら子供たちを見守る活動です。できる方ができるときにできることを無理のない範囲で誰にでもできる気軽にできる活動で、地域の安全・安心につながるものであります。教育委員会と警察が共同でながら見守りのチラシを作成し、保護者や自治会及び民生児童委員協議会高齢者クラブ等の各種団体に協力を呼びかけております。  3つ目は、こども110番のいえへの訪問です。登下校中に子供が危険を感じたときに、ちゅうちょなく助けを求められるよう、年度当初にこども110番のいえに児童が挨拶に出向き、顔つなぎを行うものでございます。本年度は久津川小学校において、地域別グループの児童と担当の教員が通学路にある110番のいえを確認しながら下校しました。当日は警察、市教委も同行し、児童は110番のいえの方に玄関先で元気よく挨拶を行い、ハイタッチをする姿も見られました。  4つ目は、警察との協力状況です。富野小学校において、昨年度、防犯ボランティア富野っこ見守り隊と城陽警察署地域課が人目のつきにくい場所周辺の住宅を訪問し、パンジーやビオラの苗を配付し、児童の下校時間の水やりをしながらのながら見守りの協力を求めました。本年度においては、ミニひまわりdeながら☆みまもりと題して、5月から児童がヒマワリを種から育てています。7月には見守り隊、警察、市教委で近隣住民に育てたヒマワリの苗入りプランターを配付し、下校時間の水やりによるながら見守りの協力を引き続き求めていく予定でございます。教育委員会といたしましては、子供たちにとって安全・安心な通学路の確保は重要な課題と認識しており、これらの取組に加え、地域や各種関係機関などと連携を図りながら教育活動を進めてまいります。  以上で児童・生徒の登下校における安全対策についての報告を終わらせていただきます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。私のほうから、15ページから17ページにつけさせていただいております参考資料についてご説明をさせていただきます。  こちらにつきましては、市の教育委員会で毎月作成しておりますはぐくみというものの抜粋したものにございます。このはぐくみにつきましては、毎月の生徒指導の事象であったり、市教委が主催して行っている会議等、取組、また各校で生徒指導の対応についてのアドバイス等が記載されたものになっております。そちらを参考資料という形で15ページから17ページにつけさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○奥村文浩委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はありますか。 ○田中智之委員  すみません、3点、お伺いさせていただきます。  まず1点目、不登校についてでございます。資料の中で各年の件数について報告がされておりますが、こちら不登校、細かく見ていったときに、例えば複数年続いているものであったり、解決した件数であったり、小学校から中学校に上がる過程で引き続き不登校で学校に行けてないお子さんがどのぐらいおられるのか、そういった細かい数字というのは取られておりますでしょうか。  2点目でございます。生徒指導の各項目の中で、その他の項目が非常に多いというふうに分析もされておられますが、その他の項目を見ていったときに、例えばネット上のトラブルなど、やはり時代の影響を受けているというトラブルが多いなというふうに感じます。今後、こちらのネット上のトラブルなどをその他から外して新しい項目として集計するということは考えにございますでしょうか。  3点目でございます。登下校における安全対策についてお伺いいたします。こども110番のいえへの訪問、久津川小での取組でございますが、私の地元、久世校区におきましても、今後、同じ取組をしていくというふうに伺っております。非常に自分でもどこに110番のいえがあるのかというのは把握なかなかできていないところでもございますので、実際に児童の皆さんに回っていただいて確認していただくっていうのは非常に大事な取組だというふうに感じております。一方で、児童が被害に遭う未成年に対する犯罪というのは、全国的に見ましても登下校中だけでなくて、放課後遊んでいる時間帯に被害に遭うということも全国的に多く起きてるかと思います。例えば通学路でなくても子供がよく遊ぶ公園の周りなんか既に地図にして配付しているというふうに伺ってはいるんですが、そちらを改めて登下校中の通学路のものと同じように児童と回るなどする予定はないでしょうか、またされてはいかがでしょうか。  以上3点でございます。よろしくお願いいたします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。ただいまご質問にございました不登校の状況、またその他の内訳等々、ご質問にご答弁させていただきます。  まず、不登校の人数でございます。お手元の資料には例年の不登校の人数を計上させていただいているんですけども、不登校が引き続きあるという人数につきましては、令和4年度から3年度に続きまして小学校では14名、そして中学校では39名となっております。こちらも例年、小学校の低学年の児童につきましては、母子分離であったりとか、まだ比較的カウンセラー等につなげて登校が回復してきてる傾向にございます。また、小学校の6年生から中学1年生に上がるときにつきましては、校種が変わることであったりとか環境が変わることによって、不登校が一時的に改善されてるというような傾向です。ただ、引き続き不登校の子については、原因についても本人に関わったりとか無気力であったりということで、なかなか原因が分からず、その個々によって対応が変わってくるために、いま一度丁寧な対応が必要かなというふうに考えております。  2点目でございます。ご質問にございましたように、ネットのトラブルについてでございます。その他の事象の中におきましても、特に中学校でその他の中でもネットによるトラブルがその他の中でも3番目に多い状況でございます。こちらの生徒指導の項目の分け方なんですけども、こちらにつきましては、毎月、京都府教育委員会から事象の内容について細分化して報告するようにということで言われております。そこについてネットのトラブルはその他の事象の中に入っているという状況ですが、今後、府教委も含めてネットによるトラブルをまた別の項目で上げるというような指示があった場合、そちらに項目として入れたいとは思っております。ただ、現在はその他に分類しておりますけども、件数、また状況についてはしっかりと把握しているような状況でございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからは、110番のいえの周知方法等についてのご質問に対し、ご答弁申し上げます。  各学校のほうに校区ごとの安全マップというものを配付しております。安全マップのほうには110番のいえ、また人目につきにくいところ、交通安全に気をつけるところという部分で3点記載したものを校区ごとの地図に載せて配付しております。中学校につきましても、2校区分の安全マップを配付するような形で活用しており、小学校のほうでは登下校の際の各グループの中で安全マップを活用し、安全マップに直接自分の家、あと学校の間を書き込む等しながら、どの部分が安全なのか、どの部分が人目につきにくいのか、110番のいえはどこにあるのかっていうのを確認しながら登下校の指導ということに生かしているところでございます。 ○田中智之委員  ありがとうございます。  まず、不登校の部分でございますが、私の身近にも不登校の問題に自主的にボランティアで取り組まれている方がおられます。やっぱりその方がおっしゃるのが不登校の児童、子供に接するときに、結果的に何が正しかったのかは分からない。また、接するときに何が正しいのか分からないということをよくおっしゃられております。先ほどご回答の中にもあったとおり、原因の究明というのは非常に難しいもんだと思いますので、細かなデータを今後とも継続して取っていただければというふうに思います。  続きまして、その他の項目についてでございますが、既にネット間のトラブルの件数などについて具体的な把握をされているというところでございます。私も昨日、ちょっと地元の中学校に伺う機会がございまして、大分当たり前のことになってきましたが、1人1台タブレットを持って、私が中学生の頃に比べても全然時代が違うんだなということを感じました。我々もふだんネット関係のトラブルなんか自分が想像もつかないようなトラブルに巻き込まれたりすることもあるかと思うんですが、それは中学生の皆さんも同じことだと思いますので、引き続きそういった情報収集をしていただければというふうに思います。  最後に、通学路についてでございます。今回、久津川小の取組というのは非常によい取組が出てきたなというふうに感じております。既にマップの配付、マーキングされているということでございますが、引き続きそういった新しくこれはいいという事例が出てきましたら、校区だけでなくて、城陽市内全体に波及させていただければというふうにお願いを申し上げます。ありがとうございます。 ○小松原一哉委員  失礼いたします。教育部局からね、定例会、今までにこのような報告ずっと受けてきたわけなんですけど、以前は今日頂いてる資料の後半のはぐくみですか、その資料が中心に報告されてたっていうことで、いろいろ指導の事象とか問題行動等の事象の報告今までいただいてたんですけど、今回、前回もそうやったかもしれないんですけど、全体的にまとめた。7ページにありますようなね、小学校、中学校の問題行動ということでまとめられているわけなんです。これは事象が大変細かく分けられてることと、それと今もございましたけど、その他の中には様々な事例っていうのがあるんだと思うんですけども、今ね、田中委員のほうからもネット上のトラブルとかそういうのも含まれるということで、これからの時代はそういうところの項目というのが注目していかないといけないというような部分あると思うんですけど、まずね、一つお尋ねしたいのは、5ページにありますいじめに関しては、5ページのほうにまとめて未然防止、早期発見、早期対応できる体制づくりということでまとめていただいてるんですけど、この問題行動の中で例えばいじめの予兆になるとかいじめに関係するようなそういう項目というのはその他のところに含まれてるのか、それとも全く別建てでいじめについては取組としてはしっかりとやっていくという意味で、こういうデータ的なものを取っておられないのか、その辺からちょっとお尋ねしたいと思います。 ○岸本匡史学校教育課主幹  ただいまの小松原委員のご質問にご答弁申し上げます。  いじめにつきましては、この項目の中でいいますと、その他の中に分類されております。特にその他の事象についてもさらに細分化されておりまして、からかいや嫌がらせ、そういったところにあります。そしてこちらの現在ご報告させていただいてるものにつきましては、毎月の各校から事象が上がってきたものになりますけども、それとは別に、学期末に行っておりますいじめ調査ですね、こちらについても学校のほうから集計を併せて報告をいただいているものになります。こちらの集計につきましては、京都府、また文部科学省によるものでございまして、城陽市では個々にそういったいじめの事象とかがあった場合に学校から報告をいただいて、把握している状況でございます。 ○北澤義之教育長  ちょっと補足にはなるんですけども、この表の中にいじめという項目が今現在ないわけですけども、かつては、10年ほど前にはあったんですけども、いじめの定義っていうのが3回、4回変わっておりまして、最近では10年ぐらい前に変わったものが定義となっておるんですけども、その中では言えば人間関係の中で攻撃を加えるとか、攻撃じゃなくて今は影響という言い方をしております。そして苦痛を感じたものという、本人が、子供が苦痛を感じたもの。したがいまして、本人が感じれば、取りあえずいじめとして認知をしていこうという、そういう方向で今取り組んでいるところです。先ほど小松原委員の質問にございましたように、いじめでかなりの件数で認知しておりますので、いじめという項目ではなくて、いじめのどう言ったら、形態というか、態様というか、その出方がからかいであればからかいという問題事象で上げておりますし、例えば暴力事象に発展すれば暴力事象で上げておりますし、そういったいじめの形態として上げておりますので、今、本日報告の中ではいじめという項目でなくて、いじめと見られるような形態について上げてるという、そういった集計の仕方をしております。したがいまして、いじめの問題につきましては、再度、その都度対応はしておりますけども、市教委といたしましては、7月、1学期のまとめとして全て集計をして指導の方法も含めて、またそれが終わりましたこの委員会のほうに報告させていただきます。 ○小松原一哉委員  ありがとうございます。いじめはね、これがいじめだって限定できない、例えば今、教育長、ご答弁いただいたように、ある子供はいじめと捉えててもほかの子供はそれはいじめじゃないよっていうこともありますし、その逆もあると思うんですけど、なかなかカテゴライズするっていうのは難しいというのは十分理解できます。ただ、こういうデータをね、前にも一度お話ししたことあると思うんですけど、取ってしまうと、数字というもので表してしまうとね、1かゼロかとかね、10あるのか20あるのか、それが100になりましたとかね、そういう数字で例えば増減を判断、経過年でね、増減を、あっ、増えた、これはいかんな、減った、あっ、よかったなではなくて、問題行動にカウントされないところでも何かそういう将来問題が起こるんではないんだろうかという何かそういういわゆる潜在的なね、要素っていうのは数字で出してしまうと見えなくなってしまうっていうおそれがあると思うんですね。その辺は重々考えていただいてるとは思うんですけど、例えば今のいじめの問題についてもね、その人その人によってこれがいじめである、いじめでないっていうのは明確な基準っていうのはないので、何となく例えば学校だったら学校のクラスの中にそういういじめが発生するような雰囲気になってるようなことがあるとかね。そういうことは多分担当の教員の方がいろいろと感じ取られてる部分があったりすると思うんですけど、そういう部分っていうのが多分こういうところには多分出てこないと思いますんでね、そういう表には出ない潜在的な部分をこれからどのように教育現場として捉えて対応していくかっていうとこら辺、もしかお考えあればちょっとお聞かせいただきたいと思います。ちょっと難しい問いかけなんですけど。 ○薮内孝次教育部長  今、小松原委員のおっしゃってること、重々よく理解いたします。この数字で表されている分につきましては、先ほど岸本主幹のほうからも答弁をさせていただきましたが、各学校から毎月上がってくるものを集計いたしまして、数字で分類した中でこの部分で数字で表れております。それが毎月、先ほど説明しました最後の3か月分ですね、これは毎議会ごとに3か月分ずつ報告させていただいてます。これは集計をいたしまして15校の分を集計した中で、各学校管理職等、教員も含めていわゆる情報共有して、こういうことが市内で今起こってるということ情報共有しながら、それぞれ各学校において反映していくということになっております。しかしながら、生指担当が事象について校内でまとめたものを市教委に上げてきますけれども、この報告についても、やはり学校においてもそれぞれ感じ方といいますか判断がまちまちになる、これは当然カテゴライズなかなかできない部分だと思います。今、小松原委員おっしゃったように、いわゆる感じ方の問題、これは教師側にとっては感じ方ではなくて、起こった事象に対して、その事象をつぶさに報告いただくということになります。そこの中で、やはりここまで件数として上げるべきものではないものについては、そこは削除した形でこちらのほうで集計をしております。しかしながらその内容につきましては、教育委員会の中ではいわゆる共有をしております。私も毎月この事情については全て目を通しておりますけれども、その中でも気がついたような中で、やはりこの辺は注意していかなければならないんじゃないかなということで、生徒指導の担当の者と協議をしながら、これについては学校にフィードバックしながら、こういう事情を気をつけていかないと、今後また問題発展するんじゃないかというようなことについては情報を得た中で返していってるという状況もございます。そういう中で、いろいろ数字だけでは表れない部分、事象については言葉で報告が上がってきますので、その中を見ながら対応していくというようなスタンスで今取り組んでいるという状況でございます。 ○小松原一哉委員  教育現場の先生方、物すごい大変な苦労をされてると思うんですね。今、部長のほうからもありましたけど、例えば学校間、小学校10校、中学校5校ありますけど、学校間でもこういう問題に対応するときの対応の仕方っていうの多分まちまちだと思うんですね。学校によって傾向があったり特徴があったりすると思うんですけど、ただ、城陽市内の15小学校、中学校でやっぱり情報共有をしていただくという意味で、ある程度の全体的な全体像を見るという意味では、こういうデータとか事象を皆さんで情報共有するということは物すごく大切なことやと思います。  ただ、ちょっと戻りますけども、これからの時代で、先ほどありましたけど、ネットとかそういう今までにないツールで、子供たちは大人以上に日々ね、大人の想像できないような世界の中で、要するに子供同士のコミュニケーション等取ってるわけですよね、社会とのつながり持ってるわけですね。これからはそういうところも十分に、どう言ったらいいんでしょうか、配慮というか、よく考えてやっていかないと、知らない間に子供たちの意識の中ですごい意識変革が起こってるということが起こり得ると思いますので、それが例えばいじめに直結するかどうかは分からないですけども、その辺はちょっとこれからは注目してやっていっていただきたいなという思いはありますので、お願いしたいと思います。  それとあと、これはそういうことはね、先ほどの見守りの話です、登下校における安全対策なんですけど、こちらのほうにも同じようなこと言えると思うんですね。例えば、ながら見守りっていうご報告いただきましたけど、こういう考え方ですよね。要するに、今まで型にはまったような見守り隊の人がいて、保護者は保護者で子供たちを見守る、地域で見守り隊の人がいる。お互いに依存し合ってしまって、結局うまく機能しないっていうことが起こってると思うんです。そういう意味では、今までの既成概念を外したこういう考え方っていうの物すごく大事だと思いますし、ぜひこの安全対策だけでなくて、先ほどの問題行動とかいじめの問題も同じなんですけど、一度、どう言ったらいいですかね、スイッチを切り替えるぐらいの思いでいろいろ対応していただきたいと思います。そういうことはどうなんですか。ちょっと要望というか、そういう時代になってますよということだけ申し上げて終わりたいと思います。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。今、委員おっしゃっていただいたように、いじめであったり等のトラブルについての学校間での共有の部分だけご答弁させていただきます。  こちらにつきましては、小・中・高生徒指導連絡会というものを定期的に開催しておりまして、その中では小学校、中学校、また城陽高校、西城陽高校と校種を越えて生徒指導の対応であったり、起こってる事象についての共有を図らせていただいております。ここで新入生の様子であったりとか、起きている事象への対応、またブロックごとに1中学校2小学校でのブロックで子供たちの様子であったり指導の共有を定期的に図らせていただいております。また、学校・警察連絡協議会といいまして、市内の小・中学校、また高校、そして城陽警察署と連携をして、指導の状況というのを共有、そして警察の方々からもアドバイス、指導助言をいただいております。こちらにつきましては、特にネットのトラブルについては学校の中ではなくて、特に例えば中学校でいいますとLINEで部活動のグループの中でトラブルがあったりとか、あとインスタグラムとかストーリーといいまして、24時間で消えるようなそういった学校の教育活動の中ではないものでトラブルになって学校のほうで対応することもありますので、警察とも連携を図っているところでございます。その部分についてご説明させていただきました。 ○澤田扶美子委員  失礼します。3点ほどお伺いいたします。  まず、ページ数でいうと4ページなんですけれども、指導課題の中で3点上げておられまして、自己有用感っていうところなんですけど、私、自己有用感はもちろん学校でもお願いしたいんですけれども、これはとても子育てをする上で大事なことで、家庭内の協力、家庭でのしつけや家庭での教育が大事だと思ってるので、またその辺のことですね、家庭内暴力があったりなかったりするのというところをね、指導の上で感じることがあるのかどうかお教えください。  それと、3番目の自己決定の場を与えるということですけれども、タブレットを活用するようになってから、内向的な子でも自分の意見をタブレットを使って発信することができるって今まで聞いてきましたので、その辺で自己決定ができるのが何年生ぐらいからどのように有効、効果を現してきたのかということをお聞きしたいです。  それと、8ページですけれども、先ほどもありましたけれども、その他の中で、ネットのトラブルが3番目だっておっしゃってたので、1番、2番は何かなっていうのが気になるのと、それと7ページを見てましたら、その他の男子の事象が年間で214件もありまして、これは一体何を指すのかなというのが気になるのと、それに比べて女子が66件ということですから、どんな違いがあるのかなということ。  それと、不登校ですけれども、主な原因とその対応ですね、それから指導の効果、現実に3年間で減ってきてるので、指導の効果があったのか、単純に数の問題なのか、その辺もお聞かせください。  それと、14ページの防犯教育の推進なんですけれども、これはこれですごくありがたいことでいいんですけれども、防犯教育の中に災害時の指導なんかもしていらっしゃらないのか、災害時の指導もしてほしいなと思って、関東なんかでしたらやっぱり地震が多いからちっちゃい頃から何とか頭巾とかをかぶってちょっと保護するとかですね、いろんな手だてもあると思うんですけれども、城陽市の場合は地震とかよりも水害なのかなと思ったりもするんですけれども、その辺何か具体的に防犯教育という形で取り組んでいらっしゃるのかお聞かせください。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。まず、1つ目のご質問、自己有用感等、家庭での教育も必要ではないか、家庭内暴力等あるかということについてでございます。  生徒指導につきまして、やはり自分が認められている、そしていきいきと活動することができると。自身にとって自己有用感を持たせることは一つ目的であり重要なことだと考えております。そういった中で、子供たちのやはり内面理解を学校の先生方にはするようにということで、教育委員会のほうも指導しております。その中で、やはりふだん児童とか生徒は表情が暗いなとか、最近あんまりしゃべらなくなったよねと、そういった変化を感じたときに、ご家庭のほうとも連携を図って対応しているところでございます。その中で、やはり生徒のほうからもこういうこと困ってるというような話があった場合、スクールカウンセラー、そしてスクールソーシャルワーカー、また学校には教育相談担当教員もおりますので、そういった多くの教員で対応について協議、そして動いているというような状況でございます。  また、ご質問の中にございましたその他の内容の内訳でございます。小学校につきましては、1位が児童間トラブル、2位がからかい、嫌がらせ、そしてエスケープですね、授業中に教室飛び出してしまう等のエスケープ、この順番に多い状況でございます。中学校につきましては、からかい、嫌がらせ、そして生徒間暴力、そしてその次にルール違反、そしてその次にネットトラブルが多い状況でございます。  このご質問の中に男子生徒が多い、指導する人数が多いのではないかというご質問もございました。多くの事象でやはり男子生徒が関わっている状況が多いものでございます。特に中学校になりますと、女子生徒、男子生徒に比べ比較的精神的に落ち着いてきているということもございますが、男子の人数については、特に昨年度は多くの児童・生徒が関わるいじめにもつながり得る事象も多かったということで、男子生徒が多い状況でございます。  また、不登校についてのご質問です。不登校につきましては、昨年度と比べると減少傾向にございます。これは世間ではニュースでも不登校が増加しているという中にございますけども、本市においては京都府の府費によるスクールカウンセラーの配置のみにかかわらず、市費ですね、市費で各校に9小学校にスクールカウンセラーのほうを配置いたしております。これは普通に保護者や児童・生徒とのカウンセリングのみならず、カウンセリング終わった後に担当や、また担任の先生方とその会議で話し合ったようなこと、カウンセリングしたことのコンサルテーションを行い、今後の不登校の児童・生徒についての対策、対応を考えているところでございます。また本市に設置している適応指導教室、これは不登校の児童・生徒が登校に向けた勉強をする場所ということで設置しているものの活用であったりとか、また他の機関等も連携する。そして放課後の登校、そして家庭での家庭訪問を定期的に行う。こういった対応が本市においては不登校の減少につながっているのではないかというふうに考えております。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからは、自己決定をする、タブレットを活用した自己決定と、あと災害時の指導というところの2点についてご答弁申し上げます。  自己決定をするっていうことで、タブレットを活用したところで今まで発言ができなかった子が発言できるようになったかっていうことで、先ほどありましたけども、委員おっしゃられるとおり、ロイロノートというアプリがタブレットのほうに入っております。そこではそれぞれが考えた中身、内容を先生のほうに提出をすると。そうしますと、そのデータがクラス全員の子が共有できるようになっております。なので、なかなか今までであれば手を挙げられない、自分の意見が言えなかったという子についても、自分の隣の子、もしくはもっと教室の端っこ同士の子もお互いに何を考えているのか、どのようにそのことについて捉えているのかっていうものをタブレット上で共有することができ、その意味では自己決定をして自分の思いというのを伝えるということが非常に簡単にできるようになったかと思います。  2点目、災害時の指導ということで、本日報告させていただいた分につきましては、登下校の安全指導ということで報告をさせていただきました。各学校のほうにつきましては、地震とか火災とかいうことでの防災に対する避難訓練とか、もしくは水害とかですね、そのときにどのような経路で避難をするべきなのかというふうなことについても各学校のほうでは別途授業等、指導を行っているような状況でございます。 ○澤田扶美子委員  ご丁寧に答えていただきましたので分かりました。  4ページの自己有用感を与えるというのは、やっぱり家庭での教育が大事だと思いますので、また家庭訪問って実施されてますよね。家庭訪問行かれたときにはやっぱりこれは親を見定めると言ったら語弊がありますけど、どういう家庭環境なのかなということのために家庭訪問されると思うので、子供云々よりも、まず家庭の親の、親御さんの対応ですね、その辺また真摯にまたよく見ていただいて、子供にいい方向に向くようにご指導よろしくお願いいたします。  ほかは結構です。 ○本城隆志委員  一番気になることはこども110番のいえ。以前も質問したようなことがあるんですけども、地域対策の中で、こども110番のいえというのは、私らこの仕事してからできたことであって、急にできたんですけれども、何でこの家っていうのがあの当時はあったわけです。あれからもう20年以上多分たってるんですが、そのお宅が代が替わってても110番のいえになるし、人がいなくっても110番の札があるし、それをやっぱりね、地域と一回連携して調査して、あるいは110番のいえはここがふさわしいよということがあったら、そう替えたらどうか言うたら、いや、これは警察がやっておられることですから私たちは口挟めませんいうて逃げられた。警察とも連携すると言いながら挟めへんというやり方でしょう。これはやっぱりちょっと考えていかなあかんと思う。ほとんどいないのに、隣の家が商店やっててほとんどずっとおられる。PTAもやっておられるけど、そんなん110番になってくれと言われたことないと。それこそ子供にとったら絶えずそこへ、駄菓子屋さんやから買物行ってるから、いつも子供が寄るとこに110番じゃなしに、全く人がいないとこに110番なってるという、これは極端な例的な形で言いましたよ。寺田の駅前を見ますとね、きらっとさんの自転車置場なんかずっと昼間おられますね、10時までは。看板ないですし、近所には教育委員会があったけど、その前に今、文化協会があります。芸術協会ありますけど、全然そういう依頼も受けてない。それから東側へ行きましたら今、観光協会があるけども、それにも看板は上がってない。こういう形で、こども110番で安全点検でいいですよって言えるのかといったら、私はもう警察と一緒になってもう一回見直しをやらないと、これが完全ですよという形でここで話しとったって始まらんじゃないかなと思います。  110番のいえが地域でどこにあるかは分かってますけども、その当時誰がそういう家紹介したかいうたら、全く政治的な関係だけで動いたんですよね、地域では。その人は自治会長でもないし、社会福祉協議会もやってないし、PTAもやってない人が一人、自分の関係者を紹介して110番に入れたという地域がある。よその地域ではちゃんとやっておられると思うからあんまり口出しはしなかったということであって、これ一度どう考えるかやっていかなあかんなと思います。  次、教育長、先ほど不登校の指針とか、それからいじめの考えもね、変わってくるような言い方されて、10年前に変わったということは言っておられたんですけど、本当に親でも怒ったら、今晩ご飯抜くぞとかね、学校行くなとかね、クラブやめてまえとか親でも言うし、昔は皆、クラブやってるメンバー、皆もうそんなんやったらクラブやめてしまえって先生に怒られたことはたくさんあるけど、今、子供だけの問題じゃなしに、大人の世界でもそれを言われると何かいじめになったり、生徒の中でも、今日の新聞にも載ってましたね、いじめで、議員がいじめられてるという、役員さんにいじめられてる、議員さんでない人から言われたからという形で問題になってきてる。難しいですね、言葉遣いというか。だから今の教育とか今の状況の言葉遣いを知ってる者しか指導できないのかいうたら、だけど50年、60年の人生送ってきた者は、30年、40年の経験が生かされないということこそもったいないけれども、その人たちがどうしてええかっていったって、今さら青年教育とか老人教育の中でそういう教育なんて社会教育でもなくなってますから、ありませんから、どうすりゃいいのかなというところがありますね。  言葉の問題で、不登校があるという形でさっきおっしゃったけど、不登校の問題で質問したら、いや、先生が家庭訪問したらもう不登校でなくなるような状況になってしまったりね。4年前に小学校のいじめの問題で聞いたときに、いや、学校の先生が訪問してますから、この子は不登校になりません。学校行けない子が不登校になってないという。ですから統計がいいのか悪いのかっていうことも含めてやっていかないと、そのこと分からないと、ただ統計の数字だけ見て、ああ、判断できないなというのがやっぱり難しいね。  私らはやっぱり学校の生徒会からずっときて、青年団からきて、この仕事やってますけれども、当時のことが分かったから今に合うかいうたら合わないけれども、だけど、サンプルとしてはその時代のサンプルの流れをずっとつかんできてるかな。この仕事してるから家庭訪問も結構あって、家庭の中とか離婚の問題とか含めて相談結構多かった。それは教育委員会がつかめてる大きな数字よりも少ないけど、サンプルとしてはちょうど生かされるんかなと思いますね。教育委員会に上がってきてるのも全部上がってきてない。学校から上がってきた分ということになってくると、全体の中の一つのサンプルだろうと。だけど、統計学的にいくとそれを掛けたら同じような結果が出てくるだろうという個々の事象でやってるんじゃないという形で、今思うとね。  それを思うんですけど、だけど、やっぱり今の子っておとなしいな。ここへ来てね、昭和58年、あるいは60年ちょっとのときなんかは子供、たばこ吸いながら学校来てましたもんね、中学生が。今、中学生、たばこ吸いながら歩いてるのめったに見ないです。コンビニでたばこ吸うてる高校生かちょっと分からん若い子は、そこの地元の子なんかどうか分からんからね。なかなかけんかを売るっていうより注意することがけんかを売ることになりますからね、あの子らにとっては。なかなか大人も言えないところでありますけども、だけど今、中学校でたばこの吸い殻見ることあるんですか。ないでしょう。隠しながらうまく吸うてる子がおったり、トイレにうまく流す子はおったんですけど、今までトイレの隅にぽいぽいほかしてましたからね。それからたばこ吸う子はやっぱりシンナーとかいう形で吸うてる子多いというふうなことを見てました。今、シンナー中毒で建設現場からシンナーとかボンドを持って帰る子ってそんなに見ませんし聞かないし。いい子になってると思うんですけども、今の時代の中で見ていい子でないのかいい子なのか、その辺りの判断は難しいかなと思う。この昔の悪が指導者的になる子もようけおったんですけども、だけど今は何にもしいひん子、おとなしい子が社会へ出て指導的な立場に立ってくれるんならいいけど、そうじゃなしに、やっぱり何にもできない大人になってしまうのかなという心配もあるんですけど、そんなこと考えたら教育できないでしょうけども、どうなのか、そういうところの表現がアンケートとか、あるいは教育委員会の報告にはないんですがどうでしょうか。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからは、110番のいえのことについてご答弁申し上げます。  委員おっしゃられたとおり、110番のいえについては警察のほうが管轄をしておりまして、教育委員会からも警察のほうに毎年更新を、地図を渡して新しく加わった部分とか、もしくは登録がなくなったところを毎年更新作業をお願いし、連携をさせてもらっているところでございます。  また、不在の家とかいうことで、なかなか札だけがあって実態がそこにないというふうなところについては、また学校、もしくは市教委のほうからもそういうことが分かりましたらすぐに警察のほうにも連携をし、より正確な110番のいえの表示ができるようにしていこうと思います。  また、ながら見守りで先ほど富野小学校のほうの取組を紹介させていただきました。その中で、ながら見守りの花を、ヒマワリのほうを配るんですけども、そのときに併せて、家のほうにも110番のいえの協力も併せて行う予定でございます。教育委員会といたしましても、全体に周知をするというところで、ながら見守りの今回でいえばヒマワリの種を、苗を配ると併せて110番のいえの協力をお願いしたりしていく予定でございます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今ご質問にございました、本城委員のご質問に合致した答えか分からないんですけども、昨年度の生徒指導の内訳を見たりしましても、10年前と昔と比べますと、本当に反社会的行動ですね、喫煙であったりとかそういった事象については激減いたしております。喫煙についてもほぼ何もないと、そういった状況になっておりますし、この時代に即した生徒指導というのを学校のほうでも実践していっていただかないといけないというふうに考えております。先ほどほかの委員さんからもご質問ありましたように、ネットでのトラブルであったりとか、1人1台タブレットを児童・生徒は持っておりますので、そういった中で学校生徒会を中心としたルールづくりであったりとか、反社会的な行動よりも今の指導でいいますと規範意識の醸成であったり、保護者のご協力、そういったものを進めてまいりたいというふうに思います。 ○本城隆志委員  110番表示いうたってね、あれが目立ったとこにあったって役に立たないっていうことですよ。だから本当に、たまたまうちに来られたけど、いや、それやったら名誉やな。手伝わんでもそこに看板があるだけで見るやん。外したくないんですよ、そういう方は。だけど、役に立たない。役に立たないで、誰が鈴つけてあんたんとこやめてくれって言えるかどうかの問題で、学校とか地域、なかなか言えないでしょう。警察が入らはったからいうて逃げるだけですわ。警察のお巡りさんかて、今まで交番のお巡りさん、何十年って同じ人がおられた。いつ行っても子供のときから大人になってもあの、あっ、あのお巡りさんやっていうのが交番のお巡りさんやったんですけど、今やったら2年か3年で交代でしょう。家知らないですよ。住宅の地図の上だけでしか知らない。あなた、家族何人ですかって、そういう戸別訪問って年に1回するかしいひんかですよ。地域のこと分かってないです、お巡りさんも。パトロールのパトカーの巡回があって回ってるだけで戸別訪問、パトカーではできないですからね。やっぱり一番知ってるのは自治会とか福祉の関係者とか学校の先生方が一番よう知ってる。絶対そういうところでお願いできるような形で同じとこにずっと置いとかないよという条件もつけていかないと、何か一旦お願いしたら本人が外してくれ言うまでつけとくっていうのが問題あるだろうと思いますんで、やっぱりその辺は根本的に変えていかないと直らんなと思います。だから表示が見やすいからどうのこうのの問題じゃなしに、毎日通ってる子やったら見にくいとこにあっても分かってますよ。あの表示があるから泥棒がなかったりとか昔の残りもん買うてやというて営業が来なくなったりとかいうことがあるんならいいけどね。ややこしい営業がなくなったんは子供の見守り隊が結構腕章つけたりね、自分の子供の見守り終わった後でも同じ格好でずっと走ってますから、なかなかややこしい営業が歩けなくなったということであって減ったんやなと思ってますんで、110番のいえがあるから減ったという形では思ってないんで、そういうところがいろいろ事情があるかなと思いますけども、だけど、やっぱり子供の見守りいうのはそういうところをしっかり見ていかないと駄目でございますな。だから110番の見直しをするということをやっぱりやるために、議会で言われたということで反対に警察と相談いただいたほうがいいかなと思います。  それから、難しいのはいじめの問題。本人がそう思ったらいじめられた。セクハラの問題もそうですね。嫌な人から声かけられたら、それがセクハラになるとかいうような時代でもあるから、かというて、私たちの仕事は誰でも声かけなあかんのが仕事やけど、反対に声かけへんなら、たまたま私だけ声かけへんならいいけど、クラスのメンバーが皆声かけへんなら、今度無視になってしまう。これも難しいね。みんなが声かけいうたって、40人のクラスだったら40人と話ししないと駄目だけど、たまたまこの人としゃべるの嫌、この人としゃべりたいと思っただけで、それいじめになるの。統計学的に最終的にいじめになってしまうんでしょう。ほんで、みんなから声かけられへんって言うたら、その子はお母ちゃんに言うたら、お母ちゃんはそれ学校にまた言った。その子がいじめられてるという認定になるのじゃないやろなあと思うんですけどね。難しいでしょう、これ、そんなこと考えたら。みんなが要らんこと言うて、きつう言うてもいじめになるし、声かけられへんでもいじめになるし。  私、一回学校で、高校のときですけども、今日は誰ともしゃべりたくないからしゃべらんとこうとしたんですけど、お昼までに職員室に呼ばれました。おまえ、何でしゃべらへんの。しゃべらんやつようけおるでしょうって言ったら、おまえがしゃべらへんからおかしいいうて怒られたことありますよ。だけど、そんな個々の状況を全部把握して担任がやるかいうたら、先日もPTAのメンバーがうちの社協に来てくれて話ししてんですけど、先生は子供を怒れない、叱れないと。怒る言うたらまた問題があるかもしれん、叱るということは大事なことであって、問題あるから叱るんですけど、後ろついて、何にも言わんとついてるだけで、問題起こす子の。叱らんの何でやっていったら、叱ったらまたそれが反対に子供に言われてしまうと困るから、ただおかしなことしないためについてる。それでいいのかって親が言ってるわけです。そんな指導がまかり通るんやろうなと思ったら、警察官もこれから危ない人の後ろつくだけになってしまって注意できないのかなと。注意の仕方も今難しくて、テレビでよく泥棒捕まえるときに、そういう番組ありますね、実際の番組で。きれいな言葉使ってますね。こらって怒られん。怒ったらあかんわけですよ。国民に対して何ちゅう言葉遣いするんやっていうて窃盗をした人が警察に食ってかかる時代ですからね。そういうとこはやっぱり学校指導の中でもできるようにしてほしい。 ○薮内孝次教育部長  まず、110番のいえについてのことでございますが、機能しないということについては本城委員の個人的な見解だろうと思います。それでなければこの制度自体ないと思いますけれども、実際のところ先ほどおっしゃったことも確かあります。不在なところにかかってる部分はあるかも分かりません。それについては当然機能しない部分はあるかと思います。これについては毎年、警察のほうでも更新をされておりますので、新しく増える方、配属される方、それはやっておられるとは聞いております。しかしながら配置の基準については今、我々はちょっと承知しておりませんので、この辺についてもどのような基準で認定されるのかということは私についても一度お問合せをしたいと思います。またこういうご意見があったということについては警察にもお伝えをしていきたいと思いますし、またこれまで昨年の起こった事案について、何か我々としてもできることがないかということで、いろいろと教育委員会の中でも議論をし、委員の方々からもやはりその委員の方についても110番のいえとなってるけれども、どんな子が来るのかとか、あるいはどういうような形になるのかということ分からない。やはり顔を見える形でやるっていうのが一番ベターである、よいんだろうということで、これは今年度、いわゆる登下校時にある110番のいえに顔を知らせるといいますか、お宅を訪問して、私たちがもしがあったときはよろしくお願いしますと。またその方がどういう方がおられるかということも子供たちは知るということで、これは大変いい策ではないかということで、今、全校区で小学校区で1学期内ではやっていただきたいということで指示下ろしてる分であります。その部分がどういうところでどういう子供たちが来るのかということも知っておけば、またどういう人がここに住んでおられるかと知っておれば、やはり気安く入れるということで、安全確保できるんじゃないかというのは我々として考えております。  先ほど最初の質問にもありましたいわゆる自転車置場の事務所でありますとか、文化協会でありますとか、観光協会でありました。これが基準に合致してるのかどうか私今知りませんので、それについても問い合わせて、もし該当するんであれば、ぜひともお願いしたいと思いますし、常時人がおられるとこについては、やはり子供たちの避難としてそこの110番のいえを利用していただきたいと思いますし、子供を守っていただけたら思います。それについては警察のほうとも連携を取っていきたいというふうに考えてます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  私のほうから、まず、いじめの問題についてでございます。  いじめの問題で、本市、いじめアンケートをまさしく今取っている状況でございまして、京都府は他府県よりもいじめの認知件数が多いという状況でございます。これは小さないじめも逃さずに子供たちが安心して学校に行けるようにということで、いじめアンケートにつきましては、嫌な思いをしたことがありますかと、そういったところであると答えた子供についてはいじめというふうに認知をしております。これは小学校1年生、2年生が認知件数としては非常に多くて、学校によって一度聞きに行ったときには、友達にその筆箱変だねと言われたことも嫌な思いとして書いてたということです。この認知した1名については、全て教員が聞き取りを行って、即座に対応が必要なものであれば複数で加害の子、それから被害の子も含めて事実確認をして指導を行って、また保護者にも返していると、そういった状況でございます。  また、指導の問題についても、事実確認を必ずしっかりと行う。そして学校だけの指導ではなくて、保護者についても理解を求める。そしていじめの事象もそうですし、ふだんの生徒指導の事象もそうですけども、一端のその瞬間だけの指導だけではなくて、その後の児童・生徒の様子、そういったとこも継続的に見守りながら指導を続けていると、そういった状況でございます。 ○本城隆志委員  主幹の場合とかは結構経験があって、だけど現場の学校の先生方ってなかなか生活指導、生徒指導でも経験のない先生でも学校の先生の数が少ないからどうしても嫌なとこでもその担当行かないかんということで、経験不足がなかなか子供の指導ができてないなっていうところは見ますのでね、そういう先生方のほうはやっぱり実体験を絶えず研修の中でね、出していかないと駄目かなと。その先生のサポートが教頭や校長先生ができないと駄目だろうと思うんでね、そういうところが学校入ってて特にまだまだ校長先生になるとまた人が変わってしもうて、急にそういう指導ができない先生もたまに見受けられるんで、そういうのが教育委員会としての連携というか、指導というよりも連携を取りながら、その先生方をやっぱりサポートしてあげることが最終的には子供にうまく返っていくことかなと思いますんで、よろしくお願いしたいということで終わります。 ○乾秀子委員  お伺いします。いろいろ地域によってとかお人によって感じ方が違うなっていうふうには思ったんですけど、今年うちの家族の者が寺田交番の警察官の方と一緒に110番のいえの札を地域の自治会の中につけていただけたらということで、一緒に回らせていただきました。自治会の会長も経験してましたのでね、させていただいて、パンジーの苗を持って1軒ずつ家族の方と直接会って、今でもそのパンジーは皆さん庭先で咲いてますし、水が途切れないように私も1鉢ですけれどもね、水やってまだ咲いてます。そういうの見ると、なぜそういうことを地域でしてもらったんかっていうことがね、よく本当に初めて家族の者が関わったんですけれども、それまで緑のどんだけの効果があるかとか思ってたんですけれども、たくさんの方にそういう行為をすることで、回ることでそういう意味のある札やったんやと。だから近所の子供たちをね、見守っていこうという意識を持ってくださる方がたくさん増えました。本城さんがおっしゃるように、いてはれへんとこにかかってるとか、そういうのは不適切やとか思いますけれども、警察官の方と一緒に地域回って、ふだんミニパトで走ったりね、するだけで終わってる細い在所の道ですけれども、来ていただいてね、よかったなというふうに私は思ってます。  見守りなんですけど、うちは私も見守り隊、朝やってるんですけれども、LINEでお母さん方とつながってるんですよね。だから今日誰が休むとか全部分かります。うちの子今日休みますとかね、遅れていきます、送りますとかいろんなメール入れてくれはるので、私がほかの年配の方の見守り隊にそれをお知らせするっていうことになってるんですけど、そういう形で私は保護者の方ともいい関係で見守り隊としてつながっていると思いますし、この間は警報出た6時30分にテレビ見たら出てなくて、31分に出たので、ちょっとそれが把握できてなくて行ってしまったりもしたんですけれども、議長が指摘されたように、やっぱり保護者の方と見守り隊が連携するっていうのはね、すごく大事やと思います。  そういうことも、うちはLINEでつながってますけども、よその見守り隊の方もね、そういうツールちゃんと持ってはると思いますし、私ももしものことがあったら駄目なので、いつも携帯電話持っていってますし、この間も急に子供がお母さんが恋しいって言うってね、兄弟で泣き出して、やっぱり不思議に電話番号が言えるんですよね、彼は。おうちに電話したら、すぐお母さん、迎えに来てくれはってね、引き渡してっていう形でそのときは無事に終わったんですけれども、本当にそういう連携ってね、大事やし、毎日接してるからこそ、そういうことが分かってきたり関わっていく中で意識っていうのはすごい醸成されるんや、醸造されるっていうのがすごく感じられてよかったなって思ってるんですけども、先日、見守りではないんですけれども、市民相談がありまして、私たちのところは帰りも見守り隊立ってるんですけれども、やっぱり立ってないとこってあるんですよね、寂しいとこって。地域の高齢者クラブの方とかにお声かけられたらどうですかっていうお話はしたんですけれども、若いお母さん、直接高齢者に関わりに行くっていうことはまずないですよね、家に高齢者なんかいらっしゃらないとね。なかなかそれが難しいということで、教育委員会としてね、やっぱりそういう場所を見つけて積極的に防犯カメラを使ってつけてもらえへんかっていうことがあって、私が相談いただいたとこは水度神社の横の道の辺を鴻ノ巣台のほうに入っていく子供さんですかね。あそこは本当に誰も立ってなくて、片手が住宅地なんですけども、片一方はちょっと山っていうかね。あそこすごく危ないということで、幾つもそういうとこあると思うんですね。死角になるとことか大きな通りから入った中の道とかはやっぱり、住宅があればもちろんそこの方の同意をもらわないとつけられないですけれども、教育委員会のほうから調査をしてもらって防犯カメラを市としてつけていただけるようなことがあるのかないのかっていうこと一つと、それからさっきの不登校の問題ですけれども、去年の予算委員会だったですかね、質問させてもらったんですけども、適応指導教室がうちの近くに引っ越しされてきたんですけど、通ってる方の姿は見たことないんですけれども、今どれぐらい適応指導教室利用されてるのか教えてください。いろんな登校の仕方はあると思うんですけどね。  もう一つはスクールソーシャルワーカーさんは学校と家庭の間でね、入ってくださりやすい方やと思うんですけども、そういう方がもちろん家庭の相談事にもいただければ答えていかはると思いますけども、学校としてスクールソーシャルワーカーさんが活動する中で、持ってきはる課題っていうのはどういうことが多いのかちょっと教えていただきたいと思います。 ○藤林孝幸教育部次長  防犯カメラの関係でのお問いかけがございましたので、その関係でちょっとご答弁させていただきたいと思います。  以前に学校、それから警察、それから教育委員会含めまして子供の通学路の中で危険箇所がないかというところで調査をしたことがございます。その中で見守る中で、当然防犯カメラの設置等の要望もあったところでございますが、防犯カメラは設置するに当たりましては、当然周りのお宅であるとかそういったもののところの配慮が必要になってくるところでの要望でございましたので、その際につきまして防犯カメラというよりは、今までご答弁させていただいておりますのは地域の見守り活動の一環としてそちらのほうに配置していただいて子供の安全を図っていただくというような対応をしていけばどうかというところで整理した経過というのはございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからは、今の適応指導教室の通室の人数とスクールソーシャルワーカーが学校で活動する上で、どのような取組を行っているかをご答弁申し上げます。  現在、適応指導教室のほうに登録されている人数については4人となっています。ただ、今4人とも学校のほうに順調に登校してるというふうな状況でございますので、登校の時間帯とかにつきましては、基本的には午前中でのほうを、その子に合った登校の仕方で通室のほうを行うというふうな形で、学習に特化することなく、コミュニケーションを行ったりその子がやりたい課題を一緒にやるというふうな形で一つの居場所として設置をしているところでございます。  2点目、スクールソーシャルワーカーが学校で行っているというふうな中身のことについてでございますけども、そもそもスクールソーシャルワーカーにつきましては、学習についての生活環境から援助を行うために各関係機関と連携をし、その手だてや支援を行うというようなことを目的に各学校のほうで活用をいただいているような状況でございます。具体的な取組の事例といたしましては、各学校における課題のある、課題を抱えている児童・生徒への生活習慣の確立や学習習慣の定着についての助言、または教職員、保護者への指導助言、関係機関との連携をコーディネートするというふうな部分で社会福祉士の資格を持ったスクールソーシャルワーカーが各学校で活動をされているというような状況でございます。 ○乾秀子委員  ありがとうございます。  防犯カメラの件なんですけども、検討していただいたことがあるっていうことで、それはすごくよかって、その経過知らなくてあれなんですけど、見守り隊もね、すごく高齢化してきて、次の方探すの本当に大変で、うちも自治会で回覧板回してね、募集かけるんですけども、なかなかやっぱり出てきてもらえない。元気なんですけども、その時間帯は無理っていうことでね、出てきてもらえない。これずっと待ってても絶対出てきてもらえないですし、見守り隊に期待してもらっても本当難しいと思います。それやったら防犯カメラつけるっていう形か交通指導員さんで下校時もちょっと危ないとこぐらいは置いてもらうで、南校区では置いていただいた今度新しい方ありましたけども、やっぱりそういうことは本当に一人の子供が本当に大事な時代になりましたのでね、ぜひ防犯カメラの件はもう一度検討してもらいたいっていうことで要望しときます。ぜひお願いしたいと思います。  それから、適応指導教室、4人の登録者の方、学校ね、それぞれに行かれててよかったなと思いますけれども、適応指導教室に行かずに、そしたら市でね、フリースクールに行ってるっていう子供たちのことも把握されてるようでしたらどれぐらいの方が利用されてるのか教えていただきたいと思います。  それから、ソーシャルワーカーさんの課題を課題として家庭からね、何を持って帰ってこられるのかっていうのは聞いたのは、今やっぱり問題視されてますヤングケアラーっていうことですけどね。昔はね、両親共働きで子供が一人で一番上の子が子供の面倒見んのは別に当たり前やったんですけれども、それで塾に行けないとかそういうのは塾に行けない子が多い時代でしたから、私の時代はね、そんなん関係なかったんですけど、やっぱり何らかの制限を受ける。だから自分に負担かかってるって自覚してないところが一番かわいそうなとこやと思うんですけれども、そういうこともスクールソーシャルワーカーさんやったら、問題がなければもちろん訪問できないのは分かるんですけどね、分かるんじゃないかなって。市としてヤングケアラーっていう呼ばれる子供たちが把握できる調査ですか、そういうことができないのかなっていうふうにすごく思うんですね。何でそういうこと思ったかいうたら、やっぱりさっき初めに言いました共働きの方が多いですね、普通です、それで生活されてますし、独り親の方もたくさんおられるようになりました。おじいちゃん、おばあちゃんがおうちにおられる方ももちろんあるわけですけれども、いてれば今度多分家から帰ってきたら、おばあちゃん元気にしてるかおじいちゃん元気にしてるかね、やっぱりそういう様子を見なあかん立場になるかもしれませんし、今そういうことを自覚してないかもしれへんけれども、実は自分はほかの子と比べたら自由時間が少ないとか家庭のことでとか家族のことでとかちょっと悩みがあるんやっていう子はぜひともね、やっぱり抽出するっていうか、把握してもらいたいなっていうふうに思うんですけれども、そういう点はどうでしょうか。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからフリースクールに通っている生徒数と、またヤングケアラーの調査等についてのご答弁を申し上げます。  現在、城陽市内でフリースクールに通っている児童・生徒数は4人と把握しております。出席扱いになる児童フリースクールということで認定しているところに通っている生徒はゼロでございます。すみません、訂正いたします。  2つ目のヤングケアラーの調査につきましては、現在、各中学校、市内全ての中学校1年生から3年生に向けて学校生活アンケートというふうな形で、家での自由な時間はありますかとか、悩み事はありますか、家の手伝いとかどれぐらいやってますかということで、ヤングケアラーに関わる項目に該当するような内容でアンケート調査を行っております。また、そのアンケート調査を基に、各担任の先生が個別の聞き取りを行い、より詳しいアンケートからだけでは分からないようなところまで調査をし、その報告は今、学校のほうから市教委としては待っているというようなところでございます。ヤングケアラーのところで上がってきた児童・生徒につきましては、また福祉部のほうと連携しながら体制を整うような形で統計化ということで連携をしていこうというようなところで動いているところでございます。 ○乾秀子委員  ありがとうございます。  出席扱いになるフリースクールに行ってる子はいてないっていうことなんですけども、出席扱いにならないフリースクールに行ってる子はいるわけなんですね、すみません、私、考え方が分からなかったんですけど、フリーのスクールなんでね、正規の学校じゃないわけですけれども、そこなら行けるっていう子が将来的に自分の持ってる可能性ってね、こんな広い範囲の可能性ではないかもしれませんけれどね、学校で学ぶような。何か見つけてくれるといいって思うんですけども、こういうフリースクールに自治体が助成してるところもあるんですよね。そういう中で、子供さんが今いないっていうことやったら別にいいんですけども、うちの近くにも深く関わってられる方がありますのでね、そういうところはどんなふうに経営されてんのかなって、財政の基盤がしっかりしてないと、やっぱりなかなかこういう事業ってしていきにくいと思うんですね、事業法人でもないわけですしね。そういう点はどうですかね、全く普通に経営されてるっていう、自力で経営されてるっていうふうな状態で今おいでになるんですかね。そこを分かれば教えてください。  それから、今アンケート調査、中学校3年生、1年生から3年生までされてるっていうことで、本当に早く対応すれば解決できる問題もあると思いますし、しっかりと福祉部と連携してね、進めていっていただきたいなと思いますし、本市の実態っていうか、そういう生々しいものでなくても、こういうことでのご相談が何件あってこういうふうな対処をした。今、子供たちはどういう状況にあるかっていう報告をね、またいただけたらありがたいなって思います。  それから、さっきの不登校のとこのちょっと関係することもう一つだけすみません。特別な支援を必要とする子が多くなっているっていうか、いるっていうふうな形で先生のほうからね、主幹のほうからお話があったんですけど、この特別な支援を必要とするっていうのは、明らかに障がいのあるっていう子供なのか、例えば前に私も提案したんですけど、5歳児の健診をしたときに、例えば発達障がいとかの子が入学する前に早期発見できるなら、やっぱりそういう形で学校に入ってから不登校ならずにみんなと一緒に勉強できるとかそういうことに発達障がい的な子供さんのことを特別な支援っておっしゃったのか、明らかに知的、身体の障がいがある子供さんが不登校になりやすいっていう形で先ほどおっしゃったのか、そこを教えてください。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからフリースクールの運営についてご答弁申し上げます。  教育委員会といたしましては、運営とか助成金についてどのようなものがあるかについては把握してないような状況でございます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  私のほうから先ほど説明しました特別な支援の必要な児童・生徒という部分でご説明申し上げます。  特別な支援が必要な児童・生徒につきましては、委員おっしゃられたように、発達的な問題もそうですし、友達と関わることが苦手であったりとか、また勉強が苦手であったり、個々様々であって、アプローチも変わってくると。そういった意味合いでの特別な支援の必要な児童・生徒ということで説明させていただきました。 ○乾秀子委員  分かりました。ありがとうございます。アプローチが変わってくるっていうことで、いろんな課題持ってる方でね。例えば今、自分の中でもちょっとどうなんかなって思ってることなんですけれども、特別支援っていうのありますね、支援を受けられる子供さんとそういうふうに分けて教室を分けてというか、教育するんじゃなくて、インクルーシブでみんなと同じように、よく外国の学校、小学校とか映ってるとインクルーシブが多いですね、最近すごくね。日本が特にやっぱり特別支援っていう形で分離した形での教育があるっていうことで、本市の教育委員会としてはそういう点、どういう見解を持っていらっしゃるのか。将来的にインクルーシブがいいのか、考え方にはよると思うんですけどもね。そこんとこちょっとだけお聞かせいただけますか。
    岸本匡史学校教育課主幹  すみません、今、委員ご質問ありましたけども、特別に支援が必要な児童・生徒につきましては、インクルーシブで教室の中にいることもそうなんですけども、やはり学習という面で個々に合ったきめ細やかな丁寧な対応ができるということで、特別支援学級のほうで指導をしておりますので、今後、時代の流れであったりとか、インクルーシブが進んでいって一般教室にということもまだ分からないですけども、今現在におきましては、そういった個別最適な指導について特別支援学級で対応しているというところでございます。 ○乾秀子委員  分かりました。ありがとうございます。そういう今はもうそういう形でしていただけているっていうことで了解しました。ありがとうございます。 ○語堂辰文委員  3点ほどお聞きします。  1点は7ページのその他、先ほどから出てますけど、その他のところの数字の中にいじめっていうのが入っているか、もし入ってるとしたら大体数、数字はどうなることに。ちょっとさっきの理解であれで分かったんです。  もう1点、今日の報告は生徒指導、それから安全対策ということなんですけど、安全対策の関係で、1つは今日こういう天気ですけれども、これから酷暑いいますかね、真夏日というか、そういう中なんですけど、今回、今年エアコンついていくんですけど、まだ完全ではないんですけど、その場合にそれでも涼しい時間に特別教室はないですけど、授業されるんか。それと特別教室の使用じゃなくて普通教室でそういう授業になるのか、そこら辺のことですね。全部ついてたらそんなこんな質問しないんですけれども、そこら辺の。  もう一つ、3点目ですけれども、安全ということで、2年後に新名神といいますか、アウトレットとかそういうことになってきますと南城中の辺り、かなりの交通量が増えてくると思うんですけど、南城中の前の筋ですね、橋のところが青谷川の方で交通事故で亡くなられた方もあるというふうに聞いてますし、以前に比べれば生徒数、確かに減ってるか分かりませんけど、逆に車の数は増えてきてるような気もいたしますんで、その辺りの安全対策、その3点お聞きします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  私のほうからいじめの事象についてご答弁申し上げます。  報告させていただきましたその他の中にいじめが学校から報告されてきたものは計上しております。しかし、先ほど教育長の答弁にもございましたように、いじめの様態につきましても、ネットによるトラブルであったりからかい、また生徒間トラブル、暴力事象に発展するようなことがありますので、いじめとしての件数ではなくて、それをまたその他の中で細分化したものが数字として把握しているところでございます。 ○藤林孝幸教育部次長  南城陽中付近の交通安全対策についてのお問いかけでございます。  南城陽中のところにつきましては、府道でありますので、基本的な安全対策につきましては京都府のほうで行っていただくというふうな形にはなりますが、昨年度、南城陽中学校の北側の部分のところで、途中で歩道が切れてた部分があるんですが、そちらのほうにつきましては、京都府のほうと、それから地権者のご協力をいただきまして、歩道を整備することができまして、北から南に通ってくる生徒の交通安全の確保が図れたところでございます。引き続き周辺の交通安全対策のほうにつきましては、学校、警察、それから市教委合わせまして取り組んでいきたいというふうに考えてるところでございます。  特別教室のエアコンの関係についてのお問いかけでございます。  こちらのほう、昨年度、令和4年度におきまして、小学校のほうの理科室、それから中学校のほうの美術室のほうに空調機のほうを設置したところでございます。なお、図書室、それからコンピューター室、それから音楽室ですね、こちらのほうにつきましては、既に設置をしているところでございます。残り技術室なり家庭科室なりというところがございますが、こちらのほうにつきましては、今後実施いたします校舎のほうの長寿命化計画、大規模改造に合わせてその設置のほうにつきまして検討していくというような予定としてるところでございます。 ○語堂辰文委員  まず南城陽中の関係で、やはり先ほどお話ありましたけれども、二本松いうんですか、あの辺りから南側に向けてそこの歩道が設置された、それはよかったと思うんですけれども、そこに渡るのも大変で、昔でしたら踏切から生徒たちは上がってきて、ダンプがたくさん通りましたから、今みたいなあんなグラウンド公園のような筋がありませんでしたんで、こっちばっかり通ってましたから、桃畑に生徒が逃げてるというような話もありましたけれども、その点は若干改善されたんじゃないかと思うんですけど、学校の南側いいますか、そういうところが大変危険ですし、ほとんどの生徒は北から南じゃなく、その生徒もいますけれども、あそこ横断してますので、西側から東にですね、校舎側のほうに。そういう生徒に向けても対応を、先ほど警察もということでしたけれども、京都府のほうに言うていただきまして、やはり対応急いでいただけたらと思いますので、何か今だったら見通しがないみたいですのでね、子供たちは車の間を縫って通学いいますか、下校時もそうですけれども、そういう状況もありますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、エアコンの関係ですけど、今ご説明いただきましたけど、それは皆さんご存じのとおりなんで、長寿命化計画ではいつ頃なんかいうことも含めて、早急にこれは整備のほう、特別に国のほうも教育は特別に対応するというふうなこと言うてはりますけれども、城陽市もそれをお願いしたいと思います。 ○宮園智子委員  すみません、ありがとうございます。1点だけ、自分のことになっちゃうんですけれども、今、娘自体がちょっとだけ不登校になってまして、それで悩んでるというか、今日のお話聞いてて思ったんですけれども、今ちょっと大分カウンセラーさんのおかげで回復には向かってはいるんですけれども、その後に、今、今日も行ったんですけど、保健室に午前中だけいれるということでいたんですけど、私的にはもうちょっとずっといれるんじゃないかって思ってるんですね、午前中じゃなくてもずっと学校にいとくのがいいのじゃないかなと思うんですけれども、そういう居場所っていうのは何かない気がしてて、先生もちょっと困ってはるような感じなんですけれども、そこら辺は学校、私の通ってる学校だけなのか、それかみんな場所があるのかないのかだけ教えていただいてよろしいでしょうか、すみません。 ○岸本匡史学校教育課主幹  各学校で学校に来にくかったりとか様々な理由で別室を使ってるような学校もございます。特に保健室は養護の先生がおられますので、やはり子供たちの困り事やったり何げないコミュニケーションは容易に取りやすいと。そういった意味で保健室を使ってる学校もございます。また、学校の規模、学校によっては別室で授業を個別に行っているところもあるんですけども、今申したように、学校の規模、また教職員の体制であったりとか、そういったところで学校によって差が少しあるというような状況でございます。 ○宮園智子委員  ありがとうございます。 ○藤田千佐子委員  ありがとうございます。2つ質問をさせていただこうかと思ったんですけども、1つにちょっと絞らせていただきます。  4ページの3番のところで、昨年でいくと同様に小・中学校に事象全体の中でその他っていうのがすごく大きく占めてると思うんですけれども、ルール違反とか教師反抗、授業エスケープっていう中でね、先ほどちょっと乾委員も触れられてたと思うんですけれども、発達障がいによるそういったルール違反とかね、授業エスケープとかっていうのは絶対考えられると思うんです。なぜかというと、ADHDは20人に1人って言われてまして、あと医師の診断っていうのもすごく難しくて、本人の訴えを文献とか症例に当てはめて診断をされるぐらいですし、なかなかADHDとかLD、自閉症スペクトラムとかね、そういう診断っていう難しいと思うんですね。そんな中で、学校の先生が認識を持ってそういう観察とかされているかっていうのをちょっと教えていただけますか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今、委員ご質問にございました特別な支援を要する児童・生徒への対応であったりということでございます。  実際に生徒指導、年度にもよるんですけども、同じ児童・生徒が何回も対教師暴力、暴力事象、また同僚の子供たちに手を出すと、そういった事象がある年もございます。そういったときに、まず保護者の方ともおうちでの様子ももちろん聞きますし、またその中で、やはりスクールカウンセラー、それからスクールソーシャルワーカーともお話をする場合もございます。場合によっては拡大のケース会議といって、学校で担当の先生だけではなくて、教育相談担当、生徒指導担当、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーと多くの人から多角的な考察を基に対応を決めてるところでございます。またその状況によっては、発達検査を受けて通常級から特別支援学級に異動したりと様々な対応をしながら、その子がコーディネーターの指示によって対応を決めていると、そういったところです。また、特別支援教育推進委員会を本市でも設置しておりまして、円滑な会議を実施して、その子に合った適切な指導、そして教育、そういったものを粘り強く行っていって、実際に昨年度、小学校での生徒指導件数が減少したのはそういった会議であったり対応の成果の現れというふうに私ども認識しているところでございます。 ○藤田千佐子委員  ありがとうございます。  あと気づきにくいっていうかね、一見のコミュニケーションのずれがなかなかないので、なかなか気づきにくいと思いますので、特別学級に限らず普通学級のほうでもやっぱり学校の先生が先生自体がね、そういう研修を受けられたりとかして熟知していただきたいと私は思ってますので、お願いしたいと思います。 ○北澤義之教育長  その辺しっかりとやっていきたいというふうに思いますし、先ほどの乾委員のちょっと質問とも関連するんですけども、現在、支援学級がございますし、普通学級もあると。もう一つ通級指導教室いうのがございまして、できるだけ選択肢を増やしながら、インクルーシブ教育にはちょっとまだ到達はしていないですけども、できるだけ保護者なり本人さんのご意向も尊重しながら、そういった形で自分に合った場所で学習していくというところでございます。  今、普通学級に在籍していて、その中で特別な支援が必要な子たち、これもたくさん、たくさんっていうか一定数おりますし、大体本市、押しなべていうと11%、12%、これぐらいの子供たちが特別な支援が必要だというふうに学校のほうでは算定をしているところでございます。学校のほうでは校内でそういった委員会を定期的に設けまして、指導方法なりそういったところを確認をしながら全体で進めていくといってるところということでありまして、あともう一つ、通級指導教室というのがございまして、そこに週何時間か行って指導を受けるという子供たちがおりますし、その通級指導教室の担当の先生っていうのが非常にキーポイントの先生で、専門的な知識も持っておられますし、その人が中心となっていろんな担任の先生とか関係者にこういった指導のほうをしていったほうがいいよというような形での伝達アドバイスをしているというところで、この通級指導教室をできるだけ多く学校のほうには設置していきたいというふうに思っております。本年度新たに2校で通級指導教室設置できましたけども、まだ全体で9教室だと思いますけど、府内全ての小・中学校には行き渡っておりませんので、それはちょっと増やしていきたいなというふうに働きかけていきたいというふうに思っております。 ○藤田千佐子委員  ありがとうございます。今後ね、そういう通級教室とかも増やしていただいて、あと普通の学級のほうでも少し関わり、環境を少しだけ変えるだけで劇的に変わるので、やっぱりそういうところの普通学級でも先生がある程度の認識を持っていただきたいと思ってますので要望としてお伝えしておきます。ありがとうございます。 ○田中智之委員  すみません、再質問を失礼いたします。ちょっと簡潔に申し上げますのでどうかご容赦ください。  先ほど澤田委員のご質問の中で、内向的な児童がタブレットを使うことで積極的に意見を発信することができるようになっているというふうにご発言がございました。なるほどタブレットのメリットとして非常にすばらしいものがあるなというふうに感じたところでございます。その上で1点ご質問させていただきます。  スクールカウンセラーであったりスクールソーシャルワーカーの方に対して、児童がタブレットを使ってSOSの発信などはすることはできるのでしょうか、その点についてよろしくお願いいたします。 ○徳永博昭学校教育課主幹  児童・生徒が持っているタブレットを使ってSOSを出せるかというふうなことでのご質問に対してですけども、現在、そのような形でのアプリというものはまだ入っていないような状況です。ただ、文部科学省の通知文のほうでも、端末を使ってそういうSOSを出す、気軽に手元にあるものから配信できるようなものをっていうことでの各ほかの市町の事例等もありますので、本市といたしましても前向きに入れていきたいなということで、いろいろなアプリも昨年度も業者のほうと打合せをしながらっていうのを今ちょっと探り探りしているようなところでございます。また京都府の教育委員会のほうからは二次元コードを読み取って、そこでLINEで問合せをしたりとか、電話で相談したりとかいうふうなものは京都府のそういう相談窓口がありますので、そのようなものについては各全生徒に配り、そういうものでも使うというのもできますよということでの周知は図っているようなところでございます。 ○田中智之委員  ありがとうございます。まさにタブレットというのは、大人はスマートフォン1人1台持ってる時代に入ってきましたが、なかなかまだ児童の皆様、そういったもの行き届いていない現状があるかと思います。その中で、1人1台持っているタブレットというのはまさに命綱になり得るものであるというふうに思っております。城陽市、ほかの市町村に先行して1人1台のタブレットを配付したという先進的な事例でもあるかと思いますので、私自身、今後そういったSOSの手段としてのタブレットの使用っていうところしっかりちょっと勉強しながらご提案をさせていただきたいというふうに思っております。どうか引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○北澤義之教育長  委員長、すみません、先ほど藤田委員のご質問ですけども、ちょっと再度訂正も含めて報告したいと思います。  通級指導教室のことなんですけども、国基準は13人いれば1学級というふうに国基準ではなっとんですけども、なかなかそれには達していないっていうのが現状でございます。通級指導教室の数でございます。今年度2校増やすことができました。結果ですけども、今、小学校におきましては7校で9教室、中学校につきましては4校で4教室という、そういった状況になっております。また次年度以降、また増える方向で努力したいと思います。 ○奥村文浩委員長  ほかにはもうありませんね。  ほかになければこの程度にとどめます。  1時10分まで休憩します。           〔説明員一部交代〕           午前11時57分 休憩         ─────────────           午後1時10分 再開 ○奥村文浩委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  (2)城陽市文化・スポーツ施設等次期指定管理者の募集についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○野村弘樹教育部次長  失礼いたします。城陽市文化・スポーツ施設等次期指定管理者の募集についてご説明申し上げます。  現行の指定管理期間が令和6年3月末をもって終了するため、次期指定管理者について募集を行うものでございます。  なお、資料には記載しておりませんが、現在の指定管理につきましては、文化・スポーツ施設は公益財団法人城陽市民余暇活動センターが、総合運動公園レクリエーションゾーンと宿泊施設につきましては、株式会社ロゴスコーポレーションが指定管理者となっているところでございます。  それでは、次期指定管理者の募集方法等につきまして、お手元の資料に沿って説明させていただきます。  まず、募集の目的でございます。指定管理者の能力と特性を活用し、利用者へのサービス向上や施設の効率的かつ効果的な管理運営を行うとともに、福祉の増進を図ることを目的に、地方自治法及び各施設の条例の規定に基づき、指定管理者を募集するものでございます。  次に、2番、募集施設、募集方法でございます。表の左、募集施設の欄をお願いいたします。文化・スポーツ施設としまして、文化パルク城陽、城陽市総合運動公園スポーツゾーン及び同公園の第1駐車場、城陽市立市民運動広場、市民プールの4施設を一括で公募により募集いたします。次に、総合運動公園レクリエーションゾーン及び宿泊施設としまして、城陽市総合運動公園レクリエーションゾーン及び同公園の第2、第3駐車場、アイリスイン城陽、プラムイン城陽の3施設を一括で公募により募集いたします。  次に、指定期間でございます。令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間としております。  2ページをお願いいたします。4、管理業務の範囲でございます。施設の使用許可、事業の実施、施設及び設備の維持管理等としております。  次に、5、管理に要する経費等でございます。文化・スポーツ施設につきましては、施設等使用料は市の収入とし、市は管理業務に要する経費を指定管理料として支払うこととしております。総合運動公園レクリエーションゾーン及び宿泊施設につきましては、総合運動公園レクリエーションゾーンの使用料は市の収入とし、市は管理業務に要する経費を指定管理料として支払うこととしております。宿泊施設の利用料金は指定管理者の収入とし、原則、本施設の管理業務に要する経費は施設利用料金で賄うものとしております。ただし、市が必要と認める修繕等に要する経費は指定管理料として支払うこととしております。また、指定管理者は、年度協定書に定める営業料を市に納付することとしております。  次に、6、応募資格でございます。法人その他の団体であって、令和6年3月末時点で5年以上、類似施設の指定管理者の経験を有する者としております。  次に、7、スケジュールでございます。本日の報告内容に基づき、指定管理者の募集要項を作成いたしまして募集としまして、令和5年8月1日から9月29日、選定を10月から11月、選定結果の通知を11月の下旬、指定管理者の指定は第4回定例会で議決をいただきまして12月の下旬、協定の締結は令和6年3月下旬、施設管理の開始が4月1日からとしております。  次に、8、選定方法でございます。学識経験者や各種分野からの委員で構成する指定管理者候補者選定委員会を設置いたしまして、書類審査及びヒアリング等を実施し候補者を選定することで現在検討しているとこでございます。また、その際の審査項目としましては、管理運営の基本方針、次、3ページ目に移っていただきまして、施設の設置目的の効果的な達成、平等な利用の確保、管理体制といたしまして組織体制、職員配置、緊急時の対応と、効率的な施設管理としまして管理経費の縮減、利用促進、そして申請団体の実績を基準に審査を行うこととしております。  次に、9、指定管理者の指定でございます。先ほどもスケジュールの中で申し上げましたとおり、本年市議会第4回定例会におきまして議決をいただいた後に指定管理者として指定する予定でございます。  説明は以上になります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○奥村文浩委員長  これより質疑に入ります。質疑はありますか。 ○本城隆志委員  宇治市において、ここの市民会館とかあそこも第三セクターが降りて新しい事業者がやってるという、今だから城陽市だけじゃなしにどこの市町村も、そこでそのまちがつくった第三セクターの事業者であってもなかなか指定管理者が取れるということでないような時代になってきたなと言うんですが、そのとおりですよ、まずそのことを聞きたいんです。世間の状況はどうでしょうか。 ○野村弘樹教育部次長  正確なところではございませんが、基本的には公募を前提としておりますので、それにのっとって行われるので、第三セクターであろうとその他の団体であろうと、それぞれの選定委員会で適切に審査されることになりますので、どちらであるということはちょっと申し上げられないと考えております。 ○本城隆志委員  そのことを聞いたというよりも、現在の状況として、よそのそういう指定管理者の場合も第三セクターがあっても負けてる状況が多々出てきてるということを把握してますかどうかを聞いたんです。 ○野村弘樹教育部次長  宇治市におきまして第三セクター以外のところが指定管理者になったということは把握しております。 ○本城隆志委員  宇治市だけじゃなしに、よそもそういう事例が出てきてることは私は分かってるんですけど、そやけど応募するほうがそのことも分かっとかないと駄目じゃないの。それと、もう一つは、市という本体が第三セクターつくって、これからはそういう方向で第三セクター方式でやろうというのは、一つのブームであったと思うんですが、それから時代が変わってきたということも把握しながら、応募条件とか選定方法とか、やっぱり以前とはちょっと違うような状況が生まれてきたから、今回城陽もレクリエーションゾーンが指定管理者も余暇活動センターも応募に入っておられたと思うんで、だから3社が入っておられたと、1つの団体として、そういう時代に入ってきたということの中で今回やられるということ、こういう選定をされるということであることをもう一度確認をしたいんですが。 ○薮内孝次教育部長  先ほど次長から申しましたように、他市町ではいわゆる市町村が設置した第三セクター以外のところが指定管理者を受けるといった事例は承知しております。  今回に限らず、前回の指定管理の選考に際しましても、いわゆる城陽市でいえば、余暇活動センターだけが応募してそれを選んだということではなく、競争をしていただいた中で選定、結果的には今、余暇活動センターが指定管理を受けていただいてますけれども、その際もいわゆる公募で募集をしておりますので、その際でも結果的には受けられなかった結果も予想はできたという、思っておりますし、公正に選考された中での結果だというふうに認識しておりますので、今回の募集にいたってもそれについては選考結果は予測できておりませんので、通常のように公平に審査されるものというふうに認識しております。 ○本城隆志委員  そのことを知りたいんですけど、前回の審査というか、私は、レクリエーションのほうのほうは公平さはなかったというふうに私は取りましたので、多分反対してへんかなと今さら、今から思ったら思っておりますので、やっぱりそういうところは誰が見ても公平さがある、あるいはどの業者に、応募いただいたところにまた優劣つけるとかつけへんとかいうようなことも含めて、誰が見ても公平に審査されるというところが私たちの一番期待するところでありますので、その点よろしくお願いしたいと思います。  これからまだ細かい基準はまた設けられるか、あるいは一緒なのかもしれませんけれども、今急に見てなかなか判断できませんので、前回の資料も見ながらまたご相談というか、意見させてもらいたいと思いますので、その意見がベストならばまたそれを採用していただいたら、議会で言わなくてもデスクワークでもいろんな作業できると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  そういう意味でレクリエーションゾーン、私はもう少し、名前を使うんならやっぱり名前だけでも料金入ってきたらいいんですけど、赤字にしてしまうと一つも城陽市に対しては収入が入ってこないということでありますので、やっぱり市民の税金もたくさんつぎ込んでおりますんで、やっぱり見返りがあるような施設、あるいは使用料を払ってもらえるような形でないと困るなというふうに思っております。  文化パルクのほうなんかはじゅうたん直したりとか、モニターを余暇活動センター、入れてくれたりしてるんですけど、あれ相当なお金がかかっておりますんで、その辺はやっぱり向こうの収益に合うような施設でええんやけど、これ出してくれよという形で強引に行ったかどうかということは一切今までは聞いてない、どちらがお金出したかぐらいしか聞いてないんですけど、やっぱりそういう強引さもあっては駄目だというふうに思いますんで。それとやっぱりうちの職員のOBなんかも行ったりしてる職場でございますんで、やはりうまく運営できるような形での相談というのは、これは民間企業ではないところのよさもあると思いますので、その点よろしくお願いして終わります。 ○澤田扶美子委員  私ここに平成29年2月の募集要項を持ってるんですけども、今度またこれからこれをつくられるに当たって大まかに変更があるとこがあればお知らせ願いたいのと、それと、前の資料の8ページにリスクの分担というのがあって表があります、これも変わらないのかどうかということと、10ページの経費及び収入等というところの3の事業収入の独自事業に要する経費に市が支払う指定管理用を充てることはできません、これはこのまま行くのか、4の指定管理料等市の負担で1から4までありまして、既存のものからのグレードアップは含まれないと書いていますが、この辺に変更があるのかどうか、もしもう既に計画ができてるのならお聞かせください。 ○野村弘樹教育部次長  募集要項につきましては、これから作成に入っていくことになりますので、現時点では確たるものはないということになります。 ○澤田扶美子委員  確たるものはないのは承知の上でお聞きしてるので、5年前と何か大きく変更の余地があるものがあったら、それだけでも教えてください。 ○野村弘樹教育部次長  繰り返しになりますが、先ほどと同じでまだ確定してないので正確なところは言えないですけども、状況に変化がなく何もないのであれば、そんなに大きく変更することはないというふうに考えてはおります。 ○澤田扶美子委員  分かりました。じゃあ、募集要項がまたできたらこちらにも提示していただけるんですよね、それはいつ頃になりますか。 ○野村弘樹教育部次長  資料の2ページ目にスケジュールを載せておりますが、募集を8月から9月に2か月かけて行うことになります。この時点で募集をかけることになりますが、同じ時点で議員の皆様にもお示しできるものと考えております。 ○澤田扶美子委員  じゃあ8月ということですので、ある程度できてるような気もしますけど、待ちます。 ○小松原一哉委員  失礼いたします。3ページにわたって説明を今受けたわけなんですけれども、まず基本的なところで、3ページ目に書かれてます審査項目のところで、1つ目に書かれてる施設の設置目的な効果的な達成とあるんですけど、ここで言うところの施設の設置目的というのはどういうものなんでしょうか、こういう目的でやりますということを要するに募集の段階でプレゼンされると思うんですけれども、その内容を詳しく教えていただけますでしょうか。 ○野村弘樹教育部次長  すみません。これは施設によって異なってまいりますが、例えば文化パルク城陽でありましたら、市民が芸術に感動し、文化を創造し、共に交歓する場を提供することにより、市民の文化活動の向上を図り、もって市民福祉の増進に寄与するため、大規模複合文化施設として文化パルク城陽を設置するということになっておりますので、こちらを満たすことをもって施設の設置目的の交歓達成と考えております。  すみません、もう一つ、スポーツゾーン、総合運動公園関係にしてみますと、市民のスポーツ施設の、皆さんのスポーツをしたいというその需要に対応すべく、それぞれの施設を利用して、皆さんの思いに答えるようにするということが施設の設置目的ということになっております。 ○小松原一哉委員  文化パルク城陽と、それとスポーツゾーンに分けて今ご説明あったんですけど、全て主語はまず市民がということで今お伺いしたんですけど、文パルの場合でしたら市民が感動して、結局は市民福祉の向上という内容だったと思うんですけど、スポーツゾーンにおいては、一番最初に述べられたのは市民の需要に対応するという言葉だったんですけど、これどちらの施設も、城陽市民だけに限らず、内外に広く利用される方あるわけですよね。特に運動公園のほうはロゴスランド、ロゴスさんが入ってきてから、大変ロゴス色の強いコンセプトで模様替えされて、そのロゴスブランドで城陽市外の方がたくさん来られてるというところあるんですけど、その辺はどのようにお考えでしょうか。言ってみれば、市民向けに発信するのではなくて、要するに市の外に向かってもそういうコンセプトを発信した上で募集をかけられるのかどうか、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○野村弘樹教育部次長  委員おっしゃるように、これ城陽市民に限らず市内外から来客をしていただき、皆さんで楽しんでいけるということをコンセプトに募集を行っていこうと思ってるところでございます。 ○薮内孝次教育部長  第一義には、先ほど小松原委員がおっしゃったように、市民が主語となるわけですけども、城陽市の公共施設でございますので、まず市民を大切にしながら造った施設であります。しかしながら、いわゆるこの施設自体が、文化パルクにつきましては公益的な利用も建設当初には構想の中に入っておりましたので、この城陽市のみならず市内外のほうからの利用も、これは含めて考えられたものであります。  また運動施設、いわゆる城陽市総合運動公園、ここについては京都国体が行われる際に、まず国体利用ということで、これを受けての市民の施設でございますけれども、当然全国の選手が集まって大会を開いた、ここは開かれたところになります。で、今現在、いわゆる府道の北側のレクリエーションゾーン、宿泊施設等につきましては現在城陽市に来場される、いわゆる来場、城陽市にお越しになる方々に対しても来ていただきたい施設でございますので、いわゆる入り込み客といいますか、観光は資源がない城陽市ですけれども、一つの観光資源として城陽市に来ていただく大切な施設であるというふうに考えておりますので、今後これらの設置目的に加えまして、市内外からもたくさんの方が城陽市に訪れて城陽市の中で楽しんでいただくと、市民と一緒に楽しんでいただくと、そういう施設であろうと思いますし、これを管理運営していただく管理者を今回募集したいと、そういう思いでございます。 ○小松原一哉委員  今の部長のご答弁でまあまあ、そのとおりやと思います。結論的なことをご答弁いただいたんですけど、例えば今までどうだったかというと、私は個人的に見てて、例えば文化パルクの施設なんか、例えばプラネタリウムなんてこれ関西屈指のいい施設なんですよね。それに、そやのに利用される方の数字というのは全然上がってこない。ただ、余暇活さんのほうでもいろいろと企画を練られて、プラネタリウムで例えばコンサートをやったりとか落語の会やったりとか、面白い企画をされてます。そういう苦労は、ご苦労というか、アイデアというのは大変すばらしいものやと思うんですけども、もっともっと、プラネタリウムに限らず、文化パルクの施設というのはもっとアピールすれば、今部長お答えなられたように、近隣に限らずもっと遠いところからでも、ああ、城陽のあそこ行ってみようかという方は増えると思いますし、そういう利用者が増えるということは、このまちにとってもいいことだと思います。加えて、2年後には新名神ができてアウトレットができるって、交流人口が自然的に増える中で、じゃあ、あそこにはそういう施設があるんやから、ついでと言うのはちょっとふさわしくないかもしれないんですけど、あそこも行ってみようかという、やっぱりそういう施設になってほしいですし、もちろん市民の方がまず第一義的には利用して、市民生活の向上、福祉の向上にやっぱり寄与するというのは、それも大事なことやと思います。特にスポーツゾーンなんかは、ロゴスさんが入ってから大分、先ほども言いましたけど、市の外からの来客数というのかなり増えてるということなんですけども。  いずれにしろ、しっかりとそういう、こういうまちですよという一つの顔になると思いますので、そこら辺のコンセプトはしっかりと表に出していただいて募集していただいて、それにふさわしい管理団体をご指定いただくように一応希望というか、要望しておきます。よろしくお願いいたします。 ○乾秀子委員  すみません、1点だけなんですけれども、管理をされていくということで審査項目というのが幾つか書かれているんですけれども、当初、つくった当初にそろえた施設といいますか、それだけではなくて、例えば違う若い年代の方にこういう施設を使ってもらう、今までにない年代の方に使ってもらうというかね。例えばロゴスさんが入ってこられたときに、今はお天気よかったら芝生の上にちょっと小さいテントとか置いて、そこで子供さん遊ばせながら日がな過ごしてはるという方があったりとか、キャンプみたいなことができるのでというので来てくれはるようになったとか、バーベキューの施設ができたから来てくれはるようになったからとか、今までにないものですよね、以前の指定管理者のときにはなくて、今あるものを目的にして楽しもうと思って来てくださる方があって、利用者がすごく増えてきたということがあると思うんですけど、今度この指定管理をされる、管理者を選定されるということについて何も意見はないんですけれども、同じ施設の内容で続けていっても、ここに書いてあるような何か利用の促進というかね、なかなか難しいと思うんですよ。ターゲットを誰か、今までにない人をターゲットにしていかないと、今以上の収益というか集客とか、そういうのなかなかないと思うんです。よそでしたら、例えば、何ていうんですか、スケートボードっていうんですか、そういう施設を造ったりとか考えておられたりすると思うんですけど、城陽市の場合は施設をどこにどんなふうな形で持つとかは私も分かりませんけれども、違うターゲットに向かってこの施設をもっと有効に利用しようというような何か計画とか考えとか、そういうのはないんですかね。 ○野村弘樹教育部次長  失礼いたします。委員おっしゃりますように、確かにこれらの施設につきましては単に市民に活動の提供するだけではなくて、様々な新たな機会を提供する必要がございます。市民の、市外からの集客力強化につながる魅力のある多彩な事業を企画実行、実現できるための実行力が今度の管理者には必要と考えておりますので、今回例えば価格だけによる競争入札ではなくて公募型プロポーザルというのを採用することにしております。具体的にこういったものが必要というまでは我々としては考えておりませんが、そういった面も含めて事業者さんのほうから提案をいただくというふうに考えております。 ○薮内孝次教育部長  ちょっと付け加えてご答弁いたしますけれども、先ほど乾委員のほうからありました、スケートボード場造るとかというようなご質問ございましたけれども、今ある施設の中で何か、今、野村次長が申しましたように、イベントの企画でありますとかそういうサービスの提供ですね、いろんなアイデアがあろうかと思いますので、そのようなものを今回の提案の中に盛り込んでいただいて、そういう5年間の間で実施される事業、それでどれだけの集客ができるのか、あるいはどれだけ楽しんでいただけるのかといったところも判断基準にしたいと思っておりますので。ただ、ハード面で何かを造るといった経費について、独自で提案される場合、我々経費かけることなくであればその辺は可能かと思いますけども、実際のところ今現時点でございます施設をどのように利用していくかと、利用して応募してくるかというようなこと、内容になろうかと思います。  しかしながら、この運動公園につきましても当初なかったふわふわドームですね、子供が遊ぶ遊具ですけれども、ローラースライダーに加えて新たなふわふわドームをつくったことによりましてかなりの集客が今できてるというふうな状況です。これも利用しながら、いろんなアイデアを出していただくのが今回の募集ではないかなというふうに思っております。 ○乾秀子委員  ありがとうございます。私も別にスケートボードがとかいう思いはないんですよ。ただ、例えば選定委員会を開くに当たって、どういう方を選定委員にされるかによって多様な人材を、さっき何かおっしゃってましたけれども、ちょっと聞き漏らしましたけども、やっぱりそういう選定委員をされる方が何を基準にとかどういう判断されるかということによってそれが決まってくるわけです。指定管理者としての力をもちろん見られるわけですけれども、今聞いてましたら、例えば今ある施設を最大限に利用してでも事業に対する積極的な取組みたいのをもしも判断の中の基準の中に一つ入れられていくんやったら、例えば、もう私のような年代の方も必要とされてることもあるでしょうし、もっともっと10代、20代で必要とされる、こういうこと、こういうものがあったらいいなと思ってる方のその希望を聞くときというのがなかなかないわけですし、多様な年代の方、多様な職に就かれてる方、多様な方と接触のある方とかをぜひ選んでいただいて、今だけじゃなくてこれから、これから10年あるわけですから、10年間でこの施設が本当に集客できるような、アウトレット行った帰りに本当に寄ってもらえるような、そういう施設になってほしいなと思うので、ぜひとも選定委員会の委員さんもそういう多様なメンバーを選んでいただいて、いろんな感覚を持ってる方のお意見が入るようにしていただきたいなというふうに、それは要望したいと思いますので、お願いいたします。 ○田中智之委員  ただいま小松原委員、乾委員のほうから市民の方々の思いであったり市民のニーズというのをいかにこちらの施設のほうに反映させていくのかという趣旨のご質問があったと思うんですが、私もその点についてお聞きさせていただきたいと思います。  今回対象になっております文化パルク城陽なんかでいいますと、平成7年に設立された施設だと思いますが、私実は文パルと同級生でして、生まれた年に文パルができたものでして、この中のキッズルームは私自身、子供の頃遊んだ施設でありますし、自分の子供を今連れていって遊ばせております。非常にそういった部分でうれしく感じる部分がある一方で、自分が子供の頃遊んでいた遊具で子供を遊ばせていると、やはりちょっとアップデートされていないなというふうに感じてしまう部分も一部ございます。  その中で、もう一つの施設でありますレクリエーションゾーンについては、株式会社ロゴスさんが入られて、非常にいい施設として市民の方に使っていただけるようになっているわけでありますが、例えばロゴスランドでいうと、今回、指定期間は5年間になっておりますが、その5年間だけでなくてもっと長い期間を見据えて様々な投資のほうとかされていると思います。今回、指定管理者を選定していく中で、先ほど乾委員の質問に対して薮内部長のほうから、そういった提案のほうを受け入れていくというふうにお話ございましたが、5年間という指定の期間、またそれ以降の期間というのを含めて、一般企業でいうところの中期経営計画であったり長期経営計画に当たるようなビジョンというのを提出を求めていくというのはされるのか、される意向というのはあるのかということについてお聞かせお願いいたします。 ○野村弘樹教育部次長  失礼します。今回、指定期間としておりますは5年間となっております。この指定管理者に係ります市の中では5年を超えて募集するということも一つの手としては、手法としてはありますが、今回については5年間と限定しております。もちろん事業者様のほうが長期、熱い思いを持ってそれぐらいのスパン持ってプランとして出していただく分には構いませんが、今回選定の場で審査の対象となるのはこの5年間になることがメインになると考えております。 ○田中智之委員  やはり、もちろん指定期間が5年間であるということから、その受けた提案に対して審議する中で長期間のものを、それを超える期間のものを審議するというのは一つ、全く違うんじゃないかという部分あるかもしれないんですが、やはり市民の方々に長く、ある種ブランドとして醸造していただくためには長期的な視点も大事かと思います。また今後選考が進んでいく中で、もし企業さんの中、候補者の中からそういった長期的なビジョンのほうが提出があった場合は、ぜひ情報を共有していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○薮内孝次教育部長  先ほどの答弁の中で言いました、今回の募集期間は、私どものほうではいわゆる指定管理者のこの選定の指針というのがございますけども、その中では5年が適当であろうということで、5年間の募集を行うということでございます。当然、施設でございますので、継続的な使用といいますか運営していただくことが、これについては好ましい部分もあろうかと思います。企業さんですので、投資したことでそれを回収していくということを短期でなく長期、中長期でされるのが本来であろうかと思いますので、それは構想として提案としてされるんであれば、それはあるんですけれども、実際には5年間にどういうことをしていただくかということがメイン、いわゆる選考の中の基準になってくるかと思いますので、そこは見据えた中で、さらにそういう形の構想で5年10年という形で、そういう構想を持っておられる分については、提案していただくのは、これについては我々も提案としては受けますけれども、実際に選考するにおいては、この5年間どういうことをしていただくかということが第一義になってくるというふうに考えております。ですから、ただ、10年の構想じゃ駄目よということではないかと今考えております。  それと付け加えて、先ほど田中委員が子供の頃はなれ親しんでいただいたと、ありがたいことでございますけども、実はボルダリングがありますので、小さいことですけども、少しずつ改修をしながら、かなり長い間これ使っていただいて、子供さんたちも、子供さん連れてこられる親御さんも、自分もこうやって来たということをおっしゃっていただく方もおられますので、さらに施設についての安全性を考えて、更新できる分は今後は計画的には更新もしていきたいというふうに考えております。  なお、今、なかなかコロナの関係で自由に使えなかった部分もありますので、今後も感染予防を対策を取りながら、徐々に使用を元どおりに戻していきたいというふうに考えているところでございます。 ○田中智之委員  すみません、キッズルームについて、ちょっと一部、若干偏見に基づいた発言があったことについてはちょっとおわび申し上げたいと思います。確かにボルダリング、うちの子供も遊んでおりまして、多くのお子さんが遊んでおられる新しい設備だというふうには感じております。またいろんな設備、ほかにも今後見直しとか考えていける設備ってあるんじゃないかなというふうに思いますので、そちらについては引き続きよろしくお願いいたします。
     また、長期的な提案については、やはり選考の中ではそこの部分検討していけないというふうにはおっしゃられるとこではございますが、なかなか、部長おっしゃられたとおり、できる限り長く1つの企業の方に入っていただけるというのがメリットとして大きい部分あるかと思いますので、今後またそういった長期的な提案を求めるという部分含めてもちょっと検討いただければなと思っております。 ○宮園智子委員  ありがとうございます。  ちょっと皆さんと質問が重なったり、ちょっと市民目線過ぎるかもしれないんですけれども、私、アイリスインとかプラムインなんですけれども、こちら私ら市民にとったら近過ぎてなかなか泊まりに行かない、結構外部の方から泊まり、施設に泊まりにとか行ってはるんですけれども、前、京都の日吉のほうに行かせてもらったときに、プラムインとはちょっと違うと思うんですけど、同じようなキャンプ場があったりとか泊まる施設があったんですけれども、そこでは市民の方だったら割引があるというのがあったんですね。例えば、近いけど割引してはるんやったら行こうとか、そやったら私たちとかも行くかなと思うんですけれども、この内容とちょっと違うかもしれないんですけど、今後この指定管理者さんとお話しするときにそういうことを加味していただくことは可能なのか、すみません、変な質問で。 ○樋口友彦文化・スポーツ推進課スポーツ推進係長  すみません、城陽市民限定の何かあるのかということなんですけども、城陽市民限定の宿泊プランというのをご用意しておりまして、アイリスイン城陽、プラムイン城陽の全部屋から選択可能なものとなっておりまして、大人でしたら8,800円で子供でしたら5,500円等の比較的安価な料金設定という形にさせてもらっております。利用の条件につきましては、城陽市民の方が1名以上いるということが条件にはなるんですけども、こういった城陽市民に限定したようなプランもご用意しておりますので、ぜひご利用いただければと思います。 ○宮園智子委員  ありがとうございます。ちょっとそういう割引があるって知らなかったんですけれども、ぜひそれをすぐに分かるようにしていただけると、すごいすばらしいことだと思うんですけど全然知らないので、何かネットとかで載せていただければと、していただけるとありがたいです。ありがとうございます。 ○本城隆志委員  この春、国際交流で行かせてもらって、バーベキュー食べたんですけども、高い割には味なかったと。えっ、これでバーベキューかと思ったんですよね。会費3,000円です。だから、肉一切れ、豚肉一切れ、それからかしわ一切れ、で、あと野菜ちょろちょろ、で、ジュース飲み放題言いながら、もうみんな1杯ぐらいしか飲んでなかったですけどね。ちょっとこれでは一般利用は、1回使うた人が次来るかどうか。だから、初めてのイメージとしては1回使うてみようかになるけども、やっぱりこんだけ民間での競争が激しい中で、やっぱり公的な施設使って使用料、あそこは払うてないけれども、やっぱりもう少しサービスがいいということの条件でないとなかなか厳しいなということを申し上げておきます。 ○薮内孝次教育部長  これも先ほどと同じようにそれぞれ受け方が違うと思いますし、料金設定もたくさんメニューがあると思いますので、その感想ということになろうかと思いますし、そういう意見があることについては事業者に対してもお伝えをしていきたいと思いますし、たくさんの方が利用されるように今後も努力をしていただくようにお伝えいたします。 ○奥村文浩委員長  いいですか、ほかにもうありませんか。  ほかになければ、この程度にとどめます。  暫時休憩いたします。説明員の方は退席を願います。           〔説明員退席〕           午後1時49分 休憩         ─────────────           午後1時57分 再開 ○奥村文浩委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  本日の午前中の審査において、宮園委員からの発言中、不適切な部分があり、取り消したいと申出がございます。ついては、議事録を精査の上、適当な措置を取りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  閉会中の委員派遣、管外行政視察についてお諮りいたします。  実施日、視察先、視察目的等は、正副委員長にご一任いただき、議長に対し委員派遣承認要求の手続を行います。これに異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○奥村文浩委員長  異議なしと認め、そのように決定いたします。 ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○奥村文浩委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。 ────────────────────────────── ○奥村文浩委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会とします。           午後1時59分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            文教常任委員長                                奥 村 文 浩...