• "適応指導教室"(/)
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  1. 城陽市議会 2022-12-22
    令和 4年第4回定例会(第6号12月22日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年第4回定例会(第6号12月22日) 令和4年         城陽市議会定例会会議録第6号 第4回      令和4年12月22日(木曜)午前10時30分開議   〇出席議員(18名)      熊  谷  佐 和 美  議 員      上  原     敏  議 員      奥  村  文  浩  議 員      谷  村  浩  志  議 員      平  松     亮  議 員      一  瀬  裕  子  議 員      澤  田  扶 美 子  議 員      谷  口  公  洋  議 員      西     良  倫  議 員      増  田     貴  議 員      太  田  健  司  議 員      相  原  佳 代 子  議 員
         谷     直  樹  議 員      小 松 原  一  哉  議 員      土  居  一  豊  議 員      本  城  隆  志  議 員      語  堂  辰  文  議 員      若  山  憲  子  議 員 〇欠席議員(2名)      乾     秀  子  議 員      大  西  吉  文  議 員 〇議会事務局      長  村  和  則  局長      本  田  一  美  次長      井  上  悠  佑  課長補佐                  議事調査係長事務取扱      葛  原  さ  な  主事      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      今  西  仲  雄  副市長      本  城  秋  男  副市長      北  澤  義  之  教育長      森  島  正  泰  理事                  都市整備部長事務取扱      荒  木  正  人  理事                  企画管理部長事務取扱      村  田  正  明  理事      河  合  寿  彦  危機管理監      綱  井  孝  司  総務部長      森  田  清  逸  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      大  石  雅  文  まちづくり活性部長      森  本  都 士 男  まちづくり活性部参事      南  郷  孝  之  消防長      大 喜 多  義  之  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      吉  川  保  也  企画管理部次長      上  羽  雅  洋  総務部次長      浜  崎  哲  也  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  健康推進課長事務取扱議事日程(第6号) 令和4年12月22日(木曜)午前10時00分開議     (総務常任委員会付託分)  第1 議案第 63号 城陽市組織条例の一部改正について     議案第 66号 城陽市議会議員及び城陽市長の選挙における選挙運動用自動車の使             用の公営に関する条例等の一部改正について     議案第 77号 城陽市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正             について     議案第 78号 城陽市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第 79号 城陽市職員の給与に関する条例及び城陽市会計年度任用職員の給与             及び費用弁償に関する条例の一部改正について     (建設常任委員会付託分)  第2 議案第 68号 市道路線の認定について     議案第 69号 市道路線の認定について     (文教常任委員会付託分)  第3 議案第 67号 城陽市総合運動公園駐車場条例の一部改正について  第4         淀川・木津川水防事務組合議会議員選挙  第5 議案第 81号 固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについて(市             長提出)  第6 議案第 80号 令和4年度(2022年度)城陽市一般会計補正予算(第8号)(市長             提出)  第7 意見書案第4号 GIGAスクール構想による一人1台端末や通信環境の整備・維             持、ICTを活用した教育の振興のため恒常的な国の支援策の創設             に関する意見書     (総務常任委員会付託分)  第8 請願第4-2号 「消費税のインボイス制度の実施中止を求める意見書」を政府に送             付することを求める請願書     請願第4-3号 城陽市水道の水源として地下水利用を守ることに関する請願     (文教常任委員会付託分)  第9 請願第4-4号 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願  第10         常任委員会並びに議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続す             ることについて 〇会議に付した事件  議事日程に同じ           ────────────────────── ○谷直樹議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は18名でございます。乾議員、大西議員は欠席の連絡を受けております。  これより令和4年第4回城陽市議会定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程に入るに先立ち、お諮りいたします。  先日の若山議員一般質問中、不適切な部分があるので取り消したいとの申出がございました。後刻速記録を精査の上、適当な措置を取りたいと思いますので、ご了承願います。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第1、議案第63号及び議案第66号並びに議案77号から議案第79号までの5議案を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第63号及び議案第66号については去る12月2日の本会議において、議案第77号から議案第79号までの3議案については去る12月15日の本会議において、総務常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。
     澤田扶美子総務常任委員長。 ○澤田扶美子総務常任委員長  〔登壇〕 今期定例会において、本委員会に付託されました5議案について、12月6日及び16日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  まず議案第63号、城陽市組織条例の一部改正について、報告いたします。  本案は、社会情勢の変化や重要な行政課題に対応できる行政組織とするため、提案されております。  審査に当たり、市は、改正の概要を説明し、自治体DXのさらなる推進のための体制強化を行うとしています。  組織の改編内容は、 o 企画管理部デジタル推進課デジタル推進係を新設し、デジタル推進課総務情報管理課情報管理係分掌事務を移管 o 総務部については、総務情報管理課を改組し、総務課に庶務係と文書法制係を置く o 消防本部は、総務課を消防総務課に改める としました。  質疑において、委員は、新設されるデジタル推進課の職員数と職員定数への影響を尋ね、市は、現時点では情報管理係の職員とDX対応の職員を合わせ、課長も含めて5人程度を予定していると答えました。  このほか質疑等なく、採決の結果、議案第63号は、全員で可決しました。  次に、議案第66号、城陽市議会議員及び城陽市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部改正について報告いたします。  本案は、公職選挙法施行令の一部を改正する政令が施行されたことに伴い、城陽市議会議員及び城陽市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営単価を改正するため、提案されております。  審査に当たり、市は、選挙運動用自動車の使用については、 o 一般運送契約以外の契約の借入れ限度額を現行の1万5,800円から1万6,100円に o 一般運送契約以外の契約の燃料費の限度額を現行7,560円から7,700円に改正  選挙運動用ポスターの作成については、 o ポスター1枚当たりの作成単価を現行の525円6銭から541円31銭へ o 企画費を現行の31万500円から31万6,250円に改正  選挙運動用ビラについては、 o ビラ1枚当たりの作成単価を現行の7円51銭から7円73銭へ改正 としました。  審査において、特に質疑等なく、採決の結果、議案第66号は、全員で可決しました。  続いて、追加提出されました議案第77号から議案第79号までの3議案について報告いたします。  これら3議案は、いずれも令和4年の人事院勧告に鑑み、国家公務員及び近隣市町の給与改定の動向を考慮し、それぞれの期末手当等を改定すべく、提案されております。  まず、議案第77号、城陽市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について報告いたします。  市は、改正概要について、令和4年12月支給分から議員の期末手当の支給率を100分の5加算し、年間合計を100分の330にすると説明しました。  質疑において、委員は、令和4年度の影響額を問い、市は、改正による影響額は52万1,000円と答えました。  討論において、一部委員は、人事院勧告は尊重されるべきだが、我々議員の分については、市民の生活が厳しい状況にある中、引上げは避けるべきと反対の意見を述べました。  採決の結果、議案第77号は、賛成多数で可決しました。  次に、議案第78号、城陽市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について報告いたします。  改正概要について、市は、令和4年12月支給分から市長、副市長、教育長及び公営企業管理者期末手当の支給率を100分の5加算し、年間合計を100分の330にする。影響額は20万2,000円と説明しました。  委員会は、特に質疑等なく、採決の結果、議案第78号は、全員で可決しました。  続いて、議案第79号、城陽市職員の給与に関する条例及び城陽市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について報告いたします。  市は、改正概要について説明し、 o 令和4年12月支給分から勤勉手当の支給率を再任用職員以外の職員は100分の10、再任用職員は100分の5それぞれ加算 o 一般職員の給与を令和4年4月1日に遡及して平均0.31%引き上げる o 一般職員の給与表を準拠している会計年度職員の給与を来年度から引き上げる とし、影響額は、正規職員は2,780万6,000円であるとしました。  本案につきましても、質疑等なく、採決の結果、議案第79号を全員で可決しました。  以上、本委員会に付託を受けました5議案の審査経過と結果の報告を終わります。  令和4年12月22日 総務常任委員長 澤田扶美子                              (報告書は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  議案第77号に対して、反対の討論をさせていただきます。  2020年から続くコロナ禍の中で、市民の暮らしは大変厳しいものとなっています。廃業に追い込まれた中小企業の経営者やそこで働いておられた労働者の方が、寒空の下で職探しに追われておられます。特に子育て中のパートの方や非正規の女性労働者の方は、賃金の切下げやシフト外しなどで不安定な収入となっています。今回の8波にわたるコロナ感染の中で、食料品をはじめとした物価高が重い消費税の負担とともに、生活費を圧迫しております。さらに異常な円安の中で、輸出大企業は内部留保を積み伸ばす一方で、燃料や輸入食料品の高騰が続き、格差がますます広がっています。これらの問題は、個人の責任や自然現象ではなく、まさに社会の歪み、政治の貧困が現れているものといえます。  私たち議員には市民の暮らしや健康の願いを真摯に取り上げて、行政に改善策を提示し、具体化を図っていく任務があります。今回の議員報酬期末手当については、コロナ禍での市民の暮らしを鑑み、引き上げる条件にはないと考えます。  以上、議案第77号に反対の討論とします。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  5議案全て賛成でありますが、議案第63号について賛成の立場で討論いたします。  この条例改正は、改正案を受けて、平成26年4月定例会に危機管理企画政策市長直轄にする組織改正案が出されたのを思い出しています。その際にも申し上げましたが、組織改革は人をやる気にさせる源であります。その組織を動かすのは人であります。組織は人なりという言葉があります。この考え方の根底に流れるのは、人を愛し、思いやりという人間的な心の存在であります。人々が他人と支え合う関係がなければ、組織社会は成り立ちません。人が人を思いやる、このイメージが組織は人なりと言われるものです。  もう一つは、なぜ人は働くのか。簡単にその答えを見つけるのは難しいことですが、しかし、意欲が働くことに深く関わっていることがモチベーション研究家によって指摘されています。意欲は人を動かすエンジンであります。仕事をするための根底をなすものであると言われています。ぜひ今回の組織改革において職員の皆さんがこの職務に就いた、新しい企画だ、仕事をやろうと職員の方に思わせていただきたいと思います。  人を動かすのはトップである市長であり、補佐する副市長、そしてここにおられる部長等の皆さんです。この議案第63号は、デジタル化という時代の流れにまさに適した改正であると思います。職員の方がやる気を出して仕事をされるよう期待し、賛成討論といたします。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって討論を終わります。  これより議案別に採決いたします。  まず議案第63号を採決いたします。  議案第63号は、ただいまの報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第63号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号を採決いたします。  議案第66号は、ただいまの報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第66号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第77号を採決いたします。  議案第77号は、ただいまの報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  挙手多数。よって議案第77号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号を採決いたします。  議案第78号は、ただいまの報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第78号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第79号を採決いたします。  議案第79号は、ただいまの報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第79号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第2、議案第68号及び議案第69号を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第68号及び議案第69号については、去る12月2日の本会議において、建設常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  平松亮建設常任委員長。 ○平松亮建設常任委員長  〔登壇〕 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案第68号及び議案第69号の2議案について、12月9日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  委員会は、冒頭、議案第68号及び議案第69号に係る市道路線の認定箇所の現地を視察し、状況把握に努めたところであります。  初めに、議案第68号、市道路線の認定について報告いたします。  本案は、都市計画法に基づく開発行為により設置された道路を、市道2481号線として認定するものであります。  委員から、電柱に街灯がついていなかった。寄附を受ける前に設置するよう開発事業者に求めるべきとの意見がありました。  採決の結果、議案第68号は、全員で認定しました。  次に、議案第69号、市道路線の認定について報告いたします。  本案は、都市計画法に基づく開発行為により設置された道路について、市道3204号線として認定を行うものであります。  質疑等なく、採決の結果、議案第69号は、全員で認定しました。  以上、本委員会に付託を受けました議案第68号及び議案第69号の2議案の審査経過と結果の報告を終わります。  令和4年12月22日 建設常任委員長 平松亮                              (報告書は巻末に掲載)
    谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  討論なしと認めます。  これより議案別に採決いたします。  まず議案第68号を採決いたします。  議案第68号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第68号は、認定することに決しました。  次に、議案第69号を採決いたします。  議案第69号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第69号は、認定することに決しました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第3、議案第67号、城陽市総合運動公園駐車場条例の一部改正についてを議題といたします。  ただいま議題となっております議案第67号については、去る12月2日の本会議において、文教常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  一瀬裕子文教常任委員長。 ○一瀬裕子文教常任委員長  〔登壇〕 失礼します。12月2日の本会議において、本委員会に付託されました議案第67号、城陽市総合運動公園駐車場条例の一部改正について、12月12日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本件は、受益者負担の適正化を図ることで、総合運動公園一帯をより魅力ある施設に整備することを目的に、駐車場使用料を改定するため提案されています。  質疑において、委員は、使用料引上げの理由を問い、市は、多目的広場は昭和59年に、体育館は昭和61年に供用を開始し、老朽化が進んでいる。大規模改修を見据えた検討を進めているが、多額の財政負担も見込まれる。改修には財源が必要であり、受益者である皆さんに支えていただくという観点から、駐車場料金の改定を行うと答えました。  また、体育館の改修費用と引上げによる増収見込みを問い、市は、改修規模にもよるが、改修費用は約20億円、増収見込みは年間約1,800万円を見込んでいると答えました。  討論において、反対の立場の委員は、利用者の多くが車を利用する立地であり、値上げは利用者を減らすことにつながると述べる一方で、賛成の立場の委員は、市民以外の利用者も多く、施設の維持管理には受益者負担の考え方が相応と述べました。  また、今後、市民優遇の方策については検討してもらいたいとの意見も出されました。  採決の結果、議案第67号は、賛成多数で可決しました。  以上、本委員会に付託を受けました、議案第67号についての審査経過と結果の報告を終わります。  令和4年12月22日 文教常任委員長 一瀬裕子                              (報告書は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  会派の委員が欠席しておりましたので、確認することができませんので、1点委員長に確認をいたします。  薮内部長は、委員の質疑に対する答弁の中で、個人の嗜好の部分が強いというふうな発言で答弁があったということを聞いておりますが、委員長のほうでそういう事実はあったのか。またあったとすれば、どのような質疑に対してその嗜好という言葉を使って答弁されているか。確認できておりましたら、説明をお願いいたします。 ○谷直樹議長  一瀬委員長。 ○一瀬裕子文教常任委員長  失礼します。先ほど委員長報告させていただいたとおり、詳細は後日、委員会記録が作成されまして配付されることになりますので、詳細はそちらのほうで確認していただきたいと思いますが、メモ程度で記録している範囲でご答弁を申し上げるということでよろしいでしょうか。  先ほども申し上げたんですが、一般の利用者に負担が行くことに理解が得られるのか、負担が増すことは市民の体力づくりなど様々な利用に抑制がかかるのではないかという委員からの質問に対して、かいつまんで、受益者負担が前提となります地方自治法224号の規定もあり、利用の公平性を考えたときに、市民の生活に欠かせないもの、あるいは高度な社会の要請のあるものと個人の価値観や嗜好の違いによって要請が異なるものが対峙する。これと公共性が高く民間には提供できないもの、民間でも提供ができるようなものに分けると、駐車場や運動公園にあるものは嗜好の部分と民間でも提供が可能なものとなるため、受益者負担の割合で言えば全額から高いレベルの負担を求めることになる。義務教育施設、道路、図書館は無料化なり低いレベルの負担の施設となりますが、そういったことから駐車料金は負担願いたいと考えているというような答弁があったと記憶しております。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  ここの鴻ノ巣山運動公園は私が議員をやってから開設されたもので、当初から文化よりもスポーツという形で鴻ノ巣山運動公園、あるいは体育館に絶えず出入りをさせていただいたんですけれども。やっぱり文化パルクとの対比の問題、それから木津川運動公園ができまして、あちらが無料でありますので、どうなのかということがありますけれども、この駐車場が目の前にある駐車場だけじゃなしに、下から上がっていきますと、結構時間がかかる。そこで受付登録だけして帰るにしても、30分ぐらいはすぐ経過するということがあります。そういう意味では、やはりこの時間は短いというふうに思います。  それからもう一つは、さっき委員長が報告されましたように、市が言うのには老朽化と言いますけれども、これはもともと30何年たっていましたら老朽化に対する対策は早くから練っていきながら、その対策をしなければいけないけれども、私は駐車場料金だけで、それは一部でしょうけれども、そういう対策を練るということはちょっと作法としては間違いではないかというふうに思いますので、この駐車料金の時間短縮での料金設定は反対いたします。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  谷口議員。 ○谷口公洋議員  本城議員同様、この議案に対しては反対の立場で話をさせていただきます。  日本国憲法第25条には、すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると明確に記されています。長い間、そのために国民は様々な戦いを経験しながらここまで来たわけであります。第2項には、国に対してその条件整備をするように書かれているわけであります。さきの議会になりますけれども、健康で文化的なの面の文化的なというところで、我が城陽市はあの文化パルクを売却して、さらに文化パルクの駐車場を値上げするということを行いました。文化パルクの中には図書館があり、様々な催しを行う施設もたくさん入っています。ゆっくりと市民が鑑賞して、また図書館で本を読み、借り、本を借りるのも頭から分かっていて借りに行ったら1時間で済むやないかというような議論もちょっとあったように思うんですけれども、図書館というのはそういうものではありません。図書館の司書という仕事は日非常に重要な仕事があるのです。市民全体の文化の責任を負うような、そういう仕事でもあるのです。そういうことを考えたときに、城陽市民の文化的な教養といいますか、様々なものに対してのマイナスの行為が非常にこの間多かったと思っています。  そして今回、今度は健康で文化的なの健康の部分が今また狭められようとしているように思います。あの施設は様々な運動場に加えて、春は桜が咲き、秋は紅葉があり、また青空の澄み切った中でゆっくりと過ごせる施設であります。このようなところには市民だけではなくて、ほかの市民が来たっていいじゃないですか。そういうことも考えると、軽々に駐車場の料金を上げるようなものではありません。  本城議員も言われたとおり、建物の老朽化については引当金なり、そういうものがきちんとできていなくてはならないはずです。そういうもので補って改善すべきであって、今回の駐車場の値上げは、そういう健康で文化的なという、城陽市民が最も重要にすべき事柄が侵害されそうな気がしますので、これについては明確に反対いたします。  以上です。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  議案第67号、城陽市総合運動公園駐車場条例の一部改正に対する反対討論をいたします。  この条例改正理由は、受益者負担の適正化を図ることで総合運動公園一帯をより魅力ある施設に整備することを目的とするとされています。年間利用者台数の約60%の2時間以内に無料である車に対して、料金を徴収することが受益者負担の公平であると説明がありました。また、これまでスポーツ団体の使用時に無制限に出していた無料券の配付、この数は制限するが、スポーツの振興、市民の体力向上等を考慮して無料券の提供は継続するとも言われました。薮内部長は、駐車場や運動公園の利用は個人の嗜好の部分が強いとも発言されています。テニスコートやトレーニングルームを使用する方は個人の嗜好部分があるかもしれませんが、幼い子供さんを遊ばすことも嗜好や好みと言えるのですか。福祉保健部は、城陽市マイレージ事業で楽しく歩こうを企画し、実行されています。体を動かすこと、運動は健康につながるとして、ウオーキングアプリで団体登録して、楽しく健康づくりを進めています。この方たちが総合運動公園を使えば、嗜好と言えるのですか。好みの問題になるのですか。なるとすれば、福祉保健部の事業は市民の好みを向上させるための事業ですか。福祉保健部の事業は、健康推進を図り、国保医療費の縮減につなげる狙いもあるのではありませんか。教育委員会は、福祉保健部と連携をしないのですか。  2時間無料は2時間以上利用して駐車料金を払う人とで不公平が生じるとの答弁も受けています。それでは、体育館建設から30年が経過すれば、現在の2時間無料の条例は不公平になるのですか。どうして2時間無料の定めをしたときに不公平感が出ないのですか。建物が老朽化したら不公平になるのですか。公共の建物とはそういうものではないと思う。条例改正とはそんなに軽いものなのか。総合運動公園は市民の公園であります。少なくとも教育委員会の公園ではありません。市民が無料で2時間楽しく利用することを市長、教育長、どうして否定するのですか。  条例改正の目的は明確にすべきであります。一般質問で確認しましたが、理解できないところが今でもあります。改正の目的の理由は重みがあります。特に受益者負担の適正化という言葉を今改正で使ったことを理事者以下全ての部長は記録し、記憶にとどめ、今後、自らの業務において受益者負担の適正化ができているか、全てを確認し、あらゆる業務をやっていただきたい。  以上、反対討論といたします。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって討論を終わります。  これより議案第67号を採決いたします。  議案第67号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  挙手多数。よって議案第67号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第4、淀川・木津川水防事務組合議会議員選挙を行います。  本市選出の淀川・木津川水防事務組合議会議員の辞職に伴い、1名の欠員が生じましたので、同組合規約第7条の規定に基づく補欠選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選により行います。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって選挙の方法は、指名推選により行うことに決しました。  お諮りいたします。  指名の方法につきましては、議長において指名することにいたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって指名の方法は、議長において指名することに決しました。  淀川・木津川水防事務組合議会議員に菊岡洋介さんを指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました菊岡洋介さんを淀川・木津川水防事務組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました菊岡洋介さんが淀川・木津川水防事務組合議会議員に当選されました。                              (候補者は巻末に掲載)           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第5、議案第81号、固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第81号、固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてご説明申し上げます。  本件は、現在、固定資産評価審査委員会委員でございます岡野則夫氏の任期が令和4年12月26日に満了となりますが、引き続き同氏を選任いたしたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第81号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって議案第81号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
     これより議案第81号を採決いたします。  議案第81号は、同意することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第81号は、同意することに決しました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第6、議案第80号、令和4年度城陽市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第80号、令和4年度城陽市一般会計補正予算第8号につきましてご説明申し上げます。  2ページ、3ページをお願いいたします。  今回の補正予算は、補正前予算額350億2,269万6,000円に、歳入歳出それぞれ3,853万7,000円を追加し、予算の総額を350億6,123万3,000円とするものでございます。  補正の内容といたしましては、歳出予算では、衛生費で、出産・子育ての継続的な支援に係る経費3,853万7,000円を計上いたしております。  次に、歳入予算では、府支出金で、出産・子育て応援交付金3,211万4,000円、繰入金で、財政調整基金繰入金642万3,000円を計上いたしております。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  子育てしやすい、出産しやすいという方策を全国で展開しているわけなんですけれども、城陽市においては1人当たり幾らか、それから何人を想定されているのか、まずお答えください。 ○谷直樹議長  浜崎次長。 ○浜崎哲也福祉保健部次長  失礼いたします。今回の補正予算に対しましての人数は380人を想定しております。さらに国・府が求めております予算を加味しまして、1人当たり10万円を給付するように考えております。  以上でございます。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  今、子育てというよりも、出生率がどんどん落ちてきていまして、城陽市のほうも新聞にもたまたま城陽市の統計という形で、京都府の統計も含めて出ておりますけれども、今後、これだけではなかなか難しいと思いますけれども、出産に対する援助というのはほかにも考えられることがありましたら、お答えください。 ○谷直樹議長  浜崎次長。 ○浜崎哲也福祉保健部次長  出産に対する助成援助ということでございますけれども、この10万円は妊娠時期の5万円、それから出産時期の5万円、それよりもほかに城陽市はカフェテリア事業として1人1万円の給付を行っております。令和4年度は継続いたしておりますけれども、そうした事業の拡充も含めた様々な検討を今後してまいることになるかなと思っております。ただ、令和5年の当初予算等の財政部局との協議も踏まえまして、どういった拡充ができるかについては、今後、検討してまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  最後は要望になりますけれども、出産をしたいという形で努力したけれども、途中で流産された方なんかもこれからあるかもしれませんので、そういうときもどう補助するかということも念頭に入れながら計画を立てていただきたい、あるいは奨励できるような形での予算配分というのも考えていただきたいということを申し上げて、終わります。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。  相原議員。 ○相原佳代子議員  同じくこの出産・子育ての継続的な支援に係る経費でございますが、先ほどの答弁の中で380人という数字が出ていましたけれども、この根拠になさっているのは何なのか。そして、この10万円ですけれども、対象になる方はどのような方なのか。そして今日ここで賛否を採られるわけですけれども、賛成となればどういう形で今後、入金というふうな運びになるのか、具体的に教えてください。 ○谷直樹議長  浜崎次長。 ○浜崎哲也福祉保健部次長  失礼いたします。まず380人の見込みでございますけれども、こちらは令和4年4月から10月までにお生まれになられた方、実績240人と、さらに11月から2月、これは平均でございますけれども、その見込み140人、合わせて380人に対しての支給給付を見込んでおります。  具体的な流れについてのご説明になりますが、恐れ入ります、ちょっと概要からご説明をさせていただきます。こちら令和4年11月22日に開催されました第1回自治体説明会、そうした国・府からの通知に基づきまして、支援が手薄な0歳から2歳児の低年齢期に焦点を当てて、妊娠時から出産、子育てまで一貫した伴走型相談支援の充実を図るとともに、地方自治体の創意工夫により妊娠・出産時の関連用品の購入費助成、産前・産後ケア、一時預かり、家事支援サービスの利用負担の軽減を図る経済的支援、これを一体として実施する事業を創設し、継続的に実施すること、これが示されておりまして、これに基づきまして、国も令和4年12月2日に予算を成立させ、また府も令和4年12月に追加補正を行って、令和5年1月以降の早期に実施できるよう予算面の手続を進めております。本事業は、自治体準備の整ったところからと開始時期に幅を持たされております事業でございまして、市も早急に対応できるよう所要の経費について、今回、追加補正としてご審議いただくものでございます。  妊娠の際のお届けを例に取って申し上げますと、例えばお届けをしてくださった妊婦の方、可能であればそのときに、また日時を変えて面談を実施いたしまして、市の支援や使える制度などもご説明する中で、不安感や孤独感、焦燥感を抱えておられる方にはそれを薄め、お困りごとなどないかをつぶさに聞き取りして、必要な支援につなげるほか、その際に応援交付金の申請書をお渡ししてご提出いただくことで、迅速な経済支援、これが口座振替による現金給付につなげてまいりたいというふうに考えております。そうした事業でございます。よろしくお願いいたします。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  これに至るまでのことを説明いただいたわけでございますが、市町によっては商品券であるとか、そういうようなこともちらっと聞いたりもしているんですけれども、城陽市におきましては10万円給付ということで。私が先ほど質問させていただいたのは、まだお腹の中にいらっしゃる方もいらっしゃれば、もう4月1日以降で出産されている方もいらっしゃいますね。具体的に国が言っているのは分かりますけれども、この後、市としてはどのように進められるのか、今できる範囲で答えてくださいということを先ほどちょっと質問させていただいたんですけれども。そのあたりの今現時点で市のお考えというか、計画されてどういうふうに相手の方に渡っていくのか、そこについて再度質問させていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ○谷直樹議長  浜崎次長。 ○浜崎哲也福祉保健部次長  具体的なフローの詳細になろうかと思います。まずいつから始めるかという点につきましては、これも実は国が当該交付金事業に係る第2回の自治体説明会、これを12月26日に開催を予定しておられます。あくまで今、分かっている状況でご説明させていただくものになりますけれども、そうした事務進行、後に示される要項内容に沿っての事業展開をいたしますので、断言いたしかねる未確定な部分もございまして、時期についてはまず1月以降としか現時点では申し上げられないような状況でございます。市は比較的早期に行いたいと思っております。  また、内容としまして、面談等の実施、母子健康手帳交付時、それから新生児訪問、また乳幼児家庭全戸訪問時の面談を行った後、その方に申請書をお渡しすることでそちらの現金の給付につなげてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  これから生まれる方とかはそういう面談というのも分かりますし、4月1日にもう既にお生まれになられている方についてどういうことなのか。アンケートを取られるのかとか、そういう問答をされるのかとか、そういったところについて聞きたかったわけなんです。これから生まれる方は、もちろんそういうことをされるということは国からも言われていることは承知していますけれども、4月1日以降にもう既にお生まれになられている方ということで聞きたかったんですけれども、これについてはもう3回目ということで聞けませんので、そういう質問をさせていただきました。人数は分かっていて、実際のところ本年度4月1日以降の方が該当者ということでございますので、しかるべく早い段階でその方々に行き渡って、必要なものを買っていただいて、子育てに必要なものをそろえていただく、そういうことにつなげていただきたいと思いますので、今後、その流れについてはまた適時ご報告をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。  上原議員。 ○上原敏議員  失礼いたします。まさに今のお話の続きなんですが、既にお生まれになった方へのヒアリングの方法を具体的にお願いいたします。 ○谷直樹議長  浜崎次長、ゆっくりめに答弁をお願いします。 ○浜崎哲也福祉保健部次長  既にお生まれになった方への給付でございますけれども、これは令和4年4月以降に生まれた方を全て対象といたしておりまして、その方々は既に妊娠届も出生届も出しておられますので、そういった方に関してはアンケートをこちらから送付をいたします。そのアンケートの結果によって、面談が必要な方は必要な面談につなげてまいりますし、そうした面談は必要ないという方であっても、そのアンケートの回答を基にこちらからまた申請書をお渡しして、合わせて10万円の給付をさせていただきたいというふうに考えております。そういった事業で考えております。  以上でございます。 ○谷直樹議長  上原議員。 ○上原敏議員  分かりました。こっちのほうが人数が多いわけなので、その部分をお答えいただきたかったということを重ねてお伝えして、終わります。結構です。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。  熊谷議員。 ○熊谷佐和美議員  今のご質問にちょっと関連してなんですが、まず今回、5万・5万、いずれにしても申請をしないことには給付には至らないということになりますので、ここはやっぱり丁寧にやっていただく必要があるのかなと思います。漏れなくということですね。  それと、今回の場合は現金給付で5万・5万の給付ということでありますが、国のほうの動向を見ておりますと、明年からもこちらの出産・子育ての応援交付金というものは継続してやっていこうという流れになっていくと思います。もう既に原課のほうでは検討はされているとは思うんですけども、現在、城陽市におきましても、子育て応援のための支給の交付を行っております。こちらとの関連ですよね。やっておられる部分のお金の部分と、今年度からこの5万・5万来る部分と、それと来年度からも継続すれば、その部分はどのように精査されていくのかですね。  それと、これは自治体の裁量に任されていくと思うんですけども、工夫で、現金給付だけではなくて、子育て支援のサービスに使えたりであったりとか、クーポンであったりとか、様々な形態も考えられるわけなんですけども、そういったいろんなメニュー等も今後、市として皆様にアンケートを出すということですから、そういうアンケートの中身に実際に皆さんがどのようなアンケートを取られようとされているのか。例えばこの給付に関してもどのようなことをご希望されているのかとか、そういうことはアンケートの中に書かれているのかどうか、その辺も教えていただきたいと思います。  それと、先ほどから出ている給付の具体的なというところですよね。例えば妊娠時であればすくすくカウンターのほうに行かれたときに給付申請等をするということですよね。あとお生まれになったときには出生届を出されたときとか、そういうときになると思うんですけども、実際にそういうことがはっきりと分からないと言えないので、そこら辺のことも1月からということでしたら、早急に議員のほうにはお知らせいただきたいと思います。 ○谷直樹議長  浜崎次長。 ○浜崎哲也福祉保健部次長  順にお答えできればと思います。  アンケートの中身をまず聞いていただいた分なんですが、これも国が発出するQ&A、あるいは要項等で様式の定めが今後、出てまいりますので、その中に追加できるものかも含めて検討してまいりたいと思います。  1万円事業を今後どうするかという部分なんですが、国が発出します出産・子育て応援交付金事業Q&Aによりますと、既に自治体独自に妊娠・出産期の経済的支援を先行して実施している場合、当該自治体で出産・子育て応援交付金の事業、今回の事業が開始されるにもかかわらず、妊婦・低年齢のいる子育て家庭世代にとって支援が全国同等に強化されないのは望ましくないことから、基本的に本事業による出産応援ギフト、子育て応援ギフトなどは当該事業、自治体の独自事業に上乗せして支給を続けていっていただきたいというようなことが記載されております。ただ、こうしたものにつきまして、私ども令和5年の当初予算の内容で継続するための予算をまたご審議いただくことになるんですけれども、そこでどうした形で盛り込んでいけるかにつきましては、5年度の当初予算の編成時において財政部局ともよく協議・調整してまいりたいというふうに考えております。  給付に関しての条件でございますけれども、今回、現状で示されている概要情報の中身によりますと、妊娠の届けをされた方の面談を必ず行って、その面談の後に、その面談の結果、面談を実施したということを受けて給付の条件が整うといったことになっております。先ほどおっしゃっていただきました出産の届けの後、これもまた面談を行うということになりますので、これを出生届を済まされた後、新生児の相談であるとか、こんにちは赤ちゃん事業でありますとか、こちらが行います面談を行った後に申請書をお渡しして、給付につなげていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○谷直樹議長  熊谷議員。 ○熊谷佐和美議員  そしたら、今年度市が独自で子育て支援をやっていただきましたので、それプラス10万円というふうに理解をさせていただきます。  令和5年度の予算等につきましてはこれからになりますので、よりアンケートの中も含めまして、本当に皆様に喜んでいただける、今回もこの面談というところが大きな1つのキーポイントにもなっております。これはやっぱり伴走型の支援を今後、子育て支援の0歳から2歳の保育園がまだ無料化にもなっていなくて、在宅されているところも多いとお聞きもいたしますので、その中で伴走型支援が必要な方がまたそこで様々な子育て支援のほうに本当に手厚く行き渡るようになっていくこと、そしてやはり対象者の方が1人も漏れなく丁寧にこのことを受けていただけるように、これは要望とさせていただきます。  あとまた26日の様々な国・府からのご説明の後、またきっちりと議会のほうに整理してご報告いただきますことを重ねて要望させていただきます。 ○谷直樹議長  本城副市長。 ○本城秋男副市長  先ほどの答弁の関係なんですけど、今現在、城陽市が今年度からスタートしました1万円の事業ですね。それと今回の10万円の事業、非常に類似しているのはご存じのとおりやと思うんですけども、今年度、4年度の予算化しました事業につきましては、出産の時期等も関係がありまして、5年度にも当然継続して予算計上しなければならない。そうしないと出産の時期によって不公平が起こるということがございますので、ご審議をいただきますが、この4年度実施の1万円の事業の継続というのは考えていくべきだとは考えております。それ以降につきましては、今、申し上げましたようにあまりにも類似している今回の事業でございますので、単純に上積みして実施していくのか、またあるいはほかの施策のことを検討するのかにつきましては、6年度の当初予算の段階で再度検討したいというふうに考えているところでございます。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第80号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって議案第80号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  討論なしと認めます。  これより議案第80号を採決いたします。  議案第80号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第80号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第7、意見書案第4号、GIGAスクール構想による一人1台端末や通信環境の整備・維持、ICTを活用した教育の振興のため恒常的な国の支援策の創設に関する意見書を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  小松原一哉議員。 ○小松原一哉議員  〔登壇〕 それでは、議案書の朗読をもって提案理由の説明といたします。  GIGAスクール構想による一人1台端末や通信環境の整備・維持、ICTを活用した教育の振興のため恒常的な国の支援策の創設に関する意見書  子供たちが豊かな創造性を備え、変化の激しい未来社会を自立的に生きていくため、一人一人の個性や能力に合わせた教育の実現を図るとともに、持続可能で活力ある未来社会の担い手として、求められる資質や能力を育成する教育環境を整備することは、我が国の初等中等教育において極めて重要な課題となっています。  政府・文部科学省におかれては、こうした点を踏まえ、また、コロナ禍における遠隔授業等の実施を早期可能とするため、令和5年度までとされていたGIGAスクール構想に基づく整備計画を前倒しされ、全国の地方自治体への強力な財政支援を行い、令和3年度までに児童・生徒1台の端末(タブレット端末)の整備は、全国的にほぼ完了したところです。文部科学省の方針としてデジタル教科書を順次導入していくことが決定していますが、それも、全ての児童・生徒が情報端末を使って学ぶ環境が維持されてこそ実現するところです。  しかしながら、地方自治体の財政力は、自治体ごとの違いはあるとはいうものの、総じて将来にわたって行っていくことは大変困難です。本市においても財政状況は厳しく、今後見込まれる多額の関係経費の財政確保は難しい状況にあります。  つきましては、今後のさらなる情報教育環境の実現に向け、GIGAスクール構想による1人1台端末や通信環境の整備・維持、その適切な活用に係る環境を整えるため、下記のとおり、機器の維持・更新、高速ネットワークの維持向上、学習支援ソフトウェア等の購入、機器の適切な活用促進のための人的条件整備などへの恒常的な地方自治体への支援制度を国において整備されますことを要望いたします。                 記 1、1人1台端末(タブレット端末)の整備・修繕・更新、活用に係る通信及び回線速度改善等に係る恒常的な国庫補助金措置を講じること。 2、学習ソフトウェア・ハードウェア等の購入経費に係る支援を図ること。 3、通信費に対する財政支援を講じること。 4、情報通信技術支援員等(ICT支援員等)の配置及び充実への支援を図ること。 5、デジタル教科書無償化及びその活用に対する支援を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  以上、よろしくお願いいたします。
                                 (意見書は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第4号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって意見書案第4号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  この意見書については、今後のいわゆる子供たちの教育環境の整備という点では大変必要な意見書だと思っています。ただ1点、この意見書に名前を連ねるときにちょっと懸念に思ったことは、京都府が当然、高校などへのタブレットを有料、いわゆる5万円、個人の保護者から徴収をしている点です。そのことについては、これは国への意見書ですのでいわゆるここにはあえて我が国の初等中等教育というように記載がされていますが、1人1台の端末タブレットの整備や、その他の整備に十分留意をされるようにと書かれていますので、この意見書については賛成したいと思っています。  以上、賛成討論です。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって討論を終わります。  これより意見書案第4号を採決いたします。  意見書案第4号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって意見書案第4号は、原案のとおり可決されました。  ただいま議決されました意見書の字句及び取扱いについては、議長にご一任願います。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第8、請願第4-2号及び請願第4-3号を一括議題といたします。  ただいま議題となっております請願第4-2号及び請願第4-3号については、去る12月2日の本会議において、総務常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の請願審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  澤田扶美子総務常任委員長。 ○澤田扶美子総務常任委員長  〔登壇〕 12月2日の本会議において、本委員会に付託されました請願第4の2号及び請願第4の3号につきまして、12月6日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  委員会は審査に当たり、それぞれ請願者に出席を求めることを決めました。  では最初に、請願第4の2号について報告いたします。  本請願は、消費税のインボイス制度の実施中止を求める意見書を国へ提出することを求めて請願されております。  審査の冒頭、請願者は、請願の趣旨について陳述し、 o 2023年10月に開始予定のインボイス制度の登録率は、受付開始1年を過ぎても国内事業者数の約37.1%と低迷しており、制度が十分に理解されていないことや、制度によって被る不利益を危惧する事業者の多さを示している o 制度が実施された場合、消費税免税事業者である小規模事業は、インボイス登録をしない場合、取引先から仕事を切られる、または、商品代や工賃などから消費税相当分の値引きを強いられるのいずれかを余儀なくされる o このまま制度を強行すれば、経済界に大きな混乱を招くことは明らかである としています。  続いて、請願者への質疑を行い、委員は、日本商工会議所のインボイス制度に対する態度表明を問いました。これに対し、請願者は、制度の実施延期を検討すべきと先日発表されたと答えました。  一方、市に対する質疑において、委員は、城陽がんばる事業者支援給付金の利用者数を問い、市は、事業者数は把握していないが、1件につき10万円の給付で、約1億円以上を支出していると答えました。  討論において、本請願に賛成の立場の委員は、 o インボイス制度は消費税率の変更を伴わない増税にほかならず、小規模事業者を廃業に追い込むものである o コロナ禍において諸外国が税率を低減している中、時代に逆行するインボイス制度に反対する と述べました。  採決の結果、請願第4の2号は、賛成少数で不採択に決しました。  続きまして、請願第4の3号について、報告いたします。  本件は、①城陽市の水道の水源として、地下水の利用を守り続けること、②京都府の水道広域化プランの内容及び城陽市の考えについて、市は直接市民に説明し、市民の声を聞くことを求めて請願されております。  冒頭の意見陳述において、請願者は、 o 京都府水道広域化プランの案には城陽市内の浄水場を廃止し、地下水の利用をなくすといった内容が含まれている。地下200メートルに及ぶ城陽礫層により蓄えられた良質な地下水は、城陽市の宝であり、府の都合で放棄すべきものではない o 京都府は、12月にはパブリックコメントを行い、来年3月には水道広域化推進プランを決定するというスケジュールを発表しているが、市民にはこうした経過についての具体的な説明がない。水道広域化は市民の生活に直結する問題であり、市は丁寧に説明を行うべきである と請願の理由を述べました。  これを受け、委員は、請願者に対し地域住民の声について問い、請願者は、このような重要な問題が市民に知らされず京都府によって決定されることに反対する。城陽の地下水は守らなければいけないといった意見を複数の市民から聞いていると答えました。  続く市への質疑において、委員は、本市独自の水道経営と広域化した場合との比較を問うとともに、広域化に至った場合でも城陽の地下水は利用できるかと質しました。これに対し、市は、広域化した場合、より低料金となる見込み。将来的な人口減少を踏まえた市民負担の増加、災害対応時の地下水の活用も含め、コスト面を総合的に勘案した上で検討していくことになるとしました。  また、他の委員は、広域化推進プランについて議会への報告の時期はと問いましたが、市は、施設の改廃や費用負担の在り方など、府のたたき台が精査されていないため未定と述べました。  討論において、本請願に賛成の委員は、 o 市の命運を決する水道事業の広域化については明確に反対するという市の意見表明を求める と述べました。  採決の結果、請願第4の3号は、賛成少数により不採択と決しました。  以上、本委員会に付託を受けました請願第4の2号及び請願第4の3号の審査経過と結果の報告を終わります。  令和4年12月22日 総務常任委員長 澤田扶美子                              (報告書は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  西議員。 ○西良倫議員  消費税のインボイス制度実施の中止を求める意見書を政府に送付することを求める請願に賛成の立場で討論します。  インボイス制度の導入は、消費税率の変更を伴わない消費税の増税策です。消費税の増税実施をスタートした時点では、免税点は5,000万円でした。それが今、1,000万円になっています。免税事業者を無理やり消費税の課税事業者にさせるインボイス制度は、地域の零細事業者を廃業に追い込むことになり、多様な働き方やまちの活力を奪うことになります。インボイス非登録の個人タクシーがJRのタクシー乗り場から排除されようとした問題も起こっています。アニメーターや漫画家、俳優、声優などのフリーランス、個人事業者や一人親方、開業医、弁護士らが各地で声を上げています。  請願人が求めているのは、国に対して中止の意見書を上げることです。コロナ禍、原油・原材料高騰の影響を受けやすい方々の仕事と生活を守るために、この請願に賛成をいたします。  以上です。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  ただいま上程されています請願第4の3、城陽市水道の水源として地下水利用を守ることに関する請願に賛成の立場で討論をいたします。  城陽市の水道水は約80%の地下水に約20%府営水がブレンドされております。豊富な地下水を利用しているため、安定して安価でおいしい水道水が供給されてきました。ところが、京都府は国の強い要請を受けて、2023年3月末までに広域化計画を策定するとしております。これは2018年に国が水道法を改正して自治体の水道事業を民営化できるようにし、そのために都道府県に対して水道広域化プランの策定と実施を定めたことによるものであります。  京都府は、広域化に向けて今月の21日から1月13日まで2つのプランについてのパブリックコメントを募集しております。その1つは府営水道ビジョンについて、府営水道と府営水を受水している本市を含む10市町を対象にしたもので、事業統合と施設統廃合を問うものであります。もう一つは、京都府水道グランドデザイン、いわゆる国が求めている水道の広域化推進プランについて、府内の全市町村を対象にして施設統廃合と経営統合を問うものであります。市民に何の情報もないままでのパブリックコメントは、実施の施行のための手段そのものであります。京都府は2つの施設統合案を提示し、その第1案では、城陽市の全浄水場を閉鎖し、その第2案では、城陽市内で最も良質の地下水を揚水されています第1浄水場を廃止するといたしております。城陽市の誇りであるおいしい水道水、地下水を止めてよいのかが問われているものであります。  市民の皆さんから城陽の水はおいしい、それが飲めなくなるなんて絶対反対します。ペットボトルの水を買わずに今までこられたのは、地下水の城陽の水がおいしいからですなどの声が多く寄せられております。一度広域化すれば元に戻すことは至難の業となります。また、広域化したために事故や異常気象による豪雨などで河川からの取水が不能となり、長期間断水している例もあります。現在、そして次代の市民に城陽市の誇りである豊富な地下水を利用した水道水が守れたと報告ができるよう、本請願をご採択いただきますようお願いして、賛成討論といたします。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  谷口議員。 ○谷口公洋議員  インボイス制度の請願及び城陽市水道の水源として地下水を利用することに関する請願について、双方賛成の立場で意見を申し上げます。  インボイス制度については委員会で多々述べましたので、簡単に申し上げます。  私は40年間高校の教師をしてきておりましたけれども、たくさんの生徒を企業その他就職の世話もしてきました。決して大企業に入った生徒たちばかりではありません。中小企業に入っていった生徒たちもたくさんいるわけです。つい最近も、生徒たちからメールが寄せられました。こんなことをされたら大変なことになる。会社は潰れてどうやって生きていったらいいか分からないというような意見がいまだに元生徒たちから来るわけであります。90数%を中小企業が担っている我が日本でこのようなことをやれば、たくさんの企業が潰れ、そこで働いている人たちは塗炭の苦しみをなめることになります。たくさんの自殺者がいるがゆえに、様々なところで自殺対策が行われ、この城陽市でも行われているわけであります。  こんな状況でこのようなインボイス制度を実施すれば、本当にたくさんの、年間に2万人も自殺するような国というのはおよそ根本から間違っている、そのような国家であります。これ以上苦しめないでほしい、これがこのインボイス制度の実施中止を求める意見書に賛成する意見であります。  あと1つ、水道の問題について申し上げます。洋酒メーカーや地元の酒造業者が城陽市の水がおいしいということで営業を行っているわけであります。総務常任委員会では、東京都の昭島市に行って地下水100%の水を使っているところに話を聞いてまいりました。話を聞いたときに、ボトルが置いてあり、地下水100%の水をみんなで飲んだわけです。一様にああおいしいという声が聞かれました。城陽市の水は宝の水であります。この水を守ることは絶対に最後まで貫かなくてはなりません。そうすることによってみんなが楽しい顔で、たくさんの人々が集まってくる。動物がおいしい水のところに集まるように、人々もまたおいしい水に集まるわけであります。  市長は、先日、京都府の水道事業の会議の中で、府には将来にわたり府民の命となる水道水を供給できるよう強いリーダーシップの下、水道事業者の事情を加味した丁寧な調整をしていただきたい、こう意見を述べられました。これはまことにそのとおりであります。しかし、私がさらに求めるのは、この城陽市の奥田市長にこそ強いリーダーシップを発揮され、京都のこの古い伝統文化、その他様々な生活を支えてきた京都府の水、京都市も城陽市も水源に浮かんだ都市であります。この水を自力で確保することこそ重要であると思います。  既に京都市、城陽市と同様に、古い伝統文化を持つ奈良市がこれについては明確に反対をいたしました。そしてつい最近、16日には葛城市も反対を表明したわけであります。葛城市はこのようなことを言っています。阿古市長と申しますけれども、彼は同市の水道事業がため池を水源とした特殊な形態で、市の文化でもあると説明をし、一体化に参加すると市内3か所の浄水場が廃止され、これらの水源も利用されなくなると指摘した。その上で、自己水源を残し、身近な場所から住民サービスを続けたいと主張、単独経営を継続することを表明した。水道料金については、単独経営でも管路や浄水場の更新に多額の投資が必要で、値上げせざるを得ないとした。値上げするかもしれないわけです。しかし、そのときには市民に問えばよい。そして特別委員会の委員長の藤井本さんという市会議員は、市議たちは市の決断におおむね賛同したという。先人たちが水を大切に守ってきて今日の葛城市がある、こう取材に答えたと言っているわけであります。また、この阿古市長は、市民向けに対して説明会を開いて、その説明会では様々な意見が出て、それを聞き取った上で、阿古和彦市長は、頂いた意見を参考にして議論を深めていきたいと、こう話していましたとマスコミには記されているわけであります。  4年前の奥田市長は、選挙のときの選挙公約に、市民との対話ということを明確に書かれておられた。市民との対話を進めて市政を運営すると文字に残しておられるわけであります。このような重大な問題に関しては、市民に対して丁寧な説明会を開き、説明会で市民の意見を直接聞き、そして強いリーダーシップを発揮して、この京都府の伝統文化、古い歴史、豊かな文化を守るためにも、城陽市も同様でありますけれども、そのためにもそのことに全力を尽くしていただきたい、これが賛成討論の意見であります。  以上で終わります。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  上原議員。 ○上原敏議員  失礼いたします。請願第4の3、城陽市水道の水源として地下水利用を守ることに関する請願に関しまして、反対の立場で討論申し上げます。  いろんな考えがあると存じますが、請願の理由のところの下から2行目に、京都府の都合でというふうに書かれております。私なりにでございますが、この前後の内容を確認いたしましたが、京都府の考えでこういうことがなされたということはあろうかもしれませんけれども、決して京都府の都合でなされたことではないというふうに認識いたします。したがいまして、事実でないことを前提にした請願に関しては賛成するべきではないというふうに考えます。  あと1つ、ここに関しましては水道事業がこの先大変運営が厳しいものになるということが書かれておりません。先ほどの賛成討論の中にはございましたが、他市での事例はそうでしょう。しかし、当市におきましても、ほとんどの市町におきまして水道の経営運営は大変厳しくなるということは明らかにございます。それに関しましてどういう方策を取って、そこをどう考えていくのかということが書かれていない内容の請願には賛成すべきでないと考えますので、反対討論とさせていただきます。  以上でございます。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  請願第4の3号でありますけれども、水の問題というのは空気と同じように大切であります。電力が落ちてもなかなか水の供給はできない、それぐらいのものでありますけれども、やはり言い過ぎ、あるいは引き過ぎということの意見もあるでしょうけれども、やっぱり水を守りたいという思いの市民の声というのは、私はいつまでも大事にしたいなと思っております。ほとんど京都府の府営水をこれからもらうとしたら琵琶湖の水でありますけれども、琵琶湖の水も結構浄化はされてきているんですけれども、しかし、原発の事故の問題、あるいは核兵器がいつ飛んでくるか分からないという状況の中で、地下水という安全性というものをもっと私たちは認識しながら水を守っていきたいと思いますので、この意見書には賛成したいと思います。  ただ、全国の上水道の状況を調べるというのは、これは絶えずやっていかなければいけないし、それに都道府県が協力するというのは当然だろうというふうには思っております。また、市町村もそういう意味で現在の状況を報告するということも必要だろうと思っております。ただ、人件費がかかるというのは、やはり行政というのは必要最小限の問題でありますし、カットするわけにいかないという、生きるためのものだというふうに思っておりますので、この請願には賛成したいというふうに思っております。  以上です。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって討論を終わります。  これより請願別に採決いたします。  まず請願第4-2号を採決いたします。
     本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。  請願第4-2号は、採択することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  挙手少数。よって請願第4-2号は、不採択とすることに決しました。  次に、請願第4-3号を採決いたします。  本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。  請願第4-3号は、採択することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  挙手少数。よって請願第4-3号は、不採択とすることに決しました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第9、請願第4-4号、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願を議題といたします。  ただいま議題となっております請願第4-4号については、去る12月2日の本会議において、文教常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の請願審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  一瀬裕子文教常任委員長。 ○一瀬裕子文教常任委員長  〔登壇〕 失礼します。12月2日の本会議において、本委員会に付託されました請願第4の4号について、12月12日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本件は、未来を担う子供と教育のために大きく4項目にわたり請願されております。  委員会は、審査に当たり、請願者に出席を求めることに決めました。  審査の冒頭、請願者は、 o 保護者が支払う教育費の中でも負担が重いものの1つである学校給食費の無償化 o 子供がゆとりを持って学ぶことができるよう教職員の増員 o きれいで使いやすいトイレの増加や特別教室への空調設備の早期設置 o 不登校の児童・生徒の支援を行う適応指導教室の利用対象を小学2年生以下に拡大 を求めました。  また、城陽市独自の施策の継続を希望しました。  これを受け、委員の、全ての便器を洋式化する必要があるのかとの問いに、請願者は、全て洋式にする必要はないが、子供たちの安心のためトイレ整備の必要性を述べました。  また他の委員は、不登校の小学2年生以下の児童で適応指導教室利用の希望状況を問いましたが、請願者は、利用希望はあると答えました。  続いて、市に対する質疑の中で、委員は、教員の配置についての要望状況を問い、市は、生徒・児童数により定員があるが、それに加えて加配を必要に応じて府教育委員会に要望しており、今後も要望していくと答えました。  また、不登校に対する市の考えを問いましたが、市は、不登校の原因や背景は多岐にわたり早期の対応が必要であると認識しているが、小学2年生以下の不登校児童の主な理由が母子分離であり、まず学校に慣れることが重要と考えると答えました。  また他の委員は、トイレの洋式化率の目標はとの問いに、市は、改修前の洋式化率が24.1%と低かったことから、まずは50%を目指して取り組んでおり、令和9年度に工事が一巡し、小・中学校全体で約60%となる見込みであると答えました。  討論において、本請願に反対の立場の委員は、給食費は払える人もいるし、苦しい人もいる。一律に無償化するのではなく、苦しい人には他の福祉施策で継続的に対応していくことが必要であると述べる一方で、賛成の委員は、経済困難の家庭で一番心配されているのは子供の教育費である。給食費の無償化は、それに対する一番の支援策であるとの意見を述べました。  採決の結果、請願第4の4号は、賛成少数により不採択に決しました。  以上、本委員会に付託を受けました請願第4の4号の審査経過と結果の報告を終わります。  令和4年12月22日 文教常任委員長 一瀬裕子                              (報告書は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  今、委員長報告がありました請願第4の4号、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願でありますけれども、毎年この団体が請願を出してこられるというのは、これは私たちの請願権を認めたものでありますから、議会で審査をしなければいけない。以前はなかなか突飛でもない請願だったなというふうに思ったんですけども、この請願が実際に実行してこられている、各自治体がそのように動いているということも確かであります。ただ、まだ微妙な差があるからまた請願を出してこられましたし、むちゃくちゃな請願を出しては駄目よと言って前に相談したことがありましたので、やっぱり現実的な請願を出されてきているなと思っております。  先ほど委員長の報告の中に、トイレの洋式化という形で言われていますけども、いや、それを反対というけども、その反対する議員が家庭では洋式化しているかもしれない、あるいは温水シャワーを入れているかもしれない。こういうことがあるということを思いながら、行政が今度洋式化をほとんどしますよ、温水シャワーを入れるというたら、今、それを反対されている議員がそれはもったいないと言えるんですか。そういうことも考えながら、教育の充実、これはしっかり考えていかなければなりませんし、それから給食の問題も、各市町村の努力によって、あるいは都道府県の中の府県の努力によって給食も無償化にしていく、そういうことを公約に掲げておられる市町村や、あるいは政党もおられますので、やはり給食費は無償化にするという流れであるということを自覚しながら、この請願に賛成します。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  請願についての賛成は、今、本城議員がおっしゃったようなことやと思いますが、私は請願内容は城陽市の子供の状況に応じて対応や改善など進められていること、子供の貧困率を示していわゆるこの請願を陳述されました。また冒頭、請願人からは城陽市が進められている施策に対して感謝の言葉がありました。給食費の無償化については、本城議員は全国的な流れとおっしゃいましたが、城陽市では残念ながら平行線ですが、本来給食費の無償化については国が実施をすべきものとの認識は同じだと思います。請願人は、請願項目で早期全ての実施を言及はされていません。子供の置かれている厳しい状況を知っていただいて、改善のお願いをしていると請願の採択を訴えられました。請願内容は、子供の健やかな成長に欠かせないハード・ソフト両面の要求請願であると思います。  共産党だけでなく、教育予算の増額はそれぞれの議員が日常議会で議論されている内容です。以前、請願は市民の願い、実施はその都度判断すべきとの発言もあったと記憶をしています。また委員会では、請願人に財源や手法、市の施策への賛否を問う質問もありましたが、これは委員長の判断で請願趣旨に沿ったものとなりました。請願は、本城議員もおっしゃいましたが、憲法で保障されている国民の権利です。くれぐれもその権利を侵害することがないように切に願って、この請願に賛成討論とします。  以上です。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  谷口議員。 ○谷口公洋議員  本城議員若山議員に続けまして、賛成の討論であります。  現在、八幡市は、給食費無償化や医療費無料化を盛り込んだ子育て支援拡充の請願が全会一致で採択されました。八幡市議会でされたわけであります。また大山崎町も中学校の給食、18歳までの医療費無償、これを来年度からやるという方向で動いています。その他様々な、私は一般質問で申し上げましたけれども、この動きはもう止められようのない大きな動きになっています。現在、子供たちの不登校が小・中・高、2021年度最も多くなったと報道もされました。また昨日のインターネットを見ておりましたら、17時の配信、朝日新聞デジタルでは、公立の小・中学生と私立の小・中・高生の授業料や修学旅行費、学校納付金、塾などにかかった学習費が昨年度過去最高になったことが、21日、文部科学省の調査で分かった、このように報道がなされているわけであります。  小・中・高生の不登校、あるいはこのような教育費、本当に大変な社会状況の中で親御さんが子供たちのために一生懸命にお金を作って学習費に充てているという実態を考えるときに、当然にこの間の請願の内容一つ一つはそのとおりであります。トイレの洋式化でも、私が一般質問で行いましたとおり、城陽市は進んでいないわけであります。既に文部科学省は学校を、あるいは体育館を避難所とする場合には、その避難所に合った状況に設定せよと、そのような環境をつくれということを明確に言っているわけです。それがまだほとんどできていない。このような実態の中で、あの請願は子供たちを思う本当に大切な請願だと思います。  もうこれ以上は申しませんけれども、ぜひ皆様、城陽の子供たちは市長が言うように私たちの宝であります。城陽市をさらに発展させるためには教育費の充実こそ本当に一番望まれていることであります。ぜひ賛成していただきますようによろしくお願い申し上げまして、発言を終わります。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  同じ内容の請願がもう続けて何回も出ましたが、その都度私のところに同意を頂きたいと来るたびに申し上げます。どうしてこれだけたくさんの項目を並べるのですか。賛成できる内容と賛成できない内容がある。どうしてもう少し絞らないのですか。城陽市の現状を見れば、今これをやってほしいというものは明確に分かるはずだ。しかも、市としてできることとできないこともある。どうしてこれだけ同じように並べるんですかといっていつも話をします。その都度改善はされません。申し上げるんですよ。いつも1つ2つに焦点を絞ってくれれば、明確に賛成・反対ができる。しかし、これだけ並べられたら、反対しなければならないものが入れば賛成できるものではない。私はこれを出される方に申し上げたいんですよ。いつも同じ内容をどうしてこれだけ繰り返し出されるんですか。もっと請願を認めていただきたいとすれば、城陽市の現状に絞って請願を出していただきたい。繰り返して申していることです。今回も同じ内容が請願に出てまいりました。よって反対をいたします。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  上原議員。 ○上原敏議員  失礼いたします。請願第4の4、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願に関しまして、反対の立場で討論を申し上げたいと思います。  今、土居議員のお話の中にもございましたが、方向性として賛成が仮にあったといたしましても、そうでない項目が含まれておれば反対ということにせざるを得ません。請願事項の4つ目、不登校の児童・生徒の支援を行うで、適応指導教室の利用を小学校2年生以下にも広げてください。これは適応指導教室の大切さ、重要性に関しては大変重要であると認識する議員でありましても、2年生以下、極端な話、1年生にも広げるということでございますので、それがふさわしいということでございましたら、それは別問題でございます。低学年に関しましては、適応指導教室を考えるよりも、より学校に慣れるために学校に行っていただく、それが大変大切であるというふうに思いますので、その部分が含まれておりますこの請願に関しましては反対すべきというふうに考えます。  加えまして、委員会では何人かの方がおっしゃっておられましたけれども、請願者に対して賛否を問うたりする行動に関しましては、委員長からふさわしくないという判断がなされまして、それはそのとおりかと存じます。ただし、これだけのことを考える上で、財源のことに関して何ら触れられていないということに関しては、請願としてはふさわしくないという意見としては当然あろうかと思いますし、私も同様に考えます。親御さんが子供たちのために苦しい生活の中で教育費を捻出しておられる、確かにそうだと思います。しかし、行政におかれましても、苦しい財政状況の中、いかに子供たちのために教育費に予算を回すか、それを苦労されていることも事実でございます。その部分がまるでそうでないかのようにされている請願に映りますので、その辺からしても反対とさせていただきたいというふうに思います。  城陽市の宝である子供たちのために、子供たちの未来に責任を持って対応するためにも、持続可能な教育施策はじめ、あらゆる施策が必要かと存じます。持続可能であるためにはこの請願には賛成することはできません。  以上、反対討論とさせていただきます。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  奥村議員。 ○奥村文浩議員  反対の立場で討論いたします。  今回、中身については何も申し上げませんけれども、先ほど討論の中で請願の権利を制限するべきではないというお話がありました。それはそうだと思うんですけれども、権利を濫用するといいますか、毎回これは同じような請願がずっと出てきているわけです。権利を制限してはいけないということは確かですけれども、権利を濫用すればその権利自体が危うくなっていく、そういったことがあると思いまして、そこを危惧しております。  以上です。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって討論を終わります。  これより請願第4-4号を採決いたします。  本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。  請願第4-4号は、採択することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  挙手少数。よって請願第4-4号は、不採択とすることに決しました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第10、常任委員会並びに議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続することについてを議題といたします。  各委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出がございます。  お諮りいたします。  本件については、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって本件については、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。                              (申出書は巻末に掲載)           ────────────────────── ○谷直樹議長  今期定例会の会議に付された案件の審議は全て終了いたしました。よって令和4年第4回城陽市議会定例会は、これをもって閉会いたします。           ────────────────────── ○谷直樹議長  市長から発言の申出がありますので、お受けいたします。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  令和4年第4回城陽市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  今期定例会は、去る12月2日に開会をいただき、本日までの21日間にわたりまして、議員各位には多用の中ご出席を賜り、慎重かつ熱心なご審議をいただき、誠にありがとうございました。また、この間、提案いたしました諸議案につきましては、継続審査となりました城陽市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてなど2議案を除く全ての議案にご可決、ご認定、ご同意をいただき、厚く御礼申し上げます。審議を通じ賜りました数々のご意見、ご要望につきましては、今後の市政執行に当たり心してまいる所存でございます。  それでは、この場をお借りいたしまして、数点ご報告させていただきます。  まず年末年始の日程につきまして、ご報告させていただきます。令和4年の年末の市役所の業務でございますが、12月28日午後5時15分で終了し、令和5年の年始は1月4日から行ってまいります。消防につきましては、12月1日から特別年末警戒を実施しており、28日から30日までは年末警戒の態勢といたします。休日急病診療所につきましては、31日から1月3日まで開設してまいります。文化パルク城陽につきましては、28日から1月4日まで休館とさせていただきます。また、寺田コミセン以外の各コミセンにつきましては、29日から1月3日までそれぞれ休館とさせていただきます。ごみ収集につきましては、30日まで行ってまいります。  次に、年始における各種事業につきまして、ご案内申し上げます。まず令和5年城陽新春名刺交換会につきましては、1月5日午後2時から文化パルク城陽の大会議室にて開催いたします。消防出初式につきましては、1月8日午前10時から鴻ノ巣山運動公園多目的広場にて実施いたします。二十歳の集いにつきましては、1月9日午後1時30分から文化パルク城陽で記念式典を開催いたします。議員各位におかれましては、ご多用中とは存じますが、お繰り合わせの上、ご出席賜りますようお願いいたします。  次に、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。新型コロナウイルス感染症につきましては、令和4年中も収束には至らず、国内の感染者数については再び増加の傾向が見られている状況であります。こうした中、京都府におかれましても、新型コロナウイルスへの対応と社会経済活動の両立をより強固なものとしたウィズコロナに向けた新たな段階に移行しており、本市といたしましても、これを踏まえ、国や府等関係機関との連携の下、新型コロナウイルス感染症対策に係る各種の取組につきまして引き続き尽力してまいります。市民の皆様、事業者の皆様におかれましても、年末年始で人と人との交流が増加する時期ではございますが、基本的感染対策の徹底に引き続き最大限のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、本年も残すところあとわずかとなりました。議員の皆様方にはこの1年間、市政運営に格別のご理解、ご協力をいただきましたことに改めて心から厚く御礼申し上げます。  今年、本市におきましては市制施行から50周年を迎え、この節目の年を市民の皆様とお祝いするとともに、希望あふれる城陽の未来をお誓いし、新たな一歩を踏み出しました。さらなる飛躍を目指し、希望あふれる城陽、誰もが輝いている城陽、そして未来に向かって大きく躍動する新たな城陽、NEW城陽の実現に向け、今後より一層尽力してまいる所存でございます。  結びに当たりまして、新しく迎えます令和5年が皆様方にとりましても幸多き年でありますことをお祈りいたしますとともに、さらなるご活躍をご祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。         午後0時23分     閉 会
     地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   谷   直 樹                    会議録署名議員   若 山 憲 子                       同      熊 谷 佐和美...