城陽市議会 > 2022-12-12 >
令和 4年文教常任委員会(12月12日)

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  1. 城陽市議会 2022-12-12
    令和 4年文教常任委員会(12月12日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和 4年文教常任委員会(12月12日)             文教常任委員会記録 〇日 時  令和4年12月12日(月曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(9名)        上 原   敏   委 員        奥 村 文 浩   委 員        谷 村 浩 志   委 員        一 瀬 裕 子   委 員        谷 口 公 洋   委 員        西   良 倫   委 員        増 田   貴   委 員        太 田 健 司   委 員        語 堂 辰 文   委 員        谷   直 樹   議 長
    〇欠席委員(1名)        大 西 吉 文   委 員 〇議会事務局        本 田 一 美   次長        井 上 悠 佑   課長補佐                  議事調査係長事務取扱        葛 原 さ な   主事 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        北 澤 義 之   教育長       教育委員会事務局        薮 内 孝 次   教育部長        藤 林 孝 幸   教育部次長                  教育総務課長事務取扱        下 岡 大 輔   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        木 村 光 仁   教育総務課教育総務係長        西 村 英 二   教育総務課施設整備係長        西 村 昌 俊   教育総務課施設整備係主任専門員        成 田 昌 司   学校教育課長        松 尾 貴 仁   学校教育課主幹        岸 本 匡 史   学校教育課主幹        谷 﨑 健 司   学校教育課主幹        徳 永 博 昭   学校教育課主幹        可 畑 加 奈   学校教育課課長補佐                  教育係長事務取扱        山 本 和 彦   学校教育課学務係長        加 田   恵   富野幼稚園長        薗 田   豊   学校給食センター所長        井ノ上 智 之   学校給食センター課長補佐        樋 口 友 彦   文化・スポーツ推進課スポーツ推進係長城陽市議会委員会条例第27条第1項の規定による出席       (請願第4-4号)        佐 藤 典 美   参考人        下 村 英 司   参考人 〇委員会日程        1.議案審査          議案第67号 城陽市総合運動公園駐車場条例の一部改正について        2.請願審査          請願第4-4号  教育格差をなくし、子供たちにゆきとどいた教育                 を求める請願        3.報告事項          (1)学校生活の状況について          (2)令和5年度(2023年度)城陽市立幼稚園園児募集について 〇審査及び調査順序        請願審査         (教育委員会関係)           ◎請願審査            請願第4-4号  教育格差をなくし、子供たちにゆきとどい                   た教育を求める請願        議案審査、報告事項         (教育委員会関係)           ◎議案審査            議案第67号 城陽市総合運動公園駐車場条例の一部改正に                  ついて           ◎報告事項           (1)学校生活の状況について           (2)令和5年度(2023年度)城陽市立幼稚園園児募集につ              いて      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  おはようございます。  ただいまから文教常任委員会を開会いたします。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  大西委員については連絡を受けておりません。  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  理事者からご挨拶をいただきます。 ○北澤義之教育長  おはようございます。  一瀬委員長、上原副委員長をはじめ、委員の皆様方には、平素より教育行政はもとより、市政運営全般にわたりましてご支援賜っておりますことをまずはお礼を申し上げます。  本日につきましては、過日の本会議におきまして委員会付託となりました議案第67号につきましてご審査いただくことになっておりますので、どうぞよろしくお願いします。  また、私どもの報告といたしまして、学校生活の状況についてなど2件についてご報告を予定しているところでございます。  どうぞ本日はよろしくご審査をお願いしたいと思います。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  委員の皆様方にお諮りいたします。  本日の請願審査におきましては、請願者から意見陳述の申出がございます。請願第4-4号については、佐藤典美さん、下村英司さんを参考人としてお呼びし、意見を聞くことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。           〔参考人入室〕           午前10時02分 休憩        ───────────────           午前10時04分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  請願審査を行います。  請願第4-4号、教育格差をなくし、子供たちにゆきとどいた教育を求める請願を議題といたします。  まず初めに、本請願については、請願者である佐藤典美さん、下村英司さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、お忙しいにもかかわりませず、本委員会にご出席いただきましてありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。参考人の方におかれましては、忌憚のないご意見を述べていただきますようお願いいたします。  ここで議事の順序について申し上げます。  参考人の方には、冒頭、お一人に限定し、10分以内で意見を述べていただきます。
     その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。  なお、参考人の方に申し上げます。  プライバシーに関係しているときや業務上の秘密に属する場合などは、理由を述べ、意見の開陳を拒否できることになっております。また、参考人の方は、委員長の許可を得て発言いただきますとともに、委員に対する質疑は認められておりませんので、前もってご了承を願います。  それでは、陳述をお願いいたします。 ○佐藤典美参考人  佐藤です。よろしくお願いします。  まず初めに、請願の趣旨を述べさせていただきます。  全ての子供たちに豊かな教育を保障するためには、教育条件向上や保護者の教育費負担の軽減は切実な要求です。  厚生労働省が2020年に公表した報告書によると、日本の子供(17歳以下)の相対的貧困率は13.5%(2018年)でした。これは、日本の子供の約7人に1人が相対的貧困状態にあることを示しています。  どの子も経済的な心配をすることなく安心して学校に通えるようにするためには、学校教育に係る保護者負担の軽減が重要と考えます。  子供たちの学力を向上させ、学校生活を充実させるためには、教員が一人一人に行き届いた指導や関わりができることが重要です。  また、整った教育環境を保障することも重要な課題です。  あわせて、災害に強く、避難所としての機能を果たせるような校舎の改修を急ぐ必要があります。  以上のような理由から、未来を担う子供と教育のために請願します。  請願事項を述べます。  1、学校給食を無償にしてください。  2、子供がゆとりを持って学ぶことができるように、全ての学校で子供に関わる教職員を増やしてください。  (1)各学校の特別支援学級の要請に合わせて、様々な方法で支援員を配置してください。  (2)各学校に常駐の学校司書を配置してください。  3、学習環境の整備をしてください。  (1)老朽化している校舎などの改修を進めてください。  (2)きれいで使いやすいトイレの数をさらに増やしてください。  (3)特別教室への空調設備設置については、各学校の使用頻度や希望を十分配慮して早期に進めてください。  4、不登校の児童・生徒の支援を行う適応指導教室(ふれあい教室)の利用を小学校2年生以下にも広げてください。  次は、請願の理由について説明させていただきます。  請願事項1、学校給食を無償化にしてくださいについて。日本の子供の約7人に1人が貧困状態にあります。さらに、2年以上続く新型コロナウイルス感染の流行やロシアのウクライナ侵攻などにより、急激な物価高騰も増え続け、多くの世帯の家計を直撃しています。もともと厳しい生活を余儀なくされている子供が、コロナ禍によりさらに追い詰められていると考えます。  保護者が支払う教育費の中でも学校給食費は負担が重いものの一つです。貧困率やコロナの影響を考えるとき、城陽市でできることは何か考えていただきたいと思っています。  給食費を無償にした全国の市町村は増えています。京都府では、学校給食無償化実施自治体は、井手町、伊根町、南山城村、和束町、笠置町の5町村です。宇治田原では、電気、ガス、食料品など、価格高騰による保護者の経済的負担を軽減するための、これは緊急的なものですが、措置として、小・中学校の給食費を2学期に続き3学期も全額町が負担して無料とする決定がされました。  私たちは京都府に、市や町に給食費の助成制度をつくるよう求めています。城陽市でも無償化に向けた論議をしていただきたいです。  請願事項2(1)と(2)について。子供がゆとりを持って学ぶことができるように、全ての学校で子供に関わる教員を増やしてください。全国的に教員が不足しています。  私たちは京都府に対して今の定数どおりに配置できるよう強く求めています。現在、欠員教員は9人と伺っています。久津川小学校では担任が不在で教務が代行されています。  また、国に対しては、さらに少人数学級を進め、抜本的な教員の増員を行うよう求めています。  城陽市は、今年度、小学校1年生への独自の加配教員の配置を実施しました。これはすばらしいことで、子供たちにとってよりよい教育環境が整えられています。  このように、自治体が独自によりよい教育環境をつくることが、直接子供たちを育てることによい影響を与えています。今後も城陽市独自で可能なことをさらに充実して続けていただきたいです。  (2)常勤の学校司書が配置されることは、子供たちにとってもとても大切なことだと思います。自分の読みたい本を司書に見つけてもらえるとか、学校の職員も司書を頼って必要な本なんかを勧めていただけたりするということで、本当に学校司書の位置づけというのは大きいものだと考えています。中学校区に1人ということで、なかなか小学校までも、全小学校にということになりませんけども、今、子供たちは、読書、本離れが進んでいます。デジタル化もあり、本を借りなくてもそういうもので、パソコンとかで見られるというふうな状況もあるんですけれども、やっぱり自分の目と手で本を選んでいくということが、本、嫌いだった子が図書館に来て好きになったという事例も出ています。  請願事項3、学習環境の整備をしてください。(1)から(3)。  今年も城陽市は特別教室に空調設備設置を積極的に行っておられます。全ての特別教室に少しでも早く空調設備の設置をされることを望んでいます。学校は災害時、特に地震の場合、緊急避難場所になります。気候変動で年々気温も高くなり、学校での生活時間が多い児童・生徒によりよい環境を整えてください。  トイレの改修も進めておられますが、少しでも早い時期に全ての子供が使いやすい清潔なトイレを整備していただきたいです。今のご家庭は、大概、水洗洋式か和式でも水洗という形で、本当に、学校のように臭いとかちょっと汚いなとか、そういうことになるとやっぱりトイレを我慢する子も実際います。やっぱり体にもよくないことですし、そうすると授業中にトイレに行きたくなったりとかいろんなことになってきますので、家庭と同じぐらいにきちっとしたトイレ、きれいな、あんまり臭わない、使いやすいトイレを、それとあと数も、生徒数に対してトイレは、休み時間に皆さん行きますと本当に混雑して大変だと思います。  請願事項4、不登校の児童・生徒の支援を行う適応指導教室(ふれあい教室)の利用を小学校2年生以下にも広げてください。  文科省の令和2年度不登校児童生徒の実態調査によると、不登校の子供は増加していました。子供が不登校になると、家庭では現実を受け止め切れず、子供に寄り添うことが困難な状況になり、親も孤立しがちになります。  私ごとですが、私の息子は今33歳ですが、中学校2年の2学期から学校に行けなくなって、1年半ぐらい、もう中学3年控えて進路もある中で、本当に親としても心が落ち着かなくてつらい思いもしましたが、外部のいろんな相談する専門のところとか行ったりして高校にも進学することができて、今、調理師として働いていますけど、本当に家庭だけでの問題として抱え込まないということが大事だと思います。  そのためには社会的な援助が必要になります。城陽市でも適応指導教室が開設されています。年々低学年での利用も拡大されています。ぜひその方向でさらに推し進めていただきたいです。  最後に、教育や福祉にはお金がかかります。未来を担う子供たちが安心して伸び伸びと育つ環境を整えるためには必要不可欠なことです。奥田市長さんは子供は宝とおっしゃっていただいていると聞いています。宝は大切に守っていかなければならないと思います。どんな家庭の子供も守られるべきです。子供に優しい政策をぜひ行っていただきたいと思います。  以上で請願事項の説明を終わります。以上です。 ○一瀬裕子委員長  ありがとうございました。  以上で参考人の意見の陳述は終わりました。  質疑に先立ちまして念のため申し上げます。委員、参考人とも、発言は簡素、明確にしていただきますようお願いをいたします。  それでは、参考人に対する質疑に入ります。 ○谷村浩志委員  谷村です。よろしくお願いします。  本日は、請願を出していただきましてご説明いただきましたこと、心から御礼申し上げます。  この請願の内容の部分に関しては非常に共感できるところも多々ございます。  その中で、我々委員が、請願の趣旨というのはしっかり理解はしておるんですけれども、その方法論、そういうところも示していただきたいという思いがありまして、大きく3点ご説明いただきたいと思います。  まず、1点目に、今回大きな事項として4つ挙げていただいております。この各事項に、今、請願出されていることをするに当たって、どれぐらい経費がかかると計算されておるのか。全て総額でかかった部分に対して、どのようなところから、こういう財源を使って経費を出すべきかというお考えがあるのか、まず教えていただきたいことです。  3点目に、給食の無償化のことがおっしゃられてるんですけれども、城陽市の子供たちというのは公立学校だけでなくほかの学校に通ってる子もいますので、公立の学校だけを無償化にすると、その恩恵を受けれない子供たちもいると思うんですけれども、そのあたりに関してのお考えはどうなのかというところと、例えば、給食に関しては、もう一度お聞きしてからします。  トイレなんですけれども、すみません、4点目なんです、きれいで使いやすいトイレの数をさらに増やしてくださいというのがあるんですが、これは全部洋式トイレにされるというご要望なのか、例えば、そこに家庭とというお話があったので、例えば温水洗浄器のついた便座とかまでの設置も求められるのかというところをトイレに関しては。  以上4点です。お願いします。 ○下村英司参考人  すみません。4点かどうかがちょっと分からなかったので、取りあえず1つ目の経費についてお考えかというふうに理解してお答えしますと、申し訳ございません、その辺のことについては、例えばどのような経費を使うとか、どこからどうしたらいいのかということは、それこそ専門家ではございませんのでお答えできる状態にはありません。  2つ目です。公立以外の学校の給食についてはどうかとおっしゃいましたが、一応、市町村の請願というふうに思っておりますので、城陽市に対してのことでございますので、市の公立学校というふうに限定させていただいております。  それから、4番のトイレ、全部洋式かということについては、子供たちの状況、それから、今恐らく、和式のほうがいいという子供もいるとか、洋式は洋式でまた便座に座るのがどうかというような状況もあるというふうには聞いておりますので、もちろん、先ほど佐藤さんのほうから言いましたように、家庭用ということでありますが、例えば城陽にもあります文化パルクやそういう公共施設で使われているような洋式トイレというのを学校にも設置していただければ、かなりの部分よくなるのではないかなと考えております。以上です。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  1点目の、どれぐらいかかって、どこからこういうお金を使ってほしいというところ、今、分からないというところだったんです。それは我々が考えるとか、例えば行政が考えるという部分も多くあると思うんですけれども、こういう請願を出していただくときにはそういう方法論までお伝えいただければ、非常に我々も請願として考えやすいなという部分があるんで、もし今後そういうときがあれば、しっかり、お金と、どこから持ってくるかというご説明をいただけると非常にありがたいと思います。この点に関してはここで結構です。  給食なんですけれども、こういう請願を出していただいてますので、もちろん無償化にすることのメリットというのも、保護者の経費が下がるので、そら一番大きなメリットやと思うんですけれども、先ほど京都府下で何個かの町村も出していただいたんですけれども、基本的な母数が全然違う部分があって、そこに割く予算も圧倒的に本市と比べると少ないという部分になります。笠置町で言えば私の友達が今頑張ってますので。非常に子供が少なく、そこに対する手当てを強くしようという思いがあるので、そういうふうな動きがあるというのももちろん承知しておりますし、ただし、本市では、金額でいいましたら2億数千万円というお金が必要になってきますので、それを、先ほどの、どこから出すという部分が、我々の中ではなかなか考えれない状態ですので、やはり規模の小さい自治体と本市とではちょっと違う部分もあると思いますので、それを無償化にすると、どうしても食材を抑えなあかんとかそういうことが出てきて、例えば輸入食材に頼るとか、地産地消で何とかやろうと思ってる中、原価が上がってくる可能性もあるとか、いろんな問題が出てくると思います。例えば、安くするために、やっぱり何としてもコストを下げなあかんという話になってくると思いますので、そこはなかなか難しい部分があるのではないかなと、保護者の方の費用負担が減るだけでなく、輸入食材に頼ることによるデメリットも多々出てくると思いますので、そのあたりのお考えはどうなのかという部分ですね。今のは3点目の追加でお聞かせいただきたいです。  トイレに関してなんですけれども、やっぱり全て洋式化するというのは、僕は個人的な意見としては反対でして、やはり日本人の今までの食生活でいいますと、腸の形からいうと間違いなく和式便所でするほうが日本人は排せつしやすいという体の構造になっておりますので、やはりそういう便器を残しておくべきではないかなという思いがあります。温水便座をつけて、洗浄便座をつけて、家庭と同じようという部分もあるんですけれども、いろんなデータを見てますと温水洗浄便座によってのデメリットもありますし、そのあたりもご理解されてこういう請願を出されているのかというのを、トイレの部分でもう一度お聞かせください。 ○下村英司参考人  ありがとうございます。  まず、給食のお金の件を質問されたと思うんですけれども、まず1つは人数なのかなという思いです。考え方の違いかもしれませんけれども、全国で調べていただきましたら256団体ぐらいあると。それから、先日、八幡市のほうでも同様の請願が行われ、全会派一致で給食費の無償化に進もうというような方向性が出されたと聞いています。例えば、他府県になりますけれども、青森市が全部やると方向性もつけていますので、各自治体によっては、その人数ということについては、どうなんだろうなという感想を持っております。  それから、先ほど、私たちの運動として、城陽市だけで何とかしてくれというふうに、確かに請願内容はなっておりますが、京都府に対しては市町に対しての給食費などの助成を行うよう強く要望してきていますし、国に対しても、教育費、特に今先ほども申しましたように、想像するに難くない経済的なしんどさを持っておられる家庭もたくさんあるし、また、目に見えていません生活困難を抱えておられるおうちもたくさんあると思います。それは想像だと言われたらそれまでですけれども。そういうことに対して、やはりいろんなところで一緒に共同で、そういう困窮されているところ、あるいは子供たちに対して、いろいろな形で援助をしていただきたいというのがもともとの趣旨です。  コスト論だけで話をすると確かにそのようになっていくと思うんですが、教育というのはコスト論だけではないと思っていますので、そのあたりはそんな考えを持っていると表明しておきたいと思います。  それから、日本人の和式、和式が全くなくなればいいとは思ってはおりませんけれども、しかし、まず学校のトイレの今の現状は、やはり子供たちが行きやすく簡単に行けるというところが、安全に安心して行けるというところは必要やと思っています。もちろん学校で初めて和式の便所を見るとかいう子もいるでしょうし、それから温水の便座がないと駄目だと言い切るわけではございませんが、それでも子供たちにとって何が一番いいかということを考えていくという意味では、便座があり、最近は男子でも座ってやるほうがというような家庭もあるとも聞いております、その辺は、これからどうなっていくかというのは見えませんけれども、現状に合わせて少しずつ変化させていくというのも必要やと思います。そんなふうに思っています。以上です。 ○谷村浩志委員  ありがとうございました。  給食に関してはコスト論ではないというお話やったんですけれども、どう考えても無償化にするというのは家計のコストを下げるんでコスト論のお話なので、それによってのデメリットも我々あると思ってるので、そこはちょっといろいろ考えさせてもらう中の一材料としては僕の中でいろいろ考えるところがありますので、大体理解いたしました。  トイレのほうも、今、和式の便所を学校で、初めて見る子供たちもいるというお話やったんですけども、少なからず和式の便所のほうがいいという子もおりますので、逆に全部洋式化になることによって学校でできないという、ひょっとしたらそういう可能性もあるんじゃないかなというふうに思いますので、やはりこの辺はしっかり、大勢のほうの、マジョリティーの話ばかりを取っていって、マイノリティーの、それじゃないとあかんという子のこともやっぱり考えていってもらわなあかんなと思いますので、そこはまたいろいろとご理解いただきたいと思っております。  ちょっと給食で1点だけ、すみません、付け加えなんですけれども、やはり無償化とする部分と、もしくはその給食費相当を何かで用意するという方法もあると思うんですけども、その点に関してはどういうお考えでしょうか。 ○下村英司参考人  すみません。置き換えられるのかというのがよく分からないんですが、給食が今一番大事なんじゃないかということで出させてもらっているので。給食がいいかなというふうには思いますけれども。すみません、ちょっと質問の意図がちゃんとつかめません。ごめんなさい。 ○谷村浩志委員  ありがとうございました。  給食費無償化と同等の手当てもできる部分があると思うんです。給食費、例えば相当を何かで補完するとかという話もあると思うんですけど、そういうところのご意見が何かあるのかなと思ってたんですけれども、それはもう今ので結構です。いろいろと今お聞きした中で、また考えて今回の請願に対して態度を示させてもらおうと思いますので、私のほうはこれで終わらせていただきます。 ○奥村文浩委員  城陽市も予算のない中、いろいろここに書いておられるようなこともある程度努力はしているところですし、我々も教育のことというのは本当によくなってほしいなという思いでございます。  ここにお金がかかることですがというふうに書いておられまして、確かにお金が潤沢にあればこの一つ一つのことをどんどん実現して、さらに今よりも実現していくというようなことは確かに望ましいことであると思います。  この紹介議員の若山議員なんですけど、共産党におられまして、共産党の議員の方、それぞれ教育のことを熱心に取り組んでおられるということは我々もよく分かっております。  それはそうなんですけれども、例えばその共産党として大型開発に反対するというようなことを主張されているわけですが、大型開発はインフラ整備がされて、具体的には城陽市では工業団地をつくって、そこから固定資産税を得ようと、そういった形で財政状況をよくしようという話なんですけども、それには反対だというお考えです、この紹介議員の若山さん、属しておられる共産党がですね。  もちろん大型開発というのはお金がもうかる前に出費しないといけないですから、いろんなものをつくらないといけない、そのお金を全部教育費に回せばそれはそれで教育、そのとき充実できるのではないかと思うんですけれども、固定資産税などの税収が増えるという道がそこで絶たれてしまいますので、そのときはこのような教育の充実というのは、いっときできると思うんですけど、その後税収増がなくなるわけですからできなくなって、こういった教育のことにお金を使うということも困難になっていくと思うんです。  そこで、今日来ていただいた皆さんとしまして、その大型開発とかそういった税収増、城陽市の税収増を考えたそういった施策に対して反対なのか賛成なのかをお聞かせいただきたいと思うんです。  あと、お金がかかるということを主張しておられて、そこのところはよく分かっていただいてると思うんですけども、先ほど参考人の下村様からコスト論だけではないというふうにおっしゃいましたけども、お金がかかるということを一旦認めた上でコスト論だけではないということがちょっと理解ができなかったので、そこを具体的にどういったことなのかお聞かせいただければと思います。(「議事進行」と言う者あり) ○谷口公洋委員  今、奥村委員が言われた大型開発に反対してというようなことはここの議題ではないでしょう。今、請願してるのは教育条件の整備ですわ。お金のこと、先ほど若山議員が紹介で大型開発に反対やとか、そんなことも言っておられませんよ。そこのところは明確にしていただかないと。それを全て教育費に回すとか、そんなことも一言も言っておられませんわ。そんなことはここで議題にするようなことではないです。子供たちのことを思っての請願ですから、そのことに関係する質問をして、答えて、あとはまた議員で予算のこと等も考えたらいいわけです。  何かちょっと。請願者がこんなこと分かるはずないじゃないですか。今まで我々だってこうして議会の中で話し合って分かってきたことやから。だから教育条件整備についての質問をしてください。先ほど奥村委員が言われたことに対しては、私は反対は何ぼでもありますけども、ここでは言いませんけども。よろしくお願いします。 ○一瀬裕子委員長  奥村委員、今、谷口委員もおっしゃったように。 ○奥村文浩委員  谷口委員の言われたことも考慮しまして少し言い方を変えます。  城陽市は財政がそんなに豊かということではないんですが、新名神を機に税収増というのを図っているところですけれども、今日お話あった請願の中にお金がかかることですと書いておられますので、市がお金を使ってやることですので、市の財政をよくするそういった施策に対しては、ご意見として反対があるのか賛成があるのか、そこをお聞きできませんでしょうか。  反対なのか賛成なのか。市がお金をもうけようとする施策というのは教育に使うこともできるわけですから、賛成なのか反対なのかお聞きしたいというところです。 ○一瀬裕子委員長  この質疑は、今回の請願に対する、内容に対する質疑の場ですので、そういう施策に対して賛成か反対かということをお尋ねするのは少しちょっと趣旨が違うと委員長としてはそういうふうに思うんですけども。 ○奥村文浩委員  お金がかかると書いてあるんですから。 ○一瀬裕子委員長  賛成ですか反対ですかという、ここでの聞き方は少し違います。この内容に対しての質疑をお願いしたいです。 ○奥村文浩委員  これね、要するに、お金がかかるということを書いておられて、よくよく今日来られた方は分かっておられるわけです。我々議会としましても、城陽市の財源を獲得していく、そういった施策というのはいろいろやってるわけですけれども、そういったことが教育にとっても必要だというふうに思っておられるか、それぐらいは聞いてもいいでしょう。城陽市が税収増やそうというそういったことが、教育にとっても必要だと認識されているのか、単にお金が要るからどこかからよく分からないけど持ってこいという話なのか、それについて。 ○一瀬裕子委員長  今先ほども申し上げましたけども、この請願の趣旨というか、説明ありましたね。この内容に対しての今、質疑を、皆さんにお聞きしてるのはこの内容に対しての質疑ですので、思想とか参考人が考えておられることに関して、これ以外のことに関しての質問は控えていただきたいと思うんですけども。この内容に関してのみの。言いたいこと、分かるんですけど。 ○奥村文浩委員  じゃ、ちょっと公平性を考えてください。さっき谷村委員のときは、どこから財源、財源の話が出ましたけど、私もその財源の話をしてまして、どこから持ってくるのかと。それは城陽市に求めておられるわけですから、城陽市のお金を持ってこなければいけないということなので、それに関して城陽市はもっとお金をもうけたほうがいいのかどうかぐらいは聞いてもいいんじゃないですかね。(「議事進行」と言う者あり) ○太田健司委員  暫時休憩取っていただいて一旦整理してもらわんと、堂々巡りになってるように見えますので、ちょっと整理してもうたほうがいいかなとは思います。 ○一瀬裕子委員長  暫時休憩します。           午前10時42分 休憩        ───────────────           午前10時48分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○奥村文浩委員  そしたら、今の話、いろいろ聞いていただいたと思うんですけども、お金が要るということは認めていただいてると思います。城陽市にはいろんな新名神とかいうインパクトがありまして、税収を上げようと、そういった努力をしているところでございますけれども、そういったことも踏まえた上で、先ほど言われましたコスト論だけではないということは、具体的にどういったことが今回の請願に書いてあることと、それからお金がかかるということを書いておられることに対しての具体的な考え方、この書いてあることとの整合性というのはどういったことでしょうか。
    下村英司参考人  コスト論ではないと私が発言した内容と理解して答えます。コスト論というしゃべりがよくなかったかもしれませんが、教育や福祉には当然人を増やしてほしいとかなるとお金がかかるというのは、単純にそういうふうに話の筋道としてそうなるだろうというふうに思ってるだけです。ただではできないだろうなということです。ただ、確かにお金がかかることをお願いしているような内容かなとは当然認識しているということです。  その次に、コスト論だけではないというのは、お金がないので無理ですよと言われてしまったらそれまでだという意味です。例えば市長さんが子供は宝だとおっしゃっているし、もちろんここにおられる皆さんが教育に対して真剣に取り組んでおられるのは知っておりますし、どの会派の方も教育費をもうちょっと増やせへんのかという意見を持っておられるというのも聞いておりますので、もしそこが同じであれば、教育費を出してもらえそうな中身、この辺どうでしょうかというような幾つかの例を挙げて示した請願の中身にしております。あくまで請願です。お願いできひんかなということですから、方法論まで分かるんだったら、そんなん、すみませんが、私も議員でもないし、単なる、そういう者ですので、そんなものではないので、そこまで何かできることではないと思っておりますので、お答えになってるかどうか分かりませんが、要はお金がないというだけでなくなるのではなくて、そこを、今は教育委員会もいろんなところでお金を捻出するというのは今までも努力されてるし、先ほども述べました1年生に加配をつけていただいて非常に学校は喜んでいるしプラスになっているという例もあるので、どこかできないだろうかという意味で言わせていただいたわけです。  ちょっとコスト論という話になると、どうしてもお金がないんだからできないよというだけでは、子供たち、これから、今まで、今、苦しんでいるという状況を想像して、何かできることはないか、もうそれは、議員の皆さん、申し訳ないけど考えてほしいということでお願いしている状況だというふうにご理解いただければなと思います。以上です。 ○奥村文浩委員  いろんな話をありていに言うとまたいろんなことを言われるかもしれないんですけど、せっかくこうやって文章も書いて出てきてお話をされてますので、私もこういったことをちょっと本音で話をしたいんですけども、教育に関して、教育にお金を出しなさいというその言葉はそのとおりだし、すごく誰にとっても反対できないそういった話なんですけど、正直言ってなかなかこれに賛成というのはしにくいわけなんです。それは何でかというと、この中身については、これは誰が見ても賛成するんですけれども、やっぱりさっきのそのお金の話、お金がかかるわけですわ、これ、どんなしたって。多少それはいろんなね、お金だけじゃない、工夫というのはできると思います。工夫はお金がかからないわけですから今でも考えて、我々も、また市の皆さんも考えてやっていくという、それは余地はあると思うんですけど、お金がかかります。やっぱりお金がかかるということで、どこからお金が来るか分からない、それは市職員やら我々が考えたらいいことなのでそこはそうなんですけど、ただやっぱり一方でお金を稼ぐことに反対をする、一方でお金が必要ですとかいうようなそういったことがあるわけで、そういったことを考えて、何ていうんですか、本当にこのお金を使って教育をよくしたいと思うならば、城陽市が税収を増やそうという努力に対しても、我々は、例えば我々の会派とかは賛成をしてるわけでそういったことでありていに言ってこういった請願を出されてもなかなか賛成できないと、そういったことです。そういったことをちょっと申し上げておいて、いや、本音で言わないとね、せっかくこうやって来ていただいてて、中身は確かにそうやなというふうには思うんですけど、じゃ何で手を挙げないと後で言われたときに、何かしらっと何も言わずに手を挙げないということはできないので、ちょっとそういうふうなことをご理解いただいた上での質問でございました。ということを説明させていただきました。結構です。 ○語堂辰文委員  長い感想が出されたんですけど、市長がおられたらそういうつぶやきをされるかを聞いたんですけど、それはちょっととして。財源のことは置いて、この中身についてですけれども、まず給食費の無償というのは今始まったわけじゃなくてもうずっと以前から私たちも言ってきましたし、ほかの市町に視察にも寄せていただきましたけれども、そういったことも。学校教育については無償というそういう、今、憲法でもなってますけれども、それが実際に行われてる中で、近隣の市町でもそういうことをされてます。  城陽市はいち早く、学校給食センター方式ですけど、実施をされました。そのことで城陽市に行けば子供の教育、福祉、保育、そういうのは充実してるということでたくさんの方が城陽市にお住まいになりました。最近近隣の市町で給食費を無償にされるということで、城陽市よりもそちらのほう、子供の教育といいますか、育てやすいといいますか、先ほどから出てますお金の面でいうとそういうことになってきていて、人口が毎月減ってきてるような面もあるんじゃないかと思いますけど、先ほどのご質問に対しては、税収増やそうとしたらたくさんの方がお住まいいただくということで、そういうことを進めていけばそういう給食の財源は出てくるんやないかと私は思うんですけど、ちょっとそれは置いておいて、質問ですけれども、これ、今、学校給食のほうで、無償といいますか、これは後で行政に聞いたほうがいいか分かりませんけども、いわゆる生活保護とか、あるいは準要保護とかそういうのが増えてるのかどうか、先生のご感想としてはどうかということが1点目です。  次に、教職員の増員のことですけれども、支援学級について、学校によってはかなり支援学級の児童・生徒数が増えてきて、そういう中で城陽市独自でのそういう支援員といいますか、そういう形で配置をされてるというのも聞いているんですけれども、この中で、特にその支援学級の中で、困難な状況というのがあったら教えてほしいと思います。  それから、先ほどから出てます空調の関係でありますけれども、今回、城陽市は全小学校の理科室は残りも全部つくという予算を出されてるんですけれども、中学校はこれまでに美術室、これが設置ということなんですけれども、この点で特に子供たち、あるいは先生方で、エアコンの関係で、空調がないためにこういう点で困るという、そういう点があったら教えてほしいと思います。またお聞きになってることがあったらですね。  それから、トイレの関係ですけれども、教職員、先生方のトイレについてはどのようになってるのかお聞かせをいただけたらと思います。私たちが知ってなあかんことばかり私はご質問させてもらってるんですけれども、その点で感じておられることですね。  あと、今、不登校の子たちで、適応指導教室がありますけれども、2年生以下ということで請願がされているんですけれども、その中でもし入れてほしいというご希望とかあったらお聞かせいただけたらと思います。以上です。 ○下村英司参考人  すみません、たくさんあってちょっと覚えられなかったんですけど、分かった範囲で答えます。  支援学級の困難状況どうだというお話があったと思うんですが、支援学級というふうに、城陽市は大分、支援学級はきちっと整理していただいている状況でして、クラス数も増加傾向、もちろん京都府全体でも増加傾向があります。それはいろいろな状況があるのですが、そういう児童が増えてきたというよりは、見つける方法がたくさん出てきたという状況の中で、より丁寧な教育をしようということで、いろんな方が協力して増えてきているというのはもちろんあります。  ただ、支援学級については、やはり個の状態と集団になったときの状態というのがいろいろありますので、それはちょっと一概にこうだとはお答えできません。ただ、各クラス、学級によったり学校によったりすれば、支援学級の中に在籍しておられる児童・生徒の状況が著しく困難という場合は、例えば1名であってもどうだと言われたら大変な場面もありますし、例えば3人、4人でも大丈夫な場合もあります。それは個別によっていろいろな状況がありますので、全体的にどうだというお答えはちょっとしかねます。  ただ、各学校や学級によっては、もちろん厳しい状況にある、1人に、片方の子に手だてをしてる最中に、もう一人がいろいろなことをするので、なかなか厳しいというところもあるのはあると思いますが、そこは学校からの状況を教育委員会さんがしっかりつかんでおられると思いますので、そこはそちらにお願いしたいなというふうに思っています。  それから、空調設備の大変さということについては、今一番厳しいところからつけていただいたというふうに聞いておりますので、各学校の意見をよく聞いていただいて教育委員会は設置されていると思いますし、新聞報道で僕も知りましたが、小学校全部の理科室に空調がつくということはすごくありがたいなというふうに思っておりますし、現場もすごくうれしいんだろうというふうに思いますし、子供たちのために一番よかったかなというふうに思っています。  厳しい状況はどうかというご質問だったと理解しお話ししますと、やはり中学校は特別教室で授業をすることが各教科できちっとなされていますので、今、美術が一番大変だったという結果が出ております。次に大変なのは何だろうかということの理解として考えると、私だけでは全部の情報は持ち得ておりませんが、例えば技術室の、暑いところでやるときに、カリキュラムの関係もあるけれども、技術のようなもの、それから当然調理をしなければいけない、今コロナでなかなか調理もできていませんが、本来なら調理をしたりする場所である調理室とかも当然厳しいかなと思います。それから、体育で関われば、体育館がありますけれども、ほかの八幡市などは体育館にも空調を入れたとは聞いておりますので、空調といってもいろんなやり方があると思いますので、体育は体育で、危険な器械体操などもやりますので、もし可能なら体育館とかもいいのかなというふうには思っています。  それから、教師のトイレについてとおっしゃいましたが、ここは今日の請願には入れておりませんので直接言及は避けたいと思います。  それから、最後の質問がちょっと、すみません、よく分からなかったので、ちょっと答えなくてもいいですか。すみません。失礼します。 ○一瀬裕子委員長  語堂委員からのご質問、5点あったと思うんですけども、一番最初のほうが給食費無償化に関してなんですが、生活保護家庭が増えてるのかとおっしゃってたのでは。それとあと、最後の不登校のふれあい教室に関しては、1、2年生の間からの希望者がいるのかどうかとお聞きされてたんじゃないかなと思うんですけど。  よろしいですか。答えれる範囲で。 ○下村英司参考人  すみません。じゃ、1番の生活保護の件は全く分かりません。申し訳ないですけど分かりません。  それから不登校のことに関しては、1、2年はいるのかということは、いると聞いています。  以上です。すみません。 ○語堂辰文委員  最後のほうで、不登校について、後のほうで今日も議題にはなっているということですけど、報告のみであるということですけど、低学年にもそういう不登校の子たちおられて、そういう人たちを対応してほしいということで、しかしながら城陽市の規定がそういうので、3年以上というふうになっていることで、してほしいという大意、請願のとおりだと思いますので、手厚くしていただきたいと思います。  今、支援学級の話がありました。聞いてるところでは1クラスが8人おられて、しかも1クラス、2クラスじゃなくて6クラスとかそういう状況の学校もあるようにもお聞きもしていますので、そういう中で、今、先生方を配置してほしいと、そういうのは、確かにそういう支援の先生も入っていただいてるということではありますけれども、そういう複数の配置という要望があるんかどうかですね、それが1点です。  あとエアコンの関係がございました。小学校について残ってる図工、それから家庭、そこらあたりについてはどうなのか、以上2点お願いします。 ○下村英司参考人  まず、特別支援学級の困難度ということと、それから請願の中身は複数の配置かということをおっしゃってたと思いますので、そこの点についてお答えします。  まず、請願の理由の中でも述べさせていただいたように、今、教員自体の数が減っているというか、例えば病気になったり、それから妊娠された先生がお休みになるというときに、年度途中で講師さんがなかなか入らないという状況が起こっています。それは特別支援学級の先生であっても同じで、まず1つは、先生方が定員配置どおりなかなか補充されないという現状が全国で起こっていまして、京都府でも同じ状況です。それは、もちろん教育委員会の皆さん、それから学校の先生方も、校長先生も含めて何とかしたいという思いもあり、いろんな手を尽くして、今、人を入れられないかということを追求しておられますので、そこはもちろん同じ気持ちだし、少しでもおられる方に連絡を取っていただいて入ってくれないかということを非常に努力されていますが、現実なかなか入らないようです。これは、市や町、あるいは府、国全体の問題ですので、城陽市だけがどうのこうのではないのです。ただ、やはり入らないということイコール現場は大変、その分を誰か違う方が自分の仕事を置いてそちらの仕事に回るということをする中で、学校全体として、総体として何とかこなしている状況です。そういう意味では、どこかの学級だけが大変ということではなく、学校教育全体に人が足りていないという現状はあります。  その中で特に、先ほど言いましたように、それぞれの学校の現状をよく知っていただいて、複数配置が必要なところには複数配置を要求、校長先生を通して教育委員会のほうに上げていただいていると思います。教育委員会もそれに真摯に応えようということで今までも努力されてきていますし、それは変わらずだと思うんですけれども、現状はなかなか努力しても入らないというようなことが多々あるんだということです。  それから、エアコンについてご質問でしたけれども、小学校には、今、理科室入ったから、図工室、家庭科室がまだ入ってないですよね。恐らく工夫としては、すごく音を出すような教材については、例えば金づちを使ったりとかのこぎりを使ったりとかいうようなものもあるのですが、そういうものについてはやはり図工室というのが基本です。それを、大きな音も出るという意味も含めて、できれば閉めてやりたいなとは思うんですけれども、今、コロナの関係もあり窓を開けますし、そして図工の教科によっては、内容によっては図工室ではなく教室でやることも多いというのが現状です。芸術ですから、いろいろな工夫をする、暑い中でするほうがいいのかとかいうことではなく、やはり涼しいところでさえた頭でやったほうが子供たちにはいいのかなというふうに思ったりしています。  それから、家庭科については、先ほども中学校のことで言いましたが、調理というものに対してはやっぱりあったほうがいいし、それからもう一つは、ミシンを使うことがあるのですが、なかなか、ミシンは、全員がちゃんと回って使おうと思うと、30台、40台あるわけではないですから、みんなで入れ替わり立ち替わりやるんですけど、やっぱりその授業というのはすごく工夫が必要です。クーラーの効いたところでやればいらいらするのはかなり減るんだ、普通教室でも一緒ですけども、ということと、それからやっぱり、何ていうんでしょう、被服、そういうミシンを使うときには、全員同じ部屋に入れておかないで、課題を別に与えて違うところと入れ替えてやるなどの工夫もしておりますので、そういう意味では、ミシンやったり、それから調理したりというときにはかなり暑いんだろうなというのは考えられるところです。  すみません。以上です。 ○語堂辰文委員  ありがとうございました。  最初の提案のときにも、後のご説明のときにも、ほかの市町のこと、給食については詳しくありましたけれども、エアコンについては、近隣の市町では、ほとんどそういうのは実施されてますし、当然、城陽市は特別教室ないでということで、じゃ城陽市やめておこうかということでは困りますので、それは請願とはあれですけども、やっぱりよく考えてこれは市のほうも進めていただきたいと思いますので、あとで、これは違うほうになりますけども。  本当にご答弁いただいてありがとうございました。 ○谷口公洋委員  すみません、ちょっと一言。先ほど奥村委員が言われたことは、私は大変なことやと思うんです。反対の理由がよく分かったし、今後しっかりと議論が深まるきっかけになったと思います。またいろんなところでやっていきましょう。一面勇気ある発言やったと私は思ってます。  ちょっと具体的な質問になりますけれども、佐藤さんね、先ほど言われた中で自分の子供さんのことをおっしゃいました。中学2年で不登校になってるという。もしよかったらですよ、言いたくなかったら言わんといてください、その不登校の原因、そしてそこからまた、私は定時制にいましたから不登校の子らたくさん来たんです、ですからそこらが、また元に戻った、元気になったということをちょっとおっしゃっていただけたらと思います。  もし言えないんやったら、下村さん、中学生になると不登校が激増すると思うんですけれども、その理由、思いをちょっと伝えていただきたいというのが1点。  2点目は、たしか小学校で担任が不足、いなかった学校がございましたね。この4月からね。その後一体どうなったのか、どんなフォローがなされているのか。大変な思いがあったと思います。私も朝から晩まで40年間教員して働いてましたから、そこらの苦労は分かるんですけれども、どうされてたのか、子供たちに影響はなかったのかということです。  それから3つ目、これで終わりますが、トイレですけどね、和式のトイレの話がありましたけど、トイレはそういうやつやから私行きたくないといって学校のトイレには行かないというふうな子供も私はおると思うんですけど、そんな子らが何人ぐらいおって、どんな理由で行かないのか、またそういうのがあったら教えてください。  以上3つです。 ○佐藤典美参考人  谷口委員の質問で。私の息子、中学2年の2学期から中3丸々行けませんでした。それで、北城中だったんですけれども、学校のほうでは、不登校対応ということで、保健室に行けば出席日数になるということで、いろいろと助言とかフォローはしていただきましたが、結局私の子供は一日も保健室にも行けない状況でした。理由はそんな、今も聞いても、何でやったんかなと、本人もよく分からないということで、ただ休みたかったということは言っておりました。別にそのときはいじめがどうのというんではなかったんですけれども、何か漠然ともう学校に行きたくないんだという気持ちがあったということ。それで、学校はやっぱり登校してもらわないと対応できないということを言われたので、保健室登校できるお子さんはいいですけれども、私の子供は保健室登校もできなかったので、相談するにも、対応する先生も何か学校へ来させる方法論ばかり言われるんです、いや、そうじゃないでしょうみたいな、行けないから不登校になってるということを話したんですけれども、なかなか理解してもらえず、同じクラスでも女の子が不登校やったんだけども、その子は保健室に行けたので、そちらには何か手厚いフォローはされてたようなんです。私もちょっとかちんときまして、外部というか、言っていいのかな、職員組合のほうでそういう相談に乗ってもらえるそういう場があるというのを聞いたので、そちらで状況を話して、子供は、親がそこへ行ったからって、学校に行けるようになるわけじゃないけども、やっぱり親の対応がすごく大事だということを言ってもらえて、私も肩の荷が少し下りた感じで、ほかからお客さんが来られたら自分の子が学校行ってないということを知られたくない、だからズックを隠しました、やっぱりそういう親御さんはたくさんいはります。今は、不登校を考える父母会というのは、高校に行けるようになってからはちょっと行ってないんですけれども、そこで、外のところで高校に行く道筋を見つけていただいて、すごくそれが子供には合ってて、京都市内の私学の学校に行きました。それで学ぶことということをしっかりと、楽しいということを思ってくれて、今33の社会人になってて。  学校とそうじゃないところとの連携がなかったんですよね。やっぱり親としては、学校とも外部とのそういうフォローをしてくれるところとも、ちゃんと意思疎通というか、お子さんは学校には来れてないけどどんな感じですかとか、やっぱりそういうフォローというのは、いや、もう外部だから関係ないとかね、そういうのをすごく私は悲しく思いました。子供のことを思うんだったらば壁をつくらずに、本当にこれから不登校っていろんな状況の中で増えてきてるのも現実なので、その子供たちに対してもやっぱり教員というのは要ります。担任が一人一人を見るというのも本当に厳しい状況やと思います。やっぱり専門の先生とか連携してやっていってもらえば。これからの大きな課題やと思います。以上です。 ○下村英司参考人  中学校で不登校が激増することの原因をここで述べよと言われましたが、私、学術の専門家でもないので、そんな大それたことは絶対言えないんですけど、ただ、私の思いとしては、中学校というのは、小学校と違いまして、教科担任制になり、そして最近の国の政策では、高校へ行くのに中学校1年からの成績が全部入ると、そんな中で高校へ進学していくための成績をためていかなあかんというようなことやら、それから、一時ありました、ゼロ・トレランスというのがあるんですけど、逸脱を許さないような教育方法というのがあるんですけど、先生たちに余裕がなくなってくると、そういう国の方針やらいろんな方針もありますけれども、そういう中で子供たちに強いるというのが結構多いのかなというふうな気はしています。その強いるというような中身の中から、子供たちがそれに合わなくなってきている、子供たちの現状がですね、というような部分は多々あるのかなという感じはします。ですから、決して今全ての原因がそこにあるというふうには思いませんけれども、そんなところも感じてはいます。  それから、和式のトイレ、行きたくないという子はどれぐらいいるのかという話でしたけど、先ほども言ったように、それ以外になかったら行きます。最終的には子供は素直ですから。いや、大変やけどこういうふうにやったらいけるよというのを言えばできますので、最終的にはできているというふうには思いますけれども、何人あかんとかいうのは、僕ではちょっと今答えかねますということで。それだけでよかったでしょうか。 ○谷口公洋委員  ごめんなさいね。担任がいなかった学校ありましたね。具体的な学校言うなと私だけが言われたものですから。 ○下村英司参考人  すみません、抜けていました。  そこは、教務主任の方が担任をされまして、学年を組んでおられるというふうに聞いています。加配が来られたかというようなところもちょっとあったように思うんですけれども、何度か講師さんを選んでいただいて、いろいろしていただきましたが、現在は、今のところは、教務さんがまた担任されてるように聞いております。以上です。 ○谷口公洋委員  佐藤さんには言いにくいことを言っていただいて、ありがとうございました。  下村さんも補っていただいて、本当によく分かりました。  私も、先ほど言いましたけど、朝から晩まで働きました。ほんまにようもったと思いますわ。だけどこんなことしてたら若い人が教員にはなりませんわ。ですから、もう根本から考えていかないといけない問題やと思います。  どうもありがとうございました。 ○上原敏副委員長  皆さんのお話を聞く中で1点だけ確認させてください。  佐藤さん、個人的なことを含めまして、いろいろ思い切って話していただきましてありがとうございます。率直に感謝したいと思います。  と申しますのは、適応指導教室、ふれあい教室の必要性というのを、改めてそれがよく分かりました、強く感じましたので、その点に関して感謝したいと思います。  ただ、今回の請願内容に関しましては、小学校2年生以下にも広げるという内容になっておりますので、そこに絡む分だけ聞かせていただきたいと思います。どちらの方でも。お任せいたしますけれども。  中学生の例でしたですね、お子さんのですね。非常に、実際そうやったと思います。ただ、小学校2年生以下という場合は、そもそも1年生とかも入るわけで、学校が嫌だから行かないんじゃなくて、学校に慣れないから、なかなかなじめなくて行かないという場合もあると思うんです。なのでむしろ、2年生じゃなくても、少なくとも1年生なんかはむしろ少しでも、中学校の1年生と違って小学校の1年生ですので、学校行ったことない子がまず学校に行くということを慣れていってほしいという、なるべきだという考え方がありますので、適応指導教室の重要性は十分認識した上で、ただ少なくとも1年生なんかに関しては、むしろ適応教室に行くんじゃなくて少しでも学校に、やっぱり1年生に関しては学校に行ったほうがいい、学校にという考え方をすべきであるという考えもあると私は認識しておりますし、教育に携わる方でそういうふうに考えておられる方が私はあるというふうに聞いております。皆さんは、その辺に関してはどういうふうに、そういう考え方もあるということはお考えになっておられますでしょうか。  加えまして、皆さん自身の、低学年ですね、もう1年生限定で構いませんので、対する考え方はいかがでしょうかというところを、今回の請願に絡めて、関しますのでお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○下村英司参考人  適応指導教室の低学年、2年生の件、それから1年生、特にということであったので。適応指導教室の考え方についてのお話ですね。  確かに、小学校1年生とか2年生の子供さんたちの不登校の内容は何だろうかというと、先ほども佐藤さんからもありましたが、よく分からないという場合もありますし、それから、今、議員がおっしゃったように、学校に慣れていないという場合もあるだろうというふうに思いますし、多々あると思います、いろいろな原因が。  1つ思うのは、先ほども言いましたが、学校の現状は、小学校にはそんなにたくさんの余剰人員がいません。担任以外の人間があまりないということですよね。そうなると、不登校の子供たちは結構増えています、各学校に何人もいるというのが現状なんです。それを、子供たちに丁寧に対応していきたいと学校も思い、様々な時間の工夫をし対応しているところであります。例えば教頭先生や校長先生のように朝早くから来られる先生も加わっておられるところもありますし、養護教諭などのように特別に力のある者もいますし、それから城陽市も加配いろいろ入れていただいてますので、うまいこと勤務時間を変更していただいて、朝、その児童さんに対応するというようなこともしてもらってる学校もあります。  工夫はいろいろ重ねているのですが、1つ、低学年ということもあって、なかなか言語では正確に、もちろん中学生でもなかなか分からないということですから、今はどうなってんのかというのが子供自身ではなかなか分からないということがあります。  もう一つは親御さんの問題がありまして、問題というのは、親御さんも分からない、でも困っているという状況の中で、なかなか学校の先生方と話せるという機会が、先ほど言ったように条件が厳しいものですから、先生たちの時間に合わせて親御さんも来てもらわなければいけない、であれば、お子さんをどんなふうに指導したらうまくいくんだろうかという話合いもしなければいけないというような状況の中で、学校現場だけではなかなか厳しいというような状況があります。  全て、様々な要因のある不登校というのは、そういう要因が定まらないということも結構ありますので、そこには、原因を積めばじゃできるのかという問題と、それから子供さん自身が大きくなっていく中で、成長していく中で自分で解決して出てくるということも多々あるのです。その中で、親御さんをフォローするという意味では、なかなか学校の先生だけではできないなというふうには思っています。適応指導教室の先生の役割の中には、恐らく親御さんとの話合い、あるいはフォローしていただけるような状況にもなるのではないかなというふうに考えております。そういう意味でも、どの学年の親御さんも相談できるというか、話もできるのではないかなという意味では、低学年のほうに広げていただければ、全く無理ですということになると相談できる場所が1つ減りますよね、親御さんにとったら。ですから、そういう意味では、不登校で困っておられる親御さんのフォローという意味では、学年を下げてきておられるというのもそういうところもあるんじゃないかと理解しております。なので、先ほど言ったような請願をさせてもらってるというのが1つです。  それから、1年生限定でとおっしゃいましたので、もちろん学校でできることも多々あると思っています、担任だけではない、先ほども言いましたけど城陽市では加配の先生もおられますので、入れていただいてますし、府が配置している1年生の加配もいます。その中で、もちろん連携する中で、親御さんとの話、お子さんとの関わり、そういうものを丁寧に見ていくことと、単純に無理やり来させるだけが全てではないというような認識の下、いろいろなところで、不登校については、やっぱりたくさんの人が同じような方法でその子に当たってあげないとなかなかうまく事は進まないし、子供が本当は悲鳴を上げているのですが、その悲鳴の上げ方がたまたまそういう行動に出ているというふうに理解し、子供の目線に立ったそういう施策を取れるような状況を少しでもつくらないといけないなとは思っています。  すみません、お答えになってるかどうか分かりませんが、以上です。 ○上原敏副委員長  ありがとうございます。  今のお考え、大事なところであるということはよく理解した上で、大事なんですけど、やっぱり小学校1年生は、そういう話を含めて、どこかに向くんであれば学校に向いていただいて少しでも学校になじんでいただく。今のいろんな取組、対応も、やはり学校に行って行っていただくということが、少なくとも1年生にはよりふさわしいという考えがあろうと思いますし、少なくとも私はそうなんですけれども、皆さんとしてはそうは思われないということでございますでしょうか。考え方の違いはしようがないのでこれ以上聞きませんけれども、例えば私はそう考えますし、そう考えられる方も多いと思うんですが、皆さんはそうは考えられないというふうに理解したらよろしいでしょうか。  すみません、答えにくいんであれば無理に聞くことではありませんので、先ほどの回答で結構です。突っ込んで失礼いたしました。ありがとうございます。 ○一瀬裕子委員長  先ほども、質問がないということでしたので、以上で参考人に対する質疑を終結いたします。  この際、委員会を代表いたしまして、一言お礼申し上げます。  本日は、お忙しい中、本委員会にご出席賜り誠にありがとうございました。  参考人の方は退出願います。  長くなりましたので休憩を。45分まで休憩します。           〔参考人退室、説明員入室〕           午前11時35分 休憩        ───────────────           午前11時45分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより市への質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○語堂辰文委員  先ほど、陳述される方に対して、質問、たくさんいろんな方からされましたけれども、半分くらいは教育委員会への質問というふうに私は聞いておったんですけれども、それをなぞるつもりはありませんけれども、幾つかお聞かせいただきたいんですが、まず支援員です。小学校、中学校それぞれ、今、何人配置をされてるのか、そしてどういうお仕事されてるのか。これが1点目。  その次に、先ほども趣旨の説明されてる中で、学校の図書室の司書の話がありました。1名の方で1中学校、2小学校を回っておられるということでございます。これに対して、学校現場、また保護者、そういう方からどういうご要望というか、これでいいですとかもっと充実してくださいとか、いろいろあると思うんですけど、そういうお話は教育委員会としてまとめていただいてるのか。2点目。  3つ目は、先ほどお話ありましたトイレの改修の件ですけれども、これについて、ここではきれいで使いやすいトイレということでありますが、この点について、最終年度、そして現在の洋式化の、今進めていただいてますけど、その最終年度、そして現在の、今、令和4年ですか、これの率ですね、これが3つ目。  あわせて、これさっきもちょっとお聞きしておったんですけど、教職員トイレの洋式化の関係です。ずっと以前から、私もここに寄せていただいたときから、おなかの大きい先生もおられますしいろいろあるので、洋式化、進めてほしいということでお話もさせてもらってますけど、現在、それがどのように、率ですね、どうなってるのか。  最後、ふれあい指導教室、ここの関係、場所が移動したということもありますけれども、3年生以上と決められたのはいつ頃で、それでこの対応はどのようにされていて、そして現在の小学校・中学校の、ここに、教室に通っておられる児童・生徒の数を教えてほしいんです。数ですね。お願いします。 ○藤林孝幸教育部次長  それでは、私のほうからトイレのほうの関係についてのお問いかけにつきましてお答えさせていただきたいと思います。  まず、洋式化の最終の年度といいますか、今やっております工事の一巡する年度につきましては、令和9年度を予定してるところでございます。現在の整備率でございますが、令和4年度工事分を含めまして、小学校については44.9%、中学校については39.7%、小・中学校全体で43.1%となってるところでございます。  それと、教職員のトイレに関するところでございます。こちらにつきましては、すみません、教職員のトイレの数を、今、把握してる資料を持ち合わせておりませんので申し上げることはできないんですけども、教職員のトイレにつきましては、基本的には児童・生徒のトイレを改修することを基本としておりますが、教職員のトイレが児童・生徒の改修するトイレの校舎の中にある場合につきましては併せて改修することとしておりまして、実際改修いたしましたところにつきましては、深谷小学校の教職員のトイレについては改修をしてるというような状況でございます。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから支援員の状況ということでご答弁申し上げます。  まず、今回の請願に係るものといたしまして、特別支援学級の特別支援教育支援員についてでございますが、令和4年度、今年度の状況で、久世小、寺田小、富野小、城陽中学、東城陽中学校には府から配置をされておりまして、それ以外の残る7小学校と3中学校につきましては市のほうで市費配置を行っているところでございます。  それ以外に、支援員の状況といたしまして、教育充実補助員で教科補助、特別支援と不登校、それから先ほどお話にも出ておりました小1補助というのをそれぞれつけておりまして、それぞれ教科の補助であったりとか不登校の実態に合わせた配置を行うなどして支援をしているところでございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからは、ふれあい教室の学年の受入れの年齢の引下げの時期と、あと、現在の通室生についてお答えいたします。  ふれあいのほうですけども、令和2年度から小学校3年生からの受入れというふうに変更されています。  現在の通室の状況ですけども、小学校のほうが3名、中学校のほうが12名、合計15名の通室となっております。 ○成田昌司学校教育課長  図書館司書の状況、ご要望の状況ということでございますが、まず、図書館、学校図書の関係でございます。司書教諭を教員との併任で全小・中学校に配置をしておりまして、司書教諭の業務を補うため市独自で学校に図書館司書を配置しているところでございます。平成29年度以降、5名配置といたしまして、各中学校区をそれぞれ5ブロックということで担当しておりまして、現在のところこれで特にご要望の声というのは聞いていないところでございます。 ○語堂辰文委員  最初のトイレの改修についてご答弁ございましたけれども、小学校でまだ半分、計画のですね、計画の、なってないということで、中学校はそれよりさらに低いということで、これでいきますと、先ほどの趣旨説明にもございましたけれども、ほとんどのご家庭が今は洋式化、城陽市はほとんど100%水洗が面的には進んでますから、そういう中、学校に行って初めて和式に出会うということも小学校なんかではあると思うんですけど、そういう中で、やはり充実を急いでやってほしいと思います。隣の宇治市なんかの例を聞きますと、ほとんどのところ、もうほぼ計画どおりに進んでるというふうにもお聞きしますので、これは強く要望しておきたいと思います。  なお、教師のほうについては、数が知れてますので、先ほどお聞きしましたらちょっと今分からないということでございますけれども、調べて後で資料いただけたらと思います。委員長、よろしくお願いします。  次に、支援員の関係がありますけれども、府のほうからの学校、もう1回お願いします、何名かですね。それから、市のほうで、各学校に、それ以外のところですね、配置ということです。これも、学校によっては、生徒数が大変多いところもありますし、少ないところ、学級数が多いところ少ないところ、いろいろあるんですけど、大体どういう形で、1学校に1名なのか、それとも、人数のことをお聞きしたんですけど、それが分かればお願いします。  それから、教育充実支援員ということで、お聞きしましたら、教科の支援員、それから不登校対応の支援員ということでございます。教科の支援というので、小学校では大体どういうふうにというか、何名配置されてるのか、それから中学校関係もそういう教科の支援員があるのか、それから不登校についてどういうことをされてんのか、何名配置されてんのか、そこ何人ですかということをお聞きしてますので、分かればお願いします。  それからふれあい教室、小学校3名、中学校12名ということで、たしかに全体で15名。指導員という先生方が何人おられるのかですね。それとあわせて、これまでは小学校3年生は入ってなかったのが令和2年から、ですから2年前から3年生も入れるということを今ご答弁があったんですけれども、これについて、低学年のほうですね、小学校の、何人おられるのかお聞きしたいと思います。
     あと、司書の関係ですけれども、確かに図書館司書というのは、小学校でも中学校でも大体国語の、あるいは専門の先生おられなかったとしても、臨時免許ということで司書のそういうのをして全校に配置というのは分かりました。それ以外で、今5名おられるんですけど、要望は聞いていないということでありますけど、私たち、今、先生方からも聞こえてくるのは、スマホ、あるいはパソコン、あるいはそういう中で、ICTにもいろいろある中で、文字離れ、いわゆる図書、本ですね、そういうのが心配がされています。そういう中で、要望を聞いてないということですけども、この点について、教育委員会としては、そういう要望がないからいいということじゃなくて、将来的にどういうふうに考えておるか、以上、お願いします。 ○藤林孝幸教育部次長  先ほどトイレの改修率のお話がございましたので、それにちょっと追加で説明のほうをさせていただきます。学校のトイレの改修のほうにつきましては、学校トイレの洋式化率が改修前につきましては24.1%と低かったものですから、50%を目指して洋式化率の低い学校から順次取り組んでいるところでございまして、令和9年度の工事をもって市内の学校の工事が完了するのが一巡するという形になるところでございます。その際の令和9年度の洋式化率でございますが、小・中学校全体で約60%程度になるというところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから支援員の状況をもう一度ご答弁申し上げます。  先ほども特別支援員の関係につきましては申し上げておりましたけども、府の配置が小学校で3校、中学校で2校、それ以外の小学校7校と中学校3校については市のほうで配置をしております。  教育充実補助員でございますが、5中学校、10小学校、全てに配置をしておりまして、とりわけ不登校対策についてどのような中身かということでございますが、不登校の未然防止、早期発見・早期対応に当たり、不登校傾向にある生徒に対して教室や別室での学習等の支援や登校支援を行うために5中学校に配置をしているものでございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうから、ふれあい教室の指導員等のご質問に対してご答弁申し上げます。  ふれあい教室のほうでは、現在、指導員が2名、相談員が2名の配置になっております。  また、低学年での通室の状況ということにつきましては、現在、小学校3年生のほうが1名、小学校4年生のほうが2人というふうな状況になっております。 ○成田昌司学校教育課長  学校の司書の関係についてもう一度ご答弁申し上げます。  確かに活字離れが進んでいるということは感じておりますし、本を読むことというのは非常に大事なことであるというふうに認識をしているところでございまして、当然、マンパワーも含めて充実を図っていくということは必要であるということは認識をしておりますが、様々な形で、活字離れが起こらないように、ソフト面も含めて充実、向上を図ってまいりたいというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  順番があれなんで、トイレの関係で。令和9年、今4年ですから5年後ですか、そこで50%の洋式化を目標としてると、それは前にも提示をされていまして、今はそれに対して小学校で約44.9、あと少しだと思うんですけど、中学校のほうは39。しかしながら、先ほどからいろいろ、大規模改修とかいろいろ、耐震改修とかそういう中に併せてしていただいてましたし、久津川小学校などのように男女が共用のところについては、これに合わせて別々にそういう洋式化を進めていただいてる例もございますので、ぜひお願いしたいと思いますけど、特に小学校のほうはあと少しということはそのとおりですけれども、やはり早めていただくということが大事だと思います。  中学校については、やはり休憩時間が、殺到ということが、小学校などに比べても、そういう1つの校舎、例えば城陽中学校の場合でしたら北校舎ってありますけれど、そこはトイレがないから中校舎へ移動されるというふうに聞いてるんですけど、そういう中でそこが渋滞、渋滞ということで並ぶということが起こるということも時々聞きますので、生徒数が減ってきてるということは別にして、まだ39というのは4割ということですから、これについても小学校以上に上げていただけたらと思いますので、強く要望しておきたいと思います。  次に支援員の関係でありますけども、今、お話聞きますと、特別支援員、府から小学校3校、中学校2校、先ほども学校名もお話がございました。これは各校、念のためですけど、1名ずつなんですか。それ、ちょっと後でお答えをお願いしたいと思います。特別支援ですね。  それから、城陽市は、それぞれの残りの小学校7校、中学校の3校、これについては市が配置ということであります。それも各校1名なんですか。人数のことを先ほどお聞きしましたんで、再確認です。  それから、ふれあいについてはよく分かりました。3年生の子もふれあいに行ってるということが分かりました。後で報告があると思いますけれども、低学年にもやはり不登校というので事例が挙がってるというふうにも報告がある予定でございますので、その点は十分に対応していただきたいと思います。  最後の司書の関係でありますけれども、将来的に、この図書室の司書について、今のところでしたら、今、充実を図るということでございますけれども、この図書室の司書について、各学校に司書を置いてる学校、近隣のところであるわけでございますけれど、これについては、図書室の司書の任務といいますか、重要性といいますか、そこら辺で教育長はどういうふうにお考えか、再度お聞きします。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  府の特別支援の支援員についてですが、府の特別支援員については、小学校3校、中学校2校についてはお一人で、それぞれ各校1人で入っておられます。それ以外の市の特別支援の充実補助員ですが、時間数が限られておりますので、その時間数を学校によって2人で分けられてたりとか、1人で持っておられたりというようなことになっておりますので、それぞれ各学校、小学校でいえば7校、中学校でいえば3校ですけども、それぞれ持ってる時間数を学校で工夫されて人数で分けておられる学校もございます。 ○薮内孝次教育部長  それでは、私のほうから図書館司書についてのご質問にお答えさせていただきます。  先ほど課長のほうからも答弁いたしましたように、学校のほうからは、特にまだ図書館司書の増員ということの要望は、今のところはございません。市教委としましても、学校に対しては様々な支援員、補助員等を配置しているということでございます。予算的なこともございまして、これまでの配置については、それぞれ学校の状況でありますとか、今ある現状を分析しながら、リストラクションしながら、配置を変えてきているような状況です。  先ほど、請願者の説明の中にもありましたけれども、1年生の補助について城陽市が配置をしたということで、そういう内容を説明いただきましたけども、実際そのように配置を変えたという状況で、今こういう今日に至ってるわけです。ですから、今、学校においては、5つのブロック、1ブロック、中学校1校に対して2校の小学校を1名の方が担当するというような現状でございます。市としても、読書推進計画等もございますけども、学校と連携をしながら、また学校司書と図書館、そして司書教諭とか、連携をしながら子供たちの読書の推進に力を注いでるということでございます。その増員については、今現状では増員という形は考えはございません。したがいまして、今後の状況等におきましては、その辺のリストラクションもあり得ることでございますけれども、現状ではないということです。  また、他の市町におきましても、全てを把握してるわけでもありませんけども、全校1人ずつ配置してる市町もあれば私どものようにブロック制で配置をしているという状況もございますので、1名ずつの配置というのは、今のところは、現状は考えていないというのがお答えでございます。 ○北澤義之教育長  図書館司書については、今、部長が申し上げたとおりなんですけども、この間、様々な支援員というのを市の単費事業ということで配置をいただいております。簡単に言いますと、令和2年度につきましては、先ほどから出ております不登校対策の充実補助員、それからスクールカウンセラー、市単費で増員、それからICTの支援員と3つ入れておりますが、富野幼稚園に関しましては、3歳児保育を始めましたのでその担任分の教諭を1名、そして預かり保育の延長をしましたのでそれに対する支援員ということで、令和2年度につきましては5件の増員を図っております。  令和3年度になりますと、AETの10名体制ということでAETの増員、令和4年度につきましては、AETの関係でJETプログラムのコーディネーターの配置、それから先ほどから出ております小1補助ということで、いろんな年度に関わりまして、学校の現場の状況も、要望も聞きながら配置をしていただいてるというところといった状況でございます。 ○語堂辰文委員  最後のところで、図書館司書のことから学校の支援員のことから、部長及び教育長よりご答弁がございましたけれども、支援員の関係ですけれども、学校によって先生方が、退職された先生方もそこに入っておられると聞いてるんですけども、いろいろお話聞いてますけれども。どこまで仕事していいのか、担任の先生と同じようにそういう、放課後、場合によったらクラブ活動もどうかしたら見やなあかんのかなと、あるいは時間なっても帰るに帰れないような状況やとか、私たちが通らせていただいてもらっても、学校の電灯といいますか、かなり遅くまで点灯がされていて、お仕事されてるな、大変やなと見せていただいてるんですけど、そういう中で、教職員が足りない中で、そういう支援員で城陽市が対応されてるの、それはそれで努力はしていただいてると思いますけれども、教職員の増員をしていただくということで、請願にも入ってますけれども、その点はよろしくお願いしたいと思います。  それと図書館の司書について。図書室ですね、司書について、部長のほうから、近隣では何校かまとめているところとか全校と、いろいろあるということでございますけれども、その一方で、市の図書室との連携というお話もございました。そういうことも含めて、やはり児童・生徒が図書に触れるといいますか、なじむといいますか、そういう低学年、特に低学年のときにそういう習慣ができればずっとそれが続く気がしますので、それで十分にやっていただきたいと思います。  ちょっと分からない点が幾つかありましたので、またその点は後で資料のほうをよろしく、委員長、お願いします。以上です。 ○一瀬裕子委員長  語堂委員、資料は全員ですか。個別に対応していただくだけでよろしいですか。 ○語堂辰文委員  委員長にお任せしますけれども、要らない人にはいいと思う。 ○一瀬裕子委員長  今、語堂委員からの言われた資料、全員の配付はお願いできますか。大丈夫ですか。じゃお願いします。 ○谷村浩志委員  すみません、お昼も回ったんでちょっと端的にお聞きしたいと思います。  請願、4項目出していただいてますので、これに対する市の考えをちょっとお聞かせいただきたいと思います。  まず、1点目の給食費の無償化なんですけれども、これに対する市のお考えはどうなのか。  2点目の、教職員を増やしてくださいと、様々な方を増やしてくださいと。教職員さんというのは府教委の話になると思いますので、城陽市としては恐らく増員の要望は出されてると思うんですけども、そのあたりの京都府とのやり取りというのを教えてください。  3点目なんですが、様々要望が出てる中で、今回の請願があれば早くなるのか、それか今全力で、もう最短で進めていっていただいてるというお考えなのかというのを教えてください。  4点目なんですけども、不登校の児童・生徒の支援を行うということがあるんですが、市として、不登校の子供たちを、無理やりというか、何とか学校に来てもらおうというお考えがあるのか。不登校の子が必ずしも学校に来て勉強しなければいけないということはないというお考えがあるのかを教えてください。以上です。 ○薗田豊学校給食センター所長  それでは、給食費の無償化についての市の考え方について、お問いかけをいただきましたのでご答弁申し上げます。  これまでからも議会等でお答えをさせていただいておりますが、学校給食法におきまして、給食材料費、また光熱水費については保護者が負担するとされておりまして、それ以外の施設整備や修繕費、人件費等はこれまでから市が負担しております。本市の給食費におきましては、光熱水費については市が負担し、保護者の方々には食材の材料費のみをご負担いただくという形で、既に負担軽減を図っているところでございます。そういった点から、給食費については、受益者負担の原則というところから、市において給食費の無償化を実施することについては考えておりません。 ○藤林孝幸教育部次長  請願があれば施設の整備が早く進むのかというようなお問いかけだったかと思います。  まず、学校施設の改修、それから修繕のほうにつきましては、トイレ改修だけではなしに校舎の屋上防水改修工事や外壁工事、それと日々の修繕、緊急的な修繕など、様々なものを実施してるところでございます。  その中でも、学校のトイレ改修につきましては、令和元年度に策定いたしました城陽市学校施設等長寿命化計画に基づき優先的に整備を実施しておりますことから、ご理解をお願いしたいというところでございます。  それと、特別教室の空調の関係でございますが、特別教室の空調設備につきましては、これまで、必然的に外部と遮断する必要のある音楽室、それから図書室、コンピューター室に設置していたところでございます。  しかしながら、近年の記録的な猛暑の状況を鑑みまして、教育環境の改善が市長の公約であること、それから議会等からの要望も踏まえまして、市教委といたしましては空調施設、空調設備の必要性については認識しているところでありまして、トイレ工事に影響のない範囲で、また受電設備の能力の範囲内で設置するところとしたところでございます。全ての特別教室に設置するということにはならないことから、請願にもありますとおり、設置する教室につきましては、各学校の希望を確認した上で、比較的使用頻度が高い中学校の美術室、小学校の理科室に空調設備を設置することとしたところでございます。  なお、中学校の美術室、それから小学校の理科室の空調設備につきましては、年次的に整備を行う予定としておりましたが、整備に令和4年度の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用することで、年度内に設置することが可能となりましたことから、現在、全小・中学校で整備を進めてるところでございます。  残る空調設備が未設置の特別教室につきましては、今後実施を予定しております大規模改造や長寿命化改修工事の際に設置について検討することとなりますが、現時点におきまして空調設備を単独で整備する計画というのはございません。 ○成田昌司学校教育課長  教員の配置についての要望状況ということでございますが、基本的には生徒・児童数に応じて定員はございますけども、それに加えて加配等、要望についてはこれまでから必要に応じ府教委にも要望しておりますし、今後も要望してまいりたいというふうに考えております。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうから不登校に対する市の考えということでご答弁申し上げます。  まず、不登校児童・生徒への支援につきましては、学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、児童・生徒が自ら進路を主体的に捉え、社会的に自立する方向性を目指すというようなことが一番大事ではないかなと考えております。  また、本市のふれあい適応指導教室につきましても、児童・生徒を対象に教育相談や集団になじむ力を培うための指導を行っております。児童・生徒の自主性やよりよい人間関係をつくっていく意欲を育むというところが大事かなと思っており、児童・生徒にとって1つの安心できる居場所というふうにしたいなと考えております。 ○薮内孝次教育部長  私のほうからも、3つ目にありました、請願があれば進むのかというところでちょっとお話しさせていただきたいんですけども、まず、それぞれこの請願の内容でいえば、無償化については薗田所長が言ったとおりでございますし、空調等につきましても藤林次長がお答えしたような状況で、我々としても日夜それに向けて取り組んでいるという状況でございます。  支援員等につきましても、今、成田課長が言いましたような形で、府には加配については要望していますし、また、支援員、当然教職員の定数につきましては児童・生徒数によるところがございますので、それに倣う中、加配等については府教委のほうにも要望させていただいているという状況でございます。  さらにもう一点、4番目の不登校のふれあい教室、ここの部分で先ほど上原副委員長のほうからもちょっと質問が先にありましたけども、それで、私どものほうから、見解といいますか、申し上げますと、不登校児童・生徒数が増加する中で、不登校の原因でありますとか背景は多岐にわたっておりますので、早期の段階で対策を講じる必要性は、これは認識しているところでございます。教育委員会といたしましては、小学2年生以下の不登校の多くの理由が、これは母子分離であることでありますとか、そういう状況を考えますとまず学校に慣れることが重要であると考えております。いわゆる家庭からの押し出しということで、学校へ通わせるといったところも大事な力ではないかなと思っておりますし、小学校3年生から今これについて門戸を開いてるという状況でございます。  適応指導教室につきましては、先ほどのやり取りの中では、1年生であればそこを利用できないのかといったようなちょっとニュアンスがありましたので、ここは、適応指導教室で相談機能を持っておりますので、ここについては十分、適応指導教室は1年生から中学3年、あるいは卒業した方々も相談対象としておりますので、どんどんそこをご利用いただけたらどうかなと思いますし、また、学校のほうでも、スクールカウンセラー、まなび・生活アドバイザー等も活用していただいて、児童・生徒の悩み事でありますとか困り事を解消して、不登校を少しでもなくしていくという状況をつくり出せるんじゃないかなと思います。  また、今、小1プロブレムの対策として、先ほど教育長からもありましたように、教育充実補助員、1年生補助を6小学校に配置している対策もございます。こういったことをしながら、低学年の不登校、少しでもなくし、学校に楽しく通えるように努力していきたい、そういうような状況でございますので、この中で言いますと、今、要望していただくことについては、我々としてもそれに向けて頑張っているところではありますけども、この内容では、私たち、ちょっとそうではないという部分もございますので、そういうような考えを持ってございます。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  今、部長から基本的なお考えというのをお聞きしましたので、大体は理解できたんですけれども、1番ですね、給食費の無償化については、なかなか恒久的に財源を用意することが非常に難しいんで、やはり、先ほど僕も言うたように、コストをカットしていくといろいろな影響が出るというのがあるんで、先ほど、請願者の中にも、やはり物価高騰であったり原油高騰で生活が苦しいという部分があれば、先ほどもそれに代わる策というのを何かという話もしてたんですけれども、他市町では今回様々なコロナの臨交を使って、1学期、本市でもやったと思うんですけど、単発でも、学期を、臨交を使ってまた何とか無償にするというようなお考えは、今後も出てくると思うんですけども、そういうのがあるのかないのかというのを追加でお聞かせいただきたいというのと、2点目の分に関しては、もちろん様々な要望をしていただいてて、府等とのすり合わせがあって、この請願があろうがなかろうがやられていってもらってるというのも知ってますので、この点に関しては結構です。  3番目の環境の整備なんですけれども、やはりこれも、我々が見てる中で、我が会派からでも、様々な要望に対して迅速に対応していただいてると思いますので、ここは緩めることなく引き続き進めていただければと、この請願があるなしにかかわらず進めていっていただければと思います。  最後、4番目の不登校に関しては、これは僕の考えになってしまうんですけれども、やっぱり嫌なものは嫌なので、そういう子たちに無理やり、無理やりとは言いませんけれども、行くことが普通なんだというところではないと思うんで、そのあたりは本当にデリケートな部分でありますので、様々な場面とケースというのがありますので、1つの答えはないと思いますので、このあたり、いろいろとまたフォローアップしてもらいながら進めていっていただければと思います。  今追加でお願いした部分だけ教えていただければと思います。 ○薗田豊学校給食センター所長  それでは、追加でお問いかけいただきました分についてご答弁申し上げます。  昨今の社会情勢等により市民生活が苦しい、物価高騰等の影響により困っておられる方があるというようなところで、そこにおける支援策はというお問いかけ、またコロナの臨時交付金等を活用してはというお問いかけでございますが、まず、現在というか、従前から、生活が厳しい、困窮というふうにあられる方に対しましては、これまでも要保護・準要保護の世帯におきましては給食費を徴収しないという、公費により負担するという形を取って、そこに対する手当てはこれまでからしてきたところでございます。  また、最近の物価高騰等に伴い、他市町において国のコロナ臨時交付金を充てて給食費の高騰を抑制するという方策を取られているところがあることは承知しております。これについては、先月の決算特別委員会のほうでも少し申し上げましたけれども、本市におきましては令和3年度2学期から給食費の改定をさせていただいて、その中でやりくりをしてきたというところがございまして、まだ現状において直ちに臨時交付金をあてがわなければならないという状況にはないというふうに捉えているところでございます。  ただ、コロナ交付金を、国が創設された趣旨に沿って、コロナで影響を受けられた保護者に対する支援策といたしまして、令和4年度から、コロナに感染された方、濃厚接触者、また不安で学校を休まれて出席停止の措置を受けられた方について、その初日から給食費を、欠食となっても給食費の徴収をせずコロナ交付金で賄うという、そういった支援施策を既に打っているところでございますので、そういう点についてもご理解賜りたいと存じます。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  欠食が、お休みが出て、その部分に関しては、今、充てていただいてるということで、コロナの臨交は使っていただいてるということなんですけれども、また今後、第8波なり、さらに9波となっていったときには、また臨時交付金、様々出てくると思いますので、それに沿う部分であればそういうところに充てていったほうが、保護者の方々の価格高騰、先ほど言うた、無償化にするというのではなく、充てれる財源を充てて単発でも、単発というか1回でも、やはりそうやって救っていっていくべきやと思うんで、またこれは別の場でいろいろと議論させてもらいたいと思いますので、これで終わります。 ○谷口公洋委員  すみません、ちょっと最初に誤りを指摘しておきます。先ほど給食材料費に対して保護者が負担するようになってるというふうなことをおっしゃって、それを薮内部長も追認されるようなことをおっしゃいましたけれども、これは事実に反してますわ。とんでもないことをおっしゃってますわ。  私、9月の最終日の意見書でも給食費の無償化のことをしゃべりました。その中で、文科省は、給食材料費について、保護者が負担するということで公費で負担をしないというようなことではないと、公費で負担することは十分あり得ると、このように言ってるわけです。ちゃんと文書もありますからそれを見てください。  それから、今年になっても岸田総理大臣に日本共産党の国会議員が聞いてるけれども、岸田さんも同様のことを言ってる。公費で負担することもあり得ると言ったかどうかは分からないけれども、保護者が負担しなくてはならないというようなことは言ってないわけです。そこのところは訂正してください。これ重要な問題ですからね。ちょっと一言言っておきます。  あと、質問をいたします。  トイレは、洋式化ですけれども、目標ですね、最終年度、先ほど谷村委員からもあったんで、洋式化は一体どれぐらいまでされる予定なのか、最終年度と洋式化の率です、いつをもって終わりにするのかということを、さっきちょっと言われたかもしれませんけど、再度確認です。  それから学校司書です。学校司書、図書館司書ですけれども、これについては現在5人おられると言いましたけれども、以前もっと少なかったんです。ただ、勤務時間は同じだと、総勤務時間は同じだと聞いてるんですけれども、これを一体改善と言われるのかどうなのか、そこのところをどう考えてるのか、学校司書の役割も含めてお聞きします。  それから、先ほども請願者に対して質問しましたが、担任不在の小学校があった。4月当初からね。これに対して今後どういうふうに対応されるおつもりなのか。もう二度とこんなことは繰り返してはならない、被害遭うのは子供たちですから、そこのところをどんなふうに改善策を考えておられるのか。  それから中学校の1クラス平均の生徒数です。大体でいいですわ。大体。5中学あって1クラス平均どれぐらいか。もちろん学年によっても違うと思うけれども、大体の数を言ってください。  5番目は不登校についてですけれども、これはうちだけでは解決できる問題ではないですわ。私も40年以上勤務しましたからよう分かるんだけども。例えば通知表で意欲、関心、態度を評価するとか、そんなことやられたらもう息詰まってしゃあないですわ、子供たちは。それが高校の入学時に点数として出てくるわけやからね。そんなことしてたらそれは疲れますわ。先ほど佐藤さんが、子供が休みたがったと言った気持ちがよう分かりますわ、私も。ほいで最後に皆勤賞とかも、まだやってるのかそれもちょっとお聞きしたいんですけれども、皆勤賞でみんなの前で表彰されたら、そうか、やっぱり行かなあかんのかと、そんなことが親御さんにも伝わっていくわけですわ。子供はしんどくてしゃあないですわ。休みたかったら休んだらいいんですよ。そういうことが行われているのかちょっとお聞きします。  以上5点。 ○薗田豊学校給食センター所長  学校給食の実施に係ります経費負担の件についてご質問がありましたので申し上げます。  学校給食の経費の負担については、学校給食法第11条におきまして規定がございます。  この部分について書かれていることをちょっと読み上げさせていただきますが、11条1項において、学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費のうち、政令で定めるものは義務教育諸学校の設置者の負担とする。2項、前項に規定する経費以外の学校給食に要する経費は、学校給食を受ける児童または生徒の学校教育法第16条に規定する保護者の負担とすると学校給食法に書かれております。  学校給食法が政令で定めるものと述べている学校給食法施行令におきまして、こちらの第2条において、学校給食の運営に要する経費のうち、学校給食法第11条第1項の規定に基づき、義務教育諸学校の設置者が負担する経費は次に掲げる経費とするとされ、1号で、義務教育諸学校において学校給食に従事する職員に要する給与その他の人件費、第2号で、学校給食の実施に必要な施設及び設備の修繕費ということで規定されておりますので、今申し上げました1号、2号の経費については公費で負担するべしとされておりますが、学校給食法第11条2項において定められてますとおり、施行令で定められてるもの以外は保護者の負担とするというふうになっております。なっているため、センターでの人件費、それから設備、センターの運営費、調理委託、配膳等も含みますが、そういった経費については公費負担ということが法に照らされたとおりということになりますが、光熱水費については、法律上の立てつけにおいては保護者負担というふうに書かれております。  ただ、先ほど申し上げましたように、これまでの経緯から光熱水費に関しては公費負担を行ってきたものでございます。  また、学校給食に関して、給食費も支援するべしという発言があるというふうにおっしゃっておられましたけれども、もちろんここに市が保護者に求めることを認めないと書かれてるわけではございませんが、法の原則に従えばこのとおりになると。今、最初の答弁で申し上げましたのはここの部分を申し上げたものでございます。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから司書のことについてご答弁申し上げます。  現在、5名に増員して配置をしているところでございますが、確かに組替えをしておりますので、3名から5名に人数を増員している状況もございますが、一定時間数の組替えを行っております。それ以前が週30時間の3名、合計90時間に対して、週20時間の5名、100時間という形で組替えを行ってるところでございまして、一定充実を図っているという状況がございます。  まず、司書教諭を全小・中学校に1名配置をしておるわけなんですけども、その業務を補完する形で5ブロックに分けて配置をしておりまして、その役割、効果といたしましては、図書館司書による学校図書館の使い方などのオリエンテーションを実施しまして使い方の学習が進められたことでありますとか、図書館利用者が求める情報に対して適切な図書紹介や推薦を行うなど、図書館のレファレンス業務について徐々に拡大してきている状況があるということ、また、蔵書の修繕が進み傷んでいる本が減ったこと、書架の整理が進み本の検索が行いやすくなったこと、教員や児童・生徒の授業等に必要な資料などを事前に準備してもらうなど資料室としての活用も図れるようになったこと、市立図書館との連携が進み、これは部長からも答弁したところでございますけども、学校で必要な図書の準備などができるようになったこと、また、児童・生徒が図書館に来館した際に、司書となる教員がいることで児童・生徒ごとに適した本の選択ができるようになり、読書習慣が進んでいる状況が見られるようになってきたことなどが効果として得られていると考えているところでございます。  あと、それぞれ司書教諭が学校に行く日ですけども、小学校では1日ずつ増えている状況がございまして、一定その面でも充実が図れているという状況でございます。 ○藤林孝幸教育部次長  学校トイレの洋式化率についてのお問いかけでございます。  学校トイレの洋式化率につきましては、改修前は24.1%と低かったことから、まずは50%を目指し洋式化率の低い学校から順次取り組んでおりまして、令和9年度の工事をもって市内の学校を一巡することとなります。その際の洋式化率は小・中学校全体で約60%となる見込みでございます。  なお、10年度以降につきましては、今のところ整備方法も含めまして未定でございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうから不登校と皆勤賞についてのご答弁を申し上げます。  委員ご指摘のとおり、不登校の原因、背景については非常に多岐にわたるというふうに教育委員会のほうでも認識をしているところでございます。  先ほどもありましたけど、登校のみを結果とせずに、社会的自立を図るということが一番大事と考えているところでございます。学校に行けなくても悲観的になることなく、学校以外の教育機関でというところで、本市についてはふれあい教室、適応指導教室が1つの居場所になればなと、1つの力を蓄える場となればいいかなと考えております。  また、皆勤賞の実施については、教育委員会としてはないというふうに認識をしております。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  私のほうからは、中学校の1クラスの生徒数ということのご質問がありましたが、中学校についてはほぼ大半が30から35名のクラスになっております。ただ、学年によってまたそれぞれありますが、1つの学年が37人というところが1校ございます。  あと、小学校のほうで、先ほどからありますように、教員がというところですが、教員の担任のところについて代替が入っておりませんので、教務主任のほうが今担当しております。本来、4月から休みでそこが空いておりますので、市教委としましても府教委にも要望し、教員を配置してもらうように要望しておりますが、なかなか1つの担任のところに教員を充てられてないような状況があります。今現在、学校では教務主任のほうが担任をしておりまして、教務主任の仕事を、今先ほどからありますように、充実補助員であったり、学校の中で加配もおられますので教務主任の仕事を手伝っていただきながら、教頭先生等学校のチームの中で対応してもらっているような状況です。  今後、加配要求等で、お休みになられるときの教員の配置については、強く府教委のほうにも要望していきたいと思いますし、市教委のほうでも対応していきたいと思いますが、今後ないようにしていきたいところですが、なかなか途中での教員の配置、お休みになられた後の代替の講師の先生が見つからないというような現状もございますので、市教委としても対応をしていきたいと思いますが、今現在はそういう状況でございます。 ○谷口公洋委員  最後の松尾先生のつらそうな発言には本当に頭が下がりますわ。教育長も含めてですけど。全体的な教育予算が少ないんですよ、城陽市はね。もっと教育に力を入れなあかんのに、市長さんのこれは方針なんでしょうけれども、もっと金使わなあかん。子供たちは城陽市の宝とおっしゃってるんですから。そしたらもっといいことになるわけです。  先ほど給食の給食材料費について法律を述べましたけど、それはそう書いてありますよ。そしたら、現在、伊根や井手や和束や笠置や南山城村で無償化やってんやけど、この人たちはみんな法律違反してるんですか。やめさせなあかん、そしたら、法律違反してんやったら。  そして現在のコロナ禍のしんどい状況で一番お金がかかんのは子供たちの教育なんですよ。生活保護を受けてる人でも一番頭を悩ませてんのは子供たちの教育費なんよ。私はそれをうちの社会福祉協議会に勤めてよう分かったわ。だからこそ、教育費の無償化を文科省もそれはあり得るだろうと、そんなことは言いませんよ、だけどそういうことができるようにしてるわけです。だから続々と無償化が起こってるわけですわ。この流れは止められませんよ。  岸田総理大臣も、先ほど言ったけれども、そのことについて、日本共産党の国会議員の質問に対して否定はしないわけですわ。そらちょっと考えたら分かりますわ。子供たちが一番かわいそうなんやからね。そんなこと言ったら駄目ですよ。  それからその後のことですけれども、中学校の生徒数、1クラス数が平均30から35とおっしゃったね。まだほんましんどいですわ。私も社協で中学生教えてよう分かった。また後で言いますけども。私は定時制に勤務して、最後の頃は生徒は20人になるんですよ。やっぱり20人というのはほんまに適正の数。20人おって初めて生徒たちはよく分かりますわ。だからそのことを目指してくださいな。  それから、トイレの洋式化が最終的に令和9年度には60%と言ったけれども、京田辺はもう間もなく75%を目指すんですわ。これもまた後で言いますけれども。私は80%は欲しいと思ってる。和式も残さんとあかんですけどもね。そういうことです。
     それからもう一つ、学校司書は本を読ますようなことだけが仕事ではないんですよ。3人で30時間、三三90時間、ほいで今は5人で20時間やから100時間、10時間増加したんです。それはいいことだと思いますけど、学校司書の仕事は、子供たちと関わって様々な様子を見たり相談を受けたりするのが学校司書の仕事でもあるんですよ。定時制では学校司書は必ず採用しています。正規の職員がおるんです。そして不登校に近い非常にしんどい生徒たちは保健室に行き、保健室に行けない子もおると佐藤さんおっしゃったでしょう、そんな子は図書室に行って図書室の司書さんとも話をするんですわ。いろんな人たちがおって子供たちは安心して学校生活を送れるんです。そういう役割も学校司書は持ってるということですわ。現場にいないと分かりません、このことは。だからしっかりそのことも頭に入れてこれから対応してください。以上です。 ○薗田豊学校給食センター所長  給食費負担の件について、他町等の事例を出されてお問いかけいただいた件でございますけれども、先ほど私が申し上げましたように、法律の立てつけとしてはそのような枠組みになっているということで、先ほども少し申し上げましたけれども、給食材料費を保護者負担としてはならないとは書いておりませんし、公費負担しなさいとも書いていない、また一般財源で公費負担することも否定されていないということにおいて、各自治体が様々そういった置かれた各状況に合わせてなされている施策を今ご紹介なされたものだと捉えております。その判断については各自治体が独自で主体的に判断すべきものと思っておりますし、我々といたしましては法の原則に沿った対応が適切であろうというふうに捉えております。 ○谷口公洋委員  すみません。私も教員出身なものですから、こういう問題になったらつい力が入ってしまうんですよ。私、責めてるわけではございません。本当に少ない予算の中で一生懸命やっておられることはよう分かってます。きつい言い方してごめんなさい。ほんまに頑張ってください。よろしくお願いします。以上です。 ○西良倫委員  学校図書館の分室ですけれども、学校数でいうたら小学校、中学校、15分の3で始まって、15分の5になって、15分の5というのは、これは4年か5年続いてますよね。費用はほとんど、先ほど谷口委員も言ったように、使う費用は変わらん中で進めていってる。今聞いたら1時間、1日ですか、学校に行く時間が、関わる人が増えたというんだけども、教育委員会として15分の15をいつまでにやっていくのか、ほかの市町でやってるところもあるという話も今出ましたから、そこはやはり持つべきだと思うんです。いろいろとあるんだけども、そのことによって学校現場でのゆとりを持ったというのか、当たり前というんか、そういう教育活動ができるわけですから、そこのところはさっき谷口委員も言ったように、本だけじゃないんです、やっぱりいろんなことで関われる子供を大人が見ていけるという、学校自身のゆとりにもなるし、本来の教育活動にもなるし、それはやっぱり予算はかかるんだけども持つべきだと思うんです。  それともう一点、不登校だとかに関わって、学校の充実補助員とか家庭教育支援員とかありますよね、そういった先生方が担任と連携を取りながら、鋭意保護者とも連携を取りながら、保護者の願いも受けて、今、子供の様子ちょっとあれやから来て見てほしいんですとか関わってどうこうとか、関わったことでひょっとすれば学校とつながったり、またふれあいの教室だったらふれあい教室とつながったりとか、大人のそういった教育支援活動のところとつながっていける、より綿密に子供の心も含めて分析したり捉えたり把握したりということが豊かになるという取組というのがどのように進んでいってるのか、またどういう配慮があんのかね。  あともう一つ言えば、ひきこもりで長いこと、課題として市としてつかんでいる子供で、ひきこもりの子供の様子が見えるぞという、特に小学校であれば中学校になっても変わってないとかね。中学で就学できないまま高校行き大人になりというところへの連係プレーというのはどういうふうにされてるかとかいうあたりをちょっと分かれば教えてください。 ○薮内孝次教育部長  私のほうから図書館司書についてお答えします。  15分の15ということについては、先ほど他の委員から質問あったときに、今のところは考えていないということをお答えしたので、今現時点では増やすという考えはございません。  今先ほどの私の答弁の中で、学校司書教諭と図書館との連携という話もさせていただきました。谷口委員の中でも、図書館は子供たちに本をいろいろと紹介するとか、いろんな効果についておっしゃっていたわけですけれども、学校図書館司書も市立図書館とも協働しながらいろんなことで学校に関わってもらっています。図書館から、今現在コロナでなかなか行けてないんですけども、小学校対象におはなしキャラバンという形で16年から実施をしているんですけれども、図書館の職員が出向きまして図書の紹介であるとか読み聞かせとかも行っているという状況でございます。ですから、学校図書館司書の仕事の補完もしておりまして、子供たちに対する図書の有用性についてもそういう形で紹介もさせていただいています。  今先ほど、3人から5人に増えたことによって学校に行く機会が1日小学校では増えているわけです。時間的には少ないわけですけども、常時、小学校で、授業がございますので、授業外の中で、休み時間でありますとか放課後とか、子供たちに図書の貸出しとかいろんな紹介をしてるという時間がございますけども、回数増えたことによって充実させてるというところもございます。  さらに、ボランティアによって、読み聞かせ等についても、小学校のほうにも出向いていただいているという機会もございますし、図書館の整理もボランティアの方がやっていただいている学校もございます。  そういうふうなことで、今現状では学校のほうからの要望がこれについてはないというのは、何が何でも全てを要望してるんじゃなく、どのようなところが支援が必要になるのかなということで今学校のほうからの要望を聞いてる中では、まず1番には上がってこないということでございますので、今現状では、5名の体制で、市はこれは続けていきたいというふうに考えているところでございます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。私のほうから不登校に関わるご質問についてご答弁申し上げます。  1点目でございます。不登校の支援員に関してでございます。これら不登校対策についての支援員につきましては市内の5中学校に配置しております。これらは学校に生徒が来た場合に、別室での対応であったりとか学習の支援を行っているところでございます。不登校の児童・生徒の家庭訪問等々につきましては基本的には担任が行っており、そこから知り得た情報を共有しながら、学校に登校した際、別室、また保健室等で不登校の支援に当たっているというような状況でございます。  それからもう一点、不登校の欠席が多い状況の児童・生徒が、今後、どういった連携をしているのかというところにつきましてです。不登校の欠席日数が多い児童・生徒につきましては、小学校・中学校での連携を進めておりますし、また福祉のほうからの支援もできないかということで、そちらのほうとも連携を図っております。中学校を卒業した後も、進学先が決まる場合もありますし、決まらないようなときもございますけども、そういったところも京都府のひきこもりセンターとも連携を図って、長期的な視野で支援ができるような連携を図っているところでございます。 ○西良倫委員  部長は先ほど、そういうふうな形で司書教諭という人が10人、10人の司書教諭が補ってる中で進めてるんだけども、やっぱり常駐でおるというのと担任もしもっての図書館への関わりというのは、かなりかけるエネルギーとか、子供の、学校図書館の様子とか、違いがあると思うんですよ。そこは増員の計画がないという形でぼんと言わないで、要望がないからあまり考えもないとかいうところじゃなくて、正規ですから、これね、やはり正規がいることは学校の普通の形として必要な正常な形なんだから、そこは何とか努力をして計画を持ってほしいと思います。  それと不登校に関わるところはよろしくお願いします。 ○一瀬裕子委員長  では、ほかに質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○谷口公洋委員  すみません。時間も押してますから手短に言いたいと思います。  先ほども言いましたけれども、私、社協にいて、これは宇治ですけれども、2年数か月勤務して、やはり一番親御さんが心配されるのは、経済困難の家庭で心配されるのは子供さんたちの教育費です。そのことはそこに勤務の人たちも一様に私に教えてくれました。  給食費の無償化は一番それに対しての支援策だと思っています。子供さんが3人いたら大体年間10万円は使うでしょう。そこらがなくなったらどれほどみんなを励ますことになるか。栄養がつく中で、心配せんでいいということにどれだけ安心になられるかと思いますわ。私、定時制で給食券をつくってた人間ですからそのこともよく分かります。教育に給食はほんまに必要だということを痛感してます。  先ほども言いましたけども、伊根、井手、和束、笠置、南山城村、それから久御山でも補助が出て、宇治田原では2学期が、3学期にも無償化するということで決まっています。それから明石市や、高槻市ですか、ここらも中学生の無償化になってます。明石なんか社会保障や社会福祉や教育費を充実する中で人口がどんどん増えてるんです。これは新聞なんかにも載ってますわ。そらそうですわ、みんな住んできますからね、子育て世代が。  だから当初金の問題が出てきましたけれども、私も、城陽市は水がおいしくて、教育に、子育てにほんまに適したまちだよというから住んできたんですわ。私の年代の人たちは大抵そうですわ。そうやって税金も税収も上がっていくわけです。もう少し足が地面に着いた考え方のほうが私は潤っていくだろうと思います。  2018年が76ですわ。無償化がね。市町村のやつがね。それが2020年、今年の3月に161、もう2倍以上増えてるんです。さらに中核市の、人口が少ないところだけではない。青森市は中核市ですからね。20万人以上が中核市ですわ。しかも県庁所在地です。これが無償化すると言ってるわけですから、これは今の日本の困難な情勢下では最も重要なことだろうと思います。ですから、この請願の内容、本当に大事なことやと思います。  それから教職員を増やして20人学級にすることも大事です。教育長は中学校出身ですからよく分かっておられると思うけども、授業が難しくなるんですわ。数学はプラス、マイナスのこの感覚が分からない。私は教えてよう分かった。そこで駄目になる。それから英語も、そら金のあるところは塾とかなんとかできますよ、だけど中学2年生になってもBとDの小文字の書き方が分からない子もいましたわ。丁寧に教えていけばどんどん好きになって、先生、学校には行かんでもここには来ると言ってね。教育支援の場ではやってましたわ。ぜひよろしくお願いをします。  それからトイレについてもそうです。4地域合同の防災訓練で分かったことですけれども、体育館にトイレがちょっとしかなかった。それも和式ですわ。洋式化が必要ですわ。これは新聞にも書いてあったけれども、困難な自然災害が起こって、そして和式のトイレしかないところで、ご老人がもう歩けないからはって歩いたそうですわ。はって和式のトイレまで行って用を足すというようなことが起こってると新聞に書いてありましたよ。洋式で座ってやるのが当たり前だからこそこれだけ普及してきてるわけです。そこのところもぜひ考えてください。  それから八幡市の請願もね。これ起こったんです。これちょっと紹介してもう終わりにしますけれども。  経済的に長引く不況の中で、状況に置かれる中で、本当に困難な保護者は少なくないと。こうした中で子供の貧困対策では学校教育の無償化がもっともだと。全国の自治体でも高まってると。ほいでそのための財政措置を求めて学校給食無償化に向けて取組を進めてくれと。それから全国的な教職員不足で子供の教育環境が悪化してると。そのことも書いてあります。もう簡単にしか読みませんよ。ほいで請願項目の中には、全ての子育て世帯の負担を軽減するため、国や府に学校給食費無償化の財政措置を強く求め、財源が確保でき次第速やかに無償にしてください。充実した学びの提供と教育課題提供の解決のため国や府に、教職員配置の促進、教職員定数等配置基準の緩和を求めてください。  これ全会派。全会派です。だから自民党の議員の方々もこれご存じやと思いますけれども、全会派が紹介議員になってこれを可決してるんです。お隣のまちですよ。ほとんど財政規模は一緒ですわ。そういう状況ですから、今回の請願は、本当に私は重要な請願で、ぜひこれが可決されて、そしてこれに伴った市政が行われることを切に望む次第です。  以上、賛成討論です。 ○奥村文浩委員  反対の立場で討論いたします。  ここに書いておられることを何でもかんでも反対というわけではありませんが、書いておられることに対して自分なりの意見を申し上げたいと思います。  まず、学校給食費を無償にということですが、払える人もいますし、しんどいなという人もいると思うんですけれども、まず払える人の分も無償にするとその分がやっぱりほかの予算とかを圧迫することにつながるというふうに思います。払えないなという方については、この学校給食費の中だけの問題で考えないで福祉的な施策としてその分を別で補填する、今はコロナの給付金なんかで補填するというのもありますが、やっぱりそういったこと、福祉施策として手当てを継続してやっていくということは必要じゃないかなと思います。世の中、いつも言ってますけども、格差が広がっていく、そういった世の中ですので、補填しなくてもいい人にまで補填をするというのは、格差を縮めていくそういったことにはならないので、必要な人には継続して補填をしていくというちょっと工夫をして、給食費の中だけでやってしまいますと、また払ってない人は何で払ってないんだとか、子供たちの間でも何か不公平感みたいなものができたりとかしますので、こことは別のところでその分を補填するというようなことで、考え方がいいんではないかなと思います。  2番目、子供がゆとりを持って学ぶことができるよう、教職員を増やせばいいということなんですが、これ全国的にやりますと相当な教職員を採用するということで、そうなりますとやっぱり教職員の方の質の低下みたいなものも気にはなりますし、何といってもお金もかかります。  今、GIGAスクール構想なんかでタブレットを配られて、いろんなソフトウエアで勉強するという時間もできてますので、そういったことに早くから取り組んでいる先進校なんか行きますと、グループ分けをして半分に分けて、半分はコンピューターを使った学習の時間、半分は先生の一斉講義というようなことをやって、きめ細やかな少人数学習、学級のような形態を今までと同じ教員数で実現してるようなところもありますので、これももう少し工夫ができるんじゃないかなというふうに思っています。  それから、特別支援学級の要請に合わせて様々の支援員を配置してください。これについては、私も具体的な事案に関わりまして、学校からの要請によって柔軟に教育委員会から支援員を配置していただいたことがありますので、これは、教育委員会、その時々によって柔軟にやっていただいてるというふうに思います。  司書の配置については、私は、どこまで司書が各学校に要るのか、今の状態ぐらいでもいいのか、ちょっと判断ができません。  次、学習環境の整備をしてくださいということで、これは先ほどの答弁にもありましたけども、できる限り進めているというお話があります。それから、人口が減ってる中で、いろいろな建物、学校も含めて建物が過剰になってきてるという中で、老朽化してる校舎の改修など、そういったことをやっていくためには、もっと根本的な問題を解決して、統廃合なんかも考えていかないといけないのかもしれないというふうに思います。  それから不登校の児童・生徒の支援を行うということに関しまして、不登校のことは確かにどんどん深刻になってきています、このことについては今まで、ちょっと教育委員会の答弁も少しずつ変わってきてて、以前はもうとにかく学校に行かす一点張りの話だったんですが、少しそこは柔軟になってきたと思うんですけれども、やっぱり現実的に相当な、城陽市よりも別、他市町なんかではもっと深刻になってるところもありますが、登校する生徒と同じぐらいのクオリティーで不登校の生徒にも教育の機会とか教育を与えていくというような考え方をしていくべきだと、そんなふうに思っています。  以上で、これについて反対の討論といたします。 ○一瀬裕子委員長  ほかに討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  これをもって討論を終わります。  これより請願第4-4号を採決いたします。  請願第4-4号は、採択することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○一瀬裕子委員長  挙手少数。よって、請願第4-4号は、不採択とすることに決しました。  2時15分まで休憩します。           午後1時05分 休憩        ───────────────           午後2時15分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  議案審査を行います。  議案第67号、城陽市総合運動公園駐車場条例の一部改正についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○下岡大輔教育部次長  それでは、議案第67号、城陽市総合運動公園駐車場条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の3ページをお願いいたします。  提案理由でございますが、受益者負担の適正化を図ることで総合運動公園一帯をより魅力ある施設に整備することを目的に、駐車場使用料を改定するため、地方自治法第96条の規定に基づきまして、本案を提案するものでございます。  続きまして、条例改正の内容につきましては、4ページをお願いいたします。  4ページの参考資料の一部改正条例要綱に基づきご説明をさせていただきます。  改正内容ですが、駐車場使用料につきましては、現行2時間以下は無料で、2時間を超え3時間以下までは大型自動車は600円、その他自動車は200円、3時間を超え4時間以下は大型自動車800円、その他自動車300円、4時間超えは大型自動車1,000円、その他自動車は400円で、この額が上限となっておりましたが、改正後は、30分を超え1時間までは大型自動車300円、その他自動車は100円、1時間を超えて1時間までごとに大型自動車は300円、その他自動車は100円ずつ加算となりまして、大型自動車は2,400円、その他自動車は800円を上限とすることとしております。  この改定によりまして見込まれる増収となった分については、老朽化している市民体育館等の総合運動公園の施設・設備の充実や改修に充て、総合運動公園利用者に還元してまいりたいと考えております。  なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日からとしております。  説明は以上でございます。よろしくご審査の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○語堂辰文委員  5点ほどお聞きします。  1点目ですけど、今回料金引上げということでありますが、これまでは4ページの表の上段のように2時間までは無料でありました。以前、文パルも2時間まで無料だったわけですが、文パルについては1時間までが無料と、そうなったわけでありますけれども、これ、文パルに合わせられたわけじゃないんですけど、何でこの値上げに、さっきのご説明では体育館の改修やとか、整備やとかいろいろとおっしゃいましたけれども、現在、たくさんの方が体育館やらグラウンドやら利用されている中で、しかもこの時期に理由、なぜ上げられるのか、その訳ですね。  それから2つ目が料金について、文パルは1時間まで無料、ところが今回は30分まで無料と、何とせせこましいという声もあるんですけれども、なぜそんな形にされたのか。  3点目ですけれども、今までといいますか、これからもそうですけども、割引団体というのがあると思うんですけど、その扱いはどうなるのか。これまでは割引団体はどういうふうにされていたのか。  4点目、利用者への通知、それはされているのか。  それから最後です。聞くところによりますと、ロゴスの来客者が増えてきて、一般の人たちとの競合が、いわゆる体育館やらグラウンドを使っているというのがあるという中で、両方から苦情が出てきているということで、こういう形にというふうな一説も聞くんですけれども、ロゴスとの間ではどういうふうになっているのか。  以上、お願いします。 ○下岡大輔教育部次長  まず、今、引上げの理由でございますけれども、こちらスポーツゾーンにつきましては、屋外施設は昭和59年に多目的広場が、それから昭和60年にはその他の屋外施設、そして体育館は昭和61年にそれぞれ供用を開始しております。共に35年以上が経過しているため、全体的な設備の老朽化等が進行しているところでございます。  特に市民体育館につきましては、つり天井などの非構造部材に劣化、不適部分があり、当該施設は避難所にも指定されていることから早急な対応が必要となっております。現在、大規模改修を見据えた検討を進めているところでございますが、多額の財政負担も見込まれるところであり、改修には財源が必要となってまいります。  そのため、この施設につきまして、受益者負担の観点から皆さんのほうに支えていただくという形で、今般、駐車場料金のほうの関係を改正したいというふうに考えているところでございます。  受益者負担につきましては、市が提供する行政サービスは市民に納めていただく税金で賄うのが原則ではありますが、全てを税金で賄うとサービスを受ける市民と受けない市民との不公平が生じることとなります。負担の公平性の観点から、特定の受益者がいる場合には応分の負担をしていただきたいというふうに考えているところでございます。そのため1つ目の質問についてのご答弁とさせていただきます。  2つ目でございます。文化パルク城陽、こちらも総合運動公園も基本的には1時間100円という考えは同じでございます。文化パルク城陽は1時間まで、総合運動公園は30分までを免除という形になっているところでございます。  したがいまして、1時間を超えると200円というのは文パルと全く同じ料金となってまいります。その後、以降1時間ごとに100円が加算される点についても同じでございます。  文化パルク城陽が1時間までを無料としておりますのは、文化パルク城陽には図書館がございまして、図書館法におきましては、図書館利用には対価を徴収してはならないと規定されているところでございます。これは図書館が福祉施設や文化施設ではなく、利用料が無料である義務教育施設と同じものと位置づけられるというふうに考えておりまして、対価を求めないもしくは低いレベルで求めるものとされているためでございます。そこで図書館において本を借りたり、返したりする時間を考慮しまして1時間までを無料としているところでございます。  一方、総合運動公園につきまして30分まで無料としておりますのは、施設を利用するのではなく、送迎や施設の申請受付のための車を想定し、その間の時間として30分以内を無料としているものでございます。  この点が異なる部分でございまして、基本的には1時間100円という考え方は同じということでございます。  それと、無料券の配付をこちらのほうはしておりまして、こちらにつきましては、市内競技団体が自ら主催し、広く市民参加を得られるものをスポーツ振興のために市の施策として一定無料としているものでございます。あくまで市内で公共性があるもの、本来行政として行うべき事業を運営していただいているような事業、それから市が行うべきスポーツの振興や市民の体力向上、健康増進を担っていただいておりますような城陽市のスポーツ協会や各種競技団体が計画的に実施されている事業を対象としているものでございまして、現在もその事業に対しては無料券のほうの発行をしているところでございます。  こちらにつきましては、駐車場の使用料の改定と合わせまして、無料券の発行の在り方についても利用の中心となる城陽市スポーツ協会と協議を重ね、来賓・役員はこれまでどおりとし、参加者については大会規模によらず公平とするため、大会の参加者数に応じた無料券の発行を、これまで無尽蔵に上限がなかったものを参加者総数の3分の1の枚数を上限とすることで制限をかけることといたして、今理解を得ているところでございます。  あと、それとこの通知につきましては、こちらはこれからご可決いただきましたら当然通知、広報してまいりたいというふうに考えているところでございます。  あともう一つ、ロゴスのお客様との関係でございます。当然今ロゴスのお客様としては市外の方も多く来られている現状がございます。特に2時間以内にロゴスランドのほうで市内だけでなく、市外の方がそこで遊んでいただいて帰っていただく。そういうことで、市民の財産であるロゴスランドのほうを無料で遊んで帰っていただく。そういったことも含めて市外の方からもやはりこの辺の使用料を一定の徴収、お金を出していただきたいというふうに考えているところでございます。  そういった意味でも、こちらのほうは一定の車の台数の制限もかけていることになると思いますので、満車対策のほうも少しこちらも考えて、こういった料金改定のほうに含ませていただいたということでございます。  何度も申し上げますけれども、こちらのほう、今回の使用料を改定いたしました増収分につきましては、総合運動公園の施設の充実、そして設備の改修等に充てたいというふうに考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○語堂辰文委員  最初からあれですけれども、料金値上げといいますか、引上げの理由ということで体育館の改修ということでございますが、大体、確かに老朽化はしてきていると思いますけれども、この体育館について建て替えということですか、改修ということですかね。いずれにしてもどちらになるのか、それから予算はどのぐらいを見込んでおられるのか。  それと、料金引上げでどのぐらいの収入をそちらに充てられる部分、これを見込んでおられるのか、お願いします。  それから割引の件で、役員は無料と、参加者については3割負担というんですか、そうですね。ですから3分の2割引ということですかね。そういうのを出されるということですけど、これまでは無料だった方々がそこを利用されるに当たって、受益者負担とおっしゃるんですけど、先ほどからお話がありましたように、城陽市に代わって本来市が直接に行われるべきスポーツ振興やったり、健康増進、それらのことを委託もありますけれども、その中で参加される方に対して、言うたら利用料を取るということ、ほかのところでは考えられないんですけど、なぜそんなことになるのか。最初のご答弁と関係があるんですけれども、割引もこれまでどおりにされたらどうかと思うんですけど、それはなぜそんなことに、役員さんと差をつけられるという。  次に、通知についてこれまで打診されて、それで大体了解を得ているとかそんなのがあるのかと思ったら、今聞きましたら可決されたら連絡しますと、そういうことがあり得るんですかね、普通、利用されている方にとったら。もしそんなことあったら寝耳に水じゃないですけど、何でこれまでされてたのが変わるのかということなってくるんですけど、そのあたりのどういう打合せというか、そういうことをされてきたのか、もうちょっと詳しくお願いします。  最後、ロゴスの入り口にもゲートがございます。その関係でいくとロゴスのゲートについては、その料金は私は言いませんけれども、ロゴスのお客さんが増えたから駐車場が混雑すると。したがって、料金を有料化して緩和するというような、そういうのが一部言われているんですけれども、これに対してお答えがなかったんですけど、そこら辺はロゴスに対してはこれまでからも様々な優遇措置をしていっていただいていますので、きちっと話をしてロゴスの利用者に対して、例えばですよ、今ロゴスを使われている方、バーベキューにしましても、宿泊にしましても、その方々については駐車料金はどうなるのか、最後にお願いします。 ○下岡大輔教育部次長  まず体育館のほうからです。
     こちらのほうは、今後、まず先ほども申し上げましたように、非構造部材のほうの耐震化の改修は必須でございます。躯体自体は耐震化は問題ございません。非構造部材のほうの耐震化のほうを進めていかないといけないというのがございます。それとこちらアリーナの床面等もこれまで大きな改修もしておりませんし、それからそのほか体育館の前の広場のところも不陸がかなり進んでいるところでございます。こういったことを改修していきたいと思っております。  金額につきましては、こちらはどこまでの改修にするかいうことで、まだこれからにはなるんですけれども、大きく言えば20億ほどかかるんではないかなというふうには考えているところでございます。その中身につきましては、今後、最終調整をしていきたいというふうに考えているところでございます。そういったことで体育館、大きな経費が必要になってまいりますので、改修のほうを皆さんで支えていただきたいというふうに考えているところでございます。  それから無料券の配付につきましては、これまでは参加者、何度も言いますけど、無尽蔵、幾らでも発行できるような形でありました。それを今回から3分の1にという形で制限をする形になります。それはやはり車のほうは乗り合いで来ていただく、そういったことを基本に、そしてそれ以上の方はやはり負担をしていただきたいというふうには考えてはいるんですけれども、やはり車の台数を減らすというのが、こちらはスポーツ協会さんとの協議の中でも出ていたところでございます。スポーツ協会さんと協議している中では、やはり駐車場の車の台数を減らしていくというのは協会としても考えていかないといけないというふうな話でもございますし、この内容につきましては、受益者負担の部分で施設の改修に充てていくということについては、スポーツ協会さんにもご理解をいただいております。  あとそのことの通知でございます。あくまでやはり市議会のほうでお話を出してから、利用者のほうには広く通知はしていくことになるかなというふうに考えております。  一方で、城陽市のスポーツ振興の中心となるスポーツ協会さんとは一定の協議は終えている形でございます。その上でご可決いただきましたら広く通知はしていきたいというふうに考えているところでございます。  それと、ロゴスランドの部分でございます。こちらはロゴスランドはあくまで公園の名称でありまして、言えばレクリエーションゾーンに来られる方という形になります。ちなみにそのロゴスランドを利用された方、宿泊者の方は無料という形になっております。宿泊の方につきましては、この無料の部分は継続してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○語堂辰文委員  1番が漏れている。 ○下岡大輔教育部次長  申し訳ございません。増収見込みですけれども、こちらは平成28年度から令和2年度の駐車場の平均値、平均数、そういった部分を加味いたしまして、増収した形で積算いたしましたら、約1,800万円の増収になる見込みでございます。 ○語堂辰文委員  また順番ですけど、今お聞きしましたら今回の改定というんですか、利用者からしたら改悪ですね。これで年間1,800万円、そしてこれまで2時間まで無料だったのが30分間まで無料と、なぜ30分か、手続やとかいろいろご説明がありましたけど、これに対して取りあえず61年に体育館ができて、その後、56年の耐震をクリアしてますから躯体はどうもないけれども、様々な改修に20億かかると。今お聞きしましたら増収見込みで年1,800万、まさかこの駐車料金でそれをされるとは思わないんですけれども、それに幾らかでも足していこうということで今回スタートされたか分かりませんけど、今現在、団塊世代の方々が次々にリタイアをされて、そういう軽運動施設の利用だとか、グラウンドだとか、あるいは若い人たちが子供たちを連れてレクリエーションゾーンだとか様々な形で利用がされている。その拡大の時期ですけれども、値上げされるということは、やはりこういうコロナの時期でもありますので、それはどういうことなのかと。市民にさらに負担をということなので、お聞きしましたらロゴスさんの宿泊の方は無理やということなんですけども、市民の皆さんにしたらそういうことは納得ができないんじゃないかと思うんですけど、その辺について、ロゴスさんのほうにはそういう話をされたので、最後のほうも関わりますけれども。  次に、無料券の関係であります。もう協議が済んでいるということですが、役員さんは無料ということ、それは役員さんと協議されたわけで、自分たちは無料ということもそれは分からんでもないんですけど、一般の参加者が皆さん料金はそれに従ってもらいますよと。これまで2時間まで無料やったのが200円になると。そういうことが一般の利用者の方が結構ですというふうになるのか、常識としてですよ、今のこの時期に。そのことについてどのようにお考えなのかもう一度お願いします。  以前、レクリエーションゾーン、アイリスインの駐車場も、それから体育館もゲートがつけられました。そのときの教育委員会の説明では、ゲートは有料化のためではないというふうに当時はおっしゃっていましたけれども、そのうちに結局それは有料化をされました。そして今回また、そういう利用者の方を含めて2時間まで無料やったのが有料にすると。しかもその上げ幅が、これをお聞きしましたら、これまでは例えば3時間までが200円だと思うんですね、これが300円になると。大体午前中3時間で、これまでは3時間で200円で済んでいた、それがそういう形で上がると。また、午後は大体1時から5時までということでしたら4時間になりますけれども、4時間ですとそれまでは300円だったのが、今回はこれが400円、そういう形で負担が増えていくということで、市民の皆さんからしたら、体育館は体力づくり、また、レクリエーションを含めて様々に有効に利用されていた方々がそういうことで抑制されていく。城陽市はそういうことに対して一体どうお考えになるかということが出てくるんじゃないと思うんですけれども、それについてどうお考えでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  まず、ロゴスランドの宿泊ですけれども、こちらにつきましては、従前から宿泊につきましては当然長い期間になりますので、宿泊者のほうについては無料で来ております。今回もそれは継続していくつもりでおります。  それと、ゲートのほうの話になりますけれども、こちらはもともと以前に無料であったのが有料化になりました。有料化のときにも、こういった駐車場の有料化のときは例えばこちらのほうにバスで乗りつけてきて、このまま太陽が丘のほうに1台で行ったりとか、そういったことを防ぐということもありましたし、かつこれも施設のほうの維持管理、改修等に充てていくというふうな思いではおりました。  しかしながら、今回大きな改修を今後かけていきたいという思いがございます。その中では少なからず皆さんのほうに支えていただきたい、かように思っているところでございます。  それと、その利用者が減るのではないか、一定そういったこともあるのかもしれませんけれども、やはり施設を利用していただく上では、少し皆さんにご協力をいただいてご支援いただきたい。そしてこの施設をよりよいものに皆さんの力でしていきたいというふうに考えております。そのためには何とかその辺はご理解いただきたいというふうに考えているところでございます。 ○薮内孝次教育部長  私のほうから補足をさせていただきたいと思うんですけれども、先ほどからいわゆる受益者負担の考え方等についても答弁させていただいております。下岡次長の答弁の最初のほうにもありましたけれども、行政サービスについては、全て経費がかかってきますので、これを全て税金で賄っているのかといったらそうでもないんですけれども、これを全部やっていくと相当な経費負担になっていくと思われます。  市民の中には、税金を納めているのになぜ追加で使用料であるとか手数料を払わなあかんのかといった考えをお持ちの方もおられるでしょうし、また、自分が納めた税金で自分は利用しないような施設まで何で管理とか運営をしなあかんのかというような考えを持っておられる方もおられます。これは当然いろいろお考えをお持ちの方がおられるんですけども、この社会ですけども、やはり皆さんの税金あるいはいろんな負担で成り立ってきていると思うので、そういう社会の構造になっているわけですから、幾らかの受益者、利益を受ける方については負担をいただくということが前提になってくるんじゃないかなと。  その中で、地方自治法の中でも、224条だと思いますけども、当該事件により特に利益を受ける者からその受益の限度において分担金を徴取することができると規定されております。こういう考え方から受益者負担の考えで我々様々な手数料でありますとか、使用料でありますとか取らせていただいているわけでございます。  この中で、いわゆるこの利用の公平性を考えたときに、受益を受ける方についての受益のものですけれども、特に市民の生活に欠かせないようなものあるいは高度な社会の要請のあるものと個人の価値観や嗜好の違いによって必要性が異なるもの、これが対峙すると思われます。  それと、あるいは公共性が高く、民間にはその提供ができないようなもの、そして民間でも提供ができるようなものと分けますと、今回の駐車場でありますとか、運動公園にありますようなものは、私的な嗜好の部分と、それから民間でも提供できるようなものでございますので、やはり受益者負担の負担割合で言えば、全額からあるいは高い率の負担を求めるものではないかなと思いますし、義務教育施設、当然これは無料でございます、道路、図書館というものは無料化あるいは低いレベルでの最低限の負担をいただくというような施設ではないかなと思われます。  したがって、この負担については、我々もこの改定についてはいろいろと議論させていただく中では、やはりそういう意味でこの駐車料については、最初から負担をいただくということでお願いしたいなと思っております。今後は人口も減少の時代になっておりますけれども、それぞれの施設についてもこれは皆さんで支えていただかなければ維持できないと、継続できないと思っております。  老朽化した施設についても、当然我々もこの体育館については、先ほどの答弁にもありましたように、避難所の意味もここには入っております。万が一の場合ですけれども、原発で事故が起こった場合は北部の方々を受け入れなければならない部分もございます。そういった意味でこの非構造部材の耐震化は早急にやられなければならないと思っておりますし、老朽化も著しいところでございます。我々としてはこの財源を何とかいろんな形で、特財を有利なものを調査し、探しておりますけれども、さらに市税の負担をしていかなければならない部分もございますので、その中でもこの使用料、駐車場の収益が上がった部分についてもこれに充てていきたいし、体育館だけでもございません。ほかの野球場、テニスコートもございますので、そういったあたりも改修に経費をかけていきたいと思っております。  それから先ほどの答弁で漏れていたと思うんですけども、役員の無料についてなんですけれども、役員さんについては試合の運営、それから試合のゲームとかの管理等、それから選手の管理等もしていただいていますので、当然その方々についてはボランティアでやっていただく方でございますので、この部分は無料で我々は問題ないと思っておりますし、参加される方はやはり嗜好の部分もございますので、そこは受益者、受けているということで負担をいただくというのが一方であるかなと、こういうのは当然ではないかなというふうに考えているところでございます。 ○語堂辰文委員  今の部長、またご説明いただきましたけれども、やはりこれまでそういう形で2時間まで無料であった、それが今回は30分超えたら100円、1時間まで、そして2時間までは200円、それから3時間までは300円、こういう形のやり方ということですけど、今のご説明の中で、例えば文パルの図書館とか、プラネタリウムとか、そういったものを利用される方については教育施設ということで、無料かというと当然あれなんですけど、図書館で今1時間が無料ですけれども、図書館で本を借りるのに選んだり、手続したりしている間にすぐに1時間は過ぎてしまうわけですね。  そういう中で、中には有料を避けるために途中で駐車場に行かれて入替えというような形もありました。ところが今回の30分で有料化ということになりますと、手続とか送迎とかで30分は、これは無料を認めるというような話でしたけれども、そうすると本当に例えば何かの試合とかしたら30分で、例えばですよ、入れ替えていると想定ができませんし、そういうことは実際に行われることもないと思います。必ず来られた方はそういう方は皆さん有料と。  今お聞きしましたら、役員さんはそういうので運営やらいろいろ携わっていただいて、本来市がやらなきゃならないことをそういう形でされているから無料にしているということでありますけれども、私が言うているのは役員さんも有料にせえということではないんですよ、これまでどおりされたらどうですかと言っているので、やはり市民に開かれたレクリエーションゾーン、いわゆる総合運動公園、当時聞いていましたら開設するときに169億円とおっしゃっていました。それが投入されて、それはほとんど終わっていますけれども、そして今回、そういう中で皆さんが広く活用されてて、さっきお話がありましたけれども、そこを乗り合わせバスにして利用されるようなことを防ぐために有料化したという話でありましたけれども、その後ずっとこれが2時間まで無料にしてきた分を言うたらこれをどんと上げるということはいかがなものかと。  ほかのところもいろいろ聞いていますけれども、宇治でしたら文化センターにしましても、いろんなところ、そういう形で駐車場については、職員駐車場も含めて無料にされておりますし、それが当たり前だと思うんですけど、これでいくと若い人たちが城陽の施設はみんな有料かと、そういうのでますます出ていかれるんじゃないかと思います。  やはり将来のことを考えてもっともっと活用していただく、そして皆さんが健康で文化的な城陽市民の生活を謳歌していただくということについては、今回の引上げは私は反対ということで質問を終わります。 ○谷村浩志委員  今、語堂委員の質問の中で、ある程度、今回改正される理由とか、文パルとの比較という部分、様々効果額等は教えていただいたんですけれども、今ご答弁にもしあったんなら申し訳ないんですけれども、今回値上げされる駐車料金はそもそも市に入るのかもしくは指定管理者の収入になるのか、その点と、改正されて今回受益者負担の考えという部分で利用する方がしっかりそれ相応の負担をするという先ほどの給食の話と同じやと思うんですけれども、その中で今ご答弁の中にあった1,800万円というお金が老朽化した施設等に使っていかれるというお話があったんですけれども、その効果額が出たお金の中で具体的に何かどれに使うというふうな、充てていくという考えはあるのか、方針は持っておられるのか、その2点お聞かせください。 ○下岡大輔教育部次長  まず、今回の駐車料金の関係ですけれども、こちらのほうは市のほうに直接納付される形になります。城陽市のほうの収入という形になります。こちらは使用料金制に駐車場はなっておりますので、全て市のほうに収入として入ってくることとなっております。  もう一つ、この一応今の1,800万という増収見込みでございますけれども、具体的には、先ほどから申し上げておりますように市民体育館の改修、それから今、こちらもまだ依然としてまだハードコートでありますテニスコート、そういったものをやはりテニスコートは今ハードコートでありますので、かなり高齢者の方に膝とかに負担が大きいということで聞いております。ここを改修していきたい。膝等に負担のないような、そういうオムニであったり、ゴムチップみたいなそういったものもあったりするので、そういう改修を今後やっていきたいというふうに考えているところでございます。  そういうことで、体育館、それからそういったスポーツ施設のほうを順次改修することで、魅力ある施設にしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  効果額がそのまま市に入るということも分かりましたし、今おっしゃられた何に使っていくかというある程度の方針というのもお持ちやということも分かりました。私もドッグランをお願いした人間だったんですが、ドッグランは2時間以内ぐらいでふだんはいつも終わっとったんで駐車場料金もかからんかったんですけれども、利用料金によってロゴスさんはある程度無料処理とかしてくれるというのもありますので、今回、ロゴスさんの場合、2,000円以上の場合は無料処理やったと思うんですけれども、やはりこれで少しなるんであれば、その辺も協議の中でロゴスさんにある程度負担してもらって、例えばそれを1,000円に下げていただくと。平日にドッグランだけ利用した場合やったら1,100円ぐらいしかいかないので、そうなった場合やと2時間使われた場合に有料になってしまうということがあるので、そこはロゴスさんの企業努力の部分で何か協力していただけるようにお願いしていただきたいというのがあります。  今、テニスコートの部分と体育館の中のこともおっしゃられたんですけれども、以前、野球のグラウンドのほうで外野側のフェンスですよね。あそこが危ないと、当たってけがすると。私の知り合いも昔、現役時代のときに結局硬い壁に当たって選手生命を絶ったということもありましたので、やはりそういう部分でどれぐらいお金がかかるのか分かりませんけれども、そういうところにも、危険を取ることのほうが先でもありますし、テニスコートを使われている方も高齢者の方も多くて、その膝への負担の軽減もすごい分かるんですけれども、やはり若い子供たちとか、テニスコートが若い子が使ってないという意味ではないんですけれども、やはり危険度が高いところにまず使っていただけたらなと思いますので、その辺はご検討いただけたらと思います。  私もいろいろ聞いている中で、例えば格技場、畳であったりああいうようなのも老朽化しているので、例えばそういうものにも活用していっていただくという考えも中で持っていただきたいですし、この1,800万というのが城陽市民だけの負担ではないので、その使われる方全てに払っていただいたお金が適正に使われるようにできる限りいろいろ考えていただいて、使っていくことだけをお願い申し上げまして終わります。 ○谷口公洋委員  すみません、2点質問します。  ここで大型自動車というのは一体どんなのものを指すのか。  それから文パル、総合体育館、それからロゴスランドの滞在の時間ですね。それは家族とかいろいろあるやろうけれども、それはどれぐらい見積もっておられるのか、お願いできますか。 ○下岡大輔教育部次長  まず、大型自動車でございます。  こちらのほうは定員11人以上の普通自動車及び貨物の運送の用に供する自動車としております。具体的には、定員25人ぐらいのマイクロバスであったり、40人ぐらいの中型バス、それから55人の大型バス、10トン以上のダンプトラック、こういったのは大型自動車というふうに位置づけております。  こちらのほうは、これは自動車のサイズから駐車に3区分程度は必要になってきます。当然大型バスとかもサイズも大きいですので、したがいまして、この大型の自動車は3倍の金額を使用料とさせていただいているところでございます。  もう一つ、利用の実態でございます。  現在の利用の実態でいきますと、やはり2時間以下の利用の方が多くおられます。その中でもこれまでもアンケートなどを取りましたけれども、一番多いのがやはり2時間以下になっておりまして、例えば車で申し上げますと、年間の利用台数がこれも5か年の平均になるんですけれども、約22万3,000台の総駐車場台数がございます。その中で2時間以内の台数が約15万台の台数がこの車になっていますので、そういったことでは、やはり2時間以内が多いというふうに認識しているところでございます。 ○谷口公洋委員  すみません、ロゴスランドのところでレストランがありますね。あそこに小さな駐車場がございますね。あそこもこの30分にされるでいいんですか。 ○下岡大輔教育部次長  総合運動公園は市民体育館のところに第1駐車場がございます。府道を挟みまして反対側のレクリエーションゾーンのところに第2駐車場、そしてこれがアイリスインの横手にあるところでございます。一番西側にあるのが一番広い第3駐車場になります。この第1・第2・第3駐車場を全て同じ扱いというふうに考えているところでございます。 ○谷口公洋委員  前、本城議員が文パルの時間帯については発言をされました。私も本が好きですからよく図書館に行くんです。それで子供がいた頃は下のほうのプレイルームでよく遊ばせていました。私は図書館に行ったらじっくり調べますからあっという間に1時間は過ぎますわ。それからプレイルームで子供たちを遊ばせたときにも子供は夢中で遊びますから、それで連れて帰るのにやっぱりあっという間に1時間はたちますわ。  それからロゴスランドのレストランも、ロゴスランドはどう考えておるのか私よう分からんねんけど、ここで食事を例えばしたら30分はかかるでしょう、食事してコーヒーを飲んで。そしたら当然そのお金、200円が加わることになると思うんですよ。そこらのことについての配慮というか、そこらは考えておられないんですか、どうなんですか。そこらはどう考えておるのか。 ○下岡大輔教育部次長  ロゴスランドのほうのこちらアイリスインとプラムインがございます。こちらのほうの宿泊者については、先ほど申し上げましたとおりです。  あと、レストランとかカフェの利用につきましては、こちらは2,000円以上ここで飲食等をされた方については無料とさせていただくことでこれまでも来ておりまして、今後もそこは継続させていただきたいというふうに考えております。 ○谷口公洋委員  すみません、以前、文パルを売却して、そして今お金を払っているわけです。その払っているお金を例えば給食の無料とかに回したらどれだけよかったかと私は思ったりもするんですけれども、これは実質金を払って市民に使えと言っているのと一緒やと思うんです。図書館はやっぱり1時間では、それはもう本当に決めてぽんと行くんやったら別やけど、無理な話ですわ。そしてあそこにゆったりしたいろんな障がいのある方の物品販売とか、美術展とか、いろんなことが催されるじゃないですか。そういうのを見たときには1時間なんて軽くオーバーしてしまうと思うんですよ。だからせっかく文化パルクを地域の文化の殿堂としてつくっているのに、市民から文化を奪っているような状況になると思うんです。  その城陽市の文化を奪うということは一言言った上で、今度は体育の件もそうですわ、運動も。総合運動公園で、それは30分で金を取るというのは、市民の本来の公共の施設を有料で使えと言うようなものですわ。高齢者が多い中で運動がたくさん行われたらそれだけ介護の費用も減るというふうに、もう少し大きく見てもらえないかなと私は思いますわ。  そういう意味では、今までの文パルは反対なんやけど、これがせめて、それでも私は高いと思います。適正な料金だったと思いますわ。市民から文化や運動を奪ってますます市民生活を貧しく、困難にしていくことになると私は思いますわ。無駄なお金はいっぱい使っているのにどうしてこういうところで金を使わないのか。もうそれが悔しくてなりませんわ。一言、そんなことはお考えにはなりませんか。市民の文化や運動する、スポーツも権利ですから。それを奪ってますます城陽市民のそういう健康、長生き、そういうものを奪うことになるんではないかというふうには思われませんか。質問です。 ○下岡大輔教育部次長  今、谷口委員がおっしゃったことは大変よく分かります。当然スポーツの振興の観点からも、こちらのほうの施設利用はしていただきたいというふうには考えているところでございます。  ただ何度も申し上げていますように、受益者負担という考え方の下、こちらのほうを利用していただく上で、何とかこの施設を皆さんで支えていただきたい。そして今回収益で増収した分については、必ず施設のほうに還元していくつもりでおりますので、そのあたりはご理解いただきたいなというふうに考えているところでございます。 ○谷口公洋委員  最後にします。  前回も私は言いましたけれども、明石市なんかでは、こういう施設とか、それから給食費の無償化とか、本当に市民目線で大事にしているんですよ、市民一人一人を。その結果、人口が増えて、そしてますます税収が増えて、そしてますますこのようなサービスが豊かになるというパターンで有名になっているわけです。それは新聞に書いてありますわ。どうしてそれができないのか。無駄なお金をいっぱい使ってもったいない話やと思います。もう残念でなりませんわ。ですからこれはもう明確に私は反対します。以上です。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論ありませんか。 ○西良倫委員  議案第67号に反対の立場で討論します。  今回の駐車料金の改定は、これまで2時間以下であれば無料であった大型自動車、その他の自動車の駐車場料金を30分を超えれば300円や100円と無料の枠をなくし、利用者からともかく費用を徴収しようとするものであり、体育館の立地から考えても利用者の多くが車の利用を伴っていること、自転車や公共交通の利用、行き方、帰り方、自動車の乗り合わせ等、これまでも工夫して出費を切り詰めている話も聞きます。利用料金の値上げは、ここの体育館や運動公園の利用者を減らし、スポーツ愛好家の思いを酌み取れていない値上げ案と言わねばなりません。スポーツクラブ会員やそのメンバーたちが所属するクラブの財政にも影響を与え、スポーツのまち城陽とうたう虹の橋に掲げたスローガンがむなしくなる施策と言えます。市内で一番高い駐車料は、近隣市町と比べても一層際立ち、スポーツ振興のためにもこれまで以上の市民負担になり反対です。以上です。 ○谷村浩志委員  議案第67号に賛成の立場で討論させていただきます。  今、様々質疑の中で受益者負担という部分でいろいろな修繕のためにお金を使っていただくというお話があった中で、やはり体育館等を利用しているのは城陽市民だけではなく、ほかから来てくださる方にも多数ご使用いただいているので、我々の大事な施設を修繕していく中にも、その利用者の方に少しずつ助けていただいて、そのお金を捻出いただいて維持管理にお手伝いいただくという部分では至極当然のことなのかなというふうにも思っております。  ただ市内の方だけでなく、市外の方が多いとはいえ、城陽市の方もたくさん使われていますので、今回、私は賛成の立場でさせてもらいますけれども、こういう条例はいつでも改正できると思いますので、何か城陽市民にとってプラスになる、今度は優遇策等々というのは我々も勉強してまた提案させていただくので、こういう条例はもちろん負担していただく部分とそれを強いた後に状況がもし税収が上がってくるとかであればまたいい方向に、いい方向というのは優遇できる方向の条例改正というのも今後踏まえて考えていきたいと、これは要望にさせていただいて、67号の賛成討論とさせていただきます。 ○一瀬裕子委員長  ほかに討論ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  これをもって討論を終わります。  これより議案第67号を採決いたします。  議案第67号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○一瀬裕子委員長  挙手多数。よって、議案第67号は、原案のとおり可決されました。  説明員交代のため、3時20分まで休憩します。           〔説明員交代〕           午後3時11分 休憩        ───────────────           午後3時20分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  報告事項に入ります。  (1)学校生活の状況についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。  それでは、学校生活の状況につきまして報告させていただきます。  初めに、児童・生徒の登下校における安全対策について報告させていただきます。  資料2ページをご覧ください。  近年、登下校中の子供が被害に遭う交通事故や犯罪が社会問題になっており、本市においても下校中の児童が被害に遭う未成年略取事件が発生いたしました。これらの児童・生徒の命に係る事件・事故を重く受け止め、児童・生徒の安全確保について、いま一度新たな対策を講じるなど、引き続き多くの目で子供たちを見守り、犯罪の抑止を進めてまいります。  そこで、教育委員会といたしましても、従前より行っている安全対策と新たな取組についてご説明させていただきます。  1つ目は、防犯教育の推進でございます。各校では毎年不審者対応に係る訓練や登下校時の防犯指導を行っております。加えて年度当初に小学校1年生を対象として、城陽署員の指導による登下校や放課後に危険を感じたときの対応についての安全指導を実施しております。  2つ目は、ながら見守りの呼びかけでございます。ながら見守りとは、通勤や散歩、買物などふだんの生活をしながら子供たちを見守る活動でございます。できる方が、できるときに、できること、無理のない範囲で誰にでも気軽にできる活動で、地域の安心・安全につながるものでございます。教育委員会と警察が共同でながら見守りのチラシを作成し、保護者や自治会及び民生児童委員協議会、高齢者クラブ等の各種団体に協力を呼びかけることとしております。  3つ目は、こども110番のいえへの周知でございます。登下校中に子供が危険を感じたときに躊躇なく助けを求められるよう、年度当初にこども110番のいえに児童が挨拶に出向き、顔つなぎを行うというものでございます。  4つ目につきましては、通学路安全マップを活用した下校指導でございます。学級指導や登校班会で自宅から学校までの人通りの少ないところや見通しが悪いところなど、危険箇所を確認するとともに、家庭においても保護者と共有しております。  5つ目につきましては、青色回転灯を点灯したパトロールでございます。学校・警察連絡協議会の活動として、偶数月の1日に教育委員会及び市立中学校、警察、防犯推進委員協議会が一緒に青色回転灯を点灯し市内をパトロールしており、同時に民間ボランティアのランニングパトロールの方も一緒にパトロールをしております。  これらの活動を通して登下校における子供たちの安心・安全を守っていきたいというふうに考えております。 ○谷﨑健司学校教育課主幹  続きまして、城陽市と学校が連携した課題解決型学習についてご報告させていただきます。  まず、(1)番でございます。都市政策課と連携いたしました寺田南小学校3年生の学校MM(モビリティ・マネジメント)の学習についてご報告させていただきます。
     この学習の目的といたしましては、バリアフリーの意義について知ること、そして環境問題SDGsについて学ぶこと、また、公共交通機関としての路線バスの役割とよさを体験することを目的として学習いたしました。  この学習の内容といたしましては、まず、体育館でスライドを見ながら都市政策課の方から城陽さんさんバスが走る2つの路線についてスライドを使った説明を聞きました。また、京都京阪バスの方から整理券や降車ボタン、不審者が車内に侵入してきた際に押す非常用ボタンなど、路線バスの機能について教えていただきました。さらに乗り方やマナーについても学ぶことができました。その後、学校前のバス停から文化パルク城陽までの往復コースで乗車体験を行いました。  児童らは、ふだん家族と出かける際などマイカーを利用することが多く、路線バスを利用する経験がない児童もいましたので、とても興味を持って路線バスに乗っておりました。実際に整理券の活用の仕方や降車ボタンは誰もが押せるように様々な位置に設置されていること、また、車椅子のまま乗車できるバリアフリーの工夫について詳しく学ぶことができました。さらに各家庭が自家用自動車を利用するよりも、路線バス、公共交通を利用するほうがCO2排出の抑制につながり、環境に優しいことについてSDGsの視点からも学ぶことができました。  続きまして、(2)番の環境課と連携いたしました深谷小学校4年生の私たちにできるSDGsの取組として、ごみ問題の学習についてご報告させていただきます。  この学習の目的といたしましては、ごみを減らすことに注力する方々の活動を通して課題を理解すること、そして限られた資源の大切さに気づき、持続可能な社会を願って自分たちにできることを考えること、また、城陽市の課題である粗大ごみの減量の重要性について伝えることを目的として学習いたしました。  この学習の内容といたしましては、初めはパッカー車、ごみ収集車の見学をした後、城陽市の課題である粗大ごみの削減に向けてポスターを制作する2本柱で学習を行いました。パッカー車の見学では、環境課ごみ減量推進係の方から車の仕組みや収集できるごみの量などについて詳しく教えていただき、さらに実際にごみを投げ入れる体験をいたしました。また、圧縮する機械の力について、水の入ったペットボトルを数本圧縮させ、はじけ飛ぶ水の勢いを見せていただき、機械の力について学ぶことができました。さらに収集ごみの中で電池が混ざっていて発火した事故があったことも教えていただき、危険性と環境の両面からごみを分別して出すことの大切さについて学ぶことができました。  この体験学習の後、城陽市の課題である粗大ごみの減量に向けて一市民としてできることを調べ学習を通して考えました。そして3人1グループの全16グループでごみの分別や削減の大切さを身近なこととして捉え、校区の方々へ啓発するポスターを作成いたしました。そのポスターは一度作成して終わりではなく、PMIシートという思考ツールを使ってのPMIのPはプラスのよいところ、Mはマイナス改善点、Iはインタレスティング、面白いところについて他のグループのポスターについて書き出したり、市の担当者からアドバイスをもらったりしながら再構成し、より地域の方へ伝えられるように工夫を重ねていきました。  最後には、ポスターコンテストを開催し、グループごとにプレゼンテーションを行いました。市の担当者、地元自治会の方、PTAの方に審査に加わっていただき、学校長賞、市役賞、地域賞、PTA賞の賞を決定いたしました。また、それぞれのグループのポスターについては、地域の掲示板に数多く掲示されております。この学習を通して自分たちにできるSDGsについて深く考え、学ぶことができました。  以上で城陽市と学校が連携した課題解決型学習について報告を終わらせていただきます。  そして次の7ページ以降には、はぐくみを参考資料としてつけさせていただいております。また、ご覧いただければと思います。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。 ○太田健司委員  それでは、2点ほどお伺いしたいと思います。  ただいまの学校生活の状況について、特に1番の児童・生徒の登校における安全対策についてお伺いいたします。  ハード面の整備に関しましては、常に防犯カメラを訴えてきましたように、またあさってお伺いを別途しますので、それはさておき、やはりソフト・ハード両面で大事だということで、特に教育委員会におかれましては、ソフト面の充実をしっかり図っていただいてて、今回もこのような対策を練っていただいているということで、引き続きこれはよろしくお願いしたいと思います。  そこで、まず1点お伺いしたいのが、(1)番、安全対策として、その中の1つ目、防犯教育の推進ということで、小学校1年生、年度当初に登下校時の安全教室を城陽署の署員さんにご協力いただく中で行っていただいているということなんですけれども、6年間でこの1回だけなんでしょうか。  1年生で入ったばかりのときはまだ右も左も分からへん、皆さんも入庁されたとき右も左も分からへんときに受けた講習のことなんて覚えてないと思うんですけれども、そういったことがあるので繰り返しこれはやっていく必要があるんじゃないのかなと思うので、この1回に限らずというふうに僕は思うんですが、いかがでしょうかというのが1つ。  もう一個、今、GPS付のスマートフォンというか、携帯というか、キッズ携帯みたいなものもたくさん出ておりまして、いろんな形で習い事とか行くときには子供たちに持たせている親御さんも多分たくさん今いらっしゃいますが、これは依然として学校に持込みというのは禁止になっているのか、そのあたりどういう経緯で今はまだ禁止なのかというのをお聞かせください。2点お願いします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。  ただいまの太田委員よりご質問ございました2点についてご回答申し上げます。  まず1点目でございます。防犯教育ということで、1年生入学当初に城陽署員の方に来ていただいて交通安全についてというお話もさせていただいております。この防犯に特化したものではないんですけども、2年生、また3・4年生と自転車教室、交通安全教室、また、高学年では情報モラル教室、そして警察のOBの方に来ていただいております非行防止教室というものの中にも、登下校の安全についてもお話をいただいております。  特に1年生に入学したての頃といいますのは、幼稚園・保育園から来まして校種も変わっているところから、特にこういった形で防犯教育をさせていただいているんですけども、その他の学年でもその時期において交通安全であったりということはお話をいただいているような状況でございます。  それから2点目でございます。携帯電話の持込みにつきましては、小・中学校とも現在禁止をしております。これについては、お子様とか保護者の中にもふだん習い事に行きたいとか、どうしても学校が終わってからご家族と連絡を取らないといけないというときにつきましては、保護者の方から事情を学校にお話しいただいて、朝登校したときに職員室で先生に携帯を預けて、帰るときにお渡しするというような形にしておりまして、学校の生活の中で子供たちがスマホを持っていたり、スマホを触っているというようなものにつきましては、禁止しているというような状況でございます。 ○太田健司委員  1点目、各学年でその成長度合いに応じた指導をしていただいているということで一定理解しました。その中で同じことを何回も結局言わないとなかなか入ってこない部分があるので、今そういう機会に登下校時の安全指導なんかもあるというお話やったので、ここにしっかりと防犯というところで、今回の件を受けて入れていただけたらありがたいなと。そんな時間を要しないですし、要点だけを何回も何回も刷り込んでいただきたいというふうにこれは思います。お願いいたします。  それからGPS付の携帯電話、スマートフォンに関してなんですけれども、一旦預けるという方式を今取ってはるんですね。分かりました。これは時代とともに恐らく持っているのが当たり前になりつつあることになっていると思いますし、今、小学生がどれぐらいの率で持っているのか、僕も今すぐ手元に数字はないんですけれども、かなり習い事をされている、今ご説明あったように放課後に行かれる方とか、習い事をされている方というのは非常に多く持っていると思いますので、ここも何らかもうちょっと簡易な方法を考えていっていただいたほうがいいのかなというふうには思っております。  当然持ってるけど、当然触ったらいかんというのはもうおっしゃるとおりで、学校に来ているときにそれを触ったらいかんというのはそうなんですけれども、機能制限の入ったもので、かばんから出さないというルールがあってもいいのかなというふうなことも、これからのことを考えたらやっぱり先生の業務負担が増える一方になるので、その辺は何かいい方法を考えていただきたいなというふうには思います。  ということで、最後に、ここなんですけども、今回、事件を受けた防犯のことがよく書いてあるんですけれども、交通安全、登下校においては、ここが安全対策ということでそれも含んだ今回内容にはなっておるんですけれども、安全対策について徹底いただきたいなというのがありまして、今回いろいろ防犯カメラのことで調べておりますと、諸外国の事例なんですけれども、基本的には小学校高学年ぐらいまで、アメリカにおいても、ニュージーランドにおいても、オーストラリアにおいても、ヨーロッパ諸国においても、イギリスとかにおいても送り迎えが必須になっていると。これは何でかというと、当然防犯という意味も当然あるんですけれども、事故ですね。小学校1・2年生が事故に遭う、死亡事故に遭う確率というのは5・6年生のそれに比べて8倍以上と言われているようです。やはり低学年児、学校に通うのが慣れていないときというのがそういう交通事故にも遭いやすいと、死亡事故に遭いやすいというのがもう統計でデータで出てますので、それをもって諸外国では法で義務づけるところもあれば、基本的にはそれが児童虐待に当たりますよというレベルがあって努力目標としている国もありますけれども、基本的には送り迎えをしましょうと。特に小さい間はやりましょうというふうになっておりますので、そういった交通安全のテーストというのはこの低学年においてしっかりと学んでいただいて、もしも万が一というのが起こらないような引き続き指導をよろしくお願いして終わります。 ○西良倫委員  この課題解決型学習ということですけれども、この発表では都市政策課と環境課の2つの課との連携ですけれども、それ以外で計画しているところがあるのかというのと、この今の発表では寺田南小学校と深谷小学校での取組ですけれども、来年、再来年とか順番にやっていこうということになるのか、そこを教えてください。 ○谷﨑健司学校教育課主幹  この課題解決型学習についてでございますが、ほかの学校でも、例えばパッカー車の見学では同じ課になりますけれども、ほかの学校でも実施をしております。  そして過去をいいますと、昨年度、西城陽中学校で城陽プロモーション、ここでご報告させていただいたところではありますが、ここでは政策企画課、危機・防災対策課、商工観光課、文化・スポーツ推進課、農政課、土木課、上下水道課、子育て支援課といったところとも連携を図って事業に取り組んでいるところでございます。そのほかに、また、深谷小学校のほうでもあるんですが、福祉課との連携の取組といったような他の取組もやっているところがあります。  また、このような取組は、今後、各課と学校とをつなぎまして広げていけるように進めてまいりたいなと考えている次第でございます。 ○奥村文浩委員  1個だけ、防犯教育の推進で放課後に危険を感じたときの対応について安全教室を実施しているということなんですけど、この前みたいな連れ去りのとき、具体的にこれはどうしろというふうな何か指導をしているのか、分かったら教えてほしいんですけど。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。  この未成年略取事件のときもそうなんですけども、年度当初に登下校について城陽署員の方からお話もいただいているんですけども、そういったときに、まず防犯ブザーというのを教育委員会としては入学式のときに新入生に配付しております。しっかりと防犯ブザーを使ったり、大きな声で助けを求めるということも指導をしているんですけども、やはりこういった非常のときに子供たちも本当にどうしていいかというのが分からないような状況もあったかと思うんですけども、まず周りの人に助けを求める、そういったところの指導を学校のほうでも行っております。 ○奥村文浩委員  大きな声で助けを求めるというのはなかなかできる子とできひん子といるような気はするんですけど、何かこれをフォローして大きな声を出す、助けを求める練習をするとか、学校側とかでこの指導に対してのフォローみたいなのはあるんでしょうか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  特に学校のほうで大きな声を出す練習とか、地域の方に助けを求めに行く練習というのは今現在していない状況です。  ですので、次年度、自分の通学路のところにある110番のいえに学校の教員とともに挨拶に行って顔つなぎをして、いざ危険を感じたときに躊躇なく助けを求められる、そういったような取組を考えているところでございます。 ○語堂辰文委員  前のものだとあれなんですけど、後で見ておいてくださいということで8ページですね。8ページに10月の生徒指導上の事象ということで一番下のところにグラフを書いていただいています。  これでいきますと、小学校も中学校も不登校の人数、これは数え方が変わったとかそんなことじゃないと思うんですけど、大体一定といいますか、昨年、一昨年よりは下がっているということで、11月の結果が出ているんじゃないかと思うんですけど、ありませんけれども、そういうことになってきているんですけど、この不登校が減っている原因といいますか、理由、どういった取組をされてどういう状況やということが分かればお願いします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。  こちらは8ページのはぐくみの参考資料になっております。不登校の人数でございます。一昨年度より市費でもスクールカウンセラーを入れており、特に小学校では、登校渋りであったりとか、保護者の困っている方たちのカウンセリングという時間が非常に増えたということが一つ、小学校では例年に比べまして不登校が減少している要因かなというふうに考えております。  また、中学校でございますけども、伸び率につきましては例年と変わらないかと思うんですけども、人数が減っているような状況でございます。これも担任の先生、それから学年の先生方が足しげく家庭訪問したり、保護者と連携を図っており、また、不登校になりかけている子供たちに対してタブレットを貸与して学校へ少しでも足が向くような、そういった対応をしているところは不登校の減少といいますか、人数が減っているところの要因の一つかなというふうに分析しております。 ○語堂辰文委員  今お聞きしますと、小学校のほうではそういうカウンセリングですか、カウンセラー、そういう保護者との対応、そういうことは大事なことだと思うんですけど、そういうことが減らしているといいますか、一定昨年、一昨年より減っているという理由ということでご説明がありました。さらにそういうことを続けていただいて、学校に来れる、その中で友達との学習を通じて、また遊びを通じて子供たちが安定していくということは大事なことだと思いますので、その点でまたいろいろ手だてがあると思うんですけれども、よろしくお願いします。  中学校については、小学校に比べると中学校にどんと増えている、それだけに中学校のほうがストレスが大きいとは思うんですけれども、そういう点でも去年の年から比べると下がってきているようにこのグラフではなっていますけれども、やはりご努力いただいている、そういう中でご家庭との連絡ということがありましたけども、タブレットの効果はちょっと分かりませんけれども、そういうことがあるということだと思うんですが、さらにこれを改善されますようによろしくお願いします。 ○谷口公洋委員  すみません、私もはくぐみのほうですけれども、その他生徒指導上の事象で、生徒指導というのが私いいのかどうか、生活指導やと思うんですけど、それはいいですわ。その他の内容や、それから対教師・生徒間暴力がありますね。簡単でいいです。簡明に話していただけますか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。  この生徒指導の中身、対教師であったりとかその他の中身、内訳ということでご説明申し上げます。  こちらにございますように、生徒間暴力であったり、対教師暴力、特に対教師暴力は特別支援を要する手だてのある生徒が教師の指導に従えず思わず手を出してしまうというような事象がございます。これらの事象が発生した場合は、保護者のほうにも学校に来ていただいてしっかりと話をし、生徒にも指導しているところでございます。ただこの事象が終わってからそれだけで終わるだけでなくて、今後も児童・生徒の様子を見守っていく。また、複数の教員でその日の様子とかも共有して長く見守っている状況でございます。  その他の内訳につきましては、特に見ていただくと中学校が多いんですけども、先ほど太田委員の質問にもありましたようにスマホの持込み、こういったものが非常に多いような状況でございます。やはりタブレットが1人1台与えられているんですけども、スマホも所持率が中3で約98.3%とほとんど持っているような状況でございます。その中で学校に持ってきてしまって教師に指導されるという、そういったようなケースが多くを占めている状況でございます。 ○谷口公洋委員  分かりました。  また、内容については詳しくそのうちご質問します。  それから先ほど語堂委員が言われたこの小学校不登校、中学校不登校がございますね。先ほども請願のときも質問したんですけども、中学校になるとぐんと増えるんですよね。ところがこの表は数が違ってくるでしょう、小学校は40が上限で、中学校は100が上限で、そんなことがよく見えないんですね。恐らくそんな別に隠そうとしてやっているわけじゃないのは分かっていますけれども、図の都合上そうしてるんですけど、やはりこれはきちんとした推移といいますか、実態を見せるためには、人数は固定して、そして中学校の数も見せるべきではないでしょうかね。いかがですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。  こちらの表につきましては、決して不登校の数を隠そうというものではないんですけども、また、もう少し小・中とも見比べて見やすいように工夫してまいりたいと思います。 ○谷口公洋委員  別に決して故意にということではございませんので、そこのところは誤解せんといてくださいね。ただやはり中学校には、もちろん小学校もそうですけど、様々な問題があるということが私も学習支援をしてて分かったんですよ。先ほどもちょっとしゃべりましたけれども、特に授業が難しくなること、それから思春期を迎えてやはり35人もおったら、それは様々なトラブルも起こるということは私も痛感しましたわ、この事例を教えて。それで1つはクラスの数を減らすことが大事なんやけど、特に経済困難な家庭についての子供さんたちについては学習支援が必要やと思うんだけど、それは福祉のほうでやってるんですが、私が宇治でやったときには、福祉と、それから教育委員会も連携してやっていたんですよ。それで私が教育支援で部屋を借りてやっているときには福祉の方も見に来たし、教育委員会の方も見に来られて実態を見ておられましたわ。  ですから、それはお金のある人はいいですわ、こんなん言ったら失礼やけど。何とでもできるでしょうから、しかし、本当にお金のない人が教育に一番悩ませる、それで子供たちが数学ができないまま、英語ができないまま、人数が多かったらそうですわ。しかも極端に差が開いていきますから、そこのところを何とか援助するためには、やはり経済的にしんどい家庭の子供たちには、今は家庭訪問でしてますけど、それはプライベートなプライバシーについても問題があると思うし、やはり一定の場所に集まってもらって、そして学生ボランティアとか、そういう人たちが来れば城陽市全体の文化や学問の向上にもつながるし、定着もつながるでしょうし、そんなことを話し合っていただけませんかね。私は福祉には言うているんですけど、教育委員会と連携して、学校教育に介入するわけではないんですよ。困難な家庭の子供さんにということです。  先ほども言いましたけど、dとbが書けない子、それから九九ができない子、それからプラスマイナスができない子、私丁寧に教えていったんですよ。そしたら私は学校には行ってないけど、ここには毎日来るというようなことまで言いましたわ。教育委員会でもそういう手だてを考えていただけないかという質問ですが、いかがでしょうか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今、谷口委員おっしゃられたように、福祉のほうでは経済的に余裕のないご家庭に対して家庭教師を行っているという報告も受けております。教育委員会といたしましては、小学校ではわくわくジュニアスタディで、中学校では振り返りスタディ、中2学力アップと、中学校では学校現場でできる学力保障を補習も含めてですけども、やっているところでございます。こちらの福祉、それから教育委員会、両輪で子供たちの学力を支えてまいりたいというふうに考えております。 ○谷口公洋委員  学習支援の場に来た子でいろいろ問題が起きたときには、私が教員資格を持って、それから社会福祉士の資格を持っているからでしょうかね、家庭訪問をして、社協の職員と、それで先生方と相談したり、学校に行って相談したりしたこともありました。そういう意味では、やはり経済的な根本的な問題を見るためにも、スクールソーシャルワーカーがもちろんカウンセリングも大事なんですけども、やはり根本から見ないとなかなかしんどいんじゃないかなと思いますので、スクールソーシャルワーカーの活用もちょっと考えていただいたらと思います。以上です。 ○上原敏副委員長  失礼します。  端的に2点、(1)安全対策の2つ目のポツと3つ目のポツです。  2つ目のポツ、ながら見守りの呼びかけということで、保護者と警察以外にも地域のいろんな方々により呼びかけるということは、大変協力いただいているということは大変ありがたいことだと思います。逆にそれだけ協力していただいている方々なので、逆にもしアクシデントというか、急なことでいつもの予定と違うときに帰るとか、学校が休みになるという情報はできる限り共有して、あれ、せっかく行っているのにということがないようにすることが大事かなと思いますんですけども、そのあたり保護者以外の自治会とか民生とか高齢者クラブ、協力の団体の方々には情報共有というのはどういうふうにされているという現状にあるかということを少しお願いいたします。  それから3つ目のポツ、こども110番のいえですが、これも協力いただいていると、いただくというのも大変ありがたいことで、こういう方々の力で守られていると思うんですが、これは時々看板がかかっているし、そう認識しているんやけど、いざ行ったら何やったっけという反応をされることがまれにだと思うんですけど、あるという話を聞きます。だからこれはどういう形で登録されて、今さらですけど、どういう形で登録されて、一旦登録された後はどういう更新という言葉が適切か分からないんですけど、どういうチェックというか、入替えというか、更新、いわゆる更新をされていっているのかというところを少し教えていただけたらと思いますので、その2点よろしくお願いいたします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。2点お答えいたします。  まず、児童・生徒の下校の時刻についてご説明申し上げます。  これらの児童・生徒につきましては、学校だよりでまず地域の方にも大まかなその月の下校時刻、それから低学年・高学年の時刻をお知らせしているというところでございます。学校によっては学校だよりにその月の下校時刻が書いてあって、それによって知っていただくということになっております。  また、これらの見守りのチラシの中にも、校区によっては少し変わるんですけども、大まかに低学年、それから高学年の下校時刻についてはお知らせをする、チラシの中にその情報も入れてお知らせするつもりでございます。  それから110番のいえについてでございます。  これらは本市通学路安全マップにも110番のいえを落とし込んで児童・生徒に配布しているんですけども、この110番のいえについては城陽署、警察の管轄といいますか、警察の中で校区、それからどういった方がされているのかというのは把握されておりますので、その情報を警察の方からこちらにいただいて子供たちにお配りしているという状況でございます。この110番のいえについては、毎年度更新されておりますので、今年度もまた警察に照会をかけて新たな110番のいえを地図に落とし込んで、次年度、また新しい安全マップを配布したいというふうに考えております。 ○上原敏副委員長  2つ目のほうからなんですけど、というふうに私も思ってたんですけど、というはずなんだけど、行ったら何やったっけというのはやっぱりあるみたいなんですよ。それでそういうことも聞くということを再度警察のほうに言っていただいて、物言うんじゃなくて相談という形で一緒にやっていく、仲間とか結束の中で話をしていただいて、どうしてもそういうことがあるようなんですが、具体的にはどういう感じですかとかいう話、言うたら家族間の連携ができてなかったりとか、あと残念ですけど、高齢化されていってだんだん認知の部分とかあるかもしれないので、それを警察に丁寧に言うわけじゃなく、そのあたりどうですかね、できるだけちょっとやっぱりあるので丁寧にというか、そういうのをお願いできませんかと、そういう連携をさらに図っていただきますようにお願いをしておきます。  基本認識は思ってたとおりやったんですけど、そういうふうに一方でありますのでということを伝えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  最初のほうなんですけど、原則、おっしゃっていただいたとおりでいいんです。私が聞きたかったのは、確かに急なこと、原則の流れは分かるんですけど、それにない急なことですね。言うたら天候、今言ったコロナあるいは事件的なところを、そういうときこそ使えるというのが完全には無理かもしれないけど、できる限りやるのが一体感と信頼感につながると思うので、その辺の部分をお答えいただきたいんですけど。 ○岸本匡史学校教育課主幹  まず、この情報共有、緊急時につきましても学校のほうが見守りの方とかの連絡先も知っていると思いますので、そういったときには素早く情報連携できるように、また学校のほうには周知したいというふうに考えております。 ○上原敏副委員長  基本はそれでいいと思いますし、学校判断でそれぞれ地域事情とか、あくまで学校判断でいいと思うんですけど、今いろんなツールがあるわけなので、できる限りいろんな手段を使って少しでも、緊急は緊急なので完全ができないのは緊急ではありますけども、できる限りないように、みんなが分かり合っている状態が少しでもそうなるようにいろんな手段を使って工夫、電話だけじゃないと思うので、電話が主でいいんですけど、電話だけじゃないと思いますので、いろんな手段を使っていただけますか。  特に、民生とか言うたらこういう感じがありますけど、自治会さんとか、難しいと思うので、少なくとも代表の方までは行きましたと、できるだけそこまで説明できるような状況に少しでも近づけていただきますようにお願いしときまして終わります。よろしくお願いいたします。以上です。 ○一瀬裕子委員長  すみません、質問と要望なんですけども、安全対策についてなんですけど、ながら見守りの呼びかけとして、ここにチラシを作成し、保護者や自治会及び民生児童委員会協議会、高齢者クラブなどの各種団体に協力を呼びかけるとありますよね。自治会、民生、高齢者クラブ、本当に毎日協力していただいて、登校時なんかはたくさん来られて、下校時もたくさん高齢者クラブの方なんかと民生の方なんかは本当に毎日暑い日も寒い日も立っていただいてご苦労をおかけしてますし、見守りには本当に皆さんお世話になっているんです。各学校から見守り隊とか、いろいろ形状はどちらか分からないですけど、お願いしているという状況なんですよね。  高齢者の方からよくお聞きするのは、それを生きがいのようにみんなの子供たちの笑顔を見たら元気になるからといってやっていただいているんです、快く厚意として。でもやっぱりだんだんつらくなってきて、体的につらくなってきたけども、やっぱり後継者が誰かいないとやめるにやめられないというようなこともよくお聞きするんです。そういう方、なかなかご高齢の方の次に言うてもなかなかない中なんですけども、そういう中で一生懸命やっていただいているんですけども、この文章、自治会の前に保護者やとあるじゃないですか、保護者に協力を呼びかけると。  さっき太田委員もありましたけども、諸外国やったら保護者が送迎するのが義務のようになっているところもありますし、保護者は協力する側じゃなくて責任、保護すると、子供たちが安全に帰ってくるのに責任というか、まず一義的にこういう自治会や民生の方よりもまず保護者が一番に、協力じゃなくて、この協力に一緒に並びに書いてあるからちょっと違和感があるんですけど、私もいつも言っていますけど、保護者が一番一義的に子供の安全とか、そういう登下校のことは責任があるし、見守り隊とか地域の方はそれを補足する役割やと思うんですよ。お仕事して忙しいからそんなん無理とかいう声も聞くんですけども、そういう方々は多分学校の学童に預けていただいているし、そこは保護者はちゃんと学校までお迎えに行かはると思うんですよね。学校、ちゃんと勝手に帰ってきますよね、学童にいる子は。お稽古事とか途中で行くかもしれないんですけど、通常、下校時間に歩いて帰ってくる子は自宅に保護者がいるから帰ってくるんでしょう。  だからこの間の連れ去り未遂のときでも、あれがあった後は保護者が結構下校時間に立っておられたんですよ、ふだんは見ないんですけど。だからやっぱり保護者は、おうちにおられる方、学校まで行けとは言いませんけども、最低低学年の間でも、1年生なんかは自分が帰ってくる道がどこで曲がったらいいのか分からへんとか迷う子もたまにいるんですよ。特に深谷校区なんか住宅街できれいに整備されてたらどこで曲がったらいいのか分からへんとかいうので迷ったりする子もいるんです、今まででも何回も。  だからやっぱり保護者がまず責任を持って低学年の間ぐらいは出てきてほしいなというのは、私がPTAをさせてもらっていたとき、PTA会長のときは皆さんにお願いしてたんですよ。これを言うのは教育委員会とか学校現場の先生方からは言いにくいと思うんです。そういうことを言うのはやっぱり同じ保護者の立場、PTAからお願いしてもらわなあかんと思うんですよ。  今まで城陽市のPTA連絡協議会に教育委員会からたしか年に1回ぐらいは来ていただいて、一緒に意見交換とかいろいろ、その情報共有の場があったと思うんですね、3月末かな。何か1回ぐらいはあったと思うんです。そういうときに安全対策についてこういうふうに考えてますし、ぜひPTAのほうからも保護者の方に呼びかけていただきたいというお願いをできたらしていただけないかなと思うんですけども、いかがですか。 ○薮内孝次教育部長  今、委員長おっしゃるとおり、登下校はやはり第一義には保護者の方だと思いますし、この中で文面のつながりでいいますと、これが保護者がなかったらまた逆に不思議なところも出てくると思います。これに関しては委員長おっしゃっているように、なかなか学校もと思いますけれども、やはり1年生の入学時でありますとかあるいは保護者が集まるそれぞれ学校の催し等で、学校から今回の事件を契機にいわゆる登下校の見守り等についても保護者の方にご協力を求めるという形は取っていきたいと思いますし、また、市Pのほうにも我々のほうからも呼びかけをしたいと思いますし、学校のほうもそれぞれのPTAのほうにもお願いするような形で、地域一帯で子供たちを見守っていきたいと。これは今ありました犯罪、いわゆる未成年者略取だけじゃなく、午前にもありました交通事故もそうですし、それも併せて見守り等をしていきたいと思います。  ありがとうございます。 ○一瀬裕子委員長  すみません、ありがとうございます。ぜひお願いします。  それがPTAの存在価値にもつながると思うので、せっかくそういう組織がきっちりしたのがあるんだから、教育委員会とPTAとうまく連携して、PTAなんだからそこは一緒に保護者を巻き込んでこれはお願いしたいと思います。PTAでも親のための応援塾というのをずっとやっていたんですけど、今もやっているのかな、分からない、ありますよね。それで1年生の前の入学説明会のときに通学路の安全マップとか、親子で歩いて、いつもは車で行くけども、通学路を歩いてどこを通っていいのかというのを親子で歩いてください。危険なところを確認してください。学校任せにしないで保護者がまずそこを分かっておかないと駄目ですよというのは言ってたんです。それと下校時もできたら1年生の間ぐらいは出てくださいねというのは声かけしていたんですけど、それはやっぱり継続してやっていただいていると思うんですけども、ぜひとも今後もうまく連携して実施していただきたいなと思います。  よろしくお願いします。以上。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  (2)令和5年度(2023年度)城陽市立幼稚園児募集についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○成田昌司学校教育課長  それでは、令和5年度(2023年度)城陽市立幼稚園園児募集について、お手元の資料を基にご説明申し上げます。  めくっていただきまして、2ページをお願いいたします。  募集要項でございますが、上から2つ目の項目の入園募集対象児でございます。城陽市に在住していて、表の一番右にお示ししている生年月日の幼児が対象でございます。  左隣の募集人員につきましては、新3歳児が一クラス35名、新4歳児が一クラス28名、新5歳児が一クラス20名ですが、いずれも定員は35名でございます。表の下の米印にありますように、現3歳児が在籍数7名ですので、新4歳児は定員35名からこの在籍数7名を引いて28名、同様に現4歳児が在籍数15名ですので、新5歳児は20名をそれぞれ募集することとしたものでございます。  めくっていただきまして、3ページをお願いいたします。  上から2つ目の項目の預かり保育でございます。令和2年度からサービスを拡大しておりまして、それまで午後4時までであったものを午後6時までに時間を延長しておりますほか、夏・冬・春の休業期間中のお預かりも可能としております。  次の項目の給食の提供でございますが、昨年度の2学期から4歳児と5歳児を対象といたしまして、毎週1回、水曜日に給食の提供を開始いたしております。  次の項目の費用についてでございますが、(1)保育料につきましては、幼児教育無償化により徴収しておりません。  また、(2)預かり保育利用料につきましては、下の表にお示ししておりますとおり、園児が属する世帯の所得状況に応じて徴収いたしますが、こちらも幼児教育無償化によりまして、表の下の米印にありますように、保育の必要性があると認められた世帯については無償となります。
     めくっていただきまして、4ページをお願いいたします。  上の表でございますが、表の下の米印にありますように、願書受付日時点の応募者数の推移としまして、平成26年度以降10年間の推移をまとめたものでございます。表の一番右側の令和5年度の欄をご覧いただきまして、願書受付日の10月4日までに新3歳児9人、新4歳児3人の応募がございましたが、新5歳児につきましては応募者はございませんでした。  続きまして、下の表をご覧いただきまして、この表は在籍園児数の推移について、同じく平成26年度以降10年間の推移をまとめたものでございます。表の一番右側の令和5年度の欄でございます。新3歳児につきましては、受付日時点の応募者9人と同数の9人となる見込みでございます。新4歳児につきましては、表では12人としておりますが、現3歳の在園児8人に受付日までに応募がありました3人と、受付日の後、新たに応募がありました1人を合わせまして合計12人となる見込みでございます。新5歳児につきましては、応募者がございませんでしたので、現4歳の在園児15人が進級すると見込んでおります。  なお、応募者数が各クラスとも定員に達しておりませんので、引き続き定員に達するまで随時受付を行っております。また、随時受付の周知につきましては、市や幼稚園、市教委のホームページに掲載するほか、各公共施設、コミセン、鉄道駅などへポスターを掲載し、私の家にも貼っているんですけども、PRをしているところでございます。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。 ○太田健司委員  当然私の家や横にいらっしゃる議長の家にも貼っていただいておりましたので、そこは一緒になってやっておるんですけれども、やはりお伺いしたいのが3分の1で寂しいなと。集団教育の準備段階ということでしっかりと幼児教育をしていただく中で、やはり一定数確保していかないと、今、大体定員の3分の1ということになるんですけれども、これでそういう準備段階の幼児教育、逆に手厚い幼児教育を受けれるという部分を一方ではあるんですけれども、やはり集団としての教育という意味では一定数の数、母数が必要だとも思いますし、一般の企業的な発想でいきますと、数が3分の1ということはなかなか経営上も苦しいということになるとは思います、一方では。  ということで、やはり人数を確保していかないといけないと思うんですけれども、何がネックで、子供の数が減ってきて当然いろんな私立の皆さんいらっしゃるので、いろいろ頑張っていただいています。いろんな施策を頑張っていただいていますので、そちらで利用されていればそれはそれでいいんですけれども、公として担うことと、それから何が原因で定員数に達してないのかという、この2点をどのようにお考えかお聞かせください。 ○成田昌司学校教育課長  定員に満たない少ない状況であるということについて、なぜかという問いかけでございます。  委員のほうからもございましたように、子供の数が減っているということがまず1つ大きなこととしてございます。  また、それ以外に女性の社会進出が増えているということから、幼稚園よりも保育園のほうがマッチするというような状況の方が増えているという事情もございます。当然私立幼稚園が独自色を打ち出して実施しておられるという状況もあるかと思いますけども、公立としては公立のいい面を伸ばしていって、また委員からもございましたように、少ない分手厚いという面に魅力を感じていただける面もあると思いますので、そこも魅力としてPRしつつ、ニーズの確保に向けたサービスの充実も今後考えてまいりたいというふうに考えております。 ○薮内孝次教育部長  今、太田委員の質問の中で、公立のよさというところをご質問いただいたと思うんですけれども、これまで3歳児保育に踏み切る際に、私ども在り方検討委員会、懇話会を開催いたしました。委員の皆様より多くのご意見をいただいておりまして、民間であれば楽器、文字の学習など特色がある取組ではなく、子供たちが伸び伸びと過ごせる環境の中で自ら興味のあることに取り組み、友達と交流を含めて様々な経験をする中で自然に生きていく力を育める点が公立のよさであると考えているということがございました。  また、発達に課題のある児童に対する人員配置も含めたきめ細やかな対応、これは市立として運営主体が同一であることによる幼小連携の推進であるとか、費用対効果だけでは計れない公教育のよさがあるということを言われておりましたので、これはこれで生かしていきたいと思いますし、そのときにも出ていたんですけれども、3歳児に踏み切る内容をそこでご議論いただいたわけですけれども、やはり委員の中からはさらにもう一歩進んで2歳児から、幼稚園ということではないんですけれども、2歳児から保育をというか、幼稚園に慣れる、3歳になった時点で正式に入園するといった形の言葉は悪いんですけど、囲い込みみたいな形で2歳児から預かるということも踏み切ってはどうかということがありましたけれども、我々としてはやはり3歳児からだけをスタートさせているという状況がございます。  今、新生児が少なくなって減少している状況でありますけれども、やはりそれぞれの私立の幼稚園、そして保育園への希望が多い中では、それぞれのご家庭での考えでどこを選ばれるか、3歳のときにどこを選ばれているかあるいはお仕事の関係でゼロ歳から保育されなければならないという状況の中で、3歳の中ではほとんどの方がどこかの施設に入園しているという中で、我々としては富野幼稚園を選んでいただけるような幼稚園をつくっていかなければならないという状況は我々としても熟知しているわけですけれども、やはり民間に負けないような、言い方はまたあれなんですけども、魅力ある幼稚園をこれからもつくっていきたいと思いますし、昨年から始めました学校給食の幼稚園の配給もございます。ここのあたりも保護者のほうからは回数の増加といったところもお話を伺っておりますし、どのような形でできるのか、また3歳児についてはまだ給食は提供していないという状況がございますので、ここのあたりもどうしていくのかといったところ、そして預かり保育についてはかなり好評いただいてかなり利用いただいている状況です。3倍、4倍近くこれまでの預かりよりも増えているという状況もございますので、そういうニーズに合わせた形でも対応していけるかなと思っております。  また、保幼小連携の取組も市教委としては進めておりまして、やはり小1のギャップということで、小1に上がるときのスムーズな入学ができるように、学校生活も送れるように、その辺のあたりも今、市内の幼稚園・保育園とも連携をし始めております。公立はこれまでやっておりましたけども、さらにこの中をブラッシュアップしまして、全市的に取組を今後進めていきたいと思っております。その中で、それでも富野幼稚園を選んでいただけるような魅力あるものにしていきたいというふうに考えているところです。 ○太田健司委員  今、部長、課長のお話をお伺いしました。おおむね理解できました。  その中で、特に公立幼稚園の意義ということで、そういう要支援の子供たちの受皿ということで非常に期待をしておるところでございますし、絶対的にこれを維持していかないといけない部分もあるという認識の下、運営いただいていると思いますので、そういった意味でもしっかりと一定数を確保しながらも手厚く見ていただけるような、いいバランス感で見ていただけるような、運営いただけるような形というのは引き続き目指していただきたい。  その中で今おっしゃったように、よかったのが給食ですね。増やしてほしいというような声もよくあるということで、子供たちにとってもお友達と同じものを食べて、同じ経験を積んでというところも含めて、これも準備段階の一つでもありますでしょうし、今の時代のニーズというところでは、非常にそこの声が上がっているというのはよかったなと思いますし、率直な意見が出ていると。  あと、預かりも時間が今6時なので、ここをどこまでどうすればいいのかというのは微妙ですけれども、世間一般でいうともう一時間あったらなというのがあるような気もせんでもないなと思いますね。ゆとりを持って多少離れたところからでも来れるというとやっぱり7時になるかなという気はせんでもないですよね。定時6時というところもいっぱいありますし、その辺はゆとりがある分、何かしらそういう方向へ、これは園児数がゆとりのない状態で幼稚園教諭の皆さんがかなり切迫した状態であればそんなことも言わないんですが、もしそういったところで働き方もちょっと大変にはなるんですけれども、日頃がその人数が一定数少ない分、そういった方向に力を回していただけるんであればよりよいバランスで運営いただけるんじゃないのかなと思いますので、検討をお願いして終わります。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  本委員会の本会議における委員長報告については、申合せにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。      ──────────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。           午後4時22分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            文教常任委員長                                一 瀬 裕 子...