城陽市議会 > 2022-09-15 >
令和 4年建設常任委員会( 9月15日)

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  1. 城陽市議会 2022-09-15
    令和 4年建設常任委員会( 9月15日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和 4年建設常任委員会( 9月15日)             建設常任委員会記録 〇日 時  令和4年9月15日(木曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(9名)        熊 谷 佐和美   委 員        谷 村 浩 志   委 員        平 松   亮   委 員        澤 田 扶美子   委 員        増 田   貴   委 員        相 原 佳代子   委 員        谷   直 樹   委 員        土 居 一 豊   委 員        語 堂 辰 文   委 員 〇欠席委員(1名)        本 城 隆 志   委 員
    〇議会事務局        長 村 和 則   局長        與 田 健 司   庶務係長 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        今 西 仲 雄   副市長        森 島 正 泰   理事                  都市整備部長事務取扱        村 田 正 明   理事       まちづくり活性部        大 石 雅 文   まちづくり活性部長        森 本 都士男   まちづくり活性部参事        木 村   敬   まちづくり活性部新都市政策監        岩 佐 良 造   まちづくり活性部次長                  東部丘陵整備課長事務取扱        中 村 雅 彦   まちづくり活性部産業政策監                  まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱        小 川 智 行   東部丘陵整備課東部丘陵整備係長        伊差川 陽 介   東部丘陵整備課東部丘陵整備係主任専門員        野 瀬 雄 介   商工観光課課長補佐                  商工観光係長事務取扱        松 本 奈 美   商工観光課商工観光係主任専門員        北 澤 寿 至   商工観光課商工観光係主任        岡   正 樹   農政課長                  農業委員会事務局主幹        上 田 周 児   農業委員会事務局長                  農業委員会事務局次長事務取扱                  農政課主幹        栗 田 和 幸   農政課農業振興係長                  農業委員会事務局主任専門員       都市整備部        立 木 克 也   都市整備部次長                  都市政策課長事務取扱        友 本 浩 嗣   都市政策課課長補佐                  開発指導係長事務取扱        的 場 一 博   都市政策課交通政策係長        山 本 真 史   都市政策課駅周辺整備係長        広 瀬 法 行   都市政策課駅周辺整備係主任専門員 〇委員会日程        1.報告事項          (1)東部丘陵地整備について          (2)令和3年度(2021年度)城陽市産業会館に係る事業報告に             ついて          (3)明日の京都城陽産業かがやきビジョンの進捗について          (4)城陽市の農業のあり方(骨子案)について          (5)「地域連携サポートプラン」提案書の交付について          (6)長池駅南側周辺整備基本計画(案)について 〇審査及び調査順序        報告事項         (まちづくり活性部関係)           ◎報告事項           (1)東部丘陵地整備について           (2)令和3年度(2021年度)城陽市産業会館に係る事業報              告について           (3)明日の京都城陽産業かがやきビジョンの進捗について           (4)城陽市の農業のあり方(骨子案)について         (都市整備部関係)           ◎報告事項           (5)「地域連携サポートプラン」提案書の交付について           (6)長池駅南側周辺整備基本計画(案)について      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  おはようございます。  ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  本城委員につきましては、欠席の連絡を受けております。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、報告事項(1)に係る追加資料を委員の皆様のお手元に配付いたしております。  また、審査の順序につきましては、お手元に配付をいたしております本日の議事の進め方のとおり行います。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  それでは、理事者から挨拶をお受けいたします。 ○今西仲雄副市長  皆さん、おはようございます。  平松委員長、語堂副委員長をはじめ委員の皆様におかれましては、平素から建設、まちづくり行政はもとより、市政運営の各般に当たりましてご理解、ご指導賜っておりますこと、まずもっとお礼を申し上げたいと思います。  それでは、着座にて失礼いたします。  本日は、市の報告案件といたしまして、東部丘陵地整備についてなど6件についてご報告を予定いたしております。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  まちづくり活性部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (1)東部丘陵地整備についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  資料に基づき東部丘陵地整備について報告させていただきます。  1、大規模開発基本構想届出書の提出についてでありますが、三菱地所株式会社から令和4年7月15日付け、城陽市東部丘陵地まちづくり条例に基づく(仮称)東部丘陵地青谷地区土地区画整理事業に係る大規模開発基本構想の届出がありました。  ①開発事業者でありますが、三菱地所株式会社で、土地区画整理事業により基盤整備を計画されています。  ②開発区域でありますが、青谷先行整備地区の一部で、城陽市中芦原68番2の1ほか76筆で、開発区域の面積は約27.7ヘクタールであります。  ③位置図で国道307号北側の赤枠で囲まれた範囲が土地区画整理事業により整備される区域であります。  2ページをお願いします。  ④土地利用方針でありますが、こちらは事業者より提出のあった大規模開発基本構想届出書より抜粋しております。本計画地は、京都府の宇治都市計画都市計画区域の整備、開発及び保全の方針において広域的な交通利便性の向上を活かし、物流機能の配置を図ると定められ、平成28年5月に市街化区域に編入された地区であります。  また、城陽市東部丘陵地整備計画においても、広域での物の流れを生み出す流通機能を主体とした産業の集積を目指す流通ゾーンに位置づけられています。本計画では、新名神高速道路宇治田原インターチェンジ(仮称)の隣接地に位置する地理的優位性及び都市計画道路東部丘陵線を基軸とした交通アクセス要件の優位性を活かし、広域的中継配送拠点及び域内配送拠点施設などの立地を誘導するとともに、適切かつ合理的な土地利用、工業・流通の効率化及び付加価値創出を促進することにより、良好な次世代型物流拠点の形成、維持を図るとされています。  ⑤土地利用構想図であります。地区の西側に東部丘陵線と国道307号に接続する区画道路を配置する計画となっています。調整池については、災害からの安全な京都づくり条例で義務づけられている重要開発調整池に関する技術的基準に基づいた構造の調整池の設置を2か所計画されています。  調整池の規模などにつきましては、今後、関係機関との協議を行い、計画の熟度が高まった後に提出されます開発基本計画の中で示されることとなります。左下の調整池については、公園と兼用される計画となっており、地区面積約27.7ヘクタールの3%を確保する計画となっています。  地区の東側の一番大きい宅地に三菱地所株式会社により基幹物流施設が整備される宅地となっています。それ以外の宅地につきましては、土地所有者に換地される宅地であります。現時点におきましては、基幹物流施設が整備される宅地以外につきましては、具体的な施設は決定しておりませんが、青谷先行整備地区は物流拠点立地に向け取り組んでいるところであり、基幹物流施設の整備が決まっていることから、物流拠点としての期待が高まるエリアであると考えているところでございます。  なお、図面には宅地と記載しておりますが、土地区画整理法では公共施設以外は宅地と表現されることから、宅地と記載しているものであります。  3ページをお願いします。  ⑥周辺環境及び景観の保全の方針でありますが、こちらも事業者より提出のあった大規模開発基本構想届出書より抜粋しております。京都府の重要開発調整池に関する技術的基準に基づいた調整池を整備することで、計画地の下流域における浸水被害及び土砂流出の防止に努めるとされています。また、外装計画や照明計画などについては、周辺の景観に配慮した計画とするとされています。  2、開発スケジュールでありますが、記載していますとおり令和4年7月15日に大規模開発基本構想の届出がありました。その後、令和4年8月1日から8月22日の3週間、大規模開発基本構想の縦覧を行い、3名の縦覧があったところであります。先日、9月2日と3日に青谷小学校におきまして説明会を開催したところであります。現在は、説明会の翌日から意見書の提出期間となっており、令和4年9月20日まで意見書の提出期間となっております。
     令和4年秋頃に大規模開発基本構想に係る協定締結を予定しており、その後、開発基本計画の手続を進められ、令和5年度の土地区画整理事業の認可取得、造成工事に着手され、令和8年9月末の事業完了を目指し、各種手続を進められる予定であります。  4ページをお願いします。  3、大規模開発基本構想に係る説明会でありますが、①対象自治会として、芦原自治会、市辺自治会、十六自治会を対象に開催しました。  ②開催場所は青谷小学校、③開催日時などでありますが、令和4年9月2日金曜日19時から開催し、参加人数は13人でした。令和4年9月3日土曜日は14時から開催し、参加人数は14人でした。  ④説明会での主な意見でありますが、物流施設誘致に伴う交通処理に対する意見、開発に伴う治水対策に関する意見、下流河川青谷川の整備、管理に関する意見、土壌汚染対策に関する意見などが出されたところであります。  次に、追加資料の次世代型物流拠点のイメージパースをお願いします。  常任委員会資料提出の締切りに間に合いませんでしたが、事業者から先行整備青谷地区の次世代型物流拠点のイメージパースの提供を受けましたので、追加資料として提出させていただきました。  図の上側を走る道路が新名神高速道路です。その横、中央部が建物に隠れていますが、高速道路の下側を走る道路が東部丘陵線になります。図の下側を走る道路が国道307号です。図の右側に宇治田原インターチェンジがあり、専用ランプにより直接建物、基幹物流施設につながっています。また、その建物からさらに東部丘陵線をまたぐように専用ランプが次の建物までつながっております。先行整備青谷地区におきましては、この基幹物流施設を中心に関西圏の一大物流拠点として次世代型の物流拠点の整備が進められることとなります。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。質疑はございますか。 ○谷村浩志委員  おはようございます。よろしくお願いします。2点お聞きしたいと思います。  まず、このパース図からなんですけれども、ど真ん中にある今回三菱さんがやられる基幹物流施設はインターチェンジ直結でずっと入ってきていて、もともと伊藤忠さんがやられるというところの右下のところ、そこに直結で入ってきているんですけれども、そのもう一個伊藤忠さんがやらはる上の部分に関しては、これは下から下りて入ってくるという考えでいいのか、それと今、今回の計画地から西のほう、まだ埋め戻しが進んでいないところがあるんですけれども、今度そこに何か埋め戻しが終わってきたときに、同じようにインター直結というのは可能なのか。  例えば今回三菱さんがやらはるところにその余力の土地を今後置いといてもらって、上を走っていくことになると思うんですけど、西の土地にもインター直結というのが今後可能なのかという2点と、もう一点が前の議会のときに今の長池先行整備地区で字変更があったんですけれども、今回、青谷先行整備地区でも区画整理事業なので、同じ三菱さんがやられることなので、その点は今考えてはるのか、そういう協議がなされているのかという2点を教えてください。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、まず1点目の伊藤忠さんが整備されますランプへの直結してない2つの施設なんですけども、こちらにつきましては東部丘陵線から出入りされる予定となっております。  さらに西側にインター直結の可能性があるのかというご質問でございますけども、今のところそういった計画はないというふうに伺っております。  町名の部分でございますけども、今回の基盤整備につきましては、土地区画整理事業により整備されますことから、換地計画を作成する際に新たに区画を設けまして地番を割り振ることから、町界の変更は必ず必要となりますが、町名の変更については現時点において三菱地所から話を伺っていないという状況でございます。  以上でございます。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  1点目のインター直結という話なんですけど、やっぱり環境とか渋滞対策云々かんぬんでいくと、どうしても西に結局広がっていくときでも、それを利点にこれが大きくなっていけば、地元の例えば車が増えて困るわということもなくなると思うので、やっぱり今後西に何か進めていかはるときには、その点もやっぱり考えてやっていただきたいのと、直結に関してそれで、ここはお願いしておきたいと思ってます。  字変更のほうなんですけれども、今は何も届けはないということなんですけど、アウトレットのところをやってもらったときに、まだ、来年の1月ぐらいとかという話をこの間次長されてたんかなと思うんですけど、今このスケジュールでいきますと、仮の話で申し訳ないんですけれども、新名神の開通が7年3月になっていると思うんですが、字変更するとその字がインターチェンジに使えるというんではないかなと、以前からずっと言うてることなんですけど、やっぱり僕の地元としては、宇治田原インターチェンジが城陽やないかと、青谷にあるやないかという話が非常にありますので、そこで字変更のタイミングが間に合えばNEXCOさんとの協議とかは可能なのかなと思ってるんですけど、そのあたりいかがでしょうか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  字名の変更のタイミングでございますけども、先ほど開発スケジュールについて説明させていただきました。土地区画整理事業の認可取得を今、令和5年度に目指されていまして、そこから造成工事着手ということで、事業の完了予定が令和8年9月末とされていますので、この土地区画整理事業の認可取得からこの令和8年9月の間に地所のほうから提案がある可能性はありますけども、現時点におきましてはそういった話はございませんので、時期的な部分、もうちょっと漠っとした部分になりますけれども、ご理解のほどよろしくお願いします。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  ぜひ、以前こっちの長池先行整備でやっていただいたように、新たな場所が換地していただいていろいろ境界も変わってくるので、新たな城陽NEW城陽というならば新しい名前が出てきてもいいと思うので、またその辺はぜひ協議していただきますようにお願いいたしまして終わります。 ○平松亮委員長  大石部長、よろしいですか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  インターチェンジの名称なんですが、今後、インターチェンジの名称についてはそれぞれNEXCO側の名称の委員会と、それと地元の意見というところの協議がなされていった上で決定していくものなんですが、まずもって新名神、今回は新名神ですので、高速道路利用者誰もが分かりやすい表記というのがまずこれ基本になってまいりますので、そういった中でどういう名称にするのが一番利用者にとっても地元にとってもいい名称になるのかというのは、そのあたりを協議して決定していくという形になります。 ○谷村浩志委員  何とか地元の思いを届けていただきますようにお願いしておきます。 ○相原佳代子委員  それでは、私から2点聞かせていただきたいと思います。  この3ページにあります周辺環境及び景観の保全の方針の中に浸水被害及び土砂流出の防止に努める、そしてその下に外装計画や照明計画などについては周辺の景観に配慮した計画とすると書かれています。そして先日行われました説明会についても、説明会での主な意見というのがそこら辺もあったかなというふうに書かれているわけですが、具体的に先行整備の一つ、アウトレットのほうもされてますし、今回のこの青谷地域におきましても浸水被害や土砂流出の防止、これは具体的にどのようにされるか改めてお聞きしたいと思います。  そしてその周囲の景観に配慮した計画というものは、何か根拠になるようなものはあるのかどうか、そこら辺も具体的にこういうものに相応してしていくということがあれば教えてください。お願いします。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、1点目の土砂流出防止の部分でございますけども、こちらにつきましては、事業者のほうで京都府の災害からの安全な京都づくり条例で義務づけられています重要開発調整池に関する技術的基準に基づいた構造の調整池を設置されるということになります。調整池の規模等につきましては、現在京都府と協議されているところで、計画の熟度が高まれば事業者より示されるものというふうに考えております。  続きまして、景観の根拠という部分でございますけども、こちらにつきまして事業者のほうで周りのイメージを損なわないような形で計画されるんではないかというふうに考えております。特段法的な根拠というのがあるわけではありませんので、ご理解のほどお願いします。 ○相原佳代子委員  どちらも京都府ということが今出ていましたけれども、先ほど谷村委員からもありましたけれども、この場所というのは青谷地域、城陽市であります。ですので、アウトレットのときにもいろいろご心配事であったりとか、その答弁も聞いていますけれども、やはりしっかりと市民の方々に安全面でこういうことでやっているということが分かりやすく根拠になる、こういう数字であるので、こういう工事をしているということが本当に、今いろんな異常気象であったりとか、そういうことが一番皆さん危惧しているところでありますので、京都府から示されるものと思いますとか、熟度が高まったらとか、そういうふうな意見がありましたけれども、しっかり城陽市としての意見も申し述べていただきたいし、それについてまたるる報告もしていただきたいと思います。  そして、次、言いました景観に配慮した計画は、特段何か法的な根拠がないということでありますけれども、これについては城陽市サイドから何か意見をするようなことはできないんでしょうか。また、そういった面で城陽市の市民のご意見であったりとか、そういうことをお聞きするような場面はありませんでしょうか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  景観について市民の意見というご意見でございますけども、当然ここで事業者さんは事業されていかれますので、そんな変な景観になるようなものというのは設置されることはないというふうに考えております。 ○相原佳代子委員  変な景観になるようなものはないというのは当然のことだと思うんですけれども、しかしながら、やっぱり事業者さんと城陽市にとっても一大、大きな事業ということにもなりますので、そこら辺は密にある意味膝を突き合わせて話もしていただきたい。そしてこういった基幹物流の拠点が城陽市にできて、そしてまた城陽市にとってもプラスになるというようなことが市民の方にも分かってもらわないけないと思うし、何か今お聞きしてたら、そんな変なものができると思いませんというような答弁では、ちょっと私はどうかなというふうに思うんですけれども、もしそこら辺のご見解がありましたら、副市長あたり、部長、言ってください。お願いします。 ○大石雅文まちづくり活性部長  物流施設になりますので、まず機能的な部分で満足した形になれば特異な形状にはならないというふうには考えてます。ただ今回、高速道路からの直結という、そういうような部分での構造が出てまいりますので、先ほど申しましたように周辺、まだ緑化が残っているところとかがございますので、そういった部分でかなり大きい施設がここに立地することになってまいりますので、そのような中で例えば壁面の色彩であったりとか、そういう部分で極度に奇抜にならないとか、そういうようなところの内容については、私どももまた計画の中で事業所のほうには申し上げたいというふうには考えております。 ○相原佳代子委員  ぜひそのようにしていただきたいと思います。以上です。 ○熊谷佐和美委員  区画整理事業について教えていただきたいんですけども、今回、三菱地所さんのほうが大きな宅地のところと、あとは換地処分されていくというふうな、そこが分かりにくかったんですけども、もう少し詳しく教えていただきたいんですけども、換地処分になるということですよね。その後、これはどういうふうに地権者数はどれぐらいになっていくのかなというところです。  それと、開発スケジュールなんですけれども、令和5年度ぐらいから造成工事が着手されて約3年ぐらいかかるということなんですけども、この間に埋め立てる場所はまだこの時点で残っているのかどうかということと、事業完了というのは、この9月の末、これは建物が建つまでのことなのか、それとも土地区画整理事業としての事業の完了ということなのか、その辺を詳しく教えてください。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  まず、土地区画整理事業について説明させていただきます。  土地区画整理事業の地権者数でありますけれども、山砂利事業者さんの3事業所で、それ以外に法人地権者が数名おられます。地権者数としましては、法人地権者が5社、個人地権者が7名であります。  その換地云々のところでございますけども、この2ページにあります土地利用構想図で一番大きい宅地と書かれていますのが先ほどもご説明しましたけども、三菱地所さんが基幹物流施設をされるところで、こちらは土地区画整理事業によって生み出される保留地というのを三菱地所さんが購入されて事業をされると。この残りの左側に書いています宅地というのが、これが先ほど言いました事業者さんであったり、個人の土地所有者さんに換地される土地であります。  令和8年9月が事業完了というのは区画整理事業の完了なのかということでございますけども、この令和8年9月といいますのは、建物が建って竣工される時期が令和8年9月ですので、土地区画整理事業につきましてはもうちょっと前に終わるものと考えているところでございます。 ○熊谷佐和美委員  分かりました。何となくこれでイメージが分かりました。  換地処分等につきましては、まだまだこれから先のことかと思うんですけども、あと現在、今後、令和8年9月末までに今ここに予定されているこの場所で、今埋立てが終わっていない平米数というのはどれぐらいあるんでしょうか。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  現状、埋立てを今現在もこの青谷先行整備地区の中で行っている場所というのはございますが、明確に面積規模というものについては現時点でお答えできる資料がないというところでございます。  現状、大きくいいますと、埋め戻しを行っている場所といいますのがこの2ページの資料でいきますと、開発区域の左手の部分に縦長のエリア、宅地と書いてあるものが3か所あると思います。これの目安としては一番上の宅地と書いてあるあたりを今現在埋め戻ししていると。もう一か所につきましては、一番この図の右側の一番大きな宅地と書いてる部分、このエリアというのはかなり広いんですけども、これの部分的に言いましたら大体右手側、方向で言いましたら東側の部分について今埋め戻しを行っていると。このエリアでいいますと、2か所について今修復整備といいますか、埋め戻しは行っているところでございます。  ただ今現在、そういう埋め戻しを行っているところではございますけれども、区画整理事業が開始されるまでにその埋め戻しを終えて、区画整理が始まってからは土の持込みということはなく、今入っている土、現状の入っている地形の中で計画的に宅地造成をされるというような計画になってございます。 ○熊谷佐和美委員  分かりました。  そしたら令和5年度、今年度から来年度にかけて埋め戻しが終わるということで、間に合うと、市のほうはそういうふうなことで、この計画が完了、最終の令和8年9月末間に合うと、埋め戻しもきっちりと間に合うということで今回もこのような計画をご説明いただいたという認識でよろしいですか。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  埋め戻しにつきましては、今年度末を一つのめどとしております。5年度に土地区画整理事業の認可等も取得した中で進められるということになってまいります。  今申し上げましたように、今年度末をめどに埋め戻し修復整備が終われば、この事業については前に進んでいく、その工程上問題なく前に進んでいくものと考えているところでございます。 ○熊谷佐和美委員  令和8年9月末事業完了、これを目指して鋭意努力していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○澤田扶美子委員  この説明会、自分で行っとけば今ここで聞くこともないんですけれども、ここに出てる4つの意見がありますけれども、この4件に関して、説明会の時点での答弁というか、市がどういうふうに答えられたのかあるいは関係者が何か答えられたのか、お聞きできることがあれば説明をお願いいたします。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、そのほか説明会で出てました意見についてご答弁させていただきます。  まず、物流施設に伴います交通処理については、渋滞への懸念から一般道を使用する場合のルートについては十分に検討していただきたいという意見がございました。そちらにつきましては、今後、計画の熟度が高まっていく中でご説明できるというところを事業者から説明があったところでございます。  続きまして、開発に伴う治水対策についてというところで、調整池を京都府が定める重要開発調整池に関する技術的基準以上の性能とすべきというご意見がございました。そちらにつきましては、事業者のほうからは京都府の基準で設置しますという回答でございました。  あと、下流河川青谷川整備関連につきましては、周辺住民の避難場所に関するご意見と市の管理区域における改修計画に関する質問がございました。  あと土壌汚染対策に関しましては、土壌調査の実施結果の公表を求めるようなご意見がございました。ただこの公表については事業者のほうからはするともしないともご意見がなかったような状況でございます。 ○澤田扶美子委員  分かりました。  ルート検討とか交通処理の関係は、私、それこそアウトレットやいろんなものができて若者が喜んでいるのかと思ったら、若者は反対に道路が混むから嫌というようなことをよく耳にするんですけれども、この辺は私も同じように、また逐次報告していただいたらと思います。交通処理については。  それから先ほど相原委員さんとか、谷村委員さんとかからお話があった景観保全のこととか、インターの名称なんですけれども、これについて市は何か独自で城陽市として提案しようと思ってらっしゃることがあるのかどうか、それをお聞きしたいんですけれども。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  インターの名称につきましては、市としての提案というのは今のところ、今はまだ検討段階でございます。 ○大石雅文まちづくり活性部長  インターチェンジの名称の協議ですが、これも供用開始の少し前のときにどういう名称がいいのかというのを先ほど申しましたように、自治体であり、NEXCOのほうの委員会と協議をするというような流れになってまいります。現時点でどういう名称が望ましいのかというところまではまだ熟度が上がっておりませんが、当然高速道路の出入口になって多くの広域からの方が高速道路を利用される中で、やはりまずは分かりやすい名称、さらに当然地元としての名称を知っていただく大きな一つの要素となってまいりますので、当然隣接の自治体等々の関係もございますので、このあたり十分調整しながら名称というのを検討してまいりたいというふうに考えております。 ○澤田扶美子委員  分かりました。  市のほうで、城陽市としてはこういうことで提案したいと思っているんですというようなことを私たちに示していただけたら、私たちも、いや、ちょっとこれはこうしてほしいわとか、こんな案もあるんですけどと意見が言えるんですけれども、市のほうの提案が具体的になって相手に任せるというようなことでしたら私たちも意見が言いにくいので、また逐次そちらの提案とか、また議員の意見も取り入れていただけるようなことがあるんでしたら、またよろしくお願いいたします。  以上です。 ○土居一豊委員  イメージパースの関係で確認いたします。  まず、城陽市と宇治田原町界域はこの図面の一番右、東端にあるインターチェンジから出口に来ている道路、この地域付近が宇治田原との境界になりますか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  宇治田原との行政界でありますけれども、このインター付近よりまだもうちょっと東側も城陽市域があります。ですので、この道路が境ということではなしに、この道路よりまだ東側が城陽市と宇治田原町の境となってます。 ○土居一豊委員  そうすれば現在国道307号の拡幅工事がされてますけど、拡幅工事のあの宇治田原に上がっていく坂の部分、その最後に上がるところの坂の部分、あの坂の中間付近にインターチェンジの出口が出てくるというイメージになりますか。 ○村田正明理事  国道307号のちょうど頂上付近、一番坂を上り切ったあたりに少し今国道307号からインターチェンジの出口を実は既に形をつくるように工事をしております。最終的に宇治田原の役場に行く方向になります今丁字路がございます。あの丁字路が十字路になるというようなイメージを抱いていただければ大体場所がお分かりになるのかなと思います。 ○土居一豊委員  それでは、次に、(仮称)宇治田原インターの出口から西側に出てきている道路、これが東部丘陵線の国道307号との接点になりますか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  ちょうどこの基幹物流施設のこのランプの下に走ってます国道307号の丁字路になってますこれが東部丘陵線の交差点でございます。 ○土居一豊委員  このパース図の一番左端、国道307号が切れているところ、この切れているところは国道307号拡幅工事をやっているスタートである、あのラーメン店のあるのは、これから少し西側に行ったところがラーメン店のところで、そこからが国道307号の現在拡幅工事を始めているところだというイメージになりますか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  この図面、一番西側の池のあるあたりなんですけれども、こちらにつきましては城陽市の芦原配水池がある辺でして、拡幅している箇所につきましては、この東部丘陵線の交差点から東側を今拡幅しているところでございます。 ○土居一豊委員  拡幅は東部丘陵線から東側というのはほとんど工事が出来上がってきている。それより西側のところが全部今国道307号の北側の土砂をどんどん取っていって大体道路の形が見えてきていますけど、それでは、私が言うラーメン店というのはこの図面の中のどこにありますか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  ちょうど国道307号の、イメージ図のところにソーラーパネルが真ん中にあると思うんですが、それの下のところに国道307号より南側、下側のところに少し空き地のようなところがございます。ここがラーメン店で、その横がもともとスタンドやったと。 ○土居一豊委員  イメージが全部できました。そうなれば現在国道307号が非常に拡幅が進んでおって、最後に宇治田原インターチェンジの出口までのところが4車線ぐらい取れるぐらいの広いところになっていますが、あれは東部丘陵線のところからあの現在ある国道307号と北側に拡幅している広さ、あの状態はそのまま道路として使う状態であんなに広く取っているのか、出来上がったときには南側の部分はなくして、工事している北側の部分だけの道路になるのか、ちょっとあそこが非常に広くあるけど、最終的に出来上がるときにあれをそのまま全部道路に使われるのかなというイメージがあるんですが、どのような出来上がりになりますか。 ○村田正明理事  基本的な車線数としましては、東部丘陵線の交差点から新名神のインターチェンジ入り口までが4車線になります。今、法線の関係もありまして4車線道路よりも広く土地としては買収させてもらっている、京都府が買収したという形でございますが、北側につきましては、一部開発地ののり面も含まれておりますので、最終的な、全てが道路になるというわけではございませんが、かなり広い道路になることは間違いございませんし、当然交差点になりますので右折レーン等もございますので、4車線よりは広くなります。 ○土居一豊委員  分かりました。現場を何回か通るたびにだんだんと工事が進んでおって、イメージが湧いてくるんですけど、あそこだけ異常に広くありますから、果たしてどんな道が出来上がるのかなと、かえってこの南側は使わないようにするのかな、こんな広いところと思ったんですが、今の説明で分かりました。  最後に、ひとつ提案したいことがあります。  三菱地所さんに屋上の利活用をどのように考えているのか、災害が起きたときのことをもし三菱地所さんが考えていただけるんであれば、屋上の一部にヘリポートをつくってもらったらと。それはイコール、高速道路上で重大な事故が発生した場合に、緊急患者の搬送が非常に困ると思います。特に高度治療を必要な方があった場合に、ドクターヘリを持ってきても離発着に困ると、ところがここは物流拠点ですので、多分屋上まで車が上がるような構造にできるんではないかと思うので、駐車場にするんじゃないかというイメージもありますけど、その一角をヘリポートにしておいていただければ、高速道路上で起きた事故に対して高度医療をする緊急患者を救急車で運ぶヘリをここに持ってきてもらえれば、屋上からヘリでそのまま離発着できるというイメージがありますが、もし三菱地所さんが少しでも地域貢献とか、防災とかのイメージを持たれておったら、提案できることがあれば提案していただければなと、それは企業さんが受けることですので、こちらから一方的にやってほしいとは言えませんから、もしそういうイメージを持たれてたらやってもらったらなと考えますが、いかがでございますか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  今回の基幹物流施設でございますが、このイメージパースで見ていただいたら分かりますように、高速道路のインターチェンジのところから専用ランプで、実はこの屋上のところに直結するような形になってまいります。この施設の特徴としては、将来の次世代のモビリティー、いわゆる自動運転なのか、あと隊列走行のそういうトラックを受入れ可能な施設というような形になってまいりますので、この屋上のスペースというのをそういうモビリティーの受入れ施設として利用計画を建てておられるというところでございます。  したがって、この屋上の部分がどの程度の使用、基幹物流施設として必要なエリアなのかというのは現時点では私ども承知しておりませんが、いろんな地元の貢献というか、そういうあたり、防災のあたりの部分でも企業さんのほうにもご検討いただく場というのは出てこようかと思いますので、今いただいた意見につきましては、実際ここの施設でそれが成立するのかどうかはあれですが、内容についてはお伝えしてまいりたいというふうには考えております。 ○土居一豊委員  東北の地震なんかのときも、やっぱり物資を運んでいったときにどこに下ろすか、そしたらサービスエリアであったり、そういう施設を利用するんですけど、やはり事前にちょっとそういうイメージをして広場を取っておいてもらうのと、そのときになって車をどけてもらって下りるのとでは違いますので、三菱地所さんがちょっと考えておられたら提案していただければなと思いますので、意見を申し上げておきます。以上です。 ○谷村浩志委員  1点だけ追加でお聞かせいただきたいです。  調整池についてのことなんですけれども、まず今回、三菱さんの前に伊藤忠さんが計画されたところで見えている1つ、地下にたしか計画されてたと思うんですけども、それも京都府の基準に基づいて計算された上でつくられてはおると思うんですが、それが青谷川の一番狭い、水が一番通りにくいところに負担をかけないように調整して出されるということやったんですね。  今回、一番細くなってそこに負担をかけないようにつないでいるところが新たに今回三菱さんがやられるところとかぶってくるんであれば、こっちの伊藤忠さんのほうの調整池にも影響が出てくるんではないかと思うんですけれども、考え方としてはどうなんですか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  調整池の計画の考え方ですが、ここの開発に対して考えるんじゃなしに、まず青谷川の流域というのがまず決まっておりますので、その流域内全体のパイの中で考えていきますので、それが時間差で開発が進んでいったとしても、もともと先行していた調整池をさらに大きくしなければいけないとか、そういうような計算にはなっておりません。まずは全体を考えた中で、その中でここの部分を開発するんであればどれだけの調整池が必要なのかという、そういう考えで整理してまいりますので、今回、三菱さんのところで新たに開発が進んだとしても、伊藤忠さん側のほうについては全体を見た中での計画した調整池ですので、そこに影響が出てくるということはないというところでございます。 ○谷村浩志委員  僕のイメージでは、こっちで新たに開発するところが調整池を設けるのも同じところに、一番負担がかかるところのことを考えての調整池の設置なので、例えばこっちにいっぱいつくってしまうと上を小さくせなあかん、逆かなと思っておったんですね。川に入る量というのをちょっとコントロールするのが、下でなく上を削らなあかんのかなというふうに思っておったので、そういうことではないんですね。 ○村田正明理事  すみません、調整池の考え方でございますが、青谷川で一番水が流れにくい、要するに流す容量が少ないところ、そこから上流に例えば100ヘクタールの土地がある。そうして今回例えば1ヘクタールの土地を開発するとすると、この1ヘクタールは上流域の100分の1なんですね。したがって、この1ヘクタールのところから流せるのは青谷川の断面の100分の1の水しか流してはいけない、こういう計算をするわけです。  したがいまして、その100分の1が幾つあってももともとつくった調整池に影響することはないと、こういうふうに考えていただければと思います。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  非常に分かりやすく、今、ごめんなさい、理解してなかったところで申し訳ございません。分かりました。  逆に言うたら、いっぱいできればできるほどいいんかなと思うので、私、今、一番、ここに通ってくる市辺自治会に住んでるもので、そこの自治会の協議会の中でも、やはり新たな三菱の物流ができるというので、協議内容の中でもこの間ございまして、村田理事もおられるのでお聞きしたいんですけれども、一番断面というか、面積が一番狭いところがあるじゃないですか、そこが京都府さんの計算というのがどうなんやというのが実際に僕ら地元自治会も分からないことなので、そういうのを発表してほしいというのがあったんですね。どこが一番弱くてこれぐらいの水を流しても大丈夫なんですよというところをやっぱり知りたいという話もございまして、そこもまた何かで資料として出していただきたいと思っておりますのと、青谷川の府が管理されているところの今後の整備計画というのはやっぱり市としっかり協議されていると思いますし、それの計画というのも地元としては知りたいという意見がありまして、またそのあたりも、またこれは個別にお願いしに行こうとは思ってたんですけども、そういうのも地元に発表していただいて、こういう整備計画の下に青谷川が安全に使えるように上の整備計画をしていますよというのは、地元としても知りたいという声がありましたので、その辺もぜひご留意いただきたいと思います。  この調整池を設計されるに当たって、先ほどの一番負担のかかるところというので計算されているということがあったんですけど、やっぱり我々住んでいて、歩いていて、この間、市長とか皆さんで青谷川沿いを歩いていただいて、判定していただいてD判定ということやったんですけれども、そこの実際に見えてない上流域というところで、やはりもともとの沢のような状態で残っている部分も実際にあります。親水公園から上だったり、親水公園へ行くまでのところですね。  先日、何度か大きな雨が降ったんですけれども、そのときにやはりそこで倒れてた竹、あの通りはすごい竹が多くて、その竹がすごい流量やったので流れてきて、青谷川に未来橋から下流のほうで2つ橋桁のある橋がございまして、明神橋とその一歩下流の梅溪橋になると思うんですけど、そこの2つの橋桁に実際に竹が絡まって今たまっていってる現状があります。それを地元の方も見られてて、ああいうものも早期に除去するというのもやってほしいという話もあります。どんどん今後また雨が降って、竹とか枯れていって倒れていって、昔はその竹でいろいろせき止めて水害を耐えたという話もあったんですが、今回に関しては明らかに橋桁に対してこういうふうに重なって、そんなに今はどかんとなってないんですけど、以前、千曲川とかああいうのを見てるときに、倒木とかががっと引っかかって橋を潰すというところまではいかないと思うんですけど、そこでどんどんどんどん小さいものがたまっていって、結局流れにくい部分になっていくんではないかなと。橋桁を取ってくれとか、そういう話ではないんですが、やはりそういう懸念というのは、青谷川を整備していただく京都府のほうと一緒に軽い整備、除去するだけやと思うんですけど、そういうのは常に大雨が降った後とか、大雨が降るんじゃないかというときにはぜひ点検をしていただきながら整備計画をつくっていきたいと思いますので、これは城陽市からもまたお願いしていただくように要望しておきます。以上です。 ○増田貴委員  私のほうから、これはイメージ図ということで、次世代物流拠点のイメージパースというふうな形でなっておりますが、最近、これは当然城陽市だけ、城陽市は新名神高速道路ができるということで新名神高速道路から直通して物流センターに入るというふうなことで画期的なことというのは知ってるわけなんですが、今、近隣市町で物流センターの数というのはどんどんどんどん増えていってるわけですね。多分それは新名神ができるということでそちらのほうに普及してつくっていこうというふうなことなんですけど、これ規模的に、例えば京都府さんのほうで規模的にこのぐらい物流センターが必要であるというふうな、というのは、あまり増えてしまいますと物流センターで入られると、物流センターとして使いたいというふうな形で入られる企業さんの数がどんどん減っていくんちゃうかなというふうな素人考えでそのように思うわけなんですが、その辺のところは、いやいや、まだまだ十分。というのは、八幡につきましても巨大な物流センター、また今もどんどん開発していますので、ですからその辺危惧するんですが、本当に素人みたいな質問で申し訳ないですけど、その辺についてはどういうふうな考え方をされてるんですか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  現在、新名神高速道路の沿線でもいろんなところで物流の施設の計画というのが打ち出されて、実際に物流施設も立地しているという状況でございまして、現在の流れとしては、物流のそれだけの需要というのがあるという状況ではございます。
     今回、青谷地区で私どもこれを誘致できたというのが、これは一つ基幹物流施設という施設でございます。ご承知のとおりこの施設というのは、日本の幹線輸送を担っていく広域物流の結節点として、関東と中京圏と関西圏にこういう基幹物流施設を立地しようという考えの中で、関西圏のところが城陽が選ばれたというところです。高速道路のインターチェンジから直結しますので、幹線輸送の物流トラックが一般道路を下りることなく施設へ入っていけるという形状になりますし、先ほど申しましたいわゆる次世代モビリティー、今後、そういう自動運転のトラックとかというのがだんだん普及してまいります。これは物流業界が今抱える非常に大きな課題がありまして、ドライバー不足であったりとか、ドライバーの高齢化、あとドライバーのストレス軽減、こういう労働環境の改善、これが目的で国家プロジェクトとしてこの自動運転というのを普及に今かなりそこに進められているというところで、これらが実用化されればこの施設に直結で入ってこれるということになります。  したがって、将来、この幹線輸送を担っていく拠点としてここはその位置づけがされるというところでございますので、そういった意味から今回基幹物流施設の計画がここで発表されたというのは、この青谷を物流拠点として整備していく上でもかなりの効果があるというふうには考えております。 ○増田貴委員  ありがとうございます。それを聞いて安心いたしましたけど、これは令和8年9月末、こういった形でできるというふうな話で、先ほど答弁で聞かせていただきましたけど、他の例えば仮に宇治田原さんでしたら、これは何年でどの程度の規模か、また宇治のほうでも国道24号沿いでそういったものをつくると。八幡におきましてもそういった物流、今既にあるんですけど、それ以上もやっていこうというふうな形で、ある意味で言うたらいついつまでにやっていこうというふうなその部分が先ほどおっしゃいましたように、物すごく肝心要の高速道路を利用したということで全国でも3つしかないというふうなこと、これは物すごく利便性があるわけでございますけども、ある意味においたらこの令和8年9月までというふうなことというのは、ほかの市町ではどの辺の程度で今現在進行している物流センターをやっていくのか、そういったこともやはり見ていただいて、いやいや、うちはずっとこういうふうな形で国がしようとしている、契約なんやということで大丈夫やと。今のところはどんどん早くつくったとしても大丈夫やというふうな、そういったことというか、その辺が本当に危惧しているところでありますので、その辺のところは他の市町をいろんな形でやはり調査していただいて決めていただきたいなと。当然決めていただけると思うんですが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○谷直樹委員  失礼いたします。先ほど来、各委員さんからいろいろと質問して、私もイメージ図を見ましてすばらしいものができるなということで思ってるんですけども、これ、以前にもお聞きしたことだと思うんですけど、これの雇用の創出、当然市としても考えると思うんですけど、その人数は1,000人でしたっけ、1,500人でしたっけ、その辺どうだったかなというのと。この図面でいいますと、右側に伊藤忠さんですかね、最初にこういうふうな計画をされて、その後、三菱さんということですけども、伊藤忠さんのときにたしか上水の供給は宇治田原からというようなことになると。それから下水というのは、これは下水がないので浄化槽等々ですけど、この三菱さんの分はどういう形で供給されるのかなと。  というのは、私、以前に質問させていただいたこの東部丘陵線にライフライン、上下水、この際入れといたらええんちゃうのというようなことを言ったと思うんですけど、それを含めて、国道307号は当然入ってないと思うんですけど、その辺のことをお聞かせいただきたいと思います。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、私のほうから雇用のご質問をいただきました。どの程度雇用が生まれるのかにつきましては、入居するテナント企業により変動することとなりますけれども、事業者からは三菱地所さんが整備します西側の(仮称)青谷地区基幹物流施設計画におきましては、約1,000人がこの場所で従事されるというふうに伺っております。  東側の伊藤忠さんが整備されます青谷地区の基幹物流施設計画におきましては、約500人から600人程度この場所で従事されると伺っておりまして、合わせまして約1,500人程度の方がこの場所で働かれるということであります。  この三菱さんの区画整理事業への給水でありますけども、こちらにつきましては城陽市域のほうから給水するべきで今計画を進めているところでございます。 ○谷直樹委員  いわゆる雑排とか下水のほうは浄化槽という考え方でいいんですね。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  下水のほうにつきましては、当面は浄化槽での計画となっております。 ○谷直樹委員  今、城陽市から上水とおっしゃってましたけど、これはどの辺から引っ張ってくるんですか。ここの近所に施設、先ほど土居委員さんのほうからラーメン屋さんということをおっしゃってましたけど、その横にちょっと施設がありますけど、そこから引っ張ってくるということですね。  それと、上水の件はそうですけども、雇用を1,000人とか1,500人とか、それはすばらしいことだと思うんですけど、この方々が城陽市域からお勤めか、それともこの地域的にはこの周辺地域から勤める、それとまた、この三菱さんとか、伊藤忠さんとかやったら、また本社とかいろんなところからも来られると思うんですけど、いわゆる居住されるような施設というんですかね、賃貸であったり、自分の持家だったりですけど、私、この際、宇治田原さんのほうも多分居住されると思うんですけど、空き家、これずっと私質問させていただいて、平成28年に調査があって1,030件とかいう話が出てるんですけども、そこの中で意向調査とかいろいろありまして、その中に売りたいとか、貸したいとかいろんなことがあったんですけど、この際、このような形でこのアウトレットもそうですけど、空き家をもうちょっと利活用するというのは、そういうようなことも踏まえながら、雇用創出するのはいいんですけど、その方々に住んでもらうというのが一番僕は大事だと思うので、そのためには空き家とか。  というのは、城陽市、市街化の土地がほとんどもうありません。余裕が、居住の。あとは空き家とか、あと、それは生産緑地等々の話もありますけど、限られてますわ。そしたらもう今後やったら空き家とか、そういうようないわゆる公共施設等々も踏まえながらいろんな公園とか整理して、時代来たんちゃうかなと僕思ってるので、その辺のことがあるので、市の考えとしてどうかなということをお聞かせいただけますか。 ○森島正泰理事  今、働く方が住まわれる場所についての確保はどう考えているのかというようなご質問だと思うんですけれども、我々としても働く方を市のほうに流入していって定住に結びつけていくという施策については大変大事なことであり、取り組んでいるところでございます。  例と申し上げますと、ご承知のとおり全国的に人口が減少している中で、新たな住宅地の市街地をつくっていくということはなかなか国のほうからも認めていただけないような状況の中で、行政としてできるとすれば地区計画の中で調整区域の中へつくっていく、これは法的には可能な制度になっています。プラス駅周辺整備に合わせて高さの規制緩和をして、住宅をつくっていくということも一つ、寺田駅の周辺ではやっておりますし、また、空き家の利活用ということにつきましても、先日ありました企業説明会におきましても、参加される企業さんとかに空き家を利活用できないか、働く方に住んでいただけないかというようなことでPRもさせていただいていますし、新たに城陽市に流入されて空き家を買われる方につきましては、その他の倍の補助をしている制度というのもございますし、空き家を流通に乗せるというような啓発活動なんかについても我々としてはやっているところでございますので、継続してそこはやっていきたいというふうに考えております。 ○谷直樹委員  水道、どこから引っ張ってきはるのかな。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  水道につきましては、今現在計画を進めておるんですけれども、今考えていますのは、この地区西側にあります芦原配水池から水を供給できないかなというところで計画検討しているところでございます。 ○谷直樹委員  それはそれでいいんですけど、供給するのにいわゆる工事等々、これはこっちの中でいわゆる地権者とか、事業者が負担してやるというようなことで、城陽市の負担とかはないんですか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  区画整理事業区域内に配水される施設につきましては区画整理事業で整備されますけども、区画整理事業区域までのインフラ整備については市のほうで整備を今検討しているところでございます。 ○谷直樹委員  その辺、負担、少しでも市のと思いますし、それと、ごめんなさい。先ほどの雇用創出の人数の住む場所、今、森島理事のほうからありましたけど、地区計画でとおっしゃいましたけど、これはなかなか人口が減っているから地区計画の中でいわゆる居住用の計画は難しいと私は思います。  ですから、難しいから今おっしゃったように駅前、駅周辺かな、高さを緩和して、例えば寺田駅やったらプレサンスが30メートルまで、今度、サンプラの後またプレサンス、あそこは近隣商業20メートルですかね、20メートルかな。多分7階建てやと思いますけど、そういうことで一応高さ云々でそういう場所を確保するというようなことをおっしゃってましたけど、それと、これは京都府じゃなしに関東圏で、例えば50戸連担の市街化に隣接する市街化調整区域云々のそういうような法律を利用して、調整区域でも条件10年居住かな、いろんな条件があって、調整区域でも家が建てられるようなことを関東圏でやっているような県もあるみたい。今度、建設常任委員会のほうで視察に行くようなことを計画しているんですけど、そういうことをやっているところがあるということは、これは京都府においても今後そういうような手法もあるということを行政としても研究してもらわなあかんと僕は思うんですよね。それやったらまた若い方が、調整区域やったら当然いろんな融資とか、銀行さんとの絡みもありますけど、若い方が来るというのが、空き家を例えば新築して一戸だけとかなかなか若い方は購入しないですよ、これも私の経験ですけど。やっぱり10戸以上の連担した住宅街、なかなか若い方は来れないというようなこと、これは現実やと思いますので、その辺も併せて今後、今回、委員長のほうに私提案して視察で何とか行けると思うんですけど、そういうことも議員としても調査研究していきたいし、また行政側もいろいろと全国見ていただいて、これは都道府県間の競争になってますわ。それと市町村間の競争になってます。これは現実です。  だからあくまでも業者側としたら、いかにいろんな方に来ていただけるような提案とそれの用意というのが大事やとこれから思うので、その辺、一応お願いしておきたいと思いますし、今後とも城陽市、新名神が開通して東部丘陵線ができて、この近隣市町からやったら城陽がええなとおっしゃってますけど、それに終わることなく城陽は城陽できちっと、来ていただきたいというのは方向性を持っていただいて。いや、来たらええやんけじゃなしに来ていただきたい、そやからうちはこういうような形のいろんなことをやってますというようなことを考えてもらわなあかんと僕は思いますので、その辺よろしくお願いしておきます。以上です。 ○語堂辰文副委員長  主に2点ほど、まず1点目ですけど、この2ページの絵、この間説明会でももうちょっと大きく出されたんですけども、これはちょっと便宜上、三菱さんの宅地、これを1としましたらその横、左側が2と、そしてその縦のほうから3、4、一番小さいのが池の横にありますけど、5というふうに、取りあえず便宜上番号を振らせていただきますと、それぞれの面積が幾らになるのかが1点です。  もう一つ、本日頂きましたイメージパース、これでいきますと、この伊藤忠さんのほうの建物がそれぞれあります。こちらのほうの屋根が黒くなっている土地、右のほうだと思うんですけど、何階ということですね。それぞれ、全部同じだったら何階ということ。三菱さんのほうの関係、これは大体何階になるのか、そこら辺を教えてください。お願いします。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、私のほうからは各宅地の面積ですけれども、こちらにつきましては、今後、区画整理事業を進められていく中で、換地ということ、換地設計の中で面積が確定するものというふうに考えておりますけれども、事業者のほうから聞いていますのが、おっしゃられています2番のところが約2.3ヘクタール、3番のところが4.2ヘクタール、4番のところが5.1ヘクタール、5番のところが0.7ヘクタールというところでございます。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  私のほうから、建物の階数と高さということでお問いかけがございましたので、それについてお答えさせていただきます。  前回、城陽東部開発有限責任事業組合さんと伊藤忠商事さんのほうで開発基本計画に関する地元説明会をされております。その際の資料でお答えさせていただきますと、階数については4階から5階になってございます。高さにつきましては、およそ32メートルから36メートル程度ということで、地元説明のほうにはされているというところでございます。  あと三菱地所の部分につきましては、まだこれから計画をされるということになりますので、ちょっと現時点で何階で高さがどれぐらいでというところについてはまだお答えできないというところでございます。 ○大石雅文まちづくり活性部長  高速道路から直結する施設でございますが、今これは木村のほうが申しましたように建築の関係で今整理をしているというところです。まず一つ条件になってくるのがこの専用ランプが屋上に直結するという形になりますので、まずそこの高さというのがこれで決まってまいります。そういった中でどれだけの建物の高さが必要なのかというのをもう1回精査かけておるところでございますので、ちょっと現時点では何階建てで何メートルというのがまだ出ていないというところでございます。 ○語堂辰文副委員長  伊藤忠さんのほうについても、既に基本計画の説明の中でそういうのが出てるということですけど、今回の場合について面積もお聞きしましたけれども、これでいきますと保留地ということで三菱さんとかも一番広いわけでございますけれども、いわゆる区画整理事業、例えばの話ですけど、プレミアムのほうでしたら1社で区画整理事業をされているんです。今回はこれ大きく5区画ということですけれども、これについてどのような形で区画整理事業が進行されていくのかが1つと、あと今お聞きしましたら、面積はそれぞれ決まっているということでございますけれども、それぞれ大体予定といいますか、恐らく1から5まで物流施設になっていくんではないかとは思うんですけれども、そこら辺のことが大体どのような話合いがされているのか。  それと、さっきありましたちょうど真ん中のところ、このパース図ですか、コの字の真ん中、白い部分がございますけれども、ここら辺に関西急送があったりとか、それから芦原の高区配水池があったりとかいろいろすると思うんですけれども、この間も業者の方もお見えになってたんですけど、こういう部分から先ほどお話がありました直接に東部丘陵線というのもあるか分かりませんが、ある程度そういう国道307号に流入がされてくるんじゃないかと思うんですけど、そこら辺の対策といいますか、これは今、東部丘陵線は4車線でございますが、国道307号は2車線、対向車線です。そういう中でこの国道307号が今以上に渋滞しないかと心配するんですが、そこら辺はどうなんでしょうか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  それでは、まず区画整理事業のことでございます。こちらにつきましては、施工区域内の全ての地権者から土地区画整理法第3条の施工同意を得られた個人施工の区画整理事業ということで進められる予定としております。  交通のお話ですけども、青谷地区全体の交通量でありますけれども、まず東部丘陵線の4車線計画時におきまして、物流拠点の想定発集量としまして約6,000台というふうに試算しており、これを含んで交通量は約1万3,000から1万4,000、1日当たりですけど、と予測しまして、これを前提として東部丘陵線を計画しております。  今後、具体的な施設の利用計画などを踏まえて検討が進められ、開発に伴う交通量を予測するなどし、交通管理者である警察であったり、道路管理者である市と協議していくこととなると考えております。 ○大石雅文まちづくり活性部長  あともう一点、全部の区画物流施設が立地するのかというお問いかけがあったかと思うんですが、この地域というのはインターチェンジに隣接してて東部丘陵線という道路ネットワークがある中で、物流機能を主体として土地利用を進めていくという形にしております。ただし、ここの土地利用構想図を見ていただいて分かりますように、区画整理事業で換地計画において面積にも差が出てきているところです。  例えば今番号を振っていただいた5番の宅地面積で言うたら、非常にほかの場所に比べたら小さい面積になっておりますので、果たしてここの部分で一般の物流の施設が立地できるかと言えば、ちょっと非常に難しいかなというところではございます。しかしながら、区域全体が優良な物流拠点としての機能を形成できるように、様々な施設の誘導というのは考えてまいりたいというふうに考えています。 ○語堂辰文副委員長  今ご説明ありました。確かに5番ですか、そこは調整池つきの公園ということが横にあったりとか、国道307号に隣接とかいうことで、そういう商業的な利用をされるか分かりませんけれども、この国道307号の交通の需要量といいますか、需要というのか、受入れということですね。これについては先ほどありました伊藤忠さんのほうもありますけれども、それ以外にこの間の新聞報道を見ますと、先ほどお話がありましたインターチェンジから下りてきたところから十字といいますか、そして山手線という形で宇治田原のほうに既に完成している部分もありますけれども、その完成しているところに2か所、それから今計画されているところで1か所、トータルで約70ヘクタールかなんかのそういう計画ということもお聞きをいたしております。  そうしますとこれが、恐らくそれが東のほうに抜けて、そして滋賀県とかそういうところよりも恐らくこちらに殺到されてくるんじゃないかと思うんですけど、そのあたりでかなりここは交差点、それからゾーンが渋滞が混雑してくるんじゃないかと思うんですけど、そこら辺についてはどのようにお考えになってますか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  今、語堂委員さんのほうからいろんな計画のご説明がございました。渋滞について今ご心配されているということでありますけども、各施設、各計画、個々によりまして計画を立てる際には必ず交通量を予測するなどしまして、交通管理者、警察であったり、道路管理者、市道であれば市ですし、国道307号であれば京都府なんかと協議されて対策を講じた上で対応されるものというふうに考えております。 ○語堂辰文副委員長  検討されているということでございますけれども、城陽市のところに関係がしているそういう道路部分でもございます。そして市民が直接影響を受けるという関係でございますので、ぜひ城陽市のほうから、私たちには分からないところですけれども、検討されているということじゃなくて、中心になってそれを進めて市民の立場でやっていただきたいと思います。要望して終わります。 ○平松亮委員長  ほかにございますか。大丈夫ですか。  すみません、質問というより、この委員の皆さん方の意見を集約してというところを要望させていただきたいんですけども。やっぱりトータル、城陽市としての意思を示していただきたいなと。皆さんの意も酌んで要望させていただきたいと思います。  次世代物流拠点自体、これはすごいことであると思うんですけども、先ほど来、答弁からは、計画の進捗であったり、許認可の関係、また区画整理事業についての説明がるるあったんですけども、この次世代物流拠点という今のところ日本初ですね。これが城陽市に来ることによって我々市民にとってそれが二次的にどんなメリットがあるのか。例えば東京資本から注目されることになるとか、全国的にこの城陽という名前が売れることによって関西資本がこちらに移ってくる可能性があるとか、この次世代、先ほどありました先進モビリティーも含めたこの拠点ができるということによって将来的にどんな副次的な効果___________________________________________________、ビジョンとしてその先どういうふうに示していきたいのか、これはインターの名称もそうですし、市として意思をどのように示していくかというところをお聞きしたいなと思ってまして、あと、木津川運動公園のほうでサイクルポートができますので、先ほどおっしゃっていただいた道路幅も余剰部分等々、いわゆる道路としての多面的活用とか、そういったところもこれは京都府とどうしていきたいのかとか、その辺あれば教えていただきたいなと。 ○今西仲雄副市長  今、委員長さんのほうからほぼその方向性についてはお話もいただけたんかなというふうに思ってますし、先ほど大石部長のほうからも、この基幹物流、特に次世代型物流拠点の日本で3つ、国家プロジェクトとして進められると。その中で初めてこの城陽のプロジェクトが発表されたという意味で日本初というようなことであるというふうに思っております。  それから雇用の面についても、もちろんそれぞれのどこが入られるかということによりまして、どれぐらいの地元雇用が生まれるかとかあるいはどれぐらいの方が働きにこちらに来られるかとか、そういったことは今の時点では分かりませんけれども、少なくともかなりの方がここで就業されるということもまた確実でございます。  それからこれも繰り返しでございますけれども、次世代型の物流ということになってきますと、大石部長のほうからお話ししましたように、本当に将来的な電気自動車あるいはいわゆる自動運転、そういったことによる新名神の6車線化、これなんかが本当に有効に生かされるような、そういうような最初の基地になってくるということにおいては、城陽が日本全国に知っていただける絶好の機会かなというふうにも思っておるところでございますし、さらに言えばこの西側に中間ゾーンというのが広がっているわけではありますけれども、そういったところも今回の自動運転あるいは物流、そして電気自動車等々、そういった次世代の産業、そういったものをどういうふうにこういったところで考えていくかという一つのヒントにはなってくるのかなというふうにも思ったりもするわけでございます。  それからもう一点、木津川運動公園の話も先ほどされた、そうですね。これについては、京都府のほうで進めていただいているということでございますんですけれども、当然私もこの委員として参画させていただいて、やはりどこにでもある公園ということやなくて、やはりここにしかないオンリーワンの公園になるようにというようなことは強く申し上げたところでございますし、当然ここについてもいろんな企業が今関心を持っていただいているというふうに京都府のほうからも聞いておりますので、その選定に当たってはぜひとも地元の意見を十分に聞いていただいて進めていただけるような、そういうような形で現在も要望しているというようなところでございます。 ○平松亮委員長  ありがとうございます。もう一度次世代物流のところに戻らせていただきます。  増田委員からもあったように、やっぱり物流が今後まだここから5年、10年増えてくる中で非常に優位性が高いと思うのと、あとこの東部丘陵地について、ほかのいわゆる大型の区画整理事業とか地区計画、近隣でやっているのと全く違うのは、直で三菱地所さん、ディベロッパーさんと対対で話ができると思うんです。ほかの大住にしても、先ほど出ました八幡、久御山、近隣のあと木津川市、全て土地会社とか、いわゆるコンサルタントとか、いろんな複合的な企業連合が調整に入ってその先にディベロッパーがあると思うんですけども、この東部丘陵地に関しては法人地権者ということで、直接的に大手のディベロッパーが入ってくるというところに対して、城陽市側としてやっぱり違う意味でもっと強く一定雇用をお願いできる立場にあると思いますので、土居委員からもあったように、じゃ、それをつくることによっていかにこちらからのお願い、また、谷委員もおっしゃったように当然ながら計画区域までインフラ整備をそちらでお願いしますということも場合によってはお願いができるという位置関係だと思いますので、そのあたり意思を示していただきたいなということを要望して終わらせていただきます。  ほかにございませんね。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  そしたら11時40分まで休憩いたします。           午前11時29分 休憩         ───────────────           午前11時40分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  (2)令和3年度(2021年度)城陽市産業会館に係る事業報告についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  それでは、令和3年度(2021年度)城陽市産業会館に係る事業報告についてご報告申し上げます。  まず、施設名は城陽市産業会館ですが、産業会館は保健センターとの複合施設になっておりますので、指定管理者の管理範疇は当該建物の3階部分となっております。指定管理者の団体名は城陽商工会議所、代表者は会頭堀井美郎でございます。  続いて、(1)業務実施状況についてご報告いたします。  まず、管理運営の方針と結果についてですが、城陽商工会議所は、昭和59年に設置されて以来、産業会館の維持管理を行ってきており、その経験と実績を生かし効率的かつ効果的な管理に努め、また、複合施設という点も考慮し、保健センターと連携を保ちながら利用者にとって快適かつ安全な施設管理に努めたところでございます。  続いて、施設の平等利用の考え方と実施した対策についてですが、産業会館の設置目的を十分理解した上で、城陽市産業会館の設置及び管理に関する条例・同施行規則及び城陽市産業会館の管理に関する基本協定に基づき管理を行い、平等性の確保に努めたところでございます。  続いて、安全面に関する対策についてですが、令和4年2月25日に保健センターと連携し、緊急時を想定した防災訓練を行いました。また、定期点検の結果に基づき必要箇所の修繕を行い、安全管理に努めたところでございます。  続いて、施設管理状況についてですが、管理担当者を配置するとともに、商工会議所職員全員が施設管理・運営の現状を把握し、利用者へ適切な対応ができるよう努めたところでございます。  2ページをお願いいたします。  施設運営状況についてですが、会議所だよりや市ホームページを活用し、会館利用について広報活動を行いました。また、インターネット利用環境の整備や市内商工業者については利用料金の減免制度を周知するなど、利用の拡大に努めたところでございます。さらに利用者の要望の把握につきましては、城陽市産業会館利用促進懇談会を開催し、要望の把握に努めたところでございます。利用者のトラブル等については、親切丁寧な対応に努め、大きなトラブルや事故はございませんでした。  続いて、(2)施設利用状況について報告いたします。  施設は研修室1、2、講習室、会議室がございまして、1年間の延べ利用件数は162件で、延べ利用者数は2,826人でございました。令和3年度は新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、緊急事態宣言等に伴う貸館停止、保健センターがワクチン接種会場となったことに伴う貸館停止、また、令和2年度に貸館利用されていた国の各種申請サポート会場としての利用もなかったことなどの要因により、令和2年度に比べ利用件数で437件の減、利用者数で4,945人の減となりました。  なお、主な利用者は商工業者やその団体で103件、利用件数の約64%となっております。  3ページをお願いいたします。  (3)管理経費の収支状況について報告いたします。  収入は市からの委託料465万6,528円となっております。支出につきましては光熱水費133万9,422円となっております。  なお、昨年は空調機の故障による設備更新に伴い、冬場の暖房設備の代替として灯油ファンヒーターによる対応といたしましたことから灯油代が発生しております。  そのほか清掃委託料など委託料88万4,400円、受付事務賃金など事務費が243万2,706円となり、支出合計465万6,528円となっております。  以上で、令和3年度(2021年度)城陽市産業会館に係る事業報告についての説明を終わります。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。 ○相原佳代子委員  失礼いたします。2点お聞きいたしたいと思います。  施設運営状況の中で城陽市産業会館利用促進懇談会の開催と書かれていますけれども、内容はどのようなものがあったのでしょうか。  そして施設備品の管理について、こちらにつきましても施設の維持管理に関しては適時修繕改修を実施しましたとありますが、どのようなものがあったのか教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  まず、利用懇談会の関係についてでございますが、令和3年度は令和4年2月25日に利用促進懇談会を開催したところですが、主な意見といたしましては、排水設備が壊れている、もう一点は会館利用者が使えるパーティションが欲しいというご意見をいただいたところでございまして、配管設備については昨年度中に修繕を行っております。また、産業会館用に会館利用者が利用できるパーティションについても設けたところでございます。  もう一点、備品等施設の修繕状況の点でございますが、昨年の備品購入費は、特に大きなものといたしましては、空調の不調に伴いますスポットクーラーの購入となっているところです。 ○相原佳代子委員  たしかこれ昨年も懇談会のことを聞いたかなというふうに思うんですけれども、これは年に1回、2月ということで、これには市の関係者というのも入ってはるんですかね。そうですか。  そういう機会があって、これは大体何々が壊れているとか、こういうものを置いてくれないかというような、そういうふうな内容なのかなというふうに思うんですけれども、こういう会があることは大変大切なことだと思いますし、こういう懇談会の有効活用をしっかりやっていただきたいというふうに思います。  それと、あとは施設備品の管理、これについても今説明がありましたけれども、しっかりとやっていただいているということでよかったなと思いますので、それはお伝えしておきます。  それと、商工会議所さんでも、去年ですかね、今年入ってからやったかな、LINEとかを使われたりとかしていろんな情報を周知されているというのも、自分もそこのLINE登録もさせていただいたんですけれども、これからはやはりいろいろとそういう情報を皆さんに知ってもらう機会をどんどん増やしていただきたいというふうに思いますし、今度の青年部さんのいろんな事業についても、そういう情報も適切に皆さんにお知らせするという活動をされているのは大変よいことだと思いますので、期待しておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。以上です。 ○澤田扶美子委員  今のご説明でマイナス437件の貸館状況が減っているということでした。もし金額換算で金額を教えていただけるのならお願いしたいのと、それからワクチン接種会場に使ったので産業会館が使いにくくなっているときもあるというようなご説明もありましたが、本来なら産業会館を貸館にしようと思っているのにワクチン接種のために使えなかったということに対する市からの手だてみたいなものは何かあるんでしょうか。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  まず、利用者の減に伴います使用料の関係でございますが、162名の利用で、使用料といたしましては7万6,240円となったところでございます。決算ベースで。一昨年、2年度の実績との差引きで申しますと約170万ほどの減となっております。  それとワクチン接種会場に伴う関係でございますが、市全体といたしまして、ワクチン接種については最重要課題ということで取組を進めてきたところでございまして、この産業会館がその関係で駐車場が満車になって混雑をするというようなことになる可能性がありますことから、ワクチンの接種のある日については、産業会館のほうの利用をお控えいただくというようなことで、商工会議所のほうとも話をしまして、そういう対応を取ってきたところでございます。どうしても全体的な例えば研修の試験であるとか、そういうことで使う必要があるというような申出があったケースについては、商工会議所とも相談して、そういう特異なケースについては他の施設、コミュニティセンターなどを借りて利用ができるように対応を図ったところでございます。 ○澤田扶美子委員  分かりました。  ワクチン接種が第一義というのはよく分かるんですけれども、そこにも協力していただいている上に、コロナの関係で170万減というのはやっぱり痛いと思いますし、それに逆にコロナ対策で相談窓口もずっと開設していらっしゃったので、業務としてはかなり忙しいんだろうなと思うんですけれども、その辺の産業会館の状況に関して市に具体的にお願いされるようなことは特にはございませんでしたか。管理経費の収支状況はもう収支ゼロですから、結果的には産業会館、商工会議所そのものはマイナスの営業利益となっているんだなと思うので、何らかの手だては必要じゃないのかなという気がするんですけれども、その辺相手から何もなければそれでいいですし、市も何か思っていらっしゃることがあるんでしたらちょっとお尋ねしたいなと思いまして。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  まず、私、先ほど答弁させていただきました170万ほどの減というのについて、少し補足的に、ご説明が抜けておりましたのでさせていただきたいんですが、令和2年度の決算額が183万程度の利用料があったところではございますが、この利用料につきましては、冒頭、私のほう説明をさせていただきました国の各種申請サポートセンターとして産業会館のほうを利用されたということで、その期間、国のほうから利用料を頂いたということで、令和2年度は例年と比べてかなり大きい額になっております。その一昨年前、令和元年度の決算額が26万程度でございまして、令和3年度と比較しておおよそ20万程度の減というのが例年ベースでございますので、補足をさせていただきたいと思います。  それから使用が少なくなるということで、その期間については、実際その使用、貸館の部分については賃金というふうに、ここの3ページのところで事務費の賃金というところに記載をしておりますが、ここで貸館の関係について人件費というのが発生をしておりまして、ここの賃金の部分というのが貸館できる日が少なくなったということで、おおよそその前年と比べて90万ほど減になったというようなところがございます。貸館がなくなったというようなことで、そのほか商工会議所のほうとは常々いろいろやり取りをしながら対応のほうについては進めているところでございまして、手伝いが必要というようなことについては、少なくともこの貸館の関係についてそういう話というのはなかったというところでございます。 ○澤田扶美子委員  結構です。 ○語堂辰文副委員長  2点お聞きします。  この産業会館の中に休日急病診療所も入っていますし、駐車場が2台ということも聞いているんですけど、産業会館の駐車場というのは主には、いわゆる12号線の向かい側、消防の北側ということでしょうか、これが1点。  もう一つは、現在、旧の消防の前から迂回路といいますか、府道がありますけれども、これは今後どうされるんでしょうか、その2点をお願いします。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  まず、産業会館の駐車場でございますが、ご指摘いただきましたとおり、消防の駐車場を併用して使うというような形になってございます。  それともう一つ、保健センターの外周道路の関係でございますが、当該外周道路は府道山城総合運動公園城陽線の一部となっておりまして、国道4車線化計画の整備によってどのように整理されるのかというのは府の所管でございまして、今後の利用状況や老朽化対策等を見据えた施設整備の方向性など、運用面の観点からも総合的に検討してまいりたいというふうに考えております。
    ○語堂辰文副委員長  駐車場の関係ですけれども、これは今回は産業会館の関係ですからあれですけど、保健センターの駐車場は2台ほどということで聞いてはいますけれども、やはり駐車場の関係、確保のほうをよろしくお願いしたいと思います。  あと外周道路の件については分かりましたが、そう言いますのは、外周道路のところが駐車場にならないかというようなご意見もございますので、そこら辺等に当たりましてよろしくお願いします。以上です。 ○平松亮委員長  ほかにございますか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  1時10分まで休憩いたします。           午前11時56分 休憩         ───────────────           午後1時10分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。  冒頭失礼いたします。  先ほど私の質問内容の中で不適切な表現がございましたので、不適切部分について適正に処理をしたいと思います。どうぞご理解よろしくお願いします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  引き続きまして、(3)明日の京都城陽産業かがやきビジョンの進捗についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  それでは、明日の京都城陽産業かがやきビジョンの進捗についてご報告申し上げます。  明日の京都城陽産業かがやきビジョンは、現行の京都城陽産業かがやきビジョンに引き続く次期計画として策定を進めているもので、この間、令和3年第2回及び第3回定例会における建設常任委員会におきましてご報告をさせていただいてきているものでございます。  今回はその進捗といたしまして、資料1、現行ビジョンの総括について、資料2、次期ビジョンの検討状況について、資料3、次期ビジョンの骨子案について、資料4、今後の策定スケジュールについて、資料5、参考資料についてご報告をさせていただきます。  それでは、別紙の資料1、京都城陽産業かがやきビジョンの総括についてをお願いいたします。  (1)ビジョンの概要でございますが、京都城陽産業かがやきビジョンは、新名神高速道路の全線開通等を契機として、ベッドタウンのまちから大きな環境変化を活かした市の産業振興の推進を図ることを目的に平成30年度に策定したものでございます。令和4年度末までの5か年を計画期間としており、これに基づき地場のものづくり産業をはじめ、人やモノ、情報、サービスなどが行き交うハブ都市にふさわしい産業の基盤強化と振興策を戦略的かつ効果的に進めることとし、産業人材マッチング、産業ネットワーク構築、新産業創出の3つの重点プロジェクトを軸に取組を進めてまいりました。  計画のコンセプトは、城陽新時代 人とモノが行き交うハブ都市で、これまでのベッドタウンから市の交通利便性を活かし、あらゆる人とモノが集まる都市として大きく飛躍することを掲げております。  (2)ビジョンに基づく取組の成果についてご説明申し上げます。  重点プロジェクトA、産業人材マッチングに関する成果でございますが、市内の従業者数は、平成28年と令和3年を比較いたしますと654人増加いたしました。また、令和4年2月1日現在でサンフォルテ城陽と京都山城白坂テクノパークで約2,600人の雇用が創出されたところです。既存市内事業所及び新規立地事業所への雇用促進を図るため、城陽商工会議所、ハローワーク宇治、京都ジョブパークと連携し、企業説明会を開催し、90人の就職につながりました。  2ページをお願いいたします。  重点プロジェクトB、産業ネットワーク構築に関する成果でございますが、サンフォルテ城陽に立地する企業等によるサンフォルテ城陽ネットワークの設立や6次産業化・農商工連携を推進するためのプラットフォームを創設するとともに、京都府立大学と協働し、産業支援サイトJoInTを公開、令和3年度末までに26万6,268件のアクセスをいただいております。また、京都城陽カンパニーネットワークなどのネットワーク網を活用し、各種事業支援情報などの発信に努めました。  次に、重点プロジェクトC、新産業創出に関する成果でございますが、サンフォルテ城陽では28社、京都山城白坂テクノパークでは14社が操業を開始するとともに、東部丘陵地の先行整備長池地区では、府内初となるプレミアム・アウトレットの開業が決定、先行整備青谷地区においては、日本初となる高速道路インターチェンジに直結した専用ランプウエーが整備される基幹物流施設の開発計画が発表されたところです。  また、市内で新たに立地等を行う製造業等8社に対し、企業立地促進条例に基づく助成金の交付や城陽商工会議所や6次産業化・農商工連携の取組により、この間28品の新商品が開発されております。  さらに、市内転入や駅周辺地域等に立地を促し、より幅広く創業者を支援する明日のかがやく産業創出補助金を創設し、延べ6件の補助金交付に結びつきました。  3ページをお願いいたします。  (3)ビジョンにおける成果指標の取組状況についてご説明申し上げます。  ビジョンでは、重点プロジェクトごとに2つから3つ、合計8つの成果指標を設け取り組んでまいりました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、令和3年度末時点における目標達成項目は3項目となっております。  最後に、(4)ビジョンの総括についてご説明申し上げます。  1点目といたしまして、サンフォルテ城陽などへの企業立地を促進し、雇用の場を創出するとともに、企業立地促進条例に基づく雇用創出助成金の交付や企業説明会の開催などにより雇用確保支援に努めてまいりました。今後も引き続き若者の雇用確保に取り組む必要があると考えております。  2点目といたしまして、各種ネットワークやプラットフォーム、産業支援サイトなどを構築してまいりました。今後、連携・発信の取組が一層進むよう、さらに効果的な活用方法を検討する必要があると考えております。  3点目といたしまして、新名神高速道路の開通等を見据え、新商品開発を進めてまいりました。新名神高速道路の開通等のインパクトを活用し、さらなる新商品開発を進めていくとともに、開発商品の販売促進手法を検討する必要があると考えております。  4点目といたしまして、ビジョン策定時には想定していなかった新型コロナウイルス感染症による市内産業への影響に対し様々な支援を行っているところです。さらに原油価格高騰等の社会経済情勢の変化による影響も踏まえ、引き続き国・府とも連携しながら適切な支援を行う必要があると考えております。  以上が資料1、京都城陽産業かがやきビジョンの総括についての説明となります。  次に、資料2、明日の京都城陽産業かがやきビジョン検討状況についてをお願いします。  (1)策定手法でございますが、次期ビジョンの策定に当たりましては、関係団体や市内事業者で構成する明日の京都城陽産業かがやきビジョンミーティングでの議論を踏まえ、城陽市商工業活性化推進審議会で審議し、策定することとしております。  (2)城陽市商工業活性化推進審議会委員は、市内商工業関係者及び学識経験を有する者、市職員をもって組織しており、表に記載しております6名の委員で構成しております。  (3)明日の京都城陽産業かがやきビジョンミーティングメンバーは、関係団体や市内事業者で構成しており、表に記載しております15名のメンバーで構成しているところです。  2ページをお願いいたします。  (4)検討経過でございますが、令和3年4月から事業所ヒアリングを開始し、7月には事業所アンケートを実施しました。令和4年度からはミーティングを3回、審議会を1回開催し、検討を進めてきたところでございます。  (5)ミーティング及び審議会等での主なご意見でございます。ご覧おきいただきたいと思います。  以上が資料2、明日の京都城陽産業かがやきビジョン検討状況についての説明となります。  次に、資料3、明日の京都城陽産業かがやきビジョン(骨子案)をお願いいたします。  次期ビジョンは6章からなる構成としております。  第1章は、ビジョン策定の趣旨として、ビジョン策定の背景と目的、計画期間、上位関連計画との関係について記載することとしております。ビジョン策定の背景と目的は、市を取り巻く環境変化を機会と捉え、産業振興を展開し、持続可能なまちを実現する活力ある明日の城陽産業を内外から創出するためとしております。計画期間は、令和5年度から令和9年度までの5か年、第4次城陽市総合計画の部門計画として位置づけます。  第2章は、城陽市の現状と産業の特徴として、社会潮流、城陽市を取り巻く現状について記載することとしております。社会潮流では、産業を取り巻く世界情勢への対応やポストコロナ社会への適応、SDGsの達成について、また、人口減少と少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少について記述することとしております。  城陽市を取り巻く現状では、インフラ整備とそれに伴うまちづくりの進展、人口に比べて産業規模が小さいこと、産業利用できる用地の不足、城陽市における人口減少と少子高齢化の進展、新型コロナウイルス感染症等による事業者への影響について記述することとしております。  2ページをお願いいたします。  市内事業所の特徴では、各種データやアンケート結果から導き出された市内事業所の特徴について記述することとしています。市内事業所の声では、アンケート結果やミーティングにおける意見について記述することとしております。アクティブ事業所でございますが、アンケートを分析する中で出てきましたアクティブな思考について、事業所の経営に好影響を及ぼす傾向があるとともに、今後活発な事業展開を行う傾向があることが分かってまいりましたことから、このような事業所を増やしていくことについて整理をしております。  第3章は、計画策定に向けた課題整理として、第2章における城陽産業の特徴を踏まえ、SWOT分析を行っております。  3ページをご覧ください。  さらにSWOT分析で分析した結果を組み合わせ、クロスSWOT分析を行うこととしております。そして(3)、一番下でございますが、計画の方向性では、クロスSWOT分析した内容を基に計画の方向性を整理することとしております。  4ページをご覧ください。  第4章は、目指す姿と具体的な取組として、目指す姿、コンセプト、具体的な取組について記載することとしております。具体的な取組では、第3章で整理した計画の方向性ごとに事業者、支援機関等、行政のそれぞれが取り組むことを記述することとしております。  5ページをご覧ください。  (4)達成目標は、第4次城陽市総合計画に定める目標値を記載することとしております。  第5章の重点プロジェクトは、第4章の具体的な取組の中から特に重点的に取り組むべき内容を検討することとしております。  第6章は、推進体制について記載することとしております。  以上が資料3、明日の京都城陽産業かがやきビジョン骨子案の説明となります。  次に、資料4、今後のスケジュールをお願いいたします。  今後のスケジュールといたしましては、令和4年10月から11月にかけましてミーティング及び審議会において議論を進め、第4回定例会建設常任委員会に中間案をご報告し、委員の皆様にご意見を賜りたいと考えております。その後、令和5年1月にパブリックコメントを実施し、引き続きミーティング及び審議会においてさらに議論の上、令和5年第1回定例会建設常任委員会に最終案をご報告させていただきます。  最後に、資料5、参考資料をお願いいたします。  1ページの(1)製造品等出荷額は、平成28年から令和元年までの間の8市1町の製造品出荷額の推移をグラフに表したものでございます。  2ページをご覧ください。  (2)市内事業所数は、令和3年経済センサス速報値及び平成28年経済センサスにおける業種別事業所数を本市と京都府、全国で比較したものでございます。  3ページをご覧ください。  (3)市内従業者数は、令和3年経済センサス速報値及び平成28年経済センサスにおける業種別従業者数を本市と京都府、全国で比較したものでございます。  以上で、明日の京都城陽産業かがやきビジョンの進捗についての説明を終わります。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。質疑はございますか。 ○澤田扶美子委員  申し訳ないんですけど、私、資料ごとに5項目ほどあるんですよ。まとめてさせていただいたほうがいいのか、資料ごとに進めていただくのか、私から言いたいだけ言ってもよろしいか。 ○平松亮委員長  そうですね。はい。 ○澤田扶美子委員  では、まず資料1からお願いします。  人材マッチングとして従業者数654人増加とあるんですけれども、これの企業の増加数との関係性とかは分かりますでしょうか。  それと、その次に企業説明会後に90人就職とありますが、これらの企業数を教えていただきたいのと、新規雇用なのか、従前の企業の増員なのかもお願いいたします。  それと、城陽市6次産業化・農商工連携推進プラットフォームの具体的な活動状況もお願いいたします。  28品目の新商品の主なものを紹介していただくのと、延べ6件の補助金の総額をお願いいたします。  産業人材マッチング等は新産業創出プログラムの関連性というか、相関性はあるんじゃないかと思うんですけれども、その辺のご見解をお願いいたします。  それと、目標値と実績値に乖離がある項目の総括と今後の取組をお聞かせください。  取りあえず資料1でそれだけお願いいたします。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  複数ご質問をいただきましたので、順次お答えをさせていただきたいと存じます。  まず、マッチングの654名の部分でございますが、資料5につけてございます(3)の市内従業者数、これの令和3年速報値と平成28年の城陽市の数値が左のほうに載っているかと思いますが、その参考と書かれた平成28と書かれたところ、さらに右に差というのがございます。ここの全産業の3年と28年の差、これが654人ということになっております。  企業ごとということではございませんが、業種で申しますと、この下に各業種ごとの差もございます。特に本市で特筆すべき特徴といたしましては、運輸業・郵便業で1,639人の増となったというところでございます。28年から3年の間にサンフォルテ城陽などへの運輸関係、郵便関係の立地が進んだことがこれに伴う影響というふうに考えているところでございます。  ちょっと順番が前後いたしますが、6次産業化プラットフォームの活動状況についてご質問いただきました。  6次産業化プラットフォームにつきましては、令和元年度に6次産業化のプランを策定し、プラットフォームを策定したところでございますが、現行、主な活動といたしましては、6次産業化・農商工連携での商品指定、新商品としての指定を市補助金を交付するというようなことを農政部局の農政サイドのほうで実施をしているところでございます。これについて6次産業化の認定商品といたしましては、イチジクカレーやてん茶の抹茶チョコレートあるいはソフトクリームというようなものが新商品として開発されているというようなところでございます。  次に、人材マッチングの取組の関係でございますが、90人のマッチングがされた企業というようなご質問でございましたが、この間、マッチングに関わった企業数は延べで113企業ございます。この事業は平成29年度から実施をしてきているものでございますが、29年度には24社、30年度には38社、31年、元年度には35社、2年度はコロナ禍の影響で実施しておりませず、3年度は16社の企業参画をいただいたところでございます。  マッチングのどこにどのような企業にというような部分につきましては、それぞれの企業がございますので、全て市内の企業に就職が決まられたというような形になっております。  次に、企業立地、明日のかがやく産業創出補助金の6件でございますが、市内で新たに操業を開始されました店舗、飲食サービス業で4件、それと衣料品小売業で1件、建設資材販売で1件という形になっております。  新商品開発の28品目につきましては、市内の飲食小売業の皆様で作られている商品が主な商品で、そのほかに6次産業化プラットフォームでの商品というのもございます。例えば先ほども申しましたイチジクカレーでありますとか、抹茶チョコでありますとか、そのような商品が開発されているというようなものでございます。  成果指標の項目が達成できていない状況について、評価というようなことでございますが、この間、コロナによる影響が丸々2年ございました。令和2年度、令和3年度については活動ができないというような状況がございましたことから、実質的に成果達成の目標に到達していないというような部分もございますが、当然のことながら目標値に掲げているものでございますので、この目標達成というのは大事な点ではございますが、今後以降につきましても、引き続き目標達成のみならず、産業の活性化をさせていくというようなことで取組を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○澤田扶美子委員  ありがとうございます。  じゃ、漏れているところだけもう1回お願いします。  新商品の28品目のうち、イチジクカレーとか、抹茶チョコとかすごく大々的に話題になって、評判のいいものは私も知っているんですけれども、数が意外と28と多いのでもう少し何点かご紹介いただきたいのと、それと延べ6件の補助金の総額とお尋ねしたので、金額でお教えください。  それと、プラットフォームの関係ですけれども、先ほど農業関係のご紹介をいただいたんですけれども、農商工連携という連携をされているようなものが何かあるんでしたらそれをお願いいたします。  それと、目標値と実績値の乖離は、これはコロナもありますし、分かりました。  取りあえずその3項目、追加でお願いします。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  ただいま改めてご指摘いただきました補助金の総額でございますが、申し訳ございません。ただいま資料を持ち合わせておりませんので、ご容赦いただきたいと思います。  28品目のそのほかの主なものというものでございますが、例えばイチジクフィナンシェでありますとか、イチジククッキーでありますとかあるいは和紅茶でありますとか、そのような商品が開発されているところでございます。
     また、農商工連携という点についてということでございますが、農家の皆様方がそれぞれご自身で製品化されるというケースもございますが、その農産物を使って市内の事業者が商品を開発されるというようなケースもございます。今現在、取組をしておりますイチジクスタンプラリーなどは、まさにこの農商工連携の取組の一環でございまして、市内で採れるイチジクを活用して商品を開発され、それを販売されているというようなものでございます。 ○澤田扶美子委員  イチジクのイベントに関しては、本当にすごく今もにぎわっておりますので、これはこれですばらしいことやと思っております。  それと、補助金の総額ですけれども、まだ委員会、この後もありますので、次の休憩時間にまた調べておいてください。  それと、資料2に行ってもいいんでしょうか。後にしましょうか、いいですか。 ○平松亮委員長  大丈夫です。 ○澤田扶美子委員  では、資料2について2項目お尋ねします。  デジタル化についていけない事業者も多いことというのは、今回の総務委員会に報告がありましたDXの企業アンケートの結果に非常によく表れておりまして、これはぜひ今後の取組の方向性としてご意見をお聞かせ願いたいと思います。  それと、私の知っている人でESG投資を考えてらっしゃる方がいらっしゃるんですけれども、これについて具体的に動いてらっしゃる人がいるのかどうかお教えください。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  デジタル化の関係でございますが、私どものほうで実施をしました昨年度の事業者アンケートの中でも、デジタル化になかなかついていけないというような声というのは聞いております。  一方で、このコロナの時代がデジタル化を推し進めたというのも一方でありまして、このコロナ禍においてデジタル化を進めたいと思うかという項目について、一定数、それに取組をしたいというふうな思いを持っておられる事業者の方もおられました。  今後の産業振興の上では、デジタル化というのは非常に重要な要素だというふうに考えておりまして、一足飛びにDXでありますとか、全てデジタル化みたいなところまでは行かないというふうには思いますが、いろいろな場面でデジタル化を促していく、デジタル化が非常に便利でいいものだというような、考えを変えていくことも含めて、商工会議所とともに連携しながらそれについては取組をしていきたいというふうに考えておりますし、次期ビジョンについても、その部分についてはしっかりと記載をしてまいりたいというふうに考えております。  DXの関係で様々な取組がございます。今、今年6月の議会でご可決いただきましたキャッシュレスポイント決済なんかもそれの一環だと思いますし、様々な事業があるところでございますので、委員のほうからご指摘のありましたESG投資なども含めて、いろいろな場面でのデジタル化、そういうものの推進・促進について、市としても検討してまいりたいというふうに考えております。 ○澤田扶美子委員  ESG投資は本当にこれからの環境を捉える上で、いろんなそういう環境を大事にしてらっしゃる企業を中心に一緒にしていただくようなことも大事だと思いますので、これを積極的に進めていただきたいのと、それとデジタルの関係につきましても、今お答えがありましたように、次期ビジョンに掲載して積極的に取り組むということですので、よろしくお願いしたいと思います。  資料3に行ってもよろしいか。  資料3でもう5点ほどあります。課題整理の中に記載されております市内事業所の声は本当に大切であって、中でも城陽が好きな経営者がおられることはすごい強みだと思いますので、これはぜひとも支援していっていただきたいと思いますし、アクティブ事業所の事業展開も楽しみなことですけれども、その若い起業家の構成比率が城陽市で今現在どの程度の状況になっているのかお教え願います。  それと、SWOT分析、調べてこなかったので、まだSWOT分析の中身を教えてください。  それと、その中に高い技術を持つが廃業を考えているという高齢者がいらっしゃると書いてたんですけれども、その辺の手だてを市として何か考えていかないのかなという気がするんですが、これについての見解もお願いいたします。  それと、クロス分析としてインフラ整備とまちづくりの進展ということで述べられるんですけれども、その上に市内での用地ニーズの高まりとかということもありましたけれども、このインフラ整備とまちづくりの進展と、それに対して市内での用地ニーズの高まりに対応できるような手段は何か考えていらっしゃるのか。その次に、専守防衛すべきこととして挙がっており、いち早く取組をとも書いてますので、言葉だけでなくて何か具体的にお示しいただけるものがあればお聞きしたいと思います。  同じく活動促進や活発な事業展開なんですけれども、これも言葉だけでなくて何か紹介できるような具体的な方策があればお聞かせください。別に今すぐでなくてもこれから考えていくということであればそれでもいいですし。  それからチャレンジスクエアによる支援というのは何か教えてください。  以上です。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  まず、事業者の声として城陽が好きだというようなお声をいただいたこと、また、アクティブな事業所について支援をしていくというようなことも含めてですけども、そういったお声というものを今、この間広く事業者の方々からお声をいただいてまいりました。そのことも含めて今後具体的にどういうふうにそれを施策として展開をしていくのかということについて、さらに議論をして具体化というものを進めていきたいというふうに考えております。  若い事業者についてでございますが、昨年度もアンケートの結果から提示をさせていただいたところですが、現状といたしましては、確かに60歳以上の事業所代表者の割合というのは約6割を占めているという実態はございます。ただ新たに事業をして進めたいということで、先ほどご質問にもありました明日のかがやく産業創出補助金などでも認定をした事業者の方などは、若い事業者の方が新たに外から参入をしてこられているというような実態もありますので、そういう若い方というのについて、しっかりと城陽に根づいていただくというようなことも含めて、産業のバックアップフォローをしていきたいというふうに考えております。  SWOT分析というのについてご質問をいただいたところですが、SWOT分析といいますのは、強みと機会、弱みと脅威、この4つの観点から分類をした分析の手法でございまして、これまでにアンケートでいただいたお声でありますとか、それぞれ事業者訪問をさせていただきまして、ヒアリングをさせていただいた内容でありますとか、ミーティングでいただいたお声などをその4つの観点で分析をしたものでございます。強み、弱み、機会、脅威に分類をして、それを記載しているのがSWOT分析でございまして、クロスSWOT分析というのは、それをそれぞれ縦軸・横軸に組み合わせたものでございます。強みと機会、弱みと機会、強みと脅威、弱みと脅威にそれぞれ分けてさらに分析をしているというような分析手法でございます。  この分析手法につきましては、前回の産業かがやきビジョン、現行の産業かがやきビジョンにおいても同様の分析の仕方で分析をさせていただいているところでございまして、今回も様々なご意見をいただく中で、そのような分析手法を使っているというようなものでございます。昨年の10月議会に委員会のほうで提示をさせていただきました資料にも、クロスSWOT分析のほうはさせていただいているところでございます。  それから、同様に市内の事業者の声として、高い技術を持っておられる高齢事業者についてというようなご意見も賜ったところでございまして、そのようなご意見も含めて、今後そういう部分をどのように生かしていけるのかということについて、具体的な議論・協議をしていきたいというふうに考えております。  また、インフラ整備とまちづくりの進展と用地のニーズの関係でございますが、用地のニーズについては様々なご意見、今回のミーティングにおける意見もそうですし、昨年度実施をいたしましたアンケート結果からも用地ニーズというのは高まっているというふうに考えております。  今後、その用地のニーズについてどのように対応していくのかというようなことも含めて、行政としてできることあるいは事業者、それぞれ支援団体でできることなども含めて、この関係について具体化について議論を深めてまいりたいというふうに考えているところです。  それからチャレンジスクエアということについてでございますが、このチャレンジスクエアといいますのは、先ほど来ご説明をしております明日のかがやく産業創出補助金、これの認定をするのが一つの形になっております。チャレンジスクエアというのは市と商工会議所と金融機関が入って構成をしております組織でございまして、このチャレンジスクエアの中で新たな立地された店舗の店主の方にプレゼンをしていただきまして、補助金の額を決めていくというような取組をしているその組織でございます。 ○澤田扶美子委員  チャレンジスクエアとかSWOT分析とか、商業関係の独自の言葉だと思うので、例えばチャレンジスクエアでしたら、今説明していただいて分かったので覚えておけばいいんですけれども、また次に出てきたときにどうやったかなと思ったりすることもありますし、そのSWOT分析も前回説明いただいたんでしたら本当に申し訳ないんですけれども、ちなみにもしこれが英語なのか、そうか造語なのかそれも教えていただきたいし、英語でしたらそれぞれの単語を教えてください。  それと、具体的な方策ということで、これからこれは要はかがやきビジョンの骨子案ですから、この辺を積極的にこれから協議して組み立てていくんだとおっしゃいましたので、それはそれで納得してこれからもまた期待しておきます。  それと、この前の報告で新名神の報告とか、物流拠点の報告があったんですけれども、これらなんかも全部5年から9年度にかけて全部竣工しますので、このときに人口は1,500人増えるとおっしゃっていました。こんなことも全部この中のどこかに入っているのかなと思いまして、その辺がもし具体化されているんでしたら、それはここに書いているのと同等ですということが言えるんでしたら教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  SWOT分析というのは、頭文字を取った言葉でございまして、地域の強み、ストレングス(Strength)、それから地域の弱み、ウィークネス(Weakness)、それから今後の機会、追い風、オポチュニティー(Opportunity)、今後の脅威、逆風、スレット(Threat)、この頭文字を取った分析手法でございます。  それと、人口が増えるというお話でございますが、青谷先行整備地区や長池の先行整備地区それぞれの事業所でどれだけの雇用が生まれるかというような観点で答弁をさせていただいているものでございまして、それぞれで増える数というのがあるわけなんですけども、それにつきましてはトータル的に第4次総計の雇用人数の目標値の中に織り込ませていただいているところでございます。 ○澤田扶美子委員  分かりました。ありがとうございます。  資料4はなくて、資料5の城陽市において増減率が高い業種の状況の説明をお願いしたいと思います。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  資料5の参考資料についてご説明をさせていただきます。  2つ目の市内の事業所、2ページ目の市内事業所数の特徴でございますが、国・府と比べて特徴的なものといたしましては、運輸業・郵便業で28年から3年速報値の差で37.9%の増となっていること、これが最も大きな特徴でございます。同様に先ほどもご説明をさせていただきましたが、3ページ、市内従業者数のところも同じく運輸業・郵便業で271.4%の増ということで、これは国や京都府とは突出として異なる特徴と言えるかと存じます。 ○澤田扶美子委員  それは私も見ただけで分かるんですけれども、それ以外のところをもう少し説明をお願いできますか、プラスマイナス合わせて。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  まず事業所数でございますが、こちらについては全産業における増減率はマイナスの6.6%ということで、これはおおむね国、京都府と同様の割合になっております。全国的に事業所の数自体は減っているというようなことでございます。  その中でも事業所数についてはそのようなことから、数そのものについての特徴というのは先ほどの運輸の関係になるわけなんですけども、従業者数の状況で申しますと、従業者数は全体としては国・府においては微増の状態ではありますが、本市の状況としては増に転じている、これは28年以降に京都郵便局をはじめとした新規の立地を進めてきたことに伴いまして従業者数が増えているというのは見てとれるところでございます。  ただ生活関連サービス業でありますとか、製造業といったところあるいは卸売・小売業といったところで減の要因あるいは宿泊飲食サービス業、このあたりの減の要因というのは、この間コロナによる影響というのを一定受けているのではないかというふうに分析をしているところでございます。 ○澤田扶美子委員  今の説明は分かったんですけど、もう一か所、学術研究・専門技術・サービス業というのもマイナスの7.7なんですけれども、これは城陽市の場合はどこに当てはまるんでしょうね。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  学術研究・専門技術・サービス業の関係というのについては、具体に何かというのは私どものほうでもしっかりと分からない部分というのがあるところでございます。 ○澤田扶美子委員  ありがとうございます。  一応昨日勉強してきたやつ、一応全部聞いたんですけれども、また皆様のご質問を聞いてまたお勉強させていただきたいと思いますのと、それとこれからのビジョンですから、そこはまた追って、またおいおい報告もあるでしょうし、またよろしくお願いいたします。以上です。 ○相原佳代子委員  失礼いたします。2点質問させていただきたいと思います。  資料1の後段なんですけれども、サンフォルテ城陽と京都山城白坂テクノパークで約2,600人の雇用創出となっています。それで、その下にも企業説明会なども何度も開いていただきまして就職につながったということもお聞きしておりますし、その場所も聞かせてもらいに行ったりして状況も見させていただきました。  それで、そこの正規と非正規、初めから大体こういうふうになるだろうというような見込みも聞いていたんですけれども、現時点、約2,600人の雇用の中でどういう状況になっているのかを教えていただきたい、それが1点目。  そして2ページなんですけれども、6次産業化や農商工連携の取組により28品目新商品の開発、先ほど内容というか、商品については説明もあったところなんですが、これらは開発してその後どうなされるのか、城陽市の産品やお土産物などとして定着をさせていかれるおつもりであるのかどうか、そのあたりについて聞かせてください。 ○今西仲雄副市長  後段の農商工連携とか、6次産業化のほうからお答えしたいと思いますけれども、ご案内のとおり、今まで城陽市はベッドタウンということで、どちらかというと通勤・通学で昼の間はたくさんの方が、大体3割ぐらいが京都とか大阪に出ておられたと、そういうまちでございます。これが3年後、アウトレットが開業する、さらには木津川運動公園等も動き出すということになってまいりますと、逆に城陽にたくさんの方が来られるようになる。それから先ほど2,600人の就業者が新たに城陽で増えたと、2つの産業拠点でというようなお話もございましたんですけれども、つまり昼間人口というんでしょうか、訪れる方あるいは城陽で働かれる方というのがかなり増えてくるということになってきますので、そういう意味においても、今、委員のほうからもおっしゃったように、6次産業化とか農商工連携とか、いろんな地元の企業によるところの商品開発、こういったものをつくることによってそういった方々に食べていただいたりあるいは買っていただいたり、そういったものを今のうちからしっかりつくっていくと、こういうようなところでこういった取組を進めておるというようなところでございます。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  2,600人の方の正規・非正規の内訳でございます。正規の方が約1,100人、非正規の方が約1,500人という形になってございます。 ○相原佳代子委員  今、答弁いただきました中で、正規・非正規、できましたらサンフォルテのほうとテクノパークのほうで分けて説明をいただきたいと思います。  先ほど副市長のほうからもありましたけれども、要するにそうして交流人口が増えていくと、そういう方々にも地元のそういった商品開発したものも食べていただいて、城陽市を知っていただいて、それをまた定住人口につなげていくと、そういうことになっていくのかなというふうに思うんですけれども、実際やはり物によっては商品開発するのにたくさんのお金もかかるし、それを継続してつくるとなれば、またそれに対しての補助金であったりとか、これは補助金も出されてのことだと思うんですけれども、私は今後どうされようとしているのかなと。  城陽市のこれからよそから来はった人が城陽市と言えばこういうものですよと、6次産業化でこういう商品を開発していますと、ぜひお土産物にどうぞと言えるようにこれからされていくのかなと、そういうふうな視点で質問させていただいたんですけれども、よく考えてつくられていると思いますし、茶業の青年の方からいただいたりして、正直言ってアイスクリームも高いです。1,000円やったらこれ晩ご飯作れるなというような、チョコレートでも2,000円で一粒500円かなとか言いながら食べたりもしてたんですが、それが一般の方に食べていただけるかというたら、ちょっとまた違うかなというふうにも思うんです。だからいろいろな催事で売られたりしているのも見ているわけなんですけれども、そういうことを今、交流人口、どんどん来られる方にも召し上がってもらいたいというそこまでなのか、いやいや、もっと城陽市としたら代表するお土産物であったりとか、商品にまで進めていきたいというふうに考えておられるのか、そこら辺がどういうふうに考えておられるのか聞かせていただきたいと思います。お願いします。 ○今西仲雄副市長  もう委員がほとんど言っていただいたんかなというふうにも思っておりますけれども、まさしく例えば農業者の方というのは生産、例えばいろんな農産物を作るということについては非常にビジョンも立てておられるわけですけれども、通常はJAを通じて販売をされるというようなことで、最終消費者のところのニーズというのはなかなかつかみにくいといった意味で、どうしても販売の面まで販路を自ら開拓されるということについて弱みがあるかなというような印象を持っておりますので、ぜひとも例えば木津川運動公園、こちらのほうでも京都府のほうで地域物産館といったような計画なんかもお持ちいただいておりますし、あるいはプレミアム・アウトレットの中でも地元産をしっかりと売っていけるような、そういったブースというものを確保できればというようなことで、この会社のほうにもそういった働きかけを商工会議所と一緒になって働きかけなんかもさせていただいているということがございますので、ともかく繰り返しですけれども、やっぱり販路あるいはいかにこれをPRし、売り込んでいくかということについては、大変な努力が必要になってくると思いますので、ぜひ委員の皆様におかれましても、こうした地元の皆さんが頑張っておられる製品を大いにPRをしていただきますようによろしくお願いしたいと思います。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  2,600人の内訳でございます。サンフォルテ城陽では正規が約800人、非正規が約1,200人、京都山城白坂テクノパークでは正規が約300人、非正規が約300人となっております。 ○相原佳代子委員  副市長から答弁がありました6次産業化新商品の開発についてですけれども、それぞれ一生懸命つくっていただいて、その販路ですよね、おっしゃってたように。確かになかなかそこが難しいかと思うんです。例えば今、本当に人気のあるイチジクにしても、前、城陽市は東京へ持っていかれたりして、そのブーメラン効果ということを狙っておられたということもあったかと思いますけど、あれ、私も家の前がちょうど五里五里市があるんですけれども、やはり土曜、日曜になったらすごいいっぱいの方がお見えになる。どこから来はりましたと聞いたら、やっぱり京都市内から、伏見のほうから来ましたとか、あとは亀岡のほうから来ましたとかいうこともあったりもします。  私はそのブーメラン効果だけじゃなくて、前にも言ったかも分からない、できたら京都の南部というんですか、京都市内からこの南のほうへどんどん来ていただいて、城陽市のまずは近くの方に食べていただいて、こんなおいしいものがあるというのをどんどん広げていくというのが一番効率的で効果的ではないかなというふうに思います。  ただこれは6次産業化ということでありますので、例えば近江八幡のクラブハリエみたいな、そういうようなことで地元に定着し、そしてまた地域の方もどんどんそれを目がけて、今度、運動公園の北側のゾーンですか、にも今、副市長からも答弁ありましたけれども、ぜひこれを機にその商品などを目がけていろんなところからも来ていただきたいし、まずは地元でそれを知ってもらうというのが大切ではないかなというふうに思います。これについては成功するように願っておりますので、よろしくお願いいたします。  それと雇用の創出でございますが、やはり正規の方がたくさん来られる、例えば若者のご夫婦が来られた場合も、お一人が正規でいてくださったら、それでまたお母さんが非正規であったりとか、子育てにも近いところで働いていただけるというプラスの相乗効果で城陽市で子育てをしていただけるというようなことも、やはりこれからの城陽市を考えるときには大切なことかと思いますので、午前中からもお話もありましたけれども、せっかくの新名神開通の好機でありますので最大限生かしていただいて、そして城陽市にたくさんの方が生活していただけるようにこれからもそれを願っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○増田貴委員  当然産業かがやきビジョンの総括ということで、一からずっと本当に詳しく丁寧に書いていただいていると、このように思います。  そこで、なかなか先ほど副市長も言われましたように、城陽市というのはどちらかというと産業中心じゃなかったということで、そういった中で既存の中小企業の方がたくさんいらっしゃいます。ですから、問題になるのはそういった中小企業の方、また新しく城陽市が発展していく中で大きな企業さんがどんどん入ってこられる、そういったところは独自でどんどんどんどん戦略を立てて、もちろん経済性もあるわけですから、財源もあるわけですから、どんどんどんどん独自でやっていかなあかん。  しかし、一般にいいます、今までもこの中に書いてありますように、残念ながらこれは資料3の2のところの(3)なんですけど、市内事業者の特徴ということで、これがやはり市内の中小企業の方の特徴ですね。従業員者数が5人以下の事業所の割合が7割と、従業員者数が20名以下の事業で8割を占めるということで、9割の事業所が従業員20名以下やと。あとそこの大きいところはどんどん開発されて大きな土地で仕事をされる、新しくやっていく方なので、こういった方々のためにどういった形でしていくのかと。  それと、こういった方々というのは今まで一生懸命仕事をされて、6割以上が65歳以上と、私も一部の方しかあれなんですが、話を聞いておりますと後継者がいないと。すごい技術、プリントなんですけど、すごい技術を持っているんやけども、後継者がいないから自分の代で終わりやというふうな形、そういった方々に、じゃ、いやいや、違いますよと。そうやなくて頑張ってくださいと、こういった形で応援はできるんだけども、具体的に施策として、例えばほかの関連企業さんと一緒にものづくりというか、そういうものをやっていくかとか、そういったところというのをするのかも物すごく難しいと思うんですよ。  ただ本市としては、そういった方が自然で今の状態で企業が増えていく、そして白坂テクノパークをはじめサンフォルテ城陽にも企業があって、そして東部丘陵地にはどんどんどんどんいろんな企業がこれから来られる可能性がある、そこはある程度の枠とか、そういったものを決めていただいてやっていただくとどんどんどんどん伸びていくということなので、こういった小さな企業さんに対してどのようにやっていったらいいのかと。その辺のところがなかなか物すごく難しい分野だなと、そういうような形で思うんですよ。そういった企業さんに対してそういった形でやっていきたいなというのが1点。  それから、資料の1の産業かがやきビジョンに基づく組織の中で、この延べ111の企業さん、求職者175増えましたよ、このうち90人が、会社説明会に延べ113企業、そして企業説明会を開催していただいた113の企業、求職者745人が企業説明会に参加された。そのうちの90名が就職されたという話なんですけども、当然この中には外国労働者というのは含まれてないと思うんですよ。  この外国人労働者について、今、市町ではいろんな意味で問題となっているけれども、先ほど言いましたように大きな企業とか中小企業にはこういった労働者がたくさん今就職されてるんですよ。ですからその辺のところ、これからそういった方々、特に外国人就業者については相談窓口というのがないんですね。国際交流協会のほうからたまにこういった問題が絡んでんねやけど、何かええ方法はないやろうかと。これは国の政策なのでなかなか市の政策でできないけれども、こういった方々の相談体制、こういったものが城陽市にあるのかどうか、その辺の2つだけ答弁をお願いいたします。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  今ご質問いただきました市内の中小企業に対してどのようにアプローチしていくのかというようなことについては、非常に難しい課題だというふうに私どもも認識をしております。前回の現行のビジョンを策定するときにも事業者の皆さんのお声というのはお伺いをしたんですが、その中でも最も大きかったのが当時はまだ結構産業は世の中的に右肩上がりの状況もありましたので、雇用が一番厳しいんだというような話を多くお伺いしたところです。その雇用が不足しているというようなお話については、今現在もそれが続いております。  雇用の仕方も正規職員だけではなくて様々な雇用の形態というのがある中で、また、働かれる方も、今、委員おっしゃられるように外国人労働者でありますとか、女性あるいは障がいのある方、様々なそういう方の雇用というものについて、全てが雇用という観点から注目していかなければいけないファクターだというふうに考えております。  企業さんに元気になってもらうというのが一番大事だというふうには考えているところですけども、一方で、現状維持でいいんだとかあるいは後継者がいないからやめるんだというようなお声というのもアンケートの結果などからは出ているところでございまして、そのような方々に対して本市だけではなくて、産業支援団体、商工会議所でありますとかあるいは京都産業21でありますとか、京都府あるいは国においても様々なところでそういう形の支援というものをしていくというような取組というのを箇条的に実施をしているというところはございます。  私どもといたしましても、そのような方々についてこういう情報がありますよというような情報発信などについては、この間、産業支援サイトを立ち上げたりとかという形もしてまいりましたし、ネットワークづくりというのも進めてまいりました。今まで直接その事業者の方々とお話をする機会というのがなかなか取れなかったところも、このビジョンを策定するに当たりまして直接顔の見える関係づくりというのもしてきたところです。これについては引き続きそういう形で進めていきたいというふうに思っておりますし、様々な国・府、支援団体、市の情報についても発信をしていく。そして発信をするときにもデジタルなんかも使いながら支援をしていきたいというふうに思っておりますし、また、いろんな相談について、この相談やったらここがあるよというようなつなぐというようなことも含めてさせていただきたいというふうに思っているところです。  今の話の続きですけど、外国人相談の窓口そのものというのは、今現在はないというようなところではございますけども、そういうことも含めていろんなお話を、こんなことに困ってんねん的な話も含めてお話を伺わせていただいてしていく、どこにつないでいくのがいいのかというようなことも含めて検討していくというような取組は引き続きしていきたいなというふうに思っております。 ○増田貴委員  ありがとうございます。  先ほど言いましたように、市内の事業者、中小企業、零細企業の方々については、なかなか難しい問題点もあるわけですけれども、テレビをよく見てますと、マッチング業者がいらっしゃって、専門の分野とかそういった方が来られて、こういった中小・零細企業なんかを集められて何が必要ですかと。そしたらこの部分については、それやったら私のところ協力しますよというふうな、ええ、こんなうまいこといくのかなというふうな、それはなかなか力を持っている、ある意味においては潜在力能力のある、それぞれ中小企業でもそういったところがあるから、そういったマッチングができるということなんやけど、なかなか難しい問題やと思いますけど、今、説明していただいたように、引き続きそういった声を聞いていただいてできるだけやっていただきたいと思います。  あと、先ほど言いましたように、外国人就労者については、やはり今相当な数、前も一般質問等で話したけど、結構大きな数がいらっしゃいます。そういった方々が相談窓口、実は京都市南区のほうに、ちょっと前に紹介していただきましたけども、そちらのほうにも行っていろいろお話を聞きました。なかなかそこまで行くのに大変やということで行けないような状況、言葉も十二分に話せない方が来られたときに、市の者としても対応が物すごく難しいと思うんですけれども、こういった方々が、そこの企業さんはやはり、製造業さん、それから給食とか扱っている業者さん、そういう方々に話を聞いてみますと、僕もいろいろなところに行ったら、特にベトナムの人なんですけど、とてもじゃないけど話せませんねんけど、中にはそういった方々で国際交流協会へ行って日本語を勉強しようというふうな形で来られている方もいらっしゃるんですね。そういった方々はせっかく日本で働きたい、仕送りもしながら大変やけども、国際交流協会というのがあってその中で易しい日本語、これが勉強できるということで、本当に学んでおられて、そういった自分たちで一緒に働いている同僚の方にいろんな説明をして市役所に来られて一生懸命やっておられるというふうな方もいらっしゃいますので、できましたらそういった方の相談窓口を城陽市だけではないと思いますので、南部の地域等でやはりそういったところも今、割と外国人の就業者もたくさんいらっしゃると思いますので、いろいろとしていただいてつくっていただいたらいいなと。  そしてそういった方々がやはり今、大変なお仕事をされてます。ですから、そういった中で少しでも仲間同士のそういった連携とか、それからせっかく日本に来ていただいて期間は限定されていますよね。そういった方々のそういった声を反映できるように、そういったシステムというのを、もちろん本市だけでは難しいと思いますけれども、連携してつくっていただきたいなと、このように思いますのでよろしくお願いしたいと思います。  それから先ほども言いましたように、今日の資料というのは本当に一生懸命やっても本当にやったから解決できるという保証はないと思いますので、大変でございますけども、ひとつよろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○土居一豊委員  1点だけお尋ねします。  資料1の3ページ、一番上の表のところ、産業人材マッチングプロジェクトのところの指標名2行目、人材確保による高校・大学等との連携スキーム構築とありますが、これは高校との連携スキームの構築はどのような内容を取り組まれるのか。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  市のほうから各大学や高校などに行きまして、市の課題についてご説明をするような機会を通じて、またそこで市の事業所、例えばジョーカンなどに載せている企業さんとかと、そういう会社を紹介するというようなことで、市の企業のPRというのをすることを通じて市に関心を持ってもらうというようなことから雇用につなげていくというような取組というのをこの間進めさせていただいているところでございます。  また、高校などからは、企業説明会などに高校生自身が来ることはできないんですけども、就職の先生とかにもご参加いただいて市内の企業さんについて知っていただく機会というようなものを設けたりというようなことを進めているというところでございます。 ○土居一豊委員  3年度実績の7件というのはどういう内容でございますか。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  令和元年度の実績で5件、こちらについては大学に2件、訪問をさせていただいて、授業の中で市のことについてPR、プレゼンをするというような機会、それから高校のほうにも出向きまして、高校のほうでも市の課題についてPRする。また、商工会議所の青年部さんなどと市内の高校生の方と意見交換をする中で、市内の企業について知っていただく機会を設けるなどの取組、それと、JoInT作成を通じまして京都府立大学の学生さんに市内の企業に回っていただいてPRを、実際聞き取りをするというようなことで、高校生や大学生と接触する機会というのを設けた、それが5件でございます。  令和2年度も同様にその取組を引き続き続けたところでございますが、こちらについては途中からコロナの影響がございまして2件にとどまっております。3年度はコロナ禍の影響で実績がないというようなことです。 ○土居一豊委員  政策監、高校生の就職で1社縛りという言葉がありますけど、この縛りについてご存じですか。ご存じだったら説明してください。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  大変申し訳ございません、存じ上げておりません。 ○土居一豊委員  いや、これから東部丘陵地を開発していく、やはり地元に就職してほしい、若者にぜひ就職してほしい、城陽生まれの人に就職してほしい。ところが高校の就職は1社縛りが京都府は残ってるんです。副市長はご存じかも分からないけれども、教育委員会が1社縛りをやるんです。ということは、私が就職しようと思って5月に既に自分が希望している業種が何社かあって、先生からその中でこれいいねといって私がもしオーケーしたとしても、事後、卒業するまでその生徒には一切ほかの企業は紹介しない。その生徒が途中で心が変わっても紹介しない。よって高校生は最初に決めた企業が今思えば行きたくないんだと秋になって思っても、ほかを紹介してもらえないのでそのまま就職すると、よって3か月か半年したら辞める。プータローをするという事例が大体高校生の就職で3割から4割を占めると言われる。これ今全国的な問題が出ておるんです。1社縛りやめなさいとある府県は2社縛りにしてる。2社縛りもやめなさいということを言われておるんです。大学のように自由にしなさい。  ところが高校の先生は、確実に就職を決めたいとなったら1人ずつ終わらせていきたいわけですよね。私が言いたいのは、要するに城陽でこれから企業がどんどん来て、地元の子供たちに城陽市内で就職してほしいなと思っても、計画にこのように書いても、学校の先生は1社縛りをかけるわけですよ。しかも中村さんさっき言ったように、説明会をしても高校生の生徒自らが来れないでしょう。来れないじゃなくて行かせないんですよ、学校が制度上。全部学校を通じての就職紹介なんですよ。生徒が自ら行けば別ですけど、職業安定所、ハローワークも一緒なんですよ。高校3年卒業するまで高校生が来ても、こんな就職先がありますよということは見せても、ハローワークはそれから先の紹介はしないんですよ。卒業したらするんですよ。これは教育委員会とハローワークとの関係の1社縛りの原因なんですよ。これをいかに改善し、取り組むかをやらないと、城陽生まれの子供で就職したいなと思ってもその生徒のところに情報が入っていかない。ぜひ私、一度この1社縛りという弊害、これを考えていただいて、内容的には非常に高校、大学に対する連携スキームの構築は大事なことなんですよ。しかし、現状は伴わない。これを伴わすのにはどうしたらいいか、副市長にご提案しますけど、本当に1社縛りの弊害というのが出てきてるんですよ。ただし、京都府はまだ改善しないということが明確に出てます。大阪府が2社縛りにしようかと。2社縛りということはいいけれども、2つは紹介しようかと言ってますけど、なかなかフリーに高校生に就職先を紹介しないこの制度が残っているんですよ。ぜひ検討していただいて、このビジョンをつくるときに本当に城陽の子供たちに新しく東部丘陵地を開発したときに就職してほしいと高校生が思ったとき、その高校生がピンポイントで会社の企業を確認できるような制度に何かできないのかな。これはうちだけの問題じゃなくて、子供たちにとってみれば大きな問題なんですよ。ぜひ検討してください。一度1社縛りという言葉を調べてみてください。  いや、私も過去の縛りにかかったんかなと、自分が過去を振り返ってありますけど、紹介申し上げておきますので、ぜひ取組はいいことなんだけど、現状が今、府教育委員会とハローワークとの関係においては明確に言われましたから、宇治のハローワークに確認したところ、卒業式を迎えた明くる日からであれば、子供が来たときに紹介し、企業まで紹介しますと。企業まで紹介するというのは、男子生徒で高校を卒業した男子で卒業したばかりです。あなたの企業を希望してますが、面接やってくれますかというところまでハローワークは、卒業式終わった明くる日からだったらできると。卒業式するその日までは、こういう仕事があるということは見せても次のステップには、申し訳ありませんが、取決め上行けませんと言ってる。明確にハローワークの担当者が言われたんですね。確認をしてください。よろしくお願いします。以上です。 ○谷直樹委員  失礼します。京都城陽産業かがやきビジョン、総括についてということで、そのコンセプト、城陽新時代 人とモノが行き交うハブ都市、これまでのベッドタウンから市の交通利便性を生かし、あらゆる人とモノが集まる都市として大きく飛躍するというメッセージと。こういうような形でコンセプトがあるんですけども、今日頂いた資料の中で私が気になるのは、資料2の2ページ、(5)番、ミーティング及び審議会等での主な意見の中の不動産がなく、工場用地を欲しいという話を聞くと。それから順番で行きますと資料3の1ページ、その中の第2章の(2)番の③産業利用できる用地の不足、市内外からの企業用地のニーズは高いが、用地不足により新規企業誘致や市内事業所の事業拡大が困難な状況、次期線引き見直し・都市計画変更に向けた城陽市持続的(サステナブル)成長都市整備のあり方(案)により新たな土地利用の誘導に向けた動きを進行、これは6月の議会で説明があったと思うんですけど、それからその次の2ページ、ここにも(4)番の6行目、事業用地がない、あっても高価、それから第3章の(1)番の城陽産業の弱み、事業用地不足、それからその次の3ページ、城陽産業の脅威ということで、市内での用地ニーズの高まり、それからずっと来て専守防衛するべきこと、弱み×脅威の中の2つ目、プレミアム・アウトレット開業等のまちづくりが進展する中、活発な事業活動を行う事業者の流出防止とさらなるまちづくりの進展を図るため、事業用地を確保し、高い用地ニーズに応えていくこと等々、私ずっとこれ見てちょっとごめんなさい、5ページまでですね。資料3の5ページの行政のやること、この中で事業者に選ばれる環境づくりの中の新たな土地利用の推進というようなことで、これでずっと私この資料を見てまして、今述べたように土地が欲しいというようなことの一つのキーワード、これが物すごいたくさんあるんですよね。これはまちづくりの部だけではあかんかなと、都市政策ですかね、との絡みがあって、総計と都市マスですかね、その辺の絡みもあるし、それと土地利用検討ゾーンとかいろんなことでこれからされていくと思うんですけど、その中で、今、先ほどからご報告がありましたサンフォルテ城陽、これは土地区画整理事業でありましたね。それと白坂テクノパーク、これは民間の開発ですよね。という形で工業用地とか産業用地を確保されてるんですけど、それと東部丘陵地のアウトレット用地と物流ゾーン、これは線引き見直しで用途地域変更というか、線引き見直しで確保したということ。これは来年、再来年ぐらいまで線引き見直しで今いろいろと計画されていると思うんですけども、その辺の考え方でどうでしょうね。  これ、ずっとこういう形でやられるのはええねんけども、一応それがあるということは事実ですし、また最近いろいろ聞きますと物効法とか、いわゆる物流のガレージ用地とかいう形で、白地の農地なんかやったら例えば露天駐車場これは許可が下りる可能性がありますわね。青地はあかんと。物効法と言っていろいろ2つ以上の都道府県に事業所がある運送業等々はそれを固めてCO2の削減で移動距離を短くしたら国から補助があってそのところで事業用地が確保できるという法律もあったんですけど、それはあくまでも物流だけの話であって、あと例えば今朝も地区計画という言葉もございましたし、土地区画整理事業とありましたけど、ただこれは言葉的には簡単に言いますけど、例えば地区計画だったら地権者の同意と、それから目的と事業者かな、3つやね、これがそろわへんかったらあかんとか、土地区画整理事業でも地権者のいわゆる組合形式でやる場合と単独の事業者でやる場合というようなケースがあるんですけど、その辺どうでしょうね。将来的にこういう要望があったらこれからハブ都市等々の新時代のこういう形で掲げてあるねんけども、基本的なことをやっぱりやっておかんと、例えば今朝、増田委員からありましたように八幡市とか宇治市とか京田辺市とか等々もそういうことはいっぱいやってます、地区計画とか土地区画整理事業。そこをやっぱり負けたらあかんと私も午前中言いましたけど、そういうことで、これ根本的にそういう流れをまた考えていかなあかんし、行政がやることということでここに書かれてますけど、その辺どうなんでしょうね。ちょっとその辺の考え方を教えてもらえますか。 ○森本都士男まちづくり活性部参事  今、谷委員のほうから、将来のこういった新たな土地利用というのがかなり不足しているというようなご意見が多々あるやないかというようなことでご質問いただいたんですけれども、確かにこれまでのミーティングであるとか、様々なそういった会議の中でそういったお声を聞いた中でこういったことを記載させていただいております。  今回のビジョンにつきましては、当然新名神等を生かした新たなまちづくりとして進められています今のプレミアム・アウトレットであったりとか、基幹物流施設、そういったことが立地することで交流人口の増加や関西の物流の中心となっていくことが見込まれているというような大きな変化点を迎えているというような状況でございまして、それらを生かしてどのような本市の産業を目指していくかにつきましては、今後の、今この資料にもつけていますけれども、ミーティングであったりとか、審議会等でも議論を深めてまいりたいというふうに考えております。  それに加えて、市の関係部署とも情報交換、情報共有を図り、連携した横断的な取組が必要というふうに考えておりまして、そういったことを踏まえて何とかそういった将来のまちづくりに向けた取組を進めてまいりたいというふうには考えております。  さらには、市内にとどまらず市域外の取組や動向など、そういった要因も注視しながら、やはり広域なことも注視しながら市が目指す産業振興、そういったことについて検討してまいりたいというふうには考えております。 ○谷直樹委員  今、森本参事おっしゃることはよく分かるんですけど、横一線やったらこれ負けるんですよね。だからその先を一歩行かんとあかんし、それにはやっぱりいろいろと研究もしておかなあかんし、勉強もしておかなあかんし、横断的に今おっしゃったように部局ごとに連携していろんな情報を得ながら状来の状況ですかね、私も城陽にずっと住んでいますけど、やはりこのチャンスを生かさんことはないと思うんですね。絶対このチャンスを生かさんことには、城陽市の将来は難しいかなというふうに思ってますし、それと、先ほど増田委員おっしゃいましたけど、中小企業7割とか、20人以下の事業所9割占める、高齢化になってますし、ただこういう方は現在、城陽でずっと仕事をしてきはって頑張ってやってはる。そしたらこういう方が例えば下請としたら、その元請とか、それの上の企業はあると思う。そういうような形でこういう人たちとまた相談しながら、そういうような企業が来たらええなと。それと連携して仕事できるなと、こういうことも僕はこれが一つの方法論かなと僕は思うんです。そのために土地ないな、そしたら地元の方がいろんな連携を深めて、この辺の土地やったら地主さん知ってるとかいうことで、こういう目的でこういうような企業が来ますよと、こういうことを一つの方法として僕できると思うんですよ。ただそういうことを地道にやっていかなあかんと。これはこれでええと思うんですけど、そういうことを踏まえてこれからのまちづくり、市民と一緒に城陽市の将来を語るというようなことをもっとやってほしいと思いますし、その辺を要望して終わります。以上です。 ○谷村浩志委員  総括のほうの骨子のほうで1点だけなんですけれども、2ページ目の産業創出補助金、新規創業とか、その部分についてこの創設から令和3年度までの間に6件やってもらってるんですけど、もっといっぱいいろいろ新規創業される方々、事業を起こされている方おられると思うんですけど、実際にこの補助金を使われて、これが多いのか、新規創業ですので、今、この総括の中でどういうふうに考えられているのか、どう総括されているのか教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  この明日のかがやく産業創出補助金については、これの前身の補助制度というのがあったところなんですけども、先ほどチャレンジスクエアというところで審査をしますというお話をさせていただいたんですが、金融機関で借入れをしていただいて、その借入れに対して補助をしていくというような仕組みになっておりまして、自費で全部立ち上げられたというような方は、補助金の性質上、対象にはならないというようなものになっております。それでもこのコロナの状況の中でも新たにお店をつくるというような取組をしていただいておられる事業者の方もおられますし、この件数6件が多いか少ないかというお話でございますが、こちらについては、引き続き市内のにぎわいづくり、活力のために力を入れていきたいなというふうに思っておりますし、PRに努めていきたいというふうには考えております。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。
     今もっと力を入れていきたいという話やったので、次にその骨子案の中で新規創業に対する思いというのは、この中でどの辺に入っているのか、その思いというのはどこかに載っているのか、その点をまず教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  骨子案の中ではどこに位置づけられてくるかというようなところではございますが、計画の方向性というふうに書かせていただいております4ページに、新たな事業所の増加というのが一番上にあるわけなんですけども、ここは大きな立地というのに目が行きがちなんですが、そこだけではなくて市内の既存の店舗を増やしていくというようなことも併せてここの中で取り組んでいきたいなというふうには考えております。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  すみません、今の2つ聞いて何が言いたかったかというと、大きなビジョンというのは産業誘致とか、大きな企業誘致という部分で大きな雇用が出たりというのも非常に大事なことで、市の税収に対してすごい大きなことやと思うんですよ。そこで雇用が増えて働かれる人が増えるのは非常にいいことやと思うんですけど、やっぱり今、城陽市が、さっき谷委員がおっしゃられたように、事業地が足りないというのも物流系の会社がデータを見ても分かりますように非常に増えてきて、やはり物流系の会社が来ると基本的な地べた代が上がるというイメージがあって、上物にお金がかからないので土地代に転嫁するというのがあるので、なかなかものづくりの会社であるとか、新たにおっしゃられたように市内の業者が事業拡大とかの中で移転するときに、その事業用地としては非常に高価になるのでなかなか移転しにくくなりますよね。  もちろん市内業者さんが大きくなられるのも大事なんですけど、やはり個人事業主、新たに新規で事業を起こされる方というのは基本的に、もちろん高齢の方もおられると思いますけれども、やはり20代、30代という方が基本的には創業されるというのが多くて、私も今、商工会議所青年部で活動をしているんですけども、先日も行政交流事業で、我々青年部のメンバーと市役所行政の方との話の中でも、一緒に話しているテーブルメンバーの中で、京都の北のほうから城陽に引っ越してきて事業を起こされて、今イチジク非常に頑張ってもらってる飲食店があるんですけど、何でここに来たんやと言ったら、この城陽に魅力があって来ましたと。今後、交流人口が700万、800万と増える中、それを見越して来られる個人事業主なり、事業を起こされる方というのは非常に増えてくると思うんですよ。  今さっき6件、補助金の6件が多いか少ないかと言ってるのではなくて、仮に何十、何百万と、100万とかというお金を組んで1件に補助していただいたとしても、1人が立ち上げられただけで市内経済効果はそれ以上にあるんですね。大きな枠の産業の誘致とか大きな枠組みも大事やと思うんですけど、小さなところを増やしていけばもっとその打ったお金というのが直球でその年に、仮に100万円打ったとしても事業を起こすだけで100万のところでは済まないので、もちろん基本的な移動距離を減らすために城陽に住まれる方も非常に多くて、その中でこの間出ていた意見としても、ただ店としてテナントは見つけたけど、ちょっと住むには値せえへんので違うところから通ってますとかいう方も中には城陽でやってる方もおられますので、これは都市政策の話、谷委員が先ほどのときにおっしゃられたそこで空き家とのマッチングができないんですかねという意見もありました。  創業するとか、そういう支援をするときに、例えばお金だけつけるんではなく、空き家活用をしてでも、住むところとか、店とか、一緒に支援してあげるというのをこのビジョンの中に入れていただいて、住むところもあれば生産年齢人口が来るんですね。確実に頑張って城陽市に今後人が来るので、事業としても非常に魅力のあるやりやすいところになってくると思うんです。  昔やったら駅周辺じゃないととかという考えはあったんですけど、駅周辺の商店街というのは今残念な状態になってて、個別離れた個店というのがあかんのかと言うたら、今、逆にそうではなくて、仮にラーメン屋さんと、ラーメン屋さんであれば我々の家の近所、国道307号沿いの今、東部丘陵地青谷先行整備地区の近くのラーメン屋さんなんか、へんぴなところでもSNSとか発信力の時代になれば、どんなところにあっても非常にはやらせれるということがあるんです。  空き家があるところというのは、ひょっとしたら人口が減っていってるかもしれないですけれども、その店が来ることによってまた人が集まってきて、こんなところに住めるんじゃないかという2つのいい要素があるんじゃないかと思います。そやから空き家活用でただ単に住む方を探すだけじゃなく、創業支援とかにもそのことを一緒にやっていただきたい。そういうこともこのビジョンの中に入れて創業支援であったり、企業誘致であったりというのも一緒に進めていっていただきたいと思います。  最終的には、我々世代の生産年齢人口のばりばり働く30代から40代が来て、しっかり事業をしてもうければ、やっぱり城陽で長く住んでもらえますし、もし残念ながら基本的に創業されて3年で50%、店というのはなくなっていくという事実もあるんですけれども、1年なり3年間は頑張りはるので、そこに少しの補助でも、50万、金額は何ぼでもええと思うんですけど、そこに打ってはったお金というのはその年内に響いて返ってきますので、そういうことも考えてこういうビジョンの中に盛り込んでいってもらって、大きなことだけじゃなく小さい事業者をより育てると。もし城陽をステップにどこかのところに行かれても、そのときには城陽にまたふるさと納税してねみたいなこともいろいろお願いできたりするんじゃないかと思いますので、そういうのも持った上でこの産業かがやきビジョンをさらにまたつくっていただきたいと思います。最後、意見だけやったので、すみません、よろしくお願いします。 ○語堂辰文副委員長  1点お聞きします。  これまでから言われているんですけれども、いわゆる異業種交流、特にまちづくりの中でよく言われています、そういう専門的なところが寄ってそれぞれ生かして、先ほど個店で努力されているという話がありましたけれども、個別典型的なのがこの資料の中であったらそれを教えていただきたいと思います。以上です。 ○平松亮委員長  施策として異業種交流を伴う施策等ですね。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  現行のビジョンの中の2点目の重点プロジェクトが産業ネットワーク構築プロジェクトというプロジェクト名にしてみたところですけども、異業種の業種を縛らずに様々な事業所、企業の方が交流を図れるようということで、そういうネットワークづくりというのを進めてまいりました。城陽カンパニーネットワークというネットワークと、それとサンフォルテ城陽ネットワークというのを私どもでつくらせていただいた。それと京都白坂テクノパーク様のほうでは、独自に連絡協議会というような形でネットワークづくりをされているというようなところがあります。  サンフォルテ城陽ネットワークは、文字どおりあの地域の企業さん全体のネットワークになっておりますけれども、城陽カンパニーネットワークについては、市内の企業の方、入っていただけるというような形にしておりまして、そのネットワークの中での研修会をさせていただいたりとか、あるいはネットワークを通じたメーリングリストをつくらせていただいて、特にこのコロナの間についてはそういう様々な支援事業について情報発信をさせていただくというようなことをさせていただきました。  さらにJoInTという産業支援サイトを作らせていただきまして、そこには様々な企業の方のご紹介もさせていただいているんですけれども、企業さんの紹介に活用していただくこともできますし、JoInTを通じてさらに支援事業というのを紹介もさせていただいているというようなことで、そういうような形での異業種の方々を結びつけるような取組というのを進めてきております。また、こういうことについては引き続きやっていきたいというふうに考えております。 ○語堂辰文副委員長  全体のは分かるんですけれども、例えば先ほどから出てますけれども、城陽市、このサンフォルテができる前に準工地帯とかあるいは寺田南小学校のところには準工、そういうのがあるんですけれども、そういうところは製造業の立地を促進という話がございました。ところが実際に蓋を開けてみますと、なかなか製造業、とりわけ機械関係とか、そういうものも難しい状況もあるわけでございますけれども、そういう中で城陽のそういうところに異業種の交流の中で、そこへ注文すればかなり難しいものでもそこでは実現できてくると、いろんな大きい東大阪とか大田区とかいろいろありますけれども、そこまで行かなくてもそういうものに結びつかないかいうことでお聞きしたんですけど、製造業関係ではどうなんでしょうか。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  本市の私どもがこの間企業の方々といろいろとお話をさせていただいたり、つながりを持たせていただく中で分かってきたことといたしましては、城陽市に立地をされている製造業の方というのは、最終製品をつくられている事業者ではなくて、多くは途中の製品をつくられているというような企業の方が非常に多くございます。それぞれがそれぞれの元請の方とのつながり、縦のつながりの中で事業をされているというようなところが多いわけなんですけども、実は市内に住んでいる市民の方がそこの企業が何しているか分からないというだけじゃなくて、実は企業の方もそれぞれの企業さんの強み、どういうのがあるんだというのをご存じいただいているかというと、それは商工会議所のそれぞれの部会で皆さんお知りになるというようなケースはあるんですけども、なかなかそういう横のつながり、連携というのはしっかりとしたものがあるというようなことでもないのかなというふうに思っております。  ただジョーカンという冊子を通じて、毎号8社ずつ載せていくというようなことで市内の企業さんを紹介させていただいたりというようなことで、こういう製品の製造をされているんだというようなことについてまずは知っていただくというような機会というのをこの間取り組んでまいりました。こういうことをさらに引き続き続けていくことで、新たなものが何か生まれてくるというような可能性につながっていくのではないかというふうに思っておりますので、引き続きそういうネットワークを通じた異業種交流というものが進んでいくような形で取り組んでいけたらというふうに思っております。 ○語堂辰文副委員長  最後ですけど、城陽市は長くいわゆる金糸業の基盤がございます。そういう中で単に金糸だけやなくて、元になる金糸の生産からひもの生産あるいはブランドといいますか、そういうものが基礎的にはありますが、当初は60件から30件というそういう形でかなりそういう状況になってきている中で、新しい先ほどから皆さんのお話の中で個店とかいうようなお話がありましたけれども、地元のそういう技術といいますか、そういうもので生かされる方向でこれからも進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。終わります。 ○平松亮委員長  ほかにございますか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  3時15分まで休憩します。           午後2時59分 休憩         ───────────────           午後3時15分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  先ほどの報告の中で、澤田委員よりご質問をいただいておりました6件の補助金の補助総額についてご答弁をさせていただきます。6件で123万604円となっております。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  引き続きまして、(4)城陽市の農業のあり方(骨子案)についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岡正樹農政課長  それでは、城陽市の農業のあり方(骨子案)についてご報告いたします。  本日配付の資料でありますが、城陽市の農業のあり方(骨子案)、A4用紙4枚物となっております。  まず、1、はじめにをご覧ください。  城陽市の農業のあり方を作成する背景でありますが、本市の人口は平成7年以降減少が続いている中、高齢化率も34.0%と府南部の市において最も高い状態となっています。この状況は農業にも当てはまり、農業の将来の担い手を確保し、魅力ある安定した農業経営を行う取組が急務となっています。  また、新型コロナウイルス感染症対策としてのウィズコロナ・ポストコロナ時代等を見据えた対応や新名神高速道路の開通を踏まえた大型プロジェクト等による交流人口の増加等が期待できる状況にあり、これによる農産物の販路開拓など、農業における社会経済情勢の変化への対応が必要となっています。  また、今年6月から地域の農業の現状や課題等について地域農業者と意見交換を行い、これら意見を反映した市の農業の方針について示す必要があります。  以上のことから、大きなまちづくりの変遷を迎えるこのタイミングを契機に、第4次城陽市総合計画後期基本計画に基づき、農業関係者等との意見等を踏まえた持続可能な農業振興を図ることを目的とした本市の農業の今後の指針となる城陽市の農業のあり方の作成に取り組むものです。  次に、2、スケジュール案についてご説明いたします。  令和4年8月22日に地方自治法第138条の4第3項の規定に基づき設置しています農業の総合的な振興について協議することを所掌する城陽市農業振興協議会を開催し、今後、作成に向けた取組についてご説明し、了承をいただいております。本日の常任委員会での報告の後、10月から11月の間で農業関係者との協議を予定しております。そして12月の常任委員会で原案をご報告させていただき、令和5年1月から2月には再度農業関係者協議を予定しております。そして3月の常任委員会におきまして計画案のご報告を予定しております。その後、城陽市農業振興協議会への諮問、答申を経て、今年度末の完成を目指し取り組むこととしております。  次に、3、作成に向けた取組についてご説明いたします。  城陽市の農業のあり方の作成に当たりましては、10月から11月と1月から2月に予定しています農業関係者協議としまして、農業関係者で構成するワーキンググループを設置し、そこでいただいた意見等を踏まえた内容を城陽市農業振興協議会に諮問し、答申をいただく予定としています。  2ページをお願いします。  4、城陽市農業振興協議会の委員名簿となります。協議会委員といたしまして、農業委員会委員、農地利用最適化推進委員、JA、土地改良区、学識経験者などから選出された21名で構成される組織となっています。  ちょっと飛ばしまして4ページ、6、参考資料をお願いいたします。  こちら、城陽市農業振興協議会条例(抜粋)を添付しております。  第1条、設置についてでありますが、農用地利用の集積、農用地の確保、農業基盤の整備、中核的担い手の確保及び後継者の育成、農業特産物の振興、水田営農活性化対策等、農業の総合的な振興に関することについて協議するものでございます。  そして第2条、所掌事務についてでありますが、協議会は市長に答申または建議するとあり、今回、この農業のあり方について協議会から市に答申をいただく予定としております。  第3条、組織についてですが、第2項に掲げる団体として選出、構成される団体となっております。  戻りまして、3ページをお願いいたします。  次に、5、骨子案についてご説明いたします。  作成を予定しています城陽市の農業のあり方についての構成としまして、(1)背景と目的、(2)城陽市の農業の現状について、(3)城陽市の農業の課題について、(4)城陽市の農業のあり方について、(5)地区別の課題と取組の5つの項目を予定しています。  それでは、各項目の主な内容についてご説明させていただきます。  まず、(1)背景と目的でありますが、本市の人口や農業者の状況、社会経済情勢の変化や本市のまちづくりの大きな変遷を迎え、当該あり方を作成、目的等について整理してまいります。  次に、(2)城陽市の農業の現状についてでありますが、国のデータ等を用いて農業経営体数等、市の農業の現状について整理してまいります。  次に、(3)城陽市の農業の課題についてでありますが、①社会経済状況への対応と特産物の振興として、本市を取り巻く環境を踏まえた特産物の振興の課題について整理してまいります。  次に、②多様な担い手の確保として、本市の農業者の状況を踏まえた次世代の担い手の確保に係る課題について整理してまいります。  そして、③農業しやすい環境への対応として、安定した農業経営や耕作放棄地への対策、農業しやすい環境の構築に係る課題について整理してまいります。  以上、3つの項目の課題整理を予定しています。  次に、(4)城陽市の農業のあり方について、①基本方針としまして3つの方針を記載していますが、下記に記載しています3つの基本方針につきましては、去る8月22日に開催しました城陽市農業振興協議会での協議時に委員からいただきましたキーワードを参考にしているものでありますので、正式に決まった基本方針ではございません。正式な基本方針につきましては、今後のワーキンググループや城陽市農業振興協議会での議論を踏まえ、検討していくこととしていますので、よろしくお願いします。  1つ目でありますが、ⅰ)農業者の安定した農業経営、所得向上に向けた施策の展開とした本市を取り巻く環境を踏まえ、特産物の振興に向けた方策、2つ目でありますが、ⅱ)多様な担い手の参画による農地の保全として、次の世代を担う農地の保全のための方策、3つ目でありますが、ⅲ)農業しやすい環境づくりによる持続可能な農業の展開として、持続可能な農業を展開するための適切な規模の農地や、農業しやすい環境づくりについての方策。  次に、②主な作物の振興方策についてでありますが、本市の特産物であるてん茶、梅、イチジク、寺田イモ、花き、水稲・その他作物の振興方策について検討してまいります。  そして最後に、(5)地区別の課題と取組としまして、久津川、寺田、富野、青谷地区の課題と取組について整理、検討してまいります。  城陽市の農業のあり方(骨子案)についての説明は以上となりますが、今回の報告につきましては、8月22日の城陽市農業振興協議会で決まった方向性を報告するものでございます。  あり方の内容につきましては、今後10月から11月の協議で詰めてまいりますので、委員各位におかれましては、今後検討するに当たりましての視点についてご意見を賜れれば幸いと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。 ○土居一豊委員  最後に言葉がありましたけど、要するに今日の分は8月22日の協議会でこのような内容を取りまとめました。委員の皆さんどうかこの内容で取りまとめるんだけど、ここに書いてある報告について意見があればいただきたい。この内容の細かい数字等については次の段階で出してまいりますと、そういう考えでよろしゅうございますか。 ○岡正樹農政課長  土居委員のおっしゃるとおりでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○土居一豊委員  分かりました。  数字的なことを聞きたいのはいっぱいあるんですけど、それはやめておきます。皆さんも聞かないと思います、そう言われたらね。  そこで1つだけ聞きたいんですけど、この間、22日に協議されてこられてますけど、私はこのメンバーの中に農業に実際従事している方がいらっしゃいますけど、その方たちが自分の身内で担い手を確保しようと思っておられるのか、それとももう親族では難しい、よって市内で新たに農業経営をやってもらう人が出てこないのかなというふうな思いを持っておられるか、ここの点だけもし協議会の中と、また雰囲気の中で分かれば教えていただけませんか。 ○岡正樹農政課長  協議会の委員の中では専業でされている方もいらっしゃいますし、兼業の方もいらっしゃいます。実際に後継ぎもいらっしゃって今後やっていく方もいらっしゃいます。ただこの協議会の中で出た意見としましては、今後10年、20年たったときに跡継ぎの心配というのがないという農業者はいないのではないかという意見をいただいているところでございます。 ○土居一豊委員  しっかり整理していただいて、ワーキンググループ等の意見ももらって、12月のときに具体的なことが出てくるのを期待します。以上です。 ○澤田扶美子委員  2項目お尋ねします。  1ページに担い手を確保しとありますけれども、さっきのかがやきビジョンのほうの資料のところに市内従事者の一覧において、農林漁業に従事する人の数は平成28年が108人、令和3年が134人と増えているんですね。この辺のことはこの辺の増加していることを踏まえて、さらに担い手を確保しという方針なのかどうか、その辺の現状分析と方向性をお尋ねします。  それと、先ほどの説明にありましたように、今後の方向性を示すということですので、ここはぜひ確認しておきたいんですが、総合計画の現状と課題を基にということでしたから、見てみますと、スマート農業のこととか、ブランド力のこととかあるいは地産地消と交流の促進という文言がいろいろ第4次総合計画後期基本計画の中に示されているんですが、この辺が一番のこれからの大事な視点だと思う文言が見当たらなかったので、その辺はどういうふうに思ってこれがないのかお聞かせください。 ○森本都士男まちづくり活性部参事  まず、私のほうから、先ほどの2問目のほうの要は総合計画とのそれに基づいたというその文言についてということで、総合計画の文言が入ってないんじゃないかというような内容についてご答弁申し上げます。  まず、この資料的には、先ほど冒頭にもご説明させていただきたましたとおり、骨子案になっておりますので、そういった詳細な内容までは記載はしていないというような内容となっております。確かにこの位置づけといたしましては、当然城陽市のまちづくりの大方針となりますこういった総合計画、それを踏まえた中でのこういった作成に取り組んでいくということを説明として掲げさせていただいておりますので、その辺ご理解をお願いしたいと思います。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  先ほどのビジョンの数値、資料とのリンクの話でございますけども、あの数字につきましてはあくまでも経済センサスの数字でございまして、今回、こちらのほうを出しておりますデータとはまた違った角度からの統計に基づく資料展開を今後検討しているところでございますので、直接的な関わりはあの資料とはないというふうに考えております。 ○澤田扶美子委員  じゃ、担い手を確保したいというのは、現状として農業の跡取りが後継者もいないし、現状高齢化しているから、これはもう重点的な取組であるということの認識でいいんですね。この数字が増えているのは何で関係ないのかがよく分からないんですけども、センサスこそ一番的確なんじゃないんかなと思って私は思ってたので、その辺の説明をもう1回お願いします。  それと、今、森本参事のほうからご答弁いただきましたけれども、じゃ、これからワーキンググループで協議なさるということですので、このうちの総合計画の31ページのこの辺の資料はやっぱりワーキンググループに渡していただいて、基本計画ではこうなってますよ、これを基にこれをつくっていただきたいので、またぜひ精査をお願いしますというようなことも言っていただいたほうがいいんじゃないかなと思いますので、これは要望しておきます。  最初の数字の担い手を確保しと言いながらこっち側で増えてたりしたら、やっぱり関係ないとは言えないんじゃないかなと思うので、もう一度答弁をお願いします。 ○中村雅彦まちづくり活性部産業政策監  農業の関係については農林業センサスというものがありまして、その農林業センサスに基づいて今後展開を検討していくこととしております。農林業センサスの統計上の数字といたしましては、またその数字だけではなくて、現状のご意見等々から担い手が不足をしているというような状況があるというようなことからの出発であるということでございます。 ○澤田扶美子委員  分かりました。  これからの骨子案とすべきということで、協議した内容をうちに報告していただいたということですので、また次回の報告をお待ちします。 ○熊谷佐和美委員  1点教えていただきたいんですけども、1ページ、3番目の作成に向けた取組のところで、ワーキンググループの設置なんですけども、ワーキンググループ設置、どのような分野でどういう形で何回ぐらいとか、月数がいつからいつまでというのは年間のスケジュールがあるんですけど、それと、本日いただきました骨子案に沿ってのワーキンググループとされると思うんですけども、これはワーキンググループというのはどれぐらいの方をもってされようとしているのかということ、それと常任委員会で12月、3月とご報告をまたいただくんですが、当然ワーキンググループでのご意見等もそこで議会があったらできるものだと思いますが、これからされようとしているワーキンググループの設置の中身というかを教えてください。 ○岡正樹農政課長  まず、ワーキンググループのメンバー構成なんですけれども、農業振興協議会の委員を中心に年齢、栽培作物、性別、地域性等を考慮して組んでいきたいと考えております。そしてそのメンバーに加えまして、市以外の状況や取組ですとか幅広い視野からご意見等をいただくアドバイザーを加えた構成を予定しております。人数としましては、おおむね10人程度のワーキンググループで構成することを考えております。  それと、10月から11月と1月から2月の農業関係者協議のところで、現在のところは2回を想定しているところでございます。 ○熊谷佐和美委員  このワーキンググループ、10月からされるということで、10人ぐらいということで、協議会のメンバーは21人、市の職員の方も入れて21人おられて、このうちのどなたかが中心というか、中心的な役割をされていく中で、メンバーはもう決まってるということでよろしいんですかね、10名の。招集されるに当たって。 ○岡正樹農政課長  8月22日に開催しました農業振興協議会の中で、この2ページの下から6行目にあります京都府立大学の准教授の中村先生、こちらを座長としましたワーキンググループで進めていってはどうかというご意見をいただいております。  先ほど申しました年齢、栽培作物、地域性等を考慮しまして先生ともご相談する形で10人程度のワーキンググループという形で進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○熊谷佐和美委員  分かりました。  そしたら具体には10名、メンバーは決まってて、それぞれ割り振りのほうが進んでいるという認識でよろしいですね。その内容につきましては、今後のご報告ということだと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○相原佳代子委員  1点だけ聞かせてください。  地区別の課題と取組というふうに出ているんですけれども、これまでに京力農場プランの関係の取組があったと思うんですけれども、それとの関係というのはどうなっていますか。教えてください。 ○岡正樹農政課長  これまで市では、委員もおっしゃられましたように、これから先の地域の農業の姿、これを地域のみんなで話し合っていただきましてつくり上げていく将来の計画ということで、京力農場プランの作成を地域の農業者が主体になって進められてきました。令和3年度に青谷地区、令和4年度に久津川・寺田・富野地区で作成が完了したところでございます。  もちろんそこで出た意見、課題につきましては、このあり方にも反映していく、そういうように考えているところでございます。 ○相原佳代子委員  目的というか、最終的には同じようなところに行き着くと思うんですけれども、しっかりとそこの声をすくい上げていただいて、城陽市の農業のあるべき姿、今後の将来の課題についてしっかりと検討いただいて実行していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○増田貴委員  3ページですかね、耕作放棄地というのは、私の古川校区でも結構一応草ぼうぼうというふうなところがあるんですが、この耕作放棄地の定義というのはどういうふうな、それをまず教えていただきたいというのと、それから主な作物の振興方策で、てん茶、梅、イチジク、寺田イモ、それから花きですね、あんまり活発に動いてやっていない。
     しかし、これだけではとてもじゃないけど、年間通じてやっていけへんということで、あと農家の方が、もちろんそれだけじゃないほかの業務もやっておられると思うんですけども、考え方として城陽市の農家の方々で生計を立てられている方、これは結構いらっしゃるんですかね。本当に簡単なあれで簡潔で申し訳ないんですけど、それをお願いしたい。よろしくお願いします。 ○上田周児農政課主幹  私のほうからは、耕作放棄地について説明させていただきます。  農地につきましては、通常農作物が植えてあるところが一般的に農地というふうな認識だと思いますが、実際、作物を植えていない土地であったとしても、そこを保全管理という形で草刈り等をしてあれば耕作放棄地としては見ていないというふうなことでございます。 ○増田貴委員  原則として草刈りをちゃんとしておったとしたら全然問題ないというふうなことなんですか。それ、現状はもちろんいろんな理由があると思うんですけど、耕作放棄地、普通でしたら土地があるから作物を植えていかなあかんというふうなことなんですが、人がいないと。子供が跡継ぎが要するにそういったことをやらないとか、そういった状況が続いているということなんですね。 ○上田周児農政課主幹  耕作放棄地の発生原因といいますか、その原因の一つとしては、確かに後継者がいないというふうな部分が一つございます。あと例えば農業機械が壊れてしまって、その更新にお金がかかるというところでなかなかその更新ができずに保全管理だけしかできなくて農地としての活用ができていないというふうなことも見受けられているというふうに認識しております。 ○増田貴委員  例えばうちの地域なんですけど、そういった土地を要するに借り受けて、どういう契約かそれは知りませんけど、借り受けてある方というか、割と息子さんと奥さん、嫁さんが一生懸命耕して作物を作っておられるんですよ。ということは、仮にこの耕作放棄地の方がそういった方々に土地を貸すということをやってくれへんかというふうな話がついたときには、それは可能なわけですかね。要は耕作放棄地されている方が了解したんやと、契約というか、何かできたら。 ○上田周児農政課主幹  農地の貸借というふうなお話になるかと思いますけれども、基本的な部分でいいますと、農地については農業委員会を通じた法に従った手続を踏んで貸借していただくというふうなことになります。その際に基本的な部分でいいますと、農業者に貸借するということで、なかなか一般市民の方に農地としての貸借ということは認められないというふうなことになっております。 ○増田貴委員  そう考えてみると、例えばある耕作放棄地の農家の方がこの土地をこういった状態にしているのはもったいないと、だからしていただける方があったらということで、今、農業の従事者、先ほど言いましたように、農地を変更して何かするんじゃなくて、農業を専門にやっている方ですので、分かりましたというふうな話がついたときに、例えばこういった取組というのは当事者間でされているケースなんですかね。  例えば普通でしたら、これだけありますよと、そして誰かにこの場所を要するに耕作していただきたいというふうな形でされる方がいらっしゃって、それに対して農家の方が、ああ、いいよと、近くだからいけますよというふうな形で、契約というか、それができれば別に全然問題ないということなんですかね。 ○上田周児農政課主幹  今、農業委員会のほうには農地バンクというふうな制度がございます。そちらにつきましては農地を売りたい、貸したいという方がその農地を農業委員会に登録していただくと。農業委員会のほうで定例会とかの中で、そういう農地が出てきた際には農業委員さんに紹介させていただきまして、地域でそういう農地を借りたい、また買いたい方がいらっしゃれば紹介してくださいというふうな情報提供のほうをさせていただいております。 ○増田貴委員  ということは、今でもそういった形で借りたいとか、何とか売りたいとか、そういった話というか、そういうふうな場所というか、土地があるんですかね、現状。 ○上田周児農政課主幹  実際に登録されているのかどうかということであれば、登録されている方はいらっしゃいます。 ○増田貴委員  普通でしたら、そういうのであればどんどんどんどん増やしていって生産していきたいというふうに思う方がいらっしゃると思うんですけれども、もちろん若い方ですよ。高齢の方はとてもじゃないけど、自分のことだけで大変なのでできないですが、ということは、そういったバンク制度というのがあるのであれば、当然農業委員会のほうでこういう制度があるからどんどんどんどん積極的にそれを活用していただきたいというふうな形で啓発したりされてると思うんですけども、その辺のところがどうなのかな、もっとうまくというか、全然素人なので分かりませんけど、こういうふうな形で思うんです。  この3ページの城陽市の農業のあり方についての2番目、てん茶、梅、イチジク、さっきも申しましたけど、寺田いもやったらこれからシーズンに入ってきますので、てん茶については専門にやっている農家の方が農林水産大臣ということで、そういった賞もいただいている方がいらっしゃる。梅については、梅の木が丈夫じゃないということで、接ぎ木とかしたり、イチジクでしたら今どんどんどんどん城陽のイチジクはおいしいので、どんどんどんどんやっておられるので、もちろん期間は限定されてますけど、寺田いもにつきましても、おいしい寺田いもやということで、もちろんやめる方も当然、これは高齢でやめる方がいらっしゃると思うんですけども、何かこの作物を考えてみると、どんどんどんどん農業委員会のほうで、市のほうと農業委員会で協力していただいてどんどんどんどん今の耕作放棄地というのが少しでもなくなるという可能性があるんちゃうかなと、このように思うんですが、そんなに簡単ではないんですかね。 ○上田周児農政課主幹  農業委員さんの活動もあり、耕作放棄地はできるだけ抑えるような形で活動していただいているというふうには認識しております。その後継者の部分のお話にはなるんですけれども、農地を相続で取得される方いらっしゃるんですが、そういうふうに農地を相続等で取得された方につきましては農業委員会に届出をしていただくというふうなことが法的に決まっております。その際に農地バンクに登録というふうな制度があるというふうなことも一応お伝えしておりまして、そこに登録したい、したくない、そういう耕作していくのかしていかないのかと、一応そういうふうなところを確認して、希望されれば登録していただいて、委員会で情報提供させていただいているというふうなことで、一定新たに相続等で取得された方には、そういう制度があるということはお伝えさせていただいております。 ○増田貴委員  今、若者がいろんな地方に行きましてどんどんどんどん農家とかやっておられるというふうなことで、城陽市はそんなに田舎じゃありませんので、そういったあれはないのかなと思いますが、考え方によってはこういった制度があって、全然生計が立てられない、全く無理やというふうなことに関しては、それは大変難しいと思いますけれども、何か、もちろんそれぞれ土地によって全然違いますので、土地を育てるということも大分課題があるので、しかし、今現在そういった土地を育てているにもかかわらず、ちょっと跡継ぎがいないというふうな方に対して、ちょっと何とか、もちろんやっていただいていると思うんですけども、その辺ちょっとあれだと思います。何とかできひんものかなと、これが私の思いなんですけど。  それから、要するにこちらのほうに城陽市の農業のあり方について、3ページの4番目のところ、3のところなんですが、持続可能な農業を展開するための適切な規模の農地、そして農業しやすい環境づくりについての方策、こういった形で書いてますけども、これは持続可能な農業を展開するための適切な規模、これというのは城陽市で、例えば農業だったら農業、てん茶やったらてん茶、イチジクやったらイチジク、芋やったら芋、これは把握を当然されているんですね、市のほうとして。 ○岡正樹農政課長  ここで書いております適切な規模の農地というところなんですけれども、各個別作物の面積というよりは、市全体の農地の規模について在り方を示してみたいというふうに考えているところでございます。 ○増田貴委員  もう少しあれですか、持続可能な農業を展開するための適切な規模の農地、これは市の見解として。ということは、先ほど言いましたように要するに主な作物を作るために必要な土地の面積、しかし、最低限生計を維持しなければいけない。そういった土地が大体どのぐらい必要なのか、それぞれのものについてですよ。てん茶やったら何ヘクタールとか、そういった分の把握というのは。そういう意味じゃないんですか、適切な規模の農地というのは。持続可能な農業を展開するための適切な規模の農地という意味は。 ○森本都士男まちづくり活性部参事  このあり方の中の適切な規模の農地ということなんですけれども、考え方といたしましては、先ほど岡課長のほうからご答弁させていただきましたけれども、この冒頭の1番目、1ページのほうに、今、本市の状況といいますか、それをはじめにという形で記載させていただいております。その中でやはり人口減少とか高齢化というようなことで、そういったことでかなりそういった農業についてもその担い手といいますか、そういった状況がかなり厳しくなってきているというようなことも踏まえまして、やはりその中で農業を持続していくためには、やはりそういったことも踏まえた中で検討していかないかんだろうというようなことをまず冒頭で言っております。  したがいまして、こういった状況を鑑みて、こういった適切な規模というようなことで記載させていただいているものでございまして、それでその1ページ目のほうには、片やでは先ほどからありますとおり、こういった新名神高速道路等のそういった活用を生かしたまちづくり、こういったことで新たに城陽市のほうに来ていただけるそういった人口も増えると、来市者も増えるというようなこともございまして、そういった方に対してもそういった販路拡大であったりとか、そういったことで農業のほうにもそういったメリットといいますか、効果が出てくる、そういったことも全体的に踏まえた中でのそういった適切な農地の規模というようなことでの在り方を今後考えていこうというような内容で記載しているものでございます。 ○増田貴委員  何回もすみませんね。農業経営、例えば城陽市の農業の中で経営をしていこうと思ったら、もちろん他の市町村、まちから来られて農業経験者がやっていくというふうな方法もありますけども、今現在で農家を営んでいる方で高齢化されている、高齢化されているために農地があるにもかかわらず耕すことができない、耕作放棄地になっている。だからそういったところがかなりありますよと。だからどこか協力していただいて耕したり何かすることによって、そしてもちろん極端な話をすると、農家をする人に関しては農機具が当然必要ですよ、お金がかかりますよね。ですから、そういったものを例えば何かそういった方々に補助金を出すことによって農家の運営をしていただく、そのためには最低限このぐらいの土地が必要ですと。その土地は今の耕作放棄地の中でこういったふうな形で要するに用意することが、もちろん契約によってですよ。用意することができますよというふうな形で農家の促進、そういったものができないものですかね。そういうふうな考え方っていうのはおかしいですかね。 ○岡正樹農政課長  委員のおっしゃっていることというのは、農業経営を成立させる最低面積を確保するために耕作放棄地を活用することはできないかというお問いかけかなというふうに理解しておりますが、経営作物によって1反当たりの収入というのが水稲であったりとか、お茶であったりとか、梅であったり、それぞれ変わってまいります。それを一概にこの経営だとというのがなかなか示しにくいところはございます。  ただ、あとそれと、耕作放棄地の形状、土質、あと進入路とかそういう形状とかによってなかなかそれがパズルに当てはまるかどうかというところは一概に言えない部分があるのかなというふうには考えております。  答えになっているかなってないか分かりませんが、以上でございます。 ○増田貴委員  すみません、質問が長くなりましたので、以上で止めたいと思います。  ちょっと勉強不足であれかもしれませんけど、せっかくいい作物ができて、そしてそれに対して知名度もあると、何とかそれを販売ということで今農家の方々が一緒になってされていると。しかし、もう少し土地があれば少しでも豊かになるんちゃうかと。もちろん土地が増えることによって労力が増えますけど、そういった方が当然もっといらっしゃると思うんですよ。いらっしゃる方に対して、じゃ、耕作放棄地がこれだけあるからどうですかというふうな形で提言するというのも、一つの市のパターンというか、そういった政策も当然考えて農業委員会の中でやっておられると思うんですけど、物すごい必要じゃないかなというふうな形で思いますので、以上にしておきます。ありがとうございました。 ○谷村浩志委員  さっきのかがやきビジョンの話ともかぶってくるかもしれないんですけど、それよりももっと農業のスタートアップのフォローというのができないじゃないですか。実際に新規就農したいという方に対しての、今、増田委員がおっしゃられたようになかなか新規農業者をいきなりやってもらうとか、やりたいといってもやれないという現状が今ありますよね。  それに対しては、今回、この22日に行われた協議会とかではどういう意見が出てたんでしょうかね、方向性の話で人を確保するという部分でなりますと。 ○岡正樹農政課長  8月22日の農業振興協議会でも、委員おっしゃるような意見というのは出ておりました。若くて始めたい農業者がいても、なかなか土地のマッチングのところがうまくいかない面があると。そこのところをやはり今後考えていく必要があるのではないかと。なかなか貸すほうの立場からしても、知っている人に貸したいという方もいらっしゃいます。そういったところのマッチングを進めていくというのは、解決できるなかなか問題かどうかというのもあるんですけれども、意見としては出ていたところでございます。 ○谷村浩志委員  今回の委員名簿を見させてもらっても私の後輩も入っていますし、非常に老若男女で、守る世代の方、攻める世代の今やっている人間、そこの意見というのは非常に完全に対峙するような話になってくると思うんですね。せやけど、時代は変わっていきますし、今おっしゃられた耕作放棄地にしても、本当にこういう公的に換地してでも使えるところを増やしていくとか、そういう話が若手の中ではいろいろ出てくると思うんですけど、さっきおっしゃられた守られる世代の方が知り合いに、あいつにはとかいう話がいろいろあると思いますので、そこは非常に難しいですけど、若手の意見をどんどん主張していってもらって、次の世代の能力というのは、ちゃんとそこの世代交代しなあかんというのもやっぱり方向性として持っていただいて、さっきのかがやきビジョンも結局スタートアップのフォローをやっぱりやっていかんことには、これは守るための今話をされているんですけども、絶対守るためには攻めなあかんと、攻撃が最大の防御になると、どんな業界でも、商売にしろ何にしろ一緒のことなので、まちづくりでも絶対そうやと思うので、この農業の中でそういうことも盛り込んでいただきたいというのと、(4)の②の主な作物の振興方策のところで、城陽を代表するいろんなことが書いてありますし、これを何とか守り抜くというと、言ってますようにどうしても木であれば老いていきますし、もうからなければやめていきますしとなると、このその他の作物の中に新たな攻める農作物という話も出てくる。今回、この方向性を同じように先ほどの会議の中では、次何か新しい作物を攻めようやとかという意見というのはあったんでしょうか。 ○岡正樹農政課長  委員会のときの議論なんですけれども、個別の作物というよりは、もうちょっと大きな方向性、委員が前段でおっしゃられた新しい担い手をどのようにして増やしていくのか、どのようにというような視点で議論が進んでいきましたので、新たな作物というよりは、そういった個別の作物とか、個別の施策とか、各課題というのはあるかとは思うんですけど、もちろんそれよりも大きな方針で在り方をつくっていきましょうねということで委員会は終了しております。 ○谷村浩志委員  ここでもさっきみたいな思いというか、何があっても攻撃が最大の防御にどんな分野でも必要やと思うので、やっぱり新たな作物を提案する若い方が出てきたときに、それに対する行政ができる様々なことですよ、お金なのか、例えば設備なのか、そういうなのもしっかり意見を酌み取っていただいて、出てきた意見を生かしていただきたいですし、市としても、例えば今ずっと大事な城陽市で今までつなげてきていただいた農作物を守るというか、新たに攻めてもらいたいだとか、その辺の意見というのは何かお持ちでしょうか、市として。 ○今西仲雄副市長  城陽市の農業の一番の特徴は、都市近郊農業、京都、大阪という大市場に近いということで、こういった商品型の特産物が非常に盛んであるということはあると思うんですけれども、先ほど来いろいろと前向きなお話もいただいておるんですが、私もその会議には参加もさせていただいたんですけど、例えば耕作放棄地がなぜ増えるかということの話の中で、例えばお米、例えば一反の米を作りますと、大体10万ですね、年間に。そやけど、経費とかそういったことあるいは機械とかそういうことを考えると大概ペイしないんですよ。どういった方が水田をやっておられるかといったら、先祖代々土地を持っておられて草を生やしておくわけにはいかんと。そういう方々は兼業しながらあるいは定年退職で年金をもらいながらやっぱり守っておられるという方がかなり多いという印象で意見をいただきました。  それからもう一つは、若い方、田んぼ持っておられる方もたくさんいらっしゃいますので、お茶をやったり、イチジクをやったり、でもそういった若い方々は本当にもう目いっぱいなんですね。それにさらに耕作放棄地まで自分たちがそれを何とかしていかんなんということについては正直しんどい面があると。もうこれはかなり、これは京力農場プランのときに若い方からお聞きした話なんですけど、やっぱりそういう生の声を実際に聞かせていただくということが、今回は骨子ですので、あくまで枠組みだけということでありますので、今後ワーキンググループの中で、今幾つか私は聞いていますけれども、さらに生の声も含めまして、今後の本当の在り方というものをこの中で検討していければなというふうに思います。  城陽の場合、いろんないい、アウトレットができるとか、たくさんの方が見えるとか、たくさんの方が就業されるとか、そういういい面もあるわけなので、ビジネスチャンスも増えるということもありますので、いち早く6次産業化とか、農商工連携のプランなんかもつくりましたんですけれども、そういった前向きな面も含めつつ、冒頭申し上げたような非常に厳しい面も、やっぱり農業は城陽だけじゃなくて全国的にあるわけでありますので、そういったところも十分踏まえた上で検討を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  この委員の中でも、さっきも言ったように僕の活発な後輩が2人もいまして、同じような悲鳴とあれを直に聞いてる身ですので、やっぱり僕らのやりたいこと、そしてやりたいけどこれ以上手を広げられへんというのも言ってましたので、そこはいろいろと守る人間と攻める人間がこの中にいると思いますので、その人らの思いが何とか生きるようなあり方になっていくようにどうか市にも頑張っていただきたいと思います。  お米の話があったんですけど、米だけで売るんじゃなくて、今、実際に小麦がこれだけ上がってきて下がらんとなってきたときに、米粉が非常に注目を浴びてまして、実際に昔は米粉が高かったんですけども、小麦粉と変わらなくなったので、これは6次産業化になるか分からないですけど、米を城陽市の何か作って、例えば米粉にして新たな産業になっていく可能性も僕はあるんじゃないかなと思うので、一度、若手とそういう話もしたことがあるんですけど、実際に金額ベースで何もせず米を作ってぱっと売ったほうがそれは楽やけど、一回加工を加えて新たな、小麦粉でも国内の北海道のやつが昔は高かったんですけど、今、輸入物が上がってきたので大体値段が一緒になったからそっちが売れるとか、時代の変化によって米の在り方も変わってきてると思いますので、それはいろいろと行政としても情報を仕入れていただいて、こういうワーキンググループの中とかでしっかり提案してもらって、それに反応する人間を何とか助けてあげていただきたいなと思いますので、その辺はまた引き続きよろしくお願いしておきたいと思います。以上です。 ○語堂辰文副委員長  時間があれですけど、今、谷村委員からでありましたけれども、先ほどからのお話を聞いていますと、現在あるそういう特産、3ページの③、これらについて何とかして守っていこう、そしてそこで収益を上げていって経営を成り立たそうということで必死になって農家の方はされておると思うんです。  そういう経営を守るということは大事な視点なんですが、あわせて、先ほどからお話がありましたけれども、いろんなことで、例えばヨーロッパで大干ばつで穀物が不足していると、そういう小麦とかが取り合いになっているというような話もありました。逆に洪水とか、アメリカでも干ばつとかいろんなことがあって、そういう中で日本ではそういう条件があるのに栽培しても、例えば知っている農家の方に聞きますと、米を栽培したら赤字になると。だからよそから頼まれてしていけばいくほど赤字になるから頼まれても断るという話がありました。  一方、城陽市内において一番の消費といいますか、そういうことを考えていくと、こういう特産物もそうなんですけど、毎日毎日学校給食やっているんですね。確かにヒノヒカリとか山城地域で生産されている米も使われているんですけれども、城陽市もそういうところに力を入れていって、例えばですよ、先ほどお話がありました小麦なんかも、滋賀県の例を聞きますと、地域によっては学校給食のパンは地元の小麦を使うんやと、こういうこともされているようにもお話を聞いています。そういう地元に結びついた地産地消といいますか、そういう方向もしながら、それを担っていく若い人たちがそういう経営に関心持って取り組まれるというようなことも醸成していく必要があるんじゃないかと。  今は、こういう特産物を守ることを農家の方々が一生懸命やっておられる、それを農協あるいは市の担当の方がご苦労さんですねと言っておられるような状況だとなかなか攻めることにはなっていかないと思いますので、そのあたりについてはどうなんでしょうか、地産地消の考え方なんですけど。 ○岡正樹農政課長  麦とかいう話もございましたが、大きな話、地産地消の観点かなというふうには考えております。  まず、学校給食におきましては、学校給食センターと城陽旬彩市直売所のほうで定期的な会合を開きましてどのようにしたら納品する野菜を上げていけるものかというような相談をして、城陽市産を多く食べていただけるような取組というのを進めております。  また、市内には、JAが営業しております五里五里市ですとか、城陽旬菜市とか、直売所もございますし、今の時期でしたらイチジクを軒先販売されているということもございます。それで今現在進めておりますイチジクスタンプラリー、こちらのほうでも直売所の大体の位置を示しておりますので、そういった形で取組を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○語堂辰文副委員長  急に言いますからそういうふうに、ご用意もされていない面があったんですが、やはりそういう例えば稲刈りの後は来年の春までは農地が放棄をされているという状況の中で、例えば城陽市ではあちこちでいわゆる基盤整備が行われています。そういう水はけとかいろんな条件が整備をされているんですけど、そういうところも含めて、今後やはりそういう地産地消の大きい考え方、市のほうも思い切ってそういうところにも予算といいますか、様々なそういう制度も利用していただいて、そういう大きな消費、学校給食のようなそういうのがあるわけですので、ぜひそうやっていただきたいと思います。終わります。 ○平松亮委員長  ほかにございますか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  16時20分まで休憩します。           午後4時09分 休憩         ───────────────           午後4時20分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  都市整備部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (5)地域連携サポートプラン提案書の交付についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市整備部次長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、地域連携サポートプラン提案書の交付についてご報告させていただきます。  まず、配付しております資料ですが、委員会資料1枚と別冊資料といたしまして京都府城陽市地域連携サポートプラン提案書となっております。  それでは、委員会資料をお願いいたします。  1の地域連携サポートプランについてでございますが、地域連携サポートプランとは、対象自治体の地域公共交通に関する課題について、近畿運輸局が現地に赴き、意見交換や関係者ヒアリング等を実施し、課題解決に向けた方策や参考事例を提案する取組となっております。  次に、2の提案書の交付ですが、令和3年11月に近畿運輸局と協定を締結し、これまでの間、本市の地域公共交通に関する現状把握、意見交換及び課題整理等を進めてきました。今般、近畿運輸局におきまして課題解決に向けた方向性を提案書としてまとめられたことから、令和4年8月30日に交付を受けたところでございます。  次に、3の提案内容ですが、別冊の提案書をお願いいたします。  ページをめくっていただきまして、右下にページがあるんですけれども、右下のページ番号3ページをお願いいたします。  そのページの右下の赤字部分ですが、本市の概要のまとめといたしまして、京都や大阪のベッドタウンとして発展し、平成7年に人口がピークを迎えましたが、その後、若年層の市外流出や少子高齢化による人口減少が続いております。  一方、東部丘陵地域においてアウトレットモールの開業や基幹物流拠点の整備が予定されるなど、新たなまちづくりが進んでおり、市内の移動手段は一定確保されているものの、環境の変化に応じて再検討していく必要があるとされております。  次に、4ページをお願いいたします。  城陽市内における公共交通を取り巻く環境の変化といたしまして、平成28年3月の城陽市高齢化社会における地域交通のあり方検討有識者会議における提言に基づき、青谷方面乗合タクシー運行事業や高齢者外出支援事業に取り組んでいるところですが、報告から6年が経過しており、公共交通を取り巻く環境は今後も大きく変化することが予想されるため、新たな方向づけが必要とされております。  また、社会情勢の変化といたしまして、人口減少と高齢化、新型コロナウイルス感染拡大の影響による輸送需要の変化が挙げられており、今後のまちづくりプロジェクトといたしまして、広域ネットワークの整備、東部丘陵地域の開発が挙げられております。  次に、5ページをお願いいたします。  このたびの提案におきましては、城陽市内における公共交通を取り巻く環境の変化を受けまして、4つの課題とそれに対する4つの提案をいただいており、最終的には提案を踏まえた地域公共交通計画の策定が必要ということでまとめられております。  それでは、4つの課題及びそれらに対する提案内容について、簡潔にご説明させていただきます。  ページ構成といたしましては、課題1ページ、提案1ページ、参考事例1ページと3ページで1セットになっております。  6ページをお願いいたします。  まず1つ目の課題は、市街地における移動手段の確保とされており、市域を越える幹線と市内路線及びタクシーにより成り立つ地域公共交通は、日常生活に必要な外出・移動を支えているところですが、市街地の一部に公共交通を利用しにくい地域があり、自家用車を未所有あるいは運転できない学生等の移動手段や従業者の駅等からのアクセス確保が課題とされております。  7ページをお願いいたします。  今の1つ目の課題は市街地における移動手段の確保に対しましては、移動実態、ニーズの的確な把握及び多様な輸送資源の活用を提案していただきました。利用実態調査、アンケート調査及びヒアリング調査などによって地域住民や従業者等の移動実態、ニーズを把握し、移動手段を検討するに当たっては、まずは既存の公共交通サービスを最大限有効活用する方法を考え、公共交通だけで望ましいサービスの提供が困難な場合は、自家用有償旅客運送等の多様な輸送資源を活用することにより、移動ニーズに応える移動手段を確保するというものでございます。  8ページをお願いいたします。  参考事例といたしまして、宇治市ののりあい交通事業や大阪府能勢町の利用実態・移動ニーズを基にしたネットワークの検討が挙げられております。  次に、9ページをお願いいたします。  2つ目の課題は、城陽さんさんバスの維持・活性化とされており、令和元年度までは利用者が堅調に増加しておりましたが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けて利用者・運賃収入が減少しており、また、人件費上昇などの影響によりまして運行経費が増加していることから、市の補助金と運賃収入だけでは運行経費を賄うことができなくなっており、このままバス事業者が赤字を補填する状況が続けば、減便や休廃止につながるおそれがあるとされております。  10ページをお願いいたします。  今の2つ目の課題、城陽さんさんバスの維持・活性化に対しましては、利用促進策の推進及び適切な運賃水準と財政負担の検討を提案していただきました。利用促進につきましては、幅広い需要に応じた路線・ダイヤの再編、バス待ち環境の整備、モビリティ・マネジメントの実施を例として挙げられており、費用負担につきましては、適切な運賃水準について関係者間での協議、健康、福祉、観光などの様々な分野で効果をもたらす公益性を踏まえ、適切な財政負担について検討することとされております。  11ページをお願いいたします。  参考事例といたしまして、長岡京市のデータに基づく一般路線バス運賃の適正化、奈良県広陵町の関係者が一体となったコミュニティバスの利用促進が挙げられております。  次に、12ページをお願いいたします。  3つ目の課題ですが、市街地から東部丘陵地域へのアクセス整備とされており、今後、東部丘陵地への人の流れが一層活発化することが想定されることから、東部丘陵地域の開発を市域全体の活性化の契機とすることが重要であり、市街地から東部丘陵地域への公共交通によるアクセスが課題であるとされております。  13ページをお願いいたします。  今の3つ目の課題、市街地から東部丘陵地域へのアクセス整備に対しましては、関係者との連携によるアクセスの確保維持を提案していただきました。アクセス整備の対応例といたしまして、プレミアム・アウトレットでは、主要駅からのシャトルバス運行等、基幹物流施設へは一般路線バス(新田辺宇治田原線)の乗り入れなどが挙げられております。公共交通の利用環境整備の対策例といたしまして、バス・タクシー乗り場の設置等が挙げられております。エコ通勤推進の取組例といたしまして、エコ通勤優良事業所認証の取得支援、公表等が挙げられております。  14ページをお願いいたします。  参考事例といたしまして、神奈川県藤沢市にあります郊外商業施設、湘南T-SITEにおける来店者へのバス無料チケット配布、兵庫県豊岡市のe通勤プロジェクトの実施が挙げられております。  続きまして、15ページをお願いいたします。  4つ目の課題は、バス・タクシーの運転者不足への対応とされており、新たな担い手を確保しない限り、将来事業を継続することが困難な状況に陥りかねないことから、運転者を志望する者を増やすための取組が必要であるとされております。  16ページをお願いいたします。4つ目の課題、バス・タクシーの運転者不足への対応に対しましては、交通事業者・行政の連携による雇用の確保を提案していただきました。バス・タクシーの運転者は地域に密着した仕事であり、公共性が高いことから、交通事業者による運転手採用拡大のための取組を行政が積極的に支援することとされておりまして、取組例といたしまして、教師、高校生等への働きかけ、職場体験の実施、小・中学校への啓蒙活動等が挙げられております。  17ページをお願いいたします。  参考事例といたしまして、兵庫県朝来市の公共交通コラム・運転者募集の広報誌掲載、高知県によるバス運転者の確保対策事業が挙げられております。  18ページをお願いいたします。
     これまでの4つの課題及び提案を踏まえまして、地域公共交通のマスタープランとなります地域公共交通計画の策定を最終提案としていただきました。計画の作成意義といたしましては、地域公共交通政策の憲法となること、2つ目としましてまちづくり施策や観光施策との連携強化につながること、3つ目としまして関係者間の連携強化につながること、4つ目としまして交通機関同士の役割分担の明確化と連携強化につながること、5つ目として公共交通政策の継続性が担保されることなどが挙げられております。  19ページをお願いいたします。  参考事例といたしまして、滋賀県草津市及び奈良県五條市で作成された計画を挙げられております。  簡単ではございますが、提案書の内容について概要をご説明させていただきました。  それでは、委員会資料にお戻りいただきまして、4の今後の予定でございますが、このたび近畿運輸局からいただきました提案内容につきましては、真摯に受け止めまして、他の自治体の優良事例等も参考に引き続き国との連携を図りながら、本市地域公共交通施策の取組に生かしていきたいと考えております。さらに地域公共交通計画の策定を目指し、施策の展開につなげていくこととし、早期に取り組むべき課題、提案事項に関しましては早急に対応してまいります。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○平松亮委員長  地域連携サポートプラン、あくまでも運輸局の提案書の交付ということですね。それを踏まえた中でこの交付を受けた提案書についての質疑をよろしくお願いします。 ○澤田扶美子委員  提案、非常によくまとまっているし、こちらが欲しいことも書いているので、自分がここを進めてほしいということだけ言って、これからの進行状況に期待いたします。  5ページの提案の④の交通事業者・行政の連携による雇用の確保、その後ろの次の7ページの既存の公共交通(バス・タクシーなど)を最大限有効活用する方法を記載しております。さらに今日の洛タイ新報に宇治田原のことが載ってましたけども、ここでもタクシーの利用が書いていましたので、本当に私の地元、城陽さんさんバスを通してなんて北西部ではもう言いませんので、この辺のタクシー、私、この頃よくタクシーを利用するんですね。それで必ずタクシーの運転手さんとこの辺にタクシーを走らせてもらうにはどうしたらいいやろうか言うていろいろ個人的な意見も聞いたりしてるんですけれども、あくまで運転手さんの個人の意見なのでこの場では控えますけれども、それぞれに思っていらっしゃることありますし、利用、タクシーの例でぜひとも北部地域は進めていただきますように、それよりもいい案があれば何も反対はしませんし、私の希望だけ述べさせていただきます。よろしくお願いいたします、皆様。 ○熊谷佐和美委員  13ページのところら辺になるんですけども、今後、東部丘陵地のアクセスの整備が新たに考えていかれるということで、ちょっと先になると思うんですけれど、青谷地区の基幹物流施設がまだ時間がかかるということなんですけども、この中に基幹物流施設の対応の例ですけれども、今走っている路線バスの乗り入れと書かれております。これは実現できたら今の時刻表では全くお役に立たないので、本数も増えていいのかなと思ったんですけども、実際に物流施設であれば24時間営業をされることが想定されます。そして近くのアマゾンさんなんかでは従業員さんの無料の送迎のバスを幾便か、いろいろな方面に出しておられる。もちろんシフトに合わせて出しておられるというふうにもお聞きしてますので、実際にこの路線バスの乗り入れが今後この物流施設とのシフトとマッチングしていけばいいんですけど、私、昨日このバスに久しぶりにお昼に乗ろうとしましたら、朝の9時台の後、次、お昼に乗りたかったんですけど、4時台までなくなってるんですね。だからお昼間には移動できなかって、4時まで待ってられませんのでもう乗りませんでしたけども、これがこの間、経営のほうが赤字になって減便していくということですよね。それで人口が特段そこは減ってるわけじゃないんですけども、やっぱり宇治田原の方々の通勤・通学の手段の一つとして朝晩はあるんですけども、夜も随分前から最終は8時台になってますので、仕事が遅くなられた方はまずそれに乗れませんし、なかなかお昼間、今までこのバスに乗って田辺のアル・プラザに行かれてた高齢者の方が多かったんです、青谷地域では。それもお昼も行けなくなったなというのを感じたりとかして、今の経営状態がそういうことで、もしここに物流施設が今後できて乗り入れしていけばどういうふうになっていくのかなということと、実際に向こうの営業のシフトとこの物流施設とこの路線バスとのマッチングというのが24時間営業であろうというところが従業員の方もまた何千人と雇用が発生するということで、皆さんが車で来られたらいろんな方角から来られたとしても、今でも国道307号ですごい混雑で、そのときにはもちろん道路事情も変わっているので、その辺も見ていかないとあかんのかなと思います。  その下にあります渋滞に巻き込まれないバス・タクシーの動線確保ということなんですけど、これは本当に難しい話だなというふうに思います。今現在では、国道307号のバス、私、朝は利用することもあったんですけれども、まず遅れます。とろとろですし、朝はほとんど国道307号動いてないような状況ですので、時間どおりにまず来ませんので、朝の時間帯は何本かありますので、割り切って1本早めに乗って出るというふうに今はしてるんですけども、それが今の実態でありますので、ここら辺のこともこれから先ですよね、ここができても実際に必要とされるものなのか、ますますこの本数が減っていけば乗る人が減っていくのも確実ですし、利便性とかいろんなことを考えたときに、これは新しく今後、新しい方もまた乗せるというふうなことになると思いますので、東部丘陵地と青谷地区の基幹物流施設、この2つについては本当に今までない新しい取組だと思いますので、そこは今からよくよく調査していただきたいなと思います。  一番最初のほうのことなんかは、市街地における移動手段の確保なので、これはずっとの課題ですので、今までも議会のほうでも既に何回も何回もたくさんの議員さん、また委員会、また決算や予算等でもう出尽くしているんじゃないかなというぐらいのご意見が出尽くしてると思いますので、そこはやはりしっかりとこれはもう既に市民の皆様のご要望みたいなものもしっかりとニーズもつかんでおられますので、そこは市のほうは早急にできる話だと思いますので、お願いをしたいと思います。  それと、地域公共交通計画の策定は最終いつになるのかだけ教えてください。 ○立木克也都市整備部次長  地域公共交通計画の策定なんですが、今回提案を受けまして、5年度以降で策定をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○熊谷佐和美委員  今年度はこの提案を受けて考えて、5年度以降ということは来年度ですけども、来年度にはこれらの補助金が出るということらしいんですけども、この補助申請をして来年度以降というか、来年度には予算を確保してつくるという意味でよろしいですか。 ○立木克也都市整備部次長  東部丘陵地等のこれからの進展も見ながらと考えておりますので、最速で来年度、それ以降、令和5年度以降という形で今のところ考えているところです。 ○熊谷佐和美委員  分かりました。  そしたら議会のほうとしては、今この提案書はいただいた、これまでも、今日までも市民の皆様や議会からの要望というものはつかんでいっていただけると思ってますし、やはりこの東部丘陵地と先ほどの基幹物流施設、東部丘陵線のことですよね、結局は。そこのことがあるので、いつということがはっきりと言える状況でないということなんですね。そういう計画であるということですね。分かりました。以上です。 ○増田貴委員  私のほうからは、私、12年ほどになりますけど、乗り合いタクシーということで、ずっとデマンド乗り合いタクシーということで訴えさせていただきました。京都府の中においても、デマンド乗り合いタクシーという話が出たのは多分城陽市からやと思います。  そういった中で、このような形で大きく変わっていくと、東部丘陵地、アウトレットができるということで、公共交通を利用しなければいけないというふうな形になってきますから、一つ、10年前にある施設に行きましてお話しさせていただいた。これは高齢者施設なんですけど、そちらのほうには城陽市でもたくさんあります。大きな大体8人乗りから10人ぐらいの車を持ってます。要するに朝と夕方、これは送迎に使いますけど、昼間は空いているということです。運転手の手配とガソリン代を出してくれたら貸してもいいよという話を10年前に聞きました。  そういった意味で、できるだけ経費削減ということで、今の既存の利用されてる、そういった動産もやはり車を保持するということは大変なお金がかかりますので、ですからお互いに連携しながらうまく調整していっていただきたいなと、このように思います。高齢化社会がどんどんどんどん進んでいくわけでございますけれども、一日も早くいろんな政策で、特にお金がかからない政策ということで注視していただきたいと、要望にとどめます。 ○谷直樹委員  お疲れさまでございます。私はこの中の地元長池でプレミアム・アウトレットへのシャトルバス運行と書いてますけど、実際問題、長池の場合は、例えばJR長池駅からこのアウトレットまで、入り口は別としまして多分15分ぐらいで行けるかなと。ただし、この今回のアウトレットへのアクセスは東部丘陵線から入るというのが基本だと、それで入るのも車だということを言われてます。  地元の方、いろいろとお話の中で歩いて行けるやんと、歩いて行ける入り口つくってくれへんかと、こういうような話もあるわけですね。現にこれ、多分南山城学園さんの横に多分アウトレットの南の端が来ると思いますし、その辺とか、例えば旦椋神社さんの横、アウトレットの調整池かな、そこが公園みたいな形でずっと入れるというようなことを言われてますけど、その辺は地元の要望ですけども、ただここに書いてますように、この中で一番気になるのは13ページの公共交通の利用環境整備の下から2行目、渋滞に巻き込まれないバス・タクシーの動線確保、これは当然アウトレット等が開業したらマイカーでのアクセスでここへ皆さん来られますけど、バス・タクシーとか例えばシャトルバスとかタクシー云々で、この関係事業者とか、開発事業者とか、交通事業者との話の中でできたとしても、近寄れませんわね、渋滞やったら、例えば。そういう意味で裏側から入るような、特に地元とか関係者だけ入れるような、そういうようなことは考えられへんのかなというのが私の今の思いです。  それと、シャトルバスの運行の最寄り駅、これは長池駅が一番近いんですけど、ただあの北側広場は、これは私何回か一般質問でもお聞きしましたけど、大型バスはあの広場は対応できない構造になってますね。だからこれは2000年かな、ワールドカップ云々のその後で整備されて、そのときに地元の方が反対されて、やっぱり大型は嫌やというようなことになったんですけど、現実、あそこの北広場の北側の道、スタジアム線ですかね、長池。これ、広い大型が通る道やし、これをずっと北側で行って、一部例えば家を建てる、あれは市営住宅の跡地ですけども、道路の敷地を道路から下がっている、あれは3メートル下がっていたと思う。ということは、そこまでずっと道路の計画もできて、あと一部だけ買収したらあの道路は完成みたいな、きれいな道できますよね。そうなってくると、そこからのシャトルバスの動線等、将来的に長池駅も私もできると思っていますから、そこからシャトルバス、これが一番ええかなと思うんですけど、そういうときの渋滞に巻き込まれた動線とかいうことで考えますと、私が今言いましたように、裏からちょこっと入るとかいうようなことも今後の一つの方法論として考えないとあかんのちがうかなと思うんですけど、その辺どうでしょうね。 ○森島正泰理事  今、アウトレットへのアクセスということでいろいろご意見いただいたんですけれども、地元の方が歩いていける入り口でありますとか、裏口から入れるようにというご意見もいただいたんですけれども、こちらにつきましてはアウトレットがご承知のとおり令和7年の春にはできるということで、およそその1年ぐらい前からそういう輸送についての計画について検討されるというふうに聞いておりますので、そういったことも情報として踏まえながら、どういうアクセスができるのかということについては協議をしていきまして、この地域公共交通計画の中にも盛り込んでいきたいというふうに考えております。  今現状で考えられるアウトレットへの接続といたしましては、谷委員からおっしゃいましたように長池駅が最寄り駅になりますので、そこからのピストンもできるような車両があったりとか、近鉄寺田も輸送量が多いですから、そちらからのピストンなりの交通も考えられます。そういったことを総合的に検討はしていかないといけないのかなというふうに思っております。その辺は事業者であったりとか、ニーズの調査をしながら、この公共交通計画の中で練っていきたいなというふうに考えているところでございます。 ○谷直樹委員  今おっしゃったように、ぜひともこれは開発事業者等々が、シャトルバスやったら開発事業者が当然費用負担とか云々になると思いますけれども、やはり地域に対する開発業者としての僕は責務があると思うんですよね。だからそういう意味でも行政としたら今後いろんな大店法かな、これが今後出てきたときに、交通計画とか、アクセスとか、あと駐車台数とかいろんな具体的な店舗数とか出てくると思いますし、そのときにはぜひとも市の意見がどこまで通るか分かりませんけども、ただこの中の委員会の中でこういうような論議があったということは当然伝えていただいて、ぜひとも地元の方、イコール城陽市民の方がそういう形でルートを確保することによって行きやすい施設になると思いますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○谷村浩志委員  すみません。この提案書についての意見ということだったので、率直な意見を言いたいと思っているんですけども、国が出してくる紙だなというような本当に内容で、悲惨な現状と社会情勢のことが書いてあり、それに取り組んでいる様々なほかの市町村、自治体のことが書いてあって、みんな努力しているので、それに対して本市でも計画を苦肉の策でつくって何とか維持しようという、そのためのこういうほかの市町もやっていますよという提案があるのかなと思ってまして、僕も地域公共交通で青谷方面乗合タクシー等のことでいろいろ調べてたので、何とか維持するためにというので、14ページで出てる豊岡市の事例とか非常に調べたことがあったんですけれども、公共交通でしかも行政がやるという公共交通の場合、赤字になって僕は当たり前やと思っていまして、何とか維持して、先ほど澤田委員からも宇治田原のタクシーのはーとタクシーやったですか、あれのお話もありましたけれども、あれも宇治田原の担当の方のところへ話を聞きに行きますと、苦肉の策で何とか1台コミュニティバスを減らして、あれで何とかそこをフォローするというようなやり方やったので、必死のパッチでやってることやったので、なかなかお金がない中何とかやるというやり方やと思うんですね。宇治田原であったり、城陽市であったり、今後、企業がいろいろ来まして税収が増えていく、必ず。今も実際増えてきていますよね、企業からの。東部丘陵地でさらに、以前、土居委員もおっしゃっていましたけれども、そこで出てきたもので何か市民に還元できることをやるべきだという話があって、僕は基本的な行政が行う公共交通というのは、先ほど言いましたけど、必ず赤字になるので、今、決算書上上がってきているのは5,300万と青谷方面の約200万円の5,500万円が城陽市が負担してる地域公共交通であると思うんですね。ただこれが高いかというと僕はそうではないと思ってまして、じゃ、タクシーをやめて200万円の出費を減らして何か救われるのかとなれば、そうではなくて全てサービスが低下するだけになるので、何ぼ赤字が出てもそれをやっぱり城陽市としては補填してでも維持するんですよという計画を立てていただきたいなと僕は今思っているんですね。  必ず税収が増えてくるこの城陽市で、暗い提案、暗いつらいことがいっぱい書いてあって、それを苦肉の策で乗り越えているところとうちは一緒じゃないよという気持ちでやっぱり僕らはまちづくりに対していろいろ勉強して提案しておりますので、そういうことも今後計画策定には踏まえていただきたいんですけれども、その辺は担当次長としていかがでしょうか。 ○立木克也都市整備部次長  今現在城陽市で、皆さんご存じのように城陽さんさんバスであったり、青谷方面乗合タクシー、あとお金はかかってないんですけども、京都きづ川病院さんのバスを利用させていただいたりとかいろいろさせていただいている中で、それを利用することで皆さん移動手段というのは確保していただいてますので、そうすることによって高齢者の方であったりがいろいろお出かけすることで一定買物もできますし、逆にそういうことで健康維持にもつながったりということも考えられますので、一定市が補助することが赤字赤字というような話じゃなくて、今、委員おっしゃったように必要なことであるというふうに考えておりますので、ただ市が全て補填するというのが正しいということもないかと思いますので、提案の中にありましたように運賃のことも一緒に合わせて検討していきたいというふうに考えています。  それと、今利用がどうしても減っておりますので、さらに利用促進を図って、運賃収入というのをやっぱり上げていかなければならないかなと思いますので、その辺の策も併せて計画の中に盛り込んでいけたらなと思っております。 ○谷村浩志委員  ここでちょっと運賃を上げると、増税と一緒で消費が落ち込むという当たり前の現象が起こっていくので、乗る人がもともと人口減で減っていっている中で、それを補うのに取る量を増やせばええというのはやっぱり行政が市民サービスを維持するためにはそぐわないと思うんですね。ここはまたいずれいろんな場でまた提案していく、決算委員会だったり、予算委員会などでもやろうと思ってるんですけど、未来明るい城陽市はどんなに状況が厳しくなっても維持しますと。今の状況も必ず維持する方向の計画を策定していただければと思っておりますので、ぜひ副市長をはじめ、森島理事にもよろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○森島正泰理事  我々も公共交通の維持については何が何でも守っていきたいという思いはございますけれども、先ほど来ありますように、やはり市民の方が乗っていただかないと公共交通というのは維持できない。これは全国的に明らかになっておりますので、そこにつきましては我々も啓発であったりとか、利用促進についての策、これについては全市民さんにお伝えをしていって、今は車とかバイク、自転車で移動ができても、やっぱりその先高齢になればだんだん乗れなくなってくるということを前もって体験していただくとか、ちょっと生活のスタイルを変えていただいて、時間にゆとりを持って公共交通に乗っていただくというような体験をまずしていただいて、公共交通というのは便利だなということを実感していただく、こういった取組も大事ではないかなというふうに思っておりますので、そういったことも含めてこういう計画の中で検討していきたいなというふうに思っております。 ○谷村浩志委員  ありがとうございました。  そこで啓発していただくときに、乗らんかったらやめますよと、そういうのだけはなかなか厳しい話になってくると思いますので、明るい話題で絶対将来的に使ってもらうことになるので、今からもっと使ってくださいねと、料金も上げなあかんのは社会情勢上、物価は上げていかなあかんのでそれは分かるんですけれども、公共交通という公共とつくだけあって、そこは僕は身を切ってでも維持するべきものやと思っていますので、その思いを何とか酌んでいただけますようにお願いします。 ○土居一豊委員  私は公共交通の原則は利用者負担だと思うんです。ただし、それぞれの状況に応じて税金で負担しなきゃならないことはあるでしょう。しかし、現在の2つの公共交通を見れば、これを維持するためにもっと税金を投入するのか、とんでもないことだ、市内には不便なところがあるにもかかわらず、そこに対する手当てはしてない。そこに手当てをした上で税を投入しますよというんであれば、私は納得するところはありますけれども、それでは具体的に里の西であったり、城陽団地であったり、高齢者の方で車を持ってなくて不便な方がある。しかし、アンケートを取れば乗る人が少ない、よって運行はできない。そういう人は乗る人が少ないからといってそこの公共交通は手当てはしませんよ。そしてきづ川病院の車を利用しているけど、あれが果たして公共交通と言えるのか。私はある意味正規の公共交通ではない、もっと手当てをしっかりすべきだと思います。その全てをした上において、動かす上に城陽全体の税をどのように公共交通に使うのかという大前提の議論をすべきではないのかなと。本当に市内に少人数であっても不便さを感じている方の公共交通をどのようにしてあげるのか。それを考えていけば私は答えが出てくるんじゃないかなと。  青谷のタクシー運行のときに私が言った、どうして申込み予約制にしないんですか。空のタクシーを走らせるから税を投入しなきゃならない。空のタクシーを走らさずに申込み制にすれば今の投入額より少なくて済むだろう。その代わり多少不便さは承知してください。税を投入しているんです。皆さん申し込んでください、その時間帯に走らせるようにしますよと言えば、少なくとも空のタクシーは走らんでしょう。そういうことをやっぱり里の西であっても、城陽団地にあっても、私はこの機会にぜひ考えていただきたい、施策を。全国やっているところがあるんですから、システムを組めば私はいいタイミングで今回この提案が出てきたと思うんです。アウトレットも開業される、物流拠点も出てくる、この機会に城陽市の公共交通を抜本的に考えなきゃならない。アウトレットだったらこれは企業さんが自分でシャトルバスを走らせるのが原則でしょうと。そして物流拠点であれば、昼間の時間帯の方は京田辺から宇治田原に行く路線を使ってもいいけど、夜の仕事の方のために公共交通を走らせることはできませんよ、全国どこが走らせてるのと聞かれますよ。そうなったらそこは会社が走らせるか、自分の自家用車でしょう。そういう大原則を今回の提案を受けた中でもう一度これから高齢化が進む城陽市の公共交通を抜本的に考えていただきたいなと。いいタイミングのときに私はこの提案書をいただいたなと、そのように思います。答弁は結構です。以上です。 ○相原佳代子委員  1点だけ要望させていただきたいと思います。  今回のこの交付を読ませていただきました。そしてやはり城陽市のまちづくりの中で大きな比重を皆さんの声を聞かせていただきまして、その取りまとめも読ませていただきましたが、やはり住みやすいまちづくりの条件の一つとしては、公共交通の利便性の向上というのが上位に入ってきていると思います。それで城陽市でも半径2キロ以内ですかね、そういうことでいろいろ調べられて、古川地区であったり、青谷地区であったり、そういった手だても今まで講じてこられたということだと思うんですけれども、どうでしょうか。  策定を目指しとありますが、ここに書かれているように早期に取り組むべき課題・提案事項に関しては早急に対応するとも書かれておりますので、やはり城陽市としては、いろいろな今手だて、アウトレットのこともそう、そしてまた、働く場所の創出というのもそう、一つ一つ大切なことですけれども、何よりも大切なのはそこに住んでおられる方、高齢者の方々がやはり移動手段というのが厳しい状況だというのがそこにあると思います。今、土居委員からもありましたけれども、こういうことについて城陽市としてはしっかりと考えていくと、取り組んでいくんだという姿勢を見せていただきまして、そしてまた今度、課題・提案事項についてという各論ということもあるかと思いますけれども、そういった検討委員会というものも立ち上げていただいてやっていただきたいと思いますので、これは答えは結構ですので、しっかりと取り組んでいただきますようにお願いしたいと思います。以上です。 ○語堂辰文副委員長  当初この近畿運輸局のほうから提案で、かなり京都支局ですか、そっちのほうから詳しいものが出てきたなと思っていたんですけど、中身を見ましたら大体この出されている中身については、城陽市のほうから提供されていることがそっちのほうで整理がされたというふうに受け取ってたんですけれども、2つあるんですが、1点はやはり今、先ほどから出ていますけれども、今回、東部丘陵地のことが最後のところで書かれています。これについては先ほどから皆さんからもご要望を出されていますように、くれぐれもそういう大規模な開発、その業者のほうがシャトルバスなり何なり、そういうものをされていくということであって、もうこれは間違っても城陽市のほうがさんさんバスみたいな形で便宜を図るということはおかしいと思いますので、その点についてはもう、これまでからもサンフォルテのところでもそういう話も出ていたわけでございますけれども、やはり検討といいますか、向こうのほうからそういった要望は出されないとは思いますけれども、この時期ですので、しっかりそういう対応をしていただきたいと思います。これは要望です。  それともう一点は、この中であちこちに書かれているんですけれども、いわゆる北部地域、東部地域、それについて今のところ2路線さんさんバスが走っていますけれども、旧1号線関係とか、それから北部関係もそうですけれども、城陽団地も今お話が出ましたけれども、そういう方々がどうされているかということ、タクシーで買物に行ったり、市役所に行かれる方が、それは個人で負担をされるということでございます。そういうのをほっておいてさんさんバスを通すとかいう話がございましたけれども、やはり市内のほうで、青谷方面でしたらそういう形で一定市のほうが公共的なそういうタクシーもされているということでございますので、いろんな状況を勘案していただいてそういうことを進めていただきたいと思いますので、中には市役所に行かれるのに城陽団地の下のほうから京阪の大久保行きのバスが宮ノ谷のほうに上がってるんですけど、これに乗って友が丘で市のさんさんバスに乗り換えて市役所に行っている話があったりとか、それから買物で生協のほうにタクシーが来ているとか、そういう方々がおられるとかいろいろありますので、やはりそういう条件整備といいますか、そういう点でも十分に配慮していただいて、この提言についてはこれで、先ほどお話を聞いていましたら、令和5年度以降に計画をということでございますけど、早急にそういう対応していただきたいと思いますので、要望しておきます。 ○平松亮委員長  ほかにございますか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  17時20分まで休憩します。           午後5時08分 休憩         ───────────────           午後5時20分 再開 ○平松亮委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  (6)長池駅南側周辺整備基本計画(案)についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市整備部次長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、長池駅南側周辺整備基本計画(案)についてご報告させていただきます。  まず、配付しております資料でありますが、委員会資料と別添資料として長池駅南側周辺整備基本計画(案)となっております。  1ページをお願いいたします。  長池駅南側周辺整備基本計画策定の目的でございますが、長池駅周辺におきましては、平成7年度に当時無人駅でありました長池駅周辺の駅前広場等が未整備の状況から、長期的なまちづくりの対応との整合を図りつつ、木津川右岸スタジアム公園、現在の府立木津川運動公園の整備への対応を図るために、JR長池駅周辺地域の新たな将来の都市像の実現に向けてJR長池駅周辺整備基本構想・基本計画を策定いたしました。  現在は基本構想策定から26年が経過いたしまして、府立木津川運動公園南側区域の部分供用開始に併せまして駅北側の整備が先行して進められ、公園へのアクセス道路となります都市計画道路長池駅スタジアム公園線や長池駅自由通路、橋上駅舎の整備が完了しております。  本計画につきましては、今後進めていきます駅南側の整備について、東部丘陵地の開発によります(仮称)京都城陽プレミアム・アウトレットや府立木津川運動公園の整備が進むなど、基本構想策定当時と状況が大きく異なりますことから見直しを行いまして、ハード面とソフト面の両面から地域の課題解決、駅利用者や地域住民の生活利便機能の充実を目指すことを目的としております。  次に、長池駅南側周辺整備基本計画(案)について、別添資料に基づきましてご説明いたします。  表紙をめくっていただきまして、目次のほうお願いいたします。  まず、第1章には、先ほどご説明いたしました目的、対象区域、本計画の位置づけを記載しております。第2章では地域の現状整理、第3章では地域の調査分析、第4章には地域の現状整理、調査分析の結果を基に基本方針を記載しております。第5章には駅南側周辺整備の実現に向けたスケジュール、取組内容を記載しております。  3ページをお願いいたします。  本計画の対象区域についてですが、本計画につきましては、長池駅南側の国道24号、府道上狛城陽線、府道長池停車場線で囲まれました図の中の赤いハッチングで示している区域を対象としております。  次に、4ページをお願いいたします。  本計画の位置づけについてご説明いたします。  本市では、平成28年に歴史と未来をつなぎ、人をはぐくむ緑のまち・城陽を将来像といたします第4次城陽市総合計画の基本構想を定めまして、前期基本計画を併せて策定いたしまして、令和4年3月には第4次城陽市総合計画後期基本計画を策定いたしております。  総合計画におきましては、長池駅周辺は駅南側の交通結節機能として駅前広場等の整備の検討を進め、東部丘陵地の玄関口となる市南部地域の中心地区として、地域住民と協働し、地域の活性化に努めると位置づけております。  また、平成30年5月には城陽市都市計画マスタープランを策定しまして、長池駅周辺は東部丘陵地先行整備長池地区の玄関口として南側駅前広場や駅へのアクセス道路の整備、片奈連絡線の整備を促進するなど交通結節機能を強化し、東部丘陵地とをつなぐ大きな人の流れを形づくることを目指しております。本計画は上位計画の考え方を踏まえまして、基本的な方針や取組を定めるものであります。  6ページから15ページにかけましては、長池地域の現状分析を記載しております。  まず、6ページをお願いいたします。  本市の人口は平成7年をピークに減少しておりますが、また、長池地域におきましても減少傾向ではございますが、市全体の減少率が約13%に対しまして、本地域の減少率は約6%となっておりまして、比較的人口が維持されているのが特徴となっております。  続きまして、10ページをお願いいたします。  長池駅周辺の広域図になります。本計画対象区域は、ページ左側中央付近に赤いハッチングで示している箇所であります。道路、鉄道の状況につきましては、本計画対象区域の西側に国道24号、南側には府道上狛城陽線がありまして、荒見田交差点で接続されております。また、JR長池駅は橋上化されておりまして、南部とを結ぶ通路が整備されておりまして、駅北側には都市計画道路長池駅スタジアム公園線が整備されております。  公共施設につきましては、長池駅の北側に国指定史跡となっております森山遺跡がございます。また、長池駅の東側には、京都府立木津川運動公園、城陽五里五里の丘が整備されております。  商業施設につきましては、荒見田交差点西側にはアル・プラザ城陽がありまして、広域からの集客機能を有しております。また、計画対象区域の東側には、長池駅が玄関口となります東部丘陵地エリアが広がっております。新たな産業の創出・集積に向けたまちづくりが進められているところでございます。  続きまして、11ページをお願いいたします。  公共交通の利便性につきましては、鉄道につきましてはJR奈良線の長池駅が位置しておりまして、京都駅まで40分、奈良まで30分となっており、そのほかにも城陽さんさんバス、青谷方面乗合タクシーの停留所がございます。  12ページをお願いいたします。  地域資源につきましては、縄文時代から古墳時代にかけまして集落として営まれた集落跡があります森山遺跡が長池駅の北側にございます。また、安土桃山時代の頃には京都と奈良を結ぶ奈良街道の中間点として長池宿が成立したとされております。その名残としては、旅籠屋であった松屋には看板や器などが展示されており、そのほかにも様々な歴史的資源が残されております。また、地域では、地蔵盆、あと地域活性化イベントなど様々な活動が行われているところです。  14ページをお願いいたします。  長池駅の駅まち空間につきましては、駅空間といたしまして、橋上化整備された長池駅及び駅の南北を連絡する自由通路が位置づけられております。また、駅前空間といたしましては、駅北側の駅前広場と駅南側の公園を含んだ駅前広場が位置づけられております。さらに駅広の隣接地区といたしまして、駅南側には駐輪場と公用地が駅前広場に隣接しております。公用地につきましては、平成7年度に策定いたしました長池駅周辺整備基本構想・基本計画に基づきまして、将来の駅南側整備のために先行取得したものになります。現在は一部を駐輪場として活用しているところです。  次、16ページから24ページにかけましては、長池地域の調査分析を記載しておりまして、まず17ページをお願いいたします。  長池駅南側周辺整備基本計画策定に当たりまして、地域住民や駅利用者の意見について把握することを目的に、平成30年11月21日に交通量調査、令和2年8月1日から8月31日にかけまして住民向けのアンケート調査、令和2年9月24日に駅利用者向けのアンケート調査を行いました。  18ページをお願いいたします。  長池駅までの交通手段として最も多いのは徒歩となっております。また、時間別での駅利用者数は朝の通勤・通学時間帯である7時台が最も多くなっております。  次に、19ページをお願いいたします。  長池駅の利用者の特徴につきましては、アル・プラザ城陽が開業いたしました平成4年と同施設の大幅な増床が行われました平成24年は、本市全体の人口が減少しているにもかかわらず、乗降客数が急激に増加しておりまして、駅周辺の商業施設立地が乗降客数へ影響を与えたのではないかと考えられます。  次に、20ページをお願いいたします。  長池駅と荒見田交差点の間におけます日中の歩行者通行量を調査いたしましたところ、図の青い点線で示した府道上狛城陽線よりも赤い点線で示しました線路沿いの通路を通行する割合のほうが高いことが分かりました。  21ページのほうをお願いいたします。  荒見田交差点におけます府道上狛城陽線と国道24号の交差点部分につきまして、交差角度が鋭角となっており、形状がよくない状況でございます。また、交通量調査によりますと、国道24号が混雑している際、府道上狛城陽線への交通量の割合が増加している傾向がありました。  22ページをお願いいたします。  国道24号、府道上狛城陽線で囲まれました図の三角地付近の通り抜け車両につきましては、右折矢印式の信号機の設置が要望されまして信号制御が変更されました。変更後に交通量調査を行ったところ、抜け道の利用が減少しまして、安全面が向上したことを確認しております。  23ページをお願いいたします。  長池駅南側の駅前は、自動車交通量がピークとなります朝の7時台においても送迎車で渋滞するなどの問題は発生しておりません。また、住民アンケートによりますと、長池駅南側の駅前整備が必要であるという回答は約6割でございました。  24ページをお願いいたします。  住民が感じている地域の状況を整理しましたところ、歴史的資源や買物の利便性をはじめとした地域資源への評価が高く、商店街のにぎわいといったにぎわいへの評価が低くなっていることが分かりました。  25ページから30ページにかけましては、地域の現状整備、調査分析の結果を基に基本方針を掲載しております。  26ページをお願いいたします。
     駅まち空間のデザインにおきまして、利便性、安全性、地域性、快適性といった機能を備えることが求められております。駅まち空間は多くの人々が集まり、出会い、交流が生まれる都市生活における重要な拠点であります。駅まち空間はこれからの時代のまちづくりの中核を担い得る場所と捉えることが必要であります。  29ページをお願いいたします。  前章までの内容を踏まえまして、長池地域の特性を整理し、昨年10月に報告をいたしましたとおり、次の3つの基本方針を定めました。長池の魅力を引き出しにぎわい創出する、地域住民が安心安全に暮らせるまちづくり、地域資源を活用した取組を推進する、この基本方針を基に地域住民をはじめとした様々な人が集い、活動することのできる場所づくりに努めることで、長池地域に関わる人が増え、地域の魅力が広がり、住んでいる人が誇りを持てるまちづくりを目指すことといたします。  30ページをお願いいたします。  基本方針を基に取組箇所のイメージを示しております。図で青のハッチングがしてある駅空間につきましては、長池駅を示しており、橋上化及び自由通路の整備が完了しております。図で赤のハッチングがしてあります駅前広場につきましては、南北の駅前広場を示しており、北側は長池駅スタジアム公園線の整備が完了しております。南側につきましては、今後整備の検討が必要となっております。図で黄色のハッチングがしてあります駅広隣接地区につきましては、公用地を示しておりまして、イベント広場整備の検討が必要であります。次に、緑でハッチングしてあります駅周辺道路につきましては、周辺道路を示しており、周辺道路の整備の検討が必要であります。  31ページから39ページにかけましては、駅南側周辺整備の実現に向けたスケジュール、取組内容を示しております。  まず、32ページをお願いいたします。  駅南側周辺整備の取組時期のイメージにつきましてご説明いたします。  まず、短期につきましては、令和6年度に予定されております新名神高速道路大津城陽間の開通及び(仮称)京都城陽プレミアム・アウトレットの開業を目標といたしまして、まずは長池駅南側のにぎわい創出に取り組むこととしておりまして、駅南側公用地の活用を検討することとしております。  中期につきましては、(仮称)京都城陽プレミアム・アウトレットの開業をはじめとした東部丘陵地エリアの開発が進んだ長池地域では、交通や人流に大きな変動が起きると考えられます。中期計画ではこの変動に合わせた検討を行い、必要に応じて駅周辺の整備に取り組むこととしておりまして、駅南側の駅前広場及び進入路の整備を検討することとしております。  長期につきましては、広域的な交通も視野に入れまして、その時点の社会情勢、課題に合わせたまちづくりの検討を行うこととしておりまして、周辺道路整備も含めた検討をすることとしております。  34ページから36ページにかけまして、短期の取組内容について事例を交えて記載しております。  短期の取組内容といたしましては、長池駅南側駅前広場整備のために先行取得しております公用地を活用し、地域住民や事業者が交流・活動することができるようににぎわいを創出するイベント広場をつくることとしております。また、地域に求められる広場づくりを目指すために地域と一体となって活用方法を検討し、管理や運営方法を含めてどのようにしていくのかビジョンの共有を図り、地域と連携した広場づくりに取り組むこととしております。  37ページから38ページにかけましては、中期の取組内容について一例を交えて記載しております。中期の取組内容といたしましては、長池駅南側の駅前広場及び進入路整備を検討する、駅前広場の整備に併せたイベント広場整備を検討する、宿場町としての歴史をもつ地域資源を活用したまちづくりを推進することとしております。  39ページをお願いいたします。  長期の取組内容といたしまして、荒見田交差点改良及び周辺道路の整備を検討することとしております。長期の取組といたしましては、国や京都府との協議や広域的な交通網を視野に入れた検討が必要となります。また、短期・中期の取組状況や地域の道路環境の変化にも対応しながら、周辺道路の整備も含めて検討する必要があると考えております。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○平松亮委員長  これより質疑に入ります。 ○土居一豊委員  すばらしい分析で報告いただいたと思っています。現状をよく分析されているなと、細かい。これであればすばらしい駅前整備ができるんじゃないか。ぜひ城陽駅の二の舞にならないようにしてほしいなと。大型バスが入る駅前にしてほしいなと。  そこで2つ聞きますけど、1つはこの計画エリアが示されてますけど、計画対象区域、ここの住民の方の同意、ここを計画エリアに入れますよというのは同意は取られたんですか。それともそういうことはせずに計画をつくられていますか。  もう一つは28ページ、現在、長池駅に行く方は徒歩の方が多いんですけど、ここに書いてあるとおり線路沿いの通路を通行する人が6割から7割になっています。これに対してあそこの通路、特に線路沿いになれば従来から舗装はできませんと言われていますが、分析でこのように明確になっていますけど、まだまだ駅前整備は完成しませんか。ぜひあそこを簡易舗装でも結構です。水たまりがないようにすることはしてあげられないのか、明確に分析で出てますけど、以上2点お願いします。 ○立木克也都市整備部次長  まず、今回の計画の区域におられる地権者の方たちの同意ということですけども、特に計画を立てるということで同意を得ているということではございません。  あと、続きまして線路沿いの通路についてでございます。こちらはまず今、市道とかではありませんので、水路の管理用通路として管理しておりますので、本来的には通り抜け用の道路ではないというところです。ただ一定の方がやっぱり利用されております状況は当然把握しておりますので、その年に数回砕石を入れるなどして水たまりがないような状況にはしているというところであります。  あと、長池駅からは本来的にはというか、公道を通って、府道のほうを通っていただくということが通常というか、考えておりますので、現在のところ今の通路を整備するということは考えていないというところでございます。 ○土居一豊委員  今回計画を立てられて同意は取ってないということですけど、ここの地域の方にはこういう対象エリアで考えてますというこの資料を配布するという考えはございますか。  もう一つ、確かに水路管理通路というのはずっと、私、10年間聞いてきてるので、地域の方から言われたら申し訳ない、市のほうがこういう回答でできないと言われてます。今年の要望の中にも出てまいりました。長池自治会の方と長池友が丘の方から出てきたんですよ、通っている方から。アル・プラザを利用する方であったり、通勤に利用してる方だと思うんですけど、やはりこうして分析に出ている以上、舗装できないことはないと思うんですよ。正式に側溝をぴしゃっとして舗装はできなくても、簡易に舗装することだったらできると思うんですけど、理事、どうですか。もう明確にこうやって出しているんですよ、通る人が多いと。してあげたら喜ばれますよ。この長池駅のこの計画を立てたことによって明らかに分析して分かったので、簡易に舗装しますと言ったら喜ばれるし、今現在の長池の自治会長は本当に喜びますよ、本当にありがとうということになると思うんですが、再度確認します。どうしても管理通路はできませんか。 ○森島正泰理事  先ほど立木次長からのほうの話があったんですけれども、現状は確かに土居委員おっしゃるとおり、地域からの要望とかニーズについては我々も過去から把握はしているところです。ただ先ほどありましたように、ここは水路の管理用通路という位置づけであるのと同時に、官民境界がまだはっきりしているところではありませんので、そういったところもありまして、今は民の方が善意でそこを通ってもいいよというようなところにもなっておりますので、舗装するとなりますと、またそこをしっかりと明示をして区域をはっきりしないといけないといったようなこともありますので、今すぐに舗装するとかという状況にはないのですけれども、これらは今回の計画を立てまして、その状況に応じましては検討はしていくことにはなるのかなとは思いますが、一面は、先ほど繰り返しで申し訳ないですけれども、本来的にはやはり府道上狛城陽線が、こちらが商店街があるような通りになっておりますので、地元の方たちにとってみればこの府道側を通っていただいてにぎわいを取り戻したいという側面もあるということは確かにありますので、その両面を含めまして検討はしていきたいなというふうに考えております。 ○立木克也都市整備部次長  地域の方の同意につきましては、今後、この計画につきましては長池のまちづくり協議会にも当然ご説明をさせていただきますし、市のホームページにも掲載して、そのことについては地元の回覧なりでホームページに載ってますということで一定お知らせさせていただこうかなというふうに考えております。 ○土居一豊委員  ぜひ広報については、まちづくり協議会等で話が出て配ってほしいとかとあれば柔軟に対応していただきたいと。  それと、理事言われましたように、通る人が多いんですよ。あの方たちは通勤で通っているものですから、1分、2分、極端には30秒差で通っていってるんですよ。何分に長池駅を、あそこの荒見田交差点を通過したら何時の電車に間に合うといって家を何分に出てと動いておるから朝日新聞の横から入っていくんですよ。その人たちに向こうに回れといったって回らないのが現状でこういう数字が出てますので、ぜひ何かのステップでもう一つ前に進もうとしたときにちょっと舗装してたほうがいいなということになればぜひ手がけてほしいな、何らかの形でできれば。確かにおっしゃったように、ちょっと一部境界がはっきりしないというのも聞いてます。そういうことも承知してますので、ご検討ください。以上です。 ○谷直樹委員  失礼します。長池南側周辺整備基本計画、今説明を受けました。私も長池の住人としてなるほどなと思いながらも、しんどいところもあるなと思いながら聞いてました。その中で一番僕が気になるのは、京都からJRに乗って長池へ帰ってきます。僕は家が南側なので、南側の北側の階段を下ります。下りたら目の前に駐輪場があって、その横に草がぼうぼうの土地がある。これはいわゆる公共用地で先行した土地と私は認識しています。  そこで、これはいつ取得されたのか、そのときは平成7年のJR長池駅周辺整備基本構想・計画に基づいて取得したと先ほどおっしゃいましたけど、取得した以上はそれを種地としてここをそのときは整備する計画があったと認識しますし、それとたしか城陽市内の6駅かな、これの駅前の一連の計画というのが昭和五十何年にも図面がたしかありましたね。そのときはたしか長池は、国道24号から線路沿いにある程度道路を造ってこの南側の広場に来るというのは、たしかアクセス道路があったような記憶もちょこっとあるんですけど、それはもう昔の計画なのでこの平成7年の計画とは違うとは思うんですけど、ただこの長期計画の中で、荒見田交差点云々から整備を検討して、例えばこれは駅のほうへ来るという意味かなと、こう思うんですけど、それには荒見田交差点と長池交差点のあの辺の交差点の整理が必要なのでなかなか難しいと思うんですね。  ということで、それは長期的なものですけど、ここで一応、今申しました先行取得した土地、これの位置づけとこれを利用して短期計画でイベント広場等をされるというようなことで先ほど説明があったと思うんですけど、その辺のことをまずお聞かせいただきたいと思います。 ○立木克也都市整備部次長  公有地の先行取得をした時期でございますが、購入日は平成24年4月に購入しております。これにつきましては、今おっしゃったように荒見田交差点から進入路があって、駅前広場の種地という形で当初は購入しているところでございます。 ○谷直樹委員  それはそれで買うたと。ところがこれを見てますと、長期的に分かりませんけど、まずは今の種地を利用してにぎわいの場のイベント広場等とかと先ほどおっしゃったと思います。  それと、僕ちょっと今疑問に思うのが、この29ページの3つの基本方針、長池の魅力を引き出しにぎわいを創出する、地域住民が安心・安全に暮らせるまちづくり、地域資源を活用した取組を推進する、そして人と人がつながり地域をはぐくむ新たな長池宿と書いてますね。  これは長池宿というのは、当然先ほどありますように安土桃山ですかね、ぐらいにかけて奈良と京都を結ぶ宿場町として発展して、今現在は、長池は松屋さんぐらいしか当時の面影と言うたら語弊がありますけど、残ってる。そこへまた新たな長池宿というような形で書いてますけども、そしたら今あそこのカラー舗装、府道上狛城陽線されて、市道、長池宿のほうからにぎわい等々の一つの種としてやられたと。そしたら町並みも当然これから、この広場の暫定利用を含めてやっていかなあかんと僕は思ってるんですけど、その辺はどんな感じなんですかね。僕もその辺がなかなか理解できないんですよね、地元の人間として。  というのは、当時の長池宿の面影もあった建物はもうほとんどないです。松屋さんとその前の今道さん、具体的に言うたらあれやけど、それぐらいのところしか、あとは放示さんぐらいか、四、五軒しかないと僕は思うんですよね。それでこれは歴史何とか地区とそんな指定は難しい。分かりますけど、そういうことをこれはせっかく種地があってにぎわいとかいうようなこんな計画があんねやったら、そこまで考えてもらわなあかんのちゃうかなと僕は思ってるんです。  その辺、例えば長池郵便局の旧館、あれ、重要建築物と私聞いてますけど、何も利用されてない、そのまま。これが現実、だから基本的にまず何したらええか、それはイベント広場の整備も結構です。ですけども、確保した云々のなんでしたかということでもう一回考えてもらってこれをやってもらわなあかんのちゃうかなと思うんですけど、地元として。その辺どうなんですかね。 ○森島正泰理事  長池宿というのは安土桃山時代から宿場町として歴史があるまちで、城陽市内のこの6駅を比較したときに唯一と言っていいほどそういう歴史資源があるというか、そういう過去からの歴史的資産が残っている場所でございますので、その長池宿というのを今後東部丘陵地も含めて、新名神の結節点にもなって新たな宿場町にしていこうという思いは持っているということでございます。  ただこの宿場町の雰囲気を醸し出すということにつきましては、行政が一方的にそういう指定をして何か支援をしていけばできるのかと言えば、全国的に見ていただいてもお分かりかと思うんですけれども、全てがそういう形で行政の主導で出てきたものではなくて、やはり地元の方たちのそういう取組であったりとか、お店を出していって、今現在、昔の宿場町をこしらえた新たな建物としてできているというのが現状の全国的な宿場町ではないかなと思っております。  ですので、ここの長池につきましては、もう少し長い目で地域の機運なんかも出しながら、方向としてはそういう方向で持っていくというところに持っていきたいなというふうに思っているところでございます。 ○谷直樹委員  理事おっしゃったように、なかなか個人の所有物でございますので、それと法律的に何も縛ってないのでなかなか難しい。私もまちづくり協議会の一員ですけれども、その中でいろいろと長池のまちづくりのことも話ししながらやっていますし、その中に入っておられる方はある程度理解されていますから、例えばその中の一人なんかやったら、建物を壊して建てるときでもそれを考えながら建てはりました。こういう方がおられますし、そういう形で何かあるときは皆さんそういうような意識になるような形で、それはそれで地元でやっていかなあかんと思います。  それともう一つ、僕、一番最初に言いましたように、今の公有地、種地としての、これが今のままやったら草ぼうぼうの広場しか見えないですよね。ところがあそこは市民農園、親子の市民農園で使うてはったんかな、たしか。最初、教育委員会が親と子で畑を作ろうということで。その後、一般の市民にもたしか貸してはったような、ということで、畑の跡なので畝があるので凸凹なんですよね。だからいろんなイベント、おこしやして長池とかやってはるときにあそこを利用しようと思うても、人力で一部、この間ドローンの教室のところは私らが草を抜いて整地したというようなことをやっているんですよね。だから地元の人も努力してますし、ですから、この短期の場合、イベント広場はまず整備していただけるみたいに書いてますし、まずはそれをしていただいたと同時に、そのときにいろいろと地元の方のご意見も聞いていただいて、将来どうなるかというのも地元のもう少し具体的な意見もお願いしたいなと思うのと、たしか地元の意見として、あそこで例えばイベントをする場合、例えばキッチンカーとか、あと3×3バスケットとか、いろんな意見がたしかありました。  ただ一番行政として苦労されるのは、例えばそこを整備しても管理をどうするかと。市が管理、市の市役所に来て例えば許可云々、地元管理、地元の誰に管理してもらうか、自治会、まちづくり協議会、いろんな問題もあるし、その辺も併せて総合的に地元の意見とかその辺聞いていただかんとなかなか整備する言うても難しい。それと近隣の方の同意、中にちょこちょこっとおられますので、私、誰とは言いませんけど、その辺やっぱりきちっとしておかんと、これ、事業するについても難しいかなというふうに思います。  それと、ここに水道も一応畑やったのでありますわ、一部、蛇口が。そういう面で、まずはイベント広場として使うんやったらもってこいかなと思いますけど、ただそれの目的、どこまでやるのか、その辺は具体的にここには書いてませんけど、やはり地元の方とか、市民の方とか、周辺の方。  それともう一つ、僕、ここで言わせてもらいますけど、この土地あまり、まあ言います。これ公道に面してないですよね。公道に面してないのは建物建たへん。進入路がないと。今現在、管理用通路と先ほど理事おっしゃった、そこから進入できないですよね。これでは整備するのにまずその辺の周辺からの整備というか、しておかんとあかんのちゃうかなと。  私、一つの提案ですけど、この種地の横に自転車置場がありますわ。これはある宗教法人の土地です。その南側、これは袋地で土地、多分1反350ぐらいかな、あります。これは袋地です。草ぼうぼうですわ、誰も管理したあらへん。これは地元の方が持ってはります。その自転車置場の横に土地、多分これは100坪ぐらいかな、これは地元の方がお持ちやし、そこを整理したら、例えばその種地が多分600坪等云々で1,000坪ぐらいのもっとすばらしい広場ができるんですけど、お金は要りまっせ。お金は要るけれども、これはやっぱり将来の長池とか、こういうような形の立派な計画があるんやったらそこまで取得しはったほうが僕は後がやりやすいちゃうかなと思ってます。これはあくまで提案ですけど、そういうことで総合的に、私、今ずっとしゃべりましたけど、この基本計画案について、私の意見なり、私の要望なり、思っていることを言いましたけど、その辺いかがですかね。 ○立木克也都市整備部次長  まず、近隣の方であったりとかにつきましては、当然広場を整備するに当たっては当然お話をさせていただくことになると思います。その利用の方法であったりとか、管理につきましては、今回計画にも書かせていただいているんですけども、整備するに当たりまして当然地域の方とどんな利用をしてどんな管理をするのかとかいうところも併せて一緒にお話をしながら進めていけたらなと思っております。  用地に関しましては、今のところこの短期の目標では今の公有地を一旦整備してというふうには考えております。ただその先、中期とかになってきますと、今のお話も含めてまた検討することになるのかなというふうに考えております。 ○谷直樹委員  今、僕が言いましたように、今あそこへ進入しようと思うたら管理用しかないわけですよね。現状、多分2メートルぐらい、3メートル、2メートルぐらいやね。これイベントして人ぎょうさん来たらどうしますの、例えば。さばけへん、特に土日。そのイベントの内容によりますよ、そういうことを僕言うてんのよ。横に川にあるから川に蓋してもええけど、これも坂になっておるから危ないですよ、これ簡易的やったら。この広場と一体して利用したらある程度川を渡したらそこから進入はできますよ。ただそんなんよりももうちょっとこっち側を買い足したり何かして、全体的にやったほうが僕は将来的にええんちゃうかなと、お金ないのは分かってますけど、そこは予算化して将来への投資、今これも先行取得してあんねんから、と僕は思います。いかがですかね。 ○森島正泰理事  今、確かにこの市民農園跡地は先行取得したわけですけれども、今、この時代におきましてしっかりとした計画がない中で土地を先行的に買うというのはなかなか難しい時代になっておりますので、ここにつきましては継続して検討していくというふうなことでしか今はお答えすることができません。 ○谷直樹委員  それは分かるんですよ。分かるけど、ここを民地で例えば開発しようと思うたら開発できるわけですよ、開発業者が、また不動産屋が。現にこの土地の一部、ある大阪の業者が買うてますわ。それを計画的に買われてきたら、これ、せっかく種地があってもこれは何にもならへんと僕は思うんですよね。その辺を思いながら僕ここで提案させてもうてるし、その辺は検討してもらわんと僕はあかんと思うけど、どうですかね。 ○今西仲雄副市長  大変難しいお話かなというふうには正直今思うてます。ただ正直、きっと委員の皆さんお気づきやと思いますけれども、北側は3年後のプレミアム・アウトレットあるいは木津川運動公園、こういった形は、さっき例えばバスの話も出てましたけれども、どういった形になるのかというところがまだ正直、新名神が1年延びたことでプレミアム・アウトレットの企業のほうもどういった形でこれを動かしていくかというところをまだ十分に検討ができてないというところが現実でございまして、そういったところでこの長池の駅というものがそういったプロジェクトとの絡みの中でどれぐらいの乗降客、これを受け入れるというようなものになってくるかというところをちょっと回りくどい言い方をしておりますけれども、そういったところをもう少し見極めさせていただいて、今、委員のほうからおっしゃっていただいたことを十分心に含めまして検討を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○谷直樹委員  副市長がおっしゃることはよく分かるんです。まだ分からんしね。そやけども、せっかくこの種地があんねやし、これを生かさん手は僕はないと思うんですよね。それと、アウトレットの最寄りの駅長池というのはこれは事実ですし、アウトレットとか、それと木津川運動公園、南側、北側も整備されて、これも長池の駅から。そこでそういうところへ来られた他府県の方とか、他地域の方をいかにこちらへ来てもらってにぎわいを創出して、そこで経済効果とか云々というこれが最終的な目的、それが計画見直す目的ですやん。そういうことは私分かって今できることをやらなあかんということで、今提案させてもうたようにそこをまず、今やったら値段も安いと思うし、鑑定せな分かりませんけど、そういうことを踏まえてそういうことをまずやってほしいなと、これは強く要望してもう終わっておきますけど、一応私が思っていることをいろいろと言わせてもらいましたけど、いろんなクリアすることがたくさんありますが、将来的には私も長池に住んでてずっと、長池のことで愛着もありますし、何とかこの計画がきっとできて、将来的に私の孫とかにはよかったなというようなことを言いたいですし、そういうことを踏まえながら行政の方にはご苦労やと思いますけど、よろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○相原佳代子委員  失礼いたします。7月23日にはJR山城青谷駅の橋上駅舎化、南北自由通路ができて、そして今回また近隣の方がすごく喜ばれて、今回は長池駅南側の周辺整備と、本当に城陽市というのは地形的には小さいけれども、よく6つの駅があるなというふうに思います。その中でも一つ一つ計画を立てて駅前の周辺整備をしていくというのは大変ご苦労なことだと思いますし、ただやはりせっかくこういうふうに進めていかれるのであるので、地域の方々の声をしっかりと聞いていただいて反映していただきたいというふうに思います。  その中で、この南側の周辺整備ですよね。今、北側がどんどんどんどん開けていって、そして南側にも人が来てくださるような、そういう動線をつくっていこうということで整備を進められていると思うんですけれども、先ほど城陽市の長池地区の歴史的な資産をその宿場町というのを生かしてというようなことも言うてはったと思うんですけれども、であるのならば、例えば先ほど旅籠の松屋さんのことも出ていましたけれども、今なかなかそういうところが見受けられないというのが現実の問題やと思うんですけど、部長が先ほど市民の方からまちづくりというのはこちらが言うてだけするわけじゃないということもおっしゃってたので、例えばそういう空き家なんかをこういう形にしていきたい、例えばちょっとそういう風情のある旅籠を今からつくるといったらあれなんですけれども、そういうふうな、昔やったらまちづくり交付金とかいろいろあったかと思うんですけれども、新たにそういう城陽市の市民と、それとあと行政が一緒になってこういうふうにしていかへんかというようなことで予算を取ってくるというようなことはできないんでしょうかね。  というのは、やっぱり長池の方も、議長もそうですけれども、地域の方は長池が好きで長年住まいされている方もいらっしゃるし、そういう今のこのアウトレットができるとか、東部丘陵地のいろいろな開発がある中で地元を大事にしていこう、その景観を守っていこうというようなそういうお考えもたくさんあるかと思うんですけれども、何かそういうふうなことというのは今後していくことというのは難しいんでしょうか。 ○立木克也都市整備部次長  空き家に限らず地域の方の住宅なり建築物を例えば旅籠風なりとかいう形で建て替えなりするとなりますと、皆さんそういう同じ方向でやっていただこうと思うとやはり規制というのをやっぱりかけていかないといけないと思うんですね。となりますと、その地域の方の了解を得なければ規制もかけられませんので、それに向けて行政だけではなく、地域の方が同じ方向に向いて盛り上がっていただくというか、そういう考えになれるようにまちづくり協議会さんとも我々もお話もさせていただいていますし、それだけでは駄目ですし、もっと地域の方、まさに地権者の方ですね。皆さんが了解していただかないと駄目ですので、そういう形で話が盛り上がっていかないとまずはいけないのかなというふうに思っております。 ○相原佳代子委員  今おっしゃったことはもちろんのことだと思うんですけれども、例えばそこで予算的なそういう措置というか、助成であったりとか、そういったことを今後、なかなかそれは市民からも言いにくいところやと思うんですね。だから決して市が主導でということではないんだけれども、これからのまちづくりをこういうふうにしていかへんかというような活発な意見が出るような仕掛けづくりも市として私は大切なんじゃないかなというふうに思うんです。そういったところまで、これだけ立派な本当に基本計画ができているのですから、そういったところも踏まえて今後どうしていくのかというのは、私は本当に大切で、その長池でいろんなおこしやしてもそうですし、そういったお地蔵さんとかをたくさん持っておられて、それを7月23日ですかね、されているのも地域では本当になかなかないことだと思うし、大切にしていただきたい。  だからそこでまた住まいする方も、そういった助成制度をこれからつくっていただいて、またここで仕事もしていきたいというような方がこれから出てこられたら、それも活性化する一つの方策だと思いますので、そこら辺も踏まえて考えていただけたらと。本当にあそこの昔から三味線が聞こえてという旅籠屋という何とも言えないあの風情ある町並みをまた再興していただきたいなと思います。  それともう一つなんですけれども、あそこのアル・プラザ前の交差点ですよね。そこと今、山城大橋までの大変な渋滞のところなんですけれども、あそこについてはなかなか解消ができない。今度国道ができることよって城陽井手木津川線ですかね、それによって解消をすべく進めていかれると思うんですけれども、この辺については今どういう状況であるのか。やはりアウトレットがもうできるというのが分かっている中でここの解消をしっかりやってもらわなければならないなというふうに思うんですけれども、そこら辺の進捗具合はどうなっているのか聞かせてください。 ○森島正泰理事  今おっしゃった荒見田交差点につきましては、この中で検討はさせていただいたんですけれども、荒見田交差点とその南側のもう一つの交差点、こちらを改善すべしで検討はしたんですけれども、やはりこれを抜本的に改造しようと思いますと、統合するために新たな交差点をつくるとかいうことを考えないとなかなか今の交差点形状を生かしたままというのは難しいということが分かりましたので、ここにつきましては先ほど来、この説明の中でありましたように、長期の中で改めて検討していきたいというふうに思っております。  それと、24号につきましては新池の交差点から山城大橋まで渋滞、現状あるわけですけれども、それを踏まえてプラス災害時のためのバイパスということで、東側のほうに城陽井手木津川バイパスを今、国のほうで鋭意取り組んでいただいている最中でございますので、そういうところでご報告させていただきたいと思います。 ○相原佳代子委員  荒見田の交差点の改良と周辺整備について、今、新しいバイパスの工事なんですけれども、やはり今、渋滞緩和措置として考えられるのがそこだというふうに思うんですけれども、それについては、今、要望というか、国のほうも動いていただいていると思うんですけれども、早期着手、早期工事の完了に向けてというのが本当に大切なこと、城陽だけではなくて宇治から城陽、井手、木津川まで含めてこれは大切なことだと思いますので、これについても繰り返しにはなりますけれども、要望を続けていただきたいと思いますので、また進展が分かりましたら教えてください。 ○谷村浩志委員  本当に夢のあるというか、すごいいい計画になるんだろうなと思っております。  32ページの今後のスケジュールの中で短期・中期・長期とあるんですけれども、この長期の中にある広域的な交通網を視野に入れと、これは何になるんでしょうか。 ○立木克也都市整備部次長  長池だけではなく、国道24号の交差点ということがありますので、先ほどありました城陽井手木津川線もあれば、新名神高速道路もこれから整備されてきますので、それらで交通の流れがどうなるのかというところを見ながら検討することになるかと思います。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  勝手な解釈というか、もうちょっと夢のある交通網の話が書いてあるのかなと思って、片奈連絡線のために今回段階を経てやっていかはるステップの話になってんのかなと思ってたんですけれども、府のほうにも城陽市からいろいろ要望されているというのもありますので、やっぱり整備することによって、そこも見据えて同時にやっていっていただくようなことやと思いますので、長期の中に、私も城陽で隣の青谷ですけれどもとなってくると、本当に地域の発展と、アウトレットのお客様だけでなく、城陽から大阪につながる夢が出てくるという、僕、この広域的な交通網の中に片奈連絡線の実現に向けてというのも、ひとつ目標の策定として、目標というか、目指すというのもうたっていっていただきたいなと思いますので、そのあたりの段階があるのかな、すみません、よろしくお願いします。 ○今西仲雄副市長  委員のおっしゃるとおりでありまして、大阪府との関係というのは鉄軌道、これは最重要やというふうに我々も認識しておりまして、京都府のほうにもあるいは国のほうにも要望を続けているということでございます。  先ほど来、正直言いまして、長池というこの土地を対外的にいいますと、城陽の中で対外的に一番私は名前が売れとんのかなと、こういうふうに言うとあれかもしれませんけれども、私もここに来まして長池は当然知ってました。それで木之本宿とかあるいは梅花藻で有名な醒井とか、そういった宿場町も休みの日に見に行ったりして、何らかの方法がないかということはこれまでも検討してきた経過はございます。  ただ先ほども申し上げたように、3年後を見据えて果たして長池が北、南も含めてどういった形になるかというところが今まだ見えない段階でございますので、ちょっとそこまで木之本宿とかあるいは梅花藻で有名な醒井とか、そういった本当に宿場町、こういったところとどういった形でうまくリンクさせていけるようなまちづくりができるのかというところまで今至っておりませんので、少しこの3年間の動き、そういったものを見ていきたいということでございます。  ただいずれにしましても、大阪との関係というのは非常に重要であるというふうには考えております。 ○谷村浩志委員  ありがとうございます。  今西副市長の中にも同じイメージを持っていただいていると。もちろん奈良線の悲願でもあるんじゃないかなと思っていますので、それの起点となるのがやっぱりこの城陽が起点になってやっていくことになるんじゃないかなと思っておりますので、いつも僕、夢みたいな話ばかり言いますけれども、この26ページのイメージ図を見ていましても、本当にイメージだけの話やと思うんですけど、ここから中間エリアに何かが伸びていったりというのもいろいろあるのかなというのは勝手にイメージしてまして、またこれは一般質問等で提案させていただこうと思いますので、ぜひこの広域的な交通網をつくるという中にぜひ片奈連絡線が進んでいくように努力していただきたいと思いますので、また引き続きよろしくお願いいたします。 ○平松亮委員長  ほかにございますか。           (「なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  次に、閉会中の継続審査及び調査についてをお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ご異議なしと認め、そのように決定をいたします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  また、閉会中の委員派遣、管外行政視察についてお諮りをいたします。  実施日については、令和4年11月9日から11日までの3日間といたします。また、視察先、視察目的は正副委員長にご一任いただき、議長に対し委員派遣承認要求の手続を行います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○平松亮委員長  ご異議なしと認め、そのように決定をいたします。      ──────────────────────────────────── ○平松亮委員長  それでは、本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。ご苦労さまでした。           午後6時20分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            建設常任委員長                                平 松   亮...