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  1. 城陽市議会 2022-02-21
    令和 4年第1回定例会(第1号 2月21日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年第1回定例会(第1号 2月21日) 令和4年         城陽市議会定例会会議録第1号 第1回      令和4年2月21日(月曜)午前10時00分開会   〇出席議員(20名)      乾     秀  子  議 員      熊  谷  佐 和 美  議 員      上  原     敏  議 員      奥  村  文  浩  議 員      谷  村  浩  志  議 員      平  松     亮  議 員      一  瀬  裕  子  議 員      澤  田  扶 美 子  議 員      谷  口  公  洋  議 員      西     良  倫  議 員      増  田     貴  議 員      太  田  健  司  議 員
         相  原  佳 代 子  議 員      谷     直  樹  議 員      小 松 原  一  哉  議 員      土  居  一  豊  議 員      大  西  吉  文  議 員      本  城  隆  志  議 員      語  堂  辰  文  議 員      若  山  憲  子  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局      長  村  和  則  局長      本  田  一  美  次長      樋  口  友  彦  議事調査係長      葛  原  さ  な  主事      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      今  西  仲  雄  副市長      本  城  秋  男  副市長      北  澤  義  之  教育長      森  島  正  泰  理事                  都市整備部長事務取扱      荒  木  正  人  理事                  企画管理部長事務取扱      河  合  寿  彦  危機管理監      綱  井  孝  司  総務部長      森  田  清  逸  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      大  石  雅  文  まちづくり活性部長      木  谷  克  己  まちづくり活性部参事      南  郷  孝  之  消防長      大 喜 多  義  之  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      吉  川  保  也  企画管理部次長                  人事課長事務取扱      上  羽  雅  洋  総務部次長      木  村     敬  まちづくり活性部新都市政策監      辻  村  一  哉  都市整備部次長                  管理課長事務取扱      藤  林  孝  幸  教育部次長                  教育総務課長事務取扱 〇議事日程(第1号) 令和4年2月21日(月曜)午前10時00分開議  第1        諸報告  第2        会議録署名議員の指名について  第3        会期の決定について  第4        令和4年度(2022年度)施政方針演説  第5 議案第 8号 城陽市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部            改正について(市長提出)  第6 議案第 9号 城陽市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について(市長提            出)  第7 議案第10号 城陽市水道事業給水条例の一部改正について(市長提出)  第8 議案第11号 城陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す            る基準を定める条例の一部改正について(市長提出)  第9 議案第12号 城陽市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条            例の一部改正について(市長提出)  第10 議案第13号 城陽市国民健康保険条例の一部改正について(市長提出)  第11 議案第14号 城陽市企業立地促進条例の一部改正について(市長提出)  第12 議案第16号 東部丘陵地長池地区土地区画整理事業に伴う町の区域及び名称の            変更について(市長提出)  第13 議案第17号 市道路線の認定について(市長提出)  第14 議案第15号 城陽市社会教育委員の委嘱の基準等に関する条例の一部改正につ            いて(市長提出)  第15 議案第18号 財産の取得について(市長提出)  第16 議案第19号 損害賠償額の決定について(市長提出)  第17 議案第 1号 令和4年度(2022年度)城陽市一般会計予算(市長提出)  第18 議案第 2号 令和4年度(2022年度)城陽市国民健康保険事業特別会計予算            (市長提出)  第19 議案第 3号 令和4年度(2022年度)城陽市寺田財産区特別会計予算(市長提            出)  第20 議案第 4号 令和4年度(2022年度)城陽市介護保険事業特別会計予算(市長            提出)  第21 議案第 5号 令和4年度(2022年度)城陽市後期高齢者医療特別会計予算(市            長提出)  第22 議案第 6号 令和4年度(2022年度)城陽市水道事業会計予算(市長提出)  第23 議案第 7号 令和4年度(2022年度)城陽市公共下水道事業会計予算(市長提            出)  第24        請願について 〇会議に付した事件  議事日程に同じ           ────────────────────── ○谷直樹議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は20名でございます。  これより令和4年第1回城陽市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第1、諸報告を行います。  まず監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく、令和3年10月分から12月分までの例月現金出納検査結果報告書が送付されており、お手元に配付いたしておりますので、ご覧願います。  同じく監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定に基づく、令和3年度定期監査結果報告書が送付されており、お手元に配付いたしておりますので、ご覧願います。                              (報告書は巻末に掲載)           ──────────────────────
    ○谷直樹議長  日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、相原佳代子議員、小松原一哉議員を指名いたします。  両議員にお差し支えのある場合には、次の議席の方にお願いいたします。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第3、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から3月29日までの37日間といたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって今期定例会の会期は、37日間と決定いたしました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第4、令和4年度施政方針演説を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 おはようございます。  本日、ここに、令和4年第1回城陽市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位にはご出席を賜り、心から御礼申し上げます。  一昨年来、我が国におきましても社会経済などに深刻な影響を与えております新型コロナウイルス感染症への感染防止対策につきまして、医療従事者の皆様をはじめ、市民及び市内事業者の皆様のご理解とご協力に心より敬意と感謝を申し上げます。しかしながら、いまだ予断を許さない状況が続いており、本市といたしましても、国、府等関係機関と連携し、皆様の命と健康、生活を守るため、全力で取り組んでまいります。  さて、本市は、令和4年度に市制施行50周年の節目を迎え、大きく発展、飛躍しようとしており、市長就任から1期目のホップ、2期目のステップの段階を経て、3期目のジャンプのステージを迎えております。3期目1年目の年に当たる令和4年度の基本方針につきまして、私の公約であります3つの基本姿勢、スピーディーなまちづくり・対話でつくるまちづくり・信頼ある市役所づくりに基づいて、市民の皆様のご協力をいただきながら市政運営に全力を傾注いたしますので、議員各位のなお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、お時間をいただき、令和4年度の市政運営に当たりまして、その基本方針を述べさせていただきます。  初めに、市政運営を取り巻く環境についてであります。  我が国においては、新型コロナウイルス感染症に対し、今日に至るまで様々な感染対策等が講じられてきましたが、減少に転じた新規陽性者数が令和4年1月に再び急速に増加し、最大限の警戒を必要とする状況が続いています。今回の感染症は、我々に試練を与えている一方で、デジタル技術を活用した柔軟な働き方やビジネスモデルの変化、東京一極集中が変化する兆しなど、未来に向けた変化が大きく動き始めています。  こうした状況の中、本市においては、感染症拡大防止対策を実施するとともに、人口減少・少子高齢化等の課題解決に向けて新たな市街地や東部丘陵地の整備、JR奈良線の高速化・複線化など、交流人口の拡大となる礎を築いてきたところです。  今後は、感染症拡大防止対策を講じながら、ウィズコロナ・ポストコロナ社会に対応するため、DX、デジタルトランスフォーメーションを推進するとともに、第2次山背五里五里のまち創生総合戦略の基本方針に基づき、増加する交流人口を定住化につなげ、市民の方々の暮らしやすさを向上するため、子育てや教育環境の充実、雇用機会の確保に取り組むなど、未来に向かって大きく躍動する新たな城陽、NEW城陽の実現に取り組んでまいります。  財政面を見ますと、本市の財政状況は、持続可能な財政運営ができるよう、依存財源から自主財源へのシフトを目指した強固な財政基盤をつくり上げている途上であり、市民サービスの低下を招かないことを念頭に置きつつ、限られた財源を効果的に活用することが重要と考えております。  今後につきましては、新型コロナウイルス感染性の収束の見通しなど先行きが不透明であり、安定した収入の見込みが立ちにくい状況である中、社会保障費の増加、防災・減災対策や老朽化施設への対応など、多額の財政需要が見込まれる状況にあり、その一方で、新名神高速道路の全線開通という大きな好機を生かした大規模なプロジェクトは、時期を逸することなく取り組む必要があります。  このため、国の地方財政対策を慎重に見極めるとともに、幅広い行財政改革の推進など、財政の健全化に向けた取組を進めてまいります。  令和4年度の予算編成は、大変厳しい財政状況の中ではございましたが、各種計画の着実な推進と公約である7つの政策の推進などを編成方針に掲げ、将来に向けた都市基盤整備のほか、きめ細やかな福祉や教育施策に至るまで、効率よく財源を配分したところです。  全体の予算規模と構成でありますが、一般会計総額は330億5,300万円とし、令和3年度に比べ、10億9,100万円、3.4%の増となりました。  また、特別会計及び企業会計を含む7会計の合計では、568億7,742万9,000円とし、令和3年度と比べ、15億7,577万9,000円、2.8%増の予算といたしたところであります。  一般会計予算規模は、プレミアム付商品券の発行等に伴う補助費や東部丘陵線の整備等に伴う普通建設事業費、その他物件費、扶助費等の増により増加となっております。  それでは、次に7つの政策に基づいて、令和4年度の主要施策について、新規・充実を図る事業を中心にご説明申し上げます。  1つ目の柱、活気あるまちを創りますについてであります。  初めに、新名神高速道路を生かしたまちづくりについてであります。  新名神高速道路につきましては、全線開通に向け、高架橋工事や土工事が進められています。昨年末に大津・城陽間の供用開始が1年遅れることとなりましたが、時間を頂いたと考え、熟度の高いまちづくりをしっかり進めてまいります。  (仮称)城陽スマートインターチェンジにつきましては、NEXCO西日本とともに高速道路本線と合わせた整備に向けて取り組んでまいります。  都市計画道路東部丘陵線につきましては、新名神高速道路との同時施行にて土工事等を実施するとともに、市単独施行区間における道路改良工事を進めてまいります。  次に、東部丘陵地整備につきましては、先行整備地区である長池地区及び青谷地区の新名神高速道路の開通に合わせたまちびらきの実現に向けた取組を進めるとともに、無秩序な開発を防止し、計画的なまちづくりの推進に努めてまいります。  長池地区につきましては、府内初となるプレミアム・アウトレットの整備を、青谷地区につきましては、将来の後続車無人隊列走行等の次世代モビリティが高速道路から一般道路に降りることなく利用できる、日本初となる基幹物流施設の整備を促進してまいります。  府立木津川運動公園北側区域につきましては、基本計画や各種団体からの要望を踏まえたオンリーワンの公園として速やかに整備いただくよう、京都府に対し要望するとともに、民間事業者の募集等への参画により、地元意見の反映の機会を設けていただくよう、併せて要望してまいります。  次に、北部地域職住調和ゾーンにつきましては、上下水道部庁舎、北部コミュニティセンターの耐震化と機能拡充、市民プールの拡張に合わせ、旧古川保育園を解体し、サンフォルテ城陽の開発に伴い設置した、ボール遊びができる荒内第一公園の機能を移転するため、用地測量及び公園設計を実施してまいります。  次に、商工業の活性化についてであります。  新型コロナウイルス感染症の影響を受けて落ち込んだ市内消費を喚起し、市内経済を活性化するため、商工会議所が実施されるプレミアム付商品券事業について、令和4年度も補助してまいりますとともに、地域に根差した市内商工業者の情報発信を目的とした商工業者紹介サイトについて補助してまいります。  また、新商品開発事業への支援等を通じて、産業の創出に努めるとともに、企業等の相互連携及び情報交換を促進することで、市内産業の活性化を目指してまいります。  さらに、市内企業の経営の安定を図るため、マル城融資などの本市独自の低利融資制度を継続するなど、事業者支援のさらなる強化に努めるとともに、農商工をはじめとする全産業の魅力や強みを市内外に広くPRし、市内企業の魅力的な情報を発信することで、雇用の創出にも結びつけてまいります。  次に、観光の振興についてであります。  青谷梅林につきましては、梅の郷青谷づくり事業を観光協会に委託し、荒廃梅林の復興作業や里山づくり、特産品の開発を市民協働で進めてまいります。  また、TWINKLE JOYOや城陽秋花火大会に対し、支援してまいります。  広域観光につきましては、京都やましろ地域×東京しぶや連携事業に参画し、本市の誇る特産品や農産物などを首都圏へPRしてまいります。  また、お茶の京都DMOに参画してまいります。  エコミュージアムの取組につきましては、文化財等の地域資源を活用し、広く市内外に魅力を発信するとともに、まちの魅力再発見ツアー等を市民団体と協働して開催し、ふるさと意識を醸成してまいります。  文化財や歴史的遺産につきましては、史跡等の適正な維持管理により、その保護に努めるとともに、久津川車塚古墳の発掘調査を継続的に行ってまいります。  京都サンガF.C.への支援につきましては、全ホームゲームで市民応援バスツアーを実施するなど、J1の舞台で戦う京都サンガF.C.を応援する機運を盛り上げてまいります。  次に、DX、デジタルトランスフォーメーションについてであります。  ウィズコロナ・ポストコロナ社会であっても安心して暮らせるまち、人口減少の時代であっても選べるまちになるため、従来の業務フローを見直すなど、DXの取組を推進してまいります。  また、地域のデジタル化やデジタルディバイド対策についても検討してまいります。  次に、2つ目の柱、安心・安全、福祉先進都市・城陽を実現しますについてであります。  初めに、危機・防災についてであります。  いまだ収束に至らない新型コロナウイルス感染症については、本市の対策本部会議等を通じて全庁を挙げて対策を講じるとともに、国や京都府との緊密な情報連携により、本市の感染状況に応じたメッセージの発信や注意喚起を行ってまいります。  南海トラフ地震や生駒断層帯地震、大規模な水害に備えて、災害用備蓄品の整備や各種団体と防災協定の締結を進めてまいります。  また、自主防災組織が取り組まれる防災訓練や研修、災害時要配慮者の避難支援対策に積極的な支援を行うとともに、地域防災リーダーの育成や女性のさらなる参画を促してまいります。  さらに、災害対策本部要員を対象とした各種研修・訓練を実施してまいります。  老朽化が進んでいる衛生センター庁舎につきましては、現敷地内での新築を進めてまいります。  次に、河川の整備についてであります。  一級河川古川につきましては、京都府において古川最下流より拡幅工事が進められ、また、国道24号交差部より上流の市街地部については、6月には河川断面の確保を目指されており、改修の早期実現に向け、府市協調の下、積極的に取り組んでまいります。  また、市内の河川改修につきましては、島ノ宮排水路及び宮ノ谷都市下水路等の断面改修、準用河川嫁付川の整備を進めてまいります。  次に、消防力の強化についてであります。  青谷消防分署配備の高規格救急自動車並びに資機材搬送車、青谷分団市辺支部の小型動力ポンプの更新を行うとともに、JR山城青谷駅西側駅前広場に耐震性防火水槽を設置してまいります。  消防団につきましては、報酬の改定を行うとともに、各種訓練の実施を通じて、士気高揚を図ってまいります。  次に、防犯の取組についてであります。  城陽警察署や防犯推進協議会等とのさらなる連携強化に努めるとともに、自治会等による防犯カメラの設置に対して補助を行うなど、犯罪のない安心・安全なまちづくりの推進に取り組んでまいります。  次に、交通安全の推進についてであります。  交通安全対策協議会などの関係機関と連携を図り、交通安全・事故防止に取り組んでまいります。  交通安全対策につきましては、街灯、カーブミラー、路面標示などの交通安全施設の整備に努めるとともに、子供の移動経路及び通学路等につきまして、PTAなどからの要望等に基づき、安全対策に取り組んでまいります。  消費者保護につきましては、消費生活だよりの発行や消費生活講座・消費生活展の実施などに取り組んでまいります。  次に、福祉先進都市・城陽の実現についてであります。  市民、社会福祉協議会や民生児童委員協議会等の福祉関係諸団体、行政等がそれぞれの役割を担いつつ連携・協力し、総合的な取組を展開してまいります。  まず、子育て支援の充実についてであります。  小規模保育事業所の開設や民間保育園移転新築への支援により、国基準の待機児童ゼロを目指すとともに、保育環境の充実を図ります。  さらに、奨学金返還支援事業及び保育士宿舎借上げ支援事業を広く周知し、民営保育所等の保育士確保を進めてまいります。  病児保育事業につきましては、京都きづ川病院で、また休日保育事業につきましては、清心保育園で実施してまいります。  また、地域子育て支援センターひなたぼっこにおきましては、子育て支援事業を幅広く展開するとともに、多世代交流事業を充実してまいります。  さらに、全ての子供とその家庭及び妊産婦を総合的に支援する体制づくりとして、子ども家庭総合支援拠点を新たに設置し、特に要支援児童及び要保護児童等への支援の強化を図るとともに、子育て世代包括支援センターすくすく親子サポートカウンターにおいて、妊娠期から子育て期の切れ目のない支援を実施し、これらの相互連携により、地域で安心して過ごすことができるよう、一体的な支援体制の構築を図ります。  子育て支援医療につきましては、乳幼児及び中学校3年生までの児童・生徒の通院・入院について、共に1医療機関月200円の自己負担で受診できるよう、助成を行ってまいります。  次に、国民健康保険事業についてであります。  無料で受診できる特定健診の受診勧奨、各種検診に係る自己負担金の助成などにより、疾病の早期発見・治療を図り、被保険者の健康寿命の延伸と医療費の削減を目指してまいります。  また、幅広い年齢層の被保険者が意欲的に健康づくりに参加できるよう、健康マイレージ事業をさらに期間を延長して実施してまいります。  次に、高齢者福祉についてであります。  一般介護予防事業につきましては、ゴリゴリ元気体操プログラムを中心に、地域における住民主体の介護予防活動の展開を目的とした教室を実施してまいります。  包括的支援事業につきましては、地域包括支援センターが中心となって、介護・福祉・健康・医療など、様々な面から高齢者を支援してまいります。  認知症関連施策としては、認知症初期集中支援チームを通じた早期発見・早期対応に取り組むとともに、認知症サポーター養成講座認知症サポーターステップアップ研修を積極的に開催し、認知症高齢者とその家族が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域全体で支援する体制を推進してまいります。  また、認知症高齢者等個人賠償責任保険加入事業を実施してまいります。  次に、障がい者福祉についてであります。  手で輪を広げる城陽市手話言語条例に関する施策の推進を図るとともに、障がい者の自立した生活や自立の促進に必要な各種の支援事業を実施してまいります。  次に、福祉のセーフティネットについてであります。  生活保護相談や、保護世帯に対し適切な生活支援を行うとともに、就労支援員による自立に向けた支援を行ってまいります。また、不正受給防止に向け、生活状況の把握など、適切に対応してまいります。  さらに、生活保護に至る前の生活困窮者に対し、経済的自立並びに日常生活及び社会生活における自立の促進を図るために、就労準備支援事業や子どもの学習支援事業など各種支援事業を実施してまいります。  また、自殺対策として、電話等相談事業や、こころの体温計の運用などを実施してまいりますとともに、自殺対策計画につきまして次期計画を策定してまいります。  孤立死対策につきましては、民間事業者・京都府と協力して、見守り活動を行ってまいります。  また第4期地域福祉計画、高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画及び第4期障がい者計画、第6期障がい福祉計画、第2期障がい児福祉計画の各計画につきましては、次期計画策定のため、市民アンケート調査を実施してまいります。  次に、市民の健康づくりについてであります。  健康診査や各種がん検診、予防接種、乳幼児健康診査の受診率・接種率の向上を図るとともに、地域で展開する各種の健康づくりの取組を推進してまいります。
     また、高齢者の健康増進とフレイルに対応するため、保健事業と介護予防事業を一体的に実施してまいります。  風疹対策といたしましては、抗体保有率が低い男性に対する予防接種等に係る費用の全額公費助成を行ってまいります。  また、生活習慣病の予防・重症化予防のため、減塩メニューの開発やレシピの紹介など、WEBメディアや大学との協働によるまちづくりを進め、市民が減塩に取り組むことができる環境づくりに努めてまいります。  妊娠・出産への支援につきましては、産後初期における母子支援強化のために、新たに産婦健康診査の補助を行うとともに、さらなる妊産婦支援として、通院費用や育児用品など、必要となる費用の中から妊産婦の選択により個々の状況に応じて支援するカフェテリア方式による出産時支援給付制度を創設してまいります。  不妊治療等助成につきましては、市独自で拡充を行いました一般不妊治療への助成を行ってまいります。  また、3歳児健診において新たに屈折検査を導入し、弱視の早期発見に努めてまいります。  新型コロナウイルス感染症拡大防止への対策としてのワクチン接種につきましては、3回目接種等、希望される全ての市民の皆様に接種していただけるよう取組を進めてまいります。  次に、交通弱者等の移動手段の確保についてであります。  城陽さんさんバスにつきましては、シルバー・フリーバスライドなど各種の利用促進の取組を行ってまいります。  また、青谷方面乗合タクシーにつきましては、青谷地域等の住民の移動手段を確保するため、令和4年度も運行を継続してまいります。  さらに、国土交通省近畿運輸局と協定締結した地域連携サポートプランの取組を進め、本市の抱える課題の総合的な解決の糸口としてまいります。  次に、3つ目の柱、豊かな自然、住みよい環境を整えますについてであります。  初めに、駅及び周辺整備についてであります。山城青谷駅周辺整備につきましては、橋上駅舎及び自由通路の工事を広め、夏頃の完成を、東西駅前広場は、令和4年度末の完成を目指し、取組を進めてまいります。  また、寺田駅周辺整備につきましては、駅西側の民間活力を誘導する区域のまちづくりを進めるため、寺田駅前まちづくり協議会に対し業務支援を行ってまいります。  長池駅周辺整備につきましては、おこしやして長池へなどに対する支援等を行い、長池まちづくり協議会と協働しながら、まちづくりの機運醸成に努めてまいります。  JR奈良線の高速化・複線化第二期事業につきましては、令和4年度の完成と全線複線化の実現に向け、JR奈良線複線化促進協議会とともに取組を進めてまいります。  次に、踏切の安全対策についてであります。  JR奈良線につきましては、第二期高速化・複線化事業に合わせた寺田道踏切、及び山城青谷駅周辺整備事業に合わせた駅北側の中村道踏切内の歩道の新設を進めてまいります。  また、近鉄京都線につきましては、久津川7号踏切等の改善に取り組んでまいります。  近鉄京都線の立体交差化事業や片奈連絡線の整備につきましては、京都府など関係機関に要望を行ってまいります。  次に、都市の基盤となります道路の整備についてであります。  都市計画道路の整備につきましては、新青谷線の整備を行うとともに、JR山城青谷駅周辺整備を合わせて実施してまいります。  市道整備につきましては、市道3001号線と市道2389号線交差点への右折レーンの設置、市道11号線や市道5号線などの道路整備を行うとともに、市道103号線や市道204号線の道路改良を進めてまいります。  次に、国道や府道の整備についてであります。  国道24号につきましては、新名神高速道路の事業進捗に合わせ、東西4車線化などの寺田拡幅事業の早期完成を国に要望してまいります。  国道307号につきましては、宇治田原町境の未改良区間の道路整備事業の早期完成を京都府に要望してまいります。  次に、府道上狛城陽線の南城陽中学校以南の未改良区間の抜本対策として、バイパスの整備を京都府に要望してまいります。  府道城陽宇治線の久津川交差点につきましては、交差点改良や府道整備を京都府に要望し、連携を図りながら取り組んでまいります。  また、大阪方面との道路ネットワークを充実させるため、木津川をまたぐ城陽・八幡間の連絡橋について要望してまいります。  生活道路につきましては、安全・安心みちづくり事業や住みよいみちづくり事業、塚本深谷線周辺の生活道路整備などにより、歩道設置、交差点改良、狭隘道路等の改良、老朽化側溝の改修等を進めてまいりますとともに、住民ニーズの多様化に応じた道路整備を実施するため、地域提案型の市民が主役のみちづくり事業を進めてまいります。  本市が管理する橋りょうにつきましては、点検を行い、計画的かつ予防的な修繕を実施してまいります。  街区公園につきましては、遊具等施設の点検を行い、補修や取替え等を随時実施するとともに、地域で育む親しみ公園整備事業を実施してまいります。  次に、上下水道についてであります。  水道事業につきましては、基幹管路耐震化などを進めてまいります。  また、木津川氾濫時の浸水想定区域内にある第3浄水場について、浸水対策工事を実施してまいります。  さらに、水道事業ビジョンの中間見直しに取り組んでまいります。  公共下水道事業につきましては、幹線の耐震診断調査などを実施し、耐震化を進めてまいります。  また、未接続の一般世帯や事業所への普及啓発活動に取り組んでまいります。  次に、農業振興についてであります。  新型コロナウイルス感染症の影響が及んでいる農業者等に対しましては、感染症予防対策などの取組、及び水稲についてもその経営維持を支援してまいります。  お茶の生産振興につきましては、伝統的なよしず・こもの購入や、茶の苗木購入に対して補助を行い、高級てん茶の産地としての地位を維持・確立するとともに、心和む抹茶ふれあい体験の実施など、茶文化の普及啓発に努めてまいります。  梅の生産振興につきましては、梅の苗木購入に対して補助を行うなど、生産量の拡大に向けて取り組んでまいります。  イチジクの生産振興につきましては、生産支援と併せてブランド力の向上などを目指し、PR事業を実施してまいります。  さらに、特産物の振興と農業者・商工業者の所得向上に向け、6次産業化・農商工連携に取り組む事業者に対し補助を行い、新商品開発の機運の情勢を図るとともに、販路開拓に向けたPR支援やビジネスマッチングの取組も進めてまいります。  次に、地産地消の推進につきましては、新鮮で安心・安全な地元の農産物を供給できるよう、直売所等の振興を図ってまいります。  次に、農地の利用につきましては、農業委員会とともに、京力農場プランの実質化に向けた取組を進めてまいります。  次に、環境施策についてであります。  令和3年11月27日、本市はゼロカーボンシティに挑戦することを宣言いたしました。温室効果ガスの排出削減を含めた各種の環境施策につきましては、次期地球温暖化対策実行計画を策定するとともに、城陽環境パートナーシップ会議を中心とした市民等との協働により、事業展開を進めてまいります。  また、住宅用蓄電池等の設置補助などにつきましても取り組んでまいります。  次に、ごみ減量と資源の有効活用についてであります。  分別収集やごみの減量化の啓発に努めるとともに、子ども会や自治会などの古紙類等の集団回収や生ごみ処理機等購入への補助により、ごみの減量・再資源化に努めてまいります。  また、高齢者等に対するごみの戸別収集の実施につきまして、検討を進めてまいります。  次に、動物飼養についてでありますが、飼い主のいない猫に対する不妊去勢手術費への補助を行うとともに、犬・猫の飼い主等への飼養マナーの啓発に努めてまいります。  次に、4つ目の柱、働く場を創りますについてであります。  職住近接による定住を促し、人口減少に歯止めをかけるとともに、地元企業や新たな立地企業へ雇用を結びつけていくことは重要であります。  求職者と市内企業とのマッチングを進めるため、商工会議所やハローワーク宇治、京都ジョブパークと連携し、企業説明会を実施してまいります。  また、求職者への支援として、ハローワークの求人情報の提供や、職業に関する講座の開催などに加え、産業支援サイトJoInTに求人情報や講座情報などを掲載し、さらなる情報提供に努めてまいります。  さらに、ワーク・ライフ・バランスの推進に向けた啓発事業を展開するなど、働きやすい環境整備の取組を進めてまいります。  新規就農支援につきましては、若い農業者就農促進事業により、経営能力の向上や技術習得を支援するとともに、担い手育成総合支援協議会と連携し、本市農業の中心的役割を担う認定農業者の確保・育成に努めてまいります。  次に、5つ目の柱、全国に誇れる人材を育て、次世代の力を育みますについてであります。  まず、学校教育についてであります。  GIGAスクール構想の実現に向け、ICT推進マスター及びGIGAスクールサポーターを全ての小・中学校に継続して配置し、教員の指導力を高め、ICTの活用による子供たちの可能性を引き出す学びを推進してまいります。  また、家庭でのオンライン学習を実施するためのセキュリティシステムを導入するとともに、経済的に就学困難な世帯のうち、インターネット環境のない家庭に対するモバイルルーターの貸与事業を行うなど、最適な学びの実現と緊急時における学びの保証をしてまいります。  さらに、大学や研究機関が活用している学術情報ネットワーク、サイネットを利用するための実証実験を府内の小・中学校に先駆けて進めているところであり、通信環境の一層の高速化と信頼性の確保に努めてまいります。  また、新型コロナウイルス感染症の対応に当たっては、各校に配置の補助員等を活用し、衛生面での感染対策の徹底やスクールカウンセラーによる心のケアなど、安心・安全な居場所としての学校運営に努めてまいります。  次に、学校への人的支援についてであります。  教育充実補助員や学習支援員、学校図書館司書を継続して配置するとともに、小1プロブレムの対応として、一定の児童数がいる小学1年生の学級に対し、市独自で新たに補助員を配置し、円滑な就学への接続を図ってまいります。  また、特別支援教育や不登校対策に係る補助員及びスクールカウンセラーも配置してまいります。  次に、英語教育の充実とグローバル化への対応についてであります。  英語指導助手、AETについて、10名体制を維持するとともに、AETの職務及び生活の支援や研修等を行うジェットプログラムコーディネーターを新たに配置することにより、AETの指導力向上を図り、英語による表現力・発信力の強化と国際感覚の醸成を進めてまいります。  次に、中学校の体育科の水泳指導についてであります。  生徒の泳力の向上、天候に左右されない授業時間の確保、学校プールの維持管理費の削減などを狙いとし、北城陽中学校及び南城陽中学校においては、民間施設で水泳授業を行い、外部指導者と教員による指導を行ってまいります。  さらに、放課後子ども教室及び土曜日子ども教室推進事業につきましては、学校運営協議会と連携を取りながら、新規開設を目指すとともに、支援してまいります。  続いて、援助制度についてであります。経済的理由により就学困難な児童・生徒に対する就学援助に加えて、新入学生への入学前支給も行ってまいります。  次に、義務教育施設についてであります。  トイレの洋式化につきましては、北城陽中学校の整備工事に取り組むとともに、今池小学校及び城陽中学校の設計を行ってまいります。  また、学校施設等長寿命化計画に基づき、校舎の屋上防水改修工事を行うなど、順次改修工事に取り組んでまいります。  さらに、空調設備未設置の特別教室については、教育環境の向上を図るため、中学校については美術室に、小学校については理科室に、順次設置してまいります。  学校給食につきましては、安心・安全な給食を長期にわたり安定的に供給できるよう、計画的に調理機器等の更新、維持管理に努めてまいります。  また、地元農産物の利用促進など、食材の充実に努め、食育の推進に取り組んでまいります。  若者の定住を奨励するための奨学金返還支援制度につきましては、さらなる周知を行い、利用者の拡大に努めてまいります。  青少年の健全育成につきましては、青少年の意見発表会、自然とのふれあい登山を開催・実施するとともに、青少年健全育成市民会議の活動への支援を行ってまいります。  また、青少年を取り巻く社会環境の浄化やあそびのはくぶつ館、オータムコンサート、子ども会スポーツまつりなどの青少年育成団体等が主催する事業への支援を行ってまいります。  次に、6つ目の柱、市民との対話、あなたの思いを活かしますについてであります。  広聴につきましては、市民の意見を市政に取り入れるため、市長ふれあいトークを開催するとともに、城陽未来まちづくり会議をオンライン方式で開催してまいります。  広報につきましては、広報紙をはじめ、ホームページやSNS、FMうじを活用した市政情報の発信に努めるとともに、本市のイメージアップや情報発信力を強化し、伝わる広報を行うため、令和3年度に開始したLINEによる情報発信に取り組んでまいります。  ふるさと城陽応援寄附につきましては、窓口となるポータルサイトを活用し、さらなる利便性の向上及びPRに努めてまいります。  また、法律相談、交通事故相談などの各種専門相談を行ってまいります。  令和4年4月10日に実施される京都府知事選挙、令和4年7月25日に任期満了の参議院議員通常選挙につきましては、公平・公正に執行してまいります。  また、期日前投票所につきましては、有権者の投票機会を増やすため、令和3年度に引き続き、商業施設に1か所増設してまいります。  次に、7つ目の柱、市民が主役、あなたの活動を積極的に支援しますについてであります。  まず、市民との協働によるまちづくりにつきましては、市民活動支援センターにおきまして、市民活動の活性化及び市民協働のさらなる推進を図ってまいります。  また、自治会につきましては、研修会の開催や消火器購入等の補助制度の拡充など、活動の活性化に向け、支援してまいりますとともに、自治会連合会を単位とする市政懇談会を実施してまいります。  さらに、市からお願いしている市民活動や自治会活動での取組につきまして、万が一のけがなどの際の補償の拡充を図ります。  コミュニティセンターにおきましては、地域住民が主体となった運営により、地域のニーズに応じた事業を実施してまいります。  また、開館40周年を迎える南部コミュニティセンター記念事業を支援してまいります。  コミュニティセンターの整備につきましては、北部コミュニティセンターの耐震補強工事及び青谷コミュニティセンター外壁等改修工事を実施してまいります。  生涯学習の推進につきましては、市民大学を市民と協働で開催し、多様な学習内容と機会の充実に努めてまいります。  さらに、まなびEyeの発行などにより、各種講座・イベント等の情報を提供してまいります。  文化パルク城陽につきましては、トイレに温水洗浄便座を設置するなど、市民ニーズに対応する各施設の利便性の向上に取り組んでまいります。
     成人式典につきましては、民法上の成年年齢が18歳となることから、二十歳のつどいとして20歳の方を対象に式典を開催してまいります。  図書館につきましては、乳幼児及び小・中学生におすすめブックリストを配布し、読書活動の推進に取り組むとともに、さらなる利用拡大に取り組んでまいります。  歴史民俗資料館につきましては、地域の歴史・民俗・考古資料等を広く紹介するとともに、魅力ある特別展の開催やエコミュージアム事業と連携した展示、学校教育と連携した体験学習などを実施してまいります。  文化芸術の振興につきましては、市民等との協働により、大正琴・和太鼓の国民文化祭記念事業などの各種の施策を実施するとともに、文化芸術協会に対し支援を行い、さらなる文化芸術の推進に努めてまいります。  次に、スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、多種多様なスポーツ教室・大会を実施するとともに、スポーツ協会やスポーツ少年団などに対して支援を行い、生涯にわたるスポーツライフの実現を図ってまいります。  また、総合運動公園スポーツゾーンにつきましては、レストハウスのロゴスランドにつきましては、公園内のトイレ洋式化に取り組んでまいります。  さらに、市民プールにつきましては、敷地を南側に拡張し、プール利用者が利用できる芝生広場を整備するとともに、プールサイドの遮熱塗装を実施してまいります。  次に、人権が尊重される社会の実現に向けた取組につきましては、啓発や研修等を行うとともに、企業や民間団体等とも連携した広域的な取組を進める中で、あらゆる差別の解消と人権の確立を目指してまいります。  男女共同参画の推進につきましては、ぱれっとJOYOを拠点として、市民等が一体となって各種の取組を行うとともに、さんさんフェスタやパープルリボン運動などの啓発事業を実施してまいります。  次に、市制施行50周年についてであります。本市は、昭和47年5月3日に市制へ施行し、令和4年度に50周年を迎えます。この節目の年を市民と共に祝うため、各種記念事業を実施してまいります。  姉妹都市交流につきましては、市制施行50周年、鳥取県三朝町との盟約締結10周年を迎えることから、記念式典等に国内外各姉妹都市関係者をご招待し、より一層の交流に取り組んでまいります。  また、国際交流協会への支援を実施してまいります。  平和への取組につきましては、小・中学生の広島派遣や平和のつどいの開催など、平和都市の取組を推進してまいります。  次に、マイナンバーカードにつきましては、市民に対し速やかに交付する体制を整え、交付促進に努めるとともに、マイナポイントの申込み支援を行ってまいります。  以上、7つの政策に基づき、令和4年度に実施いたします主要な施策について申し上げました。  これら施策を進めるに当たりましては、財源の確保や、行財政改革、働き方改革の推進を図るとともに、市民から信頼される市政運営を担える人材育成に取り組んでまいります。  また、国、京都府や近隣自治体との連携を一層強化し、山城地域全体の活性化につながる施策の推進に取り組んでまいります。  今、城陽は、まちづくりの大きな転換期を迎えています。大規模な事業が進行する中、明るい未来に向かって大きく躍動しようとしております。  あわせて、既存市街地の再整備、健康福祉や教育・文化の充実、農業・商工業振興など、各施策の推進に取り組んでいるところであります。  市民の皆様に誇りを持っていただける城陽市となるよう、そして皆様の笑顔が輝き、活気にあふれ、夢や希望が城陽の明るい未来へとつながるよう、新たな城陽、NEW城陽の実現に向け、SDGsの理念に留意しつつ、全力でまちづくりに取り組んでまいる所存であります。  最後に、議員の皆様をはじめ、市民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○谷直樹議長  以上で施政方針演説は終わりました。  施政方針演説に対する質問は、後日、日程を設けておりますので、ご了承願います。  11時10分まで休憩いたします。         午前10時55分     休 憩         ──────────────         午前11時10分     再 開 ○谷直樹議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第5、議案第8号から日程第7、議案第10号までの3議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第8号から議案第10号の3議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第8号、城陽市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、令和3年4月13日付消防庁長官通知により、非常勤消防団員の報酬等について、新たに基準等が定められたことに伴い、城陽市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第9号、城陽市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部が改正されたため、城陽市消防団員等公務災害補償条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第10号、城陽市水道事業給水条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、大口径の給水申込みに対応するため、給水管の呼び径に応じた加入金及び区分に応じた基本料金を規定したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第8号から議案第10号までの3議案については、総務常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第8、議案第11号から日程第10、議案第13号までの3議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第11号から議案第13号の3議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第11号、城陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、城陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第12号、城陽市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、城陽市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第13号、城陽市国民健康保険条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、国民健康保険法施行令の一部が改正されたことに伴い、国民健康保険料に係る未就学児の被保険者均等割額を減額する改正を行いたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第11号から議案第13号までの3議案については、福祉常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第11、議案第14号並びに日程第12、議案第16号及び日程第13、議案第17号の3議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第14号、議案第16号及び議案第17号の3議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第14号、城陽市企業立地促進条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、京都府雇用の安定・創出と地域経済の活性化を図るための企業等の立地促進に関する条例の一部が改正されることに伴い、企業の立地を促進し、地域経済の活性化及び雇用の創出を図るため、城陽市企業立地促進条例の失効期日を5か年延伸したいので、提案するものでございます。  続きまして議案第16号、東部丘陵地長池地区土地区画整理事業に伴う町の区域及び名称の変更についてご説明申し上げます。  本件は、土地区画整理法による土地区画整理事業の施行に伴い、新しい土地の形状に合わせた町の区域及び名称に変更したいので、提案するものでございます。  続きまして議案第17号、市道路線の認定についてご説明申し上げます。  本件は、都市計画法に基づく開発行為によって設置された道路を市道として認定したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決、ご認定賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  議案第16号について、1点確認いたします。  この議案提出の根拠になる法律は、住居等表示に関する法律なのか、それとも土地区画整理法に基づく法律準拠なのか、どちらの法律に基づいてこの議案が出されておりますか。 ○谷直樹議長  木村新都市政策監。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  お答えします。  今回の議案につきましては、住居表示ではなく、土地区画整理法の手続によるものでございます。  以上です。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第14号並びに議案第16号及び議案第17号の3議案については、建設常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第14、議案第15号、城陽市社会教育委員の委嘱の基準等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第15号、城陽市社会教育委員の委嘱の基準等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市執行機関等の附属機関の設置等に関する条例に規定されている附属機関の委員定数の表記方法との整合性を図るため、城陽市社会教育委員の委員定数を改正したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第15号については、文教常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第15、議案第18号、財産の取得についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。
     奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第18号、財産の取得についてご説明申し上げます。  本件は、(仮称)スマートインターチェンジアクセス道路整備事業地内の用地を取得したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  2点お聞きいたしたいと思います。  まずこの4ページの地図を見ますと、本件につきましては、既に市道認定がされておりますが、いわゆるアウトレットの外周道路と位置づけられるものだと思います。つきましては、この道路について、例えば東部丘陵線でございますと、近畿砂利協同組合からの土地については寄贈というふうにございました。その線でいきますと、アウトレットを開発される方が、これは道路を外周道路として寄贈されるものであると考えるわけでございますけれども、これについてどういう話になっているのでありましょうか。  また、それと関係するわけでありますけれども、城陽市が買収されるというその根拠ですね、どうなっているのでありましょうか、お聞きをいたします。 ○谷直樹議長  木村新都市政策監。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  失礼します。まず用地の寄附ということでのお問いかけがございました。用地の寄附につきましては、いわゆる新名神高速道路沿いの4車線の東部丘陵線、これを対象としているものでございます。今回の案件につきましては、(仮称)スマートインターチェンジのアクセス道路という位置づけでございますので、これにつきましては、その枠組みとは異なるということから、今回、買収の対象ということになってまいります。この道路につきましては、これまでからお答えのほうはさせていただいているんですけども、この道路につきましては、今後、城陽井手木津川バイパス沿道の土地利用であったりとか、あるいは中間エリア、こういったものの土地利用に伴いまして、いわゆる城陽井手木津川バイパスの交通量、これらの増加が見込まれ、スマートインターチェンジへ向かう交通、これを分散し、円滑な処理、これを図る上で必要な道路の一部になりますことから、市のほうで整備を行っているというものでございます。  以上です。 ○谷直樹議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  前回といいますか、この市道認定のときにも質問させてもらったわけでございますけれども、この用地を買収するということについて、今、プラントの営業をされているわけでございますけれども、そこと大体話がついて、こういう提案をされているんじゃないかとは思うんですけれども、こういう形でいきますと、結局アウトレットの外周道路については開発業者の方が道路を整備されて、そして城陽市にこの市道認定ということになってきていると思うんですけれども。ここについては当然そういう話を開発業者の方とされたと思うんですけれども、その経過についてもう一度お願いしたいと思います。  あわせて、今回これでもう質問ができませんので、関連ですけれども、いわゆるその外周道路の下といいますか、調整池、これはメインの調整池と道路を挟んで南側にもあるわけでございますけれども、これの管理の関係、特に第2の調整池については公園もあるということでございますけれども、その管理の関係、駐車場とか、そこについてはどういうふうになるのか、お聞きをいたします。よろしくお願いします。 ○谷直樹議長  木村新都市政策監。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  まず地権者の方と合意形成が図れているのかというところのお問いかけが1つ目だということで認識しておりまして、それについてお答えさせてもらいます。  まず地権者となります方とは用地単価等も含めて合意いただいておりまして、契約のほうを既に締結といいますか、調印のほうはいただいているところでございます。ただ、効力を発しますのは当然議決を得てからということになりますので、そういった前提の下で契約書のほうには合意いただいているというところでございます。  道路とか池の管理ということでのお問いかけでございますけども、道路につきましては、先ほども語堂議員お話しされたように、この道路は市道ということで認定されておりますので、この道路につきましては市が管理していくというものでございます。一方、調整池のお話もちょっとされましたので、池の話もさせていただきますと、この調整池につきましても市のほうで管理していくというものでございます。あと駐車場とかはどうなんだというところも触れておられましたけども、駐車場につきましては、これは民間の所有地となりますので、駐車場については民間事業者のほうが管理していくものでございます。  以上です。   (語堂辰文議員「開発業者と調整されたかということを答弁していただいてないんですけれども」と言う) ○谷直樹議長  木村新都市政策監。 ○木村敬まちづくり活性部新都市政策監  開発事業者と用地のことについて協議したかというお問いかけでございますけども、当然スマートインターチェンジにつながっていく道路ですので、その整備の進め方、工程も含めて開発事業者のほうとは調整を図りながらこれまで来ているというところでございます。  以上です。 ○谷直樹議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  もう要望しかできないということでございますが、やはり外周道路、これは先ほど提案がございましたけれども、いわゆるアウトレットへのアクセスといいますか、そういう形の道路であるというふうに認識をさせていただきます。4ページの地図を見ましても、こういう形で、例えばこの黄色い城陽井手木津川線が開通いたしましても、そこからすぐの近道、また進入道路、そういう形になってくるんじゃないかと思いますので、先ほどもご説明がありましたけれども、当然開発業者の方が道路を造られる。これは以前にも指摘してきましたけれども、例えばサントリー、内川の道路ですね。これについては2社が、城陽市が道路は整備されましたけれども、その2億1,000万円は折半で業者の方が分担されるというふうにもされておりますので、当然のこと進入道路でございますから、それはこれから業者の方にも、業者といいますか、開発業者の方にもそういう話を進めていただく必要があるんじゃないかと思いますし、また先ほどからお聞きしますと、池のことにも触れていただきましたけれども、調整池の開発は事業者の方がされる。それについて管理は城陽市でやるのだということでございますけれども、やはりそういう市道認定にいたしましても、調整池の管理にいたしましても、今後、大変な負担が城陽市にかかってくるという形になってくることは大変問題だと思いますので、そこらについてもやはり市民の立場から進めていただきたいと思います。業者最優先の行政に対しては、やはり市民の皆さんから厳しい批判の目があると思いますので、その点はよろしくお願いします。  要望して終わります。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。  谷口議員。 ○谷口公洋議員  すみません。私は経過等もよくわかっていないまま質問することになりますけれども、今の語堂議員のお話は実にもっともだと思います。私企業は自分の利益を当然考えるわけであります。我々は市民の税金を使って開発にお金を使うことになるわけです。当然私企業の利潤分については道路の何割かは私は負担してしかるべきだと思うけれども、そのような議論があったのかないのか。それとも、私企業の言うがままなのか。私は何か大企業に非常に遠慮しながら物事が進んでいるようにしか思えないんです、この間、半年間議員をやってきてね。まるでこっちはど素人で、向こうは海千山千の大企業ですから、何ぼでももうけようとするでしょう。そういうところに対してこっちが向かうときには、当然、市民の税金を我々は使うのだという厳しい自覚がなければ、まるで大企業の言いなりですわ。そこのところの議論はあったのかないのか。それとも、そういう意気込みで臨んでいるのか臨んでないのか、質問します。 ○谷直樹議長  大石部長。 ○大石雅文まちづくり活性部長  これまで開発企業との協議がどうなっているのかというようなご質問だと思っておりますが、そもそもスマートインターチェンジ自体は、今回、アウトレットができます。当然広域からこのアウトレットに来場される多くの方はこのスマートインターチェンジを利用されるところではございますが、そもそもこのスマートインターチェンジの設置というのは、高速道路の利用者の利便性向上であったりとか、救急搬送時の定時制の確保であったりとか、観光振興、防災機能の向上など、いろいろ多様なところで効果が期待される施設でございます。それらの期待される効果というのを総合的に判断されて、この城陽のスマートインターチェンジというのが高速道路の連結許可を得たという経過でございます。  今回、土地取得させていただいて、整備する道路の形状は、現段階での形状だけを見れば、当然谷口議員がおっしゃるようにアウトレットからの延伸だけのような形状に見えますが、将来的にこの東部丘陵地の中間エリアであったりとか、城陽井手木津川バイパスの国道が整備された後には、このスマートインターチェンジの利用の交通量というのは推計上、増えてまいります。そういった中で、現時点のこのタイミングにおいて、次このスマートインターチェンジを利用される交通量をいかに分散させるルートを確保しておく必要があるかという判断の中で、今回、先行してこの部分を市で整備するというような位置づけで進めているところでございますので、形状でアウトレットからの延伸でスマートインターチェンジを利用されるだけの機能を持った道路というふうに私ども考えておりませんので、その部分はご理解いただきたいというふうに考えております。 ○谷直樹議長  谷口議員。 ○谷口公洋議員  すみません。私の質問にもう少しきちんと答えていただけますか。  我々は市民の税金を使って開発の、私は今回のこの開発自体にも本当に大きな疑問を持っていますけれども、そういう思いで対応しておられるのか。大企業は利潤追求が第一ですから、それで行くでしょう。それに対して貴重ななけなしの、特にこのコロナ禍において大変な思いで税金を払っている市民がいっぱいおられるわけです。そういう思いでやっているのかということです。  大体アウトレットは他地方から車で来る人たちによって利益が上げられるアウトレットですわ。地域の人たちはほとんど、1回か2回は行くでしょう。しかし、日常の生活にさほど影響はない。むしろ他地域の多くの人たちを集めて利潤を追求するというのがアウトレットの目的だろうと思います。そういう中で、自動車の通路、自動車道というのはアウトレットにはなくてはならない大事な存在であります。当然、一定の割合のお金は負担してしかるべきだと思いますけれども、そこらのことをきちんと話し合われたのかどうなのか。再度繰り返すけれども、私は大企業の言いなりになっているように思える。市民の税金が本当にもったいない使い方がされているように思える。そこのところ、いかがですか。 ○谷直樹議長  大石部長。 ○大石雅文まちづくり活性部長  決して今回の開発で私ども大企業のほうの言いなりになっているというようなことは一切ございません。当然、企業側が行うべき施行の範囲、市が行うべき施行の範囲、このあたりをきっちり整理しながら事業を進めているというところでございます。  今回、このアウトレット、当然このアウトレットというのは日常的な買い物をしたりとかする施設ではございません。非日常的でございますので、市民の方がこのアウトレットのほうに来場されるというのも、日々の買い物に行かれるというような施設ではございません。しかしながら、ここのこういう大きい施設で大きな雇用が生まれるということと、税収が増加する、それによっていろいろ市民サービス、このあたりに還元できるものというふうに考えておりますので、きっちりと新名神高速道路に合わせての整備を私どもしっかり進めてまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  谷口議員。 ○谷口公洋議員  最後、要望で終わります。アウトレットは車なしでは維持できない、そういう存在です。本当に何度も繰り返すことになりますけれども、貴重な財産、税金を使ってやるわけでありますから、そこのところは十分に、十二分に心得て対応しなくてはならないだろうと思います。  先ほども出てきました新しい町の名称、これについても本当に城陽市民のことを考えているのか。長池とか、あるいは富野とか、そのような名称は何にもないやないですか。一体誰がこういう名称をつけたのか。本当に城陽市の責任においてやっておられるのか。私は非常に疑問に感じます。そこらも今後、徹底して追及していきますから、くれぐれも税金を扱っているものだということを理解してやっていただきたいと思います。  以上、要望です。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第18号については、委員会付託を省略いたします。これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって議案第18号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  西議員。 ○西良倫議員  議案第18号、財産の取得について、反対の立場で討論します。  市が取得しようとしているこの土地は、令和3年6月議会で市道路線認定のときにも私、述べました。造ろうとしている(仮称)スマートインターアクセス道路、ここを走る車のほとんどがアウトレット外周道路を経て、スマートインターへ誘導を図るものです。道路づくりのためにわざわざ約1億4,000万円の税金を使い、さらに道路建設に1億463万円かかるとの答弁も頂いております。市民負担の加重を2倍にもするものであります。市が税の投入を拡大すべきは、コロナ禍から市民の命を救うためにこそあるべきであり、土地の取得についても、道路建設費用の負担にしても、三菱地所に負担を頂くなど、交渉すべきと考えます。今、お二人から質問があったとおりです。  以上の理由により、市民負担増だけをもたらす議案第18号、財産の取得に反対をいたします。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。  大西議員。 ○大西吉文議員  私は、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。  この地域は砂利採取で非常に我々住民が苦労をさせられた場所であり、50年ほど前ですと、非常に大雨が降れば消防団員が出て、道路の整備なりに苦労してきたところです。わずかな面積ですけれども、ここが改善されて、そこに住んでいる住民が安心な方向に向いている。これは一番大切なことである。なおかつ、今の場合ですと、税収もそう上がりませんが、これがきちっと整備されていくと数億の税収が入ってくるわけですから、やはりこういう1つの機を逃さずに、しっかりと住民の安心・安全を担保していただくと同時に、城陽市の税収にも寄与するということを考慮された財産所得であるというふうに思っておりますので、そういう意味からして賛成の立場で討論いたします。 ○谷直樹議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって討論を終わります。  これより議案第18号を採決いたします。  議案第18号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  挙手多数。よって議案第18号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第16、議案第19号、損害賠償額の決定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第19号、損害賠償額の決定についてご説明申し上げます。  本件は、令和3年10月26日、城陽市立南城陽中学校グラウンドにおきまして、体育の授業中、生徒の打ったボールがグラウンド端のフェンスを越え、校内に駐車中であった車両を破損したことについて、損害賠償金を支払い、示談としたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  相原議員。 ○相原佳代子議員  失礼いたします。2点質問させていただきたいと思います。  体育の授業中のノック練習時ということでございますが、このバックネットの前、生徒がノックをし、そして階段の上に置いておられた先生の車両を破損したという説明が参考資料により読み取れるわけでございますが、まずこの授業ですけれども、グループに分かれてソフトボールのノック練習ということでございますが、生徒の飛距離、そういうことを考えられて、この場所が適切であったのかどうかということが1点。  そして、今度は駐車のほうなんですけれども、南城陽中学校の坂を上がっていきますと、南側というんですか、フェンス沿いに車を置かれている。そしてまた、今回のように階段の上に先生方の車を置かれているということが見受けられるんですけれども、ボールが飛んでくる可能性がある場所に教職員の先生方が駐車されていたかどうかということがちょっと気になりました。今回のことを受けて、再点検などされたのかどうかということを教えてください。お願いいたします。 ○谷直樹議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  それでは、2点お答えさせていただきます。  まずお手元の議案の参考資料、3ページでございます。今、ご質問ありましたように、バックネットのお話がございましたけれども、少し現場位置図のほうが変形した形になっております。特にこの運動場がベース型の形に描いておりますけれども、かなり変形しておりまして、このバックネットから車の置いてあるところまでもう少し長くございますので、この図面でいくとイメージしにくいとは思いますけれども。実際のところは、この車両の置いておりますところからノックをしていたところは約30メートルのところでやっておったんですけれども、だんだん前に進んでいきましたので、体育科の教員のほうは下がるようにということで再三指示をしておったんですけれども、不意に長く飛んでしまったということで、今回、車両に当たってしまったというものでございます。  それと、駐車場所についてでございますけれども、今、南城陽中学校の正門を入っていただいて坂を上がっていただくと、右手のほうに、いわゆる道路のほうに、府道のほうに向かって車両を、これは来客者の駐車スペースを含めて約15台ほど駐車できるようなスペースになってございます。それともう一つ、この正門から入りまして左のほう、いわゆる職員室のあります北校舎とグラウンドの間、ここに階段があると思いますけれども、階段までの間に約5台、それから階段より北のほうといいますか、北校舎に沿って約15台程度止めるスペースがございます。職員のほうは約30名強この学校で勤務をしているわけですけれども、大半の者が自動車通勤をしているということで、こういうようなところに従来から駐車をしているというものでございます。  なお、このグラウンドと校舎棟のございます地盤とは約4メートルの擁壁がございまして、それがございます。それと、そこからさらに1.8メートルのネットフェンスが設置されているものでございます。したがいまして、今回、不意にボールを打ったときに高く上がってしまって、ボールが当たってしまったというような状況でございます。通常であれば、4メートルと1.8メートルで約6メートルの壁があるというものでございますので、多少ボールが飛ぶという可能性はあろうと思いますけれども、今回につきましては、私どもの最終報告の段階では、少しこちらの方向へ向いて打つのが適切であったのかどうかということは今後も検証したいと思いますし、今後は反対の方向に打つというような形での指導をすべきであると指導していきたいと考えております。今回の場合は、守備練習ということでノックをしておりますので、ボールを後ろのほうへ逃していくということも、当然これはクラブ活動ではございません。体育の授業ですので、不慣れな生徒もいると思いますので、それに関してボールがあまり遠くへ飛ばないようにといいますか、転げていかないような形で、こっちを向いて打っているのかなという想像はできますけれども、今後についても注意をしていきたいというふうに、今後、指導していきたいと考えております。  以上です。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  ソフトボールの授業中で、ノック練習をするうちに、本来であれば言われていた位置よりもだんだん前のほうへ前のほうへとなってしまったということでありますので、それは指導についてということをまた改めていただきたいと思いますし、やはり城陽市内ではありませんけれども、いろんなところで砲丸練習であったり、いろんな練習をする中で、今回は車だったんですけれども、生徒に被害がということもありますし、やはりそこの練習の仕方というのはしっかりやっていただきたいと思いますし、中学生になれば、また中学校でクラブをされている方、また部外でされている方、やっぱり飛距離なんかもものすごく飛ばす子供もいるかと思いますので、再度授業の仕方について、そこはもちろん野球部やソフトボールクラブ等々あると思いますので、点検をしていただきたいと思います。  今、車両の駐車については問題なかったというお話だったと思うんですけれども、どうしても南城陽中学校の場所になりますと、先生方も車で来られる方が多いと思います。今回のこと、滅多にないことではあるかと思いますけれども、ほかにまた場所、体育館のほうであったりとか、そういうことが考えられるのであれば、一度再点検もしていただきたいと思いますので、この点については要望とさせていただきます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  車の修理費用が1万5,000円、代車の費用がほとんど8万近くかかっているんですね。私はそこがおかしいなと思うんです。子供たちがクラブ活動、あるいは授業の中でボールが飛んでいくというのは、100%防げるというのはどこの都道府県でも、どこの学校でもないと思っているので、それは注意していただいたらいいなと思っているんですけれども。傷がいった程度だったら、何日かかったのとか、あるいは外車ですかと言いたいんですけど、この傷だったら、普通ガソリンスタンドでも傷の修理費が10センチか15センチ、ちょっとへこんだぐらいだったらこれぐらいで直せるなというのはすぐわかるんです。だけど、代車は4日間使ったのか、1日でこれだけ使ったのか、全然そのあたりがわからない。軽の車やけど代車だけがローレルに乗っているとか、クラウンに乗っているのだったらちょっと高くつくでしょうけど。そのあたりをはっきり言わないと、えっというところで終わってしまって、あんたら何にも聞かんとこれで賛成したのと言われても困るんです。傷がいっただけやったら車走りますやん。ガラスが割れて、フロントガラスが割れて前が見えないのなら、その間修理して代車が必要でしょう。だけど、へこみや傷の修理ぐらいだったら、1日あるいは2日でできる。代車もそんなにかからないだろうし、土曜、日曜日、授業がないときに行くこともできるだろう。そういう計算もできるのに、いや、即修理屋に出して、月曜日から水曜日、木曜日まで修理に出していたのやと言われたら、代車の日数が長いでしょう。そういうところをはっきり校長先生や教務主任の先生方が、自分とこの学校の先生でしょう。そういうことを言えば安く上がるじゃないですか。何を代車が7万9,000円ですか。私らが選挙のとき1週間借りたら、そんな車で行きますよ。あのときレンタカーを借りるんですから。だから、この議会の中にも自動車の修理をされている方がおられますからね。考えて、代車なら普通私たち車検でも代車はただでやってくれますやん。何を代車が7万9,200円ですかという話を聞きたいなと思っております。 ○谷直樹議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  ただいまのご質問でございます。この件については、いわゆる代車の費用でございますが、12日間の代車の費用となっております。1日6,000円の12日間の代車代というもので、これは税金等がかかっておりますけれども、そういう費用になっております。これは事故でございますので、今回は保険で支払いをするということでございますので、代理店を通じての査定等もございますので、ディーラーのほうに預けて、その間見てもらうというような日数がかかっているというようなものでございますので、いたずらに日を延ばしたというわけでもございませんので、正規のルートで修理をさせていただいておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  これね、私たちが保険であるからいいよという話じゃなしに、やはり社会ってそういう民間企業との契約もあるけれども、うまく無駄な経費を使わないように回していくのが必要でしょう。12日間もかかるような修理が1万5,400円で終わること自体がおかしいですよ。保険で使ったとしても。だから、私は交通事故を起こしたときに、本当に歩けへんから50日入院しましたけれども、だけど、首の痛い人やったら3日ぐらいで出てきても首が痛い痛いいうて、1年、2年でもかかっているような形で修理費用を出していく。それはちょっと高いねと言われた。修理費用が1万5,400円で、12日間も修理期間がかかったということ自体がちょっと不思議な世界やなということを申し上げて、終わります。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。  土居議員。
    ○土居一豊議員  この事故事例は、起こり得る事故だと思います。うちだけじゃなくて、多分全国調べればこんな事例はたくさん出てくるのではないか。そうしたときに、この事故を起こした南城陽中学校から事故報告があったときに、学校としてこの事故をどのような反省点がある。今後どうすべきということの報告があったのか。それと、それを受けて、教育委員会は他の4校の中学校にどのような事例照会と指導をされましたか。 ○谷直樹議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  今回、このような事故が起きたといいますか、事案が発生したということの報告を受けました。この中身については、どのような状況でこの事案が起こったのかというのは当然、報告を受けております。その中で、先ほども申しましたけれども、やはり可能性としては予見できることだと思いますので、そこを避けて、いわゆる反対側のほうに向かって打つというようなことができたのではないかと考えられます。しかしながら、これは起こってしまった事案でございますので、今後は、その発生の事案の予見については十分考慮した上で授業を行うように、当該校には指導したところでございます。  なお、この事例につきましては、今日の議案の後、学校校長会を開いた際には、この事例を通知し、予見できることについては十分注意しながら授業を行うと、そのようなことを指導していきたいというふうに考えております。 ○谷直樹議長  土居議員。 ○土居一豊議員  南城陽中学校の場合は、周りには住宅地はまずないんですね。城陽中学校だったら、多分打って出るところは皆住宅地であったり、道路を走っている一般の車であったり、家の窓ガラスであったり、そういう可能性を考えれば、通常何グループかでノックをやるときには、一番大事なのは、自分のグループがノックするボールは集中しているんです。隣のグループから飛んでくるボールには集中していない。そのボールが当たったときは一切そのボールを見ていないから、眼球破裂等の例が全国の事例から出ているはずです。ということは、対面とか側面でやっては駄目ですよ。何グループかでやるのだったら放射状にやりなさい。必ず打つ方向には他のグループがいないようにしなさいという指導が出ているはずです。しかも、外に当たっていって出るところには、ネットのないところはそちらに向かって打っては駄目ですよという指導が出ているはずですよ。  ということを思えば、今回、何個グループにしたかわかりませんけど、やはり先生が、この場所で打ったときにどちらに行くのかということはよく見ておかなければならない。ましてこれ車だったからいいですけど、もう少し飛んだら北校舎のガラスでしょう。ガラスの1階を割って、もしそこを生徒が歩いていたら生徒がけがするかもわからない。特に校舎のガラスのある方向にソフトボールであったり、サッカーはやってはならない。そちらに向けて蹴れば、やはり力のある者が蹴ればネットを越えるというのは明らかですよ。  だから、今回の教訓からして、部長、相談していますが。やはりもう一度実際何グループでどちらを向いてやっていたのか、こういうことをしっかり把握して、他の学校においても、特に外に出ていって車を壊すぐらいだったらこうして補償できますけど、もし子供さんがけがして眼球破裂となったら、もう生涯障がいが残ったままになりますよ。そういうことを思えば、今回の教訓から各学校に、特にこういう事例からしたら大事故につながったらこういうことが起きるよということをもう一度含めて、同じ事故が起きないように、私は車のガラスぐらいだったらまだ許せる。子供にけががいかないように、ぜひ今回の教訓は考えていただきたい。少なくとも先生がもう少し早く考えて、下がらせればよかった。多分子供はノックしながら前に前に行ったんじゃないかと思うんですよ。予想されるように多分野球部の子がノックしていたんじゃないかと思うんです。普通の子はノックなんかしませんよ。そういうことを思えば飛びますよ。そういうことを申し上げておきます。今後、機会があるときにぜひ各学校に徹底していただきたいと思います。  以上です。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  先ほどもご質問があったんですけど、ちょっと確認ですけど、2点ほどお聞きします。  1点は、傷ついた、いわゆる被害のあった車の何年製、車種。見積りはお聞きしましたけど。それと代車の車種、そういうのについてお聞きをしたいと思います。  もう1点は、この地図で見ますと、バックネットとございます。野球部はここがバックネットで練習されていると思います。以前もそうだったと思いますけど。それからグラウンドの、これ運動場と書いていただいていますけれども、それの下のほう、この角のほうがソフトボールのバックネットにして練習されていると思います。そこで、体育の先生が指導されていたと思うんですけど、かなり近いところでされていた。言うたらグラウンドの真ん中辺からノックされていたんじゃないかと思うんですけど。これについてどういうふうにお聞きになったのかと併せて、やはりネットの高さが問題だと思います。城陽中学校でしたら、高さが約10メートル近いネットを張っていただいています。それでも越えていって、ガラスが割れたとかいろいろ問題が指摘をされていましたけれども、ここのフェンスは今、1.8メートルとおっしゃっていました。グラウンドから確かに若干高さはありますけれども、合わせても職員室のところにボールが飛んでいって、そういう事故といいますか、ガラスが割れたとか、以前にもありました。他校との練習試合とかいろんなので。サッカーのボールとかでしたら、そこを蹴るなと言うても、やっぱりそういうことが起こります。そういうので、かなりネットも古くなってきているんじゃないかと思うんですけど、教育委員会としてネットを上げられる考えがあるのかどうか、そこの点をお願いします。 ○谷直樹議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  何点かご質問いただいたと思います。ちょっと順序が変わるかもわかりませんが。  まず車両のほうですけれども、平成28年式の車でございまして、車種につきましては日産ティアナという自動車で、今現在、新車では販売されていないんじゃないかなと思います。なお、レンタカーとして代車でお借りしたのは、これも日産のシルフィという車でございまして、この車も今ないと思います。ランクで言えば1ランク下の自動車が代車になっているかと思います。  それから、グラウンドのほう、確かに語堂議員おっしゃいますように、運動場と書いている部分にソフトボールのネットがございますので、これは先ほども言いましたようにちょっといびつな図になっておりますので、先ほどの答弁にもありましたように、黒丸、生徒がノックしていたところですけれども、いわゆる階段と書いているこの擁壁のところから約30メートル地点のほうからやってきて、だんだん前へ出ていったというようなところでございます。  なお、各学校でもこのような事案というのは起こっていることはございます。これまでから議会にも賠償金の関係でご議決いただいている中でも、中学校のほうにおいてサッカーボールを蹴り出して道路を走行している車のところに飛んでいったというのがございました。この際にもやはりネットフェンスの関係がございますので、それ以降はシュート練習をそちらに向けてやらないとか、あるいは試合をする際にはもう少し通常の引いているコートよりも、ピッチよりも道路に出ないようなところでのピッチを取って試合をさせるといったようなこともやっておりますし、また野球部では、先ほどもあったかもわかりませんが、城陽中学校等についても、試合をしますとどうしても北側のネットフェンス、結構高いんですけれども、それでも越えてしまって民家のガラスを割ったという事例もございます。そういうことで、試合はなるべく城陽中学校でしないような形で、他のところでやっていただくというようなことも学校にも通知をし、そういう対応を取っているところでございます。今、本件のところについては、先ほどこれもご答弁させていただきましたけれども、グラウンドと校舎とのGLに4メートルの擁壁がありまして、それに1.8メートルのネットフェンスをしておりますので、都合5メートル80センチが高さになろうかと思います。したがいまして、今現在のところ、これについてはネットを上げていくという方策は考えておりません。  なお、クラブ活動につきましては、グラウンドの中でサッカー、陸上、野球といったことで同時にやっている場合もございます。先ほど土居議員からのご提案の中にもありましたように、やはり事故が起こらないようには、同時にやっておりますけれども、なかなかボールが飛んでくるのは気がつきにくいということもございますので、顧問には注意をしていただいて監視をしていただいた中で適切なクラブ活動ができるように、今後も指導してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○谷直樹議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  車種とかは分かりました。  グラウンドの関係ですけれども、今、ネットは5.8メートルになる。したがって、これを高くするような考えはないということでございます。中学校をずっと見ていただきましたら、ほかの学校のところ、例えば東城陽中学校、南側が川で、東側は畑とかになっていますけれども、それでも10メートルからのネットを張っていただいています。城陽中学校は住宅街のところにありますから高いネットで、それでも超える場合もありますけれども、そういう状況です。北城陽中学校もそうですし、西城陽中学校は周り田んぼですけれども。ほかの学校に比べて南城陽中学校は形がいびつだけと違って、狭い。そういう中で、先ほどから職員室のガラスの話がありましたけれども、今回はガラスではないですけれども、そういう例を私も経験をしておりますけれども。やはりネットを上げていただくと。こういうことが続く、例えば今回はノックですけれども、サッカーの練習試合とか、あるいは野球のそういう試合とかで飛んだ場合に、先ほど心配もされておりましたけれども、ガラスの破損とか、様々なことが起こらないためにもネットを上げていただくということが必要じゃないかと思うんですけど、その点もよろしくお願いしたいと思います。  要望して終わります。 ○谷直樹議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第19号については、委員会付託を省略いたします。これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって議案第19号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  討論なしと認めます。  これより議案第19号を採決いたします。  議案第19号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○谷直樹議長  全員挙手。よって議案第19号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第17、議案第1号から日程第23、議案第7号までの7議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第1号から議案第7号までの7議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  本件の7議案につきましては、いずれも令和4年度各会計の当初予算でございます。大変厳しい財政状況の中での編成でございましたが、誰もが輝き、希望あふれる予算として編成を行ったところでございます。  まず議案第1号、令和4年度城陽市一般会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和4年度城陽市一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ330億5,300万円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、10億9,100万円、率にしまして3.4%の増でございます。プレミアム付商品券の発行等に伴う補助費等の増や東部丘陵線の整備等に伴う普通建設事業費の増、その他物件費、扶助費等の増が影響し、増となったものでございます。  続きまして議案第2号、令和4年度城陽市国民健康保険事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和4年度の城陽市国民健康保険事業特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ87億7,633万9,000円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、1億8,002万3,000円、2.1%の増でございます。  続きまして議案第3号、令和4年度城陽市寺田財産区特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和4年度の城陽市寺田財産区特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,837万6,000円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、171万円、4.7%の増でございます。  続きまして議案第4号、令和4年度城陽市介護保険事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和4年度の城陽市介護保険事業特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ64億7,515万1,000円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、2億1,694万円、3.5%の増でございます。  続きまして議案第5号、令和4年度城陽市後期高齢者医療特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和4年度の城陽市後期高齢者医療特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ15億1,315万5,000円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、8,537万7,000円、6.0%の増でございます。  続きまして議案第6号、令和4年度城陽市水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和4年度の城陽市水道事業会計におけます業務の予定量は、年間総配水量789万4,950立方メートル、1日平均配水量2万1,630立方メートルと見込んでおります。  収益的収支につきましては、収入で15億6,608万5,000円、支出で14億9,566万円を計上いたしております。  また、資本的収支につきましては、収入で5億1,255万6,000円、支出で13億8,990万2,000円を計上いたしております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填することといたしております。  続きまして議案第7号、令和4年度城陽市公共下水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和4年度の城陽市公共下水道事業会計におけます業務の予定量は、年間総有収水量805万4,000立方メートル、1日平均有収水量2万2,066立方メートルと見込んでおります。  収益的収支につきましては、収入で22億2,266万4,000円、支出で18億6,014万円を計上いたしております。  また、資本的収支につきましては、収入で16億5,508万円、支出で22億7,570万6,000円を計上いたしております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額につきましては、当年度分損益勘定留保資金で補填することといたしております。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○谷直樹議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第1号から議案第7号までの7議案については、10人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって議案第1号から議案第7号までの7議案については、10人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  さらにお諮りいたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付の予算特別委員会委員名簿のとおり指名いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって予算特別委員会の委員の選任については、お手元に配付の予算特別委員会委員名簿のとおり選任することに決しました。  なお、委員長及び副委員長については、委員会条例第7条第2項の規定により、委員会において互選願います。                             (委員名簿は巻末に掲載)           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第24、請願についてを議題といたします。  お手元に配付の請願文書表のとおり、請願第4−1号は所管の委員会に付託いたします。                            (請願文書表は巻末に掲載)           ────────────────────── ○谷直樹議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  明日2月22日から3月3日までは休会とし、3月4日午前10時から本会議を開きます。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって3月4日午前10時から本会議を開きますので、お集まり願います。  本日は、これをもって散会いたします。         午後0時17分     散 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   谷   直 樹                    会議録署名議員   相 原 佳代子                       同      小松原 一 哉...