城陽市議会 2021-10-20
令和 3年建設常任委員会(10月20日)
令和 3年建設常任委員会(10月20日)
建設常任委員会記録
〇日 時 令和3年10月20日(水曜)午前10時00分開議
〇場 所
城陽市議会委員会室
〇出席委員(10名)
熊 谷 佐和美 委 員
谷 村 浩 志 委 員
平 松 亮 委 員
澤 田 扶美子 委 員
増 田 貴 委 員
相 原 佳代子 委 員
谷 直 樹 委 員
土 居 一 豊 委 員
本 城 隆 志 委 員
語 堂 辰 文 委 員
〇欠席委員(0名)
〇議会事務局
長 村 和 則 局長
樋 口 友 彦 議事調査係長
堀 浩 輔 主任
〇
城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席
今 西 仲 雄 副市長
森 島 正 泰 理事
都市整備部長事務取扱
まちづくり活性部
大 石 雅 文
まちづくり活性部長
木 谷 克 己
まちづくり活性部参事
木 村 敬
まちづくり活性部新都市政策監
中 村 雅 彦
まちづくり活性部産業政策監
まちづくり活性部次長
商工観光課長事務取扱
岩 佐 良 造
東部丘陵整備課長
小 川 智 行
東部丘陵整備課東部丘陵整備係長
伊差川 陽 介
東部丘陵整備課東部丘陵整備係主任専門員
仙 田 政 和 新名神推進課長
長谷川 大 輔 新名神推進課新名神推進係長
北 村 研 爾
商工観光課課長補佐
商工観光係長事務取扱
松 本 奈 美
商工観光課商工観光係主任専門員
北 澤 寿 至
商工観光課商工観光係主任
都市整備部
森 本 都士男
都市整備部次長
辻 村 一 哉
都市整備部次長
管理課長事務取扱
立 木 克 也 都市政策課長
友 本 浩 嗣
都市政策課課長補佐
開発指導係長事務取扱
山 本 真 史 都市政策課駅周辺整備係長
広 瀬 法 行 都市政策課駅
周辺整備係主任専門員
中 村 行 利
管理課管理明示係長
〇委員会日程
1.議案審査
議案第42号 市道路線の認定について
議案第43号 市道路線の認定について
議案第44号 財産を支払手段として使用することについて
2.報告事項
(1)長池駅
南側周辺整備基本計画の取組について
(2)東部丘陵地整備について
(3)令和2年度(2020年度)城陽市産業会館に係る事業報告に
ついて
(4)城陽市
商工業活性化推進審議会への報告案件について
〇審査及び調査順序
現地視察
1 市道1233号線(議案第42号)
2 市道3202号線(議案第43号)
議案審査、報告事項
(都市整備部関係)
◎議案審査
議案第42号 市道路線の認定について
議案第43号 市道路線の認定について
◎報告事項
(1)長池駅
南側周辺整備基本計画の取組について
(
まちづくり活性部関係)
◎議案審査
議案第44号 財産を支払手段として使用することについて
◎報告事項
(2)東部丘陵地整備について
(3)令和2年度(2020年度)城陽市産業会館に係る事業報
告について
(4)城陽市
商工業活性化推進審議会への報告案件について
──────────────────────────────
○平松亮委員長 おはようございます。
ただいまから建設常任委員会を開会いたします。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 理事者から挨拶をお受けいたします。
○今西仲雄副市長 どうも皆さん、おはようございます。平松委員長、語堂副委員長をはじめ、委員の皆さんにおかれましては、平素から建設・まちづくり行政はもとより、市政運営の各般にわたりましてご理解、ご指導賜っておりますこと、厚くお礼を申し上げます。
それでは、着座にて失礼いたします。本日は、過日の本会議におきまして、委員会付託となりました議案の第42号から第44号につきまして、ご審査をいただくことになっております。また、市の報告案件といたしまして、長池駅
南側周辺整備基本計画の取組についてなど4件の報告を予定いたしております。
よろしくお願い申し上げます。
○平松亮委員長 今西副市長、ありがとうございます。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 次に、現地視察についてお諮りをいたします。
この際、委員会を暫時休憩し、議案第42号及び議案第43号関連の現地視察を行います。
小松原議員、若山議員、西議員、谷口議員から同行の申出がございます。
なお、
委員派遣承認要求の手続については、委員長にご一任願います。これにご異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 ご異議なしと認め、そのように決定をいたします。
暫時休憩いたします。
午前10時02分 休憩
─────────────
午前11時30分 再開
○平松亮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 都市整備部関係の審査に入ります。
議案審査を行います。
議案第42号、市道路線の認定についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○森島正泰理事 議案第42号、市道路線の認定についてご説明申し上げます。
議案の4ページをお願いいたします。提案理由でございますが、この路線は、城陽市市道認定に関する要綱第4条の規定により、道路敷の寄附を受け、同要綱第2条の認定基準を満たしていることから、市道として認定したいので、道路法の規定に基づき提案するものでございます。
ページ戻っていただきまして、3ページの認定図をご覧願います。図面中央、市道1233号線につきましては、起点が市道6号線で、終点は市で管理しております里道でございます。
ページ戻っていただきまして、2ページ、認定路線調書をご覧願います。道路の概要につきましては、市道1233号線の起点部は久世北垣内113番1で、終点部は久世北垣内118番4でございます。道路の幅員は4メートル、延長は125.2メートルでございます。
以上、ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。
○平松亮委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○土居一豊委員 2点確認いたします。
1点は、開発業者さんが所有していて、1筆登記で寄附を受けたということで、個人所有よりは手続上は容易であったのかなと思いますが、今回寄附を受けることによって、市が何か経費的な負担が出てるということはございませんか。
2点目、この道路は以前、ふたば園の工事したときにも、工事に伴う車両が全部この道路を使用して工事現場に入っていたと認識します。大型で入れないので、ちょっと中型のダンプ車両が荷物を積んで入っておった。また、最近は、もう一つ北側のマンション建設のときにも同じように、同じような大きさの車が荷物を積んで入っておった。その結果として、ここに住んでる方から、道路が非常に荒れてきてるということを言われてたんですが、私はそのときに、てっきり市道になってるものという認識があったんですけど、今回、市道に認定されることによって、今日、現地見てお分かりのとおり、大型のトラックが通ったわだちのところだけ既に舗装部分にしわが入ってきて、多分このままいけば、今度はあそこから水が入って、だんだんと路面が今度はあらができるというふうなことができると思うんですが、地元から路面の改修等が出てくる可能性、要望の可能性もございますけど、今後、市道に認定された、市が管理するようになったときに、どのように地元の要望に対応するお考えですか。以上2点、お願いします。
○
辻村一哉都市整備部次長 それでは、まず、1点目の寄附を受けることによって、市の負担経費が発生したかというところでございますが、こちらのほうは、市の事務的な処理は増えております。謄本を請求したりとか、あとは、寄附に対しまして、先方のほうにお伺いしたりというような形での経費はかかっておりますが、公用等で処理できる分は公用請求させていただいて、極力経費がかからないような形で処理させていただいております。
2番目です。市道認定後の道路の管理、舗装の補修についてでございますが、こちらのほうはまた現場確認をさせていただきまして、状況等を見る中で、できる範囲のことはさせていただけたらと考えております。
○土居一豊委員 特に道路部分の補修については、悪くなる前にぜひ、市道として寄附受け、認定したのであれば、1回目の整備はできるだけ前向きに整備をしていただきたい、そのように思います。
○
澤田扶美子委員 すみません、私も同じように、久津川校区で私道がやっぱりいろいろトラブルがあるので、市道として管理をしてほしいので手続をということで、少しいろいろお願いしてる部分もあるんですけれども、ここがまとまったのはいつ頃、話があってから、どのぐらいの後でこの現在に至ったかだけ教えてください。
○
辻村一哉都市整備部次長 こちらのほう、令和3年の2月に寄附を受けております。その後、現状調査とかいたしまして、登記のほうをさせていただいて、6月議会のほうには間に合いませんでしたので、今議会に上げさせていただいてるという状況でございます。
○
澤田扶美子委員 私が今お願いされてるのは、業者が持ってるということまでは分かってるんですけども、その業者に寄附してもらうことの話を進めるのに時間はかかってるんですけれども、ここの場合はそんなトラブル等はなく、スムーズに業者から寄附が得られたんでしょうか。
○
辻村一哉都市整備部次長 こちらのほうは、業者のほうから寄附の申出をいただきまして、手続のほうさせていただいております。
○
澤田扶美子委員 ちょっと聞き方が悪かったんですけれども、地元からの希望があって、業者と話をするまでの期間が聞きたいんですけれども、これは、もともと地元の要望でなったものですよね。
○
辻村一哉都市整備部次長 こちらのほうは、地元の要望ではなくて、業者のほうから寄附の申出があったものでございます。
○
澤田扶美子委員 分かりました。結構です。
○平松亮委員長 ほかにございますか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
これより自由討議に入ります。発言はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 自由討議なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありますか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 討論なしと認めます。
これより議案第42号を採決いたします。
議案第42号は、認定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○平松亮委員長 全員挙手。よって、議案第42号は、認定することに決しました。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 続きまして、議案第43号、市道路線の認定についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○森島正泰理事 議案第43号、市道路線の認定についてご説明申し上げます。
4ページをお願いいたします。提案理由でございますが、この路線は、都市計画法第29条の規定に基づく開発行為によって設置された道路であり、市道として認定したいので、道路法の規定に基づき提案するものでございます。
ページ戻っていただきまして、3ページの認定図をご覧願います。図面中央下の市道3202号線につきましては、起点は市道3161号線で、行き止まり道路でございます。
ページ戻っていただきまして、2ページ、認定路線調書をご覧願います。道路の概要につきましては、市道3202号線の起点部は富野南垣内6番3先で、終点部は富野南垣内10番1先でございます。道路の幅員は6メートル、延長は51.5メートルでございます。道路の終端部に転回広場がございます。
以上、ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。
○平松亮委員長 これより質疑に入ります。質疑はございますか。
○
相原佳代子委員 失礼いたします。1点質問させていただきたいんですが、開発に伴いということで、今回の市道認定に至るわけなんですけれども、このたびマンションであったりとか、この近くには戸建ても今、建設されてる最中でございます。先ほど見せていただきましたら、避難通路が設けておられましたけれども、こういったこの避難通路、これはどのような動線を考えておられるのか。この場所は木津川堤防のすぐ真下にある状況だと思うんですけれども、その動線についてちょっと教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
辻村一哉都市整備部次長 避難通路の避難動線というところのご質問でございます。
現地見ていただきましたとおり、避難通路のほうが堤防ののり尻の水路の横の管理通路に接しております。その管理通路につきましては、東、西に抜けられるようになっておりまして、その先ですね、その先におきましては、市道の337号線ないしは333号線に接続する形となりますので、そちらのほうに逃げていただくということで考えております。
○
相原佳代子委員 分かりました。ここに今回、新しいマンションというんですかね、が建てられ、隣にも戸建てが建ち始めたところなんですけれども、今回は認定でございますが、ちょっとお聞きしたいのは、そういった避難通路があるということ、ここにお住まいの方々にはお知らせをされているのでしょうか。お知らせをされる必要性があるかどうか、その辺りですね、やっぱり最近こういった形で、ハイツであったりとか、マンションであったりとか造られてる件数がどんどん増えてきているかと思うんですけれども、そういったお知らせっていうのはされてるんでしょうか。
○
辻村一哉都市整備部次長 現場上、避難通路という形で路面標示もさせていただいてはおります。あと、買われる際に、重要事項の説明の中でもされてるのではないかと、ちょっとそこは確認は取れてませんが、そういう必要事項に当たるのではないかと考えております。
○
相原佳代子委員 売渡しであったりとか、また賃借されるときに、重要事項でされてるのではないかというご答弁でございましたが、やはりこれは、ある意味、私は命に関わる大変必要な事項でありますので、後、ご確認いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。
○森島正泰理事 今のお伺いしてる件につきましては、都市政策課の開発指導係のほうでそういう指導等は行ってるとは思いますけれども、もちろん災害時とか火災等の避難時が一方向だけでは危ないということで、こういう二方向の避難の通路を確保しておりますので、当然ながら、事業者のほうで住まわれる方には説明されているというふうに認識しているところでございます。
○
相原佳代子委員 やはり今、城陽市内でもこういった箇所での開発っていうのがこれから進んでくるかなというふうにも思いますので、その辺り連携を取って、しっかり取組、進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○平松亮委員長 ほかに質疑はございますか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 これをもって質疑を終わります。
これより自由討議に入ります。発言はございますか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 自由討議なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はございますか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 討論なしと認めます。
これより議案第43号を採決いたします。
議案第43号は、認定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○平松亮委員長 全員挙手。よって、議案第43号は、認定することに決しました。
説明員交代のため、暫時休憩します。
〔説明員交代〕
午前11時45分 休憩
─────────────
午前11時46分 再開
○平松亮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 報告事項に入ります。
(1)長池駅
南側周辺整備基本計画の取組についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○
立木克也都市政策課長 それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、長池駅
南側周辺整備基本計画の取組についてご報告させていただきます。
まず、配付しております資料でありますが、委員会資料と別添資料として、右上に記載しております資料1、A3、1枚にまとめています資料2の概要版となっております。別添資料のまとめを1ページから2ページに記載しておりますので、別添資料にて説明させていただきます。
まず、資料2の概要版をお願いいたします。今回ご報告させていただきます主な内容をまとめた資料となっております。まず、左上の長池駅南側周辺整備の目的でございますが、JR長池駅南側周辺については、平成7年度に長池駅
周辺整備基本構想・基本計画が策定され、国道24号から駅までのアクセス道路や駅前広場を整備する構想があります。しかし、現在は城陽五里五里の丘の南側区域の供用開始や東部丘陵地の開発が進むなど、計画策定時と比べて地域の状況に大きな変化があります。また、駅南側では、長池地域の歴史的背景を生かして
地域主導型公共事業による
府道上狛城陽線のカラー舗装整備など、
長池まちづくり協議会と協働で事業を進めてまいりました。この転機に、これからの長池駅南側の在り方について検討し、かつて宿場町であった長池地域の歴史的背景を生かし、ハード面やソフト面の両面から地域の課題の解決、駅利用者や地域住民の利便性向上を図ることを目的といたします。
次に、その下、地域の特徴でございますが、まず、交通量調査の結果から、アル・プラザ城陽前の荒見田交差点から
府道上狛城陽線へ向かう交通量の割合は、国道24号が混雑している時間帯に増加する傾向があります。次に、住民アンケートの結果から、長池駅利用者の駅までの移動手段は、徒歩または自転車での利用がほとんどであります。また、地域資源について、森山遺跡や旅籠松屋などの認知度が高いものほど観光資源として活用するべきであるとなりました。加えて、10年後、安全・安心に暮らせるまちを望む方が7割を超えました。
これらの結果を導くことに至りました交通量調査、及び地域住民や駅利用者へのアンケート結果についてご説明させていただきます。
資料1の4ページをお願いいたします。長池駅南側周辺の交通量調査の結果でございますが、駅周辺の現状の交通量や流れを把握することで、基本計画策定の基礎資料とすることを目的としまして、自動車及び自転車を含む歩行者を対象として、平成30年11月21日7時から19時の12時間の交通量調査を実施いたしました。
交通量調査の結果から、長池駅周辺の特徴として次の点を確認することができました。先ほど申しましたが、荒見田交差点から国道24号及び
府道上狛城陽線へ向かう自動車交通量につきましては、荒見田交差点から南へ向かう自動車のうち
府道上狛城陽線へ向かう交通量の割合は、12時間の合計に比べまして、ピーク時の17時から18時のほうが多くなっていることが分かりました。このことから、国道24号が混雑してる時間帯は、荒見田交差点から
府道上狛城陽線へ向かう自動車交通量が抜け道利用として増加していると推測されます。
5ページをお願いいたします。ページ上の
府道上狛城陽線から長池停車場線への交通量につきましては、ピーク時にアル・プラザ城陽前の荒見田交差点から
府道上狛城陽線を通行する自動車について、約8割がJR長池駅方面へ向かうことなく府道を通行していることが分かりました。このことからも、国道24号の混雑を避けるために
府道上狛城陽線を通行していることが推測されます。
次に、ページ下のJR長池駅と荒見田交差点間の歩行者の通行量については、約65%の方が赤の点線で記載してあります線路沿いの通路を通行し、新聞店の南側にある通路を通る経路となっております。約35%の方が、青の実線で記載してあります
府道長池停車場線と
府道上狛城陽線を通る経路を通行されることが分かりました。
なお、赤点線のうち、線路沿いの通路につきましては、公道として管理しているものではありません。
次に、6ページをお願いいたします。長池駅
南側周辺整備基本計画の策定に当たりまして、地域住民や駅利用者の意見について把握することを目的として、アンケート調査を実施いたしました。地域住民へのアンケート調査は、令和2年7月1日時点において長池駅周辺に住民票を置いている16歳以上の方から無作為に抽出した1,000人を対象にアンケート資料を郵送し、令和2年8月1日から8月31日の期間で実施いたしました。また、駅利用者へのアンケート調査は、JR長池駅利用者を対象に、令和2年9月24日に駅利用者へのアンケート資料を配布し、実施いたしました。
アンケートの結果、長池駅周辺の特徴として次の点を確認することができました。JR長池駅までの主な移動手段については、ほとんどの人が徒歩または自転車での利用となりました。次に、自動車、バイクの利用となっております。
7ページをお願いいたします。ページ上のJR長池駅を利用する頻度については、ほぼ毎日利用される方が約6割おられます。ほぼ毎日、週に一、二回程度、月に一、二回程度を合計した月一、二回程度以上利用される方は約9割おられるという結果となりました。
ページ下、JR長池駅を利用する目的については、通勤での利用者が約6割おられます。以下、買い物、旅行・レジャーの順となっております。
8ページをお願いいたします。ページ上の地域資源の認知度と今後活用すべきかどうかについては、地域資源の認知度が高いものと活用するべきものがほぼ比例しており、山背古道や森山遺跡、旅籠松屋が特に高い結果となっております。
ページ下、JR長池駅南側に必要な駅前整備のイメージにつきましては、円グラフの赤枠内の、歩道と車道を分離し、駅南側に歩行空間の整備が必要と、送迎車、タクシーやバス乗場などが整備された駅前広場が必要と答えた方の合計約6割の方が駅前整備が必要と回答しておられます。また、円グラフの濃い青の現状のままでよいと答えた方の内訳を右側の棒グラフで表しました。月に一、二回程度以下の利用の方を含めて、長池駅の利用頻度が比較的少ない方が約8割を占めておりました。
次に、9ページをお願いいたします。ページ上の10年後どのようなまちになってほしいかにつきましては、安全・安心に暮らせるまちを望む回答が7割を超えて、特に高くなっております。次いで、医療、福祉などが充実したまち、災害対策が取られたまち、町並みや景観が優れているまち、まち全体ににぎわいがあふれているまちとなっております。
ページ下のまちづくりの興味については、まちづくりに興味のある人の割合が5割を超えております。今後も地域住民の方々と協働でまちづくりを行っていくことが必要だと考えられます。
10ページをお願いいたします。現在の地域の自慢と弱み及び10年前と比較した地域のよしあしについてクロス集計を行い、地域活性化に必要な項目を分類いたしました。下のグラフをご覧ください。グラフの原点は、グラフの中心になるように設定してあります。グラフの縦軸が10年前に比べてよくなったか悪くなったかを表しておりまして、よい評価が上に、悪い評価が下になるようになっております。グラフの横軸につきましては、地域の自慢と弱みを表しており、自慢となる評価が右、弱みとなる評価が左になるようになっております。グラフの右上に行けば行くほど活性化されており、左下に行けば行くほど、衰退化している項目を表しております。
右上にある項目につきましては、地域の自慢と弱みと10年前と比較した地域のよしあしがよい評価であり、現状の評価が高く、よい状態を維持している項目としており、買い物の利便性、街なみや景観、住みやすさが分類されております。この項目につきましては、引き続きよい評価になるよう維持する必要があります。
左上にある項目は、10年前と比較した地域のよしあしはよい評価でありますが、地域の自慢と弱みは評価が低く、現状の評価が低いですが、よい状態へ向かっている項目としており、道路や交通の利便性、来訪者の数、地域の交流・イベントが分類されております。この項目については、さらに力を入れる必要があります。
次に、左下にある項目は、地域の自慢と弱みと10年前と比較した地域のよしあしが悪い評価であり、現状の評価が低く、よくない状態が続いている項目としており、商店街のにぎわいが分類されております。
ただいまご説明させていただきました交通量調査及びアンケート結果につきまして、11ページのほうにまとめてございます。
次に、12ページをお願いいたします。基本計画策定に向けた方針についてでございますが、JR長池駅周辺に係るこれまでの背景や現状を踏まえ、次のとおり、3つの基本方針(案)とし、計画策定に向けて進めていくことといたしました。まず1つ目に、長池の魅力を引き出し、にぎわいを創出する。2つ目に、地域住民が安全・安心に暮らせるまちづくり。3つ目に、地域資源を活用した取組を推進するを基本方針(案)といたしました。これの基本方針(案)を基に、様々な人と人が交流広場や歴史街道からつながり、歴史を感じられる宿場町長池とすることを目指します。
次に、基本計画策定に向けたスケジュールでございますが、委員会資料のほうに戻っていただきまして、2ページのほうをお願いいたします。現在、この基本方針(案)につきまして、10月末をめどに地元などへの報告及び意見募集を行っているところでありまして、いただいたご意見等を基に、整備イメージの検討、事業手法の検討、取りまとめ等を行い、令和4年3月には基本計画を策定する予定で取組を進めているところであります。
よろしくお願いいたします。
○平松亮委員長 本件に関する質疑は午後から行いたいと思います。
午後1時10分まで休憩をいたします。
午前11時59分 休憩
─────────────
午後1時10分 再開
○平松亮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
市への質疑を行います。
○土居一豊委員 数点質問します。
まず1つ、今計画は平成7年に策定されてから26年たってますが、今回動き出したのはどうしてですか。昨年から一部動いたとありますけども、より具体的に動き出したのは何ですか。
2つ目、長池駅の位置づけについて、市は、長池駅の位置づけの基本方針はどのように考えておられますか。
3点目、交通量について報告ありましたけど、来年の年度末、計画を策定するということですが、今回やった交通量の調査報告が計画策定の基本になる事項ですか。
4点目、市民の方から、安心・安全なまちということが第一にありますけれども、この市民の思っておられる、地域の方が思っておられる安心・安全なまちというのをどのように受け止めておられますか。はい、お願いします。
○
立木克也都市政策課長 まず、長池駅周辺整備基本計画につきましては、先ほど委員からおっしゃったように、平成7年度に作成しております。その中で、短期の目標といたしまして、駅の北側へ、位置づけておりました駅北側のロータリー及び長池駅スタジアム公園線の整備につきましては、平成25年に完成して、供用開始をしているところでございます。その中で、南側につきましては、長期の目標としまして、国道24号からのアクセス道路であったり、駅前広場の整備っていうのを位置づけておりますけども、計画策定時と比べますと、長池地域はもとより、市域全体の状況が大きく変化していると。そういう状況でありますことから、長池駅南側周辺の在り方について再度検討し、計画の策定を今回進めていこうというところでございます。今回、この基本方針お示しさせていただきまして、地元のほうにお示しさせていただきまして、本日のここでもご報告させていただいた中で、それらのご意見を含めて、今回、計画の見直しというか、改めて南側の計画を立てていくと、策定していくというふうに考えてるところでございます。
長池地域の基本方針ですけども、都市計画マスタープランの中で、地域別のまちづくり方針というのを示させていただいております。こちらは平成30年に定めた都市計画マスタープランでございますが、その中で、長池地域につきましては、まず、まちづくりの方針としまして、東部丘陵地と連携した来訪者を呼び込むまちづくりを行っていくということと、長池駅及び富野荘駅も含めての計画になっておるんですが、駅を中心とした市内外から利用しやすいまちづくりというものを目指していくという形で方針を立てているところでございます。
交通量調査につきましては、以前より
府道上狛城陽線のほうで一定、交通量があるというところでございますので、歩行者が安全に通行できるのかっていうところも含めまして、交通量の調査が必要になってまいります。自動車だけではなくて、歩行者が今現在どういうふうな動きをされているのかということも含めて調査をしておりますので、これらを基に計画を立てるときの資料の一部にしたいというふうに考えているところでございます。
あと、安心・安全というところでございますが、今は交通量調査とも関係するところもございますが、自動車の交通と歩行者の安全、それらをうまくすみ分けて、安全に移動していただくというようなことも必要かと思いますし、災害があったときに安全に避難できるような場所の整備なども考えられればというところもございます。
○土居一豊委員 1点目の今動き出したということについては、答弁いただいた内容である程度理解しますが、長池駅周辺を取り巻く状況の変化っていうのは、最近目まぐるしいものがあると思います。
そこで、2番目に、市のマスタープランの中では、東部丘陵地と連携した来訪者を呼び込むまちづくりと今、答弁いただきましたが、今回の基本方針(案)の中には3項目、長池の魅力を引き出し、にぎわいを創出する。地域住民が安全・安心に暮らせるまちづくり。地域資源を活用した取組を推進するとあって、マスタープランに掲げた東部丘陵地と連携した来訪者を呼び込むまちづくりということは入ってないんですけど、これを入れてないのはなぜでしょうか。
2つ目、交通量調査は、確かに今の状況は必要です。しかし、最初に言ったように、市の南部、これの交通量というのは、東部丘陵線が開通した段階によって、抜本的に変わってくる。そういうことを思えば、今の交通量が来年3月完成する計画に反映できるのか。極めて疑問に思うんですが、これについてはどのようにお考えですか。
安心・安全のまち、市民の方がどのように思っておられるか、多分担当者も具体的には分からないと思います。私も分からないところあるんですけど、やはり歩行者であったり、自転車であったり、車を運転する人でも、地域の人が危ないと思うことがないようなまちにしてほしいなと思ってるんじゃないか。と思ったら、よそからあまり車入ってほしくないな、自らの生活の安全・安心と思うんだけど。開発すれば車入ってきますよ。この安全・安心を重視、これは地域住民が安全・安心に暮らせるまちづくりということと開発というものはある部分、反比例するところがあると思うんですけど、これについて最後、お考えをください。
○
立木克也都市政策課長 先ほどもちょっと申し上げたんですけども、平成7年に策定した長池駅周辺整備計画、これは北も南も含んで大きな範囲での整備計画になっておるんですけども、その中で、北側につきましては、短期、中期の計画としまして、北側のロータリーであったり長池スタジアム公園線、あと、駅の橋上化などが位置づけられておりまして、これらは既に整備されているという状況であります。その中で、南側に関しまして、南側の駅ロータリーであったり、国道24号からのアクセス道路、これらは長期の計画として位置づけられているというところでございます。ただ、それらの計画はあるものの、先ほど申しましたみたいに、周囲の状況なり、市の状況が大きく変わってるというところで、今回、計画の見直しというか、策定をさせていただいているところでして、その中に東部が入ってないのはなぜかというところがあるんですけど、先ほど言いました都市計画マスタープラン、こちらにつきましては、駅の北も南もというわけではない長池駅周辺をどうしていくかという中で、東部丘陵地との連携というのを書かせていただいております。
今回、南側の周辺整備計画という形でさせていただきますので、今後、東部との連携という意味につきましては、これからアウトレットであったり、木津川運動公園というのが供用開始されますと、当然人がたくさん寄りついてこられるということが考えられます。ただ、それは駅の北側に多くの方が移動されるのがまあまあ基本かとは思うんですけども、それらの方を少しでも駅の南側に呼び込めるようなことができたらなというところもございますので、そういった仕掛けづくりというか、いうものを地域の方と一緒に考えていけたらなというふうに考えておりますので、今回はあくまで駅の南側について整備を考えていきたいというところでございます。
ただ、これらについてはもう、今言いましたように、これからいろんな方が来られますので、ハードの整備もそうですけども、ソフト面の事業も併せて推進する中で、それらの状況を見ながら、段階的に整備を進めていく必要があるのかなというふうに考えているところでございます。
今の現状の交通量調査をしてるんですけども、東部丘陵線なりが開通した時点で、今の数字というものがどうなるのかというところでございますが、それはこれから当然状況も変わることも予想されますので、先ほども言いましたように、その辺の状況を見ながら、必要に応じて整備なりを考えていきたいというふうに考えております。
○森本都士男
都市整備部次長 先ほどのご質問の補足なんですけれども、今年度末にこういった基本計画の方針の案を策定させていただいて、今年度に基本計画をつくっていこうというところなんですけれども、今、委員おっしゃるとおり、東部丘陵線などが開通して、当然その周辺の交通量なんかも変化が起きてくるだろうということなんですけれども、やはりそういったことで、基本計画につきましては、時間軸、短期、中期、長期といったようなことも踏まえた中で基本計画を今年度末につくっていこうというふうに考えておりますので、当然、先ほど課長申しましたように、その状況に応じて見直しが必要なケースがあれば、当然見直して、また位置づけを図っていくというようなことで考えているところでございます。
○土居一豊委員 東部丘陵地の玄関駅にするという考えは持ってないんですか。
○森島正泰理事 まさしく東部丘陵地の最寄りの玄関口となるのは長池駅というふうには認識しております。ただ、先ほど説明の中にもありましたとおり、平成7年の基本計画をつくった際に、当時はサッカーワールドカップのスタジアムということで整備を始めたわけですけれども、一定、木津川運動公園やアウトレットに向かう玄関口の北口としては、一旦は整備としては完了しているところでございます。今回のこの南側の駅前広場等についてのこの考えにつきましては、当然そういった来客されるお客様を南側の地域に呼び込む、こういう作戦が必要だということで、北側は新しいまち、で、南側は旧の古い町並みというような区分分けといいますか、そういう特徴を出して南側について考えていきたいということで、今回の業務を始めております。もちろん北側についての今後の変化につきましては、その都度、状況に応じて見直しといいますか、検討はする必要はあるかと思いますけれども、そういうお客様が来られることを南側の地域に呼び込むということに力点を置きまして、今回の南側の基本方針をつくってるところでございます。
○土居一豊委員 それであれば、2ページの第3項目、基本方針(案)の冒頭に、東部丘陵地の玄関口としてを頭に入れて、この3項目に入れるべきではありませんか、玄関口と考えとるというんであれば。長池駅はやはり南だけじゃなくて、北側も含めて一体化で考えるべき、その大きな方針は、東部丘陵地の玄関口の駅であるということを市として方針として持ち、それをイコール議会にも説明し、市民の方にも理解いただき、その上で、北はこうなんです、南はこうなんですという基本方針の大前提は玄関口ということを載せるべきじゃございませんか。いかがですか。
○森島正泰理事 今、土居委員おっしゃいました東部丘陵地の玄関口、そういう方を南側へ呼び込むというような表現につきましては、今後、どこかで書き込みをしていきたいというふうに検討させていただきたいと思います。
○土居一豊委員 それがなければ、あまりにも小ぢんまりとした基本方針だなと思うんです。本当に長池の地域の方だけのための南部の開発か。長池の魅力を引き出す、それは長池だけ。地域住民が安心・安全、これも地域の方の意見を聞いただけ。地域資源を活用した、先ほど説明あったとおり、地域資源は5つあるけど、これも長池だけ。そしたら、長池南部の開発というのは、長池地区のためだけの開発か。違うと思う。東部丘陵地の玄関口、そのための南部の位置づけっていうんだったら理解できるけど、あまりにも小ぢんまりとした長池だけの開発だと思うんです。そんなのにお金使うなよ。東部丘陵地の玄関口と思うから、よりいいものをつくってくださいよ。立ち退きする人も、協力して立ち退いていただけませんか。このようなもので東部丘陵地の玄関口、将来には420ヘクタール開発できたら、これが人の動きになります。まだ夢の中ではありますけど、ぜひご理解くださいと言えるんじゃないかと思いますけど、これから考えたら、本当に小ぢんまりとした開発になってしまってんじゃないかと思うんです。この小ぢんまりとした方針ということについて、いや、違うと反論ございましたら、ください。
○今西仲雄副市長 大変いいご意見をいただいてるというふうに思っております。もともと今回、こうして委員会のほうにご報告させていただいてる、あるいは地元のほうにもいろいろとご意見をお聞かせいただいてるっていうのは、まさしく今、素案の段階ということで、いろんなご意見をいただきたいということでございますんで、本当に先ほど理事も申しましたように、今いただいたご意見についても十分しんしゃくして、この中にまとめていきたいというふうにはまず思っております。
私なんかもやっぱりそれぞれ、城陽には6つの駅がございますけれども、本当に例えばもう今度、富野荘のほうでも教育委員会のほうが歴史を踏まえた快慶やなんかの仏像を回るコースとか、そういったこともありますし、本当にそれぞれの地域でいろんな地域資源、歴史資源をお持ちだというふうにも思います。ただ、そういう中にあっても、やはりこの長池の大和街道の宿場町っていうのは本当にある意味ではかなり広域的に通用するものかなというふうにも思っておりますんで、今もおっしゃっていただいたように、やはり多くの皆さんがこの東部丘陵、あるいはアウトレット等においでいただける、その基本が、公共交通で来られる場合には当然この長池駅ということになってまいりますんでね。できるだけ南の歴史的な資源、そういったものも十分生かしていこうということが今回のこの計画の趣旨ということでございますんで、ただいまいただいたご意見についても十分参酌させていただいて、まとめていきたいというふうに考えております。
○土居一豊委員 東部丘陵地の玄関口ということを明確に基本方針のどこかに書き込まれることを強くお願いをし、質問を終わります。
○本城隆志委員 たまたま昨日はどちらの改札のほうも、今、ポスター貼りがあるんで、行ってまいりました。駅前で誰1人会わなかった、昼間ですけど。だから、ここの乗降客が5,000はないでしょう。それを駅前開発して、さあ、5,000にしようか、1万にしようかっていうことはもう土台無理なんですね。だから、富野荘から乗り降りしてる人は全部ここへ、長池へ行ってくれいうたら、それはもう、そのことがあるかもしれませんけど、全国、私たちは議会の視察もありますし、それから、京都府下中も各駅全部見てますけども、なかなか乗降客が皆、減っていく中でどうするかというような、人口が減っていくと、どうしようもない。路線バスもなくなってきた。長池って、今の現状の報告やなと思って、今見てたら、こんなもんかなというふうに思っておるんですけども、だから、宿場という形で歴史を見てましても、先ほどもちょっと回って、ほかの議員とも話してたんですけど、ねえ、宿場っていう感じがもう全くしないけど、もう1回掘り起こしてやるのかな。
で、全国の宿場という形でのPRをして、宿場町を再生されてるところがありますけど、1軒や2軒じゃないんですよね。そういううどん屋さんが1軒あったというだけで人が来るかって、そんなことは来ないし、やはり宿場という街道沿いに歴史を見せるようなことをやっぱり何年もかかってやっていくか。それまでもやっていって、こういう青写真をつくるんならいいんですけど、何もない。数軒そういう仕事をされてるところがありますけど、長池って宿場町やという、到底思えないです。今のカラー舗装も、全く宿場の歴史に反する色ですね。だから、アスファルトの色には結構慣れてきたんですけども、何かカラー舗装にしてしまってから、何かイメージが変わってきた。それやったら、次のイメージのまちづくりにされたほうがいいんじゃないかなというふうにずっと思ってたんですよ。新しい図面は全然引いてないんで、現状報告だけの報告書ですから、それはそれでいいんですけど、何か商店もない中で、どういうまちづくりにするかって、全く私たちがよそを参考にしながら見ても、全く見えない。
それから、今さっき、スタジアム公園線という話をされたけども、京都府は木津川運動公園になったんですかね。スタジアム、言葉を抜いたでしょう。だけど、うちは抜かないのか、抜くのか。その話が出てんのかなというふうなこともやっぱりありますし、だから、スタジアムで週1回ぐらいはわあっと5,000人から1万人のお客さんが降りてこられるかもしれないという体制で駅舎を造った、あるいは駅前整備をしていかなあかんということで城陽市は一生懸命になってたんですけど、今の芝生の公園では、ぱらぱらしか来ないし、そこへ電車降りて行く人なんてほとんど見ませんし、車で行かれる家族連れが多いような状況の中で、何回イベントしてんのかっていったら、してないでしょう。この長池のやり方はもうちょっと考えていかなあかんし、それから、東部丘陵地でって言われても、長池のこの南側にバス持ってきて送迎されても、困るわけでしょう。だから、にぎわいって難しいなというふうに思いますね。だから、副市長、舞鶴ですから、東舞鶴駅、西舞鶴駅見てますけど、交流はほとんどないんですね、ほとんど。だから、結局、東舞鶴は高架してますから、通りやすくなったけど、西なんかはぐるっと回らないといけないから、やっぱりなかなか難しいなというところがある。だから、ほかの市町村で駅見ても、京田辺も東口と西口と全然イメージが違ってくる。交流なんかできないしっていうところがありますね。だから、東部丘陵いうても、それは電車で来られる、JR使って来られる人を対象にするしかないんですけど、そんだけの人が通る丘陵地が公園、アウトレットぐらいで、ほかに何がある、予定されてるかっていうと、工場とかいろいろあるでしょうけども、多分そんなにないです。だから、もう少し見直しを考えていかなあかんし、やっぱりこの長池の整備は、僕はもう地元の人たちが納得できる整備をどんだけ援助していくかだけでいいんじゃないかなというふうには思ってます。これぐらいの報告書やから、こういうことも言っといたほうが、また頭の中で練るのにいいんかなと思ったんで、こういう質問をしときますけど、今聞いたようなことをちょっと幾つか質問したんですね。公園線の名前の問題とか含めて、ちょっとお答えいただきたいと思います。
○森島正泰理事 ちょっとただいまのご質問に私のほうからちょっと何点かご報告させていただきます。
まず、長池駅のカラー舗装が歴史的な云々のところがあったんですけれども、こちらにつきましては、京都府によります
地域主導型公共事業でカラー舗装を完成させたわけですけども、これにつきましては、地域のイメージに合ったものということで一定評価得ておりますので、ちょっと今、委員おっしゃったことにつきまして、我々はちょっとそういう認識は持っていないところでございます。
それと、府立木津川運動公園ですけれども、今回、名前が変わるということで進められておりますけれども、道路のほうにつきましては、都市計画道路の名前をつけておりますので、こちらにつきましては、変更する予定は今のところございません。
あと、まず、この6駅、城陽市にあるわけですけれども、このまちづくりというものは、やはり地域の方がその地域について愛着を持っていただくとか、やはり好きになっていただくっていうことがまずは基本であるというふうに認識しております。そのために、今回、市民アンケートとか駅利用者のアンケートを取らせていただきました。地域の方がその地域をよくしようということを考えて、実現するということが、ひいては、城陽市が活気づいてきた、いいまちづくりになるというふうに考えております。それとあわせまして、この道路や駅周辺整備などの社会インフラというものは、今は行政が計画をして推し進めるということではなくて、やはり地元の方々の熱意とか協力なしではなし得ないものでございますので、地域の協力も得ながら、一緒にやっていきたいというふうに考えてるところでございます。
○今西仲雄副市長 舞鶴のお話をいただきましたんで、それについてはちょっとお答えすることはないと思いますんですけれども、基本的にもう理事のほうから申し上げたとおりなんですけどね。1つには、今まで城陽市、今もそうですけれども、ベッドタウンということで、大体そうですね、通勤、通学で人口の大体3割の方が昼の間は出ておられたということで、8万人口で、八三、二十四ですから、昼の人口は5万5,000ぐらい、8万の人口の場合で5万5,000ぐらいかなというふうに今までは思うんですが、当然のこととして、一定もうお勤めをリタイアされた方々がかなり今は城陽に残っておられるとか、あるいはサンフォルテ城陽、それから、井手町にまたがっておりますけれども、白坂のテクノパーク、大体これで2,000人と600人ぐらいで、二千五、六百人ぐらいの新たな雇用が生まれて、どれぐらいもちろん鉄道を使っておられるかということはございますけれども、昼の人口が今、増えつつあるということもまたあると思います。昼間人口比率が今、80%ぐらいにはなってきておるかなと、その前、70%ぐらいだったと思いますので、さらに先ほど来出ておりますように、今度はかなりの方が買物に来られたり、アウトレットですね、年間五、六百万人というふうには言われておりますんで、そうなってくると、さらに昼間人口っていうんでしょうか、そういったものが増えてくるということも、これはかなり予想ができやすいことかなというふうにも思っておりまして、もちろんその中のどれだけの方が、先ほど申し上げたように、公共交通、鉄道をお使いになるかということもございますんですけれども、五、六百万の1割でもお使いになれば、かなりの乗降客ということにもなっておりますんで、そういったことを十分踏まえて、もちろん地域のため、地域の皆さんのためっていうことが第一義的にはございますんですけれども、それと同時に、やっぱり城陽に新たに来訪される皆さんにいかに対応していくかっていうこと、いかにある意味ではお金を落としていただくかっていうことについても十分今後は考えていかなければならないのかなというふうに考えております。
○本城隆志委員 部長の答弁の中で、カラー舗装が評価って言うけれどね。それは、その部分だけ見たら、ああ、安全性の問題で十分だろうというけど、あなたたちの説明の中で、歴史的なこととか宿場町とかいうたらね、何か逆のことやってると取れるから、私は言ったんですよ。だから、宿場町いうのも外すぐらいの気持ちで新しいまちをつくるって言われたら、ああ、あるほど、あのカラー舗装はよかったなと言えるんですけど、通ってみてね、何か違和感あるし、私は通っただけじゃなしに、地元の人からも、それはいいということを100%言ってるわけじゃないやろうから、おかしいなって、あるいはちょっと違和感あるよっていうて地元の人からも聞くから、こんなことを言ってるんでしょ。だから、よそのまち通って、ここ違和感あるなっていうて、そこの議会で言うわけじゃないんですから、それはそれでいいなと思って、そのつくった過程があると思ったんですけど、だけど、宿場町の歴史的なところとか言われるからね。何や、こんなことしてっていうふうに取ってしまうんでね。だから、それを全く外すんなら、もうどうでもいいよ、そんなことはもう歴史なんかどうでも、これからのまちをと言われるんやったら、なるほどということが言えるかもしれないんやけど、だけど、そういう論議があってこそ、次の政策ができてくると思うんですよ。だから、途中の経過が100%賛成でここへ持ってきたっていうふうにしてしまうと、また失敗すると思う。だから、これが昭和の時代に出てきたら、そうや、なるほど、これから人口増やさなあかんし、右肩上がりで何とかしていかなあかんということが言えるかもしれないけど、今、これから伸ばさなあかんとは言いながら、伸びないと。経済もどこまで保障できるかって、どこの政党も言ってますけど、なかなかどうなんのかいうものが、日本だけで経済伸ばせるんならいいけど、相手の国も取引していかんなん中で、どこまでやっていかんなん。それが各市町村にも影響してくるということが現実だから、やはりその辺で積み上げたことも100%納得した上で積み上げたんじゃなしに、いろんな意見がある中で積み上げたということにしていかないと、みんなに満足してもろうてますなんていう言い方をやっぱり行政がしたら駄目だと思う。
それから、寺田駅なんて、まちづくり協議会のやったことを全部潰したの、奥田市長じゃないですか。その辺も考えながら、やっぱり淡々と、やっぱりよその例も見ながらやっていかないと、城陽だけで何とか進もうとしたって、後で20年、30年後に後始末悪いなって思われたって、皆さん、いないだけに、反省も聞くことないかもしれんけど、だけど、そういうことも想定しながら事業計画をつくってほしいということを申し上げて、終わります。
○今西仲雄副市長 いろんなご意見を、先ほど申しましたように、いろんなご意見をお聞かせいただくっていうことがモットーでございますんで、十分に今のご意見についても承っておきたいというふうに思っておりますけれども、やはりそれぞれのまちづくりをする場合には、繰り返しですけども、やっぱり地元の皆さんのお気持ちっていうものを、アイデンティティっていうのもやっぱり大切にしていかなければならないというふうにも思っておりますし、また、いろんな地域を見ましても、例えばお隣の滋賀県の長浜、木之本町ですね、こういったところの北国街道の門前町とか、あるいはもっと大きなことで言いますと、伊勢神宮のおかげ横丁とか、完全に新しくおかげ横丁のように赤福さんが新たにつくられたという、ああいう形のものももちろんありますし、木之本町のように、もともとの北国街道の1つの門前町をいろんな、何ていうんでしょうか、企業というんでしょうか、商売上げられる方を呼び込んできて、そうしたものを古いものと合わせてまちをつくり上げていかれるというタイプのものも、いろいろとございますんで、確かに今、多くの旅籠とかそういったものがこちらのほうに残ってるということでないかもしれませんけれども、そういったいろんな歴史資源、地域資源を生かして、あるいは、それに賛同されて、いろんな形でまちづくりをしていこうという方がまた進出されるということも大いに考えられるというふうにも思っておりますんで、そういったことも今後の方向性としてしっかり考えていきたいというふうに思っております。
それから、寺田駅につきましても、確かに一時期の1日の乗降客、平成3年ぐらいが1万五、六千ぐらいですかね、ということで、今はもう9,000人台ということでございますんですけれども、あそこにつきましても、150戸のマンションが建ったり、それから、一定の駅前広場が整備されたということで、私は7年前にこちらのほうへお邪魔したときに、あそこにかなり古くなった家具屋さんがあったりもしましたけども、あの頃とを考えると、もう見違えるほどに寺田の駅の絵画様、私はよくなってきたんかなというふうに思ってます。令和の2年度、ちょうどプレサンスのマンションが建ったときは、本当に外側からもかなりの方が入っていただいたし、あるいは、中におられる方も外に出られることなく、あそこにとどまられたということで、いわゆる社会動態、常に今まで社会動態は転出のほうが多かったんですけれども、令和2年度につきましては、僅かですけれども、転入者のほうが多かったというような事実もございますんで、そういう意味では、いろんな努力は今後とも必要やと思いますけれども、一定、うまい形で整備ができるのかなというふうに考えております。
○本城隆志委員 そんなん聞きたくもないことをおっしゃるから、もう1回聞かなあかん。あのね、成功例を見たから、参考という形で都市づくりというのは、それも事業として大事やけど、だけど、今までやってこられて、失敗例のほうが多い、まちづくりの中で、よそのまちですよ。城陽もあるかもしれないし、なかったかもしれない。そんなことで、成功例ばっかしを見て仕事しては駄目やと思う。だから、失敗をしないという、あるいは、そういう決意を持っていろんな計画も立てていくことが大事なんで、よそが成功したから、うちも乗ろうやないかっていうことで失敗することが多々、商売でもあると思うんですよ。そういうことをやっぱりやっていかないと、商売したら、商店なら、自分とこが倒産したら夜逃げしんなんですよ。行政は夜逃げしなくていいから、私は担当替わったらいいわではやっぱり済まされんと思うんですよ。そういうこともしっかり自覚しながら、計画を立てていきなさいよと言ってるんですよ。寺田の駅前で、寺田の地域の人が納得してないですよ。そのことはしっかり分かってもらわないと、地域が計画した図面は、城陽市が一緒になってやってたんですよ。全く勝手にやってはるわけじゃない。補助金出して、よそのまちの研修行ったり、いろいろしながらつくってたやつをもう1回白紙に戻したんは奥田市長ですやん。20メートルの高さまでにするやつを30メートルにしたら、高いビルができたら、それだけの公園ができるやろうと思って、やったわけですよ、建蔽率や容積の考えで。何にもあらへんし。だから、そういう意味では、ちゃんとしたことを城陽市がやってくれないと困るよということを申し上げて、計画しなさいよということで、これは要望しておきます。
○谷直樹委員 失礼いたします。私は長池の住民でございますので、いろいろと思いはありますけども、今回、長池駅南側の整備計画ということで示されてるんですけど、長池駅ね、私もう生まれてからというか、私の先祖もここに住んでおるんですけど、今現在、先ほどからありますように、北側広場、それと長池スタジアム公園線、これは整備されてる。それと、まずは駅舎、これがワールドカップ云々のときの乗降客を見越して、たしか2万人規模の乗降客でもいけるような駅舎、立派な駅舎ございます。それと、今、いわゆる
府道上狛城陽線のカラー舗装化、これも私、
長池まちづくり協議会の一会員として、全部の会議出てませんけども、いろいろとこのカラー舗装化については先ほどから言いますように、長池の宿場町風、歴史的背景等々もありますけども、それに基づくような色合いとか、その辺を、会議、多分10回、15回、もっと進めてきたと思いますし、皆さん、地元の方の声聞きながら、今に至ったということですし、今、街灯を見てますと、街灯も普通のシルバーじゃなしに、歴史的というような街灯も最終的にはついてるしっていうようなことですし、それと、交差点にも色を変えて石畳風、風ですね、の交差点ということで、それぞれ経緯があって今に至ったということは承知しておりますけども、その中で、私、北側広場、これも何回か一般質問させてもらったんですけど、あそこ、大型バスとか、大型、これが駄目なんですよね、まだね。例えばアウトレットとか東部丘陵地の玄関口というようなことで、アウトレットとか、あと、いろいろとこれから将来的にいろんな事業がされた中で、長池が最寄りの駅っていうような位置づけしますと、やはりシャトルバスとか、そういうことが来るのにはちょっと今のままではちょっと寂しいなという気はしますし、それと、カラー舗装をせっかくされたんですけど、この中の報告の中で、歩行者の動線が線路沿いを通行して、例えばアル・プラ等々行かれるっていうのが60%ですか、65%。せっかくカラー舗装あんのに、何でそっち通らへんのかなと、これも1つ、私、思うてます。ただ、多分近いから便利かなということで、多分線路沿い通られると思うんですけど、あの道は、先ほどありましたように、道路じゃないと。いわゆる私道で、勝手道。土地の所有者の方が昔、あそこで農業、特に水耕栽培等されてたときに、農業従事するのに便利やから、あそこを通ってはったというようないきさつの道なんですよね。私、ずっとあそこに住んでますからよう知ってますけど。ところが、一般の方は現状見たら、地道ですけど、道の形態してますから、通られるっていうの、これ現実なんですね。だから、あそこに雨降りますと、ぬかるんで、歩くのも往生するっていうことで、私、地元ですんで、いろいろとご意見いただいて、道路じゃないっていうても、なかなかご理解いただけないんで、管理課のほうにちょっとご無理言うて、ちょっと石をばらまいてもらったり、水たまりをちょっときれいにしてもらってるいうような、これは市のほうのご好意でやっていただいてる、これ現実なんですよね。それと、長池のカラー舗装を、これ確保できたのに、例えば長池には長池商店街というような会があります。10店から15店ぐらいの方が会員ですけども、この方にしたら、せっかくカラー舗装したのに、何でそっち通ってくれへんなっていう、これ私、いつも言われるんですよね。これは現実ですわ。だから、私としたら、地元で線路沿いの道を整備しちゃうと、そっち通らはったら、これどうなんのかなと、地元の方にとったら、あそこ通ったらというか、地元の方はほとんど通らはりませんわね、反対にね。これも現実なんですよね。
ですから、今ずっと言いましたけども、この現実を一応直視していただいて、何ていうかな、開発といいますか、まちづくりと、また整備をしていただきたいというのと、それと、南側のこれ周辺整備ですけども、南側には、皆さん、ご存じのように、旧市民農園が城南土地開発公社で先行取得されたいわゆるこの駅周辺の基本整備の種地として、今、城南土地開発公社が所有してる土地ありますね。だから、これの在り方もこの中には何も載ってないですけど、その辺のことも併せてやっぱり周辺整備等々をしてほしいなと思いますし、それと、先ほどからありますように、副市長おっしゃってますように、アウトレットには年間500万から600万人、木津川運動公園と合わせたら、七、八百万人の方が多分来られるんじゃないかなと、将来ですよ。
この方々をやはり長池の南側にもいわゆる誘導して、そのにぎわいを構築したいというようなこと、この思いはよく分かるんですけども、それと、将来的に東部丘陵地の玄関駅としての長池っていう位置づけでしたら、例えばこれJRの複線化、やっぱり長池までこれ複線化しないと、なかなか駄目かなと僕は思ってるんです。そのためには、長池というのはもともと過去には、あそこへ貨車が3車のうち真ん中入ってきて、そのまま今の平和堂の前のとこに石油の備蓄基地があって、そこへ貨車が入ってたというような歴史がありますんで、長池駅自体は3車ありますから、例えば長池止まりっていうのは、電車が来ても3車で真ん中で待って、いわゆる複線化で、それと城陽から長池までは、鉄道用地等々は見てますと、ほとんど買収しやんでも、そのままいけるというようなことになってると僕は思うんですよね。だから、その辺も併せて、やはりこれからの、先ほど土居委員からありましたように、長池、東部丘陵地の玄関というような位置づけ云々でしたら、そこまでやっぱり考えながら、やっぱりこのまちづくり、将来的な長期的なことも併せてと私は思うんですけど、その辺、私は今いろいろお話しさせていただきましたけど、まずは、あるものをどうするかっていうのと、将来的にいわゆる公共交通の在り方等も踏まえて、それと、長池のいわゆる宿場町風のにぎわいを構築するというようなことで総合的に判断していっていただいて、いわゆるまちづくりっていうのは、僕、必要じゃないかと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。
○森島正泰理事 今おっしゃられましたことが、まさしくまちづくりの根幹であるというふうに我々も思っているところでございます。今あるものをどういうふうに活用していくのかということにつきましては、短期的な計画の中で検討していきたいなというふうに思っております。
先ほど来、ありましたけれども、商店街の方から、府道をどうしてアル・プラへ行くのに通らないのかというようなことに関しましても、やはり地域の中でもいろんな考えの方、お持ちで、公道でないところを民間さんの方が閉鎖されるということになれば、お客様の利用にも困るという一端も出てきますし、このJRの長池駅までの複線化につきましても、こちらは府南部の都市で協議会を設立して、京都府、JRに対して完全な複線化を要望している状況の中ですので、城陽だけがまた長池までっていうことを協議会の中で要望していくというのは今の段階ではちょっと難しいのかなと。ただし、アウトレットが来ることによって、最寄り駅が長池になりますので、そういったことについては個別の要望も考えていかないといけないと、こういうふうには考えているところでございます。
いずれにしましても、最後におっしゃいましたとおり、地域の方もいろんなご意見お持ちでしょうし、そういった中でいろいろ議論しながら、一定の方向性を見いだしていきたいなと。これを計画の中でまとめていきたいなというふうに考えているところでございます。
○谷直樹委員 森島理事のほうからおっしゃってましたように、今あるもの、これいっぱいあります。今ありましたように、北側広場1つ、長池駅の駅舎、カラー舗装もできてます。どうも南側広場の種地等々も、これはいろんな土地があるんですけど、取得されてる。これは事実ですし、やはりそういうような先に先行的にお金使うてる部分があるんやから、それも併せながら、やはりこれからの長池っていうのは、今の東部丘陵地の玄関口っていうような位置づけっておっしゃいましたけど、そういうことも併せながらやっていただくと。それと同時に、アル・プラザ城陽ってね、これ大きな商業施設あるんですけども、長池の方も含めて、アル・プラザへ例えばお買物、JRを利用して行かれる方、土日やったら、物すごくたくさんの人がこれJR利用して、あの辺うろうろしてはりますと。その辺のことも併せて、例えばアル・プラザと連携じゃないけども、アル・プラザの方も一応、何ていうかな、商店の方も巻き込みながら、長池をというのも1つのこれ、僕、方法かなと僕は思うてるんですけどね。その辺ですね、まちづくり協議会がございますけども、地域の方の中心として、まちづくり協議会がいろんなイベントですとか、いろんなことを、先日も、今月でもあるかな、いろんな方の計画をつくって云々というようなこともやってはりましたけども、だから、そういうことも踏まえて、で、まちづくり協議会自体も私もたまに会議へ出るんですけども、最近、コロナの影響もあるんですけど、特定の方しか来られてないことが多いんですよね。だから、いわゆる長池の方をもうちょっと、まちづくり協議会の方のこれは仕事だと思いますけれども、もうちょっとみんなを巻き込んでっていうか、そういうような方もちょっと必要やと思いますので、その辺は市のほうも協議会の一応事務局をしていただいてますので、その辺も併せて、この基本計画の策定に係る基本方針(案)ということで、これについていろいろとこれからアンケート等取られると思いますけども、それを踏まえて、私、今申しましたように、あるものとマッチングしたようなまちづくり等をお願いしたいと思いますので、これは大きな要望ですけども、私も一住民としていろいろとご意見言わせてもらおうと思いますので、その辺よろしくお願いします。
○熊谷佐和美委員 今、地元の谷委員のほうからいろいろご説明いただいたので、よく分かりました。実際にちょっとお尋ねしたいのは、平成8年にこの長池駅の基本構想、基本計画が策定をされて、それから後、まちづくり協議会が発足されて、おこしやして長池へ等でもイベント等をしていただいた。ここには私も何回も寄せていただいて、地域の皆さん、すごいな、ほんでまた、市のほうも本当に協働されてる姿っていうのは、これソフト整備としてすばらしい取組をされてきたなというふうに思っております。
その次に、まちづくり協議会が作成したまちづくりビジョンというのがあるっていうことで、ちょっとこちらはどういうものなのかは私はちょっと分からないので、そのまちづくりビジョンがあって、また、今回新たに南側のほうですね、基本計画を策定、基本方針(案)ということで。この基本方針(案)っていうものは、市だけ、市が独自でやってきたものではなくて、このまちづくり協議会さんとも協議をしながら、今日まで進めて、今に至っているのかどうかですね。で、実際に今、まちづくり協議会の中には市の担当の方も入っておられると思うんですけども、どれぐらいの頻度で、どういうふうな方針を持ってお話しされてるのかなということ等です。
そして、一番最後のところのほうに何か、地元の説明などを今現在されてるっていう意味で取ったらいいんですかね。このスケジュールの中に、10月末をめどに地元への報告及び意見募集を行っておりということは、今、既に進めておられるいうことだとは思うんですけども、ちょっとどういうふうな形で地元のほうにお話をされてるのか、ちょっと分かりませんので、具体的にどういうふうな。その資料っていうのは本日頂いた資料だとは思うんですけども、かなりちょっとアバウトな資料かなっていうことなので、何を言っていただいても結構ですよということなのかなと思って、私はこの資料を見たときに、私は地元ではないんですけども、交通量調査をされてまして、私もここの交差点ですね、よく通ります。で、かなり危険の多い交差点ですし、夕刻なんかも車両もかなり多いですし、また、アル・プラザからの歩行者、自転車、バイク等も錯綜してるところなんですね。
そういう中で、以前は、最初の構想のときにありました国道24号から駅までのアクセス道路っていう、これは市のほうとしての意見というのか、考えはどうなってるのか。ちょっとその辺、それは大きな計画だと思うんですけども、これはちょっと私自身は以前そういう話が最初の構想のときにあったということは分かってるんですけども、実際に実施計画等もありませんので、どうなってるのか分かりません。で、今回もまた新たに策定をされてから、短期、中期、長期とやっていくとおっしゃってるんですけども、実際の予算が伴う実施計画っていうふうなことが必要になってくると思うんですね。なかなかそういった先のとこまできっちりと見据えてのことなのか。まだ、これから地元との皆様のご意見をじっくり聞いて、1つずつやっていくっていうふうな、ゆっくりでもいい計画になっていくのか。それとも、この機会に駅前広場も含めて一気に進めていこうとされているのか。ちょっとその辺があまりにも何か全体的にアバウトなのと、今までの市がつくっておられた計画、また地元がつくられたビジョン、そして、今回のこの方針の整合性っていうんですかね、どういうふうにやってきたというところからちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○
立木克也都市政策課長 まず、長池地域のまちづくりビジョンについてお答えさせていただきます。
これにつきましては、仮称ですけども、長池駅前まちづくり協議会、その時期も含めまして、約3年ぐらいをかけて、
長池まちづくり協議会さんによりまして、地域の将来像の検討結果、これらをまとめたものになっておりまして、その中身としましては、タウンウオッチングであったり、ワークショップによる地域の課題抽出を行った結果がまちづくりマップとしてまとめられまして、それを踏まえまして、まちづくりテーマとまちの将来像であったり、あとまちづくり方針などが掲げられておるというものになっております。
それと、この今のお示しさせていただいてます案でございますけども、交通量調査であったりとか、周辺の方へのアンケート、あと駅利用者へのアンケート、これらを基に基本方針の案としてまとめさせていただいております。まち協につきましては、そんなに、コロナもあって、あまり会議とかも開くことができなかったですが、都度、報告なりは途中、させていただいてるという状況でございます。
今回、地元にこれをそもそも報告しているのかということなんですけども、今回、この場でご報告させていただいてるのと同時に、現在、長池駅
南側周辺整備基本計画の基本方針(案)についてということのご報告ということで、地元の回覧板でお知らせをさせていただいております。その中で、中身を見ていただいて、ご意見がある方はご意見くださいということでさせていただいてるんですけども、その実際の基本方針の冊子であったりっていうのは市の都市政策課の窓口であったり、あと市のホームページ、それと、長池駅の地域交流スペースのほうに設置しておりますので、そちらを見ていただいて、ご意見あれば、提出していただくというような形でしておりまして、10月の最初の回覧板のときに地元にお知らせさせていただいてるというところでございます。これにつきましては、今の意見書なりの受付は10月5日から10月の29日までさせていただいておりますので、ご意見あればというところでお待ちしてるところでございます。
あと、資料はこれで全てかということなんですけども、それも併せまして、今の窓口であったり、駅の交流スペースであったり、ホームページでそれらの調査結果であったり、アンケート結果っていうのは見ていただくことができるというふうにしております。
アクセス道路、7年度の計画の中でアクセス道路っていうものも位置づけておりますけども、それらの今後の考え方につきましては、長池駅、これからアウトレットであったり、木津川運動公園っていう、たくさんの人が訪れられると。先ほどもありましたが、玄関口だということもございます。それらの方を駅の南側に少しでも呼び込めるようなことを今後、ソフト面の事業としてそれらも進めていく中で、その状況を見ながら、必要に応じてハードの整備として検討を進めていくというような形で、今すぐその整備するというようなことではございません。
○熊谷佐和美委員 ますます何かもうアバウトに、何か聞いてて、思うんですね。まちづくり協議会さん、せっかくつくっていただいてたので、ここまでの中でそういうご意見等もあって、今日、委員会に出てきたような内容も諮られてきたのかなっていうふうに思ってたんですけども、市のほうの、これ委託でアンケートとかもされてたと思うんですね。そういう、その周辺、今回はもちろん対象区域は限られた区域かもしれませんけども、ここを通る人であったり、長池駅をご利用される方であったり、また、長池駅の隣にアル・プラザをご利用の方があったり、他地域からも結構ですが、おられますし、広く意見をいただくとか、また、そういう感じでもなくて、一方的に回覧回しただけで、ご家族が何人かおられて、1人、ぱぱっと見てぱぱっと回すっていうように、一家に1枚ずつでもとどまってて、様式としてね。どうぞ何とか書いてくださいよとかだったら分かるんですけども、ちょっとこの、今日、私たちのほうにもこのご報告をいただいてるんですけども、私は今聞いていて、このご報告を聞かせていただいて、どういうふうにイメージを持ったらいいのかなと思ったんですね。ただ、イメージが湧かないので、もし一市民としたら、自分の思ってることを言えばいいのかなっていうふうな感じにしか取れないんですね。だから、市が基本方針を出されている中で、安心・安全って入って、これはアンケートの中からそういうことが出てきたっていうことです。
で、交通量の調査なんかも載せておられるので、あそこの交差点なんかどうにかならへんかな、雨が降ったら水がたまるんやけどなとか、その地域の方になると、何かこのまちづくりっていうよりか、そういう細かなところにやっぱり目が行く。で、もうちょっと大きなやっぱり基本方針をつくりたいって思っておられたら、またもうちょっと幅広くご意見を専門的な知見を持っておられる方も含めながらやっていかなあかんやろうとも思いますし、地域に、好きなこと、何でもいいですよっていうことになると、どうしても細かな安心・安全に目が、私でしたらね、行っちゃうなって。本来はまちづくりという概念の中で基本構想、基本方針をつくって、今度、実行計画までの間、一体どれぐらいまであるのか分かりませんけども、3月までに策定をされるっていうことですけども、もちろん希望が、こういうふうなことをしてほしい、ああいうふうにしていただきたいっていう、地元の人間でもないですけども、なかなか口に出して今すぐに出てこないっていうのが正直な感想ですから、市のほうもやはり地域のせっかくまちづくり協議会さんつくっておられることですから、本当に地域の皆様のご意見を真摯に聞くっていう、一緒に協働っておっしゃるんでしたら、回覧板回ってない、うちの自治会に入っておられない方は回覧板は回りませんので、そして、そのことをホームページで見られてるかっていうたら、私も今日お聞きいたしまして、初めて知った状況でありますので、なかなかまだそこまで関心が行ってないっていうのが本来のあれじゃないかなと思いますし、もっと積極的に市のほうは、このような計画を皆さんと一緒に、せっかく協働でやるっておっしゃったんですから、つくっていきたいということをやっぱりやっていただきたいなと思うんですけども、その辺のお考えはいかがでしょうか。
○
立木克也都市政策課長 まず、今回、基本方針でございまして、委員もおっしゃってたみたいに、割と大きなくくりでの考え方をまとめたものでございます。これを基に、今年度末をめどに基本計画を定めていきます。もっと具体的なという話になってくると、その後、必要に応じて事業を行うということで、そのときにはもっと具体的な話が決まってくるものだとは思っております。
もうちょっと大きな基本方針ですので、もっと広い範囲でというようなご意見かとは思いますけども、今回、長池の地域の方の皆さんにアンケートも行わさせていただいた中で、長池の地域の方針ということを定めるという中で進めさせていただきましたので、もうちょっと、とはいえ、北側に今後人も集まってこられるので、そういった方たちをいかに南側にも呼び込めるかということは、当然地域の方も一緒に考えていっていただかなければならないかなと考えておりますので、まずは、そういった範囲の方のご意見を聞いた中で方針を立てさせていただいたというところでございます。計画が出来上がりましたら、またいずれ、それは、ちょっと形はまだ分からないですけども、委員会になるのか、資料をお渡しさせていただくのか分からないですが、そういう形でご報告はさせていただきたいなと思っております。
○熊谷佐和美委員 また新たに基本計画が出来上がってくるということで、その中にも、先ほど短期、中期、長期の計画もスケジュールを入れていかれるということですから、もちろん実施計画のことまで含めてやっぱり持って進めていただかないと、基本計画を策定したというだけにとどまってしまったら、次が、じゃあ、次はどうするんですかっていう話がまた止まってしまいますので、それはやっぱり住民の皆様のご意見を多く聞いていただくっていう中で、優先順位っていうんですか、やっぱり出てくると思いますので、そこは一連の回覧を回しただけではなくて、やはり広く自治会に入っておられない方も、またお若い方であれ、皆さん、興味の持っておられる方はたくさんおられると思うんです、こういうまちづくりについてはね。だから、そういう場面を持ちながら、ご意見を賜りながら、3月の基本計画のほうを作成していただけたらありがたいと思います。
○
相原佳代子委員 失礼いたします。それでは、ちょっと質問させていただきます。
これまでから総合計画であるとか、このマスタープラン、そして、今回のこの基本方針(案)、ちょっと読み込ませていただいたわけでございますが、先ほども副市長からありました、地元の協力や熱意なくしてはあり得ない事業、この計画案だということ、もっともだと思いますし、この方針(案)をつくられるまで、地元の方々、何回も集まりを重ねて、今回、ここに至ったというふうに認識しております。長池駅は、周辺については、先ほどから皆さんおっしゃってましたけれども、これまでラグビーの開催のことであったりとか、サッカー場の誘致であったりとか、そしてまた、橋上駅舎化、南北自由通路等々、様々な変遷を経て、今回のことに至ったかと思うんですけれども、この基本方針(案)、1、2、3を読ませていただきました。どうしてもここ読ませていただきますと、やはり地元に住んでおられる方、ややもすれば、駅の南側に住んでおられるような方々がふだんの生活でお困り事であったりとか、あと、こういうことがあればいいな、地元住民にとって、何ていうんですかね、モチベーションが上がるというか、機運が高まるやろなというようなことがここには書かれているかと思うんです。先ほど質問もありましたけれども、ここはやっぱり長池駅の城陽の玄関口である北側と一緒になったものがやはりここに落とし込まれていくっていう必要性もあると思うんですよね。やはり長池駅がこれからのアウトレットであったり、そういったものと切り離しては考えられませんので、そこですよね。また、ここには出てないんですけれども、今後、城陽井手木津川線ですかね、そういったことでもまた交通の動線なんかも変わっていくかと思うんですけれども、その辺り、北側、ここはどうしても、何ていうんですか、南側の周辺整備となってますし、そしてまた、策定に向けた方針というのは、JR長池駅周辺に係るこれまでの背景や現状を踏まえって書かれてますので、ちょっと北側と南側を決して分けることはないと思うんですけれども、その辺りの考え方であったりとか、まちづくり協議会さんとの話の中でどのようなものが課題として出ていたかとか、その辺りというのはどういうことがありましたでしょうか。教えてください。
○
立木克也都市政策課長 北側と南側が一緒になってというところでございますけど、北側につきましては、平成7年の長池駅周辺整備基本計画の中で位置づけてる短期、中期計画であるハードの整備でいいますと、ロータリーであったり、スタジアム公園線、あと駅舎の整備っていうのは一定終わってると。既に終わってるというところですので、その計画の中で長期計画にあった南側のロータリーの整備であったりというのは、当時位置づけておったんですけども、周囲の状況等も変わった中で、今回、計画を見直してきてるということではありますけども、先ほどから出ております玄関口になるというところで、多くの人が訪れられるというのが一定、目に見えておりますので、それらの方を呼び込めるように長池駅南側を整備進められたらなというところで、そこは地元の方も一緒に、ハード、ソフト両方のことで進めていけたらなと思ってますので、決して南と北側、全然別々だというようなことではないかなというふうに思っております。そういう形で今後進めていきたいなというところでございます。
○
相原佳代子委員 やはりこれまでは、どちらかといえば、長池駅の北側ですよね。そういう運動公園線であったりとか、そのことがあったりで、そのときには複線化についても、先ほども出てましたけど、できたらそういうインパクトがあるんやったら、長池までが複線化でという、そういった望みもあったわけですけれども、これは次回、第3期されるときにぜひ長池駅までやっぱり引っ張ってほしい。地元の願いでもあるし、それをまた引き続き青谷までということももちろんあると思うんですけれども、そこにはまた入れていただきたいと思いますけれども、そうですね、やはり玄関口としての位置づけみたいな、ここに地域資源を活用した取組を推進するというふうにあるんですけれども、もちろん南側のにぎわいというのがそこにつながるかとは思いますが、そのにぎわいを創出し、そして、玄関口としての、何ていうんですかね、玄関口としての機能を展開するというか、そういったことをちょっと基本方針、まだこれは案でございますのでね。そこを上手にミックスしていただけるようなことも中にはちょっと書いていただければなというふうに、そうすれば、なお、よくなるのではないかなというふうに、これは私からの要望でございます。これからはやっぱり南側はもちろんですけれども、そういった北側、そして長池駅全体、長池のまちづくりを今後どうすんのやと。そういうインパクトを利用したもっと大きな視点で考えていくっていうことも、それがまさにその下に書いてある様々な人と人が交流広場、歴史街道からつながり、歴史を感じられる宿場町長池ということにつながるのではないかなと思うのですが、その下の黒の今読ませていただいたの、これは何かキャッチフレーズというか、何か、ものなんですかね、ここの基本方針の下に書いてあるのは。これは、どういうふうに考えたらよろしいでしょうか。
○
立木克也都市政策課長 長池駅南側周辺整備のキャッチフレーズ的なところでございます。
○
相原佳代子委員 割合長いですね。なかなか覚えられない。この辺りもキャッチフレーズとされるのであれば、もう少しコンパクトにスリム化したものっていうのも必要ではないかなと思いますので、これはまた年度末に向けてこれから案を基本方針ということになっていくと思いますので、最終また協議会の方々とも協議していただいて、方針を作成していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○谷村浩志委員 すごい地元の、うちの会派でいえば、谷委員がしっかりおっしゃったんですけども、1つだけ気になる部分がありまして、基本方針(案)の1、2、3番とあるんですけども、この順序ですね。これは何かを参考にされて、この1、2、3にされたのか。せっかくアンケートを取られた中で、555人のうちの約7割の406名の方が安全・安心に暮らせるまちづくりを掲げられてるんですけども、アンケートの答えとして。それが一番最初に来ないというのは、何か意図があって、先ににぎわい創出というのを上に持ってこられたのか。例えばこの1、2、3でいえば、アンケートの中でいいますと、7番の安心・安全が例えば1番に来て、で、今、1って掲げてるにぎわいを創出するっていうのは、この順位でいきますと、5番目のアンケート結果。で、地域資源を生かした取組を推進するっていうのは、町並みや景観が優れるとか、こういうところになってくるんではないかなとは思うんですけども、もう決められたのかどうか分かりませんが、この1、2、3番の順番は市民のアンケートを生かしたものではないと思うんですけど、そこら辺の考えはいかがでしょうか。
○
立木克也都市政策課長 順序については、特段決まったものではございません。ただ、地域のアンケートの結果で、グラフにちょっとさっき書かせていただいてましたけども、資料1の10ページの表にありますとおり、にぎわいという部分が一番弱いというか、というところになってまして、その次に安全・安心、で、地域資源というのは、どちらかといえば、いいほうになってますので、まあまあ悪いほうから書かさせていただいてるという形でご理解していけたらと思います。特に順番に何かあるわけではございません。
○谷村浩志委員 分かりました。意図的にあかん順番にというか、課題がある順にというふうにおっしゃられてたので、それは一定分かるんですけども、やっぱりこの中でアンケートで安全・安心に暮らせるまちづくりという答えが得られたのが一番多いものと思うんですけども、これは私が勝手に思ってることなんですけど、にぎわい、これアウトレットができると、必然的に非常ににぎわってくるところではあると思うんですね。住民の方以外というか、京都以外の方とかがたくさん来られたときに、やっぱりそこで住民の方が求められてる安心・安全というのが、例えば道が渋滞するのが危ないっていうので求められているのか。例えば新しい方がたくさん来られるので、防犯上、やっぱり心配事があるので、安心・安全を求められてるのか。この点もいろいろと、この中に含まれてると思うんですよね。やっぱり基本方針なり、計画策定されるときには、どの部分の安心・安全を求められているのかっていうのも一定、市民の方のご意見というのも今後調べてもらいたいと思っておりますので、また、計画策定されるとき以降、以後もですけども、何かされるときには、あと細かく何を求められるかっていうのも反映させていただけるようにしていただきたいと思います。順番に関しては分かりましたので、以上です。
○土居一豊委員 基本方針というのは重要なものであって、キャッチフレーズは、何かをやろうとするときにイメージを浮かべるためにキャッチフレーズって作るんじゃないか。さっき同じようなものと言われましたけど、基本方針とは、物事を進める上において理事者以下、担当者まで、地域の方まで、何のためにこれをつくるのっていったら、この方針ですという重要なものじゃないかと思うんですよ。この3つの項目はキャッチフレーズ、軽いものなんですか。理事者、いかがですか。もっと私、先ほど、基本方針に東部丘陵地の玄関駅に入れてくれっていうことは、基本方針というものが物すごく大事だから、その中に考えはそれに入れるべきじゃないかと思うんですけど、基本方針の基本的なことについてもう一度尋ねますけど、キャッチフレーズですか、この3つの項目。いかがですか。もっと基本方針、大事なものじゃないかと思うんだけど、私の考えが違ってますか。
○森島正泰理事 この基本方針自体がキャッチフレーズというような認識では当然ございませんけれども、下に書いておりますこの宿場町長池ということをイメージ、頭の中にイメージした中で、この3つの基本方針をつくるという意味で、この言葉を下につけてるわけですけども、ちょっとキャッチフレーズという言い方が適切かどうかっていうのはちょっとまた見直しのところが必要かなというふうに、今、ご指摘を伺って、感じているところでございます。
○土居一豊委員 結構です。
○
澤田扶美子委員 皆さん、大抵おっしゃっていただいたので、ちょっとまた蛇足みたいになったら申し訳ないんですけれども、一応実施計画は委員会にまた報告していただけるということでしたけれども、大体令和4年の3月に基本計画を策定して、それから以降、実施計画に取り組まれると思うんですけれども、それの最終目標、目標年次がいつになるのかと、それと、その次の3ページのところにまちづくりの方針で、東部丘陵地と連携した来訪者を呼び込むまちづくり、交通結節機能を強化し、東部丘陵地とをつなぐ大きな人の流れを形づくることを目指します。その下が、既存の大型商業施設をはじめとした地域の生活利便性を高める機能の維持向上を目指しますということで、私はこれ全く相反することかと思って、聞こうかなと思ってたんですけれども、先ほど谷村委員が、この下の部分の既存の大型商業施設が東部丘陵線の出入口になることによって、にぎわいが増すんだっておっしゃってましたけれども、これはそういう見方、谷村委員さんがおっしゃった見方で理解すればいいのかどうかということと、それと、結局、来訪者を呼び込むまちづくりと既存の大型施設の機能を維持向上するということは、1つの中で綱引きをしてるような状況になるような気もするんですけれども、その辺は実施計画の中でどういう方向で取組を進められるのか。今もしご意見聞けるんでしたら、お願いいたします。
○
立木克也都市政策課長 まず、計画なんですけども、今年度末の策定を予定しておりますのは実施計画でなく、基本計画でございます。その後、実施するに当たっての計画なり、設計なり、経過なりということですが、それはまだ今、何か決まったものではございませんので、いつに何をというのは何も決まってないというところでございます。
上位計画の中の赤と黄色と緑のところがあるかと思うんですけども、まず、黄色のところで、住みよい・住みたいまちづくりという意味で書かせてもらってますまちづくりの方針につきましては、赤囲みしてる2つ項目あるんですけども、1つ目、長池駅周辺の整備により、既存の大型商業施設をはじめとしたにつきましては、これは今、名前出してあれですが、アル・プラザがありますので、その施設を利用して生活の利便性を高める維持、そういった機能の維持向上を目指すというところで書かせていただいてます。その下は、周辺につきましては、地元のまちづくり協議会と連携して、市民協働により魅力あるまちづくりを目指しますって、今の計画を立ててる中の、どっちかと言えば、ソフト的な施策になるのかなと思って、これは今後、まち協さんも一緒に進めていけたらなというところです。その上の赤囲みのところ、地域交通ネットワークの整備を生かしたまちづくりのところの右の赤囲みですけども、東部丘陵地への玄関口となる長池駅周辺においてはというところで、これらもともと平成7年度の計画にもありました広場とかアクセス道路の整備は、この都市マスを策定した時点では、当然その計画に基づいてこういう書き方をさせていただいてますけども、今回の計画の中で、それは改めて見直していきたいというふうに考えております。
○増田貴委員 基本的なことなんですけども、ちょっと聞きたいんですけどね。これは、アウトレットっていうふうな形でできる。そのときに多くの人たちが来る。そういった人たちが近隣の例えば城陽市内に来ていただけるというふうな形の構想の中で、そういった構想が、基本的なことなんですけどね、出たということなんですね。
○
立木克也都市政策課長 そうですね、駅の北側、アウトレットであったり、まあまあ今回であれば、木津川運動公園もございますけれども、そういったところに多くの人が来られることも想定しながら、この方針の中で書かさせていただいております。
○増田貴委員 それで、いろんな形でこちらのほうに、じゃあ、長池のほうの住民の方、長池商店会ですね、宿場町として、私もこれ何回か車で通りましたけどね。風情のあるまちやと思います。しかし、その中において、やはり建物自身がどうしても近代化されてきつつある。普通の家というか、そういったところが結構多いという中で、果たして本当に宿場町として、そういった要するに北部のアウトレットに来られたと。アウトレットの方々を城陽市のまちの中に呼び込むためのものとして、本当にこれが少しでもというふうな考えはよく分かるんですが、というのは、よく私も営業でいろんなところを回りましたけど、本当に宿場町というのは、すごいお金をかけて、本当にその保存も大切に保存されてるわけなんですね。ですから、そういった中で、あっ、こういったところがあったんかということで、観光客も来られるということなんですけども、今現在の状況を見ますと、よっぽど地域の住民の方の協力を得て、そういったことで真剣に宿場町としての長池の地域を有効に活用したいと、こういった住んでおられる住民の方の本当に熱意というか、物すごく必要になってくると思うんですよ。ただ、宿場町があると、観光の一環として来てもらって、もちろん全部の方が来られたら大変なことになりますけども、関心のある方は来ていただきたいというふうな部分であったとしたら、この辺のことっていうのは、例えば先ほど言いましたように、地域の住民の方が本当に熱意を持って、少々の観光客が来ても、受け入れますよと、そういった体制のために、例えば城陽市に関しては、土産物とか、そういったものの販売とか、そういったものを積極的にやっていきますよっていう姿勢がないと、これはただ単に整備をしてきれいになったと。あっ、歩いて、あっ、よかった、こういうとこがあるんだなというような感じで帰っていただくというようなことなんですが、市はどこまでそれを求められてるかっていうこと。この辺についてはどうですか。お願いします。
○
立木克也都市政策課長 宿場町ということで、その宿場町の雰囲気を残した町屋等の、今現在ある、数はそんなにないということもありますけども、そういった町屋等の地域資源を生かしたそういった歴史的な雰囲気をつくったまちを進めていきたいなという思いはございます。ございますけども、やはり今、委員おっしゃられたように、地域の方の協力とか、そういうものがなければ当然進むものではございません。実際、そういうことをしようと思いますと、例えば景観条例であったりとか、そういったものを定めないと、一定、規制というか、できないということになります。ただ、そういうことをしますと、今の地域の方に逆に制限がかかってきますので、そういったところのご理解も得なければ、なかなか進められないですから、先ほどから申し上げてますとおり、地域の方の協力と、あと、皆さんの熱意ですね、そういうものを醸成するような形で今後進めていけたらなというふうに思っております。
その中で、先ほどもありましたけども、
地域主導型公共事業としてカラー舗装されてますけども、あれについては、地域住民の方であったりとか、地域の団体からの提案を受けまして、京都府のほうで整備をされるというものでして、あそこにつきましても、まちづくり協議会さんなりが協議を重ねられまして、歴史的な雰囲気を演出して、さらに車両のスピードを抑制すること、これらの両方を目的としてされてるということで、一定、その地域のまとまりがあるのかなというふうに考えております。
○増田貴委員 私が言ってる質問は、要は、地域の方は、まちづくり協議会とかが本当に主になってられると。一つ一ついろんなことを考えながら、地域の発展というか、やはり伝統を守っていこうというふうな思いで、一つ一つの行事を増やしていこうというような形で努力されてることは確かやと思いますわ。それは、そういうことをやって、まちおこしというような話でやっておられるというのはよく分かりますんでね。決してそれを否定してるわけじゃないんですけども、やはりこういったことっていうのは大きなスケールのある大きなものであるんで、市がやはり中心となって1つの、いろんな形で、もちろん市のほうもこれに対して、もちろんこれからやっていこうというふうな話で、もちろん予算も考えながらやっていかれるわけでありますから、その辺のほうの熱意と、それから、やはりいろんなところ、日本各地いろんなところありますんで、最低でもそういったところへ行って、実際、何が必要なのかと。そして、それが出来上がったときに、地域の方々とどのような形で協力ができるのか、そういったことも十二分に検討に入れていただく。今の段階では、こういった基本計画案ということで、こういった基本計画やっていこうというふうな形の状態でありますんで、これからやはり進展していく中で、その辺のところを十二分に、もちろんこれは私が言うまでもなく、行政のほうはそういった思いでやっていただいてると思うんですけどね。十二分に配慮していただいて、やっていただきたい。これは要望です。
○平松亮委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
3時まで休憩をいたします。
〔説明員交代〕
午後2時45分 休憩
─────────────
午後3時00分 再開
○平松亮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────────
○平松亮委員長
まちづくり活性部関係の審査に入ります。
議案審査を行います。
議案第44号、財産を支払手段として使用することについてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○大石雅文
まちづくり活性部長 議案第44号、財産を支払手段として使用することについて説明いたします。
3ページの提案理由をお願いいたします。東部丘陵線整備に伴う建設発生土処分に要する経費の支払いに当たり、富野長谷山ほか地内の土砂を支払い手段として使用したいので、地方自治法第96条第1項第6号及び第237条第2項に基づきまして、本案を提案するものでございます。
2ページにお戻りください。1、本件の目的をお願いいたします。プロポーザルにおける提案に基づきまして、富野長谷山ほか地内の土砂を東部丘陵線整備に伴う建設発生土処分に要する経費の一部の支払い手段として使用するものでございます。
2、支払い手段として使用する財産ですが、富野長谷山ほか地内の土砂200万立方メートルで、1立方メートル当たり146円でございます。
続きまして、3、上記財産をもって支払う債務は、富野長谷山建設発生土処分事業に要する費用3億4,000万円のうち2億9,200万円でございます。
4、相手方は、城陽市富野荒見田51番地京明ビル2階、近畿砂利協同組合理事長、桧原信司でございます。
3ページをお願いいたします。提案理由と参照条文を記載しております。
以上が議案の説明でございます。今回の案件のように、土砂などのものを引き渡すことで、現金での支払いに代える場合、地方自治法第96条第1項第6号及び第237条第2項に規定されます財産を支払い手段として使用する場合に該当し、議会の議決をいただく必要がございます。
別途、説明用の資料をご用意させていただきましたので、具体的な処理に関しましては、そちらの資料でご説明させていただきます。
建設常任委員会資料をご覧ください。資料1ページをお願いいたします。東部丘陵線整備事業に伴い、発生する建設発生土の処分については、6月24日の建設常任委員会でプロポーザルの実施について、9月24日の建設常任委員会で契約候補者の決定についてご報告させていただいたところでありますが、改めて、1、経過から説明させていただきます。東部丘陵線事業に伴い発生する約200万立方メートルの建設発生土の処分につきましては、公募型プロポーザル方式により広く提案を募集し、契約候補者を決定いたしました。今回、契約候補者と決定いたしました近畿砂利協同組合の提案内容については、建設発生土を資源化して使用することにより、搬出量を抑制するとともに、原材料としての価値を処分に要する費用の一部に充当することで、経費の削減を図るという内容でございます。これは、市の財産を支払い手段に使用することであり、地方自治法第96条第1項第6号及び第237条第2項に規定されております財産を支払い手段として使用するという事項に該当し、議会の議決をいただく必要がございます。
次に、2、議案の内容でございますが、富野長谷山建設発生土処分事業に要する費用3億4,000万円のうち2億9,200万円につきまして、富野長谷山ほか地内の土砂200万立方メートルをもって現金の支払いに代えることについて議決をいただきたいというものでございます。
2ページをお願いいたします。3、予算の計上方法について説明させていただきます。まず、9月24日にご報告いたしました資料の再掲となりますが、(ア)は、契約候補者である近畿砂利協同組合から提出された内訳書の内容でございます。網かけしております3段をお願いいたします。まず、事業費といたしまして、下から2段目、A工事費合計3億4,000万円が、本来市が支払う債務となります。このうち最上段の1、原石評価額2億9,200万円については、現金ではなく原石の引渡しをもって債務の弁済とし、最下段の差引見積額4,800万円が実質的な市の負担となります。
(イ)必要となる予算ですが、3ページの参考図をお願いいたします。一般的には、上の図のように歳出が3億4,000万円に対して歳入が2億9,200万円であり、差引きで4,800万円の歳出超過となるイメージを持たれるかと思いますが、しかし、今回の提案では、原石評価額となる2億9,200万円は現金としての動きはなく、土砂自体のやり取りで債務の支払いに代えるため、歳出予算として計上するものではございません。下の図のように、事業費3億4,000万円のうち2億9,200万円を財産の受渡しにより相殺し、残った4,800万円を歳出予算に計上することとなります。
続きまして、(ウ)の予算の計上時期でございますが、東部丘陵線の整備事業に合わせて令和3年度から令和5年度にかけて実施する事業ですので、事業の終了及び支払いは令和5年度を予定しております。そのため、歳出予算4,800万円の計上は令和5年度を予定しており、本議会ではこの議案とは別に補正予算といたしまして4,800万円の債務負担行為の設定を予定しております。
4ページをお願いいたします。最後に(エ)今後のスケジュールでございますが、本議会でこの議案及び債務負担行為について議決をいただきましたら、早々に契約を行います。12月には京都府との砂利採取法第43条協議を完了させ、1月から事業を開始する予定となっております。その後、令和5年度当初予算では、今回債務負担行為の設定を予定している事業費4,800万円について歳出予算に計上し、事業終了後、必要な事務処理を経て支払う予定となっております。
以上で議案第44号、財産を支払手段として使用することについての説明を終わらせていただきます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。
○平松亮委員長 これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
○
澤田扶美子委員 説明資料の(参考)のところに地方自治法逐条解説に、例外的に予算上の措置をしないで決済することとあるんですけれども、予算上の措置をしないことを例外とするという理解でいいのかどうかお尋ねします。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 今委員がおっしゃったとおりでございます。
○
澤田扶美子委員 私も逐条解説ちょっと調べてみましたら、まず原則として、普通地方公共団体の財産を交換し、出資の目的とし、または支払い手段として使用することは原則として禁止されるとあり、なお支払い手段として使用するとは、普通地方公共団体の債務は元来予算に計上して金銭で弁済すべきであるが、例外的に予算上の措置しないで財産を直接処分することにより決済することをいい、代物弁済、これは民法の482って書いてるんですけれども、あえて民法を活用してまでこういう措置を取ったというのがちょっと初めての事象なので、その辺の経過、これ以外に方法はなかったのかということをお尋ねしたいのと、さらに、一応この間の委員会である程度納得しておりますけれども、原石の評価額は今後業者が直接的に売買するに当たって金額は変わるということはありませんか。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、代物弁済で支払う理由とした部分でございますけども、説明資料の3ページに載ってます参考図、一般的な予算のイメージとありますけども、通常であれば歳出予算3億4,000万で計上しまして、歳入に2億9,200万というところで事務を進めるところなんですけども、いろいろテクニック的な部分を調べますと代物弁済ができるということが分かりましたので、議会の議決を経ればこういった手法ができるということですので、今回提案させていただいたものであります。
146円の価格でございますけども、こちらについては今後変動はするというような考えは持っておりません。
○
澤田扶美子委員 今課長からご答弁あったように、議会の議決を経ればできるということなので、すごく私たちにも責任の負荷がかかってまいりますので、ちょっと一応どういう経過で、こういう方法しかなかったのか、前の委員会で本城委員が言わはったみたいに全部お世話になったほうがよかったのではないかと、そういうことをちょっと思いましたので、皆さんが知恵を絞ってこういう方法に持ってこられたのでしょうから何ら問題はないんでしょうけれども、議会の議決を経るからオーケーになるというところにちょっと引っかかりましたので質問させていただきました。結構です。
○本城隆志委員 公共事業とほとんど変わらないね。近畿砂利協同組合さんにやってもらうんですけども、やっぱり公共事業になり得る、皆さんもそう思うてますから、だから現物であろうと、こういう金額に絡むことを途中にやっぱり調査するとか、あるいは終わってから報告受けるという状況で向こうに投げてしまうのか、そうじゃないよというところはどうなってんのか教えてください。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 全部投げかけるというよりも、あくまで今回の部分につきましては東部丘陵線整備事業で出ます土砂の処分ですので、当然市の事業としてやっていきますんで、途中途中、近畿砂利協同組合であったり施工しますNEXCOと協議、調整しながらしっかり対応していきたいと思っております。
○大石雅文
まちづくり活性部長 今課長からも答弁ありましたように、事業の本体は東部丘陵線事業で、NEXCO委託にはなりますが城陽市の事業でございます。
さらに、今回そこの東部丘陵線事業の中で砂利採取法の43条の協議、いわゆる認可に当たる部分なんですが、その認可を市が取得することによって今回土砂の近畿砂利協同組合からプロポーザルで提案があったいわゆる原石としての取扱いの処分が可能になるということになりますので、東部丘陵線の事業、事業主体は城陽市、しかもそこで砂利採取の43条協議を調えるのも城陽市になります。最終的な処分に当たって、いわゆる製品化していく部分につきましては近畿砂利協同組合のほうが当然これ砂利採取法の認可を取得した上で適正に処分されるという流れになりますので、公共事業の市の事業の中での一連の処分事業になるというふうに理解していただければ結構かと思います。
○本城隆志委員 そういう意味では、公共事業でありますから、学校造ってるときかて途中で調べものどんどん城陽市は調査、そこの状況で、今までの事業でどうなってんのやという監査報告も出てるとおりに、やっぱりその辺でちゃんと議会のほうに報告していただいて、議会の意見もそこで聞くような形での事業にしていただきたいということを申し上げて終わります。
○
相原佳代子委員 すみません、2点お聞きしたいと思います。これは6月の議会から続いているわけなんですけれども、残土処理の方法についてこれまでもるる説明があったわけですけれども、私が一番ちょっと気になるのは、もともとそもそもの計画というか、そういう相手方さんとの話合いの中で、ここでいうところのNEXCOなんですけれども、そこの話合いの中でそういったものはきちんと初めから話をしておかなければならなかったのではないかなというのがやっぱりちょっとあるんですよね。そして、残土処理の方法について、今回も代物弁償とおっしゃいましたこの方法についても、今回こうやって議案が出てきました。そういったことも含めて、本来であれば一番初めにね、そういうことも含めた何か契約というんですかね、予定というものを考えておかなければならなかったのではないかなというふうに思うわけなんです。
先ほど澤田委員のほうからもありましたけれども、やはり今回特例的にこういう方法が議会の賛成があればできるということなんですけれども、やはり今ずっとお聞きしてて、議会のそういう責任というのを、重さということを痛感してるんですけれども、その辺りについて市としてはいかがお考えでしょうか、教えてください。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、今回発生する土砂につきましては、東部丘陵線整備事業で発生する土砂でございます。まず、公共事業で発生する土砂につきましては、まず工事内での盛土の土配バランスにより処分を検討します。それができない場合につきましては、他の公共事業などの工事で流用できないか検討し、それでも余る場合につきましては残土として処分することとなります。
したがいまして、もともと今回の東部丘陵線で発生する土については、市が処分しないといけなかった。それをNEXCOさんの事業で使用してもらえないかというところで協議しておったんですけども、NEXCOさんとしてはNEXCOで土配バランス取られてましたので、今回市で処分するのに多額の費用がかかりますのでプロポーザルという提案を受けたものでありますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
○
相原佳代子委員 すみません、今は1回目の質問に対して答えていただいたんですけれども、今回調べていくとこういう今回のような財産を支払い手段として使用する場合ということが出てきたということを先ほどの答弁でいただいてたと思うんですけれども、そういったことにつきましてもそもそも考えていかなければならなかったことではないかなというふうに思ったということに対しての答弁をまだいただいていないんですけれども、いかがでしょうか。
今まであんまりそういう一般的な予算のイメージしか私は持っていなかったので、今回こういうやり方があるということを分かりましたのでという先ほどの答弁に対して質問させていただきました。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 今回代物弁済した部分なんですけど、まず今回のプロポーザルで提案受けました部分が土砂を有価物としてしてくれたらという組合の提案がございましたので、その中でどういった手法が取れるのかという検討した上で今回の議案を提案させていただいたものであります。
○
相原佳代子委員 進行している最中にそのときで最も有効な手だてを考えたという、そういうそしたら認識をさせていただきます。
それと、ちょっと戻りますけれども、残土処理の仕方についてなんですけれども、もちろんこれは市の工事であります。もちろんそういう市が処分しなければならないというのも分かります。協議をしていた、NEXCOさんと。NEXCOさんのほうでも使えないからということを言ってたけれども、NEXCOさんはNEXCOさんで土配バランスを考えていたというふうに先ほどおっしゃってたんですよね。ということは、そこでちょっと擦れ違いがあったから、城陽市で考えていたNEXCOさんお願いしますということと、あとNEXCOさんはNEXCOの工事の中で考えられてたというところの乖離があるように、ちょっと戻るんですけれど、やっぱりそこをちょっとしっかり答弁いただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。
○大石雅文
まちづくり活性部長 ちょっと先ほど岩佐課長のほうが説明しましたとおり、建設発生土の処分の手順といたしましては、まずは自分の事業の区域の中でどういうような流用ができるのかというのを第一に検討します。その次に、それでも余剰が出た場合については、周辺の隣接の工事含めて他工事への流用ができないかというのを第2段階で検討します。それでもっても余剰が出た場合については、処分地において残土処分を行うという、こういう流れになります。
今回新名神事業と東部丘陵線というのは並走しておりますので、施工上同時施工で、NEXCOの委託で工事を行うという枠組みになっておりますが、基本、新名神事業と東部丘陵線、市の事業とNEXCO事業って、これ別事業になります。したがって、NEXCOの事業のほうに流用できないかという検討したというのは、先ほど私が申しましたように2番目の手順で他工事への流用が可能かどうかというのを検討したところで、当然NEXCOさんも第1段階の検討、自分の工事範囲の中で流用できるかという、そういう検討をされてますので、その検討の中でNEXCO事業としては成立してると、土配バランスが。したがって、私ども東部丘陵線の部分については2の他工事への流用も非常に難しくなったところで、次、最終的に処分という、そういう手順に移行する段階で、今回の施工場所の地理的条件であったりとか均一的な土質が発生するこういう土砂、まとまった土量が出るという、こういう特殊条件の中でほかの処分方法ができないかというところでプロポーザルで提案を求めたところで、近畿砂利協同組合による今回この提案があったというふうな理解をしていただければいいかと思います。
○
相原佳代子委員 すみません、この間の委員会でもちょっと質問させていただいたんですけれども、やはり一番初めのところがどうだったのかなというのがちょっと私の中にはクエスチョンマークがずっと続いていましたので、初めにNEXCOさんでもやってもらえるもんだと思ってたというのが2番ということなんですよね、先ほどおっしゃった。だから、本来であれば自分とこの工事は自分ところでちゃんとやらないといけないというものがあって、それについてはNEXCOさんも同じく考えておられたということで、余剰の他の工事でできないかということで2番を考えられた。それがまた難しいということで今回プロポーザルを考えられたという手順でということでよろしいんですね。
やはりすごく、もともと34億ということをやっぱり私たち聞いたときに驚きましたし、それがまた今回4,800万という、そういうことが、この間数字がちょっと出ておりましたので、しっかり自分自身もそこは認識して、そしてやっぱり市民の方々にもそれは説明もしていかなければならないと思っておりますので、こういうふうに丁寧に説明していただいて、正しく処理をしていただきたいと思います。
ただ、1点ちょっと申し述べたいんですけれども、1立方メーター当たり146円ということですけれども、それはこれまでからもその根拠については説明していただいてたわけなんですけれども、これが例えばもう少し高くなると総合計もまた変わってくると思いますけれども、これについてはもうこの数字で通していくというか、いうことで間違いないんですね。そこも根拠というか、しっかりしたものというのはいかがでしょうか。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、今回プロポーザルにした理由でございますけども、土砂の価格設定ができませんので、まずプロポーザルを実施しました。ただ、提案のあった価格は当然ご指摘のとおり妥当かどうか、146円が妥当かどうかということにつきましては当然検証する必要がございますので、我々第三者に依頼しまして、土砂の価格は90円から110円が妥当であるという意見をいただいておりますので、問題ないというふうに考えております。したがいまして、今回提案のありましたのは146円で、鑑定が出た価格が90円から110円ですので、それより高い提案をいただいておりますので、こちらで市としては契約したいというふうに考えております。
○土居一豊委員 2点お尋ねします。1つは、もともと東部丘陵線から出る残土というのは分かってましたよね、出るという。新名神からも工事の場所によって出そうだ。お互い、当初の分ですよ、お互いそれぞれの工事の中で出た分は使ってしまえるというのが一番最初の前提の話ではなかったかなと。ただ、だんだん事業が近づいてきて、お互いに土をやりくりしても東部丘陵線の分の200万立米が処理しなきゃならないというのが出てきたんであって、一番最初私たちが聞いてたときはほぼ、お互いに切り取ったり埋めたりしてほぼ使っていきます、そんなに処分するものは出ませんということで聞いてたと思うんですけど、その話は最初にありませんでしたかね。
○大石雅文
まちづくり活性部長 今、土居委員がおっしゃったとおりでございまして、まず道路線形を計画するときに、平面上でまず計画いたします。当然ある程度の地形というのは押さえてますが、実際の細かい測量であったり設計というのはまだそこの段階では熟度が上がってないという段階でございますので、今回、元自衛隊用地のとこの分団地のところでございますが、ここが山の形状になってるというのは、当然これ平面計画の時点でも理解してるところですし、ここから土砂が、しかも均一な土砂が発生するというのは承知していたところでございますので、全体工事を進めていく中で当然切土の、山砂利の区域が私どもの東部丘陵線ではほぼその区域になりますので、大きく切土するところというのはここしか実際のところはあまりないような状況です。したがって、ほかの全体の盛土の部分と、あと新名神事業においても盛土区間というのが結構ございますので、そういった中で良質な土砂が転用可能であろうという推測をしていたところでございます。当然ここから測量して実際道路の設計を進めていく中で、道路の計画という熟度が上がってきた中で、当然その中で土の出る量であったり、どういう土質の土が出てくるのかというのを熟度が上がってきます。その時点で盛土の転用する土量をどこから持っていくのかという、そういう詳細な検討を進めていくという段階になりますので、一番最初の当初の段階では出るというのは承知してた。しかし、それをほかの部分でも転用が一定可能であるというふうには判断してたところですが、設計熟度が上がっていく中でこのような形で処分が必要になったというのが明確になってきたというような流れになっているところです。
○土居一豊委員 私が今まで認識していたことと今答弁されたこと、全く一致しました。それによって200万立米処置になった、これも理解します。
そこで、最後に1つ、市が公共事業としてやった事業で、事業を進める上においてもし原石が新たな問題が発生した場合には、事業者である市が負担しなきゃなりませんよね。今回、原石だからそういうことはまずないと思いますけど、4,800万の契約というのは、原石と思ったものがどのような事情があっても4,800万は変わりませんか。それとも、原石そのものと思ったんだけど、予想しない状態が起きたということになった場合には、本来の公共事業からすれば必ずその負担額は出ると思うんですけど、その負担額が出る可能性についてはどのように考えますか。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、今回契約してもらって4,800万の負担であります。ただ、これが実際、山ですので掘らないと状況ははっきり言って分かりません。ですんで、今200万立米の原石が出るだろうというところで契約してます。ただ、それが例えば粘土層が多かったりとかすれば、そこはそこでまだ契約の変更等々になりまして、見積額によって市の負担が増えるんであったり、また逆に市の負担が減るという可能性はありますんで、ただ、ちょっとそこは掘ってみないと分かりませんので、ただ、今想定してる中では4,800万の負担でいけるというふうに考えております。
仮に変更が生じた場合につきましては、当然議会に報告させていただいて、また改めての変更の、当然代物弁済する量が変わりますので議決が必要となりますので、そのときは改めて議案の提案をさせていただきたいと思いますので、そのときに審議をよろしくお願いしたいと思います。
○土居一豊委員 ただ、今ありました、粘土層が出る。出る可能性もあると思います。そしたら、今の見積りとしたら、原石として活用できる、粘土層が出ても歩留り何割であれば4,800万の分でそのままいけると見積もってますか。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 原石が200万立米というていで今組合から提案してもろうてます。今、山につきましても、これまで議会で進めさせていただいたときに約200万立米という説明をさせてもらってます。といいますのが、今その詳細な測量入っていってる最中ですので、それが例えば210であったりとか、さほど誤差はなかろうかと思うんですけども、そこの数字が出てきた段階でまたしっかりと報告はさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○大石雅文
まちづくり活性部長 まず、土質の件なんですが、設計段階でボーリング調査を実施しております。ある程度、ここはもう既にもともと砂利採取された一連の砂利区域の、もともと自衛隊エリアであったから採取がされてなかった場所というような形になりますので、私どものこれまでの周辺の地層の状況であったりとかそういうものから推測すると、大きい粘土層がかんでるということはちょっと、ただ例外というのがございますけど、想定しにくいかなというふうには判断してるところです。
歩留りの話がありましたけど、まず原石として仮に200万立米が出たとしても、これは全てが洗浄選別して製品化されるというわけではございません。ここから何ぼか製品化したうちでも廃土というのは出てきますので、これは近畿砂利協同組合の事業の中で、これは原石200万立米として対応していただく範疇だというふうに考えてるところです。
ただ、粘土層が入っているとかいう場合については、当然これ原石にはなりませんので、当然これは道路工事の中で掘削していく形になりますので、これは工事の部分での対応であったりとか、この辺りは今後もしそういう事象が発生したらそういう対応になってくるかというふうには考えておりますが、今のところ事前に私どもが調査してる段階では、そんな大きく粘性土が混じるような山ではないというふうな認識ではいるところでございます。
○土居一豊委員 その200万立米の原石が出るということは、もともと取る分は、例えば300万立米取るから歩留り6割で200万立米とか、だから要するに出てくる土砂全部の大体何割を掛けて200万立米と見積もっておられるのか、ここの段階を聞きたい、その歩留りを聞きたい。
○大石雅文
まちづくり活性部長 今これは、事案は土量として200万立米を想定しておりますので、ちょっと先ほども答弁しましたとおり、例えばよそから原石を購入されたりとか自分の事業地のところで掘削されたりとかして仮に200万立米の土砂が原石は用意できたとしても、それを洗浄選別したときに製品化していったときにどうしても使えない土質のものというのは絶対ここは混じってるものですので、その分の廃土というのは必要になってきますが、それは組合側の事業の中でやっていただくということになりますので、ちょっと回りくどい言い方してますけど、私どもが考えてる200万立米というのは、今そこの現場で出てくる土そのものの量というふうに。
○土居一豊委員 じゃあ現場に出てくるのが200万立米、それやったら4,800万の金額が粘土層が多くて払わなきゃならないということの可能性があるときには、200万立米のうち粘土層がどのくらい含まれとったらプラスを払わなきゃならないのかという、そういう見積りはありますかっていうの。それは確かに出てきますよ。粘土層も出てくるし、いろんなもの出ます。製品化したときに、粘土層以外のものでは砂として使える、砂もランクづけがある、小さな砂利がある、大きな砂利があると、こうランクづけしてくると思うんですね。そういうときにおいて、要するに歩留り何ぼ、200万立米のうち歩留り何ぼだったら近畿砂利組合は4,800万でそのまま受けてくれるのか、ここを確認したい。これを見積り出てるのか。出てましたら教えてください。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、我々今回プロポーザルした部分なんですけども、ある一定、先ほど部長も答弁ありましたけど、ボーリング調査をしてますので、原石が200万立米取れるというところでプロポーザルしております。ですので、歩留りというか、今のところ原石200万立米の4,800万というところで提案受けて契約しようと思うてますので、当然変更の内容が出てきましたら双方協議で変更することとなるというふうに考えております。
○大石雅文
まちづくり活性部長 すみません。200万立米で仮に180万で20万が粘土だったと想定した場合に、20万立米の粘土というのは、これは原石に該当しませんので、これは道路事業の中でなるか、そういうような処分の方法というのが必要になってくるというふうには考えてます。
一方、受ける側の近畿砂利協同組合のほうとすれば、当然180万立米です、20万立米当初より減ってますので、購入する金額というのはそこで下がります。なおかつ、仮置き、今回15か所、今の段階で15か所計画されてる仮置場、ここに仮置きの精製であったりとか管理であったりとか、こういうものが全て200万立米をベースに計画されて計上されてきてますので、ここの数字が全部変わってくる形になりますので、一概に、一概にというのか、単純に量が減ったからといって全てが追加で必要になるかというわけではなく、減った分、経費がかからない部分も発生してきますので、この辺りは実際にどうやって動いていくか、中で当然詳細な協議をしながら最終的な額というのが決まってくるというふうには考えているところです。
○土居一豊委員 4,800万が固定ではなくて、状況によったら再度議会に報告あるということが分かりました。多分あの地域は触ってない、有史以来触ってない地域だと思います。間違っても産廃に類するものが入ってないと思います。しかし、原石で粘土層が多かった場合には4,800万の金額がかかるかも分からないということがありましたからなおさら、もし、ボーリング調査したということですけど、産廃でも出てきたらもっと違いますよね。ぜひそのような状況があれば、適切に議会のほうに報告してください、特に変化あるときは。
私が確認したところによると、歩留り7割と言われてました。粘土層は大体最大30%あるんじゃないかと、それであればほぼ製品化して大丈夫という話を聞きました。皆さんそういう打ち合わせされてると思うんですけど、非常に重要なことだと思います。契約する前に聞けば言っていただけるんじゃないか。後で4,800万が動き出したときに粘土層が何ぼあったからと言われないように、大体あそこの皆さんが事業所さんがやってるときの歩留りは、いいところだったら80近い数字出る、悪いところだったら60だという話を聞いてきました。大体あそこはいいとこだから7割以上のものは出るだろうというふうな話を内々に事業所さんに伺いました。重要なことですよ、4,800万が動きそうだというんだったら。そういうことをやっぱりしっかり確認した上で、ぜひこの事業を進めていただきたいと思います。
○谷村浩志委員 すみません、今、土居委員の質問で、ちょっと僕も今回の契約で勘違いというか、見識がちょっと違った部分なので、今聞かれてた200万立米というのは今回発生する量であるということですかね、まずは。それに例えば実際事業をやって210になるのか190になるのか、例えば230になるのかという可能性はあるんですか。まずここを教えてもらいたいんですけど。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 今、詳細な測量してまして、プロポーザルする時点では200万立米の原石が出るだろうということでプロポーザルしました。その詳細な測量が終えましたら、もう少し具体な数字が報告できるかと考えております。
○大石雅文
まちづくり活性部長 すみません。今回お渡しするのは、原石というより土砂になってまいります。先ほどの歩留りの70%とか80%とかいう話ですが、これは一般的に、ちょっと私も詳細な数値というのは把握しておりませんけど、例えば先ほども申しましたようにほかのところから原石として土砂を購入されたとしても、そのうちそれが100のうち実際製品化できるのが70であったり80であったりとかいうような、そういう土質、どうしてもそういうような形にはなってこようかと思います。
今回私どもが処分で出すところの土というのは、いわゆる東部丘陵線でもともと山砂利採取しているところの周辺の残ったところの原石、もともと原石として使用できるような土砂が発生する場所でしたので、ある程度そういう部分では使う用途がある土砂であるというふうに判断しているところです。
○谷村浩志委員 僕も200万立米をお渡しして、さっきの土居委員おっしゃられた歩留りに関しては、そこも何ぼ取れようが200万立米に関しては立米当たり146円で買われるという認識でおったんですけども、今のご説明だと、粘土層が20万出れば、その処理分は城陽市で負担しなあかんということになる、そういう意味ではないんですね。
○平松亮委員長 すみません、いわゆる業者さんのいう原石というのの定義というか、いわゆる山持ちさんがいるじゃないですか、搬出業者、運送業者があって引受業者があると思うんですけど、原石の定義を多分みんな木もまるっぽと思ってはる方もいれば、多分その辺をちょっともう一度説明してもらえますか。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 すみません、多分私の原石という言葉の使い方ですね、ちょっと混乱招いたかと思うんですけども、今回プロポーザルで提案していただいて渡すのは土砂です。要は山砂利の部分です。その中で、先ほどちょっと今想定してますのは、山砂利という部分が200万立米あるというところでございます。要は近畿砂利協同組合さんの原石というのも、僕らがいう山砂利と今は一致してるというふうに認識しておりますので、しかし、その中で山砂利を洗って、当然、先ほど部長からもありましたように廃土とか出ますので、その部分を含めての146円やと認識をしております。
○谷村浩志委員 僕も今その認識やったんですね。例えばこれが最終、金額が前後するのであれば、出てくる量が変わるときだけかなという認識やったんですけども、それでは間違いないですね。土砂として200万立米お渡しされるので、例えば210出てくれば210万立米掛ける146円ということになって、そこで最終、契約が変わってくると。そういうことですかね。
○大石雅文
まちづくり活性部長 すみません、ちょっとややこしいことになって、土砂とか原石の使い方があれでしたので。もともとというか、市の事業として出てくるのは土砂です。建設発生土という土が出てきます。それを近畿砂利協同組合の提案では、そこの土砂は要するに出てくる場所というのも当然これはプロポーザルのときに把握しておりますので、ここで出てくる土砂というのは、砂利事業所としてはいわゆる製品化可能な原石に変わり得る土砂だという判断の下、今回提案をいただいてるというところですので、だから私どもが渡すのは土砂で、これは工事の中で出てくる現在書いてる、この中では200万立米という土砂が発生してくる。それを土砂をお渡しすると。砂利協同組合さんのほうがそれを引き取らはったら、それは砂利事業所さんの中ではその土砂が原石に変わるというような認識をしていただければ結構かと思いますので、数量につきましても、私どもが今押さえてるのは約200万立米というところですので、この数字でいくというところですので、今回の提案の中でも200万立米の土砂を近畿砂利協同組合さんのほうが引き取るというような枠組みになってるというところです。
○谷村浩志委員 分かりました。ちょっとさっき原石が何ぼとか、トータルとして歩留り7割で、それやったら原石が6割残るか7割残るかという話になるんですけど、そうじゃなくて、出てくる土砂自体を1立米146円で売られていくことに間違いないですね。そこをちょっと僕もさっき幾らの話で理解ができなかったですけど。
○大石雅文
まちづくり活性部長 今回の近畿砂利協同組合さんの提案では、この土砂がいわゆる原石に変えられるものであるという認識でおられますので、いわゆるそれを洗浄選別したとしても歩留りは出るものではありますけど、原石として取り扱うことが可能な200万立米という提案が出てます。工事進める中で土質調査してますので、ある程度粘性土が存在するかどうかというのは今のところ確認はできてないんですが、恐らくそんな大きい粘性土というのは発生しないだろうというふうには想定してるところです。
しかしながら、仮に粘性土の層が一定出てきたとすれば、これは今回の近畿砂利協同組合さんの提案でいう要するに原石として使用できる土砂にはなりませんので、ここの部分の粘土の処分というのは道路事業の中で実施する必要がある可能性があるというところですので、ここの部分については当然そういう事象が発生したときには当然受ける側の近畿砂利協同組合ともそうですし、協議をした中でどういう取扱いにしていくかというのは詰めていきたいというふうには考えております。
○谷村浩志委員 そこの粘土層まで見て200万立米の中に相違があってもという話ですかね。ではないということですね。
○大石雅文
まちづくり活性部長 いわゆる砂利洗浄に使える土砂という認識を向こうは持った上での提案になってきてますので、その中で砂利の洗浄選別に使えない粘土の固まりなんかがどんと出てきたときには、これは工事の中での残土としての処分という部分も考えていかなあきませんし、その量がどれぐらいなのかという部分もありますので、これはそういう事象が発生する段階においてはきっちり受ける側の組合側とも十分協議していきたいというふうには考えております。
○谷村浩志委員 何となく分かりました。取りあえずこの分は変動する可能性はまだまだあるということですね。(「ほとんどないです」と言う者あり)ほとんどない。(「あるけどもほとんどない」と言う者あり)分かりました。
○語堂辰文副委員長 2点まず。幾つかあるんですけど、まず1点目は、146円について鑑定ということでございました。どちらで鑑定していただかれたのか。
もう1点は、2ページの事業所負担金1億何がしか出ております。これの内容について分かればお願いします。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、鑑定でありますけども、市が土砂として評価できないので鑑定を依頼したと。鑑定に依頼したのは、不動産鑑定士に依頼しました。
次に、2ページの事業所負担金でございますけども、こちらにつきましては前回もご説明させていただいたかと思うんですけども、この契約候補者から提出された内訳書の内容の中の①のかき上げ・整地費の7,000万円と、それと4つ目の積込み費で、こちらにつきましては各事業所さん自前の持ってる機材等で対応できるということですので、その部分を事業所負担金ということで今回の必要経費から差し引いていただいたものでございます。
○語堂辰文副委員長 鑑定は不動産の鑑定士に依頼されたということでございます。一般的なそういう先ほどから出てます土砂、原石ということでございましたけど、例えばこちらのプラントには宇治市からも八幡市からも京田辺市からも、いわゆる開発に伴う市街地にされるところからどんどん運び込まれてプラントで処理されている、そのように聞いています。そういうのから比べると位置が近い、そして大変、自衛隊の跡ですから触ってませんから上質、そしてすぐにでもそういう状況になられ、これ146円か、プロポーザルの中で提案されたいうことで、市のほうはそれ納得なんでしょうか。もっと高くできないのかということは言えなかったんでしょうか。その点お願いします。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、提案のありました146円が妥当かどうかというところは、何回も答弁になりますけども、我々で評価できなかったのでまずプロポーザルをさせていただきました。あと、提案のあった価格が妥当かどうか検証するために第三者に依頼しまして、価格の算出方法でありますけども、山砂利採取事業者数社より発生量、発生場所、発生量などを示して発生量の買取り価格の調整をし、算出した価格と、控除法による価格の算出としまして、砂利の販売価格から人件費、電力費、販売利益などを控除して原材料費を算出していただいた価格から検証していただきまして、土砂1立米当たり90円から110円が妥当ということの意見をもらってるところでございます。したがいまして、今回の146円というのはそれより上回ってますので、市としては問題ない価格であるというふうに判断しているところでございます。
○語堂辰文副委員長 市のほうでは146円妥当ということで判断されたということでございます。それで、これ事業者の方にとりましたら、砂利採取場内はほとんどの砂利が残っていないというふうにもお聞きをいたしております。ですから、そういう今回のような、本当に目の前にあってこれまでは手がつけられなかったといいますか、そういう自衛隊の用地ということではございますけれども、それがしかも近いところであったということで、本来やったらもっと、146円よりもアップで市のほうはお話ができなかったかと思うんですけど、今のお話でしたらプロポーザルそのままでこられたということですので、これについては、ちょっともう少し上げていただいてもよかったんじゃないかと思うんですけど、次に行きます。
あと2つほどお願いしたいんですけど、これ今回の事業所のほうから提案されたということでございますけれども、地図も頂きました、9月のときにですね。それによりますと、大体15メートルから20メートル積み上げるといって書いてるんですけど、まず1つは、地図の積み上げられる場所については間違いがないかいうことが1点。もう一つは、15メートルから20メートルいいますと、例えば3階建てで10メートルぐらいですから、20メートルいうとその倍ぐらいになりますね。そういうものがあちこちにできるいうことで、その安全性、いわゆる今回の豪雨といいますか、そういう中でいろいろと問題が出てきてますので、しかも今積み上げるというそういう中で、そういうものについてこれどうなんですか。前もお聞きしましたけど、そこら辺についてはどうなんか、2点お聞きします。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、積み上げる場所の15か所でございますけども、そちらにつきましては前回もご説明しましたけど、今現在、仮置きしていいかどうかという部分につきまして、京都府と砂利採取法第43条の協議を進めているところであります。その協議が調い、京都府がオーケー出していただいたら置けるという箇所になってます。今現在その15か所につきましては、あくまで組合さんからここに仮置きしたいという提案を受けてる箇所であるということでお願いします。
また、確定しましたら、それはそれでしっかりと議会のほうには報告させていただきたいと思います。
それと、次に安全性の部分でありますけども、今回仮置きする場所でありますけども、私も現地確認しましたけども、広大なスペースである平地に仮置きしますので、基本的には提案に基づき、安定勾配を確保して積み上げていただければ安全かと考えるんですけども、そちらについても京都府との協議の中でより安全性は担保されていくものだというふうに考えております。
○語堂辰文副委員長 最初のそういう仮置きについてまだ協議中だということでございますけれども、やはりそういう同じ平置き、平積みいいますか、そういうところであったとしても、やはり高さも、そして量も面積も検討いただいて、1か所に巨大に積み上げられると。例えば先ほど20メートルということでございましたが、6、7階建てというような感じになってきますので、そういうものがあちこちにできるということは、皆さん周辺の方々もそうですし、特に下流域いいますか、山の上でございますので、そういう点がどうなのかいうことを心配しますので、その点を十分、府の指導があるから大丈夫だということでなくて、大きい雨が降って、最近のものでしたらちょっと想像もつかないような豪雨も来ますので、その場合の安全性については、やはりきちっと担保できるようにお願いしたいと思います。要望しときます。
あと1点です。これ作業経費というのがありまして、2ページの2番です。作業経費、これ1から5までございます。今のでしたら1と4を足したのが事業所負担ということでございましたけど、作業経費について、これプロポーザルでございますから、近畿砂利協同組合のほうから提案されたということですけど、市のほうではこれは妥当だというふうにお考えなんかどうかをお聞きしたいと思います。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、こちらのかき上げ・整地等々の作業経費でございますけども、こちらにつきましては当然提案のあった額が妥当かどうかという部分は検討する必要がございます。全ての項目におきまして、いわゆる重機ですので、工事するような作業ですので、市としましても国交省の基準というのがございますので、今回提案のあった内容につきましては、じゃあどれぐらいの経費がかかるのだというところは検証したところであります。全ての経費において近畿砂利協同組合から提案のあった経費のほうが安かったので、こちらについては妥当であるというふうに考えております。
○語堂辰文副委員長 全てにおいて安かったということでございますけれども、これが急峻な場所だとか大変なそういう機械も入りにくいような場所だとか、そういうことじゃなくて明らかにそういう面一といいますか、そういうところで、しかもそういう日頃使っておられる機械、機材でそういうことされるということでございますから、それはよく分かるんですけど、そういう点でいうと平均よりも安いという判断をされたいうことで、それはそれで確かにこの額が妥当というふうに判断された根拠といいますか、それは分かるんですけど、やはりもしそういうのが出てたら、大体どのくらいやったのか、後で資料お願いしたいと思いますので、よろしいでしょうか。
○平松亮委員長 国交省基準の積算表はありますね。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 すみません、先ほど言いました市が工事を発注する場合、国交省が定めます積算基準により工事価格を設定することとなります。今回の提案のありました15か所で約17万平米に市が発注する工事として整地、のり面整形などを積算した場合につきましては、約8億円の経費がかかることから、今回の提案のあった額については妥当と考えます。
続きまして、借地料の部分であります。市が発注する工事の借地料でありますけども、こちらも国交省が定めます積算基準により積算し、借地を決定することとなります。国交省で定めます借地単価につきましては、土地価格の5%に12で割った数字を単価として定められており、東部丘陵線の用地買収単価を参考に算出した結果、平米当たり90円であることから、今回提案のあった額につきましては借地料が61円という提案になりますので、妥当であるというふうに考えております。
○語堂辰文副委員長 今の17万平米と、15か所ですね、これで8億円ということでございますが、これそういう1か所ごとでこの地図見ますと、いわゆる砂利業の関係の事業所のものと、それから借地と、そういうのが地図で色分けということでありましたけれども、そういう中で場所は変わらないということでさっきお話ありましたけれども、それぞれのところですね、大体どういう形になるのか、もし資料があったらお願いしたいと思います。今ここで言うたから終わりじゃなくて、ぜひよろしくお願いします。
最後に1点だけ。いわゆるプロポーザルのほうにも議案書の中にも書いていただいてるんですけど、全て売却されるまで市が責任ということでございます。これ具体的にどういう市は、全て売却されるまでということで砂利屋さんがいわゆる砂利業のそれを製品化されて売却ということにも、あるいは200万立米が仮置きのところに運ばれた時点のことをおっしゃってるのか、製品化されて売却されたのか、この点をお聞きしたい。
それともう1個は、場内であるのでダンプの移動は、これはほとんど交通渋滞とかいろんな面で安全とかそういうことは関係ありませんというご説明でございました。しかしながら、これ、よく考えたら、砂利、製品化されたら、いわゆる200万立米で36万台でしたか、これらのものは製品になってもやっぱり30万台ぐらいは出ていくんじゃないかと思うんですよね。それらに対してどういうふうな対応されるのかね、かなりの量、しかもこれ製品化されるまでに何年かかるのか分かりませんけども、そういうものに対してどういうふうに砂利協のほうに指導いいますか、そういうことをされていく、そこでお願いします。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 仮置きの多分責任の所在のことについてのご質問だと思います。当然東部丘陵線整備事業で出ます200万立米というのを市としまして処分ということでプロポーザルにしてますので、責任の所在はこれから近畿砂利協同組合などと詰めていくんですけども、当然200万立米がなくなるまでは市が全く責任ないということでなしに、市も当然責任を持って対応していくべきであるというふうに考えております。
次に、200万立米を製品化したときに、三十何万台のダンプ云々というご質問でございますけども、もともと今回提案のありましたのは、東部丘陵地で山砂利事業されてる事業所さんにおきましては、製品を購入して、要は外部から搬入して製品にして搬出されてる事業者さんがございます。そういった部分で製品を購入する部分のダンプの搬入が少なくなるということが今回市のほうのメリットと思ってます。製品を搬出するダンプにつきましては、それは資材の需要と供給がございますので一概には言えませんが、ただ、これまでと同様ぐらいのダンプであるんではないかというふうに推測してるところでございます。
○大石雅文
まちづくり活性部長 すみません、ちょっと補足させていただきますけど、責任の区分がどうなのかというところがございました。今回市の事業でやるところにつきましては、先ほど言いましたように砂利採取法の第43条という協議を調え、最終的にそれを製品化していく洗浄選別は、当然それぞれの砂利事業所が砂利採取法の認可を受けてそれを製品化していくいう、そういう2つの事業になってきます。今その2つの事業の境目がどこに置くのかというところについては、今43条の協議をやっている中でどの時点でその境目を持ってくるのかというところを詰めているところです。どちらにせよ、法に基づいた、どう言うたらいいんですか、枠組み、網がかかっている状態で、全く法の網がかかってない状態が発生するということはございません。それと、仮に仮置きをされた土砂が段階的に製品化されていくに当たって、市として行政としてどういうふうにその部分を見ていくのかというところなんですが、こちらにつきましては日常的な当然パトロールもやってますし、京都府と合同のパトロールというのもやっておりますので、当然そういう日常の行政としての管理というのは、ここの東部丘陵地内にこの土砂がある限り、その部分の監視という、パトロールというのは行っていくというところでございます。
○語堂辰文副委員長 今のお話で分かったのは、いわゆる切土の200万立米が仮置きのところに運ばれるまでは市の責任という、あるということで説明ありましたけれども、それは分からなくではないんですけれども、その後の、先ほど通常の業務やとおっしゃるんですけど、確かに遠いところから原石を運んでこられるわけじゃなくて近い場でございますので、確かにそれはおっしゃるとおり搬入については少ないでしょう。しかしながら、搬出については、これまでないような予想もない30万台前後のそういうダンプが動くわけでございますので、この点については、十分にやはり砂利協とも協議をいただいて、市民の皆さんが一番心配されてるのは、そういう問題についてほとんどの方がご存じないのと併せて、突然にそういう砂利の山があっちにもこっちにもできると。しかも、それが近年の豪雨でございますので、またあちこちでいろんなそういう土石流も出てますので、そういう中でどうなのかということが1つと、そういうダンプがどんどんどんどん、今日も視察のときに、何というんですか、5台に2台ぐらいはダンプがいたと思うんですけど、そういう状況がこれから続いていくということについては、かなりの市民の皆さんから恐怖感じられることばかりが出てくるんじゃないかと思いますんで、その点についても十分に協議いただいて、安全面よろしくお願いします。
○平松亮委員長 ほかにございますか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
これより自由討議に入ります。発言はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 自由討議なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 討論なしと認めます。
これより議案第44号を採決いたします。
議案第44号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○平松亮委員長 全員挙手。よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。
4時20分まで休憩します。
午後4時09分 休憩
─────────────
午後4時20分 再開
○平松亮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 報告事項に入ります。
(2)東部丘陵地整備についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 それでは、資料に基づき、東部丘陵地整備についてご報告させていただきます。
1、長池地区イベント広場の整備についてでありますが、(仮称)京都城陽プレミアム・アウトレット建設予定地、東部丘陵線、城陽スマートインターチェンジ(仮称)に囲まれた土地について、京都城陽プレミアム・アウトレットの集客力を生かしたイベントなどを開催でき、多目的に利用できる長池地区イベント広場の整備について、検討を進めることとします。
(ア)位置図であります。赤丸での位置が整備予定箇所であります。
2ページをお願いします。(イ)現状写真であります。赤丸で囲んでいる箇所が整備予定箇所であります。当該地は、違法開発された保安林で指定された土地ですが、保安林復旧は完了し、現在は樹木が生えた鬱蒼とした小山となっております。
次に、(ウ)の経過でありますが、①当該地については、先行整備長池地区の一部であり、平成28年5月に市街化区域に編入されました。②当初計画では、京都城陽プレミアム・アウトレットの区域に取り込み、土地区画整理事業で整備する予定でありましたが、土地所有者の合意が得られず、土地区画整理事業区域から除外となりました。③当該地の一部は東部丘陵線事業用地であり、新名神高速道路事業と一緒に用地交渉を行ってきましたが、合意に至らない状況が続いていました。④令和3年3月にNEXCO西日本が全筆買収することで協議が調い、新名神高速道路事業区域以外の土地を市が購入することで整理しました。⑤当該地の全筆が保安林指定されており、平地にして有効な土地利用をするには、市が主体となって事業を進める必要があります。⑥市としては、スマートインターチェンジ直近、幹線道路沿道となる交通の利便性、集客施設の隣接地の好条件を生かした長池地区イベント広場として土地利用を検討することとしました。
3ページをお願いします。(エ)用地の利用検討比較でありますが、上の図が変更前であります。緑色で塗り潰した箇所が新名神高速道路用地約2,300平米であります。青色が東部丘陵線の本線と長大なのり面部分で約5,700平米で、赤の部分が全筆買収することによる残地となる2,500平米です。下の図の②の変更後でありますが、長池地区イベント広場として整備することにより長大なのり面の設置の必要がなくなりますので、東部丘陵線としては本線分の2,300平米となります。黄色で塗り潰している箇所が長池地区イベント広場として整備を検討する箇所で、面積が約6,600平米となっています。
4ページをお願いします。(オ)今後のスケジュールでありますが、①当該地は保安林に指定されておりますので、土地利用するためには保安林解除する必要がありますので、令和4年5月から造成工事に着手できるよう、京都府並びに国と協議を進めていきたいと考えています。②詳細設計でありますが、この10月議会において必要経費については補正予算計上させていただいていますので、ご可決いただいた後に詳細設計を発注し、具体的にどのような整備をするのか検討を進めていきたいと思います。③造成工事でありますが、こちらについては隣接するアウトレット、新名神高速道路、東部丘陵線の施工時期と合わせて調整しながら進める必要がありますので、令和4年5月には工事着手できるよう進めていきたいと考えているところであります。最後に④広場の整備工事でありますが、令和5年4月から施工し、アウトレットの開業に合わせ供用できるよう進めていきたいと考えているところであります。
○仙田政和新名神推進課長 続きまして、2点目の都市計画道路東部丘陵線の都市計画の変更についてご報告いたします。
このたび、東部丘陵地において沿道の土地利用計画を踏まえ、一部区間の幅員の変更に関する都市計画の変更手続を行うものでございます。
資料の5ページをお願いいたします。最初に、(ア)東部丘陵線の都市計画決定の経過でございます。東部丘陵線は、①平成28年5月に都市計画決定し、その後、②平成30年3月に、(仮称)城陽スマートインターチェンジの新規事業化に併せて都市計画の変更を行いました。次に、③平成31年2月に都市計画道路城陽井手木津川線(城陽井手木津川バイパス)の都市計画決定に伴う都市計画の変更を行いました。さらに、④令和2年12月には、東部丘陵線の一部区間において道路幅の見直しに伴う都市計画の変更を行いました。今回が4回目の変更になります。
引き続き、(イ)変更内容でございます。東部丘陵線について、先行整備長池地区及び青谷地区の一部区間において、沿道の土地利用計画を踏まえ、都市計画区域の変更を予定しております。1点目といたしまして、先行整備長池地区において、先ほど説明を行いましたイベント広場の計画に伴い、道路の築造に必要な区域としての道路のり面を削除し、都市計画区域の必要な範囲を変更するものでございます。2点目といたしまして、先行整備青谷地区において、土地利用計画を踏まえて交差点の設置に関し協議を進め、交差点形状が一定固まってまいりましたので、これらの道路幅員の変更を行うものでございます。
では、具体的な変更箇所について説明させていただきます。6ページをお願いいたします。資料1、全体図になります。図面の方位は、上が北でございます。東西方向の赤色のラインが東部丘陵線で、今回、都市計画の変更範囲を旗上げで示しております。まず1点目は、中央左側、白枠囲み、資料2、(仮称)城陽スマートインターチェンジ付近、先行整備長池地区において、道路のり面を削除するものとなります。2点目は、右側、白枠囲み、資料3、(仮称)宇治田原インターチェンジ付近、先行整備青谷地区において、交差点設置に伴う道路の拡幅で、道路の築造に必要な範囲を加えるものとなります。
7ページをお願いいたします。資料2、詳細図、こちらは城陽スマートインターチェンジの先行整備長池地区の付近の平面図及び断面図となります。凡例のとおり、グレーの着色部分は決定済みの都市計画の範囲であり、黄色の着色部分が今回削除する範囲となります。変更箇所について、矢印の方向の断面位置を①に示しています。①-①断面につきましては、図面上部の斜めの線で示している現在の地盤から切土によって道路を築造し、切土のり面として前回都市計画範囲に含めておりました。今回、イベント広場の計画がほぼ東部丘陵線の高さになることから切土のり面が不要となり、この部分を削除し、範囲を変更する計画としております。道路幅員は本線部の22.5メートル及び北側保護路肩1.5メートルを都市計画範囲に変更する計画としております。
8ページをお願いいたします。資料3、詳細図、こちらは宇治田原インターチェンジの先行整備青谷地区付近の平面図及び断面図となります。凡例のとおり、グレーの着色の部分は決定済みの都市計画の範囲であり、赤色の部分が今回追加する範囲となります。変更箇所について、矢印の方向の断面位置を②に示しております。沿道の土地利用計画を踏まえ、新たな交差点の設置に関し公安委員会との協議を進めており、右折車線を含む交差点形状が一定固まってまいりましたので、その前後の道路の範囲が広がるため、都市計画の変更を行うものでございます。道路幅員の構成といたしましては、②-②断面において赤色、右折車線を加えた新たな断面図になります。道路幅員は28.0メートルから赤色の右折車線3.25メートルが追加され、全幅31.25メートルに変更する計画としております。
9ページをお願いいたします。最後に、(ウ)都市計画変更に係る今後の予定になります。①11月10日水曜日午後7時から、福祉センターにおきまして都市計画道路の変更に関する住民説明会を開催する予定です。その後、②11月に都市計画案の縦覧、③令和4年1月に都市計画審議会の開催、④令和4年2月に都市計画変更の告示という流れで進めていく予定としております。
以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○平松亮委員長 これより質疑に入ります。
○土居一豊委員 まず、全筆保安林ということですが、保安林の解除に向けた手続の予定は、特に地元説明に入る時期はいつと予定をいたしますか。
イベント広場について、イベント広場はあくまでも広場であって、建物の建築ということは考えておりませんか。
もう一つ、東部丘陵線の都市計画変更でイベント広場のところは削除されますが、それは削除されたイベント広場の今後の取扱いはどのようになりますか。
以上3点お願いします。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、保安林解除の地元説明の時期でございますけども、本日議会で土地利用について報告させていただきましたので、今後関係自治会に説明し、同意をしていただく予定であります。
なお、同意が必要な自治会でありますけども、長池自治会、長谷山自治会、観音堂自治会、中自治会の4自治会に説明し、同意をしていただく予定。時期的には、もう今月もしくは来月早々には自治会長に説明伺いたいというふうに考えております。
次に、建物の件でございます。イベント広場での建築物でありますけども、まず今回、抜群の立地条件と京都城陽プレミアム・アウトレットの集客力を生かし、市の特産物の販売や市民が憩えるようなイベントが開催でき、多目的に使用できる広場、事業場を設置したいというふうに考えてます。現時点におきましては建物を建てることは考えておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
○仙田政和新名神推進課長 それでは、イベント広場の今後の取扱い、都計決定との関係の答弁をさせていただきます。
当該地につきましては、昨年度の都市計画変更で道路のり面として新たに都市計画決定として変更で追加したところでございます。今回そのイベント広場と場所が重なることから、都市計画決定の変更により削除するという形で都計審のほうに1月に諮り、また事業認可もそれに合わせて変更するという予定で動いているところでございます。
○土居一豊委員 保安林解除の地元説明については、関係者にしっかりと説明し、同意を得られるようにしてください。
イベント広場については、将来的にも建物は建てない予定ですか、建てる構想があった場合には建てることが可能な地域でございますか。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 先ほども答弁させていただき、現時点においては建物はということでございます。将来的な部分ということでございますけども、こちらにつきましては平成28年の5月には市街化区域に編入されてる地域でありますので、建物を建てることは可能であります。
○
澤田扶美子委員 では、平成28年から今日までの間、土地所有者との協議が長引いてたのか。それ市とNEXCOの協働で協議をされてたのか。今回合意に至ったのに何か条件が、どんな条件が整ったのかとか、あるいは幾らで購入するのか、その辺をお聞きしたいのと、それとアウトレットの集客力を生かしたイベント広場というので説明で私ある程度納得してたんですけども、今長池の説明やらいろいろ聞いてましたら、近隣の府の運動公園とか長池周辺のまちづくりの地域とかロゴスランドとか、似通った施設がこの間急にいろいろできてくるから、この上さらにイベント広場つくったところで競合しないのかな。何かを企画をしたときに、それこそ錯綜、取り合いといったらあれですけども、それだけの需要があるのかなと思うんですけども、その辺の見解はいかがでしょうか。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、土地所有者との交渉でございますけれども、市とNEXCOが頑張って交渉しておったんですけども、なかなか合意形成が図れなくて、京都府さんが入っていただく中で条件としましては全筆買収することを条件に今回事業に協力していただいたというところであります。
次に、木津川運動公園とその周辺の施設と取り合いにというお話ですけども、今回長池地区イベント広場につきましては、このタイミングで要は新名神高速道路であったり東部丘陵線、アウトレット、これ同時施工でしていかないと、写真にありますような山が残ったままになります。したがいまして、今回同時に施工することで保安林解除をし、都市的土地利用を、で将来的な土地利用の運用の部分なんですけども、当然ご指摘のとおり周辺リードの施設がありますので、そこらとかぶらないような運営方法については今後検討していきたいというふうに考えております。
○木村敬
まちづくり活性部新都市政策監 あと、購入金額をお問いかけでございました。今回、このイベント広場で土地を購入する費用につきましては、今度の補正予算のほうにも計上してるわけなんですけども、額といたしましては1億7,000万ぐらいになります。ただ、道路として整備するとした場合にも、一方のり面という、長大なのり面というのが必要になってまいります。道路として整備した場合に、ほんなら長大なのり面としてどれぐらい費用かかるのかといったら、それも結構、1億8,000万ぐらいかかってくることになりますので、なおかつ、それに併せて長大なのり面の維持管理もしていく必要があるというところでございますので、そういったところも踏まえた中で、市として多目的に利用できるような施設というものを整備していくというところで今進めているところでございます。
○大石雅文
まちづくり活性部長 すみません、ちょっと補足ですけど、もともと道路の本線部分と長大なのり面の部分というのは、道路築造だけで用地買収というのは必要になってたところです。今回広場のところで図で示してますように黄色部分になっておりますので、もともと道路で買う部分プラス、それはもともと必要な部分で、さらに追加で必要な部分というのは約3,000平米ほどの残地の部分の追加によってこの6,600平方メートルが含まれるというところでございます。
○
澤田扶美子委員 地権者との合意に至った条件は全筆買収をすると決めたからということで、これはこれで分かりました。
それと、イベント広場として競合するんではないかというおそれは、やはり市のほうでも思っていらっしゃると思うんですよ、実際のところ。取りあえず、でも整備するに当たってイベント広場ということで進めていくということも分かるんですけれども、今おっしゃったように本線の分とのり面の分といろいろお金が非常にかかるので、やっぱりこれはある程度全部整った段階で企業に買ってもらうとか貸し出しするとか、市独自で運用するのには、本当に失礼ながら、うちの観光施策では独自にこれだけのいろんな一遍にいろんな施設ができてくるのに、あっちでもこっちでもイベントというのはやはり無理があるような思いはするので、今後その辺のことは少しくらいは何か次善策を考えていらっしゃるんでしたら、その辺をお聞きしたいと思います。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 イベント広場の売却でありますけども、市有財産であることから、財産処分などの手続を踏めば売却は可能というふうには考えております。ただ、まずもっては、アウトレットの集客力を生かした市の特産物などを販売できるイベント広場として運営していきたいというふうに考えてますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
○
澤田扶美子委員 全く理解しないわけではないんですけれども、皆様方はとても大変だろうと思うのと、それと逆に言うたら、近くにイベント広場としてわざわざお客さんにアウトレットからこっちに来てもらうんじゃなくて、こっちからアウトレットのほうに入ってしまって、アウトレットの中でせっかくの城陽市のイベントなんかでもそこでさせてもらったほうがずっと効果が高いように思うんですけども、それはこれからのお話でしょうし、こういう意見もあるということでちゃんと気に留めておいていただきたいと思います。あんまりみんなが無理して体も使い、お金も使い、結局それが成果をなさなかったら、何をしていることか分からなくなるので、自分たちのできる範囲でやってほしいと思いますので、よろしくお願いします。
お金のことは、今7,000万じゃなかった、1億7,000万。もう1回、内訳だけお願いできますか、1億7,000万の。
○木村敬
まちづくり活性部新都市政策監 1億7,000万ですけども、6,600平米を購入するときに必要な額を申し上げたところでございます。ただ、先ほど部長のほうからも話ありましたとおり、もともと道路用地としてのり面部分につきましては買収を予定しておったというところでございますので、追加で費用が必要になったというところも残地部分になります。
○
澤田扶美子委員 今さら変なこと聞いて悪いですけれども、令和3年度の予算概要の16ページにある東部丘陵地の利用支援に係る経費、これは全然関係のない話ですか。
○木村敬
まちづくり活性部新都市政策監 すみません、ちょっとその予算資料というのは手元にないんですけども、もともとのり面部分の用地費として計上してた経費につきましては、東部丘陵線に要する経費の額の中に入ってるというところでございます。
○
澤田扶美子委員 なので、結果的に1億7,000万が追加になるということでいいんですね。
○木村敬
まちづくり活性部新都市政策監 形的には東部丘陵線に要する経費を減額いたしまして、代わりに1億7,000万は東部丘陵地整備に係る経費のほうで再計上させていただくというような形で今回補正予算のほうに計上させていただいてるというところでございます。
ちょっと同じような名前であれなんですけども、東部丘陵線のほうをのり面部分の用地費というのを減額いたしまして、一方、東部丘陵地整備に係る経費というのがあるんですけど、そちらのほうを補正予算で追加する、1億7,000万ほど追加するというような形になってございます。
○
澤田扶美子委員 その減額する金額はどこに載ってますか。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 補正予算の15ページ、予算書の15ページに載っておるんですけども、東部丘陵線整備事業負担金として5,500万減額してるところでございます。
○熊谷佐和美委員 保安林の指定解除について、ちょっとお尋ねをしたいんですけども、今回NEXCOと東部丘陵線の公共事業につきましては、これは保安林の指定解除がなされていくということと、それとプレミアム・アウトレットも大型開発という中で保安林の解除がされていったと思うんですけども、今回イベント広場という根拠ですよね、市が今回取得されるところなんですけども、これは市が主体となって事業を進めるから保安林の解除に向けて進めることができるということですけども、土地のポテンシャルはあるんですけども、イベント広場という根拠だけで保安林の解除というハードルですね、これはそんなクリアできるのか、ちょっとお聞かせください。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 イベント広場という名前つけさせてもらっておるんですけども、京都府さんのほうから確認してますのは、例えば市の特産物の販売であったり市民が憩えるようなイベントが開催できるという公共性の高いような広場として使用されるのであれば保安林解除は可能であるというような回答を得てますので、そういった形でちょっと進めたいなというふうに考えております。
○熊谷佐和美委員 今まで保安林の解除するのにかなりハードルが高かったので、ほかの保安林がある場所については例えば広域的な防災拠点というような位置づけで国の事業として位置づけてるという、東部丘陵地の整備計画の中ではなっておりますし、そしてこういう大きな新名神事業が来て初めて保安林の解除というのが動いてきたわけですけども、今回特産物を売るというね、あそこは神社とかがあるので、新名神があって東部丘陵地があってという、隣なのでというポテンシャルがあるので、土地利用というこの場所のポテンシャルでいけるのかなという気はせんでもないんですけども、最終は、何も建てられないということであれば、市有財産として売却というか、資産としてね、市の資産としての、お金は一旦払いますけども、市としては資産となるということだと思うんですね。そういうことで、その後、持った資産をどう活用されるかというのはまた今後の課題だと思うんですけれども、一番最初の保安林の解除が、国が認めてくれなかったら、ここでもし止まってしまったら開業の時期に間に合わないと思うので、根拠ですよね、開業の時期にアウトレットとか新名神とか東部丘陵地とか同じ時期に合わせる根拠をやっぱりこれで絶対いけるというものを、やっぱりそういうふうにしっかりと持っていただかなかったら、解除できなかったらこの計画が合わせてとおっしゃってた部分がちょっとずれていくと思いますので、今回私たちもこれ補正予算の議決事項になりますので、補正予算で議決がされた場合に取得をするんだということになっても、いつまでも保安林のままで市が持っておくというような状況にならないようにだけしっかりと根拠、根拠の裏の裏づけというんですかね、積み上げというんですか、そこをお願いをしたいと思います。
○谷直樹委員 すみません、ちょっと確認なんですけど、質問というよりも。まず、このイベント広場の件なんですけど、市街化区域にやると。これ東部丘陵線に多分面すると。この図面でいきますとほぼフラットで面するかなと思います。それと、これ道路敷きの切土部分が残ってるんですけども、イベント広場にするのにこれ切土もしていって、これ残土処分が要るのちゃうかな。
それと、この図面で見ますと、アウトレットと隣接、アウトレットのこれ多分ガレージになるんかな。この図面ね、ずっと見てますと、用地の利用検討比較の②変更後というやつね、これ見てますと、イベント広場の南側かな、これアウトレットの敷地だと思うんですけど、これガレージ、アウトレットの駐車場みたいなふうに私は見えるんですけど、隣接して、これ僕ね、これずっと見てますと、多分アウトレットのガレージとイベント広場、高低差が出るみたいに思うんですよね。そしたら、アウトレットの来られた方が例えばイベント広場に入ろうと思ったら、アウトレットのガレージから入れるのか、それとも東部丘陵線に一回回らなあかんのか。それと、将来的に市街化区域でしたらライフラインの整備、いわゆる上下水道と、アウトレットには当然来ますし、ただ、東部丘陵線には多分ライフラインは最初は整備されへんのちゃうかなと、私の予想ですよ。だから、そしたらアウトレットのほうからも隣接やったら今後造成しはるときにアウトレット、三菱さんと話してライフラインの整備もこれしといたほうがええんちゃうかないうのと、もう一つ、雨水排水、これ東部丘陵線の調整池云々あると思いますけど、この部分、2,000坪かな、含めたらこれ雨水排水のいわゆる処理、これはどうなるんかなということ。以上、ちょっと確認ですけど。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、1点目の残土処分の件でございます。実際ここ山ですので、5万立米以上の土は出ます。ただ、今回この土地につきましては、来年整備を予定してますスマートインターチェンジアクセス道路の盛土として使えないかというところを今検討しているところでございます。
次に、アウトレットとの敷地、高低差ということでありますけども、高低差は実際にできますけども、アウトレットの敷地とイベント広場は行き来できるような形で検討していきたいというふうに考えているところでございます。
次に、イベント広場へのインフラでありますけども、まず上水道につきましては、京都城陽プレミアム・アウトレットからの二次給水により対応できないかということで今、三菱地所さんと協議を進めたいと考えているところであります。
また、下水道の接続につきましても、同様にアウトレット側から接続に向けて協議を進めたいと考えているところであります。
あと、電気につきましては、東部丘陵線に建柱されます電柱より引き込みたいというふうに考えておりまして、ガスにつきましては当面多目的に使用できるイベント広場として利用スタートするために、当面ちょっとガスは必要ないのかなというふうに考えているところであります。
雨水排水につきましても、当然ここ保安林ですので、代替施設が必要となってきます。そちらにつきましては、アウトレットで設置された調整池に水を持っていけるような形で調整できたらなというふうに今考えております。
○谷直樹委員 雨水の件ですけども、アウトレットの調整池のいわゆる、何というかな、保水量というか流量面積は、これ6,600平米の面積が増えても大丈夫なのかな。多分余裕かということですけどその辺と、先ほどライフラインの整備で上下水をアウトレット等々の三菱さんのほうから二次ということでおっしゃいましたけど、例えばですよ、市は使わないですけど、例えばこれを第三者に転売するとかいう場合、他人地を通ってライフラインがあるというようなこと、その辺は多分大丈夫かなと、相手が三菱さんやから思いますけど、その辺のことを考えると、ちょっと不安なんですけど、その2点ちょっと教えてください。
○岩佐良造
東部丘陵整備課長 まず、調整池の水でございます。もともとこの用地につきましてはアウトレットとして取り込もうとしてましたので、調整容量につきましてもこの部分を見込んで調整池設置されてますので、容量的には大丈夫でございます。
ライフラインは二次給水いうことで、将来的に転売したらということでございます。こちらにつきましても、一旦はイベント広場として市が使用するに当たって三菱さんと協議進めてます。ただ、将来的にライフラインにつきましては東部丘陵線なんかにも水道であったり下水という部分も検討せなあかんと思ってますので、仮に売却するとなった場合は、そういったところからの引込みも検討が必要かと。ただ、今時点におきましては市でイベント広場として使用しますので、三菱さん、アウトレットからの二次給水等々で対応したいというふうに考えているところでございます。
○谷直樹委員 ありがとうございます。今、いろいろとご答弁いただいたんですけど、市街化区域の土地で2,000坪で東部丘陵線に面してる土地、これよう考えたら、こんな土地ほとんどないですわね、ほかには。アウトレットは長池先行整備地区ということで区画整理事業。青谷は青谷で、青谷先行整備地区ということで地区計画、区画整理事業で指定されて、たまたまこの部分がイベント広場で2,000坪市が所有することになるということですので、将来的には市街化で多分近隣商業か商業か、用途地域もその辺かと思いますし、ここに1つの事業所ですし、市とその辺の地区計画云々も用途はあんまり関係なしで、用途地域的なものでいけるんちゃうかなと思いますので、将来的に楽しみかなと思うんですけど、ただ、今言いましたようにライフラインだけはちょっと気になるし、それと雨水の排水が、アウトレットの調整池いうことですから、その辺のことも併せて今後、すぐには売却等はないと思いますけど、将来的にそういう形で提案できるんじゃないかと思いますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。
○平松亮委員長 私も要望だけちょっとさせてください。今、谷委員、土居委員もおっしゃったように、本質的なところは、これだけ商業地を増やせない中で2,000坪を増やすなんていうところはかなりすばらしいことだと思うので、東部丘陵線沿線、こういったところも、やっぱりへた地利用とか工程の中で出てくるものに関しては、やっぱりこの時期にどんどん推し進めてほしいなと思います。
当然、先ほどおっしゃいましたように将来的に土地利用を図れるような下準備も含めてでございますけども、その辺りは非常に推し進めてほしいなと思います。
翻って、先ほど長池のまちづくりのときも考えてみると、用途変更して民間活力を呼び込むというところに関してもひとつご一考いただきたいなと、これは要望にとどめておきます。
○平松亮委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
説明員交代のため、暫時休憩します。
〔説明員交代〕
午後4時57分 休憩
─────────────
午後4時59分 再開
○平松亮委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 (3)令和2年度(2020年度)城陽市産業会館に係る事業報告についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、令和2年度(2020年度)城陽市産業会館に係る事業報告についてご報告申し上げます。
まず、施設名は城陽市産業会館でございますが、産業会館は保健センターとの複合施設になっておりますので、指定管理者の管理範疇は当該建物の3階部分となっております。指定管理者の団体名は城陽商工会議所、代表者は会頭、堀井美郎でございます。
(1)業務実施状況について報告いたします。まず、管理運営の方針と結果についてですが、城陽商工会議所は、昭和59年に設置されて以来、産業会館の維持管理を行ってきており、平成18年度からは指定管理者としてその経験と実績を生かし、効率的かつ効果的な管理に努め、また複合施設という点も考慮し、保健センターと連携を保ちながら、利用者にとって快適かつ安全な施設管理に努めたところでございます。
次いで、施設の平等利用の考え方と実施した対策についてでございますが、産業会館の設置目的を十分理解した上で、城陽市産業会館の設置及び管理に関する条例、同施行規則及び城陽市産業会館の管理に関する基本協定に基づき管理を行い、平等性の確保に努めたところでございます。
次いで、安全面に関する対策についてでございますが、令和3年3月19日に保健センターと連携し、緊急時を想定した防災訓練を行いました。また、定期点検の結果に基づき、必要箇所の修繕を行い、安全管理に努めたところでございます。
次いで、施設管理の状況についてでございますが、会館担当者を配置するとともに、商工会議所職員全員が施設管理、運営の状況を把握し、利用者への適切な対応ができるよう努めたところでございます。
2ページをお願いいたします。施設
運用状況についてでございますが、会議所だよりや市ホームページを活用し、会館利用について広報活動を行いました。また、インターネット利用環境の整備や市内商工業者については利用料金の減免制度を周知するなど、利用の拡大に努めたところでございます。さらに、利用者の要望の把握につきましては、城陽市産業会館利用促進懇談会を開催し、要望の把握に努めたところでございます。利用者のトラブル等については、親切丁寧な対応に努め、大きなトラブルや事故はございませんでした。
続きまして、(2)施設利用状況について報告いたします。施設は、研修室1、2、講習室、会議室がございまして、1年間の延べ利用件数は599件で、延べ利用者数は7,771人でございました。令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、例年ご利用いただいている団体の1年間の延べ利用件数は351件となりましたが、令和2年5月から国の持続化給付金申請サポート会場及び家賃支援給付金申請サポート会場が開設され、248件の利用があったことから、総件数は令和元年度より増加しております。主な利用者は、商工業者やその団体で284件、利用件数の約47%となっております。
3ページをお願いいたします。(3)管理経費の収支状況について報告いたします。収入は、市からの委託料568万639円と商工会議所からの繰入金238円で、合計568万877円となっております。支出につきましては、光熱水費142万8,819円、清掃委託料など委託料88万7,700円、受付事務賃金など事務費が336万4,358円となり、支出合計568万877円となっております。
○平松亮委員長 これより質疑に入ります。
○
相原佳代子委員 1点だけお聞かせください。施設運営状況の中で、城陽市産業会館利用促進懇談会を開催して産業会館を定期的に利用される関係者の要望を把握し、改善に向けて意見交換を行いましたと書かれていますが、代表的なものはどういったものが出ておりましたでしょうか、お聞かせください。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 本年3月9日に開催をいたしました利用促進懇談会での意見についてご答弁させていただきます。
主な意見といたしましては、夜間利用の際、駐車場から産業会館に向かうときに渡る横断歩道周辺が暗いというようなご意見、それから会議室のWi-Fiが弱いというようなご意見をいただいております。
○
相原佳代子委員 それについては改善はいかがでしょうか。今意見交換を行いましたというところでございますが、どうなってますでしょうか。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 道路が暗いというようなことにつきましては、令和5年度の新名神高速道路の全線開通に向けた道路の拡張工事によりまして、産業会館北側の国道24号は片側2車線の4車線化工事が進められております。駐車場と産業会館の間の横断歩道が暗いというようなご意見に対しましては、当該工事に伴いまして市道12号線東側について新しく歩道が整備され、新しく信号機、照明等も整備されるというようなことから、周辺環境については、今後ではございますが、明るくなるというようなことが見込まれているところでございます。
実際のところ、横断歩道の部分はそういうことがあるんですけども、建物の前の部分に外灯、人が通ったときに明るく照らすようなセンサーつきの外灯などを整備をしまして、明るさ、照度を確保というのを一定図っていくというようなことで、そういう形の対応をさせていただいているところです。
また、会議室のWi-Fi環境につきましては、各会議室では無線ではなく有線でもネット回線を引いておりますため、安定した回線が必要であればそちらをご利用いただきたいというようなことをお話をさせていただいたところです。
オンライン環境の整備につきましては、令和2年度に国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたしまして、会議システム、モニター等、購入を新しくしまして、会議室、各部屋のLAN配線の工事など環境整備を進めた部分もありまして、一定のWi-Fi環境というのが確保できたというふうに考えているところです。
○
相原佳代子委員 利用者の方々のそういったご意見などを聞いていただいて、改善、解決に向けて努力していただいていることは大変ありがたいことですし、これからも続けていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○平松亮委員長 ほかにございますか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 続きまして、(4)城陽市
商工業活性化推進審議会への報告案件についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、城陽市
商工業活性化推進審議会への報告案件についてご報告申し上げます。
本件は、去る令和3年10月14日に開催いたしました城陽市
商工業活性化推進審議会に報告いたしました案件について報告するもので、別添資料の構成は、令和3年度第1回城陽市
商工業活性化推進審議会次第、城陽市
商工業活性化推進審議会委員名簿、城陽市内事業所経営状況及び事業展開に関するアンケート、同アンケートの結果について(中間報告)、新型コロナウイルス感染症に伴う事業者支援についてとなっております。
審議会次第をお願いいたします。今回の審議会では、市内事業所経営状況及び事業展開に関するアンケートの結果について、中間報告を行ったところでございます。
委員名簿をお願いいたします。本審議会は、城陽市
商工業活性化推進審議会条例に基づき、商工業関係者、学識経験者、市職員から成る6名の委員で構成されております。
市内事業所経営状況及び事業展開に関するアンケートをお願いいたします。本調査は、平成30年度に策定をいたしました京都城陽産業かがやきビジョンが令和4年度に計画期間の終了を迎えることから、引き続く後期5か年の計画策定を進めるに当たり、市内の全事業者を対象に全11ページ43問、各設問の個別質問を合わせますと174問に及ぶアンケート調査を実施したものでございます。アンケートでは、新型コロナウイルス感染症の状況についても調査しております。
続きまして、A4横版になっております市内事業所経営状況及び事業展開に関するアンケートの結果について(中間報告)をお願いいたします。ここからは、本資料に沿ってご説明をさせていただきます。なお、今回はあくまでも中間報告であり、現時点で分析できた項目を報告としてまとめておりますことをご留意願います。
それでは、横版資料の3ページをお願いいたします。今回のアンケート調査の概要でございます。アンケート発送日は令和3年7月29日でございます。調査対象は市内全事業所、発送総数は2,797件でございました。なお、宛先不明等の対象外を除きます有効配付数は2,596件、回答総数は655件で、回答率は25.2%となっております。
4ページをお願いいたします。こちらは、経済センサスとの経営形態に関する比較でございます。個人経営者、この表の真ん中に事業所数(市内)というのがございますが、右側は全国となっておりますのと、市内となっておりますのは平成28年経済センサス活動調査における数値でございます。真ん中の数値、市内となっておりますのが本市内の事業者の経営形態となっておりまして、左側にありますアンケート結果というのが今回のアンケートの結果でございます。個人経営の回答割合は、経済センサスの活動調査の時点での割合よりも幾分少ない形になっておりますが、逆に会社の部分につきましては経済センサスの時点よりも多い結果となっております。
次に、5ページをお願いいたします。同じく業種別で比較をしたものでございます。5ページは表になっておりまして、6ページにグラフをつけてございます。6ページのグラフのうち、今回のアンケート結果は灰色にしているものでございます。製造業及びサービス業、ほかに分類されないものは、28年の経済センサスの活動調査結果よりも多い回答となっております。
次に、7ページをお願いいたします。こちらは市内事業所のそれぞれの状況を示したものでございます。まず、事業所の機能でございますが、市の単独事業所が約7割を占め、単独事業所を含めた本所、本社、本店の事業所を合わせまして約8割を占めている状況でございます。その右側、事業所の従業者数でございますが、市内の事業所のうち、従業者数が5人以下の事業所は約7割を占め、従業者数が20人以下の市内事業所は約9割を占めております。左の下をお願いいたします。こちらは代表者の年齢でございます。代表者は60歳以上が約6割を占めておられるというような状況でございます。右の下でございます。代表者の性別でございますが、今回のアンケート結果では男性が約8割、女性が2割の回答ということになっております。
8ページをお願いいたします。ここからは少しアンケートの本体のほうも併せてご覧いただきたいのですが、アンケートで申しますと3ページでございます。3ページの問いの13で、事業所の今後の主な事業展開は次のどれに当たるかという質問をしております。最も該当するもの1つに丸をつけていただくというようなもので、1から14までいずれかに丸をしていただくというようなものでございました。今回私どもの調査では、このうち、8ページに戻っていただきますとその結果が数値として表れておりますが、1番から6番までの回答をされた事業所については、今後事業を拡大したい、あるいは新市場を開拓したいというような形で活発に事業展開を行うというふうに回答された事業所ということで、この1から6の事業所については、ここ以降、アクティブ事業所というふうに定義をしております。このアクティブ事業所は、今回のアンケート結果から約25%、その他の事業所は約75%でございました。以降、アクティブ事業所に該当するかどうかが今後の様々な取組にどのような影響があるのかというようなことを以降のページで見てまいりたいと思います。
9ページをお願いいたします。先ほど業種の割合を業種別で表に示したところでございますが、そのうちアクティブ事業所の割合を記載しております。製造業は41%ということで、業種別でいいますとアクティブ事業所の割合は製造業が高いようなこととなっております。
10ページをお願いいたします。こちらは、後継者の状況について聞いております。後継者が決まっているというふうに回答された事業所が全体の約2割、また逆に5番、後継者をつくるつもりがないというふうに答えられた事業者は全体の4分の1を占めているというような状況でございます。それをアクティブ事業所とその他の事業所でクロスをしたものが、このページの下段でございます。後継者が決まっている、後継者はいるが決まっていないという2つの項目におけるアクティブ事業所の割合は、両方合わせますと36%でございます。また逆に、後継者候補がいない、後継者をつくるつもりがないというふうに答えられた事業所のうち、アクティブ事業所以外のその他の事業所の割合は88.8%ということで、後継者をつくるつもりのない事業者というのは、アクティブ事業所以外の中で割合的に多いということが分かりました。
次に、11ページをお願いいたします。アンケート調査表では、2ページでございます。2ページの問いの12に貴事業所の強みについて聞いております。強みはどのような強みがありますかということで15項目設問をしておりますうち、特に強みに関する問いの中で、11ページにまとめております3項目、製品・商品・サービスに強みがある、固定客の多さに強みがある、技術・ノウハウに強みがあるというこの3項目については、その平均がそれぞれ、やや、どちらともいえないを上回る結果となっております。
この3項目について、アクティブ事業所とその他の事業所の割合を見たものが12ページのグラフでございます。いずれの項目につきましても、アクティブ事業所のほうが強みがあると答える傾向があるということが分かったところです。
次に、13ページをお願いいたします。アンケート用紙では、3ページの問いの15でございます。こちらは、支援制度の利用状況について聞いております。国、京都府、城陽市、そのほかの支援制度について聞いた内容でございますが、13ページにそれを取りまとめております。何らかの支援制度を利用しているというふうに答えられた事業所は、全体の約6割がございました。その中で、支援制度の利用について同じくアクティブ事業所の割合について確認したものが、下の表でございます。国、京都府、城陽市、その他いずれにつきましても、アクティブ事業所のほうが支援制度を利用されておられるというような傾向があるということが分かったところです。
次に、14ページをお願いいたします。こちらは、アンケートのページでいいますと4ページでございます。4ページ、問いの18、城陽市に実施・支援してほしいと思うことは何かという問いで、22項目聞いております。この実施してほしいことという中で特に14ページに掲載をしております4項目については、ほかの項目よりもぶれ幅が大きいものということで、各支援制度の紹介、支援機関等の紹介、それから低利融資の拡充、設備投資支援、この4項目については、それぞれどちらとも言えない3を上回り、支援を求めている、そう思うというふうに答えられた項目でございました。
その中でも、特に低利融資の拡充と設備投資の支援の部分につきまして、15ページでアクティブ事業所とその他の事業所の支援希望の状況についてクロスをしております。低利融資につきましても設備投資につきましても、アクティブ事業所のほうがより高いというような結果になっております。
次に、16ページをお願いいたします。16ページは残りの項目、支援してほしいことの残りの項目のうち、その他9項目について分析をしております。16ページ、17ページの2ページにわたって分析をして、アクティブ事業所とその他の事業所のクロスをさせる形で分析をしております。国内販路開拓支援、6次産業化・農商工連携支援、業態転換・多角化支援、人材確保支援、特産品・お土産等の開発支援、事業用地確保支援、用途地域・地目の変更、企業間・産学官連携支援、デジタル化支援、この9つの項目について、いずれの項目につきましてもアクティブ事業所のほうがより高いということが分かったところでございます。
18ページ、19ページは、ここまでのことをまとめたものでございます。
20ページからは、城陽市の評価について聞いております。アンケートでは6ページとなっております。城陽市の評価に係ります13項目のうち、特に5つの項目について、さきの3点を上回っているというふうな項目が5つございました。物流面・流通面での交通利便性、従業員の通勤での交通利便性、従業員の住環境、それから事業所の操業環境、事業所と周辺環境との調和、この5つの項目については、平均点を上回っているというようなものでございました。
21ページは、それを業種別でクロスにしたものでございまして、22ページはそれをグラフ化したものでございます。22ページのグラフを見ていただきますと、ほとんどの事業所でその5つの項目については3点を上回っているというふうな形となっております。
23ページは、本市の知名度・ブランド力、特産物について聞いている部分でございます。この2つの項目はいずれも3点を下回っているというような状況で、24ページにそれをグラフ化したものがございますが、市の知名度・ブランド力、特産物については、いずれの業種からも3点を下回っているというような形で結果が出ているところでございます。
25ページをお願いいたします。今後影響を与えると思われることにつきまして、アンケートでは7ページ、問いの24番で聞いてございます。13項目のうち、特に新名神高速道路の全線開通、プレミアム・アウトレットの開業、デジタル技術の発展、この3項目については、いずれも平均点を上回る好影響になるというふうに考えられています。
26ページにそれをグラフ化したものがございます。
27ページは、逆に4項目で悪影響と考えているというようなことで、市内人口の減少、労働人口の減少、顧客の高齢化、従業員の高齢化、この4項目については悪影響が出るというふうに考えておられます。
28ページに業種別クロス、29ページにそれをグラフ化したものがございまして、29ページのグラフでは、いずれの業種においてもその4項目については悪影響になるというふうに考えておられます。
30ページに、本市のこれまでのアンケート結果から強み、弱み、機会、脅威に整理をしたものでございます。強みは物流・流通・通勤面での交通利便性、弱みは市の知名度・ブランド力の低さ、機会は新名神高速道路の全線開通やプレミアム・アウトレットの開業、脅威は市内人口・労働人口の減少というふうになっております。
次に、31ページ、雇用の状況について聞いております。従業員の確保について、従業員の確保あるいは従業員の長期的な定着について聞いております。従業員の確保、長期的な定着の問いについては、いずれも3点、どちらとも言えないを上回って、できているというふうに、あるいは図れているというふうに答えられているというようなところでございます。
32ページは連携の取組でございます。大学・研究機関との何らか接点を持っておられるところについては、約1割が大学・研究機関と何らか接点を持っておられるというようなことが分かりました。逆に、接点を持たない事業所のうち、約1割の事業所で接点を持ちたいというふうに思っておられる意向があるというところです。
33ページは、それを業種でクロスをしたものでございます。
34ページは、事業者ネットワークの活用状況ということで、ネットワークの活用状況については、3点、どちらとも言えないを下回っているというような状況ではございますが、アクティブ事業所のほうがネットワークを活用している傾向があるということが分かりました。
35ページは、プレミアム・アウトレットとの連携、また東部丘陵地青谷の先行地区に係る物流に係る企業との連携について、連携を希望するかというようなことについて聞いたものでございます。
36ページはそれをクロスにしたものでございまして、プレミアム・アウトレットの連携をクロスにしたものが36ページ、37ページは東部丘陵地先行整備青谷地区との連携についてクロスにしたものでございます。
38ページは、新たな取組の状況について聞いております。新たな取組に取り組んでいるかということで、ソフト面、ハード面それぞれについて取り組んでいるかどうかを確認したところ、取り組んでいる度合いが低い事業所が多いというような傾向が見られました。また、新たな取組の成功度合いについての問いが34の問いとなっておりまして、新たな取組に挑戦する、あるいは成功する、いずれにつきましても、アクティブ事業所のほうがより取組あるいは成功も高いということが分かったところでございます。
39ページは、それを業種別で見ているものでございます。
40ページ、41ページは、ここまでの分を再度まとめたものでございまして、42ページは課題抽出したものをクロスSWOT分析をかけたものでございます。強み、機会、脅威でクロスしたものでございますが、真ん中に書いてございますとおり、活発に事業展開を行うマインドを持った事業所の存在というのは、いずれの機会を生かすということについて大変重要なことであるということが分かったところです。
43ページに、ここまでの中間報告のまとめを書いてございます。アクティブ事業所では強みを持っていると考えていたり、支援制度の活用度合いが高かったり、様々な取組に対して支援希望を持っていたりするなど、事業に対する好ましい傾向が数多く見られたところです。事業拡大等の活発な活動ができる環境を整えることでアクティブ事業所の取組を活性化させていくとともに、その他の事業所におけるアクティブな活動を促していくことが市内産業の活性化に有効であると考えられます。
次に、ここからは新型コロナウイルス感染症についての調査の結果でございます。
44ページをお願いいたします。新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経営状況の変化について問うたもので、コロナによって悪くなった、よくなったということについて聞いております。全体としては悪くなった、やや悪くなったと答えられた事業者は64.1%でございましたが、飲食サービス業では悪くなった、やや悪くなったが90.0%、製造業の生活関連型では83.8%が悪くなった、やや悪くなったと答えられているということで、全体平均よりも飲食サービス業、製造業生活関連型での影響が大きいということが分かりました。
なお、この下段は売上げの状況と併せて見たものでございまして、売上げが50%以上減少した事業所というのは、全体では11.9%でございますが飲食サービス業では27.0%と、飲食サービス業において50%以上減少している事業所の割合が多く見られるというようなところでございます。
45ページは、コロナ終息後の経営状況について併せて聞いたもので、まずコロナによる経営の悪化というのは、アクティブな事業所であれその他の事業所であれ、いずれも経営状況は悪くなっているんですが、コロナ終息後の経営状況はどうかというふうに聞きますと、アクティブな事業所のほうがコロナ終息後の経営状況が回復すると考えている事業所が多い傾向が見られたところです。
46ページは、感染拡大による経営状況の悪化において、悪くなったというようなことを影響の大きさによって分析をしたもので、より大きな影響を受けているというふうに分析できたのは飲食店、金銀糸を含むアパレルに関する事業所、お茶に関する事業所について、比較的多く見られたところでございます。
なお、このコロナの影響が大きいというふうに考えられた事業所の約7割は、コロナ終息後も流行前まで戻らないというふうに考えておられるというふうなところです。
コロナウイルス感染症の影響について、48ページで国、府の動向を記載しております。国においては4点を促進、府においては3点の促進を図られるということを考えておられます。
49ページは、本市のコロナの状況について、事業所ヒアリングを行った結果でございます。4月から事業所ヒアリング、29事業所を回らせていただきまして、それぞれから直接お声を聞いたものをまとめております。
50ページ、51ページは、コロナウイルス感染症の拡大による経営状況の変化について聞いたものを表にしたものでございまして、51ページでオレンジが悪くなった、黄色がやや悪くなったというようなものでございますが、この表、グラフを見てもお分かりいただけるとおり、特に飲食サービス業、製造業生活関連型で悪いというような形の結果が出ているというようなところでございます。
この中間報告については以上でございます。
次に、新型コロナウイルス感染症に伴う事業者支援についてをお願いいたします。これは、令和2年度、令和3年度に実施をいたしております事業者支援について、今議会への提案中のものも含めて記載をしているところでございまして、給付、補助の状況を1ページ目、団体補助の状況を2ページ目、3ページ目はその他という形で分類をし、時系列に沿って記載をしているものでございます。
○平松亮委員長 これより質疑に入ります。
○土居一豊委員 非常に詳細なデータ整理いただきまして報告いただきまして、ありがとうございます。いろいろなことが理解できました。
そこで、
商工業活性化推進審議会というのは、この中間報告受けたということは、あとまたまとまった報告が出ると思うんですけど、今後この審議会というのはどのような審議を進めていくんですか。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 前回のビジョン策定のときと同様に、ここまでは事業者アンケートという形で全体アンケートを取らせていただいたところですけども、検討会を別途設けさせていただいて、審議会の下部組織という形で市内の事業所、あるいは支援団体等を、そこで実際活動されておられる事業者様などに参画をいただきまして、このアンケートの結果の分析、あるいは今後の城陽市のあるべき産業の姿というような部分についてご議論をいただくというようなことを考えております。その検討会の結果、中身をまた審議会のほうに諮らせていただくというような形を取らせていただいて、審議会が報告したことにつきましてはまたこの建設常任委員会のほうに報告させていただくというような流れを取らせていただくのを来年1年かけてさせていただく中で、来年度末にビジョンの最終案というのをまとめていきたいというふうに考えているところです。
○土居一豊委員 私たち議員は、こういうデータ等がどんどん今後出てくれば議員活動の1つに参考にしなさいと、そう受け止めておけばよろしゅうございますか。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 今回このような大がかりなアンケートというのを全事業者を対象にしたというのは、初めてさせていただいたところでございます。分析についても今後ともさらに進めていきたいと思っておりますが、これが1つの結果でございます。市内の事業所の皆さんがどのようにお考えになっているかというような結果ですので、ぜひとも委員の皆様もこのアンケート結果というのをご活用いただければと思います。
○
澤田扶美子委員 せっかくこんないいアンケートしていただいたのに、回答総数と回答率が残念な状況ですが、これは予想ってこんなものですか。いいほうですか。ちょっとその辺の見解だけお聞かせください。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 回答率は、実は非常に高いというふうに思っているところでございまして、母数として600件を超える、2割を超えるアンケートの結果ということで、これは龍谷大学の中森教授が私どもの
商工業活性化推進審議会の会長をしていただいてるんですけども、中森会長と何度も相談をさせていただきながらアンケートの項目について確定をさせていただいて、アンケートの回収率等をみたときには、大学の教授の目から見ても、非常に優位なデータであるというふうにお答えをいただいているところでございまして、これまで商工会議所の会員さんを対象としたアンケートというような形でアンケートを前回のビジョンのときには取ったときには200件程度だったところなんですけども、それが650件回答いただけたということで、このアンケート結果の内容については非常に優位性があるというふうに考えているところです。
○
澤田扶美子委員 知らないもので、了解しました。
○語堂辰文副委員長 コロナの関係ですが、これ一覧表頂きました。それで、一番数字が多いというんですか、2年度の関係でがんばる事業者、これについては城陽市が資金を出されたということお聞きしてるんですけど、1,346件と、これかなりの額なんですけど、これ以外で城陽市独自で出されたというのはあるんでしょうか。そこをお願いします。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 今ご覧いただいております事業者支援についてというペーパーの1ページ目の上段の下から2つ目にあるがんばる事業者のことを今おっしゃっていただいたところでございますけども、市の独自で実施をいたしたもの、京都府や国に連動してやったものではないものといたしましては、上から2つ目の農業者等新型コロナウイルス感染症対策支援事業費補助金、城陽産業おうえん補助金、明日の農業経営支援給付金、それから今話のあった城陽がんばる事業者支援給付金、その次の城陽働く力おうえん補助金、2年度の予算としてはこれらは全て本市独自のものでございます。
3年度につきましても、2つ目の項目、農業者収入保険加入促進事業費補助金、3つ目の城陽産業おうえん補助金、明日の農業経営支援給付金、これは今議会で提案をさせていただいてるものでございますが、それと次のページ、団体補助の中身でございますが、団体補助の項目につきましては、いずれも本市の独自の事業でございます。予算を伴う事業ということで申しますと以上でございます。
○語堂辰文副委員長 これ城陽市独自というよりか、国の予算立てでこれが適用されたということなんでしょうか。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 国のコロナ対策の地方創生臨時交付金を活用した事業ではございますが、コロナ対策の交付金の活用の仕方というのは市町村に委ねられているというようなところで、そういう意味で市の独自の事業というふうに答弁させていただいたところです。
○
相原佳代子委員 1点だけ、すみません。このたびの報告、大変貴重な資料でございます。皆さん、ありがとうございます。この中にもありますけれども、新型コロナウイルス感染症の影響については、飲食サービスの方は9割の方、大変困っておられるということでありますし、製造業に関しては83.8%、本当に高い水準でございます。やはり城陽市においても長年こちらで営業されてた方がお店を畳まれるというようなこともありまして、大変状況としては厳しいものだということを感じております。
それにつきましての様々な事業者支援についてはここに書かれているわけですけれども、これをまた生かしていただいて、もちろん国であったり京都府であったり、また市独自であったりとか、そういった支援にしっかりと取り組んでいただきたいと思いますし、私はこういったことをどんどんしていただいて、それこそが、新名神高速道路も来て、新しい事業所も来るでしょうけれども、やはり今やっていただいてる城陽の事業所さんがしっかりそれで稼いでいただく、またそれで事業展開をしていただいて、やっぱりこの城陽がいいとこやと、それこそがNEW城陽であるんではないかなというふうに思いますので、それはちょっと要望ですけれども、しっかりとお一人お一人のご意見聞いていただいて、また支援にもそれを反映していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。もう要望で結構です。
○平松亮委員長 また僕も1点だけ質問させてください。この資料ですね、職員の皆さんすごく大変だっただろうなと推察いたします。SWOT分析にもありますとおり、これ新名神とアウトレット等機会、そしてさらなる産業の創出と、これクロスされてるんですけども、いわゆる商業の活性化としてほかの大学とか研究施設等々連携も必要であると。それに呼応する企業も一定数あるという前提の中で、商工のほうとしてやはり産業立地誘致をする余地、土地というのはまだまだ必要であると考えるかどうか、その点だけお聞かせください。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 新たな産業誘致、これまで進めてきた産業誘致だけではなくて、今後とも産業の誘致という観点も必要であるというふうには考えておりますし、市内の既存の企業、事業所、今回は特に市内の既存事業所の状況について調べたところでございますが、既存のこれまでからの事業所の活性化、その両面が必要であるというふうに考えているところです。
○平松亮委員長 ありがとうございます。ちょっとどう答弁しはるか。分かりました。ありがとうございます。
○平松亮委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 閉会中の継続審査及び調査についてお諮りをいたします。
ただいまお手元にお配りをいたしました所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○平松亮委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 本委員会の本会議における委員長報告については、申合せにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。
──────────────────────────────
○平松亮委員長 本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会といたします。ありがとうございました。
午後5時50分 散会
城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。
建設常任委員長
平 松 亮...