城陽市議会 2021-03-18
令和 3年予算特別委員会( 3月18日)
令和 3年
予算特別委員会( 3月18日)
予算特別委員会記録
〇日 時 令和3年3月18日(木曜)午前10時00分開議
〇場 所
城陽市議会委員会室
〇出席委員(12名)
乾 秀 子 委 員
上 原 敏 委 員
谷 村 浩 志 委 員
澤 田 扶美子 委 員
西 良 倫 委 員
増 田 貴 委 員
相 原 佳代子 委 員
谷 直 樹 委 員
小松原 一 哉 委 員
土 居 一 豊 委 員
本 城 隆 志 委 員
語 堂 辰 文 委 員
熊 谷 佐和美 議 長
〇欠席委員(0名)
〇議会事務局
長 村 和 則 局長
與 田 健 司 庶務係長
〇
城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席
今 西 仲 雄 副市長
まちづくり活性部
中 林 憲 彦
まちづくり活性部長
木 谷 克 己
まちづくり活性部参事
大 石 雅 文
まちづくり活性部新都市政策監
まちづくり活性部次長
新
名神推進課長事務取扱
中 村 雅 彦
まちづくり活性部産業政策監
まちづくり活性部次長
商工観光課長事務取扱
木 村 敬
東部丘陵整備課長
友 本 浩 嗣
東部丘陵整備課東部丘陵整備係長
仙 田 政 和 新名神推進課主幹
長谷川 大 輔 新名神推進課新名神推進係長
北 村 研 爾
商工観光課課長補佐
商工観光係長事務取扱
高 真理子
商工観光課商工観光係主任専門員
加 田 典 義 農政課長
岡 正 樹 農政課課長補佐
広 瀬 法 行
農政課農業振興係長
栗 田 和 幸
農政課農業振興係主任専門員
都市整備部
森 島 正 泰 都市整備部長
森 本 都士男
都市整備部次長
辻 村 一 哉
都市整備部次長
土木課長事務取扱
立 木 克 也 都市政策課長
柿 本 陽 祐
都市政策課課長補佐
開発指導係長事務取扱
平 田 泰 章
都市政策課計画係長
的 場 一 博
都市政策課交通政策係長
山 本 真 史 都市政策課駅周辺整備係長
岩 佐 良 造 管理課長
中 村 行 利
管理課管理明示係長
山 口 貴 夫
管理課維持整備係長
武 田 真 明 土木課課長補佐
用地係長事務取扱
木 村 真佐彦
土木課道路河川係長
西 村 友 宏
土木課道路河川係主任専門員
皿 谷 嘉 啓 営繕課長
小 南 利 彦 営繕課営繕係長
農業委員会事務局
田 畑 徹
農業委員会事務局長
上 田 周 児
農業委員会事務局次長
〇委員会日程 令和3年3月15日 参照
〇審査及び調査順序
区分5
まちづくり活性部、都市整備部、
農業委員会事務局
①まちづくり活性部、
農業委員会事務局
②都市整備部
──────────────────────────────
○語堂辰文委員長 おはようございます。ただいまから
予算特別委員会を開会いたします。
──────────────────────────────
○語堂辰文委員長 区分5の
①、まちづくり活性部、
農業委員会事務局の審査に入ります。
順次説明を求めます。
○
中林憲彦まちづくり活性部長 それでは、最初に、
まちづくり活性部に係ります令和3年度予算案の概要についてご説明します。
まちづくり活性部は、現在、東部丘陵整備課、新名神推進課、商工観光課、農政課の4課を置いております。
まず、お手元にお配りしております、令和3年度
まちづくり活性部予算の概要という、こちらA4サイズの1枚物の円グラフが描かれている資料をご覧ください。こちらの資料は、予算額全体に占める割合などを委員の皆様にイメージしてもらうために用意したものでございます。上の小さな円グラフは一般会計の歳出予算額に占める
まちづくり活性部の割合でありまして、その割合は全体の7.2%であります。下の大きい円グラフは、
まちづくり活性部の歳出予算額23億747万3,000円の費目別内訳でありまして、金額が大きいのは、見ていただければ一目瞭然でございますが、円左側の街路事業費、これは東部丘陵線の整備に関わる経費でありますが、14億6,736万3,000円、占める割合は63.6%であります。次が円の右上、商工振興費3億3,846万円、占める割合は14.7%、3番目が右下ですが、都市計画総務費2億7,515万3,000円、占める割合は11.9%の順となっております。
次に、こちらの令和3年度予算の概要というこのカラー印刷したものでございますが、こちらに基づきまして、
まちづくり活性部の主な事業について説明していきたいと思います。
まず、8ページからの事業名一覧をご覧ください。こちらは、奥田市長が施政方針の際、うたいました7つの基本政策ごとに事業分類をしております。
1つ目の分類、活気あるまちを創りますとして、13ページをご覧ください。商工会議所の支援に係る経費2,252万2,000円ですが、こちらは商工会議所が実施する
中小企業経営相談事業や
城陽日和発行事業、新商品開発事業などの事業費の一部について、引き続き補助を行っていきます。
次に、その下、融資に係る経費2億9,291万7,000円ですが、こちらは、市内企業の経営安定化を図るため、事業活動に必要な運転資金、設備資金の融資あっせんや保証料補給、利子補給などを行います。
次に、14ページをおめくりください。企業立地・創業の促進に係る経費1,074万5,000円ですが、こちらは、地域経済の活性化のため、市内の企業立地、新規雇用に係る経費に対して補助を行っていきます。また、定住や駅周辺のにぎわいづくりを促進し、地域を活力あるものとすることを目的に、新規創業に係る経費の一部についても補助を行っていきます。
次に、その下、企業等連携の推進に係る経費108万4,000円ですが、こちらは市内の商工業者のさらなる連携を図るため、
京都城陽カンパニーネットワークを運営するとともに、
企業紹介誌ジョーカンを発行し、市内企業の魅力発信や雇用の創出を図ります。
次に、右側の15ページをご覧ください。商工業者の支援に係る経費351万1,000円ですが、こちらは、市内商工業者の経営安定化を図るため、商工業者への各種支援を行うものです。令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、市内事業者の経営状況や経営課題などの把握に取り組みます。
次に、その下、城陽秋花火大会の支援に係る経費100万円ですが、こちらは、市の魅力を高め、市内外の交流人口増加の機会を創出し、市の活性化を図るため、開催経費の一部に補助を行うものでございます。
次に、16ページをおめくりください。広域観光の推進に係る経費804万2,000円ですが、こちらは、市の観光資源をより広域的に周知するため、京都府や近隣市町村、お茶の京都DMO、観光関連団体等と連携し、各種イベント等を実施するものです。また、書かれてはおりませんが、令和3年度も引き続き山城地域12市町村と連携し、首都圏への特産物などのPRを通じ、本市の魅力をより広く発信してまいります。
次に、その下、東部丘陵地の利用支援に係る経費6,199万8,000円ですが、こちらは、先行整備地区のまちづくりに向けた支援や、企業立地の実現に向けた取組を行うものでございます。
次に、右側の17ページをご覧ください。東部丘陵地の整備に係る経費1億2,262万9,000円ですが、こちらは、東部丘陵地内における
道路ネットワークの構築に必要となる道路整備等を行うものです。令和3年度は仮称ですが、
スマートインターチェンジアクセス道路の整備のための設計業務などを実施します。なお、財源につきましては内訳、その他1億2,262万9,000円の中には、山砂利採取跡地及び
周辺公共施設整備基金、この後、短く山砂利基金と言わせてもらいますが、この山砂利基金からの繰入金のほかに今回
NEXCO西日本から助成金を、ここに金額は書かれておりませんが、9,290万円を頂く予定にしておりまして、その助成金額がその他の中に含まれております。
次に、その下、東部丘陵線の整備に係る経費14億6,736万3,000円ですが、こちらは、新名神高速道路の整備に併せて東部丘陵線の用地購入及び一部工事などを行うものです。財源としては、ここに書かれておりますように、国庫補助金、地方債、その他として山砂利基金からの繰入金をそれぞれ充てていきます。
次に、42ページまで飛んでいただけますでしょうか。基本政策3つ目の分類、豊かな自然、住みよい環境を整えますとして、茶の振興に係る経費149万円です。こちらは、城陽茶まつりなどの事業費の一部補助や抹茶体験や抹茶接待を実施し、幅広い年代に最高峰のてん茶、抹茶のまち城陽の知名度向上に努めます。また、生産振興を図るため、苗木の購入やより品質の高いてん茶づくりのためのよしずやこもの設置等に係る経費の一部についても補助を行ってまいります。
次に、その下、イチジクの振興に係る経費87万7,000円ですが、こちらは、市の特産物であるイチジクの生産振興と普及を図るため、苗木購入などの一部に補助を行ってまいります。また、引き続きイチジクスタンプラリーを実施し、さらなるPRを行ってまいります。令和3年度はスタンプラリーへの新規参加店舗を募集し、規模の拡大を図ります。財源としては、国庫補助金26万円のほか、その他
スタンプラリー協賛金等で14万7,000円を計上しております。
次に、右側の43ページをご覧ください。城州白の振興に係る経費25万3,000円ですが、こちらは、市の特産物である城州白の振興を図るため、梅園の運営や梅農家のネット購入に係る経費の一部に補助を行ってまいります。令和3年度は有害獣による食害被害を防止するため、苗木保護材の購入費の一部に補助を行います。
次に、その下、6次産業化の推進に係る経費42万6,000円ですが、こちらは、農業者等の所得向上を図るため、商工業者とも連携し、生産、加工、流通販売を一元化する6次産業化を推進します。また、引き続き市内産品を用いた商品開発等の経費の一部に補助を行ってまいります。
次に、44ページをおめくりください。農業基盤の整備に係る経費351万9,000円ですが、こちらは、農業基盤の整備を進めるため、令和3年度は西富野地区の排水路、U字側溝改修工などの
土地改良施設整備に対して補助を行ってまいります。
次に、また56ページまで飛んでいただけますでしょうか。基本政策4つ目の分類、働く場を創りますとして、雇用創出に係る経費32万1,000円です。こちらは、市内企業の雇用創出を図るため、ハローワーク、
京都ジョブパーク、商工会議所と連携し、企業説明会を開催するものです。
次に、こちら、令和3年度城陽市予算書に基づきまして、先ほど説明しました予算の概要には記載されていない、そのほかの主な事業について説明していきたいと思います。
78ページをお開きください。働く女性の家の管理運営に係る経費として1,578万4,000円を計上しています。女性労働者、勤労者家庭の主婦を対象に、主に就職につながる講座などを行い、女性の社会進出の推進を図るものであります。
次に、83ページをお願いいたします。林業費ですが、(2)森林の保全に係る経費のうち、委託料545万2,000円のところですが、このうち、506万円は国から森林面積等に基づき配分される森林環境譲与税を充当、活用しまして、新たな森林管理制度を進めていくための森林所有者に対する意向調査の準備業務を行っていきます。
以上が
まちづくり活性部に係ります予算案の概要であります。
最後に、もう一つ、すみませんが、別冊の令和3年度の行政経費の状況をお願いいたします。
こちらの35、36ページをお開きください。
まちづくり活性部は1つ、17番、
産業会館運営経費、主に産業会館の管理委託に伴う経費であります。経費の内訳、主なものは指定管理料505万8,000円で、経費総額の89%を占めております。前年と比較いたしまして4万1,000円の増となっております。そして、表の下のほうに産業会館の利用件数を書いておりますが、令和3年度は558件を見込んでおります。
以上で
まちづくり活性部の説明を終わります。委員の皆様には何とぞよろしくご審査のほどお願いいたします。
○
田畑徹農業委員会事務局長 農業委員会費、令和3年度予算の概要についてご説明いたします。
予算書の28ページをお開き願います。農業委員会に関する主な歳入につきましては、款17、府支出金、府補助金、農林水産業費府補助金、節1、農業費補助金の欄の1行目、
農業委員会交付金113万3,000円は、農業委員会が行う農地法等に基づく農地の利用関係に関わる調整業務等に対する交付金であります。次の
農地利用最適化交付金72万円は、農業委員や推進委員の農地集積や
耕作放棄地解消等、積極的な活動の推進に対する交付金であります。次の
国有農地等管理処分事業事務取扱交付金12万円は、農林水産省所管の
国有農地管理業務に対する交付金であります。次の
機構集積支援事業費補助金227万6,000円は、農地の有効利用を図るための事業に対する補助金であります。
次に、歳出についてご説明いたします。
予算書の79ページをお開き願います。款6、農林水産業費、農業費、農業委員会費の予算額1,225万8,000円となっております。主な歳出につきましては、節1の報酬893万1,000円は、主に農業委員報酬等であり、節3の職員手当等77万円は、
会計年度任用職員の期末手当、節8の旅費104万1,000円は、農業委員が農業委員会出席、農地の現場調査のほか、
先進地視察研修等に出席する費用弁償等であります。
以上で農業委員会に関する予算の概要説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議いただきますようお願いいたします。
○語堂辰文委員長 質問をお願いします。
○土居一豊委員 1点のみ質問します。直販の推進に係る経費、81ページ、予算額3万7,000円、少ない額なんですけど、これは何をする事業でございますか。
○
加田典義農政課長 直売所に関することですけれども、この経費につきましては直売所の研修等に関する旅費等でございます。
○土居一豊委員 もう少し具体的に答弁いただけませんか。
○
岡正樹農政課課長補佐 直売、直販の推進に係る経費の3万7,000円の内訳でございますが、直売所研修の手土産に係る報償費、そして直売所研修の有料道路通行料に係る経費として1万7,000円、その他食料費や普通旅費等でございます。
○土居一豊委員 何をするのかって聞いたんですけどね。予算要求したときに、ちゃんと目的を書いて出しておるんでしょう。そして、財政から内示書が出てますよね。読みますけどね、
先進地直売所等視察研修等の実施、城陽旬菜市運営協議会を運営するとなっています。ということは、地産地消の推進と言いながら、実際はあそこの旬菜市のみのことになると。城陽市は地産地消の協力は旬菜市のみの事業を推進すればいいと、そのように受け止めたらいいですか。
○
木谷克己まちづくり活性部参事 直接的に支出を伴うものにつきましては旬菜市のほうについて歳出予算等で組んでおりますけれども、あと地域におけます庭先の販売とかですね、そういったものにつきましても、
産業支援サイトJoInT等でイチジクの発売、販売時期にはそういった部分の場所等も掲載して、そういった部分での支払い、運営ですか、販売に対する支援等も行っておるところでございます。
○土居一豊委員 それであれば予算要求したり、内示書が出たときにそういう項目は書かれておるべきですよね。予算要求書、予算要求内示書に基づくと、旬菜市しかやらないと。庭先のことについては何も書いてないと。そういうことはやるんだったら、やはりきちんと出しておくべきじゃないですか。内示書っていうのは大事なもんですよね、副市長。そこに書かれてないということは、しないということですよ。書いてあればやるということですよ。そういう大事なことが書き込めるかと。
そこでお尋ねします。市内には地産品を直売しているのが城陽旬菜市、それと富野のJAのところ、あとは個人が庭先で販売しているところが多くありますよね。そのまとめて売ってるのは旬菜市とJAの富野ところですよね。それでは、個人が庭先で売っているところ、大体数はどのくらいありますか。
○
加田典義農政課長 市のほうでは直売所マップというのを作成しておりまして、その中に軒先販売として登録をしていただいている件数は13件でございます。
○土居一豊委員 13件は多分イチジクかなと。野菜もあるかも分かりませんけど、私はそれよりもっと数はあるんじゃないかと思うんですよね。
そうしたら、もう一つ、道の駅構想がありますけど、アウトレット完成するときには、道の駅は建設される可能性はありますか。
○今西仲雄副市長 道の駅っていうのは、基本的には国土交通省が、要するに24時間のトイレであるとか駐車場であるとか、そういうどちらかといいますと、あまりそういう集客というんですか、人が集まるような場所のないところで、どちらかというと実施されているということでございます。
そういう中にあって、城陽市は幸いにも、かなりいろんな形で今後、多くの方が集まっていただけるような、あるいは買物に来ていただけるような施設がいろいろと出来上がってくるということでございますので、もちろんこういう機会を捉えて、地域のいろんな特産品ですね、こういったものをしっかり売っていく、しっかり知ってもらう、PRしていく、そういったことについてはしっかり進めてまいりたいというふうに、アウトレットとも連携してやっていきたいと思っておりますけれども、それが道の駅と、先ほど申しましたように、24時間の駐車場、あるいはトイレ、そういったものを整備した道の駅という形でやっていくかどうかということについては、今後の検討事項ということにしていきたいというふうに考えております。
○土居一豊委員 とても今の状況で道の駅がアウトレットに間に合うことはないと思うんですね、絶対に、時間的に。そう思えば、アウトレットに来た方を、ほとんど市内の方じゃなくてほかのところから来たお客さんに市の地場産を購入していただくことが、イコールこの事業の目的である農家の所得向上につながってくると思うんですよ。今、副市長からの答弁もありましたけど、それが最適な方法ではないかと思うんですけど、そのお考えを担当の方は持っておられますか。
○
木谷克己まちづくり活性部参事 当然アウトレットが開業されますと、非常に多くの方々が城陽市を訪れられて、交流人口というのはすごく増えます。そういった方々が農産物も含め、商業関係の方の部分の販売も含めて、そういった物産販売の拠点的な部分というものは担当としても必要であるというふうに考えておりますし、そういった部分について関係機関とも協議の上、取組を進められるよう検討してまいりたいというふうに考えております。
○土居一豊委員 この事業の直販の推進に係る経費、この事業をする上で、この事業の効果はどのように考えておられますか。
○
木谷克己まちづくり活性部参事 直売所、城陽旬菜市につきましては、地域の会員の方も四十数名おられて、その部分でそれぞれの農産物を持ち寄っていただいて、売上げの一部を手数料として頂くことで運営を進めておりますが、そういった部分で旬菜市につきましても、やはり農産物自体も、例えばイチジクであると、朝一に全て売れてしまうとか、市内の市民の方々にとってもかなりそういった部分では知名度いうんですか、状況も把握していただいておりますので、ますますそういった部分で、納めていただく会員さんの増も図っていく中で、そういった部分の農業所得の向上にも貢献していける施設であるというふうに考えております。
○土居一豊委員 この事業の事業効果、地産地消の推進により、市民の地場産農産物に対する意識や農家者の所得が向上する、これ、皆さんがつくった効果ですよ。今るる言いましたよね。きちんと出した効果ですよ。
そうすれば、旬菜市だけじゃありませんよ。最初に言ったように、市内には旬菜市と富野のJAと、個人庭先で売られている。しかも副市長からあったように、これを機会に、やはり市内の方、市内の農産物等を多くやっぱり来た方に買っていただく。参事も言ったとおり、そういう効果からすれば、旬菜市とJAの関係者と、庭先個人販売者が一堂に会する機会をつくって、本当にアウトレットが開業するときに、地場産農産物の販売拡大、どのようにしたら販売拡大できるか、アウトレットに来た人が市内に入っていただけるか、そして買っていただけるかっていうことを検討しておくことが必要じゃないかと思いますけど、お考えございますか。
○今西仲雄副市長 委員おっしゃるとおりやというふうに思っております。先ほど来申し上げましたように、城陽にたくさんの方がおいでいただけるということになります。先ほどアウトレットのお話もしましたけれども、木津川運動公園の北側ゾーン、こちらのほうにも地域物産館といったものを京都府のほうでも今お考えいただいているということもございますし、今ご紹介のあった五里五里市でありますとか、あるいは旬菜市、さらには庭先でやっておられる、そういった本当に農業者の方が一定、定期的にきちんとそういったところに納めていただけるような組織っていうのはつくっていかないと、朝の間に全て売り切れてしまって、午後にはもう買物に行ってもないというような状況になってしまいますと、やっぱりお客さんのサイドからしてみますと少し物足りないものが出てくると思いますので、ぜひそういう大きなマーケットが動いていくということになりましたら、そうした今、委員からご提案があったような、そういったことについても十分に考えていきたいというふうに考えております。
○土居一豊委員 いや、副市長おっしゃるとおりですよ。もう道の駅のすばらしいところ、
関東ナンバーワンというところに、本城さんと私と、もう既に辞められた議員さんと行ったんですけど、もうとにかく24時間、開いてる間、新鮮なものが置いてあるんです。それはイコール、置いとかないと二度と来ない。悪いものは下げる。だから、庭先で売るようにしても、やはり少し古くなったものは出さないようにしてもらう。ということは、やっぱり統一したものを考えて、皆さん、認識を一致しないと、一度来た方がもう来ないと思うんです。そうならないためには、なかなか道の駅に類するような大きなものを造るということは、もう今の状況では難しいと思います。
そうなれば、いかに旬菜市であったり、富野のJAであったり、個人庭先の方に来てもらうかとすれば、のぼりを統一して作るとか、アウトレットに行けば、そこでマップをぱっと見れば、市内の野菜を売ってるところの一覧表があってコースが描いてあるとか、そういうものがあれば行ってみようかと。じゃあ、行ってみようかと思って、いいものがあれば、次のときにまた来ようかとなりますよね。そしたら、農家の方もより新しい野菜を作ってみようかという気持ちも出ると思うんですよ。
最近フランスとかヨーロッパの野菜がちょっと流行されてるのご存じですよね。切れば中は黄色、しかも輪っかになってる。スライスすれば、そのままサラダで食べられる。私は提案する以上、今年自分で作ってみようと思って、1週間前にもう種まいたんですよ。どんなものができるか楽しみなんですよ。種の袋、1つ500円するんですよ。中の粒、30粒しか入ってないんですよ。しかし、今回植えて実際に作ってみようと。よかったら近くの農家の皆さんに、アウトレットオープンするときには作ってみたらどうですかということで、自分で提案できるように、今年はまず自分で作って食べてみようと思ったんです。
そういうことをやはり市として皆さんに提案できるようにするためには、1回どこかで一堂に会する機会をぜひつくっていただきたい。そして、皆さんの意見を聞いて、いかにこの地場産品に対してよそから来た人に買っていただけるか。また、売られる方もその意識を持っていただくことが非常に大事と思いますので、もう副市長からたくさんいただきましたので、あえて質問しませんが、ぜひ僅か3万7,000円の経費ですけど、私は大事な経費と思っておるんですよ。来年度あたり必要だったら、これの10倍くらい予算を組んでいただいて、庭先の方の農家の方も集まっていただいて会議する機会をつくったらどうですか。そして、皆さんがその気になれば、そのヨーロッパ産の高い野菜の種を半分くらい補助して買ってあげるような方法も考えたらどうかということを次回提案したいと思って、今年は1回私は作ってみたいと思っています。この質問は終わりで、提案だけします。
東部丘陵線の整備が進みますけど、街路樹を植える機会があるかも分かりません。塚本深谷線は街路樹を植えようとしたけど、農家の方の反対とか何かあって植えられなかったということはありますけど、同じ街路樹を植えるんだったら20年後、30年後にすばらしいメインストリートになるような木を植えてほしいなと。一例を言えば、マキノ町にあるあのメタセコイアの並木、鯖江市にも田んぼの中にある並木、通ってみたらすばらしいので、それを目当てに人が、観光客が来るということがあります。ぜひ植えることがありましたら検討していただきたい。これだけは、これは提案だけして終わります。
○本城隆志委員 お隣から道の駅とか農業の農産物の話が出ておりましたけども、一緒に道の駅というのは全国回ることも楽しいなと。八十八カ所回ってても、今、車で回ったら、道の駅で宿泊ができたり、そこでトイレで、お風呂はなかっても、今ナビですぐお風呂がチェックできますから、そういう意味では道の駅の有効性っていうのは今、非常に大きいし、それに代わるものがコンビニかもしれませんけど、なかなかコンビニでトラックの横で寝るのはちょっと大変だなという思いもあったんですけども。
今このコロナの関係で、政府も何十兆、何百兆円出すかも分からんぐらい財政的な支出がある中で、これ何年後かには経済が立て直してきたときに、税金のやっぱり徴収が厳しくなってくるんじゃないかなという予測がやっぱりできますね。だから、子どもたちに後世どんどん負担してもらったらいいやという話ではないだろうし、日銀でどんどん刷って、もうなかったものにしようということではないだろうと思うんです。
そういう意味で今、軒先で農産物を売ってる農家の所得の把握とか、これ総所得にしたら何百万って軒先ではなかなか売れるもんじゃないから税金が取られることはないけども、調査されることがひょっとしたらあるかもしれない。そういうところにもやっぱりちゃんと皆さんに対策を取ってもらって、税のやっぱり申告もやっとかないと、申告してへんって急に言われたときに、何年間も遡って、なかってもあったように見られて、税務署が入ってくるかもしれない。あるいは補助金もらおう思っても、今までこれだけ所得があって、今年ないから補償してほしいということが、今までそんな申告してないやないのって言われたら、申告したからって税金取られるわけじゃない、少ないとね。
そういうところに農業所得の難しいところがあって、かといって一般的な家庭から見たら、何であんな大きな家に住んでる人が所得なしやねんという思いがやっぱりありますから、ほとんどの市民は農家の所得を信用してないかもしれない。あるいは信じてくれないかもしれない。そういうところでやっぱり農業指導をちゃんとしてもらわないといけないのかなと思っております。
うちも亀岡で養豚してましたから、そりゃ大変だ、ここから通いで向こうまで豚の世話に行くと、行きに1時間、帰りに最低1時間かかるから、混むときに行けないんで、よそは朝から餌やってますけど、うちだけは昼から餌やって、遅くまで向こうにおりまして、餌やって帰ってくるという、豚にとっては夜型の豚になってたかもしれませんけどね。
だけど、そういう農業のやり方っていろいろ工夫次第でやれるかなと思うんですけど、一番難しいのは時代の流れによって生産する農産品が暴落したり、あるいは病気が入って売れない、あるいは養鶏とかでも鳥インフルエンザなんか出たらもう全部駄目でしょう。うちは豚飼うてたから、昔の豚コレラに、それから日本脳炎ですね、夏の暑さで、これで全滅するところがある。その補償はどこまでしてくれるかいうたら、保険だけではなかなか補償してもらえない。だから今、全国の養鶏、それから養豚業者は全部始末すると、相当大きな農家になっていますから、昔みたいに軒先で豚飼うてたような時代でもないし、軒先で鶏飼うてるから、100羽前後まで飼うてたら、たくさん鶏飼うてるね、けど今10万羽とか20万羽飼わないと経営が成り立たない状況の中で大変やと思う。
ただ、そんな養鶏場が城陽には1つしかないんで、今言うてったら、豚でいきますと、家で二、三頭の雌豚を飼って、それが年間10頭ぐらいの豚を出荷するぐらいの農家やったんですけど、それ軒先で野菜売ってるのも同じようなものやと思いますよ、手間は。毎日手間かけないと売れないし、ほんで、1年間通して1つの農家で同じ、いろんな野菜作るわけにいきませんから、休んでおられるときもあるし、だから、軒先でもよそから集めてきてやっと出してるとことかね。もったいないから、ちょっと傷んでもそのまま出すわというんがあるんですけどね。なかなかそりゃ土居さんのように、傷んだものを引っ込めなさいってなったら、その仕入れがもったいないとかね、いろんな状況が生まれてくる。だから、その辺りをしっかり把握するということが、やっぱり大事かなと。だから、農協も入れないかんのですけど、農協にも入ってない軒先の販売されてる農家もあると思いますので、やっぱりトータル的にもっと考えていく必要があるかなと、これは1つ思いますので、お答えいただきたいなと思っています。
それから、道の駅のほうですけども、造っていくぐらいの気持ちで持っていかないと、井手町に造る、だから近いから諦めるんじゃなしに、やっぱり城陽でもどこかの土地をやってもらわないと、だからアウトレットは夜行けませんからね。かといって今24時間でやってるところって、マクドナルドさんとか、吉野家さんがやってますけど、あの小さいトイレにみんな飛び込むっていうのはなかなかできないですから、やはり京都と奈良の中間点やから、それを利用して何とかするというのが城陽市の方策でないと、井手にそれで取られてしもたら何もならんと私は思いますので、アウトレットっていうのはもともとあそこはサービスエリアとかいう形で、新名神の形の向こうは初め発表してくれましたからね。それが今アウトレットになってるからいいけども、何とかサービスエリア的な24時間使えるような休憩所、これが大事やと思います。
そうなってくると、そこに出品する商品とか農産品、これがやっぱり開発されてくると思うんですよ。全国の農産品見てみますと、そういうところに集中して農業も振興してきてますので、ただ問題は、アウトレット行って、農産品とかその地場産の商品って、そんなに並んでませんし、お客さんがやっぱり買おうとしてないですね。アウトレットのものを買いたい。商品は限定されてきますね。だから、地場産の商品と連携するという難しさが相当出てるから、滋賀県のほうのアウトレットへ行ってきましたけど、やっぱりあそこも商店がどんどん入れ替わってますね。同じところがずっと続いてるかって、なかなかそうでもないし、三田も同じこと。やっぱり入れ替わりしないと向こうもお客さんにいろんな新しいイメージも与えな、同じものがずっと地元の農産品だけ、あるいは商品だけ置いとくっていう商店構成っちゅうのはなかなか厳しいなというふうに思います。
そういう意味では、地場産だけ集めるようなアウトレットの商品構成的な、そういう施設が必要になってくると思いますので、これは長期的なこともありますけども、しっかり計画していただきたいなというふうに思っています。
それから、先ほど言いましたように、御朱印というのが今、ブームになってて、本屋さんで御朱印のコーナーがあるぐらい並んでますね。御朱印ってお寺、それから神社、この頃、御城印いうてお城の印が出てますし、それから昔の武将の、歴史ファンが多いんで、武将の名前だけの御朱印帳、御朱印まで出てますね。それから、鉄道印が出てきましたね。城陽市は前、提案してスタンプラリーしたんですけど、何か中途半端に終わってしまって、スタンプ台を取られたりとかいう形で、誰もいませんでしたからできなかったんですけど、反対に、城陽市やから御城印ができてもいいんちゃうかなと。描き手の問題があるかもしれませんけどね。
だけど、お札とかいう部分ではいろいろありますので、考えたら面白いことができるんで、ちょっとスタンプでは寂しいなという思いがやっぱりありますので、そういうところでまちおこし、あるいは住民からそういうところに積極的に参加いただけるようなまちおこしをやっていかないと、外から来てもうてうれしいんじゃなしに、やっぱりうちの市民も一番納得してもらえるような産業構成、あるいはまちづくりというのが必要になってくるかなと思うんです。よその人が喜んでくれはって、市民がそっぽを向いてるやつは続かない。トータル的に参事にお答えいただいたらいいと思います。
○
木谷克己まちづくり活性部参事 まず、1点目の税、農業所得であっても税は当然そういった調査もあると思いますけれど、農業所得者の中でも特に認定農業者の方を中心に現在も青色申告をきちんとされておるというのもお伺いをしております。
また、申告義務がある方、例えば給与所得以外で、給与所得の人でもその他の所得が20万以上とかですね。それで、市民税の場合はその所得があれば給与所得以外でも申告しなあかんとか、そういった部分については担当税務課のほうからそういった申告義務の部分、必要な方、必要でない方とかいった部分をやっぱりそちらのほうで当然また周知、お知らせをしていく必要があると思いますし、そういった申告義務という部分の農業者の方も含めた市民の方への意識づけというんですか、認識を高めていく必要があろうというふうに思っております。
また、あわせまして、委員もご存じのとおり、JAのほうでもそういった申告資料等も常設されておりますので、そういった部分について、そういった機会でちゃんと本来の義務を果たしていただけるような取組や、またそれを周知していく必要があるというふうに考えるところでございます。
それから、道の駅の関係、地場産業との連携というんですか、やはりそこら辺につきましては、先ほど土居委員のときも申しましたとおり、せっかく多くの方が城陽市を訪れられるという部分は、そのアウトレットのみに限らず、地元の産品、商工業者も含めた産品を購入いただける機会、そういった場というものがやっぱり必要であるというふうに考えておりますので、それらについては先ほど副市長からありましたが、物産館、五里五里の丘の北側ゾーンの整備の部分も含めて、全体的な中でそういった施設の整備も含めて、どういった形でするのかということはございますけれども、そこはそういった部分、城陽市に来ていただいた、アウトレットに来ていただいた方々が、なおかつ地元の産品も買っていただける、それがまた繰り返してリピート的に来ていただけるような施設の設置が必要であるというふうに考えているところでございます。
それから、ご提案いただきました御朱印ブームという部分で、そういったまちおこしの観点からの城陽市として取り組むということ、そうですね、ご提案いただいた内容については大変面白いかなと思いますけども、そういった部分、スタンプなり御朱印を押していただく施設を城陽市内を見た場合に、どういったところで来ていただいてやっていけるのかという部分もございますので、それはエコミュージアムの事業とも絡めて、ちょっと総合的に考えていく必要があるんじゃないかな、考えて、また取り組めたら取り組める方向で検討していく必要があるんじゃないかなというふうに考えるところでございます。
○本城隆志委員 農業所得のことで言いましたけども、税金の申告をすることによって、税を取られるだけじゃなしに、反対にそういうことによって、困ったときに補償してもらえる保険的な意味合いもあるから、だから無申告の人が次、補償してくれ言うたって補償してもらえないでしょう。今回でもコロナの問題でも、前年度の所得に対して今年収入が減ったから申告で、お金の補助をお願いね、だけど、今までそんなもん税金なんか払うか言うてた人が、減ったからくれ言うたって、なかなかそれは難しいことと同じことで、そういう意味ではしっかりと把握することが大事だろうけども、国のほうも所得の把握をこれからもっと厳しくなってくると思いますので、だから、厳しくなったけれども、反対に補助ももらえる可能性もあるよということをしっかり言わないと、税金の申告ばっかしでPRしたってなかなか納得してもらえないと私は思うんですよ。
だから、農政のやってることはほとんど農業指導じゃなしに、保険指導みたいなことやってますやん。今年何の作物が取れないからこんだけの補助を、保険で返していきましょうということばっかしやってますやん。だから、さっき土居さん言われてたように、自分で作ってみて、こんな作物はこういうふうにできるんやっていうチェックが全然農政はできてなかったと僕はずっと見てて思いました。
それから、城陽市の農協だってほとんどできてないんですよ。奈良のほうなんか行ったら、それを結構してますから、花にしろ、養鶏にしろ、養豚にしろ、すごいいろんな作物が出てるから、まほろばのあの市場みたいなことができる。JAがやってますけども、道の駅でもないけど、道の駅ぐらいのにぎわいがあって、駐車場もすごいですね。だから、駐車場にガードマンが絶えず1人2人は常駐してますから、それぐらいのことをしよう思ったら、にぎわいがないと生産者も意欲が湧かない。物がなくなったって裏の倉庫からどんどん出てきますからね。どんどん買ってもらえるから、傷む前にもう売れちゃうから、いいイチゴがやっぱり、よそへ行ったら1,000円ぐらいのやつが400円、500円で出てるという、いろんな値段の層もありますから、そういう意味ではお客さんが地元の人を含めて、よそのほうからも1回来たらリピーター客として来るような状況が生まれてくるというのは、やっぱりそこにあるかなと。
だから、ハイキングしてて、店先、家の軒先で売ってるものをたまに買いますけども、かというてリュックサックいっぱいに買うほどハイキング中、買いませんからね。そういう意味では、どういうパターンがいいのかというのは、やっぱりよそでも検討してもらわないかんし、それから、皆さんが視察に行った先で見てくるだけじゃなしに、自分の休みのときにそういうところを見てくるぐらいの時間の使い方、仕事ではなしに、仕事やってるからそういうところにも興味持ってもらって動くという、この大事さがやっぱり職員の面白さやないかなと思うんですね。
だから、市長なんか、副市長なんかでも、いろんなところも経験されて、経験されたから、よその行ったところでそこに目がつくものが違ってくるんですね。夫婦で行っても、奥さんはきれいなとこ見てたけど、お父さんは何か水路の問題とか側溝の問題、道の凸凹の問題、そんなとこをやっぱり市の職員で見てしまうなと。これが大事かなと。そういうところで農業のほうにどう生かすか、あるいは商工のほうにどう生かすかということをやってもらったらいいと思います。
それから、御朱印ですけども、城陽市に御朱印取ろう思ったら、結構30、40もあるんですよ、チェックしたら。それはそういう目で見てるからですよ。あなたはそういうところのほうに関心がないからああいう答弁になっちゃう。神社仏閣だけでも15から20あるんですよ。ただ、そこに常駐してる住職とか、それから宮司さんがいないから、それをどうするかとか、だからイベントのときだけにするかによってまた変わってくるし、そういうことで人が出入りすることによって、ご近所の人がそこのお寺の氏子でなくても近所を掃除するようになってくるとかね、あるいはそこの周りでちょっとした野菜でも売ってみようかとかね、いろんなことがやっぱりまちおこしになってくると思います。
だから、御朱印っていうのは、そういう意味では全国的にブームになってるのは、若い人まで御朱印をもらうために関東まで、あるいは九州まで行く人がいますので、私も韓国のほうのお寺で行ったときに、御朱印下さい言うたら、向こうはなかったんですよ。ただ、御朱印帳を見せたら、お寺の大きな四角い印だけ押してもらいました。それでも納得して帰ってきましたので、よかったですね、そういうのも。だから、何かのきっかけ、ここにこういうものがあるよというPRでは、いろんな分野で仕掛けをしていくっていうのが大事かなと思うんですよ。まだ仕掛けが不足してるなというふうに思いますので、その辺り答弁いうたってね、長期的なことでもありますけど、短期でできることも考えたらあると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○谷直樹委員 失礼いたします。私からはこの77ページで、この下の欄の(2)番、住宅資金の融資に係る経費、いわゆるマル住、これ、一応1,000万ってあるんですけど、このメニューの内容をちょっと教えてほしいと思います。
それから、82ページ、6次産業化の推進に係る経費等々で、今この概要版を見てますと、イチジクカレーと梅ビールかな、それとイチジクソーセージ、この上のやつがちょっと分からへんけども、ただ、6次産業化でプラットフォーム等々でいろいろとやられていると思いますけども、これは今までの実績であって、今後どういう形で進めていかれるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
それと、91ページと93ページが東部丘陵地に関する件ですね。ここに東部丘陵地の利用支援に係る経費と、東部丘陵地の整備に係る経費、それと東部丘陵線の整備という形で項目あるんですけど、特に東部丘陵線は道路で分かるんですけどね、東部丘陵地の整備と東部丘陵地利用支援に係る経費、委託料とか、あと使用料、東部丘陵地の整備に係る経費の中で、公有財産購入費、東部丘陵線は当然道路ですから、これはいわゆる公有財産購入という形ですけども、この東部丘陵地の整備に係る公有財産購入費等々、これの内容ね。それとあと、委託料もありますけど、この辺の内容を教えてください。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、私のほうからマル住融資の関係につきまして、ご答弁をさせていただきます。
城陽市の住宅融資資金制度、マル住融資制度は昭和53年に開設をいたしました制度でございまして、城陽市在住の勤労者を対象とし、住宅の新築、購入及び増改築並びに修繕に必要な資金を融資し、持家の促進及び住生活の向上を図る目的で設置をしているものでございます。
○
加田典義農政課長 私のほうからは、6次産業化についてご答弁申し上げます。
令和3年度につきましては、今年度コロナの関係で開催できませんでしたプラットフォームの開催であったり、各種講習会の開催を実施していきたいというように考えております。
また、令和元年度から、先ほど委員からもお話がありましたイチジクカレーや和紅茶につきまして、今後の販路開拓等の支援をしていきたいというように考えております。あと、2年度に開発されましたイチジクソーセージにつきましても販路開拓の支援をしていきたいということで考えております。あと、茶生産組合のほうが城陽産茶葉を用いた商品の開発を現在、振興しておりますので、その商品開発について支援をしていきたいというように考えております。
○木村敬
東部丘陵整備課長 そうしましたら、私のほうから東部丘陵地の予算の内容についてご答弁申し上げます。
まず、先に91ページの東部丘陵地の利用支援に係る経費でございます。こちらの委託料はどういった内容のものなのかというお問いかけでございました。こちらにつきましては、いわゆる東部丘陵地の今後の土地利用に向けまして、上下水道であったりとか、あるいは雨水排水、こういった施設整備を、いわゆるインフラ整備になるんですけども、こういった検討を行う委託料というところでございます。
あと、この東部丘陵地の利用支援に係る経費の使用料ですかね、これは何かというお問いかけがあったと思います。この使用料につきましては、東部丘陵地、山砂利採取跡地に産廃等が持ち込まれないようにということで、監視カメラを地内に設置しております。その監視カメラを設置するに当たって、そのカメラの設置使用料といいますか、その予算を計上しているものでございます。
次に、東部丘陵地の整備に係る経費でございます。こちらについて、公有財産購入費ということで予算計上させていただいているところでございますけども、これにつきましては、
スマートインターチェンジアクセス道路、これ仮称なんですけども、この道路整備を行うに当たりまして、必要な用地の購入というものが出てまいりますので、その費用を予算計上しているものでございます。
あと、委託の内容というところでございますけども、こちらにつきましては、スマートインターチェンジのアクセス道路、これも仮称ですけども、それの詳細設計業務等、こういったものを行うこととして予算計上しているものでございます。
○谷直樹委員 まず、住宅資金、いわゆるマル住の関係ですけども、これは昭和53年からこういう形の制度でやられてるということで、53年当時とまた今とね、53年当時は、私の記憶では多分住宅金融公庫等々とか、あと民間の金融機関の融資も厳しかった時代やったと思うんです。そのときにはこういうような制度があったら有利やったんかなと思うんですけど、今現在この住宅ローンも、例えば民間金融機関の金利なんかやったら0.5とかいう数字、あとフラット35かな、住宅金融公庫等、これも固定の10年、1.1とか1.2というような時代なんですけど、これマル住さんの場合、今言いました金利とか、この枠とかね、一応1,000万というたら、例えば住宅ローンで足らん部分をこれという形の利用の仕方とか、その辺、利用者は近年どれぐらいあるのか。ちょっとその辺をまた教えていただきたいと思います。
それと、6次産業化の推進、今答弁ありましたように、イチジクカレーとか、イチジクソーセージかな、それから和紅茶等々ね、一応開発する、6次産業化ということで、6次産業化というのは生産者の方が加工して販売するというようなことですね、六次化という形で、一次、二次、三次と。それを委託したり云々して、その協働でやられると思うんですけど、販路拡大っておっしゃいましたけど、これイチジクとか、これは季節物で、例えばカレーに入れて加工したら賞味期限、消費期限かな、それがそこそこあると思うんですけど、とかソーセージ、これも冷蔵保存か云々とかいうことで加工してからされると思うんですけど、この販路開発ですかね、拡大とかおっしゃいましたけど、物を作るのにまずどれぐらいのもので、どれぐらい作れるのかと。
それと、そのPRする報道とかね、その辺、まずはこれ基本的に城陽市民の方に知ってもらわなあきませんわね。今はそりゃネットとか販売はいろいろと方法ありますけど、まずはやっぱり地元の方等々にこういうのがあるよと。例えばこのイチジクソーセージ、これは去年かな、開発されてやらはったと思うんですけど、私、食べたことないですわ。どこに売ってあるか分かりません、現にね。イチジクカレーは何となく売ってあったとこを見たことあるんですけど、まずはこれ地元云々から発信していかんとあかんのちゃうかなと思うんですよね。それで口コミも必要ですし、あとはネットとかね、あとデパートでの販路はあると思いますけど、その辺、基本的にどういうふうに考えてはるのか、ちょっとその辺を教えてください。
東部丘陵地。東部丘陵の利用云々のことですね。ライフラインとかインフラ整備云々とか、今その支援とおっしゃいましたけど、例えばアウトレット等は今現在ね、調整池から造成工事してはりますけど、アウトレットに関しては、いわゆるライフライン、いわゆるインフラということはそこそこされてる。また、青谷先行整備地区の伊藤忠さんと云々の物流のところは、たしか下水は浄化槽で、上水は宇治田原さんかな、今、供給というようなことやったと思うんですけど、この広大な、いわゆる東部丘陵地のそういうようなライフラインとかインフラ整備等々は、東部丘陵線という道路ができますから、そこにどういう形で入れていかれるか分かりませんけど、その辺のことを考えながら、やっぱり基本的に東部丘陵地の地権者っていうのは砂利採取業者さんですよね。だから、その方々ともやっぱり連携して、例えば費用負担とか、その辺のことをある程度これを設計委託をされたら、その辺のことも考えながらやらんとなかなか難しいんちゃうかなと僕は思うんですよね。その辺のことをどういうふうに考えてはるのか、ちょっと教えてください。
それと、スマートインターアクセス道路等、多分これアウトレットの外周道路とスマートインターとの間をつなぐこのアクセス道路と、将来多分城陽井手木津川バイパス等々の接続、その辺のことの基本的なこと、まずこれして、そこからそれをつないでいくというような形の計画やと思うんですけど、その辺ですね、将来的にこのアクセス道路等、それとあと、今言いましたように24号バイパスとの接続等も考えながらのことやと思うんですけど、その辺、具体的にちょっと難しいか知りませんけども、その方向性等々をあれば教えていただきたいと思います。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、マル住融資につきまして、さらにご質問をいただきましたので、ご答弁させていただきます。
まず、融資の条件でございますが、新築、購入、増改築に係ります金利は1.65%としておりまして、融資限度額は1,000万円でございます。修繕に係ります金利は1.5%で、融資限度額は300万円となってございます。近年の利用状況でございますが、平成27年度に1件、自宅のリフォームでご利用いただいているというような状況がございます。
委員ご指摘のとおり、民間では現在、非常に低利で有利な金利の融資制度があるというご指摘もございます。おっしゃられるとおり、そういう部分もございますが、様々な民間企業、民間の金融機関では様々な融資の条件等もございます。そういういろんな条件の中で、何がその方にとって有利かというような部分があろうかと思いますけども、市といたしましては、その民間の金利が安いからというような部分とはまた別で、市といたしましてもこのような制度、住宅融資制度について最低限の受皿として実施をしているものでございます。
○木村敬
東部丘陵整備課長 まずちょっと初めに、私、先ほど答弁させていただいた内容を一部訂正させていただきたいと思っております。
まず、使用料の件でございます。使用料、私、先ほど監視カメラの設置の賃借料ということでお答えさせていただいたんですけども、それは山砂利対策に係る経費の使用料の中で、監視カメラの賃借料について計上しているところでして、委員からお問いかけがありました、すみません、東部丘陵地の利用支援に係る経費の使用料につきましては監視カメラの賃借料ではなしに、東部丘陵地整備委員会というものを城陽市の東部丘陵地まちづくり条例に基づいて設置しているわけですけども、この整備委員会等の開催に係ります、いわゆる会場の使用料、そういったことで3万4,000円を計上させていただいているというところでございまして、ちょっと私、間違ってお答えさせていただきましたので、まずその点、訂正させていただきます。
それでは、今ご質問いただきました、まずインフラ整備について、事業者にも一定負担を求めるべきではないかというお問いかけでございます。これにつきましては、現時点ではまだちょっと決まったものというのはございません。今後そういったことについてもどうしていくべきかというところは検討してまいりたいと、このように考えているところでございます。
2点目いただきました、城陽井手木津川バイパスからのいわゆるアクセス道路の件でございます。それにつきましては、東部丘陵地整備計画の中でも一定、アウトレットに向かう道路というものもゾーニングの計画の中では示しているところでございまして、実際のその整備の段階というのはまだ中間エリアの部分になりますので、まだしばらく先になるやもしれませんけども、将来的には必要な道路ということで考えております。現時点で、どのタイミングで整備ができるかという見込みについては、今時点では明確にお答えすることはできないんですけども、将来的な必要な道路ということで位置づけをしておりまして、それも将来的には接続できるような形でアクセス道路については整備してまいりたいと。そういう道路もつける、接続できるという前提の中で、スマートインターチェンジのそのアクセス道路については計画してまいりたいと、このように考えているところでございます。
○
加田典義農政課長 私のほうから、6次産業化の製品の販路開拓についてご答弁を申し上げます。
現在、開発されました製品につきましては、旬菜市であったり五里五里市の直売所での販売であったり、ふるさと納税の返礼品としての活用をしております。あと、イチジクカレーにつきましては、山城地域のJAの直売所等でも販売されているというように聞いております。あと、市の産業サイトのJoInT等でも商品等のPRを今後進めていきたいというように考えております。
○谷直樹委員 東部丘陵地の件ですけども、これからということで分かるんですけども、やはりその辺きちっと将来的な検討の中で、東部丘陵地っていうのは皆さんご存じのように、もう420ヘクタールですかね、そのうちまだ今回はアウトレット27と、物流が9、10ヘクタールですか、まだまだあるということで、将来的にこれをどうするかというのは大きな問題ですけども。
それと、すみません、追加で、ごめんなさい、東部丘陵線のこの公有財産購入費、東部丘陵線というのは道路自体はあれ、砂利業者さんが寄附という形でしたね、たしかね。あと、この公有というのは、のり面等々の何か交換とかいうて、建設常任委員会でも報告あったんですけども、その辺の費用になるんですね。その辺のちょっと確認だけお願いしたいと思います。
それと、この東部丘陵線整備事業負担金とあるんですけど、これはNEXCOさん等々の関係かなと思うんですけど、その辺のちょっと内容だけ教えていただきたいと思います。
それと、6次産業化云々の件ね、これからということで、なかなか難しい面はあるんですけど、例えば城陽やったらイチジク、それと梅、それからてん茶等々、それから花卉類ですかね、とか、そういうような特産品を6次産業化にして、城陽市の特産をPRしていくというような事業の中身やと思うんですけど、これ1つのキーワードで、プレミアムという言葉があるんですよね。ただ、これはアウトレット、三菱プレミアムアウトレット、プレミアムという言葉、あれ日本人弱い。だから、プレミアムいうたらちょっと違う、普通よりもちょっと上やという感じなんで、その辺のいわゆるキーワードもやりながら、例えば今現在、商品開発されますよ、例えばイチジクカレーでも、プレミアムイチジクカレー、何がちゃうか、ちょっとしたことでね、またこれ売れる要素にもなるはずですわ。だから、そういうこともちょっとPR、開拓の作戦の中で、例えば商品開発の中で、6次産業化のプラットフォーム等々の中の協議の中で、そういう言葉もちょっと入れはったほうがええかなという、これは私の提案というか、思いですけれども、それをよろしくお願いしたいと思います。
それと、マル住の内容は当然市としても受皿をということで行うと。分からんこともないですけど、たしか、ほんでこれ、担保設定も要りましたね、たしか私の記憶では。抵当か何かの条件やったと思うんですね。だから、そうなってくると、銀行さん等から借らはって、その枠とかその所得とか、いろいろな審査の基準があると思うんですけど、これはこれで一応受皿として置いておくというようなことで、私、理解しておきますので、よろしくお願いします。
それで、東部丘陵地だけちょっとすみません、追加でお願いできますか。
○仙田政和新名神推進課主幹 それでは、東部丘陵線の公有財産購入費及び東部丘陵地整備事業費の負担金の内訳についてご説明いたします。
東部丘陵線の公有財産購入費13億4,593万3,000円でございますけれども、東部丘陵線の本線、また調整池等の地権者に直接買収で関係する地権者への用地買収費ということになります。また、東部丘陵線の整備事業負担金でございますけれども、こちらはNEXCOとの協定に基づく内容でございまして、東部丘陵線の物件補償に関わる算定業務や、あと同時施工に伴う工事の負担金という形で、9,611万円ということで計上しております。
○谷直樹委員 今の東部丘陵線、これは砂利屋さんがほとんど寄附じゃなかったんですかね。これぐらいやっぱりまだその民間の地権者がほかにおられてということですね、これ、はい。
○大石雅文
まちづくり活性部新都市政策監 すみません、基本、東部丘陵線の本線部分についての用地につきましては、砂利事業者さんのほうからの無償の寄附をいただくという事業の、そういう枠組みで進めております。ただ、その中にも一般の地権者さんであったりとか、そういう方がおられます。それとあと、本線以外の附属施設、調整池であったりとか、要するに道路の本線以外のそういう附属施設の部分の用地の買収というのが必要になってまいりますので、今回それの部分の公有財産購入費というのを計上させていただいているというところでございます。
○谷直樹委員 分かりました。13億4,600万やね。これ、どれぐらいの坪数の面積があるんですか。13億でしょう。例えばアウトレット等が、三菱さんが購入されたときの金額、あれやったら私も頭の中に入ってるんですけど、何ぼとは言いませんけどね、できたらこれ、そこそこ、どのくらいの面積かなというのがちょっと教えていただけますか、分かったら。
○大石雅文
まちづくり活性部新都市政策監 実際これから用地のご協議というのをさせていただいていくところにございますので、その中で地権者さんのほうには単価の提示という、そういうステップを踏んでまいりますので、ちょっと詳細な面積というのは今この場でのご答弁というのは控えさせていただきたいと思うんですが、必要な地権者数は5地権者おられまして、13筆の用地になります。
○谷直樹委員 当然、鑑定評価、鑑定してきちんとしてやらはると思うんですけど、その辺、東部丘陵線ね、整備されることによって新名神開通に合わせてになりますけれども、やっぱり城陽市ころっと変わると思いますし、その辺は協議していただいて、取りあえずそのときに間に合うようにやっていただかんと、ちょっと遅れると、やっぱりその辺の絡みでなかなか難しい面も出てきますので、やはり新名神全線開通に合わせての東部丘陵線整備と、あと今後の東部丘陵地の在り方といいますかね、いわゆる中間ゾーン等々のゾーン化、今度見直しのときですかね、多分予定やらはると思いますけども、その辺よろしくお願いしたいと思います。
○語堂辰文委員長 11時30分まで休憩にします。
午前11時17分 休憩
─────────────
午前11時30分 再開
○語堂辰文委員長 それでは、質疑を再開いたします。
○小松原一哉委員 失礼いたします。私のほうから、大きなくくりで観光というか、要するに城陽市をどうアピールしていくかという観点で質問したいんですけど、細かい数字を上げては質問しません。ただ、項目としては、まずはお茶の振興についてということと、あと観光の振興についてというような2つのカテゴリーに分けられると思います。ただ、これ両方とも関連していることなので、その辺、質問の内容がちょっとお互いに影響し合うところがあると思いますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。
予算書でいきますと、85ページ辺りに、お茶の京都DMO負担金とか、観光協会について記載があるんですけど、あと概要のほうでも16ページ、これはお茶のDMOの部分で、これは広域観光の推進というところですけど、実際お茶の振興とも関連していることなので、その辺はお尋ねしたいと思うんですけど、予算書の81ページですね、お茶の振興については毎年、よしずとか、こもの補助金として予算をつけておられるのが主になってくるんですけど、こだわりのてん茶づくりの事業補助金という形でも記載はされてるんですけど、特に城陽は木津川沿いに浜茶という名称で、てん茶の産地としては、これはもう世界に誇れる産地があるんですけど、こういうお茶の振興についての予算をつけていただく、毎年つけていただいてるんですけど、その予算化することによってどれぐらいの効果が上がっているのかなっていうのがこれ、数値的なものでもし把握されているんであれば教えていただきたいと思います。
同様に、観光の振興についての観光協会の補助金、これも2,900万余り予算化されているんですけど、これも毎年補助金として予算を出されてますけど、これの費用対効果といいますか、市としてこれだけの補助金をつけてる中で、観光協会としての機能ってどれぐらい効果が発揮されているのかっていうところを、どういう形で把握されているのかということを教えてください。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、私のほうから観光協会の関係につきまして、ご答弁をさせていただきます。
観光協会、どれぐらいの効果があるのかというようなご質問でございますけども、まず、観光協会は設立19年を迎えられておられまして、市の観光振興に貢献をいただいているというふうに考えております。本市の観光入り込み客数が令和元年で96万9,000人でございまして、目玉でございますTWINKLE JOYO、こちらには約12万人の来場があったところです。
本市の観光施策の方向性といたしましては、その都度観光協会に伝えておりまして、協議をしながら観光を盛り上げていくということをしているところですけども、特にこれから今、取り組んでいるところといたしましては、広域化、特に外からの観光客の方っていうのが多く見えられることになりますことから、広域的な集客を目指す施策、PR、こういうことについて情報を共有しながら実施をしているというようなところでございます。
○
加田典義農政課長 茶の振興に係る経費といたしまして、茶生産振興事業費補助金ですけれども、これにつきましては新規の設置する茶棚の設置費用の10分の1の補助を行うものでございますが、令和元年度の実績は1件でございます。
○今西仲雄副市長 今、課長のほうから直接的なご答弁だけ上げさせていただいたということだというふうに思いますんですけれども、今、委員のほうからもございましたように、まさしく城陽のてん茶っていうのは宇治と並んで本当に日本の最高峰ということでございます。
そういうことで、直接的な茶生産に対する支援、これは先ほど課長がお答えしたとおりでありますけれども、それと同時に、先ほどもお話しさせていただいた6次産業化であるとか、あるいはもう一つの農商工連携ですね、特にこちらのほうについては、ちょっと具体名を申し上げるのもあれですけれども、マールブランシュさんの涼茶の菓に実際にお使いいただくというようなこともございますし、さっき和紅茶というふうな形で今、6次産業化が進められているというようなこともございます。
ほかにも、これも具体名を申し上げてあれですけれども、例えば孫右ヱ門さんなんかでは、実際にお茶の生産と同時に観光茶園化っていうんでしょうか、インバウンドの方も含めて、ちょっと今はできませんけれども、そういったようなことも幅広くやっていらっしゃるというようなこともございますので、本当に総合的な形でこの城陽のてん茶の振興、それからPR、そういったものに大変役立っていただいていると。城陽のPRにも大変役立っていただいているというふうに考えております。
そういう意味では、なかなか数値化っていうのは申し訳ないんですけども、十分にはできておりませんけれども、かなり大きな効果を生み出しているというふうに考えております。
○小松原一哉委員 ありがとうございます。私の聞き方がちょっとまずかったかもしれないんですけど、毎年こういうふうに予算化をされて、実際その観光振興にしろ、お茶の振興にしろね、どこに向かってるのかっていうのをもうひとつ何か伝わってこないというか、市民の方もどれぐらいの方が認識されているのかなっていう、我がまちのそういう振興という意味で。だから、その辺はやっぱり行政で一定の方向性とか、大きなくくりのコンセプトっていうのを打ち出す必要があるん違うかなという思いがあります。
先日、企画管理部のところでも、ちょっと質問させていただいたんですけど、何を売り出すのかっていうことですね。振興というか、例えば城陽市のイメージを内外というか、外に発信するときにもそうなんですけど、例えばこういう特産物の売り込みというか、を売り出すっていうところで、今ちょっと言葉を使ってしまいましたけど、売り込むっていうのと、売り出すっていうのは、ちょっと分けて考えないといけないと思うんですね。売り込むというのはある意味ターゲットを絞って、そこに売り込むのであって、もう一つ売り出すっていうのは、例えば大きなイメージとして、こういうものとか、例えばお茶ですとか、城陽の特産品を売り出すにしても、まず生産しているこのまちのイメージを外に向かってどういうイメージで売り出すかっていうことを考えるのとでは、ちょっと切り離して考えないといけないかなと思ったりもしてます。
そういう意味では、お茶の振興については、実際お茶を生産されている農家の方といろいろとお話を聞いている中で、皆さん物すごくこだわりを持って作っていらっしゃいます。もちろん世界に誇れる上質のお茶を、抹茶の原料になりますてん茶を作っておられる農家の方なんか、本当に一年中手塩にかけて育てて、またもう1か月もすれば茶摘みのシーズンも来ますけども、本当にこだわって、選果というのは、あれはお茶の場合は葉っぱを取って、手摘みで丁寧にてん茶にされていくわけなんですけど、それとオフシーズンの間で剪定ですとか、施肥ですね、肥料であったりとか、夏の暑いときは水をやられるという、僅かな気象の変化にも対応して、その都度その都度こだわりを持って作業されてるという中では、そういう物づくりに対するこだわりっていうのは物すごい持っていらっしゃいます。農家の方はみんながそうやと思うんですけど、いわゆる職人的な感覚っていうのを物すごく大切にされているってあります。
だから、物としては物すごくいいものを生産されるんやけれども、実際これが市場に出たときに、その商品価値がどのように評価されてるのかなっていうのは、これはなかなか生産者の方の努力だけではできないんですけれども、やはりそういうことを考えていくと、そこにやっぱりこういう行政とか、そういう茶業界、流通も含めてどういうふうに関与していって、その産業を発展させていくかというのを考えていかないとと思うんですね。そういうことを考えると、いろいろなところでこういうのを出されているのは、もちろんそれはもう大事なことやと思うんですけど、もう少し発展的に何かできないのかなっていうような提案をしたいと思うんですね。
ちょっとお話替わりますけど、先日新聞報道で、お隣の宇治市が、宇治市もてん茶をどうやら力を入れてPRしていくような記事が出ていました。やっぱりてん茶というのは城陽の専売特許みたいに私は思ってたんですけど、山城全体で考えたら、やはり山城のお茶っていうのは抹茶の原料になる上質のてん茶を生産されてる方がたくさんあるので、負けてはいられないとはいえ、これは広域的に、やはりお茶の文化をもっと発展させていくというようなコンセプトで取り組んでいかなあかんのかなっていうふうに思います。
そういう意味では、お茶の京都DMOっていう事業でいろいろと毎年展開されてるのは評価できることなんですけど、その辺ですね、1年前やったと思うんですけど、私も一般質問で、ブランド化という意味でワインの格付の話をちょっと引き合いに出しまして、お茶のそういう格付みたいな考え方は導入できないかみたいな質問をさせていただいたんですけど、ぜひこれ、京都府でもいいですし、山城地域でもいいですし、京都のお茶を産出する地域で、そういう新しいコンセプトをぜひ城陽発信で皆さんやりませんかというのを提案されたらどうかなと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 まず、委員から様々な本市の産業の展開がコンセプトとして打ち出しが必要と、なかなかできていないというようなご指摘だと思うんですけども、まずこの平成29年度に第2次観光振興計画を策定をさせていただきまして、それに引き続きまして、その観光も包含した産業のビジョン、本市初の産業のビジョンを平成30年度に策定いたしまして、その後、令和元年度に六次化戦略を策定をさせていただいているところでして、その3つの戦略ビジョンの中で、本市の特産物についてしっかりと振興をしていく中で、戦略的に、広域的な観光というような、先ほども私、申しましたけども、多くの方がこれから交流人口が増えるというようなところにしっかりと打って出ていけるように、本市の特産物についてもしっかりとPRして売っていこうというようなことを命題として掲げさせていただいているところです。
それが現実問題としてなかなか今現在、浸透していないよというようなご指摘かと思います。そちらにつきましては私どもとしても、今後ともしっかりとそれは進めていきたいというふうに考えているところですが、様々なターゲットがありまして、様々な取組が様々にあろうかというふうに思っております。
特にお茶につきましては、本市はかねてよりそういう高級な、先ほどプレミアムというようなお話もありましたけども、高級なてん茶を生産をする土地でございます。こういうものについては、本市だけではなくて、もっと広域的に取組を進めていくというようなことで、お茶の京都DMOとも連携する中で、様々にそういうような製品について、もっと外へPRしていこうというようなことについて取組をしているところでございまして、新たな製品、それは旅行商品というのも含めてでございますけども、そのような開発というのを進めているところです。
特にてん茶につきましては、宇治も実はてん茶を生産をしておりまして、宇治と城陽が大体てん茶を作っているところになるんですけども、そのようなてん茶は新たな商品なども生まれておりますけども、城陽でも城陽のその茶農家さん、茶生産組合の皆様が、先ほど農政課長のほうからも少しお話がありましたけども、新たな商品開発ということで、その城陽の茶葉を使った商品を作っていこうというような取組も現在進行形で進められておられるところです。
様々なそのお茶でありますとか、イチジクでありますとか、花でありますとか、梅でありますとか、そういう特産物について、様々に製品化されておりまして、農業者の方が、商工業者の方、連携した取組というのによって商品もどんどんと開発をされてきているところでございまして、私どもといたしましては、そういう製品についてどんどん外へPRしていくというようなことは今後ともしていきたいというふうに思っておりますし、その1つの形がふるさと納税でありますとか、あるいはホームページのPRでありますとか、あるいは首都圏と連携をするしぶや連携事業というのも今回の予算を計上させていただいておりますけども、そういう中でも城陽の特産物のPRというのをしていくというようなことで、城陽の特産物をどんどん振興していこうというようなことで取組を進めているところではございます。
一つ一つが、まだ全てが結実をしているところではないというのは十分承知をしているところですが、こういう商品を広く地道にPRをしていくことで城陽のよさをもっと知っていただこうと、城陽のここしかないものというのをPRしていきたいというふうに考えているところです。
○小松原一哉委員 今のご答弁、よく分かるんです。理解はできます。
ただね、今おっしゃられたことを裏を返せば、全国いろいろ津々浦々、特産品を持ってはるところあるんですけど、同じような取組してはるんですよね。やっぱりそこから1つ抜け出ることを考えないと、これからの時代はそういう時代やと思うんですけど、例えばその過去を振り返っていきますと、私が生まれたのは1960年なんですけど、まさに日本は高度経済成長時代で、大阪万博でその10年後、1970年の頃、テレビCMを見ていても、大量とか大きいこと、でっかいことはいいことだみたいなキャッチフレーズでお菓子を売ってた頃だったんですけど、高度経済成長時代っていうのはそういうふうに大量生産で、とにかく大型化とか、そういうものがもてはやされてる時代やったんですけど、それが10年もたてば、今度はそれだけ大量消費していいのかというような、もちろんオイルショックもあって、それからは私の記憶では、質の時代に入ったな思ってたんですよ。
外見よりやっぱり中身。中身はやっぱり品質のしっかりしたものが売れる時代があった。それがまた数十年たったら、今度は個人個人でオリジナリティを求める時代が来て、個の時代やと思うんですね。そこで出てきたのがプライベートブランドとか、そういう時代やったんですね。
今はそしたらどういう時代になってきたのかなっていうのは、どうでしょうね、皆さん、ちょっと考え込んではると思うんですけど、やっぱり私は今、産業界というか、今のお茶の振興の話からこういう話してるんですけど、世の中のその消費動向っていう中で、今の時代っていうのはやっぱりそのもののコンセプトがしっかりしてるものが売れる時代なのかなと思います。これから先どうなるか分からないですけど。
だから、茶の振興にしても、観光振興にしてもそうなんでしょうけども、やっぱり私たちのまちで産出するものとか、私たちのまちで何を売ってるのかなっていう、その中身というか、そのコンセプトがしっかりしてへんかったら、幾ら新たな商品開発をしました、城陽産のお茶を使ったお菓子作りましただけではあかへんと思うんですね。そこにはやっぱり一貫性がある、バックボーンというかね、それはしっかりしてないと駄目なのかなと。何か物すごく今の世の中っていうのは多種多様化されて、いろんなところに物事の価値判断っていうのが評価される時代やと思うんで、その辺をしっかり見据えてやらないと、なかなか1つぬきんでたことにはならないんではないかって思うんですけど、ちょっと漠然とした話で申し訳ないんですけど、どうでしょうかね、その辺、そういう考え方っていうのはどのように思われるでしょうか。
○今西仲雄副市長 委員おっしゃるとおりやというふうに思っております。やはり今までのその物質っていうものが、物づくりっていうのが大事にされた、もちろん時代やったんですね。やはり非物質っていうんでしょうか、情報とか物語性でありますとか、そういったものが非常に重要になってきた、そういった時代であるというふうに私も認識をいたしております。
そういう中にあって、少しちょっと離れるんですけれども、城陽のこのてん茶、お茶ですね、これはご案内のとおり、全農のいわゆる流通センターであったり、今も増築中でありますけれども、その品評会の1つの聖地、京都の全体のお茶の言うたら聖地になってるわけでありまして、それが今、この秋ですかね、向けて建設中ということでございますので、それはやっぱり城陽として非常に重要なことかなというふうにまず思っております。
それと同時に、城陽のてん茶っていうのは、やはり最高級のお茶なので、どちらかというと相対で、それぞれの問屋さんとお取引をされるっていうケースがかなり多いというようなことがございます。誰もが知っておられる、例えば菊岡政次さん、もうこの方なんか、私も3年ほど前ですかね、文パルで初めて講演を実際に聞かせていただきました。それはそれは、もうすばらしい講演をされて、たくさんの若い後に続く農業者がみんなが本当に聞き入ってた、そういうすばらしい先達がいらっしゃるということもありますので、そういったいろんな蓄積っていうものを十分に次につないでいくようなことも我々の重要な使命かなというふうにも思っておるところでございます。
直接的なお答えにはならないところでありますけれども、やはり山城のお茶っていうのは、例えば京田辺ですと玉露を中心にやっておられますし、宇治田原であるとやっぱり煎茶っていうのを中心にやっておられますし、和束はそれぞれの独自ブランドというようなこともやっておられるというようなこともございますので、なかなかご提案のその格付っていうのが大変難しい面もあろうかというふうには思いますんですけれども、せっかくでもこういう大きな茶産地の山城でございますので、京都府のお茶の研究所なんかとも一緒になりまして、そういったことについても十分検討を加えていきたいというふうに考えております。
○小松原一哉委員 ありがとうございます。私が思ってる方向性というのは、副市長のご答弁、方向性は一緒なんですよ。同じことを申し上げてるんですけど、そのアプローチの仕方がちょっと工夫が要るっていうところでね、今、格付というお話出ましたけど、私はワインの格付と同じように格付せえとは言うてませんからね。
ただ、ああいう考え方っていうのは、これからお茶の文化の発展ということに関しては、やっぱり必要なんじゃないかなと、そういう時代の要求は多分あると思うんです。今のままですと、恐らくお茶の需要というのはそんなに大きく伸びるとは思わないんですけども、ただ、こだわりを持って上質のお茶を生産されている農家さんがいはる中で、やはりそれをもっと広く普及させていくためには、まず1つは品質の向上というのがあります。さらに品質を上げるっていう、もちろん上質なお茶を作っていらっしゃる方を決して品質が悪いと言っているわけではなくて、茶産業全体の品質の向上っていう意味では、これは私は例に挙げたワインのフランスの格付っていうのは物すごく寄与したわけですよね。病気で全滅になったところから、今のワイン文化っていうのは、やっぱりヨーロッパのそういう格付が始まったということによって品質の向上に物すごく寄与したわけなんですね。
あと、もう一つは需要をどう管理させるかっていうことですね。それにも格付なり、そういう商品としての位置づけっていうのを明確にするっていうことは、市場の消費者にとっては分かりやすくなるという意味では市場の拡大にもなるとは思います。例えばいろいろなところで、そのお茶の文化のデモンストレーションをするのは大事ですけども、やはり商品としてのお茶っていうのが消費者にとって物すごく分かりやすい商品になるっていうことは物すごい大事なことやと思います。
ただ、そういう仕組みをつくるには、やはり行政の力っていうのは必要になってくると思いますので、そこにはルール決めとか、その商品としてのネームバリューというか、城陽産やったら城陽産、先ほど菊岡さんのお名前が出ましたけども、菊岡さんのお茶とかね、そういうところに位置するものをどう位置づけるかっていうのはやっぱりこれは効率的に大きなルールをつくってやっていかないといけないと思うので、1つはそういうところですね、行政に入っていただいて、そういう体系をつくるという、これは大きな流通業界にとって物すごい大きい革命になると思うんですけども、やって私は価値のあることかなとは自分で思ったんですけど、1つそれを城陽から旗揚げし、のろしを上げていただければなと思っております。
それと、今のお話と、観光の話もちょっと連動するんですけど、観光協会のお話なんですけどね、今、観光協会、近鉄の寺田駅前にあるんですけど、将来的には新名神が通りました、プレミアムアウトレットができましたとなったときに、今の観光協会の寺田駅前でいいのかなという素朴な疑問なんですけど、そういうしかるべきときにはもう少しふさわしい場所への移転をして、もっと魅力のある情報発信ができる施設になったほうがいいんではないかなと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 ご案内のとおり、現在、寺田駅東側に観光協会、立地をしておるところですが、委員おっしゃられるとおり、観光にとってふさわしい場所というのがどこなのかという部分も含めて、今後大きくまちがさま変わりをしてまいりまして、交流人口も大きく変わってまいりますことから、場所も含めた観光協会の位置ですね、そういうことについては、そのしかるべき時期にまた検討をするような形で議題に上げていくような形になろうかと思います。
○小松原一哉委員 ありがとうございます。必然的にやっぱり観光協会ですから、城陽市内の方に観光案内するんではなくて、周りから来られた、要するに交流人口のターゲットとしてどこがふさわしいのかなと、今ご答弁あったとおりやと思います。
1つね、観光資源的なことをちょっとお尋ねというか、お話ししたいのは、1つは、これは季節的なものなんですけど、まさに今、今年はもう中止になりましたけど、青谷の梅林の梅まつりとか、そういうことを考えていきますと、例えばJRの山城青谷駅っていうのは、言ってみれば城陽市外からそのシーズンだけ結構たくさんの方が来られるので、そこに今はもう出先機関を置いてあったと思うんですけどね、昨年、駅前に案内所。あれ観光協会さんやったと思うんですけど、もう思い切って観光協会そっちのほうに移転して、もっと魅力の発信をどんどんどんどんするというようなことも1つ考えられるでしょうし、アウトレットができれば、もうアウトレットに隣接したところとか、先ほどからありますように、道の駅構想がもしくはあるとすれば、そういうところとかですね。
それと、もう一つ、観光資源になり得るのは、これは府の都市整備とも関係するんですけど、木津川の堤防にずっと桜堤が整備されてますけど、これね、高速道路から結構見えますよね。今の京奈和もそうですし、新名神からも結構見えるんですよ、堤防がね。だから、もう少し桜堤、整備を進めていただければ、京都でしたら背割堤とか、久御山の東一口とかですね、あそこら辺はもう物すごい人が来はるんですけどね。だから、城陽もそういうふうにして、つくるとすれば桜堤をもう少し距離を長く整備してやれば、桜のシーズンだけかもしれないですけど、あと桜のシーズンでないときも人が憩えるような、そういう公園整備っていうのも1つ視野に入れてやれば大きな観光資源になり得るのかと思ったりはします。
ということで、そこら辺についてはもうご答弁は結構なんですけど、いろいろとアイデアはいろんなところから湧いて出てくると思いますので、ぜひとも私もアイデアを出していきたいと思いますし、アイデアを出すことで、皆さんも楽しいと思うので、もちろん市役所内でもいろんなところからアイデアを拾っていただく。市民からもいろんなアイデアを吸い上げていただいて、魅力あるまちづくりのためにしっかりと進めていただけますように要望して終わっておきます。
○語堂辰文委員長 1時10分まで休憩します。
午後0時01分 休憩
─────────────
午後1時10分 再開
○語堂辰文委員長 それでは、質疑を再開いたします。
○谷村浩志委員 では、お昼からよろしくお願いいたします。まず、
まちづくり活性部の中でも商工観光課の皆様におかれましては、今年度はコロナ対策、いろんなことを講じていただきましたことを改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。
まず、ちょっと予算書の81ページから3点なんですけども、(7)の特産物の振興に係る経費の中で、工事請負費のこの110万円というのが何の分なのかっていうのをまずお聞かせいただきたいのと、次に、(9)番、イチジクの振興に係る経費の委託料ですね、これが前年度より、前年度6万6,000円やったのが43万1,000円に増額されている、これの増額の理由ですね。
最後、(10)番、城州白の振興に係る経費の中で、先ほど概要の中でご説明あったんですけども、苗木の保護材の購入の一部に充てるという部分で、11万6,000円上げていただいているんですけども、これもどれぐらいの量になるのか、何件ぐらい、1件当たりどれぐらいのものなのか、それでどれぐらいの量になるのか、まずこの3点をお願いいたします。
○
加田典義農政課長 まず、今3点ご質問いただきました。
まず、特産物の振興に係る経費の工事請負費のほうから答弁申し上げます。この工事費につきましては、旧の水気耕センターにつきまして、現在、観音堂と共同の農業組合のほうが目的外利用でセンターを利用しております。その中で、使用されてる中で、ガラス温室の一部に不具合が生じておりますので、その部分、地下水の用水管の圧力タンクの改修ということで、工事費を上げております。これは用水管及び圧力タンクに結構古いものですので鉄分が付着しまして、かん水設備の目詰まりが発生しているところです。その部分につきまして、改修を行う費用としまして110万円を上げているところでございます。
あと、次に、イチジクの振興に係る経費の委託料でございますが、令和元年から始めておりますイチジクスタンプラリーにつきまして、令和元年度、2年度と続けてまいりました。3年度につきましても規模を拡大しまして、イチジクスタンプラリーのほうを実施していきたいというように考えております。委託料の中身としましては、スタンプラリーのマップの作成であったり、スタンプラリーの台紙の作成、あとチラシの作成、ポスターの作成、そして完熟イチジクのまち城陽ののぼりの作成、あと商品券の作成となっておりまして、昨年度はスタンプラリーのマップ等につきましては前年度のものを使っておりましたので、今年度、新たに作成するものでございます。
あと、城州白の振興に係る経費としまして、苗木の保護材についてでございますが、苗木の保護材の量に関しましては、梅林振興協議会の方、今7名おられますので、それ掛ける苗木の数30本と想定しまして210本、予算としましては200本分の保護材の購入の補助を算出しております。
○谷村浩志委員 ありがとうございます。最初の工事請負費については分かりました。圧力タンクの管の改修費用ということで、そこはもう結構です。
次に、イチジクの委託料のところなんですけども、ここの概要の説明のところでは、新規参加店舗を募集しと、それで規模の拡大を図りますっていうふうにご説明があるんですけども、これはどのようにして新規参加店をさらに増やされるのか、この方法について追加で教えてください。
それと、最後の梅のほうなんですけども、7名の農家さんに大体30本、それで200本分で11万6,000円になるんですね。これはもう一律に保護材というのは渡されるのか、それともあるんで申請していただいたら、ちょっと買っていただいてっていう感じになるとは思うんですけども、周知でいえば、予算通った後にすぐに周知されるのか、その辺を重ねてちょっと教えてください。
○
加田典義農政課長 イチジクスタンプラリーの協賛店舗につきましては、今年度事業をさせていただいたときに、次やってみたいというお店もございますし、これからホームページや会議所を通じまして、イチジクを使った料理を販売される店舗を募集していきたいというように考えております。
あと、苗木の保護材につきましては、まだ農家の方にはこれから梅林振興協議会を通じまして何本必要かというところをお話ししていきたいというように考えているところです。
○谷村浩志委員 イチジクのスタンプラリーのほうなんですけども、6万6,000円から43万1,000円ですね。これには以前スタンプラリー、スタンプ集めていただいて、抽せんで商品券をお渡ししていただいたと思うんで、それの本数であるとか、そういうような拡充されるというのがこの中に含まれているのか、本数的には去年と、前年度と同様でやられるのか。
何が言いたいかといいますと、去年からのこのイチジクの振興に係る予算経費の増額分が50万円に対して、資料請求で出していただいてるこのJAに聞き取りいただいて、出荷額だけでも去年から900万円増えているということで、これすごい費用対効果が出ているのかなと。イチジクやればもうかるというふうなところに持っていってもらうには、すごいいいお金の使い方なのかなと思っております。
結構うちの周りでも小さなお店でイチジクスムージーとか出していただいて、それも好評だとお聞きしておりますし、このスタンプラリーやってる、うちもやりたいって、先ほどお話もあったように、そういう声もたくさんあると思いますので、これも引き続き城陽市の新しい特産として伸ばす分ではすごいいいことやと思いますので、この6万6,000円が43万1,000円に増えてる中で、商品券が先ほどの部分が後々どうなるのかという部分はちょっと追加で教えていただきたいのと、梅のほうは、今後の話は分かりました。
ただ、その中で、今の木の新芽を食べると、鹿がですね、というのが例年ずっと続いておって、それにネットを京都府のほう、柵、フェンスですね、フェンスというのをやっていただいて、京都府のほうから補助金を頂いてやっていただいてもらっているんですけども、最近ちょっとお聞きしていますと、まだ新芽を食べた後の木ですね、鹿がそこの新芽がなくなったら、今度もうちょっと上を食べようとして、梅の木に登って折れてしまうということも結構お聞きしてるんで、またそれは今後、お聞きになってるとは思うんですけども、対策としては何か講じられる予定はあるのか。そこをちょっと追加で教えていただきたいと思います。お願いします。
○
加田典義農政課長 まず、
イチジク振興の関係の報償費につきましては、今年度、2,000円掛ける20名ということで4万円で実施しております。3年度につきましては9万円ということで、今予算を上げておりますが、1等として5,000円、5名の2万5,000円、2等として2,000円、20名の4万円、3等として1,000円、25名の2万5,000円、計9万円ということで考えております。
あと梅の鹿の対策でございますが、3年度につきましても国のほうにネットの要望というのはしているんですけれども、あと2年度に梅まつりの会場の部分に忌避装置を今つけております。鹿が寄らないように光等々を出すものなんですけれども、それを今、設置してますので、それの効果も見ながら、今後それが活用できるということであれば、ほかのところにも設置を考えていきたいというように考えております。
○谷村浩志委員 ありがとうございます。
梅のほうに関しては、切実に言うてられるところがありますので、もちろん苗木も大事なんですけども、現在の木が守られるというのも非常に大事なので。フェンスしっかりされてるところもあるんですけども、やっぱりまだなかなか全部には行き届いてないなというのがありますんで。京都府のお力で今やっていただいてるんですけども、やっぱりその辺に関しても今後は市で少しでも取り組めることがあるんであれば、ぜひまた考えてやっていただきたいと、これは要望させていただきます。
イチジクに関してなんですけども、実際に出荷額がしっかり上がっている部分と、先ほど6次産業化のお話もありましたが、もうちょっとその小さいお店としっかり連携されて、イチジクの商品が売れると。それの消費というか、喚起にも非常にこのスタンプラリーが有効であったなと思っておりまして、今回、商品券の数も増やしていただく考えでやっていただいてるという部分で、ここはもう何か今までよりたくさんのお店にやっていただければ、もっとイチジクが、城陽市内での消費もどんどん上がってくると思うんで。やっぱりイチジクというのは、取って早いほうがおいしいと、時間たつよりも早いほうが、熟れさせてはるというのもあると思うんですけども、あると思うんで。市内消費がこれでさらに上がっていって、個別の店舗の話になるんですけども、サイクリングのルートの中にそのお店が入っておって、そこで皆さんが自転車を置いてスムージーを飲みながらしゃべってはるのというのも、結構、休みの日にお見かけすることがあったので、意外とこういうところから城陽とはイチジクやねというのがすごい有名になってってると思いますので、これはもうまた引き続き来年度におきましてもいろいろお取り組みいただきますようにお願いいたしまして、終わります。
○西良倫委員 予算書80ページの(5)農業者の支援に係る経費で質問します。
若い農業者就農を育てるための補助金80万円ですけれども、何人の若者が農業就農に取り組んでいるんでしょうか。
それともう2点。その若者たちは、どんな農業に取り組み、若者のグループとしてのそういったね、交流とかが彼らのとこであるんでしょうか。そういったことをやってるかどうか、教えてください。
3つ目です。今年はカラーなど、いわゆる花卉農家の方々というのがかなりコロナのことで影響を受けて、厳しい状況が見られたと思います。これはハナショウブもそうですよね。カラーやハナショウブなど、コロナでの売上減への具体的な支援はあったのかどうか、それ辺りもちょっと教えてください。
それと、次ですけれども、今の谷村委員も質問をした、城州白に関係するところなんですけども、つい最近のことでしたけれども、城州白の振興だと思うんですけども、挿し木の方法などは実地講習している模様が地元の新聞でもありましたが、城州白がいわゆる名前に城の字がついてる、できれば特別の産品というんか、そういう形で思っています。産業支援事業費、さきに今、谷村委員は内容のことを聞かれましたけれども、ここにある産業支援事業費や補助金、額は大きくないんだけれども、生産者を直接支援することはもちろん、その関連商品の支援で今後も支援をしようというふうに市が決めていることがあれば、それはないのかあるのかを含めて、何でしょうか。予算の概要などから説明してください。
ああ、ごめんなさい、もう1点。すみませんね。
予算の概要17ページの下段のところで、東部丘陵線のことですけれども、そこの整備に係る経費というのがあります。新名神の道路整備に併せて書いてるところですけれども、東部丘陵線の用地購入を具体的に、先ほど谷委員のほうからもあったんですけども、教えてください。
そういう中で、この公有地の財産購入というのがありますよね。その中で、先ほどの話の中に、いわゆる13億の中の部分として、自衛隊への用地分というのはあるのか。あるとすれば、それはどれぐらいの面積で幾らなのかというあたりをね、これを分かれば教えてください。
それともう一つ、一部工事についてもって形でね、下のほうに説明がありますけれども、一部工事についても詳細、分かる範囲、分かる段階で説明をしてほしいです。以上、その2点です。
○
加田典義農政課長 私のほうからは、まず、若い農業者就農促進事業の答弁をさせていただきます。
まず、来年度予定しているのは、新規2名の方、予定しております。これまで若い農業者就農促進事業を受けられた方は34名おられます。
あとコロナウイルスに関します花等への補助ですけれども、まず、市の施策といたしまして、令和2年5月補正において、感染症予防対策や影響を軽減するために必要な取組に対する支援としまして、農業者等
新型コロナウイルス感染症対策支援事業費補助金と、事業継続計画に基づく取組に対して支援する城陽産業おうえん補助金を創設しております。
あと花卉に対しましては、城陽市特産等の展示を拡大しまして、市況が悪化してからの追加配布や、ハナショウブの配布数を増加を行いまして、農水省の行っている花いっぱいプロジェクトに合わせて、市職員にカラーとハナショウブの購入を呼びかけております。
あと8月議会におきまして、明日の農業経営支援給付金を計上いたしまして、認定農業者等に対しまして定額10万円を給付し、生産者の経営回復、継続に向けた支援を行ったところでございます。
○仙田政和新名神推進課主幹 それでは、用地の関係の公有財産購入費の中に自衛隊用地が含まれてるかどうかのお問合せでしたので、そちらのほう答弁させていただきます。
内容につきましては、詳細な面積と、あと金額につきましては、申し訳ございませんが、これから契約という話になりますので、今回、答弁は控えさせていただきますけれども、中身につきまして、自衛隊用地は含まれておるという形でございます。
それと、あともう1点、工事の工程という形でお問いかけがございましたが、工事の概要といたしましては、土工事の掘削と、あと管渠工事が令和3年度に予定されているという形でございます。
○
加田典義農政課長 城州白生産支援事業費補助金についてご答弁申し上げます。
補助金の内容でございますが、本市の特産物である梅の販路拡大を図るために、完熟梅の収穫に必要なネットの購入に対し50%の補助を実施するものでございます。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 若い農業者の方がどのような交流をしているのかというようなご趣旨の質問でございますが、JAの青壮年部というのが城陽のとこにもあるんですけども、実は城陽の青壮年部ですね、近隣のJA、他市町の青壮年部と比べても非常に若い層が多うございまして、そういう若い方々同士の交流というのはされておられるほか、それぞれの生産部会もありまして、例えば茶であれば茶農家さん、イチジクであれば果樹園芸部会さんとか、イチジクのイチジクを生産されておられる方とかいうような方で、同じ生産をされているような方同士の交流というのもされているというふうに伺っております。
○西良倫委員 金額は小さいけれども、少なくてもそういった形で応援していくということは非常に大事なところだなと思っています。
先ほどハナショウブ関係のところで、具体的にはまだ金額とかは分からないんですか。何件にこのくらい、主としてね、どこに支援をしたいなとかね。それは分からないんでしょうか。
○
加田典義農政課長 はい、すみません、ハナショウブを作っておられる農家の方にどれだけというところは、現在、資料のほうを持ち合わせておりません。分かりません。
まず、最初に言いました、農業者等
新型コロナウイルス感染症対策支援事業費補助金に関しましては、個人2件、生産部会に対して1件、法人1件、直売所2件に交付しております。
あと城陽産業おうえん補助金につきましては7件、承知しております。あと明日の農業支援給付金につきましては50件を支給しておるところでございます。
○西良倫委員 すみません、ちょっと質問続けます。
今年もですね、昨日もいろいろと話がありましたけれども、コウノトリが1年ぶりに飛来をして話題になりました。文パル周辺の水田を餌場にということでね、僕自身もやはり文パルまで割とあるけれども、そんな近くにきたなんていうのは、うれしかったです。
80ページと81ページでね、(6)で水田農業の振興を項目として上げていますけれども、コウノトリが来るまちというあれで継続させようと思えば、どうしても水田維持が大事な鍵を握るなと思ったりするんですけど、早くから、そうしたら何回でも、また何時間でもカメラでコウノトリを追っているその男性の人が、これ水田がいつ頃まで続くのかなって言われてるのを心配そうに見ていたんです。文パル周辺の水田農家の協力だとか、コウノトリに関しての水田振興施策とかね、そういうものを考えてもらえたらなとかね、勝手に思ったんやけども、これ辺り、行政、ここへの努力とか、何か考えたりしたことはあるんでしょうか。思いを言うんですけどね。
それとすみません、もうちょっと次に行きますので。
梅林にちょっと関係することで聞かせてもらいます。
各地でね、梅のオーナー制度というところを結構、梅農家、梅のね産地って辺りではいろいろとやってるところはあるんだろうけども、城陽で梅のオーナー制度という形をするような思いとか考えとか。ずっと以前に、数十年前に僕自身もちょっとだけ関わらせてもらったんだけども、振興協会と併せて復興協会という、当時ね、名前をつくって、やっぱり梅林振興を進めたいなと、応援したいなという感じでやったことがあるんだけども、そういう制度というところへのご意見を。
というのもね、どうしても跡取り問題直面してる。続けたいんだけどもっていう形でね、梅まつりのようなのを城陽はやってるから、一定、そういう中でも話しされてるんだろうけども、そういうあたりのところで思いがあったら教えてください。
それと、最後の東部丘陵関係です。概要17ページの上段、同じく東部丘陵地の整備に係る経費ですけれども、予算額約1億2,000万円ですね。スマートインターへの、この図を見てると、アクセス道路になりますよね。この概要のほうの図を見てると、いわゆる先ほどもあったアウトレットの周遊道、周回道路、そこのところの延長線上で、この図面によるとね、図によると、丸が4個ありますよね。いわゆる逆コの字型のところで道路を造るから、ここにお金がこんだけ要るんだという説明だったと思うんですけども、ここのところをね、アウトレットからの敷地っていうかね、そこに沿った形でぐるっと回ってもらう、そして出てもらうというふうにしてもらえれば、1億何ぼもお金ね、ほかのことに使っていけるんじゃないかと思う。私自身は、ここの敷地自身が土地改良をせんとあかんほど軟弱な地盤であるということが分かってるんやったら、そこのところにしっかりお金を使わさせてもうてね、もっと安定した敷地にしてもらいたい、造るんだったらしてもらいたいもんだなというふうに思うんですけども、そこはどうでしょうか。この2点です。
○
木谷克己まちづくり活性部参事 2点ありましたが、まず1点目の水田農業、コウノトリがというところでございます。
まず、水田農業の振興に係る経費といたしましてはですね、水田自体の振興というよりも、水田を利用した高収益の作物への転作に対して奨励なりしていこうという制度でございます。それで高収益作物をつくっていただいて、農家自体の収益を上げていただこうと、それに対して一部奨励もしていこうという形のものでございます。
それで、委員ご指摘のありました文パルの、特に南側になりますかね。あそこら辺につきましても、その水田農業の活用の関係で、花卉、花の栽培の製法を利用して花の栽培をされているところが非常に多い地域でございまして、蜜も要するにございますので、その辺りでコウノトリがよく来てくれているのかなというふうに思うところですので、あくまで水田農業の振興というのは、そういった趣旨の内容の事業でございます。
○木村敬
東部丘陵整備課長 それでは、私のほうからですね、東部丘陵地の整備に係る経費ということでお問合せがございました。
まず、この予算計上を今回しております、いわゆる仮称でございますけどもスマートインターチェンジのアクセス道路でございます。これにつきましては、これまでからも議会等々でお答えさせていただいてますように、この道路につきましては、アウトレットの利用者のためだけの道路ではない。将来的に城陽井手木津川バイパスからの、いわゆる城陽スマートインターチェンジに向かう交通量の分散を図るため、こういったものに必要になってくる道路ということで位置づけておりますので、この道路については市が整備を行うというものでございます。
あとアウトレットの敷地の中が軟弱であるので、そういったところにも経費をしっかりと使うようにみたいなお話があったように思いますけども、アウトレットの開発の部分につきましては、アウトレットの事業者のほうが必要な地盤調査を実施した上で、当然そういった地盤等も検討されて、必要に応じて対策を講じ、それでアウトレットを建設されるというところでございますので、そこは事業者のほうでしっかりと対応されているものというふうに考えております。
○
加田典義農政課長 私のほうから、オーナー梅林につきましてご答弁申し上げます。
オーナー梅林につきましては、平成13年2月から、市内外の人に青谷の梅や梅林を知っていただくとともに、荒廃梅林対策といたしまして、市が土地の管理及び植樹を行い、梅林の育成、栽培等を委託する制度であります、オーナー梅林を開設しているところです。現在、16区画を貸し出ししておりまして、年2回の講習会の開催や、梅園利用者に対する梅に関する栽培指導を行っているところでございます。
○西良倫委員 オーナー梅林、またよろしくお願いします。しっかり調べられなくて、すみません。そこのところ、よろしくお願いします。
城州白のところも聞いたし、それで、そうですね、そこのところも小さいながらも継続して、その周辺、いわゆる城州白にちなむ、梅にちなむ周辺の需要。例えば和菓子の世界もそうですよね。結構そういった形でね、お酒のところもそうですよね。そういうあたりまたよろしくお願いします。
先ほどの東部丘陵の件ですけれども、これ概略の図だから分かりにくいところもあるんだけども、この見てると、この白丸のところ、城陽井手木津川バイパスとまた違ってね、城陽井手木津川バイパスのところからアウトレットに、敷地に向けて書いてるこの白丸っていうのは、ここはいずれにせよ府なり城陽市が費用をつけて工事をするところなんでしょうけども、そことの関係から見てもね、その道路を真っすぐどんと、このコの字型のところを、これはいわゆる周遊道路につなげていけばね、さほど不便じゃないんじゃないかなとも思うんだけどね。それにつながる道路がちょっと横にあれば、ここはいずれにせよ第2調整地のところでは道路はありますよね。そこのところの道路改修の中で造られることだと思うのでね、なぜあえてわざわざ行政が持ってたようなお金も使ってその道路をね、周遊道路としてやってもらう、交渉とかをね、してもいいんじゃないかと思うんですけど、どうなんですか。
○大石雅文
まちづくり活性部新都市政策監 今のこの予算の概要の17ページの上のこの図で、城陽井手木津川バイパスからこの丸い点々が入ってるところは、将来こういうような形での動線を取っていくという考えでございます。
現在、ここのスマートインターチェンジが計画されたときには、このアウトレットの発集であったりとか、東部丘陵地の土地利用の関係で、スマートインターチェンジのレーン数というのは1レーンでございました。その後、この城陽井手木津川バイパスなんかのこの計画というのが熟度が上がって、再度、もう一度この辺りの道路交通の推計、交通量推計を出してきたところ、スマートインターチェンジのレーン数が1レーンではもたないというところで、2レーン化を図っていただいたというところでございます。
これによりまして、このアウトレットであったりとか、城陽井手木津川バイパスが整備された折には、スマートインターチェンジへのアクセスルートというのは確保されたというところでございます。
しかしながら、東部丘陵地、広大地でございます。まだこれから中間エリアの土地利用であったりとか、あと城陽井手木津川バイパスのこれ整備が進みますと、当然、これの沿道の土地利用というのが出てまいります。そうなってきますと、ここからの新たな交通の発集が見込まれる中で、現在のスマートインターチェンジへのアクセスルート1本では、当然これも交通の容量としてさばけないという判断の中で、将来的に土地利用が進んでいく中で、この丸の、破線のところのもう一つのアクセスルートを確保するという必要があるというところで、こういうような先行的な整備をかけるという考えでございます。
今、西委員のほうから、このアウトレットの土地利用の形状に合わせた、要するにコの字型のところで外周道路を持ってきて、そこに道路をくっつけたらどうかというお問いかけがございました。当然、コの字型のところで外周道路ができるんであれば、そこにどんとぶつける形になるんですが、今言いましたように、これは最終的にスマートインターへのアクセス道になりますので、当然それなりの必要な交差点の形状というのを確保していかなあかんというところになります。したがいまして、今ご提案があったこの道路、外周、アウトレットの計画地に合わせたコの字型の外周のところに道路を持ってきたところで交差点をつくるということは、まずこれは不可能になってまいりますので、今の計画でいきますと、アウトレットの外周道路から真っすぐ来て、そのままアウトレットの事業区域外、いわゆる調整区域の道路からスマートインターチェンジへのアクセスに向かうところまで真っすぐ抜いてしまうと。このアウトレットの事業区域外というのは、アウトレット事業ではなしに市のほうで先行的に整備する将来のスマートインターへのアクセス道という位置づけで整備をするものでございます。
今回、ここの部分の予算で、実は高速道路からの、高速自動車国道通過市町村関連公共施設等整備助成金というのが9,290万ついております。これがいわゆるNEXCOのほうからの助成金でございます。この助成金の確保に当たりましては、我々、今、説明しましたとおり、将来的な計画を含めて、スマートインターへの将来アクセス道になるということを説明した上でその助成金が認められたわけでございますので、今、言いましたように、この道路は今だけ見ていれば外周道路の延長に見えますけど、将来を見越した中ではスマートへの重要なアクセス道というところになりますので、市のほうがしっかり整備してまいりたいというふうに考えています。
○西良倫委員 今現在ですよ、コの字型のこの場所には砂利業者の方が営業されてますよね。そういうところというのは、ここに市が関係する公道として造るんだったら、そこの会社というのは移転するか何かとか、移転してもらうんだとか、まだまだそれを全部会社ごと買いますよとかね、頑張って出してもらうというのは、どういうふうな中でけりをつけようとしてるんでしょうか。
○大石雅文
まちづくり活性部新都市政策監 今、丸のこの破線がいってるところというのは、当然、ここの場所というのは、今、砂利業者さんの事業地域の中でございます。当然、ここの部分が土地利用がなされるタイミングにおいて、この道路が整備されていくというふうには考えておりますので、今、事業地内を、事業を継続されている中での分断して道路を整備するという考えではございません。
○西良倫委員 できるだけね、この城陽市民が出していく税金での活用がないようにね。助成も、お金もね、何ぼか、9,290万ですか、あるようなので、そういうところを利用して市民の負担をいろいろ減らしていく計画をね、遂行してもらうのと、やはり付近の人にとっても安心・安全だなというような、いわゆるそういう防災面での施策もしっかりやってもらいたいなと思っております。
○相原佳代子委員 失礼します。活気あるまちをつくるという、この
まちづくり活性部からで3問、質問させていただきます。
まず、予算書の78ページ、働く女性の家の管理運営に係る経費の中でございます。まず、これ委員等報酬が15万8,000円と書かれていますが、この委員さんはどのような方が来られて、何人いられて、この会議というのは年何回実施しておられるのか、聞かせてください。
それと、すみません、その下段になります、78ページ、消費者行政に係る経費でございます。これは窓口に、近くにいらっしゃる、そういう窓口で相談とかそういうことになるのかなと思うんですけれども、現在、城陽市におきましても、交通事故等の数は減ってますが、中にはやっぱり特殊詐欺であったりとか様々、このコロナ禍におきましていろんな商売というか、中には古着を買いに行きますよというふうに家に上がり込んで貴金属を買われたというか、安価で買われたりとかいうことも聞いてますけれども、これらはどのような相談が何件ぐらい寄せられているのか。そして、被害とか遭われたのか、未然にそれは被害には遭われなかったか、そういうところをちょっと聞かせてほしいと思います。
そして、予算の概要の44ページでございます。農業基盤整備についてでございます。
これは先ほども事業の概要について、今回、機械揚水機などの整備に要する経費の一部に補助を行いますということでございましたが、その中身について聞かせてください。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、私のほうから2点、ご答弁させていただきます。
働く女性の家の委員報酬15万8,000円でございますが、こちらにつきましては、12名で構成される委員で設置をしております運営委員会でございます。選出の区分といたしましては、女性労働者の代表、勤労家庭の主婦等の代表、市内の事業所に勤務する女性の雇用主の代表、知識経験者、関係行政機関の職員、市職員となっております。委員会は年に2回の開催をしております。
続きまして、消費生活相談についてご答弁をさせていただきます。
消費生活相談、令和元年度の相談件数は393件ございました。1年前の件数が434件でございましたので、43件減少したところです。ここ5年間の相談件数は、おおむね400件前後で推移をしているところです。
主な相談内容といたしましては、契約解約に関することが291件、販売方法に関することが197件、表示、広告に関することが81件、接客、応対に関することが64件となっているところです。
今年度はコロナ禍というようなことで、コロナに関する、コロナの状況の中での相談というのがあったところなんですけども、特殊詐欺といえば、特別定額給付金の給付などの際に、行政を名のって、振り込まれますというような形での詐欺被害いうようなことでの、それはもう、その電話をしていただいた方からは、そういう電話が、そういうのがあったよというようなことで情報としていただいたというのがございます。特殊詐欺につきましては、警察のほうで取締りのほうをしていただいているところでして、私どもの消費生活相談も連携をする中で、ホームページや安心・安全メールなどを通じて情報発信、啓発等につなげているところでございます。
○
加田典義農政課長 私のほうから、農業基盤整備に係る経費につきましてご答弁申し上げます。
農業基盤の整備に係る経費につきましては、各改良区から、ポンプ場の改修であったり水路の改修であったり、3年度工事されます事業に対しまして市のほうから40%の補助を出しているところでございます。
今、各土地改良区から聞いております事業費につきましては、合計417万2,150円でありまして、そのうちの40%、166万6,000円を計上しているものでございます。
あと土地改良費事業費補助金としまして、農業基盤の整備を促進し、農業経営の安定を資することを目的に、農家組合に対しまして農排水路のしゅんせつ等、整備及び農道整備に対する補助としまして、1農家組合でされた作業につきまして1人1時間につき200円以内で、出役した時間に応じて農家組合等に支給しているものでございます。
○相原佳代子委員 まず、働く女性の家からでございます。
12名の方がおられると。様々な立場でいらっしゃる女性、そしてまた勤労者、雇用主等々、メンバーさんは多岐にわたられると思うんですけれども、年に2回ということですが、そこではどんなようなことが話し合われているのか。私も働く女性の家、いろいろ見させていただくんですけれども、パソコンを使った教室であったりとか、また、仕事に従事する際の心構えであったりとかいうのはあるんですけれども、ちょっとそこのメニューについて聞かせていただきたいと思います。
そして、消費者行政とかあるところなんですけれども、ここ多分職員さんは2人女性の方がいらっしゃると思うんですけれども、この方は何か資格を持っておられるのか、そうではないのか。それと、あと、まあまあ、昨年はちょっと減っているということだったんですけど、相談件数が。
ただ、私が自分で感じたことなんですけれども、メールでね、いついつまでにこの金額を払わないと、あなたの何か違反になりますよとかいうのは、もうある時期、すごく多かったんですよね。その方にはもう絶対にそれを払わないようにというふうに言ったんですが。大体スマホっていうか、メールをし出さはったような、ちょっと年配の女性の方とかがね。度々連絡がありまして、いや、ご家族さんに相談しはったらいいのにって思ったら、いや、お母さん、要らんことしたりしてんのちゃうかとかいう、何かそういうことが言われるのが嫌だとかいうことで、うちにかかってきたんですけれども。そういったコロナ禍の中だからこそ、様々な手を替えたいろいろなそんな攻撃っていうのか、何万回もかけられて1本引っかからはったらいいかなというような、そういうのがあるんじゃないかなというふうに思います。
確かにそういう特殊詐欺ですね、そういうのは警察であったりとかいうのは分かるんですけれども、ぜひ、私、最近っていうか、2階行かせてもらったら、デスクというか、そのコーナーのところにはいろんな掲示物であったりとか、あとチラシであったりとか、以前にも増して、私すごく近寄りやすくなりました。
どうしても狭いところなので、なかなか相談業務というのが、私ちょっと難しいところもあるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、以前に比べてチラシの配架の仕方もすごくきれいになってるし、反対に、チラシがあんないっぱい作ってあって、あとどうしはんのやろと思うぐらいなんですけれども。こういったいろんなそういうツールが増えれば増えるほど、タブレットなんかでもそうですけれども、それを反対にまた、言葉は悪いですけど、引っかけようとするような事案も出てるんではないかと思いますので、ここは私はこの部門について、本当に私はこの引っかからないというか、ここにはそういう消費者の相談ができるところがあるんだよというのをもっとPRしてもいいかなというふうに思いますのでね。これはもうちょっと今後どういうふうにしはるかというのも聞かせていただきたいと思います。
それと、最後なんですけれども、私がちょっと聞き漏らしたのかもしれないですけど、初めの説明をそちらからいただいたときに、たしか何か西富野のというようなことをここでおっしゃったと思うんですよ。そのちょっと内容を具体的に聞かせてほしいと思いましたので、最後、これは質問します。お願いします。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 まず、働く女性の家運営委員会での協議の内容ということでございますが、年に2回と申しましたのはですね、半期に1回でやっておりまして、おおむね9月、10月ぐらいに1回、それから2月から3月頃に1回ということでさせていただいております。
基本的には、2月から3月頃に開催をしますところで次年度の運営計画というのをご審議をいただくというようなことにしておりまして、講座の回数でありますとか講座の内容でありますとか、そのようなことについて全ての項目についてご審議をいただきまして、諮問をさせていただいて、それについてご議論いただいて、次年度の運営計画を策定をしていくというようなことを1回させていただいております。
秋口にさせていただくときには、それが半期につきまして、半分終わったところで、その半分の実施状況についてご報告をさせていただいて、後期の計画をさらにこういう形で進めていきますというようなことでのご報告の場というふうにしております。
そのほかですね、様々な働く女性の家、労働に係ることについてもご議論をいただくというような形の場にしているところでございます。
続きまして、消費生活相談の関係についてご答弁をさせていただきます。
消費生活相談員、資格があるのかというようなことでございますけども、消費生活相談員という国の資格がございまして、この資格、有資格者による相談という形にしております。
予算的には延べ2名分の予算化をしてるんですけども、今現在は3名の相談員がおりまして、3名が交互に時間を組み合わせて対応しているという形になっております。
啓発等、もっとPRすればというようなお話もいただきました。実は毎年ですね、消費生活展というのを実施をしておりまして、これまでは平成30年度までは、秋の城陽商工会議所が開催されます産業まつりのときに併せて消費生活展というのを開催をさせていただくというのが1回、大きなPRといいますか、啓発事業としてございました。これが令和元年度に、場所をアル・プラザ城陽さんのほうの特設コーナーとかで開催をさせていただきまして、多くの方に消費生活ということについて周知をしていただく機会にさせていただきました。
本来であれば、コロナがなければ、今年度、令和2年度についても同様に、アル・プラザさんのほうでそういう啓発事業をしようということで企画をしておったんですけども、今年度はコロナ禍ということで実施ができておりません。しかしながら、令和3年度につきましてはですね、令和元年度同様に、そういう大きなたくさんの方がおられるところで、まず消費生活というような言葉そのものも含めてPRに努めていきたいというふうに考えております。
そのほか、消費生活だよりという広報をしたりとか、あるいはホームページ等での啓発、毎月、広報じょうようの一番最後の面に、くらしの110番というようなところで啓発をしたりというようなことをしておりまして、様々そういう形を用いてPRするとともに、委員のほうから、2階の私どもの入り口のところにいろいろ情報紙のコーナーがあったというふうにおっしゃっていただいたんですけども、実は1階のほうにも置いておりますので、そういう形を通じて、様々な形で消費生活について、引っかからないというようなことについてPRをしていきたいと思っております。
○
加田典義農政課長 すみません、私のほうから、西富野地区につきましての、その排水路、U字側溝改修工事につきまして、ご答弁申し上げます。
この排水路、U字側溝改修工事としましては、老朽化に伴う改良工事となっておりまして、延長が75メーターということで聞いております。あと、それに伴いまして、用水のパイプの移設工事が予定されてるというところでございます。
その2つの工事合わせまして総額166万9,250円、それに対しまして、市の補助金としましては66万7,000円となります。
○相原佳代子委員 働く女性の家のほうは、分かりました。
やっぱりこれからもそういった労働についての権利であったり、皆さんに周知することは大事ですので、特に南部コミセンの中は、そういったハローワークみたいに、地図を網羅して、こういう今、募集がありますというのを書かれてますので、あれは大変よいことだと思います。
あわせて、今、2階ですね、ハローワーク的なことも書かれていますので、ああいったことを私は、なかなか難しいと思いますよ、城陽市でできること。やっぱりハローワークというのがありますから。だけど連携した取組をしていただいて、市民の方が遠くへ行かなくても見ることができるということは大事ですので、これについてはこれからも強化していただきたいと思います。
それと、同じくちょっと働く女性の家なので、ちょっと関連で言わせていただきたいんですが、ここも防災の関係もあったりとかで、トイレが外についています。以前からもちょっと言わせていただいたんですが、屋内にはトイレは2階にしかなくて、屋外のトイレに行くというのは、雨風にぬれてちょっと厳しいものがあると。あそこは避難場所にもなってるので、高齢者の方が避難に来られたときに、なかなか2階のトイレは行けないというような要望もあったところですし、それをお伝えもさせていただいたんですけれども、今回、その対策については予算には載ってなかったんですけれども、市としてはどのように考えておられるか。
そしてまた、この駐車場なんですけれども、ここは砂利が敷き詰めてありますが、よそのコミセン。コミセン言うたらここにならないか。その駐車場ですね、砂利で、ぬかるんでるところが多々見受けられて、この間も砂利を入れていただいたと思うんですけれども、ここの駐車場については、砂利からもうそこ、砂利じゃなくて、もう本当にフラットなものにする、アスファルトなどなどを考えてはもらえないのか、お聞かせください。
そして、消費者のほうは分かりました。これからも力を入れていただきたいと思いますので、これはこの程度にとどめます。
農業基盤整備のほう、分かりました。場所については、そやから荒見神社の横のほうになるのかなというふうに思うのですが、そこでよかったのかな。荒見神社の横とか、あと保育園、新しく造られる保育園のところかな。地元からそういった声が出ているわけですので。先ほど西富野とおっしゃったのでね、やっぱりそれはどこかぐらいは分かってはる、分からないといけないと思います。担当部署としてはね。だから、ちょっとそこの、もし分かったら言うてほしいし、分からないんだったら、また後日お聞きしますけれども、答弁はしていただけるように準備はしていただきたいと思います。ポンプの改修もあるので、多分、南部コミセンの横なのかなと思うたりはしてるんですけれども、ちょっとそれについて答えられれば言うていただきたい。
それと関連しましてね、これ農業ということなので、以前ご質問もさせていただいたんですけれども、京力農場プランですかね。10月から青谷のほうの農家組合さんがお話もしていただいてやっていただいてると思うんですけれども、農地の集約化などなどについては今どのような状況になっているのか、お聞きしたいと思います。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、働く女性の家の関係についてご答弁をさせていただきます。
ご指摘をいただいておりました、働く女性の家のトイレにつきましては、特に身障用トイレの入り口の引き戸が非常に重いというようなことで、車椅子で利用される方などが一人では開けづらい状態というようになっております。このドアは建築基準法上の防火設備に該当するものであり、防火機能を有する必要がありますことから、相当な重量があるものというふうになっているところです。しかしながら、このようなことから、令和3年度に、ドアの防火設備としての機能を損なわず、現在よりも軽いものに更新するための改修経費について予算を計上しております。具体には、78ページの働く女性の家管理運営に係る経費の最下段に工事請負費というのが設けてございますが、こちらの工費の中で実施をしていきたいというように考えておりまして、工期は令和3年9月から10月頃を想定をしているところでございます。
また、台風で避難されておられる際に雨が降り込むというようなご指摘もあったところなんですけども、1階のトイレにつきましては、建物の構造上、内部に移設することは困難でございまして、建物とトイレをつなげて一体的に利用する場合には、延べ床面積が1,000平米を超えるというようなことから、消防法施行令に規定されております屋内消火栓や消火ポンプといった設備の新たな設置が必要となってまいりまして、多額の経費を要するというようなことから、現状でご理解をお願いをしたいと思います。
簡易的なひさしなどで代用を考えるというような場合でも、台風時に暴風で飛ばされるというようなことなど、利用者にとって危険な場合も想定をされるというようなことから、ご理解をお願いをしたいというふうに存じます。
また、もう1点、駐車場の関係でございます。ご案内のとおり、昭和57年の建設当時から、下地の砂利を突き固めた上に砂利を敷きならした形態の駐車場となっておりまして、アスファルト舗装はいたしておりません。開館当時の明確な設計意図については今となっては不明なところはありますけども、周辺耕作地への配慮もあったのではないかと考えるところです。
働く女性の家につきましては、コミュニティ防災センターとの複合施設となっておりまして、本市の指定緊急避難場所にもなっているところです。防災センターや避難所としての機能を考慮いたしますと、トラックなどの大型車両の乗り入れが想定をされまして、また、コミセン事業におきましても大型バスなどの乗り入れがあることから、アスファルト舗装をする場合には大型車両の乗り入れに耐え得る強度のアスファルト施工が必要となりまして、相当の経費が必要となりますことから、現状でご理解をいただきますようお願いを申し上げます。
なお、現在は、大きな穴が空いて利用者に危険が生じないように、定期的に砕石を購入し、駐車場の現状を確認しながら、穴が空いた部分を埋めるなどの処置を行っているところで、今後とも適宜メンテナンスを行いまして、危険な状態にならないよう努めてまいりたいと考えております。
○
加田典義農政課長 先ほどの西富野地区の改修箇所でございますが、ちょうど南部コミュニティセンターの三差路の西北側の場所の工事になります。
○相原佳代子委員 すみません、ちなみに、何の工事が。すみません、工事が幾つもおっしゃったと思うんですけど。
○
加田典義農政課長 先ほどお話があった、ご答弁させていただきました、排水路、U字溝、側溝工事等用水パイプ移設工事がその場所になります。
あと京力農場プランの現在の取組状況でございますが、市内全域はアンケートを取らせていただきまして、青谷地区から順番に今、作業を進めているところでございまして、アンケートと皆さんの意見を聴取させていただきまして、青谷地域につきまして、現在、プランの最終案を整理しているところでございます。それが終わり次第、引き続き富野地区のほうに入っていきたいという形で考えております。
○相原佳代子委員 女性の家のほうなんですけれども、そうしましたら、お手洗いのほうなんですけど、ドアの防火の関係の工期が今年の9月から10月ということで今、ご説明いただいたんですけども、私、思うんですけど、これは南部コミセンの方に報告されているか、まあまあこの予算が終わってからということになるかも分からないんですけど、やっぱり私ら議員というのは、一般質問なんかでも通して皆さんに質問しているわけですので、それに対して、今後こうしていきますと。例えばこれはちょっとできひんからこちらの方法でさせてもらいますなどといった説明というか報告が必要やと思うんです。やっぱり私も、ほかの議員さんもそうだと思うんですけど、委員さんもそうだと思うんですけど、現場の課題とかを聞いて帰ってきて、それをそれぞれ一般質問、予算委員会等々で話しされると思うんですけれども、せっかく検討していただいて、ここまでしかできひんとか、できひん事情はこういうことやということを我々に伝えていただかないと、私もやっぱり言いっ放しになってしまうので。本当にできることやったらいいんですけども、こういうのでちょっと最小限になってしまうとか、そこは皆さんにもご協力いただきたいというのであれば、やっぱりきちっと報告を受けたいと思いますし、報告をしていただきたいと思います。その工期について分かりましたし、これについては、またお伝えもさせていただきたいと思いますし、市のほうからも、現場の方々にはきっちり説明をしていただきたいと思います。
それで、駐車場の件については、ああ、そうかと思って今お聞きしたんです、大型車が入ってきた場合ということを。南部コミセンというのはほかのコミセンとは形態が違うんかというふうに思ったんですけど、ほかの、例えば北部コミセンなんかでも、これからちょっとあそこも工事をされるので、どういう形になるのか分からないけれども、そういった車が入るのは同じではないかなというふうに思いますけれども、今、報告がありましたので、現時点では、それについては了解させていただきたいと思います。
それと、農業基盤整備でございます。今、答弁いただきました。私も地元の方から、営農されてる方々からそういった課題というのもお聞きしてまして、今回それをされるということで、全てできるのかどうかはちょっと今の答弁では分からなかったんですけれども、これらについては、しっかりと地元農業者の課題を聞いていただいて実施の方向に進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それと今、京力農場プランについては青谷のほうが出来上がってきてて、次は富野へということでございますが、今、若い方で農業学校へ行っておられて、それとはちょっと別なんですけれども、農業を勉強されて、城陽には遊休農地が結構あって、そこで農業されないと。それ置いといても草が生えるばっかりやから、どうぞ使ってくださいということでお借りされて、そこで農業されている方々がいらっしゃるというのを聞いたり見せてもらったりしてるわけですけども、そういった地元の資源を生かした、そういう農業の取組っていうのも大変大切なことじゃないかなというふうに思うんです。
もちろん、こちらもその担当であると思いますけども、新名神であったりとかアウトレットであったりとか、そういった大きな動きがある中で地元を見たときに、その地元の人たちが城陽を愛して、そうして城陽に住み着いてくれはるにはどうしたらいいのかななどなど考えてると、やっぱりそこで地元を愛してくれはることが大事、外へ出ないようにするのが大事、どうしたらいいねんやろうって、やっぱり食って大切やなと。自分たちが作って、それを口にすることによって食育にもつながるやろうということで、若い人たちがそこで農業されてるっていうのはやっぱりお聞きします。できたら、そういう種をまいて、そして時間かけて、それをまた自分たちで耕して、そしてまた形にして食卓に飾り、また自分たちで食べるっていうことを、城陽の子やったらそれが普通にできるというような環境をつくりたいっていう声もちょっと聞いてるところですのでね。何かそういったことがこれからの農業とか、また教育とかでも関連すると思うんですけれども、そういったものにつなげられないかなっていうふうに思いまして、これは要望というか、私の考え方なんですけども、それについて農政をされている職員の皆さんのお声はいかがでしょうか。お考えというか、何かありましたら。
ちょっとすみません、今急に言うたんであれなんですけど、何かそこからが大事かなっていうふうに。作物を取り入れて命を大切にするっていうことが、そこがやっぱりまちづくりの原点になるのではないかなっていうふうに思うんですけれども、そういう展開を何とか農政の方々も力を借りてやっていってもらえたらと思うんですけど、どうでしょうか。
○
木谷克己まちづくり活性部参事 若い農業者の就農につきましては、ご相談もいただいておる現実もございますし、そういったものについて業者のみじゃなく、普及センターも含めた上で、指導なり、また、どういった形で育成、営農していただくかという部分も含めた形で取組も進めてる今現実のところもございますし、新規の就農に向けてはこれからも支援をしてまいりたいというふうに考えております。
○相原佳代子委員 よろしくお願いします。
○語堂辰文委員長 前の時計で35分まで休憩します。空気の入れ替えします。
午後2時27分 休憩
─────────────
午後2時35分 再開
○語堂辰文委員長 再開いたします。
質問。質問者は挙手してください。
○上原敏委員 失礼します。
2系統ということで、1個目は予算の概要の13ページ、14ページで、商工会議所の関連の部分と、概要の56ページの企業説明会のことについての2項目聞かせていただきたいと思います。
1つ目は城陽日和やジョーカンに関しまして、中身、編集内容的なことにはどの程度、市は関わったと言われるのかということをお願いします。それにも絡むと思うんですけど、刊行のペースと、それと今年度予定、分かる範囲でお願いいたします。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 城陽日和とジョーカンについてご質問をいただきました。
城陽日和につきましては城陽商工会議所に対する補助事業となっておりまして、ジョーカンにつきましては城陽商工会議所に委託をしております。その大きな違いといたしましては、日和につきましては城陽商工会議所のほうが主体となって作られる冊子でありますことから、市といたしましては、その中身については一切何も話はしていないというところです。ジョーカンにつきましては市が主体となって作成をしておりますことから、その企画でありますとか内容につきましては、市がしっかりと中身を確認をした上で作成をしているというようなところです。城陽日和は年に2回発行しておりまして、10月と3月頃に2回発行されておられます。ジョーカンにつきましては、年に1冊のペースで作らさせていただいてきておりまして、おおむね年度末頃に、春に完成するというような形で作成をさせていただいてるところです。
○上原敏委員 分かりました。そしたら、市が中身的に入っていっとられますジョーカンのほうだけ聞かせていただきます。今度出るやつはどんな感じにメインを置くというか、1年に1回なんですけど、次のことをどの程度考えておられるかということ、分からないでしょうか。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 もともとジョーカンというのは産業育成懇話会というのの中で城陽の優れた企業をもっと紹介をしていくべきだというようなお声をいただきまして、平成27年度から始めた事業でございまして、一番最初の号が28年春に完成をしたと。そこから5号作ってまいりました。1号に大体8社事業所を紹介をさせていただいております。8社の事業所紹介と、それと産業にまつわる企画、紙面を掲載させていただいておるというような構成になっておりまして、これまで5号で、8掛ける5号の40社を掲載をさせていただいたところです。
最初の3号までは、特に物づくりの製造業に着目をして紹介をさせていただいてきたところなんですけども、ここ最近の号では製造業のみならず、城陽で非常に頑張っておられる事業所、ほかの業種でもたくさんございますので、運送業でありますとか、あるいはレジャー業でありますとか、そういうところにも裾野を広げて事業所紹介というのをさせてきていただいてるというふうなところです。
5号作ってまいったんですけども、令和2年度につきましては少し趣向を変えまして、今まで5号作ってきた、その40社紹介させていただいてきたというような事業所さんを改めて振り返るとともに、城陽の産業がこれまで大きく変わってきてるというようなところを、特に農業、商業、工業、それぞれの分野で活躍されておられる人に着目をして、様々な方のインタビューを通じて城陽産業を語っていただくというような紙面構成で、今、フォルテシモという冊子名で、この春に、今まで5号分の総まとめというようなことも含めた紹介をする冊子というのを発行させていただくことにしております。
今後のことでございますけども、令和3年度は、同じく、これまでの元のベースと同じようなジョーカン第6号を発行してまいりたいというふうに考えておりまして、中身の掲載をさせていただく事業所を製造業のみならず、ほかにも様々な面白い事業所さんたくさんありますので、そういう事業所さんを紹介をさせていただくと。もともとは事業所紹介をすることを通じて城陽市のPRにつながるというようなところからスタートしたんですが、それだけでは非常にもったいないと、もっと活用の仕方があるということで、今はそのPRということよりも、特に雇用に目を向けまして、近畿圏内の大学でありますとか近隣の高校などにも配布をさせていただいて、就職先として見ていただくというようなこともできるというようなことで活用させていただいておるところでして、今後とも、そういう広がりのある使い方というのを視野に入れて、城陽産業PR、続けていきたいというふうに考えております。
○上原敏委員 明確にありがとうございます。まずは、今度出るやつ楽しみにさせていただきます。
おっしゃっていただいたように、いろんなのが紹介されてて、あっ、こんなのもあるんやとかも分かりますし、読むほうも楽しみにさせていただきますので、載るほうも載せてもろうたというような、非常に励みとか盛り上がりにつながっていくように思ってるんです。
次に聞こう思うたことを先答えていただきまして、どういうとこに展開してもらってますかっていうところ、さらに、そういうところにも展開したらどうでしょうかというところに展開してくれてはりますので、そういうところにどんどん展開していただいて、今までも読んで、あっ、城陽って思うんで、あの城陽かっていう感じで、ますます興味を持ってすぐ見ていただけるようになると思いますので、そんな感じでどんどん展開していただいて、次に聞こうと思うところにつながるわけですけど、雇用、あんな城陽やったら働いてみたいとかが増えてくると思うてますので、そういうことにつながるようにどんどん展開していただきますように、よろしくお願いしときます。聞けてうれしかったです。
その流れで、次の企業説明会のほうをちょっと聞かせていただきたいと思います。直近で結構ですので、これ、1年間ぐらいやらはった実績がどうか、やったっていうのと、それと、結果に結びついてきた部分、就職で引き続き訪ねてくれてはるやろか、分かる範囲でお願いしたいのと、今見えてるところのこれからの予定、お願いしたいと思います。分かる範囲で結構ですので、よろしくお願いします。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 企業説明会のことについてご答弁をさせていただきます。
企業説明会、平成29年度から市として開始をさせていただいておりまして、これまでに平成29年、30年、元年と、3年度にわたって実施をしております。延べ参加企業数が97社、実際にその企業説明会に参加された方が、延べ695名の方にご参加をいただいたところでして、これまでの雇用実績といたしましては、89名の方の雇用につながっているところです。今年度については、残念ながらコロナの影響がございまして、今年度も4回分の文化パルク城陽での開催を予定をしておったんですけども、残念ながら今年度は一度も開催はできないというようなところになっております。
令和3年度につきましては、これまで同様に、4回実施してまいりたいというふうに考えているところなんですけども、特にこれまで、平成29年度に始めました頃とコロナ禍における雇用情勢というのがもう180度変わっておりまして、これまでは企業、事業所さんが、人、来ていただきたいと思っても人の来手がないというようなぐらいに人手不足の状況だったところなんですけども、ちょっとコロナ禍におきまして、今、一転、雇用を控えるといいますか、少し様子見をされておられるというような状況に転じてきておりまして、雇用対策としての雇用企業説明会というのの在り方というのも少し検討していく必要があろうというふうには考えております。特に今までは、この4回については、どういう方でも来ていただいて参加していただけるというような形式で4回実施をしておったんですけども、令和3年度につきましては、4回のうちの2回分について、特に若年層の、新たなコロナ期における就職氷河期になるかもしれない方々でありますとか、さきの就職氷河期の方々なども視野に入れた、若年層向けの企業説明会というのを実施をしてまいりたいというふうに考えているところです。
○上原敏委員 分かりました。情勢の変化的なことも分かってよかったんですけど、逆に、そう聞いたからお聞きするんですけど、人手不足の逆で、来たい人がいるけど雇わなくなるっていう話に、残念ですけどなりかけてるのかというふうに思いまして、心配して聞くだけですけど、これは年4回ぜひやっていただきたいんですけど、逆に企業側は来てくれそうでしょうか。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 こちらの企業の参加につきましては、城陽商工会議所やハローワーク宇治さんなんかとも連携しながら、こういう事業説明会について企業の参加を募っていくということになっておりますので、企業参加についてはしっかりと募っていきたいというふうに思っておるんですけども、先日、山城地域の雇用に係る会議というのがあったんですけども、そこの中で、事業所、企業の支援団体であります商工会、商工会議所の方々からのお声といたしましては、ミスマッチが生じてるというようなこともあるんだというようなこともお伺いをしておりまして、企業としては、来てほしい人材というのはこういうのがあるんだっていうのを確固たるものを持っておられるところもありまして、そういうところも含めて、マッチングをしっかりとしていきたいというふうに考えております。
○上原敏委員 あんまり突っ込み的に聞く気は全然ないんですけど、ちょっと聞いちゃったんで、ミスマッチって具体的にどんな感じのもの。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 企業によっては、若い方に来ていただきたいというふうに思っておられる企業、事業所もあるんですが、実際に参加をされる方は、結構シニア世代の方がご参加をされたりというようなこと。逆に事業所さんによっては、シニア世代っていうのも今までの蓄積、経験があるんで、そういうのが欲しいんだっていうように思っておられる事業所もあるんですけども、その辺り一つ一つひもといていく中で、どういう方を求めておられるのか、どういう事業所に行きたいというふうに思っておられるのかというようなところを掘り下げていかないことにはなかなか難しいのかなというふうに思っております。
○上原敏委員 分かりました。そしたら、逆に言うと、4回のうちに2回を若年層にしてみるっていうのは、それにも沿ったあれですね。分かりました。
じゃあ、ちょっと難しい面も出てくるかもしれません。くれぐれも期待してますし、4回のうち具体的な、1回目にしろ具体的な時期とか決まってたら教えていただきたい。まだやったらいいです。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 これまでは大体四半期に1回というような形で、年内に3回、年明け1回ぐらいでやってたんですけども、ちょっとコロナの状況もありますので、その辺りを考慮しながら、時期については会議所と相談しながら進めていきたいというふうに考えております。
○上原敏委員 分かりました。ちょっと今、難しい時期は分かりますんで、何とか全体、収まってほしいというのもありますけども、ちょっとここの若年層に絞ってるっていうのがうまくいくようにやってますし、その辺分析されてたら、いろんな傾向で、いろんなマッチングの仕方も絞り方もあると思いますし、もうちょっと何か知恵出し合いながら、私も出しますけども、出し合いながら、ちょっとうまくいくように期待してます、願っております。
○澤田扶美子副委員長 すみません、そしたら、簡単に2点だけお願いします。
まず、36ページの雑入のことで聞こうと思ってたら、先ほど大石政策監からご説明があったんですけれども、9,290万円の積算根拠と、これはもう毎年度助成されるのかどうか、それをお聞きしたいと思います。
それと、81ページの特産物の振興に係る経費ですけれども、工事請負費は谷村委員さんのほうから聞いていただきましたので分かりましたので、私は資料の30の1、サツマイモとお茶とあるんですけれども、サツマイモについては農家数が半減しておりまして、芋農園とかはどうなってるのかなというのが知りたいのと、あらす観光いも堀り農園ね、知りたいのと、お茶のほうは農家数が減ってますけれども、この状況を地元の方から聞いておりまして、全部菊岡さんとこが一気に引き受けてくださってるようなんですけれども、でも、耕作は引き継がれたけれども減ってるようなので、3年の見込みはどうなってるのかというところと、その辺お聞かせください。
○木村敬
東部丘陵整備課長 私のほうから、まず、高速自動車国道通過市町村関連公共施設等整備助成金、いわゆるNEXCOからの助成金9,290万円についてご答弁申し上げます。
まず、積算の根拠でございますけども、これにつきましてはNEXCOが独自で持ってるものでございまして、公表のほうはされてないところでございます。ただ、何を基に積算してるのかというところでございますけども、これは聞いたところによりますと、高速道路の延長、要は本市を通過する高速道路の延長。それに人口密度を出しまして、それらをNEXCOさん独自のいわゆる係数掛け合わすことによって算出されてるというところでございます。これが毎年度助成金としてあるのかというところなんですけども、この助成金というのは交付される総額が9,290万ということでお聞きしておりまして、この9,290万、複数年に分けてもらうということは可能なんですが、上限が9,290万というところでございますので、今回9,290万頂くと、もう次年度以降はないというところでございます。
○
加田典義農政課長 私のほうから、まず、あらす観光いも掘り農園に関しましてご答弁申し上げます。
あらす観光いも掘り農園につきましては、毎年秋に約2か月間にわたって開園されているところでございます。副委員長からのご指摘のとおり、芋農家のほうが減ってきているという部分もあるんですけれども、令和2年度につきましては1戸の生産者、1名の方であらす観光いも掘り農園を運営されておられます。
あと、お茶に関してでございますが、やめられた圃場に関しては、今生産されてる方が引き受けておられますし、今年度も続けていかれるというように聞いております。
○澤田扶美子副委員長 芋とお茶なんですけれども、ちょっともう少し生産量、これからも観光農園はお一人しかされないのかどうか、もうそれ、物理的に無理なのかどうか、そこのお答えをいただきたいのと、お茶のほうは生産金額が減ってきてるが、コロナの関係ならそれはそれでもう説明は結構です。
1つご提案したいので、もう先に言っておきますけれども、先ほど小松原委員さんのほうから需要の喚起の仕組みづくりが必要だとおっしゃってました。これは本当にこのとおりだと思いますので、私ちょっと昨日のテレビを見ておりましたら、電気製品の新製品のPRがありまして、炭酸ガスを注入してどんな飲物でもスパークリング風にできるというのをやってました。さっき渋谷の何かサワー化の話もありましたよね、イチジクのサワー化の話がありましたから、私のほうはこれ、てん茶のスパークリング化みたいなのをどこか、だから機械を1台、市のほうでも買っていただいて、お勧めの個店にでも出していただいて、ちょっとチャレンジしてほしいなって思うのと、それと、そこらは私ごとなんですけれども、娘2人が1年を通じて定期的に京田辺市の幼稚園へお茶会のお手伝いに行ってるんですね。だから、点て方を教えたり、お運びを教えたり、飲み方を教えたりしてるんですけれども、そういうのは城陽市にこそたくさん保育園も小学校もあるので、それこそ文化協会に頼んでいただいて、積極的に活動していただいたらどうかと思います。そして最終的にはアウトレットの中で、成人式にロビーでしていただいてるようなお茶の立礼席をつくっていただくように、ちょっといろいろ進めていただきたいと思います。これは要望ですので、また考えといてください。
先ほど言いました、観光の芋掘りのちょっとこれからの予定と、お茶は従来どおり発展していくのかどうかということと、方策は。2つだけお願いします。
○
加田典義農政課長 あらす観光いも掘り農園でございますが、今、生産者1名の方で観光芋掘り農園としてはされております。あと、周りの生産者の方につきましても、観光芋掘り農園自体には入っておられないんですけれども、そういう芋掘りの体験を団体で受け入れたりということはされておるところでございます。市としましてもあらすの芋というのは守っていかなければならないものだという認識でおりますので、今後も生産者とちょっと話をしながら芋掘り農園を続けていきたいというように考えております。
あと、お茶の生産につきましては、副委員長お話がありましたように、生産額減ってるのはコロナの関係で今年度は落ちているところでございます。
○澤田扶美子副委員長 分かりました。ありがとうございます。まだまだこれから大きく市が発展していくときで、皆さん頑張っていただいておりますので、できれば私の意見も参考にしていただいて進めていただくとありがたいと思います。
○語堂辰文委員長 東部丘陵の関係ですが、先ほどこれ、概要の17ページで、これは、今回は初めて出てきたんじゃないかと私は思うんですけど、東部丘陵地の整備に係る経費の上の図ですね、城陽井手木津川バイパス、これから丸、丸、丸、丸と、このアウトレットに向けて新しいルート、先ほども出てましたけれども、これについて、これは計画ということなんですか、決定いうことなんですか、それが1点。
それと、それできるとなったら、この道路を造るについては城陽市の施工になるんでしょうか、それと、城陽井手木津バイパスというのは24号のバイパスになりますので、国が施工ということになるんでしょうか。もし、城陽ということでしたら、これ大体どのくらいの概算いいますかね、予定をされてるのか。それは2つ目。
3つ目は、今言いました、これの道路分については、さきの65億円よりも、これは加わってくると思うんですけど、最高、東部丘陵線関係でどのくらいの規模になってくる、それだけお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○木村敬
東部丘陵整備課長 そうしましたら、概要書の17ページの上の段は、図のほうに記載されている白の丸印のほうですかね、こちらは決定なんか計画なんかというところでございます。こちらにつきましては、まだ計画段階でございますので、いつまでにどうするとかっていうところの具体なところというのはまだ決定されてないところでございます。
あと、この工事については、城陽井手木津川バイパスの中で、国のほうで施工されるのかというお問いかけでございましたけども、この道路につきましてはそういうことではなしに、市または事業者、開発の際に造っていくということを想定しておりますので、そのどちらかになるんではないかということでは想定はしております。ただ、今、あくまでそれは想定ということですので、現時点でどこが負担して施工するのかというところまではまだ決まってないところでございます。
あと、これの概算費用のお問いかけでございますけども、まだ計画段階でございまして、概算費用についても今算出のほうもしておりませんし、できるような計画図というのもございませんので、その点はお示しすることができないというところでございます。
あと、65億円からどうなんだというところのお問いかけでございます。65億円につきましては東部丘陵線の整備に必要になってくる費用ということで、約65億円ということでこれまでお示しさせていただいてるところでございます。今回の丸印というのはもう東部丘陵線には当たりませんので、東部丘陵線とは別に、市が施工するということになれば費用が発生してくるというところでございます。
○語堂辰文委員長 今のお話でしたら、いわゆる計画っていいますか、構想であって、まだはっきりとはしていないと。ですから、どこが持つのか、事業者なのか市が負担するのか、それもはっきりしないということでございます。
先ほど西委員の質問にもありましたけれども、アウトレットの外周道路いいますか、アウトレット内は茶色になっていて、それが右のほうで、民有地のところが朱色になってますけれども、ここについては市が買収ということで以前から聞いてますけれども、これについて、今、設計段階ということなんですけども、これについておおよそ概要で、白いマークがくっつく場所、ここの部分については概要も積算いうか、そういうの出てきてるんでしょうか、分かったら教えてほしいと思います。
○木村敬
東部丘陵整備課長 現在、今おっしゃられた部分につきましても、今、概略の設計業務を進めているところでして、現時点ではまだ詳細な部分をお示しすることができないところでございます。来年度、令和3年度の予算にも計上しておりますけども、この道路については詳細設計ということで、具体的な工事発注に必要となるような設計業務というものを令和3年度に進めていきたい、このようなスケジュールで今考えてるところでございます。
○語堂辰文委員長 いうことでしたら、これが出てきたら、かなりの民有地ですのでかなりの額になると思います。東部丘陵線については、4.3キロほとんどが業者の方々、事業者の方が用地を提供というふうにもお聞きをいたしております。城陽市はそれの工事ということなんですけれども、この朱色ですか、この部分については買取り、買収になってくると思うんです。
それで、今年度の予算ということですけど、大体どのくらいの額になってくるのか、今、積算というか、設計中なので分からないということなんですけど、それとあわせて、これについては、先ほど私言いました、65億円に含まれるのか、そこら辺お願いします。
○木村敬
東部丘陵整備課長 まず、白でないほうの丸のところを、委員長お問いかけだと思います。こちらの、今回、東部丘陵地に係る経費ということで1億2,262万9,000円計上のほうをしております。この費用につきましては、さきにもお答えさせていただきましたけども、用地購入費と、また、あわせて、道路設計、詳細設計等の経費を計上しているというところでございます。この費用につきましても、これまでからお答えさせていただいてるとは思いますけども、この道路は東部丘陵線ではございませんので、東部丘陵線とは別にこの部分の整備費用がかかってくるというところでございます。
○語堂辰文委員長 65億円とは別だということでございます。そういう形でどんどんどんどん膨らんできますと、市の負担がかなり大きくなってくるんじゃないかと思うんですけどね。先ほどから白い丸については市か業者かはっきりしてないということなんですけれども、やはりアウトレットの外周でもございますのでね、そちらのほうに応分の負担を求めていくいうことで、市が丸っぽオレンジ色のところは買収するのやということにならないようにお願いしたいと思います。
なお、先ほどからのご答弁をお聞きいたしますと、城陽井手木津川バイパスというのは、できる時期というのは明確にはお話がありませんでした。朝のニュースも聞いてますと、新池に向けて山城大橋辺りから1.5キロとかいうて、毎朝のように、夕方もそうですけど、ラジオの放送で渋滞をいたしております。あと2年ちょっとでこのアウトレット、また新名神が完成するということになりますと、本当に大きなネックになってくると思うんですけどね。そこら辺も含めて、やはり対策を、そのときになってからえらいこっちゃというふうにならないように、よろしくお願いしたいと思います。要望して終わります。
○語堂辰文委員長 それでは、ほかにないようでしたら、この程度にとどめて、説明員の交代をしたいと思います。
25分まで休憩します。
〔説明員交代〕
午後3時07分 休憩
─────────────
午後3時25分 再開
○語堂辰文委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
それでは、区分5の②、都市整備部の審査に入ります。
説明を求めます。よろしくお願いします。
○森島正泰都市整備部長 それでは、都市整備部に関わります令和3年度予算の概要についてご説明いたします。
都市整備部に所属いたしますのは、都市政策課、管理課、土木課、営繕課の4課でございます。
まず、お配りしております資料、令和3年度都市整備部予算の概要についてご説明をさせていただきます。
上の小さい円グラフは、都市整備部の予算額が、それが一般会計の予算に占める割合を示しており、都市整備部の予算額は33億6,510万9,000円であり、占める割合は10.5%でございます。
下の大きいグラフは、都市整備部の予算の内訳でございます。主なものといたしまして、円の下側の道路新設改良費15億3,642万6,000円、占める割合が45.7%でございます。これは、寺田駅周辺道路、山城青谷駅周辺道路、JR奈良線の踏切改良やその他道路改良事業に要する費用でございます。次に、円の右上、企画費4億2,054万7,000円、割合が12.5%でございますが、JR奈良線高速化・複線化事業補助金などに要する費用でございます。次に、円の左上の都市計画総務費4億1,190万8,000円、占める割合が12.2%でございますが、木造住宅耐震改修補助金や寺田駅周辺地域優良建築物等整備事業補助金、緑化の推進などに要する費用でございます。
次に、令和3年度予算の概要をご説明いたします。
35ページをお開き願います。1項目めの地域公共交通対策に係る経費につきましては、城陽さんさんバスの運行経費の一部及び車両更新経費の一部について補助を行うものでございます。また、青谷方面乗合タクシーの運行を行うものでございます。
2項目めの通学路横断歩道カラー化に係る経費につきましては、通学路における安全対策として、昨年度に実施いたしました小学校に引き続き、市内4中学校付近の横断歩道を各1か所、緑色でカラー化を実施するものでございます。
次に、36ページをお願いします。1項目めの河川の改修に係る経費につきましては、城陽市総合排水計画に基づいて、島ノ宮排水路などの改修等を行うものでございます。
2項目めの今池川排水区の整備に係る経費につきましては、今池川排水区の断面改修に伴い、移設した電柱などの支障物件の復旧を行うものでございます。
次に、右側ページの1項目めの準用河川嫁付川の改修に係る経費につきましては、嫁付川流域の浸水被害軽減を図るため、古川改修事業に併せて、引き続き改修を行うものでございます。財源としまして国庫補助金を計上しております。
2項目めの青谷川の整備に係る経費につきましては、青谷川において浸食により護岸が崩落している箇所について、本復旧及びより強固な護岸となるよう新規に整備工事を行うものでございます。
次に、38ページをお願いします。1項目めの住宅・建築物の耐震改修等に係る経費につきましては、木造住宅の耐震診断、耐震改修等に要する費用の一部に補助を行うものでございます。財源としまして、国、府の補助金を計上しています。
2項目めの空き家バンクに係る経費につきましては、空き家バンクに登録された住宅の購入などに対し補助を行うものでございます。
次に、右側ページの三世代近居・同居の住宅支援に係る経費につきましては、祖父母世代と親子世代が近居・同居するために必要なリフォームや住宅購入に係る経費の一部に補助を行うものでございます。なお、令和3年度より近居の対象を拡充し、異なる市町村に居住する親子世代及び祖父母世代が城陽市内に居住することとなる場合は全て近居として扱うことといたしました。
次に、飛びまして、45ページをお願いいたします。1項目めのJR奈良線高速化・複線化の促進に係る経費につきましては、第二期事業の実施に当たり、JRが行う工事等の経費について、府及び関係市町でその一部に補助を行うものでございます。財源としまして、未来まちづくり基金を充当しています。
2項目めの橋りょうの長寿命化に係る経費は、橋りょう長寿命化修繕計画に基づいて、橋りょうの定期点検を行うものでございます。
めくっていただいて、46ページです。1項目めの市道12号線外2路線の整備に係る経費につきましては、JR奈良線裏池踏切や国道24号の慢性的な渋滞の緩和等のため、市道12号線、343号線、3196号線の舗装改修を行い、大型車両の交通の分散化を図る新規事業でございます。財源として企業の協力金を計上しています。
2項目めの市道103号線の整備に係る経費につきましては、路肩が一部崩落し、土のうなどで応急対応している箇所について、本復旧及び道路改良工事を行う新規事業でございます。
次に、右側ページ、1項目めの寺田駅周辺道路の整備に係る経費につきましては、駅西側の駅前広場等の施設整備に向けた用地買収や工事を引き続き行うものでございます。
2項目めの安全・安心みちづくりに係る経費につきましては、生活道路などの歩道整備や交差点の改良等を行うものでございます。
次に、48ページをお願いします。1項目めの市民が主役のみちづくりに係る経費につきましては、住民視点における改善要望を地域の優先順序により道路整備に反映させることを目的とした地域提案型の道路整備でございます。
2項目めの、住みよいみちづくりに係る経費につきましては、側溝の老朽度を基準として側溝改修を行うものでございます。
次に、右側ページ1項目めのJR奈良線の踏切等改良に係る経費につきましては、JR奈良線高速化・複線化第二期事業に併せて、歩行者の安全を確保するため、久津川道踏切の改良及び寺田道踏切の改良、加えて周辺道路の整備を行うものでございます。財源として国庫補助金を計上しています。
2項目めの塚本深谷線周辺の生活道路整備に係る経費につきましては、塚本深谷線の整備に伴い、周辺生活道路等の安全対策を図るため、近鉄久津川7号踏切の待避所整備に向けた用地買収等を行うものでございます。
次に、50ページをお願いします。1項目めの市道11号線の整備に係る経費につきましては、国道24号及び南の狭隘で離合が困難である市道11号線の通行車両等の安全対策を図るため、拡幅工事を行うものでございます。
2項目めの山城青谷駅周辺道路等の整備に係る経費につきましては、自由通路、橋上駅舎、駅前広場及び新青谷線の用地買収や工事を行うものでございます。財源として国庫補助金のほか、未来まちづくり基金を充当しています。
次に、右側ページ1項目めの市道242号線の整備に係る経費につきましては、古川改修に伴う市道242号線の古川に架かる橋の架け替えに併せて、歩行者や通行車両の安全を確保するため、橋りょうの拡幅整備を行うものでございます。財源として国庫補助金を計上しています。
2項目めの市道257号線の整備に係る経費につきましては、狭隘で離合が困難である市道257号線の道路拡幅整備に向けた用地買収等を行うものでございます。
次に、52ページをお願いします。
1項目めの市道5号線の整備に係る経費につきましては、国道24号寺田拡幅事業に合わせて、寺田西地区から市域南部への
道路ネットワークを確保するため、市道5号線の整備に向けた用地買収等を行うものでございます。
2項目めの中村道踏切の改良に係る経費につきましては、山城青谷駅周辺道路等整備事業に併せて、歩行者の安全を確保するため、中村道踏切の改良及び周辺道路の整備を行うものでございます。財源として国庫補助金のほか、未来まちづくり基金を充当しています。
次に、右側ページ1項目めの市道3001号線の整備に係る経費につきましては、写真にお示しします交差点の南北の交通量が多く、交通渋滞が発生している市道3001号線において、右折待ちによる交通渋滞の緩和を図るため、交差点改良に向けた路線測量、詳細設計を行う新規事業でございます。
2項目めの寺田駅周辺の整備に係る経費につきましては、寺田駅西側の民間活力を誘導する区域の再開発を促進するため、まちづくり協議会への技術支援を行うとともに、事業協力者に対し、優良建築物等の整備事業に係る経費の一部に補助を行うものでございます。財源として国庫補助金のほか、未来まちづくり基金を充当しています。
次に、54ページをお願いします。地域の公園の安全整備に係る経費につきましては、市民要望に基づく公園整備や公園遊具等の修繕を行うものでございます。
続きまして、令和3年度一般会計予算書をご説明いたします。
歳入の主なものにつきましてご説明いたします。
19ページをお開き願います。下の段、目7、土木使用料の1、道路占用料1億3,881万4,000円は、城陽市道路占用料徴収条例に基づき、市道の占用者から占用料を徴収するものでございます。
次に、24ページをお願いします。中段の目7、土木費国庫補助金の1、道路橋りょう費補助金5億3,584万1,000円は、右側説明欄に記載の事業に対して充当する交付金でございます。その下の枠、2、河川費補助金1,000万円は、準用河川嫁付川改修事業に対して充当する交付金でございます。その下の3、都市計画費補助金5億1,080万9,000円のうち1,442万4,000円は、住宅・建築物耐震改修等事業に対して充当する交付金であり、9,598万5,000円は、寺田駅周辺地域優良建築物等整備事業に対して充当する交付金でございます。
次に、28ページをお願いします。中段の目6、土木費府補助金の1、道路橋りょう費補助金の山城青谷駅周辺道路等整備事業補助金7,878万円は、山城青谷駅橋上駅舎化に対して充当する京都府からの補助金でございます。その下の枠、2、都市計画費補助金735万7,000円は、右側説明欄に記載の事業に対して充当する京都府からの補助金でございます。その下の枠、3、住宅費補助金の結婚・子育て応援住宅総合支援事業費補助金140万円は、三世代近居・同居住宅支援事業に対して充当する京都府からの補助金でございます。
次に、右側ページ下段、18款1項の目1、財産貸付収入の1、土地建物貸付収入のうち、めくっていただいて、30ページ2行目の土地貸付収入(自転車駐車場)の291万5,000円は、近鉄久津川駅、富野荘駅の自転車駐車場の土地貸付収入でございます。
次に、32ページをお願いします。繰入金のうち、中段の目9、未来まちづくり基金繰入金7億3,046万1,000円ですが、これは別冊、令和3年度予算の概要の12ページに活用事業が掲載されております。JR奈良線高速化・複線化の促進に係る経費、山城青谷駅周辺道路等の整備に係る経費、寺田駅周辺の整備に係る経費等でございます。
続きまして、戻っていただいて、予算書36ページをお願いいたします。市債のうち下段の目4、土木債、その下の枠、河川債は、説明欄に記載する事業に係る地方債でございます。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。なお、令和3年度予算の概要で説明いたしました内容と重複する項目につきましては省略させていただきますので、よろしくお願いします。
48ページをお開き願います。目10、交通対策費の右側下段、都整(2)交通安全の指導啓発に係る経費は、合計で85万2,000円となり、これらは交通安全対策協議会への活動補助金や、高齢者の運転免許証自主返納支援に係る補助金、その他、需用費でございます。次に、右側ページ、(3)交通安全対策に係る経費は、合計で3,041万9,000円となり、これらは街灯維持費、区画線等整備費、道路反射鏡整備費、その他需用費等でございます。
次に、飛びまして、87ページをお願いします。中段の目2、道路橋りょう維持費の右側、都整(1)道路橋りょうの管理に係る経費は合計で8,619万円となり、道路を良好な状態に保つために舗装修繕等の委託等を行うものでございます。
次の、(2)、(3)につきましては、城陽駅自由通路、長池駅自由通路等の維持管理を行うための委託費の経費でございます。
次に、88ページをお願いします。目3、道路新設改良費の右側(1)から(9)、右ページ上段の(10)から(14)につきましては、道路の新設改良等に係る個別経費でございます。
次に、90ページをお願いします。目2、河川改修費の右側(1)から(3)につきましては、河川の改修等に係る個別経費でございます。
中段、目3、河川維持費の右側、(1)河川の管理に係る経費は、合計で4,810万2,000円となり、市が管理している準用河川及び普通河川のしゅんせつ、除草を行うものでございます。その下の(3)城陽排水機場の管理に係る経費は、合計で3,720万7,000円となり、京都府から委託を受けている城陽排水機場の管理、操作における嘱託職員の任用と施設修繕及び機器の保守点検の委託等を行うものでございます。
次に、94ページをお願いします。目5、公園費の右側、(2)公園の管理に係る経費は、合計で1,682万5,000円となり、1番目の報償費193万3,000円は、93自治会等に対し204か所の街区公園等を日々見守っていただく謝礼でございます。
続きまして、別冊の令和3年度行政経費の状況についてご説明いたします。
3ページをお開き願います。自転車対策経費でございます。令和3年度の経費の内訳を左上円グラフに表しており、主なものは職員人件費361万4,000円で、52%を占めております。次に、右側ページ、表の上から3行目、支出総額では、前年度との経費比較につきまして7,000円を減額となっております。2つ下の枠の基礎数値でございますが、令和3年度予算基礎数値である1日平均の自転車利用台数は811台で、令和2年度に比べて191台の減少、自転車利用1台当たりの経費は8,589円で、令和2年度と比べて1,630円増額しております。台数につきましては、新型コロナウイルス感染の影響を受けたものと推察しております。
次に、37ページをお願いいたします。道路橋りょう・河川・都市下水路維持経費でございます。左上円グラフの経費の内訳は、主なものは道路橋りょう維持費1億2,156万2,000円で、52%を占めております。次に、右側ページ、表の上から4行目、道路橋りょう維持費は、前年度との比較につきましては2,549万1,000円の増額となっており、主に道路の維持管理費用及び舗装、補修費用が増額となっているものでございます。3つ下の枠の分析でございますが、1世帯当たりの経費は7,752円で、令和2年度と比べて921円増額しております。
次に、61ページをお願いいたします。城陽さんさんバス運営経費でございます。左上円グラフの経費の内訳は、主なものは、バス会社への運行補助金5,300万円で、97%を占めております。次に、右側ページ、表の上から3行目、支出総額で、前年度との比較につきましては5,437万7,000円で、前年度と同額となっております。その下の枠の財源でございますが、国庫補助金について、城陽さんさんバスの乗降客調査委託に国の地方創生推進交付金を新たに充当するものでございまして、令和3年度は68万4,000円となっております。その下の枠の基礎数値でございますが、運行補助金については翌年度の精算払いとしているために、基礎数値の乗客数については前年度の延べ人数の数値となっており、令和3年度予算基礎数値は15万8,167人で、令和2年度予算基礎数値に比べて7万8,958人減少しております。これは新型コロナウイルス感染の影響を受けたものでございます。
以上が都市整備部に係ります令和3年度予算の概要でございます。よろしくご審査のほどお願いいたします。
○語堂辰文委員長 それでは、質問。
○乾秀子委員 すみません、4問です。
予算書94ページの桜づつみの委託管理について、2番目が、概要書の49ページの久津川7号踏切の待合のところの工事の内容をもう少し詳しく、どういうふうな形になるのか教えてください。
それから、寺田駅周辺整備概要のほうの53ページぐらいにあると思うんですけど、平成28年ぐらいの計画の後、どんなふうにまち協さんがお考えになっていて、事業をしていただく方が決まってっていうことなんですけど、寺田に住んでいながら全然、どういうふうな内容で今進んでるのかという情報が全く入ってこないんですけれども、進んでるとは思ってるんですけど、その概要を、どんなふうなお考えで今進めてらっしゃるのか、ちょっとお聞きしたいと思うんです。市ももちろん行かれてると思いますので。
最後は市道5号線の整備についてということで、スケジュール的なこと、地権者とのお話合いとかそういうところを教えてください。
初めに、桜づつみの件ですけれども、毎朝、堤防のほうまでちょっと歩いてまして、桜がもう木津川のほうも開花してきたんですけれどもね。コロナになってからすごく歩いておられる方が増えてきまして、それにつれて、ごみですよね、利用者が多いですし、ごみがすごく多いですし、去年の夏は花火がすごく汚くて、堤防の上がすごく汚かったんですけど、寺田のほうの堤ですね、すみません。シルバーさんが多分きれいにしてくださってると思うんです。きれいに袋に入れて置いて帰られるみたいな方もおられますし、散らかったまま帰られる方もあるんですけど、これ、シルバーさんの委託かなとは思うんですけど、どこまでこの委託料でシルバーさんがお仕事されてるのか、その内容を先、ちょっと教えていただきたいです。すみません、1項目ずつ進めさせていただきますので、お願いします。
○岩佐良造管理課長 それでは、私のほうから、桜づつみについてご答弁申し上げます。桜づつみにつきましては、シルバー人材センターに維持管理を委託しています寺田、水主と、奈島も委託料は約1,300万円になります。委託の内容でありますけども、桜づつみの日常的な清掃と年3回の草刈りを委託しております。
○乾秀子委員 ありがとうございます。日常的な清掃ということなんですけども、コロナになる前よりも私はずっと3年ほど歩いてるんですけど、すごくごみが多くて、この1,300万でどこまで私は十分なのかなという思いがあるんですけれども、年3回の草刈していただいて、あと、すごくきれいにしていただいてるとは思うんですけど、本当にあの散らかり方見たときに、ちょっとこの委託料で大丈夫なのかなという思いがあるんですけど、去年のは見てないんですけど、令和元年度とかと比較してみて、これはどういう数字になってるんでしょうか。
○岩佐良造管理課長 委託料につきましては大きく変わってないんですけども、桜づつみが汚れてるということなんですけども、実際、確かに、コロナの関係で木津川の堤防に集まられる方が増えてるというような状況は確認しとります。ただ、もしかしたら清掃後に誰かが利用して散らかされてるというケースもございますので、仮にそのような状況を発見されましたら、管理課のほうに連絡いただきましたら対応するようにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○乾秀子委員 写真に撮ってますし、また連絡させていただきます。はい、分かりました。
私も同じように、その堤歩かせていただいてて、また桜を楽しめる時期になってきたんですけれども、大体うちの家から2キロ半ぐらいでおトイレの前に到着するんですけどもね、ソロキャンプされてる方もありますし、バーベキューでにぎわってるときもあるんですけど、トイレに私はすごく難点があると思うんです。何でも新しかったら、何ていうんですかね、もうちょっときれいに使えばいいとは思うんですけれども、もうきれいに使いようがないぐらい汚いとこです。ちょっと思ってるんでね、本当にうちの地域からは歩いて行かれる方が多いですし、夏はイチジクの香りも、深谷線のとこすごくいい香りがして、その中歩いてらっしゃる方もあって、城陽樋門のほうに向かっていくんですけど、あのトイレを新設するっていうふうなことはお考えにはならないですか。
○岩佐良造管理課長 確かに寺田の桜づつみのトイレがそこまできれいくないということは認識しております。ただ、あちらのトイレにつきましては簡易トイレでして、実際にきれいなトイレにしようと思いますと、下水道をつないで水洗にすればきれいになろうかと思うんですけども、あそこの、寺田の桜づつみのトイレまで下水道の本管が行ってないので、そういった対策が取れないことから今のトイレでちょっと現状ご理解いただきたいと思います。
○乾秀子委員 もちろんコロナのときですしね、地域、身近な方、身近にいらっしゃる方々も使われてるとは思いますけれども、他市から来られた方に、ナンバー見てたらやっぱり分かるんですよね、止められてる車とかバイクとかね。テントを積んで来られてる方とかもありますし、茶畑の横でテントを張ってバーベキューされてる方もたくさんいらっしゃいますし、子どもさんもたくさんいはります。キャンピングカーで来ておられる方は多分簡易トイレとか積んでいらっしゃると思いますけれども、ちょっとあのトイレは子どもさん向きではありませんし、衛生面とかも考えていただいて、今すぐというのは、確かに本管が来てない簡易トイレやからという理由で難しいとは思うんですけど、私は近いうちに何とか、新しいトイレというか、ユニットごと替えていただくとか、何とか手だてしていただきたいなと思いますし、これは寺田の住民として強く要望しておきます。
それから、次、これ、深谷線の附帯工事の1つとして私の中では大きな課題として残っているところなんですけども、久津川の7号踏切のとこです。本当に混雑しますし、京都銀行側で三差路になってる車も相当、市長のおうちの前ですよね、結局。そこの道ずっと西向いて来ると、みんな待ってます。駅から来て深谷線のほうに向かっていく車とかもやっぱり踏切まで渋滞してますし、西から東へ向かっていく車もあの三差路ですごく詰まってます。災害とか水害があったときに、あそこの踏切がちょっと不具合がありまして、渋滞が本当にすごかったので、ここの踏切の改良、本当に期待してたんですけど、本年箇所をつけていただけるみたいなので、いつ頃どんな形でしていただけるのか。たまりをつくるっていうふうにも前聞いたんですけども、図面的に何か想像できないので、ちょっと説明いただけますか。
○辻村一哉都市整備部次長 7号踏切の計画でございます。7号踏切におきましては、現在近鉄とも協議をしておりまして、踏切の北側に歩道を設けて歩道を連続させていくというような計画で進めておりますけども、取りあえず一旦、ここの交差点、結構、東側と西側、複雑な交差点になっておりますので、見通しも悪いというところでございますので、踏切の西側、北側4メーターほど道を広げまして待避所を設ける計画で今進めております。令和3年度におきましては用地買収の費用を充てさせていただいておりまして、令和4年度で工事のほうを進めていきたいなという計画でおります。
○乾秀子委員 そうしましたら、近鉄と話し中ということですし、踏切の北側の歩道を4メーター幅に広げるということで、そうしましたら、例えば種屋さんしてらっしゃったおうちとか、その隣のおうちのほうの用地買収っていう形で、道全体、西側全体も広がるっていうふうに受け取っとけばいいんでしょうか。
○辻村一哉
都市整備部次長 踏切の歩道につきましては、今、近鉄とも協議を進めておりますけども、こちらにつきましては、まだまだちょっと課題が多くありまして、今のところ計画が進められない状況ですので、取りあえず踏切の西側、今おっしゃってました北側の土地を用地買収させていただいて、道を北側に広げるということで計画をしております。
○乾秀子委員 予定は分かりました。まだお住まいになってるところですので、あんまりこれからのこと聞くのも申し訳ないんですけど、さきに課長のほうからおっしゃっていただいたように、踏切の東側の三差路になってる分、線路沿いに走ってる道とか、204号線でしたかね。農家の方がすごく多くて、軽トラで、ちょうど京都銀行の横になるんですけども、東向いて農地のほうに行かれる方がやっぱり見通しがすごく悪くて、前が詰まってるっていう形で、すごく危険感じておられて、時々お声がかけていただけるので、令和4年度になりますけれども、進捗が分かるようでしたらまた情報をいただきたいと思いますし、よろしくお願いします。
それから、次が、寺田駅周辺なんですけれども、マンションができるまでの状態のときは本当にいろいろ計画もあって、絵も描かれてたんで、私たちもどういうふうな思いでおられるのか聞く機会もあったんですけども、最近はコンサルも入られて、今度は事業者さんが決まってということで、まち協さんって今は寺田まち協ってなってるんですけども、本当に寺田の住民が寺田駅の周辺のことについて考えてるというよりは、まち協さんが中心になって進めてくださってるっていうふうな思いで、知らない方はたくさんいて、どんなふうな今お考えで進めていらっしゃるのか、そこんとこちょっと教えていただきたいんです。
○立木克也都市政策課長 寺田駅周辺の整備につきましては、駅西側で民間活力を誘導する区域というところで、まちづくり協議会さんが中心となられまして事業者を選定いたしまして、土地の高度利用化なりを図っていくということで、去年3月に事業協力者さんを選定されました。その事業協力者のほうで、地権者さんに対して事業に意向調査というのを昨年11月頃行われまして、ただ、ちょっとコロナということもありまして、なかなか意向調査に時間がかかったと、当初予定してたよりも大分時間がかかったということで、一通りは面談は行ったところなんですけども、まだ現時点で一部は面談できていないという方もおられるということで、現在のところで今すぐ事業推進すると、図るということができないという状況ではあるというところで確認はさせていただいてます。事業を進めるということで、今回、市のほうも優良建築物整備事業ということで予算を上げさせていただいてるというところでございます。
○乾秀子委員 分かりました。高度利用という言葉だけちょっと聞こえたんですけれども、53ページのこの概要のほうに示していただけるように、こういうふうに平家とか二階建ての、もともとの商店街に店舗を持ってお住まいの方がほとんどですよね、あそこは。その方々が高度利用をするっていう形で、ここに描いてある絵面、こういう感じの構想を持っておられるっていうふうに捉えておけばいいんですかね、見た感じですよ。
○立木克也都市政策課長 イメージとしてはこういう形になりますけども、今後その地権者の方なりと事業者も協議していく中で、最終的な形状が決まっていくのかなというところでございます。
○乾秀子委員 分かりました。そうしましたら、本年度、これ、予算化されてます整備事業に係る経費の一部に補助を行いますという事業者さんに対する市からの補助を、どういうふうな形で使われるというふうなお話で補助を出されてるんでしょうか。
○立木克也都市政策課長 令和3年度の補助の内容につきましては、この建築物等を建てられるに当たって、それの設計に係る費用に対して補助をしていくというものでございます。
○乾秀子委員 設計に係るということは、どのような建物をどういうふうな区画で建てるかっていうふうな思いっていうのは、もう皆さん、ほぼ固められてるっていうことになるんですか。
○森本都士男
都市整備部次長 先ほど立木課長のほうからご答弁させていただきましたけれども、今現在、事業協力者のほうで地権者のほうに面談をしてるところでございまして、まだ全て地権者の方との面談ができていないという状況でございます。しかしながら、そういった地権者さんのご意向なんかも参考にさせていただきながら、今、事業協力者のほうで、そういった事業計画に基づく設計等に対する予算を計上させていただいて、今後そういった事業協力者とも協議をさせてもらいながら進めてまいるというような内容でございます。
○乾秀子委員 分かりました。まだ面談が終わってないということですし、あまりあれですけど、やっぱり寺田って、私は城陽の玄関口であるともちろん思ってますし、長年、皆さんが取り組まれてきた開発というか整備事業だと思いますので、関心はすごく持ってますし、でも、やっぱり寺田だけの人が興味持ってるわけでなくって、寺田がどんなふうに変わるのかというふうなことに関心持たれてる方はたくさんいらっしゃると思いますし、もうちょっと進捗があれば、ニュース的に情報とかも、もちろん、まち協さんのご意向によると思うんですけども、市民にも知らせていただきたいなと思いますし、そういうようなご配慮を市のほうにはお願いしたいと思います。
最後が、市道5号線の整備についてということで、これは西委員のほうが、場所的にはお住まい近いと思うんですけどね。5号線が突き抜けて使えるようになったらいいというふうに思ってらっしゃる方もありましたけれども、5号線が今は車両が通れない状態というかね、そういう状況になってましたけど、通れるようにならないほうがいいというふうに言われてる方も、今堀の地域とか今橋地域の方はおっしゃっていた方がありました。今回、今ちょうど古川の工事がなされてるわけですし、5号線沿いの方はもう工事、工事で本当に、ガス管の配管、埋設工事とかいうのもあっていろいろご迷惑もかけてるんですけれども、買収というふうに52ページには書いてあるんですけれども、地権者さんは何名ぐらいいらっしゃって、話合いはもう進めてらっしゃるのか、まだまだこれからなのか、どうなんでしょうか。
○辻村一哉
都市整備部次長 令和3年度に予算計上させていただいております用地につきましては、ちょうど寺田の拡幅事業で、24号の拡幅工事に併せまして行うものでして、ちょうど交差します隅切り部の一部の用地を買う予定をしております。こちらの地権者につきましては、今現在協議を進めておりまして、大体おおむね了承を得ているところでございます。
地権者のほうなんですけども、すみません。両サイドの隅切り部の地権者2名と、あと本体、ちょうど寺田大畔地域から国道を結びます南北のところにつきましては地権者1名ということで、計3名の地権者でございます。
○乾秀子委員 ありがとうございます。隅切り部分で2名の地権者さんにご了解いただけてるということで、そしたら、これ、車両が通れるようにしていただいて今工事進めていただいてるわけですし、そのまま車両が往来するようになるっていうふうに私も思いますけれども、これは古川の改修の工事というか、交差点ですよね、交差点、ちょうど橋が2本架かる形になって、改良されるんですけど、そういう時期と合わせてもちろん通れるようになるんですか。それとも、拡幅工事の進捗に合わせた形で通れるようになるんですか。
○辻村一哉
都市整備部次長 今、24号から寺田に向かって仮設の道路が整備されております。こちらにおきましては、古川の改修工事の工事進入路として今、京都府さんのほうで使われておりますので、古川の工事に伴います橋の架け替えが終わってから道路の整備をすることになりますので、少し遅れた形で、24号の寺田拡幅に併せた形で道路整備を行っていく予定をしております。
○乾秀子委員 分かりました、イメージができました。すみません、1問だけ追加したいんですけど。すみません。
今、寺田のトップセンターの跡地に高齢者の住宅ができてまして、木造ですので、もう柱が立ち上がって、もうすぐ出来上がるかな、8月ぐらいにはできるんじゃないかなというふうに思ってるんですけれども、ぎりぎりまで建物を建てられてて、もう今、旧の市道6号になるんですかね、長光寺さんのほうから踏切、もう閉まってますけども、トップセンターの脇にあった踏切のほうを向いて走ってくると、西向いて左側ですよね、ずっと見通しが悪くて、すごく地域から苦情が出てます。見通しが悪いということでね。以前に尺後の自治会の方とお話しいただいた記録をずっと読ませていただいてたら、やっぱりそういうことも注意してほしいというふうにありましたので、市がどこまで指導できるとか私も分かりませんけれども、やっぱし安全面にすごく配慮を、そこのお願いしたいと思いますし、東っ側の里道のほうの工事はおっしゃっていただいたとおり、うまくその期限内に本当にしていただいたんですけど、旧の市道6号のほうですね、久津川からずっと線路のほうを向いてくる、西向いてくるその道の側溝のほうですね、溝端のとこのあの工事というのはいつ頃になるんですかね。いっぱいチョークで印つけてるので、もう工事に始まるんですかっていうふうなお問合せがあるんです。高齢者住宅の建物の北っ側になりますかね、ちょっと蛇行したように久津川に行く道なんです、旧の市道6号だと思うんですけど。
○辻村一哉
都市整備部次長 今おっしゃられてました北側の道路の側溝の工事でございますが、今、福祉施設の建築がされておりますので、それと重ならないように、4月の中頃ぐらいから測溝の工事を入る予定にしております。
○乾秀子委員 分かりました。そのようにお伝えします。木造の平家建てですし、既存の工事がもう終わってますし、大きな車両ね、これからそんなに入ってくることはないと思うんですけれども、まずは工事に入られる前に、できたら地域の皆さんのお声をもう一度聞いていただけたら本当にありがたいなと思います。よろしくお願いします。
○谷直樹委員 失礼します。私は2点。
今、乾委員のほうから、寺田駅周辺の整備に係る経費、いわゆる寺田駅周辺地域優良建築物等整備事業という事業の今質問あったんですけども、これは資料を見てますと、一応スケジュールとして令和2年度、昨年度は地盤調査、事業計画、地権者調整、同意いう形で事業計画されてるんですけども、先ほどの答弁では、意向調査でまだ全員同意が得られてないというようなことであったんですけども。この地域ですけども、前の資料を読みますと、これ私も一般質問でも実はしたんですけども、いわゆるプレサンスマンションの西側一帯とこの南側、いわゆる金井工芸跡地のこの部分が開発予定地域だということですけど、その地権者の一人としての城陽市が金井工芸跡地を持ってて、例えば市道何号線かな、この道路の廃止とかいうことになったら、この道路の所有者も城陽市になるわけですよね。ということは、地権者の意向ということで、城陽市も地権者の一人なんですけど、その意向等々はどういうふうにお考えなんかというのと、それと、これの事業するにおいて、ただプレサンスマンションの西側の地権者の方々は事業者もおられますし、例えば住居だけの方もおられますし、その方々が事業するんだったら、まずは更地にしはらんことにはほかのもん建たへんと思うんですけどね。それやったらその間にどこかへ移転、引っ越しもらおうかとか、あと、その間の事業やったら事業の補償とか、これはお金も絡んでくると思うし、それと市として地権者、この金井工芸跡地は面積的にもそこそこの面積、半分ぐらいあるんちゃうかなと思うんですけど、そしたら市としてその意向をね、例えば土地提供ちゅうか、地権者の一人としてこの事業やるんやったら、その辺の権利等々を行使していかなあかんだろうと僕は思うんですけど、一般質問で私ちょっと言わせてもらいましたけど、例えば公共施設をこの中に持ってくるとか、持分案分でやるとか。ただ、マリモさんやったっけね、事業者ね、たしか選定しはった、この方も当然事業者やから利益もらわなあかんやろと思うんですけども、その辺の基本的な話、これはどうなってるのかなと、ちょっと見えてこないんですよね。まちづくり協議会さんのほうに共同事業としてマリモさんとやってはると思うんですけども、やっぱり市も当然絡んできますし、金井工芸跡地があるいうことは、多分、その金井工芸跡地にまずは建物建てて、そこへこちら、プレサンスの西側の方を一旦住んでもらって、元に戻らはるのか、そのまま住まはるのか、私分からないけども、その辺の話もこれちゃんと決めとかんと、なかなかこの事業できへんのちゃいますか。
それとね、令和2年度には市負担分で3,350万かな、これ多分出してはると思うんですけど、総額、補助対象経費1億2,930万2,000円のうち3,350万、これ令和2年度の事業費の一部ですけど、これがだからきちっとその事業がされてるんかどうか、その辺の確認はしておられるのか、ちょっとその辺お聞きしたいんで、ひとつよろしくお願いします。
○立木克也都市政策課長 まず、今回の事業に関わりますうちの補助の対象なんですけども、調査、設計費であったり、今建っている土地なりのものが建っているとこの土地の整備であったり、あと、そもそも大きなもん建てるその工事、これらが対象になってまいりますけども、ただこれ、最初事業がどういう形でいくのかというのは、これから地権者さんのそれぞれの意向というのを確認しながら、事業者マリモのほうが意向確認をしながら進めていくということで、まだ、先ほどもありましたけども、まだ決まったものでは全然ないというところなので、そこに地権者さんの意向が入って事業が固まっていくというところですので、今の段階ではどういう形になるのか、地権者さんがどうなるかというのは、それぞれ分からないです。ただ、おっしゃったみたいに、移転の補償であったりとか、出て行かれる方やったらそのまま補償になるでしょうし、一旦動いてまた戻られるという方であれば、そういうところの補償も当然必要になってきますので、そういうところひっくるめた中で、最終、事業固まっていくというところですけども、まだそこまで固まっておりません。
令和2年度、ほんなら何の予算だったのかというとこなんですけども、そこは先ほどおっしゃられたように地盤調査であったり、そういうところの調査費であったんですけども、まだ、先ほど申しましたように地権者様の意向が確定できていないというところで、そこまでには至ってないということで、基本的には事業者から補助金の申請があって初めて前進むんですけど、そこまでまだ至っていないという段階であります。市が確かに大きな地権者にはなるんですけども、そこら辺の事業が固まらないと市としても最終の判断できない、公共施設という話も出てくるかもしれないですし、土地を持つのかどうなのかというのも、その辺の事業が確定した中でもっと詰めていきたいというふうに考えております。
○谷直樹委員 ということは、まだ何も分からんということやね、そういうことでしょ、どうしたらいいか。だから、やっぱり市の意向というのは大事だと思うんですよね。金井工芸、これ20年間持ってたん違いますか。今回買い戻したけど。これやっぱり生かさんことにはこの事業駄目でしょ、僕はそう思いますよ。やっぱり市としてその辺をきちっと、土地の地権者として言うことは言うていかなあかんし。それと、ここ、たしかまだ、建蔽80、容積300やったっけ、今現在。変わった、400になってませんね、200やったかな、ちょっと僕も資料持ってないから分からへんけど。ということは、プレサンスなんかやったら、たしかあそこは80の400やったと思います。ほんなら11階建てもできるんやけど。だから、今の当該地なんかはまだそこまで用途変更してはらへん、建蔽は一緒やけど容積は変更してはらへんやろうし、それによってやっぱり事業的な考え方も違うし、あとの地権者の方に対しての持分等々の、それが、面積がとか建物大きくなったらその分たくさん持分で持てるけども、その辺のことも、今後これ課題やと思うんですよね。そういうこと踏まえて、やっぱり市としてこういう形でやりたいというようなことをある程度マリモさん等々と、まちづくり協議会さんとも話していかんと、なかなかこれ進まんのちゃうか思います。その辺をきちっとしていただいて、やっぱり市民の方があの金井工芸の跡地どうなったんやと聞かれたときにはちゃんとこういう形で、見合うような形の市としたら資産を持ってるし、例えば事業的に云々で、このプラスアルファでこの事業でお金云々やるというようなことをやっぱり言わんと僕はあかんと思いますね。そこまでね、長いことかかかってんやから、僕はそう思いますわ。その辺をね、これから今後のことやからそれ以上言いませんけど、やはりその辺をきちっとしていただいて事業進めていただきたいと思いますし、またその都度ご報告のほうもお願いしたいと思います。今の件はそれで終わっときます。
それともう一つ、86ページ、これの一番下の(1)道路庶務に係る経費で委託料等々あって、これずっと見てますと私道の舗装とか排水施設工事補助金というような形でたしかなってたんちゃうかなと思うんですけど、違いましたっけ。その辺、ちょっと内容を教えてほしいんですけど。
○岩佐良造管理課長 それでは、私のほうから私道の舗装及び排水施設工事費の補助金について、これ87ページの右側に移ってあるんですけど、そのあれでよかったですかね。
○谷直樹委員 はい、そうですね、これは今ずっと続いてますね。
○岩佐良造管理課長 私道舗装及び排水施設工事補助金でありますけども、私道につきましては、市が管理する道路でないことから市で工事することができませんので、城陽市私道舗装及び排水施設工事費補助金交付要綱を定めまして、私道に接する土地所有者、もしくは居住者、またはこれらの者で構成する団体に対し舗装工事、または排水工事に要した経費の4分の3を補助するものであります。令和3年度につきまして1件の申請がありまして、工事費147万円の4分の3に当たります110万3,000円を計上してるものであります。場所につきましては、平川指月のほうで申請が出てきております。
○谷直樹委員 ということは、私道ですから、いわゆる都市計画法上の小規模開発の位置指定もないし、位置指定道路でもないということだね、ほんまの私道ですね、位置づけは。それに対して、市としたらその道路整備に、例えば面整備とか、あと排水施設かな、等々の整備に補助をしていこうということですね。これはだから、市に移管とか受納というのは、道路の性質といいますか、によって違うと思うんですけど、あくまでも、道路というのは市道から市道に抜けてるというのが原則、4メーター以上というの、それはなってない、ただ単に、例えば道路のどんつきとか云々で私道という形で認定にもされてないと、こんな道ですね、これ、それちょっと教えてもらえますか。
○岩佐良造管理課長 城陽市私道舗装及び排水施工工事の補助金の交付要綱で幅員1.8メートル以上の道路について交付することとしております。
○谷直樹委員 1.8メートル以上で例えばその個人の方がそこを通って、専用通路は駄目やと思うんですけど、不特定多数の方が通られるような私道だという意味だと思うんです。だったらその場合に、状況によりますけども、市のほうが4分の3補助をするような要綱みたいなんがあると、こういうことですね。分かりました。それはええことやと思いますし、地道のままやったらなかなか通りにくいやろうし、だからその辺で私道でそういう形であっても補助をして整備していこうと、これは市の1つの施策としてやられてるということで、分かりました。結構です。
○西良倫委員 今の谷委員が聞かれてること、もう一度ちょうどそこですけれども、道路橋りょう総務費、都市整備、(1)ですけれども、この委託料ってある1,071万というのは支払い先はどこなのかということを教えてください。初歩的な質問ですみません。
国道24号城陽井手木津川バイパス整備とこの委託料との関係というのがあるのかないのか、すみません、委託料のその明細、分かれば教えてください。
それと、こういった委託料ですけれども、1,000万円というとまあまあの額なんで、こういったこと、明細も分からんままで言うんだけども、市の職員とか府の職員とかが共同で取り組んだりして、例えば500万とか、せめて700万ぐらいとか、100万でも200万でも始末をしていくみたいなね、何でもなんか言ったらコンサルに頼むみたいなことの世界は何とかならんのかなというふうに思いますが、そこのところ詳細教えてください。
それと、概要で聞かせてもらいます。予算書では88ページで概要では47ページの上段の都市整備の(1)寺田駅の周辺整備です。ちょっとまだ今日は寺田駅のところですけども、補償、補填及び賠償金というのは、これは3,532万5,000円、具体的にはどういうふうに使うものなのか、教えてください。
それと、駅西広場ですね、今ずっと工事やってくれてはりますけれども、道路整備だけでもこのところ何か2回やり3回やりとか、やっては止まりとか、一向に本当にらちが明かへんというんか、そこらのところはもう通行人だとか近所の人とかが見ると何やってんのやというような話なんで、舗装したけれども、この内容見たらまた剥がしたりして、大きな穴のとこ掘ったり、また通行止めになるとこあったりとか、もう車も入れへんというみたいなことをやってるんで、ここがね、うちとこの市の、先ほども出てるけど、市の玄関口としていつまでも落ち着かへんなというところがあるんで、この工事いつ頃に終わるんかってあたり含めてよろしくお願いします。
○岩佐良造管理課長 それでは、私のほうから、道路庶務に係る経費の委託料1,071万1,000円についてご説明させていただきます。
こちらでありますけども、これは市が管理します市道を適正に管理するため、道路台帳の更新に係る経費でございます。こちらにつきましては、道路管理者はその道路を管理するのに台帳を保管しなければならないと道路法で定められておりますので、それに関する経費でございます。
○立木克也都市政策課長 私のほうは、寺田駅周辺道路の整備に係る経費についてご答弁申し上げます。
まず、この中で補償等ですけども、今、駅の西側の広場、整備させていただいてますけども、そこに至るまでの進入道路、府道からの進入道路ですけども、そこの一部、まだ用地買収できておりませんので、そのところの用地と補償の金額でございます。
それと、工事がやったりまた壊したりとかいろいろあるんですけども、今現在やっている工事といいますと、駅のロータリーの要はタクシーであったり一般車が止まるときに待っておられる方の屋根、要はシェルターの設置工事と、それに付随する電気工事をやっておりまして、これが終わりますと、次その歩道の舗装工事、インターロッキングで舗装するんですけども、それをやっていくというところですけども。これまで工事がいろいろと行ったり来たりはしてるんですけども、一応、どうしても通行上であったりとか、工程上、やっぱり工種ごとに順序やっていかないと、人を通しながら車を通しながらということになりますので、どうしてもああいう形で皆さんにはご迷惑をかけておるというところでございますけども、この6月ぐらいで今言いましたシェルターと舗装の工事は一旦終わって、通行できる状態になるいうところで進めているところでございます。
あと、令和3年度はそのほかに真ん中のロータリーの島のところ、あそこの植栽であったりとか案内看板の工事をまだ引き続きやらせていただく。ただ、通行においてはそれほど支障はないということで、一旦6月をもって通行できるというような形にはなります。
○森本都士男
都市整備部次長 すみません。先ほどご質問いただきました委託料についてでございます。全体のことだと思うんですけれども。
この委託につきましては、やはり、今委員おっしゃったとおり、職員ができることは当然職員がなすべきことということで、当然そういった職員が作業を行うんですけれども、どうしても委託、その業務の内容についてやっぱり専門的な見地であったりとか、そういった知識であったりとか、そういったことがどうしても必要なときにつきましては、やはり委託というのが必要というふうに考えておりますので、委託につきましては必要に応じて、委託は引き続き行っていくというような考えでおります。
○西良倫委員 すみません。委託料のほうですね、これはちょっと専門的なこともあるということは分かってるんで。
続いて、資料番号の37番で請求があります、この橋りょう関係のところで、ずっとこの表は出させてもらってるんですけども、ありがたいことで、建設年度が古い10の橋りょうという形で、寺田地域見てみますと14のうち6個もあるわけです。見ていると、佐伯古川橋とこの護岸と14番の市道242号線の古川橋、この2つについては、今この古川改修の中で新設されて新しい橋になろうとしてるんだけども、この佐伯の橋はね、この6番ですね、ここのところは同じように古川を流れてるのに以前のままなんですね、この橋ね。古さを見てると40年、42年でしょ、下は、改修された、新設された14番も、これ43年でしょ。何であそこだけ違うのかなと思ったり、いわゆるコンビニに行くところの南側にあった橋です。この7番、8番、9番、それぞれ1号橋というところ、ここらの改修計画とかあるのかとかいうあたりが分かれば教えてください。
○岩佐良造管理課長 それでは私のほうから、橋りょうの考え方についてご答弁申し上げます。
橋りょうの維持管理につきましては、平成26年3月に策定しました橋りょう長寿命化計画に基づき、計画的に維持管理しております。橋りょうの維持管理の方法でありますけども、平成26年3月31日公布、4月1日施行の道路法施行規則に基づきまして、5年に一度、近接目視による橋りょう点検を実施するよう義務づけられております。その橋りょう点検におきまして、Ⅰ判定の健全、Ⅱ判定の予防保全段階、Ⅲ判定の早期措置段階、Ⅳ判定の緊急措置段階の4段階に判定を行います。その結果をもちまして、例えばⅣ判定の緊急措置段階と判定された橋りょうにつきましては直ちに通行止めとし、早期に補修を行います。また、Ⅲ判定の早期措置段階と判定された橋りょうにつきましては、計画的に補修に取り組んでいるところであります。なお、令和2年度でⅢ判定以上の12橋の補修工事が完了しましたので、令和2年度におきましては工事の予定はないということで、橋りょう長寿命化するために点検して、事前に補修してるという作業を行っているところであります。
○辻村一哉
都市整備部次長 私のほうから、ちょっとコンビニから南に向かって古川を渡ります橋りょうの架け替えしないのかというところの件でご答弁させていただきます。
あちらにおきましては、古川の河川改修において拡幅する計画ではなくて、底を下げるだけの計画になっておりますので、検証された結果、架け替えをしなくても今の現状の橋で使用できるという判断をされまして、今回、架け替えの対象外という橋りょうになっております。
○西良倫委員 でも橋の、いわゆる両端のドレーン部分というところが結構古さを感じるんだけども、そのままですか。
○岩佐良造管理課長 古さを感じるということなんですけども、5年に一度、近接目視によって点検しておりまして、大丈夫であるという判定が出ておりますので、市としては大丈夫というふうに考えております。
○西良倫委員 それ目視でいいんですか。
○岩佐良造管理課長 法が改正されまして、近接目視、要は近くでしっかり見て大丈夫かどうかという点検をしておりますので、それを専門業者に委託して、大丈夫だという判断してもうてますので、市としてはその橋については大丈夫という判断をしております。
○西良倫委員 なかなか一般市民はね、周りの橋はいろいろとなっていってるのに何でやねんとかあると思うんで、そこらちゃんとした説明をやっぱり、近所の人らとかね、またよろしくお願いします。
次に駅前のことで、ちょっともう1点、すみません。ここのところには、駅にはマイクロバスだとか京都郵便局が来ますからとかって言ってね工事が急がれたりしたわけなんだけども、その話は進んでるんでしょうか。
それと、このバスの待合所の工事が始まるんじゃないかなと思うんだけど、穴が掘られてるから。そこには椅子が何脚ぐらい置かれる予定なのかとか、天井なんか新しく造られるのかとかそういうあたりのこと、詳しく分かれば教えてください。
○立木克也都市政策課長 企業さんのマイクロバスが来るのかということですけども、今のとこそういう話はいただいていないというところでございます。ただ、マイクロバスが通れる大きさには造っているというところです。
今、バスを待つという形でではなくて、タクシーであったり一般車両が止まるということで、それらの利用者の方のために雨よけというかシェルター、屋根をつけているという工事でございます。ベンチですけども、それは必要に応じて検討していきたいなというふうに考えております。
○西良倫委員 すみません。もう1点、ごめんなさい、一旦停止、今、一方通行はいろんなとこについてるんだけども、あそこら辺の広場ね、この道は一方通行とか、あれは車が来たら止まらんと危ないちゃうかという辺りが何か所かあるので、危ないところが、そこらへのところは、もちろん工事が全部、全て終わらんことには停止の標識とかいうのはつかないんだろうか。
○立木克也都市政策課長 停止線であったりとかそういったもの、公安協議を行いまして、その中で設置なりさせていただいているというところでございます。
○西良倫委員 ここはぜひね、例えば乾城のほうからスカイドームとかを通ってきて、いわゆる駅の通行する前にこの道路行くのに止まれもなければ、すっと行けるのかいうたら、いや、それは怖いというんか、見晴らし悪い中に駅を行ったり来たりする人が結構いるから、止まれの標識もないというのはちょっと思ったり、商店街のところもやっぱりあそこ止まらんことには、商店街もどこ止まるんかな、どっちか止まるんか分からへんからね、結構あそこも人が通るから、ちょっとそこのところは検討してもらえたらなと思ってます。
○語堂辰文委員長 それでは、空気の入替えで50分まで、休憩します。
午後4時38分 休憩
─────────────
午後4時50分 再開
○語堂辰文委員長 再開します。
○土居一豊委員 それでは、4点質問します。
まず、近居、三世代の分については、8年前に尼崎の例を紹介してからやっと私がお願いした分が進んできたなと思ってます。本当にありがとうございます。それによって城陽に住む方が増えればと思うものです。
それでは、4点行きます。
まず、市道12号線ほか路線の整備と市道11号線の整備についてお尋ねします。
市道12号線、市道343号線、市道3196号線の整備については、地元農業関係者から何か意見が出ていますか。また、11号線の通行車両の安全のために11号線を整備されますが、11号線を整備すれば24号から迂回する車両が市道340号線、アル・プラザから南部コミセンの前ですね、荒見神社の前を通ることが大いに予想されます。今でも通ってます。市道340号線は、24号から12号線までは整備されてる。そして11号線から12号線までの西側半分はもうきれいに路面も側溝も整備されてる。しかし、その中間部分から12号線交差点のところまでが整備が終わってない。と思えば、11号線の整備をして車の安全を確保するんであれば、340号線の未改修部分も併せて整備しなきゃならないと思いますけど、どのように考えてますか。なお、12号線ほか3路線の整備については、企業の協力金ということで説明いただきましたが、12号線から340号線を経由して進入する企業は協力してくれると理解をすればよろしゅうございますか。
2つ目、屋外広告物の規制に係る経費、92ページ、事業実施の1つの目的に違反広告物への指導、簡易除却の取組とありますけど、道路や歩道にはみ出している旗やのぼり類、これも規制の対象になっていますか。
3点目、橋りょうの長寿命化について。西委員から聞いていただきまして、資料も活用していただきまして、ありがとうございました。5年に1回の答弁ありますから、その部分は省略いたします。予算概要の45ページの写真、この橋は3年前に壊れて通行止めにしましたよね、あそこの丁子口等々、あの橋が壊れて長期迂回を余儀なくされた原因は何だったんですか。
4番目、公園の管理と地域公園の安全整備についてお尋ねいたします。平成26年の6月に国交省は都市公園における遊具の安全確保に関する指針というのを出してます。多分これに基づいて市は公園遊具の点検を行っていることも、課に行ってちょっと業者がやってる点検結果を見せてもらった結果、過去、私が指摘したときと比べたら極めて詳細に行ってくれる業者に委託してることを確認しました。非常に点検の結果のことが具体的に理解できました。その中で、例えば設置したときに、公園遊具を設置したときには今の規制対象外であっても、現在の基準であれば危険と判断される遊具があると思うんですけど、これに対する改修はどのように考えておりますか。
もう一つ公園の管理について、市内公園204か所の草刈りを年1回から2回、業者委託しておりますが、委託の金額の基準額は公園面積を基準としておりますか、それとも204の個数を基準なのか、もしくは合わせて基準なのか、委託するための金額の基準を教えてください。
○岩佐良造管理課長 すみません。それでは、私のほうから1つずつ説明させていただきたいと思います。
まず、市道12号線の地元農業者からどのような意見ということでありますけども、令和3年2月26日に内川土地改良区、並びに農家組合に対しまして説明いたしました。やっぱり、大型車両、通行車両が増えるということは農業がしにくくなるというような様々な意見が出ました。その際に様々なご意見いただきましたので、まず、その意見に対しましてどのような対応できるのか、市としてちょっと検討し、回答したいと思ってまして、今その準備を進めているところでございます。
続きまして、企業の協力金ということでありますけども、そこに通行していただく企業にこの事業について賛同いただきまして、協力金をいただけるということになっております。
○立木克也都市政策課長 私のほうから、屋外広告物についてご答弁申し上げます。
のぼり等なんですけど、のぼりにつきましては、寸法の基準はあるんですけども、それを敷地内に設置されるというときにはこれ許可の対象、申請されて許可の対象になっております。ただ、これが例えば道路上とか、よく電柱にくくりつけてる、こういうなんは許可されませんので違反ということになります。
○辻村一哉
都市整備部次長 それでは、私のほうから、市道11号線から12号線までの市道340号線の未整備区間のことについて答弁させていただきます。
市道340号線、西半分におきましては、平成30年、令和元年で整備のほう終了しておりまして、それから東側の半分でございますが、過年度におきまして水はけが悪いということで、南側にますを設置しまして部分的に水を取るような形で整備のほうは進んでおりますが、舗装の状況を見てますとかなり悪い箇所とかところどころ見受けられますので、ちょっと今後状況見た中で整備、舗装の改修等を検討をさせていただければと考えております。
○岩佐良造管理課長 それでは、続きまして、公園遊具のことについてご答弁申し上げます。
先ほど、設置したときは基準がよくても、その基準が変わって駄目になったという遊具についてということですけども、そのような遊具につきましては、公園で遊具点検した際にC判定っていうことに、要は計画的な修繕を要する遊具というふうに判定が出てきます。したがいまして、市としてはそういった遊具というのは取り替えなければならないというふうには思っておるんですけども、やっぱり予算も、限られた予算もありますので、優先順位をつけて、順次補修はしていきたいと考えているところでございます。
次に、公園の管理委託の報償費のことかと思うんですけども、報償費につきましては公園面積により算出しておりまして、面積が250平米以下の場合は一律7,000円。
○土居一豊委員 業者委託について。
○岩佐良造管理課長 すみません。業者に委託してる部分につきましては、面積で委託しております。
続きまして、45ページの橋の部分でありますけども、長期にっていうことやったんですけど、こちらにつきましては、橋の点検をしたときにDランクという判定となりまして、直ちに通行止めにして、そこからの設計工事となったので、長期間にわたって通行止めとなりました。
○土居一豊委員 ちょっと2つだけ先聞くんだけど、大河原橋の橋は点検したときに悪かったって言うけど、その原因は何だったか、目視点検してたら、ずっとしてたら分かるはずだけど、もう落ちる状態になってそうなったの、どういう状況でそうなってたのか。
それと、公園の草刈りの業者委託、面積で委託するって言うけど、面積単位幾らで委託金額を計上しようと思っていますか、ちょっとこれ先にください。
○岩佐良造管理課長 まず、大河原橋なんですけども、5年に一度の近接目視したときに、そのときにあの橋が実はコンクリートでなしに、昔、枕木で設置されたということが分かりました。その枕木が腐りかけて危険な状態でありましたので、直ちに通行止めにしたという状況であります。
草刈りの単価につきましては、公共事業の単価基準に基づいて発注しているものでございます。
○土居一豊委員 まず、12号線のほうから行きます。12号線から343号線の今の経過は分かりました。ちょっと総括でもう一度聞きます。340号線の整備、水はけが悪い南側だけじゃなくて北っ側に側溝ずっとつけてきてますよね、西側から、水路、側溝。今、清心保育園の駐車場まではできてますよね。あれから鈴木医院のところまでは何も、側溝は昔のままですよね。あれを整備するんであれば、側溝もきれいにつけて路面も整備していただかないと、340号線は基本的に整備が終わらないと思うんですよ。11号線を整備するんであれば、340号線必ず整備してほしい。そうでなかったら、11号線の整備って盛んに言う人がいますけど、11号線の整備はしないでほしい、地元としたら。常に340号線は子どもの通学路で、前から整備してもらわないと通学する子どもが雨降りには水がかかると繰り返し言って340号線、西のほうは整備してもらったんですね。11号線は子どもの通学路じゃないんですよ。迂回路の車の抜け道なんですよ。どちらの安全かっていったら、やっぱり子どもの安全まず考えて整備進めてほしいな、11号線を進めるんであれば、340号線の整備を進めていただきたいんですが、お考えをください。
屋外広告物、のぼりと旗、境界ぎりぎりに立ててるのぼりは風が吹いたら歩道まで出ますよね、旗の先が。ところが、この近くのすぐ信号の横のお店屋さんの旗、ちゃんと旗がなびいても歩道にかからないところにポールを打って立ててますよね。同じ旗でも立てとる位置が違って、それによって車で走るときに、もしくはあの歩道を歩いたり自転車のときに旗が邪魔になって見えないんです。風が歩道に吹いてきたら旗が顔にかかる、こういうことをちょっと規制してほしいんですよね。特に歩行者や車の安全確保と良好な景観の形成となれば、やはり規制の対象になるんであれば、歩道のぎりぎりまで立ててる旗については、なびいたときに歩道に出ないように内側に入れるということを規制してもらいたいと思いますけど、やっていただけますか。
橋について。確かにあそこは枕木で腐って落ちかけてる。私はもうあれは前から点検しとけば、やがてこれは落ちるんじゃないかと分かってたんじゃないのかな、そもそも。それをやらないから長期間あそこを止めて、しかも止めてる間、昼も夜も交通指導員をつけて、交通指導員の経費だけで数百万かかってるはずですよね、夜もやってた、工事するまでに。そういうことないように、市内の橋りょうで一番古い明神橋、長谷川橋、百度橋など、こういう築年が古い、今回私が請求して資料出してもらったんですけど、築年の古い橋、今日見てきましたけど、見た感じは大丈夫だと思うけど、橋脚の一部ではもう腐食してるところが見えてる、河床も掘られてるところがあると思えば、やはり築年の古いところから重点的に点検をして必要な補修を進めるべきじゃないかと思いますが、もう一度お考えをください。
公園管理について。遊具については、特に気をつけてほしいのは、子どもが家の鍵を首にかけて遊んでおる、鍵のひもというのは丈夫ですよね。滑り台を滑っておって、昔の滑り台はボルトで留めてボルト出てますよね、そのボルトの出てる角に鍵のひもがかかって、そして、誰もいないところで遊んでて窒息したっていう例が過去にあるんですよね。こういうこと含めて、国は今造ってる遊具は全部ボルトは内に入るように、ねじ込みで完全に表面から出ないように安全基準ができてるはずなんですよ。ところが、古いところはまだそこまでできてない。そういう、本当に事故が起きたときに危ないと思われるようなところについて、予算の関係はあるんですけどね、もう一度重点的に整備を進めてもらいたいな、やってると思うんですよ、これについてお願いします。
あと、草刈りなんですけど、こういうことがあるんですよ。草が一定以上、公園の草が伸びてないから刈ってもらえない、業者さんに刈ってもらうためには10センチ以上伸びなきゃならない、よって、自分たちで刈ろうと思ったら刈らないでくださいよ、市が業者さんに言っても業者が刈ってくれないからということが、どこまで事実が分からないが、そういうことがあります。私は、本来自治会の自治というのは自分たちで治めなさい、自分たちでできることは自分たちでやりなさいっていうことじゃないかと思うんですよ。だから私は、今業者さんに委託してるところでも、自治会が自分たちでやりますからというところはもう業者委託せずに、自治会長が私が管理してるところは全部自分たちでやりますからというところは、業者委託分の金額を自治体に渡してあげたらどうですか。その代わり自治会で責任持ってやってくださいよ、きれいに。そうすることによって、自治会は自ら自分たちが使う公園をきれいにしようとする意識が生まれるんじゃないかと思うんですよ。今は夏にやってもらうから、夏の時期には伸びるの待っとるんですよ。そういうちょっと、せっかく市がいいと思ってやってることが、自治会の自治ということ考えたら逆になってるということが、可能性があるんですけど、お考えいただけませんか。お願いします。
○立木克也都市政策課長 すみません、私のほうはのぼりの件でお答えさせていただきます。
今現状、先ほど申しましたように敷地内のものについては許可させていただいているんですけども、それは道路上に置かないことというぐらいのことしか伝えておりませんので、今後から許可条件の中で先ほどおっしゃったようなことも併せて書いていこうというふうに考えております。
○辻村一哉
都市整備部次長 340号線の未整備区間の件でございますが、北側の側溝整備も含めてという話でございましたので、隣のちょっと北側の側溝も含めましてちょっと検討させていただけたらと考えております。
○岩佐良造管理課長 それでは、私のほうから、まず橋の点検のことについてご答弁申し上げます。
築年数の古いところからということでございましたけども、実は今、橋りょうの点検につきましては2週目、回っております。その2週目の中で、今Ⅲ判定以上の橋がないんで、このまま5年ごとの目視を続けていきたいというふうに考えております。
次、公園の遊具でありますけども、先ほども優先順位をつけてというご答弁させていただいたんですけども、その優先順位の中には、例えばよく利用されてる公園であったりとか、そういったところの遊具の交換については検討できる部分あるのかなと思いますんで、我々も限られた予算の中で遊具の更新というのをしていかなあきませんので、その中でいかに子どもたちが安全に、より多くの子どもたちが安全に遊べるような遊具の交換ができるかどうかは検討していきたいと思います。
最後に、草刈りした自治会にはその費用分を渡してみてはというところですけども、自治会さんから最近、管理課のほうに寄せられますのは、どっちかといいますと、自治会も高齢化してきて草刈りはもうしんどいと、逆に報償費は要らないんでもう市で管理してくれへんかというような話のほうが実は多くございます。そういった中で、今、土居委員の提案ですね、例えば、どういうふうにできるか分からないですけども、実際に自治会からのそういった相談があれば、その都度ちょっと対応していきたいと。今ここでできるできひんでなしに、実際そのような自治会が出てくるかどうかという部分ございますんで、出てきた際にはどういった対応ができるのか、検討したいと思います。
○土居一豊委員 非常に前向きな答弁ありがとうございます。
公園遊具の管理については、丁子口のブランコの安全ストッパーが壊れたことについて地元から話があったときに直接お願いしましたら、速やかに安全のためにやっていただいた、非常に遊具については皆さん意識を持って安全点検してもらってること理解してます。ぜひ、今答弁ありましたように、使用頻度の高いところから重点的にやってください。いずれにしても、ちょっと今日確認しました子どもたちが少ないところの分はもうさびも来てボルトも飛び出てますので、そういうところがあるということを注意しながら整備を進めてください。
全てにおいて前向きな答弁をいただいてありがとうございます。終わります。
○相原佳代子委員 すみません、2点お願いいたします。
予算の概要39ページ、三世代近居・同居の住宅支援に係る経費のところからなんですけれども、これ、京都府のほうで予算を組んでおられて、あんまり京都府下でも使っておられないというようなこともお聞きしてまして、同居・近居ということで、私も要望とかさせていただいてたところなんですけれども、このたび近居の対象の拡充を行いますということで、先ほど部長ちょっと言っていただいたんですが、ちょっと早口だったので、もう一度丁寧にお願いいたします。すみません。
それともう一つ、12号線のことでございます。これにつきましては、24号の渋滞緩和の対策がスタートであったようにお聞きしております。そして、2月の末に営農者さんとの意見交換というか説明に行かれた、そしてそこで営農者さんから内川土地改良区、農家組合の方々から本当に真摯な意見が出ていた。そしてそれを持って帰られて、そして市としての考え方ということを今度お知らせに行くということでお聞きしました。やはり、今、城陽市においてはいろいろなところで道路の整備が行われている、そしてまたその中には地権者さんにご同意をいただいて進めていくようなことがたくさんあると思うんですよね。こういった今後の進め方についてというか、こういった場合の市としての考え方ということ、本当に大きなことやと思うんですけれども、進め方について、今、副市長いらっしゃいますので、副市長のほうからこういう事業を進める場合に市として重きを置いている点、そして、実際今後どのようにして進めていかれようとしているのか、お聞かせください。
○立木克也都市政策課長 三世代近居・同居の拡充についてご答弁申し上げます。
現状の近居の条件ですけども、まず、補助を受ける世帯が本市在住であって、もう一方の世帯が本市内外問わず直線距離で2キロ以内に住むということが近居の条件になってました。これを拡充したということなんですけども、どうなったかと言いますと、親子世帯、もしくは祖父母世帯がそれぞれ違う市町村に居住してるっていうのがまず条件です。例えば城陽と宇治であったりとか、京田辺と八幡とか、要はそれぞれ違うとこに住まれてるというのがまず条件で、これで移住によって同一市町村内に居住することとなる場合は近居、このときは要は距離が関係なくなるということが、そこが拡充というところになります。
○今西仲雄副市長 大変難しいご質問いただいたというふうに思いますんですけども、いつも申し上げますように、本当に城陽、委員のほうからもおっしゃられましたように、大きく今変わっとる、変わりつつあるということです。本当に新名神、それから同じ24号でも寺田拡幅、それから京都府がやります城陽橋ですね、それから東部丘陵線、全体で、そうですね、東から西まで大体8キロ、新名神と4車線道路ができると。数年前に塚本深谷線1,340メートルでしたか、あれができて、もう大きくこの道路の状況というのが変わってきたということがあるというふうに思いますんですけれども、それが3年後には本当に東西8キロにわたって新名神高速道路、これが言うなれば神戸から名古屋までの174キロが全部つながる、城陽市内の8キロが4車線道路として出来上がるという、それは画期的なことであるというふうにまず思います。
そういう中にあって、1つにはスマートインターチェンジ、これも京都府内では唯一のスマートインターチェンジが出来上がる。さらには、先ほど来話が出てますように24号が大変混雑してるということで、バイパスとして城陽井手木津川バイパスですね、これが事業化をされたというようなことで。それで、2年ほど前にこうした道路ができた、できることによってどういったような状況になってくるかというようなことについては、一定調査もしてきたというようなことでございます。
そういう中で、やっぱり、何度かお話も出ておりますけれども、24号の渋滞、さらには裏池踏切の安全性、これをしっかりやっぱりカバーをしていこうということで、この間、城陽警察なり公安委員会なり、あるいは京都国道なり、あとは城陽市、それからお使いの事業者の皆さん、そういったところでお話をさせてもらう中で市道の12号線、343号線、3196号線、こういったところを大型車両を通していくというようなことで、一定のお話ができたということでございます。
そういう中で、担当課長のほうからもご説明させていただいていますように、2月の上旬から自治会連合会長さんを先頭に自治会のほうに説明をさせていただいてきたというふうなことで、これは自治会、自治会連合会なり、あるいは自治会の皆さんというのは本当にいろんな方、もちろん農家の方もいらっしゃいますし、サラリーマンの方もいらっしゃいますし、本当にいろんな、PTAの方もいらっしゃいますし、そういうお話をする中で、いろんなご意見というのは当然出てくる可能性が大きいということがございまして、大抵の場合、こういう公共事業やる場合にはそうした形で地元にお話をまずさせていただくというようなことを一般的な形としておるということでございます。
そういう中で、今回の件についても、ちょうどもう、そうですね、平成の14、5年頃ですかね、サントリーへの道路としてああいう形で道路が出発をしたというようなお話もいろいろと聞く中で、やはり地元の内川土地改良区なり、あるいは農家組合のほうにお話をさせていただいたほうがいいよ、したほうがいいよというようなアドバイスをいただいて、速やかにそういった連絡を取らせていただき、先ほど申し上げた2月の下旬にお話をさせていただいたというふうなことございます。
それで十分でなかった点も多少あろうとは思いますけれども、基本的に公共事業を行っていく場合には、まずは自治会連合会長さん、あるいは自治会のほうにご説明をさせていただいて、いろんなご意見を聞く中で関係の機関にさらに詳細な説明をさせていいただくと、こういった形で現在、これまで進めてきておるというようなことでございます。
○相原佳代子委員 すみません。今、副市長から答弁いただきました。やっぱり第一義的には、もちろん市道ですから、12号線は市道ですから、市民の皆さんお使いになられてもちろん当然です。私たちにもお話をいただきましたし、そして同時期に市民の皆さん、自治会連合会さんはじめ、関係各位にはお話に行かれたのもお聞きいたしました。
しかしながら、やはりそこには、やっぱり同じ時期にはそういった、先ほど十何年からという、いろいろなこれまでの経緯もあります。ですので、やはり大きな事業だからこそ、そこに住まいをされている、またそこで営農されている農家の方々、内川土地改良区はじめ農家組合の方々、その方々の真摯な意見をちゃんと酌み取っていただいて、城陽市としての考え方お話しいただいて、これからまた続けていかれるかと思いますので、その点はしっかりやっていただいて、最終的にお互いが、ああ、この形でやっていけることになってよかったと言えるような答えが出るまでしっかりと取組を進めていただきたいと思いますので、これにつきましてはよろしくお願いいたします。
それと、あと、三世代の近居・同居の件なんですけれども、昨年のどんな利用があったかというのが聞きたいのと、初め私もこれがやられるときに、一番いいのは、城陽市のやっぱり住まれる方々を増やすというので、城陽市にいる若者たちが、さて、親の元から離れて住まいをするときにどこがいいかということを選ぶときに、やっぱり城陽市に住んでほしいじゃないですか、親としたら。私もやっぱり子育てをして、今両親の介護をしてっていうときに、やっぱり両親が遠かったらそれだけ行き来をするのも時間がかかるし、やっぱり子どもが小さいときは子どもを見てくれるし、また大きくなって年を重ねてくると今度は親の介護をしなあかんということで、同居、あるいは近居というのは本当にいい視点だと思うんですよね。ただ、よそへ行くときに、城陽市にとどまってくれたらこういう補助がありますよっていうのが一番の目玉やと思うんですけど、それをするにはすごい費用がかかるというのも聞きました。今回これになったわけなんですけれども、これまでどれだけのご利用があったのか聞かせてください。
○立木克也都市政策課長 これまでの利用ということで、まず令和元年度につきましては、同居のリフォームの補助が1件でございました。令和2年度、現時点のところですけども、近居の購入が1件、同居のリフォームが1件という状況でございます。
○相原佳代子委員 見越しておられた予算からいくと、それはどうなんですかね、これまでの予算でいくとそこまで至ってないということになるのかな、そしたら。リフォームが100万で近居が。
○立木克也都市政策課長 まず令和2年度、今年度につきましては予算どおりでございまして、元年度につきましては、先ほど申しましたけども、リフォームが1件あったんですけども、購入のほうも予算上は上がっておりましたけども、そこはなかったというところでございます。
○相原佳代子委員 今回、これ確認しておきたいんですけど、親子というか、城陽に親が住んでて子どもが城陽市外に住んでる、城陽市外、2キロって言わはったかな、半径2キロ以上離れてるっていうことやったと思うんですけど、そこは子ども夫婦だけでは駄目なんですよね、三世代なんで、そこには孫がいないとこれは成立しないと思うんですよね。だから、今回の場合も城陽市にお父さん、お母さんが住んでて、あ、違う、城陽市外からか、親子で、その娘夫婦とかいう場合もいけるんですか、そこは三世代でなかったらですか、孫がいないと駄目なんですか。どういう形になってるんですか、すみません。
○立木克也都市政策課長 三世代ですので、おじいさん、おばあさんの世帯が1つあって、もう一つはそのお子さんとそのお孫さんですね。おじいさん、おばあさんの世代と、この子どもさんの要は家族というか、子どもさん含めた家族で合わせて三世代いうところです。
○相原佳代子委員 拡充をしていただいているんですけれども、さてさて、それで今回どうかなというところをちょっと思うところなんです。本来ならば、本当に城陽市で大きなった子どもらが、いつも言ってはるみたいに城陽市に住み続けるためには、こういった私は施策を拡充、もっとよそへ行かさんように、城陽に引き止めるためにこういう施策があったらいいなというふうには思うんですけれども。今回1回これをされるっていうことですので、これを見させていただきますが、何とか城陽市がこれから基金をためるなどして拡充に向けた政策を進めていただけるように、これは要望とさせていただきます。
○小松原一哉委員 失礼いたします。もう時間が結構遅くなってますんで、端的にお願いしたいと思うんですけど、私のほうからは、まずは、予算書でいきますと88ページのみちづくり事業について、そしてもう1点は92ページにあります名木・古木について、そしてもう1点、先ほど乾委員からもございましたけども、94ページの桜づつみについて、その3点お願いしたんですけど。
まず、みちづくりのほうなんですけど、安心・安全、そして市民が主役、住みよいみちづくり、これみちづくり3事業ということで、特に市民が主役のみちづくりについては五、六年になるんですかね。これ、私が自治会携わってたときにこのみちづくり事業について、自治会の中でどういうところがあるかなというのを役員さんと一緒に歩き回って申請出させていただいた記憶があるんですけど、初年度かなりの数、私の自治会のとこ出させていただいて、ほかの自治会どうなのかなということをちょっと聞いたら、あまりまだ浸透してなくて、あまり数が出てなかったという記憶があります。ただ、それ、年を追うごとに各自治会さん、かなりの申請数が出てるということも聞いたことあるんですけど。まず、この事業が始まってからの推移で、どれぐらいの件数って、細かい数字はいいですけど、出てる件数に対して何%ぐらい年度内で事業ができてるのかなというところを、大体概略を教えていただければありがたいです。
それと、次、名木・古木なんですけれども、この城陽市の名木・古木に指定する基準というの、どういうのがあるんでしょうか。また、指定した場合にどのような所有者の方々への何か制限があるのかどうか、教えてください。
それと、桜づつみについては、また後ほど質問重ねていきたいと思います。よろしくお願いします。
○立木克也都市政策課長 すんません。まず、名木・古木の認定に係る基準のほうからご答弁させていただきます。
基準としましては、城陽市内に生育する大きな木であったり、珍しい木、あと、古い木などで、地域の緑化のシンボルとなる樹木を城陽市名木・古木として認定しているというところでございます。あと、認定に当たりましては、樹木を所有、または管理する団体及び個人の同意が必要となるということで、同意をいただければ認定してるというところでございます。
あと、認定されますと、当然、個人で所有されるものでありますと、個人で管理をしていただくということが必要になってまいりますので、その樹形なりがある程度保たれるように強剪定なりはちょっとできないというところになりますし、場合によっては費用もかかってまいるというところでございます。ただ、場合によっては費用については市のほうで一部補助をさせていただいているというところもございます。
○辻村一哉
都市整備部次長 市民が主役の実績というんですかね、件数の件でございますが、平成30年度におきましては、全体になりますけども、この事業の要件に合う箇所数といたしましては、43件の箇所の要望が出ております。それに対しまして、令和元年につきましては42件ですし、ここ二、三年は同数で推移してるというような状況でございます。
それで、率でございますけれども、令和元年度におきまして42か所数あった分の実際に実施した件数でございますが、これは20件ぐらいございますんで、約半分ぐらい実施してるというところでございます。
○小松原一哉委員 ありがとうございます。
まず、市民が主役のみちづくりなんですけど、これ、例えば初年度というか、最初に申請して、その年できなくてもまた引き続き翌年申請をして、言ってみれば優先順位が順繰りに上がっていって、いずれやっていただけるだろうという期待の下に私も自治会のほうで毎年上げましょうねというようなお話をさせていただいたんですけど。この市民が主役のみちづくりについては、やはりその地域の方々がやっぱり自ら自分たちのその生活圏の中でいろんな危険箇所とか、ああ、ここ壊れてるなとか、そういう再点検をするという意味で物すごく有意義な事業だということで、大変私は評価させていただいているんですけど。ただ、件数はかなりの数が出てくるようになったということで、なかなか申請を出してもすぐに、今年は無理で来年も無理で再来年も無理でというようなところでね、そこは何とかできないのかなという部分で、例えばこの安全・安心みちづくり、そしてあと住みよいみちづくりと、もちろん市民が主役のみちづくりも、この3事業について、予算の上では4,000万、4,000万、住みよいが3,000万ということですけど、その中である程度流用というか、例えば今年こちらの予算がちょっと余りそうだと、年度の終わりになった場合、じゃあ、市民が主役のほうもうちょっとその分流用して事業やろうかとか、そういうことというのはできるのかどうか、もう既にやっていらっしゃるのかどうか、それをちょっと教えてください。
それと、名木・古木についてなんですけど、これはあくまで申請されたら認定するということなんでしょうか。それとも、市のほうからある程度いろんな調査をした上で、これ名木・古木で指定というか認定できそうだなというのを所有者にお伝えして、許可を取れば認定ができるということなんでしょうか、教えてください。
○辻村一哉
都市整備部次長 予算の割り振りといえばあれですけども、毎年増額要望のほうはしているんですけども、なかなかちょっと上げてもらえない状況の中で、やはり市民主役の予算だけでは市民主役ができない場合もございます、4,000万になりますので、その場合はその他の事業の中から流用するという形で今までもちょっと対応させていただいております。
○立木克也都市政策課長 認定に当たりましては、市民からこういう木があるよというような話もありますし、名木・古木の選定委員会というのがございますので、そういった木があればその選定委員会に諮って、条件をいろいろ満たしているかというようなことを見ながら選定していくということになります。
○小松原一哉委員 ありがとうございます。
まずみちづくり事業のほうですけども、もう既にこの3事業の中の予算的な融通を利かして事業されてるということで、ありがとうございます。根本的にもう少しここの枠が額が大きくなって、もう少しいろいろ申請したことが速やかに事業として取り組んでいただけるように、これ期待というか、今年度はこの予算でいかれるんでしょうけど、次年度はボリュームアップするように要望しておきます。
それと、名木・古木のほうなんですけど、選定委員会ということなんですけど、これ生き物のことなので、植物もね、やがて、既にもう樹齢がかなりたってる、何百年とたってる木もあったりとか、木の種類によっては大きくなってなくても、先ほどの樹形とか、形とかでっていうようなこともお話にあった中で、植物はいずれ朽ちて、枯れて、折れるなり倒れるなりする可能性はあるんですけど、1つ、数年前、2年前、もう3年前になるんですかね、久津川駅前の名木指定されてましたナラガシワの木が、これが所有者のほうで切られてしまったということがあって、それは台風とかの被害を未然に防ぐという意味があったと思うんですけど、かなり樹齢としてあれ何百年か、樹高もさることながら、木の周りもかなり大きな木だったんですけど、秋になりますとナラガシワの木、物すごい大きい葉っぱが落ちて、その葉っぱだけでもすっごい量あったんですけど、それが4メーターぐらいの高さで切られてしまいましたけど、結局そういうこと、名木で認定というか選定されてるけれども、所有者の都合によって勝手に処分されるというか、ということって許されるって言ったら変な言い方なんですけど、その辺、市としては、そういうの選定してる立場としてはどのようにお考えなのかなと。このほかのところで選定されてる木もやがて年数がたって危険な状態な可能性ってありますよね。また、台風で風が吹けば倒れる可能性があるという場合にどのように処置するのが適切なのかなというところで、その辺の方向性、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○立木克也都市政策課長 すみません。久津川駅の横のナラガシワにつきましては、先ほど委員おっしゃったように、間違って切られたというような経過がございます。今後そういうことがないように、まず管理されている方に対しまして通知の文書を、あれ切られた後に皆さんに対して通知の文書を送らせていただいたということで、それは一定もう周知されているのかというところで考えてます。ただ、前回のようにどうしても所有者として切りたいというようなことがございましたら、まず市に相談していただいて、樹木医さんにも相談させてもらって、どこまで切れるのかいうようなところも併せて相談して考えていきたいというふうに考えております。
○小松原一哉委員 ありがとうございます。私も樹木というのは少なからずの興味があるんですけども、先ほども申しましたけど、あくまで生き物であるので、これは寿命ということもあるので、その辺は適正なやっぱり管理というのが必要やと思いますし、ほか、城陽市以外でも、例えば隣の久御山なんかへ行くと樹齢600年ぐらいの雙栗神社ってありますね、あれなんかすごいなと思うんですけど。今、近年のうちにはそんな心配はしなくていいんでしょうけど、これがまた100年ぐらいになったらひょっとしたら木が邪魔やなというような感じもあると思うんですけど、その辺も見据えて、あくまで所有者の方へのやっぱり再認識というのが大事な作業やと思いますので、そういうこともう既にやっていただいているということなんで、適正な管理ですね、市のほうでもちょっと気をつけていただければいいのかなと思うことで、この件についてはそこまで答弁いいです。ひとつよろしくお願いいたします。
それと、最後に残りますけど、桜つづみなんですけど、先ほど乾委員からもトイレの件が指摘されてましたけど、私もあそこの寺田の桜つづみ、整備される前から堤防の上はよく利用してましたので、堤防の上の舗装がされる前から、桜の植樹されるとき、そしてトイレができたとき。最初トイレができたとき、わあ、いいなと思ったんですけど、1回か2回使っただけで、その後もう使う気はしないです、確かに。先ほどそれはもう乾委員がおっしゃられてたとおりなんですけど。先ほど
まちづくり活性部のときにもちょっとご提案してたんですけど、城陽の桜づつみですね、寺田とあと富野地域ですね、今、以前に比べてからだんだんと桜を植えられて、桜の木も年々大きくなって、かなりきれいな桜づつみというか、本当にまさに桜づつみというので、これからも、今日あたりもう咲いてるんでしょうけど、市民の憩いの場としては物すごく有益な桜づつみなんですけどね。先ほどトイレの件もありましたけど、これ観光資源として捉えて、思い切ってもう少し城陽市内ずっと、木津川の堤防、桜の並木で埋めるぐらいの整備を思い切ってやって、そこにはやはり人が来るわけですからトイレの整備もやって、将来的に本当に観光の目玉になるような、そういう整備というのはやったらどうかなと思うんですけど、どうでしょうかね、一度にそれだけのことをやるという大変な予算をつけてやらないといけない話なんですけど、新名神もできまして、アウトレットもできて、やっぱり外からの人がたくさん来る中で、ああ、城陽にもあんなすごい桜並木あるんやなという1つの目玉になると思うんですけど、その辺の可能性どうでしょうかね、探ってみるのも1つ面白いと思うんですけど、いかがでしょうかその辺、コメントあれば、副市長はいかがでしょうか。
○森島正泰都市整備部長 今の先に私のほうから、観光面でというところになりますと、ちょっと私どもの所掌ではないので、後で副市長にコメントいただけたらなと思うんですけども。
まず、桜づつみのこのモデル事業というのは、皆さんご存じだと思うんですけども、平成元年度のふるさと創生基金1億円ということで事業を開始して、今おっしゃいました、寺田とか富野、枇杷庄、奈島の位置にという形でやっておりまして、計画的に国の補助などももらいながら進めてきた経過がございます。今、新名神高速道路の橋脚の部分ももともと計画のところには入っていたんですけれども、これは当時に比べまして景観もかなり変わりましたし、今現状の中では今ある部分がかなり定着してきているというところと、あと、新名神高速道路の橋脚を見ながら桜を見るというのもまた景観的にはどうなのかなというところ、それと、起債といいますか、その補助制度自体がもう国のものがなくなっておりまして、整備するに当たりましてはもう一般財源を投入するしか今ない状況でございまして、ちょっと今のところ事業を中止といいますか、計画のところが今の新名神のところだけ残ってたんですけども、事業費もかなりかかりますので、そこについてはもうやらないということで、我々のほうとしては一旦考えさせていただいたところです。ただ、委員おっしゃるように、観光面としてというところではちょっとどうなのかなというところはあるとは思いますけれども、我々のところではそういう今の回答しかちょっとできないのかなというところです。すみません。
○今西仲雄副市長 今、担当部長のほうから申し上げましたんで、基本的には市としてはそういう方向でということであるかなとは思うんですけども、そうですね、私も委員と同じように名木・古木であるとか、あるいは、やっぱり緑のまち・城陽であるとか、そういうことについては非常にやっぱり関心高く持ってて、ぜひそうであってほしいというふうにまず思っております。
ただ、現在、やっぱり私、一番城陽にとっての最大の課題は、先ほども少し出てましたけども、若い人の流出、これをやっぱり止めていくというんでしょうか、これが最大の課題であるというふうに思ってます。そういう観点からいうと、この新名神をしっかり生かしていくということが非常に大事になってくるということで、そういう意味では本当に今もうたくさんの事業をやっていかなければならない、そういう状況の中でございますんで、すぐには国庫等、特定財源が十分に確保できないということであれば、すぐにそれを確保して観光に生かしていくということがすぐにはできないかもしれませんけれども、やはり、繰り返しになりますけれども、若い方がやっぱり誇りを持ってこのまちに住み続けていただけるような、そういうまちをしっかりつくっていくという中で、しっかりそういった桜づつみについても考えていければなというふうに考えております。十分な回答でなくて申し訳ございません。
○小松原一哉委員 ありがとうございます。既に樹齢20年以上を迎えてる桜の並木ですけれども、桜の木は逃げませんので、ぜひとも50年、100年計画ぐらいで、ちょっと頭に置いていただいて、整備をしていただければありがたいと思います。要望にしておきます。ありがとうございます。
○上原敏委員 失礼します。できるだけ短くなるように努力します。
3系統、3項目、予算の概要の35ページの下にある通学路のカラー化のことと、同じページの上などにあるさんさんバスのことと、同じく概要の48ページの上にある市民が主役のみちづくり、小松原委員とかぶらないようにします。その3項目に関して聞かせていただきたいと思います。言った上で1個1個聞かせていただきたいと思います。
まず、通学路の横断歩道カラー化に係る経費に関してなんですけど、非常に期待してるんですが、すみません、どこかで説明聞き落としてたら申し訳ないんですけども、市内4中学校付近となってるんですけども、何で5と違うて4になったんでしたっけ。4はどこですか、外れてるとこがどこかでもいいんですけど、一体どこがということと、外れた言い方もよくはないんかもしれんですけど、この4じゃないところの1校はいつにどういうふうに計画されてるかというのと、それ何でなったかというとこですね、それまずお願いしたいと思います。
○岩佐良造管理課長 カラー化する中学校、4中学校なのはなぜかということでありますけども、実は西城陽中学校と寺田西小学校につきまして、並びであるために既に該当する横断歩道のカラー化は昨年度実施しましたんで、それで今回4か所ということでございます。
○上原敏委員 明確な回答でよく分かりました。じゃあ、残り4中学、期待してますので、よろしくお願いします。
そしたら、次、市民が主役のみちづくりに関しまして、小松原委員からも一部あったんですが、私といたしましては、今まで、全部じゃなくてもいいんで、例えば昨年だけでもいいんで、どういったことで、昨年例えば20件だったら、どういったことが多かったのか、どういったのが何件あって、主なのだけ言ってもらって、その他についてはもう結構ですので、ちょっとそこ教えていただきたいと思います。住民ニーズの多様化というのが多様化になってるのかなというのがちょっと気になっているんで、それを聞いて続き聞きたいと思いますので、まずそこをお願いします。非常に難しかったら、ここで例えで挙げられております、側溝が幾つ、ガードレールが幾つ、その他、そのレベルでも結構です。お願いします。
○辻村一哉
都市整備部次長 要望箇所の主な内容で一番多いのはやはり側溝改修が、路線だけの要望もあれば面的な、地域全体の要望等もございますので、かなりそれは要望が多いです。そのほかですけども、やはり住宅街の道路でございますので、やはりスピード抑制とか、そういう安全施設、路面標示等の要望、それとあと、少数ですけども、舗装改良などがございます。多様化といいますと、やはりちょっと今限定をして安全対策というような形でやってますし、ほか、対象外のやはりカーブミラーの設置とか、そういうようなものも聞きますけども、それは対象外という形で扱わさせていただいているというような状況です。
○上原敏委員 カーブミラー、その辺は要望としては出てくると思うんですけど、対象はどこかで区切らんといかんので、対象外というのは議員なので理解いたしますが、そもそも最初のお答えですね、側溝がかなりの部分を占めるというのは予想どおりやったんですけど、要するにどういうことかというと、もともと住民ニーズの多様化に対応するために、いろんな、ここはこのように、ここはこのようにいうのがもともとの趣旨というか、期待された部分じゃないかなと思うんですけど。これだけ出てくると、明らかに側溝が整備されてない、されてるところが少ない地域に関しては、それをやるためのもうこれになっていってて、整備されてるとこはいろんな、うちはこういうとこがええ、こういうとこがええって、実質本当に多様化で地域によって、この地域のうちはこういうことやってほしいとかになっていってるんですけども、地域によってそもそも側溝の整備状況が大きく異なっているんじゃないかと思いますので、今、側溝が十分整備されてるところが少ないところからすると、それをやるのにこれを使わされてるじゃないですけど、いうふうな実感を受けてるんじゃないかなというふうに思います。私の近隣はその傾向が強いので、これだけ極端に側溝のところが多くなると、やっぱり側溝というのは市内で大きく偏ってる場合は、やっぱりある程度市内に平準化していくように、それはそれで市としてそれはそれとして取り組んで、できるだけまずは側溝として、すぐに同一にならへんの分かります、時間かかりますけど、やっぱり未整備のところが多い地域に関しては、それはそれとして市として力入れて、できるだけ側溝の整備状況が平準化していくように、別の角度で努力をしていっていただく時期に来ているんじゃない、ちょっと考え方をここから切り離していく時期に来てるんじゃないかと思うんですけど、ちょっとどうでしょうか、その点。
○辻村一哉
都市整備部次長 側溝の件でございますけども、今までから側溝未改修、側溝改修に関しましては、こちらの3つの事業のうちの住みよいみちづくり事業ですね、こちらのほうで老朽化側溝の改修を地域のバランスを見ながら順次、老朽化しているところの側溝を改修して蓋がけしていっているという状況でございますので、側溝改修につきましては何もしてないわけではございませんし、委員のお住まいの地域につきましては、まだ宅地開発が新しいほうの宅地になりますので、まだ健全な側溝になりますので、なかなか住みよい、全体的にやってます側溝改修のちょっと順番が回ってこないというような状況でございますので、そこは老朽化しているところからまずやっていくということで、側溝改修のほうは事業を行っております。
○上原敏委員 全然やってないとかそういうことを申し上げたつもりはないんで、やっていただいてるのはよく分かるんですけども。説明で一定の納得感はありますし、一応そういうことで、なるべくこうなんでなってへんのって聞いてる人らにはそういう説明を、私に来た分に関してはそのような説明させていただきますけれども、やっぱその校区の中、校区単位で上げてると思いますので、自治会連合会単位で上げてると思いますので、校区の中で偏ってるとこからすると、未整備のとこからすると、やっぱりこれはこれでやってもらわんといつまでたってもできへんという印象が、いつまでたっても生きてる間できひんやん、できるはずないやんっていう思いがかなりたまってるというか、そういう思いになってるということはちょっとお伝えをさせていただきます。何かちょっと違う角度の配慮がいただきたいなという要望だけして終わります。分かりました。
さんさんバスの関係に移らせていただきます。まずは、経費の状況の62ページのところの金額を見させていただいているんですけども、それと予算書の48ページとさっきの予算の概要の35ページの上のところ見させていただいてるんですけども、主に予算書と経費の状況のところに関しての話ですが、運行補助金は5,300万というところで、予算の概要でも予算書でも符合させていただいているんですけども、まず、62、経費の状況のほうの委託料の137万7,000円、これ予算書のどこに入っているのかなと、2行目の委託料の一部に書かれてると考えたらいいですか、まずそれだけ先にお願いします。
○立木克也都市政策課長 137万7,000円の委託料につきましては、予算書の48ページで地域公共交通対策に係る経費の中の委託料であります。これ、343万6,000円上がっておるんですけども、これにつきましては青谷方面乗合タクシーの委託料と合わせた額になってまして、この中に含まれております。
○上原敏委員 その件了解です。
予算書のほうの1行下の車両購入補助金の1,367万8,000円ですか、これは逆に経費の状況のほうに入ってないんですけど、これは運営経費とは考えてないからということの理解でいいですか。
○立木克也都市政策課長 これは運行に係る経費ではございませんので、ここに上げてないところです。
○上原敏委員 考え方の部分は整理できましたんで分かりました。じゃあ、それ踏まえてというか、それを理解した上で質問させていただきます。
運行補助金の、これぴったり合ってると言った5,300万ですね、これが予算の概要のところで見させていただいてて、限度額ですね、5,300万円の限度額だからこうなってるということなんで、これは今いろいろ状況があって渡さなあかんお金の向こうの支出に応じてこちらも渡してるんやけど、それの中で限度額まで来てしもうてるから去年も今年も5,300万という考え方でいいんですか。ということは、もし向こうの経費が落ちていけばここも落としていけると、そういう考え方でいいんですかね。
○立木克也都市政策課長 この城陽さんさんバスの経費の支払いにつきましては、さんさんバスを運行される総経費に5%の適正利潤をのせまして、それの3分の2を市が負担しております。3分の1は事業者が負担するんですけども、事業者は当然運賃収入がございますので、それがほぼ同じぐらいの額になるんですけども、仮にそれが運賃収入の3分の1を上回った場合につきましては、市の3分の2の額からその上回った分を引きます。なので、収入なりが増えると市の負担は減っていくというとこになります。
○上原敏委員 ありがとうございます。前に聞いてたら申し訳ないですけど、想像してた部分ですので、ということは、言うたら、その前提として、さんさんバスの運行って、これちょっとでももうけていってもらって、どんどん売上げ上げていってもらって、できたら市の支出を落としていきたい、そういう考え方で基本いくべきかと思うんで、ぜひちょっとでももうけて、地域貢献もしていただきたいですけど、やっぱりあるからには会社なんで、ぜひもうけていただきたいいうふうに思うんです。
その中で、いろんな工夫とかも、もちろんもともと地域の方に乗ってくださいとかもある、それ以外の部分の工夫もちょっとでもしたほうがと思うんで、そういう中で、先ほど車両の購入とかにちょっと絡むかも分からないんですけど、中身的なこと、どういったやり方とか、どういうふうに工夫とかしてはるかというところに市はどこら辺まで入っていってはるか、かんでいってはるか、一緒に話してはったりとか、工夫、知恵の部分を言ってはるんかという話の部分でちょっと気になったのは、今の車両だったら高額の紙幣の両替機ついてないんですよね。かつ、全部かどうか分からないです、行き当たる限りは、運転手さんの業務の加減かもしれないですけど、高額の紙幣の両替の用意もされてないんですよとかいうら辺とかいうのご存じでしたか。
○立木克也都市政策課長 高額紙幣が両替できないということについては了解しておりますけども、運転手がどこまで対応できてるかというのは、申し訳ないですけどもちょっと分かりません。
○上原敏委員 ささいなとこかもしれないんですけど、そういうところももうちょっと中身を一緒に話して、どういうふうにされてるかというのを知っていただいて、一緒に知恵を出し合っていただきたいんです。今の話、結局どうなるかというと、私は議員なんで自分が反省せなあかんと思うんですけど、急いで乗らはる方とか、ちょっと仕組み分かってへんで乗らはった方で、やっぱり千円札以上の一万円札しか持ってないとかいう方とか乗られたときどうなるかというと、両替できませんって話になる。降りろとは当然言われないので、結局のところ、言わはるの自体降りはるときですから、そこから降りてもらっても、どうなるかというと、次乗ってもらったときに払ってもらったらいいですということでね、ほんまに困ってる人には良心的っちゃ良心的なんですけど、そういうなんが、言い切ってしまう思ったら、今の話、コロナウイルスじゃないですけど、知ってしまうと、ああ、そうなんやって話になって、悪意のある人まで含めていくと、結構そういうのなんて、何といいますかね、せんでいい出費になっていくと思うんですね。
なので、今の件、取りあえずご存じなかったということなんで、いろんな話ちょっとかんでいっていただいて、例えばそういうなんでほんまに、次乗ってくださいといって、私はちなみに言っときますけど、次乗ったときに、そのときにこの間こういうことあったんで払いましたけど、そうやって拾えてるんかどうかとか、そういうとこまでちょっと中身入っていっていただいて、もしやっぱりそれで物すごい今度でいいです言うんたがほとんど回収できてなくて、その収入額下がってる分物すごく大きかったりすると、それはやっぱり車両改善して高額紙幣やるようにするとかね、例えば。それか、運転手の業務増えたら逆に運転手がいなくなるっていうのもあるけども、やっぱりそこまではある程度用意はしてもらうような運用にしてくださいとかいう話とかもやっぱりしていっていただきたいと思いますので、頼んでやってもらってる部分があると思う、部分もあるのはよく理解しますけども、やっぱり一定、市としてやってることって市民は受け取ってますので、中身的なとこもちょっと入っていっていただいて、今みたいなとこも把握していただいて、一緒に知恵出し合っていい方法を、ちょっとでもいい方向にしていっていただくようにお願いだけして終わります。よろしくお願いします。
○澤田扶美子副委員長 すみません、時間押してますので、ちょっと1点だけお尋ねします。
三世代近居・同居の話なんですけれども、まず確認からさせてください。これは定住人口の促進のための取組ということでよろしいんですね。それと、補助は子ども側だけなんでしょうか。あと、今年度の280万はどのように積算してらっしゃるんでしょうか。まずそこから。
○立木克也都市政策課長 目的といいますと、まず、おじいさん、おばあさん世帯につきましては、子ども世帯と一緒に暮らすということで安心して暮らしていただけるということがあります。逆に子ども世帯、お孫さんと一緒の世帯につきましては、おじいさん、おばあさんがおられるということで子どもを見てもらえるので安心して仕事に行けるというようなところで、そういったことを踏まえて定住人口であったり、あと、空き家の解消にもつながるというところで、そういうところを目的にしております。
今年度の予算なんですけども、件数が購入2件のリフォーム2件ということで予算を上げさせていただいております。
○澤田扶美子副委員長 分かりました。そしたら、購入ということで、購入はどちらが買われても買われたほうに出す、補助するということになるんですね。ちょっとこれ実例なんですけれども、息子さんが転入してきたと、親としては喜んでたと。転入の手続に来たときに、市民課のほうでこの三世代近居・同居の支援がありますから、どうぞ活用してくださいねって言われたので喜んで手続に行くと自分たちは該当しなかったと。なぜ該当しなかったかというと、子どもの年齢が18歳未満でなかったからということなんですけれどもね、これ今の話を今の目的からすると、何かすごくおかしいなと思うんですよ。だから私にちょっと愚痴りはったお母さんは、子どもが家族で近くに引っ越してきてくれるから、いろいろ出費は重なってもやっぱり気持ちの上ではうれしいと。逆に言うたら、子どもたちはそこで住んでくれるから、私は手をかけなくても済む。そうじゃなくて、逆に子ども夫婦がいるから私たちが高齢になってきたからということですごく安心感があると。今、立木課長がおっしゃった状況から考えると、子どもに年齢制限かけるのはどういう理由からかなと思うんですけども、そのご説明だけお願いできますか。
○立木克也都市政策課長 この制度につきましては、京都府の京都府結婚・子育て応援住宅総合支援事業の補助を受けて行っておりますので、その中でそういう条件がついてるというとこですので、そこはご理解いただきたいと思います。
○澤田扶美子副委員長 京都府の制度からもらうというのは知ってますので、制度としての理解は分かるんですけれども。今、皆々さんそれぞれいろいろご意見出してらっしゃるように、それを上回ってそういうふうな考え方をしていかないかということなんです。定住人口、逆に言うたら18歳以上の人のほうに来てもらったほうが、なおかつそこでまた結婚、就職、学校行くなり就職するなりの間定住してるし、結婚してもまた城陽に住むかもしれないし、そのほうがより人口が増える確率が高いと思うんですね。逆に言わはったら、私、子どもたちが近くに来て祖父母たちにも安心感があるという、そういう条件で事業として進めてるのなら、こういったこともちょっと考えていってほしいと思いますので、府の補助をもらうためにこれしか駄目なんだっていうんじゃなくって、ちょっと一歩進んで考えていっていただきたいと思いますので、提言だけしておきます。
○語堂辰文委員長 そのほかありますか。
○澤田扶美子副委員長 私の提案についてご答弁いただけるんでしたら、お願いします。なければ結構です。
○森島正泰都市整備部長 繰り返しになって申し訳ないんですけれども、先ほど立木課長のほうが申しましたけれども、この制度自体は祖父母世帯と親子世帯、これ双方に有益といいますか、近くに住んでると祖父母世帯は子どもたちに世話をしていただけるんで暮らしやすくなる、かつ親子世帯というのは子育てがやはり大変なので、子育てを祖父母世帯に手伝っていただくという、双方にとって有利ということでこういう制度が始まったものでございます。
今、澤田副委員長がおっしゃいます、高齢者にとっては孫であろうが子であろうが近くにいれば安心ということをおっしゃってるんだと思うんですけども、それについて年齢制限をどうしてかけるのかというのは、繰り返しですけれども、子育てが大変だという時期に祖父母世帯が近くにいると手伝ってもらえるという意味でこういう制度ができたものでありますので、その年齢制限を外すということにつきましては、今後その制度がどのように変わっていくのかということも併せて調査研究をしていかないといけないのかなということと考えております。
○澤田扶美子副委員長 部長がおっしゃっていただいたことにちょっと抵抗があるんですけれども。今の話だと楽なのは若い夫婦だけで、祖父母は面倒見るだけかっていうことですよ、本当に。逆に言うと、私たちのほうが、特にちっちゃい子どもじゃなくて大きな孫が来てくれたことが安心になるんですよ。だからそれで、息子と孫がそこで育ってくれる、近くにいる、それだけで安心感がある、それが定住人口の促進にもなるし、子育ての促進にもなるし、逆に言えば高齢介護の話にもなってくるので。これはやっぱり、制度がそうやからこうなんですよっていうのは分かるんですけれども、逆に言ったら、何で私にそういうこと言わはったかというと、こういう制度がありますよって進められて手続に行ったら、あっ、孫さんが18歳以上ですからもう駄目ですよって断られた、そしたら入り口でちゃんとそこまで説明しないとね、やっぱりそれは不親切ですよ。逆に言うたら受付の人は家族構成の年齢とか見てるんでしたら、引っ越してきはった息子さん夫婦の。最初から進めなければいいんですよ、そういう制度があっても。だから、その辺のちょっと不徹底であり不親切やということで、私はお叱りを受けましたので、せっかくこのいい場所があったので、ちょっと発言いたしました。よくよく考えてください、また、できることは直してほしいし、もう無理なら無理で仕方がないことですけども、せっかくのいい制度なんで、ぜひ年寄りにも優しい制度にしてほしいです。
○語堂辰文委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○語堂辰文委員長 それでは、ほかになければこの程度にとどめ、区分5の質疑を終結いたします。
──────────────────────────────
○語堂辰文委員長 これをもって本日の委員会を散会といたします。
次回委員会は、3月22日午前10時から開催いたしますので、ご参集のほどよろしくお願いいたします。お疲れさまでした。
午後6時11分 散会
城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。
予算特別委員長
語 堂 辰 文...