〇
議会事務局
本 田 一 美 次長
與 田 健 司
庶務係長
〇
城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席
今 西 仲 雄 副市長
まちづくり活性部
中 林 憲 彦
まちづくり活性部長
木 谷 克 己
まちづくり活性部参事
大 石 雅 文
まちづくり活性部新
都市政策監
まちづくり活性部次長
新
名神推進課長事務取扱
中 村 雅 彦
まちづくり活性部産業政策監
まちづくり活性部次長
商工観光課長事務取扱
木 村 敬
東部丘陵整備課長
友 本 浩 嗣
東部丘陵整備課東部丘陵整備係長
北 村 研 爾
商工観光課課長補佐
商工観光係長事務取扱
高 真理子
商工観光課商工観光係主任専門員
加 田 典 義
農政課長
岡 正 樹
農政課課長補佐
広 瀬 法 行
農政課農業振興係長
栗 田 和 幸
農政課農業振興係主任専門員
〇
委員会日程
1.
報告事項
(1)
東部丘陵地整備について
(2)
新型コロナウイルス感染症に伴う
事業者支援について
〇審査及び
調査順序
報告事項
(
まちづくり活性部関係)
◎
報告事項
(1)
東部丘陵地整備について
(2)
新型コロナウイルス感染症に伴う
事業者支援について
──────────────────────────────
○
大西吉文委員長 おはようございます。
ただいまから
建設常任委員会を開会いたします。
──────────────────────────────
○
大西吉文委員長 本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。
──────────────────────────────
○
大西吉文委員長 それでは、理事者からご挨拶をいただきます。
○
今西仲雄副市長 どうも、皆さん、おはようございます。
まずもって、
大西委員長、澤田副
委員長はじめ委員の皆様におかれましては、平素より、建設、
まちづくり行政はもとより、
市政運営の各般にわたりましてご指導、ご理解賜っておりますこと、心からお礼を申し上げたいというふうに思います。
それでは、着座にて失礼いたします。本日は、市の
報告案件といたしまして、
東部丘陵地整備についてなど2件についてご報告を予定としております。
どうぞよろしくお願いいたします。
○
大西吉文委員長 ありがとうございます。
暫時休憩いたします。
午前10時02分 休憩
─────────────
午前10時03分 再開
○
大西吉文委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────────
○
大西吉文委員長 (1)
東部丘陵地整備についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○
木村敬東部丘陵整備課長 それでは、お配りしております資料のほう、よろしくお願いいたします。今回ご報告する内容は、
1つ目、
東部丘陵地整備委員会の開催結果について、2つ目、(仮称)
宇治田原インターチェンジ物流拠点整備計画に係る大
規模開発基本構想についての2項目でございます。
それでは、
1つ目の
東部丘陵地整備委員会の開催についてご報告いたします。
2ページをお願いいたします。ご案内のとおり、
東部丘陵地整備委員会につきましては、令和2年10月6日に開催いたしました。当日の
整備委員会の資料は
参考資料1として添付しております、
ページ数でいいますと、3ページから15ページのとおりでございます。今回の
整備委員会は、3ページの次第に記載しておりますとおり、初めに正副
委員長の選出を行った後、
報告案件といたしまして、大
規模開発基本構想、(仮称)
宇治田原インターチェンジ物流拠点整備計画について報告し、
審議案件といたしまして、
物流ゾーンの拡張についてご審議いただきました。
まず、正副
委員長の選出についてでございますが、4ページに
委員名簿がございますが、
委員長には
村橋委員が、副
委員長には
中川委員が選出されました。
続いて、市から、(仮称)
宇治田原インターチェンジ物流拠点整備計画に関する大
規模開発基本構想について報告いたしました。報告した内容といたしましては、まず、城陽市
東部丘陵地まちづくり条例について、5ページから7ページの資料を基に条例の手続やその流れ等について説明いたしました。その後、届け出された大
規模開発基本構想の内容といたしまして、8ページ、こちらの上段にお示ししております
青谷先行整備地区の東側におきまして今回届出があったことから、この届出があった面積の規模といたしましては、8ページの下段にお示ししていますように、新
名神南側が約8.6ヘクタールであること、9ページ上段にお示ししますように、新
名神北側につきましては、
宇治田原町をまたぐ区域を計画されており、
宇治田原町域を含めると約3.6ヘクタールであることなど、主に第3回定例会、
建設常任委員会でご報告した内容を説明したところでございます。
この報告に対しまして、
整備委員会からの主な意見といたしましては、戻りまして、2ページの上段の③のⅰ)に記載していますとおりで、まず、新
名神高速道路北側の区域について、
宇治田原町との整合性はどのように図っているのかとの意見がありました。市からは、
宇治田原町が
土地利用の実現に向けて
都市計画マスタープランの変更に伴う手続を進められていること、今後、本市及び
宇治田原町において
地区計画を策定することになるが、同じ目標、方針を掲げた上で
土地利用の実現を図ることとしていることを説明いたしました。
13ページをお願いいたします。次に、
審議案件といたしまして、
流通ゾーンの拡張についてでございます。14ページの上段の図をお願いいたします。赤色の点線で囲われた箇所が審議いただいた箇所となっております。この箇所の
流通ゾーンの拡張については、令和5年度末に開通する新
名神高速道路というポテンシャルを生かし、本市と同じように
物流計画のあります
宇治田原町が一体となって
インターチェンジ周辺の
物流拠点の形成に向け整備を推進することで、より
広域物流機能を果たしていくことができます。このことから、今回、
先行整備青谷地区の
流通ゾーンの拡張を行うものであることを説明いたしました。
戻りまして、2ページ上段の③のⅱ)に記載しておりますが、
整備委員からは、
東部丘陵地の全体構想がある中で、新
名神高速道路北側の
開発区域について、
広域防災拠点等ゾーンの一部を
流通ゾーンに変更することに対してどのように考えているのか。また、新
名神高速道路北側の
開発区域について、今後、
市街化区域に編入する予定はあるのかとの意見がありました。市のほうからは、一部を
流通ゾーンに変更することにつきましては、約41ヘクタールのうちの1ヘクタールであるため、
広域防災拠点等の形成に当たっては支障がないものと考えていること。残りの40ヘクタールについては、上位、
関連計画に基づきながら、
土地利用に向けて
地権者や
関係機関等と協議した上で検討していきたいと説明いたしました。
また、
市街化区域に編入する予定につきましては、新
名神高速道路北側は編入に必要な
面積要件を満たしていないことから、編入はできないことを説明いたしました。
採決の結果、
全会一致で承認いただきました。
次に、戻りまして、2ページ、項目の2つ目、(仮称)
宇治田原インターチェンジ物流拠点整備計画に係る大
規模開発基本構想についてご報告いたします。
大
規模開発基本構想の縦覧につきましては、ご案内のとおり、令和2年10月15日より11月5日まで実施いたしまして、縦覧者は7名でございました。また、11月20日19時より、
青谷小学校体育館におきまして
事業者が
説明会を開催いたしました。当日の参加者は16名で、当日配付された資料は16ページ以降の内容となっております。
事業者側から城陽市
東部丘陵地まちづくり条例の手続やその流れについて説明され、18ページ上段、こちらのほうに条例の
手続フローを示したものでございますが、左の赤枠の
周辺住民説明会、これが本日の
説明会であると説明されたところでございます。今回の
計画地につきましては、18ページ下段にお示しします赤枠、新
名神高速道路南側が
計画規模として約8.6ヘクタールであること、次に、19ページ、こちらの上段にお示ししますように、新
名神高速道路北側が
宇治田原町域を含め、約3.6ヘクタールであると説明されたところでございます。
次に、19ページ下段にお示ししますように、新
名神高速道路南側で3棟、新
名神高速道路北側で1棟を建築する計画で、それぞれ2024年春頃の開業を計画していると説明されました。
20ページの上段にお示しします
スケジュールを基に、着工は令和4年を計画していること。また、20ページの下段にお示しします項目について、今後協議や
許認可手続を予定していることを説明されました。
21ページをお願いいたします。今回の計画に対し意見のある方は、城陽市
東部丘陵地まちづくり条例に基づき、市長に対して意見書を提出できること。
提出期間は令和2年11月21日から12月21日までであることを説明されました。以上が
事業者側から説明された内容でございます。
次に、戻っていただきまして、2ページ、こちらの下段④に記載のほうしておりますが、今回のこれら説明に対し、住民の方からの主な意見といたしましては、
調整池の
規模等に対する意見として、
調整池の場所や深さ、何トンの水を流すのかといった意見。また、天井川である青谷川へ
開発地の水を流すことに対する意見といたしましては、土砂が堆積していたり、樹木が生い茂っているといった意見。また、
物流拠点には具体的にどのような企業が来るのか。また、
工事車両の
通行経路はどのように考えているのかといった意見が出されました。これら意見に対し、
事業者からは、
調整池については
現時点で建物の下または建物の近くに設置する計画であるが、
規模等については今後京都府と協議を行った上で決定すること。
現時点で具体的な計画はお示しできないが、
基本計画の
説明会の段階ではお示しできると考えている、こういったこと。あるいは、
調整池の水は青谷川へ流すことを説明されました。また、青谷川に土砂が堆積したり樹木が生い茂っていることについては、市から京都府に土砂の
しゅんせつ等を要望していきたいと説明したところでございます。
そのほか
物流拠点に来る企業につきましては、現在まだ決まっていないこと。
工事車両の経路についても、まだ詳細は決まっていないことを説明されたところでございます。
よろしくお願いいたします。
○
大西吉文委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○
谷直樹委員 失礼いたします。今のご報告、詳しくいただきましてありがとうございます。その中で、先ほど、この新名神の北側ですかね、19ページかな、
市街化編入云々が難しいっていうことと、方法論として
地区計画っていうようなことをおっしゃってたと思うんですけど、この南側が一応これ
市街化編入、今、現にされてるということなんですけどね。その中で、この
地区計画っていうのは基本的にたしか物流系の
地区計画ということでお考えやと思いますけど、もともと
地区計画っていうのは、何ていうかな、私のまあまあ認識では、2以上のいろんな建物とか、例えば福祉
地区計画やったら、例えば
福祉施設が2つとかね、ということでいろいろと基準があったと思うんですよね。これ
地区計画で
宇治田原町さんと共同の
地区計画になるのか、その辺、これでいわゆる
物流ゾーンとして機能していくんかどうかいうのをちょっとひとつお聞きしたいと思います。
それと、この
委員会のほうで今の
審議案件が、2ページにありますように2件。これ以外に委員さんからは何も意見出なかったかっていうのをひとつお聞きしたいのと、それと、これ今回は全部で8.6ヘクタールですけど、
青谷先行整備地区は全部で41ヘクタールあるんですけど、そのうち、ここが8.6ヘクタールということは、残りが約33ヘクになるんかな。32ヘクタールぐらいあるんですけど、この辺ですね、今回はここの分ですけども、あの部分はたしか
2023年度の新
名神開通に向けて
物流ゾーンを、誘致してやっていくっていうようなことを最初の方針やったと思うんですけど、同時にね。
長池先行整備地区、こちらの
青谷先行整備地区も同時に企業を誘致してっていうようなことも一番大きな目標やったと思うんですけど、今回はこれ一応具体的な
基本構想が出たんですけど、残りについてはどういうような動向か。それもまだ埋め戻しができてないとか、いろいろなことがあると思いますけど、その辺がどういうような形で今なってるんかなということをちょっと教えてください。
それと、この間、僕もこの
説明会参加させてもろうたんですけど、いわゆる
治水対策の質問が物すごう出てましたね、いっぱい。一応これ今回、8.6ヘクタールの開発ですけども、当然残りの三十何ヘクタール、これも開発したときに、いわゆる全体的な
治水対策、またこれ考えていかなあかんのですけど、一応青谷川っていうのが排水の経路になると思いますけど、その辺ですね、総合的に判断して市としてどういうような形の治水をこれから考えていったらいいのか。その辺もちょっと教えてください。
それと、この20ページに、今後予定している主な協議及び
認可手続等、これからのことですけど、その中で、これ城陽市
開発指導要綱に基づく協議っていうのがありますね。ただ、今回はこれ開発の29条でやらはんのか、それとも、
土地区画整理事業、最初は
土地区画整理事業っていう話もあったんですけど、その辺がどうなってるのか教えてください。
○
木村敬東部丘陵整備課長 それでは、まず最初に、新
名神北側の
地区計画についてお問いかけがございました。委員おっしゃられたとおり、
地区計画につきましては、
宇治田原町におきましても
地区計画を設定されるいうことで今進めておりまして、
宇治田原町として
地区計画、ほんで、城陽市は城陽市として
地区計画を定めるということで考えておりまして、この区域については
宇治田原町の
地区計画と城陽市の
地区計画、2つが出てくるというところでございます。ただ、当然
宇治田原町さんも本市も目標とするところは同じ、そういったところも当然調整した中で進めていくことになるというところでございます。
あと、次に、
整備委員会のほうで私がご説明した以外に何か意見はあったのかというところでございます。こちらにつきましては、あった意見といたしましては、例えば今回の
開発基本構想の届出の中身についてちょっとご意見があったところでございまして、ちょっと具体的に申し上げますと、例えば届出の内容の中に
周辺環境及び景観の保全の方針という項目がございます。この中で、構想の
届出内容といたしましては、雨水の
排水施設及び
洪水調整池を整備することで
周辺地域への
土砂流出を防ぎますというような記載があったところでございます。で、委員のほうからは、これやったら土砂の流出のみを防ぐのかといったちょっとご意見をいただいたところでございまして、実際、そういったことだけではなくて、当然今回のこの場所っていうのは青谷川の上流部に位置しておりまして、かつ、
東部丘陵地ということで、
丘陵地ですね。こういう
地理的特性があることから、当然
洪水対策、こういったことはもちろんのこと、
土砂流出等を防ぐことが必要になってくると。したがいまして、
雨水排水に対する整備としては、
調整池を設けて、
周辺環境に対して保全を行っていくという趣旨であるというところを説明したところでございます。
次にご質問いただいた内容で、
青谷先行整備地区の今回のこの
基本構想の届出があった残りの区域についての動向というところでございます。こちらにつきましては、今、
地権者等がいろいろと協議を重ねておられるところでございまして、まだ
現時点で熟度は高まってなくて、
基本構想という形でお示しできるものは
現時点ではまだない状況でございます。ただ、今後、
協議熟度等が上がりまして、こういう形でお示しできるようになったときには、そのタイミングでは、今回の構想と同じような形での届出がなされるものと。
土地利用を図っていくには、条例に基づいて、その届出が必要になってまいりますので、そういう手続は今後踏まれることになるということにはなってまいります。ただ、
現時点ではまだそこまで具体的な
構想等については、まだ何も決まったものはないというところでございます。
あと、
治水対策といたしまして、市としてどのように考えているのかっていうご意見いただいたところでございます。こちらにつきましては、
東部丘陵地の
土地利用を図る上では、当然
東部丘陵地はかなり広大な区域になってございますので、当然その区域の中には複数の流域がございます。
青谷川流域もあれば、今池川流域、あるいは
長谷川流域っていうのもございます。そういった
流域ごとにやはり必要な
調整池を
開発ごとに、開発の
区域ごとに設置していただいて、当然
河川管理者とも十分調整した上で、そういう必要な
調整池を造っていただいて、計画を進めていくことになると考えているところでございます。
最後に、今回の
土地利用のその事業に当たりましては、開発なんか、
区画整理事業なんかというお問いかけでございますが、今回、
基本構想が出されてます区域につきましては、29条の開発という形で事業を進める予定だということで聞いてるところです。
○
谷直樹委員 ありがとうございます。
まず、
地区計画、分かりました。
調整区域の場合は協議でないとなかなか建物建たへんというようなことでございますので、その辺は進めていただければと思います。
それと、
委員会でのその他の意見ということで、この間の
説明会でもたくさんの意見があったんですけど、その
治水対策ね、
調整池。これ市民の方は一番心配されてるところですし、今現在、
東部丘陵地見てますと、
地権者の方が、
調整池っていうんですかね、池をたくさん点在されて、そこで調整しながら
治水対策されてますし、それがこの埋め戻しによって建物に戻ったらどうなるかっていうことですけど、それこそ京都府ですかね、
技術的基準に基づく
調整池等々で整備されて、
流域ごとに、何ていうかな、方針を定めて作業されていくやろうと思うんですけど、なかなかこれ最近の
異常気象っていうんですかね、どこでどんだけの雨が降るか分からんということですし、その辺を皆さん、心配されてるんです。これも当たり前のことやと思うんでね。その辺は城陽市だけではなかなかできへんこと、もうこれよく分かりますし、総合的に京都府さんと、それとか
地権者さんとか、最終的に、例えば私、いつも
国家プロジェクトをぜひともっていうようなこと言うてますけど、国もやっぱりその辺は、こんだけの広大な土地で、いわゆる近畿圏のへそって言われる、いわゆる交通の拠点になるようなとこでございますので、ぜひともその辺は十分に協議していただきたいと思います。
それとあと、
先行整備地区の残りの動向で、今、
地権者が協議をされてるということですけど、これね、埋め戻しってまだ全然終わってないですね。どこまでできてるんかなと思ってね。今回のとこはもうほとんど埋め戻し終わって、整備されてると思うんですけど、その辺のことから始めやらんと、なかなか、多分これ新名神の
全線開通にはちょっと物理的に間に合わへんのかなというような気もするんですけど、その辺ですね、どの辺までできてるんかなということと、それと、この開発の
指導要綱29条って今おっしゃいましたけど、29条いうことは、この
開発指導要綱の中にありますように、
開発負担金等々はこれ求めることできるんですかね。その辺ちょっともう一度お願いします。
○
木村敬東部丘陵整備課長 青谷地区の埋め戻しがどこまでできてるのかというお問いかけでございますけども、こちらにつきましては、今回、開発の構想が提出されてるところというのは既に埋め戻しが完了してるところでございます。一方、残る部分については、一部まだ
修復整備が必要なところというのはございます。ただ、どこまでできてるのかって、具体的な数値等ではちょっとお示しできないというところでございまして、今、鋭意埋め戻しに努めてるというところでございます。
あと、開発の関係で、開発の負担金、協力金ということのお問いかけだと思いますけども、こちらにつきましては、まだ今後調整していくことになりますので、
現時点で何も決まったものはありませんので、どうなのかということについては、この場ではちょっとお答えできないところではございます。
○
谷直樹委員 開発負担金ね、たしか平米2,000円やと思います、これね、土地のね。で、建物やったら1個何ぼとか言うけど、今回は建物そんなに面積等々、これからのことですし、当然これから協議されると思いますし、開発やったら、当然開発にのっとった
開発指導要綱に基づく
技術的基準とか、その他もろもろいろいろとあると思うんですけど、その辺はしっかりと協議していただければと思います。
あと、埋め戻しが分かるようになかなかこれ
公共残土等で埋め戻しの手法をされてると思うんですけど、
公共残土もこの今の
コロナ禍でどれぐらいまで
公共事業が進んでるか私分かりませんけど、やっぱり
公共残土の埋め戻しによって、城陽市に対して公社から寄附とかもいただいてることでございますので、その辺はしっかりと協議していただいて、整備のほうしていただきたいと思います。
○
平松亮委員 よろしくお願いします。今、
谷委員の質問を聞いててちょっと思ったんですけど、これ29条許可じゃなく37条許可じゃないですかね。これ20ページの
事業スケジュールを見てると、造成と建築、一気にここはする仕組みだと思うんですけども、ちょっとそこのところを教えてください。
○
木村敬東部丘陵整備課長 開発の手続を踏む上では、29条だけではなしに、ほかの条項も含めて手続が必要になってくるというところでございますので、今、委員おっしゃられたように、それだけということではなしに、当然法令であったりとか、必要なその手続を踏んで開発のほうが進められていくところでございます。29条だけではなしに、おっしゃられたその条項も含めて、必要な手続を踏んで開発がなされていくということになります。
○
大石雅文まちづくり活性部新
都市政策監 すみません、通常、29条開発でいけば、造成工事が完了した後に建築確認を取って、建築物を建てていくというのが一般的な流れになっております。今回のここの箇所についての
事業スケジュール、これ
事業者側からの思いというのか、計画でございます。それが新名神の供用に合わせて何とかここのまち開きを持っていきたいという思いの中での計画
スケジュール案になっておりまして、いわゆる造成工事と建築工事がラップしてるというような組立てになっております。当然これ許認可の関係がございまして、今後、京都府さん等と協議をされていく中で、この
スケジュールで整っていくのかというところはこれからの協議にはなってくるんですが、
現時点で新名神供用に合わせてのまち開きという思いの中でいけば、こういう手続の
スケジュールの予定というような計画になっているとこでございます。
○
平松亮委員 要は何が言いたかったかというと、おっしゃっていただいたように、やっぱり一斉にそこを目指してまちづくりをやっていただくっていうそのインパクトを、変なことで頓挫したりしたらやっぱりもったいないなと思うところが個人的にあるのと、あと、
事業者さん側からしても、新
名神開通に合わせてっていうところを一緒に置いてらっしゃると思うので、できる限り協力していければな。許認可のスピード感ですね、お願いしたいなと。
あともう一つちょっと教えてほしいのが、先ほどの
開発指導要綱っていうの、これって昭和何年のものなんですか。
○
大石雅文まちづくり活性部新
都市政策監 申し訳ございません。ちょっと所管のほうが都市整備部になっておりますので、確認させていただきたいと思います。
○熊谷佐和美委員 先日の
宇治田原のインターチェンジの
物流拠点整備についてのところで、傍聴にっていうか、住民
説明会に参加させていただいたんですけども、そのときに、上水は
宇治田原町から、下水は集中浄化槽を考えてるっていう報告がございました。ちょっと所管が違うかもしれないんですけども、
東部丘陵地の上下水道の布設についての市の考え方をちょっとお聞かせいただきたいと思います。特に
青谷地区の
先行整備地区についても、今後、
物流拠点という形で開発が今後進んでいくと思われるんですけども、今後もこの上下水道の市としての布設、新設の考え等はないのか。次の課題になっていくのか、ちょっと教えてください。
それと、青谷の
先行整備地区の、先ほども埋め戻しの件がありましたけども、特に現在存在している
調整池ですけどね、それの埋め戻しの時期ですね、特に新名神、それと東部丘陵線に当たる場所ですね、これは本当に急いで埋め戻しをしていただきたいと思ってるんですけども、それ埋め戻ししないことには、今回の東部丘陵線がちょうど開発の真ん中っていうんですかね、されるところに走っていくわけですが、つながっていかないということでは困りますし、必ずこれはできるっていうのは分かってるんですけれども、今現在まだその状態でありますので、ちょっとその時期を教えてください。
○
木村敬東部丘陵整備課長 まず上水、今回、
基本構想の届出がなされた上水の件なんですけども、あれはあくまで
事業者の意見でございまして、まだ確定したものではないんです。いわゆる
宇治田原町さんからという発言があったんですけども、あれっていうのは確定したものではないので、ちょっとそれが独り歩きすると、ちょっとまだ確定事項ではないということだけよろしくお願いできたらと思っております。
で、今の委員のほうからありましたように、
東部丘陵地につきましては、確かにインフラというのが今現状何もない状況でございます。市といたしましても、やはりインフラをどのようにしていくのかっていうのは1つの課題ということでは考えておりまして、引き続きそれについては検討のほうを行っていきたいというところでは考えております。
あと、東部丘陵線の関係で、いわゆる
修復整備が進んでいないところがあるという点でございます。こちらにつきましては、
地権者等々、早期の埋め戻しに向けて協議を重ねているところではございます。ただ、
現時点で具体なその時期等についてはちょっとこの場ではお答えできないところではございますけども、市といたしましても、新名神の開通に合わせた東部丘陵線の整備ということで、そこはしっかりと取り組んでいきたいと、このように考えているところでございます。
○熊谷佐和美委員 ありがとうございます。本当に
東部丘陵地のインフラですね、これから一番大きいお金も当然要る、これは市がインフラ整備するとなると、市のほうがやるということに、道はNEXCOさんがやってくれたり、国のお金が下りたり、いろいろありますけれども、あとの上下水道等を整備していくとなると、また大きなお金が要するということで、かなり今の時点でまだできていないっていうのが現状っていうのは分かっておりますけども、将来的にまちが、ここが1つの大きなまちということになっていくんであれば、当然近代的なまちになっていくわけですから、本当に、私も経験あるんですけども、外から見たら、ここは使えるなと思って行ったら、上下水道なかったっていう、自分が使うときにあったんです。で、そういうときに、やはりそういう、何ていうのかね、最低限のものがやっていってできるのは、多分これすぐにはできませんので、1年、2年では絶対できない大きな課題だと思いますので、やはり今、今のこのときにまだお示しを、検討してるっていうことでお示しをいただけてないので、やはり本当に庁内挙げて検討していただいて、このお示しをしていただける、具体なといいますか、効果的なというか、本当にできないようなんじゃなくて、現実的にできるような、具体なような案件ていう、今は取りあえずは向こうはないので、集中浄化槽っていうふうな言い方を、取りあえずそれしかないので、ないので、されてるのかなというふうにも感じました。
それとあと、埋め戻しの修復の時期なんですけれども、これももう新名神の開通の時期が1日1日迫ってくるのは確かですので、やはりこれはもう決めていくしかないとは思っておりますので、工事の一つ一つの課題についてはやはり、もう始まりましたというふうな状況を、特に
地権者の絡みがありますので、こういうところで報告、いろんなことがもっとたくさんあるかと思うんですけども、これはできないとは思いますけども、修復のことについては、これは必ずやらないことには、これ進みませんので、次にまたお聞きするようなときには、いつ頃からここに埋め戻しができるっていうお話を聞かせていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
○西良倫委員 すみません、4点ほどちょっと答弁をお願いします。
すみません、10ページのところからちょっと言わせてもらいます。大
規模開発基本構想っていうとこで、上位・
関連計画におけるっていうところの表のところですけれども、ここを読んでると、最先端のICTを活用っていうところの文言と、雇用の創出っていうのが下にありますよね、山背五里五里のまち創生総合戦略。ICT活用を進めれば進めるほど、雇用っていうのと矛盾していくようなことになっていくのではないかなと思ったりするんだけど、城陽市が考えているこの雇用の創出っていうのはどれぐらいイメージをして、こういう形になりますよ、市にとってもプラスの面が大きいんですよっていうことをもう少し述べてもらえればなと思ったり、その実際はどうなんだっていうあたりなところを、これまだ構想段階なんでね、言えないっていうことなのかもしれんけど、ちょっとそういったあたりを市民も納得できるような形として述べてもらえればというふうに思います、1点。
2点目ですけれども、下のほうの山背五里五里のまち創生総合戦略のとこですね、市のみならず、京都府南部地域の活性化ってありますよね。この府南部の活性化は、市もそうだけども、府の南部の活性化っていうあたりの具体性、具体的にこうですよっていうところを1点、2点、3点、4点とかね、言ってもらわないと、何や、アウトレットで人も来たり、車も増えて、この交通混雑がいろいろともう現に今でも大変なのにね、さらに車とか、今度の場合はトラックでしょう。そういうことで、もうにぎやか過ぎる地域になってまうんやなとかね、道路もまちもとかね、あたりなところをもうちょっとしっかり言ってほしいのと、この活性化っていう中身をもうちょっと述べてもらえればなと思ってます。
それと、下のほうの表ですね、開発事業の概要のところで、都市計画等の概要のところを見てると、近郊緑地保全区域とありますよね、その他っていうところなんだけども。ここから考えれば、歴史と未来をつなぎ、人をはぐくむ緑のまち・城陽っていうのね、この緑のまちの緑を、言うたら、これ9.6ヘクタール、城陽市域分ね、減らしてでもこの計画を進めようっていうことのメリットやデメリット。緑を守るんだよ、緑のまち・城陽なんだよって言いながら、緑を削る。かなりこれ大きく削る。で、
青谷先行整備地区っていうのは、今回の開発よりもさらに大きい広大な地域なんであって、そこのところをそういう形で進めるっていうのは本当にどうなんだっていうところ、疑問の意見を持ってるけども、そこに対する見解をちょっと教えてください。何か市のスローガンとちょっと反対じゃないのかっていう形に僕自身は思ってます。
それと、砂防指定地だとか宅地造成工事規制区域とかね、ここら辺はクリアしてるのか知らんけども、砂防指定地っていうところでの、この前の青谷小学校での
説明会では環境アセスもしませんみたいな、なくてもいいんだよみたいな形があったので、そうなんかなっていう感じを思いながらも、この
青谷先行整備地区っていうところでの
調整池の上限っていうのはあるんじゃないかと思うんです。今回でもこれ見てると、3か所でしょう、
調整池は。それを全て青谷川に流すっていうことでしょう。となれば、もっともっと広いこの
青谷先行整備地区全てに開発がなっていくようなときに、一体全体どれだけの
調整池が造られるのか。それのほとんどが、これ見てると、この地域の地理的に考えれば、放流するのは青谷川だと思うんですよ、これ。また長谷川までっていうのは、もっともっと西のほうだからね。そういう形でのものがあって、今度これ防災も含めて、特に青谷川の天井川を含むところの地域も考えれば、市民は本当にもう、いいですよ、進めますよっていう形でできるのかな、心配は当然だなというふうに思っています。そこら辺をちょっと市としての見解を述べていただきたいなと思ってます。
○
木村敬東部丘陵整備課長 まず、最初にいただいたご質問でございますけども、まず、最先端のICTを活用した整備ということと、雇用を確保するというところが矛盾してるんではないかというお問いかけでございます。青谷の物流の関係につきましては、当然そこに新たな施設、こういった最先端な技術を活用した中でのそういう施設を立地するというところでございます。立地していきたいというところでございます。当然、企業を立地するということについては、そこにこういう最先端の技術を使っていたとしても、やはり雇用っていうものが生まれてまいります。そういったことから、今回整備する施設っていうのは、当然こういう最先端を使いつつも、当然雇用が生まれてくることから、何ら矛盾が起こってるというものではないということでは考えております。
2つ目にご質問いただきました京都府南部の活性化ということで、具体的にっていうお問いかけでございますけども、これにつきましても、当然そこで
土地利用、
東部丘陵地の中で
土地利用が図られて、そこに企業等々が張りつくということになれば、当然雇用も生まれてまいります。で、雇用が生まれるということは、当然そこに働きに来られるっていう方は城陽市のみならず、やはり近隣の方々っていうのも当然雇用も生まれてくることになるだろうということでも考えておりますし、まず、雇用の面ではそういったことからも、周辺の自治体にもそういう雇用の面でのプラスのところが発生するということは、いわゆる城陽市だけではなしに、近隣に対してもそういった効果があるということでは考えているところでございます。
次に、ここでの開発が緑をなくすような開発、城陽市の考えてる部分と逆行してるんではないかというお問いかけでございますけども、
東部丘陵地につきましては、そもそも砂利採取を行って、一定、そこが開発といいますか、されている場所でございます。そういったところを今回、我々といたしましては、有効に
土地利用を図ることで、先ほどもお答えしたような、城陽市のみならず、京都府南部地域の活性化に資するような
土地利用に向けて進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。
最後に、
調整池について、どれぐらいの数ができるんだというところでのお問いかけでございます。これにつきましては、具体的に開発に応じて必要な
調整池の数であったりとか
規模等を今後計画されていくということになりますので、
現時点で数や
規模等についてお答えすることはできないところでございますので、その点はよろしくお願いできたらと思っております。
○
今西仲雄副市長 基本的には課長からお答えしたとおりですけれども、少し補足を行いますね。委員もご案内のとおり、日本の生産年齢人口が日本全体としてもう減ってきてるということはご承知のことやと思いますけれども、そういう中でこういうICTっていうことをしっかり使っていこうということで、今進められてるわけですね。実際に最新の物流施設をご覧いただいたら分かると思いますけれども、確かにICT技術、すばらしいです。それと同時に、本当に、例えばこの辺りですと、京田辺にはプロロジス入ってますね。私も彩都のプロロジス見に行ったことがありますけれども、あそこ、1,000人の規模で従業員の方が働いておられます。大体同じ、京田辺と一緒ぐらいですけどね。それから、京都郵便局、あそこもある意味では物流の1つですけれども、あそこも1,000人を超える、1,100人ぐらいだったですかね。の方が働いておられると。もうICT技術はもう抜群に進んでおりますけれどね。そういうような状況で、かつての倉庫のようなイメージで今の物流施設を捉えていただいたら、それは間違いだというふうにまず思います。
それから、もう一つは府南部の活性化、これはご案内のとおり、今まで木津川の左岸に比べまして、木津川右岸、非常に厳しい状況にあったということはございますけれども、各南部の首長さん、特に木津川右岸の首長さんのお話なんかも聞きますと、やはりこの新名神の東部丘陵で一定の産業集積いうのはできるということを言われましてね。例えば、この間犬打トンネルの起工式というんでしょうか、そういったものが行われましたけれども、あれによって、例えば和束町、それから、いわゆるそれに続く相楽の東部の笠置町さんとか、その辺りからも十分にこの城陽に通って、若い方が通える、そういうようなこと。あるいは、もちろんこれは
宇治田原町さんにしてもそうやと思うんですけれどもね。そういう意味では、この府南部全体にとりましても非常にこの城陽の東部丘陵開発っていうものは期待をされておると。若い方が外へ出なくても、ここに働きに来られるという意味では、非常に期待されてるというところが2つ目ですね。
それから、緑のまち・城陽、これは城陽は昔から緑と安らぎのまちでありますとか、今回でも、歴史と文化をつなぎ、人をはぐくむ緑のまち・城陽ということで、これ非常にある意味ではアイデンティティという部分、私も思っております。そういう観点でいいますと、課長が今答えましたように、今、砂利採取が行われたその土地へこういう施設が入ってくるっていうことで、当然法的にも何%かの緑化っていうのはしっかりやっていかんなんというようなことでございますんで、その意味では、委員もおっしゃったように、そこはしっかり緑のまち・城陽っていうのをしっかり実現していくような、そういうまちをやっていきたいというふうに考えております。
○
大西吉文委員長 もう一つね。環境アセス云々ということがおっしゃってたんですけども、それについての答弁をお願いします。
○
木村敬東部丘陵整備課長 環境アセスにつきましては、
説明会の中でも
事業者のほうから説明があったと思うんですけども、基本的に今回の開発規模におきましては、その対象にはならないということで、環境アセスは実施しないということで
説明会の中で説明されたところでございます。
○西良倫委員 すみません。緑のところで関連するんですけれども、ここら辺での保安林というところの解除というのは一定少ないっていう形で、そんなにないっていう形で聞いてるんだけども、要するに、この保安林があるところの近隣ですよ、そばですよね、言うたら。そういうとこでの開発行為ということで考えれば、この地域での砂防指定地域いうところのこの許可ももらうようになるんだっていう形で書いてますけれども、砂防指定地域での開発というところとかね、保安林の
土砂流出、大きな保安林ですからね。そういうところのそばのところの緑や土地に影響を与えるというところからすれば、そんな簡単にそういう指定されてるところに開発が、こんだけ大がかりな開発が簡単に許されるのかなっていう感じに一般的には市民的には思うんだけども、そこら辺の課題というのはどうなんですか。
○
大石雅文まちづくり活性部新
都市政策監 いろいろな例えば砂防指定地とか、こういう指定がかかっている場所ではございます。当然こういう関係の条件がはまってるところにつきましては、それに基づく協議、許認可を経て開発を行うという形になりますので、当然砂防指定地内の行為になりましたら、その部分の許可を得た計画をもって開発が実施されるというところになりますので、そこはもう何ら問題ないというふうには考えているところです。
○若山憲子委員 保安林の関係なんですけれど、今回のところは保安林解除のところはないと思うんですけれど、いわゆる41ヘクタールのとこは保安林解除が必要やと思うんですけれど、その保安林の解除について少し、例えば今回の南の8.6ヘクタールのところと、北側のゾーンですよね、新たに加えられた1ヘクタールのところと残りの31.4ヘクタールのところで保安林がどれぐらい解除をされなければならないのかっていうことと、あと、この
説明会がありました城陽東部開発有限責任事業組合ですか、この事業組合の、いわゆる2法人というようにお聞きをしたんですけれど、どことどこだったのかっていうことと、この事業組合さんが、その2法人が
地権者っていうように理解をしたらいいのかどうかっていうこと。
それと、伊藤忠商事さんとこの事業組合さんとの関係、役割分担って言えばいいのかどうかちょっと分かりませんけれど、今後の開発にとってどんな形になってくるのかということを教えていただきたいのと、あとは、
整備委員会の中でも意見があった、いわゆる北側のゾーン、先ほどもご説明あったと思うんですけれど、防災拠点の1ヘクタールに関するあれなんですけれど、変更について、今回は広域的な開発っていうことで、
宇治田原町さんとの関係で、城陽市の北側等は今までなかったんやけど、1ヘクタールということで
整備委員会も承知されたっていうことですけれど、このようなことが今後、当然計画では新名神から南側っていう計画があるんですけれど、この新たにまた次の段階のときには、こういう北側の開発っていうのか、そういうことが出てくる可能性があるのかないのかね。ちょっとその辺を、今後協議をしていくというふうなことやったと思うんですけれど、教えていただきたいというのと、それと、これも構想と計画の時期なんですけれど、
事業者さんが、この意見書の締切りが12月21日ですよね。で、その中で城陽市との締結をして、次に計画が出てくるんですけれど、いわゆる構想の協定締結については年度内を目指したいっていうようにおっしゃってたと思うんですけれどね。その辺は城陽市は、例えば意見の締切りが12月21日にあって、さらに回答を書かはって、ほんで、それをまた市に出して、市からの意見具申をしてっていうことで、大体のめどっていうのを今の時点で公表できるのかどうか。公表できるのであれば、教えていただきたいということと、それと、
説明会の開催なんですけれど、今回この説明をしていただいた、誰だったっけな、名前がちょっと思い出せないんやけど、何とかテックの加藤さんですかね、大変丁寧、比較的丁寧な説明だったと思うんですけれど、この
説明会の開催、三菱さんのときはコロナの関係で
説明会の代替っていう措置を取られましたよね、全戸配布にあれしてって。ほんで、その
説明会についてもいわゆる条例で規定をされていっているっていうことで、
基本計画のときの
説明会なんですけれど、23人ほど来て、されていたけれど、それは条例のその他の55条で、市長の権限で代替は認められたっていう経過があるんですけれどね。それでいうと、この
説明会、この開発については、
説明会2回、構想のときは予定をされて、していただけるように公表もされてるし、もう既に決まっていることですけれど、今後、
基本計画のときも
説明会をされるのかどうか。それは当然向こうが決められることですけれど、ただ、前は三菱さんの場合は条例で規定されてて、説明しんなんってなってんのに、城陽市の関係で代替認められたのでね。その辺どうなのか、教えてください。
○
大西吉文委員長 それでは、15分まで空気の入れ替えさせていただきます。
午前11時07分 休憩
─────────────
午前11時15分 再開
○
大西吉文委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
市側からの説明を求めます。
○
木村敬東部丘陵整備課長 まず、若山委員からのご質問にお答えする前に、平松委員のほうから
開発指導要綱、何年かっていうちょっとお問いかけがありまして、ちょっとそれについてまずご報告させていただきたいと思います。
開発指導要綱につきましては、昭和50年7月にできたものでございます。
それでは、若山委員からご質問がありました内容についてご説明のほうさせていただきたいと思います。
まず、
1つ目でございます。
青谷先行整備地区の保安林でございます。委員おっしゃられましたように、今回の
基本構想の届出の箇所には保安林というのはございません。ただ、残る部分ですね、
青谷先行整備地区の残る部分には保安林ございまして、それの面積といたしましては、およそ3ヘクタールでございます。
次に、有限責任事業組合でございます。こちらの組合にはどことどこの企業がということでのお問いかけでございます。これにつきましては、前回の
委員会の資料のほうにも記載しておりましたし、
説明会の中でもお答えされてた内容ではございますけども、エスディックというところと大成開発というところの2社でございます。
次に、土地については、組合が所有するのか、
地権者になるのかというお問いかけでございます。これは、最終的にそんなようになるということで聞いております。
次のご質問として、組合と伊藤忠商事の関係ということでございます。これについても、この間の
説明会の中でご説明されてたところではございますけども、いわゆる開発等々の部分に関して、伊藤忠商事さんのほうからいろいろ協力、助言であったりとか、いろんな手続に対して協力をいただくことになるというような形でご説明されてたように記憶しております。
次に、新名神の北側についてでございます。これが今後また開発が出てくる可能性はというお問いかけでございますけども、基本的には北側っていうのは
整備委員会のほうでもちょっとお話しさせてもらってたとおり、もう大半が保安林というところでもございますので、なかなか防災拠点等ゾーンについてですね、新たな開発が出てくるということはもうまずないと、このように考えております。
現時点ではそのように考えております。
あと、現在の構想についてでございますけども、今度、
基本計画がいつ頃出るのかというお問いかけでございます。これについては、
現時点でまだ2回目の
説明会を12月5日、今週の土曜日にされる予定となってございますので、今後のその流れというものは
現時点ではまだ分かりません。ただ、
説明会でも、
事業者の意向といたしましては、年度内には
基本計画の
説明会を実施したいという意向については
説明会ではご説明されたところでございます。ただ、繰り返しにはなりますけども、まだ12月5日に2回目の
説明会が控えてる中で、今後どのような、それぞれ
事業者から提出していただく書類等々もございますので、それがいつ出てくるかによってその辺というのは変動してまいりますので、
現時点で提出時期等というのは決まったものはないですし、ちょっと今時点では答えられるものではないというところでございます。
最後に
基本計画、今回の構想の次の段階の
基本計画、この
説明会をするのかというお問いかけでございます。前回、三菱地所がやろうとしてたときは、コロナの関係で、国中が緊急事態宣言でしたっけ、そういった形での発動された中で、やはり開催することが、人を集めるということができないという中で、あのような措置を実施したところでございます。今回の青谷につきましても、
基本計画の
説明会の時期にどのような状況にあるかというのはまだ
現時点、ちょっと分からないところではありますので、仮に同じような国内の状況であるならば、そこはやり方っていうのは検討していかないといけないんかな、人を集めるっていうのは危険ということが判断されましたら、そこは別の方法でっていうのは検討していかないといけないのかなというふうには考えております。ただ、
現時点で当然、
説明会につきましては開催するということでは考えてはおりますが、今申し上げましたような状況に応じれば、その状況に応じて対応してまいりたいと、このように考えております。
○若山憲子委員 今の
説明会のほうから、すみません。前回はコロナの時期っていうことだったので、特段配慮されたって、市の決断をされたということやったと思います。それで、今、開催をするということだったと思うんですけれど、青谷小学校での
説明会ね。体育館、広いですよね。参加が16名でしたよね。だから、密を防ぐということであれば、場所さえ確保すれば、それは可能な範囲やなと思うんですけど、例えば次回の
説明会で青谷の方が100人も150人も来られたら、分かりませんけれどね、同じ小学校ですのでね。ただ、この間のときは特別に座席も来られた方が順次、結構広い会場で、間引いておられる中でも指定されたのでね。やり方があれば、できるのかなというように思っています。
それとあと、計画の時期ね、業者の意向っていうことやったと思うんですけれど、そもそもいわゆる意見書の締切りが12月21日ですよね。それから業者の方からの見解書が出たりとか、いろんな協議をされる時間とかがあって、年度内ということだったと思うんですけれど、その辺はまだあくまで
事業者さんの意向っていうことでね。はい、分かりました。それは結構です。
それと、
説明会を開催するっていうことだったので、条例に規定をしていることですので、ぜひ
説明会を開催していただきたいというのと、もう一つは、伊藤忠さんの関係なんですけどもね。開発の助言、協力っていうのは、開発許可申請をされているということだと思うんですけどね。どういう、
地権者は今のエスディックさんと大成開発さんということでね、組合は分かったんですけれど、開発、助言の協力っていうのは、具体的にはどういうことを指すんですか。例えばこの間の
説明会のところで、設計の担当の方なんかも出席をしておられたと思うんですけれどね。そういうことをいわゆる伊藤忠さんがされるというように思ったらいいのか。そうではなくて、それはそれでまたあって、ちょっとこの辺が私よく分からないんですけれど、どういう形で組合に対応するということではないことは事実ですよね。そこももし分かるようでしたら、教えてください。
それと、北側のゾーンについては、以前からおっしゃってるように、大半が保安林なので、今後、なかなか新たな開発っていうのは出てこないということです。それは了解をしました。
それと、そしたら、保安林解除の関係なんですけれど、残りの青谷のところでは3ヘクタールは解除されるということで、先行整備のところでいうとね。そしたら、これ保安林の解除は東部丘陵線との関係でも解除必要になってくるところがあると思うんですけれど、いわゆる全体の8.6ヘクタールですかね、そのうち、あと全体、東部丘陵線の関係ではどの程度保安林の解除が必要なのか、教えてください。
○
大石雅文まちづくり活性部新
都市政策監 今回の青谷の
先行整備地区のところでのちょっと東部丘陵線に特化した保安林面積というのは、今
現時点ではちょっと手持ちにはないんですが、以前も若山委員のほうからは道路の関係で保安林の解除面積がどの程度なのかっていうご質問いただいておりましたので、その分と併せてちょっと今回ご回答させていただきたいと思います。
保安林の解除面積っていうのは、保安林解除の手続が整った時点で面積、最終確定していきますので、
現時点ではまだ未確定という前提で、面積のほうにはなります。新名神事業につきましては、保安林解除面積というのが約10ヘクタールほどになってきます。で、東部丘陵線、こちらのほうにつきましては約5ヘクタール、これはもう要するに、
東部丘陵地の全線区間においての面積になってまいります。先ほどから申してますように、最終的に保安林解除の手続をもって最終的に面積確定してまいりますので、今申しました面積というのは変動する可能性のある未確定な数字というところでご理解をお願いします。
○
木村敬東部丘陵整備課長 伊藤忠商事さんについては、委員申されたとおり、組合には入っておられません。具体的にどういった協力関係を築いてるのかっていう、具体的に何をするのかというところなんですけども、基本的には私どもは
説明会でお答えされた内容というのは把握はしてるところなんですけども、ただ、それ以上の個別具体的な内容については民間と民間の企業さんの中で進められてるところですので、具体的にどういった部分を伊藤忠さんが担当されて、で、組合のほうがどういったところを担当してっていう、そのちょっと個別具体的なところまではちょっと市では把握してないところでございますので、その点はご理解いただけたらと思います。
○若山憲子委員 民間企業のことでっていうことやったと思うんですけれど、この
説明会のところ、わざわざ組合に今の時点では入っておられない。そういう状況の中で名前を連ねておられるということで、ちょっとその辺の、どういう形で今後の開発に関わってこられるのかがちょっとよく分からなかったので、今後また
説明会とかもありますので、そちらのほうで聞いていきたいと思います。それで結構です。
○谷村浩志委員 すみません、失礼します。先ほどの熊
谷委員のほうから現存の池の今後の埋める
スケジュールっていうお話もあったんで、ちょっとそれに関連してなんですけども、今ある自然の池の
調整池的なものが開発によって埋められていきますけども、ほんで、今度開発される場所に
調整池を造っていかれるんで、その間、少しタイムラグが出るのではないかなと思うんですけども、その間に大水というか、大きな雨が来ないこともないと思うんで、その辺の市としてのお考えはどういうふうな、来なければいいなということなのか、何か必要な対策というものを打てるものは打たはるのかっていうのをまずちょっと教えていただけますか。
○
木村敬東部丘陵整備課長 今、委員おっしゃられたように、砂利の事業を行うに当たりましては、必要な防災池ですね、設置した中で事業は進めてきてるというところでございます。当然
修復整備するに当たりましても、必要な容量ですね、そういったものは確保した上で事業のほうを終わっていくという形にはなります。で、防災池なり、
調整池なり、何らかの形で必要な容量というのは残したままで事業を終わって、で、次の開発のときに必要な池をつくって、その残ってる池を埋め戻すと。単純に言えば、そのような形になってまいります。
いずれにしても、今ある池が全て埋め戻して更地になるということではなしに、当然事業終了した折にも、必要な
治水対策っていうのは講じた上で終了していく。で、開発のときに併せて必要な池を造って、ほんで、元ある池というのをまた造成して、埋め戻したりとかっていうような流れになってまいりますので、その点は防災面といいますか、治水上は特段問題はないものということで考えております。
○谷村浩志委員 ありがとうございます。ほんで、今回、この
先行整備地区の部分を地図とか航空写真で見ると、
青谷先行整備地区の中でもまあまあ大きめの防災池といいますかね、それが埋められるというような感じを見受けれるんですけども、ここで今、蓄えてる水と、今度造られる
調整池で貯水量の差というのは少なからず出るんではないかなと思うんですけども、それはもう京都府が指導されることなんで、城陽市は分からないというところなのか。そこはやっぱりもともと蓄えてた水の量も加味して、今度、京都府が指導されるのか。その辺、もし分かるところがあれば、一緒に教えてもらえないですかね。
○
木村敬東部丘陵整備課長 池の容量については、基本的に設置される部分については、重要開発
調整池の設置基準に基づいて池のほうは設置されることに、
規模等については、その規模で設置されることになります。で、これまで山砂利採取地内の池については、容量的には、どういうふうにいうたらいいか、その必要な防災上の容量以外に、事業をやるに当たって、どうしても砂利の洗浄選別するに当たって、水が必要になってまいります。で、全ての事業所がそうではないんですけども、その事業所によっては、砂利の洗浄選別の事業のために必要な水をためといて、で、ポンプでくみ上げて活用した中で、その洗浄選別をされてるというところがありますので、実際の必要な容量よりも大きい容量の池というものがこの
東部丘陵地の中っていうのは数的にはあるっていうのが実情になってまいります。実情としてはそういう状況の中で、その必要な防災池の今の容量とこの
調整池の容量とどれだけ差が出てくるのかっていうところなんですけども、それも計算上、具体的に数値で比較したものがございませんので、
現時点で明確にこれだけ差があるとかっていうお答えはできないんですけども、ただ、設置するに当たっては必要な、繰り返しにはなりますけども、必要な京都府の条例、その基準に基づいてしっかりと安全な形で治水が図られるように
調整池のほうを設置されることになるというところでございます。
○谷村浩志委員 現段階では必要以上にあるという、たくさんいうお話やったんですけども、やっぱりそれが減るというのは、近隣の人はすごいちょっと不安に思われることがあるのかなと。今あるから、この状態やから耐えれてるというふうにお考えの方もたくさんおられますので、やっぱりそこは京都府の指導にはなると思うんですけども、やっぱり城陽市の意見としても、そこで必要以上にある貯水量が減るのであれば、やっぱり京都府に対して青谷川の整備の1つのお願いする、要望するときのネタとしてまたそれは市からもお伝えしていっていただいて、減る分で危険度が増すっていうふうに思ってる人もいますというので、河川の整備もちょっと急ぎぎみにやっていただきたいということを重ねて城陽市から要望していただきますように要望いたしまして、終わります。すみません。
○相原佳代子委員 すみません。先ほど副市長からもありましたけど、この
東部丘陵地の
土地利用がこの城陽市のみならず、京都府の南部地域の活性化につなげるっていうこと、そして、この右岸がもう産業の集積地にこれから変更していって、京都府南部の皆さんの雇用の場が増えるということ、大変すばらしいことだと思いますし、この間の犬打峠、トンネルですか、もお聞きしてて、やっぱり道っていうものは本当に大きいんやなと。北部の縦貫道、そして、この南部、新
名神高速道路いうものが本当に宝の山を本当に宝にするために、すばらしい今の動きをしているなというふうに思っています。ですので、この事業の
スケジュール見てますと、これからまだまだ順番がありますし、大変だと思いますけれども、まずは、やはりそこに住まいをされている市民の皆さんであるとか、しっかりと声を聞かせていただいて、そこでやっぱり不安に思っておられることなどなどは取り除いていただきたい。それは要望なんですけれども、実際、令和6年ですね、開通であったりとか、営業開始であったりとかっていうのが今お聞きしているわけではございますが、やっぱり昨今のいろんな事情によって、これらがちょっと変更になるとか、そういうことがないかなというのはちょっと不安に思うところでございますが、今、市として聞いておられることであるとか、そういうこともちょっと流動的になるのではないかなという懸念はあるんですけれども、その辺りにつきましてはいかがでしょうか。
○
大石雅文まちづくり活性部新
都市政策監 今、この
東部丘陵地のまちづくりっていうのは新名神の
全線開通っていうのを、これを1つの大きい時間軸として全ての事業が動いているところでございます。現在、NEXCOさんのほうで鋭意事業を進めていただいてる中で、令和5年度末の
全線開通という目標を掲げて、今、整備進めていただいておりますので、私どももそこを目指して、その時間軸を守りながら、事業に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○相原佳代子委員 今後、様々な要因により変更することもあるかもしれません。その場合には、我々にもしっかりと報告していただきまして、この事業が成功して、やはりこの京都府南部、京都府全てが活性化するように、いつもおっしゃってます、これからは城陽市に住んでいただいて、仕事がしっかりとできると。そしてまた、関連の近隣のまち、皆さんとともに活性化していくんやという思いをこれからもしっかりと持って進めていただきたいと思います。
○
平松亮委員 すみません、要望として短く1点だけ。
先ほどか、今、相原委員もおっしゃったんですけども、そのスキームを極力短くしていくように努力をお願いしたいなと思います。というのが、この南海トラフを想定した物流の大移動もあと5年と言われてますので、南港の倉庫群がもう今、枚方、交野、寝屋川に集中してるように、南海トラフに対応したこの大移動、これ新名神1つの基軸にどこも考えてらっしゃるので、さっきおっしゃった環境アセスですね、これは根拠を持ってこれ以上の規模は取らないといけない。ただ、取るに当たっては、事前調査から1年、1年半と、で、何億円もかけて環境のアセスを取らないとここに進出できないってなると、やっぱり進出企業にとっては非常にデメリットになってきますので、先ほど
谷委員もおっしゃいましたけど、物流地区としてのかなりのまだ地域が残ってますので、そういったところをやっぱり、城陽市なかなか行きにくいなとなっては本末転倒でもございますので、その辺り、いろんなことはあると思うんですけども、やっぱり丁寧な進行をいただけてると思うんですが、ある程度がんがん行こうぜではないですけど、進めていっていただきたいなと、個人的な意見として思います。
あと、逆にそういう許認可の関係を非常にスムーズにしてるのが枚方市だと思うんですけども、この城陽市もその辺が整っていけばいいなと思ってます。逆に、これ造成とか水道設備とか、そういうところで市中とか、この京都府南部の業者さんを使ってほしいと、そういうような要望をしていただきたいなと思います。建築部分は、いずれにしても、大手ゼネコンになってくると思うんですけども、造成部分とかという部分には京都府南部の
事業者さんを入れてほしいと。これを要望していただきたいなと思います。
○若山憲子委員 青谷地域の残る部分のところについては
土地利用の地区には上がっていないということで、協議中っていうことだったと思うんですけれどね。それは、組合さんで協議をされているのかどうかっていうこと。今後、まず組合に協議しながら
区画整理事業でされるのか、新たな開発ベンチャーが来ることによって開発工事になるのか、その辺は分かりませんけれどね、どういう状況なのか。今のその状況だけ教えてください。
○
木村敬東部丘陵整備課長 委員おっしゃられたとおり、青谷の
地権者の準備組合の中で、今、
土地利用に向けて検討されているというところでございます。
○若山憲子委員 準備組合で検討されているっていうことは、今のところですよ、
区画整理事業でっていうことではないかなと思うんですけれどもね。その辺はどうなんでしょうか。
○
木村敬東部丘陵整備課長 現時点におきまして、区画整理か開発かっていうのはまだ決まっておりませんので、お答えをすることはできません。
○
大西吉文委員長 ほかに。
(「なし」と言う者あり)
○
大西吉文委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
1時10分から
委員会を再開したいと思います。
午前11時43分 休憩
─────────────
午後1時10分 再開
○
大西吉文委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────────
○
大西吉文委員長 (2)
新型コロナウイルス感染症に伴う
事業者支援についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、
新型コロナウイルス感染症に伴う
事業者支援についてご報告申し上げます。
1ページから、まず、市の制度について順次ご説明を申し上げます。
(1)農業者等
新型コロナウイルス感染症対策支援事業費補助金でございます。これは、農業者が経営を継続するための感染症対策や影響を軽減するために必要な取組に対し補助を行うもので、補助額は対象経費の3分の2以内、補助上限は20万円以内でございます。申請期間は5月20日から10月30日までで、既に申請期間は終了しております。実績といたしましては、個人2件、団体1件、法人1件、直売所2件の計6件に対しまして116万4,000円を交付決定いたしました。
次に、(2)明日の農業経営支援給付金でございます。これは、認定農業者、茶農家、花卉農家が経営に深刻な影響を及ぼしている状況にあることから、農業者の経営の回復、継続を支援するために50件の農業者に給付するもので、給付額は1農業者当たり10万円でございます。申請期間は8月12日から9月30日までで、こちらも既に申請期間は終了しております。実績といたしましては、50件の農業者に対しまして500万円を給付いたしました。
次に、(3)城陽産業おうえん補助金でございます。これは、経済や消費への影響が拡大する中において、自ら事業継続計画を策定し、事業継続に関する取組を行う農業者、商工業者を支援するもので、補助額は対象経費の10分の10以内、補助上限は10万円以内でございます。申請期間は6月1日から9月30日までで、こちらも既に申請期間は終了しております。実績といたしましては、農業者で7件、商工業者で41件、合計48件に対しまして466万3,261円を交付決定いたしました。主な取組事例といたしましては、密を避けるための店舗拡張、デリバリー、テークアウトサービスの実施、テレワークの導入、オンライン環境の整備、公共交通機関を利用して遠方から通勤する従業員が職住近接できるよう、企業の近隣に従業員用住宅を借り上げられたもの、販路拡大に向けた新商品開発などがあります。これらの取組につきましては、順次、産業支援サイト、JoInTにも掲載しております。
次に、(4)城陽市休業要請対象
事業者支援給付金でございます。これは、京都府休業要請対象
事業者支援給付金の対象
事業者のうち、本市に立地する施設を対象施設として申請された
事業者を対象に給付するもので、給付額は中小企業、団体は20万円、個人事業主は10万円でございます。申請期間は5月7日から9月30日までで、こちらも既に申請期間は終了しております。実績といたしましては、給付件数は20万円が給付される中小企業、団体で50件、10万円が給付される個人事業主で194件、合計244件に対しまして2,940万円を給付いたしました。
次に、(5)城陽がんばる
事業者支援給付金でございます。これは、売上げが15%以上減少している
事業者に対して経営回復を支援するもので、給付額は1
事業者当たり10万円でございます。申請期間は8月17日から12月28日までで、11月13日現在の申請件数は1,051件、うち1,026件に対しまして1億260万円を交付決定し、振込件数は982件、振込金額は9,820万円となっております。交付決定いたしました1,026件の職種別の状況といたしましては、建設業が276件、平均売上減少率は61.0%、サービス業が183件、平均売上減少率は51.7%、製造業が138件、平均売上減少率は46.9%となっております。
なお、昨日、12月1日現在の申請件数は1,115件、うち1,089件に対しまして1億890万円を交付決定し、振込件数は1,039件、振込金額は1億390万円となっております。
次に、(6)城陽働く力おうえん補助金でございます。これは、城陽市民を新たに雇用された
事業者に補助金を交付することで積極的な地元雇用を促進するもので、補助額は1
事業者当たり10万円でございます。申請期間は9月1日から来年、令和3年1月31日までで、11月13日現在の申請件数は4件、40万円を交付決定しております。
なお、昨日、12月1日現在も同様となっており、振込件数は3件、振込金額は30万円となっております。
5ページをお願いいたします。その他の支援事業等といたしまして、市の取組では、(1)市内の飲食店と家庭をつなぐマッチングの取組がございます。これは、市内の飲食店と家庭をマッチングする取組として、テークアウトやデリバリーサービスを行っている店舗情報を城陽市産業支援サイト、JoInTに掲載するもので、4月21日から実施しております。昨日、12月1日までの掲載店舗数は12店舗となっております。
また、このほか、昨年度ご好評いただきました完熟イチジクのまち城陽を今年度も引き続きPRするとともに、
新型コロナウイルス感染症による影響を受けておられる市内飲食店への購買意欲の増進を図り、消費喚起につなげることを目的に、9月1日から10月31日までイチジクスタンプラリー2020も開催しておりました。この事業につきましては、遠くは新潟県からご応募いただき、201名のご応募をいただいたところです。抽せんの結果、100名の方に昨年度開催されましたイチジクのお祭りで提供されましたイチジク料理レシピカードとレシピを考案された4人の一流シェフの似顔絵入り缶バッジを、さらに20名の方にはスタンプラリーに参加する21店舗で使える2,000円分の商品券を発送いたしました。応募の方からは、大好きなイチジクが安く買えて、城陽に住んでよかったと。来年もたくさんのイチジクグルメを食べたいといったような声をいただいたところです。
次に、城陽商工会議所の取組でございます。(1)プレミアム付商品券発行事業でございます。これは、冷え込んだ市内消費を喚起するため、発行総額6億5,000万円、プレミアム額1億5,000万円、プレミアム率は30%のプレミアム付商品券を発行するもので、1冊1万3,000円分の商品券は共通券9,000円、個店限定券4,000円に券種を分け、個店での購買を図ることとしております。商品券購入の応募状況は、市内1万6,545世帯、3万7,269人から8万6,593冊の応募があり、1人1冊を保証の上、5万冊分を販売。使用期間は12月15日から令和3年2月15日までとなっております。11月13日現在の参加店舗数は351件となっているところです。
次に、(2)元気のある商店わくわくセール事業では、
事業者の参加費用を無料とし、7月27日から8月7日まで実施をされたところです。
次ページをお願いいたします。(3)城陽日和発行事業では、A4判の特別号として11月に発行、来年3月にも発行予定となっており、
事業者支援事業を展開されております。このほか、商工会議所経営支援員によるタブレット端末を用いた
事業者の各種申請支援や産業会館におけるオンライン会議等のシステム構築に対しましても本市から補助を行っているところです。
次に、その他の取組でございます。(1)各種
事業者支援制度の周知では、3月2日以降、市ホームページを43回更新をし、周知を図っております。
(2)融資に係る認定及び補助金に係る証明の状況といたしましては、売上げが20%以上減少している
事業者に対する融資となるセーフティネット保証4号認定は335件、5%以上減少している
事業者に対する融資となるセーフティネット保証5号認定では73件、15%以上減少している
事業者に対する融資となる危機関連保証認定は242件のそれぞれ認定となっており、また、コロナ特別型の小規模
事業者持続化補助金に係る証明は10件となっているところです。
次ページをお願いいたします。(3)
事業者支援に係る相談件数といたしましては、商工観光課、農政課への相談が約1,700件、城陽商工会議所、JA京都やましろ城陽各支店におきましても同様に約1,700件の相談が寄せられ、その対応に当たっております。
そのほか、城陽商工会議所、JA京都やましろ城陽各支店におきましては、
新型コロナウイルス感染症関連の情報発信に努めているところでございます。
次に、三つ折りになっております8ページをお願いいたします。こちらは、
新型コロナウイルス感染症に係る市等関連の融資制度の概要を一覧にまとめたものでございます。左から、日本政策金融公庫、京都府、本市の融資制度について記載をしております。中ほどの京都府の制度のうち、SN5号、SN4号と記載しているものは、先ほど説明いたしましたセーフティネット保証5号、4号を略したもので、この2つと、その右にある危機関連枠、及びその右の
新型コロナウイルス感染症対応資金と記載しております融資制度は、最下段の備考にもありますとおり、本市の認定が必要となっております。また、一番左のマル経融資制度の2つ、及び一番右のマル城融資制度、この一番下の備考欄にありますとおり、これらの制度を利用する際の要件であります市税の完納要件を緩和する規則等を令和2年11月19日に公布、施行いたしたところでございます。
9ページをお願いいたします。こちらは、1ページからの市の補助、給付金の概要を一覧にまとめたものでございます。
10ページをお願いいたします。こちらは、主な国及び京都府の補助、交付金の概要を一覧にまとめております。ご覧おきください。
○
大西吉文委員長 ありがとうございます。それでは、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
○若山憲子委員 すみません、いろいろ大変な中、いろんな事業、支援やら行っていただいて、少ない人数で、ありがとうございます。先ほど相談件数やら聞いたら、1,700件ね、大変な状況の中。ただ、この表にまとめていただいている城陽がんばる
事業者支援給付金の
事業者の業種別件数とか平均売上減少率とかをまとめていただいているんですけれど、件数、やっぱりこれ15%っていうことで、利用が多かったと思うんですけれど、このことについて、例えば分析っていう言い方おかしいんですけれど、何かあるんですかね。以前のときの定額給付金のときには分析っていう形で、今後の資料になるような、申請世帯数やったら、年齢とか世帯人数とか地域別とか、未申請の方にも年齢、地域というような世帯の構成人数の分析をしていただいたと思うんですけれど、このことについては何か分析をされているのかどうかっていうのが1点と、それと、いわゆる平均の売上げ、申請をされるときにその書類が出てくるとは思うんですけれど、何かこういうことで
事業者への、書類からこれをまとめてられるのかね。何かいわゆる簡単なアンケートみたいなのを渡して、回収されているのかどうか。それを1点教えていただきたいのと、それとあと、農業者への支援の関係でいうと、結構ずっといろんなことをしてきていただいて、もう期日が終わっていることがあると思うんですけれどね。それでいうと、例えば城陽市の場合は、お茶とか花卉については特産品ということがあって、支援いち早く取り組んでいただいた経過があると思うんですけれどね。その辺でいうと、農業者の支援のところで何か結構充足をしたっていうように思っていただいているのか。それとも、農業者の方から何かお聞きになってるような声があるのかどうか。そこを教えてください。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 さきの2つの点についてご答弁させていただきます。
分析をかけているかというところなんですけども、このがんばる
事業者につきましては、12月28日までを申請期間としております。実際、申請されておられる
事業者の所在地はつかんでおりますので、どういう分布になってるかというようなことにつきましては、今後、そういう分析等はかけてまいりたいというふうに考えております。
また、この
事業者の審査、書類、どういうものかというようなことでございますけども、基本的には融資のときに、6ページに融資の認定をさせていただいてるっていう話をさせていただいたんですけども、この融資認定で書類を出していただく方につきましては、それが売上減少の状況を把握することになりますので、そちらのほうに代えて把握をさせていただいております。融資を受けられてない方につきましては、簡易な形ではございますけども、売上げの減少が分かる状況というのを資料を添付していただいて、確認をさせていただいております。
事業者の声ということで、アンケートというようなお話がございましたけども、毎年、マル城融資の融資を受けられてる方に対しましては、この年末ぐらいにアンケート調査を実施しておりまして、今年についてはコロナの状況というのがございますので、その辺りの動向というのも含めたことについて
事業者のお声を伺う機会を持とうというふうに今、取組を進めているとこでございます。
○加田典義
農政課長 私のほうから、農業に関します支援につきましてご答弁申し上げます。
まず、農家のほうから何かお話があったかということなんですけれども、まず最初、5月ぐらいの段階でお茶農家さんから、茶摘み等実施していく中で密が生まれますので、その中で感染対策を何か支援していただけないかというお話はございました。その中で、農業者等
新型コロナウイルス感染症対策支援事業費補助金というのを設立しまして、そちらのほうで支援していったというところになります。
あと、現在、このA3の表の10ページの左から4つ目になります。実施主体は国になるんですけども、高収益作物次期作支援交付金ということで、この事業のほう、国の補助金になりますけれども、市の再生協議会のほうが事務局となりまして、今申請の手続を進めているところでございます。これにつきましては、令和2年2月以降、野菜であったり、花卉、果樹、茶の出荷できなかったり、廃棄等により出荷ができなかった方のために対する支援でございます。これにつきましては、来年度も引き続き農業をやっていかれる方につきまして支援を行っていくという内容になっております。
○若山憲子委員 農業者の方の支援ね、国の制度ですけれどということで、城陽市のところが事務局としてこういう支援策、それについては、いわゆる出荷できなかったっていう、損失が大きかった、そういうところについては来年度も支援の継続っていうことだったと思いますので、ぜひその辺はよろしくお願いをしたいと思います。
それと、分析の関係なんですけれど、
事業者の関係、いわゆるマル城融資についての関係のところではね、年末にアンケートを実施してるということで、そしたらマル城融資ですよね、件数を教えていただきたいのと、例えば城陽がんばる
事業者支援給付金の関係でいうと1,026件、直近でいうと1,115件ということで、利用が多かったと思うんですけれど、市内の
事業者の関係でいうと、これ受けられた方っていうのは何%ぐらいになるんでしょうかね。ちょっとこれ古い統計ですけれど、いわゆる統計のところでいうと、28年の統計の数字しかないんですけれど、半数ぐらいかなと思うんですけれどね。そこでいうと、その辺の利用できる枠が決まってるわけですけれど、その辺についてはほかの
事業者さんに対して何か城陽市として考えておられることがあるのか。支援ではなくてね、何かそういう
事業者の実態についてはどんなふうにつかんでおられるのか。もしつかんでおられるんだったら、マル城の件数とその
事業者の関係で教えていただけたらと思います。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 マル城融資の利用件数でございますが、令和2年度、今年度のマル城融資の利用は、9月までの分で現在49件の利用があるところです。
それと、28年の
事業者の数字ですけども、市内の
事業者数2,392件ということになっております。現在、1,115件ということですので、半分弱ぐらいの
事業者の方がこの制度を利用されたということになっております。
事業者の声というところ、あるいは
事業者の受けられてない方への支援ということになるわけなんですけども、
事業者の声につきましては、様々な機会を通じて私どもも集約、把握に努めてまいりたいというふうに考えておりまして、城陽商工会議所とも連携する中で、
事業者の声を吸い上げてまいりたいと、お話を伺ってまいりたいというふうには考えております。
今後の
事業者支援につきましては、国のほうの制度の部分がどうなるかということもまだ不透明な部分があります。今、コロナの影響がまたさらに出てきてるというようなことがありますけども、この辺り、今後しっかりと注視をしてまいって、
事業者支援どういう形でできるのかということは検討していきたいというふうに考えております。
○若山憲子委員 その財源がそもそも国の財源ということだと思うんですけれど、それでいうと、今、第三波って言われてる中で、さらにいわゆる支援の継続であったり、あと、また、さらに持続化給付金とか、そういうものの再度のというような声が上がってるわけですけれど、その辺は例えば、城陽市は国の動きを注視っていうことだったと思うんですけれどね。何か要望のようなものは、ほら、市長会などを通じて上げておられるのかどうか。その点1点だけお聞かせください。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 私ども市のほうといたしましても、国、府に対しまして、この
コロナ禍における
事業者支援ということで要望しているところでございます。
○
大西吉文委員長 ほかに。ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
大西吉文委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
──────────────────────────────
○
大西吉文委員長 閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
大西吉文委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
──────────────────────────────
○
大西吉文委員長 本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。どうもご苦労さんでございました。
午後1時38分 散会
城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。
建設常任
委員長
大 西 吉 文...