城陽市議会 > 2020-06-11 >
令和 2年総務常任委員会( 6月11日)

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  1. 城陽市議会 2020-06-11
    令和 2年総務常任委員会( 6月11日)


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    令和 2年総務常任委員会( 6月11日)             総務常任委員会記録 〇日 時  令和2年6月11日(木曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        上 原   敏   委 員        奥 村 文 浩   委 員        谷 村 浩 志   委 員        一 瀬 裕 子   委 員        太 田 健 司   委 員        西   良 倫   委 員        増 田   貴   委 員        宮 園 昌 美   委 員        土 居 一 豊   委 員        語 堂 辰 文   委 員        熊 谷 佐和美   議 長
    〇欠席委員(0名) 〇議会事務局        長 村 和 則   局長        島 田 勇 士   主任 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        今 西 仲 雄   副市長        本 城 秋 男   副市長        荒 木 正 人   理事                  企画管理部長事務取扱       市長直轄組織        河 合 寿 彦   危機管理監        大 西 峰 博   危機管理監付次長        成 田 昌 司   危機・防災対策課長        山 口 浩 慶   危機・防災対策課危機・防災対策係長       企画管理部        長谷川 雅 俊   企画管理部次長                  政策企画課長事務取扱        吉 川 保 也   企画管理部次長                  人事課長事務取扱        井 幡 智 子   政策企画課課長補佐                  政策企画係長事務取扱        髭 野 健 治   政策企画課行政改革係長       総務部        綱 井 孝 司   総務部長        上 羽 雅 洋   総務部次長                  財政課長事務取扱        中 井 康 彦   総務部次長        渡 邉 博 幸   総務情報管理課長                  電算情報係長事務取扱        下 岡 雅 昭   総務情報管理課主幹        稲 田 明 典   総務情報管理課庶務係長        河 野 清 和   税務課長        藤 本 満 広   税務課課長補佐                  市民税係長事務取扱        上 原 有 美   税務課資産税係長        長 谷 裕一朗   税務課納付係長        西 山 憲 治   管財契約課長        谷 口 雄 子   管財契約課課長補佐                  契約検査係長事務取扱       市民環境部        森 田 清 逸   市民環境部長        森   哲 也   市民環境部次長                  市民活動支援課長事務取扱        東 村 嘉津子   市民環境部次長        奧   登紀子   市民活動支援課館長        浜 崎 哲 也   環境課長        成 田 香 織   環境課課長補佐                  環境係長事務取扱       福祉保健部・福祉事務所        堀 岡 宣 之   福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  福祉課長事務取扱        角 田   勤   福祉保健部次長                  福祉事務所次長        新 井 綾 野   健康推進課長        梅 川   聡   健康推進課課長補佐       まちづくり活性部        大 石 雅 文   まちづくり活性部新都市政策監                  まちづくり活性部次長                  新名神推進課長事務取扱        中 村 雅 彦   まちづくり活性部産業政策監                  まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱       都市整備部        辻 村 一 哉   都市整備部次長                  土木課長事務取扱        西 村 友 宏   土木課道路河川係主任専門員        皿 谷 嘉 啓   営繕課長       消防本部        南 郷 孝 之   消防長        宮 川 浩 正   消防本部次長        角   馨一郎   消防本部次長        西 村 裕 司   消防署長        山 本 泰 之   総務課長        藤 岡 正 章   総務課課長補佐                  庶務係長事務取扱        広 田 文 謙   総務課庶務係主任専門員        市 原 雄 一   予防課長        上 田 直 紀   警防課長        津 村 勝 啓   久津川消防分署長        有 留 知 道   青谷消防分署長       上下水道部        竹 内 章 二   上下水道部次長                  経営管理課長事務取扱        米 田 達 也   上下水道部次長                  上下水道課長事務取扱       教育委員会事務局        藤 林 孝 幸   教育部次長                  教育総務課長事務取扱       選挙管理委員会事務局        野 中 雅 幸   選挙管理委員会事務局長 〇委員会日程        1.現地視察          新消防本部庁舎        2.議案審査
             議案第31号 城陽市税条例等の一部改正について          議案第32号 城陽市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につ                いて        3.報告事項          (1)工事請負契約の締結について          ・今池川排水区B工区その2工事          ・庁舎耐震補強等整備事業<6期工事・7期工事>          ・旧消防本部庁舎解体工事及び保健センター外構整備工事          (2)城陽市国土強靱化地域計画(案)について          (3)地域防災計画見直し等検討チームの取組状況について          (4)北部地域全体の公共施設の在り方について          (5)令和元年度(2019年度)環境測定結果の報告について 〇審査及び調査順序        現地視察           新消防本部庁舎        議案審査、報告事項         (消防本部関係)           ◎議案審査            議案第32号 城陽市消防団員等公務災害補償条例の一部改                  正について         (総務部関係)           ◎議案審査            議案第31号 城陽市税条例等の一部改正について           ◎報告事項           (1)工事請負契約の締結について              ・今池川排水区B工区その2工事              ・庁舎耐震補強等整備事業<6期工事・7期工事>              ・旧消防本部庁舎解体工事及び保健センター外構整備               工事         (市長直轄組織関係)           ◎報告事項           (2)城陽市国土強靱化地域計画(案)について           (3)地域防災計画見直し等検討チームの取組状況について         (企画管理部関係)           ◎報告事項           (4)北部地域全体の公共施設の在り方について         (市民環境部関係)           ◎報告事項           (5)令和元年度(2019年度)環境測定結果の報告について       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  おはようございます。  ただいまから総務常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行いますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  理事者から挨拶をお受けいたします。 ○本城秋男副市長  おはようございます。  一瀬委員長、西副委員長をはじめ委員の皆様におかれましては、平素より総務行政はもとより、市政運営の各般にわたりご理解、ご指導を賜っておりますこと、まずもって御礼申し上げます。  それでは、座って失礼いたします。さて、本日は、過日の本会議におきまして、委員会付託となりました議案第31号及び第32号につきまして、ご審査いただくこととなっております。また、市よりの報告案件といたしまして、工事請負契約の締結についてなど5件について、ご報告を予定させていただいているところでございます。  なお、審査報告に先立ちまして、担当部長等より部局ごとに4月1日付で異動のありました課長級以上の職員の紹介をさせていただきます。まず、総務部から市民環境部、消防本部の順に行います。  本日はよろしくお願い申し上げます。 ○綱井孝司総務部長  それでは、まず総務部並びに選挙管理委員会事務局の管理職職員の紹介を申し上げます。  まず、総務情報管理課主幹の下岡雅昭でございます。下岡主幹は、国勢調査等に係る業務を担当いたしております。  続きまして、選挙管理委員会事務局長の野中雅幸でございます。  総務部並びに選挙管理委員会事務局は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○森田清逸市民環境部長  続きまして、市民環境部の管理職職員の紹介を申し上げます。  まず、市民環境部次長の森哲也でございます。森次長は、市民活動支援課長を兼務いたしております。  続きまして、市民活動支援課館長の奥登紀子でございます。奥館長は、男女共同参画支援センターぱれっとJOYOの館長でございます。  市民環境部は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○南郷孝之消防長  続きまして、消防本部の管理職職員の紹介を申し上げます。  まず、消防本部次長の角馨一郎でございます。角次長につきましては、予防課全般及び総務課のうち、消防団に関することを担当いたしております。  続きまして、同じく消防本部次長の宮川浩正でございます。宮川次長につきましては、総務課のうち、消防団業務以外に関することを担当いたしております。  続きまして、消防署長の西村裕司でございます。  続きまして、消防本部総務課長の山本泰之でございます。  続きまして、消防本部予防課長の市原雄一でございます。  続きまして、消防署警防課長の上田直紀でございます。  続きまして、消防署久津川消防分署長の津村勝啓でございます。  続きまして、消防署青谷消防分署長の有留知道でございます。  消防本部は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○一瀬裕子委員長  ありがとうございました。  ここで、委員の皆様方にお諮りいたします。  この際、委員会を暫時休憩し、現地視察を行います。なお、小松原副議長、谷議員、澤田議員、若山議員から委員外議員として同行したい旨の申出があります。委員派遣承認要求の手続については、委員長にご一任願います。これにご異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。           午前10時05分 休憩         ─────────────           午前11時35分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  消防本部関係の審査に入ります。  議案審査を行います。  議案第32号、城陽市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○南郷孝之消防長  それでは、議案第32号、城陽市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきましてご説明させていただきます。  今回の改正につきましては、2つの法律の改正、1つ目が、一般職の職員の給与に関する法律の一部改正による俸給月額の改定、2つ目が、民法の一部を改正する法律によります法定利率が改定されたことを受け、本条例の基準条例であります非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令につきましても改正がなされ、損害補償額算定の基礎となる補償基礎額の改定、また、障害補償年金前払い一時金等が支給された場合における障害補償年金等の支給停止期間の算定に用いる利率等の改定がなされたことから、本条例について所要の改正を行いたいため、消防組織法第24条第1項の規定に基づき提案するものでございます。  議案書の2ページをお願いいたします。改正内容の新旧対照表でございますが、表の左側に現行、右側に改正後を表しており、改正箇所をアンダーラインで示しております。第5条におきましては、消防団員や消防作業に従事した民間の協力者等が災害現場での防災活動等により死亡、負傷もしくは疾病にかかった場合におきましては、消防組織法の規定により、市町村は政令で定める基準に従い条例で定めるところにより、その消防団員またはその者の遺族がこれらの原因によって受ける損害を補償しなければならないこととされており、損害補償等に際して算定基準となります補償基礎額を規定しておりますが、このたびの改正によりまして、第5条第2項第1号の中段、疾病の発生が確定した日の規定に、(以下「事故発生日」という。)を加え、第5条第2項第2号中の下段8,800円を8,900円に、また、2ページ下段から3ページ上段にございます第5条第3項中の死亡若しくは負傷の原因である事故が発生から次ページ3行目までの発生が確定した日の箇所を第5条第2項第1号と同じく事故発生日に改正するものでございます。  次に、3ページ下段をお願いいたします。附則第3条の4第5項第2号には、障害補償年金前払い一時金等が支給された場合における障害補償年金等の支給停止期間の算定に用いる利率が規定されておりますが、100分の5の利率を事故発生日における法定利率に改正するもので、同様に、4ページ上段にございます同条第6項、また、4ページ下段から5ページ上段にございます遺族補償年金前払い一時金の支給について規定されている第4条第7項第2号、同様に、5ページ中段にございます第4条第8項につきましても、それぞれ100分の5の利率を事故発生日における法律利率に改正するものでございます。  次に、5ページ下段をお願いいたします。第5条第2項第1号中の下段に規定されております別表の額につきまして、それぞれ引上げを行い、また、5ページ下段から6ページ上段にございます同表備考の死亡若しくは負傷の原因である事故が発生の箇所から始まる4行、よつて疾病の発生が確定した日までの箇所をさきに述べました第5条第2項第1号及び第5条第3項と同じく事故発生日に改定するものでございます。  最後に、別表の下に記載しております附則でございますが、施行期日は、公布の日から施行といたしますが、改正後の第5条第2項及び別表の規定につきましては、令和2年4月1日から適用するものでございます。
     なお、本市において、現在この条例、条項を適用を受けておられるのは、元消防団員のご遺族の方1名となっております。  以上が本条例の改正内容でございます。何とぞよろしくご審議のほど、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  質疑なしと認めます。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  討論なしと認めます。  これより議案第32号を採決いたします。  議案第32号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○一瀬裕子委員長  全員挙手。よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。           午前11時41分 休憩         ─────────────           午前11時43分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  総務部関係の審査に入ります。  議案審査を行います。  議案第31号、城陽市税条例等の一部改正についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○綱井孝司総務部長  それでは、議案第31号、城陽市税条例等の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  議案書の32ページをお願いいたします。提案理由でございます。地方税法等の一部が改正されたことに伴い、固定資産の使用者を所有者とみなして課税することができる制度を拡大すること及び新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置による納税者に及ぼす影響の緩和を図るため、個人市民税、軽自動車税等に係る特例措置を規定する必要等が生じたことから、城陽市税条例、城陽市都市計画税条例及び城陽市税条例等の一部を改正する条例について所要の改正を行いたいので、本案を提案するものでございます。  改正内容でございますが、33ページをお願いいたします。一部改正の要綱でございます。主な改正内容ですが、1、1番目に、現行の寡婦(寡夫)控除の見直しにより、婚姻歴の有無にかかわらず生計を一にする子を有する単身者で、前年の合計所得金額が500万円以下の者に対するひとり親控除が創設されたことにより、関係する用語の整理を行うものでございます。また、独り親で前年の合計所得金額が135万円以下の場合は、個人の市民税の非課税措置の対象とするものでございます。  2番目に、政府の自粛要請を踏まえて、一定の文化芸術・スポーツイベントのうち、住民の福祉の増進に寄与するものとして、市長が指定するものを中止した主催者に対し、観客等が入場料等の払戻しを請求しなかった場合には、放棄した金額を個人の市民税における寄附金控除の対象とする規定を設けるものでございます。  3番目に、固定資産の所有者の存在が探索を行っても不明である場合には、あらかじめ通知した上、その使用者を所有者とみなして固定資産課税台帳に登録し、その者に固定資産税を課することができる規定を設けるものでございます。また、土地または家屋について、登記簿等に所有者として登記がされている個人が死亡している場合における当該土地または家屋を所有している者に、現所有者であることを知った日の翌日から三月を経過した日までに、当該現所有者の住所及び氏名、その他固定資産税の賦課徴収に関し必要な事項を申告させる規定を設けるものでございます。  4番目に、自家用の3輪以上の軽自動車で乗用のものを取得した場合、軽自動車税の環境性能割の税率を表のとおり臨時的に軽減する特例措置について、適用期限を六月延長し、令和3年3月31日までに取得したものを対象とするものでございます。  5番目に、葉巻たばこの本数の算定方式について、現行の葉巻たばこの紙巻きたばこ本数への換算方式が変更されるものでございます。具体的には、例えば1本0.6グラムの葉巻たばこを現在は紙巻きたばこ0.6本に換算して課税しておりますが、これを0.7本に換算する移行期間を経て、令和3年10月からは1本と換算する措置を講じるものでございます。  6番目に、用語の整理及び項ずれ等が生じることから、引用条項を改める等、関連規定を整備するものでございます。  以上が条例改正の内容でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○語堂辰文委員  1点だけお聞きします。  ご説明ありました33ページ、改正条例要綱の2番ですが、文化芸術・スポーツイベントの関係で、城陽市ではこの例があるのかどうか、その件だけです。 ○河野清和税務課長  城陽市の例というご質問いただきましたけども、これはイベント側としての城陽市の例というご質問でよろしかったでしょうか。  現在、文化庁のほうで日々申請がされた、承認がされたものについて更新がされ続けております。現時点で確認している範囲におきましては、城陽市の開催イベントは掲載されておりません。 ○語堂辰文委員  この間、文化パルク城陽の関係で非常事態宣言の間、かなりの催物いいますか、そういうのが中止ということになったわけでありますけど、そこの辺の関係については今のご答弁のように、ないということでよろしいんでしょうかね。 ○河野清和税務課長  こちらの制度ですけれども、あくまで中止されたイベントに対して、そのチケットの返金を参加者が求めなかった場合のお金が寄附金控除として申告できる格好になりますので、主催者が全て返金している場合など、返金を目指している場合などにつきましては、そもそも制度の必要がないということになりまして、そこら辺の適用有無につきましては、主催者側が判断し、文化庁等に申請を行うという格好になります。 ○土居一豊委員  語堂さんが今聞いた内容とつながるんですけど、説明事項33ページの2のところ、市民税における寄附金控除の対象になる規定を設ける。それでは、市民の方が該当する場合、この寄附金控除をするためにはどのような証明書が必要になってくるんですか。 ○河野清和税務課長  大まかな流れになりますけれども、こちら、まずイベントの主催者側がこの制度の適用対象になるように国に対して申請を行います。その適用対象のイベントになったということになりました場合に、その参加者の方がチケットの払戻しを求めないという格好でイベントの主催者に申し出た場合に、イベントの主催者の側から2種類の証明書、制度の適用対象であることの証明書が1点と、その方が払戻し請求権を放棄したことの証明書、この2点が交付されます。この2点の交付された証明書を確定申告の添付資料としてご申告いただいた場合に、寄附金控除として税制の優遇を受けられるという格好になります。 ○土居一豊委員  文化パルク城陽の現在までの事業の中で、これに対象すると思われるような事業はありますか。もしくは文パルの今管理してるところは、これに該当することを何か取ろうとする動きがありますか。どのように承知されていますか。 ○河野清和税務課長  申し訳ございません。税の側としましては、文化パルクで開催されている事業そのものに関しての把握を行っておりませんので、ちょっとそういった集計はしておりません。 ○土居一豊委員  ぜひ、文パルでもしそのような対象事業をやるとすれば、内容をよく周知しとかないと、今のように税控除の手続するのに証明書が必要だということになりますので、やはり担当者にしっかりこの趣旨、議決を受けたならば、もしくは受けなくても国の法律ですからもうやることは決まっとんですので、やはり該当するところに適切な情報提供をしてください。 ○奥村文浩委員  固定資産の所有者の存在が検索を行っても不明というのは、実際、城陽市内でこういう件数どれぐらいあるのかということと、その不明というのは、例えば相続をしたりしたときに、登記をしないままほったらかしというのはあると思うんですけど、そういうものも不明ということなのか、そうではなくて、そういう登記は前のままだけど、実際には相続されてるっていうものは不明とは言わないのかどうかということと、使用者っていうのはどういう、何ていうんですか、どういう判断でこれは使用者だというふうに判断をされるんでしょうか。 ○河野清和税務課長  若干順番を前後させていただきます。  まず、不明という点に関してですけども、現時点におきましても、相続者の登記がされていない物件等につきましても、戸籍等を確認いたしまして全て調査は一定行っているところでございます。ですので、こういったものは不明という扱いではございませんでして、相続対象者の方にご納付いただく、また、登記もしていただくようにお願いするというような格好になります。  この場合の不明というのはどういったものになりますかといいますと、例えば相続人全員が相続を放棄した場合や、そもそも相続人がもはやいない、全て親戚等の方もおられなくて、相続人がそもそも戸籍を当たっても誰一人出てこないというような状態がここで言うところの不明という扱いになります。ですので、一定戸籍等の調査を全て果たした上で、なお相続人がいない場合がこの件の不明とご認識いただけたらいいと思います。  現状として、市内でどういった状況かというところですけれども、そういった相続人が一切存在しない、もう全員が放棄してしまったような案件につきましては、概算ですけど、約10件程度を市内で把握しております。  使用者についてですけれども、こちらは、基本的にはその固定資産を使用してる方ということになりますので、そこの居住者になりますので、ここは、その物件に関する住民票をその場所に置いてる人や実態調査に基づくものにより判断されるものとなります。 ○奥村文浩委員  もう相続する人も誰もいないというような物件だと、空き家みたいになってしまうのかというふうに思ったんですけども、実際それを利用、親戚とか血縁とか相続対象になってない人が利用してるっていう、そういう事例は実際にはあるんですか。 ○河野清和税務課長  可能性の話としましては、賃貸の住宅に住み続けていて、大家さんの方が亡くなられても相続人がいないと。でもそこに住んでる方は住み続けているというようなことは想定はされます。ただ、今委員ご指摘のとおり、確かにもはや所有者も相続人も誰も存在しない物件に関しましては、もう実態として空き家になってる可能性も極めて高いとなります。現状としまして、まだ制度が適用されてるわけではありませんので、そういった空き家の実使用者の存在状況というのはまだ調査をしておりませんので、実態は把握しておりません。 ○奥村文浩委員  今のお話の中の話ですけど、賃貸で住んでる人に固定資産税を課すというようなことがあり得るわけですね、そういうことも。 ○河野清和税務課長  使用者に課税がされるという点で、そういった可能性はあり得ます。 ○上原敏委員  失礼します。今の奥村委員からの質問にも絡むんですけども、33ページの3の前半の部分と後半の部分の考えられるケースの、ちょっと似たようなことでちょっと違う言葉で書いてあるので、どういったケースが上に該当して、下は違うこういったケースやということをちょっと教えていただけたらと思いますのと、主に下のほうについて聞きたいんですけども、こういう申告させる規定を設けるということで、申告しないといけないですよということになるということなのだということは、今は申告させることができないということになるわけですかね。実際はどうなのか、させることができひんからしてくれてないところがあるのかということ、あったらどれぐらいあるかという、ちょっとその辺を教えていただけますでしょうか。 ○河野清和税務課長  33ページの3番目の項目の前半と後半についてということでご質問いただきました。確かにこの前半と後半につきましては対象となる方が別になります。前半としましては、先ほどの委員のご質問でも話しました相続対象者がもはやいない、所有者が全くいない状態を想定した規定になります。後半につきましては、これは逆に相続すべき人がいる場合の規定になりまして、従来はどうしていたかというご質問ですけれども、従来は固定資産の所有者が亡くなられた場合には、こちらのほうで相続権を有する人を戸籍等を調べることで把握いたしまして、その方に所有権があることを連絡いたしまして、相続の手続等を進めていただく、また、納付していただくといった手続を取っています。この場合、全ての相続権を有する人を探し出す必要がありまして、こちらが非常に行政としての業務量が大きいことになっております。  そこの点を改善することを目的としまして国のほうで改正が行われた制度がこちらになりまして、こちらは、相続権を有する人の側が市に対して相続権を有する人間はここからここまでの人間であるということをお申出いただいて、それに対して固定資産の賦課事務をこちらが進めていくという流れになります。ですので、先ほど委員ご質問いただきましたとおり、現状では、ご本人様からこういった申請を出していただくという流れにはなってございません。 ○上原敏委員  大分分かりました。該当する件数は、市内、現状あるんですか。 ○河野清和税務課長  こちらは、固定資産の所有者が亡くなられたケースが対象になりますので、それは市内で固定資産を所有されてる方で亡くなられた方が全てが一定対象になってくるものですので、城陽市内でも多数存在します。件数は把握できておりません。 ○綱井孝司総務部長  簡単に言いますと、この下の段については、通常その世帯主等の方が亡くなられたら、当然相続がされて、その方に登記も速やかに行われるのが普通なんですけれども、中にはなかなかそういった登記手続等されない方もおられます。そういったときに税の職員は、本来であれば登記情報見たら大体そこで分かるんですけど、それがされてなかったら、亡くなられたのに、じゃあ、誰に相続のそういった固定資産を掛けるのかというのは調査をしなければならないと。これが非常に大変な作業なので、国のほうが、そういった速やかに相続がされて登記等が速やかにされるようにということで、逆に我々を助けてくれるためにこういった制度を今回つくられたというのがこの下の段に、簡単に言えばそんな取組になります。 ○上原敏委員  大分分かりましたので、極端な話、相続しなさいとまでは言えないわけですね。登記しなさいまでは言えないわけですね、市からは。だけど、その課税する必要な情報は市に対して出さなきゃいけないというふうになったと、そういう理解ですか。 ○河野清和税務課長  はい、現状の制度としましては、委員ご指摘のとおり、登記を義務として課すことはできませんので、こういった格好で相続人を申請いただいてご納付いただくという流れになります。 ○上原敏委員  分かりました。実際そういう恩恵を受けてる人から取るべきものをやっぱり市のほうが負担なく取るということは大事なことなので、分かりました。何っちゅうか、逆にそういう負担を大いに下げていただいて、かけるべきところに頑張って職務をやっていただけたらと思います。よろしくお願いします。 ○奥村文浩委員  さっきの質問で、所有者がいなくなって使用者が賃貸とかで残ってる場合があるというお話しされましたですよね。じゃあ、その賃貸で残ってる人、賃料を払う先ももうなくなっているから、ただで住み続けられるから住んでるとして、固定資産税を払いましたと。それをやっているうちに所有者としての権利が生まれないんですか、その人には。 ○河野清和税務課長  税の話とは少し離れてしまうことになりますけれども、占有年数に応じて所有権が発生するということは民法上ございます。 ○奥村文浩委員  そのことにこの固定資産税のことは関係はしないんですか。 ○河野清和税務課長  あくまで別の制度として、現在の使用者の方にお支払いいただくという制度になります。 ○奥村文浩委員  分かりました。税としては関係しないということですけど、どんだけ所有してるかの証明みたいなものはできていくわけですよね、これで。例えば10年間所有していたというような、何ていうか、証明になるような事柄なんでしょうか。 ○河野清和税務課長  占有による所有権の移転の際に、その固定資産税の実使用者であることによる納付の記録が証拠資料として今後活用されるかどうかということにつきましては、まだ制度が始まっていない段階ですので、ちょっと分かりかねるところです。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  討論なしと認めます。  これより議案第31号を採決いたします。  議案第31号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○一瀬裕子委員長  全員挙手。よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。  13時30分まで休憩します。           午後0時07分 休憩         ─────────────           午後1時30分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  報告事項に入ります。  (1)工事請負契約の締結についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○西山憲治管財契約課長  失礼いたします。それでは、工事請負契約の締結につきまして、3件ご報告申し上げます。  委員会資料、インデックス1番をお願いいたします。今池川排水区B工区その2工事の工事請負契約の締結についてでございます。  2ページをお願いいたします。1の契約の目的は、今池川排水区B工区その2工事でございます。2の契約の方法は一般競争入札で、3の契約金額は消費税を含み1億687万6,000円で、4の契約の相手は株式会社松原造園でございます。  3ページをお願いいたします。参考資料ですが、1の入札参加資格業者はこの8社でございます。少し飛ばしまして、4の予定価格等の事前公表ですが、予定価格は税込みで1億2,410万7,500円、最低制限価格は税込みで1億687万6,000円でございます。次に、5の工期ですが、令和2年3月12日から令和2年9月30日まででございます。  4ページをお願いいたします。入札結果の一覧表でございます。左に入札人で、最上段に先ほど申し上げました株式会社松原造園が税別で9,716万円で落札したものでございます。なお、8社が同じ価格での入札でありましたので、くじ引の結果、株式会社松原造園に決定したものでございます。  5ページをお願いいたします。1の工事概要でございますが、城陽市総合排水計画に基づき、排水路整備を行う土木一式工事でございます。次に、3の工事内容でございますが、暗渠工125メートルを行うものでございます。  6ページをお願いいたします。位置図でございます。
     7ページをお願いいたします。計画図及び標準断面図でございます。なお、この図は北が下となっておりますので、ご留意願います。また、標準断面図は、計画図のA-A′断面の位置における断面図で、道路にRCボックスカルバートを埋設するものでございます。  以上が今池川排水区B工区その2工事の工事請負契約の締結についてでございます。  次に、庁舎耐震補強等整備事業<6期工事・7期工事>の工事請負契約の締結につきましてご報告申し上げます。  委員会資料、インデックス2番の2ページをお願いいたします。1の契約の目的は、庁舎耐震補強等整備事業<6期工事・7期工事>でございます。2の契約の方法は指名競争入札で、3の契約金額は消費税を含み1億4,410万円で、4の契約の相手は栄建設工業株式会社でございます。  3ページをお願いいたします。参考資料ですが、1の指名業者はこの8社でございます。少し飛ばしまして、4の予定価格等の事前公表ですが、予定価格は税込みで1億4,982万円、最低制限価格は税込みで1億3,198万9,000円でございます。次に、5の工期ですが、令和2年3月24日から令和3年2月26日まででございます。  4ページをお願いいたします。入札結果の一覧表でございます。左に入札人で、最上段に先ほど申し上げました栄建設工業株式会社が税別で1億3,100万円で落札したものでございます。  5ページをお願いいたします。1の工事概要でございますが、本庁舎の構造を最大限に有効活用した補強整備を行うため、耐震診断により必要な箇所の耐震補強等工事を行うものでございます。またあわせて、老朽化した木造建物2棟の解体工事を行い、庁舎敷地内の外構整備を行うものでございます。  少し飛ばしまして、7ページをお願いいたします。配置図でございまして、斜線及び薄い塗り潰しの場所が工事対象範囲でございます。  8ページをお願いいたします。4階の平面図でございます。斜線の場所が工事対象範囲でございます。また、太い点線がブレース補強を行う箇所でございます。  以上が庁舎耐震補強等整備事業<6期工事・7期工事>の工事請負契約の締結についてでございます。  次に、旧消防本部庁舎解体工事及び保健センター外構整備工事工事請負契約の締結につきましてご報告申し上げます。  委員会資料、インデックス3番の2ページをお願いいたします。1の契約の目的は、旧消防本部庁舎解体工事及び保健センター外構整備工事でございます。2の契約方法は、指名競争入札で、3の契約金額は消費税を含み1億789万7,900円で、4の契約の相手は株式会社原田組でございます。  3ページをお願いいたします。参考資料ですが、1の指名業者はこの8社でございます。少し飛ばしまして、4の予定価格等の事前公表ですが、予定価格は税込みで1億2,133万円、最低制限価格は税込みで1億789万7,900円でございます。次に、5の工期ですが、令和2年6月3日から令和3年1月29日まででございます。  4ページをお願いいたします。入札結果の一覧表でございます。左に入札人で、最上段に先ほど申し上げました株式会社原田組が税別で9,808万9,000円で落札したものでございます。  5ページをお願いいたします。1の工事概要でございますが、新名神高速道路建設及び国道24号寺田拡幅事業に伴い、消防本部庁舎及び保健センター等敷地の一部が道路用地となり引渡しが必要となったため、旧消防本部庁舎の解体工事及び道路用地周辺の工作物撤去を行うものでございます。またあわせて、保健センター等敷地内の外構整備を行うものでございます。  6ページをお願いいたします。現況配置図でございます。網かけの場所が解体撤去工事、薄い塗り潰しの場所が外構整備工事の対象範囲でございます。  7ページをお願いいたします。完成配置図でございます。塗り潰しの場所が道路用地となり、引渡しを行うものでございます。  以上が旧消防本部庁舎解体工事及び保健センター外構整備工事工事請負契約の締結でございます。  工事請負契約の締結に係る説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○語堂辰文委員  今池川排水区B工区ですか、その2の工事ということで、この地図、7ページの位置図でございますが、これだけではなく、その前の6ページの小さいほうですね。これを見ますと、ちょうど上狛城陽線の踏切の上のところ、そこのいわゆる昔のダンプ街道のところまではこの今池川排水路ということで入ってるということなんですけど、1つお聞きしたいのは、ここまでの排水路の、恐らくそれは3面の、どういうんですか、ブロックといいますか、それの口径は幾らなのか。  それから、今回工事されるのは、これ見ますと、ボックスカルバート縦横それぞれ140センチということですけれども、これでいきますと、私たちもちょっと見せてもらったんですけど、その下のほうよりも今回の工事のほうの断面のほうが大きいんじゃないかと思うんですけど、そこらについての説明はどういう説明をされるんでしょうか。これが1点です。  もう一つは、請負契約、この庁舎の耐震補強の整備事業の関係ですけど、それの4ページ、この8業者の方が応札される予定だったということですが、指名業者ですね。指名業者、これは指名業者の一覧であって、指名業者であるけれども、辞退をされたということなんでしょうか。応札をされたんやけど、下のほうに辞退の理由ということで、技術者の配置困難等の理由による辞退、この残り7社はそういうことで辞退をされたんでしょうか。ということで私がお聞きしたいのは、この1社だけが応札されたのかということをお聞きしたいんですけど。以上2点ほどお聞きします。 ○辻村一哉都市整備部次長  それでは、私のほうから、今池川排水区の口径と下流の断面より大きくないのかということについて答弁させていただきます。  今回入れさせてもらいます、その2工区におきましては、1.4メートル掛ける1.4メートルの内径の四角いボックス、箱型のコンクリートを入れていくということで計画しております。その下流になりますが、下流のところにつきましては、1.7掛ける1.7の断面のボックスを入れておりますので、下流よりは大きくはございません。 ○西山憲治管財契約課長  それでは、私のほうから庁舎耐震補強等整備工事6期工事・7期工事の入札結果につきまして答弁させていただきます。  ここに書かれております辞退をしております7社につきましては、応札ではなく、辞退ということになっております。 ○語堂辰文委員  後のほうからですけど、この8社について、いわゆる栄建設さんだけが最低制限価格で応札をされてそこが通ったということで、ほかのところはもう最初から応札されていなかったということで、これは確認ですけど、そういうことなんですね。ほかはもう応札というか、それがなかったということですね、一応、指名業者の一覧表があったのでお聞きしましたけれども。随意契約とは言わないですけど、一応競争入札ということやったら、やはり2社以上ということが条件だと思うんですけど、今回はそうやって1社でも認められたということで、それはあり得るということなんですか。それをご説明いただけたらと思います。  もう1個のほうのこの6ページのほうですけど、この下のほうですね、いわゆる今池川の排水路B工区ということですけど、今回の工区は1.4メートル、その下のほうが1.7メートル、ちょっと見せてもらったんは、それは側溝の口径というか、それを見せてもらったんか分かりませんけれども、それはちょっと狭いような感じがしたんでお聞きしたんですけど、その下のほうに入ってるいうことですね、下のほうにね。その経路ですけど、これいわゆる上狛城陽線沿いじゃなくて市道3001号線、市道3001号線をずっと行って、大体どういう経路になるのか、長池駅の下を通るということなんですけど、大体の経路をご説明をいただけたらと思います。 ○辻村一哉都市整備部次長  今池川排水路の経路でございますが、B工区その2工事より下、北側になりますけども、そちらにつきましては、府道上狛城陽線の歩道部からずっと入って北に上がっていきまして、市道3001号線の東側の歩道の中の地中をずっと抜けまして、ちょうど市道3001号線と市道303号線の交差点ですね、ちょうど心理教会がありますけども、そちらのところから一部車道にも入りながらずっと市道3001号線を北上するという形になります。途中市道3001号線を横断しまして長池駅の方向に移るというところで、長池駅のところにおきましては、長池駅の北側の広場の下に今排水路がずっと流れているという状況でございます。 ○西山憲治管財契約課長  私のほうから、入札参加者が1社のことについてご説明申し上げます。  本工事につきましては、入札を電子入札で実施をしております。ですので、入札参加者数が分からないこととなっており、競争性については問題がないと考えるものでございます。 ○語堂辰文委員  これまでから京都府の方式、いわゆる電子入札のそれにされてて入札がされてきてるということなんですけれども、やはりこれ1社だけということでなってるんですけど、そういう競争性ということでいくと、やはりその場合は2社以上の競争ということが当然考えられると思うんですけど、これからはそういう点で、1社だけやったらもう電子入札やったらオーケーということにされるという、そういうのも今あるのか分かりませんけれども、やはりそういう競争性という点でいくと、そういうところで留意をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、今お話ありました今池川の関係ですけれども、これ大体この6ページの図でいきますと、今回のその2工事ということですが、そこから少し上がってますけど、踏切の辺りまでは。そこからずっと坂道っていいますか、上がったり、また、先ほどお話ありましたコンビニが今ありますけど、コンビニの信号のちょっと向こうぐらいから道路を横切ってということですけど、もちろん地下ですからあれなんですが、住宅の間を通って駅前の広場のところから下がっていって踏切を越えると、国道24号も越えるというような説明でございましたけれども、そういう中で、深度の関係でいうと、大体坂のところ、特にこのコンビニのところから少し上がったりしてますけれども、どのぐらいの深度で、もちろん流下ですから勾配が取ってあると思うんですけど、深度でいくと大きいところとかどのくらいなんか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○辻村一哉都市整備部次長  一番深いところでは5メーターぐらい地下のところにあるところがあります。浅いところでいきますと80センチぐらいで、ずっと下流にもちろん行くに従って下がっていく勾配を取っておりますんで、全体の地盤の高さを見てみますと、深いところでは5メーターほどになるというところでございます。 ○本城秋男副市長  1社だけの応札そのものが、競争性の担保に問題があるようなご発言がございました。これは先ほど課長が申し上げましたように、電子入札で応札者も何社応札してるか全く分からない状況ですので、結果的に応札者が1社になる場合を含めて、特に競争性の問題で何か支障があるとか改める必要があるという認識は持っておりませんので、この制度を今後とも続けていきたいというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  後のほう、今、副市長のほうからもお話がございました。これまでからいろいろとこの入札問題ではここでも議論がされてきましたし、市のほうも、そういう形で様々な問題の中で今回の府がされてるそういう電子入札という方向で進めていただいています。そういう疑問が持たれないように進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  あとの下流に行くほど勾配を取って深度5メートルからということで分かりましたが、ここで聞くのはあれなんですけど、ここは入札とかそういう関係ですから、工事の関係で、今回はB工区ということですけど、そこから恐らく上の今アウトレットの調整池のほうに進められると思うんですけど、その予定についてはどうなんか、分かれば教えてください。 ○辻村一哉都市整備部次長  今、今回のB工区その2工事の後ですけども、もう40メートル、約40メートルほどですけども、その3工事のほうを発注させていただきます。それが年度内の工事で計画しておりまして、その後、アウトレットからの調整池の水路が下りてくるというようなことでお伺いしております。 ○本城秋男副市長  入札問題で疑問があるかのようなご発言がございました。入札の制度につきましては、当然のことながら国の制度改正であるとか、そういったことによりまして今後当然改善はしてまいりますが、委員がおっしゃいました入札問題で疑問があるということでございますれば、具体的におっしゃっていただきたい。それにつきましては、必要であれば改善していきたいというふうに考えておりますので、ぜひとも具体的なご指摘をお願いします。 ○語堂辰文委員  今、具体的なということですけれども、例えば先ほど1といいますか、今池川の関係でいいますと、4ページのところですね、今回はそういう形で同一、城陽市が示されておられます最低制限価格、いわゆるここに全部が一列やったということでくじ引をされた。これについては分かるんですよ、これについては当然公平性いうか、そういう点ではね。しかしながら、先ほどからありました、そういうやはりその4ページのほう、2のほうですね、契約の2のほうですけど、4ページについてはこれは8社同じようにされてるんですが、ほかは皆辞退がされてて、この1社だけがされたと。こういう場合には、やはり競争性の点から、ほかのとこも出ていただけませんかいうような、どういいますか、競争性という点でいうとそういうことも必要じゃないかなと思って発言をさせていただきました。 ○本城秋男副市長  ちょっと今の点で問題があるようなご発言ございましたので、答えさせていただきますが、まず今池の契約方法、これは一般競争入札です。それと、先ほどからご指摘されてます庁舎の関係、これは指名競争入札です。ですから一般競争入札というのは、業者の都合でこちらが公表した工事に応募するか応募しないというのは、一応業者の考えの下に前に進んでいくもんです。指名競争入札といいますのは、城陽市の都合で業者を指名するわけです。一般的な話としましては、当然のことながら、そのときの業者の技術者がいるとかいないとか、こちらが公表した金額内に入る入らない、いろんなことで業者のほうが応札をされないケースがあっても、それは不自然なことではないというふうな認識しております。結果的に1社だけが応札されたわけですけど、これについて、辞退理由にありますように、技術者がいないとか様々な理由で応札されなかった、なおかつ電子入札ですので、ほかの業者が何社札入れてるかっちゅうのは分からないわけなんです。だから結果的にこういう1社だけの仮に応札になったとしても、競争性に問題があるというご発言に対しては我々は納得できないし、問題意識は持っておりません。 ○語堂辰文委員  今回3つの入札いいますか、これ報告があったということですけれども、この今の庁舎の関係、これについてお話ありましたけれども、ほかは、いわゆるほかいいますか、今池川のB工区については一般競争入札と。そして今回の庁舎並びに消防のことについては指名競争入札と。そういう中で、今、副市長からお話ありました、どこが入札してるか分からない、幾ら、当然ですけど、それも分からない。そういう形の中で、これは公平だということなんですけれども、やはりこの庁舎の場合には制限価格以上のところが3社、これについては、もうくじ引には参加されてないと。しかしながら、残りのとこについてはくじ引をされてるということで、同じ指名競争入札でもそういう1社だけが残ったというのと、くじ引に5社が入られたというのでやっぱり出てきますので、そこらについては、やはりそういう競争性という点では、これからも公平性、そして平等いいますか、公明性いいますか、そういうことも含めて、府の入札やから問題ないということで言い切れるんでしたら、そういうのもあるかもわかりませんけれども、やはり一定の競争性を保持していくためには、そういう在り方について、これからも1社だけでもそうやってあったらそれで通されるということよりは、やはり競争性を保つためにもそういう形のものを、例えば消防の庁舎のときには5社ほどがくじ引に参加されてますので、くじ引がいいか悪いか別にして、そういう形のものにしていただいたらということで発言をさせていただきました。 ○本城秋男副市長  庁舎の場合ですと、全社応札してるわけです。工事の内容によって当然全ての業者が応札する場合もあるでしょうし、1社だけが応札する場合もあるでしょうし、これを市側でほとんどの業者が応札するように何か考えてはどうかみたいなご発言がございましたが、それは行政の行うことではございません。そこはご理解をお願いいたします。 ○土居一豊委員  今池川排水区B工区ですけど、アウトレットの関係で関心の強いとこですが、先ほど次長のほうから、今回の工事が終わったら、それから北側について今追加の工事発注があるということですが、それから先もまだ工事があると。アウトレットの調整池との関係で、まだこの道路下に140掛ける140の分がテニスコートのあるところくらいまでは続く、そしてそれから先についてはもう一度工事があると認識してよろしゅうございますか。それとも、ここの段階で終わりであって、これに通常の排水をつなぐということになるんでしょうか。  もう1点。消防庁舎と保健センターの外構の工事、これでお金を使いますが、これについての経費は補償金の中で全部含まれてるものなのか、いや、解体は市のお金の持ち出しなのか。以上2点。 ○辻村一哉都市整備部次長  それでは、今池川排水区のほうの答弁させていただきます。  今回報告させていただいておりますB工区のその2工事になりますが、この後、その上流部、旦椋神社側で約48メーターになりますけども、その3工事というとこで工事のほうを市で発注いたします。それとはちょっと場所が外れるんですけども、今池川排水区のA工区ということで、心理教会前のまだちょっと接続ができてないところもありますので、そちらのほうもその3工区と併せまして別の工事でまた発注をさせてもらうと。それが市の工事で今池川排水区のほうは終わりになります。その3工区、B工区のその3工区から上になりますが、こちらにつきましては、開発業者のほうからの排水路が接続されると。それは市の工事ではなく、開発業者の工事ということでなっております。 ○山本泰之総務課長  私のほうからは、消防庁舎解体に係ります補償費についてご答弁させていただきます。  こちらNEXCO西日本からの補償費になりますが、移転雑費、動産移転料として受け入れることとしております。 ○土居一豊委員  今池川排水区だけ確認します。それでは、その3の工事が終わって、それから北側については開発業者の工事。そしたら開発業者が工事するときには、このその3の排水路に接続するようになる。そしてほぼ大きさについても1,400に近いか、それに類するもので、要するに排水量を考えた工事を開発業者でやってくれるという認識でよろしゅうございますか。 ○辻村一哉都市整備部次長  そうですね、今言われるように、その3工事のところに開発業者の排水路がつながるということになります。つながります排水路の大きさでございますが、今、京都府とも協議を重ねておられるところですので、大きさまではちょっと私のほうもまだ分からないところがございます。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  説明員の交代をお願いします。  2時15分まで休憩します。           〔説明員交代〕           午後2時07分 休憩         ─────────────           午後2時15分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  市長直轄組織関係の審査を行います。  報告事項に入ります。  (2)城陽市国土強靱化地域計画(案)についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○成田昌司危機・防災対策課長  それでは、城陽市国土強靱化地域計画(案)について報告させていただきます。  計画案の説明に入ります前に、これまでの経過と今後の予定をご報告申し上げます。  前回、第1回定例会総務常任委員会におきまして、原案という形でお諮りをしましてご意見を伺ったところですが、今回のこの計画案につきましては、4月からパブリックコメントを実施し、また、外部有識者会議としまして、防災会議委員にご意見を伺ったところでございます。さらに、今回の常任委員会で皆様のご意見をお伺いしました上で、これらを踏まえ内容を精査し、必要に応じグラフや図、用語解説を追加しまして、今月中に計画を完成させる予定でございます。  なお、パブリックコメントにつきましては、4月20日から5月20日までの31日間で行いましたが、ご意見の提出はございませんでした。  それでは、計画案について、前回の原案からの変更点を中心にご説明を申し上げます。  めくっていただきまして、目次をお願いいたします。全体の構成でございますが、一番上のはじめにから第5章までは前回の原案と同様の構成としております。今回、一番下の資料、起きてはならない最悪の事態毎の脆弱性評価の結果、これを新たに追加をしております。  めくっていただきまして、6ページをお願いいたします。6ページ、第2章の2、気象でございますが、2行目、平均気温や年間降水量について、前回、平成25年から29年までの5年平均としておりましたが、今回、平成30年のものに変更させていただきました。なお、最終的には、この平均気温と年間降水量の推移についてグラフを挿入する予定としております。  次に、めくっていただきまして、11ページをお願いいたします。11ページの中ほど下、第4章の2、施策分野ごとの推進方針ですが、3段落目をご覧ください。12の推進方針と8つの事前に備えるべき目標の間には相互関係があることから、それぞれの分野における施策の推進にあたっては、主管する部局等を明確にとしております。これを踏まえまして、今回この計画案では部局等を追記し明確にいたしました。  めくっていただきまして、12ページをお願いいたします。この12ページ以降、施策分野ごとに推進方針をまとめておりますが、今回この計画案では、それぞれの項目の後に括弧書きで主管する部局等を追記いたしました。  ちょっと戻っていただきまして、2ページをお願いいたします。2ページの最後、3、計画期間でございますが、おおむね10年後を見据えつつ、5年間を推進期間としております。そのため、この計画の中身につきましては、現在実施をしていない将来的に順次実施を検討していくというような類いのものも含まれておりますので、ご承知おき願います。  めくっていただきまして、16ページをお願いいたします。16ページ、中ほどより下、四角囲いをしております主な事業でございますが、これも今回この計画案で追記したものでございます。この計画にこうした事業を記載することが国の補助金や交付金の交付要件とされているもの、あるいは今後交付要件とされる見込みであるものについて、京都府の計画に倣い主な事業として整理をしております。  めくっていただきまして、23ページをお願いいたします。23ページ、中ほどから下の同じく四角囲いをしております重要業績指標と主な事業でございますが、こちらも今回この計画案で追記したものでございます。この重要業績指標につきましては、この計画の進捗管理と見直しを行う上で1つの基準とするものでございまして、めくっていただきまして次の24ページまで続いてございます。  めくっていただきまして、26ページをお願いいたします。中ほどから下の四角囲いしております主な事業、こちらも追記したものでございます。  めくっていただきまして、29ページをお願いいたします。29ページ中ほどから上の四角囲いしております重要業績指標、こちらも追記したものでございます。その下、(7)農林水産でございますが、前回原案では、②としまして、市場機能の確保ということで、地方卸売市場について記載をしておりましたが、今回この計画案では削除をいたしました。前回、第1回定例会の総務常任委員会で市内に地方卸売市場がないとしてご指摘をいただいたところですが、ご指摘のとおり市内にはございません。近隣では宇治市にございますが、これに城陽市も出資しておりますことから、一定の関係性があるということで記載をしておりましたが、この計画の全体を見た場合に、市外の施設に触れることには違和感もございますため、ご指摘を踏まえ見直しをしたものでございます。  めくっていただきまして、30ページをお願いいたします。中ほどから上、四角囲いしております重要業績指標、主な事業、こちらも追記したものでございます。  31ページの下からめくっていただきまして、32ページに続いております。同じく重要業績指標、主な事業、こちらも追記したものでございます。  めくっていただきまして、35ページをお願いいたします。35ページ、四角囲いしておりますこれらも追記したものでございます。  めくっていただきまして、39ページをお願いいたします。39ページ、最後の重要業績指標、主な事業、こちらも追記したものでございます。  めくっていただきまして、43ページをお願いいたします。この43ページ以降の資料、起きてはならない最悪の事態毎の脆弱性評価の結果につきましては、今回この計画案で追加をしたものでございます。  ちょっと戻っていただきまして、7ページをお願いいたします。7ページ、第3章、脆弱性評価でございますが、前回、原案でもご報告をしましたとおり、強靱化基本法の趣旨を踏まえ、国土強靱化の推進を図る上で必要な事項を明らかにするため、大規模自然災害等に対する脆弱性の評価を行い、推進すべき施策プログラムを策定することとしておりました。  めくっていただきまして、9ページをお願いいたします。9ページの下のほうでございますけども、2、起きてはならない最悪の事態でございますが、脆弱性評価は、この起きてはならない最悪の事態を想定した上で行うこととされております。城陽市においては、国土強靱化基本計画で設定された最悪の事態を基本としつつ、8つの事前に備えるべき目標と城陽市独自の内容を含めた37の起きてはならない最悪の事態を設定いたしました。  めくっていただきまして、10ページをお願いいたします。この10ページの表が起きてはならない最悪の事態でございます。この起きてはならない最悪の事態ごとの脆弱性評価の結果が43ページ以降の資料でございますが、説明は省略をさせていただきます。  計画の内容は以上でございますが、なお、今後、本日の常任委員会の結果も踏まえまして内容を精査し、また、冒頭申し上げましたように、グラフや図、用語解説を追加しまして今月中に計画を完成させる予定でございます。完成後の計画につきましては、来月以降にはなりますが、印刷製本いたしまして議員の皆様にも配付をさせていただきます。  城陽市国土強靱化地域計画(案)につきまして、説明は以上でございます。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。 ○土居一豊委員  1点お尋ねします。  この計画については、市の防災会議、これとの関係はどのようになってますか。その会議の承認事項ですか、それとも市で計画つくって報告すればいい内容、どちらでございますか。 ○成田昌司危機・防災対策課長  防災会議に諮った件についてご答弁申し上げます。  外部有識者会議ということで諮らせていただいてるものでございまして、どういうプロセスを経るかということが法律上決まっておるものではございません。しかしながら、多方面からの意見をいただきたいということを考えまして、パブリックコメント、それから外部有識者会議として防災会議、また、議会への報告もさせていただいているところでございます。 ○土居一豊委員  では、本日、私たち議員から修正意見があれば、それを再度検討し、修正が必要であれば修正できるという取扱いでよろしゅうございますか。 ○成田昌司危機・防災対策課長  ご意見の内容にもよりますが、京都府の計画に照らし、この国土強靱化地域計画の中で整理すべきものか、あるいは国土強靱化地域計画以外の計画等で整理したほうがいいものかということにもよるものかと思っております。いただいたご意見は、何らかの形で反映できるよう検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。ご承知のとおり、国の補助金、交付金確保のためには、計画の完成を急がざるを得ない状況でございますので、京都府の計画との整合性や市の計画全体の統一性を図る上で、いただいたご意見全てを反映できるものではないことはご了承いただきますようよろしくお願いをいたします。 ○土居一豊委員  最後に、言われたとおり、本当は早くつくって出しとかなあかん。補助金もらうために、これ出さないことには補助金くれないともう明確に言われてるんだから。だから前回言ったように、確かに前回指摘した事項たくさん含まれております。必ずしも完成形じゃないと思います。しかし、いったん計画つくって、あとは柔軟に修正していけばいい、そういう意思を持って今日議員の皆さんの意見をいただいたら、京都府と照らしてやるとかやらないとか、そういうことを言うんじゃなくて、意見が反映できるものはするという意思を持って早く国に出すことが必要ですよ。そうせんと、補助金申請しても、城陽市には計画がありません、補助金出せませんよってもう既に言われてるわけでしょ。その趣旨を言って本日、早く終わってください。内容は承知しました。前回指摘した事項全部入ってますので、質問はありません。 ○語堂辰文委員  細かいことで、前回のときと重なってる部分があるか分かりませんけれども、まず8ページのところですが、ここに細かく歴史的なことも触れていただいてあります。下の段落で風水害のことがされてますけれども、これから梅雨に入る、あるいは台風シーズンを迎えるそういう中で、過去に木津川が明治時代で3回、長谷川、青谷川の決壊、そしてこの昭和に入ってからも木津川春日森のところが決壊ということも、そして長谷川の堤防の決壊も上げていただいています。その歴史的なことはもう起こらないのかといえば、これから異常な豪雨とかそういう水害という中で様々なことが出てくるんじゃないかと思います。そういう点で、ここは対策も書いていただいてるわけでありますけれども、とりわけそういう外部の氾濫いいますか、木津川とか長谷川などのそういうの以外で、次の9ページのところで内水氾濫いいますか、とりわけ平成24年の水害のことも上げていただいています。
     そういう中で、これからはこういうことが起こらないという対策を、今、古川の改修とか様々な形でしていただいているわけでございますけども、私が心配しますのは、いわゆる東部丘陵地の開発につきましては、これまでは山砂利の関係はそれぞれの業者の方がため池をお持ちでした。しかしながら、今、急ピッチでため池が埋立ての段階に入ってきてるんじゃないかと思います。そうすると、それを受けるので、例えば今回のアウトレットでいきますと調整池ということが計画されてますけども、そういう、いわゆるため池でしたら自己完結いいますか、浸透なり、蒸発なり、そういうことになってくると思うんですけど、調整池ということでございますと、やはりこれ雨量がいいますか、予想外の雨量で水つきのところに向かってどんどんとそういう調整池からも放流がされてくるということになってくれば、そういう問題がこれから心配をされるわけでございますので、そこら辺のことについてもこれ検討されてるのかどうか、それが1点です。  それから、今回43ページから起きてはならない最悪の事態ということを書いていただいてます。その中で、とりわけ次の44ページのとこですけれども、耐震の関係、とりわけ城陽市はJRから西側、木津川との間っていうのは液状化の心配もされるわけでございますけれども、そういうことも含めてこれはどういうところに書かれてるのかね。  それから、46ページで治水対策の推進ということを書いていただいてますけども、先ほどから言ってますけれども、内水ハザードマップの関係とか、そういうものについてはどういうふうにされるのか。  以上、幾つかお聞きしましたけど、よろしくお願いします。 ○成田昌司危機・防災対策課長  まず1点目の、ため池等を検討されているかというような内容でございますが、治水対策ということでのご質問かと思いますので、先ほど委員のほうからおっしゃいました46ページの1の3というところが、まさにそれに当たるのかなというふうに思います。また、耐震につきましては、44ページ、ご紹介いただいたとおり、ここにまとめているところでございます。  内水ハザードマップにつきましては、城陽市防災ブックといたしまして、その中にハザードマップを一緒につけている形で全戸配布をしており、その後も随時窓口等で配布をしてるところでございます。 ○語堂辰文委員  今回43ページ以降ですね、お話ありましたように、追加がされています。その中で、起きてはならない最悪の事態、これは起きてはならないだけじゃなくて、まさに起きるかも分からないということもずっとかなり詳しく上げていただいてますけども、そういう心配をしてるところでございます。とりわけ土石流の関係だとか水害の関係とか、そういうことについては、やはりこれまちづくりとか様々な部署で対応されてると思いますけれども、そういう中で、このただ単に計画じゃなくて、そういうものが具体化されますように要望して終わります。 ○奥村文浩委員  最近、地震も多いことですし、雨もまたたくさん降るかもしれないということで、ちょっと幾つか質問させてもらいます。  まず、河川の、台風19号が去年あって、国の河川も決壊したりとかいうようなことで、33ページのとこに国に対し要望活動を実施するとともにと書いてあるんですけど、これ実際その要望活動というのは市としてされているようなことなのか、また、されていても、全国で恐らくこういう要望ってすごい台風19号の後から増えてきてるんじゃないかと思うんですけれども、国からしてみたら、みんなから言われても、そんなん全部できひんやろというようなことにもなると思うんですけど、その辺のところは状況はどんなことなのか、もし分かったら教えてください。  それから、基本的には起きてはならないということがいっぱい書いてあるんですけど、それでも起きるかもしれんというのが防災やと思うんですけれども、そういうときに起こってしまったときに、その起こってしまったことはもう仕方がないとして、その後の避難所とか避難生活は、事前に準備をしておけばしておくだけ、やっぱりその後の被害者とか、その後の困ったことっていうのが少なくなると思うんですけれども、全体的に、起こってしまって仕方がないんだけど、避難をするときの対策みたいなものがちょっと薄いような気もするんですけれども、それはどうかなと。  それから、感染症の蔓延防止について、これちょっと今の問題なんで、平時から予防接種を促進するとともにと書かれてあるんですけど、コロナは予防接種のやりようがないし、そういうものに対してのもうちょっと手当てというようなものが考えられないのかなというところですね。  避難所のこと、例えば水が十分にあるとか、そういう対策をよりやったほうがいいんじゃないかなと思うことと、感染症の今のこういうコロナがいつまで続くのかも分かりませんし、また、別の新たなものがこれから出てくるかも分かりませんし、そういうときに予防接種も何もないというようなことに対する対策、それから災害が起こった後、ライフラインが止まってしまって、それの応急対策として、ここにもほかの市町との連携とか書かれてますけれども、実際災害が起こってライフラインが復旧するまでの特に水道とかは時間かかりますから、その応急というのんがすごいやっぱりまたそれも人の生死を分けると思いますので、もうちょっと具体的にどうするのか。例えば給水作業を高齢者の人にどうやって水を届けるかというのは、いつも現実の問題となっていますし、そういうことをもう少し具体的にならないかなというふうに思うですけれども、どうでしょうか。 ○成田昌司危機・防災対策課長  国への要望状況ということと、それから災害が起きたときの避難対策、あと、感染症予防でコロナの観点、あと、ほかの市町との連携によるライフライン等の応急対策についてご質問をいただいたかと思います。  まず1点目、国への要望につきましては、近隣市町と共同で木津川治水会という形で要望活動を行っております。  次に、起きたときの避難対策ということでございますが、ご承知のとおり、ご自身で備えていただく必要があるということも訴えていく必要がございますことから、6月1日号の広報じょうようにも、災害時のリスクと避難計画、タイムラインを作成していただくようなペーパーを掲載をいたしまして啓発を行っているところでございます。  感染症の予防のコロナウイルスの関係でございますけども、先ほど委員からご紹介もいただきました24ページから25ページの辺りにちょうど感染症の蔓延防止がございます。25ページのところをご覧いただきまして、こちらに新型コロナウイルス感染症を含む感染症全般について記載をしているところでございますが、災害発生前につきましては、これまで取り組んでまいりましたように、危機管理基本計画等によりまして対応してまいります。  また、実際に避難所に三密防止であるとか新型コロナほか感染症の感染拡大の予防対策ということで申し上げますと、今現在、詳しい内容を申し上げかねますが、6月追加補正で様々な資材を購入してまいりたいというふうに考えているところでございます。  最後に、ほかの市町との連携、応急対策ということでございますが、具体的な内容につきましてはこの国土強靱化地域計画に書くということではございませんが、城陽市では、昨年、災害時受援計画というのを策定いたしまして、市だけでは対処ができない規模の内容について応援を求める受援、応援を受けるという計画を策定したところでございまして、大きくはその受援計画に基づいて関係機関に協力を求めていくということのほか、災害時の防災協定というのをいろんな民間事業者さんと協定を結んでおりますので、これらにも応援を求めていくということで対応していくことになるというふうに考えているところでございます。 ○奥村文浩委員  今までそんなに大きな災害が私らが知ってる限り、どんどんやってきたという、城陽市にはやってきたという考えはないので、最近まで私も避難所のこととか避難することを真剣に考えるということは、本当にごく最近になってからそういうことを考えるようになったんですけれども、先ほど言っていただきました広報じょうように作っていただきました避難のペーパーなんかも、あれ本当に作っていただいて自治会に持っていきますと、それを基にまた様々な皆さん考えていただいて、本当に根本的な、じゃあ、木津川が氾濫して水がついたらどこへ避難したらいいんですか、今さらそこからの質問ですかみたいな話が実際には多くてですね。市民の皆さんも知ってるだろうと思うようなことも、そんなん考えたことない、知らないということが本当に多いので、細々としたことはこの強靱化には書けないというのは、それはそうだと思いますけれども、地震の問題、それから雨がすごく昔より降るという問題を考えますと、本当にここに書いてある起こってはならない事態になるということを、なるかもしれないということを本当に考えていかないといけない時期になったんじゃないかなというふうに思いますし、そのときに、やっぱり避難所のこと、それで避難した後のことをより考えていただきたいなというふうに思います。それは要望です。  木津川治水会で要望されているということですけれども、全国的にも皆要望が行ってると思うんですけれども、その手応えというか、何か要望したらどれぐらい効果があるとか、何かそういう感触みたいなもんはありましたら教えていただきたいんですけれども、どうでしょうか。 ○辻村一哉都市整備部次長  木津川治水会の要望について答弁させていただきます。  木津川治水会のほうの要望につきましては、毎年、関連沿川市町の協議会ということで、要望のほうに行かさせてもらってます。今年ですけども、奥田市長が会長でもありますので、じきじきに出向いた中で要望活動のほうを行っていくということで考えておりますが、ちょっとコロナの影響もありますので、どういう形になるか分かりませんけども、直接会った中で話をすることによってやはり向こうの理解度というのが増してきますので、できるだけ対面した形での要望していくことが重要なのではないかと考えております。  効果ですけども、すぐ幾らっていう話にはそれはもちろんなりません。ただ、災害のところが多いこともございますので、それと、今、国土強靱化の3か年計画におきまして重点的にそういう災害の事前に防ぐというところのお金を投入していただいておりますので、そういうお金を使って堤防強化も進めていきますというような回答も得ているところでございます。 ○奥村文浩委員  淀川河川事務所に聞きますと、木津川の本流は150年に一度ぐらいの程度の雨に備えて整備を進めているということなんですけれども、それは整備は整備で国のほうは今までもやってますでしょうし、これからもやるんですけれども、要望によってそれがより進むということになってるんでしょうか。その辺はまだ分からないということでしょうか。 ○辻村一哉都市整備部次長  要望によって、やはりお金のほうもつけていただける可能性はございますし、また、古川の改修におきましては、実際、床上浸水が起こった中で、地元と京都府さんと声を合わせて要望したおかげで、床上浸水対策特別緊急事業という形で5か年計画の事業もつけていただいておりますので、やはりそういう要望活動については重要ではないかなと考えております。 ○上原敏委員  失礼します。少しだけ最後のほうの、それこそ起きてはならない最悪の事態のところを若干聞かせてください。  ところどころに再掲という言葉が出てくるんですけど、どこに載ってるやつの再掲というふうに理解したらいいんでしょうか。  あと指標、現状値というのがところどころあるんですけど、どれに対する指標であり現状値というふうに、特にこの項目は決まってるんですか、ちょっとその辺を教えていただきたいと思います。 ○成田昌司危機・防災対策課長  例えばでございますが、45ページの1-2、不特定多数の者が利用する施設の耐震化等というところの最初の項目、再掲は初めて出てまいります。これにつきましては、隣の44ページの1-1の2つ目、これが全く同じものでございまして、こうした形で前に出てきたものをもう一度引用してるものについて再掲としてるものでございます。 ○上原敏委員  指標と現状値も一応聞いたんですけど。 ○一瀬裕子委員長  指標と現状値についてもご説明いただけますか。 ○成田昌司危機・防災対策課長  すみません、答弁漏れておりました。指標、現状値というものでございますが、総合計画等で指標としているものを引用しているものでございます。 ○上原敏委員  ちょっと聞き方が悪かった部分もあるかと思います。総合計画というのは理解いたしまして、例えば、例えばですけど、44ページから45ページにかけての1のところの最後に指標、現状値がありまして2項目あるんですけども、この1番の1の全体に対して指標であり、現状値ということなのか、その中のどの項目という考え方で見たほうがいいんでしょうかというのをちょっと確認させていただけたらと思います。 ○成田昌司危機・防災対策課長  これも例えばでございますが、1-1の住宅の耐震化率ということで申し上げますと、44ページの1-1の最初の項目、住宅の耐震化率はというところで始まっておりますので、いずれかの項目に関連をしているというふうにご理解いただきたいと思います。 ○上原敏委員  いずれかですね。分かりました。ちょっと分かりにくいとこは、また聞かせていただきます。大体分かりました。ありがとうございます。 ○土居一豊委員  1点確認したいんですけど、木津川の堤防の補強については、強靱化計画の中で堀口の未改修部分、約150メートルから200メートルについて要望し、国は強靱化計画の中で令和2年予算に計上してきた、工事の時期は分からないけど、このように認識してるんですけど、市のほうの認識はそのように受け止めておられませんか。 ○辻村一哉都市整備部次長  市のほうもその認識でおりますけども、まだ国のほうからいつするとか、そういうようなちょっと協議を受けてはおらない状況でございます。 ○土居一豊委員  奥村委員の答弁に明確なこと言われなかったから確認したんですけど、少なくとも6区選出の与党の議員さんからは資料を持って、私どもにも入ってるし、市のほうにも入ってるはずですよ。しっかりこの堀口の改修についてはやってくれるかどうなのか。今回、新型コロナウイルスの関係で予算の執行が遅れるかも分かりませんけど、やはりそのような報告があるとすれば、ある時期には国に、工事進んでませんけど、2年度できるんですか、それとも3年度に先送りになるんですかというふうなことを聞くぐらいの心積もりは持っとっていただきたいと思います。今、木津川は国道1号の橋りょうのところから八幡、京田辺側が大工事やってます。もうずっと工事続いてます。あの工事が終わったら、久御山の岡本病院側も工事が始まってます。終われば、多分間もなくやってくれるんじゃないかなと期待してるんですよ。ぜひ2年度ということが出てるんですから、確認する時期があれば確認しておいていただきたいと思います。 ○西良倫副委員長  それぞれ指標だとか現状値とか出てるんですけれども、この起きてはならない最悪の事態の脆弱性というところで、出されている資料のところでは、例えば47ページであれば、準用河川改修率は94.2%、ほぼ城陽市の準用河川はもうかなり済んでますよという評価になるだろうし、46ページの多数の者が利用する建築物の耐震化率、これ88.8%、まあまあ城陽市は多数で利用するような建物というのはほぼ完成に近いなとか、準備されてるなとか、心配せんでもいいなとか、そういう評価になるんだろうけども、例えば今、奥村委員からも出たような水害だとかそういう場合になったときに、城陽市の北西部の住民はどこに逃げればいいんだと、こういう大きな建物が幾らぐらいあるんかと。そのうちの利用する建築物という形での耐震化率は88%なんだよと。  例えば文パルなら文パル、文パルにどおんと逃げたらいいよ、3階、4階は安心だよという形で、そういう建物が何棟あるのかね。例えば寺田に造ってるマンションがあるんだけども、大きな建物だけども、あそこには逃げられないよということなのか、逃げてもいいよ、何階以上はそういう話がされてるよとかあるのかとかというところの数も数値も出ないと、何かあんまり安心ばっかりはしてられないんじゃないかなというところを思うので、例えばここで言うと、学校トイレの洋式化率32.5%、ここはまだ済んでないんだなということが分かるんで、目標値を数値で上げるとすれば、課題としては、例えば避難先にあるような大きな建物、これぐらいはあればなというふうに思ってるんですという、そういう目標と現状と課題とを分かりやすいような形で述べてもらえればありがたいなというふうに思うので、この脆弱性というのは、コロナの問題を特に考えてみると、本当、福祉や医療や介護の分野、例えば地域で介護を必要とするお年寄りとかをどう避難させようかというところでは、自主防災会なども頑張ってはいるんだろうけども、そういう課題がしっかりと僕らの議員としても認識がなかなかできにくい、薄いというところを思うので、民生の部分、福祉や医療や介護のその民生の部分を本当しっかり分かるような、そこのところも国土強靱化の大事な分野だと思うので、福祉分野のところにちょっと力点を置いたような指標が分かる計画ができればなというふうに思うので、よろしくお願いしたいなと思ってます。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  3時10分まで休憩します。           午後2時56分 休憩         ─────────────           午後3時10分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  (3)地域防災計画見直し等検討チームの取組状況についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○成田昌司危機・防災対策課長  それでは、地域防災計画見直し等検討チームの取組状況について報告をさせていただきます。  前回、第1回定例会総務常任委員会におきまして取組状況の中間報告をさせていただいたところですが、今回をもって最終報告とさせていただきます。  記以下の表でございますが、前回、第1回定例会で追加資料として報告させていただきました内容に対しまして、一番右の現状を追記をしておりますほか、この間、新たに抽出した課題についても4ページ以降にまとめておりますので、これらについて報告をさせていただきます。  初めに、自主防災組織との情報共有ですが、現状としまして、市ホームページのトップページに、いざというときにの欄を設定しまして検索性を高めました。また、具体的な掲載項目につきましては、災害に備えてというのと台風等の防災気象情報などの入手方法、これらの2つでございます。また、これらの掲載項目ごとに内容の充実を図っているところでございます。  次に、1つ飛びまして、災害対策本部の人員体制でございますが、現状としまして、一部交代要員を指定しておりますが、今年度からさらに交代や休憩を取るよう運用方法を見直してまいります。  めくっていただきまして、2ページをお願いいたします。一番上の市役所庁舎の浸水時の機能維持でございますが、現状としまして、浸水高さより高い位置に受電設備を設置するに当たり、方法及び必要経費を試算することといたします。  次に、災害時の施設の運用でございますが、現状としまして、市民環境部関係では、コミュニティセンター6館については、令和2年4月に改定をしまして、男女共同参画支援センターについては今年度策定予定でございます。また、福祉保健部関係では、地域子育て支援センター、福祉センターともに令和2年3月に策定をしております。  次に、要配慮者利用施設における非常災害対策計画及び避難確保計画の作成でございますが、現状は80施設に計画作成を案内しまして、令和2年5月末現在で25施設が作成されたという報告をいただいております。このほか6施設につきましては、避難を要する前の早い段階で利用者が帰宅される運用とされているなど、計画の作成が不要である旨、報告をいただいております。未作成の施設へは引き続き作成等を促してまいります。  めくっていただきまして、3ページをお願いいたします。上から3つ目の雨水対策でございますが、現状としまして、島ノ宮排水路の改修につきましては、令和6年度の完了を予定しております。  次に、学校危機管理マニュアルの見直しでございますが、現状としまして、避難経路の確認と教員の役割分担を整理することといたしました。  次に、第3浄水場系統の浸水等対策でございますが、現状としまして、浸水対策検討業務の結果を受け、浸水対策工事の実施を検討してまいります。  その他といたしまして、初めに、市ホームページにおける緊急情報の効果的な発信ですが、現状としまして、市ホームページのトップページの更新に合わせ緊急情報表示を見直しをいたしました。  次に、1つ飛んで、在宅障がい者への情報提供でございますが、現状としまして、情報機器の内容を確認、検討し、日常生活用具の給付対象として見直し、障がい者自立支援協議会の部会においても協議の上、導入に向けて進めていくことといたします。  めくっていただきまして、4ページをお願いいたします。一番上の企業等の被害状況の早期把握ですが、現状としまして、商工観光課と城陽商工会議所相互に市内企業や事業所の被災状況を確認した場合に、その情報を取りまとめ、直ちにメールやファクスで報告を行うことといたしました。  次からは、新たに抽出した課題でございます。  まず、防災の観点からは、優先順位を決めて幹線道路の整備を行っていないということにつきましては、国土強靱化地域計画に記載することといたしました。  次に、人、住宅等の被害状況調査、罹災証明の発行の災害対策本部における任務分担の所管が不明とのことにつきましては、地域防災計画を見直し、追記することといたしました。  次に、家庭動物の保護及び収容対策の災害対策本部における任務分担の所管が不明とのことにつきましても、地域防災計画を見直し、追記することといたしました。  次に、大きな項目ですが、令和元年台風第19号等を踏まえた水害、土砂災害からの避難の在り方について(報告)における避難対策の強化のために実施すべき対策でございますが、これは国の中央防災会議のワーキンググループが3月にまとめられた報告におきまして示された実施すべき対策について、それぞれまとめたものでございます。  まず、災害リスクと取るべき行動の理解促進、これにつきましては、広報じょうよう6月1日号や市ホームページにわが家のリスク・避難計画(タイムライン)を掲載しまして理解促進を図りました。  めくっていただきまして、5ページをお願いいたします。1番目の高齢者等の避難の実効性の確保につきましても、広報じょうよう6月1日号や市ホームページにわが家のリスク・避難計画(タイムライン)、こちらを掲載しまして、避難行動要支援者の避難支援への理解促進を図ったところでございます。また、引き続き避難行動要支援者についての個別計画の作成を促進してまいります。  最後に、大規模広域避難の実効性の確保につきましても、同じくタイムラインを掲載しまして、広域避難の避難先について、親戚縁者や知人宅など、できる限り避難対象者自身が確保していただく必要があることを周知をいたしました。また、河川管理者や気象台等の関係機関等や京都府に協力を求めつつ、今後も広域避難について検討をしてまいりたいということでございます。  地域防災計画見直し等検討チームの取組状況につきまして、説明は以上でございます。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。 ○土居一豊委員  去年、議会で防災計画の見直しをしてはどうですかという提案してから、よくまとめていただきました。大いに評価をいたします。1点のみ確認させてください。  3ページ、一番下の段、福祉保健部、情報機器の内容を確認、検討し、日常生活用具の給付対象として見直し、障がい者自立支援協議会の部会において協議の上、導入に向けて進めていく、この内容をもう少し、具体的に機器の名前等も含めてどのように進めていかれるのか、説明をお願いいたします。 ○堀岡宣之福祉保健部次長  失礼いたします。在宅障がい者への情報提供の情報機器の内容等につきましてご答弁させていただきます。  情報機器につきましては、アイ・ドラゴンなどや、以前委員からもご紹介いただきました戸別受信機等につきまして検討させていただきたいと思っております。また、4月からNet119という消防のほうが導入されました消防への緊急通報等のシステム等の周知も図っていきたいというふうに考えております。こういったことにつきまして、障がい者自立支援協議会の部会のほうにおきまして情報提供させていただくとともに、また、そういった部会のほうからのご意見としましても、スマートフォンのアプリ等を活用されてる方もいらっしゃるというふうに聞いておりますので、そういったアプリの内容につきましても情報共有させていただいた上で、どういった部分に日常生活用具の給付対象として見直す、推進していくことができるのかを検討し、導入に向けて進めていきたいというふうに考えております。 ○土居一豊委員  分かりました。  あと、今年度には、同報系防災行政無線が設置されます。危機・防災対策課のほうにお願いしますが、ぜひこれが設置されたときに福祉保健部と再度いろいろ検討して、福祉保健部のほうとして、この同報系防災行政無線と連結する情報機器について、再度この障がい者自立支援協議会と協議することによってより障がい者の方に情報提供が適切にできるものであれば、導入に向けて前向きに検討していただきたい。いずれにしても、経費のかかるものであり、また、ちょっと特殊な機器になりますので、まずは同報系防災無線に連結するとしたらどうなるかということを検討して、次に、それを導入するとしたときに、費用対効果を考えてぜひ検討していただきたい。危機・防災対策課のほうは適切な情報を福祉保健部に出していただければということを要望しときます。 ○語堂辰文委員  基本的なことで3点ほど聞きます。  まず、先ほどチームということでございますが、こんなん言うたら怒られるか分かりませんけど、チームのメンバーの方ですね。それからその方の任務。なお、本年度の計画ということで先ほどありましたけども、主な、メインですね、その計画についてお願いします。 ○成田昌司危機・防災対策課長  検討チームのメンバーと任務というお問いかけでございますが、まずメンバーにつきましては、災害対策本部の総括部長、それから事務局長、総括部付次長で構成をしております。  任務につきましては、設置目的として、災害対策本部各部が災害に備え、平常時から課題を認識した上で主体的に取組を進められることができるよう、今年度としてますが、昨年度になります、関東・甲信越を襲った台風19号等に係る災害対応等の課題の検証等を踏まえ地域防災計画の見直しを検討するとともに、その他、関連計画、防災対策及び災害対応等の課題を抽出することでございます。今回、課題を抽出して、その現状についてご報告しているものでございます。 ○語堂辰文委員  メンバーの方は、総括部長、事務局長、総括次長3名ということで、確認ですけど、そういうことですね。なお、任務については、先ほどご説明がございました。  最後の、これについては、令和ですが、昨年度の計画いいますか、スタートされたということでございますけども、今年度の計画について主なものがあったらお願いします。 ○河合寿彦危機管理監  1点、ただいまの語堂委員のご質問の中で、ちょっと誤った認識をされてるんじゃないかなというところがありますので、総括部付次長といいますのは、それぞれの部におきまして次長級が総括部付という形で任命しておる者がおりますので、必ずしも総括部長、事務局長、総括部次長の3人ということではございませんので、ちょっと訂正だけさせていただきます。 ○成田昌司危機・防災対策課長  今年度の計画ということでございますが、冒頭ご説明申し上げましたとおり、この最終報告をもって取組が終了いたしますので、特に計画はございません。ただし、抽出された課題につきまして、まだ課題の解消が見られてないものについては、引き続き各部局で取り組まれるということで認識をしてるところでございます。 ○語堂辰文委員  最初にそういう説明がございましたので、各担当から出されてるっていうことはそれはそのとおりか分かりませんが、結局何名でされてるのか、お尋ね、よろしくお願いします。  なお、これでいわゆる今回は取組状況の報告ということでございますけど、これでもう終わりだということでありますけれども、この後どういうふうにされるのか、お願いします。 ○河合寿彦危機管理監  総括部付次長は9人でございます。 ○成田昌司危機・防災対策課長  地域防災計画の見直しの内容ということでよろしかったでしょうか。今年度の見直し内容でございますけども、主なものは、土砂災害防止法及び水防法の改定に基づく修正が1点目。それから新たに締結した災害時等における支援等に関する各種応援協定を追記したということが2点目。3点目は、内閣府、南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応検討ガイドライン、京都府の地域防災計画、京都府南海トラフ地震防災対策推進計画編等を参考に南海トラフ地震に関する情報が発表された際の対応について追記したことが3点目、4点目は、その他といたしまして、組織改正等に伴う修正や時点修正、文言等の整理等、以上4点を地域防災計画の見直しとして今年度行っているものでございます。 ○語堂辰文委員  後のほうは、よく分かりました。  さきの総括部付次長ということで、9名ということでございます。事務局長もその中に入ってるということなんですね。確認です。 ○河合寿彦危機管理監  まず、総括部長が危機管理監であります私でございます。それから事務局長は、隣におります大西次長、それから総括部付の次長につきましては、それぞれ各部から次長級1名ということの9名でございます。ですから総数につきましては11名ということになります。 ○語堂辰文委員  分かりました。いや、最初お聞きしたんでは、総括次長とか事務局長とかそういう話でしたんで、そういう少ない人数でされてるかとお聞きしましたら、そうでなくて担当の方2名、そして各部からのそれを全部入れると11名ということで、よく分かりました。地域防災ということでございますけれども、本当にこれ今からいいますか、この梅雨期、また、台風期を迎えてそういう時期にも入りますので、よろしくお願いします。要望して終わります。 ○奥村文浩委員  避難するときとか避難をした後なんですけれども、いろんな疾患とか障がいとかそういうなんがありまして、特別な医薬品が必要とか、そういう専門家の意見を聞いて何か対処しないといけないというようなときに、どういう体制になってますでしょうか。どこにそれを問い合わせて、そこがどういう医療関係に問い合わせて指示を仰ぐとか、そういう仕組みはどうなってるのか、教えていただきたいです。 ○成田昌司危機・防災対策課長  主に市のほうで備蓄しております医療資機材等につきましては、宇治久世医師会さんからご意見をいただきながら備蓄してるものでございまして、宇治久世医師会と医療機関と連携して対応してまいることになるというふうに考えております。 ○奥村文浩委員  それは、例えば私が市民で、とにかく何か分からんけど、素人にはちょっと無理だなっていうときに、市のほうに言ったほうがいいのか、消防署に言ったほうがいいのか、どこに問い合わせれば一番いいんでしょうか。
    ○成田昌司危機・防災対策課長  お問合せの内容に応じて関係機関につなぐということが必要になろうかと思いますが、第一義的には、災害時には災害対策本部にお問合せをいただきましたら、我々のほうで適切な医療機関であるとか関係機関につないでまいります。 ○上原敏委員  失礼します。二、三点お願いします。  1ページの一番下のところ、一部交代要員を指定しているが、今年度から交代や休憩を取るよう運用方法を見直すと言っていただいてますんですけども、こういう方向で見直す、こういう感じで考えてるというのが分かる範囲で分かるところまである程度お示しいただけたらありがたいです。  続きまして、2ページ、3段目、80施設で、25施設でというとこだったんですけど、先ほど早くもうおられなくなるので、作成不要ということが確認できたというところ、先ほど口頭で6とおっしゃったような気がしますので、言い間違いなら言い間違いで訂正なら訂正でいいんですけど、一応そこ確認だけさせていただけたらと思います。  それから、一番下、その段の一番下、未作成の施設へ引き続き作成等を促すということでございますので、ぜひお願いしたいとこでございますので念のため確認ですけど、なかなか難しいし、何っちゅうか、やっぱり大変なんでまだできてないというニュアンスで考えといたらいいのか、消極的だからなかなか出てこないということなのか、分かる範囲でお願いできたらと思います。 ○成田昌司危機・防災対策課長  休憩等の運用方法でございますが、災害対策本部の設置されている状況等に応じてということになろうかと思います。様々な業務、多岐にわたっておりますので、例えば現場に出て長いこと戻って来れない者もおりますし、また、庁内のほうで電話対応をするというような者もございます。広報班で広報に回らせていただくという場面もございます。それらの中で、どうしても長時間にわたって勤務が続くという状況が現状続いておりますので、できるだけ交代要員を充てて、休憩を取らせていくというような体制が必要だというふうに考えておりまして、一部その交代要員を既に災害対策本部要員として決めている部分もございますが、全て交代要員が決められるような業務内容でない部分もございますので、そこは状況に応じて対策本部が休憩の指示等を適切に出していくということで、長時間にわたらないように、心身の負担を軽減するよう図ってまいりたいということでございますので、ちょっと具体的には、個別具体にその状況に応じてということになろうかと思いますので、ご了承いただきたいと思います。  それから、6施設というふうに申し上げた件でございますが、7施設の内訳が、1施設についてはもう既に事業所が、我々が送らしていただいた段階で事業をされてなかったということがございましたので、当然作成の必要もなかったということでございまして、その1施設を除いて7から1を引いて6施設ということで、今回ご報告させていただいたものでございます。 ○上原敏委員  一番下、未作成のとこ。 ○成田昌司危機・防災対策課長  すみません、答弁が漏れておりまして、未作成の状況ということでございますが、未作成の施設につきましては、今後も再度計画の作成を促してまいりたいと思いますが、以前に計画の作成についてご案内をさせていただいた際に、早期に要配慮者が利用されてない、もう帰宅をされているというようなところが計画の作成が必要ないという詳しいご案内ができていないという状況もございますので、次回ご案内をさせていただく際には、そのことも含めてご案内をさせていただいて、より多くの施設から回答が得られるものと考えておりまして、今、回答をいただいてないところの幾つかは、実は作成の必要がないというような運用をされているところも多く含まれているというふうに考えているところでございます。 ○上原敏委員  6と7の話はよく分かりました。結構です。ありがとうございます。  今、未作成のところのおおむね状況は分かりまして、おっしゃるように不要となったところは不要ということで精査してみたいということだと思うんですけど、一応確認ですけど、全部要るというところでまだのところというのは、別に消極的だからやってくれそうにないとかいうふうにまで考える必要はないんですかね。忙しくて大変やからって、まだ今の時点で出てこないというふうに考えておいたらええのか、もう1回だけちょっとお願いできたらと思います。  それで最初のところですね、確かにいろんなパターンがあると思うので、ここでここはこうやったら確かにそうかもしれないんで、結構でございます。ただ、よく認識いただいていると思うんですけども、長くなっていく場合が考えられますので、こう長く頑張っていただくためには、やっぱり適切な、心身とも休んでいただくということは大変大事だと思いますので、その点に危機・防災対策課のほうはよく、くれぐれも留意いただきまして、その重みを感じながら、かつ頑張っていただけるような、そういう配慮と指導をよろしくお願いしたいと思います。  最後の点、未作成のとこだけちょっとお願いします。 ○成田昌司危機・防災対策課長  未作成のところでございますが、聞き取りをしておりませんので、推測の域を出ませんけども、まずはそもそも作成の必要がないような運用をされているところも含まれているかと思いますのは、先ほどご答弁申し上げたとおりでございます。それ以外には、やはり利用者の支援に傾注する反面ですね、事務的なことが遅れがちな法人さんや事業者さんとかっていうのも、たまたま私、元福祉課長でございますので、状況は承知しているところでございまして、遅れているのかなというふうに思ってます。ただ、1回案内をしてそれっきりになってしまっておりますと、やはりもう忘れられてはならないというふうに思ってますので、我々のほうでも先ほど申し上げましたように、再度ご案内をしまして、作成を促してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○上原敏委員  分かりました。おっしゃったように、せっかく元福祉課長さんなんで、その辺の苦労もよく分かられてると思うので、大変なんはよう分かりますよ、分かりますけれども、ちょっとこれ大事なんでという形で、粘り強く丁寧にやっていただけたらと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  繰り返しますけども、交代要員の件、くれぐれも、ほんまに大変な中で大変なことを頑張っていただかなきゃいけないので、庁舎が若干、模様替えじゃない、耐震で変わってきたりするスペースとか、ケースによるっていうことはいいんですけど、スペースとか空間ですね、そういう休めるような環境も考えながら、多岐にわたってご配慮のほうをいただきますように、くれぐれもお願いしまして終わります。 ○西良倫副委員長  すみません、3ページの主な課題の下から2番目で、第3浄水場系統の浸水等対策とあります。対応状況で、浸水対策の検討業務を委託発注しておりっていうふうにあるんですけれども、この委託発注の前に、チームの皆さんでこういうところはこういうふうになりそうだから、この点は大事だとか、ここら辺が心配だとか、そういうつかんでいることがあれば二、三教えてほしいのと、だから委託発注をしてやってるんだという、そういう訳みたいなところがあれば教えてほしいです。 ○成田昌司危機・防災対策課長  まず、これ課題抽出をする際に、先ほど申し上げましたように、総括部付次長、いわゆる各部の次長級で選任されている者について、広く各部に課題の抽出を依頼をして、上がってきた課題に対して今、対応状況っていうのを報告させていただいてるという状況でございます。課題の抽出に当たりましては、ご自身が属する部局に関することもありますし、ご自身が属していない部局に関する課題を上げていただいたりということもございました。しかしながら、最終的に上げられた課題について対応していくのは所管部局でございますので、その所管部局、この件につきましては上下水道部が所管でございますから、ほかの部局から特にその対策について意見が出るということはプロセス上ございません。 ○西良倫副委員長  特にこの上下水道部のところでの心配っていうのは、主な心配っていうのは何か1つ上げるとすれば何とかいうのがあるんでしょうか。 ○米田達也上下水道部次長  ここに上げておりますように木津川の氾濫ですね、氾濫した場合の浸水対策というのを第一に上げております。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  暫時休憩をします。           午後3時40分 休憩         ─────────────           午後3時43分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  企画管理部関係の審査を行います。  報告事項に入ります。  (4)北部地域全体の公共施設の在り方についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  北部地域全体の公共施設の在り方についてご説明申し上げます。  まず1ページ目、1、はじめにで経過等を記載をいたしております。  本市は、昭和40年代に人口が急増いたしまして、ベッドタウンとして発展してまいりましたが、近年、人口減少や高齢化が著しく進んでいる状況から、今後は良好な住環境を維持しつつ、新たな産業誘導や地域資源の積極活用を行うことにより、雇用確保はもとより、にぎわいや活力ある産業、経済活動をもたらすことができる職・住の調和した都市への転換が求められているところでございます。中でも市内の北西部、今回の北西部の部分については、久津川駅を中心に居住エリアが広がる生活拠点と、サンフォルテ城陽などの産業ゾーンが近接する地域でございまして、職・住の調和が生かせる地域であるということでございます。また、近年、高度経済成長期に整備されました公共施設等が老朽化し、集中的に更新時期を迎えるということが、これは全国的な課題となっております。少子高齢化等によりまして利用者のニーズも変化をしてきているところでございます。  これらのことから、本市におきましても公共施設等総合管理計画を策定いたしまして、この中で久津川地域全体で施設の在り方について検討すると記載したところでございます。そこで、下から6行目ご覧いただきたいんですが、平成29年5月から各施設の所管課と調査・検証を行ってまいりまして、今般、当該地域については上下水道庁舎と北部コミュニティセンターの機能拡充、それから市民プールの拡張、それから新たな公園整備を行うことなどによりまして、生活拠点と産業ゾーンの有機的連携を図ってまいりたいと。地域を活性化させるとともに、一層の利便性の向上でありますとか健康、スポーツ、コミュニティー面の質的向上を図る北部地域職住調和ゾーンとしまして、公共施設の再構築を図ることとしたものでございます。  次に、2ページ目をお願いいたします。2、北部地域の公共施設の状況でございますけれども、この上の表が今回、調査、検討の対象とした施設の一覧でございます。北部コミセンをはじめといたしまして6つの施設につきましては、いずれも建築年度の欄のとおり築40年を経過しておりまして、老朽化が進んでいる状況でございます。また、耐震化の状況は、一番右の欄のとおり、久津川公民館を除きまして耐震性が満足していないという状況でございます。  次に、3、検証結果と今後の方針案でございます。これ以降の数値につきましては、28年度に検証を開始いたしましたので、全て28年度時点の数値であるとご理解いただきたいと思います。  まず、(1)でございますけれども、こちらは市域を6つに分割しまして、総人口に対して6つに分割したそれぞれの地域の人口比、比率と貸し館の数を比較したものでございます。具体的に申し上げますと、表の一番左が北部地域でございまして、人口1万3,655人とございます。これは総人口に占める割合にしますと17.5%になります。実際の貸し館数といいますと、北部コミセン、久津川公民館、地域ふれあいセンターの3つの施設がございます。これに対しましてほかの地域でございますけれども、1つ右に行っていただいて、東部地域については人口比が33.8%、これに対して貸し館が3施設ございます。さらにその右で寺田南、西地域におきましては人口比が18.7%、これに対しては2施設の貸し館がございます。以降、今池、富野、青谷地域、これ、いずれも大体見ていただくと、人口比率10%に当たり1施設が配置されているということが分かります。そういたしますと、北部地域だけがほかの地域と比較して1施設多いという状況にございます。  次に、3ページをお願いいたします。(2)はそれぞれの貸し館の利用率の一覧でございます。大体同規模の貸し館施設を並べたものでございますけれども、上から3行目の地域ふれあいセンターの利用率だけちょっと見ていただきたいんですけど、ほかの施設に比べて11.6%と極めて低いということが分かります。  次に、4ページをお願いいたします。ここからは経費面の比較でございます。  まず、①ですけれども、年間の維持費、各施設の維持費と使用料の収入、一般財源での負担割合を表にしたものでございます。コミセンだけちょっと抜き取って見ていただきますと、このコミセンの維持費っていいますのは大体6つのコミセン、規模によって多少の差はございますけれども、大体、一般財源の負担割合っていうのは同程度でありまして、おおむね均衡が図れているという状況が見てとれるかと思います。また、久津川公民館と地域ふれあいセンター、これを見ていただくと、かなりよその館よりは比較的維持費が安い、安価であるということが分かります。  次に、②でございますけれども、ここでは上下水道部庁舎と北部コミセンの複合施設についての検討をしているわけでございますけれども、ここにざっと書いてあるんですけれども、北部コミセンについては、コミセンそのものが市内に地域バランスを考慮しながら配置されているものでございますので、これを廃止するということは適当ではないということで、ここ結論づけております。また、上下水道部庁舎につきましても、あくまで庁舎機能というのがございますので、廃止というものにはなじまないということでありますとか、あと隣に浄水場がございまして、管理の面からも移転することにもなじまないということで、今の現在の場所においてどういったことが実施できるのかということを検討しまして、4つの手法について比較検討を行っております。  それが次のページの5ページの最上段の表になるんですけれども、一番左の表の部分が3階建てで建て替えた場合、これは従前の方法ですね、全く今の状態のものを隣の場所に建て替えるということを前提とすれば約15億、14億8,000万と記載しておりますが、約15億かかりますと。もう一つは2階建てで建て替えた場合、3階建てを2階建てにしまして、それを新築で建て替えた場合、これが約10億円、9億8,000万円になります。それから次が3階建てで耐震補強でございます。今の建物のまま耐震補強だけをする場合です。これはちょっと金額示しているところなんですけれども、実際に耐震補強を行いますと耐震壁ができるということで使用に堪えない状況になりますので、ちょっと1つ飛ばしていただいて、さらに一番右の減築による耐震化を行う場合、これは今の3階建てを2階建てで減築をして耐震補強を図るというものですけれども、これが6億4,000万ということで最も安価であるということが分かったものでございます。  ここまでが調査・検証をしてきた結果でございまして、これらを勘案したものが今後の方針、次の(4)でございます。  まず、①の北部コミセン及び上下水道部庁舎につきましては、先ほど申し上げた調査・検証のとおり耐震化は必要な施設であります。ただ、廃止や移転改築にはなじまないということで、ちょっと14行目の部分をお願いして、以上のことからという書き出しの部分でございますけれども、最も経費を抑制できる減築による耐震化を図るということとしたいと考えております。なお、改修時にはコミセン機能の拡充を図るということで、今現在、需要の高い軽運動室を新たに整備をしてまいります。また、今現在、2階の入って左側に会議室が1室ございます。そこを夜間、コミセンの利用者の方に利用していただけるようにするということで、そういった拡充の部分についても図ってまいります。  次に、②の地域ふれあいセンターでございますけれども、この施設については今現在、耐震基準を満たしていない状況でございます。さらには耐震補強を行った場合、入り口が塞がるといったことでもう利用に堪えない状態となります。また、先ほど見ていただいたとおり、利用率が非常に低いということでありますとか地域バランス、貸し館の数のバランスでございますけれども、そういったものを総合的に勘案する中で今回、廃止ということで考えております。  次に、6ページをお願いいたします。③の久津川公民館でございますけれども、この施設についてはもう耐震基準を満たしているということもございまして、あと地元の維持、存続の意向が強いということで、現状維持とさせていただきたいと思います。  次に、④の市民プールでございますけれども、こちらはプールの南側、今現状のプールの南側に芝生の広場と駐車場を新たに新設しまして、市民、地域住民並びに新市街地に勤務される方々のスポーツ、余暇活動の場として充実を図ってまいりたいと考えております。  次の⑤の旧古川保育園及び新市街地の保留地でございますけれども、現在ボール遊びのできる公園ということで、今、公園機能を有しておりますけれども、この機能を旧古川保育園のほうに移しまして、その後、保留地に当たる部分、国道24号に面する保留地にかかる部分については処分をいたしてまいりたいと存じます。  今この申し上げました内容が、図示したものが次の7ページでございます。左上が現状の図でございまして、これが右の図にちょっと進んでいただきますと、まず旧古川保育園の部分、これを仮設事務所として一旦旧園舎を改修を行います。改修後に北部コミセンの事務所と、それから上下水道部庁舎の機能、これを仮移転をさせます。その後、左下に進んでいただきまして、北部コミセン及び上下水道部庁舎の減築、改修を行いまして、次、右の図に進んでいただきまして、次は市民プールを拡張をすると。あと旧古川保育園を解体いたしまして、ボール遊びのできる公園として整備をしてまいります。最後に、保留地の面積を整理いたしまして売却を行うと、そういったスキームで考えております。  さらに次のページ、8ページにパース図を添付をいたしております。今後、各関係者等と意見調整を行いますので、詳細な設計を行うことで変更が生じてまいるということもございます。ですので、あくまでこれイメージ図としてご理解いただきたいと存じます。  次に、9ページをお願いいたします。上の(6)の事業費でございますけれども、今申し上げた再構築に係る総事業費は、歳出の合計欄を見ていただきますと9億3,100万円とございます。これが総事業費になります。歳出の合計欄で9億3,100万、これが総事業費になります。このうち一般会計の負担額、これは5億2,000万、その上の部分ですね、2つ上に上がっていただくと、一般会計の負担額は5億2,000万、上下水道部の負担は4億1,100万円でございます。ここから右のほうに行っていただくと、それぞれ国庫補助でありますとか、起債を発行いたしますので、これらを差し引いた一般財源の額は、一般会計ではマイナス4億300万とございます。上下水道部のほうは約9,000万円となってございます。これは保留地の処分金が一般会計側に入ってきますので、一般会計側としては黒字になるというような形になります。それらを一番右の端の欄で表現しているんですけれども、一番右の端の欄は歳出金額から国庫の補助金と、それからその他の財源を引きます。さらに起債を発行した場合の交付税算入額を差し引いた実質的な一般財源を表現しておりまして、一般会計側の収支を見ていただきますとマイナス1億3,600万円ということで、収入が支出を上回るという形の案になっております。  最後に、(7)のスケジュールでございます。北部コミセン及び上下水道部庁舎の工事そのものについては、令和3年の1月から令和4年の10月頃までを予定しておりまして、その前後を含めましてご利用者の方にはご不便をおかけいたしますが、旧古川保育園の園舎を仮設事務所として業務を行ってまいります。減築等の工事が完了しまして、新たに北部コミセンと上下水道部が新施設で運営を開始しました後は、令和4年の9月から令和5年の10月にかけて、市民プールの拡張と新たな公園の整備を行ってまいる予定でございます。説明は以上でございます。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。 ○太田健司委員  2点お伺いしたいと思います。1点が財政的な面からお伺いしたいのと、もう1点がプールについてお伺いしたいと思います。  1点目の財政面の話なんですけれども、今ご説明いただきました9ページの事業費のほうですね。上段、非常に分かりやすい表で示していただいて、一般財源のほうの実質の一財いうことで、この一番右端の行ですね、分かりやすくなってると思います。ありがとうございます。そこから実質的には2億4,600万円、市全体として持ち出しがありますよという表現かと思います。その中で1点お伺いしたいのは、下から2段目、水道のほうで3.8億円ですね、3億8,200万円ということになってまして、一般財源のほうは1億3,600万円、逆に黒やという話になると思うんですけれども、この水道の3億8,200万円は市の一般財源のほうから、例えば繰り出してとか、何かそういう形になるんでしょうか、そこ確認で聞かせてください。  それから、6ページですね、⑤の下から3行目なんですけれども、この売却を、先ほど説明にもあったように整備費に充当しますということになっているんですけれども、そのまた9ページの一番最後ですね、スケジュールのところ見ますと、保留地の処分が令和5年の11月ということになっておりまして、一番最後に売却するということになっているんですけれども、充当するとはいえ、一番最後に売るんですけれども、ここのひもづけとかはどんなイメージ、認識で我々思っといたらいいでしょうか。これが財政面に関してまずお伺いしたいポイントです。  続きまして、プールですね。いよいよきれいになるんだなということで振り返りますと、平成24年の第3回の定例会ですね。八島フジヱ先輩が一般質問のほうで、この北部地域の市民プールについてね、子どもたちの健全育成のためにしっかりとよいものにしてくださいというような質問をされておりまして、そのときは足がやけどするぐらい熱くなるよとか、塗装が剥がれて破片が出ておるよとか、そういったことでご指摘をされてまして、頑張っておられたのを思い出すんですけれども、そこで8ページのイメージ図見ますと、きれいな爽やかな緑色で、市長の掲げられてるNEW城陽にイメージぴったりのパース図なんじゃないかなと思って見ておったんですけれども、このプールですね、どんな整備になんのかっていうの、駐車場のところは説明いただいたんですけれども、どんなふうな整備にしていくおつもりなのか、お考えをお聞かせください。  以上、2点、3点ぐらい聞いたかな、よろしくお願いいたします。 ○竹内章二上下水道部次長  まず、水道の負担金についてということでご質問を頂戴しました。  この9ページの表から見受けられますとおり、水道の最終的な実質一財と言われる3億8,200万、これについては水道事業、資本の部であります剰余金の中から出すということで、一般財源からの拠出はございません。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  まず、売却する土地のひもづけというご質問なんですけれども、この土地の売却費っていいますのは、あくまで一般財源として充当するという作業そのものはございませんので、便宜上この事業費をこれで賄えるということで表にはいたしましたけれども、実際、事業を予算として計上する際にはそのときの最も有利な財源確保には努めてまいりますし、国庫補助以外にもその交付税算入のある起債の確保なんかも行ってまいります。ですので、必ずしもこの財源があるからそのほかの財源はないということではなくて、これはこれでちゃんと確保していくというような考え方で行ってまいります。  それから、プールの整備なんですけれども、このパース図見ていただいたとおり、プールの南側にこの芝なんですけど、人工芝にするか天然の芝にするかちょっとまだそこまで設計段階では考えていないんですけれども、芝を張るという形で保護者の方であるとか、それからここでテントを張ってちょっと子どもを遠くから面倒見れるような、そういったイメージで整備をしていきたいというふうに考えております。プールの水槽部分が一番老朽化が進んでるところなんですけれども、ちょっとそういった部分の大きな修繕については、今後の五里五里の丘の北側ゾーンでどういったものが、施設が出来上がるとか、まだ不透明な部分もございますので、あまりその二重投資になるといけないということで、当面は修繕で対応してまいりたいと。でして、かなり新しく出来上がるのは、この南側の芝生の部分と駐車場の部分、ここはかなり抜本的に変わるんですけど、それ以外の部分については修繕対応で持っていくというような形でご理解いただきたいと思います。 ○太田健司委員  ありがとうございます。  まず、水道のほうの費用に関して分かりました。  それから、この売却の費用について、そうですね、おっしゃるとおり、これが正確にひもづけられるということはないんで、こういう考え方でこことしては、そんなに市の負担が増えずにこういったことできますよという考え方のお話をされたんかなというところやと思うんですけれども、ちょっとその土地の売却のところで2点さらにお伺いしたいのは、今4億9,000万円の売却という予定をされておりますが、大体3年後ぐらいになるんですけれども、これ、ぶれとかはなさそうですかというのが1点と、あとはその売却後ですね、どんな土地利用になるのかっていうのを、一体どの感じをイメージされてんのかなと。ここを、やっぱり開けてて、先ほども申しましたように非常に明るくいい場所やなと思って、いつもバイパス通るときにちらっと横目で見たりするんですけれども、本当に風光明媚な部分と、さっきも言いましたように、市長の掲げるNEW城陽に近いイメージで本当に明るくいい場所なんだなというのを、いつも通るたびに思っておったんですけれども、例えばすごいそこを遮るようなもんとかができるとね、そういったイメージもちょっと半減しちゃうんかなとは思うんですけれども、どんな土地利用になるとか、まあまあ売却後なんでね、何とも言えへん部分もあるとは思うんですけれども、もしあればお聞かせください。  それから、プールですね、修繕でいきますと南側はこの芝生のイメージでということで、先ほども言いましたように八島先輩はこの熱くなるというのを、やっぱり子どもたちがゆっくりと憩える場所というのでおっしゃってましたし、ぜひいい整備をやっていただきたいと。例えばですよ、例えば皆さんの料金負担を上げてでもいい施設にしたほうが満足度も高くて、いいもんになって、より利用も促進されて、結果としてはいいものになるのじゃないのかなというふうにも思いますので、そこら辺も併せて検討いただきたいなと思います。  以上、改めてお聞きした分、よろしくお願いいたします。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  現状の保留地についての売却の価格の将来的な見込みの件なんですけれども、今現在、売却予定面積が4,400平米で資料的には4億9,000万という予定にしておりますので、これ単純に割り返していただくと1平米、大体11万円ぐらいで今回、想定をしております。これは当時、土地区画整理事業の一番最初の予定してた価格でございまして、そこから価格的にはかなり上がってはきてまいります。ただ、今回は議会にお示しする資料を作るということで、あまり高く見込むわけにはいかなかったので、非常に実現可能な金額で落としたものでございまして、正直、ただ5年後についてどういった価格になっているだろうという予測はもちろん立てられないわけなんですけれども、かなり堅い見込みで立ててるということでご理解いただきたいと思います。  今後の土地利用についてなんですけれども、もともとこちらの新市街地として土地区画整理事業の中で同じ保留地として定めてきたものでございますので、今のところ地区計画が張られておりまして、準工業地域でございます。ただ、その準工準地域として地区計画を張ったときに、ここは工業、それから流通事業、それから沿道サービス等が主体とする産業地として周辺地域と調和するような、良好な市街地を形成するという目的がございましたので、ある程度の用途制限がございます。今はその用途制限がございますので、それを張った状態で売却をいたしますので、本市の目的に沿ったような開発がなされるんじゃないかとは思います。ただ、今現在の売却の予定先であるとか見込みっていうのはまだ全くございませんし、今後、処分に関してはやはり入札という手順を踏んでまいりますので、今後の土地利用についてはちょっと明確には申し上げられないというところでございます。  あと、ごめんなさい、プールの利用料の件なんですけれども、これ先ほども申し上げましたとおり、今現状、確かに維持費が利用料を大きく上回っているということもあって、その利用料金とのバランスっていうのは今後検討していかなければいけないとは思いますけれども、実際、温水プールにしなかった理由なんかは、もう今申し上げたその五里五里の丘の件とか今いろいろございますので、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ○太田健司委員  ありがとうございます。おおむね理解しました。土地ですね、上がってきているというお話あったように、いい場所なんで、もうちょっと欲かいてもええんやろなと思っておりますんで、そこを期待して、それで、さらに全体としていい整備ができるようにそこは引き続き努力をしていただいて、来たいような企業さん、もしあればね、しっかりと城陽の考え方、ここの地域の位置づけっていうのをご説明いただいた上で誘致にも力を注いでいただきたいと思いますし、それがひいては市民の生活の向上になると思いますし、プール整備に関してもぜひともそういった形でいいもんになるようによろしくお願いいたしまして、私のほうからは終わります。 ○土居一豊委員  1つ、久津川公民館ですけど、あそこの底地の所有者はどこになってるんですか。  2つ目、旧古川保育園なんですけど、現在あそこに保管されてるものはどこに持っていく予定ですか。また、旧古川保育園の跡地については、過去において私が公園にしたらという要望に対して、用途外なので、できないという答弁がありましたが、今回、公園に見直すのはどのような事情で公園に見直すことができるんでしょうか。  以上、2点お願いします。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  まず、久津川公民館の所有者でございますけれども、土地の所有者は平川財産区でございます。  それから、過去からの答弁と今回の方針変更についての件なんですけれども、もともと以前、検討した経過といいますのは、実際には、古川保育園を廃園にした際に一定の計画を設けまして、まず、その中で売却をする方針であるという計画がございました。過去からの答弁はそれに基づくものでありまして、用途廃止ができない、今後売却していくということをずっと答弁してきたわけでございます。今回は実際に久津川公民館だけではなくて、久津川全体をどういった施設の在り方にしていくかということを改めて検討する中で、実際この保育園跡地っていいますのは調整区域でございますので、建物は結局建てられないわけでございます。でも、このまま老朽化していく、荒廃していく、ほっとくわけにもやはりいけないという、やっぱり問題がございましたので、今回、公園として整備をしていくというふうに結論づけたわけでございます。それがなぜできるのかっていうことを申し上げますと、今回、土地区画整理事業においての緑地面積、これを一部振り替えます、緑地面積をこちらのほうに。もともとプールの南側、今、荒内第一公園と言われるボール遊びのできる公園、ここは緑地面積としておりまして、それを移すことでこちらを公園にできると。今回、逆に、ほんなら公園以外の何かにできるのかっていうと、やはりそれは制約があってできないので、今回、正直その老朽化を迎えるんであれば、ここを公園にして活用していこうということで方針に至ったものでございます。  すみません、それから中に入ってるものなんですけれども、寺田西保育園跡地のほうに持ってまいります。 ○土居一豊委員  最後に1点、古川保育園は耐震で問題がある、あそこに水道、上下水道部の事務所を持っていきますけども、事務所を持っていくときに事務所の中で勤務する人、耐震に問題あるときに何か補強等して事務所を造るんですか、それとも仕方ない、地震起きて潰れたら我慢しなさいと。本当にあそこに持っていって、最新の強度ないところ、どのようにされる考えですか。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  次の1時期、一旦、今1年ほど新たに改修した古川保育園跡地で事務はするわけですけれども、その場所についても、確かに完全に耐震性を満たしているわけじゃございません。ただ、今の現状の3階建てである危険性と平家でL字型である危険性、これはちょっと大きく異なりますので、正直、耐震性を完全に満たしてる建物じゃないんですけれども、今現状よりはかなり改善された執務環境で働いていただくということは可能になってございます。 ○上原敏委員  1点だけ、すみません、今の内容ですね、該当のこの久津川校区、古川校区の皆さんに今の時点どの程度示しておられて、今後どういったスケジュール感で説明とかされていくかというのをちょっとお願いします。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  今回、地権者の方であるとか関係者の方については、こういった案を出しますということで説明を今日現在はまだしておりません。当然、議会への説明っていうのは優先しまして今日初めて出すというものでございます。ただ、やはりその一番肝となる、例えば地権者の方なんかでいくと、ある程度全体像は示さないまでも、もしこういったことをする場合どういうお考えですかっていうことで聞いてきたと。ですんで、久津川公民館の方なんかは、恐らく知っておられる方は何人かいらっしゃると思います。ただ、今回これでいきますよっていうのはまだ示していないもので、今日の報告の後ですね、特にご意見いただかなければ地元には入っていきたいというふうに考えております。 ○一瀬裕子委員長  その地元に入っていかれるスケジュールを聞いておられます。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  スケジュール的なものですね。もう速やかにということでご理解いただきたいんですけれども、例えば久津川公民館でしたら平川財産区ですけども、農家組合の方とか近隣自治会の方もいらっしゃいます。コミセンはコミセンでコミセン運営委員さんがやるとか、それも近隣自治会の方もいらっしゃいますし、各種関係団体かとも絡んできます。それらの団体と日程調整する中で、いろいろ日が空くと思うんです。ただ、それは各それぞれの所管課において順次進めてまいりたいと、もう速やかにあした以降進めてまいりたいというふうに考えております。 ○上原敏委員  自治会がどれぐらいあって絡むかって、ちょっと詳しくないんで分かんないですけども、くれぐれも丁寧に説明いただいて、要望とか質問とか、丁寧に応答していただいて、地元のことなんで、やっぱり近隣の皆さんに意見を言う、せっかくやるんであれば、喜んでいただけるような改修整備になりますように重ねてお願いしておきまして、終わります。よろしくお願いします。 ○宮園昌美委員  えらいすみません、ちょっと聞きづらいと思いますけども。公園整備の件なんですけども、暫定ということで今3,000平米、今回はほぼ決定ということで、このうち1,000平米の減の大きな原因は何ですか。3,000から2,000の。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  現在、ボール遊びのできる公園面積ですけれども、今回7ページの図に面積ちょっと記載をいたしております。今現状、ボール遊びができる公園が左上の公園と書いてある部分、3,000平米でございます。これが一番右下の公園整備と書いてある部分で約2,000平米ということで、この1,000平米減るのかというご質問なんですけれども、確かに現状よりは小さくなります。ただ、今回、市民プールの南側についても、これ整備を行います。これも地域全体の緑地面積としてカウントされるものでございますので、プールの面積等々含めた緑地面積でいいますと今現状約6,000平米ございまして、それが今回6,400平米まで、一応400平米拡張されます。ですんで、公園としては今現状3,000が2,000になってしまうんですけど、地域全体の緑地面積、公園面積としては400増えるということでちょっとご理解いただきたいと思います。 ○宮園昌美委員  うまいこと言うわな。それから、単純な、これは質問なんですけども、ここに、この面積以外の多分調整区域だと思いますけれども、これ以外にこれ茶畑とかありますね、これの用途とかはどういうふうに今後利用できるんですか。可能性としてもうこのまま茶畑でずっと終わんのか、せっかくこれだけいい雰囲気ができてんのに何かできんのかと、将来の話だけど。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  今、委員おっしゃっていただいてる土地は、やはり民地であり、当然農地でございますので、調整区域であるということでなかなか整備に進んでいくというのは難しいとは思います。多分おっしゃっていただいてるその、恐らく城陽市域でこれだけの公共施設がまとまって集約されて、例えばコミセンの隣に公園があり、プールがあり、そうやって集約されるもんっていうのは非常に珍しいので、そこをご評価いただいてのことだと思うんですけれども、今現状ではやはり地権者の方がいらっしゃって民地でありますので、なかなか市としてはこれ、こうしていきますっていうのはちょっと申し上げにくいところがございます。 ○宮園昌美委員  でも、やりませんて。数十年後か数年後には何もしてありませんで、やっぱりそういうお考えでやらんと、多分、ある意味いいチャンスです。いいモデルケースやから、東部でもこういう形でできると思いますんでね、ぜひともお願いをしたいと。  それから、ここの某誰かの駐車場ね、これはどうなったか。ここも調整区域。誰とは言いませんけど。こういうのもあり。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  そこも民地でございまして、もちろん調整区域にかかる部分でございますね。 ○宮園昌美委員  行ったことないから分からんけど、満杯なんかどうなんかもね、ちょっと分からへんし。やっぱ今後はせっかくこういう場所ができんのやから、もうちょっといろいろと大きな目線で広げていただければ、久津川校区ももうちょっと西のほうが開けたようなまちになると思いますので、それ、すごく残念だから、もうこれ校区の公園ね、2,000平米の公園、最終的に場所が決まったというふうに思ってますので、ぜひとも1つだけ、僕の20年来の希望で、スリー・オン・スリーのバスケットのコートを絶対つくってください。最終形なんやから、もうこれ以上、変化ないねんから、数万でできますんで、今までは言うたら場所変わるかもしらんから、よそに行っても、久御山行っても、それから京田辺行っても、ほかの場所行っても、必ずあります、もう何十年も前から。ないのは城陽だけですわ。ちょっとそれだけ、僕が死ぬまでに頼みますわ。 ○荒木正人理事  宮園委員さんからいろいろご提案いただきまして、ありがとうございます。この地域につきましては、冒頭にご説明申し上げましたように、北部地域の職・住調和ゾーンと位置づけた一応計画とさせていただいております。先ほど申し上げましたように、コミュニティセンターを核として公園、ボール遊びのできる公園の最終形ができますし、プールも整備されるという形でこの辺のイメージがかなり一新されてまいりますので、今後、先ほどご提案がありました周辺の民地につきましても、そういうふうな形でやはり人の往来とか利用者が増えるとか、そういう中で今、地権者さんのご意向がどのように変わってくるのか。そのように当然、用途地域の問題もございますけども、そういった形も含めて将来的なこれも課題として考えてまいりたいと思っております。  それから、今いただきましたスリー・オン・スリーですけども、今後、先ほど申し上げましたように、いろんな団体の方と意見交換の場を設けてまいりたいと考えておりますので、そのような場での意見等も踏まえて、そこをまたちょっと今後考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○宮園昌美委員  余分なことやけどもね、せっかくこういうことができんのやから東のほうと西のほうが何かの形でね、幹線道路かて、あれも今は東と西にありますけども、久津川駅を中心とした何かできたら1つのネットワークを、少なくともこっちだけをできると思いますんで、ぜひともそこまで考えてください。 ○谷村浩志委員  すみません、ちょっと1点だけ。可能性と、恐らくちょっと要望になると思うんですけども、プールの南側ですね、駐車場との間の今、公園、緑にしてあるところなんですけど、最初の説明のときに芝生にするか、人工芝にするかっていう話をご説明されてたんですけども、一応もうそのような公園っていうのが今考えられてるところなんでしょうかね。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  今回のパース図を基にしまして、実際にどれだけ今後、維持補修費がかかるんであるとか、その辺のとこを考えながら、ちょっと設計変更を加えていくような形で考えております。
    ○谷村浩志委員  ちょっと今からは要望というんか、お願いというんか、可能性があるならというところなんですけど、芝生に関しては五里五里の丘に壮大な芝生の公園というか、芝生の場所がありますんで、僕もちょっと一人の愛犬家ではあるんですけど、いろんなお友達の方からやっぱりドッグランが城陽にはないやんっていう話もありますんでね。これ、ちょっと数字だけで聞かせもうたら900平米ぐらいになるのかなと。300坪弱になりますけど、そんだけあれば結構なドッグランっていう施設はできるんかなと思って。もちろんいろんなトラブルが想定されるんですけど、五里五里のあそこの芝生んところにはもちろんペットも入れない状態になってますんで、この近辺でいくと枚方の東部公園にはそういうなんが整備されておるのもあるんですけど、やっぱり城陽にもあっていいんじゃないかなと。結構、皆さん望まれてて、普通のドッグランのカフェやドッグランとかいっても、城陽には一個もないよねっていう話になりましてね、ここは、ほんまに結構いろんな方がおっしゃられることがありますんで、もし可能性の部分でいって、今つくろうとされてるところからそういう構想も新たに考えてもらえるのかどうかっていうのはいかがですか。 ○荒木正人理事  ドッグランのご提案いただいたんですけども、今のおっしゃったのは、プールの南側の公園の900平米ですね。あそこにつきましては、先ほどもご説明申し上げましたように、基本的にはプールの利用者の方で子どもが入ってる間に親御さんがちょっとテントを張って日陰で休んでいただくとか、太陽が丘にあるような芝生の広場をイメージをしております。当然プール利用期間以外ということは、そのときは使わないことになるんですけども、実際プールのそういったテント張って、やはり水着でくつろがれるということもありますんで、そういうようなことも含めて、ちょっとドッグランというのはふさわしいのかどうかっていうのは、ちょっと疑問がございます。  それと近隣につきましても、確かにドッグラン施設がかなり併設であるのも存じてますけども、全て調べたわけではないんですが、おおむね民間の施設でやっておられることが多いと思いますので、ドッグランそのものの必要性というのは、以前からも議会でもご指摘いただいてまして認識はしてるんですけど、それを公としてやるかどうかっていうことも含めて、ちょっとそこもまた今後の課題として、この場所に限らず検討させていただきたいと思います。 ○谷村浩志委員  カフェとかを併設しなくても全然いいと思うんで、せっかく300坪ある、100坪ぐらいのところだけでも仕切って、可能性があるなら一遍検討いただきたく思いますので、要望だけして終わらせていただきます。 ○奥村文浩委員  2点、保留地の売却なんですけど、これ道挟んで反対側のところ、不動産鑑定士の基準点があって、2年前やったかな、2年前は10%値上がりして、京都府下でこれ工業、不動産鑑定士は準工業という内容で、工業地の中では一番値上がりして、去年も7%ぐらいだったんですけど、そこまでは値上がりしてきまして、今年はちょっとまたどうなのかあれですけど、来年はすごく景気が悪くなるでしょうし、その売り時っていうのがあると思うんですけども、そういう売り時を見て、どこが売り時か僕もちょっと分かりませんけども、時期を早めるなり遅くするなり何かそういうことがあるんでしょうか。もうこの5年っていうの、もうここに絶対売るということなんでしょうか。  それから、最終的にできる公園ですけど、ボール遊びができるということですけれども、今はボール遊びができる公園があって、周辺の農地は久津川なんですけど、実は地権者、寺田の方多くってですね、それで、ボールが飛んでくるという苦情が大分そういう話をもらってるんですけれども、その新しくできた公園はボール遊び十分していただいていいと思うんですけど、周りの農地とかにそのボールが飛んでいかんような工夫をしていただきたいなという、それは要望でお願いしておきます。  売却の話はどうでしょうか。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  今回スケジュール上、売却の年度が令和5年度になってるんですけれども、これは最後に緑地面積を整理をしまして、売却面積を再度こちらに集めるという作業がありますので、この工程をここの部分だけ早めるっていうのは基本的にはやっぱりできないです。ただ、令和5年度に持ってきましたのは、新名神高速道路が開通までにやはり売却まで持っていかないと、売り時を逃してしまうだろうといったようなこともございまして、今のような形のスケジュールで組んでるものでございます。  それから、ボール遊びができる公園の件なんですけれども、要望ということですが、今現在その周辺の農地の方からの苦情は、2軒ほどの農家さんがかなり強く苦情を出されてるということは存じております。今回、少し東側に寄るわけなんですけれども、今のネットの高さ5メートルの中では、どうしても飛び越えていくという事象があるということが分かりましたんで、やはりネットの高さを変更するであるとか、あと、それから今一番、農家さんのほうの農地に出てくる原因っていうのもちょっと突き止めまして、入り口がぱかぱか開くようなネットの状態になってるので、開いてるときに全部出ていくそうなんです。ですし、利用者の方が結構努力されてて、考えられてて、上を飛び越すということがあんまりないそうなんです。コロナの関係で大学生、高校生が休みに入って、そういう大きい人たちが遊んでるときに、ボールが一、二度出た程度で、それ以外は、日常的には入り口の造りがちょっと開きっ放しなるんで出ていくっていうことが非常に多かったと。それを今回ボール遊び、公園を移すわけなんで、入り口をこういうふうなもので交差する形にすればボール出ていかないので、そういった工夫をしようかというふうな努力は考えております。 ○奥村文浩委員  ボール遊びできる公園は本当に評判がいいので、そういう農地の方の対策をしていただけるということで、そこは本当によろしくお願いします。ありがとうございます。 ○語堂辰文委員  1点だけです。9ページのスケジュール表でこの北コミセン、結構コミセンの中では高い利用率ということなんですけど、この表でいきますとコミセンの改修というのが上から4段目か何かありますけど、来年の1月からこれでいくと10か月ほどということ、その間はコミセンが使えないということの一応確認です。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  このスケジュールでいいますところの上から3段目の仮設事務所で運営という欄があるんですけども、この間がコミセンが使えないといいますか、実際、事務所が移ってくる期間でございます。  例えばコミセン、図書館なんかでいいますと、実際、図書館を移してくるわけではございませんので、その部分についてはもちろん使えなくなるんですけれども、例えば予約本の受付なんかは事務所で継続してまいりますし、それ以外のコミセンの企画関係については、それ以外の場所で何とかできるようにっていうことで調整してまいろうかと考えております。 ○語堂辰文委員  ということは、今先ほど言いましたけども、最低、利用ができないのは1年ぐらいということなんですか。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  はい、この工程どおり進めば、その期間使えなくなるということでございます。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  50分まで休憩します。           午後4時37分 休憩         ─────────────           午後4時50分 再開 ○一瀬裕子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  市民環境部関係の審査を行います。  報告事項に入ります。  (5)令和元年度(2019年度)環境測定結果の報告についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○浜崎哲也環境課長  失礼いたします。それでは、お手元の資料に基づきまして令和元年度に実施しました環境測定結果についてご報告いたします。  本調査は、公共用水域水質測定、地下水水質測定、大気環境測定を行うことにより、市内環境状況を把握することを目的に実施しているものです。  1ページをお願いいたします。調査の概要でございます。公共用水域の調査は、昼間と夜間に分け、計4回の測定を行っております。地下水につきましては、年1回の測定で夏季に実施しております。大気につきましては、調査日時は四季ごとの調査で夏季の6月、秋季の9月、冬季の12月、春季の3月に各1週間24時間体制で測定を行っております。  次に、調査項目ですが、公共用水域の項目としまして一般項目が8項目、健康項目が27項目、その他の項目が15項目で全50項目でございます。  地下水の調査項目は、健康項目の28項目と水素イオン濃度でございます。  1ページの最下段から2ページをお願いいたします。大気の調査項目でございますけれども、城陽市消防本部においては、大気質としてJIS方式による二酸化窒素と浮遊粒子状物質、一酸化炭素の3項目と、気象としまして風向、風速、気温、湿度の4項目となっております。また、平成30年度調査より、塚本深谷線1地点を加えた市内21地点におきまして、PTIO方式による二酸化窒素の測定も併せて行っております。  次に、調査地点ですが、公共用水域につきましては、市内7河川、7地点で調査しております。また、地下水については、市内民間井14地点にて測定を実施しております。大気につきましては、先ほど述べましたとおり、21地点においてPTIO方式による二酸化窒素の測定を行っております。それぞれの測定地点については、12、13、14ページ、こちらに位置図を添付しておりますので、後ほどご覧おきください。  次に、3ページをお願いいたします。3ページから4ページにかけて、公共用水域の調査結果を示しております。表中区分の一般項目中、生活環境項目とは環境保全に関する項目で、pH、BOD、サスペンデッドソリッドなどの数値や濃度を示しております。健康項目は、健康の保護に関する環境基準の項目ごとにそれぞれの濃度を示しております。その他の項目については、環境基準の規定はございませんが、水質の状況を把握するために測定しております。  なお、数値の中に不等号がございますけれども、これは示しております数値未満という意味でございます。令和元年度の調査では、健康項目27項目につきましては全て環境基準を満足する値となっております。  次に、4ページをお願いいたします。6のBOD値の経年変化ですが、このBODとは水質検査において汚濁の尺度としてよく使われているものでございます。数値が高いと、汚濁が進んでいる状況が大きいという意味でございます。この表の一番下の欄が令和元年度の調査結果でございます。4回の平均値で見ますと、全ての河川で環境基準を満足する値となっております。市内河川については、公共下水道のこれまでの普及により全般的な数値が改善傾向にございます。今後とも経過を見てまいります。  次に、5ページ、6ページをお願いいたします。地下水の調査結果を2ページにわたり示しております。表の数値欄中にNDとございますのは、検出せずの意味でございます。調査結果では全て環境基準値以下となっております。  続きまして、7ページからは大気の調査結果でございます。まず、消防本部における二酸化窒素でございます。消防本部においては、環境省令で定める公定法であるJIS方式で測定しております。測定は消防本部前に自動測定車を設置し、24時間を7日間連続で常時測定するものです。結果につきまして三段囲いで記載しておりまして、上段は測定期間中の平均値、中段は日平均値の範囲、下段は環境基準の適否で、単位はppmでございます。以下、同様になっております。ご覧のとおり、四季を通じまして環境基準値内の結果となっております。その下に、二酸化窒素測定値の平成22年度からの経年変化を折れ線グラフで示しております。  次に、8ページをお願いいたします。消防本部における浮遊粒子状物質ですが、大気中に浮遊する物質の量をミリグラム/立方メートルで表示しています。浮遊粒子状物質とは、大気中に浮遊する10マイクロメートル以下の小さな個体の粒であります。工場や自動車などで使われる燃料の燃焼により発生するすす、それから中国大陸から風で運ばれてくる黄砂、こういったものが代表的なものです。結果につきましては、四季を通じまして環境基準値内でございます。その下に、浮遊粒子状物質測定値の平成22年度からの経年変化を折れ線グラフで表しております。  9ページをお願いいたします。消防本部における一酸化炭素測定値です。こちらも、環境基準値に対して測定値は非常に低い値も示しています。  次の10ページですけれども、調査箇所の風向、風速、気温、湿度ですので、後ほどご覧おきください。  続きまして、11ページをお願いいたします。平成18年度よりPTIO方式による二酸化窒素の測定を市内各地点で行っています。PTIO方式は、前述のJIS方式と比べると公定法ではなく、簡易な測定方法とはなりますけれども、JIS方式とほぼ同等のデータが得られます。なお、二酸化窒素の基準は7ページの中段に記載しているとおりです。設置場所ナンバー7の京都中央信用金庫は城陽支店、ナンバー17、ポール柱は中向河原にあります街灯のポールを指しております。年間平均値で最も高いところでナンバー12、長池友ヶ丘集会所の0.015ppmでしたけれども、ご覧いただいておりますとおり、各地点、四季を通じて全て環境基準値内の結果となっております。今後も調査を継続し、環境状況を把握してまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○一瀬裕子委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○土居一豊委員  地下水の測定値についてお尋ねします。この地下水のナンバー1からナンバー14まではどのような場所の地下水ですか。それと、その地下水というのは飲用に現在使ってる地下水ですか、それとも、そのほか何なのか、これ1点。  もう一つは、新名神高速道路ができたときに、高速道路通行中の空気中の、大気中の測定っていうのは今後、高速道路ができたときには何か調べる項目が出てくるのか、また、調べなきゃならないのか、2点お願いします。 ○浜崎哲也環境課長  まず、地下水について場所14地点、どういったところかというお問いかけがございました。これは、市内の生活圏域でありますところをメッシュで切りまして、市内の全てを網羅するような形で取らせていただいてるところでございます。ほぼこちらのほうでつかんでおります利用目的としましては、農業用がほとんどです。工業用が1点ございますけれども、その他、農業用でございます。  続きまして、新名神の大気の測定でございますけれども、新名神が通ることによる大気測定所の要望につきましては、府に対して毎年要望している状況です。ただ、府のこちらのほうに返ってくる内容としましては、新設で1,200万、それを維持管理で500万から600万かかるというふうに聞いておりまして、かつ府の法定の基数よりも今、既に多い基数を運用しておられますので、なかなか難しいという回答はいただいております。ただ、必要なものというふうに考えておりますので、私ども、府に対しての要望は引き続き行っている状況でございます。 ○土居一豊委員  そしたら、地下水の調査地点によると、農業用ということですけど、この調査結果からすれば、それぞれのところで調べた分については、飲むものに使っても支障ないという数値ですか。そうじゃなくて、飲むのには影響あるという数値が出てるんでしょうか。  もう一つ、新名神の関係ですけども、新名神が通ることによって、特に寺田地区、富野地区、高速道路が通ることによって汚れてきたんじゃないかというふうなことが、高速道路が開通してから、住民の方から言われても比較するものがない。ということからすれば、市として本当に調査しておくことが必要だ、私はしておくことが必要ではないかなと思うんです。そしたら、調査ポイントを決めとって、今は通ってない状況の分を二、三年、データをずっと取っとって、そして通り出したときに調べたら、市民の方からあっても、実態は通る前の数値はこうですという比較になると思うんだけど、比較を持っておかないと、後でもう通ってしまってから比較のしようがないと思うんですが、現在からちょっと考えておっていただきたいな。多分通ってすぐにそういう苦情が出てくる可能性があると思うんですが、ご検討いただけませんか、以上2つ。 ○浜崎哲也環境課長  まず、飲物に使ってもらえる井戸はあるかというお問いかけでございますけれども、こちら農業用としか把握しておりませんので、飲用井戸かどうかという確認というか、確証でお話しできることはございませんが、飲用で飲まれる場合は全て自己責任で水質検査等をしていただく形になりますので、お願いいたします。  新名神に関しましてですが、まだ私どももJIS方式で取っておりますのが、消防本部前で取っております。今回、移築の関係で少し測定場所を今年からちょっと離れたところにはするんですけれども、その離れた分だけ新名神がさらにそこを通りますので、同じく新名神が通る前、後の状況が確認できるものと考えております。ほかの地点では、どうかというようなこともございましたけれども、水主公会堂とか近い地点の数値を拾うことでそういった影響も確認できると考えております。 ○土居一豊委員  ぜひあれだったら、新名神が通る前に保健センターの屋上で測定をしとっていただければ、新名神の真横になりますから、数値のデータの比較はやれるんじゃないかな。だから、今日午前中に消防庁舎の撤去という事案がありましたけども、測定するんだったら、ぜひ保健センターの屋上で何回か測定値を取っておって、そしてあと、新名神通り出した後の測定値を比べてみたら、大気の汚染状況はどのようになるかということは明確に分かるんじゃないか。そういうことを持つことによって、市民の皆さんにも説明もしっかりできるんじゃないか、皆さんが仕事する上と説明できる根拠はしっかり持てるんじゃないか、ぜひ検討いただきたいと思います。 ○語堂辰文委員  今ご質問の中に地下水のことがありました。それで13ページの、ナンバーでいきますと、左の上のほう1番と2番、この表が5ページの一番下のところですね、下といいますか、そのナンバーの1と2、ここで見ますと、ほかのところはND、先ほどからありました検出せずということですけれども、この1番、2番のところでフッ素、ホウ素。ほかもホウ素が出てますけども、フッ素というのはここが、ほかではNDなのに2番のところではフッ素が出ています。それとあとホウ素が幾つかのとこ出てますけど、このフッ素、ホウ素というのが出てくる原因は、理由っていいますかね、これはどういうことが考えられるんでしょうか、1つお聞きします。 ○浜崎哲也環境課長  失礼いたします。フッ素、ホウ素に関して検出されていることについてのお問いかけでございますけれども、フッ素、そもそも鉱物中にございますものでございます。土壌地表水にも、既に自然界に存在するものでございますので、こちらがNDでないからといって特段、健康に被害があるようなものというふうには考えてございません。ホウ素に関しましても同様でございます。おっしゃいます値が出ているからといって、そういったものではないというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  ちょっと今のご説明ですと、いつもお聞きするんですけど、自然由来というような説明になって、そういうような意味で説明されたんじゃないかと思うんですけど、ほかが出てない中で確かに基準は0.8、しかし、ここは7分の1いいますか、0.11ということで、そういうことで出てますので、その理由について今お聞きしましたら、そういうふうに特段にそういう理由になるようなものは、なくても出てくるんだというようなお話でございますけれども、やはりそういうのは、こういう表を出していただくについては一定、市民の皆さんもこれ関心をお持ちの方は何でやと、こういうことが出てきますので、ぜひそこら辺ね、どういう基準でいいますか、どういう場合にこういうような検査やるのか、そういうようなことについては自然というふうに、あるいはどこでも出るんですよというような形ではちょっと説明いいますか、納得していただけない面があるんじゃないかと思いますので、これからいろんな面でお聞きしますけれども、ご説明いただきますようによろしくお願いします。 ○上原敏委員  1点だけ。ちょっと聞き落とし、見落としがあったら、すみません。4ページのとこなんですけど。古川に関する途中で云々っていうような説明は認識しとるんですけど、それ以外のところが28年度かな、までは上流でも下流でもされてたんですけど、29年からは大谷川以外は下流でしかされていないというのは何か説明ありましたか。ないとしたら、あれですか、もうだんだん落ち着いてきたから両方でやらなくていいだろうということで、もう下流だけにされているんですかね、ちょっとそこだけ。 ○浜崎哲也環境課長  4ページ、6、公共用水域経年変化でBOD値を見ている関係で、29年度の青谷川、中村川、今池川、宮ノ谷川、古川、古川はすみませんが、工事で欠損ですけれども、嫁付川、それから長谷川で、上流でのこちら変化を減らしている理由ということですけれども、これは単純に水量が減っておりまして、ここで計測できるだけの水が観測されないいうことです。逆に大谷川では、今度は下流のほうで水量がない状況です。ですので、上流で取らせていただいてると。  原因なんですけれども、もう基本的に公共下水道に全て接続されている方が増えておりますので、もともと生活雑排水の流入がないという状況があります。ですので、水量上ここで取ることがふさわしくないということで、こちら下流なり上流なりで観測を続けさせていただいてる、そういった状況でございます。 ○森田清逸市民環境部長  1点、少し補足になりますけれども、実際に今、上流と下流で測定するほうが数値の変化が見れるんですけれども、ここ何年か継続して調査していく中で、そこの数値の変動も大きくなかったっていうこともありますので、水量がないということと併せまして1か所、下流で測定をしているいう状況が多くなっております。 ○一瀬裕子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  理事者の方、退席いただいて結構です。ありがとうございました。           〔説明員退席〕       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○一瀬裕子委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  本委員会の本会議における委員長報告については、申合せにより委員長に一任となっておりますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○一瀬裕子委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。ありがとうございました。           午後5時13分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            総務常任委員長                              一 瀬 裕 子...