城陽市議会 2019-09-30
令和元年第3回定例会(第6号 9月30日)
令和元年第3回定例会(第6号 9月30日) 令和元年
城陽市議会定例会会議録第6号
第 3 回
令和元年9月30日(月曜)午前10時25分開議
〇出席議員(20名)
乾 秀 子 議 員
熊 谷 佐 和 美 議 員
上 原 敏 議 員
奥 村 文 浩 議 員
谷 村 浩 志 議 員
平 松 亮 議 員
一 瀬 裕 子 議 員
太 田 健 司 議 員
澤 田 扶 美 子 議 員
西 良 倫 議 員
増 田 貴 議 員
宮 園 昌 美 議 員
第15 議員の派遣について
第16
常任委員会並びに
議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続す
ることについて
〇会議に付した事件
議事日程に同じ
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 おはようございます。
ただいまの出席議員数は20名でございます。
これより令和元年第3回
城陽市議会定例会を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
(「議事進行」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 本城議員。
○
本城隆志議員 先日、私の一般質問のときの市長のやじが不謹慎であるというふうに思いましたので、議長で精査をしていただきたいと思います。
私が質問中、よっしゃ議員をやめさしたんねん、やめてもらおか。この私の質問は、
子どもたちがもし大変なことになっては困る、自殺になっては困る。それの取り組みで、もし責任をとってやるなら議員をやめる覚悟でという形で質問しているときに、市長が発言された。ふだんの会話ならば、お互いに対決しているのならそれぐらいのことは言い合いますけども、こういう
子どもたちを守ろうという姿が城陽市長にないと困るわけでありますので、これはまことに不謹慎な発言であるということでありますので、議長のほうで精査していただきたいというふうに思います。
質問のときにすぐやればいいんですけど、私はふだんはやじに反応しないような質問をすることをできるだけ心がけておりますので、今、指摘となりましたので、よろしくお願いいたします。
○
熊谷佐和美議長 今回の件につきましては明確に確認はできておりませんが、品位を欠くものや特定の人格等に対する誹謗や中傷等に当たると判断したものについては、公平で秩序ある議会運営のため注意することがありますので、厳に慎まれるよう、よろしくお願いをいたします。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第1、諸報告を行います。
市長から、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づく、
健全化判断比率の報告、同法第22条第1項の規定に基づく、
資金不足比率の報告が送付されており、既に配付いたしておりますので、ごらん願います。
(報告書は巻末に掲載)
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第2、議案第49号から議案第55号までの7議案を一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案第49号から議案第55号までの7議案については、去る9月6日の本会議において
総務常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について委員長から報告を求めます。
一瀬裕子総務常任委員長。
○
一瀬裕子総務常任委員長 〔登壇〕
今期定例会において、本委員会に付託されました議案第49号から議案第55号の7議案について、9月10日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
まず初めに、議案第49号及び議案第50号の2議案において、一括して審査を行いましたので、一括して報告いたします。
これら2議案は、新たに導入する
会計年度任用職員制度について、議案第49号で、給与及び費用弁償を、議案第50号で
分限休職処分の期間等を定めるべく提案されています。
審査に当たり、市は、制度の概要について、
o 勤務時間に応じて
フルタイム会計年度任用職員と
パートタイム会計年度任用職員に区分する。本市の嘱託・臨時職員は、正規職員よりも勤務時間が短いことから、全て
パートタイム会計年度任用職員に移行するため、
フルタイム会計年度任用職員については運用する予定はない
とした上で、
パートタイム会計年度任用職員について、
o 正規職員同様に期末手当を年間2.6月分、通勤手当は通勤経路、手段に応じて支給する
o 制度移行後の報酬額が移行前の報酬額に達しない場合は、現給保障を行う
o 退職手当は支給対象外とする
o 規則で定める各職種の給料号級等は現在、職員団体と交渉中。今回の制度改正に伴う影響額は、概算で2億円弱となる見込みだが、国からの財政措置は現時点で明確に示されていない
と説明しました。
質疑において、委員からの、
該当職員数はとの問いに、市は、6月1日現在で
公営企業職員も含め嘱託職員で490人、臨時職員で130人が該当すると答えました。
また他の委員が、
フルタイム会計年度任用職員と正規職員の違いを問いましたが、市は、勤務時間や服務規程は同じだが、任用根拠や業務内容、またこれに伴う給与水準が異なると答えました。
また他の委員は、職員団体との交渉について確認したところ、市は、国が示している
制度づくりの範躊の中で地方自治体は動くことになるが、報酬単価、労働条件にかかわるものについては職員団体と話し合いを行い、合意を得て進めていきたいと答えました。
また他の委員は、制度改正における期末手当の位置づけについて市の見解を求めましたが、市は、嘱託職員の任用根拠が曖昧であったため、これを厳格化すべく国は
会計年度任用職員制度を創設した。これとあわせて働き方改革における同一労働同一賃金の観点から、期末手当を支給するものと答えました。
このほか委員から、
o 概算とはいえ、2億円を捻出することは容易ではない。国に対しては関係者含め引き続き財政措置の要望を
との意見がありました。
採決の結果、議案第49号及び議案第50号はいずれも全員で可決しました。
次に、議案第51号及び議案54号の2議案について、一括して審査を行いましたので、一括して報告いたします。
これら2議案は、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、不当に差別されることのないよう、議案第51号は関係条例の整理に関する条例の制定を、議案第54号は所要の改正をするべく提案されております。
審査に当たり、市は、議案第54号について、本市において、
後見人制度を利用する方の入団希望や在団中の消防団員が
後見人制度を利用した等の事例はないと説明しました。
委員会は質疑等なく、採決の結果、議案第51号及び議案第54号はいずれも全員で可決しました。
次に、議案第52号、城陽市
一般廃棄物の減量及び
適正処理等に関する条例の一部改正について、報告いたします。
本件は、現在直営で行っている
大型ごみ収集運搬業務について、城陽市
ごみ処理基本計画に基づき、委託化することに伴い、必要な事項を定めるべく提案されております。
審査に当たり、市は、収集する曜日や時間、手数料の額に変更はない。令和2年4月から委託化するが、4月分の収集の受付を3月から開始するため、施行日は3月1日とすると説明しました。
質疑において、委員は委託化の経過と市民生活への影響を問いましたが、市は、これまでから現業職については、退職不補充との方針のもと、順次業務の委託化を進めてきた。今回は担当する嘱託職員の年齢や安全面、また業務の効率化の面から判断したものとし、影響については、
収集日時等、市民生活にかかわるものは変更していないため、極端に不便を感じられることはないと考えるとの認識を示しました。
また他の委員からの、大型ごみの収集と手数料徴収は別の者が行うとのことだが、不正徴収に対する対策はとの問いに、市は、職員による
現地抜き打ちチェックや書類上でもチェックはするが、あくまで契約に基づき、必要な指導を行っていくと答えました。
さらに他の委員からの、広報のスケジュールはとの問いに、市は、3月1日からの受付に合わせて広報を行いたいと答えました。
これに対し、受付開始時期に合わせて広報するのではなく、市民にとってもスムーズな移行となるよう、もう少し早めの周知の検討をとの要望がありました。
討論において、一部の委員は、災害が起きた場合の体制に懸念があると反対の意見を述べたのに対し、他の委員は、市民から不平・不満が出ないよう、しっかりとリスク管理を行い事業を進めてほしいと賛成の意見を述べました。
採決の結果、議案第52号は、賛成多数で可決しました。
次に、議案第53号、城陽市印鑑条例の一部改正について、報告いたします。
本件は、印鑑登録及び
印鑑登録証明書について、旧氏を併記できる取り扱いとするべく提案されております。
審査に当たり、市は、住民票の写し等への旧氏の記載が可能となる政令が、令和元年11月5日に施行されるため、これに合わせて対応できるよう準備を進めていると説明しました。
質疑において、委員は、旧氏の併記記載はどういった場合に可能かと問いましたが、市は、あくまで記載を申し出た方のみの対応となると答えました。
このほか特段の質疑等なく、採決の結果、議案第53号は全員で可決しました。
次に、議案第55号、城陽市
水道事業給水条例の一部改正について、報告いたします。
本件は、水道法の一部が改正されたことに伴い、
指定給水装置工事事業者の指定の更新に係る手数料等を定めるべく提案されております。
審査に当たり、市は、
指定給水装置工事事業者の指定更新制が新設された。更新は5年ごとに必要となり、手数料は1万円とする。また料金関係については、
市民サービスに何ら影響はないが、料金の算定等をより明確にするため改正を行うものと説明しました。
質疑において、委員からの、期の途中で
メーター口径に変更があった場合、基本料金の減免はどうなるのかとの問いに、市は、口径変更のあった次の期から、変更後の基本料金に対して減免することになると答えました。
また他の委員からの、
支払い方法の多様化に対応とはとの問いに、市は、口座振替に加え、分納また将来的には
スマートフォンのアプリ等を使った多様な
支払い方法にも対応できるよう条文を改めるものと答えました。
採決の結果、議案第55号は、全員で可決しました。
以上、本委員会に付託を受けました議案第49号から議案第55号までの7議案の審査経過と結果の報告を終わります。
令和元年9月30日
総務常任委員長 一瀬裕子
(報告書は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
西議員。
○西良倫議員 議案第52号に反対の立場での討論をします。
市は、
ごみ処理基本計画に定める収集業務の効率化のためということですけれども、
大型ごみ収集、動物の
死体収集等での運搬・処分など、市民にとっては判断に迷ったり相談したいことなど、市の担当窓口がある、また係員がいるということは大きな安心です。特に最近の大型台風などでの災害時の対応が多い昨今、民間委託はごみ処理での市民の不安を大きくするものであり、反対をいたします。
以上です。
○
熊谷佐和美議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 これをもって討論を終わります。
これより議案別に採決いたします。
まず議案第49号を採決いたします。
議案第49号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第49号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第50号を採決いたします。
議案第50号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第50号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第51号を採決いたします。
議案第51号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第51号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第52号を採決いたします。
議案第52号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 挙手多数。よって議案第52号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第53号を採決いたします。
議案第53号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第53号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第54号を採決いたします。
議案第54号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第54号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第55号を採決いたします。
議案第55号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第55号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第3、議案第56号及び議案第57号を一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案第56号及び議案第57号については、去る9月6日の本会議において
福祉常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について委員長から報告を求めます。
谷直樹福祉常任委員長。
○
谷直樹福祉常任委員長 〔登壇〕 失礼いたします。
9月6日の本会議において、本委員会に付託を受けました議案第56号及び議案第57号の2議案につきまして、9月11日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
これら2議案は、子ども・
子育て支援法の一部を改正する法律の公布に伴い、特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業に係る、議案第56号は保育料等に関する条例の制定を、議案第57号は運営基準について所要の改正を行うべく提案されています。また、これらは関連することから、一括して審査を行いました。
審査に当たり、市は、2議案に係る概要について、
o
市立幼稚園及び保育所に係る
保育料部分の規定等を統合し、
特定地域型保育事業の保育料を規定する条例を制定する
o 令和元年10月から、
市立幼稚園、保育所を利用する3歳から5歳までの子どもの保育料の額をゼロとする。これに伴い、副食費を保護者の実費負担とするが、年収360万円
未満相当世帯及び第3子以降の園児は免除とする。なお、保育所については、府の第3子以降
保育料無償化事業により、これまで
保護者負担がなかった世帯について、新たに副食費の負担が発生する逆転現象が生じることのないよう、別途、市が独自で補助を行う
と説明しました。
質疑において、委員の、保育所同様、幼稚園についても
保護者負担軽減のため、独自補助を行う考えはとの問いに、市は、府内で上乗せ補助を実施する市はなく、現状、検討していないと答えました。また、
企業主導型保育事業について、3歳児未満の
無償化決定に必要な課税状況の確認方法はとの問いに、市は、保育の必要性の認定は市が行うが、課税状況については各企業が確認を行うと答えました。
また他の委員は、今回の制度改正を、保育と教育の関係性から、どう考えているかと市の見解を求めましたが、市は、それぞれの所管がベースとなるが、幼稚園での預かり保育の実施など、双方が互いのサービスを広げ、統―的な運営へと向かう過渡期にあるとの認識を示しました。これに対し、保育と教育のすみ分けを行い、よりよい地域社会の構築をと意見を述べました。
このほか委員から、
o 保育の必要性の認定に係る提出書類の受付にあっては、丁寧な説明と対応を
o 他市町村の幼稚園への入園を希望する保護者もある。制度の運用に当たっては広域的な連携を
との要望がありました。
採決の結果、議案第56号及び議案第57号の2議案は、いずれも全員で可決しました。
以上、本委員会に付託を受けました議案第56号及び議案第57号の審査経過と結果の報告を終わります。
令和元年9月30日
福祉常任委員長 谷直樹
(報告書は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 討論なしと認めます。
これより議案別に採決いたします。
まず議案第56号を採決いたします。
議案第56号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第56号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第57号を採決いたします。
議案第57号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第57号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第4、議案第58号から議案第62号までの5議案を一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案第58号から議案第62号までの5議案については、去る9月6日の本会議において建設
常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について委員長から報告を求めます。
大西吉文建設常任委員長。
○大西吉文建設常任委員長 〔登壇〕 改めまして、おはようございます。
今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案第58号から議案第62号の5議案につきまして、9月12日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
委員会は、冒頭、これら5議案に係る市道路線の廃止及び認定箇所を現地視察し、状況把握に努めたところであります。
その後、まず議案第58号及び議案第59号は、一括審査を行いましたので、一括して報告いたします。
これら2議案は、古川改修に伴う廃橋により道路の終点が変更となることから、議案第58号で市道141号線を一旦廃止し、議案第59号で改めて同路線を認定すべく提案されております。
質疑において、委員は、廃橋による影響を問いましたが、市は、廃橋される人道橋の先にある境端橋が既に通れる状態にあり、特段不便が生じるものではないと答えました。
また、他の委員は、終点が市道に接続していないと、市道認定における道路の起終点の考え方について確認しましたが、市は、通常は起終点とも直接公道に接続していることが認定の1つの条件となるが、今回は終点が古川の管理用通路につながっており、問題はないと答えました。
採決の結果、議案第58号は全員で可決、議案第59号は全員で認定しました。
次に、議案第60号、市道路線の認定について報告いたします。
本案は、都市計画法に基づく開発行為により、設置された道路を市道1228号線として認定を行うものであります。
冒頭、市は、終点は行きどまりで、道路終端部には12メートル四方の転回広場を設ける。路線北側に市道105号線へ通じる避難通路を設置し、管理は市で行うと説明しました。
質疑において、委員は、避難通路の路面標示にルールはあるかと問い、市は、市の開発指導要綱で標示を義務づけているが、字体や大きさに決まりはない。市としては避難通路がしっかりと認識されるよう業者に指導を行っていると答えました。
採決の結果、議案第60号は、全員で認定しました。
次に、議案第61号、市道路線の認定について報告いたします。
本案は、都市計画法に基づく開発行為により、設置された道路を市道1229号線として認定を行うものであります。
冒頭、市は、終点は行きどまりで、道路終端部には12メートル四方の転回広場を設ける。路線南側に市道1111号線へ通じる避難通路を設置し、管理は市で行うと説明しました。
委員会は、質疑等なく、採決の結果、議案第61号は、全員で認定しました。
次に、議案第62号、市道路線の認定について報告いたします。
本案は、都市計画法に基づく開発行為により、設置された道路を市道3200号線として認定を行うものであります。
冒頭、市は、終点は行きどまりで、道路終端部には直径12メートルと同等のトの字型転回広場を設ける。路線南側に市道349号線へ通じる避難通路を設置し、管理は市で行うと説明しました。
委員会は、質疑等なく、採決の結果、議案第62号は、全員で認定しました。
以上、本委員会に付託を受けました議案第58号から議案第62号までの5議案について、審査経過と結果の報告を終わります。
令和元年9月30日 建設常任委員長 大西吉文
以上でございます。
(報告書は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 討論なしと認めます。
これより議案別に採決いたします。
まず議案第58号を採決いたします。
議案第58号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第58号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第59号を採決いたします。
議案第59号は、委員長の
報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第59号は、認定することに決しました。
次に、議案第60号を採決いたします。
議案第60号は、委員長の
報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第60号は、認定することに決しました。
次に、議案第61号を採決いたします。
議案第61号は、委員長の
報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第61号は、認定することに決しました。
次に、議案第62号を採決いたします。
議案第62号は、委員長の
報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第62号は、認定することに決しました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第5、議案第63号、
城陽市立公民館の設置及び管理等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
ただいま議題となっております議案第63号については、去る9月6日の本会議において文教
常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の
委員会審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について委員長から報告を求めます。
太田健司文教常任委員長。
○太田健司文教常任委員長 〔登壇〕 おはようございます。
9月6日の本会議において、本委員会に付託されました議案第63号について、9月13日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
本件は、施設の老朽化や利用状況を勘案し、富野公民館を廃止するため、所用の改正を行うべく、提案されております。
質疑において、委員の、廃止に至る経過はとの問いに対し、市は、平成30年6月発生の大阪府北部地震を契機に、木造耐震診断を行った結果、倒壊の危険性が高いと診断されたため、9月1日より利用停止とした。教育や学術・文化活動は、文化パルク城陽やコミュニティセンターで活発に行われており、公民館として役割を終えたと判断したと答えました。
また、今後についての考えはとの問いに、市は、議決後、速やかに教育財産から、普通財産へと変更し、総務部で総合的に検討していく予定との見通しを示すとともに、建物の撤去時期は跡地の利用方法の決定後と答えました。
他の委員は、利用停止の判断は早かった一方で、廃止までは9カ月を要している。利用者目線で考えたときに、市の対応は適切かと聞き、市は、利用者には一定説明は行っている。市としては建物の安全性はもちろん、利用者の安全性を第一に考えて出した結論と理解を求めました。
さらに他の委員の、教育委員会の管理する施設において、このほか耐震性に問題のある建物はとの問いに対し、市は、北公民館は、耐震基準を満たしておらず、耐震化が必要とし、今後の対応については、北部地域における公共施設のあり方を含めて、現在、庁内で検討を進めていると答えました。
そのほか委員から、
o 耐震基準を満たしていない施設に対して一貫性を持った対応を求める。また市民、利用者には施設の現状を周知するべき
o 今後も施設の統廃合を行う場合は、利用者等に対して十分な説明を
との意見・要望がありました。
採決の結果、議案第63号は、全員で可決しました。
以上、本委員会に付託を受けました、議案第63号の審査経過と結果の報告を終わります。
令和元年9月30日 文教常任委員長 太田健司
(報告書は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 討論なしと認めます。
これより議案第63号を採決いたします。
議案第63号は、委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第63号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第6、議案第66号から日程第13、議案第73号までの8議案を一括議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○奥田敏晴市長 〔登壇〕 議案第66号から議案第73号までの平成30年度各会計歳入歳出決算の認定に係る8議案につきまして、一括してご説明申し上げます。
まず議案第66号、平成30年度城陽市
一般会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
歳入決算額は351億540万7,234円、歳出決算額は348億9,162万4,720円、歳入歳出差引2億1,378万2,514円、翌年度へ繰り越すべき財源1億4,827万6,000円、実質収支は6,550万6,514円の黒字となりました。これによりまして、昭和56年度以降、38年連続の黒字決算となったものでございます。
続きまして議案第67号、平成30年度城陽市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
歳入決算額は91億8,690万4,597円、歳出決算額は90億5,753万8,586円、歳入歳出差引1億2,936万6,011円の黒字決算となりました。
続きまして議案第68号、平成30年度城陽市寺田財産区
特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
歳入決算額は4,512万2,702円、歳出決算額は3,643万2,041円、歳入歳出差引869万661円の黒字決算となりました。
続きまして議案第69号、平成30年度城陽市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
歳入決算額は58億985万5,316円、歳出決算額は54億4,446万6,142円、歳入歳出差引3億6,538万9,174円の黒字決算となりました。
続きまして議案第70号、平成30年度城陽市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
歳入決算額は11億9,228万8,172円、歳出決算額は11億6,353万4,464円、歳入歳出差引2,875万3,708円の黒字決算となりました。
続きまして議案第71号、平成30年度城陽市久世荒内・
寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
歳入決算額は4億210万1,510円、歳出決算額は4億210万1,510円、歳入歳出差引0円となります。
続きまして議案第72号、平成30年度城陽市
水道事業会計決算の認定につきましてご説明申し上げます。
収益的収入の決算額は14億4,690万416円、収益的支出の決算額は13億3,926万812円、収入支出差引1億763万9,604円の黒字決算となりました。また資本的収入の決算額は3億9,157万3,346円、資本的支出の決算額は5億9,914万5,031円、収入支出差引2億757万1,685円の不足となり、同額資金不足となりましたが、これにつきましては内部留保資金で補填いたしました。
続きまして議案第73号、平成30年度城陽市
公共下水道事業会計決算の認定につきましてご説明申し上げます。
収益的収入の決算額は22億1,020万4,904円、収益的支出の決算額は18億7,268万6,592円、収入支出差引3億3,751万8,312円の黒字決算となりました。また資本的収入の決算額は14億6,944万1,000円、資本的支出の決算額は23億7,781万7,176円、収入支出差引9億837万6,176円の不足となり、同額資金不足となりましたが、これにつきましては内部留保資金で一部補填いたしました。
以上、8議案につきまして何とぞよろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。
○
熊谷佐和美議長 本決算に関し、監査委員から決算審査の報告を求めます。
川村和久監査委員。
○川村和久監査委員 〔登壇〕 失礼いたします。監査委員の川村和久でございます。
地方自治法第233条第2項及び第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、市長から審査に付されました平成30年度城陽市一般会計、特別会計決算及び基金運用状況並びに
水道事業会計決算、
公共下水道事業会計決算について審査いたしましたので、監査委員を代表いたしまして、その審査結果を報告いたします。
まず3ページの
一般会計歳入歳出決算の状況について報告いたします。
平成30年度歳入決算額は351億540万7,234円、歳出決算額は348億9,162万4,720円となっております。決算収支では、形式収支で2億1,378万2,514円の黒字、実質収支でも6,550万6,514円の黒字になっております。今後、将来に向けたまちづくりが本格化する中で多大な財政負担が見込まれる状況にありますので、引き続き事業の必要性と効率性の検証を行い、事業の選択と集中、財政負担の平準化に努められるとともに、収支の均衡を意識した予算の編成と執行に取り組まれることを望むものであります。
次に、21ページの
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について報告いたします。
歳入決算額は91億8,690万4,597円、歳出決算額は90億5,753万8,586円、実質収支は1億2,936万6,011円の黒字となっております。
次に、24ページの寺田財産区
特別会計歳入歳出決算について報告いたします。
歳入決算額は4,512万2,702円、歳出決算額は3,643万2,041円、実質収支は869万661円の黒字となっております。
次に、25ページの
介護保険事業特別会計歳入歳出決算について報告いたします。
歳入決算額は58億985万5,316円、歳出決算額は54億4,446万6,142円、実質収支は3億6,538万9,174円の黒字となっております。
次に、27ページの
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について報告いたします。
歳入決算額は11億9,228万8,172円、歳出決算額は11億6,353万4,464円、実質収支は2,875万3,708円の黒字となっております。
次に、29ページの久世荒内・
寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について報告いたします。
この特別会計は平成30年度が最終事業年度であり、歳入決算額と歳出決算額が同額の4億210万1,510円となっております。
次に、31ページの基金の運用状況について審査結果を報告いたします。
3種類の定額運用基金があり、いずれも基金の設置目的に従い、適正に運用されております。
続きまして、水道事業会計及び公共下水道事業会計でございます。
まず水道事業会計について報告いたします。
50ページの平成30年度消費税及び地方消費税抜きの経営成績は、総収益が13億5,383万4,928円に対して、総費用が12億6,336万5,109円で、差引9,046万9,819円の黒字となっております。収益の根幹の給水収益は、給水人口の減少等により、今後、東部丘陵地先行整備地区の整備を考慮したとしても、短期・中期的には水需要の増加が期待できない状況にあります。また一方で、水道事業創設から50年が過ぎ、多くの水道施設や管路が更新時期を迎え、地震など自然災害に対する耐用力の一層の強化が求められております。このように水道事業を取り巻く環境は厳しさを増していますが、安心・安全で良質な水を持続的に供給できるよう、引き続き経営状況を的確に分析し、市民から信頼される安定した企業経営に努めることを望むものであります。加えて、災害に強く安定した配水機能を確保するため、水道事業ビジョンで掲げる耐震化目標の達成に向け、着実に耐震化に取り組まれることを望むものであります。
次に、公共下水道事業会計について報告いたします。
68ページの平成30年度の消費税及び地方消費税抜きの経営成績は、総収益が21億1,016万7,291円に対して、総費用が17億8,289万2,310円となりました。その結果、収益的収支の黒字額は3億2,727万4,981円となりました。この純利益をもって地方公営企業法第32条第1項の規定に基づく繰越欠損金の補填を行っておりますが、翌年度へ繰り越す累積欠損金は38億2,515万6,927円であり、前年度から減少しているものの、この累積欠損金の存在を改めて重く受けとめる必要があります。経営状況については、27年度決算から収益的収支が黒字決算となり、決算の黒字が維持できておりますが、恒常的に資金が不足し、水道事業会計、市中金融機関等からの一時借り入れ等が実施されております。引き続き支出の削減に努められる一方で、独立採算性の公営企業として、一般会計や水道事業会計に依存しない収入の確保に取り組まれますことを望むとともに、現在、策定を進めています下水道事業ビジョンは、こうした点も踏まえた新たな経営戦略を構築されることを望むものであります。
以上、審査に付されました平成30年度一般会計、特別会計、基金運用状況調書、水道事業会計、公共下水道事業会計の決算書及び附属書類は法令等に基づいて調製されており、計数は関係帳簿と符合し、正確であると認められ、ここにその審査結果の報告と監査委員の意見といたします。
ご清聴ありがとうございました。
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第66号から議案第73号までの8議案については、8人の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査にいたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって議案第66号から議案第73号までの8議案については、8人の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
さらにお諮りいたします。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付の決算特別委員会委員名簿のとおり指名いたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって決算特別委員会の委員の選任については、お手元に配付の決算特別委員会委員名簿のとおり選任することに決しました。
なお、委員長及び副委員長については、委員会条例第7条第2項の規定により、委員会において互選願います。
(委員名簿は巻末に掲載)
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第14、請願第1−4号、
住民説明会の開催を求める請願を議題といたします。
ただいま議題となっております請願第1の4号については、去る9月6日の本会議において
総務常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の請願審査報告書が提出されました。
それでは、これより委員会における審査経過と結果について委員長から報告を求めます。
一瀬裕子総務常任委員長。
○
一瀬裕子総務常任委員長 〔登壇〕 失礼します。
9月6日の本会議において、本委員会に付託されました請願第1の4号につきまして、9月10日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過と結果を報告いたします。
本請願は、文化パルク城陽の売却について、
住民説明会を市内全域の自治会に対して早急に開催することを求めて請願されております。
委員会は審査に当たり、請願者に委員会の出席を求めることを決めました。
審査の冒頭、請願者は、その趣旨を、
o 文化パルク城陽の売却については、広報じょうようへの掲載のみで、住民には意見を述べる場すら与えられていない。これでは行政が十分な責任を果たしたとは言えず、市内の各自治会、少なくとも校区単位での
住民説明会の開催を求めるもの
と説明しました。
続いて行われた請願者への質疑において、委員は、文化パルク城陽の売却については、平成29年の市長選で争点となっており、その際に十分な説明があったのではと問いました。これに対し、請願者は、争点ではあったのかもしれないが、住民への説明は行われていないと答えました。
また他の委員は、説明会が開かれていないのは事実だが、事業が動き出してから1年以上がたっていると請願に至った経緯を問いましたが、請願者は、決定を覆すことを求めているのではない。事業が進行している今だからこそ、今後の展望だけでなく、返済資金の確保方策も含め説明すべきと考えたものと答えました。
続いて、市に対する質疑の中で、委員は、市内の全自治会へ説明会を実施した場合の経費を問いました。これに対し、市は、3人の職員で対応を行うとした場合、準備時間等も含め、900万円程度の経費が発生する見込みと答えました。
また他の委員の、以前、同様の趣旨の請願を審査した際に、議会からも市民へ丁寧な説明を求める意見があったがと本請願に対する市の見解を問いましたが、市は、市民や施設利用者に直接的な影響はないため、説明会は開催していないが、市の広報紙のほか、ホームページ、市政懇談会で説明している。また直接的なメニューにはないが、出前講座でも必要に応じて対応しており、市としてできる範囲の説明は行った。大多数の市民へ周知はなされたと考えているとの認識を示しました。
討論において、賛成の立場の委員は、文化パルク城陽の売却について、理解ができていない市民もいる。しっかりとした説明をと述べる一方で、反対の立場の委員は、市の説明は十分なされている。この請願には政治利用の懸念があるとの意見を述べました。
採決の結果、請願第1の4号は、賛成少数で不採択に決しました。
以上、本委員会に付託を受けました請願第1の4号の審査経過と結果の報告を終わります。
令和元年9月30日
総務常任委員長 一瀬裕子
(報告書は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
若山議員。
○若山憲子議員
住民説明会を求める請願に、賛成の立場で討論をいたします。
今、委員長から報告があったように、請願は、文化パルクを80億円で売却し、100億円を25年間で返済されなければならない文化パルクの売却問題が広報じょうようのみで、行政はその説明責任を果たしていないと
住民説明会の開催を求めています。請願審査の委員会では、請願人は説明会の開催について、全ての自治会が無理なら、中学校区か、市内1カ所での説明会でも行うべきと主張しました。この文パル問題については、以前にも市民や議会からも十分な説明を求める請願や声がありました。行政は、住民サービスに直接影響しないとして広報やホームページへの掲載にしたと説明をしましたが、今回、請願人は、広報だけではない、双方向の説明会の開催を求めました。
請願反対の議員は、反対討論で、請願というシステムを利用した政治的利用に懸念があることと行政の説明は十分に説明されていると反対しました。請願権とは、国や地方自治体に対して請願する権利のことです。請願人に政治的中立は求められていません。請願人が紹介されたのは、自治会としての請願署名の声です。しかし、委員会でも、行政は議会の指摘があったにもかかわらず、説明会の開催ではなく広報の掲載をしたことへの質疑もありました。請願人は80億円の使途や100億円の返済のめどについても丁寧な説明が必要と説明会の開催を求めました。
委員会では、自治会単位の説明会の開催は困難なことがわかりました。仮にという形で、140自治会、3人の職員ということで900万円の試算が示されましたが、これは単純に割ると、約6万4,285円、6万5,000円で1カ所開けるわけです。行政は、自治会連合会や自治会会長会議などで説明しているとしましたが、市政懇談会などには自治会長さんしか参加できません。市民の方が集まれば利用できる出前講座などの活用もありますが、文パルに限定をした講座は現在ありません。文パル問題は、平成29年10月の公表以来、説明を求める請願が出されたり、現在は裁判で係争中です。
市民が説明が不十分として
住民説明会の開催を求められるのは当然の権利だと理解しています。また、
住民説明会の開催のあり方については十分議論され、
住民説明会開催を強く求めて、賛成討論とします。
以上です。
○
熊谷佐和美議長 ほかに討論はありませんか。
本城議員。
○
本城隆志議員 今の請願が不採択になったということは、私は大変、委員会での問題でありますけど、不満であります。香港でも国民に説明がないけれども、一般国民と話をするというても150人だ。それで説明がついたと向こうの政府は言っているんですけど。やはり住民が請求を出せば真摯に受けとめるのも議会の姿だと思いますので、私はそういう意味ではこういう請願を大事にしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○
熊谷佐和美議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 これをもって討論を終わります。
これより請願第1−4号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。
請願第1−4号は、採択することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 挙手少数。よって請願第1−4号は、不採択とすることに決しました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第15、議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
地方自治法第100条及び会議規則第166条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣いたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よってお手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。
(案文は巻末に掲載)
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第16、
常任委員会並びに
議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続することについてを議題といたします。
各委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出がございます。
お諮りいたします。
本件については、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって本件については、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。
(申出書は巻末に掲載)
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 今期定例会の会議に付されました案件の審議は全て終了いたしました。よって令和元年第3回
城陽市議会定例会は、これをもって閉会いたします。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 市長から発言の申し出がありますので、お受けいたします。
奥田市長。
○奥田敏晴市長 令和元年第3回
城陽市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
今期定例会は、去る9月6日に開会いただき、本日までの25日間にわたりまして、提案させていただきました諸議案につきまして慎重かつ熱心なご審議を賜り、決算特別委員会に付託されました平成30年度一般会計並びに各特別会計の決算の認定議案を除きまして、全ての議案につきましてご可決いただき、心から厚く御礼申し上げます。
この間、賜りました数々のご意見、ご要望につきましては、今後の市政執行に心してまいる所存でございます。
それでは、この場をおかりいたしまして、数点ご報告させていただきます。
初めに、台風15号についてであります。9月9日に非常に強い勢力を保ったまま上陸した台風15号は、千葉県を中心に甚大な被害をもたらしました。また、台風通過後においても停電による二次災害が発生するなど、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、亡くなられた方に心から哀悼の意を表します。被災地におきましては1日も早い復興を心から願っております。
次に、保育園の散歩コースの合同点検についてでございます。ことし5月に発生した大津市の事故を受け、城陽警察署とともに5月から行っていた市内保育園の散歩コースの安全点検及び対策が必要な箇所の抽出がこのたび完了しました。今後も城陽警察署と連携しながら、次代を担っていく
子どもたちが安心して成長できるよう、安全対策に努めてまいります。
さて、平成29年9月25日に市長に就任させていただき、先週の9月25日から3年目に入りました。早いもので、任期4年の折り返しを迎えました。この間、議員各位を初め市民の皆様方におかれましては、私の市政運営に対しまして温かいご指導や激励、ご助言をいただき、まことにありがとうございます。私は、常々市民の皆様に幸せになっていただきたいと願っています。しかし、幸せの形はさまざまでございます。だから、難しいのです。一方、元気は大切です。人を元気にするのは希望です。希望の向こうに未来があります。未来の当たり前を今、つくる。私自身小さく卑屈にならず、視野を広げ、世界にも目を向けて、頑張って城陽の未来をつくってまいりたいと考えております。
いよいよ後半戦に入っていくわけでございますが、初心を忘れず、選挙公約でもあります3つの基本姿勢、7つの政策内容に引き続き取り組み、未来に向かって大きく躍動する新たな城陽、NEW城陽を実現すべく、市政執行に全力を尽くしてまいる所存でございますので、なお一層ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
午前11時37分 閉 会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
城陽市議会議長 熊 谷 佐和美
会議録署名議員 平 松 亮
同 一 瀬 裕 子...