城陽市議会 > 2019-09-13 >
令和元年文教常任委員会( 9月13日)

  • 家庭内暴力(/)
ツイート シェア
  1. 城陽市議会 2019-09-13
    令和元年文教常任委員会( 9月13日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和元年文教常任委員会( 9月13日)             文教常任委員会記録 〇日 時  令和元年9月13日(金曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        乾   秀 子   委 員        熊 谷 佐和美   委 員        奥 村 文 浩   委 員        平 松   亮   委 員        太 田 健 司   委 員        相 原 佳代子   委 員        小松原 一 哉   委 員        土 居 一 豊   委 員        本 城 隆 志   委 員        語 堂 辰 文   委 員 〇欠席委員(0名)
    〇議会事務局        長 村 和 則   局長        谷 口 浩 一   次長        樋 口 友 彦   議事調査係長        葛 原 さ な   主事補 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        北 澤 義 之   教育長       企画管理部        長谷川 雅 俊   企画管理部次長                  政策企画課長事務取扱        所 川 広 希   政策企画課行政改革係主任       教育委員会事務局        薮  孝 次   教育部長        藤 林 孝 幸   教育部次長                  教育総務課長事務取扱        下 岡 大 輔   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        高 橋 一 直   教育総務課課長補佐                  教育総務係長事務取扱        富 田 耕 平   学校教育課長        杉 田 篤 彦   学校教育課主幹        松 本 徹 也   学校教育課主幹        岸 本 匡 史   学校教育課主幹        本 田 一 美   学校教育課課長補佐        山 本 和 彦   学校教育課学務係長        可 畑 加 奈   学校教育課教育係長        森   祐 介   文化・スポーツ推進課課長補佐                  スポーツ推進係長事務取扱        川 俣 友 博   文化・スポーツ推進課生涯学習係長 〇委員会日程        1.議案審査          議案第63号 城陽市立公民館の設置及び管理等に関する条例の一                部改正について        2.報告事項          (1)生徒指導上の事象について          (2)平成31年度京都府学力診断テストの結果について          (3)平成31年度全国学力・学習状況調査の結果について          (4)令和2年度以降使用する小学校の教科用図書及び令和2年             度に使用する中学校の教科用図書(「特別の教科道徳」除             く)の採択について          (5)平成30年度(2018年度)文化パルク城陽等に係る事業報             告について          (6)平成30年度(2018年度)城陽市宿泊施設に係る事業報告             について 〇審査及び調査順序        議案審査、報告事項         (教育委員会関係)           ◎議案審査            議案第63号 城陽市立公民館の設置及び管理等に関する条                  例の一部改正について           ◎報告事項           (1)生徒指導上の事象について           (2)平成31年度京都府学力診断テストの結果について           (3)平成31年度全国学力・学習状況調査の結果について           (4)令和2年度以降使用する小学校の教科用図書及び令和              2年度に使用する中学校の教科用図書(「特別の教科              道徳」除く)の採択について           (5)平成30年度(2018年度)文化パルク城陽等に係る事              業報告について           (6)平成30年度(2018年度)城陽市宿泊施設に係る事業              報告について       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  おはようございます。  ただいまから文教常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  本日の日程につきましては既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  理事者から挨拶をいただきます。 ○北澤義之教育長  おはようございます。  太田委員長、奥村副委員長、そして委員の皆様方には、平素より教育行政あるいは市政運営全般にわたりましてご理解、ご指導賜りましておりますこと、厚くお礼を申し上げます。  さて、本日でございますけれども、過日の本会議におきまして委員会付託となりました議案第63号につきましてご審査いただくこととなっております。また、報告案件といたしまして6件の資料を用意し、ご報告をさせていただきますので、どうかよろしくお願いをいたします。  加えてですけども、前回の6月18日の文教常任委員会におきまして報告し、ご意見賜りました城陽市立公立幼稚園運営懇話会についてですが、現在審議中でございますが、経過報告をさせていただきたく、冒頭に若干のお時間をいただきたくお願いを申し上げるところです。  それでは、本日よろしくお願いいたします。 ○薮内孝次教育部長  それでは、お許しをいただきまして、城陽市立幼稚園運営懇話会の途中経過について、概要をご説明申し上げます。  6月議会の文教常任委員会でご報告申し上げました公立幼稚園運営懇話会でございますが、去る令和元年7月31日に第1回、令和元年9月3日に第2回を開催したところでございます。この間、委員各位からは教育課程に関すること、3歳児保育の実施、預かり保育の延長、給食の実施などについて、各委員から貴重なご意見やさまざまなご提案をいただいているところでございます。  今後開催する第3回懇話会をもちまして意見聴取を一定終えさせていただき、懇話会でいただいたご意見やご提案をもとに、市教委の方針を最終的に12月議会の委員会でご報告させていただく予定でございます。  なお、懇話会でいただいたご意見やご提案のうち早期に実現可能な部分につきましては、部内での協議を終えまして当初予算への計上も含め、可能な限りスピーディーに実施してまいりたいと考えているところでございます。  なお、あくまで途中経過でございまして、最終の懇話会を控えておりますので、本日は説明のみにとどめさせていただきますことをご了承いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。  ありがとうございました。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  それでは、議案審査を行います。  議案第63号、城陽市立公民館の設置及び管理等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  市の説明を求めます。お願いします。 ○下岡大輔教育部次長  それでは、城陽市立公民館の設置及び管理等に関する条例の一部改正について、済みません、議案第63号につきましてご説明申し上げます。  お手元の議案の3ページをお願いいたします。提案理由でございますが、施設の老朽化や利用状況等を勘案し、城陽市立富野公民館を廃止したいので、所要の改正を行うため、社会教育法第24条及び地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づきまして提案するものでございます。  戻りまして、議案書2ページの新旧対照表をお願いいたします。こちらに条例の改正箇所にアンダーラインを付しておりますが、第2条中、富野公民館の施設名称及び住所を削除、第7条の使用料を定める別表の中の富野公民館の名称を削除するものでございます。  説明につきましては以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○太田健司委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○乾秀子委員  済みません、特に大きな疑問があるわけではないんですけれども、地域にとってはね、今まで多くの方がいろいろな多様な使い方をされてきて、なくなるということについていろいろ思いがおありになるとは思うんですけど、今後は、ちょっと地域外のことでしっかりと把握してなかったんですけれども、どういう形で、かわりの何かをとか、この場所に引き続き何かされるのか、必要とされれば違う手だてを打たれるのか、何かそういうお考えとかいうのはあるんでしょうか。跡地をどうされるとか。 ○下岡大輔教育部次長  現在の富野公民館でございますが、今、平成30年6月18日に大阪府北部を震源とする地震がございまして、それを受けまして木造耐震診断をさせていただきました。それによりましたら耐震性に大きな問題があるということが判明いたしまして、昨年9月1日から利用を停止しているところでございます。  地域の皆様からもいろいろとご質問は受けておるとこでございました。ただ、この地域の皆様には、近くの南部コミセンであったり今池コミセンであったりを利用していただけたらという形でご案内はさせてもらっているところでございます。  今後でございますが、まず今回この議案が可決いただきましたら、まず教育財産を普通財産といたしまして、市のほうで、今現在は教育委員会のほうが管轄しておりますけれども、市のほうで全庁的に検討をされることとなります。
    ○乾秀子委員  以前から老朽化が進んでるということでね、公共施設の総合管理計画の中で公民館のお名前も上がってたと思うんですね。来年も個別計画をやっぱりしっかりと各公共施設つくっていかないと、個別計画の期限が来てるということで、また新たに総合管理計画を2年後ぐらいに立てていくことになる、それの前倒しで個別計画を一旦完成させていくという時期にね、もう来年ぐらいは来てると思うんですけど、その中で、例えばこれから全庁的に考えていくにしても、そういう考え方の中で廃止とか、普通財産となったときに売却という形とかね、何かそういう形で、あくまでもあの土地を活用するという形で考えていかれるかどうかもちょっとまだわからないということでいいでしょうかね。 ○下岡大輔教育部次長  今委員がおっしゃられたようなそういったことも含めまして、教育委員会で現状のまま管轄しているよりもやはり市のほうで総合的に判断、検討することが必要であるということで、今回普通財産のほうにしていきたいという、そういう思いで今回提案させていただいたものでございます。 ○本城隆志委員  富野公民館は昔の役場ですけども、その後、青年団も借りたりずっとしておりまして、私もあそこで活動しておったんですけども、これ以外にも久津川公民館を絶えず使ってたんですけど、使用料を払うとか払わへんとかいうことを、私担当やなかったからちょっと覚えてないんですけども、城陽市の青年会の会長やってたときも、富野公民館使ってましたけど使用料払ったかどうかのことがちょっと覚えてない。その後、地域では青年会が30年も前に潰れましたので、その後、体振なんか倉庫してたんですけど、使用料でどんだけ徴収されたのか、それが全然見えてこない。今、久しぶりにこうやって使用料金50円というふうに、時間当たり50円。1日じゃあ50円じゃなかったかな。これずっと借りてたら50円は要らなかったのか。倉庫に使ってるときは倉庫に使いますよという、基本料金がこれにどういうふうな形で連動してんのか、それを、過去のことですけどね。だから、今回のやめるということに対しては、それはそれでよろしいと私は思ってるんですけど、過去のこういう財産管理はどうなってんのか、全くの免除してたのか、倉庫やから免除してたのか。だけど、倉庫といいながらも会議でも使うておられたんかどうかもわからない。言わなかったらわからない。鍵は全部そこに貸したんでわからない。公民館の館長という名前だけの方がおったんですけど、そのあたり、各年度ごとの収支どうなってるのか教えてください。 ○下岡大輔教育部次長  まず、使用料の件でございます。使用料につきましては、こちらのほうにありますように1時間50円という形になっておりますけれども、市内の社会教育関係団体、それから福祉団体、自治会につきましては条例の中で免除というふうに規定されているところでございますので、そういった形で収入のほうとしては入ってこないということになります。  済みません、過去の古い時代、資料はないんですけれども、昨年は年度途中から利用を停止しておりますので、29年度の決算でいいますと、使用料収入といたしましては1万9,100円の収入があったということでございます。  それとあと、倉庫の利用ということでございますけれども、現状、特に利用停止前までは倉庫としての利用というのはなかったかと思います。当然そこで利用されてる方が少し荷物を置いてあったりとかいうのはありましたけれども、倉庫としての利用はなかったかなというふうに認識しているとこでございます。 ○本城隆志委員  年間通して私ら使ってたんですけども、会長が経理全部やってるわけじゃなかったし、やってたとしても30年前のことを覚えてるわけじゃないんで、個々の対策のことですから。だけど、払ってるような感じもしいひんし、社会教育団体の免除言われても、どんだけのそれやったら書類が残ってんのかどうかとか言われたら、残しとかなあかんわけでしょう、まだ1年。1年でいいのか、経理ですからやっぱり5年ぐらいは最低では残しとかなあかんのやけど、1万9,000円入ってたら、それの内訳とかいうのはまた後でもいいですから出してください。そうでないと、久津川公民館かて、いいわいいわで貸してたらどうにもならんでしょうし、そのチェックなんて多分行政の監査も教育委員会の監査も行ってないんじゃないかなというふうに思いますし、こういう機会でやっぱり精査するいうことが、いろんな施設の管理という上では大事かなというふうに思っております。 ○相原佳代子委員  今回のこの議案なんですけれども、昨年9月1日から利用が停止された。そして、6月議会において一定の方向性、これは公民館という機能というのはなくしていくという方向性を示されたと思うんですが、この9カ月間の間、この答えを出すまで、どういったことを検討なさってきたのか教えてください。 ○下岡大輔教育部次長  富野公民館でございますが、まず建物自体が木造耐震としては非常に危険な状況であるということでありましたので、耐震の状態としましてはこちら診断がありまして、縦方向、横方向といいますか、東西と南北なんですけど、どちらの揺れからも震度6強からの地震に対しては倒壊の危険性が高いというところまで出ておりました。そういうことがありましたので、少なくともこちらの建物は改築するなり何かをしないといけないというのがありました。  そういった中で、やはりそこの近隣の施設とかの全市的にも考えますと、近くに富野校区でありましたら富野公民館もございます。今池校区になりますと今池コミセンもございます。また、文化パルク城陽のほうも少し離れますがありますので、そういう社会教育であったり芸術活動、それから文化活動は公民館でしていくものでございますが、そういったかわりの施設において活発に行われているということから、本市における役割は終えたというふうな検討結果ということでございます。 ○相原佳代子委員  耐震については崩壊の危険度がある。木造建築なのでこれは潰して改築しないと無理だということが1つ。そして、あとは利用者のほうの立場でいくと、近くにコミセン等があるので一定の活動場所というのは担保されているということ。この2点だと思うんですけれども、これを答えを出されるまでに、先ほどもちょっと申し上げたのは、9カ月という月日を経過してるわけなんですけど、それについてちょっと聞かせていただいたんですけれども、これだけの時間がかかったということですよね。 ○下岡大輔教育部次長  まず、利用停止してからですね、まず施設の分につきまして詳細に把握をいたしまして、そこから内部のほう、部内のほうでも検討をさせてもらい、今回6月での発表に至ったという形になります。市議会本会議のほうで答弁をさせてもらったということになります。 ○相原佳代子委員  この間ね、小学校が横にある、子どもの通学路、歩道に面しているというところで、ロープが9カ月間張ってあったんですよね。やっぱりああいう状態を目にしますと、何か事件の現場かなというふうなことを思うような状態が続いてありました。ですので、今はね、バリケードというかして入らないようにはしてありますけれども、ああいった対応ですよね。まず1つはその対応。そして、今回の答えを出された9カ月間というのは、今言われたような項目であるのであれば、もう少し時間を短縮してでもできたのではないかということがあります。そしてあわせて、やはりここ500名ほどの方々がご利用されていたということを聞きまして、8月のあれも8月20日ぐらいからかな、紙が出されて、本当に10日余りの間にできませんからというのがばんと出たということに対して、利用者の方々からすれば、確かに危険なのはわかりますけれども、余りにも時間が拙速というか、短過ぎたのではないかというご意見もいただいていますので、ご利用者さんの皆さんの立場に立った対応が果たしてできていたかどうか。たしか皆さんね、議員の皆さんも質問もされていた。私もそれについて利用者さんも困っておられるというようなことも聞いていましたのでね、そこら辺の市の対応としてはどうだったかというところを1点だけ聞かせてください。 ○薮内孝次教育部長  今委員ご指摘のように、9カ月という時間はどうなのかというお問いかけだと思いますが、利用者の皆様方については、一件一件丁寧に事情を説明をさせていただきました。我々にとりましてはやはり安全を第一に考えていかなければならないということで、先ほど次長が申し上げましたように、縦方向、横方向の揺れに対しても震度6以上の地震であれば倒壊の危険があるということでございますので、大阪北部地震のような地震がいつ起こるかもしれないといった今この地域の状況を考えてみますと、やはり安全を考えていくためには使用を停止しなければならないと考えを持ちまして、利用者さんの方々には代替の施設を使っていただきたいというご説明をさせていただきました。  その後ですね、この施設についてはどのようにしていくのかということを部内で協議を重ねてまいりました結果、最終的には、当然先ほど乾委員からもありましたように、公共施設の総合管理計画の中でいきますとこの施設を継続していくのか、利用を停止していくのかといったところも十分検討しながら今日に至ったという経過でございます。 ○相原佳代子委員  もちろん危険な建物であるので、使うことはできないというのは当然のことであります。今も丁寧に利用者さんにはお伝えしたということを言われましたけれども、実際あそこにある張りつけ、張ってあったことからは、それがいうたら危険なので使用停止ということであるんですけれども、果たしてそれが十分に伝えられていたかなという、そういうまだ懸念はあります。実際に利用者さんからのお声をいただいて、あそこで仕事をされていた方からも今度再開されると聞いてるんやけどどうなってるんやろうというようなお声までいただいたところなんですね。ですので、もちろん利用者さんもそう、そしてあそこでシルバーさんから行っておられた方々、そういう方々に対してでもしっかりと説明をしていただきたかったなというところは正直ございます。  ですので、もちろんそういう大地震が発生してということがありますので、危険性のあるものは使えないということをしっかりと説明していただいて、再度そういったところも今後こういったときには利用者さん、そしてまたそこに働く方々等にはしっかりと説明責任を果たしていただきたいというふうに要望させていただきたいと思います。 ○土居一豊委員  大阪北部地震の発生を受けて速やかに使用停止したのは、極めて適切な処置だと思います。やはり市民、利用者の安全第一を考えて、利用者の利便性より利用してる市民の生命に影響するようなことがあってはならない。やはり人の命は第一だと思います。  そこで、教育委員会が管理してる建物で、ほかに耐震性に問題がある建物は現在、富野公民館はこのようになりましたけど、教育委員会が管理してる建物でありますか。震度6強、大阪北部地震等で倒壊の危険性もしくはその可能性がある建物はほかにございますか。 ○下岡大輔教育部次長  以前に公共施設総合管理計画でもお示しさせていただいておりますが、北公民館、北部コミセンにつきましては、現行の耐震基準を満たしていないという部分がございます。 ○土居一豊委員  では、この2つはどうするんですか。 ○下岡大輔教育部次長  北公民館、北部コミセンは同じ施設でございますが、ちょっと今後検討を進めているとこでございます。 ○土居一豊委員  物事を判断するときには、一貫性を持って判断しなきゃならない。ただ、近くのまちでは今新しい庁舎を建てているまちはありますけど、震度6強で建物は一部倒壊するかもわからない。職員に危険が及ぶかもわからない。しかし、いろんな関係で新庁舎すぐに建てられないので、今新庁舎建ててる。だから、使っていただくんだったら、そういう状況も踏まえた上で使ってもらってるんですよということを利用者にも徹底するし、管理してるほうも意識しておかなきゃならない。ただ単に北部コミセンと北公民館と言われましたけど、たださらっと言われるんじゃなくて、やっぱりこういうことについても、富野公民館の閉鎖の機会に、常にここは震度6強で危ないんですよというのを表示するとか繰り返しお知らせするとかしといてもらえませんか。 ○下岡大輔教育部次長  今回の富野公民館につきましては、耐震性が非常に弱いもんでございました。北公民館につきましては、そのちょっとまた判断が違うんです。木造耐震の判断とは違うんですけれども、Is値としましてはそこまで極めて高いという形ではなかったというのがまず1つあります。ただ、今後その対応につきましては、しっかりと検討してまいりたいと思います。 ○土居一豊委員  本当に震度6強来て、北公民館と北部コミセン使ってる人がけがしたら、教育委員会は何も言ってくれなかった、黙って使わせてたということを言われませんか、部長。 ○薮内孝次教育部長  当然、今次長も申しましたが、構造上は木造であるものと鉄筋であるものとの違いがございますが、当然そのほかにもいわばいわゆる非構造部材に係ります学校でのまだ体育館の耐震はするべきところはございます。また、いわゆる富野公民館のように縦揺れ、横揺れですぐに倒壊するような建物とはまた考えにくいものはございましたので、現在北部地域の公共施設については、教育委員会だけでなく、庁の中でも検討を今進めているところでもございますので、いわゆる耐震の危険度についてはどのような形でお知らせをしていくかということは早期に検討していきたいと考えます。 ○土居一豊委員  提案しときます。震度6強の地震が起きた場合は、壁の剥離、天井の落下等のおそれがあります。このくらいをつけとくべきじゃありませんか。こうやったら常に壁側には寄りたくない、揺れたら天井から来るものを注意したいという人は、すると思うんですよ。何も表示してないということが一番利用者にとってみれば安全の先入観を持つと思いますから、工夫をしていただきたい。  もう1点。教育財産から普通財産に変わるということですけど、6月議会でいろいろ提案しましたが、将来それではあの土地は教育財産として何か建物を建てるようなことは考えていない、よって普通財産に切りかえていくという考えで結論を出しますか。 ○薮内孝次教育部長  今ご質問のありましたとおり、現時点におきまして、教育委員会で新たな建物を建築するという予定はございませんので、一旦普通財産として市のほうに変更、普通財産に変えるということで今考えております。 ○土居一豊委員  普通財産に行ったら、また市として再度検討するということになりますが、現在までの経過において、教育財産として管理していた教育委員会と、今度普通財産に行くことについて市長部局と今後の管理について話し合ったことございますか。 ○薮内孝次教育部長  当然普通財産の管理につきましては総務部が所管となりますので、総務部長にもその旨をお伝えしておりますので、総務のほうで現在庁で活用方法について検討されてると聞いております。 ○土居一豊委員  もう1点。それでは、建物はいつ撤去されるか、総務と打ち合わせは終わってますか。 ○薮内孝次教育部長  当然建物の解体につきましては、使用方法を検討した上で、その決定の後に解体について実施されるというふうに理解をしております。 ○語堂辰文委員  2点お聞きします。  まず、今の跡地利用ですけれども、地元からの要望はどうなんでしょうか。これが1点。  その次です。これ今回もうはっきりしてるんですけど、この建物は使わないと、したがって、普通財産に変えるということでございます。そういうので、これはいち早く今回は条例の改正ということが出てるわけですけども、こういういわゆる用途廃止ですね、これが普通のやり方だと思うんですけど、そのことは間違いないですね。 ○下岡大輔教育部次長  跡地利用につきましては、先ほどもご答弁申し上げましたように、総務部のほうでこれから検討されることになります。  あと、用途廃止につきましては、こちらのもちろん今回の議決をいただきましたら速やかに用途を変更していきたいというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  総務部は先ほどのご答弁でわかったんですけれども、地元からご要望はなかったんですかと聞いてるんですが、そこについてはどうでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  現状といたしましては、地元からのご要望という形では聞いていないところでございます。 ○語堂辰文委員  聞き方にもよるんじゃないかと思います。先ほどのご質問の中では期待されてる、いわゆる後に何かできるんじゃないかという期待されてる。そういうようないろんなご質問もございました。やはりそういう利用されてる方、かなりの数の方が使われてたいうことで、今回は使わないので別のところということでそういうふうに割り振りをされないで、やはりちゃんと丁寧に聞いていただいて進めていただきたいと思います。  あともう1点の用途廃止の関係について、これが正常だと思うんですけど、教育委員会の管轄といえばそうなんですが、文パルの関係でいうと、これは条例は変えられたんでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  文パルにつきましては、今回の件とは少し関係がないかなというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  教育委員会が管轄してたということで、してたいいますか、そういう中で全く関係ないということじゃなくて、これはやはり条例を改廃ということが一番大事なことじゃないかと思いますけれども、文パルのことは聞いてないんですが、文パルは教育委員会から離れてるんで知りませんということやったら、そのようにはっきりお答えいただいたらいいと思うんですけど、教育長なり部長なり、どういうお考えでしょうか。 ○太田健司委員長  語堂委員、ちょっと議案の審査とは関係ない部分かと思いますが。 ○語堂辰文委員  一般質問の中身ですので、また別の機会にします。 ○太田健司委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  なければ、これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  討論なしと認めます。  これより議案第63号を採決いたします。  議案第63号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○太田健司委員長  全員挙手。よって、議案第63号は、原案のとおり可決されました。  説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  それでは、報告事項に入ります。  (1)生徒指導上の事象についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。  それでは、生徒指導上の事象につきまして報告させていただきます。  初めに、昨年度、平成30年度の生徒指導のまとめについて、その概要等を報告させていただきます。  まず、資料7ページをごらんください。平成30年度の城陽市小・中学校における問題行動の指導件数と指導人数をまとめたものになります。表の左側が小学校、右側が中学校の数値となっており、括弧の中は平成29年度の数値をあらわしております。いじめの指導件数については、その他の事象の件数の中に入っております。いじめの欄がありませんが、城陽市においては毎月、生徒指導の集計の際、いじめの件数を別に取り上げ、はぐくみにおいて報告しております。小学校においては、平成29年度と比べますと指導件数は140件から110件と30件減少し、指導人数については222人から176人と46人の減少となっております。事象内容を見てみますと、生徒間暴力、悪質ないたずら、万引き、金銭物品盗といった事象については前年度に比べ減少が見られ、金銭の持ち出し、対教師暴力については増加が見られます。最も多いその他の事象が全体の70.8%を占めております。その主な内容は、からかいやけんか等の児童間トラブルや危険な行為、教師反抗となっております。中学校におきまして、平成29年度に比べますと、指導件数は206件から239件と33件の増加、指導人数は315人から370人と55人の増加となっております。29年度より全体の生徒指導の件数、人数とも増加しております。その他の事象が全体の89.1%を占めており、主な内容はからかいやけんか等による生徒間トラブル、また携帯電話、スマートフォン等不要物の持ち込みや使用、テストの改ざんといったルール違反、教師反抗となっております。  8ページは、その他の事象を除いた各事象を発生件数の多い順に示したものですが、小学校では生徒間暴力、対教師暴力、金銭の持ち出しの順に多く、中学校では対教師暴力、生徒間暴力、金銭の持ち出しの順に指導件数が多くなっております。  9ページは、過去17年間の指導件数と指導人数の推移をグラフで示したものになります。前年度と比べ、平成30年度での小学校での指導件数、指導人数ともに減少しております。中学校においては、指導件数、指導人数ともに増加をしております。  10ページでは、学年別、男女別の指導人数を示したものです。小学校では、ほとんどの学年で減少しております。1年生では増加をしております。課題のある児童が複数人、問題事象を何度も繰り返し起こしておりました。中学校では、1年生の指導人数が多くなっております。2年生、3年生は減少しております。小学校、中学校とも男子児童・生徒が多い状況でございました。  11ページにつきまして、月別の指導件数と指導人数を示しております。指導件数を見ますと、小学校では11月、2月、中学校では10月、11月と多くなっております。特に小学校の2月につきましては、大人数がかかわる事象が起こりました。小学校では、前年度大きく件数が減少させられた要因としまして、1学期、特に5月、6月、各校で生徒指導をきっちりと指導、支援を行えたことが安定し、後半、例年より指導件数が少なく進められたことで全体の件数として少なくなってきたというふうに考えております。  1ページ飛ばしまして、13ページをごらんください。不登校児童・生徒数を示しております。小学校では、前年度に比べ5人増加いたしました。例年に比べ、3年生、4年生、5年生の人数が多くなっております。中学校では、前年度に比べ7人減少いたしました。中学校1年生の人数が多くなっております。不登校児童・生徒数は、年間30日以上の欠席をしている者となります。その中で、欠席日数を分類してみますと、小学校では30日から50日の欠席人数が6人、そして90日以上の欠席が19名、全体の中で52%となります。傾向といたしましては、城陽市の人数は全体的には増加いたしております。平成30年度の90日以上の欠席が全体の42.6%となりますので、城陽市は全体の52%になります。欠席数が少ない児童・生徒数が少ないということになります。中学校も同じように見ていきますと、30日から50日の欠席人数が16名、90日以上の欠席人数が42名、全体の54%となります。前年度に比べますと、中学校も小学校と同様に欠席日数が多い生徒が多くいるという状況でございます。近年では、特別支援を要する児童・生徒がふえている傾向もありますので、個々の状態をしっかり把握し、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等専門家の有効的な活用、適応指導教室の活用も含めたより丁寧な指導、支援を保護者とともに考え、連携する中で、児童・生徒をしっかり指導していく必要がございます。  説明を飛ばしましたが、3ページからの資料の前半には、今説明いたしました問題行動の概要や傾向を記述しております。  4ページの後段から本市の生徒指導における指導課題とし、生徒指導の3機能を生かした教育活動の展開、生徒指導の規範意識の醸成、指導体制の確立と組織的、計画的な指導の推進、いじめの未然防止、早期発見・早期対応できる体制づくり、教育相談の充実と不登校児童・生徒への対応、家庭、地域、関係機関とのさらなる連携強化の6点を示し、最後に緊急問題が生じた場合の対応方法の一例を示しております。内容につきましては、後ほどごらんください。  以上で平成30年度生徒指導のまとめの概要の報告を終わらせていただきます。  続きましては、はぐくみ396号から398号により、今年度5月から7月末までの生徒指導上の事象について報告させていただきます。  それでは、資料の14ページ、はぐくみ396号をごらんください。本年度5月の状況でございます。小・中学校とも、4月に比べ、指導件数、人数ともに減少いたしております。小学校では、ささいなことからの児童間トラブルが多く起こっております。中学校でも、テストの改ざんや生徒間トラブルがありました。不登校児童・生徒につきましては、4月に比べ、小・中学校で増加いたしております。本人の状況を把握し、保護者とともに目標を考えながら、本人が意欲と安心感を持てるような継続的な支援を進める必要があります。  1枚開いていただきまして、15ページのはぐくみ第397号をごらんください。6月の状況ですが、5月に比べ、小学校では指導件数、指導人数はほぼ変化がございません。中学校におきましては、指導件数、人数が増加しております。小学校では、線路の上に小石を置くという悪質ないたずら事象等が起こりました。中学校では、掃除をサボっていた生徒に腹を立ててたたくといった暴力事象や、ちょっかいをかけられてけんかに発展したトラブルが起こりました。暴力事象につきましては、本人をきっちりと指導し、反省し、また保護者の理解を求め、学校生活を送っております。不登校児童・生徒の人数につきましては、5月に比べ、小・中学校ともに増加傾向が続いております。保護者との連携をしながら、見通しを持った早目の対応と支援が大切となります。一人一人の状況に応じた支援を継続しております。  1枚開いていただきまして、16ページ、はぐくみ第398号をごらんください。7月の状況ですが、6月に比べ、小学校では指導件数、指導人数ともに大きく増加しております。小学校高学年で、低学年や同じクラスの児童に対して嫌なことを言うからかい事象がありました。中学校においては、指導人数ともに増加しました。自分の感情が抑えられずに、人に対しての暴力事象が起こりました。コミュニケーションがうまくとれずに暴力事象が起こり、保護者も含めて粘り強く指導をしております。不登校児童・生徒の人数につきましては、小・中学校ともに先月より増加をいたしております。夏休みの生活も含めて、個別の丁寧な指導を進めております。  以上で生徒指導上の事象についての報告を終わらせていただきます。 ○太田健司委員長  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○語堂辰文委員  1点お聞きします。一番最後のはぐくみの7月分ですが、これ小学校、中学校ともに不登校の関係が前年度、前々年度に比較いたしまして増加という報告がございました。実際これはそうなってるんですけど、主な原因と、教育委員会としての対策いうんですか、どういうことやってるかお聞きしたいと思います。 ○岸本匡史学校教育課主幹  ただいまのご質問にありました不登校生徒の増加の原因についてお答えさせていただきます。  不登校生徒に関しましては、例年に比べ、グラフを見ていただきますとおり増加いたしております。そこで、まずこちら、市、そして教育委員会として対応させていただいたのは、各小・中学校、不登校児童・生徒が多い学校の生徒指導、そして教育相談の担当の先生と、そして教育委員会と、どうしたらいいかということで会議のほうを持たせていただいております。その中で、各学校ですね、学校としてではなく、またさらに細分化して学年で、どういう子たちが今心配な状態なのかというのを各学年で洗い出していただいております。そして、そこから個別に対応が必要な子、新たに対応をしていかないといけない、気をつけて見ていかないといけないという子たちを各学年、各学校で洗い出し、そして未然防止につなげていけたらというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  これ7月ですから、もう1学期の最後の月ということなんですけど、見てますと、4月は全増ということです。だんだんふえてきているわけで、9月から今の対策の会議をされて、いわゆる個別に洗い出すと、そして未然防止というお話でございますが、具体的に9月からどういうふうにされていこうとしていますか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  9月からの出席状況についてもお答えさせていただきます。  9月、本年度、本市が8月の27日が2学期の初日になっております。現在、各小・中学校に初日の出席人数のほうも確認しておりますが、この不登校というのが7月のはぐくみで上げさせていただいた人数というのよりも少し増加傾向にございます。というのも、初日に来れなかったけども2日目は来ているという報告も受けておりますが、2学期の初日、この人数よりもふえてるという状況でございます。 ○語堂辰文委員  個別の洗い出しをされて、そしてそれに対しての未然防止ということで対策をされたということでありますけれども、今のお話でございましたら、2学期、9月からですね、そういう対策が功を奏して減ってるのかという期待もあってお聞きしたんですけど、今のご報告ですと9月になって初日は来ているけれども2日目からというようなことも含めてふえてるということでございますが、具体的にこういう未然防止の内容ですね、どういう対策いいますか、それがあればお聞きをしたいと思います。 ○岸本匡史学校教育課主幹  未然防止の取り組みといたしまして、夏季休業中に不登校の児童・生徒と個別に連絡をとりまして、学校のほうで学習の支援をする、そして夏休みも担任の先生、また中学校でございますと学年の先生が定期的に家庭訪問をし、保護者ともお話をし、本人と会える場合ですね、本人とも話をして、2学期に向けて新たに意欲的に登校できるような取り組みを行っております。 ○語堂辰文委員  かなり丁寧に、夏休み中も先生方が学校で対策がいうんですか、されているということでございます。それにもかかわらずこうやってふえてるということで、やはり不登校が昨年、一昨年に比較してふえてきてると。そこには背景いいますか、理由があるんじゃないかと思うんですけど、教育委員会としてどのように分析されてるのかお聞きします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  不登校の原因、またその不登校の背景にあるものということでお答えをさせていただきます。  本市が不登校が増加の原因、増加傾向にあるということでございますけども、1つはやはり生徒指導上の課題の事象の変化というのがあるかというふうに思います。昔ですと喫煙であったりとか目に見えて指導することが多かったのですけども、近年は不登校になってくる生徒が多いと。その中で1つの要因といたしまして、ネットの環境があるというふうに考えております。子どもたちがSNSで外部の人たちと連携をとる、そしてまた携帯電話の所持率ですね、30年度は小学校で、4年生ですけども46%、府の平均が40%となっております。中学校1年生は、75%が携帯電話の所持率がございます。府では平均が63%となっております。中学校2年生も80%、府の平均が70%となっております。これは年々増加傾向にあるというふうに考えております。平成27年度と比べましても、飛躍的に携帯の所持率というのが上がっています。そういう部分で、学校以外の人たちとコミュニケーションをとるというような部分ですね、そういうところが不登校にもつながっているのではないかというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  今お話しのことについて、6ページにも教育相談と不登校児童・生徒への対応ということで、相談の充実ということで指摘をされてるわけでありますけども、かなりそういう形でスクールカウンセラーとかソーシャルワーカーとか、そういう方々が対応されているという中でこうしてふえているわけですが、やはり担任の先生の責任とか、それぞれの学校の問題だとか、そういうことではなくて、今お話ございましたけれども、もしそれがスマホやとかそういうSNSの問題ということでありましたら、そういう点も含めて教育委員会として方針を出していただきたいと思いますけど、これからこうして9月も若干ふえてるということでお聞きしてますので、どのようにされるのか、それを最後にお聞きいたします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今後の城陽市としての教育委員会としての対応、考え方ということでございますけども、1つは、不登校生徒が増加している、こちらは事実としてございます。その子たちをどういうふうに学校に来させてあげられるのかという部分をスクールソーシャルワーカー、そしてスクールカウンセラー、また外部の機関とも粘り強く連携をとって、ひとつ子どもたちのためにやっていきたいと。また、不登校の生徒をつくらせない、出させないというところで、学校が魅力あるカリキュラムであったりとか対応ですね、個別に内面理解を深めるということを進めていかなければいけないというふうに感じております。 ○語堂辰文委員  先生のお話も聞いてみますと、中学校でも大変落ちついてきた、朝学習でもきちっとやっている、そういうようなお話も聞きます。一方で、こうして不登校がふえているいうことは、やはり何らかの大きな問題があるんじゃないかと思いましたので質問をさせていただきましたが、やはり最近では無理やりいいますか、強制的に登校いいますか、学校に行かせるということはしない、そういう子どもの状況を見ながら指導していくという報告を出していただいてるというやにも聞いておりますけれども、やはり教育の場に行かなければ教育を受ける機会というのも失ってしまいますので、その辺を丁寧に学校、また担当、関係者の方と協議もいただきまして、減る方向で、ないのが一番いいとは思いますけど、よろしくお願いしたいと思います。 ○土居一豊委員  いじめについてお尋ねします。いじめについては、従来の概念から、ある市で非常に陰湿な大きな事案が起きてから、いじめというものの幅が広くなったと思います。どういう事象をいじめとして捉えるようになってますか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  いじめについて、どういうものがいじめかというご質問に対して答えさせていただきます。  いじめにつきまして、本市では、一定の人間関係にある他の児童・生徒が行う心理的、または物理的な影響を与える行為として、該当児童・生徒が心身の苦痛を感じるものというものをいじめというふうに認識いたしております。
    土居一豊委員  具体的に言ってください。 ○岸本匡史学校教育課主幹  具体的に言いますと、いじめられた児童・生徒の立場に立ち、児童・生徒の感じる被害性に着目するという部分で、悪口を言われた、また先ほども申しましたネットでの誹謗中傷も含め、本人が嫌だというふうに感じたものをいじめとして考えております。 ○土居一豊委員  それでは、そのいじめの報告、集計はどのようになってますか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  いじめにつきましては、各学期にいじめ調査というものを行っております。本年度、令和元年度の1回目のいじめ調査が6月の下旬から7月の上旬にかけて、市内15校で行われております。小学校では、いじめとして認知件数が865件、そのうち解消件数が15件、未解消で要指導というふうになったものが110件、要支援が107件、見守りが624件となっております。中学校では、いじめの認知件数が91件、解消件数が1件、未解消で要指導24件、要支援が14件、見守りが52件というふうになっております。  今、先ほど申しました要指導というのは、いじめに係る行為がやんでおらず被害児童・生徒が心身の苦痛を感じているもの、要支援に関しましては、いじめの行為はやんでいるが被害児童・生徒が心身の苦痛を感じているもの、見守りというのは、いじめがやんでいるので被害児童・生徒の心身の苦痛を感じていないが、行為がやんでから相当の期間がたっていないものというふうに判断しております。この相当の期間というのは、約3カ月を目安としております。この947件というのが1学期のいじめの認知件数になっております。ここからどういうふうなことをされたかというようなさらに詳しい質問がございまして、それは複数回答ですので1,364件というふうになっております。 ○土居一豊委員  そうすれば、今回のはぐくみの報告でいじめがゼロになってるのはどうしてですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  こちらは、各月の学校でそのときに把握し、指導した件数のほうをはぐくみのほうに計上させていただいております。そして、嫌な思いをしたものの調査を、数になっております。そして、いじめ調査のほうが7月の上旬に受けておりますので、はぐくみとは違う人数になっております。 ○土居一豊委員  それでは、7ページの平成30年度の件数の中にいじめの報告が入ってないのはどうしてですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  こちらですけども、まだ調査は続いている段階で、嫌な思いをしたものの数ということで今の段階ではまだ入っておりません。 ○土居一豊委員  それじゃあ、この報告資料は適当な報告資料じゃないですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  こちらのはぐくみのほうは、学校からその月に上げていただいてる資料でございまして、いじめの調査とまた違う数になっておりますが、学校から上がってきた報告に関しましてはこちらのほうで計上させていただいております。 ○土居一豊委員  担当課長、部長、答えてください。30年度の報告書にいじめを入れるとしたら、件数はどのくらい上がるんですか。 ○薮内孝次教育部長  ちょっと今もう一度説明をさせていただきますと、学期ごとに行っておりますいじめ調査につきましては、文科省のほうから指定された内容でアンケート調査を実施しております。その内容につきましては、子どもたちがそれぞれで嫌な思いをした、いわゆる嫌なことを言われたり何かたたかれたりといったようなことがあるのかというアンケートに対して子どもたちが答えたのが、今さっき言いました856件、小学校でいえば認知件数の856件でございます。また、いじめの事象で出しております7ページのほうで出してる部分につきましては、いわゆる先ほど言いましたいじめと認知して指導をした件数をあらわしておりますので、その件数とは異なるものが記載されてるというものでございます。 ○土居一豊委員  岸本主幹、あなたの先ほどの答弁で、いじめとは本人が嫌だと感じたものをいじめとすると言われましたね。間違いありませんか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  京都府のいじめの定義とも照らし合わせ、本人が嫌な思いをしたというものをいじめの認知件数として考えております。 ○土居一豊委員  教育長、間違いありませんか。 ○北澤義之教育長  いじめの認知件数ですけども、かつては一方的であるとか、あるいは一定の期間継続してそういった行為があるとか、そういった規定がございましたけども、今現在、城陽市のほうで考えてるいじめというのは、被害を受けた児童が心身の苦痛を感じたもの、嫌な思いをしたこと、そういったことをいじめの件数として全て上げております。 ○土居一豊委員  本市の考えと文科省の考えとは違うんですか。いじめの概念は全国一緒じゃないですか、教育長。 ○北澤義之教育長  城陽市の考えと言いましたけども、文科省、あるいは京都の考えと同じです。 ○土居一豊委員  それであれば、岸本主幹が言ったように、本人が嫌だと感じたものはいじめだと言ったら、いじめの件数は出てくるんじゃないですか。解決したらいじめじゃないんですか。事情、内容を知って調べて、それによっていじめたいじめが変わるんですか。本人が嫌だと感じたものは件数として全部上げるべきじゃありませんか。だから上げたくないんですか、何か考えて。違うでしょう、報告が。調べてるから。調べる必要ないじゃないですか。本人が嫌だと感じたものは全部件数として上げるべきでしょう。あとは解決の方法じゃありませんか。答えてください。 ○岸本匡史学校教育課主幹  こちらのはぐくみと、またいじめ調査というものは別のことになっておりまして、こちらのほうにいじめの認知件数としてはぐくみに入っていなかったということがなかなかおわかりいただけてなかった部分、こちらも説明できてなかったところだと感じております。 ○土居一豊委員  わけわからんのだけど、今の答えが。はぐくみといじめが違うんだったら、教育部長、はぐくみにプラスいじめに関することをもう一枚報告資料としてつけるべきじゃありませんか。 ○薮内孝次教育部長  はぐくみにつきましては、例えて言いましたら事象の問題行動の1番から18番までの中でのいわゆる事象をそれぞれの問題行動ごとに分別して、分けて、これは京都府に報告しているものでございます。その中でのそれぞれの問題が起こって、そのときに起こった事象で、いわゆるいじめられてる、ネットでトラブルで仲間外れにされているといったような状況があったときの指導件数を上げているのでございます。それで、もう一つ申し上げました800件等の数字につきましては、これはいじめ調査を各年2回行っておりまして、小学校、中学校でそれぞれに対してアンケート調査を子どもたちにしております。その中でこれまでに嫌な思いをしたことがあるのかといったような事象も含めて、全てその思いをしたというんであればあるという形に丸をしておりますので、その件数がいわゆるいじめ事象、子どもたちがいじめと感じておればいじめ、嫌な思いをしたというのは、その件数をいじめ件数として856件を上げておりますし、それぞれ個別事象について担任等が、教員が聞き取りを行いまして、ただ単に子どもたち同士でいわゆるタッチしただけで嫌な思いをしたというものであれば、これは注意をすることによって解消できてると思いますし、そうじゃなく、要指導、あるいは見守りということになれば、これは当然指導はしておりますけれども、その見守り件数として上げてるのでございまして、毎月の事象の件数とは合わないといったものは、これまでからそういう状況で上げさせていただいております。 ○土居一豊委員  繰り返し聞きます。30年度、いじめとして認定しなければならない件数は何件ですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  30年度、いじめとして考えております、小学校において8件、男子20名、女子8名、中学校では14件、男子が17人、女子のほうが12人というふうに考えております。 ○太田健司委員長  要はね、土居委員さん今おっしゃってるのがね、今答弁あんのと鑑みるとね、認知件数と指導件数と学校ではぐくみで集計してるやつとの3種類あるというふうに思うんですけれども、それがずれてると。その中で、どれが正しいいじめの認知件数になるんかというご質問されてると思うんですよね。 ○北澤義之教育長  はぐくみに載っております件数、そして今認知件数ということで800何件申し上げました件数、これ2種類あるといえばあるんですけども、はぐくみに関しましては、いじめの問題に関しましては結構発見、そして発見し、事実を確認し、指導し、そういった意味でいえば相当一定の期間がかかるという。はぐくみにつきましては毎月毎月の学校からの報告ですので、そういった意味でのタイムラグが生じるといったことで数字が違うということです。  土居委員、先ほど昨年度の件数ということでございましたけども、いじめの問題に関しましては1年をトータルして何件ということではなくて、例えば1学期の間にこれだけあった、2学期の間これだけあったと、そういった期間を絞って出しておりますから、1年を通してという形では出しておりません。理由といたしましては、いじめが解消するというのはしっかりと指導した、そしてその結果として行為はやんでいるけれども、まだ個々の児童にとっては不安がまだ解消されていない、そういった段階になる。最後に行為も解消し不安も解消し、それでもって一定3カ月をめどに何もないという形で元気に登校したと、それでもって解消という、そういった長いスパンで考えておりますので、そういった毎月毎月の報告ということとは結果としては数字としては異なってくると。そういった意味でご理解をいただきたいと思います。  昨年度のいじめの認知件数ですけども、昨年度の最終回ということでいじめの件数を申し上げますと、小学校につきましては868件、それから中学校でいえば57件と記憶しております。 ○土居一豊委員  聞けば聞くほどわからなくなります。3カ月で解消したらいじめの数値には上げないんですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  いじめの調査を行い、聞き取りをまず行います。その中で、ある一定指導が入り、子どもたちに対して嫌な思いがなくなったというのを、相当期間ということで3カ月というのを見ております。また、そこからもふだんの担任の先生や学校のほうで声かけ、見守り等は行っていますけども、ある一定の相当期間ということで3カ月を目安に見ております。 ○土居一豊委員  いや、目安はわかります。3カ月して解消したら、いじめの件数として計上しないんですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  その3カ月してから、また2回目のいじめ調査もございます。その中でまた子どもたちにアンケートをとると。そこにまた上がってくることがあれば、同じように聞き取り、そして指導、そしてそこの中でも要指導、また見守りなのかという判断をして、継続した見守りを行っております。 ○太田健司委員長  要するに、消えてしまうのかどうかという話なんですよね。だから、それは1件として、延べで2件になるという理解でいいんですかという話なんですよね、そうなると。 ○岸本匡史学校教育課主幹  こちらの2回目に消えるのかというところですけども、2回目は新たに調査をいたしますので、そこの数字に関しましてはまた新たに入ってくる延べの人数にはならないということでございます。 ○土居一豊委員  質問を終わりたいんですけどね、何か聞けば聞くほど次々出てくるんだけど、どうしてそれでは30年度の報告の中にいじめという項目を入れて、小学校8件と中学校14件というのが報告に入らないんですか。どうしていじめという項目をこの報告書から抜いたんですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  こちらの報告の様式になりますけども、京都府の報告に関しましては、いじめ事象というのがその他の中に入っております。そして、こちらのはぐくみに関しましては城陽市の様式になっておりますので、まだいじめという項目が入っているという状況でございます。 ○土居一豊委員  それでは、この7ページの30年度の報告のその他の中に、小学校で8件、中学校で14件といういじめの項目は入ってるの。それが正しいんですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  そちらは計上させていただいております。 ○土居一豊委員  それであれば、いじめは重大な問題になってる。そうすれば、その他の中にいじめはこれだけ入ってますということを報告すべきじゃありませんか。先ほどははぐくみで報告してますからここの項目には入れてませんと言ったでしょう。私はいじめが入ってないと認識しましたよ。最初の報告そうだったですね、部長。だったら、最初にちゃんとその他の中にこれが入ってます、はぐくみでは項目は外に出してますけど、この中にはその他の項目にいじめが何件入ってます、報告すべきじゃありませんか。 ○薮内孝次教育部長  おっしゃるとおりでありまして、京都府に報告するスタイルというのが今、年間の集計の様式でございます。あくまで城陽市独自に、様式が変わったときに、それまではいじめとしては項目がありましたけれども、京都府の様式がその他にまとめられましたので、改めて城陽市のはぐくみの様式だけは変更したということでこういう状況になっておりますので、あくまでもその中に入っていなかったということは漏れてたとは思いますけれども、今後その他には入ってるということで報告申し上げたいと考えます。 ○土居一豊委員  とにかく入ってると、その他に。私は、いじめは重要な問題で、皆さんはいじめに対して正面から向き合ってると思いますけど、数字として報告しないんだったら何か隠してるんじゃないか、しかも認知件数があるんだったらどうして認知件数を堂々と数として出さないのか、城陽市はいじめはありません、いじめのない地域ですよということを言いたいがためにいじめを隠してるのかと思うよ。865件という認知件数があるんだったら、何らかの形でこういう件数は出てるんですよ、堂々と出せばいいじゃないですか。これだけの生徒があっていじめがないわけありませんよ。からかい、嫌がらせもいじめにしなさいとなっとるでしょう。起こりますよ。  私が朝見守りをしとる1年生の子どもが休んだんですよ。いつも行ってる1年生が。お母さんにどうしたのと言ったら、折り紙してたカエルをとられた、隣の友達に。きょう学校行くの嫌だって朝から言って仕方ないんだと言って、お母さん一旦家に帰って子どもを今度自転車に乗せて学校連れてってみた。それでも、本人にしてみたら嫌な感じじゃないですか。いじめ件数の1件ですよ。そういうことを皆さんが共通認識することによっていじめを1つずつなくしていこうよということになるけど、ゼロゼロゼロゼロで出たら、城陽はいじめ全然ないのかと。しかし、ふたをあけてみたら重大ないじめが起きてるかもわからない。こういうことにならないように、もっと小まめに報告してくれませんか。小まめに説明してくれませんか、いじめに関して。教育部長、今後やってくれますか。 ○薮内孝次教育部長  おっしゃることも理解はできますけれども、今ちょっともう一つご理解いただきたいのは、このはぐくみで報告をしておりますのは、毎月学校のほうから報告が上がってきている子どもたちの生徒指導上の事象の件数の集計表でございます。もう一つのいじめのアンケート調査につきましては、これは年2回行っておりますいじめの件数の認知でございます。ですから、当然800件というような小さい、これはいじめに大きい小さいはありませんけれども、嫌な思いをした件数を全て網羅するとこういうふうになります。全国的にも同じ調査をされておりますけれども、京都府はこういう嫌な思いをしたことまでを件数を拾っておりますので、特に京都府のほうについてはいじめの件数が多いというようなデータになっております。ですから、京都府内があくまでも全部がいじめの子が多いというわけではありません。ただ、考え方として、嫌な思いをしたものを件数として集計をしているのでこういう数字が上がってきております。  それで、細かく報告をということになりますが、それぞれの件数でいきますとアンケート調査を行った結果、個別にそれぞれ教員が聞き取りをいたしまして、どのような状態なのか、どうなってるのかということを小まめに調査をして対応をしております。また、今委員が例示されました、いわゆる隣の子に折り紙をとられたといった小さないじめの事象についてまでちょっとご報告申し上げると、1日では足りないような件数になろうかと思いますので、その辺はご理解をいただきまして、いわゆる生徒指導上の事象で大きな問題になるというようなものについてははぐくみでも報告申し上げますので、そういうような形でご理解をいただきたいなと考えております。 ○土居一豊委員  理解度50%、質問を終わります。 ○太田健司委員長  ちょっと済みません、皆さんやらはりますよね。一遍休憩入れますか。  11時25分まで休憩いたします。             午前11時16分 休憩           ─────────────             午前11時25分 再開 ○太田健司委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ○小松原一哉委員  失礼いたします。ヒートアップしたとこでね、委員長が休憩入れていただきましたので、私はちょっと落ちついて質問したいと思います。  資料の9ページは、これ過去15年、16年ですか、にわたっての問題行動の状況ということで資料出していただいてますけども、このグラフを見ますとね、やはりちょっと問題行動が多い時期とか、落ちついてきたなというのが見てとれるわけなんですけどね、特に平成18年、19年、そのあたりから大変小学校、中学校ともちょっと荒れた時期というんですかね、そういう時期にもちろん教育委員会として学校の担当されて教員の方々努力して、どこに問題があるのかなということで課題を見つけて、それを克服するために努力をされてきた結果、平成23年に向かってだんだんそういう問題報告が減ってきたのかなというのがありますけど、その後、多い少ないはあるんですけども、今の時期ね、全体的に見て、教育委員会では子どもたち、小学生、中学生の様子というのが落ちついてるのか、それともちょっと心配な要素がふえてきたと認識されてるのか、まずその辺をお伺いしたいと思います。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今ご質問にございました子どもたち、児童・生徒の様子でございます。年々子どもたち、生徒指導件数が減ってきたり落ちついてきたというふうな様子は感じております。しかしながら、その他の事象にも上げさせていただいておりますが、ささいなことの生徒間トラブルというのが非常に多くなってきております。それは、コミュニケーションをとることがなかなかうまくいかなかったり、ちょっとしたことで手が出てしまったりというようなことが危惧されております。 ○小松原一哉委員  恐らくね、時代背景というのが大きく影響してると思います。この10年間だけでも、先ほどもちょっと出てましたけど、いろいろ通信機器ですね、スマートフォンとか携帯電話が子どもたちにもどんどん所持率が上がってきてる中で、先ほどいじめのお話もありましたけど、いじめの形態も、それは10年前、20年前に比べれば全然原因というのがね、違うところで発生する可能性というのが物すごくあるわけで、そういう中で恐らく、先ほどもありましたけど、何をもっていじめと認識するかということもね、これ物すごく難しいことやと思います。私たちが子どものころってあんまり、そういう言い方したらいけないのかもしれないんですけども、恐らくこういう調査をしても、いじめに上がってこなかったことっていっぱいあったと思います。私、個人的にも、嫌な思いしたこと何ぼでもあります。友達とのトラブルとかね、いうことに。それは日常茶飯事とは言いませんが、自分もそうですし、私の友達でも、やっぱりそういう意味で、今から考えたらあれいじめやったなということはね、いっぱいあったと思うんですね。  そういう時代の大きな流れの中でそういうことがありますので、指導される側としてもだんだん難しくなってきた。1つの言葉で言うならば、物すごく多様なことに対応しないといけない時代という、物すごく複雑な時代を私たちは生きてるんだと思いますけれども、その中でね、ちょっと1つ気になったところが、先ほどのいじめの部分で、指導課題として資料のほうに書いていただいてるんですけども、5ページになりますけど、下のほうにね、いじめの未然防止、早期発見・早期対応できる体制づくりという中で4番目のところにね、城陽市いじめ防止基本方針を踏まえ、また各学校で策定した学校いじめ防止基本方針を踏まえとあるんですけども、ということは、城陽市のそういう方針と各学校の方針と、これダブルスタンダードでやるということなんでしょうか。その辺がちょっと理解しにくい部分があるんですけど、ちょっとご説明いただきたいと思います。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今ご質問にございました城陽市のいじめ防止基本方針と各学校におけるいじめ防止基本方針がダブルスタンダードなのかという部分に関しましてお答えをさせていただきます。  こちら城陽市は、いじめ防止基本方針、ございます。そしてまた、各校におきましていじめの基本方針があると。そこには、学校の体制によって組織されてるというものが明記されているんですけども、そこは学校におきましてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、そちらが組み込まれております。(「その違いだけ」と言う者あり) ○小松原一哉委員  わかりました。その辺がちょっとわからなかったのでお伺いしたんですけれども。  あと、早期発見・早期対応ということではね、これは学校だけではなくてもちろん保護者とか地域の方とか、子どもが問題行動を起こすときとか、例えば潜在的ないじめがあるときというのは、どこかにやっぱり子どもたちはサインを出してるというようなことを、これは皆さんもよくご存じのことやと思うんですけども、それをどうキャッチするかということが早期発見ですね。未然に防ぐということ、物すごく大きな大事なことやと思うんですけれども、例えばそういう意味では、保護者対応もそうなんですけども、特に私たちは地域で学校にかかわってる部分が多いんですけど、そういう地域の方との連携というのはどのように基本的に考えていらっしゃるのかお聞かせください。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今おっしゃられました地域との連携という部分に関しましては、ふだんより民生委員さんの方でありましたりとか地域の方、見守り隊の方もそうですし、そういう方に学校のほうに入っていただくと。そして、子どもたちの登下校であったりとか、子どもたち、学校行事の中に足を運んでいただき、子どもの様子を知っていただく、また学校の教員と会話、コミュニケーションをとっていただき、子どもたちの様子について情報交換をすると。そして、保護者、学校、地域の方で子どもたちのいじめについての子どもたちの変化を早期発見できるようにというふうに思っております。 ○小松原一哉委員  私もね、地元の小学校で学校運営協議会の委員としていろいろとお話伺ったりとか、逆にこちらからこんなことありますよみたいな情報提供したりするんですけどね、なかなかね、子どものこと、特にいじめ絡みのことになると、やっぱり人権的な問題とか、やっぱり個人情報の取り扱いで、じゃあ地域の人誰でもが情報共有できるかというと、決してそうではないというところにちょっと難しさはあると思うんですけれども、その辺ね、私が感じるところでは、学校のほうからもう少し情報をいただきたいなという部分もありますし、学校の先生方もそれぞれお一人お一人の教員の方についてもね、そこら辺の認識の差というのがあると思いますので、その辺はしっかりと教育委員会としてはね、これ小学校、中学校問わず、どこの学校問わず、しっかりとそういう情報共有できやすい、そういう体制づくりを今後ともしっかりと築いていっていただきたいなと思います。これは要望としてお伝えしておきたいと思います。 ○相原佳代子委員  いじめという言葉は、私本当に嫌いなんですけど、保育園や幼稚園の入園式やらね、行かせていただいたりしても、人の嫌がることしたらあきませんよというのはちっちゃいときから言うて、親もそうやけど、育ててきてるはずなんですよね。そしてまた、日常、テレビや報道なんか見ていても、命にかかわる本当に重大な事象であって、たくさんの方が亡くなられたり、そういうようなことを本当に多く目にしまして、悲しい気持ちになってしまうわけなんですけれども、それをずっと学校だけではなくてもちろん家庭で、地域でということがやっぱり大切なことだと思うし、いずれはその子どもたちも大きくなって社会人となって、またお父さん、お母さんとなってという繰り返しをしていくわけだから、本当にこれは地域というか、城陽市挙げてやっていかなければならない。もちろん学校の先生方も一生懸命していただいてると思うんですけれども、その中でね、5ページにあります6番にね、いじめの指導が終了したというふうに書かれてるんですけど、これどういうことなのかなと思って、まず聞かせてもらいたいなと思うんですけど。お願いします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今の5ページの6番にございます、いじめの指導が終了したというふうに明記されております。こちらに関しましては、学校がいじめと認知し、指導を行います。そして、その加害生徒、また被害生徒も含め指導を行い、その後、そこから子どもたちの様子を見守っていくと。その中で、ある一定期間、約3カ月を目安としておりますけども、そこで子どもにもふだんの様子を聞き、嫌な思いをしていないということであれば一旦終結という形で考えております。 ○相原佳代子委員  じゃあ、確認します。個々個別のいじめというか、そういう事象があったときの個別の指導が終了した後もという意味なんですね。ちょっとこれで読ませていただいたら、いじめの指導が終了したって書かれてたら、終わったのというふうに思ってしまうので、ちょっとそのあたりですね、済みませんけど、ちょっと修正とかしていただきたいなというふうに思います。  それと、先ほど不登校の事象のところで、城陽市は90日以上欠席されるという方、特にこれは中学校ですかね、京都府が42%のところ52%で、すごい高い数字になってると思うんですよね。そこで人数を見せていただくと、去年、30年度の報告見ますと77件と書かれてるんですけれども、この対応についてですね、先ほどももちろん学級担任、学年、学校、そしてあとスクールカウンセラーとかソーシャルワーカーであったりというようなことが出てたと思うんですけど、この77名の生徒さん全てにおいて、そういった人数で事足りてるのか、いやいや、もうちょっと丁寧にしたいんやけどそこまで人がいないんやとか、そういった実際感じておられることとか課題とかあったら教えてほしいんですけど。お願いします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  こちらのほうは、不登校の人数に対してのケアについてなんですけども、まず、77名おりまして、これらの生徒全てにソーシャルワーカーがかかわっていたりとかスクールカウンセラーがかかわってるということではございませんが、90日以上欠席している子どもたちの多くにスクールソーシャルワーカー、またスクールカウンセラー等がかかわり、保護者、それから学校と、また個々の欠席の理由というのも異なってきますので、医療機関にかかっているような子どもたちもいます。現状、不登校がふえてるという中で、スクールカウンセラー、またスクールソーシャルワーカー等、もっともっと需要がありますし、少し欠席しがちになった子たちも早期に不登校をとめられるかというふうに思いますので、さらに人数がふえればいいなというふうに考えております。 ○相原佳代子委員  実際のところね、そういうカウンセラーの先生に相談されている保護者さんとかお話ししますと、もう少し短いスパンで話をさせていただきたいという声をたくさんいただいてるんです。そして、先ほどもおっしゃいました、こういう方々がいらっしゃるからこそ、もちろん先生方もそのほかの生徒さんも見なければならないという中で、実際そういう方々がもっといらっしゃったら効果的にそういう子どもたちをまた学校へ来てもらえるようになるというのであれば、私はここをね、もうちょっと充実させるようなことって必要ではないかなというふうに思うんです。そのあたり、教育長、いかがですか。実際のところね、もうちょっとここを強固にできれば学校にももっと来やすくなるとかいうことであればね、そういう手だても講じてほしいと思うんですけど、どうでしょうか。 ○北澤義之教育長  済みません、おっしゃるとおりでございまして、数は多いほうがいいんですけども、スクールカウンセラーにつきましては全校配置とまでは行っておりませんし、これは府の施策でやっておりますし、1人の先生が何校かかけ持ったり、そういった形となっております。そういった中で、城陽市としても心の教室相談員であるとか、そういった単費の事業でやっておりますので、府につきましてもふやすように要望していきますし、城陽市の中でもそういった支援員の配置であるとかふやすところも含めて適正配置、そして適正な課題に対応できるような構成をちょっと考えていきたいなというふうには思います。 ○相原佳代子委員  ぜひともね、そういうところ力を入れていただきたいと思うし、私たち文教でね、視察やら行かせていただいてますけれども、そういうことこそ最大というか、最優先でやっていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。  そして、命にかかわる指導ですよね。もちろん学校教育だけではないと思うんですけれども、その点につきましても昨今、命をということはよく言われていて、私もこの間の体育大会ですかね、運動会行かせていただいて、子どもたちが頑張ってる姿やらも見させていただきました。しかしながら、中にも学校来れてない子どもたちもいたりとか、中にはそういうからかいがあったりとか、いろんなことがあってのきょうを迎えてるんだろうなというふうにも思ってるんですけれども、ぜひ、ちょっと教育長のほうからね、そういった、もちろん子どもたちもそうだし、家庭もそうだし、地域もそうだし、そういうところに対して教育長が考えておられるところというのがありましたら、ちょっとお答えいただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○北澤義之教育長  健全な子どもの育成という観点ですけども、学校でしっかりと教える環境をつくって、家庭でまたしつける家庭教育を進めていただいて、全体的に地域で育てていくと、そういった環境をつくっていきたいと思っております。 ○相原佳代子委員  校長会初め教育委員会等々あると思いますし、やはり現場の先生がしっかりと動いていただけるような環境づくり、我々も努めていきたいと思いますが、ぜひとも教育委員会挙げてしっかりと努めていただきたいと思いますので、その点についてよろしくお願いいたします。 ○奥村文浩副委員長  不登校の生徒さんのことで、不登校の生徒さんがこれからの人生どうなるのかというのは大変心配なことだと思うんですけども、まず1つ目お聞きしたいのが、不登校、今カウントされてる数字がありますけれども、この中でまた復帰された数字というのは把握しておられるんでしょうか。不登校の数は多くても、復帰された数が多ければそれはそれなりに深刻じゃないのかもしれませんけど、その復帰というところはどんなふうになってますでしょうか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今おっしゃられましたように、不登校というのは毎月3日以上休んだ児童・生徒の数を計上させていただいております。その中で、もちろん現在正確な数は把握しておりませんが、不登校から学校に登校できるようになったという子どももおります。また、一度欠席がふえて不登校で年30日以上ということであれば不登校というふうに人数としては上がるんですけども、そこから学校に来れてるというような実態も小・中学校でございます。 ○奥村文浩副委員長  またその復帰の数字とかを把握していただけて教えていただければ、実態がよりわかるんじゃないかなと思います。  それで、不登校の生徒さんをそういうふうにいろんな努力をして復帰をさせておられるということもわかりますし、そういう中でも不登校またふえているという実態なんですけれども、現在不登校になっている子どもたちのケアというか、例えばその間学校に来れてないわけですから、学習がなかなか進まないというようなことに関して、ほかの方法で学習するとか、そういう指導とか案内とかいうようなものはどんなふうになってるんでしょうか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  不登校の子どもたちに対しての学習保障という観点から、子どもたちにまず学校として何ができるのかということで学習面を考えますと、放課後の登校がまず1つの手だてとなっております。子どもたちが下校してから誰もいない時間ですね、不登校の子が夕方登校してきて、担任または学年の者が勉強を教えるという取り組みを1つ行っております。そしてもう一つは、担任が家庭訪問を行いまして、そして児童・生徒の家で少し授業を教えるということも報告として聞いております。そしてもう一つは、適応指導教室ですね、ふれあい教室のほうに通って、そこで学習を進めてるというような状況でございます。 ○奥村文浩副委員長  昨今の話ですと、学校に必ずしも復帰することが100%指導の方法じゃないという話になってきていますけれども、学校とか教育委員会で、これは城陽市だけじゃなくて京都府とかでですね、どこまで復帰の指導して、どこかで諦めて線を引くとか、何かそういう話って出てるんでしょうか。今、この前の6月の議会のときはお聞きしたのは、ひたすら学校へ復帰することを目指して皆さんで努力されてるということでしたけれども、どこかで線を引くというような考え方がこれから出てくるのかどうか、その辺はどうでしょうか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  どこかで線を引いて子どもたちにどういうふうな対応をしていくかということでございますけども、基本的には学校に登校できるということを第一に考えて、教員、それから地域、そして関係機関等も動いております。しかしながら、不登校の要因が多岐にわたっていたり、個々によって違うこともございますので、その子どもによってはある一定期間ゆっくりしてから学校に来れるといいのではないか、また逆に、ひとりでいるよりもやはりどんどんどんどん登校刺激をして学校に来させてあげる手だてをしたほうがいいのかというふうに考えておりますので、長い目で見たときに学校のほうに登校できるということを目指してやっておりますので、線引きといいますか、個々の状況に合った対応をとっているというような状況でございます。 ○本城隆志委員  これ毎回教育委員会の各4人の委員さんの前でもはぐくみも出されてますけども、あんまりここみたいな論議はなかって、皆静かにすっと聞いて、頑張ってくださいで終わってるんじゃないかなと思うんですけど、本当は教育委員会の中のああいう外部の先生方が来て、もっと論議してもらうことが大事かなと本当は思うんですよ。そこで論議されて資料がよくなってきて、ここへ出てくるのが普通なのに、あそこで論議は、これ何十年と低調なのは、本当は僕はちょっと不満なんですけども、そのことで論議をしようという形で努力してくれてることは知り合いが多いですからわかるんですけど、以前がやっぱり論議できてなかった。それを切りかえて論議できる教育委員会にするというのはなかなか難しいなということはわかっております。  何か以前、寺田西校区に教育委員長がおられたときに、地元の学校が荒れてるから地元を回ってから教育委員会行ったらどうやと言うたんですけど、いや、私は行かない、教育委員会すぐ行って報告を受けるんだと、これが私の仕事だというんで、大分それで私は地域でやったことあるんですけど、やっぱりその先生は行かなかった。なぜやいうたら、やっぱり大学の教授あたりになってくると、やっぱり報告を受けて論議するのが教育委員会だという感覚があったのかな。これで大学の授業をやって、それを教員として各地に送り出してんやったら、これでいいのかなという思いがありましたけども、私もそやけど若いときはそれが教育かとか思ってしまいましたね。そうじゃないなということをやっぱり今よく思っております。  小松原さんも言いましたように、皆いじめ受けた経験もあるし、それからこれがいじめやとわからんと人の悪口言って、それがいじめになってたいうこと、今になってわかることがたくさんありますから、現場の子どもたちもそうやないかなと思っております。ただ、私たちが子どものときは昭和40年過ぎで50年までですけども、行かへん言うたら親にどつかれますからね、行ってこいいうて。いや、学校でいじめられるんや言うたら、何言うてんねやおまえは、どついてこいいうて怒られるのが、友達の親でもみんな同じこと言ってますよね、同窓会やって。教師にしばかれたら、昔はしばかれまくってましたから、悪いけど。その先生方がきゅっとおとなしなった。だけど、学校でしばかれたいうたら、いや、友達にしばかれたとかね、こけたとかいうて、やっぱり同じこと、テレビのドラマでも言ってるようなことを皆やっぱり言ってますね。家でそれを、先生に怒られてこないなったんや言うたら、もう1回親に怒られるんですね。今は違うでしょう。鉄棒の授業で落ちてすりむいただけで教育委員会へ即行く親もいるとかいうて、宇治では聞きましたで。城陽もあるのか、それは知りませんよ。たまたま教師が友達やったから、すりむいただけで学校に言うたってあかんから、親もう即教育委員会へ行ったと。教育委員会は謝れって。中身聞かんと謝れ。だから、教育の仕組みの中もちょっとおかしいんじゃないかなと私は思うてるんですよ。  問題は、大津の中学生ですか、あれ、自殺したんですね。自殺してからうろちょろしても仕方がない。だけど、自殺するまでのやつがいろいろあるんやろうと思うんですけど、こんなことで自殺するんかな、わからないですね。だから、芽を摘むことが大事なのに、事件が起こってから動き出したってだめでしょう。だから、今回一般質問にも出してあるから細かくは言いませんけれども、だから月3日以上不登校ならば教育委員会は報告入ってるはずなんですね。1週間やったら市長のほうにも報告は行かなあかんのじゃないかね、今の時代だったら。いや、市長は知りませんというわけいかないでしょう。教育委員会の問題ですって。だから、市長に行くいうことは、府教委にも行くん違うのかなというふうに解釈してるんですけど、その解釈はいいのかどうか、こればっかしは勉強しながら新聞読んでるわけじゃないんでわからないんですけど、そのあたりが、今、週3日で不登校という認定をするという対策をするんなら、市長のほうにいつ行くのか、それから教育長のほうにはいつその話が入ってくるのか。個別案件全部教育長には行ってるとは思いませんけれども、どうなんでしょうか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  先ほどの不登校にかかわることです。月3日以上の欠席を不登校として毎月計上しております。そして、年間としての不登校に関しましては30日以上ということになっております。こちらの月3日以上の不登校の人数に関しましても、教育長のほうにもご報告をさせていただいております。そしてまた、山城教育局を通じて京都府教育委員会のほうにも報告をさせていただいております。 ○太田健司委員長  いつのタイミングで行くんかって話、報告が。 ○岸本匡史学校教育課主幹  報告は毎月行っております。 ○本城隆志委員  市長のほうには行かないんですね。 ○岸本匡史学校教育課主幹  市長のほうには、報告のほうは不登校に関しまして、議会のたびにはお伝えはしておりますが、毎月の報告という形では行っておりません。 ○本城隆志委員  市長には、はぐくみとかいうのは報告事項としては上げてないんですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  3カ月に1回の議会のときに上げております。 ○本城隆志委員  だけど、よそのまちの事例見てますと、市長が知らないのは相当マスコミからも突っ込まれてるし、市民からも何で知らんのやと、議会からも追及されてますけども、市長は知らんというて答えて、あと大変、窮地に追い込まれてるという事例がたくさんありますけど、そのことはご存じですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  そういうことは承知しております。また、市長のほうにも定期的にしっかりと連絡をしていきたいというふうに思っております。 ○本城隆志委員  不登校というのといじめというのは連動する場合もあれば、だから不登校の原因の中にいじめ全く関係ない子がたくさんいることも確かですから、不登校という一くくりで全部いじめが原因ということではないのはわかってますね。今までの不登校はどうやったんじゃなしに、学校行くのただ嫌なの、サボりもあれやし、友達に言われたから嫌やという、土居委員が言われたようにちょっと捉えたもんが嫌やからって、そんなんがいじめやと本人は思うてない時代やったんですね、私らは。お互いにけんかしただけでも次行くの嫌やとか、テストの点がとれへんから嫌やとか、予習・勉強ができひん、だから行くの嫌やとか、夏休みの宿題ができひんから学校行くの嫌やとか、いろんな理由はあったと思うんですけども、だからいじめられたから行かへんとかいうぐらいやったら、親にもやっぱり行ってこいと言われますからね。だけど、今の家庭の中ではどういうふうにしてんのかと。当時の家庭では違うのは、おじいちゃんが孫育てるときに、子守するときに甘やかしてはいけないと親は言ってるけども、かといって昔の親の気分で子ども育てたら、またおじいちゃんに預けられへん、おばあちゃんに預けられへんよと言われる、こういうものがあった。昔やったら、お母さんはおばあちゃんやおじいちゃんがやったことに対して反論できなかった時代やったかもしれませんけども、そういう違いがどこがいいのか悪いのかって、時代や、それから地域とか家庭環境によって全部違ってくるけれども。  だけど、いじめって陰湿になってきたことも確かかなという。だから、顔の見えないいじめもたくさんあるから、ネットでのいじめに対して自殺する子もいるぐらいですから、誰がいじめてんの言われたってわからない。学校が調査してもわからないでしょうね、そうなっていくと。だから、学校の中でのいじめ対策って学校の中だけでやってもらうとある程度わかるんですけどね、だけど、外からのいじめとか、子どもが広範囲に動き出したらもっとわからない。塾の中であるかもしれない。その原因が何にもきょうの報告には全然ないんでね、聞いてもわからないのかもしれない、そこまで調査してないのかもしれない。だから、大ざっぱにいじめという形で出してんのか。不登校もそうやと思うんですけどね。だから、そういうところをやっぱりちゃんと聞かれたら言えるような状況とか資料づくりというのがやっぱり必要になってくるのかなと私は思いますよ。  それから、地域があの子いじめられてるのに学校は全然把握してないというのもありますね。だから、今回ほかのとこで入ってますけども、地域の人は皆大体知ってますよ。これから質問する事項になりますけども。  もう一つはね、不登校や言いながら、放課後行ってたらそれは登校になってんのかならへんのか。だけど、一般常識からしたらね、それは登校という形になってたら不登校の処置に入ってこないという形になるのかならへんのかという疑問も出てくるわけですよ。夕方あいてたらね、登校してるから、それは問題じゃありませんということになってしまいませんか、学校としては。教育委員会に報告しなくていいという、そういう解釈、抜け道の解釈になってしまうんじゃないかなって思いますよ。  それと、子どもが何回も学校に言うても指導がないというのも聞いてますからね。やっぱり先生方によって、そのことが全員一致というか、同じレベルでこういう問題を考えてくれてんのかいうたら、そうじゃないなというところがやっぱりあります。それは私たちのときもそうやったですね。担任が給食食べんでもええよ言うてたら、違うクラスから先生が飛び込んできて、こら、みんな食べなあかんやないかいうて怒られたことがやっぱりあって、教師間でも給食の食べ方でも差があったりとか、これは構へんけどこれはあかんとかいうのも皆、差があって、なら子どもたちはどれを基準にしようかなという、考えてるようないたずら心がいっぱいあったということがありますんで、やっぱりひとついじめの問題やったら、ここまではいじめかどうかとかいうようなことをしっかり教師間でも共有する、あるいは問題の担任だけ呼ぶだけではやっぱりだめやと思うんですけども、やっぱり学校の中でその研修がしっかりできないと、また学校では校長はしっかり指導できてんのかどうか。だから、以前学校の中で言われて、さあ行こう思うたら、この校長か、それはだめやなと思うたことある。何でか、昔の担任やった。この人には何言うてもあかんなと思うたことあった。それでも校長やってるんですから。その学校とか地域に任さなしゃあないなと思うたこともあるんですよ。それ僕30代のときですよ。もう亡くなった方やからね、どこの学校とも言わないけども。  だから、先生方のやっぱり教員の採用は受けたから、もうそれでいいという、あとは自主研修的なことでしょう。だけど、自衛隊とか警察いうたら、皆、定期的に試験受けないとランク上がっていかない。やっぱりそういう部分での厳しさが教員の中にはないんかなって思いますよ。ここで今これ以上のこと言うても仕方がないなと思いながら、また私の質問までにもう1回研さんしといてほしいなと思いまして、これで終わっときます。
     さっき言うた放課後の出席したことが不登校にならへんのか、また本番でも聞こうと思うてますからよろしくお願いします。教えてください。 ○岸本匡史学校教育課主幹  今おっしゃられたことをしっかりと考えて、研さんして、お答えできるようにしたいというふうに考えております。(「放課後の話、不登校にならへんの」と言う者あり)  放課後でございますか。現在、放課後に学校に登校しているというのは出席にしております。 ○本城隆志委員  それやったら不登校にならへんの。 ○岸本匡史学校教育課主幹  放課後の登校のほうも出席には入ってるんですけども、完全に学校を休んでる日数が3日以上という形で、不登校のほうに計上しております。 ○本城隆志委員  だから、そういう子は不登校としてここには上がってこないということで解釈していいんですか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  毎月の不登校の中には、3日以上上がってこなくても、継続的に見ていかないといけない子どもは不登校の中に学校のほうから上げていただいております。 ○本城隆志委員  だからね、退学で学校来いひん子はそれで済むけども、いじめでそういうことになった子というのはね、指導ができない。だから、不登校、全部の指導がそれでいいという話にはならない。だから、いじめだって、ボールペンがこけただけで、それ嫌でひょっとしたら自殺に、自殺ってね、いっぱいあったやろうけども、1つのことで自殺なんてしませんよ。僕らでも、悩むときは2つ3つ重なったときに、もう一つ来たときに自分が冷静でなくなるからという場合もありますから。だから芽から摘むということが大事なのに、不登校、いじめに連動しなかったら余計指導できないということがやっぱり出てくると思いますよ。 ○平松亮委員  済みません、最後1点だけ教えてほしいんですけども、そうですね、僕が子どものころは、先ほど本城委員おっしゃったように、同じように僕おばあちゃんちで暮らしてたんで、学校に行かへんかったらおばあちゃんに怒られるから学校に行かなあかんと、そういう感じで過ごしてきました。小学校、中学校と、ちっちゃいころ多分卒業式、入学式、本城委員にも列席いただいてると思うんですけども。ただ、実際今の子どもって、認知してからの指導、支援ですね、家庭訪問とかいろんな先生方の対応あると思うんですけど、実際どんな指導というか、来うへん子に対して実際どんな感じなのかなと思いまして。大人になっても何で来うへんのやとか言われても全く響かないと思うんですけども、どういう支援というか、どういう対応してるのか教えてほしいなと思いまして、その1点だけお願いします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  不登校の子どもの支援についてですけども、例えば子どもたちの中で欠席が2日以上続いてくるというようなことがございましたら、まず基本的には欠席があったとき、担任はその日のうちに家庭訪問または家庭連絡をいたしております。そして、欠席が続いてくる中で保護者とまず連絡をとる、そして本人とももちろん会いまして話をするんですけども、その中でどういう部分が今学校に行けないのということで、もちろんいろんな生徒がおりますし、話してくれる子どもであったりとか、そこが話せない子どももいます。また、来れてない原因が友達とのトラブルでありましたら、相手の子どもにも話を聞いたり、そして本人と、そして相手の子が話す場を設定し、子どもたちが来れるようにということで、支援といたしましては個々に変わってくるんですけども、保護者、そして欠席がちの児童・生徒に対して話を聞く、そしてどの部分が不登校の要因になっているのかというのを把握して、そこから解決策を見出して、登校できるようにという形で支援を進めております。 ○平松亮委員  懇々と話を聞く中でという形になるんですかね。 ○岸本匡史学校教育課主幹  まず、そうですね、児童・生徒に対して本人の思いを大切にするという部分から話を聞くと。でも子どもによっては思いがなかなか伝えられなかったりということもありますので、その次の段階として保護者からも話を聞くということになっております。 ○平松亮委員  わかりました。ありがとうございます。 ○太田健司委員長  ほかに質疑ございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  なければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  次に、(2)平成31年度京都府学力診断テストの結果について及び(3)平成31年度全国学力・学習状況調査の結果についてを一括議題といたします。  市の説明を求めます。 ○松本徹也学校教育課主幹  失礼いたします。  平成31年度京都府学力診断テストの結果について報告いたします。  このテストは、児童・生徒の学習状況や学習環境及び家庭における生活環境の特徴、課題を把握、分析し、授業改善を推進することにより児童・生徒の学力の充実、向上に資することを目的として、小学校4年と中学校1年を対象に実施するものでございます。  各教科とも全25問。また、25問中、基礎、基本に関する問題が20問、活用に関する問題が5問となっております。本年度は4月10日から15日の間に、府内全域の小学校、中学校で実施いたしました。  それでは、結果の概要について順にご報告いたします。  まず、3ページをごらんください。小学4年国語における平均正答率一覧を掲載しております。表、グラフともに市内小学校、城陽市、京都府の平均正答率を示しております。なお、各学校の数値並びにグラフにつきましては、全て正答率の高いほうから順に表示しております。以降のページのグラフにつきましても同様でございます。  本年度、小学4年国語の城陽市の平均正答率は、京都府平均に対し2.4ポイント下回っております。4ページの正答度数分布図からは、正答率の低い児童が多いことがうかがえます。  次に、5ページをごらんください。中学1年国語の城陽市の平均正答率は、京都府平均に対し0.5ポイント上回っております。昨年度に引き続き、京都府の結果に対して高い推移となっております。6ページの正答度数分布からは、正答数の少ない生徒が減少してきたことが見受けられます。  小中どちらも、国語の授業におきましては、一斉指導の時間が多くなりがちです。授業中に子ども一人一人が主体的な言語活動、読む、書く、話す、聞くが充実するよう、各校の国語科の組織的な授業改善を行う必要があると考えております。とりわけ子どもがひとりで考える自力思考や解決のポイントをみんなで考える共有化を大切にしていくことが求められます。  7ページをごらんください。小学4年算数の城陽市の平均正答率は、京都府平均に対し2.4ポイント下回っております。昨年度と比較いたしますと、京都府の平均に対する割合は上昇してきております。8ページの度数分布からは、学校によって特徴がさまざまあることがわかります。また、正答率別推移からは、正答数が少ない児童が多いことが見受けられます。  9ページをごらんください。中学1年数学の城陽市の平均正答率は、京都府平均に対して1.5ポイント下回っております。しかしながら、知識・理解においては0.3ポイント京都府平均を上回る結果となりました。10ページの正答率別推移を見ていただきますと、低位層の生徒の割合が4年生時と比較いたしますと減少してきており、一定の成果がうかがえます。  今後は、小・中学校どちらも学校ごとに子どもたちの実態を的確に把握し、基礎学力定着のシステムをPDCAサイクルでよりよくしていくことが求められます。  11ページからは、児童・生徒質問紙に見られる回答状況でございます。左側が小学4年、右側が中学1年の結果であります。11ページの授業についての項目は、発表や話し合いなどの対話を通した授業が多く展開されていることが見受けられます。今後、目当ての提示やまとめ、振り返りがどのような効果があるのか、子どもたちの様子を見取りながら各校にて研究を進めることが求められます。とりわけ子どもたちの学習活動が形式的にならないようにするため、子どもの振り返りや算数の学習においての適応問題から全ての子どもの目当ての達成率を把握することが求められます。  12ページは、家庭学習についてであります。小学4年、中学1年は、与えられた学習をすることについては京都府平均とほぼ同等となっております。児童・生徒自身が自分で計画を立てて学習することについて、課題は残りますが、小学4年において家庭学習の時間が京都府平均より良好な結果となりました。よりよい学習の充実のために、主体的な学び手の育成を図るための家庭学習の構築ということで、学力向上等推進委員会の専門部会にて共通理解を図ったところです。授業と家庭学習をリンクさせ、学習意欲を向上させる取り組みが学校として求められているところでございます。  13ページは、読書についてと生活習慣等についてであります。読書については、各校で工夫されて取り組みを継続して実施しておりますが、学校間の差が見受けられます。生活習慣等については、朝食の摂取率、京都府平均とほぼ同等ではございますが、就寝時刻が遅過ぎる割合が多いことが見受けられ、学校間の差が多いことも課題として残ります。また、14ページの携帯電話・スマートフォンの項目からは、京都府と比較いたしますと所持率が高く、使用時間が長いことも見受けられます。家庭学習に係る指導とあわせて、基本的な生活習慣の確立について、家庭と連携しながら改善していくことが求められます。  各学校でさまざまな取り組みを進めていくことを通して改善が見受けられることもありますが、一方で、改善の結果が数値としてあらわれにくい部分もございます。城陽市の児童・生徒の学力向上のため、学校と家庭が同じ方向性で連携、協力して取り組めるよう、学力向上等推進委員会でも共通理解、方針を定めているところでございます。子どもの主体性を大切にした取り組みを進められるよう支援してまいりたいと考えております。  以上で京都府学力診断テストの報告を終わります。  続きまして、平成31年4月18日に実施いたしました全国学力・学習状況調査の結果についてご報告いたします。対象は小学校6年生と中学校3年生となります。  2ページをごらんください。本調査の目的におきましては、義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童・生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ると、学校における児童・生徒への教育指導の充実や学習状況の改善に役立てる、また教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立するとあります。  本調査におきましては、今年度から初めて英語が加わりました。今後は3年に1度程度実施予定と聞いております。さらに加えまして、これまで基礎と活用に分けてテストを実施し、報告もさせていただいておりましたが、今回のテストから基礎と活用は一体化した問題となっておりますので、ご承知おきください。  それでは、3ページをごらんください。京都府学力診断テストと同様に、表並びにグラフは、それぞれ正答率の高い学校から表示しております。同じ位置にある学校が必ずしも同一校とは限りません。また、京都府と城陽市の総合の結果につきましては、小数第1位を四捨五入した値として文部科学省から提供されております。以降のページにつきましても、同様の表記となっております。  それでは、城陽市小学校6年国語の結果についてご報告いたします。城陽市と全国平均及び京都府平均を比較いたしますと、下回る結果となりました。4ページは正答分布グラフ、経年データ、正答率別推移になります。真ん中の経年データにつきましては、先ほどご報告いたしました基礎と活用の問題が今年度から一体化されたため、このような表記となっており、31年度分につきましては1つの数値としてあらわしております。正答率別推移につきましては、小学4年時に受験した平成29年度京都府学力診断テストと比較した割合でございます。こちらを見ていただきますと、高位層の割合が減少し、低位層の割合が増加してきております。京都府学力診断テストの分析同様、子どもたち一人一人の言語活動、また言葉による見方、考え方を働かせることができる授業改善を図ることが求められております。  5ページの小学6年の算数の結果につきましては、全国平均及び京都府平均と比較いたしますと同程度の結果となりました。6ページの正答率別推移で見ますと、特に低位層や府平均の半分以下の割合が京都府より少ない値となり、良好な状況が見受けられます。これは、基礎学力定着のシステムが確立し、学校としての取り組みが充実しているというところも見受けられます。算数の授業におきましては、立式や解答の正誤だけに注目するのではなく、図式化や説明の記述など思考過程を大切にし、振り返りを充実させ、メタ認知の育成に努めることも重要であると考えております。  7ページの中学3年国語の結果につきましては、全国平均、京都府平均と比較いたしますと同程度の結果となっております。8ページの正答率別推移を見ますと、高位層が増加し、低位層が減少してきております。国語の授業において、とりわけ教科書だけではなく、新聞や雑誌などさまざまな媒体に触れ、文章の種類による叙述の特徴を捉えることが大切であると考えております。  9ページの中学3年数学の結果につきましては、全国平均と比較いたしますと同程度の結果となっております。京都府の平均に対しますと約2%下回る結果となりました。10ページ、正答率別推移で見ますと、高位層が増加し、低位層が減少してきております。中学校の取り組みで、一人も見捨てないという姿勢を大切にした学び合いの授業形態が多く取り入れられ、研究が進んできた成果であると考えております。  11ページの中学3年英語の結果につきましては、京都府平均及び全国平均を2%下回る結果となりました。12ページの正答率別推移で見ますと、高位層が若干減少し、低位層は同等の推移を示しております。しかしながら、無回答率が低い傾向にあり、表現しようとする意欲は高い反面、正確性に課題が残ります。生徒一人一人の英語の表現力の向上を図るため、言語活動の充実が求められます。  13ページからは、質問紙に見られる回答状況についてでございます。左側が小学6年、右側が中学1年の結果となります。13ページの授業についての項目では、京都府平均や全国平均と同等程度、または若干下回る結果となりました。主体的、対話的で深い学びを実現するために、各校で重点研究を設定し、取り組みを進めていただいているところであります。学習形態や言語活動が形式的にならないよう、それぞれの時間の目当ての達成のための学習課題の工夫や効果的で意図的な対話の時間の設定が求められることがわかります。  14ページ、家庭学習については、平日の家庭学習の時間が30分未満または全くしないと回答した割合は、小学校6年で全国平均9.9%、京都府平均10.4%、城陽市平均11.7%、中学3年で全国平均12.8%、京都府平均19.2%、城陽市平均19.7%となりました。小学校6年は、平成29年度京都府学力診断テストからの同一集団の経年比較から見ますと、約11%減少してきております。中学3年は、平成30年京都府学力診断テスト中学2年からの同一集団の経年比較で見ますと、約5%増加しました。子どもたちが家庭でも主体的に学習できるよう、学習習慣を身につけると同時に、学びに向かう力を育成することが大切であると考えております。  15ページの生活習慣等につきましては、全国平均、京都府平均と同程度ですが、学校間の差が大きいことが見受けられます。生活習慣の確立のため、家庭学習と一体的な取り組み、また家庭との連携を密にしていく必要があると考えております。  読書週間等につきましては、中学校3年、平日1日当たりの読書時間は、京都府平均と比較いたしますと同程度でありますが、全国平均と比較いたしますと下回っております。小学校では、本に親しませる取り組みを充実させているところではありますが、学校間の差があり、課題となっております。効果的な読書の取り組みを交流することとあわせて、国語科の授業を通して、よりよいさまざまな本に触れる機会を計画的に設けることが大切であると考えております。  城陽市教育委員会が各学校を支援し、城陽市オール城陽で取り組んでまいりたいと考えております。  以上で平成31年度全国学力・学習状況調査の結果について報告を終わります。 ○太田健司委員長  13時40分まで休憩いたします。             午後0時23分 休憩           ─────────────             午後1時40分 再開 ○奥村文浩副委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長所用のため、副委員長が委員長の職務を行います。  これより質疑に入ります。質疑はありますか。 ○土居一豊委員  1点お尋ねします。下位校が少なくなって、上位校がふえてるという報告が何件かありましたが、これまで皆さんがいろんな取り組みの成果が出ているんじゃないかな、そのように判断します。  いろいろな報告を受けておいて、子どもの教育というのはなかなか難しいと、教育現場において努力しても、それが子どもに通じない、ご家庭にも通じない、家庭の協力もいただけない、いろんな要素があるんだなということを理解をします。  そこで、それぞれの数値を見て思いますのは、上位校と下位校において差が出てるところがグラフ上あります。どこがどの小学校だ、中学校というのは、あえて過去に聞いたときに教えてくれませんでしたのでここでは聞きませんが、後ろのほうにあります食事を食べておりますか、もしくは読書をしておりますかというふうな数値、これと上位校、下位校、全体的な数値の中の上位に位置する学校と下位に位置する学校は、この家庭でのこと、食事のことであったり読書であったり、またスマホであったり、いろんな家庭での数値というのはある程度つながってるものですか、それとも、それは全くそう関係ない、そのように分析されてますか。どちらですか。 ○松本徹也学校教育課主幹  生活習慣等における学力との相関関係でございますが、朝食を毎日食べていますかというところは、小・中学校とも学力と関係しているというところが見受けられます。読書についても、小学校につきましては相関関係、学力と関係してるというところが見受けられますが、中学校につきましては相関関係があるということは言い切れないところがございます。とりわけ中学校の全国学力・学習状況調査の質問紙におきましては平日1日当たりの読書時間ということで、読書に充てる時間よりも学習に充てていたり、また別の習い事等をしている場合もございますので、そこにつきましては見取ることができませんが、相関関係は中学校のほうではなかなか見取りづらいというところがございます。 ○土居一豊委員  理解しました。  あと、これまでの取り組みの継続とともに、今後、子どもの学力向上について、新たな取り組みとして、グローバル化する社会の中において今後このような取り組みを進めていきたいなというふうな構想が何かあればお答えください。 ○松本徹也学校教育課主幹  新たな取り組みということで、今年度から学力向上等推進委員会で取り組んでいることがございます。新学習指導要領の来年度から小学校、再来年度から中学校の全面実施ということもあり、先ほど土居委員がおっしゃっていましたグローバル化ということで、より子どもたちが大人になったときに学んでいく、また社会とともに生活していくという中では、主体的な態度が大事であると考えております。京都府教育委員会も認知できる、いわゆる数値ではかれるものとはかれないものを一体的に取り組んでいくことが大切であるということで言われておりますので、城陽市におきましても、子どもたちの主体的な学びを大事にしていこう、また京都府で言われる育みたい力、その中にはつながる力、他者とつながる力、また未来を展望する力、また挑戦する力が大切であると言われています。そういった2点を大事にした取り組みをしていこうということで、方針として新たに設けました。具体的な説明もできるのですが、長くなりますが、よろしいでしょうか。(「大丈夫」と言う者あり)  学校におきましては、これまで主体的な学び手の育成ということでは研究等を、重点研究を各校それぞれされてました。城陽市の学校では、それぞれ自主的に公開授業をするというような主体的な研究ということが進んでおりましたので、さらにこれを進めていこうということとあわせて、城陽市教育委員会、学力向上等推進委員会で支援できることはということで、これまでの取り組みとあわせて新たなものということで、学力向上等の専門部会を設けております。これは、城陽市で大事にすることに対する取り組みのお互いの交流であったり、成果の確認ということをしてまいります。また、授業力向上研修会ということを昨年度試行から行いまして、今年度から本格実施しております。市内のすぐれた先生方の授業実践、また学級経営を見ていただいて、またその後、意見交換を通して学んでいくという学力向上に関するミドルリーダー層の育成に努めております。また、城陽市の教職員の研究大会につきましては、これまで小学校教員が中心でしたが、今年度から小中合同での教職員の研修会を実施することとなりました。また、各学校主体的に研究、研修をしていただいておりますが、そこにこれまで学校の中だけ、または京都府の出前講座ということで実施はされてましたが、講師の先生方を派遣しようということで、講師派遣事業ということを実施しております。教科につきましては、算数、道徳でまずこの2校が実施しております。また、力のある学校を目指してということで3校実施していただいております。力のある学校につきましては、大阪大学大学院の志水教授が提唱しているスクールバス・モデルというもので、学校が一丸となって効果を上げていこうという取り組みでございますが、こういったことに対する研究をしていくということで、計5校が講師派遣事業の対象となっております。  そうしますと、残り10校につきましては何らか支援はないのかということにもちろんなりますので、指導主事の派遣事業ということで城陽市の教育委員会がそれぞれの学校にさまざまな支援をしていくということを実施しております。具体的には、校内研で講演をしたり、また授業の指導講評等を適宜していくということで、学校のニーズに応じてそれぞれ伺って支援をしていくということでやっております。  また、これまで実施しておりました未来を担う教育研究補助金も継続しての実施、また子ども文化・科学賞、「ふるさと城陽」絵画コンクールにつきましても、これは主体的な学習のあらわれであるという認識のもと、取り組んでいただいております。  また、人的支援につきましては、これまでと継続して実施していくということで、全ての子どもを伸ばすという視点で取り組んでいっております。長くなりました。 ○土居一豊委員  学力向上等推進委員会の件はわかるんですが、教育委員会として何か新たなシステム導入とか、そのようなこと考えませんか。 ○松本徹也学校教育課主幹  システムというより、指標というものを設けてございます。指標につきましては、今回報告で提示させていただいた正答率別推移でございます。低位層の子どもたちがどう変化したのかということはもちろん、高位層、よくできる子という子たちもどれだけ伸ばしているのかというのを各学校ごとで見ていく、そういったところの数値の上昇、または低位層のほうは減少していくというところを各学校ごとで数値として見ていこうということをしております。  また、家庭学習の時間につきましても、きっちりと見ていただきたいということで、数値で確認していくと。ただ、家庭学習も何を大事にするのかということは専門部会で確認しております。  また、非認知に当たる育みたい力についても、こういったところも数値として見ていけるようにしていくということで、システムじゃないですが、そういった指標として設けているところです。 ○土居一豊委員  学力向上等推進委員会のことはいいんですよ。部長、何か専門部会のことは置いといて、もっとこういうことをやっていったら学力向上につながるんじゃないかというふうな構想を持っておられないかな。 ○薮内孝次教育部長  これまでから、いわゆる家庭学習の定着を目的とした学習支援員を6校にこれまで配置をしてきております。これについても、家庭学習の定着にかなり効果は出てきているというのは私たちも理解しておりますけれども、学校に対して人的な支援をこれまでからいろんなさまざまな支援員等を配置しておりますけれども、これにつきましては、さらに効果的になるような形で予算にも限りがありますけれども、その中でもどのような支援員を配置すべきかということも今後検証してまいりたいというふうには考えております。 ○土居一豊委員  どうも私の考えてることと合わないので、この件はまた別の機会にします。もう具体的には言いません。  今月の29日に、大阪市内で全国規模のグローバル化社会における教育のあり方について研究会、講習会がありますけど、これについてのご案内は教育委員会には来てませんか。失礼しました。29日じゃなくて25、26日です。 ○松本徹也学校教育課主幹  ICTの展示会のことではないかと考えておりますが、よろしかったでしょうか。はい。存じておりますし、調整がつけば出席していきたいと考えております。昨年度も出させていただきました。 ○土居一豊委員  私も行く予定にしているんですけど、ぜひやはり先進的な取り組みについて勉強を深めて、じゃあそれを城陽市に取り入れたときにどのようになるのか、これは十分研究した上でやらないと、ダボハゼのように飛びついたら経費は無駄になる。だから、これは今回大阪であるんですけど、ぜひどなたか、教育長、時間をつくっていただいて、私はぜひこれ行っていただいたらな。私も時間を割いてぜひこれには行きたいなと思っています。これについて、取り組みについては十分研究していきましょう、経費が無駄にならないように。 ○語堂辰文委員  2点お聞きします。  1点目は、府の調査、また全国の調査、両方ともなんですが、これ国語のところで今ちょっと聞きに行ってたんですけれども、右の下のほうですけれども、国語の括弧の中に伝国とございます。皆さんは周知されてるんだろうと思うんですけどもね、この表にございますが、その意味ですね。  もう1点は、どちらのほうにも調査にも入ってるんですけれども、どちらというんですか、府のほうは特に詳しく入ってますけれども、いわゆるスマホの関係ですけれども、スマホについて、もちろん学校には持参しないということ、そのとおりだと思うんですけれども、この扱いについての指導といいますか、ここではスマホを所有してるのは京都府の平均より多いというような報告でございましたけれども、スマホの使用、何かそういうタブレットなどですね、そういうものについてそういう指導をされてるのんかいうことと、この間、そういうタブレットの導入がされてきてるというふうに聞きますが、タブレットとか電子黒板が入ってる学校とかあったら教えていただけますか。 ○松本徹也学校教育課主幹  まず、1点目の伝国の内容でございますが、話すこと、聞くこと、書くこと、読むこととは別に、領域として1つ示されています。長い名称ではございますが、ちょっと申し上げます。名称につきましては、伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項ということでございます。具体的な問題内容につきましては、漢字の読み書きであったり文法事項、またはそういったあたりで言葉の使い方等が主な問題として上がっております。  2点目のスマートフォン、携帯電話等の取り扱いについて、また指導ということですけども、小学校、中学校ともにスマートフォン、携帯電話の使用につきましては、情報教育に位置づけられております情報モラルとして取り組んでいるところでございます。その中で、携帯電話やスマートフォンの適切な使用についても指導しているところでございます。また、警察とも連携した非行防止教室や人権教育での取り組み、PTA研修会、地域懇談会、学校での説明会を通して指導しているところでございます。  3点目のタブレット、電子黒板等の状況ということですけども、電子黒板につきましては、城陽市の中で導入している事例はございませんが、大型モニターを小学校では全ての学校、全ての普通教室に導入しております。また、中学校につきましては、3中学校に普通教室に大型モニターを全て導入しているところです。残り2中学校につきましては、来年度のコンピューター室の更新の際に導入する予定でございます。タブレットにつきましては、小学校4校、中学校3校におきましてコンピューター室のパソコンですね、従来でしたらデスクトップ型としておりましたが、ツー・イン・ワンと申しまして、タブレットとして持ち出しができるパソコンを導入しております。小学校残り6校、ツー・イン・ワンを導入してない学校につきましては、7台タブレットを導入しているというところでございます。来年度2中学校、2小学校がコンピューター室の更新ということになりますので、そちらの更新の際にツー・イン・ワンに変更を検討しているところでございます。 ○語堂辰文委員  何かちょっと聞きなれない言葉でしたので、伝国という意味がですね。いうたらメーンは読みとか文法とか、そういうのと同じだと思うんですけど、生徒や保護者はこれですっとわかるんかわかりませんけども、新しい言葉ですのでお聞きをいたしました。  なお、今スマホの関係で、そういう適切な使用について指導をされてるということでございますけれども、最近のSNSの問題やとか、こういう先ほども話がございましたいじめの問題とか、いろんなところで大人以上に子どもの中には影響が大きいというようにも聞いています。いろんなそういうニュースの中で出てますので、これは先ほどから適切な使用ということでの指導ということでございますけども、十分にやっていただきたいと思います。要望しときます。  なお、3点目のタブレットの関係ですけど、若干入ってるところとこれからということですけれども、私たちも視察には寄せていただきましたけれども、本当にこれが、何といいますかね、そういうタブレットやそういう電子黒板に頼るということではないんですけども、一応基本的なところについては、先ほどお聞きしましたらいわゆる、何ですか、大型モニターということではございますけれども、学校の先生、学校によりましては大型のそういうテレビをモニターにしてんのやという話もありましたけれども、そういうのも含めて、やはり子どもたちが関心を持って授業に取り組めるようにしていただきたいと思いますので、先ほど学校によって、小学校でも入ってるところと入ってないところ、そういうような話がございましたので、早急にそういう予算化をしていただいて、進めていただきたいと思います。以上です、要望しておきます。 ○乾秀子委員  失礼します。抽象的な聞き方になるかもしれないんですけど、子どもたちにとっては学力診断テストも調査のほうも、テストを用いて成績が出るということには違いがないと思うんですけど、例えば1ページにあります目的とか結果の活用とかというふうなところを読んでみますと、診断テストの場合は目的として個々に応じたきめ細かな指導方法の工夫や改善の充実に役立てるというふうにもありますし、子どもの学力目線かなというふうにも思うんですけど、学習状況調査のほうを見てみますと、どちらかというと行政側の、何というか、国的というか、教育行政とかね、教育施策というほうの改善のために役立てていくものなんかなというふうな気がするんですけど、言葉がちょっとよく理解できてないのかもしれないんですけど、先生方が教育委員会とか学校側が活用していく上で、何か結果から見て違いとかいうのはあるんですか。同じように結果から見られるものを全部、例えば授業改善に使っていかれるとか学力向上に使っていかれるという形の捉え方でいいんですかね。少し視点の違うところとかはあるんでしょうか。 ○松本徹也学校教育課主幹  学力向上以外のところで活用できているのかというお問いかけかと認識しております。もちろん質問紙であったり、また学習状況等を見ていますと、個別の課題というところも非常に浮かび上がってくるところでございます。もちろんそういう面で、平均点だけではなくていろんな分析の仕方がありますので、そういった見方をしていくと、家庭とより双方向の連携が必要であるであったり、また地域と一緒に何かしていく必要がある、また学校の取り組み全般を通して例えば運動会であったり異学年との交流等での取り組み等で認知しにくい力を見ていく必要があると。そういう中で学校としてどういう取り組みをしていくのがいいのか、また家庭とどのようにしてつながっていくのがいいのか、またこの家庭とはどのような話をしていくことが大事であるかというところも見えるのではないかと考えております。 ○乾秀子委員  済みません、目的というところの書き方がね、ちょっと、より何というかね、学力の向上というところに重点を置かれているのかなというふうにちょっと捉えたりしましたんですけど、そうしましたら、それはそれで結構なんですけど、こっちの学力診断テストの結果の11ページの質問紙の調査結果というところなんですけど、ずっと先生方がこういう学力テストや状況調査をしていかれる中で授業の改善に取り組んでこられて、その結果がいろいろと子どもたちの学力の向上、数値という形でもちろんあらわれてると思うんですけれども、私はちょっと知らない言葉なんでちょっと教えていただきたいんですけど、中学1年生は授業改善が進んでいるというふうに結果が書かれていて、その後ですね、3行目のとこにやましろ授業スタンダードという言葉と授業のユニバーサルデザイン化というふうな言葉があるんですけれども、ちょっとこれを説明していただきたいんです。具体的にイメージがちょっとできないんですけど、どういう内容のものなんでしょうか。 ○松本徹也学校教育課主幹  やましろ授業スタンダードと授業のユニバーサルデザイン化について回答させていただきます。  やましろ授業スタンダードというのは、こちら私の手元にあるこのパンフレットになるんですが、京都府の山城教育局で作成されたものでございます。これは、どのような授業展開がいいのか、またどういうとこに注目してすることが大事であるのかということを1時間の流れをポイントも押さえながら示していただいたものでございます。こういったことを意識して授業をしていくと、いわゆる講義調の授業ではなくて、子ども自身が考え、みんなとともに考え、また自分自身の学びを振り返って次に生かしていくというものでございます。こういったものを山城局も非常に大事にしておりまして、各校でも自校の実態を見て、特に何を大事にするのかという焦点化をして取り組んだりいうところで、授業改善の役立てるための1つの道しるべとなっております。  授業のユニバーサルデザイン化につきましては、これは全ての子どもがわかる授業を目指すということで、いろいろな個性持ったお子さんがいらっしゃいますので、どの子もわかるような提示の仕方であったり見通しの持たせ方というあたりを京都府としても研究を進めているところでございます。とりわけ焦点化して何かを考える、みんなと一緒にして共有化を図るといったところが大事にして取り組んでいるところではございます。  先生方の学習指導案等にもこういった焦点化や共有化等を図るということも明記されるようにもなってきてもおりますので、授業の改善のポイントとして1つ示されております。  なお、ユニバーサルデザイン授業につきましては、山城の授業スタンダードの中にも8点ほどで示されております。 ○乾秀子委員  ありがとうございます。  そうしましたら、下の設問というか、質問紙の内容というのは子どもたちの結果ですけれども、上の四角の中は、授業改善に当たられる先生方に対する京都府からの、何というか、こういうふうにすればいいという、展開はこういうふうにすればいいとか、ここに注目を当ててというふうな、そういう先生方のためのものなんですね、授業スタンダードいうのは。子どもたちのために何か書かれたものがあるというわけではないんですね。わかりました。  焦点化ということなんですけどね、これ学校ごとに焦点化した取り組みを進める、それの実施状況を確認しながらということなんですけど、焦点化するということは、学校ごとに何か特色のあるような何か、何というんですかね、話題というたらいいんか、どういうふうに、何か中心になるものを定めるということなんですか、学校ごとに。学年とかクラスとかではなくて学校ごとに何か定めるんですか。 ○松本徹也学校教育課主幹  まずは山城局で示されてるスタンダードがあるということがまず前提に、学校ごとでも重点研究として取り組んでいるものがございます。例えばなかなか授業に入りにくいとかわかりづらい子たちがたくさんいるということであれば、それではうちの学校ではまず授業に入り込めるように課題提示の仕方を工夫しようと、最初のところがやっぱり大事であるというところを中心に置く学校もございます。その中でも、学年によってもやはり実態は違うところが出てきますので、十分できているということであれば学校の中でも学年、学級によっては対話を大事にしようというところが出てくるのではないかと。そういったところは柔軟には取り組んでいただいておりますが、学校で重点研究、目標を決めて取り組んでいるところがありますので、まずはそこを大事にしていただくと。そういった意味で焦点化した取り組みが大事であるということでお伝えさせていただいております。
    ○乾秀子委員  はい、わかりました。学校ごとに、何ていうか、先ほどあったように課題提示を、うちはこうしていくとか、読み、読むっていうんですか、対話を重視していくとか、そういう焦点化のことなんですね。わかりました。  その確認をするっていうときなんですけど、これは例えば我が校はっていう形で始まったにしても、またその結果とかを評価しながら各校で共有化してかはるわけですかね、先生方が。そういう流れとして受けとめといたらいいんですかね。 ○松本徹也学校教育課主幹  各校の研究内容につきましては、年度当初に何を取り組むのか、何を大事にしていくのか、また、手法であったりとか評価の仕方等についてもちろん提案されています。授業公開であったりとか日々の実践等を、お互い交流していく中で年度末が近づくにつれて総括していくと。そしてまた、次期に生かしていくというPDCAサイクルで取り組んでいただいております。また、その取り組みの成果を城陽市の中では公開を積極的にしていただいておりますので、お互いが見合って学び合うことができているという状況でございます。 ○乾秀子委員  もう1点だけお願いします。  その同じ冊子の6章の13ページですか、済みません、以前に調べ学習とか、また、新聞の活用いうことで一般質問させてもらったことがあるんですけど、今回ここの下から2行目のとこに、学校の図書室や市立の図書館を積極的に活用していくとか計画的に利用していくっていうふうに書かれてるんですけど、私が質問したときは余り一般新聞の活用っていうのはお答えがなくて、新聞が要るなら職員室にあるからぐらいのお答えしかちょっといただけなかったんですけど、うちでとってるような一般紙を見てみますと、積極的に一般紙を利用されて、もう小さい子どもさんでもやっぱり社会の動きとか、また、1つ例えば震災のこととかいろいろ学ばれてるということがよく報道されてるし、新聞を活用して例えば何か報告会っていうんですか、コンテストみたいな感じでしょうか、何かそういうものがあったというふうな記事も読むんですけど、これから図書をこういうふうに積極的に図書室や図書館を利用していったりされるってことの方向性を出されたっていうのは、何かきっかけというのはこの国語科のことについてということだけなんでしょうか。またほかのいろんな教科から社会的なことも全部含めて、どういう必要性を感じられて今の現状をどんなふうに持っていこうかなと思ってはるのか、ちょっと教えてもらえますか。 ○松本徹也学校教育課主幹  読書の取り組みにつきましては、まずやはり国語科が中心になろうかと考えております。国語の教科書におきましても、1つの教材よりも、資料を読んだ後に関連図書であったり、同じ著者の読み物資料等が紹介されております。そういった教科書、国語科で学んだことをきっかけに読書の幅が広がったり、また新たな興味が湧くということがまず大事ではないかなと考えております。言語ということから国語ということで中心を据えさせていただいておりまして、また、調べ学習等につきましても、文字への抵抗感であるとか興味の幅、主体性というところにつきましてはもちろん大事ではあると考えておりますが、まずは読書ということで国語ということでそれを中心軸に据えさせていただいております。 ○乾秀子委員  ブックリストとかちょっと冊数が少なくなりましたけど、いろいろみんなが本を読むような朝読書とか、そういう方向性をつけてきていただいたなとか思いますけど、思うように子どもたちって読書ってなかなか難しいんですかね。家での学習時間もちょっとこのごろ減ってますし、楽しいことはほかにもたくさんあると思うんですけど、先生からも積極的にその人物の紹介とか歴史とかの背景とかやっぱりしっかり説明しながら、私は偉人伝とかああいうのを子どもたちに読んでほしいなとかすごく思うんですけど。また積極的に読書に取り組んでいけるような形でお願いしたいと思います。 ○相原佳代子委員  2点お聞きしたいと思います。  まず、特別支援学級の児童・生徒についてであります。この京都府の学力診断テスト、そして全国学力・学習状況調査ともに日にちが決まっていて一斉にされるかと思うんですけれども、特別支援学級の子どもたちも、知的であったり情緒であったりとか身体であったりとかさまざまあると思うんですけれども、この子どもたちに対してはどのような方法でこのテストを受けられるようにされているのか、お聞かせいただきたいと思います。  まずそれから。 ○松本徹也学校教育課主幹  特別支援学級在籍の児童・生徒におきましては、まず学習しているカリキュラムが違うということから、もちろん学習内容の範囲で受けられるということであれば受けていただくということなんですけども、いわゆる下学年の学習を進めているであったりとか、また、保護者の方の意向であったり、お子さんの状況等を見て希望に応じて受験するしないは決めていただいております。一番はカリキュラムが違うというところで、無理に受けても学習意欲が減退するのではないかというところがまずありますので、そういったあたりもご理解していただいた上で決めていくというところが主なプロセスではないかと考えてます。 ○相原佳代子委員  私、特別支援学級の児童・生徒さんも同じように受けておられるというふうに以前にちょっと聞いていたことがあったものですから、それであるのならば、それこそ設問についてもそうだし、これが本当に理解して、そしてその時間が本当にその子どもさんたちにとっては嫌なものになってしまっているのではないかというような懸念がありまして、今、済みません、ちょっと質問させていただいたんです。  それで、今、親御さんであったりとか本人とか話をした上で、受けられる人は受けてもらってるということですけれども、そしたらその受けられた子どもさんに対して、これ多分1学期中には解答が出て、また保護者なりにお返ししたりとか先生方は授業指導方法の工夫なんかに生かしていかれると思うんですが、保護者の皆さんに対して、そしてまた児童・生徒さんに対してはどのように報告なりされてるんでしょうか。 ○松本徹也学校教育課主幹  学力診断テスト等の結果返却への回答をさせていただきます。  まず、府学力診断テストにつきましては、結果返却が7月上旬ぐらいから可能になるということから、個人懇談等の7月末ぐらいのところで返却をしているというところでございます。  全国学力・学習状況調査の個票につきましては、文科省から返却されるのが8月下旬ごろになりますので、これは個人懇談等を設けて返却ということはしてはおりませんので、封筒に入れて各家庭に個別で返却しているというところが大きな流れでございます。個人懇談で返却する際には、学校の実態であったり、そのお子さんの状況等によって違ってくるというところにはなるんですけども、この資料を活用して見ていただくと、お子さんの様子であったりとか状況等がわかりやすいということであれば活用して見ていただくと。これも1つの資料ということになりますので、また見ていただいてご確認をという場合ももちろんケースとしてはございます。一概に絶対にこうしなければならないというより、お子さんの話をしていく中で、どういったプロセスが大事なのか、話すツールとして大事なのかというのは、各学校であったり、学級担任等が学校と相談しながら決めていただいております。 ○相原佳代子委員  学力テストのほうは8月下旬ということで、封筒でお返ししているということでありますが、やはりなかなか保護者の方々皆さんにわかっていただくというのは物理的にも難しいというふうには思うんですけれども、中には、返して、かばんの中に入れてたり、机の中に入れたり、そういった場合も出てくると思うし、やはりそのところですよね。子どもたちももちろんですけれども、やっぱり保護者の方にもわかっていただいて、そしてできてるところはもっと伸ばしていただいたらいいし、しんどいところは頑張ろうと、どういったところがちょっともう少し努力する点であるかということを、子どもだけではなくて、保護者の皆さんにもわかっていただけるというような工夫もしていただきたいなというふうに思いますので、これは要望とさせていただきます。  そして次の質問に移りたいと思いますが、先ほどやましろ授業スタンダードであったり、ユニバーサルデザイン化であったりというようなお話もいただいてたんですが、以前に城陽市では学び合う力を醸成するというようなことをおっしゃっていたと思うんですよね。私は本当にそれはよいことだというふうに、先ほど主体的な学びを大切にしたいと、自分だけではなくて、そしてまた、クラス全員で学び合おうということを以前柴田主幹やったかな、この何かお話をされていたかと思うんですけれども、新教育長制度っていうのになりまして、もちろん教育委員会もそうですけれども、より、たしかあれは市長と教育長が連携をとられてそういった学校教育であったりとかに、何ていうのかな、力を注いでいただくっていうようなことがあったのではないかなと。もともと新教育長制度っていうのはそういったこともあっての今回の新たな制度化だったように思うんですけれども、このあたりについては今現状では城陽市ではどのようにされていますか。 ○松本徹也学校教育課主幹  質問の趣旨が、学び合う授業をどういうふうにしているのか、継続してるのかというお答えで。(「あと新教育長制度ということと」と言う者あり)  まず、学び合うことについての回答をさせていただきます。  新学習指導要領において、主体的、対話的で深い学びということが言われているのはご承知おきかなと思います。この対話的というところで、他者と対話するということはもちろん、読み物資料等や、また、先哲の考えから学んでいくというところ、そういったことを通して自分の考えが広がったり、深まったりしていくというところが深い学びでございます。そういったところを、以前柴田主幹がおっしゃられたその学び合うというところは、そういったとこに該当するのではないかと考えております。したがいまして、個人で考えてみんなで共有し合い学び合って、それをまた次の学びに生かしていくというところが現在の大きな流れではないかと考えております。そういったところを中心に授業力向上研修会でも取り組んでいるというところでございます。 ○北澤義之教育長  先ほどの新教育長制度の件ですけども、現在ですけども、私の教育委員会のほうと、あと市長と合同で教育総合会議というのを開催をしております。今年度も6月でしたか、既に1回開催させていただいて、また予定をしております。教育大綱というのがありまして、これは一定第4次総合計画も同じなんですけども、結構長いスパンでの計画でありますので、そのことはもちろんなんですけども、ここ1年、2年そういう短期の内容についてご協議というか、一緒になって協議をして、この先の教育のことを検討していくというか、そういった教育総合会議につきましては既に持っております。  6月のその会議につきましては、先ほどの幼稚園の関係もあるんですけども、幼稚園、小中の連携の課題というか、推進の仕方、それからグローバル化に伴いまして、いわゆる英語教育の進め方の関係、それから3つ目として、ICT教育もあるんですけども、いわゆるプログラミング教育、そういったものの進め方という一応この3点で市長とは協議をさせていただいたと、そういう経過がございます。また次回、別の項目でさせていただこうという計画をしております。 ○相原佳代子委員  松本主幹からお答えいただきました件についてですけれども、確かに対話的コミュニケーション能力の向上っていうことは、本当に先ほど午前中に答弁いただいてましたいじめの問題であったりとか命の問題であったりとか、そういったことをテーマにして皆さんで共有した課題を討議するというか、討論するというか、そういうことにもつながっていくかと思いますので、各教科だけではなくて、こういったところにまた必要になってくるかと思いますので、しっかりとそういった学び合う力を醸成するため、これからも力を入れていっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  総合教育会議のことについて今お答えいただいたわけでございますが、これは6月にされたということですけれども、今年度。違いましたか。(「7月です」と言う者あり)大体1年間でどれぐらいのスパンでなさっているのか。今おっしゃってた3つの課題というか、について話をされたということですけれども、また報告もしていただけるということですけれども、城陽市の場合は年間どれぐらいされてというようなことでもしお答えいただけるところがあれば、ちょっと具体的にご答弁いただきたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  本総合教育会議、市長が招集されて教育委員5名の方と会議を持っていただいてます。最初に教育大綱の作成について主に協議をしていただきました。今年度は、先ほど教育長が申しましたように、当面の教育課題ということで、幼小の連携であったり、あるいはグローバル化の推進を通じてICT化の関係でのプログラミング教育についてもお話をさせていただきました。あと、この件について1回目をさせていただいたんですけども、大体年に2回から3回の開催をしております。今後、今、教育長が申しましたように、あと違う項目につきましても次の開催予定をし、協議をしていきたいというふうに考えているところでございます。まだ時期については調整を今後する予定になっています。 ○相原佳代子委員  今の幼小連携であるとかグローバル化、ICT化ということをおっしゃっていましたけども、こういったことを課題にして上げていくっていうのは教育委員会の中でもんでおられるんですか、それとも市長のほうからそういったお話があるんですか。 ○薮内孝次教育部長  それぞれ市長と開催のテーマについては協議をさせていただきまして、実はこれは市長部局で行う事務なんですけども、その開催等につきましての事務は、私どもが委任を受けて教育委員会の事務局がこのいわゆる総合教育会議の事務をつかさどっております。その中で、テーマについては市長とも協議をさせていただいて、その教育課題について決めていくということになっています。今申してますのは、ここ当面の教育をどのように進めていくかということを中心に今年度は開催していきたいと考えているところです。 ○相原佳代子委員  理解いたしました。やっぱりこういったことを、また報告もいただくかと思うんですけれども、城陽市では今、総合会議でこの3点について集中的に話をさせていただいてると、この結果、城陽市の教育として重点に置いてやっていくということ、これをともに見える化、やっぱりそこら辺は可視化していただいて、せっかくのこの新教育長制度になったこともありますので、今後とも、またこれからも話をされるということでありますので、その都度またご報告もしていただきたいし、そしてそれを学校のみならず保護者のほうにも子どもたちにもお返しする形で可視化していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○薮内孝次教育部長  いわゆる総合教育会議につきましては公開で会議を開催させていただいておりますので、議会にも日程等については通知をさせていただいてますし、また、会議録につきましてはホームページのほうでもネットで公開をしていますので、ごらんおきいただければ幸甚でございます。 ○相原佳代子委員  出席してまた聞かせていただきたいと思いますし、ぜひともホームページにおきましても、こういうことをしっかりやってますよっていうところをこれからも載せていただきたいというふうに思いますので、要望させていただきます。ありがとうございます。 ○本城隆志委員  きのうも学校で3時間ほど話しとったんですけども、全体のことよりも各学校の校長というのは、やっぱり自分のとこの学校が1番になりたいという、かといってそれを出しにくいという部分があるんかもしれませんけど、やっぱり特色ある学校、自分のいるこの任期の2年、3年の間にできるだけしたいということをおっしゃってたんで、地域としてもできるだけ協力しましょうって言ってたんです。その中で一番は、やっぱり学力の向上という部分が上げられるような感じでございました。ございましたというよりはそうでした。やっぱりそれをどう地域がまた支援できるかも、これはかかわってきてる。だから学校の中で取り組むいっても、地域もそういう体制とか協力をどうしたらいいかという、やはりそういう話し合いなんかをしていかないかんのかなと思ってます。  地域のかかわりというのは、大阪の池田小学校のあの事件からやっぱり地域がかかわりにくくなったし、それから学校へ入ってきて誰が入ってきたかわからんという形で、PTAだって何か首から名札つけて入っていってチェックするような状況でしょ。何か子どもたちもほんまによそへ行った感じになってくるような感じがして、やっぱりなかなか落ちついて勉強できないというのが、1つそこにあったかなと思ってます。  それと、やっぱり地域によっては学習塾も、学校でできない分を学習塾でもということがあるのかもしれませんけど、ばらつきがありまして、やっぱり行きやすいとこと行きにくいところ、それから学習塾に行くとなったら夜間にもかかわってきますから、やはりその辺の安全性の問題もあろうかと思います。そういうことも含めて、夜間の通学路ということはなんですけど、街灯とか、あるいは道路の問題、歩道の問題、そこの塾の問題ということになってくると、民間の支援ではできないけども、何かいろんなところが子どもたちの教育にかかわっていくということが大事かなと。  もう一つ、学力向上だけ訴えてもだめなのは、家庭教育と、それから学校教育の連携ですけど、家庭がやっぱり子どもたちにどういう教育をすることを、あるいは家庭教育がどういう援助ができるかということの連携が、PTAの総会とか、それから授業参観でもそういうことのきっかけがもっとわかってもらえるかなという、そういう時間がとれてるのかどうかなというふうに思ってるんですが、そのあたり、ちょっといろいろ言いましたけれども、どう考えておられるか、教育長のほうからでもまたお願いしたいと思います。 ○北澤義之教育長  学力の向上につきましては、もちろん学校の指導法、いろいろと先ほどからの授業改善等を踏まえて進めているわけですけども、当然家庭での支援というのが非常に大事なわけで、家庭学習等を踏まえて、先ほどの質問紙調査の中身についても、いわゆる家庭でのあり方っていうのは随分と役立つ中身も含まれておりますので、そういったことを学校と一緒になって、家庭での過ごし方等、保護者と懇談できる機会をぜひもう少しふやしていきたいなというふうには考えているところです。  あともう一つ、幾つかの小学校では、子ども会と地域の方々と一緒になって学習する、安全な場所で一緒になって遊ぶ、そういったところも大きな目で見れば学力なり特色ある学校という形で反映してくるもんであると思っておりますので、そういったことを踏まえて地域の教育力というのを助けにいただきたいなというふうには思っております。 ○本城隆志委員  だけど、教育委員会が地域、地域ってなかなか今まで言ってこなかったことじゃないかなと。地域が子どもたちを支えるというのは、今の子ども食堂もそうだろうし、それから放課後の活動の支援は学校だけじゃなしに地域でもあるんなら、どうあるべきかと。地域によっては、特に青谷小学校とか、それから南のほうの富野小、今池なんかはそこにコミセンがあるわけですよ。だから結構集まりやすいという部分がある。寺田西は、子ども的には、やっぱり文パルへ行くとなってくると、電車道越して行かなあかんから域外やという、それでも文パルは行ってもいいよと言われても、なかなかそういう意味では放課後で向こうへ集まって勝手に遊ぼうというところまでいかない。そういう地域間的な、昔は児童館をつくったりしておりましたけども、それがない。そういう構想的なものの連携という部分が全然ちょっとこのごろ見えてこないんですけども、そのあたりはどうされるかなというところがあるんですけど。 ○薮内孝次教育部長  今の中にも出てまいりましたけれども、放課後子ども教室を地域の住民の方たちと学習活動とかさまざまな体験をすることによって、子どもたちが学びに向かう力や学習習慣のいわゆる育成の一助になってると考えているところでありまして、古川小学校でありますとか富野小学校でありますとか青谷小学校、そして久世小学校、そういうような取り組みを地域の方々とともに担っていただいてるという実例がございます。教育委員会としましても、できれば地域の方々の力をおかりしてそのようなものを進めていただければなと考えております。  今、学校運営協議会の中でも私ども教育委員会から校長先生方にもお願いしておりますのは、地域の方々に協力を求めてほしいと、こういうことを学校としては助けてほしいということを常々地域の方々にお願いしてはどうかというようなことも申してますので、その中で、その地域にある教育力であったり、そういう人材であったりというものを活用して、子どもたちに学習意欲をさらに高めていただけるような連携をとっていただけることを期待しているというようなところでございます。 ○本城隆志委員  校長はそういうようなことを言っておりましたから。かといって、地域と学校の校長との接点が、ごみを拾うときとか運動会とかはあるんですけども、老人会は、高齢者クラブは学校の掃除にたまに行くだけぐらいでなかなかないという、そういうやっぱり組織づくりができてないんで、こちらからちょっと声かけていくしかないかなとは私のほうは思ってます。ただ、よその校区までなかなかそこまでは手つけられませんので、寺田西とか西城陽中学校の関係ではやっていきたいというふうには思っております。  ただ、学校の中だけでやるいっても、その学校がいつも校門を閉ざして、入る方は、どうぞ、もう1回職員室に連絡くださいとかいうような形で、何か他人行儀の家へ入っていくような感じがして入りにくいというのがさっきから言うてることなんです。だから入りやすい学校にするには、もう1回開いていいのかっていったら、今度また池田小学校の問題が出てくるからなかなかいかへん。その辺はやっぱり校長が悩んでるところかなと思うんですよ。それをどう払拭できるか。学校の中でやるだけじゃなしに、地域に児童館的なところがあれば、そこで地域の人と一緒にできるやろという部分がやっぱりあったりするだろう。だからそういうところをやっぱりなくしていったという経過もあるんで、復活するかも含めて、そんなここだけの予算の問題では済まんようなことになってるけども、子ども館をそれぞれつくるいうたら、今度は年寄りだって私たちもって、こうなってくるからなかなか難しいけれども、何か児童館的な発想がもう1回できないかなっていう。  だから言いましたように、今池コミセン、南部コミセン、それから青谷コミセンなんかは地域館的に子どものコミセン的な、あるいは児童館的な役割を今もう果たしてくれてるんやないかなと思うけど、もっとその中の充実はできる。ないところに対してはどうするかということも、今後、市長部局とも相談しながら、やっぱり地域館的な地域のコミュニティを担えるそういう中心的なところをもっとつくっていくべきじゃないかな。2つの校区で1つじゃなしに、1つの校区に1つあるぐらいのことをやっていくべきじゃないかな。それが嫌だったら2つの小学校を1つにしたって構へんねんから。だけど、以前に小学校の数は10小学校でいくのかいうたら、もうそれでずっといく、いや、合併はないという言い方を教育部長自体が、あるいは教育長自体がされてたことがあるんで、ひっくり返すのは相当じゃないやろと思うんでそこまで言いませんけど、それやったら、10小学校があれば、10小学校の中でそういう地域館的な集合できる、あるいはコミュニティができるような場所をやっぱり学校以外にもつくるべきじゃないかなと私は思う。  放課後事業なんかは、今、古川小学校は学校の中でやってますから、学校の外へ出てやるべきじゃないかなと。そうなってくると、今の北部コミセンになるけども、あれも何か耐震の問題が出たりする。それやったら古川保育園の跡地をどうするかとか、いろんな考え方が出てくると思う。寺田西だったら寺田西保育園の跡があるとか、そういう形をどうするかということもやっぱりシミュレーションしていきながら、財政の関係者にもお願いできるような形でやっていかないと、予算じゃなしに方針をつくっていくということを今やっていかないと、学力の向上にはなかなか結びつかんのじゃないかなというふうに思います。  中学校でも、トップの子が私立に行ってしまったら、中学校でやっぱりトップの子がいないということにもなってくるんで、もっと底上げをどうするか。それが城陽市の魅力になって、私は工場をなんぼ引っ張ってくるよりも、城陽の学校へ行ったら安心して教育を受けられるな、子どもの教育もしっかり見てもらえるし、向上するなということをやっぱり広く全国に知らしめられるような教育の実態をあなたたちがつくらんとしゃあないんじゃないかなと。それに対して私たちもどう協力していくか、そういうことでやっぱりこの学力向上というものを見てもらわないと、どこの学校が高い低いなんて考えてる余裕はないんじゃないかなと思いますが、いかがでございましょうか、部長。 ○薮内孝次教育部長  先ほど来から質問の中にありますように、今閉ざされているんじゃないかというようなご懸念があると思うんですけども、やはりこれ今の社会情勢からいいますと、不法侵入っていいますか、入ってきて何をするかわからない方があるかもわかりません。そういう中で、池田小学校以来、校門は常時閉めさせていただいて、来館者についてはインターホンで連絡をとっていただくなりというような、そういうセキュリティの問題はありますけれども、学校側としては開かれた学校という意識を持ってやっていただいてると思いますし、今、本城委員のおっしゃってるように、学校外でそういう行事をすればどうかというようなことになりますけども、やはり学年によりまして帰宅時間も違いますので、もう一度そこに行くということは、また通学といいますか、そういう道中での危険も考えられますので、やはり学校の中でそういうことを行うことが好ましいのではないかなと今考えておりますし、今それぞれの学校で行っていますのは、学校の教室、ああいったところでそういう学習なり体験をしていただいているということでございます。  学校運営協議会については、地域の代表の方々も入っておられますので、その方々から地域の人材を発掘あるいは紹介をしていただいて学校に協力を求めていく、そしてその中でいわゆる地域社会と連携、協働で子どもたちは包み込まれてるという感覚を持って、安心してそこで学習なり、あるいは体験をしていただくということを我々は期待をしておりますので、できれば学校の中でそういう体験活動が実施できるように我々も支援していきたいと考えているところでございます。 ○本城隆志委員  部長、それ10年前も多分同じようなことを言うてたんやと思う、部長が。池田小学校があれもう10年以上たってますよ。だけど、あのときだって閉ざしながら地域に開かれたところで、僕だって地元の小学校に入りにくいんですよね。西城陽中学校かて2年、3年間、校門から1回も入らへんときが、この前まで入ってないんですよ。だからそれと同じで、開かれた学校をもっとつくっていくっていうのは、また10年たって聞いたら同じことを言ってるんです。多分そうやと思う。前に進まんと思う、そんなことでは。だから学校にふだん出入りしてる人間でも学校へ出入りしにくい。それがあるんで、それをどうしたらいいのかなっていうところがある。 ○薮内孝次教育部長  いや、何も入りにくいというか、閉ざしているわけでもありませんし、(「いや、入りにくい」と言う者あり)  いや、それは感覚の問題で、学校としてはウェルカムだったと思いますし、ただ、来られないという事情があったのかもわかりませんが、学校としては開かれている意識で待ち受けていたと考えております。 ○本城隆志委員  地域の人が学校に入るのは運動会のときだけですよ、ほんまにね。だからほかの人に聞いても、やっぱり学校は入りにくいということは言っておられるんですよ。学校関係者は待ってますよと言ってるけど、ほかの人は入りにくいって言ってるんですよ。そのことがこうやって合わへんっていうのは、皆さんが、行政側が住民とのコミュニケーションがないということとほとんど変わらないんです。だから学校運営協議会か何か知りませんけど、その人たちを誰がやってるか、卒業式と入学式のときに、はいっていって紹介されるだけで、何でこの人がやってるのって、いや、やめないからやってるのかなって学校も思ってますけど、やめてくれとも言えないし、かというて次の人を入れるわけにいかない。それも実際にそういう話をしますから、それはどこまであんたたちがその人たちに任せててわかるかって、ちょっとそれはまた違うと思いますよ。 ○奥村文浩副委員長  ほかにありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○奥村文浩副委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  2時55分まで休憩します。             午後2時45分 休憩           ─────────────             午後2時55分 再開 ○奥村文浩副委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○奥村文浩副委員長  (4)令和2年度以降使用する小学校の教科用図書及び令和2年度に使用する中学校の教科用図書(「特別の教科道徳」除く)の採択についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○富田耕平学校教育課長  それでは、令和2年度以降使用する小学校の教科用図書及び令和2年度に使用する中学校の教科用図書(「特別の教科道徳」除く)の採択につきまして、お手元の資料をもとにご説明を申し上げます。  なお、採択に当たりましては、6月3日から7月3日までの1カ月間にわたり、順次、各小・中学校と市役所西庁舎において教科用図書の見本の展示を行ったところです。その後、城陽市、宇治市、京田辺市、綴喜郡、相楽郡などの京都府南部地域で設置された山城教科用図書採択地区協議会における専門委員会の調査研究を経て、去る7月19日に開催された同協議会において共同採択する教科用図書について協議、採択が行われたところでございます。  資料の2ページをお願いいたします。結果といたしまして、令和2年度以降使用する小学校教科用図書につきましては、表にございますとおり、各出版会社が発行する13冊の教科用図書が採択をされております。このうち社会の地図、あと道徳については、現在使用してる教科用図書の発行者から変更となっておりまして、英語は新学習指導要領に基づき新たに追加をされております。また、その他の教科は、現行の発行者と同様となっております。  次に、3ページをお願いいたします。こちら表にございますとおり、令和2年度に使用する、特別の教科道徳を除く中学校の教科用図書につきましては、昨年と同様の教科書が継続して採択をされております。これらの結果をもとに、8月28日開催の定例教育委員会にて議決をいただきまして、それぞれの教科用図書について決定いたしたものでございます。よろしくお願いいたします。 ○奥村文浩副委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○小松原一哉委員  教科書の選定ということで、今ご説明の中にありました専門委員会の協議を経てというのなんですけども、説明の中で、山城地域、宇城久、京田辺、綴喜郡を中心としたこれは、この専門委員というのは実際現場で教鞭をとっていらっしゃる教員の先生を中心としたメンバーというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ○富田耕平学校教育課長  済みません、今、調査委員のお尋ねでした。おっしゃったとおり、山城地域にある学校から選抜をされました現場の教職員の先生方が、それぞれの教科ごとに選抜をされて調査研究をされているということでございます。 ○小松原一哉委員  例えば小学校でしたら、担任がするというか、ほとんど教科を見られますよね。中学校は教科によって専門の先生がいらっしゃるので、中学校の場合でしたら、例えばその担当する教科の専門性を生かしてそういう協議をされるっていうのはわかりやすいんですけど、小学校の場合はその辺はどうなんでしょうか。教科によって担当される先生っていうのが色分けされてるんでしょうか。 ○富田耕平学校教育課長  小学校の場合は、中学校と違いまして全ての教科を教えるという、小学校の教職員が全ての教科を教えるという形になっております。 ○小松原一哉委員  いやいや、その専門委員会においてということです。 ○富田耕平学校教育課長  小学校におきましては、オールマイティに教えていただくんですけども、その中でも社会の得意な先生とか算数に詳しい先生もおられますので、その中で選抜されて専門委員として任命されるというものでございます。 ○小松原一哉委員  委員会としてはよくわかりました。  それで、その協議を経てっていうところで、実際にこれ複数の教科書のメーカーというか、あると思うんですけど、そこから1社を選ぶという作業ですよね。そこで、実際どういう協議がされてるのかっていうのがちょっと興味があるんですけども、具体的に言えば、A社はここが問題ですよねとかB社はここがいいですよねとか、そういう協議をされているのか、もっと違う観点で協議をして最終的な選定をされてるのか、ちょっとその辺を詳しくお聞かせください。 ○富田耕平学校教育課長  採択協議会におきましては、その今申し上げました調査委員の先生の代表の方がその場に来られて、それぞれの教科書の特徴を採択委員の皆さんに説明をされます。その後に、その説明をもとに採択委員の皆様がそれぞれの特徴をもとに一番ふさわしい教科書を一定全会一致で採決をされていくと、そういうふうな流れで科目ごとに順番にそれを一日でされると、そういうふうな流れになっております。 ○小松原一哉委員  やり方としては今のご説明でわかるんですけど、実際そこで例えばA、B、Cと3社あった場合に、その辺の特色というか、長所短所などを多分その専門の先生が説明されるということですよね。それは、あと、その評価に関しては、やっぱり私たちの授業でやっていくにつけて、このA社のこの特色のあるやつのほうがいいとか、やっぱりそういう判断で、最終的に全会一致とおっしゃられましたけど、全会一致するもんなんですかね。その辺のところをもう少しお話聞かせてください。 ○富田耕平学校教育課長  調査委員の方が採択委員の皆さんに説明をされた後に一定質疑の時間がございます。その中で詳しく内容についてご質問をされて、その中でご不明な点は当然きちっとお聞きになりますし、最終的にその調査委員の方にも、どこの教科書がふさわしいのか、調査委員の中ではどういう話になってるのかということもお聞きになります。そういったことも参考に、調査委員の方が退室された後に採択委員の皆さんで協議をされて、おおむねほとんどもう全会一致でこれは決まってきます。 ○小松原一哉委員  わかりました。なかなかこれはもうこういう報告だけでしたら、この教科についてはこの発行者に決まりましたっていうことしかわからないんですけど、実際に私たち、じゃあ、具体的にこの教科についてA社、B社、C社それぞれ見てるわけではないので何とも申し上げられないんですけど、少しどういうシステムで選定されてるのかなということを今ちょっとお聞きしたかったので、聞かせていただきました。  あと、これは毎年度ですね、見直されるのは。毎年度ではなかったですか。 ○富田耕平学校教育課長  教科書の採択につきましては、4年、使用期間が4年になっておりますので、基本的には4年に1回採択を受けないと使用ができないというふうなことになっております。 ○小松原一哉委員  はい、わかりました。そしたら4年後にはまた同じような作業をされて、教科書の採択について決定されるということでよろしいわけですね。ありがとうございます。 ○本城隆志委員  4年前は全部の教科書を展示のときに見させてもらった。ただ、全部見ても一つ一つ全部読めるだけのものがないんでね。だから教科の担当の先生はその教科だけ読めばいいでしょうけど、一般の私たちが全教科、芸術まで読めいうたら、それを比較検討なんてする時間なかったんで、なかなか市民に見せるより、自分が思いつきのここだけという、この部分だけしか見ないかもしれないけども。だから今回時間がそんなになかったんで見ませんでしたけども、来年度あたりから電子図書の問題とか、今回行政視察に行きましたけども、電子黒板とか、それからそれに合わす教科書が必要になってくるかなというふうに思うんですけど、国の方針として、来年度からどういう方針でそういう必要になってくるのか、おくらせてもいいのか。城陽市は予算がおくれるからそういう導入をおくらせていくとかというようなことで、図書は一般の図書でそれに連動してない図書になってるのか、そのあたりはこの表ではわかりませんので、教えてください。 ○薮内孝次教育部長  いわゆる印刷された教科書と、それからデジタルの教科書とは同じ内容になってますので、それを映して、投影して授業に使うかというところでありますので、これについては、一応教科書は、基準、どちらを採択するかということになりますけど、児童・生徒に対しては教科書として配らせていただくと。授業としてデジタル教科書を使うかどうかというのは、学校、いわゆる市教委のほうで、かなり高額になりますので、それを購入して授業で使うかどうかというところは、我々の中で裁量で決められると考えております。 ○本城隆志委員  どの教科書もデジタルになるということでよろしいですか。そういう対応ができるということですね、どのメーカーも。 ○薮内孝次教育部長  今現時点で全てがなってるかどうかというところは、ちょっと今承知してませんけども、今までの教科書の中では、デジタルの分を今々採択して使ってる分についてはデジタルの教科書は出されておりますので、それを一部使ってる学校もございます。 ○本城隆志委員  この前、視察にそういう形で教育をしてる九州の地域に行きましたけれども、質問も出てますけど、ここの委員会で全部で見てますから委員会の質問潰しにはならんと思いますんで簡単な導入部分だけちょっと聞かせていただきたいのは、国の方針として、いつからそういう教育をしていくということで、スタートラインは余裕を持たせてるのか、来年度から一斉にしたいのか、そのあたりを教えてください。国の指針を教えてください。 ○薮内孝次教育部長  年度というよりも、いわゆる文科省が定めるICTの理想の教室というのが、モデルが示されております。その中で、電子黒板であったり、あるいはWi-Fiの設備であったり、あるいはタブレットであったり、パソコンであったり、デジタル教科書であったり、そういうようなものがモデルとしてございまして、それをできれば市町のほうで学校に整備をしてほしいということがございまして、必ずしもというものでもなく、その中で市町の裁量で整備をしていくという形であると考えてます。 ○本城隆志委員  いや、整備をしないかんときが来るのはわかってるんですけど、どれぐらいの限度の中でやりなさいという国の指針でも何でもないんですか、文科省は。城陽市はそれに対して、いや、予算がっていって言われたら教育委員会は、それに、はい、わかりましたいうて延ばそうとしてるのか、そのあたりがちょっと見えてこない。そう言いながら、先ほどの学習力の向上、学力の向上を子どもたちに一生懸命説いておられたんで、何かちぐはぐにならないかなという危惧があるんで、今聞いとるんですよ。 ○薮内孝次教育部長  その整備にかかる経費については、地方財政措置という形で交付税のいわゆる基準財政需要額の中に算定として入れられております。ですからそれについて、いわゆるひもつきの国庫補助のように、あるパソコンあるいは電子黒板を買うことに対して、それに対して補助金をつけるといったものではなく、もうもともとのその基準財政需要額の中に算入されてるということですので、それで整備しなさいということで国のほうは措置をしてるということになってます。  ところが、この地方財政措置で入ってくる交付税につきましては、ご案内のとおりそれぞれの市町の裁量ということになりますので、そのまま基準財政額が入ってるからといって、なかなか財政課とも要求したところで認められないというような状況もございますので、それに関して城陽市については、いわゆる50インチのテレビを各小学校、それから中学校に今順次配備をしていますけども、これらを使いましてタブレットからそこに投影する、あるいはカメラで撮ったものをそこへ投影するといった形で投影して、その中で授業に使っていくというような手法をとっておりますし、今、小学校にもWi-Fiの設備も今年度整えましたので、それを順次来年度からのプログラミング教育にも使っていくと。そういうような形で、いわゆるモデルとなっている教室に少しでも近づくような形で、我々代替も含めまして措置をしていきたい、整備をしていきたいと考えているところでございます。 ○本城隆志委員  ふだんのときにそれをおっしゃったら、へえっとかってみんな思うんですけど、ここの委員はそれを全部聞いてきましたからある程度わかってるんですけど、一括で一気にやりたいのか、モデル校をつくって順番に入れていきたいのか、そのあたりがやっぱり知りたいところだと思うんですよ。はい、どうぞ。 ○薮内孝次教育部長  私も先日、文教の視察で行かれたということを聞いておりますし、その金額は多分50億というような金額が出ていたんじゃないかなと思いますけども、いわゆる市の規模も違うと思いますけども、莫大な金額がかかるというのは我々も目算しておりますし、なかなか一遍に一斉に導入ということは難しいかなと考えておりますし、どの機種を選んでどこに、いわゆる電子黒板が本当に必要なのか必要でないのかといったところも検証しながら導入については検証していきたいと考えております。 ○本城隆志委員  電子黒板が必要であるかないかなんて、それ今ごろ言うような問題じゃないやろと思うんですよ。ないんやったらないって言うてしもたらいいんですよ。でもそれが必要になってくるということはもう確かやと思うんで、だからそんな検証よりも、いかに全学校に導入をいち早く取り入れてやるかということのやっぱり努力をするべきじゃないかなと思います。また、成績順にしていくのかどうかなんて言われたら、また大変でしょ。だからそういう意味では、魅力ある教育というものをつくるために、やはり子どもたちが一生懸命目を輝かせて授業についてくる、あるいは先生を引っ張っていくぐらいの授業風景が見られるような城陽市の学校教育にしていただきたいなということをこの教科書を見ながら、名前しか見てないんですけども、この教科書の中身は全然見てないけれども、それをお願いするしかないかなと思っております。 ○土居一豊委員  中学校の教科書については、継続して採択ということですが、来年新たにこの採択について審査ということですか。 ○富田耕平学校教育課長  中学の教科書の採択につきましては、27年度に採択をいたしまして、28、29、30で、それから31年度、令和元年度の今年度まで使用しております。来年度継続して採択するということなんですけれども、令和3年度から中学校、新しく学習指導要領開始をされます。それに基づいて来年度再度採択が必要になるということでございます。 ○土居一豊委員  市から出てる専門委員、この方は教育委員会の意向、各学校の意向を受けて採択に関する会議に臨んでますか、それともご本人の判断で会議に臨んでますか。 ○薮内孝次教育部長  いわゆる専門委員につきましては、それぞれの高い専門性を持ちまして、極めて高い専門性を持って調査研究をしておりますので、それは個人の研究といいますか、いわゆる知識等を使いまして、その教科書が学習指導要領に適応してるのか、あるいはどういう形で授業するのに使いやすいかといったところをそれぞれの経験をもってその研究会の中で調査をするというものでございますので、我々の教育委員会の意識をそちらに注入してというものではございません。 ○土居一豊委員  教育長は、それでは市から出てる2人の方の専門性については、その方がどのような専門性を持ってるかということは十分理解をされた上でその方が出ていますか。 ○薮内孝次教育部長  その専門委員につきましては山城局が選抜をしておりますので、私どもが選んだということではございません。
    土居一豊委員  その選ばれる先生がどのくらい専門性を持ってるかということについて、教育長は理解されておられますか。 ○北澤義之教育長  日常の授業であるとか教育活動の中で、その特に得意とする分野の中から選ばれている先生だということは認識をしております。 ○土居一豊委員  教科書の選定については、市の教育委員会はなかなか踏み込めないというものが今明らかにわかりました。特に歴史については、戦後ある、偏ったとは言いませんけど、私も戦後教育を受けた一人ですけど、事実をどこまで教えていただいたのかな、この現状が今の日本を取り巻く周辺との関係にも影響してるんじゃないかなと思えば、特に中学校の社会、歴史、公民については、私は行かれる方がどのような専門的知識を持っておられるか、その中で選定されてるのかが非常に関心あるとこです。今回継続される東京書籍については、歴史教科書等について非常にここは歴史の出版会社で、そんなに特異なことは記載されてないということは私、理解してますが、もし専門性を持ってる方が特異な考えを持っておられたら歴史教育の選考は違ってくるんじゃないかなと思いますけど、教育長からの今の答弁いただければ、なかなか教育委員会としてこの専門委員会の協議については踏み込めない状態になっていると私、理解しますが、いかがでございますか。 ○北澤義之教育長  調査委員につきましては、城陽市からもそれは調査委員として出られてる先生はおられますけども、その選定に関しては関与してないという、そういう意味でございます。 ○薮内孝次教育部長  先ほど来、委員のほうから2名ということをおっしゃっているんですけども、調査委員としましては9名が城陽市から出ておりまして、いわゆるこの地区採択の委員に2名教育委員から出てるということでございます。 ○土居一豊委員  その9名の方は市が選んでるんですか、それとも山城教育局が選んでくるんですか。 ○薮内孝次教育部長  局のほうから指名がありまして、私どもが推薦をしてそこで選ぶというシステムでございます。 ○土居一豊委員  はい、わかりました。 ○乾秀子委員  簡単に終わります。済みません、先ほど電子黒板の話があって、私、その前の質問の中で電子黒板が1台もないという認識がちょっとなかったんですけど、そういうご報告やったと思うんですけど。それはそれでいいんですけど、私は思いとして今回の視察の中で、電子黒板入れていただきたいなという希望は大きく持っておりますし、いずれ全教育課程で正式な教科書として認められるっていうことで、デジタル教科書も高額ということでしたけれども、一緒に使っていただける中で、先ほどおっしゃってたユニバーサル化っていうんですか、教育の、そういうこともやっぱり進んでくるんじゃないかなって。多少の障がいのある子でもインクルーシブっていう形で普通教室で一緒に学ぶようになれば、いずれやっぱりそういうユニバーサル化されてるそういう機器を用いて教育を受ける権利は私は当然あると思いますし、それがやっとできるようになるのかなというふうにとても期待しています。  それは私の思いですけど、この初めて英語のほう、東京書籍株式会社っていう形で追加で入れていただいたんですけど、中学校と同じ会社ですけど、この選ばれた理由っていうか、特に初めての試みでもありますし、教科化になってからの、いろんな選択肢はあったと思うんですけど、どういう評価で東京書籍にちょっと決まったのか、教えていただきたいっていう思うのと、それから実際の教科化になるとしたらプログラミングも必修になるということで、教科書という形ではないとは思いますけど、速度の選択とかそういうのは、今年度に例えばWi-Fiの環境が整った後どういうふうな形で採択や選考というか、選んでいかれるのか、その辺のことを教えてください。 ○富田耕平学校教育課長  それでは、私のほうから英語の採択について、そのポイントについてご答弁申し上げます。  こちらの英語の採択ですけれども、採択会議のほうでは、教科書の狙いが線と色でわかりやすく表示されておりまして、教える側も学習する側もわかりやすいと。あと、日本語を介さずに絵から英語の名詞ですとか動詞、形容詞が表現されたピクチャーディクショナリーというものが附属をしております。これによって小学校のうちから数百個の英単語の定着をできるのではないかと、そういう狙いが期待できると。そういったことで採択をされております。 ○松本徹也学校教育課主幹  プログラミングについて説明させていただきます。  プログラミングにつきましては、主に算数や理科、家庭科等にもページとして掲載されております。何か物がないとできないというようなページでもありませんので、そのまま教科書を使って考えたり操作したりということも可能です。城陽市としましては、教務主任会等で城陽市教育委員会と合同で研修した結果、今年度、試行としてスクラッチという無料のソフトを使う予定でございます。こちらは、環境等は関係なしに全ての学校、城陽市内10校がそれぞれ使うことができます。スクラッチのソフトというのは、ビジュアルプログラミングといいまして、プログラミング言語を打ち込まずとも、ブロックを操作して真っすぐ進むとか何度曲がるとかというところを積み上げてその数値や方向性を定めてプログラムを処理していくということができますので、幅広い年齢層では使えるということではございますが、今年度は小学校5、6年生を対象に試行というところでございます。ちなみに、その試行しようという内容につきましては、小学校5年の算数のページに出ているところを活用するというところでございます。 ○乾秀子委員  はい、わかりました。ありがとうございます。それ以上の詳しいことは多分私はわからないですし、奥村副委員長のほうが詳しいと思うんで、また質問していただいたらいいかなとか思うんですけど、そうしましたら、先ほどの英語の件ですけれども、そういう部分が特にほかの教科書と違ってすぐれていたということで、了解したいと思います。プログラミングの件は了解しました。  これ、さっきWi-Fi今年度中にっておっしゃってましたけど、まだ整備はできてなくて、いつごろ全校整備ができる予定になってるんでしょうか、教えていただけますか。 ○富田耕平学校教育課長  Wi-Fiの普通教室への整備のお尋ねでございますけれども、この夏休みの間に工事順調に進みまして、今現在、物理的には通信環境としては通信ができる状況が整っております。 ○乾秀子委員  ありがとうございます。お約束どおりこの夏休みに全部完了していただけたということで、先生方、夏にも研修とかあるっておっしゃってましたんで、よろしくお願いしたいと思います。  あと、もう1点なんですけれども、済みません、ちょっと忘れてしまいました。本当に忘れてしまいました。また窓口のほうに聞かせていただきます。済みません。 ○語堂辰文委員  1点だけお聞きします。  小学校のほうで、今お聞きしましたら、社会科の地図、それから道徳について前年度から変わったいうことですけど、すると、地図の関係ですけど、これまでのいいますか、現在使われてる教科書の会社と、それから今回は帝国書院ということですけど、変わった理由ですね、どういうことでこっちに変わられたのか、そこを教えてほしいんですけど。 ○富田耕平学校教育課長  地図を変更されたポイントでございますが、こちらはこういったご意見が出ておりました。小学3年生から地図を配付すると、使うという観点から、地図帳を参照して方位ですとか主な地図記号を学習する際に、160万分の1の地図が掲載されていて非常に丁寧でわかりやすい構成となっていると。あと、その地図帳自体の紙の重さにこだわっておられるみたいで、約15%の軽量化がなされてると、そういったところが評価されておりました。 ○語堂辰文委員  今お聞きしましたら、特に内容ということではなくて、大体最近はナビとかいろんなものがありますけれども、地図の、これお聞きしましたら、少し丁寧に演習いいますか、されてるということでありますけれども、これに対して先生方のご意見はその2つぐらいやったんでしょうか。もうほかに、変えられたいうことですので、そのちょっと理由っていいますか、城陽の先生方がおっしゃったから変えられたということではないとは思うんですけれども、そこら辺、何か経過があったら教えてください。 ○富田耕平学校教育課長  主な議論の論点ですね、採択委員の皆さんが調査委員の報告を受けた後に、質疑の後に主に評価をされて議論されたポイントは先ほど申し上げた点でありまして、これによって今まで使っていた発行会社から変えるのが望ましいと、そういうふうなご判断で全会一致で採択をされております。 ○語堂辰文委員  最近は、私たちが学校に行ってる時分には、ほとんどの家庭に地球儀とか、ここにもいろいろとあったかわかりませんけど、ない中で、地図帳を通してさまざまなそういう外界いいますか、そういうところに触れていくというそういう中で、やはり子どもたちが親しみやすい、そういう地図なんかは特にそうだと思うんですけれども、そういう中で今回新しく選ばれたいうことですけどね。先ほどから言われてますけれども、それぞれの教科の部会いいますか、小学校にしましても中学校にしましても、その部会の中で代表の方とかいろいろ選ばれたり、その中で検討されたり、そういうご意見が反映されて決まってきたと思いますけれども、そういう点で、中学校は今年度でまた来年は変わるような話ですけれども、ぜひ子どもたちがわかりやすい教科書を選んでいただくということを要望して、終わります。 ○熊谷佐和美委員  済みません、教科書と連動して、先ほど本城委員のほうからICT教育の環境整備についてちょっとあったんですけども、その中で、城陽市、電子黒板がないっていうようなご答弁があったんですが、私が10年ぐらい前にICT教育の質問させていただいたときは、久世小に何か1台あるっていうふうなことも聞いたように思う、ゼロではないように思うんです。その後、石川遼君、パナソニック杯ですかね、それで大型テレビがたくさん寄贈、頂戴いたしまして、各普通教室に、また、いろんな市の公共施設に入ってるんですけども、その大型テレビでデジタル教科書等、今そういうことが全部使えるのかどうかっていうのと、デジタル教科書高額だけども、一部使っている事例があるっていうことですが、これは特別支援教室等で使われてるのか、一般の普通の授業で使われてるのか、その3点ちょっとお聞かせください。 ○薮内孝次教育部長  1台おっしゃるように久世小学校に電子黒板はあるのは存じています。今のところ使用はされてないと承知しております。デジタル教科書については、今のディスプレー、50インチのテレビに投影できますので、英語の教科だったと思いますけれども、使用してる例がございます。ですからその50インチのテレビで使用可能というものでございます。 ○熊谷佐和美委員  はい、わかりました。電子黒板は1台あるんですね。その当時もおっしゃってたのは、置いたままですっていうことで、随分前から置いてあるんだと思うんです。だからその1台をまずモデルとして何か練習する1台にもできるんじゃないかなとは思うんですけども、実際にこれからICTがいろんな環境がWi-Fiも入って進んでいく中で、今の大型テレビで十分なのか、それともやはりいろんな機器をそこに入れないと電子黒板のような使い方ができないのか、ちょっとその機能がわからないので、新たに、そんなあるんやったら買わんでもいいかなと思うので、どうなんでしょうかね。 ○松本徹也学校教育課主幹  現在ある大型提示装置、テレビを活用してということなんですけども、大きく映し出したり、課題提起をわかりやすくしたりということで、小学校では全ての普通教室で使っていただいております。非常に有効であるということで聞いておりますし、中学校で今回3中学校に全ての普通教室に導入した際には、テレビの画面の保護シートですね、これを普通の保護シートではなくてマーカーで書くことができるというものを採択しております。また消すこともできますし、書き加えてとか、電子黒板と同じということではないんですが、マークを示してわかりやすくするということで新たなテレビの使い方として現在活用はできております。電子黒板としてどうしても必要なのかどうかということについては、今後、タブレットであったりとかの活用の仕方の中で検証はしてまいりたいと考えておりますが、現在テレビを導入しているということで、まずはこちらの活用をしっかりと進めていくということを大事にしていきたいと考えております。 ○熊谷佐和美委員  済みません。そしたら機械的には今の大型テレビではWi-Fiを入れてもタブレットとは連動はできないということですよね。連動はできるんですか、連動はできるんですね。何らかの装置をつけていければ、同じような役割ができるということも同義としてね。  あと、デジタル教科書をやはりこれは進めていって、今回の教科書がデジタル教科書が入っているっていうところであれば、できたらできるだけ全ての小・中学校でデジタル教科書を導入していただきたいなというふうに、これは希望したいと思います。どうしてもということであれば、先行して有効的な、今さっきおっしゃった英語の教科とおっしゃってましたし、あと特別支援のところなんかでも本当に文字を大きくしたりとか色を変えたりとか使い方ができると思いますし、やはり個々に応じた部分でも導入できるかな。本当にそういう必要な方がいれば進んでタブレットも導入しながら、何ていうのか、そういう足りないところを補えるような役割を果たして教科書を補うという形で使っていただきたいなというふうに思うので、要望させていただきたいと思いますが、何かお考えがあるようでしたらお考えがあればでいいんですが、なければ要望とさせていただきます。 ○乾秀子委員  済みません、思い出しましたのであれなんですけど、今のやっぱり電子黒板の件でした。  液晶の大型映像テレビっていうのはすごい消費電力もあるし、今は大分ましになってると思うんですけど、いずれやっぱり更新するときが来ると思うんで、電子黒板をもちろん入れていただきたいというのが希望なんですけれども。一遍に入れるっていうのは本当にうちの場合は無理かなというふうに思うんですけど、一度に導入するよりも、さっき本城委員ですか、モデル校という言葉が出てましたけれども。私は、やっぱり何校か先行する学校で導入した授業っていうのを検証することがすごい大事ですし、そこで先生方がそういう電子機器を使った授業というのも、さっき授業の改善とかもおっしゃってましたけど、またしていかれることが幾つかの学校から広がっていくんじゃないかなって思ってて、その機器を導入された学校っていうのもすごいすばらしいなって私も思いましたし、多額の費用を一挙に投じられたということも感心したんですけども、その導入する前に何年間は必ずモデル校的なところをつくられて、一貫校であったり普通の小中であったりするんですけど、検証結果をちゃんと反映されて本格導入にいかれてるって、そこに数年かけられてるっていうことの中で、先生が専門性を高められて一斉に授業をする中で授業が改善されたり、いろんな子どもたちの興味や関心がそこにいくようになったりしたっていうふうなお話があったんで、今すぐにそれをどうこうしてほしいというわけではないんですけれども、行く行く更新していかれるときにツー・イン・ワンのパソコンを入れられるときにもちょっとパソコン教室、デスクトップで更新したっていう大変ショックな報告も前にありましたんで、やっぱり導入する前に、松本主幹のようにICTの教育とかすごくいつも教えてくださる方もありますので、そういう先生方が本当に本格導入に向けて、どっかの学校をモデル校として中心的な存在になって行政と学校と一緒に頑張っていってほしいなって、これは要望です。希望ですし、この希望にお応えいただけるようなお答えがありましたらちょっとお願いしたいと思うんですけど。 ○松本徹也学校教育課主幹  失礼します。電子黒板の話題が先ほどから上がってはいるんですけども、電子黒板の優位性については、もう十分私ども承知しているところです。ただ、電子黒板については非常に高額ということで、通常のテレビの5倍ぐらいの値段がするようなものも中にはあるということで、買ったとしても、リースとしても3倍程度ぐらいにはなってくると。文科省のほうは、そちらのほうがやはり課題であるということで、2012年から17年の第2期の教育振興基本計画、情報機器の配備ですね、こちらについては電子黒板ということでこれまで明記がされてたんですけども、2018年からの5カ年計画については電子黒板から表記を変えて大型提示装置という言い方がされてます。これはテレビモニターを含めてディスプレーだけの機能も含めたものということでしております。これは、全ての普通教室に大型提示装置が配備されることをまず優先するということの思いからこういうふうに変わったということで聞いております。また、学習用のコンピューターですね、これもいわゆるタブレットのものが多いんですけども、これも非常にこれまで高額であったということなんですが、文科省の意向等もありまして非常にリーズナブルなものも出てきたということで、配備がしやすいようにということであります。  高額で非常に性能がよ過ぎるものを導入して一部の生徒、一部の学校だけというよりも、全ての子どもたちに行き渡っていくようにということから2018年からの整備方針が定められておりますので、城陽市も財政と相談しながらにはなりますけども、全ての学校に同じようなICT環境が構築していければと考えております。よりよい中身につきましては、さらに研究はしていきたいと思っております。どういうふうに使うかという研究につきましては、昨年度、小学校教務主任会で草津市のほうへ視察に行って学んできたところもございますし、他市町村の研究等も参考にしながら進めておりますので、導入していった際には、それぞれ入れたところで研究はしていきたいと考えております。 ○乾秀子委員  結構です。ありがとうございます。 ○奥村文浩副委員長  じゃあ、1個だけちょっと質問させてもらいます。済みません。  新指導要領でICT使いましょうということですけど、学校も忙しいし、新しいことやるのなかなか大変かなということで、ここの皆さんと一緒に視察に行ったときにそのことを田川市の教育委員会の方にお聞きしたら、きょうちょっと朝、松本主幹とも話してたんですけど、デジタル教科書を使えば先生の授業の準備が楽になるからICT全体が楽になると感じるので、デジタル教科書を十分使うべきではないでしょうかというふうな意見を言われました。それで、教科にもよると思うんですけれども、このデジタル教科書を使えば本当に先生の授業の準備が楽になるんでしょうか、教科ごとに違うのかどうなのか、その辺のところ、もしわかれば教えてください。 ○松本徹也学校教育課主幹  デジタル教科書を使えば教師の負担が軽減されるのではないかというご質問なんですけども、一部そういった要素もあるかと思います。ただ、その教材の準備とか研究につきましては、やはり個々で行っていくところもあります。紙ベースで考えたり、また、紙で提示をしたりというところで、何がいいのかというところにつきましては、各学校で考えて各先生で考えていただくということで、中にはそういうふうなデジタルのほうが楽であるという方もいらっしゃるのではないかと。それはツールの1つになればいいのかなというふうには考えております。デジタル教科書もこれからまた幅もいろいろ出てくると考えておりますので、中身を見ながら検討していきたいと考えております。 ○奥村文浩副委員長  高額だということで、余りこれはいいですよって言ってしまうと、なら買ってくださいみたいな話になると大変なのかなとちょっと思うんですけれども、一定先生方が楽になる可能性はあるというふうに思ってよろしいですか。 ○松本徹也学校教育課主幹  楽になる先生ももちろんいらっしゃるとは思うんですが、それを使っていくということで負担感が出てくる方も中にはいらっしゃるかなと。一定操作になれたり使ったりしていくには、研修等も含めて一定期間はかかるのではないかと考えております。したがいまして、やはり段階的な導入ということは何事においても大事ではないかと考えております。 ○奥村文浩副委員長  ありがとうございます。 ○奥村文浩副委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  説明員の交代をお願いいたします。じゃあ、55分まで休憩します。           〔説明員交代〕             午後3時45分 休憩           ─────────────             午後3時55分 再開 ○奥村文浩副委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○奥村文浩副委員長  (5)平成30年度(2018年度)文化パルク城陽等に係る事業報告について及び(6)平成30年度(2018年度)城陽市宿泊施設に係る事業報告についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○下岡大輔教育部次長  それでは、平成30年度(2018年度)文化パルク城陽等に係る事業報告につきましてご説明申し上げます。  文化パルク城陽及び総合運動公園、市民運動広場、市民プールの平成30年度事業報告書につきまして、指定管理者であります公益財団法人城陽市民余暇活動センターから令和元年5月17日付で提出されました。それぞれ管理業務の実施状況及び管理施設の利用状況に関する事項等につきましてご報告がされております。  それでは、資料に基づきましてご説明申し上げます。  まず、1、平成30年度文化パルク城陽文化ホール等の事業報告書についてご説明申し上げます。  資料の4ページをお願いいたします。(1)管理業務の実施状況及び利用状況に関する事項で、文化パルク城陽指定管理事業の①文化振興事業は、地域の活性化と文化的活動の普及振興を図ることを目的とした事業でございます。  ②文化パルク城陽の管理運営に関する事業は、文化パルク城陽の施設設備の管理や営繕などの事業でございます。  5ページをお願いいたします。横向きになっておりますので、向きのほうを変えていただくようお願いいたします。文化振興事業実施状況といたしまして、こちらの5ページから10ページにわたり一覧表にして記載されています。コンサートや、お笑いライブ、映画鑑賞会など、多様なジャンルの鑑賞型事業を5ページから6、7ページまでのとおり25事業を実施しております。また、7ページの中ぐらいにありますティータイムコンサート、その下、アートギャラリー、さらにその下、プラネタリウム運営事業、8ページにわたりましてプラネタリウム運営事業がございます。そして9ページまでプラネタリウムがございまして、プレイルーム運営事業につきまして9ページまででまとめております。文化振興事業の入場者数合計は、9ページ下段、最下段のとこですね、入場者数合計のとおり2万9,419人となっております。  10ページには、ティータイムコンサートの月ごとの実施内容について記載しております。  次に、11ページをお願いいたします。文化パルク城陽の各施設の利用状況のまとめでございます。表の一番上の段が30年度となっております。プラムホールやふれあいホール、その他貸し館施設の利用人数が合計で21万5,339人となっております。その横、プラネタリウムの観覧者数につきましては1万8,063人となっております。また、プラネタリウムにつきましては、自主事業参加者数がこの中に5,176人含まれております。  12ページをお願いいたします。こちらに各年度の各施設の利用状況を一覧にしてございます。  次に、13ページをお願いいたします。管理経費の収支状況でございます。上段のほうが支出、下段部分が収入となっておりまして、縦に勘定科目、横が事業区分となっております。主な収入といたしまして、この一番左側の下から6段目、文化パルク指定管理料収入で平成30年度の指定管理料は、一番右列の合計2億9,097万3,000円となっております。その1つ上の段が支出の合計となっており、事業区分の文パル総務事業費から文化振興事業までの12事業の合計額として2億8,314万8,929円となっております。  続きまして、そのページをまためくっていただきまして、15ページをお願いいたします。こちら城陽市総合運動公園、それから城陽市立市民運動広場、城陽市立市民プールの事業報告がこの後ございます。  まず、15ページからは総合運動公園の報告書でございます。説明を先にさせていただきますと、26ページからが市民運動広場、32ページからが市民プールとなっております。なお、総合運動公園の報告書につきましては、体育館等で実施されている自主事業についての記載がありますが、市民運動広場や市民プールでは自主事業は実施されておりません。また、管理業務における施設利用状況及び管理経費の収支状況については、総合運動公園の23ページから25ページにこの3つの分が一括で掲載しておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、16ページをお願いいたします。こちらに①スポーツ振興事業と②スポーツ・レクリエーション施設の運営管理に関する事業についての概要を記載しております。①のスポーツ振興事業についてですが、取り組みの基本スタンスといたしましては、児童、高齢者、初心者のスポーツ活動の普及を中心として実施されているということでございます。②スポーツ・レクリエーション施設の管理運営に関する事業は、総合運動公園、市民運動広場、市民プールの3施設の受付業務や日常管理、施設整備などの事業となっております。  17ページをお願いいたします。スポーツ振興事業の実施状況でございます。またこちらも横向きになっております。こちらの17ページから22ページまでにつきまして記載しておりますが、これは市民体育館等を利用して公益財団法人城陽市民余暇活動センターが実施したスポーツ振興事業及び他の団体との共催により取り組んだ事業についての報告となっております。  まず、17ページのスポーツ教室、スポーツの催し物の開催に関する事業につきましては、総合運動公園の屋内や屋外施設において幅広い年齢層へのニュースポーツなどの各種目の教室などを実施したものでございます。  そして18ページには、女性のためのスポーツ事業、運動習慣を持たない人を対象としたスポーツ事業、19ページにも事業が載っておりまして、20ページのほうには小学生を対象としたスポーツ事業等もございます。21ページには、イベントということで開催の内容も記載しておるところでございます。これらスポーツ振興事業の参加者数につきましては延べで5,063人となっております。  23ページをお願いいたします。こちらがスポーツ施設の利用状況でございます。一番上の段のところ、平成30年度の施設利用者数になっております。30年度の総合運動公園のスポーツ施設については、テニスコートや野球場などの屋外施設が合計で8万8,734人で、屋内施設、体育館の競技場などの屋内施設が12万7,906人、合計いたしますと21万6,640人の利用がありました。その横の駐車場につきましては、有料、無料合わせて23万1,391台の利用がありました。  このまま市民運動広場につきましてもご報告を申し上げます。  市民運動広場につきましては、木津川運動広場におきましてグラウンド及びテニスコートを合わせまして5万2,846人のご利用がありました。運動広場の中の市民テニスコート、こちらにつきましては1万4,851人の利用となっております。市民プールにつきましては1万1,938人の利用がございました。  24ページにつきましては、各施設の使用率が一覧にあらわしているところでございます。  25ページをお願いいたします。管理経費の収支状況の一覧でございます。こちらも上段が支出、下段が収入となっておりまして、縦に勘定科目、横が事業区分となっております。収入といたしましては、下から8段目の一番右側の合計欄、総合運動公園に係ります指定管理料といたしまして、こちらが市民運動広場、市民プール管理事業も全てひっくるめますと1億2,731万459円の収入があったところでございます。その中には、総合運動公園が9,976万517円の指定管理料、市民運動広場が933万8,523円、市民プール指定管理料としまして1,775万4,856円となっております。支出の合計といたしましては、その上のほうにございます1億2,421万1,817円となっております。以上が総合運動公園等のスポーツ施設に関する事業報告となります。  続きまして、報告の平成30年度(2018年度)城陽市宿泊施設に係る事業報告につきまして引き続きご説明申し上げます。  アイリスイン城陽につきましては令和元年5月15日付で株式会社アメジストから、プラムイン城陽につきましては令和元年5月15日付で株式会社ロゴスコーポレーションからそれぞれ事業報告書が提出されました。  まず、平成30年度城陽市宿泊施設アイリスイン城陽の事業報告書についてご説明申し上げます。  こちらの資料の4ページをお願いいたします。4ページから8ページまで管理運営などの状況を記載しています。1、基本方針に関する事項では、運動公園や宿泊施設プラムイン城陽との連携を密にした運営に努めたことを記載されています。4ページの下段のほうからは、管理運営に関する個別事業報告を記載されています。  次に、利用状況についてご説明申し上げます。  9ページをお願いいたします。アイリスイン城陽の利用状況でございます。宿泊利用につきましては、左上の宿泊室と特別室で、総宿泊数5,921人に利用いただきました。また、一時研修使用として研修室と、それから和室で5,171人の延べの利用がございました。自転車使用といたしまして、大人用35台、子ども用9台という利用がございました。これらを全て合計いたしますと、このAの小計欄のとおり延べ1万1,136人の方にご利用いただきました。施設全体での利用人数ですが、下段のレストラン等の人数も全て合わせますと、宿泊者、食事の部分、レストラン等も含めますと4万437人となります。  宿泊等の売り上げにつきましては、この上のAの小計の欄のとおり2,244万9,040円となっております。また、下段Bのレストラン等の利用、宴会等の売り上げにつきましては、Bの小計欄のとおり4,035万1,388円となっております。この表の一番下のところでございますが、市に対しましてサービス料を含む総売り上げから税金分を除いた額の2%となります119万4,425円が運営収入として納付がありました。  続きまして、平成30年度宿泊施設プラムイン城陽の事業報告についてご説明申し上げます。  12ページをお願いいたします。管理業務の実施状況について記載しています。プラムイン城陽については、平成29年度末をもって前指定管理者が撤退をされることとなり、平成31年度から指定管理者となる株式会社ロゴスコーポレーションを前倒しで指定管理者として指定したものであり、施設の改修等の準備のため平成30年6月30日からの運営となっているものでございます。  それでは、続きまして、利用状況について17ページをお願いいたします。こちらの表の中に、たべる、とまる、あそぶとなっております。まず宿泊利用につきましては、中段部のこのとまるの欄の宿泊欄をお願いします。特別室が239件、2段ベッド部屋が1,303件、テント部屋2,763件、団体宿泊471件、フリースペース宿泊256件の総宿泊件数は5,032件の利用がございました。この宿泊室の売り上げといたしましては2,437万2,166円となりました。また、一時利用としまして、研修室が1,956件、日帰り入浴が1,422件、物販等が636件の利用がありました。売り上げとしまして、研修室が108万7,267円、日帰り入浴が51万3,300円、物販等が116万9,407円となりました。  そして上段部のたべるの欄のところのレストランのところの欄をお願いします。こちら朝食からレストラン貸し切りまでの食事利用までで1万4,598件となっております。カフェが1,387件、テークアウトが2,619件の利用がありました。その下、バーベキューとしては1万338件の利用がございました。売り上げとしましては、レストラン、こちらの朝食、夕食、昼食、宴会等含めまして団体も含めましてレストラン、カフェ、テークアウト、ここの部分まで全て含めまして2,278万4,588円の売り上げ、バーベキューといたしまして3,088万5,391円の売り上げとなりました。  以上が宿泊施設の事業報告となります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○奥村文浩副委員長  これより質疑に入ります。質疑ありますか。 ○土居一豊委員  最初に2点お聞きして、あと、23ページで2点お聞きします。  まず、余暇活動センターとロゴスコーポレーションの管理の境界区分ですが、府道が境界と思いますけど、歩道橋になってるところがどこが管理が境界ですか。  もう1点、文パルについて。文パルの利用については、申し込みが完了した段階で違約金、解約金が発生しますが、通常いろいろなところを利用する場合には、使用料の払い込みが完了した段階でその払い込んだものを返してくれないという解約金が発生しますが、なぜ文パルはこのようになってるんですか。 ○下岡大輔教育部次長  まず、管理区分でございます。平成30年度におきましては、レクリエーションゾーンは余暇活動センターの部分となっておりますので、アイリスインにつきましてはアメジストの管理区分、プラムインにつきましてはロゴスコーポレーションの管理区分、そして歩道橋につきましては、余暇活動センターの管理区分と30年度におきましてはなっております。  文化パルク城陽につきましてでございますが、こちらのほうですけれども、使用料につきましては、条例のほうでおきまして使用料の還付、第9条、既納の使用料は還付しない、ただし、指定管理者が特別な理由があると認めるときは、その全部または一部を還付することができるというふうにはなっているところでございます。 ○土居一豊委員  私は、文パルの解約金、違約金、この分は規約を改正すべきではないか。普通お金を払い込んでから解約したら、もう払い込んだものは払いませんよということが通常だと思う。ただし、文パルの場合は申し込みが完了した段階で、まだ使用料も払ってないんだけど、申し込みを完了した段階で次の段階で、済みません、申し込み取り消しますと言ったら使用料を払ってください、このようになってます。通常の使用料とは違います。通常は払い込んだら、もうそれは全部いただきますよ、変えるべきじゃないのか、一般的な仕様に変えるべきじゃないか。ということは、申し込んだ方は申し込んで、お金払いにいこうと思ってる間に事情があって変わるかもわからない。そうしたときに違約金全部払わないかんですよ、申し込みが完了してるから。疑問に思いませんか。 ○下岡大輔教育部次長  確かにお金の件につきましては、なかなか感情的に難しいかなというふうに思います。まだ施設、お金も払ってない、利用もしていないのに、そやけども、お金は払いなさい、もうキャンセルしたし、お金は払いなさい、そういったことは本当に市民感情からすると、よろしくないとは考えます。ただ、現状におきまして、やはり条例上そういう形になっているのと、この運営で来ておりますので、その辺、委員がおっしゃるように課題になるかなと思います。 ○土居一豊委員  条例、その今の規約上、払わなければならんとなっとんですよ。今の私のを聞いて、これは変えるべきと思いませんか、部長。 ○薮内孝次教育部長  今おっしゃるように、そのシステムでいくと、一般常識でいくと少しかけ離れてるというふうに考えますけども、当初この施設の運営を考えたときに、その利用料、減免しないという施設でもあります、確かに。ほかのコミセンであれば社会教育団体等減免しますけれども、文化パルクの中ではコミセン以外は減免がないと、そういうような運用の仕方を当時つくられております。それで運用しています。今の時代、二十数年たってる中で少し時代背景も異なってると思いますので、今後、改正等必要であれば我々検討してまいりたいと考えます。 ○土居一豊委員  ぜひこれは考えてください。そのかわり申し込んでから支払いまでに1週間以内に払わなかったら、もう自動的に解約しますよ、というのは、払わなかってそのまま置かれたときに困るわけですよ。だから違約金が発生しますよということになったら、確実に払いに来るだろう。だからそこに、申し込みを終わってから1週間以内に来なかったら、あなたの申し込みは自動解約しますよ、そのかわり自動解約した分には違約金は発生しませんよと言ったら、文パル側としては管理がしやすいはずです。そういうことも含めて私は、この違約金の廃止については、再度、今、部長からありましたけど、周辺のことも含めて、払ってしまったら、それは違約金発生ですよ。そこを再度、今答弁ありましたので、見直しするよう検討していただきたい。  次の質問に行きます。まず、23ページの数字を見てください。炊事棟の利用者が10年前から比べたら極端に少なくなってます。2,952件から324件、どうしてこの10年間でこれだけ極端に減少してるんですか。  2つ目、トレーニングルームの利用者が10年で30%以上ふえてます。利用者の増も考慮して、来年度、もう既に使えなくなって取っ払った器具がありますけど、来年度トレーニングルームの器具の更新、これを考えませんか。  もう一つ、7ページのアイリスイン城陽の報告の中で、花いっぱい運動にあわせて施設の緑化等をしてると、アイリスインはそのようにされてました。しかし、現在ロゴス地域の緑化はどのようになっていますか。
    薮内孝次教育部長  私のほうから、炊事棟の減少について申し上げたいと思います。  特に制約を厳しくしたということもないと。そういったアウトドアの普及によりまして、飯ごう炊さんなどを特に合宿に取り入れるという団体が減少してきたのではないかと考えてるとこでございます。 ○下岡大輔教育部次長  トレーニングルームでございます。こちらにつきましては、私どもも必要というふうに考えているとこでございます。ただ、その内容につきまして、運営する余暇活動センターとしては、言い方は違うかもしれませんが、フルスペックでの内容を考えておられるとこでございますが、やはり費用対効果の面も考えまして、我々としては必要な分を導入していきたいというふうには考えてるとこでございますが、そのタイミングにつきましては今後また検討していきたいというふうに考えております。  あと、緑化でございます。ロゴスのほうの緑化なんですけれども、その花いっぱい運動というわけではないんですけれども、レクリエーションゾーンに、先日トヨタのほうから樹木のほうの寄附をいただきまして、そちらの樹木の植栽を進めようという形でしているところでございます。そのような状況でございます。 ○土居一豊委員  トレーニングルームの更新については、やはり利用者のことを第一に考えて必要な器具を更新していただきたいな。そしてなおかつ、あそこに勤められてるスポーツをよくやっておられるスポーツに携わっておられる職員の方の意向、いつも管理されてる方の意向等も踏まえて器具の更新を考えていただきたい。余暇活動、頭のトップのほうの方の考えだったら更新しないかもわからない。しかし、あそこに現場にいる方からしてみれば更新してほしいという意向もあるかもしれない、ましてや使ってる方からすれば、ここに前あったんだよねということになってくる。ぜひ来年度更新を考えてください。今、次長から答弁あったように、計画されることを期待をいたします。  次に、炊事棟ですけど、いっそのこと閉鎖したらどうですか。 ○薮内孝次教育部長  閉鎖等については、今すぐお答えはちょっとできないわけですけども、これの施設の利用方法あるいは廃止等、これは今後検討してまいりたいと思います。 ○土居一豊委員  隣にバーベキューのできるところができてきて、しかもこれだけ数が減ってきた。そうなったら、果たして炊事棟をこのまま置いていいのかなということを検討すべき時期に来てると思います。もっと数が減ってしまってやめるのか、今から検討しとって、よし、来年度からやめようとか再来年度からやめようとかっていうのが出るんじゃなくて、ここまで減ってきたらある程度ここを閉鎖するということも検討しながら見ていかなきゃ、限りなくゼロに近づくまで残しとくのかってあるじゃないですか。やはり道路挟んだ反対側との絡みも出てくるでしょう。そう思ったら、私は頭のどこかに閉鎖と、もうここを整備しようということを考えるべきじゃないかと思いますけど、ロゴスを導入してきた次長としてどうですか。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  炊事棟なんですけれども、実は平成30年度の300人程度の数っていうのは、実は4月と5月にほとんどの人数が集中しておりまして、31年度、今年度については4、5月がちょうど工事だったので、今年度については恐らくゼロに限りなく近い数字になってくるとは思います。ただ、聞いてる限りでは、まだ合宿に取り入れてカレーとかつくったりというのが、ちょっとバーベキューと調理をさすという点で教育的な意義があるとかおっしゃる方もやっぱりいらっしゃいますんで、その辺、今おっしゃっていただいたとおり存廃については必ず検討はさせていただきますけど、その辺のニーズ、バランスを含めてちょっと検討させていただきたいと思います。 ○土居一豊委員  アイリスインの花いっぱい運動との関係を聞きます。  アイリスインが管理してたときには、必ず植え込みのところへは定期的に花が植えられておった。今現在、草ぼうぼうになってるんですけど、どうしてあのようになってると理解してますか。 ○下岡大輔教育部次長  現在そういった花の植栽をされていないということがございますので、そういう状況になってると認識しております。 ○土居一豊委員  バーベキューコーナーの横のところ、駐車場を入っていって、あそこのバーベキューの食材を渡すところ、あそこから階段を上がっていって、そのまま真っすぐ上がっていけばアイリスインに行けるところ、左に行けば市民の自由広場、あのふわふわドームのほうに行けるところ、あそこの植え込みは今どのようになってると思いますか。 ○下岡大輔教育部次長  今、草木が生えてる状態でございます。 ○土居一豊委員  約50センチぐらい草ぼうぼうですよね。初めてああいう状態を見ました。今までそれぞれ指定管理者が常に春、夏、秋、定期的に花を植えられとった。今あのバーベキューコーナーの横を見たら、本当に草ぼうぼうですよ。ロゴスは野外のものを置いてあるから本当に野外的に快適なのかなと思いながら、ついせんだって、あの市民広場、ローラースライダーのあるところを5回ほど走ったんですけど、この斜面の草刈りもされてないな。ロゴスになったからこのようになったのか、それとも何かロゴスの中の管理者の事情があってこのようになったのか。市としたら、今草ぼうぼうになってる状態が本来どうあるべきと思ってますか。 ○下岡大輔教育部次長  今のご質問の中のローラースライダーのあたりでございますが、今きれいになっていると思います。現在は、ついこないだ剪定をされた、何ていいますか、草刈りですね、草刈りをされたというふうに認識しております。もちろんやはりそういった草等はきれいにしていていただきたいというのは我々も考えておりますので、そういったことはこれからも声かけはしていきたいというふうに思ってます。 ○土居一豊委員  バーベキューコーナーの横の四角にブロックになってる、花を植えてあったところは今草ぼうぼうですけど、あそこは本来どのようにしといたらいいと思いますか。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  済みません、ちょっと詳細にお伝えしますと、実際に草が伸びてから刈るもので、ちょうど大芝生広場のところは恐らく時差がありまして、今はきれいになってるという状況、きれいな状況なんです。今おっしゃっていただいた花のカスケードのとこはおっしゃるとおりもう草ぼうぼう状態で、それは認識はしてるんですけれども、イベントで市民の方に花植えていただいて、ちょっと市民農園的なものにしようかとか、いろんなイベントの企画をしてる中でちょっとその置かれてる部分があって、そこが1つなんです。あともう一つ、垣根がずっと石の広場のとこにだっと植わってますけど、あそこをロゴスのメープル型に刈ろうとか、いろんな協議をしてる中で、ちょっとその草刈りを置いてる部分があったということも事情の1つとしてありまして、ご指摘のとおり見ばえが非常に悪いということはそのとおりでございますので、適宜今後ちょっと対応はさせていただきたいと思います。 ○土居一豊委員  現在の状況を見て、ロゴスに何か指導するとか徹底することがあったらやってください。今の状況だったら、バーベキューコーナーの横、草ぼうぼうですよ。あのブロックに関してはもう60センチぐらい生えてますよ。あれ、いつもあそこはきれいな花が植わってたな、ロゴスになったら管理が違ったんか、お金の入らないところは管理しないのかと思いながら、汗をかきながらあそこを何回も確認しながら走っていたんだけど、ちょっと草刈りやってもらわないとみっともないな。サツキの中も草がぼうぼうになってる。前はサツキの中もちゃんと伸びるカヤ等の草は刈っておられた。その草も伸びてきてる。もう一度ちょっと関係者が見てから、ロゴスに対して指導すべきところは指導してください。市の施設だ、やっぱりきれいにしといてもらいたいな。 ○平松亮委員  総合運動公園の中の、先ほど土居委員もおっしゃったトレーニングルームについてちょっと聞きたいんですけども、これは施設利用の状況ですね、当然各器具ごとに運用、パーセンテージできないという理解でいいんですか。 ○下岡大輔教育部次長  トレーニングルーム、この各施設の利用率が24ページのとこに入っていないのはなぜかということでの理解でよろしゅうございましょうか。  こちらにつきましては、トレーニングルームは、ほかの施設のように貸し室とかこの時間をお貸ししますというふうなことではなく、時間いっぱい分あいているわけでございまして利用者数は出せるんでございますが、その利用率というのが分母が常に一定になってしまいますので、なかなかこの利用率という形での出すのが難しいということで、率というのが出にくいということで、こちら省かせてもらってるということでございます。 ○平松亮委員  ありがとうございます。  ページ戻りまして、利用者数、23ページですね、これは顕著にふえていっていると。昨今の健康ブームに合わせてやっぱり若い方が結構利用されてまして、質問というか、改善のお願いなんですけども、これ聞いてみますと、やっぱり利用料金が安価ですんで、城陽の方だけじゃなくて木津川市とか京田辺とかあって、特にちょっとやんちゃな若い子、体を鍛えたい子が多いみたいなんです。利用者同士でトラブルになってて、城陽市の総合運動公園やから城陽市民だけに還元すべきじゃないかっていう考えが僕は個人的にはあるんですけども、多角的な施設ですのでそこは難しくても、そういうところをちょっと見回りをもっとしていただくとか、ちょうど器具が新しくなるっていうところもお金のかかってくることなんで、その辺は十分な議論が必要だと思うんですけども、ほかの施設と付随してもう少しトレーニングルームに対しての、何ていうんですかね、利用料金の上げるっていう選択肢も踏まえながら、いかに使われる方が快適に使用していけるかっていうところをちょっと考えていただけたらなと思うところがありまして。  逆に、複数の方がおっしゃってるのは、自分らはやっぱり城陽市の者で城陽市の器具なんで、丁寧に使う。やっぱり100円とかぐらいでフィットネスに行かはると、ただみたいになって使える、やっぱり使い方自体も乱雑になると。そのあたりのモラルの部分も、料金のところだけではないと思うんですけども、そのようなとこをちょっと勘案いただければなと思いまして、これはこの中で改善していっていただけるようなものであれば、ぜひお願いしたいなというところでお伝えをさせていただきました。どうでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  トレーニングルームの件につきましては、確かにこの近隣の市町の中でもかなり安価、安い価格、安い使用料で利用されておられます。おっしゃるように、利用者間でのそういったトラブルもありますが、余暇活動センターとスポーツセンターの職員、結構ちゃんと見回っておりますし、トラブルのことにいろいろと危惧されてるいうのは聞いております。ただ、今おっしゃるように、そういう料金につきましてはいろいろと難しいもんがあるかとは思いますけども、やはり今後しっかりと検討していきたいというふうに考えてますので、またその節はよろしくお願いしたいと思います。 ○平松亮委員  ありがとうございます。その声が続くようでしたら、僕も引き続きちょっとお伝えさせていただきたいと思うんですけども、重々よろしくお願いいたします。 ○本城隆志委員  今トレーニングルームの話が出たんですけど、器具を選定するときに、当時、私に器具をって言われたもんやから、当時の職員も誰もトレーニングジムに行ってる人がいなかったというのがあったかもしれない。私はたまたまトレーニングジム行ってましたんで、そういうことで教育委員会と相談しながら機種の選定に協力させてもらったけれども、だけど、それから今使い勝手がようなったのか、あの当時の使うときにやっぱり研修が要ったんですね、使おう思ったら。それが研修しようとすると、1日じゃ済まへんから何回か器具の使い方とかトレーニングの仕方をやらないとけがしますから、だからトレーニングの感覚が違った。あの当時トレーニングジムを民間でやってもなかなかお客さんが集まらなかった時期ですよね。そういう意味で、今使い勝手がいい。ここはやっぱり余暇活動センターがやってるということは、文パルも市民と市外の人との区別をしてない。民間の企業があそこで文パルで使うときに部屋借りても一緒ですね。営業で上がったときには使用料金を、プラムホールも一緒ですけども、普通に使うときは一緒だという、やっぱりそういう原則というのがあるから人気があるというふうに思うんで、せっかくここまで来たから僕は市外と市民と区別しないほうがいいし、市外の人にも城陽方式ってこんなにいいんですよというPRすることが私は大事であるなというのを、今までの歴史を見ながらそれは思っております。  機材の選定に関しては、十分将来的な機材を使っていく、あるいは健康器具、けがをしない器具が必要かな。ルームランナー1回使ったことあるんですよ。調子悪いときに使って、15分ぐらい、調子いいわと。これでやめときゃいいのに調子いいからもうちょっとやり過ぎた。ほんならやっぱりけがするんですね。だからそういうアドバイスをする者が絶えずいないというのは問題なんかもしれませんけれども、器具の使い方って安全性があってもやり過ぎるとけがするというものがあるから、そういう講習的なところ、注意事項はやっぱり最後みんなに教えていくということをしていただいてトレーニングルームというのはうまく使えるかなというふうに思いますので、土居さんがおっしゃったように、新しい器具をどうするか。これはやっぱり専門家の声をしっかり聞かないと、うちの体育館のメンバーだけでも、なかなかトレーニング器具になったらもっとプロ的な意識もあるからその辺は任せますけども、やっぱりしっかりとした器具を選んでもらうことが大事。ただ、プロのボディービルダーをあそこでつくるわけじゃないから、そのあたりを安全性を考えながら、一般の市民からちょっとしたトレーニングしてる人まで使えるようなルームになってもらったらいいかなということは思っております。  ただ、そう思ってしまうと、あとのシャワールームにしてもちょっとまた使い勝手が悪かったり、本当は今トレーニングジムに行ったら簡単なお風呂もあったりとかすることがありますんで、そういうところにやっぱり魅力を感じる。だから体育館使っても、夏は汗かいても家帰ってお風呂入りなさいよという形がなかなかなかった。それはアイリスイン、プラムインでもお風呂入れたんですけど、今ちょっと入りにくくなってきてるような感じもしますんで、やっぱり体育館と連動してないからかもしれませんね。だから、汗かいたらアイリスイン行っていいよって言われて、体育館の職員に言われたらアイリスインでお風呂入れるようなこともあったんですけど、今、昼間がどんだけ使えるか、アイリスインのほうでは。プラムインまでなかなかお風呂行けない。運動する人が使い勝手が悪いのが今のアイリスインですから、やっぱりそういう部分での連動ができてないというのが、業者がかわりましたからそういうことなのかなということは思っております。  それから、一番問題なのは、余暇活動センターの問題が出てきてますけど、余暇活動センターの職員っていうのは、理事長は結構年齢いっておられますけど、一般職員は草引きとかそういうなんでシルバーを使ってるというのは、これは年齢はあんまり関係ないでしょうけど、職員の年齢、うちの職員、OBなんか行ってますけど、何歳から何歳までの規定になってたんかなと思いまして。うちの職員でも再雇用でも65歳までやし、今70になってるんですか、75になってるんですか、80まではどうぞと言って入れてるんですか、お願いします。 ○下岡大輔教育部次長  今、市の職員OBの話ございました。あそこ、余暇活動センターを今やっておられるのが、理事長がもちろんおられまして、そのほかに常務理事がおります。あと雇用職員、プロパーという職員がおるんですけれども、そのプロパーにつきましては満60歳まででございます。理事長につきましては、その辺、年齢制限を設けておりません。あと、そこの中におります一般職員というのがございます。一般職員につきましては65歳が定年となってます。ただ、今おっしゃってるのは指定嘱託職員のことかなというふうに思うんですけれども、こちらのほうにつきましては69歳が原則更新が不可になってます。ただ、財団が認める場合は継続が可能というちょっとただし書きという形で整理されておりますのと、あと、先ほどもおっしゃったように草刈りとかされてる契約職員につきましては74歳までということにしております。 ○本城隆志委員  ここは第三セクターから始まってますから、うちの職員がOBになったときに結構行ってくれたりとか、途中からまた向こうへ行ったりとか行って帰ってきたりとかいうことをやってますので、やはりうちの職員の採用基準に合うような形で運営していかなあかんのに、ちょっと課長職でも70過ぎて何年もいるような形では、職員は入れないというんだったらいいけど、うちの職員だって定年退職の後、次、出先機関ってなかなかない中で、やっぱりそういう形で城陽市のノウハウを余暇活動センターにも職員という経験を生かしてもらわないかんのに、いつまでもその人がいるためにほかの職員が入れない。いや、枠をもう一つつくりましょうというわけにいかんでしょ。だから、よくやってくれるやってくれないは別として、それを守っていくというのがやっぱり余暇活動センターの仕事かなと私は思います。ほかのとこはきちっとやるけど、あんたはいいよっていって、こんなことやっとったら、それこそなあなあで仕事してるのと変わらんでしょ。それを早急に対応してもらわんと困りますね。  私は、文化協会をやってますけど、向こうの理事ではないんで、それは会長が行ってくれてますんで、そこまでは言いませんけども、急にぽっと行った人はそんなことわかりませんから、だから向こうの評議員会とか理事会の状況を私は聞くことはないんで、よっぽど問題あったら文化協会とか体育協会の中で言ってくれますけど、なかったら何も言いませんから、だからここで言わないとだめなのかなと思ったんで言いますけども、ちゃんとその辺チェックしてやりなさいなということを申し上げておきたいと思っております。  それから、これから去年もこの時期になってくるとTWINKLE JOYOになりますね。トイレの問題がありました。貸さないという形でロゴスが出ておりましたけども、やっぱり冬場というのはトイレがどうしてもすぐ必要になってきて、草むらでおしっこされても困りますんで、どう貸すのかなと。アイリスインはもう夕方になったら閉めてしまうでしょ、だから大事なときはトイレが使えない。あそこで使うのか、ローラーコースターの上のほうまで上がってきてトイレに行きたいときに、もうしゃあないなって横でやっときなさいよって親が子どもに言う場合もあれば、もう大人でもその辺、暗いところでやってしまいそうな感じがするんで、やっぱりトイレの問題をどうするんかと。  かというて、トイレを持ってきたら、また主催者がトイレ、あれレンタル代、お金がかかりますから、その辺をちゃんとはっきりさせていかないといけないのじゃないかなというふうに思います。だからやっぱり、使用の契約の中で行事には協力するということになってますんで、あかんかったらもうあんなん山でああいう行事やめたらいいわけで、やめてしまうと、ロゴスにとっては助かるかもしれませんね、駐車場が。そういう一面、いい面と悪い面と両方1つのことであると思いますけど、トイレどうされるのか、ちょっと聞いておきたいなと思います。 ○下岡大輔教育部次長  今、本城委員がおっしゃったように、アイリスインにつきましては、そこの営業の関係で夕方で閉まります。ただ、プラムインにつきましては、利用のほうをしていただけるようにとは考えてるところでございます。今おっしゃったように、ローラースライダーの上のほうのトイレももちろん利用していただけますし、バンクーバー砦のところの下のところのトイレも、もちろん使用していただけるというふうに考えてるとこでございます。 ○本城隆志委員  ローラースライダーの上のほうにトイレなんて、なかなか見えないですよ、夜ですから。あそこまで上がる人ってよっぽどなんですね。そこまでの手前でいろんなイルミネーションの関係があって、上へ上がるかっていったら、晩はローラースライダー使ってはいけないことになってますから、だからそこのトイレはもうほとんどわかんないですね。だけど、やっぱり外でのトイレが不足してるという部分があるんでどうするかっていうことと、あんだけの集客を集めるとトイレの数も少なくなってくるとやっぱり怖いなというふうに思っていますので、外で駐車場借りてるところならそこはレンタルのトイレも必要かもしれませんけど、こっち側のトイレの不足っていうのは、またテニスコートのほうまで行ってトイレするっていうこともなかなかできないでしょうから、その辺はやっぱり十分話し合えるように、あるいは許可をもらえるように、協力できるようにとかいうようなことでお願いしたいなと思っております。  それから、文化パルク城陽ですけども、土居さんが言いはったようにキャンセル料っていうのは絶えず頭にあるんですけど、ただ、よその会館の形態がどうなってるのか、皆同じようになってるのかな。だけど、キャンセルできると、なまじっか仮予約をしちゃう。仮予約されると、年間事業やからとれないんですよ、もうとっておられる。とったなと思って諦めてほかのとことったら、そこキャンセルがあってまたあいてるということも困るんで、ちょっとやっぱりしっかりその辺論議してもらわんといかんなというところがございますので、よろしくお願いしたいと思います。それぐらいにきょうはしときます。 ○小松原一哉委員  私のほうからちょっと簡単に1点お願いします。  文化パルクのほうなんですけども、これ事業名を上げていただいて、個別事業名を上げていただいて、それぞれの開催日とか、一番最後には満足度ということで、これはアンケートの数字を掲載されてるんでしょうけれども、最後のところに書いてありますね。  あと、米印はプロモーターとの共催事業っていうことが記載されてるんですけど、それ以外は文化パルクの自主事業というふうに理解してるんですけど、この事業ですね、ある意味、採算性とか過去の経年、毎年同じ時期に同じようなことをされてるとかいうことがあると思うんですけども、市民ニーズがどれだけ反映されてるのかなというところで、実際にこんな事業をやってほしいとか、そういう市民の要望とか、そういうのっていうのは反映する余地はあるんでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  市民ニーズということでございますが、こちらのほうのアンケートは、自主事業につきましては基本的にこのようにとっているところでございます。その中でも、例えばニューイヤーコンサートが満足度が90パーを超えてくる、こういったものはやっぱり継続していきたいなというふうなことも考えているところでございますし、余暇活動センターといたしまして事業を採択するときに満足度というこのアンケートをとることで、ニーズのほうを把握していく、分野のほうを把握していくというような形もとっております。当然収益性の部分ももちろん鑑みていかないといけないんですけれども、やはりニーズも踏まえていく形で事業を選定しているところでございますので、この中でも、当然事業を実施することで、その単発の事業では赤字になってるもの黒字になってるものいろいろございますが、やはりその辺の利用者、参加された方のご意見を踏まえながら次の事業を考えていってるということでございますので、よろしくお願いします。 ○小松原一哉委員  ということは、年度の事業はその前年度に決められると思うんですけども、それを決められるときにそういう組織があるんですか、事業を決定する委員会とかそういう。 ○下岡大輔教育部次長  そういった組織はなく、余暇活動センターの中で検討されてるというふうに考えております。当然余暇活動センターの理事会とかにはそういった話もあるかと思いますけれども。 ○小松原一哉委員  そしたら、余暇活動センターの理事さんの中で次年度の事業、来年度も。 ○下岡大輔教育部次長  決めるのは職員のほうで決めておりまして、そういったことは報告だけになるかと思います。 ○小松原一哉委員  要はそういう企画を立てる段階で、例えば市民の方のある程度文化事業に明るい方とか、そういう方の意見が反映するっていうことができないものかなっていうのが1点あるんですけども。例えば私は、こういう文化芸術のジャンルでいけば、あるジャンルがちょっと乏しいなという思いがあるんですよ、昔から。もっとそういう部分でやっていただきたいなっていうのがあるんですけどね。ただ、それは料金は高くつくけど、例えばこの中で見てると入場者数がちょっと少ないそういう分野なんですけどね。やっぱりせっかくいいホールなんで、これは1つ、私、ちょっと芸術関係の団体で京都市内の団体で城陽の文化パルク、いいホールやけれども、ちょっと使い勝手が悪いなっていうようなこと、それは地理的条件やと思うんですけれども、を聞いたりもしますので、何か垣根をつくってしまってて使いにくいのか、あるいはもっと違う条件で、先ほど申し込みのときの違約金の話も出てましたけど、そういう料金のところで何か申し込みにくい部分があるのかなとか思ったりするんですけども、それは置いといて、先ほど言いました市民の声というか、そういうのが反映できるような、そういう企画委員みたいなことはできないのかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  文化パルクで実施してます自主事業でございます。こちら余暇活動センターのほうが自主的にされてる事業でございますので、今、小松原委員がおっしゃったようなご意見を余暇活動センターのほうに伝えてまいりたいというふうに考えております。 ○小松原一哉委員  ありがとうございました。結構です。 ○相原佳代子委員  済みません、宿泊施設に係る事業報告についてですけれども、12ページなんですが、プラムイン城陽さんのほうで修繕一覧が12ページでありまして、細かくは13ページになってると思うんですけど、これ26項目上がってると思います。それまではたしか共立メンテナンスさんですかね、前のところがされていて、ロゴスさんが前倒しでっていうことでされることになったかと思うんですけど、これこんだけ全部したらどれだけの金額になるんですか。 ○下岡大輔教育部次長  こちらの修繕一覧でいきますと、800万ほどになる予定でございます。800万ほどでございます。 ○相原佳代子委員  800万。これらについては、そしたら、それまでは共立さんがそういうとこをチェックされていたかということにもなるかと思いますが、これロゴスさんが来られて、実施主体というか、されるロゴスさんがこれを全部チェックしていかれたんですか。 ○下岡大輔教育部次長  当然こちら老朽化がやはり施設のほうも進んでおりますので、最初のときに修繕をした部分もありますが、当然オープンの前にした修繕、オープン後にした修繕とございます。運営している中で壊れたものもございますので、そういった修繕をしたものでございます。 ○相原佳代子委員  運営されている中で壊れたものもあったということですか。 ○下岡大輔教育部次長  運営しているがゆえに壊れたということじゃなくて、運営期間中に当然、以前から壊れていたというよりも、今このタイミング、運営しているこのタイミングで壊れたものもあるというふうにご理解いただけたらなと思います。今、私、運営したから壊れたという意味じゃなくて、運営してるこの期間中に壊れてきたということになります。 ○相原佳代子委員  ちょっと初歩的なことで済みません。以前ここの指定管理のときに、たしか何か100万円以上の価格になるものっていうのが市が修繕するっていうようなことがあったかと思うんですけど、そこら辺との関連性というか、違いというか、そのあたりについてはどうなんですかね。 ○下岡大輔教育部次長  こちらプラムインにつきまして、平成30年度、もちろんこちらの31年度からもですけれども、施設の修繕等に係る経費につきましては全て市のほうが指定管理料で負担するという形になっております。 ○相原佳代子委員  そうしましたら、今さっきおっしゃった途中でふぐあいが生じて、そして修繕したものがありますよということをおっしゃったんですけれども、今後またそういうことがあれば、それは指定管理料の中で含まれるということなんですか。 ○下岡大輔教育部次長  はい、今、委員がおっしゃられたとおりでございます。 ○相原佳代子委員  ちょっと基礎基本のところで申しわけないんですけども、そういうことは、今これはプラムインでありますので、アイリスインについてもそしたら同じということになっていくんでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  はい、アイリスインにつきましても同じくでございます。ちなみに、文化パルク城陽につきましても、修繕につきましては市の指定管理料のほうで全て払っているとこでございます。 ○相原佳代子委員  今、文パルのこともおっしゃった。それからその中で、たしか文パルって大会議室のじゅうたんっていうか、あれが新しくなったと思うんですけど、あれはどこが、そしたら市だったんですかね。 ○下岡大輔教育部次長  ちょっと文パルの話になりますけれども。  文化パルク城陽、今回、大会議室のじゅうたんをかえられました。こちらについては、公益財団法人余暇活動センターのほうのお金でもって、持ち出しでもって実施されたものでございます。つまり指定管理料には入ってないというふうにご理解いただければと思います。 ○薮内孝次教育部長  今お問い合わせの大会議室のじゅうたんにつきましては、このたびの指定管理のプロポーザルの中で、いわゆる財団の資金でじゅうたんの交換をその中にメニューとして入れておられまして、いわゆる留保財源の中で変更っていいますか、新しいものに更新するという申し出がございましたので、今回はその申し出を受けて更新をしていただいたというものでございます。 ○相原佳代子委員  先ほどちょっと言わはった中でそのさっきの答弁でいくと、指定管理料の中でということで、そしたら大会議室もと思うんだけれども、プロポーザルの中で自分とこがやりますよって言うてきはった場合は、それはご自前でお願いしますということになるんですか。ちょっとそこら辺。 ○下岡大輔教育部次長  基本的に文化パルク城陽の修繕に係るものは、全て市の指定管理料でお支払いを財団のほうにさせていただいてるのが現状です。ただ、今、部長から申し上げましたように、今回、財団としての、公益財団法人として指定管理を受けるときのプロポーザルの中で提案をされてたのが、この大会議室のじゅうたんを私どもが実施いたしますという形で提案をされてきました。なので、それを市としても受け入れまして、修繕という形とは別できれいにしていただいたということでございます。 ○相原佳代子委員  本来ならば市が指定管理の中でやってもらうということだけども、そういうふうに財団のほうがみずからしますよっていうことは、市の指定管理料もそれだけ少なくなるって言うたらおかしいですけど、その中で使わんでもいいお金やから、それやったらその分は、何ていうんですか、向こうからレクチャーされた中で、市にとってはプラスですよね、その分使わなくてもいいから。そういうふうな考えでよろしいんですかね。 ○下岡大輔教育部次長  今、委員がおっしゃるとおりでございます。 ○相原佳代子委員  そしたら、済みません、ちょっと文化パルクに行ってしまったので。やっぱり今回、今回って、これプラムインになるわけですけれども、それだけの費用を市も出してやっているということですので、来てくれはったわ、そやけど、なかなかお客さんが厳しい状況であるとか、やっぱりそういうところが今後ないようにしっかりとやっていただきたいと思いますが、その点につきましてはロゴスさんのほうどのような今お考えでいらっしゃるのか。そしてまた、プレのときも行かせていただきましたけれども、ロゴスさんがこの事業に対しての心意気であるとか、現在、これプラムですけれども、アイリスのほうもしていただいていて、現状どういうあちらさんの心意気ですよね、とか職員さん、社員さん、そういうのにどういうふうに考えておられるのか、聞かせていただきたいと思いますけど。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  ロゴスがこの指定管理になってから約1年半ほどたつんですけれども、やはりお客様に対してご迷惑をかけないような運営をしていきたい、さらには、市の活性化につながるような取り組みをしていきたいという思いは最初から変わらずお持ちではいらっしゃいます。  支配人がけがをされまして、正直十分な運営ができてないということもロゴス側としては今ちょっと認識をしてまして、土居委員からも指摘がありました草刈りができてないとか、そういったふぐあいもややそういう人手不足のところに起因してるところもございます。いろんなことがございますけれども、やや売り上げも伸びてきましたし、実際この間のあそびのはくぶつ館していただいたときもカフェは最高の売り上げを記録しましたり、宿泊については7月からオープンして土日はほぼ完全に埋まってる状態ですし、ある程度お客さんが入ってきてる、あと、ふわふわドームにもかなり人があふれてるという状況にはなってきてございます。  あとは、お客さんに満足して帰っていただくという点については、やはり少し足らない部分があろうかと思いますので、もしそういうお声がありましたら、またこちらのほうに言っていただければ、一つ一つ改善していきたいと思いますので、その辺ちょっと温かく見守っていただきたいと思います。 ○相原佳代子委員  支配人さんがけがをされて人手不足は否めないということでございますが、そしたら、やっぱりロゴスさんのほうも支配人さんに、余りにも長期間であるのであれば、誰か違う方に来ていただくとか、やっぱりそういうことも含めての指定管理だと思いますので、そのあたりについてはロゴスさんのほうはどのようなお考えなんでしょうか。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  やはり支配人が1年間ほぼ寝泊まりするような状況で、短期間の間で前倒しで受託されたもので、かなり1年間の間、短期間でその施設の状況を把握されてまして、けがということを想定してなかったもので、そのほかの職員さんまでそのノウハウがまだ行き届いてないということが、この二、三カ月ちょっと続いてるんですけれども、それについては、ロゴス本社としてもやはり問題意識を持って、本社のほうから忙しい土日なんかは必ず応援に人が何人か来てますんで、その辺で対応してるところなんですけれども、やはり単発で1日来ても、なかなかああいった施設、ホテル業みたいなものっていうのは難しいところがありますので、今いろいろ現在の職員さんの中でかなり無理をしながら運営をされてるというような状況でございます。 ○相原佳代子委員  今二、三カ月ということでございましたが、やはりその中でもちろん指定管理されてるわけですから、こちらもきちっとした企業さんやからお任せしてるわけでありまして、これまで寝泊まりして開業までこぎつけられたと。だからいろんなノウハウとか知っておられるということだと思うんですけれども、今後、そこが人手が足りないから新たに今度来てくれはるお客さんに不都合が出たり、また、そちらのほうでけがが起こったり、そういったことがあったら元も子もないので、そのあたりはロゴスさん側ともきちっと話をして今後の対策をそしたらきちっと立てていただきたいと思うんですけれども、治られるけがということで早期に出てこられるというのであればいいんですけれども、やっぱりそのあたり、サービスを提供されるところでございますので、きちっと先方さんと話をしていただきたいと思うのですが、いかがですか。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  今申し上げた支配人も、10月上旬には出てくるということを聞いてますんで、あと1カ月ほどですか、は、うちも委託してる以上、過度に手伝うということはやっぱりしてはいけないということはわかってますので、厳しく指導する部分と、できる限り協調してやっていく部分、協働してやっていく部分というのはちょっとバランスを考えながらやっていくと。とにかくお客様に迷惑かけるっていうのがやっぱり一番いけないんで、それがないようにだけは何とか守っていきたいなというふうには考えてます。 ○相原佳代子委員  済みません、今10月からということでございますが、よくこの夏場乗り越えてきはったなと。正直、こちらも夏場ちょっと予約を入れようとしたら、もう満杯やというて言われたんですね。その中で、そしたら、けがでいらっしゃらないというのであれば、反対にやっぱり城陽市のほうから手伝いに行ったりとかもされていたんですか。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  はい、何度か職員が、直接は文化・スポーツ推進課の職員がほとんどですけど、行って手伝うということは多々ありました。 ○相原佳代子委員  やっぱりそこなんですけど、指定管理ということなので、それであるのならば、ここの文化パルクだってそうだし、そしてこの体育館だってそうだし、人手が足りひんかったら市役所の人間が手伝いにいくということになってしまいますので、それはやっぱり指定管理というのとはまたちょっと違うかなというふうに思います。その支配人さんが10月から出られるということで一定ちょっと安心はいたしますけれども、しっかりと先方さんのほうと話をしていただいて、それであるならば支配人にかわる方に来ていただくとか、やっぱりそこら辺ですよね。何しろやっぱりオープンのときにも社長さんもおっしゃってましたけれども、サービスを提供するという、そしてまた、こういう施設は日本でも初めてだということですので、しっかりと安全で、そしてまた、サービス提供も取り組んでいただきたいと思いますので、これは要望とさせていただきます。お願いします。 ○語堂辰文委員  済みません、今のロゴスの関係で。  既に城陽市のほうは、これ6月のオープンまでに3億5,000万という話があったんですけど、その中でも既に終わったもの、全部細かいものは要りませんので、これとこれはこれで充てましたよ、完了しますよというのがあったら教えてほしいんですけど。 ○下岡大輔教育部次長  済みません、全て終わったよというのは、工事とか、とかいう意味ですか。(「そうです」と言う者あり)  ちょっとどの辺のを言うたらいいのか、わかりませんけれども、例えばこの平成30年6月のオープンに際しましては、ふわふわドームを設置いたしました。  ふわふわドームの設置、それからプラムインの整備、そして平成31年度オープンとしましてはアイリスインの整備、そしてバーベキューエリアの整備ということでございます。 ○語堂辰文委員  それぞれの額は大体どれくらいするんですか。 ○下岡大輔教育部次長  ふわふわドームにつきましては7,000万ほどでございます。こちらのほうは、今、確定しているものでございます。  ただ、アイリスインの整備、それからプラムインの整備につきましては、ロゴスのほうでしていただいたものを10年償還で市のほうから指定管理料でお支払いをしていくという形でございますので、今、詳細な数字、ちょっとこちらは持ち合わせておりませんので。  あとバーベキュースタジアムの造成につきましては市のほうでさせていただきまして、この6月末ででき上がったものでございます。ちょっと済みません、こちらは令和元年度の数字なので、今ちょっと、こちらも持ち合わせておりませんので、申しわけございませんが、よろしくお願いします。 ○語堂辰文委員  10年間とか言われたらね、そしたら、予算が幾らなのかわからへんのです。もう頭いいますか、トータルで3億5,000万いう話は、もう前にお聞きしてますので、大体どのくらいということだけ、わかってたら教えてください。 ○下岡大輔教育部次長  済みません、まず、今、10年償還の分ですので、委員がおっしゃいましたように、3億5,000万のその10分の1にはなるのかなというふうに思ってますが、30年度につきましては、第1期工事分ですので、約2,000万ほどがその償還分に当たります。  あともう一つ、バーベキューエリアのほうの改修工事のほうといたしましては、こちらが土地のほう、造成のほうが1,800万ほどが造成として市のほうで実施しているとこです。 ○語堂辰文委員  関連しての質問ではなくて、そのものをお聞きしてますのでね、お答えいただきたいと思います。さっきから聞いてましたら、10年間のあれで。頭が3億5,000万というふうには聞いてるんですけれども、このままでいったら、幾らの予算でどうなってて、ここがどこまで来ててというのが、今、ふわふわの7,000万とバーベキューのエリアが1,800万と、あと第1期が2,000万、そこまでお聞きしたんですけど、あとのことがね、お金も糸目があれ、人が足りなかったら市の職員、そういうようなやり方というのはこれまで例がなかったので、お聞きしてるんですけどね。やっぱりはっきりと、そこら辺は出してほしいと思いますし、もし、もう今はあれですから、資料があったら後でください。よろしく。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  ご質問をいただいたのが、30年度と、恐らく31年度がまじってしまってるんで、こちらの回答としてちょっと食い違ってるんだと思うんです。  30年度につきましては、総額で1億2,800万、工事費で。ロゴスの負担としてはかかってます。ふわふわドームと造成に関して言えば、今、先ほど下岡次長のほうが申し上げたとおりでございます。  31年度を含めて3億5,000万ということを語堂委員はおっしゃってるんだと思うんですけど、31年度につきましては、まだ決算としてこちらのほう、用意できておりませんので、それを含めた数字というのは、もう少しちょっとお待ちいただきたいと思います。 ○語堂辰文委員  今、お話の、それでしたら先ほどの説明と、ちょっとごちゃごちゃになってるんじゃないかいうことですけど、もう既にできておるものがあるんですよね。先ほどふわふわドーム、そういうのはできてるということで、造成もできたと。そういうことについてお聞きしたかったんですけど、今のお話でしたら今年度予算に当然入ってるわけで、ただし、これはもうお任せなんで、ロゴスのほうが計画しているんだということなんですけれども、わかってたら教えてほしいと思いましたんで、要請をいたしました。  ちょっと資料をもらえるということやから、確認だから。  あと、ちょっとこれ、宿泊施設はあれで、もう1点、いいですか。文パルの関係ですけど。
    ○奥村文浩副委員長  済みません、資料は出されるんですね。 ○下岡大輔教育部次長  30年度の分を整理して出してまいりたいと思います。 ○語堂辰文委員  はい。なら、ちょっとそれ。 ○奥村文浩副委員長  30年度だけですね。 ○語堂辰文委員  今年度の予算がわかればなと思って。  次、いいですか。文パルの件で1点だけ。  外壁が大変汚れてるということと、トイレがどうなのかということ、そこの2点をお聞きしたいんですけど。 ○下岡大輔教育部次長  文パルの外壁でございますが、あちらのほうも当然、もう古くなっておりますので、かなり汚れているというのは認識しております。  ただ、今、多くの修繕も実施しながら、今、文パル、営業しておりますので、なかなか外壁を清掃するのも、あれだけの大きな建物になりますと予算のほうが多くかかってまいりますので、外壁につきましては、当面、現状のままでいかせてもらいたいと思っております。  あとトイレでございます。トイレにつきましては順次、今、洋式化を進めているところでございまして、昨年度も洋式化を何件かさせてもらっております。  文パルにつきましては、そういった状況でございます。 ○語堂辰文委員  外壁について、いろいろお聞きしますので、ご質問させてもらったんですけど、今のところはまだ修理のめどっていいますか、そういう補修とか、そこまではいってないということですけど、早急にお願いしたいと思いますけれども。  外トイレの関係で、やはり洋式化が順繰りにされているということではございますけどね、そういう面で、利用者の方からいろいろお聞きしますので、ぜひ。利用される方々が高齢の方であれば、なかなかそういう洋式でないと難しいという方もおられると聞いてますので、進めていただきたいと思いますので、これは両方とも要望しておきます。 ○乾秀子委員  済みません、これは確認なんですけど、あそびのはくぶつ館のあった日に、いつもどおり私はボランティアの活動をしてたんですけど、多目的広場のほうから道路のほうを見ますと、もう本当にたくさんの車が駐車場に入れずに並んでるんですね。そのときは、あそびのはくぶつ館で、多分、家族連れで来られる方、結構年少の方を連れてこられる方も多い日だったんですけど、あそびのはくぶつ館に来たんやけども車がやっぱりなかなか入れへんという苦情が、結構長い時間あったんですね。たくさんの方、来ていただきましたけどね、結果的に。  たまたまそういうところを見ただけのことなのかもしれませんけど、ロゴスさん、大変発信力もあって、たくさんの集客もしていらっしゃいますし、すごい人気があるんやなというふうに思ってるんですけどね、やっぱり市の行事とか、ほかの大会とか何かね、重なったときに、同じようなことが。短時間で解消できたらいいんですけど、そういう駐車場のことというのは将来的には。平日は本当にそんなことないと思うんですけど、土日とか、TWINKLEのときも、上の臨時の駐車場とかしていただいてますけど、どういうふうに先々、ロゴスさん自体とか市のほうは考えてくださってるんですかね。 ○下岡大輔教育部次長  あそびのはくぶつ館、先日ございました。確かに朝の早い段階で、あそびのはくぶつ館のスタッフ、ボランティアの方ですけれども、の方の駐車で、もう石の広場がいっぱいになっているような状況があったのは認識しております。  当然、あそびのはくぶつ館に来られる方、ロゴスランドに来られる方、多くいらっしゃったので、車が渋滞に、渋滞といいますか混雑していたということも聞き及んでおります。  今後、その対策、当然、臨時的な駐車場を、定期的に臨時駐車場をお借りする、毎週土日をお借りするとか、そういったことはなかなか困難ではあるかもしれませんけれども、例えばあそびのはくぶつ館でございましたら、こちらあそびのはくぶつ館実行委員会があります。そういったのが実行委員会のところからとか、イベントをされるとこから臨時の駐車場を確保していただくとか、そういったことも1つの手法としてあるんですが、そのほかに、当然、ガードマンをつけたとしても、それには限界もありますので、また今後、これは対策のほうは検討してまいりたいなというふうに考えております。 ○乾秀子委員  済みません、本当に今後、大きな課題になってくる。私たちはたくさんの方に、ロゴスさんにも来てほしいと思っていますし、市民が参加する行事にもたくさん来てほしいって思ってるんですけど、それが収容できへんという状態がやっぱり残念やなと、すごい思いますし、ガードマンのおじさんは頑張ってくださってました。拝見しましたけど、絶対数がやっぱり多いなって思いましたし、どういうふうな確保の仕方されるかは、もちろん教育委員会のほうと現場の方お任せしたいとは思いますけれども、何とか、本当に収拾がつかないときが来る前に、いろいろ案を出して検討していただきたいなっていうふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○奥村文浩副委員長  ほかにありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○奥村文浩副委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○奥村文浩副委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し、閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○奥村文浩副委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。       ────────────────────────────── ○奥村文浩副委員長  本委員会の本会議における委員長報告については、申し合わせにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○奥村文浩副委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。           午後5時24分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            文教常任委員長                                太 田 健 司                            文教常任副委員長                                奥 村 文 浩...