城陽市議会 2019-05-23
令和元年第1回臨時会(第1号 5月23日)
令和元年第1回臨時会(第1号 5月23日)
令和元年
城陽市議会臨時会会議録第1号
第1回
令和元年5月23日(木曜)午前10時00分開会
〇
出席議員(20名)
乾 秀 子 議 員
熊 谷 佐 和 美 議 員
上 原 敏 議 員
奥 村 文 浩 議 員
谷 村 浩 志 議 員
平 松 亮 議 員
一 瀬 裕 子 議 員
太 田 健 司 議 員
澤 田 扶 美 子 議 員
西 良 倫 議 員
増 田 貴 議 員
宮 園 昌 美 議 員
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました私、
熊谷佐和美が、京都府
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選いたしました。
ご推挙いただき、まことにありがとうございました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第10、
京都地方税機構議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、
指名推選により行います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって選挙の方法は、
指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにいたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって指名の方法は、議長において指名することに決しました。
京都地方税機構議会議員に
小松原一哉議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました
小松原一哉議員を
京都地方税機構議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました
小松原一哉議員が
京都地方税機構議会議員に当選されました。
ただいま当選されました
小松原一哉議員が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
午後1時10分まで休憩いたします。
午前11時34分 休 憩
──────────────
午後1時10分 再 開
○
熊谷佐和美議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に各
委員会及び議会活性化推進会議が開催され、正副
委員長の互選が行われた結果、総務
常任委員長に一瀬裕子議員、副
委員長に西良倫議員。福祉
常任委員長に
谷直樹議員、副
委員長に
乾秀子議員。建設
常任委員長に
大西吉文議員、副
委員長に澤田扶美子議員。文教
常任委員長に
太田健司議員、副
委員長に奥村文浩議員。
議会運営委員長に
土居一豊議員、副
委員長に増田貴議員。議会活性化推進会議
委員長に
乾秀子議員、副
委員長に奥村文浩議員が選出されましたので、ご報告いたします。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第11、諸報告を行います。
市長から、
地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく、平成30年度城南土地開発公社第1回補正事業計画に関する報告書、平成31年度城南土地開発公社事業計画に関する報告書、平成31年度公益財団法人城陽市民余暇活動センター事業計画に関する報告が送付されており、既に配付いたしておりますので、ごらん願います。
(報告書は巻末に掲載)
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第12、議案第32号、
監査委員選任の同意を求めることについてを議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、
上原敏議員の退席を求めます。
〔
上原敏議員退場〕
○
熊谷佐和美議長 市長から
提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○
奥田敏晴市長 〔登壇〕 議案第32号、
監査委員選任の同意を求めることについてご説明申し上げます。
本件は、議会の議員のうちから選任されました監査委員の任期が
令和元年5月2日で満了となりましたことから、後任の監査委員として
上原敏議員を選任いたしたいので、議会の同意を求めるものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
(議案は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第32号については、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって議案第32号については、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより議案第32号を採決いたします。
議案第32号は、同意することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第32号は、同意することに決しました。
〔
上原敏議員入場〕
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第13、議案第33号、
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○
奥田敏晴市長 〔登壇〕 議案第33号、
専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
本件は、地方税法等の一部が改正されましたことに伴い、軽自動車税の税率の特例を規定すること等の必要が生じたことから、城陽市税条例及び城陽市都市計画税条例の一部改正につきまして、平成31年3月29日付けで
専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
(議案は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
語堂議員。
○
語堂辰文議員 幾つかお聞きをしたいと思います。
まず最後の19ページに参考資料が入っておりますけれども、説明の1番ですが、いわゆる個人市民税のふるさと納税の関係でございますけれども、特例控除対象寄附金ということで、これは地方税法が改正されたということでこうなったということでございますけれども、これに伴って、いわゆる本市の該当といいますか、別途補正予算にも入っておりますけれども、この3年間ぐらいのふるさと納税の額を教えていただけたらと思います。
なお、この返礼品、これにつきましても、その3年の間、どのような返礼品でどのくらいの額か、これもお願いしたいと思います。
あと、この方々に対しては2,000円を、寄附された方については、その寄附をされた額から2,000円を差し引いて、あとは控除対象になるということでございます。逆にこのふるさと納税にかかる、例えば城陽市は該当しないかわかりませんけど、大都市については、これについて大都市の税収が減るということで交付税対象といいますか、75%というのがあるということでございますけれども、この城陽市のいわゆる今後どのようにされるのか、これが1点です。
あと、4番のグリーン化特例ということでございますけれども、本文のほうには詳しく書いていただいているのですが、平成30年度といいますか、何台ぐらいが対象になるのか、それもお願いします。
以上です。
○
熊谷佐和美議長 河合部長。
○
河合寿彦総務部長 まず、これまでの市に対する寄附金の額でございますが、平成30年度につきましては、今回、補正予算を提出させていただいているところでございますが、3,557万7,000円でございます。それから29年度につきましては、407万円でございます。それから28年度につきましては、558万1,700円でございます。
それから、返礼品でございますが、平成30年度におきましては、具体的に使われました、返礼品として送りました商品としましては、平成30年度641件でございます。平成30年度につきましてはちょっと未集計でございますが、平成29年度につきましては、件数的に132件。平成28年度につきましては、33件となっておりまして、主なものといたしましては梅酒とかお茶等がございます。
それから、グリーン化特例の対象でございますが、ちょっとお待ちください。グリーン化特例の対象となりますのは、ちょっとお待ちください。まことに申しわけございません。
グリーン化特例の対象となりましたのは、軽自動車の四輪乗用車でございますが、それが142件。ちょっと整理させてください。まことに申しわけございません。
○
熊谷佐和美議長 暫時休憩いたします。
午後1時23分 休 憩
──────────────
午後1時24分 再 開
○
熊谷佐和美議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
河合部長。
○
河合寿彦総務部長 まことに申しわけございませんでした。
平成31年度課税におきます経過措置の台数といたしましては594台でございまして、税額としましては417万3,800円となるものでございます。
以上でございます。まことに申しわけございませんでした。
○
熊谷佐和美議長 語堂議員。
○
語堂辰文議員 後のほうの、今、お話がありました、平成31年度が594台ということでございます。これはいわゆる29年度分からの経過措置、3段階ということでございますけど、これは削除ということで、594台で417万ということでございますけれども、今後、これに伴ういわゆるグリーン化特例の見通しはどうなのか、これだけお聞きします。
あと、1点目のふるさと納税の関係でございますが、今、お話を聞きましたら、28年が558万、約550万。29年は約400万。それが急に30年度で3,577万ということでございますけれども、これはかなりふえているわけであります。8倍以上ですかね。約9倍近いですけれども、この理由ですね、どうしてふえたのか。
それとあと、城陽市は結果としてこの3年間でいきますと返礼品も出されているわけでございますけれども、実質どのような納税になってきているのか、それをお聞かせいただけたらと思います。
以上です。
○
熊谷佐和美議長 河合部長。
○
河合寿彦総務部長 平成30年度からふえた理由でございますが、平成30年9月からポータルサイトでございますふるさとチョイスというのを導入いたしまして、ふるさとチョイスの活用によります寄附件数がふえまして、それが617件で、寄附額は2,085万5,000円でございました。ふるさとチョイスを導入していない平成29年度では全てで139件、407万円であったことから、そういったポータルサイトをふやしたことが大きな増になったというふうに考えております。
それと、グリーン化特例の関係でございますが、この平成31年度以降の改正につきましては、この6月以降で税の改正条例を提出させていただく予定となっておりますので、その際にまたご説明させていただきたいと存じます。
(
語堂辰文議員「まだ残っているんですけれども。実質どのぐらいの、城陽市の寄附金の中で返礼品を差し引いたらどのぐらいの額かを聞いたんですけれども」と言う)
○
熊谷佐和美議長 河合部長。
○
河合寿彦総務部長 平成30年にご寄附をされまして、平成31年度の課税に向けての控除の額というものはまだ出ていないところでございますが、平成29年中に本市のほうにご寄附いただきましたのは、先ほど申し上げました約400万でございまして、ただ、他市町へ寄附をされた金額といいますのは約1億2,000万円でございましたので、本市の市民税の控除いたしました金額としましては5,600万控除されたというところでございます。
以上でございます。
○
熊谷佐和美議長 語堂議員。
○
語堂辰文議員 もう質問ができないのであれですけど。今の最後のお話でございますと、例えば29年度でございましたら、ふるさと納税が407万、返礼品が132件、梅酒なりお茶なりの額を今、おっしゃったわけでございますけれども、余り城陽市に対するといいますか、城陽市の納税分、収入といいますか、それはあんまりないんじゃないか、効果といいますか。最後にお話がありました、城陽市の市民の方でご自分のふるさとなりに納税された、それが1億2,000万。この方については例えば10万円のふるさと納税をすれば、そこから2,000円を除いて9万8,000円が、これが控除の対象になるということで、そういたしますと、城陽市の収入というのはかなり減ってくる。本当はそこを聞きたかったんですけどね。それに対して国のほうは交付税で見ますよということなんでしょうけれども、そこら辺について詳しいことはまたほかでも出てくるかと思いますけれども、やはり問題点があるなと思っています。確かに被災地の方とか、そういうところに対してはそれは大変ありがたいふるさと納税ということだと思うんですけれども、城陽市のようにかなりの返礼品も出されていて、額が少なかったりしますと、そういたしますと、本当に城陽市に対して税収よりも、逆に城陽市に納められるべき税収といいますか、そういうものがそういう形で出ていく。しかも高額の寄附をされる方につきましては、寄附というのは大体全額が寄附金というふうに私たちは思うわけでございますけれども、いわゆる2,000円を差し引いた残りについては確定申告なりで返ってくる、あるいは返礼品が返ってくる、そういう高額の寄附金の方に対しての優遇措置がかなり図られているということで、これは問題だと思いますので、これからまた検討させていただきたいと思いますけれども。そこら辺も含めて、市民に負担がいかないように、よろしくお願いいたしたいと思います。
以上です。
○
熊谷佐和美議長 ほかに質疑はありませんか。
奥村議員。
○奥村文浩議員 ちょっとふるさと納税の話が出ましたので。寄附額は、今、言っていただいたようなことですかね。それで、こういうなんの使い道というのはどうなっていますでしょうか。
○
熊谷佐和美議長 河合部長。
○
河合寿彦総務部長 まず平成30年度末までの寄附金の累計額は約5,000万円となっておりまして、寄附された方が希望されました用途別での金額は、民生関連で約1,500万円、教育や文化・スポーツ関連で約1,200万円、その他使途の定めがなかった寄附で約1,800万円でございます。その使途につきましては、制度が改正されまして、今後の収入状況にも影響が出ることが予想されますことから、もうしばらく様子を見た上で検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○
熊谷佐和美議長 奥村議員。
○奥村文浩議員 寄附額が伸びれば市民サービスにも使えるということですけれども、新しい基準で、これは新しいんですかね、区域内で今度は役務とか、そういったものも地場産品ということですので、宿泊券などもよそは出しているみたいです。ロゴスランドなどの宿泊券とか、それから医療とか福祉のそういった役務というのも出てきているようですので、そういったこともこれから入れていっていただいて、このふるさと納税を城陽市として充実していただければというふうにも思いますし、またサイトも早く再開してもらったらいいんじゃないか。それから、市民の皆さんのいろんな希望されている施策というのもあると思いますし、このふるさと納税以外にもクラウドファンディングとかそういったものもございますので、そういった財源獲得のいろんな方法を積極的に取り入れていただけたらというふうに思いますけれども、その辺のところはどうでしょうか。
○
熊谷佐和美議長 荒木理事。
○
荒木正人理事 今後についてでございますが、国の基準等に沿いまして制度を活用してまいりたい、そのように考えているところでございますし、ただいま議員からご提案をいただきましたロゴスランドの宿泊券などを返礼品に加えることや、市内業者の魅力ある商品、そういったものも返礼品とすることにつきましても前向きに検討させていただきたいと存じます。
なお、サイトにつきましても、サイトの運営事業者と掲載内容について整理を行う必要がございまして、もう少し時間がかかる見込みではございますが、早期の再開に努めてまいりたい、そのように考えております。
ふるさと納税に限らず、ご質問にございましたように、今後とも財源確保策、これについてはいろいろ工夫をして知恵を出してまいりたい、そのように考えております。
○
熊谷佐和美議長 奥村議員。
○奥村文浩議員 積極的にやっていただけたらと思います。よろしくお願いします。
○
熊谷佐和美議長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第33号については、
委員会付託を省略いたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって議案第33号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
語堂議員。
○
語堂辰文議員 議案第33号に対する反対討論を行います。
本議案は、地方税法の一部改正に伴っての市税条例の一部改正でございますが、個人市民税にかかわるふるさと納税の特例控除額の措置対象を特例控除対象寄附金とするものであります。ふるさと納税については、納税者が自分の選んだ自治体に寄附を行う際に、寄附金のうち2,000円を超える額について所得税及び住民税から控除される制度でございます。本納税制度については、2008年度の地方税法改正によって創設がされ、2015年度の税制改正により、住民税・所得税の特別控除の上限が1割から2割に引き上げられるとともに、確定申告対象ということが、これがさらに大幅に変わってきたということでございます。その中で、これまでは寄附額につきましては、2014年度が388億円、国でございますけれども、これが16年度には2,850億円に急増しているわけでございます。この制度は、地方自治体に寄附をした場合に所得に応じた一定額までは寄附のほぼ全額が税の還付で戻ってくる仕組みであります。ですから、郷里への応援、また被災地支援など、それ自体としては積極的な意味を持っていますが、しかしながら、高額所得者に有利な仕組みであり、また高価な返礼品を用意した自治体に寄附が集中するとか、寄附額の半分ぐらいが返礼品の費用で消えてしまうとかいった弊害も目立っていると報道もされているところでございます。
本来の趣旨を生かせるように、自治体の返礼品の競争、その過熱や富裕層の優遇とならないように、仕組みを見直すなどの改善がこれから必要になってくるんじゃないかと思うわけでございますけれども。いずれにいたしましても、本市ではもう既にこれが先ほどのお話でございますと、
専決処分ということではございますけれども、やはりこういう安易な形でふるさと納税、これについて進められることは問題があるんじゃないかと思いますし、その理由は先ほど申し上げましたけれども、ほとんど寄附という名前ではありますけれども、寄附というよりは、高額の所得の方について優遇の税制ということではないのか。
それとあわせて、先ほどから出ていますけれども、城陽市のように返礼品とあわせていわゆる本来城陽市へ入ってくる住民税、あるいは所得税の関係も含めて、それがよそへ流れていくということで、その補填のことも含めてやはり問題があるんじゃないかと思いますので、この議案については反対をさせていただきます。
以上です。
○
熊谷佐和美議長 ほかに討論はありませんか。
土居議員。
○
土居一豊議員 地方税法というのは国が法律を変えたものであって、それに伴って城陽市がこれを改正しなかったら、どれだけの市民に影響があるのか。反対討論を聞いておって、討論する場所が間違っているんじゃないか。国政の場において討論すべきであって、国が法律を変えて、それに基づいて地方自治体は改正しなければならない。多くの市民の皆さんが影響を受けることになる。改正をしなかったらどのような影響があるのか。逆にこれを質問して、その比較が出るのであればいい。しかし、ふるさと納税にしても、国会でいろいろと議論されたように、一部の自治体にあって不公平が出てきた、そういうことを是正しなければならない。多くの問題があって、国によって法律が改正されてきた。どうしてこれに対して反対討論するのか。やるところが間違っているんじゃないか。もしやるのだったら、国会議員になって国会の場でやるべきじゃないか。地方自治体は否が応でもやらなければならないものは改正していかなければならない。自分たちで条例で決められるものであれば、活発な討論をし、議論をし、改正していけばいい。しかし、国の法律改正に基づいて地方自治体が変えなければならない。しかも、3月の終わりに国は大体こういう改正はぎりぎりに改正してくる。地方自治体の議会は3月末にほとんど閉めてしまう。よって市長が
専決処分して行うようになる。
専決処分しなければ、その影響は市民に影響があるということを私たちは考えて、しっかり国の法律に基づく改正案については議論すべきではないかな。無駄な時間とは言わないけど、時間を有効に使うようにすべきである。
よって、この案件には賛成をいたします。
○
熊谷佐和美議長 ほかに討論はありませんか。
奥村議員。
○奥村文浩議員 国の施策についていい悪いというのはいろいろ話し合われていますけれども、これはやっぱりふるさと納税については何もしなければ何も入ってこないという、単にそういうことですので、この与えられた条件の中でいろいろ工夫しながら、市民の皆さんの希望するような施策が実現できるように財源を確保していくということは意味のあることだと思いますので、ぜひこのふるさと納税、さっき言いましたようにほかの財源獲得なども、この決められた範囲でやるしかないということでございますけれども、しっかりとやっていただくのがいいんじゃないかというふうに思います。
賛成ということでお願いします。
○
熊谷佐和美議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 これをもって討論を終わります。
これより議案第33号を採決いたします。
議案第33号は、承認することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 挙手多数。よって議案第33号は、承認することに決しました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第14、議案第34号、
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○
奥田敏晴市長 〔登壇〕 議案第34号、
専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
本件は、介護保険法施行令の一部が改正されたことに伴い、城陽市介護保険条例第4条第1項第1号から第3号に該当する者を対象として、平成31年度から平成32年度までの保険料率について軽減措置を定める必要が生じたことから、城陽市介護保険条例の一部改正につきまして、平成31年3月29日付けで
専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
(議案は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第34号については、
委員会付託を省略いたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって議案第34号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
若山議員。
○
若山憲子議員 この議案については、もう既に3月議会の中で一度報告があって
専決処分をされているものですので、このことについては、議案そのものについては反対はしません。いわゆる第1、第2、第3段階の方で介護保険の加入者の3割程度の方が軽減されるというようにお聞きをしていますのでね。ただ、この財源については消費税10%を充てるということで、消費税そのものは逆進性の強いということで、低所得者の方ほど負担割合が重くなるということで、そのことについてだけ苦言を呈しておきたいと思います。
この議案については賛成をいたします。
以上です。
○
熊谷佐和美議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 これをもって討論を終わります。
これより議案第34号を採決いたします。
議案第34号は、承認することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第34号は、承認することに決しました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第15、議案第35号、
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○
奥田敏晴市長 〔登壇〕 議案第35号、
専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
本件は、平成30年度城陽市
一般会計補正予算第6号につきまして、平成31年3月29日付けで
専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。
今回の補正予算は、補正前予算額353億5,346万円に、歳入歳出それぞれ2億7,900万1,000円を追加し、予算の総額を356億3,246万1,000円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、歳入予算では、寄附金で、
ふるさと城陽応援寄附金2,900万1,000円、山砂利採取跡地及び周辺公共施設整備寄附金2億5,000万円を計上いたしております。
次に、歳出予算では、総務費で、
ふるさと城陽応援基金積立金2,900万1,000円。土木費で、山砂利採取跡地及び周辺公共施設整備基金積立金2億5,000万円を計上いたしております。
今回の補正項目につきましては、平成30年度末におきます寄附金の額の確定に伴いまして、歳入歳出予算の整理を行ったものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
(議案は巻末に掲載)
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
若山議員。
○
若山憲子議員 1点だけお伺いしたいんですけれど。山砂利採取跡地及び周辺公共施設整備寄附金なんですけれど、この今後の見通しですよね、もしわかるようであれば教えてください。
○
熊谷佐和美議長 長塩次長。
○長塩泰治
まちづくり活性部次長 今後の見通しについてお答えいたします。
公共なり民間なりの残土搬入につきましては、現在も公共工事、民間工事、順調といいますか、継続して運ばれている状況であります。今後も大規模なインフラとかございますので、ますます安定的な受け入れがされていくのではないかなというふうに考えております。
○
熊谷佐和美議長 若山議員。
○
若山憲子議員 順調にということで、ますます安定的な受け入れをするということで、このいわゆる寄附金については公社の中で審議されるものですけれど、この額がふえていくという見通しだと思うんですけれど。それと、順調にということで、工事が進んでいるということは、搬入搬出のダンプの台数がふえてくると思うんですけれど、それについては生活への配慮ということで以前説明をいただいたんですけれど、その辺のところは地域住民の方に交通でのいろいろな渋滞を含めて、生活への影響が出ないように新たに何かされていることはあるんですか、教えてください。
○
熊谷佐和美議長 長塩次長。
○長塩泰治
まちづくり活性部次長 順調にと申しましたが、例えば一昨年から昨年にかけまして寄附金の額を減らしております。それはなぜかといいますと、一昨年度が若干過剰な状態であったために、受け入れ体制とか交通環境に負荷がかかって過剰な状態であったかなということで、昨年につきましては受け入れにつきましては受け入れを分散化するなり、一定の制限をかけさせていただくなりして、搬入台数を減らすことによって寄附金額も減ったという状況でございます。今後につきましても、新名神などの土砂搬入が開始される予定をしておりますので、搬入要望は順調な状況ではございますが、今後も受け入れ抑制など、それを見きわめながら適正化を図っていくように考えております。
○
熊谷佐和美議長 若山議員。
○
若山憲子議員 わかりました。分散化を図られたということでこの2,500万ということであれば、今後も地域住民の方の安全確保のために分散化を図っていただいて、寄附金には影響が出ると思うんですけれど。ぜひここで言うと、地域の方はやっぱり一番そのことを、ダンプの台数がふえることで生活道路への影響を一番心配しておられますので、そこの分散化をさらに図っていただくようによろしくお願いいたします。
以上です。
○
熊谷佐和美議長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第35号については、
委員会付託を省略いたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって議案第35号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 討論なしと認めます。
これより議案第35号を採決いたします。
議案第35号は、承認することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第35号は、承認することに決しました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 日程第16、議案第36号、
令和元年度城陽市
一般会計補正予算第1号を議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
奥田市長。
○
奥田敏晴市長 〔登壇〕 議案第36号、
令和元年度城陽市
一般会計補正予算第1号につきましてご説明申し上げます。予算書の2ページをお願いいたします。
今回の補正は、債務負担行為で山城青谷駅周辺道路等整備事業で、限度額18億9,300万円を設定するものでございます。
以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
熊谷佐和美議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
土居議員。
○
土居一豊議員 4ページをお願いします。債務負担行為の分の期間が
令和元年から5年になっていますけど、以前、説明を受けた内容では、山城青谷駅の整備については新名神が開通する1年前に整備が終わるというふうに私は理解をしているんですが、この計画からいけば、新名神開通と同時期にこの債務負担行為が終わりを迎えることになりますけど、駅の整備とこの債務負担行為の関係はどのようになりますか。
○
熊谷佐和美議長 森本次長。
○森本都士男
都市整備部次長 業務期間のご質問についてご答弁申し上げます。
自由通路、橋上駅舎、駅前広場等につきましては、新青谷線も含めまして、供用開始予定といたしましては当初から変わらず、令和4年度を予定しております。その後、関連事業でございますけれども、中村道踏切の工事をその後に、令和5年度に行うということで、債務負担行為として時間を令和5年度までの期間で設定をさせていただいているものでございます。
○
熊谷佐和美議長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第36号については、
委員会付託を省略いたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって議案第36号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 討論なしと認めます。
これより議案第36号を採決いたします。
議案第36号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
〔
賛成者挙手〕
○
熊谷佐和美議長 全員挙手。よって議案第36号は、原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 お諮りいたします。
ただいま各
委員長から
会議規則第111条の規定により、お手元に配付の閉会中継続審査及び調査申出書が議長あてに提出されました。よってこの際、本件を日程に追加し、直ちに議題といたします。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって本件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
お諮りいたします。
本件については、各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
熊谷佐和美議長 ご異議なしと認めます。よって本件については、各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。
(申出書は巻末に掲載)
──────────────────────
○
熊谷佐和美議長 今期臨時会の会議に付された案件の審議は、全て終了いたしました。よって
令和元年第1回
城陽市議会臨時会は、これをもって閉会いたします。
午後1時59分 閉 会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
城陽市議会
臨時議長 大 西 吉 文
城陽市議会議長 熊 谷 佐和美
会議録署名議員 乾 秀 子
同 上 原 敏...