城陽市議会 > 2019-03-04 >
平成31年文教常任委員会( 3月 4日)

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  1. 城陽市議会 2019-03-04
    平成31年文教常任委員会( 3月 4日)


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    最終取得日: 2023-04-26
    平成31年文教常任委員会( 3月 4日)             文教常任委員会記録 〇日 時  平成31年3月4日(月曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(9名)        乾   秀 子   委 員        上 原   敏   委 員        一 瀬 裕 子   委 員        谷   直 樹   委 員        増 田   貴   委 員        西   良 倫   委 員        畑 中 完 仁   委 員        大 西 吉 文   委 員        語 堂 辰 文   委 員 〇欠席委員(0名)
    〇議会事務局        谷 口 浩 一   次長        樋 口 友 彦   議事調査係長        島 田 勇 士   主任        黒 田 いづみ   臨時職員 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        北 澤 義 之   教育長       教育委員会事務局        薮  孝 次   教育部長        長 村 和 則   教育部次長                  教育総務課長事務取扱        福 澤 聡 志   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        井ノ上 智 之   教育総務課課長補佐                  施設管理係長事務取扱        高 橋 一 直   教育総務課庶務係長        富 田 耕 平   学校教育課長        杉 田 篤 彦   学校教育課主幹        松 本 徹 也   学校教育課主幹        松 尾 貴 仁   学校教育課主幹        本 田 一 美   学校教育課課長補佐                  学務係長事務取扱        可 畑 加 奈   学校教育課教育係長        森   哲 也   学校給食センター所長        金 井 千恵子   学校給食センター主任専門員        西 川 隆 広   文化・スポーツ推進課主幹        森   祐 介   文化・スポーツ推進課課長補佐                  スポーツ推進係長事務取扱        川 俣 友 博   文化・スポーツ推進課生涯学習係長        浅 井 猛 宏   文化・スポーツ推進課文化財係長        奥 田 雄 二   図書館長        後 藤   実   図書館主任専門員        桐 村 幸 雄   歴史民俗資料館長        薄 井 ゆみこ   主任学芸員 〇城陽市議会委員会条例第27条第1項の規定による出席       (請願第31-2号)        佐 藤 典 美   参考人        辻 村 禎 夫   参考人 〇委員会日程        1.請願審査          請願第31-2号 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた                 教育を求める請願        2.報告事項        (1)平成30年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の           点検及び評価の結果に関する報告書の提出について        (2)奨学金返還支援制度の創設について        (3)城陽市立図書館の開館時間の改正について        (4)生徒指導上の事象について        (5)平成30年度城陽市小学校学力診断テスト標準学力調査)           の結果について        (6)平成30年度京都府学力診断テスト(中学2年)の結果につ           いて 〇審査及び調査順序        請願審査         (教育委員会関係)           ◎請願審査            請願第31-2号 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとど                   いた教育を求める請願        報告事項         (教育委員会関係)           ◎報告事項           (1)平成30年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の              状況の点検及び評価の結果に関する報告書の提出につ              いて           (2)奨学金返還支援制度の創設について           (3)城陽市立図書館の開館時間の改正について           (4)生徒指導上の事象について           (5)平成30年度城陽市小学校学力診断テスト(標準学力              調査)の結果について           (6)平成30年度京都府学力診断テスト(中学2年)の結              果について       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  ただいまから文教常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、報告事項5に係る参考資料をお手元に配付いたしておりますので、ご確認のほど、よろしくお願いをいたします。  また、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行いますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  理事者から挨拶をいただきます。 ○北澤義之教育長  おはようございます。  西委員長、乾副委員長初め、委員の皆様方には日ごろより、教育行政もとより、市政運営にわたりまして、ご理解、ご指導いただいております。まずもって、お礼を申し上げます。  さて、本日ですけども、市よりですが、城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書の提出を含めまして6点の報告を予定をしております。どうかよろしくお願いしたいと思います。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  委員の皆様方にお諮りをいたします。本日の請願審査におきましては、請願者から意見陳述の申し出がございます。  請願第31-2号については佐藤典美さん、辻村禎夫さんを参考人としてお呼びし、意見を聞くことにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ご異議なしと認め、そのように決定をいたします。  暫時休憩いたします。           〔参考人入室〕             午前10時02分 休憩           ─────────────             午前10時03分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。
          ────────────────────────────── ○西良倫委員長  請願審査を行います。  請願第31-2号、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願を議題といたします。  まず初めに、本請願については、請願者である佐藤典美さん、辻村禎夫さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、お忙しいにもかかわらず、本委員会にご出席いただきまして、ありがとうございます。委員会を代表して厚くお礼を申し上げます。参考人の方におかれましては、忌憚のないご意見を述べていただきますようお願いをいたします。  ここで、議事の順序について申し上げます。  参考人の方には、冒頭、お一人に限定をし、10分以内で意見を述べていただきます。その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。  なお、参考人の方に申し上げます。  プライバシーに関係しているときや業務上の秘密に属する場合などは、理由を述べ、意見の開陳を拒否できることになっております。また、参考人の方は委員長の許可を得て発言いただきますとともに、委員に対する質疑は認められておりませんので、前もってご了承願います。  それでは、陳述をお願いいたします。 ○佐藤典美参考人  私は、学校教育の充実を求める会の代表の佐藤と申します。私たちの会では、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願を署名とともに提出させていただきました。これは全ての子どもたちに豊かな教育を保障してあげたいという市民の願いです。  請願の趣旨について説明いたします。  まず、請願事項の1では、校舎の改修について取り上げています。  城陽市では、小・中学校の空調設備の設置が完了しました。子どもたちが夏の暑い日、冬の寒い日でも快適に学習でき、喜ぶ声が聞こえてきます。これまでの私たちの悲願がかない、大変喜ばしく思います。ご尽力いただいた皆様に感謝いたします。学校施設設備の老朽化は深刻な問題です。雨漏り箇所、傷んだ床や教室の戸の改修をお願いいたします。  次の請願2では、学習環境の整備について取り上げています。請願の順序が入れかわりますが、(4)のトイレ改修についてです。皆様のご尽力で寺田小学校、久津川小学校男女共用トイレの解消されました。また、さらに2校ほど、トイレの改修をされると聞いております。ありがとうございます。しかし、まだ依然として臭い、汚いトイレがたくさんあると聞いています。城陽市の洋式トイレの割合も低いと聞いています。ほとんどの家庭が洋式化している中で、子どもたちにとっても学校のトイレは使いにくいと思います。学校は、地域の方も使われ、避難所にもなります。全ての方にとって使いやすいトイレが求められます。これらのトイレ問題について、早急な対応が必要です。できるだけ早く全小・中学校のトイレの洋式化の改修の実施をお願いします。  次に、(2)の各教室のインターホンの設置をお願いいたします。近隣の市では、全ての教室にインターホンがついています。子どもに体調不良や事故などが起こったときに、保健室や職員室へすぐに連絡をし、対応できます。担任は、子どもから目を離すことができません。誰かに呼びに行かせるにしても時間がかかります。また、学校に子どもが来ていない場合でもすぐに職員室に連絡し、保護者への確認などを行うことができます。教室では大抵大人は1人です。何かあったときにその場を離れるわけにはいきません。ぜひ子どもの安全を守るために各教室にインターホンの設置をお願いいたします。  次に、インターネット環境の整備についてです。各学校にタブレット型端末が配布されることになりました。しかし、教師も子どももICT教育プログラミング教育を実施していく上で、インターネット環境の整備は欠かせません。タブレットがあるのに、学習アプリをダウンロードできなかったり、調べ学習や子どもが自分たちでつくった資料の共有もできません。Wi-Fi環境が整えれば、より効果的に授業を進めることができます。  最後に、特別教室への空調設備の設置についてです。順次設置していただき、大変ありがたく思っております。今年度は、おかげで、猛暑だったにもかかわらず、子どもの安全を守り、子どもが学習に集中することができました。しかし、特別教室で空調設置はされていないところがあります。図工室や理科室、家庭科室などです。子どもたちは、そのような場所でも当然学習をします。その時間も学習環境を保障する必要があるのではないでしょうか。お隣の宇治市では、全ての教室に空調が設置されているそうです。普通教室同様に、子どもたちが集中し、快適に学習活動ができるよう要望します。ぜひ進めていただきたいと思います。  請願事項の3では、特別支援教育の充実、図書館司書の増員、専科教員の配置と、35人以下学級の制度化を要望しています。最近では、特別な支援の必要な子どもがふえ、各学校の特別支援学級に通う子どもたちがふえています。一人一人の子どもたちにしっかり向き合えるよう、特別支援にかかわる先生の数をふやしてください。  通級指導教室については、皆様のおかげもあり、少しずつふえてきました。ありがとうございます。しかし、全ての学校に通級指導教室があるわけではありません。ない学校は、他校に放課後通わなければなりません。あと通級指導教室がない中学校ブロックは、東城陽中学校ブロックだけとなりました。各校への通級教室設置を求めますが、まず、東城陽中学ブロック通級指導教室の設置を強く求めます。  次に、図書館司書の配置について、かけ持ちで来ていただいております。ですから、1つの学校への配置時間数が限られています。司書さんがおられると、本などの貸し出しだけでなく、図書室の環境整備や本の紹介などもしていただけるので、子どもたちがより本に気軽に触れ、親しむことができます。また、その学年、その教材に合った調べ学習の資料も用意していただけます。教材に関する本が用意されていると、子どもたちは主体的に調べ、個人が調べた資料で話し合い、班などでまとめていく段階で、情報や視点、得られた個人の考えを交流、共有し、より深い学びができます。  専科教員の配置ですが、他府県では専科の先生が配置され、小学校にもおられるところもあります。そこでは、多くの目で子どもを見て、専門的にかかわる教育効果が高いと聞きます。また、小学校2年生までは35人以下学級でも、3年生以上や中学校になると40人学級になります。城陽市では、36人以上の学級が余りありませんが、今後児童数が少しふえると36人以上になる学校が数校あります。先生方が子どもと十分にかかわり、細やかなところまで目を配れるよう、国や府に専科教員の配置、35人以下学級の制度化を求めてください。  請願事項の4では、学校教育にかかわる学校給食費、教材費などの保護者負担の軽減策を要望しています。近隣の自治体でも給食費や教材費の補助を行っているところがあります。子育て世帯には大変ありがたいものです。最近では、給食費無償化、一部補助の動きも全国的にふえてきています。就学援助制度もありますが、受けていない、受けられない世帯でも負担は大きいものです。国の調査でも、子育て世代の経済負担で大きいものに義務教育にかかわる学校教育費が上位に上げられています。子育て支援の一環として、ぜひ進めてください。  また、西城陽中学校では、全校生徒の4分の1が定期を購入し、電車で通学しています。この保護者負担についても補助をお願いいたします。  通学路では、交通量が多く危険にもかかわらず、交通指導員さんが立っていないところもあるそうです。ぜひ通学路を再度点検していただき、交通指導員さんを配置して、子どもの安全が守られるようお願いいたします。  私たちはここに上げました請願事項を実現し、城陽市が子育てしやすい市、教育が充実した市になれば、若い世代の方も城陽市に引っ越ししてきて、城陽市もさらに活気のある市に生まれ変わるものと思います。皆様方に請願の趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようどうぞよろしくお願いいたします。 ○西良倫委員長  ありがとうございました。  以上で参考人の意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のために申し上げます。  委員、参考人とも発言は簡素、明確にしていただきますようお願いいたします。  それでは、参考人に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○語堂辰文委員  5点ほどお聞きしたいと思います。  まず、校舎の改修について、今、雨漏りや床、ドアの改修が必要な学校ということがございました。これまでにも雨漏りということで改修された学校もございますけれども、特別に必要な学校はということが1点目。  次に、特別教室にエアコンが未設置、これについて、いろいろ私たちもお聞きはしているんですけれども、特にそういうこれによって、未設置のために弊害いいますか、そういう問題と、また、実態いうんですか、状況ですね。  3点目が小学校の専科教員の配置状況、城陽市ではこれはされてないという話だったんですけれども、その教科については、最近も英語科とかが始まってるということもあるわけでございますけれども、特に必要な教科とか、そこら辺についてお聞きしたいと思います。  たくさんになって申しわけないですけど、あと2つ。  4点目のバス代の件が出てました。(発言する者あり)電車通学ね、ごめんなさい。この生徒の定期代ですね、大体どんなものかね。それと、これ、私もこちらで調べとかなあかんのでしょうけども、その保護者負担がどういう年間でどんなんかということと、最後、校外学習の関係ですけども、市町によっては、小学校、中学校の校外学習、修学旅行は無料といいますか、市が独自で補助されているところあるわけでございますけども、これ、最近、校外学習でバス代がどんどん上がってきているという中で、いろいろと見直しやらされているところもあるように聞いています。そういう点で、これ、学校予算との関係もあると思うんですけど、その実態ですね、わかればお願いしたいと思います。 ○辻村禎夫参考人  済みません、質問に対して回答していきたいと思います。  校舎の改修についてですが、順次してはいただいているんですけれども、数校ほど、主に聞いていますのは、床が波打っていて、そのまま机を置いておくと、がたがたするということで、学習に集中できないということを2校ほど聞いております。それから、戸のほうなんですけれども、戸のほうも、開きにくかったりという状況があるそうです。  次に、特別教室のエアコンが未設置ということなんですけれども、主に中学校などでは、専科で入っているということで、そこで授業するときに暑いときに、本当に生徒たちは大変だということ。それから、理科室、家庭科室など、やはりそこでも学習をしますので、そこにはそこに必要な道具とかありまして、教室じゃできないことをやっぱりやります。そして、作業をすることが中心になりますので、体を使って集中します。また、汗が落ちたりとか、いろいろなところで学習に影響が出ていると思われます。  それから、小学校の専科配置の状況なんですけど、余りよく調べてません。済みません。ただ、特に必要な教科ということでいうと、やはり実技に関する教科については必要ではないかと。家庭科など、準備が必要な場合には、なかなか前もって準備することが直前にできないということだとか、あと、やはり専門的な知識というところでは技術が伴ってないと、なかなか見本が見せられなかったりとか、あと、やり方をきちっと子どもの横について、こうするんだよって、お手本が見せられないというところで、やはり専門的な方がおられると、非常に学習が充実するのではないかと思われます。  それから、次、保護者負担の問題なんですけれども、保護者負担の問題の中でも、やはりバス代というのが高騰しています。主に、じゃあ、電車で行けばいいという話もあるんですけど、バスでしか行けない学校やバスでしか行けないところがあり、例えば社会見学などで必要なところに行く場合などは、やはりそこはバスを使わなければならないということです。それから、そのバスの高騰については、大体1学年14万とか、それぐらいかかってるんですが、これが学級の人数によって、1クラスで行ける人数だったらあれなんですけど、2クラスになると2台になったりとかして、本当に保護者負担は大変なことになっていると思いますので、少しでも補助がいただけたらと思っております。 ○語堂辰文委員  大体わかりました。  今お聞きしたので、最初のところで、雨漏りという話がありましたけど、それ、もし聞いておられたらということと、あと、これ、専科教員の話がありましたけれども、京都府は大変おくれていると。奈良県、あるいは滋賀県などでは、専科教員の小学校でも配置がされていて、全国的にもそういうふうに配置がされてきているわけでございますけれども、京都府はなぜか専科の教員いうのは、担任をされている先生がされてて、例えば低学年の先生は授業数が少ないから、高学年の専科で入るとか、そういうようなことをされているというふうには聞いてるんですけど、そういう取ってつけたんじゃなくって、やはり今お話ありました、手本を示すというお話ありましたけれども、そういう専門知識いいますか、そういう技術的なこととかも含めて大事だと思うんですけど、そこら辺でもし聞いておられたら、他府県の例とかもお願いしたいと思います。  それから、校外学習で遠足、社会見学の話がございました。バス代が大変高くなっているということですけど、例えばそれで、そのために行きにくいとかいうことがあれば、例えば以前、城陽中学校とかでしたら、電車を乗り継いで、私市ですか、くろんど池とか、そんな社会見学いいますか、そんなときもありましたけれども、大変な、クラスも多かったですし、思いをして、引率というようなときもありましたけれども、今ではそういう、ほとんどそんな電車乗り継ぎで、そういうのもあるかもわかりませんけれども、たくさんの生徒、とりわけ低学年の子たちとかにしたら、電車で行ったらいいということではないんでないかと思うんですけど、そこらについての、もしわかれば、方面とか、そんなことについてお願いしたいと思います。  最後、定期代の件で、じゃあ、どのくらいなのか、わかればお願いします。 ○辻村禎夫参考人  済みません。他府県の例ですけれども、詳しく調べたわけではないのですが、僕の知り合いの他府県の教員であると、年間で大体、担任持たれてる方の時間数が20時間ちょっと前後で、理科、それから家庭科ですね、それから音楽、この3教科については専科が入っている例が多いようです。その方は、たしか、ちゃんと調べられてないんですけれども、兵庫か神戸かどっちか忘れたんですけれども、あと、東京でも高学年の持つ時間数というのは京都府に比べて大分低いというふうに聞いております。  それから、校外学習のバスについてですけれども、僕自身が4年生の担任することが今まで多かったんですが、やはりそこで感じるのは、必ず行かなければならないところとして、上下水道と、それから清掃工場のほうには、これはもうほとんどの学校、バス、特に清掃工場のほうはバスで行かなければならないし、これは学習内容の中にきちっと位置づけられているものなので、そういうところでやはり父母負担をお願いしていることがあります。そのバス代が高くなっている。あと、低学年に至っては、先ほどおっしゃっていただいたように、電車でなかなか、2年生で行ってる例もあるんですけど、なかなかやはり引率することが難しい。あと、やはり乗り継ぎなどがありますと、かなり置いてけぼりになったら学校の責任なんですけれども、危険性があるということ、実態があります。  それから、これは電車通学というのは、西城陽中学校のことやと思うんですけれども、月に大体2,000円ほどだと聞いております。 ○語堂辰文委員  ありがとうございました。  校舎の雨漏りということでもちょっと聞いておったんですけども、もしわかれば、追加で教えといてほしいと思いますけれども、これ、バス代が上がったために遠足がいろいろと、方面も含めて、検討がされているような、そんな話もございました。しかしながら、それでもどうしても行かなきゃならないところについては、短い距離であったとしても1日分のバス代というのはかなりの額で、以前からすると倍ぐらいになっている話も聞きます。そこら辺でやはり、先ほどから強く要望しますとおっしゃっていましたけれども、市の予算で教育費とかは毎年毎年5%のシーリングがかかっている、そういう世界になってきているというふうにも聞いているわけですけども、それを戻していただくだけでもそういうふうになるんじゃないかと思うんですが、その点で、近隣の市とか町で、そういうバス代の補助、隣の久御山町でしたら、そういう社会見学や修学旅行、町が見てるという話も聞いてますけれども、そういうような例がほかにもあればお願いしたいと思います。 ○辻村禎夫参考人  雨漏りについては、やはり数校で少し水がしみ出してるって、その都度直してはいただいてるんですけども、なっているということです。  それから、バス代ですけれども、これは、久御山町のものも出たんですが、どれぐらいということです、お金の話。(「方面、方面」と言う者あり)方面のほうでいいますと、大阪のほうに行ったりとか、先ほど僕が例に出したんは、宇治の鹿背山なんですけれども、だとか、あと、電車で行く遠足というか、校外学習先としては、電車で行く場合は大体植物園だとか、そこは電車の駅が近いところはすごく行きやすいので、そういうところを選んでいることが多いようです。 ○語堂辰文委員  ありがとうございました。  シーリングのこととかは毎年毎年それだけ減っていけばいろんなことが起こっていて、聞いているところでは、小学校、中学校の学校だより、毎月出していただいてます学校だよりが、こういう市で使っていただいている再生紙だとか、そういう上質紙じゃなくって、わら半紙やというふうに聞いています、実際そういうのも自治会にも配られているわけでございますけれども、やはりそういう教育というのは、費用対効果とは全く別で、教育、福祉はどうしてもそういうお金かかって当たり前ということなんで、それがいかに充実されるか、そういう世界だと思いますので、特にそういう点で、これは、あと、教育委員会のほうにもお願いしたいと思うんですけども、またよろしくお願いします。 ○上原敏委員  失礼いたします。2点ほどお伺いいたします。  2の(1)の特別教室にも空調設備をということなんですけども、お話を聞いている限りは、その話ですと、体育館の空調はどういうふうに考えておられるか、必要と考えておられるか。おられるんであれば、特別教室と優先度はどう考えておられるかということを少しお伺いしたいと思います。  2つ目、その下の(2)のインターホンのところで、近隣の市町村ではほとんどついているというふうにおっしゃっておられましたんですけども、具体的にどの辺でどれぐらいついてるか、わかる範囲で結構ですので、お願いいたします。 ○辻村禎夫参考人  済みません。特別教室についてですが、非常に体育館については迷いました。避難所のことを考えれば、体育館が優先されるべきだとは考えておりますけれども、体育館につけるとなると、非常に費用がかかるのではないかということで、まず、私たちは学校教育の充実を求めるという観点からお願いしていますので、まずは特別教室でまず学校の教育を充実していただいて、もちろん体育館も求めていきたいと思っております。  それから、インターホンですが、近隣といってもこれは宇治市の話です。私は宇治市で勤めておりましたので、実際にこのインターホンは全教室、体育館にももちろんついていまして、何かあったときにこのインターホンを使って、非常に助かったことがあります。例を申しますと、アレルギー対応のお子さんがいて、そのときに、本当にこれは、担任が最後責任持つんですけど、食べても大丈夫なのかということを聞いたりとか、あと、何か変なものが入っていたときにもすぐに職員室に連絡して対応していただいただとか、あと、けががあったときも対応していただいてますし、体調の悪い子がいるときには、保健室にあらかじめその体調などを報告しておいて、保健室に行ってもらうことができるので、そのときに保健室の先生はどういう状態でお子さんが来られるかわかっているので、準備をして待っていただけるし、あと、指示もいただけるということです。 ○上原敏委員  おおむねわかりました。  確認程度ですけども、インターホンなんですが、具体的には宇治では小・中学校全教室についてる、そういうご認識ですか。 ○辻村禎夫参考人  済みません。中学校は勤めてないので、わかりません。恐らくついていると思います。小学校は間違いなくついています。 ○上原敏委員  わかりました。ありがとうございました。 ○西良倫委員長  ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  なければ、以上で参考人に対する質疑を終結いたします。  この際、委員会を代表いたしまして、一言お礼を申し上げます。  本日は、お忙しい中、本委員会にご出席賜り、まことにありがとうございました。  参考人の方は退室願います。ありがとうございました。           〔参考人退室〕 ○西良倫委員長  これより市への質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○語堂辰文委員  請願陳述の方にもお尋ねしたんですけれども、まず1点目、校舎雨漏りということですけど、それは把握されているのかどうか。床、ドアの改修、これらについての請願の項目がありましたけれども、そういうことについて把握されているのか、また、改修のめど。それから、ドアについて、とりわけドアがきしむいいますか、なかなかあきにくい、閉まりにくい、そのために思い切り閉めたり、ほかの生徒が手伝ったりして指挟んだとか、いろんなことが起こり得るわけですけれども、そういう点での実態、まず1点目。  それから、これ、特別教室のエアコンについて、城陽市ではそれはないので、今までいろんなところでお話を先生方からお聞きするんですけれども、夏は技術やとか、そういう特別教室の授業は余りなくって、座学いいますか、教室でのそういうのが、それで実際に実技教科なのでどうなのかということが保護者の方やら、いろいろ先生方からもお聞きするんですけれども、この点の予定ですね、特別教室のエアコン、これについての計画とか、そういったことお聞きしたいと思います。  3つ目ですけれども、先ほども言いましたけれども、これ、英語が正式に入ってくると。しかも、どうなんですか、小学校低学年についてもそういうことが計画されていくという中で、そういう英語だけではなくて、そういう専科教育の関係ですけれども、これについて、今の実態、それからこれからの計画、お願いしたいと思います。  4点目ですけれども、先ほど来言ってますけれども、遠足や社会見学、修学旅行も含めてですけれども、このバス代については、大変今頭が痛い問題というふうにも教育委員会の皆さんもそういう状況じゃないかと思うんですけど、これに対して、どういう手だてをしていただいているのか、もう上がったら仕方がないんで、保護者負担というふうにはならないとは思うんですけれども、これまででしたら、例えば4万5,000円か5万円もあれば何とかできたのが倍以上かかるというような世界になってきているということで、そこら辺のことについてお願いしたいと思います。  最後、5点目は同じようなことで申しわけないんですけれども、西城陽中学校の生徒の半分くらいが今池小ということですけれども、そこの子たちについて、これ、そのうちの半分くらい、先ほどの話ですと4分の1ほどということでしたけど、かなりのそれ、額になるんじゃないかと思うんですけどね。そういうことについては、やはり同じ市内の学校の生徒で、そういう自転車通学が禁止をされている中で、電車に利用せざるを得ないと。とりわけ冬でしたら、4時半ぐらいやったら暗くなります。西城陽中学校から今池まで帰られるのに、大体もう5時を過ぎるいうような場合も起こると。そうすれば、もう真っ暗になると。そういう途中は、そういう街灯やら、いろんな面で安全かといえば、そうじゃないから、ほとんどの保護者の方ができるだけそういう安全を考えて電車通学を選択されてるんじゃないかと思うんですけど、そこら辺についてお考え、助成のお考えがあるのかどうか。 ○長村和則教育部次長  雨漏りを初めといたしました老朽化しております校舎の関係のお問いかけでございます。  こちらにつきましては、改修必要箇所につきまして、計画的な改修ということで、いわゆる大がかりなものにつきましては、計画的な改修を実施いたしております。また、個別、個々別に発生をいたします箇所につきましては、その都度の個別の対応ということで実施をさせていただいているところでございます。  それと、空調設備の分ですけれど、ご質問がちょっと最終、どうお答えをしてよいものかというところだと思うんですけれど、質問の内容をわかりかねたんですが。 ○西良倫委員長  語堂委員、空調のところだけもう1回、済みません、よろしくお願いします。 ○語堂辰文委員  はっきり言うてるんですけど。特別教室のエアコンの設置について、現状と、それから、これからどのようにされようとされているのか。先ほどの例でありますと、他市町については、特別教室も含めてそういう設置がされてきている中におきまして、私ちょっと言いましたけれども、夏、とりわけ猛暑いいますか、そういうときは、特別教室では暑くて生徒が倒れたりするから、もう座学いいますか、エアコンがある教室でそういう形でされているというのも聞いています。やはりそれは子どもたちの教育にとっては適切ではないんじゃないかとは思うんですけども、そこら辺については、特別教室のエアコンについての考え方と、これからどうされるかという話です。 ○長村和則教育部次長  学校の空調設備ということでございますけれど、本市におきましては、普通教室、全教室設置ということで対応させていただいたところです。それ以外にも、一定の教室につきましては設置をいたしているところでございますが、設置時におきまして、学校ともこれにつきましては、必要な場所、必要な箇所につきましては、綿密に打ち合わせをさせていただいた上で設置をいたしているところでございます。また、特別教室におきましても、必然的に必要となります特別教室、具体的に申し上げますと、例えば音楽室ですとか、これについては音の問題ございますので、ですとか、図書学習室、こちらにつきましては、既に設置をいたしているところでございます。そういった中で、設置の計画に基づきまして、電気容量等含めまして、決定をいたしておるところでございますので、今後に個別に新たに追加するということにつきましては、そういった電気容量も含めて、追加設置は難しいのかなというふうに考えているところでございます。  それと、先ほどお答えをさせていただくのがちょっと漏れておったんですけれど、戸が重くて指を挟んだということにつきましては、ちょっと聞いてないんで、そういった事実があるのかどうか、私どものほうも把握をいたしてないというのが実情ではございます。 ○富田耕平学校教育課長  それでは、私のほうから3点ご答弁申し上げます。  まず1点目、専科教員の件のお尋ねいただきました。専科教員につきましては、現状、英語の専科で1名の職員が配置をしているところでございます。今後の英語の教科化というようなことに向けて、増員に向けて、府教委のほうにも要望を今いたしておるところでございます。  次に、校外学習のバスの件であります。先ほど来、お話ありましたとおり、バスの運賃が非常に上がっているということは私どもも十分認識をしているところです。ただ、校外活動費の交通費相当分については、経済的に困難なお子さんを対象とした就学援助で一定見させていただいているということもございますので、全ての方、皆さんに何らかの補助というのは現状、経費の面からも難しいと考えているところでございます。  最後に、電車のお尋ねがございました。大体通学圏を距離で考えますと、大体3キロ程度距離があるというような状況でございます。先ほど申し上げました就学援助の基準でいきますと、片道4キロであれば、児童の場合は4キロ、生徒の場合は6キロ、就学援助の対象になるんですけども、それを若干下回っていると。ですから、電車通学を丸々否定をするというわけではないんですけども、十分徒歩での通学も可能であると考えておりますことから、現状において、補助を行うという考えがないことをご理解いただきたいと思います。 ○語堂辰文委員  まとめてお聞きをしてますので、今確かに戸で指を挟んだ例は聞いてないということでございますけれども、十分に考えられるという話をしていますので、特に1年生とかでしたら、そういうので思いっきりそういうことがあって、事故が起こってからでは遅いので、今お聞きしてるんですけど、そういうきしんでるとか、ドアが重いとか、そういう箇所とかは聞いておられますかいうことと、雨漏りについてもお聞きしたんですけど、そういう個別ということでまとめていただきましたけれども、そういう対応、以前にもこの場いいますか、教育委員会のほうにもお願いをして、学校から聞いていました雨漏りについて、実際、校舎の中でバケツが置いてあると。どうされたんですかって聞いたら、いや、雨漏りで受けてるんですということで直されたいう学校も聞いています。そういうことで把握されていたらと思ってお聞きしたんですけど、なかったので、個別ということで流されるんじゃなくって、わかればお願いしたいということです。  次に、空調の関係で今お話ししましたけれども、学校はどういうふうにおっしゃったかわかりませんけれども、実際に理科室、それから、家庭科室、技術室、それから美術室、中学校はそういう特別教室ございます。小学校にもありますけれども、そういうところについては、やはり実技の時間ですね。確かに以前はエアコンをつければ、技術室の場合でしたら、木工の授業とかでしたら、粉じんでエアコンが詰まるようなお話も以前はございました。しかし、その後、これは徐々いいますか、普通教室にエアコンつく中で、今必要なことは普通教室も技術教室も、あるいは特別教室も同じ条件でということが保護者の皆さんも、子どもたちの要望でもあると思いますので、確かにそういうさまざまなそういう受電設備とか、そういうこともあるかもわかりませんけど、そういう計画については、今のところ我慢してくださいということの答弁でございますけれども、今後はどういうふうにされるのか再度お聞きしたいと思います。  あと、専科について、英語の話がございました。ほかの教科もやはり専門性いうんですか、そういう先生がおられるかおられないか、大変大きく影響するんじゃないかと思いますので、ほかの市町の例もありますけれども、今後どのようにされるのか、今現在はわかりましたけれども、それをお願いしたいと思います。  あと、確かにそれ、校外学習とか、修学旅行とか、そういうのバス代が上がって、例えば今回も中学校の場合でしたら、スキー学習とか行かれるところもありますけれども、そういうバス代も、それについて、困難なところについては就学援助で対応という話もありますけれども、市としては、それに対してはどういうふうにされるのか、その点をお聞きしたいと思います。  最後、確かに通学定期4キロという話はあります、わかります。その4キロを超えたら就学援助という話でしたけれども、城陽市の場合、学校の位置にもよりますけれども、西城陽、小学校よりも北側にありますから、今池のほうからしたら、かなりの距離で、間が、小学校のように登校時は集団登校とか、小学校はしてますけども、中学校の場合は、登校も、登下校からも個々でされてますから、安全面考えると、やはりそういう1人や2人じゃなくって、今池小学校の出身の生徒さんの半分ほどが電車通学という、お聞きもしていますので、そこら辺に対しては、やはり一定の補助が必要じゃないかと思うんですけどね。大体男女半々ということでしたら、女子のほとんどがそういう形になってきているんじゃないかと思うんですけども、実際、富野荘駅やら寺田駅から見てますと、そういう生徒さん、結構乗降されているのを見ますけれども、そういう安全面考えたら、そういうのは一定必要じゃないかと思うんですけど、その点でお考えをお聞きしたいと思います。 ○長村和則教育部次長  施設の改修ということでお問いかけがございましたですが、雨漏りにつきましては、個別の箇所が発生してまいりますので、どこという形で把握というよりも、それを把握した途端に整備をするということではございます。また、戸についてということでおっしゃっておられたんですけれども、こちらにつきましては、学校、教諭でありますとか、教頭を中心としたところから、我々のほうに連絡来ております。そういった中で直営方式で、私どものほうで、施設整備班ございますので、そちらのほうでスピーディーに処理させていただいてるということで、そういった具体的にけがにつながるような状況はないというふうに判断しております。  また、空調につきましてですが、先ほど委員のほうからございましたように、技術室がそういった状況があるというお話ございました。また、その中で申し上げると、それに加えて、理科室ですとか、家庭科室いうことになってまいりますと、一定の換気が必要な内容というのもございます。そういった中での設置における費用対効果等についても、学校のほうもご判断いただいたのかなというふうには判断しておるところでございます。電気容量的に追加をするということではございませんので、設置は難しいのかなというふうに判断をいたしておるところでございます。 ○富田耕平学校教育課長  まず、私ご答弁いたしました、まず専科の件ですけれども、専科につきましては、先ほど現状、本市1名英語専科というお話しいたしました。これは、文科省のほうで予算を確保されている専科教員というのが今現状において、教科としては英語しかないというような状況がございまして、もし仮に他教科も文科省で予算をつけていただけるということであれば、私どもも手を挙げやすいと。当然、欲を言えば、専科教員いればいるほどいいのかもしれませんけども、現状では、もし文科省の予算がない中で専科教員をつけるというようなことであれば、市単費でということになりますので、そこのところは経費的にかなり難しいところがあるのかなと考えているところでございます。  次に、2番目は、スキー学習の補助のというような件があったと思います。こちらにつきましては、先ほども就学援助のお話をしたわけですけれども、修学旅行費といたしまして、経済的に困難な世帯、お子さんについては、こちらも就学援助で実費相当分を補助させていただくという制度がございますので、そちらで一定補助はさせていただいていると考えております。  最後に、電車の通学での補助ということでございますけれども、ちょっと繰り返しの答弁になって申しわけないんですけれども、電車通学自体を否定するものではないんですけれども、現状、就学援助の基準を超えて、市単費で補助するというのは現状難しいと。確かに3キロ、4キロというところで、微妙なラインということもあるかもしれませんけれども、一定そちらのほうは、徒歩で通学をされるお子様もおられる中で、電車通学される方、皆さんに補助というのは現状難しいということをご理解いただきたいと思います。 ○語堂辰文委員  おおよそ通してお聞きしたのは、できるだけ今のままで我慢してくださいというような世界じゃないかと思います。ただ、最初の雨漏りなり、ドアのきしむ、そういう問題については、スピーディーに対応ということで、それは一定お聞きをしているわけですけれども、これまでから直してはいただいていますけれども、ぜひそういう点で、早急に対応をお願いしたいと思います。  なお、エアコンについては、今のところ、考えはそういう、ないということでございますけれども、これ、やはり児童・生徒がそういう特別教室を使って授業ということは、これまでからも重要視はされていましたけれども、今後またさらにそういうことが重要視がされてくる中におきまして、とりわけ、先ほどからちょっと出てましたけども、体育館が避難のあれでエアコンという話がありましたけれども、それと同じように、技術室、家庭科室、そういうところについても、一定そういう役目も果たす面も出てくるんじゃないかと思いますので、そういう点で、今後十分にこれ、していただいて、計画を立てていただけたらと。城陽市は我慢しなさい、ほかのところではできてきてます、そういう世界が続かないように、もうそういうような条件で、城陽市ではこれは子どもが我慢させられるということになれば、よそのところに出ていかれますので、そういう点で、ぜひともご検討お願いしたいと思います。
     専科については、確かに文科省の方針、そうかわかりません。今年度予算で文科省が9,000人ほど教員増員ということを出されたのが、財務省がこれを削られているのを聞いています。そういう中で、やはり京都府とも一緒に声を上げていただいて、そういう教育予算増いいますか、そういうことはさらに進めていただきたいと思います。  あと、校外学習の件がございました。他市町でそういう形で一定助成をされている中においては、やはり必要だと思いますし、そういう点も、確かに城陽市が財政的に大変で、教育予算が毎年毎年、率でいくと、この何年間か、10%を切っているという状況で、他市町とまた違うと、教育予算がですね。そういう中で、やはりさらに教育委員会のほうで各学校に対して、来年は5%シーリングでやってくださいということになってくると、どこで削ろうかいうことで、大変な状況になってきているんじゃないかと思いますので、そういう点でも、今の校外学習にしましても、通学定期の問題にしましても、ぜひとも予算立てしていただいて、ただし、財政のほうがどうおっしゃるかわかりませんけど、そのときには保護者の意見が大変強い中で、要望も強めていただきたいと思います。要望して終わります。 ○上原敏委員  1点だけお伺いいたします。  3番の一番下、(4)なんですけど、に関するとこなんですけども、今現在、多いクラスで何人ぐらいのクラスが、多いところで何人おられますか、済みません。がどれぐらいありますか。新学期になったら、どれぐらいの、多いところで何人の学級が発生すると。わかる範囲で結構ですので、お願いいたします。わかる範囲で結構です。 ○杉田篤彦学校教育課主幹  1クラスの当たりの児童・生徒数ですが、おおむね35人を超えない人数で、各小・中学校ともクラス分けされてるんじゃないかというふうに思います。多いクラスでは34です。 ○西良倫委員長  済みません、新年度のこと、答えてもらえますか、新年度どうなるというやつを。 ○杉田篤彦学校教育課主幹  済みません、先ほどの答弁ですが、今年度の実績です。新年度につきましては、この後、各学校で判断されます。 ○畑中完仁委員  請願ということで、毎年この請願は出てるんですけど、いつも思うことは、市民の要望としては、いろんな請願はいいんですけど、当然権利として、客観的に見る中で、やっぱり行政側の努力という部分の中で、今までもいろんな形で工夫と努力、そして、その中で今できること、できひんこと、そして、これ、特に国と府と市の関係、補助金の関係も入れて、今のあり方で仕方ないところも結構ありますよね。そして、言うたらここでいう補助、そして、設備、教育そのものという部分があると思うんですけど、私は何を言いたいかいうと、当然教育委員会もできるならば市単費でも子どもたちにやったらええと思うんですけど、今の現状の中で、何が大切なのかという部分も考えて、特に工夫という部分が、これ、大切やと思うんですよ。ほんで、その中でできること、できひんことを順序立ててやっていくという部分が、教育というものの中で大変、金ない中でも回していくということも重要やと思うんですけど、今の中で、全部が全部整うということを要望とされてる中で、教育委員会として、今の、これはできること、できひんことですよということの答えも言うてはるんですけど、ここで大事なんは、工夫をして、今もずっと積み立てて、例えば冷房でもやってるわけですよ。そやから、1つずつ、ここで議会で議論したことも結構この中でもクリアしてるんですよね。そやから、そういう部分でいえば、今途中なわけですよ。完璧な部分はできないわけやから、途中をずっと要望しながら、工夫して、そこに来てるわけやから、私は、そやから、そういう部分で、教育委員会も思うてはるんちゃうかなと思うんですけど、このあたり、私の意見に対してどう思われますかね。 ○薮内孝次教育部長  今、畑中委員のほうからおっしゃっていただいたように、やはり私どももこの全て、今請願いただいた内容を、そのまま全てできるのかといったら、そういうわけでもございません。できるもの、できないものも当然ございますし、予算の関係もございます。また、国がやらなければならない部分、府がやらなければならない部分、市がやらなければならない部分、それぞれの責任において、今協議について対応しているわけです。その中でも、もう今回請願いただいた中でも、いろいろな項目、メニューがございました。中でも、インターホンについても、インターネットについても、これは今後予算委員会の中でもいろいろとご説明していかなければならないかと思いますけれども、我々、いわゆる30年度からWi-Fiの整備もしてきております。31年度に向けてもまたこれ、Wi-Fiの整備をしていく中で、その環境を少しでも整えていく、これは今後の新しい新学習指導要領にもよらなければならない部分がございますので、順次整備を続けてきているということでございます。  トイレにつきましても、洋式化を計画的に31年度、これもまた2校、工事をさせていただきます、洋式化させていただきます。引き続き設計をして、順次今やっていこうと。しかしながら、この学校の校舎については、やはり人口急増期に一度にいろんな学校を建てていったということで、その老朽化が一遍にやってくると。これをどうして平準化させていくか、長寿命化していくかということ、今現在、私どものほうでもそれを計画を順次計画を立てていることであります。これ、一度にやることはやはり財政負担が伴いますので、城陽市全体から考えますと、教育だけにそれを投資するわけにもいきませんので、いわゆるいろんなところの部分も、いわゆる調整をしていきながら、財政当局と順次整理を進めていっているということでございます。そういう中で、やはり子どもたち、将来を担う子どもたちに向けて、我々がなすべきことは、たくさんメニューはございますけども、どれをチョイスしていくかということも我々のやはり技量でなかろうかと思いますので、これについては、順次今後も同じベクトルで考えていきたいなと、議会と一緒に考えていきたいなと考えているところでございます。 ○畑中完仁委員  そのとおりやと思うんです。今まで議会の中でも専科教員とか、このことに対しても結構言うてきて、少しずつ、この要望ではない、全てではないんですけど、かなりやはり議会の中で、今この常任委員会なり、一般質問なり、予算、決算の中で言うてきて、徐々に形として、やはり城陽市の子どもの大切さというのを認識した中で、教育委員会と議会と話し合った中で、1つずつ物事が動いてるいう中で、これはまさに工夫と努力の中で、やっぱり限られた予算と、そして、どうしてその予算を回すのかという部分で工夫された結果でもあるんですけど、ただ、おっしゃるとおり、まだ足らんというのもあるんですよ。そこをどう工夫してそれを埋めて、お金にかえ、そういうふうな部分の中でもやっていくかということをやっぱり現場なり、我々の議会も入れて話し合うというのが必要で、請願の趣旨は私もわかるんですけど、ちょっとそういう全て完璧に、そういうことでもないんですけど、徐々にやって、頑張ってもうてるというお礼もあったんですけど、そこをちょっと理解しながら、やはりできるだけ今の中で工夫していくという、こういうあり方が必要かなと思います。 ○大西吉文委員  こういう請願が出まして、じゃあ、城陽市においては、教育格差をなくし、ゆきとどいた教育を求める請願ってなってるんですけども、そういう教育をしてないのかどうか、まず根本的なところを聞きたい。  それから、なぜ35人学級以下じゃなければいけないのかということやね。これは、先ほども出ましたけども、非常にお子たちが多いときに、短期大学の卒業生も教員に雇わないかんというような時代があったわけですよ、先生が足りなくて。それが少子化になってきて、先生は首切れない。じゃあ、どう雇用していくかということで、子どもの人数を減らしたんです。減らして、教室の数を確保して、先生方の生活の保障してきたわけです。そういう歴史をしっかりと認識した中でやっていかないかんというふうに私は思うんです。そういうことで、なぜ35人学級以下じゃなかったらいかんのかと。城陽市の、きょうもこの後で出ますけど、生活指導上の事象というのが出てますね。我々のときは45人ぐらいだったんです、45人ぐらい。そのときの事象、極端な話ですよ、万引きやとか、そういう行動をとってた子というのは1人か2人、必ずおったわけ。今28人とか35人でも、2人、3人出るじゃないですか。そしたら、割り戻したらどっちの比率が高いのか。むしろ35人学級以下のほうが比率高いの違いますか。小学校で算数で習うたやろう。そういうことをやっぱり基礎にやっていかなあかん。そうでしょ。  それから、もう一つは、専科教員の配置と言うとられますわ。これ、学校というところは、我々のときはですよ、音楽はやっぱり女性の方がピアノも弾けてよかった。体育はやっぱり男性の方が非常に運動神経もいいしということで、それで、自分のクラスの音楽の時間は、隣の女性の先生にお願いして音楽を担当してもらうと。そのかわりに、隣の体育の時間は、我々の担任の男性の方が、いわばバーターして、子どもの教育ちゅうものに携わってきたわけですよ。だから、先生というのは皆、専門職。それを専科を、職を置けちゅうこと自体は、教職員の職務の放棄に等しい。私はそう思いますよ。やっぱり先生というものはちゃんと教員免許を取るために勉強なさってきたわけ。国の許可を得て先生なさってるわけです。ということは、皆、専門職。それに、より専門職を置けちゅうこと自体がおかしいわ。  城陽市は政令指定都市じゃないんですよ、市であるけれどね。したがいまして、自分たちの思い描く教育というものはなかなかしにくい。先ほど畑中委員がおっしゃったように、国や府、特に城陽市の小・中学校の職員さんは府の職員さんじゃないですか。だから、府がもっとしっかりしてくれんと困るわけ。城陽市も頑張ってますよ。だから、そういうことをやっぱりしっかりと基礎をやっていかんとあかんと思う。いい子が育ちませんよ。  それから、特別教室の利用に対して空調設備云々っておっしゃってますわ。私、今ね、放課後子ども教室というのを試行してまして、富野小学校で会議室をお借りしたり、会議室をお使いになるときは理科室を利用させていただいてます。特別教室です。空調設備は入ってません。何ら不便感じてません。お子たちもそこで勉強していただいてます。そういう我々、OBが不便を感じてないとこへ、そういう余分なお金をむしろ費やすべきじゃないと思う。もっとお金というものは有効利用すべき。教育に対して、もっと足らないところがあると私は思います。  それと、先ほど教育予算が減少してるというようなことを言われました。これは、お子たちの数が減少してきてるわけですから、それと連動してるんや。子どもの多いときは教育予算多かったんですよ。福祉予算削っても教育予算に費やしてきたわけよ。今の子たちが非常に少なくなって、1,000人規模、800人規模の学校が300人規模になってるんですよ。私の母校の富野小学校、一時、1,080人ほどおったんですよ。今500人です。そういう規模が小さくなったら予算が減っていって当たり前やない。それを何を根拠に減少してるとおっしゃってるのか、僕はその辺が物すごい理解できない。その辺ちょっと答えてください。 ○北澤義之教育長  今現在、学級数でいえば、制度的には40人学級ということになっておりますので、40人を超えるクラスというのは京都府中、どこにもないというのは現状です。授業なり、あるいは子どもたちとの個々の対応なり、家庭訪問含めてですけども、一人一人に丁寧に対応していこうというふうに考えれば、先生方の他の職務もございますし、少ないほうがいいにこしたことはないとは思うんですけども、個々の子どもたち、今現在、いろんな意味で、保護者も含めて、考え方も多様化しておりますし、複雑化しておりますし、そういった意味では、少ない人数のほうがいいとは思うんですけども、ただ、少なければそれでいいというもんじゃなくて、やっぱり適正な学級の人数規模というのがございます。例えば学習の中でもさまざまな意見も反映しなければならないし、こんな考え方、こんな思い方、こんな感じ方、そういったものも当然クラスの中にあってしかるべきというふうに思っておりますので、ですから、そういった意味で、適正な学級規模といえば、今言いました35人前後、そのあたりが一番適当かなというふうな、僕もそう思いますし、各学校の現場の先生方もそういうふうに思っておられるということで、小学校の1、2年生につきましては、いわゆる府の制度的にそれぐらいの人数であるというふうになっておりますので、そうなっております。あと、中学校につきましては、いろんな加配がついております。加配につきましては、それを授業で使ってもよし、あるいは、1つのクラスに2人の先生が入って使うのもよし、あるいは、学級を分割して使うのもよし、そういった形で、一番適した形をとられた結果が35人を超えないような規模にしていこうという形で今現在動いているといったところでございます。  あと、もう1点、専科教員の件、お話しされておりましたけども、中学校はもともと専科の先生ばっかりでしたけども、小学校の先生につきましては、当然おっしゃられるとおり、全ての教科を指導するという立場で勉強され、採用試験を受けて合格されて、教壇に立っておられるわけですから、当然、得意、不得意はあるにせよ、最低限の技術は持っておられて、不足すれば、また研修を積めばいいと、そういうふうに思っております。ただ、そういった中で、英語だけは今回、この間に入ってきた教科であって、一定年齢の過ぎた先生方につきましては、それは想定せずに採用された先生なんで、英語だけはちょっと積極的に対応しなければならないなというふうに思っております。したがいまして、今現在、小学校のほうでは英語は1人ですけども、これは何とか、実現するかどうかは別として、市としても要望して、ふやしていく方向に努力したいなというふうに思いますし、今教育委員会のほうにAETのネーティブの先生がおられますので、その先生をちょっと活用しながら、できるだけ英語に関しては小学校の先生の負担にならないような形で、力つけていくまでは、そういった形で支援をしていきたいなというふうに思っております。 ○大西吉文委員  特別教室は、別に不便じゃないということを申し上げましたけれども、あなた方の考えはどういう考え。自分らは不便と思うてるのか。いや、そうでないと思うてるのかね。現実に使うてるもんが不便じゃないと思うてんねん。あえて何でそういうようなことをしていくねん。そういうのはおかしいでしょ。  それと、教育予算も申し上げましたね。減ってるとおっしゃってるけれども、そうじゃないでしょと。お子たちが減ってきた中で連動してるんでしょと言うたけども、それに対する答えが出てない。きちっとやっぱりそういうのはわかるように言うてあげなあかんよ。自分らの態度、しっかりせなあかんやろ。 ○長村和則教育部次長  お問いかけいただいております特別教室、こちらにつきましては、先ほど私どものほうも申し上げましたですけれど、学校のほうと綿密に打ち合わせをさせていただいたというお答えをさせていただいたんですけども、それが今、委員おっしゃっていただいている中身なのかなと。いわゆる学校が必要であると、いわゆる学校の運営の上で必要であるということに関して、その部屋が必要であるというふうにご判断をいただいた場合については、その部屋の設置をということをお申し出いただいておるというふうに思っております。そういった中で、委員ご指摘のように対応できるんじゃないかと。いわゆる我慢というか、それ、別に特に大きな問題はないんじゃないのかなというふうな形でご判断をいただいた部分と、先ほども申し上げましたですけども、換気等を必要な部屋については、できるだけ換気するわけですから、設置をしても、時期的にも含めて、あけてしまいますので、あんまり効果ないのかなという中で、学校のご意見、十分聞かせていただいたということも含めて、おっしゃっていただいてるように、必要なものについては一定充足をしておるのかなというふうには私どもとしても認識をいたしておりますし、不便、我慢を強いておるという思いではないというのはご理解をいただければなというふうには思っております。 ○薮内孝次教育部長  予算についてでございますけれども、先ほど来、増減、減っているんではないかということもありますけれども、私どもについては、いわゆる予算編成方針に基づいて、いわゆる積み上げして、予算、財政当局に要求してるわけです。その中で、計画的に施設の修繕であったりといったものにつきましては、それぞれの大きさや規模によりまして、年々予算的に、ことしは多くなった、いわゆる空調やったときなんかでいいますと、10億円を投資するときに、それはすごくふえたりしました。その後、当然その分が、我々、教育だけ考えたらいいんですけども、全市的に考えたときに、やはりどこかが少し我慢していただいてる部分もあったと思いますので、翌年は我々、少し抑えられたような状況で予算が組まれてると、そういうこともあります。それはそれとして、我々としては、財政当局に対して十分な予算を確保するためにいつも努力をしております。ですから、ソフト面についても、前年度、同じようなシーリングはかかってますけれども、同じような対応ができるような予算を確保しながら、工夫をしながら、対応してます。例えて言うならば、今回のインターホンの要求もここには出てますけれども、これ、全てを有線で引いていきますと、すごい金額がかかるといったことがありますけれども、今回、いわゆるWi-Fi整備によりまして、このWi-Fiに乗せたインターホン、当然IP電話みたいな形になりますけども、そうすることによって経費を削減できたということで、それが実現できたというようなことがありますので、そういった形で、我々としても努力をしながら工夫して、予算を確保し、前向きに教育を向上させていきたいというふうに考えているところでございます。 ○大西吉文委員  いや、僕が言うてるのは、設備に対して予算が膨らんだのか、膨らんでないかというものじゃなしに、教育、純な教育予算として減らしていってるかということや。そうじゃないでしょと。それはお子たちの数によってどうしても減ってくるわけじゃないですか。教職員の数もそうじゃないですか。でしょ。そういうことを言うてるんであって、ここで言われてるように、教育予算が減ってる、減ってるって言うけど、そういう問題じゃないでしょと。基礎がそういうことですよということをあなた方がはっきりと説明してあげへんなら、ぐあいが悪い。そこをきちっと言うてくださいよ。そうせんと。いや、ここでこういうことをおっしゃってるわけやから、我々はこれをお聞きしたわけですからね、じゃあ、城陽市はどうやねんということですから、そうじゃないですよと。お子たちに合わせた教育やから、それは数が減れば当然減ってくるわけだと。お子たちがふえれば、当然ボリュームアップするわけですから、そういうことをやっぱりしっかりとあなた方は説明せないかん。 ○薮内孝次教育部長  今おっしゃった中でいきますと、児童数が減ることによって、当然基準の人数でいわゆる教職員は配当されるんですけども、実質、そこの我々は給与については、京都府が支出されておりますので、我々の直接予算にはかかわらないという、その部分は増減しないということで、先ほど申し上げたのは、我々が所管する予算でいえば、特に施設なり環境整備が主となります。ですから、当然人数が減りますと、やっぱり学級数も減ってきますので、そういうものは当然減ってくるということもございますので、ちょっとそういう意味で、私、お伝えさせていただいたと思いますので、ご理解いただきたいなと思います。 ○大西吉文委員  僕は初めからしとるやん。理解しとっから言うてるんやん、きちっと理解してもらえるように説明しなさいちゅうて。  それと、この西城陽中学校の電車通学、公的補助をしてくださいということで請願で出されてますけど、これ、私、その地域から出させていただいている議員なんですけど、今までこういうことに対して、補助してほしいちゅうお声は一切聞いておりません。むしろ、学校が荒れたときに何とかしてほしいいう要望がありまして、それは学校をきちっと、荒れた学校を何とか正常に戻すように努力はさせていただいたという記憶はございますけれども、こういうものに対する公的補助をしてくださいというご父兄、あるいは地域からのご要望は一切聞いておりません。ですから、これはどこから出てきたのかなというふうに、地域が指定されてますので、私はこういうことはないというふうに思っております。それよりも、むしろ、私は今、思ってることは、学校の先生方の雑務というんですかね、そういうものが非常に多いように思います。したがいまして、その辺の改革をしてあげていくべきじゃないかなというふうに思いますが、その辺、教育委員会としてのお考えはいかがでしょうか。 ○薮内孝次教育部長  やはり働き方改革につながってくる部分だと思います。したがいまして、我々といたしましても、やはりどのようにすれば、いわゆる教員がいわゆる本来子どもたちを指導していただく、その主の分がありますけれども、それ以外の部分でいろいろと雑務はたくさんあるのは我々承知しております。したがいまして、校長会でも、いわゆる仕事の精選をしていただいて、無駄な分は省いていくといったような方向で、それぞれ工夫をしていただいて、業務を減らしていただくというような指導はしております。そのような中で、今、我々としてもいろいろと学校に対して、いろんな策を出していってますので、今後もさらにその精選をしていただいて、そして、教育に向いていただけるように環境をつくっていきたいと考えているところでございます。 ○大西吉文委員  そういう形で、現場の改革をしっかりしていただいて、先生にもゆとりをお持ちいただいて、子どもたちにいい教育環境、いい教育をしていただきますように要望して、終わります。 ○語堂辰文委員  1点だけいいですか、ちょっともう時間があれですから、1つだけ。  今、大西委員さんのほうから教職員の雑務の話がございましたけども、教職員の関係で、病休とか産休とか、若い先生がふえてる中で、いろんなそういうのが出てきて、代替の先生方、これがなかなか見つからないということで、OBといいますか、退職された先生方、そこにも当たっていただいているということですけども、こういうのの対応について、教育委員会というよりも、学校で探してくださいというような世界になってきて、なかなかおられないというようなことをあちこちでお聞きするんですけど、そういう実態というのはあるのかどうか、それから、今言いましたけれども、そういう講師といいますか、そういう対応で、教育委員会としてどういうふうにされてるのかお聞きしたいと思います。 ○杉田篤彦学校教育課主幹  代替講師に関する回答ですけども、年度途中に病気で休まれる先生方について、山城教育局、府教委とともに講師登録表を紹介していただいて、代替講師を入れていくというのが本来であります。しかしながら、代替講師が見つからない、常勤の代替講師が見つからないという場合もございます。そういった場合には、非常勤講師、常勤ではなく、非常勤の講師の先生を入れて対応しているというような学校もあります。 ○語堂辰文委員  もう対応していただいているということでございますが、学校によっては、そういう先生方が足りないということで、教務主任の先生が担任に入られたりとか、教頭先生が授業に行かれて、そういうこともあり得るとは思うんですけれども、そういうこともお聞きをしてますので、そういうことですね、スムーズにいくようによろしくお願いします。 ○西良倫委員長  ほかに質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  なければ、これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。 ○谷直樹委員  これ、今皆さん、いろいろとご質問とかご答弁いただいたんですけど、毎年これ出てるということ、私も記憶してるんですけど、この人たち、もうこれ、継続審議でもうちょっと時間かけていうのも1つの手やと思うんですけど、その辺どうでしょうかね。 ○畑中完仁委員  言うてることは意味わかるんで、もうちょっと議論したほうがええん違うかなと思うんですけどね。議論の途中やと思うんですね。大西さんはもう断定的に否決ですよ。 ○大西吉文委員  いや、僕は36年、7年で槙枝という日教組の当時、書記長でした。その方と大学祭で講演してもうた。その当時から、そういう組織の方々の考えというのは、一定わかってるわけ。あの人のときに教壇を外したわけ。現実そうやねん。教える側と教えられる側というのがあるのに、それは平等や言うたわけ。僕はそのとき言うたわけ、先生、そんなん言うてたら、子どもも先生も平等やったら、あんた、何かあったときにどつかれまっせと。そんなときでもいいんですかって。いや、現実そういうことなんですよ。それがそうなってきてるじゃないですか、今。教育権がぐだぐだになっとる。先生は手上げたら、すぐ何やかんやと言われるでしょ。そういう教える側と教えられる側という線引きをやっぱりきちっとしっかりしとかなあかん。今そういうなんがきちっとできてない。政治もそうじゃないですか。だから、僕はやはり言うべきことは言うて、やるべきことはしっかりやっていくということが一番今大切な時期やと思いますよ。皆さんのご意見はいかがですか。 ○谷直樹委員  これ、ずっと内容見てますと、15か16項目、たしか、請願になってると思うんですけど、これ、予算特別委員会で今後、3月あるんで、その中でもこれ、議論等々が出てくるかと思いますので、そういうのも含めまして、継続で、これ、毎年出しておられるんで、当然請願継続という形で、この請願者の方も思っておられると思うんで、継続でもうちょっと審議ちゅうか、論議を重ねていったほうがいいんじゃないかなと思うんですけど。 ○増田貴委員  私のほうは、この内容を書いてあることについては、もっともいうふうなことなんですけど、先ほどいろんな形の質問出ましたけども、畑中委員のほうからも議会に対して、議員の皆さんもいろんな形で質問されて、徐々に、もちろんこれは進んでるところと進んでないところってあると思うんです。やはりそれぞれが少しずつでも前進しているということで、教育委員会のほうも、これは真剣に取り組んでます。ただ、予算の方で、全部が全部すぐできるわけじゃないんですけども、これはやっぱり請願なんで、請願のこれ、こういうふうな形で出していただいて、これを賛成しますと、やはり物すごく重要に思う。請願の継続審査といっても、今の段階で、私のほうとしては、ある程度、ほかに他市町村と比べておくれてるというふうな認識がありませんので、ですから、そういった意味では、継続ということに関して、ちょっとじゃないかなというふうな形に思います。 ○語堂辰文委員  もう先ほど答弁にありましたように、Wi-Fiとか、インターホンとか、もう予算化が来年度されている面もあります、今、部分的にはできてきますけど、そういう中で、これまでからいろんなものができてきてますんで、そういう意味では、これで採択していただいても特にないと思うんですけど、何かさっきから、いや、これはもうという、以前からこういう問題が出てきたときに、いろんなこと、ご意見やらご質問やらあって、結果として否決やらのときもありましたけれども、そういう中でも次々と実現をされてきてますから、そういう点でやっぱり中身の重要視はしていただいたらと思うんですけどね。 ○西良倫委員長  語堂委員、態度のほうで、今聞かれましたけど。 ○畑中完仁委員  継続に賛成が6人ですわ。採決したらええというのが共産党さんと大西さんなんですよ、ペケかマルか知らんけど。 ○西良倫委員長  公明党さんは。 ○乾秀子副委員長  公明党としては、継続はしないというふうに。 ○畑中完仁委員  しないの。否決、何か、そうなん。(発言する者あり) ○西良倫委員長  ほかに、自由討議。 ○乾秀子副委員長  採決したいという形なんですけども、今までこの8年間、議員してきまして、毎年出していただいている請願かなというふうに思うんですけど、市民の権利として請願をもちろんこういう形で出してこられるというのは、すごい貴重なことですし、議員として真摯に受けとめて、こういう議論を重ねていくということはすごく大事かと思いますけど、一方、私たちは、行政がどういう予算の執行をするかということもすごく責任を持ってお預かりしたお金をどう使うかということに対して、やっぱり真剣に向かっていく、そのために今回も予算委員会で審議をさせてもらうんですけれども、内容を見てたら、進めてほしいものもありますし、既に進んでるものもありますし、もう少し議論を重ねたほうがいいようなものもありますので、私は請願として出されるということに関して、もう少し整理をした段階で、今回は継続という形ではなくて、改めて、任期も私たちも終わるわけですし、改めてもうちょっと整理した状態で出していただくというのも1つの方法ではないかなというふうに思いましたので、できたら採決させていただきたいというふうに思いました。 ○西良倫委員長  ほかに発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ほかになければ、自由討議終わります。  本件については、継続審査を求める意見があります。  継続審査についてお諮りいたします。  本件を継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○西良倫委員長  挙手多数です。よって本件は、継続審査と決定をいたします。よろしくお願いします。  これより50分まで休憩します。             午前11時37分 休憩           ─────────────             午前11時50分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を始めます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  報告事項に入ります。  (1)平成30年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書の提出についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○長村和則教育部次長  それでは、平成30年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価についてご説明申し上げます。  まず、この点検、評価に係ります経緯でございますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項により、教育委員会は、毎年その権限に属する事務の管理及び執行の状況について、点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、議会に提出するとともに、公表することが義務づけられております。教育委員会みずからが事後に点検、評価し、議会と市民に対して説明責任を果たすことにより、効果的な教育行政を進めていくこととされているところでございます。  それでは、添付の城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書についてご説明いたします。  この報告書の内容は、平成29年度の状況としての教育委員会の活動状況と、教育委員会事業の点検、評価の大きく2部で構成されております。初めの教育委員会の活動の状況は、教育委員会会議の開催状況等の教育委員会活動について記載し、その後の教育委員会の事業点検、評価では、事業を点検、評価し、今後の課題や方向性について検証しているものでございます。  まず、教育委員会の活動状況でございます。1ページから8ページまでは、平成29年度の定例、臨時教育委員会の開催年月日及びその議事内容でございます。  同じく9ページから15ページをごらんください。こちらには、委員の皆様方の定例、臨時教育委員会以外の委員活動を掲載しております。  16ページから19ページには事務局の組織と事務分掌について掲載をいたしております。  そして、20ページからが教育委員会事業の点検、評価であります。このうち、29ページからの事業点検評価シートについては、評価シート上で、事業の計画段階や事業実施後にその施策の目標達成度等に対しまして評価、検討を行うものであり、さきにもご説明いたしましたように、教育委員会みずから今後の課題や方向性について検証していくものであります。なお、本市の教育の理念や方針を示すものとして、22ページ以降に教育大綱を掲載いたしておりますが、評価対象事業としては、そこに位置づけられた施策の中から17の施策を抽出し、29年度の事業結果を評価しているところであります。  最後に、63、64ページをごらんください。この点検、評価については、地教行法第26条第2項において、教育委員会は、前項の点検及び評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るものとするとされています。今年度は、昨年度に引き続き、佛教大学教育学部教授の原清治先生からご意見を賜っており、平成30年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価については、おおむね良好との評価をいただいているとともに、昨年度にいただいたご意見を踏まえまして、報告書の教育委員会協議会協議事項等に関する掲載内容や、総合教育会議や教育委員会評議会において、現代的な教育課題を議題として取り上げている点、また、個別の事業においては、放課後子ども教室やエコミュージアム事業、城陽子ども文化・科学賞等推進事業などについてよい評価をいただいたところでございます。一方で、学力向上に向けての取り組みやいじめ、不登校に対する取り組みについてご意見を賜りましたので、次年度以降の課題と考えているところでございます。  説明は以上でございます。詳細な内容につきましては冊子をごらんいただき、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。 ○一瀬裕子委員  評価シートの39ページ、40ページの奨学金支給業務の中なんですけども、こちらで、平成29年度の主な取り組みとして、第1回教育委員会評議会において奨学金制度を議題として意見交換を行うなど、奨学金制度のあり方についての検討を進めたとありますが、以前いただいた山背五里五里のまちの創生総合戦略の中に、無利子貸与の新規制度創設というのが、制度の創設が平成30年度という目標値になってまして、こちらが新規制度の創設を教育環境の充実というページにあるんですけども、この検討を進めた結果、具体的にどのような制度を考えておられるのか。  次に、項目が奨学金の支援制度ありますけども、ここで奨学金制度のあり方についての検討を進めたとあるので、どのように計画されているのか、お聞きします。  それと、この40ページのほうに今後の方向性として、理由のところに、また新たな奨学金制度については、教育委員会評議会などでいただいたご意見、このご意見はどのようなご意見が出たのかというのと、先進自治体への聞き取りなどにより、具体的な調査、研究を行うなどして一層の検討を進める必要があるとありますが、先進自治体への調査、研究の結果をお聞きします。  それと、もう一つ、先ほど申し上げた山背五里五里のまちの創生総合戦略の中で、奨学金助成制度の創設の中で、教育振興基金を活用して大学入学時の負担軽減を目的としてという、この教育振興基金の残高も教えてください。以上、3点ですかね。 ○長村和則教育部次長  今お問いかけいただいた部分につきましては、奨学金の支給業務、私どものほうで点検評価シート、39、40ということの部分でお問いかけをいただいたところでございます。  こちらにつきましては、いわゆる高等学校に向けての入学準備金という意味での奨学金ということで、今後、山背五里五里のまち創生総合戦略にございました奨学金、こちらとの関連どうかということでのお問いかけというふうに理解をいたしましておりますが、山背五里五里のまち創生総合戦略における奨学金につきましては、後ほどご報告を申し上げるところでございますが、今回、奨学金につきましては、創生総合戦略におきましては、いわゆる無利子貸付制度ということでうたわせていただいたところでございますが、今回については、奨学金返還支援制度ということでございます。こちらについて、これの差異についてお答えをさせていただけばよろしゅうございますですかね、差異といいますか、なぜそういうふうになったのかというとこら辺でお答えをさせていただいたらよろしゅうございますですか。 ○一瀬裕子委員  そうです、そのようにご理解いただければ。さっき、最後に聞きました振興基金の残高もですけども、五里五里のまちの創生総合戦略では、無利子の貸与制度を創設するとはっきり書いてありますので、それに関しての、次で触れられるかと思うんですけども、具体的に検討を進めた結果、どういうふうに設計をされたのかということをお聞きしたいというのですね。調査、研究を行ったということが書いてありますので、どのような結果であったか、3点。 ○高橋一直教育総務課庶務係長  済みません、そしたら、お問いかけの点、順番に答えさせていただきます。  まず1点目の総合戦略にあった計画との関係性ですけれども、総合戦略の策定後、独立行政法人日本学生支援機構、いわゆるJASSOですね、JASSOによりまして、住民税非課税世帯の大学進学者等を対象といたしまして、平成29年度、これは試行で、本格導入が平成30年度からになりますけれども、給付型奨学金の支給が始まりますとともに、第1種、第2種の別がなければ、広い範囲の方々が奨学金の貸与を受けられる状況に現在なっております。また、現在政府におきましては、教育費無償化の検討等も進められている中で、就学に当たっての制度は充実が図られていることから、より多くの方々に必要とされ、魅力のある制度ということで、対象者については、大学等を卒業後に奨学金を返還する方々ということといたしまして、この後、ご報告、改めてさせていただきますけれども、新たに制度を創設するものでございます。  2点目のお尋ねがありました件で、教育委員会でどのような意見が出されたかという点、まず、お答えします。評議会の開催時におきましては、まだ貸付制度であるとか、今回の返還支援制度であるという方向性はまだ定まってない中ではございましたけれども、ご意見としましては、現在では奨学金を受給している若者も多く、新たな奨学金は時代に合っているのではないかというご意見ですとか、奨学金の返還が重荷になっている層というのも多く、現代的な施策ではないかというご意見、また、具体的なご意見といたしまして、対象者は市内に定住するという規定を設けては、例えばどうかというようなご意見もいただきました。  続きまして、先進地の調査等を行った結果ということでございますけれども、全国の自治体におきましては、給付、あるいは貸し付けとして独自の奨学金制度を設けている自治体、日本学生支援機構等の貸与型奨学金の返還に対して支援を行っているところなどがございまして、支援する金額、また支援を行う年数等もさまざまでございました。こうしたいただいたご意見、また調査した結果という事例を参考にしながら、本市にふさわしく魅力のある制度づくりというのを進めてまいったところでございます。  最後の教育振興基金の件でございますけれども、教育振興基金につきましては、現在用途を限定されました寄附を除きます残高は、現在のところ、およそ117万円という状況でございます。今年度の充当事業もございますので、今後また基金の残高に関してはちょっと変化が伴っていくものであるというふうに考えております。 ○一瀬裕子委員  うちの娘も今度、春から大学生なんで、この奨学金制度というのはすごく、高校卒業時にもいろんな資料、どかっと来ましたし、大学の入学説明会なんかでもしょっちゅうもらって、それで、いろいろと私も詳しくなったんですけども、今先ほどもおっしゃった独立行政法人の日本学生支援機構の給付型奨学金と、あと、貸与型とか、いろいろ、第1種、第2種とかあったりとかいうのは結構いろいろと難しいかなと思ったら、大体まあまあ当てはまるというか、もらえるんですよね。昔みたいになかなか奨学金もらうのが難しいという状況じゃなくて、大体漏れなくもらえる感じですね。給付型だといいんですけども、貸与になると、新採で新しく入られて給料がまだそんなに高くないときに返しておられるというので、よくお聞きする新採の会社員の方で、奨学金を返済するのに大変やということをいつも言われてます。  それは、その給与の中で、例えばひとり暮らしされてるときとか、家賃払ったりもしないといけないし、食費もあって、電気代も、いろんなものを払いながら奨学金も返してるというのは、もう本当に大変やというのを聞いてたんで、後で説明があると思うんですけども、この給付型とか貸し付けというのは、もともと支援機構であるし、また、教育費無償化というのを国のほうでもいろいろ考えられてるということもあるので、新たに同じようなものを創設するというよりも、独自のものを考えておられるというのは、すごく今の世の中に合ったものだなとは感想で思います。そもそも山背五里五里の創生総合戦略の中にあった教育振興基金を活用してというのが、それがもうそんなにない中で、なかなかどうやってできるのかなと思ってたんですけども、うまく何とか、次で説明あるかと思うんですけども、支援制度が創設されたということで、次に詳しくお聞きしたいと思うんですけども、委員の方もいろんなご意見いただいて、独自のプランをということと、施政方針にもありましたけども、定住人口をふやすということもあるので、大学に城陽市以外、京都府以外のところに行っちゃって、もう城陽市に住んでない方がどんどんふえていって、若い人口が減ってきてるというのが城陽市の現状なんで、できるだけ定住人口、若い人の定住を促すという施策としては、すごく今の方針にも合ってるかなと思いますので、また後ほどの支援制度の創設についてで詳しくお聞きしたいと思います。ありがとうございました。 ○西良倫委員長  ほか、質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  なければ、この程度にとどめます。1時15分まで休憩します。             午後0時08分 休憩           ─────────────             午後1時15分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を始めます。       ──────────────────────────────
    西良倫委員長  (2)奨学金返還支援制度の創設についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○長村和則教育部次長  それでは、奨学金返還支援制度の創設についてご説明を申し上げます。  こちらにつきましては、これまで教育委員会で制度の検討を進めてまいりましたが、このたび新たに制度を創設することとなりましたので、ご報告申し上げるものでございます。  資料をごらんください。まず、1の制度の名称でございますが、(仮称)城陽市若者定住奨励奨学金返還支援金とする予定でございます。  続きまして、2の制度の概要でございます。若年者の本市への定住人口の増加を促進すること、また、昨今の社会情勢等を背景といたしまして、大学等の在学中に貸与を受けた奨学金について、卒業後、経済的理由により返還が困難となる若年者を支援することを目的として、大学等を卒業後に就職する者であって、5年以上勤務し、かつ5年以上市内に定住する見込みの者に対し、当該大学の修学のために貸与を受けた独立行政法人日本学生支援機構の第一種または第二種奨学金の返還について、最大で5年間支援金を交付する制度を新たに創設するものでございます。  さらに、3の支援金の交付額につきましては、過去1年の奨学金返還額の2分の1を最大5年間交付するものとし、年額8万6,000円を上限額とするものでございます。  最後に、4のその他でございます。当該制度の運用に当たっては、支援金の交付のための要綱を新設するなど、例規の整備を行う予定といたしております。  説明につきましては、以上でございます。こうした内容で、平成31年度より取り組みを進めてまいりますので、ご支援賜りますようよろしくお願いいたします。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 ○上原敏委員  失礼します。決まっている、わかっている範囲でお願いできたらと思います。  取り組みを31年度から進められるということですが、いつぐらいから開始するというめどで構想されておられますでしょうか。あと、現在、これ、この条件に、希望されるかどうかは別にして、はまっているというような方がどれぐらいおられるかというのをつかんでおられますでしょうか、わかる範囲で結構です、お願いします。 ○長村和則教育部次長  制度運用でございますスケジュールでございますけれど、現在、先ほども申し上げましたですが、関係例規等整備をいたしておりますので、年度当初にそちらを公布いたし、その後、制度の周知、広報活動を取り組んでまいりたいというふうに考えております。したがいまして、その後、夏ごろからの一定の期間を設けて受け付けを行いたいというふうに考えているところでございます。  対象者をどの程度見込むかということでお問いかけでございます。こちらにつきましては、現時点において本市でお住まいの方並びに就職を機会にこちらへお越しになる方、Uターン、Iターンございますけれど、そういった方で本市にお住まいいただける方について対象とするものでございます。また、現在の奨学金を本市に在住しておられる方でどの程度受けておられるのかということについての資料はございませんでして、見込みの数については、今想定は困難というところで進めているところでございます。 ○上原敏委員  そうかなとは思うたんですが、いや、心配してるんで言ってるだけなんで、とすると、予算立てとか、どれぐらいのことを考えて予算立てとかされる予定ですか。 ○高橋一直教育総務課庶務係長  失礼します。予算立てのお問いかけでございますけれども、仮に平成31年度に受け付けを行った方に関しましては、31年度に受け付け行いまして、32年度中に就職、また、本市に定住という実績を満たしていただいた後に、平成33年度に初めての支給を行うという形になってございますので、要はその時点で平成33年度の予算立てということができていればよいということになりますので、その時点での見込み数は固まるという制度設計になってございます。 ○上原敏委員  了解、よくわかりました。せっかくやらはるんで成功をお祈りしておりますので、丁寧な運用、よろしくお願いします。 ○語堂辰文委員  3点ほどお聞きします。  まず、1点目ですけど、これ、具体的に中身のことで、この申請の条件といいますか、これですね例えば勤務形態、これ、規定があるのか。そういう、どういう勤務いいますか、先ほどから市内の在住の方は、また、市内に勤務の見込みのある方というお話でしたけど、その具体的なそういう中身ですね。  その次に、今人数については不明ということでございますけど、おおよそ大体どのくらいを対象いいますか、おおよそ。今の質問の、もうそれ以上わからないいうことでしたら、それで仕方ないですけど、見込み人数ですね。  3点目に、もし市内に在住ということで申し込まれて、合格いいますか、オーケーと。その後に転居という場合はどうなるのか、こちらが支給されておるものを返却とか、そんなことも考えてはるのか、いや、いいですよというふうになるのか、そこら辺のこと。よろしくお願いします。 ○高橋一直教育総務課庶務係長  まず、条件の部分で、勤務形態のところでございますけれども、こちらのほうは、正規職員、または所定労働時間が正規職員に準じる職員として就業する方ということを見込んでおりまして、準じるという部分に関しましては、一定いわゆる雇用保険の対象となる時間数の勤務が見込まれる方ということを想定をしております。  続きまして、ちょっと1つ飛びますけれども、もしその後に市内から転出をされてしまった場合とかということでございますけれども、こちらのほうなんですけれども、その居住実績でございますとか、就業実績ということを基準にして、実績を見た後に支給をさせていただく形をとりますので、例えば前年度の途中で転出をしてしまった場合とかということがございましたら、そのときまでの実績を見させていただいて、そのときまでに支払われた奨学金返還額の2分の1という形で支援をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  見込み人数につきましてですけれども、先ほど長村のほうからもお答えをさせていただいたんですけど、現時点での見込み数というのが、やはり現在在住の方ですとかということではなくて、Iターンの方、Uターンの方ということも対象となってくることですので、ちょっと現在の見込み数というのは、今はかりかねているところでございます。 ○語堂辰文委員  正規か、または正規に準じるということで、これ、例えば正職とか、あるいは嘱託とか、そういうこともあるんじゃないかと思うんですけど、準じる場合には、今のお話でしたら、雇用保険、いわゆる社会保険、雇用保険の該当の方というお話でありましたけども、これ、仮採用とか、いろんなのがあると思うんですけど、そういうのがはっきりとしてから手続ということになるんでしょうか、それとも、もうこれ、採用される、内定とか、そういうのでもできるということでしょうか、もうちょっと詳しくそれをお願いします。  それから、3つ目のところで、これ、ちょっと語尾があれだったんですけど、もし途中で城陽から転居される、よそに転出される、あるいは城陽市内の企業に就職されたけれども、同じ系列の会社で、そちらに出向、いわゆる移転、異動いいますか、その中でですね。そういう場合にはこれは、先ほどちらっと最後のほうちょっとわからなかったんですけど、返却ということなんですか。そこら辺をお願いします。 ○長村和則教育部次長  最終のところの分でございますけれど、そちら、いわゆる転出をなさるというような場合でございますが、それがということですが、こちらにつきましては、先ほどご説明の中でもあったんですが、本市への定住人口の増加を促進するという側面もございます。したがいまして、その部分につきましては、その時点で支給を停止させていただくということで、対応させていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○西良倫委員長  語堂委員、いいですか。 ○語堂辰文委員  最初のほう。 ○高橋一直教育総務課庶務係長  就業のことに関してですけれども、こちらのほう、いわゆる就職をされた後に在職証明等をもって、申請書類としていただいて、受け付けというか、支給のほうをしていく形になりますので、そちらのほうも就業の実態が伴った後に支給という形になりますので、そのような形で進めてまいりたいというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  正規か嘱託か、あるいは常勤か非常勤、いろんなことあると思うんですけど、そういう社会保険が適用されたら、それが対象者になるということはわかりました。でも、今の最後のところで在職証明の話もありましたけれども、その手続はそういうことで進められていくことがわかりましたけれども、最後のほうのこの転出の場合に、もし出られた、その時点で中止ということでございますが、中止ということは、これは既にそれが支給されている場合は返却になるのか、要らないのか、それか、そこをちょっともう少しお願いします。 ○高橋一直教育総務課庶務係長  居住の条件に関しましても、支援を行うまでに実際住まれていたかどうかということを実績として支援をしてまいりますので、いわゆる例えば前年度の途中でもしも転出をされてたらということに関しましては、そこの住んでおられたところまでの実績に対して支援をさせていただくと。ですので、1年のうち、例えば半年、定住されていたという場合は、実際は1年おられる支援金の額の半額を支給させていただくという形になりますので、それに伴っての返還金というのは、実績に対して支援を行いますので、発生をしない見込みという形になってございます。 ○語堂辰文委員  返却しなくていいということでわかりました、その最後のところね。これ、実績で、例えば、これ、幾らでしたかね、最高で8万6,000円ということですけれども、もし半年やったら4万3,000円、それについては支給で、転出されてもそれは返してくださいとは言わないということで理解しました。新しい制度ですので、今聞きますと、大学卒業するときに既にこの奨学金を500万円からでも毎月の返済が大変だと。もう日々の生活もままならない。まして、定住いいますか、そういう仕事もそうですし、結婚、子育ても大変だいうようなこともお聞きしますので、それに対してやっぱりそういう本当に焼け石に水ということではないように、十分な段取りを城陽市も進めていただけたらと思います。要望して終わります。 ○一瀬裕子委員  先ほども総合戦略の件でご質問させてもらったんですけども、もともと総合戦略の策定されたときは、無利子で貸し付けって、制度創設みたいになってたけども、その後、政府の方針とか、制度の充実があったので、今回こういう形になったということもあると思いますし、また、よく報道なんかでも貸付金、奨学金の返さないという、すごく金額が大きくなってたじゃないですか、それをもし貸付制度を創設した場合、城陽市が、もしその貸与された方がずっと返済を滞った場合は、とりに行かないといけないという、そういう業務が発生するけども、今回の場合は、これはそういうことはない。今いろいろと説明を伺った中では、まず、実績があって、その後、この奨学金をお渡しするので、さっき返却とか言うてはりましたけど、そうじゃなくって、まず実績があるんで。ですね。在住の実績とか就労の実績があって、初めてお渡しするということなんで、そういうほかの業務が発生しないということでよろしいですね。  それと、もう一つ、この8万6,000円上限額って書いてあるんですけど、この金額はどこから出てきた金額なのかっていうのをちょっと教えてください。 ○長村和則教育部次長  その他の業務が発生するしないということに関しては、ご指摘のとおりでございまして、実績に基づく実績給付をさせていただきます関係上、いわゆる貸し付けなどの返済を滞らせるといったようなことにおける督促をするとかいったような追加的な業務、こちらのほうに発生しないということについてはご指摘のとおりでございます。  また、8万6,000円の根拠についてということでのお問いかけをいただいております。こちらにつきましては、現在のいわゆる日本学生支援機構のほうの奨学金でございますが、試算といたしまして、私立の大学に通います自宅生がいわゆる利息のつかない奨学金、第一種奨学金でございますけれど、こちらのほうを、最高貸与月額が現在5万4,000円ということになってございます。こちらを4年間借りた場合に、通常どおり奨学金を返済していく場合についての年間返還額については、17万2,800円となるということで、我々といたしまして試算をいたしております。それの2分の1となる8万6,400円、1つ基準といたしまして、8万6,000円とさせていただいているところでございます。 ○一瀬裕子委員  わかりました。そしたら、今おっしゃってるみたいに、一番最高額の私立で自宅外の方よりも。それの半額ということで、最高額でこの年間8万6,000円というのを、上限額を決められたということですね。  いろんな貸し付けと違って、その他の業務がないということなんですけども、ちょっと先ほど語堂委員もおっしゃってたんですけども、居住実績の証明、就労実績とか、証明の件なんですけど、転居された場合、途中で転居するとかいうのをどういうふうに。転居されてることは自己申告なんですかね。そっちはずっと住んでますよというの、虚偽という方はちょっとどうかわからないですよ、住民票を移さないまんまで、城陽市に住んでることにしといて、実は違うとこにいた、そういう悪質なの、いろんな、忘れてたとかいうのもあるやろうし、そういう場合はどういうふうに対応されるんですかね。  それと、あと、31年4月1日に公布予定っておっしゃってて、周知と広報をされるっておっしゃってますが、この方法についても教えてください。 ○高橋一直教育総務課庶務係長  失礼します。一瀬委員のおっしゃってる内容なんですけれども、まず、居住の関係ですけれども、まず、住民票を提出書類として規定をいたしまして、住民票上でしたら、提出年月日等も出てまいりますので、そこでまず判断をしてまいるんですけれども、今ご心配いただいてる実際に住んでるかどうかという部分、こちらのほう、確かに書類上では判断しかねる部分だと思います。ですので、そこに関しましては、一応要綱上に、定住というのは実際に住民票があって、そこで生活をいわゆる暮らしをしていることという形の規定をしますので、そういった定住の疑いということがある場合には、調査を行えるという形での要綱に規定を設けてまいりたいというふうに考えておりますので、その場合は、当然そこで虚偽の場合があった場合等には返還、その場合に関しては返還というのを求められるという形の制度設計という形にしてまいりたいというふうに考えております。  続いて、広報の件でございます。広報なんですけれども、まずは、本市の広報紙、ホームページも活用ということはもちろん、例えば近隣の大学等のリーフレット等の送付ですとか、また、日本学生支援機構のホームページでこうした奨学金の返還支援制度を特集等をされているページというのがございますので、こちらへの掲載が可能かどうか、検討を進めるなど、できるだけ広く情報発信を行ってまいりたいというふうに考えております。また、市内の事業所等におきましても、リーフレット等を用いて、周知をしていただくことが可能かどうか、そういったところも工夫を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○一瀬裕子委員  転居の件ね、定住かどうかというのは、調査が、しないといけないって、そこがちょっと追っかけないといけない業務が発生するんじゃないかなと思ってますが、そういう方がおられないことを願うばっかりですが、本当に城陽市に選んで住んでもらうということが大事なんで、今、最後におっしゃった広報の仕方で、情報発信と企業に置いていただくというの、大学は奨学金のこの制度で、学生支援機構なんかはよくわかるんですけども、この城陽市の企業、会社にぜひこういう制度があるんで、城陽市に住んで働いてくださいというのをぜひしっかりアピールしていただいて、この公布までに周知徹底していただきます。これ、すごく私はいい制度だなと思ってますので、城陽市の定住人口がふえることを、若年層の方がたくさんふえていただいて、就労をして税金を納めていただく方がふえるということを願っておりますので。 ○畑中完仁委員  ちょっとわからないんですけど、ここで制度の概要の中で、卒業後、経済的理由により返還が困難となる若年者を支援することを目的とし、という話なんですけど、経済的理由により返還が困難という部分は、どうしてわかるんかなと思うんですけど、それは困難ということ書いてあるんで、どういうことかな、これは。もう自動的に申請したら全部いけるわけでもないのかな。 ○高橋一直教育総務課庶務係長  済みません、失礼します。今、畑中委員おっしゃったように、ここに一応制度設計の条件というか、前提としては書かせていただいてるんですけれども、申請に当たっての条件としましては、必ずしも経済なことというのは設けておりませんので、いわゆる就業、居住、奨学金を返還していることという条件がございましたら、この制度自体は利用いただけるという形の制度になってございます。 ○畑中完仁委員  この概要のこんなんは入れやんほうがいいん違うの。全然、言うたら、その話でいうと、ちょっとこれ、そういう分でいうたら、こんなん、そういう部分を前に出すと、どういうものがということになりますよ、これ。こんなんて全然要らんのんちゃう、それやったら、申請主義でええんちゃう。 ○薮内孝次教育部長  これ、社会的な情勢として、奨学金を借りられて、なかなか正規、非正規ありますけれども、なかなかスタートダッシュといいますか、なかなか若い方は最初、初任給というのは、なかなか準備もあったり、いろんなものがあったり、環境も変わってきます。その中で、なかなか返還が著しく困難と、しかしながら、実際のところ、本当に返せへんのかといえば、そういう方は対象としないのかというのは、そうではなくて、いわゆる若者世代をスタートダッシュがつけるように、我々がフォローしていきたいと。そういう意味の表現でありますので、その辺はちょっと、今おっしゃるように、全く困難というわけではないということをご理解いただきたいなと思います。 ○畑中完仁委員  ここにおられる委員も入れて、みんな多分ええことやという話やと思うんですよ、これね。ほんで、私もこれ、どこから補助金を入れて、市の単費なのか、ちょっとお金の部分がもうひとつようわからんところがあるんですけど、基本的には今言われてる就職も、多分この話は、多分就職もできんと、その中で、またこれが雪だるまみたいになって、重荷になってる人の中でどうすんのやいう話で、国会でも多分、あれ、議論はあったと思うんですよ。じゃあ、こういう部分を防ぐということで、1つは今の話に持ってこられたんだと思うんですけど、ここで言うたら規定されてるのは、就職をするという前提で、ほんまは、多分一番、そこで言うたら、風来坊みたいに何もされん人が危ないからこういう部分に使うということなんやけど、ちょっとそこでスタートダッシュも入れて、初任給も低い、そして、やっぱりしばらくはそういう低給料で働かんなんという意味合いが多分大きいからできるだけということにはなってるんですけど、そやから、そういう部分の制度をどう使うてもらうかという部分で、せっかくつくったんやから使うてもらうという部分でいえば、マイナスの要素はなるべく書かんほうがええんちゃうかというのは私の意見です。 ○谷直樹委員  1つなんですけど、この過去1年間の奨学金返還額の実績とおっしゃいましたね。実績いうのは、実際に支払いしてる。ただ、この申請のときの書類、返済表も1つの書類と思いますけども、これ、エビデンスというて、実績、ほんまに返したかどうかというのがやっぱり確認せなあかんと。そのためには、例えば、預金通帳、自動払いやったらね、にちゃんと載ってるかとかいうふうなことになると思うんですけど、その辺だけ周知しといていただかんと、やっぱり書類でどんな感じになるかなと、実績というのはエビデンスやからね。その辺どうお考えですかね。 ○高橋一直教育総務課庶務係長  失礼します。今、谷委員おっしゃった奨学金の返還額の実績ということに関しましては、日本学生支援機構のほうから返還実績の証明書をとっていただくことができますので、そちらのほうを申請書類としていただきたいなというふうに考えております。 ○谷直樹委員  わかりました。  ただ、今、畑中委員おっしゃったように、返還が困難な方は実績もないのちゃうかなと、例えばですよ。だから、経済的困難で、その辺のことやから、俺はあんまり入れんほうがええんちゃうのというようには思いますわ。多分返還困難やったら、実績もないでしょう、普通はね。そういうことで、その辺ちょっと整理していただいたほうがええかなと思います。 ○西良倫委員長  ほか。また行政の方、よろしくお願いします。ほかにありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  なければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  引き続き、(3)城陽市立図書館の開館時間の改正についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○奥田雄二図書館長  失礼します。城陽市立図書館の開館時間の改正につきまして報告いたします。  報告書2ページをごらんください。まず、改正の趣旨につきまして説明いたします。現在の城陽市立図書館は、鴻の巣会館から平成7年11月、文化パルク城陽に移転し、リニューアルオープンいたしました。その際に、開館時間を現在の午前10時開館、午後6時閉館とし、また、6月から10月までの平日におきましては2時間延長した午後8時閉館としたものでございます。6月から10月の延長の開館、いわゆる夏時間につきましては、平成8年度が初年度として運営してまいりました。開館当時、延長時間にどの程度の方々が利用されるのか、運営の状況を見きわめることとしておりましたが、開館以降、二十数年たった現在まで運用をしてまいりました。近年の3カ年の状況を見ましても、夏時間延長分の入館者は7%以内ときわめて利用が少ない状況であります。このため、図書館では開館時間のあり方を利用者の方々のご意見や図書館協議会の中でご協議いただきながら、今回効率的な図書館運営と、さらなる図書館サービスの向上につながる開館時間の改正をさせていただくことといたしました。  次に、改正内容でございますが、2、城陽市立図書館運営規則(昭和55年城陽市教育委員会規則第14号)の改正(案)をごらんください。図書館運営規則の第6条(開館時間)の現行のただし書きの部分、6月から10月までの期間の平日午前10時から午後8時までの延長部分を削除いたします。また、改正後にありますように、これまでの午前10時開館を30分繰り上げて、午前9時30分といたします。今回の改正によりまして、城陽市立図書館の開館時間は、1年を通じまして、午前9時30分から午後6時までといたします。  また、この規則の施行につきましては、平成31年4月1日といたします。以上の内容でございます。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○一瀬裕子委員  これ、私、奥田館長になられる前に、一般質問か何かでこの開館時間の改正を前から言ってて、8時までするのはどうなのかなというのはずっと申し上げてて、やっと時間が早くなって、もう勤務されてる方の職員の方が大変だというのを聞いてましたし、8時までの利用者数が極端に少ないというのも実績上がってたんで、やっと変わってよかったなと思ってます。  それはいいんですけども、ただ、8時まであいてるというのを当てにして来られてる方も少しあるというのは聞いてたんで、その方々に対する周知徹底ですね。あと、午前9時半からにされたのはどうしてでしょうか、その2点。 ○奥田雄二図書館長  失礼します。まず、8時までを当てにしている方への周知はどうなのかという件ですけれども、4月1日施行で、いわゆる夏時間が始まっていたのは6月ということで、2カ月間の周知期間がありますので、図書館にポスターを張ったりとか、それから、広報じょうようで開館時間の変更を、改正をお知らせしたりするということで周知できるかなと思います。  それから、9時半開館にしたのは、10時開館、今していますけれども、もう10時で既に、ちょっとこの間、10日間ほど人数を調べたんですけども、平均で14人前後が開館と同時に入ってこられています。それから、10時から11時までの、特に1階ですね、児童書が置いてある部分の入館者はかなり多くて、その方々が少しでも早く図書館に来たいという思いで10時から11時に来られてると思うんです。それから、いろんな施設、10時開館、図書館以外で、そういう場合、図書館にちょっと寄ってから、例えば10時からの会議に出るであるとか、そういうことも可能となりますので、利用者のたくさんの方々が9時半開館を望まれてると思います。 ○一瀬裕子委員  ありがとうございます。  利用者の方の声を聞いて9時半にされたということですね。皆さんの利用者の方の利便性を考えられて、すごく10時という、ずっと今まで10時から8時とか、10時から6時にされてたのを30分繰り上げられて、皆さんの職員さんの勤務体系などがうまくスムーズにできるのであれば、問題ないかと思いますけども、利便性考えられてありがたいと思います。  広報については、2カ月ありますのでということで、周知徹底はできるかなと思いますけども、本当に聞いてなかったという方が出ないように、そこだけちょっと神経質かと思いますけど、ポスター、広報じょうようとか、あと図書館だよりとか、ホームページなんかもありますので、ぜひ活用していただければと思います。よろしくお願いします。 ○上原敏委員  1点だけ、済みません。極端に少ないのが具体的に7%以内ということなんですけども、わかってれば、わかる範囲で結構ですので、近いところで、それ以降に来られた方とかいうの、拾えたら、拾える限り教えてください、人数、お願いします。 ○奥田雄二図書館長  済みません、18時以降に利用している人数ですけれども、入館者でいいますと、1日平均61人でした。これは率に直すと、10時開館20時閉館ということで、ちょうど10時間になるんですけれども、1時間当たり、平均したら10%になりますが、午後6時から午後8時までの2時間で6.6%という数字になります。具体的に人数、もう少し言いますと、18時から19時が34人、19時以降が27人という来館者です。これでよろしいでしょうか。 ○上原敏委員  正直、個人的には遅目の図書館がいいなと思った人間なので、ですが、全体的なことを考えて、反対ということではありませんが、先ほどもありましたように、丁寧に、かつ広く知らしめて、何でやねんという方もきっとおられると思いますので、そこはご丁寧に説明していただくようにだけお願いして、終わります。思ったより、私なりに思ったより多かったので、より丁寧にお願いできたらと思います。 ○奥田雄二図書館長  ありがとうございます。やっぱり広報しても、この時間しか来れないという方もいらっしゃると思いますので、その方については丁寧にお話をお聞きして、できる手だてをまた考えていきたいと考えています。 ○語堂辰文委員  先ほど、これ、教育委員会の管理執行状況の点検の何ページですかね、54ページと言わはったんで、そこのところですけど、これの中で、11月に利用者のアンケートされているんですけど、その中でトップになっているのは何やったんかね。その時間短くしてくれいうのは恐らくなかったと思うんですけど、それが1つ。  もう一つは、例えば今の話で、これ、あんまりこういうことはあれなんですけれども、これ、2時間早くされたいうことで、人件費とか、そういう関係、どういうあれにされたのか、もうできるだけ経費削れということやと思うんですけれども、その2点お願いします。 ○奥田雄二図書館長  まず、アンケートの件にお答えします。アンケートは、昨年の9月15日から10月14日、1カ月間をかけて利用者アンケート、これは利用者のニーズがどういうところにあるのかということでアンケートをとりました。そこで、開館時間についてもアンケートの1つに上げております。実は、アンケートの中では、4つの開館時間を選んでいただきました、4つから。まず、現行の時間帯、それから年間通じて今改正しようとしている9時半から18時の時間帯、それから10時から18時半、30分、後に延ばす時間帯、あと、自由にどんな時間がいいかということで聞きました。一番多かったのは、現行の時間帯を望まれた方が43.2%でした。続いて、9時半から18時の時間帯が31%、それから、10時から18時半が15.3%、先ほど9時半、30分繰り上げるのはという意味で、この第2位の9時半を選びました。じゃあ、どうして現行どおりいかないのかということなんですが、実はこのアンケートに答えてくれた方の95%が18時までの来館者なんです。実は、来館者の中で95%が6時まで来ているのに、現行を選んだというのは、分析としては、今の10時開館で、図書館は10時にあく、そして、6時まで使える、そういう形で望まれた方がほとんどではないかと分析しました。それから、やっぱり利用状況を考えて、変更案に至ったわけです。それがアンケートについての問いかけの回答です。  それから、人件費のことです。実は、図書館があいている総開館時間、要するに1年間にどれだけ時間あいてるかということなんですが、夏延長分を、今度は10時を9時半に30分繰り上げることでどうなるかというと、ほぼ一緒の数となりました。ですから、司書が働く時間というか、受付に立つ時間とか、内勤の時間はほぼ変わりませんので、人件費が少なくなるとか、そういうことにはなっていません。これでよろしいでしょうか。 ○語堂辰文委員  よくわかりました。確かにこれ、9時半からしてくれというのが結構多かったということはわかるんですけど、現行の方もこれでいくと、約43.2ということは、結構現行で希望者もあると。ただし、お話しのように、6時までの来館者の方が95%ということなんですけども、これ見てますと、これ近年ですけれども、以前からありましたいわゆる自習室とか、設置がされたりとか、そういう充実もされてきてますので、そのアンケートに基づいてさまざまな改善もされてきてますんで、そこのところで、今回2時間ばさっと前に送られたということなんですけども、もう少し緩やかにできなかったかなと、それは意見ですけど、これからもまた利用者の方の要望に応えて、さらに充実していけますようによろしくお願いします。 ○西良倫委員長  ほか、質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  なければ、この程度にとどめます。  説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  それでは、(4)生徒指導上の事象についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  それでは、平成30年11月から平成31年1月までの生徒指導上の事象について、はぐくみ第390号から第392号をもとに報告させていただきます。  まずは、2ページ、はぐくみ第390号をごらんください。平成30年11月の状況ですが、問題行動につきましては、小学校では、先月に比べ、指導件数、人数ともに増加しております。中学校では、指導件数は変わらなかったものの、人数は減少しております。問題事象の特徴としましては、小学校では、多人数がかかわるSNS上でのトラブルや保護者と一緒に買い物中の万引き等の事象が起こりました。中学校においても、生徒間トラブルやテストの改ざんといったその他事象が多く起こっております。  不登校児童・生徒につきましては、先月に比べ、小学校では変わらず、中学校では増加しました。学校への復帰を目指しながら個々の対応の状況に応じて別室での対応、スクールカウンセラー等や適応指導教室、ふれあい教室の活用も含めた学校組織での対応を進めながら、目標や見通しを持たせることができるような丁寧な指導、支援を続けております。  1枚開いていただきまして、3ページ、はぐくみ第391号をごらんください。12月の状況ですが、小・中学校ともに先月に比べ、指導件数、人数が大きく減少しております。学期末、落ちついて学校生活を送ることができたのではないかと言えます。問題事象の特徴としましては、小学校では、ちょっかいをかけてけんかになりかけたところ、間にとめに入った児童をたたくといったことや、授業中に寝ないように指導すると、トイレに行くといってそのまま家に帰ってしまうといったその他事象が起こりました。中学校においても、自分の感情が抑えられずに手を出す、また足を出すといった暴力事象が起こっております。いかなる理由があっても暴力は絶対許されないことであるという認識のもとで、毅然とした指導、対応をしております。保護者とともに連携をとり、子どもを見守り、継続的な指導、支援を行っております。  不登校児童・生徒数につきましては、先月に比べ、小・中学校とも少し増加しました。引き続き、児童・生徒や保護者とのかかわりを大切にしながら、個々の状況に応じたきめ細かな指導を進めております。  1枚開いていただきまして、4ページ、はぐくみ第392号をごらんください。平成31年1月の状況ですが、小学校では、先月に比べ、指導件数、人数が減少しました。中学校においては、指導件数、人数は増加しております。問題事象の特徴としましては、小学校では、一緒に遊んでいて、強い口調で注意されたことで腹を立てて、押した、たたいたという事象や授業で使うファイルを忘れ、友達のファイルをとって名前を書きかえ、自分のものにしたといった迷惑行為等の事象が起こっております。中学校においても、ちょっかいをかけたり、また、勘違いからのけんか、夕方、小学校に入っての迷惑行為といったその他事象が多く起こりました。  不登校児童・生徒数につきましては、先月に比べ、小・中学校とも減少しました。今月より不登校人数のグラフの中に、先日発表されました平成29年度の京都府の不登校児童・生徒の発生率が、小学校では0.50%、中学校では3.01%であり、城陽市の児童・生徒の割合であらわしますと、小学校では19人、中学校では54人となりますので、その人数を点線であらわしております。1月の不登校児童・生徒数は、小・中学校とも府より多い状況になっております。ただ、近隣の山城局管内での発生率は府より高く、小学校では0.71%、中学校では3.84%となり、城陽市の人数であらわしますと27人、71人となり、山城局管内の発生率から比べますと、城陽市は各月ごと少し少ない状況とはなっております。  1月は、例年、気候的に寒くなるこの時期、さらに増加する傾向が見られますが、今年度1月につきましては、新学期を迎え、頑張ることができた児童・生徒の姿がありました。体調不良も含めて、欠席状況を確実に把握し、粘り強い指導と次年度に目標を持って頑張ることができるような支援を行っております。また、中学校3年生については、卒業後の進路実現に向けての指導や支援を計画的に進めております。  以上で生徒指導上の事象について報告を終わらせていただきます。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。 ○上原敏委員  失礼します。391号の小学校の事象、③クラスの女子児童の上靴を別の靴箱に入れて困らせようと複数回した。差しさわりのない範囲でお願いしますが、このわざわざ女子児童と書いておられるということは、されたほうは男子児童なんですかね。数回したって、同じ子のところに複数回したのかというところ、わかる範囲でお願いします。  それから、392号の中学校かな、の②喫煙、上で見ると、男子1、女子1、計2になってるんですけど、2人、これ、この人らが男子と女子と一緒に帰りながら喫煙されてたという状況なんでしょうか。別々で合計したら2。(発言する者あり)じゃあ、別々か。じゃあ、別々だったら別々。別ですね。常習性はないと見ておられますか、その辺どの程度、程度って、あかんものはあかんのですけど、考えておられますでしょうか、わかる範囲でお願いします。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  まず、初めの上靴の件ですけども、これにつきましては、女子児童、そこにあるように、男子児童がということで、そこに書いてますが、4年男子1名ですね、女子児童、異性の児童の上靴なんですが、別の2人のものですので、それぞれはまた別のもの、同じ特定ではありません。特定で限定してということではないんですが、4年生でそういう事象が起こったということです。
     もう1点、喫煙につきましては、2件、ちょうど同じ月にあるかと思うんですが、1つは、下校中、そこに概要に書かせてもらってるように、3年生の女子児童が下校中ですので、喫煙をしていたということで、次の日に指導した結果、本人、すぐに認めましたので、指導をしているというような状況です。常に吸っているかというのは、今回初めてですので、ただ、家ではそういう環境があるような環境のある子ではあるので、そこについては、学校も注意して見ていっているというところがあります。もう1件は、別ですので、別の生徒になりますが、これも男子生徒になりますが、これについては、校内でありましたので、それについては指導するという、これまでの、今までというか、昔あったようなトイレでの喫煙を見つけた場合、煙、ただ、昔みたいに、認めないということではありませんでして、すぐに本人認めまして、保護者とともに指導するという形で、2件、その月は上がっているような状況、それ以降はありませんので、指導しているということは、今のところ、ないというふうに報告を受けております。 ○上原敏委員  靴箱ですな、小学校なんで、軽いいたずら心というか、程度やとは思うんですけど、それぐらいやから、ほのぼのとしてええやないかとは言えへんと思いますので、隠されたほうは、また昔と違うて、物すごい嫌かもしれないんで、あんまり怒り過ぎるのでもなく、悪気ないんかもしれんけど、されたほうが嫌やから云々って、そこ、うまいことというか、感情を考えて、かつやめるような指導をお願いできたらと思いますので、よろしくお願いします。  喫煙ですね、家でやってることまでずっと先生見てるわけにいけないんで、難しいと思いますけども、これ、ぜひ何とかやめてもらわんと、ほんまにやめれないもんや思いますので、難しいとは思いますけども、それこそ、今とか昔とか言うたらあかんのですけど、親御さんもいろんな方がおられて、協力的じゃない親もおられたりということも、この方々がどうかわからないんですけど、中にはあるように聞きますので、大変難しいと思いますけども、何とか断ち切ってもらえるように、大変や思いますけども、何とか先生で頑張ってやっていただきますようにお願いしておきまして、終わります。 ○一瀬裕子委員  はぐくみ390号の事象の概要の小学校の2番、SNS上でのグループのやりとりで悪口を書き込んで、画像を掲載したというのは、6年生女児12名が1人の子をターゲットにしたということでしょうかね、ですか。これ、やっぱりだんだんこういうトラブルは低学年化してきてるので、今これ、6年生ですけども、今後またふえてくると思います。下にもスマートフォンで授業の様子を動画で撮影しとか、391号でもSNS上で悪口を書く等、あと、392号でも授業中のスマートフォンの使用という、これ、授業中にスマートフォンを使ってるということなんで、これは本来学校に携帯電話持ち込みは禁止やったと思うんですけども、どういうふうに指導されているのかを教えてください。  それと、別ですけども、391号の中学校の事象の3番ですね。放課後、物を蹴って遊んでいて、蛍光灯に当たり、その下にいた生徒にけがをさせた。これ、けがの程度はどの程度なのか教えてください。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  1つ目の小学校6年生のSNSでのというやつですが、トラブルですが、これにつきましては、1人の子に対して、そこにグループでつながってるものがありまして(「グループLINEが12名のグループ」と言う者あり)12名入ってます。それはクラスで。その本人は入ってないんです、被害者の子は入ってないんですけども、その中で、悪口を書いていた児童が数名、それに対して、同感というか、共感というか、それに笑いとか、そのマークを送るとか、絵文字を送るいうことも含めて、これは全部入っておりますので、12名、それぞれ個々に話を聞いて、指導しております。ただ、これにつきましても、本人、被害の本人は全然知らないというか、気づかないとこですので、本人は最後までわかってなかったです。最後にはもちろん伝えますが、12名1人ずつ呼んでの指導になりますので、これにつきましても、その12名の保護者のほうがこんなんがあるんやけどって、先生、心配なんやと言ってもらって初めてわかるようなことでした。ただ、誰が言ったかというのはわからんように指導してほしいという、そういうこともありますので、気になることがないかということで、全体、クラス全体で指導したところで、子どもから出てきて、ようやく指導がスタートできたということで、これは12名全部、担任の先生が聞き取って話をして、指導をしてもらいましたので、書いてる笑いとか、マークを送ってる子はそんな気持ちは全くというか、悪いことをしたという覚えがほとんどないんですけど、ただ、それにつきましても保護者呼んで、丁寧に指導した上で、最後に、被害者の子にこんなことがあったということを話しすると、そこの保護者のほうも、これまで自分の子もしてきたことがあると、周りに対して偉そうに言うたりとか、ちょっと強い口調で話ししてたことが、相手が嫌がったんだろうねというような受け取り方もしていただきましたので、それにつきましては、どちらもこれから卒業に向かってということで指導して、今現在はそれがなくなっているような状況です。  2点目、スマホの持ち込み等につきましてですが、これにつきましては、動画が、これも授業中を撮ってるような状況が周りの子どもからわかったというところで、その撮ってる状況は、その都度、そのときにわかってなかったような状況もあります。ただ、それとか、トイレで使用であったりとか、教室で使用しているものについては、すぐにそこで指導しますので、もちろんそこで没収して、保護者に来ていただいて、指導したことで、これでは困りますというようなことで、今現在、小学校も中学校もスマホについては持ち込みは禁止です。ただ、この間も、教員の研修等もありましたが、高校になったら、今持ち込みの可の高校がたくさんあるというのを聞いて、僕らもびっくりしてたんですけど、高校の場合は、持ち込んでも、申請があったら持ち込むというようなこともあって、休み時間は使用可であったりとか、ただ、責任は自分で責任をとりなさいということですが、今現在は小・中学校とも持ち込みはだめだという指導をしております。ただ、今後、文科省のほうも言っておりますが、持ち込みについては、いうようなこともあるので、今後は考えていかなければならないことが起こり得るかもしれないなというところで、今現在はもちろんだめで、指導をしております。  3点目のふざけて蛍光灯に当たってというやつですが、これは、放課後の部活中に物を蹴って遊んでいた物が蛍光灯に当たり、落下してこのあれが、そこの下にいた同級生の頭部に当たりまして、流血するいうようなことが起こっております。それで、病院に行って、2針縫ういうようなことがありましたので、これについては、もちろん、故意じゃなくても指導をもちろんして、保護者に謝罪をしに行ってもらっているというような状況です。 ○一瀬裕子委員  ちょっとそのけがの程度、結構ひどいですね。それ、頭部で、ちょっとずれてたら、顔とか目に入ってたりしたら、ガラスなんで、すごく、こんなん、物を蹴ってって、何か子どもっぽいですけど、中学生やね、これ、中学1年生男子。本人は、これ、指導はされて本人もその辺の反省してるんですよね。こういうことは絶対あってはいけないですけども、けがの程度が結構大きいので、びっくりしました。  スマホの件ですけども、さっきの、多分これ、グループでのやりとり、LINEのグループやと思うんですけど、グループを外されてた子どもは、多分もともと友達やったと思うんですよ。友達やった、友達づき合いで結構親しいけども、何かのきっかけで、すごいささいなことで外したりとか、いじめにつながったりしているケースやと思うんですけど、被害者の方のお母さんもそういうふうにおっしゃってるのは、もともとそういう関係性があってのことかなと思うんですけども、こういうのはよく昔から、ちょっと前からあるかと思うんで、しっかり指導して保護者の方から言っていただいたのはありがたいことなんですけども、こうやって保護者もやっぱり小学生なんで、しっかり親も監督責任もあるんで、子どもにスマホを渡した以上はしっかりと管理していただきたいということは、保護者の方にも徹底していただきたい。  あと、ちょっと気になるのは画像を掲載したって、画像って、どんな画像を掲載してる。これ、SNSに上げたら、ちょっとずっと残るじゃないですか、大丈夫なんですか。  それと、あと、学校でのスマホ携帯というのは、今後、大阪市やったかな、何か認めて、小学校でもという、災害時に連絡とりたいというので許可するとかいう話も出てますけども、やっぱりそれも今の保護者の件もありますけども、渡すのであれば、しっかりとルールをきっちりつくって、親子でもルールやし、学校でもしっかりルールとってもらわないといけないし、高校では本当に持っていってます、実際。休み時間とか見たりしているし、ゲームとかも結構やってるし、連絡なんかもすぐに入るし、便利は便利なんですけども、もう高校生ぐらいになってくると、自分でちゃんと責任を持てるんで、まだまだ幼い小学生、中学生は、やっぱり保護者や先生がしっかりと指導していかないといけないんで、そこは低学年の間から指導、保護者も巻き込みながら指導をお願いします。  画像の件は。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  ありがとうございます。画像につきましては、どのケースもですが、すぐにわかった時点で、まず消すようにということで、保護者の確認のもと、消してもらっているような状況ですので、それまでに広がってればちゅうことはもちろんあるんですが、わかった時点ですぐにアップしてる画像については、すぐに消させてるというような状況でありますので、今の、先ほどのやつで、画像を掲載したやつについては、その子の顔をというようなことがあったんですが、それについては、その12人全部ですけども、確認して、保護者に消させてもらってるというような状況を学校が確認をしております。 ○一瀬裕子委員  LINEとか、消せるし、グループLINEのうちやったらいいんですけど、それを拡散してしまったりとか、ツイッターとかもよくやってるんで、子ども、小学生ぐらいでもやってるんで、そうなってくると、本当にもうあらゆるところに拡散してしまうんで、そこの、事の重大性というのはしっかりと子どもたち、まだまだ小学生ぐらいわかってないんちゃうかなと思うんで、しっかりと指導していただきたいと思いますので、お願いします。 ○谷直樹委員  失礼します。済みません、いじめについてちょっとお聞きしますけど、これ、いじめの指導が、はぐくみ390は、これ、中学校かな、391号が小学校、392号では小学校と中学校、事象がですね。前にもちょっと質問したと思うんですけど、いじめが起こったら初期対応が大事やというようなことやと思うんですけども、これ、この中で、全部が解決してるとは思うんですけど、その辺、まず、どんな感じかなというのはお聞きしたいですけど、まず。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  ありがとうございます。いじめの問題事象、ここに上げておるやつにつきましては、わかった時点で指導を入れておりますので、ここにカウントされて上がってきております。ですので、その場でわかった状態で、それぞれ呼んで指導してますし、保護者についても、見守っていくようにいうことで、継続的な指導をしておりますので、今現在はとまっている、もちろんとまっておりますので、指導をしたということになっておりますが、ただ、それ1回起これば、この後、継続的に見ていかなければならないというか、見ていく必要がありますので、帰るときに、きょうは大丈夫やったかというような、各校でしてもらっているような状況もあるようなことは報告を受けております。ただ、今現在、その続きが続いているというようなことは聞いておりませんので、学校で丁寧に対応してもらって指導してもらったかなというふうに感じております。 ○谷直樹委員  ただね、これもちょっとある方から聞いた話ですけどね、例えばいじめが学校で起こったと。そこで、何ちゅうかな、子どもを指導しておさまったと。ところがね、その段階でまず親に電話しやんことには、その子どもが家帰ったときに、親に、自分が悪くない。ええように美化して言う。ここからね、その親が聞いて、おかしいやないかというてトラブる。学校もうるさい親には、まあまあまあっていうて、もう一人の親のほうに、どっちが悪いか知らんけど謝ってくれってなことを言っているっていうふうなことをね、聞いたことあるんですよね。これだとあかんわね。だから、まず学校で起こったら、親御さん、まあね、お勤めの方もおられますし、お留守か知らんけども、そこはやっぱり連絡する手だてをとって、まず親に、こういう形でこんなことがあって解決しましたということをきちっと言うとかんと、それは大きくなると僕は思うんですよね。現にそういうようなことをこの間ちらっと聞きましたんでね、うちは悪くないのに向こうの親から学校にがんがん言うていかはったから、向こうの親が私のところに謝ってくれいうて来はったんやと。これあるんですよ、現実。あったんですよ。  そういうことをね、そういう形でね、基本的には学校サイドでね、それぞれが対応してはると思いますけども、やっぱり共通認識として、やはり学校で起こったことは、そのリアルタイムで親に言うというのは、これ大事だと僕は思うんですよね。そしたら、子どもが親に言う前に、親が知っとったら、その内容もきちっとわかっての説明やけど、親っていうのはやっぱり自分の子どもがかわいいから、自分の子どものこと信用しますわ。はっきり言うて。そこでトラブルが大きくなる。これ現実、あり得るんですよね。その辺はどういうふうな形になっているのか、ちょっと教えていただけますか。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  谷委員のおっしゃるとおり、そういうケースが起こり得ることは多々あります。ですので、事実がわかった段階で、もちろん子どもが帰る前に返せればいいんですけど、事実は1つですので、そこで確認した段階で、両方の親に返す、保護者へ返すというのが、まずしなければならないことやと思います。その上で、本人がどう反省したか、どう感じたかっていうようなことも伝えた上で、ともに学校と保護者とで連携をしながら本人を指導、支援していく必要があるかなというふうに感じますので、事実はわかったらすぐに返すようにしていかないと、おっしゃるように、本当に家へ帰っていいことしか子どもは言わない子もおりますし、保護者もそれを聞いて、ちょっととまってもらえたら、考えてもらえたら学校と話しする余地があるんですけど、もうその段階ですぐに、それはおかしいっていうことになったら、後、終わって、なかなかこう、こじれたところは直っていきませんので、学校としてはわかった段階ですぐにリアルタイムに返していくことが先決だというふうに感じております。 ○谷直樹委員  今ね、私が言ったように、そういうことがね、これ現実に起こったことあるんですよね。だからそういうことないように、やっぱりね、いわゆる初期対応。すぐにね、そういう状況についてはその場で解決するぐらいの勢いじゃないとね、なかなか難しいと思いますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。  それと、スマートフォンですけどね、これは持ち込み禁止で、だから先ほどね、こんな事象起こった段階でスマートフォンは、没収ね。てことは、その子はそのまま没収されて、親がとりに来て云々やけども、次またやる可能性あるわな、これね。と思うんですよね、子どもっていうのは。だからその段階でこのスマートフォンの管理っていうかな。前に、持ってきてるかどうか、あるいは持ち物検査まで、僕ら昔されたけど、今そんなんできへんと思うから、難しいんですけど、それは子どもの判断やし、親の判断やしね、と思いますけど、やっぱりその辺のことをきちっとやっぱりやっとかんと、またこれ起こる可能性があるんで、やっぱりルール決め。そういうのはやっぱり保護者交えて、きちっと指導していかなあかんし、また指導してほしいですしね。  それと、スマートフォンに関していろんな研修等々がありますけども、その研修に出はる親はいいの。これに出ない親、これにどういうふうに伝えるか。これはずっと永遠の課題やと僕は思うているんですけども、その辺をね、きちっと校長会とかね、等々の中で口酸っぱく、何遍も何遍も言わんとなかなか認識しないと思うんで、その辺をよろしくお願いしたいというのと、やはり学校はね、いわゆるモンスターペアレンツから逃げる傾向あるよね、これね。はっきり言うて。ありますわ、必ず。こっちのほうが言いやすい思うたらそっちの親に言う。こっちの親は、またぱっとある日突然お母さんでおさまってたやつがお父さん出てくることあるんですよね。そういうことをやっぱりね、きちっとね、やっぱりその場その場でやっぱりきちっと解決していくというのが大事だと思うんで、その辺ね、大変やと思いますけど、保護者対応も大変だと思いますけど、子どもよりも保護者ね。その辺の絡みでやっぱり地域も協力しながら、子どもをきちっと守ってあげたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。それに関して何かございましたら。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  ありがとうございます。本当に持ち物の検査っていうのができませんので、なかなか。なので、ルール決めを、各学校であったり、保護者会であったり、説明会、入学説明会等で話をしていかなければならないなというふうにはすごく感じております。  また、親対応ですが、本当にいろんな親がおられますので、その場で指導ができるように、その場で終われるような形をとっていく必要があると思いますので、それは担任だけということではなく、学校全体の組織として、ここでというところで話を詰めていかなければならないところはきっちりしていかなければならないなというふうに感じますので、その場で指導がきっちり終われるような指導を進めていきたいというふうに考えております。ありがとうございます。 ○谷直樹委員  それともう一つ、済みません。私、富野小学校のね、一応学校運営協議会の委員なんですけど、富野小学校のあるクラスが、担任さんが2回かわったかな。4年生やと思います。このクラスね、私ちょっと授業参観ちょっと最近行けていないけど、もうくちゃくちゃやと。子どもにとってはよくないですよね、これね。というのは、やっぱりその先生が心の病か何か知らんけど、休んではる。そうなってくると、その学級からまた波及していってね、ちょっと大きくなって、ふざけから、からかいから、いじめとか、そんな形がね、これ起こり得るやろうかなと。やっぱり指導者っていうのは一人が僕は一番ええと思う。担任さんね。その辺、ほかの学校はちょっとわからないですけども、そういうことも、これまたね、いろんなこの生徒指導上の事象にもつながってくるんじゃないかなと僕は思うんですよね。  その辺ね、人のことですから、先生のことですからなかなか難しい面あると思いますけども、そこはやっぱり、その小学校だけ、各単位小学校だけであかんかったら、例えば教育委員会から、その状況は当然報告あると思いますけども、やっぱりちょっとね、フォローするようなこと、体制、これをね、やっぱりやっていただかんと、はっきり言ってかわいそうですわ、子どもがね。僕、その辺感じているんですよね。だから、今ね、こういうような場で言うことじゃなかったかもしれませんけど、やはりね、新学期に向かってきちっとしていただかんと、この時期一番大事なときやし、クラスがかわったら何が変わるかわからんけども、クラスがえもなかなかできへん状態やと思うんでね、その辺どんな感じですかね。 ○杉田篤彦学校教育課主幹  講師の任用についてなんですけども、なかなかその、こういう、先ほど委員からも指摘ありましたけども、年度の初めというのは区切りでもありますし、講師の先生の、いうたら能力というか、資質というかというのも、ある程度持ち合わせている先生があるんですけども、なかなか年度途中になってきますと、年度の途中から任用という先生自身、自体が、なかなか数が少ないという現状があるんです。そういった中で、校園長会議でもお願いしている部分があるんですけども、そういう職員、教職員に対して、メンタルとかそういったことで休務にならんように管理していただく、どんな悩みがあるかというのを聞いていただいて、チームとしてそういう問題に対して対応していただくようにお願いしているところでもあります。 ○谷直樹委員  難しい問題やと僕も認識はしているんですけどね、やはり、子どもにとったら関係ないですよね、これね。はっきり言うて。大人の事情ですわ。それじゃ僕はあかんと思うんですよね。だからそのためには、子どもたちに対して、校長先生、教頭先生、教務主任の方も入っておられると聞いていますけど、そこをきちっとやっぱり子どもに理解していただいて、やっぱり子どもが何を求めて何をしておるか、その子どもたちがきちっと落ちついてできるような環境をつくる。これが大事やと思うんでね、その辺はね、皆さんそれこそ今おっしゃったように、チームでフォローしてきちっとやっていただきたいと思います。これは要望で置いときますけども、その辺よろしくお願いしたいと思います。 ○語堂辰文委員  先ほどから、一瀬委員からも質問ありましたけど、スマートフォンでこれ、290もありましたし、それから(「390」と言う者あり)失礼しました。390でしたね。ごめんなさいね。91も出ていますが、特にその、これ、女子、何かそのスマートフォンのことが書いていましたけども、これ、こういうニュース、ニュースっていいますか、こういう報告を聞きますと、すぐニュースでですね、東北のほうでしたけど、大変活発に、どういうんですか、そういう民謡やら踊りやらの元気なお子たちがSNSの対象にされて、そのいじめの中で自殺した、自死された、新しいニュースっていいますかね、去年か、そんなのあったと思うんですけど、こういうことに至るまでの指導というのが大事なことじゃないかと思うんですけどね。その、先ほどのそういう、本人はそれをお持ちじゃなかったいうことですけれども、持っていなかったいうことですけど、そのグループに対しての指導とか、先ほど画像を送ったという話もありましたけど、そういう、後ですね、そういうことがわかった後、どのようにされているのか、また全体はどうか、そこら辺をお聞きします。繰り返しになりますけど。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  先ほどもお話しさせてもらったように、そのことについては指導をして、本人に返す、保護者に返すという形でしております。画像のことについては、やはり子どもたちは軽い気持ちで上げていますが、それがどんなことなんだということの指導まで学校がしていかなければならないかなというふうには感じておりますので、それについて保護者とともに指導しているような状況です。 ○語堂辰文委員  今、何ですか、子育て中のお母さんが、子どもにスマホを持たせておけばおとなしくしていると。そんな世界になってきて、えらいこっちゃなと思っているんですけど、そういう中でですね、学校に持ってきているというような例があるんじゃないかと思うんですけど、やはりそういうのをきちっとですね、子どもも親も保護者にも指導を徹底していただきますようによろしくお願いして、終わります。 ○大西吉文委員  午前中にもああいう陳情があったわけですけどね。そこでも課題になっていたように、35人学級が理想やというていながらね、こういう、これも毎常任委員会ごとに出ているわけやね。今、この中でですね、例えば親の財布からお金を抜き取ったとかいうようなことが390号で書かれていますね。これは僕はね、家庭教育の問題やと思う。そういうことがあったということが恐らくわかって、学校でも指導があったと。そのように私は理解していましてね、ある意味では、学校も大変だなというふうに思っています。  そこでですね、こういう事象が起こったときに、すぐその親を呼んでですね、親の指導というのか、親ときちっと連絡をとり合って気をつけるようにね、そういう指導をなさっているのかどうかですね。  それから、けんかをしているところにとめに入った教師がですね、2人生徒に蹴られているというような事象も報告されているわけですね。これはまあ学校の中で起こったことですから、ある意味では学校の中で対処していかないかん問題だと思うんですけれどもね、先ほども言うたように、教える側とね、教えられる側というね、線引きがきちっとできていない。だから、その先生に対してやね、親の心があえへん。子どもにね、同じやと、平等やねんという考えを持たせているわけでね。そういうことをやっぱりきちんとね、もう一度、我々が学んだときの教育は、いいとは言いませんよ。いいとは言いませんよ。かというて、悪いとも言いませんけどね、やはり先生、先に生まれたというて書いて先生というわけや。それは先に生まれた経験を教えるわけでしょう。教科書なり、そういうことでもって、いろいろなことを教えられるわけやんか。そういう線引きがきちっとできてへんから、こういう問題事象が僕は出てくるんやないかと思います。  確かにね、放課後教室なんかでしたらね、このごろお嬢ちゃんのほうが物すごく活発ですわ。男の子のほうがね、物すごくおとなしい傾向は見受けられることがあるんですけどね、僕はやっぱりその辺を教育委員会としてどのように取り組んでいかれるのか。恐らく今までも取り組んでこられたと思うんですけどね、なかなかそういう事象が減少してこない。その辺をどのように、今、今度新しい教育長としてですね、お考えなり、どういう手だてを打っていかれるような方向性というんですか、職員とコミュニケーションをとっておられるのか。ちょっとその辺をお尋ねしたいなというふうに思います。 ○北澤義之教育長  ご指摘のとおり、先生、あるいはその年上、先輩を敬う心と。これも当然必要ですし、今話題になっております生徒と先生の関係ですけども、いわゆるその一緒になって楽しむような教育活動、学習活動、これは当然ございますけども、やはりその中には、指導者としての先生というのが必要であろうかというふうに思います。  先生の権威というのは、1つは保護者が、子どもたちが学校に行くときに、ちゃんと先生の言うこと聞きやといって家を出す。そういった、かつてそういった時代もございましたけども、なかなか保護者も、どう言うたらいいんでしょうね、いろんなことをよく知っておられるし、先生を、先生自身を敬うという気持ちも保護者のほうが薄れているという時代になっているのかもしれませんけども、要は先生自身の問題として、1つは、子どもたちに実際に愛情とか、教育に対する使命感、これを先生自身が本当に有しているかどうか。これが先生の資質だと思うんですけども、そこの部分をまずはしっかりとしていかなければならないというふうに思います。  あと、もう一点ですけども、実際にいろんな場面で指導されますけども、先生自身がそういった指導力を持っているかどうかと。ですから、その両方の面で我々としては支援をしていかなければならないなというふうに思っています。特に、その先生方、若い先生が今ふえていますから、それから講師の先生も入っていますから、いわゆる先生の指導における専門性をどれだけ高めていくかと。あと、その先生方のキャリアステージといいますかね、初めての先生、5年目、10年目、それに応じた研修なり、対応をやっぱり我々としてはしていかなければならないなというのが、まず1点思っています。  それから、もう一つは、愛情を持っておられるとは僕は思っておるんですけども、実際それを発揮できるような環境になっているかどうかというふうに、つまり子どもたちとしっかりと向き合って、丁寧に、丁寧な指導をする。個々にきめ細かな指導をするといった、当然指導力も要るんですけども、そういったその環境というか、時間的なものも含めて、そういうのもあるかどうかというのは、先生の勤務実態含めて、ちょっと考えて対応していかなければならないなと。そういうふうに思っております。 ○大西吉文委員  新しい教育長も教育現場を経験なさっているわけでございまして、そのときにいろいろとですね、いろいろな事象にも対応されてきたと思いますのでね、そういう経験をですね、十分に生かしていただいて、今ご答弁いただいたようにですね、問題点があるとすれば、そういうものをしっかり改善していただいてですね、教育現場におろしていただくということが必要じゃないかなというふうに思いますので、よろしくその辺お願いしたいなというふうに思います。 ○西良倫委員長  ほか質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ほかになければこの程度にとどめます。55分まで休憩します。             午後2時42分 休憩           ─────────────             午後2時55分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  (5)平成30年度城陽市小学校学力診断テスト標準学力調査)の結果について及び(6)平成30年度京都府学力診断テスト(中学2年)の結果についてを一括議題といたします。  市の説明を求めます。 ○松本徹也学校教育課主幹  失礼いたします。平成30年度城陽市学力診断テスト標準学力調査)の結果についてご報告いたします。  2ページをごらんください。城陽市小学校学力診断テスト標準学力調査)の目的は、学力調査の実施により、各学校や学級、または個別の学力における課題を分析、把握するとともに、指導と評価の一体化並びに授業改善の具体的方策を検討する資料とするとしております。  実施日時は、平成30年12月10日から14日の期間中に各校で設定していただいております。  対象は小学校全学年、教科は国語、算数となります。  結果の活用は、各校においてそれぞれ結果分析を行い、その結果に基づいて個別の学力の充実向上に向けた取り組みを進めているところでございます。  本調査は、実施時期が2学期末で、全学年の学習内容がどの程度定着しているかを一定はかることができます。そこで、個別の指導の視点だけでなく、各校で作成し推進している学力向上プログラムや、小学校ですと重点研究の成果と課題を検証する資料の1つとして活用し、確かな分析に基づく目標の設定と効果的な実践を推進してまいります。  3ページをごらんください。全体の概況になります。別紙で拡大版のA3を追加資料として報告させていただいておりますので、そちらもごらんください。  城陽市の総合得点の平均を全国の総合得点の平均と比較いたしますと、国語は6年が上回り、算数は1年、5年、6年が上回る結果となりました。2年算数につきましては、全国値と同等でございました。どの学年においても、問題の後半に無回答が多くなる傾向がございます。全国参加校の平均値を下回る学年につきましては、特に顕著にあらわれている結果でございました。学習内容がわかる、できる、内容量の多さになれるということだけでなく、学びに向かう力の育成も大切にしていく必要があると考えております。  新学習指導要領の全面実施を控え、児童・生徒の主体的・対話的で深い学びを実現するための指導方法の工夫改善を全小・中学校で取り組んでいるところでございます。  今後も授業力向上研修会を通して、授業改善を市全体で推進していきたいと考えております。  4ページ、5ページにつきましては、観点・領域別のスコアとなっております。国語につきましては、1から5年は全国平均を下回っておりますが、6年生が上回っております。目標値と比較いたしますと、3年生が達成していないという状況でございます。話す・聞く能力、書く能力において、1年、4年、5年、6年が全国平均を上回っております。国語科はもちろん、全ての教科において子どもたちを受け身にさせず、目的意識を持って学習に取り組ませ、主体的・対話的で深い学びを実現させることが大切であると考えております。  今後、授業改善を個々の教員の実践に終わらせず、組織的な授業改善となるよう、授業力向上研修会等を通して、城陽市の教員で共通理解を図っていきたいと考えております。  算数科につきましては、3、4年生は全国平均を下回っておりますが、5、6年生は上回っております。目標値と比較いたしますと、4年生が達成しておりません。四則計算におきましては、家庭学習に既習事項の内容を取り入れている学校や、計算力テスト、また、基礎・基本の復習プリント等を学校を挙げてPDCAサイクルを意識して実施している学校におきましては、良好な結果が見られました。各校それぞれの学力向上プログラムの進捗状況を整理し、来年度の準備をすることが求められているところでございます。また、学力向上等推進委員会の専門部会において、各校のさまざまな取り組みの成果の共有を積極的に行っていきたいと考えております。  標準学力調査の結果は以上でございます。  続きまして、平成30年度京都府学力診断テスト(中学2年)の結果についてご報告いたします。  2ページをごらんください。京都府学力診断テストの目的は、京都府教育委員会では、児童・生徒の学力を把握、分析し、指導上の課題を明らかにするとともに、学校における個に応じたきめ細やかな指導方法の工夫や改善の充実に役立てるため、京都府学力診断テストを実施するとなっております。  実施日時は、平成30年10月24日で、教科は国語、数学、英語となります。  結果の活用につきましては、12月末に指導主事からの指摘とあわせて、結果から自校の課題を明らかにし、その改善に向けて取り組んでいるところでございます。また、本結果を受けた生徒に対しては、個々に課題となっている学習内容を定着させることが大切であり、今後その改善の方策を一層具体化して取り組んでいるというところでございます。  3ページをごらんください。国語科の結果は、城陽市の平均正答率が京都府平均を1.8ポイント下回りました。話す・聞くの領域が京都府平均より0.5ポイント下回っておりますが、他の領域等における差の中では最も小さな値となっております。これは市内5中学が研究を進めている学び合いの手法により、教材を通して主体的な言語活動が活発になったことも一因であると考えております。  4ページの、同一集団の経年比較で見ますと、小学4年時から京都府平均に対する割合が上昇してきているのがわかります。また、正答度数分布からは、小学4年時と比較いたしますと、低位層と平均値の半分以下の割合が減少しております。また、高位層が増加していることがわかりました。  5ページをごらんください。数学の結果でございます。城陽市の平均正答率は京都府平均を2.2ポイント下回っております。また、6ページの同一集団の経年比較で見ますと、京都府平均に対する割合は中学1年時から下降しております。  領域・観点別に見ますと、資料の活用が京都府平均より4.6ポイント下回っております。問題数が2問しかないということから、差が出やすいことも一因として考えられますが、中央値であったり、最頻値ということについての理解が不十分なところがございます。また、家庭学習でその内容理解について不十分なところを定着していくことが大事だというところを考えております。  6ページの相対度数分布からは、小学4年時と比較いたしますと、低位層と平均値の半分以下の割合は減少しております。また、高位層は増加してきております。  今後も一人一人を大切にした授業や家庭学習の取り組みを大切にしていく必要があると考えております。  7ページをごらんください。城陽市の平均正答率は、京都府平均を2.2ポイント下回っております。失礼しました。英語科の結果でございます。また、領域・観点別に見ますと、表現の能力が京都府平均より3.2ポイント下回っております。表現の能力の問題は、全て記述式であることとあわせて、活用問題が3分の2を占めているため、授業の中で書く活動を今後、より一層充実していく必要があると考えております。  8ページの経年データを見ますと、京都府平均に対する割合は過去6年間において2番目に高い値となっております。この3年間で、低位層と平均値の半分以下の割合は減少しております。また、高位層が増加してきております。とりわけ、平均値の半分以下の割合につきましては、過去6年間の中で最も低い値となりました。今後、4技能の向上がバランスよく図れるよう、言語活動の充実がより求められているところでございます。  9ページをごらんください。質問紙の調査結果でございます。  上段の、授業については、生徒が主体的に取り組む授業になっていることがわかります。中学校が取り組んでいる学び合いの研究を継続する中で、全ての子どもが主体的に学習できるようにするために、授業づくりだけでなく、一人も見捨てないという意識を大切にしていく必要があると考えます。  家庭学習につきましては、習慣は身についている傾向はうかがえますが、30分未満の生徒が多いことに課題がございます。学習時間だけでなく、家庭での学習の仕方も大切にして、よりよい学習習慣が身につくよう、今後も学力向上等推進委員会の専門部会を通じて、家庭学習の取り組みの工夫を図っていきたいと考えております。  10ページをごらんください。読書につきましては、京都府との差は1%となりました。今後もよりよい読書習慣が身につくよう、小学校からの取り組みを今後も大切にしていきたいと考えております。  朝食及び就寝時刻、またスマートフォンの使用時間等の基本的な生活習慣につきましては、昨年と同様、課題が残ります。各学校で実態に応じた家庭への啓発は継続して行ってもらっておりますが、今後も啓発を続けていく必要があると考えております。  小学校も含めまして、調査、テストの結果を踏まえ、各校で授業改善と取り組み改善を図っていただいているところです。また、個別の視点を大事にした分析を行ってもらっております。教育委員会といたしましても、各校のテスト後の取り組み報告を全小・中学校から受けているところでございます。また、分析後の授業改善、取り組み改善、実際の授業を見ることを通して、適切な指導や支援を行っていきたいと考えております。 ○西良倫委員長  それでは質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○上原敏委員  失礼します。いつもよく言うんですが、小学校の実施日時、5日間あるのかな。各校で設定なんで、やっぱり実際いつかっていうのは各校でばらばらなんでしょうか。  あと、無回答が、後半のところの無回答が多いのかな。それは最初に一通り全部読みなさいとかいう指導はされていないんですかね。というか、そういうことを言ったらあかんのですかね。ちょっと一斉なんで、各校でそういうこと言ったらあかんのかとかもあるんで、ちょっとその辺を教えていただけたらと思います。  あと、四則計算の話があったよね。四則計算に、7ページですかね。小学校、7ページ、四則計算において、家庭学習に既習事項の内容を取り入れている学校やということで、ちょっとその言葉の意味も含めて具体的にどういうことなのか、ちょっと教えていただけたらと思います。 ○松本徹也学校教育課主幹  まず、実施時期につきましては、12月10日から14日の間で各校で設定していただいております。また、これにつきましては、土曜、日曜をまたがないような形での設定ということで、その中で各校で実施しやすい時期がございます。これにつきましては、学校行事等が12月もまだまだ入っているところもございますので、各校でやりやすい時期の設定ということで、このような形をとらせていただいております。  2点目、無回答につきまして、事前の指導として、一通り読むであったりとか、また最後まで埋めてしまいなさいというような、もちろん教育委員会からもそうですけども、一律的な指導は子どもたちにしているところはございません。  3点目でございます。四則計算の結果がよかったということで、既習事項を家庭学習に取り入れているということですが、具体的な例で申しますと、小学校の家庭学習、いわゆる宿題につきまして、一般的に多いのは、きょう習った算数の学習を、ほとんど同じような問題を家でするというパターンが多かったかと思います。私も子どものころ、そのような宿題が非常に多かったかなと思うのですが、それだけではやはりなかなか長期的な記憶には結びつかない。そのときそのときだけしか結びつかないということもございますので、またそういった課題を学校単位で感じておられるところは、これまで習ったところの前の単元とか、2学期の宿題になるけども、1学期や前学年で習ったような学習内容をわざわざ取り入れたりということもされておられます。これは小学校だけでなく、中学校もこういったところで工夫されている学校もあるということで報告を受けております。 ○上原敏委員  学校行事が多いんでですね、なかなか調整できひんいうのもわかりますが、よく言うんですけど、悪気なく情報交換してしまいますので、私らのときですらそうだったんで、今、今の子、小学校でも塾とかですね、習い事、電話とか、自分の学校以外の友達と接する機会、多分多いと思いますので、悪気なく、こんなんあったな、まだやってへんのとかいうてなります。理科や社会ほど極端じゃないと思うんですけども、国語なんかは何の話が出たというのを、先にそこを1回読んでいるだけでも多分大分違うというのがあると思うんで、学校行事が多いんで、国家権力みたいにこらって言うのもどうかと思うんですけど、週末またがないというふうにおっしゃったんで、わざわざおっしゃったんで、そういう一定の配慮をしてくださっているのかとは思うんですけども、できるだけ同じ一個の教科はもう同時に、少しでも同時に近く実施されるように、これはやったほうがいいと思いますので、できる限りの工夫をお願いしたいと思います。  その、全部読みなさいというのをしていないということなんですが、特にその、一斉やからそういう特別な指導をしたらあかんとか言われていないんだったら、取り組みの話としてですね、やり方の話として、一通り全部やってから得意のところからやりなさいとか、テクニックに走り過ぎるのはよくないと思うんですけども、いろんなところでそれが必要になってくると思うので、そういう、一通り一旦軽く全部読んで、できるところから手をつけていきなさいという指導もちょっと取り入れていっていただくようにご検討をお願いだけしておきます。  四則計算におけるというところ、既習事項の意味含めてよくわかりました。多分それ非常にいいと思いますので、四則計算というのは考え、そういうふうに考えるということなんで、多分小学校だけじゃなくて中学になって数学になってもその基本的部分はずっと生かされていくような大事なところやと思うので、そうすることによっていい結果が出ているんでしたら、ぜひそれはいいやり方やと思うんで、どんどん伸ばして、この辺ちょっと、この基本的なところでひっかかると、どんどんどんどんもう嫌になっちゃうかどうかの大事なところだと思うんで、より伸ばしていただきますように頑張って、頑張ってというか、ぜひ指導を今後引き続きよろしくお願いします。 ○語堂辰文委員  1点だけお聞きします。これ、小学校1年から6年までいうことですけれども、この採点ですね。これについて、学校でされることはないとは思うんですけど、具体的にそのテストが終わったらどういうふうに扱われて、平均点がどのように学校に返ってくるのか、そこら辺のことについて経過いいますか、流れいいますか、それだけ聞きます。 ○松本徹也学校教育課主幹  採点につきましては、委託業者が行っております。また、これの個票の作成、学校集計、市の集計につきましては、その委託業者が行っているところでございます。  結果につきましては、学校にはそれぞれの結果、全てのデータが行っております。これらを活用してということになるんですが、子ども個人がそれぞれどのような状態であったかというのを見たり、全体の傾向として強みや課題を見きわめていくというところがございます。また、学校への返却時期が1月末ということから、1年間の学力充実、向上の取り組みが各校どうであったかという総括するための資料の1つとしても活用されております。また、保護者には2月中旬ごろに個票とともに、問題冊子は3月中旬にはなるんですけども、返却していて、家庭でも子どもの学習状況を見ていただくということにしてもらっております。 ○大西吉文委員  まず、小学校診断テストですけども、この5ページ、6ページのグラフを見ますと、先ほどの説明にもありましたように、3年生が少し学力が平均よりも落ちていると。しかし、ありがたいことに6年生は平均を上回って、ある意味では、いい学校生活の思い出を持って卒業してくれるんじゃないかなというふうに私は思っているわけですけれども、先ほどから説明がありましたように、各学校にはこの成績表が配付されていると。なおかつ個別指導もできるようになっているというふうにお聞きしましたのでですね、この、どこの学校のどの生徒さんが何がひっかかっているのかということをやっぱりしっかりとね、認識していただいて、上げていただくように、理解していただくように、子どもさんに、より理解していただくようにですね、うまく指導していただきたいなと。  1年生、2年生もですね、ある意味ではこれ、平均上回っているわけですね。落ちているところもありますけれども、全体的には上回っている。3年生はちょっと中だるみするのか、ちょっとこう及ぼしたりしてますので、こういうことも含めて、城陽市の教育というものをしっかりとかさ上げしていただくように努力していただきたいなと思うんですけれども、これについての教育委員会の考えはいかがでしょうか。 ○松本徹也学校教育課主幹  失礼いたします。まず、全国平均との比較でもお話しいただきましたので、全国平均値につきまして少しご説明させていただきたいと思います。  こちらの全国参加校の平均値ということであえて書かせていただいておりますが、いわゆる4月に実施しております文科省主催の全国学力・学習状況調査と違いまして、全ての学校が受けた結果の数値ではございません。また、この数値につきましては、12月初旬から1月中旬ごろまでの参加校の集約の結果というふうになっております。したがいまして、一部の学校の結果であるということと、先ほどの上原委員さんがおっしゃっていただきました、受ける時期のことでございます。これ城陽市は随分早目に設定しております。12月の初旬になるかと思います。これにつきましては、小学校ですと12月中旬から下旬、終業式前にかけて2学期の総復習をそれぞれしていくんですが、このテストを受ける時期はその復習の前にテストを受けるとなります。いわゆるその何かこのテストに向けての手だてとか一切とる前に受けるということでございます。
     先ほどの全国平均値の話に戻しますと、1月中旬ごろまでの参加校の結果を上げていくということになりますので、どの時期に受けたらとりやすいかというのも、正直なところ、ございます。そういう意味では、あえて点数がとりにくい、不利な位置であろうとも、早く速報値が学校に返る時期を学校も望んでおりますので、また子どもに返していくことも大事ですので、そこでの早目の返しができるようにということで、全国平均値があるということ、また城陽市の点数もこういうふうな見方であるということをまずはお知りおきいただけたらなと。だから、低いから別に構わないかというわけではありませんので、あくまで参考として、今の全国値のご理解をいただけたらと考えております。  また、3年生が低いということで、ご指摘のとおりかなと思っております。4年生につきましても、算数が課題が見受けられるということですが、これは全ての学校においての大きな課題、全ての子どもたちによっても課題にはなるんですけども、中学年になってきますと、抽象思考の壁が出てきます。具体的に申しますと、3年生で大きな数というものを習います。これまで10や100ぐらい、多くて1,000までいくかなというところまで1、2年生で習っていたものが、億や兆というような、自分の想像がつきにくいようなところでの学習範囲になります。そういったところでやはりなかなか自分の生活と結びつきにくい子どもたちにとっては非常に厳しいものがあろうかと思います。  だからといって、これが5、6年生になるまでそのまま引きずるかというと、そうではないということもございます。発達もございますので、それがいつの段階で結びつくかは個々それぞれによって違ってくるんですが、そういう物の考え方や生活に触れていくことによって随分変わってくるというふうに言われております。これはいわゆる今までよく言われている非認知的能力の1つでもあるというように言われています。そういったあたりもわかった上で指導していくということも大事ではないかと。国語につきましても、初めて読む文章が全て出てきます。しかしながら、1、2年生は生活に身近な文章が非常に多いんですけども、3、4年生になると自分の生活とはなかなか関連しにくいような説明的な文章であったり、イメージしにくいような物語文等が出てきますので、そういったあたりにつきまして課題があるということをわかった上で、今後授業力向上研修会等で課題等を意識しながら研修を重ねていきたいと考えている次第でございます。 ○大西吉文委員  教育委員会としては、そこまでね、分析できているわけやから、課題をしっかりとね、認識しながら、これは恐らく来年も、31年度も同じような結果が出てくると思います。というのは、文科省の方針ちゅうのがそう変わっていないわけですから。だから、今おっしゃっている数もね、我々家庭で使っている懐と、城陽市の予算といったら物すごい大きな数字やから、戸惑うことがありますわ。それは子どももそういうことがあるでしょう。大人もそういうことがあるわけですから。しかし、そこはですね、課題がそういうふうにわかっているわけですから、2年生とかですね、の後半ぐらいからですね、そういうものに取り組むような、理解できるような教え方というものを努力していっていただければね、3年生でクリアできるん違うかなというふうに思いますね。  ほんで、今おっしゃっていたように、これ12月、ここにあるように12月の10日から14日の期間中において各校で設定と書いていますけど、6年生はもう卒業するわけですから、その結果がどうであれですね、いずれにしても、今やっぱり中学校の学力がですね、やっぱりなかなか伸びないのは、小学校の基礎がしっかりと教えられていないからだということも言われていますね。だからそういう意味からしたら、全国平均を多少上回っているということは、城陽市の教育においてはそれなりの成果が出ているんじゃないかなと。そういうものを持って中学に入学していただければ、中学校の先生方もある程度教えやすいんちゃうかなというふうには思うているんですよ。だから、その辺の課題をしっかりと教育現場におろしてですね、さらなる躍進を遂げるように頑張っていただきたい。そのように思います。 ○西良倫委員長  ほかご質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ほかになければこの程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りをいたします。  本日決定を見ていない請願第31-2号及びお手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。             午後3時24分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            文教常任委員長                                西   良 倫...