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平成30年建設常任委員会(12月11日)

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  1. 城陽市議会 2018-12-11
    平成30年建設常任委員会(12月11日)


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    平成30年建設常任委員会(12月11日)             建設常任委員会記録 〇日 時  平成30年12月11日(火曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(9名)        乾   秀 子   委 員        谷   直 樹   委 員        小松原 一 哉   委 員        西   良 倫   委 員        藤 城 光 雄   委 員        宮 園 昌 美   委 員        相 原 佳代子   委 員        土 居 一 豊   委 員        若 山 憲 子   委 員        増 田   貴   議 長
    〇欠席委員(0名) 〇議会事務局        萩 原 洋 次   局長        樋 口 友 彦   議事調査係長        島 田 勇 士   主任 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        今 西 仲 雄   副市長       まちづくり活性部        木 谷 克 己   まちづくり活性部長        小 池   学   まちづくり活性部参事        髙 原 俊 之   まちづくり活性部産業政策監        長 塩 泰 治   まちづくり活性部次長        大 石 雅 文   まちづくり活性部次長        中 村 雅 彦   まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱        立 木 克 也   都市政策課長                  開発指導係長事務取扱        加 茂 秀 紀   都市政策課課長補佐                  公共交通係長事務取扱        野 瀬 雄 介   都市政策課計画係長        岩 佐 良 造   新市街地整備課長        岸   尚 希   新市街地整備課課長補佐                  新市街地整備係長事務取扱        木 村   敬   東部丘陵整備課長        友 本 浩 嗣   東部丘陵整備課東部丘陵整備係長        長谷川 大 輔   東部丘陵整備課新名神推進係長        北 村 研 爾   商工観光課商工観光係長        薮 内 宏 樹   商工観光課商工観光係主任専門員        加 田 典 義   農政課長        岡   正 樹   農政課課長補佐        廣 瀬 法 行   農政課農業振興係長       都市整備部        森 島 正 泰   都市整備部長        森 本 都士男   都市整備部次長                  地域整備課長事務取扱        岡 田 陸 夫   都市整備部次長        柿 本 陽 祐   地域整備課課長補佐                  住宅政策係長事務取扱        山 本 真 史   地域整備課地域整備係長        辻 村 一 哉   土木課長        木 野 真一郎   土木課主幹        上 田 周 児   土木課課長補佐                  古川対策チーム長事務取扱        木 村 真佐彦   土木課道路河川係長        武 田 真 明   土木課用地係長       農業委員会事務局        田 畑   徹   農業委員会事務局長                  農業委員会事務局次長事務取扱城陽市議会委員会条例第27条第1項の規定による出席       (請願第30-4号)        宮 園 昌 美   紹介議員 〇委員会日程        1.議案審査          議案第78号 宇治都市計画事業久世荒内・寺田塚本地区土地区画                整理事業に伴う町の区域及び名称の変更について          議案第79号 城陽市産業会館の指定管理者の指定について        2.請願審査          請願第30-4号 交通の手段についての請願        3.報告事項          (1)民間施設ブロック塀等緊急安全対策事業費補助金制度の創             設について          (2)青谷方面乗合タクシー試験運行事業に係る利用状況と次年             度以降の運行について          (3)生産緑地法改正に伴う制度の変更について          (4)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業について          (5)東部丘陵地整備について          (6)「(仮称)城陽市6次産業化・農商工連携推進戦略【中間             案】」について          (7)山城青谷駅周辺整備事業の取り組みについて          (8)寺田駅周辺整備事業の取り組みについて 〇審査及び調査順序        請願審査         (まちづくり活性部関係)           ◎請願審査            請願第30-4号 交通の手段についての請願        議案審査、報告事項         (まちづくり活性部関係)           ◎議案審査            議案第78号 宇治都市計画事業久世荒内・寺田塚本地区土                  地区画整理事業に伴う町の区域及び名称の変                  更について            議案第79号 城陽市産業会館の指定管理者の指定について           ◎報告事項           (1)民間施設ブロック塀等緊急安全対策事業費補助金制度              の創設について           (2)青谷方面乗合タクシー試験運行事業に係る利用状況と              次年度以降の運行について           (3)生産緑地法改正に伴う制度の変更について           (4)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業について           (5)東部丘陵地整備について           (6)「(仮称)城陽市6次産業化・農商工連携推進戦略
                 【中間案】」について         (都市整備部関係)           ◎報告事項           (7)山城青谷駅周辺整備事業の取り組みについて           (8)寺田駅周辺整備事業の取り組みについて       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  おはようございます。  ただいまから建設常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  本日の日程につきましては既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましてはお手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、理事者から挨拶をお受けいたします。 ○今西仲雄副市長  皆さん、おはようございます。  小松原委員長、土居副委員長を初め、委員の皆様におかれましては、平素から建設、まちづくり行政はもとより、市政運営の各般にわたりましてご理解、ご指導賜っておりますこと、まずもってお礼を申し上げたいと思います。それでは、座って失礼いたします。  本日は、過日の本会議におきまして委員会付託となりました議案第78号及び79号につきまして、ご審査をいただくこととなっております。また、市の報告案件といたしまして、民間施設ブロック塀等緊急安全対策事業費補助金制度の創設についてなど、8件についてご報告をさせていただく予定といたしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、委員の皆様方にお諮りいたします。  請願第30-4号の審査につきましては、紹介議員である宮園昌美議員の出席を求めたいと思います。これにご異議はありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。           午前10時02分 休憩         ─────────────           午前10時03分 再開 ○小松原一哉委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  請願審査を行います。  請願第30-4号、交通の手段についての請願を議題といたします。  ここで議事の順序について申し上げます。  紹介議員には、冒頭10分以内で請願趣旨の説明をお願いいたします。その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、説明をお願いいたします。 ○宮園昌美紹介議員  おはようございます。  本日は、ここに提出しました文面のとおり、久世校区4自治会の自治会長さんの署名をいただきまして、こういう請願を提出したものでございます。ここにも書いてあるとおりに、以前はバスが通っておりました。平成24年まで通ってました。ありがたいと思っておりましたけども、なかなか乗っていただける人が少ないということで、平均2.6人ということで、今のさんさんバスから見ると、ちょっとそれこそさんざんバスというぐらいのバスでございまして、廃止になりまして、それから、そのときはそういうことで、もうみんな、仕方がないなちゅうことで、2年間ほど市役所の方も乗らんかったら廃止になりますよというチラシなり、そういう活動をしていただいたんですけども、1人もというのか、平均が全然上がらずに、そのまま24年の6月でしたかね、廃止になりました。その当時は、別にそんなに大して皆、不便さを感じてなかったんですけども、それからもう約6年、7年たっておりますので、高齢化も進んできておりますし、ある自治会では、よくこれは耳に聞くんですけども、平均年齢が75歳やと。平均年齢ですから、子どもいないんです、小学生1人か2人。そういう状況のとこもありますし、これは文面にも書いてありますように、60年前に造成された団地ですので、どうしてもそういう形の方が多く住んでおります。それで、大谷川沿いに市道がありまして、そこには京阪バスが大久保駅から深谷のほうまで通っておりますし、その交通の便はちょっと下までおりていけばあるんですけども、なかなか山の上から城陽駅とか、そういうとこに行くのがなかなか不便な状況が続いておりますので、ぜひともこういう何か交通手段、バスを通せとは言いませんので、とりあえずは皆で、この請願のあるとおりに、そういう話し合いの場をつくってくれということの趣旨でございますので、その辺はちょっとお含みおきをいただきたいと思います。  それから、最近、青谷の乗り合いタクシーが成功したというふうに聞いておりますので、ぜひとも少なくともそういう交通手段ができるんじゃないかなと。片や110万円ほど、片や5,000万円ほどの市の支出があり、その差は歴然としたものですので、そういう対価であれば、そのくらいはできるんじゃないかなという、かすかな望みを持っておりますけども、大きな本当の望みは、当然市内を循環するようなバスをあの辺に回してくれというのはまあまあ口には出しませんけども、そういうのが最終的な目標だと思いますけども、こういうことの場を、行政と自治会との場をつくっていただきたいというのがこの請願の趣旨でございますので、その辺はよくお考えいただきまして、ご賛同いただきますようにお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  以上で紹介議員の説明は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。委員、紹介議員とも発言は簡素明確にしていただきますようお願いをいたします。  それでは、紹介議員の説明に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○藤城光雄委員  では、せっかくですので、私も東部地域の方からも、この旨の同様の声も、回れば回るだけ、実に尼塚、大谷も含めまして、高齢化が進んでいると、そういう声を聞きますときに、やっぱりなかなか前にこのように推し進めることができてないのは非常に申しわけない限りだと思っとるとこでございます。以前も、今、説明ありましたように、24年で廃止となった状況から見ますと、実に、先ほどのご説明でも、高齢化が大変高い地域、よって、趣旨の自治会の代表での検討、それを開催していただきたいと、これにはもう大いに賛同させていただきます。  そこで、下段の請願の理由の真ん中あたりに、交通手段が確立され、行きたいところにと、おおむねどのとこら辺が地域の皆さんの今の願いであり、声であるのかわからないんで、お聞かせいただければありがたいと思います。 ○宮園昌美紹介議員  ちょっと地域的なことを言っていいのかどうかわかりませんけど、北東部の城陽団地さん、下大谷さん、緑ヶ丘さん、それから上大谷と、そういう4つの自治会がちょうど上大谷古墳群の山の上に建っておりまして、そこの人たち、あくまで要望ですよ、これ。1本だけ通っても大変やと、まあまあぜいたくな話やけど。ちょっとぐりっと回ってほしいと、その辺、山の近辺を。そういう要望はあるんです。そういうことでよろしいですか。  それで最終、城陽駅にはつなげてほしいと。そういうことです。 ○藤城光雄委員  要は、今、利便性をさらに高めてほしいという意味での1本だけではだめやと、この思いはですね。それはわかりますので、可能な限りこの協議の中で乗りたい人の調査とか、こういうことも含めて、今後、早目に皆さんの意向を集約されていくことが私は必要やないかと思うんです。そういう意味での何かお考えがあるのか。今、城陽駅をということでしたので、そこに行くということに連結するバスもあるということ、また、タクシーも交通機関があるということやと理解させていただきまして、その辺の、最後、ちょっとその点だけちょっとご説明があれば、ありがたいと思います。 ○宮園昌美紹介議員  今ちょっと言いましたように、4自治会をぐるっと回って城陽駅に行きたいというのが大きな目的というのか、そういう手段をつくってほしいということで、1つは、どういう今から体制をつくるかというのは、この前、今、署名していただいたのは4名の自治会長さんですけども、過日、ちょっと会議、たまたま防災の会議したときに、自治会長さんが13名中、11名か2名来ておられまして、そのときに、こういうことを今から4自治会さんの署名をもって請願を出しますと。そやから、皆さんも協力していただきたいという承認は得ておりますので、自治会連合会というのか、久世校区の自治会全体で考えていきたいと。確かに自治会によっては、全く関係ないとこあるんですよ。バスなんか要らんわっていうとこもありますし、特に僕の住んでる正道自治会なんて駅の周りですから、別に歩いていけますし、そういうとこもありますけども、やっぱし全体で考えていく。青谷さんなんか、そうやと思いますね。全体で、自分たちだけでなくて、青谷全体のことを考えて、ああいう今、それが完璧ではないと思いますけども、少なくとも最低限の交通手段をつくろうということで、自治会全体の意見は、さまざまな意見はありますけども、基本的にはやっぱしそういう困ってるとこがあるんやったら、全体でやろうということは皆、確認をしておりますので、できると思います。 ○相原佳代子委員  今、ご説明の中に、ある自治会さんは平均年齢が75歳だということをお聞きしました。そういう皆さんが、山の手に住んでおられる方々が生活動線である例えば買い物、病院、駅まで行かれるのに、現在はどのような状況というか、手段でおいでになっているんでしょうか。 ○宮園昌美紹介議員  そこまで僕、個人的なことは知りませんけども、それなりにみんな行ってはると思いますけど、まだ結構元気な方多いんで、バイクで行ったり、タクシーなんか使っておられると思いますんで、そこまで詳しいことは、私聞いておりません。今、それなりに皆、何らかの方法でやっておられるんじゃないかなと思っております。 ○乾秀子委員  私も比較的便利な場所に暮らしておりますので、駅までもなかなかというご事情についてわからないところもあるんですけれども、今回のこの請願は、趣旨のほうを読ませていただきますと、交通手段というのをどのような方法で対策するかということを、例えば担当課さんとか行政のほうとのお話し合いというか、検討会を持ちたいという形でとっておいてよろしいんですね、すぐにバスを通してくれとか、そういう具体的なことではなくて。それで、今までの経過として、例えば青谷のタクシーの件については、会派の熊谷議員もかかわっておりましたし、いろいろ何かお話を細かく何か進めていたというか、される機会があったように見受けてたんですけど、これまでの経過として、行政としてお話し合いを重ねてこられたというのは、そういう状況とか、ちょっとお聞かせいただきたいんですけど。 ○宮園昌美紹介議員  そういう経過は僕はあんまり知りませんけども、各自治会さんで要望書は出しておられるように聞いております。市民活動支援課と思いますけども、その中身は僕、知りませんけども、そこのときに、ある自治会長さんが、出してんのやけども、いつも答えは検討しますということで終わってるらしいです。その答えもないし、その後どうなったかもわからないしということで、今回こういう形で請願というような形が出てきたと思いますけども、それが普通1自治会なり、2自治会の例えばそういうお願い、市長に対するお願いとか要望とかの中で解決というのか、なら、そうしましょうかとかああしましょうかとかいう方法があれば、こういう請願は必要ではなかったと思うんですけども、1つの取りかかりという、初めということでこの請願が出たというふうに解釈をしていただければと思いますので、今おっしゃられますように、すぐバス通せとか、何かをせえというのんでは、これはもう私もわかっておりますし、自治会の方もわかってると思いますので、そういうことを、全部自治会の3,500ぐらいある世帯が皆、バス通せとか、みんな、それは思ってませんので、要らん人もいっぱいいるわけですから。でも、やっぱし総意として、そういう困ったとこもあるんであれば、皆でやろうということをやろうと今してますので、その手助けを議会にお願いしたいということでございますので、ぜひともお願いいたしたい。 ○乾秀子委員  ありがとうございます。自治会単位で要望書を出されてても、なかなか前に進むことがなかったということで、今回、皆さんでっていう趣旨よくわかりました。生活状況はもちろん、大きな連合、校区的にすごく大きなとこですし、望んでおられるとこと、さほどでも、比較的便利なとこももちろんあるっていうことなんですけど、これからやっぱり城陽市全体として、やっぱり高齢化社会に対応するような公共交通の手段というのは、そこに住んでおられる方と一緒にやっぱり行政が考えていくべきものだというふうに私も思いますし、最近行かせていただいた上友ケ丘さんとか、深谷のほうでも、免許証を返納した後、なかなか出かける機会がなくなるんじゃないかというふうなお声も聞かせていただいたことがあるので、これから久世校区の自治会さんの検討会がぜひ実施していただけるように私も望んでおりますし、それを突破口にして、また市全体の公共交通を考えていけるいいモデルになればいいなというふうに思っております。ありがとうございました。 ○若山憲子委員  済みません、1点だけ。自治会、連合自治会の総意っていうことでおっしゃったと思うんですけど、この請願のきっかけが、いわゆる自治会さんが出された要望ということで、自治会さんが出された要望ということなんですけれど、例えば、それって1回だけ出されて、そういう総意にはならないと思うんですけれど、そういうのは例えば継続して何回も出しておられるのかどうか。ほんで、その久世校区として、そういうことを受けて、自治会さんの連合体ということで、連合会がこういうことに至ったというのは、すごく自治会としていい自治会だなって私は思いますので、その住民の人のそういう足を守るっていうことで、いろいろ考え方あるけれど、総意としては、こういうことに至ったということはすごくいいことやと思いますので、自治会さんが出された要望書ですよね。実際には1回でここに至らないと思うんですけれど、何回ぐらい出されておられるんでしょうかね、同じような形でというか。 ○宮園昌美紹介議員  それはちょっと僕も聞いたことないんで、わからんのですけど、僕もある自治会長さんに聞いたんは、出したんじゃけども、検討しますで終わってんねんということだけしか、それが何回出さはったんか、1回だけ、1回きりなんか、ちょっとそれは僕、聞いてませんので。連合会の総意といったのは、別に賛成反対をとったわけじゃなくて、この前の会議でこういうことを出しますよと、ご協力お願いしますよというたときに何も反論がなかったということでしたので、それを総意と考えておりますので、その辺はちょっとよろしくお願いいたします。 ○若山憲子委員  わかりました。1回、何回かっていうのはわからないけれど、それについては、自治会長さんがそういうつぶやきっていうのはおかしいですけれど、そういう会合の中でおっしゃったことを受けて、そういうことに至ったということであれば、大変すばらしいことやなと思いますので、はい、ありがとうございます。 ○土居一豊副委員長  2点、質問いたします。  普通、請願がこういうの出てくれば、どういう手段で、また、ある程度どういうルートで走らせてほしいという何か具体的なものがよく請願で出てくるんですけど、今回、まず、それは置いといて、会議の場を設けてほしいという何か大人の請願が出されてるなと思うんですけど、この趣旨とするところは、紹介議員としてどのようにこの4名の方から受け取っておられますか。 ○宮園昌美紹介議員  本来はここにありますように、こういう、こういうなんに出てんです、実際。しかし、これを出して、これを通せ、バス通せとかそういう、こういう請願であれば、去年かおととしか、古川校区さん、出ましたね、うちにバス通せいうて。とりあえず通せ、どこ通せ、いや、それはわからん、通せって、そういう請願が一時ありましたんで、それではだめですよと。やっぱし段階を踏んで、最終的にこういうことになれば、それは一番いいんですけども、それはやっぱり難しい方法かと思いますけどね。  それともう一つは、よその今、宇治の明星町とか、西小倉なんかやってますね。よく自治会長さんによく言うてんのは、自分たちも負担、最初、しなくてもいいんですけど、負担するぐらいの気持ちでこういうことをやらんと、やっぱし行政と自治会とで一緒にやろうという、そういう何ていうかな、雰囲気をつくっていきたいというのが大きな今回の目的ですし、それで、そういうことをやるためには、まず、行政との話し合いをしてほしいというので、こういう請願にしましたんで、その辺はちょっと本当は言いたいんだけども、そうされると、多分皆さんもそんなに心証がよくないと思いますんで、とりあえず会議を、自治会と担当課のそういう会をしていただいて、もう一つは、案外こういう請願出している方とか、署名してる方とかいうのが城陽市のそういう今、交通手段の現状というのを、例えば今回のさんさんバスの今の現状、8,000万かかってて、5,000万が持ち出しやと。あと3,000万が何とか運賃で払っていると。そういうことはご存じないし、そういうことも理解した上で、どこまでやったらそういうことができるのか。なら、例えば青谷さんがやられて、あれがもしもだめな場合もあったと思うんです。それでも、やっぱしあのとき努力されてやったちゅうことは、やっぱしあんだけ地域が頑張ったという、そういうことですので、そういうことを皆さんにわかっていただくために、最初の請願をこのようにさせていただきましたので、その辺をちょっとご理解いただきたいと思います。 ○土居一豊副委員長  理解しました。  もう1点。連合会も協力を惜しみませんということですが、話し合いをする場に、主としては4自治会長の名前ですけど、話し合いをする場合には、連合会、ほかの自治会も含めて話し合いをするときには、まとめをします。その役割を連合会は担っていきますよという趣旨の連合会の協力と受けとめてよろしゅうございますか。 ○宮園昌美紹介議員  そのとおりです。今の自治会長さんなり、連合会長、私ですけども、今年度中にできるかどうか、ちょっとまだ行政次第ですけども、できれば、1回ぐらいは今年度中にやっていただきたいと。それからまた、次、うちも13自治会ありまして、多分12自治会は自治会長かわりますんで、また一からやらんなんかと思いますけども、その辺の繰り返しなんで、あくまで自治会長が出ない場合には、自治会の代表という形にしていただきたいし、あとは、ちょっと僕の考えなんですけども、各種団体ですね、民生委員さんとか青少健さんとか、社協さんとかPTAさんとか老人会さんとか、こういう方も含めて、そういう会議をして、皆が納得して、最悪、自治会連合会で何ぼかでも金も出すでというぐらいの気持ちでやらんと、これは今の状況では大変やと思いますので、そういう気持ちでやっていただくように、今から皆さんに要請をしていきたいと、そういうように思ってます。 ○土居一豊副委員長  自治会長によっては、1年で交代されるところもあると思うんですね。今回出された4人の自治会長は、たとえ交代にあっても、今回請願出してますので、少なくとも新しくついた自治会長をフォローし、もう自治会長かわったから、私は関係ないよという立場じゃなくて、結局、久世校区全体として今後この請願された自治会長、新しい自治会長も含めて、連合会としてまとめていかれるというふうに受けとめてよろしゅうございますか。 ○宮園昌美紹介議員  はい、そのとおりです。  それと、ちょっと蛇足じゃないんですけども、幸いなことに、久世校区では久世コミュニティ連絡協議会という、口かみそうな名称ですけども、自治会長さんを中心にして、先ほど言いましたように、各種団体、学校も含めて、約二十何団体の方の集まりが、会がございまして、そこでの1つの議題なんかにしてもいいかなと思っておりますので、でも、一番直接関係あるのは自治会長さんですので、最近、土居さんがおっしゃいますように、自治会長さんはほとんど1年でかわっておりますので、別に自治会長さんに限らず、自治会の代表ということで出ていただければ、この会合続けられるんじゃないかなと。あんまりちょっとうちもこんなこと、ここで言う場でないんですけども、半分ぐらいはくじ引きなんですよ、自治会長さん。入ったら、はい、どうぞって、くじ引いてくれって。そこで当たったら、もうかわいそうに、1年間自治会長というのがかなり多いんで、無理やりにそういうことやらすのもあれなんで、そういうメンバー構成はちょっとほんまに真剣に、継続して考えれる人にしていきたいと思っております。 ○小松原一哉委員長  それでは、以上で紹介議員に対する質疑を終結いたします。  この際、委員会を代表いたしまして、一言お礼申し上げます。本日は、お忙しい中、まことにありがとうございました。  宮園議員は退席願います。暫時休憩いたします。           〔紹介議員退席〕           午前10時28分 休憩         ─────────────           午前10時29分 再開 ○小松原一哉委員長  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより市への質疑に入ります。それでは、質疑のある方は、挙手の上、ご発言いただきたいと思います。 ○若山憲子委員  済みません、1点だけ。先ほど紹介議員の方にもお聞きをしたんですけれど、自治会からの要望との関係ですよね。自治会長さんから要望されるということで、当然財源が必要なものとか、いろんなことがあって、すぐに実現できるものばっかりではないと思うんですけれど、このバスの請願については、1回だけしか出ていないのかどうか、そこだけお聞きをしたいと思います。 ○立木克也都市政策課長  請願につきましては、今回初めてですね。 ○若山憲子委員  ああ、要望ね、要望。 ○立木克也都市政策課長  要望についてです。これまで今のおっしゃってるところの区域からの市への要望書という形で過去出てるのかって、ちょっとずっと見させてもらってた中で、直接自治会からという形では出てないという状況でございます。 ○若山憲子委員  わかりました。ありがとうございます。自治会からは、要望書としては出されていないということなんですね。はい、結構です。 ○藤城光雄委員  今回のこの思いを、行政としてはどのように今後対処されていくお考えがおありなのか。この点だけをちょっとお聞かせください。 ○立木克也都市政策課長  今回の地域につきましては、今までの経過、いろいろございまして、まずは、平成27年の公共交通に関する有識者会議の中で、この付近につきましては、鉄道駅から1キロの範囲ということと、宇治に行ってるバスのバス停から300メーターの範囲ということで、円を描いた中で、おおむね皆さんおさまってるというところで、あの会議の中で、不便地、公共交通としての不便な地域という議論の中には含まれてなかったというのがまず状況としてあります。  あと、あの会議の中では、古川と青谷方面の交通不便なところについて何か手だてをということで、古川については、きづ川病院のものであったりとか、老人福祉センターバスを利用というところを進めさせていただいたと。青谷については、今年度から乗り入れタクシー、試験運行という形でさせていただいたというような状況であります。  あと、過去の話、先ほど宮園議員もおっしゃってましたけども、過去、バスが走ってたんですけども、やはりどうしても利用人数が少なかったので、一旦廃止になってるというような状況がございます。  あと、先ほどの話じゃないですけども、直接自治会からの要望というのは直接いただいてないという、これらの状況の中で、一旦この場所につきましては、現時点では、新たなこの地域に公共交通をという市としての考えは今のとこはないんですけども、今回こういう請願が出されておりますので、まずは、自治会の方とのお話をさせていただくというふうには考えているところでございます。 ○藤城光雄委員  わかりました。行政も今の理由づけから見ましたら、有識者会議の内容にこの当該地は一定利便性がおさまってるという理由づけや、いろんな方面のお話も入っておりまして、ただ、これまでの経過は経過として、年々これから、あれ当該地もあと数年もすれば、またやっぱりここの地域、上り坂っていうんですかね、青谷のほう、私も知っておりますが、そんな上る地域はないわけですね。やっぱり東部地域は、上向いては向くだけ上ると。この上り下りがわずか50メーターでも、もうとんでもない大変な距離やということで、難儀されてることから、ぜひ一日も早く会議の場に行政ももう一度あらゆる角度から見直しをかけていただいて、この思いを何らかの形で構成されていくと、方向性を講じていただきたいと、このように思うとこですが、今後の協議の場づくりに行政は、要請があればくみされていくということで理解してよろしいんですか。協議の場が全体でされる際に、連合自治会とか、先ほどお話ありましたように、そういう場に来ていただいて、直接の要請とか、お話の場に入っていただけるのかどうか。ここらも含めて、行政のお考えをちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  今、先ほど立木課長のほうがご説明させていただきましたとおり、今回、こういう話し合いの場をという請願が出ております。この結果を受けまして、まずは、現状含めて、そのあたりの話し合いの場というところには、話し合いの場というのか、まずは、お話を聞かせていただいて、それぞれお互いが理解し合ってから、どういうことが考えられるのかというところの一歩踏み出していくというところについては、考えは持っているところではございます。 ○藤城光雄委員  ぜひ、せっかくこのように思いをとめた請願が出ましたところは、地域のかつてない思いだろうと、このように思いますので、その際はひとつ積極的にまた入っていただくことをお願いしときたいと思います。 ○相原佳代子委員  今ちょっと出てましたけれども、有識者会議、これまで何度かされていると思うんですね。そして、その中で城陽市を、地図を上から見た場合に、半径1キロ圏内にすぽっと入る。そして、入らなかったのが古川と青谷の一部の地域やということで、それ相応の今、対策をこれまで講じてこられた。そして、ほかの地域においても、さまざまな病院のバスであったりとか、老人福祉センターのバスを使われてきた。その中で、今回出てきたようなそういう坂道であったりとか、やっぱりその勾配がきつい。高齢化が進んでる城陽のまちで、そういう方についても検討していくというようなことは、この有識者会議の中では出ておりましたでしょうか。そのあたりはいかがでしたでしょうか。 ○今西仲雄副市長  27名の有識者会議については、基本的には、先ほど1キロ、300メートルというような観点で、いわゆる交通空白地域がどこだということで、古川と青谷ということで、まずは、できるところからこの2つの地域をいろいろな検討をしていこうと。できることからやっていこうということで進めたということでございます。それで、先ほど次長のほうから申し上げたとおり、今、試験運行まで行っておるというところでありまして、これはこれで1つの形かなというふうに思っております。城陽市域はご案内のとおり、32.7平方キロの中で6つの鉄道駅があるという、ある意味、府下全体で見れば、非常に私は恵まれた地域ではあると思いますけれども、先ほど来、お話がございますように、やはり高齢化率、早い段階で城陽に入っておられる方、もう60年というふうにも今お聞きしましたけども、やはり随分そういった面では年齢構成っていうものは他の都市とは違うなということも我々も存じておりますし、それから、今、城陽市自身が本当に大きく動いておる、そういうような時期でもありますんで、今後の見通し等も十分踏まえる中で、当然市民の皆さんのご意見というのは聞かせていただくということはもう当然のことでございますんで、そういう意味では、まあ言うたら、ほかの地域からもこういったお話が出るかもしれませんけれども、お話としてはしっかり聞かせていただきたいというふうに思っております。 ○谷直樹委員  1つだけ。その話し合い、これは大いに結構やと思うんですけど、実際私もいろんなこの今の経験の中で、その話し合いに基づいて、やっぱり現場を実際歩く、これ大事やと思うんですよね。いろんな方おられますから、実際歩いてみて、感じること、わかることがあるんですよね、現場っていうのはね。だから、その辺は話し合いはまずしていただいて、その後、やっぱりその有識者会議の方々もいいですけど、この方々は多分現場、僕、歩いてないと思いますね。やっぱりそういう形で実際歩いていただかんと、わからへんと、見えへんとこで、これたくさんあるんですよね。僕は、そういうふうには自分の考え方なんですけど、その辺を踏まえて積極的にこういう今回の請願で、また、ほかの地域から出るかもわかりませんけども、それはそのときはそのときでまたお話ししていただいて、実際どんなんやっていうのは、これ、現場をきちっと調査していただいてのご判断をお願いしたいと思います。 ○土居一豊副委員長  1つ。駅から1キロと言われましたけど、駅中心にして、直径1キロでしたか。半径1キロでしたか。私が理解してるのは、半径500メートルで、駅中心で1キロじゃなかったかなと思うんです。これって、バス停を基準にして半径300メートルじゃなかったかなと思いますが、もう一度数値的なところを、私、駅中心にしてるような部分は、私の認識が違うか、確認させてください。 ○立木克也都市政策課長  今の円の300メーター、1キロは、半径の距離でございます。 ○土居一豊副委員長  もう1点ですけど、バスが通ってないところの市民の皆さんが、さんさんバスですね、5,000万使ってることについて、どのように認識されてると受けとめてますか。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  今、さんさんバス2路線運行してるところでございまして、今、年間21万人の方がご利用いただいてるというところです。確かに運行の補助金というのは一定の額を捻出、出しているところではございますが、やはり高齢化が進むとともに、年々利用者も増加していってるところでございまして、評価といたしましては、私どもは、さんさんバスの利用は一定理解を得て、利用者がふえていってるというふうには判断してるところでございます。 ○土居一豊副委員長  質問に答えてもらってないんだけど。バスが通ってないところに住んでる市民の皆さんは、さんさんバスの運行に5,000万使っとることについてどのように受け取ると思って行政は認識してますか。 ○木谷克己まちづくり活性部長  沿線バスの利用がしづらいところの方のお考えというところでございますが、やはり行政、公共交通の部分で全てを満足していくという部分はやはり限界がございますので、今、次長が申しましたとおり、利用者の増を目指していく中で、今、土居委員のお答えからすれば、思いとしてのやっぱり発していないところ、それぞれの税金の使う部分があると思いますけれども、その部分だけ見られた場合には、やはり運行が沿線以外のところは負担が大きいなという思いは当然お持ちかなというふうに思いますが、市全体の行政の経費で見た中で、全ての地域に全て同じように税の負担をしていくというのはどうしても限界がございますので、そこはご理解をお願いしたいというふうに思います。 ○土居一豊副委員長  副市長、2人とも私の質問に答えてませんよね。答えてください。 ○今西仲雄副市長  今、副委員長からのお話ですね、当然一般論としましては、当然路線が通ってるところと通ってないところということであれば、みずから通ってないところにつきましては、やはり何らかの手段は欲しいというふうにお考えやというふうには推測はさせていただきます。ちょっと私、申しわけないですが、直接市民の方からその件についてお聞きしたことがなかったんで、ちょっとお答えが今までできなかったんですけれども、私思いますには、そういうことかなというふうにも思っておりますけれども、そこにつきましては、いろんな観点で、今、部長も言いましたように、交通手段だけが全てではもちろんございませんので、いろんな形で市民サービスっていうものはしっかりやっていきたいというふうに考えてるとこでございます。 ○土居一豊副委員長  今西副市長の答弁のとおりですよ。次長と部長が言うたのは、今、運行してるさんさんバスの正当性を言う答弁ですよ。バスの通ってないところの皆さんは、5,000万使っとんだったら、うちのところにも公共交通について考えてくれないか。というのがもともとあって、今回これ出てきたと思うんですよ。5,000万使ってますよと。そしたら、うちは通ってないんだ。お金5,000万、さんさんバス通せって言わないけど、何とかうちのところも考えてくれないか。いろんな方法があるだろう。こういうことを多く聞くわけですよ。そういう思いを持って、さんさんバスはさんさんバスとして今、運行されてると思うんですよ。ほかのところについては、さんさんバス、人を乗せたら、5,000万の負担が少なくなるから、そんなことは通ってないところの市民の皆さんが思うわけないでしょう、部長。もっと素直に受け取ったらどうですか、副市長が言われたように。うちは通ってないんだから、うちも何か一緒に考えてくれないかな。だから、今回こういう請願が出てきて、ちゃんと話し合いの場を持ってくださいよ。皆さん、やっぱり話し合って、納得したら、理解していただけると思いますよ。しかも、何か方法があるんだったら、方法考えてあげればいいじゃないですか、市内狭いところを。5,000万使って運行しとるとこは、非常に便利はいい。買い物行くのにも、便利がいい。それはわかりますよ。しかし、通ってないところの皆さんにしてみたら、税金で5,000万使うんだったら、うちのところもちょっと考えてくれないかな。それが素直な気持ちだと思うんですよ。その請願がこれだと思いますよ。もう少し行政、担当者として、市民の皆さんがどう思ってるかなっていうのはやっぱり真っ正面から受けとめて、全てのものができないことは私は理解できますよ。議会も理解してますよ。しかし、やっぱりどう思っておられるかなっていうのは、やっぱりそこに自分が住んでおったら、70歳、80歳になったらどう思うかなということを受けとめとってほしいな。 ○小松原一哉委員長  ほかにありませんか。           (「なし」と言う者あり)
    小松原一哉委員長  それでは、これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○相原佳代子委員  賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  まず、いろいろ地域の課題がある中で、地域のことは、まず地域で考えて、そして、その課題解決に向けて話ししようやないかというその姿勢というのは、このまちづくりを進める上で一番大事なことだというふうに思います。今回、話し合いの場を検討してくださいということでございますので、まず、テーブルに着いて、行政と、そして、自治体の代表者の方々含めまして、膝を突き合わせて話をされるということは大変いいまちづくりの姿勢であると思いますので、私は賛成したいと思います。 ○若山憲子委員  この請願そのものは、請願者もおっしゃったように、すぐにバスを通せとか、公共交通そのものを具体的に、長いスパンではやっぱり公共交通を求めてはおられてるんですけれど、とりあえずその現状も含めて、その状況を行政と話し合いたいということですので、当然そういうことは行政としては今でもしておられることやし、市民のそういう声に耳を傾けるっていうことが、いいまちづくりにつながっていくと思いますので、私も賛成したいと思います。 ○藤城光雄委員  発言しとって、賛成の討論せんちゅうこともなんですから、一応賛成の立場はもう当然です。もとより、十分この地域の課題というものをこれからも十分酌んでいただいて、行政もしっかりとその立ち位置を示していただくこと、そして、願わくば、我々はデマンド型乗り合いタクシーの提案を既に、平成19年から訴えてきて、ようやく青谷方面がこの辺を通していただいたということに大いに賛同しておるとこでございます。したがいまして、市民ニーズに、先ほども寄り添うという意味で、この地域に一日も早い交通の手段が確保されますように願って、賛成の討論とします。 ○小松原一哉委員長  ほかに討論ございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  なければ、これをもって討論を終わります。  これより請願第30-4号を採決いたします。  請願第30-4号は、採択することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉委員長  全員挙手。よって、請願第30-4号は、採択されました。  一旦休憩を入れたいと思います。11時まで休憩します。           午前10時50分 休憩         ─────────────           午前11時00分 再開 ○小松原一哉委員長  それでは、会議を再開いたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  まちづくり活性部関係の審査に入ります。  議案審査を行います。  議案第78号、宇治都市計画事業久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業に伴う町の区域及び名称の変更についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○木谷克己まちづくり活性部長  それでは、議案第78号、宇治都市計画事業久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業に伴う町の区域及び名称の変更についてご説明いたします。  お配りしております議案書のまず3ページをお願いいたします。まず、提案理由でございますが、土地区画整理法による土地区画整理事業の施行に伴い、新しい土地の形状に合わせた町の区域及び名称に変更したいので、地方自治法第260条第1項の規定に基づいて本案を提案するものでございます。具体的には、現在の町の区域及び名称が土地区画整理事業整備前の道路等の境界となっていきますことから、本事業により整備した新たな道路等の公共施設に町の区域及び名称を合わせるものでございます。  2ページをお願いいたします。こちらが町の区域及び名称の変更調書でございます。本事業により整備いたしました道路等の公共施設の境界に合わし、変更前と記載しています久世荒内36番1から47番3の5筆を寺田塚本に、寺田塚本1番1から3番2の7筆を久世荒内に町の区域及び名称を変更するものでございます。  4ページをお願いいたします。参考資料として作成しました久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業区域を示した位置図でございます。  5ページをお願いいたします。町の区域変更図(1)でございます。図面中、中ほどの黒色の点線が旧の町界を示した線でございます。赤色の線が新の町界を示したものでございます。  6ページをお願いいたします。こちらが地番図、地番をあらわした図面をもとに作成した町の区域変更図でございます。こちらも、図面中ほどの黒色の点線が旧の町界を示した線であり、赤色の線が新町界を示したもので、それぞれ該当します地番の位置を明示したものでございます。  以上で説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○谷直樹委員  失礼します。これ理解するんですけど、例えばこれ名称変わるっていうことで、この現在の地番は道路の区域の中ですか、それとも民地なんですか、一応道路区域なんですか、まず。 ○岩佐良造新市街地整備課長  今回変更します地番は、道路の中にある地番でございます。 ○谷直樹委員  ということは、道路として使用するとこの変更。だから、民間の方には一切まあまああんまり関係ないということですね。ということは、これ細かい、登記上とか云々のややこしい権利関係とか、表示の変更ぐらいだったら簡単ですけど、坪数とか、その辺とか、また、これから精算業務の中できちっとされていかれると、こういうことですかね。 ○岩佐良造新市街地整備課長  今回、議案提案させていただきましたのは、町の区域の変更いうことで、今後、今、作成してます換地計画の中で一旦その区域を決めまして、施行の地番につきましては、また順番に設定していきまして、換地計画の中で地番を示していきたいと考えております。 ○谷直樹委員  済みません、これ後ほど報告事項の中で何か細かいことは報告していただけると思いますので、そのときに。一応とりあえず道路の中でやるということなんですね。わかりました。 ○宮園昌美委員  しょうもない質問かもしれないけども、5ページの国道24号が何か京都田辺線ってことになってまんねんけど、これはもう初めて聞いたんやけど、これはどういうあれでこういう名前がついて、何か気に食わんなと思って聞いてまんのやけども。田辺に行ってへんなと思うてんねんけど、その辺はどうですか。  それと、こういう町名の変更というのは、どういう場合に可能なんか。例えば、僕、昔聞いたことがあるのが、何か京田辺の山の上のほうに工房ができたときに、何とか谷とかいう何かわけのわからん名前があったんですけども、地名にするような名前、恥ずかしいような名前があったんやけど、それは何か知らんけど、変えはりまして、ちょっと会社としてかなわんと、そういう名前はって。そういうことで、こういう地名変更の要件というのが、変えれる要件ちゅうのは何かあるんでしたか。その2点。 ○岩佐良造新市街地整備課長  まず、国道24号の京都田辺線って書いてますこの部分なんですけども、こちらは都市計画決定したときの都市計画名でございますので、ご理解お願いします。  町の変更につきましては、今回、区画整理事業に伴いまして、旧の道路から新しい道路に設定するんですけども、基本的に町の区域及び名称の変更につきましては、3ページに書いてます地方自治法に書いてますように、市町村は政令で特別な定めをする場合を除くほか、市町村の区域内の町もしくは字の区域を新たに廃止し、または、もしくは字の区域、もしくはその名称を変更しようとするときは、当該市町村の議会の議決を得て定めなければならないとなってますんで、議会の議決が得られれば、町の区域の変更というのは必要になってきますけども、当然変更するには、今回の場合は区画整理事業による変更ですんで、変更するにはそれなりの理由が必要かと考えております。 ○宮園昌美委員  今さっき、最初のやつ、都市計画で京都田辺線になってたんは、何でやってん。なってたからじゃなくて、何で田辺なんやという、ちょっともう1回、わかったら、言うてください。  それから、例えばよく田舎のほうでまちつくるときに、何もなかった田んぼのとこをばあっと整地してつくるときに、その地名は昔からある地名なんですけど、それをちょっと販売するときに格好悪いさかいいうて、何たらかんたら何丁目とかにするんですよ。そういうことちゅうのは、これ別にまちづくりの中でそういうまちのほうが、例えば変更、ごめんなさいね、怒られるけど、乾垣内とか、何とかとかいうよりも、青山3丁目のほうがいいわけですやんか、普通のこの会社としては。そういうのは、今まで城陽市でそういうのはなかったんですかね。そういう町名の変更ちゅうのは。あくまでこういう事務的な手続だけやったんですか。 ○岩佐良造新市街地整備課長  まず、都市計画道路名なんですけども、これ多分、ちょっと資料持ち合わせてませんので、何とも言えませんが、この国道24号が京都市内のほうから田辺のほうまでつながってるので、こういった京都田辺線という名前になったのかなというふうに思っております。  次に、城陽市内のほかで新しい町名つけたかいうことですけども、今のところ、城陽市、ほかの区画事業につきましても、町界の変更のみで、新しい地名つけてるっていうのはなかったんでないかなというふうに考えております。  あと、委員がおっしゃられるように、住所はそのままなんですけども、住宅開発されたときには、何々台というような名称で、要は愛称的な部分で売り出されてるようなところが城陽市内であるのかなというふうに思っております。 ○若山憲子委員  1点だけ。道路地内の地名の変更ということで、区画整理事業との関係で、後で説明あると思うんですけれど、いわゆる換地との関係で、これ別に名称、それは道路内ややこしいですから、地名が混在してると。そのこと、この整理をすることで、これ議決が必要っておっしゃったんですけれど、この地名変更がないことで、例えば換地への影響とか、何かあるんですか。それはもう全然地名が変わるだけで、換地そのものは普通どおりに行われる状況ですよね、そもそも計画からいうと、区画整理事業の中で。その1点だけ教えてください。 ○岩佐良造新市街地整備課長  この町名の変更をしなければ、換地計画にどういった影響が出るのかという部分かと思うんですけども、例えばでありますけども、この5ページ見ていただきますと、赤が新町界でして、点線が先ほど説明した旧町界ということで、この国道24号のところに薄いすき間いうか、赤の線と点線ですき間ができるかと思うんですけども、この変更をしなければ、ここに別の、1つの街区にはあるんですけど、別な字が入ってくると。要は、この④って書いてます街区のところが、変更しなければ、この街区の中に久世荒内という地番と、あと、このすき間が寺田塚本という区域で地番を振り直す必要がありますんで、それよりもやっぱり換地計画の中できれいに地番を振り直したほうが地番もきれいになりますんで、そういった形で今回提案させてもろうてるものでございます。 ○藤城光雄委員  当該地、ほぼ全部と思うんですが、地籍の関係では、今後、これで一定完了するというとこら辺でいいんですか。もう全体的にはもう地籍は塚本、ここの土地は整理されてると、整理事業のところは理解しておったらええんですか。 ○岩佐良造新市街地整備課長  地籍の関係につきましては、議決いただきましたら、これに合わせまして換地計画というのを作成していきますんで、その中で地籍は確定していくものとなります。 ○藤城光雄委員  じゃあ、それで全部完結の、この地域はもうこれ以上地番整理とか、こういうことはもうないということで理解していいんですか。 ○岩佐良造新市街地整備課長  地番整理などにつきましては、換地計画の中でつくりまして、それをこの3月末を目指して作成していきたいと思っております。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  討論なしと認めます。  これより議案第78号を採決いたします。  議案第78号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉委員長  全員挙手。よって、議案第78号は、原案のとおり可決されました。  それでは、説明員の方は交代願います。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、議案第79号、城陽市産業会館の指定管理者の指定についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○木谷克己まちづくり活性部長  それでは、議案第79号、城陽市産業会館の指定管理者の指定についてご説明いたします。  本件は、城陽市産業会館の管理につきまして、指定管理者制度による指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、あらかじめ議会の議決を得るため提案するものでございます。  1ページでございます。指定管理者に指定を行わせようとする公の施設は、城陽市産業会館でございます。  指定管理者となる団体は、所在地、城陽市富野久保田1番地の1、名称、城陽商工会議所、代表者、会頭、堀井美郎氏でございます。  また、指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  以上でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○若山憲子委員  指定管理を同じように城陽商工会議所っていうことですけれど、商工会議所の方から、例えば商工会議所は駐車場の問題とか、以前から施設の問題とか、いろいろ声あったと思うんですけれど、指定管理について、よく指定管理をするときには、自分みずからいろんな提案をされると思うんですけれど、その辺で特に何か商工会議所から提案があったというようなことはあるのかどうかっていうのと、それが1点と、もう1点、この商工会議所のところでいうと、北側のところの消防署、今、現消防署の駐車場ですよね、入り口のところが閉鎖をされるっていうことになっていると思うんですけれど、その辺での何かご意見があったのかどうか、教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  今回、指定管理に際しましては、商工会議所のほうから特段提案はございません。また、この指定管理に係りまして、今の敷地関係の問題等とはまた別の話でございますので、駐車場入り口の関係について、会議所側から何か意見とか、この指定管理の関係ではございません。 ○若山憲子委員  商工会議所から特段の指定管理に対しての提案はなかったということですけれど、そしたら、よく城陽市は指定管理者を選定するときに、競争性を働かすっていうんですかね、そういう関係で、こちら側、市側から指定管理者にいろいろ求められることあると思うんですけれど、そのことで何か求められたことはあるんですか。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  今回、この商工会議所に引き続き指定管理ということで選定をしておりますのは、城陽市の指定管理者制度に関する指針の中での選定方法の中で規定をしております。施設の一部を活動拠点としており、施設全体を一体的に管理したほうが合理的かつ効率的な施設ということで、また、もう1点、施設の管理運営の状況、利用者への影響、指定団体の設立経緯や社会的役割を考慮したとき、現在の指定団体が蓄積した管理運営ノウハウを活用することによって、施設の設置目的を効果的かつ効率的に達成できる場合というものに該当しているというふうに判断をいたしまして、引き続き指定管理者として選定をしているものでございます。 ○若山憲子委員  選定の基準っていうんですか。それは当然そういう指針に基づいてされていると思うし、商工会議所っていうのは重要な城陽市の商業、産業含めて、今後のまちづくりの発展にも大きな役割を果たされる団体ですので、そのことが指定管理者になられたっていうことは別に特段の何か思っているわけではありませんけれど、例えば指定管理、先ほどは商工会議所から指定管理に当たっての特段の意見はなかったということですけれど、私は思うのは、商工会議所の施設そのものは老朽化もしている部分があったりとか、駐車場が大変利用しづらいっていうようなことがあったりとか、それと、今後、大きなまちの発展というようにおっしゃってる中では、手狭ではないかというようなことも思っておりますので、その辺の、それは今後、指定管理をされてくる中で、また商工会議所とそれはまた違った場面で話し合いをされるのかもわかりませんけれど、そういうことについて、市としては今回はこの指定管理はそのまま現状で、指定管理はそのまま継続していただくということですけれど、何かそういうものについての、これ36年までの指定管理ですよね。その辺のところで城陽市の大きな動き、新名神高速道路の開通がありますよね。それを超えてということですけれど、その辺で何かお考えがあるのかどうか、1点だけお聞かせください。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  まず、今回の指定管理に係る内容といたしまして、指定管理とはまた別に商工会議所とは施設の関係団体とともに毎年懇談会を設けておりまして、施設の維持管理の内容について懇談を深める中で、施設の老朽化対策、対応などをとっております。駐車場に関しても同様にしているところでして、こういうことのつながりというのが今までから商工関係団体との間に入って事務局がきちっと管理をしてこられているというようなことから、今回の指定管理になっているというようなもので、今後の市の高速道路を含めた、踏まえた施設の形状等の関係についても、引き続き商工会議所とうまく円滑に話が進めていけるであろうということで指定管理を延長しているものでございます。ですので、この指定管理の話とは、今おっしゃっていただいたような内容というのはまた別のステージで話をするというような形で考えているところです。 ○若山憲子委員  指定管理と直接はかかわりがないっていうことで、毎年の懇談という形で持っているっていうことですので、また、そのことについてはそういう場面で聞きたいと思いますけれど、特段このことについて市としてのお考えもお聞きしましたけれど、今のところ特に懇談の中でっていうことで、市のお考えは明らかにされませんでしたけれどね。また、別の機会でお聞きをしたいと思います。 ○土居一豊副委員長  建物全部のこの管理する中において、壁とか床とかの汚れの補修等、これは建物全体、1階から3階まで全て指定管理者にお願いしてるのか。1階部分は市が使ってるので、そこは市がやってるのか。その区分がありましたら、教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  商工会議所への指定管理は3階部分となっておりますので、1階、2階部分については健康推進課のほうでの管理になっておりまして、商工会議所、指定管理者としては3階部分の建物の汚れと床の清掃等についての管理という形になっております。 ○土居一豊副委員長  アイリスインとかプラムインはお客さんが来るので、常にきれいにするという観点で予算をつけ、管理者にやらす分と市がやる分とあると思うんですけど、ぜひ、あの建物も古くなってきてるんで、壁についても塗装をし直す必要があるかとか、床ももう一度フロアを張りかえるとか、磨くとか、そういうことをちょっと全般を見ていただきたいな。例えば3階だけ商工会議所だから、3階だけ商工会議所によってきれいになる。1階、2階はそのままってならないように、ちょっと全体を、もう古くなってきてますよね。もう本当に建物古い。事務所として使うのはいいけど、誰かを、お客さんが使うという観点からすれば、余りにも古くなってきて、整備がされてないんですね。壁もちょっと全体塗装する時期に来てるんではないかなと思い、見れば、指定管理者は、これは3階だけということで確認はしますが、ちょっと建物全体を市として見るべきじゃないかと思いますが、次長、お考え、もしくは、いや、見てるよ、考えてるよっていうことあれば。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  あそこの建物そのものは保健センターという建物になっておりまして、親元といいますか、本体は福祉保健部の健康推進課の所管している建物という形になっておりますが、共用部分でありますとか、建物全体のメンテナンスに係る部分でありますとかは、当然案分しながら負担をしているという形になっておりまして、それぞれ1階、2階だけがきれいにするから、3階はしないとかいうようなことのないように、保健センター側とも協議をしながら、今後とも全体の館の維持管理という形で進めていくようにしたいと思ってます。 ○土居一豊副委員長  ちょっと副市長に申し上げておきます。  1階の奥に休日診療所があるんですよね。あそこの床が真っ黒なんです。で、健康推進課の床が緑できれいになってる。聞いたところ、もともと緑できれいだった。休日診療所のところも緑の床できれいだった。行ってみたらわかりますけど、線を引いたように、そこでぴしっと分かれておるんですよ。何でって聞いたら、健康推進課の床をきれいにしてもらった。そのときのきれいにした液が飛んだ、休日診療所のほうに。まだら模様になった。よって、まだらは困るからっていったら、約30センチだけきれいに緑になってる。どうしてこの入り口だけ緑なのって言ったら、もともと緑だったんだと。ということを思ったときに、2階、3階についても、今の床の色じゃなくて、もとはきれいだったんじゃないか。経年変化でもう汚れてきたんじゃないかという思いで見たんですよ。だから、一度あの建物全体をもう少しきれいにしてあげたらどうかなと。その上で、商工会議所にもしっかり管理してくださいねっていう、建物全体をちょっと整備する時期に来てるんじゃないかなと、この壁についても、床にしても。そういう思いをちょっと持ちましたので、今、中村次長からそれぞれ1階、2階は福祉保健部とか上とかがあるということですけど、ちょっと全体で会議する時があれば、どのようにちょっと整備するかっていうことを検討いただいたらなと思います。3階部分については、しっかりときれいにしていただくようお願いしときます。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  それでは、これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり)
    小松原一哉委員長  討論なしと認めます。  これより議案第79号を採決いたします。  議案第79号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉委員長  全員挙手。よって、議案第79号は、原案のとおり可決されました。  それでは、説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  報告事項に入ります。  (1)民間施設ブロック塀等緊急安全対策事業費補助金制度の創設についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市政策課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、民間施設ブロック塀等緊急安全対策事業費補助金制度の創設につきましてご報告させていただきます。  ブロック塀等の除却につきましては、城陽市民間施設ブロック塀等緊急安全対策事業費補助金交付要綱を制定いたしまして、補助事業を創設いたしましたので、その内容につきましてご説明させていただくものでございます。  まず、1の制度創設の目的ではありますが、地震により倒壊するおそれのあるブロック塀等を除却する者に対し、補助金を交付することにより、当該ブロック塀等の倒壊による通行人の被害の発生を未然に防止し、安全を確保するものでございます。  次に、2の制度の概要につきましてご説明いたします。  制度の名称は、城陽市民間施設ブロック塀等緊急安全対策事業でございます。補助の対象としましては、道路や公園等に面するブロック塀等であって、安全点検表に基づき安全でないと判断された高さが60センチ以上のブロック塀等の除却に対する費用でございます。  補助金の上限額につきましては、ブロック塀等の除却に要した費用の4分の3で、15万円が上限であります。  続きまして、2ページをお願いいたします。3の補助金の内訳についてご説明いたします。  補助対象上限額20万円の4分の3に当たる15万円の補助額の内訳といたしまして、国2分の1の7万5,000円、府4分の1の3万7,500円、市4分の1の3万7,500円の負担となります。  次に、要綱の施行日についてでありますが、平成30年11月20日に要綱を制定し、施行しております。  次に、5の制度の周知方法につきましてご説明いたします。  11月22日から市ホームページ及び12月1日号の広報じょうように掲載し、周知を図っているところでございます。  次に、別添資料をごらんください。補助対象ブロック塀等に係る安全点検表でございます。申請者みずからが点検表に基づきましてブロック塀等を点検していただき、高さ、厚み、健全性など各項目の中で1つでも不適合があれば、補助の対象となります。安全点検表は補助金の交付申請書の添付書類となりますので、あわせて市に提出していただくことになります。申請書が市に提出されますと、点検表に基づき市が現地を確認し、その他補助要件等を満たしていることが確認できますと、交付決定することとなります。  なお、大阪北部地震発生の6月18日から補助要綱を制定いたしました11月20日、この間にブロック塀等の除却に着手されたものにつきましても、今回の補助の対象とすることで進めているところでございます。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○若山憲子委員  1点だけ。これ民間ブロック塀緊急対策っていうことで、国がそういう緊急対策を実施をするということで、城陽市もこれいち早くって言ったらいいんですかね、そういうことを要綱をつくっていただいたということですけれど、6月、大阪北部地震からのいわゆる、口頭での説明で、6月から11月、除去も補助対象ということだったと思うんですけれど、その除去をされたいわゆる件数というのか、城陽市ではある一定、例えば予算化との関係があると思うんですけれど、その漠とした数字でも持っておられるのかどうか。1点教えてください。  それともう1点は、これ国のところでは、いわゆる補助の関係でいうと、この補助対象、11月20日から以前のものについては、市単費での補助対象ってなると思うんですけれど、その予算はどのくらいを見込んでおられるのか、教えてください。 ○立木克也都市政策課長  まず、6月18日から、うちの要綱まで、11月20日までに撤去された件数につきましては、ちょっと具体的にはまだうちのほうで把握はできておりません。ですので、今後、周知する中で、申請なりされたところに対しては、内容を確認させていただく中で補助等をしていくという形になろうと考えております。  費用の内訳でございます。ちょっと細かくなるんですけども、国の制度につきましては、6月25日にそういう制度があるということで各市町なりに示されております。その後、府の補助要綱、こちらにつきましては、11月30日に要綱のほうを施行されております。ただ、その中で、10月4日以降のものについて補助の対象とするというふうに書かれておりますので、費用の内訳につきましては、6月18日から10月3日までの間につきましては、まず市の単費という形になります。10月4日から11月19日の間につきましては、府4分の1、残り市の費用という形になりまして、11月20日、要は市の要綱施行以降につきましては、国が2分の1、府が4分の1、市が4分の1というような内訳になってまいります。 ○若山憲子委員  これ国と府の制度が使えなくっても、事前に撤去されておられるっていうことは、安全性を考えて、当然除去される方はある一定、財政面でもゆとりがないと、結構高額な費用でされている方もありますし、この間、私の住んでいる校区の近くでも、ブロック塀の撤去をされているお宅がありますので、そういうことでは、この補助制度があるからということではなくて、そういう方っていうのは進んでやっぱりああいう地震の被害を見て、やっぱり大変やっていうことでしておられる方がたくさんあるので、さかのぼってというか、市の単費を使ってでも、こういうことはしていただくっていうことは大変歓迎をしたいと思います。 ○谷直樹委員  済みません、これ資料をちょっと今見させてもらって、この別添資料、これ点検表と書いてますけど、自分で点検するんですか。まず、それから。 ○立木克也都市政策課長  まず、申請者の方で自分で点検して、それを出していただくということになります。 ○谷直樹委員  これ項目見てますと、例えば鉄筋って、これ直径9ミリ以上の鉄筋が縦横とも80センチ以下の間隔で配筋されており云々って書いてます。こんなんわからへんわな、現実ね。これ自分で点検って、これ難しいんちゃうかなと。  それと、点検表2の2番、厚み、各部分の塀の厚さは、その部分から塀頂部までの高さの10分の1以上、ということは、2メーターやったら、20センチいうことやね。僕はぱっと見たら、わかるけど、これ年配の人は全くわからへんと思いますね。これ、こんなんで申請って、これ出てくんのかなって。これちょっと疑問に思うんやけど、その辺どうですか。 ○立木克也都市政策課長  まず、鉄筋についてでございます。おっしゃるとおり、ぱっと見たところで鉄筋が入ってるのかどうかっていうのはわからないです。この点検表なんですけども、適合、不適合っていうところにそれぞれ申請者の方にチェックしていただくんですけども、明らかに見て適合だというところについては、適合という形でつけていただきまして、適合かどうかわからない。今の鉄筋であったりとか、恐らく基礎の部分についても、土の中に入ってることですので、わからないというところについては、一旦不適合という形で申請していただくという形になります。それは評価のところ、表の中で、点検表1であれば、一番下の評価のところに書かせていただいていると。米印で書かせていただいてるところでございます。不明なところは、不適合という形で出していただくという形です。 ○谷直樹委員  それはわかるんですけど、これ市が確認って、例えば点検表1の5番、基礎の丈が35センチ以上で、根入れの深さが30センチ以上のコンクリート造の基礎が高さ1.2メートル超の場合。これ、掘らなわからんわな、これ、土。これ一々そういうことをして、点検して、きちっとその判断されるんですか。その辺のとこ。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  まず、この点検表の中で補助対象になるかどうかというのは、不適合が1つでもあれば、もうそれは補助対象になるブロックでございますので、今、谷委員おっしゃったように、全てが適合になってて、最終、この基礎の部分が不明な場合は、おっしゃるとおり、この基礎の部分、確認というのは必要になってこようかと思われますが、それ以前に、ほかの部分で1カ所でも不適合があれば、補助の対象となるブロック塀というような形になります。 ○谷直樹委員  そしたらこれ細かい話やけど、点検表1の4番、健全性の一番上、全体的に傾いていない、または幅1ミリ、1ミリやろ、これ、のひび割れがないって。これほとんど1ミリのひび割れがあると思うよ、古いやつやったら。ということは、それが全部対象になる、極端に言うたら。そういうことでいいんですかね。 ○立木克也都市政策課長  おっしゃったように、1ミリの割れとかひび割れ、すき間があれば、それは補助の対象になるというところでございます。  それとあと、先ほどは、厚みを見たり、高さによって厚みがどうというの、これはなかなかわかりづらいというところ等もあるかと思いますので、まずは、申請される前に、一旦電話なり、窓口で相談等来られますので、不明な場合は、うちもできる範囲では現場のほうを確認させていただこうかなというふうには考えてるとこです。 ○谷直樹委員  一応こんな制度ができる以上、市民の方々は、広報をもうしてもらわなあきませんけど、それはやっぱり安心・安全で、やっぱり倒れたらあかんということ、これはよくわかりますし、ぜひとも実行していただきたいと。  それともう一つ、これは撤去ですね。新たに新設の場合は、この補助金の対象にならんのやね。というのは、ブロック塀、ずっとこう、例えば2メーターのブロックが例えば30メーターぐらいある家やったら、それ壊したら、次、設置しよう思うたら、これまた思いっきり費用要りますわね。また、それが、いや、危ないのわかるけども、撤去だけさせて、あと知らん顔っていうの、これもそれはその個人さんの責任になるのわかりますけど、その辺がちょっとクエスチョンマークで、それやったら、もう撤去やめとこうかとなったら、これもかなわんので、その辺どうなるんですかね。 ○立木克也都市政策課長  まず、この制度を始めるに当たりまして、国の制度と府の制度に基づいて、市も要綱定めるというところからスタートさせていただいてますので、その中で撤去のみということになっておりますので、今のところ、市としては撤去のみの補助という形でさせていただいてるとこでございます。 ○谷直樹委員  あのね、実はこれ長池、五社ケ谷かな、そこにこれ危険ブロックが倒れたのをそのままほったらかしかな、まだ多分そのままちゃうかな、あれね。というのは莫大な費用要るから、そのままにしてはるのかなと思うんですけどね。あれも危険は危険ですわね。その辺を例えば具体的にどうしていくかっていうのも、ちょっと僕、課題にしとかんと、この補助制度自体はええと思うんですけど、その辺のことがやっぱり今後どういうふうにしていくのか。事故があったらあかんし、これも難しい問題かなと思うてんですけど、その辺どんな考え持ってはりますか。 ○立木克也都市政策課長  まずは、ブロック塀があることで、これの倒壊により、目的である要は人の命なりを守っていくというそもそもの目的があります。今のところ、まずは撤去について制度を進めていきたいというふうに考えているところです。 ○谷直樹委員  これは多分強制的にはなかなか難しいと、しかもそんなんしたら、またえらいことになると思うから、難しいと思いますけど、その辺はやはり市民の方々からのいろんなご意見とかもあるでしょうし、そこは当事者さんとよう話し合うて、費用面が一番これかかることで、難しいと思いますけど、ぜひともちょっと前向きにやっていただきたいというのと、これ大体、ほんで、何件ぐらいあると思うてはりますか、ここに件数書いてへんけど、市内で。 ○立木克也都市政策課長  今現在、11月20日に制度を創設させていただきまして、広報なりさせていただいたところで、相談件数としましては、今、14件来ております。実際、申請されたのは、今のところ、まだ1件というところでございます。 ○谷直樹委員  これ一応制度できて、予算等々が要ると思いますけど、数は相当数あるかなと。やっぱり昭和56年以前は、56年の5月でしたかね、以前のおうちは耐震ないとかいうことありますし、その辺踏まえて、家も大事ですけども、そのころ、それに伴う危険ブロック塀のおうちもたくさん、あのころ、はやりっていいますかね、これはやってましたんで、そのおうちが城陽市内にたくさんあるから、当然その方々から申請が出るという可能性もたくさんあるんで、その辺はきちっと申請者に対応していただいて、この制度を有効に使っていただくようによろしくお願いしたいと。  それと、新設に対しても、何らかの補助ができんかなというのは、まあまあ私の思いですけど、それはまた検討していただければと思います。 ○相原佳代子委員  これについては、6月の震災以降、10月3日までは市単費ということで、この制度をつくられたことはすごくよいことだというふうに思っております。その中で、公共の施設については全部点検も済まれ、そして、壁については新たに対応されたところでありますが、通学路において、民間の所有者で、やはり近隣から、老朽化してもうひびが入っているわ、ゆがんでるわ、近所から危ないという声が上がっています。やっぱり持ち主さんがいはるから、言いに行けへんとかいうとこら辺もちょっと聞いてるところなんですけれども、それらの対応なんですよね。個人さんの持ち物であるので、なかなか難しいと思うんですが、震災後、学校長なんかも歩いて見られて、ちょっとここは通学路危ないなっていうところも確かにあるわけなんですよね。だから、そういうところについては、今回の制度とはまたちょっと違うかもわからへんのですけど、そういうとこへの対応、例えば、何ていうんですか、生け垣とか、そういう植物とか、そういうのが通学路のところにはみ出したりした場合は、管理課行って言うてくれてはるんですけど、そのひび割れしたとか、傾いてる塀とかについてっていうのは、なかなか難しいとこなんでしょうかね。そういう危ないとこやったら、通学路のコースを変更するということになってしまうのかわからへんのやけど、せっかく制度もあるし、ちょっとそのあたりですね。どういうふうに考えはるか。言うてきてくれはったら、こういう制度はあるさかいに、紹介しますよっていうことですけれども、ちょっとそこら辺ですね。踏み込んだことってできないんでしょうかね。 ○立木克也都市政策課長  例えば城陽市道、市が管理してる道路であったりとか、市が管理してる公園に面しているお宅のブロック塀が道路なり、公園なりに倒れてきてるというような状況があれば、道路なり、公園の管理してる部署のほうから、その方に対して声をかけるというようなことは可能でありますので、その際にこういう制度がありますよっていう周知もすることは可能だというふうに考えてます。  あと、そのほか、近所の方からブロック塀が危険ではないのかっていう通報なり、連絡なりうちが受けることになりましたら、それは例えばこのブロック塀の構造なりっていうのは建築基準法でやっぱり一定定められておりますので、それに違反ではないですけども、ちょっと合致してないっていうような感じのものであれば、基準法の権限のある京都府さんのほうに通報して、一緒に現場を見るということも場合によっては可能かなというふうに考えております。 ○相原佳代子委員  民地ですのでね。そこら辺難しいかなと思うんですけれども、やはりせっかく個人さんの財産であるので、そこまでっていうのは難しいかもわからないんですけど、ふだんちょっと留守にされてて、実際、通学路で危険な箇所があるっていうことが起こっているので、そこが市道やったかなっていうのが、ちょっと今、自分の中ではちょっとわかってないところがあるんですけれども、そういうあたりも、今言うてくれはったように、市道に面しているのであれば、そういうふうに指導、それこそ市道じゃなくて、指導することができるということでもありますので、関係機関とそこら辺また話し合いをしていただいて、声かけていただいて、こういう制度がありますので、お願いしますということが言えるのであれば、ちょっとそのあたりも含めて、お考えいただきたいと思います。 ○立木克也都市政策課長  先ほど言いましたように、各所管課で問題のあるところについては、それぞれ声かけなりっていうのは、この間、実際、保育園の近くでそういう危険なブロック塀があるんだっていうことで子育て支援課のほうから声もありまして、その場合は、土木事務所のほうと現場も実際確認させていただいたということもございますので、そういうことは可能かなと。ただ、最終的にはやはり個人さんが撤去されるというところがありますので、必ずやられるかどうかっていうところまではなかなか、うちのほうからも制度の紹介はさせていただくんですけども、そこにつながるかどうかっていうのは、またちょっと個人さんの判断かなというふうに考えております。 ○相原佳代子委員  わかりました。ちょっとそれも含めて、前向きに検討していただきたいと思いますので、お願いします。 ○若山憲子委員  済みません、この除去っていう場合に、例えばこれが60センチ以上っていうことで、例えばすごく高かった、基準までの上の部分だけを取られたというような場合、そういうのもあるんですけれど、その場合も対象になるんですか。地上っていうか、地面の高さまで全部撤去をした場合だけ、この対応なんですか。その1点だけ教えてください。 ○立木克也都市政策課長  基本的な敷地で、道路なり、公園なりに面しているブロック塀につきましては、基本的には全部撤去していただくというものが対象になります。ただ、残る部分が先ほどのチェック、ここの表にあるような基準を満たしていると。全部適合であって、例えば高さだけがちょっと高過ぎるんですわという場合であれば、その高い部分だけ撤去していただいて、残った部分がその基準に適合してるということが判断できるのであれば、それは残すことも可能です。ただ、基本的には全部撤去というふうになっております。 ○小松原一哉委員長  ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  それでは、1時10分まで休憩いたします。           午前11時55分 休憩         ─────────────           午後1時10分 再開 ○小松原一哉委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、(2)青谷方面乗合タクシー試験運行事業に係る利用状況と次年度以降の運行についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市政策課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、青谷方面乗合タクシー試験運行事業に係る利用状況と次年度以降の運行についてご報告させていただきます。  まず、1の経緯についてご説明いたします。  平成30年6月5日火曜日より、青谷、観音堂、長池地区から公共施設、鉄道駅、商業施設等への移動手段を確保することを目的といたしまして試験運行を行っております。次年度以降も運行を継続するためには、1便当たりの利用人数が3人以上とならなければならないと定めており、31年度の運行費用の予算計上のために、その継続判断の期日をこの11月末としていたところでございます。  なお、運行開始以降、利用状況のお知らせといたしまして、毎月自治会にお願いし、1カ月と累計の利用人数等の状況を文書回覧いたしますとともに、市のホームページでも同じ内容を掲載しております。  続きまして、2、利用状況についてでございます。  1ページ目の下2つの表につきましては、6月から11月末までの6カ月間の運行として、各月の利用状況と11月末までの集計でございます。7月がほかの月より多くなっており、11月までの集計といたしまして、総利用人数が948人、1便当たり平均利用人数が3.10人となっております。  次に、2ページ目をお願いいたします。各方面別、停留所別利用者数でございます。  寺田方面行きの便につきまして、約80%の方が青谷地域から、約20%が観音堂、長池地域からの乗車となっておりまして、58.2%がアル・プラザ城陽で、28%が城陽市役所での降車となっております。青谷方面行きの便につきまして、乗車のほとんどが城陽市役所、22.8%、アル・プラザ城陽、70.5%となっており、降車につきましては、約73%が青谷地域、約27%が観音堂、長池地域となっております。  次に、3ページをお願いいたします。追加便の運行状況につきましては、総運行便数が77便で、寺田方面行きの第1便が最も多く、36便運行されております。青谷方面行きの第1便も19便の運行となっており、定時便の利用人数も合わせて、早い時間での利用が多くなっております。  3、利用者アンケートの結果についてでございます。  10月と11月の2カ月間、利用者の動向等を把握するとともに、今後の運行について検討する際の参考とするため、タクシー車内におきまして利用者アンケートを行いました。11月の上半期時点で188名の方から回答いただきまして、内訳としましては、男性が27名、女性が139名、不明の回答が22名となっております。利用者の年代は、70歳代以上で74.4%、60歳代も含めますと、88.2%となっており、年配の方の利用が多くなっております。  主な利用目的としましては、買い物が最も多く、市役所、通院と続いております。自由意見といたしましては、多い順に継続希望、運行への感謝、便数、時間数の増加希望、運行日数増加希望、文化パルク城陽までの運行希望、老人福祉施設への運行希望、大きい車を希望などとなっております。  続きまして、4、運行継続の可否についてでございます。  先ほど申しましたとおり、この11月末をもちまして運行継続の判断期日が到来いたしました。6月からの6カ月間の火曜日と木曜日で運行日数が51日、総利用人数が948人となり、1日6便の運行で総便数306便で割りまして、1便当たりの平均利用人数が3.10人となりましたことから、平成31年度においても運行を続けていくこととなりました。  なお、9月4日の火曜日につきましては、台風21号のため、1日6便のうち3便が運休しましたこと、外出に危険がありましたことから、1日6便分を継続判断の計算から除外いたしまして、51日間の運行で計算しております。  4ページ目をお願いいたします。今後の工程についてご説明いたします。  今回の試験運行は平成31年3月末までとなっており、このたび運行継続となりましたので、利用されている方のためにも、途切れることなく運行を続ける必要がございます。今後、住民説明会や地域公共交通会議を速やかに開催し、運行継続の報告と今後の運行について説明、協議を行って、4月からの運行を行っていくこととしております。  なお、平成32年度の運行につきましても、利用状況を定期的に確認しながら、1便当たりの平均利用人数が3人以上であることを判断基準といたしまして、予算計上の時期に検討してまいります。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○若山憲子委員  1点、今回は市も努力をされて、自治会関係の方も努力をされたと思うんですけど、そのことで3人をクリアされたっていうことで運行が継続されるということだったと思うんですけれど、利用者アンケートの結果ですよね。今、ご報告いただいた、主な意見を多い順にっていうていただいてるところだけでも、すごくたくさんだとは思うんですけれどね。それでいうと、地元説明会とかを含めて、今後の運行、4月分の運行計画の中には、そういうアンケートの結果っていうのはある一定反映をされるんですかね。もう現行のまま、このまま運行しますよっていうことになるのか。そこを1点聞かせていただきたいのと、それと、32年度以降っていうことも3人以上ということで言われたら、例えば今年度と、そのタイムスケジュールでいうと、今回は11月に判断基準ということだったんですけれど、同じスパンでいかれるというふうに理解しておきます。その2点、教えてください。 ○立木克也都市政策課長  まず、次年度以降の運行の内容でございますが、まず、利用状況といたしまして、今のこの利用状況、3.1人乗られているということと、10月、11月、2カ月アンケートをさせていただきました。あと、今後これから地元の説明会、12月の21、22に予定しておるんですけども、そこでの意見を参考に当然させていただくんですけども、ただ、今のこの現在の利用状況を見ておる中では、おおむねもともとの設計してたとおりの需要に対応した運行内容となっていると一定判断できるんかなというところで、基本的には、今現在では基本的にはこの運行内容でよいのではないかなというふうに考えているところでございます。  32年度以降についてですが、やはり一定、公共交通という中で、といえども、やっぱり採算性っていうのは度外視することはできませんので、同じようにずっと毎月毎月利用人数等を見る中で、年間平均3人以上、1便平均3人以上というのは確保していただくようにずっと見ていくというふうに考えております。今年度は6月から11月末までの6カ月間という形で計算させていただきましたけども、次につきましては、ちょっと11月末ではちょっと非常にタイトな日にちになってましたので、今年度、11月の頭からずっとぐるっと1周回って、10月の末までで同じように計算して判断していきたいというふうに考えております。 ○若山憲子委員  採算性の問題で、今の状況では、基本的に3.1人ということは大前提やったと思うんですけれど、地元説明会をして、その意見等も含めてなんですけれど、直接それは次回、31年度から運行のところにはすぐには反映できないと。その中で、例えば31年度のところでそんな飛躍的に乗降客がちょっとふえるのかどうかというのはあるんですけれど、毎月この自治会への回覧なんかもしていただいてるじゃないですか。そのことは同じように継続してしていっていただけるのかどうかっていうことと、例えば3.1人では現状の週2回っていうことの運行やったと思うんですけど、二、三回、それが変わらないっていうんですけれども、採算とまでは言いませんけれど、それがある一定を超えた場合、その基準ですよね。その例えば市民要求の1つでも実現をされる、その基準みたいなんはあるんですか。今、3.1人やけれど、これが5人になった場合はもう少しその要望がかなえられますよとか、何かそれ、この要望の中でできるような採算性との関係で、例えば時間数をちょっとふやせますよとか、便数をふやせますよとか、そういう何か基準みたいなのはあるんですかね。教えてください。 ○立木克也都市政策課長  今、城陽市はこれ、青谷ではタクシー走らさせていただいてますけども、一方で、城陽さんさんバスっていうのも走らさせていただいてる中で、乗客1人当たりの経費がどれくらいかっていうのも1つの目安になってるかなと思ってます。その中で、さんさんバス1人当たり、大体246円とか7円ぐらいかかってる状況です。タクシーは実際、それよりやっぱり車種も小さいですので、それほど乗れませんので、もうちょっと膨れてる、正直二、三倍になってるんですけども、やはり一応そこを今、目安に走らさせていただいてますので、まず、減るということは、これより当然1人当たりの経費上がってきますので、それはまた先ほどの3人というのはやっぱり一定見ていきたいと。逆にふえたときにどうするかっていう話はあるんですけども、それはまたちょっと大幅にふえた時点でいろいろと市としても考えていかないけないかなというところもありますけど、それとてやはり今の、さっきの採算性っていうのもやはり見ていかなければなりませんので、それはそのときにまた検討はしていきたいと思います。ただ、急にふえたからといって、急に運行内容を変えるっていうわけにもいきませんので、やはりこれはその都度その都度許可っていうのも当然必要となってきますので、それはその時点でまた検討していきたいというふうに考えております。 ○若山憲子委員  そしたら、さんさんバスの1人当たりの経費ということでおっしゃったと思うんですけれど、タクシーの場合、それでいうと、2倍から3倍の今のところ、それぐらいの1人当たりは経費かかってるということでおっしゃったと思うんですけれど、それでいうと、例えばさんさんバスの1人当たりの経費まで、そこまで行かないと、次のステップには進めないっていうように理解をしたらいいんですかね。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  済みません、さんさんバスの1人当たりの経費っていうのが、乗ってる人数が違いますので、一概にはちょっと簡単な比較っていうのは難しいところなんですが、今回、青谷方面のこの乗り合いタクシーで3人という乗車人数を設定させていただいたもとというのは、まずは、青谷地域から市役所までのルートを設定した中で、今現在、さんさんバスが市役所に停車したときに乗降される方の人数をさんさんバスの路線が走ってるところの人口、それを青谷地域に置きかえたところで2.数人という人数が出てまいりました。なおかつ、今回、青谷ルートの中で大型商業施設、アル・プラザさんのほうを通っておりますので、その中から一部、一部というのか、今回、結果としてそちらの利用のほうが多かったわけではございますが、そこの利用も含めて考えたときに、3人という目標は達成可能やというところで3人という人数を設定させていただいたというところがございます。今、この試験運行期間の中で、やはり朝の第1便、寺田行きの第1便のご利用がかなり多いような状況でございまして、運行事業者とも調整しながら、できる限り第1便の追加便については素早く迅速に対応できるような依頼をしてきたところではございますが、実際のところ、ご迷惑かけてるところっていうのも多々あったというところではございます。それは今後の改善点かなというところでは考えてますが、今現在の追加便の本数と乗車されてる人数でいきますと、今、朝の1便のところに重点的に配車をするとなれば、当然便数がふえてまいりますので、そうなってくると、今の利用状況のままでいくと、便数がふえるということに対しては、やはり3人を割り込んでくるという状況がございます。今後、この試験運行から次、来年度、本格的にやっていくわけですが、そういった中で一定、このタクシーの利用というのが定着してきた中で、当然利用者数がふえてくれば、朝にも確実にそれぐらいの人数が乗車されるというような状況になってまいれば、当然そういう費用的な部分も含めて、増車の可能性については検討してまいりたいというふうには考えてるところでございます。 ○若山憲子委員  今おっしゃっていただいた朝の利用便の多いところを追加される可能性があるっていうことで、それと、例えば利用者数をふやすために、今おっしゃっていただいたようなことも地元説明会の中では説明していただけるんでしょうかね。利用される、結構青谷の場合は、自治会さんを含めて、やっぱりこのタクシー、何とか継続をさせたいっていう思いでいろいろ努力をされていた結果が、乗ることで努力をされていたということがあると思うので、そういう財政や増便をするのに対しての条件とまでは言いませんけれど、そういうことも少し細かく地元に説明をしていただくことで、さらにこの便が地元の住民の皆さんが望んでおられるように、利便性が向上されたら一番いいことですし、城陽市としても、こういう形で何とか市民の足の確保っていうことで取り組まれていますので、ぜひそこの説明を十分していただいて、お互いが協力できるようなやり方でよろしくお願いします。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。
          ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、(3)生産緑地法改正に伴う制度の変更についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市政策課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、生産緑地法改正に伴う制度の変更についてご報告させていただきます。  まずは、1の生産緑地とはでございますが、市街化区域内の農地等で、良好な生活環境の確保に相当の効用があり、公共施設等の敷地として適している500平方メートル以上の農地を都市計画に定め、建築行為等を許可制により規制し、都市農地の計画的な保全を図るもので、市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し、生産緑地は軽減措置が講じられるものでございます。  次に、城陽市の状況についてご説明いたします。  城陽市の生産緑地は、平成30年11月30日現在で78地区12.66ヘクタールが指定されており、このうち制度が開始された平成4年度に指定されたものは73地区11.40ヘクタールでございます。  次に、3、国による都市農地の位置づけについてご説明いたします。  これまで市街化区域内の農地は宅地化すべきものとして位置づけられており、保全すべき農地については生産緑地に指定することで保全することとされておりましたが、平成27年4月に施行された都市農業振興基本法に基づき、平成28年5月に閣議決定された都市農業振興基本計画において、宅地化すべきものとされていた都市農地の位置づけが都市にあるべきものへと転換されました。  また、都市農業の多様な機能の発揮を通じた都市農地の有効活用及び適正な保全を図ることが重要とされました。  2ページ目、お願いいたします。主な制度変更等の概要と、5、市の方向性、それから、6、今後の流れについての3点につきまして、別添資料、生産緑地法改正の概要と書かれたカラー刷りの資料に沿ってご説明いたします。  まず、4、主な制度変更等の概要についてご説明いたします。  別添資料の2ページをごらんください。1つ目は、指定面積要件の引き下げ、一団の農地等の要件緩和でございます。制度変更に至った課題、背景といたしましては、市街化区域内の農地等を生産緑地地区に指定する要件といたしまして、先ほどの説明にもありましたが、一団で500平方メートル以上という指定面積要件があり、この要件を満たさない小規模な農地は、営農意思があっても、保全対象とされておりませんでした。また、公共収用等による生産緑地地区の一部廃止により、残された生産緑地の面積が500平方メートルを下回ると、地区全体が廃止されてしまう、いわゆる道連れ廃止の問題がございました。こういった点を改善するために、このたびの法改正により、市町村の条例で面積要件の下限を300平方メートルまで引き下げが可能になりました。また、運用の改善といたしまして、都市計画運用指針の見直しにより、同一または隣接する街区内に複数の農地等がある場合、一団の農地等とみなして指定することができるようになりました。ただし、この場合でも、個々の農地はそれぞれ100平方メートル以上の面積が必要とされております。このような改正内容を踏まえまして、本市の方向性といたしまして、指定面積要件を300平方メートル以上とする条例の制定に向けて検討を行っているところでございます。  なお、指定面積要件の緩和や一団の農地等の要件緩和により、新規指定も可能となります。  別添資料の3ページ目は、面積要件の引き下げ、一団の農地等の運用改善による道連れ廃止防止のイメージ図でございます。  まず、左上は、全体で550平方メートルが指定されておりましたが、そのうち薄ダイダイ色の200平方メートルが廃止され、残りが水色の350平方メートルになりますと、これまでは下限面積が500平方メートルであったことから、道連れ廃止となるところですが、条例を制定し、下限面積を300平方メートルにすることで、引き続き生産緑地として継続することが可能となります。  次に、左下ですが、もともと750平方メートルの生産緑地地区として指定されていましたが、そのうち薄ダイダイ色の500平方メートルが廃止された場合で、これまで物理的に一体性がないため、道連れ廃止となっておりましたが、運用の改善に伴い、同一街区に緑色で示している既存の別の生産緑地地区がある場合、その生産緑地地区と統合して指定することが可能となります。  次に、右上は、もともと700平方メートルの生産緑地地区として指定されていましたが、そのうち薄ダイダイ色の450平方メートルを廃止された場合で、同様に道連れ廃止となっていましたが、隣接街区の別の生産緑地地区と統合して指定することが可能となります。  次に、右下ですが、もともと600平方メートルと750平方メートルの2つの生産緑地地区が指定されていたところ、同時期に薄ダイダイ色のともに450平方メートルの部分について廃止された場合です。こちらも物理的に一体性がないため、これまでであれば、3カ所とも道連れ廃止となっているところですが、同一及び隣接街区に存する一団の農地等として認めることにより、1つの生産緑地地区として指定することが可能となります。  続きまして、別添資料の4ページをごらんください。特定生産緑地制度の創設についてでございます。  生産緑地の所有者の意向をもとに、市町村が当該生産緑地を特定生産緑地として指定できるようになりました。指定された場合、買い取り申し出ができる時期が10年間延長することができます。ただし、適正な管理ができていない生産緑地につきましては、特定生産緑地に指定できないこととなっております。  下のフロー図をごらんください。こちらは特定生産緑地に指定する場合ですが、生産緑地地区への指定から30年を経過する前までに特定生産緑地に指定することで、従前の相続税納税猶予や固定資産税の農地課税等が継続できるようになります。買い取り申し出につきましては、これまでどおり主たる従事者の死亡や故障があったときに行えることとなります。特定生産緑地の指定から10年経過するまでにもう一度指定を行えば、さらに10年延長でき、その後も繰り返し延長が可能となります。  5ページをごらんください。上段のフロー図につきましては、特定生産緑地に指定しない場合でございます。生産緑地地区の指定から30年が経過した時点でいつでも買い取り申し出ができるようになりますが、買い取り申し出をするまではこれまでどおり建築行為の制限が続きます。また、税制につきましては、激変緩和措置はありますが、納税猶予の適用がなくなり、固定資産税等は宅地並み課税になります。  下段は、固定資産税等の激変緩和措置について図示したものです。生産緑地としての農地課税の場合の税額と宅地並み課税の場合の税額の差額を算出し、1年ごとに2割ずつふやしていくことで、5年かけて税額が引き上げられることになります。  続きまして、6ページをごらんください。生産緑地地区に設置可能な建築物の追加です。生産緑地地区内には原則として建物を建築できませんが、農業用倉庫などは市が許可すれば設置可能となっているところ、今回の法改正によりまして、設置可能な建築物として、製造・加工施設や直売所、農家レストランが追加されました。これは生産緑地内で生産した農作物の販売等を行うことにより、生産緑地の保全に役立てることを目的とされております。ただし、都市計画上の用途地域の制限を受けるために、例えば第一種低層住居専用地域内では、これらの施設は建築できないこととなります。  次に、7ページをごらんください。今後の流れについてでございます。現時点での案ではございますが、上段の面積要件緩和条例については、農業委員会、JA、京都やましろ農協、あと都市計画審議会での意見聴取等を経まして、平成31年3月の定例会に条例案を提出する予定でございます。  下段の特定生産緑地につきましては、農業者に対しまして制度周知を図るため、年明け1月に配布されます農業委員会だよりとあわせまして、制度周知のチラシを配布を予定しております。  その後の詳細な手続等は未確定でございますが、平成31年度に生産緑地所有者向けの説明会を実施しまして、平成32年度から33年度にかけまして所有者等の意向を確認し、平成34年度の指定告示に向けて進めていくという形で検討してるところでございます。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○谷直樹委員  城陽市の状況の、この2番ですかね。78地区12.66ヘクタールから73地区11.40ヘクタール、この差が解除されたということですね、まず。 ○立木克也都市政策課長  基本、平成4年当初に皆さん、生産緑地地区として指定されておりますが、その後追加があったのと、生産緑地を解除されたのと、の差し引きが今の最終的な数字という形になっております。 ○谷直樹委員  先ほど、一応指定を受けられた方が要は亡くなるのが解除の条件と、これは大原則ですし、それしかだめかなと思うんですけど、例えばこれ、農業従事者の方、高齢化されて農業を続けることができないというような状況多々あると思うんですけど、後継者のとか、まあまあ、相続人の方々が、例えば女性だけとか、あとおられましても外国におられたり、遠方におられるという場合、なかなか生産緑地としての、あくまでも生産緑地って言ってるのは農地ですから、物をつくったり、例えば中には果樹園という形で木を植えてあるところもありますけど、そういうふうな形で農地として利用しなあかんというふうな条件があったと思うんですけど、その辺、今後、面積緩和等々なってくると、ふえてくる可能性もあるんですけど、その辺がまあ、いわゆる現状はきちっと管理されてるんかなというのはちょっと疑問に思うんですけど、その辺はどんな感じですかね。 ○立木克也都市政策課長  現状の生産緑地につきましては、今、年1回、市のほうでそれぞれ生産緑地のほうを見回り等させていただきまして、適切に管理されていないところにつきましては、こちらのほうから適正管理をしていただくように指導させていただいてるところでございます。  あと夏場、草が生い茂るような時期につきましては、それぞれ皆さん、生産緑地の所有者に対して文書で適正管理を呼びかけてるという状況でございます。 ○谷直樹委員  それと、さきに質問しました指定を受けられた方が亡くならないと解除できないというのがもう決まりですね。それ以外はだめだということですか。 ○立木克也都市政策課長  買い取り申し出ができる要件になるんですけども、今、谷委員がおっしゃったみたいに、まず亡くなられるというのも1つの条件でして、あと先ほど来説明させていただいております指定から30年経過したとき、あともう一つが農業に従事することができないような故障に至ったようなときという、この3つが買い取り申し出の要件というふうになっております。 ○谷直樹委員  その場合、これ公共施設等の敷地として適正云々とかいうことありますけど、行政として買い取られた例とかはあるんですかね。ほとんどそれが買い取りができなかったら、一般の方にも売却、たしかできるようなことで、それが宅地化されて家を建てるとかいうようなことだと思うんですけど、その辺、行政も予算がありますし、ただ、将来に向けての今後、平成30年ですか、で一旦終わるんですけど、その中でも公共施設等の敷地として適してることを考えながら、今後、そういう形の生産緑地を何というかな、いわゆる都市にあるべきものというような観点が、そのような流れでそうなったんかなということを思うんですけど、宅地化するべきものということは、宅地化されたら家とか建てられるし、人口減ってるのに宅地化してどうなっていうようなことをいろんな論議があったと思うんですけど、その辺のことが公共施設等を考えた場合、都市にあるべきものはどういう意味合いかなという、ここのところを思うんですけど、その辺どういうふうにお考えですかね。 ○立木克也都市政策課長  まず、最初お問い合わせあった、生産緑地の買い取り申し出が出されたものを公共施設用地として買い取ったというのは、今のところ事例はございません。逆に、生産緑地を市の事業によって買い取らせていただいたという例はございます。  生産緑地、以前は宅地化すべきものというものから、現在はあるべきものというふうに考えが変わったというか、国の方針としてそういう考えになったというところで、生産緑地につきましては、良好な生活環境の確保と防災というような面からも、宅地の中にはある一定必要なものであるというふうな考えで、残すべきものは残していくというような考えではございます。 ○谷直樹委員  これ、市街化内の農地ですから、ここにありますように、いつでも建築物、用途地域によりますけど、建てられるというとこに農地があって、それを何ていうかな、有効利用と考えられるんですけど、例えばあれですね、城陽市全体見ますと、宅地開発ですかね、する土地が少なくなってきて、例えばこれから交流人口がふえてきたときに、若い方々はやはり空き家等を利活用でという方もおられますでしょうけども、いずれにしても他の市町を見てみますと大規模開発等の住宅地にというか、団地に住みたがるっていうふうな意向というか、そういうふうな傾向なんですよね。  そういう面からいいますと、例えばこの生産緑地法という法律がありますし、この国の指針もありますけども、やはりそういうことを考えた場合、城陽市を将来的に見ますと、このような生産緑地等をそういう形で利活用できたら、人口をふやす云々も考えられるんじゃないかなと私は思うんですけど、その辺、法律がありますから、なかなかこっちの思いでいかないと思いますけども、この34年度、一応、30年間いう時期を迎えるということで、ここにも書いてますように、最終的には買い取りを申し出して、それがなければ自由に売れるっていうようなことかと思うんですけど、その辺、今後、いろいろ調査されて、どうしはるんですかって、農地としていわゆる後継者と高齢化の問題がありますけども、その辺の利活用に向けての有効活用もお願いするっていうのも1つの手かなと僕思うんですけど、その辺いかがですかね。 ○立木克也都市政策課長  平成34年であらかたの生産緑地が指定から30年を迎えるっていうことで、それまでに生産緑地の所有者と、あと権利者の方に、今回のこの制度の内容を説明会等で十分説明させていただきます。その中で、その後の活用、宅地として活用されるのか、そのまま農地として保全されていくのかっていうのは、一定、その所有者なりの判断にはなってくると思います。ただ、その判断がしっかりできるように、こちらとしては説明会でしっかり説明していきたいというふうに考えておるところでございます。 ○谷直樹委員  わかりました。いずれにしても所有者の方の意向というのが一番大事だと思いますけども、やはり一旦これ指定しちゃうと10年間ですかね、延長、これしたらだめだということですわね。その辺をきちっと説明していただいて、やはりその方が有効利用できるように、市街化内の農地ですから、いつでも開発できたら利益となるっていうの、用途が多様にありますんで、きちっと説明いただいて、やはり、あ、しもうたなっていうことがないように、その辺のご説明なりをしていただきたいと思いますし、それと、この生産緑地内に可能になった施設、ここに製造、農産物等々の製造・販売でしたな。こういうことができれば、そらまあベストやと僕は思いますけど、なかなかあれですね、市街化の今の生産緑地等の農地で農産物をこんだけの施設を必要なところがあったかなというたらちょっと疑問かなと思うんですけど、その辺、これありましたっけね、こんな、一応生産されて、こういうような形で利用できるような農地ですか、生産緑地。その辺、今まあこれも農業委員会さんのほうがよう知ってはると思いますけど、どんだけ使うてはるか云々とかね。その辺どうですか。 ○田畑徹農業委員会事務局長  今のところ、その生産緑地内でこういう加工販売とか、製造拠点とかいうのはないと考えます。 ○谷直樹委員  いろいろと言いましたけど、いずれにしても、これが時期が来るっていうことでございますので、ぜひとも、きちっと所有者の方に説明していただいて、有効利用等、本人さんがしまったと思わないようにやっていただきたいと。ただ、やっぱり負担に、税金の負担ちゅうの出てきますから、その辺をちゃんと説明していただいて、所有者の方にご活用いただけるようなことを要望しておきます。 ○若山憲子委員  この生産緑地法に伴う制度の変更についてですけど、都市にあるべきものっていう位置づけでそういう、これを守っていこうということやと思うんですけれど、この、先ほどのいわゆる78地区、73地区から78地区になっている理由、この差ということで答弁いただいていると思うので、それは例えば新市街地のところでですよね。どの程度、いうたら生産緑地の関係で、このいわゆる12.66ヘクタール、11.4から12.66のうち、新市街地のところではこれはどんなふうになったのかっていうのが1点と、それと、この特定生産緑地、市町村が指定できるということですけれど、このことは農業をされておられる方からもすごくいいことやと思うんですけど、特定生産緑地に指定できるっていうことで法律上なってるということで、市としては、例えば当然所有者の意向あると思いますけれど、何かその見込まれてるっていうようなことはあるんですか。  今実際には生産緑地、この数値あるじゃないですか。そのうち、今後、その場所によると思うんですけど、30年やったんがさらに10年延びて、さらにその指定期間、10年ごとにまた更新ができるというような制度に変わっていくということは、農業を続けようという方には大変いい制度やと思うんですけど、それとか、その中で今、市が進めようとしておられる農商連携の関係でいうと、建物もそのところに建てられるというようなことで言われてるわけですよね。その辺で何か、城陽市としての、これぐらいの見込みというようなものは持っておられるんですか。ただこれは法改正に伴うもので、こういう法改正の内容だけっていうことでの説明というふうに理解したらいいんですか。その先については今後さらに市のまた計画の中でというように理解したらいいのか、そこだけ教えてください。 ○立木克也都市政策課長  まず、新市街地の中での生産緑地につきましては、今現在、1カ所ございます。面積は1,692平方メートルになっております。  今後のという話ですけども、先ほどもちょっとご説明させていただいたんですけども、生産緑地の所有者とか利害関係者の方に対しましては、31年度に説明をさせていただいて、その後、それぞれの方の意向を確認して、特定生産緑地に移行するという方につきましては同意書なりも受け付けさせていただいて、その後、指定していくという形になりますので、現状でどれぐらいのとかいうことになりますと、まだその制度の説明等もしておりませんので、ちょっと読めないところではございます。 ○若山憲子委員  説明そのものがまだあれなので、今後のことについては読めないということだったと思うんですけど、そしたらこの、ずっとタイムスケジュールというんですか、その説明のところでいうと、農業委員会、JAさんの意見ていうのは、どういうことだったんですかね。それともこれから意見聴取は、この委員会終わってからっていうふうに理解したらいいんですか。法改正そのものについては当然農業委員会、農業委員さんていうかJAの人は関心のあることやし、それなりにある一定つかんでおられる、具体的に市が説明したかどうかは別にして、つかんでおられると思うので、その辺のもし意見があったら教えてください。 ○田畑徹農業委員会事務局長  農業委員会につきましては、先週12月7日の委員会後、説明を受けました。その中で、委員の方々から質問、意見等ございましたのは、できるだけ農地として残しやすい市の判断状況で、制定してほしいということと、生産緑地持っておられる方等に漏れのないように完全に全員に周知できるようにお願いしたいということがありました。 ○立木克也都市政策課長  JAのほうにつきましては、これからまた改めて説明させていただくという状況でございます。 ○若山憲子委員  まあ、この農地として残しやすい判断をということで、これ農業委員さんもほかの場面でもおっしゃっていたかと思うんですけれど、漏れがないようにということで、当然、説明会されるということなんですけれども、例えば生産緑地指定をされておられる方、全ての方にいわゆる個別通知なんか出してされるというようなんか、例えば、いろんな説明会、まあ、説明会ありますよって言ったげて、そこに希望っていうたらいいんか、それに関心のある方が集まってこられるというようなことなのか、その辺は、例えば漏れがないように小さなところもということでは、どんな形の説明会をというように思っておられるのか。 ○立木克也都市政策課長  説明会のまだ詳細なやり方っていうのはまだちょっと決めてはおりません。ただ、所有者の方に必ず皆さん、説明会が行われるという通知はさせていただきます。  ただ、それは皆さん来られるとも思えませんので、そこに来られない方につきましてはちゃんとしっかりフォローして、説明、後日するなりさせていただきたいというふうに考えてございます。漏れることだけはないようにしていきたいと思っております。 ○乾秀子委員  1ページの説明文の最後の2行のほうなんですけど、都市にあるべきものへと転換されるということで、こういう建物も可能という形で資料のほうに書いてあるんですけど、この中で、その2行目にある都市農地の有効活用というのが今のままでは、私はちょっと、この建物のことはここの説明で、あ、こういう建物ができるのだなというふうに思ったんですけど、このもう一つ適正な保全を図るっていうとこなんですけど、以前は私、寺田の旧村というところに住んでますけれども、宅地化するっていうことで長く放置されてた生産緑地がハイツになってたんです。で、その前は沼地みたいな感じで、生産緑地っていう看板は立ってたんですけど、足踏み込めないようなちょっと沼地的な生産緑地やったので、ずっとほってあることがすごくどうなのかなというふうに思ってた地域だったんですけれども、これ、例えば、もちろん生産されてもいいんですけれども、生産されずに緑地っていう形で置いとかれた場合、市街化区域にあるわけですし、沼地的な形で置いとかれてもすごく虫も発生したりとかしてよくない状況もあるんですけど、活用の方法としてなんか、もうちょっときれいな公園に整備するとか、そういうものの考え方とか、例えば市が借り受けて公園として、公園、まあ、緑地でいいんですけども、何か置くとかではなくて、もうちょっときれいな整備の仕方を考えていくことができないのかということが1つと、この建物のほうですけど、面積とか必要な面積、上限がなければ500平米以上とか、施設の規模が全体面積の20%以下とか、こう書いてあるんですけど、この施設の設置者が当該生産緑地の主たる従事者っていうふうになってるんですけども、もちろんここを持っていられる方が主たる従事者だと思うんですけど、例えば借り受けみたいな形でこの店舗を経営されたりとか、そういうことはどこか線引きみたいなんがあって、可能にもなるんですかね。もちろんそこの食材を使われるということが大きな条件ではあるんですけど、全くここを持ってる人だけしかがこれ、この施設的なものを、例えばつくって、経営に結びつけていくっていうことしかできないんですかね。ちょっとそこのとこ教えていただけませんか。 ○立木克也都市政策課長  まず、生産緑地の管理についてです。委員おっしゃるみたいに、農地として使われていないっていう沼地等があったということでございますが、肥培管理ということで、いつでも農地として使えるような状況で管理していただいてるということでも生産緑地の管理としては一応認めてるという形になっておりますので、年1回、先ほども申しましたけども、生産緑地を市のほうで見回りをする中で、そういう管理等がなされていないところにつきましては、適正に管理していただくように所有者の方に通知させていただいてるというところでございます。  あと、また、草が生えて、例えば近隣から草が生えてっていうような苦情等がございましたら、所有者の方にその辺の管理もするようにということで、指導はさせていただいてるというところで、市として公園などでっていうところの利用は生産緑地として認めているものではございませんので、ご理解いただきたいところでございます。  あと、主たる従事者ですが、基本的には農家台帳に登録されておられる家族の中で、最も中心となって営農している人を主たる従事者という形で呼んでいるところでございます。  ただ、生産緑地法の中で、例えばですけども、夫婦で営農されている場合、主たる従事者でない方が死亡などして営農が続けられなくなったときには、65歳未満の方であれば、主たる従事者の8割以上、65歳以上であれば主たる従事者の7割以上の日数従事しているものを主たる従事者に含まれるというふうに、生産緑地の規則の中では定められているところでございます。 ○乾秀子委員  わかりました。そしたら、例えばこう、住宅が立て込んでる中で、例えばすごく適切とは言えなくても、いつでもこう管理している状態っていうふうに市が見たら、別に公園みたいにするつもり、公園のような状況にする必要ももちろんないし、市としてもするつもりはないということですよね。  まあ、見回りしていただいてて、本当に適正に管理していただければそれで、それはそれでいいのかしれないですけれども、それでもやっぱり周りのこう、住んでる環境っていうのと、宅地にしたらいいっていうふうには絶対思ってないんですけども、やっぱり住んでる環境と合うような管理の仕方っていうのは、やっぱり指導していっていただきたいなというふうにすごく思いますし、何かもっとこう、ただ置いとくだけでは何かもったいないような気もするんですね。私が住んでるところは余り開発地域じゃないので、公園ていうのがありませんので、そういう緑地的な場所だけでもそういうふうにつくっていただけたらいいかなというふうに思うんですけど。  主たる従事者のことわかりましたけど、結局はやっぱりその台帳に登録されてる方が主たるっていうことで、貸借とかは絶対できないんですよね。借りるっていうことは考えられないんですよね。例えば、身内同士、身内っていうか、台帳には載ってないご夫婦とか家族の間でも貸借っていうのはもうだめなんですか、法律的に。ちょっとわからないので、教えていただけませんか。 ○加田典義農政課長  都市農地の貸し借りの関係なんですけれども、これまで都市農地の貸借につきましては、農地法で貸し借りというのは可能でございました。ですが、2018年の9月1日に、都市農地の貸借の円滑化に関する法律が施行されまして、市街化区域の農地のうち、生産緑地の貸借が安心して行える新たな仕組みがスタートしているところでございます。 ○乾秀子委員  2018年のその法律によると、できるということでいいんですか。円滑にできるっていうふうに理解していいんですか。 ○加田典義農政課長  都市農地の貸借は可能です。 ○乾秀子委員  そしたら、この施設をつくられた方が、施設の設置者っていうのが必ずしもこれに当たらない場合もあるわけですよね。済みません、言い方がちょっと反対ですかね。生産緑地の主たる従事者イコール施設設置者にならない可能性もあるわけですかね。貸借、借りられてからこういう施設をそこにつくるっていうことも一応可能なんでしょうか。 ○木谷克己まちづくり活性部長  先ほど加田課長のほうから都市農地の貸借についてということで、これまでは、まずちょっと冒頭の、先ほどの補足になりますけれども、生産緑地の賃貸借をした場合は、これまでの法律では、例えば納税猶予のもう打ち切りがされるとか、貸すほうにとってちょっと不利益が生じるようなこともございました。今回の法律改正で、一定の要件ですね、借りる方が計画的なものを立てられて、市にその借りた後の耕作の継続とか、それを認められた場合にはそういった貸し借りができて、なおかつそういった納税猶予の打ち切りとかもなくなって、貸すほうにも優位に貸せるようになったということと、それからそうした場合の主たる従事者の要件なんですけども、先ほど主たる従事者の要件がございましたけれども、そういった賃貸借によって営農されてる場合の所有者、主たる従事者もその要件が一定緩和をされまして、主たる従事者自身はかわらないんです。かわらないんですけれども、一定の役割、年間従事日数の1割以上の日数は、見回りや除草、周辺住民からの相談等そういったことに所有者が従事すれば、主たる従事者要件として、従事者のままでその要件が緩和をされたということになりますので、貸し借りした場合も主たる従事者というのは一定、そういった所有者が主たる従事者になりますんでしたら、従事者自身がかわるというものではないところでございます。  したがいまして、その、ちょっとこの、あれですけども、借りた方がレストラン等を主たる従事者として運営することは、ちょっとできないんじゃないかなというように考えておりますが、そこはちょっともう一度確認をさせていただきます。基本的に主たる従事者というのは、貸し借りがあっても従前の所有者の主たる従事者の要件緩和がされて、主たる従事者はかわらないというような位置づけがされてるというところでございます。 ○乾秀子委員  8割方わかったようなわからないような状態で聞くんですけど、そしたら、その主たる従事者と言われる方がその建物があるところにもかかわっていかれるっていうことだと思うんです。そしたら、例えば施設の設置は、施設の設置をそこの農地の所有者の方がされて、その、これ建物は納税猶予とかの適用を受けないということですし、建物、建ってからその建物を賃貸して商売するっていうこともできる、それはどうなんですかね。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  済みません、生産緑地法の施行規則の中で、そういう今のかようの施設については、この主たる従事者が設置及び管理をすることというふうにはなっているところではございます。設置につきましては、もう間違いなく主たる従事者が設置すればそれで問題ないことになってるんですが、ちょっと管理の部分について、どの範囲までちょっと管理が及ぶのかっていうところはもう少しちょっと確認させていただいてからお答えさせていただきたいと思いますので。 ○土居一豊副委員長  今、乾委員が言いかけてちょっと答弁が中途半端だったんですけど、市内の500平米以上といったら結構まとまった土地なんですよね。600超えれば約200坪。ボールを投げたり蹴ったりできない公園がいっぱいある。しかも生産緑地のあるところは市街地の中にある。そしたら、公園をつくるのに適してるところは市は買い取ってボールの蹴ることができる公園をつくったら、今、一番子どもたちが困ってるところ、しかもまとまった土地はもう市内にまずほかの方法では探すことはできない、500坪、600坪の土地なんて。今の生産緑地であれば、とれるんじゃないかなと思うけど、そういう考えを持つことはありませんか。 ○木谷克己まちづくり活性部長  公園の新設についての考え方のこと自体は都市整備のほうの管轄になりますけれども、ただ、今、副委員長おっしゃいましたとおり、市街化の中の農地の部分、その手続上踏まえていくならば、例えば買い取り申し出が出たときに、まずは役所、公共施設でどうなのかという判断をいたしますので、そういった部分が合致をすれば、まずは市役所内部での買い取りも、申し出に対する買い取りを行うというのが市役所だったら一義的にできますので、そういった計画、公園整備の計画に合致すれば不可能ではないと思います。 ○土居一豊副委員長  ぜひ、市内の中でボール投げ、蹴ったり投げたりできない公園が多いいうこと出てますので、予算と場所的なこと等がありますけど、ぜひ生産緑地が販売されそう、手放しされそうだとなったときに、1つどこかの頭の隅に考えとってほしいな。  あわせて、もう一つは、もう少し小さい生産緑地、今度は300以下の生産緑地になってきますけど、自治会の集会所がなくて困ってるという自治会があるんですよね。土地がない。で、もし自治会の集会所のないところで自治会は基金を持っておられるということあれば、市は土地を買い取ってあげて、自治会に建物建てさせて、あと、ある程度の負担はさせるとか、今後の自治会のコミュニティということを考えたときに、生産緑地を公共用地として使うことを考えるということはいろんな方法が出てくるんじゃないか。特に市街地内の公園の再編成というのは市が公園法改正して、小さな公園を1つにまとめてもいいとか、いろいろ今、国で検討されてると思うんですよね。ということも含めて、有効に使う方法を考えておくべきじゃないのかな。建物が建ってしまってからでは、あともう二度と買い取りできませんので、木谷部長が言われたように、公園としてこれは適地だな、しかも場所的にも予算的にも運用できるんであれば、ぜひ考えとっていただきたい。  ただ、法的に無理だよっていうことがあれば、それは仕方ありませんけど、ぜひ、法的に可能なもんであれば、市民皆さんの環境の改善のため、将来的にはボールを蹴ったり投げたりできる公園があれば、その周りには家が建てれば、若いお母さん、お父さん、転居してくるんじゃないのかなと思いがいたします。  法的に何か私の提案で制限がありましたら、ご答弁ください。なければ結構です。 ○木谷克己まちづくり活性部長  生産緑地の買い取り申し出が出まして、まず一義的に買い取り先に照会かけるのは、先ほど申しましたように公共的な施設はどうなのかということで、市の関係部局とか、そうしたところに照会をかけて、先ほど申しましたように、そういった計画性、公園の、例えば計画に合致すれば、そういった部分というのは、先ほど申しましたように、取得も可能なのかと思います。  ただ、その次に、買い取りの照会をいたしますんが農業関係者でございます。農業従事者も含めて。そこでも買い取りの希望がなければ、それをもってもう次の順序でもう土地利用が可能ですよとなりますので、今、副委員長おっしゃった、例に挙げられました自治会集会所は、例えば個別に自治会なり住民の個人の方は、農業者じゃございませんので、買い取って引き継いで農業することになりませんから、そういった部分では条件的に購入していただく、手を挙げるのはちょっと難しいのかと思いますけれども、関係課とも相談いたしますけども、そういった場合に、その公的な位置づけという部分で、まず市が買い取って何らかの工夫ができるのかどうか、そこはちょっと集会所関係の部局とも相談して、可能なものかどうなのかは、またちょっと確認をしていきたいというふうに考えるところでございます。 ○藤城光雄委員  この図の面積要件、3ページの部分で、4つのパターンが示されとるんですが、私、ちょっと詳しく知りたいところで、このパターンに該当する地区数とかいうのは、存在するということで書かれているわけですか。それともたまたまこういう場合はこうなりますよという、あくまでも図式の説明だけですか。市内にはこういうところの該当する地区数はどの程度あるのか、個別にあればちょっと地区数的に教えていただきたいのと、この説明文の1ページの3番の市街化区域内の農地は宅地化すべきものというくだりが1つ、2行目にありまして、その下段に、保全すべき農地については、生産緑地に指定することで保全することとされているがっていうことのくだりがあるんですが、この中で、どう見ていいのか、ちょっとそれぞれの個別の面積と地区数的には示していただくことは可能なんですか、ここで伺うことは。現状のところをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○立木克也都市政策課長  まず、3ページの4種類、事例を示させていただいておりますが、生産緑地、城陽市内に点在しております。1人で持っておられるとこもございますし、複数人で持っておられるところもございます。1人で持っておられても筆は分かれていたりしますけども、1人で持っておられる方については、例えば基本的には買い取り申し出されるんやったら全部、買い取り申し出されるだろうという思いではあるんですけども、例えば複数人で持っておられるところで、Aさん、Bさん持っておられて、Aさんだけが買い取り申し出されて、Bさんだけが面積要件欠いたというときについて、周りの生産緑地と合わせて1つの生産緑地区としてできるのかっていうのを一応市内、城陽市内の生産緑地全部、それぞれ見渡しまして、一定距離要件を定める中で救えるだろうというふうに、今、全部調べました。ほんで、その中で今の考えでいきますと、半径300メーターの範囲で円を描くと、それぞれの全ての生産緑地は救えるだろうという形で今考えているところでございます。  あと、生産緑地のそれぞれ管理するのに台帳を都市政策のほうで管理しておりますので、その中には、所有者、面積等は確認しておるとこでございます。 ○藤城光雄委員  最初の、それぞれの状況を見て、事例を挙げられましたが、ほんで、半径300メーターであれば、その救済の範囲が整えば、こういうイメージ図でやりますよということの説明ですので、そういう当該地が市内で地区的には数は、全体を指しての話だろうと思いますから、だから、この4つの割り振りの図から見ると、それぞれに該当するのはどのような地区数があるのかというのをちょっと先ほどお尋ねしたところもありますので、もしわかっておられればお答え願ったら結構ですし、で、1ページの説明につきましては、そういうことを全体を見てまあまあそのように指定はということですが、これはわかりました。こっちのちょっと3ページのほうの説明をわかりやすくちょっとお願いできれば。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  3ページの絵ではございますが、今、先ほど申しましたように、300メーターの円を描けば点在する、比較的小規模な生産緑地が一団の農地として考えられるという結果にはなってます。  この3ページの絵につきましては、その300メーターのこの範囲の絵の中にある農地をちょっとイメージ的に描かせていただいたものでございまして、実際、このような街区になってるとか、そういうようなパターンではなしに、全く道路がないような状況でも一定300メーターの円の中に単体の農地があれば、それを一団の農地として考えるというような考えでございますので、それによってできる限り生産緑地を残していくという部分での考えでございます。 ○藤城光雄委員  要は、生産緑地の活用を促進するという意味の措置でありますので、できるだけ、置いといて何もされへん方でも今まで租税措置を受けられておられたりしますから、それを動かすことでまさに土地利用がしやすいように今回進めるというような制度だと理解しておりますので、この点について、農家の皆さんにもこれをされることで非常に、逆に、まあ、土地利用の面で今まで宅地開発しかできひんかったものがこれを幅広く運用できるいうことは、私は非常に喜ばしいことやと思いますから、また具体的な事例が固まりましたらご報告をいただければと思いますんで、よろしくお願いしときたいと思います。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  2時35分まで休憩します。           午後2時24分 休憩         ─────────────           午後2時35分 再開 ○小松原一哉委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  (4)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岩佐良造新市街地整備課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業の第3回事業計画変更の概要並びに今後の事業の流れなどについて、ご報告いたします。  まず、1、第3回事業計画変更の概要について説明させていただきます。今回、事業計画で変更になった項目は、(ア)から(オ)の5項目であり、(ア)の整理施行前後の地積、(イ)の保留地の予定地積、(ウ)の公共施設別調書、(エ)の事業施行期間、(オ)の資金計画書であります。
     それでは、別添資料の宇治都市計画事業久世荒内・寺田塚本地区土地区画整備事業、事業計画書の第3回変更箇所抜粋と記載しています資料をお願いします。まず資料の見方でありますが、上段の赤字が変更前で、下段が変更後となってます。  それでは、1ページをお願いします。上段の(4)整理施行前後の地積、下段の(5)保留地の予定地積につきましては、工事が完了しましたので出来形確認測量を行った結果を反映し、変更したものであります。  次に、2ページをお願いします。こちらは、公共施設別調査です。こちらも出来形確認測量の結果を反映し、変更をしております。  次に、3ページをお願いします。2ページからの続きで、公共施設別調書であります。  次に、4ページをお願いします。こちらが2ページ、3ページに記載のあった公共施設の位置がわかる設計図となっています。  次に、5ページをお願いします。第4事業施行期間を平成31年3月31日から平成36年3月31日までの5年間延ばすこととしております。一般的に区画整理事業の完了と位置づけられています換地処分の公告につきましては、平成31年3月末に行えるよう事務を進めておりますが、現在作成しています換地計画により定めます清算金の徴収公告が完了するまでは事業期間を確保する必要があり、施行規程で清算金の分割を最大5年まで可能としていることから、5年延ばすものであります。  次に、6ページをお願いします。こちらが資金計画書の支出の部分であり、変更の事業計画書を作成した時点の決算見込み額であります。まず、上から、公共施設整備費の築造費の合計が18億4,400万円、その下の移転費の計が3億6,800万円、その下の移設費の合計が2億1,900万円であります。  次に、法第2条2項の上下水道、ガス施設の整備費の合計が1億3,700万円、その下の宅地の整備費が8億4,600万円と、工事雑費、調査設計費を合わせました工事費の計が36億3,400万円であります。それに損失補償費と事務費を合わせまして、区画整理事業費が36億5,500万円となる見込みであります。  次に、戻りまして5ページをお願いします。真ん中の表の他事業施行分として記載していますのが、これまで関連事業として説明してきたものであります。こちらにつきましては、事業の名称を記載しているとおりであり、合計が4億1,400万円となる見込みであります。  その下の参考と書いている表をお願いします。こちらは、当初事業計画と決算見込み額を比較した表であります。当初事業計画上は、区画整理事業と関連事業合わせて40億9,500万円と見込んでおりましたが、決算見込み額としまして、区画整理事業36億5,500万円と関連事業費4億1,400万円を合わせまして40億6,900万円となり、当初の総事業費におさまる見込みであります。  次に、1、収入についてご説明させていただきます。保留地処分金が当初の見込みより約3億1,000万円多くなる見込みですので、先ほどご説明した事業費36億5,500万円から26億8,524万9,000円を差し引いた9億6,975万1,000円を市費としております。  それでは、次に、先ほど説明しておりました建設常任委員会資料の1ページをお願いします。  次に、2の今後の事業の流れについてご説明させていただきます。①の第3回事業計画変更の認可申請でありますが、平成30年11月9日から11月22日までの2週間、事業計画の縦覧を行い、平成30年12月6日までの法で定められました意見書の提出期間内に意見書の提出はありませんでしたので、平成30年12月10日に京都府へ設計の概要の認可申請を提出いたしました。  次に、②事業計画の決定でありますが、さきに提出しました認可申請の設計の概要について京都府の認可を得ましたら、速やかに第3回変更の事業計画決定を行う予定であります。その後、③の換地計画を作成し、その作成した換地計画を土地区画整理審議会に諮り、各地権者に対し換地計画の縦覧を行い、その後、京都府へ換地計画の認可申請を行う予定であります。京都府から認可が得られましたら、⑦の換地計画の決定を行う予定であります。その後、地権者に対し⑧で記載しています換地処分の通知を行い、換地処分の公告を平成31年3月末を目指して事務を進めていきたいと考えております。また、換地処分の公告の翌日より清算金の徴収交付の事務が始まることとなります。  2ページをお願いします。次に、3、事業区域の状況としまして、こちらは平成30年11月1日現在の事業区域の状況であります。  以上で説明を終わります。 ○小松原一哉委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○谷直樹委員  この清算金ですけど、見込みでどれぐらい、坪数によってばらばらですけど、大体どれぐらいの差を。それと、いわゆる清算金の根拠、幾ら、平米になるかどうか、その辺はこれ決まってるんでしたっけ。 ○岩佐良造新市街地整備課長  清算金の換地の相互間の不均衡を是正するために徴収または交付するものであります。具体的に説明しますと、例えばAさんに100平米の土地を渡さなければならないのに、工事完了後に出来形確認測量をした結果、99平米しかない場合には、Aさんの土地が1平米少なくなることから、清算金を交付し、金銭による換地の不均衡を是正するものであります。  清算金の額とのご質問でございますけども、清算金の額につきましては、法律に基づいて任命された評価員の意見を聞き、さらに、土地区画整理審議会の意見を聞き定めることとなっております。現時点におきましては、出来形確認測量が完了し、換地計画を作成中であることから、具体的な清算金の額については説明できる状況ではありませんので、済みませんが、ご理解をお願いします。 ○谷直樹委員  最近のいわゆるこの測量技術っていうのは、座標もあるしGPSとかある。で、ほぼほぼ誤差出えへんと思いますけど、多少の誤差は多分清算金に出るかな、予測されると思うんです。この数字見ても、若干の誤差出てるんで、その誤差の範囲内で多分清算業務も発生するかなと思います。  それと、この清算業務、換地処分終わって公告されて、あとこれ、地積確定したら登記、いわゆる区画整理事業何街区の何区の何号とかいう登記かなと思うんですけどね。これ、測量は当然、区画整理事業の中の測量とあるんですけど、登記上はそこで出てけえへんなと、私の実務上ね。で、その登記等々が最終確定すんのがこの清算云々、もう今だから、一応登記等はほぼほぼ区画整理事業の確定した図面、それから平米数によって、これはもう先にされるんですかね、で、その後清算するんですね。 ○岩佐良造新市街地整備課長  事務の流れにつきましては、この3月末に換地処分の公告をしましたら、その翌日に法務局のほうに区画整理登記を申請する予定であります。それを申請しますと、新しい地番の謄本ができ上がりますし、測量図等々につきましては、今、法務局のほうと協議調整してますけども、うちの測量データを備えつける予定で今協議を進めているところであります。 ○谷直樹委員  わかりました。まあ、地目のほうも当然そこで変えるんかなということも思うんですけど、いずれにしてもこんなに大きな区画整理事業、きちっとできて。あと、最後にもう一つ、北公民館。いわゆる上下水道部の南側にあれ1区画かな、これから多分公募、入札されると思うんですけど、あの分はここに入ってるんですか。いわゆる保留地の処分で、以前は平米幾らっていうような形で、たしか、何ていうかな、申し込み等されたと思うんですけど、いわゆる公園ですかね、あの中の公園のとこの横のとこの24号に面した土地、あれ500坪ぐらい売ったのかな、800坪ぐらいあるかな。あの分はここにこれ、反映されてるんですか。保留地処分で一応価格がまだ、最終、公募やったらこれから決まるというふうなことだと思うんですけど、その辺どうですか。 ○岩佐良造新市街地整備課長  今おっしゃってます保留地につきまして、事業計画のその保留地処分金の中には入っております。それで、単価としましては、この事業計画上は、ほかの国道24号と一緒の平米11万で事業計画は作成しておりますけども、今後、売却するときに入札でそれ以上の額で売れれば、市費のほうは増えるのかなというふうに考えています。 ○谷直樹委員  まあ、あのね、これいろんな情報を聞きますと、例えばあの前のファミリーマートの跡地をある企業さんが坪80万で買うたとか、これも事実ですし、それの北側の大きな会社の方が、最初は55万で考えとったら、ばかでかいから物すごい金額で売れたっていうようなことですんで、基本的にその分が高く売れちゃうとやっぱりこっちの市債かな、城陽市にとったらええことやと思うんで、その辺はきちっと、あと用途等にもよるし、いろいろなことがあると思いますけど、そういう情報もあるんで、ちょっとその辺は頑張っていただきたいと思います。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、(5)東部丘陵地整備についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○木村敬東部丘陵整備課長  それでは、東部丘陵地整備についてご報告いたします。  お手元にお配りしております資料をごらんください。今回報告いたします内容につきましては、都市計画道路城陽井手木津川線及び東部丘陵線の都市計画決定手続の状況についてでございます。  これまでの経過についてでございますが、城陽井手木津川線につきましては、9月13日に国から都市計画決定権者である京都府に対し都市計画決定の要請書が提出されました。こちらは、前回の建設常任委員会でご報告した内容でございます。10月23日、城陽井手木津川線及び東部丘陵線の市の原案について、市民の皆様を対象とした住民説明会を開催し、説明いたしました。11月2日、城陽市都市計画審議会を開催し、城陽井手木津川線及び東部丘陵線の市原案について報告いたしました。参考資料をごらんください。こちらは城陽市都市計画審議会へ報告した資料の一部で、審議会では、パワーポイントやこれら資料を使用して、10月23日に開催しました住民説明会での説明内容とその結果について報告いたしました。  4ページをお願いします。こちらは、本市の都市計画マスタープラン、交通に関するまちづくりの方針図で、城陽井手木津川線、いわゆる宇治木津線につきましては、木津川右岸地域の交通骨格を形成する広域幹線道路として早期の整備促進を上げており、地域間相互の交流を図り、学研都市との連携に期待する重要な路線として位置づけていることを説明いたしました。  6ページをお願いいたします。図面の左手が方角の北となります。城陽井手木津川線の計画内容について、図面中央付近に赤色の点線で示しておりますが、こちらが計画ラインでございます。図面左手、東部丘陵線を起点とし、図面右手の木津川市東中央線付近の国道163号に接続する全長約11キロの道路で、城陽市域が約2キロ、井手町域が約4キロ、木津川市域が約5キロであること、また、計画ルートとしましては、図面水色で示します木津川決壊時の浸水想定区域を回避し、沿線市町のまちづくり計画を含む開発地区などを連絡するルートになってることを報告しました。  8ページをお願いいたします。城陽井手木津川線の標準幅員構成については片側1車線の2車線道路で、歩道については東部丘陵線から国道307号青谷バイパスまでを将来のまちづくり計画や現状の土地利用状況を踏まえて、両側歩道で計画していること、青谷バイパスより以南の山間部については、地形及び地域の状況等を踏まえて、西側への片側歩道で計画していることを報告いたしました。  9ページをお願いいたします。東部丘陵線の計画内容についてでございます。図面左手が方角の北となります。東部丘陵線については、城陽井手木津川線が接続することに伴い、新たな交差点を設置することになります。この交差点の構造につきましては、図面中央の吹き出しに示す図面のとおりで、交通量推計による計画交通量を踏まえ、より円滑で安全な交通処理の観点から、主流交通となる赤色の城陽井手木津川線を主道路とし、従道路となりますオレンジ色の東部丘陵線を直角交差にて接続する計画であることを報告いたしました。なお、これに伴いまして、東部丘陵線の区域といたしましては、オレンジ色の部分が今回追加する区域、黄色の部分が削除になる区域であることを報告いたしました。  さらに、右下に吹き出しで示す図面につきましては、城陽井手木津川線の接続に伴いまして、スマートインターチェンジに流入する交通が増加したことから、スマートインターチェンジへの右折対流に必要な付加車線の延長が生じるため、インターアクセス区間の一部区域について、オレンジ色で示す区域を追加する計画であることを報告いたしました。  10ページをごらんください。東部丘陵線の標準幅員構成でございます。こちらにつきましては、従前の都市計画の内容と同じで、変更はございません。  11ページをごらんください。今後の手続について、フローで示したものでございます。赤枠で示します都市計画審議会以後の手続としましては、市が府に対し案の申し出を行った後に、府決定路線、市決定路線について、各決定権者が都市計画案を作成、それぞれが都市計画案の縦覧と意見書の受け付けを行います。これが終わりますと、府、市それぞれの都市計画審議会の付議を経て、都市計画の決定、変更を同時に行うという流れになることを報告いたしました。  12ページをお願いいたします。住民説明会における結果、意見等といたしまして、来場者数は62名であったこと、また、主な意見としまして、1点目として、事業全体のタイムスケジュールについて質問があり、一般的な話として、都市計画決定後に事業化の手続を進め、事業化後は、地元地権者との協議調整を進めながら、約10年をかけて測量、設計、用地取得、工事を行い、完成する流れになると回答しました。  2点目といたしまして、建築制限に関する相談窓口について質問があり、地元市としてしっかり対応していくことを回答いたしました。  3点目といたしまして、道路構造について質問があり、S字曲線については、住宅地や病院等に対し、道路構造令の基準の範囲内で極力影響の少ない線形にしていること、さらに、既存道路との交差形態及び高低差については、現段階で想定し得る範囲で回答いたしました。  4点目については、城陽井手木津川線のルートが中梅林の東側を通過することを受けていただいた意見であることを報告いたしました。  その他の意見につきましては、城陽井手木津川線と直接的な関連性はございませんが、当該路線についても順次、早期整備に向けて調整を図っていくことで回答したことを報告いたしました。  以上が城陽市都市計画審議会に報告した内容でございます。当日、都市計画審議会で出された意見といたしましては、商工業界にとっていろんな面で大きなプラスになる。国道24号の交通混雑の解消につながる。城陽市域の部分着工、部分開通は可能か。歩行者、自転車にとって優しく利用しやすい空間整備が必要と考える。府決定であるが片側歩道を両側歩道にする見込みはあるのかといった意見がありました。  部分開通については、市といたしましても引き続き要望していくこと、また歩道につきましては、地形及び地域の状況等を踏まえて計画していることを説明いたしました。  最後に、A4、1枚物の常任委員会資料を再度ごらんください。経過についてでございます。12月7日から21日まで都市計画案の縦覧と意見書の受け付けを現在行っております。都市計画の案に対して意見のある方は、この期間中に城陽井手木津川線は京都府に、東部丘陵線は城陽市に意見書の提出ができます。縦覧が終わりますと、今後の予定にも記載しておりますとおり、府、市それぞれの都市計画審議会の付議を経て、目標といたしましては平成30年度内の都市計画の決定変更という流れとなります。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○若山憲子委員  この東部丘陵線の計画内容のところの9ページですかね。東部丘陵線と城陽井手木津川線、そのまあ、交差部、直角交差をするということで、このオレンジと黄色のところですよね。追加区域と削除区域のところで、これ予算というか、その費用の面ではどうなるんですかね。プラマイというのか、ここの土地、東部丘陵線との関係でいうと、どんなふうになるのか教えてください。 ○木村敬東部丘陵整備課長  予算的なことにつきましては、今後詳細なところについては精査してまいりたいと考えてるところでございます。  ただ、延長としまして、一部延びているわけでございますので、そういった部分も踏まえて今後、費用面も含めて検討してまいりたいと、このように考えております。 ○若山憲子委員  予算は今後ということだったと思うんですけれど、延長で延びているということであれば、おおよその目安っていうのがどんなふうに、プラスが出てくるのかなというふうに思うんですけれど、それと、例えばスマートインターとの追加区域の部分あるじゃないですか。その関係でいうと、費用の面ではどんなふうになるのか教えてください。 ○木村敬東部丘陵整備課長  まず、今、若山委員おっしゃられたように、延長がふえてる部分ですね。直角カーブになってるところなんですけども、こちらにつきましては、当然延長がふえてますので、費用面というのは増加してくる傾向にあろうかと思います。ただ、用地等につきましては、山砂利事業所の区域等もございますので、それについては今後、協議のほうを進めてまいりたいと、このように考えております。  あと、スマートインターチェンジのそのインター連絡線のところですけども、当然、区域がふえるということになりますので、用地買収の対象面積がふえてまいりますので、そういったところでの費用増加というのは今後必要になってくるものと考えております。 ○若山憲子委員  その東部丘陵線の追加部分ですよね。その土地の部分、山砂利業者の部分全てですかね、ほかっていうことはないですかね。道路の延長工事の部分だけと違って、土地の部分での追加っていうことはもうないというように思ったらいいのかどうか、そこのところ教えてください。 ○木村敬東部丘陵整備課長  今回、宇治木津線に伴いまして、山砂利地権者だけではなしに、一般地権者の方についても影響が出ているところでございます。そういった部分につきまして、今後、費用面も含めて調査、検討のほうを進めてまいりたいと考えております。 ○若山憲子委員  費用のことは今後ということでわかりました。  そしたら、1点、この住民説明会の意見等のところで言われていた中梅林との関係ですよね。その辺、いわゆる山砂利採取地を通るような形っていうことと天山でしたかね、そこのところが一部かかるっていうことで言われていて、そこについては現状に近い形というようなことが言われてたと思うんですけれど、その辺はちょっとどんなふうになるのか教えていただけますか。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  今回のルート検討に当たって、今、若山委員がおっしゃいました天山と中梅林ていうところは、私どもコントロールポイントとして国のほうには申し上げてきたところでございます。この宇治木津線が中梅林、梅まつりやってます会場の横を通るということになれば、新たな交通アクセスが可能になってくるというところの観光振興面の部分でのプラス面、また、天山につきましては、散策道を整備されてる中で、今のその散策道なりそういうルートと今回計画される道路によってどのような状況になって、どういうような形で機能復旧が行えるのかいう部分も、コントロールというか課題としてまず挙げさせていただいた中で、今後そういう散策道の機能復旧なり、そういうものについては関係機関と国と調整してまいりたいというふうには考えてるとこでございます。 ○若山憲子委員  市もそこのところ、課題ということで挙げていただいてるということで、地元の皆さんも一番そこのところ、心配っていう意見が出てたと思いますので、今後、城陽市が独自でできる工事ではありませんので、要望を上げるという形にはなると思いますけれど、いい面では、梅まつり会場へのアクセスがよくなるっていうプラスの面あるんですけれど、あそこの維持をしておられるっていうのは地元の住民の方がすごく参加して、それから青谷地域の方が努力しておられるということですので、ぜひその住民の意向が反映をできるように要望、諦めずに要望してください。そこはよろしくお願いしときます。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  それでは、説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕      ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、(6)「(仮称)城陽市6次産業化・農商工連携推進戦略【中間案】」についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○加田典義農政課長  それでは、「(仮称)城陽市6次産業化・農商工連携推進戦略【中間案】」について、ご報告いたします。  本日は、左2点どめの(仮称)城陽市6次産業化・農商工連携推進戦略【中間案】と記載されている冊子資料に基づき、説明をいたします。なお、この冊子の内容を1枚にまとめたものがA4横、カラー版の中間案・概要と書かれた資料になります。  初めに、冊子資料、17ページをごらんください。本年6月の第2回定例会建設常任委員会において、今年度の新たな取り組みとして、本市の特産振興に向け、その1つの有効な手段と考えられる6次産業化・農商工連携の推進に向けた取り組みを推進し、その一環として、今後の市としての6次産業化・農商工連携推進の基本方針や具体的な施策を示す推進戦略の策定を行うこと、また、その策定に向け、城陽市6次産業化推進協議会の設置と検討会の実施を通じて、関係機関、団体及び市内外の農業者、商工業者より意見聴取を行う旨、ご報告をしてまいりました。  本報告に基づき、17ページに記載のとおり、この7月には本市の特産物の振興、開発及びその支援に係る関係機関、団体から構成される城陽市6次産業化推進協議会を設立、第1回を開催し、戦略の策定に向け、6次産業化や農商工連携に関する主要課題や大枠の方針について議論を行いました。城陽市6次産業化推進協議会の構成員としてご協力いただいております関係機関の方々を冊子の18ページに記載しております。  その後、9月と11月には、市内の農業者や本市の特産物を利用した事業を展開している市内外の商工業者に加え、協議会の構成員にお集まりいただき、交流会とあわせて城陽市6次産業化・農商工連携推進検討会・交流会を開催し、ご参加いただいた方々に活発にご意見、ご議論をいただいたところでございます。これらの会議で出された主な意見や提案については、19ページから21ページに記載しております。これらのご意見、ご提案や事務局での検討を踏まえ、本日報告をしております中間案を作成いたしました。  なお、今後は、本日いただいたご意見、ご提案や、来年1月、2月に予定しております第3回検討会や第2回協議会の開催等でいただいた意見をもとに検討、戦略作成を進め、来年3月の建設常任委員会で最終案として報告を行い、策定を完了する予定としております。その後、来年度からは、本戦略に基づく取り組みを協議会、構成機関と連携しつつ進めていく予定としております。  ここから、推進戦略の中間案、本体の説明に移ります。中間案は全体で26ページあります。前半15ページまでが中間案本体、16ページからは参考資料となっております。  それでは、内容の説明に入ります。まず、目次をごらんください。本体は第1章、策定に当たってから、第7章、戦略実現に向けた政策(例示)までの7章構成となっておりますが、本日は第1章、第3章、第4章、そして第5章を中心に説明させていただきます。  1ページをお開きください。1ページから2ページにかけては、第1章、策定に当たってとして、戦略策定の背景や目的、戦略の位置づけ等を記載しております。  まず、背景としまして、1ページの1から2段落目に記載しておりますが、人口減少や少子高齢化の中で産業全体の活力の低下が見られる一方、昨今のサンフォルテ城陽などへの企業立地の進展のほか、新名神高速道路の全線開通やアウトレットモールの進出等により、今後間違いなく大きく飛躍することが期待されます。  また、本市は、農産物の大産地ではありませんが、四季折々の高収入作物の生産が盛んで、これらの作物のポテンシャルを最大に生かした取り組みが求められています。加えて、農業の成長産業化などの国の農業施策の変遷といった要素もあります。これらを踏まえ、本戦略の最終目的を、1ページの下段ですが、今後の本市でのプロジェクトによる交流人口の増加に伴う本市農産物の需要と販路拡大のチャンスを、本市特産物の知名度や価値の向上と農業者及び商工業者の所得の向上に結びつけることとしております。  次に、第2章です。3ページから5ページまでは、本市の農業と6次産業化・農商工連携の現状分析が行われています。なお、本市の農業の現状の詳細データにつきましては、資料編の22ページ以降に記載しております。  続きまして、第3章、6ページをお願いします。ここでは、6次産業化や農商工連携を推進するに当たっての課題や留意点を記載しております。  課題としまして、1つ目は、交流人口の増加を市の活性化につなげるコンテンツが少ないことを挙げております。これは、今後増加が期待される本市の訪問者の購買意欲をかき立てるような本市特産物を利用した商品、サービスが限られているということです。  2つ目に、6次産業化・農商工連携のノウハウを学ぶ機会が少ないことを挙げています。その結果、農業者が6次産業化等の取り組みを開始するきっかけが限られてしまい、大規模な取り組みにもつながりにくいことが考えられます。  3つ目に、農産物の供給制約を挙げています。これは、本市の狭い地域の中で、森林面積や宅地面積が広いことから、必然的に発生する課題と言えます。  最後に、6次産業化等のための大規模投資が可能な農業者が少ないことを挙げています。京都府平均に比べ、本市は販売金額が大きい農業者が多いというデータがありますが、一般論として、北海道や九州など大生産地に比べ小規模な農家が多いということです。  7ページの(2)留意点につきましては、一般論として挙げられている6次産業化や農商工連携の取り組みを推進する際の留意点であり、本市でもこれらに留意した取り組みが求められます。  これらの課題を踏まえ、6次産業化・農商工連携の推進に向けた基本方針を第4章、8ページから9ページに記載しております。  まず、(1)プロジェクト効果を生かす新たな農業の展開については、指針1に記載のとおり、まず1つ目、今後の大規模プロジェクトによる交流人口の増加を農業者、商工業者の所得向上へつなげる取り組みを推進すること、2つ目に、その中でも特にアウトレットモール来場者の高所得者層や若年層をターゲットとした商品開発を推進することを目指します。  次に、(2)農業者と商工業者の連携した取り組みの推進については、まず1つ目、先ほど課題でも述べたとおり、本市には、小規模農業者が多く、単独で2次、3次産業を統合することが困難な農業者が多いことから、農業者と商工業者が連携し、お互いのノウハウを生かした取り組みを促進するということ、2つ目に、さらに一歩進んだ取り組みとして、農業者と商工業者のみではなく、研究機関や地域団体等との連携、協力を通じた事業を推進することを指針としております。  最後に、(3)多様な能力の結集を可能とする法人等の農業経営体設立の促進につきましては、個々の農業者と商工業者の連携した取り組みを促す一方で、6次産業化等の事業多角化のためには、営農の大規模化が求められることから、法人化等による営農規模拡大を促進することを指針としております。  次に、第5章、10ページをお願いします。ここでは、本市における6次産業化・農商工連携の推進に当たって活用を図るべき農産物とその方針を記載しております。10ページからお茶、梅、11ページではイチジク、12ページから寺田いも、花卉、その他という形で、本市の主要農産物を6つに分類した上で、それぞれの特徴や現状の6次産業化・農商工連携の取り組み、今後推進を図る取り組みの一例等を記載しております。これらのおのおのの農産物に関する文章の下に、四角で囲っております新商品、サービスの方向性と具体例をまとめた一覧を13ページに載せております。これまでの議論の中で、農業者、事業者の方々からご意見をいただき、お示ししているものではありますが、これらはあくまで一例であり、確定しているものではございません。今後、協議会や検討会等でのご意見、ご提案等を通じて、さらに具体化を図ってまいりたいと考えております。  14ページをお願いします。第6章は、期間中の成果目標です。本戦略は来年度から2023年度までの5カ年を計画期間としておりますが、その5年間の目標値を掲げる予定です。ごらんのとおり、現状で検討中の事項もございますので、今後の検討において明確にしてまいります。  最後、15ページ、第7章は、本戦略の実現に向けた関連施策を記載しております。(1)に記載しております国、府による支援施策の情報提供に加え、現在、検討中の一例ではありますが、(2)に記載しております施策を協議会構成員を中心とした関係機関、団体との連携、協力のもとで推進し、農業者、商工業者の支援を行っていきたいと考えております。これらの施策についても、最終案においてはその内容を明確化とおのおのの施策の工程表等を示してまいりたいと考えております。以上でございます。よろしくお願いします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○若山憲子委員  中間案ということで発表していただいたと思うんですけれど、城陽市の現状のところで比較的若い農業者の方が多いということと、それと販売価格が高い農産物があるっていうことと、それでも規模が小さいというところで言われてると思うんですけれど、例えば先ほど生産緑地の法改正がされるということで、このことで、例えば城陽市のこの6次産業化・農商工連携推進戦略がどんなふうな影響、プラスの面があるというふうにお考えなのか、その1点教えてください。 ○髙原俊之まちづくり活性部産業政策監  今、委員からのご質問いただきました。まず、若い農業者が多く、販売額が多い農業者が多いということ、3ページに示されているところだと思いますけども、統計データからしますとそういったデータが出てるということでございます。
     それと、生産緑地との関係でございますが、生産緑地はあくまで都市の市街化に、市街地にあるそれぞれ分離された農地をどうしていこうかというような経過がございまして、どちらかというと、6次産業化・農商工連携を進めていく上ではやはり大きく農地を拡大していくと、零細な農地で農業をやるというよりも、どちらかというと大規模化を促していこうというふうな方針であるということで思っておりますので、余り生産緑地自体と6次産業化・農商工連携がこう密接に結びついているわけではないかなということで考えてるところでございます。 ○若山憲子委員  生産緑地法の改正で、特段この6次産業化、大規模化を目指している6次産業化には直接影響がないということだったと思うんですけれど、農商工連携というと、城陽市の特徴、先ほど言ったように小規模経営農家が多いっていうことと、若い人がある一定おられるっていうことで、他市に比べてっていうことだったと思うんですけれど、そこでいうと、活用・振興を図られるべき作物のところでもそれぞれに対してある一定の分析を行っておられると思うんですけど、基盤がどうなのかっていうことと、今後、生産量がどうやとかいうことでいうと、そこで書かれる、今は中間ということですけども、そのところで城陽市として、特に上げておられる中で今言ったような条件あるじゃないですか。若い、前向きな農業者が多いというところでは、どの辺から特に進めていきたいと思っておられるのか、もしお考えがあったら教えてください。 ○髙原俊之まちづくり活性部産業政策監  10ページ以降で書かれている各農産物の中でどこから進めていくべきなのかというようなご質問であったと考えております。  今までいろいろと検討を進めていく中で、本当にいろいろとご意見をいただいているところでございます。その中で、やはり市として今全てを一律に進めていくということは難しいということで考えておりまして、その中で、もちろん今の検討段階でございますが、例えば本市のお茶は何度も全国品評会でも農林水産大臣賞、産地賞をいただいているという品質のお墨つきもございますし、本市の城州白を中心とした梅につきましては、市内外の酒造メーカーですとか、梅加工業者などからも引き合いがあるというふうなこと、また、イチジクにつきましてもやはり規格外品がたくさん出るというとこで、それを何とか生かして農業者の所得を押し上げられないかというような意見が実際に出ておりますので、やはりそういったところから優先に進めていくのかということで思っております。  ただ、この戦略自体、それ以外をこう排除するというわけではないということだけは認識をいただければということで思っております。 ○若山憲子委員  お茶と城州白、城州白については神戸のメーカーからも問い合わせがあったり、市内の梅販売事業所さんのほうでもたくさん使用したいっていうことで言われていたと思うんですけれど、その部分でいうと、なかなか城州白については、生産量との問題が出てくると思うんですけれど、その関係でいうと、当然この6次産業は農業振興までは求めておられないと思うんですけれど、そういう市の特産品ですよね、を生かそうとした場合に、全てがいかないので、そこに限定した場合、城州白っていうところになると、特に第一義的にはどういうことで進めていかれるんですか。先に商品開発して、それからっていうことなのか、その辺の考え教えてください。 ○髙原俊之まちづくり活性部産業政策監  ただいまの城州白を中心に生産振興といったらどういったところから攻めていくのかというようなご質問であったと思っております。  委員ご指摘のとおり、この戦略ですね、その生産、担い手ですとか、耕作放棄地の増加、そういったことまでを網羅的に対象としたものではないということでまずご理解いただければなと思っておりまして、その中で梅ですね。どういった形で進めていくのかということで、具体的にはいろいろ10ページに書いておりますが、やはりこちら、城州白、過去にもいろいろとブランド化に向けた取り組みというのを進めてはおりますが、その中で、やはり市として本市の地名などとあわせて城州白の知名度向上、そして価格の向上に向けた取り組みができないかということですとか、もしくは新しい梅の食べ方ですとか、そういったものをSNSを使ってPRしていく。もちろんこれは農業者、事業者の方々が主体的にやっていただくものではあるということで思っておりますが、そういうものを市として支援していこうということで考えております。 ○若山憲子委員  この計画そのものが生産とかも含めて農地の確保とか後継者の問題までを網羅したような計画じゃないということだったと思うんですけれど、例えば今挙げてもらったお茶とか城州白っていうのは、城陽市の知名度と直接結びついてるような商品だと思うんですね。ほかにも当然ここに挙げていただいているようなものは、城陽市の地名と結びついてはいるんですけれど、即そのお茶とか城州白って聞いて、城陽が思い浮かぶっていうことではすごくいい特産品、すぐに城陽市のイメージに結びつくっていうのでは大変いいことなので、なかなか城州白は食べ方というか、そういう、いわゆる今の若い人が望まれておられるようなインスタ映えするようなものをつくって、それをSNSで拡散してっていうようなことだったと思うんですけれど、もう少しいろんなところの計画が出てきているので、そこは連携をとって、そういうものを農家のいわゆる所得拡大ということもうたわれていますので、ぜひそこも今後、そういう計画の中に反映していただけるように、それはもう要望しときます。 ○西良倫委員  この6ページを見ていると、課題っていうところがちょっと、3点、4点ほど課題が、5点かな、これ4点かな、書いてますよね。ここ読んでると、本当こう、こういうふうにタイトル掲げながら、本当にこれで展望的なものが市民としても持てるんかなというところが、特に農業者、生産してる人のところ、販売してるところ、あるんだろうけども、この研究として8ページに指針1と2がありますよね。共産党は反対してばっかりやけど、このアウトレットモールなんかでの高額所得者層や若年層をターゲットにした商品開発とか、こういうところっていうのでもっとこの研究者だとか下にありますよね。一歩進んだ取り組みでは、研究機関や地域団体等との連携協力、ここらでのかかわりを持って、将来展望持ってやろうとしてんのか。今、課題としても何かちょっと手はずをしようとしてるのかとか、そのあたりはどうなんでしょうか。めどがあるかとか。 ○髙原俊之まちづくり活性部産業政策監  今、研究機関とかとの協力ということでめどがあるのかと、こういうことであったと思います。  今具体的にこの研究機関とこの作物をこう進めていくといったものは、申しわけございません、今、具体的に持ち合わせてるわけではございませんが、例えばではございますが、イチジクですね。例えば今現状の城陽のイチジクですね、かなり水分が多いということもございまして、かなり加工には不適だというような、そういった状況でございます。例えばですけれども、そういったものなどは加工のしやすいようなイチジクに新植していく。その中で、研究機関とかとの協力を得ながら新しい取り組みをやっていけないかというような、そういったことを一例として想定して書いてるものでございます。  ただ、済みません、具体的にどこか特定の研究機関と特定の作物っていうことを意識して、そこまで書けてるものではございません。 ○西良倫委員  12ページに、ちょっとわからんので教えてほしいんですけども、下から5行目あたりの花卉、いわゆる花卉栽培だとかそこら辺の湧水花卉の種子の健康効果等を生かした、女性をターゲットとした商品開発というあたりは、すごく将来的な、ブームになればこれ、女性とかどこか成功したらやっていけるんじゃないかなと思ったりするんだけども、ここだっていうのをちょっと1点目と、こういうことが参考としてあるんですとかいうのがあれば、市民もイメージはできるんじゃないかと思うんですけどね。 ○髙原俊之まちづくり活性部産業政策監  ただいま花卉の具体的な健康効果を生かした女性をターゲットにした商品開発で、ターゲット、想定があるのかということだったと認識しております。  具体的に、本市において6次産業化の計画であります総合化事業計画、受けている事業所が2つございまして、そのうちの1つが実際、湧水花卉を栽培されて加工されて、全国的に販売されている事業所がございます。実際にその事業所は、例えばハスを使った麺を加工、販売されておりましたり、ハスを使った化粧品などをつくっておられる事業所がございます。具体的にはそういったところをターゲットといいましょうか、そういった取り組みもあると、可能だということで記載をさせていただいてるところでございます。 ○西良倫委員  いわゆる茶まつりとかもありますよね、城陽ね。梅まつりもありますよね。昔はアイリス、ショウブだとかそういったことを宣伝するようなことをもうちょっと以前は、大分昔だけども、やってたんじゃないかなと思うんだけども、やはり市の花はアイリスだとかいう、例えばもっと宣伝していくようなことが今ちょっと弱いのかなと思ったりすんのやけど、例えばイチジクにしても、せっかく、じょうりんちゃんがあんのやから、イチジク祭りがあるんやぞとか、こういったことを南部コミセンを会場で何かやってるなとか、そういうあたりのこともちょっと考えたら、宣伝力も含めてあれかなと思ったりもします。 ○谷直樹委員  6次産業化ですか、1次産業と、これは生産。2次産業、加工。で3次産業が販売ですかね、これ足して6次産業化と、これ、従来からそういう形で、この常任委員会で視察とか行ったときにたしかトマト等々が加工品がたくさんできたんで、それをね加工してANAでしたな、全日空の、何か社内の云々の商品にしてばか売れしたとかいう例があったんですけどね。本来は、6次産業っていうのは、例えば物をつくったけども余ったし、もったいないからって何とかこれ加工して販売できひんかっていうのが基本的なことから始まったんかなと思うんですけど、ここの7ページに従来までの6次産業化の概念からの変化ということで、最近はここに書いてますように、6次産業が変化して取り組みが困難なんで、農業者、商工業者、自治体、地域団体、支援機関、大学等が協力、連携した取り組みが求められています、まさに城陽はこういう形でないとなかなか難しいかなというふうに思うんですよね。  ところが、城陽市の場合、先ほどからありますように、特産品と言われるものがてん茶、梅、イチジク、寺田いも、花卉ですか、その他もろもろを、近郊農業、皆さんつくってはりますけども、そのうちどれを、何か絞っていただくことには、イチジクもあればお茶もあれば何やかんや、なかなかこれ具体的に難しいかなと僕は思うんですよね。ところが、その中で一番、これからっていうたらやっぱり、先ほどおっしゃったようにお茶、てん茶と梅、これは加工に適してるっていうか、何とかいけるかなと。というのは、一昨年かな、スイーツコンテスト、ありましたね、梅やったっけ。梅デニッシュと梅ケーキと梅ジェラート、ねえ、これ、あっこの文パルのホールで発表しはったけど、それもそのまま。梅ジェラートは従来からあったやつをたまたま出さはっただけやから、これは今、ある店行くと食べられますけど、そのほか、梅デニッシュとか云々がそのままになっちゃってるというのがこれ現実なんですよね。  だから、そういうことで、やっていただくのは結構やけども、将来に向けて私もこれは別に反対しませんけども、何をどうするかっていうのがもうひとつ見えてこうへんなっていう気がするんですよ。だから、一応計画の段階やから、こうやっていたし方ないかなと思うんですけど、その辺のことね。  それと、生産者の方、若い方に前、意見、僕聞いたことあるんですけども、私らは、生産するだけで、あと加工も販売もしないんですと、そこまでは。だから、一応生産したものを、例えば直売はしますけど、あとお客さん、スーパーとかいろんな直接の独自のルートを持ってはる人もありますけども、そういう形でやってるんで、そこまでは、まあ言うたら邪魔くさいわと。加工して何で売らなあかんねやというような方おられます。これ現実ですわ。その辺を、やっぱりそれではあかんねんやと、やっぱり城陽の特産品、ブランド化等々をして、交流人口でアウトレットとか来られる方に城陽の良さを知っていただいて、将来的な交流人口から定住人口といういろんな方おっしゃってますけど、そういう形で考えていくための1つの、これからと僕は思うんですけど、その辺、市は、私も今ちょっと言いましたけど、いろいろと、どういう形で思うてはるんかなっていうのを1つお聞きしたいんですけど。 ○髙原俊之まちづくり活性部産業政策監  まず、1点目にどのように今後進めていくのか、なかなか工程表が見えないというようなお話であったと思います。  実際に、これまで開催いたしました城陽市6次産業化推進協議会ですとか、交流会・検討会の中でもやはり今後は5年後に新名神高速道路が開通して、アウトレットモールが進出して、交流人口が増加する中で、やはり、それまでに何とか何かつくって売れるような体制をつくろうやないかというようなご意見が本当に数多く聞かれたところでございます。  そういった意見が本当に強くありましたので、次回ですね、3月に報告いたします最終案までには、できる限り、来年、再来年、どういったことをやっていくのかということを工程表ですね、お示しをできる限りしていきたいということで考えているところでございます。  そしてもう1点、生産者の声で生産のみでというところで、それだけでは今後の交流人口の増加には不十分だろうというところでご質問があったと思います。谷委員ご指摘のとおり、なかなか生産者の方、やっぱり生産だけでもうそれ以外に手が回らないというようなご意見も本当に私も直接お伺いをしているところでございます。ただ、そういった方にもちょっと今、こういった取り組みの幅があるということを認識していただくこと、またさらに、農業者の中にもすごい経営感覚を持たれた方もいらっしゃいますので、そういった方に事業をどんどん推進していっていただいて、後追いでもいいので、その他の方にそういった方についていっていただくというような形で、少しずつ取り組みを広げていければということで考えております。 ○谷直樹委員  今、最後のほうにおっしゃったように、まず、仕掛け人って言ったらあれありますけど、まず、何をするか、どういう形でやるかっていう、そういうことで若い方々、当然一緒になっていただき、農業法人化ってこう書いてますけども、やはりこの作物でこういう形で成功したら、いわゆる耕作放棄地等々含めてこういうなんつくっていったらどうかなっていうようなことで、これからできると思いますし、一番早いとこ、お茶ちゃいますか。お茶やったら、まあ、何でも加工できるわね。まあ、わび茶がありますからなかなか難しいですけど、やっぱり年間通じて保存もきいたり云々したら、いろいろてん茶等で、いっぱい商品あるからなかなか難しいと思うけど、そこを何とかね。  まあ、そら、城陽の場合、城州白というブランドっていうか、昔からの作物ありますし、それはそれでいいと思いますけども、もうやっぱり季節によって、できふでき等々あるし、あと需要と供給のバランス考えたら、いい商品、開発してやっても、次に供給だけ間に合わんていうことも起こり得るかなということも、それも考えていかなあかんのも一番難しいと思いますけど、いずれにしても、これからの城陽市等々5年後ですか、アウトレット等々で、交流人口ふえますし、商工業者、商工会の方なんかやったら、やっぱりあの近所に何かその販売拠点等という話もちらっとお聞きしたことがあるんで、そこへこういうふうな商品を並べて、大事なこの城陽の名前を全国に示せるような、そんなチャンスが今来てるんで、ぜひとも、これもあれもこれもじゃなしに、何かこうちょっと絞って、できる方法がないかなということをね。  6次産業化されてる農業法人さんも城陽の中に二、三社あるのかな。そういう方の意見も聞きながら、何ていうかな、やり方とか方法論とか、大いに議論を深めていただいて、ぜひとも、こういう形で、最初はもう小さく、最初から大きいのは多分無理やと思うし、多分、いろんな城陽の状況を考えたら供給が間に合わないところが多いと思いますんで、その辺は推進戦略のメンバーの方々といろいろと協議していただいて進めていただきたいと思います。 ○相原佳代子委員  今回、中間案がつくられたということでご苦労さまでございます。  6ページに課題にも上がっていますけれども、ここで年間500から700万人の方が来られるアウトレットモールの訪問者が、それを目指して市内各地で周遊し、購入、消費をするような訴求効果のある商品、サービスを開発する必要がありますということを一番に掲げておられるということで、本当にこれができれば、日本国内アウトレットがありますが、その中で一番の成功例ということになるのではないかなと。いつも、副市長もおっしゃってます、歩いて行けるアウトレットっていうこともありますが、次回、最終的には工程表を具現化、というか、具体的に書かれるということですので、それをちょっと楽しみにしているんですが、本当に農家の方々、若い方々も一生懸命考えておられる。で、こないだも、前も言いましたけれども、じょうようお茶の日、11月8日には下でお茶を振る舞っていただいた、皆さん、緑のTシャツを着てということがありましたけれども、あれも補助金を有効に使われたと思うんですけれども、ほんまにそれをもう大々的に、例えばアウトレットね、その近くへ行けば必ずそのお茶が呼ばれられるであったりとか、例えばイチジクにしても6次産業化ということで、今回のような台風が来たときしか、もうほとんどあのとき3分の1ぐらいでしたかね、きずものになって使えなくなってしまったと。そしたら、今はそれぞれの地域の生産農家さんが京都の料亭であったりとかケーキ屋さんであったりとか、そういうところと提携して、供給しておられるということですけれども、若い方がそういうことをされてますけども、いやいや、もう何ていうのかな、後継者いなくて自分とこの分だけしかつくってへんとか、いろいろ差はあると思うんですが、その中にJAとか市も先導的な役割を担っていただいて、もうどっからでもそのつくったものを何か中間のエリアのところに持ってきていただいて、そしてそれが6次産業として何かできるというようなことを具体的に、本当にその農家の方々も一生懸命考えておられるし、そのあたり、副市長がいつも聞いていただいてると思うんですけれども、ぜひ次回、最終版見せていただくときにはそういうことも含めて出していただきたいというふうに考えていますが、今現在、そのあたりのところはどのようなお考えであるのか、もし答弁いただける内容がありましたら言っていただきたいと思いますが。 ○髙原俊之まちづくり活性部産業政策監  先ほど本市のお茶、アウトレットの近くで飲める場所というのと、イチジクをうまく活用してという話もございました。  委員ご指摘いただきました城陽のお茶が飲める場所につきましては、実際、戦略の10ページのほうにも、一応ちょっとそういったような記載も一部させていただいておりまして、この前、先日来ご指摘いただいてますように、どっかで城陽のお茶、抹茶、てん茶を飲めるような、市民の方、市外の方に飲めるような場所というのがやはり必要と、それは市としてもまさにそのとおりだなということで認識はしておりまして、例えば城陽茶カフェ(仮称)などと書かせていただいておりますが、こういったものも、もちろん、これは市ができることではございませんが、商工業者、農業者の方でうまく連携をして、こういった取り組みをやっていただく、それに対して市が支援をしていくと、そういったことも1つ考えられるのではないかなということで考えてるところでございます。  あと、イチジクの件ですね、台風できずものが多くなるというふうなお話がございました。実際、今年度も実際に台風でだめになったイチジクではないんですけれども、実際に直売所に出した翌日、余ったものですね、何とかうまく使っていきたいというようなお話がございまして、試作までいったところではあるんですけども、ちょっとその後販売までつながらなかったということがございます。やはりその中には、組織対組織でなかなかやれなかった、それはやはり生産量の面でやはり足りなかったというようなところがございますので、そういったものもJA、そして商工会議所ですね、うまく連携をとっていって、しっかりと組織対組織でやっていけるような体制を市としても仲介をしていきたいということで考えております。 ○相原佳代子委員  具体的には実らなかったとおっしゃったんですけど、どういうことを考えておられたんですか。 ○髙原俊之まちづくり活性部産業政策監  具体的に事業者と農業者の方がイチジクのジェラートをつくりたいというような話がございまして、それは商工業者の方が、農業者の方がイチジクを商工業者の方に売っていって、それを商工業者がジェラートにするといったような事業でございます。 ○相原佳代子委員  それがちょっと現実にはできなかったということなんですね。  そういったことをどんどん、本当にいろんな若い生産者さんも知恵を出し合っておられると思うし、今回のようにこうやってまとめられたというのはすばらしいことやと思いますので、ぜひとも3月ですかね、出していただくときに具体的な何か方向性であるとか、そういうものができましたら、ちょっと楽しみにさせていただいてますので、よろしくお願いいたします。 ○土居一豊副委員長  1つお尋ねします。アウトレットの進出という、アウトレットに関する記述が8カ所出てくるんですけど、アウトレットの進出は決定してるんでしょうか。 ○今西仲雄副市長  ご案内のとおりでございまして、基本的には合意に、大手の商社と合意に達したというような段階で、現在、これは民間企業さんのことでございますんで、そちらのほうでいろいろと今計画を進めておられるという段階でございます。 ○土居一豊副委員長  情報が入ってもオープンにできないところがあると思うんですが、アウトレットがこけたら6次産業化の計画全部こけた、この文章、読んでたら、アウトレットに期待するとこが多いと思うんです。いやもうほぼ、表には出さないけど、大丈夫ですよ、書いとってもというんであればいいけど、何か疑わしいんであれば、私、この計画というのに不確定要素の言葉を明確に書き込むのか、アウトレットという言葉を。形を変えるとしたら、長池先行整備地区における開発とか企業とか、暗にアウトレットと書かずに、わかるように表現してたほうが万一転んだときのこともいいんじゃないか。これ来なかったらこの計画ぱあですよ。アウトレット、アウトレットの進出等っていっぱい書いてある、8カ所書いてあるんですよ。しかも意見に出てる言葉も出てる。皆さんも大いにアウトレットに期待してるんですよ。それはわかる。わかるが、市の戦略にまだ不確定要素の言葉を明確に固有名詞で入れるかっていうのは疑問に思うんですけど、いかがですか。 ○今西仲雄副市長  おっしゃるとおりでございまして、きょう、説明のときにも申し上げましたとおり、いろんな中間案でございますんで、そういう意味での貴重なご意見をいただけるっていうことが大変ありがたいことかというふうに思っております。  それからもう1点、いやアウトレットがまあどうかわかりませんけども、ということであればどうなんだというお話も今ございましたんですけど、基本的にはもうご案内のとおり、例えばサンフォルテ城陽、それから白坂テクノパーク、ロゴスランド等々、従来の住宅都市から少なくともかなりの雇用人口というんでしょうか、働きに来られる方、これも1つの交流人口であるというふうに思いますんですけども、そういった方がかなりふえてきとるのもこれ事実ということでございますんで、このあたりも当然ターゲットになってくるというふうに思いますし、それから、まだまだ東部丘陵地、単に先行整備地区だけじゃなくて、かなりのやっぱり開発適地がまさしく新しい国土軸の周りに、近畿で唯一残された土地でございますんで、そういう意味でもかなりの交流人口は今後とも考えられるということはあると思います。  それともう1点、先ほど谷委員が全ておっしゃいましたんで、もうそのとおりなんですけれども、単にこの6次産業化はそういうアウトレットのためだけということじゃなくて、まあ、ちょっと目立つとは思いますけど、基本的には、要するにおっしゃったように、農業者の若い方々っていうのはどうしても生産だけというところにとどまられる傾向が強いんですけれども、やはり行政として商工の皆さん方とも生産とか販売をやっとられる方々とも、あるいは大学とか、いろんな支援団体の皆さんともこうネットワークをつくっていただくという場を提供する、そういったことも非常に重要やというふうにも思っておりますし、それからここでも申し上げましたけども、まさしく一緒になる、いろんな能力を持った若い農業者が一緒になって、農業法人等をつくっていくっていうことも今後の農業にとっても非常に重要だというふうに思います。  それと、相原委員のほうからもおっしゃいましたように、やはりそういうすばらしい農産物があるんですから、それをしっかり生かせるような特産品開発、こういったものを進めていく。これ、基本方針のほうが3つということでございますんで、1つが無理やったらこれでだめになるということでは決してないというふうに自負しておりますんで、よろしくお願いしたいと思います。 ○土居一豊副委員長  ある程度のこの思いがあって、もう固有名詞が出てると期待してます。来年の3月出るときには、より大丈夫でございますと言って書かれると期待をしております。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  それでは、ほかになければこの程度にとどめます。  4時5分まで休憩いたします。           午後3時57分 休憩         ─────────────           午後4時05分 再開 ○小松原一哉委員長  それでは、休憩前に引き続きまして会議を開きます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  都市整備部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (7)山城青谷駅周辺整備事業の取り組みについてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○木野真一郎土木課主幹  それでは、山城青谷駅周辺整備事業の取り組みについて、ご報告させていただきます。  山城青谷駅周辺整備事業につきましては、前回、昨年12月の建設常任委員会にて、新青谷線自由通路駅前広場に係る都市計画決定及び工事完成までのスケジュール及び未定稿の計画平面図を示させていただき、ご報告させていただきました。そのときの報告として、都市計画決定に係る住民説明会を本年5月の開催としてご報告させていただいておりましたが、新しく設置する自由通路と一体となった橋上駅舎の現鉄道施設への影響等について、鉄道事業者における検討に想定以上の時間を要したことからおくれが生じておりました。このたび、鉄道事業者との調整が一定整いましたことから、本年11月に開催しました住民説明会等変更しましたスケジュール、あわせまして、住民説明会において出席された方々からいただきました主なご意見をご報告させていただきます。  委員会資料1ページをごらんください。報告内容としましては、1、新青谷線・山城青谷駅東西線(自由通路)・山城青谷駅東交通広場・青谷公園の都市計画決定及び工事完成までのスケジュール(案)、2、中村道踏切改良事業の工事完成までのスケジュール(案)、3、宇治都市計画道路等の追加・変更に関する説明会での主な意見等の3項目でございます。  委員会資料2ページ、上段をごらんください。1、新青谷線・山城青谷駅東西線・山城青谷駅東交通広場・青谷公園の都市計画決定及び工事完成までのスケジュール(案)についてでありますが、①住民説明会につきましては、11月21日に開催いたしました。その説明会を踏まえまして、都市計画決定の手続となります②都市計画の案の縦覧を12月7日から12月21までの2週間、土木課にて行っております。計画案に対して意見がある場合は、この期間中において意見書の提出が可能となっております。今後、手続を進め、③年度内の都市計画決定を目指すこととしております。次に、④自由通路と橋上駅舎の工事実施に伴いますJR西日本との工事協定締結を今年度末に予定しております。次に⑤にあります新青谷線の詳細設計、用地測量を現在実施しており、平成31年度には自由通路、橋上駅舎の詳細設計をJRにお願いし、新青谷線の用地買収等順次行い、用地買収が一定完了したところから、工事車両等の進入路を確保し、⑥工事に着手させていただき、⑦工事完成につきましては、前回同様の平成34年度末に向け取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、2、中村道踏切改良事業に係る工事完成までのスケジュール(案)についてであります。①として、先ほどご説明させていただきました自由通路と橋上駅舎の工事協定締結と同時期に、踏切工事実施に伴いますJR西日本との工事協定締結を今年度末に予定しております。この工事協定締結後、②平成31年度から32年度にかけて、公安委員会との協議、詳細設計に取り組み、③平成33年度からJR西日本への工事発注準備の上、④平成34年度に予定しております自由通路の工事完成後、現在の跨線橋を撤去させていただき、⑤平成35年度末の踏切工事完成に向け、取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、3、宇治都市計画道路等の追加・変更に関する説明会での主な意見等についてであります。11月21日に、都市計画決定の最初の手続として、住民説明会を青谷小学校体育館にて開催いたしましたところ、93名の出席がありました。  説明会当日、配布しました資料を添付させていただいております。添付資料8ページ、9ページをごらんください。今回の都市計画決定の対象施設は、①国道24号から山城青谷駅を結ぶアクセス道路である新青谷線、②山城青谷駅の橋上化に合わせ整備予定の自由通路である山城青谷駅東西線、③駅東側の駅前広場である山城青谷駅東交通広場、④新青谷線の整備に伴い区域の変更が必要となる青谷公園の4施設になります。  添付資料10ページ、上段をごらんください。新青谷線の標準横断図でございますが、道路幅員は12メーターであり、内訳としては、車道は片側1車線ずつの2車線と、路肩を含めた7メーターの幅員とし、歩道は地域の拠点となる駅へのアクセス道路となることから、両側に2.5メーターの幅員としております。  次に、11ページをごらんください。山城青谷駅東西線(自由通路)の標準横断図でございますが、自由通路の整備幅員はベンチ等の附帯構造物を含め5.5メーターで整備を予定しておりまして、都市計画の道路幅員として、ピンク枠である5メーターを立体的な道路空間として計画決定を予定しております。この幅員は、長池駅の自由通路と同様の幅員としております。  この添付資料に基づき、説明を実施したところ、出席された方々よりご意見をいただいております。委員会資料2ページ、下段をごらんください。新青谷線の道路幅員について、12メーターもなぜ必要なのか、南側一方の拡幅計画となっている。不公平ではないか。現道の府道上狛城陽線、市道14号線の状況を見ると、(仮称)南城陽バイパスの整備が最優先ではないのか。平成34年度整備完成予定ということだったが、今回の説明会を含め取り組みが遅い。平成22年から自治会連合会役員等と計画策定に向けた計画検討会設立等、これら取り組みを経て今回の説明会に至った。こういった仕方について評価したいといったご意見をいただいております。  幅員の必要性及び南側一方の拡幅計画に関して意見をいただいておりますが、国道から駅へアクセスする幹線街路として、人と車の円滑な交通の確保、災害時の避難路としての機能の確保のため、この幅員が必要であり、また、地域にできるだけ影響が少なくなる拡幅計画としていることから、この計画で手続を進めてまいりたいと、市の考えを説明させていただいております。  また、(仮称)南城陽バイパスの整備が最優先ではないのかという意見をいただいておりますが、市としましても、(仮称)南城陽バイパスは、現府道の交通対策や青谷地域の南北軸として必要不可欠と認識しており、平成34年度開業を目標とするJR奈良線高速化・複線化第二期事業の関連事業として、橋上駅舎等が盛り込まれていることから、まず、市としてできることとして、新青谷線、自由通路、橋上駅舎等を整備していくものでございます。以上でご報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○若山憲子委員  この地元説明会のところで出されている、その12メーターの道路については、南北、一方の拡幅計画ということで出ていたと思うんですけれど、確かに、駅でとまって、それからということがなかなか行かれないっていうことについては、確かに災害時に必要な幅員というのは理解できるんですけれど、このことを、ちょっと不公平なんかどうかというのは、ちょっとわかりませんけど、これに対して、市が災害時とかそういうことについて、この道路幅が必要ですよという説明をされたことについて、この道路計画ですよね、当然青谷地域の方がもう長年持っておられた、安全性の確保っていうこととかいろんなことからいうと、例えば、中村道踏切の改良のことですとか、その辺でいうと、当然、東側の広場、改良も行われますので、その辺では住民の方からはご意見が出なかったのかどうかっていうこと、これに関してね。  それと、これに絡んでなくても、そういうことが出なかったのかということと、それと、ここは、青谷地域は、取り組みを連合自治会さんでいろいろ、いろんなことを取り組んでこられているという経過があるんですけど、例えば連合会役員さん等に、計画策定へ向けた検討、設立等のときにいろんな説明をしておられると思うんですけれど、そのときにはどういう意見が、地元の要望ということでいろんなことが出てたと思うんですけど、その辺のところは、この今出ているような4点だけだったのかどうか、新たな何かそこで、特段の要望が出ていたのかどうか、教えていただきたいということと、例えばこれ、あそこは府道上狛城陽線との関係でいうと、南城陽中学の安全確保というのは、ずっと言われていますよね。その関係でいうと、市なんかも、この南城陽バイパス、必要不可欠の道路ということですけれど、つくるのは城陽市ではなくて府ということで、要望はしていただいているとは思うんですけど、さらに何かそういう取り組みの強化なんかっていうことがあるのかどうか、教えてください。 ○木野真一郎土木課主幹  中村道踏切の関係で、当日に質問があったかどうかという話なんですけど、確かに中村道踏切に関しても質問がございまして、まず、やるのかやらへんのかという話と、そっちのほうを先にすべきでないかという話はございました。 ○森本都士男都市整備部次長  この当時の説明会のときに、駅前広場についてのご質問ということなんですけれども、当日は、特に駅前広場に伴いますご質問というのは、なかったのかなというふうに記憶しております。  それと、地元の役員さん等の、集まっていただいて設立をしていただいたときに、どういったご意見があったかというようなご質問なんですけれども、やはり今の現道の府道上狛城陽線、そちらのほうのやはりかなり交通量が多いということで、非常に抜本的な解決策が必要だというご意見と、駅施設につきまして、やはり今、京都方のホームに行くのに、やはり交通弱者の方がすんなりと行くようなことができないので、その辺がやっぱり大きな課題であるというようなご意見が大きくいただいていたというふうな状況でございます。 ○森島正泰都市整備部長  (仮称)南城陽バイパスの取り組みの強化ということでございますけれども、過年度から、京都府知事に対しまして要望しておりまして、今年度も、まずは城陽市がここまでやりますので、駅までの区間だけでもやっていただけないかというような形で、今回、西脇知事には要望させていただきました。ただその時点では、やはり近年、災害が多いということで、やはりこういう建設事業の財源というか確保は、なかなか厳しいのだというようなことを伺いまして、あとは、今後は、山城北土木でありますとか本庁のほうと、やはり連携密にしまして、また、さらなる要望をしてまいりたいとこのように考えておるところでございます。 ○若山憲子委員  今の南城陽バイパスの関係なんですけれど、当然、ことしは特に災害が多かったので、財源の問題が出てきたと思うんですけども、それだけではなくて、いろいろなところがあると思うんですけど、これ、上狛城陽線、本当に南城陽中学に通われる児童の方、例えば私、車で通ったときには、本当に民家のほうにへばりついて待ってないと危険というようなことですので、城陽市も当然その要望はしていただいていると思うんですけれど、どんな形で現状を府のほうにしておられるのかちょっとわかりませんけど、本当に子どもたちが、どんな形で通学をしているのかというような状況も含めて、ぜひ言っていただきたいなって。災害ではないですけれど、もしこんなところで事故なんかが起きたら、本当に大変なことになりますので、市ができることは、その現状を本当に伝えてもらって、その改善、要望していただくしかないということなので、例えば、これ府道ですから、城陽市が一部分のところでたまり場をつくるとかいうことも、あの張りつき状況で、なかなかたまり場も難しいと思うんですけれど、ぜひ、安全の面から本当に訴えていただきたい。それは要望しておきます。重ねてもう強く要望していただきたいということね、要望しておきたいと思います。  それと、いわゆる東側の広場については、特段のそういうあれはなかったということだったと思うんですけれど、地元からの意見でいうと、やっぱり上狛城陽線っていうことは、長年の要望ということだったと思うんですので、それと、南北の自由通路ができることで、今まで、例えば障がいをお持ちの方なんかでも、この駅、あそこは、青谷方面は特に障がい者施設がたくさんあるのにもかかわらず、JRがなかなか利用できないということで、これ、多くの議員さんが質問をされていて、その中でぜひこのことをということだったと思うんですけど、やっとこれ複線化の関係でということだと思うんですけれど、これでいうと、詳細設計ですよね、詳細設計、30年から31年度ということだと思うんですけれど、今もう既にJRとの関係でいうと、どの程度まで進んでいるんですか、詳細設計というのか、自由通路に関しては。その1点、教えてください。 ○森本都士男都市整備部次長  自由通路と橋上駅舎の今の設計の関係なんですけれども、今現在は、城陽市のほうで、その施設につきまして基本設計というのをさせていただいております。その基本設計を踏まえて、こちらのほうに予定を書かさせてもらっておりますけれども、今年度中にJRと、こういった工事協定を締結をさせていただきます。  詳細設計につきましては、その工事協定後に、JRのほうにお願いをさせていただいて、詳細設計をJRのほうでしていただくというような流れになっておりますので、その詳細設計につきましては、協定後の作業となるというふうに考えております。 ○若山憲子委員  今年度中、基本設計してて、それをJRとは今年度中に協定して、その後、JRが詳細設計っておっしゃったと思うんですけれど、それでいうと、例えば基本設計があって、長池なんかもそうだと思うんですけど、JRとの詳細設計で大きく変わるということはあるんですか。何か城陽市の基本設計あるじゃないですか。それを、例えば、協定はしたんやけれど、そのことで、このJRとの、何ていうんか、費用とかいろんなものは変わってくると思うんですけど、市が描いている絵ですよね、今おっしゃった説明の中では、長池と同じような感じというようにおっしゃったと思うんですけれど、その基本設計が、JRとの中で大きく変わるというそういうことがあるんですか。JRとは詳細設計って言われているので、そんな大きく変わらないと思うんですけど、そこ1点、教えてください。 ○森本都士男都市整備部次長  施設なんですけれども、今回11月に、都市計画決定に伴います住民説明会をさせていただきまして、この手続をさせていただく中で、やはり今回決定させていただきますのは、その自由通路の幅であるとか、そちらの駅前広場のほうにおりていく階段の幅であるとか、その位置であるとか、その辺を都市計画決定として位置づけをさせていただくと。そういったことはもう変わらないというように考えております。  あと、その中のレイアウトであったりとか、そちらについては、今後その鉄道事業者の中での詳細設計をしていただくことになりますので、大きくは、その区域であるとか幅であるとか、そちらのほうがもうおおむねその都市計画決定で決まりますので、内容につきましては、さほど大きくは変わらないのかなというふうには考えております。ただ、その外見であったりとか、これからのそういった、何ていうんですか、仕様であったりとか、その辺については協議をさせていただきながら進めさせていただくというふうに考えております。 ○若山憲子委員  もう都市計画決定して、説明をしているので、その基本計画から大きく変わらないということであれば、レイアウトだとか外観とか仕様というようにおっしゃったと思うんですけど、それっていうのは、どの範囲なんですか。ちょっとわからないんだけれど、レイアウト、外観はわかりますけれど、ほんでそのレイアウトというときに、JRが例えば今の段階でそれが直接そういう設計に反映されるかどうかは別にして、JRとして何かレイアウトで主張されるというようなことは、山城青谷駅に関して何かあるんですかね。例えば、井手とかもしてはるし、うちでいうたら長池もあったと思うんですけど、そういう何か特段、例えば駅によってというようなことはあるのかどうか、ちょっとわからへんので教えてください。 ○森本都士男都市整備部次長  先ほどちょっと私のほう、レイアウトと言いましたのは、鉄道事業者としての、例えば橋上駅舎に今予定をさせていただいておりますので、橋上駅舎の中のJRさんの施設の内容であったりとか、そういった機械設備であったりとか、そういったことを詳細にされるのかなというふうに考えております。 ○相原佳代子委員  この新青谷線なんですけれども、JR複線化の関連事業で山城青谷駅を橋上駅舎化されるということ、説明受けているわけなんですけれども、これ12メーター道路をつくられて、何か重機が入るようにという、何か工事車両が入るようにというような説明が以前にあったかと思うんですが、その車が駅まで来ました、そうしたら、その後というのは、そういう重機というのが、大型車というのか、その車は中に入ってきたら、どういう動線を動くというか、もうそういう大きな車ははけるところがなくて、また戻っていくんですか。何かそういう車が入れるということは、ほかにも大きい車が入ってくる可能性があるかなというふうに、その後はどういうふうになるのか。 ○辻村一哉土木課長  青谷地区の道路状況なんですけども、かなり狭い道路で、大型車が入れる道路が少ないというところと、今回、橋上駅舎等、かなり建設物も入りますので、大型のクレーンとか入れていかなければいけないという中で、まずはその24号からですね、今、現道までの間の道路の整備をさせていただいて、とりあえず工事車両が、駅舎西側の広場に待機できるようなところを、まず整備をさせていただいて、駅舎をまずつくっていくということになってこようかと思いますので、西側の広場のところに大型重機は待機して、そこで作業をするということになります。で、まずその24号からの出入りについても、一般車両を通すのではなくて、まずはそういう工事車両の進入路という形で、交通規制と言うたらおかしいですけども、ガードマンを立てて、一般車両は入れないと。最終全部の道が完成してから供用開始ということになりますので、その供用開始の時点で一般車両が入ってくるという流れになります。 ○相原佳代子委員  今、私質問させていただいたのは、そういう道ができましたと、駅まで。12メーター道路が。その後ですよね、どういうふうに考えておられるのか、重機、やっぱり大型車が入ってくる可能性があるので、ちょっとそのあたり。 ○森島正泰都市整備部長  この新青谷線ができると同時に、西側にも駅前広場ができますので、その道路が完成した時点では、大型車が入ってきて、仮にバスが入ってきても、ここのロータリーを回って、また24号に出ていくと、こういうルートしか通しません。要は、ほかの市道に入らないように、現実入れませんし、それは警察のほうと、どういう規制をかけるのか、どういう看板を上げるのかと、まだ未確定ですけども、そういう規制をかけて通れないようにします。今申してたのは工事中ですね。工事中も道幅が広がれば、大型車が入ってくる可能性もありますので、その時点ではガードマンであるとか、工事用の看板を立てて、大型車は入れませんよいうような手続をすると。  将来的には、先ほども説明いたしましたけども、青谷地域につきましては、この南城陽バイパスができた時点で、この新青谷線とセットでこの地域の道路網が完成するというようなことなので、市といたしましても南城陽バイパスは今後も引き続いて、粘り強く要望していくということになるということでございます。 ○相原佳代子委員  やっぱり道路ができたら、やっぱり大型車も入ってくるでしょうし、入ってきたらもちろんUターンして、ロータリーとかつくられて、その道を24号まで出るということになると思うんですけど、やっぱり普通一般的に考えたら、道路というのは、できたらそこを使いますから、中入ってきて、細い道路になってしまって、そこで何やということにならないかなというのが、ちょっと心配なところだったんですね。  もちろん、今おっしゃっていたバイパスが整備されて、それは一気通貫になるという予定というか、今、要望されているということなので、これは粘り強くやっていっていただきたいと思います。  ちなみに、これ34年度完成ということになるかと思うんですけれども、実際、そうしたら、ここの工事区間というのは、何年から何年ぐらいまでの、そういったところは、これから詳細な設計は入られるということですけど、おおよそどういうふうなお考えでいらっしゃるんでしょうかね。 ○木野真一郎土木課主幹  新青谷線の大まかな予定としましては、来年度、用地、当然買うていかなあかんので用地買収に入っていって、メーンで工事入っていくとなってくると、再来年とかになってくるかなと。ただ、どうしても、工事ヤードとして必要なところとかに関していいますと、できれば来年度後半ぐらいからはもう築造工事とかに入っていかんと、あかんかなとは思っています。 ○相原佳代子委員  詳細は今後ということになるかと思いますが、やはり地権者おられるところでございますので、ここはさまざまなお声も出ているのは承知しているところですけれども、大目標がありますので、それを完成するためにも、粘り強く地権者の方とも話し合いを進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○土居一豊副委員長  2点聞きます。中村道踏切を先にしたらという意見があったようですが、計画は中村道踏切が1年後ですけど、1年後、先に駅舎ができてから、中村道踏切が後で1年後に完成するのは、どのような事情があるんでしょうか。  もう1点、自由通路と青谷コミセン、壁をあけて同じ自由通路でつなぐ計画はありますか。 ○木野真一郎土木課主幹  中村道踏切が、1年後の完成というところの理由なんですけど、中村道の拡幅に関しましては、今の跨線橋側に拡幅するという計画で考えておりまして、どうしても自由通路が先にできてからでないと、跨線橋が撤去できないというところで、1年ずれてくるということになります。 ○森本都士男都市整備部次長  自由通路とコミセンをつなげられないのかというご質問なんですけれども、今現状計画しておりますのは、自由通路は自由通路の、コミセンはコミセンということで、単独のもの同士ということで考えておりまして、つなぐ計画はございません。
    ○土居一豊副委員長  コミセンのほうはわかりました。  中村道踏切は、今、子どもたちが通っている、工事車両が来る、そうしたら非常に、通学、下校の時間帯というのは注意が必要になると思うんですよね。だから拡幅は跨線橋外さなきゃならない、その事情はわかりますが、あそこでも多分意見があったと思うんですけど、子どもたちが安全に渡れるように、早くしてくれないかということを言われていました。工事のときに、しっかり安全確保できるように配慮しておっていただきたい。一番、地域の方、工事車両は入ってくる、子どもの通学はある、で、迂回する車もあるという心配があると思うんです。1年後になるということは、事情わかりました。 ○宮園昌美委員  前に聞いたのかもしれないけども、説明の7ページの中で、図で、都市計画道路の東城陽線と青谷線というの、これまだ生きてるんですか。既決定って書いてあるけども、これ、もう要らんの違いまんの。これ、まだ生きたままで次の計画が進んでいるというふうに解釈したらいいんですか。 ○木野真一郎土木課主幹  今、宮園委員がおっしゃるとおり、東城陽線と既決定の青谷線というのは生きています。南城陽バイパスが都市計画決定される際に、この既決定の分に関しても取り扱いとしては検討させていただきたいなと思っています。引き続き、東城陽線についてはというか、南城陽バイパスについては、府道のバイパスというところで、もう決定案件でございますので、引き続き南城陽バイパスの事業化と都市計画決定については要望してまいりたいと考えております。 ○宮園昌美委員  こういうのは、別に、はい、もう結構ですと、そんな簡単に断れるものなんですか。この東城陽線と青谷線、もう要りませんから、決定しているわけでしょう。それをやめさすなんていうのは簡単にできまんの。できないならできないでいいですよ。 ○木野真一郎土木課主幹  当然、同じような形で、市の決定案件であれば市の都計審にかけなあきませんし、今回であれば府の都計審にかけるという手続が当然生じますので、そんなに簡単にできることではないです。 ○森島正泰都市整備部長  当然、この都市計画道路というものは、都市計画道路網として、もともと幹線道路、いろいろつなぐ、ネットワークができるということを前提に計画つくっていますので、今の繰り返しになりますけども、南城陽バイパスがつながって、新青谷線とつながるということで初めて、この東城陽線とか、既存の青谷線というのが廃止することが検討できるということです。  ただ、今の現状の東城陽線も青谷線も、これまでからの法の適用かかっていますので、建築制限等とか、皆さんにご負担かけている部分がありますので、検討する際には、当然そこの沿線の住民の方のご理解をいただかないといけないので、そこは丁寧な対応が必要になってきますので、簡単にはできないということは、そういうところを含めて簡単にはできないというようなことで考えております。 ○宮園昌美委員  ちょっとあれはわかりましたわ。何で南城陽バイパスが、ちょっといろいろ問題があるのかちゅうのが、よくわかりました。 ○藤城光雄委員  当該地は、これまでの課題の山積みやったと思うんで、ようやく動き出したということでは、一定、喜ばしいことやと思います。  それで、ページでいくと、9ページの資料の中から図面がありまして、その中で特に左の8ページの中にも2点ほど、3番目の青谷の広場の部分が赤線で、上、駅を橋上しておりていくというように理解しているんですが、ここは駐輪場も今現状のところかなと思うんですが、駐輪場はこの部分に置いて、どういうんですか、どこか移設されるとかなど、その部分が減るとかいうことなどはどのようにあるのかということと、その際、東と西、これはエレベーターの、駅に上がるとかいうので、外づけのエレベーターは設置される予定なのかは、ちょっとこの辺、はっきり私確認してないんで、現状をちょっと聞かせてください。  それと、もう一つ、4番目の青谷公園の規模ですね、図面で見ると青谷公園って書いて、新たに赤枠で囲っている部分と、手前に青谷公園とあるのと、この規模は大分変わるんですか。そこらは、ちょっとその辺の内容、面積的にどのようになるのか、ちょっとお聞かせください。 ○森本都士男都市整備部次長  まず私のほうから、駅東側の駅前広場への駐輪場の整備につきまして、ご答弁させてもらいます。  今現状も、今、委員おっしゃっていただいたとおり、東側には駐輪場がつくられております。今回のこの自由通路、橋上駅舎の整備によりまして、同等の規模の駐輪場は確保させていただこうというふうな計画で今考えております。  それとあと、エレベーターにつきましては、この東西の自由通路から駅前広場におりる階段、そちらのほうも構外から、駅の構外からエレベーターを2台設置をさせていただいて、自由通路と駅のホームに行ける、そういったエレベーターを今計画しているところでございます。 ○木野真一郎土木課主幹  青谷公園の関係ですけど、現状としまして、0.17ヘクタールで決定されておりまして、それが0.16ヘクタールになるということで、0.01ヘクタール減るということになります。 ○藤城光雄委員  この黒字で書いてある青谷公園というのと、赤字で書いてある青谷公園、ちょっと場所がもう一つ不確定やったもので、このような質問をさせてもらいました。そう遜色はないということで、従来あった公園をさらにきれいにされるということで、地域の子どもやら、環境整備がさらにここに整うかなと、憩いの場所がふえるのかなということで、期待はされていると思います。わかりました。  山城青谷駅の東交通広場につきましては、したがって、どういうのか、上から階段でおりる方向とエレベーターで外づけでやるほうと、駐輪場は同等の規模を確保というのは、この下になるんですか、階段の下になるということの理解か、それとも今の面積の広場の中でも十分確保できるという、ちょっとそこらが、この図面から見ると、全部何か駐輪場囲うんちゃうか、これに使うんちゃうかなという思いが見えましたので、そこだけ。 ○森本都士男都市整備部次長  駐輪場の位置につきましては、今、ちょうどその東側に公園と駐輪場が明記されていると思うんですけれども、そちらの敷地、今行政が市のほうで管理させていただいております敷地の中で、同等の駐輪場の規模を確保させていただくような計画で、今、詳細設計のほうを進めさせていただいているというふうな意味でございます。 ○藤城光雄委員  いずれにしても同等の立派な駐輪場も確保できるということで、皆さんも利便性が図れるやろうとこのように思いますので。はい、わかりました。 ○谷直樹委員  1点だけ、新青谷線、山城青谷駅東西線ですかね、これの⑤番、これの家屋補償調査、用地買収等、書いていますね。件数、何件ぐらいでどうかなというのと、南のほうは広がるいうこと、南側は調整区域やったと思うんですけど、となってくると補償も当然、鑑定士かな、等で鑑定しはっていらっしゃると思うねんけど、行き先が市街化やったら全然値段合わんとか、調整区域で、立ち退きの場合は多分調整区域でもできたやろうと思うんですけど、その辺の、これ時間かかるんと違いますか。これでスケジュール間に合いますか。  あと、件数何件。多分、これ立ち退き、地図で見ますと家屋等ので七、八軒あるんかな、多分ね。その辺どんな感じですかね。これ、時間的に時間軸決まっておったらちょっとぐあい悪いん違いますかね。その辺どうですかね。 ○木野真一郎土木課主幹  現在、詳細が設計中ということなんで、支障となる物件、確定はしていないんですけど、確かにおっしゃるとおり、大体8軒ぐらいかなとは思っています。物件のおられるところに関しては、優先してできるだけ話はしていきたいなと思っています。 ○谷直樹委員  これ、以前ちょっとお聞きしたら、中に最近新築された家があったと。都市計画決定してへんし、53条云々でなかなか誓約書もらえへんかったことはわかるんですけども、それやっぱり、難しいいうたら難しいけどね、相手との話等でこれやったと思うんですけど、例えば新築されたおうちで、そのおうちまでかかるかわかりませんけども、費用的とか、例えば住宅ローンなんか絡んできたら、これはますます時間かかるじゃないかと思うんですけど、その辺、当然、最終的にはお金の話かなという気はするんですけど、時間軸が決まっておる中で、その辺をきちんと、やっぱり相手のあることですから、やっぱりちょっと説明していただいて、ご協力をしていただかんと、この事業できへんというのも事実やと思うんで、それと、スケジュール的にこれ、24号から既存の道路までは田んぼですわね。だから、できるところからもうやっていくというのは、1つ、手法、そのためには、まず3月末までに都市計画決定して、都市計画審議会で、この幅員確定とか、設計はそれからしか入れへんのかちょっとわかりませんけど、その辺ちょっとタイトじゃないかなと思うんですけど、いかがですかね。 ○木野真一郎土木課主幹  谷委員おっしゃるとおり、確かにタイトなので、今現在並行して詳細設計も進めておりますので、来年度早々には事業説明会やって、交渉に入っていきたいなと思っております。 ○谷直樹委員  タイトな時間でやるということは、基本的に早くご協力いただくんやったら、私は当事者違いますからあれですけど、やっぱり金銭的な話になろうかなと。わかりませんよ。その辺の交渉わからんけども、そこのやっぱりやっていかんことには、なかなかこれ事業化できひんのかなと思いますんで、その辺もあわせていろいろと協議いただいて、34年度ですか、工事完成に向けて、やっぱり青谷の住民の方々の長年の夢でございますし、最終的には南城陽バイパスというの、大きな夢あるんですけども、そういうことを踏まえまして、よろしくお願いしたいと思います。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければこの程度にとどめます。  説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、(8)寺田駅周辺整備事業の取り組みについてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○森本都士男都市整備部次長  それでは、寺田駅周辺整備事業の取り組みについて、ご報告させていただきます。  寺田駅周辺整備事業につきましては、去る平成29年8月の本委員会におきまして、平成29年7月30日に開催いたしました寺田駅西側駅前広場及び進入道路施設整備に係ります地元説明会でお示しをした計画案及び説明会であったご意見等についてご報告をさせていただき、本委員会におきましても、駅前広場をできるだけ大きくできないのか、複数のタクシーが待機する場所の確保などのご意見をいただいたところでございます。これらご意見を踏まえ、このたび、駅西側の駅前広場及び進入道路の詳細設計業務を行い、その整備計画案の内容を取りまとめましたので、ご報告させていただきます。  資料の2ページをお願いいたします。駅西側全体の施設整備の計画平面図(案)となります。左下の計画標準横断図をごらんください。図面下の既存府道内里城陽線から駅にアクセスする進入道路につきましては、マイクロバス程度が円滑に通行できる道路幅員を確保する計画として、1車線の交互通行として、片側車線、路肩50センチを含め3.5メートルとしております。また、歩道につきましては、東西両側に歩道を設置することとして、西側は自転車歩行者道に対応可能が3.5メートルを確保し、東側は歩道として2.5メートルを確保する計画としております。これらを合わせた全体の道路幅員につきましては、13メートルとしております。設計速度につきましては、警察の協議により、30キロとしております。  今回計画しています進入道路と、北側の東西の市道241号線とのカーブの交差点につきましては、道路の構造基準を踏まえ、進入道路を主道路として、市道241号線と直角に交差する形状としております。また、それらに加え、スピード落とせや矢羽根による視線誘導の路面標示及び交差点照明施設を設置することで、安全対策を図ることとしております。  次に、資料の3ページをお願いいたします。A4横にごらんお願いいたします。西側駅前広場計画図(案)になります。  駅に行く東西の道路からの車両の通行方向といたしましては、駅前広場への進入につきましては西側から東側への一方通行としております。駅前広場内での車両の停車につきましては、破線の歩道側に確保することとしており、身障者、タクシーについては、路面標示を行い、周知する予定としております。なお、一般車が停車できるスペースとして、おおむね5台程度停車可能な構造としております。  さきの委員会でご報告させていただいた内容から変更した内容といたしましては、前回は、車両が転回できる軌跡と歩行者の動線を確保した必要最小限の区域として計画しておりましたが、今回、市内外からの来訪者の方などへ、駅周辺の施設を案内するサインを設置するスペースや憩いの場などを確保することとして、旧教育委員会の敷地全てを駅前広場区域といたしました。  次に、駅前広場中央にあります転回するロータリーの島部につきまして、前回は緑地を主に検討しておりましたが、ご意見などを踏まえ、関係機関である公安委員会と、タクシー待機所確保について協議を行い、約4台程度確保する計画に変更いたしました。また、図面には記載しておりませんが、車両乗降場の全てについて、駅までの歩道に屋根のある施設を設置し、雨等ぬれず、駅に行ける対応も考えております。  資料の説明は以上となりますが、今後のスケジュールにつきまして、平成30年度末の完成を目指して事業を進めているところではございますが、現在、進入道路整備に必要な用地確保に向け、権利者の方と協議交渉を進めており、契約が完了している権利者の方もおられますが、工事着手できる用地の確保にまでは至っておりません。したがいまして、今年度の工事完成は非常に困難でありますが、今後も引き続き用地取得を進め、できるだけ早期の工事着手ができるよう取り組んでまいります。今年度におきましては、既に用地が確保できています駅西側駅前広場内の既設構造物などの撤去など、現道路の交通に影響のない範囲で、工事着手してまいりたいと考えております。以上でご報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  それでは質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○乾秀子委員  今説明していただいていた中で、マイクロバス程度という言葉がちょっとひっかかったんですけど、以前説明のときには、さんさんバス程度だったら入れますよみたいなお話、あったと思うんですけど、それはどうなっているのかというのと、それから屋根の設置というのは、このブルーの線のところをぐっとしていただけるということなのか、駐輪場に入る道と、この歩道ですよね、接しているとこ、ここは行き来になっているんですかね。駐輪場、壁とって、今見えるように、何か中見えるようになっているんですけども、そこの細い道と、この歩道、ここ多分、すごい自転車乗ったまま行かはる可能性も高いんですよね。ここの境目はどうなっているのかなというのと、それから、タクシーの待合、ありがとうございました。もういらっしゃらないですけど、村田前議員さんが提案されてて、実施していただいてよかったなと思います。  それから、私たちが駅の前で一番困っているのは、外側のホーム見えるところですよね、コイン駐輪場があるとこら辺まで車が進入してくるというのが、私たちの悩みの種で、階段おりていかれる方とか、そこですごくごった返したりするんですけど、ここの横断歩道の東側、これどういうふうな形に、進入できないような形に、一切車両が入れないような形になっているんですかね。寺田駅、階段おりる手前のとこら辺のとこなんですけど。3点聞かせてください。 ○森本都士男都市整備部次長  まず、1点目のマイクロバス程度というご質問ですけれども、今現在運行させていただいています、さんさんバスの緑色のほうですね、あっち側のほうは、マイクロバス程度というふうに理解しておりまして、あの規模のさんさんバスは進入可能だというような計画で進めさせていただいております。  それと、今現在の駐輪場と今回整備をさせていただく駅前広場との境目のところなんですけども、今現在この通路ですね、あの細い通路のところなんですけど、こちら所有者がございまして、要は市の土地ではございません。そういったことから、今回新しく駅前広場を整備する区域と、今回、今現在あるこの通路とは、構造物なんかで要は区切らさせていただいて別物として整備をさせていただこうというふうに考えております。  それとあと、今回考えております駅までの、この駅前広場から駅までの屋根つきの施設につきましては、今考えておりますのは、やはりこの駅前広場のちょうどその青い車両乗降場、タクシー乗り場という、ずっと青い線を書かせてもらっておりますけれども、この歩道部分全体に、屋根つきの施設をつけさせていただいて、この駅前広場をご利用の方が駅までのアクセスとして、雨にぬれないような屋根つきの施設をつけたいなというふうに考えているところでございます。  あと1点ですね、要はこの駅前広場から駅のほうに車が進入しないのかというようなことなんですけれども、計画といたしましては、ちょうど駅の出口から、駅前広場へのちょうど入り口のところにつきましては、車どめなんかを設置させていただいて、車が進入できないような対策を講じていきたいというふうに考えております。 ○乾秀子委員  ありがとうございます。車どめ、ぜひお願いしたいと思うんですけど、それからまた細い通路ですね、駐輪場の細い通路のところに区切られるようなものをつくられるということで、この歩道のこの部分が、身障者の方が例えば車椅子とかで通られて、エレベーターに乗降される、乗られたりおりたりされるっていうふうな形になると思うんですけど、段差とか、その行き来がどれぐらいしやすいのか、ちょっと頭の中でイメージできないですけど、どういうふうに通過していかれるのか、示していただきたいなというふうに思います。  それから、緑色のさんさんバス程度が入ってくることが可能だということだけで、今のところは常時入ってくるというような考え方はないというんですね。駅から、寺田の西側からバスが出るというような考え方は、全然お聞きしたことはないですけど、ないわけですかね。多分、タクシーも来るんだったら、バスもここまで来てほしいという、西側の方ね、私たちは中村さんのとこら辺から乗れるんですけれども、そんなん、どういうふうな駅西が立ち寄りルートみたいのができるのか。 ○森本都士男都市整備部次長  まず、1点目の身障者の方が、新しく今バリアフリー化の工事をしていただいておりますけれども、そちらのエレベーターへのアクセスというようなことでのご質問ですけれども、今ちょうど駅前広場の身障者用の、ちょっと小さくて大変申しわけないんですけれども、路面標示を書かさせてもらっているところに、例えば車がとまっていただいて、そちらのほうから駅へのアクセスというか、エレベーターへのアクセスの流れのイメージといたしましては、これちょうど、これ申しわけない、駅前広場の中に点字ブロックもちょっと書かさせていただいておりまして、ちょうどその点字ブロックのところが歩道部分になります。 ○小松原一哉委員長  点字ブロックは、どういう形で表示されているところが点字ブロック。 ○森本都士男都市整備部次長  ちょっと赤い濃い目の線で書かさせてもらっていますのが、ちょうど点字ブロック、誘導ブロックになります。そちらのほうが点字ブロックになりまして、そちらのほうが歩道のエリアになってまいります。そちらのほうから誘導ブロックを通っていただきまして、駅のほうに向かっていただくというような流れで考えているところでございます。 ○今西仲雄副市長  さんさんバスの関係につきましては、これまでもお答えしておると思いますんですけども、やはりダイヤの関係とかそういったことも含めまして、あるいはサンフォルテ城陽なんかもできたという関係がありますとか、そういった、今、城陽自身が大きく変わろうとしていると、そういうようなことも十分踏まえた上で、今後の検討材料と、きょうも、請願でもいろいろとご議論をいただきましたので、そういったことも踏まえまして、全体の中で今後十分に検討させていただきたいというふうに思っております。 ○乾秀子委員  副市長、ありがとうございます。当初、新市街地のほうに、サンフォルテ城陽のほうにお勤めに行かれる方が、寺田の駅で、西側でおりて、何度も15分から20分かけて歩いて道を行ったんですけれども、やっぱり年齢によっては結構遠いっておっしゃる方もありましたし、どっちにしても、おりる駅があの近辺に、新市街地のほうにありませんし、佐伯幼稚園のほうぐらいから、また結局、今の状態やったら歩いていくみたいな形しかないわけなんですよね。将来的にどういうふうな計画なんですかって聞かれる方もありますので、それがベストかどうかは私も今判断できませんけれども、交通の便がやっぱりいいということも1つの魅力ですし、これから、サンフォルテ城陽のほうもそうですし、副市長おっしゃっていたように、私は年度中に決まるであろう長池の先行地のそういう施設にも、寺田からも行っていただきたいという思いもありますので、自分自身もそういうことを含めて、またしっかりと考えていきたいと思いますし、とにかく今までにない通行という形に、また西のほうはなると思いますので、事故なく本当に通勤通学、またたまに使われる方もいると思いますけれども、使い勝手のいい施設になればいいなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。 ○相原佳代子委員  1点だけ聞かせてください。タクシーの待機場所というのはわかるんですけれど、これ、一般の車で駅まで送ってきはった人っていうのは、今まで危険でしたよね、危ない狭いところ、とめてはったというのがあるんですけど、それは、その停車っていうのはどこで、どういうふうに解釈したらいいですか。 ○森本都士男都市整備部次長  資料の3ページになるんですけども、そちらのほうにはちょっと路面標示までは記載させていただいておりません。ちょうど身障者用の車椅子のマークとタクシーの文字が書いているかと思うんですけれども、そちらのほうの横に破線があると思うんです。ちょうどその車椅子のマークであったりとかタクシーの路面標示であったりとか、そちらに、例えばその左側にスペース、白い空白があるかと思うんですけれども、そちらのほうにも一般車の方が一旦停止をしていただいて、この破線より歩道側、そちらのほうの空白地のところにつきましては、一般の方がつけるスペースとして考えているというようなイメージでございます。 ○森島正泰都市整備部長  そもそもですね、昨年にご報告させていただいたときにもお話ししたと思うんですけども、ここのロータリーというのは、新市街地への送迎用のバスでありますとか、タクシーとか、そういった方の利用を想定しておりまして、ここに一般の車をたくさん置けるようなロータリーということを前提につくっているわけではございません。ここの大きさの中で一般車が置けるような空間は設けていますけれども、それをそういう白線とかで区画を設けると、まだそれだけしか置けないとかというようなことにもなりますので、そういう場所は設けております。先ほども説明で申しましたけど、四、五台は置けるような空間にはしていると。ただ、その車も、大型というかバンタイプもあれば軽タイプもありますので、そこはあいている状況に応じてご利用いただきたいということで、あえてこういう区画線までは設けていないということでございます。 ○相原佳代子委員  わかりました。ただ、今の状況はやっぱり大変危険だということですので、もちろんここで何台ということは言えないかと思いますけれども、その場所があるということで理解いたします。 ○西良倫委員  下の内里城陽線のところ、いわゆる進入路のとこね、ここのところの横断歩道なんですけれども、これ、赤で記しているのが横断歩道で、例えばこの東側の今現在ある横断歩道、これはなくなるのか。市道2290号線と書いているところ、南側、ここのほうにも東西への、いわゆる4つ、横断歩道というのはないものなのか、あるものなのか、2つになっちゃうのかというところはどうなんでしょうか。 ○森本都士男都市整備部次長  この横断歩道の設置につきましては、公安委員会の範疇になります。今現在記載させていただいています赤いところにつきましては、今回の進入道路の整備に伴いまして、こういった横断歩道がこの場所に必要ではないのかというようなことで記載させていただいている案でございます。黒い横断歩道につきましては、今現在この場所にある既存の横断歩道の位置をあらわしている内容でございまして、今後こういった案を踏まえまして、公安委員会のほうと、どこにこういった横断歩道をひいていくのかというようなことを具体的に協議していくというふうな内容でございます。 ○西良倫委員  ここの辺の近辺で考えると、ここは、人も車も結構行き交うところ、通勤するような人らもここを通ってきて商店街のほうに抜けていってということになるんで、ここはどっちにせよあるほうが、4つはこれあるほうがいいのかなというふうに思ったりしています。検討してください。 ○藤城光雄委員  この進入道路、内里城陽線から入ってくるんですが、この地域の東側の住宅の土地買収はもう全部完了したということで理解していいんですか。これ、こうして書いてるいうことは、もうできるということの前提に立ってやってはるということで思うんですよね。それで、半分残っている土地について、やっぱり中に懸念を持っておられる方もおいでやと伺いますので、十分な説明と対策は、今どれぐらいされているのか、これ1点だけ聞きたいと思いますけど。 ○辻村一哉土木課長  用地の進捗率でございますけども、今のところ、こちらの東側の道路、また、駅前の広場合わせまして、権利者としましては28権利者の方がいらっしゃいまして、そのうち8件が今契約済みというところでございます。権利者ベースで進捗率あらわしますと約30%ほどと、あと面積ベースでいきますと約60%弱ほどの面積は買えているという状況で、鋭意、地権者との交渉をさせていただいておりまして、絵で書いていますように、全ての用地を買収させていただきまして、道を、進入路をつけていきたいと考えております。 ○藤城光雄委員  この件で、やっぱり地域の住んでいる方は、もうとにかくこの駅周辺に利便性を求めておられますので、市がこういう形で優先的にここを施工すると、その代替地などについて、やはり一定、要望もあるやと思います。そのことには十分応えられるだけの対策を、古川の河川をああして拡幅することで、やはり38件ぐらい、土地を買収したということになっておるんですから、やはり住民の理解なくして、ここは絶対できへんと、私も30%なんて、これ、これから事業計画を立てはるのに、やはりしっかりと、これはここに今西副市長がいてますが、以前は新市街地を整備するには、有川元副市長は一生懸命、地権者に理解を求めに回られたと、このように伺っておりますので、大変重大な事業ですから、ぜひとも汗して、説明と理解をいただくようにぜひお願いしたいと思います。そうやないとこの事業は、ロータリーはできても、通行するところはこんなんやということにならんように、これだけはお願いしておきたいと思います。 ○森島正泰都市整備部長  ご指摘のとおり、用地買収につきましては誠意を持って対応していく所存ではございます。権利者の数が28人おられまして、30%の進捗ということで、数字上はちょっと低い数字にはなっておりますけれども、こちらは塚本深谷線とか古川のああいった用地買収とはちょっと異なりまして、借りておられる方、建物を借りておられる方とか、それが複数人おられたりとかする、ちょっとほかとは違った用地買収の形態になっておりまして、その分、要は権利者が多いということでございます。我々も、その交渉もやはりその借りておられる方から順を追っていって、地権者の方にも了解もらったりとか、順番を間違うと、これ、非常にこじれる原因にもなりますので、そこは丁寧に慎重に用地交渉を行っておりますので、ちょっと数字の説明だけ補足でつけさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ○藤城光雄委員  わかりました。ということであれば、十分に双方が歩み寄れる、3者がですね、逆に言えば、しっかりとお願いを申し上げておきたいとこのように思いますので、よろしくお願いします。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件につきましては、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたします。これにご異議はございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  異議なしと認め、そのように決定いたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  本委員会の本会議における委員長報告については、申し合わせにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  本日の日程は全部終了いたしますが、本日の委員会、非常に私語が多うございました。以後、気をつけていただきますよう、よろしくお願いいたします。  これをもって散会いたします。           午後5時20分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            建設常任委員長                                小松原 一 哉...