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  1. 城陽市議会 2018-12-04
    平成30年第4回定例会(第1号12月 4日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    平成30年第4回定例会(第1号12月 4日) 平成30年           城陽市議会定例会会議録第1号 第 4 回      平成30年12月4日(火曜)午前10時00分開議   〇出席議員(19名)      乾     秀  子  議 員      熊  谷  佐 和 美  議 員      上  原     敏  議 員      奥  村  文  浩  議 員      一  瀬  裕  子  議 員      谷     直  樹  議 員      小 松 原  一  哉  議 員      増  田     貴  議 員      西     良  倫  議 員      河  村  明  子  議 員      藤  城  光  雄  議 員      宮  園  昌  美  議 員
         畑  中  完  仁  議 員      相  原  佳 代 子  議 員      土  居  一  豊  議 員      大  西  吉  文  議 員      本  城  隆  志  議 員      語  堂  辰  文  議 員      若  山  憲  子  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局      萩  原  洋  次  局長      谷  口  浩  一  次長      樋  口  友  彦  議事調査係長      島  田  勇  士  主任      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      今  西  仲  雄  副市長      本  城  秋  男  副市長      井  関     守  教育長      荒  木  正  人  理事                  企画管理部長事務取扱      田  川  和  親  危機管理監      河  合  寿  彦  総務部長      綱  井  孝  司  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      木  谷  克  己  まちづくり活性部長      小  池     学  まちづくり活性部参事      森  島  正  泰  都市整備部長      角     馨 一 郎  消防長      大 喜 多  義  之  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      上  羽  雅  洋  総務部次長                  財政課長事務取扱      米  田  達  也  上下水道部次長                  上下水道課長事務取扱議事日程(第1号) 平成30年12月4日(火曜)午前10時00分開議  第1         諸報告  第2         会議録署名議員の指名について  第3         会期の決定について    (決算特別委員会付託分)  第4 議案第 61号 平成29年度(2017年度)城陽一般会計歳入歳出決算の認定につ             いて     議案第 62号 平成29年度(2017年度)城陽国民健康保険事業特別会計歳入歳             出決算の認定について     議案第 63号 平成29年度(2017年度)城陽寺田財産特別会計歳入歳出決算             の認定について     議案第 64号 平成29年度(2017年度)城陽介護保険事業特別会計歳入歳出決             算の認定について     議案第 65号 平成29年度(2017年度)城陽後期高齢者医療特別会計歳入歳出             決算の認定について     議案第 66号 平成29年度(2017年度)城陽久世荒内・寺田塚本地区土地区画             整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第 67号 平成29年度(2017年度)城陽水道事業会計決算の認定について     議案第 68号 平成29年度(2017年度)城陽公共下水道事業会計決算の認定に             ついて  第5 議案第 71号 城陽組織条例の一部改正について(市長提出)  第6 議案第 72号 城陽一般廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の制定につい             て(市長提出)  第7 議案第 73号 城陽水道事業給水条例の一部改正について(市長提出)  第8 議案第 74号 城陽市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例             の一部改正について(市長提出)  第9 議案第 75号 城陽市立福祉センター指定管理者の指定について(市長提出)  第10 議案第 76号 城陽市立老人福祉センター指定管理者の指定について(市長提出)  第11 議案第 77号 城陽市立老人デイサービスセンター指定管理者の指定について             (市長提出)  第12 議案第 78号 宇治都市計画事業久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業に伴う             町の区域及び名称の変更について(市長提出)  第13 議案第 79号 城陽産業会館指定管理者の指定について(市長提出)  第14 議案第 80号 文化パルク城陽及び城陽総合運動公園等スポーツ施設指定管理             者の指定について(市長提出)  第15 議案第 81号 平成30年度(2018年度)城陽一般会計補正予算(第3号)             (市長提出)  第16 議案第 82号 平成30年度(2018年度)城陽国民健康保険事業特別会計補正予             算(第1号)(市長提出)  第17         請願について 〇会議に付した事件  議事日程に同じ           ────────────────────── ○増田貴議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は19名でございます。  これより平成30年第4回城陽市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程に入るに先立ち、市長から挨拶をお受けいたします。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 おはようございます。  本日、ここに、平成30年第4回城陽市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、師走を迎え何かとご多用の中、ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。  それでは、この場をおかりいたしまして、数点ご報告申し上げます。  初めに、市役所庁舎耐震補強等整備事業についてであります。市役所庁舎においては、大規模災害時における行政機能の維持を図るため、既存の本庁舎の構造を最大限に有効活用した耐震補強等整備事業を平成27年度に着手いたしました。昨年10月には西庁舎が完成し、その後、本庁舎1階及び2階の一部の耐震補強などの工事を実施しておりましたが、去る11月26日月曜日から、本庁舎の1階と南玄関及び本庁舎西庁舎をつなぐ渡り廊下が使用できるようになりました。一部の所属も引っ越しを行い、場所の変更があるなど、ご来庁の皆様にはご不便をおかけいたします。今後も引き続き工事を実施し、事業完了まで何度か所属の引っ越しが発生いたしますが、ご来庁の市民の皆様には十分なご案内に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  次に、はしご付消防自動車の配車についてであります。本市におきましては、新名神高速道路全線開通東部丘陵地の整備、またサンフォルテ城陽などの新たな市街地が本格化するなど、あすへの基盤整備が着々と進行しており、それに伴い、都市構造が変化し、災害の増加も見込まれます。これらの災害に対する消防力の強化の必要性は高まっており、このたび、最新鋭の機能を装備したはしご付消防自動車を12月7日に配置することとし、来年1月18日からの運用開始に向け、準備を進めているところであります。このはしご付消防自動車につきましては、これまでの25メートルのはしごから30メートルといたし、中高層建築物への災害対応が可能となるものであります。今後もこの機能を生かしながら、災害に強い、安心して過ごせるまちづくりに努めてまいります。
     また、12月1日から、本市の冬の風物詩として定着しているTWINKLE JOYO2018が開催されています。平成14年にスタートしたこのイベントも、回を重ねるごとに発展し、ことしは昨年より5万球増の約80万球の光が彩るイルミネーションを楽しんでいただけます。議員各位におかれましても、ぜひご来場いただければ幸いでございます。  最後になりますが、今期定例会に提案させていただいております諸議案につきましてよろしくご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第1、諸報告を行います。  まず市長から、地方自治法第180条第2項の規定に基づく、専決処分の報告が1件送付されており、既に配付いたしておりますので、ごらん願います。  次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく、平成30年8月分から10月分までの例月現金出納検査結果報告書が送付されており、お手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。  同じく監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定に基づく、平成30年度随時監査(工事監査)結果報告書1件が送付されており、お手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。  次に、議員の派遣について報告いたします。  地方自治法第100条及び会議規則第166条の規定に基づく、平成30年第3回定例会閉会以降の議員の派遣については、お手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。                             (報告書等は巻末に掲載)           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、土居一豊議員大西吉文議員を指名いたします。  両議員にお差し支えのある場合には、次の議席の方にお願いいたします。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第3、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から12月25日までの22日間といたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって今期定例会の会期は、22日間と決定いたしました。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第4、議案第61号から議案第68号までの8議案一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第61号から議案第68号までの8議案については、平成30年第3回定例会において、決算特別委員会を設置し、これに付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  藤城光雄決算特別委員長。 ○藤城光雄決算特別委員長  〔登壇〕 おはようございます。  平成30年第3回定例会におきまして、本委員会に付託を受けました議案第61号から議案第68号までの平成29年度決算関係議案につきまして、11月13日に審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  委員会は、付託当日の9月28日に正副委員長を互選し、10月26日から延べ7日間にわたり審査を行いました。  審査の冒頭には、事業の効果や成果を確認するため、久津川小学校トイレ整備事業及びサンフォルテ城陽を視察。  その後、8区分に分けて質疑を行い、最終日には総括質疑で、慎重かつ精力的に審査を深めたところでございます。  なお、審査の過程では、各委員からさまざまな質疑、要望がありましたが、その詳細は後刻、委員会記録によりご承知いただきますようお願いいたしまして、採決に先立ち行われた討論の概要を報告いたします。  まず、反対討論の概要を報告いたします。  一般会計については、 o 文化パルク城陽セールアンドリースバックに係る手続の正当性が問われた裁判が行われている中、その売却益を容認できない。また、審査において、係争中を理由とした行政側の答弁には納得できない。 o 指定管理者の選定や契約のあり方に懸念がある。 o マイナンバー制度関連の費用や山城人権ネットワーク推進協議会など特定の団体への負担金の支出に反対。 o 東部丘陵地において開発が急ピッチに進められているが、産廃の撤去や保安林の復旧、地下水安全対策をまず優先すべき。 o 近鉄の連続立体交差化実現に向けた行政の本気度が見えてこない。  国民健康保険事業特別会計については、 o 滞納者数から見て、市民の保険料に対する負担感が大きい。広域化による保険料の統一や一元化は容認できない。  介護保険事業特別会計については、 o 国の制度改正により、サービス利用自己負担割合が3割になる利用者が生まれるなど、高齢者負担増となっている。  後期高齢者医療特別会計については、 o 高齢者医療費抑制のための制度であり、国の大幅な資金投入により国民健康保険に統合すべき。  久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計については、 o 当初の計画から進出企業の雇用が大きく後退している。  水道事業会計については、 o 受益者負担の名のもとに、料金の値上げが示唆されたため、反対。  以上が反対討論の概要でございます。  一方、全8会計に賛成の委員からは、 o 教育委員会組織改革へ前向きに取り組む姿勢が感じられた。また、下水道についても、条件が整えば、より一層の住民サービスを提供するという答弁が得られた。 o 厳しい財政状況の中、地域包括支援センター認知症カフェの増設、学校図書館司書の増員、また義務教育施設トイレ整備など、市民福祉の向上に資する施策が展開されたことを評価する。市民が安心・安全に暮らせる福祉や教育の行き届いたまちづくりの継続を。 o 各種財政指標の改善は、不断の財政健全化に向けた取り組みの結果といえる。新名神高速道路ジャンクション開通久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業といった都市基盤整備だけでなく、高齢者脳ドック人間ドックの枠の拡大など、市民サービスに直結する、きめ細やかな施策が展開された。今後は、新名神高速道路全線供用開始を視野に、さらなるまちの活性化につながる施策を期待する。  以上が、賛成討論の概要でございます。  採決の結果、寺田財産特別会計及び公共下水道事業会計の2議案は、全員一致で認定。その他、一般会計を含む6議案については、賛成多数で認定されました。  以上が、本委員会における審査の概要でありますが、審査の中で出されました指摘・要望事項は、財政が厳しい中ではありますが、速やかにご検討いただき、市民生活の安定と福祉向上のため、なお一層の努力をされますよう切望し、本委員会に付託を受けました、議案審査経過と結果の報告を終わります。  平成30年12月4日 決算特別委員長 藤城光雄  以上でございます。                              (報告書は巻末に掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  西議員。 ○西良倫議員  平成30年第3回定例会市長提出案件議案への反対討論をします。  議案第61号、平成29年度城陽一般会計決算の認定には、到底賛成できません。以下、その理由を述べます。  第1に、本決算では、文化パルク城陽を売却し、予期しなかった大きな借金を市民に負わせるセールアンドリースバック契約用途廃止ができないにもかかわらず、内部手続行政財産普通財産に切りかえるという違法性をめぐって、今、裁判中です。その売却益が入っている決算です。  第2に、地元企業優先が図れなかったプラムイン城陽指定管理者の選定では、管理運営、名称など、企業の主張どおりであり、今後も使用料駐車料など、市民負担の増大が懸念される決算だからです。  第3に、マイナンバー問題です。年間数百万件もの漏えいが報道されており、プライバシーの保護、税と社会保障個人情報を国が一括管理するなどの問題が指摘されており、容認できません。  第4に、山城人権ネットワーク推進協議会への負担金の支給についてですが、部落解放人権政策確立要求城陽実行委員会への補助金運動団体である部落解放同盟など特定団体への理由のない支出は、新たに差別をつくり出すものです。  第5に、新名神供用開始にあわせて、長池先行整備地区青谷先行整備地区など、東部丘陵地の開発が急ピッチに進められています。搬入されたままの産廃の撤去や保安林の復旧と保全、地下水の保全のための山砂利採取地にある井戸水の水質検査の継続と、汚染井戸の周辺の土壌調査を優先すべきです。  次に、議案第62号、国民健康保険事業特別会計ですが、平成29年度の本市の国保料滞納者数は1,232人、また差し押さえ件数は347件に上っています。国保料が高過ぎるため、やむにやまれぬ滞納となり、不本意な差し押さえになるなど、国民皆保険制度がその機能を果たせない状況にあります。4月から広域化が実施されましたが、広域化による保険料の統一や一元化は容認できません。  議案第64号、介護保険事業特別会計ですが、平成28年度決算剰余金約2億5,000万円は介護給付費準備基金に積み立て、29年度の基金は2億5,000万円に上っています。本来、これらの黒字分については保険料の引き下げに充てるべきです。国の介護保険制度が改悪され、ことし8月からはサービス利用自己負担割合が3割になる利用者が生まれるなど、制度維持を口実に国民に負担増を強いるやり方は、高齢者へのさらなる負担を押しつけることになります。特別養護老人ホーム待機者も120人であり、介護保険が介護困難を生むような本事業の決算に反対します。  議案第65号、後期高齢者医療特別会計ですが、高齢者医療費抑制のための本制度については、国の大幅な資金投入により国民健康保険に統合すべきであり、本決算に反対します。  議案第66号、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計は、当初の計画から進出企業の業種も、雇用についても、日本郵政正規雇用がゼロなど、大きく後退しています。ここでも企業の進出のために市民のための資金を投入してきたものであり、本決算に反対します。  議案第67号、水道事業会計についてですが、審議の中で受益者負担として料金引き上げを示唆しています。本来、一般会計から繰り入れを行うべきであり、引き上げには反対です。  議案第63号、寺田財産特別会計議案第68号、公共下水道事業会計決算では、水洗化率の向上、下水道管の布設や長寿命化対策工事を進めるためであり、賛成します。  以上のように、29年度決算は大規模開発による大規模な財政出動と、その痛みを市民に押しつけるものとなっています。市の財政は市民のためのものであり、地方自治体の本務である住民の福祉・教育・くらしを応援する姿勢こそが求められています。  以上です。 ○増田貴議長  ほかに討論はありませんか。  谷議員。 ○谷直樹議員  それでは、私から、議案第61号、平成29年度城陽一般会計歳入歳出決算から議案第68号、平成29年度城陽公共下水道事業会計決算までの8議案につきまして、賛成の立場から討論いたします。  平成29年度の本市の財政は、財政調整基金の取り崩しを行わない状況のもと、経営収支比率も一定改善されたことからも、前年度とは違い、回復の兆しを見せたものとなりました。しかしながら、他団体と比較いたしましても、まだまだ厳しい財政状況が継続しており、到底余裕がある状況とは言えません。しかし、こうした厳しい状況の中でも黒字を維持されたことについては、不断の財政健全化に向けた取り組みの結果であると感じております。また、市民福祉サービスの低下をすることなく財政健全化を進めながらも、新名神高速道路ジャンクションも開通した中、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業も滞ることなく進められ、JR奈良線複線化などの都市基盤整備も着実に進められてきているところであります。さらには子育て世代包括支援センターの開設や高齢者脳ドック人間ドックの枠の拡大など、市民サービスに直結するきめ細やかな施策も展開され、高く評価をしているところでございます。今後は、新名神高速道路の大津・城陽間の供用開始を視野に、さらなるまちの活性化につながる施策の積極的な展開に期待しているところでございます。  最後に、本委員会において各委員から寄せられました意見・要望を今後の市政運営に生かしていただくことを願いまして、全会計の決算認定に当たっての賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○増田貴議長  ほかに討論はありませんか。  熊谷議員。 ○熊谷佐和美議員  失礼いたします。議案第61号から議案第68号までの8議案について、賛成の立場から討論いたします。  平成29年度決算におきましては、37年連続で黒字決算を維持され、経常収支比率、また実質公債費比率も良化しております。しかしながら、依存財源の割合が高く、平成29年度では白坂テクノパークや新市街地での税収分など自主財源の割合もふえてはいますが、大方が文化パルク城陽売り払いの財産収入となっています。また平成28年度と比較して、繰入金の減少や寄附金の増加もありましたが、歳出におきましては、公債費が32.8%増加しています。黒字決算は維持されてはいますが、大変に厳しい財政状況の中、地域包括支援センター認知症カフェの増設、義務教育施設空調設備トイレ改修など、市民福祉の向上に資する施策も拡充され、評価いたします。  今後は、新名神高速道路全線供用開始に向けて、一層社会環境が変化してまいります。奥田市長には、さらに自主財源を増加できる施策を市民と一体となって継続していただき、まちづくりの根幹を築くとともに、市民が安心・安全に暮らせる城陽市、福祉や教育が行き届いた城陽市のまちづくりを要望いたしまして、平成29年度各会計決算認定賛成討論とします。 ○増田貴議長  ほかに討論はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  議案第61号に反対するということで、反対討論をしたいと思います。  この年は文化パルク城陽セールアンドリースバックが行われた年でありましたけれども、その年の説明に対しても不十分な説明だったということで私は申し上げておりましたけれども。このことで大きな予算を得たということの使い道とか、そういうことは今後の問題として、今回でも裁判にかかっているということで説明がほとんどされなかった。聞いても説明されないので、ほとんど聞くこともなかったんですけれども。やはり説明をしていただけるというスタンスがあれば、私たちはしっかりもっと財政について聞くことがあったというふうに思います。これは非常に残念なことであります。  次に、城陽市の鴻ノ巣山運動公園のレクリエーションゾーンのプラムイン、アイリスインの指定管理者の問題でもありますけれども、どう考えても、初めからロゴスありきの選考であったというふうな形で思っております。ここでは質問はできないのですけれども、今、TWINKLE JOYOが行われておりますけれども、プラムインはトイレが使えない、使わせてもらえないという状況であるわけです。つまり指定管理者でも、この鴻ノ巣山運動公園の事業に対して、事業をするときにはお手伝いしますということが基本であるという形の指定管理者の契約でありながら、それをしていないという業者であるということは、これはもってのほかであるということを、まずここで申し上げたいと思います。  次に、昨年は議会と高校生との意見交換会をいたしました。教育長や市のトップのメンバーの高校への対応がことしの議会でも非常に問題になりまして、昨年の29年度から問題になっておりますけれども。こうした行政職の域を超した対応というものがこれからの行政のあり方として大きな課題になったというふうに私は考えております。  そういう意味で、ほかにも多々ありますけれども、この平成29年度城陽一般会計歳入歳出決算の認定については、反対するものということで、ここで申し上げておきます。  そのほかは賛成いたしますけれども、特に議案第66号、城陽久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算は、賛成はいたしますけれども、先日も農業の関係者が城陽市のほうに申し込まれたように、沿道サービスという形で駐車場とかいう形で農地がどんどん潰れていくような形にならないような施策が大変求められていると私も思っておりますので、その点は十分ご留意いただいて、行政執行をお願いしたいということを申し上げて、賛成討論反対討論といたします。 ○増田貴議長  ほかに討論はありませんか。
            (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  これをもって討論を終わります。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第61号を採決いたします。  議案第61号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  挙手多数。よって議案第61号は、認定することに決しました。  次に、議案第62号を採決いたします。  議案第62号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  挙手多数。よって議案第62号は、認定することに決しました。  次に、議案第63号を採決いたします。  議案第63号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  全員挙手。よって議案第63号は、認定することに決しました。  次に、議案第64号を採決いたします。  議案第64号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  挙手多数。よって議案第64号は、認定することに決しました。  次に、議案第65号を採決いたします。  議案第65号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  挙手多数。よって議案第65号は、認定することに決しました。  次に、議案第66号を採決いたします。  議案第66号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  挙手多数。よって議案第66号は、認定することに決しました。  次に、議案第67号を採決いたします。  議案第67号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  挙手多数。よって議案第67号は、認定することに決しました。  次に、議案第68号を採決いたします。  議案第68号は、委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  全員挙手。よって議案第68号は、認定することに決しました。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第5、議案第71号から日程第8、議案第74号までの4議案一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第71号から議案第74号までの4議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第71号、城陽組織条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、社会情勢の変化や重要な行政課題に対応できる行政組織とするため、城陽組織条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第72号、城陽一般廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の制定についてご説明申し上げます。  本件は、一般廃棄物のさらなる減量、適正な処理、処理業の許可制の明文化及び金属等の持ち去り規制を行うため、城陽一般廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例を制定したいので、提案するものでございます。  続きまして議案第73号、城陽水道事業給水条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、将来においても安全で安心な水道水を継続して供給することを目指し、水道施設の更新・耐震化や持続的な経営の確保には水道料金を改定する必要があるため、城陽水道事業給水条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第74号、城陽市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、公職選挙法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、城陽市議会議員の選挙においても、選挙運動用ビラの作成について公営となるよう改正したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第71号から議案第74号までの4議案については、総務常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第9、議案第75号から日程第11、議案第77号までの3議案一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第75号から議案第77号までの3議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第75号、城陽市立福祉センター指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市立福祉センターの管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  続きまして議案第76号、城陽市立老人福祉センター指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市立老人福祉センターの管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  続きまして議案第77号、城陽市立老人デイサービスセンター指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市立老人デイサービスセンターの管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第75号から議案第77号までの3議案については、福祉常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第12、議案第78号及び日程第13、議案第79号を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第78号及び議案第79号の2議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第78号、宇治都市計画事業久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業に伴う町の区域及び名称の変更についてご説明申し上げます。  本件は、土地区画整理法による土地区画整理事業の施行に伴い、新しい土地の形状にあわせた町の区域及び名称に変更したいので、提案するものでございます。  続きまして議案第79号、城陽産業会館指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、城陽産業会館の管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第78号及び議案第79号については、建設常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第14、議案第80号、文化パルク城陽及び城陽総合運動公園等スポーツ施設指定管理者の指定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第80号、文化パルク城陽及び城陽総合運動公園等スポーツ施設指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、文化パルク城陽及び城陽総合運動公園等スポーツ施設の管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第80号については、文教常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第15、議案第81号及び日程第16、議案第82号を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。
     奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第81号及び議案第82号の2議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第81号、平成30年度城陽一般会計補正予算第3号につきましてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、補正前予算額353億1,385万6,000円に、歳入歳出それぞれ2億2,853万3,000円を追加し、予算の総額を355億4,238万9,000円とするものでございます。  補正の内容といたしましては、歳出予算では、民生費で、障がい者の自立支援に係る経費3,579万6,000円、障がい児の自立支援に係る経費1,095万4,000円。衛生費で、火葬料の補助に係る経費701万5,000円。農林水産業費で、農業者等の復興支援に係る経費1,612万5,000円、畜産業者の復興支援に係る経費1億6,154万円。予備費で4,000万円などを計上いたしております。  次に、歳入予算では、国庫支出金で、障がい者自立支援事業費負担金2,118万5,000円。府支出金で、障がい者自立支援事業費負担金1,059万3,000円、農業者等復興支援事業費補助金1,116万円、被災農業者向け経営体育成支援事業費補助金1億5,840万1,000円。繰入金で、財政調整基金繰入金2,719万4,000円を計上いたしております。  その他債務負担行為で、寺田南学童保育所賃貸借事業で、限度額6,300万円を設定いたしております。  続きまして議案第82号、平成30年度城陽国民健康保険事業特別会計補正予算第1号につきましてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、補正前予算額91億2,466万8,000円に、歳入歳出それぞれ2億7,910万4,000円を追加し、予算の総額を94億377万2,000円とするものでございます。  補正の内容といたしましては、歳出予算では、保険給付費で、一般被保険者高額療養費に係る経費4,838万9,000円。基金積立金で、国民健康保険財政調整基金積立金1億7,626万6,000円。諸支出金で、療養給付費等負担金の返還に係る経費5,444万9,000円を計上いたしております。  次に、歳入予算では、繰越金で2億7,910万4,000円を計上いたしております。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○増田貴議長  ただいま議題となっております議案第81号及び議案第82号については、本日は提案理由の説明のみにとどめ、質疑等は後日行いますので、ご了承願います。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第17、請願についてを議題といたします。  お手元に配付の請願文書表のとおり、請願第30の4号及び請願第30の5号は、それぞれ所管の委員会に付託いたします。                            (請願文書表は巻末に掲載)           ────────────────────── ○増田貴議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  あす12月5日から12月13日までは休会とし、12月14日午前10時から本会議を開きます。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって12月14日午前10時から本会議を開きますので、お集まり願います。  本日は、これをもって散会いたします。         午前10時43分     散 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   増 田   貴                    会議録署名議員   土 居 一 豊                       同      大 西 吉 文...