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平成30年建設常任委員会( 9月13日)

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  1. 城陽市議会 2018-09-13
    平成30年建設常任委員会( 9月13日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    平成30年建設常任委員会( 9月13日)             建設常任委員会記録 〇日 時  平成30年9月13日(木曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室出席委員(9名)        乾   秀 子   委 員        谷   直 樹   委 員        小松原 一 哉   委 員        西   良 倫   委 員        藤 城 光 雄   委 員        宮 園 昌 美   委 員        相 原 佳代子   委 員        土 居 一 豊   委 員        若 山 憲 子   委 員        増 田   貴   議 長
    欠席委員(0名) 〇議会事務局        萩 原 洋 次   局長        樋 口 友 彦   議事調査係長        島 田 勇 士   主任 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        今 西 仲 雄   副市長       まちづくり活性部        木 谷 克 己   まちづくり活性部長        小 池   学   まちづくり活性部参事        髙 原 俊 之   まちづくり活性部産業政策監        長 塩 泰 治   まちづくり活性部次長        大 石 雅 文   まちづくり活性部次長        中 村 雅 彦   まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱        立 木 克 也   都市政策課長                  開発指導係長事務取扱        加 茂 秀 紀   都市政策課課長補佐                  公共交通係長事務取扱        野 瀬 雄 介   都市政策課計画係長        岩 佐 良 造   新市街地整備課長        岸   尚 希   新市街地整備課課長補佐                  新市街地整備係長事務取扱        木 村   敬   東部丘陵整備課長        友 本 浩 嗣   東部丘陵整備課東部丘陵整備係長        長谷川 大 輔   東部丘陵整備課名神推進係長        北 村 研 爾   商工観光課商工観光係長        薮 内 宏 樹   商工観光課商工観光係主任専門員       都市整備部        森 島 正 泰   都市整備部長        岡 田 陸 夫   都市整備部次長        石 田 勝 一   管理課長        長 沢 哲 夫   管理課課長補佐                  維持整備係長事務取扱        中 村 行 利   管理課管理明示係長委員会日程        1.議案審査          議案第55号 市道路線の廃止について          議案第56号 市道路線の認定について        2.報告事項          (1)木造住宅耐震診断士派遣事業及び木造住宅耐震改修等補助             事業について          (2)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業について          (3)東部丘陵地整備について          (4)平成29年度(2017年度)城陽市産業会館に係る事業報告             について 〇審査及び調査順序        現地視察         1 市道3185号線(議案第55号)         2 市道17号線(議案第56号)         3 久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業地区報告事項           (2)関連)        議案審査報告事項         (都市整備部関係)           ◎議案審査            議案第55号 市道路線の廃止について            議案第56号 市道路線の認定について         (まちづくり活性部関係)           ◎報告事項           (1)木造住宅耐震診断士派遣事業及び木造住宅耐震改修等              補助事業について           (2)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業について           (3)東部丘陵地整備について           (4)平成29年度(2017年度)城陽市産業会館に係る事業              報告について       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  皆さん、おはようございます。  ただいまから建設常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  本日の日程につきましては既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましてはお手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行いますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、理事者から挨拶をお受けいたします。 ○今西仲雄副市長  皆さん、おはようございます。  まずもって、小松原委員長、土居副委員長を初め委員の皆様におかれましては、平素から建設、まちづくり行政はもとより、市政運営の各般にわたりましていろいろとご理解、ご指導を賜っておりますこと、厚くお礼を申し上げたいと思います。  それでは、座って失礼いたします。  本日は、過日の本会議におきまして委員会付託となりました議案第55号及び56号につきましてご審査をいただくこととなっております。また、市の報告案件といたしまして、木造住宅耐震診断士派遣事業及び木造住宅耐震改修等補助事業についてなど4件についてご報告を予定させていただいております。どうぞよろしくお願い申し上げます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  ここで、委員の皆様方にお諮りいたします。この際、委員会を暫時休憩し、現地視察を行います。なお、委員派遣承認要求の手続については委員長にご一任願います。これにご異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  それでは、暫時休憩いたします。           午前10時02分 休憩         ─────────────           午前11時20分 再開 ○小松原一哉委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  都市整備部関係の審査に入ります。  議案審査を行います。  議案第55号及び議案第56号を一括議題といたします。  市の説明を求めます。 ○森島正泰都市整備部長  それでは、議案第55号、市道路線の廃止について及び議案第56号、市道路線の認定について、一括してご説明申し上げます。
     まず、議案第55号の4ページをお願いいたします。4ページでございます。提案理由でございますが、都市計画道路東部丘陵線の整備に伴い廃止したいので、道路法並び建設省道路局長通達に基づき提案するものでございます。  ページ戻っていただいて、3ページ、A3判の廃止図をごらんください。市道3185号線につきましては、都市計画道路東部丘陵線を新名神高速道路の側道として都市計画決定を行ったことにより、廃止するものでございます。  ページ戻っていただきまして、2ページをごらんください。廃止路線調書でございます。道路の概要につきましては、市道3185号線は道路の幅員が10メートルから52.7メートル、延長は1,609メートルでございます。  続きまして、議案第56号につきましてご説明申し上げます。  4ページをお願いいたします。最後のページでございます。提案理由でございますが、この路線は、都市計画事業として認可を受けている道路であり、市道として認定したいので、道路法の規定に基づき提案するものでございます。  ページ戻っていただきまして、3ページの認定図をごらんください。市道17号線につきましては、都市計画道路東部丘陵線の整備に伴い、認定するものでございます。起点は図面左中央の黒丸印の市道2389号線で、終点は右側矢印の国道307号でございます。  ページ戻っていただきまして、2ページ、認定路線調書をごらんください。道路の概要につきましては、市道17号線の起点部は富野中ノ芝85番2先で、終点部は奈島池ノ首14番15先でございます。道路の幅員は16.6メートルから97.6メートル、延長は4,760メートルでございます。  以上2議案につきまして、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○藤城光雄委員  市道17号線の長谷山配水の塔のとこら辺を通るって示されてるんですけど、これは今までの分と見ると、ちょっとこのど真ん中を通るということの位置図なんですけど、下を通るって、ちょっとそこの説明だけ。 ○木村敬東部丘陵整備課長  今ご質問ありました3ページの認定図に示しております長谷山配水塔の位置関係なんですけども、これは新名神の事業予定地よりもまだ北側、この図面でいいますと上側の位置になっておりまして、市道17号線には長谷山配水塔はかからないという状況でございます。 ○藤城光雄委員  わかりました。場所がちょっとあれ、この図面の下のほうに枠があるもんかなと思って勘違いしておりました。 ○宮園昌美委員  これ廃止図が5000分の1で、認定図で1万5000分の1で、これ同じにしてくれたほうがこういうなんてわかるんやけど、何かいかにもわからんように何か創作してあるような気がすんのやけど、これどういう意図があったんでしょうか。 ○石田勝一管理課長  大変申しわけございません。廃止します路線と今回認定いただく路線の延長が違うことによって、1枚の地図におさめるためにどうしてもこの縮尺でないとおさまり切らなかったもので、5000分の1と1万5000分の1という形で示させていただきました。 ○宮園昌美委員  なら、どっちも1万5000にしたらよかったのに、物すごいわかりやすいのに。ちょっとそれは言いわけやと思うわ。以上で結構でございます。 ○土居一豊副委員長  1点だけお尋ねします。廃止の3185号線、これは今まで市道認定をしておいたことによって土地の取引に影響を与えたことはございませんか。 ○木村敬東部丘陵整備課長  これまで、この市道認定に関係して、何か土地取引において影響を与えたという事実関係はございません。 ○土居一豊副委員長  よく認定しておいたことによって土地取引制約して、廃止することによってその制約を受けたことについて後補償が出てくる、そういうことは決してないということでございますか。 ○木村敬東部丘陵整備課長  今回の路線の認定、廃止に当たっては、土居副委員長がおっしゃられたような案件はないものと考えております。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  なければ、これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  討論なしと認めます。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第55号を採決いたします。  議案第55号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉委員長  全員挙手。よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号を採決いたします。  議案第56号は、認定することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉委員長  全員挙手。よって、議案第56号は、認定することに決しました。  それでは、説明員の交代をお願いいたします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、まちづくり活性部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (1)木造住宅耐震診断士派遣事業及び木造住宅耐震改修等補助事業についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市政策課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、木造住宅耐震診断士派遣事業及び木造住宅耐震改修等補助事業についてご報告させていただきます。  まずは、1の制度要件拡充の経過でございますが、本市では、倒壊の危険性の高い木造住宅の安全性の向上を図り、地震に強いまちづくりを推進することを目的とし、京都府の制度に基づきまして耐震診断士派遣事業及び耐震改修等補助事業を実施しております。現在、耐震診断士派遣耐震改修補助簡易耐震改修補助及び耐震シェルター設置補助につきましては、対象となる住宅の要件の1つといたしまして、昭和56年5月31日以前に着工したものと規定しておりましたが、平成30年の6月18日に大阪府北部を震源とする地震が発生しましたことを受けまして京都府耐震診断士派遣要綱及び京都府耐震改修等補助要綱が改正され、地震による被害を受けて罹災証明書が発行された住宅も対象とされましたことから、本市におきましても要綱改正を行い、制度要件の拡充を行いました。  次に、2ページをお願いいたします。2、制度要件拡充の内容につきましてご説明いたします。先ほどご説明させていただきましたとおり、現在本市では、耐震診断士派遣耐震改修補助簡易耐震改修補助及び耐震シェルター設置補助の4つの事業を実施しておりまして、現行の対象要件としましては昭和56年5月31日以前に着工した住宅としておりましたが、今回の要件拡充によりまして、太枠で囲っております耐震診断士派遣及び簡易耐震改修補助につきましては、右端の要件拡充後の欄の下線部のとおり、地震による被害を受けたことが罹災証明書により証明された木造住宅を新たに追加しております。  次に、3ページをお願いいたします。3、要綱の改正日につきましてご説明いたします。平成30年8月7日に要綱改正の告示を行い、この日から要件拡充を実施しております。  次に、4、制度要件拡充の周知方法につきましてご説明いたします。まず、8月9日から市ホームページへの掲載、罹災証明書が交付された方に対しまして要件拡充についてのお知らせ文書を8月21日に送付しておりまして、広報じょうよう9月15日号にも掲載を予定しております。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○藤城光雄委員  相次ぐこういう地震災害で、今回も6月18日の大阪府北部が震源の地震が我がまちも相当屋根瓦、門扉、またブロック塀など多く被害を受けられておられますが、個別に現場へ赴かれて報告が届いてる件数の最終まとめはもうされたのか、もしわかってるようでしたらその辺のちょっと数をお願いしたいのと、それと倒壊の危険性の高い木造住宅と書いてますのやけど、それを市が現地認定いうか、確認されてる住宅の戸数はどの程度か、それから、それらほか、耐震改修ですね、これまで行われた件数、それから予定件数をまず。ちょっとそれと、2ページにあります耐震シェルター設置補助が行われてるわけですが、今補助件数を受けられて実施されてる件数はどの程度あるのか、ちょっとその点をお願いしたいと思います。 ○立木克也都市政策課長  まず、最新の罹災証明が出されている件数でございますが、9月11日時点で148件証明してるということで確認しておるところでございます。その中で住宅に係るものについてですが、特別この中で住宅が何件というところまでは確認できておりません。  次に、改修の申し込み等の件数でございます。8月までの件数になるんですが、改修を申し込みされている件数につきましては、現在のところ10件ということになっております。  あと、予定の件数なんですけども、今年度の見込みといたしまして、改修につきましては30件を見込んでいるところでございます。あと、シェルターですけども、現在のところ申し込み等はございません。 ○藤城光雄委員  実態が約150件近い、148件でしたかね、罹災証明が発行されたと。よく問い合わせがあるのは、罹災証明が今特に要らない部分と要る部分との区分けがどんなんですかというとこの説明が特に、何でも被害受けたら罹災証明が要るものだと、このように思われるとこはございますので、広報じょうようで今回お知らせせっかくされるときに、そういうちょっと具体的なとこに書き込めるようでしたら、この点は要る、この点は保険会社とのやりとりでとかね、こういうもんがお知らせができるような方法があれば、ちょっと示していただければ非常に市民の皆さんも、広報はよく見ておられると思いますので、パソコンとかね、到底なかなか全ては見ておられないと思いますので、そういう点で周知をお願いしたいと思いますが、この辺のちょっと点だけ最後お聞かせください。具体的にどんな内容しはんのか。 ○立木克也都市政策課長  今回の9月15日号の広報の中身につきまして、ちょっともしかしたら既にお手元に届いているかと思われるかと思いますが、まず全体的な耐震診断、改修、簡易改修シェルター補助限度額等のお知らせと、今回罹災証明を交付されているものが可能なものがどれかということをお知らせしている内容となっております。 ○藤城光雄委員  わかりました。やっていただいたということで、これをちょっと非常に問い合わせの中で多い課題でしたので、ありがとうございます。 ○若山憲子委員  1点だけ、今、藤城委員から質問あったと思うんですけれど、空き家の計画との関係で、例えば実際に危険が指定されてたような空き家で、この被害に遭われたような、大きな被害はなかったということですけれどね、壁が落ちたりとか、そういう被害が実際にあったのかどうか教えてください。 ○立木克也都市政策課長  今回罹災証明、先ほど申しました148件の中で、どれが空き家とかというところまでは今こちらでは押さえていないところでございます。 ○若山憲子委員  空き家、罹災証明の中ではつかんでないということですけれど、空き家のそもそもの計画が出てて、その中でいわゆる倒壊の危険が、特に城陽市の場合は倒壊の危険というところでは指定が少なかったと思うんですけれどね、そういう意味ではね、空き家やっぱりその地域の皆さんにとっては、空き家がどうなるか、ことによって二次災害につながることもあるのでね、そこをぜひまた掌握して、今回は大きな被害がなかったということですけどね、例えば壁が崩れることによってその地域でやっぱり生活に困るようなことがあるのでね、ぜひつかんでいただくように、それは要望しときます。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  なければ、この程度にとどめます。  それでは、1時10分まで休憩といたします。           午前11時40分 休憩         ─────────────           午後1時10分 再開 ○小松原一哉委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  (2)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岩佐良造新市街地整備課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、久世荒内・寺田塚本地区地区愛称について、決定しましたので報告します。  1、地区の愛称について、ア、地区の愛称でありますが、先般議会の冒頭、市長からも報告がありましたが、地区愛称検討会からの提言を踏まえ、明るく地域を照らす太陽と発展する、前進する強さのイメージが今後の城陽市の発展をイメージさせ、本地区の愛称としてふさわしいと考え、また呼びやすさも考慮し、文字の補足などはせず、応募作の原文のままとし、サンフォルテ城陽に決定いたしました。  次に、理由、意味でありますが、応募者からは、サン、太陽・輝く、フォルテはイタリア語で強いとの意味を持ち、揺るがない強さと輝く街区をイメージしたとのことです。  次に、応募者の氏名及び住所地でありますが、青木輝男様で、住所地が山口県周南市であります。  応募者への商品でありますが、城陽市から商品券1万円と、本地区への進出企業の中から趣旨に賛同していただき、提供いただいた記念品などを贈呈します。現時点におきまして、13社から賛同をいただいており、提供していただける記念品などの内容については現在検討していただいているところであります。  次に、2、地区愛称の募集概要及び応募結果について報告させていただきます。ア、募集目的でありますが、記載してますとおり、本地区への進出する企業の大半がこの秋に操業されることから、地区の一体化、地域の活性化など、広く市内外に周知され、親しまれる地区の愛称を決定したいと考え募集いたしました。  2ページをお願いします。イ、募集期間は、平成30年4月2日から5月31日までの2カ月間募集しました。ウ、募集方法については、広報じょうようや市のホームページへの掲載、寺田西小学校西城陽中学校の児童生徒への愛称募集の案内を配布し、地区の愛称、理由、住所・氏名・年齢・性別・電話番号を記載の上、持参、郵送、ファクス、Eメールにより応募を受け付けしました。エ、応募結果でありますが、有効応募総数77件の応募があり、重複はありませんでした。応募の内訳でありますが、男性50件、女性27件で、年齢は最年少が8歳、最高齢が85歳の方から応募がありました。また、応募いただいた方々の住所地でありますが、北は北海道から南は長崎県で、24都道府県からの応募があり、うち城陽市民からは31件の応募がありました。また、100字を超えた作品や募集期間内に届かなかった作品など、応募要件を満たしていない作品が19件ありましたが、せっかく一生懸命考えていただきましたので、今回はそれらも含めて96件から絞り込みを行っていただきました。  次に、3、地区愛称検討会について報告させていただきます。ア、地区愛称検討会の役割でありますが、応募のあった地区愛称について、各委員において意見交換を行っていただき、意見集約した上で市に対し提言をしていただくため設置しました。次に、イ、委員構成でありますが、記載してますとおり、①本地区の土地所有者2名、②本地区への進出企業の関係者2名、こちらについてはまちづくりニュースにより立候補を募りました。その他に、学識経験者2名、城陽商工会議所から1名、京都やましろ農業協同組合から1名の合計8名で構成しました。  3ページをお願いします。こちらが久世荒内・寺田塚本地区地区愛称検討会委員名簿となっています。  最後に、4つ目の地区愛称決定までの流れについて報告させていただきます。まず、第1回地区愛称検討会を平成30年7月27日に開催しました。検討会の内容といたしましては、記載していますとおり、①地区の愛称の募集結果並びに決め方などについて、②に応募愛称について市からの説明と愛称候補の絞り込みを行っていただき、1回目の地区愛称検討会で9作品まで絞り込んでいただきました。その後、市で既に商標登録されていないか確認した結果、2作品が既に商標登録されていたことから、残った7作品の中から平成30年8月30日に開催しました地区愛称検討会で意見交換していただき、検討会として意見集約し、市へ提言していただきました。市といたしましては、その提言を踏まえ、平成30年9月にサンフォルテ城陽と決定いたしました。以上で説明を終わります。 ○小松原一哉委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○若山憲子委員  済みません、応募された中に小学生と中学生にもビラを配布したとおっしゃってたと思うんですけれど、それでいうと、要件満たさなくても96件からというふうにおっしゃっていただいてたと思うんですけれど、子どもたちはどの程度応募してきたんですかね。 ○岩佐良造新市街地整備課長  済みません、ちょっと今、年齢別に整理してないんで数字をちょっと申し上げられないんですけども、寺田西小学校西城陽中学校に応募用紙を配布した結果、その配布用紙で応募があったのは、1作品応募ありました。 ○若山憲子委員  わかりました。子どもたちあんまり、そしたら8歳から85歳という、8歳が1人というように理解をしたらいいんですかね。そんな大したことではないんで結構ですけれど。  それと、愛称を決めるのに、新聞報道だったと思うんですけれどね、一度絞り込んだ中で、これでない名前になりかけたことがあるんやけれど、またやっぱり検討しはったらこの名前が、今説明されたような、何というんですか、力強いというか、そういうので城陽のイメージを象徴してるというんで決まったということなんですけどね、その辺の議論ですよね、どんなことがあってここに行き着いたかということを1点教えてください。 ○岩佐良造新市街地整備課長  まず、先ほどもご説明しましたけども、第2回の愛称検討会で、7作品の中で各委員さん意見を述べていただきました。それで、その中で初め委員さんの中でこれが一推しやというのが1候補多かった部分があったんですけども、最終、その7候補の中から委員さんの意見を踏まえまして3つの候補に絞り込まれまして、それで最終は委員さんでの多数決ということでサンフォルテ城陽が一番多かって、検討会としてはサンフォルテ城陽を提言しますという結果になりました。 ○若山憲子委員  委員さんが最終的には決定されたということですけれど、当初これでないのを推しておられたという、それはマイナスにされた中に入っているんですか。それとも、7をいわゆる3つに分けて最終的にこれになったんですけれど、そこのところまでは、もう一つの推されてたやつは残ってたというように理解したらいいんですか。 ○岩佐良造新市街地整備課長  そのとおりでございます。 ○相原佳代子委員  今後、この決まったサンフォルテ城陽は、どのように現地で使われていったりされていくご予定をされていますか。 ○岩佐良造新市街地整備課長  地区愛称の活用方法でありますけども、まずサンフォルテ城陽という地区愛称が定着するように、市で作成します資料、図面など各種発行紙などに記載して周知するなどして、まず活用していきたいと考えております。 ○相原佳代子委員  せっかくたくさんの応募の中で地区愛称サンフォルテ城陽というのが決まったことでもありますし、何かそういう看板というのか、そういうのを出されたりとか、何かそういったご予定なんかもあるのかなと思いまして聞かせていただいたんですけど、せっかくこういう名前が決まりましたので、皆さんに親しまれるようにどんどんどんどん発信していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○宮園昌美委員  これにけちつけるわけでも何でもありませんけども、例えばサンフォルテ城陽が何かなって、皆わかるんですかね。今、白坂は白坂テクノパークという、聞いただけで何かわっとイメージが湧くんやけども、サンフォルテ城陽いうて、何かサブタイトルみたいなん要るんちゃいまんの。何言われても、多分よその人は全然わからんと思いますけどね。大体フォルテがわからんのやけどね。サンはわかるけどもフォルテがわからへんし、また城陽どこやねんっていうぐらいだから、サンフォルテ京都城陽ならまだわかるのやけどね、その辺がちょっと今からどんなふうに皆さんに新市街地、昔の荒州のとこがこういう工業団地みたいなとこになって、こういう名前つけましたよというのを何かどこかで説明せんと、なかなか市民でも多分僕はほとんど、特に僕らは東のほう住んでますから、東の人は全く僕知らんと思いますわ。ちょっと今からどうやって周知して、どのようにさっき相原さん言わはったように看板つけるとか何か、そういうことをせんとちょっと。10月初めにほぼ全部開店というのか、営業開始されるということなんでね、何かもうちょっとアピールするような、何かちょっとそういうお考えはございませんでしょうか。 ○岩佐良造新市街地整備課長  まず、サンフォルテ城陽という名前が決定しまして、まちづくりニュースで地権者並びに進出企業さんにご報告しました。それで、宮園委員さんありましたように、市民の方へいうことなんで、今10月15日号の広報でちょっと市民の方にはお知らせしようということで、今段取りのほう進めております。  看板等につきましてはちょっと今後の検討課題、あと市内外に周知する方法については今後検討課題いうことでちょっといろいろ考えていきたいと思います。 ○宮園昌美委員  よろしくお願いします。  でね、ついでやけど、公園ができますね。ついでに公園も何かつけたらどうでっか。サンフォルテ公園とか。見たら何やねんと言われるかもしらんけど、力強い公園がどんなんいうんか知らんけど、そういう面でもうちょっとここアピール、せっかくの名前、周南市に最近2回も行きました、あそこ。ひょっとしたらどっかで会うてるかもしれんな、青木さんに。宣伝して、どんどん今が上り調子やから、ちょっとやっていただきたいと思うんで、よろしくお願いいたします。 ○土居一豊副委員長  宮園委員さんと同じなんですけどね、まちびらきをやったら。というのは、ほぼ企業さんが全部操業、動いたどこかの時期で、サンフォルテ城陽、新市街地のまちびらきを全企業さんに協力いただいて、荒州の芋が終わったところに、あそこのところを会場使わせていただいてもいいだろうし、どこか会場使えるところがあれば、イベントやらないといつまでたっても新市街地は名前呼ばれないし、城陽の名前が出ないんじゃないか。皆さん企業さんが、通常まちびらきやるとこありますよね。調整が終わったときにやるとか時期を捉えて、ぜひ今、宮園委員さんが言われたように前向きに考えて、私もサンフォルテ城陽という名前は、よくこの名前つけたなと思うんですよね。全国のインターチェンジのあるところの工業団地は、インターチェンジの名前をほとんど冠しとるんですよね。なぜならば、インターチェンジを理解してもらわないと工業は来ないとかというイメージがあって、視察行ったときも全部インターチェンジ冠しとるんですよね。今回委員の皆さんが外したんだからもう今さら異論は言いませんけど、ホテルと間違うなと。まちびらきについて、ご意見ありましたら下さい。 ○岩佐良造新市街地整備課長  今、土居副委員長からありましたまちびらきにつきましては、今後進出企業さんなんかと連携図る中で検討していきたいと思います。
    ○土居一豊副委員長  ぜひ、あそこの組合の皆さん、既に企業体つくっていると思うんですよ。この意見があったということだけ強く言っていただいて、まちびらきをしていただいて多くの市民の皆さん来ていただいて知っていただいたらなと、また南部の関係する人と集まっていただいて見てもらったらなという思いがあります。 ○乾秀子委員  済みません、ちょっとわからないんですけど、この土地区画整理審議会という組織ですけども、これは大体いつまであるものなんですか。事業の終了とかと思うんですけれども、ここの事業体だけで例えばサンフォルテ城陽の名前を掲げて何か大々的なものにされるのか、どういうかかわりになっていくんでしょうか、整理事業が終わるのと。 ○岩佐良造新市街地整備課長  土地区画整理審議会なんですけども、こちらにつきまして、土地区画整理法に基づきまして、市が施行する場合は設置しなければならないとなってます。したがいまして、この事業が終わりましたら、その土地区画整理審議会のほうについては解散というか、終わっていただくいう状況になります。 ○乾秀子委員  そうしましたら、そういう土地区画整理事業が終わった時点で大体そこの来ていただいたそれぞれの企業さんが、1つの固まりというものは別になくなるわけですよね。じゃあ例えば私が知ってるところは、久御山のフェニックスというところの企業さんとかは、そこのフェニックスの中で入ってはる企業さんが団体、1つの固まりとして何かいろいろされてるみたいなんですけど、サンフォルテ城陽という名前がどうかわかりませんけども、そういう形で企業体が1つの固まりとして何かこれから運営されていくというようなことってあるんですか。 ○木谷克己まちづくり活性部長  まず、土地区画整理審議会につきましては、先ほど課長申しましたとおり、土地区画整理法に基づきまして学識経験者と地権者の代表の方等で審議いただいてる組織でございますので、進出された企業さんとは何ら関係がない、あくまで土地区画整理事業を進めていく上での1つの審議会でございます。  今委員のほうからお話ございました白坂テクノパークの協議会のように、市といたしましても今回の新たなサンフォルテ城陽の中に進出している企業さんにつきましては、そういった形で組織化というんですか、一緒に協議をしていただけるような団体、協議体をつくるように働きかけていきたいというふうに考えておりますし、それはさきの産業振興ビジョンのほうにもうたっておりまして、その辺は組織化を目指していきたいというふうに考えているところでございます。 ○乾秀子委員  よく理解できてなくて申しわけありません。せっかくこういう1つの名前というのができたのでね、何か団体的になったらいいなというふうに思いましたし、名前も決まったことですし、ロゴマークもこれから決めていただいて、やっぱり聞いたらすぐ何かわかるとか、見たら何かわかるっていうのがすごく大事ですし、それこそインターチェンジからでもあの辺に何かあるぞというのがわかるような形で、そこに新しく進出されるかどうかはわかりませんけれども、何かあればいいな。その中でまちづくりの一端といいますかね、地域貢献とかそういうことも、寺田は西の地域に隣接してるとこではありますけども、市全体の何かに企業体さんとして貢献していただけたらすごくありがたいなと思ってますので、また行政からのご支援をよろしくお願いしたいと思います。 ○藤城光雄委員  以前ここ、事業所が張りつく際に、今後の運営などをどう図るか、安定した事業をここの一角の場所で皆さんの何かそういう協議会的なスタイル的な会議的なもんでしょうかね、こういうなんは今後予定されていかれるのか、こういうような話は。それとあと、商工会議所からちょっといろいろと伺うと、商工会議所にもおおむね大いに全部多く入ってもらいたいと、全て入ってもらいたいと、1口ならず2口でもという思いを持っておられるようですので、そういう話のそういう今後の運営の中で、ここの会としての何かそういう立場は何か示されるのか、そこら辺はどうなっていくのか、そこだけちょっと聞かせてください。 ○木谷克己まちづくり活性部長  先ほど乾委員への答弁をしましたとおり、協議体というんですか、そういった1つの組織的に、市全体の貢献も含めて、そういった組織化というのは働きかけていきたいと考えております。  また、商工会議所につきましては、商工会議所もまた常に会員の増強等も図っておられる中で、企業様の中ではもう既に商工会議所のほうにも参加していくと、そういったお声も確認してるところもございますので、その辺については市としても働きかけの中の1つとしては声かけもしていきたいというふうに考えております。 ○藤城光雄委員  わかりました。結構です。そこまで進んでいっているということで。せっかく13社含めて、ほか地権者が個人で持っておられるところの今後事業も全面的に含めて、そういう組織化として運営されるようにならんとあかんと思うんですよ。そこは市が施行した分だけの話だけにおさまらんようにしていかれて、やっぱりここが1つの共同体みたいなもので運営がしっかり図られて、市に貢献をしてもらえる場所やと、このようになっていただかんことには、せっかく地権者が汗して、これまで引き継いでこられた土地をこういう形でしっかり事業化していくことを賛成していただいたんですから、後々歯抜けに、歯抜け言うたら怒られるけども、撤収されたりしても、非常にこの場所に多くの事業所が張りついて、より市に貢献してもらえるようにこの土地がなるように、市としても今後も大いにサポートしていただくことやと思いますので、そういうことを強くお願いをしておきたいと、このように思いますので、そういうことで結構です。よろしくお願いします。 ○若山憲子委員  1点だけ。このいわゆる地権者の方の自己利用というところはね、企業は大体おおむね30年秋と言われてるんですけどね、当然自己利用やし、なかなか見通し立ちにくいと思うんですけれど、例えば今おっしゃったサンフォルテ、企業体としての組織化も図っていきたいということであれば、そのめどですよね、最終のどれぐらいまでに地権者利用のところで張りつきというのが思っておられるか、その最終年度を教えていただきたいのと、自己利用やからそこのところは今決まってる範囲のところで、いわゆる賃借用地とかで決まってるところだけでね、企業体、発信するというのか、それ全部含めてというように思っておられるのか、その考え方と2点教えてください。 ○木谷克己まちづくり活性部長  自己利用の中でも、既に資料等でお示しさせていただいてるとおり企業の進出等の分もございますので、あくまでサンフォルテ城陽として地区内の部分については当然同じお声がけをして出発したいというふうには思っております。 ○若山憲子委員  最終年度は、どのぐらい思ってはんのか。 ○木谷克己まちづくり活性部長  自己利用地のところでも、もう既に操業されてるところと、まだこれから計画、建築を始められるところ等もございますので、最終年度がいつというよりも、まずの組織化というのに向けて取り組みを早めて、国道東側の企業もこの秋に何社か操業開始されますので、一定操業が開始された段階ではそういった働きかけは進めていきたいというふうに考えておりますし、おっしゃいました最終年度はという部分ですが、まだ自己利用の中でも、進出は決定されてもちょっと操業時期等は未定なところもございますので、そういった部分は組織化を進めていく中で順次広げていきたいというふうに考えております。 ○若山憲子委員  地権者の方が自己利用ということで持っておられるということね、なかなかスタートラインで一気に行くということは難しいと思うんですけれど、先ほど部長がおっしゃったように、いわゆる産業ビジョンの中でもある一定そういう組織化もということであれば、めどというのかな、段階的に進めるということではあると思うんですけれどね、段階、ここまで決まっててもう30年ということであれば、30年とりあえず1回目をそこでサンフォルテの企業体ということでさらに募集をかけていかれるということなのかもわからないんですけれどね、そしたらここのところでいう計画ですよね、ここ新市街地、城陽市は大きな力点を置いておられるわけですからね、その辺のめどというんですか、どの辺までと私たちは思っといたらいいんですか。企業が進出をしたら税収が入りますよということがあるじゃないですか。それでいうと、自己利用のところは一切そこのところには含まれてないんですかね。 ○小松原一哉委員長  若山委員、済みません、ちょっと愛称決定の報告からかなり飛躍してる部分があると思うんですけども、まとめてください。 ○若山憲子委員  そしたら、組織化のところでいうと、どの程度まで見たらいいんですか、段階なんやけれど、組織化、段階的に進めて広げていくということだったと思うんですけれど。そこだけほんなら教えてください。 ○木谷克己まちづくり活性部長  まず、組織化に賛同していただける企業さんで当然スタートはします。白坂の協議会におきましても、まずは張りついた企業から組織化されて、そこに進出していた企業が新たにまた参加されていくとか、そういうような形になりますので、まず発足時期というのはまだ今これからお話もしていかなあかんとこですので今言えませんけども、当然新たに自己利用地で進出された企業さんについても、その都度そういった組織からも、また行政のほうからも、そういった部分で一緒にそういった組織づくりについて働きかけをしていきたいというふうに考えております。 ○宮園昌美委員  しようもないことかもしらんけどね、商品券1万円てね、これどういう経費で出るんですか。どういう品種というのか、これはどこがどういう品目で、何かちょっと税務かどっちか知らんけど、ごめん、それだけ。 ○岩佐良造新市街地整備課長  市の予算の中では、報償費から商品券買いまして、それで記念品という形でお渡ししたいと考えております。 ○宮園昌美委員  これ1万円が相場でっか。何か安いような気がするんやけどな。3万か5万ぐらい出してほしいなと思うんやけども。 ○岩佐良造新市街地整備課長  宮園委員おっしゃられるように、確かに1万円ではと思いましたんで、それで今、進出企業さんに働きかけして、いろんな商品提供を順次していただいてる途中でございます。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  それでは、ほかになければこの程度にとどめます。  説明員の方は交代してください。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、(3)東部丘陵地整備についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○木村敬東部丘陵整備課長  それでは、東部丘陵地整備についてご報告いたします。  お手元にお配りしております資料をごらんください。今回報告いたします内容につきましては、東部丘陵地周辺整備の進捗状況等についてでございます。  まず、(1)新名神高速道路について報告いたします。2ページ、資料1をごらんください。こちらは新名神京都事務所が担当しております区間を示しておりまして、6月末現在の進捗状況について、写真等で示したものでございます。  次に、3ページをごらんください。新名神高速道路の工事予定箇所を示したものでございまして、上の図面に示しますAについては、城陽ジャンクション付近で現在埋蔵文化財調査を実施されているところでございます。完成イメージとしましては下に示す図のとおりで、こちらは国道24号から西に向かって城陽ジャンクションのイメージを示したものでございます。  次に、上の図に示しますBについては、国道24号寺田拡幅事業と並行する区間でございまして、こちらも埋蔵文化財調査が実施されているところであり、埋蔵文化財調査が終了した箇所から、特に近鉄の前後付近から橋梁下部工事に着手されることとなります。この工事に伴いまして、近鉄西側では国道24号の南側歩道、近鉄東側では市道2361号線の南側歩道の一部が工事期間中通行どめとなります。なお、下の図に示しておりますBですね、Bに示しますイメージ図につきましては、今池小学校から北に向かって新名神高速道路が完成したときをイメージした図となっております。  次に、上の図で示しますCにつきましては、JR奈良線より東側の区間でございまして、鴻池運輸のところにつきましては既に橋脚ができ上がっている箇所もございますが、継続して橋梁の下部工事が実施されております。また、その東側につきましては、埋蔵文化財調査が実施されております。今後、東城陽線、いわゆる給食センター前の道路と新名神高速道路が交差する箇所については、新名神高速道路が盛り土構造となりますことから、その区間はボックスカルバート、いわゆるトンネルのような構造となります。したがいまして、今後現道の直近、東側へ迂回道路を設置し、道路の切りかえを行った上でボックスカルバートを築造する工事が実施されます。下に示します図は、アル・プラザ城陽付近から北を向いて新名神高速道路が完成したときのイメージ図でございます。城陽警察署の移転につきましては、右下に記載しているとおりで、秋ごろに造成工事が完了し、この冬に建築工事を発注する予定と聞いております。  次に、(2)国道24号寺田拡幅事業についてでございます。4ページ、資料2をごらんください。現在、城陽ジャンクション付近から城陽新池交差点までの区間において進められている事業で、こちらも新名神高速道路の工事と同様、埋蔵文化財調査が実施されております。今後、国道24号寺田拡幅事業につきましても、近鉄前後付近において10月ごろから橋梁下部工事に着手されることとなります。  次に、(3)東部丘陵線についてでございます。5ページ、資料3をお願いいたします。東部丘陵線につきましては、新名神高速道路と並走しており、NEXCO西日本による同時施工で進めることとなりますことから、同じスケジュールでお示ししております。用地につきましては平成32年度中に取得し、工事につきましては用地取得できた区間から順次土工事に着手することとしており、平成35年度中の供用に向け取り組んでいるところでございます。平成31年度から平成35年度までの東部丘陵地周辺の状況としましては、大型ダンプ等の工事車両が増加することが想定され、また東部丘陵線の工事により大量の土も発生します。これらの状況を踏まえ、東部丘陵線工事においては交通対策等生活環境の負荷低減などを目的に、関係機関と協議の上、土について場外に搬出することなく有効活用が図れるよう検討し、生活環境への影響を最小限にしてまいりたいと考えております。この土の扱いについては、方向を整理した上で今後定例会において考えを報告できればと考えております。  次に、(4)宇治木津線、城陽から木津川についてでございます。6ページ、資料4をお願いいたします。宇治木津線につきましては、左上に示します500メートル幅のルート帯が決定されて以降、国において調査が進められてきたところでございます。このような中で、11日にお知らせしたとおり、本日16時15分から京都府庁において、宇治木津線(城陽~木津川)の都市計画決定権者である京都府に対し、国から都市計画決定の要請書が提出される予定でございます。この要請を受け、京都府や関係市町においては、都市計画決定の手続を開始することとなります。なお、宇治木津線は、都市計画道路東部丘陵線に接続されるため、新たに交差点が生じるなど、この計画に合わせた形で東部丘陵線の都市計画の変更手続も必要となってまいります。右上の吹き出しに示しておりますが、都市計画決定の流れといたしましては、今後市が原案を作成後、住民の皆様を対象とした説明会を開催し、本市都市計画審議会へ原案を報告することとなります。その後、宇治木津線については京都府が、東部丘陵線については本市が都市計画案を作成し、この案の縦覧を行った後、都市計画審議会への付議を経て、宇治木津線と同時での都市計画決定に向け取り組むこととしております。  以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○谷直樹委員  今いろいろ報告いただいた。まず今の宇治木津線のことですけど、都市計画決定云々ということなんですけど、あと東部丘陵線との都市計画決定等の今課題もおっしゃいましたけど、この交差点部分ですけど、これ平成35年度に東部丘陵線が一応完成という時間軸の中で、宇治木津線がこれからというような、ルートも500メートルの幅でしか決まってないし、だからこの辺の連結点、これきちっとやらんと、この工事等々に支障が出てくるんじゃないかなと思う。まずその1点。  それと、東部丘陵線の用地買収等なんですけども、ほとんどが山砂利採取跡地の事業者さんの寄附というふうなことで聞いたんですけど、それ以外の地権者等との用地買収あるんですけども、その辺はどういうようなお考えなのか、どれぐらいの面積があるのかというの。  それと、残土の処分ね、一応場内でやるというようなことを、それでお聞きしてたと思うんですけども、特に東部丘陵線の工事の残土が発生して、あれの事業費が膨らんだというようなこともあったと思うんですけどね、それはそれで場内で処分できるのはいいんですけども、それ以外の工事車両ね、これ当然出てくると思うんですよね、工事進めてくるについて。そうなってくると、その車両が例えば今の3001号線とか24号とかいろいろと通行して工事これからしていく。ということは、周りの環境等にも影響があるかと思うんですけど、その辺、当然事業主体がNEXCOとか国とか城陽市とかやるとばらばらになってくるんですけども、その辺どういうような形で今後協議していかれるのか、ちょっとその辺、3点お願いします。 ○木村敬東部丘陵整備課長  まず、最初にご質問いただきました宇治木津線と東部丘陵線の交差点、この形状が決まらないことには東部丘陵線の事業がおくれるんではないかというご指摘をいただいたところでございます。これにつきましては、国のほうにおかれても、宇治木津線を計画するに当たって、警察との公安協議というのをまさしく進めていただいているということでお聞きしておりまして、市といたしましても、公安協議が近いうちにまとまるんではないかということでも考えておりまして、市としては東部丘陵線の事業におくれることのないように、国のほうとも十分調整した中で進めてまいりたいと、このように考えております。  あと、東部丘陵線の用地についてでございます。今の進みぐあいということでお問い合わせがございました。東部丘陵線は、谷委員からお話ありましたとおり、山砂利事業者と、あと個人でお持ちの方ということで大きく分かれてまいります。山砂利事業者につきましては、これまでからお話しさせていただいてますとおり、これまでから地権者協議会等の会長からも用地の提供には応じるといったご発言もいただいておりまして、そこについては私どもも引き続き山砂利事業者と一緒になって、東部丘陵地の土地利用に向けて、東部丘陵線の整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  あと一方、個人さんのお持ちの用地につきましては、継続的に用地の交渉というものを行っているところでございまして、今東部丘陵線、いわゆる山砂利事業者と、あと自衛隊区間がございますので、それを除きますと、一応面積ベースで申し上げますとおよそ2割、22%というところの進捗状況、取得率でございます。  次に、残土の件なんですけども、残土といいますか工事車両の通過の件でございます。こちらにつきましては、私どももできる限り周辺の交通対策等、生活環境への負荷低減を図ってまいりたいと、このように考えておりまして、当然NEXCO事業もございますし、今後東部丘陵地のまちづくりといった意味で先行整備地区の整備も当然進んでまいります。こういったことから、それぞれの関係機関と十分調整した上で工事については進めてまいりたいと、このように考えております。 ○谷直樹委員  まずは宇治木津線との東部丘陵線の結節点のことですけど、これから協議ということなんですけども、やはりこれ時間軸から考えたら、工事期間、これ見てますと計画決定が来年度中ぐらいにしたらんと間に合わへんのちゃうかなと、遅くてもね。  それともう一つね、今の絡めて、宇治木津線から東部丘陵線で、あと何というかな、国道24号の拡幅云々のあの辺の絡みで、これね、例えば24号という位置づけやったら、宇治木津線が東部丘陵線とどんと当たって、例えば西行くのに24号と絡んだら、これ重複する部分がね、24号と東部丘陵線で、いわゆる市道と国道、それとかあと、JRの上を名神と、あれは府道かな、等々の、その辺の絡みでね、誰がどういうような形で負担するか云々というのは、これはまたややこしい。東部丘陵線は東部丘陵線、府は府、国は国という形で、その辺のことがあると思うんですけど、その辺どういう形でお考えなのかなということをまず1点。協議云々は、でもこれからやからいいんですけども。  それと、工事車両等々のことで関係機関と協議するとおっしゃってましたけど、今現在見てますとね、例えば新名神の工事車両等々、何か看板つけとるけど、それ以外に民間の土地もあったりしたら、だからどれがどのトラックでどうやということで、工事関係車両とかその辺の方々はきちっとした指示形態があってええかと思うんですけど、それ以外の下請さんとか孫請さん、ここまで果たして徹底してるかなということはなかなか難しいんちゃうかなと。だから、その辺もやっぱり今後やっていただかんと、地元ね、いろいろと迷惑かけんの、これ事実やと思うし、その辺のこともきちっとしていただきたいと思いますので、その辺どうやっているのと。  用地取得はわかります、22%、これから交渉されるんでなかなか難しいかと思うんですけども、その辺もね、これ価格等も予算を組んでおられますけども、中には価格云々で合わへんとかいうの、交渉合わへんかったら時間軸間に合わへんかったらあかん、これ土地収用法という法律もあるんでね、その辺がちゃんときちっとできたらいいんですけども、その辺も踏まえてしっかりやっていただきたいと思います。  ですから、今言うたんでちょっと追加で申しわけありませんけども、2点お願いします。 ○木村敬東部丘陵整備課長  まず、道路の事業主体についてでよろしかったですかね。今回宇治木津線につきましては、城陽・木津川間ということで、いわゆる城陽スマートインターチェンジ付近から木津川市までの間について調査を進めていただいたところでございまして、国の事業といたしましては、城陽スマートインターチェンジ付近から木津川市までの区間、これが国の事業、ちょっと事業主体がまだ決まってないとは思うんですけども、国が今計画しております宇治木津線という部分になってまいります。ちょうどJRが越えますあの部分につきましては、委員のほうも申されましたとおり府道でございますので、そちらについては、市といたしましては京都府に対して整備について引き続き要望してまいりたいと、このように考えているところでございます。  あとそれと、工事車両の関係でございますけども、実際の運搬車両まできっちりと調整した事項が行き届かないのではないかという今ご指摘がございましたけども、それにつきましても、当然関係機関協議進める中でそういったところにも徹底を図るように、今後の協議にはなるんですけども、その協議の段階においてはそういった形で徹底してまいりたいと、このように考えております。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  済みません、私のほうから工事車両の対応についてというところでちょっとつけ足しでさせていただきますと、城陽市域につきましては平成35年度までに、ご承知のとおり新名神の高速道路事業等、大規模な事業が動いてまいります。区間に分けると大きく2つの区間になってまいります。1つは、市街地の中で国道の寺田拡幅事業と新名神の高架の事業が城陽の今の消防署の前とずっと工事が進んでくるというところと、もう一つは、先ほどご説明いたしました山砂利区域内、こちらの部分につきましては、逆に先ほど土の取り扱いもございましたけど、要するに土工事がかなり多く発生するような工事が集中してくる場所というところでございます。それとまた、東部丘陵地の先行整備地区のアウトレット等の造成が始まるとすれば、恐らく35年度の新名神供用に合わせてという事業になってまいりますので、そちらの工事車両というものも発生してくるというのが現実的なところでございます。それと、公社への搬入土砂のダンプ、これは日常的に今通過してるという状況でございます。  そういったところから、まず国道の寺田拡幅と新名神の高架事業、こちらにつきましては定期的な関係者の会議を開いてるところでございまして、まさしく同時にそれぞれが個別に工事ができるような状況ではございませんので、工事車両等の通行含めて綿密な打ち合わせをされてるというところでございまして、当然市のほうにいたしましても、そちらのほうの調整には入っていくという状況でございます。  それと、山砂利区域につきましては、公社への搬入のダンプ、これが日常的に入ってきている、プラス先ほど申しましたように土工事に関する工事車両というのが新名神高速道路と東部丘陵線で見込まれてくる中、できる限り山砂利の東部丘陵地内での通行を主にできるような形で、新名神事業と東部丘陵線を同時施工で、お互いのスペースを使いながら工事車両を回していくというような形で、今NEXCOと山砂利公社、そして市、それらの関係者とこれからの工事に向けての交通処理の仕方について綿密な打ち合わせをしてるというところでございます。 ○木村敬東部丘陵整備課長  済みません、あとそれと、最初に都市計画決定の時期ということでちょっとお問い合わせがあったと思います。都市計画決定につきましては、手続につきましては、本日国から京都府に対して都市計画決定の手続を進めてくれということで要請されると、4時15分からの手交式で要請されるということでお聞きしておりますので、都市計画決定の手続を進める上では当然本市もそうですし、関係市町といいますか、井手町、木津川市も関係してまいります。そういたしますことから、関係市町と十分連携を図った上で、都市計画手続に速やかに対応できるように、京都府さんも含めて連絡調整を密にとりながら進めてまいりたいと、このように考えております。 ○谷直樹委員  ありがとうございます。今ずっといろいろご説明いただいて、それはそれでよくわかったんですけども、一番心配するのはね、例えばこれ工事車両等々ふえると、当然場内でできたらいいんですけども、場外搬出とか搬入のときに通行量ふえますわね。ふえてくると、これ道路傷みますね。当然傷みますわね。ほんで後、雨降ったときに排水がね、中の土をちゃんと洗うて出たらええけども、その辺の土が例えば道路で排水が詰まったりとかね、いろんなこと出てくると思うんですよね。市が負担するんかな。基本的には市の負担やと思いますけど、事業者等々に負担せえと、それは言えへんと思いますけども、その辺も含めてやっぱりきちっと関係協議していただかないと、負担はふえるのもこれ、我々としたらおもしろくないですわね。何かその辺のことあるんで、やっぱりほんまにきちっとした協議をね。実際我々地元住んでたらわかりますわな。またへこんどるなとかね、あそこの、何というかな、線が消えたなとかね、水道のメーター、止水栓のとこがへっこんだなとか、いろいろ出てくるんですよね、これね。これ現実やと思いますわ。だから、そういうとこをきちっとやっぱり、ゼロでは難しいと思いますけども、そうなったときにどういうふうに対応するかというようなこともやっぱり十分協議していただいて、これ新名神、平成35年ですかね、向けていろんな整備がされるんで、おくれることなく、またアウトレット等の開業、まちびらきもありますので、その辺きちっと協議していただいて進めていただきたいと思いますし、地元の人間でおったら当然そういうことがあるよというようなことも認識していただいて進めていただきたいと思います。 ○西良倫委員  3ページの地図で、近鉄との交差のあたりのところですけれども、新名神が真ん中を通って、南北で国道24号が通るんですけど、この高さを考えれば、もし将来近鉄が高架になるどうこうということが進むときに、全く支障はないようなことも考えた設計で今進んでいるのか、そういうところは別に考えられてないのかというところのことが1点と、5ページのところの残土の発生場所というのがあって、残土活用をするということになってて、盛り土の図面が3ページのほうにあるこの写真によると、大きい白い建物の工場がありますよね。そこのそばのところまでかなり盛り土が来てるんですけども、来てますよね、写真で見るとね。でも、5ページで見ると、だからそこのいわゆる東部丘陵線の起点のところとちょっとずれがあるんだけども、この起点のところ、もっと左側の工場の、白い工場ですね、そこまで持ってくることになってんのか、そこはどうなのかというところのひとつ話をしてもらいたいのと、残土発生場所の残土がほとんどこうやって使われるようになって、それでうまいこといきそうなのかという話のところの話をしてほしいのと、5ページの説明のところで書いてる新たな支出の抑制というようにありますよね、下のところにね。新たな支出ということは、今、谷さんがちょっと言ったんですけど、どういうところの想定というんか、心配というんかね、があるのかというところをちょっと教えてください。 ○木村敬東部丘陵整備課長  まず、最初にご質問いただきました新名神の近鉄横断してる箇所が近鉄の連立に支障がないのかというお問いかけでございます。こちらにつきましては、一定それも配慮した中での高さを持った位置に整備いただくということで進めているところでございます。  次に、3ページにございますイメージ図Cの右手の盛り土ですね、緑色になってます盛り土でございます。これは新名神事業、新名神はかなり広範囲、城陽市域だけではなしに広範囲の中で事業のほうを展開されておりまして、その事業の中で必要となる盛り土については調達されることになってまいります。したがいまして、5ページに記載しております残土と書いております位置の土を持っていくということでは現時点ではないというところでございます。  あと、一番最後にまたご質問いただいた新たな支出の抑制ということについてでございますけども、これ書いてるとおりでございまして、これまで事業費ということで、以前に過去の委員会において東部丘陵線の総事業費というのをお示しさせていただいたところでございます。それに加えてまた負担がふえることのないようにということでの記載でございまして、65億以上にまたさらに膨らむことのないようにということの意味合いでの記載でございます。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  済みません、ちょっと連立への影響の件ですが、ちょっと一部訂正させていただきます。高さにつきましては、今現状、近鉄が地上を走っておりまして、その上を国道24号が跨線橋、橋で渡ってるというところです。新名神高速道路はこのあたりで二十数メーターぐらいの高さになるんですが、その高架の上を走っていくというところで、現計画では24号の橋と新名神との橋との間に一定の間隔はあくというところではございます。しかしながら、現時点で連立の構造というのがまだ詳細決まっているわけではございませんので、必ずしもこの間でいけるんかどうかという、そこまでの検証をかけることはできておりません。しかしながら、もう一つは、新名神が橋をかけるに当たって、橋を受ける足、いわゆる橋脚でございます。この橋脚の幅を、近鉄を越えるところにつきましては技術的に可能な範囲で橋脚幅というのを広げていただいてるという配慮をしていただいておりますので、将来連立にするときには当然今の走ってる線路の横の部分についてはそういうスペースが必要になってまいりますので、そういった部分での配慮をいただいてるというところでございます。 ○相原佳代子委員  東部丘陵地なんですけれども、この整備に関してでございますが、現在の保安林の修復の状況はどういうふうになってるのか、まずそれについてお聞かせください。 ○木村敬東部丘陵整備課長  保安林の現在の修復状況については、申しわけございません、今の手元にちょっと資料がございませんので、進捗率という形ではちょっとお示しできないところでございます。 ○相原佳代子委員  でしたら、また後ほどで結構ですので、その数値についてはお知らせください。  そして、東部丘陵線につきましての先ほどちょっと谷委員からもあったかと思うんですけれども、ちょっと重複してたらごめんなさい。用地の地権者さんとの交渉は現在どういうふうになっているのかお知らせください。 ○木村敬東部丘陵整備課長  地権者、東部丘陵線の用地の交渉状況というところでよろしかったですかね。東部丘陵線につきましては、実際先ほどもご答弁させてもらったんですけども、主に山砂利事業者が持つ部分と個人さんが持つ部分で、あと自衛隊に係る部分というのが大きくございます。その中で個人さんが持つ部分につきましては、面積ベースで申し上げますと、現時点での取得率というのは約22%でございます。 ○相原佳代子委員  そして、あとそれ以外のところが自衛隊と、あとは山砂利の業者ということになりますけど、これは。 ○木村敬東部丘陵整備課長  自衛隊の区間につきましては、NEXCO西日本が国のほうと東部丘陵線の用地も含めて交渉されているところでございまして、私どもといたしましては、手続的なことを申し上げますと、一旦NEXCO西日本が取得した上でNEXCOから市が用地買収するという流れになってまいります。あと、山砂利事業所の区間なんですけども、こちらにつきましてもこれまでから地権者協議会からも無償譲渡、寄附については応じるということで一定ご発言いただいておりますので、私どもとしても山砂利事業所と、東部丘陵線というのは東部丘陵地の土地利用に必要な道路でもございますので、それぞれ事業所、いわゆる地権者さんと今協力しながら道路の整備に向けて取り組んでいるところでございまして、用地につきましては地権者協議会のほうからも、繰り返しにはなるんですけども、おおむね用地の提供については応じるというご発言をいただいているところです。 ○相原佳代子委員  地権者協議会さんとの協議ということになっていくかと思いますので、先ほどもありましたけれども、最終年度も決まっている中で協議会というのがどれくらいの頻度でされているのかとか、ちょっとそこら辺がわからないんですけれども、ここにおいてしっかりと協議を詰めていっていただいて、しかるべき時期に開通できるように努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○若山憲子委員  済みません、今、東部丘陵地のいわゆる個人の所有分22%、面積でいうたらいうことだったと思うんですけれど、取得の割合でいうと2ページの新名神のところで東部丘陵地のいわゆる用地の取得というんですか、それでいうと、ここ、新名神が取得して、それをまたこちらが東部丘陵地としては買収するということだったと思うんですけれど、ここは新名神のほうは17%ということなんですけれどね、その辺はどうなんですか、一体的にということで東部丘陵線の部分だけが個人さんの分進んでるというように理解をしたらいいんですかね。自衛隊の土地についてはそういうNEXCOが一定するということで言うてはったので、そこが22%ということになってて、この17%というのは当然新名神のところでいうと東部丘陵線のところも含めて自衛隊のところ、新名神は自衛隊のところはないし、その分が少ないというように見たらいいんですか。この差は何なのかということを1点教えていただきたいというのと、それとあと、東部丘陵線のところで先ほど工事車両の問題ね、やっぱり一番地域の住民の方が心配しておられることだと思うんですけれど、それでいうと現在の車両の量ですよね、通行量というんですか、どの程度で、ある一定、少し前には一定の車両の量出たと思うんですけれど、現実には今どんなふうになってんのかというのと、それといわゆる65億円に東部丘陵線が上がったときに説明していただいたのでは、東部丘陵地の調整池の部分が3.4億円ふえますというように説明いただいたと思うんですけれどね、それでいうと調整池の容量はふえるというようにあのとき説明いただいたと思うんですけれどね、例えばこの間、災害でいうとすごい災害が起こってて、これちょうど9月15日の広報に載ってたと思うんですけれど、時間雨量がいわゆる22年の局地的豪雨のときには8月は55.5ミリということで、24年の8月には73.5ミリということで25年7月、64.5ミリということになってると思うんですけれどね、これでいうと東部丘陵線でいうと、長谷川のところに受けるということになると思うんですけどね、それでいうと調整池の量ですよね、量。65億円でふえるといって見込んでもらったのは、そういうことも含めて対応できる調整池の量を確保していただいてるというように理解をしたらいいんですか。やっぱり皆さん一番災害のことを今心配してはるし、東部丘陵地でいったら地耐力の問題とかがあるのでね、そこをちょっと教えてください。 ○木村敬東部丘陵整備課長  まず、最初にご質問ありました2ページに示しております用地の取得率といいますのは、これはあくまでNEXCO事業の取得率でございまして、市の事業とは切り離したものとなっております。  あと、東部丘陵地区間ということでほかと数字がちょっと低いんですけども、こちらにつきましては交渉の着手時期が平成29年度から用地交渉入られるというところもございまして、ほかと比較しますと数値的にも若干低いのかなというふうには考えております。  あと、次に通行量でございます。現在の通行量につきましては、済みません、ちょっと交通量についてはお時間いただけたらと。今現在、ちょっと最新の資料がないというところ、手持ちの資料がないというところですので、交通量につきましては昨年の秋ごろに交通量調査を実施しておりますので、そのときのデータというのは一定お示しすることができますので。ただ、今ちょっと手元にないということで、ご容赦いただけたらと考えております。 ○小松原一哉委員長  じゃあ、また後ほど、後日資料を提出いただけるということですね。 ○木村敬東部丘陵整備課長  はい。 ○小松原一哉委員長  もう1点、調整池の容量。 ○木村敬東部丘陵整備課長  あと、調整池の容量につきましては、当然調整池の容量を決定するのに必要な基準というのが決まったものがございますので、それに応じた形で河川管理者と協議した上で進めていっているものでございます。  実際の降雨量というのは具体に先ほど若山委員のほうお示しになったんですけども、その数値に対してどうなんかというところは、ちょっと現時点でまだ詳細設計等をやってるところですので、具体に容量であったりとか、あるいはお示しになった数字に対してどうなのかというところについては、ちょっと現時点でのお答えは控えさせていただきたいと考えております。 ○若山憲子委員  調整池の問題なんですけれど、いわゆる総合排水計画、新しいのは29年の6月だったと思うんですけれどね、それでいうと、いわゆる時間雨量、10年確率の63ミリと言われてる状況ですよね。それは以前の計画から比べてある一定受けられるということで、それ以上ふやさないということだったと思うんですけれど、この間の雨量の状況を見ていると大変な状況になってるので、まだ調整池についてはいろんな課との調整ということだと思うんですけれどね、これ山砂利採取跡地、さっきも言うたように地耐力の問題とかもあってね、調整池やっぱり大きく確保しとかないと、受けて少しずつ流していく、長谷川そのものの受けられる容量が決まってるのでね。それでいうと、本当にここの調整池が防災については大きな役割果たすと思うので、例えば計画にあるような計算の図式見ても私たちにはわからないのでね、そこはぜひ防災面でも安全確保するために、例えばわかりませんけれど、容量が前のときふやされた量というのを教えていただいたと思うんですけどね、ちょっと今それ失念していますけれど、それ以上にこの間の雨の降る量を見たらやっぱり必要やと思うのでね、それはぜひふやしていただきたいし、それについてはこういう委員会で必ず防災面でも必要やし、市民が一番心配してはることやし、報告をしていただきたいなっていうのをお願いをしたいと思います。  それと、いわゆる東部丘陵線の関係でいうと、通行車両は一番新しい量またお示しいただけるということだったと思うんですけれど、用地取得の関係でいうと、東部丘陵線に関しては32年の中間ぐらいまでの図を示していただいてるんですけれど、この取得率ですよね。22%ということで当然交渉はされていくと思うんですけれどね、めどですよね。山砂利業者の持ってる土地は無償貸与ということで、それは変わらへんということやったと思うんですけどね、そのめどですよね。これ先ほど谷委員も質問されたと思うんですけれど、宇治木津線との交差、東部丘陵線で交差点部分があって、それでいうと時間軸が決まっててどうなんやということ聞かれたと思うんですけれどね、例えば宇治木津線の市が情報を受けてすぐに計画の原案をつくるということになると思うんですけれど、そしたらこの流れでいうとね、もう少し具体的に市案の作成というところあるじゃないですか、それはいつまでとかいうようなことは具体的に教えていただけるんですかね。 ○木村敬東部丘陵整備課長  今お問いかけいただきました都市計画決定の手続の上で、市案というのは作成していかないといけないところでございます。ただ、そこに至るには、宇治木津線は2市1町にまたがる区間でございまして、当然そういった沿線市町とも調整した中で、できる限りタイミングといいますか、それを同じくして進めていかないといけないというところもございますし、今時点でめどというのはお示しできない状況です。  あとそれと、済みません、交通量ということでちょっとお問いかけありまして、平成29年の秋に交通量調査実施しております。そのときのいわゆる交通量というところでいきますと、いわゆる山砂利の中に入っていく大型車両ということの台数なんですけども、いわゆるちょっときょう市道認定・廃止の関係で3185号線ということで廃止された路線名でお答えしますと、そこに行きますダンプの量としましては、調査時点において、夕方の5時までの10時間の調査になるんですけども、台数といたしましては1,268台という調査結果でございました。 ○若山憲子委員  先ほどいわゆる市道3185号線、廃止の道路のことで教えていただいたんですけれど、これでいうと、先ほどおっしゃったのはさらにそれにいろんなもんがプラスをされるということで、これ入っていく台数だけで、当然出ていく台数もあるやろうし、それ以外にもプラスされるものがまだいろいろあると思うんですけどね、その見込みですよね。ここでおっしゃっているいわゆる負荷をかけないためというところでの負荷ということで思っておられる台数ですよね、このプラスアルファの部分あると思うんですけれどね、どの程度を見込んでおられるのか。  それと、東部丘陵線内で出た残土についてはその中で処理をするということで、あれもいわゆる65億円ふえた中の土工工事の6.9億円ふえますよということで処理費用がふえたというように説明を受けたと思うんですけれど、それはそれで間違いがなかったのかどうかというのを教えてください。  それと、計画の関係なんですけれど、きょう受けてすぐに指示が出るということだったと思うんで、市で作成とか府との事前協議とか、細かいことはまだこれからいろいろ詰めていかんなんし、2市2町というようにおっしゃったと思うんですけれど、それでもこれ、後ろが35年ということで決まってて、その中で東部丘陵線と同時に並行して行うということであれば、市案の作成の時期というのがね、いわゆるタイムリミットみたいなのはどうなるのか。ここでできますよということじゃなくてもいいんですけれど、そこにしいひんと次に間に合わないよというところあると思うんですけどね、それは教えていただけませんか。 ○木村敬東部丘陵整備課長  まず、最初にいただきました工事、今後の東部丘陵線も含めての工事に伴う、さらに負荷がかかる台数はどれぐらい見込んでるのかというお問いかけでございます。それについては、具体な数字というのは私どもとしても現時点で算出してるものではございませんで、ただ工事を進めていく上でやはりふえてくるというのが、増加してくるというところが当然想定されますので、それについて市としても対策を講じていきたいということでございます。  あと、次に事業費の件でございまして、委員申されましたとおり、前回全体の事業費をお話しさせてもらったときに、土工費ということで計上させていただいたものでございます。その追加になった土工費というのは、いわゆる掘削等を行う手間ということになっておりまして、委員が申されました処分に係る費用というのは含まれておりません。  次に、都市計画決定の時期ということでの改めてのお問いかけでございましたが、宇治木津線につきましては、当然城陽市としては新名神の供用開始に合わせて整備していただきたいという思いがございますが、宇治木津線の延長がかなり、2市1町にまたがる広大な範囲になっておりますので、それが直ちにそしたら35年に合わせて整備できるかといったら、それほどの事業規模ですので、それは困難な話になってくるのかなとは思っております。その中でも、例えば部分供用も含めた中で何とか早期整備をお願いしたいというのが城陽市の立場でございます。  それで、具体な手続を進めていく上で市案の作成時期ということで改めてお問いかけがあったんですけども、現時点で市案作成するまでにも、やはりいろいろな城陽市の都市計画審議会もそうですし、その前に住民説明会というところもございます。そういった手続も進めていかないといけませんので、必ずしも今時点でこの時期というのは、やっぱりそういった手続を経た上で進めていくものでございますので、今の時点においていつごろという見通しもちょっとお答えすることは困難かなというふうには考えております。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  ちょっと宇治木津線の手続の関係ですが、城陽市、井手町、木津川市、2市1町とも早期の都市計画決定というのを求めているところでございます。したがいまして、それぞれの市町ができる事務の作業というのはできる限り早く進めていきたいというふうには考えているところでございます。  ただ、その手続の中に、このフローの中にもありますように住民説明会であったりとか都市計画審議会への報告であったりとか、これもその沿線市町足並みそろえてやっていかなあかん部分がありますので、できるだけ早くは進めていきたいという中でそれぞれが動いているところでございますが、まだ今そのあたりのいつになるのかという部分までが定まってないというところで今のようなちょっと答弁になってるところではございますが、思いとしては早期の都市計画決定、事業化というところが総意でございます。 ○若山憲子委員  思いとしてはって、2市1町が足並みそろえなあかんということやったと思うんですけれど、それでいうと例えば住民説明会と都市計画審議会でいうと府と市の報告ということであるのであれば、ある一定の期間が決まってるじゃないですか。しかし、だから市案の作成の時期ではなくて、普通にこの流れからいうとどの程度かということはお知らせ願えますか。例えば一般的に、ただ2市2町で合わさんなんし、そこのところに多少のずれはあるというのはわかるんですけれど、きょう既にそういうことがあって、すぐに2市2町でいろんなことを取り組まれるということであれば、一般的な流れとしてはここに例えば1年半かかりますよとかね、2年。もっというたら、都市計画審議会が開かれる時期というのは決まってるじゃないですか。それでいうとどのぐらいですよということぐらいは教えていただけますかね。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  済みません、ちょっと十分な答弁にはならないと思うんですが、市決定だけの案件であれば一定協議にかかる時期とか、あと都市計画審議会開催の日程とか、一定そういう部分というのはめどを立てた中で大体例えば1年間ぐらいでこういう手続は終わりますというお話はできるんですが、先ほど申しましたようにまず京都府さんへの案の申し出をするというのは、それぞれ井手町さんも木津川市さんも準備ができた段階で、当然城陽市も準備ができた段階で申し出をしていかなあきません。その申し出を受けて京都府の都市計画審議会の開催日程等を調整されていかはりますので、ちょっと関係する団体が多いもんで今の段階では明確にいついつまでにということはお知らせすることはできませんが、確実に今後こういう手続が進んでいきますので、そういう部分が当然いつにこういうことが開催されるとかいうことが明確になればその都度報告というのはさせていただきたいなと、情報は提供させていただきたいなというふうには考えております。 ○若山憲子委員  計画のことはね、また今後その都度報告をしていただくということで、わかりました。  そしたら、いわゆる開発をめぐってのダンプの通行量、先ほど29年の秋のダンプの通行量、3185号線で1日1,268台ということをおっしゃっていただいたと思うんですけれど、新たなプラスアルファについてね、これぐらいという数値は持ってないということですけれど、例えばそれが今のいろんな事業の中で倍になるというように考えたらいいのか、私たちが1.5倍ぐらいと思ったらいいのか、ダンプの負荷がかかる部分ですよ。台数そのものは具体的にはなくて、でも例えば3倍ぐらいになりますよとかね、その辺はどんなふうに理解したらいいんですか。
    ○大石雅文まちづくり活性部次長  まだちょっと具体な施工計画が定まってませんもんで、例えば新名神の工事であればかなりの盛り土区間がありますので、当然盛り土に必要な土というのは新名神事業の中で土配のバランスを保つというふうにはお聞きしとるところでございます。  今3185号線の1,268台の交通量でございますが、これは東行き、西行きになりますので、出入りの分になってまいります。確かに、この日が多いんか少ないんかというのはあるんですが、工事車両というのは発生するのは確実ではございます。ただ、東部丘陵線と新名神同時施行する中で、要するに搬入経路を例えば新名神事業からの土を東部丘陵地内に持ってくる搬入経路を例えば3185号線以外のところから持ってこれないかとか、要するに公社の搬入するルートというのは決まっておりますので、集中監視が2カ所って決まっておりますので、どうしてもそこに公社ダンプは集中しますので、それ以外のところからの搬入が可能なのかどうか、工事車両の搬入が可能なのかどうかも含めて今ちょっと検討しとるというところでございます。 ○若山憲子委員  工事の詳細設計ができてない中で計算がなかなかということと、そしたら他からの搬入が可能かどうかということでいうと、例えば今の3185号線、いわゆる東部丘陵線ね、市道を廃止した、あのルートを使うということになればどの程度と思ったらいいんですか。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  済みません、新名神事業、宇治田原の区域からかなり広範囲になってまいりますので、例えば今、長池の集中監視場、木津川運動公園の前のところにあるところより例えば新名神工事がもっとそれより東側、要するに宇治田原方面のほうからの土を搬入するんであればわざわざ3185号線を入ってくる必要がありませんし、要するにそういう公社ダンプとふくそうしないようなルートを確保できないのかというのを今NEXCOと検討しているところでございまして、具体に搬入計画のダンプ車両の数とかというのは、実際に工事が始まる前の施工計画の段階でどの程度の土のやりとりをして、どこからどういうふうに持ってくるのかというのを施工計画立ててまいりますので、ちょっと現時点では今どこの道にどんだけかというところまでは申し上げられないという状況でございます。 ○若山憲子委員  ほんなら施工計画はいつごろというのはわかるんですかね。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  全体の事業の中では、NEXCOの予定でいきますと来年度ぐらいから順次工事に入ってまいりますので、ただ、どこの箇所からというのも用地取得できた箇所から、できる工事からまず入っていくというところになりますので、必ずしもそれが盛り土区間なのかというところまでがまだ決まっていないという状況でございます。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  なければ、この程度にとどめておきます。  それでは、説明員の交代をしてください。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、(4)平成29年度(2017年度)城陽市産業会館に係る事業報告についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  それでは、平成29年度(2017年度)城陽市産業会館に係る事業報告についてご報告申し上げます。  まず、施設名は城陽市産業会館ですが、産業会館は保健センターとの複合施設になっておりますので、指定管理者の管理範疇は当該建物の3階部分となっております。指定管理者の団体名は城陽商工会議所、代表者は会頭、堀井美郎でございます。  続いて、(1)業務実施状況について報告いたします。まず、管理運営の方針と結果についてですが、城陽商工会議所は昭和59年に設置されて以来、産業会館の維持管理を行ってきており、その経験と実績を生かし、効率かつ効果的な管理に努め、また複合施設という点も考慮し、保健センターと連携を保ちながら利用者にとって快適かつ安全な施設管理に努めたところでございます。  次いで、施設の平等利用の考え方と実施した対策についてですが、産業会館の設置目的を十分理解した上で、城陽市産業会館の設置及び管理に関する条例、同施行規則及び城陽市産業会館の管理に関する基本協定に基づき管理を行い、平等性の確保に努めたところでございます。  次いで、安全面に関する対策についてですが、平成30年2月13日に保健センターと連携し、緊急時を想定した防災訓練を行いました。また、定期点検の結果に基づき、必要箇所の修繕を行い、安全管理に努めたところでございます。  次いで、施設管理状況についてですが、会館担当者を配置するとともに、商工会議所職員全員が施設管理、運営の現状を把握し、利用者へ適切な応対ができるよう努めたところでございます。  2ページをお願いいたします。施設運営状況についてですが、会議所だよりや市ホームページを活用し、会館利用について広報活動を行いました。また、インターネット利用環境の整備や市内商工業者については利用料金の減免制度を周知するなど、利用の拡大に努めたところでございます。さらに、利用者の要望の把握につきましては、城陽市産業会館利用促進懇談会を開催し、要望の把握に努めたところでございます。利用者のトラブル等につきましては、親切、丁寧な対応に努め、大きなトラブルや事故はございませんでした。  続いて、(2)施設利用状況について報告いたします。施設は研修室1、2、講習室、会議室がございまして、1年間の延べ利用件数は629件で、延べ利用者数は1万1,566人でございました。主な利用者は、商工業者やその団体で523件、利用件数の約83%となっております。  3ページをお願いいたします。(3)管理経費の収支状況についてご報告いたします。収入は、市からの委託料502万4,435円となっております。支出につきましては、光熱水費185万3,114円、清掃委託料などの委託料83万2,680円、受付事務賃金など事務費が233万8,641円となり、支出合計502万4,435円となっております。  以上で平成29年度城陽市産業会館に係る事業報告についての説明を終わります。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○藤城光雄委員  2ページに施設運営状況の2項目めに産業会館利用者からの要望事項の把握ということがございますが、私も以前お伝えもして、どこまで改善されてんのかちょっと、利用するたびに確認はしておるわけですが、高齢化に伴って、やはりトイレも旧態の和式トイレがおおむねだと思いますので、洋式化のトイレについて、この点と、全体で保健所は下にあるんですが、商工会議所として障がい者への対応すべきそういう洋式化のトイレも私は必要やと思いますので、ここらについていつごろまた検討の中に入っておられるのか、この点はちょっとお聞かせ願いたいなと思いまして、よろしくお願いします。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  ご指摘いただきましたトイレの件でございますが、委員ご指摘のとおり、今和式のトイレになっております。ただ、トイレ、水回りの整備、改修となりますと非常に大きな整備費がかかるというようなことがございますので、現段階で洋式化に向けた計画というものは現時点ではまだ持ち得ておりません。  今後、またこれも大きな経費がかかってまいりますけども、大規模改修等にあわせた形でそういうことについてもあわせて検討をしてまいりたいというふうに考えております。 ○藤城光雄委員  大規模改修ね、ここまだ耐震化には問題ないというような施設になっていると思いますので、じゃあやっぱり年次計画をしっかりつくっていただきまして、1つからでもまず洋式化を進めるということは、そんなに私は、4つあるうちの1つとか、障がい者対応も含めてこれを計画を立てていただけることは近々の課題やろうなと、このように思いますので、予算、市のほうとしてここに指定管理料云々じゃなくて別個にやはりそういう対策費用も含めて、商工会議所の当該施設が利便性にやっぱり即したような、時代に即したような施設にやっぱりしていただきたいと、このように、声はたくさん、ちょっと年々お聞きすることは多くなっておりまして、ぜひ計画を、いつごろじゃあ大規模改修なのかと、こう問われたらいつごろなんですかね。それがいつにされる予定になっとるのか、その辺が明確になってはいるんですか。その点どうなんですか。いつごろと考えてはるんですか。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  大規模改修のそのものの計画ということなんですけども、現時点では施設改修計画、施設整備計画全体の中での順位というようなことの中で決めてまいるというようなところで、今現時点においていつ何年度に大規模改修をするということが決定しているというものではございません。 ○藤城光雄委員  じゃあ、一応うたい文句は、お題目はあるが実動部隊はこれからまだ見合わせてというような調子やと思いますので、それね、新名神が前へ通る、それにあわせて北側のやっぱし上垣のとこも、門扉のとこも改善をされるというとこら辺が私は1つね、もうそろそろ24号の道路拡幅にあわせて施設も使い勝手のいい施設に持っていってほしいなと、このように思うんですよね。だから、そういう意味でそんな遠い、はるかかなたのような話じゃなくて、ここ数年の中にこういうことが落とし込んでいただけて、ぜひ、よその商工会議所やちょっとあちこち行っても、やっぱしこのような今の状態の和式ばっかしではないだろうと思います。古い商工会議所行けば、いまだに和式のやつはありました。でも、やはりぜひね、市民が市役所来られても洋式化のトイレは切望される、またそれに合わせて工事が進められるような時代なんで、ぜひここ施設、計画立てて実施していただきたいなと。これは副市長、そういうとこら辺でご見解を、どうですかね。 ○今西仲雄副市長  基本は先ほど中村次長のほうから申し上げたとおりということでございますんですけれども、ただいまもご意見もいただきましたので、商工会議所のほうのいろんなお考えもあろうかとは思いますんでね、そういった点も含めて十分に会議所とも検討は続けていきたいなというふうに考えております。 ○藤城光雄委員  商工会議所の思いはやってほしいと思っておられると思いますので、ぜひ新名神など、まちが大きく前へ進むときに、商工会議所の利便性いうか、ひとつトイレとは思わないで、障がい者の皆さんも使い勝手のいいトイレができたらこの施設もやはり利用されていくんじゃないかと、もっとね、思いますので、ぜひ文パルにはあるがここにはないと、このような使い勝手の悪いような施設にならへんように、ぜひご要望をしておきたいと思いますんで、ぜひこれを市の予算の中で検討してください。よろしくお願いします。 ○若山憲子委員  済みません、1点だけ伺います。施設利用状況報告があるんですけどもね、これ1万1,566人の方が利用されてるということですけれど、商工会議所の会員さんが何人かというのと、それとこの1万1,566人ですよね、いわゆる商工会議所の利用者数としてはどんなふうに認識、たくさん市内の商工関係者が利用してるなというような評価なんですかね。それと、いわゆる利用料金の減免を利用された方は何人おいでになるのか教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  先ほど数値申しましたとおり、昨年度の利用件数、総件数は629件でございました。会議所の会員の方の利用というような形での把握というのはしておらないところですけども、この中で免除、全額免除されるというのが商工業者の方が利用された場合には免除という形になっておりまして、一部なりとも有料利用であった件数は、先ほど629件の中のうち170件が有料利用でございました。全体の27%が有料の利用であったというようなところでございます。 ○若山憲子委員  貸し館のあれやから、会員さんの利用ということはあれなんですね、わかりました。  そしたら、いわゆる有料利用が27%ということは、商工関係者の方が、言うたらここ商工会議所やからたくさん、七十何%利用していただいてるということでいうと、産業会館そのものは業者の方に定着をしてるというように思ったらいいんですよね。それでいいんですかね。  それと、いわゆる減免、全額免除と一部免除もあるということだったんですけれど、全額免除と一部免除というとね、料金にどれぐらいの差が出るんですか。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  商工関係者の利用と、あと市及び市の執行機関たる委員会については全額免除というふうになっておりまして、市内の個人で、団体利用の場合は全額免除になるんですけども、個人で利用される場合、市内商工業、あるいは農業の個人の方が利用される場合は7割の減免となっております。市外の商工業、農業の団体の方については3割の減免というふうになっておりまして、そのほかの方は全額払っていただくというような形になっております。  参考までに、研修室1という部屋は、基本料金が1時間当たり500円、それが全額払った場合の料金というふうになっております。  利用の全額免除の方が約70%強という形になっているということに対して、市内の商工業関係の団体の方に多く利用していただいてるのかなというふうに考えてるところです。 ○相原佳代子委員  2ページの利用状況なんですけど、これいつも29年度というか、1年度だけでしたかね。比較検討とかはできないのかなと思って。ここ数年の変化はどうなってるのかなというのがちょっと知りたいので、ちょっと漠とした数字で結構ですので、ちょっと教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  様式の書き方につきましては、毎年単年度の書き方でさせていただいてるところです。  参考までに、前年度、28年度の利用件数は573件、利用人数は1万1,123人でございました。 ○相原佳代子委員  ちょっと2年比べるとふえているということでございますね。  それと、先ほどもちょっと出てましたけれども、老朽化による今後の予定というのが出てました。ここは保健センターと複合の施設でございますが、総合管理計画をちょっと見ますと、保健センターのほうもこれやっぱり30年以上たつということで、老朽化による改修等必要性が高まってきたということも書かれておりますので、今後新名神の関係で4車線化になって、そして真横に道路がついて、あれはどこの辺かな、駐車場ぐらいになるのかな、駐輪場ぐらいになるのかな、何か横に保健センター、そして商工会議所がここへ来るというのがちょっとイメージできないんですけれども、ちょっとそこら辺のあたりですよね。今後このままでされるのかな、それともできるころには40年近くなるので何か考えておられるのかななどなど、ちょっと疑問というかね、ちょっと思うところでございますが、この建物自体が複合ということで入り口が幾つかあったりとか、また休日の診療が奥にあったりとかいたしますのでね、ちょっとそのあたり、方向性とか何か今お考えになっておられるようなところがありましたらちょっと聞かせていただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  この新名神の開通に伴う平成35年度の整備にあわせた整備ということにつきましては、今現時点ではあわせたものというのは持ち得ておりません。拡幅に伴いまして敷地の一部がかかるというようなことがございまして、今後また入り口、動線等についてもこれから検討してまいるというようなことになっております。それとはまた別の形で、先ほど来ご指摘をいただいております老朽化の部分について、もう少し対応ができることがないかというようなことをあわせて検討してまいりたいというふうに考えております。 ○相原佳代子委員  今後の課題となりますけれども、ぜひともよろしくお願いいたします。 ○土居一豊副委員長  以前に消防と警察が動いたら、あそこの一旦くるっと回る府道が不要になってくるんじゃないか。よって、今池川沿いの府道用地を取得して、あっちに駐車場用地を確保したらという話を出したときに、いや、どうも京都府はあの道路はそのまま利用しそうだというふうな話がありましたが、その情報はありましたらお願いします。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  当該外周道路につきましては、府道山城総合運動公園線の一部ということになっておりまして、現在計画進められております道路の4車線化計画の整備によってどのように整理されるかというのが、今現在府の所管というふうになっております。現時点で承知をしておりませんが、保健センターの施設利用者の安全を考慮した上でどのようにするのが望ましいのか、関係部局や府と協議してまいりたいというふうに考えております。 ○土居一豊副委員長  その件わかりました。  あとは、ちょっと国道24号の開通が終わったときの計画はまだ持ち合わせてないということだったけど、警察と消防があるからあの建物の安全は守られとると思うんですよ、保安という面の。今度なくなったら、あの建物単独ですよね。しかも1階は女性の職員の方が多くなりますよね。入り口を1カ所にしてセキュリティーをしっかりするようにしないと、あそこで何か不審者がいたときに、今であれば警察、消防あるから、逆にそれが予防になってますよ。声を出しても助けるもの何もない。消防本部もちょっと離れます。早い時期にあの建物を今後セキュリティー面はどうするかということを考えて、できるところは少しずつやっておかないと、近づいて急にやろうと思ったら予算的なことも出ると思うんですよ。ぜひこの際、もう計画でき上がってきてるんですから、まして山城運動公園線はそのままいくとすれば、そのままなるだろうということを予測して、警察側の入り口は一切使わないようにするとか、入り口が今2カ所あるけど、片方は中から出れるけど外からは入れないようにするとか、やっぱりセキュリティー面をもう1回、女性が多くある職場が1階であって、しかも周りに建物ないということを考慮して、ぜひ早く検討していただきたいと。中村さんだったらできるんじゃないかと思うんですが、やはりそういうことをちょっと考えてなかったら、本当保安という面のセキュリティーを考えていただきたいと思うんですが。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  あそこの道路の拡幅に伴う、今、動線の部分につきましては、NEXCO、また国交省等も保健センターとも一緒になって、動線も含めた形、どういうふうにしていくかということについて、まさに今協議をしているところでございまして、用地の形状が今後決まってまいりまして、入り方、どういう形で入っていくか出ていくかということを決まってまいります。その際に、今委員ご指摘いただきましたことについても、あわせてどういうふうにするかということを考えてまいりたいというふうに思っております。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  ただいまお手元に配付の所管事務調査の特定事件につきましては、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたします。これにご異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  本委員会の本会議における委員長報告については、申し合わせにより委員長一任となっておりますので、ご了承お願いいたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。           午後3時09分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            建設常任委員長                                小松原 一 哉...