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  1. 城陽市議会 2018-06-28
    平成30年第2回定例会(第6号 6月28日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    平成30年第2回定例会(第6 6月28日) 平成30年           城陽市議会定例会会議録第6 第 2 回      平成30年6月28日(木曜)午前10時40分開議   〇出席議員(20名)      乾     秀  子  議 員      熊  谷  佐 和 美  議 員      上  原     敏  議 員      奥  村  文  浩  議 員      一  瀬  裕  子  議 員      谷     直  樹  議 員      小 松 原  一  哉  議 員      増  田     貴  議 員      西     良  倫  議 員      河  村  明  子  議 員      藤  城  光  雄  議 員      宮  園  昌  美  議 員
         畑  中  完  仁  議 員      相  原  佳 代 子  議 員      土  居  一  豊  議 員      大  西  吉  文  議 員      村  田  圭 一 郎  議 員      本  城  隆  志  議 員      語  堂  辰  文  議 員      若  山  憲  子  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局      萩  原  洋  次  局長      谷  口  浩  一  次長      樋  口  友  彦  議事調査係長      島  田  勇  士  主任      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      今  西  仲  雄  副市長      本  城  秋  男  副市長      井  関     守  教育長      荒  木  正  人  理事                  企画管理部長事務取扱      田  川  和  親  危機管理監      河  合  寿  彦  総務部長      綱  井  孝  司  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      木  谷  克  己  まちづくり活性部長      小  池     学  まちづくり活性部参事      森  島  正  泰  都市整備部長      角     馨 一 郎  消防長      大 喜 多  義  之  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      上  羽  雅  洋  総務部次長                  財政課長事務取扱      吉  川  保  也  企画管理部次長                  人事課長事務取扱      森  田  清  逸  都市整備部次長                  営繕課長事務取扱      南  郷  孝  之  消防本部次長                  総務課長事務取扱      石  川  康  郎  消防本部次長議事日程(第6) 平成30年6月28日(木曜)午前10時00分開議     (総務常任委員会付託分)  第1 議案第 44 城陽税条例等の一部改正について     (福祉常任委員会付託分)  第2 議案第 45 城陽放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定め             る条例の一部改正について     (建設常任委員会付託分)  第3 議案第 46 城陽ラブホテル建築規制条例の一部改正について  第4 議案第 51 城陽市議会会議規則の一部改正について(議員提出)  第5 議案第 52 工事請負契約の締結について(市長提出)  第6 議案第 53 公平委員会委員選任の同意を求めることについて(市長提出)  第7 意見書案第3 京都重度障害児(者)在宅生活支援事業の継続を求める意見書(議             員提出)  第8         常任委員会並びに議会運営委員会審査及び調査を閉会中も継続す             ることについて 〇会議に付した事件  日程第1から日程第7  日程追加     決議案第 1 2025年国際博覧会の誘致に関する決議  日程第8           ────────────────────── ○増田貴議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は20名でございます。  これより平成30年第2回城陽市議会定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第1、議案第44、城陽税条例等の一部改正についてを議題といたします。  ただいま議題となっております議案第44については、去る6月7日の本会議において総務常任委員会付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について委員長から報告を求めます。  大西吉文総務常任委員長。 ○大西吉文総務常任委員長  〔登壇〕 おはようございます。  今期定例会において、本委員会付託されました議案第44について、6月12日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本案は、地方税法等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  審査の冒頭、市は、主な改正点として、 o 市たばこ税の税率を平成30年10月1日から平成33年10月1日にかけ、3段階で1,000本につき1,290円の引き上げを行う。 o 喫煙用製造たばこの区分に加熱式たばこの区分を創設し、平成30年10月1日から5年間かけて、課税方式を段階的に見直す。 o 所得課税において、給与所得控除公的年金等控除から基礎控除控除額10万円を振りかえることにより、非課税となる合計所得要件を125万円から135万円に見直すことなどの調整を行う。 o 市より認定を受けた計画に基づき行われた中小企業設備投資について、固定資産税課税標準特例割合を3年間、時限的に0とする。 o 汚水または廃液処理施設等について、固定資産税特例割合参酌基準として設ける。  また、用語の整理や項ずれ等が生じたため、関連規定の整備も合わせて行うと説明しました。  質疑において、委員は、設備投資に係る特例措置について、 o 固定資産税を0とする理由と税収への影響 o 制度の周知方法 o 市が作成する導入促進基本計画作成状況 を問いました。これに対し、市は、 o 税率を0とすることで、各種補助金優先採択を受けることができる。また影響は少なからずあるが、平成30年度からの新たな取り組みであり、対象申告数の想定が困難であるため、具体的な額の算出はできない。 o 周知は市広報やホームページ、また商工会議所とも連携して行う。複雑な制度であるため、問い合わせには関係課が連携してしっかり対応したい。
    o 市の基本計画のひな型となる指針は国において策定されており、詳細を内部で検討中。 と答えました。  また他の委員給与所得控除から、基礎控除に振りかえる意図を問いましたが、市は、さまざまな形で働く人をあまねく応援するべく、個人所得課税見直しが行われ、給与所得以外の所得に対しても控除を受けられるようにするものと説明しました。  さらに他の委員は、市たばこ税率引き上げによる影響はとの問いに、市は、平成29年度の売り渡し本数をもとに計算した場合、全ての引き上げが完了する平成34年度と比較すると、1億2,000万円程度の税収増が見込まれると答えました。  このほか委員から、 o 累進課税の強化など抜本的な税制の見直しを o 積極的な設備投資につながるよう、中小企業へ制度の周知徹底と詳細な説明を o 職員の喫煙による離席を目にするが、業務効率の面から慎むべきでは との意見・要望がありました。  討論において、一部委員から、所得中間層では増税につながるという法の問題もあるが、中小企業設備投資への支援や、たばこ税の増税による受動喫煙対策は評価すると賛成意見を述べました。  採決の結果、議案第44は、全員で可決しました。  以上、本委員会付託を受けました議案第44審査経過と結果の報告を終わります。  平成30年6月28日 総務常任委員長 大西吉文  以上でございます。                              (報告書巻末掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  議案第44、城陽税条例等の一部改正について、意見を述べて、賛成とします。  本来、給与所得控除労働者必要経費に当たるものです。公的年金控除は、高齢化が進展をする中で、生活費に当たるものです。この条例には書かれていませんが、国の個人所得税見直しによる給与所得控除上限額見直し公的年金等控除上限額見直しは、中間所得層負担引き上げにつながるものであることをまず指摘をしておきます。  この条例は、所得税法の一部改正に伴う給与所得控除公的年金等控除から基礎控除への控除額を10万円振りかえる制度の見直しで、今回は、非課税措置合計所得金額が125万円から135万円への調整が行われています。また生産性革命集中投資期間中の臨時・異例の措置として、地域の中小企業設備投資促進のため、生産性向上特別措置法の規定で、市町村が主体的に作成した計画に基づき行われた、中小企業の一定の設備投資固定資産税をゼロにする3年間の特例措置があり、市内の中小業者2,500が対象とのことでした。固定資産税特例措置を設けることで各種補助金優先採択支援が受けられますので、賛成とします。 ○増田貴議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  これをもって討論を終わります。  これより議案第44採決いたします。  議案第44は、委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  全員挙手。よって議案第44は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第2、議案第45、城陽放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  ただいま議題となっております議案第45については、去る6月7日の本会議において福祉常任委員会付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について委員長から報告を求めます。  上原敏福祉常任委員長。 ○上原敏福祉常任委員長  〔登壇〕 失礼いたします。  今期定例会において、本委員会付託をされました議案第45について、6月13日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本案は、放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員資格要件明確化や拡大を行うべく、提案されています。  審査の冒頭、市は改正概要について、 o 教員免許状を取得していれば、更新をせずに失効していても、支援員基礎資格となることを明確に規定する。 o 平成31年4月から新設される専門職大学前期課程を修了した者も対象とする。 o 高校を卒業していなくとも、本事業における勤務経験が5年以上ある者は新たに追加するが、現在、本市に対象者はいない。 とし、いずれも厚生労働省令どおり改正するものと説明しました。  質疑において、委員は、要件緩和により、対象となる支援員の研修は十分かと問いましたが、市は、5年間の補助員従事期間都道府県知事が行う研修が支援員として必要である。さらに、市の独自の研修等も受講されるため充足していると考えると答えました。  また他の委員は、支援員は充足しているのか。また補助員資格要件はと問いました。これに対し、市は、支援員の数は充足しており、各校区の児童数の推移を見ながら、計画的に対応したい。補助員資格要件はないが、面接を行い、適正を見きわめていると答えました。  さらに他の委員から、5年以上の勤務経験とは、連続したものかとの問いに、市は、連続ではなく、通算の任用期間で5年以上と考えていると答えました。これを受け、任用期間の記録の管理をしっかり行った上で、他市に移って勤務される場合にも支障がないようにと意見を述べました。  このほか委員から、 o 子どもたちが安心して生活できるよう、研修の充実と適切な情報連携を との要望がありました。  採決の結果、議案第45は、全員で可決しました。  以上、本委員会付託を受けました議案第45審査経過と、結果の報告を終わります。  平成30年6月28日 福祉常任委員長 上原敏                              (報告書巻末掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  討論なしと認めます。  これより議案第45採決いたします。  議案第45は、委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  全員挙手。よって議案第45は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第3、議案第46、城陽ラブホテル建築規制条例の一部改正についてを議題といたします。  ただいま議題となっております議案第46については、去る6月7日の本会議において建設常任委員会付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について委員長から報告を求めます。  小松原一哉建設常任委員長。 ○小松原一哉建設常任委員長  〔登壇〕 失礼いたします。  今期定例会において、建設常任委員会付託を受けました議案第46につきまして、6月15日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本件は、旅館業法の一部を改正する法律の施行等に伴い、所要の改正を行うべく、提案されております。  冒頭、市は、 o 府の条例で、京都市中心部の一部を除き府内全域営業禁止区域に指定されているため、本市でラブホテルを営業できる地域はない。 o 旅館等として届出を行い、ラブホテルとして営業するいわゆる偽装ラブホテルに対しては、引き続き本条例に基づき指導を行う とし、これまで規制していた建築物各種制限内容に変更はないと説明しました。  質疑において、委員からの、市内に旅館等はどのくらいあるのかとの問いに対し、市は、府の営業許可を受けているのは旅館が4カ所、簡易宿所が7カ所の計11カ所と答えました。  このほか特段の質疑等なく、採決の結果、議案第46全員で可決しました。  以上、本委員会付託を受けました議案第46について、審査経過と結果の報告を終わります。  平成30年6月28日 建設常任委員長 小松原―哉                              (報告書巻末掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  討論なしと認めます。  これより議案第46採決いたします。  議案第46は、委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  全員挙手。よって議案第46は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第4、議案第51、城陽市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第51については、提案理由説明質疑委員会付託討論を省略し、直ちに採決に入ります。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって議案第51については、提案理由説明質疑委員会付託討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  これより議案第51採決いたします。  議案第51は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手
    増田貴議長  全員挙手。よって議案第51は、原案のとおり可決されました。                               (議案巻末掲載)           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第5、議案第52、工事請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第52、工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。  本件は、消防本部庁舎移転新築工事について工事請負契約を締結したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。                               (議案巻末掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  1点だけ、直接この工事請負契約に関連することでお伺いしたいと思います。  この工事契約では、城陽市が予定価格等最低制限価格事前公表を行っているわけですけれど、これについては、今後、この最低制限価格が公表されるに至った経過というのは既に説明をされたわけですけれど、そのことで国等の動きということだったと思うんですけれど、この事前の最低制限価格公表に対して国等の具体的な動きがあるのかどうか教えてください。その1点です。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  総務省国土交通省のほうから文書が出されておりまして、方向性としましては最低制限価格の公表は事後公表とすることが努力義務というか、必ずしも実施しなければならないというものではございませんが、事後公表が好ましいのではないかというような、そういった文書が出ております。  以上でございます。 ○増田貴議長  若山議員。 ○若山憲子議員  国から、限定するものではないけれど、契約に当たっては事後公表がいいのではないかということが出ているということだったと思うんですけれど。この城陽市の場合、事前公表に至った経過があるわけですし、もしその最低制限価格事前公表を取りやめるようなことになる場合は、よく議会での議論を経て、実際の運用についてはいろんな経過があったわけですから。それが再度そういう事件が起こらないように、その再発防止のための議論も十分していただくよう、それは要望しておきます。  以上で結構です。 ○増田貴議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第52については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって議案第52については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  討論なしと認めます。  これより議案第52採決いたします。  議案第52は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  全員挙手。よって議案第52は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第6、議案第53、公平委員会委員選任の同意を求めることについてを議題といたします。  市長から提案理由説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第53、公平委員会委員選任の同意を求めることについてご説明申し上げます。  本件は、現在、公平委員会委員でございます秋月満雄氏の任期が平成30年7月1日で満了となりますことから、引き続き同氏を選任いたしたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。                               (議案巻末掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第53については、委員会付託討論を省略し、直ちに採決に入ります。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって議案第53については、委員会付託討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  これより議案第53採決いたします。  議案第53は、同意することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  全員挙手。よって議案第53は、同意することに決しました。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第7、意見書案第3、京都重度障害児(者)在宅生活支援事業の継続を求める意見書議題といたします。  提出者から提案理由説明を求めます。  若山憲子議員。 ○若山憲子議員  〔登壇〕 失礼いたします。  京都府重度障害児(者)在宅生活支援事業の継続を求める意見書の案文をもって提案をさせていただきます。  平成30年度より看護師配置補助に係る京都府重度障害児(者)在宅生活支援事業が廃止をされました。  宇治市議会では、文教福祉常任委員会を中心に、6会派、9議員の連盟でこの意見書が提出され、可決をされています。  京都府においては、国において平成30年度の障害者施設の常勤看護職員の加算が改定されたことなどを理由に廃止されましたが、国の加算基準は京都府の看護師配置補助基準よりも厳しいものとなっています。  現状では、これまでの京都府の補助限度上限300万円を大幅に下回る、事業所での試算では180万円となっており、城陽市における事業所では、実質これまでの補助が大幅な減額となります。  城陽市では2施設で11名の方が看護を必要とされています。また、2施設でこの補助を受けておられました。  このような状況では、現在の医療ケアを必要とする利用者に対する看護師の配置を見直さざるを得ず、来年度以降の医療ケアを必要とする利用者の受け入れが困難な状況になります。  医療の必要な方の生活を保障するためにも、京都府におかれましては、京都府重度障害児(者)在宅生活支援事業を継続されることを強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。                             (意見書案巻末掲載) ○増田貴議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第3については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって意見書案第3については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  意見書案第3、京都重度障害児(者)在宅生活支援事業の継続を求める意見書案に対する賛成討論を行います。  ただいま上程されました京都府重度障害児(者)在宅生活支援事業の継続を求める意見書案については、市内の障がい者福祉施設では、京都府の独自措置により医療的介護の必要な障がい児・者のために看護師が配置されてきました。ところが、今年度から国の報酬改定で、常勤の看護職員の加算が一部増加されたことをもって、京都府はこれまでの看護師配置補助を廃止されました。これを受けて、城陽市の補助もなくなりました。国の加算基準は適用条件が厳しく、その適用条件に見合う看護師の確保も確かではないと思われるわけでございます。そのことも懸念がされてるわけでございます。医療的ケアが必要な支援学校の卒業生など、利用者を受け入れている施設への京都府の補助はどうしても必要であります。医療的ケアの必要な施設利用者は、施設に受け入れられない場合は家庭の負担となります。  したがって、これまでどおり京都府が重度障害児(者)の在宅生活支援事業の継続を求める意見書案賛成するものであります。よろしくお願いします。 ○増田貴議長  ほかに討論はありませんか。  乾議員。 ○乾秀子議員  それでは、公明党議員団として、本意見書に対しまして反対の立場から討論をさせていただきます。  公明党といたしましては、この医療的ケアを必要とされる方々への支援について、長い間、議論をしてまいりまして、今回、ようやく国からの手だてをかち取ったわけでございます。結論から言いますと、この意見書冒頭にあります京都府の動き、この事業に対して廃止ということでございますけれども、その国の手だてが整ったということで廃止に至ったというふうに、それが1つの理由として聞いております。  また、この支援事業ですけれども、廃止に至った経過といたしまして、ただいま申し上げました国の手だてが整ったということのほかに、2点目として、この事業は平成22年度から開始されたものでございますけれども、対象となる事業所といいますか、前年の21年度までに看護師さんが配置された、そういう事業所に限る。22年度から配置をされた事業所は適用されないというふうにも聞いております。当初から不公平な事業ではないかという声があったというふうにも聞いておりますので、今回、国の手だてがあったことで、もちろん国の基準は厳しい、それも承知はしておりますけれども、事業として改善が必要であったことは否めません。  そして第3として、もともと22年度に始められたときに永久的にこの事業をするというふうに考えていたわけではなく、府単独で事業を始められた、市と協調してという形で始められて、時限的に成立していた事業であるというふうにも聞いております。国の基準が厳しいものになったということで、今までどおりの支援ができないということも考えられるわけですけれども、この点、国の制度の不備については、公明党といたしましても十分に行き届かない点は、もう少し充実を、また拡充していただけるようにしっかりと取り組んでいっていただきたい。国としてよりよいものにこの制度を仕上げていっていただきたい。手だてを仕上げていっていただきたいとも思っております。何の手だてもなくこの事業がいきなり京都府で廃止されたというふうに冒頭には書いてあるようにも受け取れますが、そうではないということを皆様にもお知りおきいただきたいと思います。  本市において対象となります事業所は、先ほど2カ所というふうにおっしゃっておりました。もちろん皆様と親しくされている事業所さんでございますけれども、この事業が廃止されるということで、3月に市のほうにもご相談に見えたというふうに聞いております。事業所さんの様子をここでお述べすることは差し控えたいと思いますけれども、市としてはこの事業所さんの事業が順調に、医療的ケアを必要とされる方々にも手だてができるように相談に乗っていくというふうにもおっしゃっておりました。事業所さんにおきましての努力、市・府・国に対してこれから私たちがしていく努力とともに、していかなければならないと思っております。  国に対しましても、国会議員のほうにも質問しましたら、不備な点はこれから充実をしていくというふうにも言っておりますし、また京都府にも、府議会にも質問をさせていただきましたが、今回、この事業を廃止するに至って、今まで福祉の目が届いていかなかったり、また不足をしていた部分に検討するというふうな動きが、今、あるので、その点はご了解くださいというふうな答えももらっておりますので、私としては、この事業自体を継続していくということに対しては、今回は賛成しかねるということで、公明党議員団としても当意見書に関しましては反対とさせていただきます。  以上でございます。 ○増田貴議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  これをもって討論を終わります。  これより意見書案第3採決いたします。  意見書案第3は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  挙手少数。よって意見書案第3は、否決されました。
              ────────────────────── ○増田貴議長  お諮りいたします。  ただいま、熊谷佐和美議員、谷直樹議員、宮園昌美議員、大西吉文議員の提案で、決議案第1、2025年国際博覧会の誘致に関する決議が提出されました。この際、決議案第1日程に追加し、直ちに議題といたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって決議案第1日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。  決議案第1、2025年国際博覧会の誘致に関する決議を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております決議案第1については、提案理由説明質疑委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって決議案第1については、提案理由説明質疑委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  河村議員。 ○河村明子議員  日本共産党議員団は、2025年国際博覧会の誘致に関する決議案に反対の態度を表明して、討論を行います。  決議案賛成できない理由は、誘致を推進する方々が国際博覧会とIRは直接関係ないと言い、この決議案にも一言も触れられておりませんが、今回の大阪夢洲を会場とする国際博覧会誘致は、まさにIR、カジノをセットにした誘致だからです。それは、大阪府が国際博覧会の基本構想案の中で、会場の隣接地にカジノを含むIRを誘致するとし、松井大阪府知事は、成長の起爆剤として大阪博覧会とIRの相乗効果を狙うとしていることや、大阪市のホームページで夢洲にIRと国際博覧会の両方を誘致して、それらを連動、運命共同体とするとしてきたことでも明らかです。  国際博覧会の意義と役割を否定するものではありません。しかし、カジノは日本の刑法が禁じている賭博であり、他人の不幸の上に成り立つビジネスです。カジノによって国際博覧会がテーマに掲げる、いのち輝く未来社会のデザインなど描かれるはずがありません。このような本音を隠して進める誘致運動を認めることなどできません。  以上を反対の理由とし、討論を終わります。 ○増田貴議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○増田貴議長  これをもって討論を終わります。  これより決議案第1採決いたします。  決議案第1は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○増田貴議長  挙手多数。よって決議案第1は、原案のとおり可決されました。  ただいま議決されました決議の字句及び取り扱いについては、議長にご一任願います。                              (決議案巻末掲載)           ──────────────────────         (「議事進行」と言う者あり) ○増田貴議長  谷議員。 ○谷直樹議員  先日の大西議員の一般質問に対する市長答弁を削除するとのことでありますけれども、どこまで削除されるのか。6月議会の最終日であり、市長の思いを確認しておきたいと思います。お願いします。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  先日の大西議員の一般質問に対する私の答弁の趣旨でございますが、議会活性化推進会議そのものや会議を構成する委員を否定したものではなく、会議運営をとり行う本城委員長の責任を問うものでございましたが、誤解を招く表現でございましたので、議長に申し出を行ったものでございます。  具体的な修正方法等については、現在、正確な発言内容を確認するため、速記録の精査をお願いしているところでございます。 ○増田貴議長  谷議員、よろしいですか。 ○谷直樹議員  結構です。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第8、常任委員会並びに議会運営委員会審査及び調査を閉会中も継続することについてを議題といたします。  各委員長から、目下委員会において、審査及び調査中の事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出がございます。  お諮りいたします。  本件については、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって本件については、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。                              (申出書は巻末掲載)           ────────────────────── ○増田貴議長  今期定例会会議に付された案件の審議は全て終了いたしました。よって平成30年第2回城陽市議会定例会は、これをもって閉会いたします。           ────────────────────── ○増田貴議長  市長から発言の申し出がありますので、お受けいたします。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  平成30年第2回城陽市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  今期定例会は、去る6月7日に開会いただき、本日までの22日間にわたりまして、議員各位にはご多用の中ご出席を賜り、慎重かつ熱心なご審議をいただき、まことにありがとうございます。この間、提案いたしました全ての議案につきましてご承認、ご可決、ご同意をいただき、心から厚く御礼申し上げます。  なお、審議を通じ賜りました数々のご意見、ご要望等につきましては、今後の市政執行に当たり、心してまいる所存でございます。  それでは、この場をおかりいたしまして、数点ご報告させていただきます。  去る6月18日の午前7時58分、最大震度6弱を記録した大阪府北部を震源とする地震により、城陽市におきましても震度5弱を記録いたしました。本市といたしましては、地震発災直後に災害対策本部を設置し、避難所を開設するなど、市職員、消防職員また消防団員により対応いたしました。本市では大きな人的被害はない状況でありますが、家屋を罹災された市民の皆さんがおられるため、現在も罹災証明発行の調査や手続を継続して行っているところでございます。まだ予断を許さない状況でありますが、市民の皆さんの安心・安全のため、しっかりと対応してまいりたいと考えております。  これまでも申してまいりましたが、最も重要かつ優先すべきことは人命を最優先した取り組みであると考えており、今後も防災・減災に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、ロゴスランドについてでございます。来る6月30日、株式会社ロゴスコーポレーションを新たな指定管理者として、宿泊施設プラムイン城陽をリニューアルオープンいたします。また、未就学児が安全に遊べる遊具、ふわふわドームについても供用開始いたします。オープンに先駆けまして、明29日午前10時からプラムイン城陽におきまして内覧会を開催いたします。議員の皆様方におかれましては、ぜひご参加いただきますようお願いいたします。  次に、きょうと城陽応援大使であります、本市在住のプロボクシングWBC世界ライトフライ級チャンピオンの拳四朗選手が、去る5月25日に3度目の防衛を果たされました。防衛3回は国内の現役チャンピオンの中で最多となります。これからも防衛を重ねていただき、城陽のまちが大きく変わっていく中、拳四朗選手には世界を舞台に活躍し、大いに本市をPRしていただきたいと考えております。  結びに当たりまして、蒸し暑い日が続いておりますが、これからさらに暑さが増してまいります。議員各位におかれましては、お体ご自愛の上、ますますのご活躍をご祈念申し上げますして、定例会の閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。         午前11時25分     閉 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   増 田   貴                    会議録署名議員   藤 城 光 雄                       同      宮 園 昌 美...