城陽市議会 > 2017-12-21 >
平成29年第4回定例会(第5号12月21日)

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  1. 城陽市議会 2017-12-21
    平成29年第4回定例会(第5号12月21日)


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    平成29年第4回定例会(第5号12月21日) 平成29年           城陽市議会定例会会議録第5号 第 4 回      平成29年12月21日(木曜)午前10時00分開議   〇出席議員(20名)      乾     秀  子  議 員      熊  谷  佐 和 美  議 員      上  原     敏  議 員      奥  村  文  浩  議 員      一  瀬  裕  子  議 員      谷     直  樹  議 員      小 松 原  一  哉  議 員      増  田     貴  議 員      西     良  倫  議 員      河  村  明  子  議 員      藤  城  光  雄  議 員      宮  園  昌  美  議 員
         畑  中  完  仁  議 員      相  原  佳 代 子  議 員      土  居  一  豊  議 員      大  西  吉  文  議 員      村  田  圭 一 郎  議 員      本  城  隆  志  議 員      語  堂  辰  文  議 員      若  山  憲  子  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局      萩  原  洋  次  局長      谷  口  浩  一  次長      樋  口  友  彦  議事調査係長      島  田  勇  士  主事      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      今  西  仲  雄  副市長      本  城  秋  男  副市長      井  関     守  教育長      荒  木  正  人  理事                  政策戦略監事務取扱                  企画管理部長事務取扱      田  川  和  親  危機管理監      河  合  寿  彦  総務部長      綱  井  孝  司  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      木  谷  克  己  まちづくり活性部長      小  池     学  まちづくり活性部参事      冨  山  貴  史  まちづくり活性部参事      森  島  正  泰  都市整備部長      角     馨 一 郎  消防長      大 喜 多  義  之  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      長 谷 川  雅  俊  政策戦略監付次長                  企画管理部次長                  政策戦略課長事務取扱                  企画調整課長事務取扱      上  羽  雅  洋  総務部次長                  財政課長事務取扱      下  岡  大  輔  企画管理部広報広聴監                  企画管理部次長                  秘書広報課長事務取扱      吉  川  保  也  企画管理部次長                  人事課長事務取扱      竹  内  章  二  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  高齢介護課長事務取扱      高  原  俊  之  まちづくり活性部産業政策監      大  石  雅  文  まちづくり活性部次長      森  本  都 士 男  都市整備部次長                  地域整備課長事務取扱      岡  田  陸  夫  都市整備部次長      長  村  和  則  教育部次長                  教育総務課長事務取扱      福  澤  聡  志  教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱      安  田  光  雄  選挙管理委員会事務局長                  総務情報管理課主幹 〇議事日程(第5号) 平成29年12月21日(木曜)午前10時00分開議  第1         一 般 質 問             (1)  西   良 倫 議員  質問方式②             (2)  一 瀬 裕 子 議員  質問方式②             (3)  大 西 吉 文 議員  質問方式②             (4)  本 城 隆 志 議員  質問方式② 〇会議に付した事件  議事日程に同じ           ────────────────────── ○増田貴議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は20名でございます。  これより平成29年第4回城陽市議会定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第1、一般質問を行います。順次発言願います。  西良倫議員。 ○西良倫議員  〔質問席〕 日本共産党議員団、西良倫です。  質問の順番を逆にしたらよかったかなと思っていますが、時間がなければ後のほう、失礼がありましたら、よろしくお願いいたします。  早速質問に入ります。ここに12月1日発行の広報じょうようがあります。セール・アンド・リースバックの方式とはの説明の中に、詳細な条件については契約上、定めておく必要があるとあります。詳細な条件の内容、読んでみますと、2点ほど書いてございます。1つ目、リース料の支払いが完了した後に所有権が市に戻ってくること。2つ目、リース契約中、運営や施設の姿を変更できないこと。そのほかにも詳細な条件ってあるんでしょうか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  詳細な契約の内容はということでございますが、過日の一般質問でもご答弁申し上げましたが、契約の条件に関しましては、例えば提案時からの金額変更はなく、またリース期間中の金額変動もないこと、建物の維持管理は市において行うこと、契約者が契約に基づく義務の履行が困難と判断した場合は、市において指定する第三者に譲渡させることができることなど、諸条件を文面に残すことといたしまして、今、弁護士の意見を伺いながら、確定していく予定でございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  説明の2段目のところに、文パル利用者の利用に当たっては、先ほど部長も言われましたが、さまざまな面において影響を及ぼすことはなくという文言、18日の一般質問、議員からもいろいろな影響への疑問や質問がありました。正式契約がこれからであるというときに、なぜここまで、つまりさまざまな面において影響がないと言い切れるのですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  基本的に公募する際の条件の中で、そのような、基本的に、運営方式とかあとの管理の方法とか、一般的な管理運営方法につきましては変更するということがないように、そういったような形での公募といたしておりますので、その時点におきましても、さまざまな面において影響を及ぼすことはないということで記載したものでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  11月の21日に売却の選定先がNTTファイナンスに決まったばかりであるのに、その10日後にはこの広報が発行されました。私の家などには、その前日にはポストに入っておりました。つまり11月の末です。広報じょうようが印刷をされ、役所に届いた日は何月何日ですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  広報じょうようの12月1日号は、11月22日に市に納品されたものでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  広報じょうよう12月1日号の3面、つまり文化パルクのセール・アンド・リースバックの内容など、全て相手方と十分以上のやりとり、双方の納得がなければ、こうした活字にできないことです。それがわずか1週間ほどで新聞発表、広報で全市民へとなりました。全く市民はびっくりですよ。
     3段目の導入の目的の説明に、建設費を建設時の住民だけに求めるのではなく、地方債を活用することにより、将来、利益を受けることになる後世代の住民にも元利償還金の支払いという形で負担を求め、公平性の確保に努めていますとあります。私、読んでいて、全く意味がわかりません。特に公平性の確保というところと、努めていますというのは、どのように努めているのかもわかりません。どういうことを言うのか、わかるように説明をしてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  公平性の確保についての意味合いでございますが、従前から申し上げておりますことの繰り返しになりますが、公共施設の建設に当たりましては、地方債を発行することで住民負担の世代間の公平性確保を図っているところでございますが、施設の耐用年数に比べ、地方債による償還年数は短くなっている現状がございます。本来的に地方債は、住民負担の世代間の公平性の確保という目的がございますので、建設事業費の特定財源として新たに施設を建設するときに発行しているところでございます。文化パルク城陽は、平成7年に市債制度を活用して開設した大規模複合文化施設でございまして、現在も市の象徴として多くの人に利用され、今後も市を象徴する建物として永続的に活用していく施設ですが、施設の耐用年数は最低でも50年となっているにもかかわらず、市債の償還期間は30年となっているところでございます。したがいまして、受益者世代と負担世代のギャップの解消、つまり施設の耐用年数に応じた世代の方々にも利用応分の負担を求めることを目的に行うためにも実施するものでございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  済みません。努めていますというのはどういうあたりですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  努めています。済みません、何段目のどこだということを。申しわけございません。 ○西良倫議員  3段目、導入の目的のところの公平性の確保についてというところです。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  申しわけございません。今、努めておりますというのは、そもそも地方債を発行するということ自体が公平性の確保でございますので、そういった地方債を発行することで公平性の確保に努めているということでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  この広報の4段目、方式の説明のところの4段目です。ちょっと読みます。ここに負担の平準化というのがあります。4段目、8から9行目です。この負担の平準化というのもわかりません。何ですか、その意味。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  負担の平準化といいますのは、もともとの当初の施設を建設した場合、当初の方々だけが負担するのでなく、後々の利用者の方にもご負担いただくという意味での負担の平準化でございます。  済みません。今の部分はリース料を支払うことによる負担の平準化ということでございますので、当初の建設期間、30年の地方債を発行しているわけでございますが、実際、施設を利用される方は後々、50年の間におきまして利用されるわけでございますから、そういった方にもご負担いただくと、そういった趣旨から負担の平準化を図るというものでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  ここにあります、将来、利益を受けることになる後世代の住民って、私たちの後輩たち、また若者世代、私たちの子や孫たちのことですよね。これは利益ではなくて、予期せぬ負担の押しつけが正しいのではないですか。  導入の目的の説明、4段目の後半部分から5段目4行目も訂正するべきです。こういうことを述べています。平成38年以降は、受益者の負担がないままに利用することになります。このため、平成57年までリース契約を行い、リース料という形で後世代への負担を求めるものです。  なぜ訂正すべきか。3点ほどあります。その1点目、文パルをつくったころの先人たちの議論や思い、決意を軽々と扱い、市民の頑張りも軽く扱っています。2点目、平成38年以降の新しい文パルの時代、つまり完済したときの時代、その時を待たずして勝手に文パルの方向決めをしたことです。3点目は、リース料を背負うのが市民なのか、役所の仕事上の事務手続の不備でやるかのような言い方で、最も大切なセール・アンド・リースバックの本質を隠している点があります。殿様時代ならばいざ知らず、今は民主政治の時代、負担を求めるのであれば、負担を求めると書かずに負担をお願いするものですと、せめてへりくだってこういう点も説明をしてほしいというのが請願した方々の願いであったはずです。この説明欄の後世代への負担を求めるものですは、しっかり市民に説明をして、市長が市民にお願いしますと言うべき事項です。どうですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  まず利益ではなく、予期せぬ負担の押しつけということでございますが。基本的に今回、セール・アンド・リースバックを実施いたしますのは、地方債の考え方と同様、将来、利益を受けるというのは、ご利用するという中で利益を受けるということになるわけでございますが、そういった後世代の住民の方々にもその耐用年数の範囲において負担を求めるということでございますので、西議員さんとは考え方の相違があるというふうに考えております。  また、負担を求めるものですという記載でございますが、決して上から目線で言っているというふうに我々は認識していないところでございますが、そのことにつきましても、取り方の違いではないかというように考えております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  考え方の相違だとかはよく言われるんですけれども。上から目線というふうに、これを読んだらそういうふうに見えますよ。  続いていきます。導入の目的、説明の5段目、最後の15行、またというところからです。またというところから、財政運営を行うためにも実施するものですという15行、わずか140字ほどです。大規模プロジェクトが進行、一時的に資金需要が増加など、三、四点を挙げて手法を了解してと書いていますが、借金総額、返済総額、年度ごとの返済額の明示もありません。自主財源の増加のめどの具体的な数字もわかりません。これでよくわかったという人、どれぐらいになるんでしょうか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  何人の方がわかったかという、具体的なそういう数字の取り方で方法があるんでしたら、西議員に教えていただきたいという思いでございますが。基本的には市民の皆さんがさまざまなご意見をお持ちの中で、市としてはより多くの方に周知するよう努めているというところでございますので、ご理解をお願いいたします。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  次に、広報の3ページ紙面左側、質問と回答の欄があります。私は決算特別委員会で、質問の3項目めの回答は正確な情報の提供になっていないと訂正の要求をしましたが、当局は正当な報告だ、訂正しないとのことでした。市民負担に関する市民にとっては最も大きな問題です。どうですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  ただいまのご質問は、市民負担がふえるのではないですかというところのくだりのそういうQアンドAの部分ということでご理解してよろしいでしょうか。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  もう一回読ませてもらいます。こう書いているんですよ。市民負担がふえるのではないですかというところ。答えとして、現在の文化パルク城陽の償還額は年間約5億円を擁しており、セール・アンド・リースバック方式の実施後の年間リース料が5億円を下回りますと、毎年度の市民負担は現状よりも減少します。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  ただいまの広報じょうようの掲載内容に関してのお問いかけでございますが、記事では、今、西議員が読まれたとおり掲載いたしております。近年におきましては、文化パルク城陽の償還で年間約5億円から7億円を償還してきましたことから、返済可能であるというふうに考えております。実際、平成29年度の約5億円の償還費より下回るということで、現状よりも減少すると申しているものでございまして、正確にお伝えしていると考えております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  それでは、聞かせてもらいます。セール・アンド・リースバックをしたときの2018年度から向こう5年間の年度ごとの返済額はどうなりますか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  セール・アンド・リースバックを実施した場合、今年度中に繰り上げ償還をいたしますので償還額は基本的になくなりますが、実施した場合におきましては、今年度に市債の繰り上げ償還に係る経費として約13億円、新たにリース料としまして契約期間でございます25年の間、各年3億9,960万円が必要となるものでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  5年間3億9,960万要るわけですよね。では、これまでどおりセール・アンド・リースバックをしない中での返済額、100万以下を切り捨てますが、市が示していましたこの資料で比較します。2018年、平成30年です。3億6,600万、平成31年2億5,700万、平成32年1億5,900万、平成33年1億1,300万、最後の5年目、平成34年1億1,200万、その後3年ほども1億1,200万、1億1,200万、最後の年1億1,100万です。そういう形で返済は8年後です。今、来年度以降5年間の返済額を言いました。それ以降、今、言いましたように返済が8年後です。この片方の事実を周知をせずに、先ほど読みました回答文言、文パルの償還額は年間約5億円を擁しており、実施すれば5億円を下回り、毎年の市民負担は現状よりも減少します。向こう8年にしても、セール・アンド・リースバックをしなければ、5億ほどずつ返すことになりますよ。だから、セール・アンド・リースバックのほうが負担額が減りますよというふうに聞こえてきます。私は決算委員会で、これは誘導広報ではないのかと問い、訂正を求めました。12月15日の広報じょうようにも訂正の記事などありません。聞きます。なぜこの数値と今の文パルの償還の現実、周知しなかったのはどうしてですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  繰り返しになりますが、広報で書いておりますのは、現在の市民負担というか、公債の金額が5億円でございますので、そういった状況の中で毎年度の市民負担は現状よりも減少しますということを記載いたしておりますので、基本的に正しくお伝えしているというふうに考えているところでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  それはちょっとごまかしですよ。市民に正確な情報を提供し、選択すべき点があるときは、両方を同じ土俵に上げて、Aがいいですか、Bですかと丁寧に判断をしてもらうのが普通のやり方ではありませんか。事は市民の権利義務、納税にかかわる市民の基本権の問題です。昨日、語堂議員の質問に、市民の利害に関係することは説明会をしている。この問題は一番の利害ではないんですか。ごまかさないでください。再度、訂正記事ないし謝罪記事を求めます。  続けます。ホームページの質問に質問12があります。これは広報で質問は7つしかありませんでした。その後の追加の質問事項が載せられています。その12番目に、期間終了後どうなるのかという質問があり、現状有姿で市に所有権が移転することになりますとあります。無償はわかるんですが、25年後の現状有姿、漢字で書きますと現在の現、状態の状、有る姿です。現状の有る姿って、イメージができません。どんな姿ですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  セール・アンド・リースバックを実施した後、市のほうで賃借料を支払う形で利用を継続していくものでございます。それで、その25年後、そういった市が使った状態、その後の状態で、その時点の状態で市に所有権が移転するというものでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  聞いている市民もこれでわかるんでしょうか。これは古くなっていますよね、25年すると当然。こんな説明で、しかも、これは広報であるわけじゃないんですよ、追加の質問が。(発言する者あり)そのとおりです。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  説明ですね、これ以上の言い方はなかなか難しいんですけれど。当然、現在の形がございます。その状態の中でセール・アンド・リースバックをして、それ以降、市のほうが賃借するという形で利用をしていきます。そして25年後、維持管理は適正に行っておりますが、25年たった後には当然、施設としては古くなっております。そういったその状態の中で返却を受けるというものでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  市民も私もイメージがしっかり持てないまま、25年間の負担だけがかかって進んでいくのかなというのは心外です。  文パルが25年後に戻るときは行政財産ですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  市の所有になった時点で、その財産の形態についてはその時点で判断することになると思います。その時点で公有財産とはなります。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  当然行政財産ですよね。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  基本的に公有財産とするとともに、行政財産としての位置づけになると思います。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  今、現状の形に戻るという形で理解していいんですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  施設の返却を受けた時点では、今の形態に戻るというふうに考えております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  新たな負担で、1点質問します。セール・アンド・リースバック募集要項5項目め、賃貸借契約に当たって付する主な条件の6番目にこうあります。契約期間中に天災等により文化パルク城陽が滅失及び著しく毀損し、本市の利用に供することができなくなるような場合は、本市の発意により契約を解除できるものとし、契約解除に係る費用について、契約書に基準等を明確に記載したうえで、本市の負担とします。これも難し過ぎて意味がのみ込めません。読んでいると、やらなければならないような負担は市がするというふうに、負担だけが押しつけられているように思うんですが、どうなんでしょうか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  セール・アンド・リースバック期間中、賃借期間中は相手方の所有になるわけでございますが、当然、維持管理については市が適正に行っていくものでございます。そういった中で、例えば天災等によって施設自体が損壊するというような場合については、やはり市が管理している期間中でございますので、そういった中では市の負担になるというふうに考えているところでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  質問を続けます。文化パルク城陽は、現在は行政財産ですが、いつ普通財産に変更する予定ですか。また、端的にそこのところを答えてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  今、念頭にございますのは、契約の引き渡しの時点に普通財産に移行するというふうに考えております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  この議会の議決を受ければやるんでしょうけど、それはいつなんですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  具体的な日程につきましては、現在、調整中でございまして、今の時点では明確にはお答えできる段階ではございません。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  わかりました。  文パルを守ってと請願した方々、市民への丁寧な説明が必要、行政財産は売却できないのではと熱く訴えました。きのうの河村議員の質問でもありましたが、市民への説明の状況、今も十分とは言えません。セール・アンド・リースバックを進めるならば、こんなに、いとも簡単に行政財産を普通財産にできるんですか。日本は法治国家ですよ。民主主義のイロハ。例えば寺田西校区の連合自治会、説明会はまだです。寺田南や寺田など、文パル寺田コミセンを集会所としている自治会向けなど、特に説明があってしかるべきではありませんか。説明不十分でも見切り発車ですね。  市は、市民への周知を12月1日発行の広報で7問の疑問を上げました。市民への理解を広報の発行、市政懇談会、市のホームページと3つの方法で進めてきましたが、広報はこの1回のみ、市政懇談会は限定をされた出席者で6会場のみ、小学校区ごとで言えば10分の6ですか。ホームページもホームページを開くことができる人対象、どれもこれも制限、限定、特定。市民理解への市の誠意がありません。しっかり理解を求めていかない今回の大問題、フェイス・トゥ・フェイスの正反対。何々ありきと言われても仕方がありません。今からでもホームページのみなさんの疑問にお答えしますの広報じょうようからの追加分、8番目から13番目は6つの疑問と回答、訂正文とともに広報で知らせるべきだと思うんですが、どうでしょうか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  市民の皆様への説明に関しましては、今までのご答弁の繰り返しになりますが、セール・アンド・リースバックの内容、導入の目的、疑問に答えるためのQ&A方式を買い受け予定人を決定したことを公表した11月21日からホームページにて、さらには12月1日の広報じょうようでもお知らせしているところでございます。ほかに一部、市政懇談会においても紹介しておりますが、市民の皆さんの施設利用や運営形態を変更するものではないということから、基本は議会での説明が主になるというふうに考えているところでございます。  なお、市民の皆さんからお問い合わせにより新たな質問、また今回の議会におけるそういった質疑の内容、要旨につきましてもホームページのほうで追加、更新してきましたし、これからもしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  今回のセール・アンド・リースバック、リース会社は80億円を出した後、ほとんど持ち出しなし、臨時出費もなし、定期的なメンテナンスも若山議員の質問で理事が答えたように、平成37年、38年でやる計画になる大規模修繕費も市の負担。リース会社は約4億を25年間受け取り続け、文パル2世を準備しようというところについても、その当時の市民のゆとりもなくしてしまう。結局負担は市民、もうけは特定企業。今後25年間、市民の暮らし、福祉にのしかかり、私に言わせれば、勝手に決めるな平準化ですよ。こんな行政主導の全国へのサンプル提供、全く許せません。強く反対します。  あと3週間もしないうちに、文パルでは成人式です。2年前、市長は文パルのように強く生きてくださいと新成人に呼びかけました。私は文パルに済まんなあ、守れへんでと言いたくありません。  次に、教育条件整備について、大きく2点質問します。  1点目は、通級指導教室のことです。今、全国的にも通級指導教室がふえていますが、国や府、市を見て、ふえている背景、どのように見えますか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  それでは、通級による現状でございます。通級による指導は、学校教育法施行規則第140条及び141条に基づき、通常の学級に在籍している障がいのある児童・生徒に対しまして、一人一人の障がいに応じた特別の指導を通級指導教室で行う指導形態でございます。障がいの状態がそれぞれ異なる児童・生徒に対しまして、個人指導を中心にきめ細かく行います。通級による指導を受けている児童・生徒の数は、国発表では平成26年度で8万3,750名であったものが、28年度には9万8,311人で、約17%増加しております。府や市におきましても同様の増加傾向にございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  ふえていっているという実態がわかりました。学級担任との関係で考えるときに、通級指導教室が自校や近くの学校に設置されたとき、ありがたいなというふうに思う学校の実態があります。私もそうでした。一言で言えない通級教室担当の教員の仕事で、担当教員の苦労や仕事の内容について、教育委員会の認識はどうでしょうか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  通級指導の担当教員には、通級による指導での個々の児童・生徒に対する目標の設定や評価のあり方など、専門的な知識・経験が必要でございます。また、発達障がい等の状態に応じた個別の指導方法などについて、一般的な指導に加え、より専門的な指導方法が必要となってまいります。また、通級による指導を受ける児童・生徒の増加につれて開設する学級数もふえておりますが、担当教員1人が受け持つ児童・生徒数もふえてきております。さらに児童・生徒への指導の形態は、自校通級でなく他校通級もございまして、指導時間の編成についても工夫が必要となってきており、市としては課題と捉えております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  利用数によっては5時15分で仕事は終わっているんだけれども、6時半ごろだとか、そういうときにまで授業をやっている。そういう日が多いという話も聞いてもいます。その通級指導担当の先生をやると、その学校の特別支援教育コーディネーターという役をやったり、校内委員会をやったり、教育相談部のところにもかかわったり、それをやりながら担任をしないとだめ。また、障級担当の教師もそういう場合があります。城陽全体を見て、今、通級指導教室の状況から、その課題は何だと考えておられますか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  現在、通級指導教室の数は3小学校に4教室、2中学校に2教室、設置をしているという状況でございます。通級による指導を受けている児童・生徒数は、平成29年5月1日現在では、小学校で122名、中学校では35名。1教室当たり小学校では30.5人、中学校では17.5人となっております。
     通級指導教室の指導形態としましては、通常、個別指導で実施しておりますが、児童・生徒の状況に応じてグループ指導を行っております。また時間数についても、基本週1時間ですが、週2時間や隔週で1時間の実施の場合もございます。さらに他校通級の場合は、先ほど西議員のご質問でもございましたが、実施する時間帯は放課後となりますが、保護者による送迎が必要であることから、保護者の状況により遅い時間帯になることもございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  そのような中で、今後、城陽市で通級指導教室の増設の予定はどうなんでしょうか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  通級指導教室の増設に当たりましては担当する教員が必要でございまして、通級指導教室の教員の配置は、国や府の方針もあり、増員に向けましては京都府教育委員会に要望してまいります。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  ぜひ1教室でも2教室でもそれが叶えば、保護者の送り迎えなども負担の軽減ができます。また、子どもの教育権も保障されていくことにもつながります。また、教員の加重負担も減ることにもなります。子どもの発達、教員の労働条件、双方によくなるような努力、支援をお願いします。  小学校の英語専科教員の確保の話です。今、大きな課題です。12月18日に、政府は、公立小学校の英語専科教員1,000人増を決めました。4月からの城陽での配置の予定、状況など、どうでしょうか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  今年度、英語の専科指導教員は、京都府下で10名配置され、そのうち山城管内では2名配置されている状況でございます。現在、文部科学省は英語専科教員の配置を進めているところでございますが、予算措置でなく、専科教員に求められるネイティブな英語力及び小学校の児童に対する授業力等が課題となっておりまして、京都府の専科教員の配置につきましては今後も注視していきたいと考えております。  さて、城陽市としての配置でございますが、小学校における専科指導につきましては、これまで京都式少人数教育で選択してきた少人数授業、ティームティーチング、それから少人数学級に加えまして、京都式少人数教育の弾力化に伴いまして専科指導の中から選択できる。今回、新たにそれが追加されたところでございまして、専科指導への変更は可能なんですが、現時点では各学校に配置される加配の定数自体はふえないと考えられることから、各学校の実態に応じまして効果的な配置になるよう、少人数授業、ティームティーチング、少人数学級、専科指導の中から適切に選択していくこと、同時に、京都府教育委員会にも加配の定数増加につきましては要望してまいりたいと考えているところでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  これは新聞によりますと、政府は今後3年間で計4,000人をふやす予定だというふうにもありました。今、部長からもありましたAETの増員、それから高学年の担任を支援する英語教材の充実などを含め、課題解決へどのような努力が考えられているのか、説明してください。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  まず城陽市におきましては、現在、JETプログラムを活用いたしまして、AETが5名在籍しているという状況でございます。AET、いわゆる外国語指導助手でございますけれども、学級担任が中心となって授業をする際のアシスタントとして、話す、聞く等のコミュニケーションが必要な場面でのサポートをしているという状況でございます。AETを活用することで、生きた英語の提供や児童のコミュニケーション意欲、それから学習意欲の向上を図れるだけでなく、英語によるコミュニケーションが中心となる授業につながり、授業の質が向上すると考えておりますので、平成32年度の新学習指導要領の全面実施に向けまして、現在増員を検討しているところでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  現場では、英語科での担任補助、今、AETがありましたね。この前も各小学校1人ずつという議員さんの声もありました。僕は1人でも2人でもいいので、その拡充をお願いしたいなというのと、学校における専科をしながらの英語学習の中心的なリーダー、どうしてもAETの先生にそれを求めるわけにはいきません。授業では担任がサポートに入ったり、先ほど部長が言われましたように、TT教育ができることを求めています。AETの増員、また専科教員を1人でも確保、増員をお願いしておきます。  次、住民要望からですけれども、市内の公共交通の充実についてに進みます。  古川・久津川校区への公共交通で質問します。過日、建設常任委員会へ都市計画マスタープラン案が示されました。その中に、まず説明のところの表には、まちの魅力発信という言葉もあります。マスタープランの案ではこういうふうに言っています。都市基盤や生活利便性を支える都市機能をコンパクトに集約し、公共交通を基本としてネットワーク化することでというふうに、公共交通のネットワークを進めるんだとプランの案では言っております。今、K病院の送迎用バスの利用、陽東苑のバスの利用など、便宜が図られてきましたが、次に進める次の第一歩をどう考えておりますか。 ○増田貴議長  木谷部長。 ○木谷克己まちづくり活性部長  古川・久津川校区への次の一歩ということでご質問をいただきました。平成27年度の高齢化社会における地域交通のあり方についての有識者会議におきまして、市内の交通インフラの状況整理が行われ、その結果として、古川校区、青谷校区への提言をいただきました。過日の一般質問でもお答えしましたとおり、お尋ねの地域につきましては、提言を踏まえまして京都きづ川病院のご協力をいただき、高齢者外出支援事業を行い、さらに議会からご提案をいただいた老人福祉センターバスの活用など、これまで実施可能なところから取り組みを進めてきており、一定、移動手段の確保は現在できているものと考えておりますことから、現時点においては、公共交通の次に進める取り組みの考えはございません。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  きづ川病院のバスを利用した外出支援事業、住民の利用についてどう利用しやすくしてきたのか。また、その課題について、課題を検討し、後に生かそうとしているのか。そこはどうでしょうか。 ○増田貴議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  高齢者外出支援事業についての取り組み、今後の課題ということでお問いかけをいただきました。この高齢者外出支援事業の運行主体はきづ川病院でございますが、市民の利便性確保のために平成29年4月から、それまで運行いたしておりました久津川ルート、長池ルートに加えまして、寺田ルートを新設いたしております。なお、この寺田ルートでは有識者会議、先ほどのご答弁にございました有識者会議で示されました起点・終点をそれぞれ病院と駅とするということから一歩踏み出して、市民説明会等でご要望の高かった市役所での乗降、これも可能としているところでございます。また、平成29年9月からは長池ルートについて便数の増便が図られているところでございます。  そして、課題を検討するということについてのお問いかけにつきましては、何度も申しますけれども、京都きづ川病院でご協力をいただいておりますこの事業についてでございますが、先ほどの有識者会議でも示されました交通インフラが比較的希薄な地域に対し、あくまで公共交通を補完する事業として実施しているものでございます。この事業につきましては、公共交通が担えない市民の足を地域の事業所である京都きづ川病院のご協力の範囲内で実施する事業でございます。課題の検討をとのことについてでございますが、現在、当事業について解決すべき特段の課題はございません。  以上でございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  この前も古川地域に行きますと、バスに乗るのにきづ川病院のほうまで行っている、その時間があれば久津川駅がもう目の前に来るというところまで行くんだよな、みたいなお年寄りの本当に困った声を聞きました。来年の6月から青谷校区で乗り合いタクシーの試行運転が始まる予定です。施策の実現を思うわけですが、先ほども紹介しました城陽市都市計画マスタープラン案、スローガンではそういうことを言いながら、足の確保も不十分なまちで、まちの魅力発信と言われても、できますか、というふうになります。青谷での取り組みが成果を見たとき、青谷方式の古川での検討、できないでしょうか。 ○増田貴議長  木谷部長。 ○木谷克己まちづくり活性部長  青谷での試行、成果が出た場合の古川地域での検討についてということでございますが、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、現状、京都きづ川病院の高齢者外出支援事業、また老人福祉センターバスの活用など、一定移動手段の確保はできていると考えておりますことから、現時点において取り組みを進める考えはございません。  なお、今回の試験運行の状況を踏まえまして、今後の検討材料としてまいりたいと考えております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  多分青谷でも成果がどうこうというふうにあると思うんです。今、言ったのは、成果があった場合にはそれを検討する考えはという形で言ったのであって、前に進めなければこのマスタープランで言っているような言葉が、何かほんまかいな、となるんですよ。そこのところをよろしくお願いします。  次に行かせてもらいます。寺田駅前西口広場と周辺整備で質問します。立ち退き問題の進捗状況を教えてください。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  近鉄寺田駅西側の施設整備に伴う進捗状況についてご答弁申し上げます。  現在の取り組みといたしまして、駅西側の駅前広場、そこへの進入道路について、用地測量、詳細設計、建物等補償調査を順次行っているところでございます。去る10月18日には、進入道路の土地所有者及び隣接者に現地立ち会いにご協力をいただき、その立ち会い結果をもとに、施設整備に必要となる土地面積の算定、測量図の作成を行っております。11月5日には進入道路整備予定地の土地所有者の方々を対象とした標準値鑑定評価額をお示しする説明会を行い、当日は12地権者のうち8地権者の方にご出席いただき、説明を行いました。また並行して、家屋等補償調査を実施させていただいているところでございます。今年度、この調査結果を踏まえた補償額の算定作業を行い、地権者の方と用地買収等に向けた協議、交渉を順次行う予定としております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  今、住んでおられるようですけれども、特に配慮を要する障がい者通級施設があります。そこへのケアは十分なんでしょうか。どうなる予定でしょうか。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  今回お示しさせていただきました施設整備計画に伴い、障がい者施設に限らず、家屋等の移転を余儀なくされる地権者、権利者の方々への対応といたしましては、事業に対するご理解をいただけるようしっかりとご説明させていただき、進めているところでございます。家屋補償調査の算定作業を早期に行い、その内容等について丁寧な説明と対応に努めてまいりたいと考えております。また、地権者のお考えやご意向をそれぞれお伺いし、できる限りその意向に沿えるよう、市としてしっかりと対応してまいります。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  よろしくお願いします。  マイクロバス等が走るとなる進入路、南側にはすぐ近くが踏切、少し西は駅への通り道で商店街通り、そこから十二、三メートルでこの進入路です。交通安全を心配するわけですけれども、信号設置など検討されていますか。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  進入道路整備に伴います府道との交差点の安全対策についてでございます。まず交差点の位置につきましては、府道内里城陽線を東側から来た車両の右折待ち、これによる滞留が踏切に影響を及ぼさないよう、踏切と離隔がとれる安全な位置に計画しているところでございます。  次に、進入道路と府道内里城陽線の交差点の安全対策につきましては、安全な交通動線を図るための基準となる道路構造令に基づき、交通管理者である公安委員会と協議を行っております。踏切への影響もあり、信号設置はございませんが、交差点に進入する車両等の見通しがきくよう隅切りの設置、また現在の横断歩道が道路拡幅位置となるため、横断歩道を西側に移設し、安全な歩行者動線を確保することとしております。それにあわせまして、交差点照明も設置する計画としております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  現地調査もされているということなので、現地の立ち会いもあるということなので、なされていると思いますが、この進入路の南の出入り口も北の出入り口も、カーブを取ろうとなると、それぞれの課題があります。南側だと銀行が建っていたり、北側だと角地のところにはマンションがあります。広くて安全なカーブをつくれるのでしょうか。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  カーブというお問いかけでございますけれども、進入道路の北側につきましては、T字路の交差点ではカーブとなります。その北側の交差点の安全対策についてご答弁申し上げます。  先ほどご答弁させていただきました南側と同様、基準となる道路構造令に基づき、3方向から交差点に進入する車両等の見通しがきく構造となるよう、主道路と従道路をできるだけ直角に交差する交差点形状としており、曲線についてもその構造基準を踏まえ、車両の軌跡の確認を行い、車両がスムーズに安全に曲がることができる曲線としております。またそれらに加えまして、スピード落とせや矢羽根による視線誘導の路面表示及び交差点照明を設置することとしております。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  よろしくお願いします。  次に、寺田ロータリーとそれに対をなす金井工芸跡地ですけれども、これはどうするつもりですか。文パルでつくったお金をこの土地に回す。立体交差駅づくりのスタートラインでしょうか。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  旧金井工芸跡地の土地利用についてのご答弁でございます。  さきの一般質問でも答弁いたしましたとおり、市といたしましては、民間活力を誘導する区域の、現在、開発が予定されている土地を除く駅西側と旧金井工芸跡地、これをセットで活用したいと考えているところです。そのことから、現在、寺田駅前まちづくり協議会の定例会におきまして、どういった土地の利用ができるのか、またその事業手法等をコンサルタントによる勉強会を開催し、現在、検討いただいているところでございます。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  今、まちづくり協議会という話もありましたので、よろしくお願いします。  民間活力導入も民間オンリーでは市民の思いが入りません。歴史もあるまちづくり協議会との伴走が鍵であり、こういう駅前にしたいという市の考えを持つべきです。城陽の主要な玄関口です。市長が語る東部丘陵への大型プロジェクトが定住人口の増加に結びつくのか否か。夢のある事業の中身と寺田駅前への夢、ここで夢の違いと寺田駅への思いなどお聞かせください。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  ただいま市長が描くまちづくりの夢はというテーマでご質問をいただきましたが、寺田駅周辺整備につきましてのご質問項目ですので、私からご答弁させていただきます。  かねてから本市は、来年に迫った新市街地における日本郵便等の企業操業を初め、新名神高速道路の全線開通、JR奈良線の高速化・複線化第二期事業、また東部丘陵地におけるアウトレットの進出といった大型プロジェクトが平成35年度を1つの時間軸として大きく進んでまいります。これら大型プロジェクトだけで終わることなく、これらを生かしたまちづくりが必要不可欠であると考えているところでございます。寺田駅周辺につきましては、新市街地の最寄り駅となり、従業員の方など新しい駅利用者が増加することは間違いなく、これらの方が滞在したくなるような地元地域の取り組みが、駅前としてのにぎわいやまちづくりにつながると考えているところでございます。  また、本年8月に、たくさんの地権者等の方のご理解とご協力をいただき、都市計画道路塚本深谷線が供用開始され、東西地域の道路網の強化が図れました。しかしながら、本市の究極の課題でございます近鉄京都線による東西地域の分断、踏切対策、これに伴う交通渋滞等の解決までには至っておらないところでございます。市といたしましては、かねてからのこの課題につきまして近鉄とも協議を行い、連続立体交差事業の予備調査として、現在、取り組みを進めております。これら検討を段階的に進め、活気あるより安全で安心できる城陽を目指し、引き続きまちづくりを進めてまいりますので、ご支援願います。 ○増田貴議長  西議員。 ○西良倫議員  私は、定住人口の増加では東部丘陵地以上の情熱を市長初め、かけてほしいというふうに思います。近鉄の急行停車駅の実現、各駅前整備など、暮らしを助ける大型事業は定住人口という物差しを使って進めることではないでしょうか。金井工芸跡地についての文パルのセール・アンド・リースバック利用での買い戻し、賛成はできません。多分金井工芸にかかわった人たちもそう思っているのではないでしょうか。いわくつきの購入、利用については異議があります。  最後に、側溝改修について、2点質問します。(発言する者あり)ないのか、済みません。最初の文パル問題で時間を取り過ぎましたが、地域の要望はまた次の機会にしたいと思っています。ありがとうございます。 ○増田貴議長  11時10分まで休憩いたします。         午前11時00分     休 憩         ──────────────         午前11時10分     再 開 ○増田貴議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  一瀬裕子議員。 ○一瀬裕子議員  〔質問席〕 おはようございます。自民党議員団、一瀬裕子でございます。  本日の地方紙に大きく取り扱われておりますので、皆様もご存じのとおり、長年、城陽市政に貢献されてこられました、自治功労者でもおられる内田茂元議長が昨日、お亡くなりになられました。病に伏しておられるとお聞きしておりましたが、少し前にお目にかかったときには今までどおりダンディーなお姿で、にこやかにお話ししていただいておりました。本当に突然の訃報に大変驚いております。私は校区は違うんですけども、今まで節目にはお目にかかり、優しくご助言、ご指導いただきまして、大変お世話になっておりました。感謝しておりまして、ご回復をご祈念しておりましたが、大変残念な思いでいっぱいでございます。内田元議長のご冥福を心からお祈りいたします。  さて、質問に移らせていただきたいと思います。  期日前投票についてということで質問項目を上げさせていただいております。正式には期日ぜん投票と言うべきではありますが、もう一般的には期日まえ投票というふうに通っておりますので、期日まえ投票と申し上げさせていただきます。公職選挙法において、2003年、平成15年の12月から設けられた制度でありますし、もう来年で15年という節目になりますので、一般的に大分定着してきたと思います。そうですので、最近、期日前投票を利用される方は年々ふえていると感じるんですけれども、城陽市の期日前投票者数の経緯を教えていただけますか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  失礼します。期日前投票における投票者数の推移でございますが、各種選挙によって投票率が違っております。各選挙での実数を申し上げますと、衆議院議員総選挙では、平成26年が4,888人、平成29年が7,842人と大幅に増加しております。市長選挙におきましては、平成25年が3,305人で、平成29年が2,757人でございました。参議院議員通常選挙では、平成25年が5,019人で、平成28年が5,518人でございました。市議会議員選挙では、平成23年が2,940人で、平成27年が4,048人でございました。府議会議員選挙では、平成23年が2,202人で、平成27年が3,002人でございました。府知事選挙では、平成22年が2,426人で、平成26年が2,761人と推移しております。選挙ごとに違いがございますが、期日前投票における投票者数はおおむね増加傾向でございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  本当に年々ふえてきていますね。市長選挙においては、こちらのほうは少し減少傾向にあったんですけれども、これはやっぱり今の1期目の市長の奥田市政に対する安心感というか、それのあらわれだと私は思っているんですね。これで2期目も大丈夫だろうと思って、期日前も減っていますけども、全体的に減っていたと思うんです。そういう傾向にあったんじゃないかなと思います。  さきの10月衆議院議員選挙では、台風上陸のおそれがありましたし、またマスコミの報道でテレビなんかで期日前投票を連日呼びかけておられましたし、城陽市でもかなり多くの方が来られていたと思うんです。9月に市長選挙がありましたので、9月議会が10月になりましたところで、常任委員会をやっていましたら、隣が期日前の投票所なので、委員会室にも声が聞こえるぐらい混雑しているのはわかっていたんです。休憩のときに外に出ますと、すごい大勢の方がおられて、階段にも並んでおられて、大変な混雑ぶりは拝見してたんです。これ大丈夫かなと思って、何かトラブルとか起こってたんじゃないかなと思って心配してたんですけども、そういうことはございませんでしたか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  ご答弁いたします。  10月に執行された衆議院議員総選挙では、台風の接近により多くの市民が選挙期日の前々日、前日である金曜日、土曜日に投票に来られたため、長い時間お待たせすることになり、ご迷惑をおかけしたところでございます。投票まで長い時間お待たせしたことによる苦情等はございましたが、期日前投票の管理者等をお願いしております選挙管理委員並びに明るい選挙推進協議会委員のご尽力で、大きなトラブルにならずに済んだところでございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  そうですね。本当に長い時間待たされたという声はすごく聞きました。2時間かかったとか、今、帰ってきたとこやねん、もうほんまに大変やったというふうに。私たちも期日前投票に行ってくださいと呼びかけているほうなので、お時間のあるときにできたら行っていただければ。当日、お出かけになられる予定があれば、できるだけ期日前投票に行ってくださいという呼びかけするほうなんで、どんどん行ってくださいと言っている手前、次にお電話したときに、もうほんまにしんどかってん、今、帰ってきたとこやねんとかいうて怒られたりもしてたんです。選挙中も車で通りますと、駐車場が満杯になって、すごい長蛇の列で大変やったというふうにお聞きしているんです。  また、それと期日前投票の管理者の方、選挙管理委員並びに明るい選挙推進協議会、明推協の委員の方々、この方々のご尽力は本当に大変なものやったと思うんですよ。管理者の方なんかでしたら1日中いないといけないんですね。朝早くから遅くまで。特例ではあると思うんですよ。突発的な台風という原因ははっきりわかっているんですけどもね。でも、これからそういうことがないとはわからないし、また突発的なこともあるだろうし、年々ふえてきているということも考えられますし、こういう負担が大変だったし、この方々のご尽力で、8時に終わろうと思ってもたくさん入っておられたらすぐには切れませんし、それの対応に大変だった、体調も崩されたというふうにお聞きしています。これをうまく、これからどんどんふえるのは予測できますので。ちょっと体制についてお聞きしたいんですけども、これまでの期日前投票所ではどのような体制で対応されていたんでしょうか。場所は知っていますけど、あえてお聞きしています。場所と人数、それとパソコンなど対応する機数などを教えていただけますか。その体制で一度に対応できる投票者数、それはなかなかわかりにくいですかね。今現在、この間された、この間までやっておられた対応の体制を教えてください。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  期日前投票所の体制についてでございますが、期日前投票所については、市役所本庁舎4階の第5会議室を長年使用しております。人数につきましては、期日前投票の期間、前半ではパソコンを利用した受付2名、期間の後半は1名増員して3名で対応しております。投票用紙を交付するのは選挙によって変わりますが、今回の衆議院議員総選挙の場合には投票用紙が3種類ございましたので3名でございます。その他に整理要員1名を配置しております。受付用のパソコンにつきましては、選挙管理委員会事務局で期日前投票用に3台保有しております。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  3名で対応されていて、今まではそれでいけてたと思うんですね。受付2人で、期間の後半は1名増員してというのでやっておられたと思うんですけど。今回この10月は、この人数だったら大変やったと思います。だからあふれたんやと思うんですけどね。場所も狭かっただろうし。この人数ではなかなか対応し切れなかったと思いますね。先ほど言っていただいた7,842名の方が来られたというのは、この方々の人数でやるのは本当にご苦労があったと思います。毎回毎回こういうことになるとは思われないんですけども、これから増加を見込まれると思いますので、そういう投票者の増加に対応できるように、期日前投票所の場所の変更とか対応する人数の増員であったり、パソコンをふやすとか、そういうことは可能でしょうか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  期日前投票所の改善としまして、当面、来年の知事選挙、再来年の統一地方選挙、参議院議員の通常選挙においては西庁舎の4階の会議室を利用する予定でございます。ここは今、利用しております本庁舎4階の第5会議室よりかなり大きな部屋でございます。これにより複数の投票箱を利用するような選挙でも、投票所内の混乱が緩和されるものと考えております。また、先日の衆議院議員総選挙のように台風接近など投票者の急増が見込まれる場合には、状況により受付用パソコンの増設などを検討してまいりたいと考えております。
     以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  西庁舎4階、新しくできたほうですね。先日、ちょっと見せてもらいに寄せていただいたんですけども、かなり大きい。今の会議室の倍以上ですかね。広いので、中でも待っていただけますし、新しい施設なのでご利用者の方には快適にやっていただけるんじゃないかなと思います。その投票所が変わるということで大分改善されるかと思います。何かあったとき、突発的な状況になったときもこういう増設などを検討していただく、ぜひともそういう臨機応変に対応できるように、職員の方も急にふやすのはなかなか難しいかと思うんですけども、そこのところは市の職員が対応していただくなど、臨機応変に対応していただければと思います。常時ずっといてるほど常に多いということは、予測はちょっと不可能ですけども、増加傾向にありますので、ぜひとも検討していただきますようにお願いいたします。  それから、次に手続のほうに移らせていただきたいんですけども。皆さんご存じだと思うんですけども、期日前投票のできる人というのは、あえて確認なんですけども、どのような人を想定しているんでしょうか。また、時間と期日前投票の手続について教えてください。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  期日前投票については、公職選挙法第48条の2に規定されているもので、選挙の当日に仕事や学業や旅行などで投票所へ行けない方のためにできた制度でございます。時間については、公示日、告示日の翌日から選挙期日の前日までの午前8時30分から午後8時まででございます。手続としましては、期日前投票の制度を利用するために公職選挙法施行令第49条の8の規定により、宣誓書に記載し、提出しなければならないと定められております。宣誓書については、国政選挙、府の選挙では府から用紙が送られてまいります。また、市の選挙では府の書式に準じて作成しており、当日選挙に行けない事由については、該当するものに丸をつけていただくことになっております。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  不在者投票から大分手続が簡単になって、こういうふうに期日前投票で、前はすごく理由に対して厳しかって、いろいろトラブルがあったということで。この期日前投票になってからは、仕事や学業や旅行などで投票所に行けない方というふうに書いてあるんですけども。できるだけ、できたら時間があったら行ってくださいというふうに私たちはご案内していますし、本来は公職選挙法でもありますし、城陽市のホームページでも期日前投票のできる人ということで、投票日に仕事、業務などに従事する人とか、投票日に旅行とか、滞在であったりとか、疾病とか、歩行が困難な人とか、そういういろいろ条件が書いてあるんですけども、行かれる方はもう少し気軽な気持ちで行っておられると思うんですよ。市役所に来たついでにとか、近くを通ったからという方もおられると思うんです。そういう方は宣誓書に書くときに何を書いたらいいのかなと、そんな理由は、別にここに書いてあるのに該当するのないねんけどとかいう声をよくいただくんですよ。それに対して職員の方が、ここに丸してくださいとか、いろいろ対応されているみたいなんですけども。ここのところは国から法律で決められているので、城陽市で勝手にはそれは変えられないことではあるんですけどもね。ここのところももう少し簡素化できたらなと思っているんですけども。それは国に言わないとちょっと無理なので、それは法律で決まっていますので、城陽市からはなかなか難しい話ではあるんですけどね。  それと、時間なんですけども、時間も決められているということで、これも8時まで、最終日も8時までということで。この間、前回は大変時間が遅くなったというふうにお聞きしているんですけども。これも変えられないということで、対応していただく方には、先ほども言いましたけども、管理者の方、大変な時間、長時間ということで大変だと思うんですけども、ご尽力いただいてやっていただいているということで、余り負担にならないようにうまく考えていただければなと思っているんですけどね。  なかなか改善は難しいかなと思うんですけども、この手続で、スムーズな手続の流れというものにできることはありますでしょうか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  期日前投票について、選挙当日に投票できない市民への制度であり、宣誓書の提出などの手続については今までにも広報じょうようの選挙特集号に宣誓書を掲載し、ご家庭で事前に記入していただけるよう改善しております。しかし、期日前投票の制度については公職選挙法や公職選挙法施行令などで細かく規定されているものであり、市独自で改善できる部分は現時点ではないと思われます。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  そうですね。今、ご答弁がありました広報じょうようの選挙特集号に宣誓書を掲載する。これは去年の7月から、公明党のほうからこのご要望があって、こういうふうにしていただいたということで。大変便利な仕組みでありますし、事前にお家で書いてきて、それを出せばすぐにできるということで、すごくいいと思うんですよ。これは果たして浸透しているのかなどうなのかなというのと、あとこれで宣誓書は特集号には1枚だけついているだけですよね。もしご夫婦で行かれるとして、その宣誓書に書いて1枚持ってこられたら、もうお1人はその場でまた書かないといけないということになると思うんですけども、この特集号にある宣誓書をご自宅のコピー機なんかでコピーしてもらって、人数分、お2人で来られたら2枚持ってこられて、事前に書いてこられたら、スムーズに時間も取らずに2人同時にいけると思うんですけど、そういうことは可能でしょうか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  コピーをしていただいて持ってきていただくことは可能でございます。  以上です。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  そしたら、この広報じょうようの選挙特集号に、あるところにちょっとコメントで、この宣誓書は必要枚数をコピーしていただいて事前に記入してこられても可能ですよということをちょっと書いていただいたら。最近、ご自宅でコピー機を持っておられる方はたくさんおられますし。そういうのでご夫婦で一緒に行っても別々に時間がかかって、違ったらだめなので、やっぱり一緒にお2人分、3人分、来られる分の枚数をコピーしてもらって、すぐにスムーズにその場で書かずに行けるというのでできるんじゃないかなと思いますので、それはちょっと明記していただければと思います。  それと、あとホームページのほうも、こちらには何もそういうことを書いてないんですよ。広報じょうように宣誓書が特集号でありますよみたいなのを書いてないので、それにもちょっと書いていただいて、必要枚数をコピーしていただいてということも明記していただければと思いますので、そちらのほうは要望しておきますので、お願いいたします。  選挙というのは、通常日曜日に行われますよね。期日前投票を利用されている方というのは絶対に選挙当日に投票所に行けないというわけではなくて、ただ、さっきも言いましたけど、平日であれば確実に行けるといった理由で利用されている方も多いんじゃないかなと思うんです。平日に時間がある方は、できるだけ期日前投票を利用されたほうがいいと私は思うんですけどもね。仮に選挙当日に、私は選挙当日しか行ったことがないという方もたくさんおられますけども、投票に行こうと思っておられても、その日が大雨とか大雪とか、この間みたいに台風だったりしたら行かなくなる可能性が高くなりますし、また、週末に急な用事が入るかもしれません。確実に投票するためにも、期日前投票は大いに利用すべきだと私は考えております。本市におきましても、ご答弁いただきましたように期日前投票所の改善とスムーズな手続のための改善などを実施していただき、次回からの選挙に備えていただきますようお願いいたします。  続いて、次の質問に移らせていただきます。今日、私たちは選挙があることを当たり前のように思ってしまいがちなんですけども、世界中には選挙のない国もたくさんあります。選挙権があるということは実はとても幸せなことなんですよね。ですが、日本は先進国の中でも一番投票率が低い国の1つだと思うんです。選挙に行かない方は、自分が選挙に行っても何も変わらないとか、自分なんか大した影響力はないとよく言われます。そんな行かない人を一人一人合計してしまうと、1位で当選した得票数よりも多いという計算になりますよね。実はとてつもなく影響力を持っているんじゃないかなと思うんです。特に日本の20歳代の投票率は30%台と欧米諸国、先進国の中でもかなり低くて、また昨年18歳以上に選挙権を付与することになったときのアンケート調査では、選挙や政治のことはよくわからないから不安だという答えが多かったと聞いております。この年代に対する効果的な方法の1つとして、スマホから検索できるホームページでの啓発が上げられると思うんですけども、本市ホームページでの選挙関連事項の掲載はどのようなものか、教えてください。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  本市ホームページには、期日前投票や不在者投票などの制度についての説明を掲載しております。また、選挙が執行される前後には、広報じょうようの選挙特集号や期日前投票の宣誓書や選挙公報の掲載などを行っております。選挙が執行された後には、10日間程度開票結果も掲載しております。  以上です。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  ホームページを見たら、こういうふうにめいすいくんのキャラクターがあって、暮らしの中の選挙、選挙の意義、私たちは選挙をすることで暮らしや社会づくりに参加しているのですというふうに書いてあって、詳しく仕組みなんかを解説していただいているのがあったりして、制度の説明などがされていますよね。そういうことも大事ではあるんですけども。ほかの市町、近隣の市町の状況はどうなんでしょうか。ほかの市町のホームページの状況について教えていただけますか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  近隣市町のホームページ掲載内容ですが、宇治市と京田辺市では、本市と同様に通常の期間は選挙制度の説明を掲載し、選挙期間の前後には期日前投票の宣誓書や開票結果を掲載されております。また、八幡市、木津川市、久御山町では、制度の説明に合わせて、過去数回の選挙結果を常時掲載しておられます。  以上です。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  私、八幡市のホームページとかを見させていただいているんですけども、結構詳しく過去にさかのぼってずっと見れるように、常に掲載されているというものなんですけども。これ本市のホームページに過去の選挙結果を掲載することは可能でしょうか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  これら過去にさかのぼって選挙結果をホームページに掲載することは、一瀬議員が言われるように、選挙に対する啓発も含めて有効であると考えられます。できるだけ早い時期に実施する方向で取り組んでまいります。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  ぜひとも早い時期に、もう来年迫っていますので、よろしくお願いします。  それとあわせて、今の過去の選挙結果も大事なんですけども、先ほども期日前投票の質問もさせてもらいましたけども、その期日前投票者数を言っていただきましたけど、それもなかなか見ることできないし、いつも選管に問い合わせないとわからないという状況なんですけども、これもホームページに掲載されてはいかがなんでしょうか。それは可能でしょうか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  期日前投票については毎日、当然集計しておりますので、その結果を本市ホームページに掲載することは、有権者に対する啓発につながるものと考えられますので、次の府知事選挙から掲載する方向で準備してまいります。  以上です。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  ぜひとも、春ですので。来春に間に合うようにしっかり進めていただきますようお願いいたします。  最後に、ホームページのことなんですけども、いろいろと過去の選挙結果、期日前投票率、一番市民の方々にとって関心が高いというのは、そのご自身が1票を投じた立候補者の投票結果だと思うんです。選挙は市民のものですので、投票結果をいち早く知りたい方々に対して、ホームページに開票速報を掲載することは大いに意義があると考えられると思うんです。またこれは近隣市町の中では先進事例ではないかと思われるんですが、開票速報の掲載は可能でしょうか。 ○増田貴議長  安田局長。 ○安田光雄選挙管理委員会事務局長  開票結果については現在も本市ホームページに掲載しておりますが、これは開票終了後に事務局職員が選挙管理委員会事務局に戻って掲載しておりますので、かなりのタイムラグが発生しております。開票速報の掲載は、開票結果のタイムラグを少なくすることも含めて重要なことと考えられますので、速報体制の課題もありますが、実施に向けて検討を進めたいと考えております。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  ちょっと体制の問題は課題が少しあるかと思うんですけども、少しのタイムラグはしょうがないかと思いますので、開票の横でやってもらったら一番いいんですけども、パソコンを置いてもWi-Fiがないということで、開票所はなかなか難しいということで、そこのところは何とかご尽力いただいて、よろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に移らせていただきます。総合運動公園レクリエーションゾーンの活性化についてご質問いたします。  来春からロゴスコーポレーションによる指定管理者が変わるということで、さきの6月議会で私たち可決させていただいたんですけども。インターネットで城陽市、ロゴスというふうに検索すると、大規模レジャー施設ロゴスランドが来春開業へというふうにあるんですよ。私たちいただいている企画、提案イメージ図、これをもとにしてネットの記事を書いておられると思うんですね。記者会見で言われたものがそのまま載っているかと思うんですけども、詳しくここに載っているんですよ。アウトドアブランド、ロゴスが大規模レジャー施設ロゴスランドを京都府城陽市に開業する。第1期の開業は2018年春を予定している。第1期では、現存する宿泊施設プラムイン城陽をリニューアルし、ホテル内にテントを設営して宿泊できるサービスを提供。将来的には敷地内にキャンプ場を設け、ユーザーの嗜好に合わせてテント泊のスタイルが選べる。世界初の全天候型キャンプスタイルを展開するというふうに、いろいろと第2期工事まで詳しく書いてあるんですけども。これを見て、えっと思って、私、全然。計画があるのは聞いてたんですけども、ここまで詳しくインターネットで書いておられるというのは、ここまで書いていいのかなと思いながら見ていたんですけども。一般の方々がこういうインターネットを使って気軽に検索できるので、こういう情報というのはすごく影響力が大きいと思うんです。公共の施設ですよね。城陽市の財産である公共の施設の総合運動公園のことであるので、城陽市が正しい情報を、こういうネットの情報だけじゃなくて、正しい情報を開示する義務があるんじゃないかなと思うんですけれども。6月議会で私たちが可決したので責任もありますし、正確な情報を教えていただきたいんですが、協議の状況はいかがですか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  今のご質問にお答えいたします。  現在の指定管理者でございます株式会社共立メンテナンスより早期撤退の申し入れを受け、株式会社ロゴスコーポレーションが1年前倒しとなる平成30年4月からの指定管理者になることにつきましては、去る29年7月6日に議決をいただきました。その後、約5カ月が経過したところでございます。この間、株式会社ロゴスコーポレーションにおかれましては、短い引き継ぎ期間の中、プラムインの経営状況を分析され、人員体制の見直しを行い、新たな従事者の確保や社内の組織体制の構築を進められ、並行して現従事者との調整を行われてきました。また、施設の老朽箇所のチェックとその対策について協議を行うなど、課題はおおむね整理できているという状況でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  ロゴスさんには急遽1年前倒しで指定管理を受けていただいたということは大変ありがたいと思っておりますし、ですが、こういうふうにホームページで来春開業というふうにどんと載っているのに、内容が、今、言っていただいたようにまだ協議中で。まだあんまり正確に決まってないようなんですけども。ホームページに書いてあるんですけども。それでも内容は決まってないんですか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  株式会社ロゴスコーポレーションには、来春開業に向けまして相当なご努力をいただいているところでございますけれども、株式会社共立メンテナンスの早期撤退の影響が大きく、現在も協議途上にあります。滞りなく開業できますように、引き続き努力をしてまいりますので、ご理解とご支援をお願いいたします。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  このホームページにあるように、本当にこのままこれが実現したらすごくいい施設に生まれ変わると思いますし、私はすごく期待しているんですよ。なので、ご報告いただいてないし、わからなくて、インターネットを見て初めてわかったというので。それもありますし、ちょっと予約を取れへんようになっているでと、そういうのも小耳に挟みましてちょっと調べたんですけども。あとそういうことはまだ正確には決まってないけども、こういう世間一般に知られて情報が出てきているのであれば、ここの城陽市の議会にも言っていただかないと、周りから聞かれて知らないというのも恥ずかしい話なので、これは早め早めにご報告いただきたかったなと思いますし。今、協議中ですということも教えていただければと。今期のこの定例会の常任委員会でもそういうことを報告していただけるんですかということを言ってたんですけども、それはまだはっきりわからないのでできませんということで、していただかなかったのでこの一般質問になったんですけどもね。  あともう一つすごく心配しておられるんですけども、TWINKLE JOYO、今まさに25日までしておられますし、毎年ほかの市町からも多くの来場者がありますし、観光の意味合いがすごく濃いTWINKLE JOYOなんですけども、恒例の行事として定着してきましたし、多くの市民にも親しまれている催しであります。また、観光目的ではないんですけども、城陽バケツリレーのように社会教育関係団体が主催する行事などはこれまでどおり継続できるんでしょうか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  既存イベントにつきましては、これまでどおり実施いただくことはもちろん、相乗的なにぎわいが生まれるようなイベントの同時実施や全国に向けた告知など、ロゴスコーポレーションのほうにはお願いしているところでございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  特にTWINKLE JOYO、プラムインのほうが今、真っ暗なんですね。動線が断たれていて、どうなったのかなと思ってずっと不思議に思ってたんですけども。せっかくああいう来場者がおられるときとか、ああいう行事のときなんかは同じように催しをされるとか、動線をつなげてイルミネーションで飾ってとか、相乗効果で両方がうまくいくんじゃないかなと思っていたんですけども。今度ロゴスになられたら、媒体、マスコミなんかを使って全国的に発信されるということと、リノベーションで生まれ変わって、来年はすごくバージョンアップされてよくなるのかなと期待しているんですけども。  それともう一つ、きのうの小松原議員の質問にあったんですけども、昨年7月に京都府立心身障害者福祉センターの体育館、サン・アビリティーズ城陽ですね。こちらがスポーツ庁からパラリンピック競技であるパワーリフティングのナショナルトレーニングセンター、競技別強化拠点施設として府内で初めて指定されて、その後、毎月のように強化合宿が行われているんです。その合宿の際の選手の宿泊先がプラムイン城陽なんですけども、こちらのほうも変わらず使用できるんでしょうか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  ご案内のとおり、サン・アビリティーズ城陽がパラ・パワーリフティングのナショナルトレーニングセンターということに位置づけられております。お問いかけの強化選手に対しての宿泊の手配につきましては、京都府が担当しているところでございますけれども、府市連携して宿泊所を確保するということを確認しておりまして、お問いかけのプラムイン城陽はご使用いただける仕様となっておりますし、予約についても株式会社ロゴスコーポレーションの協力が得られることを確認しているところでございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  そうですよね。ですが、宿泊施設プラムイン城陽のほうなんですけども、4月から指定管理者が変わるに当たって、施設整備のために予約受付をとめられているんですよね。プラムイン城陽のホームページで、9月30日付けの重要なお知らせというバーを開くと、10月1日から4月1日以降のご利用について予約受付を見合わせております。予約受付再開については、決定次第、当ページでお知らせいたします。こういうのがクリックしないと出てこないんですよね。トップページにあるわけじゃなくて。重要なお知らせというのが何かわからないんですけど、そこを開かないとこの文言は出てこないんですよ。これを指定管理者で、今、まだ3月末まで共立メンテナンスじゃないですか。この共立メンテナンスから報告がないのはなぜかなと思うんです。これは城陽市に不利益をこうむることでありますし、4月からロゴスさんにと私たちは思ってたんですけども、この予約がとめられていて。以前に指定管理者が共立メンテナンスさんに変更になった当初も、長引く施設の閉鎖があって、それまでの顧客が離れて、再開後も予約客の大幅な減少を余儀なくされて、経営改善案の実行もままならない状況のまま、結果的には指定期間満了を待たずに撤退という形になった。これは議案審査のときにもそういう理由を言っておられたと思うんですよ。今年度中にバリアフリー化など一部改修工事の予定とかは聞いていると思うんですけど、そのほかの施設に関しては、私たち何も聞いてないんですけども、どのような工程となっているんですか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  そもそも次の指定管理は31年度からということで今回は実施させていただいたわけですけれども、共立メンテナンスのほうから1年早期に撤退をしたいということで、この間を株式会社ロゴスコーポレーションさんが受けていただくということになりました。それで、提案に沿った施設整備の具体的な内容につきましては、株式会社ロゴスコーポレーションによりブランドイメージを打ち出せるような整備を早期に行い、集客に努めたいという強い意向もございますので、次の3月議会ではご報告できるように、この内容につきまして早急に協議を行ってまいりたいと考えているところでございます。また、予約の停止につきましては、施設が老朽化していることもございますので、改修により休・閉館することは避けられないと思いますけれども、ご指摘のとおり予約停止期間が長いと利用者が離れていくことも考えられます。このために、現在、お問い合わせいただいた方々には丁寧な説明を行いまして、必要であればアイリスイン城陽を紹介させていただくなどの対応をとっているところでございます。今後につきましては、引き続き同様の丁寧な対応を行いますとともに、早期の予約再開ができますように鋭意努力してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  4月からロゴスコーポレーションさんが来られて、すぐに開業できると思っておられるのと違うかなと思うんですけどね。1年前倒しで、何とか無理をしてやっていただくということで決めていただいて、4月から開業というふうな準備をされているのにもかかわらず、施設の老朽化のところとか、整備が4月からというのはちょっと予測されていなかったんじゃないか、ご迷惑をおかけするんじゃないかなと思うんですけども。ブランドイメージを崩すことはできないし、これは必要なことだと思うんですけども。その報告も3月議会で報告って、何でこの議会で報告できないのか。協議中で正確な情報が言えないというのですけども、やっぱりこういうことは4月から予約をとめているのに、3月議会で言ってもらっても遅いと思うんですけどね。いつもこっちから聞かないと言ってもらえないし、なかなか待ってもそういう報告はすぐにはないんですけども。さきの6月議会の常任委員会でも、私、プラムイン城陽の指定管理者の変更についての議案審査のときに、同じ轍を踏まないように共立メンテナンスに対して厳しい指導をお願いしますというふうに言ったと思うんですよ。所管である教育委員会は主導権を握っておられるんですかね。もっと厳しく指導してほしいと思うんですけどね。前倒しで撤退というふうに、向こうの都合じゃないですか。だから、やっぱり最後まできっちりしていただきたいと思うんですよね。  顧客の方が予約できないというのも、電話しないと対応がわからないというか、ホームページをクリックしないとわからないというのもちょっと不親切な感じもしますし、一般的な利用者の一般市民とか一般の企業にお勤めの方、サービス業をされている方の認識だと、全然ずれていると思うんですよ。学校関係者の方とかそういう方が利用されているのが多いと思うんですけども、そういう方々というのは大体予約というのは、1年前から学校の計画なんかはしっかり立てておられる。それは学校関係の教育委員会はよくよくわかっておられると思うんですけども。そういうのは何でも1年前から計画されていて、宿泊学習とか修学旅行にこの日というふうに決めておられるので。そういうタイミングってあるじゃないですか、一般的な人のタイミング。それが本当に感覚がずれているなと思うんですけども。やっぱりこうした収益性の高い施設については、教育施設として教育委員会が所管するのじゃなくて、観光的な側面から市長部局で管理するべきではないのでしょうか。 ○増田貴議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  お問いかけのございました市の所管の変更につきましては、これまでからも議会のほうでご提案をいただいておりまして、今年度につきましても調査・研究を進めてまいったところでございます。しかしながら、社会教育、スポーツ推進などの業務につきましては、地方自治法や地方教育行政の組織及び運営に関する法律などの法令におきまして、教育委員会が所管すると規定されており、他市におきましても、市長部局が所管する例は非常に少ないという状況がありますことから、市長部局に業務を移管した際の市民の皆さんへの影響や各種教育団体との折衝などへの影響につきまして、十分に検討する必要がございます。また、単に市長部局に移管するだけでなく、当然ながら増員による強化などもしていかなければならないといったことを視野に入れますと、限られた人員の中では、他課等の統廃合も含めての検討も必要になろうかと考えております。このため、今後も引き続き調査・研究を行いまして、30年度中には結論を出してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  昨年の自民党議員団からの予算要望事項にもあるんですけども、こういう施設、宿泊施設、観光的な側面があるので、部局を移してもらって、教育委員会から所管を外してほしいなというのは出しているんですけども。できるだけ前向きに検討していただきたいと思いますし、一般の方々、実際に予約を取っていただいている方にお聞きしますと、民間の施設と同じ感覚で宿泊の予約とかを取るときもしているし、利用もしているしということで、ちょっとサービス業という認識がずれているのと違うかというご意見いただいていますし。そういう、普通だったら、サービス業だったら予約の顧客の方には事前にお知らせしたりとか、学校関係だったら毎年利用いただいている方がおられる、そういうところにはちゃんと書面であったりと。こちらから電話して聞かないとわからないというのでは余りにも不親切過ぎるんじゃないかなと思いますので、そこをやっぱり所管はちゃんと調査・研究していただいて、ほかの部局に移すだけというのではなかなか改善できないかもしれないんですけども、改善していただきたいと思います。  話が、さっきのパワーリフティングのほうの資料もあるんですけども、さっきも言いましたけども、トレーニング施設として、拠点として、トレーニングセンターとしてサン・アビリティーズ城陽ということで、本当に全国から京都合宿として来られているんですよ。この間、説明会とか講習会がありましたし、市長もご参加していただいていましたし。どういうモチベーションでパラリンピックの選手方が強化合宿されておられるのか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、焦点をそこに合わせて、医学的な見地からもサポートがすぐに医療連携によるというのがこれは全国的にも珍しい施設ですし、そういうことをして、2020年に焦点を合わせて皆さん綿密に計画を立ててトレーニングされているんですよ。確実に本当に実績を上げないとパラリンピックには出られないということで、海外のほうのいろんな大会がありますね。その実績を積み重ねていかないとパラには出れないというふうに書いてありますし。そのためにもこの強化合宿をずっと、29年度の活動予定なんかもきっちり日にちが書いてありますし、毎月されているんですよ。毎月サン・アビリティーズ城陽と書いてあるので、これが宿泊、京都合宿と書いてありますし、それがプラムイン城陽で泊まっておられるんですね。だから、このペースを乱さないようにしていただきたい。  本当にきのうの福祉部長のご答弁がありましたけども、ホストタウンに手を挙げていただければいいと思うんですけども、城陽市挙げて、府の施設ではありますけど、あるのは城陽市なので、城陽市の施設で強化合宿された方がパラリンピックに出られて、メダルを取られる。メダルにすごく近い方ばっかりなんですよ。市長もこの間、ごらんになったのでよくわかっておられると思うんですけども。だから、そういう方が本当に一生懸命やっておられるので、絶対ご迷惑をおかけしないようにしていただきたい。それは要望にとどめさせていただきたいのですけども。  今後ともいい方向で、ロゴスさんも気持ちよく開業していただけるようにしていただきたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  私の一般質問は終わらせていただきます。 ○増田貴議長  午後1時20分まで休憩いたします。         午前12時00分     休 憩         ──────────────         午後1時20分     再 開 ○増田貴議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  大西吉文議員。 ○大西吉文議員  〔質問席〕 午後一番、お昼ご飯もお済みになって、少し眠たいところじゃないかなと思うんですけれども、眠気を覚ますような質問をしていきたいなと、このように思っています。  過日、山田啓二知事が多選を理由に退任されるという報道に接したわけですけれども、ここ数年、城陽市に非常に情熱を注いでいただいた、そういう方が退任される。城陽市にとってもこれからが1つの正念場じゃないかな。次の知事さんも城陽市をしっかりと情熱を持ってご指導いただけると思いますけれども、どういう方が出られるかわからない。そういう時代背景も加味しながら、城陽市の城陽丸のかじを奥田市長もしっかりと取っていただきたいなと、このように思っております。  そういう中で、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。  まず、市の財政状況についてでございますけれども、セール・アンド・リースバック方式、今まで多くの方々がご質問もなさり、理解を得るためにいろいろなご質問と答弁を繰り返してまいりました。私はちょっと方向を変えまして、なぜ今、セール・アンド・リースバック方式なのかということですね。リース制度を使用する企業、これはどのような企業と行政側は考えておられるのかということですね。それとあわせて、行政というのは市民の福祉・厚生に供するということで事業をやっているわけですけれども、これは経営と考えておられるのか、その辺も含めてお答え願いたいと思います。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  市といたしましては、現状を取り巻く都市環境の状況の変化等を鑑みる中で、セール・アンド・リースバックを実施していくことが必要であるとの結論に至ったものでございますが、このことによりまして、長期的な視点に立った財政運営により、継続的な市民サービスの提供が図られることとなり、市のメリットとして、一時的な財源不足の理由から各種事業の廃止による市民サービスの低下を極力避けることができるものでございます。  また、今回の制度を使用する企業はどのような企業と考えているかということでございますが、各企業の事情はさまざまでございますことから一概には申し上げられませんが、例えば事業拡大の設備投資をするために資金調達が必要な場合など、前向きな経営に取り組まれる企業などが制度を活用されると考えております。  また、市の行政を経営と考えるかということでございますが、基本的には行政の目的といいますのはやはり市民福祉の向上ということでございます。そのような中で、必ずしも全てを経営という側面で捉まえると難しい面があると思いますが、ただ、やはり歳入というのは限られているわけですから、その中で市政運営を行っていくという中では、やはり経営という観点とはちょっと違うかもしれませんが、そういった入るもので運営していくという形になるかと思います。
    増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  このセール・アンド・リースバック方式、これは今おっしゃっているように、資金調達のために使う制度であるということですね。それと今おっしゃいましたけれども、確かに税金、税収をもって運営していくわけですから、いろいろなものに使っていくわけですけれども、これもやはり出と入りがあるということは経営である、私はそういうふうに認識しているわけです。だから、例えば道路整備に何億、福祉に何億というふうに分配して、それを忠実に実行していくということは、これは経営なんですよね。だから、行政も利益を得るということはなかなか難しいところがありますけれども、経営であることには間違いがないわけですね。そうすると、そういう中で、今、おっしゃったようなことがある。これは仮に文化パルクがなかったらどうなるんですか。ちょっとその辺、聞かせてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  文化パルク城陽がなかったら、という仮定のもとでのお問いかけでございます。今回、国の施策によりまして歳入不足の額が膨らんだものでございますが、そのような状況の中においても、これからのまちづくりに必要な投資は必要となってまいります。セール・アンド・リースバックを実施しない場合におきましては、そのための財源を何らかの方策で確保しなければならないということになるわけでございますが、1つの方策としては、市民サービスの大幅な削減も含めた、大胆な行財政改革の実施により財源を捻出するという方法が考えられるところでございます。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  今、大胆な行財政改革の実施ということをおっしゃったわけですけれども、例えばどのようなことなんですか。私なりに理解すれば、例えば財政が厳しくなってきたから補助金をカットするだとか、あるいは給食費をちょっと値上げしてもらうだとか、上下水道料金を値上げしてもらうだとか、恐らくそういうようなことが財源を捻出するための方策じゃないかというふうに考えるんですけれども、その辺をちょっと詳しく聞かせてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  ただいま個別の事案を、具体的にこんなことが考えられるということで申されたわけでございますが、ちょっと今の時点で行政側がそれを申しますと、それがひとり歩きするというようなことも考えられますので、個別の項目についてはちょっと答弁を控えさせていただきたいと思います。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  うまいこと逃げるやないか。そやけど、いずれにしたかてそういうことでしょう。やはり行政サービスは一定保っていきたい。これはやはり城陽市も人口が減っていますから、できるだけ住みやすいまちづくりをしていくとなれば、今、言うているような行政サービスをしっかりしていかないかん。ところが、それには資金が足りないのだ。これ難しい。セール・アンド・リースバック方式と言うていますけど、我々商売人からすれば、これは資金運用の借りかえ制度なんですよ。例えば投資するために1,000万を借りました。それを順調に業績を上げていって、借金があと200万残りました。800万は返済しましたよということです。文パルもそうじゃないですか。100億何ぼあったやつが今、13億か14億になったわけでしょう。ところが、事業をもう一つやりたいのだ。そのためには資金が必要や。これをもう一度戻して借りかえてくれへんか。私らはそれですと担保も何もつけなくても、すっと借りかえさしてくれるわけですね。わかりました、また1,000万に戻しましょうかという形で、その800万を運営していくわけですね。そして私の業界からすれば、市民の健康保持だとか、そういう形のものに使っていくと、そういうことですね。  行政も、これはそういう1つの文化パルク城陽というものをベースにして借りかえていく。そしてそのお金でしっかりとした行政サービスを持っていきますよ。ただ、その借りかえたときの資金、これをどう使っていくかというところが問題なんですね。その辺が今、皆様方にご理解を得られていないところじゃないかなと、このように思っています。  過日の総務常任委員会で、河合部長は乾いた雑巾が云々というふうにおっしゃっていましたね。城陽市はそれだけ財政が厳しいんだというようなことをおっしゃっていました。私の家には、少なくとも雑巾は2枚あるんです。1つは居住のところを拭く雑巾、もう一つはトイレだとか風呂場だとか、そういうところを拭く雑巾、2枚あるわけですね。2枚の雑巾は全て乾いているかというたら、そうじゃないんですね。どちらかにゆとりもあるわけです。城陽市の場合はいろいろな部署を持っておられますから、雑巾は恐らく1枚じゃないと思うんです。5枚も6枚もある。そういうものをやはりしっかりと整理していくというんですか、きちっと財政を立て直して改革していく、そういうところにやっぱり力を入れていかないと、なかなか市民の理解が得られないと思いますが、いかがですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  以前、委員会の中で私、乾いた雑巾と余り適切でない言葉で発言させていただいたということで、以前の一般質問の場で取り消させていただいたところでございます。そもそも乾いた雑巾の意味合いも違うんですけれど、それはちょっと今回は差し控えさせていただきます。  当然、今後の財政運営といいますのは、今回、一時的に大きな金額が入ってくるという形になるわけでございますが、その使途につきまして、当然、計画的に執行していくという考え方でございますので、今後ともその方針に基づきまして適切に管理をしていきたいというふうに考えております。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  そこはやっぱりしっかり、それも発信していかないかんと思います。そういう中で、後世の者に負担を負わすのではないのかなということは思うんですけども。そもそも大体公共施設の建設に当たっては、建設費を建設時代の住民だけに求めるものではなく、地方債を活用することによって、将来、利益を受けることとなる後世代の住民にも元利償還金の支払いという形で負担を求める、公平性の確保に努めるというふうによく行政は言われますね。我々民間の考えからすれば、やはりそのときに要った必要なものはそのときに処理するという考えを持っているわけですね。だから、その時代の人が責任を持って後世の者にそういう平準化だとか公平性の名のもとに負債を負わすのはいかがなものかと、そのように思うわけです。  したがいまして、例えば私が商売をしている。私が借金をする、息子に引き継ぐ。そのときに自分の借金を引き継がしますか。やっぱりそこは自分できちっと整理して、しっかり頑張れよと言うてやるのが本来の経営なんですよ。行政も確かに継続性ということがありますよ。しかし、むしろそういう責任、世代というものがしっかりとしていかないかんのじゃないかなというふうに思うわけですね。その辺はどのように考えておられますか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  公共施設の建設の際には、地方債というものを発行した中で世代間の負担の公平性を図っているというのはご答弁させていただいているところでございます。議員おっしゃられましたとおり、行政は継続性がございます。そういった中で、やはり今回のセール・アンド・リースバックにつきましては、施設の耐用年数より地方債の償還年数が短いため、一旦施設を現在の価値で売却し、残りの耐用年数期間リース料を支払い、負担の平準化を図るということから公平性を図るということでございますので、市といたしましては適正な財政運営に資するものであると認識いたしているところでございます。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  私は、やはり今後の経営というものはそういう認識を持った中で行政経営、行政運営をしていくという覚悟が必要じゃないかな。そうすると、こういうような問題が起こってこないのじゃないか、そのように認識しています。  そこで、セール・アンド・リースバック方式で、この間、今も含めてですけれども、議会で我々は議論をしてまいりました。賛否はいろいろあろうかと思います。これは市民もまだわからないということが言われていますので、不思議ではないというふうに思っています。この間、人件費カットを初めとする行革やさらなる市民説明を求める声など、いろいろな意見、要望があったことは行政としてしっかり受けとめてほしい。なおかつ、しっかりとした広報活動もしてほしい。しかし、本当に大切なのは、資金需要への対応としての行革の必要性や資金の使い道でありまして、これについては今後は議会と市長でじっくり議論すべきであって、これだけ大きな変革においては、市長と議会が両輪となって一枚岩で前進することが大切だと、このように思います。商売からすれば資金の借りかえ制度であって、有効な手法であります。したがいまして、行政改革というものをしっかりとするとともに、住民サービスを怠らないように頑張っていただきたい。ただ、その人件費についてはさまざまな情報があるために、改めて説明を求めたい、このように思います。 ○増田貴議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  人件費につきまして改めて説明をということでございましたので、ご答弁を申し上げます。  地方公務員の給与を決定するに当たりましては、まずその根拠というものが必要となります。その根拠といたしまして、官民格差を調査されております国の人事院勧告、もしくは都道府県等の人事委員会の勧告、これをもとに決定するというのが一般的なことでございます。本市におきましては、これまでから人事院勧告に準拠しておりまして、国と同様の給料表を使用しているところでございます。  次に、これまで職員給与につきましてご指摘をいただきました数点につきまして、改めまして要点のみご説明させていただきたいと存じます。給与水準の1つの指標としてラスパイレス指数がございまして、国を100として、本市の直近の数値は102.6となっております。先ほど申しましたとおり、国と同様の給料表としているのに、なぜラスパイレス指数が高くなるかと申しますと、急速な職員の削減及び団塊世代の退職により、職員の年齢構成が不均衡となっておりまして、比較的若い世代が早く昇任していることから、その世代が属する経験年齢区分の平均給与が高くなり、それがラスパイレス指数を引き上げる要因となっているものでございます。また地域手当につきましては、地域の民間賃金水準と公務員の賃金水準の差を埋めるために支給するものであり、給料表による本給と地域手当を合わせた額がその地域における民間賃金水準を反映した適正な給与水準とされているところでございます。本市の支給率は3%となっておりますが、これは本市が準拠しております国の給料表と比較して本市内における民間の賃金水準が3%上回っていることから、その差額分を地域手当として支給されているものでございます。  また、城陽市の民間賃金水準との比較といったご指摘もございました。これにつきまして、本市に人事委員会がございませんので、市として市内事業所の給与水準は把握しておりませんし、国や府、また本市の商工会議所におきましても調査結果が見当たりませんことから、本市の官民格差を比較する基準となる数値が存在していないという現状がございます。そこで、あくまで参考の数値となりますが、京都府が公表されている平成28年度市町村税課税状況等の調べから算出いたしますと、課税対象となります城陽市民の平均給与所得水準は年額で414万3,000円となります。必ずしも同一職種・同一勤務形態での調査ではなく、課税対象となるパート勤務者なども含む市民全体の平均であり、市職員との正確な比較は困難なものでございますが、あくまで参考として申し上げますと、市の正規職員と課税対象である年間100万円以上の嘱託職員、臨時職員を合わせた平均給与額は、平成28年の数値で409万5,000円であり、市民平均を若干下回っております。  以上のようなことから、これまでから人事院勧告に準拠してきております本市の給与水準につきましては、今後とも人件費の削減に努めていく、そういった方針は当然堅持していく必要があると存じますが、給与レベル、水準として見れば、市として適正なものであると認識しているところでございます。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  ということは、今、おっしゃった民間が414万3,000円、城陽市のほうが409万5,000円、わずか4万8,000円ぐらいですけど、賃金は安いということですね。そういう中で定数も決まっておりますけれども、400数十人で7万5,000の市民の面倒を見るということは頑張っていただいているなあと、このようには思います。この事実が事実であれば、人件費の削減も行革の対象外とは言えませんけれども、セール・アンド・リースバックにかわる方法とはいえ、ここはまずは財政の目標を持って、その後、行革手法や資金の使途を議論すべきだと考えますが、市長のお考えはどのようになっているでしょうか。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  大西議員におかれましては、さまざまな事例をご紹介いただきまして、非常によく理解しております。全て同じとは言いませんけれども、非常に参考になっております。今のご質問に関しましては、新名神の我がまちの全線開通は、ご存じのとおり他市からも、うらやまれているような好機でございます。これを生かしたまちづくりを行うことが将来の市の発展につながるものと考えております。また、これだけの大きな流れの中では、大西議員がおっしゃったとおり、これからしっかりとまちづくりを進めないと成し得ないものとは思っております。そして、いまだかつてないと思われますような大きなまちづくりを一気に行っていくわけでございますので、財源が必要になってまいります。私は一時、株式会社神戸に憧れました。何としても神戸のまちであったらいいなと小さいころは感じた時期がございましたが、震災等含めていろいろ変遷をいたしておりますが、やはりこれからの城陽市のまちづくりには、一気に解決して、市民の皆さんに喜んでもらわなければならないというのが大前提にございます。  そこで、私はいろいろな課題の中で、市民サービスを低下させるのはいかがなものか、これが根底にございまして、一時的な資金需要に対処する方法を模索してまいりました。それがこのセール・アンド・リースバックでございます。行革をしない限り導入に反対という意見がありますが、私はこの間、行革を一度も否定はしておりません。このため、今後も行革をしっかり進めてまいりますし、過日の土居議員の一般質問においてもご意見いただきましたように、財政規律を設けるとともに、セール・アンド・リースバックにより得られた資金については財政調整基金の中で明確に管理することで使途を見える化していくなど、しっかりと管理しながら、財政の健全化を図ってまいりたいと考えているところでございます。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  城陽市の文化の殿堂ということで文化パルク城陽、これは平成7年に開館したわけでして、今年度から新しく奥田市長はNEW城陽とおっしゃっていますけれども、ちょうどこの平成7年に私も議員にならせていただきまして、NEW議員としてこの開館の式典に出席させていただいたのが本当にきのうのように思います。文化パルクは、今までから言われていますように、約180億ほどの巨額をつぎ込んでできたわけですけれども、その間、高いものだとか、いろいろなご意見もあったことは承服しています。しかし、この資産を残してくれた当時の今道市長は、我々が見習うべき政治家であったと、ある意味では私は尊敬している1人です。これが残っていなかったら、先ほども部長が申されましたように、市民のサービスを削いでやっていかないかんという厳しい財政状況があるわけですね。そういう意味からしましたら、やはり政治家というものは未来を見据えたものをしっかりと構築していくということが大切じゃないかな。これは改めて感じたわけです。文化パルクは約2,000万人からの方々が入っておられるということですね。もう少し多いんですかね。20年間で2,000万というふうに聞いていますけれども、今、22年ぐらいになっていますからもう少し多いと思いますけどね。これ180億を割り戻したら、1人900円ですわ。それで今、ご利用いただいている。すばらしい文化の育みを育ててくれている建物である。これをやはり大切に有効利用して、資金調達をしていく、そこが一番大切なことだと思います。したがいまして、奥田市長も後世に役立てるようなものをしっかりと頑張って残していただきたいな、このように思っています。  したがいまして、これから得られる数十億の資金を、先ほども申されましたように、財政調整基金の中で明確に管理する、そして使途を見える化していく、そして管理していくということをおっしゃいましたが、この今回のセール・アンド・リースバックで得た資金は、例えばまちづくり基金だとか、〇〇基金だとか、そういうものを立ち上げまして、将来の見通しに向けた財政健全化計画を明確にする考えがあるのかないのか。これは今までから議論されてきたわけですから、後の質問もございますので、イエスかノーかで答えていただきたい。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  財政規律と資金の管理については、諸政については今後、検討が必要となりますが、しっかりと実施してまいります。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  市長、もうイエスかノーかですよ。だから、しっかりと管理していくということは、私が代弁するのは失礼ですので、しっかりともう一度済みません、お願いします。イエスかノーかで。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  イエス・オア・ノー。イエス。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  ありがとうございます。家庭でもそうですけど、やっぱりお父さんになったら判断をせんならんときがあります。厳しい判断をせんならんときもあります。それをやっていくのがやはりお父さんの仕事でありまして、城陽市においては奥田市長がそういう方針を打ち出していただくということが大切でありますので、これをもとに、今後、行政のほうでしっかりと管理、使途を明確にしていただきたい、このように思います。  それでは、次の市長の未来都市構想についてお尋ねいたします。  奥田市長は、市民の声を重視されているのか、余り自分のご意見を発出されないことがございます。新名神で活性化云々と言われますが、これはNEXCO西日本がやるわけでして、国道は国土交通省が施行しているわけです。これに伴いまして、やはりこういう基幹道路ができてくるわけですから、これに伴いまして城陽市はどういう都市像をつくっていこうとなさっているのか、ひとつ夢で結構でございますので、ご答弁いただけたらありがたいなというふうに思います。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  大西議員からは、新名神高速道路や国道整備などの事業が進む中で本市の都市像についてご質問いただきました。もともと今の都市像といいますのも、大西議員ご指摘がありましたように、これは市民の皆さんの声でございますので、この声を実現するために私も今までこの世界に入りましてから全力投球でやらせていただいたつもりでございますが、市民の皆さんの思いがこれからもしっかりと国やNEXCOや京都府に伝わるように頑張っていきたいと思う中で、きょうご質問いただきました。現在、本市域においては新名神高速道路の全線開通、国道24号寺田拡幅、宇治木津線の整備計画、国道307号拡幅など、国・府・NEXCOによるビックプロジェクトが集中的に進められているところでありまして、数年後にはこれら事業が順次完成を迎え、道路交通の利便性が飛躍的に向上してまいります。さらに、現在、JR奈良線の高速化・複線化第2期事業が進められておりますが、引き続き全線複線化の要望、さらには片奈連絡線の整備の要望、近鉄京都線の連続立体交差化の促進など、鉄道網の整備も推進を図っていく必要があります。  これら広域交通網の整備という大きな好機を生かし、本市においては、都市計画道路東部丘陵線の整備や東部丘陵地の土地利用をしっかりと進めることにより、新たなまちづくりに向けて大きな転換期を迎えることから、この千載一遇のチャンスを生かし、まちの魅力発信や人を呼び込むまちづくりの推進を行うことが重要であると考えております。今後は、歴史と未来をつなぎ、人をはぐくむ緑のまち・城陽の将来像に向け、大きく変わっていく城陽、新たな城陽、NEW城陽の実現に向け、引き続き市政の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  ありがとうございます。今の現実と、それから今後のまちづくりということをお答えいただいたわけですけど、もう少し具体的に質問していきたいと思います。例えば今おっしゃいました片奈連絡線構想、あるいはJR奈良線の高速複線化、これについては既に事業もついておりまして、ここ数年の間に城陽と新田間が複線化される。この事業費が約十七、八億円かかるわけでして、これに係る経費がショートしてきた。ですから、セール・アンド・リースバック方式を用いていく、それが現実でございますね。私は今おっしゃったように、将来に向けてやっていくとすれば、都市の未来像的なものをしっかりとつくり直さないかんのと違うかな。これは私、橋本市長さんのときにも言うてたんです。こういうことが来ますからきちっとやらないけませんよ。ちょっと行ったら突き当たりというようなまちをつくったらいけませんということは申し上げてきたわけです。  そこで、新名神が、大津・城陽間が結ばれるということで、これは平成7年に新名神という名前で出てきたわけですね。それまでは第二名神という形で平成二、三年ごろにあったんですけど、一旦取り下げになったんですね。改めて7年か8年だったと思うんですけれども、新名神という形で大津・城陽間が施行される。事業認可も下りて施行命令も出たんですけれども、猪瀬さんによってとめられてしまった。その間、ずっと停滞した中が続いた。最近動き出しまして、35年の供用開始ということになりましたね。私はこの新名神が動き出したときに、片奈連絡線構想というのがございましたので、その橋脚の下に線路を入れて、要するにダブルデッキ方式というんですけれども、上は高速道路、真ん中を鉄道事業者が借りる。これはなぜかといいますと、阪神・淡路大震災で阪神高速道路が皆倒れてしまったんです。それはなぜかというたら、支柱が1本だったからです。あれが全部倒れたのは支柱が1本だったわけですね。新名神の場合は支柱を2本立てていただいて、なおかつ前後の強度を保つために真ん中にプレートを入れる。そのプレートをJRさんに貸して、長池と京田辺市を結んでいただく片奈連絡線構想をやっていかないかんのじゃないかな。あわせて、そのときにはリニアモーターカーが新名神沿いに走るという構想があったわけですね。だから、私は9年にそういうものを含めた城陽のまちづくりというものを考え出してきて、現在に至っているわけです。ところが、今、片奈連絡線構想もさることながら、もう既に新名神の城陽、あるいは今の鴻池運輸さんのところですけれども、JR奈良線の東側にもう既に大きな橋脚が立っています。それは1枚のプレートです。プレートで恐らく30メートルぐらい、20何メートルぐらいのが立つんじゃないですかね。そうすると、その構想は潰れてしまうわけです。そうすると、私は城陽のまちづくりはこうあるべきですよ、そして文パルの前に城陽駅をつくりましょう。近鉄の寺田駅の再開発できないじゃないですか。だから、新しいものをつくりなさい。  新しい駅をつくるにはどういうのがいいかということで、山形県のほうへ先進地の視察に行ったんです。さくらんぼ東根駅というのをつくったはりますわ。これはJRの中でフルーツのついた駅は初めてだと言われるのをつくっています。それはやはり空いた空き地のところに新しい駅をつくっておられるわけですね。うちも今道市政のときに、あそこはいろいろなものに使おうということでバッファゾーンということで設けてきたわけです。だから、それをやはり有効利用せないかんということで、口酸っぱく何回も何回もここで言うてきたんですけれども、それの実現性があるのかないのか、ちょっと聞かせてください。 ○増田貴議長  木谷部長。 ○木谷克己まちづくり活性部長  議員のほうからは、これまで新名神高速道路高架下に新駅等のお話をいただいております。新名神高速道路の開通に合わせまして東部丘陵地の土地利用が進み、また、北陸新幹線京都・新大阪間が京都府南部ルートに決まるなど、今後、本市を初め、府南部地域の発展が見込まれますことから、北陸新幹線京都府南部ルート誘致促進同盟会で取り組むこととされている北陸新幹線南部ルートへのアクセス確保とか、それから市として強く要望しております、先ほどお話にございました片奈連絡線等の動向も踏まえまして、ご提案の新駅設置のお話がございますが、現在、見直し作業を進めております市の都市計画マスタープランにおきましても、今、バッファゾーンのお話がございましたが、国道24号から文化パルク城陽にかけてを土地利用検討ゾーンの位置づけとして検討してはどうかということで、市のほうも考えております。新たな市街地形成なども含めた将来の検討課題であると考えるところでございます。ただ、これまでも申しておりますが、市のほうから新設駅の整備を求めるとなりますと請願駅となることが考えられますことから、その整備費用の面など全て市が負担することが生じることも懸念されますので、そういった大変大きな課題があるというところも考えるところでございますので、ご理解をお願いいたします。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  城陽には五里五里の里はあるけど、ご理解ご理解と言われてもなかなか理解しづらい。といいますのは、きのうきょう言うたわけじゃないんですよ。平成9年、今、29年ですわ。20年間、行政は何をしていたのだということですよ。そういうことをしているから、高い給料やと言われんならんわけや。ちゃんと着実に仕事をこなしていけば、皆さんはそうはおっしゃいません。そこをやっぱりどれだけ汗をかいてそういう熱心さというものの姿を見せるかですわ。今も北陸云々ということをおっしゃいましたけど、あれも京都駅から松井山手へ入るわけでしょう。何で在来線を使って、JR城陽駅まで複線になるわけですから、あそこから何で松井山手へ入れないんですか。何で城陽をあなた方は捨てるんですか。おかしいですやろ。これはまだ構想ですからね。それをやはり城陽へ持ってこようと思ったら、今のような構想をしっかりと、事あるごとに城陽はこういうことを計画していますよ、城陽はこういうことを計画していますよと言うていかなあかん。僕はそういう努力が足りないと思います。せっかく先人が知恵を出して残してくれたバッファゾーン、これをやはり新しい都市機能に生かさなかったらどうするんですか。時間が時間ですので、また日を改めて質問はいたしますけれども、それはそれとして。  それと、今も申し上げましたように、高速道路が通るわけですから、この前もちょっと申し上げましたけど、寺田の今、おっしゃったようにバッファゾーンも見直しかけていくということですから、あの高速道路の下へ、近鉄さんと協議して高架の城陽市駅をつくらはったらええ。恐らく30億ぐらいでできますわ。今の久津川から木津川の堤防までが約300億と言われていますから、10分の1ほどですから30億ぐらいでできますわ。そういう構想をやっぱり持ってくれな困る。市長もおっしゃっていますやんか。近鉄の連続立体高架もしっかりとやっていく。じゃあ市長のそういう思いを実現するように、しっかりとやっていただきたいな。これも駅前の再開発ということになれば、国や府の補助金が出るじゃないですか。長池駅の再開発をしたように。JR長池駅、あれも国の補助金が出たでしょう。そういうふうにしっかりと補助制度を使って、いいまちづくりをしていかないかんのじゃないかなというふうに思います。  それとあわせて、文化パルクの周辺に僕は官庁街をつくっていただきたい。ここの庁舎も古いですから、取っ払って、文パルの横へしっかりとやっていったらいい。あそこに官庁街をつくったらいい。そうすると、都市マスがしっかりしてきて、循環バスも回せるわけです。そういうまちづくりをやはりやっていかないかん。そこを強く要望しておきます。  次に、職員教育についてお話しします。人材育成についてですけれども、議員になってからは、市民に対する奉職者としての職員教育を指摘してきました。奥田市政になってから現在に至る職員研修はどのようになっているのか、お答えください。 ○増田貴議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  職員研修の内容につきましてご答弁申し上げます。  現在、実施しております研修につきましては、大きく大別いたしまして人事課等が対象を定めて実施しております集合研修、外部で実施している研修等に参加する派遣・委託研修、職員が自主的に行う研修に支援を行う自主研修、それと各職員が業務を行う中で知識・技術等を身につける職場研修、いわゆるOJTがございます。職場研修では、新規採用者から係長級、課長級といった階層別の研修や、嘱託職員、臨時職員も含めた全職員を対象とする接遇研修などを実施しております。派遣・委託研修としましては、外部の研修機関が実施する研修への参加や自治大学校や消防大学校、また京都府との人事交流として長期に職員を派遣し、能力の向上に努めているところでございます。また、公務員倫理に関する研修につきましては、新規採用職員への研修に組み込みますとともに、外部研修に管理職、監督職の職員を参加させているところでございます。また今年度におきましては、新たに所属長を対象といたしまして服務遵守や不祥事防止のための対応、対策などにつきまして、外部講師をお招きし、公務員倫理研修を実施したところでございます。今後とも人材育成の観点から、研修の充実に努めてまいります。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  私から言わせば、通り一遍のいわばこういうことをしていますよという報告なんですね。僕はその中に心がないと思います。心が入っていない。過日、こういう事案があったわけですね。ある公園の近所の方々が、非常に側溝が悪いから危険や、だから何とかしてほしい。自治会からも10年ほど言うているけれども、何の返事もない。大西さん、ちょっと相談に乗ってくれへんか。相談に乗りました。担当部署へ行きました。そしたら、そんな危険な児童公園やったら、入り口を閉めないけまへんな、そういう態度ですわ。これだけの研修をして、そういう答弁でっせ。どない思います。そしたら、城陽市の児童公園は危ないところは全部閉鎖するのかということです。公園管理者、そういうようなあれはあるんですか。危ないところは全部閉めますというような規則か何か、そういうのを持っているんですか。ないでしょう。そういうことをおっしゃる職員がいらっしゃる。これは私はその職員を責めるわけじゃないですよ。ある意味ではこの職員さんはかわいそう。そういう心のこもった接客、接遇指導をしなかった人事課が悪い。人事課に怒りを覚えます。これはやっぱり私は教育委員会にも教育の大切さということを常々言うておるんですけど、あなた方もしっかりと教育してくれな困るじゃないですか。私だからここでこういうことを言えますよ。一般市民の方はどこで発散するんですか。最終的には市長に対する不満になってくるんです。だから、答弁は要りませんから、しっかりと心の教育をしてください。市民をもう少し大切にいたわってあげてください。これは強く要望しておきます。  時間がございませんので、次に行きます。農業政策についてです。  国は、米作につきましては平成30年度から減反政策を廃止し、生産については各地方に委ねる方針を打ち出しました。城陽市の米作農家は近隣では滋賀県や東北、北海道等の穀倉地帯とは競争力が厳しいものであると認識していますが、市の考えはどうですか。 ○増田貴議長  冨山参事。 ○冨山貴史まちづくり活性部参事  米政策に関する国の施策の変遷、そして国全体の中での本市の米作、つまり稲作の競争力に関する考え方についてご答弁をいたします。  米政策について、議員ご指摘のとおり、国は、行政による生産数量目標の配分に頼らず、国が策定する需給見通し等を踏まえ、生産者や集荷業者、団体が中心となって生産調整ができる需給構造を目指し、米の直接支払い交付金を平成30年産米から廃止することとしております。ご指摘の本市の稲作農家の競争力についてでございますが、一般的には1経営体の作付面積が大きいほど生産効率がよく、作付面積当たりの所得が高い。すなわち競争力が高いというふうに考えられます。国の統計データによりますと、本市の1経営体当たりの作付面積及び単位作付面積当たりの所得は、北海道はもちろん、滋賀県と比べても低水準にあることから、本市の稲作農家の競争力は高いとは言えないという状況にあると考えます。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  農政のほうも城陽市の稲作というものは非常に脆弱であるという認識を持っておられますね。そこで、国が進めている第6次産業というのを言うていますね。加工産業で売っていく。そういうシステムが構築されていますが、私は6月議会でも提案しましたけれども、ここには振興局がない、城陽市は。京田辺、宇治は振興局があるけど、城陽市は京都府の振興局がないわけですね。だから、今の水耕栽培をしている地域、あそこが今、空いていますので、通学路でもあり、物騒なところで放置されています。あそこをうまく利用する気があるかないか、ちょっとお尋ねします。 ○増田貴議長  冨山参事。 ○冨山貴史まちづくり活性部参事  本市農業の振興に向けた6次産業化の取り組みのための水気耕栽培センターの活用ということについてご答弁させていただきます。  ご指摘いただきました本市の農業振興のため、水気耕栽培センターを6次産業化の取り組みに向けて利活用する方策としましては、例えばですが、イチジク、梅、花卉等、本市の特産物の加工場、あるいは農産物直売所や農家レストラン、また地域の小・中学生の農業体験施設など、さまざまな手法が考えられるところではございます。市としましては、地元の農家、住民の方々のご意見もあるようでございますので、さまざまな利活用の方策を検討していきたいというふうに考えております。 ○増田貴議長  大西議員。 ○大西吉文議員  あそこを、前にも言いましたけど、今、農事組合法人に建物だけ貸しておられますね。あそこは常にこのごろまた空いているわけです。あそこは中学生の通学路になっています。きのうですか、何か催涙スプレーをかけたとかいうような事件がありましたですね。城陽ではそういうことのない安全で安心なまちづくりというものを提唱しているわけですから、そういうことのないようにしっかりと管理さすようにやっていただきたい。この契約書を見たら、そういうことが書いてない。だから、きちっとそこはやってほしい。  それとあわせて、奥のほうはすごく荒れてますよ。行政が荒廃農地をなくそうというてやっているのに、所有者である城陽市がそういう荒廃農地をつくっていいのかどうか。しっかりと反省して、早期に手だてを打ってください。これは要望しておきます。時間もないですし。  さて、来年は戌年です。いろいろと聞いていますけども、安物の犬みたいにキャンキャンキャンキャン言うているだけじゃなしに、市長、しっかり腰を落ち着けて、しっかりとした戌年を迎えていただきたいな。そのように落ち着いた戌年であるようにお願いをいたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○増田貴議長  午後2時30分まで休憩いたします。         午後2時20分     休 憩         ──────────────         午後2時30分     再 開 ○増田貴議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  本城隆志議員。 ○本城隆志議員  〔質問席〕 ことしの最後ということで、先ほど犬の話が出ていましたけど、聞きますと、ことし、忘れていました、酉年でしたね。ありがとうございます。セキセイインコのつもりでかわいらしく最後は鳴いていきたいなと思っているんですけれども。  きのう、内田元議長の訃報を聞いたんですけれども。ちょっと事務局に内田元議長の経歴を出していただいたんですが、昭和42年5月に町議会に初めて当選されたということで。私は中学校1年のときでありますけれども。内田さんと初めて知り合ったのは、昭和50年に西城陽中学校のPTAの会長をされたんですけども、ちょうどそのとき宿直をしておりまして。いつもPTAの会議のときにはお茶出しをしたりとかいう形でいろいろかわいがってもらいまして、56年に市議会になったときにも親しく声をかけていただいたんですが。会派の中では一緒の会派を結成することはなかったんですけれども、ちょうちょうはっしの論議をさせていただいたり、あるいは内田議員と意見が合わなくて、外でも中でも論議をするというようなこともあったと思います。内田さんも市長を守る立場になったり、あるいは市長と対決する立場になったり、いろんな立場を経験されたから、あのような形での弁論は爽やかに、あるいは人を巻き込む弁士であったなというふうに思っております。そういう意味では大変私も勉強させていただいたんですけども。議会をやめられてからも、いや、本城君、頑張ってや。君が一番頑張らなあかんでと。そういう意味では長いこと議会で論議をしてきたから、余計にそういうふうに思っていただいたんですが、そういう意味では本当に残念な思いをいたしますけれども。きょうもこれからお通夜ということでございますので、お参りさせていただきたいと思いますけれども。内田さんのご冥福をお祈りしたいというふうに思いまして、きょうの質問に入るんですけれども。  きょうの質問も、質問項目、市長は政治家であるかないかという形で、どこからでも入れるような質問項目になっておりますけれども。今一番テレビをにぎわしているのは何かといいますと、相撲の話でございます。日本の政治家は皆、相撲が好きだろうかなと思うんですが、市長、相撲はお好きでしょうか。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  私は相撲は好きでございます。ファンは昔のことで、千代の山でございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  この話から入らないときょうはちょっと入りにくいなと思っておったんですけれども。私は佐渡ケ嶽部屋の琴櫻が好きでございまして、小学校のときの担任がちょうど鳥取出身だと言われて、そういう意味で琴櫻の時代でございましたので、琴櫻のファンになりました。それからずっと琴櫻のファンなんですけれども、それ以前にも若乃花とかそういう力士が好きでありましたけれども、一番この年代まで感動した相撲取りはやっぱり貴乃花なのかなというふうに思っております。そういう意味では、今、相撲協会があのような形で横綱がいろんなことを、暴力沙汰を起こして問題になっておりますけれども、これは全体の相撲協会を見るのがいいのか、これからの相撲協会を見るのがいいのかということで、ちょっとそういう意味では、私は貴乃花のほうに今、気持ちは行っているんですが。市長としてはどういうふうに、これはあんまり政治的な問題じゃありませんので答えられると思いますので、よろしくお願いします。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  情報をキャッチする時間があんまりないもので、的確に答えることができないと思うんですが。意見が分かれているような感じがいたします。私、個人的な意見というのは、情勢分析ができていないので、私自身こうだと言い切れませんけれども、ときどき聞きますテレビの情報では、賛成派と反対派が分かれているように思います。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  そのとおりだと思います。どちらに正論があるのか。あるいは正論であっても判決はどうなるかわからないというのが今回の相撲協会の話ではないかなというふうには思っておりますけれども。どういうふうに落ち着くかというその落としどころというのは、私にも判断がつかないような難しい問題かなというふうに思っております。  そこで、市長に質問してまいりたいと思うのですが、今回、市長として2回目の当選をされたんですけれども、その中で文化パルク城陽の問題とか、いろんな論点はあったと思うんですけれども、私はどちらにも行かずにずっとのんびりさせていただいたんですけれども。そういう意味で、どちらのほうの候補者からの意見もそんなに聞くことがなかった、聞く機会がなかったというか、一般市民では候補者がどんなことを言っておられるかは新聞紙上でしかわからない。ただ、選挙カーでは走っておられるのはわかるけれど、というのが一般市民の中であります。ですから、もともとこの人がいいなと思ったらその人に入れるだけで、政策でどうのこうの入れるということもなかったと思うんです。その新聞紙上の中に、もう十分横綱相撲をされていますから、ほとんど準備しないで、市長室にこもったり、役所の中での仕事をされて、選挙前に普通やったらちょっと挨拶回りぐらいは行くだろうと思うんやけど、それも行かない。選挙が始まってからだけの選挙ですから、街宣車もほとんど走っていない。つまり政策なしに勝てる選挙だというふうに私はとっていましたから、これはどちらの応援もすることなくゆっくり見ていればいいなと思ったんですけど。片や一方は、文化パルク売るなという形での宣伝をされたけど、初めは1つも動かない、あるいはそれに応えていないということでありますので。ですから、新聞を見ていますと、事務所開きと、あとは個人演説会を何回かされただけやと。その事務所開きも、あの事務所で300人も400人も入れるわけじゃないし、担当の応援団がおられれば、100人から、せいぜい入って200人。個人演説会も毎日何カ所もやっていませんから、1日100人から200人、全部で1,000人ぐらいの人に演説会でおしゃべりになったんだと思うんですけれども。弁士に行かれた議員にも聞いていますけど、そんな話はほとんどなかったというふうに聞いていますので、文化パルクの話をしっかり市民の皆さんにこうだということをおっしゃってないような感じがする。おっしゃっていても、ほとんどの人がほかの内容のお話を市長はされたというふうに聞いておるんです。  今回、私は残念なことに、こういう16人の一般質問の中に11人が文化パルクのセール・アンド・リースバックの話を聞いているんですよ。つまり市民の皆さんにも本当にわからないけれども関心があるというところで、もっと事情を説明しないといけないと思うのに、議会のほうがもう要らないと言ってしまうのが本当に議会としては、議員としては残念なんですけども。これは市民に、十分このことがまだまだ伝わっていないというふうに、今回この質問の多さからすると思うんですけれども。河合部長はもう広報じょうようとインターネットだけで十分だというような言い方をされて、内容が変われば更新する。これで市民に伝わるかなと私は思うんですが、もう一度そのあたり、市長としてはどう思われますか。
    増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  冒頭の本城議員の捉え方と私は若干違うように思っております。選挙戦の話になりましても、確かにセール・アンド・リースバックも個人演説会で説明がありました。本城議員は聞いておられないだけです。だから、自分がその現場にも行っていないのに聞いた聞いてへんの話だったら事実関係はわからないので、それは正確に言ってほしいと思います。  あと、市民の皆さんにどうのこうのというのは、きのうも相原議員のときに言いかけましたけれども、結論は相手方さんがセール・アンド・リースバックのセールばっかり言ったので、我々はリースバックの説明も入れていった。これは街宣車でもリースバックのことを強調して言った。個人演説会でも弁士の方がその説明に入った。こういう事情ですので、しっかりと把握していただきたいと思っております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  私、行ってなくても、行ったり会場の担当をしている議員からもいろいろと聞かせていただいたから言っているんですよ。ですから、私が知らないと言っていることと市民が知らないと言っていることと、情報の集め方はやっぱり違いますね。だから、行って知っている部分と、行かれていろんなことをこんな中身でお話しになっているよ。それから、もう1人の候補者のほうからもいろんな行かれた人から情報を聞いたりはしているので、そのあたりが、私はそういう説明が十分でなかったということを申し上げているんです。  国政選挙のようにテレビでずっとこういうふうな形で選挙特集でいろんな問題を取り上げられたら、それは一般市民もそれなりのことは気づくでしょうね。だから、地方選挙というのは難しいんですよ。私が選挙をやっても一々公約を一つ一つ住民に宣伝するという、議員なんて滅多にそういうことはなかなかできない。選挙公報に書くことぐらいしかできないですね。自分でチラシを配ることもできない。これは選挙法でチラシを配れないですから。演説会をやっている人は、来た人には言えますけど、多分議員一人一人の選挙をやっても1回か2回しか個人演説会をやってないでしょう。毎日個人演説会を市会議員でやる人というのは、そうすると3,000票ぐらいは取れるでしょうけどね。皆1,000票を取ろうとすると1回か2回で終わっちゃっているんです。それはなぜ通るかというと、人と人のつき合いとか、雰囲気を見て皆さん入れていただけるから、選挙ができるんですよ。だから、十分自分の意見が皆さんに伝わったから通ったというふうに私もとってない。ですから、そのあたりは市長の考えは僕と選挙のやり方が違うのかなと思いますよ。  ここに書いたのは、選挙の発言はというのは、選挙カーの宣伝カー、これで文化パルクは売りませんという形で代議士が一緒になって自分でマイクを持って言っておられた。私だけが聞いたのかと思いまして、野村元議員にも聞いたら、向こうも向こうの事務所に近いから余計意地になっておっしゃっていました。何回も、私も聞きましたよと野村さんからも聞いております。だから、この前、資料をくれましたね。セール・アンド・リースバックの仕組みという形で、全部売却と大きな字で下になっていますよ。セールだけの問題やないとかおっしゃっていましたけども、結局は売却ですよ。これをいつまで、私は選挙で言ったらしばらくはその話がずっと売却はしないという話で来ると思ったんですけど、余りにも早い展開なので、これはやっぱり十分に市民に説明していくこと、大事な問題は市民に、あるいは議会に浸透さすことが大事だと言ったんですけども。この前の総務委員会でも、聞いてないけどもという形で与党の議員までおっしゃっているんですよ。だから、こういうところが議会に対して丁寧さとか、議会を一体どういうふうな形で見ておられるのか、そういうところがちょっと聞きたいなと思っておりますけど。市長、我々議員に説明することと与党の議員に説明すること、あるいは業界の皆さんに説明すること、分けておられますか。それとも市民に説明することは、これは言葉だけの表現なんですか。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  本城議員も長年、市会議員をやられておられますので、そのことは全てご存じやと思います。与党と野党の違い、明らかではありませんか。それが今、政治と言われるものでございます。したがいまして、政策をいろいろと起案するときに相談するとき、議員さんと相談するときもありますよ。必要ないときは相談もしませんよ。それは大事な問題であれ、そうでない問題であれ、ケース・バイ・ケースでございますが、相談するというのはまずもって与党の議員さん、これが政治でしょう。そして議会では、当然平等にオール議員さんにご紹介して、そしていろいろ審議いただくわけでございます。事前の話でしょう。政策形成の段階の話でしょう。僕は与党と野党の違いがわからないということは絶対ないと思います。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  政策形成の場合でも、国会においても与党・野党に対してでも政策の議会に入れば説明に入っていますよ。長谷川さん、後ろにいるけど、今回の話で1回も私には来てない。どこかで顔を合わしてはいますけども。だから、議会の説明に入ってもまだ来てないでしょう。私はここの城陽市議会で学んだことは、今道市長の時代からでありますけれども、与党であっても、野党であっても、一人一人の議員には懇切丁寧に今までの市長は説明をした。中身が理解できるかできないかはその次の問題ですよ。奥田市長になってから、与党の議員だけに説明をまずする。順番は同時に20人、あるいは28人の議員がいるところで順番に一人一人、あるいは数人に説明するのに、どこが先か後かはわかりませんけど。与党の議員だけで終わって、それはその話が潰れるんならそれでいいですよ。与党の議員が了解したら、野党的な議員に対しても全部説明していったのが今までの城陽市議会、あるいは城陽市政の判断でありますが、NEW城陽はそうじゃないんですか。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  何か誤解されていませんか。議会が始まったら、皆さん議員ですから全て同じような説明をします。議会が始まってないときの話でございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  議会始まっても説明がなかったということを私は言ったんです。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  それはどういう立場ですか、委員会のことじゃないですか。委員会に入ってなかったから知らなかった、こういう世界じゃないんですか。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  私は総務常任委員会に所属しておりますが。ですから、委員会の審議ではあるでしょうけど、そのあたりを反問権でもう一回おっしゃっていただけるのなら、もう少し時間もようけ取れると思いますが、どうですか。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  ちょっと意味がわからんのですけどね。議会が始まったら当然委員会がありますよね。その委員会では説明があったと思います。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  私から反問権という話をするものではないですが、私は質問するほうなんですけどね。議会というのは、委員会で出せばそれでいいという話じゃないでしょう。特に文化パルク城陽の問題は、多くの市民が一生懸命になってつくってきたものであるし、それから議会の議員が行政側と何回も論議して、議会の中だけじゃなしに、議会の外でも論議してきたわけです。それを誰が今、知っておられますか。当時も12号古墳の問題で文化パルクというよりも市民会館の話が流れて、さらに苦労しながらでも何とか立ち上げようとしたのが今の文化パルク城陽になって完成したものですよ。ですから、これを運用の仕方を変えるとなると、やはり相当な論議が必要になってくる。与党の議員だけに説明して、それで了解。だから議会に出しますという話だけの問題やないと私は思いますよ。それは京都府議会がそんなことをやっていたからじゃないですか。城陽市議会はそんなことしてなかったですよ。京都府議会との違いがあるんですか。僕は京都府議会ももっと冷静に考えたら、そういうことをやっていただける府議会やったと思うんですが、どうですか、市長。 ○増田貴議長  奥田市長、これは反問権を使われますか。 ○奥田敏晴市長  いや、全然。 ○増田貴議長  反問権じゃなくて、答弁ということでよろしいですか。 ○奥田敏晴市長  今の本城議員の質問ですけれども、それは本城議員の考え方であって、それはそれでいいと思います。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  市長は、1回目の当選のときから市民の皆さんの意見を聞いて市政に反映するということをおっしゃっていたんですが、この2期目は今、始まったところですけれども、1期目に、業界や団体との集会、いろんなところでお呼びいただいているんですが、どれぐらい頑張って行っておられますか。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  案内いただいた方には、できるだけ公務がバッティングしない限りは出席いたしました。それ以外の会合でも、いろいろ集まりがあったときはには自分からも進んで行っております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  市長の仕事というのは多忙だというのはどの立場であっても多忙だというふうにはわかっているんですけど。一般市民の方々とのお話もどれぐらいの機会を得ながら話ししているのかなというと、一人一人全部面会するわけにはいきませんけれども。仮に私が市長と面識がなかって、市長とちょっと30分ほどお話ししたいと申し入れたとき、秘書のほうに多分申し入れると思うんですが、どういうふうな段取りになっていますか。段取りのほうですから、理事のほうからでも結構です。 ○増田貴議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  市民の方から市長と会いたいという申し入れがあった場合ということですけれども、当然日時、それからどういったご用件で来られるのか、その辺を確認した上で、基本的にはお会いしていただくという方向で調整はいたしております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  いろんな人から市長に話ししたいけどなかなかお話しする機会がないし、申し入れてもなかなか市長に行くまでの話でとまってしまうという声も聞いておりますので、今、おっしゃったようなことをしっかり実行に移していただきたいと思うんですけれども。中によっては、私がその立場であってもちょっとこれは話しできひんよということもあるかもしれませんけども、そういうことの市民によっての余り区別のないような公平さというのが求められていると思いますので、そのことはしっかりお願いしたいなと思っております。  次に上げております議会と市長の関係についてでありますけれども、今、先ほどもちょっと質問しましたけれども、市議会とは一体、市長と議会は両輪だというような言葉を皆さんよく使いますけれども、どういうふうな形でとっておられますか。まず理事から聞いて、次、市長に聞いてまいりたいと思います。 ○増田貴議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  市長と議会との関係ということでよろしゅうございましょうか。  一般的に言われておりますのが、行政と議会というのは車の両輪であると例えられておりますので、提出された議案についてそれぞれの立場からしっかりとご議論を交わしていただくという中で、市の方向性を決めていく場であるというふうに認識しております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  車の両輪という意味がなかなか、捉まえ方が難しいんですよね。だから、先ほど内田議員の話をちょっとしましたけれども、あの人は市長を守る立場にあったり、あるいは市長に対して野党的な立場で反撃するようなことも立場上あったというふうに言ったように、両輪であるのかないのかというのは、それは反撃すれば、議会が全部行政側あるいは市長側につかへんときは両輪になるのかならないのかという話で、ちょっと私たちも皆戸惑ってしまうときがあるんですけれども。そのことはちょっと荒木理事も議会の事務局におられましたので、どういうふうに判断されますか、お答えください。 ○増田貴議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  当然、何かの判断をめぐって行政の方針に対して賛否両論あってしかるべきと思います。決してそれが賛否分かれたからといって、そういった車の両輪というバランスが崩れるものではない。そこをうまく調整することで、市としての1つの方向性が見えてくるわけでございますので、常にやはり両輪であって、両方が支えていくべき存在ではないかなというふうに考えております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  表現として理想的に言えばそうなんですよ。現実はそうなのかといいますと、なかなかそうはいかない。城陽だけに限らず、今、宇治の市議会を見てもそうですし、京都府の場合は知事が絶対的な発言力を持っているから皆さんついていきやすいという部分もあるのかもしれませんけれども。選挙の結果も含めて、やっぱり大きな影響してくるなということを城陽市議会ではずっと経験してきていますから、それは議会事務局にいましたあなたもそのことはよくご存じやなと思っているんですよ。  そこで、私が直接聞いたわけじゃないんですけども、次長が、議員は市長の政策を市民に伝えるべきところだというような、これは完全な言い方は、私、直接聞いていませんけども、そのようなニュアンスで、ある議員が聞いているわけですよ。このことはどう思われますか。 ○増田貴議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  多分市政懇談会の場のことをおっしゃっていると思うんですが、この市政懇談会には私もずっと出席しておりますが、このセール・アンド・リースバックの実施につきましては、財産処分などの議案について当然議決していただく、可決していただくのが前提でございますので、市の判断だけで実施するものではないことや、市民の代表のお集まりである議会に説明し、ご判断をいただくことが行政としての第一のプロセスであるといったような説明は行いましたが、今、ご質問にありましたような発言はなかったと記憶いたしております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  そうであってほしいなと思うんですけども。人によっては、信頼できる人であっても、あるいはいろんなことに、そういう行政にたけた人であっても、1人2人挟むとそういう言い回しになってくるわけです。だから、よっぽど議会って一体何やということを我々一人一人も、もう一回勉強し直さないかんし、それから議員の中でも論議していかないかん。これは政党関係なしにやっていかないかんでしょうし、それから絶えず行政のトップとも議会がそういう、ちょうちょうはっしの論議ができるような形を持たないと、議会って一体何やろう。これは行政職の人がそういうふうな形で1人でも思ってもらうと、議員って何のためにやっているのやということを市民が思ってしまうと困りますね。それから請願においても、議会に対する請願と市側に対する請願、いろいろありますけど。我々はふだん、今回、議会の活性化委員会が何年か前にできて、私も引き続いてやっていますけども、やはりできるだけ市民の意見も聞きましょう、それから議会の論議も市民の皆さんにできるだけオープンにしましょう。その段取りも今、もう一度やり直しています。それが文書で置いておくのがいいのか、申し合わせで置いておくのがいいのか。今までは結構文書があってもそういう時代ではなかったから、申し合わせで終わっている部分がある。慣例で終わっている部分がある。それを今、文書にしようと努力しているわけですけど、なかなか一挙にいかないということもあるんですけどね。だけど、やっぱり議会というのは基本的には行政の監視的な役割を果たさなければならないのが一番大きな仕事かなと私は思っておるんですよ。そういう意味では、もう一度皆さんにそのことを今、ここで言わないと、なかなか廊下ですれ違ってこんな話をしても、お互いに記憶に残らないので、今、申し上げているということをよく知っていただきたいなというふうに思います。  私たちもそういう意味では、しっかり議員というのは市民にかわって、市長目線じゃなしに市民目線でいろいろ発言していく。そして我々も議会に出てくるまでのいろんな個性を生かしながら、それをミックスさせて議会活動をしていくということで、行政の後押しもするけれども、しっかり監視をするというのが議会であるというふうにご理解いただきたいというふうに思っております。  そんなことで、次、公共施設の管理についてということが言われているんですけれども。また、これも文化パルクの城陽の問題もあって、そこに公有財産の問題というのが地方自治法に入っているんですね。だから、今回も私の前に10人余りの議員が質問をいたしましたけれども。公共財産は売れないけれども、普通財産は売却することはできる。これは市長の決済であるということも書かれているんですけれども。だけど、地方自治法がセール・アンド・リースバックの時代につくったんじゃなしに、そういう制度がある前から地方自治法ができ上がり、あるいはそれに合わせてまたいろんな改正が時々になされているんですけれども、こういう問題を読み解こうと思ったら難しいんですね。弁護士に相談されている、法律家に相談されている。法律家も判断を下せないかなと思うぐらいグレーゾーンなんですよ。つまり1日で普通財産に変えて売却する、そんな問題でいいのか。行政がそういうグレーをやっていいのか。僕、市長はロマンスグレーが好きな方やなと思ってたんですけども、この時代にその歌が一番はやってたんですけど、本当に、行政はグレーをしてはいけないというのが基本的なところがある。しかし、どっちともとれないような形で、これはこの1日のチャンスですという形でやっていいのかどうか。  私、1回だけ農業委員をさせていただいたんですが、農業委員会に出てくるいろんな農地の転用の問題、これもグレーゾーンが多かったですね。農業委員さんも残念ながら今度わしの土地も売りたいさかい、あかんと言えへんのやと言われました。それで農業委員いいのかと思ったら、3期も4期もされている方がその状態です。それでも賛成多数で通ったら、農地の転用を認めてしまった。その人が家を建てたかと思ったら、全く違う人が家を建てた。そんなんありますよ。だから、文パルの東側の白い家もそうですやん。前の議会でも指摘したことありますよ。それから、特養の場合でもそうでした。栗栖さんが僕と対決してくれたんですけども。農地転用、あそこは農用地なんですね。だから、国土法違反、農地法違反に当たると言うたんですけど、いや、行政がやるからセーフだ。行政がやるって、あれは民間でしょうと言うたら、いや、今は行政と一緒になってやっています。ほんなら、ほかのところが同じ申請を出したらどうやと言うたら、認めへんと言われましたよ。これが行政ですやん。そんなグレーをいつまでもやっていいのかどうか、判断を下せない問題やないかと私は今回の問題、1日で公共財産から普通財産に変えて、その日に売ってしまう。民間がやるような抜け駆け作業で、怒られたら罰金で済む。それでいいのかなと思うんですが、そんな作業をしているのかどうか、河合部長、お答えください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  今回の財産の売却でございますが、基本的には公の施設であることを継続していく前提での事務処理でございますので、法に基づいて、法と市の財務規則に基づきまして適正に手続を行うという形で事務を進めているところでございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  だから、解釈で、私は適正じゃないと思うんですよ。地方自治法を見ていても、それが読み解けない。私は法律の専門家じゃない。こういうことはいつも行政側に任して、正しい答えが返ってくるという状況のもとで大体判断を下していたんです。だけど、たまに読み返してみると、わからない。私たちは秘書がないんですよ。自分で判断するしかないし、たまに知っている弁護士に相談するんですけど、弁護士もこういう問題に差し当たったことがなかったらすぐ判断が下せない、難しいんですよ。だから弁護士によっては皆違うでしょう。だから地裁と高裁で判断が違ったり、最高裁で判断が違ったりする。だから、法律家に聞いても、それが完全に正しいというのは初めから白黒つけるところですよ。グレーでないやつはつきますよ。グレーゾーンで一番ややこしいやつをどう判断するか。これはいろんな人からも聞きながら、十分に相談しないとあかん。勝手にすぐこれはというのは、何でも判断したいですよ。クリーンヒットを打つチャンスだと。よく市長は今がチャンスだとおっしゃっていますけど、だけど、これ失敗したら次にピンチが来るんですよ。グレーゾーンというのはそういうことです。  これに対して住民監査請求が出たり、あるいは裁判でもう一度白黒つけてくださいと出たときにどうするんや。絶対に自信を持っているんですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  現時点におきましてそのような仮定の話までは想定はしていないわけでございますが、基本的には市といたしましては、先日来申しておりますとおり、弁護士と相談の上、適切に進めているものでありますので、違法性はないと考えているところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  弁護士と相談いうても、何十人の弁護士と相談しているんですか。してないでしょう。大体は1人か2人の顧問弁護士やと思うんですね。その人の判断でこれが下せるほどの、わかるほどのことか、難しいと思いますよ。私は弁護士になろうとしたことないのでそこまでの勉強はしたことないんですけども。だけど、普通にこれを読んでみて、その解釈に至らないんですよ。行政は危ないことはやらない、これはばくちじゃないですか、そう思わないですか。どうですか、河合さん。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  市といたしましては、そのようには認識をいたしておりません。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  だけど、前回の議会で、市長は乾坤一てきということを今道市長のような形で言われましたけども、乾坤一てきというのはどういうことかといいますと、一か八かです。辞書を引いたらばくちのような形で書いてありますけれども、市長はそれを今回やるとおっしゃったんですけど、河合部長が答えるか、市長が答えるか。手を挙げているから、市長、答えてください。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  誤解しないでくださいよ。私は乾坤一てきは1つも、1回も言ったことないです。これはこの間の本城議員の質問に対して、今道市長の気持ちが、文パルの思いはどういう状態で建てられたかご存じですかと私が聞いたんです。答えが返ってこなかったんです。多分本城議員は知ったはったと思うんですよ、私はそう思っています。ど忘れしたはったんやと思います。だけど、本当は私も文化パルク城陽建設のときには、今道市長から文化協会の今の会長ですよね。頼むぞと言われた経緯からも、ずっとその流れは知っておりますので、文化協会、そして文パルの重さはよく知っておりますので。乾坤一てきは私も1回も言ったことないです。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  またそれは議事録でも精査してもらったらいいと思いますけれども。乾坤一てきというのは一か八かということで、ほんまにばくちという形でちょっと表現されている部分も広辞苑のほうであるみたいですけど。それぐらいの気持ちで一か八かで勝負するんやぐらいの気持ちが今道市長の中にあったということを、今、奥田市長がおっしゃったと同じことやと思うんですよ。だけど、これぐらいの大事なものをそう簡単にはいかへんということを今、申し上げておるんです。だから、グレーゾーンは絶対にだめやと私は申し上げておるんです。グレーゾーンではないというふうにとっているんですか。それとも、これは完全に白黒ついた白やというふうにとっておられるのかどうか、教えてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  先行自治体で実施されている事例もございます。今回、それと同様の過程で実施するわけでございますので、基本的には先ほどのご答弁のとおりでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  先行する自治体があるといっても、それをだめよというて告訴されてなかったら、そのまま行く場合があります。これは選挙法と同じですね。問題においては告発されないと動かない部分と告発しなくても警察が動く部分、あるいは裁判所が動く部分と両方あるのと同じやというふうにとってください。ですから、泉佐野がセーフだからうちはセーフだ。泉佐野でそれをだめやという人が告発しているかどうかの話もまた出てくると思います。そうでないと、これはわかりません。  それから、今まで各議員が質問した中で、質問してないことが何カ所かあったんです。それをまず1つ指摘したいのは、税の問題です。不動産だけじゃなしに、80億円のものをこのお金が動くと動産という形での税金がかかりますね。かからないんですか、今回は。それから、年間4億円以上払うわけでしょう。それに対して消費税はかからないのかな。そのことを誰も聞いていなかった。リース代にはどこまでかかるかかからないか、完結したら払うのか、そのあたりを教えてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  今回、総額で99億9,000万でございますが、その中には登録免許税を相手方が負担するという形で費用の中に含まれております。それから、99億9,000万の中には市から、賃借料は当然、課税支出になりますので、消費税を含んだ金額でございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  その内訳をちょっと教えてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  基本的にもともとの貸し付けに係る金額としましては、単年度3億7,000万に1.08%を掛けた金額が年間の3億9,960万円でございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  それはNTTが支払われるのか、それとも城陽市が支払っていくのか、教えてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  市からNTTのほうに支払う金額、賃借料、年間3億9,960万と申し上げておりますが、市からはNTTのほうに支払います。NTTのほうがその分の消費税分が課税収入ということになりますので、それは相手方が適正に消費税という形で申告納税、納付されるというものでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  それは毎年のリース料ですね。この80億円に関しては払わなくていいの、払わなければいけないの、誰が払うの、教えてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  登録免許税につきまして相手方のNTTのほうが支払う必要がありますので、その分は含んだ形で経費算出しておりますので、相手方が適正に納税されるという形になります。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  だから、上ものだって動産ですね。これに幾らかかるんですか、国に対して幾ら支払わなければいけないんですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  申しわけございません。固定資産の評価額に対しまして4%、不動産取得税といたしまして4%、それから登録免許税については2%支払われるという形になっております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  計算に弱いので、金額を言ってください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  これは29年度の固定資産の評価額相当額としましては約9億円としておりまして、取得税につきましては固定資産税の4%、先ほど言いましたとおり登録免許税につきましては2%を業者が負担すると、そういった想定のもと、そもそもの金額の提案をいただいているものでございます。
    増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  これはNTTが全部そういうものを負担して、城陽市は一切負担することないということでありますか、確認をしたいと思います。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  NTTが支払われますが、その分については基本的に今の賃借料の中に含む形で市のほうが負担するという形になります。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  だから、城陽市は国に対して幾ら税金を払うのですかと聞いているんです。含むとか言わんと。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  今すぐ計算できないですが、不動産取得税分としましては先ほど言いました9億の4%、それから登録免許税は9億の2%分を負担するという形になります。あと、それと消費税分につきましては3億7,000万の8%相当分でございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  ということは、80億円の現ナマが入ってくるわけではないんですね。入ってくるんですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  現ナマとしましては80億入ってきます。返すときの99億9,000万の中に、今、言いました不動産取得税とか登録免許税、それと年の賃借料に含まれております消費税が含まれているという形になります。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  私は税にはあんまり詳しくないので、国保のほうを払いに行ったりとか、市民税を払いに行くぐらいのことでありますから、そういう取得を今までしたことないのでわからんのですけども。やはり税の担当者からしたら、しっかり国税は取らないかんなというふうなことをおっしゃっていますので、どうなっているのかなということが特に疑問に思っておりましたので、そのことを聞きました。この80億円の中に入っているのか入ってへんのかも含めて、これからもう少し、あなたの答えはなかなか今、最終的なことをおっしゃったことが正しいかどうかをもう一回どこかで判断していきたいなというふうに思うんです。  絶えず福祉の問題でも聞きましたときに、ちぐはぐな、あるいは詐欺的な発言が多いなと私は思っておるんですよ。なぜかといいますと、知らん問題を聞いたときは、ああなるほどと思うんです。知っている問題でもはぐらかされますからね。だから、そのあたりがあなたは信用できひんなというところがありましたので。それでも担当の部長でありますから、私は聞かざるを得ないので聞いておるということであります。  それから、公共施設というのは文化パルク城陽だけではありませんので、プラムイン、アイリスイン、あるいはコミセン等、いろいろ城陽市にあるんですけれども、アイリスインとプラムインの問題でもう一度確認をしておきたいと思います。  先ほども質問にありましたけれども、アイリスインはそのまま、まだアメジストさんが経営されますけども、管理者としてされますけれども。プラムインのほうでありますが、ロゴスがいつになったら予約が取れるのかとかいうようなことも聞いておりますので、そのあたりが全く見えてこないので、そのあたりからまずお答えいただきたいと思います。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  先ほど一瀬議員のときにもお話をさせていただきましたけれども、31年からレクリエーションゾーンは指定管理を受けていただく。その前に共立メンテナンスさんのほうが1年前倒しで撤退をしたいということで申し入れがありまして、それをお受けして、その1年間を空白にするということはいけないということで、ロゴスさんにお願いしましたところ、ロゴスさんが1年間前倒しで受けていただくということになりました。それについては、ロゴスさんのほうからブランドイメージというものもありますので、そのままお受けするということにはなかなか企業イメージもありますので。その間についてはその前倒しの期間、かなり引き継ぎの時間がタイトではありますけれども、その中で新しく指定管理を受けた後に改修をしたいというお申し入れがありますので、これを4月以降に工事等をしていきたい。今、その協議をしているさなかでございますので、これについては共立メンテナンスさんとも十分に引き継ぎを、前回の轍を踏まないように、今、やっていただいています。共立さんのほうも協力をいただいていますし、ロゴスさんのほうも鋭意いろいろ調整を図っていただいています。その中で今、調整をしておられますので、それを市とも調整をしている中でございますので、詳しく今、調査を進めているところでございますので、これがわかり次第、3月の議会の常任委員会のほうで説明をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  新しく建て直すということはないでしょうけども、修繕に相当お金がかかるんですけども、ロゴスさんには無料で貸し出すというか、収入があったときに折半だということを事前におっしゃっていましたけども、今回の改修費用、城陽市が分担するんですか、それともロゴスさんが負担されるのか、そのあたり基本的なところを教えてください。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  配分といいますか、負担の割合等についてはこれから協定書も結んでいく中で詳しくは決めていくわけですけれども、基本的にロゴスさんのブランドでかかわる分につきましての改修については、ロゴスさんのほうで負担いただけなければならないと思っておりますし、かなり施設のほうが老朽化しておりますし、その分改修で最終的には市の施設になっていくという部分については市の負担もしていくという部分もございますので、その負担割合等につきましては、今後、協議の中で決めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  ロゴスのほうはそういうことやろうと最終的には思うんです。アイリスインとプラムイン、これ年代が大分違いますね、設置したときの。どちらが先に傷んできているかというと、どっちも傷んできているんですけれども、傷みが相当ひどいのがアイリスインなんです。まだ1年ちょっと管理者は残ってもらわないかんのですけど。それ以前に相当傷みが激しいところに修繕のお願いをしてもかなわずに、プラムインのほうの修繕を先にされたというのはどういうことなんでしょうか。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  これについては指定管理者が変わった時点で引き継ぎをしていく。その中で、最初は申し入れをしても応募者がなかったというふうな時期もございました。その中で老朽化している部分を先にさせていただいたということであります。  なお、議員の質問にもありますけれども、プラムイン、アイリスインのほうの修繕については、いずれも市の負担の改修工事については、指定管理者と協議しながら、負担は市のほうでもさせていただいております。 ○増田貴議長  本城議員、発言の途中で申しわけないですけども。先ほどの河合部長に対する質問の中で不適切な発言があるとの指摘がありましたので、後で精査させていただいて、適切な措置をとりますので、ご了承願います。  本城議員。 ○本城隆志議員  今回、質問で残っているのは、質問したい思いが不適切な発言もあろうという自分での思いでやっていますから、それも含めてどうなるか、指摘していただいたら結構かと思います。こういう質問をするときにはできるだけ突っ込みたいと思いますので、よろしくお願いします。  薮内部長、私は前回の奥田君、城陽市の出身者ですから、こちらのアイリスインも中村社長、どっちも聞いているわけですよ。だからそういう意味では、やはりもっと公平性を持ってやらないと私はだめだということを指摘したいなと思っています。だから、傷んでいるほうがあっても、先にプラムインのほうの工事にかかってしまう。担当者は、中村さんとこ資金があるから、自分のとこで直しなさいなと、こういう答えが返ってきた。先ほど大西さんが職員の研修はどうなっているんだということをおっしゃっていたんですけど、もうその職員が退職しているんですよ。あとを継いだ皆さんは大変やと思うんですけどね。これからそういう意味では、ちゃんとした、誰が聞いても論理的な構成がおかしくないという判断を指定管理者にも話ができるかどうか、そのあたり聞いておきたいと思います。 ○増田貴議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  少なくとも私も担当させていただいた後、社長からいろいろと相談を受けたりしております。その中ではやはり公平な立場で負担といいますか、指定管理は協定を結んでおりますので、その協定に基づく中ではお話をさせていただきますし、公平な立場での対応をしていきたいというふうに考えております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  ふだんの誠実な態度を知っているから、ここで置いておきますけどね。だけど、これは大事な問題ですよ。公平さって一体何やというのは難しい。だから、人に対応する中で好き嫌いもあるでしょうけど、そうじゃない。好き嫌いを通り越して、仕事としての接触の仕方というのはふだんの研修の中でとかで求められていることじゃないの。市長は与党・野党の対応をされていますけど、皆さんはあんまり与党・野党関係なしに聞いてくれていますやん。聞けないこともそれはあるでしょう、判断としては。それは与党の意見でも聞けへんことはあるんですから。その対応ができるからこそ議員がそれぞれの各部署、デスクワークへ行っていろんなことをお願いしたり、相談したりできるんです。これが大事なんですよ。だから、城陽市議会の議員が絶えずデスクワークでいろんなことの情報を取ってきながら判断している。それが我々が何年間いる中でぼちぼちながら成長していく、これが大事だなと私は思っておるんです。  そのことは、市長はまた意見が違うということで、私の意見はほかの議員とも違うというふうな判断をされているのかどうかは知りませんよ。そういう意味で、ちゃんとこれからの我々の意見をしっかり、あるいは皆さんからも私たちの間違いをアドバイスしてくれたらいいんですよ。怖いからアドバイスせんとほっとくということはないんです。だけど、結構薮内部長は私にアドバイスしてくれているし、それはありがたいなと思っているんです。そういうことで、これからも教育行政というのは特に公平さ、子どもたちの前では必要だろうし、それから保護者の皆さんもその接触の仕方によっては、あの人やからだめとかでなしに、先生方が接触してくれているでしょう。だから、信頼おける教育行政がそこにできると思うんです。これは教育行政だけじゃなしに、ほかのところもやっぱり同じやと思うんです。  そういうことで、我々議会の議員もいろんな市民と接することによって、また心のキャパも広げていきたいなと思っているんですけれども。年とともに融通がきかへん思考能力になってきますので、どこまでお手伝いできるかわかりませんけれども、城陽市議会が行政とちょうちょうはっしに論議できるような場にしていく、これが私たちの議会側の仕事だと思いますので。皆さんも議会をどういうふうに見るかということをもう一度研修を、理事、あなたが先頭になってやってもらわな困るんですからね、よろしくお願いします。  副市長もそこに2人いはったんですから、しっかりそのアドバイスをしていただきたいということを申し上げて、終わりたいと思います。  本当はもうちょっと言いたいことがほかにございましたけれども、また次の機会に取りたいと思います。ありがとうございました。           ────────────────────── ○増田貴議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  あす12月22日から12月24日までは休会とし、12月25日午前10時から本会議を開きます。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって12月25日午前10時から本会議を開きますので、お集まり願います。  本日は、これをもって散会いたします。         午後3時27分     散 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   増 田   貴                    会議録署名議員   谷   直 樹                       同      小松原 一 哉...