城陽市議会 > 2017-11-02 >
平成29年第3回定例会(第5号11月 2日)

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  1. 城陽市議会 2017-11-02
    平成29年第3回定例会(第5号11月 2日)


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    平成29年第3回定例会(第5号11月 2日) 平成29年           城陽市議会定例会会議録第5号 第 3 回      平成29年11月2日(木曜)午前10時00分開議   〇出席議員(20名)      乾     秀  子  議 員      熊  谷  佐 和 美  議 員      上  原     敏  議 員      奥  村  文  浩  議 員      一  瀬  裕  子  議 員      谷     直  樹  議 員      小 松 原  一  哉  議 員      増  田     貴  議 員      西     良  倫  議 員      河  村  明  子  議 員      藤  城  光  雄  議 員      宮  園  昌  美  議 員
         畑  中  完  仁  議 員      相  原  佳 代 子  議 員      土  居  一  豊  議 員      大  西  吉  文  議 員      村  田  圭 一 郎  議 員      本  城  隆  志  議 員      語  堂  辰  文  議 員      若  山  憲  子  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局      萩  原  洋  次  局長      谷  口  浩  一  次長      樋  口  友  彦  議事調査係長      島  田  勇  士  主事      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      今  西  仲  雄  副市長      本  城  秋  男  副市長      井  関     守  教育長      荒  木  正  人  理事                  政策戦略監事務取扱                  企画管理部長事務取扱      田  川  和  親  危機管理監      河  合  寿  彦  総務部長      綱  井  孝  司  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      木  谷  克  己  まちづくり活性部長      小  池     学  まちづくり活性部参事      冨  山  貴  史  まちづくり活性部参事      森  島  正  泰  都市整備部長      角     馨 一 郎  消防長      大 喜 多  義  之  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      長 谷 川  雅  俊  政策戦略監付次長                  企画管理部次長                  政策戦略課長事務取扱                  企画調整課長事務取扱      上  羽  雅  洋  総務部次長                  財政課長事務取扱      中  井  康  彦  総務部次長      吉  川  保  也  企画管理部次長                  人事課長事務取扱      東  村  嘉 津 子  市民環境部次長      竹  内  章  二  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  高齢介護課長事務取扱      角  田     勤  福祉保健部次長                  福祉事務所次長      大  石  雅  文  まちづくり活性部次長      中  村  雅  彦  まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱      岡  田  陸  夫  都市整備部次長 〇議事日程(第5号) 平成29年11月2日(木曜)午前10時00分開議  第1         一 般 質 問             (1)  一 瀬 裕 子 議員 質問方式②             (2)  畑 中 完 仁 議員 質問方式②             (3)  本 城 隆 志 議員 質問方式② 〇会議に付した事件  議事日程に同じ           ────────────────────── ○増田貴議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は19名でございます。村田圭一郎議員は遅刻の連絡を受けております。  これより平成29年第3回城陽市議会定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○増田貴議長  日程第1、一般質問を行います。順次発言願います。  一瀬裕子議員。 ○一瀬裕子議員  〔質問席〕 おはようございます。自民党議員団、一瀬裕子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  去る9月の市長選挙とその翌月に行いました10月の衆議院選挙、2カ月選挙戦が続きまして、この第3回定例会も開始が10月となり、昨日から11月に入りまして、もうことし、2017年もあと2カ月を切っております。  この2期目の再選を果たされました奥田市長、おめでとうございます。選挙戦ずっと私たちも活動させていただいていましたけども、それぞれ市民の皆さんは選挙戦とかそういうのに関係なくそれぞれの生活がおありになって、そういう中でもいろんなご要望をいただいています。市長の公約でもあります対話でつくるまちづくり、NEW城陽に向けて市民の皆様の小さなお声も拾い上げていただいて、ホップ・ステップ・ジャンプの、今、ステップですね、に向けて大きく前進していただきたいと思っております。  まず、そういう小さな市民の皆さんのお声からきょうは質問させていただきたいと思います。  まず1点目、安心・安全な道路整備の安全な歩行のための市道整備、歩道上にはみ出している植栽についてご質問させていただきます。  まず、市道の定義をお尋ねいたします。歩行者が安全に通行できる市道というものは、どのようなものと認識されておられるのでしょうか。ご質問いたします。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  歩行者が安全に通行できる市道とはとのお問いかけでございます。道路法の中では、道路管理者は道路を常時良好な状態に保つよう維持し、修繕し、もって一般交通に支障を及ぼさないように努めなければならないと記されているところでございますが、議員がおっしゃられます歩行者が安全に通行できる市道とは、市として考えているところでは、歩車道が分離されて、かつ障害物もなく、車椅子や目の不自由な方も含めまして、全ての方が安全に通行できる道路であると認識しております。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  今、おっしゃったとおりだと、私もそのように認識しております。先ほども申し上げましたが、過日の2カ月の選挙戦で市内全域を回っておりました。その中で生け垣とか庭木が茂って、道路に枝葉がはみ出している道路とかたくさんありますね。城陽市内には狭い道路が本当にたくさんありますので、市道拡幅とかできたらいいんですけど、できない部分がたくさんあります。そういうところで特に生け垣とか枝葉が伸びていますと、車にぶつかったり、今、言っておられますように歩行者が車道に出たり、反対車線にわざわざ渡ったりしないと通行できないところもありますよね。こういう状態は交通安全の観点からも危険な道路であると私も認識していますし、先ほどご答弁いただきました一般交通に支障を及ぼしているという状態だと私は思うんですけどね。このような状況を把握されておられるんでしょうか。また、どのように対処されておられるのかお聞きいたします。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  道路上にはみ出しております植栽の現状把握と対応についてご答弁申し上げます。  現状把握につきましては、市民の方からの通報により現地を確認し状況を把握することや、パトロール等で発見し状況を確認しているところでございます。対処方法といたしましては、個別にマナーアップ城陽のチラシを投函し、植栽の所有者に剪定をお願いし、解消しているところでございます。また、自治会内での啓発も大切であると考えていることから、毎年、各自治会長様にマナーアップ城陽のチラシを配布し、回覧、また掲示をしていただいているところでございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  先ほど答弁いただきました自治会へ配布されているマナーアップ城陽という啓発チラシなんですけど、先月いただきましたが、その前には、まさに道路へのはみ出しは危険ですという、こういうイラスト入りで自治会長、各自治会に回覧とか配布させていただいている次第なんですけども。ここに大きくわかりやすく絵で示してあるんですけども。このマナーアップ城陽という啓発チラシなんですが、一定の効果が上がっているんでしょうか。このマナーアップ城陽だけで申し入れ、今、おっしゃったのはこれを入れることにとどまっているみたいなんですけども。そういうことで申し入れに応じていただけない、何度も多分申し入れしておられると思うんですけども、そういうときはどのように対処されておられるんですか。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  マナーアップ城陽啓発チラシの効果と応じていただけない方への対処についてのご答弁でございます。  まず、ことしの5月の中旬に、生け垣や庭木の枝葉が道路にはみ出さないよう呼びかける、道路へのはみ出しは危険ですとしたマナーアップ城陽を市内の全自治会長様へ回覧用と掲示用を配布いたしました。その後、39の自治会から回覧用のチラシ1,296枚と掲示用のチラシ69枚の追加要望をいただきました。さらに先ほどお示しいただきましたチラシですけれども、今年度よりさらなる啓発の取り組みといたしまして、10月中旬に通路橋、堤敷、水路敷へのお願いとした不法占用を防止するためのチラシを同様に市内全自治会長様へ配布いたしました。その後、29の自治会から回覧用チラシ1,114枚と掲示用のチラシ47枚の追加要望をいただき、配布したところでございます。これらの追加要望の状況から、市内の庭木や占用通路橋等へのマナーアップに対して自治会内においても関心が高いことがわかります。長年取り組まれているものの、1つ解消しては1つ発生する等の課題となっていることがうかがえるところでございます。しかしながら、継続することで一定の効果はあるものと考えております。  次に、市からの申し入れに応じてもらえない方への対処方法でございますが、道路にはみ出している庭木には所有権があり、市で直接剪定をすることができません。したがいまして、マナーアップ城陽を一定期間設けて数回にわたり投函し、それでも改善していただけない場合には、一般交通に支障を及ぼす事案を優先いたしまして、直接面談により剪定をお願いし、解消しているところでございます。しかしながら、個別事案の中には、事情がありすぐに実施できない理由をお持ちの方もおられますことから、粘り強く継続して理解を求め、解消しているところでございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  先ほどもありましたけど、マナーアップ城陽ですね。こういう問題はお一人お一人のマナーやモラルの問題だと思うんですよ。今、先ほども答弁にありましたけども、近隣の方々が長年の課題としてずっと取り組んでおられる。迷惑だということはご近所の方もご存じやし、その所有者も多分わかっておられると思うんですよね。チラシを投函されて、もうそれ以上のことというと面談しかないというふうに今、ご答弁いただいたんですけど、やっぱり歩行者の方、先ほど定義の中でおっしゃいましたけども、どんな方でも安全に歩行できる市道、歩道というのは絶対整備していただかないと困りますし、はっきりと所有者も自覚されているし、近隣の方々も問題としてずっと要望を上げておられるということですし。本当に車が枝葉に当たったりするのもありますけど、歩行者の方が、高齢者の方から子どもから、通学路にあるときもありますし、障がいをお持ちの方々など歩きにくいところをすぐそばには車が通っているという状況。こういう状況を少しでも改善しないと、城陽市のまちづくりはちゃんとできていかない。私たち市会議員としての責任が大きくあると思うんですよ。マナーアップ城陽を投函していただいて、何度か啓発していただいているということなんですけど、危険ですというのをもう少し強い表現とかね。これはみんな一般論ですよね。一般的に回覧したりとか、こういう危険ですよと。当事者に損害賠償とか言われるときがありますからという啓発なんですよね。啓発は一般的に皆さんにお配りするものであって、何度も要請があったり要望があったり、皆さんが問題だと思っておられる、所有者の方もわかっておられる、自覚されているというところはちょっと悪質ですよね。そういう場合は、やっぱりその所有者の方も市民の方であって、歩行者の方も市民なんですけども、やっぱり歩行者の権利というのは安全に歩行できる権利というのも確保しないといけないですし。啓発チラシの一歩踏み込んだような、何かもう少し厳しいような書面で通知などを市のほうから出していただいて、私でももしご協力できることがあれば、できるものならお願いしに行きたいなと思っているんですけども。それが逆効果になってしまっても困りますし、どういうふうにしたらいいのか、本当に悩んでいるところなんですけども。何とかできないかなとずっと思っておりますし、今後も粘り強くお願いしていただくしかないかと思うんですけども。もう少し踏み込んでやっていただけないかなと思いますし、私たちもそれはご協力できるところがあれば協力させていただきたいと思いますので、誰もが安全で安心して快適に利用できる生活道路というのを目指していただきたいと思います。これは要望とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  そうしましたら、続いて市道103号線と東城陽中学校通学路の整備についてご質問いたします。
     私の自宅のすぐそばなんですけど、大谷バス停そばの交差点から東へ行くには、東のほうというと東城陽中学校があるんですけども、大谷川に沿って市道103号線と東城陽中学校の通学路が並行してあります。一般的に自転車とか自動車などは市道を走行されています。でも、ほとんどの歩行者の方々は通学路のほうを歩かれているんですね。中学校の生徒はもちろんですけども、幼稚園の送り迎え、散歩されている方々、先にあります霊園とかスポーツ広場グラウンドゴルフなんかたくさんの方がされておられます。向かわれる方など、多くの歩行者が通学路を利用されておられます。毎年、中学校のPTAからは通学路整備の要望を出されていますし、この道を利用されている一般の市民の皆様からもいろんなご要望をいただいております。先ほどの9月、10月の間でもいろいろとご要望いただいていまして、その都度確認はさせていただいて、通学路のことなので教育委員会にその都度要望させていただいています。いろんな要望があるんですけども、例えば市道のほうから流れ込んだ雨水が、長年のことだと思うんですけども、通学路の路面というのか、砂利道なんですけどね。舗装してないので、そこをえぐってしまって、砂利が流れ出たりしている状況が、大雨が降るたんびによくあるんですけども。そういう場合は教育委員会のほうに私が連絡させていただくと、すぐに砂利を補充したり、土のうを置いたりして、原状復帰していただいている現状です。  これらは全て事後処理なんですね。抜本的な解決には至ってないんです。よく考えてみたら、雨水が流れているのは市道のほうからなので、並行した市道整備を行っていただかないと、本当に抜本的な解決はならないし、通学路のほうも歩行者の通行がしやすくなるんじゃないかなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  市道103号線の雨水対策についてご答弁申し上げます。  市道103号線には道路側溝が設置されておらず、道路上の雨水等は直接大谷川に入ることとなっております。また、市道103号線横の東城陽中学校通学路におきましては、昭和56年度以来、民有地を借り上げて通学路の安全を確保しております。この通学路を含めた市道103号線の整備につきましては、地権者の協力も必要なことから、現在、計画は持っておりませんので、ご理解をお願いいたします。しかしながら、一部の箇所において市道から通学路へ流れ込む雨水につきましては、道路管理者として何らかの対策ができないのか、検討を行ってみたいと考えているところでございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  通学路を含めた市道103号線というふうにおっしゃっていました。通学路のほうは最初に私も、1年目のときかな、通学路の整備については質問させていただいたので、よく勉強させていただきましたし、地権者の協力のもとで通学させていただいている状況というのはよくわかっていますけども、近隣の市民の皆さんはそういうことまでご存じないですし、道は道なんですね。市道であろうと、通学路であろうと、歩く道路は道なので。管理がどことか、そういうことは一々気にしないでおられますし、全部最終的には城陽市なんですから。責任は城陽市にあるかと思うんですけども。原因が市道にあるのであれば、市道の整備を行うのが筋じゃないかなというふうに思いますし、抜本的な解決としてしっかりとしていただきたいなとは私は思いますので、なかなか大谷川のほうにうまく流れるような形状であればそういうことにはならないと思うんですよ。うまく流れるようになってないから、通学路のほうに水が流れ込むようになってしまっているのであって、そこを抜本的に解決していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  東城陽中学校のこの通学路なんですけど、ご存じのとおりPTAが花を植えて、フラワーロードと名づけて、生徒たちと整備しているんですよ。散歩の途中に雑草の手入れをしていただいている方がおられたり、近隣の方々に本当に親しんでいただいている道なんです。だから、この通学路がこれからも広く市民の皆様、生徒たちももちろんですけども、皆さんに利用していただきやすいように、今後も市道の整備をよろしくお願いいたします。これは要望とさせていただきます。  続いて、福祉について質問させていただきます。  本市における社会福祉活動を担う組織や活動の継続についてご質問させていただきます。城陽市の人口は、10年前、平成19年度は8万1,841人、世帯数は3万2,648世帯、65歳以上の高齢者のひとり暮らしの方は1,333人、高齢化率は19.88%でした。今年度の人口は7万7,452人、世帯数3万4,611世帯、ひとり暮らしの方は2,533人、高齢化率は32.13%です。人口は減少している反面、高齢のご夫婦やひとり暮らしが多くなっているということなんじゃないかなと思うんですけどね。このような高齢化社会において重要な役割を担っていただいている社会福祉協議会なんですけども、組織や活動の継続について考えなければならない時期に来ているように私は感じます。先日も地方紙に、宇治市なんですけども、木幡学区の福祉委員会が設立23年解散と大きく記事が載っておりました。役員のなり手不足などが原因で、関係者の方はそこまで深刻だったとはとか、何とか継続をお願いしたいというふうに声が上がっているんですけども、もう既にそういう段階は過ぎてしまっている。これ以上は続けられないということで解散というふうになったというふうな記事が載っていました。  本市の各小学校区で福祉活動を担っていただいている校区社会福祉協議会、略して校区社協と言っているんですけど、こちらも誕生して20年以上が経過しております。宇治市のこのケースは決して特別なケースではないと思うんです。本市においても起こり得るのではと考えられます。  そこで、質問です。まずこの校区社協の組織や活動の現状について教えてください。 ○増田貴議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  いわゆる校区社協、校区社会福祉協議会の組織や活動の現状についてご答弁を申し上げます。  校区社協は、社会福祉法人であります城陽市社会福祉協議会と協力をされまして、校区内における福祉課題等の把握を行い、各種団体、関係機関との連絡調整に努め、課題解決のための各種社会福祉事業の企画や実施を行うことによりまして、地域住民の福祉を増進させることを目的としまして、自主的な組織として活動されておられるものでございます。  まず組織につきましては、昭和49年度に京都府内で初めて市社協支部として7校区で結成をされ、昭和50年度に1校区、そして昭和54年度には2校区と、10校区全てで結成がされました。平成7年度には、社協の組織・活動の一層の発展を図るためとしまして、従来の市社協支部から現在の校区社協、校区社会福祉協議会に再編をされたところでございます。校区ごとに組織の構成はさまざまでございますが、例えばおおむね会長、副会長、会計、事務局長などの役員や広報部などの専門部が置かれているところでございます。  次に、活動につきましては、城陽市社会福祉協議会によりますと、平成28年度は全ての校区におきまして、敬老会を初め、ひとり暮らし高齢者等料理教室、ふれあいサロン、研修会が行われていますほか、校区によりまして、介護問題を考えるつどいや障がい者問題を考えるつどい、子育て交流事業ボランティアコーディネーターの設置、またひとり暮らし高齢者安否確認、ご近所見るネット事業など、さまざまな活動が行われているところでございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  略して校区社協と言わせていただきますけども、校区社協については市社協の支部という立場から市社協と対等の立場である校区社協に再編されたことは、また長年の間それぞれの校区ごとに特色ある取り組みをされてきたということはわかりました。それでは、校区社協とは違った立場でボランティア活動をされている城陽ボランティア連絡協議会についてお尋ねいたします。会員の皆様からも日ごろからさまざまなご意見をいただいておりますが、現在の城陽ボランティア連絡協議会の現状について教えてください。 ○増田貴議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  城陽ボランティア連絡協議会の現状ということでございますが、城陽市内におけますボランティア及びボランティアグループ相互の緊密なる連携を図るとともに、城陽市社会福祉協議会等と協力をしまして、ボランティア活動の推進に努め、もって社会福祉の向上に貢献することを目的とされて、平成2年の3月に設立をされたものでございます。構成としましては、手話サークルてまり、城陽要約筆記サークルダンボ手話サークルめだか城陽点字サークルたんぽぽ朗読ボランティア陽声車いす介助グループ杉の子会、介護支援サークルやわらぎ、傾聴ボランティアコスモス、この8つのボランティアグループの会員の皆様と、そして個人会員で構成されておられまして、約230人の方々が福祉ボランティアの活動を行っておられるところでございます。  協議会の主な活動内容につきましては、機関紙V連協ニュース、各サークルの案内紙愛・ふれあいを発行し、会員相互の情報共有などが図られておりますほか、ボランティアフェスティバルでありますとか、サマースクール、福祉ふれあいまつり、さんさんフェスタ、障がい者のつどい、そして心身障がい児者スポーツ大会などのイベントにも参画をされているところでございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  先日予定されていた福祉ふれあいまつり、私も参加させていただくのを楽しみにしていたんですけども。ここへ寄せていただくと、今、おっしゃった230人の福祉ボランティアの方々を初め、関係者の方々がこの日に一堂に会してふれあいまつりを行っていただいています。今年度はできなかってとても残念に思っておられると思うんですけども。各サークルともにそれぞれの特色を生かしていただいて、独自活動を行っておられますということはよくわかっています。ボランティアルームというのがありますよね。ボランティアルームを拠点として横のつながりと親睦を図り、連携した活動を目指しておられると聞いております。  そこで、地域福祉活動計画の基本理念である、あの人の幸せを私の幸せにの思いで、皆さんそれぞれの立場からさまざまな社会福祉活動をされている団体なんですけども、今後も活動を継続できるために行政にできることは何があるか、教えていただきたい。お願いします。 ○増田貴議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  今、議員からご紹介いただきました地域福祉活動計画の基本理念、あの人の幸せを私の幸せに。これは社会福祉協議会が策定をされた計画ではございますが、市町村社会福祉協議会が行う事業の1つとしまして、社会福祉法の第109条第1項第2号に、社会福祉に関する活動の住民の参加のための援助、これが規定をされているところでございます。したがいまして、校区社会福祉協議会ボランティアグループなどへの援助につきましては、まず第一義的には城陽市社会福祉協議会がその役割を担うということになるものでございます。しかしながら、行政ができること、活動の継続のために行政ができることにつきましては、まず校区社会福祉協議会に対しましては、城陽市社会福祉協議会を通じまして、間接的ではございますが、校区敬老会に係る経費やその他活動資金の援助を行っているところでございます。また、ボランティアグループに対しましては、声の広報など市の事業の受託でありますとか、手話教室など市の事業、これへのご協力をいただきますなど、市と協働で活動をしていただいております。また、懇談会等を通じまして個別にご相談等に応じていると、こうした支援を今後も継続的に行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  わかりました。私の意見なんですけども、一般住民の方々への社会福祉活動の浸透が必要だと日ごろ感じております。社会福祉活動は特別なものではなくて、住民がみんなで取り組むものではないだろうかというふうには思うんですね。活動の継続のためには、新しく参加していただく方をふやしていくことも不可欠だと思います。また専門的な問題には行政から専門職を派遣するなどのサポート体制が必要だと考えます。今後の課題と対策について、本市としてはどのように考えておられるのでしょうか。 ○増田貴議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  社会福祉活動を初めとしますボランティア活動に関する今後の課題と対策につきましてご答弁を申し上げます。  まず課題につきましては、冒頭議員もおっしゃられました高齢化、いわゆる少子高齢化でありますとか社会環境の変化などを要因とします価値観の多様化や人間関係の希薄化などを背景としまして、会員の高齢化、行事などへの参加者の減少、役員の負担への忌避意識に伴う役員のなり手不足、また新たな担い手となります人材の確保、資金の確保など、さまざまな課題があるというふうに認識をいたしております。  次に、対策でございますが、今回のご質問で取り上げていただいております校区社協や城陽ボランティア連絡協議会に対しましては、先ほども申し上げましたが、第一義的には城陽市社会福祉協議会が援助の主体となるものでございますが、本市といたしましても、市社協と課題認識を共有しながら、個々の団体の状況に応じまして市としてできることについて考えてまいりたいというふうに思っております。  なお、本市では、市民活動支援センターにおきまして、情報提供や相談、市民協働講座、交流会の開催などの事業を実施しております。社会福祉活動を含め、市民活動の支援にも努めているところでございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  今、おっしゃいました課題、こちらのほうは当事者の校区社協の方やボランティアグループの方々も同じような課題を皆さんお持ちですね。その解決にどうしたらいいかというのを模索中だと思うんです。長年、もう20年以上の月日がたっておられますし、設立当初からずっとおられる方々とかたくさんおられますし、変わりなくずっとこういう活動を続けられればいいですし、それが本市にとってもありがたいことではあるんですけども、やっぱりここで少し問題意識を共有しながら、このままでいいのかというのを考えないといけない時期に来ているんじゃないかなと思います。先日、校区社協と市社協との意見交流会がありました。多分これは初めての試みだと思うんですけど、こういうことは今までになかったというので、本当に活発な意見が交わされていまして、それぞれの運営委員の皆さんも今後の校区社協のあり方について再認識されておられましたし、こんな交流会をどんどんふやしてほしい、実施してほしい、見直すいい機会だったというふうないろんなご意見をいただきました。問題意識はそれぞれ共有していただいて、課題も同じだと思いますし、ちょっと今後はやっぱり市社協が主体となって援助していただいているのはよくわかるんですけども、市としてもできる限り相談に乗っていただきたく思いますので、こちらのほうは要望して、この質問は終わりたいと思います。  それでは、続きまして在宅医療・介護連携推進事業における城陽市の役割について質問させていただきます。  皆さんご存じだと思うんですけども、2025年には団塊の世代が75歳以上となり、全人口の5人に1人が75歳以上となります。このような歴史上、類を見ない高齢社会では、医療を必要とする方々の増加のみならず、生活機能が低下した方々の数も増加します。したがって、現状の医療・介護の提供体制のままでは十分対応できないと見込まれています。急性期医療が必要な患者さんには病院で質の高い医療や手厚い看護が受けられ、退院後にリハビリが必要な患者さんには地域でリハビリが受けられ、在宅での生活支援を希望される高齢者の方には在宅介護が、訪問診療を受けたい患者さんにはかかりつけ医が家庭に赴くことが可能になる社会が望まれます。これがまさに地域包括ケアシステムだと思うんですけど。住みなれた地域で安心して暮らすことができる体制をつくらなければならないと考えられます。  そこで、国は平成26年に、切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築・推進、医療・介護関係者の情報共有の支援、地域住民への普及啓発などを柱とする医療と介護の連携を介護保険法に規定したところです。こうした背景を受け、宇治、城陽市、久御山町を圏域とする一般社団法人宇治久世医師会が、平成27年度から平成29年度までの3年間を取り組み期間とする医療介護連携推進プロジェクトを立ち上げ、京都府、宇治市、城陽市、久御山町、医療機関や介護保険事業者と連携して、各種課題の研究やその対応施策を打ち出しているところです。  ここで、質問いたします。城陽市においてこれまで実施された推進事業の内容はどのようなものか、お答えください。 ○増田貴議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  これまで実施してまいりました在宅医療・介護の連携推進事業の内容につきましてご答弁を申し上げます。  在宅医療・介護の連携事業につきましては、介護保険法の規定により、平成27年度から取り組みを始め、おそくとも平成30年4月には全国の市町村で主体的に実施するということが求められているものでございます。当該事業につきましては、8つの取り組みが国のほうから示されています。切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進、医療・介護関係者の情報共有の支援、地域住民への普及啓発、地域の医療・介護の資源の把握、在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討、在宅医療・介護の連携に関する相談支援、医療・介護関係者の研修、在宅医療・介護連携に関する関係市区町村の連携、これらが示されているところでございます。これらの取り組みにつきましては、宇治久世医師会の主導により、議員からもご案内ございましたが、平成27年から3年間の計画で医療介護連携プロジェクトが進められてきました。城陽市も宇治市、久御山町や京都府等とともにこのプロジェクトメンバーとして取り組みに参画をしてきたところでございます。  このプロジェクトの具体的な成果といたしましては、2市1町圏域の医療・介護・福祉にかかわる情報、これを1つにまとめましたポータルサイト、名前がココからまるごとネットと申しますが、このポータルサイトの立ち上げでありますとか、ご自身が意思の伝達や判断が難しくなったときに備えまして、元気なうちに延命措置であるとか、介護に係る意思表示を事前に行っておく事前指示書、わたしの想いといいますが、この事前指示書の作成などがございます。また医療職・介護職相互の認識を高め、情報連携を進めるために、医療関係者や介護関係者、行政職員など、多職種を対象にした意見交換会、研修会等に参加をしているところでございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  後半にありました事前指示書、わたしの想いというものなんですけども、これはことしの1月22日に宇治の文化センターで講演会がありまして、宇治久世医師会が主催で住民参加型の医療フォーラムということで、こちらのほうに私も参加させていただいたんですけども。本当に意識が高く、こういうことに関しては今まで踏み込んだ講演会というのはなかなかなかったみたいで、本当に大勢の方々が講演会に駆けつけておられました。事前指示書、わたしの想い、最後まで私らしくあるためにという、こういう事前指示書というのを広めていこうということで講演会があったんですけども。ご自分で意思を伝えたり判断したりすることが難しくなったときに備えて、お元気なうちから医療やケアについて意思や希望を示そうという、そういう指示書なんですけども、こういういろんな取り組みをしていただいているということで、京都府初め、城陽市を含む2市1町などが宇治久世医師会と協働していろんな取り組みを進めてこられたということはわかりました。  この事業なんですけども、平成27年度からスタートして平成29年度、今年度をもって期間満了となるんですが、ここで、質問いたします。平成30年度以降、この医療・介護連携にかかわる取り組みをどのようにつないでいくのか、教えていただけますか。 ○増田貴議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  在宅医療・介護の連携推進事業の30年度以降の取り組みについてご答弁をいたします。  これにつきましては、先ほどご答弁いたしましたが、平成30年度から全ての市町村で介護保険法に基づき実施することとされているところでございます。この事前の取り組みとして、宇治久世医師会主導によりますプロジェクトを本市を含む関係団体が連携して進めてきたというふうになっております。ご質問の30年度以降の実施計画でございますが、このプロジェクトの主管団体でございます宇治久世医師会、これが平成27年度から培ってこられたノウハウ、関連団体との関係を十分に生かしまして、さらに連携強化を図っていく、こういったことが重要であるということ、そしてまた事業の継続性を確保する、こういった観点から、本市としましては、宇治久世医師会に当該事業の委託を行う方向で、ただいま宇治市、久御山町と連絡調整をしているところでございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  一瀬議員。 ○一瀬裕子議員  わかりました。今、ご答弁にありましたけども、やっぱり本当に30年度から全市町村で実施されるということが決まった上で、この27年度から事前に先進的に取り組んでいただいていることなんですよね。宇治久世医師会が主導になって今までされていたノウハウや関連団体との関係を十分に生かし、さらに連携強化を図っていくことというふうにご答弁いただきましたけども、本当に当該事業の委託を行っていただくということでお願いしたいですし、現状でもさまざまな課題があります。またこれからも高齢者の増加とともに医療と介護の連携はますます重要性を増してくるかと思います。今後、宇治久世医師会を基盤として関係者が緊密に連携をとりながら、在宅医療と介護を一体的に提供できるシステムの構築に積極的に取り組んでいただきますよう要望して、この質問は終わらせていただきます。どうか今までのこのいい関係を続けていただきたいというのは私からの切なる要望でございますので、よろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わらせていただきます。 ○増田貴議長  午前10時55分まで休憩いたします。         午前10時43分     休 憩         ──────────────         午前10時55分     再 開 ○増田貴議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。順次発言願います。  畑中完仁議員。 ○畑中完仁議員  〔質問席〕 おはようございます。  まず、公の場で市長におめでとうと言っていないので、改めておめでとうございます。チーム城陽として、よろしくお願いいたします。  そして、ひっそりとしたというか、落ち着いた秋になるかと思ったんですけど、台風がたくさん来て、うちの敬老まつりが中止になったり、そしてまた衆議院選挙と、何か落ち着かない秋やったんですけど、徐々に落ち着いた秋にしていただきたいと思います。  それでは、質問いたしたいと思います。  今、文パルのことでいろんな形で常任委員会で請願が上がったり、いろんな方がここでいろんなご意見を述べられているんですけど、私はこのような大きな借り入れというのは、将来負担の公平性ということの部分かなと思うんですよ、大きな原点は。その中の公平性とは何かということと、そしてセール・アンド・リースバックの基本的な考え方をまずお聞きしたいと思うんですけど。いろいろ文パル売却どうのこうのということでおっしゃる部分の方は、私、裏返したら文化パルクに強い愛情があるのかなということもあるのかなと思ったり。そして1つは、セール・アンド・リースバックというセール、すなわち大西さんも言うたはったんですけど、売るということだけが強調されて、次のセール・アンド・リースバックというこの一式のものが売却ということで途切れている考え方になっているのではないかと思うんですよ。  そして、私もいろいろこの議会で述べた中には、将来負担の公平性ということで行政が出されたときに、そういう言い方をされたときに、ちょっとそれもご都合主義でもあるのかなとか、そういう部分で思ったこともあったんですけど。そのとり方によってご都合主義ということもあったり。平等に、要するにその意味は、今、大きな投資をした中で、今の子どもさんも入れて、将来的に長年負担していく中で、その恩恵を受けるから、平等に年代も下がっていって負担してもらいますよという考え方やと思うんですけど。  1つは、このことは私、平たく言えばこういうことかなと思うんですよ。江戸時代からこの城陽が村単位であったんですよ。例えば青谷村、富野村、寺田村、久津川村、そういう中で神社仏閣とか、あれ何の部分も自分のことも置いて、みんなが共同してお金を出して、そして子孫の繁栄を願う中で、やっぱりみんながまちづくり、誰も見えない手が徐々に道路やらものを支えて、そしてそれを先送りしながら今のまちができてきたと言えば、幸せを祈っていくという、そういう行為かなと思うんですよ、その負担の公平性というのは。行政用語ではそうかもわからんけど、その中にみんなが願いを込めて幸せになれという、そういう意味合いかなと私は思っているんですけど。そして、それはリスク負担の問題ともかかわっている、そういう考え方と同じような部分があるのかなと思うんですよ。例えば介護保険や福祉やら、障がいやらいろんな部分、生命保険やらの中で、例えば40代の方が介護保険を何で払わんならんねんという部分が確かにあると思うんですよ。今、生活にしんどいのに、言うたら全然関係ないのに何でやということがあると思うんですけど。今はそのときではないけど、いずれ自分がそのときになるということが公の一番の物事の取り組み方かなという部分で言えば、やはり自分がそのときには負担してなかっても、将来的なそういういろんな人たちの部分も入れて、自分も負担していくというのがこの考え方の大きな趣旨かなと思うんですけど。ただ、悪く言えば、今、合意があって払わされているという意味合いがあると思うんですよ。そやから、そういう意味合いをどういうふうに払拭して、そこにみんなの部分をそこで税金として納得してもらえるかという説明が必要やと思うんですけど。  私、いろいろ負担の公平性ということについて述べたんですけど、一旦立ちどまってセール・アンド・リースバックという考え方も入れて、ちょっとどういうお考えなのか、教えてもらえますでしょうか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  それでは、セール・アンド・リースバックに対する市の考え方につきまして、先日までの要所の繰り返しになる部分もございますが、改めて説明をさせていただきたいと存じます。  今回の実施の目的でございますが、2つの観点から考えているものでございます。まず1つ目ですが、公共施設の建設に当たっては、地方債を発行することで住民負担の世代間の公平性確保を図っているところでありますが、施設の耐用年数に比べ、地方債による償還年数は短くなっている現状がございます。本来的に地方債は住民負担の世代間の公平性の確保という目的がございますので、建設事業費の特定財源として新たに施設を建設するときに発行しているところでございます。文化パルク城陽は、平成7年に市債制度を活用して開設した大規模複合文化施設であり、現在も市の象徴として多くの人に利用され、今後も市を象徴する建物として永続的に活用していく施設でございますが、施設の耐用年数は最低でも50年となっているにもかかわらず、市債の償還期間は30年となっているところでございます。したがいまして、受益者世代と負担世代のギャップの解消、つまり施設の耐用年数に応じた世代の方々にも利用応分の負担を求めることを目的に行うために実施するものでございます。  2つ目といたしましては、新名神高速道路の平成35年度全線開通という大きな好機を生かした大規模なプロジェクトが立て続けに進行することで、現在、一時的に財政需要が増加している状況の中、そのための必要な一般財源確保が本市が所有する基金で賄うことが困難な状況でありますことから、資産活用の観点から、資金を得るために実施するものでございます。  今回のように建物の資産活用のために地方債の発行はできないところであり、実施によりリース負担が生じますが、将来、自主財源の増加のめどがありますことから、市民福祉の低下を極力避け、まちの活性化、教育や福祉の増進につながるように長期的な視点に立った財政運営を行うためにも実施するものでございます。将来負担の公平性の観点で申しますと、平準化することによりまして総額はふえますが、今の時間軸が定まったまちづくり上、まちの活性化のためには必要な投資であり、ひいては市民サービスの向上のためにも必要なものであると考えているところでございます。  なお、本市は、以前から申しておりますとおり厳しい財政状況であり、これを打破するためには依存財源から自主財源へのシフトが重要であると考えております。平成28年度決算においては、地方消費税交付金や地方交付税等の減少の中、基金繰り入れにより何とか黒字決算を維持できたところでございます。依存財源に頼っている状況においては、国の動向により大きな影響を受けます。そのような状況を打破するためにも、自主財源をふやそうとしているものでございます。まさに今、本市がおかれている状況、これは紛れもない大きな好機でございます。明るい未来に向けての千載一遇のチャンスでもあることから、このことを生かし、将来、税収増加を図ることで市民に還元することを目指していくために実施するものでございますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○増田貴議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  今の中で、今のいろんな方の質問の中にも入ってたんですけど、入っているんですけど、今、系統立てておっしゃったんですけど、私は文パル、あれだけ苦労して今道市長が苦労して、大変な苦労やったと思います。その中で敬意を払いながら考えても、文パルはやはり大きな資源やと思うんですよ。それを生かさん手はないかなと思うんです。それが今のおっしゃった再分配機能にも通じるものかなと思うんで。皆さんが、いろいろ反対される方がおっしゃるのももっともなところはあると思うんですけど、ただ、契約条項によって利用形態も運営状況も何も変わらないというのは、そこが一番大きなうちの最低守らねばならない点やと思うんで。そして、これ文パルが平成7年に開業して以来、どれだけ運営費やら土地代、建物代、設備代にお金が要ったかという部分があるとすると、土地代として36億要っているんですね。そして建物代として142億払っているんですよ。そして平成12年度の運営費が5億3,600万、そして公債費が14億弱、そして平成22年はだんだん運営費も下がってきて、4億200万、そして公債費が8億1,600万。今も公債費と運営費で10億かかっているんですよ。それは財政的な見通しとしては、文化パルクをつくったときにはやはり甘かったということは言えると思うんですけど。  ただ、その現状に関して、寺田という城陽のある意味真ん中のところにあるんですけど、やっぱり恩恵はかなり受けたはるんですよね。寺田の方を初め、城陽全体もそうですけど。ただ、例えば青谷に関しまして、私の母親は1回だけ文パルに行ってるんですよ。NHKののど自慢のときに初めて行ったんですよ。そういう部分で言えば、うちらの青谷の方の感情と古川とか久津川の感情がどうなのかというのは私はよくわからないんですけど。多分100万人という部分でご利用されている方がたくさんおられて、私どももそういう部分で言えば、文化の殿堂としてこれからも一生懸命盛り立てて、もっともっと充実させてほしいんですけど。ただ、例えば喫茶店とかどこかの店が、常連と飛び込み客という割合があれば、常連客が大体8割なんですよね。飛び込みというか、一般客は2割なんですよ。この8対2というのは割とどこでも通じているような話なんですよね。そやから私が思うには、文パルを使っている方の常連性で言えば8割、そして一般の方が2割ぐらいかなという部分で、これはあくまでも私が勝手に推測しているだけの話なんですけど。そやから、結局そこにいろんな恩恵を市も注ぎ込んで、それはやはり正しい選択ではあったと思うんですけど、これからまた新しい選択をしていかなあかんということで言えば、そういう大きな資源を今までここにため込んで、そして利用されて、何にも迷惑にはならない。そして、そこでまた再資源の分配として一応セール・アンド・リースバックで返していただけるということであれば、ここの資源を使わん手はないと思うんですけどね。  そして、まだまだ耐用年が27年ほどあるということからすれば、まさに城陽全体に波及する利益行動にすべきではないかという、これは私の考え方なんですけど、そういう考え方でええのかないのか、ちょっと文パルの大きな資源ということの問いに対してお答え願えますでしょうか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  文パルは大きな資源であるというご質問でございます。文化パルク城陽は城陽市のシンボルでございまして、複合文化施設として施設機能を十分発揮し、豊かな文化を育むまちづくりを進める核となる施設として、今後もより多くの方々に利用していただき、文化の拠点として愛されることを願っているところでございます。したがいまして、市として今後も継続的に活用する方針のある施設であり、資産価値があることから、資産の有効活用を図るものでございます。城陽市が発展するこの機会を逃すことなく、積極的な施策展開を行い、同時に長期的な収支バランスも慎重に見きわめながら、市政運営を行ってまいりたいと考えているところでございます。  今回のセール・アンド・リースバックで得られました資金につきましては、市全体の事業に用いることで市民福祉の向上につなげてまいります。このことによりまして、まちの活性化や将来の教育、福祉の増進につなげていくことができると考えているところでございます。 ○増田貴議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  すなわちこの利益行動に波及させるという、この資源から波及させるということやったと思うんですけど。特に将来世代の若い世代にも納得させる議論が必要やと思うんですよ。ここで80億の使い道のことなんですけど、今までの大きな負債として、私はここでこの議会でも、委員会でも、何十回城南土地開発公社の問題がどうなっているのやという話で、それを言うたら、大西市長のときは言うてなかったんですよ。橋本市長のときは何十回言うて、そしてその中で、今、16億で買って、26億でその分になっていて、3億5,000万か3億か何か返したということで、簿価として23億残っているということで、1年間に直したら5,000万利子払うて、雪だるまにして、またそれが金利を生んでという、これサラリーマン金融みたいなもので、自分の手足を食っているようなものなんですよ。これをどんなことをしても何とかせえというのがここの議会でも言うてたし、各議員が口をそろえてこの城南土地開発公社の件は言うてたんですよ。ただ、行政としてはいつもそういうときには割とちょっと弱い口調になってたんです。それは根拠がなかったんですよ。そのお金をつかまえる根拠もなかったし、したいねんけど、じゃあどうするねんということが具体的に物事ができひんだんですよ。僕はそやから、ここでこの23億を消すことは、やはり健全化の大きな1つですよ。これ1年間5,000万が雪だるまでまだまだふえていく中で、じゃあ原価が何ぼか言うたら、多分すごい寂しい結果になるんですけど。実際これは今道さんからずっと先送りした、こんなことを許すこと自身がやっぱり市民に対して我々顔向けできひん問題なんですよ。ここでこれを何とか消すということを言うてくれたから、皆さんいろいろ言うけど、じゃあどういう消し方があるねんと私は思うんですよ。23億持っていって、例えば売って、不動産やったら安なって売って、そこに追い金払って、そういう部分で言うたら消せる可能性がありますけど、基本的には23億が要って、そして次にその23億の現なまを確保しやなあかんわけですやん、起債も起こせへんし。これはどうのこうの言うても、これはすごい必要やと思います。  そして、今の鉄道関係においても、基本的には事業者が3分の1、そして国が3分の1、市が3分の1の中で、それで大体補助金も入れて、そういう部分が向こうとしたら国も入れて払っているという感覚になれば、やはり今、この議会がまさに鉄道をバリアフリーにして、鉄道の中でこうせえと言うてたことですやん、27億って。これで言えば、50億の部分としてここの使い道があるとすれば、ちょっと私、議論がおかしいなと思うのが、80億借りて金利やなんやかやで多分2%から3%の借り入れで、金利の部分は右肩に下がっていきますけど、大体アバウトで120億、元金と利子が40億みたいな、そんな漠と計算して120億と言うたはるんですけど、40億が全く別物の中で要るのやないかという話をされているみたいなんやけど。これで言えば、城南土地開発公社で既に5,000万以上の部分を返せる予定で、鉄道かて27億のものをすれば、当然金利2%や何%要れば5,000万や6,000万要って、結局言うたら別枠で40億が別に要るわけではないんですよ。みんな議会で言うている内容をそこに集めて、その部分を有効利用していくという考え方になっているはずなんですよ、本来。どうもそこが抜けて、じゃあそれ自身がどこかから来るみたいな話をなされているところもあるんやけど、どうもそこの議論をちゃんとした形で現実論に立って物事をしっかり踏まえて、今、議会の課題やらそういうものをぶつけた部分をこっちがやってくれているのやったら、それに対してはある程度そのことは、売却はけしからんと言うてもええけど、そこはわかる必要があるんではないかと私は思うんですけど。  そして、山砂利のほうの投資においても、アウトレットが来て、その中でいろんなことに対しても要るかもしれませんし、そこである程度のまた税金が、5億近い税金が生まれてくるという部分も入れれば、かなり計算はできてきていると思うんですよ。新市街地で3億、もう既にそういう形で操業なされるとこもあるし。そやから、泉佐野の問題としては何かこう、好景気によって自然ともうかるやろうという部分と意味合いがちょっと違うかなと思うんですけどね。5億という入ってくる部分の確実性がかなり、それも、たらですけど、あるんではないかと思うんですけど。そのあたり負債と投資の関係ということの質問ではあるんですけど、どう思われますか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  負債を消すことと投資との関係はとのお問いかけをいただきました。まずリース負担に対してでございますが、将来、自主財源の増加のめどがあることから、長期的な視点に立った上で可能と考えているところでございます。新市街地の開発や東部丘陵地の整備により、今後、税収増は見込まれますが、実際に増収効果があらわれますのは新市街地については平成31年度以降、東部丘陵地については平成37年度以降となる見込みでございまして、平成31年度以降から約3億円の増収、平成37年度以降からはさらに約5億円の増収を見込んでおりますこと。また、近年におきまして、文化パルク城陽の償還で年間約5億円から7億円を償還してまいりましたことから、返済は可能であると考えているところでございます。  さらに、これは今後、議会と議論していくことになりますが、城南土地開発公社で保有しております土地を買い取ることによりまして、毎年度生じております経常経費の削減につなげますとともに、今後の適切な利活用等に備えることを検討しているところでございます。  以上でございます。 ○増田貴議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  土居議員が質問の中で、起債を発行できひん事業という形で問われていましたけど、例えば城南土地開発公社が23億あるとしますよね。それは言えばどういう手法やったら、例えばこれをせえへんだら、どういう手法やったらできますか。何か23億ポンと用意してする以外にないと思うんですけど。例えばそういうやり方っていろいろあるものなんですか。ちょっとその城南土地開発公社の23億についてお答え願えますか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  城南土地開発公社の金井工芸跡地と川村染工跡地、合わせまして約23.3億円、これは城南土地開発公社におけます簿価でございます。やっぱりそれを今後、駅前整備とかで利活用する場合において、それを一旦買い取る必要があるわけでございますが、今、基金の残高が財政調整基金で2億しかない状態の中で、それを買い取る財源がないというのが実情でございますので、今回のセール・アンド・リースバックの実施なしではなかなか困難であるというふうに考えているところでございます。 ○増田貴議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  家庭も同じなんですけど、結局しっかり自分の財布を見詰めて、現実、理想はこうやと思うんですけど。やはりその中でどういう形にすべきかという部分で、借り入れとそこで返済計画、そしていろんな使い方、そういうことがバランスよく自分ごととして捉えて初めて財政というのがわかってくると思うんですよ。そうでないと、いつも人ごとの中で、まあ言うたらのんきな亭主みたいにいつもブラブラしながら、金どこからか出てくるみたいになったらあかんので。それこそまさに自分の中で、自分のお金として捉まえられるかというのが大きな課題かなと思うんですけど。ただ、私は議会として、賛成者だけで物事を乗り切るのもどうかなという部分も持っているんですよ。多様な声も、これはやはり大切にすべきかなと思うんですけど。
     そういう中で、今、市長が第13代市長としてこういう形でそこの席に着かれていることは、私、すごいうれしく思うんですけど。リーダーとかいろいろ考えたときに、いろんなものがみんな考えられると思うんです。あの人はリーダーシップが積極的とか、実力があるとか、いろんな形でリーダーの質を問うんですけど。司馬遼太郎さん、いつもこの話なんですけど、日露戦争のときにロシアからバルチック艦隊が来るときに、連合艦隊の長官を誰にするかということで大分もめたんですよ。そのときに西郷隆盛さんの弟の西郷従道というのがおられて、舞鶴の鎮守府の長官の東郷平八郎さんが、そのときいっぱい実力者がいたんですよ。そのときに何で東郷平八郎を選んだかという理由は、物事の中で、当然実力はそれ以上の実力があった人もいはったんですけど、実力以上に自我を抑えられて、そしてまた最も強調したはったのは運がいいということですよ。東郷平八郎の中の運を。そやからある意味で、私、奥田市長にもそういうとこがあると思うんですよ。当然実力もあるけど、今、このチャンスのときに奥田市長が言った今がチャンスやという部分の物事を進めていく、その部分の中のあり方としてこの4年間はすごい大切なんで、そういう部分でいろんなチャンスを生かしていただきたいときではあると思うんですけど。ただ、集団を代表する者としては、やはり敵とともに生きる。要するにいろんな考え方があるということで、大きく受けていただきたいという部分もあって、今も文化パルクの問題とかでいろいろ思われてる部分もあるんですけど、やはり反対者とともに統治するというのもその中の大きな私は宿命かなと思いますので。味方だけではなく、やはりそこも大きく構えていただいてしていただけたらなと思います。  そして、政治というのもなかなか白黒きれいに決着できるものではなく、曖昧で、また責任も引き受けやんならんという部分で大変つらい部分があるんですけど、いつもすかっとした部分ではなく、苦虫をかみ潰した部分もあるかと思うんですけど、しっかりとしたかじ取りをこの文化パルクにおいてもしていただきたいということを要望して、この件は終わります。  次に行かせていただきます。行政の窓口サービスの充実ということでお聞きしたいと思います。  わかりやすさを追求すべきではないですかというのが質問の趣旨なんですけど。というのは、私、この1年で家内の両親が2人亡くなって、そして子どもが婚姻して、結婚して、そしてその中で本当に大変な、大阪ですけど、市役所行ったり、いろんなとこを、年金事務所やら行った中で、行政のあり方とか、請求書の書き方とか、いろんな部分の中でいろいろあるんやなという部分を経験したので、そのことを踏まえて質問したいと思います。  まず、今、市民カードがなくなったと思うんですよ。あれ3万7,000枚ほどが発行されていて、そして今、マイナンバーカードに変わって、この前の質問の中で8,700枚ということでおっしゃっていたと思うんですけど。コミセンの窓口の4つの部分がなくなって、ただ、そのマイナンバーカードが普及するという前提やったと思うんですよ。それがちょっとアンバランスになっていると思うんですけど。そのあたり、各種市民、発行のサービスは本来大分減っているのに不便をかけてるはずやと思うんですけど、そのあたりどうなっているのか。そして、本来マイナンバーカードが究極のサービスやと思うんですけど、何でこれだけ8,700枚で1割ぐらいなのか。その辺どう認識されているのか、ちょっと教えてもらえますでしょうか。 ○増田貴議長  綱井部長。 ○綱井孝司市民環境部長  それでは、市民サービスコーナーの件と、あとマイナンバーカードがまだあんまり普及していない原因ということについてお答えをさせていただきます。  まず、市民サービスコーナーにつきましては、費用対効果と効率的な行政運営を図るということで、かねてから見直すべきといったご指摘もいただいており、また市役所に設置しておりました住民票等の自動交付機についても老朽化により更新する必要性があったと、そういうことのためにマイナンバー制度への移行に伴い、廃止をしたところでございます。このことによりまして、これまで市民サービスコーナーや自動交付機をご利用いただいていた市民の皆様からは、ご不便だといったような声もいただいている状況でございますが、まだ府内6自治体でしか実施されていないこのマイナンバーカードを利用したコンビニ交付及び市役所へのマルチコピー機設置により、市内だけでなく、市外を含めたより多くの場所にて、曜日・時間を問わずご利用いただけるようになったことから、便利にお使いいただけるシステムに移行できたものというふうにも考えております。  マイナンバーカードにつきましてでございますけども、今、議員からもいただきましたように、29年9月末現在で8,787枚で、約11%の交付率となっておりまして、これは京都府下で一番の数字でございます。議員お問いかけのマイナンバーカードがなぜ市民にとってまだ必要性が低いのかといったことにつきましては、1つには、コンビニでの住民票や印鑑証明書の取得といった便利な機能や、運転免許証をお持ちでない方が顔写真つきの公的な本人確認書類として利用できるといった、そういうメリットを市としてまだ十分にアピールし切れていないと、そういったことによるものと考えております。また同時に、国の施策として進められているマイナンバーカードにクレジットカードのポイントや航空会社のマイルがたまる仕組みといったカード利用のメリットが十分に発揮される環境がまだ完成されていないといったことが原因であるというふうに考えております。今後、さらに便利になっていきますこのマイナンバーカードのメリットをしっかりと市民の皆様にお伝えし、普及を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○増田貴議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  確かに市民カードがそれだけなくなって、まだマイナンバーカードが普及しないということは、ある意味で国の問題でもあると思うんですけど。ただ、利便性が、すごい今おっしゃったようにコンビニですぐ住民票、印鑑証明、戸籍も入れて取れるという利点は、私は持っているから何回も取らんならんケースがあったからすごい助かって、やっぱり利便性があるなという部分と、また国のほうからいろんな国債を買うのに番号がどうやこうやという部分の中で、税金の補助資料みたいな形で使われるおそれもあるという、そんな心配とか、ちょっと一地方自治体ではできん部分があるかもわかりませんけど、何かもうちょっと普及する手だてを考えていく必要。そやから、利便性としてこれだけ利便性があるものも少ないなと思うんですけど。  その中で、マイナンバー番号がわからないケースがありますよね。例えばうちの義理の父が死んで義理の母親しかいいひんときに、何年も認知症で病院に行ってるのに、そんな番号がどこにあるのかさっぱりわからんときに、行政に行ってマイナンバー番号は、義理の母親さんは何番ですかと問われたんですよ。そうすると、そんなんわからへん言うても、いや、わかるまでみたいな話やったんですけど。行政としてマイナンバー番号がいろんな意味で必要なケースってありますでしょう。それはそういう番号はどういう部分の請求書が必要なのか、ちょっと答えてもらえますか。 ○増田貴議長  綱井部長。 ○綱井孝司市民環境部長  マイナンバーをご記入いただかなければならない、そういったケースといたしましては、このマイナンバーの使用につきまして主なものとしましては、社会保障や税の分野で利用するということになっておりまして、具体的には年金や国民健康保険、それから介護保険など、福祉関係の資格取得や給付に関する手続、また確定申告に関する書類といったものにご記入いただく必要があります。 ○増田貴議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  結局そういうときにはやはりマイナンバー番号がわからないというケースはあると思うので、そのときは柔軟な部分の中でやはり教えてあげることも必要かなという部分を私、言うて、この件はおさめておきます。  そしてこの前、私、窓口サービスということで質問していたので、各南山城のほうの自治体はどうなっているんやろかなと思って、それぞれ行ったんですよ。木津川市、精華町、八幡市、久御山町、宇治市、この5つに行ったんですよ。どういう請求書の書き方になって、どういう文面になって。ただ、私どもも知っているのは城陽市だけだったので、すごい勉強になったんですね。行って、例えば各庁舎があって、駐車場の位置はどういう位置になって、台数がどれぐらいで、どういうふうな窓口、玄関入ったところからどういうふうに市民課につながって、市民課がどういうつながりになっているのかという部分を5つ行っていろいろ調べた結果、かなり私自身の中で参考になったので、こういうことも踏まえて、城陽市もいろいろ考える余地があるのではないかということをお伝えしたいと思います。  まず、各請求書ですけど、いろいろ違いました。例えば表現方法でも、1つは住民票の書き方も、例えばうちやったら、住民票、印鑑証明、そして戸籍謄本と1つずつ分かれているんですけど、1つのパーツになったやつも半分ぐらいあります。印鑑証明、住民票、戸籍、1つのパーツで書けるやつ。書き方もいろいろあります。例えばうちは転出・転入、そして移動という部分が1つになっています。宇治市でいくと、転入・転出・転居、そういう3つに分かれて、色で分かれてたり、これ結構その辺の書き方も、うちは1つという部分の中でプラスマイナスあると思うんですけど。わかりにくさというのは、例えば転居と移動というのはどう違うのかとか、これわかりにくいと思うんですよ。表現方法の中にかなりみんな工夫されたとこと、今までの中で流れとしていろいろあると思うんですけど。転入というのは入ってきますよね。転出というのは出ますよね。その中で1人が出れば転出なのか、1人やったら移動なのか、世帯ごと出るのやったら転居なのか。書き方も、届け出日という部分で日にち、多分これは市役所への届け出日ですよね。移動日というのもあるんですよ。そこに住んだ日ということやと思うんですけど、宇治市なんか今のまちに住まれた日と書いてあるんですよ。移動日の表現として住まれた日という部分で、お住まいになった日という部分で、これ見方を変えたら、うちだけで思っているよりやはり。それで、請求内容の問題も、例えば精華町やったら一番初めに箇条書きで、相続ですか、年金ですか、車ですか、金融機関ですかとか、いろいろ書いているから、それに当てはめれば、例えば相続やったら基本的には除籍証明とか、戸籍でもいろんな部分で、そこから何をあなたはこの部分で持ち帰りたいんですかというのが想像できてくるんですけど、ちょっとそういう想像するまでもない。目的は何ですかとうちも書いてあるんやけど、これは手書きでね。それもいいんやけど、ただ、わかりやすさと言えば、そういう部分で言えば相当工夫の余地はあると思うんですよ。  私、ようわからんかったのは、例えば改製原戸籍、こんなの一般の人、知りませんで。それは何か言うたらデジタル化の縦書きから横書きになったという話なんですけど。結局じゃあ例えば一般の人が相続をするから、原点に返って、あなたは誰の父親・母親で、そしてしっかりとした子どもが何人あって、そういう奥までずっと追いかけていかんならん中の書類やと思うんですよ。結局そういう書類も、じゃあ改製原戸籍という部分で書いているんですけど、なかなか理解できひんと思うんです。求める者はこれですと言うけど、じゃあ何を求めてええかという根本がわからんと、みんな多分しているようなとこもあるんではないかと思うんですけど。  そして、いろんな部分の、うちやったらこれは全部わかれということでもないんですけど、例えば筆頭者、戸籍謄本の部分のピンクやら住民票の中で、筆頭者は誰ですかということを書いてあるんですよ。例えば私、ちょっと不思議に思ったのは。大阪で父親が死んで、母親のを取りに行くときに、筆頭者は死んだ父親なんですよ。そういうのは全然わからへんのですよね。筆頭者というてもここで消えて、筆頭者が義理の母親になっているのかと思ったら、まだ死んだ義理の父親が筆頭者として残っているんですよ。そういう部分から言えば、筆頭者か世帯主か書き方もいろいろあると思うんですけど、なかなかわかりにくいですよ。そやから私はいろんな意味で、窓口に行って聞くんじゃなくて、そういうことも説明できるような人材も必要なんじゃないですかということで。  行った中で、木津川市は、私が書類を探してたら、うろうろしてたら、前のほうから何かご用ですか言うて職員が声かけました。精華町は、そこに受付イコール案内になってあるんですよ。行ったら、ちょっとふにゃふにゃしてたら、ぱっと来て、何のご用ですか、どういうふうな部分にしましょうかと、銀行みたいな感じでした、精華町は。八幡市はちょっと古い庁舎やから、わかりにくいんですよ、車のとめ方も入れて。そして乱雑にぐちゃぐちゃしてて、何も八幡の悪口言うてませんよ。ちょっとわかりにくいんですよ。ちょっとうろうろしてたら、受付の人が何ですかと、これも声かけました。久御山町も、私が書いてて、ぐちゃぐちゃ集めてたら、何ですか言うて受付の人が。宇治市は、ぱっと入って結構遠いんですよ。受付もおられないので、書くとこと職員が受付するとこが遠いので、そういうのは何にもないんですよ。がらんとして、何にもそういうリアクションはなしでした。それは何がええかと、それぞれ一長一短があるということを言うているんです。わかりやすい点としては、私、精華町が一番わかりやすかったのかなと。入ったときから、進んでいく部分から、いろんな意味で。新しい庁舎、例えば木津とか精華町とか久御山町とか、新しい庁舎というのはそういうふうに割とわかりやすいようになってあるんですよ。そこの部分を大きして、受付を大きして、福祉もついてたり、年金がついてたり、ある程度のワンストップサービスみたいな形になっているんですけど。  城陽市のええとこは、温かく感じますよ。入ったときに市民課があって、受付があって、と言うのは、ここに書いているところと職員が離れている部分が近いんですよ。そういう部分で言えば、ふんわかしてますよ。ちょっと洗練された部分はないんですけど、何か温かさはあるかなという部分で。私はそのときに、一番初めに行った気持ちで行こうと思ったんですよ。知っているの違うて、全然知らん人間が初めて行ったときにどう思うかというのを大切にしたら、私みたいなそういう感覚に陥るのと違うかなと。窓口に行って聞いたらええと思うんやけど、やっぱりそういう部分で言うたら、ある程度書くところのところで聞いて書けたほうが、窓口に行くより心として安心するのかなという気がして。特に今、若い人は携帯があって、あんまり聞くことしないですよね。全部こうやって、どこでも何か、ぱっと若い子なんか聞いたらええと思うんやけど、あんまり聞くことしない人間が多い中で、物事の中でわかりやすい仕組みをつくっていくのは私は必要ではないかと思うので、そのあたりどのように思われますでしょうか。 ○増田貴議長  綱井部長。 ○綱井孝司市民環境部長  もっとわかりやすいあり方もあるのではといったようなことにつきましてご質問いただきました。我々といたしましても、確かに申請書というものにつきましても種類もたくさんございますし、記入いただく内容というのもやはり専門的な用語、こういうものでわかりにくいといった点も多々あるというふうに我々自身も感じております。先ほども議員からも一例として出されました原戸籍といったものにつきましても、こういった戸籍を改正する中で、そのもとになったものをはらこせきと呼ぶものなんですが、これは本来は改製げんこせきというのが正しい呼び方でして、実はそのほかにも現在の戸籍というものもげんこせきというような呼び方をいたしますので、それともとを区別するために、そのもとの部分をはらこせきといったような呼び方をするということで、本当に特殊な分野の用語がたくさん出てまいります。市といたしましても、やはりこういった様式につきましては法の規定というものがありまして、やっぱりそれを満足させなければならないという部分は必ずあるんですけれども、そういった中でも、やはりよりわかりやすいものといったものへの改善というものは常に心がけていかなければならないというふうに考えて、仕事にも臨んでいるところでございます。したがいまして、先ほどいろいろな転居とかいう言葉もいただきましたけれども、やはり他市のそういったわかりやすい用語なんかを、市民課の中で定常的に行っておりますミーティングの中でそういうものも出し合って、研究して、よりよいものに変更していきたいなというふうに思っております。  また、職員の対応というものにつきましても、やはり大切なものというふうに考えておりますし、現在も丁寧なご案内を心がけいたしまして、お困りのお客様がおられないかといったことを常に窓口からも目を配り、職員が積極的にお声がけをさせていただいておりますけれども、やはりこの部分につきましても、今後、いろいろな市町で行われているサービスといったものも研究いたしまして、やはり来庁者の不明点を解消するとともに、ご満足いただくためにどのようなサービスができるのかといったことについてしっかりと検討していきたいと思っているところです。 ○増田貴議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  今、おっしゃった部分を大切にしていただいて、これも切りないところもあるんですけど、そやけど、その部分で自分とこで井の中の蛙じゃなくて、大きな部分の中でわかりやすさという部分で言えば、丁寧さで言えば、これは限度がないので、しっかりそういうのを認識していただいて、改善できる点は改善していただきたいなと思います。  そして、私、これ改めて思ったんですけど、戸籍というのは本当に大切ですよね。ミスも許されへんし、戸籍の中で一人前になろうと思ったら10年近くかかるということもお聞きして、いろんな部分で目立たへんけど大変な役割の仕事やなと思うんですよ。そやから、そういう部分の中で地道な作業ですけど、ずっと過去からの部分を引きずって、それをまた、いざというときに出していかんならん仕事なので、敬意を払うというか、大変やなという部分で思います。  そして次に、この前から期日前投票で駐車場が結構いっぱいになってて、私ども議員もとめるとこも第2駐車場もなかって、そこで管理なされていたシルバーのお方も大変やったんですけど、やはりもう少し駐車場という部分で言えば、サービスに直結してますので。ほんで、私とこの駐車場が割と変わっているのは、市道を挟んでいるんですね。あれ、みんなほとんど敷地内に駐車場があるんですよ。それがええか悪いかは別にして、やはり今の不自由さは市民サービスをちょっと阻害しているということは認識されているので、例えばビッグデータの活用の中でどういうときに混むとか、そしてこれからの方針としてどういうことを思っておられるのか、ちょっとお聞かせ願えますか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  市役所来庁者用の駐車場の改善についてお問いかけをいただきました。市役所来庁者用駐車場につきましては、来庁される市民の方が多い時期には満車状態となっておりまして、市民の皆様にはご迷惑をおかけしているところでございます。駐車場の満車対策といたしまして、市役所南側の第1駐車場の立体化による駐車区画の増設ができないか、過去検討いたしましたが、現行の敷地範囲内で駐車区画を増設することは建築基準法の制限によりできないという結論に至っております。しかしながら、平成32年度に庁舎耐震補強等整備事業が完了いたしました後には、現在、第1駐車場に駐車しておりますごみ収集車のほか、第2駐車場で職員駐輪場として使用しております区画など、計17台分がご利用いただけるようになる見込みでありますので、完全じゃないかもしれないですが、良化すると考えているところでございます。 ○増田貴議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  32年には17台。それは大分違うと思うんですよ、17台あるということは。じゃあそれまでにやはり第2駐車場のあり方と、もうちょっと今のデータを活用して、混むなというときにはいろんな配慮、それはそっちも嫌というほど知ったはると思うので、そういう配慮をしながら、できるだけにこにことして庁舎の中に入っていただけるように、よろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 ○増田貴議長  午後1時10分まで休憩いたします。         午前11時52分     休 憩         ──────────────         午後1時10分     再 開 ○増田貴議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。順次発言願います。  本城隆志議員。 ○本城隆志議員  〔質問席〕 88の会、本城でございます。きのうお風呂に行きまして体重をはかれば88.8キロ、いい会派の名前をつけたなと思ったんですけど、2年前、この名前をつけさせてもらって、これぐらいの体重を維持したいなと思っています。近々90キロちょっとオーバーしまして、これは大変だなということを思っているんですけども。  最初に、私の養生訓を言おうかなといって職員とも話ししてたんですけども、不摂生なんですね。ランニングマシンを買いましたけども、2カ月間包装から解かずにそのまま置きまして、2カ月後にあけましたけれども、あけて置きながら2カ月間乗らなかったんですけども、やっとこのごろ5キロのスピードで歩き出しましたけども、大体15分で終わっております。今月、人間ドックにもう一度行きますけども、そこで結果は多分気をつけなさいよということを言われるかなというふうには思っているんですけども。  行政も不摂生はだめだろうということで、今回もいろんな質問が出ておりますけれども、とりあえずまず選挙が終わりまして、市長、おめでとうございます。私はお手伝いしないということを宣言しましたけれども、通られたことに対しては市長という形で認めてまいりたいと思いますし、その点、与党ではございませんけれども、是々非々の立場で強く質問していくのがこのスタイルかなというふうに思っております。昭和56年にここに立ちましたけれども、自民党の籍がありながらきついことを言いましたので、今、自民党ではございませんけれども。かえって後ろに圧力団体というか、強い人がおられないから言いたいこと言えるという、以前にも増してそのことが身にしみて喜んでおりますので、そういうことできょうの質問に入っていきたいというふうに思っておるんですけども。  先日もちょっとややこしい事件が神奈川県で起こりましたね。今、ニュースで9人の方が殺害されたということでありますけども。殺害したほうも自殺願望があるという、これが本当なのかうそなのかわかりませんけども、自殺をしたいという希望者を募って、お互いに心中をしようやないかと言って、この数カ月のうちに9人も殺したということでありますけれども。この行方も大変気になっているところでありますけれども。私たちこの仕事をしておりますと、何ぼ苦しいことがあってもいかに楽しく時を過ごすか、それがストレスのたまらないやり方かなと思っております。だから、自分の心を自分で把握できる、あるいは誘導できるというのが、また私たちの仕事かな。それがまた市民に対してお答えできる、あるいは市民と接することができるのが議員の仕事だろうかなというふうに思っております。  まず最初に、まちの安心と安全を守るというところから質問をさせていただきたいと思います。  文化パルク城陽を市民の文化財として守る必要があるということで質問項目を上げさせていただきました。その中で皆さんがいろんな質問、私の前にたくさんこの問題を質問されますので、粗筋が書けないというか、先ほどまで質問されておりましたので、それを聞きながら質問していくということで、お許しいただきたいと思います。  その中で、行財政の中長期の見通しはということで、先日のセール・アンド・リースバックをしない場合とした場合の10年間の実質収支の差額を担当者が出してくれましたね。それによりますと、最終的なところが平成38年ということでありますけども、このときに2億8,400万円の黒字。途中経過を見ますと、特に平成32年を見ますと、3億2,500万円のマイナスである。セール・アンド・リースバックをした場合には40億6,600万円の黒字だという見込みであります。要らない無駄遣いをしない、新しい事業をしないということでの計画だろうとは思うんですけれども。この事業の算定の方法は今回初めて出されたのか、それとも算出の仕方、算定の仕方というのは以前から変わらないのでしょうか。そのことからまず聞かせてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  財政シミュレーションをする仕方としましては同じような形でやっているわけでございますが、ただ、経年的に事業とかが変化もしておりますので、そういったものを加味しながら財政シミュレーションをつくったところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  ということは、基本的には基本の積み重ねというのはここ何年も変わってないというか、そういう形でシミュレーションをしている。つまり決算委員会や予算特別委員会がございますので、その中で委員から10年間の見通しとか絶えず聞かれますから、そういう台帳というのは絶えず持ってそういうところに出ているから、積算根拠というのは変わらないということですか。もう一度聞かせてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  基本的にいろんな事業は見直しておりますが、基本的な考え方は変わっていないところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  私が今回、この第4次城陽市総合計画の議会側からの特別委員会の委員長をさせていただいて、いろんな資料をずっと見させていただいたんですけど、委員長ですからあんまり質問はできなかったんですけど、トータル的なところで細かいところをずっと見て、この委員会をさせていただいた。ですから、ことしの1月、2月、こればっかりにかかっておりましたので、ほとんど毎日市役所へ来るぐらいの仕事量がございました。その中で聞いていますと、そんなに大きな赤字が出るような状況が生まれないような当時のご返答やったんですが、それから変わったんですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  2年前に、明日の城陽づくりに向けた財政チャレンジ宣言という形の財政シミュレーションを出させていただいたところでございますが、その際にも、現状においてはおおむね毎年約2億円減収になると、見込みのものは出させていただいたところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  2年前に出されたやつですね。財政見通しの基本的な前提条件をもとにチャレンジ宣言をされたということで出されているんですけど。そのときの資料と今回の資料を折れ線グラフにちょっと出してみたんです。えらい相違がございまして、平成33年は5,000万の赤字だというのが、今回6億4,700万円の赤字になっているし、それから翌年の34年はチャレンジ計画では2億7,300万の赤字が4億5,600万、倍に膨れ上がっているんですね。だから、積算根拠が同じということは、新しい事業を入れていないという中で、なぜこういうふうな差額が出るのかな。それから、その前の平成32年ですが、チャレンジ計画では2億9,100万円の黒字やったんです。今回は3億以上の赤字になっているわけです。どうこれ変わるの。何で2年間でころっと変わるの、積算根拠が。だから、文パルを売るという今回の計画の中での積算根拠じゃないんでしょう。基本的な積算根拠が1年、2年でころっと変わってしまうということは、そちらが好きな数字を出せるんじゃないかということと同じではないですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  当然いろんな財政事情がこの間にも変わってきております。例えば国からの交付金が著しく減少しているということも1つでございますし、あとそれと事業年度につきましても実施年度がずれてくるということもございますので、そういったことを加味した上での今回のシミュレーションでございますので、ご理解願います。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  ことしの春の予算でも変わってないでしょう。夏になったら変わったんですか。国の財政の状況とか、補助体制とか、あるいはいろんな補助率の見直しとか、この4月、5月、6月、7月で変わったんですか。今、そういう言い方と同じことを言っておられるんですよ。2年間しかたってないんですよ。この春でも変わったというふうに聞いてない。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  財政シミュレーションとして出させていただきましたのは2年前が最後でございまして、今年度の当初におきましてはそういったシミュレーションは出していないところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  予算委員会でそのシミュレーションを出してないけれども、変わっていた、変わりそうだったら普通は出すでしょう。これだけ変わるんですよ。私たちも地域で自治会をやったりとか、社協をやったり、体振をやったりして財政計画を見ていますけども、そんなに毎年変わらないように、あるいはこれはちょっと赤字が出るなと思ったら無駄遣いしないように努力していますよ。それを長期計画の中でも出さなかった。予算委員会や決算委員会でも出してない。わかってたんですか。わかってなかったんですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  特に今回、収入の面におきまして国からの交付金が大幅に減少したということがございます。そういったことは最初、いろんな計画、予算編成の時点ではわからなかったということはございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  おかしいでしょう。それなら、6月議会でもこういう形になるよということを事前にもっとはっきり出してこなあかん。それともう一つは、ことしの予算でわからないというのは、政府はそれほど急激な変化を今、やってきているんですか。国はアベノミクスで経済は上向き、財政も上向きと言ってきているんじゃないの。財政は上向きやけど、地方の財政は締めますよと言ってきているんですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  現実問題といたしまして、平成27年度に比べまして28年度におきましては国からの交付金が大幅に減少したというのは事実でございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  それの中身を教えてください。 ○増田貴議長  本城副市長。 ○本城秋男副市長  議員ご存じのとおり、これまでから申していますように、我々城陽市の財政と申しますのは、非常に国からの交付額、交付税でありますとか譲与税交付金、これにより影響を受けるところが大きい。これは議員ご存じのとおりでございます。この中で、2年前のシミュレーションと今のシミュレーションを比べますと、数字を申し上げますが、非常に交付税なり譲与税関係、これが億単位で減少になっておりますので、やはりシミュレーションごとに年度を更新しますと増減するという、これは事実でございますので、ここにつきましては今回は悪化のほうに動いた。これは3ページにございますように、基本的には歳入の譲与税なり地方交付税といいますのは、28年度決算をベースに算出いたしております。我々がつくります財政シミュレーションは、基本的にその時点でわかる直近の決算額、特に国からの数字につきましては直近の計算額、これをベースにこれまでから行っておりまして、その減の幅がこの2年間で大きかったというのが実態でございます。  以上です。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  それにしても大き過ぎます。これは事前に議会が知らないんだもん。この9月に、あるいは10月に、選挙の後ですけども、この表が出てきてから皆知ったわけでしょう。国の施策によって変わるのなら、ほかの市町村だって同じようなことを皆抱えているんじゃないの。国が違うんなら、それはまたなんでしょうけど。1つの日本という国にあり、京都府があって、その下に各市町村があるわけでしょう。大体同じような形になってくる。宇治も厳しいということは地方紙にも載っていますけどね。だから、向こうは努力の仕方は何をしようか。職員の給与の問題とか踏み込もうとしているじゃない。これだけ厳しかったら、やっぱりほかのところでどう努力するか、これが見えてこないじゃない。きのう実は城陽市のOBから投書をもらいました。物事に合わせて何ぼでも数字は書きかえられますよと。私たちはこういう積算根拠、議員は誰一人としてその積算を出す能力を持っている者は、多分今回ここ、おられたらごめんね、いないだろうと思います。そんな定規とか持っていない。だから、債務においても何百億あろうと、それがどういう積算でいつ返せるかとかいうことのシミュレーションなんて、情報が多過ぎてできない。何で言うたら、総務だって1人じゃできないでしょう。1人でやっているんですか。できないでしょう。資料があってもなかなかできないことで、我々資料なしにあんたたちを信用するしかないんです、本当なら。信用したいけれども、何で2年でこれだけ変わるんや。国の積算が変わるから。そんな情報私らもらってない。知ってたら、ことしの1月、2月の段階でもっと突っ込んでこの論議をしてましたよ。10年の計画をやってるんですから。おかしいんじゃないの。それに合わせていつも積算しているんやということで、私はそうとっておけばいいのかなと思うんですが、河合部長、どうですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  基本的に先ほど具体的に、特に今回の場合につきましては国からの交付金、具体的な額がすぐ出なかったんですが、申しわけなかったんですが、特に普通交付税で1.4億円の減、地方消費税交付金で1.6億円の減、臨時財政対策債で2.7億円の減というようなことが、そういった事実が出てまいりましたことから、今回、そういった財政シミュレーションも大きく見直したということでございますので、その点につきましてはご理解を賜りたいと存じます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  今の何億減とか言われましたけども、それ5億円ちょっとでしょう。だけど、平成33年度だけでも6億4,700万の赤字が出るという見通しですよ、前回は。なかったらね。今回は、5,000万円の赤字と見ています。この差は何ですか。トータルの数字まで私はきょう資料として、グラフの中に入れましたから出してませんけど、見ただけでもひどい差があったんです。何で毎年、数億円の違いが出てくるの。何かこの文パルの問題だけで赤字幅をふやしたような感じがしたので、ちょっとおかしなやり方をされているのが城陽市かなともう思い込んでおきますよ。  それで、毎年やることは、行革ということはどこの市町村も、国も行革と言ってやっていますけども。市有財産は売るほどの市有財産ってないんですよね。ですから、金井工芸の跡地とか川村染工も売れるものなら売りたかったけど、民間の市場価格と違うから売れなかった。それと金井工芸の跡地はもともと駅前整備のための種地として買ったんですよね。だから、目的があったんですよ。これ駅前整備をやめたのは奥田市長になってからですよ。皆やりたいという努力をしていた。だけど、努力するけれども、京都府の認可とかいろいろありましたからできなかったけれども、やっとそこへ行きそうになってやめちゃったんです。だけど、川村染工の跡地は何にするのか私も全然わからなかった、地元におって。だけど、この前の今池保育園の候補地としてもよかったんですよ。そうやって飛ばしてしまっていますやん。だから、使い方、利用の仕方、議会が言ってもなかなか聞いてくれないそちらのやり方の問題が私はあると思うんです。だから、城陽市が暴走したときには我々がそれをアドバイスしたり、とめに入ったりする。議会が暴走というか、何でもこれもやれ、あれもやれと言って金食い虫のように要望したときに、それはできませんよ。財政計画はこうですよといってとめに入るのはまた市の仕事でしょう。だから、議会と市とは車の両輪やと。こういうことが言われているのに、いけいけどんどんでいいのかな。  先ほど畑中議員がやっぱり少数意見もどんどん聞くべきやとおっしゃいました。ちょっと彼も以前の畑中君に戻ったかなと思っておるんですけども。そこだけ取ってしまうとあかんのですけど、文パルの意見はちょっと違うんです。何でや言うたら、私たちはいつも少数派やったから、その気持ちは彼の中のどこかにぐっと持っているんですよ。だけど、答弁の中で与党の皆さんだけがよかったらいいような答弁を河合さん、していますね。与党の皆さんから了解を得たからいいというような言い方、あるいは選挙で、新聞記者の中での記事しか読んでないですけども、文パルの問題は了解を得たという言い方を市長がされている。本当の言いわけはどうされたか、記事になったらまた違うかもしれませんけど、そういうふうにとるんなら、ちょっと本当はおかしいのじゃないか。文パルを買うとき、つくるときぐらいの意識がないとだめやということは、もっと論議をしていく、あるいは議会でもこうやって一般質問だけじゃなしに、全員協議会で話ししていくということが必要じゃないかなと私は思っております。  それと、一番最後やからこんなことを言うんですけど、土居さんがもっとやるべきことがあったんやないか。職員の給与ということもおっしゃっていましたけど、宇治市も厳しいから職員の給与をどうしようかということで、今、論議しておるでしょう。議員だって半分に減らしたってかまへん。その覚悟を皆持ってますよ。だから、一般職員20%の削減を求めるぐらいの覚悟をしないと、文パルのことで市民から私に、私に言ってくるんやから。文パルを市長の言うことと同じに売ったらいいよと言っている人からはあんまり入ってこないのは確かかもしれませんけど、社会福祉や文化協会や体振をやっていると、その意見に同調される方はいなかった。その間、運動会とか文化祭、いろんな人に会ってますよ。だから、政治をやっている人間、行政のそこの執行部についている人だけがやっているような感じがして、どうも私は合点がいかへん。文パルをつくるまでの細かいいきさつは前回の議会で言いましたよ。今道市長が市民の声、結局市民会館をつくりたいという声が10年、20年と積み上がってきて、最後は文化パルクになったんでしょう。その間に市民会館を用地交渉に行ったときに、12号墳の問題が出たから、1回リセットして、バブルのときですから土地が高くなって買わざるを得なかった。さらにいろんな図書館とかコミセン、これをつくっていくために複合施設になったわけでしょう。  前回の総務のときの説明に、地方自治法の細かいことは私はわかりませんけれども、中でコミセンとか図書館は売れないけれどと言われたけど、この文パルをつくるときに複合施設ということは、図書館つくる、コミセンつくる、それから歴史民俗資料館、それからプラネタリウム、子どものプレイルーム、これらに補助がついておるはずでしょう、こういうものは。だから学校も売れないし、市の庁舎も売れない、セール・アンド・リースバックには向かないということをおっしゃったのでしょう。そのあたりもう一度教えてください。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  建設当初におきましては、特定財源といたしましてはあくまでも起債を充てて事業を実施しているものでございますので、補助金の関係につきましては問題にはならないと考えているところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  問題にならないというのは、ゼロやということですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  補助金につきましては、補助金の適正化法に基づきまして20年ということになっておりますので、建物自体は20年を経過しておりますので、現状においては補助金を返すとかいう必要はないところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  河合さん、文化パルク城陽ができたときに、あなたは担当者やったでしょう。違った。愛着ないの。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  おっしゃられますとおり、私、オープン前3年7カ月間、オープン後も2年5カ月、合わせて6年間文化パルク城陽の仕事にかかわってまいりました。毎晩夜おそくまでオープンに向けての準備を進めてまいりまして、ようやく開館にこぎつけたということで、文化パルク城陽に対する思い入れは誰にも負けないというふうに考えております。開館後におきましても、市民に喜ばれる施設としてあり続けておりますことは大変うれしいことですし、運営にご協力いただいております市民の皆様並びに仕事を引き継いでくれた後輩にも感謝しているところでございます。開館当初、本城議員からも運営に関していろいろとご協力いただいたり、ご助言をいただいたということも思い起こされるところでございます。ただ、時代の流れの中で、市財政に負担を与えてきたということは事実でございます。そして時代が移りまして、新たな財政需要が生ずる中、セール・アンド・リースバックをすることによりまして、この施設が今後の市のまちづくりのための役に立つということはありがたいことだと思っております。建物自体はなくなるものではありませんし、市民が今後も使い続けることに変わりはないわけでございますから、私個人的な意見でございますが、割り切っているところでございます。  以上でございます。
    増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  誰にも負けないというのは誰やろうなと思っています。私は誰にも負けないということをおっしゃるのなら、役所の中でこういう意見が出てきても、それに対して待ったをかけるだけの迫力があなたにないの。言われっぱなしで、聞きっぱなしで、愛着あるというの。私はそれはどこかの国のように合わへんだら左遷されるから怖いよといって全部それになびいていく、何々派になっていくというような国家戦略をやっている国と変わらんのじゃないかなと思うんですが、その点の反省はいかがですか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  文化パルク城陽に建物とかこういった施設、いろんな機能があるわけでございますが、やっぱり建設に、オープンにかかわった者といたしましては、大変愛着を持っているということでございます。ただ、今は総務部長の立場でございます。そういった中で、やはり将来的な財政事情等も当然考えていく必要がありますし、その立場に応じて、今はそういった考えを持っているところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  あなたの言葉遣いからすると、あなたがこんなことを発案したことではないということはわかりました。ただ、問題は、総務部長という立場をもっと生かして、これが愛着あるのならどうだということの論議を役所の中でできないと、決まったことはみんなそうだという動き方をする。私はあなたは将来は孔子賞をもらえるんじゃないかなと思うよ。ノーベル賞じゃないよ、孔子賞だよ。  それから、この論議の前に20年間文化パルク城陽の使用料金の変更はありましたか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  私は平成10年に離れておりますので、それ以降の細かい詳細は存じ上げておりませんが、基本的に施設関係の使用料は変化ないというふうに考えております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  一般市民とそれから企業が使うとき、2割とか、5割とか、営利のときは上がると言っていますけど、企業側からの意見として聞いていますと、非常によその会館を使うより安い。だから、どんどん使ってもらっているのはいいんですけども、だけど、これからの見直しをどうするのかということも何にも決めてないでしょう。そういう時代に入ってきたかどうか。政府はデフレよりもインフレを誘導したいと言われている。公共料金は何でも安ければいいと言いながらも、こういう使用料金はよそと対比してどうかということの見直しを何にもしてないじゃない。これから契約をするという、こんな形でという文書をもらいましたけども、これではできないんじゃないかなと私は思っております。やっぱりほかの努力という部分では、いろんな施設の使用料金の見直しをこれでいくとか、どうなのかという見直しを絶えずやっていくわけでしょう。水道料金、下水道の料金、それから各種申請書の料金、よそは基準どおり上がっていっても城陽市だけは落としていくというのか。文パルを上げないためにほかのところはその文パルに見合って上げないというのか。市民にとっては上げてくれないほうがいいというふうには思いますけど、財政的にそれでいいのかどうかということの料金体制の見直しというのがこれから出てくると思いますね。いかがでしょうか。 ○増田貴議長  河合部長。 ○河合寿彦総務部長  先日の答弁でも申し上げましたが、現時点において具体的な文化パルク城陽の施設使用料を改定するという具体的な検討まで至っていないわけでございますが、ただ、一般的な事項といたしまして、各種の料金体制につきましては、やはり市民サービスの低下を招かないことを念頭に置きつつ、適正な受益者負担を求めることについて検討することは必要であると認識をいたしております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  いろんな見方があると思うんですけど、一番の問題は、人口が減ってくるわけですよ。利用者の数も減ってくる。それと先ほどの質問の中に、社協もそうですけども、いろんな団体のボランティアの参加者が減ってきている。つまりそれを主催しようとする市民の中心的な人物も高齢化してきて、若い人が次、続いてやってくれるかというたら、自治会だって消滅するかもしれない。さあ文パルの利用率はどうなるのか。あるいはほかの施設の利用率はどうなるのか。  今、寺田西校区の高齢化率は35%いってます。一番高いと言われていますね。だから、75歳がそのとき来たとかじゃなしに、もう今、そのときに寺田西校区は来ているわけです。深谷校区もほとんど同じやというふうに思っているんです。そういうときにどうするのかという目標とか、そういうものが今後のまちづくりにはないんです。言うてみたら、高齢者にやさしいまち、それは障がい者にもやさしいし、健常者にとっても住みよいまちになる。周りばっかりよくなっても、まちの真ん中が何しているのと言われたら、マンションが建ったところで、そのマンションだって住みにくかったらすぐ出ていきますよ。これがこれから抱えている城陽市の大きな問題かな。そのために駅の中心に駅前整備をどういうふうにしていくかという一番の課題を飛ばしてしまったのは奥田市長じゃないかな。そういうふうに私は思っている。だから、違う手法でやっていますと言うたって、ちょっと理解できないなということをずっと思っておるんです。  それから、セール・アンド・リースバックという形で今回、それを何とかしようとしたけど、ちょっと私はこれは難しい問題をこれからもはらんでいくな。先日の答弁の中に、チャンスだとか言っておられますし、それからジャンプするとか言っていますけど、今回はステップだというふうにおっしゃっていましたけども、ホップ・ステップ・ジャンプ、三段飛びでステップをジャンプのように飛んでしまうと、最後のジャンプができないんですね。なぜかいうと、ジャンプするために余力を残した2番目の足の動きをしないとあかんわけです。それを今回、何かジャンプしようとする。そのジャンプは記録が伸びない。三段飛びやったらそうなるなというふうに私は思っておりますし、それからチャンスだとおっしゃっても、5年目ですから5回戦ですね。野球は9回、ソフトボールでも7回ですが、あと逆転されたら何にもならんということでありますので、チャンスでわあっと騒いでいるのは阪神と巨人かなというふうに思いますので、そのあたりもう一度見詰め直して、答弁いただきたいと思います。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  今、本城議員のご意見も確かなところがある、1人のご意見として承っておきます。私自身のホップ・ステップ・ジャンプは全然違いますね。今はステップの時期であって、ジャンプは35年を見通しております。だから、35年までの間の今は1期目でホップをさせてもらって、今がステップという認識で、ここをしっかりやらなければ35年ジャンプはできない、こういう理解の仕方でございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  見てたら、ステップじゃなしにジャンプしているように見えますから、だから申し上げたわけです。だから、ご自身の思考回路の中と世間が見ている、あるいは市民が見ているそのスタンスがジャンプに入ってしまっているから、これはステップじゃないなというふうにとったから、私は申し上げたんです。ただ、自分ではそういうふうな競技の仕方で何回かやっていたら、ホップ・ステップ・ジャンプを飛んでいるようですけど、記録は伸びないよということを申し上げたわけですので、それは見方の問題だろうと思います。また手を挙げているので、どうぞ。 ○増田貴議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  最後の答え、ありがとうございます。まさしくそのとおり、見方が違います。35年がジャンプだと私は見ております。今まさしく、今の時期がジャンプだと多くの人は見られないというのが私の認識で、本城議員とは根本的にその考え方が違います。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  根本的に違うことは私にとってはうれしいことなんですけども。人間いろんなこと、あるいは経験があって誰でも全部が合わへんことはないんですね。いろんなことの中で接点もあるし、合わないところもある。その合わないところをどう調整するかも議会ですけども、合わないところを強調するのも議会だと、こういうふうに思っておるんです。ですから、この前の選挙を応援しなかったのは、至極私にとっては当然かなというふうに思っておりますので、かえって冷静にいろいろな候補者の姿を見られたなというふうに思っているんですよ。  共産党さんは市民の会の皆さんと一緒になって文パルを売るなという宣伝をされたけど、私はその宣伝のやり方は間違っていると思ったんです。慌てて山井さんが酒井さんと市会議員の誰々と一緒に車に乗りまして、文パルは売りませんいうて大きな声でマイクを持ってやっておられましたので、市長選を一緒にやっている代議士も意見が違うのかなと思いながら、今、山井さんからどういうことで言わはったかどうかは聞いてないんですけど。彼は売らないという形で表現されていたことは、駅前で私は聞いておりましたので。ただ、私がいることとかどうかは確認をとってないと思います。事務所の2階におりましたから。窓から顔は出しませんでしたけども。だけど、私は山井ですと言うたはりますから山井さんに間違いないと思うんですけども、そこに酒井府会議員と城陽の市会議員も乗っておられたということで、そうかな、おもしろいなと思って見ておったんです。これが選挙かなと。選挙のときに何を言っても残らないことは残らないのかもしれませんけども。だけど、代議士がそういうことを言っていいのかなと思うから、次の選挙、苦労するわけですよ。  次のことに入りたいと思いますけれども、あと20分ありますから、文パルの話はこれからまだまだ詰めていかんならんところがあるだろうと思いますけど、一般質問で賛否をとるわけではないので、交通安全対策について質問をしていきたいと思います。  今度、新しくインターチェンジができて、前回もちょっと申し上げたんですけども、高速道路との入り口、出口が非常に危ない。昨日も思ったんですけども、京奈和からおりてきましたら、今度は最後の城陽の24号へ出るときに、八幡から来る道と交差するんですね。それで交差しながらどっちへ行くのか。距離が100数十メートルしかないので、その間に高速からおりてきた車と行き違いをしないかん。あるいは合体するのならそれでいいんですけど、合体する車と行き違いをする車と両方あるんです。ほんまに危ないなと思って。右見ていいのか左見ていいのか、どっちも見ながらも気をつけて走っているんですけども。違う車はスピードを80から100ぐらい出してくる可能性もあるわけでしょう。そこでこっちは30や40で逃げられるかというたら、もう逃げられないな。この危なさが下の路面の色だけではどうにもならないなと思ったんです。  前回も申し上げたのは、コストコからこっちへ入ってくるときに、私、逆走したんです。何で言うたら、信号で右へ曲がらないかんから、右車線の待機線があるから右へ入ったなと思ったら、それは正面から来る車のこれから本線へ入る道へ入ってしまった。つまり正面から来る車が左を走っておったわけです。それは走るまで気がつかなかった。1週間ほど前に行きましたら、それが入れないように何かくい打ってましたね。今までそれを打ってなかった。つまり私だけじゃなしに、私も2人ほどに聞いたんですけども、皆間違っておった人がおったわけです。つまりこれは多くの人が間違うからこそ、道路の管理者がそういうところにくい打ったということでしょう。まだ車の通行量が少ないからよかったですけど。本当に今回のインターチェンジ、あるいはこれに関連する出入り口が非常に危険だなということを思ってたら、塚本深谷線も早急に開通すると事故を起こしているわけでしょう。24号も起こしたし、尺後の嫁付川沿いも事故を起こしたわけです。私は道路は便利になるほうがいいという部分と、家の前ならうるさいから嫌だなという部分と、別に細い道を走っていって500メートル先の道路へ出ても、それは不自由は感じてないんです、毎日のことですから。100メートル先に道路ができたのがいいのかなといったら、それは全体を通したらいいのかもしれませんけども、やっぱり地元にとっては便利さよりも怖いなとか、うるさいなということが先に意識に立つわけです。ですから、今度の次のできるところがあれば、それはいいなという部分と、地元の人は、いや、怖いな、あるいは要らん車が入ってくるんじゃないかなという心配と両方あるんですけども。  そういう意味で、近所の人が信号をつくってくれと言われたんです。子どもが通学というても、3人が通学するために信号をつくっていいのかどうか。私はちょっと待ちいな、ちょっと道が動き出してから、形態を見てからと言うたら、その人はあちこちに請願を、文書は上がっているのかどうか知りませんけど、言葉でつくってほしい、つくってほしいと言われたから、会う人会う人に、そこそんなにつくってほしいのというて、反対に私のほうへ聞きに来るぐらいのことでありますけれども。わずか五、六軒のことで今回、信号をつくったら、子どもいいひんようになったらどうするのやろうなというようなことで、絶えず子どもがいる地域ならいいんですけど。一時子どもがいて、交通安全ルールをしっかり学ばすことのほうが大事なのか、全体の流れをスムーズにするほうがいいのか、あるいはとめさしてでも安全を守るほうがいいのかという、道路をつくったときの模索があるかなと思っているんですけども。  だけど、一本道ずっと走るのは楽ですけども、ただ、塚本だけじゃなしに、一口のところ、それから尺後のところも含めて、横断が非常に怖い。距離を、向こうのほうから来た車がまだまだやねと思ったら、手前の右側から来ていますから、ちょっと待ったすきに遠いところの車が来ているんですね。これの怖さというのは、今まで国道を渡るとき以上の怖さがあります。危ないところは国道には信号がありました。結構見通しがいいからよけい危ないのか何かわからんのですけども。ちょっとこの道路はおかしいんじゃないかなというほど、いい道路でありながら怖いなという道路であります。歩くのがちょっとまだ少ないですから、歩いている人に聞いてみますと、歩いているときは皆いいらしいんですけど、交差点に差しかかると怖いということをおっしゃっている。今まで富野荘へ行く道路はそんなこと言われたことなかったりしましたけども、何なのかな。この検証が必要かなと思っております。  都市整備部のほうでも地域の声をいろいろ聞いているんやないかなと思いながら、いや、大丈夫よ、安全よという声もあったかどうかも含めて、ちょっと答えてください。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  塚本深谷線が怖いというか、不安であるということについてのご答弁でございます。  近鉄より西側の塚本深谷線整備前の道路動線につきましては、南北に移動する交通が主でありました。そこに新たに東西に横断する道路が完成し、主動線が大きく変わったことから、違和感があるのではないかと思われています。交通安全につきましては、塚本深谷線が主動線になったことから、南北の横断は一旦停止の規制がされておりまして、安全確認をしていただき、横断することになります。また東西交通、塚本深谷線につきましても、法定速度を守って走行していただき、それぞれ交通ルールを守り、安全を心がけていただくことが第一と考えておりますことから、今後とも城陽署と情報を共有して、啓発も含め、交通安全の対応を図っていくこととしております。また、地元からは同じような形で交差点のところが危ないとか、信号の設置をしてほしいというようなご意見、ご要望はいただいているところでございます。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  最終的にはなれろということなんでしょうけど、だけど、なれる前に事故が起こっているということもありますし。それから、24号の走行が変わりましたね。信号があそこだけで3つ重なってしまった。あるいは4つ重なっているとも言えますし、そこへインターチェンジの出入り口が入ってくる。非常に危険度が高まったところであるし、それからそのインターチェンジの導入部分というか、接合部分が非常に短いですから、怖いなというところがありますね。ですから、おりてきて塚本深谷線に出るのも、すぐ24号を斜め横断をしていくということになりますので、そのあたりが非常に。今から道路の形態をどう変えろといってもなかなか難しいですけども、これ啓発だけいうても、よそからたくさんの人が来られますからよけいに、地元の人は安全運転でいくんですね。言うてみたらここの小南の通り、地元の人はみんなゆっくり走っていますよ。それから向こうへ来る前に、ここしか行き違いできひんというところで待ってくれていますよ。待ってくれへん車は、営業車か、よその他府県ナンバーが多かったり、トラックが多かったり、トラックが入れへんとこに入ってきたトラックが横着にどんどん突っ込んでくる、それと同じことなので。だけど、これ啓発を何回やったってとまるのかとまらへんのか、安全運転になるのか、そのあたりは非常に難しいなと思いますので、ちょっと不安であります。  それから、24号の問題じゃなしに、今度、高速道路とさっき言いましたけど、そちらのほうのことはどういうふうにお聞きになっていますか。 ○増田貴議長  小池参事。 ○小池学まちづくり活性部参事  議員おっしゃられているのは、合流の距離の短さの部分ですかね。距離は机上ですが、短いところで110メートル余りの間に出入りの箇所があって、南から通行しますとすぐに塚本深谷の交差点があるということになります。つまり流入する車両と合流が非常に難しい、ややこしい、なれない人にとっては危ないんじゃないかというようなことになろうかと思っております。  ただ、これは高速道路のジャンクションの構造でありますとか、高速道路への乗り口とかおり口、この距離、これにつきましては一応道路構造の基準がございまして、その基準にのっとりまして公安協議が終わっており、一応設計上は基準を満たしておるということになろうかと考えております。 ○増田貴議長  森島部長。 ○森島正泰都市整備部長  先ほどの塚本深谷線ですけれども、なれるまで置いておくのかということでございますけれども、信号のない交差点につきましては、計画の段階から歩行者、自転車の横断があることから、公安委員会と協議を行って、横断歩道の設置を求めてまいりました。市道242号線や市道5号線の交差点につきましては地元からも信号設置要望が出されており、京都府の府民公募事業にも応募いただいたところですが、今年度は設置しないという審査結果でございました。信号設置につきましては、今後の交通の流れも見た中で、城陽署と協議を行ってまいります。また、あわせまして必要となる交差点のカラー舗装等、安全対策を実施してまいりたいと、このように考えております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  高速道路の基準を満たしていると言うけど、満たしていると言いながら、最低の基準なのか、高規格の基準に合わしているかわからへんでしょう。基準やったら何でもいいかいうと、その基準は合っているけども事故多いですねという向こうの答えかもしれない。だけど、基準に合うてるから地域によってはそれ以上延ばせへんから、最低の基準を設けているところに城陽市は合致しているよと言うのかわからんでしょう。  それともう一つは、そこへおりるまでが、八幡のほうから来る車と京奈和から来る車が入れかわりするんですよ。そこがまた短い。ここのほうが危ないと思います。これを間違うたら、危ないからいうたら、結局奈良方面に向かっておりていかないかんということになるわけです。基準いうたって何でも基準がいいかいうたら、ちょっとやっぱり高齢者にとってきたら基準というのは危ない。先ほどみたいに高速道路の逆行も経験したわけでしょう。ただ、事故らへんだというよりも、前から車が少なかったから、たまたま前から来た車が左を走ってくれたからよかったけども、何やこんな真ん中来よって言うてそのまま来たら、正面衝突になるしかないです。だから、基準というのはそんなものだというふうにとりながら、どう改良していくかということを絶えずNEXCOとも打ち合わせする、公安委員会とも打ち合わせするということがそちらの仕事じゃないの。その答えがないなと思っておるんですが、どうですか。 ○増田貴議長  小池参事。 ○小池学まちづくり活性部参事  今後とも利用者皆様の声ですとか、交通の形態、注意深く見ながら、引き続きNEXCOあるいは城陽警察と意見も交換していきたいと考えております。 ○増田貴議長  本城議員。 ○本城隆志議員  ここだけの問題やなしに、どの議員も自分とこの近くというのはよく見えますからね。よく見えるというのは、いいように見えるんじゃないですよ。たくさん見るからいろんな欠点も見えてくるということで言わないと。私が長池や青谷のことをどんどん言ったところで、たまにしか行かないから。そやけど、おもしろいことに、たまに行ったときにその欠点が見えたり、穴ぼこやハードルがあるわけでしょう。毎日走っているときは当たり前のように思うから、穴ぼこやハードルが気がつかないときもある。これがおもしろい見方かなと思っております。  そういう意味で、絶えず注意深くそのことをやっていくことが大事だろうと思うんですけども。こうやって質問を受けても、2年、3年ほったらかすことでなしに、絶えずその改善点はこうなったよと質問者に返ってくるような機会も担当者から必要だと思いますので、その点よろしくお願いしたいと思います。  誰か最後のトリやというふうにおっしゃっていましたけども、大トリではなく鶏でございますので、狭いところの範囲での目についたところを今回、質問させていただきましたけども、また12月に即議会が始まるようでございますので、またそのとき突っ込んだ話ができるようなネタを持ってきたいと思うんですが。  最後に、一言言いたいことがあります。城陽市にいろんな店ができてPRされている冊子がありますね。おいしいところはここやというて。できたてで1週間でおいしいところがわかるのかな。広告料を払ったらおいしい店の中に入れてくれるんでしょうけど。ことし一番味ないところが、城陽じゃなしに宇治にございました。伊勢田へ行くまでのお肉屋さん、1口食べてかみ切れへんだ。もう1回出すわけにいかへんから飲み込んだら、喉に引っかかって大変やったんです。ブロンコビリーという会社でありましたけど。出さんと気が済まないなと思って、そこの店員さんに議会で申し上げるよと言ってきました。改善されればそれでよろしいかと思いますけども。最初に食べたサラダがおいしかったから、お金を払ってちゃんと出てきましたので。醍醐のほうにある店はおいしかったです。  そういうことで、こういうことでも言わないとまただめかなというふうに思いましたので、申し上げて、終わります。ありがとうございました。           ────────────────────── ○増田貴議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  あす11月3日から11月6日までは休会とし、11月7日午前10時から本会議を開きます。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴議長  ご異議なしと認めます。よって11月7日午前10時から本会議を開きますので、お集まり願います。  本日は、これをもって散会いたします。         午後2時07分     散 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   増 田   貴                    会議録署名議員   奥 村 文 浩                       同      一 瀬 裕 子...