城陽市議会 > 2017-10-25 >
平成29年文教常任委員会(10月25日)

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  1. 城陽市議会 2017-10-25
    平成29年文教常任委員会(10月25日)


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    平成29年文教常任委員会(10月25日)             文教常任委員会記録 〇日 時  平成29年10月25日(水曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        乾   秀 子   委 員        上 原   敏   委 員        一 瀬 裕 子   委 員        谷   直 樹   委 員        増 田   貴   委 員        西   良 倫   委 員        畑 中 完 仁   委 員        大 西 吉 文   委 員        村 田 圭一郎   委 員        語 堂 辰 文   委 員 〇欠席委員(0名)
    〇議会事務局        萩 原 洋 次   局長        谷 口 浩 一   次長        樋 口 友 彦   議事調査係長        髙 田 紗和子   主任 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        井 関   守   教育長       市長直轄組織        長谷川 雅 俊   政策戦略監付次長                  政策戦略課長事務取扱       総務部        上 羽 雅 洋   総務部次長                  財政課長事務取扱        木 村 浩 平   財政課課長補佐        髭 野 健 治   財政課行政改革係長       まちづくり活性部        中 村 雅 彦   まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱       教育委員会事務局        薮 内 孝 次   教育部長        長 村 和 則   教育部次長                  教育総務課長事務取扱        福 澤 聡 志   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        高 橋 一 直   教育総務課庶務係長        吉 川 和 秀   学校教育課長        杉 田 篤 彦   学校教育課主幹        松 本 徹 也   学校教育課主幹        松 尾 貴 仁   学校教育課主幹        本 田 一 美   学校教育課課長補佐                  学務係長事務取扱        可 畑 加 奈   学校教育課教育係長        森   哲 也   学校給食センター所長        金 井 千恵子   学校給食センター主任専門員        小 泉 裕 司   文化・スポーツ推進課主幹                  文化財係長事務取扱        新 井   豊   文化・スポーツ推進課課長補佐                  スポーツ推進係長事務取扱        川 俣 友 博   文化・スポーツ推進課生涯学習係長        植 村 政 則   図書館長        桐 村 幸 雄   歴史民俗資料館長城陽市議会委員会条例第27条第1項の規定による出席       (請願第29-10号)        中 辻 政 美   参考人        古 瀬 誠 三   参考人       (請願第29-11号)        好 廣 眞 一   参考人        住 田 勝 美   参考人        佐 藤 典 美   参考人 〇委員会日程        1.請願審査          請願第29-10号 観光施策の拡充を求める請願          請願第29-11号 城陽市立図書館の利用に関する請願        2.報告事項        (1)生徒指導上の事象について        (2)平成29年度京都府学力診断テストの結果について        (3)平成29年度全国学力・学習状況調査の結果について        (4)平成30年度(2018年度)城陽市立幼稚園園児募集につい           て        (5)平成30年度以降使用する小学校「特別の教科道徳」の教           科用図書の採択について        (6)平成28年度(2016年度)文化パルク城陽等に係る事業報           告について        (7)平成28年度(2016年度)城陽市宿泊施設に係る事業報告           について        (8)平成28年度(2016年度)学校給食異物混入等のまとめに           ついて 〇審査及び調査順序        請願審査         (教育委員会関係)           ◎請願審査            請願第29-10号 観光施策の拡充を求める請願            請願第29-11号 城陽市立図書館の利用に関する請願        報告事項         (教育委員会関係)           ◎報告事項           (1)生徒指導上の事象について           (2)平成29年度京都府学力診断テストの結果について           (3)平成29年度全国学力・学習状況調査の結果について           (4)平成30年度(2018年度)城陽市立幼稚園園児募集に              ついて           (5)平成30年度以降使用する小学校「特別の教科道徳」              の教科用図書の採択について           (6)平成28年度(2016年度)文化パルク城陽等に係る事              業報告について           (7)平成28年度(2016年度)城陽市宿泊施設に係る事業              報告について           (8)平成28年度(2016年度)学校給食異物混入等のまと              めについて       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  皆さん、おはようございます。  ただいまから文教常任委員会を開会いたします。
          ────────────────────────────── ○西良倫委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  理事者から挨拶をお受けいたします。 ○井関守教育長  皆様、おはようございます。  西委員長、乾副委員長を初め文教常任委員の皆様におかれましては、平素より教育行政はもとより、市政運営の各般にわたりご理解、ご指導を賜っておりますこと、まずもって御礼を申し上げます。  本日は、市よりの報告案件といたしまして、生徒指導上の事象についてなど8件についてご報告をさせていただくこととしております。本日はどうぞよろしくお願い申し上げます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  委員の皆様にお諮りいたします。  本日の請願審査におきましては、請願者から意見陳述の申し出がございます。請願第29-10号については、中辻政美さん、古瀬誠三さんを、請願第29-11号については、好廣眞一さん、住田勝美さん、佐藤典美さんを参考人としてお呼びし、意見を聞くことにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ご異議なしと認め、そのように決定をいたします。  暫時休憩いたします。           〔参考人入室〕             午前10時03分 休憩           ─────────────             午前10時04分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  教育委員会関係の審査に入ります。  請願審査を行います。  請願第29-10号、観光施策の拡充を求める請願を議題といたします。  まず初めに、本請願については、請願者である中辻政美さん、古瀬誠三さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、お忙しいにもかかわりませず、本委員会にご出席いただきましてありがとうございます。委員会を代表して厚くお礼申し上げますとともに、参考人の方におかれましては、忌憚のないご意見を述べていただきますようお願いをいたします。  ここで、議事の順序について申し上げます。  参考人の方には、冒頭お一人に限定をし、10分以内で意見を述べていただきます。その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。  なお、参考人の方に申し上げます。  プライバシーに関係しているときや、業務上の秘密に属する場合などは、理由を述べ、意見の開陳を拒否できることになっております。また、参考人の方は委員長の許可を得て発言いただきますとともに、委員に対する質疑は認められておりませんので、前もってご了承願います。  それでは、陳述をお願いいたします。よろしくお願いします。 ○中辻政美参考人  おはようございます。  私は、中辻政美といいます。女のような名前ですけれども、男です。どうぞよろしくお願いをいたします。  私自身が観光や、あるいは文化財行政、これに、数えますと10数年かかわっています。その経過から、この城陽に住んで城陽の文パルの近くに移転をして以降、ちょうどかわってきて少したって文パルができました。ですから、文パルや、あるいはそこにある各施設、特に歴史民俗資料館、これについて少し関心を持って見ています。  それから、この間、城陽市ではいろんな基本的な計画が出されています。委員の皆様ご存じのとおり、去年の夏ごろには城陽市のエコミュージアム基本方針、そしてことしには観光基本計画、それから加えて、これから城陽市がどういう形でこのまちを進めていくかという、そういう総合計画、これ第4次になりますけれども出されました。城陽市民ですので、この城陽どうなるんかという思いがありましたので、少しいろいろ見させていただきました。興味深く読みました。  城陽に住んでもう20数年になり、四半世紀になります。やっぱりね、子どもが大きくなって、それで育った城陽をやっぱり自慢したい。それから、多くの人が立ち寄ってほしい。なかなかね、城陽を説明するときに、まず城陽というとこはどこにあるんだ、なかなかご存じない。言うときにはいつも京都です。京都のどのあたりですか。京都の南です。そういう感じでね、なかなか自慢したく、そして立ち寄ってほしい城陽が余り知られていない。どうしても、もっと来てほしいなというのは委員の皆さん方と同じ思いだと思うんですけども。ただね、市内をぶらぶら、働いてる間はそんなにできませんでしたけども、年を経て歩くのが仕事となってきましたので、歩きます。そうしますとね、結構ね、そんなきらびやかなね、京都とかそんなきらびやかなのはありません、確かに。でも、ずっと行きますとね、五里五里の里と書いてある。そうやなと、平安京と平城京のど真ん中。逆に言いますと、文化がずっと上がってくる途中にある。そういうことでね、古墳群があったりね。僕ね、寺田って向こうのほうに住んでるんですけど、ずっと東のほう行くとね、こんもりとした、これ何やろうな。電車の間にこんもりとしたの何やろうな、古墳群ですよ。古墳群があったりね、あるいは古代の史跡がたくさんあるなと。これを僕はね、たまたま歴史をやっとった関係で、そうやそうや、城陽っていったら確かに古墳のまちやったな。久津川の古墳群も物すごう大きな古墳群ですし、京大に行って博物館行ったときに見たあの石棺、車塚で出たんです。残念ながらこっちにはレプリカしかありませんが。  そんなね、たくさんの古代の史跡が残ってるまち、これは、これを打ち出すべきや。確かに皆さんご存じのとおり、今、古代ブームですよ。それで、私も古代遺跡やらよう回ったりするときに、女の人ひとりでね、リュック担いでいてはる。何してはるんですか言うたら、見に来たんですよと。そういう思いでしますとね、やっぱり今そういうのがブームということは、そういうのがどんどん失われていってる、身近に見れる場所がない。だから城陽なんかは逆に言いますとね、身近に歩けば幾らでもあるやないかと、そういう思いをこの四半世紀を住んで今、思うようになりました。  ところがね、せっかく木津川という、これ、物すごい文化の集積地です。その中でもっと城陽をアピールしてほしいな、そんな思いがあるんですよ。ところが、どうもせっかく歴史民俗資料館があったり、歩けばたくさんの古墳群や、何よりもね、整備されてる。国費を使って整備されてる、そういうのがあるんですよ、子どもたちの公園みたいになってしまってますけども。そういう面からすると、もっとアピールすれば立ち寄ってもらえるんかな。目の前にあるというのは物すごい強い力です。そういう面からすると、昨年9月に出されたね、城陽市のエコミュージアム、この考えは、城陽は一番しっくりいくのかな。そんなに広い場所ではないです、城陽は。だけどもいっぱいある。それも古代の史跡が連続してある。だからこそ文化庁もわざわざ、あの方針を出されたときに巻頭でね、文章を入れたと思うんですよ。私どもたまたまそういう行政やっとった中で文化庁とのつき合いがあった中で、やりたいな、やりたいなと言っていたことがこの城陽でできるんやなと。  今度の29日にね、皆さんご存じか、ツアーされるんですよ。まさにね、歩いてもらう。市民がまずね、すばらしさを知ってもらう。ほんでちょっと寄れへん。別に大層なことはないけどもおもしろいよって来てもらう。そういうことで、まち全体がミュージアムですよっていうね、ことがアピールできるのか。その一番の中核を担うのが先ほど来言ってます歴史民俗資料館です。さらにね、そのエコミュージアム構想、きょうの請願の趣旨にありますとおり、これを観光戦略に使おうと。これはすばらしいことやな、ぜひとも推進してほしいな。実は私もそういう施設をつくろうという部署にいました。できませんでした。いろんな考えがあってできませんでしたけども、城陽はもう既にあるやないかと、核になるものが。そして、観光計画とか、あるいは第4次の総合計画、これでね、観光の多様化、広域化、すばらしいことですよ。それから、もっとね、観光の質を高める。それで、そのために有効に活用しよう。活用できる歴史遺産がたくさんあるんです。そのために魅力の再発見と、それと文化パルク使おう、エコミュージアム推進しようという話が書かれてあります。これを観光戦略、今、観光立国や何や言われてる中で大いに使うべきやろうと。使うべきものが城陽にはあると。まして、他の都市、私も含めてですけども、つくろうと思ってできなかった核の施設があると。  そういうことを踏まえてでしょうかね、7月1日号の広報じょうように、立ち寄りたくなるまち城陽ってありました。エコミュージアムのこと、いっぱい載ってました。これを観光戦略にしたら、やっぱりいい判断やな思いました。ちょうど7月1日号の広報じょうよう、いいなと思っているやさきです。同じ時期に、エコミュージアムの中核施設が入っている文化パルクが売却、ええっという、私はそう思いました。まさに拡充と、それから売却、真逆のことに本当に驚きました。私はずっと思っていて、ライフワークでやってきたやつでやっとできるなと思っていた筋がどうも違う方向に行くのかなと。これは一般的に言われている市民の負担はどうなのか思います。それ以上に思うことは、こういうね、都市として持つべき基本的な計画、あるいは観光施策も含めてですけども、に中心的に位置づけられている施設が、この場合ですと城陽市の民俗資料館ですけども、そのあり方に影響はないんやろうかと。あることを前提にいろんな計画ができている。だけども、そのあることが性格づけが変わったらどうなるんだろうか。 ○西良倫委員長  参考人、済みません、10分になりましたので、簡略に。 ○中辻政美参考人  はい。丁寧な説明と、それからエコミュージアムや、あるいは将来を見据えた基本計画推進をしていただきたい。それとあわせて、そこら辺のそごがないのかどうかをどうぞお話を進めていただきたい。このような内容です。ありがとうございました。 ○西良倫委員長  ありがとうございました。  以上で、参考人の意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。  委員、参考人とも発言は簡素、明確にしていただきますようお願いいたします。  それでは、参考人に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○上原敏委員  参考人の城陽市に対する、あるいはその歴史に対する思い入れに対しまして、深い敬意と感謝を申し上げます。その上で、参考人にお伺いいたします。  この請願趣旨及び請願事項をお読みさせていただきますと、文化パルクを売却しても市民負担をふやさないでほしいと、あるいは文化パルクを売却しても取り組みを後退させず観光施策を推進してほしいという請願の趣旨と理解すべきでありますのか、もしくは、そういうことにいずれなるので、文化パルクのセール・アンド・リースバック自体に反対というご趣旨なのかをお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 ○中辻政美参考人  私は、率直に言いますとね。例えば売ることによって経済的効果とか、そういうことの視点ではなく、せっかく基本計画にのせている、そういうものがね、どうなっていくのかなという、いわゆる疑問です。それに答えるような説明が何もなかったような気もします。それも踏まえて、そうやって例えばあり方も変わるんやったら負担はふえないのかどうかというね、そういうことも市民として説明が受けたことはないので、こういう内容で請願をいたしました。 ○上原敏委員  重ねてお伺いをさせていただきたいんですが、そこに十分な説明があればセール・アンド・リースバックには反対ではないということなのかをもう少しご説明いただければと思います。 ○中辻政美参考人  判断材料がないので、判断のしようがないというのが現実です。説明が市民として、例えば今言うようにセール・アンド・リースバックですかね。えらい済みませんな、そんなことはね、市民の論議の中にないのにね、判断もしようがない。例えばよく聞いて、やっぱりだめなんちゃうかと、例えばリースバックすることになって性格が変わるんやったら、これはあかんやろうと。私は経済的なことよりも、施設の持っている意味合い、そっちのほうを知りたいと。そんな説明された覚えがないような気がします。ですから、それを踏まえてだめやでとかいうような話で私は判断をするつもりです。 ○上原敏委員  お考えはわかりました。でありますならば、もう少しそういう説明が欲しいんだという請願にされてもよかったのではないかなというふうなんは思います。  この請願だけを読んでおりますと、やはりまずセール・アンド・リースバックをしないでほしいということも含まれているように感じられましたということだけ申し上げまして終わります。 ○語堂辰文委員  失礼します。私、紹介議員なんですけど、2人来ていただいてますので、今の件も含めて、特にエコミュージアムについてのご意見、もう一方おられます、古瀬さんですか、そちらのほうからも言っていただいてはと思って。 ○古瀬誠三参考人  参考人の古瀬でございます。  私は、城陽で14年間教員をやっておりましたし、しかも最後の赴任地が久世小学校でありまして、ちょうど10号墳の発掘、それから12号墳の発掘問題があったその時期に赴任をしておりました。それから、京都府の埋蔵文化財センターに3年間余り奉職しまして、その後、京都府の総合資料館で定年を迎えました。そういう文化的な環境の中で仕事をしてきた関係上、非常にこの施策については評価をして、前進させてほしいという思いを一方で持っております。ただ、行政に勤めておりました関係上、いろんな施策に対する費用、全体的なトータルな財政的な負担がしんどいんだという城陽市の主張はわかるんですけども、それを文パルの売却によって補って、それを補充していくという手法にはいささか疑問を持っております。  文パルのこれからのリースバックによってリース料の負担がふえると思います。そうなってくると、トータルの物の考え方では行政はいかないんですね。やっぱり文パル単体のこれだけの経費がかかってるんだから合理化せえと、もっとコストダウンせえということで要求をされないかなという物すごう危惧を持っているわけなんです。その反面、城陽市が主張されておりますエコミュージアム構想、この中の中核施設として、文パルというのは非常に総合的ないろんな面での分野を一括して持ってる立派な施設だというふうに思っております。そういう施設がそういう経費削減の片隅に追いやられて、その機能を十分発揮できないのではないかなという、そういう危惧を持つから、リースバックというのがどういう方法になるのか、その後の経費、いろんな企画の進め方の負担がふえないのかという、そういう担保が全然見えてこないんですね。そういう意味での請願の趣旨に賛同いたしまして、請願者の名前に名を連ねさせていただきました。 ○西良倫委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ほかになければ、以上で、参考人に対する質疑を終結いたします。  この際、委員会を代表いたしまして、一言お礼を申し上げます。  本日はお忙しい中、本委員会にご出席を賜り、まことにありがとうございました。  参考人の方は、退室願います。           〔参考人退室〕 ○西良倫委員長  これより市への質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○語堂辰文委員  先ほど陳述でもありましたけれども、エコミュージアム構想ということで城陽市は大変力を入れていただいておると思います。その陳述中でも、とりわけ城陽市を売り出すということでございますが、大きなプロジェクトができる中で、城陽市の魅力とは何だということで教育委員会が中心になられてこれを進められてるということではございますけれども、その核という話がございました。エコミュージアムの中で核について、教育委員会としてどのようにお考えなのか、まずお聞きしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  私どものエコミュージアム構想の中で、いわゆるコア施設となる中心施設と位置づけておりますこの部分については、歴史民俗資料館をコア施設として位置づけております。この歴史民俗資料館の中には、いわゆる床面に航空写真で城陽市域を大きくあらわしております。ここを子どもたちが見て、城陽市はどういうまちなんだろうかというのを見て、なおかつ城陽市にございます史跡であるとか文化遺産、これも常設で展示をしております。先ほども参考人の陳述にもございましたけれども、久津川車塚古墳の石棺、これはレプリカですけれども、これも展示しております。それぞれ出土遺物であったり重要文化財であったりというものも展示をしておりますし、城陽市の歴史の流れを年表をもってあらわしていたり、あるいは特別展等いろんな企画展もございますので、この中で城陽市を市民、内外の方々には広める絶好の施設であると思っておりますし、エコミュージアムそのものは従来のいわゆる博物館じゃなく、1カ所に集めて展示するものではなく、城陽市域全体を博物館と見立てて、そこにあるものはそこで保存し、伝えていくというようなものであります。それは、1つの中心施設でお知らせして情報を流していくと。それを実際に現地に出向いて行って見ていただくというようなものですので、この中心施設である歴史民俗資料館エコミュージアムの中心施設であると我々は位置づけて、今後も活用していきたいと考えてるところでございます。 ○語堂辰文委員  中心施設ということではございますけれども、いわゆる今回発表され、発表いいますか、市が重点を置いていただいてますエコミュージアム、この中心、核として、いわゆるコアとおっしゃってました、これは歴民だということでございますが、組織とか運営とか、そういう点についてはどうでしょうか。 ○薮内孝次教育部長  いわゆるエコミュージアムについては全庁的に取り組んでいる事業でありまして、先ほど来、委員も質問にもございましたが、今、城陽市はビッグプロジェクトが大きく進んでおります。新市街地でありますとか、あるいは新名神の全線開通を、これを向けておりますし、また東部丘陵地もこれから進んでまいります。また、奈良線の複線化も来るということで、大きく交通の要衝、そして近畿の中心というような形の位置づけになってまいります。このような大きなチャンスの中で、我々はもっとたくさんの方に来ていただきたい。だけど、来ていただくだけじゃなくて、まちも知っていただきたい。先ほどまた参考人のお話にもありましたように、城陽という位置がどこにあるのかということがわからないとおっしゃっておりました。これ我々も痛感しております。それにつけて、これからどんどん城陽市につきましては、我々はどんどんこれをPRしていって、城陽市と言われたらどこにあるということは一目わかるような形でPR活動もしていきたいと思いますし、その組織は今全庁的にやっておりますが、今中心となるのは教育委員会が中心となっております。これは全職員向けてこれからも全庁的に取り組んでいきたいと思いますし、今はたまたま教育委員会が中心となっておりますので、これはこの形で今は続けていきたいと考えているところでございます。 ○語堂辰文委員  教育委員会中心だということでございますが、これやはり、教育委員会の出先と申しますか、そういうことで歴民というのが位置づけられているんじゃないかと思うんですけれども。そういう点でいいますと、運営、また先ほど言いました組織につきましても、行政が中心で行政のそういう方向で進められるということで、これについては先日も、22日でしたか、全国のそういうエコミュージアムの大会ということで城陽市で開催されたということではございますけども、その中で城陽市と今後どうするのかいうことについてお話もされたんじゃないかと思うんですけど、今どのようなお考えなのかお聞きしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  組織としては、今行政が中心となっております。そもそもエコミュージアム事業というのは行政が中心でなく、これはいわゆるそこに住まわれる方が中心と、本来はなすべきものでありますので、今は行政主導でやっておりますけども、今後は、今回のエコミュージアムツアーもそうなんですけれども、たくさんの市民団体、あるいは市民の方々にも協力をいただいて実施しようと今考えております。今は官が主となっておりますけども、今後は市民団体も中心になっていただきたいという考えでございますので、組織と先ほど言いました教育委員会中心、市役所中心と言いましたけれども、今後はさらに発展をしていけば、これは市民が中心となってくるような事業になりたいと、そういうふうに期待をしているところでございます。 ○語堂辰文委員  そういう意味でいきますと、今のお話でございましたら、とりあえず教育委員会の中にそういうエコミュージアムの部署の方が中心になられてされてると。そして、市のホームページでも出されていますけれども、今回、先ほど陳述の方もおっしゃってましたけれども、JOYOエコミュージアムまちの魅力発見ツアーということが、これ3回ですか、発表されておりまして、それが次々と打たれるということで、そういう中で関心を持ってもらおうという、そういう取り組みをされてると思うんですけども。そういう中で今のお話でしたら、住んでいる人、いわゆる住民が中心、今後なっていただきたいということでございますけども、そういう手だて、どのようにされるのか再度お聞きします。 ○薮内孝次教育部長  これまでからエコミュージアム全国大会、先日開かれましたけれども、それぞれがやはり市民団体の方々が中心となって協議会を設置したりということで事業を進められております。我々も先進地視察ということで、勝山市のほうに出向かせていただきました、福井県のほうですけれども、ここもやはりまちの協議会のほうで準備をして、いろいろな事業をされております。また、この中にもそれぞれ幾つかの地区に分かれて協議会を持たれて、それぞれそれぞれの活動をされているという状況でございますので、私どもも今後そのような形で立ち上げていけるように努力をしていきたいと考えております。 ○語堂辰文委員  それぞれの地域で住民の方が中心になってという、そういう方向というお話でございました。それで、そういう場合になってきますと、やはり今の、先ほどのまた戻って悪いんですけれども、組織運営といいますか、教育委員会が事務局となっていただいてて、事務局といいますか、中心になっていただいて今進められているやり方だけでは今後そういう方向には難しいんじゃないかと私は思うんですけれども。そういう点でいきますと、エコミュージアムの構想といいますか、これについては単に地域のそういう史跡やら、いろいろと進んでいる面、あるいはこれまでの遺跡関係を発掘するという今回のようなツアー、今後これをさらに広げていけば、そういう、まとめていく、そういうような場所が必要になってくると思うんです。先ほどお話でございました歴民がそれに当たるということでございますけれども、私はそういう役割をするのが文パル、総合施設でございますけれども、これに当たるんじゃないかと思うんですけど、そのあたりについてはどのようなお考えかお聞きします。 ○薮内孝次教育部長  今委員のご質問の中で危惧されている部分があるんですけども、私どもはその危惧されてることがわかりませんので、そこは説明いただければと考えております。 ○語堂辰文委員  説明が不足だったいうことで。教育委員会事務局が今エコミュージアムの事務局をされてるというふうにお聞きをしました。コアは歴民だというお話もございました。その最初お聞きしましたそういう組織なり運営で進めていくということになりますと、これは住民が中心ということでございますけど、行く行くはそういう資金面、整備面、あるいは運営面については住民の方々が中心になっていただくというようなことが、それが起こってくると思うんですけど、全国で進んでるところのお話聞きますと半々やと。そうやって協議会ということでございました。そういう形になってきて、ボランティアの方とかさまざまな形で進めておられると思うんです。この間の全国大会でもそういう話があったやにもお聞きをいたしますので、その辺について文パルがそういういわゆる総合的な核として、コアとして進められることについてのお考えをお聞きしたんですけどね。 ○薮内孝次教育部長  危惧されてるという、私の想像ですけども、なくなるんじゃないかというようなことかなと思いますけれども、これはなくなるわけではなく、純然とこれはこのまま我々としてはコア施設としてやってまいりますし、教育委員会としても中心となってまいりますけども、本来のエコミュージアムというのは、やはり市民、住民の団体が推進していただくのが本来であります。いわゆる官でやってまいりますと、だんだんそれがどうしても官だけに頼られてしまうということで、事業としても先細りしていくということになります。しかしながら、住民団体の方がやっていただくということは、やはりそれを生きがいを持ってやっていただく、誇りを持ってやっていただくということで、やっぱり継続というものを大事にされると思います。我々が突き放して住民に全てやってくれというわけではございません。これは我々としても協力もしてまいりますし、資金面についても、それはそれの補助ということもございますので、それは協力していきたいですし、やはり費用対効果を見ながら、それについては当然補助もしていくでしょうし、サポートもしていくということは考えております。 ○語堂辰文委員  こちらが聞いてることについてご理解いただけないんで説明不足かと思うんですけれども、今お話しのそういう文パルの売却問題、これについて危惧、請願者、陳述されました。そのことは当然だと思うんです。といいますのは、教育委員会が事務局になってエコミュージアムを進めておられるんでしたら、そういう問題についてはあんまりないんですが、起こらないんかわかりませんが、先ほどおっしゃってましたように核になるところ、コアは歴民だとおっしゃってました。そうしますと、それでとどまるかいうと、全国的なそういうミュージアムの動き、そういうのを見ていきますと、これは本当に文パル全館そのものがエコミュージアムの中核的な存在になってくるんじゃないかと思うんです。その位置づけについて、例えば事務局の位置、それから今後ですね、教育委員会の事務局というような今の状態じゃなくて、今後ですね、そういうものが位置づけられていく調査室、あるいは図書室、そういうようにさまざまな機能が教育委員会の事務局の中だけではできないんじゃないんでしょうかという心配を私はお聞きしたんですけどね、その辺についてのそれはないということでしたらそれで結構なんですけども。行く行くはそういうところまで進んでいくんじゃないかと私は思いますので、そういう点でいうと、文パルというのはね、言うたら先ほどからお話しの市内のそういう資源を、観光資源をいろいろとそれで、何といいますか、皆さんの前にそれを調査されて明らかにされて、そしてたくさんの方が来られて、それで済むということではなくて、さらにこれ進めていって、城陽市をいかにアピールといいますか、していくかとあわせて、市民の皆さんがここに住んでてほんまこういうことがあんのはよかってんなという、そういうところに持っていこうとしたら、今のあれでは不十分じゃないかという心配をしてるんで、そういう中核的なコアとしての文化パルクについてどうお考えかお聞きしたんですけど、どうでしょうか。 ○薮内孝次教育部長  まだエコミュージアムはスタートしたばかりですし、教育委員会に事務局を置くといったことは固定したものでもございませんし、これからさらに事業が進んでいく中で教育委員会の中にあったほうがいいのか、歴民の中にあったほうがいいのか、文化パルクの中にあったらいいのか、それは今後発展する中で協議していけばいいことだと考えておりますし、別に今決まっていないからだめなんだということは当たらないんではないかなと考えております。 ○語堂辰文委員  すぐに丸かペケかの世界というのは、発想としてはわからんでもないんですけども、そうじゃなくて、やはりそういう発展的に考えていくことについてどうなんでしょうかということをお聞きしてるわけでございますけれども、そういう点でいうと、請願のいわゆる、これ特に2番目のところについては、現在のそういうミュージアムの取り組みが後退しないかという心配をされてるという中で、観光施策の推進ということも含めて文パルの売却についてはどのようにお考えか、お聞きをしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  私は観光の所管をしておりませんのでそれは答えられませんが、エコミュージアムについては後退させる、セール・アンド・リースバックが実施されたとしても後退させるものではなく、ますます前進させていこうと考えているところでございます。 ○語堂辰文委員  そういう意味でいきますと、先ほど陳述の方のお話がございました。いわゆる文パルの売却ということが今俎上に上がっているわけでございますけれども、そういうことについて、やはり教育委員会のほうからもそういうエコミュージアムを進めていくという中で、とりあえず当面は事務局は教育委員会であると。しかし、今後そういう進めていただく中において、文パルの売却というようなことではなくて、さらにこれを充実していくという点で教育委員会も発言をしていってほしいと思うんです。  といいますのは、何でこんなこと申しますかいうと、これは先日も総務委員会ですか、その中でリースバックの話があったんですけれども、その中で現在文パル、ここで再確認する必要はないと思うんですけど、お聞きしましたら、教育委員会が委託されてるわけで一番中心、ご存じなんですけど、あと債務が13億4,000万ですか、そしてあと8年でこれが完了すると。これはそういうふうになったということでございます。30年の債務期間ということですね。そういう中で、これを80億で売却されると。そういうことになってきますと、じゃあ13億の債務引いたら、残りどうするんだとかいうことで、先ほどの部長がお話しになりましたさまざまなプロジェクトということでございますけど、それでいいのかということですね。しかもそれ、27年先にはこれが100億とも120億ともいうリースの総額になると。普通考えたら、そういう利率については現在の市中金利からいいますとほとんど利率ない。預金についてはマイナス金利。そういう中で、こういうことをしていくことについて教育委員会として、もしそれだけの、例えばですよ、27年間のトータルでいくとそういう20億なり40億なり、そういうものを支出するのであるならば、こういうとりわけ城陽市の教育については大変難しい面もお聞きをしているわけでございますので、そういうとこに使ってほしいということ、物を申し上げていただいていいんじゃないかと思うんですけど、その辺についてはどうでしょうか。 ○井関守教育長  総務の委員会のほうでどういう論議が、具体的な細かなやりとりがあったかということを私、踏まえておりませんので、少しそごがあったりしてもいけないとは思いますけれども。率直な私、教育委員会を代表しての考えになることを踏まえて申したいと思います。城陽市の教育推進、それからこの中で焦点化されてる文パルの運営、その中での歴民、それから図書館等、先ほどお言葉の中にあったところの施設、事業等に関しての今までの進め方、それからこれからの進め方は何ら変わらず、本当に子どもたちのため、そして市民の皆様のための視点で私たちが担当しております事業は進めてまいりたいというふうに思っておりますし、そのことにとって今回のやり方のセール・アンド・リースバック、その方式が何ら妨げとなるものとは考えておりませんし、そういう説明も受けておりません。その中で粛々というんですか、教育事業、そして担当します文パル、歴民、図書館等の事業に関しては進めてまいりたいというふうに思っております。そのようにできる、またやっていけると、やっていく責任を果たせるものだというふうに考えておりますし、ご理解いただきたいと思います。 ○語堂辰文委員  教育長からの話でございます。市が決められたことに対してはそれに沿って、また教育委員会、そういう現在の事業については何ら変わりはないということでございます。しかし、これまでからさまざまな教育の、とりわけ整備問題、これらについては、予算がない、先送りという形でありました。例えば今回の今進めていただいてますけれども、各学校のエアコンの問題につきましても、かなりこれを進めるに当たって予算が、何といいますか、城陽市全体ではかなり、全校15校の充実のためにも使われたいうことを聞いていますけれども、それ以外にも城陽市の教育予算というのは非常に京都府内でも低い率にあるということは教育長、また教育委員会もご存じだと思うんですけれども、そういう中でもっと充実をしてほしい(発言する者あり)そういうことであると思うんですけれども、今のお話でいきますとね。やはりこれ、80億に対して100億なり120億の返却ということが、これでいいんだと、粛々と進めるというようなことについては、やはり申し上げもしていただいたらと思います。  ほんで最後です。今回のエコミュージアムの核については、今のところは文パルということは考えていませんと。それから、文パルは今後売却されても、そういうリースバックということで使い続けられるんだから何も業務には支障ないというような話がございましたけれども、これらについて最後お聞きしますけれども、今委託をされております。その件について、今回の売却と委託の関係、どのようになるのかお聞きしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  済みません、指定管理のことでしょうか。余暇活に対して指定管理させてることを委託とおっしゃってるんでしょうか。それちょっといかがでしょうか。 ○語堂辰文委員  余暇活への指定管理ですね、はい。 ○薮内孝次教育部長  これは指定管理期間ございますので、それまでは今は指定管理、余暇活動センターが指定管理をしてくれるとなっております。その次期指定管理については、今後当然手続を進めていくということになります。ですから、何ら変わることはないと考えております。 ○語堂辰文委員  余暇活への今指定管理をされていることについてのご答弁ございました。先ほどから、本来いいますか、請願の中心になります観光施策の拡充ということで出していただいたんですが、今回教育委員会のほうがエコミュージアムということでこれ中心にされてるわけでございますけれども、先ほどお聞きいたしましたら、近隣の市町も取り組んではおられますけれども、城陽市は抜群にエコミュージアムの構想ということをされてるということでございます。  そこで、最後お聞きしますけれども(発言する者あり)感想は後で。これエコミュージアムの推進と文パルとの関係について、教育委員会としてどのようにお考えなのか。何回も聞いて悪いですけど。 ○薮内孝次教育部長  何回もお聞きなので、先ほどの答弁と同じように、我々は何ら変わらずエコミュージアムはどんどん推進していこうと思いますし、我々、陳述者の方が言っていただきましたツアーのこともPR、我々ちゃんとできてるかどうかなと思ったときに、今度こういうツアーもあるとおっしゃっていただきました。だんだん我々としても自信を持って進めていきたいと考えております。 ○語堂辰文委員  請願について、今のお話でありますが、教育委員会の姿勢いいますか、態度をお聞きしてるわけではございませんので。それに臨むエコミュージアムについての姿勢ということで積極的に取り組んでいただいてると、今後も続けていくということがよくわかりました。  この請願の趣旨について、これはここの委員会のあれですので、やはりこれ、粛々と今、話がございましたけれども、賛成の方向で進めていただきたいと思います。 ○大西吉文委員  請願のね、本題に戻しましょう。せっかく中辻さんと古瀬さんの陳述を受けたわけです。やはり一番陳述の中でおっしゃってるのは、判断材料がないと。セール・アンド・リースバック方式ということに対する説明がないので判断材料がないと、したがってこういう請願を出したというお話ですね。もう一方で、京都府の教育委員会にも仕事されてた古瀬さんについては、やはり経済的な理由ということも考えないかんでしょうけれども、やはり経済よりも今の文化を発展させていかないかんという、そういう趣旨だったと思うんです。  我々議会も、19日の総務常任委員会でセール・アンド・リースバック方式というのを初めて議会のテーブルにのったということで、総務常任委員会でも議論がありましたように、しっかりと説明をお聞きしたというわけですね。  歴史を、しっかりと城陽市もやって、それをエコミュージアムを中心に観光立国的なものを発展させていこうという趣旨があったわけですけれども。セール・アンド・リースバック方式をやることによってそういうものが壊れるんじゃないかと、なくなるんじゃないかと、そういう危惧をしてるんだと、そこをしっかりと説明してほしいと、そういうことだったんですね。我々、総務常任委員会でお聞きしたのは、文化パルクを担保にして城陽市が必要とする資金を得たいというご意向でありまして、文化パルクの運営は今までと何ら変わらないという説明があったんですね。こういうことがまだ市民に広くPRされてない、そのように思うんですね。だから、やはりこういう機会に総務部とすればしっかりとホームページにも出して、やはりセール・アンド・リースバック方式はこういうことですよと、市民に対する負荷はないですよというようなことをね、やっぱりしっかりとやっていかないかんのちゃうかなというふうにつくづくと思いました。  そこで、行政側にお尋ねするんですけれども、先ほど陳述されたようなご心配はあるのかないのか、それをやはりしっかりとこの場でも報告していただきたい、このように思います。 ○薮内孝次教育部長  今ご質問いただきましたように、歴史民俗資料館、我々が責任持って管理運営をしてまいりますし、エコミュージアム事業につきましてもどんどん推進をしていって、多くの方々に城陽を訪れていただいて、また城陽市民の方は城陽市のよさを知っていただいて、歴史だけではなく、自然、産業、それから建物、それら全てを含めた形でエコミュージアムとしておりますので、それぞれについてどんどん事業を進めていきたい。安心して使っていただきたいし、逆に安心をしていただきたいというふうに考えております。 ○大西吉文委員  それともう一つ、先ほどもちょっとね、答弁なさいましたけど、エコミュージアム構想というのは第4次で立ち上がったばかりでございますのでね。これからは内容の充実とか、そういうことをしっかりとやっていっていただけたらありがたいなと。この中で請願の中には、文化パルクの売却で市民負担をふやさないことということが書いてますが、そういうことがあるのかないのかを、これはきょう総務のほうも出てるわけですから、そちらのほうで負担をふやすのがあるのかないのかだけで結構です。 ○上羽雅洋総務部次長  今回のセール・アンド・リースバックにつきましては、今回これからふえていく新市街地ですとか東部丘陵とかといった開発のために一時的な財政投資というのが必要になってきますんで、その資金に充てていくというようなことにしますけども、長期的に見た場合、そういうようなこと、投資することに伴いましてそこからの自主財源の増というのが図れますので、今回のセール・アンド・リースバックをすることに伴いまして、長期的に見ると収入が伴って充当していきますので、新たな負担を生じるものではないというふうな形で実施していくものでございます。
    ○大西吉文委員  それと、文化パルクを売却することで、先ほどからエコミュージアムの取り組みを後退させずということが書いてますけれども、これについてはしっかりと前進させていくというご意見がありましたから、セール・アンド・リースバック方式の今請願のありましたことに関しては、何らご心配いただくようなことはないというふうに理解したらいいわけですね。 ○薮内孝次教育部長  そのとおりでございます。 ○畑中完仁委員  請願の中で、エコミュージアムを推進していくというのは、誰も、この議会においても、行政も一致している話なんですよ。ほんでね、ちょっと誤解があるんではないかという部分が、売却とセール・アンド・リースバックという言葉の使い方ですね。当然所有権移転するから売却になんのか、セール・アンド・リースバックという形でええのか、ちょっとそこが、何か売却して全部手離れてしまうという印象と、使い方がね、どうも誤解があるように思うんですよ。売却なのかセール・アンド・リースバックという言葉なのか、ちょっとここがね、誤解を生む要素やと思うんで、ちょっとここの部分、もうちょっとしっかり説明してもらえますかね。 ○上羽雅洋総務部次長  セール・アンド・リースバックということ自体、先ほどから言いました施設利用者ですとか施設運営に関して影響を及ぼすものではないということの前提の中で、自己の所有する不動産などの資産をリース会社等にセールしますけれども、それと同時に、改めてそれを対価を支払って、その資産を継続的に使用するリース契約でありますし、今回契約の中でリース満了後は市に帰属するという条件のもとでやっていくつもりでおりますので、何ら影響はないということが今まで申し上げてきた背景にあるわけでございます。 ○畑中完仁委員  ということは、売却という言葉は使わんほうがいいということなんですか。売却ということが前面に出てるわけなんですよ、今回のね、この。ほんで、まだ今の請願の中で、本来であると総務常任委員会で方向性を決めた中で、本来この請願が十分皆さんがわかった上で出されたほうがええかなと思うたんですけど、何か先ひとり歩いて、売却売却ということが何か物事が前面に出てきたんで、私ももうちょっと、それやったら終わってからやはりしっかり皆さんがわかってから出されたほうがええかなという気もあるんですけど。もう1回、売却というのは何ですか、言葉の使い方としてはどうなんですか、ここに出てるんですけど。 ○上羽雅洋総務部次長  売却という単語で終わっているわけではありませんので。今回セール・アンド・リースバックということで1つの単語になってますので、決して。ただ、説明をするときに売却して対価をしてリースしますよとの言い方になってくるんでそういう言葉は生まれてくるんでしょうけども、決して売却という1つの単語で終わっているものではないです。 ○畑中完仁委員  そこがね。どうも売却して、もう手離れて、何か使えへんよみたいな雰囲気になっちゃってるんで。だからそこの分の、ほんでそっちもそういう形では説明なされてるんですけど。ほんで結局、今の形で大西委員がおっしゃったような部分でもあるんですけど。一番問題は、この部分でいうとセール・アンド・リースバックをして資金、要するにその資金が13億、80億と仮定して13億やったら、今の残りがね、67億。この部分のお金の部分の使い道としてはやっぱりいろんな形でおっしゃるのはいいんやけど、今ここで問題は、物事としては契約条項もきっちり決めて、文パルの市民サービスも使用も全然変わらないですよということが総務常任委員会の前提やったんですよ。結局何かお金の使い方としてやっぱりおかしいと言わはんのやったら、それは理屈として合うと僕は思うんですよ、その部分の持っていき方も入れて。ただ、ここのエコミュージアムの核も何にも、もとが変わらへんという部分で説明されてんのに、変わるやろう、変わるやろうということをおっしゃるんですけど。じゃあもうここは、そやから契約上の中で文パルの市民の使用も、今までのサービスも基本的な問題としては変わらないということをおっしゃってほしいんですよ。そこの1点やと。  ほんで、変わるということは負担が大きくなってマイナス分が出るから、いろんなとこでマイナスが出てくるんではないかという心配をおっしゃってたんですよ。それも基本的にはそういう心配もあるとは思うんやけど、今の文化の殿堂として、市民の使用も、文化パルクというので市民サービスも変わらないという前提をずっとおっしゃってるわけですから、もうそれ以上答えようがないと思うんですけど、結局そこの行き違いやと思うんですよ。そこをきっちりとそれは変わりませんよということで、そういう話しかこの請願はないように思うんですけど。 ○井関守教育長  今、畑中委員さんのほうから言っていただいたとおりが私ども教育委員会として思ってます売却というような、本当に後買い戻せるかわからない、どう使うことができんのか、本当にちょっと寄ることもできひんのかと、そういう不安になります。売却いうたらそんなもんですね、持ってるものを売るというのは。一番、お金とか、そういうやりとりに疎い私ですけれども、そういうふうに思います、売却とは。その先にちゃんと、売った後、リースバックということ、その契約がちゃんとついてるんですね、これ。それをわざわざ切り取って売却だけを、売却ということだけを強めてこれ言ったら、それ以上先進めないと思うんですね。今おっしゃっていただいたように、使い道がどうなのかとか、そういうやりとりはできると思うんですけども、単なる売るんとちゃうという、そういう契約でいくのにね、そこだけを浮き上がらせて言っていただくと、これはずっと結論出ないと思うんです。だから売却とは違うんだと、セール・アンド・リースバックなんだと、はっきり違うことで私どもは教育委員会として理解してますので。  本当に誇るべき私は文化の殿堂、文パルだと思っております。さんさんバスで私、毎日これまで通ってましたけど、帰り、どちらから見ても本当にすばらしい建物です。正面から、それから南から西から、東から見ても本当にすばらしいです。そういう意味で本当に愛着もありますし、その中で今まで市民が培ってこられた文化活動、そして愛着心、そういうものは本当に大事にこれからもしていっていただきたいと思いますし、していきたいと思いますし、今管轄がこちらにあるという以上、そういう決意で、一層充実して市民の方々に使っていただきますようにやっていきたいというふうに思っております。 ○西良倫委員長  ほかに質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○語堂辰文委員  今の観光施策の拡充を求める請願についての賛成討論を行いたいと思います。  現城陽市のエコミュージアムの取り組みは、本市の自然遺産及び文化遺産を発掘し、現地において保存、育成、展示することを通して地域社会の発展に寄与する目的で進められております。ことしもJOYOエコミュージアムまちの魅力再発見ツアーが取り組まれています。また、先日は日本エコミュージアム研究会の全国大会が鴻の巣会館で開催されました。本市には河川や森林などの自然遺産、町並みや民家、古墳などの文化遺産、農地や金糸工場などの産業遺産と、現在の自然環境や文化、産業などのエコミュージアムの対象となる資源に恵まれています。  本市のエコミュージアムの中核とされている歴史民俗資料館は、資料の展示、保存だけではなく、エコミュージアムの企画及び運営、情報の交換や伝達の基地として機能が期待されています。しかし、エコミュージアムの核施設である文化パルク城陽がセール・アンド・リースバックの対象になろうとしています。  請願者は、エコミュージアム構想のコア施設と位置づけられている文化パルク城陽の売却で市民負担をふやさないことと売却することでエコミュージアムの取り組みを後退させず、観光施策を推進することを求めておられます。本市の魅力を発信し、市民の生きがいを広げ、外部からの呼び込みを進めるためにも、本請願が採択されることを切望し、賛成討論とします。 ○西良倫委員長  ほかに討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  これをもって討論を終わります。  これより請願第29-10号を採決いたします。  請願第29-10号は、採択することに賛成の方は挙手を願います。           〔賛成者挙手〕 ○西良倫委員長  挙手少数。よって、請願第29-10号は、不採択とすることに決しました。  20分まで休憩をいたします。           〔参考人入室〕             午前11時08分 休憩           ─────────────             午前11時20分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  請願第29-11号、城陽市立図書館の利用に関する請願を議題といたします。  まず初めに、本請願については、請願者である好廣眞一さん、住田勝美さん、佐藤典美さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、お忙しいにもかかわりませず、本委員会にご出席いただきまして、ありがとうございます。委員会を代表して厚くお礼を申し上げますとともに、参考人の方におかれましては、忌憚のないご意見を述べていただきますようにお願いいたします。  ここで議事の順序について申し上げます。  参考人の方には、冒頭お一人に限定をし、10分以内で意見を述べていただきます。その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。  なお、参考人の方に申し上げます。  プライバシーに関係しているときや、業務上の秘密に属する場合などは、理由を述べ、意見の開陳を拒否できることになっております。また、参考人の方は委員長の許可を得て発言いただきますとともに、委員に対する質疑は認められていませんので、前もってご了承願います。  それでは、陳述をお願いいたします。 ○住田勝美参考人  請願の趣旨を最初に申し上げたいと思います。文化パルクの突然の売却の話は、図書館を利用する私たちにも無関心ではおれません。民間経営への移行による影響がどのようにあらわれるのか予測がつかない中、利用上の利便、機能の拡充は市民の願いでもあり、売却することがないよう要望し、下記事項の改善を請願するものです。  請願事項として4項目上げておりますので、まず最初に朗読させてもらいます。  1番目、多機能のよさを備えている今の図書館の現状を変えないでいただきたい。2番目、小・中・高校生などの特に受験期の子どもたちの学習スペースの確保など、さらなる機能充実を図っていただきたい。3番目、蔵書の維持、読み聞かせの取り組みなどの継続、充実など、市民へのサービスの継続をしていただきたい。4番目、各学校図書館との連携を一層進めていただきたい。  以上4項目にわたりまして、若干ですが詳細についてお話をさせていただきたいと思います。  1番目といたしまして、現在の文化パルク城陽には、図書館を初めプレイルームや歴史民俗資料館、プラネタリウム、ふれあいホールなどがご存じのようにあります。これまでも、図書館の運営におきまして、他の施設と共催などをして講演会や絵本の読み聞かせなどが行われております。先日では、法然院の貫主さんをお招きいただき、講演会も行われたことがございます。そういったことを引き続き、また充実してやっていただきたいと。  また、図書館の独自の取り組みとして、館内にあります映像ライブラリーや子どもライブラリーを開催していただくなど、図書館法におきまして第1条の目的、国民の教育と文化の発展に寄与することを目的とするという、この目的を実践していただいてることに深く感謝するところでございます。また、蔵書や各種資料が利用者の立場からわかりやすく整理されていることなど、日々の職員の方々の努力が見てとれまして、引き続き現状を維持し、発展させていただくよう希望するところでございます。  2番目の件ですが、小・中学生、特に学習スペースの問題について述べさせていただきます。現在、図書館におかれましては、多くの蔵書、資料などを収納されているとともに、読書席などは約100席ほどあると聞いてるところでございます。特に中学生、高校生などが試験期、中間期、期末テストなどや受験期における学習スペースの確保が限られたスペースの中で何かと難しいとは思いますが、この学習スペースを確保していただきたいと思います。この点につきましては、地方紙にも一部高校生の声として掲載されていたように思います。  ここで、私の見てきたところで、若干のお時間いただきまして経験を述べさせていただきたいと思います。つい先日、福島県の南相馬市というところの図書館を見学してきました。ここは人口、現在は5万5,000人、当初は7万3,000人ぐらいで、避難の方がおられて5万5,000人ぐらいが現在おられておるわけです。2009年にオープンされた南相馬市の図書館におきましては、図書館の学習スペースとして600席の座席が設けられてるところでございます。カウンター席みたいなのがありまして、選挙でいういわゆる投票所みたいなつい立てがあって、カウンター席でつい立てがあって一人一人が読書できるスペースや、それからテラス席と申しまして館外に、いわゆるマンションでいうベランダみたいなそういうところの席がありまして、そこで高校生、ちょうど私が行ったんは10月の5日の木曜日でしたが、そこで中間試験が終わった後やと思われますが、高校生などが雑談をしながら勉強されてた。なおかつ、そこではペットボトルとお菓子と、パンでしたかね、飲み食い、飲食ができるコーナーがテラス席ではできると。もちろんこのことを今の城陽の図書館に求めるというのは無理があるかとは思いますが、先ほども申しましたように高校生、中学生の学習スペースを設けてほしいという意見を何かと聞いていただき、何かの工夫でそういうことができないものかということを参考までに申し述べただけでして、今後の図書館の運営でもしそういうことができるならば、可能ならば、ちょっとでも参考にしていただければ幸いと思って申し述べた次第でございます。  それから、3点目の蔵書の点では、これまでも数少ない予算の中で蔵書を充実されてきたと思いますが、特に城陽市の場合は、図書館におきましては児童に対しての蔵書の多さに感慨深いものがあります。特に子育て世代の方々の利用は多くあると聞いております。したがいまして、蔵書の件につきましては、限られた予算があるかとは思いますが、城陽市におかれましても引き続き大きな援助をしていただきたいということをお願いしたいと思います。  また、職員の方々やボランティアの方々による読み聞かせなど努力していただいていますところですが、市民サービスの維持、継続をお願いしたいと思います。  4点目になりますが、各学校、小学校、中学校との連携におきましては、城陽では10個の小学校、5つの中学校がございます。それぞれこれまでも市の図書館から各学校への貸し出しなどをされてきたところと思いますが、引き続き図書館の本の貸し出し、その冊数及び中身の充実もお願いしていただきたいということで、以上4点、手短になって申しわけございませんが、私の意見とさせていただきます。 ○西良倫委員長  ありがとうございました。  以上で参考人の意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため、申し上げます。  委員、参考人とも発言は簡素、明確にしていただきますようお願いをいたします。  それでは、参考人に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○上原敏委員  失礼いたします。参考人お述べいただきましたことを含めまして、要旨、それから件名、請願事項、大変前向きなことを述べていただいているというふうに思います。その上でご質問させていただきます。  唯一、請願趣旨の中の3行目、売却することがないよう要望しということをあえて入れておられるのはなぜですか。民間経営への移行による影響がどのようにあらわれるのかが予測つかないで不安ということでありましたら、民間経営への移行によってもそういうことを必ずなし遂げてほしいと、そういう請願でよかったのではないかと思います。お願いします。 ○住田勝美参考人  先ほど最初に申し上げました図書館独自の取り組みもございますけれども、ふれあいホール、それからプラネタリウム等々の利用との関係では、そこでの、これはあくまでも将来的な推測でございますけれども、会場費の値上げとか、もしくは会場を利用する制限とか、そういったことが売却によって起こるだろうと。これは推測でございますけれども、そんなことがないということを期待しながらこういった項目に整理させていただいたわけでございます。民間に売却した後はどうなるのか、まだまだ推測の域は超えませんのでね、こういった意見になったわけです。もう既に決まってるんでしたらそれはそれで逆に、多分決まってないと思うんです。そういう意味でこういう表現になったんです。 ○上原敏委員  私が言うことじゃないと思うんですけど、売却ということは決まっておりませんし、決めようともされておりませんので、それがありますと、ここでその表現があることによって賛否が変わってくる方がおられることになると思いますので、それで先ほどの1問目の質問させていただきました。それであえてお尋ねいたしますけれども、にもかかわらず、この一文は必要なんでしょうか。 ○住田勝美参考人  たびたび申しわけございません。一部の地方紙に売却されるということの報道を見まして、それが議会でもちろん決められたことではないとは思いますけれども、懸念をしてる次第でこういう表現になったということでございます。 ○上原敏委員  そこまでを文章にしていただきまして、懸念してるから売却してもここを守ってほしいという請願であったらなということを申し上げておきまして、以上終わります。それは残念に思います。 ○語堂辰文委員  今、住田さんのほうからご答弁いただいて、お二方といいますか、請願者、ほかの方のご意見いいますか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○好廣眞一参考人  私、特に3と4についてお話をしたいなと思ってるんですが、1つ、3のところで、青谷の図書館にしばしば私、参るんですけれども、そういう青谷の図書館と、それから中央図書館。青谷は図書室ですね、失礼しました。が連携よくしてるというのは、大変にすばらしいことやなと思っているんです。しばしば本館から本を借りて、青谷で借りてまた返すというようなシステムは大変にすばらしいなと思ってるんですけれども、これ青谷の図書室の方々のご心配は、予算が削減されてしまって、これまで取っていた雑誌がやめざるを得なくなってしまう、子どものための雑誌をやめざるを得なくなってしまうという、そういう心配をされておりまして。ぜひ予算は削減しないで充実をさせてほしいなというのが青谷図書室の方々の念願でした。そうしたことも含めて、やはりサービスの維持をしていただきたいなというのが3番目の要旨です。  それから、4番目に関してなんですけれども、各学校図書室との連携ということなんですが、実は私の経験から言いますと、やっぱり小学校、中学校、高校で子どもが登校してから下校するまでの間、いつでもやっぱり図書室に行って好きな本を読んで、あるいはおもろいなと思うやつを手にとって見て、これええなと思ったら借り出して帰るというようなね、そういうシステムがあるとやっぱり一番ええなと思うんです。そんなこと無理やないかとおっしゃるかもしれないんやけど、私の小、中、高は実はそうやったんです。かつてはやっぱりそうやったというのが、僕は京都市内で小、中、高と過ごした人間なんですけれど、そういうことが実際にもあったわけですね。それはやっぱりここでも何とかそれに近づけて実現してほしいなというのがあるし、影響なんですね。  やはり子どもには、やっぱりぜいたくに心豊かに育たないといけないと思うんです。心ぜいたくに育つ。本はやっぱり心の栄養剤ですから。やっぱりいろんな本を手にとって、実際に見て、あっと、おもろいなと思うやつを見つけ、自分で見つけて読む、僕、一生懸命読むというのが大変に重要やろう。実は私も小、中、高とそういう格好で、いわば図書館浸りで過ごしてきた人間なもんですから、あえてそういう格好で発言させていただきます。 ○佐藤典美参考人  私も学生時代のときに、やっぱり舞鶴、出身舞鶴なんですけれども。図書館でいろんな資料を見て勉強なんかしたり、また2番目のとこにある、高校生が本当に学習スペースを充実してほしいいうとこら辺では、自分の経験からもやっぱり図書館でゆっくり、ほっこりする中で一生懸命自分の学習ができるということはすごい大事なことだと思います。  100席というのもね、やっぱり当初、多分建設されるときに椅子の数が少ないいうことで市民の要望に応えていただいて100席というとこら辺になったんだとは思いますけれども、やっぱりなかなかここは受験勉強するところではないとかとかいってね。ちょっと言われたお子さんもいるみたいで、やっぱり図書館の、先ほど好廣さんが言われたように、やっぱり心の栄養というとこら辺ではね、本当に子どもからお年寄りまで図書館というのは、生存権の学習権という意味ではね、すごく大切な部分だと思います。やっぱりそこを充実させてほしいと思います。 ○語堂辰文委員  お二人からお聞きしたんですけど、城陽市の図書館に対する期待値も強いという、そういう中で以前にも、現在の文パルの図書館ができる以前に、城陽市の図書館というのは、それは鴻の巣会館にございました。そのとき、山城の管内において利用率いいますか、市民1人当たりの貸出冊数とか、そういうのですね、これが管内ではトップだということもお聞きをしておりました。現在も20万冊を超える蔵書ということで、しかも分館いうんですか、それぞれ文パルに、図書室を設けられてそれを交流されてるということでございます。  そこで、最初にご説明されました住田さんにもう1回あれですけど、質問といいますか、前文の突然の売却の話ということで、これは売却ということは入れないほうがいいようなご質問もございましたけれども、いわゆる影響いいますかね、そういうことについて、もしあれでしたら、お考えでしたらお願いします。 ○住田勝美参考人  あくまでも、先ほどから申してますように推測の域を超えませんけれども、売却がされようとしているという一部の新聞報道がありました。それによって図書館だけでなく、図書館と連携しているいろんな施設のね、図書館と共同で利用する施設の制限が起こる、もしくはほかの、図書館がなくなるということでは、それは極論言えばそういう思いも一部ありましたけれども、そんなことはないんだろうという思いからどうしても売却ということが気になりまして、ここに書かせていただいたわけでございます。もし、ここでは皆さん方も当然、あるもないも皆さん方言えないのかもしれませんけれども、そういう思いでここに書かさせてもらったわけでございましてね、ほかの施設の利用が制限されたり、もしくは全くできなくなったり、そういう思いがあって書かせていただいたわけです。繰り返し同じような意見で申しわけございませんが。 ○語堂辰文委員  これ現在と同じように利用ができないという心配というお話でもございましたけれども、ほかの方にもちょっと、どなたでも結構ですけどお聞きしたいんですけど。図書の問題の前にエコミュージアムとか観光とかいうことでの請願がございました。そのときに教育委員会のほうが何の支障もないというような答弁でございましたけれども、やはりそういう売却によってこれが、教育委員会の方の中には売却いう言葉も使うな、いうような話もございましたけれども、やはりセールというのは売るということですからそういうことだと思うんですけど。これで、それで終わりじゃないと。何年かしたら、どんどんとそういう開発による税収が上がってくるとか、そういうことできちっとこれは精算されんのやというようなお話ございましたけれども、やはり今ご説明の中では詳しくは触れられませんでしたけど、13億円の残があるのに80億の借りると。そしたら利子がついてきます。そしたらそれが100億なり120億なりなってきたら、それは結局城陽市がそれを負担しなきゃならないと。先のことだから心配ないということでなくて、行く行くはそういうことが蔵書の購入、新刊とか、先ほどの児童図書という話がありましたけども、そこらについてのお考えはどうなんでしょうか。ちょっとほかの方も含めて、どなたでも結構ですから。 ○好廣眞一参考人  今のようなことはちょっとお答えできない。不確定な事項に関してですからちょっとお答えできないと思います。 ○語堂辰文委員  わかりました。中身について、これ委員さんの中には、今の2字についてどうしようか迷ってられる方があるかわかりませんけど、純粋にそういう意味ということでわかりました。 ○上原敏委員  議事進行いうのかわからないですけど、確認してください。今の語堂委員の発言の中で、しょうもないという答弁があったと思いますがという発言があったように聞こえたんですが、事実かどうかの確認と、それが事実かどうかの確認。事実と異なるんであれば、この場で訂正すべきかと思うんですけど。 ○西良倫委員長  またそこは精査させてもらいます。 ○上原敏委員  何回も済みません。民間経営への移行を心配されているということはあるようですので、逆にほかの自治体で図書館を民間に経営を任せたところで大変好評を得ていたり、うまくいってるとこがあるというのも参考人の皆さんはご存じですか。 ○住田勝美参考人  現時点では存じ上げてません、私は。 ○好廣眞一参考人  いや、私も確認して、それを調べておりません。 ○乾秀子副委員長  済みません、一言だけ確認したいんですけれども、私がこの請願の文章を読んだ状態では、やはり根底に文化パルクの売却というものがあるように思うんですね。文化パルクの売却というお話がなければこういう請願がこの時期にされたのかどうかということもちょっとどうかなとは、されたのかなというふうに思ったんですけども。それはなぜかといったら、学習スペースの充実とか学校図書館の司書の配置の充実とかね、蔵書の充実とか、本当にそれぞれが、委員が課題を持ってこれまでも質問をね、行政のほうにぶつけてきたという経過もありますのでね。私はこの請願を最終的に結論出すときに、文化パルク売却ということ全く別にして、1ページにある文面だけをそのままこういう図書館に対する思いがあっての請願だというふうに受け取っていいのかどうか。それとも、請願趣旨のほうにありますように、例えば文化パルクの売却というふうな報道を読まれて不安を感じたり懸念が生まれたことが、その根底にあるというふうに私が、そんたくではないですけれども、そういうふうな思いを持ってこの請願を見たほうがいいのかね、そこのところをはっきりとおっしゃっていただきたいなと思うんですけれど。 ○住田勝美参考人  まず、文化パルクを売るという報道ですね、何遍も繰り返しになりますけども、それによって、文パルの売却によってほかの施設が使えなくなる、もしくは制限されるようなことがない、図書館そのものが民間委託になるということではなくてね、いうことの懸念があるという、先ほども繰り返し申し上げてきましたけれども。この図書館をさらなる充実させるに当たっては、恐らく予算の問題、お金の問題が来ると思うんですね。私の考えでは、文パルを売ることによって、先ほど来、セール・アンド・リースバックということについては利息、金利なんかも発生するだろうし、これは城陽市全体、これ図書館とはちょっと離れますけれども、城陽市全体のことになるとは思うんですけども。負担がふえて、先ほど好廣さんも言わはりましたように、窮屈になってくるんではないかと。  私が先ほどちょっと申し上げました南相馬市なんかではね、テラス席があるやないかと申し上げましたけれども、もしそういう予算がね、今後あるなら、まず窮屈になるということを前提に考えてるわけですけども。もし窮屈にならへんでしたらね、予算を図書館のリース、これちょっと不規則発言になるかもしれない。テラス席を、開設できるかどうかわかりませんけども、図書館のテラス席を増築するとか、壁を打ち抜いてそういうテラス席つくれるかどうかとかね、そこまで本来は言いたかったですけど、ちょっとそんなことでけへんでとかいうことになるかもしれませんけどね。お金の問題で危惧をしてるということで、もし可能だったらそういうとこにもお金を使っていただきたいと。売るということについては非常に財政が窮屈になるんではないかという思いでございます。それでこういうことを書かせていただいたということです。 ○乾秀子副委員長  済みません、私は純粋に文化パルクが売却という形をとろうがとらまいが、図書館の充実という形で要旨を書いていただいたということでしたら私たちと思いは一緒ですしね。学習スペースの充実はずっと言ってきましたことですし、民間が経営してる図書館も幾つも見てきましたのでいいことだと思うんですけれども、それは売却があろうとなかろうと、市立図書館の充実、学校図書館の充実は課題として私たちもこれからも持っていくべきものですけれども。それが今回の文化パルクのセール・アンド・リースバックに係ったところから派生してる不安とか懸念ということでしたら少し、先ほどのエコミュージアムでもないですけれども、ちょっと趣旨が2つに分かれているというか、売却に係ってる比率と図書館に関する請願というか、ちょっと私としてはどちらが本当なのかなというところがね、どうしても懸念が、私には懸念が拭えないのでお聞きいたしました次第です。ありがとうございました。 ○好廣眞一参考人  今、副委員長さんのお話に対してなんですけれども、やはり私たち図書館の充実をずっと願ってきたわけで、ここに書かれている事柄はいわば今回の事後報告はなかったとしてもやっぱり要望したかった事項であります。ところが、たまたまこれはそういう報道があるので、これはひょっとしてどうなんかなという懸念が起こって、それがきっかけになったということでございます。 ○西良倫委員長  ほか質疑ありますか。いいですか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  以上で参考人に対する質疑を終結いたします。  この際、委員会を代表いたしまして、一言お礼を申し上げます。  本日はお忙しい中、本委員会にご出席賜り、まことにありがとうございました。  参考人の方は、退席願います。           〔参考人退室〕 ○西良倫委員長  これより市への質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○上原敏委員  1点だけ確認です。先ほどのちょっと質問したこと自体も少し反省してるんですけども、請願趣旨の2行目、民間経営への移行による影響がというふうに請願の方々は書いておられるんですけども、今まで市が考えておられるのはセール・アンド・リースバックという話の俎上に上がってるのはそれだけでありまして、経営そのものを民間に移していくという考えは全くないというふうな解釈でよろしいでしょうか。 ○薮内孝次教育部長  そのとおり。私どもは今のままで、ましてや、請願の内容にありますけれども、図書館の充実は我々としても責任を持って果たしていきたいと考えております。 ○村田圭一郎委員  連携とかおすすめブックリストでありますとか、いろいろ子どもたちも親しみやすいような取り組み、アイラブックちゃんですかね、つくってもらったりとか、いろんなイクメン向けの雑誌やってもろうたりとか、本当いろいろなね、範囲内でいろんな努力していただいてると思うんですけども。先ほどのね、参考人のお答えになった方で、青谷のね、図書室の中での雑誌の削減があったというような話をね、出てたんですよ。私は、何ですか、雑誌スポンサー制度とかも含めいろいろやっていただいてると思ってたので、ちょっとそのあたり教えていただけたらと思うんですが。 ○植村政則図書館長  失礼します。青谷コミセンの図書室だけが雑誌を減らしたという状況じゃございませんで、市民の方の利用状況とか、そういうのを含めて、それぞれのコミセンの図書室の担当者が購入計画を年間立てまして購入してますので、極端にそこだけが減るということじゃございません。 ○村田圭一郎委員  わかりました。ありがとうございます。その雑誌を好きで、ファンの方にしてみましたらね、そのような利用状況から見て広い視点で、より予算を有効に使って市民の人により読んでいただくというような、そのような普通のもっともな手段やと思うんですけども、そういうところでいろんな意見が出てきたんだなということで理解しておきます。充実は図っていただいてますし、より一層図っていただけるということでありますので、私のほうの質問は以上です。
    語堂辰文委員  まず、教育委員会の図書の充実ということでございますので、図書館、学校図書も含めてですけれども、図書も今、財政が窮迫してる中で5%のシーリングというようなお話ございましたけど、これまでからそういうシーリングの、購入図書なんかについて対象になってるのかどうか、ちょっとまずお聞きします。 ○植村政則図書館長  年間計画に基づいて計画的に実施してるというふうに考えております。 ○薮内孝次教育部長  シーリングの対象としてはしておりません。 ○語堂辰文委員  わかりました。ただ、館によってはそういう新刊本がなかなか買ってもらえないとかいう話がございましたのでそういうことをお聞きしたんですけども。とりわけ図書館の、これはコミセンの図書室も含めてでございますけれども、利用をどうふやしていくかいうこと、それぞれの城陽市だけはなくてご苦労されてるところでもあるんじゃないか思います。最近、図書離れとかいうことあるんですけれども、そういう点で特に利用をふやしていただくということで留意されてるいいますか、取り組みがあったら教えてほしいですけど。 ○植村政則図書館長  市民の方の要望というのを一定リクエストという形で、市民の方がどういう要望を持っておいでになるのかというのを調査することもできますし、それを受け付けて、できるだけ多くの方に利用していただけるように対応しているところでございます。 ○語堂辰文委員  図書館によってはこういう図書の利用いいますか、最近そういう活字離れといいますか、そういう中でどこでも苦労されてるというようにも聞いております。しかしながら、先ほどの陳述の方にもお話ございましたけれども、児童書とかが充実してる、実際城陽市の図書館、これはそういうのが図られてるのでは。また、読み聞かせとか、そういう運営面でも進められてるということでございます。  それで、今請願にもございましたけれども、学習スペースということで、そういうのを広げられることで利用者がもっとふえるんじゃないかというようなご発言もあったわけでございますけれども、この辺についてはどういう努力されてるのかお聞かせください。 ○植村政則図書館長  現在、城陽市立の図書館で、蔵書そのものが20万冊ございます。それ以外に雑誌が八千数百冊、それから映像関係の資料等が1万点ぐらいありますので、できるだけ多く目にしていただいて、直接手に触れていただくということを大きな目標にもしておりますので、手にとっていただいて、立ち読みではなくて少しでも椅子にかけていただくという環境を中心的に広げてまいりました。そういう中で、調査研究のためのテーブルつきの椅子のセットは18脚しかございませんが、残り80脚余りを座っていただけるような環境を整えてきました。そういう中で、本当に手にとって読んでいただく方が中心となってます現在の図書館のあり方で考えますと、なかなか面積的に学生諸君、青少年諸君の学習環境を整えるというのは難しいというふうに考えておりますが、できるだけ工夫するようなことも含めて今後は考えていきたいなというふうに、今現在思っております。 ○語堂辰文委員  委員会での視察の中でいろんな図書館にも寄せていただいたんですけども、そういう中ではそういう学習スペースいいますか、ブースだけではなくて、インターネットの環境のできたブースもされてるとか、さまざまな形はあると思います。今私、もっと利用をと申し上げましたのは、やはりそういう図書館が、またコミセンなどの図書室が、そういう利用がもっとふえるようにということで対応をお聞きしたんですけど、これから工夫するということでございますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  最後ですけれども、学校の図書室との連携ということでございますけれども、具体的に例えば今それぞれの小学校、中学校で、朝の時間とか一定、読書活動とかいうのを進められていると思うんですけど、それと図書館との連携いいますか、そこら辺についてはどうなんでしょうか。 ○植村政則図書館長  学校との連携というのはさまざまな形でできるかというふうに考えております。ただ、今委員がご指摘ありましたように、朝の読書の時間帯であったり、そういうところで活用する資料が学校で足らないという要望もあるのは確かでございます。現時点では、学校に対して200冊の資料、読み物資料ですね、これを1年間を通じまして、大体3カ月から4カ月をスパンに順繰りに回していただいて、新しい本を。全校生徒には行き渡りませんけれども、子どもたちが持ってくる本として読んでいただく資料も含めて、並行して活用していただくということをしています。それと同時に、学習なんかで読み物資料が必要であるという図書に特化しているような教科の学習の場合も国語の場合はございますので、学校の要望につきましては50冊、1カ月間という長期間貸し出しさせていただいて勉強に活用していただくようにしておりますし、京都府立図書館から1年間を通じて数百冊を借りることもできる仕組みも整えてますので、図書館が中継させていただくというような形で協力はしていけるものというふうに考えて活動しております。  それ以外に、図書館司書であったり学校図書館司書教諭との連絡会は年間定期的に持って、どういう活動ができるのか、どういう活動がより効果的やったんかという実践交流会なんかを持ちまして、お互いに切磋琢磨できるような、また周知できるような会議も開催しておりますので、疎遠になってるというふうには考えておりません。 ○語堂辰文委員  ここには、請願にもあるんですが、今の最後のところでお話がございました司書について、これまでは小学校10校、中学校5校で3名の司書の配置ということを今回それぞれ小・中で、中学校区ごとに1名ということで5名の配置ということでございます。陳述者でもございましたけれども、司書の方が、司書の配置について全校にというふうな、そういうご経験の話もございました。そこら辺でちょっと、これ充実ということでございますので、教育委員会はどのように考えてられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  私ども、これまで学校に対していろんな支援員、補助員等を配置をしております。図書館司書についても、その一環の中でございます。あれもこれもといった形では予算も限りもございます。今のところ、1中学校ブロックに1名を配置して、2小1中学の担当をしていただいてるという状況でございます。なおかつ、これについても、一層どのような活用を図っていくのかということも我々も検討しながら進めてまいりますので、なお、増員につきましては今後の課題でございますので、今のところ増員の計画はございません。 ○語堂辰文委員  これ4項目についての請願でございます。これどれも本当に切実なそういう保護者、また子どもたち、学校のそれを酌んで、そして地域の皆さんが図書館の活用ということで大事な問題だと思いますので、そういう点で進めていただけたらと思います。 ○大西吉文委員  請願文書表なんですけどね、受理年月日が29年の10月2日なんですね。この時点で既に請願者等はこういうご心配をなさってたわけなんですね。先ほども請願の29の10でも申し上げましたけれども、我々議会人が議会報告されたのが10月の19日だったと、そうですね。の総務常任委員会に初めてセール・アンド・リースバック方式を取り入れていきたいという説明があったわけですね。その中で、そういうシステムを取り入れることによって住民に対するサービスは低下しないかというようなお話もあり、各議員さんはそれぞれに理解を深めておられると思います。  私はそこで、先ほども陳述者の方がおっしゃいましたように、要はセール・アンド・リースバック方式によって文化パルクの機能が低下しないかと。低下しないという担保をしっかりととってほしいというような趣旨のお話であったように思います。その一例が南相馬市の例も出されたわけですね。私どもも東根市というまちの視察に参りまして、これなんかは教育に物すごく力を入れてられるまちですから、そういう子どもさんが勉強できるようなスペースを、これは駅のところにも設けてるというようなまちもございます。我々は、やはり今後は城陽市の発展のためには、ありとあらゆるところでそういう学習スペースなんかを確保するようにしたほうがいいんじゃないかなという考えは持っております。  そこで、請願趣旨はあくまでも売却ということでございまして、先ほども行政側からは売却はしないんだと、要は一定担保的なものであるというようなご説明を受けたわけです。売却することによって請願項目の4つが非常に危惧してるということでございますので、行政側にお尋ねしますけれども、そういうシステムを取り入れることによって今の4つの機能が低下しないということがしっかり担保できるのかどうか、それをお尋ねします。 ○薮内孝次教育部長  このセール・アンド・リースバックがされたとしても、私どもは1項目から4項目ございます内容については常に図書館の運営に対して心がけておるような内容ですし、現状を変えるという計画は今全くございませんし、それぞれの学習スペースについても、限られたスペースの中でどのように工夫すればそういう要望に応えていけるのかといったところも今検討しようとしているさなかでもございます。また、これは私ども持ってます図書館協議会の中でも委員の方々にも投げかけて、今議論をしているさなかでございますので、これについても今後やっていきたいと思っておりますし、蔵書の維持、読み聞かせの事業等についても、これは継続してさらに進めていきたいと思いますし、学校図書室との連携についても今まさにそれを進めているさなかでございますので、いずれにつきましてもご心配は要らないというふうに考えております。 ○西良倫委員長  ほかに質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○語堂辰文委員  城陽市立図書館の利用に関する請願についての賛成討論を行います。  城陽文化パルク売却の案について、本請願の趣旨にあるように、市立図書館を利用する多くの市民にとっても全く突然のことでした。本図書館は設立当初から、請願事項の1項にも記されていますように、多機能の利点、活用を利用者である市民はもちろん、他市から来訪される方々にとっても喜ばれてるところでございます。市民が図書館に求めるニーズも多様であり、多くの蔵書、資料が示す知の領域は、活用・利用する市民ともども、また市の財産と言えます。市民ニーズに丁寧に応えていくサービスであり、その公共性の高さゆえに利用者の心配、不安も強いものがあると言えます。  請願事項4項目の一層の充実に市立図書館を初め関係者、議会のご理解、ご協力をお願いし、売却することがないよう要望して本請願に賛成するものでございます。 ○西良倫委員長  ほかに討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  これをもって討論を終わります。  これより請願第29-11号を採決いたします。  請願第29-11号は、採択することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○西良倫委員長  挙手少数。よって、請願第29-11号は、不採択とすることに決しました。  それじゃあ1時20分まで休憩します。             午後0時13分 休憩           ─────────────             午後1時20分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  報告事項に入ります。  (1)生徒指導上の事象についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  それでは、生徒指導上の事象につきまして報告させていただきます。  初めに、昨年平成28年度の生徒指導のまとめについて、その概要等を報告させていただきます。  資料のまず7ページをごらんください。7ページ、平成28年度の城陽市小・中学校における問題行動の指導件数と指導人数をまとめたものです。表の左側が小学校、右側が中学校の数値となっており、括弧内につきましては平成27年度、前年度の数値をあらわしております。  いじめの指導件数につきましては、その他の事象の件数の中に入っております。いじめの欄はありませんが、城陽市においては、毎月の生徒指導の集計の際、いじめの件数を別に取り上げ、はぐくみにおいて報告しております。  小学校におきましては、平成27年度、前年度と比べますと、指導件数は97件から72件と25件減少し、指導人数につきましては152人から82人と70人の減少となっております。事象内容を昨年度に比べますと減少が見られ、事象内容を見てみますと、悪質ないたずら、金銭物品盗、万引きといった事象については、昨年度に比べ減少が見られ、生徒間暴力、対教師暴力についての暴力事象の増加が見られます。最も多いその他の事象が全体の約58.3%を占めておりますが、その主な内容は、からかいやけんか等の児童間トラブル、教師反抗、危険な行為となっております。  中学校では、前年度に比べますと、指導件数が288件から199件と89件の減少、指導人数は395人から321人と74人の減少となります。その他の事象が全体の約88.9%を占めており、主な内容は、けんか等による生徒間トラブル、トラブルにより教室に入れない等の授業エスケープ、不要物の持ち込みやテストの改ざんといったルール違反等となっております。  次に、8ページをごらんください。8ページは、その他の事象を除いた各事象を発生件数の多い順に示したものですが、小学校では、生徒間暴力、金銭の持ち出し、万引きの順に多く、中学校では、悪質ないたずら、生徒間暴力、家出の順に指導件数が多くなっております。  次に、9ページをごらんください。9ページは、過去16年間の指導件数と指導人数の推移をグラフであらわしたものです。昨年度に比べ、28年度は小・中学校とも指導件数、指導人数ともに減少しております。  続きまして、10ページをごらんください。10ページは、学年別・男女別の人数を示したものです。小学校では、6年生の指導人数がこの2年間で大きく減少し、どの学年もほぼ減少しております。中学校でも、どの学年も減少しており、1年生の指導件数、指導人数が中学校の中で最も多くなっております。小・中学校とも男子児童・生徒が多い状況です。  次に、11ページをごらんください。11ページは、月別の指導件数と指導人数を示しております。指導件数を見ますと、小・中学校ともに11月が最も多く、9月、10月と2学期の件数が多くなっております。昨年度、大きく件数が減少したことの要因としましては、1学期、各校で児童・生徒をしっかり指導、支援を行い、特に1学期の後半になりますが、例年より指導件数が少なく進められたことで、全体として件数が少なくなってきたのではないかと考えております。  次に、1ページ飛ばしていただきまして、13ページをごらんください。13ページは不登校児童・生徒数を示しています。小学校では、昨年度に比べ3人増加しました。例年に比べ、2年生の人数が多くなっております。中学校では、昨年度に比べ12人の増加がありました。特に中学校2年生の人数が多くなっています。  説明を飛ばしましたが、3ページからの資料の前半には、今、説明いたしました問題行動の概要や傾向を記述してあります。4ページ後段からは、本市の生徒指導における指導課題としまして、生徒指導の3機能を生かした教育活動の展開、児童・生徒の規範意識の醸成、指導体制の確立と組織的・計画的な指導の推進、いじめの未然防止、早期発見・早期対応できる体制づくり、教育相談の充実と不登校児童・生徒への対応、家庭、地域、関係機関とのさらなる連携強化の6点を示し、最後に緊急問題が生じた場合の対応方法の一例を示しております。内容につきましては後ほどごらんください。  以上で、平成28年度生徒指導のまとめの概要の報告を終わります。  続きまして、はぐくみ第372号から374号により、本年度5月から7月末までの生徒指導上の事象について報告させていただきます。  14ページ、はぐくみ第372号をごらんください。本年度5月の状況ですが、小・中学校ともに、4月に比べ、指導件数、人数ともに少し増加しております。小学校では、腹を立てての暴力やトラブルが多く起こっています。中学校でもけんかや携帯電話、スマートフォンの使用といった、その他の事象がほとんどでした。登校児童・生徒数につきましては、4月に比べ、小・中学校とも増加しております。本人の状況を把握し、保護者とともに目標を考えながら、本人が意欲と安心感を持てるような継続的な支援を進める必要があります。  1枚開いていただきまして、15ページのはぐくみ第373号をごらんください。6月の状況ですが、5月に比べ、小学校では指導件数、人数ともに減少しました。中学校では、指導件数が微増、指導人数はわずかに減少しました。小・中学校ともささいなことやふざけの中から児童・生徒間暴力やけんかといったトラブルが起こりました。暴力事象については、保護者も含めて、本人をきっちり指導し、反省をし、学校生活を送っております。不登校児童・生徒の人数につきましては、5月に比べ、小・中学校ともに増加傾向が続いております。保護者と連携をしながら、見通しを持った早目の対応と支援が大切となります。一人一人の状況に応じた支援を継続しております。  1枚開いていただきまして、16ページ、はぐくみ第374号をごらんください。7月の状況ですが、6月に比べ、小・中学校とも指導件数、指導人数ともに減少しております。小学校では、コミュニケーションがうまくとれずに暴力事象や児童間トラブルといった事象が、同じ児童が繰り返すトラブルを起こしているケースもあり、保護者も含めて粘り強く指導をしております。中学校でも、ささいなことからの暴力事象や生徒間暴力が起こりました。不登校児童・生徒の人数につきましては、小学校、特に中学校では、学期末ということもあって、頑張って登校することができ、減少しました。夏休みも含め、生活も含めて、個別の丁寧な指導を進めております。  以上で、生徒指導上の事象についての報告を終わらせていただきます。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○大西吉文委員  1学期から比べて、徐々にこの統計を見ると落ちついてきているというふうに理解はしてるわけですけど、生徒間暴力とけんかっていう言葉、2つに分けてはんのやけど、暴力とけんかの境目はどこにあるの、その辺ちょっと教えていただきたいなと。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  生徒間暴力というのは、一方的に片方の子が暴力を振るうっていうことを生徒間暴力で上げております。けんかにつきましては、ささいなことで押し合ったとか、もちろんそれも手を出したということもありますが、両方、双方が手を出している状況、けんかの状況のところにつきましては、生徒間暴力とけんかというか、生徒間トラブルですね、トラブルというふうに分けておりますので、生徒間暴力につきましては、ごめんなさい、生徒間トラブルにつきましては、その他の事象で上げております。 ○大西吉文委員  そしたら、暴力っちゅうたら、1つはですね、相手の方に危害を加えると。極端な例ですけども、傷害的なものを与えれば、これは暴力というのか。それとも別にけんかは、普通にそのそういうことのないようなかかわり方は、けんかということで済ませておられるというふうに理解していいんですかね。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  はい、そのように考えていただけたらと思います。ただ、生徒間暴力も必ず指導をもちろんしていますし、暴力はいけないということで指導をしております。ので、生徒間暴力については、もう一方的に、片方はやっておりませんので、それについては暴力をふるった子についての指導をしておりますが、生徒間トラブルでのけんかにつきましては、どっちがやったということではなく、両方指導を入れますので、トラブルについては、けんかについてはしております。 ○大西吉文委員  それと、9ページでですね、問題行動の状況が27年度に比べて減少してるっていうグラフを見せていただいたんですけども、この27年度と28年度の差異ですね、なぜそういうふうに減少したのかっていうところの分析、教育委員会としての分析はどのようになさっているんです。ちょっとその辺、教えてください。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  平成27年度と28年度、この数年ですけども、学校に行ってみますと、学校が落ちついているような状況はもちろんあります。その中でこの件数が減ったのは、1つは、先ほども言わせてもらいましたが、1学期の5月、6月、7月の指導件数が例年に比べて昨年度は少なくいけた。少なくいけたのは、学年が上がる、学校が変わるところで、本来なら生徒のお互いの意思疎通がなかなかできない、コミュニケーションがとれない中でトラブル等もあるんですが、5月、6月、7月の件数が極端に少なかったので、そこでトラブルが起こらなかった、それが普通の環境が整ったということで、2学期、3学期もいけたというように感じております。特に子どもたちが教室の中に入っているというような状況、落ちついている状況で学校生活が送れたのが、28年度減った要因が大きいかなというふうに感じております。 ○大西吉文委員  そういう結果を受けて、ことわざに鉄は熱いうちに打てっていう言葉があるようにですね、これ今後のやはり学校経営という形からすれば、やはり新学期が重要であるっていうことがこのデータからわかったわけですから、今後はその辺をしっかりと教育委員会として各学校にご指導いただくようにお願いして終わります。 ○村田圭一郎委員  はぐくみ5月、6月、7月ですね、見せていただきまして、これは学校とかそういうのはもちろんこれ載ってませんけどもね、統計的に見れば、このようなものがずっと、過去数年間は把握できますからいいんですが、今、学校のほうはコミュニティ・スクールということになってますでしょう。学校には学校運営委員さんっていう方がおられましてね、大体年に2回から3回ぐらいですか、そういう話し合いの場を持っていこうということですが、ここで、ここのはぐくみはいいんですが、例えば自分が学校運営委員だったとして、そこの学校で起きた事象なんかは学校運営委員さんに情報がおりてきて、それで、その学校の問題として、家庭とか学校の先生だけじゃなくて、地域の人を巻き込んだ取り組みをされてるのかなと。そういうのがないと、日ごろお仕事を持った人とか、ほかの仕事をされている方が年に3回ぐらい来ても、本当のこの学校で起こっている問題、それを共有するような機会というのがありませんのでね、そのあたりどのようにされているのかなと。はぐくみ上はいいかもしれませんけど、実際の問題の共有とか課題に向けての知恵を出し合うとか、そういうふうになっていかないと、地域を巻き込んだ形にはならないと思うんですが、教えてください。 ○松本徹也学校教育課主幹  失礼します。学校運営協議会においては、各学校の取り組みや授業の実態等について中心的に話し合われることが多いかと思います。その中で、学校側が運営協議会の皆さんに支援していただきたい内容であったりとか協議していただきたい内容につきまして話し合われる場であると考えております。ですので、そういったところで児童の実態、生徒の実態について協議が出るかと思います。 ○村田圭一郎委員  出とるんですね、その学校には、学校の運営委員さんには、うちとこの課題、子どもさんの実態として。例えば、このはぐくみで5月の一番最初、小学校の事象の概要のとこを見てもらうとね、例えば4年生、男の子1名ということを、こう書いてあるでしょう。それなんかはその学校にはおりていって、うちとこの実態として、ええ話ではないかもしれないけどもね、これは、考えようによったらええ話なんですよ。表面上だけですね、いや、子どもたちは元気に登校して、問題点なくいっていますよというよりも、あえてこういうような問題がね、うちとこには何月にこういう事例があったんですと、これ以上はプライバシーのこともあるからオープンには明かせませんけども、取り組みをしておるんですと、そういうようなことをされとるんですかって話です。 ○松本徹也学校教育課主幹  今、村田委員さんがおっしゃったように、各校によってその伝え方は違ってくるかと思いますけども、実態については、各校それぞれ伝え方によって違いますが、実態は伝えているというところです。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  各校これも違いますけども、事象が起こったこと、今、課題があることについては、PTAの方であったりとか、授業参観等で各取り組みをしている。いじめをやめようとか、挨拶運動をしようとかいう取り組みであったりとか、地域懇談会であったりとか、いろんなとこで、課題全ては、出せてませんけど、各学校で把握してもらって、発信してもらっているような状況はあるかと思います。 ○村田圭一郎委員  ありがとうございます。やっぱりね、その何かのもうシグナルだというふうに思ったんですね。そうなったときに、一人でも多くの、やっぱりその目といいますか、それが子どもたちを育てていくのかなと。幾ら少人数といえども、やっぱり全員に先生が目を配るとか気を配るとか不可能なときってあると思いますので、やっぱりそういうときに地域を巻き込んで、誰かに見てもらっていると、誰かの目が届いているというか、そういうふうな雰囲気といいますかね、空気が大事だと思いますので、教えてくださいということをさせてもらいました。  あと本当にもう1個、その、ここのはぐくみの6月のこの小学校で、SNSでグループから外されたことに腹を立ててって、これは暴力になっていますね。暴力の原因としては、1つにSNSというものがあったということでね、今の時代の課題のものが1つ出てきたのかなということでありますので、そういうことはもう恐らく共有はされてると思いますので、やはりそういうようなことは、見えないようなところでやっぱり、出てきたのは氷山の一角だというふうに思っているんですね。ですから、そういうような部分を含めて、これはその学校での課題とか、いや、これはたまたまその学校で起きたけども、よその学校でも共通した課題ということで、取り組みをやっぱりやっていっていただきたいなというふうに思いますね、よろしくお願いいたします。 ○谷直樹委員  済みません、5ページ。このいじめ未然防止、早期発見、体制づくりですね。その中で、ここの書いてある中に、未然防止、早期発見・早期対応に向けて学校全体として組織的に取り組む、次のような視点を持つことが大切であると、これは当然だと思いますけども。そこで、教師と児童・生徒との信頼関係を築く、児童・生徒がいつでも気軽に教師に相談できる雰囲気づくりに努めるってありますね。その(5)番のところで、教職員は、児童・生徒との日常の何げない会話も教育相談の1つと捉え、子どもの心の葛藤や不満、悩みや不安といった内面の理解に努めることが必要であり、教師自身がカウンセリングマインドを身につけることが大切である。このとおりだと思うんですけどね。実際、今、物すごく先生方はお忙しいと思いますし、ここまで目が配れるんかなというようなことを1つ思います。それと、それにどういうような形で指導されたり、具体にどうされているのかって1つ。  それと、最終的にね、一番下に書いてますように、担任等による家庭訪問を行うと、いわゆるやっぱり家庭との協力体制ですかね、いわゆる規範意識は家庭のしつけが核になるというようなことになっていると思うんですけども、この辺具体的にどういうような形で、なかなか難しい問題やと思いますけど、やられてたり指導されている。こういうことを一応できてたら、いじめも当然未然に防げると思うんですけど、その辺どういうような形で具体的にされてるんかなという、お願いします。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  いじめの中身にもよりますけども、未然に防ぐいうことは、嫌な思いをしないかっていうことで、京都府のアンケートにでもありますように、とっております京都府は。今回もたくさんなっておりますが、その中で、まず、子どもとの信頼関係を築くために、どう時間を共有するか。確かに時間がたくさん莫大にかかるいうこともありますし、家庭訪問につきましても、お父さん、お母さんが帰ってこられる時間が遅くなってからの家庭訪問っていうのは、もう多々あります。ただ、子どものことで、今、情報アンテナでキャッチしたものにつきましては、家庭とともにやっていかないといけませんので、必ず家庭に対し、学校での様子、家での様子については家庭と連携をとっているというような状況です。  あと、教師自身もカウンセリングマインドを身につけるための研修等を行っておりますので、スクールカウンセラーの先生に助けていただいたりとか、心の教室相談員、心の居場所サポーター、SSW、まなびアドバイザーがついている中で、学校全体で捉えて、子どもたち一人一人を捉えて。連携をとってる保護者等になるかと思います。ですので、家庭との協力については、一担任だけではなく、学校全体でということで捉えております。 ○谷直樹委員  そのとおりだと思うんですけどね。例えばね、私もたまにしか朝、おはようさんは行かないんですけど、それ見てますとね、おはようさんに来てはるのは校長先生、教頭先生、それから見守り隊の方々、担任の方もたまに来てはるけど、例えば、毎日は難しかったら、月何回かは順番に、ほんまにその先生が来て、おはようって言われたら、子どもたちは、担任の誰々先生、朝おはようって言われたと。こういうことがちょっと足らんのんちゃうかなと僕は感じてるんですよね。そういうことからまず始めやんことには、お互いがやっぱり、担任の先生もおはようから来て、おはようさん言うてくれはったとかね、こんな具体的なことがちょっと足らないと僕は思ってるんですけどね。学校によって違いますよ。だけど、それとやっぱり子どものその行動を、全部の子どもたち、全部見られたらいいねんけど、なかなか難しい。これが現実だと思いますので、やはり子どもたちが担任に対していろいろな話をしやすい雰囲気づくり、これはその先生の器量によるし、やり方にもよると思いますけれども、具体的にはそういう形をしていかんと。それと、僕も以前、教育長のほうにちょっと質問させてもろうて、環境づくり、いじめのない環境づくり、これをやっぱり構築せんことにはなかなかでけへんのちゃうかな。それをすることによって、この不登校の子どもたちも、やはり雰囲気がよかったら学校が楽しい、行きたい、学校へ行くのがいいと、教室楽しいな、こういう雰囲気づくりが絶対にこれ必要なんですよね。だから、今すぐに無理かもわかりませんけども、やはりそういうことをぜひともお願いしたいと思います。  それと、ごめんなさい、6ページの(6)、これはええこと書いていますね。現在の児童・生徒は、問題行動等は云々書いてあって、一番その下から真ん中ぐらいに、問題行動が突如出てくる場合がある。さらに、学校の教育的レベルを超えた犯罪的な行為や危険な行為、医療の専門的知識が要求される問題、児童虐待など家庭の養育環境から生じる問題など、学校の教育力だけでは対処し切れない問題も増加していると書いてますね。具体的にこれ城陽市がこれはあるかどうかは知りませんよ。だけど、こういう書いてあることは当然あるんでしょうね。具体的にこれはどういうふうなことかな、ちょっと教えてもらえますか。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  今のそこのページにあるものですけども、本当に今、問題行動はさまざまでして、発達的な子どもの課題であったり、医療につなぐとこであったりとか、虐待で専門機関とつながらなければならない部分、あと警察であったりとか関係機関の部分に必ずお世話にならなければならない部分が多々ありますので、そこの部分に学校、教育委員会、地域、関係機関と連携をとっているということでの課題があります。ですので、養育問題、環境が生じる問題であったりとか、本当に医療につないでいるところはたくさんあります、病院につないで、そこの病院の先生との連携をとらせてもらって、薬を飲まなければならない子もいますので、そういう問題についての対応はしております。 ○谷直樹委員  難しい問題やとはよくわかるんですけど、やはり、その連携というのを先ほど村田委員からありましたように、学校運営委員ですか、の方々が、その事象、事象について知らないということも何かあるようなことを思いますし、僕も学校運営委員長、長いことやってますけども、報告ないですわ、こういうことに関しては、はっきり言うて。だから、その辺はね、やっぱりこれ、その立ち位置がどうか知りませんで、その学校運営委員さんのね。最低その方々には報告して、やはりいろんなその意見を求めたり、今後どうしようかっていうようなことも共有していかんことには、学校の中だけでなかなか解決できん問題もあるしね、これが必要。最低それが必要かなと思いますのと、やはり、子どもたちは、小学校にしても中学校にしても僕もそうですけど、例えば何々小学校、6年間いました、中学校3年間、9年間の義務教育、これが一生つきまとうんやね。  例えばね、ここの委員の方々とか行政の方々は、僕は何々小学校、何々小学校卒業ですってはっきり自信持ってどの話の中で言える、これが当たり前なんやけど。ところが、その子どもたちにとって、そういうようなことで何かあったときに、嫌な思いしたら、それ一生つきまとうんやね。これは事実だと思いますわね。そういうことがないように、やっぱり行政としても教育委員会としても、先生方に、ただ単に授業を教えたり、ただ単に云々するだけじゃなしに、やはり教師っていうようなプライドというか、先生というプライドを持って、やはり教師として、何で教師になったんやというようなことを、根本的なことを、子どもたちのため、やっぱり将来のため、子どもたちの将来のため、子どもたちもやはり、例えば同窓会とか云々したときに、あないな先生、来てもらったらうれしいなっていうようなことを普通は思われますわな。これが僕、大事やと思うんですけど。だから、そういうことを根本的に、城陽市の教育はこうやっていうようなことをね、やっぱり今後いろいろと、教育、学力レベルはね、それは勉強したらできますやろ、塾行ったらできるでしょう、いろんなね、その能力によるけども。だから、こういうような、いわゆる学校生活っていうのは、なかなかそこで教えてくれへんことやからね。そういうことで、やっぱり子どもたちのためにも頑張っていただきたいと思います。それについては、何か教育長、ないですか。 ○井関守教育長  学校教育それから教師のあるべき姿いうふうなことを含めて今、ご意見いただいたというふうに思うんですけれども。今、福井のほうでやはりなってます、教師の言葉、親御さんは教師のいじめというふうに言っておられますが、それによって自殺をした件がございまして、それについては、それぞれ具体的、実際的に当たる担任あるいは教科指導の担当者である教師とそれから管理職の責任が問われているというふうに思います。指導の仕方、言葉のかけ方、対応の仕方そのものと、それから、それを知っていて、知らない管理職はもちろん、それは責任果たしてませんし、知っていて、どうすればいいかをきちんとしなかった管理職の責任というのも問われていると思います。そこらも校長会議で言ったところもありますし、日ごろいろんなトラブル事象を学校からの相談とか、あるいは場合によっては保護者側の方から相談等、教育委員会に入ってくる場合があります。そのときの一つ一つの事象については、全て学校のほうにきちんとこういう指導を加えてするようにということを具体的に上げて、校長以下にきちんと浸透するように、担当のほうから、あるいは私どものほうから伝えることとしております。  先ほどございましたが、朝の時間、交代ででもと、挨拶運動にということがございましたけれども、基本的には管理職が対応している状況があろうと思いますけども、その間、担任等は、全員、全部が全部、遅く来ているわけでもございません。目につく教師もあるかもしれませんけれども、早く来た教師は、教室で子どもたちを待つような状況をつくっているところが多いです。おはよう、頑張って来たねとか、そういう声をかけて、教室で待っている、それが一番私はベストだと思っております、小学校においては。中学校は、まだ違うところがあろうかと思いますけれど。いろんな意味で、子どもと向き合う時間、それを大事にするようには申しておりますし、それがためにも教師の今、働き方改革を進めようと思っております。それは、学校の教育力を高めるという意味と子どもたちに教師が向かい合っていく時間、向き合って、本当の、子どもたちが相談しやすいような雰囲気を持って対応できる、そういう子どもたちに接する教師にまずそのゆとりがないと、やっぱりできないと思いますし、それがためにも今、教師の勤務時間等を考える働き方改革を進めようとしております。  今、2つの意味で学校支援をいただくようなご意見をいただいたと思います。運営協議会等で地域のそういう地域に入っての子どもたちをより多くの大人の目で指導、見ているという本当にありがたいご意見だと思います。それに加えて、今、幾つかの学校でしていただいております放課後こども教室、そういうところも本当に大きい力ですし、それから、協議会のほうについては、もっともっと学校のほうにもそこを頼っていくようにということを言いたいと思いますけれども。委員さん方のそういう中でおられる方がございましたら、ぜひもう遠慮せずに、ここでも協議会の中へ入れてくれよということを言っていただいて、やっぱり逆に気がついていないとか遠慮しているところも学校としてはあろうかと思います。各校によって状況は違うと思いますし、その中でそれぞれの学校の中でそういうご意見、前向きなご意見をいただけたら、それはもう決して放っとくことはないと思いますので、管理職も。それはそれに応じた方法でいくと思いますので、ぜひ声かけもしてやっていただけたらありがたいと思います。大きな支援となるものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○谷直樹委員  教育長のほうも今、よく、そういう形で指導されていただいてると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それとね、そもそも話しやすい環境ね、子どもたちが先生に対して、担任に対して何でも話せるというのが大事かなと。やっぱり、あの先生に言うたらどうやろうとかね、そんなんなしに、やっぱりそれは理想ですよ。理想やけど、またそうなってくると、やっぱり知識として知ることもできるし、子どもたちがいろいろ話してくれたら、雰囲気的によくなるというのはやっぱり大事やと思うし、そのためには、先生方は努力していただいていると思いますけども、より一層の努力をお願いしたいと思います。  それともう一つ、済みません、この15ページのこのその他のトラブルで、テストの改ざんってありますね。これどんなことをやる、テストをどうやって改ざんするのやろう。中学校か何か知らんけどやね、もうちょっとこれ教えてください。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  テストの改ざんにつきましては、テストを返却されまして、見直しをするために、また教師が説明をします。そのときに、丸が間違ってなかったかっていうことを聞いたときに、足して、書いて持ってきます。そのときに、教師は、これはって、もともと書いてないよっていうチェックの仕方もあるんですけど、何も書いてないとこは、例えば、はねているところに、書いてなかったところに答えを書いて持ってきて、先生これ合っているっていうて持ってきますので、これは間違ってるねっていう返しで指導、指導というか、それは違うだろうっていう話をしないと、子どもは合っている、先生が間違っているっていうことで来ますので、それについて指導しなければならないということで、指導件数に上がっております。 ○谷直樹委員  それ変なこっちゃな。これね、こんなことが今の、中学校や小学校、知らんけど、当たり前やと思うたらね、これは将来こういうことになったらどうするの、その子も。何もかもがそういうようなことが当たり前っていうことやったら、これは徹底的に指導しないとあかんのちゃうかな。もうそれは笑い事ちゃうと思いますよ。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  それは、はい。徹底的に指導しないといけない部分と、親の思いがあって、点数が悪かったらっていって必死になってくる子も出てしまうんです。それはもちろん徹底的に教師は指導をするんですけど、子どもは本当に必死になって訴えてきます。ので、それについて、これはっていう話を、今言われたようにきっちり教えないといけませんので、別室で呼んで、話を、これは違うねっていう話をしていかな、また同じことが。違う今度は教科、中学校の話なんですけど、今それは、違う教科で、この先生やったらいうことではあきませんので、必ず指導を、それは1件とかだけではなく、たくさんこの中ではルール違反の中で、その他事象に入りますけど、改ざんがあります。テストのときに、消しゴムに単語を書くいうカンニング行為もルール違反に上げておりますけど、それもあります。わからないようにしながら。本当に3年生になりますと成績がかかわってきますので、正直にしなければならないのは当たり前なんですけど、それができない子どもたちが何名かというか、おりますので、それについて指導をしております。 ○谷直樹委員  これは、マスコミも僕、悪いと思うんよね。いろんな情報、インターネットとかいろいろな事情が多分もう出てくると思うわ。だから、そういうこともやっぱり踏まえて、そのスマホの使い方とかそういうことを、基本的なやっぱり規範意識、これを徹底的に指導していただきたいと思います。 ○上原敏委員  きょうの中で聞くとこ、このコーナーしかないと思いましたので、6ページの6番の学校の教育力だけでは対処し切れない問題ということで、児童虐待などということで上げていただいておりますが、これがもし次の7番の7、関係機関への連絡と連携ということになってくると思うんですけど。基本の流れでいいですので、それを多分、この相談の中でそういうのが例えば出てきたですとか、そういうのがキャッチされたときに、基本的にどういう初動体制というか、関係機関の連携を含めて、どういう対応の流れになるかというのをちょっと少し教えていただけませんか。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  いろんなパターンというか問題がありますので、例えば、1つは、先ほども言わせてもらいました、家出があった場合、学校だけでというか、帰ってこない場合、保護者が警察に捜索願を出されるっていうことがあります。それと、学校はもちろん探しに行きますし、そこは連携をとってするっていうような事象があったりとか、虐待につきましては、学校が知り得た情報というか、知ることもありますし、関係機関から、例えば児相、家庭児童相談室から連絡を受けることがあります。こんなことが、保護者が、本人が連絡を入れてきたということで、それがどうなんだっていう実態を学校と連携をするいうような状況があって、それが本当に虐待があった場合については、児相、家庭児童相談室と学校とが連携をとりまして、一時保護であったりとか通告をする中で、学校が、もしくは地域、それは地域からもありますし、先ほどの村田委員の話じゃないですけど、民生児童委員さんと相談させてもらって、家の状況であったり、地域の方から聞かせてもらって、大きな声で泣いているとか、暴力を振るわれているいうような地域からの情報をもらった場合にも、同じように児童相談所、学校と連携をとるいう形になります。これは学校だけではできませんので、関係機関、警察であったり児相であったり、先ほどありました病院も含めて、病院にかかる場合もありますし、薬を飲まなければならないという、いろんな状況がある。その中の、学校だけでは、ということになるかと思います。 ○上原敏委員  ここ何年間かで、虐待じゃないかというようなことってございましたですか。
    ○松尾貴仁学校教育課主幹  はい、各学校からというか、たくさんということではないですけども、虐待はあります。ので、それが本当なのか、本当にその場合は、一時保護という形で児童相談所にかわらないと、その場におれないっていうのは、こちらのほうで判断、全てがするわけでは、学校ではありませんので、それは関係機関と連携をとって、もうほかに言いますと、警察に子どもが逃げ込んだっていうことも起こり得ます。ですので、家では怖いしって、危ないしっていうことで、殺されるっていうことも、過去にはですけどありましたので、それは警察から通告で児相に行って、児相から学校、教育委員会が連絡を受けて、子どもたちの様子、子どもの様子だったり家の状況等を連携させてもらういうようなことはあります。ので、それが1件、昨年度でいうたら、その大きい小さいはありますけど、虐待じゃないかっていう疑いの部分は1件とか2件とかじゃなくありますので、今の時代としてはあります。小学校であれば、体育の時間に着がえたときにあざがあるとか、これはどうなんだっていうことを学校が聞いて、話をして、保護者に返していくいうようなことも何件もあります。 ○上原敏委員  難しい部分だと思いますけれども、逆に引き過ぎて、手おくれとかならないように。難しいと思いますけどもね、しっかりとよろしくお願い申し上げまして終わります。 ○乾秀子副委員長  今、上原委員のほうから質問のあった件なんですけど、いじめの件なんですけどね、ああ、虐待、済みません。  私、ことしね、明らかに夫婦げんかされているご家庭がありまして、その中で子どもさんの泣き叫ぶ声が聞こえましたので、そばにちょうどいらっしゃった民生委員さんと警察に通報しようかどうかっていうことで、結局私は通報したんですけども。すぐに警察の方がこの場合は来てくださって、ご家庭の中に入っていかれたんですけども。そういうときですね、地域でそういうことが見られた場合ね、直接学校と連絡を私たちはとらないし、あと民生委員さんは、物の流れとして、例えば、警察からですけれども、学校にその後、連絡が入ったりとか、民生委員さんが学校のほうにもこういうことがありましたという報告をされたりとか、そういうこともあるんですかね。どういう態度を自分がとれば、もし遭遇したときに、よかったのかということがちょっとあれなんで、一応お聞きするんですけど。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  地域の方が見ていただきまして、民生さんであったりとか見てもらったら、そのときは必ず警察に入れてもらって、警察すぐ動いてもらいますし、警察と学校、教育委員会は連携を必ずとりますので、警察が持った情報を学校、子どものことについては、必ずこちらのほうに連絡が来ます。また、その後に地域の方が、もしこれは心配だ、警察に言うほどでもないけど心配だっていう場合については、城陽市であれば、家庭児童相談室、虐待の疑いがあればとか、ちょっと様子がっていう部分は、もちろん学校に言うてもらっても、学校は、この家庭児童相談室とは連携を今度はとらせてもらうという形、教育委員会も含めてですけど、なりますので。その家の状況がどうなんだっていうことを地域から教えていただいたり、学校で把握していることを今度は交流する、その本当にそういうことの情報交流をする会議ももちろん持ちますので、そのときには民生さんに入っていただくこともありますし、警察、児童相談室も含めて入ってもらういうような会議を持って、この子を見守っていこうと。危ないときは必ず通告しよういう会議を持たせてもらってるっていうことはあります。 ○乾秀子副委員長  わかりました。その私の遭遇した場合がどうなったかはちょっとわかりませんけれども。児童、主任さんですか、主任委員さんですかね、ちゃんと連絡とってくださいましたんで、ご連絡も受けたんですけど。そういう連携がやっぱりすごくね、警察に言うときに勇気が要ったんですよ。私も通報して、よその家庭、聞いた、見てないですよね、聞いたんですよね。だからすごく戸惑ったんですけれども、やっぱり民生さんがふだんから気をつけてくださってるご家庭だったので、連携とれてよかったなと思うんですけども。はい、流れがわかったので、もうちゅうちょせずに、これから連携とれるかなっていうふうに思います。  私はもう1件、6月のはぐくみの中で、いじめのアンケートがこの時期にいつもあるっていうふうにもここに書いてあったんですけど。このいじめってね、いじめのアンケートっていうのは、これ、例えば自分が嫌な思いしたかどうかとか、いろんな設問あると思うんですけども。自己申告っていうか、自分がそういう思いをしているっていうのと、また他者から見た誰々さんっていう方に対する、僕から見た誰々さんはいじめを受けているのではないかとか、そういうことも書けるようになっているのかということと、例えば、その後に個別に面談されたときに、実際に自分とこの子どもさんがそういう思いをされてるっていうことが確かにあったっていうことが、その保護者の方に学校の中の1つのそういうことがあったということを、ご家庭の方がちゃんとその場で認識されるのか。いや、全然そんなそぶりは家では見せないとか、全然知らなかったと、今まで全然気づかなかったとか、そういうことっていうのはやっぱりあるのか、必ず先生がおっしゃるのか。何かそういう細かいとこをちょっと教えてほしいのと、全体的に見たこのアンケートの結果で、このときの状況というのが大ざっぱにちょっと教えていただけたらありがたいです。その情報をキャッチし、何ですかね、個々の事象に対して丁寧な指導をしたっていう内容をちょっと教えていただけませんか。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  アンケートにつきましては、年に2回行っております。この後、1回目の調査の結果であったりとか順番に出てくるんですが、アンケート用紙っていうのは京都府のがありまして、これ以外に学校は個別にやっているところ、またいじめの把握につきましてのアンケートだけではなくて、教育相談だったり、先ほどもありました教育相談であったり、子どもたちとの話の中で出てくることも含めてなんですが、アンケートにつきましては、まずは自分が嫌な思いをしたことがあるかっていう部分があります。それとは別に、周りでいじめられている人を見たことがありますかということがあって、そこにあるって書いたことについては、また知ってることを書いてくださいって、書くだけではなくて、その子から情報をもらう。教師が見ているだけ、家から教えてもらうだけではなくて、周りの子たちからも情報を得て、それについての指導であったりとか話をもう一度本人に聞くいう形になりますので、アンケートはそのようにしております。  あと、いじめがあった場合、個別にそういう保護者にっていう部分ですが、子どもたちはそのそぶりを見せる、見せないいう部分は、中学校であれば特にですが、いじめられたことを言われたくないっていうようなことで、見せない部分はもちろんあります。ので、いじめのアンケートをしますと、やはり小学校1年生、2年生と低学年が多いんです。その内容は、やっぱりいじめの内容が違いますので、発達段階に応じてそれぞれ違いますので。例えば、いつも言いますけど、消しゴムを取ってくれなかった、きょうは取ってくれなかったから嫌な思いをしたっていう1年生から、仲間外しがあったっていう中学生であったり、小学校高学年のというような状況もありますので、さっきのその消しゴムのことを全て保護者に毎日返すということはもちろんないんですが、大きな指導というか、これはいじめだっていうことで捉えてるものについては、必ず保護者に返します。指導したことについても、こんなことがあったので、したほうですね、したほうについても必ず家庭訪問を行い、こんなことがありましたということで指導しますので、学校も見守っていきますので、家のほうでもまた見てほしいということで、家にも協力依頼というか、させてもらういうような状況です。 ○乾秀子副委員長  ああ、委員長、済みません。全体的なその傾向性みたいなんはまだわからないんですよね、第1回目のアンケートの結果っていうのは。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  いじめの傾向的なことはあれなんですが、城陽市のほうでまとめて今、府のほうに出しておりますので、また出てくるかと思うんですが。基本的にはやっぱり冷やかしであったりとか、からかい。先ほどもありましたが、からかいからのトラブルいうて、ちょっとあだ名をつけるとかね、嫌なことを、気にしてることを言う、それもいじめですので、それについての件数が多いです。暴力を振るうとか金品をたかられるとかいうケースは少ないですが、いじめの、このアンケートでというか、いじめとして学校が認知した件数は、一番多いのはやはり冷やかしであったりからかい、悪口であったり、嫌なことを言われるいう件数が半数以上を占めているというような状況です。 ○乾秀子副委員長  はい、わかりました。ありがとうございます。もう1点だけですので。済みません。不登校ですけども、中学2年生の数がふえたということを書いてあったんですけど、その前年度はその方は中学1年生だったわけですし、この13ページの表とか見てたら、確かに中2の黒い棒が31で、その方は前年度中学1年生だった子どもさんなので、その17って書いてある隣の棒になるわけですよね。これそれを倍近くね、何かふえてるっていう、その不登校の方が。今まで見てても、そんなに突出してふえてるっていう感じはないんですけど、これ何か、何かこう先生方が見られてたりして特徴的なことってあるのか、ちょっと教えていただけませんか。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  昨年度、本当に中学2年生が多かった状況で、ただ、全然学校に来れてないかっていうことではありませんで、月に3日以上、休んでいる子が不登校として上がってきておりますので、31の数が中2が昨年度は人数がふえてた。中1からの継続しての子もいますし、新たになっているような子がいるというような状況で、2年生になったら、昨年、一昨年度は少なかったんですが、やはり2年生になってくると少し、人間関係であったりとか勉強のことも含めてですが、少しずつふえてきているような状況がやはり今現在もあるっていうような状況、中学校2年生が多いっていうような状況はあるのかなというふうに感じております。 ○乾秀子副委員長  もうそこを聞いてもあれ、はい、結構です、ありがとうございました。 ○西良倫委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  なければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  続きまして、(2)平成29年度京都府学力診断テストの結果について、及び(3)平成29年度全国学力・学習状況調査の結果についてを一括議題といたします。  市の説明をお願いします。 ○松本徹也学校教育課主幹  失礼します。平成29年度京都府学力診断テストについて報告いたします。  このテストは、児童・生徒の学習状況や学習環境及び家庭における生活環境の特徴、課題を把握、分析し、授業改善を推進することにより、児童・生徒の学力充実、向上に資することを目的として、小学4年と中学1年を対象に実施するものでございます。各教科とも全25問、25問中、基礎基本に関する問題が20問、活用に関する問題が5問となっています。本年度は、4月12日から17日の間に府内全域の小学校210校、中学校96校で実施しました。受検者数については、記載のとおりです。  それでは、結果の概要について、順にご報告いたします。まず、3ページに小学4年、国語における平均正答率一覧を掲載しています。表、グラフともに各学校、城陽市、京都府の平均正答率をお示ししています。なお、各学校の数値並びにグラフについては、全て正答率の高いほうから順に表示をしています。本年度、小学4年国語の城陽市の平均正答率は、京都府平均に対し、マイナス2.2ポイントでした。昨年度がマイナス1.8ポイントでした。京都府に対する得点率は、本年度も約97%となっております。授業改善の視点といたしましては、日々の授業で、今の友達の意見についてどう思うかなど、常に他者と自分の意見との共通点や相違点を意識して聞くことと同時に、そのことを土台とした授業を展開することで、一人一人の話す・聞く力が高まることとあわせて、一斉で学習する効果がより高まると考えております。また、他の意見や考えを大切にするということで、深い学びにつながると考えております。  次に、5ページの小学4年、算数における平均正答率一覧をごらんください。本年度の城陽市の平均正答率は、京都府平均に対し、マイナス2.7ポイントで、昨年度とほぼ同じでした。ただし、特徴的な傾向として、6ページ、左上の数量関係の領域が京都府平均に対してマイナス4.5ポイントありました。問題文を図にあらわしたり、自分の言葉で書きあらわせたりしないために間違っていると考えられる問題でした。授業中では、図にあらわしたり、自分の言葉で書いたりすることは大変多いのですが、日常的に解く問題についても、そういった意識で問題文からすぐに式を書くのではなく、絵や図にあらわしたり言葉で説明して立式したりする習慣が大切であると考えられます。また、問題に自分の考えや補助線、補助数字等を書き込み、論理立ててから答える習慣も大切であると考えております。  続いて、4ページ左下の国語の度数分布と7ページ左上の算数の度数分布についてご説明します。いずれも城陽市全体では、正規分布に近くなっていますが、ボリュームゾーンが京都府に比べてやや左、下位層寄りになっています。学校別で特徴を見出しますと、特徴は同じではなく、多様化しているところがあります。各学校の実態に応じた取り組みが今後大切になってきます。いずれの学校も、また全国的にも言われていることは、学習の目当てを焦点化する、わかりやすくするということとあわせて、目当てに対する振り返りを書く時間を設定するということです。その振り返りをもとに授業改善を教師が進めることができることとあわせまして、児童・生徒自身が自分の学びを振り返ることができ、次の学ぶ意欲につながっていると言われています。あわせて、引き続き個別の指導の充実や家庭とのよりよい連携を図っていくことが大切であると考えております。  それでは、8ページをごらんください。なお、中学1年で実施した診断テストは、小学校の6年間を終了した時点での学力ですので、数学の内容は算数であるとご理解ください。  まず、国語では、京都府平均に対し、昨年度マイナス2.4ポイントであった数値に対して、今年度もマイナス2.4ポイントとなっております。京都府平均との割合は、昨年度とほぼ変化はありませんが、活用や読む、書くにおいて改善が見られます。今後も学習指導要領をもとに、つけたい力を校内また城陽市で共通理解することが大切であると考えております。  10ページをごらんください。数学におきましても、京都府平均に対し、昨年度マイナス2.5ポイントからマイナス1.8ポイントと改善傾向にあります。平成23年度からの経年データを見ると、昨年度に引き続き上昇しています。ほとんどの領域、観点で、昨年度の京都府平均との差が縮まっております。今後も式と答えが合っていることだけを大切にするのではなく、4年の算数同様、論理立てられることが大切になります。授業中だけでなく、家庭学習、各種テストにおいても日常的に自分の考えを書きあらわしてから答えを導き出す習慣が大切であると考えます。  9ページ左下の国語の度数分布は、城陽市全体としては京都府の分布が示すピークよりも低位側で、やや割合が高くなっています。  10ページ左上の数学の、失礼しました、12ページ。12ページ左上の数学の度数分布ですが、傾向としては、中位層付近の京都府平均以下の割合の高い部分が多く見られます。小学4年と同様、各校の分布の特徴は多様化しています。早期に各校の課題を校内で共通理解し、目当てを焦点化し、生徒の知的好奇心を大切にした導入が必要になると考えます。また、適用題、練習問題に取り組ませる時間をしっかり確保するなど、各校の実態に応じた、個に応じた指導を今後も充実させていく必要があります。  最後に、児童・生徒質問紙に見られる回答状況についてご報告いたします。13ページをごらんください。まず、家庭で学校の宿題をしている割合、それと家庭学習の時間が30分未満の割合をあらわしております。まずは、提出できない児童・生徒の的確な実態把握のもと、その上での指導が求められてきます。ただし、宿題をしている、30分以上取り組んでいるの割合が多いのに正答率が低い学校もあります。家庭学習の内容を工夫、改善したり、提出後の指導について共通理解していくことが求められております。  14ページをごらんください。読書に関する状況の回答になります。読書に対する意識調査ですが、城陽市全体の傾向は昨年度とほぼ変わらず、どの学年もおおむね三、四人に1人は読書が余り好きではないという傾向が出ております。各校それぞれ読書の取り組みを工夫しているところですが、実態に合わせた取り組みを今後も継続していく必要があります。  15ページをごらんください。朝食の摂取率について、小学校では昨年度に引き続き、京都府よりも否定的な回答の割合が少ない結果となっております。中学校でも摂取率が改善され、京都府よりも否定的な回答の割合が少なくなりました。しかし、朝食の摂取率がよくても、就寝時刻が遅く、次の日の学習に影響が出ている傾向も見られます。各校で基本的生活習慣の課題を明らかにして、保護者と連携をとって学力向上を育むことが大事だと考えております。  16ページをごらんください。携帯電話やスマートフォンの所有率についてです。所有率は、小学校は昨年度に比べ4ポイント、中学校は5ポイント高くなっております。使用時間についても、昨年度に引き続き、京都府平均より長い傾向が見られます。朝食の摂取率、就寝時刻とあわせて基本的な生活習慣の定着に向けた相談や啓発が求められます。  最後に、失礼しました。各学校でさまざま取り組みを進めていくことを通して改善が見受けられているところも、この京都府学力診断テストの結果から見受けられます。一方、改善の結果が数値にあらわれにくい部分もあります。城陽市の児童・生徒の学力向上のために、学校と家庭が同じ方向で連携、協力して取り組み、子どもの主体性を大切にして取り組めるよう支援してまいります。  続きまして、平成29年度全国学力・学習状況調査の結果について報告いたします。平成29年4月18日に小学校6年生と中学3年生を対象に実施されました全国学力・学習状況調査の結果についてご報告いたします。なお、先日、京都府全体の結果も報道されております。それによりますと、京都府は、小学校、中学校いずれも国語のA・B、算数、数学のA・B全てにおいて、平均正答率が全国平均を上回っています。  それでは、城陽市の結果につきまして、概要をご報告いたします。まず、城陽市における受検者数は、小学6年生が644名、中学3年生が624名でした。いずれも4月18日に受検した児童・生徒数で、後日、受検した児童・生徒数は含まれておりません。  3ページをごらんください。小学6年生の国語A・B、算数A・Bの結果でございます。表並びにグラフは、それぞれ正答率の高い学校から表示しております。同じ位置にある学校は、必ずしも同一校とは限りません、ご承知おきください。  さて、本年度の本市の結果ですが、全国の平均正答率と比べ、国語Aがプラス0.2ポイント、国語Bがマイナス1.5ポイント、算数Aがプラス0.4ポイント、算数Bがマイナス0.9ポイントとなっています。問題別に見ますと、漢字については、児童自身がよく目にしたり、書いたりする4年生の希望者の希望という漢字の正答率は高く、全国平均より6.5ポイント高く、京都府より2.5ポイント上回っています。しかし、参加対象の対象という漢字の正答率は低く、全国平均よりマイナス5.2ポイント下回っています。対は書けていても、象の間違いが多いのが特徴です。漢字の習得は進んでいるものの、意味の理解まで十分でないことがわかります。漢字1字の意味理解はもちろんのこと、熟語の意味理解を的確に行っていくこと、また文章中で使われ方を理解することが大切になってきます。  算数について、昨年度の状況と比べますと、算数Aにおいて、下がっているものの、全国より0.4上回っています。算数B問題では上昇しています。問題別に焦点を当てますと、京都府学力診断テスト同様、論理的に考えるところに弱さが見受けられます。  4ページをごらんください。中学3年生の国語A・B、数学A・Bの結果でございます。小学校と同様、表並びにグラフはそれぞれ正答率の高い学校から表示しております。  さて、本年度の結果ですが、全国の平均正答率と比べますと、国語Aがマイナス2.4ポイント、国語Bがマイナス3.2ポイント、数学Aがマイナス2.6ポイント、数学Bがマイナス4.1ポイントとなっています。国語、数学ともに全国平均を下回っており、昨年度と比較しても下降しています。国語については、小学校同様、目的や意図に応じて、相手にわかりやすく伝えることに課題があります。国語科の授業を中心に、話す、聞く、読む、書くなどの領域を総合的に向上させることが求められております。  数学については、一元一次方程式を解くことはでき、全国平均を上回っております。しかし、具体的な場面で一元一次方程式の問題をつくることについては課題があります。同様の傾向がほかの問題でも見受けられます。家庭学習の取り組みの効果が出ている一方、本質的な理解の定着に至っていないところが課題となっております。  現在、中学校では、主体的で対話的で深い学びに向けて、教科の壁を越えて、各校で研修しているところです。また、京都府山城教育局の学校力向上トライアル校に積極的に立候補したり、大学の講師の先生方を招聘し、研修会を実施するなど積極的に研究していこうという姿勢がうかがえます。教育委員会といたしましても、各校の取り組みを支援していきたいと考えております。  5ページからは、児童・生徒質問紙から分析した結果を掲載しております。5ページ、6ページは宿題の取り組み方と平均正答率と学力の相関関係についてまとめています。7ページ、8ページは家庭学習時間と平均正答率の学力との相関関係についてまとめています。9ページ、10ページは通塾と平均正答率、11ページ、12ページは携帯電話、スマートフォンの使用時間と平均正答率、13ページ、14ページは読書が好きであることと平均正答率、15ページ、16ページにつきましては朝食の摂取と平均の正答率を相関関係についてまとめております。いずれの質問紙との項目においても、一定の学力との相関関係が見受けられます。それぞれ個別の質問に対して、各学校での取り組み、また教育委員会としても啓発活動を行っていきたいと考えております。  そして、最後に17、18ページにおきまして、授業改善が各校でどの程度進んでいるか示している質問項目を抜粋して掲載しています。小・中学校ともに授業改善が進んでいる学校のほうが、相対的に正答率が高い傾向にありますので、今後も主体的、対話的で深い学びを目指して、研修会を通じて取り組んでまいります。  以上で、平成29年度全国学力・学習状況調査の結果について、報告を終わります。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○村田圭一郎委員  いろいろ小学生、中学生、また科目によってもいろいろとあると思うんですけど、例えば教育長、学力診断テストのこの結果について、5ページの例えば小学校4年、10校あるわけですよね。10校ありますよね。ここのばらつきのあえて多いところ言うんですよ。一番右の上のグラフなんか見てもらうと、活用のところですね。市全体とか府全体とかというのありますけども、そこよりもぬきんでてる学校もあれば、大きく下回ってといいますか、42.6ポイントというとこあるじゃないですか。10校で希望してそこに行ってるわけじゃないんですよね。ここに家があって、それで学校が決まっておりますから。この今ばらつきを見て、どういうふうに感想をお持ちですかね。見解を持っておられるのか教えていただきたいんですがね。 ○井関守教育長  本当に私自身にいろんな面から見たり考えたり、何とかいい方向というんですか、要素で見られないかというふうにも思ったりしては見るんですけれども、なかなかこの視点だなと、こうしたらここはこういうふうになるだろうという見通しを持ってなかなか見られないんですよ。いろんな、年度によっても違いますし、もちろん指導者の責任というのもあります。学校のそのときの指導者によって違うという部分はありますけれども、やっぱり学校全体によっても違いますし、それから年度によっても違います。それから、やはりご家庭の協力という面も大きいと。私は本当に、学校教育側から言うたら、言いわけめいたことになってお叱り受けるかもしれんですけど、その部分が非常に大きい部分があると思う。これは本当に繰り言になりますけれども。報道の方も今おられるか。済みません。ですけど、これ全国100万、子どもたち受けてるんです。それぞれの学年ざっと100万人です。小学校2万でしたか、中学校1万ですか、そういう本当に大きな規模で、これはやっぱり説得力のあるデータだと思います。  そんな中で、ここに上げてない、あるんです、実は。就学援助率と学力というのがある。これは一目瞭然です。その高いところは学力が低い。これは、ほんで全国的に見まして、京都府は援助率が高いんです。その中で京都府全体としてはまあまあ頑張ってるほうですけれども。京都府の中でも本市、いわゆる山城の北部地方は援助率高いです。だから、府全体のよく言われる上げるためには、山城頑張れ。それから山城全体上げるためには(発言する者あり)言うたらいかんです、こんなこと言うことなしに、山城全部上げるためには北部頑張れ。名指しではないんですけども、宇治、城陽、八幡とか頑張れ、久御山も入れてですけども、なります。その中で、やっぱり本市の中でも、本市は言うたら、今言いましたけれども、山城の中で2番か3番高いです。その中で、本市の中でもばらつきがあります。それを一概に出してしまってご協力とかなかなか言えないし、やっぱりそれに見合うだけの施策が必要になってくると思いますので、その分は今抑えて、言えない部分だというふうに心得ておりますので、それを明らかにするならば、それだけの行政責任があると思いますので。  それ、あえてその部分だけ申しましたけれども、ほかにもなかなかここには上がってないあれもあります。それらも含めてご家庭、地域の支援を手厚くしていただくという今、地域によっては動き出てきておりますので、大変ありがたいことだというふうに思っております。学校の教職員だけ、学校だけでなかなか改善しにくいところがある。ただ、責任としてはもちろん学校教育主体で、先ほど主幹のほうからありました、終わりのほうは学校の取り組みによって違う部分というのはやっぱりありますので、そこらは学校現場に厳しくこういう点が大事だということを指導いうんですか、依頼もしてまいりたいと思っております。答えにならないんですけど、いいでしょうか。 ○村田圭一郎委員  ありがとうございます。今見といてもろうたらいいですよ。焦点を大きくすると、議論がばらばらになっちゃいますから。先ほど説明の中で授業改善が進んでいるところでテストのほうにも結びついていると、こういうふうな前提で話をさせてもらうと、それはそうじゃないですか。受ける人は毎年やってても受けてる人は違うし、ただ10年ぐらいのスパンで見たら、10年前は上の学校やったら下の学校というのはあるかもしれません。ただ、僕は一番どうやったらかなんなというのが、上と下ほぼほぼ固定してて、真ん中のところは学校別、10校あるうち真ん中の半分ぐらいですね、平均のところから上下。ここの50%ぐらいはこの中での順位の変動はあっても、上は固定化、下も固定化って、これであるとちょっと心配があるなと。こういうあたりはどうなんですか。毎年やってるけども、10校は毎年ばらばらですか、どうぞ。 ○松本徹也学校教育課主幹  今年度のテスト、全国学力・学習状況調査及び京都府学力診断テスト、今年度に限らず、昨年度と比較いたしても同一であるということはありません。ですので、変わっております。 ○西良倫委員長  村田委員、いいですか。 ○村田圭一郎委員  よかった。逆の意味でよかったですよ。要は、上の人、下のところがもしこれ固定化してたら、下のところで授業改善をしようとしててもできてないのかなというふうな懸念があったんです。それはある程度受けてる対象者も違いますし、そのときに出てきた、何というのかな、学習の進度と関係があったりする。また話は別なんかもしれんけども、中学校1年なら小学校の成績ですからね。僕が一番思ってた懸念してたこととは違ったかもしれないけども、こういうふうなものが出てきて、あとはもちろん家庭教育だとかというのはありますけども、それを除いて、じゃあ、どういうふうなこれ授業改善をしていかんなんのかなと。要するに管理職だけでは知ってても意味がないしね。そこのところに落としていってる、どういうふうにやっておられるのかなと。それは答えかどうかわからないかもしれないけども教えてください。 ○井関守教育長  ことしのテストの結果の中に、1つというんですか、事例としてうれしいことがございました。それは小・中ともに本市で進めているいわゆる対話的な学び方ですね、子ども同士がグループをつくって学習課題について教え合い、学び合いする、そういうやり方をしております。中学校では学びの共同体、小学校ではグループ学習とかやったり、いろいろ学校によっては違いますけれども。それをこの間、重点的に取り組んでいる学校において、いわゆる国語のほうの活用的な、B型ですね、Bのほうの問題についての回答正答率が非常によかったということがございました。これについては早速校長会議でも紹介をして、ぜひ自信を持ってその取り組みを進めてほしいし、取り組みまだ十分進めていないところでは取り入れてやってほしいということも言ったりもしておりまして、そういうのが小・中ともにいい事例としてありましたので。  それから、具体的にもう一つあったのが、この学年、特に特別支援的な指導が必要な子どもたちが多いということで特別に教師の入り方を手厚くして取り組んだ結果というんですか、それが少し効果があったと、顕著と言うてもいいぐらいあったということがありましたので、やはりその取り組み方、手厚くするのが、個別に対応をするのが大事なんだなということ。これはだから、毎年同じように全部の学校でどの学級もできるという体制じゃないですので、なかなかしんどい面あるんですけれども、やはりその視点も大事だなと思っております。 ○村田圭一郎委員  いわば教育の専門の方は専門の方にお任せするしかあんまりないんですけども。例えば教えるほうから見てて、こういうところがわかってない、理解できてないんじゃないかなといって、言うてみたら見立てみたいな部分ですよね。そういったところで、その見立てに対して対策を打って、それが結果としてあらわれてきたのを今教育長、話をしていただいたのかなというふうに思ったんで、例えばそれは学校を超えて先生間同士でもいいですが、やはり子どもたちが訴えるその主訴に対してどういうふうな見立てをしていっておられるのかなというところがとても大事ではなかろうかなというふうに思いましたので、そういうふうな教育長の成功事例とか、今おっしゃっていたの結構じゃないですか。そういうふうなことも含めて、これが正解というのはないかもしれませんけども、どんどんいろんな積極的なアプローチをしていただけたらなと思います。ありがとうございます。 ○上原敏委員  失礼します。京都府学力診断テストのほうの実施期間の4月12日から17日ということですが、具体的にいつといつといつと、というのを教えていただけますか。4点ぐらいございますのでまとめます。  それから、幾つか出てきております数学・算数関係に出てきております絵や図にあらわす、言葉で説明してからやる、論理的に考えの課題に取り組むことが大変、私ももちろん必要だと思うんですけど、何ですけれども、このテスト自体にはそういうのを書かす分はあるんですか。そういう、何ですかね、テストの出し方なんですけど、そういうあらわしなさいとか、答え出すだけじゃなくて、どういうふうに答えまで行き着く部分も書きなさいですとか、それも計算、自分の控えだけじゃなくて出さす、提出させる中にそれも含んでいるのかということと、あと、それはないならないであれなんですけど、日ごろそういう授業の中でそういう癖をつけさせるための教え方、学び方、授業をどういう工夫をされているのかということと、あとは単純に質問なんですけど、朝食と宿題のところに出てきてる否定的な回答ということなんですけど、ちょっと具体的に否定的な回答というのはどういう回答のことをいってるのか、少し教えてください。これは聞きたいだけです。  全国学力・学習状況に絡んでですけれども、通塾の塾なんですけど、進学系、補習塾、両方、どちらでもないというやつ、これは何を基準に決めてはんのか。自己申告してはんのか、ある程度あっこやからどっちやということにされてるのか、少し教えてください。 ○松本徹也学校教育課主幹  失礼します。5点質問があったかと思います。  まず、府学力診断テストの実施期間ですが、京都府教育委員会が定めている期間でございまして、この期間内で各学校が日程調整をし、各学校それぞれ実施するということになっております。ですので、全国学力・学習状況調査の日程のとり方と違うところがあります。  2点目です。数学の論理的思考の件になります。こちら、テストの回答形式が記号で答えるものもあれば記述式もございます。ですから、記述式で論理的思考を見ること、数学的な考え方を見ることができます。また、ないものにつきましても、こちらは単純な計算ではなくて、問題用紙にさまざま書き込んだりしながら考えて解くような問題もさまざまございます。  続きまして、そのような力をつくための教え方の工夫ということであったかと思います。数学的な考え方や論理的思考を高めるためには、まず授業の中で、いろいろな言い方はあるんですけども、自力思考の時間が必要だと言われています。ひとりで考えることがまず大事。その後に仲間と追求する、交流する、そしてまとめていくという山城教育局でやましろ授業スタンダードというものが配付されております。授業の指標と申しますか、こういう流れでするといいですよというような指標が配付され、また研修で使われております。その中で、ひとりで学ぶ時間、自力で考える自力思考が大切であると考えています。また、その際に、自分で考えるためにはさまざまなツールが必要かと思います。このツールといいますのは、例えば絵であらわしてみる、問題を絵にそのままあらわしてみるという具体的な場面から、線上にあらわす、数直線にあらわしてみるなど、抽象的な思考が中学年以降は求められます。そういった考え方のツールをさまざま学ぶことによって自分で問題に立ち向かうというところ、そこで論理的な力が徐々についていくと考えられます。また、それらを説明していく、他者の意見を聞いて納得のいったところ、自分の変わったところを認めていくことで成長、変容していくものだと考えております。これも一時的、1回、2回ではなくて、継続的に実施することで力がつくものだと考えております。  続いて、朝食の否定的な回答につきましては、これは食べていないとか、また余り食べていないというような自己申告の回答となっております。  5点目の塾のことに関しましても同様で、自己申告となっております。ですので、通っている塾が進学系なのか補習系なのか、自分でもよくわからない場合も。今は塾も非常に多様化しておりますので、一概に言い切れない部分があるように思います。ですので、そのように自己申告でどちらでもないと回答している児童・生徒がいるかと思います。 ○上原敏委員  どれもよくわかりました。否定的な回答のそれはよくわかりました。かなとは思ったんですけど、一応確認。  あと、じゃあ続き、塾の確認なんですけども。なので、わかっててもそれは先生直さへんわけですね、彼がどこ行ってるとか知ってる場合もあるじゃないですか。思ってるけど違う場合も、違うよなと思うてても、それは一切直さんと、完全自己申告に、わかってて任せたということかどうか、また後で聞きます。  絵や図や言葉、論理的に記述式じゃないものも問題用紙に書かせてというとこですね。問題用紙も提出させてはるんですかね、とかいうところで、ちょっと確認だけしたいんですけども。今まず授業内容のところは大変お聞きできてよかったです。教育が進んでいるというのがよくわかりまして、自分らのころなかったんですけど、そういう授業がとり行われてるということで大変、何というか、ほんまの勉強嫌にならへんで前向きにちゃんとほんまに学ぶということが今進んでいるなということがよくわかりました。今後とも引き続き、ぜひ力入れてやっていただきたいとお願いしておきます。  京都府のほうの期日なんですけど、ここは定められているというのは、多分そうやろうなと思った上で言ってるんであって、具体的に城陽市の学校でいつといつかというのは控えられておられないんですか。そこが聞きたかったんですけど。 ○松本徹也学校教育課主幹  実施日については、今現在控えておりませんが、各校参観日等いろんな行事等がありますので、そこで都合合わせて変えておられます。ただし、その期間内で確実に実施しているかどうかということについては把握はしております。  また、あと2点質問があったかと思います。質問内容について、児童質問紙ですね。わかっていても変更するかどうかということについては、児童・生徒が書いたものについては一切手を加えないと、口も出さないということがあります。  3点目の問題用紙の提出ですが、問題用紙は全て回収はしております。テストの返却と同時に問題用紙の返却も行っております。 ○上原敏委員  結果的に2つ目の問題用紙でよくわかったんですけど、大丈夫と思うんですけど、期間が定まってない、日が違うと、私らのころよりある意味科学も進んでますし子どもの知恵も進んでるので、先終わったところは後にしゃべりますということがあるんですね、きっと多分。だからその辺をないようにしていただきたいです。かといって、学校行事があるんで完全にできない場合もあると思うんですけど、できるだけそういう配慮はいただくようにはお願いしたいなと思います。問題用紙回収してるんでかなり防げてるとは思うんですけど、悪気なくしゃべる場合もありますし、悪気あってしゃべる場合も、いろいろありますので、そこはちょっと十分配慮をお願いしておきまして、はい。終わらせていただきます。 ○西良倫委員長  ほかにありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  なければ、この程度にとどめます。  いいですか。じゃあ3時5分まで休憩します。             午後2時53分 休憩           ─────────────             午後3時05分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  (4)平成30年度(2018年度)城陽市立幼稚園園児募集についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○吉川和秀学校教育課長  それでは、平成30年度(2018年度)の城陽市立幼稚園園児募集及びその結果についてご説明させていただきます。  まず、募集要項ですが、2ページ、3ページで園児募集についての要綱を載せさせていただいております。まず、2ページをごらんください。2ページでは、幼稚園の目標、保育時間、預かり保育、費用等を、そして、3ページのほうでは、同じく費用について、今年度の募集人員、入園資格、願書の交付、受付場所、入園許可等について記載しております。  3ページ中段にあります募集人員ですが、幼稚園は1クラス35人を定員としておりますので、新4歳児については、1クラス35名の募集を行いました。また、新5歳児ですが、8月1日現在の4歳児の在園児数である20名を差し引いて、15名を募集人員といたしております。  次に、入園資格ですが、新4歳児は平成25年4月2日から平成26年4月1日まで、また、新5歳児につきましては平成24年4月2日から平成25年4月1日までにそれぞれ出生され、城陽市に在住する幼児であります。  次に、願書の受け付けですが、10月2日月曜日及び3日火曜日に受付場所であります富野幼稚園で行いました。  結果については、4ページをごらんください。上の表が市立幼稚園の応募者数について、平成21年度以降の推移を示しております。一番右側の30年度の欄をごらんください。今回の応募者数につきましては、新4歳児で16名の応募がありました。また、新5歳児でありますが、応募者はございませんでした。よって、下の表をごらんください。この表は、同じく各年度における市立幼稚園在園児数の推移につきまして、年齢ごとに記載しております。下の表の一番右端の30年度の欄をごらんください。30年度の見込みは、新4歳児は、先ほど説明いたしましたように、応募があった16名となります。新5歳児は応募者がゼロのため、現時点での4歳児の在園園児数20名となり、合計36名の見込みであります。  なお、応募者が各クラスともに定員に達しておりませんので、再募集を行い、幼稚園で随時定員に達するまで受け付けを行っております。また、再募集の周知につきましては、市や幼稚園、市教育委員会のホームページに掲載しております。また、JR等の駅等において園児募集ポスターの掲載を行っております。  なお、現在、新4歳児については、受け付けが終わった後ですが、1名の応募者がありました。つきましては、今、応募の中では16名でしたが、現在、17名というのが現在の状況であります。よろしくお願いいたします。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○大西吉文委員  奥田市長になってから、幼児教育を含めた教育にしっかり重点を置いていくという方針、方向性を持っておられたですね。にもかかわらず、募集人員数が少ない。それは恐らく、その前に、じゃあ、新4歳児、城陽市内で何人いらっしゃるんか。あるいは、新5歳児、城陽市内に何人いらっしゃるんか。その中で、これだけの募集があるというデータをまず出してもらわんと、わからへんねん。15人しかおらないのに、15人来てくれはったら、もう万々歳やしな。その辺ちょっとどうですか。 ○吉川和秀学校教育課長  済みません、ちょっと5歳児のほうは、今、現状の数字をちょっと持ってなくて、申しわけありません。3歳児ということで考えさせてもらっております。今、来年度の4歳児ってことは、今現状でいきますと、3歳児になりますので、平成29年度の5月1日現在の3歳児というのが約535人がおります。で、5月1日の段階で、私立幼稚園に205人入っております。で、保育園に295人入っております。それ以外ということで人数を引き算しますと、35人がこの時点でそれ以外のところに、家にいたり、以外のところに行ってるということになってます。という数字を持っております。 ○大西吉文委員  そうしますとね、結果的に、今おっしゃった数字で、ほかにとられてるわけでね。公立幼稚園というのは、私は以前からずっと必要やということで、一時廃園問題もありましたけどね。これはなぜかと言えば、やはり今もおっしゃったように、ほかの幼稚園、私学の幼稚園、あるいは保育所等々、やはり切磋琢磨するという意味で、公立園というものはしっかりとやっていかないかんという僕は考えを持ってたわけですね。にもかかわらず、こういう数字が出てくると。じゃあ、なぜ来てくれないのかと。ある意味では、地域に密着してる幼稚園でありながら、なぜ来てくれないのと。その辺の原因分析はどのようになってますか。 ○薮内孝次教育部長  先ほど課長が申しましたように、29年度の3歳児全体で、5月1日時点では535人と。そのうち私立の幼稚園に通われてるのが38.3%。で、保育園に行かれてるのは55.1%と。残りの35%が在家庭、あるいはその他の施設に、済みません、6.5%がいずれかの施設に行ってるということでございます。我々、ターゲットを絞っておりますのが、35人に対しまして、こちらに来ていただくというような形になろうかと思います。しかしながら、私立の幼稚園に行かれてる方が3歳児保育をされていて、通っていて、4歳になったからといって、公立幼稚園にかわるかといったところを考えますと、なかなかそこは難しい部分があるのかなと思います。我々、済みません、富野幼稚園を3歳児保育はしておりませんので、4歳児、5歳児での2年保育ということでございますので、まず、3歳児保育はしてない部分で、3歳ではいずれかの施設に通っているということで、残り6.5%しか、いわゆるフリーの子どもたちがいないというような状況でございます。ですから、この子たちでも、富野幼稚園に2年保育でもやりたいと言われるような公立幼稚園を目指していかなければならないのは我々の使命ではないかなと考えておりますし、ちなみに、平成10年のこの数を申し上げますと、総数716人おりまして、私立幼稚園が258人、そして、保育園が238人ということで、残り220人がフリーという形でおりました。ですから、今、考えてみますと、220と35で相当な開きがあると。この中で、今の現施行でいきますと、3歳の段階で、早い段階から幼児教育を受けさせたいであるとか、いわゆる就業の関係で保育園に預けなければならないといったような社会の流れはございますので、それと少子化も相まって、そういう子たちが少ないという中で、そのターゲットに我々は募集をかけたという状況であります。いろいろ分析していくと、また細かく分析していかなければならない部分はあろうかと思いますけれども、我々はやはり富野幼稚園に行きたい、通わせたいと思われるような幼稚園づくりに心がけていかなければならない。だから、それは課題だと考えているところでございます。
    ○大西吉文委員  1点ね、そういう考えを持っておられるちゅうことは、大切なことなんですけどね。まず、この6%というのが城陽市32平方キロの中に分散されてるわけですね。今、私立の幼稚園でも、幼児の取り合いちゅうたら語弊がありますけど、募集で必死になっておられて、バスで送り迎え、送迎されてるという努力をなさってるわけですね。32平方キロの中に35名の人を探していかないかんのやと。何とか来てほしいと。そのためには、昔は富野幼稚園は1個しかなかったんですよ。したがいまして、友が丘とかあの辺の方々も富野の幼稚園いらっしゃってたわけです。車で送り迎えなさってたんです。当時はまだ車もそう多くなかったですから、それはできたわけですけどね。今、やはりこれだけモータリゼーションが進みますと、送り迎えは本人がやらないかんけれども、駐車場がない、今のスペースではね。だから、発展的に経営をしていこうと思ったら、やはりその辺も含めて改善をすべきことが多々あるんじゃないかなというふうに僕は思ってます。これは、やったから、たくさん来るか、来ないかは別にしましてね。やはりこの際、小学校と一緒になって、やっぱりそういう送迎の駐車スペースも含んだお子たちの送迎も楽にできるような施設っていうのは、これから考えていかなあかんのちゃうかなと。今すぐにじゃなしにね。そういうことによって、公立と私立の切磋琢磨というものが生まれてくるんじゃないかなというふうに私は、今、思ってます。したがいまして、今、これだけの人数でしたら、経費的に見て、すごくあれになるでしょう。もうそこは僕も言いませんけどね、わかってることですから。だから、そういうことも含めて、幼児教育全般というものをもう一度リストラクチャー、再構築していくべき時代に来てるんじゃないかなというふうに考えますが、教育委員会のご所見をお聞きしたいと思いますね。 ○薮内孝次教育部長  当然、35人定員、学年35人定員ですので、2クラスで70人定員のところが、来年度でいいますと、1名追加がありましたので、37名といった形で運営をしていかなければならないということは、定員より半分の経費で運営をしていくと、そういう保育料といいますか、いただいてやっていくと。当然、経費的には非効率であるという形にはなろうかと思います。しかしながら、そういう中で、子ども少ない中でも、公立をよくしていくということは我々の使命でもあります。それと、3歳児保育はやっていないという状況と、それから、市内でいいますと、30年度の今現在の見込みですけれども、校区でいいますと、10校区のうち7校区から応募をいただいておりますので、市内一円から富野幼稚園に向けて来ていただいてるというような状況です。ですから、近隣の富野であったり、どうですかね、今池ぐらいですかね、であれば、歩いて来ていただけるような範囲でもありますけれども、自動車で送り迎えなさっていただく保育者の方もおられます。当然、これについては、富野小学校校内の10台、駐車スペースを確保して、そこを利用して送迎もしていただいてるとこです。これは、順繰りに出し入れしながら使っていただいてる現状もございます。そういった中で、雨の中では、少し幼稚園から離れておりますので、不便をおかけしてるとこはございますけども、そこは確保していると。したがいまして、この当地でなく、大西委員さんおっしゃってる中では、お話では、富野小学校内にいわゆる、いわば附属幼稚園というんでしょうか、考えだと思いますけども、そういう施設も考えていくべきではないか、と、おっしゃってると思いますけども、それについては、現在のところ、そういう計画をまだ我々としては持ち得ないですけれども、この今の公立幼稚園のあり方については、我々としても、ただこの場に立ちどまることなく、あり方については考えていかねばならないものだと思いますし、それについては課題として受けておきたいと思います。 ○大西吉文委員  ありがとうございます。やはりそういう発想の転換っていうものは必要やと思うんです。で、この文教常任委員会にも、セール・アンド・リースバック云々というようなことで陳述が出てるわけなんですね。そういうことから考えても、この辺の行財政改革というものをしっかりとした中で、幼児教育をどう構築していくかっていうことが大切なことで。今は富野小学校区にございますんで、富野幼稚園でやられてますけれども、別に城陽市が設置する幼稚園ですから、これが、ある小学校が非常に子どもさんの数が少なくなって、空き教室があれば、そういうところへ移設してやっていかれても私はいいんじゃないかなと、城陽市立ですから。必ず富野に置かないかんということもないわけですんで、そういうことも含めて、やはりよりよい幼児教育をしっかりとやっていくという視点からすれば、富野だけじゃなしに、ほかの校区でもお考えになったらいいんじゃないかなというふうに思っておりますし、その辺も一考はあるという部長のお話でしたので、強くこれはそういう方向性を持って運営していただきたいということで、要望しておきます。 ○西良倫委員長  ほかに質疑ありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  続きまして、(5)平成30年度以降使用する小学校「特別の教科道徳」の教科用図書の採択についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○吉川和秀学校教育課長  それでは、平成30年度以降使用する小学校、特別の教科道徳の教科用図書の採択につきまして、お手元の資料に基づきましてご説明を申し上げます。  現行の学習指導要領の一部改訂により、平成30年度以降、道徳の時間を特別の教科道徳として位置づけされましたので、その小学校の教科用図書について今回採択をいたしました。  他の教科と同様、宇治市、城陽市、京田辺市、綴喜郡、相楽郡など京都府南部地域をエリアとする教科用図書採択地区協議会が設置され、他の教科書と同様に教科用図書見本展示について6月5日から7月5日まで1カ月の間、各小学校と寺田分庁舎で順次展示を行いました。去る7月24日に教科用図書採択地区協議会が開催され、共同採択する教科用図書についての協議が行われたところです。  その結果、資料の2ページに記載します出版社が発行する教科用図書を採択するという決定がされました。教科用図書が決定したポイントといたしましては、幾つかの採択観点に照らし、他社と比べて、導入の発問、粗筋、登場人物のまとめ等を各教材の前に整理して配置し、児童が1時間の授業展開を見通せる構成となっております。また、別冊のノートとの2分冊になっており、児童が授業中にそのノートを記入し、後々見直すことで、これまで自分が学習した内容を確認できるとともに、年間を通じ、道徳を学習している中での児童の心情等の変化が捉えやすいという利点がありました。また、道徳として読み物全体の量や今日的課題の扱い等についても工夫がなされているという点がありました。この資料をもとに、8月24日に開催いたしました定例教育委員会において議決をいたしました。よろしくお願いいたします。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○大西吉文委員  道徳教育ちゅうのは必要なことだと常々思っておりますけれどもね。これ特別教科道徳っていうことで、山城教科用図書採択地区協議会において共同採択されたという報告なんですけどね。これ子どもにはそういう教え方をしていくっていうことですけども、山城教育局における先生方への指導というのはどんなようなんですか、この道徳を教えるっていうと。この教科書をもって教えていくちゅうことですけれども、まず、やはり教える先生方の指導っていうことが大切だと思うんですね。私も若いころは先生になりたいということで、教職課程を取りました。しかし、その中では、児童心理学だとか教育概論だとかいろいろあったわけですけども、道徳ちゅう科目はなかったですね。図書館学はありましたよ。したがいまして、先生の資格を持っておられる方は皆、図書館司書の資格を持っておられるはずなんです。だから、今、よく図書館司書を置け置けって言われてるけれども、今の学校の先生方でそれは十分対応できるはずなんです。そこをもっときちっとやらないかんわけですけれども。これは教育局として、この先生方への指導っていうのはどのようになってるのかね、これが一番大切だと思います。どうなってますか。 ○松本徹也学校教育課主幹  先生方の指導ということで、お答えになるかどうかなんですけども、まず、新学習指導要領が今年度の3月に公示されました。その中で書かれている文言になるんですけども、道徳のことについてになります。特定の価値観を押しつけたり、主体性を持たず、言われるまま行動するよう指導したりすることは道徳教育が目指す方向の対極にあるものと言われています。ですから、そういったことの誤解や風潮が一部受け入れられているところもあるかと思います。その中で、今後なんですけども、多様な価値観の、時に対立がある場合を含めて、誠実にそれらの価値に向き合い、道徳としての問題を考え続ける姿勢こそ道徳教育で養うべき基本的資質であるということで上がっております。これらにつきましては、城陽市だけではなくて、京都府だけではなくて、全国の教員がこちらのほうは読んでおります。共通理解ということになっています。  また、京都府は、各校に道徳推進教師が位置づけられております。この1年間だけでなくて、さかのぼって数年間にわたって道徳の研修をそれぞれの先生方が積んでまいりました。また、今年度も、京都府総合教育センターにおいての研修も悉皆として必ず受講するということでなっております。そういう意味で、研修の充実となっております。  また、京都府教育委員会から、道徳教育の進め方、京都式ハンドブックということで、道徳の授業についての誤解がないように、また、どのように進めていったらいいのかという教材の分析から指導の例を示しての研修を実施しております。また、城陽市といたしましては、こちらの京都式ハンドブックの作成、編集委員の副委員長であられる日本道徳教育学会名誉教授の横山利弘先生に今年度、寺田小学校を基点として、講演、演習、また、12月には公開授業を含めた研修会を実施します。そういったことを通して、道徳教育、道徳の授業についての研修を深め、周知徹底を図っているところです。 ○大西吉文委員  共通理解をしていかないかんと、これも当然ですわね。10小学校あるわけですからね。だから、それはそれでいいんですけれども、研修に派遣する先生方ね、少なくともやっぱり10小学校あるわけですから、1校から1人とか2人はやっぱり派遣して、そういうことをきちっとね、今おっしゃったようなことが誤解がないような教職員をつくるっていうことが大切なので。その上、今、ちょっとしたら、寺田小学校を基点にということでしたけども、そこへ、極端な話よ、青谷小学校の先生方も、あるいは今池小学校の先生方、いろいろな学校の先生方も寄って講習を受けるということなのか。その辺をやっぱりきちっと。そして、そこで得たことをやはり、また帰って各小学校でトレーニングを積んで、子どもたちに教科指導していくというような1つのプロセスちゅうんですかね、そういうものを構築されてるのかどうか、ちょっとお尋ねしたいです。 ○松本徹也学校教育課主幹  寺田小学校を基点にと申しましたが、寺田小学校を基点に、市内の小・中学校の先生方が、希望として、研修で来ていただいております。また、その研修につきましては、城陽市学力向上等推進委員会の研修会、6回のうちの2回が道徳に今年度は割り当てております。その6回に必ず小学校の教員は全員参加ということになっておりますので、各校それぞれが学校行事で特別な事情がない限り、参加していただいております。また、先ほどありました道徳推進教師、総合教育センターの研修が悉皆であると、必ず受けるということもありました。そこで受けた研修につきましては、各校に持ち帰って各校での校内研修を実施し、先生方に周知徹底をしていくということで、研修もあります。 ○大西吉文委員  よくわかりました。ばらつきのないように、よろしくご指導賜りますようお願いいたします。 ○上原敏委員  先ほど、選んだポイント、よくわかりました。一生懸命選んでいただいてると思うんですけども、選ぶ材料、もともとどれぐらいある中からこの1冊を選ばれたかというのをちょっと教えていただきたいのと、あと、ちょっと先生方、怒らんと教えていただきたいんですけど、教科用図書と教科書ちゅうのはイコールでよろしいんでしょうかっていうところですね。イコールじゃなかったら、ほかの教科の教科書は教科書検定いうて、こんだけが教科書いうのが多分あって、そこから選んではると思うんですけど、その辺ちょっと同じなんか、違うんかというところと、道徳の誤解の中の説明にあったかと思うんですけど、言われるままに行動するようなことを言うのが道徳というのは間違いと、違うということなんですけど、教科用図書の選んではるもとの中に、そういう傾向があるような本もありましたでしょうか。ちょっと教えてください。お願いします。 ○吉川和秀学校教育課長  まず、会社ですけども、今回、文部科学省から検定を受けまして、道徳としていただいています教科書については12社だったと思います。そういう中で、一定、集めさせてもらって検定をさせてもらいました。  それから、教科用図書、一定これが教科書と呼ばれている、教科用図書イコール教科書やと思ってください。これ以外に特別支援学級で使うような特別支援、一般図書っていうのも教科書に当てはめるんですけども、通常学級については、通常の国語、算数とかについては、一定この教科用図書が教科書となります。教科書いうのは、そういう授業に使うものを教科書と呼びまして、文部科学省が検定を受けて、これが教科書としてふさわしいと呼ばれてるものが教科用図書ということで出されているものです。  済みません、ちょっと訂正ですが、12社ではなくて、8社やったということです。申しわけございません。  あと、最後の部分の質問、もう一度、済みません。 ○上原敏委員  言われるままに行動するっていうような子どもをつくるのが道徳ということでは決してないという、そういう誤解があるようですが、そうじゃないですよという話があったんですけども、12社じゃなくて、8社ということですが、8社の中にはそういう傾向を示すような教科書も、と思われる教科書などもございましたでしょうか。 ○松本徹也学校教育課主幹  教科書会社、教材文については、さまざまあるかと思います。大事なことは、そこでどのように教えるか、何を問うていくか、子どもたちに何を考えさせるかという教師側の発問が大事になってくるかと思います。ですので、こういうことをしていきましょうとか、これが大事ですねということではなくて、児童自身、生徒自身に考えさせていくことが大事であると。伝えなくても、自分の言葉でしゃべれる、話せる、そして、語っていけるということが大事であると言われてますので、教材文に左右されるのでなくて、自分の考えを主人公の変わったところ、成長したところ、さまざまな変容なところに目を向けて考えることを大事にしておりますので、教材文に大きく左右されていくということはないかと思います。 ○井関守教育長  済みません、今、完璧な答弁してもらいましたので、つけ加えることないんですけど、私もその会議に出ておりました責任上というんですか、発言しておきますと、そのような昔のイメージにあるように、修身のように、教師ががんがんと押しつけて、これが正しいやり方、考え方やいうふうに押しつけるような、今、教科書はございません。学校現場での授業もそんな授業はありませんし、子どもたち、それではついてきませんし、今の子どもたちは。今、完璧に松本主幹答えてくれましたように、本当にみずから子どもたちが課題意識を持って考える、しかも、身近な生活、自分たちのやりとりいうか、かかわりの中で考えていくことを大事にしているような教科書がございます。もちろん教科書の中には、偉人ですか、伝記、そういうのに出てくるような人のことを語って、それを学ぶ、そのまままねするとか、そういうんじゃなしに、やっぱりそれを見て、我が校の立場どうするんだ、自分はどうここから何を学ぶとか、そういうことを対話させる、大事にして、指導していくという。教科書の手引もそういうふうになったりとかいう工夫をしておりますので。しかも、子どもたち自身が、今もあったかもしれませんが、教科書の文章を読んでいく中で、自分なりにノートを作成して、そういうノートを、ノート部分を加えてるとか、そういう工夫もしてありますので、みずから考えて、深めていくと。自分の身にとってというんですか、身近な生活の中で学ぶということを加えていける構成になっている教科書がほとんど全部でございますが。 ○上原敏委員  恐縮です。教育長、ご答弁ありがとうございました。安心いたしました。選ばれなかったとこも含めて、そういう立ち位置にある教科書ってなかったということを聞いて安心いたしましたし、それとともに、まさにおっしゃってましたように、道徳という言葉に対して、そういう誤解がまだ残っていると思うんですね。ので、道徳ということ自体を教科化することに反対という人がいまだにおられますのは、その誤解がまだ効いてしまってるからと思いますので。けども、だからといって、道徳を教科化しないほうがいいなんていうのは絶対間違ってると思いますので、大いに道徳教育を強化していっていただきたいと思いますので。逆にそういう誤解のないように、教科書もそうですし、皆さんもそういう観点で、そうじゃなくて、今おっしゃっていたような観点でやっていただいてるということを市民にも強く、保護者にも発信していっていただきまして、道徳教育が皆、大いにやりましょうと、やってくださいと、お願いしますと言えるようになりますようにお願いしておきまして、終わります。 ○語堂辰文委員  上手に言うてくれはったんで、その1人ですけど、というのは、やってくださいということなんですけど、大体そういう危ないものは優しい顔であらわれます、そんなことは言わなくてもいいですけど。これね、なぜこんなものが必要になってきたんか。それは、先ほどお話がありましたけれども、本来、必要ないじゃないかというところで質問をしたいんですけれども。要は、これまでに心のノートということでされていました。この心のノート、それがどういうふうに使われていって、これからどのように変わっていくのか、これ教科書になっていくわけですので、それどういうふうに、その関連ですね。  もう1点、これ道徳ですので、教科っておっしゃってました。教科っていうことになると、評価っていうことが出てくるんじゃないか。そこはどういうふうなことになる。その点をお願いします。 ○松本徹也学校教育課主幹  心のノートにつきましては、現在、ありません。私たちの道徳ということで、文部科学省のほうから配布されてる読み物資料として、副読本としてございます。  評価についてです。評価につきましては、数値化するということではありません。文言の評価ということになるんですけども、一人一人のよさを促し、成長を促すための評価ということになります。ですので、児童自身がどのように考えたのか、また、授業を通してどのように変容していったのか、それを自分自身がどういうふうに見詰めているのかというところについて評価することになります。特に評価する場面におきましては、定められてるわけではありませんが、変容が見られるのは授業の最後であるとよく言われています。最後の授業の振り返りのところであったり、また、授業中で自分の考えや意見が変わる、授業の途中ですね、友達の意見を聞いて、また、意見から考えた上で、自分の価値観が少し変わってくる、見え方が変わってくる、多面的に見えてくる、そういったところをプラス的に評価するということになります。 ○語堂辰文委員  最初のほうの、心のノートではないと、副読本やと、いわゆる文科省の。その副読本については、どういうふうにされてたんでしょうか。これはもう絶対に使わなきゃならないとか、これについての研修会とか、それから、この点検いいますかね、それぞれの学校できちっと使われてるのかとか、そういうことをされてたんか。そこら辺のことをもう一度お願いします。  それから、今の評価の関係でいうと、これ例えば通知表とかにそういうのが記入とかがあるのか、ないのか。そこもお聞きします。 ○松本徹也学校教育課主幹  心のノートがなくなって、私たちの道徳副読本ということになったんですけども、来年度の年間指導計画をまた作成していくことになります。その中で、この日本文教出版のものとあわせて、私たちの道徳であったりとか、また、これまで継承されてきた明日へのとびら、京都府から発行されてる読み物資料等もあわせて、城陽市でも考え、各校でも考えて、年間計画を作成していくことになります。ですので、活用はしていくということになるかと思います。  2点目、評価についてですが、記述式ということで、30年度から、こちら道徳が教科化ということで始まりますが、どのような記述の形式でしていくのか。また、通知表の枠も変わるということで、今現在、検討を進めていってるところでございます。 ○語堂辰文委員  ちょっと懐かしいんですけど、ちょうど教育長も多分そうだと思うんですが、私たちが京都府に採用されたというか、その時点で、毎年のようにそういう道徳教育の研究会ありました。しかし、その中でずっとこれまでそういう形で、教科ということは当時からそういうので目指しておられたんかわかりませんけども、されなくて、今回ですね、こういう道徳教科に変わった。そして、今お話にありますと、通知表も記述いいますか、通知表の記載内容、これも改められるということでありますけどもね。そういうことについて、いわゆる道徳教育がずっとこの間続いてるわけでありますけれども、この変遷について教育長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○井関守教育長  私は、大学のときから道徳、倫理の中で道徳という学習といっていいんですか、講座をとっておりまして、村上先生、敏治先生ですね、その方に教わりましたし、同じ学生、同級生の中に小寺正一先生、教育大で以後、最終は副学長、道徳のほうで専門で、そういう教官になった同級生もいまして、道徳というのは一緒に学んだりした仲です。いわゆる本当の意味での心の教育等をしなければならんという意味から、私は大事な教科と、そのときは教科とは言うてませんけれども、学習だなという中で、研修をしたほうです。だから、変遷というか、自分自身、このときはこうとか、反対とか、このときはこうとかいうことは全然思っていなかったわけです。ただ、つきましては、教育現場の中では、若いときからいろんな考え方の中で、そういう変遷はあったように、振り返ってみれば、そうでしたけれども。府教委におりましたときにも道徳担当で携わりましたし、そういう、道徳はどうやとか、いわゆる反対のほうとか、押しつけるほうとかいうような論議の中には自分自身もおらなかったし、ずっと本当に心、子どもたちの豊かな心を育てていく上で大事な学習分野やという思いでおりました。そんな中で、今回、教科化ということになりましたけれども、教師自身として悩むのは、今、主幹が言ってくれた、やっぱり評価部分だと思います。これについては、一概に他人と比べて数値であらわすとか、すぐれているとか、ここは足らんとかいう評価じゃなしに、あくまで個人内評価、評価というか、個人内の所見的なことを子どもの立場で立って、しかも、その子にとって、将来、いい方向に向かうべしアドバイスを送るような形でのそういう支援的な、何ていうんですか、コメントとか、そういうことになっていこうかと思っておりますので、保護者の方にも理解を得る中で、十分そういう有効な評価方法、評価というのが、言い方が当たるかとかいうことは別としまして、学習効果、そういう面も含めて、はかっていけるんじゃないかというふうに思っております。 ○語堂辰文委員  長い間、そういう道徳教育に携わってといいますか、そういう指導的な立場で、また今も指導されているわけでありますけども、その中で何の疑問も持たなかったということでありますけれども、さすがに最後のところでおっしゃってました評価については、言葉はあれですけれども、悩んでおられるということはわかりました。やっぱりそういうものだと思うんです。心の教育っていうので始まってきて、今はそれも文科省のほうは、そういう心の教育じゃなくて、副読本でいうと、私たちの道徳みたいにはっきりと先生ってされているわけでございますけれども、そういうものもまだこれからも使っていかれるという中で、やはり子どもたち、心について、こういうのにこういう見方があると、いろいろ教えっていいますか、お互いに学ぶ点もあるかわかりませんけども、そういう中で、この1つの教科書が与えられる。その中で、価値観が与えられる。言うたら、個性ですね、そういう個人のそういう思想いいますかね、そこまで教育が踏み込んでいくいうことはやっぱり大問題じゃないかと私は思うんですけれども。そういう点でこれ今回の道徳教育の教科書ができたいうことで、せめて教育長のそれ尊重して、評価については、城陽市は思い切った、京都府の中で率先して、そういうものを評価の通知表も改めて、府のトップになるようなことは考えていただかんと。そういう子どもたちのことをまず第一にしていただけたらと思います。  それで、やはり今の世相いいますか、そういう中で、子どもたちが本当にこれ、どういう方向に行くのかわからないような状況になっているんじゃないかと思うんですけども。そういう中でも、冷静にそういう先を見通せるように、そういう教育、それを道徳の教科だけではなくて、さまざまな教科や学校生活の中で十分にできると思いますし、むしろこの道徳の教育ということで、教科書が検定されたということで、また、これが採用されるということで、教職員が今、もう小学校でも中学校でも本当にもう多忙がきわまってるという中で、そのことでもう特別にその時間を割いて、倒れられるようなことが起こらないように十分に、要望して、終わります。 ○西良倫委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  説明員の交代をお願いします。4時まで休憩いたします。           〔説明員交代〕             午後3時53分 休憩           ─────────────             午後4時00分 再開 ○西良倫委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  (6)平成28年度(2016年度)文化パルク城陽等に係る事業報告について及び(7)平成28年度(2016年度)城陽市宿泊施設に係る事業報告についてを一括議題といたします。  市の説明を求めます。 ○福澤聡志教育部次長  平成28年度文化パルク城陽等に係る事業報告につきましてご説明申し上げます。  文化パルク城陽及び総合運動公園、市民運動広場、市民プールの平成28年度の事業報告書につきましては、指定管理者であります公益財団法人城陽市民余暇活動センターから、基本協定書の規定に基づき、平成29年5月19日付けで提出されました。それぞれ管理業務の実施状況及び管理施設の利用状況に関する事項、管理経費の収支状況について報告がされております。  まず、1の平成28年度文化パルク城陽文化ホール等の事業報告書についてご説明いたします。  資料の4ページをお願いいたします。(1)管理業務の実施状況及び利用状況に関する事項で、文化パルク城陽指定管理事業の①文化振興事業については、地域の活性化と文化的活動の普及振興を図ることを目的に、28年度に実施した事業の概要について記載しています。  次に、②として、文化パルク城陽の管理運営に関する事業として、その取り組み状況や設備更新等について概要を記載しています。  ①の文化振興事業の具体的な実施状況につきましては、6ページから11ページにわたり、一覧表にして記載をしています。文化振興事業につきましては、地域の活性化と文化的活動の普及振興を図ることを目的に、クラシック、ポップス等の音楽を初め、落語や映画など、多様なジャンルの鑑賞型事業が6ページから8ページにかけて27事業、また、9ページのティータイムコンサート、アートギャラリー、プラネタリウム運営事業、プレイルーム運営事業を実施し、入場者数の合計は、ページ9、下段のとおり、2万3,041人でした。これは、対前年度1万8,392人の減となっています。10ページには、ティータイムコンサートの月ごとの実施内容について記載しています。12回開催で、入場者数は延べ1,459人でございました。  次に、11ページをお願いいたします。文化パルク城陽の各施設の利用状況のまとめでございます。表の一番上が28年度となっております。プラムホールやふれあいホール、その他貸し館施設の利用人数の合計は22万2,014人、昨年に比べ1万5,532人の減となっております。これは、平成27年度は文化パルク開館20周年の事業関係として利用が多数あったため、その分が28年度は減となったことと、京都会館がリニューアルオープンしたことによる影響もあると分析しているところです。  プラネタリウムの観覧者数につきましては1万9,605人で、昨年度に比べ2,669人の増となりました。理由といたしましては、投映番組の人気の差と広報活動が実ってきたと指定管理者は分析しております。  また、自主事業参加者数で、ホール等が1万9,922人と対前年度比1万6,485人の減となっていますが、27年度が文パル開館20周年事業として多くの事業を実施しましたが、28年度はその分が減となったと分析しているところです。  12ページは、各年度の施設利用の状況を一覧にしています。  次に、13ページをお願いいたします。管理経費の収支状況に関する内容でございます。主な収入は、表の下から6段目の文化パルク指定管理料収入で、平成28年度の指定管理料は右列の合計2億9,852万2,147円でございます。対前年度比2,214万146円の増となっています。  その1つ上の段が支出の合計となっており、事業区分として文パル総務費から文化振興事業までの12事業の合計額は2億9,186万6,306円で、対前年度1,265万2,546円の増となっています。表は、横が施設ごとの事業区分、縦が勘定科目となっています。主な支出内容といたしましては、給与等の人件費、委託料、光熱水費、修繕料支出となっています。そして、一番下の段の当期収支差額は右端、801万6,812円となっております。  この分につきましては、一旦余暇活の収益となりますが、次年度以降の施設整備や市民サービス向上に向けた取り組みに使用されるものであります。  続きまして、平成28年度の城陽市総合運動公園、城陽市立市民運動広場、城陽市立市民プールの管理に関する事業報告についてご説明いたします。  資料は14ページから総合運動公園の報告書、28ページから市民運動広場の報告書、34ページから市民プールの報告書となっております。  なお、総合運動公園の報告書については、体育館等で実施されている自主事業についての記載がありますが、他の各施設では自主事業は実施されていないことから、管理業務における施設利用状況及び管理経費の収支状況については総合運動公園と同様の報告書となっておりますので、城陽市総合運動公園の事業報告書の中であわせて説明させていただきます。  16ページをお願いいたします。16ページについては、①スポーツ振興事業と②施設の管理運営についての事業概要を記載しています。  ①スポーツ振興事業についてですが、取り組みの基本スタンスとして、児童、高齢者、初心者のスポーツ活動の普及を中心として実施していること、バドミントンなどの競技スポーツの実施、シルバー世代へのスポーツ活動の普及に取り組んでいること等を記載しています。  また、②スポーツ・レクリエーション施設の管理運営に関することとして、総合運動公園、市民運動広場、市民プールの3施設の受付業務、日常管理と施設整備の実施等を記載しています。  17ページをお願いいたします。スポーツ振興事業の実施状況について、24ページまで記載をしています。これは、市民体育館等を利用して公益財団法人城陽市民余暇活動センターで実施したスポーツ振興事業、及び他の団体との共催により取り組んだ事業などについての報告となっております。  17ページのスポーツ教室、スポーツの催し物の開催に関する事業については、総合運動公園の屋内外施設においてスポーツ活動の習慣化、スポーツ種目の技術向上などを目標に、幅広い年齢層へのニュースポーツなどの各種目による教室、エアロビクスダンス教室、バドミントン教室のスキルアップ事業の展開やシルバー世代への健康づくり事業を実施し、また、23ページのレクリエーション活動指導者の養成に関する事業として指導者育成事業などに取り組んだところでございます。  24ページまでのスポーツ振興事業の参加者数は延べ5,861人、昨年度より少し488人の減となっております。  25ページをお開きください。各施設の利用状況であります。最上段が今年度の施設利用者数になっております。28年度の総合運動公園のスポーツ施設については、テニスコートや野球場などの屋外施設が8万9,491人、屋内施設が12万5,207人、合わせて21万4,698人にご利用いただきました。前年度と比較いたしますと、屋外施設の利用者は3,245人の減、逆に屋内施設は8,405人の増、合計では5,160人の増となっています。駐車場につきましては、合計、有料、無料合わせて23万9,528台のご利用をいただきました。  市民運動広場のうち、木津川運動広場については、グラウンドとテニスコートで5万1,591人で、市民テニスコートは1万5,476人となっています。市民運動広場全体では、対前年度比で8,377人の増となっています。  市民プールにつきましては、1万2,345人の利用がありました。対前年度969人の増となっています。  次に、27ページをお願いします。施設ごとの管理経費収支状況の一覧でございます。上段は支出一覧で、横が事業区分、縦が勘定科目の一覧となっており、支出額の合計は、右端の欄の下から9段目に記載しています1億2,881万7,870円となっています。  下段は収入の一覧表であります。下から8段目の一番右の合計欄が総合運動公園に係ります指定管理料で、1億1,504万1,984円となっています。その下から順に、市民運動広場に係ります指定管理料980万9,437円、その下が市民プールに係ります指定管理料1,428万5,570円であります。収入の合計額は、右端下から2段目の1億3,978万109円で、昨年度より259万8,488円の減となっております。一番下段の当期収支差額は1,096万2,239円となっています。  以上が総合運動公園等のスポーツ施設に関する事業報告でございます。  引き続きまして、平成28年度城陽市宿泊施設アイリスイン城陽及びプラムイン城陽の事業報告についてを説明させていただきます。  最初に、このたび配付させていただいた資料に表示及び記載のミスがあり、資料の差しかえをさせていただいたことをおわび申し上げます。申しわけございませんでした。  城陽市宿泊施設アイリスイン城陽につきましては、平成29年5月18日付けで株式会社アメジストから、また、プラムイン城陽につきましては、平成29年6月14日付けで株式会社共立メンテナンスから、それぞれの基本協定書に基づき、事業報告書が提出されました。事業報告の内容については、施設の管理運営を行うに当たって、指定管理者として、利用者が快適にご利用いただくため、また、効果的に運営するために改善や努力していただいた事項、利用状況などが記載されております。  まず、宿泊施設アイリスイン城陽ですが、4ページをお願いいたします。4ページから8ページまで、管理運営などの状況を記載しています。4ページ、1の基本方針に関する事項では、運動公園や宿泊施設プラムイン城陽と連携を密にした運営に努めたこと、また、近隣のスポーツ施設である太陽が丘とのタイアップした取り組みを記述しています。  4ページ下段からは、各施設の管理運営に関する個別事業報告を記載しています。  それでは、利用状況について説明をいたします。  9ページをお願いいたします。アイリスイン城陽の利用状況であります。宿泊利用につきましては、9ページ、左上の宿泊室と特別室で総宿泊者数6,549人にご利用いただきました。前年度より366名の減となっております。減少した理由としましては、団体利用の予約が利用1カ月前にキャンセルされることが多くあったことが原因であると施設管理者から報告されています。内訳は、普通室、大人4,845人、中学生385人、小学生・幼児984人、特別室の利用は、大人333人、幼児2人となっております。研修等の一時使用では、研修室と和室で合わせて6,586人のご利用、自転車使用は大人用は67台、子ども用25台のご利用で、これらを合わせて、中ほど左のAの小計欄のとおり、延べ1万3,227人の方に利用をしていただきました。売り上げは、その右の欄のとおり、2,530万7,030円となっております。これは、前年度より184万3,620円の減収となっております。  また、下段のレストラン利用、宴会等でBの小計欄にありますように、5,528万49円の売り上げとなっています。こちらは、前年度より111万397円の減収となっております。売り上げの総合計は8,097万4,084円となっています。  最下段でありますが、市には、サービス料を含む総売上から税金分を除いた額の2%となります153万2,339円を運営収入として納めていただきました。施設全体で見ましても、利用者数は5万3,288人で、前年度に比べて5,571人の減少となっています。  次に、プラムイン城陽についてご説明いたします。  15ページをお願いいたします。28年度の指定管理者として維持管理に取り組まれた内容や、効率的な運営についての見直しをされたことなどについて記載をされています。  それでは、利用状況について説明いたします。  19ページをお願いいたします。宿泊利用につきましては、上段部の宿泊利用小計欄、大人5,837人、子ども3,522人、総宿泊者数は合計9,359人にご利用いただきました。昨年度より453人の増となっています。内訳は、特別室で大人268人、子ども4人、フリースペースを含む宿泊室では大人5,569人、子ども3,518人のご利用でした。また、フリースペースなどの一時利用、有料の浴場利用などを含めた利用者数については、大人1万1,272人、子ども1,847人、合計1万3,119人のご利用をいただき、中段の施設利用売上の欄ですが、右から3列目で、3,022万8,500円の売り上げがあり、これは、前年度から101万1,870円の増収となっております。  また、レストラン関係の売り上げについては、レストラン関連売上の合計欄で、右から3列目、4,030万7,633円の売り上げとなっており、前年度より35万3,185円の増額となっています。  全体の利用者数、利用状況といたしましては、指定管理者の営業努力の結果、若干の伸びがあったものです。  1ページ戻って、18ページをごらんください。全体収支でございますが、上段の利用収入としては、小計欄6,970万3,051円、市からの指定管理料が1,079万3,792円で、収入の合計は①の欄、8,049万6,843円となっております。また、支出の合計は、下から3段目、④の合計の欄、9,823万9,665円で、収入と支出の差については、最下段で1,774万1,642円の損益となっております。ちなみに、⑤営業外収入は、入の通帳管理をしている利息分でございます。  なお、6月議会で議決いただきましたが、宿泊施設プラムイン城陽につきましては、本指定管理者は今年度で撤退し、30年度からは新しい指定管理者による運営ということになるところでございます。  以上が宿泊施設の事業報告でございます。よろしくお願いいたします。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。 ○村田圭一郎委員  9ページのとこを見てもらうといいんですけどね。文パルの、8ページだ、ごめんなさい、文パル。申しわけないです。これ28年度文化パルク城陽等に係る事業報告についての1のほうですよ、これ8ページね。パルクシネマ鑑賞会というのがこれありましてね。これを見てますと、アスタリスクがついてるのが4つで、1個だけついてないんです。プロモーターとの共催事業、何となくこれ見てたら、京都映画センターとの共催でっていうことを書いてますよね。もう1個のついてないやつを見ますとね、パルクの映画ファンとアニメのファンの若者が来場ってしてるけども、これがプラムホールで93人しかないんです、これ。ほんでね、これプロモーターもまだ何もなしで、文化って、ひょっとしたら、こういうもんかもしれないです。数でお金の収支とかそんなもんだけじゃなくて、こういうふうなことに長い時間を費やして、裾野を広げていこうというようなことなんかもしれないんですけども。赤字を出すわけにいかんというふうになれば、これ検証せなあかんのちゃうんかなと思うんですけどもね。この映画のところだけを今回見ていきますとね、これ別に文パルだけがやっとるわけじゃないですよね。よその何ちゃら会館というとこもやってますでしょう。僕もこの前行ったときに、見てきたんですよね。そしたらね、お金の設定が違うんですよ。よそでやるとね、当日、たかが、あんた、100円のことで言いなさんなって言われるかもしれないけどもね。もともと映画館に払っていくお金って1,000何ぼじゃないですか。だから、この価格の料金設定の、これプロモーターさんがあるものはしようがないかもしれないけども、それ以外のやつってこれ、どこがこれ、文パルがこれやっておられるんですかね。このパルクシネマ82日本アニメ映画の源流っていうのは、誰が企画して、やってんのかなと。それで、稼働率っていうか、この入場者数を見ると、どうなんかなと。で、お金を払って、これを見たいというふうに思ってきた人の3分1弱ですが、満足度は達成してないと。こういうのを受けて、これ誰がやったかな。
     あともう1個は、このプレイルームで、僕は、あそこ、過去にも一般質問したことありますけど、やっぱり関西のおでかけネットでベストテンに入るぐらいだったんですよね、文パルという検索でいきますとね。それはもう6年ぐらい前に言いましたけども。この親子でチャチャチャという、パルクリトルクラブという、1歳から3歳の幼児さんと親を対象にというので、ええ試みじゃないのかなと思ってるんですが、こういうふうなところを見てますとね、満足度をはかってないんですね。ですから、無料の分には、満足度ははかられないのかなと。僕は、有料、無料にかかわらず、やっぱり顧客の満足度っていうのはある程度追求していかなあかんのじゃないかな。1回当たりの人数が30人強では、キャパの問題もあんのかもしれませんけど、ここはやっぱり子どもさんに使っていただいて、子どもさんが来れば、親も来ると。それにプラス、ひょっとしたら、そこにおじいちゃん、おばあちゃんも来る。こういうふうにしてファミリー全体が楽しめるような事業、また、子どものことに関してですけど、世の中にも何かあるじゃないですか。行革とかいうと、結構子どもの部分について、カットカットっていうのがあるじゃないですか。だから、そういうふうな部分も含めましてもね、子どものところにお金を使っていかなあかんのちゃうかなっていうのを思ってますので、質問にしてみれば、さっきのと2つですよ。さっきの単独事業でやってはんのかなと、共催事業じゃないとこですね、アスタリスクついてるの。それと、何に対して満足度をはかって、何に対して満足度をはかっておられないのかっていうところの線引きを教えてください。 ○福澤聡志教育部次長  まず、満足度についてなんですけども、これは参加された方にアンケートを取りまして、公演について十分満足だった、満足だったと答えた方の割合を単純にここには表示をしているところでございます。  それと、自主事業につきましては、基本的には地域の文化振興に貢献できる事業を前提に、収支バランスを考えて、プロモーターの提案から選んでいるところなんですけども、事前に同条件の施設で過去の実績とか近々の実績をリサーチして決定しているということなんですけども。それ以外につきましても、職員の中で検討して選んでるということで聞いておるところでございます。 ○村田圭一郎委員  いや、ありがとうございます。あのね、これほんで見に行ってはんのかな。僕ね、何か1つ危惧してたことなんですよ。例えばうちところで誰々、レクリエーションについてどんなんやろうかって。おたく、どんなんやってるって。ああ、あんたとこそんなんやってはんのやったら、うちとこもその人1回呼ぼうかというね。何かそういうふうに僕は感じたんですよ。図書館でも、いろんな近隣も含めて、性格っていうのはあるじゃないですか。大きなこういう1,000人規模の集まるようなホールで、映画1つするにせよ、また、何ていうの、文化芸能、いろんなやつありますよね。そういうふうな芸術とかっていうような部分も含めて、難しいのかもしれませんよ。  でも、こういうふうなことをやってるのってもう限られてるし。以前ね、何年か前に、何だったっけ、京都会館が改修してはるときに、こっち来てはったよね。で、改修が終わって、交通の便というのも含めたら、それは向こうに地の利はあるのかもしれませんけど、利用率の減った原因に、向こうが、京都市内がまた再稼働しはったと。何かそうなるとね、何か寂しいんですよね、うちとして。だから、どういうふうなことをやりたいのかなと。こういうふうなことをやりたいとか、もっと特色を出して何かやっていけへんのかなっていう思いがあってね。  今、ここの場ではそんなふうにしか答えが出てこないかもしれないけど。もっと何か同じやるのなら、何かちょっと僕もあんまり映画詳しくないんで、ようわからへんのですけど、5つ、プロモーター以外にやってはって、ここには載ってないような映画とかっていうのもまたいっぱいやってはんのかもしれないですけどね。何か小さい子どもさんが来て、やってはるやつとかもね。何かもっとあそこ、何ていうの、文パルのところに行ったら、映画にしても、子どもさんに人気のやつ、ようやってはるよとか、何かそんなとこで周辺の事業と同じことやってたら、勝てないんじゃないのかなって思う、競争に勝っていけへんのかなって。そういう意味で、何かいろんな特色を出していただきたいなって思いがあってね。でも、料金の部分はもういいですよ。そこで決めてはんねんやからさ。  だけど、何ていうのかな、満足度って、施設に対しての満足度だけじゃないと思うんですよね、出し物についてっていうのもあると思うし。1つの物差しでは難しいと思うから、別にそんなんええのにと。ここで満足度があって、何かその満足度から何か次に何かやっていかはんのかなと。吉本新喜劇なんか、よう朝とあれ、何でしたっけ、2回ぐらいやってはるけど、あれはあれで楽しみにしてる人がいて、そこそこ満員になってんのやったら、それはそれで続けはったらええと思うんやけど。だから、こういうふうな統計で報告書へ出てくるから、そういうふうな議論になっちゃうのかっていうことがちょっとわからへんけどもね。いや、もうちょっとやらはる以上は、入場者数が10%未満とかっていうのは、ちょっともう1回考え直していただきたいなっていう思いがあります。 ○薮内孝次教育部長  私もこれ報告をもらったときに、いろいろと見てみまして、93人という数字に本当に驚いていたんです。2回やってますので、半分にしても、46人って。1,300、1階でいうと、700弱入るんですけども、それ今、93人っていったら、どんな状態かいうのはすぐ想像はしていただけると思うんですけど。文化パルクのコンセプトにありますように、市民に対して、安く、そして、あらゆる芸術に親しんでいただくという施設でありますので、身近に感じていただけるもので、いろんな催しを開催はしていただいてます。  その中で、パルクシネマも今、この段階で84回も既にしておられますし、封切りの映画は最近シネコンとか、昔であれば、京都市内に出向いていかないと、やっぱり映画は見られなかったような状況もございましたけれども、今は手近に映画を見られると。それが、通常、1,800円でしたかね、1,500円強だと思いますけど。で、封切り見ていただく。ほんで、この値段は、封切りが終わった、一通り日本ロードショーが終わって、ほんで、あとの話題作を集めて、京都映画センターに作品を提供していただいてるというような状況だと思いますし、値段的には1,000円というような値段で提供をしているというような状況もございます。中身、いろいろと話題作もありますので、見忘れたとか、見れへんかったけど、また見られると。今、レンタルビデオでも見られますけれども、やっぱり大きなあのスクリーンで見るというのが期待できる分だと思いますし、満足度は80%、平均あると思います。当然、満足度ですね、推しはかることは、次の事業に対しての参考にもできると思います。  先ほどおっしゃってたような、6ページによしもとお笑いライブ、入ってます。これも2回公演されてて、2,414人ですので、半分割っても千二百何人、満席で見ていただいてるっていうような状況です。しかしながらも、これ満足度で言えば、88.2%ということですので、それはやっぱりそれぞれの受け方で満足度は違ってくると思いますし、映画でも、これ少なくても84.6とか86.1とかいうことで、当然来ていただいた方は満足して帰っていただいてると思いますし、おおむね事業としては成り立ってるんだと思いますが、収支を考えたときには、当然やはり費用対効果、考えていかねばならない事業だと思いますし、収支にも、それにかかわってまいりますので、これについては、また財団のほうとも我々の教育委員会とも協議をして、その辺あたりの運営の仕方というのは注視していきたいなと考えております。 ○村田圭一郎委員  いや、僕、ほんまにね、映画って、ひょっとしたら安いのかなと思ったんですよ。こんだけの人しか来てないけど、やってはるし。言うてみたら、ロードショーで1回、何ていうんですか、期限を1回もう過ぎたやつだし、施設を眺めてても、上のほうに投映機があるぐらいで、スクリーン出すぐらいで、何ていうんですかね、スタッフの、外部のその日の、そのイベントに対して、何か規模に対していろいろ来てはりますでしょう。そういう人もあんまりいないですから、そういう意味では、空調費ぐらいだけだから、営利を目的とするイベントと、営利を目的としないイベントぐらいにしか料金体系分かれてませんでしょう。だから、意外とこれ映画っていうのもありなんかなと。だから、そういう意味では、ローコストでできて、人が入ってもらうようなやつを、えりすぐりでやってもらえればいいのかなっていうふうには思ってたんで、また、よろしくお願いします。 ○上原敏委員  済みません、確認だけです。市民テニスコートとかプールとか運動公園には自主事業がないから、初めの表を一緒に見てくださいっていうような説明だったかなと思うんですが、まずは、25、6ページのところの表の下の注意のところの自主事業の入場者数は貸館利用者人数の内数となっていると書いているのは、その手前の24ページまでに参加した人数は25ページのこのどこかに入ってますよという意味なんですかね。で、その後の31ページと37ページと、要するに、この表を兼ねてるから、一緒の表ですよということもあわせておっしゃったんですか。恐らく一緒の表やから、注意書きはそのまま残ってるけども、残ってるだけで、31ページと37ページのこの注意書きの意味は特にないということでいいんですか。 ○福澤聡志教育部次長  おっしゃられるとおりでございます。 ○谷直樹委員  では、売り上げの減少と要因。宿泊施設の売り上げが減少したっていう6ページですか。団体、特に旅行社通じて1カ月前にキャンセルあったから、売り上げが減少したと。そんなことをここに書いてますね。団体になってますけど。これそこそこ大きな団体やったんかな。こんだけぷちっと明示されてるいうことは、そこそこ大きな団体やったんかなというのと。それとね、気になったんやけど、こっちは文パルやなしに、総合運動公園の26ページの駐車台数ね、駐車場。利用可能台数が15万8,319で、使用台数が23万9,528ね、151.3%いうと、常にこれ満車状態。ね、150パーって書いてますよ。ちょっとわからへん。使用率が150パーっていうことは、常に満車状態かな。そんなことないわな、これな。これちょっとどういうような数字かなと。 ○福澤聡志教育部次長  1点目の駐車場の台数につきましては、朝から晩までとめているということじゃなくて、回転しておりますので、一度とめた車が出ていった後に、また別の車がとまったりということでのカウントになっておりますので、こういう結果ということになっております。  それと、キャンセルのことなんですけども、指定管理者のほうに問い合わせましたところ、結構台風の影響とかでキャンセルがあったということで、ちょっと団体につきましては、今、資料を捜しておるので、見つかり次第、済みません。ちなみに、プラムにつきましては、キャンセルになった団体としましては10団体ございました。中学生とかスポーツ団体とか合わせますと、その10団体で400人、売り上げにしますと、238万6,000円というキャンセルがあったということで資料のほうをいただいております。 ○谷直樹委員  済みません、もう一つ。文化パルクの12ページのところでね。これ施設別の利用状況を書いてますけども、28年度、27年度もそうなんですけど、茶室っていうのが27年度は3.8パー、28年度、8.9パー。ことし、お茶の京都のターゲットイヤー。当然ね、この茶室っていうのは今年度は利用されるかなと思うんですけど。それと、例えば27年度やったら、これ使用日数11日、28年度、26日。あと、ほかにね、これ見てますと、ビデオ編集室、コスモホールと、これが極端に利用の日数、これ少ないんですけど。コスモホールはプラネタリウムの全体的な数字というようなことだろうと思いますけども、特にこの茶室っていうのは、これ確かわかりにくいとこやったね。奥のほうやったかな、ちゃうかったかな。だから、お茶に親しむというようなことで、これを我々も今年度はどうしてもやっぱり、せめてよその施設と一緒のような50パー等々がこれ理想やと思うんですけども。その辺、事業がどういう形でされてるのか。それとも、これ茶道連盟かな、か何かがやってはんのかちょっとわかりませんけど、お稽古の日、これどういうふうな形で使うてはんのか。ちょっとその辺教えてもらえますか。 ○福澤聡志教育部次長  茶室につきましては、例えば市の取り組みとしましても、お茶に親しむというようなことで、市の事業としてやってる部分がございます。ちょっとこの11日分はとかいうことになりますと、全ての把握はできておらないんですけども、市がやる事業につきましても、茶華道連盟さんにお願いをしたり、協力を求めながらやらさせていただいておりますので、そういうことでここの使用日数が上がっているもんだという理解をしております。 ○谷直樹委員  ことし、たしか11月の終わり、11やったっけ、お茶博をやった、これ文パルでやらはりますねんね。当然そのときには、このスペースは活用されて、お茶の京都、いわゆる城陽の場合、てん茶って言ってる、お抹茶等に親しむというのはずっと言われてますし、また、それをブランドもんとかいう話もありますんで。やはりこれを置いておくのがちょっともったいないかなという気がするんですけど、その辺、まだ計画段階ですから、わからないですけど、お茶の京都博かな、では何かイベントとかあるんですかね。 ○福澤聡志教育部次長  具体的なイベントの内容はちょっと私ども、把握をしておらないんですけども、農政課のほう、ことしはお茶の京都一色やみたいなことも聞いております。そういう関係で、お茶に取り組むイベントが今後も開催されるものだというふうには思っております。具体的には確認のほうはできておりません。 ○薮内孝次教育部長  ちょっと事業的に把握はできていないんです。ほんで、茶室はコミュニティセンター、寺田コミセンの奥、和室の奥に茶室がございます。あの中には、本式の茶室がしつらえてあります。ここに、文化パルクに茶室があるということはなかなか明示されてないということで、市長からも再三、何か目印になるものを置けというようなこともございます。簡易なものはしてるんですけども、もう少しわかりやすくなるように工夫はしてまいりたいと考えております。  茶室なんですけれども、我々も昨年ですね、三朝町から城陽市の子どもと相互に行き来してます。その三朝町から来た子どもたちを、お茶の体験ということで、茶室を体験してもらいました。茶華道連盟さんにお願いしまして、にじり口から入って、お茶のいただき方っていうのを本式に教えていただいた経過があって、それも好評でした。なかなかそういう体験ができないということもございましたので、おじぎの仕方も3種類あるんやということで、そういうところから教えていただいた経過もございますので、子どもたちにもそういう茶室体験も、今後は教育委員会としても利用方法についても、もう少し検証を深めていきたいというふうに考えております。 ○谷直樹委員  これね、ちょっとこれとはあんまり関係ないかもわからないんですけど、ちょっと1つ、今ちょっとお聞きしたいんですけどね。このプラムインですかね、来年3月で一応共立メンテナンスが、指定管理がロゴスに変わった。これ、以前聞いたんやけど、前にアメジストさん、この共立メンテナンスやられたときに、アメジストさんがやってはって、共立メンテナンスさんが指定管理でかわっていましたね、何年前、3年ほど前か、4年前か。そのときに、これ引き継ぎうまいこといかんで、なかなか共立さんが営業できへんかった。これもう今、10月ですから、5カ月後にそういう形で、どういうロゴスさんの提案、詳しく見てへんけど、当然、今のまま引き継ぎされるのが通常かなと思うんですけど。ほんで、その原因を聞いてますと、備品とかその辺が全部持っていかはって、何もできへんかったというのとかね、ことを聞いたんですよね、その辺のことね。やっぱり当然、きちっと引き継ぎはしてはると思うんですけど。それと、一番聞いた話では、ある絵がなくなったとかね。そんなことも、うわさですよ。だから、そういうこともどうかな。その辺をきちっとしといてもらったほうがええかなというのも思うんですけど。その辺の引き継ぎ等は、これにはちょっとあんまり関係ないかわかりませんけど、あと4カ月、5カ月後ですから。その辺のこと、どういうお考えかなって、ちょっとお考えがあれば、お願いします。 ○福澤聡志教育部次長  今、ご意見いただきましたが、現在の指定管理者と次期指定管理者と7月に既に1回目の会議を開いております。で、そうした中で、現在の状況としましては、その施設の概要のヒアリングとか、本施設の利用者の特色とか、繁忙期がいつかとか閑散期がいつかとか、あるいは従業員の雇用、その辺のところを引き継ぎをしていくということで徐々に引き継ぎをしているところでございます。ただ、今度、新しく指定管理者となるロゴスコーポレーションのほうも、やはりやるからには、初年度からちょっとロゴス色を前面に出したいというような意見もありまして、細部についてはこれから、今後まだまだ詳細部を詰めていかなければならないというふうに思っているところでございます。 ○谷直樹委員  5カ月しかないんですよね、これね、あと、極端に言うたらね。そこで用意ドンでスタートせなあかんっていうの、これロゴスさんやし、今の共立さんがどこまで協力してはるかわからんし、また、ロゴスさんが、いや、もううちはもう勝手にやるんやとおっしゃったら、それでいいんですけどね。その辺、まあまあ今の備品が誰のもんや、市のもんなんか、共立さんのもんなんか、その辺も踏まえて、ちょっとやっぱり管理だけはしといてもろうたほうが、あっ、これないとかね、これあるとかね、細かい話ですけど。その辺はしといたほうが僕はええと思いますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。 ○乾秀子副委員長  済みません、同じくプラムイン城陽のことでお願いします。  今回、プラムとアイリスインの報告書を読ませていただいてて、自主事業の実施についてという6ページの終わりぐらいから、アイリスさんのほうで自主事業の活性化策についてということで、例えば各種の団体に所属し、固定客の誘致やPRを図ったりとか、こういうとこがあるんですけども。ほんで、会員の方にはサービスするとか、あと、友の会に協力しながら、城陽ハロウィンとか、あそびのはくぶつ館、バケツリレー、TWINKLE、いろんな事業に協賛したみたいな形で、協賛というか、協力したという形で書いてるんですけど、指定管理者の管理運営の姿勢の違いなのかもしれないですけども。例えば私たちがよく行ってるTWINKLE JOYOとか、バケツリレーとか、あそびのはくぶつ館とかいうのは、城陽市がかかわってるというかね、何かそういういろんな団体がもちろんかかわってるんですけども。こういう市がかかわってるこういう形のものが、プラムイン城陽さんのこういう事業実施どんなふうにしたかっていうページには全くなくて、市とのかかわり合いが何かあったのか、なかったのか、何か市の関係団体とのかかわりとかも全然あったのか、なかったのかわからないんですけれども。場所的に言えば、私はバケツリレーとかはもちろんプラムインでさせてもらってますし、TWINKLE JOYOもプラムインを始発にして見せてもらったりしてますし。何ていうたらいいんですかね、もうちょっと次、次からもう変わるわけですけれども、もっと、例えばロゴスさんが来年度から引き継ぎ状態で1年間を実施されるとき、何かアイリスさんと同じように、こういう事業というか、市がする、市の関係団体がするような事業にもっとかかわっていくような押し出しというか、あんたとこだけでやってたらええん違うでっていうか、何ていうか、このアイリスインさんが取ってきはった姿勢っていうか、そういうのもちょっと見習ってもらって、参画してもらうとか。で、その中で、自分たちで固定客とか新しいお客さんをつかんでいく。プラムインでした事業がすごくよかったとか、参加したことがよかったっていうふうな印象を持ってもらえるようになることが大事なんじゃないかなとか、で、自主的にいろんな団体さんにも入ってもらうとかね。企業のことなんで、ちょっとわかりませんけれども、参画してもらったり、かえってそういう事業を支えてもらったりするような形でかかわりを持ってもらったほうがいいんじゃないかなって私は思うんですけど。そういう点は、次、次っていったら変ですね、これ28年度の分なんやけども、今、28年度になかったことを、次、もしそういう可能性があるもんかどうかというのを、そういう姿勢、私の考え方は、それはもう事業者さんによるっていう形になるのか。ちょっとそういうところの考え方だけ教えていただきたいと思うんですけど。 ○福澤聡志教育部次長  当然、運動公園でやられるイベント、代表されるのがTWINKLE JOYOになると思うんですけども、そういう市の名物になっておる事業も含めて、新しい指定管理者には市の事業には協力するっていうことはもう選定委員会のときからお願いをしていることでありますので、入っていただくということで考えております。今、共立とアメジストさん、アイリスとプラムの違いなんですけども、アイリスのほうは、アイリス友の会という、そういう母体ができておりますので、そういう協力体制がスムーズにとれる組織ができておるというのが1つ大きな違いであったと思うんですけども、新しく来られるロゴスさんについては、市の事業については全面的に協力をしていただくということで、それは詳細な打ち合わせをしていきたいというふうに思っております。 ○乾秀子副委員長  そうしましたら、例えばロゴスさんが指定管理、運営されるときに、例えば何かの会員制の何かを引かれて、ポイントとか会員様、お得な何かをされたりすることの中で、そういう会員向けの自主的な事業とか、その会員向けの事業やけども、そこに市の事業、絡んだ事業とかするのは、もうその指定管理者さんの手腕というか、運営の方法というか、そういう形で認めていかれるっていうか、進んでやっていってもらったらいいっていうふうに考えたらいいんですかね。あんまり商業主義にならない程度にね。 ○福澤聡志教育部次長  新しい指定管理者でありますロゴスさんのほうとは、まだまだ詳細を詰めていかなければならないことばかり残っております。ほんで、当然、市の事業を大事にしていただくというのは当たり前のことなんですけども、今後、その辺のところについてはまだまだロゴスのほうと詰めていきたいというふうに考えております。 ○乾秀子副委員長  全く違う事業者さんが全く違う内容で指定管理されるんじゃないかなという、その中で、例えば城陽市の子どもたちの教育的な面での、例えばスポーツでもいいんですけど、キャンプ体験何とかとかね、お外でお食事とかね、何かいろんなことがあると思うんです。商業ベースに乗らないような形でしか行政はかかわっていけないと思うんですけど。そういう形で、今のこの15ページに載っているような実施施策を見てると、バーベキューメニューの増加とかね、雰囲気が変わったとか、ランチ料金を設定したとか、そういうことだけで、全く市とのかかわりの中での事業の内容というのが見えてこないんで、ぜひとも次は、こういう共立さんのこれがだめとかじゃなくて、そうでなかった部分を何か新しい形で生かしていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○語堂辰文委員  ずっと前からわかってたことだと思うんですけど、これプラムインさんのいわゆる共立メンテナンスね、そこの収支で、17ページ、城陽市が指定管理料を1,000万ほど払っていただいてます。それで、収益からいったら、これマイナスだということで、結局、どういうんですか、収益の2分の1が市に入るということで。これプラムインのやり方と、もう一つ、9ページのアイリスインのほうですけど、こちらについては、全てのいわゆる収入のこれ2パーを市に上納されてると。こういうことで、これプラムイン、共立メンテに約束されて契約されたときに、そういう条件だったと思うんですけどね。そこでちょっとお聞きしたいんですけど、今度、ロゴスさんになるんですけど、どっちをとられるんでしょうか。もう前にもあったと思うんやけど、再度。 ○福澤聡志教育部次長  先ほども申し上げましたけども、まだ、ロゴスのほうとは、基本協定締結に向けて、まだまだ詰めなければならないことばかりでございます。今、ご質問いただいた件につきましても、今後、検討して決めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○語堂辰文委員  少なくとも、基本はもうお持ちだと思うんですから、それをお聞きしてるんですけど、何か話し合いだということですけど。何か聞いてたら、このプラムインと同じように、利益があればそれの2分の1、そういうふうにされるのか。それか、あらかじめ何パーということでされるのか。そこは、その辺は大体腹づもりされてるんじゃないかと思いますので、その辺だけでもお聞きしたいと思います。 ○福澤聡志教育部次長  繰り返しになって恐縮なんですけども、まだ、案というのも定まっておりません。まだまだロゴスのほうとは詰めなければならないことがたくさんありまして、その後にその辺のところを詰めていくということになるというふうに考えております。 ○語堂辰文委員  要望です。共立メンテさんのほうのこういう、いろんな理由はありますけれども、こういう結果になってきたと。1,000万円の委託金を払われて、そしてまた、収益が上がった場合には、2分の1ということでしたけど、ずっとマイナスということで、そういう形になってきてるんで。前のがこうやってんやから、今度もということで、ロゴスさんにも同じようなことにならんように要望して、終わります。 ○西良倫委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  (8)平成28年度(2016年度)学校給食異物混入等のまとめについてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○森哲也学校給食センター所長  それでは、平成28年度(2016年度)学校給食異物混入等のまとめについて説明いたします。  資料をごらんください。平成28年度は、7件の異物混入がございました。種類の内訳でございますが、次の2ページをお願いいたします。表の一番下に記載しておりますが、異物7件のうち、袋片1件、髪の毛1件、虫2件、その他が3件ございました。  この7件の主なものについて説明いたします。  1ページをお願いいたします。ナンバー1の5月23日に発生した事案でございますが、城陽中学校でポークカレーに木片のような繊維質のものが混入していた事案でございます。原因につきましては、ニンジンの木化した芯の部分が混入したものでございます。対策といたしまして、調理業者には、ニンジンの芯の木化は外見からは確認できませんので、包丁を入れたときに、かたければ、芯の部分が木化している可能性があるため、注意して取り除くように指示いたしました。  次に、3の9月2日に発生した事案でございますが、北城陽中学校で夏野菜カレーに袋片が混入した事案でございます。原因につきましては、調理でカレールーの袋を開封するときに、誤って小さな袋片が混入したものであります。対策といたしましては、調理業者には、袋の開封後にも袋の状況が再確認できるように、切れ端は離さず、はさみは1回のみ入れることを徹底し、異物混入を防止するよう指示いたしました。  次に、2ページをお願いいたします。ナンバー6の2月17日に発生した事案でございますが、北城陽中学校で大根のみそ汁に8ミリ程度の黒い虫が混入いたしました。原因につきましては、白菜に付着していたハムシで、除去できずに混入したものでございます。対策といたしまして、調理業者には、野菜を3層シンクに入れる前に虫の付着を十分取り除き、シンクに野菜を入れる量を制限し、流水で入念に確認して作業を行うように指示いたしました。また、野菜の納入業者には、虫が大量に付着した野菜は納入しないよう指導いたしました。  次に、ナンバー7の2月22日に発生した事案でございますが、寺田小学校でキャベツのみそ汁に茶色のばんそうこうが混入していた事案であります。原因でございますが、給食センター内では、一般に市販されている茶色のばんそうこうの使用を禁止しており、専用の青色のばんそうこうを使用することとしています。さらに、手にけがをしている場合は、手袋をして作業することも徹底しております。また、調査した結果、調理員の中で手にけがをしている者もいなかったこと、異物の状態からも、学校での混入の可能性が高いと考えられます。対策といたしまして、学校には、給食センターでの混入は考えられないため、給食当番など、児童・生徒への指導をお願いいたしました。よろしくお願いいたします。 ○西良倫委員長  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○上原敏委員  最後、7番、児童・生徒への指導なんですが、どの程度まで、気をつけてくださいねっていうのを学校に呼びかける程度であったんですかね。いいも悪いもなく、ちょっと聞きたい。  4番、納入業者に入念な徹底を図りっていうこと、納入業者とパンの製造業者は同じなんですか。その点。 ○森哲也学校給食センター所長  まず、4番の納入業者に虫の付着したものを避けるようにといった部分ですけども、こちらのほうが地元の野菜を入れてる分で、農薬の少ない、できるだけ(発言する者あり)失礼いたしました。(発言する者あり)申しわけありません。 ○長村和則教育部次長  この4番の分ですけれど、パンの製造、納入業者につきましては、同一のものということでございます。  それから、7番でございますけれど、キャベツのみそ汁のばんそうこうの混入ということでございますけれど、どのような形での指導ということでございますけれど、こちらにつきましては、学校という状況ということもございますので、いわゆる誰のや、どこまでやということを深く追及するということはさせていただいておりません。したがいまして、学校での混入が疑われますので、よろしくお願いしたいということで学校に連絡をしているということでございます。 ○上原敏委員  了解です。 ○村田圭一郎委員  あのね、ポークカレー、これやろうって、6,000食やろうと思ったら、人参何本要んの。だからね、これぐらいのとこはほんま時間との勝負やと思うんですよ、ほんまに。1ミリの虫なんていうのはね、さっきも言うてはったけど、虫がついてない農薬たっぷりのやつを食べさせたいかって、決してそうじゃないですよね。ただね、本当にね、もうほんまにこれはお気の毒な部分もあるかもしれませんけど、100回つくって、その100食の中に1食だけでもそんなんあったらね、ほんまにこれはまたストライキとかしたりするじゃないですか。でね、僕ね、逆に言うたら、1日6,000食、それを年間何百日というふうにやってはるからね、これって給食のセンターに来て何か学ぶ機会あるでしょう。そういうときでも、出してあげはったらええと思うよ、ほんまに。それぐらい、僕、誇ってええと思うんですよ。でね、僕、あのときに言うてて、一向にまだしてくれてはらへんと思うのは、いいとこだけ見てるの。こういうふうにしてつくってますよ。それから、何時にどこどこ行きますよと。その前に、まず、親が試食しましょうかって。で、試食してね、子どもら、今度、食ってる姿見てるんですよね。で、一番の問題は残菜なんですよね。それで、返ってきたものを、僕はビデオでええから、その時間までやろう思ったら、一々放送せなあかんでしょう。ビデオでええし、写真でもいいですからね、こんだけつくったやつがこういうふうに処分してるんですって。それをね、僕ね、親に見せてほしいな、本当に。だから、僕、これ安全な給食の提供のためには、これ見たらさあ、えっ、7件もあるんかと思いませんよ。髪の毛なんて、それ落ちますがな、ほんまにね。僕、ミカンの外の皮のつぶつぶあるでしょう。あれだってね、そういうのはもう殻だと思ってたんですよ、ミカンって。違うんです、あれ調べたらね、ヤノネカイガラムシっていう虫なんですよ、ほんまに。僕も初めて授業で習ったとき、びっくりしましたけどね。  ほんで、あとね、よそ行ったときに、これ虫入ってるじゃないかって外国で言うたらね、虫取らはるんですよね。ほんならね、虫が入ってるとこに、その人、指まで入るんですよ。これ笑わんなんとこですよ。けどね、ほんまにね、所変われば、安心・安全過ぎて、衛生仮説っていって、物すごくよくなり過ぎてるんです。だからね、そういうような部分含めて、安心であればいいんですよ、ほんまに。で、安全っていうのも、それはもうもっと言ってくれたら、それはもっといいですよ。だから、その努力を僕は見せてあげてほしいですね。だから、こういうのは胸を張って、僕、出してくれはったほうが、よりオープンにしてる情報なんで、僕はいいと思うんですけど。現場の方は嫌っていうように思わはるかもしれないけどもね、また検討していただきたいなって。ほんま、日ごろね、ありがとうございます。 ○薮内孝次教育部長  ありがとうございます。やはり今、テレビ等で、ある市の給食がすごく髪の毛が入ってるとか虫が入ってるかということで話題になって、それを取りやめたりとか、いろいろ話題になっております。しかしながら、私どもの給食、やはり1つでも入ってると、やはりその信頼関係等も薄らいでいく中では、1つでもないように努力はしているところでございますので、これからもそれに、安全なおいしい給食を求めていきたいというふうに思っております。  また、残菜についてのご提案ですけれども、これやはりフードロスという問題もありますし、残ってる状況はどうなのかというものは栄養士のほうもいろいろと検証しているとこでありますし、その辺はもう少し検証して、取り入れられるものは取り入れて、いわゆるPTAの試食会等にも示していきたいなと考えてます。 ○村田圭一郎委員  あのね、給食センターでこれ何ぼよくやってても、学校の配膳室、配膳室が物すごく老朽化してる場所も、ひょっとしたら、遠くからしか見れへんから、見てますけどもね。やっぱりそういうような部分も含めて、手元に届くまでがより安心な環境ということですんで、ちょっと老朽化が目立ってるところもありますんで、また、そういうところをお願いいたしますね。 ○西良倫委員長  ほかにありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○西良倫委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  本委員会の本会議における委員長報告については、申し合わせにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。よろしくお願いします。       ────────────────────────────── ○西良倫委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。           午後5時14分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            文教常任委員長                                西   良 倫...