城陽市議会 > 2015-03-30 >
平成27年第1回定例会(第6号 3月30日)

  • 暴力団排除対策(/)
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  1. 城陽市議会 2015-03-30
    平成27年第1回定例会(第6号 3月30日)


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    最終取得日: 2023-04-26
    平成27年第1回定例会(第6号 3月30日) 平成27年       城陽市議会定例会会議録第6号 第 1 回      平成27年3月30日(月曜)午前10時30分開議   〇出席議員(17名)  太  田  健  司  議 員  村  田  圭 一 郎  議 員  阪  部  晃  啓  議 員  熊  谷  佐 和 美  議 員  乾     秀  子  議 員  相  原  佳 代 子  議 員  阪  部  正  博  議 員  飯  田     薫  議 員  若  山  憲  子  議 員  野  村  修  三  議 員  増  田     貴  議 員  藤  城  光  雄  議 員
     宮  園  昌  美  議 員  八  島  フ ジ ヱ  議 員  土  居  一  豊  議 員  本  城  隆  志  議 員  畑  中  完  仁  議 員 〇欠席議員(1名)  熊  﨑  雅  章  議 員 〇議会事務局  田  中  信  三  局長  安  田  光  雄  次長              庶務係長事務取扱  山  中  美  保  議事調査係長  樋  口  友  彦  主任  長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者  奥  田  敏  晴  市長  出  野  一  成  副市長  有  川  利  彦  副市長  中  村  範  通  教育長  吉  岡  喜  彦  市長公室長  本  城  秋  男  総務部長  角     馨 一 郎  総務部参事  森     俊  博  市民経済環境部長  小  嶋  啓  之  福祉保健部長              福祉事務所長  松  本  雅  彦  まちづくり推進部長  岡  本  孝  樹  まちづくり推進部参事  村  上     清  都市管理部長  石  川  康  郎  消防長  中  井  康  彦  上下水道部長              公営企業管理者職務代理者  谷  口  勝  重  教育部長  堤     靖  雄  市長公室次長  森  島  正  泰  総務部次長  萩  原  洋  次  総務部次長              税務課長事務取扱  綱  井  孝  司  市民経済環境部次長  加  納  宏  二  市民経済環境部次長              商工観光課長事務取扱  河  合  寿  彦  福祉保健部次長              福祉事務所次長  角  田     勤  福祉保健部次長              福祉事務所次長              福祉課長事務取扱              臨時給付金対応室長事務取扱  北  川     渉  福祉保健部次長              福祉事務所次長              健康推進課長事務取扱  木  谷  克  己  まちづくり推進部次長  大  石  雅  文  まちづくり推進部次長  長  野  敏  彦  都市管理部次長  岡  田  陸  夫  都市管理部次長  田  川  和  親  消防本部次長  藤  林  孝  幸  上下水道部次長              営業課長事務取扱  薮  内  孝  次  教育部次長              学校教育課長事務取扱  下  岡  雅  昭  教育部次長              学校給食センター所長事務取扱  水  野  幸  一  教育部次長  徳  田  康  郎  総務電算情報課長              選挙管理委員会事務局長 〇議事日程(第6号) 平成27年3月30日(月曜)午前10時30分開議     (総務常任委員会付託分)  第1 議案第 1号 城陽市行政手続条例の一部改正について     議案第 2号 城陽市総合計画策定条例の制定について     議案第 3号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律            の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について     議案第 4号 城陽市教育委員会教育長の勤務時間等及び職務に専念する義務の            特例に関する条例の制定について     議案第 5号 城陽市旅費条例及び特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁            償に関する条例の一部改正について     議案第 6号 城陽市職員の退職手当に関する条例の一部改正について     議案第 7号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例            の整理に関する条例の制定について     議案第 8号 城陽市手数料条例の一部改正について     (福祉文教常任委員会付託分)  第2 議案第 9号 手で輪を広げる城陽市手話言語条例の制定について     議案第10号 城陽市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護            予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する            基準等を定める条例の制定について     議案第11号 城陽市地域包括支援センター包括的支援事業を実施するために            必要な基準を定める条例の制定について     議案第12号 城陽市介護保険条例の一部改正について     議案第13号 城陽市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基            準等に関する条例の一部改正について     議案第14号 城陽市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び            運営の基準等に関する条例の一部改正について     議案第15号 城陽市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について     議案第16号 城陽市保育の実施に関する条例の廃止について     議案第17号 城陽市子育て支援医療費の支給に関する条例の一部改正について     議案第18号 城陽市老人医療費の支給に関する条例の一部改正について     議案第19号 城陽市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部改正につ            いて
        議案第20号 城陽市立の幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部改正につい            て     (予算特別委員会付託分)  第3 議案第21号 平成27年度(2015年度)城陽市一般会計予算     議案第22号 平成27年度(2015年度)城陽市国民健康保険事業特別会計予算     議案第23号 平成27年度(2015年度)城陽市寺田財産区特別会計予算     議案第24号 平成27年度(2015年度)城陽市介護保険事業特別会計予算     議案第25号 平成27年度(2015年度)城陽市後期高齢者医療特別会計予算     議案第26号 平成27年度(2015年度)城陽市久世荒内・寺田塚本地区土地区            画整理事業特別会計予算     議案第27号 平成27年度(2015年度)城陽市水道事業会計予算     議案第28号 平成27年度(2015年度)城陽市公共下水道事業会計予算  第4 議案第29号 城陽市議会委員会条例の一部改正について(議員提出)  第5 議案第30号 城陽市国民健康保険条例の一部改正について(市長提出)  第6 議案第38号 固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについて            (市長提出)  第7 議案第31号 平成26年度(2014年度)城陽市一般会計補正予算(第6号)            (市長提出)  第8 議案第32号 平成26年度(2014年度)城陽市国民健康保険事業特別会計補正            予算(第2号)(市長提出)  第9 議案第33号 平成26年度(2014年度)城陽市寺田財産特別会計補正予算            (第1号)(市長提出)  第10 議案第34号 平成26年度(2014年度)城陽市後期高齢者医療特別会計補正予            算(第1号)(市長提出)  第11 議案第35号 平成26年度(2014年度)城陽市久世荒内・寺田塚本地区土地区            画整理事業特別会計補正予算(第1号)(市長提出)  第12 議案第36号 平成26年度(2014年度)城陽市水道事業会計補正予算(第1号)            (市長提出)  第13 議案第37号 平成26年度(2014年度)城陽市公共下水道事業会計補正予算            (第1号)(市長提出)     (福祉文教常任委員会付託分)  第14 請願第27-1号 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請             願  第15         常任委員会並びに議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継             続することについて 〇会議に付した事件  議事日程に同じ      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は17名でございます。熊﨑議員は欠席の連絡を受けております。  これより平成27年第1回城陽市議会定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第1、議案第1号から議案第8号までの8議案を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第1号から議案第8号までの8議案については、去る2月24日の本会議において総務常任委員会に付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  熊谷佐和美総務常任委員長。 ○熊谷佐和美総務常任委員長  〔登壇〕 おはようございます。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案第1号から議案第8号までの8議案について、2月26日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  まず、議案第1号については、行政手続法の改正に伴い、行政指導に関する手続規定を追記するなどの改正を行うものであります。  委員からは、行政指導の際は、できる限り文書での指導を行うこととの要望がありましたが、ほかに質疑等はなく、採決の結果、議案第1号は、全員で可決しました。  次に、議案第2号について、報告いたします。  本案は、地方自治法に定められていた総合計画の策定と、基本構想の議会の議決に関する条項の廃止により、計画の策定等は市町村の裁量に委ねられることになりました。  市は、現在の第3次総合計画が平成28年度に計画終期を迎えるため、27年度から次期の計画策定に向けて具体的な取り組みを進めることとしており、ついては、まちづくりの基本的な指針である総合計画の策定等について、条例を制定するものであります。  委員会は、特段質疑等はなく、議案第2号は全員で可決しました。  次に、議案第3号及び議案第4号について、報告いたします。  これら2議案は、地方教育行政法の改正に伴い、平成27年4月1日から、教育長が教育委員会の代表として、また常勤の特別職の職員に位置づけられることから、関係する条例を改正するものであります。  まず、議案第3号は、新教育長は、給与等の勤務条件について常勤の特別職に位置づけられるため、関係条例を改正するものです。  また、議案第4号は、特別職としての職務専念義務が課されることから、その特例について定めるものであります。  質疑の中で、委員は、法改正により、新たな教育長は首長が直接任命し、首長が教育大綱の策定と総合教育会議を設置するとの仕組みが変わる中、教育委員会の独立性、自主性は保たれていくのか。また、教育委員会制度創設からの教育の地方分権、教育行政への民意の反映、一般行政からの独立は、今後も引き継がれるのかと問いました。これに対し、市は、従前から、長と教育委員会の関係は一定の調整が行われてきた。今回の改正はその延長であり、公教育の理念も変わらないと認識すると答えました。  採決の結果、議案第3号及び議案第4号は、いずれも全員で可決しました。  次に、議案第5号について報告いたします。  本案は、京都府及び府下他市の状況に鑑み旅費制度を見直すもので、市は、日当の不支給地域を41市20町2村に拡大し、支給額を1,000円に減額する。なお、改正は、常勤の特別職と一般職の職員のほか、非常勤の特別職、市議会議員にも適用すると説明しました。  質疑において、委員は、見直しによる影響額を問いましたが、市は、日当の不支給地域の拡大や支給区分を廃止するため、約300万円の減額が見込まれると答えました。  このほか、質疑等なく、採決の結果、議案第5号は、賛成多数で可決しました。  次に、議案第6号について、報告いたします。  本案は、市職員の退職手当制度を改めるべく提案されております。  審査の冒頭、市は、早期退職者募集制度を導入し、特例措置として、定年前1年当たりの割増率を3%に引き上げる。また、適用する対象年齢を45歳まで引き下げるが、当分の間は50歳にとどめると説明しました。  委員は、勧奨制度と募集制度の違いとメリットについて問いましたが、市は、制度の運用は、職員の年齢構成を少しでも均等にしていくための方策である。これまでは個人に勧奨を促す形であったが、今後は退職者の人数を定めて募るとともに、公表し、透明性を図ると説明しました。  また、他の委員は、早期退職の下限年齢を45歳にした場合の対象人数と退職金額を問いましたが、市は、27年1月1日時点で、正規職員467人のうち125人が該当する。18歳から勤続した場合、50歳時の支給額は約2,000万円、普通退職では約1,500万円から1,600万円になると答えました。  このほか、委員からは、子育てや介護による女性職員の離職を懸念する。休暇取得の啓発等も含め、職場の環境整備に取り組むこととの要望がありました。  採決の結果、議案第6号は、全員で可決しました。  次に、議案第7号について、報告いたします。  本案は、独立行政法人通則法の改正に伴い、特定独立行政法人の名称が行政執行法人に改められたため、関係する市の情報公開条例及び個人情報保護条例を改めるものでありますが、委員会は、特段の異議なく、採決の結果、議案第7号は、全員で可決しました。  最後に、議案第8号について、報告いたします。  本案は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の題名が改正されるため、提案されているものであります。  審査の冒頭、市は、法の改正は、ニホンジカやイノシシなど、鳥獣による生活環境や農林水産業、また生態系に係る被害に対処するための措置を位置づけるもので、あわせて題名が改正されたと説明しました。  席上、委員は、市内の農作物の被害状況を問いました。これに対し、市は、26年中、鳥類による被害金額は、米が4万3,000円、柿1万2,000円、イチジク2,070万円であった。獣類では、梅が23万8,000万円と報告されており、特に鹿による被害が増加していると答えました。  このほか、委員からは、農作物への被害を未然に防ぐため監視カメラを設置し、状況調査をすることも必要ではとの意見が出されました。  採決の結果、議案第8号は、全員で可決しました。  以上、本委員会に付託を受けました8議案の審査経過と結果の報告を終わります。  平成27年3月30日 総務常任委員長 熊谷佐和美      ───────────────────────                      平成27年 3月27日 城陽市議会議長   藤 城 光 雄 様                     総務常任委員長                        熊 谷 佐和美         委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。                記
    ┌────────┬───────────┬──────┬──────┐ │ 事件の番号  │  件     名  │議決の結果 │議決の理由 │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市行政手続条例の一│      │      │ │ 議案第1号  │           │ 原案可決 │ 適 当  │ │        │部改正について    │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽総合計画策定条例│      │      │ │ 議案第2号  │           │ 同  上 │ 同 上  │ │        │の制定について    │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │地方教育行政の組織及び│      │      │ │        │運営に関する法律の一部│      │      │ │ 議案第3号  │を改正する法律の施行に│ 同  上 │ 同 上  │ │        │伴う関係条例の整理に関│      │      │ │        │する条例の制定について│      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽教育委員会教育長│      │      │ │        │の勤務時間等及び職務に│      │      │ │ 議案第4号  │           │ 同  上 │ 同 上  │ │        │専念する義務の特例に関│      │      │ │        │する条例の制定について│      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市旅費条例及び特別│      │      │ │        │職の職員で非常勤の者の│      │      │ │ 議案第5号  │報酬及び費用弁償に関す│ 同  上 │ 同 上  │ │        │る条例の一部改正につい│      │      │ │        │て          │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市職員の退職手当に│      │      │ │ 議案第6号  │関する条例の一部改正に│ 同  上 │ 同 上  │ │        │ついて        │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │独立行政法人通則法の一│      │      │ │        │部を改正する法律の施行│      │      │ │ 議案第7号  │に伴う関係条例の整理に│ 同  上 │ 同 上  │ │        │関する条例の制定につい│      │      │ │        │て          │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市手数料条例の一部│      │      │ │ 議案第8号  │           │ 同  上 │ 同 上  │ │        │改正について     │      │      │ └────────┴───────────┴──────┴──────┘      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  ただいまの報告の中で、梅が23万8,000万円と言われましたので、ここを訂正いたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  討論なしと認めます。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第1号を採決いたします。  議案第1号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第1号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号を採決いたします。  議案第2号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第2号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号を採決いたします。  議案第3号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号を採決いたします。  議案第4号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第4号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号を採決いたします。  議案第5号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第5号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号を採決いたします。  議案第6号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第6号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号を採決いたします。  議案第7号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第7号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号を採決いたします。  議案第8号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第8号は、原案のとおり可決されました。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第2、議案第9号から議案第20号までの12議案を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第9号から議案第20号までの12議案については、去る2月24日の本会議において福祉文教常任委員会に付託しておりましたが、副委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、副委員長から報告を求めます。  乾秀子福祉文教常任副委員長。 ○乾秀子福祉文教常任副委員長  〔登壇〕 おはようございます。  2月24日の本会議において、本委員会に付託されました議案第9号から議案第20号までの12議案について、2月27日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  まず初めに、議案第9号について、報告いたします。  本案は、手話が言語であるとの認識のもと、手話の普及と、手話による意思疎通ができる社会を実現するため、提案されております。  審査に当たり、条例の概要について、市は、市の責務として、手話による意思疎通ができる社会づくりや、市民に手話習得の機会等を保障するための施策を実施することとし、手話についての理解促進と普及に努めることを市民の役割として定めた。また、学識者等による施策の評価や、調査検討を行うための手話施策推進会議を設置すると説明しました。  質疑において、委員は、手話通訳者が不足する中、手話をどのように普及させていくのかと問いました。これに対し、市は、従来からのコミュニケーション事業に加え、商業施設や保育園等での手話教室を開催していくと答えました。また、学校教育での取り組みについては、現在は、福祉体験学習として、ろうあ協会や手話奉仕員による手話学習が行われている。授業時間数の確保という課題もあるが、今後、教育委員会と協議していきたいと説明しました。  さらに、他の委員からは、要約筆記が果たす役割は大きい。本条例とのかかわりについて、市の考えを問いましたが、市は、要約筆記はコミュニケーションツールであり、条例だけを優先させるのではなく、バランスをとりながら進めていくと答えました。  採決の結果、議案第9号は、全員で可決しました。  次に、議案第10号について、報告いたします。  本案は、指定介護予防支援等の事業の人員や運営、また、介護予防のための支援方法に関する基準を定めるもので、市は、厚生労働省令どおり定めている。市の独自基準として、暴力団排除など4項目を定めたと説明しました。  委員からは、総合支援事業への移行がスムーズに進められるようにとの要望があり、採決の結果、議案第10号は、全員で可決しました。
     次に、議案第11号については、地域包括支援センター包括的支援事業を実施するために必要な基準を定めるもので、内容は国の基準どおりとしておりますが、独自基準として、暴力団排除、利用者の人権の擁護及び虐待防止について定めております。  審査の中で、委員からは、 o 地域包括支援センターが果たす役割は、ますます重要になる。早期の増設と必要な人員体制の確保を求める。 o 団塊世代が後期高齢を迎える2025年問題を見据え、安心した介護事業が提供できるように対応してほしい。 との要望がありました。  採決の結果、議案第11号は、全員で可決しました。  次に、議案第12号について報告いたします。  本案は、平成27年度から29年度までの介護保険料の改定等と、介護予防・日常生活支援総合事業等の実施時期について、規則で定める日の翌日から行うとする経過措置を定めるものであります。  審査の冒頭、市は、介護保険料について、保険料の区分を16段階に変更する。保険料は前期に比べ4.44%ふえるが、各段階の所得基準と料率の変更はしない。国の制度改正で、所得の少ない第1号被保険者は保険料が減額される見通しと説明しました。  席上、委員は、料率は、応益負担の考えに基づき、高所得者の料率を引き上げて、中間層の負担を軽減できないかと問いましたが、市は、保険料は基準額を境に、所得の低い層とも均衡を図りながら決定している。見直しの結果、料率は現行どおりとしたと答えました。  討論において、一部委員は、保険料が引き上がるため反対するとの意見を述べましたが、採決の結果、議案第12号は、賛成多数で可決しました。  次に、議案第13号及び議案第14号を報告いたします。  これら2議案は、指定地域密着型サービス事業と、指定地域密着型介護予防サービス事業における事業の人員、設備及び運営の基準等を定めるため提案されており、市は、いずれも国の基準どおりであるが、市の独自基準である記録の保存期間は5年に改めたと説明しました。  一括審査の席上、委員からは、運営推進会議では、利用者やその家族の意見を十分酌み取ってほしいとの要望があり、採決の結果、議案第13号及び議案第14号は、全員で可決しました。  次に、議案第15号及び議案第16号について報告いたします。  これら2議案は、児童福祉法の改正に伴うもので、15号は、保育所の保育時間や保育料等を定め、16号は、保育の実施基準に関する根拠規定がなくなることから、条例を廃止するものです。  冒頭、市は、主な変更点として、保育時間は、標準時間と短時間の2つの認定区分とし、保育料算定の所得区分は、市民税額で定めると説明しました。  席上、委員は、保育料の算定基準を市民税にした場合、保育料が引き上がる可能性はないかと問いましたが、市は、国が示す徴収基準額によれば、大きな影響はなく、逆に減額される世帯が多くなる見込みと答えました。  また、他の委員は、標準保育時間の変更に伴い、保育現場の職員体制に影響するのではとただしましたが、市は、職員の配置は、状況を見ながら考えていきたいと答えました。  採決の結果、議案第15号及び議案第16号は、いずれも全員で可決しました。  次に、議案第17号について、報告いたします。  本案は、通院に係る子育て支援医療費助成の対象を、平成27年9月診療分から中学3年生まで拡大するもので、質疑等は特段ありませんでしたが、討論において、子育てに対する大きな支援となると賛成意見が述べられ、議案第17号は、全員で可決しました。  次に、議案第18号は、府の制度見直しにより改正するものですが、65歳以上70歳未満の者の老人医療費の自己負担割合を、平成27年4月診療分から2割に変更し、受給資格についても、27年8月以降に65歳に達する者は、所得税非課税者のみとするものであります。  討論において、一部委員は、老人医療費の負担割合の引き上げは、高齢者の生活に大きな負担となる。制度の拡充を求めている立場からも反対すると意見を述べましたが、採決の結果、議案第18号は、賛成多数で可決しました。  次に、議案第19号について、報告いたします。  本案は、いじめ対策推進法の公布に伴い、市長部局と教育委員会にそれぞれ委員会を設置するもので、市長部局にいじめ調査委員会、教育委員会にはいじめ防止対策推進委員会を設置するとしています。  委員は、調査委員会で再調査を必要と判断する基準について問いました。これに対し、市は、いじめを起因とした重大な事象で、防止対策推進委員会の調査結果について、保護者がさらに調査を求めた場合に限定されると答えました。また、各委員会の構成メンバーについては、防止対策推進委員会は、教育委員会評議会の6人を母体とし、発生事象によって臨床心理士など専門家から選出する。調査委員会は、弁護士、医師、学識経験者等10人以内で、事例に適した有識者を選任していくと答えました。  このほか、委員からは、防止対策推進委員会の活動は、目に見えるような形で、積極的に取り組んでほしいとの要望があり、議案第19号は、全員で可決しました。  最後に、議案第20号は、子ども・子育て支援法の施行に伴い、公立幼稚園の保育料を定め、あわせて多子世帯で小学3年生以下の2人目を半額、3人目以降とひとり親世帯や在宅障がい児がいる世帯等で、市民税所得割が非課税の場合は無料とするものであります。  委員会は、特段の質疑等なく、採決の結果、議案第20号は、全員で可決しました。  以上、本委員会に付託を受けました12議案の審査経過と結果の報告を終わります。  平成27年3月30日 福祉文教常任副委員長 乾秀子      ───────────────────────                      平成27年 3月27日 城陽市議会議長   藤 城 光 雄 様                     福祉文教常任副委員長                        乾  秀 子         委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。                記 ┌────────┬───────────┬──────┬──────┐ │ 事件の番号  │  件     名  │議決の結果 │議決の理由 │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │手で輪を広げる城陽市手│      │      │ │ 議案第9号  │話言語条例の制定につい│ 原案可決 │ 適 当  │ │        │て          │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市指定介護予防支援│      │      │ │        │等の事業の人員及び運営│      │      │ │        │並びに指定介護予防支援│      │      │ │ 議案第10号  │等に係る介護予防のため│ 同  上 │ 同 上  │ │        │の効果的な支援の方法に│      │      │ │        │関する基準等を定める条│      │      │ │        │例の制定について   │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市地域包括支援セン│      │      │ │        │ターが包括的支援事業│      │      │ │ 議案第11号  │実施するために必要な基│ 同  上 │ 同 上  │ │        │準を定める条例の制定に│      │      │ │        │ついて        │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市介護保険条例の一│      │      │ │ 議案第12号  │           │ 同  上 │ 同 上  │ │        │部改正について    │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市指定地域密着型サ│      │      │ │        │ービスの事業の人員、設│      │      │ │ 議案第13号  │備及び運営の基準等に関│ 同  上 │ 同 上  │ │        │する条例の一部改正につ│      │      │ │        │いて         │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市指定地域密着型介│      │      │ │        │護予防サービスの事業の│      │      │ │ 議案第14号  │人員、設備及び運営の基│ 同  上 │ 同 上  │ │        │準等に関する条例の一部│      │      │ │        │改正について     │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市立保育所の設置及│      │      │ │ 議案第15号  │び管理に関する条例の一│ 同  上 │ 同 上  │ │        │部改正について    │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市保育の実施に関す│      │      │ │ 議案第16号  │           │ 原案可決 │ 適 当  │ │        │る条例の廃止について │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽子育て支援医療費│      │      │ │ 議案第17号  │の支給に関する条例の一│ 同  上 │ 同 上  │ │        │部改正について    │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市老人医療費の支給│      │      │ │ 議案第18号  │に関する条例の一部改正│ 同  上 │ 同 上  │ │        │について       │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │城陽市執行機関の附属機│      │      │
    │ 議案第19号  │関の設置等に関する条例│ 同  上 │ 同 上  │ │        │の一部改正について  │      │      │ ├────────┼───────────┼──────┼──────┤ │        │           │      │      │ │        │城陽市立の幼稚園の設置│      │      │ │ 議案第20号  │及び管理に関する条例の│ 同  上 │ 同 上  │ │        │一部改正について   │      │      │ └────────┴───────────┴──────┴──────┘      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  討論なしと認めます。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第9号を採決いたします。  議案第9号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第9号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号を採決いたします。  議案第10号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第10号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号を採決いたします。  議案第11号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第11号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号を採決いたします。  議案第12号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第12号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号を採決いたします。  議案第13号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第13号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号を採決いたします。  議案第14号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第14号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号を採決いたします。  議案第15号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第15号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号を採決いたします。  議案第16号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第16号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号を採決いたします。  議案第17号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第17号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号を採決いたします。  議案第18号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第18号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号を採決いたします。  議案第19号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第19号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号を採決いたします。  議案第20号は、副委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第20号は、原案のとおり可決されました。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第3、議案第21号から議案第28号までの8議案を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第21号から議案第28号までの8議案については、去る2月24日の本会議において、予算特別委員会を設置し、これに付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  宮園昌美予算特別委員長。 ○宮園昌美予算特別委員長  〔登壇〕 去る2月24日の本会議におきまして、委員会に付託を受けました議案第21号から議案第28号までの平成27年度予算関係8議案について、審査を終了いたしましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本委員会は、付託当日に正副委員長を互選し、3月12日から延べ7日間にわたって審査を行いました。  審査冒頭には、山砂利採取場内の再生土埋設場所の現地を視察し、その後、8つの区分に分けて質疑を行い、総括質疑でさらに審査を深めたところでございます。  その過程では、各委員からさまざまな質疑、要望が出されましたが、詳細な質疑の内容は、後刻、委員会記録によりご承知いただきますようにお願いいたします。  採決に先立った討論の概要を報告いたします。  まず、反対討論の概要を報告いたします。  一般会計及び久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計については、 o 東部丘陵地先行整備地区の再生土は、これまでの方針を変えることなく、自主撤去をするべきだ。また、地下水の基準値を超える総水銀は、検査による原因究明を求める。 o 予算には、猫の去勢に係る対応が見えない。コミセン運営委員会は、市民が公平に参加できる仕組みをつくるべきだ o 新市街地の優遇制度を受けた企業が、不測の事態で撤退した場合、補助金の返還を求めていくのか、また雇用の確保もできるのか、定かではない。   また、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計については、いずれも保険料が引き上げられる。  以上が反対討論の概要でございます。  ―方、8会計に賛成の討論では、 o 都市基盤整備を初め、子育て支援医療助成の拡大や官学協働によるふるさと城陽イメージアップ事業など、さまざまな分野に予算が配分されたことを高く評価する。 o 一般財源が恒常的に不足する中、新市街地を初めとする大型事業を計画的に進め、また、学校の空調設備を整備するなど、子育て支援や未来を見据えた予算である。今後も財政健全化との両立に尽力をいただきたい。  以上が賛成討論の概要でございます。  採決の結果、一般会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計の4会計は、賛成多数で可決、その他の4会計は、全員一致で可決されました。  以上が、本委員会における審査の概要であります。  審査の中で出されました指摘・要望は、速やかにご検討いただき、市民生活の安定と福祉向上のため、一層の努力をされますよう切望し、予算特別委員会の報告といたします。  平成27年3月30日 予算特別委員長 宮園昌美      ───────────────────────                      平成27年 3月27日 城陽市議会議長   藤 城 光 雄 様                     予算特別委員長                        宮 園 昌 美         委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。
                   記 ┌────────┬────────────┬──────┬──────┐ │ 事件の番号  │  件     名   │議決の結果 │議決の理由 │ ├────────┼────────────┼──────┼──────┤ │        │平成27年度(2015年  │      │      │ │ 議案第21号  │            │ 原案可決 │ 適 当  │ │        │度)城陽市一般会計予算 │      │      │ ├────────┼────────────┼──────┼──────┤ │        │平成27年度(2015年度)│      │      │ │ 議案第22号  │城陽市国民健康保険事業 │ 同  上 │ 同 上  │ │        │特別会計予算      │      │      │ ├────────┼────────────┼──────┼──────┤ │        │平成27年度(2015年度)│      │      │ │ 議案第23号  │城陽市寺田財産区特別会 │ 同  上 │ 同 上  │ │        │計予算         │      │      │ ├────────┼────────────┼──────┼──────┤ │        │平成27年度(2015年度)│      │      │ │ 議案第24号  │城陽市介護保険事業特別 │ 同  上 │ 同 上  │ │        │会計予算        │      │      │ ├────────┼────────────┼──────┼──────┤ │        │平成27年度(2015年度)│      │      │ │ 議案第25号  │城陽市後期高齢者医療特 │ 同  上 │ 同 上  │ │        │別会計予算       │      │      │ ├────────┼────────────┼──────┼──────┤ │        │平成27年度(2015年度)│      │      │ │        │城陽市久世荒内・寺   │      │      │ │ 議案第26号  │            │ 同  上 │ 同 上  │ │        │田塚本地区土地区画整理 │      │      │ │        │事業特別会計予算    │      │      │ ├────────┼────────────┼──────┼──────┤ │        │平成27年度(2015年度)│      │      │ │ 議案第27号  │城陽市水道事業会計予算 │ 同  上 │ 同 上  │ ├────────┼────────────┼──────┼──────┤ │        │平成27年度(2015年度)│      │      │ │ 議案第28号  │城陽市公共下水道事業会 │ 同  上 │ 同 上  │ │        │計予算         │      │      │ └────────┴────────────┴──────┴──────┘      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  飯田薫議員。 ○飯田薫議員  日本共産党議員団は、議案第21号、平成27年度城陽市一般会計予算、議案第24号、介護保険事業特別会計予算、議案第25号、後期高齢者医療特別会計予算、議案第26号、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計予算を反対の立場で討論を行います。  安倍自公政権は、憲法改悪による海外で戦争する国づくりと、格差拡大のアベノミクスなどの暴走を加速させ、消費税8%による増税不況は中小業者の経営を圧迫するだけでなく、国民所得をますます減らし、地方自治体にも影響を与えています。安倍政権は、目前の一斉地方選挙も意識して、消費税増税などによる景気悪化に対応した緊急経済対策や地方創生関連予算などを2014年度補正予算と新年度予算に盛り込みました。  奥田市政においては2度目の予算編成ですが、子育て支援医療費の拡充、人間ドック・脳ドック・検診補助事業の定員拡大、学校給食のアレルギー対応で新たにエビの除去食に取り組まれるなど、私どもの要望していたのも予算に含まれています。しかしながら、城陽市のまちづくり、経済は、新名神・東部丘陵地開発・新市街地開発など大型プロジェクト頼みであります。大型プロジェクトに依拠するのではなく、地元中小業者、商工業者への仕事おこしなど、市民の暮らし最優先の城陽市政が求められています。  一般会計予算の反対理由については、次の内容です。  第1は、新市街地整備の久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業についてです。企業募集が始まりましたが、製造業の企業募集での京都府・城陽市の手厚い優遇制度を受け進出した企業が不測の事態で撤退した場合、手厚い優遇の補助金の返還を求めることができるのかについては、まさにこれから契約のときにとの答弁、雇用も1,500人の確保ができるのかも定かでなく、これらの懸念が払拭できません。  第2は、山砂利採取跡地内の再生土と呼ばれる産業廃棄物の撤去です。時間がかかる撤去に対し、先行整備地区の再生土については、新名神開通に間に合わせるために再生土の取り扱いを検討会や議会に協議していただくと、撤去から覆土処理に変える方向をさらに強く打ち出されました。開発のためには、平成18年6月20日の全会一致の撤去決議や安全性もなし崩しになってしまいます。開発優先で進めるのではなく、安全性のために全ての産業廃棄物の撤去を行うべきです。  第3は、地下水の安全についてです。長池の第1浄水場2号井戸から検出された総水銀ですが、基準値を超える数値にかかわらず、過去の検査からも、自然由来であり、広がっているとは言えないと、検査により原因究明を求めることを拒否されました。これでは市民の不安は払拭されずに、深まるばかりです。  第4は、65歳から69歳の方の高齢者の命を守る老人医療費助成制度を所得制限の強化による対象者の縮小と自己負担を1割から2割にふやす改悪です。  第5は、マイナンバー制度の導入です。この制度は、住民登録をしている全員に生涯変わらない番号を割り振り、社会保障や税の情報を国が一括管理するものです。多くの国民は制度を知らない上、膨大な個人情報を国が一手に握ることへの懸念、情報漏れの不安、プライバシーを危うくする仕組みづくりとなるマイナンバー制度には反対です。  第6は、学校給食費の値上げです。  一般会計は以上の理由です。  議案第24号、介護保険事業特別会計は、第6期の介護保険料の引き上げです。基準額は年額5万8,580円から6万1,180円に4.44%アップになります。また、介護報酬の大幅削減により、特養ホームなどの施設は基本報酬の6%削減により5割近くの施設が赤字となると全国老人福祉施設協議会の試算が出ています。  議案第25号、後期高齢者医療特別会計も保険料の引き上げが行われます。また、高齢者にとっては年金の減額など、さらに負担がふえ、苦しくなります。  また、議案第26号、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計も、先ほど述べました理由から反対します。  なお、それ以外の議案は賛成といたします。  討論を終わります。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  先に反対したほうからいかせていただきますので、よろしくお願いいたします。  飯田議員から反対討論がありましたけれども、少し私は立場が違いますので、あえてここで反対討論の理由を述べさせていただきたいと思います。  全国津々浦々の市町村が積極的予算とかいう形で予算編成をすると、結構新聞なんかで積極財政だ、新しい時代に向けてと書かれているんですが、だけど、よく考えてみますと、人口減少の歯どめをかけるために積極予算を執行したから人口がふえるわけじゃない。予算は見通しとしてはこれから人口が減るということは、大変厳しいという見通しのもとでどうするのや、だから、行財政改革を積極的に進めていこうやないかという論議が国でありながら、もう一度地方を何とかしたいという思い、それはわかるんですけども、積極的な予算というよりも、行革が進んだというのは1つの大きなプロジェクトが一段落ついたから財政的に少し緊縮になったというようなことがたまにあるだけで、毎年人口が減って、プロジェクトもなくなっていくのに、どうして積極的な財政になっていくのか。そうすると、後年度負担をどうするんだという論議がもっと私は重ねられてもいいのではないかなと思うんですが、この予算特別委員会では細かい話ばっかりになってくるわけであります。個々の問題をもっと論議したいんですけども、部局ごとには1人5問ぐらいの制約の中で論議しておりますので、一つ一つをここで私は申し上げることはありませんけれども、だから、こういう時代だからこそ全員一致で賛成よりも、もっと論議して賛否同数に近いぐらいの思いでもっと論議したいなと思っております。ここで見てみますと、ほとんどの方が賛成いただきますので、私はあえて反対をしていきたい。そして、細かいところの中で委員会、あるいは普段の中で申し上げたことをもっと重点的に取り組めるまちづくりをやっていただきたいなというふうに思っております。  それから、最後に申し上げますけれども、個々の予算の中では大変重要な予算もありますので、進めていかなければならない。だから、反対だからとめるということではございませんけれども、そういう意味では警告を鳴らしたいと思います。  私たちはこれで、今議会でこの任期は終了でありますから、それぞれの議員は一生懸命次の選挙のために自分の努力を市民の皆さんに披露するわけでありますけれども、我々はしっかりルールを守った中での選挙戦を展開し、そしてその後の4年間も真っ当なまちづくりの中でやっていかなければならない。つまり、選挙というのは選挙法を守りながらの選挙をやっていく。守れない人はやっぱり後々普段の活動も守れないのじゃないかなというふうに思います。そういう意味では、行政というのはしっかり法令を守りながら、あるいは国の指導を守りながらやっていただくことを最後にお願いして、反対討論とします。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  村田議員。 ○村田圭一郎議員  議案第21号、平成27年度城陽市一般会計予算から議案第28号、平成27年度城陽市公共下水道事業会計予算までの8議案について、賛成の立場から討論をいたします。  財政的には社会保障費が増加し続けていることなどから、予算編成上大変厳しいような予算編成であったのかなというような印象を強く受けました。また、市の今後の起爆剤として位置づけされている新名神高速道路の城陽・八幡間の整備が確実に今、橋脚も建って進んでいる中、それにあわせて市が命運をかけた事業として進めてこられております新市街地整備並びに東西の大変交通の脆弱なこの城陽市の中で進めておられます塚本深谷線を含む、東部丘陵地もあります、JR奈良線の複線化も計画があり、それを前に進めておられますが、一般財源が恒常的に不足する中では、本当に決められたレールを進むことさえも厳しいというのを我々会派としても理解をしております。  その中でも、限られた予算を、限られた財源を生かして、まず子どもたちのための学校の空調の整備、さらには小学校の6年まで段階的に引き上げていただいておりました、これを中学校3年生まで子育て医療の助成を一気に引き上げるという、本当に子どもたちの未来を見据えた政策、さらには市の玄関口であります寺田駅の周辺整備事業、これも含めまして、本当にバランスよく盛り込まれた予算案であるというふうに感じております。  今後は、このような大型の事情も控える中で、財政の健全化との両立にもしっかりとご尽力をいただきまして、また、本当に奥田市政の1つの大きなカラーでございます対話におけるまちづくりですね。ですから、市民の方から寄せられたご意見等も十二分に市政運営に取り入れていただけるということをお願いいたしまして、会派を代表して、平成27年度の各会計予算に対する賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに。  増田議員。 ○増田貴議員  私のほうから、議案第21号、平成27年度城陽市一般会計予算から議案第28号、平成27年度城陽市公共下水道事業会計予算の8議案について、賛成の立場から討論をいたします。  平成27年度当初予算は、いよいよ本格化される新市街地整備事業や東部丘陵地整備事業計画具体化推進経費等の都市基盤整備の予算に加え、近隣市町村より先行された子育て世代の支援医療助成事業の拡充や健康長寿政策としての特定健康診査事業一部負担金無料化を初め、人間ドック・脳ドック・検診補助事業の定員拡大等、幅広い分野に予算を配分されております。また、それだけではなく、市民が主役のみちづくり事業、官学協働によるふるさと城陽イメージアップ事業等、市民の声を大切にする奥田市長の基本姿勢が随所にあらわれております。また、市民の安心・安全である総合排水計画の見直し事業など、財政状況が大変厳しい中ではありますが、積極果敢な予算が盛り込まれ、非常に高く評価をしております。  また、本予算委員会では各委員からさまざまな意見・要望等がございましたが、こうした意見・要望等を踏まえ、市政運営に生かしていただくことを強く要望いたしまして、平成27年度各会計予算の賛成討論とさせていただきます。 ○藤城光雄議長  ほかにございませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって討論を終わります。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第21号を採決いたします。  議案第21号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第21号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号を採決いたします。  議案第22号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第22号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号を採決いたします。  議案第23号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第23号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号を採決いたします。  議案第24号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第24号は、原案のとおり可決されました。
     次に、議案第25号を採決いたします。  議案第25号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第25号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号を採決いたします。  議案第26号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第26号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号を採決いたします。  議案第27号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第27号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号を採決いたします。  議案第28号は、委員長の報告どおり原案を可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第28号は、原案のとおり可決されました。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第4、議案第29号、城陽市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第29号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって議案第29号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  これより議案第29号を採決いたします。  議案第29号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第29号は、原案のとおり可決されました。      ───────────────────────                       平成27年 3月30日 城陽市議会議長   藤 城 光 雄 様                       提出者 城陽市議会議員                           阪 部 晃 啓                           熊 谷 佐和美                           飯 田   薫                           八 島 フジヱ                           本 城 隆 志             議 案 提 出 書  下記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出します。               記  議案第29号 城陽市議会委員会条例の一部改正について      城陽市議会委員会条例の一部を改正する条例  城陽市議会委員会条例(昭和56年城陽市条例第11号)の一部を次のように改正する。  次の表の現行の欄に掲げる規定を同表の改正後の欄に掲げる規定に、下線で示すように改正する。 ┌───────────────────────┬───────────────────────┐ │        現    行         │        改  正  後        │ ├───────────────────────┼───────────────────────┤ │ (常任委員の所属、常任委員会の名称、委員定 │ (常任委員の所属、常任委員会の名称、委員定 │ │ 数及びその所管)              │ 数及びその所管)              │ │第2条 略                  │第2条 略                  │ │ 2 常任委員会の名称、委員の定数及び所管は、│ 2 常任委員会の名称、委員の定数及び所管は、│ │ 次のとおりとする。             │ 次のとおりとする。             │ │ 総務常任委員会 8人            │ 総務常任委員会 8人            │ │  市長公室、総務部、市民経済環境部、上下  │  危機・防災対策課、政策戦略課、総務部、  │ │ 水道部、会計課、監査委員事務局、公平委員  │ 企画管理部、市民環境部、上下水道部、会計  │ │ 会事務局、選挙管理委員会事務局及び農業委  │ 課、監査委員事務局、公平委員会事務局、選  │ │ 員会事務局の所管に属する事項並びに他の常  │ 挙管理委員会事務局及び農業委員会事務局の  │ │ 任委員会の所管に属さない事項        │ 所管に属する事項並びに他の常任委員会の所  │ │                       │ 管に属さない事項              │ │ 福祉文教常任委員会 9人          │ 福祉文教常任委員会 9人          │ │  福祉保健部及び教育委員会事務局の所管に  │  福祉保健部及び教育委員会事務局の所管に  │ │  属する事項                │ 属する事項                 │ │ 建設消防常任委員会 8人          │ 建設消防常任委員会 8人          │ │  まちづくり推進部、都市管理部及び消防本  │  まちづくり活性部、都市整備部及び消防本  │ │ 部の所管に属する事項            │ 部の所管に属する事項            │ │ (出席説明の要求)             │ (出席説明の要求)             │ │第19条 委員会は、審査又は調査のため、市長、 │第19条 委員会は、審査又は調査のため、市長、 │ │ 教育委員会の委員長、選挙管理委員会の委員長、│ 教育委員会の教育長、選挙管理委員会の委員長、│ │ 公平委員会の委員長、農業委員会の会長及び監 │ 公平委員会の委員長、農業委員会の会長及び監査│ │ 査委員その他法令又は条例に基づく委員会の代 │ 委員その他法律に基づく委員会の代表者又は委 │ │ 表者又は委員並びにその委任又は嘱託を受けた │ 員並びにその委任又は嘱託を受けた者に対し、 │ │ 者に対し、説明のため出席を求めようとすると │ 説明のため出席を求めようとするときは、議長 │ │ きは、議長を経てしなければならない。    │ を経てしなければならない          │ └───────────────────────┴───────────────────────┘   附 則  (施行期日) 1 この条例は、平成27年(2015年)4月1日から施行する。  (経過措置) 2 この条例の施行の際、改正前の城陽市議会委員会条例(以下「改正前の条例」という。)の規定により総務常任委員会及び建設消防常任委員会の委員長、副委員長及び委員に選任されている者は、それぞれ改正後の城陽市議会委員会条例(以下「改正後の条例」という。)の規定により総務常任委員会及び建設消防常任委員会の委員長、副委員長及び委員として引き続き在任するものとし、その任期は、改正前の条例の規定に基づく常任委員会の委員の残任期間とする。 3 この条例の施行の際、現に改正前の条例の規定による総務常任委員会及び建設消防常任委員会において審査及び調査中の事件については、改正後の条例の規定による総務常任委員会及び建設消防常任委員会に付議された事件とみなす。 4 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第76号)附則第2条第1項の場合においては、改正後の条例第19条の規定は適用せず、改正前の条例第19条の規定は、なおその効力を有する。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第5、議案第30号、城陽市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第30号、城陽市国民健康保険条例の一部改正について、ご説明申し上げます。  本件は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、条例に引用している条項の整理及び国民健康保険料の賦課限度額を引き上げる改正を行いたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  済みません。お尋ねをします。
     最高限度額が引き上げをされるわけですけれど、そのことによって影響を受けられる方とその割合を教えてください。  それともう1点は、このいわゆる限度額の引き上げというのは、中間所得層の方の引き下げということで、新聞報道では医療分が300円の引き下げというように出ていたんですけれど、その他の支援分や介護分での引き下げの割合と金額を教えてください。 ○藤城光雄議長  小嶋部長。 ○小嶋啓之福祉保健部長  2点ご質問いただきました。  まず1点目ですけども、限度額を引き上げることによって影響を受ける世帯の率と数ということでご質問を受けました。まず、国民健康保険料につきましては3つの区分で構成になってございます。1つが医療分、1つが後期高齢者の支援金分、もう1つが介護の分でございます。順番に申し上げますが、医療分では、上位1.63%の方が限度額の影響を受けられます。201世帯になります。後期高齢者の支援分では上位2.78%、同じく343世帯。それと介護分では3.95%、215世帯という状況になってございます。  それと、中間所得者層でどのくらい下がるのかということでございました。あくまでも現時点での試算ではございますけれども、今、申しました医療分で約300円、それと支援分で約400円、介護分で約1,400円、現時点での試算でございますが、そういう形で出ております。  以上です。 ○藤城光雄議長  若山議員。 ○若山憲子議員  わかりました。一応保険料の制度そのものが最高限度額を引き上げないとそこのところに影響を出せないということなんですけれど、そしたら、これ引き下げが医療分で300円、現時点での試算ということでしたけれど、支援分で400円、介護分では1,400円引き下げられるということだったと思うんですけれど、昨年26年度の国保のときも、いわゆる基金を活用してその料率の据え置きというようなことを行われて、保険料の引き下げに努力をされたと思うんですけれど、現時点でそのようなお考えがあるのかどうか、教えてください。 ○藤城光雄議長  小嶋部長。 ○小嶋啓之福祉保健部長  委員会のときにもご答弁申し上げましたけども、まだ現時点、26年度の年度途中ということで26年度の収支自体も不透明ですし、一定基金額はふえる見込みにはございますが、そういった状況があります。また、基金額も一定残しておかなければならないという国保財政上の都合もございますので、現時点ではちょっと答えられないということでご理解いただきたいと思います。 ○藤城光雄議長  若山議員。 ○若山憲子議員  現時点では基金の扱いをどうするのかということは答えられないということだったんですけれど、基金に関しても、いわゆる国の要請の額で言うとまだ不足をしているということだったとは思うんですけれど、26年度の予算のときには、いわゆる国保課の考え方ですけれど、保険料を徴収されて、その基金に積み立てる分というか、保険料がある一定余った分に関しては、いわゆる被保険者の方に還元をするという考え方が城陽市の場合は基本にあったと思いますので、限度額引き上げで中間所得層の方の保険料は引き下げられるんですけれど、さらに保険料、今でも国保の負担割合はすごく高いと思うんですよね。だから、さらに引き下げをするために、これは基金を活用して、例えば料率になるのか、直接保険料の引き下げをされるのかというのはいろいろ方法はあると思いますけれど、要望して、終わっておきます。  ありがとうございます。 ○藤城光雄議長  ほかにございませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第30号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって議案第30号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  飯田議員。 ○飯田薫議員  賛成の立場で討論を行います。  最高限度額が4万円ということであわせて引き上げられましたが、その影響を受けられる方が何人かいらっしゃいます。それでもその一方で、中間層が広く薄く引き下げられるというところで、賛成ということにしたいと思います。  なお、基金の活用が今、出ましたけども、来年度にはそれの中から思い切った引き下げ、そして国や府のほうでも財源のことを求めていくことを申し述べて、終わります。 ○藤城光雄議長  ほかにございませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって討論を終わります。  これより議案第30号を採決いたします。  議案第30号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第30号は、原案のとおり可決されました。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第6、議案第38号、固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第38号、固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについて、ご説明申し上げます。  本件は、現在、固定資産評価審査委員会委員でございます秋山達氏の任期が平成27年3月31日で満了となりますことから、引き続き同氏を選任いたしたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。      ─────────────────────── 議案第38号   固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについて  固定資産評価審査委員会委員に下記の者を選任したいので、議会の同意を求める。   平成27年3月30日提出   (2015年)                    城陽市長 奥 田 敏 晴                記  氏  名 秋山 達  生年月日 昭和21年3月13日(満69歳)       (1946年)  住  所 城陽市寺田深谷66番地の5      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第38号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ります。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって議案第38号については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  これより議案第38号を採決いたします。  議案第38号は、同意することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第38号は、同意することに決しました。  11時50分まで休憩します。         午前11時31分     休 憩         ──────────────         午前11時50分     再 開 ○藤城光雄議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  議事を続行いたします。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第7、議案第31号、平成26年度城陽市一般会計補正予算第6号を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第31号、平成26年度城陽市一般会計補正予算第6号につきまして、ご説明申し上げます。  2ページ、3ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額256億2,789万5,000円に、歳入歳出それぞれ1億760万3,000円を減額し、予算の総額を255億2,029万2,000円とするものでございます。  歳出予算の主なものといたしましては、総務費で、退職手当9,192万1,000円、職員退職手当基金積立金2,077万円、地方創生に係る事業の総合戦略等策定事業496万3,000円、同じく地方創生事業の移動等円滑化事業2,166万6,000円、東部コミュニティセンター緊急時電力確保促進事業減額で2,350万円。民生費で、臨時福祉給付金支給事業減額で4,540万円、北部老人福祉センター緊急時電力確保促進事業減額で2,280万円、地方創生事業の第3子以降保育所保育料無償化事業3,400万円。労働費で、働く女性の家緊急時電力確保促進事業減額で2,750万円。商工費で、地方創生事業の商工業者支援関連事業85万6,000円、地方創生事業の商工会議所支援関連事業133万9,000円、地方創生事業のライフイズビューティフル事業支援事業20万円、地方創生事業のプレミアム付商品券発行事業支援事業1億1,779万6,000円。土木費で、正道・今堀地区浸水対策事業減額で1,023万6,000円、(仮称)北幹線整備事業減額で1億1,612万6,000円、地方創生事業を含む久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業関連事業3,259万円、塚本深谷線整備事業減額で1億9,470万円。教育費で、地方創生事業の第3子以降幼稚園保育料無償化事業1,100万円、給食実施事業1,735万5,000円などを計上いたしております。  次に、歳入予算の主なものといたしましては、地方消費税交付金3,205万6,000円。使用料及び手数料で、文化パルク城陽使用料等減額で1,316万2,000円。国庫支出金で、社会資本整備総合交付金減額で1億709万6,000円、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金2億736万1,000円、臨時福祉給付金給付費補助金減額で4,540万円、がんばる地域交付金4,171万5,000円。府支出金で、避難施設等緊急時電力確保促進事業補助金減額で6,118万7,000円、第3子以降保育料無償化事業費補助金2,250万円、消費刺激・生活支援事業費補助金2,540万6,000円。繰入金で、職員退職手当基金繰入金8,624万7,000円、山砂利採取跡地及び周辺公共施設整備基金繰入金2,367万4,000円。市債で、庁舎耐震補強等整備事業債減額で1,160万円、東部コミュニティセンター緊急時電力確保促進事業債減額で250万円、北部老人福祉センター緊急時電力確保促進事業債減額で180万円、正道・今堀地区浸水対策事業債減額で1,030万円、(仮称)北幹線整備事業債減額で1億3,980万円、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業関連事業債減額で860万円、都市計画街路整備事業債減額で8,760万円、バンクーバー砦整備事業債減額で3,630万円、学校教育施設等整備事業債減額で1,460万円、働く女性の家緊急時電力確保促進事業債減額で250万円などを計上いたしております。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  熊谷議員。 ○熊谷佐和美議員  プレミアム付商品券発行事業についてと、あと第3子以降の保育料無償化について、数点質問させていただきます。  プレミアムのほうは商工会議所に委託をして実施されるとのことですが、実施の詳細をお聞かせいただきたいと思います。先般の報道等でも、1,000円券12枚綴りでおつりは出ないとのことでしたけども、やはり小売店とかでも使えるように、500円券も3,000円ぐらいは用意すべきだと思いますが、その辺も含めてどのようになっているのか。また、販売の時期と方法についてもきっちりとわかっているところまで教えていただきたいと思います。  それと、第3子以降の保育料無償化についてですが、4月以降の対象の方は無償化について640万円以下の所得制限が課せられておりますが、この無償化を受けるのに何か申請の手続が必要なのか、そうでなくても自動的に市のほうで掌握してされていくのか、お聞かせください。 ○藤城光雄議長  加納次長。 ○加納宏二市民経済環境部次長  それでは、私のほうから、プレミアム付商品券発行事業についてご答弁させていただきます。  今、ちょっと議員さんのほうから商工会議所に委託ということではございましたが、現在、商工会議所の事業としてうちのほうから補助金事業で実施する予定をしておりますので、よろしくお願いいたしたいと存じます。  それから、内容につきましてですが、事業主体は商工会議所で実施していただく予定をしておりますし、それからプレミアムの率につきましては20%を予定しております。それでいきますと、今、予算を上げておりますけれども、事務費を除いた形で約1億円がプレミアム部分になります。したがいまして、発行総額は約6億を予定しております。それから、発行の形態でございますが、現在、500円券と1,000円券をセットでというのを検討しております。まだ詳細については決まっておりませんが、500円券の発行はしていきたいと考えております。それから、発行時期ですが、スケジュール的なことを申し上げますと、まず5月の中旬ごろから参加店の申し込みを受けてまいりたいと思っております。それから、今回、購入の方々が非常にふえるという見込みをしておりますので、今回の購入につきましては引換券方式にしてまいりたいと今のところ考えております。引換券を申し込んでいただくのを6月中旬ぐらいから7月の中旬ぐらいに申し込んでいただきまして、券を使えるのが8月の上旬からということで考えているところでございます。  以上でございます。 ○藤城光雄議長  河合次長。 ○河合寿彦福祉保健部次長  それでは、私のほうから、第3子保育料免除制度につきましてご答弁申し上げます。
     この制度につきましては、京都府における少子化対策の一環といたしまして、18歳未満の児童が3人以上いる世帯におきまして、第3子以降の保育料について一定の所得制限を設けた上で、平成27年4月より全額免除するものでございます。ただ、制度の詳細についてはいまだ京都府のほうから示されていないところでございますが、所得制限につきましては、議員も申されましたとおり、保育料につきましては年収640万円以下、それから幼稚園につきましては年収680万円以下ということでございます。  今後の事務手続でございますが、基本的に保護者の方に文書等でお知らせをいたしまして、該当者につきましては申請手続をとっていただくという形で進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○藤城光雄議長  熊谷議員。 ○熊谷佐和美議員  わかりました。ありがとうございます。どちらにしましても、この地方創生で消費を喚起していくということですので、速やかに市といたしましても実施の方向をしていただき、そして市民の皆様に本当に1日も早く広報をしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○藤城光雄議長  ほかにございませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  19ページ、総務費について質問をいたします。  中ほど、移動等円滑化経費、久津川駅バリアフリー化事業、市内でバリアフリー化が必要と判断されている駅はどのように認識していますか。  2つ目、今回、久津川駅が実施されますけど、その中で久津川駅を工事する理由は何ですか。  3点目、事業者である近鉄とはいつからこの工事について、バリアフリー化工事について交渉をされておったのですか。交渉の主導は市が行ったのですか、近鉄が行ってきたのですか。  次に、LED化につきまして、減額予算が出ていますけど、市内全域、工事は終了したのですか。それと、終了していると予測されるんですけど、街灯が設置されて必要と思われるところはありませんか。  以上、お願いします。 ○藤城光雄議長  木谷次長。 ○木谷克己まちづくり推進部次長  失礼します。それでは、移動円滑化事業、久津川駅のバリアフリー化につきまして、ご答弁申し上げます。  まず、市内のバリアフリー化の必要な駅でございますが、JRで申しますとJR城陽駅、それから山城青谷駅の2駅でございます。それから近鉄富野荘駅と近鉄寺田駅、それから今回計上しております近鉄久津川駅、長池駅を除きまして合計5駅が今後、改修が必要となるものでございます。  それから、近鉄側との協議でございますが、国の定めました移動等円滑化の促進に関する基本方針におきまして、乗降客数が3,000人以上の駅につきましては、平成32年度までに完了できるよう施策は示されております。したがいまして、まず近鉄久津川駅につきましては、新たにエレベーターなどを設置する必要がなく、工事の影響範囲も少なく、対応が可能でありますことから、まず平成27年度に近鉄と協議を行いまして、久津川駅のバリアフリー化を施工していくという流れで、今回、予算計上をさせていただいたところでございます。 ○藤城光雄議長  長野次長。 ○長野敏彦都市管理部次長  LED化の補正予算の件でございます。まず防犯灯のLED化、これは議員ご案内のとおり全て終わっております。この減額要素でございますが、市内を5カ所に分けまして発注いたしました。1つは、それぞれの工事における落札率による減額、それと本数の精査でございます。それから、必要な街灯をどうするかということでございますが、これにつきましては要望等を踏まえまして、市のほうが調査に行き、その必要性を確認しております。当然防犯灯の必要なところについてはLED化でやっていくつもりでございます。  以上でございます。 ○藤城光雄議長  木谷次長。 ○木谷克己まちづくり推進部次長  申しわけございません。1点答弁が漏れておりました。  近鉄と本市との協議の開始時期でございますが、もともとは平成19年の11月に久津川駅のバリアフリー化について最初の協議がございました。その後、3駅等の協議をずっと進めてきたわけですが、国の基本方針等が先ほど申しましたとおり定められた目標年度32年度というところで、具体的には平成26年の9月から久津川駅のバリアフリー化を進めることで協議を開始したところでございます。    (土居議員「交渉は市が主導か、近鉄が主導かを伺っています」と言う) ○藤城光雄議長  主導の方法は。 ○木谷克己まちづくり推進部次長  失礼しました。国の基本方針におきまして、バリアフリー化につきましては鉄道事業者及びその対象の地方公共団体もバリアフリー化については一緒に進めていくという国の方針が示されておりますので、主導という形といいますか、目標年次32年度に向けて鉄道事業者と地方公共団体がともに進めていくという形で協議を進めてきたところでございます。 ○藤城光雄議長  土居議員。 ○土居一豊議員  平成32年度までに行いたいとありましたが、今、報告がありましたように、市内にはJRが2つ、近鉄3つバリアフリー化が必要だという市の認識を持っていますけど、議会の中でも駅のバリアフリー化、また駅の整備、そして近鉄の連続立体交差化、青谷駅前整備、いろいろ駅の整備については意見が出ていると思うんですよね。にもかかわらず、今回予算が、補助金が出ますから、また工事が一番実施しやすい、そういうことで久津川駅を選んだのではないかと思われますけど、やはり議会の中でも1人、2人の議員ではなくて、多くの議員がこの駅の整備については関心を持っている。にもかかわらず、単独で、しかも補正予算でこのようにぽんと出てくる。やはり駅の整備については、市として1つの考え方を持って、委員会に報告し、それがここで実行できますよ、そういう計画報告を持ってから補正予算等補助金が出る、そういう手順を踏むべきじゃないかと思うんですよね。そこについての考えはどのように考えていますか。あとの駅がまたできますけど、それぞれそのときに本予算には組まずに、補正予算で結果のみ報告する、委員会には報告しませんよ、詳しいことは報告しませんよという手法じゃないか、今回のやり方は。単品でできるようなものじゃなくて、ほかにも影響する。議会の中で優先順位をつけるかもわからない、意見が出るかもわからない、そういうことについてどのように考えておられるか。  次、LEDについて。ほとんどの地域は終わったと思うんですけど、街灯が市内で本当に必要なんだけど、設置しなければならないところがあるんじゃないかと思いますけど、その辺のところについて、今回、工事が全部終わって予算が返っているんですけど、これを返すことなくまだつけるところがあるんじゃないかと思うんですけど、そこはございませんか。今回減額を全部されていますけど、後でLEDの設置について追加などはありませんか。 ○藤城光雄議長  木谷次長。 ○木谷克己まちづくり推進部次長  市内のバリアフリー化の駅の整備の件についてでございますが、まず今回、久津川駅の部分につきましては、国の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の対象として、今回、補正予算に計上させていただき、繰り越しを行って、来年度交付していくというところで、今回の補正に計上させてもらったところでございます。  それから、市内の他の駅の考え方でございますが、既に議員もご承知のとおり、JR城陽駅のバリアフリー化につきましては、複線化第2期事業にあわせて現在のバリアフリー化の基準による駅構内のエレベーター、トイレ等の整備を今後、複線化にあわせて行っていく予定でございます。それから、JR山城青谷駅につきましても、複線化第2期事業の関連事業として橋上化整備を予定しておりまして、それにあわせてエレベーター、トイレ等のバリアフリー化を図っていく予定でございます。これにつきましても平成32年度を目標といたしております。  あと近鉄富野荘駅、それから近鉄寺田駅が残るわけでございますが、寺田駅につきましては、今後の駅周辺整備事業にあわせて橋上駅舎化及び自由通路の整備とあわせてバリアフリー化を検討、計画していきたい。また富野荘駅につきましても、国が定めました基本方針の整備目標、平成32年度までに完了ができるように近鉄と協議を進めたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○藤城光雄議長  長野次長。 ○長野敏彦都市管理部次長  LED化についての再度のご質問でございます。議員おっしゃるとおり、必要な街灯、これは要望等を踏まえまして、先ほど申し上げましたように市のほうが調査をし、必要か否かを判断しながらつけていくというシステムが1つございます。今回の中でも追加が必要なところがあったわけですけれども、それはこのLED化でやっておりますし、今後さらに出てきた場合、新たにつける場合については、防犯灯の場合はLED化で対応していく。このLED化の予算云々じゃなくて、通常の街灯の予算の中で対応していくということでございます。 ○藤城光雄議長  土居議員。 ○土居一豊議員  最初の質問、私の認識が不十分だったところは確認をしました、理解しました。  LED化につきまして、街灯設置につきまして、要望しておきます。大規模の住宅開発がされたところは、工事業者が電柱を立てたときに既に街灯が全部つけられて、しかも工事監督、また許可するときに、必ず街灯を設置するということを伝えているのじゃないかと思うんです。しかし、小規模開発、10数軒の開発をしたときに、電柱は立てられると聞いたけど、街灯がついていない。先般、富野北清水でその事例があったんです。しかも、建ててからもう数年たっている。よって確認したところ、今さら業者に街灯をつけてくださいということは言えない。そして、担当に話をしたところ、工事をやっていただきました。地元の方は非常に喜んでおられました。しかし、初めて入ったときに、どうしてここは街灯がないのだろうと思っておった。しかし、大型店舗の照明があるので、その照明があるから10時ごろまでは明るいから大丈夫だ。消えたら真っ暗になる。だから、街灯を管理する管理のほうと工事を監督許可するところ、部門が違いますよね。街灯の設置について漏れないように、特に小規模開発したときに建物ばかりに目がいきますけど、そういうもともと業者さんにやってもらわなければならない、住宅開発業者さんにやってもらわなければならないところを漏らさないように、後で市が負担することがないように、よくこの関係について要望して、終わります。 ○藤城光雄議長  ほかにございませんか。  八島議員。 ○八島フジヱ議員  商工費のライフイズビューティフル事業なんですが、この前、一月もたたない前に、27年度の予算で同じようにライフイズビューティフル事業補助金というものが出ております。別に出すものは大丈夫なのでいいですけれども、この事業の両方の、今回いただいた26年度の補正予算と27年度の本予算に続けてこの事業が出るというその説明を、内容といいますか、わけの説明をお願いしたいと思います。  それから、今の久津川駅のバリアフリーの件ですが、久津川駅は非常に平面で、最初この久津川駅のバリアフリーと聞いたときに、どこをどうバリアフリー化するのかと思いました。バリアフリー化という概念をひとつ教えていただきたいということと、それから今のご説明を聞いていますと、エレベーター、トイレ、その2つの言葉しか出なかったのですが、ですから、バリアフリー化という概念を3,000人以上の駅、たくさんの人が乗り降りする場合のバリアフリー化ということはまた違うのかなと思っていたんですが、エレベーター、トイレという言葉の説明がありましたので、それもどういうふうにやっていかれるのか、お願いしたいと思います。 ○藤城光雄議長  森島次長。 ○森島正泰総務部次長  ライフイズビューティフルの平成27年度の当初予算にも上げて、今回の補正予算でも上げた理由でございますけれども、地方創生予算の必須のメニューになっておりまして、この補正予算で執行する。平成27年度に上げました予算については不執行にするという計画でございます。 ○藤城光雄議長  木谷次長。 ○木谷克己まちづくり推進部次長  久津川駅のバリアフリー化につきましてのご質問にお答えをいたします。  まず、バリアフリー化の概念というご質問でございましたが、これは誰もが駅を利用するのに同じ動線なり、同じ形で駅利用ができるということが基本でございます。したがいまして、今回の久津川駅のバリアフリー化につきましては、内容といたしまして、まず京都行きの上りスロープの勾配が、今現在、基準であります8%を満たしておりませんので、それのスロープ改良を行うほか、奈良行きホームの下りの2段になった手すりの設置、それから現在、車椅子トイレがございますが、その内容についてさらに多機能化の工事の実施、それから待合室がホームにそれぞれございますけれども、そこの扉の改修をすることによりまして、車椅子でも出入りがしやすくなるといった改良、その他、券売機の下の部分にけこみ改良いたしまして、車椅子でも容易に切符等が買えるような改良、それから安全対策で誘導チャイム、点字運賃表設置などの改良を行うことを予定されているものに対しまして、市として3分の1の補助金を来年度執行していこうとするものでございます。したがいまして、久津川駅ではエレベーターを設置するというものではございませんので、よろしくお願いいたします。 ○藤城光雄議長  八島議員。 ○八島フジヱ議員  それは久津川駅のどこにエレベーターをつけるんですか。天井まで上がっていきますよ。そんなことは聞いていませんけれども、いろいろと車椅子の方でも通過しやすいとか、利用しやすいようにするということが一番重要なことだというふうに受け取りましたけれども、あそこの駅を利用する人たち、久津川、古川、東のほうはもちろんですけれども、一番望んでいるのは、あの久津川駅の存在しているところの危険度ですよね。旧24号線までとか、あそこの信号機であるとか、一番望んでいるのはそこだということをまず頭の中に入れておいて、今回はこのバリアフリー化という3分の1の補助でやっていくということですから、お願いしたいと思います。  それから、ライフイズビューティフル、27年度分を不執行ということですね。同じことをここで、26年度の補正予算で載せます。そういうことってどこかで説明されましたか。この前に出した紫色のほうは不執行ですよ、そのかわりに今度の26年度の予算のほうで提案して、それを実行のほうに移していきますよというふうなことをどこかで説明されたんですかね。私は何でこれ2つも、27年度で予算に手を挙げて承認したのに、また26年度の補正予算で出るということは、地方創生ということでサービスで2つもやらはるのかなと思ったんですが、そういう予算のあり方、年度にかけての予算の持っていき方と説明の仕方というのは、私は新人ですから全然知らなかったんですけれども、そこら辺をちょっと説明をお願いできますか。 ○藤城光雄議長  本城部長。 ○本城秋男総務部長  今、会計年度上、2回の計上になっております。まず、計画から申し上げますと、このライフイズビューティフル事業は、昨年度に続いて27年度も実施しよう、当初予算で計上しようということをまず当初予算の編成上決めました。それに基づきまして、当初予算の中に組み込みました。その後、地方創生につきましてメニューの内容の協議というのをこの2月から3月にかけて府を通じて国と行いました。ご存じのようにこの2つの内容があるんですけれども、そのうちの1つの地域創生先行型、7,227万4,000円あるんですけれども、これを交付する現実的な条件として、この20万のライフイズビューティフルの事業を加えるよう京都府のほうから強く指導がございました。だから、7,200万、7つの事業なんですが、これをもらうためには、あくまで今回の26年度に計上して、地方創生事業としてやりきるというのが京都府との関係ですので、ここで計上させていただいた。それと、申し上げましたように、当初予算の計上時期、締切時期と現実的にこの補正の協議を締め切る時期、これが非常にタイムラグがありますので、結果的にこういう形になりましたので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  八島議員。 ○八島フジヱ議員  別にその理由に文句をつけるつもりはないんですけれども、ただ、27年度と26年度補正予算と両方に載っていますから、これ何でという、その説明はしていただけたのかな。私がうっかりしていて聞いていなかったのかなと思ったので、今のおっしゃりようでいいですけれども、そういうことなんですね。何で2つ、この間承認したばっかりなのに、また何で載るのという感じの意味で質問しました。  それと、ライフイズビューティフルの内容ですけれども、これは商工会議所の青年部がされるので、頑張っていただかないといけませんけれども、どこでもこの地方創生が問題になったときに、問題といいますか、かけ声があったときに、この前の質問のときも言いましたけれども、要は人口減少のために、それを食いとめるために子どもを産めということですよね。それは別にしましても、若い男女の結びつきというのは、商工会議所に言わないといけないことなんですけれども、1度だけそういう場をつくってお話ししましょうというようなだけでは、恋は絶対に芽生えません。専門家で言います。やはり何回かそういう機会を、あの人いいなと思っても、1回その場で、ありがとうございました、きょうは散会ですといって散会してしまったら、絶対に次は生まれてきませんので、だから、これからもし若い子のためにそういう場をつくる思いがあるのでしたら、やっぱり何回か機会をつくってあげなければいけないよということを心のどこか、頭のどこかに置いておいてほしいなと思います。私たちはみんな昔のタイプですから、ちょっと今の若い子とは感覚が違うかもしれませんけれども、やはり何回かの出会いがあって初めてこの人とお話ししたいなとか、お食事に行きたいなとか、そういう感情というのは確実に生まれてくるし、そのほうがいい出会いとしての結果を生みますので、できれば青年部のほうにおっしゃってほしいんですけれども、1回大々的に集めたとしても、それはそのお二人の結びつきにはなかなか成長していかないよということを、本当に私は真面目に思いますので、そういうふうな出会いの場をつくってあげるほうに心を入れてあげたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○藤城光雄議長  ほかに。  本城議員。 ○本城隆志議員  歳入のほうから聞かせていただきたいと思うんですが、2番目の文化パルク城陽使用料等が1,300万減額になっておりますけれども、見積もりというか、毎年これぐらい使われるというところで出してきた予算が最終的なことで1,300万少ないだろうということで見積もっているんですけれども、大体ここでは支出のほうは出てないのですけれども、余暇活動センターの中で文パル全体の運営を予算の中で見ていますから、今、資料をちょっと持ち合わせませんので細かいことはわかりませんけれども、やっぱり入をこれだけ見た、そうすると、支出もこれだけ見るという形で出ているんですけど、これだけ減額されるということになってくると、毎年のことなのかどうかですけれども、大きな活動ができないから、また活動の形態ががたっと落ちるけれども、また次の予算で最大の入金の予測を立てられるのか、そのあたりがどうなのかなということで伺いたいなと思っております。  それから、バンクーバー砦の整備事業債で3,600万ほど返ってきているということは、もともとの入札金額が、見積もりが役所のほうが多かって、業者のほうが安くやってくれたということなのかなということを思うんですが、皆さんが出した設計図どおり業者はやっているとは思うんですが、見込みとどうしてこれだけの差が出てきたのか、教えていただきたいなというふうに思っております。  以上です。 ○藤城光雄議長  水野次長。 ○水野幸一教育部次長  まず1点目の文化パルク城陽の使用料の関係でございます。毎年計上させていただいているんですけれども、過去3年間の実績をもとに、努力目標といたしまして1.1倍のかけ率で計上しているところでございます。しかしながら、26年度におきましても、24年度に水害に伴う閉館がございました。この影響もまだ少し残っているというふうに理解をしております。さらに26年度につきましては、国民文化祭のような多額の使用料が見込まれるような事業がなかった。さらに今後とも収入の増に向けまして余暇活動センターと協議する中で目標を達成するような努力をしていきたいというふうに思っておりますけれども、今年度につきましては目標の達成ができなかったということで、申しわけなく思っております。  次に、バンクーバー砦の整備事業債の関係でございます。これは改修内容といたしましては、バンクーバー砦の底面の板の3分の2の張り替え、さらに床下の排水構造等の改修を行ったものでございます。この3,630万円につきましては、がんばる交付金への充当による一部振り替えでございますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。 ○藤城光雄議長  本城議員。 ○本城隆志議員  文パルのほうは大体のところはわかっているんですけど、だけど、これでいいのかな。努力目標というよりも、何かもっと使うためには文パルの使用料金の見直しも含めてどうするのかということをやっていかないと、もう20年たってほとんど使用料金の体系が変わっていない。変わっていますか。変わってないでしょう。だから、高いほうが実入りがあっていいのか、それだったら今度使用者が減ってくるのか、あるいは安くして使用料金が全体として上がってくるのかどうかという見込みを計算されたかなと思うんです、ここ数年の間に。20周年の事業をやったというような時期に来ていますから、やるという時期に来ていますから、そういう見直しはどこまで進んだのか、それを教えていただきたいなというふうに思います。  バンクーバー砦のほうは、安全対策を十分にしていかなければいけないんですけど、私たちがあそこへ行って、あのバンクーバー砦の高いところへ登るのは怖くて登れない。だけど子どもたちは登れるので安心なのかなというふうに思っているので、大人の目線と子どもの遊びの感覚がちょっと違うなと思うので、これ以上のことは申しませんけれども、だけど、冬にイルミネーションなんかしながら、暗い中でもあそこまで歩けるのかなと思うぐらい子どもたちが堂々と行っていますから、私も若いとき、子どものときにはそれぐらいのことをしたのかなと思いますけど、だんだんそういう意味では恐怖心が生まれて慎重になってきているんですけれども、予算の面ではもっと慎重にというところを申し上げて終わりますけれども、文化パルクのところもう一度お答えいただきたいと思います。 ○藤城光雄議長  水野次長。 ○水野幸一教育部次長  本城議員のほうから文化パルク城陽の指摘をいただきました。27年度は20周年を迎えます。ただ、設立当初は利用ができるような施設であったわけですけれども、一部例えばビデオ編集室なんかは現在ほとんど利用されていないという実態もございますので、今まで議会の中でご指摘も受けておりますので、早急に見直しを含めて協議をする中で、条例改正に取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。    (本城議員「ほかの部屋とかは」と言う) ○水野幸一教育部次長  当然ながらほかの部屋も検討材料に加えて、見直しを行うよう努力をしていきたいと思っております。 ○藤城光雄議長  本城議員。 ○本城隆志議員  できるだけ多くの人が機嫌よく使っていただける、そのための料金設定というのは高い目がいいのか安い目がいいのかというのは、やっぱりよその施設との対比もあると思うんですね。ただ、無料がいいというんじゃなしに、これは有料で使う。だから、市が使っても、地域・学校が使っても、民間企業が使ってもほとんど料金体系は変わらないし、有料の入場料金を取るときにちょっとアップするということがあるということは知っておるんですけど、そういう意味では、今後とも長くうまく使っていくための料金体系、それから使用の使い勝手のよさというものを考えていただきたいと思います。  先日の予算委員会でも出たと思うんですけれども、急に橋爪が料金値上げしてきたときにどうするのや、そういうのも1つのサービスのやり方と思うんですね。だから、予算編成する前に言っていただいたら、いろんな団体の予算の見積もりもできるのやけど、予算が決まった、それから城陽市との補助の体制も決まった中で橋爪が値上げを言ってくる、それでいいんやという形ではやっぱりだめやと思うので、そういう意味ではそこに入っている業者もどうするのかということもしっかり考えてほしいと思います。  それから、もう一つはレストランですけども、やはり5時、6時ぐらいに終わるのでは魅力がない。開館当初は遅くまでやっていて、何も見るもんないけども、レストラン行こうやないかという形で夜、文パルへ皆行った記憶があったと思うんですよね。そこでご飯食べて帰った。別にどこの部屋も開いてへんけど、レストランでそれで満足できる、そういう魅力のあったものに、業者さんに、城陽の業者ですからお願いできるようなことがあればお願いしながら、そういう形で文パルというものの施設を使っていただきたい。それから、文化パルクだけじゃなしに、周りにそういうレストラン街があればいいなと思ったんですけど、全然ないですね。昔、大南の裏側にレストランがあって、文パルと連動してこっちのレストランがあかんかったら文パル行ったらいいわ、文パルのレストランがだめやったらこっちの大南のレストランへ行けばいいわという気持ちがあって、皆行ったと思うんですけど、やっぱり片方がなくなるだけではなかなかしんどいから、相乗効果を得るような誘致合戦的な形でまちづくりというものを考えていかないと、文パルも離れたところにある城陽市の真ん中みたいな感じになるでしょう。離れたところというのは、端っこにあるのに真ん中にあって外れみたいな形になってしまっても困るので、そういうところもしっかりアドバイスするなり、助言するなり、いろんな市民の、あるいは学者の声を聞くなりしてやっていただきたいと思います。  以上で終わります。 ○藤城光雄議長  ほかに。相原議員。 ○相原佳代子議員  失礼いたします。  地方創生予算についてですけれども、先ほども説明にありましたが、メニューが決まってから、自治体におりてきてから、また決定するまでのタイトなスケジュールであったというふうにお聞きしましたが、その中で数点質問させていただきたいんですけれども、まず、バリアフリー化なんですけれども、これも先ほども質問がありましたけれども、かねてより一般質問なんかでも出ていまして、ちょうど私も3月議会でさせていただいたところだったんですけれども、国交省のほうが32年度にはバリアフリー化をするようにという基準と方針があって、国が3分の1、鉄道事業所が3分の1、自治体が3分の1という明確な費用負担というものも決められて、今回は地方創生の先行型の中で入っているわけですけれども、例えば今回は久津川駅のバリアフリー化ではありますけれども、城陽市内を見渡しますと、まだほかにもある。例えば富野荘駅はということも先ほども出ていましたけれども、富野荘駅で近鉄の職員さんにお聞きしましたら、この間、エレベーターを見に来ていた。しかしながら、サイズがちょっと合わないようですとかいうこともお聞きしているわけですけれども、こういった市内の6つの各公共の駅におきまして、できているところはいいですけれども、それでないところをきちっと計画を立ててやっていただきたいというのがありまして、しっかりとこれをメニューに入れていただくというのをやっていただきたいというのは言わせていただきたいんですけれども、先ほどもそういうふうにおっしゃっていたんですけれども、今回はこの予算がついていますけれども、もしそうでない場合とか、やはり城陽市できちっとそういう計画を立てるという必要性があると思いますけれども、これについて。  あと、子育て支援のほうにつきましては、第3子以降の保育料の補助なんですけれども、これまでたしか小学校の4年生が一番上だったのを18歳未満ということで延ばされたと思うんですけれども、18歳未満でということで、上の方が17歳であっても、第3子以降だったら無料ということになりますが、これについての今、実際いろんな方からも質問を受けますけれども、もう目の前に4月の入所ということもありますので、このあたりはどのようにお知らせされているのかというのを再度お聞きしたいと思います。  それとあと1つは、プレミアムについてなんですけれども、今回は6億円ということなんですが、前回はたしか1億であったのではないかな。前回の場合は1万円に1万1,500円だったように思うんですけれども、そのときに3カ所ほどの売り場において売られたけれども、城陽市民に限るという前提だったかどうかちょっと定かでないんですが、よそからもたくさん来られていて売り切れてしまったというようなことがあったかと思いますが、今回たくさんの発行をされているので売り切れというのは考えられないかもわからないんですけれども、そのあたりどのような状況になっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○藤城光雄議長  木谷次長。 ○木谷克己まちづくり推進部次長  市内の未整備であります駅のバリアフリー化の計画をということでございますが、あくまで国が定めました移動等の円滑化の促進に関する基本方針で平成32年度までに完了できるようにという整備目標が置かれておりますので、鉄道事業者と協議を進めて、その目標を達成できるよう検討していきたいというふうに考えております。 ○藤城光雄議長  薮内次長。 ○薮内孝次教育部次長  それでは、第3子以降の件でございますけれども、先ほど相原議員さんのご質問の中に4年生とおっしゃっておりましたけれども、3歳から小学校3年生までのお子さんの中で、年長者を第1子と数えて3子目ということで、これは先ほどの条例の一部改正の部分で、3年生までということでご可決いただきました。今回の部分につきましては、これを18歳未満、いわゆる3歳から18歳未満までのお子さんを上から第1子、第2子と数えて、第3子目を無料という形で補助していくということでございます。これにつきましては、先ほど申しましたように要項を定めまして、保護者の方に通知をしていきたいというふうに考えております。 ○藤城光雄議長  加納次長。 ○加納宏二市民経済環境部次長  それでは、プレミアム商品券につきまして、ご答弁申し上げます。  今回、1万円に対しましてプレミアム率20%をつけて、1セット1万円で1万2,000円の商品券を発行する予定をしております。それから、前回が総額1億1,500万円でございました。今回は総額6億円、約6倍のセット数になってまいります。先ほどもご答弁申し上げましたが、多くの方が求めることにより混乱を招かないように、あらかじめ引換券で申し込みをいただいて、1カ月ほどの長期の間で引きかえられるようにということで、今、検討しているところでございます。 ○藤城光雄議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  プレミアムについてですけれども、引換券を準備するということで混乱させないようにとおっしゃいましたけど、これは基本的に城陽市民でなくても構わないというふうにお考えになっているのかどうか。  そして、子育て支援のほうはそれでわかりました。ただ、まだ混乱されている方がやはり多いです。それで、18歳未満ということは本当にそれで第3子、第4子、第5子ということになるんだと思うんですけれども、ご存じない方もまだたくさんいらっしゃいますので、周知徹底をよろしくお願いします。  それと、あとバリアフリーにつきましては、先ほどからおっしゃっていましたけれども、そういう予定、計画ですよね。しっかりつくっていただいて、やはり利用者の方は待っておられます。それぞれ例えば寺田駅であったら周辺整備などとあわせもってということでありますけれども、大変ご苦労いただいてご利用いただいているのも見ておりますし、やはりそのあたり福祉先進都市の城陽でございますので、そのあたりもしっかりと計画を立てていただきたいと思いますので、これについては要望とします。 ○藤城光雄議長  ほかにございませんか。阪部晃啓議員。  済みません、答弁。申しわけございません。加納次長。 ○加納宏二市民経済環境部次長  プレミアム商品券の販売、購入できる範囲は現在のところ城陽市民という形で考えております。それから、申し込み、一定期間終わりました後に、売れ行き状況等について、その後考えてまいりたいと思っております。 ○藤城光雄議長  要望で終わったね。いいですか。ありますか。相原議員。 ○相原佳代子議員  わかりました。前回が1億強ということで、今回が6億ということですので、売り切れることがないかも、そこら辺がちょっと不安だったんですけれども、事前に申し込みということで、そのあたりの調整もできるかと思いますので、それでは、本当に地域が消費喚起できるようにお願いしたいと思います。  以上です。 ○藤城光雄議長  阪部晃啓議員。 ○阪部晃啓議員  歳入のほうで、1点お伺いします。
     市債のほうなんですけれども、庁舎耐震補強等整備事業債のところですけれども、これにおいてはマイナスの1,160万円になった理由と説明をしていただけたらと。現状、本庁舎の耐震補強等の整備事業に向けてどのようになっているのか、進捗状況を教えていただけませんでしょうか。今回ニュースでもやっているとおり、東洋ゴムなどの免震の国基準の免震数値の改ざんがあったということで、そういう問題も含めて、京都府下では舞鶴市の舞鶴医療センター、そこでそういう問題が発覚しているということで、うちの部分ではそういう部分ではないとはもちろん思うんですけれども、現状の耐震においてお伺いしたいと思います。 ○藤城光雄議長  森島次長。 ○森島正泰総務部次長  庁舎の起債の額の減額でございますけれども、こちらは事業費が確定しましたことによりまして、いわゆる委託費、設計委託費の減額によるものでございます。  それと、現在の庁舎整備計画の進捗状況でございますけれども、今、申しました設計委託の業務が今年度末をもって終了いたしまして、27年度から旧鴻の巣保育園等の解体工事、それと既存の庁舎の西側の外壁部分になりますけれども、そちらの耐震補強の部分的な工事を実施していくという状況でございます。 ○藤城光雄議長  阪部晃啓議員。 ○阪部晃啓議員  本格的に庁舎を解体、建て替えしていくことというのはまた必要になってくるんじゃないかなというふうに思います。やはり本市庁舎といわれるものは何ぞやと考えると、やはり司令塔となる場所であって、また基幹のある場所だということで、私たちはそういうところを、本当に市民の税金を扱ったり、また情報を扱ったりする場所ですから、何とか耐震補強というか、それだけじゃなくて、また建てかえのほうも今後検討していただきたいなというふうに思いますので、これは要望して、終わります。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに。  畑中議員。 ○畑中完仁議員  それでは、プレミアム付商品券についてお伺いいたします。今もいろいろ質問が出て、答弁なされたんですけど、これすごいお得感いっぱいなんですよ。前が混乱したという部分を当然頭に入れておられるんですけど、多分こんなええ話ないんですよ。地方創生の中で、僕はやっぱり地域活性化も入れてええ部分やと思うので、ちょっと混乱しんように何点かお聞きしたいんですけど、まず6億円なんですけど、どういう見立てで売れると思われていますかね。引換券ということなんですけど、私は個人がどれだけ買われるのかなと思うんですよ。10万買うと2万円浮くというか、得するわけですよ。これで言うたら、個人で言うたら何ぼでもほしいというのは当然出てくるのと違うかなと思うので、どれぐらいの限度額を個人で、線引きされるのか、無条件なのか。6億円という部分をどれぐらいの部分で引換券とはいえ売りきられる予想をなされているのか。そして、例えば今、市民しか買えないということなんですけど、それはどういう部分で市民か市民でないのか確認するのか、そのあたりもちょっともめるもとやと思うので、ちょっとそのあたりも入れてどういう状況で考えておられるのか、お聞きいたします。 ○藤城光雄議長  加納次長。 ○加納宏二市民経済環境部次長  それでは、私のほうから、プレミアム付商品券についてお答えさせていただきたいと存じます。  現在、考えておりますのは、前回と同様に1人3口までを考えております。したがいまして、ご家族が3人であれば三三が九、9口までご購入いただけるようにしてまいりたい。ですから、6億円でございますので、3万世帯のうち1万世帯の方が平均5口ご購入できるのかなというふうに思っております。この数字につきましては無理のない見込みかなという思いはしておりますが、発売してみないとわからないところもあるのかな。先ほど申し上げましたとおり、一定申込期間がありまして、その後、前回の教訓を生かしまして、前回はどこの方でも購入できる。ただし、使用は市内の店舗だけということで商業施策で実施してまいりましたが、今回は城陽市内の皆さんになるべく消費を喚起してほしいということで、一定城陽市民だけを対象にまずは発行していこう。売れ行き状況によってはその条件も緩和を考えなければならないかなという事態になるかもしれないということは少し心配しております。  それから、市民の確認ですが、申し込み制でございますので、住所と氏名を書いて市役所なりへ申込書を送っていただきまして、市役所のほうからその住所へ引換券を返送させていただくということで考えております。 ○藤城光雄議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  今、ご答弁いただいて納得したんですけど、私、思うには、多分城陽市民だけで事足りるのではないかと思います。それで、この部分の6億という金額は、私、ちょっとようわからないんですけど、どれぐらいの経済効果の波及効果があって、6億というこの部分の今の消費がありますでしょう、城陽市で消費する部分と、どういうものかちょっとわかる範囲でお答え願えますでしょうか。 ○藤城光雄議長  加納次長。 ○加納宏二市民経済環境部次長  消費喚起につきましては、国も今、言っておるのは、通常の商品を通常の生活の中で使っていただくということになれば、現金が商品券に変わっただけだというようなことも考えられます。したがいまして、今回の消費プレミアムがつくことによって、日ごろ買わないものとか、いろんなものを購入していただきたいというようなことを宣伝していきたいと思っております。  それから、金額についてですが、城陽市の商業販売総額が年間約600億をちょっと超えているぐらいかなと。卸売も入っているわけですけれども、今回は直接消費者が相対する商品、商店を対象にしていくということでございますので、単純に考えますと600分の6ということにはなってくるんですけれども、今、申し上げたとおり、日常の生活以外のというような形での消費が喚起できれば効果があると考えております。 ○藤城光雄議長  畑中議員。 ○畑中完仁議員  せっかくこういういい制度やと思いますので、混乱なく、そして不公平なく、できるだけ企業さんに参加していただいてしていただきますようにお願いします。  以上で終わります。 ○藤城光雄議長  ほかにございませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第31号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって議案第31号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  討論なしと認めます。  これより議案第31号を採決いたします。  議案第31号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第31号は、原案のとおり可決されました。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第8、議案第32号から日程第13、議案第37号までの6議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第32号から議案第37号までの6議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず、議案第32号、平成26年度城陽市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号につきまして、ご説明申し上げます。  30、31ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額100億8,995万8,000円に、歳入歳出それぞれ751万2,000円を追加し、予算の総額を100億9,747万円とするものでございます。  歳出予算では、基金積立金で、国民健康保険財政調整基金積立金751万2,000円を計上いたしております。  歳入予算では、繰入金で、一般会計繰入金751万2,000円を計上いたしております。  続きまして議案第33号、平成26年度城陽市寺田財産特別会計補正予算第1号につきまして、ご説明申し上げます。  38、39ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額3,369万8,000円に、歳入歳出それぞれ1,635万8,000円を追加し、予算の総額を5,005万6,000円とするものでございます。  歳出予算では、総務費で、寺田財産区基金積立金1,635万8,000円を計上いたしております。  歳入予算では、財産収入で、墓地永代使用料213万1,000円、土地売払収入1,068万3,000円、繰越金354万4,000円を計上いたしております。  続きまして議案第34号、平成26年度城陽市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号につきまして、ご説明申し上げます。  46、47ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額9億333万7,000円に、歳入歳出それぞれ1,994万2,000円を追加し、予算の総額を9億2,327万9,000円とするものでございます。  歳出予算では、後期高齢者医療広域連合納付金で、保険料等負担金1,994万2,000円を計上いたしております。  歳入予算では、繰越金1,994万2,000円を計上いたしております。  続きまして議案第35号、平成26年度城陽市久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業特別会計補正予算第1号につきまして、ご説明申し上げます。  54、55ページをお願いいたします。  今回の補正は、補正前予算額14億1,955万3,000円に、歳入歳出それぞれ11億6,238万4,000円を減額し、予算の総額を2億5,716万9,000円とするものでございます。  歳出予算では、総務費で、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業減額で11億6,238万4,000円を計上いたしております。  歳入予算では、市債で、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業債減額で11億6,240万円、一般会計繰入金1万6,000円を計上いたしております。  続きまして議案第36号、平成26年度城陽市水道事業会計補正予算第1号につきまして、ご説明申し上げます。  2ページをお願いいたします。  今回の補正は、資本的収入で、補正前予算額4億4,771万6,000円に、補正予算額1,178万5,000円を増額し、補正後予算額4億5,950万1,000円。資本的支出で、補正前予算額7億4,931万1,000円に、補正予算額1億円を増額し、補正後予算額8億4,931万1,000円とするものでございます。  資本的収入ですが、補助金で、水道水源開発等施設整備費国庫補助金1,178万5,000円、資本的支出ですが、長期貸付金で、公共下水道事業会計長期貸付金1億円を計上いたしております。  続きまして議案第37号、平成26年度城陽市公共下水道事業会計補正予算第1号につきまして、ご説明申し上げます。  12ページをお願いいたします。  今回の補正は、収益的支出で、補正前予算額19億9,723万2,000円に、補正予算額4,731万6,000円を増額し、補正後予算額を20億4,454万8,000円。資本的収入で、補正前予算額12億172万1,000円に、補正予算額4億380万円を増額し、補正後予算額を16億552万1,000円とするものでございます。  収益的支出ですが、営業費用で流域下水道費4,731万6,000円。資本的収入ですが、企業債で、下水道企業債2億9,780万円。長期借入金で、水道事業会計長期借入金1億円。補助金で、社会資本整備総合交付金600万円を計上いたしております。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜わりますようお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  城陽市久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業ですが、たくさんのお金が使われなかった。どのところができなかったのか、そのあたり詳しく教えていただかないとわからないかな。当初予算でこれだけやりますよと言うて何にもできていないというのか、これだけできましたよというのか、そのあたりを教えてください。 ○藤城光雄議長  木谷次長。 ○木谷克己まちづくり推進部次長  久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業の不要額の関係でございます。今回、減額補正等を計上させていただいておりますのは、1つには、企業の受け入れに伴いまして事業計画の変更手続に時間を要しましたため、当初予定しておりました造成等工事の着手が今年度不執行となりましたことから、大きく工事費の減額を今回計上いたしております。造成等工事費で全額減額いたしまして4億5,060万、それから調整池の工事で約3億9,160万、それからあと移転補償の関係で、予定しておりました移転補償について契約まで至らなかった部分で約2億800万、トータル的には11億6,238万4,000円の減額となるものでございますが、事業につきましては、今年度末、あす仮換地指定の手続を踏まえまして、来年度早々に今年度着手できなかった造成等工事について着手をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○藤城光雄議長  土居議員。 ○土居一豊議員  議案書第37号、13ページ第4条のところで、予算第5条表中資本費の平準化の限度額66万900円を95万8,700円に改めるとありますが、この平準化の限度額というのはどのようなことを意味するのか、どうしてこの金額が修正にされるのか、ご説明ください。 ○藤城光雄議長  藤林次長。 ○藤林孝幸上下水道部次長  企業債の増額発行に関するご質問でございますが、これにつきましては、平成26年度から地方公営企業会計制度の変更に伴いまして増額発行ができるようになった部分でございます。今回につきましては、その資本費平準化債の増額発行要件部分が不透明であったということから、当初一部計上のほうを見送ったものでございますが、京都府のほうから正式に企業債の発行が認められると回答を得たことから、補正計上を行っている部分でございます。この資本費平準化債につきましては、施設のほうの減価償却分に対しまして企業債のほうの償還の年度の差がございます。この差の部分を埋めるために発行するものでございます。  以上でございます。 ○藤城光雄議長  土居議員。 ○土居一豊議員  27年度の予算書では104万7,600円という金額になっていますね。金額が刻々と変わっていきますけど、どうしてこのように変わるんですか。資本費の平準化というのは、そのときそのときによって起債目的、もしくは限度額によって金額が変更になるのか、それとも何かを基準にして金額がこのように変更になるのか、説明してください。 ○藤城光雄議長  藤林次長。 ○藤林孝幸上下水道部次長  資本費平準化債でございますけれども、一応算定といたしましては、先ほども申し上げたんですけれども、減価償却費から企業債のほうの発行額を、当年度の元利償還額を引いた額が資本費平準化債の発行の上限となるものでございます。本市につきましては、発行の上限額まで一応発行するという形で進めているものでございます。  以上でございます。 ○藤城光雄議長  土居議員。 ○土居一豊議員  説明いただきまして、言葉はよくわかりましたが、内容的にはもう少し私自身が勉強しないと、この限度額というのと今回も補正で変わる、そして27年度は100万を超える金額になっている。もう一度時間がありますときに伺いますので、教えていただきたいと申し上げて、質問を終わります。 ○藤城光雄議長  ほかにございませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  1点だけ教えてください。32号の国民健康保険事業なんですけれど、先ほど国から適正基金の額が示されていたと思うんですけれど、基金の関係で言うと、城陽市は適正額、国の額まで積み上げを行っていこうというお考えなのかどうかということを1点。  それと、例えば国保の広域化、私たちはそのものには反対ですけれど、広域化が言われている中で、基金そのものを例えば取り崩して保険料引き下げ単純に1万円、するしないは別ですよ。試算上1万円引き下げるとしたら、どれだけの基金が要るのでしょうか。 ○藤城光雄議長  河合次長。 ○河合寿彦福祉保健部次長  今の国民健康保険の関係でございます。今回、3月補正で751万2,000円積み立てをいたします。平成25年度末の基金の残高が2億4,093万1,000円、それで26年度末の見込みといたしましては3億8,532万7,000円というふうになります。今、国で言われています基金の適正な残高といいますのは、おおむね4億2,000万ということになってございます。ただ、国保特会の性質上、やはり後々の医療費の増減というものも想定した上で保険料の設定をしていく必要があると思いますので、それを全て取り崩して保険料の軽減に充てるということはなかなか難しいというふうに考えております。  それと、広域化に向けての関係でございますが、今のところ具体的に今後のスケジュール的なもの、スケジュールというか、実際どのような形で取り組んでいくかということまでできていない部分があるんですけれども、基本的にはやはり市で積み立てた基金の分について、それが全て京都府のほうに行くということにはならないと思いますので、どういった形の整理になるかということはわからないですが、基本的に城陽市民で積み立てた分については城陽市民で取り崩すというか、使わせていただくという形になると思います。  以上でございます。    (若山議員「試算は」と言う) ○藤城光雄議長  1万円の分の値引きの場合はどうかと。  小嶋部長。 ○小嶋啓之福祉保健部長  1世帯当たり1万円ということでお聞きいたしました。単純計算になるんですけれども、国保世帯が約1万3,000世帯ですので、掛ける1万円、約1億3,000万ということになります。
    ○藤城光雄議長  若山議員。 ○若山憲子議員  わかりました。単純に1万3,000世帯掛ける1万円ということで、引き下げは1億3,000万ということで、国からの基金の適正基金額が示されているわけですけれど、とっさの場合の医療がかかったときのためということだったと思いますけれど、年度数はあえて言いませんけれど、広域化そのものが目の前に見えているわけですから、ぜひこの基金を使って、先ほども言いましたけれど、介護保険の負担割合というのはすごい高いものがあるので、ぜひ引き下げを要望して、終わります。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに質疑はございませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第32号から議案第37号までの6議案については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって議案第32号から議案第37号までの6議案については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  討論なしと認めます。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第32号を採決いたします。  議案第32号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第32号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号を採決いたします。  議案第33号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第33号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号を採決いたします。  議案第34号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第34号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号を採決いたします。  議案第35号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第35号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号を採決いたします。  議案第36号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第36号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号を採決いたします。  議案第37号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第37号は、原案のとおり可決されました。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第14、請願第27-1号、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願を議題といたします。  ただいま議題となっております請願第27-1号については、去る2月24日の本会議において、福祉文教常任委員会に付託しておりましたが、副委員長から審査終了の旨の請願審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、副委員長から報告を求めます。  乾秀子福祉文教常任副委員長。 ○乾秀子福祉文教常任副委員長  〔登壇〕 2月24日の本会議において、本委員会に付託されました請願第27の1号について、2月27日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本件は、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求めて、教育環境や教育条件のさらなる充実など、4項目にわたり請願されております。  委員会は審査に当たり、紹介議員の出席を求めることに決めました。  冒頭、紹介議員は、校舎の大規模改修では、特にトイレの改修が求められており、トイレのにおいは、抜本的な改修でしか解決できていないのが実態である。全学校への図書館司書の配置は、常に子どもたちが本に親しめるよう、段階的にでも進めてほしいと請願趣旨を説明しました。  市に対する質疑の中で、委員は、特別支援学級における教員の配置の考え方を問いました。これに対し、市は、国の学校編制基準により、児童・生徒数が8人を超えた場合は、教員1人が増員される。編制基準を超えたときは、教員の獲得に向けて努力すると答えました。  また、図書館司書の配置について、市は、図書の運営は、司書教諭の活用が第一と考え、国には全国都市教育長協議会等を通じ、専任の司書教諭を要望している。26年度からは、司書教諭の業務を補うため、市独自で図書館司書3名を配置したと答えました。  さらに、学校トイレの改修は、要望が強い。改修に必要な箇所数と、今後の計画はとの問いに、市は、27年度から3年間は空調工事を実施するが、トイレの改修は、今後、学校施設の非構造部材の耐震化や長寿命化などとあわせて検討し、年次計画を立てていくと説明しました。  また、他の委員は、中学3年生までの通院医療費と学校給食費を無償にした場合の市の財政負担について問いましたが、市は、通院医療費は、27年度当初予算ベースで約1,500万円、給食費は材料費として約2億6,000万円が必要と答えました。  討論において、一部委員から、本請願は、子どもの教育環境の充実と、その子どもを抱える保護者負担の軽減が要望されていると採択を求める意見が述べられましたが、採決の結果、請願第27-1号は、賛成少数で不採択に決しました。  以上、本委員会に付託を受けました請願の審査経過と結果の報告を終わります。  平成27年3月30日 福祉文教常任副委員長 乾秀子          ──────────────────────────────────────────────                                             平成27年 3月27日  城陽市議会議長 藤 城 光 雄 様                                      福祉文教常任副委員長 乾   秀 子                     請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願を審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第143条第1項の規定により報告します。                          記 ┌───┬────┬───────────┬─────┬──────────────┬───┬────┬──┐ │受理 │受 理 │           │     │              │委員会│    │  │ │   │    │   件    名  │紹介議員 │  請願者の住所及び氏名  │   │審査結果│措置│ │番号 │年月日 │           │     │              │の意見│    │  │ ├───┼────┼───────────┼─────┼──────────────┼───┼────┼──┤ │27-1│27.2.12│教育格差をなくし、子ど│飯田  薫│宇治市大久保町上ノ山29-1│   │不採択 │  │ │   │    │もたちにゆきとどいた教│     │宇治・城陽・久御山教育会館内│   │    │  │ │   │    │育を求める請願    │     │学校教育の充実を求める会  │   │    │  │ │   │    │           │     │ 代表 佐藤 典美     │   │    │  │ │   │    │           │     │     ほか1,563人 │   │    │  │ └───┴────┴───────────┴─────┴──────────────┴───┴────┴──┘      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  討論なしと認めます。  これより請願第27-1号を採決いたします。  本請願に対する副委員長の報告は不採択でありますので、請願を採択することについて採決いたします。  請願第27-1号は、採択することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手少数。よって請願第27-1号は、不採択とすることに決しました。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第15、常任委員会並びに議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続することについてを議題といたします。  各委員会から、目下審査及び調査中の事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出がございます。  お諮りいたします。  本件については、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって本件については、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。      ───────────────────────
                          平成27年 3月27日 城陽市議会議長    藤 城 光 雄 様                     総務常任委員長                        熊 谷 佐和美          閉会中継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について下記により閉会中もなお継続して審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                記 1 事  件  (1)総合計画について  (2)広報・広聴について  (3)行財政・市税制について  (4)農・商・工業の振興について  (5)環境保全及び危機管理について  (6)上水道及び下水道について 2 理  由   審査及び調査が結了しないため      ───────────────────────                       平成27年 3月27日 城陽市議会議長    藤 城 光 雄 様                      福祉文教常任副委員長 乾   秀 子          閉会中継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について下記により閉会中もなお継続して審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                記 1 事  件  (1)福祉・保健医療対策について  (2)国民健康保険・介護保険について  (3)学校教育及び施設の整備について  (4)生涯学習の推進及び文化、体育の振興について  (5)文化財保護対策について 2 理  由   審査及び調査が結了しないため      ───────────────────────                       平成27年 3月27日 城陽市議会議長    藤 城 光 雄 様                      建設消防常任委員長 土 居 一 豊          閉会中継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について下記により閉会中もなお継続して審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                記 1 事  件  (1)都市計画及び開発対策について  (2)道路、河川の整備について  (3)公園の整備について  (4)交通安全対策について  (5)消防について 2 理  由   審査及び調査が結了しないため      ───────────────────────                       平成27年 3月27日 城陽市議会議長    藤 城 光 雄 様                      議会運営委員長                        畑 中 完 仁          閉会中継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について下記により閉会中もなお継続して審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                記 1 事  件  (1)本会議等の運営について  (2)次期議会の日程等について  (3)議会の広報について 2 理  由   審査及び調査が結了しないため      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  今期定例会の会議に付された案件の審議は全て終了いたしました。よって平成27年第1回城陽市議会定例会は、これをもって閉会いたします。      ───────────────────────         〔議長起立〕 ○藤城光雄議長  任期最後の定例会を閉会するに当たり、高いところからではございますが、ご挨拶を申し上げます。  今期定例会は、平成27年度予算を初めとする案件のご審議を賜りましたが、私ども平成23年選出議員にとりましては、任期を締めくくる意義深い定例会でありました。本日、無事閉会の運びに至りましたが、議長就任以来今日まで議事運営に賜りました皆様方のご指導、ご協力に対しまして、心から感謝を申し上げます。  振り返りますと、社会経済の長期低迷と地方行政を取り巻く環境が一層厳しさを増す中、新たなまちづくりに向けた対応や、複雑多様化する市民ニーズに応えるためにご尽力いただきました。また、議会改革では、一般質問の一問一答方式の導入、請願者の意見陳述、議会基本条例の制定、本会議の映像配信などに取り組んでいただいた4年間でございました。
     さて、私どもの任期である5月2日まで残すところ1カ月余りとなりましたが、この際、後進に道を譲られる方もあるように伺っております。市民福祉の向上のため、ともに励み、ときには激しい論議をされたお姿を思い起こしますと、惜別の情にたえないものがございます。ここに改めて、長年にわたるご精励と多大なるご功績に対し深く敬意を表しますとともに、健康にご留意の上、今後とも私どもに対しまして温かいご指導とお力添えを賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  また、心新たに選挙戦に臨まれます皆様方におかれましては、くれぐれもご自愛の上、見事当選の栄に浴されますよう、そしてこの議場で再び相まみえますことを念願しております。  後になりましたが、奥田市長を初め職員の方々から私どもにお寄せいただきましたご厚情に対し心より感謝申し上げますとともに、今後とも市民生活の向上になお一層のご努力をいただきますようお願い申し上げ、私の挨拶といたします。  大変お世話になり、ありがとうございました。      ─────────────────────── ○藤城光雄議長  次に、市長から発言の申し出がありますので、お受けいたします。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  平成27年第1回城陽市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。  今期定例会は、去る2月24日に開会いただき、本日までの35日間にわたりまして慎重かつ熱心なご審議をいただき、本日閉会を迎えられました。この間、27年度当初予算も含めて提案させていただきました全ての議案につきましてご可決、ご同意を賜り、心から厚く御礼を申し上げます。  なお、審議を通じ賜りました数々のご意見、ご要望等につきましては、今後の市政執行に当たり、心してまいる所存でございます。  さて、この場をおかりいたしまして、1点ご報告をさせていただきます。組織改正と人事異動についてでございます。昨年の12月議会でご可決いただきました組織改正にあわせまして、4月1日付けの人事異動を発令いたします。新名神高速道路の全線開通などのビックプロジェクトが大きく動く中で、本市の活性化を図るため、重要課題に対応できる行政組織に見直しを図ります。それにあわせ今回の異動でございますが、異動人数307名でありますが、実質異動は172名で、異動率は38.2%であります。4月からは新たな人事体制、組織体制のもとで、さらなるまちの発展に向けて職員一丸となって全力を傾注してまいる所存でございます。  さて、市議会におかれましては、今期限りで八島議員、飯田議員、熊﨑議員がご勇退されます。長年にわたり市政の発展と市民福祉の向上にご尽力を賜り、本当にありがとうございました。市民を代表し、心から御礼申し上げます。この上は、健康に十分ご留意いただき、これまでの豊富な経験とご見識で、今後とも市政発展にご指導、お力添えを賜りますよう、改めてお願い申し上げます。また、引き続き市議会議員選挙に臨まれる皆様におかれましては、再びこの議場にてお目にかかれますよう心からご祈念申し上げますとともに、はなむけに虚子の句をご紹介させていただきます。春風や闘志いだきて丘に立つ、高浜虚子でございます。ご検討をご祈念申し上げます。  結びに、この間の市政運営に対するご指導、ご協力に対しまして改めて御礼申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。ありがとうございます。 ○藤城光雄議長  大変ご苦労様でした。         午後1時27分     閉 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                城陽市議会議長  藤 城 光 雄                会議録署名議員  本 城 隆 志                   同     畑 中 完 仁...