城陽市議会 > 2014-03-24 >
平成26年予算特別委員会( 3月24日)

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  1. 城陽市議会 2014-03-24
    平成26年予算特別委員会( 3月24日)


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    平成26年予算特別委員会( 3月24日)             予算特別委員会記録 〇日 時  平成26年3月24日(月曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(11名)        太 田 健 司   委 員        阪 部 晃 啓   委 員        乾   秀 子   委 員        若 山 憲 子   委 員        熊 﨑 雅 章   委 員        野 村 修 三   委 員        増 田   貴   委 員        宮 園 昌 美   委 員        八 島 フジヱ   委 員        土 居 一 豊   委 員        本 城 隆 志   委 員
           藤 城 光 雄   議 長 〇欠席委員(0名) 〇議会事務局        田 中 信 三   局長        駒 居   武   主任        堀   浩 輔   主事        樋 口 友 彦   主事 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        出 野 一 成   副市長       総務部        本 城 秋 男   総務部長        森 島 正 泰   総務部次長        萩 原 洋 次   総務部次長                  税務課長事務取扱        徳 田 康 郎   総務電算情報課長                  選挙管理委員会事務局長        荒 木 隆 広   総務電算情報課課長補佐                  電算情報係長事務取扱        春 名   隆   総務電算情報課庶務管財係長       市民経済環境部        吉 岡 喜 彦   市民経済環境部長       まちづくり推進部        木 谷 克 己   まちづくり推進部次長                  新市街地整備課長事務取扱        岸   尚 希   新市街地整備課課長補佐        岩 佐 良 造   新市街地整備課課長補佐                  新市街地整備係長事務取扱       都市管理部        岡 田 陸 夫   都市管理部長       消防本部        石 川 康 郎   消防長        角   馨一郎   消防本部次長        奥   広 志   消防署長        田 川 和 親   総務課長        森 島 大 作   総務課課長補佐        長谷川   央   総務課庶務係長        藤 岡 正 章   総務課施設係長        小 泉 辰 夫   予防課長        市 原 雄 一   予防課課長補佐        今 道 義 則   警防課長        西 村 裕 司   警防課主幹        百 崎 由 実   警防課主幹        宮 川 浩 正   警防課課長補佐        二 俣 淳 一   警防課課長補佐        山 本 泰 之   警防課救急係長        岡 本 博 幸   久津川消防分署長        横 田 輝 夫   青谷消防分署長       会計課        田 中 行 雄   会計課副専門監        山 本 憲 和   会計管理者                  会計課長        谷 口 雄 子   会計課会計係長       上下水道部        狩 野 雅 史   上下水道部専門監        藤 林 孝 幸   営業課長        西 堀 昭 博   営業課主幹        野 村 弘 樹   営業課課長補佐                  料金係長事務取扱        山 本 喜美代   営業課庶務係長        東     修   工務課長        芝   英 明   工務課課長補佐                  浄水係長事務取扱        上 村   寿   工務課施設係長        新 井   豊   工務課給水係長        日下部 盛 一   工務課浄水係主任専門員        米 田 達 也   下水道課長                  下水道係長事務取扱       議会事務局        田 中 信 三   議会事務局長        安 田 光 雄   議会事務局次長                  庶務係長事務取扱        山 中 美 保   議会事務局議事調査係長       監査委員事務局公平委員会事務局        大 町 真 二   監査委員事務局長                  公平委員会事務局長        深 澤   勤   監査委員事務局次長                  公平委員会事務局次長 〇委員会日程   平成26年3月12日 参照 〇審査及び調査順序          区分6 現地視察                             ①塚本深谷線の近鉄以西の用地取得予定地              ②白坂開発地              ③道の駅予定地          区分7 消防本部                         区分8 水道事業会計公共下水道事業会計             区分9 議会事務局監査委員事務局公平委員会事務局、会              計課、選挙管理委員会事務局、寺田財産区特別会計                                        ────────────────────────────── ○増田貴委員長  ただいまから予算特別委員会を開催いたします。  初めに、委員の皆様方にご連絡いたします。3月18日に開催いたしました部局別審査におきまして、委員から請求のありました資料、第1回城陽市東部丘陵地等あり方検討会、平成26年2月19日に実施いたしました林野庁相談資料につきましては、既に会派控室に送致しておりますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。  なお、林野庁相談資料のうち、城陽市東部丘陵地基盤整備に係る防災緑地整備事業計画報告書につきましては、1部のみの提出としております。議会事務局で保管し閲覧いただくことにしておりますので、よろしくお願いいたします。       ────────────────────────────── ○増田貴委員長  次に、委員の皆様方にお諮りいたします。
     この際、委員会を暫時休憩し、予算特別委員会現地視察箇所に基づき、現地調査を行います。  なお、委員派遣承認要求の手続につきましては、委員長にご一任願います。  これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。           午前10時03分 休憩         ─────────────           午前11時40分 再開 ○増田貴委員長  それでは、休憩前に引き続きまして会議を開きます。       ────────────────────────────── ○増田貴委員長  区分7、消防本部の審査に入ります。  説明を求めます。 ○石川康郎消防長  それでは、平成26年度の消防費予算につきまして、予算書に基づきましてご説明申し上げます。  平成26年度の消防費の予算額は8億6,192万5,000円で、一般会計に対します構成比率は3.5%となっております。  初めに、歳入につきまして、その主なものをご説明申し上げます。  予算書の20ページをお願いいたします。消防手数料43万9,000円でございますが、これは城陽市消防手数料条例第2条の規定により、危険物の製造所、貯蔵所及び取扱所の設置や変更などの検査手数料でございます。  続きまして、35ページをお願いします。諸収入でございます。説明欄の下から3行目をお願いいたします。太陽光発電売電料35万7,000円でございますが、これは青谷消防分署に設置しております太陽光発電からの売電料でございます。  次にその下の行、非常勤消防団員退職報償金543万6,000円でございますが、これは消防団員として5年以上在職し退団された場合の退職報償金に対しまして、消防団員等公務災害補償等共済基金から受け入れるものでございます。  次に、一番下の行、消防団員等公務災害補償等共済基金受入金177万3,000円でございますが、これは公務災害により死亡されました消防団員さんの遺族補償年金を共済基金から受け入れるものでございます。  続きまして、37ページの市債をお願いいたします。目の5、消防債7,740万円でございますが、緊急防災・減災事業債につきましては、水槽付消防ポンプ自動車久津川分団車小型動力ポンプの購入に係るもので防災対策事業債につきましては防火水槽設置事業に係る消防債でございます。  以上が歳入の主なものでございます。  次に、歳出につきまして、その主なものをご説明申し上げます。  87ページをお願いいたします。初めに、常備消防費でございますが、予算額は6億5,422万5,000円で、前年に比べまして3,853万2,000円の増額となっております。常備消防費の主なものは、消防職員の人件費、庁舎等の維持管理経費等でございます。  次に、説明欄の②をお願いいたします。消防業務管理システム経費保守委託料等178万1,000円でございますが、これは消防職員、消防団員、防火対象物火災や救急統計などの消防業務を管理するためのシステムの保守委託料でございます。  続きまして、その下の④をお願いいたします。一般経費の嘱託職員報酬885万円でございますが、専門化する消防業務に対応するために雇用いたします嘱託職員4名の報酬でございます。  次に、その下の非常備消防費をお願いいたします。予算額は3,057万1,000円で、前年に比べまして101万2,000円の増額となっております。非常備消防費は、消防団員の活動に係ります訓練経費、運営管理経費消防出初め式、市長査閲の経費などでございます。  説明欄の②の下から2行目をお願いいたします。消防団員等公務災害補償等共済基金掛金608万3,000円でございます。これにつきましては、消防団員が公務で死亡や負傷された場合、また一般市民の方が消防や水防作業、また救急業務に協力していただき死傷された場合の公務災害補償、及び消防団員の方が5年以上勤務され退団された場合の退職報償金の掛金でございます。  次に88ページをお願いいたします。説明欄の⑥の市長査閲経費158万1,000円でございます。これは平成18年度から隔年で実施しております市長査閲経費となっております。平成26年度は青谷小学校での実施を予定しております。  続きまして、消防施設費をお願いいたします。消防施設費の予算額は1億5,808万2,000円で、前年に比べ4,192万3,000円の増額となっております。消防施設費につきましては、消防が管理いたします車両、消防機械器具などの維持管理、消防施設に係る保守委託料及び各種負担金に要する経費でございます。  説明欄①の2行目をお願いします。災害対応特殊水槽付消防ポンプ自動車購入費5,880万円でございます。平成2年に配備いたしました水槽付ポンプ車を、最新の設備を装備した車両に更新するものでございます。積載している水と圧縮泡を混合した薬剤が放水できることで、少量の水で効率のよい消火活動ができる装備を有した車両となっております。  次に、その下の久津川分団車購入費640万円でございます。これにつきましては、購入後20年を経過いたしました久津川分団本部に配備しております小型ポンプ付積載車を、狭隘な道路でも有効に活用でき、救急救助資機材を登載した軽四輪小型動力ポンプ積載車に更新するものでございます。  次に、③の富野小学校防火水槽設置経費1,010万円でございます。容量40トンの耐震性防火水槽富野小学校敷地内に設けるための工事請負費等でございます。  次に、⑥の2行目、小型動力ポンプ購入費210万円でございます。これは寺田分団北支部に配備いたしております小型動力ポンプが購入後18年を経過したため、最新の機種に更新するものでございます。  次に、⑦の通信指令システム管理経費でございます。これにつきましては、消防緊急情報システムに関する機器の賃借料、及び適正に維持管理するための保守委託料などでございます。  次に、89ページをお願いいたします。水防費をお願いいたします。これは水防に要する経費でございます。説明欄の②の淀川・木津川水防事務組合の負担金が主なものでございます。  次に、その下の災害対策費をお願いいたします。これは防災全般に係ります経費でございます。説明欄の左上に総務といたしておりますのは、総務部が担当しているものでございます。90ページに消防と明記しておりますのが、消防本部が担当します経費でございます。高山ダムの放流連絡に伴います役務費等が主なものでございます。  以上が歳出の主なものでございます。  引き続きまして、平成26年度行政経費の状況につきましてご説明申し上げます。  平成26年度行政経費の状況の冊子41ページの常備消防経費をお願いいたします。上段の左側のグラフをお願いいたします。このグラフは、常備消防費の経費の内訳を示しております。経費総額6億5,422万5,000円で、内訳は職員人件費6億2,790万4,000円、嘱託職員報酬885万円、需用費等が1,747万1,000円で、常備消防経費のうち消防職員の人件費が96%を占めております。また、右側のグラフにつきましては、財源の内訳を示したものでございます。内訳といたしましては、ほぼ100%一般財源となっております。  次に、一番下の項目の分析をお願いいたします。人口1人当たりの経費につきましては8,357円で、前年に比べまして522円増加いたしております。また、1世帯当たりの経費につきましては2万1,504円で、前年に比べまして1,082円の増加となっております。常備消防費は、消防経費全体の75.9%を占めており、その経費の内訳はほとんどが人件費でございます。なお、この分析につきましては常備消防費のみでございまして、非常備消防費消防施設費、水防費、災害対策費は含まれておりませんので、よろしくお願いいたします。  以上が平成26年度の消防費の概要でございます。今後もさらに消防使命の達成のため職員一丸となって取り組んでまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。 ○増田貴委員長  ありがとうございました。  それでは、1時15分まで休憩いたします。           午前11時50分 休憩         ─────────────           午後1時15分 再開 ○増田貴委員長  それでは、休憩前に引き続きまして会議を行います。 ○土居一豊委員  3点お願いします。  ちょっと予算書に入ってませんので、1つは消防庁舎の移転、これは移転しなきゃならないということがもう確定していますけど、これが今どのようになっておりますか、今後の予定を聞きたいのと、場所の選定によってはいろいろ出てくるんですが、訓練場は残されるのか、それとも移転されたところに持っていかれる予定なのか。また、機能回復の場合は多分、現在の機能より少し大きくしてもいいというふうなことが何か基準にあるんじゃないかと思いますけど、何か充実するようなものがあれば。1点目、その質問です。  2つ目は、災害対策本部機能の中で、情報の収集というのは非常に極めて大事なことだと思います。初期対応は消防隊員で当たられますけど、それではとてもできないと思って、あと市長部局の方にも情報収集に当たってもらわなきゃならないと思うんですが、現在、情報収集について、市長部局にはどのように対応してもらうかというふうなことが具体的なものがあれば、お願いしたい。  もう一つは、災害対策本部が使用する地図につきまして、場所を間違えないためには、もって現場において正しく本部に伝えるということは極めて大事と思うんですね。ちょっと地図については後でご提案をいたします。  最後は、消防団員の手当について。最近あった新聞の報道で気になったんですけど、消防庁が、各市町村が消防団員に払っている手当について、国の基準どおり払われていない。よって確認をして、全然払ってないところもあるので是正を勧告するとかという新聞報道があったんですが、今現在、城陽市の場合、1人当たり幾ら払うようになっておりますでしょうか。  それじゃ、最初のところから質問行きます。まず、庁舎の移転について。言いましたとおり、予定はどうなっておるか。訓練場の関係と、広くする場合にどこまで機能を備えようと思っておられるか、最初この点についてお願いします。 ○角馨一郎消防本部次長  それでは消防庁舎の移転につきましてご答弁申し上げます。  まず、移転先でございますが、現在いろいろな角度から検討を行っていまして、当然3署体制なんで、現在の位置が最も有効な場所というのは明確でございます。ですので、現場所の周囲でということで今、検討を図っております。  それから、訓練場の件ですが、これについても場所によって、訓練場の近くに建設するのであれば訓練場はそのまま残すことであるし、そこら辺も含めまして現在、検討を行っております。  大きさにつきましては、収容法で、調整区域につきましては1.5倍まで面積が建てられるということでありますので、それも含めまして今、検討を行っています。 ○土居一豊委員  それで、この検討ですけど、今年度いつごろにある程度動き出す予定でございますか。動き出すというか、委員会等にこういう予定ですという報告をされる、これはもう新名神との関係がありますので、もう時期的なものがあると思うんですが、大体今年度、時期としてはどう考えていますか。 ○角馨一郎消防本部次長  検討会の件ですが、副市長が答弁しましたとおり、有識者を含めました懇話会というものを立ち上げまして検討していきたい、意見を聞いていきたいなということで今、NEXCOと話を進めております。その中で、6月議会には、委員会にはある程度の一定の方向をご説明できるかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○出野一成副市長  懇話会というのは固定ではございませんでして、例えば移転新築委員会とか、そういった外部の有識者を含めた組織をつくりまして、そこで検討していきたいというのが話でございますので、懇話会についてはコンクリートをいただかないようにお願いしたいと思っています、名称ですけども。  それから、6月に報告できるというのは、移転概要が決まって報告できるというんではなくて、多分もう少し時間がかかるだろうと思います。したがって、6月の議会ぐらいまでには何とか委員会、何とか懇話会、これをつくって、そのつくった状況をご報告できるんではないかと、このように思っておりますので、ちょっと補足しておきます。 ○土居一豊委員  今池保育園の二の舞にならないように、適切に報告を上げていただきたい。その機能のほうですけど、1.5倍まで拡充できるということなんですけど、特に今の大会議室に災害対策本部機能を備えておると思うんですけど、あれをもっと充実する、極端なことを言えば、京都府との機能を連携できるような機能を備えるとか、地震、大災害が起きたときに、例えばすぐに国との連携がとれるようなものを入れておくとか、そのような構想等はございませんか。 ○石川康郎消防長  先ほど1.5倍と申しましたけども、その収容の関係で1.5倍までいけるというだけのことでございますので、建物が1.5倍になるというのは、今後の検討で入れていきたいと思います。それでまた今、委員からのご指摘のとおり、今後の消防の内部的な構造とか部屋の数とか、そういうものにつきましては、これからは仮眠室なんかも個室化していかなければならないと思いますし、また災害対策本部の私どもは二次的な今、組織、場所となっておりますので、大会議室、その辺も含めて今後検討してまいりたいと思っています。 ○土居一豊委員  2つ目の件ですが、情報収集について、市長部局と情報収集体制については今、具体化しているものがあれば教えてください。もしくはなければ、消防長が考えていることがありましたら。 ○石川康郎消防長  現在、昨年度の予算特別委員会で土居委員のほうから情報収集についてご質問がありまして、総務部と協議して検討していくというようなお答えをしていたんですけども、現在は情報提供につきましては、職員、団員等から情報を災害対策本部に積極的に提供するように指示しておりますし、またパトロールの回数をふやしたり、それから災害対策本部が設立した場合は、各所属からデジタルカメラ等を持参して、パトロール出動時に記録して本部に報告するような措置を講じているところでございます。  また、先ほどもお答えにありました地図については、また総務部と協議して前向きな考えをやっていきたいなと思っております。 ○土居一豊委員  そこで地図なんですけど、場所を特定するのに今の地図はフラットで何も線が入ってないんですよね。場所に行って、本人は西を向いて右・左、本部のほうは東に向いておると思って右・左と言ったら、場所が全然違ってくるんですよね。そこで、縦線と横線の入った地図をなかなか市町村準備しているところないんですけど、これを準備すれば、それを全員共通に持てば、地図上で数字を読むことによってプロットできる。そんなに経費かからないと思うんですが、市長部局と相談してぜひ準備されたらどうかな。もしイメージ浮かばなかったら、過去私は使っていましたので、ご提案申し上げますが、ご見解ありましたら。 ○石川康郎消防長  イメージは一応湧いているんですけども、地図の作成につきましては、ちょっと本庁のほうとも協議させていただいて検討してまいりたいと思います。 ○土居一豊委員  ぜひつくるように進みましたら、ご協力申し上げますので言ってください。  最後に、消防団手当についてお尋ねします。国のほうからは3万6,500円、1回当たりの出動手当7,000円、年額3万6,500円に7,000円。先ほどは聞きましたけども、調べましたので言いますから。今、市は2万8,000円、出動2,500円ですね。国の基準額より少なくなっていますけど、なぜ国のとおり払うことができないのでしょうか。 ○田川和親総務課長  団員の報酬額につきましては、国から基準として定められております一般団員の報酬額、先ほど委員おっしゃられました3万6,500円に対し、本市は2万8,000円と低い状況ではございますが、本市では活動の頻度等を考慮しまして、役職別に報酬額を定めておりますので、団長以下、全体の報酬といたしましては京都府下の市町村の平均は上回っておりまして、国の基準財政需要額に算入される交付税単価より若干低い状況ではございますけども、同額に近い金額を支払っているという状況でございます。 ○土居一豊委員  お聞きしたのは、どうして国のとおり払えないのですかと。 ○石川康郎消防長  地方交付税算入の全体的なバランスがございますので、おおむねの基準に基づく極端に安価ではないので、現在4月1日に、昨年消防団の地域防災力の中核の法律が議員立法によって制定されまして、それに基づいて消防団の処遇等についていろいろと国、府が現在検討してまいっております。4月1日に全国の各市町村にその手当や出動手当、費用弁償等の調査が行われまして、その結果や近隣市町の状況を踏まえて今後も検討してまいりたいと、そのように考えております。 ○土居一豊委員  これは予算の関係がありますので、副市長に提案申し上げますが、間違いなくこれは消防庁がこれ調査かかったら、全国平均上がると思うんですよ。今、全国平均が2万5,064円です、全国平均。出動手当については平均で2,562円。しかし、消防庁は、とにかく消防団員のなり手が少ないとか、いろんなことを含めて、渡しているお金を払いなさいよと。だから要するに、今言いましたように、職員に応じて団長に今18万2,000円ですよね。分団長だったら10万円払っている。だから私は、消防団という職務を考えたら、3万6,500円は払ってあげて、プラスアルファの分は市の予算で組んで手当てしたら。そして消防団員の皆さん、少なくとも国から出ている分は全部払ってあげてますよというふうな体制を、私はつくるべきじゃないかな。これは予算との絡みがありますので、これは消防長の答えは難しいと思うんで、これは副市長にご提案申しておきます。間もなく消防庁は調査すると言っていますので、これいろんな動きがありますので、今、担当の方から京都府の平均とか言われましたけど、多分京都府の平均も上がりますよ、全国平均も上がりますよ。ということを踏まえて、来年度予算組むまでに、ぜひこれは心して検討しておってほしいなと、酌み取ってほしいなと思います。副市長、お願いします。 ○出野一成副市長  要は、交付税単価の話ですね。交付税単価はですよ、これは一般財源でございまして、そのまま特定財源としてお支払いくださいという性格のものではなくて、理論計算上の話なんです。これに例えば補正係数といって広域補正だとかあるいは過密補正だとか、いろんな補正係数がくっついて構成単価というのは積算をされていく。しかも、基準財政需要額総数で出た金額に対して基準財政収入額の議論があるわけですから、この交付税単価をもってそのまま特定財源のように言われますとね、これは非常に私どもとしてはつらい。  それをもし全ての単位費用にわたって、福祉もですよ、あらゆる単位費用に対して単位費用どおり支払いなさいといいますと、全国津々浦々の団体が全て同じ金太郎あめ行政をしなさいということで、交付税の本旨というのはそういうことではないわけですね。一定の標準団体を見て、標準団体に必要な、標準的な経費を算定するけれども、それは地方の実情に合わせて交付税として一般財源で交付をするので、勘案して考えていいというのが交付税制度の趣旨でございますから、特別な補助金とか、特定の消防に対する補助金が消防庁から出ているとかいうわけではございませんので、ここは十分にご理解を賜りたい。  消防団の育成・充実につきましてはね、それは永遠の課題でございますし、私どもよくやっていただいていますので、処遇改善は機会あるごとに考えてまいりますけれども、交付税単価の積算をそのまま適用しなさいという議論は、少し私どもとしてはつらいものがございますので、ご理解を賜りますようにお願いいたします。 ○土居一豊委員  今の我が城陽市の状況からしたら、副市長言われるように、つらいものですよ。ただ、このように平成24年度の交付税の計算値からしても、団員報酬何ぼ、手当報酬何ぼ、明確に金額出ておるんですね。団員報酬の計算値も出ています。単位当たり何ぼ交付してる、国はこの基準で渡している。ほかの交付税もいろいろありますけどね、しかし消防団員の場合は、やはり団員が本当にその気になって団員となり、仕事してもらわなきゃならないということがありますので、他の交付税ともちょっと違うんじゃないかなという向きもあるんですよ。  ご諫言申し上げましたので、検討の中に入れておっていただければと思いまして、質問を終わります。 ○若山憲子委員  3点お聞きをしたいんですけれど、今の庁舎の建てかえのことね、検討委員会なのか、懇話会なのか、そういうものを立ち上げるということを6月議会ぐらいには報告のめどということだったと思うんですけれどね。これ新名神との関係で、その具体的な内容ではなくて、タイムリミットの最後尾というんですかね、ここまでにという、そのスケジュールみたいなのを大まかなものでもいいですけど、それは前回の予算委員会の中では、これ立ち上げ25年度中と言うてはったんが、26年ということだと思うんですけれどね。その計画がもしここである一定最終リミットだけでも、細かいことはいいですけれど、そこがわかるようでしたら庁舎のことに関してはそこ1点教えていただきたいのと、それといわゆる2次医療圏、3次医療圏の関係でね、いわゆる宇治の徳洲会病院とか、第二岡本病院とかが移転をするということとの関係で言うとね、城陽市の例えばそういう医療機関を利用されるとき、徳洲会病院の場合やったら地理的に城陽からの場合やったら遠くなると思うんですけれどね。第二岡本は久御山やし、その時間差というんですかね、うちからそこを利用するときのね、時間差はどんなふうになるのかということと、あと1点はシルバーホンの関係でね、いわゆるシステムがデジタル化する中で、福祉部局ではすぐに見直すというようなことではなかったと思いますけれど、いろんな計画の見直しの中で、近隣の状況も見ながらそういうものに対応するような見直しも考えるというようなことをね、答弁してもらったんですけれど、今、消防でね、例えばシルバーホン、今は2軒先にその受け手があるような状況で、実際にはもう直接消防にかかってきていることもあると思うんですけれどね、シルバーホンそのものの利用件数と、今、そのシルバーホンを消防だけで受けたとしたらね、受けられないのかどうか。受けられないというのは、体制的にね、今は無理ということなのかどうか教えてください。 ○角馨一郎消防本部次長  それでは、庁舎移転の関係でタイムスケジュールはということでご質問がありましたので、NEXCOとの協議の中で32年度までが一応タイムリミットということで、移転のほうを考えております。 ○西村裕司警防課主幹  宇治徳洲会病院と第二岡本総合病院の移転の件につきましてご質問がございましたので、お答えいたします。  徳洲会病院は、平成27年の4月に移転というふうにお聞きしています。それから第二岡本総合病院のほうは、平成28年の1月から5月ごろに移転というふうにお聞きしております。この距離なんですけども、消防本部を中心に考えて、第二岡本総合病院の場合は久御山町のほうに移転されるんですけども、消防署からの現在の距離が5.1キロメートル、移転されますと6キロになります。プラス0.9キロでありますので、時間的にはそれほど差が出ないというふうに考えております。  それから、宇治徳洲会病院のほうなんですけども、消防署からの距離が6.3キロです。これが6.8キロに、0.5キロふえます。こちらもそれほど影響はないというふうに考えております。 ○百崎由実警防課主幹  シルバーホンについてのご質問ですが、25年末で登録件数のほうは230件となっております。それと1番目に受信してはどうかという話ですが、これは対応は可能かと思います。ただ、若干誤報の件数がふえてくるかとは思いますが。 ○若山憲子委員  わかりました。移転の件、32年がタイムリミット、NEXCOとの関係でいうとね、そこまでに決まるということで、早くいろんなことを取り組んでいただけると思いますので、具体的なことはできるだけ、土居委員からもありましたけれども、また教えてください。  それと、その医療体制のことなんですけれど、0.9とか0.5ということで、時間的には余り問題がないということだったとは思うんですけれどね。いわゆる小児救急とかというようなことでいうと、やっぱり距離が、それはここがどうもできないことですけどね、対応が城陽市独自ではできへんことですけど、医療圏の問題ですからできませんけれど、消防はいわゆる救急搬送というのが今でも1日のうちに何回もサイレンを聞くというようなことが頻繁にある中でね、大変とは思いますけれど、ぜひまた市民の命を守るために頑張ってください。  それと、いわゆるシルバーホンの問題なんですけれどね、この230件登録があるんですけれど、ではその誤報の件数というのはどの程度、これがシルバーホンそのものをね、新たな近隣市町で取り組まれているような形にすることが、する体制としては可能やけれど、する、しいひんはまだずっと先の話、これからの計画の中でというようにね、福祉の政策の中でもそんなふうに言われてたと思うんですけれど、誤報の件数がふえるだろうとおっしゃっているんですけれど、今現在、誤報そのものはね、どの程度あるんでしょうかね。 ○石川康郎消防長  25年度の受信件数が11件で、そのうち誤報は2件でございます。なお、誤報になれば消防車も救急車も出動いたしますので、できる限り誤報というのはなくしたい趣旨でございます。 ○若山憲子委員  わかりました。城陽市の消防の場合は、通報があったら必ず出動していただいているということでね、大変だということはもう本当によくわかっているんですけれど、でもこれからますますシルバーホンの需要ってふえてくると思うんです。だからこれは本来消防に言うべき問題ではないんですけど、受け入れの体制が可能ということがわかっただけで、またそれは違う部局でお願いをしていきたいと思います。  それと、これ高齢者がふえると確かにシルバーホンそのものがふえて、シルバーホンそのものがふえると誤報の率がということですけれど、11件に2件の誤報そのものがね、多いと見るのか、全体の割合から見るとね、それは可能な範囲と見るかというのはね、見解が分かれるところだとは思いますけれどね、このシルバーホンについてはぜひ近隣なんかで、これだけいろんなものがね、デジタル化が進んでいる中で、宇治市さんなんか光ネットもどうのこうのというようなことまでおっしゃっていたので、それは全体的な中で考えていかれると思うんですけれど。  それと1点、シルバーホンに絡んでなんですけれど、相談電話というのは実際利用そのものはね、ちょっとふえているんでしょうか、消防署の。それを教えてください。 ○百崎由実警防課主幹  救急の情報サービス電話についてのご質問ですが、この電話は平成25年の4月1日からサービスを開始いたしまして、昨年中に13件の問い合わせがございました。内訳としましては、症状に応じた病院照会、これが7件、あと救急講習会の申し込みや問い合わせが4件と、救急に関する問い合わせが2件ございました。また、ことしに入りまして、1月から病院照会が2件と、救急の講習会の申し込み等が4件、合計で6件となっておりまして、サービスの開始から合計19件の入電がございました。まだ件数のほうは少ない状況ではございますが、このサービスによりまして、救急車の適正利用に関しまして、少しでも貢献できているものと思っております。 ○若山憲子委員  ありがとうございました。救急の出動ね、いわゆる適正利用ということで、少しでも相談件数がふえる中で、少しでも、誤報という言い方がいいのかどうかちょっとわかりませんけれど、その適正利用につながったらいいと思いますので、これからも情報相談電話の周知のほうをよろしくお願いして、以上で質問を終わります。ありがとうございます。 ○増田貴委員長  ほかにございませんか。 ○乾秀子委員  3点お願いいたします。  1点目は、自治体、うちの城陽市の職員さんの消防団のほうの参加状況なんですけども、消防団、今入る方がなかなか少ないということで、職務に支障がない限り認めるように義務づけられたというふうに今回法律の消防団支援法の中でね、そういうのが少しあったと思うんですけど、本市における職員さんの消防団の加入状況はどうかなということをちょっとお聞かせいただきたいのと、それから今回、退職のほうですよね。消防団の退職の報償費というのが、ちょっと私、書いたとこと違うとこ見てるのかもしれませんが、87ページのほうを今見てるんですけども、551万5,000円ですか、の金額だと思うんですけど、これ今回一律に退職金が5万円ほど上がっているという、新年度から上がるということになっている分での予算だと思うんですけど、この予算額の中でどういう内訳の方ですね、一般団員さんが何人ぐらいとか、多分、団長さんが何人ぐらいとか、そういう見通しがあっての予算だと思うんですけど、内訳がわかっていたらそれを教えていただきたいのと、それからやめられるということなんですけども、新年度からの消防団員さんの補充状況というか、そういう新しい団員さんがね、入ってこられる見通しとか、そういう情報があるんでしたら、ちょっとそれも教えていただきたいと思います。  それから、今回ね、消防団支援法が変わりまして、装備の拡充とかいろいろと資機材の拡充とか法律のほうでも何か決まっているみたいなんですけども、消防団員さんに対してね。今回、久津川と寺田のほうで、先ほど車両のほうですね、ポンプと車両のほうの拡充のお話がありまして、これは大変更新していただけてありがたいなと思うんですけど、今後、26年度はこういう形で資機材の拡充をしていただけるんですけど、細かいことで言うと、消防団員さんの服にはレスキュー的な何かオレンジ色の配色を多くするとか、ポケットを多くするとか、何かそういう細かいとこまで、何かそういうのが決まっているみたいに新聞報道でありましたので、どういう形で拡充をしていかれる予定があるのか、もしわかりましたら教えてください。以上、3点です。 ○田川和親総務課長  それでは、消防団員の現在の状況ということでお話をさせていただきます。
     消防団につきましては、条例定員が275名と、その中で平成25年の4月現在になりますけども、幸いにして本市につきましては100%充足というような形になってございます。退団される方の補充ということにつきましては、消防団のほう、各分団においてその新入団していただける方を探していただいているというような状況でございます。  それと次に、退職報償金の値上げ、一律5万円ということでございますけども、これにつきましても消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律の制定を受けまして、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令及び非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の改正に伴いまして、本市の退職報償金条例を改正いたしまして、引き上げる予定をしているところでございます。 ○乾秀子委員  済みません、先ほど城陽市の職員さんで消防団に加入されている方は。 ○増田貴委員長  まだ答弁残ってますね。 ○石川康郎消防長  退職報償金の金額の出し方をまず説明させていただきたいと思います。4年間の実績で平均して出しておりますので、来年度やめられる方が、どの方がやめられるかというのはちょっと想像できませんので、4年間の平均として算出しております。  市の職員は、男子が2人と、女性が嘱託職員含めて5名程度入っていただいていると思います。 ○角馨一郎消防本部次長  消防団の施設の充実についてというご質問がございました。これにつきましては、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律というのが平成25年の12月に制定されまして、その中でいろいろな充実強化を図るように言われていますけども、その中の1つとして服装基準の見直しということで提案がありました。これにつきましては、本市といたしましては検討中ということで、今後の課題でございます。 ○乾秀子委員  ありがとうございました。今、城陽市のほうの職員さん、嘱託さんで消防団に加入されている方が、男性が2名、女性が5名ということで、今回無理やりというわけじゃないですけどもね、支障がない限り、職員さんにも消防団に入っていただこうというふうに義務化の方向があるということで、500名近い職員さんがいらっしゃる中でね、また地域にたくさん根差して、他市町村から来ていらっしゃる方の場合はね、ちょっと私たちがどうのこうのは言えないんですけども、1つ思ったのは、例えば防災訓練のときとか地区班の班長さんになられる方が多分2名ぐらいいらっしゃると思うんですけども、そういう方とかもあんまりお見受けしないんですよね。できたら、うちの校区なんかは、避難所になったときに地区班の班長さんとして来られる方ぐらいは、防災訓練に参加してほしいなという声とかもありまして、それはそれとして、また消防団のほうにね、加入される方もだんだんと少なくなってきているようですし、職員さんで入っていただける方があったらありがたいなと思いまして、そういうお勧めとかもね、支障がない程度でお勧めしていただけたらありがたいなというふうに思いますし、それから報償のほうわかりました、4年間の平均で出しているし、来年誰が、どんなぐらいやめるかわからないって、済みません、大体のあれで見積もってはるのかなって思ってしまいましたんで、申しわけなかったです。  充実に向けてなんですけども、消防団のほうの資機材の拡充ということで、今までそれがなかったということで、例えばですけども、災害時の無線とかデジタル化とかされましたよね、消防のほうも本庁のほうの無線もデジタル化されて。そういうのは消防団のほうでも常時携帯というか、常設されているんでしょうか。携帯用の無線機というのは、デジタル無線機という形で持たれているのか。  例えば、駆けつけてくださるというか、災害時に来てくださっているので、例えば消防団にAEDとかがね、1台ずつあるのかなとか、そういうこともちょっと気になるんですけど、そういう点はどうでしょうか、装備の点で。 ○角馨一郎消防本部次長  私のほうから、無線の関係でご質問がございましたので、お答えさせていただきます。  防災無線、これは市が管理している防災無線ですが、各分団車両に1台ずつデジタルの防災無線を積載しております。各分団に携帯の防災無線を1台ずつ。それで今、本部のほうで消防と救急のデジタル無線整備やってますが、これにつきましても受令機を各分団に6台設置をしております。 ○石川康郎消防長  消防団にAEDの配備ということなんですけども、今年度の施政方針でも市長言われてますけども、現在、消防本部の車両にAEDを積載する計画をいたしておりまして、その計画が終了すれば消防団のほうにも順次配備していきたい考えは持っております。 ○乾秀子委員  ありがとうございました。南海トラフを予想して、いろいろな防災の充実が図られている中で、私たちが一番身近にやっぱり頼りにしているのは、現場に行けば既に活動されている消防団の皆さんなんですね。  今回の豪雨のときでも、本当に土のうを運ぶとこをもう知ってはるというか、そういう細かいとこにまで目行ってくださっているのが身近な分団の方でしたので、ぜひとも分団の皆さんの処遇が改善されたり、また資機材とかね、そういう装備とかが充実されることを願って、ちょっと質問をしました。特にあとはありません。これで結構です、ありがとうございました。 ○太田健司委員  簡単に3点だけお伺いします。  まず、予算書88ページ、3目の消防施設費の中の説明欄⑦、下から2つ目ですね、通信指令システム管理経費が保守委託料として1,105万5,000円計上されておるんですけれども、昨年度の予算ベースで見ると、消防緊急情報システム等管理経費の保守委託料で446万2,000円で倍増以上しているんで、ちょっと中身をお聞かせください。  2点目、次の89ページ、同じく3目の消防施設費、説明欄⑩番ですね。一般経費なんですけれども、こちらのほうは昨年は現場活動研修受講料という形で62万3,000円、これがことしは警防活動研修受講料ということで249万6,000円と、その他需用費等も250万円ぐらいふえておるんですけれども、ここの内容と狙いをお聞かせください。  それと、3点目が、行政経費の状況の中で、41、42ページ、常備消防経費ということで説明いただいたわけですけれども、42ページの一番下段、出動の件数ですね、大体平均して1日に10回ということになってきたなということで、どんどんどんどん増加傾向にあって、限られた職員体制で交代で取り組んでいただいている中で、いつも気になって聞かせてもらっているのが、1日平均して10回なんですけれども、偏りがあると思うんで、大変な日はもうそのまま現場に、帰らずに向かうとかいうのも多々あると思うんですけれども、その辺で健康状態等大丈夫なのかというところをちょっとお聞かせ願いたいと思います。  以上、3点よろしくお願いいたします。 ○百崎由実警防課主幹  システム保守についてのご質問ですが、緊急情報システムの保守というものは、安定稼働を図るために必要不可欠な保守点検でございまして、本署、久津川分署、青谷の消防分署に設置しております機器が対象となっております。  昨年度、24年度に機器を更新いたしまして、保守の対象外となる保証機器があったために25年度は減額となっていたものでございますが、26年度からは機能が増加したこと、デジタル無線利用によります機器等の増加により保守対象が増加していること、それから指令台がデジタル無線対応となりまして高度化していること、それから自動出動と地図検索装置が非常用指令装置と連携をいたしまして、より安定稼働が図られたことから保守のほうも複雑化していること、また最新の機器に更新をいたしましたので、システムの高度化に伴いまして保守のほうも大変高度化が図られているということで、来年度その費用が一部増額となっているものでございます。 ○田川和親総務課長  警防活動の研修受講料の上昇の理由でございますけども、25年度は、これ新規採用職員の分でして、ゼロになったものが、今年度5名分、1人30万円強、これが計上されております。この分が上昇の理由でございます。 ○増田貴委員長  答弁お願いします。 ○西村裕司警防課主幹  救急の関係なんですけども、1日の最多出動、これは平成25年中で20件というのがございます。20件が3回ございまして、これは各署、消防本部、それから青谷消防分署、久津川消防分署、合計ですので、救急隊によってばらつきが若干ありますけども、次の日の非番等にしっかり休んで、またその次の仕事に備えるというのが我々の勤務体制でございます。 ○太田健司委員  システムの保守、わかりました。大体で1,100万ぐらいは毎年今後はかかるということで理解しました。それから、研修のほうもわかりました。  職員体制と出動件数なんですけれども、やはりそれだけ数がふえてくると、本当に負担がかかっていきますし、また若い職員さんもしんどいという部分で、他都市で視察へ行ったときに実際ぶっちゃけどうなんやと、本市ではなくてね、他都市のほうが聞きやすかったんで聞いていて、やっぱりぶっちゃけしんどい部分があるというのを聞いていて、それだけ出動件数が偏ってくると健康状態が非常に気になりますので、安定的に市民の皆様の安心・安全を守るために、その辺は管理職の皆様特に気をつけていただいて、しっかりと消防力を保てるようによろしくお願いして、終わります。 ○増田貴委員長  それでは、ほかにございませんか。 ○宮園昌美委員  質問というよりもちょっとお聞きしたいんですけども、この前、16日の日に大谷で火事がございまして、それで新聞に載ってましてね、バケツリレーで消火したと書いてあったんですけども、いつも私たち防災訓練やっていて、バケツリレーするとね、そのやっている人から、こんな前近代的な消火方法、こんなん訓練して役に立つのかいと言われる声をよく聞くんで、よく僕ら会議なんかのときにそういう声が出て、毎年どうしようかと言いながらずっと続けているんですけども、実際にそういう記事が出たときにね、本当にバケツリレーで火が消せるねんということがわかりまして、そのときの状況がわかればちょっと教えていただけますか。 ○岡本博幸久津川消防分署長  寺田大谷の火災について、状況だけ説明させてもらいます。  平成26年3月16日17時25分覚知の城陽市寺田大谷の火災です。建物火災です。新聞でも報道がありましたように、自分のカーテンに火をつけた後、本人が城陽警察へ出頭してきた火災ということで新聞にも報道あります。詳細については現在、城陽警察で取り調べ中です。本件の事案については、発見が早く、また通行人及び付近住民の方の初期消火により、焼損面積が2平方メートル焼損した火災です。消防隊が現場到着時に、17時33分です、これは鎮火を確認しております。  初期消火の詳細については、出火宅前を住民が歩行中に炎と煙を発見し、大声で火事だと周囲に知らせました。そのとき、出火宅に水道散水ホースがありましたので、それで消火。また火事だと聞いた通行人、また付近住民が水バケツを持ち寄り消火され、バケツリレーということで消火されたものです。通報者にあっては、火事の声を聞いた住民が通報されたものです。 ○宮園昌美委員  ありがとうございました。  ということは、やっぱりそういうことを聞くとね、やっぱりこれは防災訓練でバケツリレーはせんとあかんなと思いましたんで、またそういう指導をことしもやりますけども、よろしく。そういうこともあったということを実際うちの校区でしたんでね、ぜひともそういうことをお知らせして、訓練をお願いしたいと思いますので。終わります。 ○増田貴委員長  では、ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○増田貴委員長  ほかになければ、区分7の質疑を終結いたします。  2時15分まで休憩いたします。           午後1時59分 休憩         ─────────────           午後2時15分 再開 ○増田貴委員長  休憩前に引き続きまして会議を行います。       ────────────────────────────── ○増田貴委員長  それでは、区分8、水道事業会計公共下水道事業会計の審査に入ります。  説明を求めます。 ○狩野雅史上下水道部専門監  それでは上下水道部が所管いたします水道事業会計並びに公共下水道会計の、平成26年度当初予算の概要につきましてご説明申し上げます。  まず、目次をごらんください。平成25年度の予算書と比較いたしまして、新たに重要な会計方針に関する注記表が追加され、資金計画表が予定キャッシュ・フロー計算書に変更となっております。これは、昭和41年以来、大きな改正が行われていなかった地方公営企業会計制度でございますが、平成21年12月、総務省の地方公営企業会計制度等研究会が作成した報告書により、資本制度・会計基準見直しの考え方、方向性が示され、地方公営企業会計と民間企業会計等との相互の比較分析を容易にするために、制度間の整合性を図ること、また地方主権改革の一環といたしまして、財務会計の透明性の向上と自己責任の拡大を図ることを目的に、地方公営企業会計の見直しが行われたことによるものでございます。  公営企業会計基準の見直しにつきましては、地方公営企業会計法施行令等の一部を改正する政令により、地方公営企業法施行令の見直しが行われました。主な改正点を申し上げますと、借入資本金、いわゆる企業債資産の取得及び改良に伴い交付された補助金等については、貸借対照表の資本から負債に計上することとなったこと。また、負債に計上されることとなった固定資産の取得に要した補助金等については、貸借対照表上では長期前受金として経理され、減価償却見合い分を長期前受金戻入益として順次収益化することになったこと。また資産の取得に要した価値から取得のために充てた補助金等を控除した価格をもって減価償却を行うみなし償却については廃止されたこと。また退職給付引当金の計上が義務化されたほか、引当金の要件を満たすものは計上することとなり、修繕引当金、貸倒引当金計上したこと。また、これまで作成していた資金計画表が廃止され、その代替といたしまして民間企業において多用されるキャッシュ・フロー計算書が義務づけられたこと。また、勘定科目についても新会計基準の導入に伴い見直しが行われたこと。さらには、財務諸表を作成する際に採用した会計処理の基準や手続等を注記として開示し、明瞭に表示することが求められ、公営企業法施行規則により、注記の記載、注記表の添付が求められるようになったこと等が上げられます。  なお、改正後の地方公営企業会計基準に基づき、平成26年度予定貸借対照表は作成されておりますが、平成25年度予定貸借対照表は改正前の公営企業会計基準により作成することとなっております。  それでは、議案の第18号、平成26年度城陽市水道事業会計予算の概要についてご説明申し上げます。4ページをお願いいたします。  平成26年度城陽市水道事業会計予算の第2条の業務の予定量でございますが、給水戸数は3万4,262戸、年間総配水量は840万立方メートル、1日平均配水量では2万3,014立方メートル、第2次拡張事業費では4億9,039万6,000円を予定いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。7ページをお願いいたします。収入の部では、事業収益は14億8,081万5,000円、このうち営業収益は12億6,513万4,000円で、給水収益では、水道料金といたしまして11億9,426万円、その他営業収益では、加入金等で7,087万4,000円を計上いたしております。  営業外収益では、2億1,561万1,000円で、主には長期前受金戻入益で1億2,763万2,000円、雑収益で下水道使用料徴収業務委託料など他会計からの負担経費等で8,451万7,000円、受取利息で346万2,000円を計上いたしております。長期前受金戻入益では、会計制度変更に伴い新たに設けられた制度でございますが、水道事業においては開発に伴う配水管等の受動施設や、補助金により取得した資産等について、貸借対照表において長期前受金として計上したものの、減価償却見合い分を収益化したものでございます。このことにより、収支は大幅に改善することとなりましたが、この収支の改善は非現金収入の増によるものでありまして、資金収支に影響を及ぼすものではございません。  次に、8ページの支出の部では、事業費用として14億325万9,000円、このうち営業費用は12億501万5,000円で、原水及び浄水費では、府営水道の受水費や上水道の電気料、薬品費等4億4,011万1,000円、配水及び給水費では、給水管の移設や施設工事費、漏水修理対応のための委託料等1億8,600万円、業務費では水道料金徴収のための検針や集金委託料、メーター取りかえ経費等6,208万3,000円、総係費では職員の人件費や公営企業庁舎の管理費等8,794万2,000円、減価償却費では水道事業で保有する固定資産の償却費4億1,632万1,000円、資産減耗費では固定資産の除却費として1,255万8,000円を計上いたしております。  次に、営業外費用は1億319万6,000円、企業債の発行に伴う利息等で9,376万9,000円が主なものでございます。  次に、特別損失は9,004万8,000円で、退職給付引当金繰入額が8,988万8,000円が主なものでございます。  水道事業会計におきます退職給付引当金の必要額は1億7,977万6,000円で、適用時点での一括計上が原則となりますが、水道事業の経営状況を考慮し、2カ年で均等に分割し計上するものでございます。事業収益から事業費用を差し引いた税込み収支は7,755万6,000円の黒字、また消費税を差し引いた実質的な収支といたしましては4,215万9,000円の黒字予算の計上といたしております。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。9ページをお願いいたします。上段の資本的収入で4億4,771万6,000円を計上いたしております。内訳といたしましては、企業債で4億3,070万円、工事負担金で配水管負担金1,701万5,000円を見込んでおります。次に、資本的支出7億4,931万1,000円を計上いたしておりまして、建設改良費のうち拡張事業費は4億9,039万6,000円で、内訳といたしましては給水管の取りかえ工事費で9,970万円、老朽配水管1,963メーターの更新工事費で1億7,909万5,000円のほか、第3浄水場内に水道施設制御用コンピューターを移設・更新するための計装監視等の建設費といたしまして1億8,120万円を計上いたしております。  固定資産取得費につきましては、量水器の購入費等で1,630万8,000円を計上いたしております。また、企業債償還金では1億7,665万7,000円を計上いたしております。資本的収入から資本的支出を差し引いた3億159万5,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填する予定でございます。  少し戻っていただきまして、5ページをお願いいたします。第5条の債務負担行為でございますが、平成26年度から27年度までで水道施設計装監視システム更新事業といたしまして、限度額5億5,000万円を設定するものでございます。第6条の企業債でございますが、鉛給水管取りかえ工事等を施行するため、地方公共団体金融機構からの借り入れにより4億3,070万円を発行するものでございます。  次に、第7条の一時借入金の1億円は、平成26年度におきまして資金不足が生じた場合に対応するため、限度額を定めているものでございます。  第8条では、支出の各項の経費の金額の流用は地方公営企業法施行令第17条第1項第7号の規定に基づき、予算額に過不足を生じた場合、各項間の流用ができるものとするものでございます。  また、第9条でございますが、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費及び交際費をその対象とするものでございます。  6ページをお願いいたします。重要な会計方針に関する注記表でございます。注記表につきましては、地方公営企業会計が平成26年度より新制度が適用されることに伴って新たに追加されたものでございます。まず、1つといたしまして、重要な会計方針に係る事項として、平成26年度から改正後の地方公営企業会計の基準を適用して財務諸表を作成していることを明記しております。2つ目として、資産に関する事項としては、固定資産の減価償却の方法として量水器については取替法、量水器を除く資産については定額法と定めております。3つ目といたしまして、引当金に関する事項につきましては、退職給付引当金、修繕引当金、貸倒引当金の計上方法について記載いたしております。退職給付引当金は、城陽市の全職員が年度末に自己都合により退職したと想定した場合に発生する退職金のうち、公営企業会計が負担すべき額を計上することといたしております。一般会計としての取り決めで、城陽市職員としての全在職期間中、水道事業・公共下水道事業に在籍いたしました期間分の割合となっておりますが、公共下水道事業分は法適用を行った平成20年度以降分が対象となります。退職給付引当金につきましては、先ほど説明させていただいたとおり、2カ年に均一に分割して計上することから、その旨記載しているところでございます。  なお、平成26年度末水道事業会計において負担すべき額は141万3,000円となっており、退職給付引当金から一般会計に支払う予定ですが、予算としては計上しないことから、その支出額を明らかにするため、22ページの貸借対照表に注記として、引当金から取り崩し額を明記しております。  修繕引当金は、現行の修繕引当金と要件が変更となったことから、新会計基準適用後の修繕引当金は計上いたしておりませんが、現行の修繕引当金は経過措置により、従前の例により取り崩すことができることとなっており、その旨注記として記載しているものでございます。  貸倒引当金につきましては、給水収益等の未収金の将来の貸し倒れに備えて設定するもので、回収不能となる見込み額を計上しているものでございます。  その他、消費税の会計処理方法として、税抜き処理で行うことを記載いたしております。  10ページをお願いいたします。水道事業会計の予定キャッシュ・フロー計算書でございます。今回の改正により、平成26年度予算及び決算からキャッシュ・フロー計算書の作成が義務化されました。これまで現金の動きを示すものとして資金計画表を作成してきましたが、公営企業会計では減価償却費や長期前受金戻入益等の現金を伴わない費用では予算として計上されることから、一般会計のように予算の歳入歳出では現金の状況を明示することができません。こうしたことから、制度改正により業務活動、投資活動、財務活動により何円の増減が発生したかが明記されることになり、現金増減の結果と性質が重視されるものに変更となりました。  それでは次に、議案第19号、平成26年度城陽市公共下水道事業会計予算の概要についてご説明申し上げます。  26ページをお願いいたします。平成26年度城陽市公共下水道事業会計予算の第2条の業務の予定量でございますが、排水戸数では3万70戸、年間総排水量では784万5,000立方メートル、1日平均排水量では2万1,493立方メートル、建設改良管渠布設費では1億4,802万円を予定いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。29ページをお願いいたします。収入の部では、下水道事業収益19億7,337万3,000円、営業収益で下水道使用料12億4,933万1,000円、営業外収益では一般会計補助金3億4,378万円、長期前受金戻入益では3億7,776万8,000円を計上いたしております。  次に、30ページの支出の部では、下水道事業費用として19億9,723万2,000円、このうち営業費用としては14億3,008万2,000円、管渠費で維持管理工事費等2,775万8,000円、普及啓発費で職員給与費等2,119万5,000円、業務費で下水道使用料徴収事務委託3,363万9,000円、総係費で職員給与費等3,445万3,000円、流域下水道費で流域下水道維持管理負担金4億3万4,000円、減価償却費で構築物等減価償却費9億1,120万5,000円、資産減耗費では構築物等除却費で179万8,000円を計上いたしております。  次に、営業外費用では、下水道企業債の発行に伴う利息等5億5,615万5,000円を計上いたしております。なお、営業外費用の中の企業債利息の財源に充てるために、企業債1億2,850万円を借り入れることといたしております。  次に、特別損失は849万5,000円で、退職給与引当金繰入額で832万6,000円が主なものでございます。公共下水道事業会計におけます退職給付引当金の必要額は1,665万2,000円で、適用時点での一括計上が原則となりますが、水道事業と同様、2カ年で均等に分割し計上することとして、その28ページの重要な会計方針に関する注記表に記載いたしております。また、事業収益から事業費用を差し引いた税込み収入は、マイナスの、2,385万9,000円の赤字です。消費税を差し引いた実質収支におきましても、3,716万6,000円の赤字予算の計上となるものでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。31ページをお願いいたします。上段の資本的収入で、12億172万1,000円を計上いたしております。内訳といたしましては、企業債で8億8,050万円、一般会計補助金2億6,522万円を計上いたしております。  資本的支出では、21億3,623万3,000円を計上いたしておりまして、建設改良費では管渠布設費1億4,802万円、流域下水道事業費で流域下水道建設負担金3,155万8,000円、企業債償還金では18億9,554万5,000円を計上いたしております。また、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金等で補填することといたしております。  27ページに戻っていただきまして、第5条の企業債では、公営企業公共下水道建設事業費として3億1,660万円、流域下水道建設事業として3,150万円、資本費の平準化として6億6,090万円を、地方公共団体金融機構等から借り入れるものでございます。  第6条の一時借入金は、平成25年度中における資金不足に対応するため、借り入れの限度額を40億円と定めるものでございます。  第7条の支出の各項の経費の金額の流用は、水道事業会計と同様で、予算額に過不足が生じた場合、各項間の流用を、第8条では議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費をその対象と定めております。  第9条では、他会計から補助金として一般会計より6億円の補助金を受けることといたしております。  28ページをお願いいたします。水道事業会計と同様、公共下水道事業会計においても改正後の公営企業会計を適用させることから、新たに注記表を追加いたしております。内容は、修繕引当金などを除き、水道事業会計と同様の取り扱いとなっております。  32ページをお願いいたします。公共下水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書でございます。こちらも水道事業会計と同様の取り扱いとなっております。平成26年度におきまして、未接続の一般世帯、事業所等に対し、引き続き戸別訪問を実施するなど普及促進に向け取り組むとともに、下水道施設の適正管理等長寿命化のため、下水道長寿命化計画を、寺田処理分区の一部を対象として策定してまいります。また、寺田処理分区で一部未整備となっておりました箇所につきまして、面整備を進めてまいります。以上でございます。  何とぞよろしくご審査の上、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○増田貴委員長  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。 ○本城隆志委員  企業会計というのは、私も企業勤めしたことないんでなかなかわからないし、一般の役所の会計でも毎年聞いていてもなかなかわからない。もう少しやっぱり個別に伺わないとわからないところがあるんで、それはトータルよしとしてやっていくとしてもね、借金を返すためにまた市債を発行しているということは、1つは自転車操業をやっているということにほかならないということでありますけれども、これも市民福祉なら仕方がないという形では出ているんですけど、やっぱり今後それをいかに自転車操業しなくても単純な借金は将来的に返せるというめどがつくような表現がどうできるのかなというところですけども、なかなか水道料金あるいは下水道料金に上乗せできないというジレンマがありますので、だけど何とか返すんだというところをやっぱりもっと市民に出していくところが必要かなというふうに思っているんです。  ところでね、先ほど新しい白坂テクノパークの土地へ行ってきました。ここには井手町との境が途中でございますけども、こういうところに関して下水道とか水道はどちらのほうが分担をいただけるのか。あるいは向こうのほうが先に工業団地がへばりつくのか、こちらかによっては違うのかなとか、いろんなことが考えられますけども、そのあたりは想定はどうなっているのか。新しい下水道料金として発生するのには、城陽市側なのか井手側なのか。それから、水道は城陽の水道を引いてもらえるのか、井手の水道をどう引くのか。そのあたり1つの企業においてもこれ境目が途中で走ったり、斜めに走ったりしてますんで、そのあたりをまず教えてほしいのと、それから次、あと猫の問題に入りたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○増田貴委員長  答弁お願いします。 ○藤林孝幸営業課長  白坂のところの水道料金でございますが、井手町との境の部分のところでございますが、水道料金につきましては城陽市側、それから下水道使用料につきましては井手町側の収入になるというふうな形で考えていただければ結構かと思います。 ○本城隆志委員  それは境目が走っている企業が仮に負担するとき、だから新しいバイパスの北側は城陽市が全部担当するのか、そのあたりもちょっと教えてください。 ○東修工務課長  今回の開発に伴いますところの行政界がまたぐ区画でございますが、これにつきましては、城陽市側から給水するという形になっております。したがいまして、水道料金につきましては、先ほど藤林課長が述べましたように、城陽市側でそれを徴収するというような形になります。 ○本城隆志委員  どちらが得か損かというのはちょっと私もわからないんですけども、下水道をとったほうが得なのか、上水道をとったほうが得なのかとかね、やっぱり企業の中の話し合いがあると思うんですけど、我々としてもそれはどう表現していいのかわからないからちょっと教えてほしいなということであります。 ○東修工務課長  先ほどちょっと説明が不足しておりましたけれども、井手町と城陽市の行政界をまたぎます1つの区画がありますけれども、この区画につきましては、井手町との協議に基づきまして、城陽市が給水するということで協議を進めております。その協議につきましては、昨年12月の市議会におきまして、行政界をまたぐ部分の給水についての協議の議案を出させていただきまして、昨年の12月の議会で可決されておりますので、それに伴いますところの協議に入っております。 ○本城隆志委員  それはわかるんですけど、単純にね、どっちが得なんか損なのか、何も関係ないよというんだったらそれでいいですよ。だけど、我々ってそうじゃないよ、上水とったほうが、あるいは下水道とったほうが行政としては楽なんかどうかという、あるいは得なんやというようなことも含めて教えてほしいと言うておるんですよ。 ○増田貴委員長  答弁お願いします。 ○東修工務課長  水道の給水につきましては、当然ながら水道法に基づきまして給水区域を決めよということになっております。現在、城陽市におきましては、井手町までの行政界を給水区域と定めております。なお、行政界を越えて給水を行う場合につきましては、拡張の変更を行って井手町側との協議に基づきまして給水の区域を変更しなければなりません。現在、そのような形の手続はしておりません。あくまでも行政界までの給水ということで手続を進めておりますから、先ほど説明させていただきましたように、行政界をまたぐ1つの区画につきましては、城陽市が責任を持って給水をするということで、先ほどから出ております水道料金が得なのか損なのかというよりも、あくまでも水道法に基づきます給水区域に基づきまして給水を行うということで、井手町と協議に入っております。 ○本城隆志委員  また現場でも聞きますけれども、下水道は最終的に処理場は一緒なんでね、水道だけは配水、水を持っていくところが違いますんでね、まあいいでしょうけど、このことはまた詳しく教えてください。ここで聞くには余りにもちょっと難し過ぎるほど膨大な量になると思いますので。  それでは、先日から問題になっている猫の問題ですけども、先日もイタチの捕獲器を借りた状況の資料が出ておりまして、これはイタチの捕獲、それからアライグマの捕獲器を借りても、猫がとれたとしても全然出てこない。でね、以前にも聞いたところによると、ことしに3匹ほどとられたということで、確認をしておきたいんですが、猫以外にはとれなかったんですか。 ○東修工務課長  ことしに入りまして、先ほど質問のありました猫でございますが、3匹捕獲・保護をしております。猫以外につきましては、捕獲はありません。
    ○本城隆志委員  この猫の被害というか、被害を与えているんじゃありません、猫が入らないようにするということはわかっているんですけど、いつごろからその問題を認識されていたのか、教えてください。 ○東修工務課長  昨年、平成25年10月の半ばですが、夜間におきまして第3浄水場の赤外線センサーによります警報が4回鳴りました。そのときから注意を払っておりまして、同じく10月の28日の日、それも夜間でございます。同じく赤外線のセンサーによります警報のブザーが鳴りました。それによりまして、当初何がという原因がつかめませんでした。それによりまして、翌29日、浄水係と私が原因を調べるために打ち合わせをいたしました。そこで初めて猫であるというような形の結論に達しました。 ○本城隆志委員  このことで京都新聞を初め、洛南タイムス、城南新報にも結構記事として載っていたんですが、読んでいる中で、以前にも猫の侵入というか、いろんな動物の侵入があったように記事には書かれていたんですが、以前はなかったんでしょうか。 ○東修工務課長  以前、昼間におきまして、いつごろかといいますと平成25年の2月、ちょうど1年ほど前なんですけども、昼間に浄水場内を猫が歩いているのを確認しております。 ○本城隆志委員  以前がなかったとはっきり言っていただけないんで、このままにしておきますが、それでは動物愛護の問題で伺っていきたいと思うんですが、その捕獲した猫をどうしたらいいのか。そのことはどう処理したらいいのか、誰と相談されましたか。 ○東修工務課長  相談につきましては、私とそれから先ほど言いました浄水係の中で、まず猫がどうしても頻繁的に警報を鳴らすような状態になれば、捕獲・保護して、浄水場から離れたところに放獣するというような形で検討いたしました。 ○本城隆志委員  離れたところという意味は、どういうふうに解釈されたのか。動物の愛護法の中では、猫が生活できないところにほかしてしまうと、遺棄に当たるから虐待に当たるという解釈ができるんですが、そのあたりどうなのか。でね、私の地域にというよりも、同僚の議員に畑中議員がいるんですが、何で青谷に捨てるのということをおっしゃっていたんです。そのことも含めてどう思われますか。 ○東修工務課長  まず、放獣する場所を確認する意味で、まず住民の住んでおられるところから離れている部分ということ、それから放獣した猫が餌を捉えて生き長らえることというところを考えまして、城陽の水道の施設でありますところの長谷山の配水塔、または芦原配水池で放獣するということを決定いたしました。 ○本城隆志委員  猫が餌を捉えて生き長らえるということをおっしゃったんですが、猫はどういう餌を食べるというふうに理解されていたのか、教えてください。 ○東修工務課長  私も子どものころ猫を飼っておりました。飼っているときは当然ながら餌を与えますけれども、餌を与えている猫でも自然界の中でいろんな餌というたらおかしいですけども、小さい蛇をとったり、あるいはネズミをとったり、あるいはトカゲをとったり、カエルをとったりします。そういうような餌になるような小動物あるいは小さい哺乳動物が餌になると考えております。 ○本城隆志委員  ところで今、捨てたのは1月ですね。蛇はいないし、カエルはいないし、ネズミにしてもめったにとれることない。私も猫を飼っていますけども、時期によってはカエルをくわえて帰ってきたりするんですけども、冬場なんてなかなかそんなとれるもんじゃない。今、蛇とかカエルというのは、その時期におったんですか。 ○東修工務課長  今の議員のご指摘、確かに蛇あるいはトカゲにつきましては、冬眠中だと思います。ただ、ほかにもまだ鳥とかおりますんで、小鳥なんかも餌として捕まえることがありますので、その辺は判断できております。 ○本城隆志委員  ここで捕まえた猫がそういうものを食べてた猫か、あるいはほとんど人が餌をやって家庭あるいは地域猫として生活している猫なのかどうか。でね、けものだって小さいときから訓練されないととれないですよね。今回、そこに放たれた猫が1週間ほどかかって確保されたですけども、痩せ細っていたというのは、食べてない、食べたとしてもほとんど食べれない、生活できないところであったということが言えるわけでしょう。猫だってそういうとこに放たれて、人家を探すという、そのこともできない。だから今まで私たちが考えていた中の猫という感覚って、いろんな猫を見てないからわからない、自分の飼っていた猫しか見てないんでしょうけども、そうではないということが今、この前、地域猫のことを京都新聞が書いたり、あるいはほかの新聞も書かれているみたいですけども、猫を生かすというのは大変難しいということを書かれているのが、そういうことが全くわからないでやったということはね、私は1つの犯罪行為、動物の虐待に当たるというふうにとるんですが、そうは思わなかったんですか、後においても。 ○東修工務課長  私どもは、少なくとも水道事業の職員として日夜業務に励んでおります。水道事業で一番大切なのは何かと申しますと、市民の方々に安全で安心して飲用していただける水道水を供給するという義務を担っております。少なくとも浄水場内に入ってきました動物については退散していただく。最初の内は、先ほども言いましたように、追い出すような形もとっておりましたが、夜間におきまして頻繁に警報が鳴るというような状況が発生いたしました。これにつきましては、少なくとも何らかの形で浄水場外に退いていただく。退かせなければならないというような形で判断いたしました。  その結果、猫には危害を加えない、傷をつけないを考えまして、捕獲器によります捕獲保護をいたしました。また、離れたところに猫を移動さすにつきましても、わざわざ別の入れ物に入れなくて、その捕獲器によりまして車に積むというような形で、あくまでも猫に傷をつけない、その辺は細心の注意を払いまして現場まで運びました。また、現場におきましては、細心の注意の中で放獣したというような結果でございます。  今回のこの事案につきまして、私どもは、水道事業の職員として、別に猫に危害を加えるというところは一切ございませんので、今言いましたような形で、現在も同じ考えでおります。 ○本城隆志委員  あのね、遺棄というのは1つの虐待に当たる。だから、遺棄に当たると思わないでやっているという、親子のしつけだって同じですね。どこまでが幼児のしつけなんか、あるいはここまでいけば虐待なんか。学校教育の中でも皆同じなんでしょうけども、体罰なんか虐待なんか、いろんな部分での見分け考えが難しい。だから、水道事業という部分での衛生面、安全面というのは私はわかる。それに対して職務をしようとしたことはわかる。ただ、それだけの問題じゃなしに、この社会を生きていく中でいろんな法律ができているし、あるいは考え方もある中でどうするんかということを無視してまで、水道の安全とかあるいは衛生という部分だけで守るという1つの遂行の仕方ではね、やっぱり公務員として長年やってきた中でそういうほかのことも含めてやっていくということがね、大事ではないかと。  それともう一つは、12月の市議会で猫に対する議決をちゃんとしておりますね。それは去勢や避妊に対する補助をしてほしいという市民の声を、全議員が賛同した。その去勢や避妊の猫というのは、家庭で飼われている猫だけじゃなしに、野良猫においての、あるいは地域猫においての避妊や去勢なんですよ。だからそういう猫たちはどういうふうに、やっぱり最後まで動物として命があるものを生かしていくのか、それを考えている中でね、これを今回されたいうことは、我々議会としてもね、議員としてもね、やっぱり複雑な思いがあるわけですよ。何をしてんのよと。水道のほうは議会無視されてるのかなという思いがあるわけです。  それともう一つ、先ほど申し上げたように、遺棄とはその猫が生きていけるとこにね、移動させて離してやるというのは遺棄に当たらないという解釈ができるんですが、現場を知ったならばね、それはちょっとやっぱり猫にとっては殺生やと。だから遺棄に当たると私はとるんですよ。だからあとは市民の皆さんが警察に告発したということでありますけど、警察も今、人事異動や何やかやいうて担当者もかわったりして、なかなか動きが悪いようでありますから、どういう答えが出てくるかわかりませんけれども、やっぱりそれはちゃんとしたそちら側の法律も無視できない。だけど、水道法があるから私はいいんですなんて言っているような状況じゃないと思うんです。  もう一つは、水道の浄水場、今の皆さんが勤務されているところからほかしに行く、やっぱり往復1時間かかりますね。そのときの勤務体系あるいは勤務の場所を離れることに対して上司はどういうふうな許可を得たのか、教えてください。 ○東修工務課長  まず、一番後の分ですけれども、私あるいは芝補佐が放獣するための場所を指定しまして、放獣するように指示もいたしました。だから、それにつきましては実質職員にはそのような形で放獣するということで、仕事に対しての上からの指示に従っております。少なくともそういう現場に行くことについては、特に今言いましたような形の説明でございますが、行き先なりあるいは時間なり、何を目的として行っているか。といいますのは、公用車の運行日誌に記載がされておりますので、それはもし何かあればそのものをご提示させていただきたいと思います。 ○本城隆志委員  あと土居委員もまた質問してくれると思いますけれども、私からしたら、もうちょっと公務員という立場を考えた中でどうしたらいいか考えてほしい事例かなと思いますので、これからいろんな部分が入ってくると思うんですよ。上からは鳥はね、この前の委員会質問の中では、衛生面というふうなことをおっしゃっていたけど、カラスなんかたくさん飛んで上からふんを落としますから、それをどうするんやとか、もっとトータルなこともやっぱり考えていかにゃいかんのやないかなと思いますよ。それから、イタチは入ってないというような記事もあったんですけど、周りはイタチはうろちょろしていますし、キツネだっているんですよ。歴史民俗資料館で捕まえたキツネは、大久保バイパスで車にひかれて遺体になったやつを剥製にしてあそこに入れてますからね。それから、タヌキは去年の秋に見ました。  そのようにね、動物がうろちょろしているとこでありますから、猫だけの対策というわけにはいかないと思いますし、以前からもあの地域はそういう動物がたくさんいますんでね、防ぐいうのなら猫以外のこともね、ちゃんと対策とらないと、衛生面というものは私は確保できないかなというふうに思っておりますので、次の質問者にこの質問は譲りたいと思います。 ○土居一豊委員  今、本城委員の質問に対する答弁で確認をします。  それでは、今後もあそこに猫が入ってくることがあれば、今までとった対応と同じ対応をとられるというお考えでよろしゅうございますか。 ○東修工務課長  今後は、猫が場内に入りにくいような形でフェンスの下のすき間ですが、入りにくいように波板の低いものをずっと1周回しまして、他の接している部分、多目的で使われている部分なんかにつきましては、網等で入らないような形の対策をとりました。なお、今もご質問の中に、入ってきたら捕獲するのかというようなご意見だったと思いますが、これにつきましては、今後いたしません。入ってきたら、人間が追い出すというような形で対応したいと考えております。 ○土居一豊委員  そのように対応が変わったのは、どういう理由ですか。 ○出野一成副市長  今回の事案のように、私どもに言わせてみれば、水道の職員が、これは先ほど少し遠慮して言ったようですけども、一晩で26回とか39回も警報が鳴ってですよ、むしろ私のほうにとってみればもう右往左往している職員、これはもう水道法に明らかに浄水場の清潔保全管理はしなきゃいけないという責務があるもと、非常に苦労している姿が見えていたんですね。したがって、今までとった措置について、私はやむを得ないものだと思っておりますけれども、市民の関心が高まりますとね、それは別の方法がなかったのでないかという議論がありますから、私どもはその方向で、別の方法の方向を模索するようにということで、今のような答弁になったわけでございます。ご承知をいただきますようお願いします。 ○土居一豊委員  先ほども本城委員が言われましたように、12月の請願に対して、議員全部で採択した。その後に1月において3匹捕獲して離しているわけです。私は、あの段階で、乾部長は採決の段階でそこにおられた。どういう提案がなされて、どのように採決があったのか、そういうことを職員全部に徹底しておけば、まさか担当の課長は捕まえて捨てるということはしなかったんではないか、センサーが鳴るからというだけじゃなくて。そして今になったら、こういう批判が受けたら下に波板をつけた。私はつけているとこを見に行った。私が行ったときは、ちょうど半分までつけてあった。ああ、つけているんだな。そしてまたそれから予算委員会が始まる前に見に行ったら、まだ全部つけてなかった。多分きょうは全部ついておるでしょう、今の状況では。私はそれを思ったときに、どうして12月の段階に、多分先ほど、猫はそれまで入ってなかったと言うけど、私、現状としたら入っていたと思うんですよ。  ただ、皆さんが猫を認識してないかもわからないけど、本当に猫を捕まえて捨てるということがどういうことなのかな、市民の皆さんがどういう意見を持って要望を出されるのかなと思ったことを考えたら、捕まえたときに、これ本当に捨てていいのかなということを考えるべきじゃないかなと思う。確かに言われるように、水道場を守りたいという意識はわかりますよ。しかし、その前に、あれだけの請願を全員採択出ているということを考えて私は行動すべきじゃないのかな。結果として、今になったら、いや、もうこれからはやりませんと言うんでしょう。やりません、波板をつけて入らないようにしますということでしょう。批判があってからそれをやるわけでしょう。私は、行政というのは、批判を受ける前にどのようにしたらいいかということを最善策をやっぱり考えるべきじゃないかと思うんです。考えた上で猫を捕まえてどっか持っていきましたといったらわかるんだけど、最初から、これは大変だ、夜中に二十何回もセンサーが鳴るということで捕まえたら持っていこうと思ったんじゃないかと思うんです。  そこでちょっと質問を変えます。夜間、敷地内に小動物が入ってきますよね、センサーが鳴りますよね。これはどなたが対応しているんですか、その二十何回鳴ったときに対応されているのは、どういう職員の方ですか。 ○東修工務課長  夜間につきましては、夕方の5時から翌朝の8時まで委託しております業者が宿直についております。当然ながら、ある時間につきましては、場内の点検に回ります。以外につきましては、先ほど言いました赤外線センサーによります監視というような形になっております。 ○土居一豊委員  この職員の方は、ただ宿直についておるだけですか。それ以外に何かやる職務はあるわけですか。 ○東修工務課長  現在、2名の宿直者がおります。1名は浄水場の監視、それからもう1名は庁舎の管理並びに市民から入ります電話の対応、そういうような形で2名が夜間につきまして従事しております。 ○土居一豊委員  浄水場の管理の方は、何か特別な資格が要るとか、技術が要るとか、そういう方ですか。 ○東修工務課長  いや、現在従事していただいています業務委託の社員の方につきましては、代表者につきましては水道技術管理者という資格が必要でございますが、単に毎日従事していただいている方につきましては、特に資格はありません。 ○土居一豊委員  今、委託の代表者が資格が要るというのは、これは何か水道事業に関しては法的に決まったものがあるんですか。業務委託を受けるところで資格が要るというのは。 ○東修工務課長  上下水道部が契約を結んでおります契約の仕様書の中に、水道の維持管理、特に監視を重視しておりますので、水道の内容がわからなければトラブルが生じますので、水道技術者という資格を持った代表者1人を選任するようにというような形で仕様書に書いております。 ○土居一豊委員  それは勤務する人が資格要るんじゃなくて、契約するところの方が資格があればいいということでよろしゅうございますか。 ○東修工務課長  今の水道技術管理者ですが、私どもは少なくても常駐までは行っておりませんけども、月のうち半分は勤務につくようにという形で、昼間従事しております。夜間につきましては、従事する社員の方が欠けるときというか、交代を組んでいるんですけども、その交代が抜けたときに、その方が補充で入られるとかというような形を対応していただいております。 ○土居一豊委員  いや、夜間の場合は資格を持っている人が勤務しなきゃならないということはないわけですね。資格を持っている人が1人おって、その人は昼間勤務することもある。夜間にもし欠員になるとか、勤務の交代であったら勤務することがあるけど、必ず資格を持っておる人が夜間に勤務しなきゃならないということはないわけですね。 ○東修工務課長  夜間につきましては、今、土居委員がおっしゃいましたとおりでございます。 ○土居一豊委員  それで、今、宿直の雇用契約というか、委託契約をしている方は、どういう形の方と契約されていますか。例えば、職員のOBの方とか、水道事業を過去にやったことがあるとか、そういうふうな方と契約ということですが、代表者はどういう代表の方ですか。過去に市に関係ある方ですか、市の水道に関係ある方ですか。 ○東修工務課長  現在、代表者につきましては、城陽市の職員のOBが会社を設立しております。そして、中で働いておられます従業員につきましては、城陽市ではありませんが、他の自治体で水道の業務を経験されている方、あるいは一般の方も確かにいらっしゃいます。そういうような形の社員構成でございます。 ○土居一豊委員  宿直に勤務なされている方の報酬ですけど、ここの本庁の宿直についている方の報酬がありますよね、この方と比べてみて報酬額はどうですか、そちらが高いんじゃないですか。 ○増田貴委員長  答弁をお願いします。 ○藤林孝幸営業課長  業者との契約なんですけれども、1日幾らという形での契約ではなしに、業務全体で幾らというふうな契約をしておりまして、実際業者のほうから本人に対してどれぐらい支払われるかというのは承知しておりませんが、当然最低賃金等の法律ございますので、その法規定に基づいた形でお支払いされているのであろうと考えております。 ○土居一豊委員  他の宿直に比べて高い契約になっているはずです。私は水道施設というのは非常に大事な勤務である、宿直であるということはわかります。しかし、ほとんどの水道施設は、これは城陽だけじゃなくて府水道なんかもそうですけど、要するに定期的に水の検査をするという仕事についている人もいます。検査に異常があれば、このような処置をしなさいということで、もうマニュアルが決まっている。多分うちもそうだと思うんですね。そしたら、別にそこに特別な資格が要るわけじゃない。私の知っている人は、別に資格なくてもそこに仕事に行っている知っている人がいる。そういうことを考えれば、私はこの雇用契約についても、他の宿直も含めて、今回の業務も含めて、もう一度見直しというか、経費の関係で私は検討が必要なんではないかな。  もう一つあわせて聞きたいのは、要するにこの人たちが夜、もうセンサーが鳴ってうるさくて仕方ない、何とかしてくれといって1月にあのような状況が起きてきたんじゃないですか。ただ単に水道施設がどうじゃなくて。とにかくセンサーが鳴ってうるさい、何とかしてくれ、これがもとではないんですか。 ○東修工務課長  確かに今、委員も言われましたように、一晩に何遍も鳴ると当然人間としては今言っておられるようなことが考えられます。ただ、業務におきまして、少なくとも警報が鳴れば、それは1回であろうと10回であろうと、それが50回であろうと、当然ながらその日についた業務でございますので、それについての責任を果たしていただいていると。そういうような委員のおっしゃいました言葉については、聞いておりません。 ○土居一豊委員  私も本人に聞いているわけじゃありませんので、これ以上のことはやめましょう。しかし、先ほど答弁があったとおり、今はもうしない、これからもしない。しかし、動物は猫に限らず入ってくるかもわからない。常に水を市民の皆さんに与えるのに、本当に健全な状態で与えなきゃならないということは、これ皆さんの使命ですよ。だから今後においては、いかにあの施設の中に入らさないようにするのかですね。今の状態で本当に大丈夫か。上からはこれ仕方ないにしても、下のすき間、私見る限りにおいてはあの状態だったらほとんど入らないと思いますけど、本庁舎のほうから入ってきたら入れますよね、車あけたりしたら。しかし、外からの分は下に波板全部ついていった。だから、今の状態で大丈夫でしょう。しかし、いま一度、私、動物は猫に限らずほかのものも入ってくるかもわからない。穴掘られたらイタチなんかも入ってくるかもわからない。もう1回水道施設をどのように管理するか、万一入ったときにどうすべきかということは、やはり一課長に任すんではなくて、やっぱり水道責任者を含めて今後このようにするというマニュアルはしっかり立てておくべきと、そのように思うことを申し上げます。 ○出野一成副市長  確かに委員のおっしゃるとおり、本当にこう遮断、遮蔽だけで対応できるのかっていうのは非常に私、素人ですけども、一般論から考えて無理があるかもしれません。その際には、やっぱりもう1回おりを使って適切な保護をして、適切に逃げさせると、こういう手段をとる必要があるかもしれませんので、この際はまた今後議会等に状況をご説明申し上げて、一定の必要によっては理解を得る、理解を得ながら、イタチも入ってくるでしょうし、そういう可能性のある場合には捕獲、保護をするという感じの手法をとらせていただく場合もございますので、ここは完璧に一切それをとりませんと、それをとらないような措置、手段、一生懸命考えさせますし、一定の費用も投じていきますけれども、それだけではどうしても限界があるならば、もう一度議会の皆さん方にはご相談を申し上げたい、こう思っております。 ○土居一豊委員  今回の件は、捕まえて捨てるまでの間に、こういう猫を捕まえました、どなたか持ち主の方いらっしゃいませんかということを、もし一言でもやっておれば、私はまた大勢は違ったんじゃないか、そのように思ってます。 ○増田貴委員長  では、3時35分まで休憩をとります。           午後3時19分 休憩         ─────────────           午後3時35分 再開 ○増田貴委員長  それでは、休憩前に引き続きまして会議を行います。 ○熊﨑雅章委員  失礼します。2点ほどお尋ねをします。  資料請求で55番、上下水道部の工務課のほうから平成25年度の水質検査結果につきまして資料を提出していただきました。ありがとうございます。それで、これにかかわってなんですけれども、これを見ると、全体としては異常なしということになっておりまして安心をしてるんですが、13ページですね、第3浄水場の7号井のところで、ナンバー36、マンガン及びその化合物、これが基準値を超えております。この点につきまして、その原因をどう分析されているのか、特に必要な対策ということで特別な対策などを講じる必要はないのか、この点について1点お聞かせいただきたいということが1つであります。  もう一つは、済みません、私、一般質問でも触れさせていただいたことなんですが、第1浄水場の2号井ですね、このナンバー55の資料には当然第1浄水場2号井は入っておりません。ちょっと時間の関係で駆け足で質問してしまったので、重複をするところもあるかと思うんですが、そこをちょっとご容赦いただいて再度なんですけど、結局現在、第1浄水場2号井はとめているわけですけども、その間の検査でも総水銀の値っていうのは、専門監は緩やかだけれどもということで表現をされてたかと思うんですが、上昇しているということに変わりはないということなんですね。  資料の55全体を見ましても、もちろん水銀のところも水質基準から大幅にそこを超えてないわけで正常になってるわけなんですけども、逆に言いますと、ここの第1浄水場の2号井だけがそういう形ではね上がってるということがあるわけなんです。何度も同じことを聞いて大変申しわけないんですけども、ということは、この原因が不明というのがずっといただいてるお答えなんですけども、その見解ていうのは変わりないのかと。さらにこの踏み込んで、ここだけ値がはね上がってるわけですから、特別な、技術的なこと当然あると思うんですけども、そうした調査、原因を突きとめると、経過を見るというだけじゃなくて、とめてるっていうことにとどまらず、突っ込んだ検査を行う考えはないのか、この2点をお尋ねしておきたいと思います。 ○東修工務課長  まず最初に、第3浄水場の7号井のマンガンの件でございます。第3浄水場をつくりましたときに、第3浄水場に集まってきます原水につきましては、当初水質基準をはるかに超えるマンガンが検出されておりました。そのマンガンを取るために、ろ過池におきましてマンガン砂というものを使いまして、除マンガンというような処理をしております。したがいまして、ろ過池を通った後の浄水につきましては、水質基準をはるかに下回るマンガン値となっておりますので、これについては飲んでいただいても安全でございますので、ここでお話しさせていただきたいと思います。  それから、第1浄水場の2号井の水銀につきましてでございますが、昨年の4月から第1浄水場の原水としては使っておりません。微量の水銀が検出されているというところでございまして、水質検査を継続してきているところでございます。現在、状況といたしましては、良化が見られないことから、専門家の意見も参考にし、7月の12日から揚水を停止してきております。その後、26年1月末から、再び試験用の揚水を始めまして、3度採水をいたしまして水質検査をいたしましたところ、結果といたしましては、一般質問で答弁させていただきましたように、0.0004ミリグラム/リッターの水銀が検出されております。確かに昨年お話しさせていただいたときよりも若干上がっているという認識はしております。これにつきましては、以前からお話しさせていただいてますように、原因は何かといいますと、私ども、自然由来であると考えておりますので、昨年と同じ答弁になると思います。  それから、今後どのようにしていくのかという1つのご質問だったと思います。私どもにつきましては、少なくとも定期的に揚水を上げましてっていうかポンプを運転しまして水をくみ上げ、採水して状況を水質検査によりまして確認していきたいというようなことは考えておりますが、それ以上踏み込んだ検討はいたしておりません。 ○熊﨑雅章委員  明快なご答弁をありがとうございます。  そしたら、最初のほうからなんですけども、私もちょっと勉強不足なところがありまして、ぜひ教えていただきたいんですけども、第3浄水場、当初は基準値をはるかに超えるマンガン、地形的な理由あるいは土質というか、そういうところでもともと非常に値が多い地域であるというそういう認識でいいのかというのが再質問の1つ目です。  2つ目は、第1浄水場の件ですけれども、自然由来ということで、注視はしていくけれども新たな対応ということについては考えてないということなんですけど、恐らくそういうご答弁であろうということはわかっていたんですけど、少し私自身もいろいろ勉強してみたいところがありまして、専門家のご意見を踏まえっていう、この専門家ですね。これはどなたかっていうのは公表はできますか。 ○東修工務課長  まず、第3浄水場のマンガンの件でございます。第3浄水場をつくる前に、昭和53年に1本井戸を掘りました。それは現在は使っておりませんけれども、旧の第3浄水場の2号井でございます。その井戸から採水しました水を基本に、現在の第3浄水場の水処理工程が設定されました。それはマンガン、それから鉄ともに基準をオーバーしておりましたので、鉄につきましては当初、薬品沈殿によりますところの除去を行う。それから、マンガンにつきましては、先ほども述べましたように、ろ過池におきましてマンガン砂により除去するというような形をとってきました。  考えるところによりますと、最初に掘りました井戸が大体200メーターぐらいまで井戸を掘ったわけですけども、その200メーターほど掘った帯水層の中には鉄とマンガンが多く含まれていたということでございます。これは別にそれまで調査したというような問題ではありません。あくまでも53年に初めて井戸を作成しまして、水を上げた結果がそのようなものでございました。  それから、第1浄水場の2号井につきましてご質問がありました専門家といいますのは、城陽市上下水道部が長年地下水の調査をお願いしております、関西大学の今、学長でおられますけども、楠見先生にご相談いたしております。 ○熊﨑雅章委員  わかりました。第3浄水場のほうは、もともとそういうところにつくった、それをどう処理していくのかっていうことで技術力を大いに駆使して、安全な水の供給っていうことで行ってきたし、これからも行っていくということだと思いますので、その点についてはよくわかりました。  第1浄水場のほうは横山さんではないんですね。関西大学の学長さんのほうということで、たしか関大の学長さんも自然由来という見地から報告書を提出していただいているというふうに記憶をしてるんですけれども、その点はわかりました。  私の基本的な立場でいいますと、自然由来ていうこと、そういう行政としては専門家の知識、知見も受けてそういう立場をとっていらっしゃるということなんですが、やっぱりこういう、先ほど来、議論になってるような市民の飲み水、安全にかかわることですので、当然いろんな角度からAという考えに対してBやCといういろんな仮説を立てる中で、それを検証していく中でやはり出口として市民にとって一番安心安全な飲み水の提供っていうことをとっていく必要があると思いますので、自然由来っていう立場はわかりましたけれども、本当にそこがそういうものなのかっていうことについては常にチェックをまたかけていくということが大事だと思いますので、経過を見させていただきながら、これからも質問はちょっとさせていただきたいなというふうに思います。 ○増田貴委員長  ほかに質疑はございませんか。 ○太田健司委員  1点だけお伺いします。  概要のほうの44ページ、上下水道部の公共下水道事業会計いうことで一番上なんですけど、新規事業ということで、下水道管路施設長寿命化計画策定事業ということで1,340万円計上されておるんですけども、これまで僕ずっと下水道会計については、一般会計からも入れてる、また水道事業から借りたりもしてるということで、お金的にしんどいというのと、あと下水道の施設っていうのは布設がえ等々で維持管理をしていけばまあまあ永久に使えるというか、そういうもんやと思うんです。今、借金がたくさんあって大変やという中で、償還していってはいるんですけれども、言うてる間にもうまた布設がえでどんどんどんどんやりかえていかなあかんという形になってくると思うんですけれども、その辺の将来的に市民がどれぐらいお金が必要かとか、50年以上スパンでそういった計画をされるのか、その辺も含めてちょっとお聞かせ願いたいと思います。中身をお聞かせください。 ○米田達也下水道課長  長寿命化計画につきましてご説明いたします。  この長寿命化計画と申しますのは、下水道施設の使用期間を一般的に言われてます耐用年数よりも長くできないだろうかという計画的な改築を計画していくものでありまして、今回、城陽市内でも最も古い地区に当たります寺田深谷地区を対象に管路の調査等を行いまして、計画的な改築と修繕をしていけば、長寿命化になるかどうかという検討を行いまして、その辺の費用を算出しまして、標準的な耐用期間にかかる費用よりも安い金額で何年か延ばせるかというような検討を行っていくようなものでございます。 ○太田健司委員  大変結構なんですけれども、ただ、そうやって多少その寿命を延ばしていこうというても、いつかはやっぱり大規模で布設がえしていくわけじゃないですか。耐用年数が来たら、もう完全にあかんようになったらやっぱりかえていかなあかんと。それの将来的な見通しっていうのを聞いたりもしてるんですけれども、はっきりしたものがなかなか示しにくい。長いもんですんで、多額のお金がまたかかるもんですし、そういったことをしっかりと検討していただいて、やっぱり今後50年、100年とまで言いませんけど、50年後やったら僕、多分、元気であれば生きているであろう(発言する者あり)えらい否定されてますけど、50年だったら何とか頑張りたいと思うてますんで、やっぱり自分たちの子どもたちや孫たちの世代っていうたら、そういうことが直面してくる時代やと思うんですね。そういったときのために我々今現存の世代が、後へツケを回すようなことにならないような長期的な計画っていうのをお示し、またどんどんしていただきたいんですよね。それをやっぱり市民に共有して、どうしていくかっていうのをともに考えていくことが重要やと思うんで、その辺をお願いして終わります。 ○増田貴委員長  ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○増田貴委員長  ほかになければ、区分8の質疑を終結させていただきます。  では、4時まで休憩いたします。           午後3時50分 休憩         ─────────────           午後4時00分 再開 ○増田貴委員長  それでは、休憩前に引き続きまして会議を行います。       ────────────────────────────── ○増田貴委員長  区分9、議会事務局監査委員事務局公平委員会事務局、会計課、選挙管理委員会事務局、寺田財産区特別会計の審査に入ります。  順次説明を求めます。 ○田中信三議会事務局長  それでは、議会費の概要につきまして、ご説明いたします。  予算書の39ページをごらん願います。説明欄の①議会だより編集・発行経費でございますが、うち原稿作成等委託料は議会広報の原稿作成委託料と、声及び点字の議会広報作成委託料等でございます。なお、声の議会広報は毎号18部、点字広報は毎号11部の発行を見込んでおります。また、その他役務費等26万7,000円につきましては、新聞折り込み手数料等でございます。  次に、2の会議録作成経費366万7,000円につきましては、本会議の速記筆耕料と印刷製本費等でございます。会議録は、定例会、臨時会ごとにCD-ROM49部、冊子21部作成いたしまして、議員の皆様方初め関係者に配布するとともに、市立図書館、議会図書室、市行政情報資料コーナー等に備えております。  続きまして、3、会議録公開経費76万円につきましては、会議録検索システムの保守及びデータ変換等の委託料でございます。  4の委員会記録作成経費106万4,000円につきましては、常任委員会、特別委員会の記録作成に係るテープ反訳の役務費等でございます。  5の委員会記録公開経費35万6,000円につきましては、26年度からホームページ上で委員会記録を公開するためのシステム改修及びデータ変換等の委託料でございます。  6の議員国際交流経費81万4,000円でございますが、慶山市との議会間交流に係ります経費でございます。26年度は慶山市議会へ訪問する年でございまして、費用弁償、旅費等の経費81万4,000円といたしております。  7の議会改革経費は、議員研修会の講師謝礼と請願提出者の委員会における意見陳述に係る実費弁償等でございます。  次に、8、議場放映経費でございますが、委託料の144万3,000円は議場放映インターネット配信に要する経費でございます。
     次に、9、議会要覧・先例集作成経費85万6,000円でございますが、議会基本条例の制定や法改正等によりまして、更新が必要となりました議会要覧、先例集の印刷製本費でございます。  次に、10、各種負担金補助金等でございますが、各議長会への負担金と政務活動費でございます。  次に、11、一般経費のうち、議員報酬等1億3,268万4,000円は、議員報酬と期末手当の合計額でございます。議員共済費5,443万3,000円につきましては、議員年金制度見直しについての総務省の対応方針に基づき通知されました公費負担額でございまして、平成25年度と比較いたしまして187万9,000円の減額となっております。費用弁償等443万1,000円は、委員会視察旅費等でございます。次に、議長交際費は前年度と同額の70万円として予算化いたしております。  次に、36ページをお願いいたします。歳入の諸収入でございますが、下から2番目に議会バナー広告掲載料36万を計上いたしております。平成21年度から議会ホームページにバナー広告10枠分としており、1カ月の掲載は3,000円でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○大町真二監査委員事務局長公平委員会事務局長  それでは、平成26年度公平委員会事務局監査委員事務局に係ります予算の概要をご説明申し上げます。  まず、公平委員会費についてご説明申し上げます。予算書の45ページをお願いいたします。中ほどより下にありますのが8目公平委員会費の予算説明欄でございます。公平委員会の主な業務につきましては、職員の勤務条件に関する措置の要求を審査すること、職員に対する不利益な処分についての不服申し立てを審査することなどであります。  平成26年度の公平委員会費の予算額は140万4,000円であります。主な計上内容は、公平委員3名の報酬が61万2,000円、全国公平委員会連合会総会、研究会等への出席の旅費、会議出席の費用弁償が71万円となっております。  次に、監査委員費についてご説明申し上げます。予算書の57ページをお願いいたします。中ほどにありますのが6項1目監査委員費の予算説明欄であります。監査業務は、監査計画に基づきまして決算審査、定期監査、工事監査などを実施する予定であります。  平成26年度の監査委員費の予算額は2,523万2,000円であります。主な計上内容は、監査委員2名の報酬が184万8,000円、全国都市監査委員会総会、研修会等への出席の旅費が57万9,000円、工事監査の業務委託料が37万8,000円となっております。  以上、公平委員会事務局監査委員事務局に係ります平成26年度予算の概要説明とさせていただきます。ご審査のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○山本憲和会計管理者  会計課に係ります平成26年度予算の概要についてご説明申し上げます。  予算書の29ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。18款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金の説明欄、ふるさと城陽応援寄附金64万8,000円でありますが、これは全国の方々からふるさと納税制度により城陽市のまちづくりを応援していただく寄附金でございます。  次に、33ページをお願いいたします。21款諸収入、5項雑入、4目雑入の説明欄、下から5行目の封筒広告掲載料24万円でございますが、これは公用で使用いたしております封筒のうちで一番使用量が多い長3号封筒6万枚の裏面に広告枠8枠を設け、広告主を募集して広告掲載を行い、この封筒の印刷経費を広告料で賄おうとするものでございます。  次に、43ページをお願いいたします。歳出であります。2款総務費、1項総務管理費、4目会計管理費の説明欄、上段、会計①一般経費でありますが、これは嘱託職員2名の報酬、指定金融機関等の収納手数料及びその他需用費等でございます。  次に、44ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、6目基金費、25節積立金の説明欄、上段3行目の会計①基金積立経費、ふるさと城陽応援基金積立金64万8,000円でございます。これは歳入で申し上げましたふるさと城陽応援寄附金を全額積み立てるものでございます。  以上が会計課の主な予算でございます。よろしくお願いいたします。 ○徳田康郎選挙管理委員会事務局長  それでは、選挙管理委員会事務局の平成26年度予算の概要につきまして、一般会計予算書に基づきましてご説明いたします。  まず、歳入でございます。一般会計予算書14ページをお願いいたします。下段にございます13款分担金及び負担金の1項1目1節の選挙費負担金15万9,000円でございますが、これは内川土地改良区総代総選挙に要する経費について、当該土地改良区が負担することになっておりますので、選挙費負担金として受けるものでございます。  次に、27ページをお願いいたします。上段にございます16款府支出金の3項1目4節の選挙費委託金2,863万7,000円でございますが、主なものといたしまして、4月6日執行予定の知事選挙及び府議会議員補欠選挙に要する平成26年度分の委託金2,289万1,000円、及び平成27年4月29日に任期が満了する府議会議員の改選によります選挙費委託金の26年度分として573万6,000円でございます。  以上が歳入でございます。  次に、52ページをお願いいたします。歳出でございます。ページ中段にございます2款総務費の4項1目の選挙管理委員会費926万9,000円でございますが、主なものといたしまして、①の基幹業務支援システム維持管理経費委託料等として109万8,000円、1つ項目を飛ばしまして③の一般経費として選挙管理委員会委員報酬111万6,000円などでございます。  次に、2目の選挙啓発費22万7,000円でございますが、明るい選挙推進協議会の活動に要する報償費等でございます。  次に、53ページをお願いいたします。知事選挙及び府議会議員補欠選挙費2,289万1,000円でございますが、4月6日に執行予定の京都府知事選挙及び京都府府議会議員城陽市選挙区補欠選挙に要する経費のうち26年度分として計上しております。主なものといたしまして、投票管理者等報酬109万6,000円、派遣業務等委託料として585万3,000円、備品購入費として345万6,000円、その他需用費等として733万2,000円でございます。  次に、下段にございます4目の農業委員会選挙費21万6,000円でございますが、農業委員会一般選挙に要する経費でございます。主なものでございますが、選挙長等報酬6万6,000円や、その他需用費等として3万8,000円でございます。  次に、最下段の5目内川土地改良区総代総選挙費15万9,000円でございますが、内川土地改良区総代総選挙に要する経費でございます。主なものでございますが、選挙長等報酬11万3,000円でございます。  次に、54ページをお願いいたします。6目の府議会議員選挙費573万6,000円でございますが、京都府議会議員一般選挙に要する平成26年度分の経費でございます。主なものでございますが、入場券発送等役務費として360万5,000円、その他需用費等として136万3,000円でございます。  次に、中段にございます7目の市議会議員選挙費98万9,000円でございますが、現城陽市議会議員の任期が平成27年5月2日で満了となります。これに伴います城陽市議会議員一般選挙に要する平成26年度分の経費でございます。主なものでございますが、需用費として97万8,000円でございます。  府議会議員及び市議会議員の選挙につきましては、平成26年度、27年度の2カ年にまたがって執行することになりますことから、業務委託分につきまして債務負担行為を設定しております。この債務負担行為の金額でございますが、戻っていただきまして7ページをお願いいたします。中段に記載しております府議会議員選挙業務委託事業として500万円、市議会議員選挙業務委託事業として700万円の限度額を設定しております。  以上、概要でございますが、説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○本城秋男総務部長  恐れ入ります、144、145ページ、お願いいたします。議案第14号、平成26年度城陽市寺田財産区特別会計予算の概要をご説明申し上げます。  まず、この大綱でございますが、左側の歳入からでございますが、財産収入で2,128万9,000円を計上いたしております。その内訳は、ここにございますように、鴻の巣会館使用料等1,055万8,000円、土地貸付収入627万1,000円、線下補償料445万7,000円でございます。  次に、寺田財産区基金からの繰入金を942万6,000円計上いたしております。これに諸収入等を加えた歳入総額は3,369万8,000円でございます。  次に右側の歳出予算でございますが、総務費では管理会費として281万8,000円、一般管理費として599万6,000円、財産管理費として2,388万4,000円を計上するとともに、予備費100万円を計上し、歳出総額も3,369万8,000円でございます。  次に、めくっていただきまして151ページをお願いいたします。151ページ、歳出の詳細でございますが、まず1目管理会費では、管理会委員報酬166万8,000円などを計上しております。  次の2目一般管理費では、一般管理費として嘱託職員報酬377万4,000円などを、各種負担金補助金等として事務取扱負担金105万3,000円を計上いたしております。  3目財産管理費では、主なものとしまして、①で鴻の巣会館等施設維持管理経費として嘱託職員報酬、光熱水費、施設維持管理委託料など1,793万1,000円を計上いたしております。また、②で墓地維持管理経費といたしまして、ごみ回収及び処理委託料など302万3,000円を計上いたしております。  なお、予算規模は前年度当初対比で27万1,000円の増額でございます。  それと、寺田財産区基金でございますが、これの平成25年度末現在の見込みでございますが、約2億7,300万円と見込んでおります。  以上が概要でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○増田貴委員長  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ○本城隆志委員  議会で今度慶山行かれるということでありますが、たまたま産経新聞読んでおりましたら、慶山市ではありませんが、あるまちが全員一致で日本との交流をもう見直そうという形で決議されたというようなことで、細かい内容を今言えるほど覚えておりませんけれども、そういうご時世になってきたということでありますので、十分向こうの情勢、慶山市は長年交流してますから、いいことをおっしゃってくれてるし、以前にも厳しい情勢の中にも来てください、あるいは行きますよってことをおっしゃってるんですが、今、韓国の情勢の中で慶山1人が孤立しても日本と交流したいという状況が達成できるのかどうか、ちょっと疑問になってるんですが、そのあたりの情報はどういうふうに事務局としては把握されているのか、聞かせていただきたいなというふうにまず思います。 ○田中信三議会事務局長  韓国の情勢のということでお問いかけでございます。手前どもも韓国の情勢につきましては報道を通じた中でしか今のところ把握できていないというような状況でございます。今、本城委員がおっしゃいました、韓国のほうで日本との交流の決議の関係、申しわけございません、ちょっと私この分につきましてはまだ把握はできてはございませんけれども、今のところは報道を通じた中での把握としているところでございます。  今後、また情報収集に努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○本城隆志委員  こういう情報って一般紙になかなか載らない部分があって見過ごしてしまうところがあるだろうから、よっぽど注意して見ていかなきゃいけないし、それから向こうの職員で、交流で城陽市に来てくれた職員がいますんで、忌憚なく話ができるだろうと思うんですが、やはり行ってからもし問題が起こっても困りますので、十分把握するということが大事であろうと思いますが、これは議会だけじゃなしに、市の交流も含めてやっていかないかんという。国の動きじゃなしに、地方は地方だって言い切れるかどうかっていうのはちょっと心配でありますので、副市長はどう思われますか。 ○出野一成副市長  ご案内のとおり、きょう、期せずして子どもたちが韓国の慶山市に訪問する結団式をやっております。これに当たりましても先ほど委員おっしゃったような情報が少し入ってきまして、たしか私が聞くところによると、議会ですね、韓国の各界各層の議会が日本との交流についてはいかがなもんかというような決議のようなものをされたかのような情報は入手いたしました。したがって、今回、小学生が韓国訪問するに当たりまして大丈夫かなと、よくその辺は調整をしてという指示を出しまして、慶山市当局と十分に連絡をとりまして、それは大丈夫ですと、ご招待ですからということで行っていただくことになっております。  ご指摘のとおり、今後情勢がころころ変わる可能性がございますので、十分に我々としても情報入手に努めまして、議会の議員の皆さん方が行かれるときに事故のないように、完璧にそこは調査をして、議会事務局のほうと調整をしてまいりたいと、こう思っております。 ○本城隆志委員  情報ってどっからとるかによってころころ変わるだろうし、厳しさも、いや、大丈夫ですよという安心感をもらえるところと初めから情報とったらそこしかわからないし、なかなか難しいですね。今の大統領の動きにしたって、オバマ大統領がこちらへ来ますから、オバマ大統領や向こうの副大統領の指示で日米韓がうまくやろうとしてる一方で、また中国行きながら日本の悪口外交的なことを、きょうも新聞とかテレビにも多分出てるんじゃないかなと思うんですが、そういうところをやっぱり、市民というところまでなかなか向こうも出にくいところがあるんですけど、議会人が行くということになってくると、踏み絵的な形でどう思ってるんだというような記者会見がひょっとしたら、そういう形で聞かれるかもしれないということもあるだろうと。かといってあやふやにして置いとけば、今までの日本の政府のような形で見られてもどうなのかとかいうことがあろうと思いますんで、やっぱりとりあえず情報を広く集めることが肝要かと思いますので、そのあたりはお願いしたいなと思っております。  私は今回も行く気ありませんので、その辺しっかり眺めさせていただこうかなと思っておるんですけども、同僚の議員がもし行くならば無事に帰ってくることを祈っております。  続いてです。3月の議会で議会の事務局長に聞いたことなんでありますが、私は覚えてませんとか、そういうことはおかしいんじゃないかなと。だから、我々が議員がどういう立場で動いてるって、議員と一番接触してるのは議会事務局なんだから。その曖昧な答えなんてのは一番できないし、私が聞いたのは、議会だよりを載せないでって僕は最初、10月の議会のことは言ってないんです。載らなかったから12月議会は載せないでって言ったんですよ。それを聞いてないって、私が載せないでっていう突っ込みをしてない。だけど聞いてないというような言い方ね。これとんでもないんで、これからもずっとあなたをしっかり見詰めていきたいなというふうに思いますんで、それをまた6月議会でも取り上げたいなというふうに思いますので、心してかかってほしいなと思います。 ○増田貴委員長  ほかにございませんか。 ○熊﨑雅章委員  済みません。続いての話で申しわけないんですけど、事前に通告してないんですけど、議会事務局の問題で、決算委員会でも私質問させていただいたんですけど、なぜかというと、議会改革を進めていく強力なパートナーが議会事務局だというふうに思っておりまして、その点大いに期待をしていると、こういう立場からでございます。だからこそ、ほんまは質問する必要ないんですけれど、思い入れもあるのでちょっと今回もさせていただきたいと思います。  今回私が質問させていただくのは1点で、議会事務局というのがやはり今、本城委員がおっしゃったように、一番身近に議員と接しながら議会の活動を一緒になってやはりスキルをアップしていくということが非常に大事だというふうに思ってるんですね。そういう点で、議会としても研修会等そうしたことをこれまでもやってきましたし、今後も強めていく必要があると思うんですが、議会事務局の中で、事務局の職員の皆さんの専門的な知識を、あるいは専門的なスキルを引き上げていくために所属長としてどういった心配りをし実践をされてるのか、これが1つと、もう一つ、私最近いろんなセミナーというかそういうことを行く中で、一番組織にとって大事なのはコミュニケーション能力だっていうことを学びました。このコミュニケーションのスキルアップっていうことがその組織を引き上げていく上で決定的に大事だっていうことなんですけど、議会事務局の中でこのコミュニケーションをどうスキルアップしていくのかっていう点で、所属長としてどういう努力をされてるのか、ここをちょっと確認をしときたいと思うんです。 ○田中信三議会事務局長  まず、研修、専門的な知識、知見の関係でございます。私どもとして日々の業務の中で行っております。その中でも専門的な知見という分につきましては、当然、本を読む、または研修に行くというふうな形の部分が1つなってくるかなというふうに思っております。研修につきましては、全国市議会議長会の中で年何回かございます。それとともに、近畿議長会のほうの中でもそういう専門的な知見の中での研修会がございます。そういう部分の中で、職員、できるだけ参加をしてもらうという中でやってございます。  また、1月とか2月の中で年に1回ぐらいですけれども、議会運営等に係ります研修も、ちょっと名前済みません、京都府の自治会館のほうでされるんですけども、そのほうにつきましてもできる限り参加するというふうな形で今、対応をしておるというところでございます。  それと、コミュニケーション能力のアップという形のスキルアップでございます。確かにコミュニケーションをとるというのは、発信、またその情報をどのように受け取っていくかという形で非常に大事な部分であるというふうに考えてございます。この能力アップしていくという分についてどのように努力というふうな形で今、お問いかけでございます。あらゆる機会を捉えて、それぞれ研修、または自己研さんも含めて、今後ちょっとそういう分につきましては心を配っていきたいというふうに考えているところでございます。 ○熊﨑雅章委員  1点目のお話はそういうことで制度的なこともあることですし、そういう条件、大いにもっともっと活用していくいうことが大事だというふうに思います。  2点目は、率直に言うと、私はあらゆる組織で長の果たす役割っていうのは決定的に大事だと。情報を共有し、また組織一人一人の今の抱えてる仕事であるとか、あるいはそういう悩み事等も含めて、そういうことを長がしっかりと掌握をして、そして相手の気持ちに合わせて適切な指示や仕事の提起をしていくいうことが大事で、それ抜きに課題だけ提起をしたり、あるいはそういうコミュニケーション抜きに仕事の提起だけすると、ややもすると言葉悪いですけどもパワハラであるとかそういうことに受け取られても仕方ないようなそういうこと、一般的にですよ、一般論として言うてるんですよ、そういうことがあり得るわけですので、やはり議会改革ずっと継続してこれからもやっていくわけでありますので、そういった点、ぜひ所属長として十分心を砕いていただいて、車の両輪のように一緒にやっていくいうことでお願いをしたいと思いますので、エールを送る意味で質問をさせていただきました。 ○八島フジヱ委員  今の続きといいますか、議会と事務局との関係と、それから行政との関係ですが、行政と議会がちゃんとうまくいろいろな問題に対応して、正当に議論をしていくためには、議会事務局と行政との関係というのは物すごく大事な関係だと思うんです。そういうときに、今、慶山市と城陽との関係で、もし我々が、もしというか当然行く計画なんですけれども、訪問するに当たって、きょうたまたまそういう情報が入ってきたという副市長の話ですけれども、少なくともきょうは議会事務局も審査されるという日ですから、しかもさきには城陽市の議会も慶山市を訪問するという、そういったことがわかってるわけですから、私今、副市長の話を聞いてて、何でそういう情報を、ちょっと気をつけとけよっていうような情報が上げられないのかなと、ふと思いましたね。  当然、議会事務局議会事務局としてそういった姉妹都市との関係の情報を自分から積極的にとらないといけないというのは当然ですけれども、きょう、副市長でもたまたまそういう関係の中でそういう情報を手に入れたからっていうことで、我々がそのことに関して質問するかもしれないっていうのは、行政を担当してらっしゃるすぐれた人ですから、そのぐらいちょっと言葉をかけてやっとかなあかんなっていうような、そういうのなかったのかなって、今すごく思うんですよ。国と国との関係で、しかももうすぐそういう直接的にやりとりしなければいけない状況が来るということはわかってるわけですから。私がもし議会人だったら、議会人なりの勉強不足、情報収集不足というのはそれは当然言われるかもしれませんけれども、そこは副市長だったら言ったげたらよかったのに、ここで突っ込まれるかもしれへんでっていうのがありますね、正直言うて。質問とかじゃなくて、今、3人目の質問じゃなくて意見として言っときたい。 ○出野一成副市長  どうも私のご説明が中途半端だったようで、きょうたまたま情報が入ったということではなくて、小学生を派遣するに当たって、もう稟議が回ってきた随分以前の段階からその情報は入っておりました。  市からはなぜ議会にその筋伝えないのと。この件については、例えば議論がほうふつとして、やっぱり現地の状況が厳しいとかいう話になってきますと、小学生の派遣も相なりませんので、多分何らかの形でご報告を申し上げただろうと、これは思います。  それから、今度議員の皆さん方がご出張なさる件についてという議論でございますけれども、いずれにしましても議会事務局長、うちの事務局が調整をして予算をつけてきたり、稟議が回ってきたりするわけでございますから、その時点で十分にそのときの状況をお伝えしたら足りると。多分定例的に考えますと、秋口に、秋のご出張だろうと思いますので、いつごろから具体的な準備が始まるのかわかりませんけれども、今の段階で特に申し上げて注意をしよう、注意をしようという必要は多分ないだろうと。もう少し時間を経ても十分大丈夫ですし、また小学生が慶山に行ったときに、さっき委員もおっしゃったように市民交流ですからちょっと違うかもしれませんけれども、いろんな雰囲気を持って帰ってきますので、その情報も得ながら適切に議会の事務局に対してはアドバイスをしてまいりたい。きょうやらなかったから問題じゃなくて、私もう少し時間があると思っておりますので、そのようにご承知おきいただきたいと思います。 ○八島フジヱ委員  なぜ私がこういうこと質問なり、何か口幅ったいこと言うかというと、前市長時代から下と上とすごく、私の感覚ではうまくいってないというか、尊重しない。下が上を尊重しない。議員じゃないですよ、議会事務局との関係で。よその議会事務局と行政との関係は、それなりのそういうポジションから上に上がってこられた方が多いから、スムーズに議会のいろいろな意見にどう対応しようかということがちゃんと連絡とれてるんですよ。で、あ、ここやっぱりまだ連絡がとれないのかなというのがふっと感じましたので、そういう意味もこれまでの議会事務局と、それから下との関係っていうのがいつもよそと比べてうまくいけないのかな、そういう人を、人間を送り込まないのかなっていうのがありましたから、あ、副市長もまだそういうこと引きずってんのかというようなことを思いましたので、質問とかいう、この議会事務局の項の質問とかではなくて、一般的にやっぱり議会なり議員をきちっと仕事がやりやすいようにするためにはもう少し何とかそういった体制があるはずなんだけどなと、老婆心ながら思いましたので、言わせていただきました。 ○出野一成副市長  議会の窓口である総務部長がここに座っておりますので、ちょっとその雰囲気は伝えてもらいたいと思いますけども、私の感覚といたしましては、私は他市町村の総務部長も経験しておりますし、多少自治振興の立場から各市町村の議会と執行側との違いっていうのは承知をしておるんですけども、そんなに、これは特に議員さんたちは自分たちの組織の中であるからよく承知してるかは知りませんけど、私の見た目では、そんなに不都合で不整合で調整ができてなくてっていう感じはしなくて、非常にしっかりやっておられるなと、こういう思いを持っておるんです。  ただ、要求ベースの要求と理事者側から上がってる回答が必ずしも一致しないというのはこれ、予算の議論だとかいろんなことがありますので、そこはおり従わなければいけませんけれども、日々日々の議会運営に当たっては、事務局長さんは議長さんの指揮命令のもとで動いておられて、必要な調整は議会の窓口である総務部長を中心にして当たっておられる。そこは適切にいっているんじゃないかというふうに私は思っております。  あとちょっと総務部長が補足をいたします。 ○本城秋男総務部長  ご存じのように、行政としての議会に対する窓口は総務部財政課が所管させていただいておりますので、私の立場として、事務局長とさまざまな情報交換というのは当然のことながら行わせていただいております。  今、八島委員のほうからあった、うちの人事的な発言ございましたけども、その件に関しては私のエリア、対象ではございませんが、日々の情報交換であるとか、それについてはしておりまして、ただ、当然のことながら、私としましては行政として、行政を代表して議会事務局長と接触させていただいておりますし、私の感覚としまして、事務局長は議会の立場ということで議論いたしますので、当然、相入れないこともあると。それはお互いの立場としてしゃべってるからかなと思うときもございますので、そういうことでご理解お願い申し上げます。 ○八島フジヱ委員  いや、別に理解もしますし、理解もしませんとこもたくさんありますけども、それはそれで今、何かごめんね、私が要らんことを口に出したのかもしれませんけれども、ずっとそういう何となく違和感というものがあるんですよという、行政と、それから議会事務局、ほんで議会人。議会人はそら、皆さんの動きを見て自分なりに城陽市に関する発言をどうしたらいいのかということは当然、関係なしに、いや、議会と行政と議会事務局との関係抜きにしてやりますからね、それはそれでいいんですけど、やっぱりスムーズにやっていただきたい。議会と行政は車の二輪だと言われますけれども、その二輪を正当に前に進めさせるためには、やっぱり行政、下と上とがどういう連絡をきちっと日々の連絡をとって、議会そのものを尊重してくれはるのかという、そういうことがずっと最近特に思ってましたので、今の質問答弁を見ててちょろっと、本当に老婆心ながら勝手なことを言わせていただきましたけれども、そこの辺の把握の仕方が勝手だと、あるいは不快なものがありましたら謝りますので、済みませんが。 ○増田貴委員長  ほかに。 ○土居一豊委員  選挙管理委員会にお尋ねいたします。間もなく府議選の補選が始まりますが、市議会議員が府議選に立候補した場合、どの段階をもって失職になりますか。 ○徳田康郎選挙管理委員会事務局長  市議会議員の方が立候補される場合ですけれども、まず、告示日の10日前までに議会のほうで欠員ができたという状況が発生した場合は選挙になりますが、告示日でその時点で立候補を表明されたとき、手続された時点で自動失職ということになります。 ○土居一豊委員  手続というのは、選挙管理委員会は手続を完了し、あなたのポスターは何番ですよということがわかった時点ですか。どの時点でございますか。 ○徳田康郎選挙管理委員会事務局長  その手続って今おっしゃられたのは、立候補の手続をしていただきまして、それを受け付けされた時点で失職ということになります。今回で言いましたら、3月28日が立候補受け付けになりますので、その8時半から受け付け始まりますので、それで受理された時点で自動失職という形になります。 ○土居一豊委員  この件について、私は議会事務局長と選管に教えてくれませんか、もう何日も前に言いましたよね。いまだに答えありませんよね。私はこういうことが、先ほどから議会事務局言われてるけど、どうして議員の質問に的確に答えてくれないのかな、これが皆さんの仕事に対する態度ですよ。ああ、なめられたもんだな、新人じゃ仕方ないのかなと思っております。  次の質問に行きます。  過去の議会において、本城委員が9月の市長選挙のときのことを捉えて、たすきが2本あることについて、それは違法じゃないの、どういうことにかかるのっていうことについて明確な答弁がなかったと、私もいまだに疑問なんです。間もなく選挙始まります。これについて、やはり候補者自体が間違いをささないためには、受け付けするときに正しく言っておくことが必要と思うんですけど、この件に対してもう一度、いいのか悪いのか。悪いのはどういうことで悪いんだ、教えていただけませんか。 ○徳田康郎選挙管理委員会事務局長  ただいまのたすきの関係でございますが、昨年の決算委員会だったと思いますが、そのときにご質問がございましたけれども、候補者がつけてるたすきを応援の方がつけておられたというお話だと思いますけれども、候補者の方がつけるたすき、これは公選法で候補者に限ってつけるということになってございますので、候補者のたすきをほかの応援の方がつけることはできないということになります。 ○土居一豊委員  あのときにそう答えましたが、私はあなたがその立場であれば、もう少し詳しく調べておくべきじゃないかな。選挙運動期間中に候補者みずからが使用するたすき、胸章、腕章類、候補者が着用する限り、数、規格の制限はない。腕章に胸章にたすきをつけても候補者はいいですよ、候補者に限って。だからやはりこういうことについては、あなたは法の番人なんですから、私が条例にない規約、規定、規則等、担当誰ですかって言ったら、あなたが担当だって言ったでしょう。少なくともやはりそういう質問が出れば、しっかりと法令調べておいて、同じことがあったときにはしっかりと法令に基づいて答弁できるようにしておくべきじゃございませんか。  次の質問に行きます。  私たちは、後援会の連絡所と、それと後援会事務所の看板を6枚ずつ12枚、許可を得て立ててます。これについて、城陽市の場合は期限は何年としていますか、そしてその期限は何か規定したものがございますか。 ○徳田康郎選挙管理委員会事務局長  本市の期限でございますが、一応有効期限は4年としております。  で、それにつきましては選挙管理委員会のほうでそれぞれ定めておられるんで、本市の場合は現在は4年ということで定めております。 ○土居一豊委員  その4年は何で定めてますか。どの規定で定めてますか。 ○徳田康郎選挙管理委員会事務局長  本市の場合、そういった、例えば事務規程等の作成をしておりませんので、決裁におきまして委員会に諮りまして、その承認を得て行っております。以前は2年でしたが、4年に変更を行ったのが22年の2月に決裁を行いまして、それを3月の委員会で諮りまして、委員の方に承認を得まして、4月1日以降4年ということにしております。そういう形で本市の場合は定めております。 ○土居一豊委員  規定を定めることが必要だと思いますけど、そういう認識はありませんか。 ○徳田康郎選挙管理委員会事務局長  例えば、国の場合ですが、中央選挙会とかいう形になりますと、選挙管理委員会がその有効期限を定めるという規定をつくっております。府におきましても同様の規定がございます。本市の場合、ただいま委員がおっしゃいましたように、そういう規定は定められておりませんので、今後、当然任期を継続していくことでございますので、それに適用できる規定のほうをつくっていくように考えていきたいと思います。 ○土居一豊委員  副市長に申し上げます。公職選挙法第143条第17項、読み上げます。「前項第一号の立札及び看板の類は、縦百五十センチメートル、横四十センチメートルを超えないものであり、かつ、当該選挙に関する事務を管理する選挙管理委員会(衆議院比例代表選出議員又は参議院比例代表選出議員の選挙については、中央選挙管理会)」ということは、各事務を管理する選挙管理委員会の定めるところの表示をしたものでなければならない、定めるところの表示を。それで、他のところ調べましたところ、してないとこあるかもわかりませんけど、多くのところが選挙管理委員会、市公職選挙執行規程というもの定めとんです。その中に、証票の有効期限は発行した年を含む何年のどこまでとしますよ、そしてそれを表示しなきゃ、交付した証票を表示しなきゃならないという規定を定めてるんですよ。今回ちょうど選挙ありますし、3年じゃないかと思って、私のところに参議院の比例区の証票が来たんですよ。それで私これ、ちょっと待って、根拠調べたんですよ。そしたら、中央選挙管理会は3年ですから3年で来るんですよね、張りかえてくださいって。そしたら市はどうなってるのと、市を全部調べたところ規定はありません。じゃあ、ほかの市もないのかっていったら、ほかの市調べたらたくさんあるんですよ。私はこれはやっぱり選挙の公平性ということ考えたら、別に時間のかかるものでもないし、規定に定めるのに何ら支障のあることじゃない。やはり速やかに調べて規定すべきものは規定していただきたいということを申し上げますが、私の意見を聞いていかがでございますか。 ○出野一成副市長  選挙管理委員会は独立してますので、私があんまり口挟むことじゃないんですけども、今の委員のお話を聞く限りは、少し点検をしてみなきゃいかんなと、こういう感じになります。 ○土居一豊委員  ほかにもいろいろなものがあれば、奥田市長がいろんな規約の見直しとか組織の見直し言われてますよね。やっぱりそこには上部規則に基づいて全部定めてあるのか、そして改正に応じて改正されてるか、要らないものないかって、やっぱりもう1回、1年かけて市が全部見直すということ、私は必要と思いますので、これを申し上げて質問終わります。 ○増田貴委員長  はい、それでは、ほかにはございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○増田貴委員長  ほかになければ、区分9の質疑を終結いたします。  以上で部局別の質疑を終結いたします。  それでは、説明員の方は退席をお願いいたします。ご苦労さまでした。           〔説明員退席〕       ────────────────────────────── ○増田貴委員長  それでは、この際、あすの委員会の運営方法等についてお諮りいたします。
     まず、総括質疑の持ち方についてお諮りいたします。  総括質疑につきましては、前例により時間制を導入、1人当たりの質疑時間を15分とし、会派の持ち時間制といたしたいと思います。これにご異議はございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○増田貴委員長  ご異議なしと認めます。そのように決定いたします。  それでは、総括質疑の各会派の持ち時間について発表いたします。  まず、市民ネット城陽2人、30分、公明党議員団2人、30分、自民党議員団希望2011、2人、30分、日本共産党議員団2人、30分、太陽の会2人、30分、会派を構成しない議員1人、15分となります。以上のとおりでありますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、各会派の質疑の順序を前例によりくじで決定いたしたいと思います。  事務局でくじを用意しておりますので、順次お引きくださいますようよろしくお願いいたします。           〔くじを引く〕 ○増田貴委員長  ありがとうございました。  では、報告させていただきます。まず、1番、公明党議員団、2番、自民党議員団希望2011、3番目、会派を構成しない議員、4番目、市民ネット城陽、5番目、太陽の会、6番目、日本共産党議員団。ということになってます。よろしくお願いいたします。以上のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。       ────────────────────────────── ○増田貴委員長  これをもって本日の委員会を散会いたします。  明日、3月25日午前10時から委員会を開催いたしますので、ご参集のほどよろしくお願いいたします。皆さん、お疲れさまでした。           午後4時58分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                              予算特別委員長                                増 田   貴...