宮津市議会 2019-12-25
令和元年第 4回定例会〔12月定例会〕(第5日12月25日)
令和元年第 4回定例会〔12
月定例会〕(第5日12月25日)
令和元年 宮津市議会定例会議事速記録 第5号
第4回
令和元年12月25日(水) 午前10時00分 開議
◎出席議員(13名)
久 保 浩 星 野 和 彦 松 本 隆
向 山 禎 彦 横 川 秀 哉 小 濃 孝 之
長 林 三 代 松 浦 登美義 坂 根 栄 六
長 本 義 浩 德 本 良 孝 河 原 末 彦
北 仲 篤
◎欠席議員 な し
◎
議会事務局
事務局長 髙 村 一 彦
議事調査課長 矢 野 善 記
議事調査係長 沼 野 由 紀
〔
久保総務文教委員長 登壇〕
○
総務文教委員長(久保 浩) ただいま議題となりました議第43号及び議第44号の2件につきまして、一括して審査の経過と結果を御報告申し上げます。
当委員会は、去る12月12日に委員会を開催し、所管の
部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議第43号 字の区域及び名称の変更についてであります。
国土調査法に基づき、平成29年度に実施した字石浦の区域及び字由良の区域の一部の地籍調査について、成果の
認証請求手続にあわせて必要となる字の区域及び名称の変更を行うものであります。
採決の結果、
全員賛成で
原案可決と決しました。
次に、議第44号 宮津市廃棄物の減量化及び
適正処理等に関する条例の一部改正についてであります。
新
処理施設、
宮津与謝クリーンセンター稼働後は、衣類の分別について、50センチ以上は燃やさないごみ、50センチ未満は燃やすごみとして分別するとのことだが、50センチ以上の衣類が燃やすごみ袋に入っていたら収集しないのか、住民はわかりづらいのではないかとの質疑があり、衣類に限らず長いものは、施設での
破砕処理の際に機械に巻きつくおそれがあるため、目安を50センチとして分別をお願いするもので、50センチ以上の衣類が燃やすごみ袋に入っていても収集は行う。住民への周知は定着するまで繰り返し行っていく必要があると考えているとの答弁がありました。
委員間討議において、
一般廃棄物の分別方法が変更となる点については、住民に対し丁寧に説明をする必要があるのではないかとの議論が交わされました。
採決の結果、
全員賛成で
原案可決と決しました。
以上で報告を終わります。
○議長(北仲 篤) ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
一括して討論に入ります。ただいまの
委員長報告に対し、反対、その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。
議第43号及び議第44号の2件を一括して採決いたします。
2件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。
2件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。
〔起 立 全 員〕
○議長(北仲 篤)
起立全員であります。2件は、
委員長報告のとおり可決されました。
────────────────────
○議長(北仲 篤) 日程第3 議第45号及び議第46号の2件を一括して議題といたします。
委員長の報告を願います。
産業建設福祉委員長 小濃孝之さん。
〔小濃
産業建設福祉委員長 登壇〕
○
産業建設福祉委員長(小濃孝之) ただいま議題となりました議第45号及び議第46号の2件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
当委員会は、去る12月12日に委員会を開催し、所管の
部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議第45号 宮津市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。
本
条例改正は、
健康診査等に係る医師の報酬額を改定するとともに、
介護相談員派遣事業の廃止に伴い、
介護相談員の報酬を削除するものであります。
採決の結果、
全員賛成で
原案可決と決しました。
次に、議第46号 宮津市
下水道事業に
地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う
関係条例の整備についてであります。
長期的に安定した
下水道サービスの提供を実現するため、
地方公営企業法の規定の全部を
下水道事業に適用することとし、
関係条例について、所要の整備を行うものであります。
地方公営企業法の規定を適用した場合の
経営戦略、
財政シミュレーションの見直し時期はとの質疑があり、令和2年度から
公営企業会計を適用するが、その決算を見てから見直したいとの答弁がありました。
委員間討議において、
地方公営企業法を適用することで、経営実態が明確になり、
経営基盤の強化につながる。また、
独立採算制に移行し、
一般会計からの
基準外繰出金が廃止されると、
下水道料金の引き上げにつながるのではないかなどの議論が交わされました。
採決の結果、
全員賛成で
原案可決と決しました。
以上で報告を終わります。
○議長(北仲 篤) ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか。
長林三代さん。
○議員(
長林三代) 議第46号について質疑をさせていただきます。
委員間討議において、
経営基盤の強化につながるといったような御意見があったと報告をされましたけれども、では、どういった内容の質疑、答弁があったのか、教えていただけますか。
○議長(北仲 篤) 小濃孝之さん。
○
産業建設福祉委員長(小濃孝之) 3万人未満の団体といっても、その規模はさまざまだが、
小規模団体にも
公営企業会計の適用を求める国の意図は、
経営基盤の強化、持続可能な
事業運営の確立と理解したらよいかとの質疑があり、そのとおりとの答弁がありましたが、
公営企業会計化がなぜ
経営基盤の強化につながるのかといった質疑はありませんでした。
○議長(北仲 篤)
長林三代さん。
○議員(
長林三代) そうしましたら、
住民サービスにつながるといった、こういう質疑もなかったんでしょうか、お伺いします。
○議長(北仲 篤) 小濃孝之さん。
○
産業建設福祉委員長(小濃孝之) そのような質疑はありませんでした。
○議長(北仲 篤) 他に御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
一括して討論に入ります。討論の通告がありますので、これを受けることといたします。
長林三代さん。
〔
長林議員 登壇〕
○議員(
長林三代) ただいま議題となっております議第46号 宮津市
下水道事業に
地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う
関係条例の整備につきまして、
日本共産党宮津市会議員団を代表し、反対討論を行います。
本議案は、
地方公営企業法を
下水道事業に適用するに当たっての
関係条例の整備となっていますが、
下水道事業を
公営企業会計の適用とするのかどうかが問われる議案であることを申し上げておきます。
地方公営企業法では、
下水道事業への
公営企業会計化は任意適用であり、各団体の判断となっています。総務大臣の通知も
公営企業会計の適用を行うことを要請するとなっています。あくまでも宮津市の判断であり、そうあらねばならないということではないということを議員の皆さんは御承知だと思います。
ところが、宮津市は、移行期間はおおむね3年間という総務省の示す
スケジュールどおり、平成29年に
下水道事業経営戦略を策定し、令和2年度から
公営企業会計を適用し、
公営企業会計の適用推進に係る支援措置である充当率100%の
公営企業債と
元利償還金の
普通交付税措置を確保しようとしています。
下水道事業会計は、平成30年度決算においても、
一般財源から5,000万円強の
繰り入れをしています。議案質疑において、今後も収益改善はないと資金不足を予測しており、
資金不足解消のために借り入れを行う予定であると企業債にも言及しました。すなわち、
下水道事業は、
特別会計であろうが、
公営企業会計であろうが、今後も赤字が続く事業だということです。
下水道施設の老朽化も進む中、経営環境はますます厳しくなるものと予測されます。
一般財源からの
繰り入れをなくす方向の
公営企業会計では、議案に示されるような
経営基盤が強化され、持続可能な
事業運営の確立につながるとは到底考えられません。ましてや
少子高齢化による人口減少が加速している本市で、
独立採算制の原則に基づく
汚水処理経費は使用料で賄うとの原則を貫くことは、使用料金の値上げにつながり、
住民サービスどころか、大きな負担を市民に課すことになり、民間委託、さらには民営化へと地方自治体のあるべき姿とは違う方向に進む可能性も出てきます。
下水道事業の
公営企業会計の適用は、
経営基盤の強化にも、
住民サービスの向上にもつながりません。
一般財源からの
繰り入れを強化すべきです。市民の皆さんは、住民目線の
事業政策を願っていますし、それに応えるべきです。
したがって、議第46号 宮津市
下水道事業に
地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う
関係条例の整備につきまして、反対をし、討論を終わります。よろしく御審議をお願いいたします。
○議長(北仲 篤) 他に御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。
議題のうち、まず、議第45号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、可決であります。
本件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。
〔起 立 全 員〕
○議長(北仲 篤)
起立全員であります。本件は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第46号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、可決であります。
本件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。
〔起 立 多 数〕
○議長(北仲 篤) 起立多数であります。本件は、
委員長報告のとおり可決されました。
────────────────────
○議長(北仲 篤) 日程第4 議第47号から議第49号までの3件を一括して議題といたします。
委員長の報告を願います。
予算決算委員長 德本良孝さん。
〔
德本予算決算委員長 登壇〕
○
予算決算委員長(
德本良孝) ただいま議題となりました議第47号から議第49号までの3件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
総務文教、
産業建設福祉各分科会での質疑、
委員間討議を経て、12月18日に本委員会を開催し、審査を行いました。
まず、議第47号 令和元
年度宮津市
一般会計補正予算(第3号)についてであります。
初めに、
総務文教分科会委員長から、次のとおり、分科会での
審査報告がありました。
財政課所管分について、歳入の
財政調整基金繰入金が4,000万円減額となった理由はとの質疑があり、過年度分の
災害復旧費に係る補助金約5,100万円が歳入として見込めたため、今後、人勧による
人件費補正や除雪経費が増額した場合等の備えも考慮し、
財政調整基金の
繰り入れを減額したとの答弁があった。また、公債費について、元金も減額補正されているのはなぜかとの質疑があり、平成29年度に償還期間5年で1年間据え置きの小
災害復旧事業債を借り入れたが、事業の一部を繰り越し、平成30年度に正式な借り入れを実施したことで
元金償還の据置期間が1年ずれたため、
元金償還が不用となったものであるとの答弁があった。
次に、
企画課所管分について、
公共交通空白地有償運送支援事業で、
公共交通空白地の定義はとの質疑があり、最寄りの駅、バス停から1キロメーター以上離れている地域を
公共交通空白地と位置づけているとの答弁があった。また、養老・
日ヶ谷地域、
由良地域、
栗田地域における枝線廃止に伴う代替手段の検討状況はとの質疑があり、養老・
日ヶ谷地域においては、実施を検討してきたが、12月上旬の地域との話し合いにおいて、令和2年4月から実施することで合意が図られた。来年2月開催の宮津市
地域公共交通会議で承認を得た後、準備経費を3月補正でお願いする予定である。
由良地域においては、地域で
検討委員会を立ち上げられ、現在
住民アンケートを実施されている。12月末に集計を行い、その結果を受け、令和2年10月実施を見据え、手法を検討いただく予定である。
栗田地域においては、地形的に地域主体では困難なことから、市が主体となり、令和2年10月実施を目指し、事業者、関係機関と協議中であるとの答弁があったと報告がありました。
次に、
産業建設福祉分科会委員長から、次のとおり、分科会での
審査報告がありました。
農林水産課所管分について、里の
地域資源活用事業で、この事業に係る現在までの総事業費は幾らか、また、その内訳及び財源はとの質疑があり、総事業費は8,898万円で、内訳は
生産者支援に1,220万円、
オリーブオイル宮津の運営に4,750万円、その他、搾油機の購入や
加工場改修補助等に2,928万円である。また、財源については、
国庫支出金4,790万円、府支出金213万円、基金2,600万円、
一般財源1,295万円であるとの答弁があった。また、苗木の値段の妥当性はとの質疑があり、
イタリア政府公認苗木、3年生、税込みの1本当たりの
価格調査を国内の3社に対して行ったが、現地での
引き渡し価格という観点から考えれば、適正な範囲内であると考えるとの答弁があった。さらに、今後の
オリーブ事業の振興体制はとの質疑があり、10月に
宮津オリーブ生産者の会が発足し、今後においては、この会が栽培の振興、
ブランド化等の取り組みを会員の中で連携して行っていくこととされている。なお、春に設立された
株式会社オリーブオイルは、OOMにかわって苗木の仕入れや生産者の要請に応じ指導等も行われるとの答弁があった。
委員間討議において、苗木の値段について、
イタリア国内での流通価格が本当に適正であるのかも含め、再度妥当性をしっかりと確認されたい。また、
当該事業の補助対象となる団体として、
株式会社オリーブオイルが適正かどうかを市の
顧問弁護士に確認したところ、特に問題がないとのことであったが、弁護士によって見解が異なる案件とも思われるため、他の弁護士に確認するなど、慎重に調査される必要があるなどの議論が交わされたと報告がありました。
委員長報告に対する質疑において、
オリーブ栽培支援事業はいつまで続くのかとの質疑があり、事業の
実施期限についての質疑はなかったとの答弁がありました。この答弁を受け、当委員会では、
当該事業にこれまで8,890万円と多額の費用が投入されていることや、植栽本数が当初計画では1万本を予定しているが、その計画本数に達していないことなどを踏まえ、事業の
実施期限を確認すべきとし、再度、
産業建設福祉分科会での審査を求め、分科会で審査を行いました。その結果、分科会委員長から、平成29年度に苗木購入に係る補助金制度を創設したが、一定期間に限った補助金であること、また、今年度末で4,900本の苗木が植栽され、この苗木が成木に育っていく前提になるが、大きな産業の基盤はできたものと考えていることから、
当該事業の補助金は今年度で終了する予定であるとの答弁があったとの報告を受けました。
当委員会の
委員間討議において、当該補助を受ける団体等及び苗木の価格が適正かどうかを含めて調査し、慎重に事業を執行されたいといった意見を付してはどうか、また、議会としても一定の調査ができることや、補助対象団体が適正であるかどうかについては、
顧問弁護士から問題なしとの判断がされており、ここで意見を付すことはなじまないなどの議論が交わされました。
採決の結果、
全員賛成で
原案可決と決しました。
次に、議第48号 令和元
年度宮津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。
総務文教分科会委員長から、健診受診者数の状況はとの質疑があり、住民健診及び人間ドックのうち、人間ドック受診者が増加しており、平成30年度の249人から今年度は311人になると見込んでいるとの答弁があったと報告があり、採決の結果、
全員賛成で
原案可決と決しました。
次に、議第49号 令和元
年度宮津市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。
産業建設福祉分科会委員長から、今回の補正は、市債の償還金の整理による減額及び繰越明許費の設定に伴う補正であり、特筆すべき質疑等はなかったとの報告があり、採決の結果、
全員賛成で
原案可決と決しました。
以上で報告を終わります。
○議長(北仲 篤) ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
一括して討論に入ります。ただいまの
委員長報告に対し、反対、その他の御意見はありませんか。
長林三代さん。
〔
長林議員 登壇〕
○議員(
長林三代) ただいま議題となっています議第47号 令和元
年度宮津市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、
日本共産党宮津市会議員団を代表し、賛成の立場で討論をさせていただきます。
戸籍住民基本台帳管理運営事業におきまして、マイナンバーカード交付に係る体制等の強化に113万2,000円の特定財源が予算化されています。マイナンバー制度は、赤ちゃんからお年寄りまで、国民全員に12桁の番号をつけて、納税や社会保障給付などの情報を国が管理し、国が活用する仕組みです。国民の所得や資産を効率よく把握し、税金の徴収を強化したり、社会保障給付が適正に行われているか、チェックすることが目的とされています。最大の問題点は、個人情報の漏えい、流出の危険性が高まることです。一旦流れた情報は、流通し、売買され、取り返しがつかなくなります。アメリカや韓国などでは、悪用され、大きな問題となっています。
委員長報告にはありませんでしたが、
総務文教分科会において、質疑をいたしました。メリットは、保険証がわりになり、本人確認できることとの答弁がありました。健康保険証の中身が漏えいすれば、個人の病歴、生活等、さまざまな情報が流れてしまいます。セキュリティー対策を徹底するようですが、近年の情報漏えいの状況からは、個人情報を守り切ることができかねるのではないかと懸念いたします。
しかしながら、あくまでもカード化は個人からの申請主義であり、カードの交付率が低いことによる国からのペナルティーもなく、カード化しなければ日本国民ではないということはないとの答弁も聞かせていただきました。
地区連絡所等での出張申請受け付け等では個人情報の漏えい等のないよう、十分な管理をお願いしたいと思います。
日本共産党宮津市会議員団としましては、マイナンバー制度には反対ですが、本予算はあくまでも申請主義であり、マイナンバーカードへの強制的な交付ではないことを確認しました。また、他の事業等の予算もあり、議第47号 令和元
年度宮津市
一般会計補正予算(第3号)に賛成し、討論を終わらせていただきます。
○議長(北仲 篤) 他に御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。
議第47号から議第49号までの3件を一括して採決いたします。
3件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。
3件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。
〔起 立 全 員〕
○議長(北仲 篤)
起立全員であります。3件は、
委員長報告のとおり可決されました。
────────────────────
○議長(北仲 篤) 日程第5 議第50号から議第59号までの10件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を願います。松崎
産業経済部長。
〔松崎
産業経済部長 登壇〕
○
産業経済部長(松崎正樹) 私から、議第50号 財産の取得につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案参考資料1ページもあわせてごらんください。
有害鳥獣の処理をするために来年度から鳥獣個体を発酵処理する施設として整備費5,730万円を9月補正予算において可決いただいたところでございます。当該施設の中核をなす鳥獣処理装置一式の設備取得のための売買契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
契約の内容につきましては、処理装置、熱風発生装置、脱臭装置各1台の鳥獣処理装置一式について、随意契約により有限会社サンキ通商から購入し、契約金額を税込みで4,114万円とするものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(北仲 篤) 森口
総務部長。
〔森口
総務部長 登壇〕
○
総務部長(森口英一) 私から、議第51号から議第53号までの3件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
最初に、議第51号
宮津市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正についてでございます。議案参考資料の3ページもあわせてごらんください。
特別職の職員の給与に関する法律の改正を受けまして、これに準じて、本市の特別職である市長及び副市長の期末手当の支給月数を改定しようとするもので、年間0.05月引き上げるものでございます。
施行日は、
令和元年度分は公布日施行の
令和元年12月1日適用、令和2年度以降分は令和2年4月1日でございます。
なお、議員及び教育長の期末手当につきましても、本条例の規定を準用していますことから、同様に改定となるものでございます。
次に、議第52号 宮津市
一般職職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。議案参考資料は6ページでございます。
令和元年の人事院勧告及び一般職の職員の給与に関する法律等の改正を受け、これに準じて本市の
一般職職員の給料、手当を改定しようとするもので、勤勉手当等は支給月数を年間0.05月、給料表については、若年層に重点を置き、平均で0.1%引き上げるほか、住居手当については、支給対象となる家賃額を現行の5,000円以上から1万6,000円以上に引き上げるとともに、手当の上限額を2万7,000円から2万8,000円に引き上げるものでございます。
施行日は、勤勉手当等の
令和元年度分は公布日施行の
令和元年12月1日適用、令和2年度以降分は令和2年4月1日、また、給料表については公布日施行の平成31年4月1日遡及適用、住居手当については令和2年4月1日施行でございます。
次に、議第53号 宮津市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。議案参考資料は26ページでございます。
これは、ただいま説明いたしました議第52号 宮津市
一般職職員の給与に関する条例の一部改正に準じまして、
会計年度任用職員の給料表を改定しようとするもので、平均0.1%引き上げるものでございます。
施行日は、公布日施行とし、もとの条例の施行日である令和2年4月1日前に改正するものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北仲 篤) 宮﨑市民部長。
〔宮﨑市民部長 登壇〕
○市民部長(宮﨑茂樹) 私から、議第54号 宮津市印鑑条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案参考資料の29ページもあわせてごらんください。
本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律、これの公布に伴う印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に基づきまして、本条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の内容は、成年被後見人本人からの印鑑登録申請について、法定代理人の同行がある場合は、本人が意思能力を有するものとして、申請を受け付けることとするものであります。
施行日は、公布の日としております。
以上、まことに簡単でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、可決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(北仲 篤) 城﨑市長。
〔城﨑市長 登壇〕
○市長(城﨑雅文) 私から、議第55号から議第59号までの
令和元年度補正予算関係5件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
今回お願いをいたしております補正予算は、
一般会計と3件の
特別会計及び
水道事業会計で、総額481万5,000円を追加するものでございます。
まず、
一般会計補正予算(第4号)についてでございます。歳入歳出ともに400万9,000円を追加し、予算の総額を138億26万5,000円とするものでございます。別紙の令和元
年度宮津市12月補正予算追加提案分(案)の概要もあわせてごらんいただきたいと存じます。
来年5月26日、本市の天橋立で予定しております東京2020オリンピック聖火リレーの実施経費に係る債務負担行為の設定をお願いいたしておりますほか、人事院勧告に基づく人件費の補正、平成30年度災害復旧経費に係る債務負担行為及び繰越明許費の設定をお願いいたしております。
以上が補正予算の概要でありますが、その財源は、特定財源として10万4,000円、
一般財源390万5,000円といたしております。
次に、
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、
下水道事業特別会計補正予算(第3号)及び
水道事業会計補正予算(第2号)については、いずれも人事院勧告に基づく人件費の補正を行うものでございます。
以上、まことに簡単でございますが、よろしく御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北仲 篤) 永濱教育次長。
〔永濱教育次長 登壇〕
○教育次長(永濱敏之) 私から、今回の
一般会計補正予算のうち、
教育委員会事務局所管の事業につきまして、12月補正予算追加提案分事業等説明資料により御説明申し上げます。
資料の通し番号4ページ、東京2020オリンピック聖火リレー事業でございます。5ページの資料もあわせてごらんください。東京2020オリンピック聖火リレーを令和2年5月26日に天橋立公園内で実施することにつきまして、12月17日付で大会組織委員会から正式に公表されたことから、今回追加補正により、来年度の実施に向けて必要な経費500万円を債務負担行為として設定するものでございます。東京オリンピック聖火リレーは、来年3月26日に福島県を出発点として、全国47都道府県、858市区町村を約1万人の聖火ランナーでつなぐもので、京都府内においては、5月26日火曜日から翌27日水曜日にかけて2日間実施されるものでございます。資料の5ページのイメージ図にも記載しておりますが、本市においては、1日目の5月26日に京丹後市から聖火を引き継ぎ、天橋立公園グラウンド内で点火式を行った後に、文珠側の日本三景の碑前から、府中側の全国顕彰マラソンの碑前の約2.6キロをルートとして聖火リレーを実施し、次の舞鶴市に聖火を引き継ぐこととなっております。開催に当たっての経費としては、事業を安全、円滑に実施するための警備計画の策定、聖火リレー及びミニセレブレーション、点火式でございますが、の実施、小・中学生を対象としたオリンピック・パラリンピック学習会などに係る費用を計上し、ことしから来年にかけて準備を行う必要があることから、債務負担行為の設定をお願いするものでございます。
なお、宮津市においては、前回、1964年の東京オリンピックでは、残念ながら聖火リレーは実施をされませんでしたが、今回、念願の聖火リレー開催地となります。こうした機会を契機として、宮津の魅力を世界に発信するとともに、市民がオリンピックを身近に感じることで、夢と希望を与える機会を創出し、一人一人豊かなスポーツ心を育む機会としてまいりたいと考えております。
以上、所管事業の説明とさせていただきます。
○議長(北仲 篤) ここで議案熟読のため、約15分間休憩をいたします。
(休憩 午前10時44分)
────────────────────
(再開 午前10時55分)
○議長(北仲 篤) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議第50号から議第59号までの10件について、一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか。小濃孝之さん。
○議員(小濃孝之) 議第50号の財産の取得についてお伺いをします。
取得の方法として随意契約ということになっておりますけども、これの理由と、それから、何社から見積書を徴したのか、それをお伺いしたいと思います。
それから、9月議会の補正予算で、この
処理施設ということで5,730万円ですか、補正予算の予算化がされたわけですけども、それの内訳として、北部の
処理施設ということで、冷凍庫も含めて4,400万円というふうに認識をしているんですけども、このうち、冷凍庫が200万円というふうに考えておるという、そういうことやったというふうに思いますけども、そうしますと、差し引き4,200万の予算に対して、今回4,114万で取得したという、そういうふうに理解をさせてもらったらいいのかどうか、お伺いします。
○議長(北仲 篤) 松崎
産業経済部長。
○
産業経済部長(松崎正樹) 2点、有害鳥獣の今回の財産取得にかかわっての御質問をいただきました。
1点目の随契の理由ということでございますが、国内に発酵処理装置を販売している業者としましては、2社を確認しております。そういう中で、1社につきましては、日40キロの処理のできる装置が販売されている中で最大ということでございます。一方、うちのほうで、今考えておる処理というのが年間約1,100頭、38トンの個体数を処理していかなければならないという中で、ストックの施設をどれぐらいの規模にするかということもあるんですけど、余り大きなものにもできないと。このストックの施設も踏まえますと、1日当たり大体200キロぐらいの処理をしていく装置が必要ということでございます。そうしますと、この1日当たり200キロの処理をする装置を販売している事業者が1社ということでございますので、性質上、1社からの見積もりということで随意契約とさせていただいております。
それから、金額のほうについての御質問がございました。今回のこの4,114万円というのは、この有害処理装置施設のみという金額になりますので、プレハブ冷凍庫、これは外置きをしますけども、これにつきましては別途200万円ということで購入していかなければならないということでございます。以上でございます。
○議長(北仲 篤) 向山禎彦さん。
○議員(向山禎彦) 御提案ありました議第51号と52号についてお聞きしたいと思いますが、まず、52号におきましては、提案の趣旨、目的において、
令和元年の人事院勧告及び一般職の職員の給与に関する法律等の改正を受け、給料、手当の改正を行うものとあります。それから、51号に関しましては、同じく、趣旨の目的のところで、特別職の職員の給与に関する法律の改正を受け、これに準じて本市の特別職である市長及び副市長の期末手当の支給月数を改定するものとあります。52号は、人事院勧告及び一般職の職員の給与に関する法律等の改正と、それから、51号は、特別職の職員の改正ですが、この違いと、それから、法的拘束力の違い等がありましたら教えてください。
○議長(北仲 篤) 森口
総務部長。
○
総務部長(森口英一) 51号と52号にかかっての御質問でございました。
まず、法的な拘束力ということでございます。これはあくまでも国家公務員の給与の関係でございますので、法的な拘束力はございません。私ども、地方公共団体が定めればよいということでございます。まず1点目がそれでございます。
それから、一般職のほうは、今申しましたように、法律なりでうちのほうも改正を、それに準じた形で改正をさせていただいておるということでございます。議員からは、今、特に特別職の関係についての御質問がございました。これも提案理由で申し述べたことでございますけれども、これについても、特別職の職員の給与に関する法律というものがございます。これに準じて、市長、副市長の給与等を改正させてもらっておるということでございます。また、これに準じて、議員の皆様、それから教育長の給与についても改正をさせてもらっておるということであります。これについても、先ほど申し上げたとおり、法的な拘束力はありません。各自治体で決めればよいことであります。ただ、こういった形で、国のほうからは勧告ということ、あるいは、こういった法律の改正というものがなされておりますので、私どもの判断といたしまして、これに準じて改正をしていくものということであります。ちなみにということで申し上げさせていただくならば、国の特別職ということで、内閣総理大臣等々の大臣ということになります。この方々も0.05月引き上げということになるということでございます。以上でございます。
○議長(北仲 篤)
長林三代さん。
○議員(
長林三代) 議第50号の財産の取得についてお伺いをいたします。
財産を取得するということなんですけれども、私がお伺いしたいのは、では、その前に、世屋の自治連との話し合いとか、それから、日置との話し合いはどうなったのかということをお伺いしたいと思いますけれども、いかがでしょう。
○議長(北仲 篤) 松崎
産業経済部長。
○
産業経済部長(松崎正樹) まず、この
処理施設を設置します下世屋自治会さんについては、御了解をいただいているところでございますし、中間施設を設置しようとしております上宮津地区についても、了解をいただいているところでございます。今御質問は、周辺ということでの了解はということで御質問いただきました。いずれの地区につきましても説明のほうは一度させていただいております。そういう中で、やっぱり臭気とか、処理水の関係の御懸念があるということで、ここについては、できる限り先行導入地のデータ等も今入手をしておりまして、そういうものもお示ししながら、より御理解いただけるよう、引き続き丁寧に説明をしていくこととしております。以上でございます。
○議長(北仲 篤)
長林三代さん。
○議員(
長林三代) 説明をされたということで、世屋と日置との周辺自治会ですね、説明をされたということを先ほどおっしゃって、これからもできる限りデータを入手して丁寧に説明していくということで、ということは、周辺の地域としましては、了解はされていないというふうに判断をさせてもらったらよろしいんでしょうか。
○議長(北仲 篤) 松崎
産業経済部長。
○
産業経済部長(松崎正樹) 意見交換させていただいたときには、そういった御懸念があると意見があったと思っておりますので、そこを払拭できるように私どもは努めていくということでございます。以上でございます。
○議長(北仲 篤) 坂根栄六さん。
○議員(坂根栄六) 2点ほどお伺いしたいと思います。
まず1点目は、先ほど向山議員から質疑がありましたけれども、財政健全化をしてる折に、この議第51号におきまして、この財政健全化の中で、期末手当を引き上げていくという、この判断に至ったその理由といいますか、市民にどういうふうに説明をされるのか、どういう整理をされたのかをお伺いしたいなと思います。
もう1点は、オリンピックのほうの債務負担行為、こちらのほうの行く行くの財源といいますか、どういったようなことを考えておられるのか、そのあたりの説明というのをお伺いしたいなと思います。
○議長(北仲 篤) 森口
総務部長。
○
総務部長(森口英一) 1点目、51号のほうについてお答えをいたします。
市長、副市長等の特別職の給与の関係でございます。今回、提案理由で申し上げたとおりということになりますけれども、国の法律改正に準じて、これの引き上げをさせていただいておるということであります。しからば、議員からは、財政健全化の折にこういったことが市民に理解を得られるのかなということでございます。これについては、財政健全化の取り組みといたしまして、市長、副市長、教育長等の給与20%カット等々もさせていただいておるということでございます。それぞれの特別職の報酬については、それぞれの自治体が決めさせていただいております。高い自治体もありますし、報酬の低い自治体もあるということでございます。給料ベースはそういったことだということでございます。ただ、期末手当等については、国の勧告、あるいは法律の改正に基づいて、月数については一定の根拠をもって、私ども取り決めをしていきたいと思っておりますので、国の法律改正に伴って、準拠して、こういう形にさせていただきたいと思っております。市民の皆様には、今申し上げたように、特別職の20%カットでありますとか、そういったこともさせていただいておるということでございますので、そのあたりと加えて、また説明もさせてもらいたいというふうに思います。
○議長(北仲 篤) 永濱教育次長。
○教育次長(永濱敏之) 聖火リレーに関する財源等に関しての御質問でございます。
今回あくまで債務負担行為の設定ということでお願いをいたしております。詳細な経費、事業内容については、改めて当初予算の中で御審議いただくことになろうかと思います。現在でのいわゆる特定財源でございますが、これは補正予算にもございます調書の中にも、21ページに書いてございます。現在京都府において、いわゆる対象経費は一定限られますが、それの2分の1の補助制度を来年度も実施いただくということを聞いてございます。そういった中で、500万円と債務負担の中でございますが、約200万円強の府の補助金がいただけるということで考えております。ただ、先ほど来からもありますように、大変財政状況が厳しい中ではございます。必要最低限の中で、経費は縮小しながら、ただ、先ほど申しましたように、市民に夢と希望を与える絶好の機会でございます。また、宮津の魅力を世界に発信する機会でございますので、効果的に費用も使わせていただいて、成功裏に終わらせたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(北仲 篤) 久保 浩さん。
○議員(久保 浩) そのオリンピックの関係なんですけれども、事業等説明資料の4ページ、5ページで、聖火ランナーの関係なんですけど、200メートルを1人、1人当たり200メートルということで決まっておるようなんですけども、例えばこの区間が2キロとかでしたら、ざっとしたら10人とか、今の段階である程度距離、ここからここまで決まっとるようなことがあれば教えていただきたいのと、それから、リレーされる方の選考的なものですね、何か公募的なものを考えられとるとか、それから、宮津市に在住だとか、その辺の考え方みたいなあれば、ちょっとお聞きしときたいなと思うんですけども。
○議長(北仲 篤) 永濱教育次長。
○教育次長(永濱敏之) 聖火リレーに関しまして、2点ほど御質問いただきました。
1点目、今回、組織委員会で公表されましたのは、各市町村での聖火リレーの実施区間とルートでございます。先ほど御説明させていただきましたように、宮津市においては約2.6キロを走るということで、議員も言われましたように、1人が約200メートルを走るということでございます。ただ、何区間あるということは今の時点では公表できないということでございますので、先ほど私が申しました範囲で御推察いただければなというふうに思っております。
また、この17日にあわせて、いわゆる京都府内での走られる聖火ランナーの公表もございました。これはあくまでも京都府の実行委員会において推薦をし、全国の組織委員会で決定された方の名前でございます。この方々については、御承知かと思いますけど、京都府内で、京都府としていわゆる公募をされました。公募をされた中から、いわゆる推薦、決定をされて、氏名の公表があったということで、また、残る区間の方々については、今回スポンサーのいわゆる企業の公募等もございます。そちらのほうからも何名かは参加をされるというふうに聞いております。また、こちらの公表については、今後順次されていくのかなというふうに思っております。私からは以上でございます。
○議長(北仲 篤) 他に御質疑はありませんか。松本 隆さん。
○議員(松本 隆) 議第55号の
一般会計補正予算の関係なんですけども、今回のこの追加補正で、補正後の予算額が138億相当になっております。せんだってというか、この定例議会の初日の全員協議会におきまして、今後5年間の財政見通しということで、歳入のほうでは、
令和元年12月補正後として、154億6,900万円という、こういう数字が上がっております。この十五、六億円の差というのは、どういう内容なのか、お願いします。
○議長(北仲 篤) 浅野
企画財政部長。
○
企画財政部長(浅野 誠) 154億とこの138億なりのこの差ということでございますが、平成30年度からの繰り越しの分ということになってございます。
○議長(北仲 篤) 他に御質疑はございませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。10件については、
委員会付託を省略することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北仲 篤) 異議なしと認めます。
10件については、
委員会付託を省略することに決しました。
一括して討論に入ります。10件に対して、反対、その他の御意見はありませんか。
長林三代さん。
〔
長林議員 登壇〕
○議員(
長林三代) ただいま議題となっております議第50号 財産の取得について、少々意見を言わせていただきます。
この有害鳥獣
処理施設におきましては、9月議会で予算として可決をされました。しかしながら、地域への説明のあり方や処理水の下流域での産業、特に日置では丹後産コシヒカリを作付している優良農地がありますし、先ほどのデータを入手して丁寧に説明をしていくということでありましたけれども、余りにもその期間が長過ぎると私は思います。余りにも説明が遅過ぎる。データに不都合があるのかと疑いたくなることも考えるようになります。そうでなければ、早急に説明をすることを条件に賛成をいたしますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(北仲 篤) 他に御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。
議第50号から議第59号までの10件を一括して採決いたします。
10件は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。
〔起 立 全 員〕
○議長(北仲 篤)
起立全員であります。10件は、原案のとおり可決されました。
────────────────────
○議長(北仲 篤) 日程第6 市議第3号を議題といたします。
------------------------
市議第3号
令和元年12月25日提出
宮津市議会議会運営委員会
委員長 德 本 良 孝
新たな
過疎対策法の制定に関する意見書(案)
過疎対策については、昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」制定以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところである。
しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また、森林管理の放置による森林の荒廃や度重なる豪雨・地震等の発生による林地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面している。
過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食料・水・エネルギーの供給、国土・自然環境の保全、いやしの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献をしている。
過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものである。
現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は令和3年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公益的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えていく政策を確立・推進することが重要である。
過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実強化させることが必要である。
よって、新たな
過疎対策法の制定を強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
令和元年12月25日
衆議院議長 大 島 理 森 様
参議院議長 山 東 昭 子 様
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様
総務大臣 高 市 早 苗 様
財務大臣 麻 生 太 郎 様
農林水産大臣 江 藤 拓 様
国土交通大臣 赤 羽 一 嘉 様
宮津市議会議長 北 仲 篤
------------------------
○議長(北仲 篤) 発議者から提案理由の説明を願います。議会運営委員長
德本良孝さん。
〔德本議会運営委員長 登壇〕
○議会運営委員長(
德本良孝) ただいま議案となりました市議第3号につきまして、お手元に配付の案文を朗読して、提案理由の御説明といたします。
新たな
過疎対策法の制定に関する意見書(案)でございます。
過疎対策については、昭和45年に過疎地域対策緊急措置法制定以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところである。
しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また、森林管理の放置による森林の荒廃やたび重なる豪雨、地震等の発生による林地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面している。
過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史、文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食料、水、エネルギーの供給、国土、自然環境の保全、癒やしの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献をしている。
過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものである。
現行の過疎地域自立促進特別措置法は令和3年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公益的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援を充実、強化し、住民の暮らしを支えていく政策を確立、推進することが重要である。
過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実強化させることが必要である。
よって、新たな
過疎対策法の制定を強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
以上でございます。議員の皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北仲 篤) ただいま議題となっております本件につきましては、直ちに採決をいたしたいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北仲 篤) 異議なしと認め、直ちに採決をいたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。
〔起 立 全 員〕
○議長(北仲 篤)
起立全員であります。本件は、原案のとおり可決されました。
議決されました意見書の字句並びに取り扱いについては、議長に一任を願います。
────────────────────
○議長(北仲 篤) 日程第7、議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
会議規則第167条の規定に基づき、お手元に配付のとおり議員派遣いたしたいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北仲 篤) 異議なしと認めます。よって、議員派遣することに決しました。
ただいま決しました議員派遣の内容に、今後、諸般の事情により変更を要する場合は、その取り扱いを議長に一任願います。
────────────────────
○議長(北仲 篤) 日程第8
常任委員会、
議会運営委員会並びに
特別委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件を議題といたします。
------------------------
令和元年12月25日
議長 北 仲 篤 様
総務文教委員会
委員長 久 保 浩
閉会中の継続審査及び調査申出書
本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、
会議規則第111条の規定により申し出ます。
記
1 事 件
(1)行財政について
(2)消防防災について
(3)市政の総合企画について
(4)地域の活性化について
(5)定住促進、空家対策について
(6)広報広聴について
(7)財産管理、活用について
(8)人権政策について
(9)環境衛生について
(10)市税について
(11)国民健康保険、後期高齢者医療、国民年金について
(12)学校教育、社会教育、文化財について
2 理 由
審査及び調査が結了しないため
------------------------
令和元年12月25日
議長 北 仲 篤 様
産業建設福祉委員会
委員長 小 濃 孝 之
閉会中の継続審査及び調査申出書
本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、
会議規則第111条の規定により申し出ます。
記
1 事 件
(1)社会福祉について
(2)介護保険について
(3)健康増進、地域医療について
(4)商工業、雇用について
(5)観光について
(6)農林業、水産業について
(7)道路、河川等について
(8)都市計画、景観について
(9)住宅、建築について
(10)水道、下水道について
(11)水洗化について
2 理 由
審査及び調査が結了しないため
------------------------
令和元年12月25日
議長 北 仲 篤 様
予算決算委員会
委員長 德 本 良 孝
閉会中の継続審査及び調査申出書
本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、
会議規則第111条の規定により申し出ます。
記
1 事 件
(1)予算及び決算の議案等に関する事項
2 理 由
審査及び調査が結了しないため
------------------------
令和元年12月25日
議長 北 仲 篤 様
議会情報化委員会
委員長 星 野 和 彦
閉会中の継続審査及び調査申出書
本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、
会議規則第111条の規定により申し出ます。
記
1 事 件
(1)議会広報誌の編集及び発行に関する事項
(2)議会広報の調査及び研究に関する事項
(3)議会報告会に関する事項
2 理 由
審査及び調査が結了しないため
------------------------
令和元年12月25日
議長 北 仲 篤 様
議会運営委員会
委員長 德 本 良 孝
閉会中の継続審査及び調査申出書
本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、
会議規則第111条の規定により申し出ます。
記
1 事 件
(1)議会の運営に関する事項
(2)議会の
会議規則、委員会条例等に関する事項
(3)議長の諮問に関する事項
2 理 由
審査及び調査が結了しないため
------------------------
令和元年12月25日
議長 北 仲 篤 様
議会活性化
特別委員会
委員長 星 野 和 彦
閉会中の継続審査及び調査申出書
本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、
会議規則第111条の規定により申し出ます。
記
1 事 件
(1)議会基本条例の検証に関する事項
(2)議会の活性化に関する事項
2 理 由
審査及び調査が結了しないため
------------------------
○議長(北仲 篤) 各委員長から
会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の審査及び調査の申し出があります。
お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の審査及び調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北仲 篤) 異議なしと認めます。各委員長からの申し出のとおり決しました。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
〔北仲議長 起 立〕
それでは、
令和元年度12
月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今定例会は、12月2日に開会し、本日まで24日間にわたり、提案されました諸議案について、議員の皆様には熱心に御審議をいただきましてありがとうございます。本日ここに全日程を終了できましたことは、議員皆様の御精励と市長を初め理事者の皆様の御協力のたまものと厚く御礼を申し上げます。
皆様も御承知のように、市長と議会という二元代表制の枠組みのもとで、健全な緊張関係、前向きな議論を今後とも深めてまいりたいと考えております。それが何よりも宮津市民の幸福、市政の健全な運営に寄与するものと確信をしております。
皆様方には、師走の寒い中、健康には十分に御留意をされ、ますますの御活躍、御健康を心より祈念いたしまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
〔北仲議長 着 席〕
これで本日の会議を閉じ、
令和元年第4回12月宮津市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。
(閉会 午前11時25分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
宮津市議会議長 北 仲 篤
会議録署名議員 久 保 浩
同 上 星 野 和 彦...