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令和元年第 2回定例会〔6月定例会〕(第5日 6月24日)

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  1. 宮津市議会 2019-06-24
    令和元年第 2回定例会〔6月定例会〕(第5日 6月24日)


    取得元: 宮津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    令和元年第 2回定例会〔6月定例会〕(第5日 6月24日)          令和元年  宮津市議会定例会議事速記録 第5号         第2回         令和元年6月24日(月) 午前10時00分 開議 ◎出席議員(13名)    久 保   浩     星 野 和 彦     松 本   隆    向 山 禎 彦     横 川 秀 哉     小 濃 孝 之    長 林 三 代     松 浦 登美義     坂 根 栄 六    長 本 義 浩     德 本 良 孝     河 原 末 彦    北 仲   篤 ◎欠席議員    な  し ◎議会事務局    事務局長    髙 村 一 彦    議事調査課長  矢 野 善 記    議事調査係長  沼 野 由 紀
    ◎説明のため出席した者の職氏名    市  長    城 﨑 雅 文    副市長     今 井 真 二    総務部長    森 口 英 一    企画財政部長  浅 野   誠    市民部長    宮 﨑 茂 樹    健康福祉部長  笠 井 裕 代    産業経済部長  松 崎 正 樹    建設部長    山 根 洋 行    総務課長    大 井 良 竜    財政課長    辻 村 範 一    企画課長    廣 瀬 政 夫    教育長    山 本 雅 弘    教育次長    永 濱 敏 之    監査委員    稲 岡   修 ◎議事日程(第5号) 令和元年6月24日(月) 午前10時 開議  日程第1 諸報告  日程第2 議第 3号 京都地方税機構規約の変更について       議第 4号 宮津市市税条例の一部改正について       議第 5号 宮津市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に             ついて  日程第3 議第 6号 令和元年度宮津市一般会計補正予算(第1号)  日程第4 所管事務調査報告  日程第5 市議第1号 インバウンドを中心とした観光に関する提言書(案)  日程第6 市議第2号 空家空地対策に関する提言書(案)  日程第7 議員派遣について  日程追加 常任委員会及び議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件           ──────────────────── 〇委員会審査結果報告書                              令和元年6月12日  議長 北 仲   篤 様                            総務文教委員会                             委員長 長 林 三 代    委 員 会 審 査 結 果 報 告 書  本委員会付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────────┬──────┐ │ 事件番号  │件          名                 │審査結果  │ ├───────┼─────────────────────────────┼──────┤ │議第 3号  │京都地方税機構規約の変更について             │原案可決  │ ├───────┼─────────────────────────────┼──────┤ │議第 4号  │宮津市税条例の一部改正について             │原案可決  │ ├───────┼─────────────────────────────┼──────┤ │議第 5号  │宮津廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正 │原案可決  │ │       │について                         │      │ └───────┴─────────────────────────────┴──────┘         ------------------------                              令和元年6月18日  議長 北 仲   篤 様                            予算決算委員会                             委員長 德 本 良 孝    委 員 会 審 査 結 果 報 告 書  本委員会付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────────┬──────┐ │ 事件番号  │件          名                 │審査結果  │ ├───────┼─────────────────────────────┼──────┤ │議第 6号  │令和年度宮津一般会計補正予算(第1号)        │原案可決  │ └───────┴─────────────────────────────┴──────┘         ------------------------               (開議 午前10時00分) ○議長(北仲 篤)   おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  日程第1「諸報告」であります。  監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく平成30年度3月分、平成31年度4月分の一般会計特別会計基金等並びに平成31年度4月分水道事業会計例月出納検査結果報告書が提出されており、原文は議会事務局に保管しておりますので、ごらんおきを願います。           ──────────────────── ○議長(北仲 篤)   日程第2 議第3号から議第5号までの3件を一括して議題といたします。  委員長の報告を願います。総務文教委員長 長林三代さん。              〔長林総務文教委員長 登壇〕 ○総務文教委員長長林三代)   ただいま議題となりました議第3号から議第5号までの3件につきまして、一括して審査の経過と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る6月12日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。  初めに、議第3号 京都地方税機構規約の変更についてであります。  より公平な課税と事務の合理性を高めるために、京都地方税機構申告センターを設置し、償却資産に係る受け付け事務等を追加するとともに、これに伴う市町村分担金負担割合を定めるものであります。  採決の結果、全員賛成原案可決と決しました。  次に、議第4号 宮津市市税条例の一部改正についてであります。  個人住民税において、前年の合計所得金額が135万円以下の未婚のひとり親について、非課税措置を創設するもの。また、住民税申告書記載事項を簡素するための所要の改正をするものであります。  採決の結果、全員賛成原案可決と決しました。  次に、議第5号 宮津市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正についてであります。  本年10月1日から消費税及び地方消費税の税率が10%に引き上げられることに伴い、し尿収集手数料の引き上げを行うものであります。  採決の結果、全員賛成原案可決と決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(北仲 篤)   ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。  一括して討論に入ります。討論の通告がありますので、これを受けることといたします。小濃孝之さん。                 〔小濃議員 登壇〕 ○議員(小濃孝之)   ただいま議題となっております議第3号 京都地方税機構規約の変更につきまして、日本共産党宮津会議員団を代表し、反対の立場から討論を行います。  今回の規約変更の主な内容は、京都地方税機構が処理する事務に、固定資産税賦課徴収対象資産のうち、償却資産に係る申告評価事務を新たに追加するものです。  京都地方税機構は、平成22年1月1日から徴収業務滞納整理業務を皮切りに、平成24年度からは法人関係税課税事務、平成29年度からは自動車関係税課税事務を行い、課税実務の集約を行ってきましたが、今回、固定資産税のうち、償却資産課税事務を行おうとするもので、課税実務の集約をさらに加速させようとするものです。  そもそも、地方自治体は、地方税の税目や税率設定などについて自主的に決定し、課税する権利、課税自主権を有しています。この課税自主権は、各地方自治体がその事務を処理するために必要な財源をみずから調達する権能であり、地方自治体に不可欠の要素、自治権の根幹をなすものです。  しかし、今回の規約の変更により、地方税機構が、償却資産の申告書を受け付け、その内容を精査して、評価額・税額等を事実上決定することは、地方自治体から課税業務等に関する実務能力が失われ、地方自治体が納税者と直接向き合い、課税の実務を通じてその声を行政に反映させたり、自主的に判断する能力は奪われることになり、課税自主権が事実上侵害され、縮小されることになると言わざるを得ません。そして、課税実務の集約はさらに加速するならば、地方自治体が市民の暮らしに寄り添い、対応する行政から、税金を取り立てる行政へと変質してしまうことになりかねません。  市民と力を合わせ、まちづくりを進めていくためには、信頼される税務行政は不可欠です。地方税機構に移管されることにより、課税実務徴収事務は事務的・機械的なものになります。これでは、信頼される税務行政にはなり得ず、市民との距離は遠のくばかりです。市民に信頼される税務行政となるよう、地方税機構の根本的な見直しを求めるものです。  以上の理由から、議第3号 京都地方税機構規約の変更につきましては、反対を表明し、討論とさせていただきます。 ○議長(北仲 篤)   他に御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。  議題のうち、まず、議第3号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、可決であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。                 〔起 立 多 数〕 ○議長(北仲 篤)   起立多数であります。本件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議第4号及び議第5号の2件を一括して採決いたします。  2件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。  2件は、委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。                 〔起 立 全 員〕 ○議長(北仲 篤)   起立全員であります。2件は、委員長報告のとおり可決されました。           ──────────────────── ○議長(北仲 篤)   日程第3 議第6号を議題といたします。  委員長の報告を願います。予算決算委員長 德本良孝さん。
                 〔德本予算決算委員長 登壇〕 ○予算決算委員長德本良孝)   ただいま議題となりました議第6号 令和元年度宮津市一般会計補正予算(第1号)につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  総務文教産業建設福祉分科会での質疑、委員間討議を経て、6月18日に本委員会を開催し、審査を行いました。  初めに、総務文教分科会委員長から、次のとおり分科会での審査報告がありました。  市民体育館整備事業について、通常は当初予算に計上するものではないのかとの質疑があり、本来は一般的な財源活用で当初予算に計上するものだが、有利な財源としてスポーツ振興くじ助成金を活用した。内示が4月15日であったため6月補正に計上した。今後もスポーツ振興くじ助成の活用を念頭に、機器を更新していくとの答弁があった。  委員間討議においては、スポーツ振興くじ助成金は、100万円以上の備品が助成対象であり、有利な助成金を活用することは、財源が限られている中で大変重要であるとの議論が交わされたとの報告がありました。  次に、産業福祉分科会委員長から、次のとおり分科会での審査報告がありました。  児童福祉事務事業について、子ども・子育て支援法の改正により、現在無償になっているケースが、この10月からどう変わるのかとの質疑があり、無償無償のままになるが、食材費については個人負担すべきとの国の方針があるため、現在の保育料よりも高くなるといった逆転現象が起こり得るかもしれないのが課題である。認可外保育施設を利用する児童については、保育所等の一時預かりやファミリーサポート事業などの一時預かりの費用も無償化の対象となっているので、これらも含めて詳細な制度設計を整理中であるとの答弁があったとの報告がありました。  委員長報告に対する質疑において、児童福祉事務事業について、詳細な制度設計は整理中であるとのことだが、今後どうなるかわからない中で、改修費用追加計上されることはないのかとの質疑があり、今回の改正は、5月の法改正に伴うシステム改修費用であり、制度設計の決定による追加計上の有無についての議論はなかったとの答弁がありました。  当委員会委員間討議において、詳細設計が決まってからの予算計上でよいのではないか、また、改修の準備費用として必要な経費であり、本定例会での上程が妥当であるなどの議論が交わされました。  採決の結果、全員賛成原案可決と決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(北仲 篤)   ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。ただいまの委員長報告に対し、反対、その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。  議第6号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、可決であります。  本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。                 〔起 立 全 員〕 ○議長(北仲 篤)   起立全員であります。本件は、委員長報告のとおり可決されました。           ──────────────────── ○議長(北仲 篤)   日程第4「所管事務調査報告」を議題といたします。  総務文教及び産業建設福祉の各常任委員会から所管事務調査の報告の申し出がありますので、これを受けることといたします。  委員長の報告を願います。総務文教委員長 長林三代さん。              〔長林総務文教委員長 登壇〕 ○総務文教委員長長林三代)   それでは、総務文教委員会所管事務調査の報告をさせていただきます。  本委員会は去る平成30年8月22日の委員会におきまして、所管事務調査テーマインバウンドを中心とした観光についてと決定をいたしました。  このたび、テーマについて委員会として取りまとめを行いましたので、最終報告をさせていただきます。  初めに、調査日につきまして、平成30年8月22日、所管事務調査事項の議決を行いました。10月25日には企画部との意見交換を行い、11月13日には三重県志摩市へ、そして11月15日には和歌山県田辺市へ先進地視察調査を行いました。平成31年1月15日には、視察報告など執行部との意見交換を行いました。4月15日には宮津天橋立観光旅館協同組合さんと意見交換を行い、令和元年6月12日に所管事務調査報告書の議決をいたしました。  次に、調査内容についてであります。所管事務調査テーマを決定するに当たって、年間300万人が訪れる宮津市の大きな産業である観光でどう稼ぐのか、伊根も含めて天橋立の魅力をどう伝えていくのか、舞鶴に寄港するクルーズ船からの誘客の取り組みができないか、旅館関係漁業関係など現場の実態調査も大事だ、現場の声を聞き課題をつかむことが大切だなどの意見が出ました。そこで訪日観光客がふえる中で、観光名所を生かし雇用の創出を図るにはどのような取り組みが必要なのか、インバウンドを中心に調査をすることといたしました。  調査に当たり、執行部から関係資料の提出と現状説明を受けました。  管外調査におきましては、先進地事例として、農林水産業と一体で少量多品種を生かした新商品の開発に力を入れ、観光消費額を上げる努力をしている三重県志摩市や、笑顔あふれる暮らしと地域を支えることを目的とした和歌山県田辺市の田辺市熊野ツーリズムビューロー世界遺産の道に人の歩く風景をつくる取り組みについて視察を実施いたしました。  また、本市の宮津天橋立観光旅館協同組合さんのインバウンドに特したメンバーの皆さん方と懇談を行い、ゴールは世界遺産であり、10年後、20年後には欧米の観光客に来てもらえる観光地づくりに向けた情報発信のあり方や、体験などの付加価値、年間通して松並木を使う魅力ある観光地づくり、環境と景観を守るための取り組みなど意見や要望を聴取いたしました。  執行部や志摩市、田辺市、熊野ツーリズムビューロー、また宮津天橋立観光旅館協同組合さんの皆さんに共通して言えるのは、世界中の旅行の市場マーケットを牽引しているのは欧米豪である。欧米のFIT、個人旅行をターゲットにするという共通認識を持って取り組むことだということでありました。  次に、委員会で一致した意見であります。インバウンドを中心とした観光について、1、外国人の目線でさらなるまちづくり施策を進められたい。2、外国人観光客が地域を深く理解し、次また訪れたいと思う環境整備のために、交通情報神社仏閣や砂浜、祭りの映像など、QRコードの活用も含め、観光情報のアクセスできるプラットフォームの整備をされたい。3、外国人観光客に安心して訪れていただくために、公衆無線LANWi-Fi)と個店のWi-Fi整備との費用対効果を考慮し進められたい。また、将来における5G通信網の整備と宮津市が整備したNTT光ファイバー網の活用も含めさまざまな方法も考慮されたい。  以上で報告を終わります。 ○議長(北仲 篤)   次に、産業建設福祉委員長 河原末彦さん。             〔河原産業建設福祉委員長 登壇〕 ○産業建設福祉委員長河原末彦)   それでは、産業建設福祉委員会所管事務調査の報告を行います。  本委員会は去る平成30年8月20日の委員会において、所管事務調査テーマ空家空地対策についてと決定いたしました。  このたび、テーマについて委員会としてまとめを行ったため、最終報告を行います。  調査の概要については、まず調査日なんですが、平成30年8月20日に所管事務調査事項の議決を行い、9月14日に建設部担当課空家対策推進課)から空き家空き地対策に係る現状等について説明を受けました。11月7日に老朽危険家屋等除去事業についてということで福岡県豊前市を視察しました。平成31年1月15日には、この視察報告並びに理事者との意見交換を行いました。1月16日には宮津市自治連合協議会幹事会との意見交換、さらに4月18日には宮津市の宅地建物取引業者との意見交換を行い、5月13日に調査研究、5月24日に調査研究、そして6月12日に所管事務調査報告書を議決いたしました。  調査内容につきましては、宮津市の空き家空き地の現状と取り組みについてを執行部から聞き取り、まず平成26年11月27日に空家等対策の推進に関する特別措置法が制定をされた。そして28年6月から12月にかけて宮津市の中で空き家空き地を考える協議会を3回行い、宮津市庁内で空家等対策検討会が8回開催をしてきたということで、平成29年3月31日には宮津市の空家空地対策の推進に関する条例を制定し、と同時に、29年3月、宮津市空家空地対策計画を策定をいたしました。その中において、2013年住宅総数は約1万550戸、うち空き家数は約2,760戸、空き家率は26.2%で、全国・京都府の約2倍となっており、別荘等の二次的な住宅が突出しているのが本市の特徴であるということでありました。そして29年度末での把握件数は、687件との報告をいただいてます。  空き家等実態意向調査も行っており、固定資産税課税情報等によって所有者を調査をして、あわせて、今後の活用予定維持管理状況について調査をしていると。また、空き家バンクへの登録空き家は、平成29年度末で住宅109件、店舗20件でありました。  次に、宮津市自治連合協議会幹事会との懇談会においてですが、人口減少に歯どめがかからない中で、高齢者のみの世帯が増加し、やがて住んでいる住宅が空き家となることが想定されるため、どんな対策が必要なのか。空き家空き地対策テーマ意見交換を行いました。  主な意見・要望等につきましては、高齢者世帯のみの世帯はどの家も、家を保存するか処分するかで悩んでいる。非常に難しい問題であるといった意見。さらに定住するには、トイレ等水回りが課題、水洗でなければなかなか難しい。定住に向けた建物改修補助の充実が必要ではないのか。また、京都府の定住特区、これは養老地区世屋地区上宮津地区ですが、に係る補助は10年間、宮津市は5年間が条件であると。住まないと補助金は返還しなければならないという非常に厳し過ぎるのではないかといった意見もありました。さらに地域とともに空き家をなくすと掲げているけれども、市からの情報提供がない。また、現場の生の声を聞いてその対策を聞くことが大切であるという意見もありました。さらに老朽危険家屋については、解体補助や解体後の固定資産税減免制度を設けたほうがよいのではないかといった意見。さらに所有者が責任を持って空き家の状況を把握し、危険家屋であることの認識や意識をしっかり持ってもらうことが大切であるといったことが交わされました。  宮津市の宅地建物取引業者との意見交換の場においては、空き家の流動を進めることによって、危険家屋となること未然に防ぐことができることとなることから、仲介事業者との意見交換を行いました。  主な意見と要望につきましては、立地条件のよいところは売却できるけれども、そうでないところは難しいと。田舎暮らしのニーズがある中で、空き家農地両方売買ニーズがある。しかし、農地の所有権を取得するためには、30アール以上の農地所有者にならないとできない。空き家の流動を促進するためにも、緩和していただけないだろうかといった意見。そして固定資産税の緩和策ができないかと。例えば買う人は5年間の税の免除をする等であります。さらに所有者不明の不動産でも、税は誰かが納税されている。情報が欲しいといった意見。そして解体時の補助金については、後から回収ができるように見通しを立ててから考えるべきであるといった意見。さらに特定、由良地区でありますけれども、由良地区では道路が非常に狭く解体しても、その跡地に家が建たないということで、建築基準法の特例ができないかなといった意見が出されました。  行政視察における調査研究、福岡県の豊前市に行ってまいりまして、ここでは空き地及び空き家等管理の適正に関する条例第7条の代執行の実績はありませんでした。考え方を聞きますと、代執行することが目的ではなくって、あくまでも所有者自身が適正な管理をすることに重点を置いているという考え方でありました。  さらに老朽危険家屋の解体費用の一部補助、解体費の約3分の1、上限30万円とする制度があり、5年間で51人、77件の実績がありました。  さらに老朽危険家屋を解体した跡地に対する固定資産税の減免、これは5年間は据え置いて、6年から10年目まで軽減額が減少していくということで、4年間で40件の実績がございました。  さらに空き家バンク利用契約支援助成金交付ということ、そういった制度、不動産業者に支払う仲介手数料の一部を上限5万円で助成しているという制度もお持ちでございました。  委員会で一致した意見として、調査テーマについて、委員会として一致した意見は以下のとおりであります。  空家空地対策について。1つ、老朽危険家屋等を除却すれば、その跡地に対する固定資産税が、現行制度では、住宅用地特例(6分の1)の適用がされなくなり、税が6倍となるため、老朽危険家屋の除却促進並びに未然防止を含めた支援策として、老朽危険家屋等除却後の固定資産税の減免条例の制定に向けて検討をされたい。  2つ、空き家空き地対策として、空き家空き地の流動を促進させるとともに田舎暮らしのニーズと結びつけられるよう、空き家バンクに登録した物件に付随する農地を取得する場合について、農地取得の下限面積(30アール)を緩和する特例の制定について、農業委員会に働きかけられたい。  3つ、空き家の流動は、管理不全の空き家防止や定住促進にもつながるものであり、関係機関との連携が必要である。現在、市では、宮津市空家空地対策協議会意見交換を行ってきているが、さらに実務者レベルの情報交換の場を定期的に設け、お互いの役割を確認しながら連携強化に努められたい。  3点が委員会で一致した意見であることを申し添え、報告を終わります。           ──────────────────── ○議長(北仲 篤)   日程第5 市議第1号を議題といたします。         ------------------------  市議第1号  令和元年6月24日提出                            宮津市議会総務文教委員会                             委員長 長 林 三 代         インバウンドを中心とした観光に関する提言書(案)  観光白書によると、日本の人口は減ってきており、日本人が使う観光消費額は下がってきている。業界では危機感を持ち、早くからインバウンドに取り組んでいるが、宮津の観光業界ではどう対応していくのか。時代はネット社会である。10年20年先を見越して、欧米からの個人旅行者のための観光地づくりに、共通認識をもって対応していかなければならない。景観だけでなく、神社仏閣・祭りなどの歴史文化、地域住民との交流や体験など、旅行者が自分のしたい旅行をするための情報を収集する手段として、以下の提言を行うものである。  なお、本提言に対する取り組みについては、適宜、議会に報告を行うよう求める。 1 外国人の目線で、外国人観光客に安心して訪れていただくために、観光情報にアクセスできるプラットフォームの整備をすること。   令和元年6月24日  宮津市長 城 﨑 雅 文 様                        宮津市議会議長 北 仲   篤         ------------------------ ○議長(北仲 篤)   発議者から提案理由の説明を願います。総務文教委員長 長林三代さん。              〔長林総務文教委員長 登壇〕 ○総務文教委員長長林三代)   市議第1号 インバウンドを中心とした観光に関する提言書(案)につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。  観光白書によると、日本の人口は減ってきており、日本人が使う観光消費額は下がってきています。そのため業界では危機感を持ち、早くからインバウンドに取り組んでいますが、宮津の観光業界ではどう対応していくのでしょうか。いまや時代はネット社会です。10年、20年先を見越して、欧米からの個人旅行者のための観光地づくりに、共通認識を持って対応していかなければなりません。景観だけでなく、神社仏閣・祭りなどの歴史文化、地域住民との交流や体験など、旅行者が自分のしたい旅行をするための情報を収集する手段として、以下の提言を行うものであります。  なお、本提言に対する取り組みについては、適宜、議会に報告を行うよう求めます。  1、外国人目線で、外国人観光客に安心して訪れていただくために、観光情報にアクセスできるプラットフォームの整備をすること。  以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(北仲 篤)   これより質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。本件に対し、反対、その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。  市議第1号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。                 〔起 立 全 員〕 ○議長(北仲 篤)   起立全員であります。本件は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────── ○議長(北仲 篤)   日程第6 市議第2号を議題といたします。         ------------------------  市議第2号  令和元年6月24日提出                          宮津市議会産業建設福祉委員会                             委員長 河 原 末 彦             空家空地対策に関する提言書(案)
     当市では、人口減少に歯止めがかからない中で、少子高齢が進み、高齢者のみの世帯が増加しています。将来的には、住んでいる住宅が空家となることが想定され、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす管理不全による空家の増加も進むことが予測されます。  つきましては、空家が放置され、周辺の生活環境への悪影響を未然に防ぐ観点から、空家対策における老朽危険家屋の除却と、まだ活用できる空家の有効利用を促進させるため、以下の提言を行うものである。  なお、本提言に対する取り組みについては、適宜、議会に報告を行うよう求める。 1 老朽危険家屋の除却促進並びに未然防止を含めた支援策として、「老朽危険家屋等除却後の固定資産税の減免条例」の制定に向けて調査検討され、その実現に努めること。 2 空き家バンクに登録された空家並びに付随する農地を取得できるようにするため、農地取得に係る下限面積(30アール)を緩和する特例の制定について、農業委員会での議論がなされるよう働きかけること。 3 空家の流動は、管理不全の空家防止策や定住促進策にも繋がるものであり、関係機関の連携が重要である。現在、市では、宮津市空家空地対策協議会意見交換を行ってきているが、更に実務者レベルの情報交換の場を定期的に設け、お互いの役割を確認しながら連携強化に努めること。   令和元年6月24日  宮津市長 城 﨑 雅 文 様                        宮津市議会議長 北 仲   篤         ------------------------ ○議長(北仲 篤)   発議者から提案理由の説明を願います。産業建設福祉委員長 河原末彦さん。             〔河原産業建設福祉委員長 登壇〕 ○産業建設福祉委員長河原末彦)   ただいま議題となりました市議第2号につきまして、提案の説明をいたします。  空家空地対策に関する提言書(案)です。  当市では、人口減少に歯どめがかからない中で、少子高齢が進み、高齢者のみの世帯が増加してきます。将来的には、住んでいる住宅が空き家となることが想定され、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす管理不全による空き家の増加も進むことが予測されます。  つきましては、空き家が放置され、周辺の生活環境への悪影響を未然に防ぐ観点から、空き家対策における老朽危険家屋の除去と、まだ活用できる空き家の有効利用を促進させるため、以下の提言を行うものである。  なお、本提言に対する取り組みについては、適宜、議会に報告を行うよう求めます。  1つ、老朽危険家屋の除却促進並びに未然防止を含めた支援策として、老朽危険家屋等除却後の固定資産税の減免条例の制定に向けて調査検討され、その実現に努めること。  2つ、空き家バンクに登録された空き家並びに付随する農地を取得できるようにするため、農地取得に係る下限面積(30アール)を緩和する特例の制定について、農業委員会での議論がなされるよう働きかけること。  3つ、空き家の流動は、管理不全の空き家防止策や定住促進策にもつながるものであり、関係機関の連携が重要である。現在、市では、宮津市空家空地対策協議会意見交換を行ってきているが、さらに実務者レベルの情報交換の場を定期的に設け、お互いの役割を確認しながら連携強化に努めること。  以上で空家空地対策に関する提言書の説明を終わります。 ○議長(北仲 篤)   これより質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。本件に対し、反対、その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。  市議第2号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。                 〔起 立 全 員〕 ○議長(北仲 篤)   起立全員であります。本件は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────── ○議長(北仲 篤)   日程第7、議員派遣についてを議題といたします。         ------------------------                 議員派遣について                                 令和元年6月24日  宮津市議会会議規則第167条の規定により、下記のとおり議員を派遣する。 ┌──────┬────────────┬───────┬──────┬─────────────┐ │ 件  名 │派遣目的(内容)    │派遣場所   │派 遣 日 │派 遣 議 員      │ ├──────┼────────────┼───────┼──────┼─────────────┤ │市民と議会の│PTAとの意見交換   │宮津市福祉・ │令和元年  │長林三代、久保 浩、向山禎│ │懇談会   │            │教育総合プラザ│7月2日  │彦、松浦登美義、長本義浩、│ │      │            │第1コミュニ │      │德本良孝、北仲 篤    │ │      │            │ティルーム  │      │             │ ├──────┼────────────┼───────┼──────┼─────────────┤ │市民と議会の│宮津市ボランティア連絡 │宮津市地域  │令和元年  │河原末彦、小濃孝之、星野和│ │懇談会   │協議会との意見交換   │ささえあいセンター│7月2日  │彦、松本 隆、横川秀哉、坂│ │      │            │       │      │根栄六          │ ├──────┼────────────┼───────┼──────┼─────────────┤ │宮津市議会議│「人口減少時代に求めら │みやづ歴史の │令和元年  │久保 浩、星野和彦、松本 │ │員研修会  │れる自治体議会と議員の │館文化ホール │7月31日 │隆、向山禎彦、横川秀哉、小│ │      │役割について」     │       │      │濃孝之、長林三代、松浦登美│ │      │ 東京大学大学院教授  │       │      │義、坂根栄六、長本義浩、德│ │      │     金井利之氏  │       │      │本良孝、河原末彦、北仲 篤│ └──────┴────────────┴───────┴──────┴─────────────┘         ------------------------ ○議長(北仲 篤)   お諮りいたします。会議規則第167条の規定に基づき、お手元に配付のとおり議員を派遣いたしたいと思います。御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北仲 篤)   異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決しました。  ただいま決しました議員派遣の内容に、今後、諸般の事情により変更を要する場合は、その取り扱いを議長に一任願います。           ──────────────────── ○議長(北仲 篤)   次に、総務文教委員会及び産業建設福祉委員会並びに予算決算委員会の正副委員長の互選についてですが、委員の皆さんは、次の休憩時間に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を御報告願いたいと思います。  ここで暫時休憩をいたします。               (休憩 午前10時39分)           ────────────────────               (再開 午前10時52分) ○議長(北仲 篤)   休憩前に引き続き会議を開きます。  総務文教委員会及び産業建設福祉委員会並びに予算決算委員会委員長の互選結果を御報告申し上げます。  総務文教委員会委員長に久保 浩さん、産業建設福祉委員会委員長に小濃孝之さん、予算決算委員会委員長德本良孝さんがそれぞれ当選されましたので、御報告を申し上げます。  次に、総務文教委員会委員長に長本義浩さん、産業建設福祉委員会委員長に横川秀哉さん、予算決算委員会委員長に星野和彦さんがそれぞれ当選されましたので、御報告を申し上げます。  ここで暫時休憩をいたします。               (休憩 午前10時53分)           ────────────────────               (再開 午前10時55分) ○議長(北仲 篤)   休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。常任委員会及び議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北仲 篤)   異議なしと認めます。常任委員会及び議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  常任委員会及び議会運営委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件を議題といたします。         ------------------------                                令和元年6月24日  議長 北 仲   篤 様                         総務文教委員会                          委員長  久 保   浩    閉会中の継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  (1)行財政について  (2)消防防災について  (3)市政の総合企画について  (4)地域の活性について  (5)定住促進、空家対策について  (6)広報広聴について  (7)財産管理、活用について  (8)人権政策について  (9)環境衛生について
     (10)市税について  (11)国民健康保険、後期高齢者医療、国民年金について  (12)学校教育、社会教育、文化財について 2 理 由   審査及び調査が結了しないため         ------------------------                                令和元年6月24日  議長 北 仲   篤 様                         産業建設福祉委員会                          委員長  小 濃 孝 之    閉会中の継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  (1)社会福祉について  (2)介護保険について  (3)健康増進、地域医療について  (4)商工業、雇用について  (5)観光について  (6)農林業、水産業について  (7)道路、河川等について  (8)都市計画、景観について  (9)住宅、建築について  (10)水道、下水道について  (11)水洗について 2 理 由   審査及び調査が結了しないため         ------------------------                                令和元年6月24日  議長 北 仲   篤 様                         予算決算委員会                          委員長  德 本 良 孝    閉会中の継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  (1)予算及び決算の議案等に関する事項 2 理 由   審査及び調査が結了しないため         ------------------------                                令和元年6月24日  議長 北 仲   篤 様                         議会情報委員会                          委員長  星 野 和 彦    閉会中の継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  (1)議会広報誌の編集及び発行に関する事項  (2)議会広報の調査及び研究に関する事項  (3)議会報告会に関する事項 2 理 由   審査及び調査が結了しないため         ------------------------                                令和元年6月24日  議長 北 仲   篤 様                         議会運営委員会                          委員長  德 本 良 孝    閉会中の継続審査及び調査申出書  本委員会は、審査及び調査中の事件について、閉会中もなお継続審査及び調査を要するものと決定したから、会議規則第111条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  (1)議会の運営に関する事項  (2)議会の会議規則委員会条例等に関する事項  (3)議長の諮問に関する事項 2 理 由   審査及び調査が結了しないため         ------------------------ ○議長(北仲 篤)   各委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の審査及び調査の申し出があります。  お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中も審査及び調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北仲 篤)   異議なしと認めます。各委員長からの申し出のとおり決しました。  これで本日の会議を閉じ、令和元年第2回6月宮津市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。               (閉会 午前10時56分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                  宮津市議会議長   北 仲   篤                  会議録署名議員   坂 根 栄 六                   同   上    長 本 義 浩...