のびのび
放課後クラブ事業について、予算措置は、歳入歳出とも民生費に計上されているが、実際の執行は
教育委員会事務局が行っている、なぜかとの質疑があり、
放課後児童クラブは、
放課後児童健全育成事業として健康
福祉部が所管していたが、宮津市子ども・
子育て支援事業計画の初年度の平成27年度から
教育委員会事務局の所管となっている。今後、施設を学校敷地内に整備していくことやコミュニティ・スクールを導入し、全児童を対象とした
放課後こども教室も含めた一体的な運営を検討していくことなど、保育的要素が強いものが
教育的要素が強くなっていく中で、予算についても教育費に計上していくことになるのではと思っているとの答弁があったと報告がありました。
次に、産業建設
福祉分科会委員長から、次のとおり分科会での審査報告がありました。
健康増進課所管分について、
診療所整備事業で、
養老歯科診療所に
歯科診療用寝台が更新されるが、その必要性はとの質疑があり、現在使用しているものは昭和55年に整備したものであり、修理を繰り返しながら使用してきたが、故障も多く、診療に支障を来しているために更新するものであるとの答弁がありました。
次に、
産業振興課所管分について、
観光商業施設運営支援事業で
観光商業施設の
指定管理者に300万円の助成を3年間行うこととなっているが、その根拠は。また、毎年検証するとしているが、その結果、300万円を下回ることもあるのかとの質疑があり、運営補助ではなく、
情報発信等広告宣伝費に対して助成するものであり、チラシや情報誌掲載、
フェイスブックなどのSNS媒体に要する費用で、運営者の収支計画に計上された
広告宣伝費から支援すべき額を決定した。設備機器の購入は対象外と考えている。また、毎年、
利用状況等をチェックし、広告宣伝の効果が出ていると判断できれば、300万円を下回ることもあるとの答弁があった。
次に、
農林水産課所管分について、
農業被害復旧支援事業で、
農業被害復旧支援事業の具体の内容はとの質疑があり、平成30年7月豪雨災害に対し、京都府の制度を活用した
パイプハウスの復旧、また、種のまき直しや追肥などに要する経費を補助するものであるとの答弁があった。
次に、
都市住宅課所管分について、
景観まちづくり推進事業で、
市道島崎公園線の一部拡幅工事の具体の設計はとの質疑があり、現在の幅員は、車道が6メーター、歩道が1メーターであるが、車道を7メーターとし、公園内に2メーターの園路を整備する。
福祉対応の要望もあることから、車道と園路をフラット化するとの答弁があったとの報告がありました。
委員長報告に対する質疑において、職員数238人を維持していくとしながら、現在の実人数は233人、今後、238人まで回復するとの答弁はあったかとの質疑があり、職員公募はしているが、専門職の職員採用に苦慮している。受験機会をふやし、できるだけ採用につなげていきたいとのことだったとの答弁があった。
また、
府中小学校に
通級指導教室が整備されると、吉津・日置・
養老小学校の児童は、各自で
府中小学校に通うのかとの質疑があり、
保護者送迎を基本に対応するとの答弁があった。
また、
観光商業施設支援事業に係る300万円の補助金について、毎年、
利用状況等をチェックするとあるが、何をチェックをするのかとの質疑があり、300万円の使途は
広告宣伝費だったが、利用状況のチェックに関する具体的な議論はなかったとの答弁がありました。
採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。
次に、議第69号 平成30年度宮津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。
総務文教分科会委員長から、
一般職職員の
人事異動等に伴う人件費等の整理と平成29年度に受け入れた
国府支出金の精算に伴う補正であり、特筆すべき質疑はありませんでしたとの報告があり、採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。
次に、議第70号 平成30年度宮津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてであります。
総務文教分科会委員長から、
電算システム改修経費の補正であり、特筆すべき質疑はなかったとの報告があり、採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。
次に、議第71号 平成30年度宮津市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。
産業建設
福祉分科会委員長から、今回の補正は平成29年度に受け入れた
国府支出金の精算、
電算システムの改修、
基金積み立てが主な内容で、
電算システムの改修の内容はとの質疑があり、
高額介護サービス費等の制度改正もある中で、現在利用しているシステムの利用団体の減少に伴い、京都府と共同開発したシステムに乗りかえるものであるとの答弁があった。
また、
基金積み立てを4,000万円計上しているが、積立金の状況はとの質疑があり、29年度に3,000万円を積み立てており、本年度末の基金残高は合計7,000万円になる見込みであるとの答弁があったとの報告があり、採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。
次に、議第72号 平成30年度宮津市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。
産業建設
福祉分科会委員長から、今回の補正は、国道整備に伴う
下水道施設の改修及び人件費等の整理に伴う補正であり、特筆すべき質疑等はありませんでしたとの報告があり、採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。
次に、議第73号 平成30年度宮津市
水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。
産業建設
福祉分科会委員長から、今回の補正は、人件費等の整理に伴う補正であり、特筆すべき質疑等はありませんでしたとの報告があり、採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。
以上で報告を終わります。
○議長(北仲 篤) ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
一括して討論に入ります。ただいまの
委員長報告に対し、反対、その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。
議第68号から議第73号までの6件を一括して採決いたします。
6件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。
6件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。
〔起 立 全 員〕
○議長(北仲 篤) 起立全員であります。6件は、
委員長報告のとおり可決されました。
────────────────────
○議長(北仲 篤) 日程第3 議第74号を議題といたします。
提案理由の説明を願います。城﨑市長。
〔城﨑市長 登壇〕
○市長(城﨑雅文) ただいま議題となりました議第74号
教育委員会委員の任命について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案参考資料1ページもあわせてごらんください。
教育委員会の委員は、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、4人の委員をもって組織し、任期は4年と定められております。今回、委員のうち、田﨑公子さんの任期が9月30日で満了することから、法第4条第2項の規定により、新たに尾﨑里花子さんを委員として任命することについて、議会の同意をお願いするものでございます。
尾﨑さんは、これまで一流のアスリートとして全国レベルで活躍され、現在においても、スポーツによる地域の元気づくりや後進の指導に積極的に当たっておられます。また、橋立中学校の
学校評議員につかれるなど、高潔な人格に加えて、教育、学術及び文化・スポーツにすぐれた識見を有しておられ、教育委員として適任であると考えております。御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
以上、提案理由の御説明とさせていただきます。
○議長(北仲 篤) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件については、
委員会付託を省略することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北仲 篤) 異議なしと認めます。本件については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。本件に対し、反対、その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。
議第74号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北仲 篤) 異議なしと認めます。本件は、同意することに決しました。
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○議長(北仲 篤) 日程第4 議第75号を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
森口総務部長。
〔
森口総務部長 登壇〕
○総務部長(森口英一) 私から、議第75号 宮津市
一般職職員の給与に関する条例及び宮津市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
議案参考資料2ページもあわせてごらんください。
本条例改正は、
京都地方最低賃金審議会からの答申を受け、去る8月31日、京都労働局において、京都府最低賃金を従来の時間額856円から26円増の時間額882円とすることが決定されたことから、臨時職員のうち、
一般事務補助員等、一部の職種における賃金の額が改正後の京都府最低賃金を下回ることとなったため、引き上げが必要となったものでございます。
その額につきましては、改定の趣旨に加えて、人材確保の観点から、近隣市町の臨時職員賃金の水準も勘案し、一般事務補助員では、日額6,800円から200円を引き上げた日額7,000円、時間額にいたしまして903円となりますが、これに改定するとともに、資格職等の職種についても、基本的に日額200円を引き上げる等の改定を行うものでございます。また、特別職の非常勤職員報酬のうち、その算出基礎に臨時職員賃金の単価を準用しているものについて、あわせて改定するものでございます。
なお、施行期日は、最低賃金法第14条の規定により、10月1日からその効力が生ずることから、同日付としています。
以上、まことに簡単でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北仲 篤) ここで議案熟読のため、約15分間休憩をいたします。
(休憩 午前10時28分)
────────────────────
(再開 午前10時42分)
○議長(北仲 篤) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。坂根栄六さん。
○議員(坂根栄六) 済みません、1点目は、この府内他市町の賃金水準に合わせたいうことなんですけど、この府内他市町というのがどのあたりのことを言っているのかというところと、あとちょっとどういうふうに解釈してええんかようわからないんですけど、大体、日額ベースでいうたら200円ぐらいアップをしてるという中で、この例えば火葬場作業員さんの時間額を見ると、7円、時間当たり、ただ1日に換算すると200円までは上がってないということも考えられますし、この保育士さんの早朝保育というところを見ると、32円ほどですかね、この辺もこう、こういう金額の算定根拠みたいな、何かそのあたりがどのようになってるのか、もうちょっと詳しく伺いたいなと思います。
○議長(北仲 篤)
森口総務部長。
○総務部長(森口英一) 近隣他市町の状況というところで、どのあたりをターゲットとしているかということが1点目にあったかと思います。
ちょっと私ども調べておりますのが、福知山以北ということで、福知山、舞鶴、綾部、京丹後、与謝野町、伊根、こういったところをターゲットにさせていただいておるということでございます。ちょっと参考に、今の現状の日額のお金を申し上げさせてもらいますと、宮津市は御案内のように6,800円ということであります。福知山が6,820円、舞鶴はちょっと高くて7,210円、それから、綾部が6,640円、京丹後6,740円、与謝野町6,952円、伊根町、これも高くて7,579円と、こういうようなオーダーだということでございまして、冒頭申し上げましたように、最低賃金を確保するのはもちろんのこと、こういった近隣市町との水準も勘案しながら決めさせてもらっておるということであります。
それから、火葬場の職員さんの関係でありますとか、早朝保育の保育士さんの関係ということであります。
まず、火葬場の作業員の関係なんですけれども、まずこの、今回臨時職員のほうで、火葬場の職員の賃金を上げさせてもらっておりますが、まず、基本的には火葬場については、現在、嘱託職員により運営をしてもらっているということです。臨時職員は今現在いないということが前提にあります。そうした中で、その嘱託職員が勤務できないときに嘱託職員の代替が必要な場合があると、かわりが必要な場合があるということが一つ、それから、特殊な職場であるということから、新たに嘱託職員を雇用するという場合など、事前の訓練等が必要となるということがございまして、こうしたことから臨時職員の雇用の可能性があるため、この臨時職員の賃金を設定をしているということであります。したがって、嘱託職員の業務と臨時職員の業務は同一ということでありまして、賃金単価も嘱託職員報酬と同水準というふうに設定をしているということであります。
今回、上げ幅が少ないということなんですが、この嘱託賃金の水準に合わせてます。この嘱託賃金につきましては、ことしの4月に増額というか、改定をいたしておりまして、それに合わせるということから、今回の臨時職員の部分については上げ幅が少ないと、このように御理解いただきたいというふうに思います。
それから、保育士の関係です。早朝保育の関係もございました。保育士ですけれども、ほかの職種とは異なりまして、早朝保育、議員お触れのとおり、早朝保育でありますとか、夕方から夜間の保育、こういったものも実施しているということで、通常の時間、勤務時間が昼間勤務でありましたり、早朝のみの勤務、あるいは夜間のみの勤務、こういったパターンが発生するということになります。そうした中で、勤務時間がイレギュラーな部分の保育を通常の勤務時間として雇用した場合に、時間外勤務は払えないという中で、昼間単価の、昼間勤務の単価と同一で雇用するということはふさわしくないということから、早朝及び夜間保育用の単価を設定させてもらっておるものだということでございます。以上でございます。
○議長(北仲 篤) 他に御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件については、
委員会付託を省略することといたしたいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北仲 篤) 異議なしと認めます。本件については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。本件に対し、反対、その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。
議第75号を採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。
〔起 立 全 員〕
○議長(北仲 篤) 起立全員であります。本件は、原案のとおり可決されました。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
次回本会議は、10月4日午前10時に開きます。
本日はこれで散会いたします。
(散会 午前10時49分)...