宇治市議会 > 2020-12-28 >
12月28日-01号

  • "プログラミング教育"(/)
ツイート シェア
  1. 宇治市議会 2020-12-28
    12月28日-01号


    取得元: 宇治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    令和 2年 12月 定例会(1) 議事日程            議事日程(第1号)                         令和2年12月28日                         午前10時 開議第1.会議録署名議員の指名第2.会期の決定第3.諸報告第4.議案第82号 専決処分の承認を求めるについて   議案第83号 専決処分の承認を求めるについて第5.議案第71号 令和元年度宇治一般会計歳入歳出決算認定について   議案第72号 令和元年度宇治国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第73号 令和元年度宇治後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第74号 令和元年度宇治介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第75号 令和元年度宇治墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第76号 令和元年度宇治水道事業会計決算認定について   議案第77号 令和元年度宇治公共下水道事業会計決算認定について(2) 会議に付した事件   議事日程に同じ(3) 出席議員  議長    真田敦史君  副議長   渡辺俊三君  議員    金ヶ崎秀明君      佐々木真由美君        徳永未来君       池田輝彦君        鈴木崇義君       西川康史君        秋月新治君       山崎 匡君        大河直幸君       角谷陽平君        西川友康君       岡本里美君        鳥居 進君       稲吉道夫君        木本裕章君       浅井厚徳君        坂本優子君       服部 正君        今川美也君       長野恵津子君        中村麻伊子君      山崎恭一君        宮本繁夫君       松峯 茂君        関谷智子君       堀 明人君(4) 説明のため出席した者        市長          松村淳子君        副市長         木村幸人君        副市長         宇野哲弥君        危機管理監       濱岡洋史君        市長公室長       脇坂英昭君        政策経営部長      貝 康規君        総務部長        本城洋一君        産業地域振興部長    松田敏幸君        人権環境部長      福井康晴君        福祉こども部長     星川 修君        健康長寿部長      藤田佳也君        理事          平野裕之君        建設部長        平野正人君        都市整備部長      久下 伸君        上下水道部長      秋元 尚君        教育長         岸本文子君        教育部長        伊賀和彦君        消防長         吉田 昭君(5) 事務局職員出席者        局長          畑下茂生        副課長         矢部昌宏        議事調査係主任     今津健太郎(6) 速記者                    床田容子     午前10時00分 開会・開議 ○議長(真田敦史君) ただいまから令和2年12月宇治市議会定例会を開会いたします。----------------------------------- ○議長(真田敦史君) 直ちに本日の会議を開きます。----------------------------------- ○議長(真田敦史君) 日程に入ります前に、去る12月6日に行われました市長選挙の結果、松村淳子氏が御当選になり、12月19日付をもって市長に就任されました。 松村市長から就任の挨拶を受けることにいたします。松村市長。 ◎市長(松村淳子君) (登壇)本日ここに12月市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様におかれましては、御多忙の中お集まりをいただき、誠にありがとうございます。議長のお許しを得ましたので、一言御挨拶申し上げます。 私は、去る12月6日の宇治市長選挙におきまして、多くの市民の皆様方の御信任を賜り、第19代宇治市長に就任をさせていただきました。そして今、就任後初めてとなります権威あるこの宇治市議会におきまして御挨拶できますことを大変光栄に感じておりますと同時に、改めてその課せられた使命と責任の重さに身の引き締まる思いでございます。これからの4年間、市民の皆様の御期待をしっかりと受け止め、全身全霊をもって市政運営に取り組んでまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 中でも今、新型コロナウイルス感染症京都府内での新規陽性者が12月26日、135人と、3日間連続で最多を更新するとともに、国内においても、変異株の感染が見られるなど、感染の拡大が懸念される状況が続いております。19万市民の皆様の安心・安全を守るために、宇治市として早急に感染拡大防止対策に取り組みますとともに、ウイズコロナ・ポストコロナ社会の中においても、社会・経済活動が継続できるように、京都府健康福祉部長としての感染症対策に取り組んでまいりました経験と実践を生かし、宇治市として取るべき対策に今後鋭意努めてまいる所存でございます。 また、私は、柔軟にスピード感を持って市民の皆様に応えていくために、しなやかに静から動へを基本姿勢とすることを訴えてまいりました。この間、市民の皆様方から、多発する自然災害への不安をはじめ、少子高齢化や若者流出、駅前周辺店舗の撤退などによる地域社会の衰退や介護、障害児者福祉の将来に対する不安、子供の育ちに応じた教育環境の充実、お茶と観光の町宇治としてのさらなる推進、中小企業をはじめとするものづくり産業や農業の振興など、様々なお声を伺いました。 このため、新型コロナウイルス感染症対策をはじめとして、安心・躍動・再スタートの3つを政策の柱として取り組んでまいりたいと考えております。 1つ目の安心につきましては、防災・減災対策、誰もが安心して暮らせるまちづくり、安心して子育てのできる宇治の実現に取り組んでまいります。2つ目の躍動につきましては、市民の利便性向上のための都市基盤整備、活力ある新たな産業振興、住みたくなる、住んでうれしい新たなふるさと宇治、そして一人一人に応じた子供たちの育ち、教育環境の充実に取り組んでまいります。3つ目の再スタートにつきましては、世界に誇れる観光都市の推進、国、府及び近隣市町村との強固な連携、限りある財源を最大限に生かす行財政改革に取り組んでまいります。これらの様々な施策を取り組むことは多くの困難を伴うこととは存じますが、私の目指す新たなふるさと宇治、輝く宇治の創造につながると信じております。市民の皆様の思いをしっかりと受け止め、市民の皆様とともに50年、100年先の新たなふるさと宇治の創造のため、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。 これからの市政の推進に当たりましては、二元代表制の一翼を担われる宇治市議会の皆様の御意見を十分踏まえて行政の執行に当たる所存でございますので、真田議長、渡辺副議長をはじめ、議員各位の皆様の特段の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。 今後4年間、私の力の限りを尽くして、一歩一歩前へ進んでまいりますことをお誓い申し上げまして、簡単で意を尽くせませんが、市長就任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(真田敦史君) 副議長と交代いたします。渡辺副議長、議長席にお着き願います。     (真田議長退席、渡辺副議長、議長席に着席) ○副議長(渡辺俊三君) それでは次に、宇治市議会を代表して、真田議長から松村市長の就任に対し歓迎の挨拶を申し上げます。真田議長。 ○議長(真田敦史君) (登壇)第19代宇治市長御就任に当たり、市議会を代表いたしまして一言御挨拶を申し上げます。 このたび松村市長が市民の皆様の信託を受けて、第19代宇治市長に就任されましたことを心よりお祝い申し上げます。 松村市長におかれましては、コロナ禍でこれからの4年間、人口減少・少子高齢社会への対応、経済発展や観光面での町の活性化など、持続的に発展するまちづくりを目指すために、山積している行政課題に最大限の手腕を発揮され、本市が京都府南部の中核都市にふさわしくますます発展し、豊かな市民生活が実現することを期待いたしております。 市長と私ども市議会二元代表制の下、お互いに緊張関係を保ちながら切磋琢磨し、宇治市民が自らの意思と責任において、ふるさと宇治の町のさらなる発展を目指し、市民福祉の増進を図っていかなければならないと考えています。 最後に、市長の職は多忙を極め、激務になると存じますが、くれぐれも健康には御留意いただき、宇治市民のため重責を果たされますことを心から祈念いたしまして、簡単ではございますが、議会を代表しての歓迎の御挨拶とさせていただきます。 松村市長、よろしくお願いいたします。     (渡辺副議長退席真田議長、議長席に着席)----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(真田敦史君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、中村麻伊子議員及び山崎恭一議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(真田敦史君) 次に日程第2、会期の決定を議題といたします。 ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から令和3年1月27日までの31日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、会期は31日間と決しました。----------------------------------- △日程第3 諸報告 ○議長(真田敦史君) 次に日程第3、諸報告を行います。 市等から報告のありました報告第35号については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、御覧おき願います。 次に、監査委員から報告のありました定期監査結果報告1件及び例月出納検査結果報告1件については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、御覧おき願います。 次に、城南衛生管理組合議会議長、松峯茂氏から報告のありました令和2年城南衛生管理組合議会10月定例会の会議結果については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、御覧おき願います。-----------------------------------                           2城組議第79号                         令和2年11月30日宇治市議会議長 真田敦史様                         城南衛生管理組合議会                            議長 松峯 茂          会議の結果について(報告) 令和2年城南衛生管理組合議会10月定例会の結果について、下記のとおり報告します。                 記1 開会   令和2年10月12日2 会期   令和2年10月12日から11月30日までの50日間3 本会議の開会及び議員の出席状況開会日出席議員欠席議員数備考10月12日22人無 11月30日22人無 4 議決の内容議案番号件名議決月日結果7令和元年度城南衛生管理組合一般会計歳入歳出決算認定について11月30日認定8専決処分の承認を求めるについて10月12日承認9城南衛生管理組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて11月30日可決10城南衛生管理組合専任副管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて11月30日可決11令和2年度城南衛生管理組合一般会計補正予算(第1号)11月30日可決5 委員会(1)決算特別委員会の設置  令和2年10月12日(2)決算特別委員の選任   令和2年10月12日   亀田優子、清水章好、原田周一、丸山久志、太田健司、谷 直樹、   林 吉一、今川美也木本裕章坂本優子長野恵津子(3)正副委員長の互選    令和2年10月12日   委員長   清水章好   副委員長  丸山久志(4)付託議案   議案第7号 令和元年度城南衛生管理組合一般会計歳入歳出決算認定について6 会議録の写し   後日送付7 議案の写し    別添のとおり----------------------------------- △日程第4 議案第82号及び議案第83号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第4、議案第82号及び議案第83号の2議案を一括して議題といたします。 ○議長(真田敦史君) 提案理由の説明を求めます。松村市長。 ◎市長(松村淳子君) (登壇)それでは、ただいま議題となりました議案第82号及び議案第83号の2議案について御説明を申し上げます。 まず、議案第82号「専決処分の承認を求めるについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は、国の新型コロナウイルス感染症対策である独り親家庭への臨時特別給付金基本給付の再支給に係る経費について、対象者に可能な限り速やかに支給を行うため、令和2年度宇治一般会計補正予算(第10号)として、令和2年12月14日付をもちまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認を求めるため提案をするものでございます。 次に、議案第83号「専決処分の承認を求めるについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は、京都地方裁判所から令和2年11月19日に言い渡された損害賠償等請求事件に係る判決に対して不服がありますので、大阪高等裁判所へ控訴するため議会の議決をいただく必要が生じたものでございます。しかしながら、議会を招集させていただく時間的余裕がなかったことから、令和2年12月3日付をもちまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたため、これを報告し、承認を求めるための提案をするものでございます。 以上2議案を一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、御承認を賜りますようお願い申し上げます。----------------------------------- △日程第5 議案第71号から議案第77号まで
    ○議長(真田敦史君) 次に日程第5、議案第71号から議案第77号までの7議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。決算特別委員会 関谷智子委員長。          決算特別委員長報告決算特別委員長関谷智子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第71号「令和元年度宇治一般会計歳入歳出決算認定について」、議案第72号「令和元年度宇治国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第73号「令和元年度宇治後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第74号「令和元年度宇治介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第75号「令和元年度宇治墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第76号「令和元年度宇治水道事業会計決算認定について」、議案第77号「令和元度宇治市公共下水道事業会計決算認定について」、以上7議案について、本委員会が市当局から説明を受け、実地調査を行い、審査いたしました結果について御報告いたします。 本委員会は、10月13日の本会議において設置、7議案が付託され、同日、第1回の委員会における正副委員長互選の結果、委員長には私が、副委員長には岡本里美委員が選出されました。 以後、10月21日から11月5日までのうち7日間にわたり、決算書及び関係書類を基に、監査委員決算審査意見書を参考に、実地調査を含め慎重な審査を行ってまいりました。 議案第71号から議案第73号までの3議案に対して日本共産党宇治会議員団委員から反対討論が、全議案に対してうじ未来委員から賛成討論が、それぞれ行われ、採決の結果、議案第71号から議案第73号までの3議案は、うじ未来委員自民党宇治会議員団委員公明党宇治会議員団委員日本維新京都宇治党委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で認定すべきもの、議案第74号から議案第77号までの4議案は、全会一致で認定すべきものと決しました。 なお、総括質疑において各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、御覧おき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          令和2年11月6日宇治市議会議長 真田敦史様                      宇治市議会 決算特別委員会                          委員長  関谷智子             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第71号 令和元年度宇治一般会計歳入歳出決算認定について   議案第72号 令和元年度宇治国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第73号 令和元年度宇治後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第74号 令和元年度宇治介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第75号 令和元年度宇治墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第76号 令和元年度宇治水道事業会計決算認定について   議案第77号 令和元年度宇治公共下水道事業会計決算認定について2.審査結果   上記7議案、認定すべきものと決する。3.審査概要(1)総括質疑における質疑及び意見・要望の項目 [うじ未来  ◯市内企業人材確保のための支援について   ①市内企業における先進事例の把握について   ②男女共同参画の取組について   ③次期UJIあさぎりプランへの男女共同参画の取組の反映について  ◯教育・子育てについて   ①幼稚園保育所等の就学前から就学後への接続に関する取組について   ②現在策定を進めているICT利活用推進指針と教育の関連について   ③教育部としてICT利活用推進指針の策定にどのように関わっていくのかについて   ④教育部として行政評価についてどのように考えているのかについて   ⑤次期宇治教育振興基本計画の策定をどのように進めていくのかについて  ◯宇治市まち・ひと・しごと創生総合戦略について   ①第1期の取組の成果及び今後の課題について   ②未来型公共施設進捗状況について   ③第2期の策定に当たっては、第1期で浮かび上がった課題などをどのように検討し、再構築したのかについて  ◯産業戦略について   ①新たな工業用地の確保の進捗状況について   ②市内企業立地促進に向けた支援制度の現状及び充実について   ③市内経済の活性化には京都府との連携をさらに進めることが重要だと考えるが市の見解について   ④産業戦略として最初の1年間に取り組んできた総括について  ◯宇治茶生産者後継者確保について   ①茶生産農家の今後の存続においての市の見解について  ◯財政健全化推進プランについて   ①2年目の決算を終えての総括について   ②コロナ禍における財政調整基金の活用について [日本共産党宇治会議員団  ◯保育所待機児童について   ①増えていく待機児童の状況をどのように捉えており、どのような対策を取っているのかについて   ②特定の保育所のみを希望して入所できなかった人について   ③宇治・神明・広野地域、また、その他の地域の保育所において、通える範囲・地域をどのように案内しているのかについて   ④年度途中でも必要な方がすぐに入所できる対応が必要ではないかについて   ⑤多くの待機児童がいる地域への保育所の新設について   ⑥必要な地域には保育所を新設すべきについて  ◯市営住宅の整備について   ①ニーズに対応した供給ができていないと考えるが、今後の計画について   ②市営住宅に入れない人が多数いる状況は住宅マスタープラン基本方針6から外れているが、住宅のセーフティーネットの根幹の役割を市営住宅が果たせていないからではないかについて   ③高齢者・障害者・独り親家庭・単身の方などへの住宅の供給促進計画について   ④ニーズ地域偏在への対応について   ⑤公営住宅が足りているとしている公営住宅等長寿命化計画の見直しが必要ではないかについて  ◯空き家有効活用について   ①戸建て公営住宅としての空き家活用の方向性について   ②空き家等対策計画における空き家有効活用の実績について   ③空き家対策に係る予算の増額が必要ではないかについて   ④8000軒を超える空き家の状態の分析について   ⑤大分市等の先進事例について  ◯国民健康保険料について   ①基盤安定化支援事業に基づく一般会計からの繰入れを行わず、目的外利用を継続するのかについて   ②保険料を引き下げる努力について   ③一般会計からの繰入れを行わないという今の方針を続けるのかについて  ◯様々な公共施設の廃止や必要な施設を造らないという財政健全化推進プランが、市民の生活や公的制度をゆがめているのではないかについて  ◯(仮称)お茶と宇治のまち歴史公園整備事業について   ①コロナ禍に伴うSPCの収支不足分は誰が負担するのかについて   ②コロナ禍に伴う減収への保険適用について   ③コロナ禍による収支への影響をどの程度と算出し、どのように乗り越えるのかについて  ◯天ケ瀬ダム周辺周遊観光事業について   ①実施計画の現状について   ②各所・関係者との調整や公募の準備に取り組んでいるのかについて   ③事業の見直しについて [公明党宇治会議員団  ◯観光情報発信における令和元年度の取組及びアニメを活用したプロモーションの考え方について  ◯新たな歳入の創出について  ◯集会所の今後の維持管理について   ①民間集会所となった西浦東集会所を運営する地域の方々への今後の支援について   ②西浦東集会所以降の展開について   ③施設の統廃合はやむを得ず、市民周知・啓発が必要であるが、令和元年度の取組状況について  ◯コミュニティスクールについて   ①放課後子ども教室市内小・中学校における拡充について   ②地域や団体との協力が必要となるが、どのように取組を進めていくのかについて   ③地域と共に学校運営を行うコミュニティスクールを前提とした取組を進めていく必要があると考えるが、市の考えについて   ④市内小・中学校の先駆けとなる基盤づくりに向けて市教委に地域へ出向いて取り組んでほしいことについて  ◯近鉄小倉駅周辺のまちづくりについて   ①近鉄小倉周辺地区まちづくり検討委員会において検討されている案と30年前の計画との違いについて   ②まちづくりにおける若年層からの意見聴取について   ③国と府の協力が必要と考えるが、どこまで地域の要望に応えられるのかについて   ④近鉄小倉駅周辺の現状を市長や職員に見ていただき、検討委員会等を進めてほしいことについて [自民党宇治会議員団  ◯AED及び救命講習について   ①AEDが公共施設で更新されたが、その契約内容について   ②宇治市に救命講習の指導者は何人いるのか、またどのような内容の講習会を年に何回行っているのかについて   ③町内会や自治会などの防災訓練等の機会にもAEDの披露や講習会への参加の呼びかけをしてはどうかについて   ④女性消防団員は講習会で指導しているが、講習の機会を増やすために男性消防団員にも指導員になってもらう検討をしてはどうかについて  ◯ウトロ地区住環境改善事業の現在の進捗状況について  ◯道路の路面標示について   ①幼稚園・小学校などの前は薄く見えにくく危険な場所があるので、路面標示等の交通安全対策への予算を確保してほしいことについて   ②警察などの対応が必要なところは連携を取り、対応してほしいことについて  ◯収納率の向上のために他自治体で行われている債権回収の委託などの手法も考え、納税意欲の低下を招かないよう取り組んでほしいことについて  ◯税機構に移管された国民健康保険料の滞納処理について今年度の成果を検証し、今後の収納業務に生かしてほしいことについて  ◯維持修繕費について   ①財政健全化推進プランにより草刈り費用、しゅんせつ費用などが減額されて市民に影響が出ていることについての当局の考えについて   ②維持修繕に係ることはしっかりと予算化する必要があると思うが、市は決算を踏まえて来年度どのような予算を検討しているのかについて  ◯不納欠損処理について   ①収入未済額に対する収納と不納欠損処理についての取組について   ②今後の取組について  ◯時間外勤務・時間外手当について   ①1人当たりの平均の時間外手当に大きな差がある理由について   ②人事配置等を考慮し、時間外勤務の平準化をすべきについて   ③繁忙期の平準化を図る取組をしている自治体もあるが、市として具体的な取組を考えているのかについて   ④今後の自治体運営をどのように考え、職員の確保、業務の効率化などどのような方向性を考えているのかについて  ◯森林環境贈与税を他市の事例を参考にして、森林組合と協力し活用してほしいことについて  ◯ひきこもり支援、生活困窮世帯等の学習支援についての施策が実施されたが、これまでの取組を振り返り新たな市長に対して市長の思いを託していただきたいことについて [日本維新・京都宇治党]  ◯トビケラ対策について   ①電撃殺虫器については大きな効果があると思われるが、増設する考えはあるのかについて   ②成虫になってから駆除するのではなく、卵や幼虫のときに駆除するなど、何か抜本的な対策はないのかについて  ◯宇治東インターから宇治橋までの間の中央分離帯に雑草が繁茂しており夏場はドライバーの視界を遮る状況であり、交通安全上も問題があり、府へ改善を要望してほしいことについて  ◯宇治橋花壇のお茶の木が枯れており、観光地にふさわしい景観維持のために他の植栽への変更も必要ではないかについて  ◯山本墓地から志津川へ至る遊歩道の整備を出来るだけ早くしてほしいことについて [無会派]  ◯ICTの導入後の市民への周知や、リテラシーに差がある中でICTの普及をどのように広げていくのかについて  ◯地域子育て支援拠点のスタッフ・体制について   ①相談を受けるスタッフのスキルアップや組織としての体制充実に向けた取組について   ②現場の声や当事者の声をしっかりと拾い上げて、子育て支援の有効な施策につなげてほしいことについて  ◯学校図書館の活用について   ①配置した司書10人の教育現場における有効活用の方法について   ②小・中学校の図書館を地域に開放し生涯学習の場として活用してはどうかについて  ◯市民の声を市政にどのように反映してきたのか、山本市長の市長としての8年間の思い、考えについて(2)討論の詳細 ①日本共産党宇治会議員団委員    日本共産党宇治会議員団を代表して、以下の3議案、議案第71号、令和元年度宇治一般会計歳入歳出決算認定について、議案第72号、令和元年度宇治国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第73号、令和元年度宇治後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、に一括して反対討論を行います。    反対の理由の第1は、子育て・教育を充実してほしいという市民の声に背を向けていることです。    2019年度の保育所一斉申込み数は4,113人、入所児童数は、3,906人で、保育所に入れない、待機児童の人数は2019年4月1日では118人、年度末の3月では320人となっています。しかし、増えていく待機児童解消のための保育所増設の予定はありません。地域偏在していることが、分かっているならば、偏在地域に保育所を増設するべきです。    中学校給食では、実施方針を昨年10月にセンター方式と決めましたが、必要とされる5,000㎡から7,000㎡の土地取得のめども立たず、いまだ実現の道筋すら見えていません。保護者や子供たちの願いは一日も早い中学校給食の実施です。今からでも既存小学校施設を活用した親子方式で中学校給食を進めるべきです。    保護者負担を軽減するための教材費の拡充も不十分なままです。1人当たりの増加額は僅か小学校で181円、中学校では19円で、学校徴収金の学級費や学年費、体育などの教科費の保護者負担を解消できていません。十分な教材費の拡充をするべきです。    学校図書館司書も10名になりましたが、全国平均の2校に1人の配置に届いていません。いつでも行ける、相談できるように図書館司書の全校配置をするべきです。    市図書館の資料、図書購入費用は市民1人当たり72円、1人当たりの蔵書数は1.76冊です。全国の市区平均では、1人当たり約141円で1人当たりの蔵書数も3冊となっています。図書購入費も蔵書数においても平均より2分の1少ない状況です。せめて全国市区平均まで引き上げるべきです。    育成学級では、1人当たりの面積基準1.65㎡を下回る学級が、2019年度では20校中12校、2020年度までは14校となっており、2019年度では1.04㎡、2020年度では1.06㎡と基準を大きく下回る学級もあり、詰め込み状態の解消は急務です。また、一斉申込み以降は、定員超過学級に関しては入級が困難な状況になっています。    詰め込み解消のため、また、新型コロナ禍において、密を避けるためにも、拡充が必要です。    市教委は、児童・生徒の減少を理由に西小倉地域の3小1中を統廃合し、小中一貫教育の整備に向け、設置場所や整備内容等、具体的な構想準備を始めたい、としています。    しかし、実際にこの統廃合を進めると、新しい小中一貫校は、1,000人を超える市で最大規模の学校になります。新型コロナで、学校の置かれている状況が大きく変わり、少人数学級の実現が求められています。小中一貫校は見直しをするべきです。    また、各学校は、地域コミュニティー活動の中心であり、重要な施設です。災害時の避難所にも指定されていますが、統廃合が進めば、防災上も問題が出てきます。子供たちの健康・安全・安心また、地域コミュニティーを守ることを最優先に考えるべきです。    統廃合を予定している西小倉小・北小倉小・南小倉小・西小倉中のトイレ改修は、実施設計に当たって業者に発注した仕様書や費用面でも、北槇島小・笠取小・南宇治中と異なります。北槇島小や南宇治中のトイレ改修費は3億円程度ですが、西小倉地域の学校は4校で1億4,000万円、1校あたり3,500万円で、10分の1というものです。教育環境で他校と差をつけることは間違いです。    反対の理由の第2は、高齢者支援など福祉充実からかけ離れていることです。    特別養護老人ホームの待機者は、2019年4月1日時点で218人となっており、毎年200人以上の方が待機しています。根本的に特別養護老人ホームが不足しています。    また、仮に特養に入所できても、基本料金に加え、食事代や居住費などのホテルコストの負担が大きく多くの市民から年金だけでは支払えないとの声が出ています。特別養護老人ホームの建設と補助は早急に進めるべきです。    老人園芸ひろばでは、2019年度に使用料が3倍に値上げされました。これを機にやめてしまう方が大勢おられ、2019年12月では、519区画中48区画が空き区画となっており、2020年8月においては550区画中96区画が空き区画となっています。    2018年度に廃止した敬老会やはり・きゅう・あんま事業に続き、高齢者福祉は大きく後退しています。高齢者の方の楽しみや健康のためにも再検討するべきです。    市の国保加入者数は、2019年度4月時点では、2万4,695世帯、3万9,191人となっています。市の国保料は、府内他市と比較しても高額で、平等割・均等割は、介護分を含むと府内15市中4番目の高さです。市は国保料を据え置くとしていますが、一般会計からの繰入れや保険料を積み立てた基金などの財源を活用すれば引下げは可能です。    また、全国では、18歳未満の均等割を減免する制度が広がっています。宇治市で行えば、5,000万円から6,000万円で減免することが可能です。子育て支援の一つとして、18歳未満の均等割を減免するべきです。    反対理由の第3は、まちづくりや災害対策が不十分であることです。    市集会所130か所に対し、町内会等は610と、全ての町内会等に1か所の集会所はありません。単一の町内会等に譲渡すると、その他の町内会等では、使用料の格差や使用そのものが難しくなることが懸念されます。また、無償譲渡を受けるに当たっても、将来にわたって町内会で維持管理することは、大変なのではないかと懸念されます。    ふれあいセンターは、周辺地域住民にとって重要な施設です。2つのふれあいセンターは、解体され、更地になっています。跡地については、民間ではなく市の施設として、公共利用を保障するべきです。    市の公共交通施策は、バス路線が廃止・縮小された3地域に限定したのりあい交通事業は地域自治会などで運営委員会を組織し地域主導で運行させ、運行経費の赤字分は、地域と市が折半するというもので赤字が多いほど地域の負担が大きくなるなど、地域の実情を考えていない制度です。結果、西小倉地域ののりあい交通は、1年余りで運行を中止することになり、明星町ののりあい交通もコロナ禍でダメージを受けています。槇島地域に至っては、いまだ検討中となっています。市内全域の高齢者や障害者など移動困難者、交通弱者の対策は全くありません。議員団では全国で取り組まれているデマンドタクシーを繰り返し求めてきました。全ての市民の移動する権利を保障する対策を早急に実施すべきです。    公共交通の対策は、買物弱者対策にも直結します。歩いて買物ができるように地元の商店支援も併せて行うべきです。    (仮称)お茶と宇治のまち歴史公園については、市の財政からの新たな補填が問題となっています。市民には、市民負担増とサービス引下げ、公共施設の廃止を強いりながら、歴史公園事業は例外だとする市の姿勢に、市民理解は得られていません。    天ケ瀬ダム周辺の観光事業も同じです。2019年度に国の補助金1,500万円を活用して調査を行い、今年度調査報告がされました。天ケ瀬ダム直下の旧志津川発電所をリノベーションし、海外の富裕層向けのホテルなどに活用するものでした。新型コロナで観光の状況などが一変しています。天ケ瀬ダム周辺は黄檗断層もあり地震の影響なども心配されるなど、防災面に大きな不安があります。    市民から求められているのは、大型事業や観光事業ではなく、市民の生活に寄り添った事業をつくっていくことです。    以上の理由から、議案第71号、令和元年度宇治一般会計歳入歳出決算認定について、など3議案に対する反対討論とします。 ②うじ未来委員    令和元年度宇治市歳入歳出決算の採決に当たり、うじ未来を代表し、決算特別委員会に付託された議案第71号から議案第77号までの全議案について、賛成の立場から討論をいたします。    令和元年度決算については、市税収入などの増加により前年度に引き続き単年度収支が黒字になったことに加え、財政調整基金をはじめとする基金残高を確保しながらも、市債現在高については減少させるなど、市の財政課題を改善に向けて、漸進させたものとして評価をしております。財政健全化推進プランを策定した平成30年度以降、基金に大きく依存することなく、予算編成を行ってきた状況も併せて、財政健全化推進プランの取組効果が、着実に現れてきているのではないかと考えています。    一方で、扶助費などの社会保障関係経費はこの間も増加し続けており、平成30年度決算では改善した経常収支比率が、令和元年度では0.6ポイント上昇し、新型コロナウイルス感染症の影響により今後の財政運営の見通しが厳しくなると想定するならば、なお一層の財政構造の見直しが必要となります。持続可能な財政運営を実現するためには、市民の皆様の御理解が必須であり、当局として見直しの目的や必要性を十分に御説明し、御納得をいただいた上で、取組を進めてもらいたいと思います。    そうした財政状況が厳しい中ではありますが、令和元年度においては、安全・安心なまちづくり施策や産業戦略に基づく取組、切れ目のない総合的な子育て支援に係る施策、障害者や高齢者に向けた施策など、様々な分野においてバランスのよい予算配分を行い、具体的な施策を着実に実施されております。    特に、未来に夢と希望の持てる宇治づくりを推進するため「新しい宇治を切り拓く特別枠」を創設し、防災・減災の取組として、消防へのドローン配備を、子育て世代にとっての魅力あるまちづくりに向けた取組として、産後ケアや、人型ロボットの小学校への配置によるプログラミング教育推進を、健康長寿日本一の取組として、健康アライアンス事業を、ICT利活用の取組として、プロモーションゲーム制作や、AIを活用した24時間総合案内システムの導入を実現するなど、将来の町の発展に資する効果的な施策を実行されてきたことは高く評価いたします。    現在、新型コロナウイルス感染症による混乱がいまだ収束せず、市内経済や市民の雇用も非常に厳しい状況に置かれています。行政の皆様のなお一層の御努力を要請するとともに、私たちうじ未来会派としても、従来の垣根を越えてオール宇治体制を築き上げ、この困難な時代を乗り越え、次世代が誇りを持てる新たな宇治づくりに向けて最大限努力してまいる所存です。    その上で、行政に対しては、信頼される都市経営を目指し、一層の財政の効率化や新たな歳入確保など、様々な行財政改革に邁進し、全職員に行政の専門家としての知恵とアイデアを惜しみなく出していただき、宇治市の発展に資する新たな施策に積極的かつスピード感を持って、取り組んでいただくことを強く要望いたします。    最後に、令和元年度の決算を通じて、宇治市の新たな課題や目標も顕在化してまいりましたが、一方で長期化が見込まれる新型コロナウイルス感染症の多方面への影響や、新たな生活様式といった現在の課題にも対応をしていかなければなりません。当局には、これからの政策決定や予算編成においては従来の政策の優先順位や政策形成の枠組みにこだわることなく柔軟に、市内経済の再活性化や市民の雇用確保など、市民ニーズを十分に見極めながら、創意工夫を活かした取組を進めていただくことを大いに期待をいたします。以上をもちまして、議案第71号から議案第77号までの全議案に対しての、賛成討論といたします。----------------------------------- ○議長(真田敦史君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第71号から議案第73号までの3議案を一括して採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。 3議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (うじ未来自民党宇治会議員団公明党宇治会議員団日本維新・京都宇治党及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第71号から議案第73号までの3議案は認定されました。 次に、議案第74号から議案第77号までの4議案を一括して採決いたします。 4議案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。 4議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第74号から議案第77号までの4議案は認定されました。----------------------------------- ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議はこの程度にとどめ延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。     午前10時20分 延会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長  真田敦史                宇治市議会副議長 渡辺俊三                宇治市議会議員  中村麻伊子                宇治市議会議員  山崎恭一...