宇治市議会 > 2013-12-02 >
12月02日-01号

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  1. 宇治市議会 2013-12-02
    12月02日-01号


    取得元: 宇治市議会公式サイト
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    平成25年 12月 定例会(1) 議事日程             議事日程(第1号)                         平成25年12月2日                         午前10時 開議第1.会議録署名議員の指名第2.会期の決定第3.諸報告第4.議案第90号 平成25年度宇治市一般会計補正予算(第5号)   議案第91号 平成25年度宇治市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第92号 宇治市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第93号 宇治市暴力団排除条例を制定するについて   議案第94号 宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第95号 宇治市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第96号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第97号 市道路線の認定について   議案第98号 市道路線の廃止について   議案第99号 城陽市道路線の認定の承諾について   議案第100号 JR宇治駅前自動車駐車場の管理にかかる指定管理者を指定するについて   議案第101号 宇治市公共下水道(東宇治処理区)東宇治浄化センター建設工事委託に関する基本協定の一部を変更する協定を締結するについて   議案第102号 宇治市公共下水道(東宇治処理区)東宇治浄化センター建設工事委託に関する基本協定を締結するについて第5.議案第81号 平成24年度宇治市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第82号 平成24年度宇治市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第83号 平成24年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第84号 平成24年度宇治市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第85号 平成24年度宇治市墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第86号 平成24年度宇治市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第87号 平成24年度宇治市飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第88号 平成24年度宇治市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第89号 平成24年度宇治市水道事業会計決算認定について(2) 会議に付した事件   日程第1から日程第5まで   日程追加 決議案第6号(3) 出席議員   議長    田中美貴子君   副議長   山崎恭一君   議員    片岡英治君      金ヶ崎秀明君         木沢浩子君      鳥居 進君         稲吉道夫君      荻原豊久君         秋月新治君      浅井厚徳君         渡辺俊三君      木村正孝君         真田敦史君      石田正博君         長野恵津子君     久保田幹彦君         川越 清君      坂本優子君         池内光宏君      松峯 茂君         関谷智子君      坂下弘親君         水谷 修君      宮本繁夫君         浅見健二君      矢野友次郎君         西川博司君      河上悦章君(4) 説明のため出席した者         市長         山本 正君         副市長        木村幸人君         副市長        土屋 炎君         市長公室長      栢木利和君         市長公室危機管理監  澤畑信広君         政策経営部長     中上 彰君         総務部長       中村俊二君         市民環境部長     松田敏幸君         市民環境部理事    野田浩靖君         市民環境部理事    宇野哲弥君         健康福祉部長     佐藤政紀君         健康福祉部理事    斉藤 剛君         理事         島峯克弥君         建設部長       安田修治君         都市整備部長     木下健太郎君         会計管理者      戸根安広君         消防長        関 比呂志君         水道事業管理者    桑田静児君         上下水道部長     岸本文子君         教育長        石田 肇君         教育部長       中谷俊哉君(5) 事務局職員出席者         局長         谷口 整         次長         東 ひろみ         主幹         伊藤裕康         庶務係長       青木公子         議事調査係主査    倉辻崇秀(6) 速記者                    位田圭以子     午前11時29分 開会・開議 ○議長(田中美貴子君) ただいまから平成25年12月宇治市議会定例会を開会いたします。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) 直ちに本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田中美貴子君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、河上悦章議員及び片岡英治議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第2、会期の決定を議題といたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月25日までの24日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、会期は24日間と決しました。----------------------------------- △日程第3 諸報告 ○議長(田中美貴子君) 次に日程第3、諸報告を行います。 市長等から報告のありました報告第36号は、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。 次に、監査委員から報告のありました例月出納検査結果報告4件については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。 次に、●●●●●●●●●●●●●●荒木實氏から提出のございました陳情等第25-19号「地球社会建設決議に関する陳情」、公益社団法人、認知症の人と家族の会、京都府支部代表、荒牧敦子氏から提出のございました陳情等第25-20号「要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書提出に関する要望」、及び仲之町町内会会長、辻貞夫氏ほか7名から提出、署名者等が473名ございました陳情等第25-21号「弥陀次郎川上流の治山・治水(溢水防止)対策の推進の要請」、以上3件につきましては、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。 次に、議員派遣について、緊急を要したため、議長において別紙のとおり派遣を決定いたしましたので、御報告いたします。-----------------------------------                        ┌---------┐                        |受理第25-19号|                        └---------┘               陳情書等件名 地球社会建設決議に関する陳情          地球社会建設決議に関する陳情書 世界の前提が変われば、戦争のない世界が実現します。その前提を変える為の決議を要請します。人類生存の前提、核廃絶の為に平和市長会議に参加している貴議会の責務です。                        平成25年10月28日      議会議長       殿            陳情者            ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●                               荒木 實   地球社会建設決議草案(戦争のない世界実現への基本原則)               ご説明 家族を守り、故郷を守り、国を守り、地球を守る為に、戦争を滅ぼさねばならない。全ての人間が地球で共同生活をしており、戦争をしなければならない理由は全くない。「国を守る為」と称し、全ての国家が、戦争の準備に狂奔しているが、全くの錯覚である。全ての人間の共同体社会地球社会建設を目指せば、戦争は自然消滅する。その決議を要請する。人間の尊厳・生命・自由は、全ての人間にとって最重要であり、人道・人権の理念は、全ての人間を守る普遍的理念である。人間の社会的生存権は、全ての人間に備わる基本的権利であり、民主主義は、その権利を守る唯一の理念であり、システムである。社会の目的は、全ての人間の生存を保障する事であり、弱い立場の方々への配慮は社会責任であり、その理念は社会主義である。地球の恩恵である空間・空気・水・緑・資源・・そして太陽。これらは、全ての人間の共有であり、その使用は貸借であり、独占はあり得ない。これらの理念は全ての人間の人生を守る基本理念であり、人間社会はこの理念の上に構成されなければならない。この基本理念は、全ての人間を守る理念であり、その普遍性は、いかなる国家、宗教、民族、主義の主張よりも、重く、神聖にして冒す事は出来ない。 この基本理念の上に構成されるならば、国家社会に、何らの不合理はない。ただ、今現在の国家社会は、その国益を全ての人間の利益より優先させ、「国益を守る為には、状況により、人間を殺してもいい」とする考えで、戦争の準備に邁進している。その国益を判断し、国家行動を決定するのは、権力側であり、「国民という立場の人間」はその権力に支配され、従属を余儀なくされている。2013年現在、世界は、国家主権思想に支配されている。「国を守る為」という言葉が冠されれば、どのような悪虐な行為でも、正当化されるのは、国家主権思想が、人類の普遍的理念を蹂躙している為である。世界が危機的状況に陥り、日常的に非道悲惨な現象が絶えない根源を、明確に認識すべきである。宇宙の地球という空間で、誕生・成長・生殖・育児・衰死という循環する生命が発生し、その生命の種の一つとして人類がある。西暦2013年現在、その人類を含み、全ての生命が、滅亡の危機に曝されている。核兵器の存在である。人類は、核兵器廃絶という命題を克服する事でのみ、その生命の存続がある。この命題は、人類の未曾有の試練であり、試練の克服は、人類社会をより高度な社会に導く。国際社会という「錯覚による自滅システム社会」から、「地球に生活する全ての人間の共同生活体を安全にし、豊かにする為に、全ての人間が努力する地球社会」への進化である。人類が直面している試練を克服する為に創造された「平和市長会議」に参加している貴議会に、下記の「地球社会建設決議」を陳情する。                前文 すべての人間が地球で共同生活をしているのが世界である。この世界は、構成する一人一人の人生を守る為にある。地球社会建設決議は、この目的を達成する為に決議されるものである。この決議は「人類が永遠に戦争を放棄する」事を意味し、安全で豊かな未来を建設する為に、全ての人間が努力を始める事を意味するものである。この目的が明確になれば、その為の社会技術の開発に多大な努力が要請され、その結果、世界は、社会は、より高度な領域へと方向付けられるであろう。世界の片隅の自治体に所属する我々も、この地球共同生活体社会の一員である。我々は、この世界に生きる一員としての立場から、そして、この世界での生存権を有する者として、この共同体社会に、全ての人間の一人一人の人生の尊厳を守る責任を課し、その責任を果たす為に進化を要請するものである。 我々は、この上ない誇りを持って、以下を決議するものである。 1)全ての人間が生活している地球共同体社会をより安全に、より豊かにしようとする思い、努力、行動こそ、地球に生活する市民としての人間の義務・責任である、とする決議。 2)「国家の軍備は当然」という認識は「国益を守る為には、人間を殺してもいい」とする考えが前提で為されている。この認識・考えは、人類の歴史の過程での錯誤である。この考えは、多数を、それこそ、すべての人間を虐殺する準備を、国家に正々堂々と行なわせている。国家の軍備行為、戦争の準備行為は、人類を消滅しかねない極めて危険な行為であり、この行為は違法行為であり、重大な犯罪行為である。「国家に戦争を発動する権利はない」とする決議。 3)地球共同体社会。すべての人間を守る唯一の社会。この社会を損ねるのではないか、という危惧が生じたなら、たった一人でも、その危惧を表明しなければならない。この表明は地球を、社会を、すべての人間を守る尊い行為である。いかなる国家、いかなる宗教、いかなる価値観であろうと、人間の尊厳を傷つける危惧があれば、告発しなければならない。この行為は地球市民の義務・責任であるとともに、基本的権利である。とする決議。 4)人道・人権は世界法である、とする決議。従って、戦争行為は重大なる犯罪行為である。命令発信者は、もとより、命令受諾行為者も、その責めを免れる事は出来ない。 5)地球社会全体を守る組織が創造されれば、地球社会の一部である国家防衛も万全となる。地球社会防衛隊を創設しよう、とする決議。 6)空・陸・海・地下の空間、石油・鉱物等の資源は、地球に現存するすべての市民の共有、とする決議。地球に生きる市民は、共有資産の使用に対価が伴い、この対価は、地球社会防衛隊等地球社会運営の基礎財源である事を認識する、という決議。 7)生存の基本的権利である人間の尊厳を守るのは民主社会主義社会である、とする決議。 8)社会の主権者は市民であり、その確立の為に民主主義技術を高めよう、とする決議。 9)地球社会の柱は、最高意思決定機関の創設である、とする決議。 10)より安全で、より豊かな地球社会建設には更なる社会技術の向上が必要である、とする決議。 11)産業革命以来、200年余、産業社会化が拡大し、実に多くの人々に福利をもたらした。これからも、地球規模の産業社会化を目指し、全ての人間にその福利が行き渡るように、全ての人間が努力せねばならない、とする決議。 12)全ての人間を守り、全ての人間の利益となる考えは普遍的価値観である。この価値観を蹂躙する言葉、行為は、いかなる人間、いかなる集団の指導者であろうと、人類への敵対行為者である、とする決議。-----------------------------------                        ┌---------┐                        |受理第25-20号|                        └---------┘               陳情書等件名 要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書提出に関する要望                        2013年11月18日宇治市議会議長様                  公益社団法人 認知症の人と家族の会                      京都府支部 代表 荒牧敦子   要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書提出に関する要望書 日頃は私ども「認知症の人と家族の会京都府支部」の活動にご理解・ご協力を頂き心から感謝申し上げます。 さて、今、社会保障制度審議会の場に、介護保険制度の根幹にかかわる政府案が提案されております。中でも、「要支援者を介護保険制度の給付対象からはずし、市町村の支援事業に委ねる」との提案は介護保険制度の理念を壊しかねない制度の変更であり、市町村の財政上、事務上の負担も軽視できないものと考えます。 厚生労働省は11月14日に開催した社会保障審議会介護保険部会に「予防給付のうち市町村事業に移すのは訪問介護、通所介護のみとし、訪問看護や訪問リハビリなどは予防給付として継続する」ことを提案しました。 これは全国の市町村議会から意見書があがったことや「家族の会」が支部代表者会議アピールなどで警鐘を鳴らしたことが一定反映されたものと考えます。 しかし、訪問介護と通所介護は予防給付の約90%にあたり、要支援外しの本質は変わっていません。 また、京都府はすでに「京都式オレンジプラン(認知症総合対策推進計画)」を策定し、途切れない医療と介護サービス体制を作ることで、早期から終末期まで住みなれた地域で暮らし続けられる社会の実現を提唱し、私たちも賛同しています。しかし、厚生労働省の提案は、これらの方向性にも逆行しています。 私ども「家族の会」は10月に開催しました支部代表者会議において別添のアピールを採択しました。アピールでは上記「介護保険からの要支援外し」と「一定以上の所得のある人の利用料を2割に引き上げる」との提案を取り下げるよう強く求めております。 貴職及び貴議会におきましてぜひ、当会アピールの趣旨をお汲み取り頂き、政府及び衆参両議会議長に対し意見書を提出いただきますようお願い申し上げます。                                 以上    安心を保障する介護保険・社会保障制度を目指し 行動しよう          2013年 支部代表者会議アピール               2013年10月12日 鳥取県米子市にて                   認知症の人と家族の会 参加者一同 本日、私たちは、全ての都道府県から192名の会員が参加して、支部代表者会議を開催しました。 10月1日、政府は消費税の8%への引き上げを来年4月1日から実施すると発表しました。消費税増税と負担増・給付抑制の二重の負担という「道理に合わない」ことが現実のものとなりつつあります。この動きは私たちが望む方向と真っ向から対立するものです。 6月1日の総会で、私たちは「増税の一方で負担引き上げ・給付抑制は道理にも合わない-予算の使い道に知恵を絞ろう」とするアピールを採択し、この動きに強く抗議する意思を表明しました。しかし、8月6日の「社会保障制度改革国民会議」報告は、予算の使い道には踏み込まず、「公助」の後退、「自助」への転化の考え方のもとに、負担増・給付抑制を積極的に打ち出しました。その方向に沿って、厚生労働省から負担増・給付抑制の具体案が社会保障審議会に示されました。 その中で、私たちが特に容認できない提案は、①要支援の人を介護保険の給付対象からはずし、市町村の支援事業に委ねる。②一定以上(被保険者の5人に1人が対象になる年金収入280万円以上)の所得がある人の利用料を2割に引き上げる、というものです。 私たちは次の理由から、これらの提案を撤回すべきであると考えています。 イ 早期発見・早期対応の認知症ケアの原則に反する ロ 厚生労働省の認知症施策(オレンジプラン)の初期対応重視の方向性と矛盾する ハ 利用の抑制によって重度化が速まり、保険財政の負担を増大させる ニ 増税と負担増・給付抑制の二重負担は生活への不安をあおる ホ 生活への不安は、消費の抑制を招き、経済活動を停滞させる 軽度認知障害の人が400万人と発表され社会に大きな衝撃を与えました。「要支援外し」はこの人たちを、全国一律のサービスから市町村任せにしようとするもので、サービスが向上する保障はどこにもありません。 私たちは、負担増・給付抑制をやめ、さらに歩を進めて、社会保障を充実させ生活への不安をなくして、心の余裕と健全な消費を生み出し、経済活動を活性化させる-そのような、誰もが老いても病んでも、安心して暮らせる社会の実現を願っています。そのために、予算に占める社会保障費の割合を大幅に引き上げるよう強く訴えます。 今よりずっと貧しかった戦後間もなく、先人たちは、知恵を絞り、大変な努力をして国民皆保険・皆年金の制度を実現しました。その困難の大きさを考えれば、今の困難を乗り越える知恵もきっとあるはずです。一人でも多くの人が、私たちの主張に賛同していただき、それぞれの立場で声を挙げ、行動してくださるよう心から訴えます。                                 以上-----------------------------------                        ┌---------┐                        |受理第25-21号|                        └---------┘               陳情書等件名 弥陀次郎川上流の治山・治水(溢水防止)対策の推進の要請               陳情書     弥陀次郎川上流の治山・治水(溢水防止)対策の推進の要請一、昨年の弥陀次郎川の氾濫の実態  昨年(平成24年)8月14日の集中豪雨により下流の五ヶ庄地域で堤防が決壊したことは記憶に新しい。  その対策として堤防の緊急復旧工事ならびに同河川の下流城における堤防強化事業、ならびに源流域における砂防応急対策への河川管理責任当局の取り組みの迅速さは、目を見張るものがあり、地域住民としてこころ強く、当局のご尽力に敬意を表するものである。  一方、その被害が甚大であったために、上流域における溢水の被害状況とその根本対策についてはあまり注目されていないように見受けられる。  この時、弥陀次郎川は、府道宇治大津線、JR奈良線、市道宇治六地蔵線(旧奈良街道)、京阪電車宇治線を横切る橋梁、暗渠の少なくとも四カ所で流木が滞積、溢れた水は周辺一帯に浸水被害をもたらした。(参考図①の×印)  特に旧奈良街道の通称石橋(暗渠)での溢水は、主に北の方向(一部は橋の南方向)に流れ下り、石橋付近の町内に床上浸水を含む被害を発生させ、沿道の町内にも、床下浸水寸前の危機的状況をもたらした。旧奈良街道を流れ下った濁流は、約1キロメーター北方の「パデシオン木幡駅前」の敷地内にまで達した。(参考図①の朱色部分)二、想定外ではなかった昨年の氾濫  昨年の同川の氾濫は、異常な集中豪雨による想定外の被害のように言われている向きもあるが、決してそうではなく、昭和28年(1953年)には、全く同じモードの溢水を私たちは経験している。まさしく『災害は忘れた頃にやってくる』であって、この時の災害記録がきちんと残っておれば、『想定』されて然るべき災害であった。  当時、この河川の上流域は、一帯が雑木林で、豊かな自然が残っていた。  それにも拘わらず、昨年と同じような流木による溢水が発生したのである。  その後、この上流域の無計画な開発、自然破壊は目を覆うばかりで、ゴルフ場や宅地開発によって様相は一変している。  このような環境破壊が進む一方で、流域の治山・治水は、全くなおざりにされてきた。流域の開発により、単位時間に排水すべき河川の流量は格段に増加しているはずであり、そのためには開発に先だち、治山と河川の改修・拡幅が必要であったことは、自明であるにも拘わらず放置され、現在に至っている。三、弥陀次郎川上流域の治山・治水事業の必要性とお願い  以上のような歴史的状況と近年のゲリラ的集中豪雨の頻度から推測すると、施工済みの源流域における砂防工事だけでは不十分であって、この川が、昨年或いはそれ以上の災害を流域住民に及ぼす危険性は、ますます高まっていると思われる。  これは、無計画に開発を先行させ、必要な環境整備、インフラを後回しにしてきた私たちの世代の責任である。  一刻も早く今の住民、そして将来の住民が安心して生活できる環境の整備を図る責任を私たちは負っている。  本来の防災とは、災害発生の根元を未然に絶つことである。行政の任に当たられる各位のご理解とご尽力により、別紙の通り、同河川流域の抜本的な治山・治水事業が推進されるよう、関係する近隣の町内会の住民の署名(473名)を添えて、懇請する次第である。 平成25年11月26日                    宇治市木幡・五ヶ庄地区                    熊小路町内会 会長  唐沢行彦                    南端新道町内 会長  古川 敏                    同 地域防災会 会長  森 治夫                     南端町内会 会長  西村 茂                  ●●●●●●●●●代表  西田直照                     西方寺檀家 総代  岸村 栄                    東岡屋町内会 会長  覚前芳信                (代表)仲之町町内会 会長  辻 貞夫                    ●●●●●●●●●                          宇治市市議会議長殿-----------------------------------             議員派遣について                         平成25年11月8日 地方自治法第100条第13項及び宇治市議会会議規則第164条の規定により、次のとおり議員を派遣する。                 記1 咸陽市公式訪問団   (1)派遣目的 本市国際交流の推進   (2)派遣場所 咸陽市   (3)派遣期間 平成25年11月11日から11月15日   (4)派遣議員 坂本優子議員、石田正博議員-----------------------------------             議員派遣について                        平成25年11月18日 地方自治法第100条第13項及び宇治市議会会議規則第164条の規定により、次のとおり議員を派遣する。                 記1 平成25年9月15日・16日台風18号災害に関する要望活動   (1)派遣目的 平成25年9月15日・16日台風18号災害に関する要望書提出   (2)派遣場所 京都市   (3)派遣期間 平成25年11月19日   (4)派遣議員 山崎恭一副議長2 平成25年9月15日・16日台風18号災害に関する要望活動   (1)派遣目的 平成25年9月15日・16日台風18号災害に関する要望書提出   (2)派遣場所 東京都   (3)派遣期間 平成25年11月19日   (4)派遣議員 山崎恭一副議長----------------------------------- △日程第4 議案第90号から議案第102号まで ○議長(田中美貴子君) 次に日程第4、議案第90号から議案第102号までの13議案を一括して議題といたします。 ○議長(田中美貴子君) 提案理由の説明を求めます。山本市長。 ◎市長(山本正君) (登壇)本日ここに平成25年12月宇治市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の中にもかかわりませず御参集を賜り、まことにありがとうございます。 それでは、ただいま議題となりました議案第90号から議案第102号までの13議案につきまして、それぞれ御説明を申し上げます。 まず、議案第90号「平成25年度宇治市一般会計補正予算(第5号)」につきまして御説明を申し上げます。 補正額は2億1,815万9,000円の増額で、これによりまして予算総額は608億6,734万9,000円となるものでございます。それでは補正の主要な事業につきまして、御説明を申し上げます。 まず、総務費では、太陽光発電システム設置事業費補助金を追加いたしますとともに、平成26年4月に予定されております京都府知事選挙及び京都府議会議員補欠選挙の執行費などを計上いたしております。なお、あわせまして選挙執行などにかかわります債務負担行為を設定いたしております。 次に、民生費では児童手当費追加といたしまして、扶助費の追加を計上いたしております。 次に、衛生費では、城南衛生管理組合分担金におきまして、ごみ処理に係る経費の追加などを計上いたしております。 次に、商工費では、食品ロス削減啓発事業費といたしまして、ごみ減量化のための啓発事業に要する経費を計上いたしております。 次に、土木費では、事業進捗によります調整といたしまして、道路維持修繕事業及び槇島8号などの排水路改良事業における繰越明許費を計上いたしております。 次に、災害復旧費では、山間地の道路における災害復旧工事の前倒し実施に要する経費及び繰越明許費などを計上いたしております。また歳入では、事業費に見合う国庫支出金、府支出金及び市債を計上いたしており、なお不足する額につきましては、繰越金を計上いたしております。 続きまして、議案第91号「平成25年度宇治市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 補正額は9,940万円の減額で、これによりまして予算総額は90億1,060万円となるものでございます。補正の内容につきましては、下水道事業費におきまして、処理場建設事業費の一部を減額いたしますとともに、歳入では財源の調整をいたしております。また繰越明許費では、管渠建設事業並びに処理場建設事業におきまして、年度内完成が困難な工事などにつきまして繰り越すものでございます。 続きまして、条例及び一般議案につきまして御説明を申し上げます。 まず、議案第92号「宇治市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は本市職員の退職手当につきまして、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第93号「宇治市暴力団排除条例を制定するについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は暴力団の排除に関し、基本理念を定め、市及び市民等の責務を明らかにするとともに、暴力団の排除に関する事項を定めることにより、市民の安全で平穏な生活を確保するため条例を制定するものでございます。 次に、議案第94号「宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第95号「宇治市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」、及び議案第96号「宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて」の3議案につきまして御説明を申し上げます。 以上、3議案は地方税法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第97号「市道路線の認定について」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は木幡469号線ほか3路線につきまして、地域の生活路線として公共性が高く、市道として維持管理することが適当と考え、市道として認定しようとするものでございます。 次に、議案第98号「市道路線の廃止について」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は宇治101号線の一部及び小倉町136号線につきまして、一般通行の用に供していないため、廃止しようとするものでございます。 次に、議案第99号「城陽市道路線の認定の承諾について」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は城陽市長からの城陽市道路線の区域外認定の承諾依頼につきまして、これを承諾するため議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第100号「JR宇治駅前自動車駐車場の管理にかかる指定管理者を指定するについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は市の公共施設の管理運営につきまして、公の施設の指定管理者を指定しようとするものでございます。 次に、議案第101号「宇治市公共下水道(東宇治処理区)東宇治浄化センター建設工事委託に関する基本協定の一部を変更する協定を締結するについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は平成21年12月24日に議会で御可決を賜り、日本下水道事業団と締結いたしました東宇治浄化センターの建設工事委託に関する基本協定につきまして、協定金額に変更が生じることから変更協定を締結するため、議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第102号「宇治市公共下水道(東宇治処理区)東宇治浄化センター建設工事委託に関する基本協定を締結するについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は東宇治浄化センター建設工事委託に関しまして、日本下水道事業団と基本協定を締結するため、議会の議決を求めるものでございます。 以上、13議案を一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、御可決を賜りますようお願いを申し上げます。----------------------------------- △日程第5 議案第81号から議案第89号まで ○議長(田中美貴子君) 次に日程第5、議案第81号から議案第89号までの9議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。決算特別委員会、河上悦章委員長。 △決算特別委員長報告 ◆決算特別委員長(河上悦章君) (登壇)ただいま議題となりました議案第81号「平成24年度宇治市一般会計歳入歳出決算認定について」、議案第82号「平成24年度宇治市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第83号「平成24年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第84号「平成24年度宇治市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第85号「平成24年度宇治市墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第86号「平成24年度宇治市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第87号「平成24年度宇治市飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算認定について」、議案第88号「平成24年度宇治市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」及び議案第89号「平成24年度宇治市水道事業会計決算認定について」、以上9議案について、本委員会が市当局から説明を受け、実地調査を行い、審査をいたしました結果について御報告いたします。 本委員会は10月16日、本会議において設置、9議案が付託され、同日、第1回の委員会における正副委員長互選の結果、委員長には私が、副委員長には木沢浩子委員が選出されました。 以後、10月24日から11月7日までのうち7日間にわたり決算書及び関係書類をもとに、監査委員の決算審査意見書を参考に、実地調査を含め慎重な審査を行ってまいりました。 議案第81号から議案第84号まで及び議案第89号の5議案に対して日本共産党宇治市会議員団委員から反対討論が、全議案に対して公明党宇治市会議員団委員から賛成討論がそれぞれ行われ、採決の結果、議案第89号は民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員、宇治市議会宇治維新の会委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で認定すべきもの、議案第81号から議案第84号までの4議案は、民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員、社会議員団委員、宇治市議会宇治維新の会委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で認定すべきもの、議案第85号から議案第88号までの4議案については、全会一致で認定すべきものと決しました。 なお、総括質疑において各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成25年11月8日 宇治市議会議長 田中美貴子様                      宇治市議会 決算特別委員会                         委員長   河上悦章             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第81号 平成24年度宇治市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第82号 平成24年度宇治市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第83号 平成24年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第84号 平成24年度宇治市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第85号 平成24年度宇治市墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第86号 平成24年度宇治市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第87号 平成24年度宇治市飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第88号 平成24年度宇治市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第89号 平成24年度宇治市水道事業会計決算認定について2.審査結果   上記9議案、認定すべきものと決する。3.審査概要(1)総括質疑における質疑及び意見・要望の項目 [民主党宇治市会議員団]  ◯歳入に対する取り組みについて   ①産業振興を進める施策の推進について   ②市内中小企業育成のためのきめ細やかな対応について  ◯広報戦略について   ①情報伝達のあり方・有効な活用手段について   ②市民ニーズを把握する上での広報の活用について   ③世代別の市民への情報伝達の検討について   ④広報の将来的なビジョンを持った戦略を計画するべきについて  ◯地域コミュニティーのあり方について   ①地域拠点としてふれあいセンター・コミュニティセンター・公民館のあり方を整理し総合的なあり方・仕組みづくりの検討について   ②個別ニーズに対応できる仕組み・コミュニティーの核づくりについて  ◯教育・福祉について   ①教育・福祉の連携について   ②教育・福祉の情報共有について   ③子供の発達に沿った細やかな一元的な対応について   ④教育・福祉のプロジェクチームなどの検討について  ◯災害時の危機管理体制について   ①平成24年8月13日・14日の豪雨災害時の災害本部体制の問題点・反省点について   ②平成24年8月13日・14日の豪雨災害時の職員の参集・応援体制の問題点・反省点について   ③災害時応援協定締結団体の活動状況について   ④災害対応の反省点を踏まえて今後、どう生かしていくかについて   ⑤災害時に迅速に対応できる体制づくりについて   ⑥危機管理に関する人員配置を検討し、初動体制の担当の負担を軽減することについて  ◯高齢者施策について   ①施設や施策により高齢者の対象年齢が違うが、高齢者の定義について   ②各施設の高齢者の利用状況について   ③高齢者の年齢制限の一本化について  ◯計画行政について   ①数多く計画があるが、計画の簡素化について   ②個別分野ごとに市民に情報を伝えていくことについて   ③市民参画・市民協働が計画に反映されていることを市民に伝えていくことについて   ④市民の協働・参画を支えていける基盤・組織づくりについて  ◯財産に関する明細書について   ①学校に寄附・贈呈された美術品等の財産の管理について   ②寄附・寄贈の際の手続について   ③財産価値の判定ができるような体制づくりについて  ◯第5次総合計画の「お茶と歴史・文化の香るふるさと宇治」に対する市長のイメージ及び重点施策について [公明党宇治市会議員団]  ◯職員研修、職員提案及び人事考課の関連について   ①研修等で学んだ先進的事例や実務を業務改善や政策提案などにのせて行うべきについて   ②提案制度にて提出された案件や人物評価が人事考課へ直接的につながっていくことが、職員のやる気向上にもつながっていくのではないかについて  ◯学校図書館司書について   ①生涯学習課として、読書推進についてどのように予算執行され、どのような取り組みが24年度なされたかについて   ②決算成果説明書に読書推進に関して生涯学習課としての成果項目が見つからなかったことについて   ③AET同様、図書館司書についても早急に中学校区10校への配置を行うべきについて  ◯指定ごみ袋制度導入に伴う年末のごみ収集について   ①年末のごみ収集において、連続する可燃ごみ回収の中に不燃ごみ回収を挟み込むことについて   ②不燃ごみ回収におけるどのような実証実験を行ったのかについて   ③今後どのような体制を組んでいくのかについて  ◯児童虐待防止対策について   ①児童虐待の相談件数と本市における近年の傾向について   ②教育部局との連携について   ③地域との連携について  ◯ワクチン接種事業について   ①公費助成を行って高齢者への肺炎球菌ワクチンの予防接種を行うべきについて   ②市長の見解について [社会議員団]  ◯観光振興対策について   ①観光振興に向けての対策及びマイカー等の対策をどのように考えているのかについて   ②京都に来られる観光客に宇治の魅力を知ってもらうために、どのような知恵を絞り、具体的な方策を考えているかについて  ◯自転車条例制定後の取り組みについて   ①市として取り組んできた安全対策、安全啓発や教育について   ②自転車道の整備等走行空間の確保などハード面の取り組みについて   ③観光振興も視野に入れた自転車の活用とそのための駐輪場確保など環境整備について   ④宇治市内全域で自転車専用道の設置を検討すべきについて   ⑤観光マップの作成や路上駐輪施設整備など利便性を向上させる具体的な取り組みをすべきについて  ◯国民健康保険事業について   ①平成26年度の予算編成に当たり、繰越金や財政調整基金を活用して保険料の引き下げを行うべきについて   ②人間ドックの現在の実施状況と内容について   ③繰越金や基金をさらに活用して人間ドック等の定員を拡大すべきについて   ④人間ドック等で応募人数が大きく超過しているのに対し、実際の受診者数で大きく定員割れしていることの改善をすべきについて   ⑤無断で連絡のない申込者については、ペナルティーを課して次年度の申し込みから除外することを含めて対応すべきについて [自由民主党宇治市会議員団]  ◯新宇治淀線について   ①JR新田駅の東側改札口への車の乗り入れには駅前整備だけでなく道路の改良が必要と思われるがどのように考えているのかについて   ②府道宇治淀線の一里山交差点の改良について   ③新宇治淀線の供用後、車で広野公民館に行くには、どのように出入りすればよいのかについて   ④工事がいつから始まり、いつごろ完成するのか事業ごとに小まめな展開を市民に開示すべきについて  ◯広野公民館について   ①新宇治淀線の工事のおくれに伴う広野公民館への影響について   ②広野公民館前の道路工事がおくれており、地域住民、利用者、大久保小学校へ通学する子供たちに不便をかけている状態であり、早期完成に向け京都府とともに努力すべきについて   ③広野公民館前の工事により公民館を利用されている方が会場を変更したり事業を中止していることを教育委員会はどのように考え、どのような対策を考えているのかについて   ④地域のきずなや青少年の健全な育成に公民館祭りは重要と考えているが、教育委員会の考えはいかがかについて   ⑤高齢化社会になり館内に簡易昇降機の設置が必要と思うがいかがかについて   ⑥多くの市民が公民館で勉強できるようにすべきについて  ◯福祉タクシーの扶助費について   ①ガソリン券と選択して利用できる方法を考えるべきについて  ◯黄檗野球場について   ①公式野球のバッティング練習をすると今の設備では非常に危ないため、早急に危険な箇所については何らかの対応をすべきについて  ◯府営西大久保団地内の府有地の駐車場の問題について   ①朝夕は保育所への保護者の車で団地内に駐車スペースがないため、京都府の土地を借りるなど対応を考えるべきについて  ◯公共下水道の接続について   ①高齢者の方たちへの経済的負担を含めての支援策について  ◯財政の問題について   ①山林や河川を含めると2,000ほどの市有財産があるとのことだが、多くの市民にホームページなどで土地を紹介し、お知らせする方法を考えるべきについて   ②決算書の中に土地や建物の賃借料とあるが、交換とまでは言わないが、経常経費を抑制するためにも土地所有者と話をして経常経費を減らす方法を考えるべきについて   ③福祉の分野では際限なく財源がいるため、今あるものを活用して、財源を捻出する方法を考えるべきについて [日本共産党宇治市会議員団]  ◯学校施設の改修について   ①市内小・中学校のうち、トイレ全面改修が行われていない22校の今後の整備計画について   ②学校のバリアフリー化の計画状況について   ③築40年を超える13校は、どんなに遅くとも十数年以内に順次建てかえや改築が必要だと考えるが、その計画状況について  ◯少人数学級編制について   ①迷走する文部科学省の方針に振り回されずに、宇治市独自で30人から35人学級への歩みを進めるべきではないかについて   ②他市町村の少人数学級編制に対する取り組みの効果を検討すべきについて  ◯今後も育成学級に対する需要拡大が見込まれるため、施設の拡充をすべきではないかについて  ◯通級学級を全学校に配置すべきについて  ◯宇治市の教育設備等の問題解決のためには、教育予算のベースを引き上げる必要があるのではないかについて  ◯国民健康保険料の引き下げについて   ①給与収入が200万円の3人家族で、うち扶養家族が2人という世帯の住民税の額について   ②給与収入が200万円の3人家族で、うち40歳以上が2人という世帯の国民健康保険料の額について   ③宇治市の健康保険の一般会計からの繰入金のうち、24年度法定繰入金を除いたその他の繰入金の額について   ④宇治市の健康保険料値下げに対する努力が足りないのではないかについて  ◯台風18号の対応について   ①宇治川右岸堤防の強化について    ア.計画高水位の位置は資料のとおりで間違いないかについて    イ.なぜ計画高水位の位置まで護岸の補強がされていない箇所があるのかについて    ウ.当時、宇治川氾濫危険情報が出ていたが、どんな状況であったのかについて    エ.当時、危機的な状況であったことを認識しなければ、今後市民の安全が守られないのではないかについて    オ.堤防の強度が保たれたと繰り返し言うのではなく、国に対して宇治川の抜本的な点検と対策を求めるべきについて    カ.国に対して、地元住民が説明会開催を求めているが開かれないため、市からも求めるべきではないのかについて   ②莵道丸山地区の水害対策について    ア.丸山第2排水樋管を閉じた時間について    イ.丸山第2排水樋管付近の最大水位となった時間について    ウ.丸山第2排水樋管操作が遅れたために浸水被害を増大させたのではないかについて    エ.行政の不作為による被害と考えるため、損害を補償していく責任があるのではないかについて    オ.宇治川改修によって自然流下ができなくなることから、国へ対応を求めるべきについて    カ.丸山第1・第2排水樋管だけではなく、その他の樋管についても自然流下しているため、雨水排除計画を抜本的に見直す必要があると考えることについて   ③災害救助基金について    ア.今回はなぜ見舞金を出さないのかについて    イ.過去のどのような事例のときに災害救助基金が活用されたのかについて  ◯市の暇疵による使用料などの還付について   ①条例では市の暇疵による過誤徴収がないことが前提とされているが、条例の見直しが必要ではないかについて   ②還付時の利子の取り扱いについて [宇治市議会宇治維新の会]  ◯太閤堤跡地の活用について   ①中途半端な交流プラザは避けて、全国発信できるようなものにしたらどうかについて   ②利休と茶の湯の形成といったものも取り入れてはどうかについて  ◯観光振興について   ①観光客数について、太陽が丘やある宗教団体の練成所の利用者は省いて、きちんとした数字で勝負をしたらいかがかについて   ②宇治を舞台にしたアニメの検討について   ③商工会議所、NPO等を活用して、どの部分までを行政が段取りをするのかという区分けをして計画をしてはどうかについて  ◯ごみ、し尿処理の行政について   ①単に城南衛生管理組合の組織の問題だけではなく、廃止も含めた抜本的な対策を講じてもらいたいことについて  ◯24年度決算の上からいえば、山本市長が就任されて3カ月と2分の1、経過したが、決算の期間から見て、何か新たな決意というか、これはこういうふうに変えていきたいというふうな、山本市長の独自の考えはあるかについて  ◯総合計画について   ①山本市長が自分ならばなおこうするという考えははっきり持っているかについて  ◯4年間で市長が受け取る報酬をどうやって返していくかということになれば、やはり、それに2倍も3倍もする改革をしてほしいことについて  ◯副市長を3人にふやし、市長は市会議員選挙のトップ当選者がなることを宇治市でやってはどうかについて [無会派]  ◯バス問題について   ①西小倉地域を対象に実施したアンケートの集計結果について   ②アンケートの結果をどう生かしていくのかについて   ③次回の公共交通活性化委員会での議論の方向性や行政としてどういう見通しを持って臨むのかについて  ◯莵道丸山の水害問題について   ①当面の具体的な対策について   ②樋管の開閉の操作基準を考えていくべきについて  ◯事業評価のあり方について(2)討論の詳細 ①日本共産党宇治市会議員団委員  日本共産党宇治市会議員団を代表いたしまして、議案第81号、平成24年度宇治市一般会計決算認定、同82号、国民健康保険事業特別会計決算認定、同83号、後期高齢者医療事業特別会計決算認定、同84号、介護保険事業特別会計決算認定及び同89号、水道事業会計決算認定に対する反対討論を行います。  2012年8月の京都府南部豪雨により甚大な被害に見舞われました。とうとい2名の人命が失われたのを初め、家屋や道路、河川などに大規模な被害が発生し、全市上げて災害復旧に取り組んだ年度となりました。災害救助法の適用などにより、さまざまな応急対策や被災者支援策が講じられましたが、引き続き本格復旧・復興に向けた取り組みを強めなければなりません。以下、具体的に反対理由を述べます。  反対理由の第1は、地域経済が冷え込み、収入が減少し、市民の暮らしが大変な中、福祉を後退させ、市民の負担を増大させたことであります。敬老祝い金や長寿記念品の廃止、あん摩・マッサージなどの助成の見直しをするなど、高齢者福祉施策を廃止・改悪させました。  障害福祉サービス事業では、NPO法人による不正受給問題が明らかになりましたが、市は確定した不正受給額4,500万円のうち、1,200万円を回収したのみであります。犯罪行為であると言いながら、いまだに告訴・告発手続もしておりません。  国民健康保険会計では2009年度以降、4年連続で黒字となりました。2012年度は7億2,377万3,000円の大幅黒字となり、当初予算では196万円余りだった基金積立金を2億1,776万4,000円とし、実質的な黒字額は9億4,153万7,000円にもなっています。国民健康保険会計への国庫補助が減り続ける中で、全国の自治体では一般会計からの繰り入れをして保険料を引き下げる努力をしております。府内でも2012年度、平均6,259円の繰り入れをしていますが、宇治市1人当たりの法定外繰り入れは12年度はゼロ円であります。このように国民健康保険料を引き下げることは十分可能であるにもかかわらず、引き下げをしませんでした。  介護保険事業会計では第5期事業計画(平成24年度~26年度)になり、保険料率は基準額で4万9,190円から6万2,100円と26%もの引き上げ、耐えがたい負担となっています。  反対理由の第2は、子育て支援・教育環境整備について、保護者や子供たちの要望に応えていないということであります。  第2次学校施設整備計画がおくれ、大規模改修が進んでおりません。トイレ改修は菟道小学校など10校が済んでいるだけで、残り22校の改修計画はいまだに立っていません。  学校図書館司書の配置がされているのは7校のみであります。児童1人当たりの図書購入費は2009年以降、約1,000円のままで増額されておりません。その結果、学校図書標準を満たしている学校はわずか4校しかありません。  育成学級の土曜日開設は定点開設となっていますが、全育成学級で土曜日も開設し、長期休暇中の開設時間をせめて8時に早めるべきですが、これも拒否したままであります。  子供の医療費の無料化は今年9月に小学校3年まで拡充されましたが、府南部では依然として最低水準となっています。  保育所の増設も行われましたが、2013年4月の待機児童数は、定数を35人増としましたが依然として待機児はなくなっておりません。  公立幼稚園の3年保育の要望が強い中にもかかわらず、実施をしておりません。  反対理由の第3は、必要な経費を削減し、市民サービスを低下させた政策を推進してきたことであります。  市民生活を支える地域の活性化を進めるためにも集会所の運営は市が責任を持ってするべきなのに、それに逆行する宇治市集会所再生プランを強行しようとしています。集会所の管理を地域に押しつけ、管理者制度を廃止しようとする集会所再生プランは市民の理解を得られず、期限をつけずに延期する事態になりましたが、いまだにそれを実施しようとしています。  経費削減を目的として学校給食の調理の民間委託を強行してきましたが、宇治小学校の24年度開校に当たっては、業者選定の入札が不調となり再入札をするという異常な事態になりました。再入札では業者言いなりの落札額となり、民間委託をすれば競争原理が働き経費が安くなることもなく、かえって給食の実施が危ぶまれる不安定さを露呈いたしました。教育の一環である学校給食調理は直営で行うべきであるのに民営化を進め、公教育の責任を果たそうとしていません。  可燃物ごみ収集についても、市の固有の業務であり市が責任を持って直接行うべきであるのに、現在委託を進めてきました。  さらに、民間委託に伴い、市では業務でワーキングプアを発生させています。  反対理由の第4は、市民の声を聞かずに国や府にはっきりものが言えない、そういう市政になっているということであります。  障害者団体や地域住民が、生活の足であるバス路線の存続を求めたにもかかわらず、バス路線の廃止を強行されました。  塔の島改修事業でも事前に十分な説明もなく、突然桜を伐採し、市民から多くの批判が上がりました。市は国や府に毅然として対応するべきなのに、それもなされていません。  また、台風18号による天ヶ瀬ダム放流で宇治川堤防破堤の危険があったにもかかわらず、無駄で危険な天ヶ瀬ダム再開発事業を見直すべきだという声にも真摯に応えるものになっておりません。  水道会計事業では、浄水場の存続を望む市民の声を聞かず、廃止理由を二転三転させ不信感を募らせ、開浄水場廃止を強行しています。老朽化したポンプの交換を図るべきです。  以上、市民の生活と暮らしを脅かす悪政に対して、市民の代表としてきっぱりと言うべきことを言う市政になっていないなどの理由から反対討論といたします。 ②公明党宇治市会議員団委員  平成24年度宇治市歳入歳出決算の審査の採決に当たり、公明党宇治市会議員団を代表いたしまして、決算特別委員会に付託されました決算全議案につきまして、本決算を認定すべきものの立場から賛成討論をいたします。  平成24年度の我が国は、東日本大震災による未曽有の被害からの復旧・復興対策を最優先に取り組むとともに、世界景気の影響による日本経済の下振れ回避に向け、円高対策及びデフレ脱却への経済政策を実施されたところでございます。  宇治市におきまして、平成24年8月13日・14日京都府南部豪雨災害により、お2人のとうとい命が犠牲になられたほか、市内全域におきまして、2,000棟を超す家屋の被害、多数の道路・河川などの公共施設の被害や茶園などの農林被害など、近年経験したことのない甚大な被害が発生いたしました。  平成24年度の一般会計の決算状況では、市税収入が大きく落ち込み社会保障関係経費が増大する中、京都府南部豪雨災害への対応、災害からの復旧に最優先で取り組むという非常に厳しい環境のもとにもかかわらず、山本市長の市政運営により、基金や地方債を有効活用しながらさまざまな施策に取り組まれました。  子育て施策では、家庭的保育事業の実施、民間保育所の施設整備など、定数拡大に努められ、待機児童の解消に向け着実に取り組まれました。  また、教育施策においても、平成24年4月に開校いたしました宇治黄檗学園を初め、子供たちのとうとい命と安全を守るための学校耐震改修事業や、教育環境の向上のため、普通教室への空調機設置に取り組むなど、国の補正予算などを有効に活用しながら、課題であります施設整備について着実に実施されました。  一般会計の財政運営面におきましては、さきに述べましたように、引き続き厳しい財政状況のもとであったにもかかわらず、国の財源などを有効に活用しながら、積極的に施策展開を図られたことにつきましては高く評価しております。  特別会計におきましては、国民健康保険事業特別会計では、市町村国保の抱える構造的な問題から大変厳しい事業運営が求められる中、医療費の適正化対策や保険料収入率の向上対策などを推進され、健全な財政運営に努められていたと思います。今後も一般会計からの繰入金や財政調整基金のあり方などをしっかりとご検討いただき、引き続き健全な事業運営を行っていただきたいと考えております。  その他の特別会計においては、計画的な事業運営に努められるとともに、簡易水道の上水道への統合や下水道整備など、安全で快適な都市を築いていくための諸事業に積極的に取り組まれており、あわせて評価するものであります。  そして、水道事業会計においても、節水機器の普及や市民の節水意識の定着などにより水需要の減少傾向が続いており、給水収益が減少するなど、引き続き厳しい経営状況ではありますが、そのような中にあって、経費削減など経営改善に積極的に取り組まれ、市民のライフラインを守るため、安全・安心な水道水を安定的に供給する努力をされたものとし、評価するものでございます。  私たちは決算委員会での審査を初め、あらゆる機会を通じまして、市民の代表として公正で透明感の高い行政の推進と効率的な行財政運営を求めてきました。そして、今般、歳入歳出予算の執行結果として、各事業の成果をつぶさに審査してまいりました。  平成24年度の行財政運営は、引き続き厳しい状況であったにもかかわらず、市民の多様な行政需要や本市を取り巻くさまざまな課題に応えてこられました。しかしながら、平成24年度の行政運営が全てうまくいったとは言い切れない状況にあります。この決算委員会では各委員から災害時の対応を初め、さまざまな指摘や要望事項があったところでもあり、決算事項の全てがベストというものではなく、ベターなものであったものと捉えております。  平成24年度において取り組まれた各事業の成果を十分に踏まえつつ、行政改革の徹底した実行や将来世代への多大な負担を残さない持続可能な行政運営に努められるとともに、第5次総合計画において掲げられましたまちづくりに向けた取り組みについて、第2期中期計画においてよりレベルの高い行政へ、またグレードアップされることを大いに期待いたしまして、付託されました議案第81号から89号までの全決算議案について認定すべきものと考え、賛成いたします。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) これより委員長報告に対する質疑を行います。片岡英治議員。 ◆(片岡英治君) (登壇)それでは、質疑を行います。 決算委員会におきまして、私の質問の中に100%近い誤りがあったということがわかりました。それはカムループス市が市長選挙がなく、市会議員選挙のトップ得票者が名目上の市長になり、そして実質的な権能というか、責任と権限は市の職員のトップが持つと、こういった内容でございましたが、それを質問をしてしばらくたち、宇治市の市民の方から、カムループス市に住んでいたけれども、市長選挙はあるという指摘が事務局のほうにございました。 早速秘書課のほうにお願いをいたしまして、現地のほうに確認してほしいというふうに依頼をしたわけでございます。現地のほうで秘書課のほうから確認をしてもらいましたけれども、やはり現地のほうの市民でも、長いこと住んでいるけれども、市長選はあるよという回答が返ってきました。秘書課のほうから事務局長のほうへそういう通知が来たわけでございます。 そこで、私はすぐに決算特別委員長のほうに申し入れをし、訂正をしたいというふうに申し出をいたしました。そもそもこのカムループス市のそういう選挙制度を聞きましたのは、元秘書課におられて、現在も在籍中ですけれども、上級幹部の方でございます。それからほかの人たちとも雑談の中で、職員の中に海外視察をされた人からオーストラリアもそうだよというふうなことがあったわけです。私はてっきりもうこれは確実だと思って質問をしたわけでございますけれども、そういういきさつがあって、これはもう100%近い間違いだということがあったわけですね。 それで、委員長のほうは11月25日に代表者会議を開いて、そして結果的には取り下げる、訂正を取り下げるという形で代表者会議は終わりました。私は当然その後、委員会が開かれるというふうに思っておりましたが、開かれておりません。きょう現在に至って、お願いをしたんですけれども、開かれておりません。 私は取り下げということで正副委員長の提案を受けて、そして議長のお許しを得てお配りをしておりますけれども、こういう文言で読んでほしいということで、私がそれを読み上げました。発言訂正の申し出を取り下げますという文章を読み上げました。それで代表者の方から全く異論は出ておりませんけれども、これは代表者の方から、全員の方から承諾を得たというふうにお考えになったんでしょうか。全く委員長はその場で、代表者会議で皆さんこれでやるけれどもよろしいかという確認はなかったように思っています。まずそれをお尋ねいたします。
    ○議長(田中美貴子君) 河上悦章委員長。 ◆決算特別委員長(河上悦章君) (登壇)片岡委員さんのほうの質問にお答えいたします。 今、経緯が片岡委員のほうから述べられておりまして、ほぼ、ほぼというか、そのとおりだと思います。それで御質問になられた項目につきまして、代表者全員から合意、承認を得たというのは事実かどうかですね。代表者から異論はそのときは出なかったということなんですけれども、代表者全員からの承認を得ているのかどうかということでございました。 さまざまいろんな手法を考えたわけですけれども、なかなかうまくいかない部分があるということで、最終的に今、議員のほうでお示しになられた私の乱雑な字が出ていますけれども、これはあくまでこういう趣旨でいかがでしょうかということでございまして、私のほうも何ら強制力とか、そういうのは一切もちろんないわけですけれども、各委員さん、回らせていただいて、一番いい形で、どういう形で終わればいいかと、時間も遅かったわけですので、きょうの朝、また議会も始まるということで、非常にタイトな中で一番この手法がいいのではないかという私の判断で、皆さんに、各代表者にお聞きしたら、賛成かどうかはわからないですけれども、少なくともそれに反対だと、それはあかんという意見はなかったものですから、片岡議員さんにそういうお話をさせていただいて、こういう形であれば一応合意は得られていますというふうにお伝えした経過がございます。 以上でございます。 ○議長(田中美貴子君) 片岡英治議員。 ◆(片岡英治君) (登壇)このいきさつ、もうちょっと補足をさせていただきますけれども、代表者会議は議事録が残らないんですね。唯一残っているのは日刊地方紙の洛南タイムス、城南新報、お2人の記者が在席されて、そして代表者会議の翌日の11月30日の記事に載っているわけですが、総意のもとにと書かれておりました。それから議事録訂正は非常に困難であるというふうに書かれておりましたけれども、代表者の中から、いや、困難ではないというふうな御意見もありました。 この当日、代表者会議がもう4時間にも及んで、もう7時になろうかとしていた。訂正をやるということがなかなか代表者会議で困難になってまいりましたので、休憩をとって、そして正副委員長と片岡とで事務局の人に相談をしながら訂正をしようということで休憩をとったんですが、それから3時間ぐらいは経過していたんではないでしょうかね。最後のころに私のところに回ってきて、訂正の話はなく、そして委員さんの中から、取り下げが一番簡単だという意見があるけれども、どうかという提案がありました。私も7時前になっていることでもあるし、こういう問題でまだまだ時間をとるのは余り得策ではないと思いましたので、それでその提案を受け入れてこの文章を読み上げたわけでありますけれども、私はその後で、これは当然委員会が開かれ、そして訂正をするというふうに言っていたのが取り下げという形になった、これは重大な変更でございますので、当然委員会が開かれるものと思っていたわけです。委員会は議事録が残りますし、そしてきちんと経過がわかるわけでございます。ところが、委員長は、いや、その必要はないというふうに言われたわけでございますけれども、これはなぜ委員会は開かないというふうにおっしゃったんでしょうか。それを2回目の質問とします。 ○議長(田中美貴子君) 河上悦章委員長。 ◆決算特別委員長(河上悦章君) (登壇)総意のもとという文章がマスコミ等にあったということでございますけれども、私の理解では反対される方は回って、理解を得に回ったわけでございますけれども、反対はなかったというふうに理解しております。それは総意というのか、それはマスコミの独自の判断で書かれていることだと思います。 それから、あと特に委員のほうから今おっしゃっていました委員会が当然訂正から取り下げということで、なんで委員会開かなくていいんだという今御指摘がありました。これは2問目の質問だとおっしゃっていましたですけれども、私ももちろん事務局等に確認もさせていただいたわけですけれども、本来、申し出があったと、それを取り下げられたということでございますので、本来はなかったという形になりますので、それについては改めて委員会を開く必要はないと、このように判断をいたして委員会は開かなかったということでございます。 ○議長(田中美貴子君) 片岡英治議員。 ◆(片岡英治君) (登壇)まだ私はこれは委員会に諮るべきものだという思いは変わっておりません。それだけ訂正をやめて取り下げるという問題は重いものだと思っております。ではなぜこれを読んだのかということでございますけれども、その場は和気あいあいで、これを読んで丸くおさまるのであれば、みんなが幸せになれるのであれば読んでおいて、またあとの方法をというふうに私は思っていたわけでございます。まだ気持ちは晴れませんけれども、委員長も非常に苦労されたわけでございますし、よくそれはわかっているわけでございます。そういった事情を説明をいたしまして、私の質問を終わります。 ○議長(田中美貴子君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第89号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団、宇治市議会宇治維新の会及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第89号は認定されました。 次に、議案第81号から議案第84号までの4議案を一括して採決いたします。 4議案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。 4議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団、社会議員団、宇治市議会宇治維新の会及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第81号から議案第84号までの4議案は認定されました。 次に、議案第85号から議案第88号までの4議案を一括して採決いたします。 4議案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。 4議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第85号から議案第88号までの4議案は認定されました。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) この際、日程に追加し、決議案第6号、特定秘密保護法案強行採決に抗議し、慎重審議を求める決議を直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、この際、決議案第6号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 これより決議案第6号を議題といたします。----------------------------------- △日程追加 決議案第6号 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本決議案については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本決議案については、提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本決議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本決議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(田中美貴子君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(田中美貴子君) これより決議案第6号を採決いたします。 本決議案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、民主党宇治市会議員団、社会議員団、宇治市議会宇治維新の会及び浅井議員起立) 起立多数であります。 よって、決議案第6号は原案のとおり可決されました。 本決議の取り扱いは議長に御一任願います。----------------------------------- ○議長(田中美貴子君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。     午後0時03分 延会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長  田中美貴子                宇治市議会副議長 山崎恭一                宇治市議会議員  河上悦章                宇治市議会議員  片岡英治...