舞鶴市議会 > 2021-06-02 >
06月02日-01号

  • さらに傍聴人(/)
ツイート シェア
  1. 舞鶴市議会 2021-06-02
    06月02日-01号


    取得元: 舞鶴市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-25
    令和 3年  6月 定例会---------------------------------------          令和3年舞鶴市議会6月定例会会議録(1)             令和3年6月2日(水曜日)---------------------------------------◯出席議員(26)     石束悦子議員   伊田悦子議員   伊藤清美議員     今西克己議員   上野修身議員   上羽和幸議員     尾関善之議員   鴨田秋津議員   川口孝文議員     肝付隆治議員   小杉悦子議員   小谷繁雄議員     小西洋一議員   杉島久敏議員   鯛 慶一議員     高橋秀策議員   谷川眞司議員   田畑篤子議員     田村優樹議員   仲井玲子議員   西村正之議員     野瀬貴則議員   眞下隆史議員   松田弘幸議員     水嶋一明議員   山本治兵衛議員◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者の職氏名     市長         多々見良三  副市長        堤  茂     副市長        沼田行博   教育長        奥水孝志     監査委員       瀬野淳郎   市長公室長      川端常太     政策推進部長     有吉央顕   総務部長       桑垣義亮     市民文化環境部長   藤崎浩志   福祉部長       杉本和浩     健康・子ども部長   田中 昭   産業振興部長     小谷裕司     建設部長       田中 洋   消防長        岡山 寛     市民病院管理部長   入江秀人   上下水道部長     新谷哲也     教育振興部長     濱野 滋   教育委員会指導理事  秋原栄◯職務のため出席した事務局職員の職氏名     事務局長       櫻井晃   総務課長       樋口佐由理     総務課議事係長    高田健二   総務課調査係長    谷田幸雄     総務課議事係主査   小竹佑季子  業務支援職員     北 貴子      -----------------------------全国市議会議長会表彰伝達式 ◎事務局長(櫻井晃) 失礼いたします。 ただいまから、全国市議会議長会議員在職30年以上特別表彰伝達式を行います。 さきの全国市議会議長会第97回定期総会におきまして、高橋秀策議員が議員在職30年以上特別表彰を受けられました。誠におめでとうございます。 平成2年12月から30年以上、議員の職にあられます高橋議員に、全国市議会議長会からの記念品を添え、表彰状の伝達を議長からさせていただきます。 それでは、高橋議員が入場されます。皆様、拍手でお迎えください。     〔高橋秀策議員 入場〕(拍手) ◎事務局長(櫻井晃) それでは、山本議長から、高橋秀策議員に、表彰状と記念品の伝達をお願いしたいと存じます。山本議長、お願いいたします。 議員在職30年以上特別表彰、高橋秀策議員。 ○議長(山本治兵衛) 表彰状、舞鶴市、高橋秀策殿。あなたは、市議会議員として30年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。 令和3年5月26日、全国市議会議長会会長、清水富雄。 おめでとうございます。     〔議長から表彰状伝達、記念品贈呈〕(拍手) ◎事務局長(櫻井晃) それでは、ここで、受賞されました高橋議員に、山本議長からお祝いの言葉がございます。 ○議長(山本治兵衛) お祝いの言葉。 本日の全国市議会議長会特別表彰の伝達式に当たり、市議会を代表し、一言お祝いを申し上げます。 このたび創政クラブ議員団高橋秀策議員が、議員在職30年以上として全国市議会議長会の特別表彰を受賞されました。本日、その表彰伝達式を行うこととなりました。舞鶴市議会といたしましても、大変誇りに存じますとともに、誠に御同慶に堪えないところでございます。ここに改めて心からのお祝いを申し上げます。誠におめでとうございます。 高橋秀策議員におかれましては、平成2年の市議会議員選挙において、市民の負託を受けられ、住民福祉の向上と地域の発展に貢献され、地方自治推進の先達として、市政の推進に御尽力をいただいているところであります。その中でも、平成14年には監査委員を、また、平成15年には市議会議長に就任、その翌年には全国市議会議長会基地協議会会長の重責を務められております。 そのほか各常任委員会の委員長はもとより、火電・企業誘致雇用促進特別委員会や由良川対策特別委員会北陸新幹線誘致特別委員会等の委員長を歴任し、折々に直面する市政課題の解決に向け、先頭に立ち御対応いただいており、平成19年には市町村・地域自治功労者表彰を受賞されております。 高橋議員の30年を超える長年の御労苦と不断の御努力、数え切れない多くの御功績に対しまして、衷心より敬意を表し、心から感謝を申し上げる次第であります。 この30年という長い年月においては、多くの困難があったかと存じますが、御家族の支えの下、市議会議員としての職責を全うされ、今日の舞鶴の発展に多大な御貢献をいただいているところでございます。 今後とも健康に御留意いただき、舞鶴市議会並びに市政の発展のため、ますますの御活躍を御祈念申し上げまして、意を尽くせませんが、市議会を代表し、お祝いの言葉とさせていただきます。 本日は誠におめでとうございます。 ◎事務局長(櫻井晃) 次に、多々見市長からお祝いの言葉がございます。 ◎市長(多々見良三) 祝辞を申し上げます。 全国市議会議長会特別表彰伝達式の開催に当たりまして、お祝いの言葉を申し上げます。 ただいま山本議長から、高橋秀策議員に対しまして、全国市議会議長会議員在職30年以上特別表彰の表彰状が伝達されました。高橋議員におかれては、このたびの栄えある御受賞、誠におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。 高橋議員におかれましては、平成2年に市民の負託を受けられ、舞鶴市議会議員に就任されて以来、30年もの長きにわたり、ふるさと舞鶴の発展と市民福祉の向上に尽力してこられました。この間、第54代市議会議長をはじめ、常任委員会委員長特別委員会委員長など数々の要職を歴任され、豊富な経験と卓越した手腕をもって、議会の円滑な運営はもとより、その時々において本市が直面しておりました地域課題の解決や各種施策の推進に御尽力を賜り、舞鶴市議会の中心として、今日に見る舞鶴市政の発展に多大な御貢献を賜ってまいりました。改めまして、高橋議員の並々ならぬ御熱意と長年にわたる御尽力に対しまして深く敬意を表し、感謝申し上げる次第であります。 さて、昨年4月に緊急事態宣言が全国に発令されて以来、1年以上が経過し、去る4月には、京都府域に3回目となる緊急事態宣言が発令され、コロナ禍の長期化に伴い、地域への影響は計り知れず、先行きも不透明な状況となっております。 このような中、感染予防の決め手となるワクチン接種を安全かつ円滑に進めていくことはもちろんのこと、地域経済を支えるきめ細やかな対応、そして新型コロナウイルスをはじめとするあらゆる感染症に打ちかち、乗り越える持続発展可能な社会経済システム、いわゆるビヨンドコロナ社会の構築に努めていくことが重要であります。 市といたしましては、第7次舞鶴市総合計画に掲げるまちの将来像、「ITを活用した心が通う便利で心豊かな田舎暮らし」の実現に向け、豊かな自然、連綿と引き継がれてきた歴史・文化やお互いさまの精神が根づいた地域コミュニティー、また、大都市と適切な距離を保ちながらつながることができる高速交通ネットワーク、そして、教育機関や企業等との多様な連携など、この地域の強みを最大限に生かした施策の推進に全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。 高橋議員をはじめ舞鶴市議会の皆様におかれましては、今後とも本市のさらなる発展のため、格別の御尽力、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。 結びに当たり、このたびの御受賞を重ねてお喜び申し上げますとともに、高橋議員の今後ますますの御健勝、御活躍をお祈り申し上げまして、お祝いの言葉といたします。 令和3年6月2日、舞鶴市長、多々見良三。 本日は誠におめでとうございます。 ◎事務局長(櫻井晃) 次に、受賞されました高橋議員から御挨拶がございます。 ◆高橋秀策議員 ただいまは、多々見市長さん、山本議長さんから心温まるお言葉をいただき誠にありがとうございます。 あっという間の30年でしたが、これも支えてくださった市民の皆さん、市職員の皆さん、市長さんはじめ市理事者の皆さん、同僚議員、そしてしっかりと支えていただいている議会事務局の皆さんのおかげと強く思っています。ありがとうございます。 これからも多々見市長さんと一緒になって、市民の皆さんが住んでよかったと思っていただけるまちになりますよう、また子供たちの未来のために一生懸命頑張ります。 簡単で意を尽くしませんが、本日は誠にありがとうございます。お礼の言葉とさせていただきます。皆さん、ありがとうございます。(拍手) ◎事務局長(櫻井晃) それでは、以上をもちまして、全国市議会議長会議員在職30年以上特別表彰伝達式を終わらせていただきます。ありがとうございました。 なお、高橋議員は、席にお戻りください。 引き続き伝達式を行いますので、皆様、そのまましばらくお待ちいただきますよう、お願いいたします。受賞者3名の皆様は、御準備をお願いいたします。 大変お待たせいたしました。 それでは、ただいまから全国市議会議長会議員在職10年以上表彰伝達式を行います。 全国市議会議長会第97回定期総会におきまして、鯛慶一議員、谷川眞司議員水嶋一明議員が、議員在職10年以上表彰を受けられました。 平成22年12月から10年以上、議員の職にあられます3名の議員の皆様に、全国市議会議長会からの記念品を添え、表彰状の伝達を議長からさせていただきます。 それでは、受賞者の皆様が入場されます。皆様、拍手でお迎えください。     〔鯛 慶一議員、谷川眞司議員水嶋一明議員 入場〕(拍手) ◎事務局長(櫻井晃) それでは、議長から、3名の議員の皆様にお一ずつ、表彰状と記念品の伝達をお願いしたいと存じます。山本議長、お願いいたします。 名前をお呼びいたしますので、御起立の上、前にお進みください。 議員在職10年以上表彰、鯛慶一議員。 ○議長(山本治兵衛) 表彰状、舞鶴市、鯛慶一殿。あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規程よって表彰いたします。 令和3年5月26日、全国市議会議長会会長、清水富雄。 おめでとうございます。     〔議長から表彰状伝達、記念品贈呈〕(拍手) ◎事務局長(櫻井晃) 同じく、谷川眞司議員。 ○議長(山本治兵衛) 表彰状、舞鶴市、谷川眞司殿。あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規程よって表彰いたします。 令和3年5月26日、全国市議会議長会会長、清水富雄。 おめでとうございます。     〔議長から表彰状伝達、記念品贈呈〕(拍手) ◎事務局長(櫻井晃) 同じく、水嶋一明議員。 ○議長(山本治兵衛) 表彰状、舞鶴市、水嶋一明殿。あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第97回定期総会に当たり、本会表彰規程よって表彰いたします。 令和3年5月26日、全国市議会議長会会長、清水富雄。 おめでとうございます。     〔議長から表彰状伝達、記念品贈呈〕(拍手) ◎事務局長(櫻井晃) それでは、ここで、受賞されました議員の皆様に、山本議長からお祝いの言葉がございます。 ○議長(山本治兵衛) お祝いの言葉。 本日の全国市議会議長会表彰の伝達式に当たり、市議会を代表し、一言お祝いを申し上げます。 このたび新政クラブ議員団、鯛慶一議員、創政クラブ議員団谷川眞司議員新政クラブ議員団水嶋一明議員の3名が、議員在職10年以上として全国市議会議長会表彰を受賞されました。舞鶴市議会を代表しまして大変誇りに存じますとともに、心からお祝いを申し上げます。誠におめでとうございます。 鯛慶一議員、谷川眞司議員水嶋一明議員におかれましては、平成22年の市議会議員選挙において市民の負託を受けられ、住民福祉の向上と地域の発展に、それぞれの立場において市政の推進に御尽力をいただいているところであります。10年の長きにわたる御労苦と御努力、併せて多くの御功績に対しまして、心より敬意を表する次第であります。 鯛慶一議員におかれましては、民生環境委員会をはじめ、福祉健康委員会の委員長を歴任され、令和元年には副議長の要職を担われております。現在は市民文教委員会委員長として、市民生活に近い多くの問題に対応し、市政の推進、まちの発展に寄与いただいているところであり、令和元年には市功労者表彰を受賞されているところであります。 次に、谷川眞司議員におかれましては、経済消防委員会をはじめ、各常任委員会委員長を歴任し、平成28年には監査委員を、平成30年には副議長の要職を担われております。現在は、議会運営委員会予算決算委員会委員長として議会運営に当たられ、産業経済分野を中心に市政の推進、まちの発展に御貢献いただき、令和元年に市功労者表彰を受賞されているところであります。 次に、水嶋一明議員におかれましては、総務文教委員会経済消防委員会委員長を歴任され、平成30年には監査委員としてその職責を全うされております。現在は市議会の代表として京都府後期高齢者医療広域連合議会に参加いただき、福祉医療分野を中心に市政の推進、まちの発展に御貢献いただき、令和元年に市功労者表彰を受賞されております。 3名の皆様には、10年という長い年月において、御家族の支えの下、市議会議員としてその職責を全うされ、今日の舞鶴の発展に多大な御貢献をいただいております。 今後とも健康に御留意いただき、舞鶴市議会並びに市政の発展のため、ますますの御活躍を御祈念申し上げまして、意を尽くせませんが、市議会を代表し、お祝いの言葉とさせていただきます。 本日は誠におめでとうございます。
    ◎事務局長(櫻井晃) 次に、受賞されました議員を代表して、谷川議員から御挨拶がございます。 ◆谷川眞司議員 一言御挨拶申し上げます。 10年というと、あっという間の10年でございました。そして、振り返りますと、10年やってこられましたのは、議員の皆様、また理事者の皆様、事務局の皆様、また市民の皆様のおかげだと感謝をいたしております。 今後とも舞鶴市政の発展のため、また地域のため頑張っていきますことを申し上げ、この10年の感謝の言葉に代えさせていただきます。 本日はどうもありがとうございました。(拍手) ◎事務局長(櫻井晃) それでは、以上をもちまして、全国市議会議長会議員在職10年以上表彰伝達式を終わらせていただきます。ありがとうございました。 なお、引き続きまして、本会議が10時から開催されますので、皆様は自席にお戻りください。また、片づけを行いますので、いましばらくお待ちいただきますようお願いいたします。      -----------------------------     午前9時58分 開会 ○議長(山本治兵衛) 皆さん、おはようございます。 6月定例会の開会に当たり、議長から一言申し上げます。 昨年2月から始まりました新型コロナウイルスの感染拡大は、1年以上が経過するも、いまだ収束の兆しが見えず、3度目となる緊急事態宣言についても6月20日までの再延長となったところであります。 社会経済活動も制限され、市民の皆様には感染拡大防止に御協力をいただきながらも、医療現場の逼迫や地域消費の減退等、世界的なパンデミックとしてあらゆる分野に大きな影響を与えております。 とりわけ、大阪、兵庫、京都におきましては、新型コロナウイルスの変異株の発生とともに急速に感染が拡大し、重症者の急増による医療体制の危機的状況が続いております。 そのような中、本市におきましては、いち早くワクチン接種の取組につきまして組織的に行い、さらに「舞鶴方式」と呼ばれる高齢者への集団接種を5月17日から実施、順調に、かつ適切に混乱もなく進めていただいております。 多々見市長を先頭に、職員の皆様が市を挙げてこの難局に取り組んでいただいております結果であり、その御努力に対しまして、心から感謝を申し上げます。 市民の皆様におかれましては、いまだ感染症の収束が見えない中、市外への移動や会食などを自粛いただき、密を避ける行動を取り、感染症対策を再度徹底いただきますことを切にお願い申し上げますとともに、飲食店をはじめ事業者の皆様には、営業制限や自粛要請が長期化する中で、大変厳しい経営環境にあることも存じておりますが、一日も早い日常を取り戻すため、いま一度、深い御理解と御協力を重ねてお願いを申し上げます。 市議会といたしましても、市民や事業者の皆様の苦しみに寄り添い、その責務を全うしてまいりたいと考えており、感染症の収束と地域経済の回復に向けて、執行機関の皆様とともに取組を進めてまいりたいと考えております。 それでは、本日の議事に入ります。 ただいまから、令和3年舞鶴市議会6月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。      ----------------------------- △日程第1 諸報告 ○議長(山本治兵衛) 日程に入ります。日程第1、諸報告をいたします。 まず、市長から、令和2年度繰越明許費について、令和2年度事故繰越について、令和2年度水道事業会計及び下水道事業会計予算の繰越しについて、令和2年度舞鶴市病院事業会計予算の繰越しについて、債権の放棄についての5件の報告があり、それぞれその写しをお手元に配付いたしておりますので、御覧おき願います。 次に、監査委員から、例月現金出納検査の結果について報告があり、その写しをお手元に配付いたしておりますので、御覧おき願います。 最後に、議案の説明のための出席要求については、関係当局へそれぞれ要求し、その写しをお手元に配付いたしておりますので、御覧おき願います。      ----------------------------- △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(山本治兵衛) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、舞鶴市議会会議規則第88条の規定により、私から西村正之議員仲井玲子議員を指名いたします。      ----------------------------- △日程第3 会期の決定 ○議長(山本治兵衛) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から6月30日までの29日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(山本治兵衛) 異議なしと認め、そのように決します。      ----------------------------- △日程第4 第43号議案から第59号議案まで ○議長(山本治兵衛) 次に、日程第4、第43号議案から第59号議案までの17件を一括議題といたします。 執行機関から提案理由の説明を求めます。 多々見市長。     〔多々見良三市長 登壇〕 ◎市長(多々見良三) 本日、市議会6月定例会を招集いたしましたところ、お集まりいただき誠にありがとうございます。 令和3年6月定例会の開会に当たり、ただいま上程されました令和3年度舞鶴市一般会計補正予算(第4号)をはじめとする17件の議案の説明と併せまして、現在の重点施策等の取組状況や、新型コロナウイルス感染症への対応状況等につきまして説明いたします。 まずもって、新型コロナウイルス感染症につきましては、御承知のとおり、4月25日から東京都、京都府、大阪府、兵庫県の4都府県で実施された緊急事態宣言は、愛知県、福岡県、北海道、岡山県、広島県、沖縄県が対象区域に加わり、先般6月20日までに延長されたところであります。 京都府においては、発令を受け、不要不急の外出・移動の自粛をはじめ、イベント等の開催自粛、飲食店等の休業、営業時間短縮や、床面積1,000平方メートルを超える施設の使用制限、また、テレワークの活用や休暇の取得促進、さらには発熱等の症状がある方には必ず仕事や学校を休み、医療機関に相談することなどを要請するとともに、家庭内感染防止として、検温の習慣化や手洗い、手指消毒の徹底を、また、通勤・通学等に当たっての行動として、公共交通機関でのマスク着用や時差出勤を要請するなどの緊急事態措置が講じられてきたところであります。 市におきましては、京都府の緊急事態措置等を踏まえ、市民、事業者の皆様に措置の内容を周知徹底するとともに、市外からの流入を抑えるため、赤れんがパーク、五老スカイタワー、引揚記念館などの観光施設等を閉館、また、各公共施設においても、開館時間の短縮や利用者数の制限、市民に限定した利用などを実施し、感染防止の徹底を図ったところであります。大型連休中の不要不急の外出、殊に市外への移動を極力控えていただくなど、市民の皆様の感染拡大防止への御理解と御協力により、感染者数の急激な増加には至ってはおりませんが、散発的な発生が続いているところであり、緊急事態宣言が継続される中、引き続き感染拡大防止に御協力をお願い申し上げる次第であります。 そうした状況の下、現在、高齢者を対象とした新型コロナウイルス感染症の発生及び重症化予防に向けての決め手と言えるワクチン接種を進めているところでありますが、65歳以上の高齢者で接種を希望されている方は約2万であり、全体の約75%となっております。 この高齢者へのワクチン接種につきましては、ワクチン供給が十分でなかった当初の6月26日から、特別養護老人ホームなどの施設において実施しており、5月31日時点で17施設において、高齢者675名、従業員等610名に対しまして、1回目の接種が終了しております。 また、65歳以上の高齢者に対する集団接種につきましては、ワクチン供給量がおおむね安定した5月17日から舞鶴文化公園体育館などの3会場において実施しており、5月31日時点で7,127に対し、1回目の接種を終了しております。接種後の副反応につきましては、これまでに一時的に気分が悪くなったなどの報告はありますが、アナフィラキシーなど重篤な事例は発生しておりません。 市内のワクチン接種状況につきましては、5月31日時点で16歳以上の市民約6万9,200のうち、先行して接種を進めている高齢者施設の入所者、従業員等、また、65歳以上の高齢者、医療関係者等1万1,736が1回目の接種を受け、約17%の接種率となっているところであります。 本市の集団接種は、受付では予診票等書類の確認を行いますが、予診票のチェック欄で接種に問題がなければ、直接、接種エリアに移動していただくほか、そうでない場合には問診エリアに移動していただくなど、スムーズな流れとなるよう動線を分けて実施しております。また、高齢者は着座したままで、医師と看護師が接種して回る方式を取っており、本方式のメリットといたしましては、3密回避ができ、予診から接種、経過観察まで高齢者は移動することなく済ませることができるため、転倒防止など安全確保につながるとともに、より効率的な接種が可能となるものであります。また、椅子席にはそれぞれ机も備え付けていることから、予診票への署名をしやすくするだけでなく、接種後に気分が悪くなったり、意識がもうろうとしたときの支えともなり、安心感を持っていただくことができます。こうした会場における対策をはじめ、地域ごとの日時等指定の実施により、交通手段のない方への送迎の対応ができるなど、様々な工夫を凝らした「舞鶴方式」により、高齢者の不安感や負担感を解消するとともに、「安全で円滑な接種」の推進に鋭意努めているところであります。 本市におきましては、国のワクチン供給量を踏まえ、高齢者につきましては、7月末の終了を目標として、引き続き集団接種を中心に進めていくとともに、65歳未満の方へのワクチン接種の実施に向けましても、しっかりとその準備を進めていきたいと考えております。 ワクチン接種は、最優先かつ最重要の取組であります。新型コロナウイルスワクチン接種推進本部や、この4月に設置しました新型コロナウイルスワクチン接種推進課を軸として、人員体制の強化も図り、計画的に「安全で円滑な接種」を推し進め、市民の皆様にいち早く安心感を持っていただけるよう取り組んでまいりますので、引き続き、市議会をはじめ、市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。 また、昨年4月に緊急事態宣言が全国に発令されて以来、1年以上が経過し、去る4月には、京都府域に3回目となる緊急事態宣言が発令され、コロナ禍が長期化する中、地域経済は疲弊し、その影響は計り知れないところであり、先行きも不透明な状況となっております。 現在、国におきましては、飲食店の休業・営業時間短縮や不要不急の外出自粛等の影響により、売上げが50%以上減少した中堅・中小事業者に対する月次支援金の給付の準備が進められているところであり、京都府におきましては、休業や時短営業の要請に協力された飲食店、遊興施設、大規模施設に対し、京都府緊急事態措置協力金の給付が行われることとなっております。 市におきましては、これら国・府の支援策を受けることができない、売上げが30%以上50%未満減少された市内小規模事業者に対しましては、市独自の支援策である新型コロナウイルス感染症対策事業継続月次給付金事業を実施し、事業活動の継続を支援してまいります。 また、これら国・府・市の各種支援策が市内事業者の皆様にしっかりと行き届くよう、昨年5月以来、産業振興部に事業者支援特別相談窓口を開設しているところであり、インターネット申請が原則となっている国の支援金の申請援助をはじめ、各種支援策の利用案内や相談に応じるなど、きめ細かな対応に努めているところであります。 さらに、先月には、全庁体制による市内飲食店等への一斉訪問を再度実施し、店舗における感染予防対策の啓発や確認、事業者向け支援策の周知、困り事や要望をお聞きしたところであり、コロナ禍においても新たな生活様式に対応した事業活動を継続していただけるよう、市としてしっかり対応してまいる所存であります。 加えて、「コロナに負けるな!!まいづる地域商品券」の使用制限を6月末まで再延長したところであり、市民の皆様に商品券を安心して御利用いただくことで、地域消費を確保し、地域経済をしっかりと支えてまいりたいと考えております。 市におきましては、こうした現地現場主義の徹底を図るとともに、市民や事業者の皆様に、国や京都府、市などが実施する新型コロナウイルス感染症に関する支援策をしっかりと活用いただけるよう、5月上旬には、支援制度や相談窓口などを取りまとめたパンフレットを作成し、全戸配付を行ったところであります。 市といたしましては、今後とも、国、京都府、関係機関と連携し、新型コロナウイルス感染症拡大の一日も早い収束、市民活動の再開、地域経済の振興に地域一体となって全力で取り組んでまいりますので、市議会をはじめ、市民の皆様には、引き続き格別の御理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 さて、これまでから、今後、感染症に打ちかち、乗り越える持続可能な社会経済システム、いわゆるビヨンドコロナ社会を構築するためには、東京をはじめとする「3密」の状態でしか成り立たない都市構造である大都市集中型の社会から脱却し、大都市と地方の拠点都市が連携、共生、役割分担をする中で、地方分散型の社会を実現することが極めて重要であると一貫して申し上げてきたところでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、大都市と連携、共生する地方分散型社会を早期に構築することが、国全体においてさらに重要性を増しているものと感じているところであります。 そのような中、豊かな自然、連綿と引き継がれてきた歴史・文化の中で、お互いさまの精神が根づいた地域コミュニティーがしっかりと残り、大都市と適切な距離を保ちながらつながることができる高速交通ネットワークが完成しており、行政と高等教育機関や民間企業などとの多様な連携により、経済、社会、環境の好循環を生み出す持続可能なビヨンドコロナ社会を実現できる地方都市である本市の役割は、さらに重要なものとなっているところであります。 御承知のとおり、本市の「ITを活用した心が通う便利で心豊かな田舎暮らし」施策の展開は、まちの魅力を高め、好循環を生み出しているところであり、「住みたい田舎」ベストランキングでは、近畿エリアで本市は総合4位、子育て世帯が住みたい田舎部門の10万以下の都市で全国9位と高い評価を受け、令和2年度における移住者につきましても、19組38名と過去最高となるなど、選ばれる地方都市として着実に実績を上げているところであります。 また、民間企業や教育機関から、知恵、人材、ノウハウ、ネットワーク、投資も呼び込んでいるところであり、今般、クラウドサービスを提供するグローバル企業である株式会社セールスフォース・ドットコム、京都市内に本社を置き、ソフトウェア開発等を行うIT企業であるインフォニック株式会社、また、地域産業界の人材育成を担う近畿能開大京都校、いわゆるポリテクカレッジ京都、そして舞鶴市の4者において、IT人材の育成と地域活性化を目的とした連携に関する協定を締結したところであります。 この連携協定締結を契機として、インフォニック株式会社におかれましては、昨日、舞鶴支社を開設いただいたところであり、今後、近畿能開大京都校の学生のインターンの受入れや、同校でのITキャリア教育の実施等を通して、本市におけるIT人材を育成・雇用することを計画いただいているところであります。 市では、この連携協定の目的である、舞鶴市で暮らしながらITの世界で活躍できる環境を整備することをはじめ、魅力あふれる本市において、教育機関や民間企業の知恵、技術、人材、ネットワーク、投資を呼び込む中で、次代を担う若者が学び、暮らし、働き、そして夢を実現するという、まさに「ITを活用した心が通う便利で豊かな田舎暮らし」のまちづくりを加速させ、ビヨンドコロナの地方分散型社会を実現する選ばれる地方都市になるものと考えているところであります。 さらに、一昨年4月に開設いたしました「舞鶴版Society5.0 for SDGs」の交流拠点である舞鶴赤れんがコワーキングスペースには、全国から多種多様な業種のビジネスパーソン等が集まり、初年度は1年間に延べ2,615名、2年目となる昨年度は、約2倍となる延べ5,108名の利用者数となったところであり、新しい働き方を生かし、利用者同士での新たな交流やビジネスチャンスが生まれているところであります。 また、次代を担う子供たちが将来学びたいこと、就きたい仕事の選択肢を広げるきっかけをつくる教育・体験の場として、企業や教育機関と連携し、ITやものづくり分野の先進的な事例に触れることができる機会や、将来、都会に出なくともこのまちで新しい事業にチャレンジできるモデルを身近に感じる機会の創出などにも活用しているところであります。 現在、多世代交流施設まなびあむをはじめ、舞鶴市農業公園、漁村活性化センターにおいても、新たなライフスタイル、ワークスタイルに合わせた施設整備を進めており、今後、赤れんがコワーキングスペースを核として、これら施設とも連携させ、多様な交流の促進、ビジネス機会の創出、子供たちの好奇心を伸ばす取組をさらに推し進めてまいりたいと考えているところであります。 今後とも、ビヨンドコロナ社会において求められる持続可能な地方都市のモデルとして、私が先頭に立って、IT関連企業等のサテライトオフィスやテレワーク拠点の誘致をはじめ、日本海側の拠点港である京都舞鶴港を有し、京阪神に直結する高速道路網や、南海トラフ地震に備えたリダンダンシーの観点における本市の重要性や優位性を強く発信し、生産拠点、物流拠点の誘致など新たな雇用を創出し、地域の経済規模を拡大する企業誘致に積極的に取り組んでまいる所存であります。 また、子育て世代が住みたい田舎として評価をいただいております本市の子育て環境のさらなる充実に向けて、先般採択されました京都府子育てにやさしいまちづくりモデル事業交付金を活用し、子育て交流施設あそびあむを拠点に、学生、子育て経験者、高齢者など、多世代の地域住民との連携により、本市の豊かな自然や歴史などの地域資源を生かした遊び事業の実施や食を通じた交流促進事業を展開してまいります。 併せて、ICT技術を活用して、子育て家庭が必要とする子供の成長段階に応じた情報を適切な時期に案内通知できる機能や双方向型の相談機能を有する仕組みを構築することにより、子育て世代へのサポート体制の充実・強化を図ってまいります。 加えて、ITを活用した便利な田舎暮らしを支える施策の一つである行政デジタル化の推進につきましては、本年4月にデジタル推進課を設置し、市役所業務のICT化を積極的に推し進めているところであり、舞鶴市SDGs未来都市推進本部とも連携する中で、これまでから取り組んでまいりましたAIなどを活用した業務効率化、市民サービスの迅速化に加え、電子決裁の導入など内部事務システムの効率化を進めているところであります。 市におきましては、このたび、こうした取組をさらに推し進めるため、市民が窓口で行う転入・転出に伴う一連の手続や証明書の発行に必要な申請書への記入等の負担軽減や手続に要する時間の短縮を図るなど、窓口手続の利便性を向上するシステムの導入をはじめ、市役所庁舎内に証明書発行機を設置し、マイナンバーカードを用いて住民票や税の証明書を取得できるサービスの提供などに取り組むものであります。 こうした「ITを活用した心が通う便利で心豊かな田舎暮らし」を実感いただく施策を着実に推し進めながら、これまでから申し上げておりますとおり、私は、地方分散型社会の実現には、国防、海の安全の拠点、またそれらを支える造船業をはじめとするものづくりの拠点、そして関西経済圏を支える電気を供給するエネルギーの拠点、豊かな自然、歴史、文化を有する海の京都広域観光圏が所在し、さらには、それらの拠点機能と災害に強い京都舞鶴港を有し、太平洋側をバックアップする高いリダンダンシー機能を持ち合わせるという、国において極めて重要な地方拠点都市である本市を含む京都府北部圏域が、将来にわたって拠点機能を維持、発展させていくことが必要不可欠であると様々な機会を通じて、強く、広く発信してきたところであります。 殊に経済、社会、環境が好循環する地方都市を構築する上で重要な地域エネルギー政策についてでありますが、国においては、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を目指すことを宣言され、省エネルギーを徹底し、再生可能エネルギーを最大限導入するとともに、安全最優先で原子力政策を推し進めることで、安定的なエネルギー供給を確立するとのエネルギー政策の方向性を示されているところであります。 市におきましては、これまで第7次舞鶴市総合計画に基づき、低炭素化の推進、環境価値を創造するまちを目指した取組を進めてきたところであり、令和元年7月には、国のSDGs未来都市、さらには全国のモデルとなり得る10自治体に与えられるSDGsモデル事業に選定される中、昨年度には舞鶴文化公園体育館に再生可能エネルギー設備等を導入する舞鶴版RE100に取り組むなど、再生可能エネルギーの地産地消を推し進めてきたところであります。 また、これまで京都府との強固な連携の下、京都舞鶴港スマート・エコ・エネルギーマスタープラン等に基づく京都舞鶴港の特性を生かした日本海側の重要なエネルギー拠点としての機能強化を図ってきたところであり、今後、現在、策定作業を進めております舞鶴市地域エネルギービジョンに基づき、地域のエネルギー政策として、再生可能エネルギーの積極的な導入をはじめ、国、京都府、教育機関、企業等との多様な連携の下、日々進展する先進技術も取り入れながら、再生可能エネルギーの積極的な活用、エネルギー基地としての京都舞鶴港の機能拡充など、経済、社会、環境が好循環する地方拠点都市・舞鶴の実現を目指してまいります。 また、御承知のとおり、国において極めて重要な地方拠点都市である本市を含む京都府北部5市2町が協力して策定した第2期京都府北部地域連携都市圏ビジョンが本年度からスタートいたしました。 第2期ビジョンにおいては、農商ビジネス商談会や合同企業説明会など、これまでから取り組んでいる、いわゆる事業の共同実施の取組に加え、消防や水道の取組のような機能の共同化に積極的に取り組み、水平型の連携による機能的合併を推し進める中で、持続可能な圏域づくりを推進してまいりたいと考えております。 そのような中、先般、京都府北部5市2町による核となる都市のない地域での水平的な連携の取組の提案が、全国5圏域の一つとして選定され、舞鶴市が総務省の多様な広域連携促進事業の委託先に選定されたところであります。 多様な広域連携促進事業においては、広域連携により専門人材を確保する仕組みづくりに挑戦することとしております。他の地域のモデルとなる仕組みをつくり上げるなど、本取組においても着実に成果を残すことで、水平型連携の有効性をアピールし、総務省に対し、北部5市2町一体となって制度化を積極的に働きかけてまいる所存であります。 さきにも申し上げましたとおり、地方分散型の社会の実現、ビヨンドコロナ社会を構築することは、我が国の持続発展可能な国づくりにおいて急務となっているところであり、今後とも本市を含む京都府北部5市2町が担う日本海側の国防や海の安全、エネルギー等の重点拠点としての機能のさらなる充実、強化に積極的に取り組み、持続可能なまちづくりを全力を挙げて推し進めてまいります。 新型コロナウイルス感染症という目に見えない脅威に見舞われ、我々は、本市が地方分散型社会を構築する上でいかに重要な役割を果たす都市であるかを再認識するとともに、改めて本市が有する地域の魅力のすばらしさ、とのつながり、お互いさまの精神による地域コミュニティーの大切さ、これまで連綿と引き継がれ、育まれてきた地域の歴史、文化という目に見えないものの重要性にも気づかされた次第であります。 御承知のとおり、本年、舞鶴鎮守府が開庁してから120年という大きな節目の年を迎えております。日本イコモス国内委員会にて日本の20世紀遺産20選に選定された舞鶴市の海軍施設と都市計画、国の日本遺産に認定された海軍ゆかりの歴史的資源、旧軍港四市における日本近代化の歴史ストーリーは、我が国がかつて欧米列強の脅威にさらされ、植民地化されることもあり得る状況の中で、日本海側の最重要拠点として舞鶴鎮守府を設置するなど、国を挙げて苦難を乗り越え、見事に近代化を果たし、世界に冠たる日本を築いたことを現代に伝える本市の誇るべき歴史であります。 私は、この誇るべき歴史とともに、感染症に打ちかつビヨンドコロナ社会において全国の地方都市のモデルとなる「ITを生かした心が通う便利で心豊かな田舎暮らし」を実現し、持続発展可能な輝かしい未来の舞鶴を後世に引き継いでいくことが我々の重要な役割であると認識しているところであります。 また、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、閉塞感に包まれる中にあって、芸術や文化、スポーツなどに触れ、親しむことは、安らぎや潤いをもたらし、新たな活力の糧や交流を生み出すものであると実感しているところであります。 そのような中、市におきましては、本市のさらなる文化の発展、質の高い芸術文化に触れる機会の創出、都市としてのブランド力向上を図るため、本年4月、本市出身で世界的に活躍されているソプラノ歌手、田中彩子様に文化親善大使に御就任いただいたところであります。大使就任挨拶の中で、田中様からは、「コロナ禍の大変な時期だからこそ文化を大切にしなければならない。文化を切り捨ててしまってはその国は発展できない」と、未来を担う子供たちや本市の「まちを誇りに思い愛着が感じられる文化都市」の実現に向けて力強い応援メッセージを発信していただいたところであります。 市におきましては、本市が有する歴史、文化をはじめとする地域資源を最大限に活用した「ITを活用した心が通う便利で心豊かな田舎暮らし」施策のさらなる推進が、地方分散型社会実現において必須であるとの考えの下、今後とも多様な連携によるSDGs、Society5.0のコンセプトを導入した先進的なまちづくりに全力を挙げて取り組んでまいる所存でありますので、市議会をはじめ、市民の皆様には、引き続き格別の御理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 それでは、ただいま上程されました議案につきまして、その概要を説明いたします。 初めに、第43号議案、令和2年度舞鶴市一般会計補正予算(第13号)の専決処分につきましては、年度末に至り、事業費の確定等に伴う市債の額の変更等財源更正を行ったもので、予算総額に変更はありません。 第44号議案の条例改正の専決処分につきましては、令和3年度の税制改正による地方税法の改正に伴い、宅地等に対して課する固定資産税の特例措置の期限を延長する等、所要の改正を行ったものであります。 次に、第45号議案、令和3年度舞鶴市一般会計補正予算(第4号)につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、4月に発令された緊急事態宣言に伴い、飲食店の営業時間短縮や不要不急の外出・移動自粛の影響を受けて減収となるも、国の支援金の対象とならない市内小規模事業者への市独自の支援金の給付をはじめ、国のワクチン供給量を踏まえ、集団接種の安全で円滑な実施のため臨時の空調設備の整備や会場確保経費のほか、申請書記入等の負担を軽減し、利便性向上を図るため、「書かない窓口の導入」やマイナンバーカードを使用し、簡単に住民票等を取得できるサービスの提供に必要な経費等の追加を行います。 また、コロナ禍における働き方の意識改革や地方への注目を受け、赤れんがコワーキングスペースを核として、施設の利活用の促進及び市内外の多様な交流のさらなる推進を図る舞鶴市SDGs未来都市推進事業費をはじめ、国の委託を受け、京都府北部5市2町の水平型連携のさらなる推進に向け、土木・建築、デジタル分野等の専門人材の確保・育成に向けた調査・研究等に取り組む多様な広域連携促進事業費、幼保連携型認定こども園への移行を支援し、待機児童の早期解消と子育て環境の充実を図る私立認定こども園移行改修費支援事業費補助金、京都府子育てにやさしいまちづくりモデル事業の採択を受け、ICTを活用した次世代型子育て支援サービスの展開など子育て環境の充実を図る子育てにやさしいまちづくり事業費や、舞鶴市図書館協議会からの意見書を受け、課題の協議・検討を行い基本計画の策定を行う図書館基本計画策定経費などの事務事業費の追加等を行うもので、補正額は、歳入歳出いずれも3億2,831万円で、この結果、予算総額は366億2,886万円となっております。 次に、条例関係議案及びそのほかの議案につきまして説明いたします。 まず、第46号議案の条例制定につきましては、公募型補助金等の交付の対象となる者の選定を公平かつ適正に行うため、舞鶴市公募型補助金等交付対象者選定委員会を設置することとし、その組織、運営等の必要な事項を定めるものであります。 第47号議案の条例制定につきましては、公募対象公園施設に係る設置等予定者の選定等を公平かつ適正に行うため、舞鶴市公募対象公園施設設置等予定者選定委員会を設置することとし、その組織、運営等の必要な事項を定めるものであります。 次に、第48号議案の条例改正につきましては、行政手続における押印等の見直しに伴い、消防署長等に押印を義務づけていた表彰該当者の具申に係る様式を削除する等、所要の改正を行うものであります。 第49号議案の条例改正につきましては、行政手続における押印等の見直しに伴い、固定資産評価審査委員会が行う審査手続において審査申出等に求めていた署名及び押印を不要とするものであります。 第50号議案の条例改正につきましては、地方税法の改正に伴い、個人の市民税の非課税限度額の算定における国外居住親族の取扱いを改めるとともに、地方税法に基づく入湯税を課するため、その税率、徴収方法等、必要な事項を定める等、所要の改正を行うものであります。 次に、第51号議案の条例改正につきましては、本市の都市公園における公募設置管理制度の導入に伴い、公募対象公園施設である建築物を設ける場合における都市公園の建蔽率の上限に係る特例について定めるものであります。 第52号議案の条例改正につきましては、建物の老朽化に伴い、芥子谷団地を廃止するものであります。 第53号議案の条例改正につきましては、道路法の改正に伴い、新たに創設された歩行者利便増進道路の指定制度に係る道路の構造の基準を定める等、所要の改正を行うものであります。 第54号議案の条例改正につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正により、個人番号カードの発行事務が、市町村長が行う事務から地方公共団体情報システム機構が行う事務に変更されたことに伴い、個人番号カードの再交付に係る手数料を削除するものであります。 次に、第55号議案につきましては、車両の老朽化に伴う更新のため、救助工作車を取得するものであります。 第56号議案につきましては、下安久地区及び和田地区に係る公有水面の埋立てに関し意見を述べるものであります。 第57号議案につきましては、成生地区に係る公有水面の埋立てに伴い、新たに生じた土地の確認について議決を受けるものであります。 第58号議案につきましては、成生地区に係る公有水面の埋立てに伴い、同地区の字の区域を変更するものであります。 また、第59号議案につきましては、倉谷地区ほか1地区の路線の市道認定、七日市地区の市道路線の変更及び朝来中地区の市道路線の廃止を行うものであります。 以上が、今回の議案の概要であります。 この後、詳細につきましては、関係理事者が説明いたします。何とぞよろしく御審議をいただき、御賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(山本治兵衛) 有吉政策推進部長。     〔有吉央顕政策推進部長 登壇〕 ◎政策推進部長(有吉央顕) ただいまの市長からの説明に加えまして、第43号議案及び第45号議案の補正予算の詳細につきまして御説明申し上げます。 数値につきましては、万円未満を切り捨てて説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 最初に、第43号議案、令和2年度舞鶴市一般会計補正予算(第13号)の専決処分につきましては、まず、歳入予算における補正は、年度末の決算見込額または確定額と既決予算額との差額を増額もしくは減額したものであります。 1款市税、4項市たばこ税は、決算見込額がおよそ5億9,340万円となりましたことから、5,500万円を増額しております。 5款株式等譲渡所得割交付金、1項株式等譲渡所得割交付金では3,599万円、8款環境性能割交付金、1項環境性能割交付金では1,814万円、12款地方交付税、1項地方交付税では3億878万円の増額となる一方、7款地方消費税交付金、1項地方消費税交付金では1億1,854万円を減額しております。 23款市債、1項市債では、年度末に至り、市債を財源とする事業費の確定等により、市債借入額を2億5,550万円減額しております。 それぞれ合計しますと、市債や地方交付税等が減額となる市債の借入額等を4,387万円上回ることから、その額を20款繰入金、1項繰入金の財政調整積立金繰入金で減額しております。 以上が歳入予算の概要であります。 次に、歳出予算における補正は、事業費の確定等に伴い、その財源となる地方債の額をそれぞれ増額もしくは減額したものであります。 まず、2款総務費、1項総務管理費では、庁舎設備事業費などで4,785万円を、3款民生費、1項社会福祉費では、社会福祉施設整備事業費などで450万円、2項児童福祉費では、私立認定こども園等施設整備事業費補助金などで1,790万円を、4款衛生費、1項保健衛生費では、斎場整備事業費で200万円、2項清掃費では、最終処分場整備事業費などで1億2,300万円を減額しております。 6款農林水産業費、1項農業費では、加佐地域大庄屋上野家整備事業費で60万円、2項林業費では、林業センター整備事業費で10万円、3項水産業費では、漁港海岸保全施設整備事業費などで辺地対策事業債も含む380万円を、7款商工費、1項商工費では、商工観光センター改修事業費で570万円を、8款土木費、2項道路橋りょう費では、道路橋りょう改良費で辺地対策事業債も含む360万円、3項河川費では、河川改修費で1,190万円、4項港湾費では、港湾整備事業負担金で20万円、5項都市計画費では、中心市街地活性化事業費などで1,110万円、6項住宅費では、公営住宅整備事業費で590万円を減額しております。 9款消防費、1項消防費では、消防施設整備事業費などで290万円を、10款教育費、2項小学校費では、小学校整備費で410万円、3項中学校費では、中学校高速通信環境整備事業費などで230万円、4項幼稚園費では、私立幼稚園施設整備事業費補助金で70万円、5項社会教育費では、社会教育施設整備事業費で45万円、6項保健体育費では、保健体育施設整備費で690万円の減額となっております。 以上が補正の内容ですが、今回は地方債等特定財源と一般財源の間において財源更正のみを行ったものであり、予算総額に変更はございません。 次に、第45号議案、令和3年度舞鶴市一般会計補正予算(第4号)につきましては、まず歳出では、2款総務費、1項総務管理費で、ビヨンドコロナ社会の構築に向け、行政のIT化の一環として、転出入等の届出や証明書発行の手続について、市民の皆様の利便性を向上させるため、システム及び機器の導入を行うスマート窓口推進事業費8,300万円をはじめ、新しい働き方への意識の高まりを受け、赤れんがコワーキングスペースを核とした市内施設の利活用や市内外の交流のさらなる拡充を図る舞鶴市SDGs未来都市推進事業費900万円、国の委託を受け、京都府北部5市2町が連携し、土木・建築・IT分野等の専門人材を確保・育成するための調査・研究等を行う多様な広域連携促進事業費766万円、地域交通の維持・確保及びビヨンドコロナ社会における観光誘客等による地域振興を図るため、沿線自治体による協調支援を行う北近畿タンゴ鉄道支援事業費補助金988万円を追加しております。 3款民生費、1項社会福祉費では、地域社会におけるサポート体制等による再犯防止を推進し、安全・安心な地域づくりに向けた計画の策定を行う再犯防止推進計画策定経費61万円、2項児童福祉費では、私立幼稚園による幼保連携型認定こども園への移行に必要となる施設改修の支援を行う私立認定こども園移行改修費支援事業費補助金9,920万円、京都府子育てにやさしいまちづくりモデル事業の採択を受け、ICTを活用した次世代型子育て支援サービスの展開や、あそびあむにおける遊びの充実、住民同士の支え合いや地域共生による子育ての支援体制の充実を図る子育てにやさしいまちづくり事業費2,800万円を追加しております。 4款衛生費、1項保健衛生費では、ワクチンの集団接種の安全で円滑な推進に向け、熱中症対策として臨時の空調設備の導入及びオリンピック事前合宿に伴う代替会場の確保などを行う新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費3,400万円、6款農林水産業費、2項林業費では、有害鳥獣の捕獲数が増加傾向にある中、安定的な個体処分を実施するため有害鳥獣一時保管庫の増設を行う中丹地域有害鳥獣処理施設一時保管庫整備事業費500万円、京都府の豊かな森を育てる府民税市町村交付金を活用して、森林の適正管理と木材の搬出利用を促進するため、市内の林業事業体や地域団体等が行う林業機械等の整備に対して支援を行う森林整備推進事業費補助金625万円を追加しております。 7款商工費、1項商工費では、緊急事態宣言に伴い、影響を受け減収した事業者のうち、国の月次支援金の対象とならない市内小規模事業者に対し、市独自の月次支援金を給付する新型コロナウイルス感染症対策事業継続月次支援金給付事業費3,200万円を、8款土木費、3項河川費では、京都府の豊かな森を育てる府民税市町村交付金を活用して、森林の防災機能を高めるため、京都府が整備する治山施設から排水する水路整備を行う河川整備事業費300万円を追加しております。 10款教育費、1項教育総務費では、教育支援センターの活動の充実や府認定フリースクールとの連携強化による不登校児童・生徒を支援するための不登校支援等推進経費163万円、5項社会教育費では、現在の図書館の課題等をまとめた第1期舞鶴市図書館協議会意見書に基づく舞鶴市図書館基本計画の策定を行う図書館基本計画策定経費360万円、6項保健体育費では、オリンピックホストタウンとして万全の体制で大会事前合宿の受入れを行うための感染症対策の強化を図るウズベキスタンホストタウン推進等事業費417万円、国の委託を受け、休日の部活動の段階的な地域移行に関する実証研究を行う地域運動部活動推進事業費130万円を追加しております。 以上が歳出の概要でありますが、これらの財源につきましては、国・府支出金等の特定財源で2億8,243万円を充当し、一般財源4,587万円につきましては財政調整積立金繰入金としております。 この結果、補正額は、歳入歳出いずれも3億2,831万円となり、予算総額は歳入歳出いずれも366億2,886万円となっております。 また、債務負担行為補正につきましては、舞鶴市図書館基本計画の策定について、債務負担行為の期間及び限度額を定めるものでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(山本治兵衛) 多々見市長。     〔多々見良三市長 登壇〕 ◎市長(多々見良三) 先ほどの議案説明の中で、1か所訂正をさせてください。 その箇所ですが、高齢者へのワクチン接種につきましては、ワクチン供給が十分でなかった当初の次の日付のところが、正確には4月26日なんですが、私が6月と言ったことを指摘されましたので、当初の4月26日からということで訂正をいたします。よろしくお願いします。      ----------------------------- △日程第5 市議委第1号から市議委第3号まで ○議長(山本治兵衛) 次に、日程第5、市議委第1号から市議委第3号までを一括議題といたします。 市議委第1号、舞鶴市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、市議委第2号、舞鶴市議会会議規則の一部を改正する規則制定について及び市議委第3号、議会活性化特別委員会の委員定数の変更についての提出者から、提案理由の説明を求めます。 谷川議会運営委員会委員長。     〔谷川眞司・議会運営委員会委員長 登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(谷川眞司) それでは、市議委第1号から第3号までを一括して説明いたします。 初めに、市議委第1号の委員会条例の一部改正につきましては、今般の新型コロナウイルス感染症のような感染症の拡大や自然災害等によって、会議の開催場所に参集することが困難な場合などを想定するとともに、効率的な議会運営の観点からも、オンラインを活用した委員会を開催することができるよう、規定の整備を行うものであります。 次に、市議委第2号の会議規則の一部改正につきましては、多様な住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資することを主な目的として、欠席事由の明文化とともに、既に明文化されている出産について、産前・産後に配慮した規定とするもの。また、デジタル化政策の一環として、押印の廃止等が推進されている中、請願者に対して請願書の提出時に求めている押印について見直し、署名によることもできるようにするなど、所要の改正を行うものであります。 最後に、市議委第3号の議会活性化特別委員会の委員定数の変更につきましては、新たな会派の結成に伴い、当該会派の代表者が議論に参画できるよう、委員定数を1増加するものであります。 説明は以上であります。御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山本治兵衛) これより質疑に入りますが、ただいままで通告はありません。 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(山本治兵衛) 異議なしと認め、これより市議委第1号から市議委第3号までの討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次、発言を許します。 まず、鴨田秋津議員に発言を許します。 鴨田秋津議員。     〔鴨田秋津議員 登壇〕(拍手) ◆鴨田秋津議員 失礼いたします。市民クラブ舞鶴議員団の鴨田秋津でございます。 会派を代表し、ただいま議題となっております市議委第1号から第3号に賛成の立場で討論いたします。 初めに、市議委第1号、舞鶴市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、オンラインによる委員会を開催できるよう条例改正するものです。 昨年4月に、我が国において新型コロナウイルス感染症対策として初めて緊急事態宣言が発出され、こうした状況下において地方議会の本会議や委員会をオンライン会議により開催できるか否かが議論となりました。これについては、総務省は現行の地方自治法ではオンライン会議による本会議運営は困難とされているものの、委員会については、条例や会議規則等を必要に応じて改正等の措置を講じた上で、オンラインによる開催は可能という見解を示しました。 それらを踏まえ、舞鶴市議会では、昨年から議会活性化特別委員会において議論を重ね、さらにICTによる専門部会を設置し、ルール等についても実証実験を行いながら、より細部まで議論を重ねてきたところであります。 全国的にはまだまだ条例や規則を整備していない議会が多い中、さらに整備されておっても災害時以外を想定して積極的に活用している地方議会は少ないと言える中で、本市議会では感染症の蔓延や自然災害のみならず、簡易な確認や合意を取るための会議、つまり平時でのオンライン会議をも想定しております。 次に、市議委第2号、舞鶴市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてでありますが、議員の欠席事由を具体的に明文化するとともに、議会におけるデジタル化の一環として、請願者に対し提出時に求めている署名押印を署名または記名押印に改めるなど、所要の改正を行うものです。 これら両改正案は、少子高齢化が到来する中で、育児、子育て、あるいは介護等で容易に外出できない議員でもその職責が果たせるよう、またやむを得ず出席できない際の事由を明確に規定しておくことは、今後、議員を志すや子育て世代の女性などのために効率的で新しい議会の構築に資するものと考えますことから、これらの条例改正案に賛成し、討論を終わります。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 次に、野瀬貴則議員に発言を許します。 野瀬貴則議員。     〔野瀬貴則議員 登壇〕(拍手) ◆野瀬貴則議員 失礼いたします。新政クラブ議員団、野瀬貴則です。 会派を代表し、ただいま議題となっております市議委第1号から第3号までを、賛成の立場を明確にし、討論をいたします。 まず、市議委第1号、舞鶴市議会委員会条例の一部を改正する条例については、委員会の開催方法を、従来の1か所に参集して行う方法に加えてオンラインによる委員会開催を可能とするものであります。 新型コロナウイルス感染症の影響により、集まることそのものがリスクとなった昨年度当初より、舞鶴市議会では、集まることが難しい状況においてどのように議会運営を行うのか様々な議論を重ねてまいりました。多くの課題がある中、即時の実践が難しいと考えられる中であっても、くしくも我々舞鶴市議会は、かねてよりICTを活用した議会運営を推進しており、議員全員がタブレットやパソコンを用いて資料の確認を行うなど、環境が一定程度整っておりました。その環境を最大限に生かし、オンラインでの会議の可能性を模索すべく、昨年7月よりICT検討部会を立ち上げ、実際にオンライン会議を行う上で何が必要か、システムや運用方法を選定し、テスト的にオンライン会議を重ねた結果、現在の参集して行う会議と変わらない運営が可能であるとの結論に達しました。その結果を踏まえ、今回、条例改正を提案し、今後の委員会をオンラインでも可能とするものであります。 これまでからも想定をされていました自然災害や今回の感染症によるものだけでなく、今後、将来においても訪れるであろう様々な要因に対しても、議会を止めることなく必要な議論や決定を迅速に行う環境を整えることは、市民にとっても重要かつ有益であり、また将来的に議員としての働き方や在り方も変わっていくことにつながると期待をできます。時代の変化に合わせて議会の在り方も柔軟に変化することで、今まで以上に幅広いたちが議員となり、市政発展のために活躍できる仕組みをつくることは、市民から負託を受けた議員の使命であると考えますことから賛成するとともに、今後もますます発展させていくため、我が会派としても率先し、新たな取組を検討・導入をし、議会の効率を図っていく所存であります。 続く市議委第2号、舞鶴市議会会議規則の一部を改正する規則については、昨年12月に国において閣議決定されました第5次男女共同参画基本計画において、全国市議会議長会など3議長会に対し、標準会議規則の改正の要請が行われました。それに応じて、本市でも改正を行うものであり、その内容として、議員活動と家庭生活との両立支援策をはじめとした男女の議員が活躍しやすい環境整備として、地方議会議員の本会議や委員会の欠席事由として、これまでは出産だけが明記をされていました。しかし、今回の改正により、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助もこれに明記され、また出産に際して欠席できる日数の規定を産前6週間、産後8週間との要請に対して、本市ではその規則に沿った改正を行うとともに、日数の規定に関しては、さらに手厚く産前・産後ともに8週間とするものであります。 併せて、議会運営や住民参加の取組などにおけるデジタル化への対応の一環として、請願における請願者の押印を省略できるようにも改正を行うものであります。 欠席できる理由が明文化されたことで、これまで欠席できず、家族を犠牲にしなければならなかった議員、また看護や介護のために議員になることができなかったにも配慮がなされ、議員の働き方改革や、また議員の成り手の多様化につながることは大いに賛同するものであり、今後の議会の活性化につながることから、賛成をいたします。 我々議員は、様々な立場や考え方を有する人間が集まるからこそ、幅広い視点、観点から物事を考えることができ、その多様な考え方で互いに議論することにより、民意を正しく反映するものであります。全国で地方議員の成り手不足と言われておりますが、育児や介護という環境下でも、それを理由に諦めることなく、能力ある人間が市民の代表として議員となり、民意を反映させていくことができる環境こそ、これからの議会の在るべき姿であると考えます。 時代とともに変化していくことが、市民に求められる議会であり、我々議員は不断の努力によりこれからも議会改革、議会活性化を進め、市民の求めに応えていくべきであると申し上げまして、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 最後に、川口孝文議員に発言を許します。 川口孝文議員。     〔川口孝文議員 登壇〕(拍手) ◆川口孝文議員 創政クラブ議員団、川口孝文です。 先ほど上程されました市議委第1号、舞鶴市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、市議委第2号、舞鶴市議会会議規則の一部を改正する規則制定について、市議委第3号、議会活性化特別委員会の委員定数の変更についての3件に関し、賛成の立場を明確にし、若干の意見を申し添えて討論いたします。 初めに、市議委第1号について申し述べます。 本件は、感染症の蔓延、自然災害等により委員会委員の参集が困難な場合、その他必要と認める場合にオンラインによる委員会が開催できるように、現行の委員会条例にオンラインによる委員会による開催の条文を加えるものです。 この条例改正によって、緊急かつ重要な案件が、委員会委員が集まることができないとのただ1点の理由で審議、議決できない事態を回避することが可能となります。よって、必要かつ適正な改正と思慮いたします。 本改正により、規則、ソフト面の整備が整います。現状オンライン会議は、実施可能となります。しかしながら、議員各人が使用する端末、ハードについては、今後の公的な整備が必要と考えます。現状、各議員は議員個人の所有するパソコンやタブレットを端末として使っています。その機器の能力は、情報処理能力、セキュリティー能力などばらばらです。適正なオンライン会議の実行には、まず議員それぞれが使用する端末の情報処理能力が等しくなければなりません。 例えば、会議の進行中に示された資料を見るために、A議員は瞬時にそれができます、B議員は5分かかります、C議員は資料を見ることができないといったことがあれば、適正な会議は成り立ちません。そして、オンライン化の上で最も重要な点は、セキュリティー対策をオンライン会議システムとして確立することです。これらを行うためには、統一した端末の整備が不可欠と考えます。ぜひとも端末整備を促進していただくようお願いいたします。 次に、市議委第2号について申し述べます。 本件は、舞鶴市議会会議規則第2条、会議及び第91条、委員会について、議員、委員の欠席理由を単に事故とあったものを、具体的に公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助、その他やむを得ない事由と明文化するとともに、議員、委員が出産のため会議、委員会に出席できないときの欠席届について、単に日数を定めて提出することができるとあったものを、具体的に出産予定日の8週間、多胎妊娠の場合においては14週間前の日から当該出産の日後8週間を経過するまでの範囲内において、その期間を明らかにして欠席届を提出することができると日数を明文化し、多様な人材の市議会への参画を促進するための環境を整備するものです。 第2章第127条、選挙規定の準用においては、第1章第4節とあるのを、前章第4節に改めるものであり、特に申し述べることはありません。 第139条、請願者の記載事項等において、請願者が法人の場合と法人以外の場合とに区別するとともに、請願者に求めていた署名押印を、署名または記名押印に改め、議会におけるデジタル化を進めるものです。また、請願者の負担を軽減できるものです。よって、必要かつ適正な改正と思料いたします。 最後に、市議委第3号について申し述べます。 本件は、新たな会派の結成に伴い、委員定数を8から9に改めるものです。舞鶴市議会委員会条例第6条第2項、特別委員の定数は、議会の議決で定めるにのっとった必要かつ適切な変更と思料いたします。 以上、市議委第1号、第2号、第3号に賛成いたしまして、討論を終わります。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 以上で討論を終結いたします。 これより、市議委第1号から市議委第3号までを採決いたします。 採決は、押しボタン式投票をもって行います。 ただいまの出席議員数は25です。 本件を原案のとおり可決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は緑のボタンを押してください。     〔投票〕 ○議長(山本治兵衛) 押し忘れはありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(山本治兵衛) 押し忘れなしと認めます。投票を終了いたします。 投票総数25票。 これは、先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち、賛成25票、反対0票。 以上のとおり、賛成全員であります。 よって、市議委第1号から市議委第3号までは原案のとおり可決されました。      -----------------------------賛成   石束悦子議員   伊田悦子議員   伊藤清美議員   今西克己議員   上野修身議員   上羽和幸議員   尾関善之議員   鴨田秋津議員   川口孝文議員   肝付隆治議員   小杉悦子議員   小谷繁雄議員   小西洋一議員   杉島久敏議員   鯛 慶一議員   高橋秀策議員   谷川眞司議員   田畑篤子議員   田村優樹議員   仲井玲子議員   西村正之議員   野瀬貴則議員   眞下隆史議員   松田弘幸議員   水嶋一明議員                           以上25名      ----------------------------- ○議長(山本治兵衛) この際、休憩いたします。 午前11時30分から会議を行います。     午前11時19分 休憩      -----------------------------     午前11時28分 再開 ○議長(山本治兵衛) 休憩前に引き続き、会議を行います。      ----------------------------- △日程第6 決議第1号 ○議長(山本治兵衛) 最後に、日程第6、決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、石束悦子議員、伊田悦子議員小杉悦子議員小西洋一議員は除斥となりますので、退席願います。     〔石束悦子議員、伊田悦子議員小杉悦子議員小西洋一議員 退席〕 ○議長(山本治兵衛) 決議第1号の提出者から、提案理由の説明を求めます。 尾関善之議員。     〔尾関善之議員 登壇〕 ◆尾関善之議員 今回の問責決議につきましては、議会、議員活動の調査について、議員定数と報酬の参考資料として議会活性化特別委員会で十分な時間をかけて協議され、全議員の活動量調査を決定され実施されたものである。5月21日の議員協議会で、山本議長より報告がありましたとおり、舞鶴市議会日本共産党議員団の4名の方は今日まで未提出のままである。 よって、舞鶴市議会会議規則第14条第1項の規定により、発議者、尾関善之外10名の署名をもって、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議を議員提出いたします。 以下、朗読をもって説明に代えます。 決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議。 日本国憲法に定める地方自治の本旨に基づき、地方議会は住民の負託に応える責務があり、その責務を果たすために議会活動に取り組むとともに、最善の意思を決定する議事機関として存在しなくてはならない。舞鶴市議会は市制施行以来、今日に至る70余年にわたって住民福祉の向上を目的として伝統と歴史を積み上げてきたところであり、その歴史の中で培われた市民からの信頼によって、合議制による議会の議決は重き尊厳を保持している。 一方、地方議会を取り巻く環境は大きく変化している。戦後から現在へと社会情勢が変化していく中、改正された地方自治法は地方自治体に権限を付与、強化されることとなり、地方議会の役割や方向性について、地方自治法で明確に定められ、議会機能の強化が大きく求められることとなった。このような背景のもと、市民の負託に応え、市民福祉の向上と市民の利益を守るために舞鶴市議会はこれまで議会の機能を高めることを目的に様々な議会改革に取り組んできた。今後も引き続き議会改革の取組を進めていく不断の努力が必要となっており、取組を進めるためには合議による議決は遵守されなければならない。 しかしながら、当該議員団は、令和3年3月8日に開催された議会活性化特別委員会で議決した議員活動の見える化に関する調査に対し、後日になって協力しないと意思表明した。また、令和3年4月5日に開催された各派幹事会において、議長から改めて協力することをお願いし、当該議員団を除く全ての会派から議決結果に対して協力を求める旨の発言があり、議会として取り組むことについて再度、確認されたにもかかわらず、締切日である令和3年5月1日を経過しても調査報告を行っていない。 このことは、以下の理由により到底、看過することはできず、今回の言動を断じて認めるわけにはいかない。 地方議会の否定。 1、議論に十分な時間をかけ、公平性を担保する合議制の議会において、議決事項に従わないということは議会制民主主義の否定であり、地方議会の否定である。 舞鶴市議会基本条例の趣旨に反する行為。 2、地方議会は、議会改革に向けた不断の努力を求められており、今後も取組を進めていくため、今回のように議決に従わなくてもよいという行為を前例とすることはできない。今後の議会改革の議論に大きな支障を来す行為であり、舞鶴市議会基本条例の精神を記した前文及び目的に反する行為である。 議会品位の低下。 3、議決結果に従わないという行為は、地方自治法や舞鶴市議会基本条例が要請する議員の活動の原則からも大きく逸脱し、著しく議会の品位を低下させる行為であると断じざるをえない。 会派責務の放棄。 4、舞鶴市議会は、議会運営において会派制とし、会派の責務を舞鶴市議会会派規程でもって明確に規定しており、議決した事項の所属している議員への周知と遵守を義務付けているが、明らかに遵守する義務を放棄している。 信用失墜行為。 5、地方議会の議決は、市民に対して大きな責任を有しているが、議員自らが決定した議決事項に議員自らが従わないという行為は、市民に対して議会の議決を守らなくてもよいといった、誤ったメッセージを発することとなり、議会の信頼を大きく損なうこととなる。 よって、舞鶴市議会日本共産党議員団に対して猛省を促すとともに、その猛省を今定例会中に本議会において表明すること。また、今後の議会運営に係る態度を改めるよう求める。 以上、決議する。 令和3年6月2日。 賛同いただけますようよろしくお願いいたします。 ○議長(山本治兵衛) これより質疑に入りますが、ただいままで通告はありません。 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(山本治兵衛) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。 ただいま除斥されております小杉悦子議員から、地方自治法第117条ただし書の規定により、会議に出席して発言したいとの申出があります。 お諮りいたします。 この申出に合意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(山本治兵衛) 異議なしと認め、同意することに決しました。 小杉悦子議員の出席を許可します。     〔小杉悦子議員 入室〕 ○議長(山本治兵衛) それでは、小杉悦子議員に発言を許します。 小杉悦子議員。     〔小杉悦子議員 登壇〕 ◆小杉悦子議員 初めに、決議第1号、党議員団に対する問責決議案の審議に発言の機会を与えていただきました議長の御配慮並びに議員各位の御理解に感謝申し上げます。 まず最初に、3月8日の議会活性化特別委員会においての委員長のまとめを議員団で精査したところ、おおむね合意の下で議員活動調査等の記録の執行について、議会活性化特別委員会の了承を求められたことは事実であり、議員団の認識に不十分な点があり、そのことが結果としては今日まで議会を混乱させたということについてはおわびいたします。 議員団として、3月8日の認識を改めましたので、議会活性化特別委員会での決定に従うことは当然でありますことから、議員活動調査等の記録につきましては、提出期限は既に過ぎておりますが、今後速やかに提出させていただきます。 私たちは、市民の皆さんに議会の努力を知らせ、議員活動の見える化を進めることは大切と考え、全議員が参加し、広く合議をして行うべきであることを強く主張してきました。多様な市民の意見を反映する議員は、意見も違い、活動や市民への報告の仕方も当然違うことから、今後も議会改革や議員活動の見える化の議論は、全議員の意見の集約、全議員一致の下で進められるべきものであることと考えます。 今回の問責決議案は、全議員間で議会改革、見える化をよく議論し、合意して進めていく点から考えると、ふさわしくない決議案であると考えます。私たちは、既に述べましたように、認識の不十分さから混乱を与えたことを謝罪し、今後の見える化についても協力することを表明しております。それに対して、議会として品位を汚すなどの文言が入った問責決議案を採択することは、意見が違っても議論を尽くす議会にふさわしくないと考えるものです。 今後、党議員団は、互いの意見を尊重し、舞鶴市民の負託に応えられる議会を目指して、さらに一層努力することを改めて表明しまして発言といたします。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) これより、ただいまの発言に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 眞下隆史議員。     〔眞下隆史議員 自席から発言〕 ◆眞下隆史議員 新政クラブ議員団の眞下でございます。 先ほど弁明の機会で、小杉議員さんの発言、しっかりと聞かせていただきました。 私、たくさん言いたいことはあるんですけれども、持ち場は20分、3回のやり取りということなので、もう端的に聞かせていただきたいと思います。 ここの要点で一番大事なのは、私たちが求めているのは、やらないといけないことをやっていないということなので、その件に関して触れますと、やはり一番最初の長きにわたって、回数の多い会議の中で一向に認めようとしてこなかった、合意はなかったと。これはもう幾らでもチャンスがある中で強硬な姿勢で認めないと言い続けてきたことが、27日問責決議を出させていただくことにはなったんですけれども、私の認識では、27日にこれが出まして、26日の時点ではお会いしていませんので経緯は分かりませんが、今まで精査されている中で、そういった気配が一つもないというところを感じておったんですけれども、突然それは認めるといった発言に、大変もう驚きなんですが、先ほどの説明だけでは、そこでなぜ変更になったのか、理由がはっきり分かりません。 4で議論を重ねられてきたんですよね。これは合意ではないと、あれだけ強硬に言われていたことを考えると、4名の方それぞれが、これは違うと、合意ではないという思いで言っておられたはずなんですが、変わるきっかけは恐らくあったのかなと思いますので、例えば誰かからアドバイスをいただいたとか、情報源としてこの過去の会議の議事録とか、何があってこの短期間で、しかも昨日の午後ですよね。突然の招集会議があって、そこで今回言われたこととほぼ近い内容が言われました。もう驚きでしかないんで、そこをしっかりと言っていただかないと、私たちは何の判断もできませんので、そういったところをしっかり詳しく教えてください。まずそれが1点目です。何を基準に審議した結果、意見が変わったのか。これ大きな変化なんです。よろしくお願いします。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。     〔小杉悦子議員 登壇〕 ◆小杉悦子議員 発言させていただいたように、3月8日の党議員団の認識を改めたからです。時間がかかりましたが、間違いは正すという姿勢は議会としての在り方と考えます。その点での御理解をいただきますようよろしくお願いします。 ○議長(山本治兵衛) 眞下隆史議員。 ◆眞下隆史議員 それでは、2回目の質疑になります。 先ほど答弁いただきました。 ということは、改めたということですね。それでは、もう当初からそういう認識はあったと、それをこのタイミングで言われたと、そう認めておられると私は感じておりますので、まずそこが合っているのかどうなのか。 それと、この問責決議を提出するに当たっては、尾関議員を中心に10名、いや、11名トータルの賛成者を得て提出をさせていただいております。その際には、賛成者のところに名前はお書きにはなっていませんけれども、決議書を見てアドバイスをいただいた会派の方もいらっしゃいまして、これは単にぱぱっと出てきたものではなく、しっかりと熟考を重ねて出した問責決議案です。決して誰か1がつくったものではございません。 そうした問責決議が出てきた途端に変わったのかなというようなイメージが、もうこれ拭い切れない。だから改めたという認識でよろしいでしょうか、お答えください。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 今の眞下議員さんの御質問ですけれども、この問責決議案が出たからというわけではなく、党議員団は時間はかかりましたけれども、この3月8日のおおむね合意の認識を改めて精査をした。その中で事実は、先ほど申しましたように、議会活性化特別委員会で了承を求められたことは事実であるということを議員団で確認をいたしました。ですから、問責決議案が出たから云々ということには当たりません。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 眞下隆史議員。 ◆眞下隆史議員 それでは、与えられた最後の質疑になります。 私、この議会活性化特別委員会の委員ではございませんので、発言がなかなかできないところで、かなりフラストレーションもたまっておったわけですけれども、議長さんの配慮もあってか、議員協議会という場で全ての議員に発言の機会を与えていただくというところがございまして、そこでも質問等はさせていただきました。 そのときのことを言うんではなくて、今回この問責決議案が値しないという発言がありましたので、その点にちょっと関連して聞きたいんですけれども、私この中で非常に大事やなと思っておるのが、5番目の信用失墜行為なんです。これ私たちの中で、隠れて秘密会の中でごちょごちょやっておる話でもめておるんであればええんですけれども、そうじゃないんですよね。これもういろんなところに知れ渡っているんです。全国紙に載っている話なんですよね。 これ誤ったメッセージを送るという意味では、もう強硬しておおむね合意は合意でないと、これ新聞記事、特定の新聞社ですけれども、そこではもう過去2回にわたって、舞鶴市議会の議員はおおむね合意は合意でないという誤ったメッセージを送られています。これは事実ですので、このことが、なぜ今先ほどの発言で、これはこの決議案が該当しないなんていう発言ができるのかというのが私は不思議ですので、先ほどの私の意見としては、これはもう完全に誤ったメッセージを送っているということに関してどういった思いでいらっしゃるのか、そしてもう発信されてしまった誤ったメッセージに対してどう対応されるつもりなのか、最後、その点をお伺いいたします。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 先ほど発言させていただいたとおりです。それで、そのところにつきましては、今質問された点につきましては、それぞれの受け止め方がありますので、見解の相違でもあると考えます。その点は御理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(山本治兵衛) ほかに質疑はありませんか。 肝付隆治議員。     〔肝付隆治議員 自席から発言〕 ◆肝付隆治議員 2つほど質問させていただきたいと思うんですけれども、先ほど弁明の際、おおむね合意ということを認めて議決に従うと。その変わった理由として、問責決議が出たから変えたわけではないという答弁がありましたけれども、去る27日のいわゆる事実上の最終確認の日に、その代表として出ておられた方が問責決議の取下げを要求されております。その理由は、主たる理由は、無会派議員の方々の意見が反映されていないからだというのが主たる理由でした。 今回のこの議決に従わない理由の大きな2つの1つは、先ほど申し上げたおおむね合意ということは合意ではないと。したがって、従わないと、議決に従わないということも含めての合意だということを、最初言っておられました。 もう一つは、無会派議員のたちの意見が反映されていないと。したがって、全議員の意見をまとめたものではないので、それは議決にならないというようなことも言っておられました。 まず1つ聞きたいのは、27日の段階で、既に問責決議の撤回を要求しておられると、その後、一体どのような会派内で合議というか話合いをされて、今回、議決に従うという結論に至ったのかというところを教えていただきたい。 もう一つは、無会派議員の方々の取扱いについては、今まで幾度も検討をなされて、会派制を取っている舞鶴市議会においては、会派の代表というたちでつくる会議については、無会派のたちは参加できないという一定の整理が出来上がっております。 今回の議会活性化特別委員会は、正規の特別委員会として決定されており、そのメンバーは議会運営委員会のメンバーであるというふうに決定をされております。したがって、無会派の議員は参加できないということです。無会派の方々の意見を取り入れるのは当然ですけれども、このような特別委員会をつくった際に、無会派の方々の意見をどのように取り入れるかについては別途考えないと、その場その場でどうしよう、どうしようと言っても、整理されている内容に違反することにもなりますので、それを理由に議決に従わないということが本当に成り立つのかどうかということをお考えになったのか。無会派の取扱いを過去どのようにして取り扱ってきて、今どうなっているのかということを確認されたのかと、この2点についてお伺いをしたいです。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。     〔小杉悦子議員 登壇〕 ◆小杉悦子議員 肝付議員さんの質問にお答えします。 27日の段階でというところから、どのように検討されたのかというところですけれども、党議員団は、この問責決議案は、令和3年3月8日の議会活性化特別委員会で議決をした議員の活動量の調査について、私たち議員団の認識に不十分な点があったということを先ほど申し上げました。そのことをまず議員団の認識にするとともに、今後の対応についてどのようにしていくのかという点も含めて議論を要したわけです。その点、ぎりぎりになりましたけれども、議会としてやっぱり間違ったことはちゃんと正すという、そういうことは間違いは正すという姿勢というのは、議会としての在り方だと私は考えておりますので、その点、御理解をください。 2点目の無会派の整理のことですけれども、殊、議会活性化とか議会の見える化というのは、先ほどの発言にもしましたが、やはり会派に属さない議員も26名の全員一致で進められるべきことで、その議論の中にもやはりその意見を反映させるべきだということは、私は一貫して議会活性化特別委員会の中でも主張しておりますし、その中でも、やはり残念なことに、3月8日までに無会派の議員の皆さんの意見を聴取する、そういうことをされてこなかったという点を私は整理をしております。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 肝付隆治議員。 ◆肝付隆治議員 先ほど私が申し上げました27日の時点で、問責決議案の撤回と、それを要求されたということは全て否定するという形になるわけです。それを突然に方針転換をして、議決は認めます、だからそれには従うと。だけれども、無会派のたちの意見は取り入れられていないから、それに対しては異議を申し立てるという状態が今残っているわけですね。 はっきり申し上げて矛盾があると、論理が破綻しているというところにお気づきをいただきたいと、私は思うわけです。これは意見を言う場ではありませんので、先ほど答弁にありました内容は、眞下議員が質問した内容と同じことをただ言っておられるだけで、最終的に御理解をいただきたいと。申し訳ないんですけれども、理解できません。突然の方針転換というのは、何かがないとあるわけないんですね。3月から3カ月たっているわけですから、その間に相当討論しているはずなんです、会派内で。ですから、その辺のところ理解に苦しむところです。 それと、無会派の議員の取扱いについては、先ほども申し上げましたけれども、非常に難しい課題として幾度も検討されております。 例えば、委員外委員の意見として聞くということをもしやったとすれば、委員外委員がどんどん発言できるということなんです。会派制で例えば代表で会派の幹事が出ていますと。委員外委員が手を挙げて、ちょっと私にも言わせてくださいと言い出したら収拾がつかなくなるわけですね。無会派の方が1や2だったらいいんですけれども、3も4も5も無会派が来たら、みんな言わせてくれと言ったら、じゃ、会派制は一体どういう意味があるんだということになってくるわけです。そういったことを一定整理をするために検討を続けているわけです。 今回の議員の活動のデータを取るのは、議員全員が賛同して、議員全員の同意がないとできないと言われますけれども、そんな全会一致なんていうのは、どこでそんな結論が出るのかということなんです。今までどの委員会においても、代表者が決めてそれに従うという方向で舞鶴市議会は動いているわけですから、今回、議会活性のためにこういうデータを取るということになったときに、今までの慣例としてやっていかなくてはならないということが念頭にあるのが普通だと私は思うわけですけれども、なぜそういうところに考えが至らなかったのかというのをお聞きしたいと思います。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 肝付議員の御質問にお答えします。 最初の発言でも申し上げましたが、3月8日の議会活性化特別委員会においての委員長のまとめを議員団でよく精査して、おおむね合意の下での議員調査等の記録の執行について、議会活性化特別委員会の了承を求められたということを事実として確認をいたしました。ですから、その間、時間がかかって、議員各位の皆さんには大変この議会を混乱させたということについては、おわびも先ほどしたところです。そういう中での今回の発言、私の発言ですので、御理解をしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) ほかに質疑はありませんか。 田畑篤子議員。     〔田畑篤子議員 自席から発言〕 ◆田畑篤子議員 質問させていただきます。 今までずっとやるべきことをやらず、出すものも出さず、こうして急に方向転換されたということは、方向転換され、自分たちのやってきたことを正当化されたようにしか聞こえないです。 私、今質問にありました中身をちょっと詳しく聞いてみたいと思います。 自分たちの認識は違っていたからこういう方向に持っていったと言われましたが、昨日、小杉議員が言われた大まかなことでお尋ねするんですが、政党活動について、それは議員活動の一つであり、私たち公人なんですけれども、そういうことを全て記入することに理解をして提出をしようと決定されたのかということを、まず1つお聞きしたいと思います。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。     〔小杉悦子議員 登壇〕 ◆小杉悦子議員 先ほどの発言でも申しましたが、議会活性化特別委員会での決定ということを確認いたしましたので、その全てについて、期限は過ぎておりますが、速やかに提出をさせていただきます。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 田畑篤子議員。 ◆田畑篤子議員 それでは、もう一つお尋ねします。 議員団の中でこういう意見がありました。賛成多数で決まったことでも、個人の判断に任せるべきであるという話がありましたが、これに関しても日本共産党議員団4名の方が全員一致でこういう結論を出されたのでしょうか、お答えください。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 今の田畑議員の質問の内容が少し分かりませんでしたが、党議員団としては、よくよく議論をし、その方向性を先ほど述べたように示したものです。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 田畑篤子議員。 ◆田畑篤子議員 了解いたしました。 そういう意見があったけれども、4で審議して、合意の下でこういう方向性を出されたということを理解いたしました。 今後も、今こう言われましたけれども、これ何転もしているんですよね、ここに至るまでに。今後また一転することはございませんでしょうか。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 田畑議員の御質問にお答えいたします。 先ほどの発言の最後に、今後、党議員団はお互いの意見を尊重して、市民の負託に応えられる議会を目指していきたい、このように申しております。また、今後、議会決定の際には、よく党議員団でも議論をし、その議決に当たっての態度は鮮明にしていきたい、今後引き続き努力をさせていただきます。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) ほかに質疑はありませんか。 川口孝文議員。     〔川口孝文議員 自席から発言〕 ◆川口孝文議員 失礼いたします。 まず、別にいじめたくて言っているわけではないので、そこだけは御勘弁願いたいと思いますけれども、一番最初、説明というか弁明の中で、今回の議員活動の記録については、今後速やかに提出して決定に従うというところと、もう一件、これは了解いたしましたが、ただいま問題になっておりますこの問責決議に対して、何か一言、問責決議は納得ができないというような御発言があったように私ちょっと聞こえたんですが、そこのところをはっきりさせていただきたいと思いますので、これ問責決議についても異議というか、申し訳ないというお話でよろしかったんか、これ今回の議員活動の調査は了解したと、やりますよ、ただ、今回ただいま上程されている問責決議案はちょっと納得していませんと、そういうお話だったんか、そこを明確にお答えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。     〔小杉悦子議員 登壇〕 ◆小杉悦子議員 川口議員の御質問にお答えをいたします。 先ほどの意見でも述べましたように、議会というのは、やはり意見が違っても議論を尽くす、そういうものと私は捉えております。その点から言いますと、この問責決議案というのはふさわしくないというふうに考えるもので、そのことを述べたものです。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 川口孝文議員。 ◆川口孝文議員 ただいまの御回答、ということは、この今回議題になっております問責決議で、猛省を促し、また今後の議会運営に係る態度を改めていただきたいと求めておるところを、これはもう納得しないと、そういうお考えでおられる上で、今回の議員活動の調査についてだけは、ちょっとここ納得したという形で出しますんで、今後はまた同じですよというふうに見えてしまうのが非常に残念なところであるんですが、私はゆめゆめそんなことはないというふうに思っておりまして、ここもう一回確認させていただきたいんですけれども、今後、今回のような事案はもうやらないというふうに私は取っておるんですが、そこを日本共産党議員団の皆様の御意見というか御判断をお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 川口議員の質問にお答えをさせていただきます。 決まったことも今後守るのかという中身の御質問だと思います。今回だけのことでは困るということだと思うんです。その点では、党議員団としては、決議の態度など、さらにそのときの議決が取られるときの態度をさらにはっきり鮮明にして意見を議論を尽くす、そのことに努力をしていきたいと思います。先ほど田畑議員に御答弁したことと同様です。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 川口孝文議員。 ◆川口孝文議員 ありがとうございます。 私の質問に対して、今後いろいろ議決されたことを遵守されるのか、従っていかれるのかというところには御回答いただけていないというふうに思っております。ということは、今述べられたことは、議論の際に、「私は反対です」、「私は納得していません」というようなことははっきり表明しますが、その後、先ほどほかの議員の方も言われていたように、全ての議案、全ての決定が全会一致ということはないんです。全てが全会一致で決まるということはないと思っております。それで議論を重ね、時間をかけて、最終的に、ではちょっと決を取ろうかというときに、民主主義の原則にのっとって、決まったことは、私は反対ということははっきり言いました、だから、後はもうやっていきませんと言われているのと、今の御答弁だとどうしてもそういうふうにしか取れないというところがございます。そこのほうはしっかり、はっきりと御説明いただけたらよかったなと思っております。 3回しか質問ができないということで、最後の質問ですが、3回目の質問になりますが、今こちらの御答弁の中で、いわゆる合議の取り方の、合議があったというふうにちょっと認識が不十分だった点があったので、今回の調査の分については改めましたということでございましたが、そのほか多々皆さん、先ほどほかの議員さんからも質問ありましたが、途中でいろんな議会として納得していないものは納得できないんで従わないとか、私は自由だと、自由なので、それには決まったことにも参加しないとか、いろんな反対意見というか、今回のこの問責決議に至った原因となったいろんな、私が決まったことにやらない理由というのは多々、各4の方がそれぞれ述べられておったんですが、それらも今回の件については間違いでしたと、そういう意見を言っておったけれども、これは違ったということだと認識、理解させていただいてよろしいんですね。そちらをお聞かせください。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 今回の私の発言につきましては、4の党議員団の了承の下、ここに立って発言をさせていただいております。その点で、やっぱり時間はかかりまして、皆さんには大変御迷惑をかけておりますが、やはり間違った認識というのは正すという、そういう姿勢が議会としての在り方だと私は考えておりますので、その点、御理解をいただいて、今後もそれに精進してまいりたいと思っています。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) ほかに質疑はありませんか。 鯛慶一議員。     〔鯛慶一議員 自席から発言〕 ◆鯛慶一議員 失礼いたします。 先ほどの小杉議員の弁明の中で、今回提出される問責決議案の一部は認められないというふうに述べられました。この問責決議案、再度、要項の部分だけちょっと述べさせてもらいますが、地方議会の否定、舞鶴市議会基本条例の趣旨に反する行為、議会品位の低下、会派責務の放棄、最後に信用失墜行為、この5つが挙がっていますが、今回、日本共産党議員団のされた行動というのは、この5つ全てが該当するというふうに思ってこの問責決議案が上がってきております。 もし、それをこの部分は私たちは違うというのであれば、その部分をしっかりと明確に私たちに説明してください。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。     〔小杉悦子議員 登壇〕 ◆小杉悦子議員 鯛議員の御質問にお答えします。 この先ほど述べられた5つの内容につきましては、去る3月8日の議会活性化特別委員会での党議員団の認識の違いからこの問題が発生したものと考えておりますので、その点で議員団のおわびも含めまして、認識を新たにして、今後の方向についても、今お話をさせていただいたとおりです。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 鯛慶一議員。 ◆鯛慶一議員 本当に苦しい今答弁でありましたね。 本当に自分たちがここの部分が違っているんだ、だから、ここに関しては反省これできないということを言ってもらわなければ、今言われていることは、正直な話、上辺の言葉だけの状況です。だから、この問責決議案に対して、何でこれが出てきたかというところを認識していただかないと、何のためにこの3カ月間という時期、期間を置いて私たちがいろいろなことを議論してきたか、そういうところが全く分からないまま、今述べられていますとおり、認識の違いがあったから、時間は遅れましたけれども改めます、これでは違うんですよ。今までやってきたことが、この議会制民主主義というものを思いっ切り覆すような行為をされております。ですから、これ3回しか質問がありませんけれども、再度聞きます。 先ほど聞いた5つの中で、何が問題があるのかというところを再度お答えください。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 この決議案の前提には、3月8日の議会活性化特別委員会における委員長のまとめを党議員団でその内容について精査をして、このおおむね合意の下での議員活動の調査等の記録の執行については議会活性化特別委員会の了承を求められた、このことを事実であるというふうに確認をしております。 その上でのこの問責決議は、そのことから私どもはスタートしていると思いますので、そこの根底のところを再確認し、そして今後の方向性についても党議員団で議論をし、今冒頭の発言でさせていただいたようにさせていただくということを皆さんに述べさせていただきました。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 鯛慶一議員。 ◆鯛慶一議員 それであれば、先ほどから述べられていますとおり、この問責決議というものが出てきたのであるので、これに対してしっかりとした行動、態度を取っていただきたいというふうに思います。 先ほど川口議員からも述べられておりましたが、日本共産党議員団さんのよくあること、これは1の議員さんは、今このように小杉議員が言われておりますようなことを言われております。しかし、違うところに行くと、ほかの議員さんは全く違うことを言っている、そういうことが多々あります。 再度確認いたします。 本当に、今回この小杉議員さんが述べられていることは、日本共産党議員団の会派全員の意見であり、それを皆さんがしっかり4がそのように取り組んでいくというふうな理解でよろしいでしょうか。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 鯛議員の御質問にお答えします。 そのとおりです。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) ほかに質疑はありませんか。 尾関善之議員。     〔尾関善之議員 自席から発言〕 ◆尾関善之議員 今質疑の中でいろいろと感じをさせていただいているところですけれども、まず発議者の1として、少し基本的なことをお尋ねをさせていただきたいと。できるだけ重複しないようには思っておりますけれども、重複しましたらお許しをいただきたいというふうに思います。 まず、今回の問責決議につきましては、もうすごいシンプルだと思っておるんです。いわゆる一般的にルールを守っていきましょうというその原点だと思っておりますので、それを聞かせていただいておると、なかなか簡潔な御答弁をいただいていないなというふうに思っております。 特に、先ほど小杉議員さんのほうからありましたけれども、議会の決定については会派で十分議論をして対応していきたいと、これはもう当然のことだと思っております。 そこで、当然議論をされてこの議会として決定したことについては、ちょっとうちでは従っていくことはできませんねと言われるのか、あるいはまた議会で決定したことについては従っていきますというふうに、この辺の回答がございませんでしたので、この辺のことをお尋ねさせていただきたいと思います。 一般的に言うと、こういったルール、先ほども間違ったそうした情報発信することは議会としては駄目ですよということも言いましたけれども、議会とか一般社会では、ルールはこれは守っていかないと社会が成り立っていかないんですよね。崩壊するわけですよ。この辺についても、こういった考え方についても少し聞かせていただければありがたいというふうに思います。たくさんやりたいんですけれども、これが1つです。 2つ目には、この問責決議が出されたから、今回こういうふうに方向が変わったと、いや、そうじゃないというふうに言われましたよね。この問責決議が今回発議されていなかったら、このまま何もせずにいかれるのかどうか、この辺も少しお考えを聞かせていただきたいなと思っております。 それから、私、非常に重要なことだと思っておるんですけれども、私5月27日に幹事会がありまして、この発議をしてくださいということで発議をさせていただいたわけですけれども、その中で、日本共産党議員団さんのほうから、間違っておりましたらまた訂正していただいたら結構なんですけれども、今回の問責決議は、先ほど肝付議員からもありましたね、これ撤回を求めるという話があったんですけれども、その前に、問責決議では、決め方など問題のいっぱいある、この問題のいっぱいあることを多数で決めておいて、決めたことに従わない、けしからんという、乱暴で強引であるというお話が出ております。このいっぱい問題があるというのはどういうことを指しておられるのかなということを、これもお尋ねをさせていただきたい。 また、次が非常にこれ大事なんですけれども、議会制民主主義に反するものであると考えることからこの問責決議を撤回してくださいということなんですね。議会制民主主義にどの部分が反するのか、こういったところも少しお答えをいただきたいというふうに思います。 そういったことで、今回の、本当にあっと驚いているんですよね。全く先ほども3カ月間ぐらいこれを議論しているわけですね。ところが、今日の小杉議員さんの発言が、どこでどう変わったのか、何が起因したのか、そして、またこの辺のことを私ども議員にもしっかりと御説明をいただいて、納得のいく、こういったことも、もう少しつまびらかに御説明いただきたいというふうに思っております。 何点か今質問させていただきましたけれども、お尋ねをさせていただきましたけれども、よろしくお願いいたします。
    ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。     〔小杉悦子議員 登壇〕 ◆小杉悦子議員 尾関議員さんからたくさんの質問をいただきましたので、十分答えることができるかどうか分かりませんけれども、まず1点目のルールを守っていくというシンプルな問題なんですけれども、先ほどの発言の中でも申しましたが、議会で決定したことを守るというのは当然ですので、今回も議員活動調査等の記録につきましても、遅くなりましたが提出させていただきますということを述べさせていただきました。その要因となったのが、3月8日の議会活性化特別委員会でのおおむね合意のその中身の問題で、私どもの認識の違い、これが明らかになりましたので、その点でこのような対応になったということです。それで、今後も十分に審議を尽くして合意形成が取れるような、そういう審議を十分にしていくというそういう努力を私たち自身もする必要があると、このように思っています。 問責決議がなかったらどうなのかということですけれども、3月8日の認識を改めた、時間がかかりましたけれども、間違いは正すというそういう姿勢は、やはり何回も申し上げておりますけれども、議会としての在り方と考えますので、その点、御理解ください。 発議に対して問題がたくさんある、いっぱい問題があるというふうに27日の各派幹事会でのお話ですが、それはこの間、議会活性化特別委員会で私が発言をしていたその内容ですので、御理解ください。 あと、議会制民主主義に反するものという御質問ですけれども、議会は議員は多様な地域やら、職域とか、あと年齢層も様々違いますし、考え方も違う、そういう多様な市民の意見を基にして活動をしているものです。そういう点では、議会では意見の違いがあって当然ですし、そのところでいかに市民にとってよりよい舞鶴市をつくっていくかということで議論を尽くす、このことが重要だと私は考えておりますので、そういう点で今回の運営につきましては、幾ら会派制を取っているにしろ、会派に属さない方々の意見というのを十分に集約するということが不十分だということについては申し上げているもので、そのことを申し上げたものと思います。 問責決議がなかったらどうかというのをお答えしましたかね。それは、お答えしましたね、あってもなくても間違いは正すという姿勢です。 何がどう変わったのか、詳しく答えてほしいということですけれども、やはり一番大きいのは、3月8日の認識を改めたということです。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) 尾関善之議員。 ◆尾関善之議員 ありがとうございました。 それぞれ御答弁をいただきまして、1つには前向きな御答弁もいただいたわけですけれども、全体的にはちょっと私にとってはなかなか難しいねというふうな感じを取らせていただいております。 いろいろと最初から御意見があった中で、今回のこの問責決議についての受入れについてはなかなか難しいねという話がありましたけれども、それぞれ各議員から質問があり、御答弁をいただいている中で、もう一度この問責決議について、受入れについてどのように考えておられるかということを最後に御質問させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。 ◆小杉悦子議員 尾関議員さんの御質問にお答えをいたします。 この今上程されています問責決議案の文章の内容を見てみますと、やはり3月8日の議会活性化特別委員会での我が党会派の認識、それに誤りがあったというところでの様々な5つの項目にわたる内容になっております。その点、私どもは時間はかかりましたが、そこのところの認識を改めた、そういう中ですので、冒頭発言をいたしましたように、この決議案というのはふさわしくないというふうに思っております。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) ほかに質疑はありませんか。 伊藤清美議員。     〔伊藤清美議員 自席から発言〕 ◆伊藤清美議員 ありがとうございます。 ただいまこれまでから各議員の質疑に対しまして、日本共産党議員団の小杉議員から答弁がありました。聞いておりますと、本当に言い訳としか聞こえないようなところもありまして、今回のこの件につきましては、政党紙、あるいは一般紙でも広く全国に報道されておりまして、全国的にも見て舞鶴市議会の対応が注目されているところであると認識しております。 その中で、今回議会ルールに従わないという前代未聞のようなことが起きまして、急転直下、その議会の決めた事柄について従うというふうな決断が出されました。小杉議員からは、日本共産党議員団4名で改めて精査したところ、こういうふうに決断したというふうにあるんですが、多分物すごく言いにくいとは思うんですけれども、日本共産党党本部からそういう指示があったんではないですか、伺います。 ○議長(山本治兵衛) 小杉悦子議員。     〔小杉悦子議員 登壇〕 ◆小杉悦子議員 伊藤議員の質問にお答えします。 そのようなことはございません。 以上です。 ○議長(山本治兵衛) ほかにありませんか。     (発言する者なし) ○議長(山本治兵衛) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 小杉悦子議員は、退席を願います。     〔小杉悦子議員 退席〕 ○議長(山本治兵衛) この際、休憩いたします。 午後1時45分から会議を行います。     午後0時42分 休憩      -----------------------------     午後1時43分 再開 ○議長(山本治兵衛) 休憩前に引き続き、会議を行います。 これより決議第1号の討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次、発言を許します。 まず、上野修身議員に発言を許します。 上野修身議員。     〔上野修身議員 登壇〕(拍手) ◆上野修身議員 失礼いたします。 新政クラブ議員団の上野でございます。 決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議に賛成の立場で討論いたします。 提出者による提案説明が全てではありますが、問責決議提出に至った経緯も含め討論をいたします。 今年1月6日の議会活性化特別委員会において、委員長、これ議長でありますが、本年はこの委員会において、舞鶴市議会の議員定数、議員報酬について議論をしてまいります。また、1月21日の委員会では、舞鶴市議会基本条例に定数、報酬の改正に当たっては、市を取り巻く現状、課題、将来の予測及び展望を考慮するとともに、市民等の意見を参考にすると定めております。これを基本に改正する必要があるのかないのか十分議論する必要がありますと。 その委員会の席では、各会派とも市民の皆さんの声を聞くというのは大変重要なことであり、見える化を図るべきとの意見が出ていたと承知いたしております。特に、日本共産党議員団からは、市民の声として、議員が何をしているか、定例会のほかにもどのような活動をしているのか分からない、そういうことから、市民の皆さんに議会の中身を知ってもらう努力をすることが必要だと言われております。結果、2月5日に、議員活動の見える化のためにどのような活動をどれぐらいしているのか、委員長案として実施内容、スケジュール等が示され、全議員に協力を要請されております。 その後、2月17日には、日本共産党議員団から疑問点もあるが、活動記録は取ってみてもいいのではないか。ただ、無記名であること、それから事務局内部だけで抑えておいてほしいというような意見はありました。 その後も度々委員会が開かれ、3月8日の委員会では、委員長からおおむね合意が得られたということで了承願ったと捉え、この委員長案で進めさせていただきますと決定されております。 その後、5月21日の議員協議会の席で、議長から、再三提出をお願いしたにもかかわらず、日本共産党議員団の4の議員が未提出のままである。これまでも様々な取組に対して反対意見もあったが、協議の結果、実施することとなった事項については全員で取り組んできた。議会として決定したことに協力しないということが認められるのなら、その合意形成の過程も意味がなくなるし、合議制の機関である議会の存在意義にも関わると考える。 こうした経過がある中で、日本共産党議員団の4名の皆さんからそれぞれの考えを聞かせていただきたい。これに対して、4それぞれ協力できない理由が述べられました。他の議員からも、4に対し質疑、意見が述べられた、ここまでが経緯でございます。 舞鶴市議会においては、議会運営委員会をはじめ各委員会においても合議、話合いによって事を解決、進めてまいりました。今回3月8日に開かれた議会活性化特別委員会において合議、決定された事項について従わない、協力しないとのこと。その理由というのが、いたずらに自分たちを正当化するだけのもので、断じて認めるわけにはまいりません。挙げ句に、仮に賛成多数で可決されたとしても、その後の対応は今後検討する、耳を疑う信じられない発言でありました。議会軽視どころか、議会制民主主義をまさに踏みにじる発言であります。 今期定例会にも多くの議案が提出されております。最終本会議の採決において、議長が賛成多数、よって、第何号議案は可決されましたとあっても、「私たちは反対です」、「認められません」、「この対応は今後検討します」とおっしゃるのでしょうか。 いずれにせよ、舞鶴市議会26のうち、日本共産党議員団の4だけが決められたこと、決まったことを守らないということについては、同じ議会に身を置く1として大変情けなく、恥ずかしい限りであります。舞鶴市議会として、このような前例を認めてはならないし、今後、議会運営をどのように進めるのか、大きな課題であるというように考えております。 昨日、各派幹事会が行われた席で、小杉議員から、「決定事項に従わなかったことは申し訳なかった」、「議員の活動記録も提出します」という話がございました。この1月から議長をはじめ、議会活性化特別委員会のメンバーで何度も委員会が開かれ、そして各部屋では部屋会議を行ってこの問題に関して取り組んでまいりました。そして、結果、昨日の小杉議員の発言ですけれども、僅か5日前、28日の新聞報道を御覧になった方もあると思うんですけれども、日本共産党議員団に対する問責決議案が出されるということが新聞報道で載っていました。そこで、それについて日本共産党議員団のほうから、合意はおおむねの合意であり決定事項ではない。全会一致ではないので問責決議に当たらないと考えているなどというような、もうまさに言い訳でしかないような発言もございました。それが5日前です。まさに舌の根の乾かぬうちに、間違っておりましたと、活動記録は出しますと言われて、「ようやく分かってくださいましたか」といって済まされるような問題ではないというように考えております。 今回提出された問責決議、議会を本来あるべき姿に戻すことを目的といたしております。日本共産党議員団に対して、今期定例会中に猛省を促すとともに、市民に見える形で改めていただくよう強く申し述べ、討論とさせていただきます。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 次に、伊藤清美議員に発言を許します。 伊藤清美議員。     〔伊藤清美議員 登壇〕(拍手) ◆伊藤清美議員 失礼いたします。創政クラブ議員団の伊藤でございます。 ただいま上程されました決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議に賛成の立場で討論を行います。 舞鶴市議会では、これまでから少数会派の意見を尊重しつつ、議会運営を進め、さらに、今回、議員定数等の議論を重ねる中で、議員活動の調査項目についてそれぞれの多様な意見を踏まえながら合意形成を図ってきたものと認識しています。 今回の議員活動のデータ収集については、議員定数及び議員報酬等の審議に当たり、市民から議員が何をやっているのか分からないとする疑問に答えるために議員活動の見える化の調査を行い、公平で公正な調査を実施するものであり、この目的等を細部にわたり、また再三再四にわたって丁寧な説明を繰り返していただいたと理解しています。 にもかかわらず、日本共産党議員団は、議会活性化特別委員会で、簡易採決の結果、合意形成を図っていながら提出を拒み続け、対案を出すこともなく、賛成多数でも個人の判断に委ねられるべきなどと独自の主張を繰り返し、陳謝するどころか活動記録の提出に応じないとした。このことは、議会のルールを真っ向から否定するものであります。まさしく議会制民主主義に対する明らかな背信行為であり、委員会の活動を阻害するばかりか、舞鶴市議会の権威を失墜させる行為であり、議会としてこれを看過することは断じてあってはなりません。また、このような行為は、市民と議会を遊離させる悪質で意図的な策動にほかならないものであり、許されない暴挙であると言わざるを得ません。 また、ここに来て日本共産党議員団の態度が一転して、改めて精査したところ、おおむね合意の下で決められたことを了承し、認識に不十分のあったことを認め、議員活動の調査に応ずるとの発言があったが、コロナ禍の中、3カ月に及び議会を混乱させた責任は極めて重いものがあります。市民の中には、新型コロナウイルスの感染防止やワクチン接種の状況の中、市議会の対応、市議会の現状に懸念を持っているといった声を多く聞いております。このことからも、早期の決着を図る必要があります。 言うまでもなく、議会は住民のものであり、各議員それぞれの多様な意見を持ち寄って議論を重ねる中で合意形成を図るということが基本原則にあります。前段に申し上げたとおり、これを看過することは舞鶴市議会としても議会秩序を乱し、信用失墜にも関わることであることから、強く反省を求め、賛成討論とします。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 次に、田村優樹議員に発言を許します。 田村優樹議員。     〔田村優樹議員 登壇〕(拍手) ◆田村優樹議員 失礼いたします。市民クラブ舞鶴議員団の田村優樹でございます。 会派を代表し、ただいま議題となっております決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議案に賛成の立場を表明し、若干の意見を申し上げ、討論いたします。 舞鶴市議会は、決議第1号の文面にありますように、市制施行以来、今日に至るまで70余年にわたり住民福祉の向上を目的として、伝統と歴史を積み上げてきたと承知しております。そして、私たち第20期の議員も、市民の負託に応え、信頼が得られるよう、議会改革に力を入れてきました。今後も引き続き議会改革の取組に全力で当たる、そうした精神、不断の努力が求められているところで、このたび議会活性化特別委員会で議決した議員活動の見える化に関する調査で、認識、見解の不一致とも言うべき事象と議会制民主主義の在り方が問われ、日本共産党議員団だけが調査報告を行わなかったといったことが争点となっております。 私たちの会派では、率直に申し上げ、日本共産党議員団には、議決事項に従わなかったといった観点から、今後の議会運営に係る態度、議決事項に従わないという行為が繰り返されることのないように、認識、見解の不一致には十二分に気をつけていただくこと、主義主張は適宜に行い、スムーズな議会運営に協力することを表明いただきたいと願うところです。 しかしながら、日本共産党議員団の主張も一部理解できることもあります。舞鶴市議会は、議会運営において会派制が取られておりますが、この調査に関する議論がなされていた当時、私たち市民クラブ舞鶴議員団の議員は無会派であったため、議員活動の見える化に関する調査に意見できないといった環境にあり、こうした状況が果たして議会制民主主義と公平性が担保されていると言えるのかといった疑念、さらには舞鶴市議会会派規程、会派の責務では、議決した事項は所属している議員へ周知と厳守が義務づけられていることから、無会派にはこの調査の説明については議長から行うとの説明でしたが、一切の説明や意見等の聞き取りもなく、最終的には議会運営においては会派制としているとの理由から、議決に至るまでの周知、結果の厳守など説明もなく、大変不条理な思いをしながら調査に協力しなければならなかったこと、日本共産党議員団では、こうした事実を重く受け止め問題提起いただいた。この点については、私たち議員団もよく理解はできるわけですが、その他の主張や結果的に取られた行動は、議会運営の基本とも言うべき合議制を無視したことに変わりなく、今後は議会運営に支障を来すことのないよう約束されるべきではないかと考えます。 先ほどからの小杉議員からそのような発言もありましたが、私たち市民クラブ舞鶴議員団では、多様性を尊重し、市民のためになる市議会の構築を全議員でつくり上げることを望んでおり、今後も舞鶴市議会の運営は合議制の下に成り立ち、全ての関心事項を満たす提案をつくり上げていくこと、前向きな話合いのプロセスで関心事項を丁寧に整理・分析して柔軟に考え、誰もが合意できる様々な選択肢がされる、全員が満足、少なくとも納得のいく案ができる、全ての議員の思いが尊重される議会を求めておりますことから、日本共産党議員団にもぜひともこの思いを共有いただきたい、そのように考えます。 改めて、全議員の理解を得る意味で、問責決議に対する対応、議会運営に対する思いを表明されるべきと申し上げ、討論といたします。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 次に、田畑篤子議員に発言を許します。 田畑篤子議員。     〔田畑篤子議員 登壇〕(拍手) ◆田畑篤子議員 新政クラブ議員団の田畑篤子でございます。 決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議案に賛成の立場で討論いたします。 先ほどは矛盾だらけの弁明と答弁を聞かせていただきましたが、到底理解いたし難いものでした。同じ舞鶴市議会に席を置く議員として恥ずかしいです、情けないです。一言で言えば、舞鶴市議会議員としての恥を知りなさいと言いたいです。これが見習うべき、何期も務められた先輩議員の背中なんですか。約束事を守れない人間が議員職であってよいはずがありません。 今回、議員全員で決めたことを、後から自己の解釈で、あのとき自分は納得していなかったからしない、賛成多数でも個人の判断に委ねるべきなど、子供にも分かるような反則行為と発言を繰り返してこられました。私が問責決議案に賛成の理由はただ1つです。決まったことを守らなかったということです。 私は、議会活性化特別委員会に毎回出席している会派幹事です。この一連の議会活性化特別委員会の議論において、令和3年度の年間計画が決定し、スケジュール作成にも細かく修正が入りました。進むべき方向性を明確化し取り組んできました。幾つもの項目を議論し、十分な審議時間と公平性をかけた合議制の協議事項の進行でした。会派の代表として質問をし、その一つ一つを解決しながら進んでまいりました。今回の議員活動記録の提出に関しては、記名の必要性や記入項目、分析方法に関しても様々な質疑がありました。今まで経験のない調査であり、議員自身の行動を可視化することには抵抗があるような意見もございました。しかし、我々は選挙で選ばれた公人であり、24時間、昼夜を問わず、その責務を果たす役割と説明責任があります。少しでも市民の皆様の負託に応えるべく行動を見える形で表現したいと取り組んできたはずなのです。 日本共産党議員団は、特に以前から議員の仕事の見える化を発言されてきています。この議会活性化特別委員会の意義は、設置当初より舞鶴市議会の発展性を狙いとして、市民に分かりやすく開かれた議会としての意味合いであったはずです。大いに賛成されていたと認識しております。 今回の議員活動記録に関しては、提出期限も指定され、特にデータ管理に関しては細心の注意と厳重な取決めも協議してきました。その上での3月8日の採決であり、合意形成でした。それを、あれは合意形成ではなかったと言い続けてこられたわけです。 反対議員は1もなく、もちろん小杉議員の反対はありませんでした。私は、小杉議員とは隣の席で、採決時、その意思表明は何らされていなかったのを見ていました。明らかに全員による合意です。この合意による採決という事実の下で、出すべき活動記録を期限内に提出せず、もともと合意していないとの解釈はあり得ません。それを何カ月も続けて言い続けてこられました、昨日までは。 議員自らが決定した事項を議員自らが従わない行為は、市民の負託を受けた議員のなすべきことではないんですし、市民の議員たる姿勢への信頼を大きく損なうものであり、市民への裏切り行為です。議員としての姿勢と人間性を問いたいくらいです。皆が賛成しても、私は嫌だったんだ、だから決定したことも従わないんだ、私はやりたくないなんて、通用するはずがありません。地方自治法や議会基本条例が要請する議員活動の原則からも大きく逸脱し、議会の品位も大きく損なっていることには間違いない事実です。もしも、こんな出来事を「まあいいんやない」と許してしまうとしたら、舞鶴市議会議員全員への市民からの信頼を大きく損なう行為です。また、それを許す舞鶴市議会が問われることとなります。 加えて、再三の謝罪と協力への機会を与えられたにもかかわらず、従わないこのような議員団には、到底今後の議会活動にも関わっていただきたくない旨をここに示し、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議案に賛成といたします。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 次に、川口孝文議員に発言を許します。 川口孝文議員。     〔川口孝文議員 登壇〕(拍手) ◆川口孝文議員 失礼いたします。 創政クラブ議員団、川口孝文です。 先ほど上程されました決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議に関し、賛成の立場を明確にし、若干の意見を申し述べ、討論いたします。 本決議において責を問われております舞鶴市議会日本共産党議員団の皆さんの行動、そしてその行動がなぜ問題なのかにつきましては、提出者から説明があったとおりです。細部を繰り返すことはいたしませんが、その肝となるのは、自分たちで定めたルールを自分たちもしっかり守りましょうという点です。この自分たちには、舞鶴市議会日本共産党議員団の皆さんも当然含まれております。舞鶴市議会日本共産党議員団の皆さんの行動は、例えるなら小学校の卒業生を送る会で、クラスの演目をクラスのみんなで話し合い、合唱に決まりました、みんなで協力し合い、頑張って卒業生の皆さんに楽しんでもらおう、このような流れの中で、「私は劇がいい、私は合唱に反対していました、だから、クラスの合唱には参加しません、練習の協力もしません、私の自由です」と言っているのと同じではないでしょうか。こんなとき学校の先生方や保護者の皆様、またクラスのお友達は、そのとおりだ、参加しないのは自由だと反対する子供たちを褒めたたえますか。私は褒めたたえることはいたしません。ほとんどの先生方や保護者の方々、そしてクラスのお友達は、送る会の意義、みんなで協力することの大切さ、何より演目は自己満足のために行うものではなく、卒業生の皆さんに感謝を込めて行うものなのですよなど、嫌々をしている子供たちに語りかけることでしょう。 本決議で取り上げられている議員活動の調査に関し、賛同し、既に提出している議員各位からの再三再四の協力要請に全く耳を貸さず、弁明においても自己主張のみを繰り返されてきた舞鶴市議会日本共産党議員団の皆さんの姿は、まさに嫌々をする子供たちの姿でありました。 午前中の日本共産党議員団さんの弁明、それに対する質疑においては、今回の議員活動の調査には応じるというものであり、残念ながら、今後の議会運営に協力する、今回のような事態を生起させないとの明確な発言はありませんでした。また、協力を拒否してきた理由として、合意形成に関することは述べられましたが、これ以外、多々述べられてまいりましたことには言及されず、誤りとは認めていただいておりません。正直なところ、反省の気持ちを酌むことができなかった。今後も同じような行動を繰り返されるという危惧を拭うことはできません。 結びに一言申し上げます。 議員として、社会として、大人として良識ある行動を再考され、今後の議会での取組で本件のような事案を生起させないこと、問責決議を真摯に受け止め、事後の行動を律せられることを切に切に求め、私の賛成討論といたします。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 次に。眞下隆史議員に発言を許します。 眞下隆史議員。     〔眞下隆史議員 登壇〕(拍手) ◆眞下隆史議員 新政クラブ議員団の眞下隆史でございます。 決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議案に対し、賛成の立場を明確に表明し、討論いたします。 まず初めに、市民の皆様、そして、今回議場に御参会の理事者の皆様におかれましては、コロナ禍であり、大変な時期にこのような本当に恥ずかしい議案にお付き合いをいただきまして、また貴重な時間を費やしたことを深く謝罪を申し上げます。大変申し訳ございません。 日本国は民主主義によって運営され、舞鶴市議会も当然、議会制民主主義に基づいて議会運営がなされています。まずは基本を述べさせていただきましたが、議会内部の審議についても同様に、これまでからも、今後も議会制民主主義に基づいて運営されていくわけですが、その場において議決された案件については、対象である私たち議決内容を遵守しなければなりません。もうこれは当たり前のことです。議会のみならず、社会のルールを皆さんも守っていただいている至極当然の行動に反し、舞鶴市議会日本共産党議員団の4名は、議決後になってから自分たちの思いのみを主張し出し、信念があるからと議決内容に反して参加しないと表明し、現実に議員活動記録の提出がなされていないことは、難しい話ではなく、当たり前のことをただやらないといった基本中の基本を問うのみの審議であります。 特に、私たち1期、2期生議員は、たくさんの先輩議員の皆さんから慣例として議会内の審議の場においては、挙手による採決ではなく、簡易採決によって決することを重きに置き、議会内の運営がなされていることを先輩議員から教えられています。その理由としては、人数の多い大きな会派が何でもかんでも挙手による採決をするのではなく、少数会派の意見をしっかりと聞き取った中で合意点を目指した議論の下、理解を得た上で簡易採決し、決議後は全員の協力で運営していくことが理由とされています。 実際に、昨年、私も幹事の立場で議会活性化特別委員会の会議に出席し、小杉議員が会議の場でおおむね合意できることが一番よいという発言があり、経験豊富な議員さんが言われたことなので、参考にさせていただきましたが、今回は新聞報道にて、おおむね合意は議会内の合意とは認めないとの発言に心から失望をいたしました。今となっては、全く参考にならないアドバイスでありました。 3月8日の会議では、参加した委員、そして傍聴議員も含めた全ての議員が委員長の取り組むことでよろしいですかの問いに、反対はなかったと理解し、議事録を見た上での判断も簡易採決されている事実がありながら、その数日後に反対だと主張をし出しました。正式な議論の場を無視し、正副議長に対して申立てばかりをしまして、委員会にほとんど傍聴での参加はせず、議論の中身を理解できていない議員が自分の思いだけを後日になり主張する。合議制を無視した身勝手極まりない言動を許すわけにはいきません。 しかも、さきの議員協議会では、挙手による採決であれば従っていたのかとの問いに、挙手の後でも、会派で協議し納得いかなければ従わないとの内容の発言があり、もう結果はどの採決方法であっても従わないという主張をしまして、議会制民主主義の根底を覆す、当たり前の言動ができない議員団であることが、今回はっきりといたしました。 先ほどの弁明の機会で発言された内容では、おおむね合意があったことは認めたものの、質疑に対する答弁では、自分たちの主張を繰り返すことと、認識の違いとかわす見苦しい答弁となっています。しかも、問責決議に値しないとまで発言をしております。 この議会内だけの無駄な審議に多くの時間を費やした事実、恥ずかしいことと承知した上で、市民の皆さんには現状を知っていただき、合議制を図る議会と市民の皆さんに対する裏切り行為をした舞鶴市議会日本共産党議員団を断じて許すことはできないということを強く訴えかけさせていただき、今回提出の問責決議案に賛成をいたします。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 次に、肝付隆治議員に発言を許します。 肝付隆治議員。     〔肝付隆治議員 登壇〕(拍手) ◆肝付隆治議員 創政クラブ議員団の肝付隆治でございます。 決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議案に対し、賛成の立場を明確にし討論をいたします。 舞鶴市議会は、今、行政と一体となってまちづくりに取り組んでいかなくてはならないときであり、議事機関としての役割を確実に果たすべく議会改革に取り組んでおります。 今回の日本共産党議員団の行いは、正式に設置された特別委員会において十分に時間を割き、合意形成が図られた採決に対して、独自の判断を優先し、その決定に従わず、議会内の秩序を乱し、混乱を招いたものであります。このことは議会制民主主義を真っ向から否定する言動であり、到底看過することはできません。 また、今回の件は、単に議会内の秩序を乱すばかりではなく、地域づくりにも多大な影響を及ぼすことにもなります。すなわち、住民自治の代表である議員が議会の決定事項に従わず、最後まで自己の判断を優先し、議会の秩序を乱すことは、地域社会において自己の権利と利益ばかりを強調し、地域コミュニティーの形成を阻害している自分勝手な住民の言動を肯定することにもなります。つまり、地域コミュニティーの形成と活性化に取り組むべき議員が、その阻害要因と同じことをしているということの重大さを強く認識すべきと思う次第です。 この件に関し、5月21日の議員協議会において採決に従わなかった理由、採決の有効性などについて確認された際、自由な議員活動が阻害されるとか、従わないことも含めた合議と認識しているとか、あまりにも自己に都合のよい理由ばかりで、一体何が議決を無視できる判断要因になっているのか全く理解できませんでした。 また、主たる理由として掲げられている無会派議員の扱いについては、これまで何度も検討され、議会運営委員会や各派幹事会など会派の代表者で構成される会については参加できないことで整理されています。今回の議会活性化特別委員会のメンバーは、議会運営委員会のメンバーと同じとすることで同委員会で決定されており、無会派議員は参加できないことになっています。無会派議員の扱いについて不服があるのであれば、別途、議会運営委員会で検討すべきであり、このことを理由に議決に従わないことは全くの筋違いであり、極めて独善的行為と言わざるを得ません。 議長は、厳重注意とし、猛省を求めましたが、5月27日の各派幹事会において事実上の最終確認がなされた際、無会派議員の取扱いを理由に問責決議の不当性を述べ、撤回を要求されました。午前の弁明の際に、1点、議決を受け入れる旨の陳述がありましたが、その後の質疑においては、曖昧な答弁と自己主張を繰り返すばかりで、今までの独善的な言動を勘案すると、突然の方針転換は問責決議逃れの対策とも思えるものです。 このような疑念を払拭するためには、今回の問責決議が提出されるに至った真の原因が何にあるのかをよくお考えいただき、何をどのように反省したのか、本定例会中の議会において表明し、今後このような言動がないよう強く求め、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 最後に、鯛慶一議員に発言を許します。 鯛慶一議員。     〔鯛 慶一議員 登壇〕(拍手) ◆鯛慶一議員 失礼いたします。新政クラブ議員団の鯛慶一でございます。 決議第1号、舞鶴市議会日本共産党議員団に対する問責決議案に賛成の立場を明確に表明し、討論いたします。 決議案にもあるとおり、舞鶴市議会日本共産党議員団は、議会活動の見える化に関する調査に対し、議会活性化特別委員会での議決事項を、議決後、数日たってから協力しないと意思表明をした。正しい議会運営を導くために、議長が再三の協力を要請したにもかかわらず、何ら協力することなく、今日まで至っております。 5月21日に開催した議員協議会や先ほどの弁明の内容、その後の質疑においても全く反省のかけらも見られない日本共産党議員団の行動は、議会の合議制を理解しているとは到底思えない。26名の議員は、それぞれの立場で市民の負託を受け、活動をしている。その議員が集まり、議会として運営を行うため、一定方向性が出るまで十分な議論を行い、決定した事項は全員がその事案に対し履行すべきものが議会運営であります。 今回の議会の見える化の調査においても、再三会派へ持ち帰り、いろいろな意見を出し尽くし、全幹事長、幹事が決定した事案であるにもかかわらず、後日それを覆した行為は、議会制民主主義の根底を覆す行為である。 また、弁明の中で、「決まったものは大きなものに巻かれていけというふうに聞こえるが、それは政治家として譲れない」などと言っている時点で、議員として、そして議会をもう一度基本から学び直さないと、今後の議会運営が成り立たない発言も平気で行っている状況であります。 さらに、決定事項に後から理由をつけて拒否していることは、ただ単に自分たちを正当化する言い訳にしか聞こえず、それならなぜ委員会で議論をしているときにそのことを言わなかったのか、それができなかったのか。その理由の一つに、委員会で提案されたことに対し、幹事長は会派へ持ち帰り、会派での議論を行うが、それがしっかりとなされていなかったのではないか。さらには、弁明の機会にいろいろと自分たちの思いを述べていたが、幹事長以外の日本共産党議員はほとんど委員会に委員外議員として出席せず、状況や内容が分からないまま会派会議を行っていたからこのようなことになったのではないか。それでいて、あたかも全貌を知っているかのように弁明をしていたのは、あまりにも身勝手過ぎる、ただの言い逃れとしか思えない。 最終的には多数決で決定するのが議会制民主主義ではありますが、舞鶴市議会は簡単に多数決で決定するのではなく、最後まで合意形成を図る努力を皆が行い、納得の上で合意してきた良き伝統である。決定した案件は全議員が取り組み、市民福祉の向上のために頑張ってきた舞鶴市議会及び議員の歴史を完全に崩壊させたことは、誰が見ても許される行為ではない。 私たち舞鶴市議会議員は、自らの手で舞鶴市議会基本条例を策定している。当然、その策定時には日本共産党議員団も入っており、その内容もしっかりと理解して議決に至ったものと認識していた。策定後は、基本条例を遵守し、議員規範に従った活動を行うことは当たり前のことである。にもかかわらず、議決事項を簡単に覆した。議員として必ず遵守しなければならない行動もせず、かつ議決に従わなくてもよいという前例をつくるということは、当然許される行為ではない。なぜ基本条例を策定したかの趣旨を改めて自責すべきである。 また、舞鶴市議会は、会派制において議会運営を行い、その責務を会派規程において議決した事項は、所属の議員へ周知及び遵守させることとなっているが、それも守られていない。当時、会派に所属していない議員への発言の保障がされていないと述べられておりましたが、会派制で運営されている舞鶴市議会ではやむを得ないことであり、後に会派を結成された3名の議員及び会派に所属しない議員においても決定事項の遵守をしていただいていることからも、自分たちの言い訳にそのような言葉を使われたことは、当時の4名の議員にとっては迷惑なことであります。 今まで述べたこと、そして舞鶴市議会日本共産党議員団の今回の行為は、舞鶴市民に対し、自らの信用を失墜させた行為である。議会で決定した議決事項を議員自らが従わない、このようなことは当然許されるものではなく、恥ずべきことであるとともに、他の議員も同じように市民から見られる可能性が非常に高く、舞鶴市議会全体の信用失墜行為であることも申し述べます。 さらに、議決事項を守らないこの事件は、国内の多くの議員や市民から何を考えているんだという意見が出ていることから、舞鶴市議会日本共産党議員団だけの問題ではなく、舞鶴市議会の品位を著しく低下させた事件であることを認識しているのか。あまりにも身勝手な行動がどれだけ議会運営に悪影響を及ぼしているのか。市民福祉につながらない、くだらない議論を舞鶴市議会が強いられているのかを考えたとき、今回の舞鶴市議会日本共産党議員団の言動がどれだけマイナスなことをしているのかを広く舞鶴市民に対し知っていただくためにも、この問責決議案に賛成し、討論といたします。(拍手) ○議長(山本治兵衛) 以上で、討論を終結いたします。 これより、決議第1号を採決いたします。 採決は、押しボタン式投票をもって行います。 ただいまの出席議員数は21です。 本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は緑のボタンを押してください。     〔投票〕 ○議長(山本治兵衛) 押し忘れはありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(山本治兵衛) 押し忘れなしと認めます。投票を終了いたします。 投票総数21票。 これは、先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち、賛成21票、反対0票。 以上のとおり、賛成全員であります。 よって、決議第1号は原案のとおり可決されました。      -----------------------------賛成   伊藤清美議員   今西克己議員   上野修身議員   上羽和幸議員   尾関善之議員   鴨田秋津議員   川口孝文議員   肝付隆治議員   小谷繁雄議員   杉島久敏議員   鯛 慶一議員   高橋秀策議員   谷川眞司議員   田畑篤子議員   田村優樹議員   仲井玲子議員   西村正之議員   野瀬貴則議員   眞下隆史議員   松田弘幸議員   水嶋一明議員                           以上21名      -----------------------------除斥   石束悦子議員   伊田悦子議員   小杉悦子議員   小西洋一議員                           以上4名      ----------------------------- ○議長(山本治兵衛) ただいま決議第1号の審議は終了いたしましたので、除斥となっておりました石束悦子議員、伊田悦子議員小杉悦子議員小西洋一議員の出席を求めます。     〔石束悦子議員、伊田悦子議員小杉悦子議員小西洋一議員 入室〕      ----------------------------- ○議長(山本治兵衛) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明6月3日から6月13日までは、議案熟読等のため休会とし、6月14日午前10時から本会議を開き、一般質問を行いたいと思います。ご異議はありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(山本治兵衛) 異議なしと認め、そのように決します。 本日は、これで散会いたします。 御苦労さまでございました。     午後2時40分 散会      -----------------------------               本日の会議に付した事件1 諸報告1 会議録署名議員の指名1 会期の決定1 第43号議案から第59号議案まで1 市議委第1号から市議委第3号まで1 決議第1号...