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令和 2年第4回定例会(第6号 7月22日)

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  1. 福知山市議会 2020-07-22
    令和 2年第4回定例会(第6号 7月22日)


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    最終取得日: 2021-05-04
    令和 2年第4回定例会(第6号 7月22日)            令和2年第4回福知山市議会定例会会議録(6)                 令和2年7月22日(水曜日)                  午前10時00分 開議   〇出席議員(23名)       2番  尾 嶋 厚 美       3番  藤 本 喜 章       4番  野 田 勝 康       5番  足 立 治 之       6番  高 橋 正 樹       7番  田 渕 裕 二       8番  柴 田   実       9番  大 槻 泰 德      10番  足 立 伸 一      11番  吉 見 茂 久      12番  塩 見 卯太郎      13番  吉 見 純 男      14番  森 下 賢 司      15番  小 松 遼 太      16番  芦 田 眞 弘      17番  馬 谷 明 美      18番  桐 村 一 彦      19番  大 谷 洋 介      20番  中 村 初 代      21番  紀 氏 百合子      22番  金 澤 栄 子      23番  田 中 法 男      24番  中 嶋   守
    〇欠席議員(1名)       1番  荒 川 浩 司 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長       大 橋 一 夫    副市長     伊 東 尚 規  危機管理監    高 橋 和 章    市長公室長   渡 辺 尚 生  地域振興部長   櫻 井 雅 康    人権推進室長  横 山   晋  財務部長     大 嶋 康 成    福祉保健部長  田 村 雅 之  子ども政策監   柴 田 みどり    市民総務部長  中 田 幸 夫  産業政策部長   大 西 誠 樹    建設交通部長  中 村 直 樹  会計管理者    大 橋 和 也    消防長     水 口   学  財政課長     山 田 信 義    上下水道部長  今 井 由 紀  市民病院事務部長 上 田 栄 作    教育長     端 野   学  教育部長     前 田   剛    教育委員会理事 廣 田 康 男  選挙管理委員長  松 本 良 彦    監査委員    長 坂   勉  監査事務局長   中 見 幸 喜 〇議会事務局職員出席者  局長       菅 沼 由 香    次長      山 本 裕 之 〇議事日程 第6号 令和2年7月22日(水曜日)午前10時開議   第 1  議第19号から議第36号まで                  (委員長報告から採決)   第 2  請願第1号 福知山市の子ども医療費助成制度拡充を求める請願                  (委員長報告から採決)   第 3  市会発意第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化                に対し地方税財源の確保を求める意見書                     (審 議)   第 4  議第60号 令和2年度福知山市一般会計補正予算(第7号)        議第61号 物品の取得について                   (提案理由の説明)   第 5  議第60号及び議第61号                  (質疑から委員会付託)                 午前10時00分  開議 ○(芦田眞弘議長)  皆さん、おはようございます。  定足数に達していますので、ただいまから本会議を再開し、これより本日の会議を開きます。  本日の会議に、荒川浩司議員は病気療養のため欠席する旨の届出がありましたので、ご報告します。  初めに、本日、市長から、議第60号、令和2年度福知山市一般会計補正予算(第7号)外1件の議事事件の送付がありました。  次に、本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付していますので、それにてご了承願います。  次に、足立治之議員から発言を求められていますので、この際、これを許可します。  5番、足立治之議員。 ○5番(足立治之議員)  蒼士会の足立治之でございます。どうぞよろしくお願いします。  7月9日に行いました代表質問の訂正発言をさせていただきたいと思います。  7月9日に行いました代表質問で、大項目3、本市の農業政策の今後の展望につきまして、数値の提供をいただきました農林業振興課から、14日に訂正の申出がありましたので、スクリーン投影資料の差し替えと、一部発言の訂正をさせていただきます。  具体的に申し上げますと、夜久野地区の農振農用地面積を494.2ヘクタールから389.0ヘクタールに訂正をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎日程第1  議第19号から議第36号まで ○(芦田眞弘議長)  それでは、日程第1に入ります。  議第19号から議第36号までの18議案を一括議題とします。  審議に先立ち、各委員長から委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  初めに、総務防災委員長から報告を願います。  総務防災委員長。 ○(森下賢司総務防災委員会委員長)(登壇)  皆様、おはようございます。  総務防災委員長の森下賢司です。  委員会審査報告を申し述べます。  本委員会に付託をされた議案について、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第80条の規定により報告いたします。  1 委員会付託議案  ・議第22号 福知山市税条例等の一部を改正する条例の制定について  ・議第23号 福知山市消防団員等公務災害等補償条例の一部を改正する条例の         制定について  ・議第27号 工事請負契約の変更について  ・議第29号 物品の取得について  ・議第30号 物品の取得について  ・議第31号 物品の取得について  ・議第32号 物品の取得について  ・議第35号 専決処分の承認について  2 審査の概要  7月14日に委員会を開催し、市長公室、財務部、市民総務部及び消防本部から、議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告いたします。  初めに、議第22号について、固定資産税の課税で相続登記がされていない場合、現行では、申告義務なしで課税庁独自の取組みにより課税ということだが、その内容と改正点の問いに対し、現行は、死亡の場合、相続人代表届を出してもらい課税を行っているが、条例化により使用者本人に申告していただくこととなり、使用者本人に申告意思を持ってもらうとともに、相続人調査にかかる労力が軽減され事務の効率化が図られるとの答弁がありました。  次に、議第23号について、事故発生日における法定利率に改めるわけだが、現在の法定利率を問う質疑があり、現在の利率は3%であるとの答弁がありました。  次に、議第27号について、屋外スピーカー新設数と場所を問う質疑に対し、夏間、千束、上川口小学校大正小学校地内の4局であるとの答弁がありました。  次に、議第29号について、本年12月納入予定だが、市民に配布される時期を問う質疑に対し、本年度中は、デジタルとアナログ電波の併用であり、本年度できるだけ早く配布をしてデジタル式に置き換えていきたいとの答弁がありました。  続いて、希望者には戸別受信機の貸与を検討とあるが、その予算措置を問う質疑に対し、来年度以降の予算で考えていきたいとの答弁がありました。  次に、議第30号について、はしご付消防ポンプ自動車の使用期限と、現在の車両の使用年数を問う質疑に対し、使用期限は運用開始から17年である、現在の車両は平成14年式であり、17年経過しているとの答弁がありました。  次に、議第31号について、現在使用中の高規格救急自動車の使用年数と、現行車両の処分方法を問う質疑に対し、平成21年の導入で11年経過している、今回、防衛省の補助事業により、廃車を指示されているため廃車処分となるとの答弁がありました。  次に、議第32号について、5台の配置先分団を問う質疑に対し、多機能型小型動力ポンプ付積載車は修斉、河守上の2分団、小型動力ポンプ付積載車は中央、大正、細見の3分団であるとの答弁がありました。  次に、議第35号について、給与等の条例改正は専決処分ではなく、本来議会の議決を取るべきものだが、専決処分の考え方を問う質疑に対し、第6次行政改革期間中は市長等の給与を減額する考えに立っており、減額の空白期間を設けないためにも専決処分をしたとの答弁がありました。また、委員からは、平成24年の6月定例会委員会質疑でも同様の意見が出されており、今後専決処分の在り方については慎重に検討していただきたいとの意見がありました。  その他、報第2号についても所属部署から詳細な説明がありました。  反対討論  なし  賛成討論  なし  3 審査結果  ・議第22号 全員賛成で原案可決  ・議第23号 全員賛成で原案可決  ・議第27号 全員賛成で原案可決  ・議第29号 全員賛成で原案可決  ・議第30号 全員賛成で原案可決  ・議第31号 全員賛成で原案可決
     ・議第32号 全員賛成で原案可決  ・議第35号 全員賛成で原案承認  以上で、総務防災委員会委員会審査報告を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(芦田眞弘議長)  次に、産業建設委員長の報告を願います。  産業建設委員長。 ○(吉見純男産業建設委員会委員長)(登壇)  失礼をいたします。  産業建設委員会委員長の吉見純男でございます。  委員会の審査報告を行います。  本委員会に付託されました議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告をいたします。  1 委員会付託議案  ・議第24号 福知山市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第25号 福知山市こぶし荘条例を廃止する条例の制定について  ・議第26号 福知山市山村基幹集落センター条例を廃止する条例の制定について  ・議第28号 工事請負契約の変更について  ・議第33号 物品の取得について  ・議第34号 損害賠償の額について  ・議第36号 福知山市下水道ビジョンの改定について  2 審査の概要  7月14日に委員会を開催し、産業政策部建設交通部上下水道部から付託議案について詳細な説明を受け、審査を行いましたので、その概要について報告をいたします。  初めに、議第24号について、条例改正後のテニスコート利用料を問う質疑があり、現在16面あるテニスコートを20面に増設することから条例改正を行った、テニスコート指定管理制度で運営されている、指定管理者が設定している料金では、利用料はほぼ同額となるとの答弁がありました。  次に、議第28号について、契約金1,600万円の増額内容を問う質疑があり、小谷ヶ丘調整池整備工事発生土の処分については、契約当時は道路河川課発注の市道川北荒木線築造工事間流用を行い、川北へ搬入の予定であったが、川北荒木線の盛土工事の時期が合わず、搬入できなくなった、新たな残土処分地を比較検討する中で、最安値の大江町日藤の竹部砕石とした、このことにより、運搬距離が長くなったことと残土処分費が発生したことが増額の要因であるとの答弁がありました。  次に、議第33号について、除雪ダンプトラックの入札結果で辞退が多い理由を問う質疑があり、指名競争入札による結果であるが、車種により業者の得意、不得意はあると考える、なお、指名業者は指名選定委員会により選定しているとの答弁がありました。  次に、議第34号について、交通事故を起こした道路パトロール中の公用車の損害状況を問う質疑があり、公用車の損害額は11万1,419円であるとの答弁がありました。  次に、議第36号について、公共下水道農業集落排水合併処理浄化槽等の各事業の使用料金設定が異なっている、受益者負担金統一の方向を問う質疑があり、大きな課題である、今回改定する下水道ビジョンの中でも、汚水処理システムの最適化を検討していくと記述しているとの答弁がありました。  続いて、下水道事業の広域化、共同化、包括的民間委託の計画を問う質疑があり、京都府内3ブロックに分け、北部ブロックは9自治体及び1組合で検討を始めたところである、各自治体の地理的条件も様々で、自治体間のハード的な共同化は現在のところ困難と考えており、薬品の共同購入や災害時の資機材について分担して所有することなど、ソフト的な面での連携が考えられる、福知山市下水道事業維持管理業務は、平成9年度より順次民間委託を行っており、現在では大半の維持管理業務を市内業者に委託している、委託の方法は仕様発注方式で行っているが、民間の能力をより発揮できる性能発注方式による包括的民間委託へ移行したいとの答弁がありました。  なお、議第25号、議第26号についての質疑はありませんでした。  その他、報第2号、報第3号についても所管部署から詳細な説明がありました。  次に、討論を行いました。  反対討論  議第36号、福知山市下水道ビジョンの改定では、施策⑨で広域化・共同化の検討を掲げている。また、PPP、PFIなどの促進で、包括的民間委託の導入の可能性の検討についても触れられている。福知山市上下水道事業設置条例第3条では、上下水道の経営について、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されなければならないとしている。広大な広域化と民営化を追求するのではなく、住民の利益を守り、地域の条件に応じた計画にすべきと考え、反対する。  賛成討論  なし  3 審査結果  ・議第24号  全員賛成で原案可決  ・議第25号  全員賛成で原案可決  ・議第26号  全員賛成で原案可決  ・議第28号  全員賛成で原案可決  ・議第33号  全員賛成で原案可決  ・議第34号  全員賛成で原案可決  ・議第36号  賛成多数で原案可決  以上、産業建設委員会審査報告といたします。 ○(芦田眞弘議長)  次に、予算審査委員長の報告を願います。  予算審査委員長。 ○(野田勝康予算審査委員会委員長)(登壇)  予算審査委員会委員長の野田でございます。  本委員会に付託されました議案について、審査の結果、次のとおり決定をしましたので、会議規則第80条の規定により報告をいたします。  1 委員会付託議案  ・議第19号 令和2年度福知山市一般会計補正予算(第6号)  ・議第20号 令和2年度福知山市水道事業会計補正予算(第2号)  ・議第21号 令和2年度福知山市下水道事業会計補正予算(第1号)  2 審査の概要  7月15日及び16日に委員会を開催し、付託議案の審査を行いました。  各所管部署より詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告をいたします。  初めに、議第19号の丹波漆等伝統文化活用・支援事業について、委託販売先は現時点で決まっているのかを問う質疑があり、京都市内で2店舗を目標に考えているが、1店舗は2年続けて出店をしている京都市内のホテルのギャラリーで調整しているとの答弁がありました。  続いて、増産のために漆の苗の購入に対する補助金が計上されているが、植栽する場所は決まっているのかを問う質疑があり、旧夜久野地域が望ましいと考えている、しかし、さらにエリアを広げ、福知山市の隣接市町村でNPOによる指導が行き届く範囲も植栽エリアとして考えているとの答弁がありました。  次に、国際大会開催準備事業について、ワールドマスターズゲームズの開催に向けての整備と聞いているが、仮に中止になっても整備は行うのかを問う質疑があり、現在、三段池公園のテニスコートについては人工芝生化以降、利用者が増えている一方、和久市のテニスコートについては利用者が半減している状況である、公共施設の適正な機能集約として、ワールドマスターズゲームズが中止になっても整備は行うとの答弁がありました。  次に、民間保育所施設整備事業について、福知山丹陽こども園における給食調理室改修工事の工期及び改修中の給食の提供方法を問う質疑があり、現時点では、工期は9月から11月頃までで、工事期間中の給食は外部から搬入する予定と園からは聞いているとの答弁がございました。  次に、外国人等介護職員雇用推進事業について、介護職員雇用奨励金における外国人新規雇用人数の設定根拠を問う質疑があり、現在は2法人に16名の技能実習生が来られている状況である、今後、新たに受入れを予定されている法人からの聞き取りに基づいて15名と設定したとの答弁がありました。  続いて、交付の対象となるのはいつからかを問う質疑があり、8月から制度を適用したいと考えているとの答弁がありました。  次に、テレワーク環境整備事業について、導入する5台の端末の具体的な利用や設置箇所を問う質疑があり、非常時と平常時で使い分けを行うことを考えており、非常時については、感染症や水害等が発生した際に、市民の生命・財産への影響が懸念される業務を所管する部署に設置する予定である、例えば、危機管理を総合指揮する危機管理室新型コロナウイルス感染症対策室、職員の配置を総合的に指揮する職員課などを想定している、また、平常時においては、多様な働き方の実現を目的として、自宅で家族の介護等を行っている職員に対して活用できないか考えており、今年度に実証実験を行いデータ収集していく予定であるとの答弁がありました。  次に、北陵総合センター施設除却事業について、平成30年7月豪雨によりのり面が崩壊してから、現在までの2年間の状況を問う質疑があり、同センターの基幹施設であるこぶし荘の在り方については、市の第三者評価委員会から機能廃止の報告を受ける中で、地元は検討委員会を設けられ話合いの結果、用途廃止することとなった、なお、地元から地域公民館は存続してほしいとの要望を受け、のり面復旧工事をする中で、地元と相談しながらレッドゾーン及びイエローゾーンにかからない近辺で安心安全な場所を確保することを検討し、今回の事業実施に至っているとの答弁がありました。  次に、緊急安全対策整備事業について、福知山停車場鋳物師線中央分離帯改良工事の内容を問う質疑があり、中央分離帯にある低木を撤去し、雑草等が生えないようにコンクリートで埋める工事であるとの答弁がありました。  次に、橋りょう長寿命化対策事業について、現在までの点検の進捗状況と今後の計画を問う質疑があり、全部で1,081橋ある橋りょうについては、法で5年に一度の点検義務があり、一巡目としては全て点検が終わっている状況である、その中で、点検結果は1から4までのランクに分けられ、4ランクは緊急措置段階で、通行止めをして直ちに修繕が必要であるが、福知山市では該当する橋りょうはない、また、3ランクは早期措置段階で、5年以内に修繕する必要がある橋りょうであり、42橋が該当する、今回の補正では7橋の修繕費を計上しており、当初予算の1橋と合わせて8橋の修繕工事を行い、残り4年間で34橋を修繕する予定であるとの答弁がありました。  次に、消防団活動事業について、消防団員用活動服の配布時期及び消防団員定員数と購入数の差異についてを問う質疑があり、配布時期については12月中旬の納品を予定しており、順次配布していく予定である、差異については、4月1日現在の消防団員の実員数は1,652名であり、内、基本団員の1,588名に配布するため、今回1,600着を購入するとの答弁がありました。  次に、福知山市教育情報化整備事業について、導入スケジュールタブレット型端末の仕様やタッチペンの有無を問う質疑があり、スケジュールについては、物品取得の契約手続が12月になると見込んでおり、年度内には導入したいと考えている、また、仕様については、京都府において現在作成中の統一仕様に準拠することになる、タッチペンは含まれていないが、使用する学年をどうするかも含め、今後検討する必要があるとの答弁がありました。  次に、小学校・中学校施設改修事業について、実施順番の考え方を問う質疑があり、小学校、中学校ともに年に2校ずつ実施し、全体を5年程度で完了する計画である、基本的には児童生徒数の多い学校からの実施を考えているとの答弁がありました。  続いて、工事中の教育活動や社会体育への影響を問う質疑があり、4か月程度の工期のうち、体育館を使用できない期間が生じるため、学校とは施工時期を十分に調整したい、また、社会体育については、一時的な利用休止等について理解をお願いしたいとの答弁がありました。  なお、議第20号及び議第21号についての質疑はありませんでした。  討論は、ありませんでした。  3 審査結果  ・議第19号 全員賛成で原案可決  ・議第20号 全員賛成で原案可決  ・議第21号 全員賛成で原案可決  以上で、予算審査委員会の報告を終わります。 ○(芦田眞弘議長)  傍聴人は静粛に願います。静粛に願います。  以上で、委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  20番、中村初代議員。 ○20番(中村初代議員)(登壇)  日本共産党福知山市会議員団の中村初代です。  会派を代表して、ただいま議題となっております議第19号から議第36号までの18議案のうち、議第36号、福知山市下水道ビジョンの改定について、反対の討論を行います。  下水道ビジョンでは、今後の施策の中で広域化、共同化の検討を掲げています。また、PPP、PFIなどの促進で、包括的民間委託の導入の可能性の検討についても触れられています。しかし、福知山市においては、昨年より上水道において、包括的民間業務委託を行っていますが、業務内容による評価はこれからというところです。  地方公営企業法第3条、福知山市上下水道事業設置条例第3条では、上下水道の経営について、常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するよう運営されなければならないとしています。下水道ビジョンは、広大な広域化と民営化を追求するのではなく、住民の利益を守り、地域の条件に応じた計画にすべきと考えて、反対の討論とします。 ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、1議案ずつ起立により採決します。  議第19号から議第36号までの18議案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決です。  初めに、議第19号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第19号は原案のとおり決しました。  次に、議第20号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第20号は原案のとおり決しました。  次に、議第21号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第21号は原案のとおり決しました。  次に、議第22号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第22号は原案のとおり決しました。  次に、議第23号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第23号は原案のとおり決しました。  次に、議第24号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第24号は原案のとおり決しました。  次に、議第25号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第25号は原案のとおり決しました。  次に、議第26号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第26号は原案のとおり決しました。  次に、議第27号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第27号は原案のとおり決しました。  次に、議第28号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第28号は原案のとおり決しました。  次に、議第29号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第29号は原案のとおり決しました。  次に、議第30号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第30号は原案のとおり決しました。  次に、議第31号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第31号は原案のとおり決しました。  次に、議第32号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第32号は原案のとおり決しました。  次に、議第33号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第33号は原案のとおり決しました。  次に、議第34号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第34号は原案のとおり決しました。  次に、議第35号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第35号は原案のとおり承認することに決しました。  次に、議第36号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第36号は原案のとおり決しました。 ◎日程第2  請願第1号 福知山市の子ども医療費助成制度拡充を求める請願 ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第2に入ります。  請願第1号、福知山市の子ども医療費助成制度拡充を求める請願についてを議題とします。  審議に先立ち、委員長から委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  教育厚生委員長から報告を願います。  教育厚生委員長。 ○(中嶋 守教育厚生委員会委員長)(登壇)  教育厚生委員会委員長の中嶋守です。  請願審査報告をいたします。     請願第1号 福知山市の子ども医療費助成制度拡充を求める請願に対する報告書           請願者  福知山市下新29-1番地                新日本婦人の会福知山支部気付                子ども医療費福知山ネット                代表 桐村 郁子氏ほか3名           紹介議員 紀氏百合子議員、中村初代議員  1 請願の要旨及び目的  子どもの医療費の助成制度については、京都府の制度に各自治体が独自の制度を上積みし、京都市と福知山市以外の府内の自治体では、小学校卒業まで一医療機関一月200円で通院でき、またそのほとんどが、中学校卒業まで同様の制度である。  本市の「ふくふく医療」制度は、創設当初は先進的な制度であったが、他市町の制度改善が進み、現行では府内で最も負担の大きい制度となっている。  また、本市では市民税非課税世帯について入院通院ともに中学校卒業まで無料になったところであるが、住んでいるところや親の経済条件によって子どもの受ける医療に格差があってはならない。  ついては、「ふくふく医療」の通院助成について、すべての世帯を対象に、中学校卒業まで一医療機関一月200円への助成制度の拡充を求める。
     2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し7月14日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・財政的な負担については、各自治体が負担している子どもの医療費助成額の平成31年度一般会計予算に占める割合は、京丹後市0.55%、綾部市0.45%、舞鶴市0.68%、福知山市0.3%であり、近隣市と比較しても本市の財政負担が大きいとは言えない。また、本市の子供の約10%が医療費無料となっているが、残りの90%には一日500円の負担がある。生活困窮のグレーゾーンに当たる世帯もあり、このような線引きが必要とは考えられない。子育て世代を応援するため、全ての子供に医療費助成制度を拡充するべきである。  不採択とする討論  ・一律に一月200円にする場合には、年間約6,100万円もの経常的な一般財源の負担が新たに必要となる。本市の財政状況は、やや改善傾向にあるものの、現時点でこのような経常的負担を負うことは困難と考える。また、本市の「ふくふく医療」制度では、令和元年9月から住民税非課税世帯の子どもの医療費が中学校卒業まで無料化されており、本市の独自施策として、財政状況を勘案しながら前向きに取り組まれている。さらには、大阪府や兵庫県三田市などで指摘されているように、無料化により過剰な受診を招き、財政を圧迫する恐れもある。  採決 賛成少数で不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  令和2年7月22日  福知山市議会議長  芦 田 眞 弘 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守  以上です。よろしくお願いします。 ○(芦田眞弘議長)  以上で委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより、討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  22番、金澤栄子議員。 ○22番(金澤栄子議員)(登壇)  日本共産党市会議員団の金澤栄子です。  請願第1号、福知山市の子ども医療費助成制度拡充を求める請願について、会派を代表して、委員長報告に反対し、請願に賛成する討論を行います。  福知山市のふくふく医療支給制度は、平成18年から施行され、当時、1医療機関1日500円は、先進的な制度と捉えられました。改正を重ねてきましたが、通院は1日500円のままとなっています。他の自治体では、制度改善が段階的に進み、現在は福知山市と京都市以外の府下全ての自治体で、小学卒業まで1医療機関一月200円で通院できます。また、そのほとんどが中学卒業までも同様の制度です。また、無料の自治体もあります。  財政的負担はどうなのか。府北部自治体が負担している子供の医療費助成額を、平成31年度予算一般会計に占める割合で見てみると、高校3年生まで助成している京丹後市は、1億8,800万円、0.55%、綾部市、0.45%、舞鶴市、0.68%、福知山市は1億2,700万円、0.3%と、近隣の市と比較しても決して負担が大きいとは言えません。  また、医療費が安くなることで過剰な受診が増え、医療費が増えるとの見方もありますが、中学卒業まで医療費無料となっている群馬県でアンケートを取ったところ、約9割が「軽度な症状の場合は様子を見る」と回答し、「過剰な受診を控える」「小児救急電話相談♯8000番を利用する」の回答が多く、保護者の意識が分かります。受診を控えた結果、治療が長引くと、余計に医療費がかかることにもつながります。  福知山市は、生活困窮に陥りやすい世帯10%が子ども医療費無料となっており、必要な家庭には医療費助成が届いていると、一般質問でも答弁されました。しかし、グレーゾーンに当たる世帯もあります。  昨年度、小中学生の就学援助制度を受けている子供の率は約17.6%です。90%の子供たちに、通院1日500円から月200円の負担で医療が受けられ、子育てしやすい福知山、子育て環境の充実を図るために、福知山市の子ども医療費助成制度拡充を求める本請願に賛成をいたします。  以上です。 ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  11番、吉見茂久議員。 ○11番(吉見茂久議員)(登壇)  失礼いたします。  福知山市議会公明党の吉見茂久でございます。  本定例会に上程をされております請願、福知山市の子ども医療費助成制度拡充を求める請願書に対し、会派を代表し、委員長報告に賛成の立場で討論をさせていただきます。  福知山市の子ども医療費助成制度「ふくふく医療」の通院助成について、中学卒業まで1医療機関一月200円への助成拡充を求められておられる請願でございます。  請願書の内容のとおり、京都府下の多くの自治体では、中学3年生まで1医療機関月200円負担で通院できる支援制度となっております。子育てしやすいまちとしていくためにも、医療費助成は非常に重要であり、住んでいるところによって医療費に差がないようにしていく上では、必要な施策であると思います。  所得制限なしの一律支援も今後は必要なことかもしれませんが、しかし、中学3年生までの通院にかかる費用は、一月200円とすることにより、市の財政負担は大きくなり、毎年度、中期財政見通しを立てられ、計画的な財政運営をされております中で、今回のコロナ禍では、財政歳入面など不安要素もあり、来年度以降、その影響がどのようになるのか、今の時点では分かりません。そうしたことを踏まえますと、請願内容にあります医療費助成は、推進すべきとは言い難い財政的な課題があると考えます。  各自治体の子ども子育て、貧困率などに関する状況も様々でありますし、本市では貧困家庭としています18歳までの相対的貧困率は約10%となっており、子どもの医療費無料助成率も10%ということで、おおむね医療費の助成については行き渡っているということでございます。  子育て世代のニーズは多様であり、その子育て世代に応じたきめ細かい支援がより効果的かつ適切な支援となることから、本市では子育て総合相談窓口を設置して、包括的な支援を行っておられます。子ども子育てに関する様々なニーズに対応する相談体制の充実と、それによる適切な支援によって、来年度以降においても持続可能な子育て支援につなげていくことが、今、求められていることと思いますので、そういった意味におきましても、このたびの請願につきましては賛同できません。  以上、委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。 ○(芦田眞弘議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  本請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  請願第1号、福知山市の子ども医療費助成制度拡充を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立少数です。  よって、請願第1号は不採択と決しました。 ◎日程第3  市会発意第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の                急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第3に入ります。  高橋正樹議員外6名から、市会発意第2号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書が提出されています。  それでは、市会発意第2号を議題とし、発議者から提案理由の説明を求めます。  6番、高橋正樹議員。 ○6番(高橋正樹議員)(登壇)  高橋正樹でございます。  意見書の提出に対する提案理由説明を行います。  市会発意第2号           新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の           急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書  上記議案を別紙のとおり提出する。  令和2年7月22日            発議者   福知山市議会議員  高橋 正樹            賛成者   福知山市議会議員  大谷 洋介             〃       〃      吉見 純男             〃       〃      野田 勝康             〃       〃      桐村 一彦             〃       〃      森下 賢司             〃       〃      柴田  実  福知山市議会議長 芦田 眞弘 様  (別紙)           新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の           急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。  地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応はじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。  よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                       記
     1 地方の安定的な財政運営に必要な地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。  2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。  3 地方税に関して、新たに国が国民に支援施策を行う場合は、十分に地方と協議するとともに、地方財源に減収の影響を及ぼす場合には、その不足財源について国が補填を行うこと。  4 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。  5 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。  6 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年7月22日  衆議院議長            大 島 理 森 様  参議院議長            山 東 昭 子 様  内閣総理大臣           安 倍 晋 三 様  内閣官房長官           菅   義 偉 様  総務大臣             高 市 早 苗 様  財務大臣             麻 生 太 郎 様  経済産業大臣           梶 山 弘 志 様  経済再生担当大臣         西 村 康 稔 様  まち・ひと・しごと創生担当大臣  北 村 誠 吾 様                        福知山市議会議長  芦 田 眞 弘  以上です。どうかよろしくお願いいたします。 ○(芦田眞弘議長)  以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより、質疑を行います。  ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託は省略することに決しました。  これより、討論に入ります。  初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  市会発意第2号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、市会発意第2号は原案のとおり決しました。 ◎日程第4  議第60号 令和2年度福知山市一般会計補正予算(第7号)        議第61号 物品の取得について ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第4に入ります。  お手元に届いています議案書の議第60号、令和2年度福知山市一般会計補正予算(第7号)及び議第61号、物品の取得についての2議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。  市長。 ○(大橋一夫市長)(登壇)  皆さん、おはようございます。  ただいま上程されました2議案につきまして、提案理由を申し述べます。  最初に、6月30日に提案をさせていただきました私の2期目の基本政策を含む補正予算等の諸議案につきまして、ご賛同を賜り、先ほどご議決をいただきましたことに、厚く御礼を申し上げます。  お認めをいただきました補正予算等を通じて、国・府補助金等の追加配分等も有効に活用し、速やかに各事業の進捗を図ってまいります。  さて、新型コロナウイルス感染症は、ここにきて第二波とも言えるような感染拡大の状況を呈しております。東京を中心とする都市部にとどまらず、京阪神地域でも多くの感染者の発生が報告されており、改めて「感染しない、感染させない」ため、まず、お一人お一人が、「新しい生活様式」を日常の生活習慣としていただくことが必要です。  本市ではこれまで、市民の皆さんの感染拡大防止と併せて、地域経済を担う事業者の事業継続を下支えし、また暮らし向き、雇用等の不安を抱える家庭への支援も進めてまいりました。そして、今般、去る6月12日に成立をした国の二次補正予算等の制度の詳細が判明したこと、また、先行して都市部において、次いで地方でも感染が再拡大しつつある状況を踏まえ、子供や高齢者が利用する市内施設の感染拡大防止対策等を強化することといたします。  まず、議第60号、一般会計補正予算でございます。  国の二次補正予算では、小中学校や児童福祉施設等を対象に、感染拡大防止のための物品配備に係る財政措置が講じられました。これを活用し、小中学校や放課後児童クラブで実施する感染症拡大防止対策事業や、民間・公立保育所等での予防対策事業において、必要な物品を確保し、対策の徹底を図ることといたします。  スクールサポーター配置事業では、この夏、例年であれば夏季休業期間に当たる時期に授業を実施することとなったため、児童生徒を支援するスクールサポーターの所要の人件費をお願いするものであります。  社会福祉法人等施設整備補助事業では、介護施設等において、基礎疾患のある方や高齢者の方など、重症化するリスクが高いと言われている入所者の感染防止対策を徹底するために、必要な機材や設備を導入する法人を支援いたします。  併せて、福知山公立大学学生修学支援臨時交付金事業では、困窮学生の増加を踏まえ、授業料等の減免を独自に拡大をする福知山公立大学に対して、地方創生臨時交付金を活用して支援いたします。  高等教育無償化制度交付金事業は、今年度当初から始まった国の制度に基づき、福知山公立大学の授業料等の減免額を交付するものですが、国が、新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した学生も対象に加えることとしたため、対象者数が大幅に増加したことに伴い、不足する経費の追加をお願いするものであります。  以上が一般会計の歳出予算の概要であり、補正総額は1億6,816万4,000円で、補正後の一般会計予算額は504億4,468万2,000円となるものでございます。  次に、その他の議案について申し上げます。  議第61号、物品の取得は、5月28日から6月末日までを販売期間として実施いたしました「あんしんマスクお届け事業」に係る、ディスポーザブルフェイスマスクの販売残数量の買上げに当たり、議会の議決をお願いするものであります。  以上、提案理由の概要について申し述べましたが、細部につきまして財務部長が説明いたしますので、慎重にご審議をいただきまして、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(芦田眞弘議長)  財務部長。 ○(大嶋康成財務部長)(登壇)  失礼いたします。  ただいま上程されました諸議案につきまして、細部の説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、6月26日に引き続き、新型コロナウイルス感染症緊急対応策として、市民の安心安全を最優先に考え、国・府の補正に係るものを中心に、市独自の施策を加え、感染症から子供や高齢者などを守るため、小中学校や児童福祉及び介護福祉施設などによる感染症拡大防止対策の事業予算、また、福知山公立大学がコロナ禍の影響による困窮から学生を救うための施策への支援をするため、緊急追加補正予算の計上をお願いするものでございます。  恐れ入りますが、議第60号、令和2年度福知山市一般会計補正予算(第7号)につきましては、予算に関するものでございますので、お手元に送付いたしております歳入歳出予算事項別明細書によりましてご説明申し上げます。  4ページをお願いいたします。  歳出でございますが、民生費、社会福祉費、目、老人福祉費、1,232万円の補正は、社会福祉法人等施設整備補助事業補助金ですが、国の一次補正予算を受け、介護施設等において居室に陰圧装置や換気設備を設置して新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、サービスの継続的な提供体制を整備する事業者に必要な費用について補助を行うため、補正をお願いするものでございます。  5ページをお願いいたします。  民生費、児童福祉費、目、児童福祉総務費、2,050万円の補正は、右説明欄のとおり、民間保育所運営事業、1,550万円、病児保育サービス事業、100万円、ファミリー・サポート・センター運営事業、50万円、子育て交流・相談・支援事業、350万円につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、公立施設等においては感染拡大防止に必要な物品を購入し、また、民間施設等に対しては購入経費の補助を行うため、増額補正をお願いするものであります。  同じく、目、児童福祉施設費、800万円の補正は、右説明欄のとおり、公立保育所運営事業、350万円、児童館管理経費事業、450万円につきましても、新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、感染拡大防止に必要な物品の購入を行うため、増額補正をお願いするものでございます。  6ページをお願いいたします。  衛生費、保健衛生費、目、保健指導費、50万円の補正は、子育て世代包括支援センター事業(母子保健型)でありまして、新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、感染拡大防止に必要な物品の購入を行うため、増額補正をお願いするものでございます。  7ページをお願いいたします。  教育費、教育総務費、目、教育振興費、177万4,000円の補正は、スクールサポーター配置事業ですが、本市の独自施策として、新型コロナウイルス感染症対策による学校の臨時休業に伴い、授業時間数を回復するため夏季休業期間を短縮し、授業日数の増加に対応するため、教育上特別の支援を必要とする児童生徒に対して配置しているスクールサポーターの配置日数を増やすための、経費の補正をお願いするものでございます。  8ページをお願いします。  教育費、小学校費、目、学校管理費、4,200万円の補正は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業(小学校)としまして、国の二次補正に伴い、感染症拡大防止対策として、16小学校に体温計や空気清浄機等の感染予防対策に必要な物品等を整備するため、事業費用の補正をお願いするものでございます。  9ページをお願いいたします。  教育費、中学校費、目、学校管理費、2,200万円の補正につきましても、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業(中学校)といたしまして、国の二次補正に伴い、感染症拡大防止対策として、9中学校に体温計や空気清浄機等の感染予防対策に必要な物品等を整備する事業費用の補正をお願いするものでございます。  10ページをお願いいたします。  教育費、幼稚園費、目、幼稚園費、150万円の補正につきましても、幼稚園一般管理事業といたしまして、新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、公立幼稚園において感染拡大防止に必要な物品の購入を行うため、増額補正をお願いするものでございます。  11ページをお願いいたします。  教育費、社会教育費、目、社会教育総務費、1,350万円の補正につきましても、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業(放課後児童クラブ)といたしまして、国の二次補正に伴い、感染症拡大防止対策として、16クラブに体温計や空気清浄機等の感染予防対策に必要な物品等を整備する事業費用の補正をお願いするものでございます。  12ページをお願いいたします。  教育費、大学費、目、大学振興費、4,607万円の補正は、右説明欄のとおり、高等教育無償化制度交付金事業交付金、1,496万5,000円につきましては、令和2年度より高等教育無償化制度が導入され、住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の福知山公立大学の学生に対し、授業料等の減免と給付型奨学金の支給を実施しておりましたが、今回の新型コロナウイルス感染拡大により、保護者の家計が急変した学生も同制度の対象となり、対象者数が大幅に増加したため、増額補正をお願いするものと、福知山公立大学学生修学支援臨時交付金事業交付金、3,110万5,000円につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による困窮学生の増加を踏まえ、大学が独自に実施する学生への授業料等の減免を行う場合、公立大学は地方創生臨時交付金を活用して取り組むことが可能となったため、福知山公立大学が独自に実施する授業料減免に対する支援を行うための補正をお願いするものでございます。
     以上で歳出の説明を終わりまして、3ページへお戻りをお願いいたします。  歳出に係る歳入でございますが、国庫支出金、国庫補助金、目、教育費国庫補助金、9,687万9,000円の補正は、右説明欄のとおり、小学校費補助金、4,200万円は、学校保健特別対策事業費補助金(小学校)、2,100万円と、地方創生臨時交付金、2,100万円で、どちらも新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業(小学校)に係るものでございます。  中学校費補助金、2,200万円は、学校保健特別対策事業費補助金(中学校)、1,100万円と、地方創生臨時交付金、1,100万円で、どちらも新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業(中学校)に係るものです。  大学費補助金、3,110万5,000円は、地方創生臨時交付金で、福知山公立大学学生修学支援臨時交付金事業に係るものと、教育総務費補助金、177万4,000円は、地方創生臨時交付金で、スクールサポーター配置事業に係るものでございます。  次の府支出金、府補助金、目、民生費府補助金、4,082万円の補正は、右説明欄のとおり、社会福祉費補助金、1,232万円は、京都府地域密着型サービス等整備助成事業補助金で、社会福祉法人等施設整備補助事業に係るもので、児童福祉費補助金、2,850万円は、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(児童福祉費)で、民間保育所運営事業、病児保育サービス事業、ファミリー・サポート・センター運営事業、子育て交流・相談・支援事業、公立保育所運営事業、児童館管理経費事業に係るものでございます。  同じく、目、衛生費府補助金、50万円の補正は保健衛生費補助金で、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(子育て世代包括支援センター)として、子育て世代包括支援センター事業(母子保健型)に係るものでございます。  同じく、目、教育費府補助金、1,500万円の補正は、右説明欄のとおり、幼稚園費補助金、150万円は、教育支援体制整備事業補助金で、幼稚園一般管理事業に係るものと、社会教育費補助金、1,350万円は、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(放課後児童クラブ)で、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業(放課後児童クラブ)に係るものでございます。  次の繰越金、繰越金、目、繰越金、1,496万5,000円の補正は、前年度繰越金を高等教育無償化制度交付金事業の財源として充当するため、補正するものでございます。  以上によりまして、一般会計は1ページから2ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに1億6,816万4,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに504億4,468万2,000円とするものでございます。  また、関連して、13ページから18ページにつきましては、事業費補正に伴う給与費明細書でございますので、お目通しをお願いいたします。  以上で、一般会計の説明を終わらせていただきまして、議案書の5ページをお願いいたします。  議第61号、物品の取得についてであります。  あんしんマスクお届け事業に係るディスポーザブルフェイスマスクを取得するものでございます。  1、物品名は、あんしんマスクお届け事業に係るディスポーザブルフェイスマスク、2万196箱(100万9,800枚)、2、契約の方法は、随意契約、3、取得価格は、4,790万9,961円、4、契約の相手方は、福知山市東野町1番地、株式会社さとう、代表取締役社長、佐藤総二郎氏であります。  以上で、上程をされました諸議案につきましての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○(芦田眞弘議長)  これにて、提案理由の説明は終わりました。  この際、議案熟読のため、休憩とします。  再開は、午後1時ちょうどとします。                 午前11時14分  休憩                 午後 1時00分  再開 ○(芦田眞弘議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第5  議第60号及び議第61号 ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第5に入ります。  議第60号及び議第61号の2議案を一括議題とし、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより、委員会付託を行います。  お手元に配付しています議案付託表(その3)のとおり、それぞれの常任委員会に付託します。               令和2年第4回 福知山市議会定例会            議案付託表(その3) 議第60号から議第61号                                     令和2年7月22日 ┌───────┬─────┬──────────────────────────────────┐ │ 付託委員会 │議案番号 │付  託  議  案                        │ ├───────┼─────┼──────────────────────────────────┤ │ 予算審査  │60   │令和2年度福知山市一般会計補正予算(第7号)            │ │ 委 員 会 │     │                                  │ ├───────┼─────┼──────────────────────────────────┤ │ 教育厚生  │61   │物品の取得について                         │ │ 委 員 会 │     │                                  │ └───────┴─────┴──────────────────────────────────┘ ○(芦田眞弘議長)  以上で、本日の議事日程は終了しました。  次回は来る27日午前10時から本会議を開きます。  それでは、本日はこれをもって散会とします。  なお、この後、午後1時15分から教育厚生委員会を開催しますので、委員の皆さんは第3委員会室にご参集ください。  また、その後、予算審査委員会を開催します。開催時間は追ってお知らせしますので、よろしくお願いします。  それでは、大変お疲れさまでした。                 午後 1時01分  散会...