福知山市議会 > 2019-10-23 >
令和元年第4回定例会(第7号10月23日)

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  1. 福知山市議会 2019-10-23
    令和元年第4回定例会(第7号10月23日)


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    最終取得日: 2021-05-04
    令和元年第4回定例会(第7号10月23日)            令和元年第4回福知山市議会定例会会議録(7)                令和元年10月23日(水曜日)                  午前10時00分 開議   〇出席議員(24名)       1番  荒 川 浩 司       2番  尾 嶋 厚 美       3番  藤 本 喜 章       4番  野 田 勝 康       5番  足 立 治 之       6番  高 橋 正 樹       7番  芦 田 眞 弘       8番  柴 田   実       9番  大 槻 泰 コ      10番  足 立 伸 一      11番  吉 見 茂 久      12番  塩 見 卯太郎      13番  吉 見 純 男      14番  森 下 賢 司      15番  小 松 遼 太      16番  田 中 法 男      17番  中 嶋   守      18番  田 渕 裕 二      19番  大 谷 洋 介      20番  中 村 初 代      21番  紀 氏 百合子      22番  金 澤 栄 子      23番  馬 谷 明 美      24番  桐 村 一 彦
    〇欠席議員(なし) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長       大 橋 一 夫    副市長      伊 東 尚 規  危機管理監    片 山 正 紀    市長公室長    渡 辺 尚 生  市長公室理事   田 村 雅 之    地域振興部長   高 橋 和 章  人権推進室長   横 山   晋    財務部長     大 嶋 康 成  福祉保健部長   林 田 恒 宗    子ども政策監   柴 田 みどり  市民総務部長   山 中 明 彦    産業政策部長   櫻 井 雅 康  建設交通部長   今 井 由 紀    会計管理者    大 橋 和 也  消防長      水 口   学    財政課長     山 田 信 義  上下水道部長   岡 部 繁 己    病院事業管理者  香 川 惠 造  市民病院事務部長 上 田 栄 作    教育長      端 野   学  教育部長     前 田   剛    教育委員会理事  森 山   真  選挙管理委員長  松 本 良 彦    監査委員     長 坂   勉  監査委員事務局長 中 見 幸 喜 〇議会事務局職員出席者  局長       池 田   聡    次長       菅 沼 由 香 〇議事日程 第7号 令和元年10月23日(水曜日)午前10時開議   第 1  議第53号から議第68号まで                  (委員長報告から採決)   第 2  議第71号 教育長の任命について                     (審 議)   第 3  議第72号 人権擁護委員の候補者の推薦について        議第73号 人権擁護委員の候補者の推薦について        議第74号 人権擁護委員の候補者の推薦について        議第75号 人権擁護委員の候補者の推薦について                     (審 議)   第 4  市会発意第4号 市立福知山市民病院大江分院の存続を求める意見書                     (審 議)   第 5  議員派遣について                     (審 議)   第 6  閉会中の継続調査について                     (審 議)                 午前10時00分  開議 ○(芦田眞弘議長)  皆さん、おはようございます。  初めに、このたびの台風19号により、東日本を中心に広範囲にわたる甚大な被害が発生し、多くの尊い命が奪われました。ご遺族や被災されました皆様方に対して、心からお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、被災地の1日も早い復旧、復興を願い、黙祷をささげたいと思います。全員、ご起立をお願いします。                    (全員起立) ○(芦田眞弘議長)  黙祷。                     (全員黙祷) ○(芦田眞弘議長)  黙祷を終わります。ご着席お願いします。                    (全員着席) ○(芦田眞弘議長)  それでは、定足数に達していますので、ただいまから本会議を再開し、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付していますので、それにてご了承願います。 ◎日程第1  議第53号から議第68号まで ○(芦田眞弘議長)  それでは、日程第1に入ります。  議第53号から議第68号までを一括議題とします。  審議に先立ち、決算審査委員長から委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  決算審査委員長。 ○(野田勝康決算審査委員会委員長)(登壇)  皆さん、おはようございます。  決算審査委員会の委員長報告を行います。  本委員会に付託されました議案について、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第80条の規定により報告をいたします。  1 委員会付託議案  ・議第53号 平成30年度福知山市一般会計歳入歳出決算の認定について  ・議第54号 平成30年度福知山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  ・議第55号 平成30年度福知山市国民健康保険診療所費特別会計歳入歳出決算の認定につ         いて  ・議第56号 平成30年度福知山市と畜場費特別会計歳入歳出決算の認定について  ・議第57号 平成30年度福知山市宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について  ・議第58号 平成30年度福知山市休日急患診療所費特別会計歳入歳出決算の認定について  ・議第59号 平成30年度福知山市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定につ         いて  ・議第60号 平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計歳入歳出決算の認定につ         いて  ・議第61号 平成30年度福知山都市計画事業石原土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算         の認定について  ・議第62号 平成30年度福知山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  ・議第63号 平成30年度福知山市下夜久野地区財産管理会特別会計歳入歳出決算の認定         について  ・議第64号 平成30年度福知山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定につい         て  ・議第65号 平成30年度福知山市地域情報通信ネットワーク事業特別会計歳入歳出決算の         認定について  ・議第66号 平成30年度福知山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  ・議第67号 平成30年度福知山市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  ・議第68号 平成30年度福知山市病院事業会計決算の認定について  2 審査の概要  9月中に議決を要する追加議案の提案があり、9月27日に急遽本会議を開催したことに伴い、委員会の日程を一部変更し、9月30日、10月1日、2日の3日間で所属別審査を行った。その後、15日に総括質疑、16日に自由討議、討論、採決を行った。所属別質疑及び総括質疑では、延べ50人の委員から、大きく158項目にわたり質疑があった。自由討議では、延べ29人の委員により活発な討議があった。  初めに、所属別質疑では、議第53号の契約検査一般管理事業について、電子入札の成果と登録者数、また入札不調の件数及び対策を問う質疑があり、電子入札は業者同士の接触がないため、談合防止や公平性・透明性の確保が担保される効果がある。電子入札の登録者数は、市内に本社・本店のある建設業者182者のうち153者である。また、入札不調の件数は、設計金額が250万円以上の建設工事では、219件のうち22件あり、この中でも、災害復旧工事については、51件のうち10件であった。入札不調とならないための対策としては、発注規模を調整することなど、できる限り一般競争入札を適用し、発注方法を工夫するとともに、フレックス工期による契約方式も試行導入したとの答弁がありました。  次に、消防団の車両について、小型動力ポンプ付積載車の更新状況を問う質疑があり、平成30年度及び令和元年度については、毎年10台ずつ更新をした。車両総数91台のうち、令和元年度末で初期登録から20年を超す車両が26台残っているので、令和2年度も同数程度の更新をしていきたいとの答弁がありました。  次に、知の拠点推進事業について、福知山公立大学のまちかどキャンパス吹風舎及び北近畿地域連携センターの主な成果を問う質疑があり、平成30年5月にオープンした吹風舎は、平成30年度中に約4,500人の来訪者があった。新町商店街のワンダーマーケットとのコラボレーションや、地元小学生に宿題や遊びなどを教えるなど、学生の発案によるさまざまな自主イベント等を定期的に開催しており、市民にとって大学や学生を身近に感じられる拠点となっている。また、北近畿地域連携センターが中心となり、平成30年10月から平成31年1月にかけて、福知山公立大学が京都府、府北部6市町や兵庫県の丹波市・朝来市とそれぞれ包括協定を締結することができた。これにより、北近畿地域における連携を強化する足がかりができた。今後もより一層、地域のニーズに合った連携活動に取り組んでいくとの答弁がありました。  次に、平成30年4月に開設された子育て総合相談窓口について、平成30年度の相談件数と、さらに相談をしやすくする取り組みを問う質疑があり、妊娠・出産や子どもの発育・発達などの一般的な子育ての悩みから、虐待のような緊急性の高い相談まで、子どもにかかわる合計1,072件のさまざまな相談を受け付けた。また、窓口や電話での直接の相談には勇気が要るといった市民の声を参考に、LINEを利用した相談受付を本年9月に開始しているとの答弁がありました。  次に、地域医療・医療従事者養成確保事業医療従事者養成に係る補助金の交付について、福知山医師会看護高等専修学校での准看護師資格取得後の進路状況を問う質疑があり、平成30年度の卒業生27人のうち、市内での進学、就職は21人である。その内訳は、看護師資格の取得を目指した市民病院附属看護学校への進学が20人、市内医療機関への就職が1人であるとの答弁でありました。  次に、平成30年7月に改定した放課後児童クラブ使用料について、歳入の増加額とその活用を問う質疑があり、利用者の増加等の要因もあるが、前年度との差額約960万円がおおむね改定に伴う増加額と考えており、放課後児童クラブのサービス水準の維持、安定運営の継続に活用したいとの答弁がありました。  次に、第28回福知山マラソン交付金について、大会の収入内訳と交付金削減の考えを問う質疑があり、決算の収入内訳として、市の交付金が1,200万円、参加料収入が6,920万9,059円、協賛金が1,663万3,180円、ブース出展料等の協力金が171万9,244円であり、このほかに、使用料、手数料及び雑収入を含めて、収入総額は1億286万1,085円となる。近年、周辺都市においてもマラソン大会が多数開催されている影響もあり、参加者は徐々に減少している状況にあるため、市の交付金については現状維持で考えている。また、参加料を令和元年度に値上げをするなど大会運営経費の捻出をしているが、今後も引き続き、収入の確保や支出の抑制に努めていきたいとの答弁がありました。  次に、産業支援事業について、福知山産業支援センターの成果と課題を問う質疑があり、平成30年度の相談件数は965件であり、1カ月当たり30件という目標件数を大幅に超えている。新商品や新サービスのコンセプトの立案や、販売促進方法についてのアドバイスなどを行い、売り上げアップにつながったという実績も出ている。一方、新規相談者の拡充は課題であり、個々の成功事例をホームページで紹介していくなど、情報発信力を高めることで、新たに相談者をふやしていきたいとの答弁がありました。  次に、空き家対策事業について、空き家は増加傾向にあるが、平成29年度と比較して事業費が減額している理由を問う質疑があり、平成29年度は、空き家の現地調査を行うため、臨時職員を4名雇用していたが、平成30年度は1名に減員したことが主な要因であるとの答弁がありました。  続いて、管理不全の空き家への対策を問う質疑があり、解体補助金などの支援については、国や府の動向、他市町村の状況も確認しながら検討していきたい。また、今年7月21日に、空き家の無料相談会を開催したが、空き家情報バンクへの登録など、利活用が可能な空き家もあり、今後は相談会の回数をふやすなど、空き家をふやさない対策にも取り組んでいきたいとの答弁がありました。  次に、議第54号の国民健康保険事業及び議第64号の後期高齢者医療事業について、人間ドックの平成28年度から平成30年度までの受診者の実績及び課題を問う質疑があり、国民健康保険事業については、平成28年度は953人、平成29年度は874人、平成30年度は884人であり、後期高齢者医療事業については、平成28年度は308人、平成29年度は295人、平成30年度は309人である。今後の課題としては、どちらの人間ドックも財源のあり方や自己負担割合を含め検討しなければならないとの答弁がありました。  次に、議第59号の公設地方卸売市場事業について、会計全体の不用額が約470万円と多額になった理由を問う質疑があり、予備費の100万円を執行しなかったことや、老朽化した冷却施設が故障した場合に備えて、108万円の修繕料を予算計上していたが修繕の必要がなくなったこと、さらに、地場野菜の価格安定対策事業補助金として280万円を予算計上していたが、近年は災害や天候不順により野菜の価格が高く推移しており、価格補填をすることが少なく、65万4,000円の交付になったことが主な要因であるとの答弁がありました。
     次に、議第61号の石原土地区画整理事業について、保留地処分の状況と販売促進に向けた取り組みを問う質疑があり、平成30年度の販売実績は5筆、金額4,131万1,811円であった。平成30年1月に行った価格改定により、売却が進んだものと考えている。保留地処分の進捗率は、面積ベースでは62.9%、金額ベースでは71.1%であり、残りは71筆、面積1万4,388.8平方メートルである。2カ所の大規模街区も残っている。また、販売促進のためインターネットを利用した公売を過去2回実施しており、令和元年度についても実施を予定しているとの答弁がありました。  次に、議第62号の介護保険事業の地域ケア会議推進事業について、65歳以上要支援・要介護認定率の目標設定と、認定率を下げるための課題を問う質疑があり、本市の認定率は21.5%であり、全国平均の18.3%よりも高い現状を踏まえ、目標値を19.9%以下と設定している。認定率の抑制には、要支援等の早い段階において、健康寿命の延伸につながるような日常生活における意識や行動変容を促す取り組みの充実が課題であるとの答弁がありました。  次に、議第65号の地域情報通信ネットワーク事業について、平成30年度に特別会計は閉鎖されたが、収入未済額の件数と今後の対応を問う質疑があり、分担金及び負担金として1件の2,160円、使用料及び手数料として214件の108万9,630円あり、合計として215件の109万1,790円である。加入金・使用料相当額として、11人に対する諸収入の収入未済額が33万6,260円となっている。これについては、令和元年度の一般会計に持ち越して回収をしているとの答弁がありました。  続いて、民間サービスに移行した件数を問う質疑があり、地上デジタル放送のみが視聴できる福知山市限定コースと通常の民間サービスがあり、平成30年度末時点では3,408件の方が移行されているとの答弁がありました。  次に、議第66号の水道事業について、平成30年度決算から収支が黒字に転換したが、今後の収支の見通しを問う質疑があり、令和元年度から、上水道事業等包括的民間委託の導入を行っており、さらなる費用の効率化に努めていきたい。需要家へのサービス向上に努めながら、収支の改善を図りたいと考えている。今後10年間については、黒字決算で推移する試算であるとの答弁がありました。  次に、議第67号の下水道事業について、排水ポンプ車状態監視システムの内容を問う質疑があり、下水道課所管の排水ポンプ車2台に機器を設置しており、出動時に排水ポンプ車から離れた事務室のパソコン等で監視できるシステムである。異常時には警報が通知され、遠隔停止操作を行うことができるとの答弁がありました。  次に、議第68号の病院事業について、厚生労働省から再編・統合の議論が必要な全国424公立・公的病院の一つとして、大江分院の名前が公表されたが、分院の今後の経営方針を問う質疑があり、大江分院では、訪問診療や在宅医療の人材育成に努めるとともに、レスパイト入院等の地域の需要に対応して実績を上げている。また、市民病院を初め、他の病院の後方支援施設としてしっかりと機能している。今回の公表の根拠とされる調査には、そういった点が考慮されておらず困惑しているが、今後も地域医療における役割を確実に果たしていくとともに、大江分院の意義をしっかりと主張していきたいとの答弁がありました。  次に、総括質疑の一般会計歳入関係では、市税収入の前年度と比較した分析を問う質疑があり、市税の総額は116億7,744万円となり、68万円の微増となった。うち法人市民税については、平成25年度からの緩やかな景気の回復傾向により、製造業を中心に企業の業績が伸び、5.4%、7,130万円の増加となった。また、個人市民税については、給与所得の伸び等により、0.5%、1,773万円の増加となった。さらに、軽自動車税は自家用軽四自動車の登録がふえ、増加した。一方、固定資産税は3年に一度の評価替えや、地価の下落、家屋の経年減価により、1.5%、8,811万円の減少となったとの答弁がありました。  次に、土地売払収入について減少の要因と今後の方策を問う質疑があり、里道水路等の法定外公共用財産の売り払い分を除いた土地売払収入については、公社継承土地の土地利用計画の見直しによる売却可能物件の掘り起こしや、公共施設マネジメントにより生み出した創出土地を商品化し、積極的に新聞広告やタウン情報誌等を活用して販売促進に努めた結果、平成28年度以来増加傾向にあったが、平成30年度においては、売却物件の地積・立地条件・土地形状等による市場評価との違いや需要の差により、前年度比1億1,724万円の減収となった。今後も市場ニーズのある物件から商品化を図り、売却収入の確保に努めるほか、境界確定の困難な物件等については貸し付けを検討するなど、さらに財源確保に取り組みたいとの答弁がありました。  次に、合併特例債について、今後の発行可能額と活用方法を問う質疑があり、合併特例債の発行可能総額は269億6,670万円であり、発行期間は令和7年度までとなっている。既に平成30年度末までの累計で238億2,380万円を発行しており、令和元年度に予算化した分を差し引くと、今後の発行可能額は17億3,810万円となる。合併特例債は新市建設計画に基づく事業について発行ができ、事業費に対する充当率は95%、償還に対する交付税算入率は70%と有利な市債である。今後、発行可能残額が減少していく中、投資的事業のうち、通常であれば交付税措置の低い市債しか充当できない事業に厳選して、効果的に活用していきたいとの答弁がありました。  次に、一般会計歳出関係では、扶助費が減少した主な要因を問う質疑があり、大きな要因としては、全額国費で実施した臨時福祉給付金が平成29年度で終了したことである。その他の要因としては、障害者自立支援医療(更生医療)給付事業の高額な医療費の支給件数が減少したこと、また、児童手当の支給対象延べ児童数が減少したこと、さらに小・中学校の就学援助事業・特別支援就学奨励事業の支給基準を見直したことによる減額、生活保護受給者数の減少などがあるとの答弁がありました。  次に、公共施設マネジメント実施計画の短期計画5年間の進捗状況と今後の課題を問う質疑があり、平成27年度から平成31年度の短期計画5年間の4年目となる平成30年度の削減実績については、30施設、延べ床面積2,934平方メートルについて、譲渡や廃止等の再配置が完了した。4年間の累積削減実績は、96施設、1万6,041平方メートルとなり、5年間の削減目標である148施設、4万5,298平方メートルに対する計画達成率は35.4%である。また、これとは別に、既に地元等関係者と合意済みのもの、再配置のために工事中のもの、事務手続を行っているなど事業中のものが、72施設、2万542平方メートルある。よって、4年間の削減実績にこれらを加えると、5年間の削減目標の約8割について事業のめどが立った状況である。また課題としては、廃校などの大規模用途廃止財産の利活用検討と集会施設の譲渡に向け、地元等とできる限り丁寧な協議を心がけているために、時間を要していることである。今後も引き続き、地元の意向も踏まえ、丁寧な説明を心がけながら、利活用や譲渡等に向けて合意形成を図っていきたいとの答弁がありました。  次に、中心市街地活性化事業の効果を問う質疑があり、駅周辺では、福知山フロント駅正面リニューアル事業を牽引し、自主出店を含む5店舗が開業し、新たな人の流れを生み出している。また、お城周辺では、ゆらのガーデンがたび重なる浸水被害を受けたが、関係者の尽力により全店舗が営業を再開し、年間来場者数は前年比27%増加しており、大河ドラマ放送と合わせて、本市の集客拠点としてその効果が期待されている。さらに広小路周辺では、電線類地中化・道路美装化工事が完成間近となっているほか、大規模歴史建築活用事業の実施に向けた具体的な取り組みが進められている。また、新町商店街では、福知山ワンダーマーケットの毎月1回の開催に加えて、チャレンジショップが設置されるなど、さらなるにぎわいと活気が生まれているところであるとの答弁がありました。  次に、平成30年7月豪雨における災害復旧事業の進捗状況を問う質疑があり、9月末時点の未着工箇所は土木施設が76カ所、農地・農業施設が5カ所、林道施設が21カ所となっている。現在、10月末までにおおむね全体の工事が発注できるように取り組んでいるところである。しかし、一部において、技術者不足等の要因により入札不調が発生している。今後の対策としては、業者の受注状況を把握しながら、入札時期、業者選定を考慮し、受注しやすい環境を整えていきたい。また、国の補助を受けた災害復旧事業は、制度上では3カ年で事業を完了することとなっているが、できるだけ早期復旧を行うため、平成30年度、令和元年度の2カ年で計画し、今年度末の完成を目指して進めていきたいとの答弁がありました。  次に、増加した繰越や投資的経費が財政運営に与える影響を問う質疑があり、平成30年度は前年度に発生した災害の本復旧に加え、7月豪雨災害に対応するため、災害復旧費の決算額が前年度比416.2%、13億4,000万円の増加となった。このほか、小・中学校の統合関連や川北橋などの大規模な道路事業、また消防車両の更新などを重点的に進めた結果、投資的経費全体では22億1,000万円増加した。なお、災害復旧については、激甚災害の指定を受けたことから、国及び府による手厚い支援を受けたが、一方で市単独事業に対する災害復旧事業債を7億4,000万円発行したことにより、元金償還が始まれば、経常収支比率が0.2%程度、実質公債費比率が0.3%程度悪化すると見込んでいる。また、令和元年度の多額の繰り越しについてはそのほとんどが補助災害分であり、補助災害復旧事業債については、交付税算入率が95%と高いため、影響は軽微にとどまると考えているとの答弁がありました。  次に、特別会計関係では、介護保険事業について繰越金が高額である理由を問う質疑があり、歳入においては、3年間の介護保険事業計画において推計したよりも、65歳以上の第1被保険者の人数が多かったことや、保険料徴収率が高かったことによる介護保険料の収入増加がある。また、国庫補助金において、自立支援・重度化防止の取り組みを評価する保険者機能強化推進交付金が年度の途中に新設されこと、さらに、7月豪雨災害に伴う介護保険料の減免措置に係る補填分として災害臨時特例補助金の交付を受けたことなどにより、歳入の合計で、予算に比べ約4,000万円の増加となった。一方、歳出では、介護人材不足等により、地域密着型介護サービス、居宅介護サービスを中心にサービス量が見込みよりも少なかったことにより、介護給付費に不用額が発生したことから、予算に比べ約6,700万円の減少となった。こうしたことから、総額1億679万8,000円の繰越金が生じたとの答弁がありました。  次に、企業会計関係では、市民病院について財政運営の分析と今後の展望を問う質疑があり、市民を初め近隣住民の高度・多様化する医療ニーズに応えるため、医療スタッフの確保やリニアック装置など、医療機器の更新・整備を進めてきたところである。収支においては、本院は前年度に引き続き純利益を計上したが、がん治療薬を初めとする高額な薬品等の材料費が増加するとともに、給与費や減価償却費も増加した結果、入院や外来などの医業収益は増加したが、純利益は前年度に比べ減少した。一方、大江分院は、人口減少による患者数の減少等により、平成27年度の分院化以降、初めて純損失を計上した。今後の展望としては、令和2年度の診療報酬改定はマイナス改定との報道もされている。また、高額な新しいがん等の治療薬が次々に発売されるなど、材料費はさらに増加し、高額医療機器等の減価償却費の増加も重なり、病院経営は、ますます厳しい状況が予想される。そのため、今後も患者数の確保、病床の効率的運用、新たな施設基準の取得などにより、収入を確保するとともに、市民の皆さんが当院で安心して質の高い医療が受けられるよう医療供給体制を充実し、健全経営を継続したいとの答弁がありました。  他に、外部人材の活用、竜王戦開催の市民への効果、補助金等の支給基準、ごみ減量化の取り組み、地域協議会の設置などを問う総括質疑も行われました。  なお、議第55号から議第58号まで、議第60号及び議第63号についての質疑はありませんでした。  次に、委員から提案された五つのテーマに基づき、自由討議を行いました。  自由討議のテーマは次のとおりでした。  @広報について  Aコンサルへの委託について  B市立福知山市民病院大江分院の存続について  C民生委員・児童委員のあり方について  D平成30年度における観光行政の取り組みと課題  なお、自由討議の中で、厚生労働省が再編統合の議論が必要な病院の一つとして市立福知山市民病院大江分院の名前を公表したことにより、市民は大江分院がなくなるのではないかと不安と戸惑いを感じていることから、委員会として、国に対して、病院の再編・統合においては、地域の実情を十分に踏まえた議論が必要であることを強く求め、市民の不安を払拭したいという意見がありました。  続いて、討論を行いました。  反対討論  ・議第53号の一般会計歳入歳出決算の認定について、平成29年度及び平成30年度に発生した災害復旧事業、由良川流域の治水対策及び内水対策、学校のトイレ改修及びクーラー設置、子育て総合相談窓口の開設などについては評価できるが、事業棚卸しによるイベントや福祉事業の補助金の削減、支所の職員配置の実質減少、就学援助制度における基準の引き下げ、放課後児童クラブ使用料の大幅値上げ、部落解放運動補助金の使途などに問題があり、反対する。  賛成討論  なし  3 審査結果  ・議第53号 賛成多数で原案認定  ・議第54号 賛成多数で原案認定  ・議第55号 賛成多数で原案認定  ・議第56号 全員賛成で原案認定  ・議第57号 全員賛成で原案認定  ・議第58号 全員賛成で原案認定  ・議第59号 全員賛成で原案認定  ・議第60号 賛成多数で原案認定  ・議第61号 全員賛成で原案認定  ・議第62号 賛成多数で原案認定  ・議第63号 全員賛成で原案認定  ・議第64号 賛成多数で原案認定  ・議第65号 賛成多数で原案認定  ・議第66号 全員賛成で原案可決及び認定  ・議第67号 全員賛成で原案可決及び認定  ・議第68号 全員賛成で原案認定  以上でありました。  以上で、決算審査委員会委員長の報告を終わります。 ○(芦田眞弘議長)  以上で、委員長報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑は省略します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  12番、塩見卯太郎議員。 ○12番(塩見卯太郎議員)(登壇)  日本共産党市会議員団の塩見卯太郎です。  ただいま議題となっております議第53号から議第68号までの16議案のうち、議第53号、平成30年度福知山市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。  平成30年度の事業について、一昨年の災害復旧事業と、平成30年7月豪雨、9月台風など、甚大な被害に対する災害復旧と、国・府・市の3者による由良川流域の治水対策、内水氾濫対策など、ハード・ソフトの諸事業の実施及び学校トイレ改修とクーラー設置の事業、子育て支援総合相談窓口の開設などは評価できます。  しかし、同意できない問題として、1、事業棚卸しでイベントや福祉事業の補助金の削減、2、市職員の職員配置の実質減少、3、就学援助制度を生活保護基準の1.5を1.3に引き下げて実施し、対象者の削減や放課後児童クラブの使用料の大幅値上げなど、子育て支援の大幅後退、4、同特法が廃止されて以後も、同和行政の継続、とりわけ部落解放運動補助金の使途などは問題があります。  以上の理由を述べて、議第53号について、反対の討論といたします。  以上です。 ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  18番、田渕裕二議員。 ○18番(田渕裕二議員)(登壇)  新政会の田渕裕二でございます。  令和元年第4回福知山市議会定例議会に上程されました議第53号、平成30年度一般会計歳入歳出の認定についてから、議第68号、平成30年度福知山市市民病院事業会計決算の認定についての16議案全てに対して、会派を代表し、賛成の立場で討論を行います。  平成30年度予算は、大橋市政3期目の次世代につなぐ未来づくり予算として、財政健全化による政策的な改革推進を軸に据え、既存事業の見直しにより、経常経費などの抑制を行うとともに、安心安全な福知山を築くための総合的な治水対策関連事業や学校統廃合の推進、消防車両の更新、そして知の拠点事業など、10年後の福知山を考え、その先を構想する元気の出るまちづくりに取り組む積極的な予算が執行されました。  しかしながら、昨年度途中、7月には毎年のように襲ってくる大規模な豪雨災害にまたしても見舞われました。被災された市民の方々に対するきめ細かな対応や、長期化する災害復旧、復興対策など、市長を筆頭に、市役所職員の皆様方の、また関係者の方々のご尽力、ご苦労に対しまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  さて、歳入では、クラウドファンディングによる資金獲得が、竜王戦福知山対局の開催に際して行われたことや、ネーミングライツ制度の導入を図り、税外自主財源の獲得を図る新たな取り組みを導入されるなど、将来の厳しい財政運営に備えた特定基金への積み立てを積極的に図られたところであります。そのような取り組みに着手する中においても、災害復旧、復興を着実に推進していただきました。  総合的な治水対策、内水対策事業では、法川排水機場整備と弘法川の貯留施設の築造や土師地区段畑雨水ポンプ場の建設が推進されまして、安心安全への取り組みをまた一歩前に進めていただいたと感じております。  加えて、市内各所に設置された防犯カメラ、防災マップ作成事業、災害時要配慮者への避難支援体制の強化など、さらに市民の生命と財産を守り、防災・減災対策へのかなめとして活動するための救助工作車及び高規格救急車と消防団車両更新など、災害時への対応力強化への推進が着実に実施されていると実感しております。  子育て、教育関係では、妊娠初期から就学まで、切れ目のないサポートができる子育て世代包括支援センターの設置により、子育て相談ワンストップサービスとして、子育て総合窓口の設置は、専門職による相談や支援、妊産婦健康診査や医療機関との連携強化が実施されたことは、子育て世代家庭の大きな安心につながり、高い評価をいたしております。  三和学園開校に向けた校舎増改築工事、市内全中学校での空調設備設置事業が実施されたほか、先進的な取り組みとして、小学校でのロボット操作を通して思考力を伸ばすプログラミング教育の実施は、未来につながる将来性ある取り組みが行われております。また、知の拠点構想に基づいた福知山公立大学と京都工芸繊維大学との連携による特色ある文理提携の教育研究活動のスタートは、両大学を核とした産官学連携に対する今後の取り組みに大きな期待が高まっており、今後もしっかりと注視していきたいと考えております。  医療・福祉分野では、福知山市民病院の機能強化が行われ、最新のがん治療装置、リニアックが導入されたことにより、的確な放射線照射が短時間で行え、身体への負担が軽減できる画期的な装置は、先進的な高度治療を必要とされる多くの患者の皆様方の大きな希望であり、京都北部中核医療を担う福知山市民病院への期待がさらに高まり、大きな成果になっているものと考えております。  障害者福祉でのあいサポート運動が実施され、障害のある人への配慮や手助けへの取り組みが実施されたことは、全ての人たちが安心して暮らせる福知山の実現に向けた取り組みとして、高い評価をいたしております。  産業地域振興について、「ドッコイセ!biz」のさらなる充実、そして取り組みを期待しております。  肉、スイーツ、農産物をコンテンツにした新たな魅力の発信が行われており、平成30年4月に、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映を契機に、福知山城を中心とした観光客誘致など、福知山ブランドの強化支援が着実に進んでいると実感しております。  また、国際的なスポーツイベント、ワールドマスターズゲームズ2021ソフトテニスが、本市の三段池公園をメイン会場として開催されることになり、会場整備や受け入れ体制の充実が図られており、さらなる重なる千載一遇の絶好の機会を最大限に生かす努力をさらにお願いしたいと考えております。  平成30年度は、7月豪雨による大規模な災害復旧のために、昨年年度途中に、財政調整基金を2億9,000万円の取り崩しが行われ、35億4,000万円に上る巨額な災害関連経費の補正が行われ、大変厳しい財政環境でありながらも、行政改革が推進され、着実に実質収支については、5億3,415万円の黒字となり、前年度決算から比較すると、3億8,470万円の減少となっております。  財政構造健全化指針に基づく改革は着実に推進が図られており、将来への財政運営目的に資する合併算定替逓減対策基金や減債基金を初めとする43の地域振興基金についても、前年度から3億8,028万円の積み立てが行われ、118億6,130万円を確保されていることについては、確実で安定した財政運営を目指された努力の結果であると敬意を表する次第であります。  財政構造健全化比率の数値においては、前年度より健全化が改善された数値となり、実質公債比率は前年度と同じ11.2%で、将来負担比率は74.7%から64.4%と下がり、10ポイントと大きく改善が進んでおり、財政健全化に向けた取り組みが着実に進められていると確認いたしました。  加えて、経常収支比率は、前年度97.7%から96.5%に下がり、8年ぶりに1.2%の改善がされたことについては、職員の皆様方の意識改革と努力が実を結んだ結果だと、高く評価いたします。今後は、義務的経費などの縮減を図りながら、財政健全化をさらに進めていただき、人口減少、経済の縮小、異常気象や自然災害による突発的な危機的状況を打破するためにも、PDCAサイクルによる公共施設マネジメントの実施を行い、保有施設財産などのさらなるスリム化を推進され、人口規模に適合した行政ランニングコストの削減による経常収支比率の改善を図られることが、財政構造化が安定した持続可能な福知山の構築につながっていくものと考えております。  以上のことから、平成30年度決算は厳しい財政状況の中にあっても、実施すべき全ての事業に対して、困難な課題に取り組まれ、効率的、効果的な手法による健全な財政運営による事業推進が図られたことを評価いたしまして、本議会に上程されました各議案全て、認定するべきものであると考えております。多くの議員の皆様の賛同を求めまして、私の賛成討論とさせていただきます。 ○(芦田眞弘議長)  次に、反対の討論はありませんか。  1番、荒川浩司議員。 ○1番(荒川浩司議員)(登壇)  皆さん、おはようございます。  荒川浩司でございます。  今回、提案されました議第53号から議第68号の16議案のうち、議第53号、平成30年度福知山市一般会計歳入歳出決算の認定について、議第54号、平成30年度福知山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議第55号、平成30年度福知山市国民健康保険診療所費特別会計歳入歳出決算の認定について、議第60号、平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議第62号、平成30年度福知山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議第64号、平成30年度福知山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議第65号、平成30年度福知山市地域情報通信ネットワーク事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上7議案について、反対の討論を行います。  この7議案は、全て平成30年度、人事院勧告に伴う議案であります。平成30年度の人事院勧告の予算は、2,168万2,000円であり、本市の財政状況や毎年の終わらない不祥事の、平成30年度を見ても戒告処分1件、免職処分1件、停職処分2件、また水道料金の預かり金の問題も発生しております。このような状態での人事院勧告のアップは考えられず、何よりも市民の合意を得られるものではありませんし、ますます住民感情は行政、議会から離れていっております。  ここで、私の平成30年度の決算の思いを少し述べさせていただきます。  平成30年度は、大橋市長就任3年目の決算となり、来年の6月には市長の任期まで、半年余りとなってまいりました。そのような時期において、大橋市長が就任後に行ってこられた棚卸しや公共施設マネジメント、産業支援センター「ドッコイセ!biz」の開設など、評価するところは多々ありますが、どれを見ても、その先の戦略と展望が見えてきません。財政再建につきましても、今の健全財政のやり方は、主に住民サービスの切り捨てであり、平成30年度福知山市施政方針にも書かれております、平成30年4月に施行された自治基本条例に基づき、市民と語り、つくる、対話の姿勢による市民満足度の高いまちづくりと記載されていますが、私の知る範囲では、住民の満足度は低下の一途です。  目を地域に向けてみますと、今回の決算質疑の中でも、深刻な問題として浮き彫りになりました、自治会長さんや民生委員さんのなり手がない、農業委員さんについても厳しい意見が出ました。さらには、地域の自治会連合から脱退される自治会も出始めており、そのような地域課題についても現状の行政対策は、何年も前から改善はされておらず、住民のストレスはたまる一方のように私は感じています。  また、目を市役所内に向けますと、理事者、管理職、一般職員さんたちの動きはばらばらのように見えますし、福知山市はどこへ向かっているんだろうと考えさせられることが、私は最近ふえてきました。このままでは、福知山市の将来が不安でなりません。  今まで申し上げましたことは、大橋市政のみの責任ではなく、行政を監視、チェックする立場の私たち議会にも大きな責任があると、私自身も反省しているところであります。1日も早く、市民、議会、行政がチーム福知山として一つになり、お互いを認め合い、お互いが持てる力を共有、協働し、厳しい時代を乗り越えるためのビジョンを早くつくるべきと考えます。  これまでの大橋市政は、これまでの市政と比べても頑張っておられると私は思っています。しかし、今の社会課題がこれまでにない厳しいものであり、その厳しい社会課題から考えると、もっともっと住民課題の解決のできる行政でないと、間に合わないのではないかと感じております。  以上が私の反対討論と、福知山市の未来に向けたメッセージであります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、1議案ずつ起立により採決します。  議第53号から議第68号までの16議案に対する各委員長の報告は、いずれも可決または認定です。  初めに、議第53号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第53号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第54号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第54号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第55号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第55号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第56号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第56号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第57号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第57号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第58号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第58号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第59号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第59号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第60号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第60号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第61号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第61号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第62号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第62号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第63号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第63号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第64号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第64号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第65号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第65号は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議第66号について、委員長報告のとおり可決及び認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第66号は委員長報告のとおり可決及び認定することに決しました。  次に、議第67号について、委員長報告のとおり可決及び認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第67号は委員長報告のとおり可決及び認定することに決しました。  次に、議第68号について、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第68号は委員長報告のとおり認定することに決しました。 ◎日程第2  議第71号 教育長の任命について ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第2に入ります。  議第71号、教育長の任命についてを議題とし、これより提案理由の説明を求めます。  市長。 ○(大橋一夫市長)(登壇)  議第71号、教育長の任命について、次の者を福知山市教育長に任命したいので、同意を求めます。  住所、福知山市字長尾456番地、氏名、端野学、生年月日、昭和25年5月22日。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○(芦田眞弘議長)  ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  本案は、人事に関するものですから討論は行わず、これより起立により採決します。  議第71号、教育長の任命について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立多数です。  よって、議第71号は原案のとおり同意することに決しました。 ◎日程第3  議第72号 人権擁護委員の候補者の推薦について        議第73号 人権擁護委員の候補者の推薦について        議第74号 人権擁護委員の候補者の推薦について        議第75号 人権擁護委員の候補者の推薦について ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第3に入ります。  議第72号から議第75号までの人権擁護委員の候補者の推薦についての4議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。  市長。
    ○(大橋一夫市長)(登壇)  議第72号、人権擁護委員の候補者の推薦について。次の者を人権擁護委員の候補者として推薦します。  住所、福知山市字夷126番地、氏名、大江みどり、生年月日、昭和33年6月28日。  議第73号、人権擁護委員の候補者の推薦について。次の者を人権擁護委員の候補者として推薦します。  住所、福知山市字篠尾865番地の17、氏名、佐々木和美、生年月日、昭和34年4月19日。  議第74号、人権擁護委員の候補者の推薦について。次の者を人権擁護委員の候補者として推薦します。  住所、福知山市夜久野町直見21番地、氏名、月見正代、生年月日、昭和29年8月26日。  議第75号、人権擁護委員の候補者の推薦について。次の者を人権擁護委員の候補者として推薦します。  住所、福知山市大江町二俣819番地、氏名、岡野天明、生年月日、昭和32年7月2日。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○(芦田眞弘議長)  ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案はいずれも委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  本案はいずれも人事に関するものですから討論は行わず、これより1議案ずつ起立により採決します。  初めに、議第72号、人権擁護委員の候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第72号は原案のとおり、推薦に同意することに決しました。  次に、議第73号、人権擁護委員の候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第73号は原案のとおり、推薦に同意することに決しました。  次に、議第74号、人権擁護委員の候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第74号は原案のとおり、推薦に同意することに決しました。  次に、議第75号、人権擁護委員の候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。  よって、議第75号は原案のとおり、推薦に同意することに決しました。 ◎日程第4  市会発意第4号 市立福知山市民病院大江分院の存続を求める意見書 ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第4に入ります。  決算審査委員長から、市会発意第4号、市立福知山市民病院大江分院の存続を求める意見書が提出されています。  それでは、市会発意第4号を議題とし、発議者から提案理由の説明を求めます。  決算審査委員長。 ○(野田勝康決算審査委員会委員長)(登壇)  失礼します。  10月18日、決算審査委員会で、市立福知山市民病院大江分院の存続を求める意見書が採択されました。  よって、本会議において、本意見書について、朗読にかえて提案をいたします。  市会発意第4号            市立福知山市民病院大江分院の存続を求める意見書  上記議案を別紙のとおり提出する。  令和元年10月23日                     発議者   福知山市議会決算審査委員会                           委員長 野 田 勝 康  福知山市議会議長 芦田 眞弘 様  (別紙)            市立福知山市民病院大江分院の存続を求める意見書  厚生労働省は、令和元年9月26日、公立・公的病院の25%超にあたる全国424の病院について「再編・統合の議論が必要な病院名」を公表した。その中に市立福知山市民病院大江分院の名前が挙がったことに対して、市民は不安と戸惑いを感じている。  大江分院は、平成27年度に国保新大江病院を引き継ぎ、市立福知山市民病院の分院としてスタートをきり、地域医療の基幹病院として、訪問医療や在宅医療の強化を図り人材育成にも努めてきた。経営状況も分院化以降、著しく好転し、市民病院本院を始め、他の医療機関の後方支援施設として、地域医療の重要な役割を果たしている。また、既に病床のダウンサイジングなど、医療環境の変化に対応した取り組みが続けられており、地域にとってはかけがえのない病院である。  全国的に人口減少が進み、病院経営を取り巻く環境は厳しい状況となっていくが、地域の医療環境を守っていくためには、国においても地域の実情を十分に踏まえた議論が行われることが重要である。  よって本市議会は国に対して、下記の事項を強く求めるものである。                       記  1 地域医療を支える市立福知山市民病院大江分院の意義・役割を十分に理解するとともに、今後の存続を強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和元年10月23日  衆議院議長  大 島 理 森 様  参議院議長  山 東 昭 子 様  内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様  財務大臣   麻 生 太 郎 様  厚生労働大臣 加 藤 勝 信 様                        福知山市議会議長  芦 田 眞 弘  よろしくお願いします。 ○(芦田眞弘議長)  以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  ただいまの提案に対して質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから質疑を終結します。  お諮りします。  本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託は省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより起立により採決します。  市会発意第4号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(芦田眞弘議長)  起立全員です。
     よって、市会発意第4号は原案のとおり決しました。 ◎日程第5  議員派遣について ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第5に入ります。  議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。  地方自治法第100条第13項及び会議規則第130条の規定により、お手元に配付しています議員の派遣についてのとおり、議員を派遣することにしたいと思います。ご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ご異議なしと認めます。  よって、議員派遣については、お手元に配付していますとおり、派遣することに決しました。 ◎日程第6  閉会中の継続調査について ○(芦田眞弘議長)  次に、日程第6に入ります。  閉会中の継続調査についてを議題とします。  総務防災委員会、教育厚生委員会、産業建設委員会、予算審査委員会、決算審査委員会、議会運営委員会、由良川改修促進特別委員会の各委員長より、会議規則第78条の規定に基づく閉会中の継続調査の申し出があり、その内容をお手元に配付しています。  お諮りします。  各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ご異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。  以上で、本日の議事日程は終了しました。  お諮りします。  本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  よって、令和元年第4回福知山市議会定例会は、これをもって閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(芦田眞弘議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれをもって散会し、令和元年第4回福知山市議会定例会は本日をもって閉会とします。  なお、午前11時30分から、全議員協議会を開催しますので、全議員協議会室にお集まりください。また、その後、委員長会議、議会運営委員会、議会改革検討会議を開催しますので、よろしくお願いいたします。  皆さん、大変、お疲れ様でした。                 午前11時16分  閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       福知山市議会議長   芦 田 眞 弘                       福知山市議会議員   足 立 治 之                       福知山市議会議員   高 橋 正 樹...