福知山市議会 > 2018-12-26 >
平成30年第6回定例会(第5号12月26日)

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  1. 福知山市議会 2018-12-26
    平成30年第6回定例会(第5号12月26日)


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    平成30年第6回定例会(第5号12月26日)            平成30年第6回福知山市議会定例会会議録(5)               平成30年12月26日(水曜日)                  午前10時00分 開議   〇出席議員(25名)       1番  荒 川 浩 司       2番  西 田 信 吾       3番  桐 村 一 彦       4番  柴 田   実       5番  竹 本 和 也       6番  塩 見   聡       7番  田 中 法 男       8番  井 上   修       9番  高 宮 辰 郎      10番  足 立 伸 一      11番  吉 見 茂 久      12番  吉 見 純 男      13番  金 澤   徹      14番  中 嶋   守      15番  藤 田   守      16番  芦 田 眞 弘      18番  木 戸 正 隆      19番  森 下 賢 司      20番  大 谷 洋 介      21番  紀 氏 百合子      22番  塩 見 卯太郎      23番  奥 藤   晃      24番  野 田 勝 康      25番  高 橋 正 樹
         26番  田 渕 裕 二 〇欠席議員(なし) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長       大 橋 一 夫    副市長     伊 東 尚 規  危機管理監    片 山 正 紀    市長公室長   渡 辺 尚 生  市長公室理事   森 田   賢    地域振興部長  高 橋 和 章  人権推進室長   山 根 祥 和    財務部長    櫻 井 雅 康  福祉保健部長   大 江 みどり    子ども政策監  林 田 恒 宗  市民総務部長   山 中 明 彦    産業政策部長  桐 村 正 典  土木建設部長   今 井 由 紀    会計管理者   中 見 幸 喜  消防長      鈴 木 秀 三    財政課長    山 田 信 義  上下水道部長   岡 部 繁 己    病院事業管理者 香 川 惠 造  市民病院事務部長 上 田 栄 作    教育長     端 野   学  教育部長     田 中   悟    教育委員会理事 森 山   真  選挙管理委員長  松 本 良 彦    監査委員    長 坂   勉  監査委員事務局長 土 家 孝 弘 〇議会事務局職員出席者  局長       池 田   聡    次長      菅 沼 由 香 〇議事日程 第5号 平成30年12月26日(水曜日)午前10時開議   第 1  議第74号から議第94号まで                  (委員長報告から採決)   第 2  消費税増税中止の意見書提出を求める請願                  (委員長報告から採決)   第 3  「日本政府に核兵器禁止条約への調印と批准を求める意見書」の提出に関する請        願        「すべての遺伝子組み換え食品に表示を求める意見書」提出に関する請願                  (委員長報告から採決)   第 4  福知山児童相談所一時保護所代替施設を福知山市内に設置するよう京都府に意見        書提出を求める請願        医師養成定員を減らす政府方針の見直しを国に対し求める意見書の提出に関する        請願        安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を国に対して求める意見        書の提出に関する請願        「介護労働者の労働環境及び処遇の改善」のために国に対し意見書の提出を求め        る請願        小・中学生の給食費の無償化を求める請願        小・中学校の体育館、特別教室にエアコン設置を求める請願        小学校・中学校就学援助事業特別支援就学奨励事業における認定基準の緩和を        求める請願        障害福祉分野における相談支援体制の拡充を求める請願                  (委員長報告から採決)   第 5  「主要農作物種子法に代わる公共品種を守る条例を求める意見書」提出に関する        請願                  (委員長報告から採決)   第 6  議第95号 固定資産評価審査委員会委員の選任について        議第96号 固定資産評価審査委員会委員の選任について                     (審 議)   第 7  議第97号 下夜久野地区財産管理会委員の選任について        議第98号 下夜久野地区財産管理会委員の選任について        議第99号 下夜久野地区財産管理会委員の選任について        議第100号 下夜久野地区財産管理会委員の選任について        議第101号 下夜久野地区財産管理会委員の選任について                     (審 議)   第 8  市会発議第6号 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の        一部を改正する条例の制定について                     (審 議)   第 9  議員派遣について                     (審 議)   第10  閉会中の継続調査について                     (審 議)                 午前10時00分  開議 ○(大谷洋介議長)  皆さん、おはようございます。  定足数に達していますので、ただいまから本会議を再開し、これより本日の会議を開きます。  初めに、本日、市長から、議第95号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、ほか6件の議事事件の送付がありました。  次に、本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付していますので、それにてご了承願います。 ◎日程第1  議第74号から議第94号まで ○(大谷洋介議長)  それでは、日程第1に入ります。  議第74号から議第94号までを一括議題とします。  審議に先立ち、各委員長から、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  初めに、総務防災委員長から報告願います。  総務防災委員長。 ○(足立伸一総務防災委員会委員長)(登壇)  皆さん、おはようございます。  委員会の審査報告をいたします。  総務防災委員会委員長の足立伸一です。  委員会審査報告書。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第80条の規定により報告いたします。  1 委員会付託議案  ・議第82号 地方自治法施行令第152条第1項第3号の法人を定める条例の制定について  ・議第83号 福知山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定につ         いて  ・議第84号 福知山市長、副市長、教育長及び上下水道事業管理者の給与に関する条例の一         部を改正する条例の制定について  ・議第85号 福知山市一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第86号 福知山市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につ         いて  2 審査の概要  12月17日に委員会を開催し、財務部及び市長公室から議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告いたします。  初めに、議第82号について、地方自治法施行令の改正があった平成23年から現在まで条例改正がされなかった理由を問う質疑があり、財政構造健全化指針の策定により、歳出の改革、第3セクターの見直しの方針を受け、改正を行うことになったとの答弁がありました。  次に、議第84号、議第85号及び議第86号について、経常収支比率が悪化している中で、給与の引き上げという人事院勧告の受け入れはどうなのかを問う質疑があり、給与改定に当たっては、地方公務員法の情勢適応の原則、官民給与の均衡の原則を遵守する観点から、従来から人事院勧告に準じた改定を行っており、今回においても同様に改定を行うことが適当と判断したものであるとの答弁がありました。
     3 審査結果  ・議第82号 全員賛成で原案可決  ・議第83号 全員賛成で原案可決  ・議第84号 賛成多数で原案可決  ・議第85号 賛成多数で原案可決  ・議第86号 賛成多数で原案可決  以上で報告を終わります。 ○(大谷洋介議長)  次に、教育厚生委員長の報告を願います。  教育厚生委員長。 ○(中嶋 守教育厚生委員会委員長)(登壇)  皆さん、おはようございます。  教育厚生委員長の中嶋でございます。  委員会審査報告をいたします。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告します。  1 委員会付託議案  ・議第87号 福知山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関す         る条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第88号 福知山市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について  2 審査の概要  12月17日に委員会を開催し、福祉保健部及び教育委員会から議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告します。  初めに、議第87号の未婚のひとり親に寡婦控除をみなし適用する改正の目的を問う質疑があり、地方税法上の市民税の寡婦控除は、かつて婚姻していたことが適用要件であるため、未婚のひとり親には適用されず、婚姻したことの有無が市民税額を基礎とする保育料の算定に影響していた。このため、保育料算定の際にのみ、未婚のひとり親に寡婦控除をみなし適用することにより、ひとり親の保育料について、婚姻したことの有無による違いが生じないようにするものであるとの答弁がありました。  次に、議第88号の下六人部小学校の名称を変更することとなった経緯を問う質疑があり、本年4月の統合に際しては、当初、校名を変更しないこととされていたが、その後、上六人部、中六人部、下六人部地域において校名変更についての協議が進められ、本年10月に三地域連名で要望書が提出されたことを受け、来年4月から六人部小学校に名称を変更することとしたとの答弁がありました。  その他、報第8号についても所管部署から詳細な説明がありました。  3 審査結果  ・議第87号 全員賛成で原案可決  ・議第88号 全員賛成で原案可決  以上のとおり報告は終わります。 ○(大谷洋介議長)  次に、産業建設委員長の報告を願います。  産業建設委員長。 ○(藤田 守産業建設委員会委員長)(登壇)  失礼します。  産業建設委員会委員長の藤田守です。  委員会審査報告を行います。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告します。  1 委員会付託議案  ・議第89号 工事請負契約の締結について  ・議第90号 土地の取得について  ・議第91号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について  ・議第92号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について  ・議第93号 損害賠償の額について  ・議第94号 土地改良事業の施行について  2 審査の概要  12月17日に委員会を開催し、産業政策部及び土木建設部から各議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告します。  初めに、議第89号「工事請負契約の締結」について、入札参加者数と契約相手方の受注実績を問う質疑があり、入札には1者の応募があり、請負率89.99%で落札された。契約相手方である福井鉄鋼株式会社は、過去5年間において本市の受注実績はないが、京都府内での受注実績はあるとの答弁がありました。  次に、議第90号「土地の取得」について、土地の取得状況や取得予定価格の根拠を問う質疑があり、取得する用地全体は約3万3,000平方メートルであるが、今回、5,208.31平方メートルを取得し、残り1筆の約160平方メートルは、本年12月末に取得する予定である。用地買収の単価については、京都府の調整池の用地買収単価に合わせているとの答弁がありました。  次に、議第91号及び議第92号「訴えの提起(裁判上の和解を含む。)」について、訴訟になった場合の費用を問う質疑があり、今年度は着手金としては10万8,000円を予算計上しているが、訴訟の際には、成功報酬や強制執行を委任する費用が必要な場合もあり、1件当たり100万円程度を見積もっているとの答弁がありました。  次に、議第93号「損害賠償の額」について、事故の状況や台風の影響を問う質疑があり、車両は所有者が通常使用している駐車場にとめられており、倒壊した街路樹は柳の木で、内部が大きく腐食していたことから、倒壊は台風に起因するものではなく、保険で対応した。事故後に周辺の同種の街路樹13本について点検を行ったとの答弁がありました。  次に、議第94号「土地改良事業の施行」について、災害査定及び復旧の状況を問う質疑があり、7月豪雨による被災箇所は1,470カ所あり、その中で要件を満たし国の査定を受けたのは94カ所であった。その他の箇所については、本市の「農地・農業用施設市単独災害復旧事業補助金」により、12月5日時点で約200カ所を復旧し、また、京都府の「地域力再生プロジェクト支援事業交付金」等を活用して復旧した箇所もあるとの答弁がありました。  3 審査結果  ・議第89号 全員賛成で原案可決  ・議第90号 全員賛成で原案可決  ・議第91号 全員賛成で原案可決  ・議第92号 全員賛成で原案可決  ・議第93号 全員賛成で原案可決  ・議第94号 全員賛成で原案可決  以上で報告を終わります。 ○(大谷洋介議長)  次に、予算審査委員長の報告を願います。  予算審査委員長。 ○(桐村一彦予算審査委員会委員長)(登壇)  予算審査委員会委員長の桐村一彦でございます。  委員会の審査報告をいたします。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告します。  1 委員会付託議案  ・議第74号 平成30年度福知山市一般会計補正予算(第6号)  ・議第75号 平成30年度福知山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  ・議第76号 平成30年度福知山市国民健康保険診療所費特別会計補正予算(第1号)  ・議第77号 平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第4号)  ・議第78号 平成30年度福知山市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  ・議第79号 平成30年度福知山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)  ・議第80号 平成30年度福知山市地域情報通信ネットワーク事業特別会計補正予算(第1         号)  ・議第81号 平成30年度福知山市病院事業会計補正予算(第1号)  2 審査の概要  12月18日に質疑、19日に質疑、討論、採決を行いました。2日間で延べ18人の委員から、大きく25項目の質疑がありました。  初めに、議第74号の川合分団・有路下分団統合車庫詰所整備に伴う設計業務及び既存建物解体設計業務について、「2部制へ再編する場合の人数の振り分け方及び積載車の出動体制」を問う質疑があり、人数については現在の定員に変更はなく、二つの部に振り分ける。また、初動の体制としては、所属する部班にかかわらず、積載車の出動に必要な4人が集まり次第、出動することが可能となり、統合車庫を整備することで、初動体制を速やかに行うことができるとの答弁がありました。  次に、道路橋りょう事業債社会資本整備総合交付金事業について、「充当する旧合併特例事業債補正予算成立後の発行可能残額」を問う質疑があり、予算上の残額は27億20万円となるとの答弁がありました。  次に、プログラミング教育開発推進事業について、「タブレット端末等教材セットの配分の仕方と成果」を問う質疑があり、整備済みの40セットと新たに整備する88セットを加えた計128セットについて、学級当たりの児童数を勘案し、中学校ブロック単位で10から16セットを配分する。現在までに教職員の研修、協力推進校9校でモデル的な授業を行い、指導計画の検証を行うなどの成果があるとの答弁がありました。  次に、こぶし荘管理事業について、「補償金393万9,000円の算出根拠」を問う質疑があり、現在の指定管理料の算出根拠をもとに、本年4月から12月までの運営経費を1,123万6,000円と積算し、原価を差し引いた4月から6月までの売り上げ収入と、支払い済みの指定管理料を差し引いた額であるとの答弁がありました。  次に、議第81号の市民病院の医業収益に関して、「外来患者数が減少している要因」を問う質疑があり、外来患者数の減少は人口動態によるものと理解しているとの答弁がありました。  なお、議第75号から議第80号までの議案に対する質疑はありませんでした。  次に、討論を行いました。  反対  ・議第74号から議第80号までの7議案のうち人事院勧告に基づく人件費補正について、二つの理由により反対する。一つ目は、市の財政難により経常収支比率が悪化し、経費削減が打ち出されている中で、給料等の引き上げは認められない。二つ目は、財政難の責任は行政と議会にあるにもかかわらず、市民にその負担を押しつけるもので、市民感情を逆なでしている。  賛成  ・なし  3 審査結果  ・議第74号 賛成多数で原案可決  ・議第75号 賛成多数で原案可決  ・議第76号 賛成多数で原案可決  ・議第77号 賛成多数で原案可決  ・議第78号 賛成多数で原案可決  ・議第79号 賛成多数で原案可決  ・議第80号 賛成多数で原案可決
     ・議第81号 全員賛成で原案可決  以上で予算審査報告を終わります。 ○(大谷洋介議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  1番、荒川浩司議員。 ○1番(荒川浩司議員)(登壇)  皆さん、おはようございます。  荒川浩司でございます。  今回提案されました議第74号から議第94号までの21議案について、人事院勧告に関する10議案についての反対の討論を行います。  反対の10議案とは、議第74号、平成30年度福知山市一般会計補正予算(第6号)、議第75号、平成30年度福知山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第76号、平成30年度福知山市国民健康保険診療所費特別会計補正予算(第1号)、議第77号、平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第4号)、議第78号、平成30年度福知山市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議第79号、平成30年度福知山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議第80号、平成30年度福知山市地域情報通信ネットワーク事業特別会計補正予算(第1号)、議第84号、福知山市長、副市長、教育長及び上下水道事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第85号、福知山市一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第86号、福知山市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上の10議案であります。  今回の人事院勧告の引き上げは、5年連続で、総額は2,161万5,000円、対象の人数としては730人、引き上げ額の平均は1人2万6,176円と聞いています。  さて、反対の理由ですが、大きくは三つあります。  一つ目は、本市の財政難であります。  平成32年度には、現在の経常収支比率97.7%から、平成32年度には92.7%、約8億円の削減目標が打ち出されており、せめて目標が達成できるまでは、給与の引き上げは見送るべきではないでしょうか。  二つ目は、公務員と福知山市民の給与の格差です。  そもそも、人事院勧告は全国の企業の50人以上の企業の給与を参考に、公務員の給与格差を是正するものであり、それを全面否定するものではありません。しかし、50人以上の企業は大都会に多く、当然に都会は物価が高くなります。仮に東京の物価を100とすると、福知山の物価はどのぐらいになるでしょうか。  そこで今回、反対討論に向けて、福知山市の市職員と市民の10歳代から50歳代の年代別平均給与所得のデータを調べました。まず、10代の市民の給与の平均は85万510円で、市職員は109万1,200円、その格差は24万690円。20歳代になると、市民給与は198万1,296円。市職員は255万8,276円。その格差は57万6,980円。30代になると、市民の給与は249万5,799円。市職員さんは377万375円。その格差は127万4,576円。40代ですと、市民の給与は286万9,865円。市職員さんの給与は492万7,272円。その格差は200万5万7,407円。50歳代になると、市民の給与は311万6,733円。市職員さんは518万3,030円。その格差は206万6,300円となり、市民と市職員の給与の格差は大きいものとなっています。  三つ目の理由です。これは市民感情です。  本市の財政難の責任は、行政と議会にあり、その反省もなく、責任もとらずに自分たちだけがお手盛りで給与を上げ、財政難のしわ寄せは、結果的に市民に押しつけている形となっているのではないでしょうか。市民が事業予算を要望しても、市には予算がないんや、自分たちの給与アップの予算は当たり前のように予算計上される、この理屈はどうなのでしょうか。  最後に私が一番心配しているのは、市民感情のことでございます。今後の福知山市の運営は、住民の力をお借りしなければ成立しません。今回、5年連続の引き上げを行えば、市民感情をますます逆なでするものであり、市民協働のまちづくりが進みにくい、大きな要因になっているのではないでしょうか。行政と住民の協働は、行政が住民に対して信頼をされる存在でないと、真のまちづくりは成立しません。借金はお金を返せば終わりますが、信頼はお金では買えません。  以上が反対の理由です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、1議案ずつ、起立により採決します。  議第74号から議第94号までの21議案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決です。  初めに、議第74号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第74号は原案のとおり可決しました。  次に、議第75号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第75号は原案のとおり決しました。  次に、議第76号について、委員長報告のとおりに決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第76号は原案のとおり決しました。  次に、議第77号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第77号は原案のとおり決しました。  次に、議第78号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第78号は原案のとおり決しました。  次に、議第79号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第79号は原案のとおり決しました。  次に、議第80号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第80号は原案のとおり決しました。  次に、議第81号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第81号は原案のとおり決しました。  次に、議第82号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第82号は原案のとおり決しました。  次に、議第83号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第83号は原案のとおり決しました。  次に、議第84号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第84号は原案のとおり決しました。  次に、議第85号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第85号は原案のとおり決しました。  次に、議第86号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第86号は原案のとおり決しました。  次に、議第87号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第87号は原案のとおり決しました。  次に、議第88号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第88号は原案のとおり決しました。  次に、議第89号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第89号は原案のとおり決しました。  次に、議第90号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第90号は原案のとおり決しました。
     次に、議第91号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第91号は原案のとおり可決しました。  次に、議第92号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第92号は原案のとおり決しました。  次に、議第93号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第93号は原案のとおり決しました。  次に、議第94号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、議第94号は原案のとおり決しました。 ◎日程第2  消費税増税中止の意見書提出を求める請願 ○(大谷洋介議長)  次に、日程第2に入ります。  総務防災委員会に付託した消費税増税中止の意見書提出を求める請願についてを議題とします。  審議に先立ち、委員長から、委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  総務防災委員長から報告を願います。  総務防災委員長。 ○(足立伸一総務防災委員会委員長)(登壇)  消費税増税中止の意見書提出を求める請願。  読み上げて報告といたします。  (請願者 福知山市昭和新町101-3       福知山地方労働組合協議会 議長 奥井正美 氏       福知山市字堀2438-2       福知山民主商工会     代表 大槻一男 氏   紹介議員 吉見純男議員、塩見卯太郎議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  2014年4月の消費税8%への増税時、「経済の底が抜けた」と言われるほどの消費不況を招いた。現在の福知山市のDI値(平成30年6月調査、福知山商工会議所調べ)を集計した結果、マイナス指標が多い。この状況下で消費税10%になれば福知山市の経済はさらに落ち込むこととなる。  ついては、市民の暮らしと福知山市経済への重大な影響をもたらす消費税10%引き上げを中止するよう国に対して意見書の提出を求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月17日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・税率の引き上げは低賃金や年金生活者の暮らしを一層困難に陥れる。本市における市民の所得ランキングは全国的に見ても低い方であり、消費税増税は市民の暮らしに大きな影響を与える。  ・今の時期での増税は別の形ですべきと考える。  不採択とする討論  ・消費税は、消費に対して広く公平に負担を求められている間接税である。今後ますます少子高齢化が進み、国の財源が厳しい中で、現在のサービス水準を維持していくためには一定やむを得ないと判断する。  ・社会全体で社会保障を補う意図で消費税を充てられている。社会保障制度の安定化を図るために妥当な増税であると考える。  採決  賛成少数で不採択                       記  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会総務防災委員会                           委員長  足 立 伸 一  以上でございます。 ○(大谷洋介議長)  以上で委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  21番、紀氏百合子議員。 ○21番(紀氏百合子議員)(登壇)  日本共産党議員団の紀氏百合子です。  会派を代表し、消費税増税中止の意見書提出を求める請願について、委員長報告に反対し、請願に対する賛成の討論を行います。  2014年4月に、消費税が5%から8%に引き上げられ、景気の底が抜けたとまで言われる消費不況を招きました。以来、消費は回復せず、今日、実質消費は2014年よりもさらに、1世帯当たり年間26万円も落ち込んでいます。消費税は、低所得者ほど負担が大きい逆進性が強く、税率の引き上げは低賃金や年金生活者の暮らしを一層困難に陥れます。景気対策としてのプレミアム商品券やポイント還元などは期間限定であり、複雑な軽減税率の適用などは、消費者にも売る側にも、特に売り上げ1,000万円未満の零細業者に混乱を招くとして、自民、公明以外の全政党が批判しています。さまざまな愚策を弄するより、税率を上げないことが一番の景気対策です。  さらに、消費税増税は、社会保障のためという政府の主張はうそです。それは、75歳以上の医療費負担を2割にふやし、低所得者の保険料軽減を中止し、年金を削減する今後のねらいを見れば明らかです。生活保護は、既に2013年から毎年引き下げられています。来年度からの保育料の無償化に当たっても、公立保育園の保育料は、全額を自治体負担にしようとしています。  一方、消費税導入から30年間で、消費税の総額が372兆円であったのに対し、法人税は291兆円も減額されており、消費税のほとんどは大企業減税の穴埋めに使われてきたというのが、消費税30年の歴史です。税収をふやすため、必要があるなら、500兆円を超える内部留保金をため込んでいる巨大企業への減税や、高額所得者ほど税率が下がる金持ち減税を改め、富裕層に応分の負担を求めるべきです。  また、トランプ大統領の言いなりになって、アメリカの最新鋭ステルス戦闘機の爆買いや、護衛艦を空母にする改修など、戦争への道に27兆円を超える税金をつぎ込む、新中期防衛計画こそ見直すべきです。特に、本市においては、市民の所得ランキングは全国的に見ても低い位置にあり、消費税の増税は多くの市民の暮らしに打撃となります。  そうした市民の暮らしの切実な声に耳を傾け、その要求をくみ上げて、消費税増税の中止を求める意見書を政府と国会に提出すべきだと考え、この請願に賛成いたします。  議員の皆さんにおかれましても、会派の違いを超えてご賛同いただきますように、よろしくお願い申し上げまして、討論といたします。 ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  5番、竹本和也議員。 ○5番(竹本和也議員)(登壇)  新政会の竹本和也です。  ただいま議題となっている消費税増税中止の意見書を求める請願について、委員長報告に賛成、原案に対して反対の討論をさせていただきます。  消費税は、特定の物品やサービスに課税する税と異なり、消費に広く公平に負担を求める間接税であります。それゆえに、その税率が上がるということは、市民生活や事業を営む者にとって、影響があることは一定理解をするところであります。  そのようなことからも、軽減税率や導入のキャッシュレス決済によるポイント還元、住まい給付金の拡大、増税後における自動車取得税の廃止による環境性能割の導入など、さまざまな制度が予定されています。  消費税は、社会保障の財源に充てる目的で導入されたにもかかわらず、現実はそのようになっていないとの声も聞きますが、今後ますます少子高齢化が進む中で、国の厳しい財政状況を勘案したとき、現在のサービス水準を維持、拡充していくためには、ある程度の増税はやむを得ないかと判断いたします。  将来のことを考えるなら、増税中止を求めるより、その財源は間違いなく社会保障に充てるよう、声を上げていくことのほうが大切ではないかということを申し上げて、委員長報告に賛成、原案に反対の討論といたします。どうかよろしくお願いします。 ○(大谷洋介議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  本件に対する委員長の報告は請願不採択で、原案について採決します。  消費税増税中止の意見書提出を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数であります。  よって、本請願は不採択と決しました。 ◎日程第3  「日本政府に核兵器禁止条約への調印と批准を求める意見書」の提出に関する請願        「すべての遺伝子組み換え食品に表示を求める意見書」提出に関する請願
    ○(大谷洋介議長)  次に、日程第3に入ります。  市民地域委員会に付託した「日本政府に核兵器禁止条約への調印と批准を求める意見書」の提出に関する請願ほか1件の2請願についてを一括議題といたします。  審議に先立ち、委員長から、委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  市民地域委員長から報告を願います。  市民地域委員長。 ○(西田信吾市民地域委員会委員長)(登壇)  失礼します。  市民委員会委員長、西田信吾でございます。  2件の請願審査について、ご報告をいたします。  一つ目は、「日本政府に核兵器禁止条約への調印と批准を求める意見書」の提出に関する請願でございます。  (請願者 福知山市池田71       核兵器禁止条約の批准を求める福知山市民の会      代表 朝倉 義寛 氏(原水爆禁止福知山協議会代表)   紹介議員 吉見純男議員、紀氏百合子議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  2017年7月7日、国連で加盟国の約3分の2にあたる122カ国の賛成で核兵器禁止条約が採択された。核兵器禁止条約には、本年9月末段階で、すでに69カ国が調印し、19カ国が批准するなど、条約発効の要件である50カ国批准に向かって着実に前進している。  よって、唯一の戦争被爆国である日本は、核兵器のない世界を望む国内外の広範な世論に応え、率先して核兵器禁止条約に参加し、条約発効へと主導的な役割を果たすことが期待されている。  ついては、恒久平和宣言都市の福知山市議会が日本政府に対し、核兵器禁止条約への調印と批准を速やかに進めるとともに、意見書を提出することを求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月17日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・被爆者の切実な声に応え、核兵器の無い世界を実現するため、日本政府が核兵器禁止条約への調印と批准を行うことを強く望んでいる。  不採択とする討論  ・核兵器禁止条約に参加しないことが、核軍縮と核廃絶への努力をしないことにはならず、日本の安全保障の状況を考えると、現時点で意見書を提出するべきではない。  ・核兵器の禁止と核廃絶という概念は、まったく違うものであり、核兵器禁止条約へ調印をすることにより、核の保有国と核の非保有国との溝がさらに深まり、世界の核廃絶に向けた取り組みがまとまらない可能性がある。  採決  賛成少数で不採択  よって、本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会市民地域委員会                           委員長  西 田 信 吾  次に、2件目の請願でございますが、       「すべての遺伝子組み換え食品に表示を求める意見書」提出に関する請願  (請願者 北近畿から日本の食を考える会       福知山市三和町辻998 水谷 達也 氏       福知山市榎原2665  大槻 正喜 氏   紹介議員 荒川浩司議員、紀氏百合子議員、吉見純男議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  現在、日本では遺伝子組み換え食品について、豆腐や納豆など極めて限られた食品しか表示義務がなく、遺伝子組み換え作物が使用されていても、消費者は知る事も選ぶ事もできない。遺伝子組み換え食品発祥の地、アメリカですら健康を害する理由で食品表示があり、不買運動が盛んに行われている。  ついては、「遺伝子組み換えでない」食品表示を、意図しない混入率を含めEU並みの0.9%未満へと厳格化し、すべての遺伝子組み換え食品と飼料への表示の義務化を求める意見書の提出を求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月17日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・消費者には、食品の安全を知る権利、食品を選ぶ権利はあるが、大半の食品が表示の対象から外されている。遺伝子組み換え食品と飼料の食品表示を、EU並みの全食品を対象にし、遺伝子組み換え食品の混入率を0.9%未満にすることで、食品の安全性を確保することを求める。  不採択とする討論  ・消費者庁は、平成30年10月に食品表示基準案を公表し、食品表示の条件を厳しくしているため、現時点では国の動向を見守るべきである。  ・わが国は、ほとんどの食品を外国からの輸入に頼っている。国内輸入事業者が食品表示の信憑性を確認するため、検査に膨大な時間と手間をかけることにより、流通の停滞を引きおこしかねないと考える。  採決  賛成少数で不採択  よって、本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会市民地域委員会                           委員長  西 田 信 吾  以上でございます。 ○(大谷洋介議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  22番、塩見卯太郎議員。 ○22番(塩見卯太郎議員)(登壇)  日本共産党市会議員団の塩見卯太郎です。  会派を代表して、ただいま議題となっております2件の請願について、委員長報告に反対し、請願に賛成の討論を行います。  まず第一に、日本政府に核兵器禁止条約への調印と批准を求める意見書提出に関する請願は、昨年7月、国連において122カ国の賛成で核兵器禁止条約が採択され、この条約発効のためにも、唯一の被爆国である日本政府に対して、この条約への調印と批准を求めたものでございます。  この条約は、日本政府は被爆者の願いに背いて、核兵器禁止条約への交渉にも参加しませんでした。広島、長崎の被爆者の皆さんは、みずからの被爆体験を通して、後世の人々が生き地獄を体験しないように、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと切望されています。  被爆者のサーロー・節子さんは、核兵器禁止条約の国連での採択に対して、これを核兵器の終わりの始まりにしましょうと、世界各国の指導者に対して、核兵器禁止条約への参加を呼びかけられました。この条約の調印と批准には、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、自由党も賛成し、政府の態度に遺憾であることを表明されております。  私たち福知山市議会は、北朝鮮や米国などの核実験がされるたびに、議長名によって抗議声明を発してきました。また、恒久平和都市宣言を行った議会として、今こそ、市民の核兵器廃絶と平和の願いに応えようではありませんか。核兵器を全世界からなくするためにも、被爆者の切実な声に応えて、日本政府に対して、核兵器禁止条約の調印と批准を求めることに賛成をいたします。  第二に、全ての遺伝子組み換え食品に表示を求める意見書提出に関する請願は、遺伝子組み換え食品を、全食品を対象に表示することを求めたものでございます。遺伝子組み換え食品は、1996年に商業栽培が開始され、国内に輸入されてから20年を超えています。大豆、トウモロコシ、菜種などが、遺伝子組み換えを行った主要な農作物となっております。2001年4月から、遺伝子組み換えの表示が開始され、その後、2015年4月施行の食品表示法は、豆腐、納豆、みそ、おからなど、限られた食品しか表示義務がなく、大半の食品は対象から外されました。消費者庁が2018年10月、遺伝子組み換えでない食品表示をゼロ%以下にしましたが、実際に検証することは現実的ではありません。食品の安全と消費者の知る権利、選ぶ権利のためにも、EU並みに全食品を対象に、混入率を0.9%未満に表示することは極めて重要であり、本請願に賛成するものです。  以上、2件の請願について、議員の皆さんの賛同をお願いして、討論といたします。 ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  4番、柴田実議員。 ○4番(柴田 実議員)(登壇)  新政会の柴田実でございます。  市民地域委員会に付託されました2件の請願のいずれに対しても、委員長報告に賛成、原案に反対の立場で討論をさせていただきます。  まず1件目、日本政府に核兵器禁止条約への調印と批准を求める意見書の提出に関する請願について。  我が国は、唯一の被爆国として核兵器の廃絶を目指すことは当然でありますし、今後も継続すべきだと思います。  一方で、核兵器の脅威がいまだに存在することも事実で、核軍縮に取り組む上では、人道上の観点のみならず、安全保障の視点も必要だと思います。  外務大臣のコメントでは、我が国においては、NPT、核兵器不拡散条約やCTBT、包括的核実験禁止条約といった核保有国も非保有国も参加する取り組みを実施していくべく、各国への働きかけをつよめていきますとあります。  核兵器禁止条約に参加しないことが、核軍縮、核廃絶への努力をしないということにはならないと考えます。核兵器廃絶に向けた努力を続けていく必要があるのは当然のことですが、現時点での安全保障の状況を鑑みますと、本請願に賛成することは適当ではないと判断し、反対いたします。
     次に、すべての遺伝子組み換え食品に表示を求める意見書提出に関する請願について。  ことしの3月、消費者庁において行われた遺伝子組み換え表示制度に関する検討会によりますと、大量の原材料や加工食品が輸入される我が国の状況下においては、社会的検証だけでは、表示の信頼性を十分に担保することが困難であり、現行制度と同様に、科学的検証と社会的検証を組み合わせることによって、監視可能性を確保することが必要である。そのため、表示義務対象品目は科学的検証が可能なDNA等が残存する品目に、義務表示の対象を限定する現行制度を維持することが適当と考えられる。  なお、事業者においては、義務表示対象外の品目についても、表示の信頼性及び実行可能性を確保できる範囲内で、ガイドライン等により、消費者への情報提供に努めることが望まれると報告されました。  そして、その結果を受けて、10月に改正食品表示基準案を公表し、表示の条件を厳しくする方針をまとめました。スケジュールについては、消費者庁は、2023年4月に施行するとしています。  今後、消費者委員会食品安全部会で審議が行われてまいりますので、その成り行きを見守る必要があると考えます。よって、本請願には反対の立場での討論とさせていただきます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○(大谷洋介議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、1請願ずつ、起立により採決します。  初めに、「日本政府に核兵器禁止条約への調印と批准を求める意見書」の提出に関する請願に対する委員長の報告は請願不採択ですので、原案について採決をします。  「日本政府に核兵器禁止条約への調印と批准を求める意見書」の提出に関する請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。  次に、「すべての遺伝子組み換え食品に表示を求める意見書」提出に関する請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  「すべての遺伝子組み換え食品に表示を求める意見書」提出に関する請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。 ◎日程第4  福知山児童相談所一時保護所代替施設を福知山市内に設置するよう京都府に意見書提出を求める請願        医師養成定員を減らす政府方針の見直しを国に対し求める意見書の提出に関する請願        安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を国に対して求める意見書の提出に関する請願        「介護労働者の労働環境及び処遇の改善」のために国に対し意見書の提出を求める請願        小・中学生の給食費の無償化を求める請願        小・中学校の体育館、特別教室にエアコン設置を求める請願        小学校・中学校就学援助事業特別支援就学奨励事業における認定基準の緩和を求める請願        障害福祉分野における相談支援体制の拡充を求める請願 ○(大谷洋介議長)  次に、日程第4に入ります。  教育厚生委員会に付託した、福知山児童相談所一時保護所代替施設を福知山市内に設置するよう京都府に意見書提出を求める請願ほか7件の8請願についてを一括議題とします。  審議に先立ち、委員長から、委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  教育厚生委員長から報告を願います。  教育厚生委員長。 ○(中嶋 守教育厚生委員会委員長)(登壇)  失礼いたします。  教育厚生委員会委員長の中嶋守です。  8件について、報告をさせていただきます。          福知山児童相談所一時保護所代替施設を福知山市内に          設置するよう京都府に意見書提出を求める請願  (請願者 福知山市下新29-1       新日本婦人の会福知山支部   支部長 中川 淑子 氏       福知山市篠尾新町1-91       京都府職員労働組合福知山支部 支部長 藤澤 弘幸 氏       福知山市北本町二区159       福知山市教職員組合      委員長 畔栁 晋介 氏       福知山市昭和新町101-3       福知山地方労働組合協議会   議長  奥井 正美 氏   紹介議員 荒川浩司議員、塩見卯太郎議員、金澤徹議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  福知山児童相談所一時保護所の施設が、河川改修に伴い一時閉鎖されることとなっている。  ついては、京都市、宇治市に移送される一時保護された子ども達、保護者の面会等の負担軽減のためにも、一時保護所の代替施設を引き続き福知山市内に確保されるよう、京都府に意見書を提出するよう求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月17日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・なし  不採択とする討論  ・これまでから福知山児童相談所の一時保護所で受け入れができない場合には、今回と同様の対応がとられていることから、引き続き適切に一時保護がなされるものと考えている。一方で、保護される子どもにとっては、一時保護所が家庭から近くにあることが本当に良いのか、遠くにあるほうが良いのか、今後検証していく必要があると考えており、願意には賛同し難い。  ・今回は災害に起因する一時的な対応であり、児童相談所が閉鎖されてしまうわけではない。距離はあっても業務は適正に継続されるものと考えている。  採決  賛成なしで不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守  次に、             医師養成定員を減らす政府方針の見直しを             国に対し求める意見書の提出に関する請願  (請願者 京都市中京区四条御前西入るラボール京都6F       京都医療労働組合連合会 執行委員長 松本隆浩 氏   紹介議員 金澤徹議員、吉見純男議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  経済協力開発機構(OECD)の2016年調査において、人口1,000人当たりの医師数は平均3.3人に対し、日本の医師数は2.4人であり、医師の異常な長時間労働や、長時間労働を前提とした医療界での女性差別の背景には、この絶対的な医師数の不足がある。  ところが、政府からは、2022年度以降の医学部定員減を検討する方向が打ち出された。この政府方針の根拠とされた厚生労働省の医師需給の将来推計は、医療需要を少なく見積もり、長時間労働解消を前提としていないものである。  これは、医療現場の長時間労働解消の方向に反するものであり、地域医療崩壊の危機すら招きかねないものである。  ついては、2022年度以降の医師養成定員減という方向を見直し、医療現場と地域の実態を踏まえ、医師数をOECD平均以上の水準に増やすことについて国に求める意見書の提出を求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月17日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・なし  不採択とする討論
     ・医療従事者の需給に関する検討会による医師の需給推計は、妥当な条件設定のもと長期的には供給が需要を上回ることが示されている。安易に医師を増やすことで、将来的に供給過剰となった場合に、過度な競争原理が働くことで患者の負担が増えるという弊害が懸念される。  ・医師の需給状況は地域によって大きな差があるため、医師の確保は都道府県の地域医療計画に基づいて、地域の実情に合った形で進めるべきであり、政府方針の見直しを求めることには同意し難い。  ・推計の基本には人口減少による将来的な医療需要の減少があり、政府方針は容認できる。現状の医師の一極集中を改善する努力が必要である。  採決  賛成なしで不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守  続いて、           安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の           改善を国に対して求める意見書の提出に関する請願  (請願者 京都市中京区四条御前西入るラボール京都6F       京都医療労働組合連合会 執行委員長 松本 隆浩 氏   紹介議員 塩見卯太郎議員、紀氏百合子議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  医療や介護現場での人員不足はいまだに深刻な状態にある。人員不足により一人ひとりの過重労働がすすみ、過酷な夜勤や長時間労働などが解消されずに、医師や看護師の過労死を引き起こす事態が続いている。  ついては、安全・安心の医療・介護の実現のため、以下の項目について、国に対する意見書の提出を求める。  1.医師・看護師・医療技術職・介護職などの夜勤交替制労働における労働環境を改善すること。  (1)1日且つ1勤務の労働時間8時間以内を基本に、労働時間の上限規制や勤務間のインターバル確保、夜勤回数の制限など、労働環境改善のための規制を設けること。  (2)夜勤交替制労働者の週労働時間を短縮すること。  (3)介護施設や有床診療所などで行われている「1人夜勤体制」をなくし、複数夜勤体制とすること。  2.安全・安心の医療・介護を実現するため、医師・看護師・医療技術職・介護職を増員すること。  3.患者・利用者の負担軽減を図ること。  4.費用削減を目的とした病床削減は行わず、地域医療に必要な病床機能を確保すること。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月17日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・なし  不採択とする討論  ・意見書の提出を求める項目は、どれも人員の増員を求めることにつながるものである。少子化により働ける世代の減少は深刻であり、さまざまな分野で人員不足のため事業維持が困難となる事態が生じている中、増員を前提とした運営形態を求めることは、人員を確保できない場合の事業維持をより困難にするものである。  ・勤務環境を改善することは全国的な課題であるが、働きやすい環境づくりやワークライフバランスの確保については、鋭意取り組まれている。この取り組みを進めることが肝要であると考える。  採決  賛成なしで不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守  次に、           「介護労働者の労働環境及び処遇の改善」のために  国に対し意見書の提出を求める請願  (請願者 京都市中京区四条御前西入るラボール京都6F       京都医療労働組合連合会 執行委員長 松本 隆浩 氏   紹介議員 金澤徹議員、吉見純男議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  超高齢化社会を迎え、介護の人材確保・離職防止対策は喫緊の課題である。  介護人材の不足を解消し、介護制度の充実を図るためには、介護従事者が抱える「低賃金による生活不安」と「過酷な労働環境による健康不安・生活犠牲」を改善すること以外にはない。  ついては、安全・安心の介護体制の確立が国の責務であることに鑑み、以下の項目について、国に対する意見書の提出を求める。  1.介護現場で働くすべての労働者の処遇改善策を講じること。その際、賃金水準引き上げの実効性を確保するために「ベースアップ」を要件とすること。処遇改善の費用は国費で賄うこと。  2.介護保険施設の介護職員及び看護職員の人員配置に関する基準省令について、現行の「利用者3人に対して1人以上」を、実態に合わせて「利用者2人に対して1人以上」に引き上げること。夜間の人員配置要件を改善し、一人夜勤は解消すること。  3.上記の項目を保障するため、介護報酬の引き上げを行うこと。同時に、保険料負担・自治体負担を軽減するために、介護保険財政における国の負担割合を大幅に引き上げること。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月17日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・なし  不採択とする討論  ・介護労働対価の改善には財源措置が必要である。消費税率の引き上げよる財源を社会保障に配分する方針について、現時点では国の動向を注視するべきである。  ・人員配置に関する基準を引き上げると、介護人材の需給ギャップはさらに大きくなる。現状においても人材不足のため廃業や一部閉鎖する事業所がある中、人員配置基準の引き上げを求める願意には賛同し難い。  ・介護人材の離職防止については、賃金面の改善だけではなく、介護の仕事にやりがいを感じられるかどうかも重要であると聞いており、処遇改善に留まらない根本的な問題を追及していく必要があると考える。  採決  賛成なしで不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守  次に、              小・中学生の給食費の無償化を求める請願  (請願者 福知山市北本町二区159 福天教育会館内       福知山の子どもと教育を考える会(福知山教育ネット)       代表 夜久 弘明 氏   紹介議員 金澤徹議員、吉見純男議員)に対する報告書
     1 請願の要旨及び目的  本市の予算総額に占める教育費の割合は、近年では10%に遥かに及ばない状況であり、大幅な教育予算の増加、とりわけ、小・中学校の義務教育に関わる保護者負担の軽減につながる予算を増額し、子育て支援に重きを置いた予算編成を望むところである。  また、今年度82自治体が給食費を無償化しており、京都府内の町村や滋賀県長浜市など、多くの自治体で子育て支援施策として給食費の無償化が進められている。  ついては、少子高齢化で人口減少に歯止めがかからない本市においても、子育て施策の充実により“子育て世代から選ばれる”福知山市に転換するよう、小・中学生の給食費の無償化を求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・なし  不採択とする討論  ・給食費の無償化は、毎年度たいへん大きな経常経費を要する施策である。暮らし全体を考えると、教育予算に限らず、医療・介護・福祉などの各分野で必要な施策がさまざまにある中で、現在の本市の財政上の課題を考慮し、将来世代に負担を回さないようにするためには、総合的かつ慎重に検討することが必要であると考えるため、願意には賛同し難い。  採決  賛成なしで不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守  次に、          小・中学校の体育館、特別教室にエアコン設置を求める請願  (請願者 福知山市北本町二区159 福天教育会館内       福知山の子どもと教育を考える会(福知山教育ネット)       代表 夜久 弘明  氏   紹介議員 金澤徹議員、紀氏百合子議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  本市においては、今年度までに全ての小中学校の普通教室にエアコンが設置され、猛暑時にも快適な環境で学習活動に取り組む条件が整ってきた。  しかし、子どもたちが学ぶのは普通教室だけではなく、体育館や特別教室における学習活動も少なくない。現状では、体育館や特別教室においては、夏場は猛暑に耐えながらの学習となっている。  また、教師の身体的負担も大きく、特に教科専門性の中学校では、実技教科の教師は普通教室で授業することはほとんどなく、夏場は一日中猛暑に耐えながら授業を行っている。  ついては、昨今の異常な猛暑の中、こうした現状を改善するため、小・中学校の体育館、特別教室にエアコンを設置することを求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・なし  不採択とする討論  ・非常に大きな財政負担を要する施策であり、国の動向にも注意していく必要がある。現段階においては、本市財政の危機的状況に鑑み、願意には賛同し難い。  採決  賛成なしで不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守  次に、            小学校・中学校就学援助事業・特別支援就学            奨励事業における認定基準の緩和を求める請願  (請願者 福知山市北本町二区159 福天教育会館内       福知山の子どもと教育を考える会(福知山教育ネット)       代表 夜久 弘明 氏   紹介議員 塩見卯太郎議員、紀氏百合子議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  本市においては、これまで小学校・中学校就学援助事業特別支援就学奨励事業の認定基準を生活保護基準の1.5倍に据え置くことで、教育費の援助が必要な多くの市民を財政的に援助してきた。  しかし、今年度からその基準が1.3倍になったことで、これまで支援を受けてこられた家庭が支援を受けられなくなってしまった。  保護者、児童・生徒が安心して教育を受けられる環境をつくるのが行政の役割である。  ついては、認定基準を緩和し、昨年度までの1.5倍に戻すことを求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・なし  不採択とする討論  ・認定基準の見直しは、見直しによって確保される予算を、子どもたちの学力の向上や定着のためにも振り向けることを目的に実施されたものである。全体的な学力の底上げを図ることで、将来の進路などの選択肢を拡げ、子どもの貧困に総合的に対応されているものであり、認定基準を1.5に戻すことは適切ではないと考える。  ・本件については、当委員会において同趣旨の請願を審議し、不採択とした経緯がある。それ以降においても、認定基準を1.5に戻すべき状況は生じていないと認識しており、願意には賛同し難い。  採決  賛成なしで不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守           障害福祉分野における相談支援体制の拡充を求める請願
     (請願者 福知山市昭和町77番地       合同会社 社会福祉士事務所つゆくさ  代表 田中 八州男 氏   紹介議員 荒川浩司議員、塩見卯太郎議員、紀氏百合子議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  福知山市から障害者相談支援事業の委託を受けている指定特定相談支援事業所等(以下、「事業所」という。)については、介護保険分野の居宅介護支援事業所と比較して、事業所の数が少ないため利用者が選択できる幅に制限があり、また、相談支援専門員が担当する利用者の数が多いため利用者へのきめ細かな継続的支援が難しい現状にある。また、相談支援専門員が複数配置されている受託事業所に対する委託料が低いため、健全な事業運営を行うことが困難になっている。  ついては、事業所に対してさらなる財政支援を行い、障害のある人が必要なときに適切な援助を受けられるよう、相談支援体制の強化・拡充を図ることを求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・相談件数の多さ、人員の不足などにより、障害者相談支援の現場は厳しい状況にある。また、制度改正により相談支援に新たな実施項目が課されたため、報酬は変わらない中で必要とされる労力が増大している。このように、年々厳しくなる障害者の相談支援事業を今後も継続していくためにも、事業を一度見直す必要があるという観点から、本請願に賛同する。  不採択とする討論  ・第5期福知山市障害福祉計画及び第1期福知山市障害児福祉計画が策定され、計画に基づいて障害者福祉施策が推進されている。現在は、成果や課題などを十分に検証し、本市の実情をしっかりと把握していく段階であると考えるため、願意には賛同し難い。  ・相談支援体制の充実、強化のためには、財政面に限定した支援を性急に実施することなく、本市の実情を十分に把握し、さまざまな観点から総合的かつ慎重に検討していく必要がある。  採決  賛成少数で不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  中 嶋   守  以上、報告を終わります。 ○(大谷洋介議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  13番、金澤徹議員。 ○13番(金澤 徹議員)(登壇)  日本共産党福知山市会議員団の金澤徹でございます。  会派を代表しまして、ただいま議題となっています8件の請願について、委員長報告に反対し、原案賛成の討論を行います。  まず、第一に、福知山児童相談所一時保護所代替施設を福知山市内に設置するよう、京都府に意見書提出を求める請願は、河川改修に伴う児童相談所一時保護所の代替施設を引き続き本市内に設置を求めるものです。本件の施設は、府北部の唯一の施設であり、1年を超えて閉鎖されれば、保護者を初め職員の体制や府南部、北部の関連施設にも多大な影響が出ます。よって、一時保護所を本市内に確保することを京都府に意見書提出を求める請願に賛成をいたします。  第二に、医師養成定員を減らす政府方針の見直しを国に対し求める意見書の提出に関する請願は、2022年度以降の医師養成定員減を見直し、医師数をOECDの平均以上の水準にふやすことを求めるものです。  医師の就労実態は、夜間救急対応を含め、長時間勤務が強いられ、過労死や過労自死の実態があります。また、救急、産科、小児科などの医師不足は地域医療の崩壊の危機であり、地域そのものの存続基盤を揺るがすものです。OECDの中で日本の医師数は、35カ国中30位という平均以下の実態であり、医師養成定員を減らすのではなく、むしろ増員することが地域医療を守る上でも必要です。よって、国に意見書提出を求める請願に賛成をいたします。  第三に、安全安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を国に求める意見書の提出に関する請願は、医療や介護の現場において、深刻な人手不足により、医師や看護師などの過労死を引き起こす過酷な夜勤と長時間労働の改善を求めるものです。労働時間の規制や複数夜勤の実施、職員の増員などは、労働環境の改善と患者、利用者の負担軽減につながるとともに、介護する側も、される側も、人として尊重される当然の要求です。よって、国に意見書提出を求める請願に賛成をいたします。  第四に、介護労働者の労働環境及び処遇の改善のために、国に対し意見書の提出を求める請願は、介護施設整備がされても、介護人材不足でサービスが提供できない実態に対して、介護労働者の賃上げなどの処遇改善と増員を求めるものです。介護労働者の低賃金による生活不安や過酷な労働環境を改善するために、介護保険財政において、限界を超えている被保険者への負担を求めるのではなく、国の負担割合を大幅に引き上げることが必要です。よって、国に意見書提出を求める請願に賛成をいたします。  第五に、小中学生の給食費の無償化を求める請願について、2016年度の文部科学省の調査によりますと、本市の小学生1人当たりの年間負担額は4万4,625円、中学生では4万6,129円であり、保護者負担は大きいものです。義務教育は無償であると憲法26条2項で規定されており、本来、国の責任で措置されるべきものです。本市において、子育て支援のために小中学生の給食費無償化は当然の要求であり、よって、請願に賛成するものです。  第六に、小中学校の体育館、特別教室にエアコンの設置を求める請願は、児童生徒の健康と学びの環境を整えるために、普通教室だけでなく、体育館及び音楽室などの特別教室にエアコン設置を求めているものです。近年の異常な地球温暖化による夏場の猛暑対策は、1日も早い対応が求められています。また、体育館は災害時の避難所となっているケースも多く、避難所の質の向上にとっても重要なことです。よって、本市の小中学校の体育館、特別教室にエアコン設置を求める請願に賛成をいたします。  第七に、小学校・中学校就学援助、特別支援就学奨励事業における認定基準の緩和を求める請願については、長年続けてきた認定基準の1.5倍を、事業仕分けによって今年度から1.3倍に切り下げたことに対する保護者の不安の声が上がっています。よって、子どもの貧困対策と教育環境の向上のために、1.5倍に戻すことを求めた請願に賛成をいたします。  第八に、障害福祉分野における相談支援体制の拡充を求める請願について、障害者総合支援法に規定する相談支援事業を、本市から委託されている民間事業所が、介護保険と比較しても受託事業者が少なく、相談支援専門員の配置基準が低いため、障害を持つ人やその家族が必要なときに、適切な援助が受けにくくなっています。また、専門員を複数配置しても、委託料が低いことにより、事業運営が困難になっています。さらなる財政支援によって、相談支援体制の強化充実を図ることが、障害者支援のための切実な要求となっています。よって、請願に賛成するものです。  以上述べましたそれぞれの請願は、請願者、市民の切実な願いであり、我々議員は自治基本条例にも明記されていますように、市民の多様な意見を市政に反映させるように努めなければなりません。このことからも、多くの議員の賛同をお願いをいたしまして、請願の賛成討論といたします。 ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  11番、吉見茂久議員。 ○11番(吉見茂久議員)(登壇)  失礼いたします。  福知山市議会公明党の吉見茂久です。  教育厚生委員会に付託されました8件の請願に対しまして、全ての請願について、委員長報告に賛成の立場で討論をさせていただきます。  最初に、福知山児童相談所一時保護所施設の河川改修に伴う一時閉鎖における代替施設を、引き続き福知山市に設置するよう京都府に要望書提出を求める請願についてです。  現在の児童相談所は一時保護所も併設されておりますが、河川改修に伴い、京都府から仮移転先について、平成27年度に本市に相談があったものです。児童相談所においては、平成31年4月から32年6月ごろまでの予定で、長田野にあります福知山企業交流プラザ内に移転が決まっておりますが、一時保護所については併設が困難であるということです。一時保護所に適した施設についても、市内を十分探され、検討を重ねてこられました。ただ、保護を要する子どもさんが、その年齢も、一時保護を要する背景、また虐待や非行などさまざまでありますことから、一人一人の子どもさんの権利を擁護し、状況に応じた適切な支援を確保することが必要であり、子どもに安心感をもたらす環境を整えることが求められてまいります。  そのため、一時保護が必要な際は、京都市の東山と、宇治市にある一時保護所と、京都北部にあります府が委託をしております京丹後市と舞鶴両市の養護施設で対応してもらうことになっております。これまでからも、福知山市の一時保護所の定員を満たした際は、東山、宇治市の施設で対応していただいている経過もあります。増加傾向にあります子どもさんに対する虐待など、これらの対応を迅速かつ適切な支援体制を整備することについて、十分協議をされた結果でもありましたので、これまで同様、休日や夜間であっても、速やかに対応ができるよう、最善を尽くしていただけること、そして課題があれば、その都度協議をしていただき、改善をしていただくこと、まずはそのことをしっかりと行っていただけることが大切であると考えます。  引き続き、一時保護所代替施設を福知山市に確保することについては、そうした理由により、請願については賛同いたしかねます。  次に、医師要請定員を減らす政府方針の見直しを国に対し求める意見書の提出に関する請願書についてですが、地域によって労働時間の差はあると思います。その中で、ただ医師養成定員を減らすことは、医師自体の健康面や地域医療体制の課題など、安心な暮らしに影響が出ないのか、懸念がされるところでもあります。また、請願の内容にあります主要な国35カ国が加盟する経済協力開発機構の調査で、日本は絶対的な医師不足でありますため、医師数を加盟国平均人口1,000人当たり3.3人以上の水準にふやす必要があること、そして厚生労働省の医療分科会の調査結果を受けて、医師養成定員を減らす政府方針を打ち出したことに対する見直しを求められておられます。ただ、今現在は、医師数がふやされている中で、医療従事者の需給に関する検討会が方針を示したのは、遅くとも人口減少である我が国が医療従事者を拡大していけば、2033年ごろには医師の需要と供給が均衡し、それ以降は過剰になるという最新のデータに基づいて推計されたもので、将来は医師養成定員を抑制するというものであります。そうした推計をもって、医師養成定員を減らす政府方針を見直す意見書を国に提出するということでもありますが、その推計にとらわれることなく、政府方針に至るまでの議論の中身について把握し、全体感に立って判断していくことが肝要であり、見直しを求める意見書については慎重になるべきで、反対といたします。  次の請願であります安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を国に対して求める意見書の提出に関する請願書についてですが、医療や介護現場での人員不足が深刻な状態であるということで、そのことは、過重労働により健康に影響が出てくる時代ということで、人員をふやすことも含め、勤務環境の改善を求められていることは、大変重要と考えるものでございます。各都道府県、またその地域ごと、医療体制の実情や課題はさまざまであり、それぞれ保健医療計画に沿った形で運営されており、人員養成についても、実情に応じて目標計画があると思います。  先ほどの医師養成定員を減らす政府方針の見直しについての請願と同じことも言えるかもしれませんが、それぞれの保健医療計画に沿った形で目標を立てながら、医療現場の改善に向け、鋭意努力されている段階であると思います。国に意見書としても、その必要性についてはさらに実情を十分把握した上でなければならないと考えますため、今の時点では請願に対して同意をいたしかねます。  次に、「介護労働者の労働環境及び処遇の改善」のために国に対し意見書の提出を求める請願についてですが、介護現場での処遇改善は喫緊の課題であり、このことについては、大変重要な政策課題として、国が主導で財源を確保し、今後の高齢化社会を見据え、しっかりと取り組んでいくべきであると思います。政府が閣議決定した内容には、2019年度、約1,000億円規模の財源を投入し、10月から一定の勤務年数以上の介護福祉士に平均して賃上げを行うこととしております。また、処遇改善にとどまらず、根本的な介護職員の人材確保と定着について検討されていくとして、いずれにしても財源が必要であり、今の時点では、今後、国の議論されている推移をしっかりと見ていく段階でありますため、請願の理由による国への意見書は慎重になるべきであると考え、反対とします。  次に、小・中学校給食費の無償化を求める請願書についてですが、教育や子育てが深刻化している中で、何が効果的な貧困対策なのかが明らかになってきております。給食費の無償化は、要保護世帯、準要保護世帯は既に無償化となっております。全体的な無償化にするには、その上に必要な上積み額としても、単費で年間多額の予算が必要となります。児童生徒のことを深く思って、貴重な請願であると思いますが、本市の厳しい財政状況の中、不要不急の施策に必要な手当が行き渡らないことも考えられ、今の時点では賛同いたしかねます。  次に、小・中学校体育館、特別教室にエアコン設置を求める請願書についてです。  毎年の夏季の厳しい猛暑の中、エアコン設置は普通教室だけでなく、特別教室や体育館への設置も必要性が高まってきております。この秋の臨時国会においても、衆参の予算委員会質疑の中で、特別教室や体育館へのエアコン設置が取り上げられている状況もあり、重要性が増してきております。また、避難所指定を受けている体育館であれば、緊急防災減災事業債を活用することも可能と思われますが、エアコン設置後の電気代やランニングコストなども含めて、慎重な検討が必要であると思います。財政負担の観点も重要な要素であり、この件に関しても、国の動向を見ながらも取り組んでいく必要があると考えますため、現時点では同意いたしかねます。  次に、小学校・中学校就学援助事業特別支援就学奨励事業における認定基準の緩和を求める請願書についてですが、本市の準要保護基準は、生活保護基準をもとに1.5倍の掛け率から、今年度から1.3倍となっております。請願においては、これまで支援を受けてこられたご家族が支援を受けられなくなり、1.5倍に戻してくださいとのご意見もございます。確かに、経済的な面でお困りのご家庭に支援を1.3倍にすることについては、本市は相当熟慮を重ねてこられたと思います。  この事業は、事業棚卸しで見直しの判定結果を受けたこと、また一方で、本市では学力定着の面で課題があることから、支援のあり方を全国で最も多く採用されている1.3倍の基準に平均化し、あわせて学力向上定着事業に予算を振り向け、学力の全体的な底上げを図り、子どもの進路の選択肢を広め、ひいては子どもの貧困をなくしていくという狙いがあるものです。  したがいまして、1.5倍に戻すことは妥当でないと考え、反対とさせていただきます。  次に、障害福祉分野における相談支援体制の充実を求める請願書についてです。  相談支援専門員の業務は、障害のある人が自立した日常生活、社会生活を営むことができるよう、障害のある方やそのご家族の相談に乗り、要望をお聞きし、各種サービスを紹介したり、連絡調整、またサービスの利用計画を作成することなど、障害のある方の全般的な相談支援を行っておられます。相談支援の需要がますます、徐々に増加傾向にあり、相談員お一人の負担が増してきている中、自助努力で対応していただいています。  相談支援専門員は、障害のある人の支援体制の中でも重要な位置を占めておりますため、内定をいかに確保していくか、この点は本市が十分認識しているところであり、サービス低下にならないよう、今後の対応も含め検討していくことが、まず必要ではないかと思います。  今回、相談支援体制の拡充について、受託事業所に対する本市からの委託費についても触れられておられます。新たな相談員確保となれば、市の予算で手当をする以外にありませんが、ただ、予算拡充を行っても、相談員の内定がなかったり、課題は多くございますため、予算拡充が最もよい方法なのか、やはりそこは慎重になるべきであり、本請願には賛同いたしかねます。  以上、教育厚生委員会に付託されました8請願について、委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。 ○(大谷洋介議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、1請願ずつ、起立により採決します。  初めに、福知山児童相談所一時保護所代替施設を福知山市内に設置するよう京都府に意見書提出を求める請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  福知山児童相談所一時保護所代替施設を福知山市内に設置するよう京都府に意見書提出を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  賛成起立少数であります。  よって、本請願は不採択と決しました。  次に、医師養成定員を減らす政府方針の見直しを国に対し求める意見書の提出に関する請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  医師養成定員を減らす政府方針の見直しを国に対し求める意見書の提出に関する請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  賛成起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。  次に、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を国に対して求める意見書の提出に関する請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を国に対して求める意見書の提出に関する請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。  次に、「介護労働者の労働環境及び処遇の改善」のために国に対し意見書の提出を求める請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  「介護労働者の労働環境及び処遇の改善」のために国に対し意見書の提出を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。
     次に、小・中学生の給食費の無償化を求める請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  小・中学生の給食費の無償化を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。  次に、小・中学校の体育館、特別教室にエアコン設置を求める請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  小・中学校の体育館、特別教室にエアコン設置を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。  次に、小学校・中学校就学援助事業特別支援就学奨励事業における認定基準の緩和を求める請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  小学校・中学校就学援助事業特別支援就学奨励事業における認定基準の緩和を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。  次に、障害福祉分野における相談支援体制の拡充を求める請願に対する委員長の報告は、請願不採択ですので、原案について採決します。  障害福祉分野における相談支援体制の拡充を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。 ◎日程第5  「主要農作物種子法に代わる公共品種を守る条例を求める意見書」提出に関する請願 ○(大谷洋介議長)  次に、日程第5に入ります。  産業建設委員会に付託しました「主要農作物種子法に代わる公共品種を守る条例を求める意見書」提出に関する請願についてを議題といたします。  審議に先立ち、委員長から、委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  産業建設委員長から報告を願います。  産業建設委員長。 ○(藤田 守産業建設委員会委員長)(登壇)  失礼します。              「主要農作物種子法に代わる公共品種を守る               条例を求める意見書」提出に関する請願  (請願者 北近畿から日本の食を考える会       福知山市三和町辻998 水谷 達也 氏       福知山市榎原2665  大槻 正喜 氏   紹介議員 荒川浩司議員、金澤徹議員、塩見卯太郎議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  「主要農作物種子法」は、米・麦・大豆の種子について、都道府県が各地の条件に合った優良な品種を安定的に農家に供給することを義務づけてきた法律であるが、今年4月1日に廃止され、同時に成立した「農業競争力強化支援法」により、都道府県が有する種苗生産に関する知見が民間企業に提供されることになった。  このことにより、多様な優良品種を開発した成果が民間企業によって単一化され、種子価格が高騰することも予想される。さらに、グローバル企業の参入により、農業者が莫大な特許料を負担する恐れがあり、遺伝子組み換え等による農作物が自由化されると食の安全が保障されず、消費者の間でも不安が高まっている。種子は人類の共有財産であり、各地の条件に合った作物の種子が地域で受け継がれて、人々の食の安全を支えてきたものである。  ついては、「主要農作物種子法」に代わる京都府による公共品種を守る条例制定及び都道府県が有する種苗生産に関する知見の民間企業への提供を規定した「農業競争力強化支援法第8条第4号」の削除を求める意見書を提出することを求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月17日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・京都府が条例制定を行う中で地方交付税交付金を活用して米・麦・大豆の原種・原原種の生産に責任を持ち、京都府に適合した種の生産と農家への安定した種子供給を行うことは、京都府の農業振興に欠かすことができない。  ・都道府県が公費を投入して積み上げてきた種苗生産の知見は国民の財産である。  不採択とする討論  ・国内の米の需要が減少する中で農業競争力を強化するためには、市場を民間開放して海外を含む市場のニーズにあった品種を開発することが必要であり、農家の収入を増やしていくために必要な措置である。  ・遺伝子組み換えや食の安全性の問題は、食品衛生法で規制されるものである。  採決  賛成少数で不採択  本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成30年12月26日  福知山市議会議長  大 谷 洋 介 様                        福知山市議会産業建設委員会                           委員長  藤 田   守  以上です。 ○(大谷洋介議長)  以上で委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  12番、吉見純男議員。 ○12番(吉見純男議員)(登壇)  失礼をいたします。  日本共産党福知山市会議員団の吉見純男でございます。  会派を代表いたしまして、ただいま議題となっております「主要農作物種子法に代わる公共品種を守る条例を求める意見書」提出に関する請願書につきまして、委員長報告に反対し、原案に賛成の立場で討論を行います。  戦後の日本の食と農を支えてきた主要農産物種子法、以下、種子法が、2018年の4月1日に廃止をされたところでございます。この種子法のもと、国や都道府県において、米や麦、大豆などの主要農産物の種子の維持、開発のための施策が実施をされ、農家には安くて優良な種子と、消費者には安全でおいしい米などの安定的に供給をされてきたところでございます。しかし、内閣府の規制改革推進会議は、この種子法が民間企業の種子事業への投資を阻害するとして廃止を打ち出し、2017年の2月に閣議決定、昨年の通常国会に種子法廃止法案を上程し、衆参両院わずか12時間の審議で廃止法案を成立させました。この廃止により、国や地方自治体が原種、原原種の生産から撤退することになると、今後、米などの種子価格が民間に独占され、高騰することや、地域条件に適合した品種の維持、開発などの衰退が心配されます。また、長期的には世界の種子市場を独占する遺伝子組み換え企業が日本の種子市場を支配していく懸念も指摘されているところであります。  農林水産省は、これまで種子法に基づく地方自治体への財政支援を地方交付税で措置してきたところですが、その根拠法がなくなった今日、当面は農業競争力強化法を根拠に、地方交付税の単位費用算定基礎となる事務を行うとしていますが、京都府が種子法の趣旨を盛り込んだ条例制定を行い、財政措置を明確にする中で、京都府農林水産技術センターや普及センターなど、公が担う原原種、原種を守り、そして地域に合った種子や種子開発をすることが、福知山市の農業振興に欠かすことができないと考えます。また、都道府県が種子法のもとで公費を投入して、長年積み上げてきた種子生産の知見は、国民、府民の財産であります。よって、京都府が国の関係機関に民間企業への提供促進を規定した農業競争力強化支援法第8条4号の削除を求めるよう意見書を提出することは、当然のことと考えます。  岐阜県議会では、自民党などの超党派で種子条例を制定する方針を決められたところです。議員の皆さんのご賛同を切にお願いをいたしまして、賛成の討論といたします。 ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  25番、高橋正樹議員。 ○25番(高橋正樹議員)(登壇)  蒼士会の高橋正樹です。  「主要農作物種子法に代わる公共品種を守る条例を求める意見書」提出に関する請願に対し、委員会不採択に賛成、請願に反対の立場から討論を行います。  主要農作物種子法は、昭和27年、今から66年前、戦後の食糧難の時代に、米、麦、大豆、3種類の主食に限定し、その安定供給を目的に、種子の安定的生産及び普及を促進するための法律として制定されました。この法律は、ことし4月に廃止されています。請願理由の中では、この法律の廃止に起因して、野菜品種の維持と遺伝子組み換えに触れられていますが、元来、野菜は、主要農産物種子法による規制対象ではなく、民間種苗企業がほとんどを開発、提供しております。また、遺伝子組み換えは厚生労働省の安全性審査で規制され、食品衛生法で処罰の対象となる事柄であり、種子法とは全く関係のない事項となります。その仕組みは、現在も同様に継続しております。  現在、日本の農業の置かれている現状は、米の需要は減り続けており、米は余っています。水田は耕作されず、耕作放棄地はふえ続けています。農家の収入は減り続け、農家の後継者不足は深刻です。  政府は、減反政策や補助金支給、直接所得保障など、さまざまな農業政策を展開してきましたが、日本の農業の現状は一向に改善できず、なお、先行きに明るい兆しは見えません。  政府の農業関連補助金は年間で総額4兆円を超えると言われています。主要農産物種子法による都道府県の米銘柄の寡占化は、市場ニーズを把握せず、地域のブランドを守り続けることで、結果的に今の米需要低下、農業収入不安定化をもたらしてきました。66年前の食糧難の時代に制定され、今となっては保護主義的な主要農作物種子法は、既にその役目を終えていると言わざるを得なく、種子法を廃止したことが、日本の農業の衰退と壊滅的な打撃をもたらすという、一方的で偏った推論はできません。  それどころか、今まで都道府県が秘匿し、独占してきた技術開発や知見を民間に開放し、共有することで、市場のニーズに合わせた農業のグローバル展開が可能となり、海外競争力をつける日本の農業の将来に向けた新たなイノベーションとなる可能性を多分に含んでいます。そのためには、農業分野での民間との連携協力が不可欠です。  以上の理由から、公共財としての種子を生産する条例の制定と、農業競争力強化支援法第8条4号の削除を目的とした主要農作物種子法にかわる公共品種を守る条例を求める意見書提出に対する請願の種子には同意することはできず、請願に対する反対の討論といたします。  日本の農業に対する将来の安定維持を真に進めるために、多くの皆様の同意をお願いいたします。 ○(大谷洋介議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  本件に対する委員長の報告は請願採択ですので、原案について採決します。  「主要農作物種子法に代わる公共品種を守る条例を求める意見書」提出に関する請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立少数です。
     よって、本請願は不採択と決しました。  会議の途中でありますが、この際、昼食のため、休憩します。  再開は、午後1時20分とします。                 午後 0時20分  休憩                 午後 1時20分  再開 ○(大谷洋介議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第6  議第95号及び議第96号 ○(大谷洋介議長)  次に、日程第6に入ります。  議第95号及び議第96号の固定資産評価審査委員会委員の選任についての2議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。  市長。 ○(大橋一夫市長)(登壇)  議第95号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、次の者を福知山市固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市字新庄623番地、氏名、芦田久司、生年月日、昭和22年10月20日。  議第96号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、次の者を福知山市固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市前田新町48番地の1、氏名、田中秀明、生年月日、昭和32年2月17日。  以上でございます。 ○(大谷洋介議長)  ただいまの提案に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は、いずれも委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  本案は、いずれも人事に関するものですから討論は行わず、これより1議案ずつ、起立により採決します。  初めに、議第95号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、議第95号は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第96号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、議第96号は原案のとおり同意することに決しました。 ◎日程第7  議第97号から議第101号 ○(大谷洋介議長)  次に、日程第7に入ります。  議第97号から議第101号までの下夜久野地区財産管理会委員の選任についての5議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。  市長。 ○(大橋一夫市長)(登壇)  議第97号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、次の者を福知山市下夜久野地区財産管理会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市夜久野町額田688番地、氏名、中路勇喜、生年月日、昭和29年12月24日。  議第98号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、次の者を福知山市下夜久野地区財産管理会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市夜久野町千原689番地、氏名、安達賢治、生年月日、昭和23年11月24日。  議第99号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、次の者を福知山市下夜久野地区財産管理会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市夜久野町畑2731番地、氏名、村田義昭、生年月日、昭和27年1月11日。  議第100号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、次の者を福知山市下夜久野地区財産管理会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市夜久野町今西中560番地、氏名、大江益夫、生年月日、昭和24年7月2日。  議第101号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、次の者を福知山市下夜久野地区財産管理会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市夜久野町井田602番地、氏名、衣川康司、生年月日、昭和27年5月10日。  以上でございます。 ○(大谷洋介議長)  ただいまの提案に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案はいずれも委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  本案はいずれも人事に関するものですから討論は行わず、これより1議案ずつ、起立により採決します。  初めに、議第97号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、議第97号は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第98号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、議第98号は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第99号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、議第99号は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第100号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、議第100号は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議第101号、下夜久野地区財産管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、議第101号は原案のとおり同意することに決しました。 ◎日程第8  市会発議第6号 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○(大谷洋介議長)  次に、日程第8に入ります。  藤田守議員ほか6名から、市会発議第6号、福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてが提出されています。  それでは、市会発議第6号を議題とし、発議者から提案理由の説明を求めます。  15番、藤田守議員。 ○15番(藤田 守議員)(登壇)  失礼します。  市会発議第6号            福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に            関する条例の一部を改正する条例の制定について  上記議案を別紙のとおり提出する。  平成30年12月26日            発議者   福知山市議会議員  藤田  守            賛成者   福知山市議会議員  紀氏百合子             〃       〃      吉見 茂久             〃       〃      森下 賢司
                〃       〃      野田 勝康             〃       〃      桐村 一彦             〃       〃      井上  修  福知山市議会議長 大谷 洋介 様              福知山市議会の議員の議員報酬及び費用              弁償等に関する条例の一部を改正する条例  第1条 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例(昭和31年福知山市条例第28号)の一部を次のように改正する。  第6条第2項中「100分の172.5」を「100分の177.5」に改める。  第2条 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を次のように改正する。  第6条第2項中「6月に支給する場合においては100分の157.5、12月に支給する場合においては100分の177.5」を「100分の167.5」に改める。  附 則  (施行期日等)  1 この条例は、公布の日(第3項において「施行日」という。)から施行する。ただし、第2条の規定は、平成31年4月1日から施行する。  2 第1条の規定による改正後の福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の規定は、平成30年12月1日から適用する。  (期末手当の内払)  3 第1条の規定による改正前の福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の規定に基づいて平成30年12月1日からこの条例の施行日の前日までの間に支払われた期末手当は、新条例の規定による期末手当の内払とみなす。  以上です。 ○(大谷洋介議長)  以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  ただいまの提案に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託は省略することに決しました。  これより、討論に入ります。  初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  市会発議第6号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数です。  よって、市会発議第6号は、原案のとおり決しました。 ◎日程第9  議員派遣について ○(大谷洋介議長)  次に、日程第9に入ります。  議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。  地方自治法第100条第13項及び会議規則第130条の規定により、お手元に配付しています議員の派遣についてのとおり、議員を派遣することにしたいと思います。ご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、議員派遣については、お手元に配付していますとおり、派遣することに決しました。 ◎日程第10  閉会中の継続調査について ○(大谷洋介議長)  次に、日程第10に入ります。  閉会中の継続調査についてを議題とします。  総務防災委員会、市民地域委員会、教育厚生委員会、産業建設委員会、予算審査委員会、決算審査委員会、議会運営委員会、由良川改修促進特別委員会の各委員長より、会議規則第78条の規定に基づく閉会中の継続調査の申し出があり、その内容はお手元に配付しています。  お諮りします。  各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出どおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。  以上で、本日の議事日程は終了しました。  お諮りします。  本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  よって、平成30年第6回福知山市議会定例会は、これをもって閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれをもって散会し、平成30年第6回福知山市議会定例会は本日をもって閉会とします。  ここで、本定例会の閉会に当たりまして、年末のご挨拶を申し上げたいと思いますので、しばらくお席でお待ちください。                 午後 1時36分  閉会 ○(大谷洋介議長)  ことしの締めくくりとなる第6回定例会の閉会に当たり、一言、皆様方にご挨拶を申し上げたいと思います。  初めに、この1年、議員の皆様を初め理事者、職員の皆様方のご理解、ご協力のもと、福知山市議会を円滑に運営できましたこと、この場をおかりしまして、お礼を申し上げます。まことにありがとうございました。  ことしを振り返りますと、本市は7月豪雨や、多くの台風の接近により、住宅の浸水、道路や農林業などで大きな被害に見舞われました。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。  近年は災害が頻発し、大変懸念されるところでありますが、市議会としましても、行政とともに、早期の復旧・復興に向けて、今後とも、できる限り支援と配慮に努めてまいりたいと思います。  さて、市議会では、ことしも「市民に開かれた市議会」を目指し、議会活動の成果を還元し、市政への反映を目指す政策提言の実施と、市民の皆様のご意見をお聞きする出張委員会や、議会報告会の開催、さらに議会機能の強化と、市民の皆様にわかりやすい議会運営を目的とした議会ICT化事業に取り組んでまいりました。  今後も、さらなる議会改革を進めてまいりたいと考えておりますので、どうか皆様方のなお一層のご協力、そしてご支援をよろしくお願い申し上げます。  市政全般に目を移しますと、ことし1月には、福知山産業支援センター「ドッコイセ!biz」がオープンし、10月には、京都工芸繊維大学福知山キャンパスが開校し、地域産業の活力を創出する拠点が整備されました。また、長年の誘致活動が実を結び、「明智光秀」を主役とするNHK大河テレビドラマが決定し、さらには、福知山城で将棋の竜王戦が開催されるなど、本市の魅力を全国に発信できる、明るい話題もありました。  本市の厳しい財政状況を考えますと、来年以降も、より一層の行財政改革と財政改善が求められておりますが、安心安全の治水対策の着実な実施はもとより、子育て・医療・福祉のさらなる充実、シティプロモーションによる地域の活性化など、市議会と行政がそれぞれの立場で市民ニーズを的確に把握し、効果的・効率的な施策を検討していく必要があると考えております。大橋市長を初め、職員の皆様のさらなる奮闘に大いに期待をするところであります。  結びに当たりまして、市民の皆様、議員・理事者・職員の皆様には、家族おそろいで、健やかで輝かしい新年をお迎えになりますことを心からご祈念申し上げまして、お礼の挨拶にかえさせていただきます。ことし1年間、大変お世話になり、ありがとうございました。  市長。 ○(大橋一夫市長)  平成30年の最終の本会議に当たり、理事者、職員を代表いたしまして、ご挨拶を申し上げます。  まず、本定例会に提案をさせていただきました諸議案につきまして、慎重かつ熱心にご審議の上、可決いただきましたことに厚く御礼を申し上げます。  さて、ことし1年を振り返りますと、まず1月には、堀山配水池の水道管が老朽化により破損し、市内広域で断水が発生をいたしました。安心してご利用いただける水道として、このような事故が発生しないよう、老朽化した水道管の更新工事ペースを加速させているところでございます。  さらに本年は、7月豪雨を初め、たび重なる台風の襲来、前線の影響により、家屋や店舗、公共施設、農地・農業用施設、林地などが甚大な被害に見舞われました。改めてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様方に、心からお見舞いを申し上げます。  現在取り組んでおります治水対策の早期完了と、皆様が安心安全を実感できる、さらなる取り組みを国・京都府と連携しながら進めてまいりたいと考えているところでございます。  また、4月に発生をいたしました庁舎火災に関して、本市職員が逮捕、起訴され、有罪判決を受けるという、決してあってはならない事件が起きました。今回の事件以外にも、文書管理や料金徴収などで不適切な事務が行われ、市民の皆様の信頼を失ったことは極めて遺憾であり、改めておわびを申し上げます。現在、再発防止、信頼回復に向け、全力で取り組んでいるところでございます。  一方で、本年は、新時代の福知山づくりに向けた「挑戦の年」と位置づけておりました。1月には新たな事業者支援として、「産業支援センター“ドッコイセ!biz”」が活動を開始し、4月には、市民が主役のまちづくり、互いの人格と個性を尊重し合う社会を目指して、自治基本条例、手話言語及び障害のある人の多様なコミュニケーション促進条例を施行いたしました。  あわせて、子育て総合相談窓口を開設し、子どもの貧困対策も含めた「切れ目のない支援」を進めるとともに、地域包括ケアの強化に向け、在宅医療を支える多職種連携への支援や介護者の負担軽減に向けた取り組み、府内公立学校で初のロボットを使ったプログラミング教育の実施、防災減災対策として、排水ポンプ車の追加配備や消防団車両の計画的更新などにも取り組んでまいりました。また、京都工芸繊維大学福知山キャンパスも開校をいたしたところでございます。  さらに、誘致活動を進め、11月に開催された竜王戦を通じて、大きく本市の情報発信ができ、知名度向上が果たせたものと考えております。  そして、本年4月に決定の発表があった、明智光秀を主役とする2020年の大河ドラマの放映などに向けて、官民一体となった本市の魅力発信と、これを契機としたまちづくりにも努めていきたいと考えております。  今、福知山市は、少子高齢化、人口減少、人口構造の変化が進む真っただ中にございます。地方交付税、市税などの一般財源がさらに減少していくことが見込まれる一方で、扶助費などの社会保障経費や、多様化・高度化する行政ニーズ、災害への対応など、今後の行財政運営を取り巻く環境はますます厳しさを増しております。  このような中、将来にわたり持続可能で発展性のある福知山づくりに向け、防災・減災力の強化、切れ目のない医療・介護・福祉・子育ての実現などとともに、持続可能な財政基盤の確立、福知山の魅力発信など、活力あるまちづくりに向け、新しい時代の福知山づくりの取り組みをさらに進めていかなければならないと、強く期しているところでございます。  私を含め理事者・職員は、次の10年、その先を見据え、将来世代に大切なふるさと福知山を活力ある安心安全なまちとして引き継いでいけるよう、邁進してまいる決意でございます。  どうか、議員の皆様方の一層のご理解、ご協力を心からお願いを申し上げます。  結びに当たり、市民、議員の皆様方には、ご家族おそろいで、健やかで、そしてまたすばらしい新年をお迎えになりますことを祈念申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。  本年1年、本当にありがとうございました。 ○(大谷洋介議長)  この後、全議員協議会、決算審査委員会、議会運営委員会、議会改革検討会議を順次開催しますので、よろしくお願いいたします。なお、開催時間は追ってお知らせします。  大変お疲れさまでございました。
                    午後 1時48分  閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       福知山市議会議長   大 谷 洋 介                       福知山市議会議員   森 下 賢 司                       福知山市議会議員   紀 氏 百合子...