福知山市議会 2018-09-03
平成30年第5回定例会(第1号 9月 3日)
平成30年第5回定例会(第1号 9月 3日) 平成30年第5回
福知山市議会定例会会議録(1)
平成30年9月3日(月曜日)
午前10時00分 開会
〇
出席議員(25名)
1番 荒 川 浩 司 2番 西 田 信 吾
3番 桐 村 一 彦 4番 柴 田 実
5番 竹 本 和 也 6番 奥 藤 晃
7番 田 中 法 男 8番 井 上 修
9番 高 宮 辰 郎 10番 足 立 伸 一
11番 吉 見 茂 久 12番 吉 見 純 男
13番 金 澤 徹 14番 中 嶋 守
15番 藤 田 守 16番 芦 田 眞 弘
18番 木 戸 正 隆 19番 森 下 賢 司
20番 大 谷 洋 介 21番 紀 氏 百合子
22番 塩 見 卯太郎 23番 塩 見 聡
24番 野 田 勝 康 25番 高 橋 正 樹
2
モニタリング制度を確立し、強化・充実を図るとともに、その内容を市民・議会に公表すること。
3
委託業者を決定する場合、市内の
地元業者に一定の配慮を行うとともに、育成に努めること。
4 福知山市は
包括的民間委託後も、「公共性」「安全性」「継続性」を担保するとともに、
上下水道事業に対して責任をもって
管理運営にあたること。
5
包括的民間委託によって、
経済効率性の実現に努めるとともに、
品質維持向上を図ること。
6
専門技術職員を確保・育成するとともに、
関係職員の雇用の安定を図ること。
以上、決議する。
平成30年9月3日
福知山市議会
○(
大谷洋介議長) 以上で、
提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
ただいまの提案に対して、質疑はありますか。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、質疑を終結します。
本案は、
委員会提出の議案ですから、
委員会付託は行わず、これより討論に入ります。
初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、討論を終結します。
これより、起立により採決をします。
市会発議第2号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員であります。
よって、
市会発議第2号は、原案のとおり決しました。
◎日程第3 議第32号から議第48号(報第6号を含む)
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第3に入ります。
お手元に届いています議案書の議第32号、平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)から、議第48号、
損害賠償の額についてまでの17議案を
一括議題とし、これより
提案理由の説明を求めます。
なお、報第6号についてもあわせてご報告願います。
市長。
○(大橋一夫市長)(登壇) 皆さん、おはようございます。
本日、ここに9月定例市議会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、ご多用の中、ご参集いただき、ありがとうございます。
本日上程されました諸議案につきまして、説明を申し上げます。
まず、今回提出いたしております補正予算は、7月豪雨災害からの復旧関連として、早急に取り組みが必要な事業、また、大河ドラマ決定などを受けたシティプロモーション関連として、今、着手する必要がある事業を中心に、経費の追加等をお願いいたしております。
以下、主なものにつきまして、その概要をご説明申し上げます。
まず、議第32号、
一般会計補正予算でございます。
災害関連事業といたしましては、7月豪雨により、半壊以上の被害を受けた住家屋の解体・撤去等を市が直接実施する、または補助する新規事業を追加いたします。
このほか、被災箇所数が当初の見込みを超えることとなった土木施設、林道施設などについて、測量設計費の不足分をお願いし、国の復旧制度の採択申請に向けた諸準備を進めます。
シティプロモーション関連事業といたしましては、大河ドラマ決定などを受けて、増加が予想される福知山城来訪者の皆様の満足度向上を図るために、園路の改修を行う経費などをお願いいたしております。
また、大河ドラマを契機に、観光誘客による産業・商業の活性化などを目指す官民連携組織の立ち上げに対する負担金や、光秀関連書籍等の増刷費用を計上いたしております。
次に、「人と文化・スポーツを育む
まちづくり」としましては、小学校・中学校の入学予定者で、経済的理由により支援が必要な方に対して、これまで入学後に給付していた学用品費を、今回から入学準備期に合わせて入学前に支給するための経費をお願いいたしております。
また、教育・文化施設について、安心して子どもが学べ、市民の皆様が利用できるよう、ブロック塀などの危険箇所の解消に必要な費用を計上しております。
「だれもが快適に暮らせる生活基盤の整った
まちづくり」といたしましては、地域で運営を担っていただいております自主運行バスの車両更新費の一部を支援します。
次に、「豊かな自然の中で共に安心して安全に暮らせる
まちづくり」といたしましては、治水対策に必要な用地調査費を追加でお願いいたしております。
「子どもから高齢者までだれもが健やかに暮らせる
まちづくり」といたしましては、国の補助採択を受けた民間保育所の施設整備や、秋に京都ルネスクリニックにおいて開設される病児保育
サービスに対して、それぞれ支援を行います。
「行財政効率の高い
まちづくり」としましては、本市で稼動しております基幹的な電算システムの更新や、来年5月の改元に向けて必要な準備・改修を進めてまいります。
以上が、
一般会計の歳出予算の概要であり、補正総額は5億8,802万4,000円で、補正後の
一般会計予算額は、423億6,323万5,000円となるものでございます。
議第33号、
国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、平成29年度の決算収支が確定いたしましたので、超過交付となりました療養給付費等負担金等を返還し、残余を国民健康保険事業基金に積み立てる経費の補正をお願いいたしております。
議第34号、
介護保険事業特別会計補正予算につきましては、平成29年度の決算収支が確定いたしましたので、保険事業勘定では超過交付となりました介護給付費国庫負担金などの返還と介護給付費準備基金への積み立てを行います。
また、介護サービス事業勘定では、介護
サービス事業基金に平成29年度の剰余金を積み立てる経費の補正をお願いいたしております。
議第35号、
後期高齢者医療事業特別会計補正予算につきましては、京都府後期高齢者医療広域連合システム機器の一斉更新に伴い、機器を購入する経費を計上しております。
次に、条例について申し上げます。
議第36号、福知山市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正は、
個人番号及び
特定個人情報を利用する事務の廃止に伴い、所要の規定の整理を行うものです。
議第37号、福知山市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の規定の整理を行うものであります。
議第38号、
福知山市立公民館条例の一部改正につきましては、夜久野地域公民館における旧精華小学校運動場を普通財産とするため、所要の規定の整備を行うものです。
次に、その他の議案について申し上げます。
議第39号、
財政調整基金の繰り入れにつきましては、災害により生じた経費の財源に充てるためにご承認賜りたく、お願いいたしております。
議第40号、
工事請負契約の締結につきましては総合福祉会館耐震及び改修工事の契約に当たり、また議第41号、42号の物品の取得につきましては、高規格救急自動車、小型動力ポンプ付積載車の取得につき、それぞれ議会の議決が必要でありますので提出いたしております。
議第43号から議第46号まで、公の施設に係る
指定管理者の
指定期間の変更につきましては、本年度策定予定の「福知山市スポーツ推進計画」で示す体育施設のあり方の方針に基づき、体育施設のあり方や対応等を今後検討いたしますことに伴い、4施設にかかる
指定期間を現行平成30年度までとする内容から、2年間延長するために提出いたしております。
議第47号及び議第48号、
損害賠償の額につきましては、市道を歩行中、段差により転倒された方、また、市管理の公共汚水ますのふたに乗った際に、ふたの破損により負傷された方との間で、それぞれ示談が調いましたので、この内容について議決をお願いするものであります。
以上、
提案理由の概要につきまして申し述べましたが、細部につきましては
財務部長が説明いたしますので、慎重にご審議をいただきまして、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○(
大谷洋介議長)
財務部長。
○(櫻井雅康
財務部長)(登壇) 失礼をいたします。
本定例会に上程されました諸議案並びに報告につきまして、細部の説明を申し上げます。
議第32号から議第35号までの議案につきましては、いずれも補正予算にかかわります議案でございますので、お手元に配付をいたしております歳入歳出補正予算事項別明細書によりまして、ご説明申し上げます。
議第32号、平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)でございます。
今回の補正は、通常の補正に加えまして、去る7月豪雨による被害箇所が、7月補正時点での想定を超えたため、それに対応するもの、さらには、明智光秀を主人公とする2020年NHK大河ドラマの放送決定を受けてのシティプロモーション関連の補正を行っております。
恐れ入りますが、予算事項別明細書の5ページをお願いをいたします。
まず、歳出からでございますけれども、総務費、総務管理費、目、一般管理費1,230万円の補正につきましては、基幹系システム等更新事業でありますが、本市で稼動しております基幹系システムについて、来年9月末に保守期間が満了いたします。基幹系システムの更新に当たり、京都府内市町村で共同構築・運用を行っております基幹業務支援システムに参加することによりまして、総務省が推奨いたします自治体クラウドの導入を図るとともに、共同化されていないその他の基幹系システムの更新に必要となる機器等の調達及び構築作業を行うことで、窓口の証明書発行などの
市民サービスを安全かつ継続的に提供できるシステム環境の整備を行う経費をお願いするものであります。
同じページの目、文化振興費269万円の補正につきましては、郷土資料館管理
運営事業でありますが、福知山城は、明智光秀を主人公とする2020年NHK大河ドラマの放映が決定し、市内外から関心が高まっております。今後の来場者の増加を予想しまして、満足度の向上やさらなる福知山城の魅力を発信するため、販売書籍の増刷やパンフレットの更新に要する経費の補正をお願いするものであります。
同じページの目、交通対策費136万9,000円の補正につきましては、公共交通維持改善事業で、三岳、中六人部の自主運行バス車両の老朽化に伴い、安全で安定した運行の確保を図るため、更新費用の一部を支援する経費について、補正をお願いするものであります。
6ページをお願いいたします。
項、目とも戸籍住民基本台帳費146万円の補正につきましては、社会保障・税番号制度実施に係る整備等事業としまして、マイナンバーカード等の記載事項の充実を図るものでありまして、具体的には、国の女性活躍加速のための重点方針2018に、本人からの届出により、住民票とマイナンバーカードに旧姓を併記することが記載されており、こうした改正に対応するための準備として、システム及びプログラムの改修を行うものであります。
7ページをお願いいたします。
民生費、社会福祉費、目、老人福祉費270万円の補正につきましては、後期高齢者医療事業特別会計繰出金として、システム機器の購入に要する経費につきまして、
一般会計から繰り出しを行うものであります。
8ページをお願いします。
児童福祉費、目、児童福祉総務費2,102万6,000円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、民間保育所施設整備事業として、1,227万9,000円の補正をお願いするもので、当初予算に計上しておりました、コスモス保育園の園舎増築にかかる国庫補助金の基準額が改定されましたことにより、補助金額を増額いたしますとともに、光保育園のトイレ改修にかかる補助を行うものであります。
第2には、病児保育
サービス事業として、874万7,000円の補正をお願いするもので、京都ルネスクリニックが病児保育事業を開始されることに対する補助を行うものであります。
9ページをお願いします。
生活保護費、目、生活保護総務費162万円の補正につきましては、生活保護管理事業として、生活保護基準等の見直しに伴うシステム改修に要する経費について、補正をお願いするものであります。
10ページをお願いします。
項、目とも、災害救助費3,900万円の補正につきましては、災害廃棄物処理事業として、7月豪雨により半壊以上の被害を受けた住家屋のうち、生活環境の保全上、解体・撤去の必要がある家屋について、市が主体となり解体・撤去、処分を行います経費と、市が解体・撤去等を実施する前にみずから撤去を行った方に対しては、その費用を償還する経費の補正をお願いするものであります。
11ページをお願いします。
農林業費、林業費、目、林業振興費2,332万円の補正は、林道・作業道維持管理等事業で、7月豪雨により被災した林道のうち、国の災害復旧事業の要件を満たさない31カ所と、国の災害復旧事業の対象外である作業道22カ所の復旧に要する経費をお願いするものであります。
12ページをお願いします。
商工費、商工費、目、観光費220万円の補正は、右の説明欄のとおり、第1に、(仮称)福知山光秀プロジェクト推進事業として185万円の補正をお願いするもので、2020年NHK大河ドラマが、本市にゆかりのある戦国武将明智光秀を主人公にした「麒麟がくる」に決定したことを受け、官民で連携して、(仮称)福知山光秀プロジェクト推進協議会を立ち上げ、オール福知山体制で地域活性化を図ります。そのプロジェクトの立ち上げに伴う事務局体制の整備に対する負担金についての補正をお願いしております。
第2には、NHK大河ドラマ誘致推進事業として35万円の補正をお願いするもので、大河ドラマ「麒麟がくる」推進協議会が、年度当初に計画をしておりました事業に加えて実施する、PR素材の作製や首都圏でのイベント実施などの事業実施負担金についての補正をお願いしております。
13ページをお願いします。
土木費、土木管理費、目、土木総務費400万円の補正につきましては、法定外公共物管理事業として、7月豪雨により法定外公共物の被災箇所の修繕、土砂撤去工事に対する助成の申し込みがふえる見込みでありますため、増額の補正をお願いをしております。
14ページをお願いします。
同じく、河川費、目、河川総務費1,800万円の補正につきましては、調節池整備事業として、法川流域の草池及び小谷ケ丘調節池の用地買収に向けまして、公共嘱託登記などの経費について補正をお願いをしております。
15ページをお願いします。
都市計画費、目、公園施設費3,380万円の補正につきましては、福知山城公園整備事業でありますが、福知山城を築いた明智光秀が2020年NHK大河ドラマの主人公に決定し、来城者の増加が予想されますので、福知山城周辺の公園施設の改修を行い、来城者の安全等を確保します。また、園路の段差解消なども行いまして、障害の有無や年齢にかかわらず、誰もが訪れやすい公園に改修する経費をお願いをしております。
16ページをお願いします。
教育費、小学校費、目、学校管理費3,660万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、小学校施設改修・営繕事業で440万円の補正をお願いするもので、平成30年6月18日に発生をいたしました大阪府北部地震を受け、市立小・中学校のブロック塀の安全点検を行いました結果、惇明小学校ほか6校の、基準に適合しないブロック塀などの撤去に要する経費について、補正をお願いをしております。
第2には、小学校消防設備改修事業として3,220万円の補正をお願いするもので、平成29年度に行った消防法にかかる調査・点検の結果、大正小学校ほか2校で、適合していない箇所についての改修工事を行う経費について、補正をお願いをしております。
同じページの目、教育振興費330万円の補正と、次の17ページになりますが、中学校費、目、教育振興費530万9,000円の補正につきましては、それぞれ、小学校就学援助事業・特別支援就学奨励事業、中学校就学援助事業・特別支援就学奨励事業で、小・中学校に在籍をいたします児童・生徒の保護者が、要保護及びこれに準ずる程度に困窮し、児童・生徒の就学に支障を来す場合、必要な経費を援助するものであります。
この制度の対象となる新小学校1年生及び新中学校1年生に対しまして支給する新入学児童生徒学用品費について、平成31年度入学者から、入学の前年度の3月に前倒しして支給するため、必要となる経費について補正をお願いをしております。
18ページをお願いします。
社会教育費、目、社会教育総務費180万円の補正につきましては、夜久野町生涯学習センター改修事業でありますが、センターの雨漏りの抜本的な改修工事を行うための設計業務に必要な経費の補正をお願いをしております。
19ページをお願いします。
災害復旧費、項、目とも土木施設災害復旧費3億1,400万円の補正は、土木施設災害復旧事業でありまして、7月豪雨の被災箇所が調査の結果、7月補正時点での想定を超えましたため、補助採択を受けるための測量・設計について、道路では80カ所、河川で150カ所分の追加をお願いしております。また、単独工事分として道路20カ所、河川20カ所も追加をお願いしております。さらには、樋ノ口橋の復旧に要する経費についての補正もお願いをしております。
20ページお願いします。
同じく、項、目とも農林施設等災害復旧費6,350万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1に、林道施設災害復旧事業として5,800万円の補正をお願いするもので、土木施設の場合と同様に、7月豪雨の被災箇所が調査の結果、7月補正時点での想定を超えましたため、補助採択を受けるための測量・設計について、17路線分の追加をお願いするものであります。
第2には、大呂自然休養村センターキャンプ場災害復旧事業として、550万円の補正をお願いするもので、7月豪雨により被災した大呂自然休養村センターのキャンプ場及び親水公園の復旧に要する経費をお願いをしております。
21ページをお願いします。
債務負担行為の設定に伴う支出予定額等に関する調書であります。
1段目の基幹系システム等更新事業は、システム更新に伴うプログラム改修などが必要となるため、
債務負担行為の設定をするものであります。
2段目の情報システム改元対応業務は、来年5月1日の元号改正に伴い、新元号に合わせてシステムを改修する必要があるため、
債務負担行為の設定をお願いをしております。
3段目の市民運動場、市民体育館及び由良川猪崎河川敷運動場広場指定管理料から、6段目の福知山市都市緑化植物園・福知山市緑の相談所指定管理料までの4件は、いずれも
指定期間の延長にかかるものであります。
7段目の下六人部小学校統合整備事業に係る仮設建築物の賃貸借契約は、仮設の給食配膳室・昇降口を3年間の賃貸借により設置することに伴い、
債務負担行為を設定するものであります。
それぞれ限度額、期間などを記載しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。
以上で歳出の説明を終わりまして、3ページにお戻りをお願いしたいと思います。歳出にかかわる歳入について、ご説明を申し上げます。
まず、分担金及び負担金、分担金、目、農林業費分担金233万2,000円の補正は、林業費分担金として、林道・作業道維持管理等事業の実施にかかる地元からの分担金であります。
次に、国庫支出金、国庫負担金、目、災害復旧費国庫負担金4,227万3,000円の補正につきましては、道路や河川など被災箇所の測量・設計などにかかる公共土木施設災害復旧費負担金であります。
次の国庫補助金、目、総務費国庫補助金146万円の補正につきましては、戸籍住民基本台帳費補助金として、マイナンバーカード等の記載事項の充実にかかる市町村基幹業務支援システム改修への補助金であります。
次の目、民生費国庫補助金3,153万円の補正は、右の説明欄のとおり、第1には、児童福祉費補助金の1,122万円の補正でございますけれども、これは、病児保育サービス事業実施にかかります291万5,000円と、コスモス保育園と光保育園の施設整備の830万5,000円であります。
第2には、生活保護費等補助金として、生活保護システム改修にかかる補助金81万円であります。
第3には、災害救助費補助金として、災害廃棄物処理事業にかかる1,950万円であります。
次の府支出金、府補助金、目、民生費府補助金291万5,000円の補正につきましては、児童福祉費補助金として、病児保育
サービス事業実施にかかるものであります。
次の目、災害復旧費府補助金580万円の補正は、林道施設災害復旧事業での測量・設計業務にかかる補助金であります。
次に、財産収入、財産売払収入、目、物品売払収入54万円の補正につきましては、今回増刷いたします書籍、「明智光秀の生涯と丹波福知山」などの売り払いによる収入であります。
次に、繰入金、項、目とも基金繰入金2億8,120万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、地域振興基金をNHK大河ドラマ誘致推進事業に35万円、また、(仮称)福知山光秀プロジェクト推進事業に185万円を充てるため、繰り入れを行うものであります。
4ページをお願いします。
第2には、公共施設等総合管理基金を小学校消防設備改修事業に810万円、調節池整備事業に90万円、それぞれ充てるため、繰り入れを行うものであります。
第3には、
財政調整基金2億7,000万円を、豪雨により生じた災害の財源に充てるため、繰り入れを行うものであります。
次に、市債、目、土木債4,700万円の補正は、右の説明欄のとおり、第1に、河川事業債の1,710万円の補正につきましては、調節池整備事業にかかるものであります。
第2に、都市計画事業債の2,990万円の補正は、福知山城公園整備事業にかかるものであります。
次に、目、教育債2,590万円の補正は、右の説明欄のとおり、第1に、小学校事業債として、小学校消防設備改修事業にかかります2,410万円と、第2に、社会教育事業債として、夜久野町生涯学習センター改修事業にかかる180万円でございます。
次に、目、災害復旧債9,940万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1に、土木施設災害復旧事業債として、道路、河川、橋梁など、土木施設災害復旧事業にかかるものが8,870万円と、第2に、農林施設等災害復旧事業債として、林道施設災害復旧事業にかかるものが520万円、大呂自然休養村センターキャンプ場災害復旧事業にかかるものが550万円であります。
繰越金4,767万4,000円は、繰越金を補正財源とするものでございます。
以上によりまして、
一般会計は、1ページから2ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに5億8,802万4,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに423億6,323万5,000円とするものでございます。
以上で
一般会計の説明を終わらせていただいて、引き続き、特別会計の補正予算について、ご説明をさせていただきます。
26ページをお願いいたします。
議第33号、平成30年度福知山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、基金積立金、目、国民健康保険事業基金積立金1億4,507万8,000円につきましては、決算剰余金(繰越金)から償還金を除いた額を国民健康保険事業基金に積み立てをするものでございます。
27ページをお願いします。
諸支出金、償還金及び還付加算金、目、償還金1億1,861万5,000円の補正につきましては、平成29年度の療養給付費等負担金及び療養給付費等交付金の交付額の確定によりまして、いずれも超過交付となりました負担金を、繰越金から国へ返還するものでございます。
28ページをお願いします。
債務負担行為の設定に伴う支出予定額等に関する調書であります。
まず、基幹系システム等更新業務(健康管理システム)と情報システム改元対応業務(健康管理システム)について、
債務負担行為の設定をお願いしております。
それぞれ限度額、期間などを記載しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。
25ページにお戻りをお願いします。
歳出にかかります歳入でございますけれども、繰越金2億6,369万3,000円につきましては、超過交付となりました償還金と基金積立に係るものでございます。
以上によりまして、国民健康保険事業特別会計は、23ページから24ページにかけましての総括のとおり、歳入歳出ともに2億6,369万3,000円を追加いたしまして、予算の総額を、歳入歳出ともに78億6,229万3,000円とするものでございます。
32ページをお願いをいたします。
議第34号、平成30年度福知山市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、まず、保険事業勘定でございます。
基金積立金、目、介護給付費準備基金積立金1億2,241万2,000円の補正につきましては、決算剰余金(繰越金)から償還金を除いた額を介護給付費準備基金に積み立てをするものでございます。
33ページをお願いします。
諸支出金、償還金及び還付加算金、目、償還金2億3,030万円の補正につきましては、超過交付となりました国庫負担金、府負担金などを返還するものでございます。
34ページをお願いをいたします。
債務負担行為の設定に伴う支出予定額等に関する調書でございます。
基幹系システム等更新業務(介護保険システム)と情報システム改元対応業務(介護保険システム)についての
債務負担行為の設定をお願いをしております。
それぞれ期間、限度額などを記載しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。
31ページにお戻りをお願いいたします。
歳出に係ります歳入でございますけれども、目、繰越金3億5,271万2,000円につきましては、超過交付となりました償還金と積立金にかかるものであります。
以上によりまして、保険事業勘定では、29ページから30ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに3億5,271万2,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに84億6,421万2,000円とするものでございます。
38ページをお願いします。
続いて、介護サービス事業勘定でございます。
まず、基金積立金、目、介護サービス事業基金積立金189万8,000円の補正につきましては、37ページになりますけれども、前年度の決算黒字の繰越金を財源としまして、介護サービス事業基金に積み立てを行うものでございます。
結果、介護
サービス事業勘定では、35ページから36ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに189万8,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに2,329万8,000円とするものでございます。
42ページをお願いいたします。
議第35号、平成30年度福知山市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、総務費、総務管理費、目、一般管理費270万円の補正につきましては、京都府後期高齢者医療広域連合システム機器の一斉更新に伴いまして、機器の設定、あるいは購入等に要する経費の補正をお願いするものであります。
43ページをお願いします。
債務負担行為の設定に伴う支出予定額等に関する調書であります。
基幹系システム等更新業務(後期高齢者医療システム)と情報システム改元対応業務(後期高齢者医療システム)につきまして、
債務負担行為の設定をお願いしております。お目通しを賜りたいと存じます。
41ページにお戻りをお願いをいたします。
繰入金、他会計繰入金、目、
一般会計繰入金270万円の補正につきましては、京都府後期高齢者医療広域連合システム機器の一斉更新にかかる
一般会計からの繰入金であります。
以上によりまして、後期高齢者医療事業特別会計では、39ページから40ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに270万円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに19億4,780万円とするものでございます。
以上で、補正予算の説明を終わらせていただきまして、次に条例、その他議案、報告につきまして、ご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書にお戻りをいただきまして、議案書の21ページをお願いします。
議第36号、福知山市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、
個人番号及び
特定個人情報を利用する事務の廃止に伴い、所要の規定の整理を行うものであります。
具体的には、福知山市高齢者住宅改修助成金の交付に関する事務の廃止に伴い、改正を行うものであります。この条例は、平成30年10月1日から施行することとしております。
23ページをお願いします。
議第37号、福知山市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の規定の整理を行うものであります。
具体的には、第7条関係で、家庭的保育事業者等の保育所、幼稚園または認定こども園との代替保育にかかる連携協力を適用しない場合の措置を定めることとしております。
23ページから24ページにかけましての第17条第2項第4号では、家庭的保育者の居宅にて家庭的保育を行う場合における食事の特例にかかる搬入施設の規定を加えまして、次の附則第3項では、その食事の提供について、平成37年4月1日までの間は、自園調理、その他調理にかかる規定を適用しないことができることとするものであります。この条例は、公布の日から施行することとしております。
25ページをお願いします。
議第38号、
福知山市立公民館条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、夜久野地域公民館における旧精華小学校運動場を普通財産とするため、所要の規定の整備を行うものであります。夜久野地域公民館の体育施設から、旧精華小学校運動場を削るものであります。この条例は、公布の日から施行することとしております。
27ページをお願いします。
議第39号、
財政調整基金の繰り入れについてであります。
福知山市
財政調整基金条例第4条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。
繰り入れ金額は2億7,000万円以内とするもので、繰り入れの事由は、7月豪雨により生じた経費の財源に充てるものでございます。
29ページをお願いします。
議第40号、
工事請負契約の締結についてであります。
総合福祉会館耐震及び改修工事のため、
工事請負契約を締結するものであります。
工事名は、総合福祉会館耐震及び改修工事、契約の方法は、公募型指名競争入札による契約、契約金額は、3億7,948万8,240円、契約の相手方は、前田・福多共同企業体、代表者が福知山市字岩井小字大津江85番地の20、前田工業株式会社、代表取締役 前田秀和氏、構成員、福知山市字天田848番地の3、株式会社福多電気商会福知山営業所、所長 吉田薫氏であります。
31ページをお願いします。
議第41号、物品の取得についてであります。
高規格救急自動車を取得するものでございます。
物品名は、高規格救急自動車、契約の方法は、指名競争入札による契約、取得価格は、1,922万4,000円、契約の相手方は、福知山市字観音寺179番地の4、大槻ポンプ工業株式会社福知山営業所、所長 砂野哲平氏であります。
33ページをお願いします。
議第42号、物品の取得についてであります。
小型動力ポンプ付積載車を取得するものでございます。
物品名は、小型動力ポンプ付積載車5台、契約の方法は、指名競争入札による契約、取得価格は、3,628万8,000円、契約の相手方は、福知山市字観音寺179番地の4、大槻ポンプ工業株式会社福知山営業所、所長 砂野哲平氏であります。
次の35ページから41ページにかけましての議第43号から議第46号までは、いずれも公の施設に係る
指定管理者の
指定期間の変更についてであります。
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするもので、それぞれの施設につきまして、1、管理を行わせている公の施設の名称及び位置、2、
指定管理者の団体名称及び代表者、3、指定の期間について、変更前と変更後を、また4、変更理由をそれぞれ明記しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。
43ページをお願いします。
議第47号、
損害賠償の額についてであります。
平成29年8月26日、福知山市西平野町地内の市道平野3号線において、歩道を歩行中、段差につまずき転倒し、右胸部を打撲したことによる相手方の損害を賠償するものであります。
損害賠償額は、10万1,312円であります。
45ページをお願いします。
議第48号、
損害賠償の額についてであります。
平成30年3月19日、福知山市夜久野町額田地内の国道9号歩道付近で、高校生が国道を通過する車両による水しぶきを避けるため、市管理の公共汚水ますふたの上に乗った際、ふたが破損し、右足首捻挫等の負傷をしたことによる相手方の損害を賠償するものであります。
損害賠償額は、13万9,286円であります。
47ページをお願いします。
報第6号、平成29
事業年度公立大学法人福知山公立大学の業務の実績に関する評価結果の報告についてであります。
地方独立行政法人法第78条の2第6項の規定に基づき、平成29
事業年度公立大学法人福知山公立大学の業務の実績に関する評価結果をご報告するものであります。
内8ページをお願いします。
Ⅱの評価結果でございますけれども、全体の評価としましては、昨年度と同様、平成28年3月議会において、ご承認いただきました同大学の中期目標に基づく中期計画の達成に向けて、おおむね順調に進捗しているとして、評価はBとなっております。
そのほか、内10ページから内18ページにかけての大項目別評価、また、内19ページ以降の小項目別評価については、お目通しを賜りますようお願いをいたします。
以上で、上程をされました諸議案並びに報告につきまして、説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議を賜りますよう、お願いを申し上げます。
○(
大谷洋介議長) これにて、
提案理由の説明は終わりました。
◎日程第4 議第49号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第4に入ります。
議第49号、
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とし、これより
提案理由の説明を求めます。
市長。
○(大橋一夫市長)(登壇) 議第49号、
固定資産評価審査委員会委員の選任について、次の者を福知山市
固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、同意を求めます。
住所、福知山市字猪崎754番地の4、氏名、清水靖昭、生年月日、昭和20年10月22日。
○(
大谷洋介議長) ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、質疑を終結します。
お諮りします。
本案は
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ご異議なしと認めます。
よって、本案は
委員会付託を省略することに決しました。
本案は人事に関するものですから、討論は行わず、これより起立により採決します。
議第49号、
固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第49号は、原案のとおり同意することに決しました。
◎日程第5
市会発議第3号
福知山市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第5に入ります。
芦田眞弘議員ほか8名から、
市会発議第2号、
福知山市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてが提出されています。
先ほど
市会発議第2号、福知山市
上下水道事業等の
包括的民間委託に関する決議が決議されましたので、本件の議案番号を
市会発議第2号から
市会発議第3号に繰り下げます。
それでは、
市会発議第3号を議題とし、発議者から
提案理由の説明を求めます。
16番、
芦田眞弘議員。
○16番(
芦田眞弘議員)(登壇) 新政会の芦田眞弘でございます。
読み上げて提案にかえさせていただきます。
市会発議第3号
福知山市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に
関する条例の一部を改正する条例の制定について
上記議案を別紙のとおり提出する。
平成30年9月3日
発議者
福知山市議会議員 芦田 眞弘
賛成者
福知山市議会議員 紀氏百合子
〃 〃 吉見 茂久
〃 〃 森下 賢司
〃 〃 野田 勝康
〃 〃 桐村 一彦
〃 〃 藤田 守
〃 〃 井上 修
〃 〃 荒川 浩司
福知山市議会議長 大谷 洋介 様
(別紙)
福知山市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に
関する条例の一部を改正する条例
福知山市議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例(昭和31年福知山市条例第28号)の一部を次のように改正する。
第5条第1項中「路程」の次に「(通算した全路程に1キロメートル未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとする。)」を加え、「25円」を「37円」に改める。
附 則
この条例は、平成31年4月1日から施行する。
以上で提案を終わります。よろしくお願いします。
○(
大谷洋介議長) 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより、質疑を行います。
ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、質疑を終結します。
お諮りします。
本案は
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ご異議なしと認めます。
よって、
委員会付託は省略することに決しました。
これより討論に入ります。
初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、討論を終結します。
これより、起立により採決します。
市会発議第3号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、
市会発議第3号は、原案のとおり決しました。
以上で、本日の
議事日程は終了しました。
次回は、来る9月12日午前10時から本会議を開きます。
それまで、議案熟読のため休会とします。
なお、一般質問の通告締め切りは、本日の午後5時となっていますので、期限までに通告書の提出をお願いします。
それでは、本日はこれをもって散会とします。
なお、この後、直ちに一般質問の順番を決める抽選を行いますので、議員の皆さんは、第一応接室にご参集ください。
それでは、大変にお疲れさまでございました。
午前11時22分 散会...