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平成30年第5回定例会(第1号 9月 3日)

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  1. 福知山市議会 2018-09-03
    平成30年第5回定例会(第1号 9月 3日)


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    平成30年第5回定例会(第1号 9月 3日)            平成30年第5回福知山市議会定例会会議録(1)                平成30年9月3日(月曜日)                  午前10時00分 開会   〇出席議員(25名)       1番  荒 川 浩 司       2番  西 田 信 吾       3番  桐 村 一 彦       4番  柴 田   実       5番  竹 本 和 也       6番  奥 藤   晃       7番  田 中 法 男       8番  井 上   修       9番  高 宮 辰 郎      10番  足 立 伸 一      11番  吉 見 茂 久      12番  吉 見 純 男      13番  金 澤   徹      14番  中 嶋   守      15番  藤 田   守      16番  芦 田 眞 弘      18番  木 戸 正 隆      19番  森 下 賢 司      20番  大 谷 洋 介      21番  紀 氏 百合子      22番  塩 見 卯太郎      23番  塩 見   聡      24番  野 田 勝 康      25番  高 橋 正 樹
         26番  田 渕 裕 二 〇欠席議員(なし) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長       大 橋 一 夫    副市長     伊 東 尚 規  危機管理監    片 山 正 紀    市長公室長   渡 辺 尚 生  市長公室理事   森 田   賢    地域振興部長  高 橋 和 章  人権推進室長   山 根 祥 和    財務部長    櫻 井 雅 康  福祉保健部長   大 江 みどり    市民総務部長  山 中 明 彦  産業政策部長   桐 村 正 典    土木建設部長  今 井 由 紀  会計管理者    中 見 幸 喜    消防長     鈴 木 秀 三  財政課長     山 田 信 義    上下水道部長  岡 部 繁 己  市民病院事務部長 上 田 栄 作    教育長     端 野   学  教育部長     田 中   悟    教育委員会理事 森 山   真  選挙管理委員長  松 本 良 彦    監査委員    長 坂   勉  監査委員事務局長 土 家 孝 弘 〇議会事務局職員出席者  局長       池 田   聡    次長      菅 沼 由 香 〇議事日程 第1号 平成30年9月3日(月曜日)午前10時開議   市会報第4号 公立大学法人福知山公立大学の平成29年度事業報告書及び平成30年度事          業計画書の提出について   第 1  会期の決定について   第 2  議第 5号 平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第              3号)        議第 6号 平成30年度福知山市水道事業会計補正予算(第1号)        議第 7号 平成30年度福知山市下水道事業会計補正予算(第3号)                  (委員長報告から採決)   日程追加 市会発議第2号 福知山市上下水道事業等包括的民間委託に関する決議                   (提案理由の説明)   第 3  議第32号 平成30年度福知山市一般会計補正予算(第5号)        議第33号 平成30年度福知山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1              号)        議第34号 平成30年度福知山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)        議第35号 平成30年度福知山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1              号)        議第36号 福知山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用              等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に              関する条例の一部を改正する条例の制定について        議第37号 福知山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条              例の一部を改正する条例の制定について        議第38号 福知山市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について        議第39号 財政調整基金の繰入れについて        議第40号 工事請負契約の締結について        議第41号 物品の取得について        議第42号 物品の取得について        議第43号 公の施設に係る指定管理者指定期間の変更について        議第44号 公の施設に係る指定管理者指定期間の変更について        議第45号 公の施設に係る指定管理者指定期間の変更について        議第46号 公の施設に係る指定管理者指定期間の変更について        議第47号 損害賠償の額について        議第48号 損害賠償の額について        報第 6号 平成29事業年度公立大学法人福知山公立大学の業務の実績に関す              る評価結果の報告について                   (提案理由の説明)   第 4  議第49号 固定資産評価審査委員会委員の選任について                     (審 議)   第 5  市会発議第3号 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の                一部を改正する条例の制定について                     (審 議) ◎午前10時00分  開会 ○(大谷洋介議長)  皆さん、おはようございます。  定足数に達していますので、ただいまから平成30年第5回福知山市議会定例会を開会し、これより本日の会議を開きます。  本日、市長から、議第32号、平成30年度福知山市一般会計補正予算(第5号)ほか17件の議事事件の送付がありました。  次に、監査委員から、例月出納検査結果報告がまいっています。その写しについては、既に配付していますので、ご承知おき願います。  次に、公立大学法人福知山公立大学の平成29年度事業報告書及び平成30年度事業計画書が提出されています。お手元に配付していますので、お目通しおき願います。  次に、本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付していますので、それにてご了承願います。  次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第128条の規定により、16番、芦田眞弘議員、18番、木戸正隆議員、以上の両議員にお願いします。 ◎日程第1  会期の決定について ○(大谷洋介議長)  それでは、日程第1に入ります。  会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から来る10月24日までの52日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から52日間と決定しました。 ◎日程第2  議第5号から議第7号 ○(大谷洋介議長)  次に、日程第2に入ります。  議第5号、平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第3号)、議第6号、平成30年度福知山市水道事業会計補正予算(第1号)、議第7号、平成30年度福知山市下水道事業会計補正予算(第3号)の3議案を一括議題とします。  本件は、平成30年第3回定例会に提案され、継続審査となっていたものです。審議に先立ち、予算審査委員長から、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  予算審査委員長。 ○(桐村一彦予算審査委員会委員長)(登壇)  皆さん、おはようございます。  予算審査委員会委員長の桐村一彦でございます。  委員会の審査報告をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告をいたします。  1 委員会付託議案  ・議第5号  平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第3号)  ・議第6号  平成30年度福知山市水道事業会計補正予算(第1号)  ・議第7号  平成30年度福知山市下水道事業会計補正予算(第3号)
     2 審査の概要  平成30年第3回定例会において、本委員会に付託された議第5号から議第7号までの3議案については、いずれも上下水道事業等包括的民間委託の導入に係る債務負担行為に関する議案であり、6月20日に審査を行いました。また、21日には、集中審査を行うため委員会の日程を追加しました。しかしながら、本件の導入経過事業内容に関する議会への説明がないままの唐突な提案であったため、委員会として表決をするには審査材料が少なく、事業の必要性や効果、さらには市民生活への影響等についてさらに審査が必要であると判断し、全員一致継続審査とすることを決定しました。  その後、審査を深めるため、57項目にわたる質疑事項の取りまとめと、16件の追加資料の請求を行い、7月25日及び8月7日に委員会を開催し、継続審査を行いました。理事者からは、「本件の課題解決のため、丁寧な説明を行いたい」との発言があり、上下水道部からは詳細な説明がありました。  合計4日間の委員会では、延べ50人から延べ69項目について質疑がありました。  初めに、包括的民間委託導入に至った検討状況と導入に対する基本的な考え方を問う質疑があり、平成27年度に設置した経営検討委員会での検討や市民アンケート結果などを踏まえ、平成29年2月に経営戦略を策定し、水道事業の現況や取り巻く経営環境の変化に対応するため、民間委託の拡大について検討を開始した。包括的民間委託では、民間のノウハウや専門性の高い技術力の活用により、サービスの向上が期待できる。さらに、一括委託することで、スケールメリットを生かした業務の効率化及び経費削減が見込まれる。またその一方、水道事業管理者水道技術管理者を市に置くことにより、経営戦略など根幹となる運営や施設・管路の更新、また、水道法に定める水質検査などは今後も直営で行うことで、水道事業の公共性と水道水の安全性を確保する。さらに、導入後はモニタリングを厳正に行うことで、事業効果の検証と継続性を担保するとの答弁がありました。  次に、市民の命にかかわる水道水を安心・安全に安定して確保できる受託者の選定方法と、地元業者との関係を問う質疑があり、公示前のため公表はできないが、選定基準を定め、公募型プロポーザル方式ガイドラインに基づき、外部有識者による評価や意見も聴取しながら、総合的に評価して選定する。受託者が地元業者を優先する場合には、加点も考えているとの答弁がありました。  次に、削減される具体的な運営経費の根拠と効果を問う質疑があり、人件費も含んで業務の効率化により、委託費を約1割削減できると想定している。業務の効率化の主なものとして、水道施設の保守及び薬品等の調達の一括発注予防修繕による緊急修繕の低減などを見込んでいるとの答弁がありました。  次に、新たに委託する業務と直営を継続する業務とその効果、導入後の組織再編職員配置を問う質疑があり、現在、33業者に個別に委託している45業務に、新たに開閉栓・漏水減免などの書類受付、給水装置工事申し込みなど、9業務を加えた54業務を包括的に民間委託することで、より効率化や市民サービスの向上が期待できる。組織は現在の4課12係から3課10係に再編し、職員は嘱託職員臨時職員を含め24人減少する予定であるが、導入後の職員の配置がえについては市全体の人事異動の中で検討するとの答弁がありました。  次に、災害、水質汚濁管路事故時の対応を問う質疑があり、受託者には、危機管理対応マニュアルの策定とその対応体制を確保するように命じる。なお、水質の確保、長期の断水などの事故対応については、従来どおり市が責任をもって行うとの答弁がありました。  その他には、各業務項目の委託料の算出根拠、技術職員の確保、水道事業経営状況、先進地4市の内容など、多くの質疑がありました。  また、質疑終了後に委員からは、市民の命にかかわる重要な案件であることから、本委員会として附帯決議をつけること、さらに本会議で原案可決された場合は、附帯決議と同じ内容で議長に決議を提案することについて意見が出されました。  次に、討論を行いました。  【反対討論】  ・水道は市民の生存権にかかわる非常に大事なものであり、水道事業には高い公共性が求められる。委託を受けた企業が利益を優先し、水道水の品質や供給が犠牲になることがあってはならない。また、職員の大幅削減により、技術力の低下・後退も懸念される。さらに今回の提案は極めて唐突で、安心安全な水道水を供給する受託者の選考、構成及びモニタリング方法について説明が不明確な点もあり、積み残しの課題がある。拙速にするという点で包括的民間委託には同意できない。  【賛成討論】  ・なし  3 審査結果  ・議第5号  賛成多数で原案可決  ・議第6号  賛成多数で原案可決  ・議第7号  賛成多数で原案可決  4 附帯決議  ・議第5号から議第7号までに対する附帯決議  全員賛成で可決  以上、委員会報告を終わります。 ○(大谷洋介議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより、討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  22番、塩見卯太郎議員。 ○22番(塩見卯太郎議員)(登壇)  日本共産党市会議員団塩見卯太郎です。  会派を代表して、ただいま議題となっています議第5号、平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第3号)ほか2議案に、反対の討論をします。  今回提案された包括的民間委託の54業務は、全業務の80%を占めていますが、言うまでもなく、水道事業は、住民の生存権に直接かかわるもので、高い公共性が求められます。一方、企業は利益を生み出すことが第一に優先され、利益を生み出さない事業からは撤退し、利益を生み出すために、品質低下ということも起こりかねません。水道事業において、利益のために水道水の品質や供給が犠牲にされるようなことがあっては、絶対になりません。  また、職員の大幅な削減により、技術の継承が懸念されます。今回の包括的民間委託は、その内容において極めて唐突的な提案であり、この間の審査においても、安全・安心・安定した水道水を供給するための包括的民間委託の事業者の構成、委託業務の監視、モニタリングの体制や審査方法が、議会、市民に明らかにされないままになっています。このように、検討すべき課題が残されております。  この重要な事業について、産業建設委員会での審査も1回にとどまっており、十分な審査と検討という点でも極めて不十分であり、拙速に進めることには同意できないことを述べ、反対の討論とします。 ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  25番、高橋正樹議員。 ○25番(高橋正樹議員)(登壇)  蒼士会の高橋正樹です。  本年6月議会において継続審査となっていました議第5号、平成30年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第3号)ほか2議案に対しまして、会派を代表して、賛成の立場で討論いたします。  昨年、平成29年7月の上下水道料金の平均約15%の値上げ改定は、大きな議論を呼び、議会においても、公営企業部上下水道事業の運営の合理化が推奨されたことは、まだ記憶に新しいところです。また、平成28年度の上下水道事業決算状況は、人口減少社会の進行による利用料の先行き減少と、老朽管路、老朽施設の改修、更新に莫大な費用負担を要す背景をもとに、特に資本的支出においては、上水道で約5億円、下水道では約13億円、合計で18億円近くの収支不足額を生じさせており、一般会計から基準外の繰入金を受けている実情にあります。これは、その前年度、平成27年度においても同水準で推移し、毎年度繰り返す現状となっております。  このような状況の中、平成27年7月に設置された自治会長婦人会長学識経験者など、市民を中心に計8名で組織された福知山市上下水道事業経営検討委員会は、計7回にわたる委員会開催を経て、検討結果のまとめで、民間委託による経営の効率化を打ち出し、窓口業務完全委託化施設管理業務包括委託など、部内組織の再編も念頭に置いて、委託範囲をさらに広げ、民間能力の活用による収支面での経営効率化を目指すことという内容で、一昨年、平成28年6月に答申されているところです。  また、このまとめには、上下水道だよりに寄せられた、市民からの民間委託の推進をするべきという声も、同時に記されています。  これらの経過を経て、昨年、平成29年2月に策定された、福知山市上下水道部所管事業経営戦略においては、平成29年度から平成38年度までの10年間を計画期間として、民間委託による経営の効率化の方向性が明確に記されており、全議員にも報告されたところではあります。しかしながら、今回提案された包括的民間委託債務負担行為では、委員会や全議員への事前説明や周知の機会が余りに少なく、議案提出の唐突感は否めないことから、執行部側公営企業部側に対し、猛省を促すところです。  一方、継続審査においては、昨年7月の料金増額改定にもかかわらず、現在、わずかではありますが黒字化している収益的事業運営事業においてさえも、6年後の平成36年度からは、再び赤字化に転落することが予測されています。たとえ年間5,000万円の支出抑制であったとしても、経営の合理化を探求することは、市民から財政付託を受ける立場として、議会の重要な使命として受けとめるべきであり、基準外繰り入れの抑制とさらなる料金増額改定を少しでも引き延ばすためにも、包括的民間委託の方向性については積極的な推進が望ましいと認識するところです。  また、この考え方や施策展開は、第6次行政改革大綱に定める持続可能なまちづくりの観点にも合致する方向性であると認識するとともに、強く期待するところでもあります。  以上の理由により、継続審査となっていた議第5号、議第6号、議第7号の3議案に賛成し、議員の皆様の賛同をお願いいたすものです。どうかよろしくお願いいたします。 ○(大谷洋介議長)  次に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、1議案ずつ起立により採決をします。  議第5号から議第7号までの3議案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決です。  初めに、議第5号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第5号は原案のとおり決しました。  次に、議第6号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第6号は原案のとおり決しました。  次に、議第7号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立多数であります。  よって、議第7号は原案のとおり決しました。  この際、日程追加についてお諮りします。  ただいま、予算審査委員長から市会発議第2号、福知山市上下水道事業等包括的民間委託に関する決議(案)が提出されました。  この際、本決議(案)を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本決議(案)を日程に追加し、議題とすることに決しました。  ただいまから、日程に追加した議案を配付します。                   (追加議案配付) ◎日程追加  市会発議第2号 福知山市上下水道事業等包括的民間委託に関する決議(案) ○(大谷洋介議長)  それでは、市会発議第2号を議題とし、発議者より提案理由の説明を求めます。  予算審査委員長。 ○(桐村一彦予算審査委員会委員長)(登壇)  市会発議第2号          福知山市上下水道事業等包括的民間委託に関する決議  上記議案を別紙のとおり提出する。  平成30年9月3日                        発議者  福知山市議会予算審査委員会                             委員長  桐 村 一 彦  福知山市議会議長  大谷 洋介 様  (別紙)          福知山市上下水道事業等包括的民間委託に関する決議  水道は市民の生命に関わる重要なライフラインであり、将来にわたり安心・安全で安定的な供給が必要である。  そこで、福知山市議会としては、本件に対する事業効果及び市民生活への影響について慎重に審査を行い、福知山市に対して、以下の点に特に留意して、上下水道事業等包括的民間委託にあたられるよう強く求める。  1 包括的民間委託後も、地元民間事業者との「災害協定」を継続させるとともに、危機管理体制を確立すること。
     2 モニタリング制度を確立し、強化・充実を図るとともに、その内容を市民・議会に公表すること。  3 委託業者を決定する場合、市内の地元業者に一定の配慮を行うとともに、育成に努めること。  4 福知山市は包括的民間委託後も、「公共性」「安全性」「継続性」を担保するとともに、上下水道事業に対して責任をもって管理運営にあたること。  5 包括的民間委託によって、経済効率性の実現に努めるとともに、品質維持向上を図ること。  6 専門技術職員を確保・育成するとともに、関係職員の雇用の安定を図ること。  以上、決議する。  平成30年9月3日                                 福知山市議会 ○(大谷洋介議長)  以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  ただいまの提案に対して、質疑はありますか。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  本案は、委員会提出の議案ですから、委員会付託は行わず、これより討論に入ります。  初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決をします。  市会発議第2号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員であります。  よって、市会発議第2号は、原案のとおり決しました。 ◎日程第3  議第32号から議第48号(報第6号を含む) ○(大谷洋介議長)  次に、日程第3に入ります。  お手元に届いています議案書の議第32号、平成30年度福知山市一般会計補正予算(第5号)から、議第48号、損害賠償の額についてまでの17議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。  なお、報第6号についてもあわせてご報告願います。  市長。 ○(大橋一夫市長)(登壇)  皆さん、おはようございます。  本日、ここに9月定例市議会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、ご多用の中、ご参集いただき、ありがとうございます。  本日上程されました諸議案につきまして、説明を申し上げます。  まず、今回提出いたしております補正予算は、7月豪雨災害からの復旧関連として、早急に取り組みが必要な事業、また、大河ドラマ決定などを受けたシティプロモーション関連として、今、着手する必要がある事業を中心に、経費の追加等をお願いいたしております。  以下、主なものにつきまして、その概要をご説明申し上げます。  まず、議第32号、一般会計補正予算でございます。  災害関連事業といたしましては、7月豪雨により、半壊以上の被害を受けた住家屋の解体・撤去等を市が直接実施する、または補助する新規事業を追加いたします。  このほか、被災箇所数が当初の見込みを超えることとなった土木施設、林道施設などについて、測量設計費の不足分をお願いし、国の復旧制度の採択申請に向けた諸準備を進めます。  シティプロモーション関連事業といたしましては、大河ドラマ決定などを受けて、増加が予想される福知山城来訪者の皆様の満足度向上を図るために、園路の改修を行う経費などをお願いいたしております。  また、大河ドラマを契機に、観光誘客による産業・商業の活性化などを目指す官民連携組織の立ち上げに対する負担金や、光秀関連書籍等の増刷費用を計上いたしております。  次に、「人と文化・スポーツを育むまちづくり」としましては、小学校・中学校の入学予定者で、経済的理由により支援が必要な方に対して、これまで入学後に給付していた学用品費を、今回から入学準備期に合わせて入学前に支給するための経費をお願いいたしております。  また、教育・文化施設について、安心して子どもが学べ、市民の皆様が利用できるよう、ブロック塀などの危険箇所の解消に必要な費用を計上しております。  「だれもが快適に暮らせる生活基盤の整ったまちづくり」といたしましては、地域で運営を担っていただいております自主運行バスの車両更新費の一部を支援します。  次に、「豊かな自然の中で共に安心して安全に暮らせるまちづくり」といたしましては、治水対策に必要な用地調査費を追加でお願いいたしております。  「子どもから高齢者までだれもが健やかに暮らせるまちづくり」といたしましては、国の補助採択を受けた民間保育所の施設整備や、秋に京都ルネスクリニックにおいて開設される病児保育サービスに対して、それぞれ支援を行います。  「行財政効率の高いまちづくり」としましては、本市で稼動しております基幹的な電算システムの更新や、来年5月の改元に向けて必要な準備・改修を進めてまいります。  以上が、一般会計の歳出予算の概要であり、補正総額は5億8,802万4,000円で、補正後の一般会計予算額は、423億6,323万5,000円となるものでございます。  議第33号、国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、平成29年度の決算収支が確定いたしましたので、超過交付となりました療養給付費等負担金等を返還し、残余を国民健康保険事業基金に積み立てる経費の補正をお願いいたしております。  議第34号、介護保険事業特別会計補正予算につきましては、平成29年度の決算収支が確定いたしましたので、保険事業勘定では超過交付となりました介護給付費国庫負担金などの返還と介護給付費準備基金への積み立てを行います。  また、介護サービス事業勘定では、介護サービス事業基金に平成29年度の剰余金を積み立てる経費の補正をお願いいたしております。  議第35号、後期高齢者医療事業特別会計補正予算につきましては、京都府後期高齢者医療広域連合システム機器の一斉更新に伴い、機器を購入する経費を計上しております。  次に、条例について申し上げます。  議第36号、福知山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正は、個人番号及び特定個人情報を利用する事務の廃止に伴い、所要の規定の整理を行うものです。  議第37号、福知山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の規定の整理を行うものであります。  議第38号、福知山市立公民館条例の一部改正につきましては、夜久野地域公民館における旧精華小学校運動場を普通財産とするため、所要の規定の整備を行うものです。  次に、その他の議案について申し上げます。  議第39号、財政調整基金の繰り入れにつきましては、災害により生じた経費の財源に充てるためにご承認賜りたく、お願いいたしております。  議第40号、工事請負契約の締結につきましては総合福祉会館耐震及び改修工事の契約に当たり、また議第41号、42号の物品の取得につきましては、高規格救急自動車、小型動力ポンプ付積載車の取得につき、それぞれ議会の議決が必要でありますので提出いたしております。  議第43号から議第46号まで、公の施設に係る指定管理者指定期間の変更につきましては、本年度策定予定の「福知山市スポーツ推進計画」で示す体育施設のあり方の方針に基づき、体育施設のあり方や対応等を今後検討いたしますことに伴い、4施設にかかる指定期間を現行平成30年度までとする内容から、2年間延長するために提出いたしております。  議第47号及び議第48号、損害賠償の額につきましては、市道を歩行中、段差により転倒された方、また、市管理の公共汚水ますのふたに乗った際に、ふたの破損により負傷された方との間で、それぞれ示談が調いましたので、この内容について議決をお願いするものであります。  以上、提案理由の概要につきまして申し述べましたが、細部につきましては財務部長が説明いたしますので、慎重にご審議をいただきまして、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(大谷洋介議長)  財務部長。 ○(櫻井雅康財務部長)(登壇)  失礼をいたします。  本定例会に上程されました諸議案並びに報告につきまして、細部の説明を申し上げます。  議第32号から議第35号までの議案につきましては、いずれも補正予算にかかわります議案でございますので、お手元に配付をいたしております歳入歳出補正予算事項別明細書によりまして、ご説明申し上げます。  議第32号、平成30年度福知山市一般会計補正予算(第5号)でございます。  今回の補正は、通常の補正に加えまして、去る7月豪雨による被害箇所が、7月補正時点での想定を超えたため、それに対応するもの、さらには、明智光秀を主人公とする2020年NHK大河ドラマの放送決定を受けてのシティプロモーション関連の補正を行っております。  恐れ入りますが、予算事項別明細書の5ページをお願いをいたします。  まず、歳出からでございますけれども、総務費、総務管理費、目、一般管理費1,230万円の補正につきましては、基幹系システム等更新事業でありますが、本市で稼動しております基幹系システムについて、来年9月末に保守期間が満了いたします。基幹系システムの更新に当たり、京都府内市町村で共同構築・運用を行っております基幹業務支援システムに参加することによりまして、総務省が推奨いたします自治体クラウドの導入を図るとともに、共同化されていないその他の基幹系システムの更新に必要となる機器等の調達及び構築作業を行うことで、窓口の証明書発行などの市民サービスを安全かつ継続的に提供できるシステム環境の整備を行う経費をお願いするものであります。  同じページの目、文化振興費269万円の補正につきましては、郷土資料館管理運営事業でありますが、福知山城は、明智光秀を主人公とする2020年NHK大河ドラマの放映が決定し、市内外から関心が高まっております。今後の来場者の増加を予想しまして、満足度の向上やさらなる福知山城の魅力を発信するため、販売書籍の増刷やパンフレットの更新に要する経費の補正をお願いするものであります。  同じページの目、交通対策費136万9,000円の補正につきましては、公共交通維持改善事業で、三岳、中六人部の自主運行バス車両の老朽化に伴い、安全で安定した運行の確保を図るため、更新費用の一部を支援する経費について、補正をお願いするものであります。  6ページをお願いいたします。  項、目とも戸籍住民基本台帳費146万円の補正につきましては、社会保障・税番号制度実施に係る整備等事業としまして、マイナンバーカード等の記載事項の充実を図るものでありまして、具体的には、国の女性活躍加速のための重点方針2018に、本人からの届出により、住民票とマイナンバーカードに旧姓を併記することが記載されており、こうした改正に対応するための準備として、システム及びプログラムの改修を行うものであります。  7ページをお願いいたします。  民生費、社会福祉費、目、老人福祉費270万円の補正につきましては、後期高齢者医療事業特別会計繰出金として、システム機器の購入に要する経費につきまして、一般会計から繰り出しを行うものであります。  8ページをお願いします。  児童福祉費、目、児童福祉総務費2,102万6,000円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、民間保育所施設整備事業として、1,227万9,000円の補正をお願いするもので、当初予算に計上しておりました、コスモス保育園の園舎増築にかかる国庫補助金の基準額が改定されましたことにより、補助金額を増額いたしますとともに、光保育園のトイレ改修にかかる補助を行うものであります。  第2には、病児保育サービス事業として、874万7,000円の補正をお願いするもので、京都ルネスクリニックが病児保育事業を開始されることに対する補助を行うものであります。  9ページをお願いします。  生活保護費、目、生活保護総務費162万円の補正につきましては、生活保護管理事業として、生活保護基準等の見直しに伴うシステム改修に要する経費について、補正をお願いするものであります。  10ページをお願いします。  項、目とも、災害救助費3,900万円の補正につきましては、災害廃棄物処理事業として、7月豪雨により半壊以上の被害を受けた住家屋のうち、生活環境の保全上、解体・撤去の必要がある家屋について、市が主体となり解体・撤去、処分を行います経費と、市が解体・撤去等を実施する前にみずから撤去を行った方に対しては、その費用を償還する経費の補正をお願いするものであります。  11ページをお願いします。  農林業費、林業費、目、林業振興費2,332万円の補正は、林道・作業道維持管理等事業で、7月豪雨により被災した林道のうち、国の災害復旧事業の要件を満たさない31カ所と、国の災害復旧事業の対象外である作業道22カ所の復旧に要する経費をお願いするものであります。  12ページをお願いします。  商工費、商工費、目、観光費220万円の補正は、右の説明欄のとおり、第1に、(仮称)福知山光秀プロジェクト推進事業として185万円の補正をお願いするもので、2020年NHK大河ドラマが、本市にゆかりのある戦国武将明智光秀を主人公にした「麒麟がくる」に決定したことを受け、官民で連携して、(仮称)福知山光秀プロジェクト推進協議会を立ち上げ、オール福知山体制で地域活性化を図ります。そのプロジェクトの立ち上げに伴う事務局体制の整備に対する負担金についての補正をお願いしております。  第2には、NHK大河ドラマ誘致推進事業として35万円の補正をお願いするもので、大河ドラマ「麒麟がくる」推進協議会が、年度当初に計画をしておりました事業に加えて実施する、PR素材の作製や首都圏でのイベント実施などの事業実施負担金についての補正をお願いしております。  13ページをお願いします。  土木費、土木管理費、目、土木総務費400万円の補正につきましては、法定外公共物管理事業として、7月豪雨により法定外公共物の被災箇所の修繕、土砂撤去工事に対する助成の申し込みがふえる見込みでありますため、増額の補正をお願いをしております。  14ページをお願いします。  同じく、河川費、目、河川総務費1,800万円の補正につきましては、調節池整備事業として、法川流域の草池及び小谷ケ丘調節池の用地買収に向けまして、公共嘱託登記などの経費について補正をお願いをしております。  15ページをお願いします。  都市計画費、目、公園施設費3,380万円の補正につきましては、福知山城公園整備事業でありますが、福知山城を築いた明智光秀が2020年NHK大河ドラマの主人公に決定し、来城者の増加が予想されますので、福知山城周辺の公園施設の改修を行い、来城者の安全等を確保します。また、園路の段差解消なども行いまして、障害の有無や年齢にかかわらず、誰もが訪れやすい公園に改修する経費をお願いをしております。  16ページをお願いします。  教育費、小学校費、目、学校管理費3,660万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、小学校施設改修・営繕事業で440万円の補正をお願いするもので、平成30年6月18日に発生をいたしました大阪府北部地震を受け、市立小・中学校のブロック塀の安全点検を行いました結果、惇明小学校ほか6校の、基準に適合しないブロック塀などの撤去に要する経費について、補正をお願いをしております。  第2には、小学校消防設備改修事業として3,220万円の補正をお願いするもので、平成29年度に行った消防法にかかる調査・点検の結果、大正小学校ほか2校で、適合していない箇所についての改修工事を行う経費について、補正をお願いをしております。  同じページの目、教育振興費330万円の補正と、次の17ページになりますが、中学校費、目、教育振興費530万9,000円の補正につきましては、それぞれ、小学校就学援助事業・特別支援就学奨励事業、中学校就学援助事業・特別支援就学奨励事業で、小・中学校に在籍をいたします児童・生徒の保護者が、要保護及びこれに準ずる程度に困窮し、児童・生徒の就学に支障を来す場合、必要な経費を援助するものであります。
     この制度の対象となる新小学校1年生及び新中学校1年生に対しまして支給する新入学児童生徒学用品費について、平成31年度入学者から、入学の前年度の3月に前倒しして支給するため、必要となる経費について補正をお願いをしております。  18ページをお願いします。  社会教育費、目、社会教育総務費180万円の補正につきましては、夜久野町生涯学習センター改修事業でありますが、センターの雨漏りの抜本的な改修工事を行うための設計業務に必要な経費の補正をお願いをしております。  19ページをお願いします。  災害復旧費、項、目とも土木施設災害復旧費3億1,400万円の補正は、土木施設災害復旧事業でありまして、7月豪雨の被災箇所が調査の結果、7月補正時点での想定を超えましたため、補助採択を受けるための測量・設計について、道路では80カ所、河川で150カ所分の追加をお願いしております。また、単独工事分として道路20カ所、河川20カ所も追加をお願いしております。さらには、樋ノ口橋の復旧に要する経費についての補正もお願いをしております。  20ページお願いします。  同じく、項、目とも農林施設等災害復旧費6,350万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1に、林道施設災害復旧事業として5,800万円の補正をお願いするもので、土木施設の場合と同様に、7月豪雨の被災箇所が調査の結果、7月補正時点での想定を超えましたため、補助採択を受けるための測量・設計について、17路線分の追加をお願いするものであります。  第2には、大呂自然休養村センターキャンプ場災害復旧事業として、550万円の補正をお願いするもので、7月豪雨により被災した大呂自然休養村センターのキャンプ場及び親水公園の復旧に要する経費をお願いをしております。  21ページをお願いします。  債務負担行為の設定に伴う支出予定額等に関する調書であります。  1段目の基幹系システム等更新事業は、システム更新に伴うプログラム改修などが必要となるため、債務負担行為の設定をするものであります。  2段目の情報システム改元対応業務は、来年5月1日の元号改正に伴い、新元号に合わせてシステムを改修する必要があるため、債務負担行為の設定をお願いをしております。  3段目の市民運動場、市民体育館及び由良川猪崎河川敷運動場広場指定管理料から、6段目の福知山市都市緑化植物園・福知山市緑の相談所指定管理料までの4件は、いずれも指定期間の延長にかかるものであります。  7段目の下六人部小学校統合整備事業に係る仮設建築物の賃貸借契約は、仮設の給食配膳室・昇降口を3年間の賃貸借により設置することに伴い、債務負担行為を設定するものであります。  それぞれ限度額、期間などを記載しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。  以上で歳出の説明を終わりまして、3ページにお戻りをお願いしたいと思います。歳出にかかわる歳入について、ご説明を申し上げます。  まず、分担金及び負担金、分担金、目、農林業費分担金233万2,000円の補正は、林業費分担金として、林道・作業道維持管理等事業の実施にかかる地元からの分担金であります。  次に、国庫支出金、国庫負担金、目、災害復旧費国庫負担金4,227万3,000円の補正につきましては、道路や河川など被災箇所の測量・設計などにかかる公共土木施設災害復旧費負担金であります。  次の国庫補助金、目、総務費国庫補助金146万円の補正につきましては、戸籍住民基本台帳費補助金として、マイナンバーカード等の記載事項の充実にかかる市町村基幹業務支援システム改修への補助金であります。  次の目、民生費国庫補助金3,153万円の補正は、右の説明欄のとおり、第1には、児童福祉費補助金の1,122万円の補正でございますけれども、これは、病児保育サービス事業実施にかかります291万5,000円と、コスモス保育園と光保育園の施設整備の830万5,000円であります。  第2には、生活保護費等補助金として、生活保護システム改修にかかる補助金81万円であります。  第3には、災害救助費補助金として、災害廃棄物処理事業にかかる1,950万円であります。  次の府支出金、府補助金、目、民生費府補助金291万5,000円の補正につきましては、児童福祉費補助金として、病児保育サービス事業実施にかかるものであります。  次の目、災害復旧費府補助金580万円の補正は、林道施設災害復旧事業での測量・設計業務にかかる補助金であります。  次に、財産収入、財産売払収入、目、物品売払収入54万円の補正につきましては、今回増刷いたします書籍、「明智光秀の生涯と丹波福知山」などの売り払いによる収入であります。  次に、繰入金、項、目とも基金繰入金2億8,120万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、地域振興基金をNHK大河ドラマ誘致推進事業に35万円、また、(仮称)福知山光秀プロジェクト推進事業に185万円を充てるため、繰り入れを行うものであります。  4ページをお願いします。  第2には、公共施設等総合管理基金を小学校消防設備改修事業に810万円、調節池整備事業に90万円、それぞれ充てるため、繰り入れを行うものであります。  第3には、財政調整基金2億7,000万円を、豪雨により生じた災害の財源に充てるため、繰り入れを行うものであります。  次に、市債、目、土木債4,700万円の補正は、右の説明欄のとおり、第1に、河川事業債の1,710万円の補正につきましては、調節池整備事業にかかるものであります。  第2に、都市計画事業債の2,990万円の補正は、福知山城公園整備事業にかかるものであります。  次に、目、教育債2,590万円の補正は、右の説明欄のとおり、第1に、小学校事業債として、小学校消防設備改修事業にかかります2,410万円と、第2に、社会教育事業債として、夜久野町生涯学習センター改修事業にかかる180万円でございます。  次に、目、災害復旧債9,940万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1に、土木施設災害復旧事業債として、道路、河川、橋梁など、土木施設災害復旧事業にかかるものが8,870万円と、第2に、農林施設等災害復旧事業債として、林道施設災害復旧事業にかかるものが520万円、大呂自然休養村センターキャンプ場災害復旧事業にかかるものが550万円であります。  繰越金4,767万4,000円は、繰越金を補正財源とするものでございます。  以上によりまして、一般会計は、1ページから2ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに5億8,802万4,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに423億6,323万5,000円とするものでございます。  以上で一般会計の説明を終わらせていただいて、引き続き、特別会計の補正予算について、ご説明をさせていただきます。  26ページをお願いいたします。  議第33号、平成30年度福知山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、基金積立金、目、国民健康保険事業基金積立金1億4,507万8,000円につきましては、決算剰余金(繰越金)から償還金を除いた額を国民健康保険事業基金に積み立てをするものでございます。  27ページをお願いします。  諸支出金、償還金及び還付加算金、目、償還金1億1,861万5,000円の補正につきましては、平成29年度の療養給付費等負担金及び療養給付費等交付金の交付額の確定によりまして、いずれも超過交付となりました負担金を、繰越金から国へ返還するものでございます。  28ページをお願いします。  債務負担行為の設定に伴う支出予定額等に関する調書であります。  まず、基幹系システム等更新業務(健康管理システム)と情報システム改元対応業務(健康管理システム)について、債務負担行為の設定をお願いしております。  それぞれ限度額、期間などを記載しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。  25ページにお戻りをお願いします。  歳出にかかります歳入でございますけれども、繰越金2億6,369万3,000円につきましては、超過交付となりました償還金と基金積立に係るものでございます。  以上によりまして、国民健康保険事業特別会計は、23ページから24ページにかけましての総括のとおり、歳入歳出ともに2億6,369万3,000円を追加いたしまして、予算の総額を、歳入歳出ともに78億6,229万3,000円とするものでございます。  32ページをお願いをいたします。  議第34号、平成30年度福知山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、まず、保険事業勘定でございます。  基金積立金、目、介護給付費準備基金積立金1億2,241万2,000円の補正につきましては、決算剰余金(繰越金)から償還金を除いた額を介護給付費準備基金に積み立てをするものでございます。  33ページをお願いします。  諸支出金、償還金及び還付加算金、目、償還金2億3,030万円の補正につきましては、超過交付となりました国庫負担金、府負担金などを返還するものでございます。  34ページをお願いをいたします。  債務負担行為の設定に伴う支出予定額等に関する調書でございます。  基幹系システム等更新業務(介護保険システム)と情報システム改元対応業務(介護保険システム)についての債務負担行為の設定をお願いをしております。  それぞれ期間、限度額などを記載しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。  31ページにお戻りをお願いいたします。  歳出に係ります歳入でございますけれども、目、繰越金3億5,271万2,000円につきましては、超過交付となりました償還金と積立金にかかるものであります。  以上によりまして、保険事業勘定では、29ページから30ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに3億5,271万2,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに84億6,421万2,000円とするものでございます。  38ページをお願いします。  続いて、介護サービス事業勘定でございます。  まず、基金積立金、目、介護サービス事業基金積立金189万8,000円の補正につきましては、37ページになりますけれども、前年度の決算黒字の繰越金を財源としまして、介護サービス事業基金に積み立てを行うものでございます。  結果、介護サービス事業勘定では、35ページから36ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに189万8,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに2,329万8,000円とするものでございます。  42ページをお願いいたします。  議第35号、平成30年度福知山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、総務費、総務管理費、目、一般管理費270万円の補正につきましては、京都府後期高齢者医療広域連合システム機器の一斉更新に伴いまして、機器の設定、あるいは購入等に要する経費の補正をお願いするものであります。  43ページをお願いします。  債務負担行為の設定に伴う支出予定額等に関する調書であります。  基幹系システム等更新業務(後期高齢者医療システム)と情報システム改元対応業務(後期高齢者医療システム)につきまして、債務負担行為の設定をお願いしております。お目通しを賜りたいと存じます。  41ページにお戻りをお願いをいたします。  繰入金、他会計繰入金、目、一般会計繰入金270万円の補正につきましては、京都府後期高齢者医療広域連合システム機器の一斉更新にかかる一般会計からの繰入金であります。  以上によりまして、後期高齢者医療事業特別会計では、39ページから40ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに270万円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに19億4,780万円とするものでございます。  以上で、補正予算の説明を終わらせていただきまして、次に条例、その他議案、報告につきまして、ご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書にお戻りをいただきまして、議案書の21ページをお願いします。  議第36号、福知山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、個人番号及び特定個人情報を利用する事務の廃止に伴い、所要の規定の整理を行うものであります。  具体的には、福知山市高齢者住宅改修助成金の交付に関する事務の廃止に伴い、改正を行うものであります。この条例は、平成30年10月1日から施行することとしております。  23ページをお願いします。  議第37号、福知山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の規定の整理を行うものであります。  具体的には、第7条関係で、家庭的保育事業者等の保育所、幼稚園または認定こども園との代替保育にかかる連携協力を適用しない場合の措置を定めることとしております。  23ページから24ページにかけましての第17条第2項第4号では、家庭的保育者の居宅にて家庭的保育を行う場合における食事の特例にかかる搬入施設の規定を加えまして、次の附則第3項では、その食事の提供について、平成37年4月1日までの間は、自園調理、その他調理にかかる規定を適用しないことができることとするものであります。この条例は、公布の日から施行することとしております。  25ページをお願いします。  議第38号、福知山市立公民館条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、夜久野地域公民館における旧精華小学校運動場を普通財産とするため、所要の規定の整備を行うものであります。夜久野地域公民館の体育施設から、旧精華小学校運動場を削るものであります。この条例は、公布の日から施行することとしております。  27ページをお願いします。  議第39号、財政調整基金の繰り入れについてであります。  福知山市財政調整基金条例第4条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。  繰り入れ金額は2億7,000万円以内とするもので、繰り入れの事由は、7月豪雨により生じた経費の財源に充てるものでございます。  29ページをお願いします。  議第40号、工事請負契約の締結についてであります。  総合福祉会館耐震及び改修工事のため、工事請負契約を締結するものであります。  工事名は、総合福祉会館耐震及び改修工事、契約の方法は、公募型指名競争入札による契約、契約金額は、3億7,948万8,240円、契約の相手方は、前田・福多共同企業体、代表者が福知山市字岩井小字大津江85番地の20、前田工業株式会社、代表取締役 前田秀和氏、構成員、福知山市字天田848番地の3、株式会社福多電気商会福知山営業所、所長 吉田薫氏であります。  31ページをお願いします。  議第41号、物品の取得についてであります。  高規格救急自動車を取得するものでございます。  物品名は、高規格救急自動車、契約の方法は、指名競争入札による契約、取得価格は、1,922万4,000円、契約の相手方は、福知山市字観音寺179番地の4、大槻ポンプ工業株式会社福知山営業所、所長 砂野哲平氏であります。  33ページをお願いします。  議第42号、物品の取得についてであります。  小型動力ポンプ付積載車を取得するものでございます。  物品名は、小型動力ポンプ付積載車5台、契約の方法は、指名競争入札による契約、取得価格は、3,628万8,000円、契約の相手方は、福知山市字観音寺179番地の4、大槻ポンプ工業株式会社福知山営業所、所長 砂野哲平氏であります。  次の35ページから41ページにかけましての議第43号から議第46号までは、いずれも公の施設に係る指定管理者指定期間の変更についてであります。  地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするもので、それぞれの施設につきまして、1、管理を行わせている公の施設の名称及び位置、2、指定管理者の団体名称及び代表者、3、指定の期間について、変更前と変更後を、また4、変更理由をそれぞれ明記しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。  43ページをお願いします。
     議第47号、損害賠償の額についてであります。  平成29年8月26日、福知山市西平野町地内の市道平野3号線において、歩道を歩行中、段差につまずき転倒し、右胸部を打撲したことによる相手方の損害を賠償するものであります。  損害賠償額は、10万1,312円であります。  45ページをお願いします。  議第48号、損害賠償の額についてであります。  平成30年3月19日、福知山市夜久野町額田地内の国道9号歩道付近で、高校生が国道を通過する車両による水しぶきを避けるため、市管理の公共汚水ますふたの上に乗った際、ふたが破損し、右足首捻挫等の負傷をしたことによる相手方の損害を賠償するものであります。  損害賠償額は、13万9,286円であります。  47ページをお願いします。  報第6号、平成29事業年度公立大学法人福知山公立大学の業務の実績に関する評価結果の報告についてであります。  地方独立行政法人法第78条の2第6項の規定に基づき、平成29事業年度公立大学法人福知山公立大学の業務の実績に関する評価結果をご報告するものであります。  内8ページをお願いします。  Ⅱの評価結果でございますけれども、全体の評価としましては、昨年度と同様、平成28年3月議会において、ご承認いただきました同大学の中期目標に基づく中期計画の達成に向けて、おおむね順調に進捗しているとして、評価はBとなっております。  そのほか、内10ページから内18ページにかけての大項目別評価、また、内19ページ以降の小項目別評価については、お目通しを賜りますようお願いをいたします。  以上で、上程をされました諸議案並びに報告につきまして、説明を終わらせていただきます。  よろしくご審議を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○(大谷洋介議長)  これにて、提案理由の説明は終わりました。 ◎日程第4  議第49号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○(大谷洋介議長)  次に、日程第4に入ります。  議第49号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とし、これより提案理由の説明を求めます。  市長。 ○(大橋一夫市長)(登壇)  議第49号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、次の者を福知山市固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市字猪崎754番地の4、氏名、清水靖昭、生年月日、昭和20年10月22日。 ○(大谷洋介議長)  ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  本案は人事に関するものですから、討論は行わず、これより起立により採決します。  議第49号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、議第49号は、原案のとおり同意することに決しました。 ◎日程第5  市会発議第3号 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○(大谷洋介議長)  次に、日程第5に入ります。  芦田眞弘議員ほか8名から、市会発議第2号、福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてが提出されています。  先ほど市会発議第2号、福知山市上下水道事業等包括的民間委託に関する決議が決議されましたので、本件の議案番号を市会発議第2号から市会発議第3号に繰り下げます。  それでは、市会発議第3号を議題とし、発議者から提案理由の説明を求めます。  16番、芦田眞弘議員。 ○16番(芦田眞弘議員)(登壇)  新政会の芦田眞弘でございます。  読み上げて提案にかえさせていただきます。  市会発議第3号           福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に           関する条例の一部を改正する条例の制定について  上記議案を別紙のとおり提出する。  平成30年9月3日           発議者   福知山市議会議員   芦田 眞弘           賛成者   福知山市議会議員   紀氏百合子            〃        〃      吉見 茂久            〃        〃      森下 賢司            〃        〃      野田 勝康            〃        〃      桐村 一彦            〃        〃      藤田  守            〃        〃      井上  修            〃        〃      荒川 浩司  福知山市議会議長  大谷 洋介 様  (別紙)           福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に           関する条例の一部を改正する条例  福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例(昭和31年福知山市条例第28号)の一部を次のように改正する。  第5条第1項中「路程」の次に「(通算した全路程に1キロメートル未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとする。)」を加え、「25円」を「37円」に改める。  附 則  この条例は、平成31年4月1日から施行する。  以上で提案を終わります。よろしくお願いします。 ○(大谷洋介議長)  以上で提案理由の説明は終わりました。  これより、質疑を行います。  ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託は省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○(大谷洋介議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  市会発議第3号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) ○(大谷洋介議長)  起立全員です。  よって、市会発議第3号は、原案のとおり決しました。
     以上で、本日の議事日程は終了しました。  次回は、来る9月12日午前10時から本会議を開きます。  それまで、議案熟読のため休会とします。  なお、一般質問の通告締め切りは、本日の午後5時となっていますので、期限までに通告書の提出をお願いします。  それでは、本日はこれをもって散会とします。  なお、この後、直ちに一般質問の順番を決める抽選を行いますので、議員の皆さんは、第一応接室にご参集ください。  それでは、大変にお疲れさまでございました。                 午前11時22分  散会...