福知山市議会 2018-07-20
平成30年第4回臨時会(第1号 7月20日)
平成30年第4回
臨時会(第1号 7月20日) 平成30年第4回
福知山市議会臨時会会議録(1)
平成30年7月20日(金曜日)
午前10時00分 開会
〇
出席議員(25名)
1番 荒 川 浩 司 2番 西 田 信 吾
3番 桐 村 一 彦 4番 柴 田 実
5番 竹 本 和 也 6番 奥 藤 晃
7番 田 中 法 男 8番 井 上 修
9番 高 宮 辰 郎 10番 足 立 伸 一
11番 吉 見 茂 久 12番 吉 見 純 男
13番 金 澤 徹 14番 中 嶋 守
15番 藤 田 守 16番 芦 田 眞 弘
18番 木 戸 正 隆 19番 森 下 賢 司
20番 大 谷 洋 介 21番 紀 氏 百合子
22番 塩 見 卯太郎 23番 塩 見 聡
24番 野 田 勝 康 25番 高 橋 正 樹
26番 田 渕 裕 二
〇
欠席議員(なし)
〇
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市長 大 橋 一 夫 副市長 伊 東 尚 規
危機管理監 片 山 正 紀
市長公室長 渡 辺 尚 生
市長公室理事 森 田 賢
地域振興部長 高 橋 和 章
人権推進室長 山 根 祥 和
財務部長 櫻 井 雅 康
福祉保健部長 大 江 みどり
市民総務部長 山 中 明 彦
産業政策部長 桐 村 正 典
土木建設部長 今 井 由 紀
会計管理者 中 見 幸 喜 消防長 鈴 木 秀 三
財政課長 山 田 信 義
上下水道部長 岡 部 繁 己
病院事業管理者 香 川 惠 造
市民病院事務部長 上 田 栄 作
教育長 端 野 学
教育部長 田 中 悟
教育委員会理事 森 山 真
選挙管理委員長 松 本 良 彦
監査委員 長 坂 勉
監査事務局長 土 家 孝 弘
〇
議会事務局職員出席者
局長 池 田 聡 次長 菅 沼 由 香
〇
議事日程 第1号 平成30年7月20日(金曜日)午前10時開議
第 1 議席の一部変更について
第 2 会期の決定について
第 3 議第24号 平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第4号)
議第25号 平成30年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第
3号)
議第26号 平成30年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第3号)
議第27号
財政調整基金の繰入れについて
議第28号
専決処分の承認について
議第29号
専決処分の承認について
議第30号
専決処分の承認について
議第31号
専決処分の承認について
(
提案理由の説明)
第 4 議第24号から議第31号まで
(質疑から
委員会付託)
第 5 議第24号から議第31号まで
(
委員長報告から採決)
午前10時00分 開会
○(
大谷洋介議長) 皆さん、おはようございます。
会議に先立ち、去る7月5日から8日にかけての平成30年7月豪雨により被害に遭われた市民の皆様に、
福知山市議会を代表して、謹んでお見舞いを申し上げます。
市内各所で住家の被害、道路や
農林業関連の被害が相次ぎました。
関係機関及び
ボランティアの皆様方のご協力のもと、市を挙げて、被災者の支援、
被災施設の復旧に取り組んでいただいておりますことに、心から感謝を申し上げたいと思います。
市議会といたしましても、被災された皆様の心痛を思い、早期の
復旧復興に、できる限りの支援と配慮をしてまいる所存であります。
それでは、ここで、
全国各地でお亡くなりになられた皆様方に、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様方に、1日も早く安らぎと笑顔が戻りますことを願い、黙祷を捧げたいと思います。全員ご起立をお願いします。
(
全員起立)
○(
大谷洋介議長) 黙祷。
(
全員黙祷)
○(
大谷洋介議長) 黙祷を終わります。
ご着席をお願いします。
(
全員着席)
○(
大谷洋介議長) それでは、定足数に達していますので、ただいまから、平成30年第4回
福知山市議会臨時会を開会し、これより本日の会議を開きます。
初めに、会派の構成員の変更届が提出されていますので、報告します。
「会派の構成員の変更届」が、6月29日付で「
福知山未来の会」から、また7月1日付で「新政会」から、提出がありました。
会派一覧表は、さきに配付していますので、それにてご了解願います。
次に、本日、市長から、議第24号、平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第4号)ほか、7件の
議事事件の送付がありました。
次に、
監査委員から、
例月出納検査結果報告がまいっています。
その写しについては、既に配付していますので、ご承知おき願います。
本日の
議事日程は、印刷の上、お手元に配付していますので、それにてご了承願います。
次に、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第128条の規定により、14番、
中嶋守議員、15番、
藤田守議員、以上の両議員にお願いします。
◎日程第1 議席の一部変更について
○(
大谷洋介議長) それでは、日程第1に入ります。
議席の一部変更についてを議題とします。
会派の構成員の変更に伴い、
会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部を変更したいと思います。
変更した議席表は、お手元に配付しています。
お諮りします。
配付しています議席表のとおり、議席を一部変更することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ご異議なしと認めます。
よって、配付しています議席表のとおり、議席を一部変更することに決しました。
それでは、議席の移動は本会議の休憩中に行い、再開後には、ただいま決定した議席にそれぞれ着席を願います。
◎日程第2 会期の決定について
○(
大谷洋介議長) それでは、日程第2に入ります。
会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。
本
臨時会の会期は、本日1日としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ご異議なしと認めます。
よって、本
臨時会の会期は、本日1日と決定しました。
◎日程第3 議第24号から議第31号まで
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第3に入ります。
お手元に届いています議案書の議第24号、平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第4号)から、議第31号、
専決処分の承認についてまでの8議案を
一括議題として、これより
提案理由の説明を求めます。
市長。
○(
大橋一夫市長)(登壇) 皆さん、おはようございます。
平成30年7月
豪雨災害を受けて、緊急に
臨時会を招集いたしましたところ、
市議会議員の皆様にはご参集をいただき、ありがとうございます。
ただいま上程されました諸議案につきまして、
提案理由の説明を申し上げます前に、今回の災害により被災をされました市民の皆様、たび重なり被害を受けられた皆様方に、衷心よりお見舞いを申し上げます。
また、初期の
警戒体制から災害後の
復旧救助に至るまで、迅速かつ多大なご協力をいただいております、地域の皆様、消防団、
ボランティアの皆様、そして、国、京都府を初めとする
関係機関の皆様、島原市、小山町、朝来市、
府内各市の皆様に深く感謝を申し上げます。さらに、被災された方や
災害ボランティアの入浴などについて、特段のご支援をいただいております
民間事業者の皆様方にも、心から御礼を申し上げます。
さて、7月5日から8日にかけて降り続いた雨は、西日本を中心に記録的な雨量と、
豪雨災害としては平成で最悪とも言われる
人的被害をもたらしました。
福知山市においては、6日夜に
大雨特別警報が発表されましたが、これに先立ち、
市内全域で避難所を開設、
避難準備情報を発令するとともに、庁内では大江町地域に
土砂災害警戒情報が発表されたことにより、
災害警戒本部を
災害対策本部に切りかえ、その後、
避難勧告を順次発令をいたしました。さらに、
大雨特別警報発表後は
避難指示を発令し、
最大規模の体制で対応に当たってきたところであります。また、
雨水貯留施設・
排水設備等をフル稼働させ、被害の
拡大防止に努めました。
しかしながら、1名の方が重傷となられたほか、
市内各地で家屋の倒壊や床上・
床下浸水などの被害が発生し、過去15年間で4回目となる
災害救助法適用の事態となりました。また、
天然ダムの発生のほか、道路・河川、
公共施設、農地・
農林業施設、
民間事業所等も大きな被害を受けたところであります。
そのような中、本市では
危険箇所、
被災箇所の情報を逐次収集し、発災直後から
復旧支援を進めてまいりました。また、
社会福祉協議会においては
災害ボランティアセンターを、市においては
総合相談窓口を開設するとともに、
各種支援制度を取りまとめ、被災された皆様への
情報提供にも注力してまいりました。私自身も市内一円の
被災状況を確認して回り、甚大な被害、とりわけ連年の被災に見舞われた地域の窮状を目の当たりにし、国へ
緊急要望を行うとともに、所要の経費について
補正予算の編成などを進めてまいりました。現在、国による
由良川緊急治水対策事業とともに、国、府、本市による総合的な
治水対策事業、本市による
土師地区での
排水機場の
整備事業を進めているところですが、今回の災害を受け、その一層の進捗と
早期完了に向け、決意を新たにしたところであります。
さらに、今回の災害でも発生をした
由良川築堤施工完了箇所における
内水被害を初め、
内水対策について、国、府と連携し、その取り組みを進めてまいる所存であります。そして、被災者の皆様の
生活再建を支援するとともに、ハード・ソフトを合わせた防災・
減災対策のさらなる強化を図り、市民の皆様の不安を和らげ、安心安全を実感できるよう、今後とも全庁挙げて取り組んでまいります。
さて、今回提案しております
補正予算でございますが、3会計について
災害救助、
災害復旧経費をお願いしております。
まず、議第24号、
一般会計補正予算につきましては、被災された皆様の暮らしの再建を支援する経費、道路、河川、農地、
農林業施設の
応急復旧や
測量調査の経費、
農林商工業者の皆様の
事業再開を支援する経費、そして市が設置し、今般被災した施設の
復旧経費をお願いしております。これまでの災害時に実施してまいりました
復旧支援策に加え、今回は特に昨年度の災害に続いて被災された方に対して、また収穫前の農作物の生育を考慮し、市単独で支援策の新設、拡充を盛り込みました。
また、7月8日から、
ふるさと納税サイトで
緊急災害支援寄附を募り、市外の多数の皆様から尊い支援を頂戴いたしましたので、その一部を
補正財源として活用させていただくことといたしました。
補正総額は、8億3,415万6,000円で、補正後の
一般会計予算額は、417億7,521万1,000円となるものでございます。
議第25号、議第26号につきましては、
農業集落排水施設、
下水道施設について速やかに復旧を進め、市民の皆様の
生活環境を回復する経費をお願いいたしております。
議第27号、
財政調整基金の
繰り入れにつきましては、災害により生じた経費の財源に充てるためにご承認賜りたく、お願いいたしております。
次に、議第28号から議第31号につきましては、7月
豪雨災害を受けて、初動の対応に必要な予算を
専決処分により追加したことなどについて、議会の承認を求めるものでございます。
今回の災害は、
西日本全域に同時多発的な被害をもたらしました。復旧を進めるためには必要な予算を確保した上で、早急に業務を発注し、
被災箇所の調査に着手する必要がありました。また
周辺施設や家屋に危険が及ぶため、迅速な対応が必要と判断した部分、さらに秋の
台風シーズンまでに、1日も早く
被災防止策を講じることが急務と判断した内容等について
予算措置が必要でありましたので、
専決処分を行いました。あわせて、
関係経費の財源に充てるため、
専決処分により
財政調整基金の
繰り入れを決定したものでございます。
以上、
提案理由の概要について申し述べましたが、細部につきましては
財務部長が説明いたします。
議員の皆様には、今回上程の諸議案につきまして、慎重にご審議いただきまして、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○(
大谷洋介議長)
財務部長。
○(
櫻井雅康財務部長)(登壇) 失礼いたします。
ただいま上程されました諸議案につきまして、細部の説明を申し上げます。
議第24号から議第26号の議案につきましては、いずれも
補正予算にかかわります議案でございますので、お手元に配付をいたしております「
歳入歳出補正予算・
事項別明細書」によりまして、ご説明を申し上げます。
事項別明細書につきましては、2
種類配付をさせていただいておりますけれども、まず、
一般会計補正予算(第4号)分をごらんいただきたいと思います。
議第24号、平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第4号)でございます。恐れ入りますが、
事項別明細書の5ページをお願いをいたします。
まず、歳出でございますけれども、民生費、
社会福祉費、目、
社会福祉総務費60万円の補正につきましては、くらしの
資金等管理事業として、今般の豪雨で被災されたことにより、生活が不安定になられた世帯に「くらしの資金」の貸し付けを行う経費について、補正をお願いをしております。
同じく、目の
老人福祉費115万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「
被災高齢者施設等利用料助成事業」として、45万円の補正をお願いするもので、自宅が
床上浸水などの被災を受けた要支援・要
介護認定者が、一時避難的に
介護施設等に
短期入所や緊急入所された場合に、居住費の支援を行う経費であります。
第2には、「
被災高齢者福祉用具購入費助成事業」として、10万円の補正をお願いするもので、先ほどと同様に、被災されました要支援・要
介護認定者が、被災に伴い新たに購入が必要となる
福祉用具の購入費の支援を行う経費であります。
第3には、「
被災高齢者介護サービス緊急利用支援事業」として60万円の補正をお願いするもので、被災された要支援・要
介護認定者が
介護保険の
支給限度額を超えて
サービスを利用した場合、その利用料が
全額自己負担となりますことから、
支給限度額を超えた利用料について、支援を行う経費であります。
6ページをお願いをいたします。
民生費、項、目とも
災害救助費1億9,838万4,000円の補正につきましては、右の
説明欄にありますとおり、第1に、「
災害援護資金貸付事業」として2,590万円の補正をお願いするもので、被災された市民の方々に対して、
生活再建に必要な資金の貸付を行うための経費であります。
第2には、「
災害見舞金事業」として323万1,000円の補正をお願いするもので、同じく被災された市民の方々に、見舞金の
交付要領に基づき支給するものでございます。
第3には、「
地域再建被災者住宅等支援事業」として1億5,245万円の補正をお願いするものでありまして、豪雨により被害を受けた住宅の再建に関しまして、その
被害程度に応じて、一部について
地域再建被災者住宅等支援事業補助金を交付するものでございます。
なお、昨年の台風18号または台風21号においても、
床上浸水・一部損壊以上の被災を受けられた方には、
生活関連経費の補助として一律5万円を上乗せして支給することとしておりまして、支援を拡充することとしております。
第4には、「
災害廃棄物処理事業」として1,557万円の補正をお願いするもので、豪雨による
浸水被害、
土砂災害などから発生をいたしました大量の
災害ごみの処理に要する経費でございます。
第5には、「
避難者災害救助事業」として113万3,000円の補正をお願いするものでありまして、今回の豪雨により開設をいたしました避難所で使用いたしました備蓄非常食の補充、毛布のクリーニングに要する経費をお願いしております。
第6には、「
被災児童生徒学用品支援事業」として10万円の補正をお願いするもので、豪雨により被災された児童・生徒に対しまして、教科書や学用品を支給いたしまして、被災前と同様の生活・学習ができるよう支援を行う経費でございます。
7ページをお願いいたします。
農林業費、農業費、目、
農業振興費1,026万7,000円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「
被災農地営農再開緊急支援事業」として、400万円の補正をお願いするもので、豪雨により被災しました農地の
営農再開、冠水した茶園などの
樹勢回復に向けた肥料や堆肥などを購入いたします経費の支援を行うものであります。
第2には、「
農作物生産確保緊急対策事業」として23万5,000円の補正をお願いするもので、豪雨により被災した
ブランド京野菜などの生産の復旧・回復を図るため、
追加肥料や
追加防除に要する肥料、農薬費及び
まき直しに要する種苗などを購入する経費を支援するものであります。
第3には、「
野菜生産施設災害復旧事業」として、453万2,000円の補正をお願いするもので、豪雨により被災いたしました
パイプハウスなどの
農業施設に対して緊急に
復旧支援を行いますことで、早急な
生産体制の再整備や
農業経営の安定を図ることを目的として支援をいたします経費であります。
第4には、「
農林業者生産設備再建支援事業」として150万円の補正をお願いするもので、被災した
農業機械などの再取得に要する経費について支援を行うものであります。
なお、昨年の台風18号または台風21号と重複して被災された場合には、補助率及び
補助上限額が拡充されております。
8ページをお願いをいたします。
林業費、目、
林業振興費2,794万9,000円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「
林地保全事業」として、2,000万円の補正をお願いするもので、豪雨により被災いたしました人家裏の林地の
崩壊箇所のうち、国や京都府の
補助採択要件を満たさないもので、家屋などに直接被害を及ぼしている林地につきまして、
再発防止となる
抑止工事をされる場合、自治会を申請者としてその経費を支援するものであります。
第2には、「
有害鳥獣防除事業」として、794万9,000円の補正をお願いするもので、豪雨により被災いたしました
有害鳥獣侵入防止施設の復旧にかかる経費について、助成するものでございます。今回、京都府の
補助対象とならない
被災施設に対しましても、市が55%を補助することとし、支援を拡充することとしております。
9ページをお願いします。
商工費、目、
商工業振興費6,483万円の補正でございますが、「
中小企業者災害復旧緊急支援事業」として、豪雨により被災された市内の
個人事業主または法人に対し、
事業再開を支援するため、店舗や設備の更新などに必要となる経費について支援するものでございます。昨年の台風18号または台風21号においても被災された
市内中小企業者につきまして、補助率と上限額を拡充することとしております。
10ページをお願いいたします。
土木費、
土木管理費、目、
土木総務費200万円の補正でございますけれども、「
法定外公共物管理事業」としまして、豪雨により被災した
法定外公共物を、自治会が実施される
修繕工事に対しまして支援を行うものであります。
11ページをお願いします。
災害復旧費、項、目とも
土木施設災害復旧費1億1,780万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「
土木施設災害復旧事業」として、1億50万円の補正をお願いするもので、被害を受けました道路及び河川を緊急的に復旧するための経費でございます。
第2には、「
都市公園災害復旧事業」として1,730万円の補正につきましては、豪雨により被災をいたしました三段池公園ほかの
都市公園の復旧に要する経費をお願いをしております。
12ページをお願いします。
同じく、項、目とも
農林施設等災害復旧費2億7,560万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「
林道施設災害復旧事業」として、3,000万円の補正をお願いいたしますもので、
補助採択を受けるための測量・設計に要する経費でございます。
第2には、「農地・
農業用施設災害復旧事業」の2億3,560万円の補正でございますけれども、
補助採択を受けるための測量・設計に要する経費とともに、国の
補助対象とならない農地等の復旧につきまして、農区や自治会などの団体が取り組みます
復旧工事に対して支援を行います経費をお願いをしております。
なお、昨年の台風18号または台風21号と同一の
被災箇所につきましては、
補助対象額を加算し、支援を拡充することとしております。
第3には、「
北陵総合センター災害復旧事業」の1,000万円の補正でございますけれども、豪雨により
北陵総合センターの法面が崩落いたしましたことにより、その影響を受け、
建物周辺を含め、広範囲で地割れが生じております。このため、
法面崩落などの
復旧対策工法の調査・設計に要する経費について、お願いをしております。
13ページをお願いします。
項、
文教施設災害復旧費、目、
公立学校施設災害復旧費1,360万円の補正につきましては、「
公立学校施設災害復旧事業」といたしまして、豪雨により被災をいたしました
上川口小学校、
川口中学校の
学校施設の復旧に要する経費であります。
同じく、目、
社会教育施設災害復旧費1,378万6,000円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「
地域公民館等災害復旧事業」として、1,000万円の補正をお願いするものでありまして、豪雨により被災いたしました大江町
総合会館の復旧に要する経費であります。
第2には、「
図書館大江分館災害復旧事業」として、378万6,000円の補正でございますが、豪雨により被災した
図書館大江分館の施設の復旧と
資料整備などに要する経費の補正をお願いをしております。
同じく目の
保健体育施設災害復旧費1,060万円の補正につきましては、「
社会体育施設災害復旧事業」として、豪雨による浸水で被災いたしました、
福知山市民体育館や大江町
河西グラウンドなどの復旧に要する経費の補正をお願いするものであります。
14ページをお願いいたします。
項、
厚生労働施設災害復旧費、目、
民生施設災害復旧費4,810万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「
大江子育て支援センター災害復旧事業」として、400万円の補正をお願いいたしますもので、
大江子育て支援センターの復旧に要する経費であります。
第2には、「
児童館災害復旧事業」として、3,030万円の補正でございますけれども、豪雨により被災した堀児童館と庵我児童館の施設の復旧と備品の整備に必要な経費の補正でございます。
第3には、「教育集会所災害復旧事業」として、1,380万円の補正でございますけれども、豪雨により被災した大江町内の新町コミュニティ会館と昭和集会所の復旧と備品の整備に要する経費の補正でございます。
同じく、目、衛生施設
災害復旧費2,250万円の補正でございますけれども、右の
説明欄のとおり、第1には、「北部保健福祉センター災害復旧事業」として、1,400万円の補正をお願いいたします。豪雨により被災した北部保健福祉センターの復旧に要する経費でございます。
第2には、「埋立処分場災害復旧事業」として850万円の補正をお願いするもので、豪雨により被災をいたしました環境パーク不燃物処分場の管理道路及び夜久野町大油子の不燃物処分場の進入路の復旧に要する経費でございます。
15ページをお願いいたします。
項、目とも、その他
公共施設・公用施設
災害復旧費2,699万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「福知山城憩いの広場周辺災害復旧事業」として、710万円の補正をお願いするもので、豪雨により福知山城憩いの広場及び隣接いたします観光駐車場が浸水いたしましたので、トイレなどの施設設備や備品の復旧に要する経費をお願いをしております。
第2には、「消防施設災害復旧事業」として、269万円の補正でございますけれども、豪雨による浸水などで破損いたしました河東分団第2部他の消防団施設、また資機材及び消防水利の復旧を行う経費でございます。
第3には、「大江支所災害復旧事業」として、1,720万円の補正をお願いいたしますもので、豪雨により被災した大江支所及び地域振興センターの復旧に要する経費をお願いをしております。
16ページをお願いします。
「債務負担行為の設定に伴う支出予定額に関する調書」でございます。
第1に、「地域再建被災者住宅融資利子補給」にかかる設定でございまして、限度額は、福知山市大規模自然災害に係る
地域再建被災者住宅等支援事業補助金交付要綱に規定する額でございまして、期間は平成30年度から平成37年度までであります。
第2に、「災害復旧融資特別支援事業」にかかる設定でございまして、限度額は、福知山市平成30年度災害復旧融資特別支援事業要領に規定する額で、期間は平成30年度から平成36年度までであります。
以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、恐れ入りますが、3ページにお戻りいただきたいと思います。
歳出にかかわります歳入について、ご説明をいたします。
まず、国庫支出金、国庫負担金、目、
災害復旧費国庫負担金71万円の補正につきましては、「
文教施設災害復旧費負担金」として、
上川口小学校の復旧のための測量・設計業務にかかるものでございます。
同じく、国庫補助金、目、民生費国庫補助金778万5,000円の補正につきましては、
災害救助費補助金として、「
災害廃棄物処理事業」にかかるものでございます。
次の府支出金、府負担金、目、民生費府負担金123万3,000円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1に、「
被災児童生徒学用品支援事業」にかかります10万円と、第2に、「
避難者災害救助事業」にかかる113万3,000円でございます。
次に、項、府補助金、目、民生費府補助金9,883万3,000円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、
社会福祉費補助金として、「
被災高齢者介護サービス緊急利用支援事業」にかかります30万円と、第2に、
災害救助費補助金として、「
地域再建被災者住宅等支援事業」にかかります9,853万3,000円でございます。
同じく、目の
農林業費府補助金626万7,000円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1に「
農作物生産確保緊急対策事業」にかかります23万5,000円と、第2に、「
野菜生産施設災害復旧事業」にかかります453万2,000円、第3に、「
農林業者生産設備再建支援事業」にかかります150万円でございます。
同じく、目、
災害復旧費府補助金4,100万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1には、「
農林施設等災害復旧費補助金」として、「農地・
農業用施設災害復旧事業」にかかります1,700万円と、「
林道施設災害復旧事業」にかかります300万円でございます。
第2には、「
厚生労働施設災害復旧費補助金」として、「
児童館災害復旧事業」にかかる1,800万円と、「
大江子育て支援センター災害復旧事業」にかかる300万円でございます。
款、項とも寄附金、目、民生費指定寄附金475万円の補正は、「福知山市ふるさと納税寄附金」でありまして、「
地域再建被災者住宅等支援事業」に、この寄附金を活用してまいります。
次の繰入金、項、目とも基金繰入金4億8,000万円の補正につきましては、
財政調整基金を豪雨により生じた災害の経費の財源に充てるため、
繰り入れを行うものでございます。
4ページをお願いします。
市債でありますが、まず、目、民生債2,590万円の補正につきましては、「
災害援護資金貸付事業」を行います原資を借り入れるものであります。
同じく、目、災害復旧債1億6,170万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1に、「
土木施設災害復旧事業債」3,230万円の補正でございますが、道路や河川、橋梁など「
土木施設災害復旧事業」にかかりますものが1,500万円、公園・緑地など「
都市公園災害復旧事業」にかかりますものが1,730万円であります。
第2に、「農林施設等災害復旧事業債」2,800万円の補正でございますけれども、「農地・
農業用施設災害復旧事業」にかかるものが1,530万円、「
林道施設災害復旧事業」にかかりますものが270万円、さらに、「
北陵総合センター災害復旧事業」にかかりますものが1,000万円を計上させていただいております。
第3に、「文教施設災害復旧事業債」として3,160万円の補正でございますけれども、
川口中学校などの「
公立学校施設災害復旧事業」にかかりますものが1,280万円、大江町
総合会館にかかる「
地域公民館等災害復旧事業」で1,000万円、市民体育館などの「
社会体育施設災害復旧事業」にかかるものを880万円、それぞれ計上しております。
第4に、「厚生労働施設災害復旧事業債」4,550万円の補正でございますが、新町コミュニティ会館などの「教育集会所災害復旧事業」で1,300万円を、「北部保健福祉センター災害復旧事業」で1,400万円、「
大江子育て支援センター災害復旧事業」で100万円、堀児童館など「
児童館災害復旧事業」で900万円、環境パーク埋立処分場など「埋立処分場災害復旧事業」で850万円をそれぞれ計上しております。
第5に、「その他
公共施設・公用施設災害復旧事業債」2,430万円の補正につきましては、「大江支所災害復旧事業」に1,720万円を、「福知山城憩いの広場周辺災害復旧事業」に710万円を計上いたしております。
繰越金597万8,000円につきましては、繰越金を
補正財源とするものでございます。
以上によりまして、一般会計は、1ページから2ページかけましての総括のとおり、総額に、歳入歳出ともに8億3,415万6,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに、417億7,521万1,000円とするものでございます。
恐れ入りますが、議案書の6ページをお願いしたいと思います。
第2表の債務負担行為補正(追加)でございます。先ほど説明をいたしました、「地域再建被災者住宅融資利子補給」と「災害復旧融資特別支援事業」にかかるものでございます。
次に7ページ、同じ議案書の7ページをお願いしたいと思います。
第3表の地方債補正(追加・変更)として、限度額の追加と変更をそれぞれお願いしております。お目通しいただきたいと思います。
以上で一般会計の説明を終わらせていただきまして、続きまして、議第25号、平成30年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第3号)でございますけれども、再度、「
歳入歳出補正予算・
事項別明細書」の20ページをお願いしたいと思います。
まず、歳出からご説明をいたします。
事業費、施設費、目、
農業集落排水施設災害復旧費920万円の補正につきましては、「
農業集落排水施設災害復旧事業」といたしまして、大江町北有路地区、有路地区及び河東地区のマンホールポンプ場18カ所の
災害復旧経費としてお願いするものであります。
恐れ入りますが、19ページにお戻りをいただきたいと思います。
歳出にかかります歳入でございますけれども、市債、目、集落排水事業債560万円の補正につきましては、災害復旧にかかる経費について、起債を財源とするものでございます。
次の国庫支出金、国庫補助金、目、集落排水国庫補助金360万円の補正につきましても、
災害復旧費補助金として受け入れるものでございます。
以上によりまして、
農業集落排水施設事業特別会計は、17ページから18ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに920万円を追加をいたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに10億1,372万8,000円とするものでございます。
続きまして、議第26号、平成30年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第3号)であります。
事項別明細書の22ページをお願いをいたします。
まず、資本的支出でございますけれども、「管渠施設災害復旧事業費」で、水没をいたしましたマンホールポンプ場17カ所の復旧に要する経費や、立原、大江町関地内で下水道管の復旧に要する経費など、6,450万円の補正をお願いするものであります。
これに要します財源としましては、21ページにお戻りをいただきまして、左側になりますけれども、資本的収入の企業債並びに補助金の備考欄に記載いたしておりますとおり、企業債2,350万円と国庫補助金の4,100万円を充てることとしております。
なお、収益的収入において、「消費税及び地方消費税還付金」として、この補正にかかります消費税及び地方消費税の還付金174万円も、合わせて増額計上しております。
以上で
補正予算関係の説明を終わらせていただきまして、恐れ入りますが、再度、議案書の15ページをお願いしたいと思います。
議第27号、
財政調整基金の
繰り入れについてであります。
福知山市
財政調整基金条例第4条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。
繰り入れ金額は、4億8,000万円以内とするもので、
繰り入れの事由は、豪雨により生じた経費の財源に充てるものでございます。
続いて、同じく議案書の17ページをお願いをいたします。
この17ページから23ページにかけましての、議第28号から議第31号までの議案につきましては、「
専決処分の承認について」でございます。いずれも
地方自治法第179条第1項の規定により、
専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。
専決処分は、いずれも7月12日に行っております。
議第28号から議第30号までの議案につきましては、これも
補正予算にかかわる議案でありますから、お手元に配付いたしております「
補正予算事項別明細書」により、ご説明をしたいと思います。
今度は、
一般会計補正予算(第3号)の分をごらんいただきたいと思います。
それでは、専決第2号、平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第3号)でございます。
事項別明細書の4ページをお願いいたします。
民生費、項、目とも
災害救助費883万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1に、「
災害廃棄物処理事業」の633万円の補正につきましては、豪雨によります
浸水被害、
土砂災害により発生いたしました大量の
災害ごみの処理に要する経費であります。
第2には、「
災害ボランティアセンター運営事業」の250万円の補正でございますけれども、社会福祉法人福知山市
社会福祉協議会が運営をいたします福知山市
災害ボランティアセンターの運営に要する経費であります。
5ページをお願いします。
衛生費、下水道費、目、
下水道施設費1,561万1,000円の補正につきましては、「下水道事業会計負担金」として、下水道事業会計で災害対応に要する経費に対しまして、一般会計が負担する経費でございます。
6ページをお願いします。
災害復旧費、項、目とも
土木施設災害復旧費2億3,670万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、第1に、「
土木施設災害復旧事業」の2億3,400万円の補正につきましては、豪雨により被害を受けました道路・河川につきまして、その
補助採択を受けるための測量・設計に、また、これらを緊急的に復旧するための経費でございます。
第2には、「
都市公園災害復旧事業」の270万円の補正でございますが、豪雨により被災いたしました、三段池公園ほか三つの公園の土砂撤去や整地などに要する経費でございます。
7ページをお願いをいたします。
項、目とも
農林施設等災害復旧費200万円の補正でございますが、豪雨により
北陵総合センターの敷地法面が崩落いたしましたことにより、
建物周辺を含め広範囲にわたり地割れが生じております。施設の安全性を確保するため、
法面崩落の緊急対応に要する経費でございます。
以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、3ページにお戻りをお願いしたいと思います。
歳出にかかわります歳入でございますけれども、まず国庫支出金、国庫負担金、目、
災害復旧費国庫負担金4,468万9,000円の補正につきましては、道路や河川など
被災箇所の測量設計や、緊急的な復旧にかかります「公共
土木施設災害復旧費負担金」でございます。
次の、国庫補助金、目、民生費国庫補助金316万5,000円の補正につきましては、「
災害廃棄物処理事業」にかかるものでございます。
繰入金、項、目ともに基金繰入金1億9,000万円の補正につきましては、
財政調整基金を豪雨により生じた経費に充てるため、
繰り入れを行うものであります。
市債、災害復旧債2,500万円の補正につきましては、右の
説明欄のとおり、「
土木施設災害復旧事業債」でありまして、「
都市公園災害復旧事業」で270万円、「
土木施設災害復旧事業」で2,230万円をそれぞれ計上しております。
次の繰越金28万7,000円は、繰越金を
補正財源としたものでございます。
以上によりまして、一般会計は1ページから2ページにかけましての総括のとおり、総額に、歳入歳出ともに2億6,314万1,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに、409億4,105万5,000円としたものでございます。
以上で一般会計の説明を終わらせていただきまして、続いて、専決第3号、平成30年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第1号)でございます。引き続き、
事項別明細書の12ページをお願いをいたします。
まず、歳出でございますけれども、事業費、施設費、目、
農業集落排水施設災害復旧費1,972万8,000円の補正につきましては、大江町北有路地区、有路地区及び大江河東地区のマンホールポンプ場の
応急復旧などに要する経費の補正であります。
11ページにお戻りをいただきたいと思います。
歳出にかかります歳入でございますけれども、繰越金の172万8,000円の補正につきましては、繰越金を
補正財源とするものでございます。
次の市債、目、集落排水事業債900万円の補正につきましては、先ほどのマンホールポンプ場の
応急復旧にかかる「災害復旧事業債」でございます。
次の国庫支出金、国庫補助金、目、集落排水国庫補助金900万円の補正につきましても、市債と同様、マンホールポンプ場の
応急復旧にかかる補助金でございます。
以上によりまして、
農業集落排水施設事業特別会計は、9ページから10ページにかけましての総括のとおり、総額に歳入歳出ともに1,972万8,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出ともに10億452万8,000円としたものでございます。
続きまして、専決第4号、平成30年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第1号)であります。
13ページをお願いしたいと思います。
まず、収益的支出でございますけれども、右側の「事業費用」の欄の「管渠費」で、マンホールふた等の修繕でございますとか、吸引車の使用手数料、管渠施設などの清掃手数料などに、1,561万1,000円を計上しております。
これに要します財源として、左側、「事業収益」の欄、「他会計負担金」として、一般会計からの負担金1,561万1,000円を充てております。
同じく「消費税及び地方消費税還付金」として、この補正にかかります消費税及び地方消費税の還付金、60万7,000円も増額計上いたしております。
14ページをお願いいたします。
資本的支出でございますけれども、「管渠施設災害復旧事業」では、庵我地区、大江地区などのマンホールポンプ操作盤の
応急復旧ですとか、立原及び大江町関での下水道管の
応急復旧などに要します経費1,850万円を計上しております。
これに要します財源としましては、もう一度、13ページにお戻りをいただきたいわけですけれども、これの左側になります、「資本的収入」の「企業債」のところで820万円を、「補助金」のところで、国庫補助金1,030万円を充てることとしております。
以上で
補正予算関係の説明を終わらせていただきまして、恐れ入りますけれども、議案書の23ページの次の内1ページをお願いをいたします。
専決第5号、
財政調整基金の
繰り入れについてであります。
繰り入れの金額は1億9,000万円以内とするもので、
繰り入れの事由は、今般の豪雨により生じた経費の財源に充てるものでございます。
以上で、上程されました諸議案につきましての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますよう、お願い申し上げます。
○(
大谷洋介議長) これにて、
提案理由の説明は終わりました。
この際、議案熟読のため、休憩とします。
再開は、午前11時半とします。
午前10時49分 休憩
午前11時30分 再開
○(
大谷洋介議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎日程第4 議第24号から議第31号まで
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第4に入ります。
議第24号から議第31号までの8議案を
一括議題とします。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
3番、桐村一彦議員。
○3番(桐村一彦議員) 大志の会の桐村一彦でございます。
今般の災害の
補正予算にかかる全般的な形に対応する質疑を行いたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
まず初めに、数十年に一度と言われる風水害が毎年のように起こる昨今、当市において被災された皆様にお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈りをいたします。
さて、政府が、西日本豪雨を激甚災害に指定する閣議決定を、27日にも行う方向で調整しているという報道が、昨日されました。本来であれば、激甚災害指定決定は、被害総額の算定などに時間がかかりまして、災害発生から1〜2カ月後であるというのが、指定ですけれども、その激甚災害の指定の見込みを政府が公表したということであります。
激甚災害に指定されますと、当然ながら、ご存じのように、自治体の復旧事業に対する国庫補助率が1〜2割程度引き上げられるほか、中小企業支援の拡充などにも措置があります。
そこで、この激甚災害決定前の指定の見込みということで、政府が発表した以上、これはお墨つきと考えていいんじゃないかなというふうに思ってはおるわけです。被災自治体が迅速に復旧、復興に着手できるというふうなことを整えたというふうに、国としても感じているように私は思ってはおります。
そこで、この毎年のように被災を受けております福知山市、この今後の福知山市の激甚災害指定への考え、対応を市長にお聞きしたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
○(
大谷洋介議長)
財務部長。
○(
櫻井雅康財務部長) 失礼いたします。
私のほうからお答えしたいと思います。
まず、議案に対します範囲の中でお答えしてまいりたいと思いますけれども、先ほど、激甚災害ということでございましたけれども、議員さんおっしゃっていただいたとおり、農地ですとか
公共施設、あるいは中小企業の方々に大きな被害をもたらしまして、被災自治体の財政負担の軽減が必要と認められる災害のことを激甚災害と申します。これにつきまして、政府が激甚災害法に基づきまして指定をして、自治体が行います復旧事業の国庫補助率を1〜2割かさ上げするなどの財政措置が講じられるというふうに認識しております。したがいまして、現在の見込みということですけれども、先ほどおっしゃっていただいたとおり、激甚指定については、27日、閣議決定というふうなお話もありましたけれども、そのような状況であるというふうに認識しております。
以上でございます。
○(
大谷洋介議長) 桐村一彦議員。
○3番(桐村一彦議員) 2回目ですけれども、いわゆるその指定の見込みというのを政府が発表した以上、やはり福知山市にとりましても、何とか激甚指定を受けていただきたいというふうに思っているわけです。今後の対応については、どのようにお考えなんでしょうか。お聞きいたします。
○(
大谷洋介議長)
財務部長。
○(
櫻井雅康財務部長) はい、お答えいたします。
激甚に指定されますと、今申し上げたとおり、財政上の優遇措置があるわけでございますけれども、とりもなおさず、今、災害の復旧に対します
補正予算をお願いしておりまして、それに対して、ご承認いただきましたら、まずもって、市民の方々が安心安全してお暮らしいただけるよう、復旧に全庁を挙げて取り組むことが第一義と考えておりますし、その後、激甚の指定ということで、財源の優遇措置が講じられればなおよしと、このように考えております。
以上でございます。
○(
大谷洋介議長) 桐村一彦議員。
○3番(桐村一彦議員) はい、よろしくお願いしたいというふうに思います。
また、今般のこの
臨時会で、本当に早い
補正予算の対応をしていただいたことに、本当に感謝を申し上げる次第でございます。
それでは、その中で、激甚災害指定に、やはり受けるべきだというふうに私も思っておりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げまして、市長からお言葉はいただけませんでしたけれども、ぜひともお力添えをよろしくお願いを申し上げて、私の質疑にかえます。終わります。
○(
大谷洋介議長) ほかに質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、質疑を終結します。
これより、
委員会付託を行います。
お手元に配付しています議案付託表のとおり、予算審査委員会に付託します。
この際、委員会審査のため、暫時休憩します。
再開時間は追ってお知らせをいたします。
なお、本日の会議は、議事の都合により、定刻午後5時を過ぎましても、これを延長しますので、あらかじめご承知おき願います。
平成30年第4回
福知山市議会臨時会
議案付託表 議第24号〜議第31号
平成30年7月20日
┌───────┬─────┬──────────────────────────────────┐
│ 付託委員会 │議案番号 │付 託 議 案 │
├───────┼─────┼──────────────────────────────────┤
│ │24 │平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第4号) │
│ │25 │平成30年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算 │
│ 予算審査 │ │(第3号) │
│委 員 会 │26 │平成30年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第3号) │
│ │27 │
財政調整基金の繰入れについて │
│ │28 │
専決処分の承認について │
│ │29 │
専決処分の承認について │
│ │30 │
専決処分の承認について │
│ │31 │
専決処分の承認について │
└───────┴─────┴──────────────────────────────────┘
午前11時36分 休憩
午後 5時50分 再開
○(
大谷洋介議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎日程第5 議第24号から議第31号まで
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第5に入ります。
議第24号から議第31号までの8議案を
一括議題とします。
審議に先立ち、委員長から、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
予算審査委員長から報告を願います。
予算審査委員長。
○(桐村一彦予算審査委員会委員長)(登壇) 失礼します。
予算審査委員会委員長の桐村一彦でございます。
委員会審査報告を行います。
本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第80条の規定により報告をいたします。
1
委員会付託議案
・議第24号 平成30年度福知山市
一般会計補正予算(第4号)
・議第25号 平成30年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第3号)
・議第26号 平成30年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第3号)
・議第27号
財政調整基金の繰入れについて
・議第28号
専決処分の承認について
・議第29号
専決処分の承認について
・議第30号
専決処分の承認について
・議第31号
専決処分の承認について
2 審査の概要
7月20日に委員会を開催し、付託議案の審査を行いました。
各所管部署より詳細な説明を受け、議案審査を行いました。
初めに、議第24号の福知山市ふるさと納税寄附金について、
緊急災害支援寄附金のサイトの開設期間と寄附金の充当先を問う質疑があり、開設期限はサイトの決まりとしては寄附開始から1年間である。本市としては現在も
避難勧告が発令中であり、
災害対策本部も設置中であることから、当面は引き続き開設したいと考えている。充当先については、今後の災害対応にかかる
補正予算等を編成する中で検討していきたいとの答弁がありました。
次に、大江支所災害復旧事業について、大江支所1階窓口の現状復帰を行う理由を問う質疑があり、窓口を2階にした場合、高齢者に負担がかかるなど、住民
サービスの低下になる可能性もある。復旧に関しては床材等を再利用することで、経費の削減を図っていきたい。また今後は、防水扉を設置することも検討するとの答弁がありました。
次に、
被災高齢者介護サービス緊急利用支援事業について、他の被災高齢者支援事業に比べて事業期間が短い理由を問う質疑があり、この事業は京都府において制度設計が行われ、各市町村が適用するものである。現在のところは、京都府において事業期間を9月30日までと定められているが、平成26年8月
豪雨災害の際には、状況に応じて期間が延長されたこともあり、今回については京都府が期間を延長する場合にも、市もあわせて延長するとの答弁がありました。
次に、議第29号及び議第30号の
農業集落排水施設災害復旧事業及び
下水道施設災害復旧事業について、マンホールポンプ操作盤の浸水対策を問う質疑があり、由良川の築堤がなく、外水の影響がある箇所については、過去最高であった平成25年の水位以上の位置に操作盤を設置することを検討している。また、築堤があるところについても、これまでの一番高い水位以上の位置に設置するとの答弁がありました。
なお、議第27号、議第31号についての質疑はありませんでした。
また、討論はありませんでした。
3 審査結果
・議第24号 全員賛成で原案可決
・議第25号 全員賛成で原案可決
・議第26号 全員賛成で原案可決
・議第27号 全員賛成で原案可決
・議第28号 全員賛成で原案可決
・議第29号 全員賛成で原案可決
・議第30号 全員賛成で原案可決
・議第31号 全員賛成で原案可決
以上、報告をさせていただきます。
○(
大谷洋介議長) 以上で、委員長の報告は終わりました。
これより、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、質疑を終結します。
これより、討論に入ります。
初めに、
委員長報告に対する反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) 賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) 反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、討論を終結します。
これより、1議案ずつ起立により採決します。
議第24号から議第31号まで、8議案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決です。
初めに、議第24号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第24号は、原案のとおり決しました。
次に、議第25号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第25号は、原案のとおり決しました。
次に、議第26号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第26号は、原案のとおり決しました。
次に、議第27号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第27号は、原案のとおり決しました。
次に、議第28号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第28号は、原案のとおり決しました。
次に、議第29号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第29号は、原案のとおり決しました。
次に、議第30号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第30号は、原案のとおり決しました。
次に、議第31号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第31号は、原案のとおり決しました。
以上で、本日の
議事日程は終了しました。
お諮りします。
本
臨時会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
よって、平成30年第4回
福知山市議会臨時会は、これをもって閉会したいと思いますが、これにご異議はありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ご異議なしと認めます。
よって、本日はこれをもって散会し、平成30年第4回
福知山市議会臨時会は、本日をもって閉会とします。
なお、午後6時10分から議会運営委員会を開催しますので、よろしくお願いします。
それでは、本日は大変にお疲れさまでございました。
午後 5時59分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
福知山市議会議長 大 谷 洋 介
福知山市議会議員 中 嶋 守
福知山市議会議員 藤 田 守...