福知山市議会 > 2016-12-26 >
平成28年第5回定例会(第5号12月26日)

  • "申告書受付業務"(/)
ツイート シェア
  1. 福知山市議会 2016-12-26
    平成28年第5回定例会(第5号12月26日)


    取得元: 福知山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    平成28年第5回定例会(第5号12月26日)           平成28年第5回福知山市議会定例会会議録(5)              平成28年12月26日(月曜日)                午前10時00分 開議   〇出席議員(26名)       1番  塩 見   聡       2番  竹 本 和 也       3番  中 嶋   守       4番  井 上   修       5番  柴 田   実       6番  西 田 信 吾       7番  荒 川 浩 司       8番  芦 田 眞 弘       9番  森 下 賢 司      10番  足 立 伸 一      11番  吉 見 茂 久      12番  吉 見 純 男      13番  金 澤   徹      14番  木 戸 正 隆      15番  藤 田   守      16番  田 渕 裕 二      17番  野 田 勝 康      18番  高 橋 正 樹      19番  田 中 法 男      20番  大 谷 洋 介      21番  塩 見 卯太郎      22番  紀 氏 百合子      23番  大 槻 富美子      24番  奥 藤   晃
         25番  高 宮 辰 郎      26番  桐 村 一 彦 〇欠席議員      な  し 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長       大 橋 一 夫   副市長      伊 東 尚 規   市長公室長    長 坂   勉   危機管理監    横 山 泰 昭   地域振興部長   片 山 正 紀   地域振興理事   中 見 幸 喜   総務部長     高 橋 和 章   財務部長     夜 久 豊 基   福祉保健部長   岡 野 天 明   健康推進室長   土 家 孝 弘   市民人権環境部長 池 田   聡   環境政策室長   堀 内   敏   人権推進室長   山 根 祥 和   農林商工部長   山 中 明 彦   土木建設部長   蘆 田 徹 二   会計管理者    大 江 みどり   消防長      鈴 木 秀 三   財政課長     前 田   剛   上下水道部長   大 柿 日出樹   病院事業管理者  香 川 惠 造   市民病院事務部長 山 口   誠   教育長      端 野   学   教育部長     田 中   悟   教育委員会理事  中 川 清 人   選挙管理委員長  松 本 良 彦   監査委員     芦 田 芳 樹 〇議会事務局職員出席者   局長       渡 辺 尚 生   次長       菅 沼 由 香 〇議事日程 第5号 平成28年12月26日(月曜日)午前10時開議   第 1  議第65号から議第97号まで(議第95号を除く)                (委員長報告から採決)   第 2  自衛隊福知山駐屯地射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願        陸上自衛隊福知山射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願                (委員長報告から採決)   第 3  建設従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見        書の提出を求める請願                (委員長報告から採決)   第 4  教育予算の増額、保護者負担の軽減を求める請願                (委員長報告から採決)   第 5  すべての子どもたちにゆき届いた教育を保障するために、教職員を大幅に増やし、        「35人以下学級」がただちに実現することを願う請願                (委員長報告から採決)   第 6  議第98号 固定資産評価審査委員会委員の選任について                   (審 議)   第 7  市会発議第5号 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の                一部を改正する条例の制定について                   (審 議)   第 8  市会発議第6号 陸上自衛隊福知山射撃場での米軍による射撃訓練の実施の受け                入れに関する決議                   (審 議)   日程追加 市会発意第3号 建設業従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を求める意                見書   第 9  議員派遣について                   (審 議)   第10  閉会中の継続調査について                   (審 議)                午前10時00分  開議 ○(田中法男議長)  皆さん、おはようございます。  定足数に達していますので、ただいまから本会議を再開し、これより本日の会議を開きます。  本日、市長から、議第98号、固定資産評価審査委員会委員の選任についての議事事件の送付がありました。  次に、本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付していますので、それにてご了承願います。 ◎日程第1  議第65号から議第97号まで(議第95号を除く) ○(田中法男議長)  それでは、日程第1に入ります。  議第95号を除く議第65号から議第97号までを一括議題とします。  審議に先立ち、各委員長から、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  初めに、総務防災委員長から報告願います。  総務防災委員長。 ○(芦田眞弘総務防災委員会委員長)(登壇)  皆さん、おはようございます。  総務防災委員長の芦田でございます。  委員会の審査報告書を読み上げます。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第80条の規定により報告をいたします。                     記  1 委員会付託議案  ・議第74号 福知山市長、副市長、教育長及び上下水道事業管理者の給与に関する条例の一         部を改正する条例の制定について  ・議第75号 福知山市一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第76号 福知山市退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第77号 福知山市税条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第78号 福知山市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第79号 福知山市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につ         いて  ・議第94号 京都地方税機構規約変更について  ・議第96号 福知山市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制         定について  ・議第97号 福知山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  2 審査の概要  12月20日に委員会を開催し、総務部、財務部及び消防本部から各議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告します。  初めに、議第74号、議第75号及び議第79号の給与改定に関して、本年度と比較して平成29年度の人件費の変動を問う質疑があり、給与は1人当たり月額平均627円の増額、勤勉手当は年額平均で3万5,253円の増額、扶養手当は職員全体で月額55万円程度の増額が見込まれるとの答弁がありました。また、人事院勧告の基礎となる調査の詳細を問う質疑があり、人事院では全国にある従業員50人以上の5万3,426事業所から都道府県別に1万1,711事業所を無作為に抽出し、給与の実態を把握しており、その結果として民間給与が公務員給与を上回ったため、今回の人事院勧告において給料表が平均0.2%改定されているとの答弁がありました。  次に、議第78号の違反防火対象物の公表に関して、現状と罰則規定を問う質疑があり、現在16対象物を把握しており、順次指導を行っている。今回の条例改正は、違反防火対象物の情報開示を可能にするものであり、本条例に罰則規定はなく、罰則は消防法令に基づき適用されるとの答弁がありました。  次に、議第94号の京都地方税機構の規約変更に関して、新たに追加される軽自動車税等申告受付等業務の内容や本市の負担を問う質疑があり、これまで別々に受付をしていた軽自動車税と府税である自動車税、自動車取得税の窓口を一本化することにより、納税者の利便性が図られる。また、地方税機構が今回の業務を行うことにより、機構への負担金は増加するが、軽自動車税業務に係る負担金は減少する。職員の新たな出向は発生しないとの答弁がありました。  3 審査結果  ・議第74号 賛成多数で原案可決  ・議第75号 賛成多数で原案可決  ・議第76号 全員賛成で原案可決  ・議第77号 全員賛成で原案可決  ・議第78号 全員賛成で原案可決  ・議第79号 賛成多数で原案可決  ・議第94号 賛成多数で原案可決  ・議第96号 全員賛成で原案可決
     ・議第97号 全員賛成で原案可決  以上で報告を終わります。 ○(田中法男議長)  次に、市民地域委員長の報告を願います。  市民地域委員長。 ○(足立伸一市民地域委員会委員長)(登壇)  おはようございます。  市民地域委員長の足立です。委員会の審査報告を行います。読み上げて報告とします。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告します。                     記  1 委員会付託議案  ・議第80号 福知山市三和町運動広場条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第81号 福知山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第89号 公の施設に係る指定管理者の指定期間の変更について  2 審査の概要  12月20日に委員会を開催し、地域振興部及び市民人権環境部から各議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告します。  初めに、議第80号について、三和町運動広場に増設するペタンクコートの利用料金の違いを問う質疑があり、全面利用の場合、コートBは、夜間照明設備がなく、午後5時までの利用となるが、コートAに比べてコート数が2.4倍あるため、利用料金を高く設定したとの答弁がありました。  次に、議第81号について、所得税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、国民健康保険料の算定が変更されるにあたり、該当者数を問う質疑があり、本市では該当者はないとの答弁がありました。  次に、議第89号について、中夜久野集会所の指定期間の変更理由を問う質疑があり、過疎対策事業債を活用し建築した行政財産であり、償還が終了し普通財産化できる平成32年度以降に、公共施設マネジメントに基づき、地元地縁団体に無償譲渡する予定であるため、指定期間を3年延長するとの答弁がありました。  3 審査結果  ・議第80号 全員賛成で原案可決  ・議第81号 全員賛成で原案可決  ・議第89号 全員賛成で原案可決  以上、報告を終わります。 ○(田中法男議長)  次に、教育厚生委員長の報告を願います。  教育厚生委員長。 ○(大槻富美子教育厚生委員会委員長)(登壇)  委員会審査報告を読み上げて報告させていただきます。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第80条の規定により報告をいたします。                     記  1 委員会付託議案  ・議第82号 福知山市放課後児童クラブの設置に関する条例の一部を改正する条例の制定に        ついて  2 審査の概要  12月20日に委員会を開催し、教育委員会から議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告します。  初めに、今回の条例改正により、対象となる5小学校児童クラブの児童増加数を問う質疑があり、4年生以上は各クラブ10人程度増える見込みである。また、1年生から3年生の利用者が年々増えているが、施設増築により全学年の利用希望に応えることが可能になったとの答弁がありました。また、4年生から6年生の利用希望者が少ない理由を問う質疑があり、高学年になると、塾に行く子ども、自宅で過ごしたい子ども、学童野球などのスポーツに取り組む子ども等が多くなるためとの答弁がありました。さらに、児童クラブへの通所のバス利用を問う質疑があり、三和、夜久野、大江の児童は、スクールバスや保育園バスで通っているとの答弁がありました。  3 審査結果  ・議第82号 全員賛成で原案可決  以上で報告を終わります。 ○(田中法男議長)  次に、産業建設委員長の報告を願います。  産業建設委員長。 ○(桐村一彦産業建設委員会委員長)(登壇)  産業建設委員会委員長の桐村一彦でございます。  委員会審査報告書。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告します。                     記  1 委員会付託議案  ・議第83号 福知山市農業委員会に関する条例の全部を改正する条例の制定について  ・議第84号 福知山市大呂自然休養センター条例の一部を改正する条例の制定について  ・議第85号 福知山市の水道事業を統合するための関係条例の整備等に関する条例の制定に         ついて  ・議第87号 公の施設に係る指定管理者の指定について  ・議第90号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について  ・議第91号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について  ・議第92号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について  ・議第93号 土地改良事業の施行について  2 審査の概要  12月20日に委員会を開催し、農林商工部、農業委員会、土木建設部、上下水道部から各議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いましたので、主な概要について報告をいたします。  初めに、議第83号の農業委員会に関する条例の改正について、今回の改正によるメリット、デメリットを問う質疑に対し、メリットとしては農業委員の数は少なくなるが、新たに農地利用最適化推進委員を設けることで、より地域の声を集めやすくなり、農政業務における現場での活動がしやすくなる。デメリットとしては、農業委員と農地利用最適化推進委員の二本立ての組織となり、複雑になることが考えられるとの答弁がありました。  次に、議第85号の水道事業を統合するための関係条例に関して、上下水道料金の値上げについて、市民の理解を得るための周知策や対応を問う質疑に対し、2月、4月、6月に発行する「上下水道だより」や、検針時に各戸へ文書を配布し周知を図りたい。また、ホームページに料金のシミュレーションができるページを新たに開設するとともに、専用ホットラインで、個別の相談にも丁寧に対応したいとの答弁がありました。また、低所得者に多い使用量5立方メートル以下の利用者に対し、新たに使用水量による料金負担を設定し、基本水量による料金設定を廃止した考え方を問う質疑に対し、これだけ市民生活に水道が普及してきた中で、基本水量を付与するという使命は終わったと認識しており、使用された水量を公平に負担いただくという原則に基づいた料金設定にしているとの答弁がありました。  次に、議第87号の公設卸売市場指定管理者の指定について、施設の利用状況が減少している中で、新たな指定管理者が示されている改善策を問う質疑に対して、事業計画、プレゼンテーションでは、生産者との連携強化、空き店舗の利用促進、卸売市場に対する社会的要請への対応、管理運営の効率化による管理費の削減などを掲げられており、こうした基本的な考え方のもと、当該施設の活性化と適切な運営管理が行われるものと考えているとの答弁がありました。  次に、議第90号、91号、92号の市営住宅にかかる訴えの提起について、明け渡し訴訟に至るまでの基準を問う質疑に対して、3カ月以上の滞納や、不正入居などで再三にわたる指導にも改善が図られないなど、悪質と判断した場合は訴訟に踏み切っているとの答弁がありました。  反対討論  ・福知山市農業委員会に関する条例の改正について、農業生産力の発展、農業経営の合理化を図り、農業者の地位向上に寄与するという本来の目的から外れ、農地等の利用の最適化の推進に重点が置かれている。農業委員の公選制が廃止され、市町村長の任命制に一本化されたことは民主主義の後退である。  ・上下水道料金の改定について、使用水量が少ない低所得者、高齢世帯や単身世帯へ大きな負担を強いるものである。  賛成討論  ・全議案に賛成であるが、上下水道料金の改定については、負担増となる市民に対して、丁寧な説明と適切な対応を求める。  3 審査結果  ・議第83号 賛成多数で原案可決  ・議第84号 全員賛成で原案可決  ・議第85号 賛成多数で原案可決  ・議第87号 全員賛成で原案可決  ・議第90号 全員賛成で原案可決  ・議第91号 全員賛成で原案可決  ・議第92号 全員賛成で原案可決  ・議第93号 全員賛成で原案可決  以上で、産業建設委員会の報告を終わります。 ○(田中法男議長)  次に、予算審査委員長の報告を願います。  予算審査委員長。 ○(野田勝康予算審査委員会委員長)(登壇)  予算審査委員長の野田でございます。  本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告をいたします。                     記  1 委員会付託議案  ・議第65号 平成28年度福知山市一般会計補正予算(第3号)  ・議第66号 平成28年度福知山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  ・議第67号 平成28年度福知山市国民健康保険診療所費特別会計補正予算(第1号)  ・議第68号 平成28年度福知山市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)  ・議第69号 平成28年度福知山市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  ・議第70号 平成28年度福知山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)  ・議第71号 平成28年度福知山市地域情報通信ネットワーク事業特別会計補正予算(第1         号)  ・議第72号 平成28年度福知山市水道事業補正予算(第1号)  ・議第73号 平成28年度福知山市下水道事業会計補正予算(第2号)  ・議第86号 公の施設に係る指定管理者の指定について  ・議第88号 公の施設に係る指定管理者の指定について  2 審査の概要
     12月16日に質疑、19日には質疑、討論、採決を行いました。  初めに、総務防災関係では、議第65号の「特別職及び一般職員等の給与改定の経緯等」を問う質疑があり、「人事院勧告に準ずることが適切と判断し、同様の改定を行うこととしたものである。また、人事院勧告はその組織と調査力により、民間の給与実態を正確に把握しており、公務員給与の決定に際して信用性が高く、これを注視する中で他市の状況も勘案し、給与改定を判断している」との答弁がありました。  また、「新たな自治体情報セキュリティ抜本的強化対策事業の予算措置」を問う質疑があり、「本事業の要はインターネットの脅威からマイナンバーを取り扱う回線を守ることが最大の目的である」との答弁がありました。  続いて、「セキュリティネットワークの構築に関して、整備内容の内訳」を問う質疑があり、「管理ソフト、端末・サーバ等の設置台数、ネットワークハブなど」について詳細な答弁がありました。  さらに、関連して「マイナンバーカードの発行状況」を問う質疑があり、「本市の発行枚数は10月末で全体の約6%程度であり、全国的にも発行状況が低迷する中、今後、国においてはカードに各市町村が独自の付加価値を付けて活用することも検討されている」との答弁がありました。  また、議第71号の「情報通信環境再整備事業に関して、e−ふくちやま事業の民営化の移行期間における料金減免と地元説明会の内容」を問う質疑があり、「70歳以上住民税非課税世帯及び生活保護世帯は全額減免、69歳以下住民税非課税世帯は半額減免を実施しており、現在、約800世帯に減免を行っている。移行期間は減免制度を継続したいと考えている」との答弁がありました。  続いて、「地元説明会事業対象地域の全153自治会(4,398世帯)を対象に順次実施している。11月末では、71自治会で地元説明会を実施しており、年度末までに全自治会を完了したいと考えている。説明会では、移行期間における料金負担の不公平の解消、減免制度の取り扱い、高齢者世帯への丁寧な説明などの意見があげられている」との答弁がありました。  さらに、「移行スケジュールの内容」を問う質疑があり、「移行の対象は4,100世帯と試算しているが、民間事業者が行う切りかえ作業は、1カ月当たり最大250件が限度であるため、平成29年度に2,100世帯、平成30年度に2,000世帯の移行を計画している」との答弁がありました。  次に、市民地域関係では、議第65号の「小さな拠点づくり事業(三和地域)のアクティブワーキングの事業内容」を問う質疑があり、「都会から招く企業の社員については企業規模や社員数を特定することなく、公募による募集を考えている。また、オプショナルツアーについては、主に三和地域や福知山市全域において、ジビエを食する体験や農業法人訪問を検討しており、企業の社員が本来の仕事をしながら本市に滞在できるようWi−Fi環境の整備を行いながら、年度内に1回実施する。新年度以降については、2、3回実施し、三和地域の活性化に向けて施設の有効活用を検討していきたい」との答弁がありました。  また、「もうひとつの京都内宮地区景観整備事業において、公衆トイレを撤去した後の新設及び特定財源の交付金要綱」を問う質疑があり、「老朽化した公衆トイレは、地元の団体が維持管理を行っていたが、高齢化により維持管理ができなくなったため、撤去の要望が出されていた。撤去後のトイレの新設は、観光客や地域の状況などを見守り今後の検討課題とし、現段階では近くのトイレを利用していただきたいと考えている。また特定財源の『もうひとつの京都』市町村景観整備支援事業交付金の対象経費は、景観を阻害している広告物、設備等の撤去などであり、今回交付対象となるものである」との答弁がありました。  また、「リサイクルプラザ修繕事業において、修繕後の耐用年数及び修繕中の代替設備」を問う質疑があり、「耐用年数としては10年を見込んでいるが、コンベヤの過酷な使用状況から考えると、日常的な点検整備を行った上で、5年後には状況に応じた修繕を必要とする場合がある。また、修繕期間は1カ月間を予定しており、年度末の3月末には修繕を終える計画である。その間は、屋外自走型破砕機を利用し、破砕や分別を行い、リサイクルと埋立処分の確保を図る」との答弁がありました。  また、議第66号の「国民健康保険に関するデータを国保総合システム外部記憶媒体を利用して連携させる場合のセキュリティ対策」を問う質疑があり、「情報セキュリティ強化対策により、外部記憶媒体使用による端末からの情報持ち出しが禁止になる。そのため、セキュリティ管理されている電算室内に専用端末を1台設置し、外部記憶媒体により国民健康保険の資格情報を国保総合システムに連携させ、室外に持ち出すことなく、同一室内において安全に情報のやりとりができるようになる」との答弁がありました。  また、議第86号の「公の施設に係る指定管理者の指定について、治水記念館の指定管理者の募集方法が非公募である理由」を問う質疑があり、「指定管理者制度運用ガイドライン『第2章指定管理者の募集及び指定』の『2 事前準備段階での検討事項』に、施設の設置目的及び利用が地域住民に限定されるなど、地域の住民グループによる管理が効果的な場合において非公募とすることができるとなっており、指定管理者制度第三者評価委員会において非公募による募集の判定を受けて実施したものである」との答弁がありました。  次に、教育厚生関係では、議第65号の「小学校施設空調設備設置事業の進捗状況と今後の進め方」を問う質疑があり、「今回の実施で小学校22校のうち12校が完了し、中学校9校のうち7校が完了する。残りの小学校は児童数が少ないこともあり、統廃合された場合でも他の学校の特別教室等へ移設可能な大型ルームエアコンにて整備を進めることも検討している。未実施の三和・大江中学校区については、小中一貫校の方向性が検討されているため、その進捗に合わせて対応したい」との答弁がありました。  また、「小学校教室棟便所改修事業及び中学校教室棟便所改修事業について、改修後も残す和式便器の割合と、洋式便器の需要が多い中で和式便器を残す理由」を問う質疑があり、「不特定多数が利用する洋式の便座に座ることを苦手とする人もいるため、和式便器を残す必要がある。改修後は各階の男女便所に少なくとも1基は和式便器を残すこととしている」との答弁がありました。  また、「臨時福祉給付金(経済対策)事業について、市が保有している個人情報を組み合わせた効果的な周知方法」を問う質疑があり、「税務情報の保護と、対象者に広く周知する必要があることから、今年度当初予算分は市民税非課税者全員に申請書を送付した。今回の実施分においては、当初分と同じ支給対象者であるため、扶養情報も反映された形で申請書を発送する。文字を大きくした分かりやすい市独自の申請書の使用や、広報誌や有線放送での周知は引き続き行う」との答弁がありました。  また、「認知症地域支援体制構築事業について、設置意向の状況と今後の展開」を問う質疑があり、「意向調査では医療機関2カ所、介護保険事業所11カ所が開設を希望しており、本年度の開設を希望した4カ所について今回助成を行う。本事業は京都府の全額補助であるが、今後新たに設置していくことは可能と考える。各地域に広げていくには、京都府の補助が必要である」との答弁がありました。  また、議第69号の「介護予防・生活支援サービス事業(通所型短期集中介入サービスC)業務について、サービスを提供する事業所数」を問う質疑があり、「旧福知山市域で1カ所、旧3町それぞれにサテライト型で1カ所ずつ設置し、合計4カ所を整備する」との答弁がありました。  続いて、「広大な旧福知山市域を1カ所で対応できるのか」を問う質疑があり、「利用者の利便性を損なわないように、現在のデイサービスと同様に送迎を事業所にお願いして対応する」との答弁がありました。  次に、産業建設関係では、議第65号の「農業基盤整備促進事業の対象となる事業や規模」を問う質疑があり、「今回の補正は、農道舗装に特化した事業であるが、その他にも水路の整備、圃場整備等も含め、対象となる事業は多岐にわたっている。事業規模については、総事業費200万円以上等が要件となっている」との答弁がありました。  また、「弘法川等河川改修関連橋りょう整備事業の橋台基礎工、護岸基礎工が追加となった経緯」を問う質疑があり、「本事業は、京都府の河川改修に合わせて市道橋の改修を京都府が施工されるものであるが、護岸等の地盤を調査した結果、当初の予測よりもかなり状態が悪かったので、これらに対応するために施工方法の見直しが行われた」との答弁がありました。  また、「既設公園改修事業のSL再塗装の詳細な内容」を問う質疑があり、「福知山駅南口公園に設置しているSLは、平成18年度に篠山市から移設されたものであるが、10年が経過し、塗装等がかなり劣化していることから、今回再塗装し、リニューアル化を図りたい」との答弁がありました。  また、議第88号の「福知山市駅前広場及び福知山市自転車等駐車場の指定管理について、指定管理料が大幅に増額となった理由及び指定管理期間が7年となった理由」を問う質疑があり、「指定管理業務について、従来は施設の管理運営に限定していたが、来年度以降は、機器の設置等も含めることにしたため、その経費が増加している。指定管理期間については、リース機器の耐用年数が7年になっており、その期間に合わせて設定した」との答弁がありました。  続いて、「今年度発生した指定管理者による公金横領事件を踏まえた再発防止策」を問う質疑があり、「現場の従業員が、現金を取り扱わないようなシステムを取り入れ再発防止につなげたい」との答弁がありました。  なお、議第67号及び議第68号、議第70号、議第72号及び議第73号についての質疑はありませんでした。  次に、討論を行いました。  反対討論  ・「議第74号 福知山市長、副市長、教育長及び上下水道事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議第75号 福知山市一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議第79号 福知山市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の3つの条例については、人事院勧告に伴う期末手当の引き上げを理由としているが、本市で今後予定されている公共料金の値上げや、本市の厳しい財政状況を考えたとき、市民理解を得られるとは考えにくい。そのため、これらに関連する予算が含まれている「議第65号 平成28年度福知山市一般会計補正予算(第3号)」については反対する。  賛成討論  ・なし  3 審査結果  ・議第65号 賛成多数で原案可決  ・議第66号 全員賛成で原案可決  ・議第67号 全員賛成で原案可決  ・議第68号 全員賛成で原案可決  ・議第69号 全員賛成で原案可決  ・議第70号 全員賛成で原案可決  ・議第71号 全員賛成で原案可決  ・議第72号 全員賛成で原案可決  ・議第73号 全員賛成で原案可決  ・議第86号 全員賛成で原案可決  ・議第88号 全員賛成で原案可決  これで、予算審査委員長の報告を終わります。 ○(田中法男議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより、討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  21番、塩見卯太郎議員。 ○21番(塩見卯太郎議員)(登壇)  日本共産党市会議団の塩見卯太郎です。  ただいま議題となっております議第65号から議第94号、及び議第96号から議第97までの32議案のうち、議第83号、議第85号、議第94号の3議案に反対の討論を行います。  まず、議第83号、福知山市農業委員会に関する条例の全部を改正する条例の制定について、この条例は平成27年9月に、農業協同組合法等の一部を改正する法律が公布され、これにより、農業委員会法も改正されたことに伴うものです。  新しい法律の問題点は、第1に、これまでの農業委員会の目的であった農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位の向上に寄与するという報第1号の文言が削除され、かわって、これまで任意の業務であった「農地等の利用の最適化を推進する」が重点とされました。  第2に、公職選挙法による公選制が廃止され、市町村長の任命制に一本化されたことは、民主主義の重大な後退です。  第3に、農業委員会の所掌事務から農業及び農民に関する事項についての意見の公表、他の行政庁への建議が削除され、業務の重点が農地等の利用の最適化の推進に置かれたことです。  今回の法改正は、農協法や農地法の改正と一体であり、そのねらいは安倍内閣の方針であるTPP参加のための国内体制づくりであり、家族農業を中心とした日本の戦後農政を根底から覆すものであり、賛成できません。  次に、議第85号、福知山市水道事業を統合するための関係条例の整備等に関する条例の制定について、この条例は、簡易水道等の水道事業への統合並びに上下水道等の料金の値上げをするものです。昨年来、将来にわたる上下水道施設の維持と更新の財源を確保するためには、料金の値上げしかないと説明されてきました。そして、水道料金の値上げ率は、平均13.76%、下水道料金の値上げ率は平均17.47%との説明がありました。しかし、上下水道料金とも使用水量の少ない階層に、特に負担増が大きくなっています。水道は、基本料金を使用水量0立方メートルから徴収して、それに1立方メートルごとの使用水量を加算するという料金体系にしたため、従来は基本料金だけの負担で済んだが、月5立方メートル使用の家庭が最も値上げ率が大きくなっています。水道料金の値上げ額は、口径20ミリ管で月5立方メートルしか使わない人も670円の値上げですが、それ以上どんなにたくさん使っても値上げ額は670円となっています。下水道料金は、小口の使用者に値上げ幅が大きくなっています。  これらの状況を値上げ幅として計算すると、例えば水道口径20ミリで月5立方メートルの使用者は、水道料金で72.04%の値上げ、下水道料金は36.84%、両方の平均の値上げが56.21%になっています。一方、月に50立方メートルの水を使った場合の値上げ率は、水道料金で9.74%、下水道料金で17.31%、両方の平均で13.36%と平均値上げ率よりかなり低くなっています。提示された資料には、月50立方メートルの使用までしか数字が示されていませんが、使えば使うほど値上げ幅は小さくなります。水がなければ人は生きていくことはできません。それは、豊かな人も貧しい人も同じですから、小口使用者には限度があります。今回、このような小口利用者ほど大きな値上げになる料金値上げには、到底容認することができません。この議案は、一旦撤回し、市民の暮らしを守ることを重視し、市民の多数が納得できる料金体系に見直しされるべきことを申し上げます。  議第94号、京都地方税機構の規約変更については、軽自動車二輪の小型自動車の申告書受付業務を追加されたが、今回の変更内容の全体は、課税まで対象業務を拡大する考えであり、自治体の課税自主権を侵害することにつながるものです。さらにこれまで、地方税機構に派遣される自治体職員は、税にかかわる業務にかかわったことのない職員が2、3年で交代する一方、自治体には業務そのものにかかる体制を弱める方向となり、結果として相談業務など納税者の権利を弱めることとなる、こういったことにつながるものであり、反対です。  以上の理由から、3議案に反対の討論とします。 ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  11番、吉見茂久議員。 ○11番(吉見茂久議員)(登壇)  失礼をいたします。  福知山市議会公明党の吉見茂久でございます。会派を代表し、本定例会に上程をされました議第65号、平成28年度福知山市一般会計補正予算(第3号)から、議第97号までの95号を除いた32議案に対し、会派を代表し、全議案賛成の立場で討論をさせていただきます。  今回の予算は、臨時福祉給付金経済対策や、小学校空調設備、小中学校教室棟の便所改修事業などの国の補正予算関連や、またもう一つの京都などとして、駅南口や福知山城公園の改修など4事業や、災害復旧事業、そしてマイナンバー制度の導入に伴い、自治体の情報セキュリティ向上を目的とした抜本的強化対策事業など、市民生活の下支え、安心安全快適環境といった重要かつ必要な事業の内容となっております。そして、通常補正におきましても、不就学を未然に防ぐための小学校就学援助事業、特別支援就学奨励事業や、既存の空き施設を利用してアクティブワーキングで新たな事業開発や活性化など、複合的効果が期待される小さな拠点づくり事業、一刻も早い修繕が求められるリサイクルプラザ修繕事業、さらに子どもから高齢者の方々が健やかに暮らせるための認知症カフェの設置に伴う助成を行う認知症地域支援体制構築事業や、民間保育施設整備事業など、多様化する市民ニーズに対して、真に必要な事業を厳選の上、予算化された内容であり、効果が期待されるものであります。  そして、地域情報通信ネットワーク事業では、対象の全世帯サービス切りかえ完了までの料金負担の公平性を確保し、事業を円滑に進めることを目的とした債務負担行為の追加についても、利用される方のニーズを踏まえた適切な採用であると思います。  また、今回、福知山市水道事業及び下水道事業の設置に関する条例の一部改正として、料金の改定が提案されております。水道や下水道は、生活をしていく上で最も必要不可欠なライフラインであり、将来にわたり安定して安心安全な飲料水の供給及び良好な生活環境の維持をしていくため、適切な管路などの維持管理、施設の更新を計画的に実施することが必須であります。ただ、上下水道事業の経営については、市民の皆さんからの使用料金をもって事業運営がされていますが、人口減少などによる収支の悪化と、今後多くの管渠や施設の維持管理、更新を行うための資金不足など、重要課題を抱えている現状があります。こうした現状を踏まえ、今回の改定は適切な判断であると思います。しかし、市民生活に一定のご負担をお願いするわけですので、その意味で、市民への情報発信や周知のところは本当に十分なのでしょうか。対話の市政である以上、さらに丁寧な説明を求めるものでありますし、今回はこうした改定になりましたが、今後においても市民負担に配慮いただきながら、収入、支出の両面で最善となる手法を鋭意研究に努めていただくことを切にお願いしたいと思うところであります。  以上の理由によりまして、賛成討論とさせていただきます。多くの議員の皆様のご賛同を得られますことをお願い申し上げます。 ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。  7番、荒川浩司議員。 ○7番(荒川浩司議員)(登壇)  失礼いたします。  地域政党ふくちやま議員団の荒川浩司です。  会派を代表いたしまして、今回提案されました議案のうち、議第65号、平成28年度福知山市一般会計補正予算(第3号)、議第74号、福知山市長、副市長、教育長及び上下水道事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第75号、福知山市一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第79号、福知山市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上の4議案について、反対いたします。  この4議案は、いずれも人事院勧告による期末手当の引き上げに伴う条例と予算の内容であります。  以下、反対の理由を大きく2点述べさせていただきます。  1点目、人事院勧告を否定するものではありませんが、これはあくまでも全国の50人以上の事業所の給与と公務員給与の較差を是正するための基準であり、必ずしも人事院勧告に従わなければならないというものではありません。また、今回の人事院勧告による本市の引き上げ総額は、6,444万4,000円で、この財源は国から当然出るものではなく、全て市民の血税からの支出となるものです。  私が言いたいのは、各自治体によって財政状況は違うわけで、健全な行政運営ができており、住民の合意が得られる自治体であれば、仮に引き下げの人事院勧告が提案されたとしても、引き下げる必要はないと思っております。  そういった意味で、本市の財政状況を見たとき、平成27年度決算資料の経常収支比率は、通常80%を超えると危険だと言われておりますが、本市では93.5%と極めて危険な状態であり、また、たくさんの要素はあるんですが、福知山市の公立大学だけの今後の財政を見ても、順調にいっても3年間で8億円の赤字が予定されており、先日の一般質問の答弁でも、大学の財政シミュレーションは増額の方向で見直しが必要であるとの答弁もありました。  さらに、学生の確保が予定より少ない場合は、全て税金を投入しなければならず、軌道に乗るまでにどれだけの財源が必要になるのかさえ、見当がつかない状況であります。私としては、行政の身を切る改革があってもおかしくないと思っており、今回の給与の引き上げは賛同できないというものです。  2点目の反対の理由でございます。これは住民合意です。  大橋市長も言っておられますように、福知山市は3町で地域協議会が進み始め、今後全市域に各中学校を1つのエリアとした地域協議会へ移行し、これからの厳しい時代に対応できる仕組みづくりを進めようとしているところであります。  そのような状況の中で、少しでも多くの住民の理解と合意を得なければ、また協働の協力を得なければ本市の未来はないと私は考えております。今回の反対の理由は、本市の財政難が中心でありますが、本市のこの財政難の原因をつくってきたのは、行政、議会であり、そこの給与を引き上げて責任のない住民に赤字のつけを回すことになる今回の人事院勧告に伴う給与の引き上げは認めるわけにはいきません。  以上で、地域政党ふくちやま議員団の反対の討論を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、1議案ずつ起立により採決します。  議第95号を除く議第65号から議第97号までの32議案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決です。  初めに、議第65号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、議第65号は原案のとおり決しました。
     次に、議第66号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第66号は原案のとおり決しました。  次に、議第67号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第67号は原案のとおり決しました。  次に、議第68号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第68号は原案のとおり決しました。  次に、議第69号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第69号は原案のとおり決しました。  次に、議第70号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第70号は原案のとおり決しました。  次に、議第71号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第71号は原案のとおり決しました。  次に、議第72号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第72号は原案のとおり決しました。  次に、議第73号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第73号は原案のとおり決しました。  次に、議第74号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、議第74号は原案のとおり決しました。  次に、議第75号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、議第75号は原案のとおり決しました。  次に、議第76号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第76号は原案のとおり決しました。  次に、議第77号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第77号は原案のとおり決しました。  次に、議第78号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第78号は原案のとおり決しました。  次に、議第79号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、議第79号は原案のとおり決しました。  次に、議第80号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第80号は原案のとおり決しました。  次に、議第81号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第81号は原案のとおり決しました。  次に、議第82号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第82号は原案のとおり決しました。  次に、議第83号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、議第83号は原案のとおり決しました。  次に、議第84号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第84号は原案のとおり決しました。  次に、議第85号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、議第85号は原案のとおり決しました。  次に、議第86号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第86号は原案のとおり決しました。  次に、議第87号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第87号は原案のとおり決しました。  次に、議第88号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第88号は原案のとおり決しました。  次に、議第89号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第89号は原案のとおり決しました。  次に、議第90号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第90号は原案のとおり決しました。
     次に、議第91号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第91号は原案のとおり決しました。  次に、議第92号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第92号は原案のとおり決しました。  次に、議第93号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第93号は原案のとおり決しました。  次に、議第94号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、議第94号は原案のとおり決しました。  次に、議第96号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第96号は原案のとおり決しました。  次に、議第97号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第97号は原案のとおり決しました。 ◎日程第2  請願2件 ○(田中法男議長)  次に、日程第2に入ります。  自衛隊福知山駐屯地射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願及び陸上自衛隊福知山射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願についてを一括議題といたします。  審議に先立ち、委員長から、委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  総務防災委員長から報告を願います。  総務防災委員長。 ○(芦田眞弘総務防災委員会委員長)(登壇)  総務防災委員長の芦田でございます。  請願2件に関して、内容の報告をさせていただきます。   自衛隊福知山駐屯地射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願       (請願者 福知山市下新29−1番地             新日本婦人の会福知山支部 支部長 中川淑子氏             福知山市大江町三河353−2番地             新日本婦人の会大江支部  支部長 山田まゆ美氏             福知山市三和町千束147番地             福知山母親連絡会     代表 水谷直美氏        紹介議員 大槻富美子議員、紀氏百合子議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  子ども達や女性、若者の安全が確保され、安心して福知山市に暮らし続けることを私たち女性は望んでいる。  市民の安全・安心を守る立場から、陸上自衛隊福知山射撃場を「日米共同利用施設」と閣議決定したことに対して、撤回の意見書を国に提出されるよう求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・福知山市及び京都府が防衛省に対して提出した安全対策を確認する要請書の回答がなされる前に、日米合同委員会において射撃場の限定使用を合意しており、米軍の都合を優先した行為は認めることはできない。  ・日米地位協定の下では、発生した事件、事故の処理は米軍の権限下となり、市民の安全・安心な暮らしを保障することが難しくなる。  不採択とする討論  ・米軍の射撃訓練実施は地元も了承されており、その後閣議決定がなされている。  ・日本を取り巻く安全保障の緊迫感が増す中、京丹後市に米軍Xバンドレーダー基地が設置された背景、またその警備のための訓練であることを考慮し、閣議決定の撤回を求めることは容認できない。  ・現時点において意見書の提出に賛同できないが、今後の動向に注視し、住民と連携しながら安心・安全が担保されるよう取り組む必要がある。  採決 賛成少数で不採択                     記  本請願の願意には添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成28年12月26日  福知山市議会議長  田 中 法 男 様                        福知山市議会総務防災委員会                           委員長  芦 田 眞 弘   陸上自衛隊福知山射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願         (請願者 福知山市三和町千束147番地              福知山平和委員会 代表 水谷徳夫氏          紹介議員 金澤徹議員、塩見卯太郎議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  市民の安全で安心できる暮らしを守る立場から、陸上自衛隊福知山射撃場を「日米共同利用施設」と閣議決定されたことに対して、撤回の意見書を国に提出されるよう求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・福知山市及び京都府が防衛省に対して提出した安全対策を確認する要請書の回答がなされる前に、日米合同委員会において射撃場の限定使用を合意しており、米軍の都合を優先した行為は認めることはできない。  ・日米地位協定の下では、発生した事件、事故の処理は米軍の権限下となり、市民の安全・安心な暮らしを保障することが難しくなる。  不採択とする討論  ・米軍の射撃訓練実施は地元も了承されており、その後閣議決定がなされている。  ・日本を取り巻く安全保障の緊迫感が増す中、京丹後市に米軍Xバンドレーダー基地が設置された背景、またその警備のための訓練であることを考慮し、閣議決定の撤回を求めることは容認できない。  ・現時点において意見書の提出に賛同できないが、今後の動向に注視し、住民と連携しながら安心・安全が担保されるよう取り組む必要がある。  採決 賛成少数で不採択                     記  本請願の願意には添いがたく、よって不採択と決した。
     以上、報告する。  平成28年12月26日  福知山市議会議長  田 中 法 男 様                        福知山市議会総務防災委員会                           委員長  芦 田 眞 弘  以上で報告を終わります。 ○(田中法男議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより、討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  12番、吉見純男議員。 ○12番(吉見純男議員)(登壇)  日本共産党福知山市会議員団の吉見純男でございます。  ただいま議題となっております請願、自衛隊福知山駐屯地射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願書並びに陸上自衛隊福知山射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願について、委員長報告に反対をし、請願に賛成の立場から討論を行います。  今回、議会も含めて大半の市民には何も知らされず、安全対策も講じられない中で、陸上自衛隊福知山駐屯地射撃場における米軍実弾射撃訓練が実施されました。このことについて、米軍射撃訓練はやめてほしいなど、市民の切実な声が本請願の審査を通じても明らかとなりました。  福知山射撃場が、日米地位協定のもとで日米共同利用施設になるということは、同施設を利用した米軍に関して、事故対応など米軍の権限下となります。人家に隣接する陸上自衛隊福知山駐屯地射撃場を米軍基地化することは認められません。  今回の福知山市における米軍の訓練については、日米合同委員会で京都府や福知山市の確認要請事項をないがしろにして、合意がされました。また、京丹後市では、米軍基地への移動バスを使い、国道のみという約束は全く守られず、軍人らの乗用車が生活道路を暴走するなどの事故が41件にも上り、その対応は全く不十分となっています。このような中では、福知山市民の安全は保障されません。仮に、安全保障政策が国の専管事項であったとしても、福知山市は市民の生命、財産、生活を守る義務があります。  福知山市議会基本条例第13条、国との関係、その第1項では、議会は地方分権をさらに推進し、真の地方自治を確立するため、積極的に国に働きかけなければならないとして、その第2項では、議会は国に対し意見書を提出することにより、市民の要望を国に直接伝えることに努めなければならないとしているところです。  よって、本請願を採択をして、陸上自衛隊福知山射撃場を日米共同施設に承認した閣議決定を撤回する意見書を国に提出することは、福知山市議会として妥当性があると考え、本請願に賛成する討論といたします。よろしくお願いします。 ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  15番、藤田守議員。 ○15番(藤田 守議員)(登壇)  失礼します。  希望の会の藤田守です。  委員長報告に賛成、両請願に反対の立場から討論します。  まず、これまでの経緯を説明します。  当初、8月26日に近畿中部防衛局長から福知山市長へ説明がありました。それから10月に入り、9日に第1回、14日には第2回の地元住民説明会、17日には市議会各派幹事会で説明がありました。また、11月に入り、7日には京都府知事と福知山市長が防衛大臣へ要請を行い、10日に福知山市の要請に対する回答がありました。防衛大臣は、京都府知事と福知山市長の確認要請に対して、訓練の実施に当たっては陸上自衛隊の使用規則にのっとって射撃場を使用するとともに、規律の維持と移動も含め、安全管理に万全を期すと回答しています。また、14日には、福知山市と京都府から回答の確実な実行要請とともに、一定の理解を表明されました。そして、25日に閣議決定がなされ、日米合同委員会合意の概要が公表されました。その後、28日には福知山射撃場の限定使用にかかる政府間協定締結や、自治体代表等との立ち会いのもと、フェンスの設置状況等の確認調査が行われ、29日には、米軍による福知山射撃場の使用による騒音測定も行われました。  このように、近畿中部防衛局は、時間をかけ、手順を踏んで懇切丁寧に説明し、対応に当たってきた経緯があります。防衛局の真摯な対応と、かつ、国が責任を持って安全に万全を期すとしており、また国の専決事項であり、なぜ今になって撤回を求めなければならないのか、福知山の室射撃場はだめといって、静岡の射撃場だったらよいと言われるのか、そして、射撃を中止せよと言うなら、室射撃場は陸上自衛隊のほか、海上保安庁、警察が年間約180日程度使用しており、射撃はどうなのか、問いたいです。安全管理に万全を期す必要はありますが、閣議決定の撤回を求める必要はないと考えます。  また、違う観点から、基本的に日米安全保障条約のもとで、日本の平和と安全が今日まで守られてきました。日本だけで外交防衛ができるものではないと考えます。米軍は要らないから出ていけと言われるのか、訓練目的は射撃資格認定に必要な拳銃、小銃等の射撃訓練であります。京丹後市の米軍経ケ岬通信所所属の警備要員が年間約20日間限定的に使用するもので、年4回、1回当たり5日間程度で、バス等の車両により日帰りで訓練をする予定としています。よって、米軍の基地が設置されるものではありません。  現在の世界を取り巻く情勢は、テロ、核等の脅威、領土領海争い等、一層混迷を深めております。とりわけ、北朝鮮は弾道ミサイルの発射を繰り返し、確実にその精度が上がっている中、弾道ミサイルの探知、追尾を任務とする米軍経ケ岬通信所の重要性がますます高まっていることは、論をまたないところであり、同通信所の円滑な運用に大きく寄与する福知山射撃場の共同使用は、我が国にとって真に必要な措置と考えます。  これらゆえ、福知山市民はもとより、日本全体の安全安心な暮らしが守られているのではないでしょうか。米軍も使用規則、安全管理等に万全を期すとしており、基本的に何が問題なのか理解しがたい状況であり、閣議決定の撤回を求める必要はないと考え、委員長報告に賛成、請願に反対をします。 ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、1請願ずつ起立により採決します。  本件、2請願に対する委員長の報告は、いずれも請願不採択ですので、原案について採決します。  初めに、自衛隊福知山駐屯地射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。  次に、陸上自衛隊福知山射撃場における米軍射撃訓練撤回の意見書提出を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。 ◎日程第3  建設従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働き        かける意見書の提出を求める請願 ○(田中法男議長)  次に、日程第3に入ります。  建設従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願についてを議題とします。  審議に先立ち、委員長から委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  市民地域委員長から報告を願います。  市民地域委員長。 ○(足立伸一市民地域委員会委員長)(登壇)  朗読をもって報告といたします。    建設従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書    の提出を求める請願       (請願者 福知山市荒河東町189             京建労福知山支部 支部長 塩見正明氏        紹介議員 塩見卯太郎議員、紀氏百合子議員、森下賢司議員、井上修議員、             桐村一彦議員、野田勝康議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  アスベストの大量使用によるアスベスト(石綿)被害は、多くの労働者に広がっている。また、建物の改修・解体に伴うアスベストの飛散により、労働者や住民に被害をもたらす現在進行形の公害である。また、東日本大震災や熊本地震でも大量のがれき処理において被害の拡大が懸念されている。  建設業は、重層下請構造があり、従事する現場も多いことから、労災認定には多くの困難が伴う上、不認定が多々あるほか、多くの製造業で支給されている上乗せ補償も充実していない。  国は平成18年に「石綿による健康被害の救済に関する法律」を成立させ、その後も医療費・療養手当の支給対象期間の拡大等の改正を行っているが、補償内容としては不十分なもので、制度の抜本改正を求める声があがっている。  ついては、建設業従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を図るための意見書を国に提出されるよう求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・国の対策の遅れは明瞭であり、一刻も早く建設業従事者アスベスト被害者と遺族が生活できる救済の実施とアスベスト被害の拡大を根絶する対策をとることは当然のことである。  不採択とする討論  ・なし  採決 全員賛成で採択                     記  本請願の願意は了承するところであり、議会の会議に付して採択すべきものと議決した。議会において採択の上は、意見書を政府等関係機関に送付すべきものと認める。  以上、報告する。  平成28年12月26日  福知山市議会議長  田 中 法 男 様                        福知山市議会市民地域委員会                           委員長  足 立 伸 一  以上です。 ○(田中法男議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。
     初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  本請願に対する委員長の報告は、請願採択です。  建設従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願について、委員長報告のとおり請願採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、本請願は採択と決しました。 ◎日程第4  教育予算の増額、保護者負担の軽減を求める請願 ○(田中法男議長)  次に、日程第4に入ります。  教育予算の増額、保護者負担の軽減を求める請願についてを議題といたします。  審議に先立ち、委員長から委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  教育厚生委員長から報告願います。  教育厚生委員長。 ○(大槻富美子教育厚生委員会委員長)(登壇)  教育厚生委員長の大槻でございます。           教育予算の増額、保護者負担の軽減を求める請願        (請願者 福知山市北本町二区159 福天教育会館内              福知山の子どもと教育を考える会(福知山教育ネット)              代表 夜久弘明氏         紹介議員 吉見純男議員、紀氏百合子議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  本市の教育予算は年々減少の一途を辿っており、合併前は10%を超えていた教育費の割合が、現在では10%に遥かに及ばない状況である。  経済的な格差、貧困層の増大などが社会問題化する中で、子どもの貧困率は過去最悪を更新し続けており、毎月の給食費や学級費の負担が保護者に大きくのしかかり、要保護家庭数も増加している。給食費や学級費の滞納などもあり、不安を抱えて登校してくる子どもたちも少なくない。  教育予算の増加により保護者負担は軽減され、また施設設備も充実し学校全体の教育活動は豊かになるはずである。地方創生が叫ばれるなか、地方自治体がこれからの地域を背負って立つ子どもたちの教育に投資することは、市民の誰もが納得することと考える。  ついては、「教育のまち福知山」に相応しく教育予算を増額し、保護者負担の軽減と学校教育の充実が図られることを求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・自治体間で教育予算に格差があり、福知山市の子ども達の学びを保障するためにも教育予算の増額が必要である。  ・福知山市の要保護・準要保護児童生徒数は増加傾向にあり、子どもの貧困対策からも喫緊の課題である。  不採択とする討論  ・厳しい財政状況の中、限られた予算をいかに合理的かつ効果的に使って結果を出していくことを議論すべきである。  ・児童福祉費を含む「いわゆる教育予算」として一定確保されている。  ・本定例会においても、学校空調設備設置や学校トイレ改修の補正予算が上程され、配慮はされている。  採決 賛成少数で不採択                     記  本請願の願意には添いがたく、よって不採択と決した。  以上、報告する。  平成28年12月26日  福知山市議会議長  田 中 法 男 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  大 槻 富美子  以上です。 ○(田中法男議長)  以上で委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  22番、紀氏百合子議員。 ○22番(紀氏百合子議員)(登壇)  日本共産党市会議員団の紀氏百合子でございます。  ただいま議題となっております請願第4号、教育予算の増額、保護者負担の軽減を求める請願について、委員長報告に反対し、請願に賛成する討論を行います。  本市の教育予算は、合併以降、給食センターの建設や校舎の耐震化工事を行った2012年を除き、10%にはるかに及ばない状況が続いています。平成25年度の教育予算は、同規模の全国180の自治体中、下から4番目、京都府下では14市中最下位でした。  近年、我が国の子どもの貧困率の増加は社会問題となっています。平成26年度には16.3%、6人に1人に当たる約325万人の子どもが貧困と言われ、さらに福知山市では、要保護、準要保護家庭がおよそ5人に1人に上っています。このような中で、憲法第26条で、義務教育は無償とうたわれているにもかかわらず、本市においては教育予算が貧弱なため、給食費のほかに教材費など、多額の保護者負担が強いられ、支払いが困難な家庭の子どもに大きな不安を与えています。どの子も等しく豊かな教育を受けて未来に羽ばたくために、教育予算を増額し、教育施設の改修促進や保護者負担を軽減することは、十分に市民の理解と納得を得られるものです。  以上の理由から、本請願に賛成し、議員の皆さんのご賛同をお願い申し上げまして、討論といたします。よろしくお願いします。 ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  5番、柴田実議員。 ○5番(柴田 実議員)(登壇)  福知山きずなの会の柴田実でございます。  今回提出されました請願、教育予算の増額、保護者負担の軽減を求める請願に、委員長報告に対して賛成、原案に対して反対の立場で討論申し上げます。  次世代を担う子どもたちの育成は、申すまでもなく本市の未来を左右する課題であり、教育の充実が極めて重要なことであることに異論はございませんが、自治体によって、行政課題や分母が違う中で、10%という基準をもって、教育内容の充実度合いを比較することは、適切ではないと考えます。  本市においては、厳しい財政状況にあって、これからの福知山を担う子どもの育成のために、子育て世代への養育、教育支援を行っております。  就学支援制度や放課後児童クラブについては、近隣他市と比較しても充実しております。また、耐震改修、空調設備の設置やトイレ改修なども着実に推進されており、教育内容の充実と学校の適正規模、適正配置における学校の再編を目指して、福知山市立学校教育改革推進プログラムの推進が図られており、今後、学校の統廃合や教育環境の向上のための施策が一層推進されることが期待されます。  経常収支比率の悪化が懸念されるなど、厳しい財政状況にあって、福知山市教育委員会が積極的に取り組まれている教育政策をしっかり支える中で、教育を保障していくべきであり、教育予算全体のシェアのみに着目して、増額を行うべきといった意見に対しては賛同しがたいと考えます。  以上のことから、本請願には反対を表明させていただき、委員長報告に対して賛成の立場の討論とさせていただきます。以上、よろしくお願いいたします。 ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  本請願に対する委員長の報告は請願不採択ですので、原案について採決します。  教育予算の増額、保護者負担の軽減を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立少数です。  よって、本請願は不採択と決しました。 ◎日程第5  すべての子どもたちにゆき届いた教育を保障するために、教職員を大        幅に増やし、「35人以下学級」がただちに実現することを願う請願 ○(田中法男議長)  次に、日程第5に入ります。
     すべての子どもたちにゆき届いた教育を保障するために、教職員を大幅に増やし、「35人以下学級」がただちに実現することを願う請願についてを議題といたします。  審議に先立ち、委員長から委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。  教育厚生委員長から報告を願います。  教育厚生委員長。 ○(大槻富美子教育厚生委員会委員長)(登壇)  失礼いたします。    すべての子どもたちにゆき届いた教育を保障するために、教職員を大幅に増やし、    「35人以下学級」がただちに実現することを願う請願        (請願者 福知山市北本町二区159 福天教育会館内              福知山の子どもと教育を考える会(福知山教育ネット)              代表 夜久弘明氏         紹介議員 金澤 徹議員、吉見純男議員)に対する報告書  1 請願の要旨及び目的  先進諸国では30人以下学級が常識であり、学力向上や生活指導面での課題解決に向けて文部科学省もその必要性を訴え、35人学級は2011年3月に法律が整備されたものの、政府・財務省により35人学級への動きが止められる異常な事態となっている。  福知山市では35人を超えている学級は数多くあり、40人の学級は3つもある。福知山高校付属中学校のクラスでは、主要授業は学力向上のため20人学級で行われており、福知山市立の中学生も20人規模での学習が保障されることが切に望まれる。  学校教育改革推進プログラムにより、複式学級解消の学校統廃合は進んだものの、過密学級解消は放置されたままである。少人数学級は、保護者、教育関係者、国民の長年にわたる教育要求であり、その推進を望む声は国民世論となっている。  ついては、学力向上や生徒指導面での課題解決、教職員の多忙化の改善のため、「35人以下学級」の実現に向けて、地方自治体の議会からも声を上げていただくよう求める。  2 請願の議決理由  本委員会は、当請願に関し12月20日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、次の結論に達した。  採択とする討論  ・一人ひとりの顔が見える「35人以下学級」は、どの子も伸ばす教育環境をつくり、いじめを防止する点からも行政の重要な課題である。  ・貧困の連鎖を止めるため、未来への投資として「35人以下学級」の実現は必要な対策である。  不採択とする討論  ・市内に多く存在する過少規模校の課題である、複式学級解消を優先すべきである。  採決 賛成多数で採択                     記  本請願の願意は了承するところであり、議会の会議に付して採択すべきものと議決した。  以上、報告する。  平成28年12月26日  福知山市議会議長  田 中 法 男 様                        福知山市議会教育厚生委員会                           委員長  大 槻 富美子  以上で報告を終わります。 ○(田中法男議長)  以上で委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。  6番、西田信吾議員。 ○6番(西田信吾議員)(登壇)  希望の会の西田信吾でございます。  ただいま議案となっております、すべての子どもたちにゆき届いた教育を保障するために、教職員を大幅に増やし、「35人以下学級」がただちに実現することを願う請願に対して、反対する立場から討論させていただきます。  本請願は、本市の市立小中学校において、全ての学級の児童生徒数を35人以下にすること、中学校においては、20人規模の学級にすること、そのために教職員を増員することを願うという趣旨であると理解しております。  京都府教育委員会は、クラス編成において、学級編制基準を設けております。福知山市教育委員会は、その基準により、小学校の1学年の児童数は1学年が、1年生が35人まで、2年生から6年生までは40人としておりますが、31人以上の1年生、2年生の学級には、指導講師、指導加配を加えて学級運営が行われております。加えて京都府では、京都式小人数学級を導入して、1学年で35人までは1クラス、36人から68人までは2クラス、69人から96人までは3クラスになるように、小人数学級編制基準が設定され、現在運用されております。したがいまして、小学校におきましては、全て35人以下の学級編成となっております。  中学校におきましては、40人学級となっている学校、学級もありますが、クラスをふやして学級人数を減らす場合と、教員の加配措置を行って学級運営を行う場合があり、現場の学校長の要望や現状に合わせた対応となっております。  40人学級においても、教員が2名体制となれば、教員1人当たりの生徒数は20人ということになります。京都府は全国的に見ても手厚い教員の配置となっております。福知山市教育委員会においても、激変緩和加配、指導補助加配等、増強しやすい状況にございます。したがいまして、全ての中学校において一律に35人以下学級にするとなれば、かえって教員数が減員となることが生じる可能性もございます。  多様な学習度合いに応じた、生徒に行き届いた教育を保障するための対応を推進することこそが重要であると考えます。また、福知山市内全域に多く存在する過小規模校における複式学級などの解消こそ、優先すべき課題であると考えます。  先生が忙しいという声はよく聞きます。教職員の超過勤務の縮減や健康を守るための施策、これは積極的に推進すべきものと考えておりますが、それを実現することと、一律に35人学級にすることとは、現状をかんがみるに趣旨が異なるものであります。  よって、本請願の願意は理解できるものの、地域性や教育現場の要望にあわせた対応ができていることから、本請願に対しては反対とします。  以上でございます。 ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  21番、塩見卯太郎議員。 ○21番(塩見卯太郎議員)(登壇)  日本共産党市会議員団の塩見卯太郎です。  ただいま議題となっています、すべての子どもたちにゆき届いた教育を保障するために、教職員を大幅に増やし、「35人以下学級」がただちに実現することを願う請願について、委員長報告に賛成の討論を行います。  福知山市の状況について、35人以上学級が23学級あることが示されました。どの子も伸ばす教育環境をつくる上でも、また一人ひとりの顔が見えることは、いじめを防止する上でも、35人以下学級にすることは行政の重要な課題です。この問題には、全国で学力向上、教職員の多忙化の改善などから、PTA関係者、教育関係者、全国知事会も要望されています。福知山市においても、35人以下学級は喫緊の課題として、毎年請願が提出されています。こうした声に応えて、市議会として国に意見を上げることが重要と考えます。議員の皆様のご賛同を求めて、請願に賛成の討論とします。 ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。  9番、森下賢司議員。 ○9番(森下賢司議員)(登壇)  福知山未来の会の森下賢司です。  ただいま議題となっております、すべての子どもたちにゆき届いた教育を保障するために、教職員を大幅に増やし、「35人以下学級」がただちに実現することを願う請願について、委員長報告に賛成の立場で、会派を代表し、討論を行います。  本請願については、請願者は決して国会や関係省庁に対し、即座に意見書の提出を求められているわけではなく、地方自治体の議会からも声を上げていくことを求められている請願であると捉えております。この点に着目をして考えてみますと、義務教育標準法で、公立小中学校における1学級の標準数は、小学校1年生を除いて40人とされていることから、現在、本市内で35人を超えている学級も、法律の定める範囲内であり、また、京都式小人数教育の導入によって、30人から35人程度の学級編成を行う努力がなされていることは、十分に認識をしております。しかし、今の教職員は日々の授業のみならず、授業準備、学校行事の準備、児童、生徒や保護者への配布物の作成など、まさに多忙をきわめられているようで、本当にご苦労だなと、ひしひしと感じるところです。  教職員が児童生徒にゆとりを持って向き合い、目の届きやすい環境を保つためには、余りに人数が多い学級運営も果たしていかがなものかと思うところでもあります。  そこで、一度、議会としても、請願書で述べてあります市内の35人を超える学級現場をつぶさに現状把握し、現場の生の声を聞き、課題解決にどう取り組めばいいのか、調査研究をすることも重要ではないでしょうか。  学校教育改革推進プログラムによって、複式学級の解消、学校の適正規模、適正配置を進めていることと並行して、いわゆる過密学級と表現されることが多い、35人を超える学級が教育効果を高めていく上で、果たして適正な規模であるのかということも、考えていく必要があるのではないかと考えます。ただし、請願者が願意として述べられる「教職員を大幅にふやす」、また、「ただちに実現する」という点については、少し疑問に思うところです。35人以下学級を望むのであれば、それに伴い、使用できる教室は充足しているのか、また、そのための財政措置はどうするのかということもあわせて議論をしていく必要があります。これにはスピード感を持たせながらも、じっくりと慎重に検討をしていくことが求められるでしょう。  こうしたことから、本請願の願意には一定の理解をするところであり、このテーマの請願が毎年のように提出されていることからも、一度、議会としても調査研究に取り組み、それをもって議会としての声を発していく必要性を感じるとともに、本市教育委員会とされましても、このことに関してしっかりとご検討いただく必要性があると思い、福知山未来の会として、今回は賛成の意を表明するものであります。  以上で賛成討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  本請願に対する委員長の報告は、請願採択です。  すべての子どもたちにゆき届いた教育を保障するために、教職員を大幅に増やし、「35人以下学級」がただちに実現することを願う請願について、委員長報告のとおり、請願採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、本請願は採択と決しました。 ◎日程第6  議第98号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○(田中法男議長)  次に、日程第6に入ります。  議第98号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とし、これより提案理由の説明を求めます。  市長。 ○(大橋一夫市長)  議第98号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、次の者を福知山市固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、同意を求めます。  住所、福知山市夜久野町直見5672番地、氏名、安達健、生年月日、昭和21年4月1日。 ○(田中法男議長)  ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。
     本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  本案は、人事に関するものですから討論は行わず、これより起立により採決します。  議第98号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、議第98号は原案のとおり同意することに決しました。 ◎日程第7  市会発議第5号 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関                する条例の一部を改正する条例の制定について ○(田中法男議長)  次に、日程第7に入ります。  奥藤晃議員ほか5名から、市会発議第5号、福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてが提出されています。  それでは、市会発議第5号を議題とし、発議者から提案理由の説明を求めます。  24番、奥藤晃議員。 ○24番(奥藤 晃議員)(登壇)  失礼します。  福知山きずなの会の奥藤です。  それでは、朗読をもって提案にかえさせていただきたいと思います。  市会発議第5号  福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  上記議案を別紙のとおり提出する。  平成28年12月26日        発 議 者    福知山市議会議員  奥 藤   晃        賛 成 者    福知山市議会議員  塩 見 卯太郎          〃         〃      足 立 伸 一          〃         〃      森 下 賢 司          〃         〃      桐 村 一 彦          〃         〃      野 田 勝 康  福知山市議会議長  田 中 法 男 様  (別紙)  福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例  第1条 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例(昭和31年福知山市条例第28号)の一部を次のように改正する。  第6条第2項中「100分の165」を「100分の175」に改める。  第2条 福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を次のように改正する。  第6条第2項中「100分の150」を「100分の155」に、「100分の175」を「100分の170」に改める。  附 則  (施行期日等)  1 この条例は、公布の日から施行する。ただし、第2条の規定は、平成29年4月1日から施行する。  2 第1条の規定による改正後の福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の規定は、平成28年12月1日から適用する。  (期末手当の内払)  3 第1条の規定による改正前の福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の規定に基づいて平成28年12月1日からこの条例の施行の日の前日までの間に支払われた期末手当は、第1条の規定による改正後の福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の規定による期末手当の内払とみなす。  以上、議員の皆様の多くのご賛同をお願い申し上げまして、提案を終わらせていただきます。 ○(田中法男議長)  以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  ただいまの提案に対して質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託は省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。  1番、塩見聡議員。 ○1番(塩見 聡議員)(登壇)  地域政党ふくちやま議員団の塩見聡でございます。  会派を代表いたしまして、市会発議第5号、福知山市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論いたします。  福知山市は、合併特例債の特例加算縮減期に入る中、経常収支比率の悪化、また福知山公立大学への追加支出など、福知山市の財政状況については今後も厳しい状況が続くことが予測されております。他方、本格的な超高齢化社会を迎え、年々社会保障費がふえていく中で、人口減少していく状況では、抜本的な行財政改革が求められております。その中で、今議会では市民の皆様に対しても、上下水道の料金値上げという痛みをお願いしております。  このように、市民の皆様に負担をお願いする反面、議員の報酬及び費用弁償等を引き上げるという状況で、果たして市民の理解が得られるのか、到底得られないと考えております。しかし、将来を見据え、さまざまな行政課題を今後も解消していくため、市民の皆様へも負担をお願いする立場として、まず議員みずからが身を律していく必要があると考えます。  以上で市会発議第5号に反対の討論といたします。よろしくお願いします。 ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより起立により採決します。  市会発議第5号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立多数です。  よって、市会発議第5号は原案のとおり決しました。 ◎日程第8  市会発議第6号 陸上自衛隊福知山射撃場での米軍による射撃訓練                の実施の受け入れに関する決議 ○(田中法男議長)  次に、日程第8に入ります。  田渕裕二議員ほか7名から、市会発議第6号、陸上自衛隊福知山射撃場での米軍による射撃訓練の実施の受け入れに関する決議が提出されています。  それでは、市会発議第6号を議題とし、発議者から提案理由の説明を求めます。  16番、田渕裕二議員。 ○16番(田渕裕二議員)(登壇)  田渕裕二でございます。  朗読をもって、提案とさせていただきます。  市会発議第6号  陸上自衛隊福知山射撃場での米軍による射撃訓練の実施の受け入れに関する決議  上記議案を別紙のとおり提出する。  平成28年12月26日        発 議 者    福知山市議会議員  田 渕 裕 二
           賛 成 者    福知山市議会議員  塩 見 卯太郎          〃         〃      足 立 伸 一          〃         〃      森 下 賢 司          〃         〃      桐 村 一 彦          〃         〃      荒 川 浩 司          〃         〃      奥 藤   晃          〃         〃      野 田 勝 康  福知山市議会議長  田 中 法 男 様  (別紙)  陸上自衛隊福知山射撃場での米軍による射撃訓練の実施の受け入れに関する決議  福知山市は京都府とともに、去る11月7日に陸上自衛隊福知山射撃場の米軍経ケ岬通信所の軍人・軍属による射撃訓練の実施にあたり政府に対して確認・要請を行ったところである。  その後、防衛省からの回答が示され11月14日にはその内容を厳守し、万全を期すよう申し入れをされたところである。  しかしながら、市民の中には、不安と動揺を抱いている方も見受けられる。  よって、福知山市議会としては、本件にかかる福知山市の今後の対応について、以下の点について強く求める。  1 市民から出された意見や要望を真摯に受け止め、親切丁寧な対応を行い、安心・安全なまちづくりに万全を期されたい。  2 防衛省に確認・要請した項目について、履行状況を常に把握し、万一不具合があった場合には、強い姿勢で政府に申し入れされたい。  3 防衛施設周辺の生活環境の改善に向け、地元と十分な連携を行い、民生安定事業の要求を強化されたい。  以上、決議する。  平成28年12月26日                                 福知山市議会  以上であります。 ○(田中法男議長)  以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託は省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  市会発議第6号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、市会発議第6号は原案のとおり決しました。  この際、日程追加についてお諮りします。  ただいま、市民地域委員長から、市会発意第3号、建設業従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を求める意見書案が提出されました。  この際、この意見書案を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ご異議なしと認めます。  よって、市会発意第3号、建設業従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を求める意見書案を日程に追加し、議題とすることに決しました。  ただいまから、日程に追加した議案を配付いたします。 ◎日程追加  市会発意第3号 建設業従事者アスベスト被害者の早期救済・解決                を求める意見書 ○(田中法男議長)  それでは、市会発意第3号、建設業従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を求める意見書を議題とし、発議者より提案理由の説明を求めます。  市民地域委員長。 ○(足立伸一市民地域委員会委員長)(登壇)  市会発意第3号       建設業従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を求める意見書  上記議案を別紙のとおり提出する。  平成28年12月26日  発議者 福知山市議会市民地域委員会  委員長  足 立 伸 一  福知山市議会議長  田 中 法 男 様  (別紙)       建設業従事者アスベスト被害者の早期救済・解決を求める意見書  アスベストを大量に使用したことによるアスベスト(石綿)被害は、多くの労働者に広がっている。現在でも、建物の改修・解体に伴い、アスベストの飛散は起こり、労働者や住民に被害が広がる現在進行形の公害となっている。また、東日本大震災で発生した大量のがれき処理においても被害の拡大が懸念されている。  欧米諸国で製造業の従事者に多くの被害が出ているのに比べ、日本では建設業従事者に被害者が多いことが特徴である。これは、輸入された石綿の80%から90%が建設資材に使用されたこと、日本では建築基準法等で不燃化、耐火工法として石綿の使用を進めてきたことに大きな原因がある。  建設業は、重層下請構造や多くの現場に従事することから、労災認定にも多くの困難が伴い、認定されないことが多々あるほか、多くの製造業で支給されている企業独自の上乗せ補償も充実していないことが実態である。  国は平成18年に「石綿による健康被害の救済に関する法律」を成立させ、その後も医療費・療養手当の支給対象期間の拡大等の改正を行っているが、補償内容としては不十分なもので、被害者及びその遺族の生活も含めた補償の充実や救済基金の拡充など、制度の抜本改正を求める声があがっている。石綿による疾病は、30年から40年という長期間経過したのち発症することが多く、亡くなってから労働災害が認定される事例や、医学的認定基準を満たさず、労働災害の認定には結びつかない事例がある。平成24年の東京地裁判決、平成26年の福岡地裁判決、平成28年の京都地裁判決は、いずれも国の責任を一部認めるものとなったが、被害者の苦しみは今なお続いている。早期に被害者が救済されることは、発症した建設業従事者にとって大きな支えとなり、すべてのアスベスト被害者に対する問題解決に寄与するものと考える。  ついては、国におかれては、建設業従事者におけるアスベスト被害者と遺族が生活できる救済の実施とアスベスト被害の拡大を根絶する対策を直ちにとり、アスベスト問題の早期解決を図るよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成28年12月26日  衆議院議長   大 島 理 森 様  参議院議長   伊 達 忠 一 様  内閣総理大臣  安 倍 晋 三 様  財務大臣    麻 生 太 郎 様  厚生労働大臣  塩 崎 恭 久 様  国土交通大臣  石 井 啓 一 様  環境大臣    山 本 公 一 様  内閣官房長官  菅   義 偉 様
     福知山市議会議長 田 中 法 男  以上でございます。 ○(田中法男議長)  以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  ただいまの提案に対して質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、質疑を終結します。  お諮りします。  本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託は省略することに決しました。  これより、討論に入ります。  初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ないようですから、討論を終結します。  これより、起立により採決します。  市会発意第3号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○(田中法男議長)  起立全員です。  よって、市会発意第3号は原案のとおり決しました。 ◎日程第9  議員派遣について ○(田中法男議長)  次に、日程第9に入ります。  議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。  地方自治法第100条第13項及び会議規則第130条の規定により、お手元に配付しています議員の派遣についてのとおり、議員を派遣することにしたいと思います。ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ご異議なしと認めます。  よって、議員派遣については、お手元に配付していますとおり派遣することに決しました。  また、お手元に配付しています議員の派遣報告のとおり、議員を派遣しましたので、報告します。 ◎日程第10  閉会中の継続調査について ○(田中法男議長)  次に、日程第10に入ります。  閉会中の継続調査についてを議題とします。  総務防災委員会、市民地域委員会、教育厚生委員会、産業建設委員会、予算審査委員会、決算審査委員会、議会運営委員会、由良川改修促進特別委員会の各委員長より、会議規則第78条の規定に基づく閉会中の継続調査の申し出があり、その内容はお手元に配付しています。  お諮りします。  各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ご異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。  以上で、本日の議事日程は終了しました。  お諮りします。  本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  よって、平成28年第5回福知山市議会定例会は、これをもって閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○(田中法男議長)  ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれをもって散会し、平成28年第5回福知山市議会定例会は本日をもって閉会します。                午後 0時20分  閉会 ○(田中法男議長)  ここで、本定例会の閉会に当たりまして、年末のご挨拶を申し上げたいと思いますので、しばらくお席でお待ちください。  今年の締めくくりとなる第5回定例会の閉会に当たり、一言皆様方にご挨拶を申し上げたいと思います。  初めに、この1年、議員の皆様を初め理事者、職員の皆様方のご理解、ご協力のもと、福知山市議会を円滑に運営できましたこと、この場をおかりしまして厚くお礼を申し上げます。  ことしを振り返りますと、まずもって、本市においては、特に大きな災害や事故もなく、新しい年を迎えられることを大変うれしく思っております。といいましても、あと1週間ありますので、気を緩めることはできません。  ただ、全国的には、熊本地方を中心とする大規模な地震災害があり、本市からもいち早く職員を派遣してさまざまな支援活動が行われ、また市民の皆様による心温まる支援活動の輪も広がりました。さらに数日前には、糸魚川大火災もありました。改めて自然災害のすさまじさと、「自助・共助・公助」の精神で、それぞれが「災害に備える大切さ」を実感したところであります。  本市議会においては、5月に開催した「高校生フレッシュ議会」において、京都府立大江高等学校の17名の皆さんが、若者らしい視点でまちづくりに対する率直な意見や新たな提案を、堂々と述べられる姿に胸を打たれました。  また、ことしも「市民に身近で開かれた議会」、そして「議会の機能向上」を旗印に、議会改革に果敢に挑戦してまいりました。議会と市民のかけ橋となる議会報告会、出張委員会等の開催のほか、福知山公立大学と連携した研修会や市政の課題の解決の一助となる政策提言などにも新たに取り組みました。この9月、12月の議会で、多くの議員の皆様が行政視察でどこどこの町の施策を聞いた、あるいは会派研修でこういうことを学んだけれどといった内容を盛り込んでの一般質問が行われました。私は非常によかったと思っております。今までになかった形でした。  今後もさらなる改革を推し進め、議会の存在意義を高めるとともに、改革の成果を市民に還元してまいりたいと決意を新たにしています。どうか皆様方のなお一層のご協力、そしてご支援をお願い申し上げます。  また、市政全般に目を移しますと、本市の中長期ビジョンを描いた『未来創造 福知山』が策定され、新たなまちづくり戦略がスタートを切りました。さらには、4月に開学した福知山公立大学は、北近畿の学びと人材育成の拠点として、さらには本市の地方創生政策のかなめや地域産業の育成・振興の拠点として、重要な使命が求められます。これらがしっかりと実を結び、大きく花を咲かせるため、大橋市長を初めとした理事者の強力なリーダーシップと職員の奮闘努力に大いに期待しています。  結びに、議員の皆さん、理事者、職員の皆様には、ご家族おそろいで、健やかで輝かしい新年をお迎えになりますことを心から祈念いたしまして、お礼の言葉にかえさせていただきます。  ことし1年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。  市長。 ○(大橋一夫市長)  平成28年最終の本会議に当たり、私から理事者、職員を代表してご挨拶を申し上げます。  まず、本定例会に提案いたしました諸議案について、慎重かつ熱心にご協議、ご審議の上、可決をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。  私が本年6月、市長に就任して以来、6カ月余りが経過をいたしました。最初に、市長就任以来ご指導いただいてまいりました市議会の皆様、お支えをいただいてまいりました理事者、職員の皆様に感謝申し上げますとともに、温かい励ましをいただいてまいりました多くの市民の皆様に心から御礼を申し上げます。  さて、ことしを振り返りますと、福知山は大きな災害に見舞われることなく過ごすことができましたが、本市からも災害派遣を行った熊本地震などの自然災害や、糸魚川の大規模火災など、数多くの災害が発生し、さらに防災力強化に取り組む必要性を強く認識させられたところでございます。  そして改めて、今、少子高齢化、人口減少が進み、社会経済情勢が大きく変動する中で、まず基本となるのは基礎自治体として市民の皆様に提供すべき行政サービスを維持、充実させていくことであると考えております。そしてそのためには、厳しい財政状況の中、行政経営マネジメントシステムの構築などを初め、行財政改革にしっかりと取り組んでいかなくてはなりません。  一方で、そのような取り組みだけでは、町に活力をもたらすことはできないことから、福知山自体のシティプロモーションや観光を切り口とした地域づくり、中小企業、小規模事業者の皆さんに対する支援、市の歳入の増加に向けた企業版も含めたふるさと納税などへの取り組みなどにも力を傾注していかなければならないと考えております。  私たちの町福知山はさまざまな資源があり、大きなポテンシャルを持った町です。今月、長田野工業団地アネックス京都三和に立地を決めていただいた会社は、私の就任後、お話があり、異例とも言うべき早さで土地取得、協定締結をいただきましたが、社員の90%ほどは大卒の理系とも伺いました。  本年には、福知山公立大学が開校し、平成30年からは京都工芸繊維大学の学生が、この福知山で学ぶことになります。来年度から両大学の連携をさらに深める方向で、整備構想の策定を始めますが、福知山で学んだ方がこの地で就業してもらえる可能性もより広がるのではないかと、大きな期待をいたしているところでもあります。  そのような中、地方自治体を取り巻く状況は大変に厳しく、今までやってこれたから、これからも何とかやっていけるという時代ではないと思っております。広域連携を進めることは当然ですが、それぞれの自治体が持っているポテンシャルを最大限高めていく取り組みを進めていかなくてはならないと考えているところでございます。  現在、現状と将来に危機感を持つ地方自治体においては、自治体間競争も大変に激しい状況になっており、さまざまな人材についても、それぞれの自治体の力を高めるため、その獲得競争にもなっています。一方で、今、そして将来の市政を担う職員が、シビルミニマムではなく、より政策形成能力や新しい考えを生み出す力などを高め、個別性かつ柔軟性を持ったシビルマキシマムな行政運営が進められるよう、人材育成に取り組んでいくことが不可欠です。  福知山市議会におかれましては、平成25年4月、議会基本条例の施行後、不断の議会改革に取り組まれてまいりました。そのような市議会の皆様の改革への志に心から敬意を表するところでございます。来年は市制施行80周年という記念すべき年を迎えますが、私ども理事者、職員も次の10年、その先を見据え、改革を進め、将来世代にこの大切なふるさと福知山を活力ある安心安全な町として引き継いでいけるよう、その基盤づくりに邁進してまいる決意でございます。  どうか、議会の議員の皆様方の一層のご理解、ご協力を心からお願いを申し上げます。  結びに当たり、市民の皆様方、議員の皆様方には、ご家族おそろいで、健やかでそしてまたすばらしい新年をお迎えになることを祈念申し上げまして、私からのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○(田中法男議長)  この後、午後から全議員協議会、議会運営委員会、議会改革検討会議を順次開催します。  開会時間は追って連絡いたします。  大変お疲れさまでした。                午後 0時30分  閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       福知山市議会議長   田 中 法 男                       福知山市議会議員   野 田 勝 康                       福知山市議会議員   高 橋 正 樹...