福知山市議会 2014-12-22
平成26年第4回定例会(第5号12月22日)
平成26年第4回定例会(第5号12月22日) 平成26年第4回
福知山市議会定例会会議録(5)
平成26年12月22日(月曜日)
午前10時00分 開議
〇出席議員(25名)
1番 稲 垣 司 郎 2番 芦 田 眞 弘
3番 田 中 法 男 4番 足 立 伸 一
5番 吉 見 茂 久 7番 藤 田 守
8番 谷 垣 和 夫 9番 森 下 賢 司
10番 稲 葉 民 俊 11番 谷 口 守
12番 高 橋 正 樹 13番 塩 見 日出勝
14番 大 谷 洋 介 15番 中 島 英 俊
16番 吉 見 純 男 17番 田 渕 裕 二
18番 桐 村 一 彦 19番 奥 藤 晃
20番 和 田 久 21番 野 田 勝 康
22番 木 戸 正 隆 23番 高 宮 辰 郎
24番 大 槻 富美子 25番 足 立 進
26番 塩 見 卯太郎
〇欠席議員
な し
〇
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市長 松 山 正 治 副市長 伊 東 尚 規
市長公室長 嵳 峩 賢 次
地域振興部長 駿 河 禎 克
総務部長 衣 川 政 明
危機管理室長 奥 平 秀 樹
財務部長 長 坂 勉
福祉保健部長 夜 久 豊 基
健康推進室長 岡 野 天 明
市民人権環境部長 田 中 悟
環境政策室長 中 川 義 一
人権推進室長 大 江 みどり
農林商工部長 大 柿 日出樹
土木建設部長 蘆 田 徹 二
会計管理者 荒 木 一 昌 消防長 横 山 泰 昭
財政課長 前 田 剛
上下水道部長 四 方 吉 則
病院事業管理者 香 川 惠 造
市民病院事務部長 森 下 恒 年
教育委員長 倉 橋 德 彦 教育長 荒 木 德 尚
教育部長 池 田 聡
教育委員会理事 坂 本 幸 彦
選挙管理委員長 松 本 良 彦
監査委員 芦 田 芳 樹
監査委員事務局長 土 家 孝 弘
〇
議会事務局職員出席者
局長 古 口 博 之 次長 渡 辺 尚 生
〇議事日程 第5号 平成26年12月22日(月曜日)午前10時開議
第 1 議第74号から議第103号まで
(
委員長報告から採決)
第 2 消費税の大増税に反対し中止の意見書を求める請願
教育予算の増額、
保護者負担の軽減を求める請願
先生が
子どもたちに向き合う時間を確保し、教育の充実をすすめるための教職員
の増員を求める請願
(
委員長報告から採決)
第 3 議第105号
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について
議第106号
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について
議第107号
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について
議第108号
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について
議第109号
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について
(審 議)
第 4 議第110号
人権擁護委員の候補者の推薦について
(審 議)
第 5 市会発議第5号
福知山市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の
一部を改正する条例の制定について
(審 議)
第 6 議員派遣について
(審 議)
第 7 閉会中の継続審査について
(審 議)
第 8 閉会中の継続調査について
(審 議)
午前10時00分 開議
○(奥藤 晃議長) 皆さん、おはようございます。
定足数に達していますので、ただいまから本会議を再開し、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付していますので、それにてご了承願います。
◎日程第1 議第74号から議第103号まで
○(奥藤 晃議長) それでは、日程第1に入ります。
議第74号から議第103号までを一括議題とします。
審議に先立ち、各委員長から、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
初めに、
総務委員長から報告願います。
総務委員長。
○(
田渕裕二総務委員会委員長) (登壇) おはようございます。
総務委員会委員長を行います。
平成26年第4回12月定例議会、
総務委員会委員長、田渕裕二。
本定例会において、
総務委員会に付託されました議第74号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第6号)ほか11件、合計12議案について、12月15日に
総務委員会を開催し、
委員全員で慎重に審査を行いましたので、その審査の概要と結果について報告を行います。
初めに財務部より、各議案に対して、議案書、
委員会資料等で詳細な説明を受け、それぞれの議案の質疑に入りました。
議第81号、福知山市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、福知山市の全自治会で認可を受けた
地縁団体の数、また、条例改正後の地域への
周知方法等を問う質疑がありました。認可されている
地縁団体は、平成26年4月の時点で101団体となっている、市民への周知については、市の広報や
自治会長会及び
公共施設マネジメントの説明の中で十分周知を図っていきたいとの答弁がありました。また、対象物件はどれぐらいあるのかとの質疑に対して、市の税務課の
土地台帳等では、実質地元の財産と思われるものが、団体数では165団体、土地は1,631筆、建物は41物件と掌握しているが、法務局の登記簿等とは整合できていないとの答弁がありました。
委員から、
公共施設マネジメントによる
集会所等の受け入れに積極的な地域ばかりではないので、住民の意見も尊重しながらきめ細やかな対応をお願いしたいとの意見がありました。
続いて、消防本部より各議案に対して詳細な説明を受け、それぞれの議案の質疑に入りました。
議第74号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第6号)の
消防水利整備事業について、事業の詳しい経過を問う質疑に対して、京都府の施工する
市島和知線防災・
安全交付金工事の府道拡幅に伴い、市の現防火水槽が移転されるもので、完成後は地下式の
耐震性貯水槽となり、工事費のうち
減価償却分を本市が負担するものであるとの答弁がありました。
続いて市長公室より、議第103号、新福知山市
まちづくり計画(
新市建設計画)の変更について、詳細な説明を受け、質疑に入りました。
合併特例債の発行期限が5年間延長されたことによる今後の基本的な
事業推進のあり方について、市の考え方を問う質疑がありました。総合計画の着実な実施とアセットマネジメントの推進により、事業の選択と集中を徹底し、市民には、より質の高い
サービスを提供していきたい、有利な財源である
合併特例債は、質の向上につながる有効な事業に活用するとともに、今後の財政状況を見ながら引き続き
財政健全化にも努めていくことが重要と考えているとの答弁がありました。
次に、
総務部並びに
選挙管理委員会事務局より、各議案に対して詳細な説明を受け、それぞれの議案の質疑に入りました。
議第102号、専決処分の承認について、専決第3号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)の
衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査執行事業について、
公営掲示板や投票所の箇所数など、前回、総選挙からの変更点について問う質疑がありました。
公営掲示板設置箇所数は452カ所で変更はなく、投票所については、前回の83カ所から1カ所統合され82カ所となったとの答弁がありました。
委員からは、投票権の確保という面で、地域の実情を考慮しながら、有権者の利便性、特に生活弱者への配慮を求める意見がありました。
続いて
地域振興部より、各議案に対して詳細な説明を受け、それぞれの議案の質疑に入りました。
議第91号から94号までの公の施設に係る
指定管理者の指定について、
指定管理者制度が始まって以来、
指定管理料が上昇傾向にある理由について問う質疑がありました。
指定管理者制度が開始されてから約10年が経過する中、経済情勢の変化、特に物価の上昇や原油高騰による経費の増加、また、建物や設備の老朽化に伴う修繕費や、関連施設の
維持管理経費の増加により、
指定管理料の見直しが必要となっている、今回は上限を定めるもので、毎年度の収支状況を見ながら健全な運営に努めていきたいとの答弁がありました。
議第91号では、三和荘の
指定管理者、
三和荘運営共同体とはどのような団体か、また、今後の
運営形態について問う質疑がありました。現在の
指定管理者である特定非
営利活動法人丹波・みわと市内の
民間グループが共同で経営されるもので、従来までの地域に密着した
運営形態を踏襲しつつ、レストランや宿泊分野では、より専門的な民間の
経営ノウハウを生かした運営により、さらなる集客増と、より健全な経営につながることを期待しているとの答弁がありました。
なお、三和荘については、4月のスタートに向け、
事業計画や協定内容などの調整経過について委員会への情報提供を求める意見がありました。また、現在、市が所有する全ての
指定管理者施設において、市の基本的な方針を立て、よりよい
指定管理のあり方を一体的に整理していく必要があるのではないかとの意見に対し、今後、関係課とも協議しながら対応していきたいとの答弁がありました。
以上の経過で審査を行い、討論、採決を行った結果、当委員会に付託されました議第74号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第6号)、議第78号、福知山市
職員定数条例の一部を改正する条例の制定について、議第79号、
福知山市長及び副市長並びに
上下水道事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第80号、福知山市
一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第81号、福知山市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第82号、福知山市
消防団員等公務災害等補償条例の一部を改正する条例の制定について、議第91号、公の施設に係る
指定管理者の指定について、議第92号、公の施設に係る
指定管理者の指定について、議第93号、公の施設に係る
指定管理者の指定について、議第94号、公の施設に係る
指定管理者の指定について、議第102号、専決処分の承認について、議第103号、福知山市
まちづくり計画(
新市建設計画)の変更についての全12議案、全て
全員賛成で原案のとおり承認、可決されました。
以上で、
総務委員会の
委員長報告を終わります。
○(奥藤 晃議長) 次に、
市民厚生委員長から報告を願います。
市民厚生委員長。
○(
大槻富美子市民厚生委員会委員長) (登壇)
市民厚生委員長報告を行います。
本定例会におきまして、
市民厚生委員会に付託されました議第74号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第6号)ほか12件の議案について、去る12月15日に委員会を開催し、審査を行いましたので、
審査経過の概要と結果について報告いたします。
初めに、
市民病院から
委員会資料等により詳細な説明を受け、質疑に入りました。
まず、議第77号、平成26年度福知山市
病院事業会計補正予算(第2号)について、患者数がふえ、収益増となっているが、医師、看護師の充足状況はとの質疑に対し、看護師の充足により閉鎖していたベッドを15床あけることができたが、まだ11床は閉鎖しているとの答弁でした。
また、分院化後、
病院会計は一本化するのかとの質疑に対し、
市民病院と
大江分院との二本立ての会計とするが、合算した報告書も作成するとの答弁でございました。
次に、議第87号、福知山市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、大江病院の診療科に小児科を選択した理由は、また、現在整形外科や膠原病の患者が多いが対応はとの質疑に対し、家庭医療を念頭に置き小児科を標榜したもので、小児科医を置くものではない、また、整形外科の患者は
リハビリテーション科で、膠原病や
リウマチ患者等は
大江分院においては廃止の方向だが、移行期であるので、一定期間、日を決めて診察する予定であるとの答弁でした。
また、
常勤医師と当直医師は何人か、救急は24時間365日稼動となるのかとの質疑に対し、現在3人の
常勤医師を5人とし、当直は
市民病院から派遣するか
常勤医師で行う、24時間365日の救急を行うかどうかは現在検討中であるとの答弁でした。
次に、
市民人権環境部から
委員会資料等により詳細な説明を受け、質疑に入りました。
まず、議第75号、平成26年度福知山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、
保険料収納率、
医療給付の現況を問う質疑に対し、収納率は平成24年度は92.47%、平成25年度は92.70%だった、被
保険者数は若干減っているが、1人当たりの
医療給付はふえているとの答弁でした。
また、超過交付となった要因を問う質疑に対し、前年の
保険給付費を参考に予算を立て、当年度の
保険給付費の傾向を見て申請を行ったが、見込んでいたほどの伸びが見られなかったためであるとの答弁でした。
次に、議第85号、福知山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について、5キログラム以下での搬入件数はどれくらいか、また制度変更の周知はどうするのかとの質疑に対し、年間1,000件ぐらいである、周知は広報や
ホームページで行うとの答弁でした。
次に、議第86号、福知山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、最近の出産育児一時金の適用状況を問う質疑に対し、過去4年間については平成22年度は83件、平成23年度は86件、平成24年度は77件、平成25年度は107件だった、
産科医療補償制度はほとんどの医療機関が加入しており、加入保険の掛金総額に剰余金ができたことにより掛金が引き下げとなったとの答弁でした。
次に、
福祉保健部から
委員会資料等により詳細な説明を受け、質疑に入りました。
まず、議第83号、福知山市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について、従うべき基準、参酌すべき基準などは従来と比べ変わるのかとの質疑に対し、内容はこれまでと変わらないが、市の責任で今後、基準を設定していくことになるとの答弁でした。
また、市内の要支援1、2の人数は、さらに要支援の方々の
サービス全てが
地域支援事業にいくのかとの質疑に対し、9月実績で実人数は688人のうち、包括での対応は336人、
事業所対応は352人だ、平成29年4月から通所介護、訪問介護が市の事業に移行となるとの答弁でした。
次に、議第84号、福知山市
地域包括支援センターの
包括的支援事業を実施するために必要な基準を定める条例の制定について、これまでとどう変わるのかとの質疑に対し、基準についてはこれまでと変わるものではないが、今後、
中央包括支援センター、各支所の
サブセンターの運営のあり方等を
地域包括支援センター運営協議会の中で協議いただくとの答弁でした。
次に、議第95号、議第96号、議第97号、公の施設に係る
指定管理者の指定について、
指定管理者選定委員会のメンバーを問う質疑に対し、
常任委員に
財務部長、
総務部長、
臨時委員には
教育部長と
近畿税理士会福知山支部、また福知山市
民生児童委員連盟、また福知山市
老人クラブ連合会から各1名就任いただいているとの答弁でした。
また、
指定管理料限度額と
候補者提案額との違いを問う質疑に対し、限度額は、
管理経費にこれぐらいは必要として積算し募集要項で公表した額であり、提案額は、候補者が収支計画により積算した額である、今後、基本協定を結ぶ際に申請者と交渉して契約額を決定するとの答弁でした。
また、
指定管理料がそれぞれ昨年より高額だがなぜかとの質疑に対し、人件費について兼任ではなく専任職員として計画したためであるとの答弁でした。
また、
指定管理の応募がそれぞれ1団体しかないが、応募者を集めて市場原理を働かせる必要があるのではないかとの質疑に対し、市の
ホームページで周知し、22日間の公募期間も設けたが、応募はそれぞれ1団体であったとの答弁がありました。
以上で質疑を終了し、議第83号、福知山市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について、自由討議を行いました。
主な内容については、地方分権が言われ、自治体の自由裁量はふえたがお金はついてこない、第7次
高齢者福祉計画ができるわけだが、実施計画をつくる中で
提供サービスが下がらない対策を願いたい。また、
包括支援センターが要支援1、2の
介護サービスに対し、全て対応できるのか、大きな課題である。また、デイ
サービス、
ホームヘルプ事業が要支援1、2の人から外し、
地域支援事業での対応となるが、介護の重度化を防ぐためにも重要な事業であり、しっかりとした対策が必要である。また、どんな
サービスができるのか具体化が必要である、市独自の改革に基づく基本計画をつくるべきである。
など、委員から発言があり、
福祉保健部に発言を求めたところ、
サービスの
受け皿づくりとして
シルバー人材センター、あるいはNPОなどを検討しているとの発言がありました。
以上で自由討議を終了し、討論を行い、採決の結果、本委員会に付託されました議第74号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第6号)ほか12議案について、全て
全員賛成で原案可決しました。
これで、
市民厚生委員会の
委員長報告を終わります。
○(奥藤 晃議長) 次に、
経済委員長の報告を願います。
経済委員長。
○(藤田
守経済委員会委員長) (登壇) 失礼します。
経済委員会委員長報告を行います。
本定例会において、
経済委員会に付託されました
農林商工部関係の議第74号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第6号)、議第98号、議第99号、議第100号の公の施設に係る
指定管理者の指定について、議第101号、
土地改良事業の施行についての5議案について、12月15日に委員会を開催し、全員で慎重に審査いたしました。
その
審査経過の概要と結果について報告します。
議事説明員から5議案について、議案書、
委員会審査資料などにより、詳細な説明を受けてから質疑に入りました。
まず、議第74号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第6号)では、農地・
農業用施設災害復旧事業で
災害箇所数や復旧のめどを問う質疑に対して、資料では大災箇所、つまり
国庫補助災害復旧箇所154カ所、
単独災害箇所707カ所で、計861カ所になる、中間発表された935カ所に対して箇所数が相違するのは、154カ所は
災害査定を受けた件数で、数カ所まとめて申請した箇所がある、中間発表後は台風19号災害が関係するが、本日、
災害査定を受けている、国の
災害査定の対象とならない分は、市の
単独災害復旧事業費で地元に対して補助を行う、また、復旧のめどは、議決をいただいた後に発注し、業者が決まるのが早くて2月である、できるだけ営農に支障が出ないように水路などの施設関係を優先したいと考えるが、平成26年度内の完成は難しい、地元と調整して平成27年度内には完成を目指すが、場合によっては平成28年度になる場合もある、国の
災害復旧制度では、平成26年度から平成28年度までの3カ年が補助期間であるとの答弁でした。
次に、
農地中間管理事業の
取り組み状況と
地域農業を守る考え方等を問う質疑に対して、
地域集積協力金は、基本的に農区を単位としている、農地の受け手は2回の公募により実施され、現在57名が応募していただいており、全て市内の農業者である、内訳は、農業法人と個人である、契約期間は10年間で、農地の受け手が途中でやめた場合、
管理機構が借り手を捜すことになる、この事業は、平成26年から全国一斉にスタートし、農地集積による大規模農家を目指す事業であるが、本市の農業振興の基本は、
地域農業を担う人の育成が重要だと考えているとの答弁がありました。
また、災害に強い
森づくり事業の間伐材の利用を問う質疑があり、3地区の
工事実施箇所で土留工の渓流部分に間伐材を利用することも検討中であり、確定していないとの答弁でした。
小規模治山事業の
激甚災害指定を受けた地元住民の負担を問う質疑に対しては、京都府の補助率は50%である、通常の
地元負担は40%であるが、
激甚指定を受けた場合は15%に軽減されるとの答弁がありました。
林地保全事業地区を問う質疑に対して、被災した
人家裏林地に係る
地元自治会長に照会の結果、40地区であった、この事業は
地元自治会が主体であるということでの
補助事業であるとの答弁でした。
林道災害復旧事業の
復旧箇所数を問う質疑があり、箇所は10路線14カ所になる、他に京都府の
治山事業で復旧される4路線があり、
地元負担の軽減につながる、
国庫補助対象としては1カ所40万円以上で、1カ所とは、被災箇所が150メートル以内で連続していることが要件である、補助要件を満たさない箇所は13カ所あるが、市の
単独復旧事業費で対応するとの答弁がありました。
農家基本台帳等整備事業の内容を問う質疑に対して、
農家基本台帳の中に
農地台帳が含まれる、
農地台帳の
システム改修によって、農地1筆ごとに情報を管理することになった、登記簿上の所在地、所有者、面積等の情報に農地の利用状況や
農地中間管理機構との協議の項目などが追加される、個人情報も多く制限もあるが、本人以外の申請でも窓口で公表できるとの答弁でした。
議第98号、議第99号については、特に報告すべき事項はありません。
議第100号、公の施設に係る
指定管理者の指定について、
指定管理者予定の団体を問う質疑に対し、団体は、
地元自治会で
管理運営を担いたいとして新たに設立された任意団体である、役員の皆さんは地元の方々で構成され、代表者は理事長で、副理事長2名、専務理事1名、理事3名、監事1名の計8名で、福井県の施設への研修を予定されているとの答弁、
管理研修棟を避難場所とすることに対する質疑では、今後、協定書を締結する段階で調整したいとの答弁がありました。
議第101号については、特に報告すべき事項はありません。
以上の経過で審査を終了し、討論の有無を確認した後での採決の結果、当委員会に付託されました議第74号、議第98号、議第99号、議第100号、議第101号の5議案については、いずれも
全員賛成で委員会承認可決されました。
これで、
経済委員会委員長報告を終わります。
○(奥藤 晃議長) 次に、文教建設委員長の報告を願います。
文教建設委員長。
○(高橋正樹文教建設委員会委員長) (登壇) 文教建設
委員長報告を申し上げます。
本定例会におきまして、文教建設委員会に付託されました議第74号、平成26年度福知山市
一般会計補正予算(第6号)ほか2議案について、去る12月15日に委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その
審査経過の主な概要と結果について報告いたします。
審査は、土木建設部、教育委員会の順に行い、それぞれに詳細な説明を受け、議案の質疑に入りました。
最初に、土木建設部からは、土木施設災害復旧事業として、平成26年8月9日の台風11号及び8月15日から17日にかけての集中豪雨により被害を受けた道路、河川などの緊急復旧で、河川災害復旧57カ所、道路災害復旧23カ所、橋梁災害復旧2カ所の工事となること、また、市道の舗装修繕や側溝等の修繕にかかる管理的経費として、通常事業の道路維持管理事業需用費に不足が生じたための所要額の増額補正であるとの説明がありました。
委員からは、土木施設災害復旧事業実施に伴う問題点はあるかという質疑があり、土木課としては、
災害査定については12月中に全て終える予定であり、今年度中に実施設計を終え、全てを発注できるように努力していきたいと答弁がありました。
都市計画公園災害復旧事業では、三段池公園、伯耆丸公園、平和公園、工業団地緩衝緑地の法面崩壊、公園施設損壊に対する法面復旧工事にかかる経費と三段池公園(城山地区)の災害復旧に係る埋蔵文化財調査に伴う事務費であると説明がありました。
委員からは、埋蔵文化財の破損の程度と対応する予算額が適正かどうかを問う質疑があり、遺構の範囲は教育委員会が主管しており、都市計画課では、主に進入路と側溝整備の範囲を限定した調査にかかる経費であるとの答弁がありました。
また、由良川水系樋門等施設管理事業の補正は、国土交通省による千原樋門の施設工事が完了したことに伴い、市に施設移管されるため、地元に維持管理業務の委託を行うものであるとの説明がありました。
議第90号、工事請負契約の締結では、多保市正明寺線(高畑工区)橋梁上部工工事の条件付き一般入札による契約についての経過説明を受けました。
委員からは、平成28年12月28日までの工期は予定どおりであるのか確認する質疑があり、工期は約2年間の予定であり、平成29年6月供用開始を目途に計画どおり進めていると答弁がありました。
教育委員会所管議案では、議第74号、平成26年度
一般会計補正予算として、私立幼稚園就園奨励費
補助事業において、補助要綱改正に伴い、第2子及び第3子以降の世帯について所得制限が撤廃となり、対象者が大きく増加したこと、及び8月の豪雨災害により被災した世帯が市民税減免となり、区分変更によって補助額が増すことで予算の不足が生じた、その世帯の状況に応じて入園料及び保育料を減免する制度で、市からは幼稚園設置者に対し補助を実施し、保護者の経済的負担を軽減するとともに、公立・私立幼稚園間における
保護者負担の格差の是正を図るものであると説明がありました。
委員からは、3歳児保育が始まる公立保育園と私立幼稚園の
補助事業との関連、影響はどのようなものかを問う質疑があり、私立幼稚園に対し就園奨励費補助金を出すポイントとして、私立幼稚園と公立幼稚園では保育料の差が大きいことがあり、国の方針は、保育所と同様に多子世帯と低所得者世帯に対して軽減を図っていくという方針のもとで、今回、国の要綱が変わったことから、公立・私立を問わず、実質の支払い額は大きな負担差にならないようになるとの説明がありました。
また、議第89号では、福知山市立体育館条例の一部を改正する条例の制定について、開館日の統一性がないことで、利用日がわかりにくいという施設利用者の指摘を受け、市立公民館連絡会において再三協議調整を行った中で、休館日の変更をすることになり、これに伴い規定の整備を行う必要が生じたものであるとの説明を受けました。
以上の経過で審査を終了し、討論を経て採決した結果、付託されました議第74号、議第89号、議第90号は
全員賛成により可決となりました。
以上で、文教建設委員会の報告を終わります。
○(奥藤 晃議長) 以上で、委員長の報告は終わりました。
これより、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、質疑を終結します。
これより、討論に入ります。
初めに、
委員長報告に対する反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、討論を終結します。
これより、1議案ずつ起立により採決します。
議第74号から議第103号までの30議案に対する各委員長の報告はいずれも原案可決です。
初めに、議第74号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第74号は原案のとおり決しました。
次に、議第75号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第75号は原案のとおり決しました。
次に、議第76号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第76号は原案のとおり決しました。
次に、議第77号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第77号は原案のとおり決しました。
次に、議第78号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第78号は原案のとおり決しました。
次に、議第79号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第79号は原案のとおり決しました。
次に、議第80号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第80号は原案のとおり決しました。
次に、議第81号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第81号は原案のとおり決しました。
次に、議第82号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第82号は原案のとおり決しました。
次に、議第83号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第83号は原案のとおり決しました。
次に、議第84号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第84号は原案のとおり決しました。
次に、議第85号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第85号は原案のとおり決しました。
次に、議第86号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第86号は原案のとおり決しました。
次に、議第87号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第87号は原案のとおり決しました。
次に、議第88号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第88号は原案のとおり決しました。
次に、議第89号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第89号は原案のとおり決しました。
次に、議第90号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第90号は原案のとおり決しました。
次に、議第91号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第91号は原案のとおり決しました。
次に、議第92号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第92号は原案のとおり決しました。
次に、議第93号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第93号は原案のとおり決しました。
次に、議第94号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第94号は原案のとおり決しました。
次に、議第95号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第95号は原案のとおり決しました。
次に、議第96号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第96号は原案のとおり決しました。
次に、議第97号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第97号は原案のとおり決しました。
次に、議第98号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第98号は原案のとおり決しました。
次に、議第99号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第99号は原案のとおり決しました。
次に、議第100号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第100号は原案のとおり決しました。
次に、議第101号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第101号は原案のとおり決しました。
次に、議第102号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第102号は原案のとおり決しました。
次に、議第103号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第103号は原案のとおり決しました。
◎日程第2 請願3件
○(奥藤 晃議長) 次に、日程第2に入ります。
消費税の大増税に反対し中止の意見書を求める請願ほか2件を一括議題といたします。
審議に先立ち、各委員長から、委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。
初めに、
総務委員長から報告願います。
総務委員長。
○(
田渕裕二総務委員会委員長) (登壇)
消費税の大増税に反対し中止の意見書を求める請願
(請願者 福知山市字堀2438-2
福知山民主商工会 代表 大槻一男氏
福知山市昭和新町101-3
福知山地方労働組合協議会 議長 奥井正美氏
紹介議員 塩見卯太郎議員、足立進議員、中島英俊議員、
大槻富美子議員)に対する報告書
1 請願の要旨及び目的
平成26年4月より消費税が8%となり、市民生活と景気に大きな影響を与えている。平成26年7月から9月期四半期別国内総生産(GDP)速報は、年率換算1.9%減と消費低迷により大幅悪化した。又、労働者実質賃金も16カ月連続マイナスとなっている。
福知山市においては、平成25年18号台風被害、平成26年8月豪雨被害により、大きな打撃を受けた中小零細企業・小売業のみなさんをはじめ、多くの市民が不安を抱えながら生活をされている。
このような中、更なる消費税増税は、生活再建・地域経済の重い足かせとなり、一層深刻な消費不況を招き、市民生活や地域経済に計り知れない影響を与えることは必至である。
よって、国においては、平成29年4月からの消費税10%への引き上げ中止と消費税の増税に反対するよう強く要請されるよう意見書の提出を求める。
2 請願の議決理由
本委員会は、当請願に関し、12月15日に慎重に審査した結果、逆進性を伴う消費税10%への引き上げは、度重なる被災を受けた本市の経済と市民生活を更に逼迫させるものであり、国に対して強く中止を求めるべきとの討論もあったが、現在、国では景気回復・経済の好循環に向けた取り組み、低所得者に対する負担軽減策が検討されている。今後、医療・福祉の負担が増加していく中、持続可能な社会保障を実現していくため、安定的な財源が必要であるとの理由により、不採択とする委員が過半数を占めたため、次の結論に達した。
記
本請願の願意については添いがたく、よって不採択と決した。
以上、報告する。
平成26年12月22日
福知山市議会議長 奥 藤 晃 様
福知山市議会総務委員会
委員長 田 渕 裕 二
○(奥藤 晃議長) 次に、文教建設委員長から報告願います。
文教建設委員長。
○(高橋正樹文教建設委員会委員長) (登壇) 請願審査結果についてご報告いたします。
教育予算の増額、
保護者負担の軽減を求める請願
(請願者 福知山市北本町二区159 福天教育会館内
福知山の子どもと教育を考える会(福知山教育ネット)
代表 夜久弘明氏 金澤栄子氏
紹介議員 塩見卯太郎議員、中島英俊議員、吉見純男議員、
大槻富美子議員、塩見日出勝議員)に対する報告書
1 請願の要旨及び目的
経済的な格差、貧困層の増大などが社会問題化するなかで、
子どもたちが置かれている状況は危機的である。
学校では、毎月の給食費や学級費の負担が保護者に大きくのしかかり、滞納などにより不安を抱えて登校してくる
子どもたちも少なくない。また、福知山市の要保護家庭数も増加している。
ついては、福知山市においても、学校配分予算などの教育費を増額することで、保護者の経済的負担を軽くし、「教育のまち・福知山」にふさわしい子育てへの応援がなされるよう、市長公約どおり「教育予算10%」の確保に努力していただき、教育を充実させる予算編成に転換するなかで、教育費の
保護者負担の軽減を実現されたい。
2 請願の議決理由
本委員会は、当請願に関し、12月15日に慎重に審査した結果、請願の趣旨どおり教育予算の増額は必要との討論もあったが、厳しい財政の中でも教育・福祉分野に一定の予算措置がされていること、また学校への予算配分の実態をもう少し把握する必要があるなどの理由により、不採択とする委員が過半数を占めたため、次の結論に達した。
記
本請願の願意には添いがたく、よって不採択と決した。
以上、報告する。
平成26年12月22日
福知山市議会議長 奥 藤 晃 様
福知山市議会文教建設委員会
委員長 高 橋 正 樹
引き続き、請願審査結果について報告いたします。
先生が
子どもたちに向き合う時間を確保し、
教育の充実をすすめるための教職員の増員を求める請願
(請願者 福知山市北本町二区159 福天教育会館内
福知山の子どもと教育を考える会(福知山教育ネット)
代表 夜久弘明氏 金澤栄子氏
紹介議員 塩見卯太郎議員、中島英俊議員、吉見純男議員、
大槻富美子議員、塩見日出勝議員)に対する報告書
1 請願の要旨及び目的
子どもたちがゆとりをもって学べるように、また先生がゆとりを持って
子どもたちに向き合えるように、すべての学校で
子どもたちに直接関わる教職員を増やすよう、以下について国・府に働きかけていただきたい。
①府の制度として「30人以下学級」を小学校・中学校すべての学級で実現できるよう働きかけること。
②すべての小学校・中学校の「30人以下学級」の実現と、小学校1年生の35人学級の維持を国に働きかけること。
③現行の府や国の複式学級設置基準の改善と小学校専科教員など子どもに直接関わる教職員増を働きかけること。
2 請願の議決理由
本委員会は、当請願に関し、12月15日に慎重に審査した結果、請願の趣旨どおり教職員の増員は必要との討論もあったが、30人以下学級の必要性や学校現場の実態などを把握する必要があり、直ちに教職員の増員を求めることには賛同できないなどの理由により、不採択とする委員が過半数を占めたため、次の結論に達した。
記
本請願の願意には添いがたく、よって不採択と決した。
以上、報告する。
平成26年12月22日
福知山市議会議長 奥 藤 晃 様
福知山市議会文教建設委員会
委員長 高 橋 正 樹
○(奥藤 晃議長) 以上で委員長の報告は終わりました。
これより、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、質疑を終結します。
これより、討論に入ります。
初めに、消費税の大増税に反対し中止の意見書を求める請願について、
委員長報告に対する反対の討論はありませんか。
16番、吉見純男議員。
○16番(吉見純男議員) (登壇) 失礼をいたします。
日本共産党福知山市会議員団の吉見純男でございます。
ただいま議題となっております消費税の大増税に反対し中止の意見書を求める請願について、総務
委員長報告は不採択でありましたので、
委員長報告に反対し、原案賛成の立場で討論を行います。
ことし4月からの8%への増税とたび重なる災害で、福知山市民の暮らしと営業は本当に大変な状況です。増税はやめてほしいという切実な声を聞きます。家計消費や住宅投資などの内需の落ち込みで、国内総生産は2期連続マイナスとなり、今の景気悪化はアベノミクスの円安による物価上昇に加え、消費税増税を強行した結果であり、増税不況にほかなりません。景気悪化は駆け込み反動減で夏には景気が回復するという政府の言いわけは、完全に打ち砕かれたところでございます。1997年、消費税を5%に増税したときも、大不況の引き金となりました。
このように、消費税は景気破壊をする税金でありまして、既に二度も失敗をしております。景気がどうなろうとも、1年半先送りして10%へ増税をすると安倍首相は明言いたしましたが、このことは福知山市でも一層深刻な消費不況を招き、市民生活や地域経済にはかり知れない影響を与えることは必至であります。
また、今回の消費税増税ほど道理の立たないものはありません。社会保障のためと言いながら医療費を上げる、年金は連続削減、
介護サービスは取り上げる、あらゆる分野で社会保障は悪くなるばかりです。財政再建のためと言いながら、大企業には今、政府が言っているだけで2.5兆円、財界の要求どおりなら5兆円もの大減税をばらまこうとしております。財政再建と言うなら、こうしたことをやめて、能力に応じた負担の原則を貫く税制改革を進める、過去最高になった大企業の内部留保323兆円の一部を活用し、国民の所得をふやす経済改革に切りかえて、税収をふやすことが求められております。このような政策転換で、消費税の増税をしなくても税収をふやし、社会保障の充実をすることはできます。
よって、国において2017年、平成29年4月からの消費税10%への増税は中止すべきであると考えるところでありますので、議員諸兄の絶大なるご賛同をお願い申し上げまして、討論といたします。
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、次に、教育予算の増額、
保護者負担の軽減を求める請願について、
委員長報告に対する反対の討論はありませんか。
25番、足立 進議員。
○25番(足立 進議員) (登壇) 日本共産党福知山市会議員団の足立 進です。
会派を代表して、先ほど
委員長報告にありました教育予算の増額、
保護者負担の軽減を求める請願について、原案に賛成し、
委員長報告に反対の立場で討論を行います。
今、経済が低迷している中で、子育て世代においては労働者の賃金が上がらない中、円安での物価高もあり、家計支出は増加し、子育て世代には経済的負担が重くのしかかっています。こうしたことから、本市でも就学援助事業受給者は5人に1人の割合となっており、子育てに関する保護者の経済的環境は一層劣悪となっています。保護者の経済的環境や学校の整備状況によって、子どもの学ぶ権利が左右されてはなりません。老朽校舎の改修や教育備品の充足率向上、放課後児童クラブの施設整備と指導員の充実を図ることなど、オンリーワンの子育てを進める福知山市において、少しでも負担を軽減して、誰もが等しく行き届いた教育が受けられることが求められています。生活困窮家庭への教育支援を拡充することとあわせて、本市における来年度の教育予算の増額を強く求めて、原案に賛成の討論といたします。
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、次に、先生が
子どもたちに向き合う時間を確保し、教育の充実をすすめるための教職員の増員を求める請願について、
委員長報告に対する反対の討論はありませんか。
15番、中島英俊議員。
○15番(中島英俊議員) (登壇) 日本共産党市会議員団の中島英俊です。
ただいま議題となっています、先生が
子どもたちに向き合う時間を確保し、教育の充実をすすめるための教職員の増員を求める請願に対して、
委員長報告は不採択でした。私は、
委員長報告に反対し、原案の請願書に賛成の立場で討論いたします。
日本で小・中学校が40人学級となったのは、1982年でした。その後30年が経過して、2011年に、ようやく小学校1年生だけが法律で定められ、35人学級になりました。翌2012年には、予算上の措置によって、小学校2年生まで広がりました。ところが、その後発足した安倍政権によって、小学3年生以降の35人学級は中断させられ、そして今回の財務省の40人学級に戻すという表明です。これは、少人数学級への世界的な流れにも逆行しています。
ヨーロッパ諸国を中心に、日本、アメリカなどを含めた先進工業諸国が加盟している国際機関でありますOECD、経済協力開発機構の比較可能な32カ国では、32カ国の平均の小学校が21.2人、中学校では23.4人であるのに対して、日本では小学校で27.9人、中学校では32.6人と、国際的にも最も高い国の一つとなっているのです。教育効果が一番上がるのは、15人程度と言われております。来春の福知山高校につくられる附属中学校のクラスでは、主要授業は学力向上のために20人学級で行われるということです。
こうした状況と比べ、現状の福知山では、31人以上の学級が小学校では22学級あり、中学校では69学級中52学級が31人以上学級となっております。38人のクラスや40人のクラスもあります。また、日本の教員は世界一多忙であることは文部科学省も認めており、教育効果が下がることは明らかです。
こうしたことを解決するためには、教員定数の改善、増加が必要です。しかも、非正規雇用の教員が全国的には、1992年から2012年の20年間で、小学校で4.4%から12.2%にふえ、中学校では9.6%から19.5%に急増しています。正規雇用の職員定数の底上げが必要だと私は思います。
以上のことから、請願者が求める①30人以下学級の京都府への働きかけ、②30人以下学級と現行の小学1年生の35人学級の維持の国への働きかけ、③の複式学級に加配教員の配置と小学校に専科教員の増員を国と府に働きかけてほしいとの請願は、切実で正当なものであると受けとめ、賛成するものです。
議員の皆さんに賛同を求めて、私の賛成討論を終わります。ありがとうございました。
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですので、討論を終結します。
これより、1請願ずつ起立により採決します。
初めに、消費税の大増税に反対し中止の意見書を求める請願について、委員長の報告は請願不採択ですので、原案について採決いたします。
消費税の大増税に反対し中止の意見書を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立少数です。
よって、本請願は不採択と決しました。
次に、教育予算の増額、
保護者負担の軽減を求める請願について、委員長の報告は請願不採択ですので、原案について採決いたします。
教育予算の増額、
保護者負担の軽減を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立少数です。
よって、本請願は不採択と決しました。
次に、先生が
子どもたちに向き合う時間を確保し、教育の充実をすすめるための教職員の増員を求める請願について、
委員長報告は請願不採択でありますので、原案について採決いたします。
先生が
子どもたちに向き合う時間を確保し、教育の充実をすすめるための教職員の増員を求める請願について、採択と決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立少数です。
よって、本請願は不採択と決しました。
この際、暫時休憩します。
再開時間は追ってお知らせいたします。
なお、直ちに全議員協議会を開催いたしますので、議員の皆さんは全議員協議会室にお集まりください。
午前11時12分 休憩
午後 1時30分 再開
○(奥藤 晃議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎日程第3 議第105号から議第109号まで
○(奥藤 晃議長) 日程第3に入ります。
議第105号から議第109号までの
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任についての5議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。
市長。
○(松山正治市長) (登壇) それでは、ただいまから
下夜久野地区財産区管理会の委員の選任について、一括して提案しますので、よろしくお願いします。
議第105号でございますが、今も申しましたように、下夜久野地区の財産区の
管理会委員の選任、1人目でございます。藤原耕治さん、夜久野町畑2518番地、生年月日、昭和13年12月17日でございます。
2人目でございます。吉川忍さんでございます。夜久野町今西中665番地の2、生年月日、昭和26年1月25日でございます。
3人目でございます。市塲理一さんでございます。夜久野町井田743番地の2、生年月日は昭和25年8月30日でございます。
それからその次は、中路勇喜さんでございます。夜久野町額田688番地でございます。生年月日は昭和29年12月24日でございます。
最後でございますが、安達賢治さんでございます。夜久野町千原689番地、生年月日、昭和23年11月24日でございます。
以上でございます。よろしくお願いします。
○(奥藤 晃議長) ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、質疑を終結します。
お諮りします。
本案はいずれも委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
本案は、いずれも人事に関するものですから討論は行わず、これより1議案ずつ起立により採決いたします。
初めに、議第105号、
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第105号は原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第106号、
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第106号は原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第107号、
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第107号は原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第108号、
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第108号は原案のとおり同意することに決しました。
次に、議第109号、
下夜久野地区財産区
管理会委員の選任について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第109号は原案のとおり同意することに決しました。
◎日程第4 議第110号
人権擁護委員の候補者の推薦について
○(奥藤 晃議長) 次に、日程第4に入ります。
議第110号、
人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題とし、これより提案理由の説明を求めます。
市長。
○(松山正治市長) (登壇) それでは、議第110号、
人権擁護委員の候補者の推薦をさせていただきますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
氏名は梅原美代子さんでございます。住所は福知山市大江町南有路1247番地でございます。生年月日は昭和23年3月8日でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○(奥藤 晃議長) ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、質疑を終結します。
お諮りします。
本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
本案は人事に関するものですから討論は行わず、これより起立により採決します。
議第110号、
人権擁護委員の候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、議第110号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。
◎日程第5 市会発議第5号
福知山市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に
関する条例の一部を改正する条例の制定について
○(奥藤 晃議長) 次に、日程第5に入ります。
大谷洋介議員ほか7名から、市会発議第5号、
福知山市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてが提出されています。
それでは、市会発議第5号を議題とし、発議者から提案理由の説明を求めます。
14番、大谷洋介議員。
○14番(大谷洋介議員) (登壇) 失礼します。
朗読をもちまして、提案理由の説明とさせていただきます。
市会発議第5号
福知山市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に
関する条例の一部を改正する条例の制定について
上記議案を別紙のとおり提出する。
平成26年12月22日
発 議 者
福知山市議会議員 大 谷 洋 介
賛 成 者
福知山市議会議員 塩 見 卯太郎
〃 〃 足 立 伸 一
〃 〃 森 下 賢 司
〃 〃 野 田 勝 康
〃 〃 高 橋 正 樹
〃 〃 田 渕 裕 二
〃 〃 稲 垣 司 郎
福知山市議会議長 奥 藤 晃 様
(別紙)
福知山市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に
関する条例の一部を改正する条例
第1条
福知山市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例(昭和31年福知山市条例第28号)の一部を次のように改正する。
第6条第2項中「
福知山市長及び副市長並びに
上下水道事業管理者の給与に関する条例(昭和31年福知山市条例第27号)の規定により期末手当を受ける市長等の例により一定の」を「100分の15を乗じて得た額を加算した額に、6月に支給する場合においては100分の140、12月に支給する場合においては100分の170を乗じて得た額に、基準日以前6か月以内の期間におけるその者の在職期間の次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める」に改める。
第6条第2項中に次の各号を加える。
(1)6か月 100分の100
(2)5か月以上6か月未満 100分の80
(3)3か月以上5か月未満 100分の60
(4)3か月未満 100分の30
第6条第3項中の「期末手当」を「前2項に定めるもののほか、期末手当」に改める。
第2条
福知山市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を次のように改正する。
第6条第2項中の「100分の140」を「100分の147.5」に、「100分の170」を「100分の162.5」に改める。
附 則
(施行期日等)
1 この条例は、公布の日から施行する。ただし、第2条の規定は、平成27年4月1日から施行する。
2 第1条の規定による改正後の
福知山市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の規定は、平成26年12月1日から適用する。
以上でございます。
○(奥藤 晃議長) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
ただいまの提案に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、質疑を終結します。
お諮りします。
本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ご異議なしと認めます。
よって、委員会付託は省略することに決しました。
これより、討論に入ります。
初めに、本案に対する反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ないようですから、討論を終結します。
これより、起立により採決します。
市会発議第5号について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(奥藤 晃議長) 起立全員です。
よって、市会発議第5号は原案のとおり決しました。
◎日程第6 議員派遣について
○(奥藤 晃議長) 次に、日程第6に入ります。
議員派遣についてを議題とします。
地方自治法第100条第13項及び会議規則第130条の規定により、議員を派遣しましたので、お手元に配付しています議員の派遣について(報告)のとおりご報告申し上げます。
◎日程第7 閉会中の継続審査について
○(奥藤 晃議長) 次に、日程第7に入ります。
閉会中の継続審査についてを議題とします。
4年制大学のあり方検討特別委員会委員長より、会議規則第78条の規定に基づく閉会中の継続審査の申し出があり、その内容はお手元に配付しております。
お諮りいたします。
4年制大学のあり方検討特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ご異議なしと認めます。
よって、4年制大学のあり方検討特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
◎日程第8 閉会中の継続調査について
○(奥藤 晃議長) 次に、日程第8に入ります。
閉会中の継続調査についてを議題とします。
総務委員会、
市民厚生委員会、
経済委員会、文教建設委員会、議会運営委員会、由良川改修促進特別委員会各委員長より、会議規則第78条の規定に基づく閉会中の継続調査の申し出があり、その内容はお手元に配付しております。
お諮りいたします。
各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ご異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
以上で、本日の議事日程は終了しました。
お諮りいたします。
本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
よって、平成26年第4回
福知山市議会定例会は、これをもって閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(奥藤 晃議長) ご異議なしと認めます。
よって、本日はこれをもって散会し、平成26年第4回
福知山市議会定例会は、本日をもって閉会とします。
午後 1時45分 閉会
○(奥藤 晃議長) ここで、本定例会の閉会に当たりまして、年末のご挨拶を申し上げたいと思いますので、しばらくお席でお待ちください。
○(奥藤 晃議長) (登壇) 失礼します。
ことしの締めくくりとなります第4回定例会の閉会に当たり、一言皆様方にご挨拶を申し上げたいと思います。
初めに、この1年、議員の皆様を初め理事者、職員の皆様方にはご理解、ご協力いただき、
福知山市議会を円滑に運営できましたこと、この場をおかりいたしましてお礼申し上げたいと思います。
ことしを振り返りますと、6月には市民交流プラザふくちやま、そして9月には救命救急棟がオープンするなど、明るい話題もありました。しかし、一方では50年に一度と言われた災害が2年連続発生し、甚大な被害を受けました。
私たちは、今かつて経験がない厳しい試練を受けております。特に8月の集中豪雨災害では、その苛酷な状況がどのチャンネルでも放送され、水害の町として全国に発信されました。この場をおかりいたしまして、改めまして、被害に遭われた市民の皆様方に衷心よりお見舞いを申し上げます。
さて、来年は1市3町の合併から10年という節目の年となりました。しかしながら、2年連続の被災からのリスタート、待ったなしの経済課題への対応、第5次総合計画の策定など、福知山市にとって正念場を迎えることとなります。人口減少、高齢化の進行、そして厳しい財政状況、経済の停滞、これを乗り越え、今こそ、市民、議会、理事者、職員が知恵を出し合い、笑顔と活気あふれる我々の福知山、ふるさとのネクストステージの幕あけとなる年にしたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
また、
福知山市議会におきましても、近年、全議員の皆さんで開かれた議会に向けて改革に取り組んでいただいております。着実に議会改革は実りつつあるものの、まだまだ緒についたばかりでございます。今後はさらに、新たな改革に果敢に挑戦していくこと、それが我々が目指す議会像であり、
福知山市議会の存在意義を示すことになると確信しております。
どうか皆様方のなお一層のご協力、そしてご支援をお願い申し上げます。
結びに、議員の皆さん、理事者、職員の皆様には、ご家族おそろいで、健やかで明るい希望のある新年をお迎えになりますことを心から祈念いたしまして、お礼の挨拶にかえさせていただきたいと思います。
ことし1年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
○(奥藤 晃議長) 市長。
○(松山正治市長) (登壇) 私のほうからも、一言ご挨拶を申し上げたいと思います。
平成26年の最終の本会議に当たりまして、職員並びに理事者を代表いたしまして、ご挨拶申し上げたいと思います。
本定例会に提案いたしました議案につきましては、慎重かつ熱心に協議の上、可決いただきましたことに対しましても、厚く御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
もう早いもので、きょうを入れてあと10日でことしも終わるわけでございます。ことしは、議長さんのほうからもありましたように、台風の昨年の18号に続きまして、2年連続、大江町は3年連続になったと思いますけれども、大規模な水害に見舞われてきたわけでございます。平成26年8月の豪雨災害には、由良川に注ぐ支流の氾濫、いわゆる内水氾濫によりまして、予想もしない市街地の中心部が、昭和28年以来の広範囲にわたって浸水したわけでございます。今なお、住宅の修復途中の方もあると思いますけれども、被災された方々に改めましてお見舞いを申し上げる次第でございます。
議員の皆様方には、甚大なる被害からの早期復旧を図る災害関連補正予算を私ども上程いたしましたところ、迅速に審議、そしてまた可決いただきまして、直ちに復旧並びに被災者支援予算の執行ができたことに対しましても、厚く厚く御礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。
また、議員皆様方もそれぞれの立場で、被災された地元やとか、あるいは住民の声をお聞きになりまして、それを的確に市役所にお届けいただいたなど、早期復旧に大きな後押しをしていただいたことに対しましても感謝申し上げる次第でございます。
現在、国、府、市で治水対策協議会をつくりまして、市街地の浸水防止対策を検討しております。今後の進捗に、またいろいろと皆さん方にもご協力をお願いする次第でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
一方、ことしを振り返りますと、成美高校の選抜甲子園ベスト8の進出でありますとか、そういったうれしい出来事でありますとか、駅前のランドマークとなる市民交流プラザ、別名ききょうと愛称で呼んでおりますけれども、これのオープン、さらには
市民病院の救急救命センターの完成、それから公設市場の横に障害のある人、ある
子どもたちの歯科診療の開設、それから国道9号福知山道路堀地区の供用開始なども、誰もが住みやすく、そしてまた魅力的なまちづくりに進んできたと、このように思っておるわけでございます。
さて、平成27年度、これはちょうど1市3町が合併し、新しい福知山市となってちょうど平成28年1月1日で10年となるわけでございますけれども、2年連続のそういった水害の力、強い復興に向けまして、全国からの本当に多くの方々のボランティアによりまして、人と人とのつながりといいますか、きずなといいますか、それを再認識したわけでございます。そういった力、そういったものを変えて、安心安全の礎となる強力な治水対策を進め、これからも住み続け、住んでみたい町になるように、私ども地域創生に取り組んでまいりたいと、このように思っておるわけでございます。
こうした思いから、来るべき年、次なる10年に向けまして、福知山未来創造、人と地域をつなぐ幸せの舞台づくりの都市にしたいと、このように思っておるわけでございます。あくまでも、基本姿勢は「市民ど真ん中」に置いておりまして、そういったこと、初心を忘れずに、確固たる意思と、そしてまた大いなる使命を持って、市長の任を務める所存でございます。
議員の皆様方の一層のご協力、そしてまたご理解をお願い申し上げる次第でございます。
結びになりますけれども、この1年の市政推進に対する御礼と、そしてまた皆さん方はもとより、ご家族おそろいで、健やかで、そしてまたすばらしい新年を迎えられることをご祈念申し上げまして、私のご挨拶にかえさせてもらいます。本当に皆様方、この1年いろいろお世話になりましたことに対しまして、厚く御礼申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。
○(奥藤 晃議長) それでは、この後、午後2時10分から全議員協議会、その後、議会運営委員会を順次開催しますので、よろしくお願いいたします。
皆さん、大変お疲れさまでした。
午後 1時57分 終了
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
福知山市議会議長 奥 藤 晃
福知山市議会議員 高 橋 正 樹
福知山市議会議員 塩 見 日出勝...